【グラブル】カレン「ねぇ、オバさん」 黒騎士「なんだ」 (121)

※キャラ崩壊注意
安価あるかも

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501173297

カレン「この前、オイゲンがさ~、あたしが仕入れたリンゴは超~美味しいって褒めてくれたの!」

カレン「他の食材もあたしがいくつか特注してるんだけど全部当たり! 絶品って評判なんだ~」

カレン「値段はちょっと張るんだけどねー。細細した依頼を団長についてけないメンバーでこなしてってるから資金面はむしろプラスなんだよ!」


黒騎士「そうか」


カレン「オイゲンにはね、お酒渡せば大体上機嫌になるから。つまみも添えるともっと喜ぶよぉ」


黒騎士「興味ないな」


カレン「グランはあたしが調達した特選食材を全部揚げてぶっこんだ天丼が大好物なんだよ」


黒騎士「お前か、あいつにこそこそ食料を与えていたのは」

カレン「こそこそじゃないし。お腹減ってるっていうからテキトーなもの作って食べさせたら喜んでー」

黒騎士「アイツは今、私が決めたものを毎日摂らせて体を作ってる最中なんだ。余分な栄養を与えるな」

カレン「成長期なんだから色んなもの食べた方が良いって!」

黒騎士「だからこそだ。偏った食事は成長の妨げになる」

カレン「オバさん堅い~」

黒騎士「性分だ」

カレン「もぅ」

カレン「てゆうかオバさん何で騎空艇でも兜着けてるの?」

黒騎士「性分だ」

カレン「えー昔のポロちゃんはそんな感じじゃ…」

黒騎士「もう行くぞ。ヤツに説教をしてくる」

カレン「あっ、ちょっ!」

 ゴンゴン


黒騎士「入るぞ」


 バンッ

 
黒騎士「何を驚いている。そんなに自室に私が入るのが嫌なのかグラン?」

黒騎士「震えているな。どうした。この騎空団の団長とあろうものがその様な気概では困るな」

黒騎士「部屋の隅に移動して、どうした? 怖いのか私が。何故だ、何故怖い」

黒騎士「逃げるならもっと早く動け。ほら、私から逃げてみろ」


 ゴロン、ゴロン、ゴロン…


黒騎士「無様に、転がりながら、部屋の物を蹴散らかして、寝具の下に潜り込むとは……情けないと思わないのか貴様?」


 ベッド(ガタガタ…)

黒騎士「何だ? 何か言っている様だが小声すぎて聞こえんぞ」

黒騎士「はっきり言え」


 ボソボソ…


黒騎士「兜? いつも着けてるじゃないか」


 ボソボソ!


黒騎士「確かに騎空艇内でも着けているのはおかしいな。普段はとっている」

黒騎士「だが私は今日から鬼になると決めた」



 黒騎士はグランが潜り込んだベッドを蹴っ飛ばした…





  
 [ピザ]グラン(プルプル)




黒騎士「貴様らが奴に甘いからあのような体形になったのだ!!!!」



ロゼッタ「かわいいと思うけど?」

カタリナ「悪くない」

ゼタ「あっはは!面白いから良いんじゃない?」

べアトリクス「…(私のせいじゃないよな?)」

ヘリヤ「何も問題ありません」


 女性団員 ブーブー!!


カレン「ね?」

黒騎士「何が『ね?』だ! 何の『ね?』だ!! あんなに肥えたグランで良いわけあるか!!」



ラカム「お前さんの娘は肝が座ってんなぁ。女たちは黒騎士以外グランの肥満化を問題視してねぇぞ」

オイゲン「まともに育って良かったぜ」

ラカム「アンタあんま育ててねぇだろ」

オイゲン「カレンの奴も肥満肯定派の様だが俺ぁアポロの味方するぜ。影で」

ラカム「直接手を貸したら拒否られるもんな」

オイゲン「へっ、幸いうちの野郎どもはグランの肥満否定派だからな。男共と協力してあたるぜ!」


 男性団員 ヤルゾー!


ラカム「けどなぁ、一番の問題は―――」

 プロトバハムート グォォォォ…


イオ「ふっふーん♪」

フェザー「よっしゃあ!!!!」

ルリア「わぁーい! やりましたねグラン!」



 ボヨン、ボヨン、ボヨン!





ラカム「強ぇままだな…あいつ」

黒騎士「くっ、解せん…!」



パーシヴァル「判断がつかんな。俺には豊満に実ったあの体の方が強いように見える。元の華奢な体に戻す必要があるのか」

ヴェイン「いや、あれはあのいかにも動けなそうな体形から出る俊敏な動きに敵が驚いてんだ。次からはああはいかねぇぜ!」

パーシヴァル「そう言って何度お前がグランに挑んでも勝てなかったのには他に原因があるのか? なるほど、お前が弱いだけか」

ヴェイン「違ぇよパーさん!」

パーシヴァル「パーさんと呼ぶのをやめろ!!!!」


ジークフリート「どう思うランスロット」

ランスロット「ヴェインとパーシヴァルはああ見えても仲が悪いわけではありません」

ジークフリート「そこじゃない」

黒騎士「このままでは駄目だ。絶対駄目だ…」

カレン「どーしてそこまでグランのぽっちゃり認めらんないの? いつか痩せるって」

黒騎士「海に皆で行った時、集団のリーダーが肥えた[ピザ]では見栄えが悪いだろう!」

カレン「海?」

黒騎士「数日後に行くと言っていたぞ。聞いていないのか?」

カレン「あ」

カレン「そうだったぁああ!!!」

カレン「コルワに頼んでおにゅーの水着用意してるのに…!!!!」

黒騎士「お前達の先頭を切る男がぶくぶくの[ピザ]で良いのか?」

カレン「よくない、かも…」

カレン「…」

カレン「…」

カレン「でも…」

カレン「グランはグランだし! 太ってても、グランはグランだし!」

黒騎士「なに?」

カレン「危ない危ない、またオバさんにリードを許すところだった!」

カレン「あたしは構わない! グランが[ピザ]でもなんでも! 全然一緒にビーチで遊べるし!!」

黒騎士「正気かっ」

カレン「オバさんは自分の意見を一方的にグランに押し付けてるだけ! 周りもグラン自身もそれで良いならそれで良いじゃん!」

黒騎士「良いわけあるか! 元の体形を知っているのに[ピザ]のままで良いと言えるお前たちの神経がわからん!」

カレン「ふーん、じゃあやっぱり、オバさんはあのグランじゃ愛せないんだ?」

黒騎士「愛?」

カレン「皆の狙いはそこだからねポロちゃん」

黒騎士「おい、その呼び方はやめろ」

カレン「いや、呼ぶ! もう呼ぶ! 昔みたいにポロちゃんって呼ぶ! 敵だから! 何と思われようと構わない!」

黒騎士「敵だと…?」

カレン「団長は[ピザ]のままで良い派か、そうじゃない派の。私は良い派」

黒騎士「分からん…全てが分からん……」

カレン「ポロちゃん。私は勝つ。ポロちゃんに勝つ!」



黒騎士「私が…間違っているのか……」

 鏡に映るグランは明らかに太っている…


 どうしたら良いのか…


 アポロはそれを怒ってくる…


 怖い、けど、嬉しい……


 ちょっとだけ、太った時から…アポロは、アポロだけはグランを叱った…



アポロニア「おい、ちょっと太ったんじゃないのか」

アポロニア「来い。稽古をするぞ」



 しばらくしたらグランは元の体形に戻った…

 グランが痩せて、アポロと稽古をしなくなってちょっと経った後…


アポロニア「…何故また太ってるのだ」

アポロニア「また稽古だと…? ……仕方ない。もう少し自己管理をしろ、馬鹿」



 アポロが、笑った。 
 


アポロニア「何で元に戻らんのだ!!!!」


 
 仏頂面の、アポロの笑顔がまた見たいと思ったグランは何度か太っては痩せる行為を繰り返した…


 
 何度か繰り返したら…


 [ピザ]から戻らなくなった…


アポロニア「団長がそんな体たらくでどうする!!!!」


 ごめんなさい…

オイゲン「よぉ、いるか、グラン」

オイゲン「ドアもぶっ壊れて、ベッドは吹っ飛んで……」

オイゲン「グラン」

オイゲン「アポロは豪快な娘だがよ…やろうとしてる事はお前の為なんだぜ」

オイゲン「グラン…なんでそんな太っちまったんだ…?」

オイゲン「動ける[ピザ]っちゃ聞こえは良いかもしれねぇが結局[ピザ]は[ピザ]だ」

オイゲン「本気で痩せようと思えば、痩せれるんだろ?」

オイゲン「…そんな事ねぇ! 痩せられるはずだ!! 諦めてるから痩せらんねぇって事が分からねぇのか!!」


オイゲン「…グラン…俺はよ……お前と稽古するアポロを見るのが楽しかった…」

オイゲン「笑うアイツを見るのがな……」

オイゲン「でよ……今度行くアウギュステの海で…お前が、仲を取り持って俺ぁアイツにサーフボードで波乗りを教えれるかもなんて夢を
描いてたんだぜ…」

オイゲン「情けねぇ父親の事情さ…」

オイゲン「ああ…今のお前とアポロの関係じゃ、こんなの無理な話だぜ…」

オイゲン「他力本願なんてのは分かってんだ。だがアポロにゃ、波乗りなんか興味ねぇって何度も断られてよ…」

オイゲン「だから頼む! 痩せて、アポロと仲直りしてくれ!!」



 グランとしても、オイゲンとアポロの関係が少しでも良くなる事は嬉しい事だ…


 親子の仲が悪いなんて、寂しい事だから…


 グランは決意し、オイゲンをまっすぐ見る…




ベアトリクス「なぁなぁグラン! また料理作ってきたぞ! 今度は甘くないはずだからたんと食べろ!」 


>>14
1、オイゲンと一緒に頑張って痩せる 
2、べアトリクスの料理を全て食べる

1だよね

カレン「え」


黒騎士「…!」


カレン「ぐ、グランが……痩せてる!?」


 グラン(スッキリ)


黒騎士「おお…」

カレン「どうしたの!? なんで!?」

黒騎士「やればでき…」


オイゲン「俺と一緒に頑張ったんだぜ!」


黒騎士「!」


オイゲン「なぁ、グラン」


 ハイ!


黒騎士「…」

カレン「あちゃー。ポロちゃんの勝ちかー。だんちょーって何かポロちゃんに弱いよねぇ」

黒騎士「その呼び方は止めろ」

カレン「え、あ、ポロちゃん!?」


カレン「行っちゃった…。グランが痩せて嬉しくないのかな」

カレン「逆に怒ってなかった? ねぇオイゲン」

オイゲン「そ、そうだな…」

カレン「オイゲン? グランも残念だねー、ポロちゃんの為に痩せたのに」

カレン「…グラン? なに、落ち込んでる……って感じじゃないね。どした?」

オイゲン「ちょっと、アポロのとこに行ってくるぜ…」



カレン「オイゲンも行っちゃった…」

カレン「…何かあるわね」

カレン「グラン、知ってるんでしょその顔は」

カレン「?」

カレン「なにを?」

カレン「だからあたしが何に気付いてないのかって聞いてるの」

カレン「…」

カレン「え、仲悪いのあの二人?」


 食堂…

カレン「いやー! あたしそういうの察しろとかてんで駄目でーっ!」

カレン「もぐもぐ!」

カレン「ポロちゃん反抗期かー。遅い反抗期だねー」


カレン「ぶふぉ!」


カレン「いやいやいや! あたしは反抗期とかじゃないしっ一人立ちしただけ」

カレン「帰んないよ! え、グランってあたしにいなくなってほしいわけ!?」

カレン「ぶー」

カレン「あたしの方はちゃんとオイゲンが話つけてくてたんだから何も問題ないじゃん…」


 カレンはすぐに音を上げて実家に帰るだろう、とオイゲンが高を括っていた事は黙っておこう…


カレン「んふふ~」

カレン「なんだかんだやっちゃったけど、グランはやっぱ痩せてる方がイケてるね」

カレン「かっこいいよ」

カレン「ポロちゃんにムキになって、太らせてごめんねー!」

カレン「ん! まぁそうだよね、9割は自己管理できないグランが悪いもんね!」

カレン「へへっ! ありがと!」

カレン「んー。オイゲンって優しいけどなー。うちの親と違って了見広いしぃ」

カレン「ほー。グランはあの二人を仲良くさせたいんだ?」

カレン「なんで?」

>>23

みんな幸せが一番

 ヒュンッ

コルワ「素晴らしいわ」

二人『!!!』


コルワ「さすがグランだわ。そうじゃなきゃ騎空団の長は務まらないものね。素晴らしいわ!」


カレン「ねぇ…なんかコルワの様子が…」


 コルワは確かに仕事が立て込んでおり、あまり寝てないと聞いている…


カレン「ああ…あたしも水着特注してもらってるな…」

コルワ「貴方達!」

二人『ハイ!?』

コルワ「オイゲンとアポロニアを仲良くさせるのよ!」

カレン「いや~、こればっかりは当人達の問題だし……」

カレン「というかできる自信ない…」

コルワ「グランと一緒ならできるわ」

カレン「グラン…」

コルワ「私も協力するわ。もう準備はできてる。やりましょう!やるのよ!ハッピーエンドを目指して!」

カレン「オイゲンには世話になってるし、ポロちゃんとの仲ぐらい取り持ってあげたいけど…できるかなぁ? 家族の問題ってなると私弱いなぁ…」

コルワ「色んな団員達も巻き込みなさい」

カレン「?」


コルワ「グランとカレン。そして集う仲間達。仲良くなる親子。すなわちハッピー…エンド…」

 そう言ってコルワは倒れた…

カレン「わわわ、グラン!」



 寝不足で倒れたコルワを部屋で寝させ、グランとカレンは話し合った…

カレン「あれでポロちゃんより歳上だなんて、びっくり…」


 あのコルワは寝不足だからしょうがない…


カレン「しゃーない、やりますか」

カレン「今度のバカンスでテンション低いオイゲンとかポロちゃんいても楽しくないし」

カレン「コルワの言ってたことって要は他の団員達の協力をあおげってことだよね?」

カレン「二人で取り組むよりなんとかなりそうな気がするけど…」

カレン「よぉし、やるからには全力!」

カレン「で、誰に頼る?」

>>27キャラ選択

オーキス

オーキス「もちろん協力する」

オーキス「アポロが優しい事、皆にもっと知ってほしい」

カレン「いや、まぁ、今回はオイゲンと仲良くなってくれれば良いんだけどね」

オーキス「うん。任せて」

オーキス「アポロ」

黒騎士「どうしたオーキス………と、グランとカレン」

オーキス「私達、アポロと修行したい」

黒騎士「修行? いやそれは」

オーキス「アポロかっこいい」

黒騎士「な…」

オーキス「アポロ好き」

黒騎士「う…」

オーキス「アポロ大好き」

黒騎士「…オーキスっ」


カレン「すご…ポロちゃんが照れてる!」



オーキス「じゃあ修行しよう。大丈夫、簡単な事だから」

黒騎士「? 何をするんだ」


オーキス「私達が気合いを入れて叫ぶから、アポロも私達と同じ言葉で吠えて」

黒騎士「吠えるなど…」

オーキス「アポロがいつもやってる感じで良い。『おおおお』って」


 グランは「うんうん」と頷いていると何故かアポロに睨まれた…


黒騎士「発声練習か。オーキスには必要ない事だとは思うがやりたいと言うのであれば付き合おう」


カレン「オーキス相手だとポロちゃん素直だなぁ、さっすがグランね!」


オーキス「じゃあ、やる」

カレン「私達の後に続いてね!」

黒騎士「ああ」




オーキス「オオオオオオオオオオオオオオオ!」

黒騎士「オオオオオオオオオオオオオオッ!」

カレン「イイイイイイイイイイイイイイッ!」

黒騎士「イイイイイイイイイイイイイッ!!」

 ゲェェェェェェェェェ!!

黒騎士「ゲェェェェェェェェェェ……ぇぇぇ…?」


3人「「「ンンンンンンンンンンンンンンッ!!!」」」

黒騎士「言うか!!!!!!」

オーキス「アポロに…怒られた…」

カレン「うぅ…無理がありすぎたかな……」

 オーキスとカレンはアポロに叱られ、グランだけボコボコにされた…


オーキス「でも私、諦めない。アポロとオイゲンが仲良くなるのは、アポロにとって絶対良い事だと思うから」

カレン「同感! 勢いは悪くないと思うし!」


カレン「グラン! もっと協力者を増やそ! 誰にする!?」

>>32

アルドラたん

 ととととと……


アルドラ「わきゃっ」


 ガシッ


黒騎士「危ないな。そんな大きな荷物を持って走るな」

アルドラ「ありがとうでしゅ、ポロたん!」

黒騎士「ぽ、ポロたん?」

アルドラ「ポロたんじゃ、ないでしゅか?」

黒騎士「あ…ああ、兜か……」

 カチャ

アポロニア「私だが…なんだ、ポロたんというのは、止め――」

アルドラ「ポロたん!」


 アルドラはアポロの素顔を見て満面の笑みを浮かべた…


アポロニア「…怖がらせていたか」

アポロニア「…」

アルドラ「でわぁ! アルドラはもう行くでしゅ! ―――わわわっ」

アポロニア「その荷物、私が持とう」

アポロニア「こんな大きな物を持って何処へ行くのだ?」

アルドラ「おとたんに渡すでしゅ! お仕事に必要な物だから、アルドラが持っていくんでしゅ!」

アポロニア「アギエルバか…」

アルドラ「今度は、アルドラがちゃんと一人で、おとたんに届けるんでしゅ!」

アルドラ「…あ」

アポロニア「?」

アルドラ「ひ、一人で…届ける、つもりだったのに…アルドラ……」

アポロニア「無理するな。お前ではまだこれは大きすぎる」

アルドラ「でも…でも…っ…」

アポロニア「…」

アポロニア「では、持て」


 アポロはその大きな荷物を再びアルドラに返す。

 「走るな」とだけアルドラに注意し、アポロは彼女の荷物運びを後ろから見守った。

アルドラ「おとたん!」

アギエルバ「ア、アルドラたん!!!! そんなでっかい物もって危ないじゃないかっ」

アルドラ「おとたんに、おとどけものでしゅ!」

アギエルバ「あ、アルドラたーーん!!!」





アポロニア「……」



カレン「親子の絆を見せるにはぴったりのアイディアね! 早速アルドラとアギエルバを勧誘するわよ!」

オーキス「あ」

カレン「どしたの?」

オーキス「アギエルバ、さっきアルドラと出掛けたらしい」

カレン「えぇーー!? 一番の薬になると思ったのにぃ」

 
 グラン達が肩を落としていると、アポロが歩いて来た…


カレン「あれっ、ポロちゃ……オバさん、兜取ってる」

アポロニア「それがどうした? もともとそこの自己管理の全くできん団長を扱く為に船内でも着けていただけだ」

 ニヤッとアポロが笑うが怖すぎてグランは震える…

カレン「いや、兜とっても怖いんですけど……オバさん、昔はもっとぷりぷりしてたのに」

アポロニア「知るか」


 アポロは去った…


オーキス「アポロの顔、ちょっと険が取れた」

カレン「え、どこが? グラン、何か震えてるし」

>>37次キャラ選択

ソーン

ソーン「事情は分かったわ。すれ違ったままなんて、辛いものね。微力ながら協力するわ」

カレン「何か良い案ある?」

ソーン「女の子の会を開きましょう」

カレン「…なにそれ?」

ソーン「私を含めて騎空団の女性は日頃じゃ女の子らしい事ってしにくいと思うの。依頼で戦ってばかりだし」

ソーン「まぁお茶会みたいなものよ」

カレン「ポロちゃん、それに来るかな?」

ソーン「あら、アポロは意外と付き合い良いわよ。何度か一緒にお出かけしてるし」

カレン「へー!」

ソーン「けどシルヴァがはいてる様なミニスカを勧めても絶対着ないのよね」

ソーン「ふふ、けど今度こそは可愛い服を着させて、オイゲンに見せてあげようかな」

カレン「なら数の力でポロちゃんを攻めた方が良いね! 他にも女の人呼んだ方がいいんじゃない!?」

>>39女の子の会メンバー選択

ロゼッタ

現時点の女の子の会メンバー → ソーン、アポロ、ロゼッタ

カレン「あたしとオーキスが出るとポロちゃんに警戒されちゃうからなぁ」

カレン「どうする? もうこのメンバーで開いてもらう? それとももっと誰か増やしす?」

>>43

もうちょっと増やそう

キャラ選択

グラン「>>45>>48!」

スーテラ(コルワ服着用)

アルルメイヤ

アポロニア「茶会は構わんが、何故場所がグランの部屋なのだ」

ソーン「いつも通りシルヴァの部屋でやろうと思ったんだけど出掛けているのよ」

アポロニア「そうか…シルヴァとはもっと話したかったのだがな…」

ソーン「ふふ、グランの部屋、団員達が持ち込んだ物が一杯溢れてるから面白いわよ」

ソーン「シルヴァが茶を入れるときの道具も同じものが置いてあるし、茶葉も持ってきたから、作るの挑戦してみましょう?」




シルヴァ「」ズーン…

ククル「しっ、シルヴァ姉、どうしたの!?」

クユム「何かの集まりに、だ…団長さんに選ばれなかったらしいです…」

 コンコン

ソーン「お邪魔します」

アルルメイヤ「ようこそ」

アポロニア「む……この部屋の主はどうした?」

アルルメイヤ「女子会だもの、出ていってもらっているわ」

アポロニア「そうなのか。また妙な企みでもあるかと思っていたが」

アルルメイヤ「おや、企みとはなんの事かな?」

アポロニア「なんでもない」


ロゼッタ「失礼。遅れちゃったかしら」

アルルメイヤ「とんでもない。待っていたよ」

アポロニア「いつもより人数が多いな…」

ソーン「あと一人来るわ。その間に私、お茶の準備するわね」



メーテラ「ちょっとちょっとスーテラっ!! あんたグランに部屋に誘われてるじゃなかったわけ!? なんでまだ寝てるのよ、もう!!」

スーテラ「はぅっ!?」ガバッ

スーテラ「さ、昨夜はき、緊張して全然眠れなかったのでっ、どどどどうしましょう姉様っ!」

メーテラ「さっさと行くのよ!! ああ、もうボサボサじゃない! 手伝うわ! 勝負服はあれでいいわね!?」

スーテラ「勝負服とはなんでしょうか姉様!?」

メーテラ「いいから! さっさと行け!」

 コソコソ
 
カレン(スーテラ遅いなぁ。あん中じゃ一番女子力をポロちゃんに伝授してくれそうなのに…)

 どうやらカレンはスーテラはまだまだ女子力鍛練中の身であることを知らないようだ…



アポロニア「む」


アルルメイヤ「どうかしたか?」

アポロニア「グランとカレンの気配がするぞ。おそらくオーキスも」

ソーン「さっきも言ったでしょう? この部屋には皆の私物が雑多に置かれているからそのせいよ」

アポロニア「…」

 アポロは部屋のある一点を凝視する…



カレン(やっばっっ! ポロちゃんこっちガン見してるんだけど!)

オーキス(さすがアポロ)

カレン(感心してる場合じゃないってっ!)

オーキス(私アポロに所に行きたい…)

 グランとカレンは部屋の隅から飛び出そうとするオーキスを必死で止める……


スーテラ「遅くなりました、団長殿!」

ロゼッタ「いらっしゃい」


アポロニア「…」

アルルメイヤ「おお…」

ソーン「…」


スーテラ「あ、あれ? 団長殿は…いらっしゃらないのでしょうか…?」


アポロニア「…むぅ」

アルルメイヤ「ふふ、若いな」

ソーン「…可愛いわ」


スーテラ「あ、あの、み、皆様、どうしたのでしょうか…」

ロゼッタ「貴方の身なりがとっても素敵だからびっくりしてるんじゃないかしら?」

スーテラ「ほ、本日はコルワ殿に頂いた服で来ましたので、えと、場違いだったでしょうか…?」

ロゼッタ「そんなことないわ。可愛いわよ」

 説得して、オーキスが出ていくのを諦めた事に胸を撫で下ろすグランとカレン。

カレン(スーテラ、グランがいると思ってたのかぁ。てか可愛い服持ってるなぁ)

カレン(え、あれもコルワが仕立てたものなの? グランよく知ってるねー)

カレン(デートしたの!? えーっ! いつ!? 知らなかったんだけど!)

 カレンが騒ぎだした…

カレン(いや、べつに、なにも、んー…ぬーん…)

 今度は静かになった…。黙っていればアポロに似て美人なのに、と告げる。


 カレンは黙ったままグランを見つめてきた。

カレン(……)

カレン(……)

カレン(……)

 グランは謝った… 
 

ソーン「紅茶のお湯って、熱すぎてもいけないのよね…」

アポロニア「そんな事もないが。初めてなのか?」

ソーン「ええ…シルヴァの淹れ方思い出しながらやってるんだけど」

アポロニア「勘より専門書を見ながら淹れた方が良いと思うがな。聞く限りなら、茶の淹れ方の本もこの雑多な部屋に転がってるんじゃないのか」


アルルメイヤ「ふふ、これはどちらに転んでも悪いことにはならないかな」

スーテラ「?」



カレン(グラン、ソーンさんが困ってる!紅茶の本あるの!?)

グランは音を立てない様に地を這い、リサイクルショップさながらの自室を探索する。


あった。シルヴァがくれた紅茶のハウツー本だ。


グランはこれを…>>58
1,渡す
2,渡さない

渡す

 グランは紅茶のハウツー本を、とある植木鉢に寄せる…

 すると鉢に植えられた植物の枝が本を絡めとり何処かへ持ち去ってゆく。


 パシッ 


ロゼッタ「あったわよ。『紅茶の全てを教えます』…ね。これで良いかしら?」

スーテラ「本当にあるのですね…!」

アポロニア「意外とすぐに見つかったな」

ロゼッタ「ほんと」

アポロニア「…ちっ…この部屋はお前の植物やら他の団員の妙な物の気配がして面倒だな」

ロゼッタ「あら、なにがかしら?」

アポロニア「なんでもない」


ソーン「よし。じゃあ、最初だしこれ見て淹れようかな。本当は、ぱぱっと作ってあげたかったんだけど」

 ソーンは少し残念そうな顔をする。

スーテラ「何事も鍛錬ですソーン殿!お手本通りにやる事も大事だと姉様は言ってました!」

ソーン「そうね。一人じゃ中々前に進めない時もあるものね」

 お互い弓を扱ったり歳が近かったりするのもあるが、ソーンとスーテラは現在『女子力』なるものの探求をしており妙に仲が良い。



アルルメイヤ「ああ、せっかくだし、皆で茶を淹れるのはどうだろう?」

ロゼッタ「あら良いわね」

アポロニア「ここは厨房じゃないんだ。そんな事できないだろう」

ロゼッタ「できるわよ」

 
 ズズズズズズ…


カレン(物どかしたら大型キッチンが現れたんですけど!? グランの部屋どうなってんの!?)


アポロニア「!?」

ロゼッタ「カタリナが持ち込んだ……っていうより造らせた調理場よ。衛生面を心配しなければ十分設備は整ってるってセワスチアンも言っていたわ」


アポロニア「許せん!」

ロゼッタ「あ」


 アポロは席を立ち、臭気が漂う調理場を掃除し始めた…




スーテラ「す、すごい! あっという間に綺麗になりました!」

 ピカピカ…

アポロニア「はぁー! はぁー! 騎空団の団長ともあろう者の自室がこんなゴミ屋敷など我慢ならんっ」


カレン(なんかポロちゃんがあの中で一番女子力高い気がしてきた…)



アポロニア「グラン! 次に会った時は説教だからな!!!」



カレン(なんかこの部屋にいるって分かってるって感じで叫んでるけど?)

カレン(『勝手に自室を掃除するなんて常識がなってない?』)

カレン(青ざめて震えながら言ってるけど、それポロちゃんに面と向かって言える?)

カレン(言ったら絶っ対、ぶっ飛ばされるけどね)

ロゼッタ「さぁて、じゃあ着替えましょうか!」

アポロニア「?」

ロゼッタ「貴女、その鎧姿で料理するつもりなの?」

アポロニア「茶を入れるだけだろう」

ロゼッタ「いいじゃない。雰囲気作りよ。言っても上からエプロンかけるだけよ」

ソーンバルケ「あ、エプロンあったわ」

アルルメイヤ「さすがに私に合うサイズはないか…。小さめのものをまくればいけるかな」

スーテラ「な、何故団長殿の部屋にこれほど充実した前掛けが揃っているのでしょう…」

 皆、思い思いに気に入ったエプロンを選んでゆく…



ロゼッタ「うふふっこの花の柄、気に入っちゃったわ」(フリルいっぱいのエプロン)

アルルメイヤ「どうだ? 案外工夫すれば着られるものだな」(大きめのドレスエプロン)

スーテラ「は、恥ずかしながら初めて着けました…」(ふわふわしたワンピース型のエプロン)

ソーン「うふふ♪」(メイド服)

アポロニア「…」(デニム生地のエプロン。下はいつものレオタード)

カレン(うわぁ! あたしも着たいなぁ~っ)

カレン(皆可愛いなぁ。ポロちゃんはなんかもうやけくそだけど)

カレン(グランは誰が良い感じ?)


グラン「>>63

マギサに裸エプロンしてもらいたい

カレン(ああ~~、あのおっきい胸に裸でエプロンとかたまらないよねぇ~…)

カレン(って、あの中だって言ってんでしょ!!)

 カレンにはたかれた。重要なのは太股だ、と言おうと思ったが止めておいた方が良さそうだ…

ソーン「じゃあこの本は皆が見やすいように真ん中に置いておくわね」

アルルメイヤ「よいしょ…」

スーテラ「見えますか? アルルメイヤ殿」

アルルメイヤ「ああ。問題ない。気にしないでくれ」

アポロニア「私は見なくてもできる。本はそっちに持っていって構わない」

ロゼッタ「私も」

ソーン「アポロ淹れれるの?」

アポロニア「ああ。10年ぶりだがな」

ソーン「そうなんだ」




カレン(う~ん、良い香り……。何て言うか大人の女子会だね)

 もう無理に『女子』とつけなくても良い気がする…

カレン(分かってないなぁ)

カレン(そだ。今の内に外行ってオイゲン連れてこない? にしし、ポロちゃんの作った紅茶飲ませてあげようよ!)

>>68
1,そうしよう(オイゲン+もう一人キャラ指定)
2,別の案

シルヴァ

 グランとカレン、オーキスはこっそりと部屋を出る…


カレン「じゃあ、あたしとオーキスはオイゲン連れてくる! 合コンみたいなノリで女子会に乱入するから数あわせであと一人よろしくグラン!」


 

 
 コンコン

ククル「はーい…ってグラン!?」


 ガタガタドカッ


ククル「…」

ククル「え、あ、今シルヴァ姉の部屋でクム坊といるんだよ」

ククル「ん!? ちょっと今まだ中には入れないかなー、グラン、シルヴァ姉に用?」

ククル「ほー、お茶会に……。もぅ、最初から誘ってあげてよ…」


 言ってククルはシルヴァを呼びに行った…


ククル「シルヴァ姉ー!グランがねー」

シルヴァ「この茶葉でいいかな…。もっと必要ならすまないがククル…聞いてきてほしい…。さっき渡した茶葉が足りないというなら申し訳ないがもう切らしてしまっているから…」

ククル「茶葉じゃなくて! グランからお茶会の誘いだよ。シルヴァ姉にも来てほしいって」

シルヴァ「え…」

ククル「なんか込み入ってて、アポロさんとオイゲンさんの仲直り大作戦の最中らしくてシルヴァ姉の力が借りたいらしいよ!」

シルヴァ「やあグラン。待たせたね。事情は大体飲み込めたよ。私に出来ることがあるならなんでも言ってくれ」

 
 グランはシルヴァが何でいつもスカートを履いているのか聞いた。


シルヴァ「す、スカート? それは今回の作戦となにか関係が?」


 女性らしい衣服を着そうにないアポロより歳上のシルヴァがそういったものを好むのはどういうわけなのかグランは知りたかった。


シルヴァ「え…っと。一概に言えないな……好み…の問題だと思うが」


 グランはシルヴァに、比較的露出が高い服が好みなのかと訊ねる。

シルヴァ「露出と言われると恥ずかしいが、確かに私は薄着を好んで着ているね」

シルヴァ「冷えた身体でお風呂に入ったりお茶を飲んだりする事が好きでね。…変な性癖だろう?」


シルヴァは悲しそうに微笑む…


シルヴァ「その温もりで幸せを感じられるんだ。まるで人の温かみようで……」


シルヴァはシルヴァで抱えている問題があるようだ…


シルヴァ「…すまない。私の事などどうでもよかったね。申し訳ないが、アポロに女性らしい服装をさせられるような助言は今の所思いつかないな」

シルヴァ「とりあえず行こうか。もしお茶会の席で私に出来ることがあれば協力しよう」


シルヴァ「…」


不躾な質問でシルヴァの気を落としてしまった…


自省したグランはシルヴァに…>>73

セクハラした

 グランは後ろからシルヴァに飛び付いた!


シルヴァ「うわぁ! なななにをするんだグラン!!」


 本当は正面から抱きついて、あの谷間に顔を突っ込みたかったが流石のシルヴァでも絶対怒ると思うので諦めた…


シルヴァ「グラン! は、離れてくれ!」


 シルヴァの長い髪の毛の匂いを嗅ぐ。こんなに長いのにとても良い匂いだ。ちゃんと洗っている事に安心しました。


シルヴァ「ぐ…グラン…?」


 シルヴァの年齢を知ったときはちょっとショックだったけどやっぱりシルヴァさんは素敵です。可愛いです。


シルヴァ「…黙って……どうしたんだ? なにか悩みでもあるのか?」


 
 しまった……。弱々しくなったシルヴァの隙を突いて、行き過ぎた愛情表現をしてしまった。

 とりあえずグランは、見せびらかしてるとしか思えないシルヴァのその麗しいお腹に手を添えた。

 あ……。 

シルヴァ「こ、こらっ。だから…どうしたんだっ…」


 シルヴァはまだ恥ずかしがっている…。どうやらまだ下心からくる行動だとばれてはいないようだ…



 グランはシルヴァのお腹に当てた手の力を少し強める。

シルヴァ「…」

 シルヴァが黙った…。どうしたのだろうか…?



 取り合えず良い話にしようと思い付いたので、シルヴァに…

「一人じゃない!」「僕がいる!」「僕がシルヴァを温める!」

 と捲し立てた。



シルヴァ「グラン…」

 そっぽを向いて顔は見えなかったが、シルヴァのその声音でグランは自分の(取り繕った)言葉が彼女に通じたのだと分かった…

 良かった…

 しかしその一幕は全てカレン達に見られていた!

 
 カレンはなにか起こっているように見える…

 どうするグラン…>>78

セクハラする

 グランはカレンのスカートをめくった!

カレン「………………………………………………………」


 あれ?


オーキス「…」

オイゲン「グラン…」

シルヴァ「き、君は……」

 
 皆、どん引きしている…


カレン「あのさグラン。ストレートに言うけど、あんたなにしてんの?」


 これは完全に行動を誤ったようだ……

カレン「オイゲン、ごめんね。ポロちゃん達のとこ行く前にちょっとやる事できた」

オイゲン「お…おお……」


 グランはカレンに首根っこを捕まれ引きずられてゆく。

 同じ男のオイゲンだけは多少、同情するような顔を見せているが娘とのお茶会の席に行く矢先に引き立て役の不真面目な行動を見て、大きく落胆しているようだった…

 オーキスに至ってはこちらすら見ていない…

 
 
 ズルズル…



 ズルズル…


 ズルズル…



 ドカ!

 グランは騎空挺に一応備え付けておいた拷問部屋へと連れられた…


カレン「この部屋誰も使わないからもう倉庫になってるね」

カレン「……」


 カレンは無表情だ…。こんなカレン見たことがない。

 
 怖い。


カレン「そこに座って」


 カレンが指差した先には、突起物がギザギザと突き出ている大きな鉄板があった。

 
 座りたくない。


カレン「もちろん正座で」


 分かりました。

 ジュゥゥゥゥ


 ギザギザの鉄板に正座して10分。

 
 ジュゥゥゥゥゥゥ


 カレンは炎の魔法剣で焼きごてらしきものを造っている。

 
カレン「…………」


 カレン、せめてなにか喋って下さい。


 ジュゥゥゥゥ


 あの鉄の棒、押し当てられたら熱いだろうなぁ…



 ポタッ


 溶けた鉄が床に落ちると黒い穴ができた……加えてそこから炎が上がる。


 えぇ……

カレン「ん? 動いちゃダメだよ」

カレン「床が燃えてるって? 気づいてるわよ、ほい」


 カレンはグランに油をぶっかける。


 床の炎はすぐそこだ。


 このままでは焼き死んでしまう。


カレン「だいじょーぶ。炎の扱いなら任せてよ。」

カレン「さてグラン」

カレン「私達の目的、忘れたの?」

カレン「コルワが言ってたハッピーエンド目指してたじゃん」

カレン「オイゲンとポロちゃんを仲良くさせようって話だったよね」

カレン「グランも皆の幸せが一番とか言ってたよねー」


 ブルブル…


カレン「シルヴァさんに抱きつく事は二人の仲を縮める事と何か関係があるわけ?」


 カレンはいまだ焼きごてを造っているが一応グランの言い分も聞いてくれるようだ…


グラン「>>91

自分を見失っていました。ゴメンナサイ

カレン「急に? シルヴァさんの後に私のスカートも捲ったよね。言い訳っぽいなー。グランまたやりそー」


 火が迫ってくる。

 
 カレンはグランの方を見ていない…

 
 
 グランは叫んだ。

 


カレン「何度も同じ事言わなくたって聞いてるって。自分を見失ってたんでしょ? 分かった、分かった」


 グランは叫ぶ。


カレン「へー、下心があったのは認めるんだね。正直なのは良いと思うよー」


 グランは謝る…


カレン「オイゲンはね、恩人なの。だからちょっとでも恩返ししたいと思ってグランのお節介に乗っかったのに…」


 ジュゥゥ……


 焼きごてから湯気が立ち上る…

 
 カレンが振り返った。




 カレンは泣いていた。

 ポイッ



カレン「あーあ、ポロちゃんもこんな気持ちだったのかなぁ。ま、比べるなんておこがましいんだけど」



 カレンは焼きごてを捨てる。高熱の焼きごてから火が立ち込め、一瞬で部屋は炎に包まれた…

 自分に引火しないのはカレンが炎を操っているからだと信じたい。


カレン「私はオイゲンの事すっごい頼りになる人だと思ってるけど、ポロちゃんにはポロちゃんにしか分からないオイゲンの嫌な部分があるんだろうね」

カレン「丁度私くらいの時にポロちゃん、色んな事があって変わったって言ってた」

カレン「ねぇグラン」


 呼ばれると思っていなかったのでグランは「はい?」としか返事ができなかった…


カレン「先人達から学べって言葉あるじゃない? 喧嘩別れなんて嫌だもんねー!」

 
 無表情だったカレンが、今度はニコニコする。情緒が不安定の様だ……

 …そして燃え盛る室内で笑っているカレンが異常すぎて怖い……そういえばこの人、戦闘中によく自分を着火している……


 
 カレンはグランを立ち上がらせ壁へ押し付ける。
 

 バンッ、とカレンの両手が壁を背にしたグランの左右に突き出され彼の逃げ道を無くす。


 無理矢理カレンから逃れようとするグランだが、力任せにまた壁に戻される……

 
 あれ、強いぞ、この娘…


カレン「逃げないで」ボワッ


 目に見えてカレンの体から炎が立ち上がる…


 「十天衆にも勝ったこの僕が…‼」、なんて格好良い事言おうと思ったがグランは恐怖で喋られなかった。



カレン「決めたよ。あたし、グランから離れない」


 いや離れてほしい(グラン油まみれ、カレン灼熱状態)


カレン「グランが間違った事したらあたしが正す。何してでも」

カレン「だからグランはこれまで通り団長でいて。皆の団長。何処へ出しても恥ずかしくない全空一の騎空団団長で」


 
 ※以後安価でもカレンが独善で口や手を出してきます


 
  カレンから固い決意を感じる…

  グランはこれに応えなければならないだろう…

グラン「>>95

コクってみる

カレン「えっ! ま、まじ!? グラン、困るよー! あたし彼氏いるからさー! 団長なら騎空団内のそーゆー事、しっかり知っとかないと駄目だよ」

カレン「じゃ、いくよ!」パチン


 カレンが指を鳴らすと部屋の炎が一瞬で消える……


カレン「ほら行くよ」

カレン「なに突っ立ってんの?」

カレン「ああ、油臭いね。ちゃちゃっと一浴びしてくる?」

カレン「だから、なに突っ立ってるの?」

オイゲン「おうグラン! じゃあ例の女子会に顔出すとするか!」

シルヴァ「新しい茶葉も持っていった方が良いだろうか?」

オーキス「遅い」


カレン「皆はあたしが説得しといたから安心して」

カレン「じゃ、気を取り直してしゅっぱーつ!」

カレン「こんにちわー! お邪魔しまっすっ」


アポロ「ぬ……カレン」

オーキス「アポロのお茶、飲みにきた」

ソーン「あら、丁度皆出来たところよ」

アルルメイヤ「…難しかった」



シルヴァ「み、皆その格好は…」

ロゼッタ「可愛いでしょう? せっかくだし着てみたの。貴女も良ければどう?」

シルヴァ「考えておく事にする…」

ソーン「シルヴァもこのメイド服着てみたら?」

シルヴァ「か、考えておく…」

カレン「わー良い匂いがする!」

シルヴァ「お茶菓子も色々持ってきたよ」


アポロ「貴様は茶よりも酒だろうが」

オイゲン「たははっ、お前ぇだって似合わねぇ格好してるじゃねぇか!」

アポロ「うるさい」

カレン「いやいや、ポロちゃんすっごい良い感じだよ!」ドスッ「ねっ?」

オイゲン「おお似合ってるぜ!」

アポロ「エプロンなぞ似合ってたまるか」

グラン「>>101

僕の裸エプロン姿のほうが似合ってるでしょ

カレン「どこがだぁ!!」

 
 グランがカレンにドロップキックされて吹っ飛ぶ。
 
 そういえばジータと一緒にレスラー姿で特訓していたのを見た事がある…


アポロ「お前何故下着しか着ていないのだ」


 アポロはグラン渾身のギャグだった裸エプロンを無視して言ってくる。





アポロ「着替えも持たずに風呂に入るなぞ馬鹿か?」

カレン「まーまー部屋はポロちゃん達に居座られてたからしょーがない!」


 グランはいそいそと普段着に着替える。

スーテラ「お怪我はありませんでしたか?」

スーテラ「あ、はい! スーテラもロゼッタ殿に倣い形から入りまして…」

スーテラ「え…? はい! 有り難う御座います! 団長殿のさっきのお姿も素敵でした!」

 純真なスーテラの笑顔に、グランは裸エプロンをした自分を恥じた…

アルルメイヤ「皆、茶の準備が出来たぞ。席につけ」


カレン「ポロちゃんのお茶はオイゲンに飲ませるのは当然としてー…席順どうしよっか?」

グラン「>>104

カレン、お前は俺の隣だろ(低音voice)

 カレンが顔を近づけてきた

カレン「当たり前でしょ?」

 カレンの吐息が耳にかかる。


カレン「ははっ、お茶会中も仲直り作戦はやるんだから当然でしょ!」


 それぞれ席についてゆく…



アポロニア「何故貴様が私の前の席に座る」

オイゲン「構うなって」

アポロニア「おいグラン。こいつと席を替われ」

カレン「ダメダメ! グランはあたしの隣!」

アポロニア「だったらお前も来い。そしたらお前の変な呼び名も受け入れてやる」

カレン「さっきから普通にポロちゃんって言ってるけど…」

アポロニア「替わらんならもう言わせん」

カレン「んん~? でも替わんない…!」

アポロニア「…グラン」

グラン「>>106

もう座っちゃったし、お茶冷めちゃうよ?

グランもカレン同様、席を変わる意思がない事を伝える。


カレン「…グラン!」


 カレンはなにやら嬉しがっている様だ…


オイゲン「おっと。この茶ぁお前さんが淹れたもんだろ。もらうとするか」

アポロニア「ふん…。好きにしろ」



カレン「良い感じ♪」

 どうやら作戦が上手くいっている事に気分を良くしているらしい。

 そんなカレンを見てなんだかグランも安心した。

カレン「グランそのお菓子美味しい? じゃちょっとちょーだい!」

カレン「グランにはこっちのお菓子あげるー」

カレン「はー皆のお茶も美味しいー…」

カレン「ん? なにグラン」

カレン「あー確かに仲直り作戦も漠然としすぎてどこまでやったら良いか分かんないねぇ」

 グランは作戦の目標を「オイゲンとアポロが親子で今度のビーチを満喫する」事にしようと提案する…

カレン「うん! 良いねそれ、名案!」

カレン「オイゲンがポロちゃん誘ってポロちゃんがそれを受け入れるのが理想的だね!」


カレン「じゃあどうする? もうオイゲンに誘わせる?」


 今のお茶会でオイゲンとアポロの仲は多少縮まったように見える…

 しかし成功する確率は五分五分だろう……
>>109
1,誘わせる
2,まだ別の誰かに協力を頼む(キャラ指定、あれば仲直りプランも)

2
ティナ、シリウスとアレーティア

カレン「素晴らしい」


 カレンに誉められた。カレンはどことなく興奮している…


カレン「じゃあ、三人に事情説明してまた協力をー」

カレン「え? 今回はポロちゃんにあの親子を見させるだけなの?」

カレン「だ、駄目だし! あたし達もルシウスと一緒にアレーティアの剣技をね…」


 カレンから下心を感じる…。どうやらアレーティアに稽古をつけてもらいたいらしい。


カレン「ティナとルシウスならいつもの火メンバーだから言えば今回は混ぜてくれること間違いなし!」

カレン「別の機会に!? 嫌だって普段は言いにくいんだもん…」


 どうやらカレンなりにあの親子にいつもは気を使って言い出せないらしい…


カレン「ファラもヨダルラーハに修行してもらってめっちゃ強くなってるんだよ!? あたしも師匠ほしぃ~!!」


 カレンが駄々をこねだした。よっぽどらしい。

 

 グランはティナとルシウス、アレーティアの稽古風景をアポロに見せようと思っているがカレンはそこに混ざりたがっている…

 今回に限りおそらくカレンは邪魔にしかならない気がするが…


グランは………>>111

今度一緒に稽古つけてくれるように頼んであげるからと説得する

カレン「…え~…。…ほんとにぃ? グランが頼んだってどーなるかわからないし…」

 
 まだグチグチ言うカレンをグランは一括した!


カレン「!!!」

カレン「ご、ごめん…」

カレン「あたしが混じっちゃポロちゃん変に思うもんね…」


 グランは「また後日に」とカレンをたしなめる。


カレン「うん…ごめんね」


 

 訂正

カレン「…え~…。…ほんとにぃ? グランが頼んだってどーなるかわからないし…」

 
 まだグチグチ言うカレンをグランは一括した!


カレン「!!!」

カレン「ご、ごめん…」

カレン「あたしが混じっちゃポロちゃん変に思うもんね…」


 グランは「また後日に」とカレンをなだめる。


カレン「うん…ごめんね」


 再訂正

カレン「…え~…。…ほんとにぃ? グランが頼んだってどーなるかわからないし…」

 
 まだグチグチ言うカレンをグランは一喝した!


カレン「!!!」

カレン「ご、ごめん…」

カレン「あたしが混じっちゃポロちゃん変に思うもんね…」


 グランは「また後日に」とカレンをなだめる。


カレン「うん…ごめんね」


 アレーティアに直接指南を受けさせるのは至難の業だが、ルシウスと共に混じらせてあげる事ぐらいならできるだろう。



カレン「ポ、ポロちゃん達連れてこよっか! どっちがどっち行く?」


 >>116
1、グランがアポロを連れてくる
2、グランがアレーティア達を集める

1

カレン「よぅし分かった! じゃ、あたしアレーティアをルシウスのとこに連れてくね! ルシウスこの時間なら甲板のトコでティナと道場作りの練習してると思う!」


カレン「じゃポロちゃんは任せた!」


………

……




アポロニア「何か用か」


 アポロはおそらく、もうカレンとグランがしようとしている事に気がついているだろう…

 それでも…と、グランは険しい表情アポロをある場所へと誘う…

 グランとアポロは甲板が見下ろせる第3デッキに出る…


アポロニア「……」

アポロニア「なんだ、人の顔を見て…」

アポロニア「悪いが私はあの男との仲を修復する気はないぞ」

アポロニア「団員としてなら交流はしてやる。だがもう親と子に戻る気はない」

アポロニア「お前には悪いがな」

アポロニア「…」


 アポロが視線を落とす。グランはその先を見るとルシウスとアレーティアが斬り合っていた…


アポロニア「お前の魂胆は分かる」

アポロニア「私とルシウスは似たような境遇だからな」

アポロニア「だが所詮は他人だ。同じではない。自分を重ねたりはしない…」


 ルシウスとアレーティアは前と違って言葉は発せず、ただ斬り合っている。

 稽古ではないだろう。本気で殺しあっている様にも見える。

 ルシウスのアレーティアへの憎悪は完全には消えていない。

 しかしアレーティアはルシウスの怒りが入り交じった剣技を受け止め、弾き飛ばす…


アポロニア「だが……興味はある」

アポロニア「あの悪鬼がああやってじゃれるようになったその心情にはな」


 あの二人、殺しあっているようにしか見えないグランだった… 


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