紗枝めし!【小早川紗枝とそうめん編】 (57)

モバマスSSです

紗枝はんとモバPが飯食うだけです

何!?今日は短冊にSSRが当たるように願っても良いのか!?


言葉遣い間違ってても堪忍してや

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499404241

紗枝「笹の葉さ~らさら~、軒端にゆ~れ~る~♪」

モバP「あっついと思ったらもう七夕か……」

紗枝「今年ももう半分以上のうなってしもたんやなぁ……」

モバP「そう考えると俺が歳とるのも無理ないか。時間が経つのは早いなぁ。征竜が暴れまわってた頃と衰退を同時に見てる感じだわ」

紗枝「何言うてはるん。まだまだプロデューサーはんは元気いっぱいどす」

モバP「そりゃまだまだ手のかかる子が多いからな」(ナデナデ)

紗枝「あー!またうちのこと子供扱いして!」

今自分で「時間が経つのは早い」って言うてはったのに……

うちが大人になるんかてあっちゅうまやで!

モバP「しっかし七夕か……ふむ……」

紗枝「どないしはったん?難しい顔しはって」

モバP「ん~……なんかこう忘れてるような……何か食わなきゃいけないような……」

紗枝「?」

ガチャッ

飛鳥「やぁ、紗枝にプロデューサー」

紗枝「あら、飛鳥はん。お疲れさんどす」

モバP「おう、飛鳥おつか……!!」

飛鳥「ん?どうしたんだい?」

モバP「飛鳥、そこを動くな」

飛鳥「ふぇ!?」

モバP「(ジー)」

飛鳥「(か、顔が近い……)」

飛鳥「あ、あまり見つめられると恥ずかしいな……もう少し視野を広げてみることをお勧めするよ……」

モバP「(飛鳥……エクステ……さらさら……七夕……色付きの……!!)」

モバP「思い……出した!!」

飛鳥「は?」

モバP「よし!今日は突発だが流しそうめん大会を決行する!!」

紗枝「はい?」

飛鳥「ちょっと待たないか?今ボクのどこを見てそれを思いついた?」

プロデューサーはんの思い付きはいつものことやけど……せめてお仕事終わってからにしぃな?

モバP「もしもし晶葉!急で申し訳ないんだが流しそうめんセット作って!……え?もうある?流石だな晶葉!至急準備してくれ!」

ピッ

モバP「というわけで今日の夕方に流しそうめんすることになった」

紗枝「こういう時はやること早いんやから……」

飛鳥「まぁそれが彼の美徳でもある。悩んだ挙句行動が遅く取り返しのつかないことになっても仕方ないからね」

モバP「そういうことだ」

飛鳥「まぁいいさ。ボクも折角だし参加させてもらおう。この暑さだ、少しくらい大自然とやらに逆らっても問題無かろう」

モバP「今こそこの暑さに反逆の翼翻せ!」

飛鳥「理解ってるじゃないか」

うちにはさっぱり分からへん……

~夕方~


晶葉「待たせたな!」

紗枝「は~……大きいなぁ……」

がれーじいっぱいに流しそうめんの台

こんなん見たことあらへん

晶葉「名付けてSGJC(そうめんグレートジャパンカップ)コースだ!」

菜々「あっ、懐かしいですねー。優勝するとゴールドスコーピオンのボディが貰えるんですよねー」

モバP「菜々さん?」

紗枝「?」

菜々「あ、あと山風村で詰んだり、肉抜き忘れたり……」

モバP「菜々さん」

紗枝「??」

菜々「そういえば隠しコマンドでコースアウト無しやパーツ買い放題ってのも……」

モバP「安部ェ!!」

紗枝「???」

モバP「それじゃあめんつゆは数種類用意しておいたから全員好きなの取れよー」

アイドル一同「「「「はーい!」」」」

モバP「そいじゃま流すぞー……」

かな子「(ワクワク)」

モバP「……」

かな子「?」

モバP「控えろ、かな子」

かな子「(ションボリ)」

モバP「そいじゃま、改めて……そうめんグレートジャパンカップレース開幕だ!」


そうめんグレートジャパンカップレース


コースレコード   1分33秒99

まずは普通のめんつゆで頂こか……

周子「ひょいっと」

紗枝「あ!周子はん!」

周子「へっへ~♪こういうのは取ったもん勝ちやかんね」

紗枝「……」

周子「ちゅるっ……おっ、次来た来た」

紗枝「はいっ」

周子「ありゃ?」

紗枝「取ったもん勝ちなんでっしゃろ?」

周子「(おーおー、怒らせると怖いなぁ)」

ちゅるっ……むぐむぐ……

めんつゆのええ香りと塩気がつめたーい素麺に絡まって……

夏やなぁ……

山葵は……ちゅるるっん

紗枝「けほっけほっ……」

ちょっと入れ過ぎてしもうた……

せやけどすーって山葵の辛さがまたええ塩梅で食欲をかきたててくれるわぁ

紗枝「こっちのんはなんやろ?」

モバP「そっちは冷や汁風にしためんつゆだ」

冷や汁?なんやろなぁ?

聞いただけで冷たそうな名前やけど……

唯「ゆいはあんまし食べないけど埼玉と宮崎の郷土料理だよ!」

紗枝「そうなん?」

唯「そうだよ!チョーいいとこだからおいでよ!埼玉!」

そういえば美嘉はんとかも埼玉出身やったなぁ

埼玉には”ぎゃる”っちゅうんがいっぱいおるんやろか?

大丈夫やろかなぁ?

うち行っても浮いてしまわへん?

ちゅるっちゅるるっ……

ん……お味噌やろか?

まったりしとるんやけど輪切りのきゅうりとみょうがの風味がええなぁ

擦ったごまの香ばしさが口いっぱいに広がって……

ちひろ「かき揚げ揚がりましたよー」

かき揚げ……あら♪いっぱいあるなぁ

サクッサクッ……ふわぁっとしたえびの香りのする桜えびのかき揚げ

中の桜えびもさっくさくで香ばしゅうて……

こっちのはごぼうと……サクッカリュカリュッ……

ごぼうに人参のかき揚げ!

ごぼうの風味に人参の甘みが嬉しいわぁ

これはそら豆やな……

サクサクッ……さくさくの衣にぷちぷちのそら豆が……

めんつゆにちょんと付けて食べるとまたほのかな風味と塩気が付いて……♪

みりあ「ねーねープロデューサーさん!これなーにー?」

モバP「それはめんつゆにミルクとラー油とごまを入れたのだよ」

飛鳥「そんなものが美味しいのかい?ボクにはそうは思えないが」

モバP「意外と美味いぞ」

ほんまやろか?

ちょっと黄土色のつゆに赤いらー油とごまが浮いとるけど……

せやけどプロデューサーはん美味しい食べ物いっぱい知ってはるしなぁ

ちょっとだけ……ちゅるるっ

むぐむぐ……

紗枝「あら、意外と美味しい」

モバP「だろ」

飛鳥「へぇ……」

みりあ「みりあも食べるー!」

モバP「ラー油がちょっと辛いから気を付けるんだぞ」

なんやろ?めんつゆの角が取れてまろやかーになっとる

牛乳のこくみたいなんが出ててこってりしとるのにらー油のぴりっとした辛さで引き締まっとる感じやろか?

ぽりぽりっとしたごまの粒々の食感もええし……

なんやろ…………?

紗枝「冷やしとんこつらぁめん?」

飛鳥「なるほd……けほけほっ。ボクには少し刺激が……」

飛鳥はん辛いんも苦手なん?

紗枝「こうやって皆で賑やかに食べるんはええもんどすなぁ……」

モバP「流石に100人以上は狭いがな」

紗枝「ふふっ、じゃあ次は2人でお素麺食べに行きまひょか」

紗枝「京都の美味しい店知ってますえ♪」

モバP「そりゃ楽しみだ」

周子「せやねー」

みりあ「みりあもー!」

こずえ「こずえもつれてけー……」

唯「え?何々?どっか行くの?ゆいもいきたーい!」

紗枝「あらあら……」

モバP「オイオイオイ、死ぬわ俺の財布」

こら当分2人っきりは無理そうやなぁ……

2人で行くんは今度また別の機会にしまひょか♪

短冊にお願いとして書いて……おくんは皆に見られるさかい心の中でお願いしておきますえ♪



おわり?

今回はあっさりさっぱりと

おまけも2つくらい用意してるが今日はここでターンエンド

今から仕事行きたくねぇなぁ

紗枝めし!箸休め【ダークイルミネイトとエクレア】


ガチャッ

蘭子「闇に……飲まれよ……(訳:お疲れ……様です……)」

飛鳥「くっ……このボクがッ……!」

紗枝「今日のれっすんはほんましんどかったなぁ……」

らいぶが近いせいやろか?

知らず知らずのうちにトレーナーはんもうちらも熱が入っとるんかも知れへんなぁ?

モバP「お、3人ともお疲れー」

紗枝「お疲れさんどす……ふぅ……」

モバP「随分とお疲れのようで」

飛鳥「なぁに、この程度すぐ治るさ(ガクガクガク)」

蘭子「フフフ……我が自己再生にかかればこの程度造作もない(プルプルプルプル)」

モバP「膝ガクガクじゃねぇか!」

ちひろ「でも寝たら回復するって若さはいいですよねー」

ちひろはんも充分若い思いますけど?

モバP「もう夜遅いけど頑張ったしアレ出してやるか」

蘭子「アレ……とな?」

なんやろ?

モバP「今日は冷蔵庫にエクレアが入ってるんだよ……他の奴には内緒だぞ」

ちひろ「紅茶とコーヒーどっちがいいですか?」

蘭子「紅き竜!(訳:紅茶!)」

飛鳥「ボクはコーヒーを……あぁ砂糖とミルクはいいよ……」

紗枝「うちは珈琲にしまひょか」

モバP「ブルーアイズマウンテンコーヒーをO☆KA☆WA☆RI☆DA」

ちひろ「プロデューサーさんは水道水ですね」

モバP「紅茶でお願いします!あとミルクも貰おうか」

紗枝「それにしても……」

モバP「ん?どうした?」

紗枝「蘭子はんの言葉は難しゅうてなぁ……未だに分からへんのんどす」

飛鳥「紗枝……それはまだキミが魂を解き放ってないからさ……」

紗枝「魂?」

飛鳥「そう……キミは常識に囚われ過ぎている。内に秘めた力を開放するんだ」

飛鳥「魂と魂の会話……これは人類がこれからを生き抜く為に必要なカード。それがすなわち……ソウルってやつさ!」

どないしよ……さっぱり分からへん

モバP「難しいこと言ってるようだけど要するに考えるな、感じろってことだ」

ちょーっとざっくり言い過ぎやない?

モバP「でもそこまで分からんか?」

紗枝「うちにはちょーっと難しいなぁ」

モバP「では少し勉強しようか」


【青眼の白龍】


モバP「初級編」

紗枝「あおめの……はくりゅう?」

蘭子「ブルーアイズホワイトドラゴン!」

飛鳥「ブルーアイズホワイトドラゴン」

分からへん……


【超銀河眼の光子竜】


モバP「中級編」

紗枝「ちょうぎんがめ……の?こうしりゅう?」

蘭子「ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン!」

飛鳥「ネオ・ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン」

分からへん…………


【神の写し身との接触】


モバP「超級編」

紗枝「かみのうつしみとのせっしょく!」

蘭子「エルシャドール・フュージョン!」

飛鳥「エルシャドール・フュージョン」

紗枝「えっ……うちがおかしいん……?」

ちひろ「そっちの3人が特殊なだけだけですよー」

雷「明日から私をエクレアと呼んでくだs」

電「はーい、撤収するのですよ」



唯「??」

千枝「フランスではエクレールといって、稲妻って意味なんですよ」

唯「チョコの部分がかみなりみたいな形に割れるからかな?」

千枝「あと、シュークリームと違って、一口サイズのチョコケーキってジャンルになるみたいです」

唯「ふーん……え?シュークリームって一口サイズのもあるけど??」

千枝「本来、シュークリームの食べ方といいますか、コース料理のマナーではフォークとスプーンで食べるらしいですよ」

唯「えー。ゆいなら、焼きしゅーとかは、がぶってかぶりつきたいなぁ」

ちひろ「じゃあ私たちも休憩しますか」

モバP「う~ん……仕事ももう一息だし丁度いいか……」

蘭子「十二獣の会局よ(訳:お茶会だー♪)」

飛鳥「じゃあ頂くとしようか」

美味しそうやなぁ……

あ~む……むぐむぐ

中にかすたーどたっぷりのふんわりしゅー生地と仄かにびたーなちょこれーと

疲れた身体に丁度ええわぁ

ちょっと甘めやけど珈琲の苦みとよー合っとって美味しいわぁ

飛鳥「ぐぅ……苦い……」

モバP「いい加減普通に砂糖とミルクを入れるのを学習しろ」

蘭子「黒き反逆の翼よ……甘美なる白を交えてこそ超越せし美味へと辿り着ける(訳:お砂糖入れた方が美味しいですよー)」

飛鳥「それは理解るさ。だがこれはボクの意地……カタルシスなのさ」

紗枝「意地張らんと入れたらええのに……」

紗枝「せやけどえくれあって手がちょこれーとで汚れてしまうんがなぁ……」

モバP「エクレアってのは稲妻って意味で稲妻のように早く食わないとチョコが溶けるって説もあるんだよ」

蘭子「稲妻!?」

蘭子「(か……格好いい……!)」(キラキラ)

飛鳥「今ボクの両手に稲妻の力が!」

蘭子「サンダーボルト!!」

モバP「食い物で遊ぶなー」

紗枝「お行儀悪いどす」

飛鳥 蘭子「「(シュン)」」

あむっ……あ、こっちのには抹茶が混ぜてあるわぁ

もくもぐ……抹茶のふんわりした香りがまた美味しゅうて♪

こくっ……はぁ……落ち着きますわぁ

モバP「さて……(モグモグ)食い終わったし仕事に戻るか……」

ちひろ「そうですね(もにゅもぎゅ)」

蘭子「うむ!美味であった!」

モバP「ほれ、口周りクリーム付いてるから……」(フキフキ)

蘭子「ふぇ!?……んんっ」

飛鳥「(ジー)」

紗枝「飛鳥はんも付いてるさかい」(フキフキ)

飛鳥「違う……そうじゃないんだ……」

ブツッ


「ひゃ!?何事!?」

「停電ですね」

「ブレーカーが落ちたようだな……」

ガタガタッ

「ひゃああ!!」

「落ち着けぇ!うちのアイドルはこの程度では狼狽えない!!」

「ブレーカーどこでしたっけ?」

ガタガタガタガタガタ

「あああああああああ!!!」

「蘭子はん落ち着いて……」

「ちょ!誰だくるし……」

「蘭子、落ち着きたまえ……闇は恐怖の対象ではない。キミの力だ」

ガタンガタンドンガラガッシャン!!

「さっきから何ですかこの物音!」

「分かりまへんけど何やろなぁ?」

「い、いやそれより誰か助け……」

「や、闇をかき消す光よ!!!」

ピカッ

紗枝「あ、明かり点いたみたいや……」

蘭子「うぅ……(ギュゥゥゥ)」

飛鳥「……(ギュー)」

モバP「もごもご(チーン)」

紗枝「で……ってプロデューサーはん!!」

モバP「(う~ん、でかい。)」

~数分後~


小梅「他の部署で冷房付けたらブレーカー落ちちゃったみたい……」

紗枝「なるほどなぁ」

飛鳥「しかし途中ガタガタしてたのは何だったんだろう?」

小梅「?」

紗枝「停電しとる間なんや変な物音がしてなぁ……」

小梅「あぁ多分それ……いたずら……かな?」

誰の!?

しかも小梅はんそっち誰もおらへんよ?

蘭子「(チーン)」













モバP「やれやれだぜ。危うく窒息死するとこだったが仕事すっか……」

PC「おきのどくですがしごとのしょ1はきえてしまいました」

モバP「」

ちひろ「」


この日プロデューサーはんとちひろはん帰れへんかったそうな……


おまけ1おわり

文章の保存はこまめにしないと痛い目を見る(経験談)

というわけで一旦寝る

明日の60ガチャまでには書き上げたいな

紗枝めし!箸休め【小早川紗枝と冷やし茶漬け】



マストレ「1・2・3・4・5・6・7・8……小日向!少しテンポが遅れてる!」

美穂「は、はい!!」

マストレ「塩見は逆にテンポが速い!周りをよく見ろ!」

周子「はーい」

マストレ「小早川は……」

紗枝「はぁ……はぁ……」

マストレ「……一旦休憩だ!小早川は医務室へ行くぞ!」

紗枝「大丈夫……どす……あら?」(フラッ)

あら?身体動かへん……?

ぼーっとして……あれ?

美穂「紗枝ちゃん!?」

周子「紗枝ちゃん!!」

マストレ「小早川!?しっかりしろ!……まだ意識はある!小日向は冷凍タオルを!塩見は救護室に連絡してくれ!」

美穂「は、はいっ!」

周子「行ってくる!」

紗枝「……」

マストレ「大丈夫か?」

紗枝「はい、大丈夫どす……」

マストレ「帰ってしばらく自宅療養しろ。プロデューサー殿にも伝えておく」

紗枝「……らいぶは?」

マストレ「今は身体を治す方が先決だ」

紗枝「……」

典型的な熱中症

気ぃ付けとったはずやのになぁ……

らいぶ前やのにしっかりしな……

ガチャッ

モバP「大丈夫か?紗枝」

紗枝「心配かけてすんまへんなぁ……。ちょびっと寝させてもろたし大丈夫どす」

モバP「まぁとりあえず送って行くよ」

すんまへんなぁ……プロデューサーはん……

~紗枝の部屋~



モバP「お邪魔しま~す」

紗枝「はいな~」

モバP「飯は食えるか?」

紗枝「あんまし食欲あらへんなぁ……」

モバP「少しは食っておけ。出来たら起こすから寝とけ寝とけ」

紗枝「そないなこと申し訳のうて……」

モバP「いいさ、俺と紗枝の仲だ」

紗枝「ほなお言葉に甘えさせてもらいます。冷蔵庫の中のんは好きにつこうてもろてええさかい」

モバP「分かった。今はゆっくり休め」

モバP「(さて、どうしたものか……)」

ちょっと眠ぅなって来たなぁ……

ふぁぁぁ……最近らいぶ近いさかい気張り過ぎたやろか?

……………………すぅー














『さ……ちゃ……』

ん?

『さえ……ちゃ……』

誰?

ゆかり『紗枝ちゃん』(モグモグ)

紗枝『ゆかりはん?何食べてはるん?』

ゆかり『あ、これですか?そら豆ですよ。塩茹でにすると美味しいんです』(モグモグ)

紗枝『あ~、そら豆美味しいもんなぁ♪』

ゆかり『はいっ!……ってそうじゃないです!』

紗枝『?』

紗枝『そういえばここどこなん?』

ゆかり『そうですね、まるで夢の中みたいなとこですけどどこだと思いますか?』

紗枝『……夢の中ちゃうん?』

ゆかり『紗枝ちゃん凄いですね。どうしてわかったんですか?』

紗枝『ほんでゆかりはんはうちの夢に出て来て何しに来たん?』

ゆかり『あっ!そうでしたね!』

ダグナーユカリ『フフフ、我が名はダークシグナーユカリ・フェアヘイレン』

突然どないしたん?

ダグナーユカリ『今日は紗枝ちゃんにお仕置きしに来ました』

紗枝『えっ?何でなん?』

ダグナーユカリ『紗枝ちゃんは最近頑張り過ぎです』

ダグナーユカリ『そのせいで身体を壊して皆にも紗枝ちゃん自身にも迷惑がかかりました。そのお仕置きです』

紗枝『……』

ダグナーユカリ『さて……お仕置きの内容ですが……』

紗枝『何するつもりなん?』

ダグナーユカリ『ちょっとした微妙な呪いを受けてもらいます』

紗枝『はぁ……』

ダグナーユカリ『とりあえず「ついついちょっと食べ過ぎてしまう」という微妙な呪いをかけましょう……!』

紗枝『やめて!!それうちにとっては深刻やから!!今ごっつぅ気にしとるんやから!!』

















紗枝「う~ん……ゆかりはんあかんて~……」

モバP「(夢にゆかりが出てるのか……何の夢だ?)」

紗枝「そないな格好あかんて~……だーくしぐなーなんて止めて元に戻ってーや……」

モバP「(本当に何の夢だ!?)」

モバP「おーい紗枝。作り終えたから帰るぞー」

紗枝「う~ん……Σはっ!」

モバP「何の夢見てたんだよ……」

紗枝「よー覚えてへんけど何やったんやろ?」

モバP「まぁいいや。飯出来てるから俺帰るな。気を付けてゆっくり休めよ」

紗枝「あら?食べさせてくれへんの?」

モバP「そんなこと言う余裕があれば大丈夫だろ。じゃ……」

ギュッ……

モバP「……」

紗枝「……」

モバP「……大丈夫だ。すぐ良くなる」

紗枝「……うん」

モバP「じゃあな」

紗枝「はい、気ぃ付けて」

ガチャッ……パタン

紗枝「これ……お茶漬け?」

あ、冷こい

冷やし茶漬けやなぁ

お出汁と麦茶に薬味乗せて……

ほな!

紗枝「頂きます」

最初は梅干しと塩昆布に麦茶で……

ちゅるっ……はむっ……

ん~~~!梅干し酸っぱい!

ちゅるちゅる……はふっ……

梅の酸味と昆布の塩気と麦茶の苦み

お米も冷水で洗ってあるさかいさらさらってしとって冷たくて美味しいわぁ

ちゅるる……はぁ……

次はどれにしよかー?

海苔と鮭と山葵にお出汁をかけて……

するする……

お出汁が薄口にしてあって丁度ええわぁ

鮭の塩気に海苔と山葵の風味がまた格別で……

紗枝「ちょっと元気出て来たかも……」

次は~……



ダグナーユカリ『とりあえず「ついついちょっと食べ過ぎてしまう」という微妙な呪いをかけましょう……!』



紗枝「……」

まさかやと思うけど……

ご飯の量少な目にしてあるし気のせいやな!

ごま味噌ときゅうりはどないやろ?

ちゅるちゅる~……

お味噌が香ばしいて美味しいわぁ

塩揉みしたきゅうりもよー合っとって♪

ごまときゅうりのぽりぽりした食感がたまりまへん

添えてあるひじきも味が染み込んでてぎゅっと噛むほどに味が出てくる♪

みょうが入れても美味しいなぁ♪

次はどれにしよかなぁー?















紗枝「全部食べてしもた」(ズーン)

ゆかりはんのあほぉ!!

~その後~


ゆかり「最近紗枝ちゃんにじーっと見られてる気がするんですけど何でしょうね?」

乃々「あの……ここ……狭いんで……外からでお願いします……」

輝子「(ギュウ)」

まゆ「(ギュウ)」




おわり

最近暑いですから熱中症には気を付けましょう

冷たい物は程々に(チョコミントアイス食べながら)

そんなこんなで見てくださった方々、楽しみにしてくださってる方々ありがとうございます

次回は……チーズとトマトと生地で

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