田中 太郎（たなか たろう）

描いた絵を実体化させる

いわゆる男の娘

太郎「おっなんだなんだ」

太郎「謎の力が湧いてくる気がする…。これは！」

太郎「絵を描けばそれが実体化する感覚がある！」

太郎「何を描こうか>>6」

核爆弾

太郎「よしよし、最後に『かくばくだん』…っと」

太郎「おお、出てきた。って危なっかしいなおい！」

太郎「うーん、これ消えないのか？」

太郎「……おっ、消えた。一度出したら描いたとこのは消えてるんだね」

太郎「もう一回『かくばくだん』…おお、出てきた」

太郎「こんなことしてる場合じゃないな。青い犬だか何だかを探しに行こう。>>8に行くぞ」

ネオジオン

太郎「ネオジオン行ってきた。なんか金髪のおじさんが『君は母親になってくれそうだ。よし、アレをやろう』ってロボットくれたけど」

太郎「この見た目のおかげなのかな？ それにしても母親って…」

太郎「スマホで調べたら『ギラ・ドーガ』ってのらしい」

太郎「操縦できるかな…？」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ ｸﾞｫｫｫﾝ

太郎「こいつ、動くぞ！ よし、捜索再開だ！>>10に行こう！」

海岸

太郎「うーん、砂浜に来てみたけど」ｷﾞｭｲﾝ ｷﾞｭｲﾝ

太郎「足場が悪くてメカじゃ歩きにくいなー」

太郎「…誰だあれ。誰かいるな…」


どんな人がいた？>>12-13

しゃべるウサギ♀

太郎「メインカメラ、ズーム！」

うさぎ「おーい！ パイロットさーん」

太郎「…うさぎ？！ 喋ったああああ？！」

うさぎ「そのロボット的なの、どう見ても異常ですね。まあ、今の私も同じくらい変なのですがね」

太郎「このうさぎ、なんで冷静でいられるんだ？！ お互いにもっとほら…あるじゃん！」

うさぎ「いやあ、私も元人間なもので…。驚きはしてますけど慌てふためくほどでもないかなと」

太郎「元人間？ どういうこと？」

うさぎ「私にもさっぱり。夢から覚めたらうさぎになってました。枕元に手紙が置いてありました。〈青い犬〉と名乗る人物を探しています」

太郎「うわあ…なぞの運命的な…。ボクも探してんだよね、その人」

うさぎ「じゃあ…」

太郎「うん、一緒に探そう。今そっち行くよ」

うさぎ「たろう…？ 女の子にしては変わってますね」

太郎「男だよ、ボク」

うさぎ「え…？！ 男の娘というやつですか？」

太郎「そうなのかな？ でもスカートはいてる訳じゃないし普通の格好でそう見えるだけだよ」

うさぎ「そ、そうですか」

太郎「うさぎさんは名前なんていうの？」

うさぎ「私ですか？ >>17です」

山田花子

太郎「それ本名？ ぷっ…くくく」

うさぎ「笑うなんてひどいですね～。まあ今はうさぎさんでいいですよ。名前呼ばれるたびに笑われてたらキリがないですからね」

太郎「いや、ごめんごめん。ボクも名前でバカにされたことあるけどさ。なにも真顔で言わなくても…あはははは」

うさぎ「真顔ってこの顔ですか？」ｷﾘｯ

太郎「やめ、その顔あはははっ げほっげほ、ちょ、笑いすぎて喉が…」

太郎「……んんっ。さてと」

うさぎ「行きますか？」

太郎「うん。アテはないけどね。どこ行こうか」

うさぎ「そうですね、>>19なんてどうですか？」