【ゆるゆり】京子「私たちは、強い!」 (78)


(ごらく部)


京子「今日は、みんなに大事な話がある」

結衣「ん?何だ京子」

ちなつ「どうしたんですか?」

あかり「大事な話?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499604307



京子「昨日、今まであった数々の出来事を振り返ってふと思ったんだが・・・」

京子「私たちって、ギャグマンガの登場人物なんじゃないか?」

結衣「は?」

ちなつ「ギャグマンガ・・・?」

あかり「い、一体どういう事なの京子ちゃん」



京子「ほら、思い当たるフシがあるだろ?」

京子「西垣ちゃんの発明品がやたら爆発したりさ」

結衣「あ、ああ」

京子「そんなの、普通だったら警察ざただろ?」

ちなつ「ええ、そうですけど」

あかり「うん、まぁ」



京子「なおかつ、みんなそれにしょっちゅう巻き込まれてるのに・・・」

京子「ピンピンしてるしさ」

結衣「いやまぁ、そうだけど」

ちなつ「い、言われてみれば、確かに・・・」

あかり「そんなのあんまり深く考えた事なかったよぉ」



京子「・・・なわけで」

京子「格闘技の大会に出場したらいいとこまでいくと思う」

結衣「な、何だそれ?」

ちなつ「話が飛躍し過ぎですよ」

あかり「な、何で格闘技の大会なの?」



京子「考えてみ?ギャグマンガに出てくる登場人物ってさ」

京子「まず死なないじゃん」

結衣「まぁ、確かにそうだけど」

ちなつ「登場人物が死んじゃったら、ギャグじゃなくなっちゃいますもんね」

あかり「悲しい気持ちになっちゃうしね」



京子「それに、相手をパンチ一発で宇宙まで吹き飛ばしたりするしさ」

結衣「あー、そういうのあるある」

ちなつ「最近じゃあまり見ないですけど」

あかり「何だか懐かしいね」



京子「だから、私たちって実際かなりの所まで行けると思うんだー」

結衣「いや無理に決まってるだろそんな」

ちなつ「やるなら京子センパイでご勝手に」

あかり「きっと、怪我しちゃうよー」



京子「今度、ちょうど富山地下闘技場で格闘大会が開かれる」

京子「優勝すれば、何と賞金100万円!」

京子「賞金ゲットして、みんなでパーッと旅行でも行こうぜー」

結衣「何バカな事言ってるんだよ」

ちなつ「無理に決まってますよそんなの」

あかり「100万円かぁ、すごいねー」



京子「ちなみに、もう申し込みは済ませてある」

結衣「は、はぁ!?」

ちなつ「な、何を勝手なことをしてるんですか!?私出ませんよ!?」

あかり「ほ、本当なの京子ちゃん?」



京子「安心して。出るのは一人だけだから」

結衣「一人・・・?」

ちなつ「だ、誰が出るんですか」

あかり「い、言い出しっぺの京子ちゃんだよね・・・?」



京子「その、私たちを代表して出場する選手は…」

結衣「・・・」

ちなつ「・・・」

あかり「・・・ゴクリ」



京子「あかり。あかりにごらく部を代表して出てもらう」

あかり「ええーっ!?」

ちなつ「よ、よりにもよってあかりちゃんですか?」

結衣「ちょっと待てよ京子。何であかりなんだよ」



京子「ほらこういうのってさ、何だかんだで最後に主人公が勝つじゃん」

結衣「だからってお前」

京子「あかりって、主人公だろ?」

あかり「えっ・・・」



京子「なんで、私たちの中ではあかりが一番ふさわしいのさー」

京子「よっ、あかり!主人公!」パチパチ

あかり「いやぁ・・・えへへ」

ちなつ「あ、あかりちゃんダメよ口車に乗せられちゃ」

結衣「京子お前ホンットこう言うときだけ都合よく・・・」



あかり「わかったよ。あかり、出るから!」

ちなつ「や、やめなさいってばあかりちゃん」

結衣「ちなつちゃんの言う通りだって、やめときなって・・・」

あかり「・・・だって」



あかり「あかり、主人公だもの!」

京子「お!よー言うた、それでこそ主人公!いえーヒューヒュー!」パチパチ

ちなつ「あかりちゃんって、絶対霊感商法とかに引っ掛かるタイプね・・・」

結衣「全く、どうなっても知らんぞ・・・」

―――
――


(当日、富山地下闘技場)


あかり「・・・って、京子ちゃんに乗せられちゃったけど」



男「グッフッフッフ・・・。どぉりゃぁぁーーっ!」ベキベキィーッ

 ワァー
    ワァー


あかり「あかりの対戦相手、なにあれぇー!?」

あかり「で、電柱を素手でへし折ってるよぉーっ!」


京子「まーまー、大丈夫だって。落ち着けあかり」

ちなつ「そ、その余裕は一体どこから出てくるんですか」

結衣「あんなのに勝てるわけないだろ!」



『さぁ、素晴らしいパフォーマンスを披露しましたザ・グレートコング選手』

あかり「名前からしてすごいよぉー」

『グレートコング選手は、何と、以前に・・・』



『ヒグマを素手で倒した事もあるそうです!』


ザ・グレートコング「グオーッホッホッホ!」ムキムキィーッ

 ワァー
    ワァー


あかり「む、無理無理無理ーっ!」

あかり「殺されちゃうよーっ!」


京子「大丈夫大丈夫。勝てるから絶対」

ちなつ「きょ、京子センパイ人ごとだと思って」

結衣「そんなに言うならお前が戦え京子」



あかり「ウエェーン、怖いよぉー」

京子「だーいじょうぶだって。主人公だろあかり?」

ちなつ「いやもうそんな問題じゃありませんってば」

結衣「あかりがあれに勝つイメージが全く湧かんぞ」



京子「ほら、私たちがセコンドについてるからさ。ドーンと当たって砕けて来い!」

ちなつ「本当に砕けちゃいますよ」

結衣「きっとバラバラにされるな」

あかり「みんな不吉なこと言わないでーっ!?」



京子「もー。私戦いたくないのーとか」

京子「そんな主人公っぽいセリフ言わなくってもいいからさー」

あかり「そんなんじゃないってばーっ!」

カーン

京子「あ、ほらゴングが鳴ったよ」

あかり「ちょ、ちょっとぉーっ!?」



ザ・グレートコング「グオホーーーーーッ!」

ズドドドーーー!

『おーっと、ザ・グレートコング選手、ものすごい突撃だーーーっ!』

『これは、一気に勝負を決めに来たかーーーっ?』


あかり「ぶっひぇーーーーーっ!?」



あかり「ひゃあっ!」シャガミ

ザ・グレートコング「グオホッ!?」ガッ


ズドーーーーーーン・・・!

『あーーーっと、グレートコング選手、しゃがみ込んだあかり選手につまづいて』

『ものすごい勢いで顔面から地面に突っ込んだーーー!立てるのかこれはーー?』

ザ・グレートコング「グフゥ・・・」

 ワァー
    ワァー

あかり「ウエェーン、もうやだよーーーー」


京子「うーん、いいね。実にギャグマンガっぽい展開だ」

ちなつ「あかりちゃんにしてみればギャグじゃ済まないんですけど」

結衣「だからやめとけって言ったのに・・・」



あかり「ねぇ!あの人倒れたし、もういいよね?帰る!あかり、帰る!」

京子「あ、待て待て。まだだあかり」

あかり「な、何が・・・?」

京子「こういう展開って大体のお約束でさ、この後・・・」



ザ・グレートコング「ググゥ・・・」

『おっと、グレートコング選手、ゆっくり立ち上がったーーー』

あかり「え、え・・・?」

ザ・グレートコング「・・・ヤロウ、小娘」



ザ・グレートコング「ブッ殺してやるァーーーーーッ!」

『うわぁーーっ、グレートコング選手怒り心頭だぁーーーっ!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひぃえーーーーーっ!」


京子「ほら出た。相手が本気モードになるんだよねー。よくあるよくある」

ちなつ「よくあるよくある、じゃありませんよ!」

結衣「さすがに呑気過ぎるだろ京子」



ザ・グレートコング「バラバラにしてやるぜ、グッフゥ~・・・!」ザッザッ

『おおっと、闘牛のように地面を蹴る仕草!あれは・・・』



『ダンプカーすらバラバラにする、コング選手の必殺技・・・』

『コング・デストロイタックルの構えだーーーっ!』

ザ・グレートコング「グゥフフフ・・・。さぁ覚悟しな」ザッザッ

 ワァー
    ワァー

あかり「ど、どうしよう、どうしよう!」


京子「うーん、これもベタな展開だねー」

ちなつ「何でそうのん気にしてられるんですか!」

結衣「ほんとにバラバラにされるって!」



京子「ではあかり、作戦をさずけよう!」

あかり「な、なに京子ちゃん?作戦って?」

京子「やつの次の攻撃は、名前からしてたぶん猛烈な勢いで突っ込んでくる!」

あかり「う、うん、それが?」

京子「そこを・・・」



京子「アッカリーンって、透明になってかわすんだ!」

京子「相手は勢いあまってリングアウト!これで勝てる!」

あかり「京子ちゃんバカーっ!?」



京子「どうだこの完璧な作戦はー」

ちなつ「何が完璧な作戦なんですか!」

結衣「いくら何でも適当過ぎんだろ」

あかり「出来るわけないでしょーっ!」



京子「あ、あかり、後ろ後ろ!」

あかり「え?」



ザ・グレートコング「グオウラーーーーーッ!」ドォーーーーッ!

『ものすごい突進だー!あかり選手、これは絶体絶命!』

 ワァー
    ワァー

あかり「きゃあーーーーっ!?」

京子「あかり今だ!アッカリーンって!」

あかり「・・・あ」



あかり「アッカリーンッ!」フッ

ザ・グレートコング「グオッ!?」スカッ


「・・・」



「・・・ホントに消えちゃった・・・」

ザ・グレートコング「グオホォーーーーッ!」ズドーーーーン・・・

『おおーーっと!あかり選手の姿が突如消えたー!』

『目標を見失ったコング選手、自らの勢いで派手に場外まで吹っ飛んだーーー!』

 ワァー
    ワァー


京子「ほら見たか、バッチリ作戦通り!」

ちなつ「何ですか、この展開・・・」

結衣「目の前で起こってる事が信じられん・・・」



『コング選手、場外で完全に失神しております!』

『これは立てないでしょう、よって、勝者赤座あかり選手ーーーー!』

カンカンカーン

 ワァー
    ワァー

「ウエェーン、怖かったよぉー」

京子「ああいうムキムキマッチョなタイプって」

京子「大体負けるんだよねーマンガ的お約束で」

ちなつ「まぁ、確かによく見ますけれどそれ」

結衣「それにしたってあんまりだろ・・・」



京子「これでわかったろー?私たちは、強い!」

京子「優勝は、もらった!」

結衣「あんま、認めたくないなぁ・・・」

ちなつ「私たちって、もっと現実的なキャラじゃ・・・」

「ちょっと!京子ちゃん!」



京子「ん?どこ?あかり」

「ここだよぉ!ここ!」

京子「元に戻らないと。どこにいるかわからないよー」

「もう!」


ポン

あかり「あんなおっかない人が出て来るなんて、あかり聞いてないよ!」

京子「いいじゃんか。勝てたんだからさー」

結衣「ああいうのを見ると、認めざるをえない・・・」

ちなつ「ええ、認めたくはないですけど・・・」


(控え室)


あかり「もう、あかり帰るからね!」プンプン

京子「まぁまぁ、いいじゃんか勝ったんだから」

ちなつ「あんな勝ち方じゃ、対戦相手も納得できないでしょうね・・・」

結衣「いくらギャグマンガだからって、なぁ・・・」



京子「さっすが、主人公らしい勝ちっぷりだったよ。ナイスあかり!」

あかり「え・・・?そ、そう?主人公ぽかった?」



京子「そうだよ。このまま主人公パワーで、2回戦も突破だ!」

あかり「えへへ・・・。うん、あかり、何だかやれそうな気がしてきた!」

ちなつ「あかりちゃん、チョロすぎ・・・」

結衣「京子も、そうやって乗せるのやめろよ」



京子「さーて、次の対戦相手は・・・。ほぉー、ふーん、なるほどねー」

あかり「どんな人が相手なの?」

結衣「さっきみたいなものすごい奴じゃないだろうな?」

ちなつ「まぁ、あれ以上ムキムキな選手もそうそう居ないでしょうけど」

京子「それは、対面してからのお楽しみー」


(試合会場)


『さぁ、富山最強を決める富山アルティメット・グランプリ』

『これより、第2回戦の開始です!』

『第2回戦は、赤座あかり選手VS王羅 念気(オーラ ネンキ)選手ー!』

王羅「フゥーーーーーー・・・」ヒュゥゥ~

 ワァー
    ワァー

あかり「あれが、あかりの次の対戦相手?」


ちなつ「何だか、見た感じ普通ですね」

結衣「さっきのと比べると余計ヒョロっちく見えるな」

京子「んっふっふ、そう思うー?」



結衣「あいつは、一体どんなヤツなんだ?」

ちなつ「そうですよ。教えて下さいよ」

京子「それはね・・・。あ、これからパフォーマンスが始まるから見てみ?」



『さぁ、王羅選手のパフォーマンスです』

『リングの中に、電柱が運び込まれます!』

王羅「ホォォーーーーー・・・」ヒョォォ~


あかり「え?え?何?」


結衣「何だ、また電柱か?」

ちなつ「素手でへし折るんですか?何だか出来そうに見えませんけど」

京子「まーまー、見てなって」



王羅「破ーーーーーーーーーっ!」

ドッゴォ―――ン!

『あーーっと、王羅選手の気功弾が炸裂したーーー!』

『電柱が、一瞬でまん中からへし折れたーーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひ、ひえーーーーー―っ!」


ちなつ「な、何なんですかあれ!?」

結衣「て、手から何出したんだ!?」

京子「『気』だよ。『気』の塊をぶつけたんだ」



京子「2回戦目になると、何かこう気とかそういうのを使う相手が出てくる」

京子「うーん、よくあるねぇー」

結衣「よくあるねぇー、じゃないだろ!」



『一見、華奢に見える王羅選手ですが・・・』

『手から放たれる気功弾は、アフリカゾウさえ一撃で仕留めると言われています!』

王羅「ハァァァ・・・」ヒョォォォ~…

 ワァー
    ワァー

あかり「ちょ、ちょっとーーーーー!?」


京子「うーん、人って見かけによらないもんだねぇー」

結衣「そういう問題じゃないだろ!」

ちなつ「あんなの食らったら、怪我じゃ済みませんよ!」



あかり「もうやだ!あかり、帰る!」

京子「大丈夫だって、ちゃんと作戦があるから」

あかり「もう、そんな事言って・・・」

カーン

京子「あ、ほらゴング鳴ったよ」

あかり「ちょ、ちょっとー!?」



王羅「ヒョォォォ~~~・・・!」コォォォ…

『おーっと、あの構えは、戦車すら一撃で大破させるという・・・』

『王羅選手の必殺技、爆裂気功砲の構えだーーー!』


あかり「ひえーーーーーっ!」


結衣「あ、あかり!アッカリンだ、さっきみたく透明になって逃げろ!」

ちなつ「冷静になって聞いたら、凄いアドバイスですね・・・」

京子「・・・いや結衣、多分それだと」



あかり「・・・あ、アッカリーンッ!」フッ

『おおっ、あかり選手の得意技、透明になって姿を消すが出たー!』

『これは王羅選手、あかり選手を捉える事は不可能かー?』

王羅「・・・フッ」



王羅「私は、『気』を読む事が出来る・・・」

王羅「いくら透明になったとしても、お前の居場所はお見通しだ・・・」

『な、何と、『気』を自在に操る王羅選手の前では・・・』

『あかり選手の技が通用しなかったーーー!』

 ワァー
    ワァー

「ひっ、ひぃーーーーーっ!」


結衣「な、何だってー!?」

京子「ほらね。1回使った手って、2回目とか大概通用しなくなるんだよねー」

京子「お約束、お約束」

ちなつ「なにのん気なこと言ってるんですか!」



京子「ほらあかり、無駄だから戻って戻って」

あかり「ど、どうしたらいいの!?」ポン

京子「では、あかりに勝つ方法を伝授しよう」



京子「・・・あかり。思い出すんだ」

京子「今まで、ごらく部で過ごしてきた日々を・・・」

あかり「え?ごらく部で・・・?」

―――
――


~回想~


結衣「ふー、いつもながらお茶が美味しいな」

京子「いやー、やっぱ緑茶には煎餅だよねー」パリポリ

ちなつ「つい食べすぎちゃいますよね。太っちゃいそうですけれど」

あかり「本当だよねー」パリポリ

ダラダラ…



あかり「さーて、あかりマンガ読んじゃおっと」

結衣「あー、私も雑誌でも読むか」

京子「じゃ私は読もーっと」

ちなつ「あ、あかりちゃん次見せてね」

ゴロゴロ…

―――
――



あかり「・・・何だか、ダラダラしたりゴロゴロしてる場面しか浮かんで来ないけど」

あかり「これが、どうかしたの?」

京子「・・・実は」



京子「それは全部、そうは見えないけど技の修行の一部だったんだ!」

京子「あかりは、知らない間に技の修行を積んでいたのさ!」

あかり「えっ、ええーっ!?」

結衣「いや、よくあるけどさそういうの。絶対今思いついただろ」



京子「だから、いつも部活でやってる事を思い出して戦えば・・・」

京子「絶対に勝てるはず!・・・たぶん」

ちなつ「言ってる事が適当過ぎますよ」

あかり「い、一体どうしたらいいの?」



王羅「何をゴチャゴチャやっている?」

王羅「そっちが来ないなら、そろそろこっちから行かせて貰うぞ・・・!」

シュオオオオ…!

『おーーーっと、王羅選手・・・』

『目に見える形にまで、「気」がふくれ上がったーーー!』

 ワァー
    ワァー

あかり「ひっ、ひえーーーーっ!?ちょ、ちょっと京子ちゃん!?」

京子「大丈夫だ、あかり!部活で学んだ事を思い出せ!」

あかり「お茶飲んだりマンガ読んだりしかしてないよーっ!?」



王羅「食らえ・・・爆裂気功砲ーっ!」

王羅「破ーーーーーーー!」

ドォーーーーーーーーーーーーッ!

『うおおーーーっ、ものすごい勢いの「気」だ!あかり選手、絶対絶命かー!?』

 ワァー
    ワァー

あかり「いやーーーーーーーっ!?」

京子「あかり、今だ、部活でいつもやるあれを!」

あかり「え、えっと・・・」



あかり「こう・・・?」

バチィィーーーーッ!

『あーーーっと、あかり選手』

『何と、お茶を飲む動作で猛烈な勢いの「気」を弾いたーーーっ!』

 ワァー
    ワァー

王羅「な、なにぃーっ!?」


京子「へっへーん。ほら見ろ。言った通りだろ?」

ちなつ「何で、あんなので攻撃をよけれちゃうんですか・・・」

結衣「これだからギャグは・・・」



王羅「く、くそーーーーーっ!」

ズドドドドド…!


『おーーーっと、王羅選手、連続気弾攻撃だーーーーっ!』

『それを、あかり選手・・・』



あかり「フンフン・・・」

バチバチバチィーーーッ!

『何と、床に寝そべってマンガを読む動作で全てかわしているーーーっ!?』


王羅「ちぃーーーっ!」


京子「どうだ、見たか!これぞ、ごらく部での日々の修行の成果だ!」

結衣「一体、何がどうなってるんだ・・・」

ちなつ「私たちも、いつの間にかできるようになってるって事でしょうかあれ・・・」



王羅「なかなかやるな・・・。だが」

王羅「かわすだけでは、試合には勝てない」

王羅「判定まで行けば、当たらなくても攻撃を多く出した方がポイントで勝つ・・・」

 ワァー
    ワァー

『あーーっと、確かに王羅選手の言う通り!』

『このまま判定にもつれ込んだら、あかり選手は圧倒的に不利だーーー!』


あかり「えっ、ええっ?」


結衣「あっ、そういうルールがあったのか!相手はそれを利用する気だな?」

ちなつ「い、一体どうしたらいいんですか?」

京子「そんなの、簡単じゃん」



京子「あかりの方から攻撃したらいいんだよ」

あかり「ええっ!?」

ちなつ「あ、あかりちゃんの方からですか?」

結衣「おい京子、いくら相手がマッチョじゃなくても一応成人男性だぞ?
それなりに鍛えてるっぽいし」



結衣「普通の殴り合いになったら負けるだろ」

京子「じゃあ、普通に殴りあわないであかりも必殺技を出したらいいじゃん」

ちなつ「え?必殺技?」

あかり「ど、どうやって?」



京子「お団子バズーカーって。ドカーンってさ」

あかり「無理に決まってるでしょーっ!?」

結衣「・・・いやあかり。出るんだよ多分。もうわかってきた」

ちなつ「ええ、さっきから非現実的な出来事ばかり起こってるんで、これはきっと・・・」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom