呂500「大鯨さん　大鯨さん　早く行こー」

伊26「馬鈴薯や玉ねぎ積んで積んで」

伊168「スマホの充電もちゃんとやって」

伊8「ご本も厳選選んで選んで」

大鯨「2人とも！　キャンプは自然を楽しむもの　スマホも本も禁止です！」

伊401「さぁ！　潜水艦隊　行くぞー　おー！」



国後「潜水ガールスカウト隊？　キャンプの支度してるだけじゃない」

国後「水着で山に行くのかしら…？」

占守「そしてその前に見ていたのはあちら」

瑞鳳「はい　お花でーす」

龍驤「普段のねぇ　感謝のしるしや」

鳳翔「あらあらまぁまぁ」

春日丸「というわけで…どうぞ」

隼鷹「はー　なんか春日丸が花束渡してるとどう見ても母の日だねぇ」

鳳翔「…せめて姉と言っていただけませんか」

飛鷹「私たちの母親分である鳳翔さん。なんか取られたようでさみしいわね」

鳳翔「……せめて姉貴分と言っていただけませんか」


鈴谷「ちーっす　転校してきた鈴谷だよ　よろしくね！　えーと鳳翔お母さん！」

熊野「疑似関係は姉妹だけではありませんでしたのね　宜しくお願いします母上様」

鳳翔「………こんな大きい子供を持った覚えは」

国後「軽空母のおばさんたちがどうかしたの？」

占守「おばっ…　クナーそれ言ったら痛い目みるっしゅよ？」

国後「？　だってすごい年上じゃない」

占守「それは否定しないっス」

占守「そうじゃなくて　あれを見ている択捉　なにか気が付くことはないっすか？」

国後「あーと　うん　なんとなくはわかった」

国後「あの年で姉妹もいない一人っきり　そうね」

国後「厳密に言うと違うけど　まぁ望まれるのならあたしも姉として「母性が必要っす」

国後「…は？」

占守「母性が必要っす」

国後「なにそれ」

国後「…あたし達が姉になってあげようって心温まる話じゃないの？」

占守「しゅーっしゅっしゅっしゅ　クナはまだお子様っしゅねぇ」

国後「姉さんより若いのは否定しない」

占守「ふむふむっしゅ～　まだまだ青いっしゅしゅっしゅ～」

国後（姉だ…　姉だから我慢なんだ…）

占守「着任が別時期～ならともかく我ら３人同時出現　もう択捉も姉妹みたいなもの」

占守「頼りになるセクシーな姉欲については満たされているに決まってるっす！」

国後（セク…シー？）

占守「しかし残念ながらあの年頃　姉では満たされない欲」

占守「母を求めて三千里欲にはこの占守　到底叶えることはできないと…」

国後「まぁ一理あるわね」

国後「って言ってもお母さん役…ねぇ　誰か頼める人いるの？」

国後「そんな図々しいこと頼める間柄の人…　子日の奴か神風さんくらいしかいないわよあたしは」

占守「どっちも母性が足りないっすバブみでオギャるのは屈折した性欲で母性違うっす」

占守「もっとこう　頼りになる大人なグラマラス母欲を満たすような人が」

占守「我ら誇りある海防艦の母たるもの最低でも戦艦級」

国後「そういうことだとすると」

ガングート「ふむふむ　なるほど　母性…か」

ガングート「気安いな。まぁいい　貴様らは同期、つまり同士である多少の無理は聞かんこともない」

ガングート「ほぉれうりうりうり　おおちっこいちっこい」

択捉「すいません少し痛いです」

ガングート「おお、そうかそうか　思えば私も貴様くらいの子を持ってもおかしくない年だ」

ガングート「よしよし引き受けよう　さぁ母に甘えるがよい！」

占守「ん？　なに勘違いしてるっしゅか？」

ガングート「へ？」

占守「お母さんとはなにか」

ガングート「матьか？　やはりボルシチを上手に作れる」

国後「いやいやいや」

占守「頼りになるセクシーな大人であることが重要っす」

ガングート「つまり谷間がある私は問題ないな」

占守「…ふっ」

国後「…はっ」

択捉：やれやれというポーズ

ガングート「な、なんだ！　貴様らよりはあるぞ！！」

占守「まぁというわけでお母さん役はもう決まってるっすけど」

神威「はい　よくわかりませんが承りました」ﾎﾞｲﾝ

神威「胸など…　かわいい服が着れないので困ります」ﾎﾞｲﾝ

国後「この人に母性で勝てると思うの？

ガングート「冬のバイカル湖でシンクロするくらい無理だ」

択捉「寒そうですね」

神威「では温まるお茶をどうぞ」

ガングート「すまない」

ガングート「……で、なぜ私は呼ばれた？」

択捉「その　いきなり3人の子持ちシングルマザーにさせるのはあんまりだと思いまして」

占守「子供には親が　親には相方が必要っす」

神威「刺青入れますか？」

ガングート「t.A.T.u？」

神威「君の残飯をたべたい」

国後「飯の器を半分づつ　感動的だなぁ…」

占守「おっぱいの…いや、いっぱいのかけそばっしゅねぇ…」

ガングート「抑留中の食生活？」