サイタマ「ハンター試験?」 (99)

サイタマ「ステーキ!!?」

ジェノス「はい、先生最近ワカメしか食べていないので…俺が奢ります」

サイタマ「っしゃぁぁっ!」

ジェノス「では、早速行きましょう」








サイタマ「ボロい所だな」ホジホジ

ジェノス「お気に召しませんでしたか?」

サイタマ「いや、食えればいいや」ウィィィン


店長「いらっしゃいっ ご注文は?」

サイタマ「ステーキ 弱火でじっくりな」

ジェノス(先生と同じメニューにすれば…メモメモ)

ジェノス「俺も ステーキ 弱火でじっくり」

店長「あいよーっ!お客さん、奥の部屋にどうぞーー!」

サイタマ「? 」

ジェノス「ほかの席も空いてるのに…何でしょう…俺が確かめて…」

サイタマ「まぁいいや、行こうぜ」

ウィィィィィン


サイタマ「…?」

ジェノス「罠か…!直ちにこの部屋を破壊します!」ウィィィン

サイタマ(何やってんだコイツ…)

ズンッ

サイタマ「腹減ったなー」

ジェノス「扉が開きましたね。行ってみましょう」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499254142

サイタマ「なんかいっぱいいるな」

ジェノス(こいつらは…ヒーローではないな…)

トンパ「やぁ」

サイタマ「おう」

ジェノス「お知り合いですか?」

サイタマ「いや知らん」

トンパ「君たち新人だね?」

ジェノス(ヒーローの事か?)

ジェノス「そうだ」

トンパ「はい、長い旅ご苦労だったな。喉もかわいただろう、ジュースを飲むといい」

サイタマ「おお、気前いいな」

ジェノス「…」ゴクゴク

ジェノス「!!!」

ジェノス「先生!飲んではダメです!有毒反応が…!!」

サイタマ「え」

ジェノス「貴様…よくも先生に毒を盛ろうとしたな」

トンパ(な…なんでこいつ…)

ジェノス「ハァァァッ!!」バキッ!!

トンパ「ぎええええっっ…」

サイタマ「何だったんだあいつ」

ジェノス「先生!体に異変は…!」

サイタマ「いや飲んでないから特に…」

ジェノス「そうでしたか… 」ホッ

「うわああああああああっっ!」

ヒソカ「ぶつかったら…ちゃんと謝ろうね」

受験生「俺の…腕がああ」

サイタマ「…」

ジェノス「…先生ここは俺が…」

サイタマ(あれ…あそこにいるの…)

サイタマ「…」テクテク

ジェノス「先生!?」

サイタマ「あっ」バンッ

ヒソカ「!」

サイタマ「ぶつかっちまった 悪いな」


ざわ…

「マジかよあいつ」 「死にに行ったぜ」

ヒソカ「なんだい君は…」ビュッ

サイタマ「邪魔」ガンッ

ヒソカ「………」バタ


ざわざわ…ざわ…

「すげぇぇぇっ!!」 「あのヒソカを一撃で…」

サイタマ「あ、やっぱりお前か」

無免ライダー「おおっ!やっぱりサイタマくんか!!」

サイタマ「見た事ある顔だったからな」

キルア(へぇ…)

ゴン「スゴイや…!」

クラピカ「一撃で…」


ジェノス「先生、コレどうしましょうか」

サイタマ「そのままでいいだろ」

無免ライダー「君もハンターになりきたのかい?」

サイタマ「? ハンター?」

ジリリリリリリリッ!!!

サイタマ「なんだよウルセェな」

ジェノス「まさか、災害レベル龍が…!?」

「これにてハンター試験の受付を終了致します!」

サイタマ「ハンター試験?」

無免ライダー「ええっ!知らないのかい?じゃあ君はなぜここに…」

サイタマ「…飯食いにいったらここ来た」

無免ライダー「なんて人だ君達は…」

サトツ「これよりハンター試験を開始します」

サイタマ「ハンターってなんだ?」

サトツ「ハンターというのは……」ブツブツ

サイタマ(話しなげー)ホジホジ

サトツ「では、私についてきてください」スタスタ

サイタマ「…?」

ハンゾー「…?」

ハンゾー(なんだこの親近感…)

ジェノス「歩き始めましたよ。とりあえず行ってみましょう」

サイタマ「暇だしいいか」シュタシュタ

サイタマ「あれ、追い越しちまった。悪い悪い もっと遅く走るな」

サトツ「…」ムカッ

サトツ「」シュタシュタシュタシュタ

サイタマ「おっ、少しちょうど良くなったな」

無免ライダー「ウオオオオッッ!」

レオリオ「おい!あいつ自転車だぞ!!いいのか!?」

キルア「俺もスケボーだしいいんじゃないの」

ゴン「ねぇキルア、あの人のところ行ってみようよ!!」

サイタマ「おっ、ガキが来たな」

キルア「ガキ…」カチン

ゴン「まぁまぁ」

ジェノス「子供の割にはなかなかのスピードだな」

サイタマ「お前らもハンゾーになりに来たのか?」

キルア「ハンターだし…」

ゴン「おにいさんはなんでハンターになりたいの?」

サイタマ「ハンターってなんなんだ?」

キルア「ったく…オッサン達何も知らないのに来たのかよ」

ジェノス「訂正しろ。この先生の名は…」

サトツ(なんだこいつら…)

今日はここまでです

サイタマ「ふーん、ハンターって大した事できないんだな」

キルア(こいつ絶対分かってねぇな)

ジェノス「しかし、ハンターとヒーローの資格を持っていると、先生の知名度が上がるのでは?」

サイタマ「別に知名度欲しくてやってねぇからな~…」

ゴン「サイタマさんはヒーローなの?」

サイタマ「あぁ、趣味でヒーローをやってる」

ゴン「へぇ~ あのピエロ見たいな人を一撃で倒しちゃったし、サイタマさんって凄く強いんだ」

サイタマ「うわ、こっから階段かよ」

キルア「ふーん」





ヒソカ「………」ムクリ

ヒソカ「…久しぶりに…思い切り暴れられる相手を見つけたよ…」ゴゴゴ

ヒソカ「まだ間に合う…ね」ビュン





レオリオ「オラアアアアア!!意地でもハンターになったらああああっ!」

無免ライダー「いいファイトだレオリオ君!」

レオリオ「チャリのお前に言われたくねぇ!!」

無免ライダー「…な…」

クラピカ「ここからは階段か…残念ながら自転車は使えないようだな」

無免ライダー「そ…想定内さ」




サイタマ「おっ、そろそろ終わりか?」

サイタマ「やっと薄暗い所から出られるぜ」

キルア「余裕だな」

ジェノス「……」

サトツ「…」

サトツ(私も結構なスピードを出しているのにも関わらずこの者達は簡単についてきている…今年は豊作ですね)


レオリオ「おらァァ!やっと着いた!!」

無免ライダー「ハァ…ハァ」

ゴン「レオリオ!クラピカ!」

ジェノス「無免ライダー…!」

無免ライダー「さすがサイタマくんだ…息切れ一つしてない」

サイタマ「こんなのろいスピードじゃ逆に疲れるぜ」

─ ヌメーレ湿原 ─

サトツ「さて、ここからは今まで以上に注意してついてきて下さい。この湿原の動物は、非常に狡猾で貪欲です」

サトツ「だまされると……死にますよ」

試験官(?)「ウソだ! そいつはウソをついている!」

試験官(?)「そいつは人面猿が化けたニセ試験官なんだ!」

無免ライダー「どういう事だ…?」

ジェノス「先生、俺が確かめましょうか?」

サイタマ「知らね」

試験官(?)「そしてこいつはキャ……」ドスッ

サトツ「!」キャッチ

ヒソカ「ハンター試験をしようとしている人間が…こんな攻撃喰らわないんじゃないかな…?」

キルア「ヒソカ…!」

サイタマ「おっ」

ジェノス「先生の攻撃を受けて立ち上がれるとは…」

undefined

ヒソカ(あの…85番(サイタマ)もいいが…隣にいる86番(ジェノス)、405番(ゴン)、99番(キルア)もいい顔をしている…欲情してきちゃったよ……)ゴゴコ

サイタマ「何なんだあいつ」

ジェノス「放っておきましょう」

サトツ「では行きますよ」シュタシュタ





クラピカ「霧が濃くなってきたな」

無免ライダー「前方を見失わないようにしなければ…」

サイタマ「おいお前ら」

無免ライダー「サイタマくん!」

サイタマ「あのチビ(キルア)が前に出た方がいいだってよ」

サイタマ「さっきの変なピエロが殺気を放ってるらしいぜ」

無免ライダー「たしかに危ないね…前に出よ…」ザクッ

無免ライダー「うっ…!!」

受験生「ぎゃあああ」 「ぐべぇっ!!」 「死んだー!」

レオリオ「いってえええ!」ザクッ

クラピカ「くっ!」カンッ

サイタマ「?」ヒョイ

ヒソカ「ククク…」

クラピカ「ヒソカ!」

ヒソカ「試験官ごっこ…」

サイタマ(めんどくせー)

ヒソカ「君たちも…いい目をしている…」

ヒソカ「そして、そこのハゲ君…」

サイタマ「あ?」

ヒソカ「君の実力は計り知れない……かなり熟したリンゴのようだ…」ゴゴゴゴ

サイタマ(なんかめっちゃ殺気出してる)

無免ライダー「足が…っ…」

サイタマ「!」

レオリオ「おいおいマジかよ…」

クラピカ「どうする…」

ヒソカ(君はまだ念を覚えていないようだね…勿体ないなぁ…)

ヒソカ(後何人か殺したら相手してくれるかな…?)

ヒソカ ビュン!!

ヒソカの後方にいた受験生達 「ぎゃあああああ!!」 「トランプ!?ぐぇっ」 「ひゃああああっ」

ヒソカ「殺る気になってくれたか…」ボゴッ

ヒソカ「ふぎゃ」チーン

サイタマ「あーあ、結構期待できそうだったのに…」

サイタマ「まだ辛うじて生きてるな」

サイタマ「行こうぜ」

無免ライダー「待ってくれ…足が…」

レオリオ「見せてみろ」

クラピカ「治療をしていては見失ってしまうぞ」

レオリオ「怪我人を治すのが医者の仕事だ」

サイタマ「……」




無免ライダー「うおおおっ!?」

レオリオ「何いいい!?」

クラピカ「なっ…」

レオリオ(俺たち3人を…おぶって走ってやがる…!)

サイタマ「とりあえず試験官って奴を見つければいいんだろ」

魔獣「ゲャアアアア」

サイタマ「邪魔」ボゴッ

今日はここまで

クラピカ「一撃で…」

サイタマ「おっ、霧が晴れたな」

レオリオ「あそこに何十人かいるぞ」

ゴン「あ、サイタマさん!レオリオ!クラピカ!!」

ジェノス「先生!!迷ってしまったのかと…」

キルア(三人抱えてここまで来るなんて…やっぱり只者じゃないな…)

サトツ「一次試験はこれにて終了です。二次試験開始までしばらく休憩をしておいて下さい」

サイタマ「?これで一次試験なのか?」

ジェノス「やはり大した事ない試験のようですね」

キルア「おいサイタマ、だっけ?ヒソカに襲われなかったの?」

サイタマ「ヒソカって誰だ?」

無免ライダー「多分君がさっき半殺しにしたピエロの事だよ」

キルア(半殺しだと~!?)

レオリオ「凄かったぜ~!ワンパンでぶっ飛ばしたからな」

受験生達「!!!??」

キルア「な、何~!!?」

ゴン「すっごいや…」

ジェノス「流石です先生…」

ハンゾー(あのヒソカをワンパンで…)

ポックル(あっあっ…近寄らないようにするか…)

受験生達(あのハゲは危険だ!!)


ガルルルル グルルルルルル


サイタマ「さっきからこの変な音なんなんだ?」

ジェノス「猛獣の鳴き声でしょうか…次の試験は猛獣の討伐…って所ですかね」

クラピカ「猛獣か…」

ピーーー!!


「「これより二次試験を開始します」」

ゴゴゴ

ゴン「門が開いた…!」

ブハラ「あ~お腹空いたぁ~もうお腹ペコペコだよ~」グルルルルルル

サイタマ「でっけー」

ブハラ「というわけで、さっそく試験を始めるよ! 二次試験は…」

メンチ「料理よ」

ブハラ「最初は俺に“ブタの丸焼き”を作ってきて!豚の種類は問わないからね」

ジェノス「料理…か」

サイタマ「料理か」

ゴン「豚の丸焼き…」

レオリオ「森に行くぞーー!」




グレイトスタンプ「ブヒイイイイイ!!」

キルア「でっけー豚」

ゴン「こいつら…鼻が固くて攻撃が効かない!」

サイタマ「この豚でいいのか?」

ジェノス「先生!この豚…攻撃が…」

ドゴォ

ジェノス「………」

サイタマ「攻撃がどうした?」

ジェノス「いえ…」

ゴン「こいつら、頭が弱点だよ!!」

キルア「あのハゲは鼻を殴って倒してたけどな…」

無免ライダー「くっ…ジャスティスタックル!!」

グレイトスタンプ「ブヒっ!」ドゴッ!

無免ライダー「ぐわぁぁっ!」

10分後…

メンチ「お、速いわね」

ブハラ「やっと来たよ~」

サイタマ「上手に焼けるかな…」



ムシャムシャバクバクボリボリ!!

クラピカ「おかしい…明らかに奴の体積より食べた量が多い…」

レオリオ「そんなに悩まなくても…」

ジェノス「なんというスピード…」

ブハラ「あー美味しかった!」

キルア「完食…だと!!」

メンチ「さぁ、次の試験を始めるわ! あたしのメニューはスシよ!あと、スシはスシでもニギリズシしか認めないわよ!」

ハンゾー「寿司!?」サイタマ「寿司!?」

ハンゾー「…」ジーッ

サイタマ「…?」

レオリオ「スシ…… 」コネコネ ピチピ

レオリオ「出来たぜ!!」

メンチ「あら早いわね」

レオリオ「俺が試験合格者1番目だな」

ピチピチ

メンチ「食えるかーっ!」ポイッ

ゴン「よーし、次は俺だ!」

ピチピチ

メンチ「403番とレベルが同じ!」 ポイッ

ゴン「レオリオと一緒か…」

クラピカ「心中察するぞ」

レオリオ「あぁ!!?」

クラピカ(…ニギリという言葉と調理器具を見るとそこまで大きい料理ではないようだが…もしやっ!!)

クラピカ「…魚介類とライスを混ぜて…これだっ!」

ピチピチ

メンチ「あんたもさっきのやつと同レベル!」

クラピカ「な……」

ジェノス「どうやらコイツらは寿司を知らないようですね」

サイタマ「寿司か…握った事ねぇな。ジェノス行けるか?」

ジェノス「お任せ下さい。クサーノ博士から頂いた調理機能を活用すれば…この魚をしっかりと絞めて…鱗をとり腹を開いて…」

ジェノス「これだ」

メンチ「…」パク

メンチ「んん!程よいシャリの食感に新鮮な魚の味わいが口の中いっぱいに広がって…」

メンチ「86番!合格よ!!」

>>44
誤字です
クサーノ博士ではなくクセーノ博士です

ブハラ(あのメンチを満足させるなんて…86番…君は素晴らしいハンターになれるね)

ゴン「すごいやジェノスさん!!」

キルア「機械みたいな奴だからな。そういうプログラムでも入ってんじゃねぇの」

サイタマ「よし…さっきジェノスがやってたみたいに…」ニギニギ

メンチ「んん~、形は整ってていいんだけどシャリを握りすぎて食感が少し硬いわね。やり直し! 」

サイタマ「あーマジか」

(その後も合格者は出ず…)

メンチ「悪り、腹いっぱいになっちゃった」

「合格者1名!」

ジェノス「何故だ!先生は素晴らしい寿司を作っていたじゃないか!!」

メンチ「先生…?とりあえず、合格者は1名!また来年頑張ってねー」

キルア「…」ムカッ

サイタマ「ふーん」

ネテロ「合格者1名はちょっと厳しすぎるんじゃないかの」

ヒュウウウウ ドンッ!

ゴン「上から降ってきた…」

サイタマ「おお」

ジェノス「先生の方が動きが速いですね」

サイタマ「あの爺さん、道場の爺さんより強そうだな」





メンチ「…よし、じゃあゆで卵を取ってきてもらおうかしら」

受験生「この崖を飛び降りてとるのか!?」 「無理無理!」

レオリオ「こういうのを待ってたんだよ!」

ゴン「そうそう!」

サイタマ「よっ」





ゴン「美味しいー!!」

サイタマ「うめええええ」

無免ライダー「いい味だ…!」



二次試験 合格者

41名

「では、これから三次試験会場まで飛行船で移動します!たまった疲れをしっかりと取ってください」


メンチ「今年はどのくらい残るかしらね~?合格者。」

メンチ「そうそう、今年は結構なツブ揃いだと思うのよねー。サトツさんは?」

サトツ「今年は…ルーキーが豊富ですねぇ。特に…405、99、85、86番の彼ら。405、99番は私に簡単に着いてきましたし、85番は私より先に走ったり、あの彼…44番を一撃で仕留めたらしいですし」

メンチ「44番?誰だっけ」

ブハラ「受験者表見た限りではヒソカって奴らしいね」

メンチ「ええ!!あの去年試験官を半殺しにしたって奴!?あれを一撃で…なんて奴なの」





ゴン「ねぇ、サイタマさん」

サイタマ「ん」

ゴン「どうやったらそんなに強くなれるの?」

サイタマ「10km走ったり…腹筋とか毎日筋トレしてたら強くなったと同時にハゲたな」

ゴン「それだけ?」

サイタマ「おう」

キルア「嘘だね…!そんだけで強くなれるわけ…」

サイタマ「いや、ほんとだって」

ネテロ (あの85番、ワシより強くね?)

ネテロ(ここは一つ…)ギロッ

ゴン「!?」

キルア「!!?」

サイタマ「お、速い」

ネテロ(何と…ワシの動きを読んでおったか…)

ネテロ「お前さんたち、少しゲームをしてみないか?」

今日はここまででーす

キルア「ゲーム?」

ネテロ「そうじゃ、ワシからこのボールを奪い取る。それだけじゃ。ワシからボールを奪い取ればお主ら3人全員合格でいいぞ」

ゴン「やろうよキルア!サイタマさん!」

サイタマ「まぁ、いいけど」

キルア「いいぜ」





ネテロ「じゃあ、誰からやるかの?」

ゴン「俺!俺!!」

ゴン「よーし…ほっ」ダッ

ネテロ「おっと」ヒョイ

ゴン「…っ!」

ゴン(速い…)

……

ゴン「駄目だー。キルア、バトンタッチ」

キルア「はいよ」

キルア「……」スウウ

サイタマ「おっ」

ゴン「キルアが…何人もいるように見える…」

ネテロ「ほう」

キルア「っ!」ブンッ

ネテロ「おっと」ヒョイ

キルア「ちっ!!」ビュン

ネテロ「惜しいのぉ」ヒョイヒョイ

キルア「くっそ~…!」

ゴン「キルア!二人がかりでやろう!」

サイタマ「…俺の番…」



ゴン「ハァ…ハァ…」

キルア「ちっ…あの爺さん…左手しか使ってねぇ…」

ネテロ「ホッホッホ、まだまだじゃの」

キルア「でも…次はアイツだぜ」

サイタマ「お、やっと順番来たか」

サイタマ「よーし…」スウウ

キルア「んな…!!」

ゴン「キルアの技を…」

サイタマ「ほっ」ビュュュュュン!!!!!

ネテロ「うおっ…!」

ネテロ「危な…」

サイタマ「あれ…」

サイタマ「ここか」バンッッ

ネテロ「な…」

サイタマ「あ、ボール割っちまった…」

ネテロ(いつの間に…ワシの後ろに…)

キルア「ゴン…今の見えたか…?」

ゴン「ううん…気がついたらボールが割れてた…」

サイタマって技を模倣する技術の才能あったっけ?

>>54
ネタで少し入れてみただけです…すみません

サイタマ「爺さん、これってどうなるんだ?」

ネテロ「ほ…ほほ…ボールを割ってしまったからの…失敗じゃ」

サイタマ「マジか、悪いなお前ら」

ゴン「大丈夫だよ!俺はちゃんと試験に合格してハンターになりたいから」

キルア「……なら俺も」

ネテロ「そ…そういう訳じゃ、三次試験頑張るんじゃぞ」

ゴン「うん!ありがとう!」




キルア(ちっ…あのハゲ…俺の技を簡単に真似しやがった…)ドンッ

受験生「おい!謝れよ!!」

キルア(まぁいっか…あのまま続けてたら…)ザシュ

受験生「え…」

キルア(死んでも取りたくなっちまうもんな)




ジェノス「先生!どこに行っていたのですか!?」

サイタマ「ん、あぁ 爺さんと遊んでた」

ゴン「凄かったんだ!一瞬で消えたと思ったらボールが割れて…」

ジェノス「ボール?」




【三次試験会場 トリックタワー】

「みんなおはよう 三次試験の内容は生きて下まで降りること。制限時間は72時間だ。健闘を祈る」

キルア「側面は何のとっかかりも無い壁か…壁を使って降りるのは無理だな」

ロッククライミング受験生「普通の人間ならな」

ゴン「?」

ロッククライミング受験生「このくらいだったら、俺なら簡単に降りられるぜ」

ロッククライミング受験生「よっ…」

サイタマ「あぁ、そうやって降りるんだな。よっ」ダダダダ

ゴン「サイタマさん!?」

レオリオ「まじかよ!」

ロッククライミング受験生「なんでやつだ…俺は徐々に降りてくぜ…」

怪鳥「グエエエエエ!」

ロッククライミング受験生「うわああああっ!!なんだこいつr…」バク

クラピカ「このまま降りるのは無理そうだな…」

レオリオ「普通の人間ならな…」

サイタマ「結構長いな」ダダダダ

怪鳥「グエエエ!!」

サイタマ「うるさい」バンッ

サイタマ「よーし、降りれたぜ」

試験官「な…」

メンチ「ど…どうすんのよ」

試験官(以後リッポー)「どうしますか会長…」

ネテロ「こんなチート級の奴初めてじゃわい…まぁ良い。とりあえず降りたのは降りたんじゃ三次試験合格でいいわい」

リッポー「受験番号85番、三次試験合格。85番はトリックタワーの中で残り時間を過ごせ」

サイタマ「お、やったぜ」



ジェノス「俺も行けそうだな…あの怪鳥を避けつつ飛び続けるのは厳しいな…」

ゴン「ジェノスさん!こっち来て!」

ジェノス「ん?」

キルア「ここに穴を5つ見つけたぜ。こっから入るんだな」

ジェノス「なるほど。」




無免ライダー「入口が…見当たらない…」





サイタマ「暇。なんか無いのか?」

ネテロ「すげぇ上から目線じゃの…」

リッポー「どうします?」

ネテロ「ワシが遊んでやらんでもないが…甘やかせるのも良くないの。ほっとけ」




キルア「死んだ方が負けでいいね」

ジョネス「あぁ、お前が…っっ!」ブチッ

ジェノス「俺の…心臓…!」

キルア「…」ニヤリ

ジェノスとジョネスがごっちゃになってる

【40時間後…】

ハンゾー「っしゃー!一番乗り…」

ポックル「ちっ2番乗りか…」

ハンゾー「なっ…」ジーッ

サイタマ「おお、ハゲ」

ハンゾー「お前もだろ…!」

サイタマ「お前らなんでそんなボロボロなんだ?」

ハンゾー「…そういえば、お前トリックタワーから飛び降りたんだったな…」

サイタマ「? そういう試験じゃねぇの?」

ポックル「このタワーの頂上にはちゃんと入口があってな、5人揃わないと出発できないんだよ」

サイタマ「ふーん」


【そして三次試験開始から75時間後…】

ゴン「ふぅ…ギリギリ出れたー!」

サイタマ「おお、お前ら」

ジェノス「先生!!ご無事でしたか」

サイタマ「おう」

クラピカ「あの高さから飛び降りて…そんなに元気だとは…流石だな」

サイタマ「どうも」

>>61
ホントだ…やると思ったらほんとにやってた…

三次試験合格者
25名

ゴン、キルア、レオリオ、クラピカ、サイタマ、ジェノス、ゲレタ、スパー、ギタラクル、ゴズ、ポンズ、ハンゾー、ポックル、アモリ、イモリ、ウモリ、ソミー、ボドロ、リュウ、キュウ、シシトウ、ケンミ、アゴン、バーボン、無免ライダー

無免ライダー「ギリギリだったよ…あの針だらけの人のお陰で…」

ギタラクル「カタカタカタ」

サイタマ「変なやつ」




リッポー「四次試験は、狩る者と狩られる者…を決めてもらう」

サイタマ「まだあんのかよ…」

リッポー「君たちのつけているそのナンバープレート。このくじで引いた番号の者を狩ってもらう」

リッポー「自分のナンバープレートは3点、そしてくじの番号で引いた者のナンバープレートを手に入れれば3点、その他の者のナンバープレートは1点」

リッポー「滞在期間は1週間、ターゲットの生死は問わない」

リッポー「じゃあトリックタワーを早く脱出した者からこのくじを引いてもらう」

サイタマ「俺か」

サイタマ「99番だってよ。誰だ?」

ジェノス「先生!声が大きいですよ!」

受験生達(俺じゃなくてセーフ… )

キルア(マジか…)




ジェノス「…!」

サイタマ「誰だったんだ?」

ジェノス「384番ですね。誰でしょう…」ボソッ

無免ライダー(俺のターゲットは…85番か…!)

ゴン「俺は281番……キルアは?」

キルア「199番…誰だ?」

ゴン「お互い分からないね…」

キルア「………」

ゴン「キルア…」

クラピカ(私のターゲットは…85番か…)

レオリオ(246ゥ?誰だよ)





矛盾点多…今日はここまでです

無免ライダーのターゲット85じゃなくて89です…

乙です。
矛盾多いのはこの手の大幅改変やクロスにはよくある事ですから、時に無免とクラピカが被ってるのは何か意味が?

>>68
ありがとうございます。
最初は無免ライダーが85番にする予定でしたが、
ハンターハンターとのクロス作品なのでハンターハンターのキャラの方がいいかなと思いクラピカにしました。
そのまま無免ライダーのを直すのを忘れて…という感じです。
ちなみにクラピカにした理由はあまり登場してないからというだけです

「では、トリックタワーを早く脱出した順から出発して下さい」

ジェノス「では先生、ご武運を」

サイタマ「ん、おう。」

サイタマ(99番とかまじ誰だよ…)

サイタマ(ジェノスに聞くべきだったなぁ)

サイタマ(そういやあのガキ共は何だったんだろうな…)







サイタマ(ん……?)

サイタマ(後ろになんかいんな 誰だ?)チラッ

サイタマ(あぁ、うんこ帽子か。あんなところで何やってんだ?)

サイタマ(あの奥にいる奴狙ってんのか…)

ポックル(……)

サイタマ(撃つな)

ビュン!!!!!

キュウ「何!?」

サイタマ(避けたか)

ポックル「…へへ」ニヤリ

キュウ「ぐっ…体が…」パタリ

ポックル「矢に即効性の麻痺薬を塗った。しばらくはまともに歩けないよ」

サイタマ(あぁ、アイツ矢かすったのか)

サイタマ(あいつ99番か?聞いてくるか…)

サイタマ「おいお前」

ポックル「…!!?いつの間に後ろに…!」

サイタマ「お前99番?」

ポックル「…っ!!教えるものか…!」

サイタマ「まじか~…適当に3人倒しとくか」

ポックル「うあああっ、待て待て。俺は99番じゃない。53番だ ほら!」

サイタマ「ふーん。お前99番って誰か知ってるか?」

ポックル「すまないな。知らない」

サイタマ「あー、分かった。じゃあな」

ポックル「あぁ…頑張れよ」




ジェノス「ふん…」

アモリ「くっ…ちくしょう…」

イモリ「こんなに強えとはな…」

ウモリ「兄ちゃん…」

ジェノス「お前達、384番って誰か知ってるか?」

イモリ(狙わなきゃよかった…)

ウモリ「多分、ゲレタってやつだな。サングラスかけてて…色黒の」

ジェノス「…」

ジェノス(そんな奴いたか?)

ウモリ「俺達のプレート奪わないのか?」

ジェノス「お前達が襲ってきたから排除しただけだ。興味はない」

アモリ「俺達三人分で3点だぜ」

ジェノス「…いい。俺はそんな真似はしない」

アモリ「…そうかよ」

ジェノス「じゃあな」

ウモリ「…兄ちゃん、変なガキが来たぜ」

キルア(…あのハゲに勝つには…不意打ちが一番だな…でも、あいつに通じるか…?)

アモリ「あいつ、スカしてるから気に入らなかったんだ」

イモリ「潰すか」









クラピカ「残念だがプレートは貰っていく」

リュウ「ちくしょう…強ぇぇ…」

クラピカ「私に不意打ちは通用しない」

クラピカ(1点だが…何かの役にたつか…?それより私のターゲットだ…)

レオリオ「てめぇ、俺がターゲットじゃないだろうな」

トンパ「違う違う…それよりあんた医者志望だろ?胃薬持ってないか…?」

クラピカ「レオリオ…後、最初に飲み物を渡してきた男…行ってみるか」



スパー「…」カチャ

ギタラクル(さっきから俺に銃を向けてる奴…ウザいな…殺しちゃおうかな)ビュン

無免ライダー「ジャスティスキャッチ!!」

無免ライダー「お前…三次試験の時もそうだ…人を殺そうとする悪事、ヒーローとして見逃せん!」

ギタラクル(三次試験にいた奴か……ん?アレ確か16番だったか…)

ギタラクル「… 」カタカタカタ





ゴン(相手が獲物を取るこの瞬間…今だ!)ビュン

アゴン「うおおおっ!!」

シシトウ「うおおおおお!!」

アゴン「!!?」

アゴン「…プレートが…」

シシトウ「…フッ、残念だったな」ヒュン

アゴン「糞…いなくなった…それより…プレート!」

ゴン(やった…盗った!!…ぐっ)クラッ

ゴン(体が……)

ゲレタ「ふっふっふっ…すばしっこい奴だ…毒針を外すところだったぜ」

ゴン(糞…プレート…)

ゲレタ「プレートはもらってく。…うげっ!」バンッッ

ジェノス「…色黒のサングラス…コイツでいいな…」

ジェノス「384、ビンゴだ」

ゲレタ「オレが…一撃で…」バタッ

ジェノス「悪いな、加減したつもりだったが…」

ゴン「ジェノスさん!!」

ジェノス「動けるか?」

ゴン「う…うん…っ…いける…」

ジェノス「無理はするなよ。ほら、プレートだ。」

ゴン「あ…ありがとう…!頑張ってね」

ジェノス「あぁ、お前もな」ヒュン

ジェノス(意外と簡単だったな…)



アモリ「駄目だ…」

イモリ「今回の試験…」

ウモリ「化物しかいねぇ…」

キルア「俺の獲物のプレートは貰ってくから。じゃ、こっちのプレートは要らないから…ほっ」ビュン

キルア「こっちも…」ビュン

キルア「じゃ、後3日あるから頑張ってね~」


クラピカ「…レオリオ、私と組まないか?」

レオリオ「…悪くない相談だな」

クラピカ「まずはレオリオのターゲットを取り、その後私のプレートを取る手伝いをして欲しい」

レオリオ「お前のターゲットって…あのハゲだろ?トンパから聞いたが、俺のターゲットはポンズって奴らしい。」

ゴン「…3人の方が効率いいでしょ?」ヒョイ

クラピカ「ゴン!」

【四次試験開始から5日後…】

ポンズ「zzz…」

ゴン「運賃って事で、ゴメンね」

レオリオ「サンキューなゴン」

ゴン「うんっ、問題はクラピカだね…」

クラピカ「…あぁ、アイツからプレートを奪うのは難しそうだが…やるしかないな」

サイタマ「……」

無免ライダー「…サイタマ…くん…か?…ハァ…ハァ…良かった…このプレートを…受け取ってくれ…」

サイタマ「誰のだ?」

無免ライダー「あっちで…倒れている女の人…の分だ……君のことだからプレートを奪われることはないだろうが…念のために…持っててくれ…」

サイタマ「…おう、それより…誰にやられた?」

無免ライダー「さん…301番…だ…」

サイタマ「分かった…」

無免ライダー「合格…してくれよ……」ガクッ

サイタマ「………」

サイタマ「301番………」





キルア(もしプレートを取れなかった時用に…やっぱり投げ飛ばした奴…取っておいた方がいいかな…あっ)

ハンゾー「おっ」

キルア「おいアンタ、そのプレートさっき俺が投げたやつだ。返してくれないか」

ハンゾー「あー、もう1個投げたの方のプレート、一緒に探して俺にくれるなら、いいぜ」

キルア「んー、まぁいっか。適当に狩ればいいし」

ハンゾー「OK、交渉成立だな。」







【四次試験最終日】

キルア(今俺が持っているのは自分のプレート…後ターゲットの199番、適当にやった118と191、合わせて5点分か…やっぱり…アイツとも戦わなきゃな…)





サイタマ(301番…見つかんねぇな…)

クラピカ「あっ」

サイタマ「おっ」

ゴン「サイタマさん…!」

レオリオ「ラスボスのお出ましってか?」

クラピカ「待て」

サイタマ「ん?」

クラピカ「私は今、自分のプレート、そして103番のバーボン、34番のリュウのプレートを持っている。合わせて5点分になる。もしかしてサイタマ…君は1点分のプレートは持っていないか?」

サイタマ「あぁ、ならこの1点分やるよ。」

サイタマ「俺は99番見つけてプレート貰うからよ。これはある奴に貰ったプレートだ。これでお前は6点分になるだろ?」

クラピカ「ふっ、さすがだ。だが仮にサイタマが99番…つまりキルアを狩れなかったら、私の持っているすべてのプレートを返そう」

サイタマ「んー、あぁ それでいいぜ」

今日はここまでです。取り敢えず
このSSのターゲット一覧は


ゴンのターゲットがアゴン

アゴンのターゲットがリュウ

リュウのターゲットがクラピカ

クラピカのターゲットがサイタマ

サイタマのターゲットがキルア

キルアのターゲットがイモリ

イモリのターゲットがジェノス

ジェノスのターゲットがゲレタ

ゲレタのターゲットがゴン

ポックルのターゲットがキュウ

キュウのターゲットがレオリオ

レオリオのターゲットがポンズ

ポンズのターゲットがバーボン

バーボンのターゲットがケンミ

ケンミのターゲットがソミー

ソミーのターゲットがボドロ

ボドロのターゲットがゴズ

ゴズのターゲットがスパー

スパーのターゲットがギタラクル

ギタラクルのターゲットが無免ライダー

無免ライダーのターゲットがシシトウ

シシトウのターゲットがウモリ

ウモリのターゲットがハンゾー

ハンゾーのターゲットがアモリ

アモリのターゲットがポックル

となっています。
なんか間違ってたらすみません

キルアのセリフちょっとおかしくね?取れなかった時にってもう取ってるし、自分とターゲットとあと二枚で8点よな?サイタマに自分のプレート取られる事前提にしてる?

>>78
プレートを取れなかったら、というのは
サイタマのプレートを取れなかったら、という意味でした。
説明不足でしたね

後5点は単なるミスです
ということで再開します

ザッ…

キルア「…」

サイタマ「よう」

キルア(アイツ…堂々と胸にプレートを付けてる…不意打ちは一回のみ…行くしかない…っ)ビュンッ!!!!!

サイタマ(お、速いな。何たらのソニッグ…なんだっけ、そんな名前のやつより速いか?いや、でも正直言うと俺にとっては遅いんだよな)ヒョイ

キルア(失敗…でもっ)ブンッ

サイタマ(そっから蹴りを…)キャッチ

キルア(掴まれた…なら…)グルグル

サイタマ(おお、掴んだ足をそのまま回して…顔を狙ってくんのか。てか足痛くないのか?)ヒョイ

キルア(ちっ…)

キルア「うおおおっ!」

サイタマ(鋭い爪だな~)キャッチ

キルア「……っ!」

サイタマ「離すぞ」

キルア「く…」ザッ

サイタマ「速いなお前。」

キルア「…そりゃどうも」

キルア「なら…」ヒュゥゥゥン

サイタマ「あ、増えるやつか」

サイタマ「ここだろ」ゴンッ

キルア「っっ…!!?」ビゥゥゥュン!!!!!

サイタマ「あっ」

キルア「ぐっ…」

サイタマ「勢い余って当たっちまった…寸止めの予定だったのに…大丈夫か?」

キルア(こんなに近い距離でも…どうせプレートは取れないんだろうな…)

キルア「あーあ、俺の負けだ。」

キルア「ほら俺のプレートだ やるよ」

サイタマ「いいぞ」

キルア「…は?」

サイタマ「いや…別に俺暇だからこれ受けてるだけだしな」

キルア「俺だって…別になりなくてなったんじゃ…」

サイタマ「あーどうしような」

ゴン「キルア、サイタマさん!」

レオリオ「すげぇなお前ら。全く動き見えなかったぜ」




キルア「俺のプレートが無くても今まだ5点分はある。あと1点…」

キルア「誰か近くにいねぇかな~」

ゴン「5人で一緒に探そうよ!」

クラピカ「制限時間も迫ってきている。行動するなら早いほうがいい」

サイタマ「そうだな」

レオリオ「おーし、いくぜ!」

ガサッ

サイタマ「?」

ケンミ「あっ…」

サイタマ「おっ」


「これにて、四次試験を終了します。6点分集まった方は直ちにスタート地点まで戻ってきてください」


キルア「ギリギリだったぜ…」

ゴン「たまたまあそこにプレートを持ってる人がいて良かったね!少し悪いことしたけど… 」

キルア「サンキュー、お前ら… 」

レオリオ「いいってことよ」

クラピカ「お前は何もしてないだろ」

ジェノス「先生!!」

サイタマ「ジェノス」

ジェノス「やはり先生も合格していましたね…流石です!」

サイタマ「合格したのは…」

サイタマ
ジェノス
ゴン
キルア
クラピカ
レオリオ
ギタラクル
ポックル
ボドロ

以上9名、四次試験合格


【飛行船】

サイタマ「最終試験はどんなんになるんだろうな」

ジェノス「筆記とか…ですかね」

サイタマ「は!?」

ゴン「筆記…!?」

レオリオ「嘘だろ…」

ゴン「ま、まぁまだ決まってはないし…」

アナウンス「受験番号、53番ポックル様 至急会長室にお越しくださいませ」

ポックル「あっ 俺?」

キルア「会長室って…アイツ何したんだろうな」

サイタマ「アイツ不合格になるのか?」



ポックル「な…何だ…?これが最終試験…?」

ネテロ「関係ないとも言えんが…まぁとりあえず座れ」

ポックル「あぁ…」

ネテロ「まずお主、この試験で一番注目してるのは誰じゃ?」

ポックル「404番だ。見た限りバランスがいいからな」

ネテロ「なるほど…ではお主が一番戦いたくない相手は?」

ポックル「85番だ。あんな恐ろしい化物、勝てそうにない」

ネテロ(化物…か)

ネテロ「よしいいぞい、戻っとれ」

「続いて受験番号85番、サイタマ様 会長室にお越しくださいませ」

サイタマ「俺も不合格か?」

ジェノス「それでしたら俺がこの飛行船を破壊します」

サイタマ「ほかの奴らが死ぬじゃねぇか」



サイタマ「不合格か?」

ネテロ「相変わらず上から目線の奴じゃ…まぁそこに座れ」

サイタマ「あぁ、怒られる感じか」

ネテロ「違う、2つ質問するぞい。お主が最も注目している相手は?」

サイタマ「相手…?あー…強いて言うならキルアってやつだな。残像作れるしな。あ、後301番っているか?」

ネテロ「301番…ああ、おるのぉ。」

サイタマ「そいつも注目っていうか…ぶっ飛ばしたい相手だな」

ネテロ「なるほど、じゃあお主が一番戦いたくない相手は?」

サイタマ「いねぇ」




ジェノス「注目?もちろん先生!!!!!!!!!!……いや85番。戦いたくない相手…先生とはもう1度お相手して貰いたいし…特にはいない」

キルア「405番と85番かな。あ、ゴンとサイタマ。ゴンは仲いいしな、サイタマは強いなーと思って見てるよ。53番かな。戦っても面白くなさそうだし」

ボドロ「85番だ。トリックタワーから飛び降りて生きているからな。405番と99番だ。子供と戦うなんて信じられん」

ギタラクル「99番と7番。いない。」

ハンゾー「85番だ。あいつは俺と同類だな。 もちろん85番」

ゴン「んー…85番のサイタマさんが何であんなに強いのか気になってるなぁ…85番、86番、99番、404番、403番とはなるべく戦いたくないな…」

クラピカ「いい意味で405番。悪い意味で85番。理由がなければ誰とでも戦うしなければ戦わない」

レオリオ「405番だ。いい奴だし合格してほしいと思ってるよ。もちろん405番だ」



今日はここまでです

四次試験合格者はハンゾーもですなので10人です。ミス多いですね 気をつけます



ネテロ「ではこれから最終試験を始めるが」

ネテロ「一風変わった決闘をしてもらおうと思う」

ゴン「決闘?」

キルア「ふーん」

ネテロ「トーナメント表じゃが、これじゃ」

https://imgur.com/a/bwLZX

サイタマ「結構後だな」

ネテロ「この決闘のルールは負けた者が上がっていくトーナメント勝ち抜け戦じゃ、武器などは使ってOK、殺してはいけない。勝つ方法は相手に参ったを言わせるんじゃ。」

ネテロ「そして、1勝すればその場で合格じゃ。しかし、負け続けて上まで上がったものが失格じゃ。」

レオリオ「1勝か…」


ゴン「最初は俺だ!」

クラピカ「がんばれよゴン」


【ゴンVSハンゾー】
………


ハンゾー「引かなきゃ…死ぬんだぜ」

ゴン「うん…それでも俺は引かない」

ハンゾー「…そうかよ…」

ハンゾー「あーあ…俺の負けだ。参った」

ゴン「駄目だよ!ちゃんと戦おうよ!」

ハンゾー「……アホかー!」ゴンッ

【一試合目 勝者 ゴン】


【二試合目 ジェノスVS ハンゾー】

ジェノス「さて…行くぞ」キュイイイイン

ハンゾー「悪いがあんたには容赦しねぇぜ」

ジェノス「はっ!!」ボウッ!!!!!

ハンゾー(ビームかよ…!)ブンッ

ジェノス「避けられたか…」

ポックル「うわああっ!」ドゴォッ

レオリオ「今の当たったら即死だぜ…」


ジェノス「後ろだ」

ハンゾー「速っ…」バンッ

ジェノス「…積みだ」キュイイイイン…

ハンゾー「…ちっ…参った」

ハンゾー(機械相手に勝てるかっての…)

【三試合目 ハンゾーVSポックル】

ハンゾー「今度こそ容赦しねぇぜ」ググ…

ポックル(このままじゃ…腕がおられる…!)

ポックル「ま…参った…」

【四試合目 ポックルVSクラピカ】

ポックル「……今度こそ」

クラピカ「…」

ポックル「よし…行くぜっ!」ブンッ

クラピカ「っ…」ヒョイ

クラピカ「はっ!」ブンッ

ポックル「あっ…!」ボコッ



ポックル「ま…参った」

クラピカ「済まない。少々手荒くしてしまったか?」

ポックル(くそー…このままじゃ)

【五試合目 サイタマVSギタラクル】

サイタマ(無免ライダー、見とけよ)

サイタマ「っし、行くぜ」

ギタラクル(ヒソカを一撃で仕留めた奴…油断できないな)
タラクル(この針使うか…)ゾゾ

キルア「…っ!!?」

ポックル「…??!」

レオリオ「何だこの感じ…っ」

クラピカ「…!!」

ネテロ(なかなか邪悪なオーラじゃの)

サイタマ「おおっ」

ギタラクル「…」ビュン!!!!!

サイタマ(針か、当たったらヤバそうだな。この針でアイツ殺られたのか…確かにアイツじゃ避けられそうにないな)キャッチ

ギタラクル「…!!」

ギタラクル「ちっ…」ビュン ビュン ビュン!!!!

サイタマ(3本投げか。ほっ)ビィュゥゥゥゥン

ギタラクル(手を動かした風圧で針を跳ね返した…)

サイタマ「行く…」

サイタマ「ぜっっ!!」ビュウウウウウウウウウウウウ!!!!!

ギタラクル(消え…いや…下か)チラッ

ギタラクル(いない…?)

サイタマ「よっ」ボゴォッ

ギタラクル(…!!!?)

ギタラクル(いつの間に…後ろに…)

ギタラクル「ち…っ…」

サイタマ「おっ」

ギタラクル「……!!!!!!」ビュンッ

サイタマ「強いなお前」

サイタマ「少し強めに…」ガンッ

ギタラクル(………!!!!!????)ガクッ

サイタマ「あっ、気絶しちまった…」

サイタマ「参ったって言わねぇかな…」

ギタラクル「」シーン

サイタマ「あー糞…」

サイタマ「爺さんどうすりゃいい?」

ネテロ「ギタラクルが目覚めるまで待つか、お主が参ったというか。じゃな」

サイタマ「待つの面倒だな…結構強めにやったし…」

サイタマ「しょうがねぇな、俺の負けでいいぜ。次だ次」


【六試合目 キルアVSサイタマ】
キルア(正直言って勝てる相手じゃないな…)

キルア(さっきのやつとの戦いも全然本気出してない感じだったしな…)

サイタマ「うし、来い」

キルア(肢曲は通じない…なら…っ…腕を…)

サイタマ「お」

キルア(壊す!!) 蛇活!!

サイタマ「危ね」ヒョイ

キルア(避けられた…っ)

サイタマ(軽めのデコピン位でいいかな)バンッ

キルア「…っ!!!」ドンッ

キルア「デコピンでこの威力かよ…っ」

サイタマ「やべ、大丈夫か」

キルア(クソ…頭クラクラしやがる…今はこれ以上やっても…無理そうだな)

キルア「参った…俺の負けだ」

サイタマ「…まじか」

ジェノス「先生!!見事合格ですね!おめでとうございます!!」

サイタマ「んー、あぁ」

【七試合目 レオリオVSボドロ】

レオリオ(負けたらキルアと戦わなきゃいけねーじゃねぇか!無理だろ!)

レオリオ「よし…」

ボドロ「むん…」



……

レオリオ「オラアアアアッ!」ボゴッ

ボドロ「くっ…!」

レオリオ(今の完璧顎入っただろ…っ!)

ボドロ「はっ!」バギッ

レオリオ「ぐわっ…!」

レオリオ(くっそ…強いな)

クラピカ「ふっ、一番決闘らしい戦いだな」

レオリオ「うらああああっ!」バゴォッ

ボドロ「ぐおおおおっ!」バタッ

ボドロ「くっ…参った…流石だ」

レオリオ「っしゃああああっ!」

サイタマ「おー、おつかれ 」

レオリオ「ああ サンキュー」

キルア「オッサン意外と戦えるんだね」

レオリオ「オッサンじゃねぇ!」


【八試合目 ボドロVSキルア】

キルア「ほっ」コンッ

ボドロ「ぐおっ!足がっ…!」

キルア「よっと」ズンッ

ボドロ「ぐあっ…!」

キルア「悪いね。俺の勝ち」ゴンッ

ボドロ「ぐはぁぁっ!糞……参った…」

【九試合目 ポックルVSボドロ】

ボドロ「ほっ!」ガンッ

ポックル「くそーー…!参った…」

ポックル「ちくしょう…」

ネテロ「最終試験終了じゃ。皆お疲れだったのぉ」

ネテロ「合格者はゴン、キルア、クラピカ、レオリオ、サイタマ、ジェノス、ギタラクル、ボドロ、ハンゾーじゃ。ポックルは残念だったのぉ。来年再チャレンジじゃな」

ネテロ「早速このハンター証について話をするかの。ビーンズ」

ビーンズ「はい、それでは皆さん隣の部屋へ移動して下さい」



サイタマ(売ったら一生遊んで暮らせる…売ったら一生遊んで暮らせる…)

ビーンズ「これにて説明を終了します」

サイタマ(売ったら一生遊んで暮らせる…)

ジェノス「先生、帰りましょう」

ゴン「キルア!」

キルア「おーゴン、大丈夫だったか?」

サイタマ「これ売れば…一生遊んで…」ヒラヒラ

サイタマ(てかこれ何で出来てるんだ…?プラスチックじゃなさそうだな)ニギニギ

パキッ

サイタマ「………」

ジェノス「…先生?」

サイタマ「…………」ガクッ

ジェノス「先生ーー!!」



サイタマ「頼む…!!この通りだ!」

ビーンズ「あらら…早速折っちゃいましたか…残念ですが再発行はできません」

サイタマ「な…ならもう1回受けさせてくれ」

ビーンズ「来年再チャレンジして下さい」

サイタマ「………」チーン



ギタラクル(あのハゲ…危険だな…油断してる今…消しとこう…)

ギタラクル「」ビュン!!!!!

サイタマ「…ん」キャッチ

サイタマ「針…?」

ギタラクル(今の内に背後に…)

サイタマ「さっきのやつか…」

サイタマ「今俺機嫌悪いんだ」バゴッ

ギタラクル「………」ガクッ

サイタマ「…あ」

サイタマ「こいつのハンター証…」ニヤリ



ジェノス「今夜は焼肉ですね先生!」

サイタマ「まじか!っしゃあああっ」

ジェノス「最高級の焼肉を俺が奢ります!」

ゴン「サイタマさーん!」

サイタマ「お、なんて名前だっけ」

ジェノス「確か…ゴンとキルア…ですね」

サイタマ「どうしたんだ?」

ゴン「今から俺たち天空闘技場っていう強い人たちが集まるタワーに行くんだけどサイタマさん達も一緒に行かない?」

サイタマ「天空闘技場…?いや今から俺たち焼肉に…」

キルア「そこで勝ち続けたら賞金が貰えるんだけどさ。200階に行く頃には20億は貰えるぜ」

サイタマ「よし行くぞジェノス」

ジェノス「分かりました」






アナウンサー「いよいよ!この戦いが始まります!!200階クラス最高の見どころ!ヒソカ選手VSサイタマ選手!!」

ヒソカ「念はまだ覚えてない見たいだね…」

サイタマ「ネン?あぁ、ゴン達が覚えてた奴か。興味ねぇな」
審判「では両者…レディ…ファイッ!!」

バゴォッ


END

と一応ここで終わりです
読んでくれた方ありがとうございました~

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