彩「私達今一つになってる♡」千聖「やめっ…彩ちゃ..♡」(12)

バンドリゲームに出てくるキャラクターの
セリフの意味深率は異常

バンドリ★サマーライブフェス終了後の
とあるホテルにて

レストラン・バー

麻弥「いや~すごかったっすね、お客さんの数ときたら」モグモグ

イヴ「あんなに多くのお客さんたちの前で演奏ができて、とても幸せです!」パクパク

日菜「うん!いつもよりるるるるん♪ってなっちゃったよ~!」ガツガツ

千聖「もう、みんな食べながら話さないのっ..彩ちゃん、飲み物なくなったけど頼む?」

彩「あ、うん...ありがとう」

麻弥「彩さんどうしたんですか?元気なさそうに見えますが」

彩「あ、違くてね、えへへ..あんなにたくさんのファンの人たちに応援されて、ここまで来れて..」

彩「みんなでこんなに大きなライブフェスにまで出れるようになって、夢みたいだなって..」アハハ

日菜「あはは、そうだね..最初はいろいろ大変だったけど」

イヴ「みなさんのブシドーの心意気が、勝利を導いたのかもしれませんっ」

麻弥「フヘヘ、自分はパステルパレットだからこそ、ここまで来れたのかと思いますね」へへ

千聖「私もそう思うわ、ここまで来れたのはみんなのおかげ..」

千聖「特に、泣き虫リーダーさんのおかげかしら♪」クス

彩「え、ちょっと..それってもしかして、私のことじゃ..!?」

イヴ「彩さんの涙は、チームの結束を高めてくれた素晴らしいものです!たしか、これをメシウマと言うんでしょうか」

麻弥「イヴさん、それぜんぜんフォローになってませんよ!メシウマの意味も違いますってぇ~!」クフフ

日菜「でも、彩ちゃんって本当に素直だよね!あたしも泣きそうな時はあるけど、グッとこらえちゃうもん」

千聖「感受性が豊かなところを見習わないといけないわよね、ふふ」

彩「うぅ、これ褒められてる感じがしないんだけど~」ガクッ

スタッフ「みなさん、もう夜も遅いですしそろそろお開きにしましょうか」

千聖「もうこんな時間なのね、気づかなかったわ」

スタッフ「各自部屋に戻って、ゆっくり休んでください。明日は東京に戻りますので」

日菜「あーぁ、もっとここら辺で遊べたらって思ったのにー」ブーブー

千聖「でも、お客さんの笑顔をたくさん見れたんだし良いじゃない」

彩「そうだね、いっぱいお祝いもできたし♪1日頑張って、そろそろ私も眠たくなっちゃったよ~」ふぁ

千聖「そうね、私も...」

イヴ「それでは、日菜さん!麻弥さん!今日こそはブシドーについてお話しましょう♪」

日菜「ぇえ..あたしはもう寝たくって、また今度n

麻弥「自分も今一度、楽器や機材について語り明かしたいっすね~♪今夜は寝かしませんよ!」

日菜「」

彩「千聖ちゃん、お部屋に戻ろうか」スッ

千聖「ええ、それじゃみんなまた明日、夜更かししちゃダメよ?」

日菜「」

麻弥「はい!ほどほどにしておきます♪」
イヴ「修学旅行みたいで、ワクワクします♪」

バンドリのサマーフェスティバルが終わり
近くのホテルに泊まることになった私たち

105は私と千聖ちゃん、
隣の106は日菜ちゃん、麻弥ちゃん、イヴちゃんたちの部屋

マネージャーさんとしては、メンバー一人一人に部屋をあてがいたかったらしいけれど...

全国のバンドリーマーたちが大勢宿泊しているので、なんとか部屋の予約が取れたという状況だったみたい

...でも、私にとってはむしろ好都合
好きな人と一緒にいられる時間が何よりだから

千聖「..ふふ、もう少しそっちに行ってもいい?彩ちゃん..♡」

___ギシッ...

彩「うん、今日は頑張ったもんね?いっぱい甘えていいよ...♡」

私は千聖ちゃんとお付き合いをしている

きっかけはバンド活動をしていく中で、
私のことをよく見てくれるし、理解してくれる

頼りになる存在でいつも一緒にいてくれるし、そんな千聖ちゃんともっといたい

芸能人という肩書きに憧れもあったかもしれないけど、それは違うと気づき

千聖ちゃんだから好きになったと確信した時、私は学校で千聖ちゃんを屋上に呼び出して告白をした

千聖ちゃんは、そう...とだけ言うと
うつむいて、少し恥ずかしそうな表情をしながら

私も彩ちゃんのことが好きです、
もっと一緒にいたいと思ってました

なんて言ってくれた。

でも千聖ちゃんは芸能人だし、
世間体のことを考えても女同士は異質と捉えられる。

だから、これは2人のヒミツってことにしておいたの

ただ、千聖ちゃんにとってはこのヒミツの関係がたまらないみたいで、意外だった

千聖「ねぇ、彩ちゃん..抱きしめてくれるかしら..」

彩「私もギュッてしたかったんだ、ずっと我慢してたんだよ..」

千聖「そうだったの?..よく頑張ったじゃない♪」フフ

彩「むっ..自分が一番抱きしめて欲しかったくせに♡」ギュゥゥッ♡

千聖「ぁ..♡../////」

千聖ちゃんはヒミツから解き放たれて、
こうして強く抱きしめられるのがお気に入りらしい。

それに普段とは違い甘えん坊になる

千聖ちゃんは社交性が高いし、
表向きもしっかり者で影で頑張るような努力家だ、ストレスもその分溜まってると思う

でも、本当の自分をさらけ出したり発散する場所はおろか、分かってくれる人さえ少なかったに違いない

幼い頃から演技に明け暮れ、自分ではない者を演じてきた千聖ちゃんには、本当の自分の心を開くのは容易ではなかったのだろう

千聖「..はっぁ..♡..彩ちゃん..」スリスリ

千聖ちゃんは抱きしめると、決まって口数が減り、体を何度も押し付けてくる。

いつものおちょくりや、からかった言葉もストップするから、私としては嬉しいんだけど

何より嬉しいのは、千聖ちゃんが私を求めてくれること。

学校のみんなやパスパレのメンバー、
スタッフや芸能関係者にも見せない

千聖ちゃんの本当の姿、表情、心を私だけのものにしている感覚が、最近病みつきになっている

千聖「私、みんなといるのも好きだけど..こうやって2人きりの時が一番好きよ..♡」フゥ..

彩「私も、千聖ちゃんといつまでもこうしていたいって思うよ..えへへ♪」ギュッ

しんと静まりかえる部屋で、私と千聖ちゃんの吐息と、衣服の擦り合う音だけが響いてる

部屋の照明はお休みの時間に合わせて、
ほどよい暗さに自動で調節された

すると、千聖ちゃんが目をつむり、
私の腕をか細い指先でキュッと掴んだと思うと唇を差し出して...

「んっ...~っ..♡...」

薄暗闇の中で、接吻を
恥じらいながら求めてきた

本当にヤラシイ子だと思う、
普段も小悪魔だけど、ベッドの上では
特にそれが露わになると思う

私は千聖ちゃんの甘い香りがする唇に
勢いよく飛びついてしまった

千聖「..っ!..♡..っ♡♡」フッ..フッ

腕を掴む握力が一瞬強くなったけど、
何度もキスをするとそれも弱まった

続けざまに舌を出し入れして、
千聖ちゃんのベロにねっとりと絡んでいくと

生まれたての赤ん坊みたいにか弱い姿勢で、必死にしがみつきながらピクピクとカラダを震わせている

興奮しているからなのか、
だんだんと息が荒くなって、
千聖ちゃんの口から艶のある声が出てき始めた

千聖「彩、ちゃん..っ♡激しいわよ...♡」フゥ..フゥ..

彩「...イヤならやめておくけど..?♡」プハッ..

千聖「....だめっ♡..んっ♡」ハァハァ..

今度は千聖ちゃんの方から唇を重ね、
舌を絡ませてきた

前のめりになり、両手で私の顔を掴んで固定した後、私よりも激しいディープキスを繰り出してきた

ノリノリな千聖ちゃんをよそに、
私はビンビンに硬くなった千聖ちゃんの乳首を、服の上からつねるようにいじくり回す

終始、連続して小さく喘いでは、また口を近づけて舌をねじ込んでくる千聖ちゃん

衣服の上から、今度は直にいじくろうと
ブラを外して乳首に触れると

あっ..♡______

体を仰け反らせて、千聖ちゃんの
金色の髪が、美しい弧を描いた

私もそうだけど、千聖ちゃんも胸が弱い

女優らしからぬ、だらし無い表情で
ヨダレを垂らしながら快感を味わう姿は

エロチックで扇情的、
肌は朱をにじませ、汗ばんだ千聖ちゃんのカラダに我慢できず

かぶりついたり、舐め回したりしてしまった

千聖「ぁっ♡あっ♡..ま、待って彩ちゃっ..」

彩「ムリだよっ..こんな、エッチなカラダ、してさっ..♡」

千聖「脱ぐ、からっ..♡..はぁ..ぅっ...♡」シュルシュル...

わざわざ愛撫されやすいように、
息を切らせながらたどたどしく服を脱ぎ始めた

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom