提督「えっ、何これは。」 (18)

ボーキ「食い尽くされた。」カラッ

提督「ボーキサイトが...ない!」

提督「やばい...空母運用出来ない...」

大淀「大型建造で全部溶かしたんじゃ...」

提督「いや、俺はここ一週間建造した事はない。」

大淀「神に誓って?」

提督「うん。」

大淀「じゃあれですね。空母の赤い方。」

提督「あいつか?ちょっと聞いてくる。」

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ボーキサイトが喋ってんじゃねえか

提督「赤城、ボーキサイトが急に無くなったんだけど知らない?」

赤城「知りません。寧ろ最近食べ過ぎでダイエットしてるんですよ。」

加賀「赤城さん、遂に体重70kgになりましたから...」

提督「そうか?すまんな、疑って。」

赤城「いえいえ、いつも食べていますからね。疑われて当然かと。」

提督「自分で自覚してるなら少しは自重しろ。」

赤城「はい...。」

大淀「赤城さんでは無いのですか...じゃ...妖精さぁん?」

妖精「ヒッ」

大淀「監視カメラの映像を見せてください。」

妖精「うん、いいよ」

提督「...怯えてたけど何があった?」

妖精「前にボーキの数が急に0になったときにすんごい拷問された...」

提督「ああ、赤城が裏で食ってたっていうあの事件か。拷問の内容は?」

妖精「言えない...言うと殺される...」ゾワッ

大淀「提督?何お喋りしてるんですかぁ?」

提督「ヒッ」ゾクッ

21:00:00
提督「ここから俺の見回りが終了。空母と戦艦と潜水艦と重巡洋艦、秘書艦以外は外出禁止。」

大淀「確か夜戦バカが騒ぐからでしたっけ。」

提督「ああ。軽巡洋艦で秘書艦以外で夜間外出していいのはお前だけだよな。」

大淀「はい、那智さんと飲みにいってました。」

提督「で、ボーキに異常なし。」

大淀「常に暗いから赤外線でしたっけ。」

提督「ああ。」

21:36:29
提督「!止めろ!」

大淀「はい!」

提督「これは...」

提督「えっ!」

大淀「これは...空母棲姫!」

提督「敵じゃないか!」

大淀「き、緊急放送流します?」

提督「そ、そうしてくれ...」

ブー ブー ブー ブー

時雨「なんだい!?」

吹雪「ブザー?」

足柄「落ち着いて!緊急放送よ!」

大淀「緊急放送!緊急放送!」

大淀「昨夜2136に敵艦が鎮守府周辺に上陸していました!」

エエッ ザワザワ
大淀「艦娘は哨戒、及び迎撃の準備をしてください!」

大淀「上陸した敵艦は空母棲姫!気を引きしめて警戒をしてください!」

ブー ブー ブー ブー

吹雪「姫級!?」

電「迎撃出来るかなぁ...」


空母棲姫?「マズイワネ...オオゴトニナッチャッタ。」

赤城「あら、こんにちは!新しい子かしら?」

空母棲姫「ヘッ?」

赤城「空母ですよね?いっぱいお食べになるんですか?」

空母棲姫「ハイ...エッ?」

赤城「仲間が出来たわ~♪」ルンルン

空母棲姫「相変ワラズ変ナ鎮守府ダ...」

長門「っ!」ガシャン

長門「撃てーっ!」バァンバンバン

空母棲姫「ヒッ」ブオーン

ながもん「わあっ!可愛い!」

ネコヤキ「は?」

ながもん「待てーっ」

ネコヤキ「ひーっ!変態だーっ!」

空母棲姫「フウ。変装とは言え疲れますね...」

空母棲姫「火の車となって沈んでいきそうね、この鎮守府。」

提督「よう、空母棲姫」

空母棲姫「ッ!?ヤバい!」

提督「いや、加賀か。」

提督「変装で資材を盗むとは感心せん。」

加賀「よくぞお気づきで。」

提督「お前の十八番だろ?変装は。」

加賀「髪まで妖精さんに無理言って伸ばして貰いました。それほど気合いを入れていたのに...」

一般通過ヲ級「ヲ!?ネコヤキ。ナニシテルノ。」

ネコヤキ「嫌だ死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない」

一般通過ヲ級「アッコレカンムスノダ」

ネコヤキ「うわーっ!ヲ級だー!」

ヲ級「ヨクデキテル...」

加賀「零をネコヤキにもしました。」

提督「気合い入ってんな。」

加賀「ボーキ美味しかったです。」キラキラ

提督「ったく何が誇りだ埃だろうが。」ボソ

加賀「頭に来ました。」キリキリ

瑞鶴「このネタいいな。採用。」

提督「悪い子は解体...」

加賀「すいませんでした自費でボーキ買ってきます。」

提督「全く、ケッコンしてもコレなんだから。」

大淀「犯人は加賀さんですか。」

提督「はい。」

明石「提督、金、金、金。」

提督「は?何も買ってないぞ。」

明石「加賀さんが提督にツケといてって。」

悪加賀「やりました。」ニヤ

提督「」

大淀「」

提督「大淀、空母寮に電報。加賀の飯一日抜き で宜しく。」

大淀「ついでに甘味3日禁止を入れても良いでしょうか。」

提督「いいぞ。後緊急措置の解除よろしく。」

大淀「わかりました。」

加賀「自費で払うなんて冗談じゃないわ。」

赤城「加賀さん...」

赤城「加賀さん所持金0ですよね?」

加賀「...ハイ。」

赤城「しょうがないですね、はいこれ」つ1円

加賀「艦娘用おもちゃ銀行のじゃないですか」

赤城「バレましたか。」

加賀「駆逐艦の子達と遊んでいるから...」

ながもん「おい加賀今度秘書艦変われ。」

加賀「ここは譲れません。」

翌日
加賀「ちょっと待って!私のご飯が無いじゃないですか!ご飯食べるために早起きするの!」

赤城「加賀さんは飯抜きみたいですよ。」ムシャムシャガツガツムシャムシャガツガツ

加賀「」

加賀「発艦!」ブオオン
ドーン
提督「」

提督「あ、あああああ...」

加賀「どうしたの?」

提督「...」つ拳銃

加賀「?」

元帥「」シーン

提督「取り返しがつかない...もう...自害しか...」カチ

拳銃「弾切れですよ。」

提督「なら」つ短刀

提督「さようなら。」ザシュ

加賀「ヒッ」

瑞鳳「提督!卵焼き...へ?」

瑞鳳「加賀...さん?加賀さんがやったの?」

瑞鶴「何よ騒がしい...あら?」

提督「」シーン

瑞鶴「ヒッ...人殺しよーっ!」

提督(実は生きてるんだけどね。)

提督(づほと七面鳥はただ通りかかっただけ。仕掛人は明石と赤城と暁型と大淀。)

提督(元帥殿も面白そうだと協力してくれた。)

提督(アイツなら爆撃してくると思ったぜ!)

提督(まあ元帥殿は元々来る予定だったから。)

提督(どっちでも良かったんだが。)

大淀「なんの騒ぎです?騒々しい。...はぁ?提督?」

大淀「提督ぅ?ふざけてるんですか?」ユッサユッサ

大淀「...嘘、冷たい。」

大淀「ちょっと提督!?脈は...ない!」

雷「何よ、もー司令官?」

大淀「死んでる...」

瑞鳳「ねえ...元帥さんも死んでない?」

加賀「」

大淀「加賀!貴女なんて事をしてくれたの!?」

赤城「まさか加賀さんが人殺しなんて...サイテー。」

加賀 大破

電「司令官さん!?なんで...なんで...」

ヴェールヌイ「弁解の余地なし。この一航戦の埃は雷撃処分だ。」

暁「ふぇぇ...しれいかぁん...」

明石「よし!雷撃処分用に造ります!」

加賀「えっ...そんな...」

大淀「さて、言い残したいことは。」

加賀「...ありません。あの世で懺悔します。」

大淀「用意!」

加賀「ニタクナイ...ニタクナイ...」

提督「?」

加賀「死にたくない...死にたくない...」ポロポロ

撃てっ!

パンッ

加賀「...あれ?」

提督「よう、加賀の姉ちゃん。元気か。」

【ドッキリ大成功!】

提督「wwwwwww」

赤城「wwwwwww」

ヴェールヌイ「wwwwwww」

元帥「wwwwwww」

大淀「wwwwwww」

元帥「いい娘じゃないか、手放すなよ?」

提督「元帥、フラれたんですか?」

元帥「野郎、ぶっころ」

提督「すいません。」

加賀「ほう。」

提督「?」

加賀「今日の夜を楽しみにしておく事ね。」

提督「」

元帥「あのう...そのー...なんだ...生きて帰ってこい。」

提督「ハイ」ハイライトオフ

元帥「楽しかったよ。有難う。」

提督「いえいえ。」

提督「ア...アアアア...」

加賀「~♪」ツヤツヤ

...暫くして

提督「大型建造するぞー!」

Z3「おー」

提督「今日の狙いはビス子!」

Z3「そう...」

提督「居るだけでいいよ。」

Z3「じゃあスマホを...」

Z3「♪」

高速建造!

武蔵「コンチワー」

提督「」

提督「もういっちょ」

まるゆ「ヨロシクー」

提督「泣きそう。」

5:00:00

提督「きた!」

陸奥「ヨロシクー」

提督「」

提督「これが最後...」

5:00:00

提督「高速建造!」

ビス子「よろしくね。」

提督「」

ビス子「?どうしたの?」

提督「」バターン

ビス子「キャーッ!」

グラーフ「ああ、ビスマルク。来たのか。」

グラーフ「こいつ、歓喜のあまり気絶したのか。」

提督「ハッ!」

グラーフ「ほらな。」

提督「よく来てくれた!」

ビス子「はぁ。」

ちょっと休憩。

19:00位に再開

この謎のテンポ嫌いじゃない

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