【安価】住人(♀)「白百合荘で過ごす日々」【百合】 (595)

◆注意

スレタイにもある通り、このスレは百合スレです


なぜか女性だけが住むとあるアパートの住人の日常を観察し、あるいは安価で導き、女の子と女の子をくっつけるのが主な目的です

恋愛対象は同じアパートの住人同士……だけでなく、それぞれの住人の職場や学校などの人物も対象となります

R板ですが、エロはメインではありません
女の子同士のイチャラブを見て、いい雰囲気になれば情事にも及ぶ、程度のものです
男性の登場はありですが、男性とは行為に及びません(展開上必要そうなら書きますが……)


◆安価について

安価の連取りは不可
コンマは連取りには含みません
ただし、コンマによる判定が1レス内に2つ以上存在し「コンマ↓、コンマ↓2」となった場合は、連取りは控えてもらえると嬉しいです
安価→コンマ→安価は連取りとみなします

あまりに唐突な展開になる安価は最安価
長文安価や、安価を受けての結果まで書かれても全ては採用しません
必要な部分だけを抜き取り安価として採用、もしくは最安価します

グロ、リョナ、スカトロ(大)、アナル責め、ハードSMは書けませんので、そういったものも最安価します
(後出しのようになりますが、他にも書けないと思ったものは書きません。とりあえず上に書いたものは不可です)


◆ちなみに

「白百合荘」で調べると老人ホームが出てきますが関係ありません
この白百合荘は架空のアパートです

住人「駅からほど近く、家賃も安いこのアパート」

住人「私はここ、白百合荘に越してきた。一人暮らしだ」

住人「季節は春。入学とか就職とか、出会いの季節だよね」


パサッ


住人「おっと、落ちちゃった。……これは入居するときに書いた書類か」ヒョイッ

住人「いろいろ事細かに書かされたけど、必要あったのかな……?」

住人「まあいいか。面白い書類だったし少し読み返してみよう」


一人目の住人のプロフィールを作ります

テンプレート↓
【名前】(漢字でお願いします。ふりがなもあると助かります)
【年齢】(16~25歳程度で)
【職業】(ファンタジーなもの、SFちっくなものは不可です)
【容姿】(顔や髪、体の大きさだけでなく、服装なども書いてください)
【性格】(「ツンデレ」とか「不思議ちゃん」のような一言でも、細かに書いてもらっても大丈夫です)
【好きなこと、もの】(趣味でも特技でも。食べ物でもスポーツでも。少なくとも何か一つ以上。理由もあれば)
【入居理由】(学校or職場が近いから、家賃が安いから、現実的な理由ならなんでもありです)
【備考】(その他付け足したいことがあれば)

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

【名前】澄野 渚(すみの なぎさ)
【年齢】18歳
【職業】美大生
【容姿】美人というよりかわいい系 髪の長さはセミロングでポニーテール 小柄で貧乳 服装はロングスカートなど極力肌を見せない服装 
【性格】内向的で引っ込み思案
【好きなこと、もの】 絵を書くこと  読書(ジャンル問わず) 体力トレーニング
【入居理由】大学に近いから 
【備考】 小さい頃は病弱だったが、今は人並みに健康 趣味の体力トレーニングはその反動でもある

1、峰子
2、渚
3、日奈緒
4、初音

↓から投票
投票レスのコンマの合計が最初に200を超えたキャラが住人となります
18時までに誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラが住人となります

>>13みたいに自分のに投票するのはありですか?
それなら自分も2に投票したいけど

>>13->>14
ごめんなさい、前に建てたスレではこういうことがなかったので考えてなかったのですが、自キャラへの投票はなしです

住人は澄野渚となりました
設定は>>5を参照

渚「……って、自分の書類読んだって意味ないよね」

渚「引っ越ししたらすることは……あ、そうだ。お隣さんに引っ越しそばを持ってかないと。き、緊張するけど……」

渚「管理人さんにはあげたし、他の住人にもあとで配るけど……何よりお隣さんだよね」


ガチャッ


渚「私の部屋は1号室。1階の角部屋だ。つまりお隣さんは2号室に限定される」テクテク

渚「うん、アパートって隣と近いね。すぐついちゃう」ピタッ


ピンポーン


お隣さん「はーい?」


渚「あ、あのっ、はじめまして、隣に越してきた澄野渚といいます。これどうぞ」ペコッ


お隣さん「お蕎麦? ああ、引っ越しそばね。わざわざありがとう」ペコッ

お隣さん(今どき引っ越しそばね……珍しい)


渚「あ、あの……」

渚「ご迷惑でなければ自己紹介させてくれませんか? これから何度も顔を合わせるでしょうし……あの、ほんとご迷惑じゃなければなんですけど」


お隣さん「ん、そうね……。いいわよ」


テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【入居理由】
【備考】

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、峰子、日奈緒、初音を混ぜてコンマを使用しての投票になります

【名前】 東谷 理緒(あずまや りお)
【年齢】 20
【職業】 大学生
【容姿】 黒髪赤目、髪型はロングポニーテール、高身長でスレンダー。貧乳だが美尻美脚。シャツにジーパンなど動きやすい格好を好む。
【性格】 素直クールで知的。
【好きなこと、もの】
 好きなこと: 読書・フィールドワーク・博物館巡り
 好きなもの:豆腐・歴史小説・大河ドラマ
【入居理由】 通っている大学が近いから。
【備考】 元は地方に住んでおり、進学を機に独り暮らしを始めた。大学では歴史学を専攻している歴史マニアで日本史世界史なんでもござれ。休みの日は読書か博物館、長い休みの日はフィールドワークに出掛けている。
将来は教員になりたいと考えている。

1、峰子
2、日奈緒
3、初音
4、京子
5、桜森楓
6、天羽楓
7、東谷理緒
8、水代翠香

↓から投票開始です
投票レスのコンマの合計が最初に200に到達したキャラがお隣さんとなります
30分経っても誰も200に到達しなかった場合、その時点での最高コンマのキャラがお隣さんとなります

お隣さんは東谷理緒となりました
設定は>>26を参照

渚「えっと、私の名前はさっきも言いましたが澄野渚です。さんずいに登るの澄、野原の野、さんずいに者……役者とか患者の者です」

渚「美大生で、近くの美術大学に通うために一人暮らしで引っ越ししてきました」


理緒「私は東谷理緒。東の谷、理科の理に一緒の緒で理緒」

理緒「私も大学生で、ハタチ。3年前に私も同じ理由で越してきたの。大学が近くて。似た者同士かもね、私たち」


渚「ですね。えへへ」


理緒「じゃ、これから隣人としてよろしく」


渚「はい、よろしくお願いします」ペコリ


バタン


渚「……」テクテク


ガチャ バタン


渚「お隣さん、クールだけどいい人そうでよかった……」ハー…

渚「やっぱり隣人トラブルとか怖いもんね。仲良くしないと」

渚「あと今日しとくのは……荷解きの続きか。学校あるし、用意だけはしとかないと」


ガサガサ ガサガサ


渚「意外と手間だ……これ今日中には終わんないかもなあ」フウ


ピンポーン


渚「? 誰だろ……」


1、出る
2、出ない
3、覗き窓から確認する

あ、安価↓です
初っ端からすみません

渚「は、はい……」


ガチャッ


理緒「あ、よかった。出かけてなかった」


渚「あ、東谷さん? どうしたんですか?」


理緒「えっとね……これ、はい」パサッ


渚「チラシ……ですか? えっと……」

渚「白百合荘、お花見のご案内……?」


理緒「うん、毎年やってるんだ。ここの人たち割りといい人多いし仲良しだし……こういうイベントもときどきね」

理緒「それで澄野さんさえよければ、来たばっかだけど参加してもらいたいなって」


渚「えっと、あの……」


理緒「ああ、ごめん。急に来て困らせちゃったかな」

理緒「正直参加不参加の表明もいらないんだ。その日に空いてる人だけが集まって楽しむだけだし」

理緒「それよりもさ……」チラッ


ゴチャゴチャ


理緒「荷解き手伝うよ。まだ全然進んでないみたいだしさ」


渚「そ、そんな、悪いです」


理緒「ほんとに嫌なら手伝わないけど……遠慮してるだけならやらせてほしいな」

理緒「私も越してきたとき大変だったの覚えてるから……力になれたら嬉しいんだ」


渚「東谷さん……。……じゃあ、お願いします」ペコリ


理緒「ん、任せて。まずは布団敷けるくらいのスペースはつくらないとね」

理緒「まずはそうだな……部屋のレイアウトとか決めてるの?」


渚「あ、あんまり決めてないです……」


理緒「玄関、短い廊下の真ん中右手側にトイレとお風呂。部屋は広めのワンルームで、手前にキッチン、奥にはクローゼット。……当然だけど私の部屋と左右対称なだけか」

理緒「しかし物少ないね……家電がほとんどないよ」


渚「あ、えっと、いろいろと買ってはいるんですけど、手続きに不備があったせいで業者さんが持ってくるの遅れてて……」


理緒「そっか。後から来る物のスペースも開けとかないとね。何が遅れてるの?」


渚「えっと……机と椅子と、本棚と、テレビと……あとお布団ですね」


理緒「結構あるね。……てことは本棚に入れる本とかはダンボールにしまったままでいいか」

理緒「……」

理緒「……ん?」


渚「?」


理緒「布団来てないの? 実家から持って来なかったの?」


渚「は、はい。お父さんが「せっかくの一人暮らしなんだから新しい布団買いなさい」……って」


理緒「じゃあ今日どこで寝るの?」


渚「……あ」


理緒「考えてなかったんだ。……しゃーない、私の貸すよ」


渚「そ、そんなっ、そうしたら東谷さんはどこで寝るんですか」


理緒「うちは布団二組あるからさ。一つ貸すだけだし気にしないでよ」

理緒「後で持ってくるからさ、まずは片付けられるやつから片付けてこう」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「ごちそうさまでした」


渚「ご、ごちそうさまでした」

渚(東谷さんの部屋で晩御飯までいただいてしまった……)


理緒「じゃ、布団持ってくね。明日も日曜で休みだし、手伝うよ」ヨイショ


渚「東谷さん、ほんとにありがとうございます。助かります」


理緒「お礼なんていいよ。困ったときはお互いさま」

理緒「あ、ドア開けてくれる?」


渚「は、はいっ」


ガチャッ


渚「うっ……」ブルッ


理緒「まだ少し肌寒いね。布団も被らないで寝たら風邪引いちゃうよ」


渚「ですね」フルフル


ガチャッ


理緒「よいしょ……っと」バフッ

理緒「じゃあ今日のところはこれで。また明日」バイバイ


渚「は、はい」

渚「……あ、あのっ!」


理緒「?」


渚「お、おやすみなさいっ」


理緒「ん、おやすみなさい」ニコッ


バタン


渚(帰っちゃった……)

渚(することもないしな……どうしよう)

渚(とりあえず布団をこのスペースに敷けるか確認しておかないと)


バサッ


渚(……うん。大丈夫)

渚(20時前か……本でも読もうかな。でも椅子もないし……)キョロキョロ

渚(少しお行儀悪いけど、お布団の中で読もう。先にお風呂入って着替えてからだけど)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚(よし、準備完了。部屋の電気は消して、スタンドライトで読もう)


パチッ


渚(まさかお布団を忘れるなんて……大失態だな)モゾモゾ

渚「……!」

渚(こ、この布団東谷さんの匂いがする……甘い匂いだ)クンクン

渚(東谷さん……最初見たときビックリしたけど、話してみたらすっごくいい人だったな……)

渚(東谷さんがお隣さんでよかった……。年も近いみたいだし、仲良くなれたらな……)

渚(明日も東谷さんと会えるんだよね……えへへ、楽しみ……)ウト…

渚(そういえばお花見って……東谷さんは参加……する……のか……な)カクン

渚「ん……すぅ……」



翌日以降、渚と理緒の身に起きたイベント安価↓から
明日書き始めるまで募集します
その中から1つか2つのイベントをこなした後で、お花見イベントに移行します

翌週ーー


ピンポーン


理緒「はーい」ガチャッ

理緒「あ、澄野さん。どうしたの?」


渚「やっと遅れてた家具が届いたので、また手伝ってもらえたらなー……と」


理緒「ああそうなの? じゃあ手伝うよ」


渚「すみません……」


理緒「? なんで謝るの」


渚「先週からずっとご迷惑かけてばかりで……申し訳なくて」


理緒「私、澄野さんに頼られるの嫌じゃないよ。澄野さん背小さいし、むしろ何も言われなかったらこっちから心配して手伝いに行ってたかもだからさ」ガチャッ

理緒「……っと、びっくり。本棚が部屋の真ん中で鎮座してらっしゃる」


渚「あ、本棚なんですけど……どこに置こうか迷ってて部屋の真ん中に……」


理緒「クローゼットの横か、逆側の壁かな。窓側にくっつけちゃうと日差しも入らなくなるし」


渚「じゃああの、クローゼットの横にお願いします」


理緒「了解、澄野さんも手伝ってね。私こっち持つから、澄野さんはそっちで」


渚「は、はいっ」


理緒「せーのっ」グッ


渚「お、おも……」プルプル


理緒「すぐそこだから大丈夫。もう少し、あと一歩……はい、降ろすよ……っと」

理緒「……うん、ここでいいかも。ただ、耐震マットとか天井につっぱり棒かなんかあれば安心なんだけどな」


渚「あ、つっぱり棒一緒に買ったのでありますよ」


理緒「お、ホントだ。つけようか」

理緒「小さい椅子とかある?」


渚「あ、あります。私ちっちゃいのでこれがないと不便で……」


理緒「ありがと。つけちゃうからさ、本棚に入れる本とか用意しておいてくれる?」


渚「はいっ」


理緒「しょ……っと」

理緒(少しこの椅子ぐらつくな……まあ大丈夫か)

理緒「できるだけ奥側で、垂直に使用……こうか」グッグッ

理緒「よし、もう一個も……」グッグッ


渚「東谷さん、できましたか?」


理緒「うん、バッチリだと思っ……!?」ガクンッ


ドタン!


理緒(ぐらつくのに足元見ないで降りようとしたから足滑らせたのか……びっくりした……)


渚「あ、あの……」


理緒「ごめん。ケガない?」


渚「それは、その……大丈夫、です」


理緒「ああ、私が覆いかぶさってたら起きれないよね。ごめん」スクッ

理緒「立てる?」


渚「はい……」ヨロ…

渚(東谷さんの目って赤いんだ……あんな間近で見ちゃった)


理緒「じゃ、本いれよっか」


渚「あ、はいっ。本はこれです」


理緒「ダンボール二箱分か……すごいね」ガサガサ

理緒「……! こ、これって……」


渚「どうしました?」


理緒「国盗り物語に燃えよ剣! どっちもあの司馬遼太郎の歴史小説! す、好きなの!?」


渚「ひっ、あ、あの……!」


理緒「あ、ごめん……嬉しくってつい……」


渚「う、嬉しい?」

理緒「私さ、歴史が好きなんだ。大学の専攻も世界史だし。でも日本史も同じくらい好きでね、本もたくさん読んだんだ」

理緒「それで、本持ってたから澄野さんも歴史好きなのかなって思って……」


渚「好き、ですよ」


理緒「ほ、ホントに?」


渚「でも、東谷さんの言うほどじゃないと思います。私が好きなのは小説で、歴史小説もその中に含まれるだけで……」


理緒「それでも全然嬉しい。歴史小説を読む人が隣に来てくれたんだ……嬉しいな……」


渚「あの……よかったら、おすすめの歴史小説教えてください。東谷さんの好きな本、読んでみたいです」


理緒「! うん、ぜひ!」パアアッ


渚「じゃあ、入れていきましょうか。大判の本が下の方に入ってるので、本棚の大きく空いてるところは最後まで空けといてください」


理緒「うん」ニコニコ


渚(東谷さんって、クールで世話焼きなだけじゃないんだ……ニコニコ笑ってる。ほんとに歴史が好きなんだろうな)


理緒(司馬遼太郎は持ってる……なら池波正太郎の剣客商売とかどうかな。でもあれかっこいいけど……あー、悩むなあ)モンモン

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


スーパーマーケットーー


渚(今日は晩御飯どうしよう……)ウロウロ

渚(確かお豆腐がセールだったっけ。お豆腐ハンバーグにでもしようかな)


理緒「あ、澄野さん」


渚「あれ、東谷さん、こんにちは」ペコッ

渚「すごい量のお豆腐ですね」


理緒「安売りしてたから買い溜めしようと思って」


渚「お豆腐好きなんですか?」


理緒「うん。今日は豆腐ハンバーグにでもしようかなって」


渚「えっ」


理緒「?」


渚「わ、私もです。豆腐ハンバーグ……」


理緒「奇遇だね。……そうだ、一緒に食べる?」


渚「えっ、いいんですか?」


理緒「同じもの作るってわかってるなら、一緒に作業した方が早いしね。澄野さんさえよければ、どう?」


渚「お、お願いしみゃす!」

渚(か、噛んだ……)


理緒「ふふっ、そんな噛むほど張り切られても美味しくできるか分かんないよ?」


渚「そ、そんなことないです! 先週初めてつくってくれた料理も美味しかったし、豆腐ハンバーグだって……!」


理緒「澄野さん澄野さん」


渚「は、はいっ」


ひそひそ ざわざわ


理緒「他の人見てるよ、もう少し声量抑えよう」


渚「あ、あ……!」カアアッ

渚「失礼しますー!」ダーッ!


理緒(ちゃっかり自分の分の豆腐は買ってくのね……私も精算済ませよ)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「ごちそうさまでした」

渚(美味しかった……)


理緒「おそまつさま」カチャカチャ


渚「あ、お皿洗うくらいはやらせてください。一緒に料理するはずだったのにほとんど東谷さん任せで……」


理緒「いやいいよ、うちの食器だしパパっと洗っちゃうからさ」


渚「……。……東谷さんがいいなら」


理緒「それよりさ、今週末にお花見あるんだけど、どう? 来れる?」ザブザブ


渚「学校始まりましたけど、宿題も大して出てないので大丈夫です。土曜日ですよね」


理緒「うん。6時くらいかな、夕方の。河川敷でやるから私と行こうか」


渚「はい。案内お願いしますね」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


河川敷ーー


理緒「おーい、澄野さーん」


渚「東谷さん、お花見はいいんですか?」


理緒「そっちこそ。急に抜け出すからびっくりしたよ。何か嫌なことでもあった?」


渚「あ、いえ。そんなのは全然。皆さん良くしてくれてます。ただ少し食べ過ぎちゃったので、散歩がてら河川敷の桜を見ていこうかなと」


理緒「なるほどね。桜、満開で良かったね」


渚「はい。とっても綺麗です」


てくてく


渚「東谷さんはどうして抜け出して来たんですか?」


理緒「他の人に『ハタチになったんだし飲め』って言われてお酒飲まされてさ……軽い酔い醒ましと散歩を兼ねてね」


渚「ああ、それで少し顔が赤いんですね。……ちょっと屈んでもらえますか?」


理緒「?」スッ


渚「……」ペタッ


理緒「……おでこに手を当てて何を?」


渚「少し熱ありません? はしゃぎすぎたんですかね……大丈夫ですか?」


理緒「……うん、大丈夫……。ありがとう、なぎさ」


渚(渚? 今まで澄野さんって……)

渚「それならいいんですけ……んっ!?」


ちゅ、ちゅう……


理緒「ん……っ」


ドンッ!


渚「はっ、はっ……な、何を……して……」


理緒「……ご」

理緒「ごめんっ」タッタッタッ…


渚「な……なんで……キス、なんか……」ドクン ドクン

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


翌日ーー


ガチャッ


渚「あっ」


理緒「あ、澄野さん。澄野さんも今から学校?」


渚「は、はい、そうです」

渚(「澄野さん」に戻ってる……)


理緒「そか、気をつけてね」


渚「はい。東谷さんも」


てくてく


渚(まさか……覚えてない、のかな)

渚(顔赤かったし、酔ってた……んだよね)

渚(私も……忘れよう。あれは事故で、ノーカンで、なかったこと)

渚(なかったこと……)


理緒『ん……っ』


渚「!」ボンッ

渚(ほ、本当になかったことにしていいのかな……)


安価↓から↓5程度まで(それ以降も一応安価は募集します)
これから渚が取る行動(あまりに突飛なものを除き、高コンマのものを優先的に採用します)

帰宅ーー


ピンポーン


理緒「はーい? あ、澄野さん」ガチャッ


渚「あ、あのっ、また頼み事してもいいですかっ?」


理緒「ん? いいよ、何したらいい?」


渚「人物デッサンの課題が出たので、それのモデルになってくれたらなー……って」


理緒「わかった、いいよ。澄野さんの部屋で描くんだよね? なんか持ってくものとかある?」


渚「えっと、割と長い時間拘束しちゃうんですけど大丈夫ですか?」


理緒「大丈夫。今日はすることもないし。とりあえず部屋行こうか」


渚「は、はい……」

渚(まただ……また無条件に頼まれてくれてる……)

渚(なんでだろう……あ、いや。今はこんなこと考えてる場合じゃない。集中してデッサン終わらせないと)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


シャッ シャッ


渚「……」

渚(私の鉛筆の音だけが部屋に響いている)

渚(東谷さんはほとんど身じろぎもしないで、黙ったまま椅子に座りっぱなし)

渚(……静かだ)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「ふう……」コトッ

渚「東谷さん、できました。ありがとうございます」


理緒「それはよかった」コキコキ


渚「あの、東谷さん」


理緒「ん?」


渚「今度なにかさせてください。いろいろ手伝ってもらってばっかで……」


理緒「いやー、いいよいいよ」


渚「料理……は、東谷さんの方が上手だし……お部屋の掃除……するほど汚くないか……えっとえっと……」

渚「……あ、そうだ美術館とかいきませんか! 興味あるか分かりませんけど日本画とかも置いてて……」


理緒「ホントにいいって」


渚「でも、私東谷さんに何も返せてな……」


理緒「……いいって言ってるでしょう!」

理緒「私が好きでやってることなんだからほっといてよ! 見返りなんていらない!」


ガチャッ バタンッ!


渚「あ、東谷……さん……」

渚(ど、どうしよう……追いかけた方がいいのかな……)


1、追いかけて問い詰める
2、日を改める
安価↓
(2を選んだ場合、その↓3までのレスでこれからの行動を指定。コンマの高いものを比較的優先)

ピンポーン


理緒「……なに」ガチャ


渚「あの、お話、させてください」


理緒「……上がって」


渚「……聞いてもいいですか」


理緒「答えられることなら」


渚「なんで私には……何もさせてくれないんですか」

渚「私、なにか東谷さんにお返ししたいのに……」


理緒「だから、それは私が勝手にやってることだからお返しとかいらなくて……」


渚「なら私にも勝手にお返しさせてください」


理緒「ぐ……そうじゃなくてさ」


渚「キスのことが……何か関係あるんですか。責任でも感じてるんですか」


理緒「キス……ってなんのこと」


渚「とぼけないでください。お花見の日、私にキスしたじゃないですか」

渚「他の人に聞いたら、記憶をなくすほど飲んでないって。せいぜい酔ってテンション高くなる程度だったって」

渚「東谷さん、覚えてるならそう言ってください」


理緒「……」

理緒「覚えてるよ」

渚「なんで、キスなんかしたんですか」

渚「私のこと……好きなんですか」


理緒「わ……」

理緒「分かんないんだ……私……あの日酔ってて……」


渚「それで顔が近かったから勝手にってことですか」

渚「私のこと名前で呼んで……雰囲気にあてられたんですか」


理緒「あれは……澄野さんのことじゃない」


渚「え……」


理緒「……私、中学のとき……好きな人がいたんだ。……でもその人は女の子でね……」

理緒「凪沙っていうの。漢字は違うけど澄野さんと同じ読み」

理緒「でも、どう接したらいいか分からなくて、告白もできなくて。友達のままだったんだけどさ……」

理緒「ある日凪沙がね。「理緒は私に頼りすぎ、いい加減うざい」って……それで、自分でも引くくらいの量を凪沙に頼んでたことに気づいたんだ」

理緒「昔の私は凪沙にする頼み事だけが二人を繋いでると思っててさ。……それで鬱陶しがられて、疎遠になって」

渚「じゃあ……私は……凪沙さんのやり直しなんですか?」


理緒「そんなこと……!」


渚「ないって言えないでしょう! また頼って離れられるのが嫌だからお返しさせてくれないんですもんね!」


理緒「違うよ! それは、違う……!」


渚「私、東谷さんにキスされてから、あのことが頭から離れなくて……! 忘れられなくなったんですよ……!? 同性愛者なんかじゃないのに……っ!」

渚「その当の本人は私じゃなくて昔の誰かのことばかり考えて……っ! ひくっ、ぐすっ、私はなんなんですか……っ! 凪沙さんの代わり……!?」グスグス


理緒「違うよ、澄野さんは……! うっ……澄野……さん、はぁ……! ひっく、うう……!」


渚「東谷さんのばかぁ……! 私、もう、おかしくなりそうなんですよ……! ぐすっ」


理緒「ごめん……澄野さん……! なぎさ、ごめんねぇ……! うえええ……」


五月のある日、私達は抱き合ったまま泣き続けました。
暗い朧月夜に、二人の鳴き声だけが木霊する夜。
静かに、ゆっくりと時間は流れていきます。


『四月と五月のなぎさ』

ここで渚と理緒の話は一区切りです。

ここからはさらに登場人物を増やし、渚と理緒の話を並行しつつ別の組み合わせも動かしていきます。
春が終わり、残りは夏と秋と冬。
一年でこの白百合荘はどれだけのカップルを生み出せるでしょうか。


ちょっとシリアス?な終わり方になりましたが、>>1はハッピーエンドにする気まんまんです。
これからの安価もよろしくお願いします。


使うか分からない設定。
白百合荘は防音バッチリ。
ペット可。
管理人さんも白百合荘に住んでる。
季節ごとにイベントを催す。
春はお花見、夏は庭で花火、秋は秋の味覚フルコース、冬はクリスマスと新年にパーティー。

他にもなにか設定をくださる人がいれば随時募集しています

ではここで、白百合荘の重要人物、管理人さんのプロフィールを募集します。

テンプレート↓
【名前】
【年齢】(20以上。3ケタいかなければ、現実的な年齢で何歳でも)
【職業】管理人
【容姿】
【性格】
【備考】

重要人物なので安価↓から5つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

【名前】天使 早苗(あまつか さなえ)
【年齢】26
【職業】管理人
【容姿】黒髪ロング、ゆったりとした服装を好む
糸目でおっぱいは大きい
【性格】あらあらうふふなおっとり系。語尾を伸ばして(「~」で)喋る癖あり
しかし締めるところはきっちり締める仕事のできる女で、問題解決能力は高くトラブルの仲裁も得意
【備考】元々都内でOLをしていたが、先代管理人の母親が急死したことで急遽後を継ぐこととなった
管理人の仕事は大変だがやりがいがあり、充実した日々を送っているらしい
学生時代はガリ勉で、仕事が恋人だったこともあり恋人いない歴=年齢だとか

19でも大丈夫ですよ
テンプレのかっこ内はあくまで目安と考えてもらえれば

ひとまず20という設定で考えますが、採用後でも戻したくなったら言ってくれれば戻します

1、かまど
2、百合華
3、結愛依
4、光
5、早苗
6、萌

↓から投票レスのコンマが最初に【300】を超えたキャラを管理人として採用します
18時までに誰も到達しなかった場合、その時点での最高コンマのキャラが採用されます

また、今までの住人投票で採用されなかったキャラ、この投票で採用されなかったキャラも、投票コンマが高いキャラを優先的に友達やヒロイン候補として登場させる可能性があります

管理人は天使早苗となりました
設定は>>78を参照

しまった…
好きなこと、ものをテンプレから間違って外してしまいました

安価↓~↓3で早苗の好きなこと、ものを募集します

【好きなこと、もの】
各種資格の習得、勉強
料理
編み物、編みぐるみ

となりました

渚(あの日から、私は無理に東谷さんにお返しをしようとは言わなくなった)

渚(でも、ただの協力的なお隣さんという関係は間違いなく越えている)

渚(お花見の日のキス。あのときの東谷さんの真意と、私の気持ちの整理をつけるためにも交流は不可欠だからだ)

渚(6月に入り、今は梅雨。雨がしとしとと降り続いてる)

渚(だからこうして部屋の中で)


ガンガン ガンガン


渚「……」

渚(部屋の中で静かに本を)


ガンガン ガコンッ きゃああっ


渚「ああもう……」ガチャッ

渚「なにやってるんですか管理人さん」


早苗「あ、あら渚ちゃん。見ての通り雨どいの修理をしようと……」


渚「雨降ってる最中に雨どいの修理は無理です。せめて晴れ間を見つけてそのときにやらないと」


早苗「それもそうねえ……。それじゃあ渚ちゃんのお部屋にお邪魔してもいいかしら~」


渚「……別にいいですけど」


早苗「ふふ、お邪魔します」

渚「どうぞ、タオルとコーヒーです」コトッ ポフッ


早苗「ありがと~。ずず……。どう? 他の住人の方とは仲良くやれてる?」フキフキ


渚「はい。みなさん良くしてくれます」


早苗「それは良かったわ~」

早苗「お隣の理緒ちゃんとも仲良さそうだし、わたし安心したのよ」

早苗「入居書類に正直に引っ込み思案なんて書いてたけど……理緒ちゃんとは最近もお部屋に来たり行ったりしてるみたいだし~」


渚「それは……その……理由があって……」


早苗「理由?」


渚「……聞かないでくれると助かります」


早苗「そう、じゃあ詮索はしないわ」

早苗「でも、何かあったらすぐ言ってちょうだいね~。きっと力になるから~」


渚「……あのっ」


早苗「なあに? 早速相談?」


渚「……」コクン

渚「ど、同性にキスする……って、どんなときですか?」


早苗「まあ♪」

早苗「もしかして渚ちゃん……」


渚「あ、いや私じゃなくて……」


早苗「恥ずかしがらなくていいのよ。そうねえ~……」

早苗「やっぱり同性とか異性とか関係なく、相手が好きならしたくなるんじゃないかしら~」

早苗(わたしは経験ないけどね~)


渚「好き……やっぱりそうですよね……」

渚(東谷さんは私になぎささんを重ねて見てたってこと……)ズキン

渚(またこの痛み……わけわかんないよ。最近ずっとこうだ……)


早苗「どうしたの? どこかケガでもしたの? 顔色が……」


渚「いえ……最近ときどきなるだけで、少し休めばすぐ治りますから」


早苗「そう……?」


渚「あ……雨、今止んでますよ」


早苗「あら本当ね。じゃあ雨どいの修理に行ってくるわ~」

早苗「もし何か相談したいことがあったらいつでも言いに来ていいからね~」


バタン


渚「……」ズクン ズクン

渚(痛い……よ)


安価↓から↓5程度まで(それ以降も一応安価は募集します)
これから渚が取る行動(あまりに突飛なものを除き、高コンマのものを優先的に採用します)

エロいいかな?
衝動的に[田島「チ○コ破裂するっ!」]、ひとしきり終えて我に返った後
無意識のうちに理緒の名を呼んでいたことに気づく

渚(「好きな人とならキスしたくなる」……かあ)

渚(私はどうなんだろう。東谷さんとキスって……)

渚(えっと……部屋の中に東谷さんがいて、肩に手を置く私。ゆっくり顔を近づけて……)

渚(……)

渚(……う、あ)カアアアッ

渚(や、やばい。全然嫌じゃない……むしろいい、かも……)

渚(なにこれ……なにこれっ)

渚(わ、私東谷さんのこと好きって……こと?)

渚(え、いや……ええ……?)


ピンポーン


渚「ぴゃいっ!」ビクッ


ガチャ


渚「ど、どちらさまですか……」


理緒「本、持ってきた」


渚「あ、東谷さん……!」


理緒「? 上がっていい?」


渚「ど、どうぞっ!」

渚「あ、暖かいお茶淹れました……良かったらどうぞ」コトッ


理緒「ありがと。夏が近づいてはきたけど、こう雨に降られると肌寒くてさ……暖かいのは助かる」

理緒「ん……ずず……」


渚(東谷さんの唇……)ドキドキ

渚(ぷるぷるしてて、きれいな形で、それが私の普段使ってる湯呑みに触れて……)カアアアッ


理緒「ふぅ……美味しい」コトッ


渚「東谷……さん」


理緒「ん?」


渚「も、もう一回キスしてもらえませんか」


理緒「え……な、なんで……?」


渚「東谷さんとのキスが忘れられないから……自分の気持ちを確かめたいんです」


理緒「あ、あれは酔ってただけ。澄野さんも時間が経てば忘れるよ」


渚「あれから一ヶ月も経ってるのに、まだ鮮明に覚えてるんです。今だって、東谷さんの唇から目が離せないくらいで……」


すとんっ


理緒(目の前に座られた……どうしよう。どうしたらいいんだろう……)


渚「……」ドキドキ


がしっ


渚「します……ね」


理緒(顔が近……い)


1、キスする
2、寸前で拒む
安価↓

>>102
展開上違和感がなければエロ安価でも書きます
今回は高コンマ2つを採用したのでオナニーは書きませんでした

また別のタイミングで安価を取ってみてください

安価↓にずらします

ぐいっ


渚「っ」


理緒「ごめん、やっぱりできないよ……」


渚「なんで、ですか」

渚「お花見のときはそっちからしたくせに……!」


理緒「今澄野さんとキスしても、凪沙のことを思い出しちゃうと思うんだ」

理緒「キスしたいほど好きな人なんて凪沙だけだったから。女の子とキスしたら凪沙のことを考えちゃう」

理緒「そんな状態で澄野さんとキスなんてできないよ」


渚「なぎさなぎさって……私だって渚って名前なんですよ? 名前を呼ばれながらキスなんてされたら……勘違いだってします」


理緒「それは……」


渚「……もういいです。私は無理矢理なんて趣味じゃありませんし」


理緒「ごめ……」


渚「いえ、謝らないでください。変な頼み事だっていうのは分かってますから」

理緒「いつか……さ。きっといつか澄野さんのことを澄野さんとして見られるようになると思うから……。そうしたら、もう一度私とキスしてほしい」


渚「そしたら、きっと私の気持ちも分かりますよね」


理緒「うん」


渚「じゃあ、頑張って振り向かせてみせます。私のことだけを見てもらえるように、いろいろ頑張りますから」


理緒「うん」


渚「東谷さんからもどんどんしてほしいこととか……って、それは無理なんでしたよね」


理緒「うん……まだ、やっぱり怖い」


渚「気休めにもならないかもしれませんけど……私は頼られたって離れていったりしませんからね」


理緒「ん……ありがと」

理緒(澄野さんはこんなにいい子なのに……私、ひどいことしてばっかだ)

理緒(私も頑張って凪沙のこと忘れないと……)

理緒「それじゃあ、今日のところはこの辺でおいとまするね」

理緒「もし何か手伝ってほしいことあったらすぐ言いに来てよ」


渚「またそれ。ズルいですよ、東谷さん」フフッ


理緒「ん……ズルいんだ、私」クスッ


渚「でも、ありがとうございます。お手伝いは助かりますから」


理緒「うん。……それじゃあ、またね」


渚「はい」


バタン


渚「……」ズクン ズクン

渚(キスできないって言われてから……ずっと胸が痛い)

渚(でもどうしようもない……よね)


安価↓から↓3の中から最高コンマ採用
澄野渚と東谷理緒の二人に起きたハプニング(天使早苗(管理人)の登場もありです)
梅雨に関係するイベントだと嬉しいです

渚(とりあえず東谷さんの持ってきてくれた小説を読もうかな)

渚(「マリー・アントワネット」か……パンがなければケーキを食べればいいじゃない、だっけ)


ちょろっ ちょろろ……


渚(やっぱり小説っていいな。読んでると、まるで人の人生を体験してるみたいで……)

渚(いろんな世界を旅してるみたいって言う人もいるけど、私は主人公に感情移入しちゃうのかな)


じょばっ! どぼぼぼぼっ!


渚「な、なにっ!?」

渚「あ、雨漏りっ!? ここ1階なのにー! タオル……じゃなくてお鍋持ってこないと!」タタタッ


どたどたどた


渚「えっと、照明の真下、かな? ここに……ああっ!」

渚「本、本! 東谷さんの本がびしょびしょにー!」バッ

渚「と、とりあえずこれで……」ゴトッ


びちょびちょ……


渚「水受けはできたけど……先に垂れてきたの拭かなきゃ……」ズーン

渚「本も乾かさないと……でもあの濡れ具合はダメかな……」フキフキ


ごおおおおおおお……


渚「……ダメだ。ドライヤーあててもふにゃふにゃになっちゃう」

渚「はあ……謝らないと……」

ピンポーン


理緒「あれ、澄野さん」ガチャッ


渚「ごめんなさい、東谷さん……これ」


理緒「あ、濡れちゃったのか。お風呂で読んでたの?」


渚「いえ……急に雨漏りしちゃって、気づいた時にはもうびしょびしょに」


理緒「雨漏り? 見てもいい?」


渚「はい。構いませんけど……」


ガチャ


じょぼっ じょぼぼっ


理緒「ひどいね……とりあえず管理人さんに伝えないと」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「あらあら~……ひどいわね、これは……」

早苗「とりあえず業者さんには連絡してすぐ来てもらうようにはするけど……よりによってお部屋のど真ん中だものね~」

早苗「ね、理緒ちゃん。渚ちゃんのこと預かってあげられないかしら」


理緒「え、いいですけど……。管理人さんのところじゃ駄目なんですか?」


早苗「私の部屋でもいいけど、渚ちゃんの一番仲良しさんは理緒ちゃんだし……ね?」


渚「東谷さん……」


理緒「……分かりました。うちで預かります」


早苗「ありがと~」

早苗「それと、私のことは早苗って名前で呼んでもいいのよ~」


理緒「じゃ、部屋に行こうか」


早苗「無視は辛いわ~」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「今日はもう遅いので作業できないですけど、明日のうちに直しちゃうそうです。ちょうど2階と1階の間に亀裂ができて、そこから流れた雨が電灯の根本の隙間から漏れ出したみたいです」



理緒「そっか。じゃあ今日はうちで寝るんだ」


渚「そうなります……ね」


理緒「…………」ドキドキ


渚「…………」ドキドキ

渚(ついさっきキスどうのこうのって話してたから気まずい……)


理緒「あ、あのさ」


渚「は、はいっ」


理緒「本のことは怒ってないからね。古い本だし、元から汚れてたのをタダで引き取ったやつだからさ」


渚「そう言ってもらえると助かります……」ホッ


理緒「それとさ、ちょっと考えてたことがあるんだ」


渚「?」


理緒「頑張ってさ、私も頼み事してみようと思うんだ。怖いけど、澄野さんも勇気出してくれたんだし、年上の私も頑張らないと……」


渚「! は、はいっ、なんでも言ってください!」


理緒「>>安価↓」


1、名前で呼んでもいい?
2、今日一緒に寝ない?
3、今度どこかに行かない?

理緒「こ……今度どこかに行かない? 一緒に……」


渚「は、はいっ! ぜひっ!」


理緒「場所とかプランとか任せてもいいかな……」

理緒「それで今までの手伝いの礼ってことにしてもらえる?」


渚「はい! 今までお手伝いしてもらったり料理してもらったり、今日も泊めてもらえたり……。全然お礼したりないくらいですけど、まずはお出かけで楽しませてみせます!」


理緒「ん。じゃあ今日はご飯食べて寝ようか」


渚「はい!」

渚(うう、嬉しい……! どこに行こうかな……)


1、美術館
2、お城
3、その他(自由安価)
安価↓

お城(隠語)

そういえばお城ってラブホテルの隠語でしたね…完全に失念してました

でもいいですね
理緒の古城探索に付き合った後お城(ラブホテル)に向かうとか
仲良くなったらそんなイベントもありだと思います

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


美術館ーー


渚「今日は土曜日、雨も止んでいい感じの天気。というわけでこの美術館に来ました!」

渚「私の見たい絵画や彫刻作品も置いてるし、日本画コーナーもあるんですよ!」


理緒「へえ……。確かに歴史を語る上で芸術っていうのは切り離せないものだしね……見てみるのもいいかも」


渚「それじゃあ行きましょうっ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「『百合の咲く風景』。作者不明? 変なの……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「おお……。これ、風刺画ってやつだ。戦争の絵だよね……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「うわわ、すごい……」


理緒「んー……ガタガタな絵に見えるけど……」


渚「キュビズムってやつですよ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「これはすごいの分かるよ。写真みたいだ」


渚「ハイパーリアリズム、ですね」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「う」ブルッ

渚「ごめんなさい、お手洗いに行ってきますね」


理緒「ん。じゃあ中にある食堂の前で待ってるね」


渚「はい」タタタッ

ジャー


渚「ふう」フキフキ


???「うーっ!」ダダダッ


どんっ!


渚「いてっ」


???「ご、ごめんなさい急いでて……!」


渚「あ、お、お手洗いですか。私なら大丈夫なので……」イソイソ


???「ごめんねー!」バタンッ


渚「びっくりした……」テクテク

渚「えっと……食堂……」キョロキョロ


だだだっ


???「あのっ!」


渚「うわっ!」ビクッ


???「さっきはごめんなさい!」


渚「ああ、さっきの人ですか……。べ、別に気にしてませんから……」

渚(トイレ済ませるの早いな……)


???「でも結構な力でタックルしちゃったし……あ! そこの食堂でご飯奢らせてくれない? それでさっきのタックルは許してほしいな」


渚「そ、そこまでしてもらわなくても……」


???「こっちの気が済まないから! 行こう!」グイグイ


新しく出て来た「???」の設定を募集します
澄野渚、もしくは東谷理緒に関係ありそうなキャラクターでお願いします
美術が好き、もしくは歴史好き、あるいは今のところ名前だけ出てきている「凪沙」でも構いません(ただし凪沙の場合、年齢を20±1歳に限定します)
このキャラは白百合荘には住みません
テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【備考】
各項目の説明は>>2を参照
()内はあくまで参考程度にお考えください
安価↓~↓3で募集します

【名前】 三永 梨子(みなが りこ)
【年齢】 21
【職業】 大学生
【容姿】 ピンク髪のゆるふわセミロング、目は青色。背が低く中学生ぐらいに見られるが、Fカップの巨乳。
【性格】明るいがおっちょこちょいのドジッ娘
【好きなこと、もの】
 絵画・音楽鑑賞、創作料理、読書
【備考】
 理緒の大学の先輩で同じサークルに属している。美術史を専攻しており、度々美術館に訪れている。
 調子に乗りやすい性格で軽率な行動をしてドジを踏むことが多く、先輩としての威厳はないがサークルのマスコットとして扱われている。

【名前】放神 雷華(ほうじん らいか)
【年齢】19
【職業】大学生
【容姿】クリクリとよく動く目が特徴的、栗色のボブカットで渚より身長が低いが出るところは出ている、パンツスタイルの動きやすい服装を好む
【性格】本能で行動するタイプ、ストレートに感情を表現する
【好きなこと、もの】食べること動くこと寝ること
【備考】美術館には食堂のご飯目当てで来てた

【名前】神ヶ原 亜利砂(かがはら ありさ)
【年齢】 30
【職業】 教師
【容姿】青みがかった黒髪を腰辺りまで伸ばし、うなじ付近で束ねている。背は平均より高めで胸はCカップ。目は茶色で銀縁の眼鏡を掛けている。
【性格】面倒見のいいお母さん気質
【好きなこと、もの】
 歴史散策、散歩、写真撮影、晩酌
【備考】
 理緒の中学時代の担任で、担当は社会。当時の理緒と凪沙の関係を知っている人物。

1、梨子
2、雷華
3、亜利砂
↓から投票レスの合計が最初に150に到達したキャラを採用
発案者は自分のキャラに投票できません

3

新しい登場人物は神ヶ原亜利砂となりました
設定は>>133を参照

理緒「あ、来た……」


渚「ご、ごめんなさいお待たせして……」


亜利砂「あら」


理緒「えっ」


渚「?」


亜利砂「東谷理緒さん……よね?」


理緒「そうです。……お久しぶりです、神ヶ原先生」


渚「し、知り合いですか?」


理緒「えっと……中学のときの担任で……」


亜利砂「神ヶ原亜利砂(かがはらありさ)って言います。よろしくね」


渚「えと、澄野渚です。どうも」ペコッ


亜利砂(なぎさ?)ピクッ


理緒「先生はなんでここに?」


亜利砂「お散歩がてら寄ってみたの。授業中の話のネタにもなるしね」


理緒「そうでしたか」


亜利砂「そんなことより中に入りましょうよ。お腹ぺこぺこなの」


渚「は、はい」テクテク

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「ごちそうさまでした」


渚(そこそこ美味しかったけど、東谷さんの料理の方が美味しいな)フキフキ


亜利砂「ねえ、渚さん」


渚「は、はい」


亜利砂「少し、席を外してもらえるかしら。昔の生徒と積もる話もあるし……ね?」


渚「あ、はい。そうですよね。久しぶりに会ったみたいですし、ゆっくり話しててください」

渚「えと、私また作品見てるので、東谷さんも後で来てくださいね」


理緒「ん」コクン


渚「じゃあ、失礼します」タタタッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


亜利砂「行ったわね。……あまり長引いてもアレだし、単刀直入に聞くわ」

亜利砂「ねえ、あの子に昔の凪沙を重ねてる?」


理緒「……先生、やっぱり気づいてたんですね」


亜利砂「私も学生時代に女の子に恋したことのある人間だったから気づいてはいたのよ……でも、なんの手助けもできなくてごめんなさいね」


理緒「それはいいんです。あの時の私も酷かったから……」

理緒「でも、澄野さんに凪沙を重ねてるとは思ってません。初めて会ったときは雰囲気が似ててびっくりしたけど、今はちゃんと澄野渚として見るようにしてます」


亜利砂「そ。それなら良かったわ」ニコッ

亜利砂「あ、それともう一つ聞きたいことが」


理緒「?」


亜利砂「理緒さんはなんで美術館に来たのかしら?」


理緒「私が澄野さんにお出かけしようって頼んだんです。今までのお礼に何かしたいって言ってくれたので」


亜利砂「へえ……。中学のとき、凪沙さんに甘えてばっかだと思ったらある日突然誰にも頼らなくなったのにね……」


理緒「人に頼って鬱陶しがられるのが怖かったんですよ」


亜利砂「ふふ、渚さんはそうじゃないわけだ」

理緒「んー……澄野さんが近づこうと努力してくれてるのがわかるから、こっちも応えたくなるんですよね」


亜利砂「それはいいことだわ。誰にも頼らずに生きていくなんて不可能だもの」


理緒「ですね。……それで、聞きたいことってそれだけですか?」


亜利砂「そうね。あの子に凪沙さんのことを投影してないのと、その人と一生懸命向き合おうとしてるのが分かって安心したわ」


理緒「じゃあ……私からも質問していいですか?」


亜利砂「ええ。答えられることなら」

亜利砂(昔の理緒さんなら私に質問なんてしなかったわよね。先生相手だろうが、鬱陶しがられたくなかったみたいだし……)

亜利砂(この子をここまで変えた澄野渚さんって……。一体どうやったのかしら)


理緒「あのですね……」


亜利砂「なにかしら?」


理緒「>>安価↓」


1、私と凪沙ってどうでした?
2、澄野さんが何を思ってるかわかりますか?
3、私、澄野さんに無理矢理キスしたんです。どう接したらいいですか?

理緒「澄野さんが何を思ってるかって……分かりますか?」


亜利砂「あら。私ほんの数十分前に会ったばかりよ?」


理緒「で、ですよね……」


亜利砂「でもそうね……理緒さんともっと仲良くしたそうにはしてたわね」


理緒「そう、ですか?」


亜利砂「ええ。食事中も何か言いたそうにしてたわ。私に遠慮して結局黙ってたけどね」

亜利砂「それに、理緒さんに頼み事をさせるまで仲良くなったんだもの。渚さん、きっとまだ仲良くなりたいと思ってるわ」


理緒「それは……多分、そうです。今まで何回もお礼をさせてくれ、って言ってきてて……私が根負けしましたし」


亜利砂「じゃあほら、早く行ってあげないと」


理緒「……ですね」スクッ


亜利砂「あ、そうそう。焦っちゃ駄目よ。無理して渚さんに頼ってもあなたの精神上よくないし……頼りすぎは昔の凪沙さんと同じことになるからね」

亜利砂「ゆっくり、二人だけのペースで頑張ればいいの」


理緒「……はいっ。ありがとうございました、先生」タタタッ


亜利砂「がんばれ、理緒さん」ボソッ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「あ、東谷さん」パアッ


てててっ


理緒「澄野さん、待たせてごめんね」


渚「いえ、大丈夫です。先生とは何を話したんですか?」


理緒「焦ることはないって話」


渚「?」


理緒「ゆっくりでいいんだってさ。私たちは」


渚「よく分かりませんけど……美術館をゆっくり見て回るってことですか?」


理緒「そう。二人でゆっくりね」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「へえ……! こんな日本画もあったんだね」


渚「東谷さん、目が輝いてますね」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「こんな彫刻作品……私も造ってみたい……」ウットリ


理緒「ただ石を削っただけに見える……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「価値観の違う人と見ると、なんか楽しいね」


渚「はい。楽しいです」


理緒「? これは?」


渚「窓の前に椅子が置いてありますね……」

理緒「『窓に映る景色そのものが作品です。椅子に座り、この作品を心ゆくまで眺めてください』……だって」


渚「面白い作品ですね」ストン


理緒「中庭の緑の中に、石とか花を置いてるみたい」ストン

理緒「光の加減と風の強さで作品の印象が変わるんだって。あそこの説明に書いてたよ」


渚「へえ……いいですね、これ……」


理緒「和むねえ……」


ぽつ ぽつ


理緒「……あ」


ぽっぽっぽっ……


渚「雨……」


さああああああああ……


理緒「しまった。まさか雨が降るなんて……」ガタッ


渚「東谷さん、せっかくなのでこの雨の景色も楽しみましょう」

渚「ゆっくり、でいいんですよね?」


理緒「……そうだね。ゆっくりしてこうか」ストン

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「今日は楽しかったよ。ありがとう」


渚「いえ。ただ美術館を見て回っただけですし……」


理緒「それより……」


ざあああああああああっ


理緒「どうしようか。雨も強くなってきちゃったし」


渚「あ、えと……」ガサゴソ

渚「折り畳み傘で良かったら持ってきてます」


理緒「準備いいね。私も売店で傘買って……」


渚「ま、待ってっ」クイッ


理緒「?」


渚「ち、小さいけど……その、二人で一緒に……入りませんか……?」


理緒「……ん、いいよ。一緒に帰ろうか」


渚「はいっ!」パアアッ


カチッ ぼんっ


渚「肩を寄せれば二人でも入れますから」


理緒「うん。このまま駅まで行こうか」ニコッ


さああああああああ……


六月。梅雨の真っ最中。
小さな赤い傘が、二人をぐっと近づけました。
「二人でゆっくり」
私たちはそれでいいんです。


『六月の雨漏り、そして美術館』

梅雨の話はここで終わります。

次からは夏編。夏祭りが一番の目玉になります。
いよいよ新しいキャラクターだけでなくカップル候補の住人を作りたいと思います。

◆今後の展開によっては、渚と理緒ではなく、渚と新キャラ、理緒と新キャラがくっつく可能性もあります。

連続で二人作るので、参加お願いします。
まず一人目。

テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【入居理由】
【備考】
各項目の説明は>>2を参照
安価↓~↓3で募集します

【名前】大岸 茅(おおぎし かや)
【年齢】17
【職業】高校生、コンビニでバイトしてる
【容姿】自分で染めた赤茶色のポニーテール(ほどくと肩甲骨くらいまでのストレートヘア)。ツートーンカラーのトップスを好んで着、ボトムスは足に布が触れるのが苦手なため膝上のスカートやホットパンツばかり履く。明るくはっきりした色のものが多い。
素の顔立ちがきつく見えると思っているのでそれなりのメイクで緩和させている。しっかりと谷間が確認できる胸があり、ほかは平均的な体型。
【性格】受動的なことや退屈を嫌い、常に能動的(座学はあしらうが実技は集中する等)。興味を持ったらとりあえず試す。苦い経験をしても何かしら得たものがあれば良しとし、あまり深く悩まない。
【好きなこと、もの】ツナマヨ(コーン入りは邪道としている)、チョコレート、ハイティーン誌購読、新商品のチェック、歌うこと、だだっ広い場所で思う存分走ること
【入居理由】一人暮らしを経験してみたかったから
【備考】本人は意識していないがギャルだと思われがち。
同性愛にも興味があるものの友人らにそれとなく尋ねた際「よくわかんないけどキモいよねー」との意見が大半で、以来なるべく考えないようにしている。

【名前】 阿笠 蓮美(あがさ はすみ)
【年齢】 19
【職業】 フリーター(自称ミュージシャン)
【容姿】黒髪のショート、前髪に金色のメッシュをいれている。モデル体型で理緒と同じようにスラッとした印象だが出るところは出ている。
【性格】活発で前向き、少しの事ではへこたれない精神力を持つ。
【好きなこと、もの】
 音楽(特にロックやメタル、ジャズなど)、ギターの演奏、スケボー
【入居理由】防音設備がある部屋を探していた。
【備考】
 ミュージシャンを目指す女の子。家は元はかなりの名家だが、親の反対を押しきり家出同然でここを訪れた。才能はあるもののいまいち機会に恵まれず、燻っている。白百合荘のイベントでは演奏会を開くことも。
 元が名家のお嬢様だけに各種礼儀作法や茶道などの芸能にも見識がある。

1、茅
2、霞
3、蓮美

↓から投票レスのコンマが最初に200に到達したキャラを採用
採用されなかったキャラは次の住人投票に参加

すみません、今日はもう寝るので二人目は明日の朝に募集します
投票は受け付けてます

おつ
投票は3

これ設定で一人暮らしじゃないといけないのかな
投票は2

>>161
ワンルームのアパートなので、3人以上は厳しいと思います
2人ならなんとかなると思うので、同棲やルームシェアの場合はその旨を備考や入居理由に書いてください
その際は、もう一人のキャラの設定もテンプレートを使用して一つのレスにまとめてください

ただ、あまり多人数登場してしまうと誰が誰だか分からなくなるので、二人暮しキャラが多すぎるようならこちらで止めさせてもらいます

新しい住人は大岸茅に決定しました
設定は>>151を参照

次に二人目の新住人を決めます

テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【入居理由】
【備考】
各項目の説明は>>2を参照
安価↓から3つほど募集します
3つほど集まった時点で霞、蓮美を交えて投票します

>>151の【入居理由】なんですが『いくつか候補物件があって、あみだくじを作って引いた結果ここだった』を追加しても構いませんでしょうか
だめであればこのレスは無視してください

【名前】桃山 真央(ももやま まお)
【年齢】19
【職業】大学生
【容姿】桃髪ショート、童顔で低身長なせいでよく○学生に間違われる。胸はまったいら
シャツ系の動きやすい服装を好む。スカートはミニ以外認めない派
【性格】一人称は「真央」。明るく人懐っこくて感情がすぐ顔に出るタイプ、と文字通り子供のような裏表のない性格だが、お子様呼ばわりされると怒る
【好きなこと、もの】ハンバーグ、オムライス(美味しいから)
失せ物探し(勘がよく、信頼性は高い)
百合系の漫画蒐集&観賞(可愛い女の子が沢山出てくるので好き)
【入居理由】通っている大学が近い&独り暮らしに憧れていた
【備考】可愛いもの大好き。その縁で可愛い女の子が沢山出てくる百合漫画をよく読んでおり、同性愛に抵抗感がない
色恋には今まで縁なく過ごしてきたが、できるなら素敵な恋をしてみたいと思っている

二人暮しです

【名前】神馬 薫(じんば かおる)
【年齢】 26
【職業】 漫画家
【容姿】 ウェーブのかかったセミロング。髪の色はダークブラウンで目は明るい茶色。巨乳だが着やせするタイプ。服装は常に緩いジャージである。
【性格】ものぐさでマイペース
【好きなこと、もの】
 漫画を描くこと、昼寝、花の香り
【入居理由】
 勘で決めた。
【備考】
 月刊誌で少女漫画を書いている漫画家。現在親友の操子(みさこ)とルームシェアをしながら住んでいる。彼女の漫画は過激なシーンが多いようだ。
 生活力は皆無で、綺麗な部屋を2、3日も掛からずに汚部屋にするほど。

【名前】梁川 操子(やながわ みさこ)
【年齢】26
【職業】OL
【容姿】明るい茶髪で碧眼、スレンダーなモデル体型で貧乳。スーツを着こなす。
【性格】 しっかりものの委員長で面倒見がよい。
【好きなこと、もの】
 仕事、掃除、料理、誰かに頼られること
【入居理由】
 薫の生活態度をみかねて
【備考】
 薫とは小学生の頃からの腐れ縁。本人はバリバリのキャリアウーマンで会社でもそれなりの位置を保っている。
 独り暮らし時の薫の生活習慣があまりにも酷かったので見張りも兼ねて同居を開始した。

>>169
すみません、理由の追加はできればなしにしたいです
設定の追加や変更をありにしてしまうと後から好きな設定を付け加えられてしまって、投票時のキャラと違う人物像になってしまうので…
投票前であれば設定の追加変更は受け付けます

【名前】 レイラ・リトルビーチ
【年齢】 21
【職業】 留学生(ダンサー志望)
【容姿】 褐色肌で黒髪茶眼。巨乳、美尻の抜群のプロポーションを持つ。露出の多い服を好んで着る(動きやすいため)。
【性格】 明朗快活
【好きなこと、もの】
 ダンス、水泳、海、太陽、お祭り
【入居理由】
 留学に辺り、家賃の安い部屋を探していた。
【備考】
 南国からやって来た留学生。将来はダンサーを志望している。
 故郷では『巫女』として踊り子をしており、その魅惑的な踊りと明るい性格から男女共に憧れの的だったらしい。
 本人も男女共にいけるバイセクシャルで、性経験は豊富。

ID変わりましたが169です

>>172
投票前なら追加変更あり、投票後はなしとのこと、了解です。
確かに、まったく仰る通りです。
追加ありだと後から後から何でも付け加えられる事になってしまいますね。
大変に浅はかなお願いをしてしまい恥ずかしい限りです。
回答ありがとうございました。

それから、操作ミスだったとはいえキャラ募集中に割って入って書き込んでしまい申し訳ありませんでした。
次からはスレを慎重に見たいと思います。重ね重ね失礼致しました。

【名前】遠州 透(えんしゅう とおる)
【年齢】23
【職業】大学院生
【容姿】黒髪のストレート。光を通すと若干青みがかっている。目も黒で、典型的大和撫子。まつ毛が長い。全体的に細く、指さきがとても綺麗というのは友人の談。
【性格】超クール、超物静か……に思われがちだがただの人見知り。実際は結構なビビリ、可愛い物好き、涙もろい。
【好きなこと、もの】読書、小動物、日陰(直射日光がニガテ)、ごろごろ(だらしない訳ではない)、足湯
【入居理由】大学に通うため(他の子たちと同じ大学でもいいかなと思います)
【備考】・冷ややかな目で物事を見ていると思われがちだが、そんなことはない。
・近寄りがたい雰囲気をしているが、本当は声をかけてもらいたい(こちらから声をかけられない)。
・文学に精通しているが、活字を読むより図鑑を読む方が好きだったりする。渚とは話が合うかもしれない。
・近くの本屋でバイトをしている。店長さんは結構なおじさんで、顔が広い快活な人。たまに本をくれる。

おっと、3人もう出てたか

>>174
いえ、関係ないレスだと判断すれば無視しますし、基本的に質問や感想はいつでも受け付けてます
あとになってから「そんなの聞いてない」と言われるのも嫌なので、疑問点があればどんどん聞いてください

>>176
厳密に3人で固定してるわけではありません
あまり多くならなければ、一度の募集に5人くらい集まってもいいと思ってます
ただ、制限をかけないとどこまでも集まる気もするので「3人ほど」と書いてます

1、霞
2、蓮美
3、真央
4、薫と操子
5、レイラ
6、透

↓から投票レスのコンマ合計が最速で200に到達したキャラを採用します
次に投票コンマの合計が大きいキャラを友人枠、アパート外ヒロイン枠で採用します

うーん、4

5

押し間違えた
6

4かな

3

新住人は桃山真央に決まりました
設定は>>170を参照

また、決定時(>>190)のコンマ合計がレイラと透とでほぼ僅差だったため、機会があればどちらも出したいと思います

本屋ーー


茅「これお願いします」パサッ


ぎゃいぎゃい


店員「はい。ええと……雑誌二点で1402円になります」


茅「ん」ヂャラッ


やいのやいの


店員「ちょうどお預かりします。レシートです」


茅「ども」

茅(さっきからなに? なんか騒いでる客がいるみたいだけど……)


「だからあ! 真央は19歳なんだってばあ!」


茅(あ、この声……しかも真央って……)

茅「あのー……」


「なに!? あんたも買えないって言う……つも……り……?」


茅「あ、やっぱ真央ちゃんじゃん」


真央「か、茅ちゃん! 助けてよ、この人たちが本売ってくれないの!」


店員「ですから、年齢確認できない方にこの本は売れないんですって」


茅(エロ本か……。真央ちゃんも堂々とよくやるね)

茅「真央ちゃん身分証持ってきてないの?」


真央「……忘れた」


茅「あちゃー……」

茅「……あの、お騒がせしてすみません。この人確かに19なんですよ。今あたしが身分証取ってくるんで、それまで待っててください」


店員「は、はあ……」


真央「え?」


茅「自転車乗ってきたからそれで一旦帰る。あ、真央ちゃんの部屋の鍵貸してくれる? 物盗ったりはしないからさ」


真央「うん……あ、机の横のバッグに入ってると思うから」チャリッ


茅「おっけ。うし、じゃひとっ走り行ってくる!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「ほい、持ってきた」パス


真央「あ、ありがと……」


茅「てわけで、真央ちゃんはれっきとした19歳です。その本売ってもらえます?」


店員「え、ええ。年齢確認さえできれば……」


真央(買えた……)ホッ


茅「じゃあ帰ろうか、真央ちゃん」


真央「あ、うんっ」タタッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


シャーッ


真央「自転車の二人乗りなんていいのー!?」


茅「警察いないとこ通るから大丈夫ー!」

茅「ってか、あの店員たちの顔ウケたねー! 真央ちゃんがマジで19って思ってなかったんだよー!」


真央「ひどいよねー!」


茅「あ、真央ちゃん、坂! 掴まっててね!」


真央「うん!」ギュウッ


シャーッ!


真央「かやちゃーん!」


茅「なーにー!?」


真央「ありがとーねー!」


茅「どういたしましてー! ひゃっほー!!」

白百合荘ーー


渚(暑い……最近暑さが日増しに酷くなってる……)

渚(窓開けてこれか……そろそろクーラーも考えようかな……)


ピンポーン


渚「は、はーい」トテトテ


ガチャッ


渚「あ、大岸さん……と、桃山さん」


茅「あっついから帰りがけにアイス買ってきた! おひとつどうぞ!」


渚「え、でも……あ、お金……」


茅「いやいや、そんな無粋な。あたしと真央ちゃんの純粋な好意なんで。受け取ってください」


渚「じゃあ……これ」


茅「まいどー。よし真央ちゃん、次は理緒さんとこだ!」


真央「あ、待ってよー!」


バタン


渚「大岸さんはいつでも楽しそうだな……」

渚(お花見のとき言ってたっけ。「楽しそうなことはすぐ行動に移したくなる」って。あの性格は少し羨ましいな……)

真央の部屋ーー


真央「あがってあがって!」


茅「おっとっと……そんな引っ張らんでも」


真央「真央も暑くてたまんないよー! アイス食べようアイス!」


茅「ほいよ」ポイッ


真央「わーいアイスー♡」


茅「あたしも食べよっと」バリッ


シャクシャク


茅「そういえばさ、さっきは何の本買ってたの?」


真央「ふっふっふ……子供にはまだ早いのだよ」


茅「えー、気になるー。年齢確認するってことはエロ本だってのは分かるんだけどさ……」


真央「見せられないけど教えてあげよう。ずばり、可愛い女の子同士のえっちな本なのだ!」


茅「ほえー……え゛っ!?」

茅(いや、真央ちゃんが可愛い女の子の出てくる漫画が好きなのは知ってるけど……え、えっちって……ってか言っていいのかそんなこと……!)


真央「って言っても描写は薄いんだけどね。これはあくまで可愛い女の子を見るために買いたかったの」


茅(だ、だよね。がっつりえっちなのとか聞くだけで恥ずいし……)


真央「そういう茅ちゃんこそ、何買いに来てたの?」

茅「セブンティーンって雑誌。JKの必読書みたいなもんだよ」


真央「ああ、高校生向けにファッションのこと書いてたりする雑誌ね。真央は読んだことないなあ」


茅「真央ちゃんには必要ないよ。メイクしなくてもいいくらい……可愛い顔してるもん」

茅(危ない。ちっちゃいもんって言いそうになった……)


真央「そうかなー……」


茅「……」

茅(この部屋にいるとき、あたしは一番あたしらしくなれる)

茅(友達に「同性愛ってキモい」って言われてからあまり考えないようにしてる、けど……)

茅(あたしは、多分女の子も好きなんだと思う。でもこの部屋にいれば「同性愛は気持ち悪くない、間違ってない」ものだって思えるから)

茅「真央ちゃん」


真央「んー?」


茅「またこの辺の漫画読んでもいい?」


真央「お、茅ちゃんやっぱり百合に目覚めましたかな?」


茅「そうじゃないけど……読んでたいんだ」

茅(自分を肯定するために)


真央「いいよいいよ、好きに読んで」ニコッ

真央(いやあ、着実に百合に染まってる気がするなあ……)ニコニコ


安価↓から先着3つ
今までの登場人物のこれからの行動安価
安価1つにつき行動を指定できる人物は1人のみ
○○が□□に会いに行く、お出かけに誘う、など1人の行動によって誰かを巻き込むことは可能

◆参考
澄野渚:1号室の住人。東谷理緒にキスされたことあり。最近は理緒と仲良し。胸の痛みの原因を探るため、理緒ともう一度キスしたがっている。
東谷理緒:2号室の住人。春のお花見のときに澄野渚にキスした。ゆっくりだけど、頑張って渚と仲良くなろうとしてる。
天使早苗:白百合荘の管理人。あらあらうふふでふわふわしてるが、住人に愛される良き管理人。相談に乗ったり、アパートの修理をしたりする。
神ヶ原亜利砂:東谷理緒の中学のときの担任。昔とある女の子が好きで、同じ境遇の理緒のことを気にかけていた。
大岸茅:白百合荘の住人。ギャルっぽいが、見た目が派手なだけで楽しいことを楽しみたいだけの元気な子。
桃山真央:白百合荘の住人。可愛いもの、可愛い女の子が好きで、部屋に百合漫画なども置いている。最近は茅にも漫画を読ませている様子。

渚、真央が同性愛に詳しいと聞きレクチャーを受けにいく

乙です

展開によって管理人さんとくっつくこともあるのかな?

>>204
もちろん管理人さんも恋愛の可能性があります
安価で幸せにしてあげましょう

ピンポーン


理緒「はい」ガチャッ


茅「どもっ! また勉強教えてもらいにきた!」

茅「今度は十字軍とからしいんだけどサッパリで」


理緒「ん、どうぞ上がって」


茅「おっじゃま~」

茅「教師の卵がいるとほんと助かるよー」


理緒「こっちこそ勉強を教える練習になるし、お互い様」

理緒「じゃ、やろうか」


茅「うっす。ここかな」ペラッ


理緒「えーっと……そもそも十字軍は、キリスト教の聖地エルサレムを奪回するために送られた軍で……」カリカリ


茅「ほうほう」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「何度も遠征して、結局エルサレムは奪回できなかった、と」


茅「ええーっ、負けたの? 意味ないじゃん」


理緒「まあまあ。ここの面白いところは……」


ピンポーン


理緒「あ、ごめん。待ってて」


ガチャ


早苗「こんにちは~」


理緒「あ、管理人さん。どうしました?」

早苗「久しぶりにみんなにお話を聞いて回ってるの~。理緒ちゃん、何か最近困ったこととかない?」


理緒「んー……いえ、特には……」


早苗(理緒ちゃんはやっぱり私のこと頼ってくれないわね~)

早苗「そう……あら? 茅ちゃんもいたのね」


茅「うっす早苗ちゃん!」


早苗「茅ちゃんは何か困ったこととか、ない?」


茅「それならテストがムズくてさー……夏休み前に少しでも勉強しとこうと思ってるんだけど」


早苗「あら~。だったら私にも聞きに来ていいわよ~。こう見えて私頭はいいから~」


茅「うっそ!」


理緒「ほんとみたいだよ。学生時代ほとんど勉強してばっかだったって」


早苗「そうなのよ~。昔は学生は勉強してなんぼだと思ってたから~」


茅「想像つかないわ……」


早苗「うふふ~。それじゃ、理緒ちゃんでも教えられないところは私が教えるから、いつでも来てね~」


茅「おー、頼りにしてるよ早苗ちゃん!」


バタン


理緒「……さ、続けよっか」


茅「おー!」

ピンポーン


渚「はい……」ガチャッ


早苗「どうも~、渚ちゃん」


渚「あ、管理人さん。どうしました?」


早苗「たまにやってるんだけどね~、住人のみんなに私が直接悩みを聞いて回ってるのよ~」

早苗「渚ちゃんは初めてよね~。何か悩みごととかあるかしら~?」


渚「悩み……。……あの、上がってもらっていいですか」


早苗「ええ。失礼するわね~」


渚「えと……あの……」モジモジ


早苗「言いにくいことなら無理に今言わなくてもいいのよ~。いつでも相談になら乗るから~」


渚「いえ、言います。自分から相談はもっとハードル高いし……」

渚「すー……はー……」


早苗「……」ニコニコ


渚「こ、恋の悩みだと思うんですけどっ!」


早苗「だと思う?」


渚「えっと、あの。き、キスをしたくてたまらない人がいるんです。女の人で……でも同性だし、キスとかハードル高いし……」

渚「それに、キスしたいだけで……好きとか嫌いとかは分からないんです」


早苗「そうねえ……それなら私より適任の子がいるわよ~」


渚「え……?」


早苗「うちの住人の桃山真央ちゃん。あの子ならそういうことに詳しいと思うわ~」

早苗「恥ずかしながら私恋愛の経験がなくて……」テレテレ


渚「……じゃあ、桃山さんに相談してみます」


早苗「ええ、それがいいわ~。悩みを聞きに来たのに役に立てなくてごめんなさいね~」


渚「いえ、そんな。私、桃山さんがそういうことに詳しいって知らなかったし、それだけでも助かります」


早苗「あ、そうだわ~。ついでに真央ちゃんの悩みも私聞きに行くわね~」


渚「はい。じゃあ行きましょう」

ピンポーン


真央「はいはーい」ガチャッ


早苗「こんちには~真央ちゃん」


真央「てんしさんキターーーーーー!!」


早苗「天使(あまつか)よ~。まったく、もう……」


真央「今日も一段と可愛いねえてんしさん」


早苗「も~。そうじゃなくて、いつもの悩み相談に来たのよ~」


真央「えー? てんしさんが天使コスしてくれないことが悩みかなあ。こんなにエロエロボディで女から見ても羨ましい体してんのにもったいない……」


早苗「それはだーめ。もう、悩みがないなら次行くわよ~?」


真央「んー……。特に悩みはないかな。いつもアパートの管理してくれてありがとね!」


早苗「うふふ。そう言われると嬉しいわ~。じゃあ私は次のところに行くけど……渚ちゃん」


渚「は、はい……」


真央「? 渚さんどうしたの?」


早苗「渚ちゃんが真央ちゃんに相談したいことがあるって~。じゃ、任せたわね~」バイバーイ


真央「ふむん……。ま、上がんなよ」


渚「お、おじゃまします……」

真央「で、相談ってのは?」


渚「えっと……あの……その……」モジモジ


真央「言いにくいのか。……ずばり恋の悩みと見た!」


渚「!」カアアッ


真央「しかしなあ。恋の悩みかあ……。具体的な話聞かせてくれる?」


渚「は、はい」

渚「その……き、キスしたい人がいるんです」


真央「飛ばすねえ。好きな人がいるとかじゃなくて?」


渚「好きかどうか分かんなくて……でも、キスはしたいんです」


真央「ふーん……」


渚「でも、相手が女の人で……」 


真央「女ぁ!!?」ガタッ


渚「ひっ」ビクッ


真央「あ、ご、ごめん……」ストン

真央「なるほどねえ……。てんしさんが真央を頼るわけだ」


渚「ま、まさか桃山さん同性愛者……とか?」


真央「んー。ちょっと違う。可愛い女の子を見るのが好きでさ、それが高じて百合作品をよく見るんだよ」


渚「ゆ、百合……?」


真央「簡単に言えば女の子同士の恋愛、かなあ」


渚「な、なるほど……」


真央「真央はね、そういう漫画とかたくさん持ってるんだ。正直漫画とリアルじゃ全然違うけど、他の人よりかは相談に乗れると思うから」

渚「じゃああの……女の子にキスしたいのって、どうしたらいいですか」


真央「ふむ。他の子にはキスしたくなる? 例えば……真央とか」


渚「いえ。それはない、です。桃山さんはいい人だけど、キスしたいとかはなくて……」


真央「ってことはだ。気になってるのはその人一人だけなんだよね?」


渚「はい」


真央「じゃあしちゃえ、って言うだけなら簡単だけど……。キスなんて簡単にできるものでもないしなあ」

真央「キスするだけなら、何かの罰ゲームにするとか、王様ゲームで指示されるとか? それなら遊びの結果で流せるし」


渚「た、確かに……」


真央「しかしなあ……そのゲームに持ち込むまでが難しい」ムムム

真央「あとはそうだなあ……いい雰囲気に持ち込んでマジでキスしちゃうとか」


渚「ま、マジで……」


真央「こっちはめちゃムズいけどね。漫画なら簡単にちゅっちゅーってするんだけどなあ」

真央「真央がアドバイスできるのはこんなとこだよ。……あ、よかったら漫画読んでみる? もしかしたら何かヒントになるかもだし」


渚「じゃあ、何冊か……」

真央「にしてもまさかこのアパートに女の子に興味ある人がいるなんてね」

真央(茅ちゃんは漫画読んでくれるし、二人目だよ)


渚「お、女の子に興味あるわけじゃ……それより桃山さんこそ自分は好きな女の子とかいないんですか」


真央「真央は可愛いものを見るのが好きなの! そこに混ざろうだなんて思わないよ!」プンプン


渚「そ、そうなんですか」

渚(よく分からないけど、ちゃんとした信念があるんだ)


真央「じゃあ、また悩んだら相談しに来てね。応援してるから」


渚「そう言ってもらえると頼もしいです」


真央「んじゃーね! 頑張ってね!」


渚「はい。失礼します」


バタン



安価↓以降自由イベント安価
誰がどうした、誰と誰がどうした、といったものを書き込んでください
コンマが高いものを優先的に採用し、キャラが上手いことバラけるようにこちらで調整して採用します

明日書き始めるまで募集

茅「真央ちゃーん」ドサドサッ


真央「あ、本持ってきたの?」


茅「うん。借りてるの全部読んじゃったから」


真央「なんか気になったのとかあった?」


茅「気になったの? そうだなあ……」

茅「『とにかく明るい記憶喪失』とか『ひまわりと瀬歌さん』とかは読んでてドキドキしたり笑ったりしたかな」

茅「『そのうちあなたになる』とか『聖母様がみてる』は……ドキドキっていうより、ハラハラしたり見ちゃいけないものを見てるみたいな気がしたよ」


真央「なるほどなるほど。茅ちゃんは楽しい作品の方が好きなわけだ」


茅「かなあ」


真央(ちゃくちゃくと茅ちゃんが染まっていく……)

真央「あ、そうだ。同性愛について話したいならてんしさんと渚さんとかいいかもよ?」


茅「早苗ちゃんと渚さん?」


真央「そ。あ、でもてんしさんは違うかも。恋したことないとか言ってたし……」


茅「渚さんは?」


真央「この間相談受けたんだ。だから真央の本もオススメの貸したりしてるの」


茅「へえ……」

茅(なら渚さんに話聞いてみようかな……)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ピンポーン


渚「はい」ガチャッ


茅「ども。相談したいことあるんだけど……上がってもいい?」


渚「はい……ど、どうぞ」


茅「失礼しまーす」


渚「で、えと……私に相談って?」


茅「えと……恥ずかしい話なんですけど、同性愛について聞きたくて」


理緒「……」


茅「うわぁっ!!? 理緒さん!?」


理緒「いや、ごめん……。立ち聞きする気はなかった。さっきまで澄野さんと歴史小説のおしゃべりしてて、今お手洗いを借りてたんだ」


茅「うぁー恥ずいー……////」

茅「こうなりゃ理緒さんにも聞くよ! 理緒さんは同性愛ってどう思う?」


理緒「え、いや……いいんじゃない?」

理緒(凪沙のこと好きだった手前、同性愛はありえないとかキモいとか思わないし)


茅「渚さんは!?」


渚「私も悪いこととは思わないけど……世間一般から見れば変かも……?」

渚(桃山さんから漫画を借りてる私は変とか思わなくなってきてるけど……)


茅「お、おお……!」

理緒「聞いてどうするの? 好きな女の人でもいるの?」


茅「いや、そうじゃないけど……。今まで女の子にも恋愛感情を何度か抱いたことがあってさ」

茅「学校の友達に聞いたら「気持ち悪い」って言われて、それなら一生黙ってようと思ってたんだよ」

茅「でも白百合荘のみんなは変じゃないって言うからさ……それならあたしも隠さないで女の子のこと好きになってみよっかなって」


理緒「勇気あるね。応援するよ」


渚「わ、私も応援しますっ。いい恋できるように頑張ってくださいね」


茅「うんっ!」

茅(聞いてよかった……。すごい心が軽くなった気分)

茅「それじゃあ聞くこと聞いたんであたしはこの辺で失礼します! お邪魔しました!」


バタン


ガチャッ


早苗「どうも~」


渚「今度は管理人さんですか……どうしました?」


早苗「これを渡しに来たのよ。はい、理緒ちゃんもどうぞ~」


渚「『ダンスレッスンのご案内』……?」


理緒「またなんか資格取ったんですか?」


早苗「そ。ダンス講師の資格……みたいな~?」

早苗「具体的にはね、夏祭りでダンスしようと思うのよ~」


理緒「ああ、そういう……」


渚「?」


理緒「ああ、澄野さんは初めてだもんね。説明するよ」

理緒「近くの神社で、毎年夏祭りをやるんだ。それでカラオケ大会ってのがあって、白百合荘からも毎年何人か出てるの」

理緒「去年は管理人さんが優勝。綺麗な歌声だったよ」


早苗「そうそう。それで、今年はみんなに協力して歌に踊りをつけようと思って~」


渚「む、無理無理! 無理です! 人の前で踊るなんて……!」


早苗「後ろの方で小さく踊るだけよ~。人も大して集まらないし、渚ちゃんも踊りましょ~?」


渚「ひ、人がいないならいいですけど……」


理緒「私も踊るから大丈夫だよ。管理人さん、レッスンお願いしますね」


早苗「任せて~。可愛くて踊りやすい振り付けを考えるから~」


理緒「管理人さんはぽわっとしてるけど、仕事は完璧だから。安心していいよ」コソコソ


渚「そうなんですか?」コソコソ


早苗「さー、頑張るわよ~!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ある日の夜ーー


渚(まずいまずい……夏休みになる前にいろいろ手掛けようと思って作業してたらこんな時間に……)


ガチャッ


渚(ええと、もう夜遅いしシャワー浴びて寝ようかな……)クツヌギヌギ


ガチャッ


渚「っ!?」

渚(誰!? へ、変質者!? なんで部屋に入ってーー)


理緒「…………」

理緒「……あれ」

理緒「……なんで澄野さんが……わたしのへやに……」


渚「え、東谷……さん?」


理緒「……ああ、そっか……なにかたのみに……きたの……?」


渚「いえ、あの……」


理緒「……でも、ごめん……今日はねむいから……あした……」フラッ


渚「あ、あぶないっ」ギュウッ


理緒「んぅ……すう……」


渚(お、お酒の匂いが……酔っ払って部屋間違っちゃったのかな……)

渚(鍵を勝手に開けて部屋に入るわけにも行かないし……私のお布団で寝かせてあげよう)

ぽふん


理緒「んー……くぅ……」


渚「……」ナデナテ

渚(こうしてると東谷さんの方が年下に思えてくるな……)

渚(……あ)

渚(今なら、キス、できそう……)


理緒「ん……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央『あとはそうだなあ……いい雰囲気に持ち込んでマジでキスしちゃうとか』


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚(ダメだ)ブンブン

渚(東谷さんとは、罰ゲームとかこっそり勝手にとか……そういうのでしたくない)

渚「おやすみなさい……」ボソッ

渚(私も寝よう……クッション並べてタオルケットかけるだけの簡易ベッドだけどね)


ごろん


渚「ふぁ……」

渚(おやすみ……なさい……)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「ぅ……」ガンガン

理緒(頭痛い……)


渚「あ、東谷さんおはようございます」


理緒「んぇ……? あ、あれ?」キョロキョロ


渚「昨日、東谷さんが部屋を間違えて入ってきたんですよ。東谷さん寝ちゃったので、そのまま寝てもらいました」ジャー

渚「はい、お水です」


理緒「ありがと……んっ」コクコク

理緒「……ふぅ、少し落ち着いたよ。ありがとね」

理緒「それじゃあ私は部屋に戻るから……」


ぐらっ


渚「っ!」ギュッ


理緒「す、すごい反射神経だね……」


渚「今のは体が勝手に……っていうか、そんな状態の東谷さんを帰らせられませんよ」


理緒「でも……」


渚「また「頼りたくない」とか言わないでくださいね。部屋で倒れられたら私が嫌なんですから」


理緒(最初に会ったころに比べて澄野さんがどんどん強情に……)


渚「二日酔いの対処法を知らないので……おかゆとか作ってみたんですけど、食べれますか?」


理緒「……ん、いただくよ」


渚「よかった。卵がゆにしてみたんです。あっついので気をつけてください」コトッ


理緒「ふー、ふー……あぐっ」


渚「ど、どうですか?」


理緒「……ん、美味しい。これなら全部食べられそう」モグモグ


渚(よかった……)


理緒「食べたら、また少し寝かせてもらってもいいかな……そしたら今度こそ部屋に戻っても大丈夫なくらいに回復すると思うから」


渚「分かりました。ゆっくり休んでくださいね」

渚「……あ、そうだ。少し外に出てきます」


バタン

理緒(東谷さん、いい子だな……)

理緒(凪沙とはまた違う……って失礼だな。また東谷さんに凪沙を重ねようとしてた)

理緒(……よし、決めた)

理緒「……ごちそうさま」


ガチャッ


渚「管理人さんにお薬もらってきました! これ飲んで寝てください」


理緒「……ありがと」ニコッ


渚「……」


理緒「んくっ」ゴクン

理緒「……。……あのさ、さっき考えてたんだ」


渚「は、はい」


理緒「……夏祭り、なんだけど……」

理緒「一緒に行こう……?」


渚「!」

渚(東谷さんから、頼み事……!)

渚「はい! ぜひ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「夏祭り? 行くけど……」


真央「一緒に回ろうよ! 真央一人だったらすぐ大人の人に迷子センターに連れてかれるんだもん!」


茅「わかった、いいよ。あたしが真央ちゃんの保護者になったげる」


真央「む、それもなんかやだな……」


茅「保護者じゃなくて友達?」


真央「それだ! 友達と回ってることにすればいいんだよ!」


茅「じゃあそれで行こっか」


真央「うん!」


七月も終わりに近づき、学生は次々と夏休みに突入していきます。

  女の子を好きになるのはおかしくないんだって。ちょっと自信が持てた七月。

顔が熱いのは、気温が上がったから? 東谷さんと夏祭りに行けるから?

  隣に同性愛の良き理解者。そんな心強い味方と一緒に夏祭りに行くことに。

少し高鳴る心臓。

  自然とほころぶ顔。

『七月の恋相談』

短いですが七月編はここまでです。
八月は一大イベントの夏祭りとなります。

そろそろどこかの組み合わせをくっつけて、エロにも入れたらと思います。
渚と理緒が今のところ一番仲良しなので八月中にくっつくかも。

どこかの組み合わせがくっついたら、その二人は出番を抑えめにして別の住人も出していきます。

では、八月編を少し書き溜めてきます。

夏祭り会場ーー


ガヤガヤ ガヤガヤ


早苗「盛り上がってるわね~」


渚「な、な、な……!」

渚「なんですかこの人の数! こんな中で踊るんですか!?」


早苗「そうよ~」


渚「うう……無理だ……無理ですもう……」


早苗「そ、そんなこと言わないで、ね? 一通り回って来たらきっと楽しくなって踊れると思うから~」アセアセ


カランカラン


理緒「管理人さん、どうしました?」


早苗「あ、理緒ちゃん……渚ちゃんが恥ずかしがっちゃって……」


理緒「澄野さん」トントン


渚「はい……」クルッ


理緒「とりあえず、出店見て回ろうよ。ステージ前に人いるか確認してさ、それで後になってダメそうだったらやめてもいいから」


渚「……」


理緒「……澄野さん?」


渚「え、あ……はい、そうですねっ」

渚(いつものポニテじゃなくて、後ろで髪をまとめてるからうなじが……! しかも浴衣すごい似合ってるし……)


理緒「じゃ、行こうか」ニコッ

真央「さー行こう!」


茅「おおー!」


真央「しかし夏祭り、いいなあ……」

真央「浴衣姿の可愛い子がたくさん……ほんと目の保養になるよ……」


茅「あはは、真央ちゃんはどこにいても真央ちゃんだね」


真央「もち! 真央から可愛いものを取ったら何も残んないよ!」


茅「……お! あれって……」


真央「りんご飴! 食べたい!」


茅「あたしも! おじちゃん、2つちょうだい!」


おじさん「あいよー!」


茅「ありがとー!」


真央「んまんま」ペロペロ


茅「さーどんどん楽しもう!」

亜利砂「……」キョロキョロ


理緒「あ、先生」


亜利砂「あら、理緒さん。来てたのね」


早苗「あら、お知り合い?」


亜利砂「……!」


理緒「はい。私の中学のときの担任で……」


亜利砂「神ヶ原亜利砂といいます」


早苗(かがはらありさ……?)

早苗「ご丁寧にどうも~。私は天使早苗です。理緒ちゃんの住んでるアパートの管理人です~」


理緒「先生は何を?」


亜利砂「え、ああ……うちの生徒が遊んでないか見回りよ」

亜利砂「中学生は19時までに帰らないとダメだからね。見つけたら帰らせるのよ」


理緒「先生って大変ですね……」


ステージが始まるまでのみんなの行動
誰がどうするといった安価でお願いします
安価↓から↓4程度

ちなみにお祭り関係のタイムテーブル
18:30 現在
19:00 中学生の門限
20:00 ステージ開始
20:50 ステージ終了、結果発表
21:00 花火大会開始
21:30 花火大会終了
22:00 夏祭り終了

花火大会を背景にすごくいい雰囲気の中、渚が理緒に告白する

おっと本当だ、見てなかったすいません

亜利砂がたまたま一人でいる真央を○学生と勘違いしてはよ帰れと指導、ガチ論争に
に変更で、無理なら安価下で

>>234
めっちゃいい安価なんですけど指定時間の範囲外なので>>237を採用します

茅「やばいやばいやばいっ」

茅「目離したらすぐ真央ちゃん消えちゃったよ、どこ行ったー?」

茅「早くしないと勘違いした大人の人に補導されちゃう……」


「真央は19だっつってんでしょー!!」


茅「そうそうこんな風に……」

茅(……本屋のときのデジャヴが)


「なんなのあんた! いきなりしゃしゃり出てきて帰れって!」


「私は教師です! 学生を見過ごすわけにはいきません!」


茅「ちょ……ちょっと通してくださーい」グイグイ

茅「真央ちゃーん」ヒョコッ


真央「茅ちゃん! こいつ真央のこと中学生だと思ってるんだけど!」


亜利砂「どう見ても子供でしょう! 早く帰らないと親が心配しますよ!」


真央「19だし! 子供じゃないもん!」


茅「……身分証は?」


真央「……こんなことになると思ってなかったから持ってきてない」


茅「……しゃーない。また取りに帰るか……」


早苗「あら~真央ちゃん、どうしたの~?」


真央「てんしさん!」


亜利砂「……早苗さんのお知り合いですか?」


早苗「ええ、この子もうちの住人よ~。子供じゃないわ~」


亜利砂「……ならいいですけど」


真央「はあ!? なにそれ! ちゃんと謝んなさいよ!」


茅「ち、ちょっと真央ちゃん落ち着いて……!」

亜利砂「……ごめんなさい。私の早とちりでした」ペコリ


真央「ふんっ」


茅「あー……」

茅(完全に不機嫌モードだ……)

茅「あ、真央ちゃん。巫女さん探しに行こうよ! ここ神社だし、可愛い巫女さんいるかもよ! ね?」


真央「……うん、行く」


茅「もうはぐれないように手繋ごっか」


真央「……うん」ギュッ


早苗「亜利砂さん、あまり決めてかかるのはよくないわよ~」


亜利砂「……うん、反省してる」


早苗「そうね~。私と見回りしますか~? 私この辺りの人に顔利くし、さっきみたいな間違いは減ると思うけど~」


亜利砂「お、お願いしてもいいですか。正直私一人だと不安で……」


早苗「決まりですね~。ステージがあるからそれまでだけど、一生懸命手伝います~」


亜利砂「はい、お願いします」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚(うう、人が多い……)

渚(まずい……人波で酔ってきちゃった……)クラッ


理緒「澄野さん、大丈夫?」


渚「だ、大丈夫で……」フラッ


理緒「おっと」ガシッ


渚「あ、あはは……ちょっとよろけちゃいました……」


理緒「んー……」

理緒「澄野さん、手繋ごうか。これなら倒れなくて済むし、はぐれたりもしないでいいからさ」


渚「うう、すみません……」ギュッ


理緒「行こっか。何か飲み物置いてる出店があればな」


渚(左手が熱い……あとほっぺたも赤くなってる気がする……)ドキドキ

渚(鼓動が早くなってるのが酔いのせいなのか手を繋いでるせいなのか分かんないよ……)


理緒(小さい手……力は弱いけど、離さないように指を絡めてきてる)

理緒(なんか……変な気分だ)ドキドキ

理緒「あっ。ドリンクありますだって。何飲む?」


渚「えと、スポーツドリンクとかあれば……」


理緒「じゃあこれ、お願いします」


店員「はいよ」


理緒「はい。これ飲んで一旦落ち着こう」


渚「はい……」

中学生's「!」


早苗「ぁ……」

早苗「ね、亜利砂さん。型抜きってやったことあるかしら~」


亜利砂「ええまあ……昔は上手かったですね」


早苗「そう? じゃああそこでやってみましょうよ~」


亜利砂「型抜き屋さんなんてあったんですね。……いいですよ、やりましょう」


早苗「……」ニコッ


中学生's「!」ペコペコ

おい早く帰るぞ 見つかる前にどっかから抜けろ
 そっちから出れば駅近いはず 走れ走れっ


亜利砂「あら……割れちゃった」


早苗「次は私もしますね~」

早苗「……」


ぱきっ


早苗「あら~……難しいですね~」


亜利砂「ですねえ……ってこんな場合じゃない! 見回りしないと!」


早苗「あんまり根を詰めすぎてもダメですよ~。適度に屋台も楽しみましょうね~」


亜利砂「そ、それもそうですね。屋台も少しくらいなら……」


早苗「そういうわけで次はヨーヨーすくいですよ~」


亜利砂「あ、待ってください! 早いですよー!」

ステージ前ーー


渚「……」


理緒「結構な数の椅子だね……」


渚「もう今から緊張で胃が……」キリキリ


理緒「よ、よしよーし」ナデナデ


渚「うう……無理ですよこんなところで……」


理緒「大丈夫だって。たくさん練習したじゃんか」


渚「そうですけど……」


理緒「んー……あ、そうだ」


渚「?」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


神社前ーー


真央「いない……」


茅(まあお祭りだしね……巫女さんは必要ないし)


真央「ちぇっ。つまんないのー」


茅「つ、つまんないかー」


真央「せっかく可愛い巫女さんが見れるかと思ったのにな」プクー


茅「じゃあさ、冒険でもしてみる? きっと楽しいよ」


真央「冒険?」

茅「神社の裏まで回ってみるの! なんか面白いものありそうじゃん!?」キラキラ


真央「おお! 面白そう!」


茅「レッツゴー!」


真央「おー!」


ガサガサ ガサガサ


真央「しかし神社でやるお祭りなのに、神社に参拝にくるような人はほとんどいないんだね」


茅「確かに……。あたしも今まで露店で食べ物買うしか知らなかったしなあ。神社の夏祭りなのに変なの」


ガサガサ ガサガサ


茅「ここが裏かな?」


真央「なんもないねー」


茅「そだね。でもさ……多分あっちだと思うんだけど」


真央「?」


茅「今日の花火大会。あっちの方で花火上げるんじゃなかったかな」


真央「おお! てことはここに来たら誰にも邪魔されずに花火が見れるかも!?」


茅「かもよ! すげー! テンション上がってきたー!」


真央「あとで見にこようね!」


茅「うん!」


ぴぴぴっ


茅「っと。セットしたアラームが鳴ったってことは……19:30か。そろそろステージに向かおうかな」


真央「おお、そうだった。今回は真央も歌うんだよ!」


茅「今回のカラオケ参戦はあたしと真央ちゃんと早苗ちゃんか」


真央「だね。負けないよ!」

ステージーー


司会「あーあー、マイクテストマイクテスト」

司会「ごほんっ」

司会「これより! ステージ発表のお時間です! はくしゅー!」


ワアアアアアアアッ!


司会「近くの大学や個人的な出場者を募り、今回は15組の参加者が集まりました!」

司会「採点はこちら、様々な年代の方を全部で10名集め、各発表ごとに採点していただきます。その平均点が得点となり、もっとも点の高かった参加者には商品が送られます!」

司会「代表の方に挨拶をしていただきましょう」


透「どうも……。遠州透です……。参加者の方たち、頑張ってくださいね……」


司会「物静かなクールビューティ遠州透さんでした! はくしゅ!」

司会「ではでは早速ステージに移りましょう! エントリーナンバー1! レイラ・リトルビーチ!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央「緊張してきた……」


茅「ドーンといけばいいんだよ! バックダンサーに渚さんも理緒さんもいるんだから!」


真央「そ、そか。二人は3ステージ全部でダンスするんだったね」


渚「はーっ、はーっ」


理緒「はい、澄野さん」


渚「は、ははははい。こ、これでなんとか……」


茅「お面?」


渚「か、顔を見られたら恥ずかしくなっちゃうので、お面をつけようと……」


茅「なるほどなるほど」


司会『では続いてエントリーナンバー6! 桃山真央さん!』


真央「い、行ってくるね!」


茅「おう! ダンサーの二人も頑張れ!」


安価↓真央が歌った歌(できれば可愛い歌で)
該当レスのコンマ2ケタが得点

真央「あいうぉんちゅー! あいにーぢゅー! あいらーびゅー! はあーとーの、おーく!」


渚(お、お面……苦しい……)フリフリ


\可愛いよー/ \頑張れー!/


真央「じゃーんじゃんあーふーれーるいとしーさーはー! へびーいーろーてーしょーん!」

真央「へびーいーろおていしょおおおんっ!」


ワアアアアアアアッ!


司会「可愛い歌声でしたねー。得点は……」


24点


透「可愛い……けど、歌はあまり……」


司会「厳しい! それでも可愛い歌をありがとうございました! はくしゅー!」


パチパチパチパチ……


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央「うう……完全にアガっちゃったよう……」


茅「まあまあ、あたしがカタキをとるよ!」


司会『じゃんじゃん行きましょう! エントリーナンバー9! 大岸茅さん!』


茅「うし! 行くぞー!」


安価↓茅が歌った歌
該当レスのコンマ2ケタが得点

茅「『ずーうっとまーえーかーらきみーが好きーでした』! おおう、せいいっぱいのおもいをぜんぶ、いますぐつたえたーいのー!」


理緒(すごい……歌上手い……)フリフリ


茅「おおう、はやくいかなきゃ! ちゃんといわなくちゃ! 誰かにうばわれちゃうまーえにー! ゆうきをだしてっ」


\ごーごー! ごーふぉーいっと!/


茅「明日こそきみをーさそえーるかなー」


\える! おー! ぶいいーわいおーゆー!/


茅「うぉうううぉーいぇえー!」


ワアアアアアアアッ


司会「ものすごい盛り上がりでしたが点数は……!?」


3点


透「……ほんとに恋してる……? 歌は上手いけど……心に……響かない……」


司会「辛口! でも観客はとても盛り上がってました! ありがとうございました! はくしゅー!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「だー! ちくしょー!」

茅「恋をしたらほんとに歌上手くなんのかよー……」


真央「さあ……」


渚「く、苦しい……」ゼハー


理緒「もう一曲。頑張ろう」


司会『大トリを飾るのは去年の優勝者! エントリーナンバー15! 天使早苗さん!』


早苗「はっ……はっ……! せ、セーフ……?」


理緒「ぎりぎりですけど……。何かありました?」


早苗「あのね……亜利砂さんとお店回ってたら楽しくなっちゃって……はあ……」

早苗「……ふう、よしっ」


茅「早苗ちゃん! あたしの分も頑張って!」


安価↓早苗が歌った歌
該当レスのコンマ2ケタが得点

早苗「そうーよっ やさしくとーもだーちーむかえる ようにーわらーうわー」


渚(す、すごい……ふわふわした歌声だ)フリフリ


早苗「きいっとーやくそくーよー♡」


\きょうこさん! 好きじゃー!/


早苗「不意に悲しみはやあーってくーるけーど 仲良くなーってみせーるわー」


亜利砂「!」テフリフリ

亜利砂(頑張れ天使さん!)


早苗「だあってーやくそくーよー♡」ニコッ


ワアアアアアアッッ


司会「アパートの管理人らしい選曲でした! 点数は!?」


25点


透「……一部の人は世代ドンピシャみたいだけど……よく分からなかった……」


司会「ジェネレーションギャップ! そこまで古い歌でもないはずだが厳しい!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


司会「さて、すべての発表が終わりいよいよ優勝者の発表です!」

司会「優勝は!」


安価↓コンマ2ケタ
100-25=75以上で天使早苗が優勝
74以下でレイラ・リトルビーチが優勝

(レイラの点数100-14=86点)


司会「エントリーナンバー1番! レイラ・リトルビーチさんです!」


レイラ「やったーっ!」


司会「86点というぶっちぎりの高得点での優勝、おめでとうございます! 優勝商品の商店街で使える割引券1万円分です!」


レイラ「いえーい!」


透「……おめでとう」


レイラ「ありがとー! 嬉しいからちゅーしちゃう! ちゅっ!」


透「……!」プシュー


司会「ステージは終わりますが、この後は花火大会があります! みなさん最後まで楽しんでください! 出場者のみなさん、ありがとうございましたー!」


ワアアアアアアアッ
パチパチパチパチ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「けっこう上手く歌えたと思ったのに~。厳しいわ~」


茅「あたしもそう思う! 今年の審査員厳しすぎだよ!」


渚「み、みなさんお疲れ様です……これ、飲み物買ってきたのでどうぞ」


真央「ありがとー」ゴクゴク


早苗「このあとはまたみんな別行動ね~」

早苗「茅ちゃんはまだ高校生だから、あまり遅くならないうちに帰ること。いいわね~?」


茅「うん、分かってる」


早苗「それじゃ、かいさ~んっ」


安価↓から↓4程度
花火大会開始~夏祭り終了までのみんなの行動
誰がどうするといった安価でお願いします

理緒、渚と出店を回っていたらレイラに「ダンスよかったよー!」話しかけられる。

お祭り関係のタイムテーブル張り直し
20:50 ステージ終了、結果発表←現在
21:00 花火大会開始
21:30 花火大会終了
22:00 夏祭り終了

花火をゆっくり眺めるんでもいいですし、出店巡り再開でもいいです
ただし、安価同士で矛盾が起きる行動の場合は高コンマのものを優先的に採用します

今のところは>>259を採用とします

茅サイドーー


茅「……」ズカズカ


透「……?」


茅「ちょっとあんた」ズイッ

茅「あの採点はなに? ふざけてんの?」


透「……ああ、さっき歌ってた……」


茅「3点ってなによ! あんな低い点数生まれて初めてとったわ!」


透「……さっきも言った。あなたの歌には気持ちが篭ってない……」

透「……あなたは、恋したこと……あるの?」


茅「ぐ……っ」


透「……恋したいと思いつつ……できもしない恋愛に憧れてる……」

透「……それじゃあ歌は上手くても……心に響かない……」


茅「こ、恋したからって歌が上手くなんのかよっ!」


透「……好きな人のことを思いながら歌う歌は……聞く人をドキドキさせる……」

透「……あなたの歌は盛り上がってたけど……それだけ。……観客ももうあなたの歌を忘れてると思う……」


茅「な……あ……!」


透「……ラブソングを歌うなら、恋してみるといい……。歌詞に込められた意味を……自分で理解することが大事……」


真央「茅ちゃーん……あ、いた」


茅「ま、真央ちゃん……」


透「……じゃ」クルッ


真央「茅ちゃん……」


茅「あはは……ボロクソ言われちゃったよ……」


真央「……行こう、茅ちゃん」


茅「行くって……どこに」


真央「出店。引きずっててもしょうがないし……楽しもう?」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「……」トボトボ


ドンッ


茅「あ……すみません」


通行人「気をつけてなー」テクテク


真央「……ふむ」

真央「……あー、茅さんや。ひとまずわたあめでも食べようか」


店員「わたあめかい? 1つ400円だよ」


真央「ほい。ありがとー」

真央「はい、茅ちゃん」ズイッ


茅「……いい。気分じゃない」


真央「そうか」モグモグ

真央「……あんま気にしない方がいいよ。真央は茅ちゃんの歌好きだし」


茅「でも……」


真央「でもじゃなくて! 点数低いだかなんだか知らないけどね、真央が! 茅ちゃんの歌を! 好きなの!」

真央「歌上手いし、歌ってるとき楽しそうだし……」

真央「歌ってる茅ちゃんのこと、真央は可愛いなって思ってるんだよ?」


茅「……そか」

茅「……うん、なんか元気出てきた!」


真央「おお! じゃあなんか食べに行こう! 茅ちゃんチョコ好きだったよね? チョコバナナとかどうかな」テクテク


茅「うん! チョコバナナ……って」


ガヤガヤ ガヤガヤ


茅「真央ちゃーん?」キョロキョロ

茅(またはぐれちゃった……)

茅(あ……まずい)ジワッ

茅(一人になったら、また悲しくなってきた……)

茅「真央ちゃーん……」ウロウロ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗サイドーー


亜利砂「お疲れ様でした、早苗さん」


早苗「亜利砂さん……負けちゃいました」アハハ


亜利砂「レイラさんがすごかっただけですよ。……多分」


早苗「ふふっ、私達結局ステージ何にも見れませんでしたね~。私の発表もギリギリ滑り込みでしたし~」


亜利砂「ええ。出店であんなに楽しめたの久しぶりです。おかげで時間が経つのが早くて」


早苗「それじゃあ……また二人で行きます?」


亜利砂「ええ、行きましょう」ニコッ


早苗「では、ご~♪」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚サイドーー


理緒「お疲れ様」ピトッ


渚「ひゃう!?」ビクッ

渚「あ、かき氷ですか……びっくりした」


理緒「頑張ったから、ご褒美」


渚「東谷さんこそ、お疲れ様です」


理緒「すごい、可愛く踊れてた。練習の成果が出てたよ」ナデナデ


渚「っ」ドキッ


タタタタッ


レイラ「見つけたー!」


渚「!?」ビクッ


レイラ「さっきステージで踊ってた人だよね! よかったよー!」


理緒「ん、ああ……どうも」


レイラ「可愛いダンスだったね! どこで覚えたの?」


理緒「管理人さん……あ、住んでるアパートの管理人さんが教えてくれた」


レイラ「へえ! すごいね、ちゃんと踊れてたよ! こうだっけ」フリッフリッ


理緒「おお」


レイラ「そいえば、もう一人のお面の子ってどこ?」フリフリ


渚「あ、わ、私です……」


レイラ「きみかー! きみもすごかったよー!」

レイラ「素敵なダンスをありがとうね! 楽しかったよ!」


渚「ど、どうも……」ペコリ


理緒「こっちこそ。レイラさんのステージ楽しかったよ」


レイラ「おお、名前を知ってもらえてるとは!」


理緒「優勝してたしね。名前は覚えてたよ」

レイラ「私はダンサーの二人の名前知らないなあ。歌ってる人しか名前紹介されてなかったし」


理緒「そうだね……私は東谷理緒。こっちは澄野渚さん。覚えた?」


レイラ「リオとナギサね! 覚えた!」

レイラ「今度はガッコウサイでダンスするから見に来てね! それか一緒に踊る?」


渚「む、無理です! 無理! 今日でさえ緊張しっぱなしだったのに学校祭なんて……」


レイラ「そかー、残念。でも機会があれば一緒に踊ろうね!」

レイラ「あ、ステージ楽しかったからちゅーしてあげる! ちゅっ」チュッ


理緒「んっ?」

理緒(ほっぺたか)


レイラ「じゃね!」


タタタタッ


渚「あ、東谷さん……! き、キス……!」


理緒「気にすることないよ。外国の人だし挨拶みたいなものだと思うから」


渚「そう、ですよね。挨拶ですよね」

渚(やば、い……胸が痛すぎる……)ズキズキズキ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅サイドーー


茅「真央ちゃーん……っ」

茅「真央ちゃん……どこ……?」


ガヤガヤ ガヤガヤ


茅「……真央ちゃーん!!」


がしっ


真央「……やっと見つけた」ギュッ


茅「真央……ちゃん……」


真央「……また悲しくなったの? よしよし」ナデナデ


茅「ううん……真央ちゃんが来たから悲しくないよ……」ギュウッ


真央「今度ははぐれないように手繋ごっか。ね?」


茅「……ぅん」コクッ


真央「よーし、じゃあチョコバナナ買って神社の裏に行こー!」オー!


茅「……っ」ドクン

茅(ああ……)

茅(あたし……真央ちゃんのこと……)ドクン ドクン

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗サイドーー


亜利砂「ここ、いいですねえ……」


早苗「ええ。会場を外れて少し坂道を上がっただけだけど、ここはあんまり人が来ないのよ~」


亜利砂「……そろそろ、花火が上がりますね」


早苗「そうね~」


亜利砂「それじゃあ……」スッ


早苗「ええ」スッ


パンッ ヒューーーーーー……


亜利砂「カラオケ大会お疲れ様でした」


早苗「見回りお疲れ様でした」


ドーーーンッ


亜利砂「乾杯」


早苗「ええ、乾杯」ニコッ


コツン


ヒューーーーーー……ドーーーンッ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚サイドーー


ドーン! パラパラパラ……


理緒「花火大会始まったみたいだね」


渚「は、はい」

渚(消えろ消えろ消えろっ! なんでこんなときまで胸が痛くなるの!?)ズキンズキン


理緒「……」

理緒「澄野さん、ちょっと抜けよう」グイッ


渚「え……」テッテッテッ…


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「どうしたの? さっきから辛そうにしてるけど」


渚「わかんない……です」

渚「さっき東谷さんがレイラさんにキスされてからずっと胸が痛くて……」


理緒「……」


渚「こ、こんなこと言われても困りますよねっ。戻って出店を回りましょう!」


理緒「澄野さん……」

理緒「……キス、しよう」


渚「……へ」


理緒「……もうハッキリさせよう。このままじゃ……ダメだ」

理緒(お花見から3ヶ月以上も澄野さんにモヤモヤさせっぱなし……)


渚「それはどういう……」


理緒「私はこれから澄野さんを「渚」って呼ぶから」

理緒(私も前に進まなきゃ。……もうこれ以上はゆっくりなんてできないよ)


渚「!」


理緒「私は今、渚と、キスしたい。凪沙じゃなくて、渚と。……意味、分かるよね」


渚「分かり……ます」

渚(なぎさって……音は同じなのに、私のことを呼んでるって分かる)


理緒(このキスで凪沙のことを思い出すようなら……私に渚を好きになる資格は無い)


渚(このキスで……今までの胸の痛みの原因が分かる気がする)

理緒「……なぎさ」ドキドキ


渚「……っ」ドキドキ


……ちゅっ

理緒「……は」プハ


渚「……っ」


ドクン ドクン


理緒「渚……私……」


渚「分か……った……」


理緒「渚のこと……!」

渚「私、理緒さんが……!」


理緒「好きだ……!!」
渚「好き……!!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅サイドーー


ドーーーンッ! パラパラパラ……


真央「たーまやー!」


茅「かーぎやー!」


真央「おお、茅ちゃん元気出てきたね! たーまやーー!!」


茅「真央ちゃん! ありがとーー!!」


真央「ぷはっ、なにそれ!? なんで急に真央にありがとうって言うの?」


茅「なんでもいいから叫びたい気分なのー!」

茅「遠州透の! ばかやろーーー!!!」

茅(なんだよなんだよ!)


真央「言ってやれ言ってやれ! 透のばかやろーーーーっ!!」


ドーーーンッ ドドーーーーンッ


茅(真央ちゃん可愛いくせにかっこいいじゃんか! 真央ちゃん……!)

茅「好きだーーーーーーーーっ!!!」


真央「おお!? またも突然だね!?」


茅「へへ、ツナマヨおにぎりが食べたすぎて愛を叫んじゃったよ」


真央「じゃあ真央も!」

真央「ハンバーグが好きだーーーーーっ!!」


ヒューーーーーー…… ドーーーン!

茅「……くっ」


真央「ふふっ」


茅「あははははは! 叫ぶとスッキリするね!」


真央「するする! もっと叫ぼう!」


茅「チョコレートが好きだーーーーーっ!!」


真央「オムライスが好きだーーーーーーーっっ!」


ドーーーン ドンッドーーーン


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央「はーー……」

真央「結構スッキリしたねー……そろそろ帰ろうか?」


茅「うん! あたしもスッキリした!」


真央「よーし、じゃあ一緒に帰ろう!」ギュッ


茅(て、手!?)ドキッ

茅(もうお祭りじゃないんだから手繋がなくてもいいのに……)ドキドキ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚サイドーー


ぎゅうっ


渚「私、ずっとこうしたかったんだと思います」

渚「理緒さんに、触れてほしかった」


理緒「私も……渚に触りたかった」

理緒「今までずっと昔の凪咲を重ねて見てたから、心が拒絶してたのかもしれない。……でも」

理緒「今……すごく幸せ」


渚「私もです……。胸が暖かくて……気持ちいいです」

渚(今なら分かる。会ってすぐいろいろしてくれた理緒さん……私、あのときにはもう惚れてたんだ)

渚(お花見の日にキスされて、無意識で自覚して……だから理緒さんがそっけなかったり他の人に取られそうだって思うと胸が痛んだんだ)


理緒「渚、帰ろう」ニコッ

理緒(一生懸命私のことを理解しようとしてくれて。渚はそんないい子なのに、私が逃げてただけだ)

理緒(渚のことをしっかりと見つめられることが……すごく嬉しい)


渚「……はいっ」ニコッ


ぎゅっ


てくてくてく……


♡安価↓から渚と理緒の初体験の内容を募集(セックス時のしてほしいプレイ募集)
コンマの高低は関係なく、安価の中から書けそうなものを採用します
エロシーンは地の文ありでいきます

前スレなら翌日までにはエロシーン書いて上げられたのに、今回全然筆が進みません…
もう少しで書き上げるのでお待ちください

私たちは浴衣の裾から指だけを出すようにして、ほんの少しだけ絡めるようにしながら手を繋いで帰りました。
堂々と手を繋いでいては、変な目で見られるかもしれないからです。
それめも、そのほんの少しだけ触れた指先から、理緒さんの熱が伝わってきます。
ときどき強く握ってみたり、指の腹で相手の手を撫でてみたり。
言葉数は少なくあれど、私たちは幸せでした。

そして幸いにも、人とほとんどすれ違うことなく白百合荘に辿り着くことができました。
名残り惜しいですが、そっと手を離します。

「それじゃあ……また明日」

理緒さんに別れの言葉を告げて、自宅の鍵穴に鍵を差し込みます。

「……やだ」

ぐい、と。
後ろへ強引に引っ張られました。
驚きに硬直した体ではなすすべもありません。
しかし、倒れるかと思いきや後頭部に柔らかな感触。
理緒さんの腕が肩から回り込み、私の胸の前で手を組みます。

背中全体がじわりと暖かくなり、理緒さんの匂いに包み込まれ、そこで私はやっと後ろから抱きしめられたことに気づきました。

「理緒……さん?」

「……今まで触れなかった分、もっと渚に触ってたい」

回された腕に力が込められ、そうすると一層理緒さんの甘い匂いが強くなります。

「じ、じゃあ……うち、来ますか?」

うなじに理緒さんの頭が擦れる感触。どうやら頷いたみたいです。
刺さりっぱなしの鍵を捻り、ドアを開けます。
下駄を玄関に脱ぎ捨て、まっすぐに部屋へと向かいました。

互いに正座で向かい合い、部屋の中央で見つめあいます。
右手に理緒さんの左手が乗っかり、やさしく手の甲を撫でてきました。

「ずっと、こうしたかった。……渚に、触れたかった」

なぎさ。
かつて理緒さんは私と同じ音の名を持つ女の子に恋をしていたと言いました。
でも、今理緒さんの口から発せられた「なぎさ」という音は間違いなく「渚」であり、つまりは私のことを呼んでいるということです。
お花見のときとは違い、耳に入る「なぎさ」という音が脳を揺さぶります。

「渚……もっと、触りたい」

理緒さんが腰を浮かせたかと思うと、今度は膝立ちで正面から抱きすくめてきました。
そのまま後頭部を抱えるようにすると、優しく撫でてきます。

「渚……なぎさ……っ」

「……っ」

突然首にキスを落とされ、ゾワリと鳥肌が立ってしまいます。

「び、びっくりしました……」

未だに首に顔を埋め続ける理緒さんの頭を撫でます。
すると、うっすらと汗ばんだうなじが目に入り、ちょっとした好奇心が沸き起こりました。

「……ちゅ」

私も首にキスを仕返してあげます。

「!」

びっくりして顔を上げる理緒さん。
目が合います。

「んっ……」

引き寄せられるように触れ合う唇。
それだけで、全身に熱が回るようです。

理緒さんは角度を変えて何度もキスしてきます。

「なぎさ、ちゅ……んっ、なぎさ、すき……っ」

これは、まずい流れな気がします。
このままでは襲われるような。そんな雰囲気。
嫌ではありませんが告白して当日に、なんて節操がなさすぎる気も。

「理緒さ……とまって、くださ……い」

「……なん、で……もっと渚に触りたいよ……」

肩を押すと案外簡単に止まってくれましたが、その顔は切なそうです。

「き、今日はもう寝ましょう? ね、お願いです」

しぶしぶ、といった感じで頷きます。
ほっと胸を撫で下ろし、ささっと布団を敷いてしまいます。
もちろんこの部屋には布団は一組しかありませんが、理緒さんとなら同衾しても構いません。

「ほら、お布団敷きましたから。お風呂入って寝ましょう」

理緒さんが自身の帯を緩め、浴衣を着崩します。

「……」

その姿が妙に艶っぽくて。私は知らず、理緒さんへと手を伸ばしていました。
じっとりとした肌に張り付いている下着。
そこに手が向かいかけます。

「渚……?」

声をかけられ、寸前で手が止まります。
止めておいて自分から触ろうとするなんて。自分の顔が熱くなるのが分かりました。

「あっ! ご、ごめんなさい、お風呂入りましょう! ね!」

ふっと笑う理緒さん。
その理緒さんの手が私の右手を掴んできます。

「いいよ、触っても」

手はいつの間にか理緒さんの胸に添えられていました。
小さいけれど、確かな柔らかさを下着の上からも感じます。

「り、理緒さ……っ」

手が止まりません。
手のひら全部で包み込むようにして胸を揉んでしまいます。
手の中でふにふにと形を変える乳房。

「……っ、あ……」

不意に、理緒さんの口から息が漏れます。
色っぽい声。ほんの少しの吐息でしたが、私の脳を揺さぶります。

「なぎ、さ……んっ……」

ゾクゾクと背中を駆け抜けるものがありました。
それが、私も理緒さんに触りたがっている欲望の現れだと気づくのに、大した時間は入りませんでした。

今度はもう止まりませんでした。
敷いてある布団に二人でなだれ込むと、浴衣を脱ぎもせずに体を触り合います。
私も浴衣を前だけはだけさせ、外気に肌を晒しました。

「渚、きれいだよ」

理緒さんの手が柔らかくお腹を撫で上げて、私は口を抑えて声を殺します。
肌に触れられている。それだけのことなのに鼓動が加速します。
触れられたところが熱を持って、わけが分からなくなります。

「ぁっ……んぅ……!」

3ヶ月以上も我慢すると、どうやら「触る」という行為だけで興奮することができるようです。
なんて冷静に考えてみますが、実際は余裕なんてありません。
頑張って触り返しますが、気持ちよくできてるのか不安です。
手だけでは足りない……。私はそう考え、首を伸ばしました。

「ちゅうぅ……」

「ひ、ぅ……! な、ぎさ、それ……! んぅっ!」

理緒さんの鎖骨のあたりにキスをします。
二度、三度。
すると、理緒さんからもまた甘い声が出始めました。
舐めたり、吸ったり。
どうやら理緒さんは吸われる方が好きなようです。
ちゅうっと吸うと、目を閉じる程に感じてくれるようでした。

「なぎさ、なぎさ……っ」

理緒さんからもキスが返ってきます。
首、胸元、へそ。
キスをしたりされたりすると、浴衣が邪魔になってきました。
どちらが言うでもなく、互いの浴衣を脱がせます。

とうとう下着姿。体中の血がドクドクと音を立てているような錯覚に陥るほどに興奮してしまいます。
この布さえ取り去ってしまえばどちらも裸。
理緒さんの背中に手を回し、ブラジャーのホックに手をかけると、私のブラジャーにも手が回されました。
ぷちっと小さな音が二つ重なり、ブラジャーが胸から少し浮きます。
そして、私たちは同時にブラジャーを外しました。
その下から現れたのはきれいな双丘。なだらかな膨らみの頂点には、小さなピンク色の突起も見えます。

「渚……」

「理緒……さん」

きゅっと抱き合うと、ピッタリと胸同士がくっつきます。

「すごい……ドキドキしてる」

「私も……してます」

「うん、伝わってくる。ドク、ドク……って」

余分な膨らみがないことに今は感謝しました。
理緒さんの鼓動が伝わってくる。それがたまらなく幸せです。

背中に回された腕が開放され、頭を撫でてきました。

「んぅ……」

あまりの気持ちよさと幸せに眠ってしまいそうになります。
なんとか反撃しようと、目の前の喉元に吸い付きました。
強めに吸ってみると、そこがうっすらと赤みを帯びます。

「なぎさ、さっきから吸いすぎ……んぁっ!」

こんどは首と肩との境目に吸い付きます。
口を離すと、今度はあまり赤くなっていません。
もう一度同じ箇所に。
……今度は上手くいきました。

「キスマークつけてるの……? なぎさ可愛いなあ……」

なでなで。
やはり撫でられるとトロンとして眠ってしまいそうになります。

「んー……ひゃっ!?」

うとうとしていると、今度は理緒さんが首に吸い付いてきました。
吸い上げられたあと、口が離れます。

「……これ、いいな。キスマークつけると私の渚って感じがする」

「理緒さんの……」

ドクドクと、心臓がまたも跳ねます。
「理緒さんの渚の証」首元につけられたので見えませんが、なぞると確かにそこにあるのが分かりました。
改めて私が理緒さんにつけたキスマークを見ると、言い知れぬ興奮が身を包みます。
理緒さんも、私のものである。その事実にクラクラしてしまいそうです。

「……ね、渚。もっとキスマークつけっこしようよ」

今度は腕を取られ、二の腕にキスマークをつけられます。
お返しにへその近くに印をつけると、次は太ももにつけられます。

「は、あ……! りお、さん……」

なんででしょう。
なんで性感帯と呼ばれる部位には触れてもいないのに私は達しそうになっているんでしょう。

「なぎさ……わたし、もう……っ」

目の前の理緒さんが辛そうな顔をしています。
キスをしてやると、理緒さんの体がぶるりと震えました。

「なぎさ、なぎさっ……もっとして? キス、して……んうぅっ」

「ちゅ、ん……ちゅう……!」

体の中から熱が溢れます。

「は、あ……イきます……もうっ……」

「私も、イきそう……なぎさ、なぎさぁっ」

必死に互いの体を抱きしめ合い、求め合います。
そして、また唇をくっつけた瞬間。

「ん、んうう……っ!!」

「なぎしゃ……んうっ、んんん……!」

目の前が真っ白になるかのような絶頂が私を襲いました。
震える体をくっつけて、長い絶頂に浸ります。

やがて私たちは体の緊張を解き、ゆったりとした空気に身を任せました。

「なぎさ……なぎさ、好きだよ……」

恋人との甘い時間。
理緒さんは過去のなぎさなる人物を振り払い、今は私だけを見てくれています。
音は同じでも、それが誰に向けての言葉なのか。今の私には分かります。

「理緒さん……私も、理緒さんのことが大好きです……」

ある夏の夜。
熱帯夜にも関わらず、私たちはくっついたまま眠りに落ちました。

なでなで


渚「ん……」モゾ


理緒「あ、おはよう」ナデナデ


渚「おはようございます……」クシクシ


理緒「渚、おいで」


渚「ん……」ポフン


ぎゅうっ


渚(あったかい……)


理緒「好きな人に触れるって、幸せだね」ナデナデ


渚「はい。すごく……」


理緒「……渚、これからもよろしくね」


渚「はい」


理緒「これから頑張って渚に頼れるようになるから……」


渚「頑張らなくていいんですよ。……ゆっくりでいいんです」


理緒「……そうだね。私たちはゆっくりでいいんだ」


渚「はい。そうです」


理緒「……んっ」チュッ


渚「んっ……ふふ」ニコッ


理緒「大好きだよ、渚」


渚「私もです……理緒さん」


渚と理緒編『なぎさという音』 完

真央(変だ……)

真央(夏祭りが終わってから茅ちゃんが本を見に来なくなった)

真央(貸してた本は返ってきたけど……それっきり)

真央(部屋に来るどころか、外でもすれ違わないし)

真央(……まさか)

真央(……いや、まさかね。とりあえず茅ちゃんの部屋に行ってみよう。遊びに来たよーって)ガチャッ


てくてく


真央「……」ドクン ドクン


ぴんぽーん


真央「……」

真央(出ない……?)


ぴんぽーん


真央(まさか……)


ぴんぽーん


真央「茅ちゃーん?」


早苗「……」テクテク


真央「あ、てんしさん!」


早苗「あ、あら、真央ちゃん」


真央「ねえ、最近茅ちゃん見ないんだけど大丈夫? 風邪とか引いてるの?」


早苗「……あのね真央ちゃん。落ち着いて聞いてくれる?」


真央「ん? うん……」

早苗「まず……部屋を見てもらうわね」ガチャッ


真央「……え」

真央「何もない……けど。なに、これ? 茅ちゃんは?」


早苗「茅ちゃんはね、ご実家に帰られたわ」


真央「……は?」

真央「な、なに? どういうこと? なんで? 真央聞いてないよ……?」


早苗「茅ちゃんがね、真央ちゃんには黙ってて……って」

早苗「でも、バレちゃったものね。全部話すわ」


真央「うん……」


早苗「最近茅ちゃんが同性愛の漫画を持ってたのは知ってるわよね」


真央「そりゃ……貸したの真央だし」


早苗「それがね、ご両親に見つかったのよ。夏休みに入って、突然茅ちゃんを訪ねて来たの。『夏休みだからって怠けてないかー』って」

早苗「最初こそ楽しく家族で過ごしてたんだけど……茅ちゃん自身が買った同性愛の本が見つかったのよ。「同性を好きになること」っていうタイトルで、すぐにそういう本だって分かったみたい」

早苗「そしたらあとは芋づるで……真央ちゃんの貸した本が見つかって、茅ちゃんは全部正直に話したらしいの」


茅『あたしは女の子のことを好きになることがおかしいなんて思わない』


早苗「って。そしたらご両親が怒っちゃってね。そんな子に育てた覚えはないだの、精神科に連れて行きましょうだのって話になっちゃって」

早苗「それで親には逆らえずに、実家に戻ることになったって。ご両親が家で監視するらしいわ」


真央「なにさ……それ。真央のせいじゃん……真央があんな漫画貸したから……精神科……って」


早苗「真央ちゃんに正直に話したら自分のせいだって思い込むから黙っててって言われたのよ。茅ちゃんを責めないであげて……ね?」


真央「……こ」


早苗「え?」


真央「どこ、茅ちゃんの家……」


早苗「えっと……」


真央「真央のせいで家族と喧嘩したんでしょ? そんなの……そんなの……!」


早苗「落ち着いて、真央ちゃん」

早苗「……もう、どうしようもないの。茅ちゃんはここにはいないし、私にも茅ちゃんのご実家の場所は分からないのよ」


真央「……」

真央「なんで……」ポロッ

真央「なんで何も言わないで行っちゃうんだよぉ……!」ポロポロ


触れてほしい人に触れてもらえる。触れたい人に触れる。それだけのことが幸せ。

  話したい人と話せない。一緒にいたい人がそばにいない。こんなに辛いことがあるなんて。

私と理緒さんの話はこれで一段落。

  あたしと真央ちゃんの話は……きっともう終わる。

幸せの絶頂。

  不幸のどん底。

『八月の夏祭り』

八月終了となります。
突然の茅の引っ越し申し訳ありません。後出しになりますが、たまにこういった確定イベントを起こしていこうと思います。
メタいですが、こういったイベントがないとストーリーの盛り上がりに欠けそうなので…。

ここからは渚と理緒は準主役程度の出番となり、新たに別の住人が登場します。

条件さえ整えば渚たちもまたセックスする可能性があります。
条件が整わなくても書きたくなったらどこかのタイミングで特別編として書きます。

九月からは秋編です。今回はキャラ募集が3回あると思います。

茅と真央が引き合うことを重点的に、新しい住人たちにも行動を起こしてもらいたいと思っています。

今から病院の診察なので、診察が終わり次第キャラ募集を始めていきます。


すばらしい……

くれぐれも無理はせんようになー

勝手に登場人物まとめちゃうね
大きなお世話だったらゴメンね

>>5
理緒>>26
早苗>>78
亜里砂>>133
>>151
真央>>170
レイラ>>173
>>175

おお、まさかの展開
しかし幸せな結末は保証されてるみたいで安心したよ、今後が楽しみ

>>302
お尻にできものができて痛かっただけなので病気とかではないですよ
粉瘤とかいうやつだそうです

>>304
まとめありがとうございます
ついでなので、まとめを使って現在の状況説明をします

澄野渚>>5
白百合荘1号室の住人。お花見の日に突然理緒にキスされた後、紆余曲折を経て夏祭りで理緒とカップルになった。

東谷理緒>>26
白百合荘2号室の住人。かつて凪沙という女の子に恋をしていたが、吹っ切って渚への恋を自覚。夏祭りで渚とカップルになった。

天使早苗>>78
白百合荘の管理人。みんなの相談にのったりなど、住人の良き理解者。夏祭りで亜利砂と気が合ったらしい。

神ヶ原亜利砂>>133
理緒の中学時代の担任。昔女の子に恋をしたことがあるらしい。最近は早苗と仲がいい。

大岸茅>>151
白百合荘の住人。同性愛を自覚し、関連の本を自分で集めるなどしていた。しかしそれを親に見つかり現在実家で軟禁されている。真央のことが好きな様子。

桃山真央>>170
白百合荘の住人。可愛いものが大好きで、可愛いキャラクターが出てくるために百合漫画などを集めている。それを茅や渚に貸し出し、知らずのうちに白百合荘の百合度を上げている。

レイラ・リトルビーチ>>173
夏祭りのステージで優勝。ダンスの心得があり、次はどこかの学校の学祭に出るらしい。テンションが上がると誰かれ構わずキスする。

遠州透>>175
夏祭りのステージの採点係。ストレートに感想を言ったために茅には嫌われている。レイラにキスされて真っ赤になっていた。

では新たな住人を募集します

テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【入居理由】
【備考】

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、コンマを使用しての投票になります

【名前】琴崎 綾子
【年齢】23歳
【職業】水泳選手
【容姿】茶髪のショート、整った体に高身長、Dカップ。
【性格】明るく前向き。体と服装には結構気を使う
【好きなこと、もの】泳ぐこと、温泉、着物、資格勉強
【入居理由】練習場のプールに近かったから
【備考】
・最近、タイムが伸び悩みがちで悩んでいる。(胸の大きさのせいにはしない)
・頭も良く、引退後のことも考えて有用な資格を習得中
・恋愛というものに憧れを持っていて、あまり分け隔てはない。

【名前】尼原 久々利(あまはら くくり)
【年齢】24歳
【職業】私立探偵
【容姿】ダークブラウンのセミロングで瞳の色は蒼。グラマーな体つきで『大人の色気』を体現したかの人物。鹿撃ち帽を愛用している。
【性格】 普段は落ち着いた物腰の淑女だが、根っからのミステリーマニア。人生の目標を『ホームズのような探偵』としており、『引き受けた仕事は必ず果たす』を信条としている。
【好きなこと、もの】
 ミステリー小説、イギリス旅行、ワインとチーズ、糠漬け作り
【入居理由】
 家を追い出されて路頭に迷っていた所を早苗に拾われた。
【備考】
 気立てがよく家事全般に精通しているが、酒癖が悪い上に酔うとホームズが如何に素晴らしいかを延々と語ってくる残念美人。
 酒癖の悪さが災いし結婚相手もおらずついに実家を追い出された所を大学の先輩であった早苗に偶然拾われた。
 一応事務所(自室)を建てているがお客は一人もおらず、殆ど早苗に養ってもらってる状態。家事手伝いや管理仕事のお手伝いを家賃や飯代にしている。
 その為早苗には頭が上がらない。

1、綾子
2、久々利
3、ソフィー

↓から投票レスのコンマの合計が最速で200に到達したキャラを新住人として採用
20分経っても誰も到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラを採用

ところで質問
キャラメイクが間に合わなかったんだけど、残り2回あるというキャラメイクはどのタイミングでやるの?
この後?それとも後日?

そういえば前スレでは大丈夫だったがこのスレは落選キャラのリサイクルって大丈夫?

1かな

うーん、1で

>>315
もう一人はこの後で、さらにもう一人は九月編が始まったら確定イベントで登場する予定です
ですので、3人目のみ後日(多分明日の朝から昼)となります

>>316
アリですが、前スレでは安価によるリサイクルはほとんど採用されなかったところを見るにリサイクル採用は難しいと思われます
言い方が悪いですが、投票されなかった=魅力を感じなかったとも取れるので、単純なリサイクルではなくどこかに改変を入れて貼り直すといいかもしれません

(前スレの話を持ち出して恐縮ですが、カトレアはリサイクルの度に安価で指定されているだけで採用されませんでした。しかしミュリエルは設定の貼り直しによって採用されました。安価による指定ではなく、設定を丸まんまコピペでもいいので貼り直した方がちゃんと設定を見てもらえるかもしれません)

新住人1人目は琴崎綾子となりました
設定は>>309を参照

もう一人新たな住人を募集します

テンプレート↓
【名前】
【年齢】
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【入居理由】
【備考】

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったら、久々利、ソフィーを交えてコンマを使用しての投票になります

【名前】沖上 要(おきがみ かなめ)
【年齢】24歳
【職業】会社員(キャリアウーマンと呼ぶに相応しい働きぶり)

【容姿】身長170㎝ほど。ヅカ系の端正な顔立ちをしている。茶色みがかったショートカット。胸は結構あるが、スーツを着ていると目立たない。細身。

【性格】生粋のビアン。女子校の王子様的存在。優しく、人当たりがいい。他人の心配ばかりしている。

【好きなこと、もの】女の子、酒類、サラダ類

【入居理由】会社に入った時に入居したが、思いの外可愛い子が集まってきたのでそのまま暮らしている。本当ならイイトコのマンションで暮らすことも全く問題ないくらいには稼いでいる。

【備考】
 可愛い女の子を見るとすぐ口説く。といっても、誰かから奪うことはしない。その子が幸せならばそれでいい、というスタンスである。しかし、奪う気は無くとも彼女がいようがいまいが可愛い子は愛でてしまうので、修羅場にも何度も遭遇している。
 老若男女問わず優しく、人当たりがいいという所にやましい気持ちは全くなく、心の底からの優しさである。
 自分の弱さを見せることを極度に嫌っている。口説いたり、何人もの女の子と付き合ったりしてきたのは事実だが
どこか自分に近寄らせないような、他人と距離を置いているようなところがある。
 父子家庭で育った。稼ぎは良くなかったが、とても優しく、いつも心配してくれた。父は20歳ごろに他界した。要の優しさは、父に似たと思われる。ただ、どうしても家では一人になってしまうことが多く、心の中では常に孤独感を抱えていた。

【名前】サラ・ミナヅキ(水無月)
【年齢】16
【職業】高校生
【容姿】モデルと言っても違和感のない、スラリと背の高いグラマラスな体格
綺麗なプラチナブロンドのロングヘアー、瞳の色は透き通るような青
【性格】「母性」という言葉が服を着て歩いているかのような、慈愛に満ち溢れた性格
落ち込んでいる人がいると、優しく抱き締めて慰めずにはいられない(昔ママがよくやってくれたらしく、その影響らしい)
他者を甘えさせるのが得意だが、自分も誰か芯の強い人に甘えたいという願望を持っている
【好きなこと、もの】笑顔、読書(主に恋愛小説)、料理(得意レシピはママのお手製シチュー)
【入居理由】転校先の学校が近い
【備考】イギリスからやってきた交換留学生
母親が日本人で子供の頃からずっと日本に憧れていたので、日本語は問題なく話せる
昔から悲しいことがある度に母親に優しく抱き締められていたので、ハグ等のスキンシップに抵抗感がない

【名前】久家 瑞乃(くげ みずの)
【年齢】17
【職業】高校二年生(誰かの同級生になるかな?)
【容姿】・赤っぽいロングのツインテール
・身長は160センチくらい
・若干猫目で、常にしかめっ面?睨んでいる感じ?
・胸はB~Cくらい
・かるい
【性格】・ツンデレのデレを抜いたような性格
・裏表がない
・良くも悪くも正直で、思ったことをすぐ口に出す
・お節介焼きな部分がある
・健啖(だが太らない)
【好きなこと、もの】◯こと……買い食い
◯もの……家族、猫、他人の作った料理、柔らかいもの、ふかふかしたもの
◯苦手なこと、もの……虫、裁縫、泳ぐこと、冗談
【入居理由】学校が近い
【備考】・「嫌い」「無理」など、年上だろうと思ったことははっきりと言うタイプなので、友達はあまり多くない
・「ありがとう」などの感謝の言葉、「大丈夫?」などの気にかける言葉もはっきりと言うので、仲が良い子や教師からの評判は良い
・言いたいことは言う、というのは小学生の頃、親友と喧嘩をして、謝れないままその子を事故で失ってしまったことに由来している
・男子から結構モテるがバッサリと断っている。理由は「私は別に好きじゃないから」
・弟と妹が何人かいるが、その子らには甘い
・ありとあらゆることがそれなりに出来てしまうのだが、裁縫と泳ぐことはてんで駄目
・能力は高いが、それを自慢したりはしない
・他人を見た目などで辱めたりするのは大嫌い
・自分で料理は作れるのだが、誰かが作った料理の方が好きらしい。理由は「他人の料理は自分では作れないから」

1、久々利
2、ソフィー
3、要
4、サラ
5、瑞乃

↓から投票レスのコンマの合計が最速で200に到達したキャラを新住人として採用
20分経っても誰も到達しなかった場合、その時点での最高コンマキャラを採用

5

なんか理緒と早苗除いて白百合荘ティーンしかいない気がするので3

3かな

新住人2人目はサラ・ミナヅキとなりました
設定は>>328を参照

次いでコンマの大きかった沖上要も展開上登場可能なら登場させます
設定は>>327を参照

新住人が決まったので、明日から九月編をやっていきます

それと、展開に組み込むかは分かりませんが、見てみたい展開や絡みなどあれば書いていってください
参考にしつつこれからの進行に役立てたいと思います

綾子(もう9月か……。昨日白百合荘のみんなでやった花火大会面白かったなあ)

綾子(……茅はいなかったし、真央も悲しそうだったけどね。その分渚と理緒が楽しそうだったからいいか)

綾子(私も大会に向けて頑張りますかー)ノビー


ガチャッ


???「あ、おはようございます」ペコリ


綾子「おはよ、サラ」


サラ「綾子さんはこれからまた練習ですか?」


綾子「そ。再来週に大きな大会があるから、それに向けて調整中」


サラ「わあ、頑張ってくださいね。応援に行きますから」


綾子「うん。今度こそはどっかの種目で表彰台乗りたいよ」

綾子「……で、サラは今日から学校だっけか」


サラ「はい。日本の学校楽しみです」


綾子「サラなら上手くやれると思うよ。先月来たばっかりなのにもうここのみんなと打ち解けてるし、サラいい子だし」


サラ「はいっ。楽しんできますね。では行ってきます!」


綾子「行ってらっしゃい!」

綾子「……よし、私も練習場向かうか」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


てくてく


綾子「お」バッタリ


サラ「あ」バッタリ


綾子「あれ、高校ってすぐそこ?」


サラ「はい……。綾子さんの練習場は……」


綾子「そっち。あの角のとこにある」


サラ「近いんですね……」


綾子「だね。一緒に帰ろうか」


サラ「はい」


てくてく


綾子「学校はどうだった?」


サラ「そうですね……とても楽しかったですよ。ただびっくりしたのは、いきなり告白されてしまったことですね」


綾子「告白されたの!?」


サラ「もちろんお断りしましたが……日本人にもあのような方がいるのですね」


綾子「あのような……って、どんなだったの?」


サラ「ブロンドヘアの方で、女性慣れしていそうな方でした」

サラ「日本の男性はみんな黒髪でサムライのような方たちだと思っていたので、少しびっくりしてしまいました」


綾子「そういうのはロクな男じゃないからフって正解」


サラ「ですよね。ワタシ、ああいう方は苦手です」

綾子「あとは何かあった?」


サラ「あとはそうですね……みなさん外国のお話を聞きたがりましたね。イギリス出身と言っているのにピザ好きなの? とも言われてしまいました」


綾子「イギリスとイタリア間違えてたってことか。私も昔同じだと思ってたなあ」


サラ「綾子さんはどうですか? 今日はなにかありました?」


綾子「変わらずだよ。タイムは縮まなかった」

綾子「まあこの時期までくるとタイムを縮める練習よりも、大会に目標を定めてコンディションを調整するメニューに移ってくからね」


サラ「そうなんですか……あら」


綾子「もう白百合荘か。喋ってるとあっという間……あれ?」


???「…………」


サラ「あの子、一人きりで白百合荘の前に立ってますけど……」テクテク


綾子「んー……ねえ、こんなとこで一人ぼっちでどうしたの?」


???「…………」


綾子「ここの知り合いに会いに来たとか?」


???「…………ぅ」フラッ


サラ「!」ダッ


がしっ


???「……」カクン


サラ「……気を失ってます」


綾子「んー……やばいかもね。見捨てる訳にもいかないし、私の部屋で寝かそうか」


サラ「はい」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


綾子「見た目子供だけど、なんでここに来たんだろうね」


サラ「早苗さんに聞けば分かるかもしれません。誰かの知り合いかも」

サラ「ワタシ、聞いてきますね」


ガチャッ バタン


???「…………」


綾子(気を失うような状態で知り合いに会いにくる……)

綾子(まさか家出してきた……とか?)

綾子(それなら家を出てから何も食べてなくて、ここの知り合いに匿ってもらいにきたけど、会う前に空腹で倒れたって筋は通るけど)

綾子(まあ、早苗に聞けば分かるか。誰の知り合いでもないなら救急車を呼んでちゃんと処置してもらわないとかもだし、用意だけはしとこうかな)


???「う……」ピク


綾子「あ、起きた?」


???「ここって……」キョロキョロ


綾子「私の部屋。んで、君は? なんでこんなところに?」


???「その……家を飛び出して外を歩き回ってたらこの辺りまで来ちゃって……」


綾子「家出……ってこと?」


???「……はい」


綾子「んー……そっか。あんまり他所の家庭の事情には突っ込みたくないけどしゃーない」

綾子「今日くらいはうちにいていいよ。行くあても他にないんだろうしね」


???「……助かります」


???のキャラ設定を募集します

テンプレート↓
【名前】
【年齢】(10~15歳で)
【職業】
【容姿】
【性格】
【好きなこと、もの】
【家出理由】(親との喧嘩、虐待、すでに天涯孤独、捨てられた。なんでもいいです)
【備考】

安価↓から3つほどでてくるまで
何個か集まったらコンマを使用しての投票になります

【名前】若宮 奏(わかみや かなで)
【年齢】12
【職業】中学生
【容姿】整った黒のセミロング。両親の厳しい教育の賜物で、この年にして既に「落ち着いた大人の女性」のような風格を漂わせている
今までずっと母親の選んだ地味目の服を着てきたのでお洒落には無頓着だったが、最近興味が湧き始めている
【性格】真面目で勤勉、物腰丁寧で誰にでも敬語を使う
曲がったことが許せないまっすぐな性格だが、最近は少々反抗期気味
【好きなこと、もの】勉強、ピアノ(しかし現在は嫌いになりかけている)、音楽鑑賞(特にクラシックに造詣が深い)、モンブラン
【家出理由】両親と喧嘩し衝動的に家出。なお両親は娘の初めての反抗に困惑しつつ、彼女の事を本気で心配している
(両親はスパルタだけどクズではなく、娘の事は心から愛している感じで)
【備考】音楽家の両親の元に生まれ、幼少期から音楽に囲まれて過ごす
自身もピアニストになることを期待されて厳しいレッスンを受け続けてきたが、ふと両親の言いなりになって生きている現状に疑問を持ち、激しい口論の末に衝動的に家を飛び出した
現在頭の中がぐちゃぐちゃになっていて、自分とは何なのか、これからどうしていけばいいのかわからなくなってしまっている

【名前】 朝倉 アスカ(あさくら ー)
【年齢】 11歳
【職業】 小学生
【容姿】 金髪碧眼のロングヘア、身長は中学生に見えるぐらいに高め、スラッとした印象を受けるが発育がよく胸はこの時点でcカップほど。
【性格】 おどおどとしていて自分に自信がない。
【好きなこと、もの】
 雪、音楽鑑賞(クラシック)、マトリョーシカ、ボルシチ
【家出理由】
 テストで悪い点数をとったことを叱られた。
【備考】
 ロシア人とのハーフ、身長が高いことがコンプレックスとなっており、自分に自信がない。また、日本語にも不慣れで所々片言で漢字が読めず、学力テストでは苦戦している。

>>352
すみません、大切なことを忘れてました
まだ間に合うなら、奏の胸は平坦でお願いします

1、奏
2、みゆり
3、篠
4、アスカ

↓からの投票レスのコンマ合計が200に到達したキャラを採用
人少なそうなので、時間制限は設けません

んー、3

1

家出少女は若宮奏となりました
設定は>>352を参照

ガチャッ


サラ「あの子、なんですけど」


早苗「あら~小さな子ね~」

早苗(あの子確か……)


???「……」ペコリ


綾子「んー……起きて早速で悪いんだけどさ、色々聞かせてもらえるかな」


???「はい」


サラ「ここの住人に、知り合いの方っていますか?」


???「……いえ。今はいないです」


早苗「二人とも、そんな怖い顔しちゃダメよ~」

早苗「ね、お名前教えてくれる?」ニコッ


???「奏……。若宮奏、です」


早苗「そう。奏ちゃんね~」

早苗(やっぱり……)


綾子「んーと、私が綾子で、こっちがサラ。こっちが早苗。よろしくね」


奏「よろしくお願いします」ペコリ


綾子「それで……本題」

綾子「……家出した理由を聞かせてくれる?」

奏「っ」ビク

奏「それは……あの……」


サラ「……」テクテク


ぎゅっ


奏「!」


サラ「言いたくなかったら、言わなくてもいいんですよ」

サラ「ゆっくり休んで、ワタシたちに言っても大丈夫だと思えたら言ってください」ポンポン

サラ「ワタシにも手伝えることがあれば手伝いますから」


奏「……はい」


早苗「……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「すぅ……すぅ……」


綾子(流れで私の部屋に泊まることになってしまった)

綾子「……ま、いっか」ボソッ

綾子(それよりも)


ガチャッ バタン


綾子(早苗に会わないと)


ぴんぽーん


早苗「は~い」ガチャッ


綾子「ねえ、奏のこと知ってるの? なんか気づいてたよね」


早苗「そうねえ……知ってるといえば知ってるわよ」


綾子「ハッキリしないなあ……」


早苗「……茅ちゃんを覚えてる?」


綾子「? うん。茅がどうかしたの?」


早苗「奏ちゃんね、茅ちゃんの知り合いなのよ」


綾子「え……」

綾子「な、なら真央に知らせて……」


早苗「それは……ダメよ」

早苗「奏ちゃんは今自分のことで精一杯だし、あんな小さな子をこんなことに巻き込めないわ」


綾子「それもそうだけど……」

早苗「真央ちゃんに茅ちゃんを会わせるにしても、まず奏ちゃんの問題が先」


綾子「……分かった」


早苗「サラちゃんなんかはいい子だし、きっと奏ちゃんの助けになるはずだから」


綾子「早苗は心当たりないの? 奏ちゃんの家出の理由」


早苗「そうねえ~。ここに来るのは茅ちゃんに会うときだけだったし、あまり直接話したことはないのよ~」

早苗「でもね、家出をするような子ではなかったはずなの。茅ちゃんとは対照的に、大人しさを突き詰めたような子だったから」


綾子「やっぱり何か理由があるってことだ。不良が家に帰らないってのとはわけが違うみたいだね」


早苗「奏ちゃんのご両親に連絡したいところだけど、私も奏ちゃんの自宅の電話番号を知ってるわけじゃないし……」


綾子「んー……やっぱまずは奏の問題を解決してあげないとなのかな」


安価↓から白百合荘の住人+茅、亜利砂、奏の行動
コンマが高いものを優先して採用
ただし、渚と理緒は優先度が下がります

外出と帰宅繰り返してるせいでIDころころ変わってすみません
また出かけてきます



早苗が自身から見た、奏が茅に会いにきた時の様子を語る



頑なに黙秘を続ける奏だったが、とうとう我慢の限界(お腹が鳴る)
何か作ってあげることに

早苗の部屋に遊びに来る亜利砂、そして亜利砂の姿をみて隠れる奏。

あの日以来塞ぎがちになっていた真央、偶然奏に遭遇
えらい気迫で茅の居場所を知らないか詰め寄り他の住民に止められる

サラが奏のために得意のシチューを持ってくる
行き倒れるほどお腹が空いていたためちょっと遠慮がちながらもおかわりまでもらう奏、美味しそうに食べてもらい笑顔のサラと見守る綾子

茅が真央に会えない辛さで枕を濡らし、いかに真央の存在が大きかったか実感する

>>372
>>373
>>374(部分採用)
>>375
>>376
を採用します

綾子「最後に茅に会いに来たときの様子とか覚えてない?」


早苗「うーん……」

早苗「夏休み中に会いに来たのが最後だと思うけど……そのときは笑顔だったし、何かあったとは思えないわね~」


綾子「てことはやっぱ……家族との問題かな」


早苗「だと思うけど……本人から聞かないことにはね~」


綾子「んー……だね。とりあえず私は部屋に戻るよ」


早苗「ええ。奏ちゃんのことよろしくね~」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


バタン


奏「あ、おかえりなさい……」


綾子「起きてたか。体調はどう?」


奏「体の方はなんとも……」グウウウウッ

奏「っ!///」バッ


綾子「お腹空いてるんだね。ちょっと待ってて……」


ガチャッ


サラ「失礼しまーす」


綾子「あ、サラ。どしたの?」


サラ「奏ちゃんお腹空いてるんじゃないかと思って、食事を持ってきたんです。ほら」ホカホカ


綾子「ナイスタイミング! 今ちょうど奏にご飯作ろうと思ったとこだったんだよ」


奏「……」グウウウウウウ


サラ「すごい音……ほら、シチューを持ってきたんですよ。食べてください」

奏「……いただきます」

奏「……んっ」パクッ

奏「……!」モグモグ ゴクン

奏「お、美味しい……!」


綾子「おー。好評みたいだよ」


サラ「お口にあってよかったです」ニコニコ


奏「あちっ。ふーふー……」


ぱくぱく もぐもぐ
ぱくぱく もぐもぐ


奏「……」カラン


綾子「あっという間に完食したねー。そんだけお腹空いてたんだ」


奏「あの……」ボソッ


サラ「はい?」


奏「お、おかわり……もらえませんか?」


サラ「もちろんいいですよ。今お部屋から持ってきますね」ニコッ


バタン


綾子「美味しかった?」


奏「……はい、とっても」


綾子「いいなあ。私もサラのシチュー食べたいよ」


バタン


サラ「持ってきましたよ。綾子さん、台所借りますね」


綾子「どうぞー……って鍋ごと持ってきたの?」


サラ「はい。せっかくなので綾子さんにも食べてもらおうと思って」ニコッ


綾子「まじで!? 食べたい食べたい!」


サラ「それじゃあ暖めますから、綾子さんは座って待っててください」


綾子「うん! あ、お皿はそこのやつ使っていいからね」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


綾子「いざ……!」


奏「改めて……」


サラ「いただきます」


綾子奏「いただきます!」


ぱくっ


綾子「……美味しい!」

綾子「なにこれ! 私の作るシチューなんかより全然美味しいじゃん!」ガツガツ


サラ「ふふ、ママ特製のレシピなんですよ」


綾子「何か特別なことしてるの?」


サラ「隠し味にバターを少し。それが効いてるのかもしれません」


奏(バター……なるほど)モグモグ


サラ「それと、愛情です♡ ……なーんて」テヘヘ


綾子「なんだよサラー! 可愛いなーもー!」ワシャワシャ


サラ「きゃっ! 髪ぐしゃぐしゃにしないでくださいよ?」


奏「……」ポロッ


綾子「ありゃ……」


サラ「どうしました? 大丈夫ですか?」ギュッ

奏「な、なんで涙が……」ポロポロ


綾子「んー……とりあえず今はサラに甘えときなよ」

綾子「大丈夫。ここには奏の敵はいないからさ」


サラ「はい。たくさん泣いてください。抱きしめててあげますからね」ナデナデ


奏「っ、ぅ……くっ……」グスッ

奏「うう……! ぐずっ、おかあさんっ、おとうさんごめんなさい……! えぐっ」

奏「ひっく……う……っ、ううう……!」


サラ「よしよし……」ポンポン


綾子(やっぱりご両親と何かあったんだな……どうしたものか)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


サラ「落ち着いた?」ナデナデ


奏「は、はい……すみません、服を汚してしまって……」


サラ「大丈夫ですよ。洗えばいいんですから」ナデナデ


綾子「ね、奏。今日のところはもう寝ようか?」

綾子「気づいたらもう9時近いしさ。今さら家にも帰れないでしょ?」


奏「はい。でも……」


綾子「でもはなし! こういうときは大人を頼っていいんだよ」


サラ「そうですよ。私たちは奏ちゃんのこと迷惑だなんて思いませんから」


綾子「そうそう。茅の友達なら私の友達も同義だからね!」


奏「……ふふっ」クスッ

奏「それじゃあお言葉に甘えて、今日は泊めさせてもらっていいですか?」


綾子「もちろん!」

綾子「布団はさっき寝てたの使っていいからね。うちはもう一組あるし、私はそれ出して寝るから」


奏「はい」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


綾子「で、なんでサラも寝てるのかな」


サラ「二人よりも三人で寝たほうが暖かいからですよ」


綾子「たしかに二人きりよりはいいかもだけどさ……さすがに狭くない?」


サラ「そうですか? 私はそうは思いませんよ」


奏「暖かい……です」


綾子「……二人がいいならいいか」ニコッ

綾子「それじゃ、おやすみなさい。明日のことは明日考えよー……ふあぁ……」


サラ「はい、おやすみなさい」


奏「お、おやすみなさい」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ピピピピ ピピピピ


綾子「ふあ……」グググ


奏「あ、おはようございます綾子さん」


サラ「おはようございます」ニコッ


綾子「二人とも早起きだねー……私スマホのアラーム7時半にセットしてるんだけどな……」


サラ「ワタシが7時に起きたときには奏ちゃんはもう……」


奏「いつも6時起きなので体が勝手に目覚めちゃったんです」


綾子「6時起きかー。えらいえらい」ナデナデ

綾子(子供すごい……髪がサラサラふわふわ……)ナデナデ


奏「あ、綾子さん。髪ぐしゃぐしゃになっちゃいます」


綾子「ごめんごめん」

綾子「んー……今日はどうしようか。今日は土曜日だから学校は休みなんだろうけど……」


サラ「ワタシは学校に来てくれと先生に言われてますし、綾子さんはまたトレーニングでしたっけ」


綾子「そうなんだよねえ……」


奏「……」


綾子「しゃーない。早苗に頼むか」


サラ「ですね。早苗さんなら一日中ここにいますし」


綾子「じゃ、朝飯食べたら頼みに行こうか」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


綾子「ってわけで奏を預かってもらいたいんだけど」


早苗「そういうことなら喜んで~」


綾子「だとさ。良かったね」


奏「はい」


サラ「それじゃあワタシたちは行きますね」


奏「はい、お気をつけて」


綾子「行ってきまーす」


サラ「行ってきます」


早苗「は~い、いってらっしゃ~い」


奏「行ってらっしゃい」ペコリ


早苗「それじゃ、部屋に行きましょうか~」


奏「はい」


ガチャッ バタン


奏「……あの」


早苗「なあに?」


奏「なんで皆さん私に何も聞かないんですか……?」


早苗「無理して聞くのも変よ~。言いたくないなら言わなくていいの」

早苗「確かに見たところ小学生か中学生だし、できることなら警察に相談して親を探さないとなんだけどね~」

早苗「奏ちゃんは茅ちゃんのお友達でしょう?」


奏「はい……」コクッ


早苗「なら、私たちも茅ちゃんの友達だもの。茅ちゃんの代わりになるかは分からないけど、私たちがここで守ってあげようかなって~」


奏「……お人好しばかりなんですね、ここの住人は」クスッ


早苗「そうよ~」フフッ

早苗「さて、それじゃあ……奏ちゃんは好きに過ごしてていいわよ~」

早苗「朝ごはんは食べてきたみたいだから、お散歩してきてもいいし。ただ、お昼ごはんまでには戻ってきてね~」


奏「はい。ありがとうございます」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


お昼ーー


奏(一人で公園遊びはつまらないな……いつもここに来るときは茅お姉ちゃんが遊んでくれたし)

奏(管理人さんのところに帰ろう……)テクテク


ガチャッ


真央「……」


奏(……? あれ、この人……茅お姉ちゃんの友達の人……だよね)

奏「おはようございます」ペコリ


真央「かな……で……ちゃん?」


奏「はい……」


ガッ!


奏「い……っ!」

奏(痛い……! なに……!?)


真央「茅ちゃんの友達……よね」


奏「そう……ですけど」


真央「茅ちゃんはどこ」


奏(なに……怖い……!)

奏「あ、あの……」フルフル


真央「答えてっ!!」


奏「ひっ!」


バタンッ!


早苗「奏ちゃん!?」タタタッ

早苗「ま、真央ちゃん駄目よ! 離してあげてっ」グイッ


真央「奏ちゃん……! 教えてよ……!!」


奏(真央さん、こんな人じゃなかったのに……)

奏「な、何があったんですか?」


早苗「茅ちゃんがいなくなってからずっとこんな調子なのよ……ごめんね」

早苗(どうしましょう……一番会ってほしくない二人が……)


奏「……茅お姉ちゃんに会いたいんですか?」


早苗「か、奏ちゃん?」


真央「……」コクッ


奏「……いいですよ」


真央「ほ、ほんとっ!?」


奏「私が二人を会わせない理由はありませんから。……ただ、茅お姉ちゃんは真央さんに会いたがってはいませんよ」


真央「それって……」


???「……」テクテク


早苗「あ、あら……」


奏「!」ビクッ

奏「ま、真央さん! 部屋に隠れさせてください!」


真央「え? あ、うん?」


ガチャッ バタン


???「どうも、早苗さん」


早苗「こんにちは~。亜利砂さん」ニコッ

早苗「今日はどうされたんですか? こんな昼から……」


亜利砂「うちのクラスの子がね、一人始業式に来なかったんです。たしかに一年に一人くらい、長期休み明けに来たくない子はいるんですけどね……」

亜利砂「その子の家から電話がかかってきて……家に帰ってないらしくて。それで、いろんな人に聞いてまわってるんです」

亜利砂「背は中学生にしては少し高いくらいで、髪は黒のセミロング。えーっとあとは……そうだ名前! 名前がですね」

亜利砂「若宮奏っていうんです」


早苗「!」


亜利砂「早苗さんはこの辺りの人に顔も効くからもしかしたらと思って……よかったら探してもらえませんか?」


早苗「ええ、子供が家出だなんて大変だものね。もちろん探します」ニコッ


亜利砂「お願いしますね」ペコリ

亜利砂「では、私は心当たりをいくつか探して来ますので!」タタタッ


早苗「は~い」バイバーイ

早苗(奏ちゃんの担任が亜利砂さんなのね~……。世間って狭いわね~)

真央の部屋ーー


真央「なにごと? とっさに部屋に入れちゃったけど……」


奏「担任の先生が来たので、つい……」


真央「ふーん……」

真央「ま、いいや。それで、真央のこと茅ちゃんに会わせてくれるの?」


奏「それは構いません。別に私は茅お姉ちゃんが真央さんと会っても困りませんから」

奏「茅お姉ちゃんが真央さんと会うのが嫌なのは、茅お姉ちゃんのお父さんお母さんだけです」


真央「お父さんお母さん……か」

真央「どんな人なの? 茅ちゃんの両親って」


奏「いい両親ですよ。茅お姉ちゃんがギャルっぽくなっても家族仲良く過ごせるくらいですし、家族仲はとてもいいです」

奏「ただ、同性愛には理解がないみたいですね。茅お姉ちゃんを家に帰らせたときなんてすごく怒ってましたから」


真央「……」


奏「……なので、茅お姉ちゃんに会っても何もできないと思います」


真央「……それでも、会いたいんだもん」


ガチャッ


早苗「奏ちゃん、先生は帰ったわよ」


奏「……はい」


早苗「……」

早苗「真央ちゃん、茅ちゃんの家は分かった?」


真央「んーん……今から奏ちゃんに教えてもらおうかと」

早苗「ねえ、奏ちゃん」


奏「はい」


早苗「確か……奏ちゃんは茅ちゃんと仲がいいだけじゃなくて、家もご近所だったわよね」


奏「はい。私の家からすぐです」


早苗「だったら、今茅ちゃんのところに真央ちゃんが行くのはマズイんじゃないかしら?」


真央「え……」


早苗「茅ちゃんなら『どうやって家の場所を知ったの』って聞いてくると思うの。真央ちゃんはなんて答える?」


真央「そりゃ、奏ちゃんに教えてもらったって……」


早苗「そうね。そうなると茅ちゃんのご両親もきっとそれを聞くことになるわ。そしたら……奏ちゃんの家に連絡がいくことになる」


真央「? それのなにがマズイの?」


早苗「奏ちゃん、今家出してるのよ」


奏「……」


真央「えっ……ほんと?」


奏「……」コクッ


早苗「奏ちゃんがなんで家出をしてるのかはわからないけど、それが解決するまでは……」


真央「……わかった。待つよ」


早苗「よかった」ホッ


真央「茅ちゃんには会いたいけど……そのせいで奏ちゃんが嫌な思いするのは違うし」


早苗「そうね。じゃ、奏ちゃん」


奏「っ」ビクッ


早苗「すぐに話せ、なんて言わないから。私たちが信用できるようになったら話してくれる?」


奏「……はい」コクン


安価↓から
・奏の現在の心境
・奏と仲良くなるための具体案
・真央が茅に会った際の展開、両親の説得方法
などを安価で募集します
その他の行動安価も募集します
基本的に高コンマ採用

これからは>>383のようにどれが採用した安価かを分かるようにしたいと思います

sageてた…
一週間も空いてしかもグダグダですみません

わーい、更新来てた!嬉しい!


安価は「奏、サラ・綾子らに少しずつ心を開き始め、この人達になら自分の事情を話してもいいかも…と思うが、どういう感じで切り出せばいいのかがわからない」で


更新楽しみしてたぜ

安価は奏が早苗に白百合荘の雑務(掃除とか)を手伝わせてほしいと提案する

奏の心境
ピアニストとしての生き方に疑問を持つ自分と、両親に生き方を強制されている茅を重ねて見ている

更新楽しみに待ってた

奏が学校に行ってないので白百合荘でも勉強できるよう中学生用問題集をいくつか買ってあげる。ただ強制はせずやるやらないは奏に任せ、解らない所は住民で教えてあげる

もう一週間経った。
……いや、まだたった一週間しか経ってないのか。

部屋の中、ベッドの上で膝を抱えて体育座り。
覚悟はしたつもりだったけど、喪失感で胸に穴が空いたような気分。

「真央ちゃんに……会いたいな……」

つい先週。漫画を返したときの会話が最後。
真央ちゃんはまた明日も会えると信じて疑わず、またねと笑って言ってくれた。
あの最後の笑顔が頭から離れない。

あの時、白百合荘から離れることを伝えていれば何か変わっていたのだろうか。
夏祭りの日、真央ちゃんに告白していれば何か変わっていたのだろうか。
してもしょうがない後悔ばかりを繰り返している。

「好きな人に会えないって辛いなあ……」

誰にともなく部屋の中で独りごちる。
そう言ってから、改めて真央ちゃんのことが好きなんだとまた再認識する。
ここ数日はずっとこうだ。

独りで寂しくなって、真央ちゃんに会いたくなって、会えないことを思い出して、好きな人に会えないことが辛いと認識する。

部屋の中にも可愛いものをたくさん置いているのに、その中で一際可愛い真央ちゃん。
祭りの人混みの中からあたしを見つけ出して力強く引っ張っていってくれたかっこいい真央ちゃん。
ありありと真央ちゃんのいろんな姿が思い出されては消えていく。

「もう、会えないんだもんね……」

でももし。
もしもあたしが真央ちゃんに告白して受け入れられていたら?

夏祭りのときのように強引に引っ張って、あたしのことを引き止めてくれたかもしれない。
ぐっと体を引き寄せてくれて、そしてキスしてくれて……。

「……っ」

胸の中にざわっとさざなみが立つ。

手も小さいのに、掴む力は強くて。
背も小さくて壊れそうな真央ちゃんにあたしは抵抗なんてできるはずもなくて。簡単にベッドに押し倒される。

そして、その小さい手をあたしの服の中に入れてきて。

「ぁ……んっ」

下着も器用に外されて胸を揉まれるんだ。
そうなったら、あたしはーー。

真央ちゃんの手がスカートの下から入り込み、ショーツへと手をかける。
腰を浮かせると、するっといとも簡単にショーツを剥ぎ取られてしまった。
濡れてるよ、と真央ちゃんのころころとした声が脳に響く。
く、と指をあそこに添えられたと思ったら、次の瞬間には指が侵入してくる。

「んぁ……ぅ……ふ……っ」

くにくにと入り口のあたりを擦られ、甘い声が漏れてしまう。
もう片手は再び胸にまで伸び、遠慮なしに揉んでくる。

「あ……あぅ……!」

体の奥がジワジワと熱くなり、やがてそれは限界を迎えた。

「っ、ふ、ーーーーーーっ!」

背中を丸めて絶頂に体を震わせる。
ややあってから体を伸ばしてベッドへと全身を放り出し、脱力する。

「はっ……はぁ……また、やっちゃった……」

また真央ちゃんのことを妄想しながら自分を慰めてしまった。
行為の後で襲ってくるのは激しい後悔と罪悪感だ。
本人の預かり知らぬところで本人を汚す、あまりに最低な行為。

(ごめん。ごめんね、真央ちゃん。気持ち悪いよね)

本人には届くことのない謝罪。

「っく……」

シーツへと涙が落ちる。

「会いたいよぉ……!」

会って、何かしたいわけじゃない。
突然白百合荘からいなくなったことを謝っても意味がなんてないし、何か特別話したいことがあるわけじゃない。
それでも。

大好きな人に会いたい。

その思いだけは何日経とうとも消え入ることはなかった。

>>377を使って、調子取り戻しがてら茅の現在を書きました
妄想のオナニーなので描写はわざとかなり手を抜いてます

まだ>>393の安価は募集してます
どんどん参加してください

おお……すごい
時間差で安価が拾われるとは思ってなかったことと自慰描写が来てて、驚きとうれしさとで胸がいっぱいだ、ありがとう
きっと今の茅なら透が唸るようなラブソングを歌えるな

安価は真央が茅の両親を説得する方法で
同性愛がおかしいと思うのであれば娘を、ひいては今まで関わってきた両親の存在をも否定することになるとして、寛容さを求めてみる

>>395
>>396
>>397
>>398
を採用します

綾子「ただいまー。奏、いい子にしてたか?」ナデナデ


奏「あぅ」ワシャワシャ


早苗「ええ、と~っても大人しかったわよ~。……ふふ」クスッ

早苗「会って何日しか経ってないのに、姉妹みたいに仲良くなったのね~。そんなに撫でちゃって~」


綾子「んー……奏の髪がさらさらなのが悪いよこれは」ナデナデ


早苗「あらそう?」ナデナデ


奏「さ、早苗さんまで……」ワシャワシャ


サラ「ただいま帰りました」


奏「お、おかえりなさいー」ワシャワシャ


サラ「はい。ただいまです、奏ちゃん」ニコッ

サラ「ほら二人とも、奏ちゃんが困ってますよ。離してあげてください」


綾子「はーい」スッ


早苗「あら、残念」スッ


綾子「うし。じゃあ部屋戻るか、奏」


奏「はい」


サラ「あ、ワタシも少しお邪魔してもいいですか? 奏ちゃんに渡したいものが……」


綾子「もち。あ、先入ってる? 鍵渡しとくよ」チャリッ

綾子「私ちょっと早苗と話してからいくからさ。くつろいでてー」


サラ「はい、わかりました」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


バタン


サラ「えっと、これなんですけど」ガサガサ

サラ「はい、どうぞ」


奏「問題集……ですか?」


サラ「はい。どれだけここにいることになるか分かりませんから、とりあえず買ってきました。ずっと学校に行かないとお勉強にもついていけなくなっちゃいますから」

サラ「あ、強制はしませんからね。お勉強しなきゃ、って思ったときにやるくらいでいいです」


奏「あ、ありがとうございます。助かります」


サラ「もしお勉強で分からないところがあったら聞いてくださいね。頑張って教えますから」ニコッ


奏「はいっ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


綾子サイドーー


綾子「今日の奏はどうだった?」


早苗「さっき言ったとおり、彼女はとてもいい子にしてたわよ~」

早苗「ただね、真央ちゃんが気づいちゃったの。奏ちゃんが茅ちゃんのお友達だって」


綾子「大丈夫だったの?」


早苗「最初は怖い顔して詰め寄ってたけど、説得したら「まずは奏ちゃんの問題が解決するまでは待つ」って言ってくれたわ。大丈夫よ~」


綾子「それはよかった……」


早苗「あとはそうね……担任の先生がここまで来たのよ」


綾子「えっ……それまずくない?」


早苗「とりあえず隠れてくれたからバレてはないと思うけど……」


綾子「バレてないなら……まあ大丈夫かな?」


早苗「……私ね、先生に奏ちゃんのこと相談しようと思うの」

早苗「これ以上大事になって警察事にでもなったら奏ちゃんも大変だし……だから、先生の口から直接親御さんに今の状態を話してもらおうかなって」


綾子「そんなことしたらお父さんたちが来ちゃうんじゃ……」


早苗「ええ……これは賭け。上手くいけば奏ちゃんはしばらくここにいられるはずだから」


綾子「……その担任の先生は、早苗が信頼できるくらいの人なの?」


早苗「ええ。生徒や保護者からも好かれてるみたいだし、とてもいい人よ」


綾子「早苗がそういうなら……任せる。ただ、もし無理やりにでも奏を連れてかれるようなことがあったら、私怒るからね」


早苗「ええ、わかったわ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


翌日ーー


奏「早苗さんっ」


早苗「あら。おはよう、奏ちゃん」


奏「おはようございます、早苗さん」

奏「あのですね、何かお手伝いできることってありませんか?」


早苗「お手伝い?」


奏「ここに居させてもらってる以上何かして返したいので……迷惑でしたか?」


早苗「そんなことないわ~。そうねえ……」

早苗「あ。今は茅ちゃんがいなくて、6号室が空き部屋になってるのよ。2階の1番手前ね」


奏「はい。よく遊びに来てたので分かります」


早苗「そこを軽く掃除してもらえるかしら~。現状維持のための掃除だから、そんなに丁寧じゃなくてもいいわ~」


奏「分かりました」


早苗「掃除用具はお庭の倉庫に入ってるから、好きに使っていいわよ~」

早苗「あと鍵ね。えーっと……はいこれ」チャリッ


奏「ありがとうございます。では、掃除してきます」タタタッ

6号室ーー


奏(ほとんど掃除する箇所はなさそうだけど……)キョロキョロ

奏(全体的に雑巾がけとかしたらいいかな)

奏(……その前に上の方からホコリを落とすんだっけ。最後に上の方をやると結局床にホコリが落ちる……とかで)

奏(脚立とパタパタを用意して……)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏(……ここ、いい人ばっかりだな)パタパタ

奏(特に……綾子さんと、サラさん)パタパタ

奏(お掃除頑張ったら、サラさんまた抱きしめてくれるかな)パタ…

奏(……頑張ろ)パタパタ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏(……それと、いい加減話さなきゃだよね。家出の理由)ゴシゴシ

奏(私の家出の理由なんて他の人にしてみたら大したことないかもしれないけど……私にとっては人生の大問題だもん)ゴシゴシ

奏(綾子さんたちなら、きっと茶化さないでくれる……そんな確信がある)ゴシゴシ

奏(でも、どうやって切り出そう……)ゴシゴシ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏(あとはクローゼットの中かな……)


ギイィ


奏(……二段になってるんだ。上が広くて、下は狭い。上がよく着る服で、下は物を詰めた段ボールとかを置くスペースなのかな)


ゴシゴシ ゴシゴシ


奏(下のスペースの奥の方とか……私とかじゃなきゃ届かないんじゃ……)ググ…


ゴシゴシ ゴシゴシ


奏(……? 奥に何かテープで紙が留めてある……)

奏(なにこれ。手紙?)ペリッ

 桃山真央さん以外の人がこの手紙を見つけた場合、すぐに捨ててください。


奏(表に注意書き……)

奏(……ごめん、茅お姉ちゃん。読むね)ペラッ


 真央ちゃんへ
 この手紙、真央ちゃんが見つけてくれるといいな。

 早速だけど、突然引っ越してごめん。まずはあやまるね。
 あたしが本を隠すの下手くそだったせいで父さんに百合マンガが見つかって、それで「そんな変なものは二度と持たないようにうちでかん視する」って言われちゃって。
 正直に真央ちゃんに言ったら自分のせいって思い込みそうだから、言わずに引っ越しちゃった。

 今さらかもだけど、真央ちゃんのせいなんかじゃないからね。
 あたしが女の子を好きなのは、真央ちゃんにマンガを見せられたからとかじゃなくて、元からそういう人間だっただけのこと。
 だから変に思い詰めたりしないでね。

 それとね、もっと今さらだけど伝えたいことがあるんだ。


 大岸茅は、桃山真央のことが好きです。


 可愛いものを見てテンションが上がる真央ちゃんが好き。
 夏祭りのときのかっこいい真央ちゃんも好き。

 なんて、ほんと今さらだよね。
 いつ見つかるか分からない手紙に書いてもどうしようもないのに。

 でも、書きたいことは全部書いたから、この辺で終わるね。
 ばいばい、真央ちゃん。

 大岸茅より

奏(え、え、えっ?)カアアッ

奏(茅お姉ちゃんって、真央さんのことが好きなの?)

奏(うわ、うわーっ。これ見ちゃダメじゃんっ)

奏(……でもそっか、好きな人だから迷惑かけたくなかったのかな)

奏(だから茅お姉ちゃん、家でも真央さんの名前出さなかったのかな)

奏(……私も今手紙で知ったくらいだから、家でも当然黙ってるよね)

奏(……そういえば)

奏(茅お姉ちゃん「も」……なんだ)

奏(茅お姉ちゃんもお父さんとお母さんに生き方を決められてるんだ)

奏(「同性愛はダメ」「お前はピアニストになれ」……否定と強制の違いはあるけど、私と同じ……)

奏(……いや、今はそんなこと考えてる場合じゃないっ。この手紙だよ)

奏(どうしよう……真央さんに見せるべきか、否か……)


安価↓
1、真央に見せる
2、見せない
3、早苗に相談する
4、その他の誰かに見せる、相談する(人物指定)

奏「早苗さん」


早苗「あら。お掃除は終わったのかしら」


奏「はい。それで、クローゼットを掃除してたらこんなものが……」スッ


早苗「手紙? 『桃山真央さん以外の人がこの手紙を見つけた場合、すぐに捨ててください』……」

早苗「これは……そうね~……」

早苗「とりあえず今は見ないでおいて、全部解決したら茅ちゃんに渡してみましょうか」

早苗「読んでほしかったら真央ちゃんに渡すと思うし、読まなくてもいいならこっそり捨てると思うわ~」


奏「そう、ですね」

奏(……読んだことは黙っておこう)


早苗「さ、奏ちゃん。お掃除お疲れ様。休憩にしましょう」ニコッ


奏「あ、はいっ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「……」ズズッ


早苗「コーヒー飲めるのね~……」


奏「ええ……砂糖とミルクは入れますけど……。んく……美味しいです」


早苗「お口にあってよかったわ~」


奏(……そうだ。早苗さんに言ってみようかな)

奏「あ、あの……っ」


早苗「なあに?」


奏「家出のことをサラさんたちに相談したいんですけど、どうしたらいいか分からなくて……」


早苗「あら」

早苗(私じゃなくてサラちゃんたちにね~。思ったよりサラちゃんたちに懐いてるみたい……)

早苗「難しく考えることないわよ。あの子たちなら、どんなタイミングでもちゃんと答えてくれると思うわ」


奏「へ、変に思われませんか?」


早苗「思わないわよ~。現にこうして私には相談のための相談はできてるじゃない?」


奏「たしかに……」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


晩御飯後ーー


サラ「お話、ですか?」


綾子「それって……」


奏「家出のこと……です」


綾子「話しても大丈夫なの?」


奏「はい。お二人になら話してもいいです」


サラ「辛くなったら途中でやめてもいいですからね」


奏「はい。……じゃあ、話しますね」

奏「……って言っても、他の人からしてみたら大したことじゃないと思うんです」

奏「親に、生まれてはじめて反発して。それで自分でも分からないまま家を飛び出したんです」


綾子「反発の原因は?」


奏「私、ピアノを習ってて……でも、親の言うがままにピアノを弾いてきたけど、それが正しいことなのか分からなくなったんです」


サラ「……」


奏「それで『なんでピアノなんて弾かなくちゃならないの』って言ってしまって……喧嘩を」


綾子「私も昔あったなー……水泳が嫌になった時期」


奏「綾子さんはどうやって乗り越えたんですか?」


綾子「んー……私のはちょっと状況が違うかな。親と喧嘩とかしたわけじゃないけど、スクールに行くのがバカらしく思えたんだよ」

綾子「ただまあそれでも行って泳いでるうちに楽しくなって、いつの間にか悩んでたことなんて忘れちゃったけどね」


奏「やってるうちに……」


綾子「ピアノは嫌い?」


奏「ピアノは好きです。……でも、強制されて弾くのは好きじゃない、です」


サラ「……」


綾子「サラ、どしたのさっきから。怖い顔してるけど……」


サラ「……勘違いならごめんなさい。でも……」

サラ「ピアノだけ、じゃないですよね」


奏「っ!」

綾子「どういうこと?」


サラ「ピアノはあくまで喧嘩の原因で……今の悩みはそれよりもっと別の、深いところにあると思うんです」

サラ「家出の話をしてるのに……ごめんなさい、邪推して」


奏「いえ……」

奏(今の悩みが別の場所にある……?)


サラ「奏ちゃん自身も分かってないと思いますが、いくつか質問させてください」


奏「は、はい」


サラ「では。ピアノは続けたいですか?」


奏「……分かりません。今は」


サラ「ご両親と仲直りしたいですか?」


奏「……それは、仲直りはした方がいい……」


サラ「いい悪いじゃなく、したいしたくないで答えてもらえますか?」


奏「わ……分かりません。な、仲直りしても、またピアノを強制されるのはいや、だし……っ! でも仲直りしたくもあって……っ」グズッ


サラ「責めてる訳じゃないですから、泣いても大丈夫ですよ。ただ、最後にもう一つだけ」

サラ「今、自分がどうしたいか、何をしたいか分かりますか?」


奏「わかんな……っ! わかん、ない……ですっ! ひぐ……っ、あたまのなか、わかんないことばっかで……!」


ぎゅっ


サラ「……ごめんなさい、こんなに泣かせるつもりはなかったんです」ナデナデ

サラ「落ち着いてから、ゆっくり話しましょうね」ポンポン


奏「は、はい゛……っ、うう、うぅぅ……!」ボロボロ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


サラ「……」ナデナデ


奏「あ、あのもう……」


サラ「大丈夫ですか?」スッ


奏「っ」

奏「だ、大丈夫です、けど……」ソワソワ


綾子「まだ抱きしめてほしいんじゃない?」


サラ「そうなんですか?」


奏「は、はい……」カアッ

奏「抱きしめてもらえれば、話しやすい……気がします」


サラ「では、後ろから失礼しますね」


ぎゅう……


サラ「ええと、今までの質問から察するに……」


綾子「『今どうするべきなのかも、自分が何をしたいのかも分からない』んだね」


奏「た、多分……そう、です」


綾子「んー……私ならとりあえずピアノは続けるかなー」

綾子「これは私の意見だから聞き流してもいいけど、何かに没頭してる間って悩みから介抱されるじゃない? 私の場合は泳いでるときね」

綾子「だから、ピアノを逃げ道にしてもいいんじゃないかなー、とは思う」


サラ「結論は急がなくてもいいんじゃないでしょうか。ここに居ながらゆっくり答えを見つけても……」


ピンポーン


綾子「誰だろ? ちょっと待ってて」

綾子「はいはーい」ガチャッ


早苗「綾子ちゃん……ごめんなさい」


綾子「早苗じゃん。どったの?」


早苗「先生にできる限り交渉してもらったわ。でも……」


綾子「ああ……やっぱり連れ帰るのか……」


???「こちらです」


???「ああ、ありがとう」


早苗「来たわね……。奏ちゃんのご両親と、担任の先生よ」

奏父「初めまして。奏の父です」


綾子「どうも。琴崎綾子です」ペコリ


奏父「奏と話させてもらってもいいかな」


綾子「……嫌がることはしないであげてくださいね」


奏母「ええ、そんなことはしないから安心して?」


奏父「奏、いるんだろう。まずは顔を見せてくれ」


奏「……」ギュッ


サラ「か、奏ちゃん……手は離した方が……」


奏「……ゃだ」フルフル


奏母「ああ、よかったわ奏……変質者に誘拐なんてされたらどうしようかと……」


奏父「なんだ、その……すまなかった。私達もムキになって、娘と口喧嘩などと……」


綾子(あれ……いい人っぽいぞ?)

綾子(てっきりひどい暴力親とかなのかと……)

綾子「そうだ。ここじゃ狭いですし、場所を移しませんか? この部屋に7人はちょっと……」


奏父「ああ、そうだな。どこか話せる場所……」


綾子「私の行きつけのお店に個室がありますけど……そこでいいですか?」


奏父「そうだな。店の場所は?」


綾子「『華』って名前の料亭で……ちょっと待っててください。一応個室の予約しておきます」タタタッ


奏母「華……って、あの高い料亭かしら……」


奏父「んむ……お金はあまり持ってきていないのだが……」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


料亭「華」ーー


綾子「ここの個室を好きに使ってくれ、だそうです」

綾子「『いつもよくしてくれてるから、何も頼まないでもゆっくりなさってください』とも言ってました」


奏父「そ、そうか……」ホッ


亜利砂「ええと……」


早苗「まずは……そうですね、奏ちゃん?」


奏「はい」


早苗「おうちに帰りたいかしら?」


奏「……今は、綾子さんやサラさんといたいです」


奏父「……そうか」


奏母「あのね、奏。私達もあなたが家を出てから話し合ったのよ」


奏父「こんなに追い詰めてしまうならピアノを辞めさせよう……って」


奏「!」


奏母「だから、ね? 家に帰ってきても嫌なことなんてないのよ?」


奏父「ああ。嫌なことは無理にさせたりしないようにしよう、って」


奏「ち、ちが……」


サラ「奏ちゃん」ギュッ

サラ「大丈夫です。言いたいことを言ってあげてください」ボソボソ


奏「……」グッ

奏「……ちがうっ!!」


奏父「っ!?」


奏母「ど、どうしたの奏……」オロオロ


奏「私はピアノをやりたくないわけじゃなくて……! お父さんやお母さんに言われてピアノをやるのが嫌なの!」

奏「私は……! 私の意志でピアノを弾きたいっ!!」

奏「……」ハアハア

奏(い、今私……何も考えてなかった……)

奏(今のが……本心……?)


サラ「よくできました」ナデナデ


奏父「そうか……」


奏母「ごめんね、奏……私少し泣きそうよ……」ウルウル


奏「な、なんでっ?」


奏母「あんなにいい子にしてたから、本当にやりたいことをやれてるのかって心配はしてたの。本心を隠して私達のために……って」

奏母「でも今、奏が自分の意志でって言ってくれて……うぅ……っ」


亜利砂「び、びっくりしたわ。クラスでもあんな大声出したことないものね」


奏父「分かった。奏がそうしたいならピアノは続けてくれ」

奏父「……だがな、親としては娘が家に帰ってくれないのは寂しいぞ」

奏父「奏が一緒にいたいと言うくらいなんだから、みんないい人なんだろう」


奏「うん」


奏父「それでもな、私は綾子さんたちのことをまだほとんど知らないんだ」


綾子「そうですね」


奏「でも私、綾子さんたちと一緒にいたい……」


サラ「奏ちゃん」ギュッ

サラ「帰ってあげてください。ワタシたちなら白百合荘にいつでもいますから……ね?」ニコッ


奏「サラ……さん」


奏父「もちろんあのアパートに遊びに行くのは止めたりしない」

奏父「綾子さん、サラさん、早苗さん……どうかこれからもうちの娘に構ってやってください」


綾子「はい、もちろんです」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


外ーー


奏「……」


サラ「それじゃあ、また白百合荘に来てくださいね」


綾子「待ってるからね」ナデナデ


奏「あぅ」ワシャワシャ


早苗「そうそう、真央ちゃんも待ってるしね~」


奏父「真央? まだ友達がいたのか」


奏「うん」


奏母「さ、奏。車に乗って」ガチャ


奏「それじゃあ、また」ペコリ


綾子「またね」


バタン


奏「……」テフリフリ


サラ「やっぱり、少し寂しいですね」


綾子「まあ数日とはいえあんなに仲良くなったしね」


早苗「またすぐ来るわよ~」


亜利砂(解決してよかった……)ホッ


奏父「それでは、失礼します」ペコリ


早苗「はい」


ブロロロロ……


綾子「さ、私たちも帰ろうか!」


サラ「はいっ」


早苗「帰ったら真央ちゃんにも話さないとね~」


安価↓から翌日以降のみんなの行動
奏は自由に白百合荘に来ることができます
早苗たちの帰宅後、真央にも奏の問題が解決したことは伝わってます

奏の行動
手紙を茅に渡し、読んでしまったことも伝える
その上で自分の気持ちを抑え込まないでと訴える



奏が茅と遊びたいと駄々をこねる振りをして茅が外出する許しを貰い、共に白百合荘へ向かう

乙、奏の両親いい人だなぁ

茅、意を決し真央に告白するで

真央が奏から茅の家の場所を聞いて、正面突撃しにいく

>>424
>>425
>>426
>>427
を採用します

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ピンポーン


ガチャッ


茅母「あら、奏ちゃん。久しぶりねえ」


奏「お久しぶりです」ペコリ


茅母「茅と遊びに来たのかしら? 上がってちょうだい」


奏「失礼します。茅お姉ちゃんはお部屋ですか?」


茅母「ええ」


奏「それじゃあ、茅お姉ちゃんに会ってきます」テテテッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


コンコン


奏「茅お姉ちゃん?」


ガチャ……


茅「お……おー! 奏! 久しぶりー!」

茅「……って言っても二週間ぶりくらいか。白百合荘で会ってたもんね」


奏「そう、ですね。二週間ぶりです」


茅「それで、何しに来たの? なんか勉強で分からないとこでもあった?」


奏「違います。この手紙を……」カサッ


茅「え、あ……!」


奏「真央さんには見せてないです。早苗さんにも……」


茅「奏は……見た?」


奏「……ごめんなさい、読みました」


茅「そうかー……まあ、書いてある通りなんだよ。あたしが家に帰らされた理由はさ」

茅「親戚のお姉ちゃんが同性愛者とか……幻滅した?」


奏「いえ……それはないです」

奏「まだ私が恋とか愛とかよく分かってないだけかもですけど……好きになるのってどうしようもないことなんですよね?」


茅「そうだねー。確かにどうしようもないことだ」

奏「それで、えっと。真央さんに会いに行ったりはしないんですか?」


茅「無理無理。白百合荘行くーなんて言ったらまた怒られるし」


奏「行きたくないんですか?」


茅「できることなら行きたいよそりゃ。真央ちゃんに会いたいもん」


奏「じゃあ行きましょうよ」


茅「どうやってさ。今のあたし、家出るのも簡単じゃないんだよ?」


奏「どうって……私を利用してください」


茅「?」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅「お、お母さん」


茅母「なあに?」


茅「奏と外で遊んできていいかな。久しぶりに」


茅母「いいわよ、もちろん。奏ちゃん、茅のことよろしくね?」


茅「はい。行きましょう、奏お姉ちゃん」


ガチャッ バタン


茅「マジで行けたし……」ホッ


奏「私が茅お姉ちゃんと真央さんのこと知らないと思ってるんでしょう」

奏「さぁ、大チャンスですよ。会ったらちゃんと言いたいことを言ってあげてくださいね」


茅「お、おうっ!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


白百合荘8号室ーー


真央(あれから何日か経つけど……まだ奏ちゃんは来ない)

真央(ど、どうしよう。奏ちゃんに茅ちゃんのおうちを教えてもらったらもちろん家に行くけど……)

真央(両親をどうにか説得しないと、茅ちゃんは一生好きなように生きられないんだよね。うあー、大役だよー……)


ピンポーン


真央「!! は、はーい!」


ガチャッ


奏「お久しぶりです、真央さん。それと……」


茅「ご、ごめん……」


真央「か、や……?」


茅「来ちゃった……」


ぎゅうっ


真央「茅ちゃんだ……! 茅ちゃん……!!」ギュウウウ


茅「く、苦しいよ真央ちゃん」


真央「うっさい……少しくらい黙って抱きしめられててよ……」


茅「……うん、黙ってる」ナデナデ


奏「こ、こほんっ」

奏「茅お姉ちゃん、私は少し外してますから、真央さんと好きにお話ししててください」


茅「うん。ありがとね、奏」


奏「いえ。白百合荘の方にはお世話になったのでこれくらいは」


茅「ね、真央ちゃん。一回部屋に入れてくれる?」


真央「うん……」ギュウウウ…


茅「……」ナデナデ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


部屋の中ーー


茅「落ち着いた?」


真央「うん」


茅「じゃあ、えっと……まず謝るね。……ごめん」

茅「何も言わず出てって……ほんとにごめん」


真央「……うん」


茅「でも、また会いたくて……会いたくてどうしようもなくなって……」


真央「ほんとに自分勝手すぎだよ、茅ちゃん……」


茅「うん」


真央「でも、いいよ。真央も会いたかった。会えた。だから許す」


茅「ありがと。優しいね、真央ちゃん」


真央「真央に会うために無理して来たんでしょ? 軟禁されてるとか聞いたもん」

真央「そこから抜け出してでも会いに来てくれた、っていうのはやっぱり嬉しいし」


茅「……真央ちゃん」


真央「うん?」


茅「あたしね、真央ちゃんのことが好き」


真央「うん……ありがとう?」


茅「……」


真央「?」キョトン


茅「……伝わってる?」


真央「え、うん。好きって今……」

真央「……?」

真央「え、あ、す、好きって……好き!?」


茅「うん」


真央「それって友人としてとかじゃなくて……」


茅「れ、恋愛的な意味で……」

真央「そっ、か」


茅「うん。だからね」


真央「だから、会いたかった?」


茅「……ん」コクッ

茅「会いたくって泣いちゃう程度には……真央ちゃんのことが好き」


真央「それなら、真央も」

真央「会いたくて泣いたし、取り乱したし、奏ちゃんに迫りすぎて取り押さえられたりもした」


茅「それって、自惚れてもいいのかな」


真央「いいんじゃないかな」


茅「……ならさ、真央ちゃん。ぎゅってしていい?」


真央「いいよ、どんとこい」


ぎゅっ


茅「ま……真央ちゃん、好き。大好きだよ」


真央「真央も。茅ちゃんのことが大好き」


茅「あは、嬉しいな……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


真央(あれ)パチッ

真央(真央、寝てた?)

真央(茅ちゃんとぎゅってしてたら、今までの疲れがきて……)

真央(うとうとしてたら茅ちゃんが「寝ていいよ」って……)

真央「茅ちゃん……」ムクッ

しーん……


真央「茅……ちゃん……」

真央「茅ちゃん!」ダッ


ガチャッ!


真央「くそ……くそ……!」

真央(また、勝手に消えた……!! 茅ちゃんのバカ! 真央の大バカ!!)


ピンポンピンポーン


真央「あまつかさん! あまつかさん!」ドンドン!


ガチャッ


早苗「な、なに!? どうしたの!?」


真央「茅ちゃんは!?」


早苗「み、見てないけれど……まさか来たの?」


真央「来た。奏ちゃんが連れてきて……さっきまでうちに」


早苗「なら奏ちゃんを探せば……奏ちゃんは?」キョロキョロ


真央「少し外すって言って、最初からいなかったよ」

真央「もしかしたら二人とも帰っちゃったかも……」


早苗「そうね……その可能性もあるかもしれないわ。でも、とりあえず探した方がいいところは検討がつくわよ」


真央「?」

白百合荘5号室ーー


ピンポーン


サラ「はい?」ガチャッ


早苗「こんにちは~」


サラ「あ、天使さん。こんにちは」ペコリ


早苗「早速で悪いんだけど……奏ちゃんって来てるかしら~?」


サラ「はい、来てますよ。奏ちゃん」


奏「はい」トテトテ


真央「奏ちゃん!」


早苗「真央ちゃん、落ち着いて。奏ちゃんは逃げないから」


真央「う……はい」


奏「どうしたんですか? 茅お姉ちゃんは……」キョロキョロ


真央「また……消えたの。真央が寝ちゃって起きたら……もう」


奏「ふむ……」

奏「じゃあ、茅お姉ちゃんのおうちに行きましょうか?」


早苗「!」


真央「い、いいの?」


奏「私は今そうすべきだと思ってます。それが、真央さんだけじゃなくて茅お姉ちゃんにも必要だと」


真央「こ、この子ほんとに真央より一回り以上年下なの? しっかりしすぎじゃない?」


奏「そう言ってもらえると嬉しいですね」


早苗「え、ええっと……」オロオロ

サラ「あ~……こほん」

サラ「まずは現状を整理しましょう。皆さん一度お部屋にお入りください」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「……そして現在に至る、というわけ~」


サラ「なるほど、お二人の話も聞きましたし一度まとめてみましょうか」

サラ「順を追って整理します」


1、同性愛の本を真央さんが茅さんに貸し出した

2、それを受けて茅さんは自身が同性愛者と自覚

3、自分でもその類の本を集めることを始める

4、そして夏休み中、それをお父さんに見つかる

5、激昂した父の手により、茅さんはご実家に軟禁

6、その少し後に奏ちゃんが家出

7、茅さんの家を知るために、まず奏ちゃんの問題を解決

8、無事解決したため、奏ちゃんが茅さんをここに連れてきた

9、そして今日、再び現れた茅さんは真央さんの気づかないうちに消失(おそらく帰宅)


サラ「まず第一に考えるべきことは、茅さんと呼ばれる方の自宅に向かうかどうかですが、これは……」


真央「行くよ、当然」


サラ「はい、当然ですね。……ただし問題がひとつ」


早苗「茅ちゃんのご両親をどう説得するか……」


サラ「その通りです」


奏「そんなの言いたいことを言えば……」


早苗「奏ちゃんのご両親はそれでも良かったけど……。きっと茅ちゃんの方はそうもいかないのよ」


奏「……難しい」

真央「……少し時間かけて考えないと難しいかな」


早苗「そうね~」


サラ「他の住人の方にも協力してもらいましょう!」


奏「私もできることはします」


真央「うん。ありがとうね、みんな」


安価↓から茅両親の説得方法
それ以外にも各住人の行動

久しぶりなので>>436に今までの流れをまとめてあります
参考にしつつ説得方法をお考えください



茅の両親は頭ごなしに否定してるっぽいし言葉の通用する相手と思えないから
キスするなり、(本心かはともかく)プロポーズするなり力技での混乱に乗じて強引に認めさせるような、突飛なやり方しか思い付かん

両親が心配してるのは世間によく見られないだろうって辺りだと思う
その親心が娘の幸せを否定してるんだ、と面と向かって伝えるとかかな

そんなことになってるとは露知らず、渚と理緒のイチャラブデート
途中で凪沙ばったり会うハプニング

奏いわく同性愛に理解がないだけで基本家族仲は良好かつとても良い両親らしいしやっぱり茅自身が本当の気持ちを話して理解してもらうしかないんじゃないかな

同性愛の性癖は元々あって本の影響からみたいな軽い気持ちじゃなく今までは悩みながら隠してきたこと、真央と一緒に真央の部屋にいる時が一番自分らしくいられること、同性愛とかキモいみたいに言われたこともあるけど渚や理緒には同性愛でも応援すると言われて嬉しかったこと、ここ一週間の真央に会えない間は何回も泣く程辛くてそれだけ真央のことが本気で好きなこと等、話し合いの場を設けてこのへんのことを改めてきちんと話した後真央からも茅への思いを両親にぶつける
両親と面識のある奏も白百合荘の住人は良い人達ばかりで皆さんきっと応援してくれるし助けになってくれるはずと話す
あとは両親だからこそ他人にはあまり打ち明けられないであろう茅の同性愛に向き合ってあげるべきで問答無用で軟禁なんて全否定は間違ってると指摘するとか

>>442
を採用し、いよいよ茅の親との対決になります

>>404
>>440
>>441
>>443
などを参考にしつつ進めていきます

渚サイドーー


駅ビル内の雑貨屋ーー


理緒「なぎさー」


???「?」クルッ


渚「なんですか、理緒さん」テテテッ


理緒「これ。可愛いよ」


渚「わあ……! もふもふしてますね!」モフモフ


理緒「うん。イヌ? のぬいぐるみなんだって」


渚「イヌですか? うーん……クマっぽくないです? これ」モフモフ


???「ねえ、今なぎさって……」


理緒「え……あ」

理緒「なぎ……さ」


???「やっぱ理緒だ!」


渚「ど、どちらさまですか?」


理緒「えっと……凪沙、って言えばわかる?」


渚「凪沙……あのなぎささんですか?」


理緒「うん」コクッ


凪沙「どーも。そっちは?」


渚「えと、澄野渚といいます」ペコリ


凪沙「なぎさ、ねえ……ふーん……」


理緒「な、なに……」


凪沙「次はその子?」


理緒「な……っ」


凪沙「渚さん、あんまりこの人の近くにいると大変だよ? 頼み事ばっかしてくるし、めっちゃ構ってオーラ出してくるし」

理緒「渚……」


渚「それ、いつの話ですか」


凪沙「中学のときだから……5年くらい前かな」


渚「そんな前の話を今しないでください」

渚「理緒さんは昔とは違います」キッ


凪沙「……へえ」


理緒「な、なぎさっ」アセアセ


渚「凪沙さん、よかったら今から一緒に歩きませんか? 今の理緒さんは昔とは違うって知ってください」


凪沙「いいよ。理緒が今どんなんなのか個人的に気になるし、それにあなたにも興味出てきたから」


渚「理緒さん、いいですよね」


理緒「うん、いいけど……」


凪沙「……で、ずっともふもふなイヌのぬいぐるみを持って凄んできたけど、それは買うの?」


渚「な、あっ」カアアアッ

渚「か、買います……」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


凪沙「つまり、お隣さんのよしみで仲良しなわけだ」


渚「はい。理緒さんにはよくしてもらってます」


理緒「……」テコテコ


凪沙「しかし頼み事しなくなったってのはびっくり。昔ほんとすごかったんだから」


渚「昔の理緒さんってどんな子だったんですか?」


凪沙「いっつも私の後ろ歩いて「なぎさぁ、なぎさぁ」って言ってた」


渚「それはちょっと見てみたかったですね」


理緒「……///」テコテコ


凪沙「逆に最近の理緒はどうなの?」


渚「うーん……頼み事をするのに勇気が要るらしくて、普段はクールなんですけど、頼み事する時だけは小動物みたいになりますね」


凪沙「はー……私の一言でそんなになるまで思い詰めてたのか……」

凪沙「理緒ー、そんな離れてゆでだこになってないでこっちきてー」


理緒「……///」テコテコ


凪沙「理緒、昔あんなこと言ってごめんね。まさか頼み事するのも一苦労いるようになるだなんて思ってなかった」


理緒「いいよ、そのおかげで渚と仲良くなれたようなもんだし……」


凪沙「それならよかった」

凪沙「渚さんいい人みたいだし、私みたいなことにならないようにね」コショコショ


理緒「……うん」コクッ

凪沙「さてと、理緒のことは分かったし、もう帰ろうかな」


渚「え、帰っちゃうんですか?」


凪沙「そもそも最初は理緒と渚さんが二人だったわけだし、あんまり邪魔したくないからね」

凪沙「あ、そだ。私この駅ビルの地下にある喫茶店でバイトしてるんだ。よかったら今度遊びに来てよ」


渚「はい、ぜひ。また昔の理緒さんの話聞かせてくださいね」


理緒「な、なぎさ。私の話はもういいよ」


凪沙「来てくれたら話してあげる。それじゃね!」タタタッ


渚「行っちゃいましたね」


理緒「うん。……よかった、変なムードにならなくて」


渚「いい人みたいでしたけど……」


理緒「凪沙がいい人だから私も依存しちゃったんだろうね……。うん、いい人だよ、ほんと」


渚「また会えるといいですね」


理緒「昔の話をされるのは勘弁だけどね」アハハ

白百合荘ーー


ピンポーン


真央「はーい?」ガチャッ


渚「桃山さん、お久しぶりです」ペコリ


真央「おー、渚ちゃん! どしたの? あ、中入って」テクテク


渚「えと、そのですね……」ゴソゴソ

渚「これ、プレゼントです」


真央「か……っ! かわいい! なにこのぬいぐるみ! イヌ!? クマ!?」モフモフ


渚「イヌらしいです、一応」


真央「可愛いよう……」モフモフ

真央「……って、なんでプレゼント?」


渚「えっと……耳貸してください」


真央「?」


渚「桃山さんのおかげで理緒さんとお……お付き合いできることになったので、そのお礼です」コショコショ


真央「お、おおー!」

真央「……真央のおかげ?」ハテ


渚「相談に乗ってもらったじゃないですか。あれ、とても助かりました」


真央「そういえばそうだったねえ……」

真央「あ、そだ。それならさ、ちょっと話聞いてもいい?」


渚「なんでしょう?」

真央「親に自分は同性愛者だって言った?」


渚「いえ……」


真央「じゃあさ、バレたとしたらどうする? なんて言う?」


渚「真央さん、まさかこの百合漫画のことバレたんですか?」


真央「ああいや、真央のことじゃないんだけどね。そもそも真央の親はそういうの別に気にしない人だし」

真央「ただ茅ちゃんの方がバレて今大変で……」


渚「お、大岸さんがですか……うーん……」

渚「説得はダメなんでしょうか?」


真央「難しいと思う。同性愛はダメ! って否定されてるみたいで」


渚「両親ともですか?」


真央「え? あ、うーん……話を聞いた限りはどっちもな気がするなー」


渚「両親どちらもが明確に拒否反応を示すっていうのも珍しくないですか?」


真央「どゆこと?」


渚「つまり父、あるいは母どちらか一人だけなら説得の余地はある気がするということです」

渚「いくら夫婦と言えども、全てのことで共通の見解を示すことはないと思うので」


真央「なるほど……」


渚「あとはそうですね、私が親に言うときは自立できてからだと思います」

渚「理緒さんと二人で暮らしていけることが証明できれば、お母さんたちにダメだと言われても最悪駆け落ちでもしてどこかで暮らせますからね」

渚「……できることなら応援してほしいですけど」

真央「なるほどなるほど……」フムフム


渚「お役に立てましたか?」


真央「うん、すっごく!」


渚「それはよかったです。……そういえば、大岸さんは今すでに好きな方やお付き合いしてる方がいるんですか? バレたということは」


真央「えと……真央」


渚「?」


真央「……真央のことが好きみたい」カアアアッ


渚「知ってるってことは告白されたんですか?」


真央「……」コクッ


渚「それで、桃山さんは……」


真央「真央も好きだよって言った……」


渚「あら」

渚「桃山さんは前「混ざるんじゃなく見るのが好き」と言ってましたけど……」


真央「そ、そういえばそうだね」

真央「でも、なんだろ。もうそんなんじゃないんだ。そんなポリシーなんてどうでもよくなるくらい、茅ちゃんのことが好き」


渚「ふふ、聞いてるこっちが恥ずかしくなりそうなセリフですね」


真央「うう……」カアアア…


渚「それをしっかり大岸さんや大岸さんのご両親に伝えてあげるのがいいんじゃないですか?」

渚「そしたら……きっと理解してもらえると思いますから」


真央「……うん、ありがと。すごく参考になったよ」


渚「それは何よりです。大岸さんとのこと、応援してますね」


真央「うんっ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


数日後ーー


真央「すー……はー……」


奏「大丈夫ですか? できるだけ早くとは言われましたが……こんな早くに話し合いをしなくても」


真央「一日でも早くしなきゃ茅ちゃんが苦しむ時間が伸びちゃうでしょ」


奏「……ごもっともです」

奏「……では」


ピンポーン


「はーい」


出たのは? 安価↓コンマ2桁
01~80 母親
81~95 茅
96~00,ゾロ目 ???

茅母「はーい」ガチャッ


真央「あ、あの真央……じゃない、私、大岸茅さんの友人で……」


奏「私の友達でもあって、茅お姉ちゃんに会いたいそうです。なので連れてきました」


茅母「そうなの。上がってちょうだい」


真央「お、お邪魔します」


茅母「茅の部屋は……」


真央「あ、いえ、その前に……」


茅母「?」


真央「茅さんのことについてお話しがあります」


茅母「な、なにかしら?」


真央「茅さんの……恋愛の対象についての話です」


茅母「……そう。貴女は知ってるのね」


真央「はい。そのことについてお話しを……」


茅母「こちらへいらっしゃい。廊下で立ち話するようなことでもないでしょう」


真央「は、はいっ」

茅母「さ、座ってちょうだい」


真央「失礼します」ストン


奏「……」ストン


茅母「奏ちゃんも驚いてないところを見るに、知ってたのかしら?」


奏「はい」コクッ


茅母「そう……」

茅母「それで、真央さん、だったかしら」


真央「はい」


茅母「貴女は茅のどういった友人なのかしら」


真央「茅さんがこの間まで住んでいた白百合荘の住人で、よく部屋を行き来していました」


茅母「そうなの。それは娘がお世話になりました」ペコリ


真央「あ、いえそんな。頭なんて下げないでください」


茅母「でも、謝らないとね。急に娘をまたうちに帰らせちゃって……別れの挨拶もできなかったでしょう?」


真央「それは……はい」

真央「でも、いいです。事情が事情ですから」


茅母「そう。それじゃあ茅のことだけれど……」


真央「ごめんなさい!」ガバッ


奏「!?」


茅母「?」


真央「きっかけは私なんです!」

茅母「どういうことかしら」


真央「私が……私がそういう本を貸したんです」

真央「それで、茅さんは同性愛に対して興味を持って……」


茅母「そう……」


真央「……」ドキドキ


茅母「……私はね、同性愛に変な偏見は持ってないつもりなのよ」

茅母「だから、貴女のことを責めたりはしないわ」


真央「ほ……ほんとですか!」


茅母「ええ。実を言うと私女子校出身で……その、先輩と付き合ってたこともあるのよ」


奏「じゃあなんで茅お姉ちゃんを閉じ込めてるんですか」


茅母「それは旦那が同性愛を許せない人だからよ」


真央「なら旦那さんを説得して……」


茅母「しようともしたわ。でもその話になると頑固そのものでね」

茅母「旦那が『精神病かなんかじゃないのか』なんて怒鳴るから、私も『だったら精神科にでも連れて行きましょうか』って叫んだり」


真央「てことは……味方?」


奏「ニュアンス的には……そうかもしれません」

真央「じ、じゃあ! 旦那さんを説得するチャンスをください!」


奏「私からもお願いします!」


茅母「いいけれど……茅の友人というだけで耳を貸すかしら」


真央「それは……」


奏「目の前でキスでもしてみますか?」


真央「ん゛っ!!?」


茅母「あはは! それいいかも!」


真央「ち、ちょっと!」


奏「キスは冗談にしても、それくらいの強引さは必要だと思いますよ」


真央「そうだけど……」


茅母「そうだ。ここまでしてくれるってことは貴女……」


真央「?」


茅母「茅のこと好きなの?」


真央「は……はいっ、好きですっ」


茅母「そう……」ジッ


真央「……」タジッ


茅母「貴女のことはまだよく知らないけど、貴女に賭けてみるしかないわよね」フウ

茅母「うちの娘のことをよろしくお願いします」ペコリ


真央「……はい! 任せてください!」

真央(よ、よし! 渚ちゃんの言うとおり、母親は説得できた!)

真央(残るは本丸……父親だけだ)


安価↓から
茅の父親を説得する方法の最終安価
話し合いに同席予定なのは
真央、茅、奏、茅母、茅父
の五人です

コンコン


ガチャッ


茅「?」


真央「茅ちゃん!」


茅「うわ!? 真央ちゃん!」


真央「なんでこの間勝手に帰ったの!」


茅「いや、それはその……やっぱりお父さんが怖くて」


真央「……わかった、そういうことにしとく」

真央「それより、今日が山場だからね」


茅「なんの話?」


真央「今日、茅ちゃんの両親を説得する。まあお母さんの方はもう説得できたけどね」


茅「そ、それ本当!?」


真央「うん。だから今夜上手くいけば茅ちゃんは晴れて自由の身になれる」


茅「じ、実感湧かないよ……」


真央「まだ成功するか決まったわけじゃないからね」

真央「そうだ。ものは相談なんだけど……真央にキスできる?」


茅「きっ! き、キス!?」


真央「真央は茅ちゃんとならできる。というかしたい」


茅「あ、あたしもしたいけど……」

真央「じゃあさ、もしお父さんを説得する中でキスが必要な場面になったら……」


茅「す、するの?」


真央「うん。茅ちゃんが同性愛者だって分かる一番手っ取り早くて、尚且つ説得力のある行為だと思うから」


茅「……わかった」


真央「よし。じゃあ今日のところは夜まで待機……」クイッ


茅「……」


真央「茅ちゃん? 袖掴んでどうしたの?」


茅「するのはいいけど……初めてが親の前でとか……ヤだ」


真央「か……っ」キュウウウ

真央(可愛い!!!!!)


茅「初めては二人きりがいい……」


真央「わ……分かった。いいよ」


茅「……真央ちゃん、好きだよ」クイッ


真央「うん、真央も……」ドキドキ


茅「……っ」


ちゅっ……


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

夜ーー


茅母「あなた」


茅父「ん?」


茅母「茅のことで、お話があります」


茅父「……俺が話すことはない」


茅母「あなたになくても、茅の友達にはあります。……入っていいわよ」


ガチャッ


真央「失礼します」ペコリ


茅父「……ふん」


茅「……」


奏「……失礼します」


茅父「奏ちゃんと……そっちは?」


真央「桃山真央といいます。前に白百合荘で茅さんと仲良くさせていただいていました」


茅父「……話を聞くくらいならしてやる」


真央「ありがとうございます」

真央「では手短に申しますが……『茅さんを束縛するのをやめてあげてください』」

真央(ダラダラ時間をかけるのはダメだ。話を聞く気がある内に畳み掛けないと……!)

茅父「……我が家の教育方針に他人が口を出すのかね」


真央「おかしいと思えば」

真央「……では聞きますが、その教育方針に奥様や茅さん本人は賛成しているのですか?」


茅父「……」


真央「茅さん」


茅「あ、あたしは……やだ。毎日ずっと監視されてるみたいなんだもん」


真央「……だそうです。そもそも監視の目的は同性愛に関係するものを茅さんに近づけないためだと思いますが……『治りませんよ、これは』」

真央「生まれつき、そういうものだから。治す治さないではないんで」


茅父「黙れ」

茅父「世間一般にしてみれば同性愛は異常なことなんだ。それを正すのは親の役目だろ?」


真央「それは親のエゴです。同性愛は異常なことじゃない」


茅父「……お前になにが分かる。娘が同性愛者などと周りにバレたら……」


真央「なにか不都合が?」


茅父「その親まで白い目で見られかねんだろう」


真央「……ふっ」

真央「『他人から白い目で見られるかもしれないから娘に生き方を強制する』? それこそ親としては最低なんじゃないですか?」

真央「自分のために娘を犠牲にしているだなんて知られたら、それこそあなたは世間から後ろ指を指されることになる」


茅父「黙れッ!! 同性愛者は子を成せない! 孫娘を見られない親の不幸がお前に分かるか!?」


真央「知らないよ! 親が幸せになりたいからって子供に不幸せを強制するのは間違ってる!」

真央「茅が好きでもない人と結婚して子供を産むのと、好きな人と一生を添い遂げるのはどっちが親にとっての幸せなんだ!!」


茅母「……私は茅が好きな人と付き合えるならそれが幸せよ」


茅父「お前……」


奏「私の両親だって、もし仮に私が同性愛者だったとしても祝福してくれます。そこに明確な自分の意志があるなら、それを応援してくれるのが親だと思いますから」


茅父「奏ちゃんまで……」

茅父「……」

茅父「……お前はどうなんだ、茅」


茅「……あたしは、今は真央ちゃんといるのが幸せ」


茅父「……俺はな、今でも同性愛者の存在が信じられないんだ」

茅父「今までそんなことを考えたこともなかった。だからもし今までのことが嘘だと言われたらそれこそ信じる」

茅父「茅は普通に男の人が好きです、今までのは思春期特有の思い込みです。そう言ってくれるのをまだ心のどこかで期待してる」

茅父「だが……もし、もしもだ。もし本当に桃山さんといることが幸せだと言うなら……」


茅「……いいよ。証明してあげる」

真央「……」コクッ


茅「……ちゅっ」


真央「んっ」


奏「!!」キャー


茅母「あら」


茅父「……そうか」

茅父「茅は本当に、女の子が好きなんだな」


茅「うん」


茅父「すまない。桃山さん、奏ちゃん。少し席を外してくれないか?」


真央「っ」ピクッ


茅父「家族だけで少し話しがしたい」


茅母「大丈夫よ。今度は私も茅の味方だから」


茅「ごめん、真央ちゃん。少しだけ……」


真央「……分かりました。奏ちゃんと待ってます」


バタン


真央「ーーーーーっはぁ~~~……」ズルズル

真央「怖かった……」


奏「私、全然会話に入れませんでしたよ。真央さんの話し方がとても上手でしたから」

奏「援護しようとも思ったんですが、不要でしたね」


真央「いやーもう必死で……でもなんか思ったよりもあっけなかったなあ……」


奏「現実なんてそんなもんです。ドラマや小説みたいな長引く言い合いなんてそうそうないですよ」


真央「そんなもんかー……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆

すみません
ちょっと用事ができて席を外してました
続き投下します

バンッ


真央「な、なに!?」タタタッ


奏「い、今の音なんですか!?」


茅母「あ……二人とも」


真央「茅ちゃんは!? 茅ちゃんはどうしたんですか!?」


茅母「落ち着いて。茅はもう大丈夫よ」


奏「それって……!」


茅父「聞かされたよ……全部」

茅父「あいつは……昔から悩んでたんだな」


茅母「それで、もう好きに外に出てもいいし、好きに生きていいよって話をして……」

茅母「そしたら喜んで……」


真央「まさか外に?」


茅母「……ええ」


真央「……ふふっ」


奏「茅お姉ちゃんらしい……」


真央「探してきます!」


茅父「桃山さん」


真央「?」クルッ


茅父「……茅のことを、頼みます」


真央「……はい! 任せてください!」


ガチャッ


たったった……

茅「はぁっ、はぁっ」タッタッ

茅(こんな時間に外に出るなんて……大して久しぶりでもないのに嬉しいな)タッタッ

茅「はあ……はあ……」ピタッ

茅「あれ、ここどこだ? 夜だから暗くてよく分かんない……」

茅(スマホで地図を……)スカッ

茅「……あっ」サーッ

茅(テンション上がりすぎてスマホ家に忘れてきた……!)

茅(え、ヤバい。普通にマズい。どうしよう、どうしたらいいの!?)

茅(とりあえず引き返して……)


???「……」スタスタ


茅「ひっ」

茅(いや、普通の人だ。普通の人……。なにを怖がってるんだ大岸茅!)

茅「よしっ」ザッ


野良猫「にゃあお」


茅「ぴっ……!」

茅(ね、猫! ただの猫!)バクバク

茅「……」キョロキョロ

茅(こ、怖い……)


たったった……


茅(なに!? 今度はなに!?)


真央「茅ちゃん……見つけた……!」ハアハア


茅「へ……真央……ちゃん?」キョトン


真央「女の子がこんな時間に一人で外に出ちゃダメでしょー……」ハアハア


茅「探しに来てくれたの?」


真央「まあね……探しものは得意だし……ふう」


茅「どうしよう……真央ちゃんめっちゃかっこいい……」キュンキュン


真央「へ?」

茅「なんで迷子になる度に見つけてくれるのさー……もー……」


真央「……はぐれないように手繋ごっか?」


茅「……うん」ギュッ


てくてく


真央「……ねえ、誰も見てないよ」


茅「……うん」


真央「二人っきりだよ」


茅「うん」


真央「もう少しで家に着いちゃうよ」


茅「うん」


真央「……」


茅「……」グイッ


真央「おっと」ヨロッ


茅「帰る前に一回だけ……」


真央「ん。いいよ」パチッ


茅(真央ちゃん……あたしのために親と話して、走って迎えに来てくれて……)

茅「……ありがと」


ちゅうっ

今日はここまで
次からはこちらで用意した固定イベントを2つほどこなして9月が終わりとなります

水泳大会会場ーー


ガヤガヤ ガヤガヤ


サラ「意外と人多いんですね……」


奏「曲がりなりにも全国から強い人が集まってますから、観客も多いんだと思います」


サラ「こんなたくさんの人に見られながら綾子さんは泳ぐんですねえ……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


観客席ーー


早苗「綾子ちゃんは平泳ぎ100メートルに出るから、もう少しかかるわね~」


サラ「そういえば……本人に聞くのはどうかと思って聞かなかったんですけど、綾子さんのタイムってどうなんですか?」


早苗「そうね~……」ウーン


奏「あ、ありました」スマホポチポチ

奏「前回大会の記録、1位1分5秒97。2位1分6秒21。3位1分6秒92。そして4位が綾子さんで1分7秒04です」


サラ「ギリギリ負けちゃったんですね……」


早苗「あら……でも確かサラちゃんが来る前に『7秒切れた』とかなんとか……」


サラ「ということは勝てるかも知れないんですね!」


奏「頑張ってほしいですね……応援はたった3人ですけど、一生懸命応援しましょう」


サラ「はい、もちろんです!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


アナウンス『成年女子100メートル平泳ぎの予選を開始します』


サラ「来ました!」


早苗「全部で3組あって、綾子ちゃんは1組目みたいね~」


綾子「……」


奏「さすがに怖い顔してますね……」


サラ「緊張してるんでしょうか」


綾子「……」スッ


アナウンス『用意』


綾子「……」グッ


ピーッ!


サラ「頑張れー! 綾子さーん!」


早苗「頑張って~!」


奏「頑張れー!」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


綾子(体が軽い)

綾子(今日は調子いいぞ……!)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ぱしっ!


サラ「い……! 1位です! 綾子さんすごい!」


奏「タイムは……」


早苗「1分6秒20!」


サラ「すごく早いじゃないですか!」


早苗「これなら決勝にもいけるわね~」


サラ「あっ……」

サラ「そ、そうでした。これは予選でしたっ」


奏「残り2組が終わるまでは確定ではないですが、ほぼ間違いなく大丈夫だと思いますよ」

サラ(2組目、3組目と終わり、当然綾子さんは決勝へ)

サラ「き、緊張しますね」ドキドキ


アナウンス『成年女子100メートル平泳ぎの決勝を開始します』


奏「去年綾子さんより早かった3人はみんな決勝に来てますね」


早苗「やっぱり強いのね~……」


綾子「……」


アナウンス『用意』


綾子「……」グッ


ピーッ!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


綾子(……)

綾子(ああ)

綾子(応援が聞こえる)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


サラ「あやこさんっ! がんばれーーーっ!!」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


綾子(去年は来てくれたの早苗だけだったもんな)

綾子(会ってまだ1月足らずの他人同士なのに)

綾子(サラがあんなに声を張り上げてくれてる)

綾子(勝ちたい、な)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ぱしぃっ!


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆◆◆◆◆


◆◆◆

早苗「お疲れさま~」


綾子「うん、ありがと」


奏「あ、これお水です。どうぞ」 


綾子「ありがと。助かるよ」ゴクゴク

綾子「……ふう」


奏「……サラさん」


綾子「もー、いつまで泣いてんのさ」フフッ


サラ「だっであや゛こさんが~……!」


綾子「うん。2位だった」


奏「月並みなことしか言えませんけど、その、凄かったです」


早苗「サラちゃんは綾子ちゃんが勝てて嬉しいのよね~?」


サラ「はい゛……」コクコク


綾子「あれだけ調子よくっても2位なんだもんな……やっぱ代表選手は強いね」


早苗「今は1位になれなかったことを悲しむときじゃないと思うわ~」

早苗「2位になって泣くほど喜んでくれてる子がいるんだもの。ほら、胸を張って」


綾子「……うん」


ぎゅっ


綾子「サラ。私のためにあんなに応援してくれてありがとうね。プールまで聞こえたよ」

綾子「それに、サラの応援で勝ちたいって思えたし、実際に勝てた。2位になれたのはサラのおかげ」

綾子「だからさ、その。また応援しに来てくれないかな? 来てくれたらすっごく……嬉しい」


サラ「いきます……っ、絶対にいきますっ」エグエグ


綾子「そか。よかった」ニッ


奏「……」モヤッ

奏(……?)


早苗「さ、じゃあみんなで帰りましょーっ」オーッ


綾子「おー! ……ってサラ大丈夫? 手繋ごうか」ギュッ


サラ「ありがとうございます……」エグエグ


奏「……」モヤモヤ

奏(また……)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


白百合荘ーー


早苗「というわけで!」


綾子「無事に2位入賞することができました!」


真央「おおー!」パチパチ


早苗「というわけで今日はパーティーよ~。たくさん料理作ったから、どんどん食べてね~」


亜利砂「あの……私も来てよかったんですか?」


早苗「もちろんよ~。これはね、綾子ちゃんのお祝いと、私のお祝いでもあるの」


亜利砂「というと?」


早苗「誕生日なのよ~。私が」


亜利砂「え……あ……」


早苗「それで、お酒を呑む相手が欲しくて……迷惑だったかしら?」


亜利砂「そ、そんなことありません! ありがたいお誘いです!」


真央「まあ正確には今日が誕生日じゃないけどね。来週じゃなかったっけ」


早苗「せっかくだから私もみんなに祝ってほしいもの~」


渚「お誕生日だったんですね。おめでとうございます」


早苗「歳は取りたくないけどね~」

茅「いくつになるんだっけ?」


真央「こら。失礼だよ」


早苗「いいのよ。そうね~……今年で27ね~」


亜利砂「っ!」


綾子「いいからご飯食べようよー。冷めるよー?」


早苗「そうね。じゃあ……」

早苗「綾子ちゃん!」


綾子「それと早苗も!」


早苗「おめでとー! かんぱーい!」


全員「かんぱーい!」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

茅「あ、これ美味しい」モグモグ


真央「ほんと?」


茅「ほら、あーん」


真央「あむっ……むぐむぐ。確かに美味しいねえ」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒「……」ポヤー


渚「り、理緒さん?」


理緒「んう……?」


渚「っ! よ、酔ってますね理緒さん」

渚(雰囲気がエロい……)ドキドキ


理緒「かも……。お酒やっぱ苦手ぇ……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


サラ「綾子さん、これでいいです?」ヨソイヨソイ


綾子「おお、いいね。ありがと」


奏「さ、サラさん。私のもお願いします」


サラ「はいっ」ニコッ

サラ「ええと……これでどうでしょう」ヨソイヨソイ


奏「あ、ありがとうございますっ」マンゾク-


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「それじゃあ……」


亜利砂「はい。お誕生日には少し早いですが……おめでとうございます」


早苗「ありがとう。……乾杯」


カチンッ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


渚「それじゃ、理緒さん連れて戻りますね……立てますか?」


理緒「ん……抱っこぉ……」


渚「無理ですよっ。肩貸しますから頑張ってください!」


理緒「んぅー……」ヨタヨタ


バタン


茅「それじゃ、あたし今日は真央ちゃんのとこ泊まってくから」


真央「うん! 料理美味しかったよ、ありがとうね!」


バタン


サラ「それじゃあワタシは奏ちゃんを送ってきますね」


綾子「サラだけじゃ帰りが危ないし、私も行くよ」


奏「はい……お願いします……」ウトウト


サラ「眠いのですか?」


奏「いつも9時くらいに寝るので、眠くなってきちゃいました……」ウトウト


サラ「それじゃあ急がないとですね」


綾子「それじゃね早苗! パーティー楽しかったよ!」


バタン

早苗「二人きりですね~」


亜利砂「ですね……」


早苗「あ、明日は日曜日ですけどお仕事とか……」


亜利砂「それは大丈夫です。明日は休みですし、することはもう済ませてますから」


早苗「それは良かった。じゃあ晩酌といきま」グイッ


ドサッ


早苗「あ、亜利砂さんっ!? 押し倒したりして何を……」


亜利砂「……花園大学」ボソッ


早苗「……?」


亜利砂「早苗さん。花園大学の出身ですよね?」


早苗「そ、そうですけど……。それがどうかしましたか……?」


亜利砂「……私も……なんです。花園大学」


早苗「あ、あら。それは偶然ですね~」


亜利砂「10年近く前……私が四年のときです。新入生にとても綺麗な子がいました。恥ずかしい話、一目惚れをしてしまったんです」

亜利砂「キャンパス内で友達に聞いて、後輩に聞いて。その子のことを知りました。『成績優秀。ただし勉強に熱を入れているせいで浮いた話はない。名前は……」

亜利砂「……天使早苗』」


早苗「え、えっと……?」


亜利砂「同性だし、接点がなさすぎたから大学ではすぐに諦めました。でもまさかこんな歳になって再開できるなんて思ってなかった……っ」

亜利砂「それでも『歳が5つ違うし、よく似た他人かも。違ったら迷惑かもしれない』って考えて手は出しませんでした。……でも違った」

亜利砂「あなたは私の大好きな天使早苗だった」

亜利砂「8年越しに貴女と会えた。だからその奇跡の証が欲しい」


早苗「亜利砂さん……」


亜利砂「……っ」


ぐっ……!


亜利砂「……好きです。早苗さん」


早苗「!」


亜利砂「んっ……」


早苗「んぅ……っ!」

早苗「……ぷぁっ! はぁ……! はあ……っ」


亜利砂「……!」

亜利砂「……ごめんなさい」スクッ


早苗「あ、亜利砂さんっ!?」


亜利砂「……ごめんなさい。帰ります」

亜利砂「今度会ったとき、殴っても蹴ってもいいです。でも今日はもう……」


ガチャッ


亜利砂「私の顔も見たくないでしょう?」


……バタン


早苗「亜利砂……さん」ドクン ドクン

早苗(好きって……どういうこと……。私の先輩で、一目惚れして……)

早苗(分からない……よ)


やっぱりあたしと真央ちゃんの話はすぐに一段落ついた。

  綾子さんに奏ちゃん。こちらに来てから、素敵な人たちと仲良くなれました。

    突然8年も前の話をされて。先輩だと告げられ、キスされた。

真央ちゃんと一緒にいるときが一番の幸せ。お父さんもお母さんも分かってくれたのかな。

  綾子さんはとっても強いです。肉体的にも、精神的にも。最近はワタシをいろいろと引っ張っていってくれます。

    今度からどう接するのが正解なのか、今までの知識を総動員しても分からない。

ほんとはまだ女の子同士の恋愛に反対かもしれない。けど。真央ちゃんと幸せになった後でもいい。いつかは心から祝福してほしい。

  奏ちゃんは小さな体に似合わない大きな勇気の持ち主。最近はワタシにくっついてくるような……。

    初めての経験にどうにもならない足踏みを繰り返して、九月が終わろうとしていた。

『九月の恋騒動』

長くなりましたが、これにて九月は終了です。
綾子の水泳大会と、早苗の誕生日のイベントを別々に処理する予定だったのですが、まとめられそうだったので一続きのイベントにしました。
早苗の誕生日は指定がなかったので確定イベントに組み込みました。
他キャラも機会があれば誕生日イベントを入れたいと思います。

それと、更新日が飛び飛びになって申し訳ありませんでした。

これからは茅と真央はメインから外れ、綾子・サラ・奏、早苗・亜利砂がメインになります。

予定では年を越えて三月までをやるつもりなので、その内の半分が終了したことになります。

残り半分もよろしくお願いします。

ついでに現在の部屋状況です。

早真綾
苗央子?
管876(2階)

5321(1階)
サ?理渚
ラ 緒

管は管理人室。6号室には茅が居ましたが、今は実家なのでここにはいません。
新しい6号室の住人と3号室の住人は、綾子達か早苗達のどちらかがくっついたあたりで募集します。

茅と真央のエロも近いうちに書こうと思うんですが、未成年の性行為を文章で描写するってセーフですよね?

こんなSSで気にするのもあれですが、児童ポルノに引っかかったりしないでしょうか
何せ変なところでビビリなもので、みなさんの意見を聞かせてくださるとありがたいです

みなさんご意見ありがとうございました
調べてみたところ、視覚情報でなければ引っかからないみたいです
小説とかの文章上であれば児童ポルノは適用されないとかなんとか

そもそも二次元の作品や創作を児童ポルノ法で規制するという記事や記述が見つからないので、おそらく大丈夫だと思います

でも一応念のため書いておきます

このSSは架空の作品であり、登場人物は全て18歳以上です

早苗「……」ボーッ


ピンポーン


早苗「っ」ビクッ

早苗「は、は~い」


ガチャッ


真央「誕生日おめでとー!」


早苗「!!」


真央「プレゼント持ってきたんだけ……ど……」

真央「……ねえ、てんしさん大丈夫? 顔色悪いよ?」


早苗「だ、大丈夫よ~」


真央「それならいいけど……」

真央「あ、これプレゼントね。お酒は買えないけど、お酒に合いそうなオツマミとお猪口買ってみたんだ」ハイ


早苗「ありがとね~真央ちゃん」


真央「どういたしまして!」ニコッ

真央「それとさ……迷惑じゃなかったら話くらい聞くからね? 悩みがあるなら相談してね」


早苗「ほ、ほんとに大丈夫よ~。ただちょっと寝不足なだけ」


真央「……そっか。わかったよ」

真央「じゃ、プレゼント渡したし帰るね」スクッ


バタン


早苗「……」


安価↓からこれからの白百合荘住人+亜利砂、奏、茅の行動
基本的に高コンマ優先
渚、理緒、茅、真央は優先度が下がります

奏が「最近先生の様子がおかしい」とサラや綾子に相談してくる。

大学の講義で遅くなった理緒が夜の公園で呆けてるの亜利砂を発見。
様子がおかしい事に気づいた理緒が気を効かせて近くのバーに誘い酒を酌み交わしながら相談に乗る。
可能なら二人とも酔っぱらって綾子か早苗に迎えに来て貰うまでセットで。

早苗が亜利砂に連絡とろうとする

奏、サラが他の女の子とふれ合うと感じる謎のモヤモヤが日増しに大きくなり
ある日衝動的に声を荒げてやめてください!と言ってしまう(なぜそう言ってしまったかは自分でもわからない)

奏が服装に気を使う綾子を見て自分もお洒落な服装をしてみたいと相談、サラも交えて休みの日にみんなで服を買いに行くついでにぶらぶら
大人数可能ならファッション誌愛読で詳しそうな茅にも声をかけ、そこにみんなの可愛い私服姿が見たい真央も同伴で

学校ーー


奏「先生、あの」


亜利砂「……」ポケー


奏「先生?」


亜利砂「……」ボー


奏「神ヶ原先生!」


亜利砂「!」ビクッ

亜利砂「あ、ああ若宮さん。どうしたの?」


奏「……いえ、なんでもないです」


亜利砂「そう?」


奏(なんか……先生ずっとボーッとしてる……)


亜利砂「……」ボー


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「……ということがあって」


綾子「んー……それなら早苗に言ったほうがいいかもね。今一番奏の先生と仲良いの早苗っぽいしさ」


奏「そうですよね。それじゃあ管理人さんに会ってきます」


綾子「私もついてくよ」スクッ

ピンポーン


早苗「は~い」ガチャッ

早苗「あら。奏ちゃんに綾子ちゃん。どうしたの?」


奏「相談したいことがあって……。少しいいですか?」


早苗「いいけど~……。綾子ちゃんやサラちゃんじゃダメなのかしら?」


奏「管理人さんに相談したいんです」


早苗「そう……。なら上がって?」


奏「失礼します」


早苗「それで……相談って?」


奏「ええと……先生のことなんですけど。最近なんだかボーッとしてることが多くて……。管理人さん何か知りませんか?」


早苗「え、あー……」

早苗「なんて言えばいいのかしら~……」


綾子「? 言いづらいこと?」


早苗「多分……私のことだと思うわ~……」


奏「何かあったんですか?」


早苗「それは……その~……」


綾子「おっけー。言いづらいなら言わなくてもいいよ」


奏「そ、それじゃ先生は……」


綾子「二人とも子供じゃないしさ。まずは当人達に任せようよ」

綾子「それでも駄目なら私達が解決する。それでいいでしょ、早苗」


早苗「そ、そうね~。その内連絡でも取ってみるわ~」


綾子「うし。じゃあ今日はひとまずここまででいいか」


奏「はい」


早苗「あ、奏ちゃん」


奏「はい?」


早苗「亜利砂さんのこと教えてくれて、ありがとうね」


奏「いえ。今の私は教えるくらいしかできませんから」

奏「先生のこと、よろしくお願いしますね」ペコリ


早苗「……ええ」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


理緒(今から帰るね、っと。送信)スマホタプタプ


プァーーーッッ!!


理緒「!」ビクッ


運転手「変なとこあるいてんじゃねえぞー!」ブオオオオン


理緒「なんだクラクションか……あっ」


亜利砂「……」フラフラ


理緒「ち、ちょっと神ヶ原先生!」グイッ


亜利砂「……? あら、理緒さん」


理緒「どうしたんですか。道路なんか歩いてたら危ないですよ」


亜利砂「え? あ、ほんと。危ないわね」テクテク


理緒「……何かあったんですか? 私でよければ話くらい聞きますよ」


亜利砂「なんでもないのよ。大丈夫……」ポロッ

亜利砂「ほんとに、だいじょうぶ、だから……」ボロボロ


理緒「泣きながらそんなこと言われても説得力ありませんよ。ほら、どこかお店でも入りましょう」

理緒(渚に遅くなるってメールしとかないとかな……)

早苗サイドーー


早苗「……」ドキドキ

早苗(や、やっぱり話し合わなくちゃ何も解決しないわよね)セイザ

早苗(って携帯の前に正座してもどうにもならないのだけど……)

早苗「ええいっ」バッ

早苗(えと、電話帳……)ポチポチ


プルルルル! プルルルル!


早苗「!」ビクッ

早苗(ち、着信? 誰かしら……)ピッ

早苗「も、もしもし~」


???「夜分遅くすみません。私、沖上要という者です」


早苗「はあ……」


要「ええと、それで要件なのですが……バーの方で酔いつぶれている女性が二人いまして、その内の一人がここに電話してくれと」

要「名前は東谷理緒、というらしいのですが心当たりはありますか?」


早苗「あら、理緒さんが……分かりました。迎えに行きますね」


要「助かります。バーの住所は……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


バー「リリアン」ーー


早苗「……」キョロキョロ


要「あ、あまつかさん、ですか?」


早苗「あ、はい。そうです~」


要「こっちです。奥の部屋を借りて寝かせてて……」ガチャッ


理緒「うんん……」


早苗「理緒ちゃん……あっ」ピタッ


亜利砂「んぅ……」

早苗「えっえっ……あり、さ、さん……?」


要「どうしますか? タクシーでも……」


早苗「あ、いえ。車で来たので乗せて帰ります」


要「そうですか。手伝いますよ」ニコッ


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗「ありがとうございます。助かりました」ペコリ


要「いえ。見過ごして帰るのも後味が悪いですから」

要「あ、お代は理緒さんがボーッとしながらなんとか払っていたので安心してください。それじゃ、私はこれで」ペコリ


早苗「はい。本当に助かりました」ペコリ


バタン ブウウウウウウン……


早苗「とりあえず白百合荘に……でいいのかしら~……」

白百合荘ーー


早苗(理緒ちゃんは渚ちゃんに引き取ってもらったけど……)


亜利砂「んん……」モゾ


早苗(亜利砂さん、起きたらビックリするわよね……でも今更どうしようもないし……)

早苗(夜中に起きても大丈夫なように、お店で潰れてたことを書き置きしておいて……)カキカキ

早苗(薬も置いておこうかしら。「飲んでください」……っと)カキカキ

早苗「……」


亜利砂「んー……」ゴロン


早苗「!」ドキッ

早苗(私この唇にき、キスされたのよね……)ドキドキ

早苗(先輩で、私のことが好きで……)

早苗(なんで……なんで私のことを……? 一目惚れって言ってたけど……)ウト…

早苗(好きになるって……どういうことなのかしら……)ポフン

早苗「んー……」ウトウト

早苗「わかん……ない……」コテン

早苗「……すー……すー……」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


am6:30ーー


ピリリリリリ ピリリリリリ カチッ


早苗「ん~……!」ノビー

早苗(朝ね……朝ごはんはどうしようかし……)ピタッ


亜利砂「……! ……!!」パクパク


早苗「あ、えと……おはようございます?」


亜利砂「なん……な、ここ……え、ええ……!?」ワタワタ


早苗「お、落ち着いてください。説明しますから~」


亜利砂「お、お願いします……」


早苗「えと、昨日のことはどこまで覚えてますか~?」


亜利砂「昨日……。えと、理緒さんと道端で会って、近くのお店で飲むことにして、飲んで……そこまでは」


早苗「あ、そこまで覚えてるなら簡単です。その後お店の方から連絡があって、私が迎えに行ったら亜利砂さんは潰れてたんです~」

早苗「私、亜利砂さんの自宅を知らないので送ることもできなくて……なのでうちで寝てもらいました~」


亜利砂「な、なるほど……」

亜利砂「どうやらご迷惑をお掛けしたみたいで……申し訳ありません」ペコリ

亜利砂「お詫びは後日しますので、今日のところはこれで……」スクッ


ガシッ


早苗「か、帰っちゃダメですっ」

早苗「私、亜利砂さんに聞きたいことがたくさんあるんですからねっ」


亜利砂「ぅぐ」ピタッ

亜利砂「分かりました……なんでも聞いてください」ストン

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー
am9:00ーー


ガチャッ


サラ「おはようございます、奏ちゃん」ニコッ


奏「お、おはようございますっ」


綾子「やー、奏ー」ワシャワシャ


奏「やめてくださいー」ナデラレ


サラ「ほら、綾子さんストップですよ」

サラ「それで、洋服でしたっけ?」


奏「はい」


綾子「確かに今まで地味な感じの服しか着てるの見たことないもんなー」


奏「オシャレというのが分からなくて……」(←無地の白シャツにグレーのカーディガン、暗めの青いロングスカート)


サラ「それなら茅さんの方が詳しいのでは……」


奏「あ、茅お姉ちゃんも途中から合流してくれるみたいです」

奏「ただ、行列のできるスイーツなるものを真央さんと食べてから、らしいですけど」


綾子「ああ。近くの洋菓子屋さんか。確かに毎朝何十人も並んでるもんな」


奏「開店が10時で、食べてから来るそうなので、合流はお昼過ぎくらいになるかと」


サラ「なるほど、分かりました」

サラ「では奏ちゃんのお買い物に行きましょう!」

てくてく てくてく


綾子「あ、あの店は?」


サラ「大人っぽすぎますね……奏ちゃんはまだ中学生ですからもっと別のお店がいいです」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


サラ「ここはどうでしょう」


奏「キャラ物はちょっと……分からないですし、少し子供っぽいです」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「ここは……?」


綾子「す、ストップストップ!」ガシッ

綾子(コスプレショップはさすがにまずいよ!)


奏「な、なんですか? 何のお店なんですか?」


綾子「えと……奏にはまだ早いお店だよ!」


奏「はあ……」

ファッションセンターーー


綾子「やっぱこういうとこに落ち着くのか」


サラ「奇をてらって専門店を巡ったのは駄目でしたね」


奏「少しお腹も減ってきました……」


綾子「んー……あ、じゃあ一人ワンセット奏に似合いそうな服持ってこようよ!」

綾子「その中から一つ選んで買って、それ着て午後から過ごそう」


奏「おお……」


サラ「確かにそれなら時間もあまり掛からずに済みそうですね」


綾子「制限時間はそうだな……今11時半だから、12時までにしよう。それからご飯を食べて、茅達と合流だ」


サラ「了解です!」


綾子「それじゃあ用意……スタート!」


奏が自分で選んだコーディネート安価↓
サラが選んだコーディネート安価↓↓
綾子が選んだコーディネート安価↓↓↓
3つの内最高コンマが奏の服になります

>>497
>>498
>>499
>>501
を採用しました

安価を一つずつ下にずらします

サラ「ではまずは私のから……」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「き、着替えました」


綾子「似合うねー。もうちょっと背があればモデルさんにも見えるよ」


サラ「よくお似合いです」


奏「あ、ありがとうございますっ」


綾子「じゃあ次私のねー」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「どうでしょうか……」


サラ「似合ってます! なんだかクールでかっこいいですよ!」


綾子「いいじゃんいいじゃん。可愛いとなんでも似合って得だね」


奏「……私の選んだの見ます? どっちかから選んでもいいような……」


綾子「ダメだよ。せっかく選んだんだし見せてくれなきゃ」


サラ「そうですよ! 着替えてきてください♪」


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

シャーッ


奏「……」


サラ「……」


綾子「……」


奏「な、何か言ってくださいよ」


サラ「に、似合ってます……」


綾子「あー……ごめん。綺麗で見惚れてた」


奏「た、ただのワンピースですよ?」


綾子「黒髪に麦わら帽子で白ワンピース……いい取り合わせだね」


サラ「これがいいです! 一番似合ってます!」


綾子「だね。優勝は奏選手ー!」


サラ「あ、でもこれから冷えますし、ノースリーブのワンピースじゃ風邪を引いちゃいます」

サラ「ケープとか、何か羽織るものも一緒に買った方がいいですね」


奏「わ、分かりました」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


昼食後ーー


茅「やっほー奏ー」テクテク


真央「やっほー!」


奏「あ、茅お姉ちゃんと真央さん」


茅「おお? そんな可愛い服持ってたっけ?」


奏「買ってみたんです。どうですか?」クルッ


真央「可愛いよ!!」


奏「!」ビクッ


茅「真央ちゃん落ち着いて。……うん、似合ってるよ」


奏「そ、そうですか」パアッ


茅「あとは普段着に何着か見繕えばいいのかな」


奏「はい。よろしくお願いします」ペコリ


真央「ミニ……いやロングスカートも……いやいやデニムも履きこなせそうだし……」ブツブツ


サラ「真央さーん! 置いていきますよー?」


真央「あ、待ってー!」タタタッ

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


早苗サイドーー


早苗「……」セイザ

早苗(ひとまず亜利砂さんにシャワーに入ってもらったり、食事をとったりでなんだかんだでお昼……)


亜利砂「……」セイザ


早苗「すー……はー……」

早苗(聞かないと……!)


①大学時代の早苗のどこに惚れたのか
②いつ惚れたのか
③大学時代に接点はあったのか
④早苗にどうしてほしいのか
⑤今お付き合いしてる人はいないのか
⑥今でも好きなのか
⑦自由安価(安価の内容は質問のみ。質問に対する答えを書かれても採用しません)
安価↓から3つ

1→6→4の順で採用します
続きで>>500も採用します

早苗「あの~……」


亜利砂「……はい」


早苗「そんな怖がらないでください~。怒ってはないので、話を聞かせてくれれば~」


亜利砂「……分かりました」


早苗「そうですね~……。大学時代の私のどこを好きになったんですか~?」


亜利砂「一目惚れ……って言ったような」


早苗「そうですけど~……。一目惚れだけで何年経っても覚えてるのもすごいな~って」


亜利砂「そうですね……。白状します」

亜利砂「って言っても、一目惚れは事実なんですよ。その後……覚えてるかな」

亜利砂「サークル勧誘のときに私、早苗さんのところに行ったんです」


早苗「……」


亜利砂「でも、断られて。『大学には遊びに来たんじゃないので』って」

亜利砂「それがこう、なんか……胸に響いたというか、たまらなかったというか……」


早苗(え……M? なのかしら~?)


亜利砂「そんなわけで、それからときどき早苗さんのことを見てたらますます好きになって……」


早苗「ま、待ってくださいっ、少し恥ずかしいです~……!」

早苗「……///」

早苗「……その、今も、好き……なんですか?」


亜利砂「好き……です」

亜利砂「再会してからどんどんまた好きになって……」


早苗「あ、ありがとうございます……」カアア


亜利砂「……早苗さん」


早苗「は、はいっ」


亜利砂「この状況分かってるんですか?」


早苗「状況……?」


亜利砂「自分のことを襲った相手と二人きりなんですよ? 怖くないんですか?」


早苗「ああ、確かに~……」

早苗「でも、相手が亜利砂さんですし~……優しい人だって知ってるから怖くはないですね~」


亜利砂「っ」ムッ

亜利砂「ま、また襲いますよ」

亜利砂「言っておきますけど、こっちは吹っ切れてるんですからね」


早苗「ふふっ」


亜利砂「わ、笑わないでくださいっ」


早苗「ごめんなさい、必死な感じがなんだか小さい子供みたいで可愛くって~」

亜利砂「……」ズイッ


早苗「……するんですか~?」


亜利砂「ほ、ほんとにしますよ」


早苗「……」

早苗「違いますよね?」ボソッ


亜利砂「っ」ビクッ


早苗「亜利砂さんは、私にどうしてほしいんですか~?」


亜利砂「それ、は……!」

亜利砂「えっと……」

亜利砂「あの……」


早苗「……えいっ」


ぎゅっ


亜利砂「!! さな、え、さん!? な、なにを……!」


早苗「深呼吸してください。吸って~、吐いて~」


亜利砂「す、すー……はー……」


早苗「落ち着いて……。頭の中をスッキリさせて……」

早苗「どうです、言えますか? 私にどうしてほしいか……」


亜利砂「……な」

亜利砂「なか、よく……じゃなくて」

亜利砂「私のこと、好き、に……なってほしい……です……!」

早苗「はい、よくできました」ナデナデ

早苗「……ただ、好きになるっていうのは難しいですね~」


亜利砂「……はい。分かってます」


早苗「でも、嫌じゃないんですよ~」


亜利砂「!」


早苗「こうして迫られるのも、びっくりしましたけど、キスされたのも、嫌じゃないんです。……なんででしょうね~?」

早苗「私「そういうこと」に疎いので……教えてくれますか~?」

早苗「せ、ん、せ、い……♪」


亜利砂「は……はいっ!!」


早苗(年上……よね~?)


亜利砂「へへ……えへへ……」


早苗(ちっちゃい子が喜んでるみたいな……)


亜利砂「あっ」


早苗「?」

亜利砂「さ、早苗さんっ!」


早苗「は、はい」


亜利砂「女同士……なん、ですけど」


早苗「? はい……」


亜利砂「変じゃない、ですか?」

亜利砂「気持ち悪いとか……思ったりしませんか?」


早苗「別に思いませんよ~」

早苗「うちには真央ちゃんもいますから、そういうのに抵抗はありませんね~」

早苗「それとも、嫌だって私が言ったら諦めちゃうんですか~?」


亜利砂「あ、諦めないですっ! 絶対!」


早苗「だったら心配することないですよ~。安心して、私のことを振り向かせてください~」


亜利砂「は、はいっ!」


早苗(心配することないのは私もでしたね~)

早苗(亜利砂さんが怖い人でも嫌な人でもないのは分かりきってたことなのに、必要以上に怖がって……)

早苗(恋愛とかあまりよく分からないけれど……結婚とかした方がいい年齢なのは確かだし)

早苗(結婚……ねえ。一緒にいて苦痛じゃない人、一緒にいて楽しい人なら……)チラッ


亜利砂「? どうしました?」


早苗「なんでもありませんよ~♪」

早苗(大丈夫。私もきっと亜利砂さんを好きになれる)

早苗「……そうだ」スマホポチポチ


プルルルル プルルルル

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー


プルルルル プルルルル


奏「あ、すみません電話が……」ピッ

奏「はい、もしもし」


早苗『もしもし~』


奏「あ、管理人さん。どうしました?」


早苗『亜利砂さんのことはもう大丈夫よ~。なんとかなったわ~』


奏「そうですか……! よかった……」


早苗『ええ、だからもう心配しないで今日は楽しんで……』


サラ「どうですか、これ。似合いますか?」フリフリ


綾子「似合ってるよ! すっごい可愛い!」


奏「……!」


早苗『あれ、奏ちゃん? 聞こえてる?』


綾子「サラはこっちも似合いそうだね。大人っぽいロングコートだけど……着てみる?」


サラ「はい! ……どうです?」クルン


綾子「やっぱ似合うね。ほんとにモデルみたいだよ」


真央「えー! サラちゃんにはもっと可愛い服のが似合うよー!」


奏「……めて」


早苗『もしもし~? 奏ちゃーん?』

茅「サラさんならこういうのも似合うよ」


綾子「これとかは?」


真央「こっち! 絶対これ!」


サラ「ち、ちょっとみなさんそんな一度に……!」



奏「やめてくださいっ!!!」



早苗『っ!?』キーン


綾子「わっ!?」


茅「ど、どしたの奏……」


奏「…………」


サラ「か、奏ちゃん……?」


奏「いま……私……」

奏「ごめんなさい……なんで……っ」


サラ「大丈夫ですよ、落ち着いてください……」ギュゥ


奏「また、頭の中分からなくて……!」


サラ「大丈夫、大丈夫です……」ポンポン

サラ「みなさん、今日はもう帰りましょう。奏ちゃんの服は何着か買いましたし、それに本人がこうじゃ……」


綾子「んー……そうだね。よく分からないけど、このまま買い物続けられそうにはないし」


茅「奏ー、なんかあったらあたしに言えよー? 助けてもらった分、今度は相談乗るからさ」


奏「はい……」

白百合荘ーー


早苗「そう、それで大声出したと思ったら電話が切れちゃったのね~」


綾子「今はサラが付いてるからさ、親に連絡しといてよ」


早苗「ええ、任せて~」


綾子「……なんでなんだろうね。奏が叫んだの」


早苗「私はその場にいなかったからなんとも~……」


綾子「大人の私がしっかりしなきゃなのに、ちっとも分かんないんだよ」


早苗「綾子ちゃんまで抱え込むことはないわよ~。悩んだらいつ誰に相談したっていいんだから~」


綾子「……だね」

綾子「せっかく仲良くなった訳だしさ、奏の助けになってあげたいよ」


早苗「じゃあ綾子ちゃんが相談に乗ればいいのよ~。ついでに綾子ちゃんの悩みも奏ちゃんに伝えれば一石二鳥だし~」


綾子「確かに……それいいかも」


早苗「奏ちゃんの問題、解決できるといいわね~」


綾子「うん。解決するよ」ニッ

綾子「じゃ、私も部屋に戻ろっかな。連絡よろしくねー」


早苗「は~い」

8号室ーー


茅「奏大丈夫かな……」


真央「大丈夫だと思うよー」


茅「そう?」


真央「真央はそういうことに敏感だからね」


茅「そういうこと……? ……え、それって」


真央「奏ちゃんはサラちゃんのことが好きなんだと思う。自覚はなさそうだけどね」

真央「嫉妬……というか独占したいんだけど、どうしたらいいか分からない感じ」


茅「へー……」


真央「向こうから相談してきたら手伝うし、アドバイスもする」

真央「だけどさ、やっぱ好きな人くらいは自分で気づいた方がいいじゃん」


茅「それは……そうかも」


真央「だから真央はひとまず静観。……それよりさ、今日買ったスイーツ食べようよ!」


茅「そうだね! 食べよう食べよう!」カパッ


真央「お店で見たときも思ったけどほんと美味しそうだよね……!」


茅「あたしはショートケーキにしよっと」


真央「じゃあ真央はアップルパイ食べる!」


茅「いただきます! あむっ」パクッ

茅「~~~っ! 美味しい!」


真央「あむっ……」パクッ

真央「美味しい……!!」

茅「真央ちゃんもケーキ食べてみてよ! はい、あーん」


真央「あー……んぐっ」

真央「かやひゃん、ひとくひはおおひいよ……(茅ちゃん、一口が大きいよ……)」モゴモゴ


茅「あ、あはは……ごめんごめん」

茅(真央ちゃんが口の周りベタベタにして……あ、太ももにクリーム落ちた)ゾクッ


真央「ごくんっ……。はー、茅ちゃんティッシュ取って~」


茅「真央ちゃん」ズイッ


真央「ん?」


茅「動かないで」


真央「なにー、どうしたのさー?」


ぺろっ


真央「んっ!?」


茅(甘……)


ぺろっ ちゅう


真央「ちょ、かやちゃ……」


茅「ごめん……我慢できない」


どさっ


茅「今から真央ちゃんのこと食べちゃうからね……?」


♡安価↓から茅と真央のプレイ内容を募集
コンマの高低は関係なく、安価の中から書けそうなものを採用します
エロシーンは地の文ありでいきます

エロで完全に手が止まってる…
久しぶりだからって気合いれすぎて投下できないのは本末転倒ですよね
途中まではできたので、一度できてる分だけ投下します

両手首をあたしの手によって固定され眼前に寝転がる真央ちゃんの口元が、ぬらぬらと妖しく光っている。
ゆっくりと顔を近づけると、真央ちゃんは目を閉じて受け入れる意思を見せた。

「れろ……」

唇には決して触れないよう、口の周りに伸びたホイップクリームを舐めとる。まずは右側からぺろり。
舌の上でじんわりとした甘さが広がる。
これが真央ちゃんの甘さなのかと思うと、口から頬を通り、頭までが真央ちゃんの甘さに染められたような感覚に囚われた。
向かって右半分を舐めきり、とうとう唇に舌を這わせる。

「んっ……!」

ぴくんと体を弱く跳ねさせ、目を固く閉じる真央ちゃん。
が、そのまま唇は通過し、今度は口の左半分に溢れたホイップに舌をつける。
舐めるついでに唇で頬をちゅうっと吸い上げる。もちり、とも、ふわり、とも取れる柔らかさの真央ちゃんのほっぺたがふにょんと沈む。

「ちゅう……っ」

口を離すと、すっかりホイップクリームは取れていた。

先程よりもあたしの唾液によりどろどろになった口周りを拭うこともせず(あたしが腕を抑えてるので不可能なのだが)、熱の篭った目線であたしを見つめてくる。

「まおちゃん……」

舌足らずにあたしの名前を呼ぶ。
舐められている間必死に息を止めていたのか、かすかに息を切らして頬もうっすらと赤く染まっていた。

「ん?」

「き、きす、してよ……ほっぺた舐めてばっかり……」

どうやらじっくりと舐めたのは真央ちゃんにもどかしさを与えていたらしい。

「わかった。……んっ」

改めて真央ちゃんにキスをひとつ。
小さな口が甘さと熱とを伝えてくる。

舌でつんつんと唇をつつくと、ふるふるとした感触のあとでゆっくりと真央ちゃんの口が開いた。
キスを止めて真央ちゃんを見下ろしてみると、口だけでなく顔全体がふるふるしている。
目を閉じきり体を強張らせている真央ちゃん。そんなに緊張しているのだろうか。

「かや……ひゃん?」

口を小さく「あ」の形で止めていた真央ちゃんがいくら待ってもキスが来ないことに疑問を感じ始めたようで名前を呼んでくる。
ふるふるの原因も分かったので、遠慮なくもう一度口付けた。

「はぶっ……んく、んっ!」

口の中にはケーキのスポンジもクリームも残っていない。のに。
口の外よりも何倍も甘く、そして美味しかった。

「ぢゅ……れろ、ぐじゅ……ちゅぷ」

熱い舌同士がまるでひとつの生命体のように絡んで、やたらと耳につく水音を響かせる。
歯列をなぞり、歯茎に舌を這わせ、上顎を舐め回す。
しばらく口内を蹂躙していると、真央ちゃんの押さえつけられている腕がもがくように動き始めた。
キスをやめ口を離すと、真央ちゃんはさっきよりも赤く染まった顔で苦しそうに息を吐いた。

「っはあ……はあ、はっ……ん、けほっ、けほっこほっ!」

むせはじめてしまったので、体を起こして背中をさすってあげる。

「キス苦手?」

「こほっ……へ、下手なだけ……だと思う」

涙目でこちらを上目遣いに見ながら素直に告白。かわいい。
やはり緊張しているのだろう。体の強張りは未だに取れず、縮こまるように背中を丸めている。

「なんで茅ちゃんはそんなにキスが上手いのさ」

「えー……」

「誰かとしたことあるの……?」

恐る恐る真央ちゃんが聞いてくる。

「どう思う?」

「ありそう……。だって茅ちゃんかわいいし、モテるでしょ?」

ならキスくらい、と小声で付け足したあと、真央ちゃんは黙ってうつむいてしまった。
その背中を撫でながら声をかける。

「初めてだよ。ファーストキス」

告げる。

「真央ちゃんの口の中が甘いから止まらなくて」

撫でる。

「ね……脱いでくれる?」

囁く。
こくん。

真央ちゃんはまずシャツを脱ぎ、次にスカートを下ろした。
水色のジュニアブラにショーツ。
知らない人が見れば10人中10人が中学生と見間違える容姿の彼女が、あたしの目の前で下着姿になっている。
後ろから抱きすくめ、すべすべのお腹に指を這わす。

「んっ」

おへその周りをくるくると撫でていく。
五週ほどしたあとで手を止め、今度は上下にさする。

「は、く……! ん……んぅ……!」

真央ちゃんは首を仰け反らせて、左手の甲を口に当て声を押し殺している。
後ろから抱えるようにしているあたしにはその白い首筋が目の前に見えるわけで。
かぷりと、優しくそこに噛み付いた。
真央ちゃんはびっくりしたのか体を跳ねさせたが、拒否することはない。
吸ったり舐めたりをしながら、お腹を撫でている手を徐々に上昇させていく。

肋骨を通り、ブラの縁へ。指を滑り込ませるように中へと手を侵入させ、力を込めてみる。

「んんぅ……!! あ、かや、ちゃん……!」

びくびくと震える真央ちゃん。
その真央ちゃんがあたしの手首を掴んで引っ張った。

「真央ちゃん?」

「つ、次は真央の番っ」

向き直ってあたしの薄手のパーカーを剥ぎ取る。
その下には大きく胸元の空いたvネックのシャツ。
その姿を見て真央ちゃんが動きを止める。

「で、でかいね」

でかい?

「胸?」

こくり。
確かに真央ちゃんに比べれば大きいと思う。
胸元に指を引っかけ、胸を見せつけるようにシャツを引っ張ると、真央ちゃんが唾を飲み込むのが分かった。

「……さわる?」

「いいの?」

答える代わりにシャツを脱ぐ。
しかし脱いですぐに「しまった」と思った。
今日の下着は可愛くないものなのだ。
ライトグリーンの、ただのノーマルなブラ。
どうしようかと慌てて、もう脱いでしまっていて手遅れだと気づいた。

脱ぐまでの威勢が消えて変に思ったのか、真央ちゃんが不審がった。

「どうしたの? やめたくなった?」

「そうじゃないけど……下着、可愛くないし……恥ずかしい……」

数秒置いて、真央ちゃんがため息を吐く。

「そういうとこ気にする茅ちゃん可愛い……!」

どうやらため息ではなく陶酔したような吐息だったようだ。
爛々とした目を向け、体を舐め回すように見回してくる。

今度は真央ちゃんの小さな手があたしのブラの中に潜り込んできた。
腫れ物を触るかのような優しいタッチに、じれったい快感が膨らんでいく。
胸なんて、自分で触ったって大して気持ちよくない。いや、触るには触るがこんなに弱くは揉まない。多少は気持ちよくなるために強くつねったりする。
なのに、なのに。

「きも、ちぃ……! まお、ちゃん……! ぅあっ!」

どうしようもなく気持ちいいのだ。
弱く触られて、今までにない快感に襲われて、頭の中が白くなっていく。

ぼうっとしているうちにブラは外され寝転がらせられ、ショーツも引き抜かれる。
唯一残ったのはミニスカートだが、ほとんど体を隠す役目は果たしていない。

「濡れてるよ、茅ちゃん」

その言葉で、ある日の光景がフラッシュバックした。
白百合荘から引き離され、自宅に帰らされていたとき、真央ちゃんを想って自慰にふけっていた光景だった。

あの時想像していたシチュエーションのような流れに燃えるような興奮が沸き立ち、それがまたとろりとした愛液を分泌させる。

「あは、垂れてきた。可愛い」

指が熱くたぎった割れ目に添えられ、すりすりと愛液を馴染ませるように指を動かされる。

「挿れるね」

「ーーーっ!!」

ぐぷりと真央ちゃんの指が入り込んでくる。
声もなく仰け反り、快感に耐える。
動きはゆっくりだが、内壁を丁寧になぞるような動きに翻弄される。
その快感は秘所から全身を巡り、体中の自制が効かなくなるのが分かった。
快感を逃がそうと手が何かを掴みたがるが、布団も敷かれておらず、シーツを掴むことは叶わない。しばらく手をばたつかせて何かに手が触れたと思うとそれは真央ちゃんの首で、抱きつくように真央ちゃんにすがりつく格好になる。
足も言うことは聞かず、ピンとつま先まで伸ばしきられている。
極めつけは顔だったが、あたしは口を閉じて快感に耐えてるつもりでも、どうやらだらしなく開いた口の端からよだれを垂れ流しているようで、真央ちゃんが何度もよだれを舐めとるようにキスをしてくる。
涙もなぜか溢れ出て、それも真央ちゃんが舌で拭ってくれる。

真央ちゃんはその小さい指を一生懸命に前後させ、あたしの浅いところをこすり続ける。
その間も止むことのないキスの雨。
まるで全身を真央ちゃんに支配されているようでたまらなく幸せになる。

「は、あっ……んうっ、まおちゃん、まおちゃん、すき、すき……っ! あぁっ!」

体の中心から快感が爆ぜ、全身がビクつく。
無我夢中で真央ちゃんの頭を抱き寄せると、唇がぶつかった。

「ふ、ん……! んぅ! んんうううううううっ!!」

熱が、体温が、肌が、体が、心が、全てが真央ちゃんを求めるようにきゅう、と締め付けるような感覚に陥る。
腰が、いや全身が跳ね、あたしはかつてない快感に身を震わせて絶頂へと達した。

何秒そうしていたのか、なんとか力を抜いて真央ちゃんと離れる。
脱力させると、真央ちゃんが頭を撫でてくれる。

「気持ちよかった?」

「……うん」

まだ少し息が整わない。
熱はまだ体の奥底で燃えている。

「よかった。じゃあお風呂に入って寝よっか」

疲れたもんね、と真央ちゃんは優しく撫で続けてくれる。

いや。
いやいや。
真央ちゃんはまだ気持ちよくなってないじゃん。

なんとか腕に力を込め、上体を起こす。
驚いている真央ちゃんの肩に手を置いて、キス。

かつんっ。

「っ!」

歯がぶつかってしまったが、気にせずキスを続行する。
やられた分はやり返さなければ。

ここまで
次は茅反撃なので、その際にしてほしいこと、プレイがあればどうぞ書き込んでください

次はできるだけ間があかないように投下したいと思います

幸い、真央ちゃんは口内の責めには弱いようで、すぐにおとなしくなった。
今度はブラジャーを脱がせ、ショーツも剥ぎ取る。
真央ちゃんを産まれたままの姿にすると、その綺麗さにクラクラしてしまう。
小ぶりな胸、なだらかな曲線を描くお腹、それでいてふくよかな腰つき。しかしその姿から醸し出されるフェロモンは大人の色気としか形容できない。そのアンバランスさは限りなく淫猥で、そして犯罪的だった。

そっと真央ちゃんの胸に手を当てる。
ほとんど沈まないほど平らな胸だったが、手のひらにくっついて離れないような肌触りだ。
その手の奥から、心臓の音が響いてくる。

とくん、とくん。と。

他の何者も触れたことのないであろう胸に、今あたしが初めて触れている。
顔を寄せ耳を当てる。
心音が大きくなった。
上目遣いに真央ちゃんの表情を確認すると、恥ずかしいのか目をそらされてしまう。

「はぷっ」

ならばと、ピンク色の頂点を口に含んだ。
すでにそこはピンと張り詰めており、興奮していたことが伺える。
もう片方の胸は手を添え、つねるのではなくやわやわと揉んでいく。

しばらくそうしていると、頭上から聞こえる声が高くなってきた。
押し殺すように甘い息を漏らし、必死に快感に耐えている。
口を離すと、真央ちゃんの乳首からあたしの下唇へと唾液の橋がかかった。
顔を上げてその橋をぷつりと切り、真央ちゃんの耳元で囁く。

「気持ちいい……?」

手は止めない。手のひらで乳首を転がし、胸のラインをなぞり、揺する。

「んっ、ふ……っ、んんっ!」

「答えて……? 真央ちゃん、気持ちいい……?」

弱くしたり強くしたり。
真央ちゃんは胸も弱いのか、体をがくがく揺すり始めた。

いや、どうやら体を揺すっているのではなく、頭を振っているようだ。
上下にこくこくというよりは、がくんがくんと振っている。

「気持ちいいんだ?」

がくんがくん。
声も出ないほど気持ちいいのか、頭を振るだけだ。
これで下を触ったらどうなるのだろう。イッてくれるだろうか。

右手を下まで運んでみると、そこはどろどろに濡れきっていた。
熱い液体がぬるりと指に絡み、爪の間までをも侵食してくる。
む。
そこで気がついた。あたしの爪は現在軽くネイルされており、それがなくても長く伸びているのだ。
真央ちゃんの奥深くまで感じたかったが、これでは指を挿れることはできない。
どうしようかと一瞬考えて、別のものを使えばいいのだと考えついた。ペンみたいな細長いものを挿れるのではなく。

「真央ちゃん、舐めるね」

「な、なめっ……?」

耳元から顔を離し、真央ちゃんの下半身に顔を近づけられる位置に移動。
まずは太ももに舌をつけ、唾液で道をつくっていく。
すべすべもちもち。
大体全身に触れたと思うが、その全てが気持ちいい。触っているだけでこちらも興奮が高まっていく。

太ももをがっちりと掴むと、指が柔らかく沈み込む。その奥の筋肉さえもが柔らかくて、つい撫でてしまう。

「ひぅ……っ! あ、あぅう……! んぅ!」

とろり、と。目の前で真央ちゃんの秘部がひくつき、そこから透明な汁を溢れさせる。

「……!」

背筋にぞくぞくとした興奮が走る。
あたしが触っているからこんなにも真央ちゃんは蕩けている。その事実を再確認すると同時に、いよいよあたしも我慢が効かなくなった。

「ちゅう……っ」

「ひっ! は、あぁ……!!」

とうとうあたしは真央ちゃんの「そこ」に口付けた。
熱くて、ぐちゃぐちゃで、どろどろで、たまらなくいやらしい。
舐めれば舐めるほどつゆが溢れてきて、吸えば吸うほど震えて反応してくれる。
じくじくとあたしの下腹部に熱が篭もる。
真央ちゃんのかわいく高い声が耳を刺激し、あたしの官能を高めてくる。
舐めながら尚あたしは自身の内ももを擦りあわせ、興奮に耐えながら真央ちゃんを刺激し続けた。

「あっ、あぁっ! んぅっ、だめ、かやちゃんっだめっ……だめだめだめぇ……っ!!」

その言葉を最後に、真央ちゃんは腰を跳ね上げた。

「っ!! ~~~~~~~っっ!!!」

目の前で「そこ」がくぱくぱと収縮している。
突き上げられた腰は何度もびくびくと上下動を繰り返し、絶頂したことを証明していた。
それを見て、あたしは自分のスイッチが再び入ったことを自覚する。

数秒間たっぷり腰を突き上げてから、ぺたんと床にお尻を落とす。
まだ微かに全身をピクつかせ、涙目になりながらあたしを見て、ゆっくりと微笑む。

「あは、イッちゃったぁ……」

その一言が、一動が、あたしを突き動かす。

「かやちゃん……?」

仰向けで寝転がる真央ちゃんに四つん這いで近寄り、その顔に自身の股を近づける。

「なめて」

「え……」

「なめて、真央ちゃん」

すでに息がかかる距離だ。
真央ちゃんのお腹が出たり引っ込んだりする度に真央ちゃんから漏れ出す息が、あたしのことを潤ませる。
少し考えて、真央ちゃんは分かった、と呟いた。
舌が伸びてきて、あたしに触れる。

「んっ」

舌が前後し、舐ってくる。見えないところに与えられる不規則な刺激が、あたしをどんどんと高みへと連れていく。

耐えきれなくなり、倒れ込むように体を寝かす。
すると、眼前には先程も見た真央ちゃんのあそこが。
いわゆるシックスナインの形になったと気づいたあたしは、ならばと仕返しのように真央ちゃんのことを舐め返した。
びくりと反応するが、真央ちゃんの舌が止まることはない。
なんだかムッとして、それなら続けられないくらいに気持ちよくしてやろうと、イタズラっ子のような発想に至る。

「んっ、ぢゅる、んく、れろ」

「んう! ん、ぢゅ、ちゅう……!」

互いに顔を押し付けるようにして、声を押し殺しながら舐め合う。
真央ちゃんの足がぱたぱたして、太ももでぎゅうっと頭を挟むみたいにして、いよいよ絶頂が近いことを教えてくれる。

そういうあたしも限界は近い。
さっきの指とは全く違う刺激に、あたしの頭はぐらぐらしていた。

「ふーっ、ふーっ! ん、れろ、じゅぱ、ぢゅうううっ」

「んぅうう! かやひゃん、そ、な……! んああっ!」

だめだ、あたま、しろくなって。
もう、きもちよすぎて。

「だ、め……っ!」

腰が爆発するような快感に襲われ、体が跳ねる。
必死に真央ちゃんのあそこへと口を押し付けて、声だけでも我慢しようとする。

「っ! っっ!!」

目の前のチカチカが止まらない。
さっきよりも快感が大きすぎて、対処しきれない。
全身がぶるぶる震えて、快感が駆け巡る。

それでもしばらくすれば熱は収まり、真央ちゃんにぴったりとくっつくようにして息を吐いた。

「ふぅ、ふうっ、ふ、はぁ……っ」

ああもう!

「じゅる、じゅ、ちゅうううっ!」

「ふぇっ!? だめ、かやちゃん、だめえっ!」

先にイかされた!
なんか悔しい!

「れろ、イッて、真央ちゃん。イッていいよ、ぢゅ、れろっ」

「う、うぅ~~~~っ!」

ひくんひくんと真央ちゃんの腰が跳ねる。
舐めまくったんだから絶頂は近いはずだ。
真央ちゃんの可愛い声を股の下から聞きながら舌を動かし続ける。
真央ちゃんのそこはきゅううっと閉じたり、ひくひくと開いたり、忙しなく反応を見せてくれる。

「だめ……! も、かやちゃん、おしまっ、い……!!」

声が一際高くなり、秘部の動きも限界を知らせる。

「分かった、おしまいにしてあげる」

最後だ。

「ーーーーーっ!!?」

全力で舌を突き入れ、口いっぱいに真央ちゃんを感じる。
と。
大きく真央ちゃんの腰が跳ね上がり、ぶしゃっ、という音と同時に何かが顔にかかった。
しゃっ、ぷしゃっ、ぷしゃあっ。

「ごぇ……ごえんん……まお、がまんれきなくてぇ……! んうぅ……!」

潮を吹いたのか。
そばに散らかっていたあたしのシャツで目元を拭い、改めて見てみる。
真央ちゃんの秘所からはくぱ、くぱという動きとともに透明な液体が繰り返し飛び出していた。

「ふぁあ……」

気の抜けた声をあげるとほぼ同時にそれは収まりを見せ、なんとか終わったらしいことを察することができた。が。

「ふぇ……! あ、ひゃめ、ひゃめえっ!」

次はちょろ、という音がまず聞こえた。
先程とは違う黄色い液体。
ちょろ、ちょろろっ、じょぼぼぼぼ。
それは勢いを増し、フローリングの床に大きな水溜りを広げていく。

「やぁ……やぁあ……! とまんな、い……!」

ツンとしたアンモニアの匂いを嗅ぎながら、あたしは充足感に笑顔を浮かべるのだった。

真央「もう! 茅ちゃんなんでタオルとか用意してくれなかったのさ!」


茅「突然すぎたじゃん! いきなりは動けないよ!」


真央「んむむ……!」


茅(真央ちゃんの体液で濡れた床を片付けたあとあたしたちはお風呂に入り、今は一緒の布団で横になっている)

茅(ちなみにだが、お風呂でもう一回戦ヤッた)

茅「次は気をつけるからさ」


真央「つ、つぎっ!?」


茅「ん? 変なこと言った?」


真央「いや、そか。次もあるのか……」モジ


茅「照れてるの? 可愛いなぁ」ナデナデ


真央「子供扱いしないで……いや、やっぱいいや。茅ちゃんになら撫でられてもいいよ」


茅「それは嬉しいな」ナデナデ

茅「ね、真央ちゃん。これからもよろしくね」


真央「……うんっ」


茅と真央編『かわいい!』 完

早苗(もう10月も終わり……ふふ、先月亜里沙さんにキスされたのが随分昔みたい)

早苗(まだ一月しか経ってないのに……)


たたたっ


亜里沙「お待たせしました。……? どうしました?」


早苗「なんでもないですよ~」フフッ

早苗(いわゆる、デート……に行くことになるなんてね~)


亜里沙「そうですか?」

亜里沙「あ、これコーヒーです」スッ


早苗「ありがとうございます~」


亜里沙「いろいろ考えたんですけど、いいプランが思いつかなくて……公園なんかですみません」


早苗「いえいえ、とっても気持ちいいですよ~。こういうゆったりした時間、大好きですから~」


亜里沙「ん゛っ」ゲホッ

亜里沙「げほっ、けほっ、こほっ」


早苗「ど、どうしました~?」サスサス


亜里沙(大好きって、私に言われたわけじゃないのにこの破壊力……!)

亜里沙「なんでもないです、なんでも……」


早苗「そうですか~」サスサス

早苗(平和というかなんというか~……)

早苗「こういうの、いいなあ……」ボソッ


奏ちゃんがまた叫んで。

  亜里沙さんが告白してくれて。

なんでなんだろうって考えて。

  幸せだなって思えて。

不安。

  笑顔。

『十月の前進』

短いですが、10月終了です
11月は学祭となります

ここらで次の組み合わせもくっつけたいですね
早苗と亜里沙が先になるか、綾子サラ奏の中から誰かくっつくか

どっちかがくっつけば新キャラ募集もありますので、そのときはキャラクリエイトや投票の参加お願いします

*閑話休題*


バー「リリアン」ーー


亜里沙「あのう……」


マスター「はい? あ、先日の……」


亜里沙「お、覚えてますか? 酷い酔いっぷりだったって聞いて……」


マスター「もちろん覚えてますよ。泣きながら飲んでたのでばっちり記憶しています」


亜里沙「お恥ずかしい……。あ、それでこれ……」ガサッ

亜里沙「迷惑かけてしまったので、お詫びを持ってきたんです。どうぞ」


マスター「おや、ありがとうございます。ありがたく頂きます」ニコリ


亜里沙「それで、えっと……沖上さん? はどちらに……」キョロキョロ


マスター「沖上さん? ああ、要さんですね」


亜里沙「はい、そうです。その方に介抱してもらったと聞いたので、その方にもお詫びをと」


マスター「要さんはうちの従業員ではありませんから、今はいませんよ」


亜里沙「え?」


マスター「近くの会社で働いているただのOLだ、と自分で仰っていました」

マスター「常連さんなので、今夜もまた来ると思いますよ」


亜里沙「そうなんですか……。じゃあ、また夜来ますね」


マスター「承知しました。お待ちしております」ペコリ

夜ーー


からんからん……


要「こんばんは」


マスター「いらっしゃいませ」


要「あ」


亜里沙「?」


マスター「神ヶ原さん、こちらが沖上要さんです」


亜里沙「あ、ああっ!」

亜里沙「こ、これ!」ズイッ


要「おおっと」


亜里沙「先日は酔っていたところを介抱していただいたようで、ほんとにありがとうございました! これ、お詫びです!」


要「おお、ありがと。もらっとく……」

要「……」ジロジロ


亜里沙「な、なんですか?」


要「かわいいね……食べちゃいたい」


亜里沙「は、はあ?」


要「マスター、私とこの人になんかお酒ちょうだい」


マスター「ダメですよ要さん、神ヶ原さんは車で来てるんですから」


要「私がタクシーで送るからいいの」


マスター「送り狼になるつもりですね?」


要「いやー……それは、ねえ?」

亜里沙「話が見えて来ないんですが……」


マスター「この人、綺麗な女性を見つけるとすぐこういうこと言い出すんです。本気にしなくていいですよ」


亜里沙「そう、なんですか?」

亜里沙(レズビアン……なのかな)


要「あ、そだ。めんどくなる前に聞くけど彼氏とか旦那さんとかいる?」


亜里沙「それは……いませんけど」


要「もったいない……見たところ25、6歳って感じだし、男がほっとかないと思うんだけどな」


亜里沙「それはありがたいですけど私もう30ですから」


要「30? 見えないな……」

要「じゃあほら、30になった記念に女に抱かれてみない? 20台の自分にサヨナラーって」


マスター「要さん、捕まりますよ」


亜里沙「遠慮します」プイッ


要「残念、振られちゃった」アハハ


マスター「この人自分の顔がいいこと自覚して口説いてますからね。仕事ができて頭もキレる分たちが悪い」


亜里沙「なんとなく今のやり取りで分かりました」


要「ま、それはなくてもまた来てよ。大概いるからさ。今度は一緒に飲もう」


亜里沙「それなら喜んで」

亜里沙「……酔ったからってどこかに連れ込んだりしないでくださいね」


要「善処しまーす」

わいわいがやがや


理緒「すごい大所帯だね……」


早苗「お祭りって言ったらほとんどみんな集まっちゃって~」


亜里沙「わ、私は早苗さんが行くって言ったから……」


奏「……」ススス


サラ「ふふ、奏ちゃん。先生も今日はお客さんで来てるんですから隠れなくても大丈夫ですよ」ナデナデ


綾子「そっか。奏の担任だったね、亜里沙さんって」


茅「楽しそうだったし、誘われたら行くしかないじゃん!」


真央「もちろん真央は茅ちゃんについてくよ! 補導とかされたくないし!」


渚「今日はみんな自由に動いていいんですよね?」


早苗「そうね~。夏祭りはステージがあったけど、今回はそういうのもないし~」


綾子「それじゃあここで解散する? あ、奏は誰かと一緒にいなきゃ駄目だからね」


奏「はい」


理緒「はい、解散でいいですよ。皆さん楽しんでくださいね」


茅「よーし、じゃあ真央ちゃんあっち行こう!」


真央「おうともさー!」


安価↓からそれぞれのみんなの行動安価
出店やタイムテーブルは詳しく決めていないので、自由に考えてください
大学の学祭に行ったことがないので、変なところがあれば教えてください

ちなみに
理緒のサークルの出し物は歴史喫茶
江戸時代の茶屋をイメージした和菓子やお茶を提供する
着物を着たり、武士のような和服を着たりもできる

屋外ステージの発表は
漫才
演劇
ダンス
ライブ
カラオケ
ミスコン

カラオケ大会はエントリーすれば一般客も参加可能

理緒の歴史喫茶で白百合荘メンバーがのんびりしているところに屋上ステージでダンスを披露する予定だったレイラが合流。
グループの様子を見て故郷が懐かしくなり故郷の友達の話から恋愛、性体験の話をしだす。

サラがナンパされている姿を目撃してショックを受ける奏
胸のモヤつきと動揺で割って入れない中、白百合荘の誰かが助けに来る
可能なら助けに来た人にモヤつきを打ち明けるもセットで

茅&真央が出店を回っていると透と遭遇、夏祭りのリベンジとして透を引き連れ茅がカラオケ大会に参加して真央を想いラブソングを熱唱
透は一般客でも理緒と同じ大学の院生として参加でもやりやすいようにして下さい

渚と理緒の仲の良さを見て二人の関係性に勘付く亜利砂
自分も早苗ともっと仲良くなろうとして夏祭りの時とは打って変わって早苗をひっぱり回す

>>572
>>574
>>575(途中まで)
>>576
を採用します

理緒「なんで解散したのにまた皆で集まってるんですか……」


真央「理緒ちゃんの着物姿が見たくて! 可愛いね、その着物!」


早苗「ほんとね~。青色の着物、とっても綺麗だわ~」


理緒「ありがとうございます」ニコッ


渚「む」

渚「理緒さん理緒さん」クイクイ


理緒「?」


渚「に、似合ってます。可愛いですっ」コショコショ


理緒「……ん、ありがと」

理緒「渚にそう言われるのが一番嬉しい」テレッ


亜里沙「……」

亜里沙(あれって……まさか)

亜里沙(いや、私がアドバイスしたのも半年近く前だし……ってことは)

亜里沙(そっか、上手くいったんだ、理緒さん)


理緒「せっかくですから、皆さんも体験してってください。和菓子もありますし、あとは着物も着れますから」


サラ「キモノ! 着てみたいです!」


亜里沙(私も頑張らなきゃ……!)

亜里沙「さ、早苗さん!」


早苗「は、はい?」


亜里沙「今日は楽しみましょうね!」


早苗「……ふふっ」クスッ

早苗「はい、亜里沙さん。楽しみましょう」ニコッ

???「あ!」


理緒「いらっしゃいま……」


???「リオ! ……とナギサ!」


理緒「え、あ……!」


渚「レイラさん!?」


レイラ「二人も踊りにきたの?」


渚「いえ、私たちは踊りは……」


レイラ「しないのかー……残念」


理緒「レイラさんはまた踊るの?」


レイラ「うん!」


理緒「なら後で見に行くよ。その前にさ……」


レイラ「?」


理緒「時間あるよね? よかったらここでゆっくりしていって」


レイラ「おお! オナサケイタミイル!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏「サラさん、着物も似合いますね」


綾子「ブロンドの美女は何着ても絵になるねー」


サラ「もう、おだてても何も出ませんよ」テレテレ


レイラ「この人たちは?」


理緒「同じアパートの住人。みんないい人だよ」


レイラ「へー……」


真央「茅ちゃんの着物姿が可愛すぎる件」カシャカシャカシャカシャ


茅「真央ちゃん連写はやめよう?」


レイラ「いやー……故郷を思い出すなあ」


理緒「レイラさんの故郷?」


レイラ「こんな感じでさ、みんな仲良くって」

レイラ「毎日のように集まってたなーって」


渚「ホームシック……ですか?」


レイラ「そういうんじゃないよ。ただちょっと懐かしいだけ」


理緒「興味あるな……。レイラさんの故郷の話聞かせてよ」


レイラ「おお、いいよー!」

レイラ「って言っても取り立てて話すようなことあったかな……」

レイラ「まず朝集まって、皆で朝ごはん食べて」

レイラ「その後は仕事だったり学校だったりでバラバラ。私はダンススクールで講師したり他のバイトしたり。まあ終わったらまた皆で集まるんだけどね」

レイラ「それからそうだなー……。晩御飯食べて気分が乗ってきたら皆とセックスしたなー」


渚「ぶっ!」ブハッ

渚「げほっ! げほ、えほっ!」


理緒「い、いきなりなんの話してんの!?」


レイラ「故郷じゃそうだったんだよー。なんか皆曰く「ダンスがヤラシイ」らしくてね。女の子からも抱いてくれって言われたことあるよ!」


渚「~~~ッ!」カアアアッ


理緒「そ、そういう話はなしで! なんかもっと地域の話とか聞きたいんだよ!」


レイラ「えー? それこそ何もないよー」

レイラ「私が巫女だとか、そういう話は面白くないし……」


理緒「え、それは気になるよ」


レイラ「そう? 興味の対象が分からないなー」


綾子「なになに、なんの話?」


レイラ「わあ! おっぱい!」


綾子「おお、挑戦的な奴だな」


レイラ「いやあ、ごめん。あまりに大きいからつい……」

レイラ「それで、私の職業の話だっけ?」


理緒「そうそう」


レイラ「厳密にはシャーマン。日本風に言えば巫女」

レイラ「巫女の仕事は、その身に神を降ろしたり、霊界や神霊とコンタクトをとったり……ただ、これはもう形式で残ってるだけで、霊との交流は目的じゃない」

レイラ「地域の特色として、数年置きに若い人にダンスを伝えてるってだけだね」


綾子「ダンス?」


渚「レイラさん、前の夏祭りでダンスを踊って優勝したんですよ」


綾子「へー……」


レイラ「それで、私は小さい頃からダンスを踊ってて、尚且つ踊るのが好きでね。だからダンサーとして働きたいんだ」


理緒「それがなんで日本に?」


レイラ「タイミングよく留学の話が来たからってのもあるけど、日本舞踊なんてのがあるって聞いて、日本に興味が出てきたの」

レイラ「しかも来てみたら思ったより気に入っちゃってね。日本語喋れるのもたくさん練習したからなんだよ!」


理緒「なるほどねー」


綾子「はい!」シュピッ


レイラ「はいおっぱいさん!」ビシッ


綾子「ダンスが見てみたいです!」


レイラ「お、見る? いいよー」


理緒「そうだ。踊るなら着物着てみる?」


レイラ「着る!」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


レイラ「~♪ ~♫」フリフリ


綾子「おお……」


理緒「夏祭りのときはじっくり見れなかったけど……」


渚「すごい……綺麗ですね……」


レイラ「♪ ♪♫ ~~♪」クルッ


早苗「……素敵ですね」


亜里沙「……はい」


レイラ「~♫ ♪ ♪ ♫」フリフリ クルリン


茅「おー……」


真央「……すごいね」


レイラ「♪ ♫♪ ~♪」フリフリ ピタッ


奏「おおー……」パチパチパチ


サラ「オミゴト……」パチパチパチ


綾子「すごいね……なんか、こう……うあー、言葉が出てこないよー」


レイラ「ありがとー! 楽しかったー!」ノビー

レイラ「気分転換になったし、そろそろ私は行くね」


理緒「うん。引き止めてごめんね」


レイラ「いいよいいよ。あ、ダンスステージは午後2時からね! 応援よろしく!」タタタッ


亜里沙「よ、よしっ。早苗さん、私達も行きましょう!」


早苗「はい」ギュッ


亜里沙「! て、手……!?」


早苗「人が多いので、はぐれないようにしましょう」ニコッ


亜里沙「は、はいっ!」


てくてくてく


綾子「じゃあ私達もだな。サラ、奏、行こう」


サラ「はいっ」


奏「はい」


てくてくてく


真央「着物……」


茅「真央ちゃん、ずっとここにいても意味ないでしょー、行くよー」ズルズル


真央「あーん、理緒ちゃんの着物姿がー……」ズルズル


ずるずるずる……


渚(やっと二人きりになれた……)


理緒「これで少しゆっくりできるね」ストン

理緒「喜ばしいことじゃないけど、今は他にお客さんもいないし」


渚「ほんの少しの時間でもいいです。理緒さんとゆっくり過ごせるなら……」コテン


理緒「ん……そだね」

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


茅サイドーー


茅「!」ピクッ


真央「どしたの?」


茅「遠州透!」ズイッ


透「……誰?」


茅「ほー……覚えてないと……。夏祭りであんなに低い点数出しておいて……?」


透「……ああ。あの時の3点の人……」


茅「お、お、ぎ、し、か、や! 3点の人じゃない!」


透「……そう。それで、茅さんはなんのためにここに? まさかわたしにリベンジするためだけに来たの……?」


茅「んなわけ……って、リベンジ? まさかまたなんかの採点すんの?」


透「……この後のカラオケ大会。OG枠で採点係になってる……」


茅「ほー……そりゃいいこと聞いた」

茅「あたし、参加するから。今度はその鼻明かしてやる!」


透「……へえ、楽しみ……」


茅「よし、宣戦布告したわけだしエントリーしに行こう! 真央ちゃん!」


真央「おお! 行こう行こう!」


てくてくてく

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


奏サイドーー


奏(ど、どうしよう……)


サラ「ーーーっ」


大学生「ーーー? ーーー」


奏(私がお手洗いに行って、綾子さんがジュースを買いに行ってる間にサラさんがナンパされるなんて……)

奏(遠くて声が聞こえにくいけど……)


大学生「ーーーいこーぜ? ーーーだから、ーーー」


サラ「人をーーーるんです、すみーーー」


奏「や……」

奏(止めなきゃ、止め、てーー)

どうして男の人はサラさんをナンパできるの

奏(止めーー)

私じゃ駄目なの?

奏(止ーー)


綾子「おい!! サラから手ぇ放せてめえ! 嫌がってんだろ!」


奏「!!」ビクッ


大学生「な、なんだお前……ちっ、しらけたわ」クルッ


奏「さ、サラさん……」フラッ


綾子「大丈夫か、サラ。怖いことされなかったか?」


サラ「大丈夫ですよ、少ししつこいだけで変なことはされませんでしたから」グッ


奏「サラさん、ごめんなさい……」ギュッ


サラ「おっと。奏ちゃん、どうしました?」


奏「見てたのに、絡まれてるの見てたのに、止められなくて、ごめ、ごめんなさいっ」


サラ「いいんですよ。奏ちゃんは子供じゃないですか。体が動かなくて当然です」ナデナデ


綾子「ったく、サラがこれだとおちおち一人にできないな」

綾子「これからはできるだけさらに固まろう。変なやつに絡まれたくないしね」


サラ「はい、そうしましょう」


奏「ーーはっ、はっ」ドクンドクン

ーー私じゃ駄目なの?ーー

奏(なに、さっきの……)

綾子「ーーなで、奏!」


奏「! は、はい? どうしました?」


綾子「どうしたもこうしたも……呼びかけてもぼーっとして反応しないんだもん。大丈夫?」


奏「だ、大丈夫ですよっ。次どこに行くんですか?」


綾子「んー……」

綾子「あんまり大丈夫には見えないなー。何かあった?」

綾子「あー、いや、今はさすがに学祭中だし相談乗れないけどさ、帰ったら話聞かせてよ」

綾子「ひとまず今は楽しもう?」


奏「は……はい」


サラ「二人ともー、置いていきますよー」


綾子「だーからー、一人になるなってー」テクテク


奏(そうだ、前だって二人に相談したんだ。今回も相談に乗ってもらって……)

奏(うん、大丈夫。私には頼りになる人がいる)

奏「置いてかないでくださいよー!」タッタッタ


安価↓
①昼までイベントなし
②誰かが行動を起こす(自由安価)

②を選んだ場合、さらに安価↓3くらいまでの行動をこなします

エロが…エロが書きたい…!

すみません、更新はもう少しかかります

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