[安価]勇者「ダークファンタジー」魔王「まともなことのなんとつまらないことか」 (865)

勇者「魔王?」

魔王「まとも、平和、常識、変わることなく続いていく普遍的世界、なんとつまらなく、下らない」

魔王「だから私は自らを変えた」

魔王「人の形を変え、自らの存在を変え、周りの全てを、世界も、概念も、何もかもを変えてやりたい」

魔王「このつまらない世界を私の手で混沌とした世界に変えてやったのだ!魔物によって怯える人間!破壊される街!」

魔王「そんな時、君が現れた」

魔王「私は心底痺れたよ、君のようなまともとは到底かけ離れた人間がいるなんて」

魔王「ああ、君が欲しい。私の物にしたい。倒して、両手両足もいで、体も心も屈服させてから魔物化させて傍に置いておきたい」


勇者「だけどお前は俺に負けた」

魔王「そうだな、今の私には何も無い。腕も、脚も、君に切り落とされてしまった」

魔王「尻尾も、羽も、全てもがれ、魔法は切れた。もはや何もできない」

魔王「だがまだ心臓は鼓動を止めず、脳味噌は電気信号を発している」


勇者「それでも負けを認めないと?何ができるっていうんだ」

魔王「ふふ、君は特に趣味が悪い。私が血を流しきって失血死するまでそうして見ている気かい?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500735433

魔王「なら私はこの残された時間に少し話をしよう」

魔王「私は私の魔力で以て世界中に種をばら撒いた。いつか開花するように」

魔王「魔物が生まれ、魔力を持った人間が生まれ、やがて開花した」


魔王「君だよ。勇者」


魔王「今、この場に歴代最大量の魔力を持った存在が二人揃ったのだ」


魔王「なあ勇者。私は何故この魔王城を作ったと思う?」

勇者「この…城?」


魔王「この城はね、巨大な装置なのだよ」

勇者「!?魔力封じ魔法!」

魔王「アハハハ、察しがいいね!!でも無駄だよ!そんな魔法で止められはしない!!!」

魔王「さあ!世界の改変を!私ですら成し遂げられなかった大いなる改変を!」


魔王「一緒に迎えよう!君と私で!混沌たるニューゲームを!」


勇者「魔王おおおおおお!!!!」

―――――
―――

悲鳴が子守唄だった

血の産湯につけられ、ゴミ溜めの中で育った


前の世界の記憶はある

だから何だ。この世界で生き抜くのにそんなものは必要ない

生きていくためには何だってする。そう決意して今日も人間の死体を食らう



生まれてから何年経ったろう

不気味な満月が睨めつける夜と歪んだドドメ色の太陽が照らす昼を何千回と超え、俺は無事に幼少期を超えた

そして今日、王城から迎えが来る

魔導馬車が街中を突き進む不快な音が響く

街の人々が恨めし気な目を向ける。誰も彼もの手に石が握りしめられていたが誰一人として投げようとしない


強引に扉が開かれ、俺の家に靴を履いたままドカドカと入り込んでくる


「お迎えに上がりました、勇者様」


そう言った兵士は忘れもしない。俺の友人を目の前で殺した兵士だった

彼はそれを覚えているのかいないのか、いや一々覚えているわけもないだろう


「早くお乗りください。この町は勇者様が住むには汚らしすぎます」


①勇者「ああ」
②勇者「汚い町でも俺の住む故郷だ」
③勇者「だったらなんとかしてほしいもんだ」
④勇者「自由安価」
>>7

4 他の街の状況に比べたらマシなもんさ

勇者「他の街の状況に比べたらマシなもんさ」

「そうでしょうか。我々にはどこも同じに見えます」


それもそうだろう。この世界で裕福に過ごしているのは王城と貴族がする城下町だけなのだから

そんな言葉は飲み込んで馬車に乗り込む

ガチャンと戸に鍵をかけられ、馬車は走り出す


ミシミシと軋むような程に痛い殺気が町中から向けられる。王城からの誘いは殺人が起きてもおかしくない嫉妬を招くのが当たり前の世界だ


だが俺は知っている。この王城からの誘いは華やかな世界への招待なんかでは決して無い

このどうしようもない世界を救えという命令を受けるために



途中で馬車が何かを踏んだような大きな振動がして赤子の断末魔が耳に響いた

勇者(お前はこんな世界を望んだのか?魔王)


そんな何十回何百回と抱いた疑問を誰となく投げかける。もちろん返ってくるわけもない


やがて華やかな城下町に入る

外の世界とは大違いだ。整った町並み、ゴミ一つない舗装された道

煌びやかな光が照らし、笑顔が溢れている


「まるで別世界でしょう?あんな汚れた町と違い、我々の町は幸せが溢れている」


その誇らしげな言葉には侮蔑が大いに含まれていた

勇者「っっ……」


王城に入ってすぐ目についたオブジェに吐き気を催す、それは沢山の人間の死体を使って作られた女神の像だった

「素晴らしいでしょう?我らの権力の象徴です」


勇者「この死体は…」


「もう死んでいますが作られてから数日は生きていました。もちろん醜いうめき声を上げない様に声は奪っていましたが」

「ああ、安心してください。死んでもどうでもいい"外の人間"が材料ですから」


勇者「狂ってる…」ボソ

似たようなオブジェは城内にいくつもあった

そして王の謁見の間、玉座は何者かの骨で作られていた


王「待っておったぞ、勇者よ」

勇者「…あんな町出身の俺が本当に勇者だと思うか?」


「口の聞き方には気を付けるように」


王「良い。彼は世界の救世主となる存在だ」

王「勇者よ、いま言った通り、そなたの役目は魔王を倒し、救世主となることだ」

勇者「本当に、魔王を倒しただけで世界は平和になると思うか?」

王「なるだろう。我々の不安は魔物の存在だけだ。魔物に殺される可能性さえなければ人類は安泰だ」

王「もちろん報酬は払う。君は貴族の仲間入りだ。他の薄汚れた人間どもとは違う世界に生きられる」


①勇者「貴族や階級がなくならない限り本当の平和は訪れねえよ」
②勇者「階級制度を無くしてくれるなら救世主でも何でもしますよ」
③勇者「分かりました。勇者として旅立ちましょう」
④勇者「自由安価」
>>12

今日はここまで

4 何分田舎者ゆえ即答しかねる。長い旅路になることだけは予想できるので報酬があるのなら都度分けて提供してくれないか
それこそ前金に相当するものがないことには始めようもない

勇者「何分田舎者ゆえ即答しかねる。長い旅路になることだけは予想できるので報酬があるのなら都度分けて提供してくれないか
   それこそ前金に相当するものがないことには始めようもない」

王「いいじゃろう。もってゆくがいい」


兵士が勇者に重い袋を渡す


王「報酬も定期的に送ろう。各町の銀行で下ろすといい」

「よろしいのですか?王様」

王「良い良い。人民どもの税率をまたあげれば良いのだからな」

「ではまず勇者よ、酒場に仲間を集めに行くのだ」

①勇者「自由安価」
②さっそく城を出る

>>15

kskst

勇者「その前に貴様のような玉座でふんぞり返っているだけの無能を始末させてもらう」


ズガンっ


勇者「っ」


後ろから衝撃がくる、そして俺の意識は一瞬で奪われた


王「憐れなり」

地下牢

目が闇に慣れてくると労の隅に3人ほどの死体が積みあげられているのが分かる

その死体に鼠が群がり、食い散らかしている


さっきは油断した。まさか言った瞬間やられるとは…


「やあ勇者、楽しんでいるかい?」

少女の声が聞こえた


①牢の中から
②牢の外から
③隣りの牢から

>>21

この声は忘れもしない。前と違ってだみ声でもなく幼くなっているが、確かにこの声は

勇者「魔王!」

魔王「ふふ、何年も何年も、長かったよ勇者。片時たりとも君を忘れたりはしなかった。早く再開したいと願っていたんだ」

魔王「君はどうだい?この世界を楽しんでいるかい?街の中にすら平和の無い混沌とした世界」


魔王「退屈だけはしないだろう?」


①勇者「こんなところに閉じ込められて楽しいも何も無いだろ」
②勇者「俺はこんな世界嫌いだね」
③勇者「いいからこっから出せ」
④勇者「見張り兵とかいたはずだが」
⑤勇者「自由安価」

>>24

5 そんなことより早く客人に茶と菓子を出せやゴミ

勇者「そんなことより早く客人に茶と菓子を出せやゴミ」

魔王「はっはっは、それもいいね」


牢の格子を簡単に溶かして中に入ってくる魔王


魔王「じゃあ少し茶菓子でも食べながら話そうか」


①そうする
②格子が無くなったならとっとと逃げる
③自由安価

>>27

勇者「お前がここにいるってことはお前を倒せばこの世界は救ったことになるよな」

魔王「なるわけないだろう。私がそんな簡単にゴールを用意するとでも?」

勇者「じゃあ何なんだよお前」

魔王「今の私は魔王ではない。きっと魔王は別の存在がなっているだろう」

魔王「勇者、私はこの世界で君と旅がしたい」


魔王「私が作った混沌とした世界を歩き、冒険し、味わいたい」

魔王「ということで私が君の最初の仲間だよ」

①勇者「お前のした所業、忘れてねえからな」
②勇者「断る」
③勇者「…勝手にしろ」
④勇者「自由安価」

>>31

※牢屋内が暗くて見えないが魔王は女です
安価↓

勇者「混沌というより単純な、そして胸糞悪いだけの出来事だけが待ってそうなんだけど。もう少しモチベの上がる話してくれなきゃこのままでいいかなって」

魔王「このままだと君処刑されちゃうよ?死刑だよ?」

勇者「別にお前には関係ないだろ」

魔王「そういうわけにはいかないね。私は君と世界を回りたいんだから」

①勇者「だったらモチベの上がる話でもしてもらおう」
②勇者「だったらこの世界を元に戻せ。どうせできないだろ?」
③勇者「自由安価」

>>35
今日はここまで

勇者「だったらこの世界を元に戻せ。どうせできないだろ?」

魔王「できるよ」

勇者「何?」

魔王「世界改変の時、あの城だけはそのままになっているはずだ。もう一度世界改変をすればいい」

勇者「お前はこの世界を望んでいたんだろ?お前にとってもう一度改変に何の意味がある?」

魔王「私は自分の作った世界を一度見て回りたいだけだ。その一回で満足できるよ。そうだな、その後は君の手で今度こそ殺してもらおうか」

勇者「…信じらんねえ」

魔王「私は真実を言った。それを信じられないなら信じなくたっていいさ」


魔王「さあ話は終わり。この牢屋から抜け出そうか」

①勇者「どうやってだよ」
②勇者「一人で十分だ。外で待ってろ」

>>39

勇者「一人で十分だ。外で待ってろ」

魔王「うん、手早く頼むよ」


魔王の気配が消える

さて


牢の格子を炎魔法で解かす

一瞬炎が部屋全体を照らす。いくつもの牢に沢山の人間が捕らわれていた


「助けてくれぇ」「俺も、俺もここから出してくれよぉ」「あ゙ぁ゙あ゙~」と様々な声が助けを求める


①全ての牢を解き放つ
②まともそうな人間だけを解き放つ
③無視
④自由安価

>>42

今日はこれだけ
今さらながら遅更新です

全ての牢を解き放った


「いやぁ助かったよ」なんて声が聞こえるわけもなく、牢の中にいた人間たちは礼も無く階段に向かって逃げて行った


「あ・…ぁ、あ…あ゙ぁ゙あ゙あ゙」と地獄の底から響くようなおぞましい声がする


勇者「…何だ?」


魔法で明かり代わりに炎を灯す


勇者「っ!」

勇者「…集合変異体」


その巨体は牢のなかで蠢いていた

ブヨブヨの赤黒い肉塊から人間の腕、脚、顔がいくつも生えて呻き、もがき、宙を掻き、地面を蹴る



「た、助けてくれぇぇええ!!!!」


逃げ遅れた一人が異様に伸びた腕に掴まれる

集合変異体の巨体が真ん中から横一文字にぱっくりと割れ、大きな口が開く

その口内にはたくさんの目玉がついている


助ける間もなくその人は食われ、集合変異体の表面に顔が一つ新たに浮き出る

今武器は持ってない。魔法だけでなんとか戦えるか…?

①戦う
②逃げる
③魔王を呼ぶ
④自由安価

>>47

1

勇者「元人間とはいえそうなったらもう自我なんて無いよな、そう祈るぜ」


そう言って火球魔法を打ち出す


勇者「なっ」


集合変異体は火球を大きな口でぱっくりと飲み込んでしまった


勇者「爆破魔法!」


『グウォオォォオオオ』ドッバァン


肉の塊がはじけ飛び、自分の顔に肉片がひっつく


勇者「うぇ…」ビチャ


上がだいぶ騒がしくなっている。早く逃げた方がいい

①肉を全て焼く
②早く逃げる
③魔王を呼ぶ
④自由安価

>>49

1

勇者「とりあえず全部焼かなきゃ」


腐った肉が更に焼かれる鼻の曲がりそうなおぞましい匂いが漂う


コンマ安価40以下

>>51

全て焼き終わってから地下から出る


勇者「…ぅゎ…」


一階の城内は大変な事になっていた

牢から解き放った囚人たちは逃げるでもなく飾ってあった剣を手に取り暴動を起こしていた

豪華な装飾は無残にも壊され、高名な画家の描いた絵画は血で塗りつぶされ

内臓が引きずり出された死体が放置され、女子供は悉く犯されている


魔王「くく、大分面白いことになっているじゃないか」


とても楽しそうな声をあげながら魔王が現れる

女と見るや犯そうとする暴徒たちの目には何故か魔王が映っていない


明るいところで見る魔王の姿は人間の少女だった

腰にも届く銀髪をなびかせ、狂気を覗かせる紅い瞳、牙のような八重歯を見せる幼い少女の姿

その服装は銀髪がよく映える退廃的なゴシックロリータの衣装を着ていた


勇者「…ふざけてんのか?何だその姿は」

魔王「そんなことより分かっているのかい?この惨状は君のせいで引き起こされたものだよ?ふふ、私好みの惨状だ」

①勇者「…ここの貴族には自業自得だろ」
②勇者「鎮めるか」

>>53

興味がない

勇者「興味ねえな」

魔王「ふふ、勇者としての第一歩がこれか。いい出だしじゃないか」クスクス

勇者「…行くぞ」

魔王「はぁい」


①その前に王城の宝物庫に武器を探しに行く
②王城を出る

>>55

勇者「おっと、その前に宝物庫を覗いていくか」

魔王「クスクス、国を滅ぼすだけじゃ飽き足らず泥棒とはね」

勇者「本来なら王様から金と武器を授かって旅立つはずだったんだ、貰ってったって本来通りってだけだ」

魔王「流石だねえ?ゆ・う・し・ゃ?」

勇者「ふんっ」

コンマ安価40以下

>>57

そいあ

勇者「あ」

魔王「お?」


既に宝物庫には先客がいた


「こ、これは俺の宝だ!誰にもわた、渡すもんか!!!」

勇者「いや、俺は武器だけが目当てだ。金目のものは興味無いから」

「渡さない!渡さないぞ!!!」


「くす」と魔王が笑う

財宝の山にしがみ付く男は常軌を逸したように「渡さない」「俺の物だ」を繰り返し、歯を向いて威嚇をしている


①説得
②面倒だから気絶させよう
③自由安価

>>59

連取駄目かな?
大丈夫なら2で

勇者「悪いが眠ってもらうぜ」

と拳を固めて殴りかかる


が、そいつは無理な体制で上半身だけを逸らして避ける

ボキボキボキと骨のあげる悲鳴が聞こえた


「俺の宝は、渡さない」

ギリギリ避けるが勇者の小指が簡単に吹っ飛んだ


その手には禍々しい装飾の小刀が


勇者「魅入られたな。なんつーもんを宝物庫に仕舞ってやがる」


「ヒヒ、イヒヒヒヒ」


血を吸い取った小刀が肥大し、男の瞳から理的な光が消える


魔王「ふふ、まるで宝の番人だね」

勇者「ああもうめんどくせえ」


男が小刀を勇者に突き刺そうとしてくる

それを軽く避けると蹴りが飛んでくる


勇者「っだぁ!」


その足を掴んでバランスを崩させ、そのまま押し倒して頭を黄金の山に思いっきり叩きつけた


勇者「…気絶したか」

①トドメを指す
②とりあえず小刀を男から離しておけば安全だろう
③その小刀を持っていく
④武器を探そう
⑤自由安価

>>62


連取りは2連続までOKということで

5
小刀を焼却後、4

その小刀を焼却しよう

そう思って小刀を取ろうとすると全く指が小刀から離れない

見るとその男の手が小刀の柄に癒着していた


魔王「トドメを指すしかないんじゃない?」

①トドメを指す
②そいつの手を切り落として傷口を焼き塞ぐ
③武器を探そう
④自由安価

>>64

④解呪系の魔法があるなら試す ないなら②

勇者「よし、解呪魔法が効いたな」

魔王「何だ、殺さないのか」

勇者「そんな短絡的な思考してねえよ」


そう言いながら小刀を焼却する。耳を劈く悲鳴が聞こえた気がした


勇者「さて、武器を探すか」

①これと同じようなものが無いかどうか念のため呪い探知魔法を使う
②武器探し

>>69

~どっちゃり~


勇者「呪われた品多すぎだろ。何だこの城」

魔王「勇者、勇者、すごいよこれ呪われた拷問器具に処刑器具まで色々あるよ。いいないいな、これら全部魔物化させて暴れさせたいなぁ」

勇者「やめろ」


勇者「いっそのことこれら全部に解呪魔法を…いや、流石に魔力が尽きるな。やめとくか」


見つけた武器は

①呪われた道具の中から勇者を呼ぶ声がした
②魔力を吸い取らせることで威力を上げる魔剣
③単純に攻撃力の高い剣

>>71

1

自分を呼ぶ声がした気がする

それは呪われた道具の中の一つ、小さな箱だった


勇者「…これ、何て書いてあるんだ?」


その箱の側面には謎の文字がビッシリと書き込まれており、箱全体から禍々しい気配が漂っている

その意味は分からない。だが強く、強く引きつけられる何かがある


勇者「…」ゴク


生唾を飲み込み、声に導かれるまま蓋を開ける


箱を開くと蓋と底部、そして側部から7つの支柱によって支えられた黒い宝石が姿を現す

宝石は不均一な多面体であり、脈打つように赤く細い線がいくつも蠢いている


やがて意識はその宝石に捕らわれ、目は釘付けになり、周りの景色が歪み、遠のいていく

空も地上も上下も左右もない暗黒の空間

この世のどことも知れない渺茫たる黒き砂漠

永劫の闇に浮かぶ巨大な神殿


勇者の意識は様々は空間を飛んでいた


あるいは無限に近しい果てなき時を

あるいは瞬きするような一瞬の間を


意識が摩耗し擦り切れて無くなるその限界の果てに、ようやく終わりなき旅は終わりを迎えた

原初の混沌が吹き荒ぶ古の間

その最奥にその存在は居た


錆びついた鎖で雁字搦めに封じ込まれ、ただただおぞましい気配を垂れ流している

矮小な人のみでは把握することさえ叶わぬ巨体、地獄の底から響くかのような低く唸る声、そして体についた無数の目がギョロギョロと蠢いている


雁字搦めにしている鎖の間からヌメついた気色の悪い触手を一本勇者に伸ばす

それは助けを求める憐れな童の腕にも、勇者を捕食せんとする凶暴な魔物の腕にも、契約を迫る姑息な悪魔の手にも見えた


俺はそれを

①受け入れた
②拒絶した

>>75

関係ないけどまともじゃなくて面白くなかったら草も生えないよね
1

触手は勇者に巻きつけ、程よい締め付けで全身に絡みつく

その先が愛おしそうに勇者の頬を撫でる


―永劫の闇、終わりなき幽閉―

―我は無限の果てから消ゆることのない束縛の中に存在する―

―我が声を聴きし者よ。その身に我を刻み、我が身にそを刻め―

―そを以て我は物質世界に顕現せり―

―――――
―――

勇者「っっっ!」

勇者「はー、はー…」


物質世界に意識を戻したとき、全力疾走した後のように息切れをし、全身が鉛のように重かった


魔王「勇者、君すごいことになっているよ」

勇者「え?」


魔王が魔法で鏡を作り出す。そこに映っていた勇者の全身には刺青のように謎の模様がくまなく描かれていた

その模様は小さな虫の群体のように蠢きまわり、やがて右手に収束して手の甲に小さな幾何学模様を濃く残した


勇者「あいつが刻まれた…ってことか」

魔王「ふふ、いったい何が刻まれたんだろうね?」

①:武器探し続行
②:ついでに金目の物も持ってくか
③:これ以上は望むまい

>>78

3

勇者「さて、行くか」

魔王「うん、世界を滅ぼす旅にね」

勇者「世界を救う旅だからな?」

魔王「ふふ、そうだった」



変異体≪ヴァリアント≫

人間が内包している魔力が暴走してしまった姿

大抵の場合は人間としての意識を無くしてしまい、ただの怪物になり果てる

厳密には魔物ではないがたまに討伐対象となる




集合変異体

変異体が他の生物と取り込んだ姿、普通の生物の魔力をも暴走させて変異体として融合する

そのため際限なく大きく強くなっていく



封印されしトラペゾヘドロン


全体に封印の呪術が施された箱、その中には7つの支柱によって支えられた黒い宝石が入っている

宝石は不均一な多面体であり、脈打つように赤く細い線がいくつも蠢いている

本来はある存在を物質世界に呼び出すための媒体であるが今は幽閉され、逆に会いに行くための道具となっている

しかしその存在と対面したものは精神を焼き尽くされ、狂人にすらなれない廃人と化してしまうため超常的な精神を必要とするだろう

①一旦出身地のスラムに戻る
②国を出て草原を旅する
③自由安価

>>82

今日はここまで
安価↓

~名も無き草原~

暗い空に泥のような汚らしい雲が蠢き、風も無いのに轟々と音が耳を劈き、草が獲物を求めて揺れ動く


勇者「何も無いな」

魔王「そうでもないよ?」

勇者「…ああ、これには気づいているがな」


草が牙を向いてガジガジと鎧の足を齧っていた

鎧に傷をつける程度の力すらない弱い害獣だ


①全て燃やし尽くす
②無視する
③自由安価

>>85

ほっといたらなんか弱い奴が死ぬんやろ

でも2

勇者「まあ無視でいいだろ」

魔王「へえ、本当にいいのかな?」

勇者「何の装備も無しに草原に出てくるような奴がいるかよ」

魔王「さてさてどうだろうね?」


魔王が近くに転がっていた人間の頭蓋骨を拾って勇者に見せ付ける


勇者「投げ捨てろ」

魔王「はいはい」


投げ捨てず粉々にする魔王


①手に入れた力を試運転がてら魔物戦
②魔物に襲われている人間が
③町に辿り着く
④夜になる

>>87

4

勇者「夜になっちまったな…」

魔王「クスクス…そうだね」


この世界に夜に町を囲む壁の外に出ようとする者はいない

上空は嵐が吹き荒び、どんなに分厚い雲でも覆い隠せない不気味な下弦の月が妖しく輝く

どこからとも無く地獄の底から響くような低く唸る怪物の声が轟く


魔王「どうする?」

①テントを張る
②尚も進む

>>89

1

魔法でテントを張った

中は魔法で宿屋の一室のようになっている


魔王「寝床はダブルベットにしないかい?」ニヤニヤ

勇者「何を言ってんだお前は」

魔王「なあに、男女の二人旅だよ?ちょっとぐらい親睦を深めたっていいじゃないか」ニヤニヤ


勇者の脳裏に前の世界での記憶が蘇る

勇者の目の前で仲間の四肢を引きちぎり、内臓を引き出して高らかに嗤う魔王の姿


魔王「私といっしょに寝るのは嫌かい?」

①勇者「ふざけんな」
②勇者「…まあ、いいだろ」
③勇者「自由安価」

>>91

3
普通にきもちわるい

勇者「普通にきもちわるい」

魔王「」


ニヤニヤとしていた魔王が一気に笑顔を無くし、目を見開いて唖然とした


魔王「そ、そんなマジトーンで気持ち悪いって…そんな…あ…あの…」


①いい気味だ。さて寝よう(ダブルベッドは無し)
②勇者「当たり前だろ。前の世界であんなことされて良い感情持てるか化け物め」
③勇者「じょ、冗談だよ」
④自由安価

>>93

4
「冗談冗談(棒)」さて寝よう(ダブルベッドはなし)

勇者「冗談冗談(棒)」

魔王「え?冗談?いや棒読みすg―

勇者「さて寝るか」


ベッドを二つ作り出す


魔王「だ、ダブルベッドは…?」

勇者「あるわけ無いだろ」

魔王「えぇ…」


不満げな声を出す魔王を無視してベッドに入る

もちろん潜り込んでこないように二人寝られない狭さのベッドにした

肉食み草

世界中どこにでも生息している小さな害獣

"草"とあるが小動物。草にそっくりで住んでいる土地によって様々な形態が存在する

①真夜中
②朝

>>97

今日はここまで
安価下

こんな時間に外を出歩いているやつだ。どうせ助けてもロクな奴じゃないだろう

眠いし寝よう
―――――
―――

~次の日~

勇者「…魔王、何してるんだ」

魔王「…さ、さあ何のことかな?」

勇者「俺の顔を覗き込んで何しているんだって聞いているんだ」

魔王「君の寝顔を見ていて何が悪い!」

勇者「…何かいたずらしてないだろうな」

魔王「元魔王がそんなチンケなことするわけないだろう」

勇者「性格」

魔王「さてなんのことだか」

①旅立つ
②勇者「だが寝ている間に見つめられてたら気分が悪い」
③自由安価

>>103

勇者「だが寝ている間に見つめられてたら気分が悪い」

魔王「酷いなあ君は、私はドMの気は無いよ?」

勇者「ドMの気があったら罵ったりしねえよ」

魔王「むぅ…」

勇者「さて行くぞ」

魔王「はぁい」


テントを畳んで魔法の道具袋にしまい込む

どんな大きなものも入れられて重さも感じない便利な袋だ
※決して生き物を入れないでください


勇者「あれ?」

魔王「キャラバン…の馬車群だね」


立てに並んだいくつもの馬車が打ち捨てられている。それを率いていたはずの馬は骨を残して全て消えている


勇者(昨日の悲鳴はこいつらか…あんな時間にテントも張らず外にいたとは憐れな)

魔王「どうする?」

①使えるものがあるかどうか漁る
②どうもしない

>>105

勇者「使えるものあるかな」

コンマ30以下(ぞろ目と09以下でクリティカル)
>>107

勇者「んー、ほとんど残ってないな」

魔王「野生動物に持ってかれたり食われたりしたんだろうね」

勇者「お、これは」

①食料
②便利な道具
③武器

>>109

勇者「お、これは」

魔王「何だい?これは」

勇者「素材探知機だな」


素材探知機
使うと近くにある素材を発見でき、その剥ぎ取り方も知ることが出来る

生物(鱗や骨など)から自然物(植物や鉱物まで)何でも探知できる


※安価で指定して使用する。選択肢に無くても自由安価でなくても使用できる


魔王「へぇ、使えるの?」

勇者「武器の強化も売る目的でもな」

①魔王に向けて使ってみる
②もうここには用は無いな
③自由安価

>>111

1

魔王に向けて使ってみる

ピピ
『天女シルク、アークノヴァの毛皮、深海鰐の皮』


勇者「お前何超高級素材で服作ってんだこの野郎!」

魔王「こ、これは創造神特権だ!私はこの世界の創造神だぞ!」

勇者「なにが創造神だ!世界を作り替えた大悪魔だろ!」

魔王「誰が悪魔だ!私は元とはいえ魔王だぞ!悪魔なんかより数百億倍偉くてすごいんだぞ!」


金に困ったらこいつの身ぐるみを剥ごう。そう決めた勇者であった


「誰か…誰か、助けて…」


勇者「ん?」

魔王「聞こえたね」

勇者「…一応見ておくか」


三つ前の馬車を覗くと長い髪の女性が魔物の死体の山の下から顔を出して助けを請うていた

その顔は醜く血で濡れていた

①勇者「見返りは?」
②助ける
③見捨てる
④勇者「何か身分を証明するものもってないか?」
⑤自由安価

>>113

剥ぎ取り方は?

勇者「よし魔王、この死体の山をどかしてくれ」

魔王「私のようなか弱い少女に何を要求してるの?」

勇者「嘘つけ怪物。どうせ見た目だけでスペックは元のままのクセに。やろうと思えば魔物姿にもなれんだろ」

魔王「さあ、何のことだろうね」

①勇者「やらなきゃ今夜は別々のテントで寝てもらうぞ」
②勇者が攻撃魔法で吹き飛ばす
③自由安価

>>116


>>114
服なので脱がすだけ

③やってくれたら、お前が望む事を一つだけ叶えてもいい

勇者「やってくれたら、お前が望む事を一つだけ叶えてもいい」

魔王「ホント!?」

勇者「もちろんだ」

魔王「なーら、てーい☆」


女性の上に乗っかっている死体の山が空に浮き、馬車の屋根を突き破って空高く飛んで爆発四散する


女性「」ポカーン

女性「…あ、あなた…たちは」

魔王「魔王だ!」

①勇者「を自称しているアークウィザードだ」
②勇者「"元"な」
③勇者「と、勇者だ」
④勇者「自由安価」

>>118

2

勇者「"元"な」

魔王「うむ、元魔王だ。今はこいつの奴隷にされている」

勇者「そうか、じゃぁ奴隷市に売り飛ばしてくるとしよう」

魔王「冗談だ、冗談」

女性「ま、魔王」

魔王「元だがな、今じゃ善良な少女だよ」

女性「じゃあ、あなたは…」

勇者「俺か?俺は…」

①勇者「勇者だ」
②勇者「魔王に惚れられた一般人だ」
③勇者「旅人だ」
④勇者「自由安価」

>>120

3

勇者「旅人だ」

女性「そうですか…」

女性「私はシフォン、ギルド『 ラウンド』の一員です」

勇者「ラウンド」


俺もその名は知っている。確か大きな商業ギルドの一つだったはず


シフォン「次の町まで護衛を頼めませんでしょうか?荷物はダメになってしまいましたがせめて一人は辿り着いて報告しないと行けないのです」

①了承
②拒否
③条件 勇者「自由安価」

>>122

1

勇者「いいぞ」

魔王「えぇ、邪魔者だよぉ」

勇者「うるさい、旅は道連れ世は情け、一時の旅ぐらい同居人が増えたぐらいで何だ」

魔王「むぅ」

シフォン「あ、あの…本当に私がいていいのでしょうか?」

勇者「ああ、こいつは気にするな」

魔王「ええ…」

①次の町に着く
②洞窟や森など場所を自由安価

>>124

お宝がありそうな洞窟

勇者「お、お宝がありそうな洞窟だ」

シフォン「は、入るのですか…?危険では」

勇者「俺とこいつがいるから大丈夫だ」

魔王「私は勇者以外を守る気なんて無いよ」

①勇者「守らなかったらさっきの『言うこと一つ聞いてやる』ってのは無しにするぞ」
②勇者「じゃあ俺があんたを守ってやるよ」
③勇者「自由安価」

>>126

3
なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし

勇者「なら先に次の町に行くか。戻ってくりゃいいんだし」

魔王「そうだねとっととこいつと別れよう」

勇者「お前ってつくづく性格悪いな」

魔王「私は魔王だよ?」

勇者「その割には小物っぽいよな」

魔王「ガーン」

シフォン「は、はは…」


①夜
②町が見えてくる

>>128



勇者「また間に合わなかったな」

シフォン「明日には次の町に着くはずです」

魔王「へえ、それは良かった」

①テントは一つしかない
②二つある

>>130

勇者「じゃああんたはこの予備のテントで寝てくれ」

シフォン「はい」

魔王(ほ…)
―――――
―――

魔王「言うこと一つ聞くって言ったよね?じゃあダブルベッドで!」

勇者「はいはい」


ダブルベッドに入ると思い切り抱きついて顔をスリスリしてくる魔王


勇者「胸押し付けんな…」

魔王「えへへ、じゃあもっとやっちゃぉ。ぎゅー♡」


魔王(このまま惚れさせて私しか見られないようにしてあげるよ)

魔王(そして最終的には私の言うことを聞くようになって勇者を従えた魔王がこの世界に再臨するんだ)

魔王(ふ、ふふふふ)

魔王「ふははははは」

勇者「うるせえ」

①勇者「自由安価」
②真夜中に勇者だけ目を覚ます
③熟睡

>>132

真夜中

勇者「…ん」

勇者「な、な…あんた」


シフォン「………」


真夜中に目を覚ますとシフォンが勇者の上に馬乗りになっていた

魔王は寝相かベッドから落ちていた



シフォン「あ、あぁ…あぁあぁ・・・」

勇者「!?」


シフォンが自らの服を破り捨てる

その腹はグニュグニュと蠢き、まるで何かが腹の中でのた打ち回っているようであった


①殴り飛ばす
②魔法で燃やす
③首を斬り落とす
④自由安価

>>134

コンマ安価50以下
90以上でファンブル

>>137

勇者「燃えろっ!」


自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす


シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア


シフォンは叫び、のたうつ

その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく


シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ


シフォン「   」



勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」

卵を植えつけられて


魔王「」グー、スピー

①素材探知機を使う
②ギルド一員の証であるバッジを貰う
③とりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
④自由安価

>>139

外にシフォンの焼け焦げた死体を運び出す

途中で魔王の足を踏んだ気がするけど起きなかったのできっと気のせいだろう


勇者「さて」

勇者≪燃えよ≫


ボァアアアアア


勇者「ん?」

コンマ安価50以下
>>141

勇者「ぅぁあっっ」


シフォンの腹を食い破って飛び出してきた魔物が勇者の首少し下を切り裂く


「キシァァァアア!!!」


腕はカマキリの様に刃であり、体は毛むくじゃらの獣、足は幾重にも分かれた枝状の細長い足だ


勇者「くっ、何種類植えつけられてたんだよ…」


①再び炎魔法
②"力"を開放する
③魔王を呼ぶ
④自由安価

>>143

1

勇者≪光さえも焦がす赤い炎よ≫

勇者≪人の内より故の空へ≫

勇者≪我が声を標として顕現せよ≫


勇者≪上級火球魔法!≫


「キシャァァアアア!!」

勇者「炎無効化かよっ!!」

勇者「ぐっっ」


飛び掛ってくる魔物を避けつつ呪文詠唱したが奴の刃に引っかかったらしく、左腕に大きな傷を負っていた

①"力"を開放する
②自由安価

>>145

今日はここまで
安価下

―――――
―――

魔王「…」


魔王「どけっ!」


寝起きの魔王はそう言いながら勇者を貪る魔物を一瞬で吹き飛ばした


魔王「…そう、死んだんだ…」


魔王はそう言い、肉塊と成り果てた勇者に触れる


魔王「私は人間として復活させる術を持たない。しかし、君を埋葬する気も毛頭無い」

深い、深い眠りの底にいた

誰かが俺を呼び止める

強い力に引きずられる

俺を引きずる存在に気づいた

おぞましく、邪悪で、醜悪な、あまりにも怪物的な化け物染みた化け物


それは、人間からあまりにもかけ離れている。なのに、それなのに


よく見慣れた人間そのものだと感じた

目の前に見知らぬ世界が広がっている

そしてその中に聖女が立っている

本能が理解する

産まれた赤子が泣くように、誰もが呼吸を吸うように、誰もが餌を求めるように


彼女が自分の主であると。彼女に付き従わなくてはならないと


元勇者「俺を産み出してくれたこと、感謝いたします。魔王様」

魔王「…私について来い」

元勇者「はい」

魔王「行こう。手始めにこの地の人間以外の生物を魔物化させる」

魔王「そして、この世界の魔王を殺し、私が真の魔王として君臨する」



魔王「…この世界を、地獄よりも狂える地獄に変えよう」

元勇者「仰るとおりに」


BAD END

continue

>>138
>>140
>>142

>>151

1

勇者「燃えろっ!」


自分に火が移らないようにコントロールしながら火で焼き尽くす


シフォン「ぎぁぁぁぁがががががあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」ボァァアアア


シフォンは叫び、のたうつ

その口、鼻、そして股間と肛門から夥しい数の大きな虫が現れ、金切り声を上げては燃え尽きてゆく


シフォン「あ……が…ごめ…ん、な…あり、が………」プシュゥゥ


シフォン「   」



勇者「…一人だけ生きていたんじゃなくて生かされていたのか…」

卵を植えつけられて


魔王「」グー、スピー

①素材探知機を使う
②ギルド一員の証であるバッジを貰う
③とりあえず死体を外に出してから完全に焼き払う
④自由安価

>>153

1

今日はここまで

素材探知機を使う

ピピ
『大鎌獣の卵―食材ー』


素材探知機によればシフォンの中の魔物はほとんどが燃えてしまった中、唯一残った素材は食材だけらしい

①:取り出す
②:孵化するのを待つ
③:自由安価

>>157

ピピ
『孵化した場合、大鎌獣の毛皮、大鎌獣の鎌。肉は食材』

『電気属性で麻痺させた後、生きたまま血抜き、鎌を切り落として皮を剥ぐ』


勇者「なるほど」


孵化して襲い掛かってくる寸前に雷魔法を当てられればずっと有利になるな


コンマ安価
このレスのコンマより少ない数値
>>160

うーん無理っす

「キシャァァアアア!!」

勇者「ちっ」


タイミングをミスった!シフォンの体を食い破ってくると同時に飛び掛ってくる

だが前と違って不意打ちじゃない、まだ対応できる!

①避ける
②避けた上で後ろに回りこんで攻撃
③正面から雷撃魔法を浴びせる
④自由安価

>>162

2

コンマ安価70以下

>>164

ぐえ

避けた!

勇者≪雷撃よ!≫バリ


ドギャァン


勇者「ちっ!」


雷撃は避けられてしまった

「ぐぎゃっ!?」


その雷撃を見た大鎌獣は自分の弱点だと気づいたのか背を向けて逃げ出した

①そのまま逃がす
②追い討ち
③自由安価

>>166

ぞろ目効果で攻撃は失敗しても避けるのは成功

2

コンマ安価75以下
>>168

勇者≪雷撃よ!≫バリ

ドギャァアアアンンン


「ぐぎゃぁあぁぁああああ!!!」


勇者「っしゃ!」


雷撃で仕留めた

どうやら神経が麻痺っただけらしく、ちゃんと息がある


勇者「さて、生きたまま血抜きだっけな」


首筋の太い血管を切る…剣すら持ってねえな

①馬車を調べる
②剣を作り出す

>>170

2

剣を想像すると右手の甲の模様が黒く輝く

勇者「?…うぉ」


そして勇者の手には禍々しい装飾の剣が握られていた

ドクン、ドクンと装飾の一部が脈打っているように感じる


勇者「…この見る限り闇属性っぽい剣で食材を切っていいんだろうか」

勇者「ま、いいか」


大鎌獣の首筋の太い血管を切る

噴水のように血が噴出し、段々生命の温かみが消えてゆく


次に腕の大鎌を切り落とし、ちょっとずつ皮を剥ぐ

この肉は食用だっけか

①今日の朝食
②売れるかもしれないし取っておくか

>>172


勇者に宿った力(第1段階)
混沌属性の武器を作り出せる(何故か攻撃目的以外のものは作り出せない)
装備品(武器でも防具でも)に混沌属性を付与できる


売ろうぜ!

勇者「売るか」

肉は保存してとっておく


魔王「ふぁ…ん…勇者…」

勇者「やっと起きたか、魔王」

魔王「ん…おはようのキスは?」

勇者「ねえよ、んなもん」

魔王「むぅ…」

魔王「とりあえずお腹すいたよー」

勇者「じゃあその辺の小動物でも狩るか」

①食後
②獲物を探す

>>174

今日はここまで

1

食後

魔王「あー、お腹いっぱい」

勇者「はいはい」

①シフォンの体からギルドメンバーのバッジを盗む
②シフォンを埋葬する
③宝のありそうな洞窟に戻る
④自由安価

>>176

3

その洞窟は近くの町の人に

①盗賊の隠れ家と呼ばれていた
②深淵の胃袋と呼ばれていた
③古の洞穴と呼ばれていた
④特に名は無い

>>178

~深淵の胃袋~

その暗い洞窟はおぞましい気配が渦巻き、心なしか怪物が大口を開けて待っているような気がした

不思議なことに風が洞窟に吸い込まれるように中に向かって吹き、その度に体が洞窟に引っ張られるように倒れそうになる

それと共に風が怪物の唸り声のように響く

魔王「本当に入るの?」

①勇者「当たり前だ。怖いのか?」
②勇者「…近くの町でここについて聞いてからにするか」
③勇者「自由安価」

>>180

3
放っておくとスルーしておしまいだからな。ロクなことにはならんだろうが進むに限る

勇者「放っておくとスルーしておしまいだからな。ロクなことにはならんだろうが進むに限る」

魔王「流石君だね。私も従うよ」

勇者「お前は何があっても大丈夫なクセに」

魔王「ふふ、私は平気でも君を失ったら悲しいんだよ…」

①勇者「魔王…」
②勇者「ああ、はいはい」
③勇者「自由安価」

>>182

勇者「ああ、はいはい」

魔王「えぇ、何それぇ…」

勇者「ん?」

横道にさっそく古びた宝箱が2つある

①右の宝箱を開ける
②左の宝箱を開ける
③無視
④2つともに石を投げつけてみる
⑤勇者「魔王、行ってこい」
⑥自由安価

>>185

6
右の宝箱にだけ石を投げつける。全力で

右の宝箱に足元に落ちていた石を思いっきり投げてみた


魔王「…」

勇者「…」

魔王「…反応無いね」

勇者「そうだな」

①右の宝箱を開ける
②左の宝箱を開ける
③無視
④左にも石を投げつけてみる
⑤勇者「魔王、右を開けてこい」
⑥自由安価

>>187

1

右の宝箱を開けようと近づくと


勇者「…え?」

パカ


足元が開き、一気に落ちていく


勇者「うわぉぁぁぁぁぁ!!!!!」

①勇者(魔法、何か魔法を)
②勇者(だ、ダメだ。間に合わない!)

>>189

1

寝る
あんな時間に関わらず付き合ってくれた人ありがとう

勇者(魔法、何か魔法を)

勇者(この状況を打破できるのは…)

①とりあえず地面に向けて魔力をエネルギーとして噴射する
②背中に羽が生えることを強く想像する
③舞空術(魔法)を使う(詠唱必須)
④自由安価(勇者の行動のみ)

>>192

>>194
コンマ30以下
ぞろ目、09以下でクリティカル
90以上でファンブル

落ちるか?

勇者(羽だ、剣を作れるなら羽も、羽を!!!)


しかし地面は近づき、すぐに脳を揺らす強大な衝撃と痛みを食らうことになった


勇者「ぐは…ぁ…」

既に命はギリギリまで削れ、もう死ぬことを覚悟する

①回復魔法(魔力全消費)
②コンティニュー

>>196

2
即死でもイイぐらいだ

意識が遠のく…しかし天に召されることは許されない

鎖に繋がれ、肉体という檻に引き戻される

やがて魂は穢され、色を塗り替えられる


闇へ、邪悪へ、魔へ



魔王「あーあ、せめてもうちょっと綺麗に死んでほしいよ。せっかくの君の顔がグチャグチャじゃん」

魔王「ま、ちゃんと復活させてあげるよ。魔物としてね」

魔王「さあ、これで君は私のものだ。私が死ぬまで永遠に生きて歩んでもらうよ」チュ


BAD END

continue?

>>188
>>191
>>193
>>195

>>199

2

コンマ30以下&ぞろ目

>>204

むりでしょお

勇者「~っっっ!」ゴォォオオオオ


魔力を流動体のエネルギーとして変換し、地面に向かって噴射する

これは魔法使いを目指すものが一番最初に習う術であり、どんな初心者でも詠唱を必要としない一番簡単で単純な魔法である

一応攻撃にも使えるが威力は弱く、魔力そのものを弾にするため魔力消費も激しい、と戦闘に使う魔法使いはほとんどいない

しかし"純粋な魔力そのもの"にアレルギー反応のようなものを起こす存在もいるというため絶対に使えないとはいえないだろう



勇者「かっっ、はっ…ぁ…」

勇者(しまった…失敗した…)


魔力をエネルギーとして噴射。そう、あまりに安全に着地するのを考えすぎて魔力が空っぽになるまで使ってしまった


魔王「どうしたんだい?ずいぶん具合悪そうだけど」

勇者「はぁ…はぁ…ただの…魔力…ぎ、れ…」


魔王が羽を生やして降りてきた


魔王「魔力切れはずいぶん辛いでしょ?君のお願いの仕方次第では私の膨大な魔力を分けてあげても良いんだよぉ?」ニヤニヤ

勇者「何が…望み、だ…」

魔王「ううん。君の態度次第だってば。君が私に何をしてくれるのか楽しみだなあ」ニマニマ

①勇者「…ま、魔力切れ…くらい…平気、だ…」
②自由安価(勇者の行動、台詞のみ)

>>206

2
死んでもお断りだ、むしろ死ぬ

勇者「死んでもお断りだ、むしろ死ぬ」

魔王「えー」

勇者「ダルい、し…吐き気する…けど…ん、でも…死にやしねえ…し…」

魔王「ほらほらぁ、私にお願いしようよう?土下座して私だけにしか見せない無様な姿晒してよぉ」

勇者「ふざけん、な…死ね」


①まず現状や周りの様子を確認
②魔物が現れた
③自由安価

>>208

3
今回だけと言い聞かせて魔王に少し頼る

勇者「今回だけ、だから」

魔王「違うんだなぁ。私はそういう言葉が欲しいんじゃないんだよ」

魔王「君が私に土下座するとか愛を囁くとかこの世界の魔王を倒した暁には私が真の魔王となり君が私の部下となるのを了承するとかそういうのを聞きたいんだよ」

勇者「ぐ…ぐぐ、ぐ…」

魔王「ほら、ほらほらほら、選択肢は用意したよ。選びなよ」

勇者「…」

魔王「お?」


「ギシャァァアアアアア」


魔物が現れた


勇者「…」

魔王「…おやおや」


勇者「…っっっっ!!!!」


勇者が声にならない声で叫ぶ


勇者の右手の模様が形を変えながら蠢き、右腕を覆いつくす

次の瞬間勇者の右腕がドス黒く変色し、ボコボコと泡立ちながらおぞましく汚らしい触手へと変貌する


勇者はその右腕に引っ張られるように跳躍し、触手で魔物を貫いて串刺しする


魔王「わぉ」


勇者「あー」


その魔物から垂れる血を自らの口に入れ、更に触手が絞る

そして最後に丸飲みした


勇者「」ゲフ

―――――
―――

勇者「…ん、あれ?俺気絶してたのか?」

魔王「やあ、ようやく起きたか」

勇者「…魔力が満ちてる」

魔王「ふふ、私が君に魔力を分け与えてあげたんだよ。感謝したまえ(大嘘)」

勇者「>>212


※勇者の力について
残存魔力がほとんどゼロになると暴走し、どんな手を使ってでも補充しようとする
魔物だろうと人間だろうと生命エネルギーそのものを魔力に変換し取り組むことができる

なるほど、言われてみればそんな気がしてきた(大嘘)

勇者「なるほど、言われてみればそんな気がしてきた(大嘘) 」

魔王「そうだろうそうだろう、それでは何かお礼をいただこう」

勇者「さあてこれからどうしようかなあ」

魔王「さあさあ何かお礼を」

勇者「んー、この穴を登ることは難しいかなあ」

魔王「ちょっと、勇者」

勇者「まあ道はあるし歩いてみるか」

魔王「しまいには泣くよ?」

①周りをよく確認してみる
②とりあえず適当な道を選んで進む
③自由安価

>>214

1

周りをよく確認してみる

壁はまるで磨かれたように真っ平ら

道は三つ


何故か風が吸い込まれているように感じる右の道

何者かの唸り声が聞こえる真ん中の道

そして、コインが散りばめられている左の道


勇者「…」

魔王「どれも怪しいねえ。ところでお礼は?」

①右の道
②真ん中の道
③左の道
④勇者「魔王、羽出して俺を引っ張り上げてくれないか?」
⑤自由安価

>>216

今日はここまで
安価下

勇者「よし、こっちの道だ」

魔王「へえ、何かが吸い込んでいるこの道を選ぶんだ。ところでお礼は?」

勇者「うぉ…」


吸い込まれる、というより引っ張られる感覚が一瞬した


魔王「ねえお礼は?」

①そのまま歩く
②勇者「じゃあお礼に先頭きって歩くのを許そう。魔王様が前を歩いてくれるのなら安心だ」
③勇者「はいはい、じゃあお礼にお前を守ってやるよ。だから後ろで大人しくしていろ」
④自由安価

>>219

勇者「じゃあお礼に先頭きって歩くのを許そう。魔王様が前を歩いてくれるのなら安心だ」

魔王「うむうむ。存分に頼ってくれたまえ」


そういうと魔王は得意げに勇者の前に出る

チョロい


魔王「ところで何なんだろうね、ここは」

勇者「あ?」

魔王「ただの洞窟にしては少々魔力が充満しすぎている」

勇者「魔力の充満?」

魔王「そう。まるで…まるで、なんだろうねえ」フフ


魔王がそう含みのある笑みを溢す

道は左右に分かれていた


①勇者「『まるで』何なんだ?聡明で物知りな魔王様の見解をお聞きしたいなあ」
②右の道に
③左の道に
④素材探知機を使い、より素材が多そうな道を
⑤魔力探知魔法を使い、より魔力反応が強い道を
⑥勇者「どっちに行くか、魔王様に従うよ」
⑦自由安価(道選びでもセリフでも行動でも)

>>223

素材探知機をモード変更で資材が多い方向を指すモードに変える

ピピ

そして、右の道を指した


魔王「ふふ…」

勇者「そんな含みのある笑いをしても尻込みしたりしないからな」

魔王「なーんだ、つまらないの」


①勇者(どこからか攻撃が飛んできたら魔王を盾にしよう)
②そのまま歩く
③広い空間に出る
④自由安価(行動でもイベントでも)

>>225

3

広い空間が見えた

その空間はすり鉢状であり、漏斗のように部屋全体が中央に向かって傾斜となり、その中央には穴が開いている

まるで何かが穴に流れるように"設計"されて作られたかのように


天上、壁、床全てが今までの洞窟内と違い、ツルツルで何かの粘液に塗れていた


勇者(怪しい…)

魔王「入らないの?」

①その空間に足を踏み入れる
②素材探知機を使う
③勇者「魔王様、お先にどうぞ」
④自由安価

>>227

4
勇者「魔王……(じっと見つめる)、ゴー」
穴に突き落とす

勇者「魔王……」

魔王の瞳をじっと見つめる


魔王「え、な、何…?///」


勇者「ゴー」ドン


魔王を突き飛ばす

>>229
コンマ50以下

魔王「わったったった」


ジュー


魔王「わわわ、何だこれ!」

勇者「どんな感じだ?」

魔王「どんな感じ?じゃない!」

①そのまま滑って穴に落ちる魔王
②逃げ帰ってくる魔王
③自由安価

>>231

2

魔王「ひー、ひー」

勇者「お疲れ様」

魔王「ふざけるな!溶かされるとこだった!」

勇者「お前ならちょっとやそっとじゃ解けないだろ?」

魔王「そういう問題じゃないよ!」

勇者「で、何だったんだ?」

魔王「あの部屋は…胃袋だよ」

勇者「は?」

魔王「獲物を溶かしてドロドロの流動体にしてしまってからあの穴に入れるようになっている。私じゃなかったら溶けていたね」

勇者「…まさか、この洞窟そのものが生き物だっていうのか?」

魔王「さあ?少なくとも魔物ではないみたいだけど」

①素材探知機を使う
②バリアを張って部屋の中へ、中央の穴を覗く
③前の分岐路に戻る
④自由安価

>>233

3
分岐してる以上各種ルートは確かめねば

前の分岐路

①もう一つの道(左)に行く
②更に前の三叉路に戻る

>>238

勇者「…」

魔王「行き止まりだね」

勇者「…」

魔王「クスクス、ざぁんねんだったねえ?」

①勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」
②勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」
③素材探知機を使う
④勇者「魔王、そこの壁に手をついてみ?」
⑤自由安価

>>240

2

勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」

魔王「へぇ?」

勇者「まあみてなって」


コンマ安価20以下もしくはゾロ目

>>242

今日はここまで
せっかくの休日なのにぜんぜん書けなくてすまん

おつ

勇者「さて、隠し扉や通路は…」コンコン


壁に耳をあて、耳をあてながらノックする

空洞があるならその反響音で分かるはずだ。もちろん実践なんて何も無いにわか知識だが


グバァ


勇者「え」


ガブゥッ



壁の一部が剥がれ、勇者に食らい付いた


一瞬


何も考える間もなく、勇者は一瞬で食われてしまった

魔王「…これは」


勇者が飲まれてすぐ、"それ"は再び壁に消えた


魔王「…そうか、この洞窟そのものが…」

魔王「ふ、私の第一…いや、第二の僕には相応しいね」


魔王「もちろん第一は君だよ。勇者」



魔王の目の前で、壁から勇者だった肉が浮き出し、魔物へと姿を変える


魔王「さあ、行こうか。私の麗しい僕」

元勇者「はい、魔王様」


BAD END

continue?

>>232
>>237
>>239

>>246

2

前の分岐路

①もう一つの道(左)に行く
②更に前の三叉路に戻る

>>248

1

勇者「…」

魔王「行き止まりだね」

勇者「…」

魔王「クスクス、ざぁんねんだったねえ?」

①勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」
②勇者「ふ、こんなところにこそ隠し通路があるんだよ」
③素材探知機を使う
④勇者「魔王、そこの壁に手をついてみ?」
⑤自由安価

>>250

勇者「ま、まあそんなこともあるさ…戻るぞ」

魔王「おやおやぁ?あっさり引き下がっちゃうのかなぁ?」

勇者「うるせえ、黙って付いて来い」

魔王「くっくっく、『そんなこともある』ねえ」

勇者「…」

①前の三叉路に戻る前に何かある
②何も無く

>>252

1

モンスターが現れた!

①逃げる
②戦う
③素材探知機を向ける

>>254

3

岩石狼が現れた

全身が岩で構成され、その牙と爪は普通に取れる鉄より遥かに硬い金属、その目は宝石になる


魔王「綺麗。ねえねえ、私あれほしい」

勇者「アクセサリをねだる女か」

魔王「いいじゃんいいじゃん、さあ、あれの目を刳り貫いてよ」

勇者「まあ、襲い掛かってくるなら切り払うけどな!」

①"力"を使って武器を創造する
②魔法攻撃
③自由安価

>>256

1

①剣
②触手の鞭
③ハンマー
④自由安価

>>259

4
粘着捕獲網

粘着性の捕獲網を作り上げる

勇者「さあ捕まえてやるぜ!」

魔王「おお、頼もしいね」


岩石狼「ヴァォウ!!」ゴンッ


石で石を強く叩く音と火花を散らせて岩石狼が飛び掛ってくる

①避けて後ろから網を被せる
②避けずに網を構えて待つ
③自由安価

>>261

2

勇者「こいっ」

岩石狼「ヴァオウ!」ゴンッ


バッ


まっすぐに突進してきた岩石狼を捕まえて閉じ込める



魔王「ナイス!さあ、早くその目玉を抉り取って」

①目玉を刳りぬく
②その前に止めを指す
③素材探知機を向ける
④自由安価

>>265

勇者「じゃあトドメだ!」


大剣を創造し、岩石狼を真っ二つにした


―ドクン―


大剣が、そして勇者の右手の刻印が脈動したような気がした


魔王「さーてと」チャキン


岩石狼の右目を刳りぬく魔王

それは眼孔から取り出すと同時に丸いルビーとなった
血のように真っ赤な赤いルビーに


魔王「~♪」

鼻歌を歌いながらそれをネックレスにして首から下げる魔王


魔王「似合う?」

①勇者「ああ、似合う」
②勇者「プッ」
③勇者「目玉だぞ?趣味悪いわ」
④勇者「自由安価」

>>267

勇者「ああ、似合う」

魔王「ふふ、そうか、似合うか…ふふふ」


何故かすごく嬉しそうに笑う魔王


勇者(こうしていると普通の女の子のようだな)

①頭を撫でる
②勇者(いやまて、こいつはどんな見た目でも魔王なんだ…俺の仲間を惨殺した憎むべき敵なんだ)
③自由安価

>>269

3
まあ割とどうでもいいことだ(塩対応

勇者「まあ割とどうでもいいことだ」

魔王「私にとってはどうでもよくないんだよ。これでも女の子なんだからね」

勇者「女の"子"?お前、前の世界で何百年支配していたと」

魔王「何のことかなー」


「ンガア、クトゥン、ユフ」


勇者「え?」

魔王「…」

勇者「聞こえたよな?人の声」

魔王「そうだね」


①声のしたほうへ行く
②行かない

>>271

今日はここまで

1

そこは先ほどの部屋だった

壁や床を酸が満たし、すり鉢状になって真ん中に穴が開いている"胃袋"の部屋

その穴から声が聞こえる


「んがぁ、くとぅん、ゆふ」「んがぁ、くとぅん、ゆふ」「もっと…たべ、たい」


聞いたことの無い単語に混ざって理解できる言葉も聞こえる

だが何より気になるのは


グチャグチャ、バキ、ズチュ、という音


それらは全て穴の中から聞こえる


①勇者「魔王、見てきて」
②バリアを張って部屋の中へ、中央の穴を覗く
③勇者「誰か聞こえるかー?」
④自由安価

>>273

バリアを張って部屋の中央を覗き込む


勇者「ぅ…」

魔王「ふふ、これは中々にすごいね」


それは正に地獄の饗宴


人間が人間を食っていた

それも双方生きたまま双方の肉を食いちぎり、引きちぎって口に入れ

どう見ても死んでいるようにしか見えないほど肉が無くなった骸骨ですら骨を動かし、必死で食らいついている


そして誰もが「もっと食べたい」と口にしている

それと同時に「んがぁ、くとぅん、ゆふ」という謎の言葉が聞こえてくる


「この下に宝があるぞ」

「来い」「来い」「来い」「来い」


誰かの誘う声が聞こえる


魔王「もちろん、行くよね?」

①勇者「やけに積極的だな?」
②勇者「もちろんだ」
③勇者「宝があるかどうかは見極めないとな」素材探知機を穴の中に向ける
④自由安価

>>275

4
魔王、呼ばれてるぞ。行ってこい行ってこい

勇者「魔王、呼ばれてるぞ。行ってこい行ってこい」

魔王「ええ、私が?」

勇者「大丈夫だいじょうぶ、お前なら死なないし」

魔王「えー」ジトー

①勇者「今夜一緒に寝てやるから」
②勇者「言うこと一つ聞いてやるから」
③勇者「いいから早く行ってこい」
④勇者「自由安価」

>>277

4
ん?ああ下の人間っぽいのなら気にするな。あれはもう人間じゃない

勇者「ん?ああ下の人間っぽいのなら気にするな。あれはもう人間じゃない」

魔王「なら殺戮オッケー!?」

勇者「もちろん!」

魔王「ひやっはー!」


魔王が穴の中にジャンプしていく


「もつと、食べたい」「もつと、食べたい」「もつと、食べたい」


暴食の亡者達が魔王に襲いかかる

彼らは確かにもう人間ではないのだろう。
魔王は今戦闘モードだ、幹部クラスの魔物でも本能で逃げ出すレベルの覇気を出している

いくら魔王自身は遊びとはいえ人間が襲いかかるわけがない


魔王「今に空腹も感じなくなるよ!」


魔王が腰を捻ると尻尾が亡者達を撥ね飛ばす

魔王の手が巨大な鉤爪を持つ怪物の手になり、一振りで亡者を細切れにする


亡者は頭だけになっても「もっと食べたい」と繰り返し、手も足もどれだけ細切れにされても蠢いている


魔王「終わったよー、君も降りてきて」

①降りる
②勇者「何かあるか?」
③勇者「自由安価」

>>279

勇者「何かあるか?」

魔王「像」

勇者「は?」

魔王「何かの像があるよ。私の見立てではあれがこの洞窟の心臓だね」

魔王「この洞窟に満ちている魔力、仕掛け、そしてさっきの饗宴。全てあれのせいだ」

魔王「あれを壊すのは勇者の役目だね、もしくは邪悪な奴等にあれを売り渡しても面白いことになりそうだね」


魔王「どっちにしても降りてきてよ」

①降りる
②自由安価

>> 281

降りる

"それ"を見ると同時に強烈な空腹感、いや、「もっと、食いたい」という強迫観念が本能の底から呼び起こされる

壁が、這う虫が、魔王が、自らの体さえもが食糧に見えて仕方がない

だが、右腕が脈動し、正気に戻った
右腕の刻印はいつもより広がり、魔王はにやにやしていた

勇者「魔王…」

魔王「そのまま腕にかぶりつくかと思ったよ」ニヤニヤ

勇者「へー、へー」


再びその像を見たが今度は暴食の強迫観念は出なかった

しかし、その像は代わりに果てしない嫌悪感を与えてくる

ヒキガエルに似た醜くおぞましい、醜悪な顔付き
蝙蝠のようなでかい耳
どうみても石に似た材質で出来ているにも関わらずブヨブヨに見える出っ腹
凶悪な鉤爪と体を支える短い脚

とことん人の嫌悪感を引き立てる、その為だけに作られた像のように見えながらその効果は確かにあると先程身を以て知った


そして、その像を見たとから右腕の刻印が強く脈動し、意志が頭に流れてきた

その意思は「口を貸せ」と言っているようだった
しかし、その意思の力はとても弱く、簡単に跳ねられそうだ

①口を貸す
②"意思"の言う言葉を聞き、自分の口で代弁する
③突っぱねる

>>283

3



ボス戦
無定形の落とし子


強い悪臭を放つヘドロのような黒い化け物
半液状の体は常に波打ち、形を変える

※ボス戦は基本自由安価でも逃げることは不可
台詞安価で話し合いは出来るが、今回の相手に言葉は通じない

勇者の右腕の刻印が脈動し、"意志"が許可を求めてくる

『両腕を貸してやろう。魔力を供給しろ』と

①両腕
②今まで通り片腕で充分
③他の部分を貸せ(右足、尻尾、羽等一部分を自由安価)

>>292

意思を突っぱね、右腕を変化させる

刻印が指の先から肩まで広がり、膨れ上がり、腕が脈打ちながら形を変える

右腕を何に変化させるか
>>294

大砲

巨大な砲身を持つ大砲へと右腕を変化させる


頭の中に異世界の知識が流れ込んでくる

自分の知らない世界、自分の知らない時代

魔物のいない世界、人間同士の争い
世代を越える毒を撒き散らす恐ろしい爆弾
大陸さえ越える長距離ミサイル
きのこ雲
爆風
一瞬で消える命と大地

違う、そんな大きな力は持ってはいけない


勇者「吹っ飛ばしてやるよ!」


①鋼鉄の弾を打ち出す
②自らの腕の一部を弾として発射(遠隔操作が出来る)
③攻撃魔法を弾として(炎系、電気系など属性をつけてもよい)
④自由安価

>>296

3 氷、冷却

単純な冷却魔法を弾として打ち出す

綺麗な氷の塊は空気を冷却しながら飛んで行く

コンマ安価30以下&ゾロ目
ゾロ目と09以下でクリティカル、95以上でファンブル
狙う場所(足元や体のど真ん中等)を指定することも可

>>298

体のど真ん中

勇者「ちっ!」

落とし子は思った以上に素早く、簡単に避けられてしまう

流動体の体がうねり、勇者を突き刺そうと尖った先を突き出してくる

一瞬の判断をする時間しかない。詠唱省略しても魔法を放つ余裕はない

①右腕でガード
②左腕でガード
③一か八か冷却魔法を詠唱省略して放つ
④自由安価

>>300

3

冷却魔法を放とうとしたがそれが形を成す前に落とし子が体を貫いた

すぐに放れ、回復魔法を使おうとしたがもう遅かった


体が動かない

傷口から落とし子が入り込んでくる。自分の体を見ると血管がドス黒くなって浮き出ている


まるで黒い水が血液の変わりに流れているかのように


勇者「が…あ…く…そ…ゆ…が…」


勇者「うが…くとぅん、ゆ……ふ…」



『ここまでか…また幽閉されるのか』

魔王「…勇者…」

勇者「うが…くとぅん、ゆふ…もっと、食べ…たい」

魔王「勇者の口を…勝手に、使うな」ビキ、ビキビキビキ


勇者「もっと…食べ、た…」

魔王「黙れ!」グチャァ


勇者の腹に大きく開いた穴に手を突っ込む魔王


魔王「その体は、私の所有物だ」


傷口から入り込んだ落とし子を引きずり出し、自らの口を大きく開け、放り込む

魔王「そして君も、私の糧になるがいい」


魔王の体に黒い水が流れる。だが魔王はそれを完全にコントロールし、逆に力とする


魔王「旧支配者へのリンク…利用させてもらうよ。此度の魔王軍は邪神の力をも取り込んだ魔物群となるだろう」

魔王「さて、いくよ。勇者」


元勇者「はい、魔王様」


BAD END

continue

>>291
>>293
>>295
>>299

>>309

ちなみにコンティニュー先が既に詰みポイントになっていることはありません

巨大な砲身を持つ大砲へと右腕を変化させる


頭の中に異世界の知識が流れ込んでくる

自分の知らない世界、自分の知らない時代

魔物のいない世界、人間同士の争い
世代を越える毒を撒き散らす恐ろしい爆弾
大陸さえ越える長距離ミサイル
きのこ雲
爆風
一瞬で消える命と大地

違う、そんな大きな力は持ってはいけない


勇者「吹っ飛ばしてやるよ!」


①鋼鉄の弾を打ち出す
②自らの腕の一部を弾として発射(遠隔操作が出来る)
③攻撃魔法を弾として(炎系、電気系など属性をつけてもよい)
④自由安価

>>311

1

鋼鉄を超える硬度の弾を発射する

①:大きな弾
②:途中で分散する散弾
③:着弾するとともに魔法を放つ(魔法の属性を自由安価)
④:自由安価

>>313

2

コンマ50以下&ゾロ目
09以下でクリティカル95以上でファンブル

>>316

弾が途中で分散し、落とし子の体に無数に穴が開く


勇者に向かって突進してきた落とし子は地面に落ち、打ち上げられた魚のようにビタン、ビタンと撥ねている


魔王「わお」

①詠唱有りの永劫凍結魔法で凍らせる
②勇者「ふ、楽勝だぜ」
③右腕を使ってトドメをさす
④自由安価

>>318

勇者≪原初の創世より終末の終焉へ≫


落とし子がピクピクと蠢き、散乱した自らの破片が中央へ集まる


≪刻として無し、空間すらも凍りつく≫


やがて落とし子は再び元の姿を取り戻せんとす


≪終わり見果てぬ永劫を、死すら届かぬ永劫を≫

≪最果ての彼方まで解けぬ氷塊と成り果てよ!≫


落とし子が今度は体を細めて槍のようになって飛び掛ってくる


≪永劫凍結!≫

ビキバキバキ


落とし子が空間ごと凍りつく

それはどんな熱でも、どんな物理攻撃でも壊れることも解けることもない永劫に続く氷


バキャァッ


勇者「なっ!?」


右腕が勝手に動き、その氷をいとも簡単に破壊した

しかしもう落とし子は生きていない。黒い氷の破片となっていた


右腕が二つに裂け、その真ん中はぽっかりと穴が開いている。まるで細長い口だ


パクンッ


①:単純に魔力が上がる+"右腕"がアップグレード
②:①+特殊能力ゲット(デメリット有り)

>>321

1

勇者の最大魔力と魔法一発一発の威力が大幅に上がった

勇者の左手の甲にも刻印が出現した。右腕だけでなく左腕も自由に変化させて使えるようになった


勇者「さて、残るはあの偶像だけか」

どうやらあれ自体は動くこともなく、壊すだけで効果は失せそうだ


①壊す
②"腕"が壊して食う
③素材探知機を向ける

>>323

破壊した

偶像はいとも簡単に壊れ、暴食の強迫観念も嫌悪感すらも一切が消えた


魔王「この洞窟に満ちている異常な魔力が消え去ったよ」

魔王「これでミッションコンプリートだね、よくやった偉い偉い」

勇者「や め ろ」


魔王が悪戯な笑みを浮かべて頭を撫でてこようとするので手を払いのける

壊した偶像の破片は
①放置
②全部持ってく(一切の異常性は失せているためノーリスク)
③素材探知機を向ける

>>326

3

素材探知機を向ける

勇者「ん?」

魔王「どうしたの?」

勇者「『不明』?この探知機で分からない素材で出来てるってのか」

①珍しい素材として売れるかもしれない。もっていく
②放置

>>328

1

勇者「珍しい素材として売れるかもしれない。もっていく」

魔王「それが悪夢を呼ぶとも知らないで…」

勇者「変なこと言うな。もうこれに異常性はねえよ」


そう言って洞窟の奥に進む

最深部の行き止まりには

①便利な道具が
②金銀財宝が
③謎のメモが

>>330

どの選択肢を選んでも>>330のコンマが91以上だった場合何も無かったことになります
>>330のコンマが05以下、もしくはゾロ目だった場合残った選択肢からもう一つ選ぶことが出来ます(その場合はもう一度安価を取る)


今日はここまで

もし勇者にとり憑いている者の正体が分かった人はレスしてください
次に勇者がSS内で寝るまでに一つでも正体がレスされていたら勇者もその正体に気づくことが出来ます

クトゥルフ的な話なら詳しい人任せた
1

洞窟の最深部に祭壇のような場所があった

そこは天井からシャンデリアのように水晶が生え、謎の光源が水晶に反射して煌いている


勇者「こ、これは」


神器「運命操作装置Lv.1」を手に入れた

※運命操作装置について
安価でゾロ目を出す度にパワーが溜まっていきます。一々安価を出すのではなく安価を取った全てのレスでゾロ目判定します
コンマ11なら「1」、33なら「3」00は「10」パワーは使わなければ累計して溜まっていきます
ただし累計51以上になると強制リセットされ、ゼロに戻ります

溜まったパワーを消費してコンマ安価の出目を操作することができます
+でも-でもパワーがあれば自由です

コンマ安価を取った後に使って既に決まった運命を変えることもできます


コンマゾロ目取ってたのを>>1が見逃していたら教えてくれるとありがたいです
機能、使い方について分かりにくかったら質問してください。上の説明で伝わりにくいかもしれないので

魔王「あの水晶も取ってよ!」

①取って魔王にあげる
②取るけど売り飛ばすようにしまう
③手をつけない
④自由安価

>>339

変な時間に目が覚めてしまったので更新
またどこかで寝落ちするかもしれん

乙!

安価↓

火炎魔法で軽く炙った

そのまま根元を炙ると柔らかくなって折れた


勇者「よし、取れたぞ」

①魔王にあげる
②あげない

>>343

水晶がこれで取れるかどうかは知らないけどね

2
自分からプレゼントするもんでなし、取りたきゃ取れ

勇者「自分からプレゼントするもんでなし、取りたきゃ取れ」

魔王「ええ、君からのプレゼントで欲しかったのに」

勇者「知らね」

①魔王「分かったよ。自分で取るよ」
②魔王「君がくれないならいいや」

>>345

1

魔王「分かったよ。自分で取るよ」

魔王「よいしょっと」バキ


魔王が水晶をもぎ取った


ゴゴゴゴゴ


魔王「あれ?」


天井に穴が開き、崩れてくる


勇者「はぁあっ!?」


ドガァァンンンン

―――――
―――

魔王「ぷはぁ」ズボッ

魔王「えーっと…」


魔王「勇者の死体、掘り出さないと…」

BAD END

continue

>>342
>>344

>>349

1

火炎魔法で軽く炙った

そのまま根元を炙ると柔らかくなって折れた


勇者「よし、取れたぞ」

①魔王に一部あげる
②全部あげる
③あげない

>>351

1

勇者「はい、これはやるよ」

魔王「わぁい、ありがと」


水晶の一部を魔王にあげた

それは魔王の手の中で形を変え、スライムの形をしたアクセサリーになった


魔王「どう?私に似合う?」

勇者「>>353

とても素敵なアクセサリーだ

勇者「とても素敵なアクセサリーだ」

魔王「そうでしょそうでしょ。……え、いや、アクセサリーじゃなくて私に似合うk―

勇者「さて、もう行き止まりだし行くか」

魔王「いや私に似合うk―

①もうこれ以上探しても何も無さそうだしそろそろ外に出る
②もっと時間をかけて探索

>>355



>>22がコンマ22、>>351が33なので運命操作装置にパワーが5溜まった
累計:5

1



魔王「長い間いた気がするけどまだ明るいね」

勇者「ああ、これなら夜までに町に着きそうだな」

①町に着く
②結局野宿
③イベント

>>357

結局夜である

魔王「夜までに町に着きそうってのは?」

勇者「…ううむ、思ったより遠かったな」

魔王「ふふ」ニヤニヤ

勇者「何だよ」

魔王「一つ言うこと聞いてくれるんだよね?ダブルベッドで一緒に寝てもらうよ?」

勇者「…へいへい」

①寝る
②何かする(自由安価)

>>359

1

ダブルベッドで寝る


魔王「んふふふ…」ギュゥ


抱きついてくる魔王

勇者「寝づらい…」

魔王「フー」

勇者「っっ!やめんか!」


耳の穴に息を吹きかけられた


魔王「クスクス、良い反応だね」

勇者「次やったら二度と一緒に寝ねえぞ」

魔王「はぁい」


ムニュゥ


勇者「胸押し付けんな…」

魔王「当ててんのよ」

①もう無視して寝る
②いっそのこと揉んでやる
③自由安価

>>361

勇者「ああもうしつこい!」モミュ

魔王「あんっ♡」


わざとらしく声をあげる魔王


勇者「まったくお前は~」モミモミ

魔王「ま、待って…はげしっ///」

勇者「…」モミモミ


前の世界でも今の世界でも胸なんか揉んだことのない勇者はその初めて知る柔らかい感触に魅せられてしまった


魔王「」ニヤニヤ

勇者「はっ」

①勇者「ね、寝る」
②勇者「自由安価」

>>363

1

勇者「ね、寝る」

魔王「ふふ、好きだよ。私の勇者」


勇者(く…)

魔王(勇者が私に堕ちるのも近いな。くっくっくぅ)

コツ、コツ

靴音を立て、巨大な宮殿を歩く


縞瑪瑙にて作られる荘厳きわだかな宮殿

天井からはシャンデリアが釣り下がり、光を散りばめている

窓から覗く庭園にはロータスの花が咲き、しかし空は闇に包まれている


壁の煌びやかな装飾と飾られる幻夢郷を描いたような絵画の数々

クリスタル、大理石、縞瑪瑙、美しき素材からなる絢爛豪華を体現したような場所だ


未だ見知らぬ神々が彫られた巨大な扉を開き、最上階の玉座の間を訪れる


「良くぞ来た。こうして会えた事を喜ぼう」

勇者「あんたが俺を呼んだ…いや、俺の右腕に宿る存在だな?」

「うむ、その通りだ。我が宿主、我が半身」


その存在は真っ黒な服に身を包んだ女性だった

闇より黒い服、だがその布から覗く肌は更に黒く、深遠の真闇より深い黒色をしている長身の女性


この煌びやかな宮殿に有りて黒すぎるその存在はぽっかりと空いた人型の穴のようだ

この煌びやかな宮殿に在りて黒すぎるその存在はぽっかりと空いた人型の穴のようだ


「宿主よ、貴様のおかけで我は少しだけ力を取り戻せた」

「しかし懐かしきカダスの宮殿を外見だけ再現することしかできず、見た目だけ人の形を取り繕う事が精一杯だ」

「未だ我はこの退屈な空間に封印されているに過ぎない」ヂャララ


椅子に座っているその存在はよく見ると手足に黒い枷が付いており、鎖で繋がれていた


「所詮ツァトゥグァの落とし子程度ではこんなものだ」

勇者「…あんたのことを聞いて良いか?」

「…こんなところに寂しく佇む我が語るほどの存在だと思うか?」

勇者「俺の考えが正しければむしろとんでもない存在のはずだぜ」


勇者「違うか?千の貌を持つ無貌の神、這いよる混沌ニャルラトホテプ」

「…ふ、ふふ…我は今や封印され囚われている憐れなる身」

「この愚かしい存在をその名で呼ぶことは高貴なるその名に、かつての我に対する最大級の侮辱である」

勇者「じゃあ何て呼べばいい?」

「ニャルと呼んでもらおう、賢しき子よ。真名の大体を削り、更に間抜けな響き、今の我にはピタリであろう」

ニャル「しかして此処に呼び立てたことはただ自己の挨拶をしたかっただけにすぎない。もう帰ってよいぞ」


一方的にそう告げられた


①勇者「何が狙いだ?俺に封印とやらを解かせたいのか?」
②勇者「邪神ともあろうものがどうして封印なんてされたんだ?」
③勇者「俺を簡単に利用できるとは思うなよ?」
④勇者「また呼べよ、囚われの姫様」
⑤何も言わない
⑥勇者「自由安価」

>>368

4

勇者「また呼べよ、囚われの姫様」


そう言って我が宿主は現へ帰っていく


ニャル「…本来この化身は男性性のはずなのだが…これもこの混沌たる改変のせいか…」

ニャル「しかし、ここはあまりに何も無さ過ぎる。盲目白痴の愚鈍な主も単調なフルートの音も愚かな踊り子も懐かしく想う時が来ようとはな」



勇者(重い…体が動かない…まさか…何らかの呪いが…)


魔王「」スー、スー


目を開けると安らかな寝顔をした魔王が勇者の上に乗っかって寝ていた


勇者「」イラッ

①蹴り落とす
②そーっと横に降ろす
③大声出して起こす
④自由安価

>>372

2

そーっと横に降ろす

勇者「さて、まだ寝てるのか…」


昨日、魔王の胸を揉んだことを思い出す

勇者「…」ムラムラ

勇者「…朝日でも浴びるか」

①朝食を狩りに行く
②魔王が起きた後
③行動自由安価

>>374

2

魔王「ん…いい匂い」

勇者「おう、朝食出来てるぞ」

魔王「…主夫」

勇者「誰が主夫だ」

①朝食後
②朝食中

>>376

2

アニメにもなった冒涜的ラヴコメディの存在もあってかけらも違和感持ってなかった

朝食中


魔王「勇者、勇者」

勇者「ん?」

魔王「」あーん


魔王が勇者に向けて口を開いている

①ご飯を魔王の口に入れてやる
②無視
③自由安価

>>383


>>378
>>1をショタコンという不定の狂気に導いてくれた冒涜的な映像版魔道書ですね
あれを見た後アイデアロールに成功してしまい「女装していない男でも可愛けりゃイける」という考えを持つようになりました

3
ご飯を魔王の口に山のように入れてやる

勇者「はい」

魔王「あー」

勇者「ほれほれ」

魔王「んむっ!」

勇者「おっと。こぼすなよ」

魔王「わざとだろ!!」


魔王の口からこぼれたご飯を皿でキャッチする


①食後
②自由安価

>>385

1

食後

魔王「ご馳走様。美味しかったよ、流石私の嫁」

勇者「誰が嫁だ」

魔王「じゃあ旦那」

勇者「ふざけんな。行くぞ」

魔王「はーい」

①町に着く
②自由安価

>>388

2 大きな拾い物をした

大きな拾い物をした

①気絶した人間
②卵
③ギルドの紋章が烙印された箱(その周りに死体が累々)
④自由安価("大きな拾い物"に一致しそうなもの。>>1の判断次第で再安価の可能性あり)

>>390

3

死体が累々と転がっている


魔王「私の配下として魔物に変えていい?」

勇者「ダメ」

ニャル『我の生贄に捧げてもらえないか?彼らとて何にもならぬまま死ぬより神の生贄にされるほうがまだマシだろう』

①ニャル様に捧げる
②埋葬する
>>392

勇者「分かった」

魔王「なっ、何故!神といっても邪神だよ!?」

勇者「魔物として生きた屍にされるよりはマシだろ」

①勇者「それに、魔王よりニャル様の方が可愛い」
②勇者「それに、魔王よりニャルの方が可愛い」
③勇者「邪神とはいえ俺の相棒なんだ」
④勇者「それと、俺は魔王に全面的に協力しているわけじゃない。お前が勝手についてきているだけだ」
⑤勇者「自由安価」

>>394

5
勇者「魔王自身がニャル相手に交渉するぶんには止めないぞ」

勇者「魔王自身がニャル相手に交渉するぶんには止めないぞ」

魔王「え…」

ニャル『ほう、我に意見するするとな?』

魔王「………………………………………………………………」

ニャル『どうした?我に意見をするのだろう?』

魔王「…………ま、まあ…勇者、が、そう決めた…なら、私は従うよ?うん…」

ニャル『それでは、ありがたくいただろう』


勇者の右腕が巨大な口に変化して死体を食らった

勇者「さて、この箱は…」

魔王「どうするの?」

勇者「この紋章のついてるギルドに運べばお礼がもらえるだろうけど…」

①中身をいただく
②近くの町のギルド支部へ運ぶ
③自由安価

>>398

>>392が44、>>394が77なので運命操作装置にパワーが11溜まった
累計:16

勇者「近くの町のギルド支部へ運ぼう」

魔王「うん」


魔王(やばい、勇者があいつに取られる…じゃ、邪神のくせにぃ…)ギリギリ

町に着いた

①:活気のある町
②:勇者が住んでいたようなスラム街
③:①+奥の方に華やかなお城が見える
④:②+奥の方に華やかなお城が見える
⑤:自由安価

>>401

1

そこは活気がある町だった

もちろんこの世界でいう「活気がある」とは


「てめー、俺の金を返しやがれ!」
「うわっ、こんなとこで死んでんじゃねえよ、通行の邪魔だ」
「すげえ、酔っぱらいが野良猫に喧嘩売って負けたぜ!」
「ランダム呪文の的になる運試ししてえやついるかー?大当たりを引いたやつにゃ金貨30だ!」
「いけー、殴り殺せー」

こういうことである


魔王「いやぁ、活気があって素敵な町だね」

ニャル『心地好い混沌、良い町だ』


勇者(こいつら…)


「おいてめえら」


屈強で凶悪な顔をした大男が腕を組みながら睨み付けてきた


「この町に来たなら選択肢は2つ」

「この俺とタイマン勝負するか身ぐるみ全部置いていくかだ」

勇者「俺が勝ったら?」

「あぁ?この体格差で勝つ気か?」ゴゴゴゴゴ

①勇者「あんま凄んでると負けた時かっこわるいぜ?」
②勇者「やってみないと分かんねえだろ」
③勇者「あんま見くびるなよ」
④逃げる
⑤勇者「自由安価」

>>403

>>405

勇者「あんま見くびるなよ」

「へへっ、威勢が良いじゃねえか。おい皆!」

「お?何だ何だ?」「タクロフがまたやるのか!」「ははっ、殺すなよー」「現金半分出せば棄権もありだぞー!」
「賭けるやついないかー?」「俺はタクロフに賭けるぜ!」「俺はあんちゃんだ。負けんなよー」


タクロフ「ルールは簡単。漢が信ずるは拳のみ、武器も魔法も無し」

タクロフ「相手を倒して十秒間マウント取って殴り続ければ勝ち。倒すのに足払いとかは無しだ、拳のみでノックアウトさせろ」

男「了解だ。ルールまで決めてるたぁ親切なことだ」

タクロフ「あくまでこれはスポーツよ、死んでも構わねえが死なねえに越したことはねえよ」


タクロフ「さあ、ゴングを鳴らせぇ!!!!!」


バキャンッと酒瓶が叩きつけられて割れる音が轟く


①殴りかかる
②勇者(今のはどう聞いてもゴングの音じゃねえだろ)とゴングが鳴るのを待つ

>>407

1
ゴングを鳴らせば開始なんてこちとら聞かされてないんでな

その音を合図に殴りかかる

それと同時に相手も殴りかかってくる


どうやら本当にそれがゴング代わりだったようだ


重い拳がクロスカウンターとなって互いの頬にぶち当たる


タクロフ「ぐっふ…」

勇者「がっ」


しかしすぐにふんじばって立て直す

同時に腰を低くしてタクロフの脇腹目掛けて正拳突き!


タクロフ「甘えな!」


だがタクロフは降ろしていた左腕を下から背を縮めた勇者の顔へアッパーを繰り出してくる


勇者「ぐはっ!」


綺麗に弧を描いて吹っ飛び、柱にぶつかる


タクロフ「今だ!」


タクロフがマウントを取ろうと拳を固めて走り寄ってくる

①ギリギリ引き寄せてカウンターパンチ
②ギリギリ引き寄せてカウンターアッパー
③すぐ立ち上がって再び真正面から殴り合う
④チート(ニャル様強化)
⑤自由安価

>>409

まだ酒飲んでんの?
1

ギリギリまで引き寄せ、一気に起き上がって思いっきり顔面をぶん殴る


タクロフ「ぐはぁっ」


そのまま間髪いれずにもう一発ぶち込む


グラリと揺れたところにラッシュをかまし、倒す


勇者「確かマウントを取って十秒殴り続ける、だっけか!!」


「やれー殺せー!」
魔王「顔面複雑骨折させちゃえー」


①きっちり十秒殴る
②マウントを取って十秒押さえつけるだけ

>>411

1
で、俺が勝ったら?答えるまで殴り続ける

勇者「オラオラオラオラオラオラオラオラ無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ドララララララララボララララララ」

タクロフ「ぐふっ、がはっ、ごはっ、げふっ、ごほっ」


~十秒後~


勇者「で、俺が勝ったら?まさか何も無いなんて言わねえよな?」グッ

タクロフ「てめえ、俺を脅そうってのか…?」

勇者「ああ、もっと殴っても良いぜ」

タクロフ「なんて野郎だ…てめえみたいな奴にはなぁ…」

勇者「お?」

タクロフ「皆ぁ!!」

勇者「なっ!?」


タクロフの掛け声で周りの野次馬が立ち上がる


魔王「お?乱闘かな?」

ニャル『パワーアップした我等の力を試そうではないか。宿主よ』


タクロフ「この兄ちゃんに酒場でタップリ奢ってやる!今日は飲み明かすぜぇぇええええ」


『ヴぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!』



勇者「へ?」

タクロフ「歓迎するぜ、打撃と怒号の町。バンスへ」

①勇者「…頭が追いつかん」
②勇者「よっしゃ飲むぞ!(ヤケクソ)」
③自由安価

>>413

2

勇者「よっしゃ飲むぞ!(ヤケクソ)」

タクロフ「連れのねえちゃんは飲めんのか?」

魔王「当たり前だよ、樽ごと持ってきてもらおうか!」

「はっはっは、聞いたかマスター、ゲロまみれになってもご愛嬌だぜ!」

マスター「時折血が飛び散るから気にしねえよ………」


タクロフ「おい兄ちゃん、次は飲み比べで勝負だ!」

勇者「ああいいぜ、やろうじゃねえか」

①だいたい解散の流れになった頃
②飲み比べ

>>415

1

勇者「うぅ~飲みすぎたぁ」

ニャル『視界が混沌としておる。酒は嫌いではないぞ』

魔王「なっさけないなあ。私はまだまだ飲めるよ」

「なんだあの女…」「この俺が飲み負けるとは…」タクロフ「オロロロロロ」

マスター「はぁ…また掃除か…」


酒場とはある意味この世界において平和な場所の一つなのだろう

酔っ払いは喧嘩をおっぱじめることもあるが笑いながら飲むこともまた大いにあるのだから

お酒大好き


マスター「おいあんた」

勇者「ん?」

マスター「タクロフからだ。あんたにこの町で一番良い宿を紹介してやってくれってな」

勇者「あいついいやつすぎんだろ…」

マスター「はっはっは、あそこで負けていたら多分あんたとそこの連れの姉ちゃんは今頃トラウマを植えつけられてドブ水に流されていただろうがな」

勇者「何だそれ」

マスター「良い顔を見せる時と悪い顔を見せる時が極端なんだよ」

①勇者「自由安価」マスターに
②宿
③町を散策

>>418

1
本当に優しくない町だこと。ところでこんな紋章のギルド支部知らない?

勇者「本当に優しくない町だこと」

マスター「そうでもねえよ、王や領主、警察なんかに支配されているより自由じゃねえか」


確かに俺の住んでいたスラム街よりかは活気があって良い町に感じる


マスター「喧嘩は絶えねえが誰かが圧制をしいているわけじゃねえからな。誰かがこの町を支配しようとするもんならタクロフが黙っちゃいねえだろうし」

勇者「つまりタクロフが実質この町のリーダーみたいな感じか?」

マスター「ん?ああ、言っちまえばそうだな。タクロフは自由を愛する喧嘩屋だからな。誰か一人が町を支配するのを許さねえのさ」

勇者「良い奴なんだか悪い奴なんだか…まあいいや、ところでこんな紋章のギルド支部知らないか?」

①荷物を見せる
②紙に紋章を書いて見せる

>>421

2

紙に紋章を書いて見せる

マスター「仕事の依頼…じゃなさそうだな。依頼なら紋章じゃなくて名前を言うし、訳ありか?」

勇者「そんな大した用じゃねえけどな」

マスター「悪いことは言わねえがあまり関わらない方が良いぞ。良い噂を聞いたためしがねえ」

勇者「知ってはいるんだな?」

マスター「場所はな、ちょっと待ってろ」


簡単に町の地図を書く


勇者「逆に悪い噂は聞いたことあるんだな?」

マスター「別のギルドを襲って依頼を奪ったとか麻薬をばら撒いてるとか非公認の奴隷商売をしてるとかとことんな」

マスター「ほれ、簡易的だが地図書いたぞ」

勇者「サンキュ」

①勇者「自由安価」マスターに
②宿
③町を散策

>>423

2

宿

魔王「ねー、今日も一緒に寝ようよぉ」

どうする
>>425

朝の更新はここまで
また夜に

安価↓

>>409でゾロってると一応
安価は「自分の右側で朝まで眠り続けるならいいぞ」

勇者「自分の右側で朝まで眠り続けるならいいぞ」

魔王「え、夜這いは?」

勇者「ダメに決まってんだろR18展開禁止!」

魔王「ふみゅぅ…」

①寝る
②勇者「自由安価」魔王と雑談
③行動のみで自由安価

>>428

>>426ありがとう
>>409がコンマ4なので運命操作装置にパワーが4溜まった
累計:20

3
魔王も食える?と右腕に語りかける

勇者「魔王も食える?」


とニャルに話しかける


ニャル『今の我では無理だ。あれは小さく見えてとてつもない魔力を持っている。この状態の我では逆に取り込まれてしまう』


勇者「…は?」

魔王「ふふ、残念だったね。これでも歴代最強の魔王なんだ、そんな小さな存在じゃないんだよ」ドヤァ

①勇者「ニャル、魔王を食えるようになったらすぐ教えてくれ」
②勇者「でもお前俺に負けてたよな」
③無視して寝る
④勇者「…ああそう凄いな(棒)」ナデナデ
⑤自由安価

>>430

無視して寝た

魔王「ねえ、すごいでしょ。ねえねえ」

無視である


魔王「…いじわる」

魔王(いいもん、寝入ったあと潜り込んでやる)

①夢の中でニャルに会いに行く
②次の日
③真夜中

>>432

①勇者視点
②魔王視点

>>434

真夜中

魔王(ふふふ、すっかり眠っているね)

魔王(ああ、寝顔可愛い。氷にでも閉じ込めて永久に保存したい)ハァハァ

魔王(さて布団に潜り込もうかな)

①勇者起きる
②起きはしないがニャルに阻まれる
③侵入成功
④自由安価

>>436

魔王(ハァハァ、勇者ハァハァ)

勇者「…」

魔王「… 」


魔王「…あれ」

勇者「何やってんだ、てめえ…」

魔王「…い、いいじゃないか。君のことが好きなんだから布団に潜ったって!」

①勇者「良くねえよ。おとなしく寝ろ」
②勇者「…しょうがねえな、変なことしたら叩き落とすぞ」と布団の端をつまみ上げる
③自由安価

>>438

1

勇者「良くねえよ。おとなしく寝ろ」

魔王「くっ…」

勇者「勝手に?くんなよ」

魔王「はぁい」

魔王(絶対入ってやるぅ…)

①勇者、夢の中でニャルに会いに行く
②次の日の朝

>>440

1

ニャル「良くぞきた、宿主よ」

勇者「よお」

ニャル「しかしわざわざ来ないでも頭を休めても良かったのだぞ?気を使う必要は無い」

①勇者「暇じゃないかと思ってな」
②勇者「可愛いニャルに会いたかった。じゃ、だめか?」
③勇者「まあいいじゃねえか。俺の勝手で」
④勇者「自由安価」

>>442

勇者「可愛いニャルに会いたかった。じゃ、だめか?」

ニャル「っ」

ニャル「な、何を言う。我の正体を知っているだろう」

勇者「邪神とはいえ千の貌を持つ神だ、可愛い女のニャルだってニャルに違いない」


ニャルの勇者に対する好感度(コンマ安価、数字が多ければ多いだけ良い。00は100として扱う)
>>444


>>440がコンマ00なので運命操作装置にエネルギーが20溜まった
累計40(51を過ぎたらリセットされて0になるので注意)

ここでも出るかコンマ神!
コンマ判定でレス番もゾロ目で00とかどういうミラクルじゃ


本当は50すぎて溢れた数は切り捨てて0になるのだがミラクルが起きたのでボーナスとして0+20にしておく

ということで現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:20

ニャル「そ、そんなこと言われても我は困るだけだぞっ///」

勇者「やっぱり可愛い」

ニャル「…っ///」カァァ


ニャル「ま、まぁそこまで言われては悪い気はせぬ…近くに来るが良い///」

①ニャルの手を取ってキスする
②ニャルに抱きつく
③近づくだけ
④自由安価

>>453

また夜に
安価↓

3

近づいた

ニャル「うむ、そこで良い」ニコニコ

とても良い笑顔をしているニャル


勇者「ここはやっぱり暇なのか?」

ニャル「…そうだな、我の力がもっとあれば色々生み出せるのだが、今のままではこれが精々だ」

勇者「そうなのか…」

①勇者「じゃあ俺がたくさん来てやるよ」
②勇者「じゃあ早く力を取り戻させないとな。俺もニャルのためにやれることはやるぜ」
③勇者「自由安価」

>> 456

勇者「じゃあ早く力を取り戻させないとな。俺もニャルのためにやれることはやるぜ」

ニャル「うむっ、よろしく頼むぞっ」

笑顔でそういうニャル

いつも寒々としているこの空間が少し暖かくなった気がした

①勇者「やっぱり封印を解かないと現実世界にくることはできないのか?」
②勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」
③勇者「自由安価」

>> 458

勇者「こっちから何か持ってくることはできないのか?死体とかの贄ではなく」

ニャル「…それができたら我も外に出られるわ」
ニャル「今宿主は刻印で我と繋がっているから精神だけここに来られてるいるのだ」
ニャル「生け贄は刻印を通じて我の体の一部を宿主の体と置換し、直接食している」

ニャル「だから持ち込むなど不可能だな」

勇者「そうなのか・・・」

ニャル「だが、もっと魔力が復活すれば、宿主を媒介に一瞬だけ外の世界に繋がる穴を空けることは出来るだろう」

勇者「一瞬だけ、か」

ニャル「それも我が外に出ることは出来ない小さな穴だろう」

①勇者「そうなったら少しは娯楽でも持ってくるよ」
②勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」
③勇者「それにはどんだけの生贄が必要なんだ?」
④勇者「自由安価」

>>460

今日は徹夜でドラクエのレベル上げしながら書く予定
安価が来なくなったら非安価のSSでも書くので無理して付き合う必要はありません。自分もいつ寝落ちするか分からないんで

2

勇者「今後のためにクトゥルフ神話の知識が欲しいんだが」

ニャル「やめておいたほうがいい」

勇者「え?」

ニャル「是の知識は禁断の知識、人の精神では絶えられぬ」

ニャル「我とて幾度となく人に知識を与え狂わせてきたが、何故だか宿主にはそうなって欲しくない」

勇者「でもニャルやあの落とし子を見たときは何とも無かったぜ?」

ニャル「無論我が精神を纏っていたからにすぎない」

勇者「でもラヴクラフトの小説を読んで…」

ニャル「あぁ…あれはとても賢しき子だった。物語という体裁をとる事で真実みを薄れさせ人に与える影響を最低限に抑えたのだから」

ニャル「それどころか我の精神に逆侵入して知識どころか記憶さえ読み取っていったのだからな。本当に人間だったのか未だに疑問だよ」


ニャルはそう言ってクスクス笑う


ニャル「それでも最後には狂って死んだがね。"アザトース"を書き上げられる前で良かったよ」


ニャル「だから知識を与えるのはやめておいたほうがい。そうだな、そういうのと遭遇した際にそいつに関してだけ与えるのが精神に害しないギリギリのところになろう」

①勇者「分かった」
②勇者「試してみないと分からないだろう?」コンマ安価
③勇者「自由安価」

>>463

3
1+忠告ありがとう。……今の忠告は自分が勝手に壊れたり死んだりされては困る、という風に解釈してもいいか?

勇者「ああ、忠告ありがとう。……今の忠告は自分が勝手に壊れたり死んだりされては困る、という風に解釈してもいいか?」

ニャル「っ///」カァァ

ニャル「ま、まあ…そう、だな、うむ。宿主に壊れられたら我の封印を解く者がいなくなる///」

勇者「本当にそれだけか?」ニヤニヤ

ニャル「そ、それだけだ。それよりそろそろ寝た方がいいのではないか?体は休んでいても精神が休めてないのは良くないぞ///」

①勇者「そうするよ。また明日な」
②勇者「自由安価」

>>465


小ネタ解説
「アザトース」
ラヴクラフトが死去してしまったがために完成することの無かった未完結の小説
ちなみにアザトースとはクトゥルフ神話の名のある神の中では最高位に位置する神で、この宇宙を創造したとされる盲目白痴の魔皇

ラヴクラフトはいったい何を書こうとしていたのだろうか。きっと書いてはいけない禁断中の禁断を書こうとして消されたに違いない

1

勇者「そうするよ。また明日な」

ニャル「うむ…また明日、来てくれ…///」

―――――
―――


次の日の朝


魔王「グー、グー、うへへ…勇者の匂い、包まれてるぅ」ムニャムニャ


魔王がベッドの中に潜り込んでた

①蹴落とす
②そっと抜け出す
③二度寝
④自由安価

>>467

1

勇者「…」ゲシッ

魔王「あうっ」ドサッ


魔王「酷いよ勇者!」

勇者「入ってくんなって言ったのに入ってくる奴が悪い」

魔王「いじわるー」

勇者「知るか」

①例のギルドへ向かう
②宿屋から出るとタクロフがいた
③道具屋へ
④自由安価

>>469

3

やっぱ徹夜やめて寝るわ
すまん、また明日

道具屋で売るように取っておいた素材や肉や水晶を売り飛ばす

けっこういい金になった

①偶像の欠片も売る
②売らない
③とりあえず見せてみる

>>472

1

勇者「ついでにこいつも売ろうと思うんだが」

道具屋「あ?何だそれ」

勇者「まったく知られていない珍しい組成の鉱石だ」

道具屋「はっはっは、そんなわけあるかよ。それにそんなのがあったら道具屋じゃなくて科学者や物好きのコレクターに売ったほうがマシだぜ」

①素材探知機で証拠を見せる
②勇者「じゃあコレクターや科学者を探すわ、じゃあな」
③勇者「じゃあいいや」
④自由安価

>>474

勇者「じゃあコレクターや科学者を探すわ、じゃあな」

道具屋「ま、待ってください」

勇者「あ?」


道具屋(ガラクタを売りつけるつもりならそんな簡単に引き下がらないはず。しかし半信半疑なだけって可能性も…)

道具屋(いや、騙しやすい奴を探しているって可能性も…)


勇者「早くしてくれません?」


道具屋(考えろ…リスクとメリットを天秤にかけろ。いや、この程度のリスクを恐れていては儲けなど手にできない)

道具屋(ここはゴミを掴まれても惜しくない値段で買い叩くのが正解だ!!)


道具屋「銅貨5枚で買い取ろう」

勇者「バカにしてんのかてめぇ」

道具屋「じゃあ10、15だ!」


①無言で立ち去る
②勇者「そんな安いわけねえだろ。金貨だ金貨」
③自由安価

>>476

2

勇者「そんな安いわけねえだろ。金貨だ金貨」

銅貨100→銀貨1
銀貨100→金貨1


道具屋「ぐ…ぐぐ…」

勇者「嫌ならいいんだぞ?道具屋よりも価値の分かる奴を探すだけだしな」

道具屋「わ、分かった…ぎ、銀、貨……5…20枚でどうだ?」

勇者「銀貨20枚?」

道具屋「そ、そうだ。20…もっとというなら25でもいい」

勇者「>>478

最低金貨1枚だ、出せないなら他に行くとさっきから言ってる

勇者「最低金貨1枚だ、出せないなら他に行くとさっきから言ってる」

道具屋「ぐ…ぐぐ、ぐ…分かった、金貨だ。金貨一枚」

道具屋「こっちも商売なんだ。それが本当に知られていないレア鉱石なんだという証明書を書いてくれれば金貨一枚で買い取ろう」


証明書?まあ本当だし買い手もデメリットはないが


①勇者「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
②勇者「まあいいだろ」証明書&拇印
③勇者「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
④自由安価

>>480

>>479

×証明書?まあ本当だし買い手もデメリットはないが

○証明書?まあ本当だし書いてもデメリットはないが

ちょっとミスったので訂正

安価↓

無言で退出し、素材探知機で確認する


『データ該当無し』


ニャル『当たり前だ。遥けきサイクラノーシュで創造され、海に沈みしヒューペルボリアの民のみが所有していたのだからな』

勇者(つまり存在しない物質と言っていいんだな?)

ニャル『それと同じように秘せし邪神の崇拝者たちが使うのみだ。無論それ以外の人間にとっては未知の物質と言ってよいだろう』

ニャル『知っている人間がいたとしても決してそれを口にはせぬ。信徒たちにとって絶対に秘すべきことだからな』


①店に戻って「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
②店に戻って「まあいいだろ」証明書&拇印
③店に戻って「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
④そのまま立ち去る
⑤ニャルに質問。勇者「自由安価」
⑥自由安価

>>

>>485

5 売り飛ばすとまずいことが起こる可能性があるか? ないならできればさっさと金に換えたいんだが

勇者(売り飛ばすとまずいことが起こる可能性があるか? ないならできればさっさと金に換えたいんだが)

ニャル『無い。むしろ持っていたほうが邪神の崇拝者たちに狙われる可能性があるだろう。ま、売るとしたら買い取った先ほどの店主が狙われる可能性もあるがな』


①店に戻って「条件を出しておいて最低価格とか舐めてんのか?もう他行くわ」
②店に戻って「まあいいだろ」証明書&拇印
③店に戻って「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」素材探知機で証明する
④そのまま立ち去る
⑤ニャルに質問。勇者「自由安価」
⑥自由安価

>>487

3

勇者「証明書は面倒だがこれでいいだろ?」


店に戻ってそう言いながら素材探知機で証明する


道具屋「おぉ…た、確かに」
道具屋(証明書があったほうが売るとき楽なのだが、まあそこはどうとでもなる)


道具屋はそう言って金貨一枚で買い取った


道具屋「それより、その素材探知機。金貨10枚で売ってくれませんか?」

勇者「はあ?」

道具屋「いえ、30枚出します!売ってください」


勇者(あれは旅する上でかなり必要だと思うが)


道具屋が食いついている事からも分かるようにこれはすごく貴重なものだ。売り飛ばしたら次はいつ手に入るものか


道具屋「40、いえ金貨50でどうでしょう!」

勇者「>>489

ついでに
偶像の欠片を全部売ったか欠片の一部しか売ってないかも安価で指定してください

すまんがこいつに値段は付けられない

【欠片の一部を売った】

勇者「すまんがこいつに値段は付けられない」

道具屋「そうですか、残念です」

道具屋「では一つご忠告差し上げますがそれは何があってもどんな値段でも手放さないほうが良いでしょう」

勇者「ん?ああ、そりゃ当たり前だが」


道具屋(他の店に取られちゃたまらねえからな。手に入らねえならどこにも流れないようにしてやる)


薬草や毒消し草、等々必需品を買って店を出る


ニャル『あの欠片手元に残しても良いのか?』

①勇者(もしかしたら他の所で売れるかもしれないしな)
②勇者(邪神の崇拝者が釣れるんだろ?ニャルの目的に近づくじゃねえか)
③勇者(これで危険な目に遭いそうになってるニャルが守ってくれるんだろ?)
④勇者(自由安価)

>>493

勇者(邪神の崇拝者が釣れるんだろ?ニャルの目的に近づくじゃねえか)

ニャル『ふふ。そう考えてくれるのはありがたいが後悔しても知らぬぞ?』

ニャル『その偶像はツァトゥグァという怠惰と暴食の神。暴食ではあるが腹が減っていなければ害の無い比較的温厚な神だ』

ニャル『次はもっと危険な神とかち合わないとも限らない』


①勇者(ニャルが守ってくれるんだろ?)
②勇者(まあ大丈夫だろ。何とかなるさ)
③勇者(そういうのが近づいたら察知とか出来ないのか?)
④勇者(自由安価)

>>495

勇者(ニャルが守ってくれるんだろ?)

ニャル『出来る範囲…な』


魔王「買い物終わったー?」

勇者「お前どこ行ってたんだ?」

魔王「買い食い」モグモグ

勇者「え?あ、てめえ俺の財布!」

魔王「いいじゃんいいじゃん、銅貨5枚程度しか使ってないよ」

勇者「そういう問題じゃねえ!誰が勝手に使っていいっつった!」

魔王「いいじゃんいいじゃん」

①:頭グリグリ
②:例のギルドに行く
③:②の途中にタクロフと会う
④:自由安価(行動)

>>497

3

タクロフ「ようおめえら」

勇者「おお、タクロフだっけか」

タクロフ「ああ。おめえは買い物か?この町には観光するもんなんてねえしな」

①勇者「まあそうだな」
②ギルドのことについて聞く
③勇者「自由安価」

>>499

2

ギルドのことについて聞いた

タクロフ「…何しに行くんだ?依頼ならそこだけはやめたほうがいいぞ」

勇者「そんなに悪名高いのか?」

タクロフ「ああ。本当なら俺がぶっ潰したいとこだが曲がりなりにもギルドは組織だからな…そうそう簡単にはいかねえんだ」

①勇者「いや、彼らの紋章が入った荷物を拾ったから届けようと思ってな」
②勇者「とりあえずありがとう。気をつけるよ」
③勇者「自由安価」

>>502

2

勇者「とりあえずありがとう。気をつけるよ」

タクロフ「何かあったら言えよ。俺のダチに粗相をしたら今度こそ総力挙げて潰さなきゃな」

勇者「そんな変なことにはならないと思うけどな」

①ギルド到着
②自由安価

>>504

2 ギルド庁舎が目の前で爆発。阿鼻叫喚が聞こえてくる

チュッドーン


勇者「なっ!?」


「に、逃げろー」「だっ、誰か!あいつを止めてくれ」


勇者「変異体≪ヴァリアント≫!」


醜く膨れ上がった体、蛇のようにのた打ち回る血管

目も鼻も口も判別付かないグチャグチャになった頭

その左手には筒状の器官がついており、その口から小さく硝煙が立ち昇っている


辛うじてギルドの紋章が見て取れる旗

ここはギルド省庁だろう

そこからあの変異体が出てきたってことはこの爆発騒ぎはあいつが起こしたと見て間違いないだろう


①傍観
②悪名高いとはいえギルドだ。恩を売っておいて損は無いだろう
③自由安価

>>506

シュィィイイイイン

チュッドォォオオオオオオオオオオンンン


変異体の左腕の筒状器官から火炎砲が噴射され、火柱があがる


ギルドメンバーは逃げ惑い、誰も戦おうとすらしていない

ここ冒険者ギルドだろ?あの程度の変異体とも戦える奴いないのかよ


「おい、おいあんた、助けてくれ!」

あまつさえ見ず知らずの俺に助けを求めてくる。確かに悪評…というか役に立たなさそうなギルドだ


①勇者「しゃあねえなぁ」
②勇者「見返りは?」
③自由安価

>>508

1
>>504ゾロ

勇者「しゃあねえなぁ」

ニャル『出番か?』

勇者「だな」


小ボス戦:火炎砲変異体

左手に火炎砲を備えた変異体
元は人間のようだが既に自我は無く、話は通じそうに無い


勇者

両手共にニャルの力をデメリット無く自由に使える

ニャルも協力的なので腕をニャルに任せることもできる(もちろん片腕だけでも)


どう戦う(右手、左手を何に変化させるか。またはどんな魔法で戦うか)

>>510


>>508ありがとう

>>454がコンマ22、>>504がコンマ77なので計9エネルギーがたまった

現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:29

右手は鎖鎌、左手は大金鎚

両の腕の刻印が蠢き、肉が引き伸ばされる感覚がする

そして右手は鎖鎌、左手は大金鎚に変化させる


勇者「さあ行くぜ」

変異体「ブジュルルルル」


キュィィィイインン


火炎砲の口に魔力が集まる


①鎖鎌を火炎砲に巻きつけて被害が出なさそうな方向へ向きを変えさせる
②チャージしている間に鎖鎌でグルグル巻きに
③チャージしている間に近づいて大金槌で攻撃
④自由安価

>>512

1

鎖鎌を巻きつける


勇者「ふんっ!」ガシャンッ!


鎖が音を立てて方向を変えさせる


チュドォォォン


変異体「ギュルオゥ!?」


勇者「ニャル!」

ニャル『うむっ』


勇者・ニャル『はぁっ!』


勇者の力をニャルが爆上げし、物理法則を超えた力で空高く放り投げる


放り投げられた巨体を鎌で突き刺し、引き寄せる

そして思いっきり金槌で殴りつける


勇者「おりゃぁっ!」ドガン

変異体「ぎゅごぉっっ!!!」


そのまま体液と骨の様な何かを飛び散らせて動かなくなる変異体


勇者「ふんっ、雑魚が」


「す、すごい。あなた、我がギルドに入りませんか?」

勇者「俺はギルドに入る気は無いよ」

①勇者「ただでさえこんな雑魚も殺せないギルドじゃな」
②とりあえず荷物だけ渡して帰る
③勇者「ところであの変異体、どういう経緯で現れた?」
④勇者「自由安価」ギルドに入る流れになるセリフは無しで

>>514

3

勇者「ところであの変異体、どういう経緯で現れた?」

「」ビクッ

「あ、あれは…突然ギルドに押し入って来て暴れまして」

勇者「嘘つけ、ほとんど服は破けてたが辛うじて残っていた布っ切れにあんたらのギルドの紋章が縫い付けられてたぜ?」

「…」

勇者「正直に言いな。あんたら、"何をした"?」


「失礼」

勇者「あ?」


そのまま追い詰めようとしたら糸目の男が割って入ってきた


「私、ギルド『レイドリック』のバンス支部、支部長『ラード・グレイディード』と申します」

勇者「ほう、大物自ら言い訳に来たというわけか」

ラード「言い訳とは人聞きの悪い。あなたは変異体をどういう存在と思いますか?」

勇者「思うも何もあれは人間の魔力が暴走した姿だ」

ラード「そうです。仮にあれが我がギルドの人間とはいえ魔力の暴走。事故に過ぎませんよ」

勇者「事故、事故ねえ…だったらそこの奴は何でギルドの人間であることを隠そうとしたんだ?」

「」ビクッ

ラード「それは…それはそうでしょう。事故とはいえ我がギルドから化け物が出たなんて評判を広められたら商売上がったりです」

ラード「それに彼は元来臆病者な性格なのです。どう答えてよいか迷った末にすぐにバレる嘘をついてしまったのでしょう」


魔王「まあ、筋は通るね?」ニヤニヤ

勇者(クッソ怪しいけどな。だが今の話に突っつく所あるか…?)

①:今は泳がせておくか
②:①+荷物を返す
③:勇者「だが何かきっかけがなきゃそうそう変異体にはならないはず」
④:まあ俺には関係無いか(これを選ぶと完全に関わらないしストーリーに絡んでこなくなる)
⑤:勇者「自由安価」

>>516

3

勇者「だが何かきっかけがなきゃそうそう変異体にはならないはず」

ラード「しかし絶対ではない。何のきっかけもなく変異体になることもありますよね?」

勇者「そんなことほとんどないだろ」

ラード「ほとんどです。実際にそういう例はいくつもありますよ?」


それ以上はこれに関して何も言えなかった


ラード「大した証拠も無く疑うものではありませんよ」ニッコリ

①:今は泳がせておくか
②:①+荷物を返す
③:まあ俺には関係無いか(これを選ぶと完全に関わらないしストーリーに絡んでこなくなる)
④:勇者「自由安価」

>>518

4
③+荷物を返す

今日はこれまで

町を出て草原を歩くとやがて海が見え、海岸沿いに出る

魔王「おぉ…ねえ勇者、夕陽をバックに海岸を走らない?」

勇者「少なくともお前とそんなロマンチックな仲になる気はない」

魔王「ふふ、今はね」

勇者「未来永劫だ」


ビュオオォ


勇者「うぉっ!?」


嵐のような強風が吹き、太陽の日が遮られる


魔王「すごいよ!」

勇者「だな…」


家を丸ごと飲み込んでしまいそうな巨大な鳥が上空を飛んでいる


ザッバーンッ!


魔王「わーぉ」


それを越える大きさの魚が海面から跳ねて高く飛ぶ

グワァと口を目一杯開いた

いや、それは口と呼ぶのだろうか
頭の先から尻尾の付け目までがぱっくりと開き、怪鳥を丸々飲み込んでしまった

そして津波のような水飛沫を立てて海に飛び込んだ


勇者「すげぇ…海帝魚類だ。初めて見た」

魔王「あれ狩ったら当分食べ物には困らないね…」ジュルリ

勇者「食いきる前に飽きそうだな」

①夜になる
②魔物に遭遇
③漁村に到着
④洞窟を見つける
⑤イベント自由安価

>>525

5
勇者ほどの大きさがある赤ちゃん海帝魚類が浜に打ち上げられている。呼吸がままならず苦しそうだ

海帝魚類・海帝獣類

巨大生物が多数巣くう海の中でも特に巨大で生態系の頂点に位置する魚類

船乗りたちの間では海神の幼生、化身、遣い、等様々に言われている


様々な伝説にも登場し

・千年以上栄えていた島国が実は島ではなく海帝魚類の卵の上にあり、卵が孵ると共に滅んだ
・卵のある巣の上を通ってしまった巨大ギルド船団が卵を守る親に一口で全て飲まれた
・海上で戦争していた二国が海帝魚類の怒りに触れて国ごと飲み込まれた
・歴史上最も巨大な海帝魚類は大陸をそのまま飲み込んでしまうほどの大きさがある
・地球そのものが「帝王」と呼ばれる海帝獣類の卵であり、その卵が孵る時全ての生命は役目を終える

等々嘘か誠かいくつもの話がある


だが海帝魚類は巨大すぎるが故に殆ど捕獲されず生け捕りなどもっての外なため調査出来ず、その生態は全て謎に包まれている

その為に細かい分類分けはされておらず、「海帝魚類」「海帝獣類」の区別は専ら見た目である


しかし人間にとって幸運なことに彼らが存在する海域は限られており、漁業に出るときは絶対に踏み入ってはいけない海域とされている

それでも極々一部の船乗りは海帝魚類・海帝獣類に認められ、その祝福された餌場で漁をする許可を与えられるという

勇者「ん?ありゃ…」

魔王「生き物だよ!しかもまだ生きてる!新鮮!」

勇者「新鮮って…」


近づくとかなり大きいことが分かる
といっても勇者と同じ程度の大きさだ


勇者「こりゃぁ、海帝魚類の稚魚じゃねえか」

魔王「食べようよ!食べようよ!」


①勇者「馬鹿野郎」
②勇者「そうだな」
③自由安価

>>528

3 海に戻してやるか

勇者「海に戻してやるか」

魔王「えー、食べようよー」

勇者「海の神の遣いなんて呼ばれてる海帝魚の稚魚なんて食ってたまるかよ。縁起が悪いにも程がある」

魔王「むしろ海の神の力を取り入れられるかもよ?」

勇者「混沌の神の力を持ってるから十分だ」

ニャル『その通りだな』


そう言いながらその稚魚を海に浸けた

すると虫の息だった稚魚はすぐに元気になって潜っていった


その稚魚の見た目は

①サイズ以外普通の魚
②自由安価

>>530

2 針のような鋭い背びれがいくつも生えている。また身体がうっすらと透き通っている

魔王「あーあ、食べ損ねた」

勇者「ニャル、こいつ暴食の神に関係する何かだったりしないよな?」

魔王「私をあんなのと一緒にするな!」

勇者「だいたい海帝魚類を食った例なんて無いんだ。縁起云々以前に毒とかあったらどうする」

魔王「知らないのか?魔王に毒と呪いと即死魔法は利かない」ドヤッ

勇者「じゃー今度怪しい食材があったら毒見役頼むわ」

魔王「え…」


①その時、海面から飛び跳ねる海帝魚を見かけた
②村が見えた

>>532

1

サアァァァ


大きな漣のような音が聞こえる

叩きつけるような波の音では無く優しい漣の音


海の方を見ると巨大な海帝魚類が空高く舞い上がっていた


それは島ほどもある海帝魚、その全身はクリスタルのように透けており、骨や内臓までもが宝石のように芸術的な美しさを誇っていた

太陽の光を反射させ、雲ひとつ無い快晴の空に例え様も無い色合いのオーロラを映し出していた

鋭い背びれが波のように揺れる度にオーロラは不規則に揺らいだ



勇者「麗しき海の女王…海帝魚類"オーロラジュエルフィッシュ"」

魔王「………」


飛び跳ねてから再び海中に舞い戻るまで数秒もあっただろうか

それでもその光景は永い夢のように素晴らしい数秒であった

勇者「魔王…魔王?」

魔王「はっ、危うく浄化されちゃうところだった。私は魔王、恐ろしき闇と混沌を司る魔の女王だ!」

勇者「見惚れていた直後に言っても厨二病以下だぞ」

魔王「うるさいっ///」

①夜になる
②洞窟を見つける
③漁村に到着
④イベント自由安価

>>535

今日はここまで

海帝魚類・海帝獣類の元ネタはワンピースの海王類
ワンピースとかトリコとか架空の巨大生物が存在する漫画大好き

4
海帝魚類の祝福の証である痣が勇者の首筋に現れる

首がふわりと暖かくなった
それは熱いとは違い、かといって生暖かいとも違う

まるで母が子の頬にする慈しみに満ちた口付け。そのような心が満ちる温かみ


魔王「勇者、これ」

魔王が鏡を作り出す
それに映っていたのは自分の首筋に出来た痣


勇者「…海帝魚類の刻印、信頼と祝福の証」

魔王「何で君にだけ」

勇者「お前むしろ食おうとしてただろうが」

突然ぶっ倒れたわけじゃなくて眠すぎて布団までたどり着けなかったからそこまでやばくは無いはず
今日も同じ感じでこんな時間になってしまったが

まあ続ける

少し進むとやがて村が見えてきた


魔王「勇者、村だよ」

勇者「だな、今日はあの村で休むか」
―――――
―――

勇者「何だ…こりゃ」

魔王「わーお、これはこれは」ニヤニヤ


その村は、滅んでいた

人っ子一人見えない寂れた村

しかし、建物に壊された形跡は無い

経年劣化による崩れ等はあれ、他者による破壊の跡は見られない


勇者「何が、あったんだ…?」

その村を囲うフェンスの内側に入って数歩進むと


―ズクンッ―


勇者「がっ、ぁ…あ、ぁぁ…」


両の腕が熱い、ニャルの刻印が脈打ち、血管のように浮き出ている


勇者「ニャル…何、を…」

ニャル『す、すまぬ、興奮してしまった』


スッと熱も痛みも最初から無かったように消え去る


勇者「な、何なんだよ…」

ニャル『宿主よ…この村、すごく"濃い"ぞ』

勇者「濃い?まさか」

ニャル『うむ。同属の気配だ』


ニャルと同属…怪奇小説家ラヴクラフトが小説で描き、ファンにクトゥルフ神話と呼ばれた邪悪なる神々の神話体系

そのクトゥルフ神話に関係する何かがこの村に…?

勇者「いったい何があったんだ、ここで」

ニャル『流石にそこまでは分からぬ』

魔王「きっとおぞましいことがあったに違いないね」ニヤニヤ

そんなことを話しながら歩いていると


「旅人かの」

勇者「!?」


誰もいないと思っていたところにいきなり声をかけられて驚く

見ると海を向いて安楽椅子に揺られている初老の男がいた


勇者「すまない、てっきり誰もいないかと」

「誰もおらぬよ。儂がただ一人この町の最期を看取るために居残っているのだ」

勇者「最期?」

「最期だ。この村は二度と人が住んではならぬ土地。儂が寿命を迎える頃、全ての魔力を解放して土地ごと吹き飛ばすつもりだ」

「あんたらもこの村に滞在するのは勝手だが明後日の夜を迎えに来る前に出て行ってくれ」

勇者「明後日の夜?」

「満月だ。この村で満月の夜を迎えてはならん」

「それまでは良い、宿も自由に使え。駄賃はいらん、食事は出せないが暇つぶしに掃除してるから休むには問題無いはずだ」

①:勇者「掃除してもらってるなら金を払うには充分だ、その分だけでも払わせてくれ」
②:勇者「この村で何があったか聞いていいか?」
③:②+バンスの町で買っておいた酒を取り出す
④:勇者「ありがとう、宿使わせてもらうよ」
⑤:勇者「自由安価」

>>544

3

勇者「この村で何があったか聞いていいか?」

そう言いながら酒を取り出す


男性はそれを一瞥すると鼻を鳴らした


「ふん、酒程度で気を惹こうとは浅墓な坊主だ」

「だが別に断る理由も隠す理由も無い。いただこう」

ダグ・オルドと名乗ったその初老の男性は酒を一杯煽ると過去に思いを馳せた


ダグ「もう、数十年は経っていると思う」

ダグ「この村は、かつて漁村だった。あんたらも見たかもしれないがこの辺は海帝魚類の生息海域だ」

ダグ「そんなところにある漁村、分かるだろう?」

勇者「祝福された人間しか漁を許されず、祝福されたということは豊富に獲れたんだろ?」

ダグ「そういうことだ。小さな漁村とは考えられないほどに豊かな収穫、交易、笑顔と賑わい、餓えも悲しみも無縁と思われた良い日々だった」


魔王「ねえ勇者、老人の思い出話って長くなるよね?」

勇者「黙ってろアホ」


ダグ「…じゃあ省くぞ」

勇者「え、いや…すいません。このアホが」


ダグ「あるとき一人の馬鹿が邪悪な儀式をしやがったんだ」

ダグ「その目的と結果は俺には分からねえ。だが…」ギリ


ダグ「」ゴクン


酒を一気に飲み、飲み込んだ言葉を再び吐き出す


ダグ「奴は、自分の家族と数人の村の子供たち…そしてあろうことか、海帝魚の稚魚まで儀式の犠牲にしやがったんだ」

勇者「なっ!!」


魔王「ふぁーぁ」

ダグ「本当に恐ろしいことだ。海帝魚類の怒りを買うようなことを」

勇者「…この村は、それで…」

ダグ「…儀式によって呼び出されたおぞましき存在。身勝手に仔を奪われた怒り」


ダグ「この村は二つの呪いが罹っているのだ。どんな破呪術者でも解きようの無い呪いが」


ダグ「唯一つ、"彼女"の慈悲か偶然か、この村には見えぬ結界が貼られており、儀式によって呼び出された存在はこの村から出ることが出来ないでいる」

ダグ「無論、その結界のせいでこの村の者は村を出ることが出来ぬままに死んでゆき、儂もいずれはそうなるのだろうがな」


ダグ「不安なのは、最後の村人である儂が死んでしまった後結界がどうなるかだ」

ダグ「仔を殺された怒り、それを止められなかった儂等村人への怒り。全員がいなくなったその後に結界を保つ理由等あるまい…」

ダグ「だから儂はこの村を最期まで看取る。あの存在が餓死して満月の夜に現れなくなるその時まで」


ダグ「それより先に儂がくたばるのであれば、永遠にこの土地に誰も住み着かないようにせねばならぬ」

ダグ「絶対に、これ以上奴に餌を与えてたまるか」ギリ



ダグ「さあ、話は終わりだ。満月が来る前に出て行ってくれ。安全な隠れ場はあるが儂一人しか入れない」

勇者「そうやって、"最期"が来るまで逃げ延びる気なのか」

ダグ「そうだ。奴を討伐することも、この二つの呪いを解くことも不可能だったからな」フン


その口調と表情は既に幾度と試したと言っているようだった


①:勇者「…俺なら解けるかもよ?」オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる
②:①+ニャルの刻印も見せる
③:その場では特に何も言わず、満月の夜に勝手に解決を試みる
④:自由安価(勇者の行動・セリフ限定)

>>548

今日はここまで

4 その"彼女"ってのは一体?

勇者「その"彼女"ってのは一体?」

ダグ「彼女は彼女さ、仔を奪われた憐れな母親だ」

勇者「海帝魚類か」

ダグ「ああ」

①:勇者「…俺なら解けるかもよ?」オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる
②:①+ニャルの刻印も見せる
③:その場では特に何も言わず、満月の夜に勝手に解決を試みる
④:自由安価(勇者の行動・セリフ限定)

>>551

勇者「…俺なら解けるかもよ?」


オーロラジェエルフィッシュの祝福の証を見せる


ダグ「それ…は」

勇者「ああ」

ダグ「そう、か…彼女は、まだ………まだこんな儂らにチャンスをくれるというのか…」


そう言って海の方を向き、放心したように涙を流すダグ


ダグ「ずっと、見守っていてくれてたのだな。あれを止められなかった咎人にすぎぬ儂を…この村を…」


ダグ「」ズズ


ダグは涙を拭うと勇者達に向きかえる

しかし、再び涙が流れてきた


ダグ「…すまない、今は…一人になる必要があるようだ…ゥ、宿に行っていてくれ。あとで夕食を作って持っていく」

勇者「ああ」

宿

勇者「ニャルの刻印見せ忘れたな…」

ニャル『そうなのか?てっきり敢えて隠していたものかと』

魔王「…最近私のヒロインとしての活躍が薄いような気がする」

①勇者「気のせいだろ」
②勇者「俺にとってヒロインはニャルなわけだが?」
③勇者「じゃあ魔王の設定やめるか?」
④勇者「自由安価」

>>554

3

勇者「じゃあ魔王の設定やめるか?」

魔王「くっくっく、我は魔の凶皇にして万物の魔を統べる魔族の王」

魔王「世界を作り変え、村娘に身を変えようともそれは決して変わることなき我が信念よ」

勇者「じゃあ無理だな」

魔王「くくく、魔王である我をコントロールしよう等無理なことよ!アーハッハッハ」

勇者「あー、はいはい」

魔王「何だ何だそっけないなあ?何なら我の悪っぷりを思い出させるために弱いお仲間が泣き叫びながら内臓ズタズタにされて殺されるのを脳内に魔法で映像再現させてあげようか?」

勇者「お前俺に嫌われたいのか好かれたいのかどっちだよ」

>>560
勇者にとって魔王はついてきてるだけ
前の世界での仲間はこの世界では絡んできてないので既に十数年以上も前の記憶に過ぎない

もしこの世界で前の世界の仲間とまったく同じ顔、名前の人間と出会うことがあれば何かあるかもしれないが

コンコン


ダグ「失礼するぞ」


ダグが両手に大量の魚料理を持ってやってきた


ダグ「久しぶりに漁をしてきた。料理のほうは本分じゃねえから変な盛り付けは許せ」

勇者「いや、充分美味そうだぞ…」

魔王「その通りだ。私の中の食欲が暴走しそうだ…」ギュルルルル

①勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」
②勇者「やっぱりここまでしてもらって金を払わないわけには」
③ダグ「じゃあ次の満月に向けて色々話そうか」
④勇者「自由安価」

>>562

勇者「やっぱりここまでしてもらって金を払わないわけには」

ダグ「ふん、こんなとこに住んでる儂が金を必要とすると思うか?呪いが解けたとしてもこの村に骨を埋めるつもりだ」


ダグ「そうだな、どうしてもというなら酒でもいただこうか」

勇者「分かった。ならこの酒で払うよ」


そう言ってダグに酒を注いで渡す


①ダグ「じゃあ次の満月に向けて色々話そうか」
②勇者「自由安価」

>>564

2
勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」

鬼「よう、体調はどうだ?」

勇者「まあだいぶ良くなってきたかな」

鬼「なら良かった。宿の人がおかゆ作ってくれたけど食えるか?」

勇者「ああ、食べさせてくれるか?」

鬼「ま、まあいいぞそのくらいはな」

鬼「フー、フー…ほら、あーんしろ」

勇者「」アーン

勇者「んぐ…モグモグ…なんか初めてロクな看病してもらった気がする」

鬼「てめえが熱でうなされてただけで皆ちゃんと看病してたぞ」
―――――
―――

勇者「ふう、ごちそうさま」

鬼「…オレの筋肉質な太ももでよければ膝枕してやろうか?」

①:勇者「いや、固そうだからいいや」
②:勇者「是非!」
③:サキュバス「交代の時間ですよー」
④:勇者「自由安価」

>>566

3

しまった間違えた。誤爆だ
すまぬ

勇者「この辺で漁をできるってことは、やっぱり…」

ダグ「ああ、そういうことだ。まだ効力を失って無いようで良かったよ」


ダグはそう言って左腕を捲くった

そこには勇者によく似た、しかし違う刻印が刻まれていた


だがその刻印は、何度も何度も刃物で傷つけたような痕が幾重にも重なっていた


ダグ「これはきっと彼女の与えてくれた最後のチャンスなのだろう」

ダグ「もう二度とチャンスなど無いと思っていた。こんな儂らのことなどもう許す気は無いと思っていた」


ダグ「だが、このチャンスだけは絶対に見逃すつもりはない。ただの偶然で何でもいい、儂に力を貸してくれ」

勇者「もちろんだ。任せな」

ダグ「何度か言っているが満月の日、明後日だ。満月が高く昇る時に奴は現れる」

勇者「そいつの見た目は分かってるのか?」

コンマ30以下
>>571


もしこっちにRスレのエロシーンを誤爆してしまったらどうなるのだろう…怖ヒ…

よい

ダグ「いや、あいつに姿は無い。ただ邪悪な存在感と物理的な当たり判定があるだけだ」

ダグ「それだけが不安な点だが…物理的辺り判定があるなら砂をかけるなりすれば輪郭ぐらいは分かるかもしれない」

勇者「いや、それは大丈夫だと思うぜ」

ダグ「何か秘策でもあるのか?」

勇者「策ってわけじゃないけどな」


両腕を捲くってニャルの刻印を見せる


ダグ「なっっ、それはっっっ」


ダグの顔には嫌悪感と果てしない怒りが現れていた


①勇者「邪神と言えども一枚岩じゃない。対立してるのもあるのさ」
②勇者「俺はどんな力だろうと自分の信じる"正義"のために使う。これが何だろうと関係無い」
③勇者「やっぱりこれと同列の力か。毒を以って毒を制す。そういうことだ」
④勇者「自由安価」

>>573


>>528がコンマ77なので計7エネルギーがたまった

現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:36

1

勇者「邪神と言えども一枚岩じゃない。対立してるのもあるのさ」

ダグ「…あんたは対立する邪神を殺しに来たってのか?」

勇者「それは半分偶然だ。その存在を知った以上打倒するするつもりだがこの村にそれがいるとは思わなかった」

ダグ「…」

勇者「信じられないか?まあ、そうかもな。あんたにとっては村を滅ぼした元凶とおなz…」

ダグ「いや、信じるさ。"彼女"の祝福の証があるんだからな。彼女を疑うことなどできようはずもない」

勇者「ありがとう」


ニャル『物は言いようだな。均衡が崩れたこの世界にあって我が対立するのは他全ての神であり、例え善神でも食らうつもりだからな』

勇者「ということで多分見えない敵も大丈夫だ。俺なら感知できるだろう」

ダグ「そうか。じゃあ頼んだぞ」

ダグ「奴が出現する位置には儂が案内する。悪いが儂は戦えぬ故足手まといにならぬように逃げるのが精一杯だ」


勇者「ああ、問題ない。そうしてくれ」

①その満月の夜が来るまでカット
②自由安価

>>576

1

他のスレも気になるね

>>578
今書いているSSの中でこのSSと同じ勇者魔王系ファンタジーはこれくらい
ジャンルが同じってだけで完全に関係は無いので読む必要はないです

わざわざ隔離されてるR板のURLを直接張って良いものか分からないので下二つはタイトルだけ

勇者「安価で人外娘とイチャコラ旅したい」
勇者「安価で人外娘とイチャコラ旅したい」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448453901/)
女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」
女勇者「さあ魔王、人間を滅ぼそうよ」魔王「何を言っているんだ貴様は」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1438/14385/1438598471.html)

[安価]女勇者がリョナられるSS[R-18G]
女冒険者「異種姦しまくる旅に出る!」

夕方、陽が海面に沈み、丸い月が上がってくる


ダグ「暗くなる。行くぞ」

勇者「ああ」

魔王「ふふ、楽しみだね」

勇者「お前も手伝えよ」

魔王「やだよ。君が死のうと生きてようとどっちに転んでも私は良い思いしかしないからね」


魔王「で、できれば生きていたほうがいいんだからね!」

勇者「むりやりツンデレ演出しても何もならんぞ」


ダグが案内したのは

①小高い丘
②とある地下室
③村の外れにある洞窟

>>581

2

仕事に行くので一旦ここまで

思った以上に過去作が沢山あってすっごく驚いた

>>585
エタったSSの方が多いんだけどね…
逆になんかエタる傾向が分かってきてる
学園ギャルゲ風SSとか異能力バトルとかは書きたいけど絶対に落とし所が分からなくてグダグダになって必ずエタる

だからこのSSも落とし処はきちんと考えています

ダグ「こっちだ」

村の中でも外れの方に位置する大きな屋敷に連れていかれる
それは他の建物より一層廃れ、禍々しい気配を放っていた


魔王「なんとも素敵な場所だねえ。私だったら魔物の巣窟に選んでるよ」

勇者「そうでなくてもヤバいのが住み着いているけどな」

ダグ「準備はいいか?入るぞ」

勇者「ああ」

魔王「問題無いよ」


ギィィィと音を立てて寂れた大きな扉を開く
―――――
―――

勇者「ぅ」

酷い悪臭がする
これは一度味わった、あのツァトゥグァの落とし子のところで嗅いだおぞましい悪臭と同じ

間違いない、ここにいるのはニャルと同じクトゥルフ神話の神話生物
それがいるに違いない

ダグ「臭いは気にすんな。いずれ慣れる」

ニャル『慣れた頃には大抵狂っているがな』


とある部屋は巨大な書斎となっており、時空が歪んでいるかのように錯覚する程天高く本棚が聳えていた

どうやって上の方を取るのか考えるよりあれも模様ではないかという疑問の方が強くなる膨大な蔵書と粘りつくような重い空気

ふと見ると
「アレイスター・クロウリー」「テオフラストゥス・フォン・ホーエンハイム」「サンジェルマン」等世界中の魔術師と錬金術師達の著書
「エイボンの書」「無名祭祀書」「屍食教典儀」「死霊秘法」
等物語の中でしか聞いたことの無いようなおぞましい書物の数々

そのようなものが軒を連ねていた

①無意識に惹かれた一冊に手を伸ばす
②勇者(後で屋敷ごと燃やし尽くした方が良さそうだ)
③勇者「ダグ、この屋敷の持ち主はどういう奴だったんだ?」
④自由安価

>>590

※小ネタ解説
本の著者達はどれも現実に実在した魔術師と錬金術師。本のタイトルはどれもクトゥルフ神話の魔導書

1

コンマ10以下とゾロ目
>>592

やっぱりアカン本やん

コンマ値15
運命操作装置をエネルギー5消費して10にしますか?
>>594

現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:36

運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません

そうす?

勇者「…これは…」

ニャル『だっ、ダメだ!!』


ふと目に映った本を手に取ってしまった

それを手に取った時、自分の意識が遥か彼方に飛んで行くのを感じた

無明の闇、どこまでも続いていく深淵の彼方、無名の霧が門を形作り、俺の魂を顔の無い鬼が運んでゆく

幾星霜の時が遥か後方に吹き飛んで行き、光を吸収する暗黒星団が自分を睨めつける

ダークマターを食らって生きる旧き神の成れの果てが失った自我の匂いを嗅ぎつけて俺を食らおうと迫ってくる

だが俺は次元のズレたところを飛んでいる。襲い来る恐ろしい怪物たちは触れることすら出来ない


やがて永劫に思われた恐ろしき飛行は終わり、終点に着くことになる

そこは

①誰からも忘れされれた旧き都
②原初の混沌吹き荒ぶ狂気の宮殿
③ニャルがいたところと同じような封印の間

>>599

2

闇も光も炎も氷も電気も物質も精神も風も重力も魂も器も何もかもが待っている

どんなものにも限らず、何もかもが渦を巻き、そこで時間も空間も、全ての概念が混流し、混濁し、混沌たる渦となっている


勇者「こ、ここは」

「原初の混沌。なべての無限の中核であり外なる宇宙の中心点なのです」


この空間は"空間"とすらいえず、どこが地面なのか、どこが上なのか、自分は立っているのか倒れているのか、落ちているのか、上っているのか、それすらわからない

そんな中、自分の目の前にゴシックロリータ調のドレスを着た幼女が姿を現した

いや、目の前といっても良いのだろうか。目の前にいると同時に真後ろに立たれているような、ともすれば真上から見下ろされているような感覚するある


「再びここに人が来る事は予想していましたがそれでも驚愕を隠せないのです」

「あなたのように人間としての正気を保ったままここに来れたのは未だ片手で足りる程度なのです」

「ランドルフ・カーター、タイタス・クロウ、大十字九郎、どいつもこいつも人間というには疑問が残る化け物どもなのです」


「さて、アルはオマエに問うのです。この先に進むのです? この先にいるのは見たものの精神を破壊する存在、外なる宇宙において最高神とされる禁断の存在
 人が踏み入れてはいけない領域なのです」

アル「とは言ってもランドルフ・カーターの奴は何事も無く謁見して帰還しやがったのですが。それもノーデンスとかいう旧き神の加護あってこそのこと
   オマエが正気を保ったままあのアザトホートを見られる保証は一切無いのです」

①進む
②進まない
③勇者「ここは…これは、本、だよ…な?」
④勇者「その前にお前は何なんだ?」
⑤勇者「自由安価」

>>601

5
残りのクロウとか大十字とかってのは無事じゃなかったのか?

勇者「残りのクロウとか大十字とかってのは無事じゃなかったのか?」

アル「そもそもその二人は謁見してないのです」

アル「アザトホートは敢えて口にする者とていない果てしなき魔王。破壊と破滅のみをふりまく存在
    正常な頭ならば、いえ狂っていたとしても謁見しようなどと考えることは"あり得ない"事象なのです」

アル「未知なるカダスを求めたランドルフ・カーターですら望んで謁見したのではなくニャルラトホテプに無理やり連れてこられたのです」

アル「ニャルラトホテプに騙され。しかも殺されるために」


アル「なのにあいつはアザトホートを"視"ても精神を欠片も傷つけず帰還しおったのです」


アル「いやぁ、自分の仕掛けた最大最凶の罠からまんまと逃げられた上にダメージ0だと知ったときのニャルラトホテプはとっても見ものだったのです」ゲラゲラ

アル「なんと下級の神に"八つ当たり"したんですよ?八つ当たり、そんな大人気無いことを邪神が!
    いやぁ、何百億年生きていても一生見ることのない面白いイベントだったのです」ゲラゲラゲラ


アルと名乗る幼女は一しきり笑い転げたあとすっくと真顔に戻って俺に問うた



アル「さて、その存在に自らの意思で謁見する覚悟があるのです?自分の意思で会いに行く初めての人間になるのです?」


アル「オマエはその資格が十分にあるのです。アルが保障するのです。命は保障しないのです」

①進む
②進まない
③勇者「ここは…これは、本、だよ…な?」
④勇者「その前にお前は何なんだ?」
⑤勇者「自由安価」

>>603

勇者「その前にお前は何なんだ?」

アル「アルは狂気の水先案内人。そうですね、この本の語り手なのです」

アル「その真の姿はまた別にあるのですが、それはまた別の機会に。それまでは真名も明かせぬのです」

勇者「本の語り手…じゃあやっぱりここは本の中…」


アル「オマエは本当にここが本の中とでも思っているのですか?だとしたら原生ショゴスよりも脳みそがお粗末なのです。そんなゴミ、ミ=ゴに持ち去られてしまえなのです」

勇者「…」

①勇者「性格悪…」
②勇者「じゃああの本を媒介として何らかの魔術が発動したってことか?」
③勇者「調子に乗ってんじゃねえぞ幼女コラ」
④勇者「帰るわ」
⑤勇者「自由安価」

>>605

5
お前は本をなんもわかっちゃいない……

勇者「お前は本をなんもわかっちゃいない……」

アル「オマエの本に関するあれこれなんてしらねーのです。論ずる気もねーのです」


アル「とりあえず、この先に進むか否か。イエスかノーで答えやがれなのです。とっととしろなのです。やれやれ」


「やれやれ」まで口に出して言う幼女


①進む
②進まない
③勇者「自由安価」

>>607

2

ようやく気づいたか……

>>610
うむ、すまんかった
むしろここまで見捨てず着いてきてくれてありがとう

アル「賢明な判断なのです。アルはその選択を尊重するのです」

アル「ならば問いを変えるのです」


アル「力と魔力オマエはどちらを望むです?」


①力
②魔力
③勇者「むしろオマエが欲しい」

>>616

3

勇者「むしろオマエが欲しい」

アル「そう言ってくれると嬉しいのです」ニィ



アル「我が真名はアル・アジフこの本に仕込まれた術式によって起動する魔術稼動式自律人形≪オートマタ≫」



アル「血の盟約か膨大な魔力を寄越すのです。是を以ってアルはオマエをマスターとして付き従いましょう」

①血の盟約
②魔力を注ぐ

>>618

1

勇者「血の盟約で」

アル「了解なのです、マスター。では少し失敬するのです」

アル「ニャルラトホテプの烙印…むかつきますね。ここに上書きしてやるのです」

勇者「お、おい」

アル「心配するななのです。あいつとのリンクが切れることは無いのです。ただの嫌がらせなのです」


そう言って右腕に歯を立てるアル


アル「あむ…んんちゅ。ちゅ…ぷは…美味しい血なのです♪」

①現実に戻ると目の前にアルが
②いない(いつでも呼び出せる)

>>620

1

現実

勇者「はっ」

ダグ「おい坊主、そりゃ何だ?」

魔王「ロリコンすぎるあまりについに自ら作り出したの?」


見ると目の前に先ほどのゴスロリ幼女―アルが立っていた

まるで絵画のように美しく整った顔立ち、透き通るような白い肌

風もないのになびく白銀の髪

金と翡翠色のオッドアイは半分閉じられ、ジト目になっている


勇者「ちげえよ!」

アル「そうなのです。こんなのに作られるほどアルは単純な存在じゃないのです」

勇者「フォローするならもっと優しい言葉選んでくれない?」

アル「アルは本当のことを言ったまでなのです」


ダグ「あ、あー、とりあえずお嬢ちゃんは外で待っていた方がいいんじゃねえか?」

アル「心配するななのです小童、アルはこの場にいる有象無象の中で最も最強に強いのです」

魔王「ほう?言うじゃないか幼女の癖に」

アル「アルからすればオマエの方が小娘なのです。見た目だけが全てでは無いのですよ、オマエがそうであるように」

魔王「勇者、私は少々鉄拳制裁の必要性を感じるよ」

①勇者「ねえよ」
②勇者「アル、マスターからの命令だ。無意味に煽るな」
③勇者「アル、自分より小さな奴と喧嘩するということはそれと同じレベルってことだぞ」
④勇者「どうでもいいから行くぞ」
⑤勇者「自由安価」

>>622

勇者「アル、自分より小さな奴と喧嘩するということはそれと同じレベルってことだぞ」

アル「これと同レベルはとても嫌なのです。流石マスターですね、ド正論を突いてくるのです」

魔王「くそムカつく!何このクソガキ!」

アル「マスター、小動物が何か鳴いているのです。餌でも欲しいのではないのですか?」

魔王「~っっ!!」

勇者「うん、その辺にしておこうか。とても面白いけど話が進まん」


ニャル『相変わらずの毒舌小娘だ…我はあまり関わらないようにしたい』

アル「」ニタァ


ダグ「進んでいいか?」

本棚の一つを倒す

その下には鉄の扉があり、そこには魔法陣が幾重にも描かれていた


勇者「封印か?」

ダグ「役に立った試しはないがな」


ガゴン、と音を立てて重い鉄の扉を開き、地下室への階段を降りていく


酷い悪臭がより一層強くなり、全体的に空気が重くなっていく

所々に虫の死骸が固まり、中には小動物の死骸すらもあった


ドンドン地下へ降りていき、それと比例して空間が縦にも横にも広くなっていく

やがて見たことないほど巨大な鉄の扉が立ち塞がる

その扉には悪魔崇拝を彷彿とさせる冒涜的な画がでかでかで描かれていた


ダグ「先にも言ったが儂は戦えない。だからあんたらに頼ることになるがいいか?」

勇者「ああ、分かってる」

ダグ「開くぞ」

①アルだけを先に部屋に入らせる
②何があってもすぐ対応できるように両腕の操作をニャルに任せる
③勇者「開くのは俺がやる。ダグはここまで案内してくれただけで充分だ、先に戻っててくれ」
④自由安価

>>625

クトゥルフネタ俺は好きやで

勇者「開くのは俺がやる。ダグはここまで案内してくれただけで充分だ、先に戻っててくれ」

ダグ「…分かった。死なないでくれよ」

勇者「大船に乗ったつもりでいていいぜ」

アル「しかも大型戦艦なのです。目の前にあるものは全て薙ぎ払うのです」

勇者「ま、そういうことだ」ギィ


扉を開く


コンマ30以下
>>628

>>626
ありがとう、そう言ってくれると嬉しい
でも自分自身でもちょっと多すぎたと思えてきたので
元々フレーバー程度に混ぜるつもりでメインに据えるつもりはなかったのだがいつの間にかメイン並みになってたので軌道修正する

扉を開けた瞬間、ムワァとおぞましいほどの悪臭が鼻を突いてくる

地面には様々な生き物の骨が転がっており、その中には既存のどの生物にも一致しない骨格をした不気味な生物が混じっている

しかし、そんな視覚情報を脳内で整理する暇は無かった


ギュォォ


風が渦を巻き、見えぬ何かが攻撃を仕掛けてくる


勇者「ぅぉおっっ!」ガキィンッ


咄嗟に腕を鋼鉄化させ、弾く

しかし咄嗟のことでバランスを崩し、そのまま壁に叩きつけられる


勇者(マジで見えない敵かよ…)


ニャル『宿主、我が眼でなら見えるぞ』

①ニャルに眼を借りる(両腕と違って自由に使えないため魔力消費:大)
②勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」
③勇者「アル、サポート頼む」
④自由安価

>>633

魔王、助けてくれ

勇者「魔王、助けてくれ」

魔王「はっはっは、私は戦う気なんてさらさら無いよ」

勇者「はぁっ!?」

魔王「正直君が死のうと生きようと私には関係無いからね。死んだら死んだで魔物として生き返らせて再び世界征服する気だよ」

勇者「てめぇ!」

魔王「勇者が魔王の手先になって操られる。なんてことになりたくなけりゃ頑張ってね」ケラケラ


アル「マスター、観葉植物より役立たずな喋る置物なんて放っておくのです」

アル「それよりアルにオーダー(命令)を」


①:勇者「決まっている。破壊しろ!」
②:勇者「俺のサポートだ!」
③:①+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
④:②+ニャルに眼を借りる(魔力消費:大)
⑤:①+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」
⑥:②+勇者「腕の操作を任せていいか?ニャル」⑦:自由安価

>>635

いまだ魔王にすがるとか

勇者「決まってる。破壊しろ」

アル「イエス、マイマスター」


アルが自分の背丈より巨大な斧を作り出し、跳躍する


勇者「ニャル、両腕の操作任せるぞ」

ニャル『うむ。その前に奴のことについて話すぞ』


次の瞬間、勇者の頭の中に情報が入ってくる

それは一瞬の出来事であり、時間はかからなかった


ニャル『あれはこの前のような落とし子ではない』

ニャル『邪神の"幼生"このまま育てばいずれ神になる存在だ』

ニャル『しかも海帝魚類の血が混ぜられている。どうやらこれを作った魔術師の目論見は成功したようだね』

ニャル『そんな大それた存在を作り出して世界の支配者にでもなるつもりったのかね。人間如きが制御できるわけもなかろうに』



ボス戦:名も無き邪神の幼生

沢山の人間と海帝魚類の祝福を受けた人間、そして海帝魚類の稚魚を材料として作り上げられた"いずれ神になる者"


だがしかし、それはよく出来た失敗作に過ぎない

命を食らうだけ食らい、外宇宙に飛び立つことなく地に縛り付けられ腐るのだ

アルが空中で跳び、巨大な斧を振り下ろす

その度に悲鳴のように空気が振動し、世界が揺れる


ニャル『宿主、こちらにも来るよ。君はバランスを取るために足をふんじばってくれ』

勇者「ああ、頼むぞ」


両の腕が鋼鉄の触手へと変わる

二本が四本に、四本が八本に。その先端は鋭い槍となる


もはや人のシルエットを失い、グインと勇者の体を引っ張りながら何も無いように見える空間で何かを叩き落とす仕草を見せる


ニャル『そら掴まえた!』

アル「でかしたのですニャルラト」


ニャル『あ』


グシャァッ


何も無いところから血が噴出した


アル「お手柄は頂いたのです。マスター、アルを褒めるのです」

①頭を撫でる
②勇者「本当に倒したのか?」
③勇者「ニャル、どんまい」
④自由安価

>>639

4
勇者「アル、今何やった?」

勇者「アル、今何やった?」

アル「ぶった切ったのです。幼生を」

勇者「それだけで息の根を止められるのか?」

アル「もちろんなのです。第一段階は」

勇者「は?」


ニャル『だろうな。そんな簡単に死ぬわけ無い』

勇者「じゃあ…」


①今すぐ逃げる
②勇者「ニャル!今取れる最善の手は!?」
③勇者「アル!第二段階って何がどうなるんだ!?」
④自由安価

>>641

④ニャルの力を開放し、右腕で捕食を試みる

コンマ30以下
>>643

今日はここまで
やばいな、また書ける量が少なくなってきてる

明日も週の終わりだし疲れて書けないかも

安価↓

ちょっとした個人的設定

全ての魔法・魔術は術式の構築によって成り立ち、その術式は様々な方法で構築される

・呪文は"知識"と"音"による術式
・単純に術式を地面や紙に書く
・魔道具は道具そのものに術式が組み込まれている
・永続的効果のある「呪い」は対象に術式を刷り込むことによって強制的に発動させる
・詠唱を使わない魔法は脳内で"知識"によってのみ術式を構築する(高等技術)


アルが宿っていた本は中に書かれている「文字列」を目にすることによって目から脳に術式が入り込んで強制的に発動される
そしてその術式とは精神だけを"道"に乗せてアルのいた外宇宙の宮殿に飛ばす魔術だった

ただし本を読んだものがそれを術式として理解し、脳内で構築し さらに発動するための魔力を持っていなければアルに会うことは出来ない

≪暗い宵闇、深き深海≫

≪深淵に寝そべる我が君よ≫

≪その揺り篭は、なべての命≫

≪子守唄は狂喜の悲鳴≫

≪死を恐るることなき其の命≫

勇者「ニャル、その邪神の幼生を食っていいぞ」

ニャル『それではいただきまぁす』


ガブゥ


勇者「アルはいらないのか?」

アル「ニャルラトが必要なのは封印を解くためなのです。アルはそういった事をする必要等無いのです」


ニャル『なあ宿主』

勇者「どうした?」

ニャル『これ…死体ではない。ただの抜け殻だ』

勇者「何!?」

ニャル『それでも魔力の足しにはなるがね』


食うことで覚醒した勇者の体の一部分(魔力消費無しでニャルの力を使うことが出来る部位)は

①右目
②左目
③第三の目
④左足
⑤右足

>>648

≪星に謳い、光が瞬く≫

≪闇夜に浮かぶ星々よ≫

≪星座が結ぶ魔法陣≫

≪其の秘密は我のみぞ知る≫

勇者の額に真っ赤な縦切れの目が現れる

その効果は第1に「姿無き邪神」を視えるようになる

第二に

①魔力の流れを見ることが出来る
②強い魔力を持つ存在を見分けることが出来る
③"禁断の知識"を保有している者を見分けることが出来る

>>651

1

≪刻に捕らわれし我が魂≫

≪彼の者の蘇りし日にまた我は呼ばれん≫


「ああ、もうすぐだ。おいで。私の可愛い子…」



ダグ「な、てめえは!!」


「…ああ、お前のおかげか。感謝するよ」

「生贄に喜んでなるがいい」

ニャル『我の呼び名の一つに"燃える三眼"と呼ばれるものがある。その額の眼はそれよ』


①髪の毛に隠れるし常に発動する
②とりあえず今発動する
③今は発動しない
④自由安価

>>654

1

勇者「常に発動しても大丈夫か?」

ニャル『問題無い。魔力も必要無く発動していられる』


勇者の額に縦に切れた赤い瞳が現れる

髪の毛に隠れているも燃え上がるような赤を湛えている瞳だ


それを発動すると魔力の流れが見えた。天井を突っ切って地上に流れていってる


勇者「こ、これって…」

ニャル『そうだ。あの幼生から出ていった魔力だ』

勇者「い、行くぞ!」

≪今、海より害凶は誕生を始む≫

≪雑草覆う黄金塔≫

≪太古の逸陸≫

≪極光狂舞し乱れ落ちたり≫


外に出るとダグが歌うかのように海に向かって唱っていた

その正面には魔力が渦巻いている


≪いあ!いあ!よぐ=そとと!≫


ダグ「おや、坊主とも。下の邪神は倒したのか?」

①勇者「あんた、ダグじゃないな」
②勇者「ダグをどこにやった」
③無言で攻撃を仕掛ける
④勇者「アル、殺せ」
⑤自由安価

>>657

5
3 優先して喉笛を切り裂く

ダクの姿をしたそいつに切りかかる


ダグ?「っ!」


見事に喉笛を真一文字に引き裂く


ダグ?「勘が良いのかな。それとも私の演技が駄目だったのかどっちだろう」

勇者「既に人間じゃねえ、か」


喉がぱっくりと開いているにも関わらず喋り、その傷口からは黒い触手が伸びて勇者の腕を掴んでいる


ダグ?「ワンステージ上に進んだんだよ。人よりも上の存在にね」

①勇者「いや、お前は紛い物さ」
②勇者「狂った奴と話し合う気はない。アル!」
③勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」
④自由安価

>>659

3

勇者「そのくだらない企みはここまでだ。アル!」

アル「イエス、マイマスター」

アルが小柄な体を勇者とそいつの間に潜り込ませ、勇者の腕を掴んでいる触手を切り落とす


「くだらない企み?はは、凡人には理解できぬことだ」

勇者「凡人?これを見てもそう言うか?」


両腕をニャルの腕に変えて見せる


「っ!それ、は…」

勇者「分かったか?お前は中途半端なだけなんだよ。くだらない中途半端な存在だ」

「っ、っっっぅ、ふざけるなあああぁぁぁぁ!」

ボス戦:魔術師ジョン・ウェイトリィ

邪神の副王と契約し、その子を作り、自らももはや"人"の概念を捨てた魔術師

普通の殺し方では殺せないだろう

ジョン「邪魔をするなぁ!」


空に巨大な術式が展開され、あまねく星々が火となって降り注ぐ


ジョン≪滅帝王(メテオ)≫


①防御魔法
②ニャルの腕で降り注ぐ火を払いながらジョン本人に攻撃する
③ニャルの"眼"を使って魔力の流れを見極めて避ける
④自由安価

>>664

コンマ70以下
>>666

コンマ値82

運命操作装置をエネルギー12消費して70にしますか?
>>668

現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:25

運命操作装置を使った場合、ゾロ目判定とクリティカル判定は利用できません

no

勇者「ニャル、頼んだぜ!」

ニャル『うむ!』


降り注ぐ炎の雨をニャルの触手で叩き落とす


ニャル『くっ、手数が足りなすぎる』

勇者「うぐっっ」

ニャル『す、すまぬ』

アル「マスター、アルは防御と攻撃どちらを行うです?」


①:勇者「すまん、防御頼む」
②:勇者「オーダーは変わらん!デストロイだ!」
③:自由安価

>>670

>>668がコンマ11なためエネルギーが1たまった
現在の運命操作装置に溜まったエネルギー:26

3
敵の足元までの即席穴掘削
そして穴に潜って回避+奇襲に転じる

ニャルの腕を使って地中に潜る

その間にもアルはジョンの目を引きながら隙あらば攻撃しようとする


勇者(!?)


地中に潜って初めて気づいた


勇者(何だ、これ)


膨大な魔力が方々から地中のある一点に集められている


①その中心点へ向かう
②今はそれを無視してジョンの足元へ
③自由安価

>>673

中心点に向かう


勇者「!?っっ、あ…な、なん…だ…」


意識が引っ張られる

全身が内側から外側に向けて押し出され、血も内臓も骨も全てがひっくり返る


勇者「こ、れは…」


せめて、せめて最期にその存在を…見極めて…


コンマ50以下
>>677

最後に勇者の目に映ったもの、それは地中で胎児のようにうずくまる巨大な何かだった

間違いない。邪神の幼生…


勇者はそれに"食われ"た

―――――
―――

アル「っっ、そんな、マスター…?そんな、そんな…いやぁぁああああ!!!!」


ジョン「ふっ、ふははははは!!!!!ついに、ついに最後の生贄が捧げられたかぁ!しかも自ら飛び込んでぇ!!!ひははははは!」

魔王(ま、邪神が完成したらしたでこの雑魚も邪神も魔物化させるけどね)

魔王(あと勇者、掘り出さなきゃね)


BAD END

contine?

>>663
>>669
>>672

>>681

※運命操作装置のエネルギーは消費した量・溜まった量共に戻ることはありません


今日はここまで
家に帰ってから眠すぎてすぐ寝てしまったためちっとも書けなくてすまん

3

①ありったけの魔翌力を全て叩き込む
②ニャルへの供給分を残して①
③戦える分の魔翌力を残して上級攻撃魔法
④自由安価

>>686

age忘れ
安価↓

勇者(調整の必要は無い)

勇者(方向だけは絶対に外さず)


勇者≪密なる極界より広大無辺の外界へ≫

勇者≪流れは混在し、一方から多方を超え、我が身を媒介として門とせよ≫

勇者≪なべての影を焼きつくし、闇さえをも消し去るは破滅の光≫


勇者「極大光魔法」

勇者≪極光一閃撃!!!≫

―――――
―――

~深淵の森~

戦士「くっ、モンスターが多すぎる!」ズバッ、ズバッ

勇者「多い…全部、殺して、いい?」

戦士「ああ、どうせここに人間は来ないんだ。俺たち以外全員殺していいぞ!」


勇者「分かった、よ」

やべ、またコピペするのミスった

「ギュァァァアアアアアア」


ジョン「なっ!?まだ不完全のはず、何故出てきた!!」


アル「精神的動揺。愚かなのです」


大きく動揺し、アルから視線を逸らしてしまったジョンに大きな斧が振り下ろされる


アル「細切れになるまで切り刻んでやるのです」

ジョン「くそっ、どけっ、あの子はまだ不完全なんだ!地中に戻さないと!」

アル「どっちにしろあれは失敗作なのです」ザクゥッ


ジョンの首を切り落とす


ジョン「邪魔をするな!せめて、せめてあの子の姿を見せてくれ!お願いだ!死んでも死にきれない!」


首を生やしながらそう懇願するジョン

再生のスピードに追い付いてないのか再生する度に首は歪になり、適当な粘土細工のようになっていく


①勇者「アル、再生出来なくなるまで殺し続けろ!」
②勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつ(邪神の幼生)を殺すぞ!」
③自由安価

>>694

2

勇者「アル、そいつはいい!まだ不完全の内にこいつを殺すぞ!」

アル「イエス、マスター」


アル「…ぺっ」

ジョン「」ビチャ


アル「今行くですマスター」

ジョン(こうなったら…こうなったら…)

―――――

勇者「…なんて、ことだ…」


幼生が形を成してゆ光り輝くエネルギー体が魚を形作ろうとする

だが、その途中で形は崩れた

歪で醜い、ぶくぶくに腫れあがった体は最初に目指した魚の形ではない

もはや形容しがたい怪物となり、全身から長い針が飛び出し、ザワザワと蠢いている

蕩けた目は全身に不均一に生え、そのどれもがギョロギョロとグルグルと回っている


全身は透けているが透明ではなく、まるで濁った川のような色だ

その下には赤黒い血管がドロドロと血液を運び、毒々しい紫色の内臓がドクンドクンと脈動している


ダグはこれを見ずにいられたのだろうか。見ずに死ねたのだろうか
その方が幸せかもしれない。そう思うほどおぞましい存在


それは間違い無い。間違いようもない。だが、決して認めたくない

"彼女"オーロラジュエルフィッシュの面影が残っているのだ


ジョン「素晴らしい…素晴らしいよ、わが娘。マリー」

ジョン「君の姿を見られたんだ。もう思い残すことはない。最後の生贄は、私がなろう」


勇者「なっ!?」


あの罪の塊を破壊しようとした時、後ろのジョンの魔力が形を変えた


勇者「アル!」

アル「イエス、マスター」


そうだ、おかしいと思うべきだった

"何故俺たちが対敵した時詠唱を止めたのか"

もう詠唱する必要なんか無かったんだ。既に、最初から、あいつは仕込んでいたんだ


見ると服を全て脱いだジョンの体には全身に魔法陣が描かれたいた


ジョン「もう遅いわ!マリー、私が親として最期の役目を果たすからな!ヒィハハハハハ!!!」


コンマ30以下

>>699


今日は酒が入ってる

南無

ザクゥッ

ジョン「なっ!?!?!」


アル「マスターの命令は絶対なのです」


あるが魔力の流れを分断し、ほぼ同時に手投げ斧を心臓に投げつける


ジョン「ぐっはっ…」


自分の作った邪神に全魔力を注ごうとでもしたのかジョンは回復することなく死に、ダグの死体だけが残った



術士は死んだ

あとはこの可哀想な邪神を葬るだけだ

①先行攻撃に出る(攻撃の方法を安価で指定してもいい)
②どう動くか様子見
③自由安価

>>703

1
ニャルの力で両腕をドリルとチェーンソーに変化
残っているアルの力と自身の魔翌力のありったけを注いで撃滅

コンマ80以下

>>705

マリーの澱んだ半透明な体の中で魔術の術式が練り上げられていく


アル「吹き飛べなのです!!!!」キュィィィイインンン


アルの右腕が機械式の砲台へと変化し、音を立てて光が集中する

今勇者には魔法として編めるほどの魔力は持ち合わせてない


なら大きな一撃が見込めるのは


勇者「ぶちかませ!」

アル「イエス」


チュドォォオオオオオオオンンンン


光が空気さえも切り裂き、全てを貫通せんという威力を持ってマリーの巨体にぶち当たる


マリー「ギュィィィっっ!!!」


マリーに直撃し、悲鳴を上げる

①:その隙ついて両腕のドリルとチェーンソー、アルの斧で物理攻撃
②:もう一度アルの魔力レーザー砲を
③:自由安価

>>707

1

勇者「行くぞ、ニャル」

ニャル「うむっ」


右腕をドリルアーム、左腕をチェーンソーに変化させて飛び掛る

同時にアルも跳躍する


マリー「ギュィィィイイイ」


ニャル『精神を削る怪音波のような鳴き声』

ニャル『しかし我の加護がある宿主には効かぬよ』


勇者「おらぁっ!」

アル「なのですっ!」


コンマ50以下

>>709

ほい

運命操作装置をエネルギー17使って50にする?

>>711

現在溜まっているエネルギー:26

使う

運命操作装置、残りエネルギー:9

マリーの体中の棘が伸び、勇者とアルを串刺しにしようとする

しかしアルがその棘を斧で弾く


マリー「ギュィィッ!!!」


棘を弾いて体の表面からドリル、チェーンソー、アルの巨大な斧で切りかかった


マリー「キィィイイイ!!!!」


鋭い悲鳴を上げるマリー、傷口から血が噴出す

しかし、噴出した血が空中に術式を描き出す

①そのままマリーに攻撃を続ける
②一旦退く
③自由安価

>>714

アルに術式を壊させて、勇者がマリーに攻撃

勇者「アル!術式を壊せ!」

アル「イエス、マイマスター」


アルが空中に飛ぶ

黒に近い紫色のこうもりのような翼を出し、羽ばたいた

それはゴシックロリータの服にはとてもよく似合う翼だ


アル「っ!」


術式の周りに更に小さな術式が現れ、アルに向かって鋭い水流の槍を突き出す


アル「こんなのでアルを殺れると思わないことです!」


斧で薙ぎ払うこともせず、中心を突っ切る

ギュィィィィィインン


ドリルとチェーンソーが体を削る


マリー「キュィィッ!!!!」


噴出した血が槍となって勇者に降り注ぐ


勇者「ちっ!」

一旦攻撃をやめて槍を弾く


その一瞬にマリーは転がるように逃げる


勇者「逃がすか!」

マリー「ギュイ!」


ザッバァァァン


勇者「なっ!」


巨大な津波が勇者に向かってくる

アル「マスター、今行くです!」


巨大な斧を空中の魔法陣に投げ、他の小さな魔法陣は無視して地上に戻る


津波が形を変え、巨大な怪物となって勇者に襲い掛かる


アル「っ!?」


砕けた魔法陣を描いていた血が全て槍となって飛んでくる


アル「くっ、邪魔をするななのです!!」ガキンッキンキン

勇者「くっ、化け物が二体か!」


津波の怪物と邪神マリー

マリーの体の棘が触手のように伸び、勇者を襲い、津波の怪物も覆い被さるように襲いかかる


①両手から炎魔法を出してマリーと津波の怪物を焼く
②勇者「アル!早くしてくれ」
③雷魔法をこの場全体に落とす
④自由安価

>>719

MP足りるなら1で牽制して距離を取ってから3
無理なら安価下

勇者(MPは回復した。完全な攻撃ならまだしも一瞬だけ、牽制だけならやれる)

勇者≪初級火炎砲魔法!≫


シュィィン、ボァァアアアアアア!!!!


ニャルの力を借りて魔力を底上げする

津波怪物の腹に穴が開き、そこから全体が蒸発する


マリー「ギュィィ!?」


マリーがダメージは無いまでも驚いた様子で動きを止める


勇者「ニャル、頼む」

ニャル『我の魔力を全て使い切ることになる。良いか?』

>>721

OK

勇者「OK」ズドン


巨大な雷が音を立てて降り注ぐ

まるで物理的に大きなものが振ってきたかのような、大きく響く重い音が辺りに撒き散らされる


アル「避雷針も追加なのです」

大きな斧をマリーの体に投げて突き刺す


雷が斧を避雷針としてマリーの体を貫く


「ギュッィィィィィィイイイイイ!!!!!」


コンマ90以下
>>723

運命操作装置使用不可

だがしかし

「ギュィィィイイインンンンン!!!!」


激しい叫びを上げたあと黒焦げた体で勇者に飛び掛る


アル「これは手向けです。憐れな成り損ないへの」


子供の落書きのような歪んだ五芒星が出現し、その真ん中に黒目が燃えあがっている目のような文様が現れる

マリーの体はその単純のようで禍々しい陣に捕らわれて固まった



アル「旧き世界に還してあげますです」


アル「憐れな迷い子」



その小さな幼女は母親のような慈悲深い表情で、慈悲深い声が紡がれる

暖かい光が包み込み、静かに命を絶った

勇者「まさか、今の最初から使えたんじゃ…」

アル「そんなわけないのです。自分の使い魔のことを疑うなんてダメなマスターなのです。軽蔑するのです」

勇者「え、っちょ」

アル「そんなことよりとっととあれ食わないでいいのですか?」

勇者「そうだった。ニャル、出てこれるか?」

ニャル『一瞬だけ』


勇者の腕を単純なホースに変化させ、吸い込んだ


勇者「すげ…」


溢れるほどの魔力が体を満たしていく

とてつもなくおぞましい量の魔力、それはまさに神話級の魔力だ

無論、言われるまでもなくニャルが入っていなかったら要領オーバーで俺は魔王クラスの変異体になっていただろう


褒美は
①両足の覚醒
②魔法一発一発の威力アップ
③超回復能力会得
④内臓の覚醒
⑤首から上丸々覚醒

>>726

3

▽超回復能力を会得した

▽勇者の人間離れが加速した


勇者「よくやったな、アル」ナデナデ

アル「えへへ、なのです」ニコニコ

魔王「ねえ勇者、君まさかその幼女連れて行く気じゃないよね?」

勇者「いや、連れて行くけど」

アル「マスター、マスター、戦闘に参加すらしなかった観葉植物が何か言っているです」

魔王「誰が観葉植物だ!」

アル「まあオマエの言いたいことは分かるです。でも問題は無いのです。アルはマスターと恋愛関係にはならないです」

魔王「そ、そう?」


勇者(俺も魔王と恋愛関係になる気は更々無いんだが)


アル「でも、アルは恋愛よりも深く強く、複雑な絆をマスターと結んでいるのです。これはもう恋人でも家族でも無く一身同体です」

魔王「っっっっっ!!!!」


言葉にならない声で威嚇するように怒る魔王


①勇者「だよなー、アル」ナデナデ
②勇者「うるせー役立たず」
③勇者「どうでもいいからついてくるかついてこないか、それだけだ」
④勇者「自由安価」

>>728

4 観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え

勇者「観葉植物呼ばわりされたくなかったら、今後はお前も少しは手伝え」

魔王「ふーははは、この魔王様を使おうなどと思っても無駄よ無駄。私は誰の下にもつかず、手伝いもしないのだ!」ドヤァ


勇者「だってさ?」

アル「観葉植物なのです。少々口やかましいのですが気にしなければうるさくも聞こえないのです。見た目だけは可愛いので観葉植物がふさわしいのです」


魔王「え、ちょ、ちょっと?」


勇者「だな。観葉植物だ。でも見た目が可愛いってのは言い過ぎじゃないか?お前の方がかわいいぞ」

アル「アルはちゃんと事実を言うのです。アレが可愛いのは認めるです。少々オツムが残念なのと、マスターが言う通りアルのほうが可愛いのも事実です」

魔王「誰がオツムが残念だ!私は魔王だ!魔王よ、魔王」

アル「それは元の世界での話しなのです。今はとてつもなく強いだけの村娘なのです。アルとニャルの次に強いだけなのです」

勇者「あれ、俺魔王以下なの?前の世界で倒したはずだけど…」

アル「あとで慰めてあげるですマスター」

魔王「君ら二人が化け物過ぎるだけだ!」

アル「オマエがそういう風に世界を書き換えたのです。自業自得なのです」

魔王「バランス調整しただけなのに…どうしてこうなった…」ギギギ

勇者「インフレをバランス調整とは言わん」


アル「ところでマスター、すぐ出発するです?」

①:その前に魔術書を全て焼き捨てていく(アルの本含む)
②:①ただしアルの本だけはとっておく
③:すぐ出発
④:行動かセリフで自由安価

>>730

今日はここまで
安価↓

勇者「魔術書は全て焼いていくか」

アル「マスター…?」


アルが心配そうに覗いてくる


勇者「大丈夫だ。お前の本はちゃんと取ってあるよ」

アル「それなら良いのです」ホッ


勇者「じゃ」


ボァァアアアアアア



呪文詠唱も無しに火をイメージして手を振ると火の海が広がった


勇者「…やば」

アル「素晴らしいのです。ゾクゾクするのです」

魔王「ふふ、私のパートナーとして申し分ない強さになったじゃないか」

ニャル『宿主、いいパワーアップだろう?』

アル「おい観葉植物、マスターは決してオマエのパートナーなんかじゃないのです」

魔王「だからその観葉植物と呼ぶのをやめろ!」

勇者「これ、下手したら大惨事になるな…」


しかしそのとき一冊の本が抜かれ、持ち去られていったことに気づいたものは誰一人いなかった

勇者「そうだ、発つ前に」


軽くダグの遺品を整理してみる

ダグが寝床に使っていた家は簡単に見つかった
宿屋以外に唯一生活感のある家だった


だが、その中に物はほとんど無く、本当に必要最低限の日用品しかないという感じだった


勇者「これは…」


それはダグを含む数名の漁師が笑い、大漁を祝い、その奥の海に巨大な海帝魚類の影が映っている

そんな写真だった

勇者「…これは、一緒に葬ってやるか」


①海のすぐ近くに墓を立てる
②海を見渡せる小高い丘の上に
③死体を海に還す
④自由安価

>>734

勇者「よし、これでいいな。行くか」

アル「はいなのです。マスター」

魔王「ようやく終わったの?死人を悼むなんて私には理解できない習慣だよ」

アル「観葉植物にはハードルが高すぎたようなのです」

魔王「魔物は無駄な感情を切り離しているんだよ。人間より進化しているからね」ドヤァ

アル「マスター、マスター、この観葉植物自身の欠陥を逆に誇っています。哀しい生き物なのです」

魔王「何をっ!」


勇者「キリがないからやめろ」


次に辿り着いた場所は

①何故かまた廃墟の町。今度は完全に誰一人とていない
②賑やか(この世界基準)な町

>>736

2



ガヤガヤと賑やかな大きな町、だがその半分は首輪をし、鎖に繋がれている

露店には死んだ目で陳列されている少年少女がいる

そう、ここは


勇者「奴隷売買の町か」


「許可されているからね」

「邪魔したらそれこそ法律違反だよ」

「それも刑罰もののね」


通りすがりの人間がそう言いながら通り過ぎていく

宿


魔王「ねえねえ、奴隷解放しないの?」

勇者「国から許可が出ているんだ。俺は何も出来ない」

魔王「ふふ、君らしくないなあ」

勇者「あ?」

魔王「私は君を買っているんだよ。君は魔王城に来たとき私の部下を皆殺しにしてくれたじゃないか」

勇者「襲い掛かってくるからだろ」

魔王「違うね。"敵"だからさ。君に襲い掛かってない魔物をも殺したじゃないか。それは"敵"だから、違うかい?」


魔王「君は正義のためならなんだって出来る気高き"勇者"だ。さあ、君の正義を貫いて見せてくれ」

アル「一理あるのです。アルのマスターならルールなんてぶっ壊して"信念"を貫いてくれると信じているのです」

ニャル『破壊と創造、そして生まれる混沌。くだらない秩序なんて破壊して混沌をもたらしたまえよ宿主』


①勇者「…そう、だな」
②勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」
③勇者「この世界じゃ正義も曖昧だよ」
④勇者「自由安価」

>>739

2からの3

勇者「お前等なんだかんだいってやっぱり"そっち側"だよな」


魔王「くっくっく、私は魔王だよ?何を今更」

ニャル『我も言わずもがな。這いよる混沌、邪神ニャル…である』

アル「こんなやつらと一緒にされちゃたまらねーです。アルは可愛い幼女なのです」


ニャル『邪悪な魔術によって生み出された傀儡だろう?』

アル「だからといってアルまで邪悪とは限らないのです」

ニャル『アル・アジフとは魔物の鳴き声と恐れられていた音を書き表した言葉だ』

アル「あのジジイ、こんな可愛い幼女にとんでもねー名前をつけてくれたもんです」


アル「ねえ、マスター?アルは可愛い幼女ですよ?」

①勇者「それはともかくだ」
②勇者「まあ、魔王よりはよっぽどな」
③勇者「でも邪悪なことには変わりないだろ?」
④勇者「自由安価」

>>741

4 まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で

勇者「まあ、ただの幼女ではないな、色んな意味で」

アル「そう。アルは強くて可愛い幼女なのです」

魔王「うっわー、自分で可愛いとか無いわぁ」

アル「うるさいです観葉植物」

魔王「君もだろ可愛いだけの機械人形」

アル「カッチーンです」


勇者「とにかく、この世界じゃ正義すらも曖昧なんだ。前の世界の正義感なんて意味を成さないんだ」


<コンコン


扉を叩く音がした

メイド「今の話、聞かせてもらったわ」

勇者「え?」

メイド「あなた、奴隷解放してよ」


見るとこの宿屋で働いているメイドだった


メイド「私虐待受けてんのよ?ねえねえ」


そう言って見せたのは手首の傷。どっからどう見てもリストカット―自傷痕だ


メイド「ほら、首にも」


ただ爪で引っ掻き壊しただけの傷跡にしか見えない


メイド「ほら、可哀想でしょ?助けなさいよ」


そういうが顔は思いっきりニヤついている


①勇者「…嘘つけ」
②勇者「ちゃんと働かないと店主にいいつけるぞ」
③勇者「アル、どう思う?」
④勇者「自由安価」

>>745

勇者「アル、どう思う?」

アル「一切の濁りもない純粋な嘘の塊なのです」

魔王「だね、ただの嘘つき」


メイド「ちっ」


勇者「『ちっ』って…」


メイド「でもさ、奴隷なんて悪習じゃん?ぶっ壊してよ」


アル「と言ってますが?」

魔王「破壊には大賛成だね。正義のために悪に落ちる様を見せてよ勇者くん」

メイド「そうしよそうしよ」


①勇者「少なくともお前のためには動けないわ」
②勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」
③勇者「自由安価」

>>747

2

勇者「じゃあ具体的には何に困ってるんだ?」

メイド「えっとぉ、それは…ほら、この傷!」

勇者「どれも自傷痕だろ」

メイド「モラハラ!セクハラ!パワハラ!」

勇者「思いついたの片っ端から言ってるだけだろ」

メイド「~~~~~!!!!」


メイド「そ、そう。セー奴隷よセー奴隷!いつもレイプ?されてんのよ!」


アル「あれ処女なのです。ユニコーンが実在するならすぐさま取って食うレベルの処女なのです」

勇者「俺の知ってるユニコーンはそんなことしないぞ」


メイド「ああもういいわよ。今回もヘタレね!」


①引き止めて。勇者「自由安価」
②勇者「何だったんだ、あれ?」
③自由安価

>>749

3
引き止めず
勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」

勇者「見た目はいい腕っぷしはどうもたたない……ともするとゴロツキすら避けて通るほどの性悪かねあれは」

魔王「それこそ宿の主人に聞いてみたら?」

アル「いい感じに強かですね、あれは」

①聞いてみる
②自由安価
③夜

>>751

1

今日はここまで

宿主「またあの子が迷惑をかけたんですか。申し訳ありません」

勇者「いや、それはいいんだよ。それよりあの子はいったい」

宿主「あの子は沙耶。遥か東の扶桑という国の出身…らしいのですがそれすら本当なのかどうか」

勇者「飼い主なのに知らないのか?」

宿主「あの子は奴隷ですらありませんよ」

勇者「え、あの首輪は!?」


確かに間違えなく奴隷の首輪をしていた。奴隷商人と取り仕切る商業ギルドしか持っていないはずの物をだ


宿主「どこから手に入れたのか…なんとか取り上げようとしているのですが中々上手くいかなくて」

魔王「くっくっく、やはり強かだね。あのガキ。メリットとリスクをよく考えてる」

勇者「メリット?」

宿主「ええ、奴隷の首輪は飼い主がいるという証。それを傷つけよう物ならどんな報復を食らうか分からない。奴隷を飼っている奴なんてロクでもない連中か権力者が多いですから」

勇者「マジか…」

宿主「あの子は今はここに留まっていますが今までにいくつもギルドや組織に潜り込んで内部から崩壊させてきた悪ガキなんですよ」

宿主「可愛さを武器に内部から引っ掻き回し、仲違いさせ、最後には自分だけ逃げる。そんなことを繰り返していました」

勇者「…よく殺されないな、あの子」

宿主「今は私に懐いていますがいつ盾にされるか…早く首輪を取り上げたいものです」

魔王が腹を抱えて笑い、アルは呆れていた

①勇者「無理やり追い出せばいいじゃないか」
②勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」
③勇者「俺らが無理やり首輪ひっぺがしてやろうか?」
④勇者「自由安価」

>>755

勇者「それにしてはお粗末な嘘をついてたような…」

宿主「今のあの子にとっては"遊び"ですからね。本気で嘘を着く必要が無いんでしょう」

宿主「それでも数人騙されて業務妨害で捕まってますよ。気を付けてください」

魔王「くっくっく、あんなお粗末な嘘に騙されるやつがいるのか」

アル「アホですね」


宿主「もしくは本気でやっても通用しないと思ったのかもしれませんね。あの子の一番の武器は可愛さなので」

アルと魔王を見て言う


アル「あの程度じゃアルの可愛さには敵わないのです。懸命な判断なのです」

魔王「私に可愛さで勝てるわけ無いもんね。魔の王であるとともに美の女王だからね。私は」



アル&魔王『うんうん』コクコク


勇者「…」

ニャル『この二人はもうダメかもね』

①宿主にまだ何か言う「自由安価」
②部屋に戻る

>>757

1 もしかすると……隣の宿で
  誰かをたぶらかしてるかも

勇者「もしかすると……隣の宿で、誰かをたぶらかしてるかも」

宿主「だったら厄介払いできていいんですけどねえ」

勇者「厄介払いって…」

宿主「私はあの子の保護者でもなければ義務も責務もありません。ただの従業員ですよ…離れてくれない」

①宿主にまだ何か言う「自由安価」
②部屋に戻る

>>759

2

部屋に戻って少しすると


沙耶「どうやらパパから色々聞いたようね」

先ほどのメイド―沙耶―が入ってきた。その両手にはちゃんと夕食がお盆に乗せられている


沙耶「安心してよ。毒なんか入れてないから。解雇されるきっかけなんて与えてたまるかっての」

沙耶「あ、何なら毒見しようか?」

①毒見させる
②勇者「毒見なら適切な奴がいる。な?魔王」
③勇者「アル、どうだ?」
④勇者「パパ?」
⑤勇者「ああ、色々聞いたぞ悪ガキめ」
⑥勇者「自由安価」

>>761

3

勇者「アル、どうだ?」

アル「視認成分分析したところどれにも毒や睡眠薬含め変な効果は付与されてないのです」

魔王「じゃあ食べる!」


魔王がさっそくがっつく


アル「食い意地の張ったやつなのです。マスター、食事の可否は?」

勇者「ああ、食ってもいいぞ。いただきます」

アル「いただきますです」


勇者「って、何でまだいるんだ?」

沙耶「おこぼれもらえないかなあって。チップでもいいよ?」

①勇者「はい、あーん」
②勇者「これでももってけ」とお金を渡す
③勇者「誰があげるか」
④自由安価

>>764

クトゥルフネタは当分自重すると言ったので知っている人がニヤリとする程度の意味しかありません

4
勇者「ん、ほれ」3分の一ほど残した皿を突っ返す

勇者「ん、ほれ」

3分の一ほど残した皿を突っ返す


沙耶「わっはー、いただきまーす」


と見えない速さで食い尽くした


アル「意地汚いです…」


沙耶「げふん。さてパパから色々聞いたようだけど、私に協力する気ない?」

勇者「逆に何故あると思うのか」

沙耶「今回の標的は国の認可を受けての奴隷売買の裏で非認可の奴隷売買もやっているところよ!」

魔王「非認可?」

沙耶「そう。実験材料や虐待用、怪しい儀式用に、登録されてない奴隷を売買しているのよ」


魔王「ねえ勇者、これは正義をもって打倒する案件じゃないかな?」

アル「ぶっ壊しましょうなのです!」

ニャル『どうする?宿主』


沙耶「ほらほら、あんたのお仲間二名は賛同してくれているわよ?」

①勇者「具体的にどうしろってんだ?」
②勇者「証拠は?」
③勇者「断る」
④勇者「自由安価」

>>766

次スレからは念のためキャラクロス注記でもしといた方がいいね

勇者「証拠は?」

沙耶「抜かりないわ」ニッ


テーブルの上に写真を出した

それは奴隷の首輪すらつけていない両手両足のない、いわゆる達磨な少女が人から人に手渡しされている写真だった


勇者「う…」

沙耶「魔法動力写映器で写したものよ。ラジコン使えばよゆー、よゆー」

勇者「ラジコン…」


沙耶「ほらほら、これなら私の手伝いしたくなったんじゃない?」

沙耶「一緒に悪の組織をぶっ潰しましょうよ!」

①はい
②いいえ
③勇者「自由安価」

>>773

今日はここまで
せっかくの休日なのに少なくてすまん。ここ最近体のダルさがやばいのだ…

ありがとう
一応原因は分かってて病院にも定期的に行っているんだが治る気配はなさそうだ…

勇者「ああ、いいよ」

沙耶「よっしゃ、明日楽しみにしてるわ」

勇者「明日?」

沙耶「私は今日は別の楽しみがあーるのっ」


そう言って足取り軽やかに部屋から出ていく沙耶


アル「マスター、アル暴れていいです?」

ニャル『正義の名のもとに混沌を振りまこうではないか主よ』

魔王「楽しそうだね。くっくっくぅ」

①勇者「二人は留守番な」
②勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」
③勇者「何で生き生きとしてんだお前ら…」
④勇者「今日の内に下見行くぞ」
⑤勇者「自由安価」

>>779


>>773がコンマ55なのでエネルギー+5

運命操作装置、残りエネルギー:14

age忘れ
安価↓

勇者「暴れんのは俺の指示を待ってからな」

アル「イエス、マスター」

ニャル『うむ、了解した』

①寝る
②夜だが外に少し出る
③自由安価

>>782

3
最近魔王に構ってないから構ってあげる

魔王「明日はついに勇者が人間を虐殺する姿が見れるのか、楽しみだなぁ」

勇者「勝手に決めつけんな」

アル「アルはマスターに命じられてから虐殺するのです」

勇者「お前も虐殺前提かい」

アル「違うのです?」

勇者「まだわからんってだけだ」

魔王「ふふ、私には見えるよ。笑いながら虐殺する君の姿が」

勇者「適当言うな」


魔王「あ、私そろそろ布団敷くよ」
―――――
―――

勇者「何で布団二つしか敷かないんだよ」

魔王「そりゃ私と勇者で一つ、その機械人形で一つだよ」

アル「何を言っているんですか観葉植物。アルとマスターで一つ。オマエはもう一つで寂しく寝ろなのです」

魔王「私と勇者!」

アル「アルとマスターなのです!」


魔王「ねえ勇者!?」

アル「マスター、オーダーを!」

①魔王と
②アルと
③無言でもう一つ布団を出す
④勇者「お前ら二人で寝ろ」
⑤勇者「自由安価」

>>785

勇者「…」ズルズル

魔王「おい!」

アル「マスター!?」


勇者「争うぐらいならこうするまでだ」


アル「ぐぬぬ…」

魔王「ぐぬぬぅ…」


勇者「そうだ、魔王」

魔王「え?」

勇者「最近構ってやれなかったからな…」


①:勇者「トランプでもするか」
②:ちょっとだけ頭撫でて終える
③:自由安価

>>787

2

勇者「」ナデナデ

魔王「っっ///」


勇者「はい終わり」

魔王「え、ちょ、あ、あの…え、ええと///」

勇者「もうしないぞ」

魔王「ちょ、ちょっと…いきなりすぎて堪能、できなかったから///」


①勇者「明日おとなしくしてると誓うか?」
②勇者「残念だったな。おしまいだ」
③無視してアルも撫でる
④自由安価

>>789

勇者「アルにも」ナデナデ

アル「ん~///」


幸せそうな顔して撫でられるがままのアル

手を放すといつものクールな半目に戻る


魔王「私だけじゃないの!?」

アル「アルはされるがままなのです。マスターに言えなのです」

勇者「平等だ。というかお前に優しくするだけでもありがたく思え」

魔王「君と私との仲だろ!?」

勇者「どんな仲だよ」

魔王「運命に宿命づけれられた因縁によって殺しあった仲でしょ?」

勇者「ロクなもんじゃねえ!」

①寝る
②自由安価

>>791


もっかいなでてやる

勇者「しょうがないなぁ。ほら、もう一回」

魔王「うん!…えへへ///」

勇者に抱き着いて頭を撫でられる魔王


魔王「うん、満足」

勇者「はいはい、そうかい」


アル「わがままに付き合ってあげるマスターは優しいのです」

①寝る
②自由安価

>>793

今日はここまで
安価↓

勇者「じゃ、おやすみ」

魔王「おやすみ」

アル「おやすみなのです」
―――――
―――

魔王(そろそろ寝たな)

アル(寝ましたですね)


モゾモゾ


魔王(狭いだろこっちくんな機械人形!!!)

アル(オマエが入ってくんななのです観葉植物)


魔王&アル((グギギギギギ))

①勇者「お前ら何やってんだ!」
②そのまま朝まで熟睡
③夢の中でニャルに会いに行く
④自由安価

>>796

絶対とか使うやつに約束守れるのはいないんだよなあ

縞瑪瑙の城は以前より少し明るくなっている気がした

そこらじゅうに小さな不定形の存在がたたずみ、歩き、這いずっている


見知らぬ神々の彫られた意匠の大扉を開いて入ると壮大な音楽が鳴り響いた

不格好な不定形の小さき物が狂ったリズムのフルートを吹き続け、唾棄すべき太鼓の連打がグルグルと渦を巻くように音を奏でる

人間離れした姿の踊り子がくるくると踊り続けている


ニャル「よく来てくれた宿主。我の隣に来てくれ」


見ると今回は玉座ではなく二人座れるソファーになっていた
?
①:ソファーに座る
②:①+ニャルに寄りかかる
③:椅子を出現させてニャルの前に座る
④:むしろニャルに前から抱きついて胸に甘える
⑤:自由安価

>>804

>>802
ホントすまん……

思い浮かべると目の前に質素な椅子が出現する

勇者「いや、俺はこれでいいや」


そう言ってニャルの目の前に座る


ニャル「何だ、せっかく二人で座れる椅子を用意したというのに」

①:勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」
②:勇者「流石に現実にいない存在とそういう関係にはなれないな」
③:勇者「悪いがこの世界で女は作れん」
④:自由安価

>>807

勇者「この方がニャルの顔を見ていられる」

ニャル「そ、そういうこと言われると…恥ずかしいぞ///」


異形の奏者たちが更にけたたましく吹き鳴らす


ニャル「やかましい!」

勇者「…全部消えた」

ニャル「いいじゃないか。起きている間は二人きりになれないんだから今くらい」

そう言って勇者に微笑むニャル

①:次の朝
②:勇者「あの二人やかましいもんな」
③:勇者「確かに魔王は邪魔だな」
④:勇者「そうだな、二人きりだ」と言ってニャルの手を握る
⑤:自由安価

>>811

次の日の朝


勇者「…狭い」

魔王「ぐへへ…勇者ぁ…永遠に私の奴隷…ムニャムニャ」

アル「マスターと一緒に邪神どもを殺して世界征服…ムニャムニャ」


両側から二人にガッチリとホールドされて抜け出せない


①:無理やり振りほどく
②:勇者「朝だぞ起きろ!」
③:自由安価

>>813

勇者「朝だぞ起きろ!」

アル「イエス、マスター」バッ


魔王「ムニャムニャ…跪いて忠誠を誓うがいい…」


アル「マスター、頭かち割って起こしますです?」

勇者「それやったら永遠に眠るからやめろ」

アル「イエス、マスター」


①:魔王をおいて抜け出す
②:頭にチョップ
③:耳元で大声
④:自由安価

>>815

1

勇者「…魔王を置いて出るか」

アル「イエスです」


そう言ってそーっと出ようとすると魔王がバッと起き上がる


魔王「私を置いていく気か下僕!」

勇者「誰が下僕だ」

アル「マスター、マスター、あの観葉植物に立場というものを叩きこもうと思うのです」

勇者「何言っても無駄だからやめておこう。時間の無駄だ」

アル「それもそうですね」

魔王「どうした?下僕、早く私に奉仕しろ」

①:無視
②:勇者「寝ぼけてないで朝食行くぞ」
③:勇者「アル、やっぱ優しめに頭ぶっ叩いてやれ」
④:自由安価

>>817

3

勇者「寝ぼけてないで朝食行くぞ」

魔王「はあい」

それでも尚寝ぼけ眼の魔王を引き連れてゆく
―――――
―――

沙耶「さあさあ、昨日の話は覚えているよね?」

勇者「…ああ」


朝食後、沙耶がにんまりと満面の笑みを張り付けて話しかけてくる


魔王「勇者が人間を虐殺する話だっけ?」

勇者「なわけあるか」

アル「マスターが悪の巣窟を殲滅する話なのです」

勇者「ちげえよ」

沙耶「じゃあ殴り込みに行こうか!」

勇者「そんな話じゃ無かっただろうが!」
―――――
―――

ギルド「デラボーア」アリク支部


沢山の人間が出入りし、活気を感じさせる大きな建物だ

その中にはマントをはおい、フードで顔を隠した明らかに怪しい者、巨大な剣を背負う者、妙な魔力を纏う者、様々だった

①:依頼人のふりをして真正面から入る
②:裏口に回る
③:勇者「魔王、たまには暴れたくないか?」
④:勇者「…あいつは」
⑤:自由安価

>>819

沙耶「あれが裏口よ」

魔王「ずいぶん厳重な警備だね」


迷路のように入り組んだ裏路地の目立たない場所にある扉


だがそこには屈強な男が二人

一人は魔翌力を増大させる武器を、一人は剣…いや、巨大な鉄の塊を片腕で持っている


アル「魔法特化と物理特化、良い組み合わせなのです」

沙耶「じゃあ頼んだね♪」

勇者「…」

①:素早さ重視で目の前に飛び出し、相手が戦闘準備に入る前に不意打ちで決着をつけに行く
②:ここから魔法で攻撃する
③:効くかどうか分からないが催眠魔法を試す
④:自由安価

>>821

勇者「≪催眠魔法≫」


二人に催眠魔法をかける

だが


武装兵「ぐがー」

魔装兵「お、おいどうした!」



勇者(ちっ、落とせたのは一人だけか)


①:摩装兵に魔法で攻撃
②:飛び出して物理攻撃
③:アルに先に攻撃させて注意を惹きつけてから勇者が不意打ち
④:自由安価

>>828

魔王を投げ込む

勇者「ほら行け」ボソッ

魔王「わっ」


魔王の背中を思いっきり押して奴らの前に出す


魔装兵「あぁ?何だお前」

魔王「…通りすがりの女の子だよ?」

魔装兵「そんなわけあるか!」

魔王「知らないよ、それよりあっちに怪しい人いたよ?」


そう言って勇者たちが隠れている場所を指さす魔王



勇者(あの野郎!)

アル「あの観葉植物、後でブッコロしてやるのです」


①魔装兵、信じる
②信じず魔王に攻撃する

>>831

2

魔装兵「誰が信じるか!おおかた奴隷にされた友達か姉妹を連れ戻しにでもきたんだろ」

魔王「…へー」

魔装兵「悪いが嗅ぎまわる奴は帰すなって話だ。お前も来てもらうぞ!」

魔装兵≪催眠魔法≫

魔王「…私に魔法で挑むなど数百年早い」


魔王がくるりと指を回すと魔装兵の体がグルンと丸くなる


魔装兵「ぐっ、がっ、これっ、はぁぁああっっっ!!!!」


そのまま骨が、肉が、皮が、服が、武器までもが肉体の中心に引き寄せられ、数秒の内にビー玉程度の大きさしかない肉の玉になってしまった


①勇者「そこまでやれなんて言ってない」
②勇者「グッジョブだ魔王」b
③勇者「さて行くか」
④勇者「自由安価」

>>833

3

勇者「さて行くか」

沙耶「はいはーい」

アル「イエス、マイマスター」

魔王「おい無視するなー!」

沙耶「大声禁止だよ?」

魔王「うぐぐ…こんな人間のガキにまでぇ…」

①重要そうな部屋を見つける
②巡回の警備員がかなり多い
③"何か"が歩き回っているのを見つける
④分かれ道でどっちを行くか悩む

>>836

投下おつ

沙耶「ねえねえ、ここ怪しくない?」


その扉は鍵がかけられており、立ち入り禁止のマーク


勇者「…入ってみるか」


魔法で鍵を解除するとその部屋に入ってみる

そこは

①大量の檻が
②何かの実験施設のような場所
③会議室のような場所

>>838

勇者「ここは…会議室?」

沙耶「よし、めちゃくちゃにしちゃおう!」

勇者「してどうすんだよ」

①潜伏して会議を盗み聞き
②誰か来るのを待って捕獲
③自由安価

>>840

1
情報収集しよう

勇者「情報収集しよう。会議が始まるまで潜伏だ」

沙耶「はーい」

魔王「はいはい」ニヤ

アル「イエス、マスター」


①勇者「アル、魔王を抑えてろ」
②勇者「魔王、絶対声出すなよ。動くなよ。余計なことするなよ」
③会議が始まった

>>842

アルマの町


師匠「うん、いつ来ても活気のある良い町だね」

助手「…そうですね」

師匠「どうした?あまり元気ではないね」

助手「はは、人ごみが苦手でして」

師匠「では私から離れないようにしたまえ」


そう言って手を繋ぐ


師匠「まずは食材だね。野生物も良いけど人間が育てた食材は一級品だ。私たちも学ばなければならない」


「私たち」というのは多分魔物全体を指しているのだろう


師匠「次に実験や薬品作りに欠かせない器具も購入して」


師匠「あ、少年は欲しいものとか無いかい?この間にスライムたちの件で酷い目に遭わせちゃったしね。何か買ってあげるよ」

①助手「武器!武器が欲しい!」
②助手「うん、防具で」
③助手「じゃあ高級料理店でも」
④助手「自由安価」

>>844

やばい、誤爆した

勇者「魔王、絶対声出すなよ。動くなよ。余計なことするなよ」

魔王「酷いね君は、私がそんなことするとでも?」

勇者「思う」

アル「思うのです」

沙耶「しそう」


魔王「揃いも揃って君らは私をなんだと!」

勇者「し、来た」


全員で物陰に隠れて気配を消す魔法をかける

最後に一人残って片づけをしていた男を後ろから捕まえ、腕を首に巻きつける


勇者「大人しくしろ。質問に答えれば何もしない」

「何だ、誰か!―グエッ

勇者「聞いたことだけに答えろ。さもなければこのまま折る」


大声を出しかけたので首を絞める


魔王「ふふふ、勇者のすることじゃないね。うふふふ」

勇者「お前も黙れ!」

魔王「はいはい、首折られちゃたまらないからね」


折れるものならとっくに折っとるわ


勇者「浚ってきた人間はどこにやった」

「人身売買用に…生物用倉庫に」

①勇者「どこにある」
②勇者「実験場とやらはどこだ」

>>850


色んな情報を引き出したい

勇者「何の実験だ?」

「お、俺はそこ担当じゃねえから知らねえよ」

魔王「嘘だね」

「う、嘘じゃねえ!」

魔王「嘘よ嘘。拷問して吐かすといい」

「ひっ」

勇者「ほう、嘘か」

「違う、嘘じゃない、嘘じゃねえよ!」

勇者「拷問って…」


魔王(ふふ、嘘だけどね。勇者がどう拷問するのか楽しみで楽しみで仕方ないよ)クツクツクツ

アル「」ジトー


①勇者「アル、どう思う?」
②勇者「まあいい、実験室とやらに行けばわかるか」
③勇者「今から指を一本ずつ折る。全部の指が折れる前に吐いた方がいいぞ」
④勇者「自由安価」

>>854

4お前の担当はなんだ?

勇者「お前の担当はなんだ?」

「か、勘弁してくれよ!浚ってきた人間を閉じ込めてある部屋の場所は話しただろ!」

①勇者「じゃあ指折るわ」
②勇者「じゃあもう用は無い」
③勇者「自由安価」

>>856

乙です
人質として連れていく

勇者「魔王、探せ」

魔王「やなこった」

勇者「おい、魔王」

魔王「やだよ。私は君を見るのが面白くてついてきているだけだからね。野次を飛ばすことしかしたくない」

とか言ってる

①空間把握魔法を使う
②今連れてる人質を締め上げて吐かせる
③自由安価

>>862


投下乙なの

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom