ことり・花陽「猫さんDiary」 (43)

4月10日(月)

出会いは、ある春の雨の日でした。





ザー




ことり「すごい雨だな~・・・」

ことり「練習はなかったけど、衣装作りしてたら一人で帰ることになっちゃった。」





ザー




ことり「なんか憂鬱になっちゃうな・・・早く帰ろ!」

そう言って一歩足を進めた時でした。




ガサッ




ことり「ピイッ!?何か動いた!?」

角を曲がった先で何かが動きました。

ことり「何だろう・・・」

恐る恐る角を曲がると・・・



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在日を殺す

花陽「駄目だよ。今体拭いてあげてるんだから動いちゃ。」

ことり「あれ?かよちゃん?」

そこにはかよちゃんがいました。

花陽「え?ええ!?ことりちゃん!?」

かよちゃんは驚いた顔でことりの方を見ました。

ことり「何やってるの?」

花陽「みんなには秘密だよ。これ・・・!」

ことり「!!・・・うわあ~!」

かよちゃんの手の中には、小さな猫さんがいました。

ことり「かわいい~!」

花陽「かわいいよね~!」

「にゃー」

猫さんが小さく鳴きました。

ことり「この子、どうしたの?」

花陽「捨てられてたんだよ。あの段ボール箱の中に。」

見ると、今は空っぽの段ボール箱があります。
かよちゃんの話だと、猫さんはあの段ボール箱の中にいたそうです。

漫画を軸にしてるんだろうけど
かよちゃんは違和感あるよ

ことり「捨てられてたの?・・・ひどい・・・!」

花陽「ひどいよね!こんなにかわいいのに・・・」

花陽「にゃーにゃー鳴いてて可哀想だから拾ってあげたけどさ、多分、お母さんが飼うの許してくれないと思うんだ。どうしよう・・・」

ことり「ことりのお母さんも多分許してくれないかな・・・」

花陽「そうだよね・・・うーん・・・」

ことり「何とかしてあげたいけど・・・」

「にゃー」

また猫さんが鳴きました。

ことり「拾ってって言ってるのかな?」

花陽「そうは言っても・・・」

ことり「・・・よし!ことりの家で飼おう!」

花陽「ことりちゃん!?理事長先生が許してくれないんじゃ!?」

ことり「うん。だから・・・こっそり・・・ね。」

ことりの家



ことり「ただいま~」

花陽「お邪魔します・・・」

ことり「お母さんはいないね・・・当たり前だけど。」

理事長であるお母さんが生徒であることりより先に家に帰ることはまずありません。





ザー





花陽「雨・・・酷いね・・・」

雨は弱まる気配がありません。

ことり「かよちゃんさえ良ければ泊まっていきなよ?」

花陽「ええ!?困るよ・・・」

「にゃー」

ことり「猫さんも泊まっていきなよって言ってるよ?」

花陽「まあ・・・いっか・・・」

ことり「やったあ!」

「にゃー」

ことり「猫さんも喜んでいるみたい!」

花陽「猫さん・・・『も』?」

ことり「あ・・・」

花陽「泊まってって欲しいなら最初からそう言えば良いのに・・・」

ことり「と・・・とにかく!まずは猫さんをどうにかしなきゃ!」

花陽「そうだねー」

「にゃー」

>>4
そうですかね?
自分的にはことりが「花陽ちゃん」って言う方が違和感がありますけど・・・
今更変えるのも変ですし、このままで行きますね。

つまんねーな
ラブライブ板でやれば

「にゃー」

ことり「とりあえず・・・いいかな?」

花陽「いいんじゃない?」

とりあえずお人形遊び用のベッドに入れて見ました。

花陽「よく捨ててなかったね・・・」

ことり「(今も使ってるなんて言えない!)」

ことり「お母さんが帰って来たら・・・どこに隠そうか?」

花陽「ベッドの下とか?」

ことり「覗かれたら終わりだよ?」

花陽「そっか・・・じゃあどこ?」

ことり「クローゼットは?鍵掛けられるよ?」

花陽「そしたら日光に当たらなくて変になりそう・・・」

ことり「ことりが隙を見て外に出してあげるよ!」

花陽「なら・・・いいかな?」

「にゃー」

ことり「あとは・・・食べ物だね。」

花陽「今スマホで調べたら、食べさせちゃいけない物、結構あるみたいだよ。」

ことり「例えば?」

花陽「玉ねぎとかニンニクとか。ユリ科の植物。」

ことり「それは聞いたことあるかな。」

花陽「種子類、球根。」

ことり「ハムスターさんじゃないもんね。」

花陽「イカ、タコ、エビ、カニ、貝等の一部の魚介類。」

ことり「魚介類?ちょっと意外・・・」

花陽「生の豚肉。」

ことり「人間も生じゃ食べないもんね。」

花陽「ブドウ、レーズン。」

ことり「ダメなんだね・・・」

花陽「塩分、味の濃い食品。」

ことり「人間も塩分の摂りすぎはめ!だもんね。」

花陽「牛乳、乳製品。」

ことり「え!?ダメなの!?」

花陽「あ・・・仔猫は大丈夫みたいです。」

ことり「ビックリした~・・・」

花陽「カカオ、チョコレート。」

ことり「チョコレートもダメなんだ・・・」

花陽「カフェイン。」

ことり「・・・ってコーヒーとかに入ってるやつ?」

花陽「それです。後は・・・にぼし、かつおぶし。」

ことり「かつおぶしは猫さんのイメージ強いけどな・・・」

花陽「ナス科のほとんどの植物。」

ことり「トマトとかもダメなんだね。」

花陽「後は・・・アルコールもダメみたいです。」

ことり「いっぱいあるんだね~・・・」

花陽「統合すれば・・・キャットフードが一番無難かな?」

ことり「そうだね。今度買いにいこうか!」

花陽「うん!」

「にゃー」

※食べ物の情報はウィキペディアを参考にしました。

数時間後

親鳥「ただいま。」

ことり「お帰りなさい!」

花陽「あ・・・お邪魔してます!」

親鳥「あら、小泉さん。お泊まりかしら?」

花陽「あ・・・はい!そうです!」

親鳥「ゆっくりしていってね。」

花陽「はい!」






ことりの部屋

ことり「ここからが本番だよ・・・!」

花陽「ばれたらそれで終わりだもんね。」

ことり「いい子だから大人しくしててね。」

「にゃー」

ことぱな「ダメ!」

親鳥「あれ?今、猫の声が・・・」




スタスタ







花陽「理事長先生来るよ~!」

ことり「どうしよう・・・そうだ!」






ガチャ!

ことり「にゃ・・・にゃ~!」

花陽「にゃあ!にゃにゃ~!」

親鳥「」

ことり「にゃあにゃあ♪にゃにゃ♪」

花陽「にゃあにゃあ♪にゃにゃにゃ?」

ことり「にゃあ。」

花陽「にゃあ!にゃにゃ~!」

ことり「にゃあ~♪」

花陽「にゃあ~♪にゃあにゃあ♪」

親鳥「・・・ねえ。」

ことり「にゃにゃ?(約:何?)」

親鳥「・・・何やってるのよ・・・」

花陽「にゃにゃにゃーにゃっにゃにゃー。(猫さんごっこです。)」

ことり「にゃにゃーにゃーにゃにゃにゃ?(お母さんもやる?)」

親鳥「・・・遠慮しとくわ・・・」スタスタ

ことり「にゃっにゃー・・・(そっかー・・・)」

花陽「にゃーにゃーにゃにゃ。(残念です。)」

ことり「・・・もういいかな?」

花陽「唐突に猫の真似始めるなんて・・・」

ことり「いい思い付きだったでしょ?」

花陽「恥ずかしかったです・・・」

ことり「ことりも・・・」

花陽「理事長先生に変な人達だと思われたかな?」

ことり「・・・多分ね・・・」







その頃の親鳥

親鳥「家の娘達が変な事を・・・!」

親鳥「どこで教育を間違えたのかしら・・・」アタマカカエ

>>12の後、おまけ

ことり「にゃー・・・にゃー・・・」スースー

花陽「にゃあ・・・にゃあ・・・」スースー

寝言がにゃーにゃー。

ことり「にゃーん・・・」スースー

花陽「にゃーお・・・」スースー

4月11日(火)

音ノ木坂学院 屋上




海未「練習を休みたい?」

ほののぞえりにこまき「!?」

ことり「そうなの。海未ちゃんお願い!」

花陽「今日だけでいいんです!明日からはちゃんと参加するから・・・」

海未「・・・」

ことぱな「・・・だめ?」ウルウル

海未「!?・・・くっ・・・」

海未「・・・仕方ないですね。明日からはしっかり練習に励んでくださいね?」

ことり「もちろんだよ海未ちゃん!」

花陽「ありがとう海未ちゃん!」

海未「いえいえ・・・」




バーン!




凛「今日も練習、いっくにゃ~!」

ことぱな「にゃ~・・・」ピクッ

うみりん「?」

ことり「海未ちゃん!みんな!じゃあね!」タッ

花陽「また明日ね!」タッ

海未「・・・」

穂乃果「ほんっと海未ちゃんことりちゃんに甘いよね!」

海未「・・・何ですって?」ニコニコ

穂乃果「ヒイッ!・・・何でもないです!」

凛「それにしてもどうしたんだろ?」

にこ「明らかに何か隠してるわね。」

真姫「何それ?イミワカンナイ!」

希「なるほど・・・面白そうやん?」

絵里「希!余計な事しなくていいからね。」

希「分かっとる分かっとる♪」

ことり「凛ちゃんの『にゃ~』に思わず反応しちゃった・・・」

花陽「花陽も・・・」

ことり「早くキャットフード買ってあげないと♪」

花陽「そうだね!」




ペットショップ




ウィーン




店員「いらっしゃいませー」

ことり「うわあ~!」

花陽「かわいい~!・・・じゃなくて!」

ことり「いけない!本来の目的を忘れちゃうところだった!」

花陽「しっかりしてよ~!」

ことり「ごめ~ん!」

花陽「ペットの餌は・・・あっちかな?」

ことり「行こう!」

>>4
>>14を書いてて意味が分かりました。
時空が歪んでたということですね。

ペットの餌コーナー



ことり「・・・って一口に言ってもいろいろあるんだね・・・」

花陽「どれにすればいいんだろう・・・」

店員「お困りですか?」

ことり「猫さんのためにキャットフード買いに来たのですけど、どれが良いのかな?・・・って・・・」

店員「猫ちゃんの大きさはどのくらいですか?」

花陽「仔猫で、まだ小さいんです。」

店員「それでしたら、この小さいサイズがよろしいかと。」

ことり「ありがとうございます!」

店員「まだ小さいのなら、ぜひミルクをあげてみてください。かわいいですよ。」

花陽「はい!ありがとうございました!」

店員「またのお越しをお待ちしております。」

ことりの家・ことりの部屋




ことり「ただいま~。」

花陽「お邪魔しま~す。」

「にゃあ」

ことり「猫さんいい子にしてた?」

「にゃあ!」

ことり「そうなの?いい子だね!そんな猫さんにプレゼントです!」

花陽「ことりちゃんと二人でキャットフード買ってきたんだよ!」

「にゃあにゃあ」スリスリ

ことり「今あげるから大人しくしててね~・・・」




カラカラカラ

「にゃあ!」パクパク

花陽「美味しい?」

「にゃあ!」

ことり「えへへ・・・良かった♪」

花陽「練習休んでまで買いにいった甲斐があったね!」

ことり「うん!」

「にゃあ♪」ゲップ

花陽「そういえば名前どうしよう?」

ことり「そういえば・・・」

ことぱな「う~ん・・・」

ことり「猫さんでいいんじゃないかな?今まで(って・・・一日だけど・・・)そう呼んできたんだし!」

花陽「花陽も同じ事考えてた!」

ことぱな「いいかな?」

「にゃあ!」

ことり「決まりだね!」

花陽「これからも宜しくね!猫さん!」

猫さん「にゃあ!」

こうして猫さんは・・・

ことりの部屋のクローゼットでこっそり飼われていたけど・・・

それがばれてしまうまでに、そう時間はかかりませんでした・・・

4月29日(土)





ことりの家




ピンポーン





ことり「はーい!」





ガチャ!




花陽「ことりちゃ~ん!来たよ~!」

ことり「かよちゃ~ん!上がって!上がって!」




ことりの部屋






ことり「猫さん!かよちゃん来たよ!」

猫さん「にゃ~!」ジャーンプ!

花陽「あわわわ・・・」

ことり「ずっとかよちゃんに会いたかったみたいだね!」

花陽「くすぐったいよお・・・」

猫さん「にゃあ~!」スリスリ

ことり「えへへ~かわいい~!」





ガチャ!





親鳥「ことり!お菓子とジュース持ってk・・・」

ことぱな「あ」

猫さん「にゃあ♪」

親鳥「ことり?小泉さん?どういうことかしら?」ニッコリ

ことり「え~っと・・・」

花陽「うぅ・・・」

ことぱな「ダレカタスケテー!」

親鳥「どういうことなの!」

猫さん「にゃあ!」

ことぱな「」ショボーン

親鳥「成る程・・・捨て猫を拾ってきた訳ね・・・」

ことり「ごめんなさい・・・」

花陽「隠すつもりはなかったんです・・・」

親鳥「謝罪も言い訳も要らないわ。」

ことぱな「」ビクッ

猫さん「にゃあ?」

親鳥「今すぐ捨てて来なさい。」

ことり「でも・・・」

親鳥「捨てて来なさい!」

猫さん「にゃあ?」

ことり「・・・はい。」

花陽「ことりちゃん!」

ことり「行くよ、かよちゃん。」

花陽「・・・うん。」

ことり「猫さんおいで。」

猫さん「にゃあ。」ヒラリ

ことり「・・・捨てて・・・来ます。」ガタッ

親鳥「・・・はい。」

花陽「ことりちゃん待って!」ガタッ





親鳥「・・・蛙の子は蛙、とはよくいったものね。」

ことり「うぅ・・・お母さん・・・酷いよお!」ポロポロ

花陽「ごめんね。花陽が来たせいで・・・」

ことり「かよちゃんのせいじゃないよお・・・」ポロポロ

花陽「ことりちゃん・・・」

猫さん「にゃあ・・・」ペロペロ

ことり「・・・猫さん?」ポロポロ

花陽「・・・泣かないで、って言ってるのかも。」

ことり「かよちゃん・・・」

猫さん「にゃあ」ペロペロ

ことり「・・・そうだよね。ことりが泣いてるところなんて見たくないよね。」ナミダフキフキ

花陽「ことりちゃん!」

ことり「ごめんね・・・猫さん」ギュッ

猫さん「にゃ~。」ジタバタ

ことり「それで・・・猫さんどうしようか?」

花陽「μ'sのみんなにも秘密だからね・・・」






「あれ?ことりちゃんに花陽ちゃん?」

ことぱな「え?」



















希「何やっとるん?」

ことぱな「希ちゃん!」

希「なるほどな~この子捨てられとったんか~」ナデナデ

猫さん「にゃあ~」マルクナル!

ことり「うん。」

希「それ拾ってあげたなんて優しいやん?」

花陽「エヘヘ・・・」

希「にしても理事長先生も無慈悲な事言うな~」

ことり「そうだよね!酷いよね!」

希「こんなかわいいんやし、また捨てられるのは可哀想やん?」

花陽「花陽もそう思います!」

ことり「希ちゃん!何か策はない?」

希「そう言われてもな~・・・そうや!」

花陽「何かあるんですか!?」

猫さん「にゃあ?」

希「あそことかエエんちゃう?」

ことぱな「あそこ?」

希「そうや!」

希「神田大明神や!」

ことり「なるほど~!」

花陽「すっかり忘れてました!」

希「段ボール箱に入れておけば、みんなも飼ってるとは思わんやん?」

ことり「なるほど!」

花陽「その問題も解決ですね!」

希「ここならウチも毎日様子見できるしな。」

ことり「希ちゃん!そこまで考えて・・・!」

花陽「やっぱり先輩って頼りになりますね!」

希「そうやろ?」

ことり「(ことりも先輩なんだけどな・・・)」

ことり「ねえ希ちゃん!この事・・・」

希「安心しい。ウチは誰にも言わんから。」

ことり「希ちゃん・・・」

花陽「希お姉さま・・・ハッ!」←思わず

希「ウチはそんな大それたもんやないよ。」

希「他のμ'sメンバーにこの事言うのは簡単やけどさ、」

希「そんなことしたってどうにもならんやん?」

希「それに・・・ことりちゃんと花陽ちゃんと3人だけの秘密なんて燃えるやん?」

ことぱな「希ちゃん・・・!」

つまんね

希の関西弁がきつい

見てるぞ

夕方

猫さん「にゃあ!」

ことり「また明日来るからね~!」

花陽「バイバイ~!」

希「大人しくしときいよ?」

猫さん「にゃあ~!」

希「ほな!明日練習の後でまた来ような。」

ことぱな「うん!」

こうして、私達の神田明神通いが始まりました。

>>7
ことりのかよちゃん呼び好き

>>29
同じく。

4月30日(日)

海未「今日の練習はここまでです。」

穂乃果「疲れた~!」

凛「今日もスパルタだったにゃ~・・・」

海未「なんですって?」ニコニコ

凛「き・・・今日もいい汗流せたな~って!」

海未「そうですか。それは良かったです。」

穂乃果「(全然よろしくない言い方だし!)」

花陽「ことりちゃん!希ちゃん!早く!」

ことり「かよちゃん早いよ~」

希「(何であんな元気なん!?猫さんパワー凄まじい!)」

ことぱな「希ちゃん!」

希「今行く~!」




にこ「花陽とことりと希・・・珍しい組み合わせね・・・」

絵里「3人で何を企んでるのやら・・・」

真姫「さあ・・・」





神田大明神

のぞことぱな「猫さ~ん!」

猫さん「にゃあ!」トビツキ

ことり「約束通り来たよ~!」

花陽「はい!ミルクとキャットフード追加!」

希「鞄に忍ばせてたんか・・・」

花陽「猫さんのためなら!」

猫「にゃあ!」

ことり「あはは・・・」

こんな楽しい日々、ずっと続けば良かったのに・・・

結局「秘密」は・・・
3人の物じゃ無くなってしまうのです・・・

6月9日

海未「それでは練習を・・・おや?凛!花陽はどうしました?」

凛「かよちんはお休みだよ。熱出しちゃったって。」

絵里「最近暑くなって来たから体調管理はしっかりしないと。」

凛「かよちんに言っとく。」

海未「あなたたちもです!」

凛「分かってるよ!」

練習終了後・・・

ことり「それじゃあお先に失礼します♪」

希「ウチも!」

穂乃果「最近練習終わったらすぐいなくなるよね。あの二人と花陽ちゃん。」

真姫「何やってるのかしらね。」

にこ「さあね。」



花陽「うぅ・・・」

プルルルル・・・

花陽「あ・・・電話・・・よいしょっ・・・と。・・・もしもし?」

ことり「かよちゃん!ことりだよ!」

花陽「・・・ことりちゃん・・・」

ことり「お熱・・・大丈夫?」

花陽「・・・大丈夫な声してますか?」

ことり「・・・だよね・・・お大事にね。」

花陽「うん・・・」

希「どうやった?」

ことり「大分苦しそうだった・・・」

希「しばらく猫さんの世話は二人でやることになるな。」

ことり「そうだね・・・」

神田大明神

ことり「猫さ~ん!」

希「来たで~!」

猫さん「にゃあ!・・・にゃあ?」ソワソワ

ことり「あれ?・・・どうしたんだろう?」

希「花陽ちゃんが居ないの気にしてるんとちゃう?」

猫さん「にゃあ~」キョロキョロ

ことり「ごめんね。かよちゃん熱出しちゃって・・・しばらくここにはこれないんだ・・・」

希「ごめんな・・・」

猫さん「にゃあ~・・・にゃ!」ダッ

ことり「ちょっと!猫さん!どこにいくの!」

希「アカン!追い掛けないと・・・!」

まだかな?

>>34

すいません。忙しくて・・・
今から書きます。

ことり「どうしよう!見失っちゃった!」

希「どこいったんや・・・」

ことり「もしかして・・・かよちゃん家?」

希「まさか!場所知らんはずやろ!?」

ことり「それは・・・何か・・・本能的な部分じゃないかな?」

希「花陽ちゃんに一番なついてたからな・・・」

ことり「会いたいって気持ちが、かよちゃん家に向かわせてるんじゃないかな?」

希「無茶苦茶やけど・・・偶然にも花陽ちゃん家はこの辺りや・・・」

ことり「かよちゃん家に行ってみようよ!かよちゃんの様子もみたいし!」

希「そうやな。途中でひょっこり出てくるかもしれんし。」

花陽家前

ピンポーン・・・

花陽母「はーい!」バタバタ

ガチャ

花陽母「あら?確か・・・ことりちゃんと希ちゃん・・・だっけ?」

ことり「そうです!」

希「花陽ちゃんが熱出したって聞いて、来たんです!」

花陽母「・・・すごい偶然ね。」

ことのぞ「へ?」

花陽母「同じ理由で凛ちゃんと真姫ちゃんが来てるのよ。」

希「凛ちゃんと真姫ちゃんが?」

花陽母「ええ。あなた達も顔見せてあげて。あの子、喜ぶわ。」

ことり「それじゃあ、お邪魔しまーす。」

希「お邪魔しまーす!」

花陽の部屋

ことり「かーよちゃん♪」ガチャ

希「凛ちゃんと真姫ちゃんもやっほー!」

花陽「ことりちゃん・・・希ちゃん・・・」

凛「二人も来たの!?」

真姫「みんな考える事は同じなのね。」

ことり「え?みんな?」

真姫「凛と花陽家に行くって言ったら、みんなも後で行くって言い出して・・・」

凛「かよちんに迷惑じゃない?って言ったけど聞かなくて。」

希「・・・(ことりちゃん!ちょっとまずくない?)」ヒソヒソ

ことり「・・・(みんな揃ってる状態で「にゃあ!」とか言って出てきたら・・・)」ヒソヒソ

花陽「・・・」チョイチョイ

ことり「?」

花陽「猫さんは?」ヒソヒソ

希「それが、さっき逃げちゃって・・・」ヒソヒソ

花陽「ええ!?ニゲチャッタノオ!?」ヒソヒソ

ことり「探してるうちに近くに来たから寄ってみたんだけど・・・」ヒソヒソ

花陽「ここには来てないよ?・・・多分。」ヒソヒソ

希「どうする?」ヒソヒソ

花陽「何かあったら・・・」ヒソヒソ

真姫「何話してんのよ!」

凛「凛達にも聞かせてよ!」

花陽「ああ・・・熱が・・・(半分演技)」

凛「かよちん!しっかり!」

真姫「あんたが熱で寝込むなんてらしくないわよ。」

花陽「ごめんなさい・・・(セーフです!)」

ことり「セーフ、なのかな?」ヒソヒソ

希「さあ?」ヒソヒソ

穂乃果「花陽ちゃ~ん!!」

にこ「来てやったわよ!」

海未「二人とも!静かにしてください!」

絵里「花陽に迷惑でしょ!」

花陽「大丈夫だけど・・・」

ことり「かよちゃんは安静にしないとだからね。」

希「ゆっくり養生しぃ。」

花陽「うん・・・」

ガサガサ・・・

凛「あれ?」

真姫「何か動いた?」

のぞことぱな「(まさか!)」

絵里「何!?何い!?」

にこ「絵里!抱きつかないでよ!」

海未「穂乃果もです!」

穂乃果「だって・・・ゴ○ラとか・・・」

海未「居るわけないでしょう!」

真姫「仮に居るとして、海未が倒せるの?」

凛「流石の海未ちゃんでも無理だよwww」

ガサガサ

絵里「出てくるぅ~!」

のぞことぱな「だめぇ~!」

猫さん「にゃあ!」ヒョイ

のぞことぱな「(ああ・・・)」

猫さん「にゃー!」(花陽にジャンプ)

花陽「ぴゃあ!(終わった・・・)」

のぞこと「(花陽\かよ)ちゃんに飛び込んだ!?」

↑ 知らないふり

花陽「二人とも!知らないふりしな・・・あ!」

海未「詳しい話を聞かせて貰いましょうか?」ニコニコ

のぞことぱな「はい・・・」

海未「捨てられていたのですか。」ナデナデ

猫さん「にゃあ。」ヒョイ

↑ 花陽の元に移動

花陽「ありゃ。」

海未「くっ・・・」

穂乃果「海未ちゃん怖い顔しない。」

絵里「神田大明神で飼うなんて、いかにも希が思いついたような・・・」

希「思いついたのウチやし。」

ことり「3人だけの秘密には出来なかったね・・・」

凛「言ってくれれば良いのに!」

真姫「水臭いわよ!」

のぞことぱな「ごめんなさい・・・」

凛ちゃんくしゃみしないな

はよ

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