ライナー「俺は……。」(68)

訓練が終わり、すっかり暗くなった訓練所の外に、3つの影があった。

ライナー「と、言うわけで多数決開始!! 戦士としてこのままスパイ活動がいい人!!」

ベルトルト&アニ「…」

ライナー「兵士となって人間として生きたい人!!」

ベルトルト&アニ「はい!!!人間さいこー!!」

ライナー「…そうか。」

半端な糞野郎どもがwwwww

期待www

ライナー「多数決は絶対だ。だがな、俺たちは幸せになっていい資格があるのか?」

ベルアニ「それは…」

ライナー「忘れたわけじゃないだろ?俺たちは壁を破壊し、沢山の人の命を、人生を奪った。そんな奴等が…こんな」アニ「ライナー」「?」

アニ「私はもう駄目なんだ…限界なんだよ…、あいつらを騙して生きるのが…。」

ベルトルト「ライナー、君はどうなんだ?僕はいつも君といるからわかる。君はエレンやアルミン、皆と下らない冗談を言い合ってるときが一番君らしい顔をしている。」

ライナー「……俺は」

???「ライナー!ベルトルト!俺はここで食われて死ぬ!でもお前らは!!!お前らはーー」

ライナー「俺は……」

???「俺は…殺さなきゃいけねぇと思った…。奴等をこの世から一匹残らず…!」

ライナー「俺は………!」

翌日
エレン「アルミン、ミカサ、お早う。」

アルミン「おはよう、エレン。」

ミカサ「お早う。席について、速く食べないとご飯をサシャに食べられてしまう。」

エレン「おう!!」「おはよう!!!」
エレン「うわ!?ベルトルト!?」

ベルトルト「そうだよ!!僕だよ!!」ゲンキリンリン

エレン「おどかすなよ…なんかいつもと違うなお前…」

ベルトルト「もうコミュ障のふりなんてしなくていいんだ!!yes!自由!」

エレン「お、おう」

ベルトルト「それじゃ!愛しのアニと朝ごはんを食べてくるから!アディオス!!」~♪

アルミン「嵐のようだったね…」

エレン「さりげに好きな人ばらしてたしな」

ミカサ「私は気づいてた」

ベルトルト「人間さいこおおおおおおおおおお!!!!」

ジャン「なんだ!?」

翌日
エレン「アルミン、ミカサ、お早う。」

アルミン「おはよう、エレン。」

ミカサ「お早う。席について、速く食べないとご飯をサシャに食べられてしまう。」

エレン「おう!!」「おはよう!!!」
エレン「うわ!?ベルトルト!?」

ベルトルト「そうだよ!!僕だよ!!」ゲンキリンリン

エレン「おどかすなよ…なんかいつもと違うなお前…」

ベルトルト「もうコミュ障のふりなんてしなくていいんだ!!yes!自由!」

エレン「お、おう」

ベルトルト「それじゃ!愛しのアニと朝ごはんを食べてくるから!アディオス!!」~♪

アルミン「嵐のようだったね…」

エレン「さりげに好きな人ばらしてたしな」

ミカサ「私は気づいてた」

ベルトルト「人間さいこおおおおおおおおおお!!!!」

ジャン「なんだ!?」

連投しちった

アニ「おはよ…」

ミーナ「おっはよー!アニ!」

アニ「あー。ちょっと今大声やめて…、頭痛い…。」

ミーナ「あ、ごめん、「あの日」だった?」「違うし」

アニ「はー、昨日色々あってテンション上がって酒飲みまくってたんだよ…」

ミーナ「あ、そうなんだ。……………………………え!??」

アニ「あー、頭いたーい」

ミーナ「」ポカーン

アニ「あーたーまーいーたーいー」

ユミル「おい、アニはなにしてんだ?」

ミーナ「昨日お酒飲みすぎて頭いたいんだって…」

ユミル「ハァ!? コイツが酒!?嘘だろ!?」

アニ「あ~」グデーン

クリスタ「アニ大丈夫?水どうぞ?」

アニ「あーりーがーとー」グデーン

ユミル「まじかよ…」

ベルトルト「愛しのアニ!?二日酔いは大丈夫なのかい!!?君がいなくなったら…!君が死んでしまったら…!ああああああああああ」アニ&ユミル「うっせえよ!!」バキッドコッ!

ベルトルト「アッフウウウウウウwww」ビュルビュル

一同(なんだこれ)

エレン「アニがオッサンみたいだな」ゴチソウサマ

アルミン「ベルトルトはなんかアレだし…」ゴチソウサマ

……………………………………………………

ベルトルト「うろ覚えで歌います!リンホラで『ぐれんの何とか』!!」

ジャン「タイトルからうろ覚えかよ!!」

アニ「あー、ごっそさん」シーシー←つまようじで歯の汚れを取っている

ミーナ「やめて!アニ!アニのクールなイメージがああ!!」

クリスタ「シーシー」

ユミル「んなこと真似するな」(かわいい)

エレン「どうなってんだ?」

アルミン「ライナーはさっさっとどっか行っちゃったし…」

食堂の外

ライナー「……ベリック……俺は…」

今日はここまで

一週間後 立体起動訓練

ベルトルノ「いやっほぉぉおおおお!!!!」ギュイーーーーン ズバッ

こにー「べるべるとはえー!!」ギューン

アルミン「ミカサより速いかも…」ギュイーーン

アニ「酒!飲まずにはいられないっ!!大好きなパパと同じことをしている自分がいる!!」ヒュンヒュン

ミーナ「アニ!まってよー!」ギューーン

教官(ベルトルト・フーバー、前々から成績は良かったが明るい性格になったことで弱点である決断を人に任せる癖がなくなった。

アニ・レオンハート、以前は素早く直線的な動きしかできなかったがトリッキーな動きをするようになった。後、手に持ってるのは水だよな?)

期待

格闘訓練

ベルトルエ「北斗!ベルトル拳!!」ベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルベルトルトオオオオ!!!」

ジャン「グハッ!!強い!?」

こにー「ぺるぺるとかっけー!!」

ベルベベベ「…ふっ、他愛もない。」キラーン

アニ「…」ヒュンヒュン

エレン「クソッ!?何で当たらない!?」ブンブン

アニ「フフフ…ヒック…当たるまい。貴様の強烈なパンチもこの『酔拳』の前では無意味…!」

アルミン(なんか始まった)

エレン「すいけん!?」

アニ「すきあり!!」シュバ!ボキッ!!

エレン(あっ、今の音はヤバイ)

エレン「………………………………………………い………痛あああああああああああああああ!!!!」

アニ「みねうちじゃ、安心せい」ドヤ

アルミン「絶対みねうちじゃないよね!?異様な音がしたよ!?」

ミカサ「エレン大丈夫!!?この糞アマが!!」

エレン「~~~~っ!!?………痛くなくなった…?」アルミカ「?!」

アニ「フフフ…、これが酔拳じゃよ。」

エレン「これ教えてくれ!!」

アニ「嫌だポーン♪」

エレン「」

エレン「た、頼むよアニ!」

アニ「~♪」

エレン「何でもするから!!」

アニ「世界を臨む♪エーレン♪」

エレン「お酒あげるから!!」「いいよー」

アルミン「はやっ!!」

ミカサ「ハンネスさん以上に酒好きだ」
教官「今日の訓練は終わりだ!!さっさとその汚い体を洗い飯食って寝ろ!!」
アニ「じゃあ明日から教えてあげるよ。」

エレン「おう!!」

べべぼるべ(ハアハア、僕は今アニに酔っているよ…その目その髪の毛その腕その口その足そのうなじその耳…ハアハア…君の体君の五体全てが魅力的だよハアハア君のその美しさが僕を酔わせ苦しめるんだ…ハアハアもう良いよねききききき君を襲いたいよもう限界なんだ…ハアハアもう僕の超大型巨人がきみとはじめてあった日からずっとビンビンなんだハアハア君のことを考えただけで感じちゃうんだ…ハアハア何度しこっても全然収まらないんだハアハア早く君とつながりたいあああああああああああああイクッ)ビュッビュッ

アルミン&ジャン(なんかベルトルトのズボンの股間部分が湿ってるような…)

お風呂の時間

べるべるべるべ「皆見て見てー!!チンチントルネーーード!!」ブルンブルン←腰を動かしてチンチンを扇風機みたいにしてる

ジャン「暴れんなベルトルト!!うわ近づくな!!うわー!!」

ギャーギャー

エレン「ははっ、ベルトルト最近面白いな。なんかあったのかライナー?」

ライナー「…………」

エレン「オイ!聞いてんのか!?」

ライナー「…ああ、すまん…」

エレン「お前は逆に元気無いし…どうしたんだ?」

ライナー「いや!大丈夫だ…!ただちょっとな…」

エレン「どーせクリスタのこと考えてたんだろ!?」

ライナー「…あ、ばれた?」

一同<ハハハハ チンチントルネード

ライナー「…」

アルミン「……?」

速いけどここまで

寝る!!

フィーバーしすぎだwww

再開するぜ

就寝時間

ベルトルト「寝る!今寝てる!ノンレム睡眠レム睡眠!!ぐーすかぴー!!」

ジャン「うるせーー!!!」

ベルトル「ぐーぐー」

こにー「ねるのはやいなべるべべと!!………ぐーぐー」

ジャン「俺も寝るか…」

エレン「…ぐーぐーくちくー」

ベルトルト「…ニンゲンさいこー……アニぺろぺろ…」

ライナー(ベルトルトは人間として生きることを選び、戦士としての責任と罪の意識で押し潰していた本当の自分を取り戻した…。アニはキャラ作ろうとして迷走してるが、いつもより明るい………………二人とも笑顔を手にしたんだ…。俺も戦士なんて…本当は……)

アルミン「ライナー」ボソ

ライナー「!?…な、何だ?明日も早いからアルミンも寝たほうがいいぞ」

アルミン「ごめん、少し聞きたいことがあるんだ…」

ライナー「おお、俺にできることなら何でも言ってくれ、」

アルミン「いや…、最近ライナー元気ないなと思って…」

ライナー「そ、そうか?」(アルミンに気づかれてたか)

アルミン「ベルトルトは逆に異常に元気だし…なにかあったの?」

ライナー「いや、ベルトルトは元々あんな感じでな、その癖人見知りだから今まであまり目立たなかっただけだ。俺は…、成績の伸びが悪くてな…」

アルミン「ベルトルトが元々あんな感じとは驚いたけど、成績が伸びないって、君は二位じゃないか…僕なんて卒業出来るかも怪しいのに…」

ライナー「ハッハッハッ!じゃあさっさと寝て明日の訓練に備えるんだな!座学トップ!」

アルミン「うん…おやすみ」

ライナー「おお、俺にできることなら何でも言ってくれ、」

アルミン「いや…、最近ライナー元気ないなと思って…」

ライナー「そ、そうか?」(アルミンに気づかれてたか)

アルミン「ベルトルトは逆に異常に元気だし…なにかあったの?」

ライナー「いや、ベルトルトは元々あんな感じでな、その癖人見知りだから今まであまり目立たなかっただけだ。俺は…、成績の伸びが悪くてな…」

アルミン「ベルトルトが元々あんな感じとは驚いたけど、成績が伸びないって、君は二位じゃないか…僕なんて卒業出来るかも怪しいのに…」

ライナー「ハッハッハッ!じゃあさっさと寝て明日の訓練に備えるんだな!座学トップ!」

アルミン「うん…おやすみ」

連投しちった

てへぺろ

192センチがこんなはしゃぎ方してたらすごい迫力だろうな

真夜中

ライナー(……何が兵士としての責任、何が頼れる兄貴、何が…何が…)

???「お前らは兵士でも戦士でもねえよ…ーーザアア…だ。何の罪もない人をザ…ザザザザーーーだ!!」

ベリック「戦士として戦う、そして勝って故郷に帰ろう!」

ああ、ベリック 俺は負けそうだ  敵じゃない。自分にだ。ごめんな…もうだめだ…人類ってさ…人間ってさ………仲間ってさ…

ジャン『この死に急ぎ野郎が!!』

エレン『ああ!?この馬面が!!』

アルミン『止めなよ!二人とも!』

ミカサ『エレン、そろそろ教官をごまかすネタが尽きてきたから止めなさい』

サシャ『毎回私のせいにしてるじゃないですかミカサ!!』

ユミル『あはははは!!この前本当に食堂で屁をした奴がよくいうぜ!!』

クリスタ『もぉー!そう言うこといわないの!!』

こにー『ハハハハハ!いも女!!いも女!!』

サシャ『コニー!!ムキー!パン下さい!!』

仲間って暖かいんだぜ…?



エレン「ライナー起きろ!!点呼始まるぞ!」

ベルとると「朝からお元気!!僕のちんちん!!」

ライナー「!おお!すまねえ、すぐに行く!!あとベルトルトはそれしまえ!!」

俺は決めた、兵士として生きよう。
だってその方が、気持ちがいいから
楽だから
皆と離れたくないから
もう
嫌だから
頼れる兄貴でいたいから

カチッ

巨人に占領された故郷に帰りたいから

巨人を倒す!!そのために兵士になったんだ!!超大型巨人も鎧の巨人も倒す!!

それから二年
訓練兵を卒業する時がやってきた

教官「首席 ミカサ・アッカーマン!

二位 ライナーブラウン!…………」
……………………………………………………
ジャン「俺は憲兵団にするが、お前らはどーする?」

アニ「ふぇぇ、わ、わたしは…その憲兵団に入るよ…」

アルミン「キャラ安定してよ、アニ」

ベルトルト「イエーイ!!僕も憲兵団にするよー!!そしてアニと職場恋愛してハアハアそれで」アニ「いや、私はアルミンと結婚するから////」

べ「…え」

アルミン「ア、アニ!!…ごめんベルトルト…僕らは付き合ってるんだ」

エレン「俺はフラグ立ってたのに振られた」

アニ「///」

べ「」

ジャン(ご愁傷さま)

エレン「ライナーはどうする?」

ライナー「………俺は」

ライナー「俺は調査兵団になるぜ!!」

エレン「…お、お前…」

ライナー「おいおいエレン!『お前は二位だから憲兵団になれ』なんていうなよ?俺が今まで頑張ったのは巨人と戦うためだからな!それにお前やアルミンをほっとけねえよ!!」

アルミン&エレン「ラ、ライナー…」ウルッ

ベルトルト(ライナー、悩んでたようだけど、決めたんだね)

ライナー「さあ、今日で104期訓練兵団は解散だ!!飲もうぜ皆!!」

一同「イエーイ!!」

兵士たちは大いに騒ぎ、酒を交わした。今日ばかりは教官も見逃した。そして夜はふけ、兵士たちは自分の寝室に戻り、気持ちよく眠った。

半端なクソヤロウ達も、これ以上人を殺さない道を選んでよかったと思い、眠った。

ベルらると「あ…アニ…どうして?君はショタコンだったのかい?確かにアルミンは可愛いけど……うーんうーんzzz」

ジャン(うるせー)
……………………………………………………
アニ「…あ、アルミン…///こんなところ誰かに見られたら…///…ぐーぐー」

ミーナ&クリスタ&ユミル(夢の中のアルミンと一体何を……///?)

ライナー「……zzz」

アルミンが走る巨人の気を引くために巨人の前を馬で走り、自分はブレードを握り、巨人の足首にアンカーを打ち出し、馬から跳びワイヤーを巻きとり、足のアキレス腱を切り裂く、そして倒れた巨人のうなじをエレンが切り裂く。アルミンの作戦通り、俺たち三人は笑顔でガッツポーズ。

もう何度も見た夢。もう何度も………いつからこの夢見てたっけ?……ああ、村に住んでたころからだ、ガキの頃からの夢が叶う。あと少しで叶う。そしたらこの夢も夢じゃなくなるだろう。

そういえば、この夢の続きを見たことないな、いつもガッツポーズしたら誰かに起こされてた。

このあと何があるんだ?そう思ってると夢の中の三人の前に巨大な影が現れた。

鎧の巨人だ…。

今日はここまで

お休み


ベルトルトのフィーバーぶりに笑ってたらシリアス展開になっとる…
まったく焦らし上手な>>1

続きが気になりすぎて死ぬ

頼む
>>1オレを助けて

再開するぜ

ベルのフィーバーぶりと対照的なライナーの葛藤がこの話のミソだぜ

あとアニはアルミンと付き合うということ以外はキャラフワフワだぜ。

ミカサが空気だぜ。

鎧の巨人をみたエレンが表情を変えた。

エレン「ーーーーー」

エレンが何か言ったようだが全く聞こえなかった。どうしようと考えているとアルミンが

アルミン「二人とも!!コイツは人類の敵そのものだ!!今ここには僕らしかいない!!僕らがやるべきだ!!」

そしてエレンとアルミンは鎧の巨人にとびかかった。そこからは一瞬だった、まず鎧の巨人は肩に刺さったエレンのアンカーをつかみ、エレンを叩きつけた。

そして次にうなじに飛んできたアルミンをキャッチし、握り潰し地面に落とした。

俺は何してる?二人とも生きている様だがあのままでは死んでしまう、おれが何とかしなければ、俺が戦わなくては!!

鎧の巨人がこちらを見ている。

なめやがって!チクショウ!なんで…なんで俺の体はうごかない!?今すぐアイツを殺したいのに!!何故だ!?

そんな俺に鎧の巨人はこう言った。

『お れ は お ま え だ 』

突然視界が真っ暗になる

???「ああ、わかったよ…俺は…ザザ…ザしかねえ、がん…ザアアア

お前らが出来るだけ苦しんで死ぬよう、努力するよ…。」

早朝
エレン「ライナー!!起きろ!!」

ライナー「うう、ん?朝か…」

アルミン「スゴいうなされてたけど大丈夫?悪夢でも見たの?」

ライナー「…んん?何だっけ忘れた…」

エレン「はあ?なんだそりゃ?ま、具合が悪いわけじゃないならいいや、アルミンいこーぜ」

アルミン「あ、うん」

ライナー「今日どこかに行くのか?」

エレン「は?今日は『屈辱の日』!ウォール・マリアが破壊された日だろ!忘れたのか?」

アルミン「僕とエレンとミカサで慰霊祭に行ってくるのさ」

エレン「母さんの墓参りってとこだな。つっても死体はシガンシナ区に置き去りだが…」

ライナー「そ、そうか。じゃあ俺も行こうかな…」

エレン「おお!そうか!じゃあさっさと着替えろ!じゃないとミカサがこの部屋に来ちゃうからな!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

慰霊碑

ライナー「結構人がいるな…」

アルミン「…多分皆犠牲者の家族、親戚だよ…」

慰霊碑は一枚の大きな石の壁で出来ており長さは20メートルほど、壁の真ん中には犠牲者の数、行方不明者の数、そしてマリアのエンブレムが彫られていた。

アルミン「まずはエレンのお母さんの所へ行こうか」

エレン「ああ…」

ミカサ「確かこっちの方」

『カルラ・イエーガー』

その名前の下にミカサとエレンとアルミンが花束と手紙をおき、二人ともしゃがんで祈っていた。

俺はそれを後ろから見ていた

五分くらいして、次はアルミンのじいさんの墓に行くらしい、だが『ウォール・マリア奪還作戦』の慰霊碑は犠牲者が多すぎて作られないらしい。
だからアルミンとエレンとミカサの三人で墓を作ったらしい。俺も着いていこうとしたがアルミンに

「自分の家族の墓にいきなよ」

と言われた。そういえばそうだな

よし、行こーー…

俺の家族の名前ってなんだっけ

夕方 訓練所

ベルトルト「明後日だ、ライナー」

ライナー「明後日ってなんのことだ?」

ベルトルト「もう演技は終わりだ。明日から調査兵団は壁外へ行く。だから明後日壁を壊す。」

ライナー「?!!?…何を言ってるんだ!!?お前…本当におかしくな「ライナー!!」

ベルトルト「君は…………戦士だろ?」

???『お前らは兵士でも戦士でもねえよ!なんの罪の無い人をたくさん殺した!大量殺人鬼だ!!』

ライナー「…っ、ああ、あああ……」

ベリック「戦士として戦う!そして勝って故郷に帰るんだ!!」

ライナー「ああああああああ!!!!」

ベルトルト「演技に打ち込みすぎたね、ライナー…」

ライナー「お前…人間として生きたいんじゃなかったのか?!」

ベルトルト「僕は戦士としての責任を果たす。どのみちあんなことして人間になれるなんて思ってないよ」

ライナー「じゃあ…なんであんなことを…?」

ベルトルト「アニのためさ。彼女は本当に人間になりたがっていた。でも彼女はその思いを口に出せずにいた。 だから僕は君に多数決をさせて、人間として生きることに賛成した…」

ベルトルト「そして僕もはっちゃけたふりをして彼女を安心させた。君がおかしくなってしまうとは思わなかったけど…」

ライナー「…なんでそこまで…?」

ベルトルト「……好きだからに決まっている…アルミンはいいやつだ、頭も良くて面倒見が良くて…アニが惚れるのも仕方ない…アルミンならきっとアニを幸せにできる…」

ライナー「………お前も本当は人間として生きたいんだろ?この三年間、お前は本当にいい笑顔で笑っていた…」

ベルトルト「…!…それでも!誰かがやらなきゃいけないんだ!!」

日が沈む 希望の日が沈みゆく。

眠る戦士は夜に目覚めた。

涙も返り血もぬぐわずに。

戦士は踊る。



ライナー(俺は……半端なクソヤロウだ…俺は……)

ベルトルト『この前と同じ、僕が外壁を破り、タイミングをみてライナーが開閉門を壊す』

ライナー『アニはどうする?』

ベルトルト『なにもさせない、二人だけでやるんだ。やったあとは…もう…アニから話しかけられても無視するんだ…」

ライナー(ベルトルト…全部一人で背負うつもりか…本当に俺はなんなんだ……罪から逃げて逃げて…都合のいいように自分を誤魔化して…)

ライナー(俺は……。)

アルミン「zzz」

エレン「ぐーぐー…かあさん…」

ジャン「ミ、ミカサ…グーグー」

ライナー(俺は…こいつらを…また裏切るのか…)

一旦休憩

いや、もうベルベルさん一人でフィーバーしてろよ
勝手に再びライナー巻き込むなよ…

再開します

今思うとアニとアルミンをもっと掘り下げればよかった

あと全く出てこないけどマルコは生きてるよ

ベルトルト『君も人間として生きたいのならそれでもいい。僕一人でもやる』

ライナー『…!お前の巨人は一日に二度も出現出来ないだろ!?危険すぎる!』

ベルトルト『ああ、だから外壁を壊したらそのあと何日か待ってから内側のも壊す』

ライナー『…!』

ベルトルト『今の君では巨人になれると思えない。少しでも迷いがあれば巨人にはなれない…わかるだろ?

ライナー『…』

ベルトルト『明日一日考える時間をあげるよ…一日考えて、もしできないと言うなら僕一人でやる、できるなら…さっきいった通りに動く…もう強制はしない…君の気持ちも痛いほど分かる…君の選択を…尊重しよう……』

ベルトルト『…でも…忘れないでくれ……この世界に先なんて無いことを……』

ライナー「…」ゴロン

ライナー(ベルトルト、お前はいつも自分より他人を優先して…汚いことはほとんど自分がやってきた……俺はアイツの演技にも気づかず自分も人間になりきろうとしていた…………
俺はどうすればいい?

なあ…ベリック…お前ならどうした?
)ゴロン

アルミン「ライナー?」

ライナー「?!」

ライナー「ど、どうした?アルミン?」

アルミン「聞きたいことがあるんだ…」

ライナー「…何だ?」

ライナー(そういえば、アルミンは俺が悩んでいるときによく話しかけてくるな…感知能力でもあるのか?)

アルミン「…ライナーさ、何か悩みでもあるの?」

ライナー「いや、無いぞ…」

アルミン「嘘つかないで…ライナーがいま何か悩みを抱えてるなんて僕でもわかるよ?僕に出来ることがあったら…」

ライナー「アルミン…じゃあ、一つだけ答えてほしい…お前の『正解を導く力』を借りたい…」

アルミン「そ、そんなミカサとエレンがそういってるだけで僕にそんな…」

ライナー「いや、頼む!聞いてほしい!」

アルミン「…うん」

ライナー「俺はある人と…その喧嘩をしてしまってな…その結果そいつが俺ら二人でやらなければいけないことを一人でやろうとしているんだ…それはとても危険なことで誰もやりたがらないことだ…多分、『何も知らないガキ』ぐらいしかやりたがらないことだ…」

アルミン「…ライナーはどうしたいの?」

ライナー「…俺はアイツを助けたい…!でも怖いんだ、アイツみたいに…強くないから……」

アルミン「その気持ちさえあれば、大丈夫だよ、
その人がなんでも一人でできるのは…もうその人はその気持ちで十分なんだと思う…その人はライナーがそばにいてくれるから…何でもできるんだと思う…あとはライナー自身で答えを探すべきだ」

ライナー「…そうか…すまなかったな、こんな話をしちまって…もう寝ようか」

アルミン「うん、あまり力になれなくてごめん」

ライナー「いいんだ、後は俺次第だからな」

真夜中、二年前はよくこの時間に三人で集まって今後について話し合っていた訓練所の裏

そこにベルトルトはいた。

ベルトルト(…誰かがやらなきゃいけないんだ……逃げては駄目だ…そうだろ?ベリック…)

昼間のベルトルトとは違うおふざけなしのベルトルトがそこにいた。

ベルトルト(ライナーがいるのといないとでは作戦の成功率は大きく違う、だからライナーには戦士でいてほしい……でもライナーは人間として生きることを願っている…だったら罪人は僕だけでいいはずだ…昔からアニとライナーとベリックには迷惑をかけていた……ベリックはもういないけど、その分他の二人には幸せになってほしい……僕は………)

エレン「おい!」

ベルトルト「?!エレン!!?どうしたの?」

エレン「その台詞そのままお前に返すよ……なんか目が覚めちまってな」

ベルトルト「…そうなんだ、僕も同じような感じだよ」

エレン「はは…そうか…」

ベルトルト「…ねえ、エレン…」

エレン「ん?なんだよ?」

ベルトルト「僕は憲兵団に入るけど…エレンは調査兵団に入るんだよね」

エレン「ああ、そうだ。もう何度もいったが、巨人を一匹残らず駆逐して、外の世界を探検するのが俺とアルミンの夢だからな」

ベルトルト「…エレン」

エレン「ん?」

ベルトルト「…死ぬなよ」

エレン「!…ああ、死なねえよ…」

ベルトルト「…ああ、それと」

エレン「なんだ?」

ベルトルト「…ライナーを頼んだよ」

エレン「?……ああ」

エレン「さ、戻ろうぜ」

ベルトルト「…僕はもう少しここにいるよ」

エレン「そうか、あんまり風に当たりすぎて風邪引くなよ!」

ベルトルト「ふふ、どうも」

…………………………………………………………

???『…ライナー ベルトルト……この!!裏切りもんがああああああああああああ!!!!!!!』

ライナー「うあああ!!……あ、朝か…嫌な夢だな……あながち夢でもないが…」

エレンアルミンジャンこにマルコ「…」zzz

ライナー「皆寝てるのか…早く起きすぎたな…散歩でもするか…」

………………………………………………………

ライナー(訓練所の裏、久しぶりに来るな…思えばあの多数決以来一度も来ていない……って、ベルトルト!?)

訓練所の壁に寄り掛かるようにベルトルトが眠っていた。

ライナー「おい!ベルトルト!こんなところで寝てると風邪引くぞ!!」

ベルトルト「…ん、あ!グッドモーニング!!ラァイナ~アア!!」

ライナー「演技は終わりじゃないのか?」

ベルトルト「…あ…ついやっちゃった。それはそうとライナー、今何時?」

ライナー「朝の4時だが」

ベルトルト「ん~、まさか朝まで寝てしまうとは…」

ライナー「全く…」

ベルトルト「…ライナー、それで決めたのかい?…まだ時間はある、じっくり考えるんだ、本当に皆を」「いや!俺は決めた!」

ベルトルト「…え?」

ライナー「俺は……。」

ライナー「俺はもう、何が正しいことなのかわからん…」
………………………………………………
アニ『私の名前はアニ。あんたらがライナーとベルトルトだね。さあ、行こうか』
………………………………………………

ライナー「…俺はお前みたいに頭も良くないし色々不器用だからな…仕方ないと割り切ることは出来ない」
………………………………………………

ベリック『必ず、故郷に帰ろうぜ!ライナー!ベルトルト!』
………………………………………………

ライナー「ただ、俺がすべきことは…自分のした行いや選択した結果に対し…」
………………………………………………

???『この世界を地獄に変えたのはお前らなんだぞ!!わかってんのか人殺しが!!』

………………………………………………

ライナー「戦士として…最期まで責任を果たすことだ…」

休憩しまんこ

ペース遅くてすいません

ライベルが結局戦士であることを選んだ以上アニって幸せになれるのか?
アルミンも原作の性格なら恋人同士だったとしてもアニの正体知れば迷いながらも作戦遂行しそうだけど。

あの三人ってテロリストに洗脳された少年兵ようなものだよな。

>>57
そうだな、この世界は残酷だ

再開します

ベルトルト「…そうか、決めたんだね…何だか……ほっとしたような悲しいような…複雑な気分だよ」

ライナー「…思うんだが、俺たちが戦士の道を選んでアニは幸せになれるだろうか?」

ベルトルト「…さあ…わからない…でもこれ以上アニを巻き込む訳には行かない…彼女は本当は戦士に選ばれるはずはなかったはずだから……彼女には人間として生きて、人間として死んでほしい。大量殺人鬼として生きてゆくよりマシだろう…」

ライナー「…お前もとことん不器用だな……アニの幸せのためなら…自分だけ苦しんでも構わないと…。

本当に苦しいのは…なんの罪もないのに殺されるあいつらだ…」

ベルトルト「…」

アニ「何してんだい、あんたたち」

ベルトルト「…!あ、アニ!」

アニ「全く…こんな朝っぱらから盛ってるの?」

ベルトルト「ち、違うよ!!ただ所属兵科について話してただけだよ!」

ライナー「…お前こそ何を?」

アニ「…昨日、アルミンがエレンの母さんと自分のおじいちゃんの墓参りに行ったと言っててね…。なんかここに来たくなったのさ」

ライナー「…そうか。で、お前はどう思ってるんだ?」

アニ「私は…その、これ以上人を殺さずにすむなら人間として生きたい…せめて、この世界が終わるまではね…」

ベルトルト「…」

ライナー「ああ、そうか…俺たちもそうだ…そうしたい」

ベルトルト「…」(そうしたい……か。)

アニ「…そう、またあとでね」

ライナー「ああ」

朝食タイム
アルミン「アニ!こっち座りなよ!」

アニ「うん…」

ミカサ「エレン、パンのくずがついてる」ヒョイ パク

エレン「おう、ありがと。でも食うな」

エレン「そう言えば明後日ついに調査兵団に入れるんだ!俺たちの夢の第一歩だぜ!!」

ミカサ「私も入る、エレンとアルミンが心配」

ミーナ「いっとっけど!私も調査兵団に入るんだからね!!」

アニ「…もう、さすがに心配だよ」

ミーナ「心配してくれるの~?アニ~、アルミンしか見えてないかと思ってたよ~」

アニ「…そこまでアツアツでもないよ…」

ミーナ「え~?昨日も二人で熱烈なキスをしてたのに~?」

アルミン&アニ「?!///」

エレン「お、お前らもうそこまで!?」

ミカサ「アルミンの方がエレンより大人になっていた…」

ミーナ「それはもうすごかったよ!夕食のあとに二人で廊下で話してて、いい雰囲気になってからアルミンが、

『アニ、目をつぶって…』

それでアニが、

『うん…』

ってね!それで廊下で抱き合ってキース!!しかもアニが舌を入れはじめてアルミンもそれに答えるように舌を絡めて!!ああ~~凄かった!それでアニったらアルミンに、

『調査兵団に入るのは許すよ…でもお願いがあるの……………死なないで…』

って、キャーーー最高!!」

アルミン&アニ「ミーナアアアア!!!!/////」

<ミーナ!待てえええ!!!

ユミル「騒がしいやつらだなぁ」

クリスタ「アルミンとアニって結構積極的なのね…」

サシャ「もしかしたらハンナとフランツよりすごいかもしれないですね…」

ベルトルト「…」

ライナー「…」

こにー「きょうはべるべるとふぃーばーしてないな」

ジャン「…ベルトルトの気持ちが痛いほどわかるぜ」

ライナー「…」

壁の上
エレン「コニー、お前調査兵団にすんのか?」

ミーナ「そーだよ!エレンの演説が聞いたみたいよ?」

こにー「おれはあれだ!!じゃんがいやだ!!」

エレン「調査兵団に入る理由になってねえよ…」

サシャ「あの、皆さん…上官の食料庫から、お肉とってきました…!」

エレン「…な!?サシャお前独房にぶちこまれたいのか!?バカか?」

こにー「…ばかってこえー」

トーマス「バカか?…あ、バカだった」

サシャ「大丈夫ですよ!土地を奪還すれば…」

そんな会話をしているときだった。

『カッ!!!』

目の前が突然光ったかと思うと

『ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』

激しい轟音と熱風が壁上を包んだ

???『オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!』

エレン「な、何だ!?まさか…『超大型巨人!?」

エレンが光った方へ目をやると、何かが下へ落ちていった。

エレン「…?!…あれは、『超大型巨人』じゃない…」

輝く金髪、鋭い眼光、赤い皮膚を覆う鎧のような甲殻、普通の巨人とは明らかに違うオーラ、

エレンはその巨人を知っていた、忘れるはずが無かった。

5年前の惨劇を起こした2体の悪魔の片割れ、



エレン「鎧の巨人…!!」

今日はここまで

寝る!!!

ギャグかと思いきやシリアスでしかも面白いな。

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