7月8日

アストルフォ「ねえねえ！ネットで出てる次回予告の僕の超可愛いやつみた！？」

ジャンヌ「はい、私も出てましたね！」

シェイクスピア「次回予告に我輩たち赤の陣営があまり出てこないのは少し不服ですがな」

邪ンヌ「…見る限りだと聖女さまは今回も端役よね…あれでよく喜べるわ」

ジル(剣)「少しでも出れるのでその事は気にしていないのでは」

ジル(術)「むしろ、我々はどうして二話の予告語り部をジャンヌにしなかったのか疑問ではありますが…キャラが濃いという意味ではあの方の方が適任かと」

ジャンヌ「いやー私ってば自分でいうのも何ですが美人で有名英雄ですし、辛いわー、有名英霊辛いわーー」

邪ンヌ「…舞い上がりすぎてあれ違う電波受けてない？」

ジル(剣)「霊基が熱を帯びてどこか違うところと繋がってしまったのでしょう」

ジル(術)「それもまたジャンヌですからね…良いことかと」

アタランテ「汝らは次回予告だけで一喜一憂するのか」

邪ンタ「あ、あの…アタランテさん？私の頭をあまり強くナデナデしないでください」

アタランテ「え」

邪ンタ「いえそういう意味ではなく優しくと！」

アタランテ「あぁ、そっか…すまなかったな」

邪ンタ「…フフフ///」

フラン「…う…わたし…よこく…に…でてる…///」

ヴラド「そうだな、余も出ているな」

ジャック「あれ？私たち映ってないよ？」

ヴラド「いずれ出るだろう…余よりは活躍するんだろうなお前は」

ジャック「そうだっけ？」

ヴラド「うむ…それにしても憂鬱だ。本来なら見ずに自室で籠りたいのだが、これも過去の汚点を学ぶ良い機会と思ってしまうのだからな」

ジーク「…すまない」

ヴラド「なに、貴様が悪いわけではない。問題なのはあの男の方だ」

スパルタクス「ふはははは！まさに愛ある待ち時間！！」

シロウ「お待たせしました皆さん、本日も上演会を開始します」

アストルフォ「…あれ？」

アストルフォ「ねえねえ！バーサーカーがいなくない？」

シロウ「そういえば…変ですね、OPが流れる前に彼女には来てほしいのですが…」

邪ンヌ「そうだろうと思っていたわよこのクソ神父」

シロウ「…何ですか邪ンヌ」

邪ンヌ「やっぱり先週の折檻の時漏らした『放送時間合わせて皆さんと見たい』とか言っていたのは伏線だったようね」

アストルフォ「え、どーいうこと？」

ジャンヌ「彼はおそらくワザとバーサーカーを暴れさせようと画策しています！あの赤のライダーを見せようと！！」

シェイクスピア「それは不味いではないですか！この楽しき喜劇の鑑賞会をぶち壊すというのですか彼は！いいぞ、もっとやれ！！」

ヴラド「何を言っているのだ貴様は！あやつは神話の英霊だ、暴れればこちらまで被害を被ってしまう！！」

シェイクスピア「尚更良いことですな！」

シェイクスピア「面白そうだし！！」

アタランテ「こいつ…！」

シロウ「…あらら、まさかここまで私の考えが読めてしまうとは」

シロウ「彼女がまだこないのはおそらく貴女達が開始のOPが終わった後の2分後に来るように指示したからでしょうか？」

邪ンヌ「えぇ、あんたがあいつに接触する頃合いを見計らって嘘の情報を教えたの」

ジャンヌ「貴方はここで混乱を起こし、その機に乗じてマスターの聖杯を奪う気でしょう。そのような事は私たちが許しません！」

邪ンヌ「ふん、私としてはどうでも良いけど、あんたが気に食わないから邪魔してあげるわ」

シロウ「…この前の折檻の時には吐かなかった事をよく見抜けましたねジャンヌダルク」

シロウ「しかし、そんな根回しは無に帰するでしょう」

ジャンヌ「…何ですかその笑みは」

シロウ「いいえ、神の思し召しはいつだって面白いものです」

ジャンヌ「始まりました！バーサーカーが来る前…！？」

邪ンヌ「OPじゃ…ない！？」

シロウ「どうしましたジャンヌ？さっきまでの威勢が消えましたよ…っとこれは生前の貴女の姿ではないですか？」