アルジュナ「fate/Apocryphaですか?」 (11)

アルジュナ「fate/Apocryphaですか?」

シロウ「はい、毎週土曜日に集まって鑑賞会をしますが、貴方もどうですか」

アルジュナ「くだらない、私はそんな俗物に興味はありません」

シロウ「そうですか」

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シロウ「では彼女だけにしておきますか」

アルジュナ「では私はこれで」

シロウ「…あぁそうでした」

シロウ「あの時の赤の陣営のランサーはカルナさんでしたね」

アルジュナ「…!?」

アルジュナ「そ、そうなんですか…」

シロウ「彼も観賞会には行かないと行ってましたからお二人は似ていますね」

アルジュナ「ちょっと待って下さい、今の発言は聞き捨て…」

シロウ「それでは私はこれで」

アルジュナ「あ、ちょっと待ちなさい!!」


アルジュナ「彼の発言は癪に触りますね」

アルジュナ「……」

アルジュナ「わ、私には関係ない戦いですが、これもカルナの行動と戦い方を熟知するためです」

アルジュナ「…観賞会には行かずとも、己の部屋で見れば良い話です」

7月1日

カルナ「あぁマスター、そんなに慌ててどうした?」

ぐだお「大変だよカルナ!何故かモードレッドが座に帰っちゃっててんてこ舞い!今円卓のみんなが芋やら針金やらで戻そうと尽力していて!アーサー王達は全員『そんな者いましたっけ?』とか冷たくてもう大変で!!」

カルナ「大変だな」

ぐだお「あぁぁぁぁー!!モードレッドってば急にどうしたんだってんだよぉぉぉ!!」

カルナ「ふむ…マスターよ、少し落ち着け。お前が落ち着かなければ事態は深刻になるだけだ」

ぐだお「う…分かった」


ぐだお「…うんスッキリした」

カルナ「あの赤のセイバーが何故座に戻ったかは分からないが、あいつの事だ、きっと戻るだろう」

ぐだお「戻れるものなのかな…」

カルナ「縁は切れないものだからな」

カルナ「かくいう私も昔のマスター…ジナコとも縁があり、ここでも神霊の身でありながらマスターと縁がある。ヤツも同じように至る所に縁があり、円卓とやらやアーサー王以外にも縁がある筈だろう」

ぐだお「え、縁とかよく分からないな…」

カルナ「こればかりは英霊にならないと分からないな」

ぐだお「うん…ありがとうねカルナ!」

カルナ「なに、礼には及ばない」

カルナ「さて、私は自室に戻るとしよう」

ぐだお「そういえば…今日アルジュナ見てないんだけど自室にいるのかな」

カルナ「アルジュナか?あいつを最後に見たのは3週間前の廊下ですれ違った時だけだが…」

ぐだお「…油断したんだねアルジュナ」

カルナ「そういえばここにあいつはいたんだったな」

ぐだお(カルナに気づかれないとか…アルジュナってアサシンだっけ?)

カルナ「今日1日マスターの前に姿を出さないか……少し心配だな。マスター、あいつの部屋に案内してくれないか?」

ぐだお「うん!」


ぐだお「ここだよ」

カルナ「ここがあいつの部屋か…」

カルナ「…ん?」


「ほう…これが聖杯大戦ですか」

「カルナが参加したものですからもう少し派手だと思いましたが…なるほど」

「興味深い」

カルナ「なん…だと?」


ぐだお「え?何どうしたの!?」


カルナ「…ふふふ、まさかお前も見始めるとはな…」

ガチャ!

カルナ「アルジュナ、お前も聖杯大戦に興味があると見える」

アルジュナ「……」

ぐだお(毛布に包まりながらテレビ見てる。んでこっち見ながら固まってる)

カルナ「ルーラーにこのアニメとやらを勧められた時は名誉ある戦いではなかったので見るのを断ったが、お前が見るのなら話は違う」

カルナ「勝負だ、どちらが最後に残るサーヴァントと陣営を当てるかの…」

アルジュナ「」

カルナ「…どうしたアルジュナ」

ぐだお「え、嘘待って…」

ぐだお「し、死んでる…」



第1話 完

アルジュナ「不愉快ですが、マスターの命令であれば仕方ありません」

アルジュナ「毎週土曜日は私の部屋でマスターとカルナの3人でApocryphaを観賞しましょう」

ぐだお「良いね!ロビー組には内緒の組み合わせだ!」

カルナ「最後に残るサーヴァントは誰か勝負といこうか」

アルジュナ「望むところですカルナ!」

妄想が爆発してたのと書き忘れていたカルナに対する贖罪の為のssです
HTML化してきます

ちなみに我がカルデアにはアルジュナだけいません

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