紗枝めし!【小早川紗枝とお好み焼き編】 (61)

モバマスSSです

紗枝はんとモバPが飯食うだけです

何!?SSR確率が倍になったのか!?


言葉遣い間違ってても堪忍してや

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1499016290

パチ……パチ……

紗枝「……」

巴「……」

パチ…………パチ……

巴「王手じゃ」

紗枝「はぁ……参りました。降参どす」

巴「こればっかりはうちに一日の長があるけぇ。そう簡単には負けんよ」

紗枝「うちも少しはやっとったんやけどなぁ。まだまだ敵わんわぁ」

ええとこまでいったと思うんやけどなぁ……

まだまだ精進足らへんわぁ

巴「それにしてもプロデューサー遅いのぉ。何を親父と話しとるんじゃ?」

紗枝「ほんまになぁ?一局終わってしもたえ」

広島でのお仕事終わった後に巴はんの実家に用事あるいうてはったんやけどなんなんやろ?

黒服A「お嬢」

巴「おう、どうした?」

黒服A「そろそろ親父の話にケリ付きそうなんで着替えを……と」

巴「おう!気が利くのぉ!」

黒服A「それでは。おい、運べ」

黒服B「ヘイ」

ぞろぞろぞろ……

黒服A「お好きなのを選んでくだせぇ」

紗枝「あらー♪かいらしいわんぴーすやわぁ♪巴はんもよー似合うと思いますえ♪」

巴「何を持って来とるんじゃ、おどれらは!?左も右も要らん!!はようちのスカジャン持って来いや!!」

黒服A「しかし……」

巴「しかしもかかしもあるかぁ!!」

巴はんにも似合うと思うんやけどなぁ?

この白いのなんて……

巴「というか誰じゃこんなもん持って来させた奴は!」

黒服A「親父です」

巴「だろうと思ったけぇ。大体うちが着ても似合わんけぇ」

黒服一同「「「そんなことありやせん」」」

紗枝「そないなことあらへんえ♪巴はんかいらしいからなぁ♪」

巴「な!」

黒服B「気に入らないならもっとフリフリのもありやすぜ」

巴「いらんいらん!その台詞はおどれらが着てから言えや!!」

黒服A「着たら言っても良い……と」

巴「……あ?」

黒服A「おい、兄さん呼んで来い」

黒服C「へい」

え?何が始まるん?

黒服C「連れて来やした」

モバP(白ワンピース)「巴が着る為なら……ッ!」

巴「」

紗枝「」

……え?プロ……デューサー……はん……???

「プロデューサーノアニサンミズカラガ……!?」「サスガハアニサンダァ……」「プリケツダァ……」

紗枝「何してはるん!!」

モバP(白ワンピース)「だって巴が着たら着てくれるって言うから……」

巴「ほんまに着る阿呆がおるか!!はよぉ脱げや!!」

モバP(白ワンピース)「じゃあ着てくれる?」

巴「分かった!!分かったからはよぉ普通の服着てくれ!!」

巴(白ワンピース)「……これで満足か?」

モバP(スーツ)「満足したぜ……」

紗枝「よーお似合いどす♪さっきのプロデューサーはんとは大違いやわぁ」

モバP「止めろ。俺と比較するんじゃない」

巴「ワレ、後で覚えとれよ……」

モバP「ははっ、じゃあ帰る前に飯でもご馳走するから機嫌直してくれ。何がいい?」

巴「……お好み焼き」

お好み焼き……前にみくはんが焼いてくれたことあったっけかなぁ

あれも美味しかったさかいなぁ

モバP「紗枝もいいか?」

紗枝「かめへんよ。楽しみやわぁ♪」

黒服A「じゃあプロデューサーの兄さん。親父が用意した残りの服車に積んでおきやすんで」

巴「要らんわ!持って帰……」

紗枝「こっちもええと思うんやけど?」

モバP「じゃあこれも持って行こうか」

巴「……もう好きにせぇ」

モバP「よーし、荷物積んだし近くにお好み焼き屋は~……」

巴「近くにうちの行きつけの店があるけぇ。案内はうちがする」

モバP「ほう、じゃあそこにすっか」

紗枝「うちもお店で食べるんは初めてやし楽しみやなぁ♪」

巴「うちの若い奴らも贔屓にしとる店じゃけぇ。期待せぇよ」

モバP「……それ大丈夫だよな?本当に焼いてるのお好み焼きとか鉄板焼きだけだよな?」

巴「?何当たり前のこと言うとるんじゃ?」

モバP「(鉄板で闇のゲームのホッケーとか焼き土下座とかさせてないよな?)」

紗枝「どないしはったん?」

モバP「い、いや……俺の思い過ごしとただの偏見だよハハハ」

巴「(まぁ親父はどうやったかは知らんがな)」

紗枝「?」

巴「ほれ、ここじゃ」

確かに巴はんが好きそうな古風なお店やなぁ

<イラッシャイマセー!
<ワイワイガヤガヤ
<トマルンジャネェゾ…

モバP「さて何にするかな?ほい、メニュー」

巴「うちはもう決まってるからいらん」

モバP「じゃあ紗枝」

紗枝「はい、おおきに」

思ったよりも色々あるなぁ……いつも通り目移りしそうやわぁ

モバP「う~ん……」

紗枝「あら珍しい。プロデューサーはんも今日は迷うてはるん?」

モバP「お好み焼きってのは組み合わせが色々あるからな」

紗枝「あぁぶたたまーとか?」

モバP「そんなものだ。ネギや海鮮を入れるだけで大分変わってくるからなぁ。そばにすっかうどんにすっか……」

う~ん……

紗枝「巴はんは何にしはったん?」

巴「うちか?うちはそば肉玉とホタテのバター焼きと決まっとるけぇ」

そば肉玉……うちもそれにしよかな?

あとはちょっとさっぱりしたお野菜を……

紗枝「うちも決まったえ」

モバP「ぬぅ……」

巴「うじうじ悩んどらんとシャキッと決めぇや」

モバP「ふむ、じゃあこれにすっか。店員呼ぶぞー。すみませーん!」


それぞれの注文

モバP:うどん肉玉ダブル+すじ煮込み とんぺい焼き

紗枝:そば肉玉 オニオンサラダ

巴:そば肉玉 ホタテのバター焼き

巴「ところで親父と何話とったんじゃ?」

モバP「……仕事の話だ」

巴「目ぇ見て言え。何か言いづらいことでもあったんか?」

モバP「……契約上の守秘義務に当たるから言えん」

巴「……ならしゃあないな」

モバP「(巴のライブのDVDを特別編集して作ってくれって依頼されてましたなんて言えるかよ)」

紗枝「そういえば巴はんとこの人ら皆同じ格好してはったけど何でなん?」

巴「制服みたいなもんじゃ」

紗枝「さんぐらすも?」

巴「面割れると面倒なこともあるけぇの」

紗枝「???それで誰が誰とか見分け付くん?」

巴「簡単じゃ」

モバP「(付くか……ッ!見分け……ッ!!)」

うちにはさっぱりやったけどなぁ?

モバP「お、来た来た」

紗枝「あ、さらだはうちどす♪」

巴「やっぱりここのがええのう」

3人「「「頂きます!」」」

しゃくっしゃくっ……玉ねぎの辛味とさっぱりした大根が丁度ええ塩梅♪

れたすと一緒に食べてもほんのりとした辛味が食欲を引き立ててええわぁ

モバP「(もぐもぐ)」

紗枝「それがとんぺい焼き?」

そーすとまよねーずがかかった玉子焼きにしか見えへんけど?

モバP「意外と美味いぞ。一口どうだ?」

紗枝「ほな一口」

あむっ……あら、中に豚肉が入っとるんやね

ふわっととろとろの玉子とかりかりの豚肉にそーすとまよねーずの甘さと酸味が美味しい!

紗枝「美味しい!」

モバP「だろ?」

巴「ほう、どんなもんかと思ってたけどそういうもんなんか」

モバP「巴はとんぺい焼き見るのは初めてか?」

巴「いっつも同じの頼むけぇ。今度からもっと他のもんも頼んでみるのもありやな」

モバP「その調子でもっと他の服も着てみような」

巴「それとこれとは話が別じゃ!」

紗枝「お好み焼きも来はったみたいやで」

モバP「見せてもらおうか。広島のお好み焼きの性能とやらを」

紗枝「そういえば普通のお好み焼きとどう違うん?」

巴「何言うとるんじゃ?これが普通のお好み焼きじゃ」

紗枝「?」

モバP「はいはい、喧嘩の元になるからモウヤメルンダ!お好み焼きには大まかに分けて関西風と広島風があるのは知ってるか?」

紗枝「それくらいは」

モバP「関西風のお好み焼きは所謂混ぜ焼き。生地と具を全部混ぜて焼くタイプなんだよ」

前にみくはんが作ってくれたんがせやろか?

モバP「打って変わって広島風は重ね焼き。生地と具を分けて重ねて焼くタイプなんだ」

紗枝「何が変わってくるん?」

モバP「全てだよ。食えば分かる」

確かこのへらで食べるんやっけかなぁ?

うんしょ……うんしょ……

ポロッ

紗枝「ああっ!難しいなぁ」

巴「まぁ慣れんとそうなるけぇ」

モバP「無理してヘラで食わなくても分けるときだけ使って後は箸で食う方が紗枝の場合楽だろ」

紗枝「なんや悔しいなぁ」

気ぃ取り直して……

ふーっ……ふーっ……あふっはふっあふっ……ほふっほふっ……

紗枝「美味しい!」

巴「じゃろ?」

モバP「うめ……うめ……」

きゃべつともやしのしゃきしゃきした歯ごたえと甘さ

おそばのぱりっとした食感に甘めのおそーす

熱々の鉄板やさかい冷めへんと熱々のまま食べれてはふっ……すこーしそーすが焦げた香ばしい部分がたまりまへん

モバP「広島風であんまりかける人はいないがからしマヨネーズもいいぞ」

紗枝「うちもそれかけてみよ」

食べる分だけちょろっと……

はふっ……ほふっあふっ……

ほんのりからしの風味の効いたまろやかな味わいが甘めのそーすと合わさって美味しいわぁ

かりかりの豚肉とお野菜の自然な甘さと濃厚なそーすの味が絡んだおそば

こっちで食べるお好み焼きも美味しいなぁ

モバP「うどんの方もちょっと食ってみるか?」

紗枝「ええのん?」

モバP「そんだけ美味そうにがっついてたらな」

……いややわぁ

そないにがっついてたんやろか?

巴「のう」

モバP「ん?」

巴「2人はいっつもそんな風に分けあっとるんか?」

紗枝 モバP「「!?」」

巴「あんまり人前でいちゃつかれても困るけぇのぉ」

紗枝「い、いちゃついてまへん!」

モバP「(いつものことだから意識してなかったがいちゃついてたのか……)」

こほんっ!

おうどんの方はどないやろなぁ?

はふはふっ……もにゅもにゅ……

おそばのかりかりしたのもええけどこっちのもっちりしたのもええなぁ

とろとろの牛すじがまたお野菜とおうどんに合うなぁ

モバP「オタフクソースの甘さと香ばしさは癖になるな」

巴「おぉ分かるか!そうなんじゃこれが無いと物足りんでのぉ!」

紗枝「おたふくそーす?」

巴「有名なソースじゃ。知らんか?」

紗枝「うちはあんましそーす使わへんさかいなぁ」

巴「そうか……」

モバP「まぁ気になったならスーパーでも覗いてみるといい。普通に売ってるから」

紗枝「はぁ……お腹いっぱいやわぁ」

モバP「お好み焼きは腹膨れるからなぁ」

巴「一番食うとるプロデューサーが一番平然としとるんじゃが?」

モバP「まだ食えるよ?」

よー食べはるなぁ

お嫁さんなった人が気の毒やわぁ

巴「なら裏メニューもあるんじゃが?」

モバP「へぇ何だ?」

巴「苺パs」

モバP「よーし、腹膨れたし帰るぞ!」

紗枝「行きまひょか」

巴「ええんか?裏メニューは?オイ!」

モバP「さて……会計は……」

巴「おう、店長呼べ」

モバP 店員「「え?」」

巴「村上が来たゆーたら分かるけぇ」

店員「は、はい!」

何が始まるん?

タッタッタッタ……

店長「これは村上さん。いつもご贔屓に」

巴「おう、これうちの親父にツケといてくれ」

店長「かしこまりました。ではいつものように」

巴「すまんの」

店長「いえいえ、またいらしてください」

モバP「いいの?」

巴「変な服着せようとしたけぇ。これくらい当然じゃ」

親の心子知らず

うちが言うんも何やけど巴はんのお父はんも難儀やなぁ……

紗枝「すぅーすぅー」

巴「すやぁ……」

モバP「(寝ても良いって言ったけど車で早速寝始めるとは……。相当疲れてたんだろうなぁ)」

紗枝「すぅー……」

モバP「……」

チョンチョン……

モバP「(柔らかい……)」

モバP「(いや……何やってんだ俺)」

紗枝「……」

寝てる間においたはあきまへんえ。プロデューサーはん



おわり?

デレステ……限定ガチャ……雫ちゃん……ガチャガチャ……

とりあえずおまけを2つ残して本日はターンエンド

更新スピードもっと早めたいぜ

紗枝めし!【前川みくとたこ焼き】


~事務所~


みく「たっだいま~!あ~……お仕事疲れたにゃ~」

紗枝「みくはん今日は一段と張り切ってはったなぁ。なんやあったんどすか?」

みく「ん~……ちょっとPチャンに相談に乗ってもらっただけにゃ」

みくはんも悩み多い年頃やさかいそんなこともあるんやなぁ

普段そんなもん見せへんさかい気ぃつかへんかったわぁ

紗枝「うちでも良ければお悩み聞くさかい抱え込まんと遠慮なく言うてや」

みく「うん!」

ガチャッ

モバP「おー、お疲れー」

みく「あ、Pチャン!お疲れ様ー!」

紗枝「お疲れさんどす」

みく「クンクン……この香りは……」

モバP「鼻の利く猫だなぁ。そろそろ小腹が空いた頃だと思ってな」

ガサッ

モバP「買ってきましたたこ焼き」

みく「おぉ~!」

紗枝「たこ焼きってみくはん……たこ大丈夫なん?」

みく「たこ焼きのタコとかつお節とすり身ならある程度大丈夫にゃ」

みくはんの基準がよー分からへんなぁ

お刺身とかも美味しいのに

紗枝「みくはんも猫あいどる目指すんやったらお魚食べれるようにならななぁ」

モバP「紗枝よ……実は猫は魚があんまり得意じゃないんだよ」

紗枝「あら、そうなん?」

モバP「元来が肉食だからな。ライオンやチーターが魚獲って食う習慣が無いのと一緒だ」

紗枝「はぁ……そう言われてみればせやなぁ」

みく「そうそう。猫アイドルだからってお魚大好きとか思われるのは心外にゃ」

モバP「だからって食わなくていい理由にはならんがな!!」

みく「うぐっ」

みく「とりあえずお腹すいたにゃ!」

モバP「そうだな、冷める前に頂くとしようか」

紗枝「熱々が一番どす」

モバP「今日はそのままソースも別で貰って来たから色んな食べ方しようか」

紗枝「おそーす以外の食べ方?」

たこ焼きでそんな食べ方あるんやろか?

モバP「まぁちょっと待っててくれ。キッチンで準備するから」

~数分後~


モバP「出来たぞ!薬味だ!」

みく「晶葉チャンみたいに言わなくていいにゃ」

紗枝「ぎょーさんあるなぁ」

モバP「まずはさっぱりとねぎとポン酢でどうぞ」

紗枝「いただきます♪」

みく「いっただきまーす!」

ぽん酢にちょんちょんと付けて……あむっ

紗枝「あふっあふっはふっはふっ」

モバP「おっと大丈夫か?」

みく「熱々の時はちょこっと開いてあげると中がいい感じに冷めて食べやすいにゃ」

先言うて欲しいわぁ~

はふはふっ……せやけど美味しいわぁ

表面かりかりの中はとろ~っとしてお出汁の風味が丁度ええ

ぷりぷりしたたこに後味も紅生姜のすっきりした香りで意外と淡泊なお味やなぁ

おねぎとぽん酢は初めてやけどおねぎの風味とすっきりしたぽん酢の酸味でさっぱり食べれるわぁ

モバP「かつお出汁は……っと」

紗枝「お出汁に浸して食べるん?」

モバP「明石焼きみたいにしてな」

みく「明石焼きもあれはあれで美味しいけどやっぱりみくはソースの味が好きにゃ」

モバP「流石ソース消費量5位」

紗枝「1位はどこなん?」

モバP「広島」

紗枝「あぁ」

なんや納得してもうたわぁ

お出汁に浸して……はふっ

ふんわりやらこうてこれも美味しい

ふわっと香るお出汁の風味が格別やわぁ

ふわふわのたこ焼きを具にしたお吸い物みたいな感じやわぁ

モバP「更にここにネギも入れるといい」

紗枝「おねぎまみれやなぁ……」

紗枝「うちもおそーすとまよねーずで……」

モバP「かつお節はいるか?」

紗枝「折角やさかい貰いまひょか」

みく「たこ焼きにタコじゃなくて明太子入れたのも美味しいんだけどにゃあ」

モバP「そこにチーズも入れてみるってのも」

みく「……今度オフの日絶対作るにゃ」

紗枝「うちもそれ食べたいなぁ♪」

みく「今度女子寮でたこ焼きパーティってのも悪くないにゃ」

モバP「俺も行って良い?」

みく「まぁいいけどPチャン女子寮は基本男子禁制ってこと忘れてないかにゃ?」

モバP「我が女子寮のルールを書き換えたのだ」

みく「はいはい(モグモグ)」

やっぱりこの香ばしい香りやなぁ……

子供の頃お母はんと一緒に祇園のお祭り行った時思い出すわぁ

はふっ……こってりしたおそーすとまよねーずが熱々のたこ焼きに絡んで

ん~♪美味しい♪

モバP「そしてこんなものも用意した」

みく「ま、まさかそれ……」

モバP「そう!えびせんだ!これとソースのかかったたこ焼き二体でオーバーレイ!!」

モバP「大阪名物たこせんにランクアップというわけだ。みくもどうだ?」

みく「(フイッ)」

モバP「……みく……まさかお前……」

みく「逃げ回れば死にはしないにゃ」

モバP「(えびせんべいは駄目……っと)」(メモメモ)

紗枝「うちは食べてみよか」

ぱりゅっ……さくさくっ

あら美味しい!

さくさくしたおせんべいにこってりしたおそーすってどうなんやろ?って思とったけど

桜えびの風味がふんわりしててふわふわのたこ焼きと合っとる

さくさくっ……ぽとっ

紗枝「あ……たこ焼き落ちてしもた」

モバP「よくあることだ」

たこせん……うちが食べるにはちょっと早かったんやろか?

紗枝「はぁ……お腹いっぱい堪能してしもたわぁ」

モバP「出汁でソースの味もくどくなかったしな」

みく「たこ焼きの欠点はソース味がこってりしてるところだからにゃ」

しかし……お腹いっぱいで帯ちょっときつ……いや……まさか……

ガチャ

ちひろ「プロデューサーさん。例の資料置いておきましたよ」

モバP「おー、サンキュー。んじゃま仕事の続きしますかね……う~ん!!」

紗枝「お気張りやす」

モバP「おう、2人も体調管理気を付けろよ。最近暑いからな」

ガチャ……パタン

みく「う~ん、暑いしみくも一枚脱ぐかにゃ」(ヌギヌギ)

みく「ふ~、涼しいにゃ~!」

紗枝「……」

紗枝「……なぁみくはん」

みく「ん?何々?」

紗枝「あんな、相談があるんやけどな」

みく「うんうん」

紗枝「どうやったらみくはんみたいなないすばでぃになれるんやろか?」

みく「へ?」




おまけ1おわり

あとちょっとしたら夜勤だ……おのれアカデミア許さん!

というわけで残り1個のおまけはまた明日だよ

隙を見て俺は2500溜まったジュエルで雫ちゃん引くからな

見てろよ見てろよ

紗枝めし!箸休め【B.B.ロワイヤルとそばめし】



笑美「なんや!そんなん人の勝手やろ!!」

巴「おかしいと思ったもんおかしいと言って何が悪いんじゃ!」

あぁ……なんでこないなことになってしもたんやろなぁ……

笑美「どっちも同じやろ!何をそんなにこだわるんや!」

巴「さらさら違うわ!世の中どこ探しても広島焼きなんてもんは存在せんわ!!」

紗枝「2人共喧嘩なんてせんと……」

巴「これは広島の意地じゃ!」

笑美「心狭いだけやろ!!」

こらあかんわ

姫川はんは……

友紀「すやぁ……」

紗枝「はぁ……」

モバP「お好み焼きうまっ」

紗枝「プロデューサーはん、食べてばっかりやのうてなんとかしはったらどないどす?」

モバP「知らん、そんなこと俺の管轄外だ」

紗枝「せやかて折角お仕事の打ち上げに来とるのに……」

モバP「友紀を見てみろ」

姫川はん?

友紀「すやぁ……」

モバP「見ろ、全くブレが無い」

ただ酔っぱらって寝とるだけやないの

巴「大体お好み焼きをおかずに飯を食うな!」

笑美「美味いからええやんけ!ラーメンにチャーハン付けるみたいなもんやろ!」

モバP「はぁ……すいませーん。ぼっかけそばめしくださーい」

紗枝「(オロオロ)」

紗枝「プロデューサーはん、何頼みはったん?」

モバP「そばめしだな。ぼっかけってのは牛すじ煮込みのことだ」

巴「(ギャーギャー!)」

笑美「(ギャーギャー!)」

ジュワァァァァ!!

紗枝「ええ香りやわぁ」

おそばとご飯を混ぜるん?

牛すじときゃべつと絡まって美味しそうやなぁ♪

ってせやのうて!

紗枝「喧嘩止めなあかんて!」

モバP「ほれ、笑美、巴、食え」

巴「あ゙?」

笑美「そばめし?」

笑美「(むぐむぐ)」

巴「こげなもん……(もぐもぐ)」

紗枝「うちももろてええ?」

モバP「構わん、食え食え」

紗枝「ほな」

ふーっ……ふーっ……あふっあふっ……

ん!こってりしたおそーすとぱらぱらしたご飯にもちっとしたおそばとしゃきしゃきのきゃべつにとろとろのお肉の旨みが加わって美味しい!

こんにゃくのくにくにした歯ごたえとおねぎも絶妙ではふはふっ……

巴「(そばと飯がよー合っとる!ホンマか!?これが今までうちが笑っとった味なんか!?美味い!これで盃交わしてもええ!)」

笑美「(やっぱしそばめし美味いなぁ!美味いもんはやっぱり人を笑顔に……笑顔?さっきまでのウチは笑顔やったか?)」

モバP「美味い飯ってのは場が和むな。衣食足りて礼節を知るってことだな」

紗枝「この場合ちょっと違うんとちゃいます……?」

モバP「気にするな」

巴「……うちが小さいこと気にし過ぎたわ。スマンの」

笑美「ウチかてそんなに怒ると思ってへんかったさかいな。これから気ぃ付けるわ」

一件落着と言うたところやろか?

友紀「ふあぁぁぁ……ん?何?いい匂い!何食べてるの!それあたしにも頂戴!!」

紗枝「寝てた姫川はんにはなーんにもありまへん」

友紀「そんなー!!」

~後日 事務所~


笑美「いやぁ~仕事終わったら腹減ったなぁ~」

モバP「俺もだ。とっとと何か腹に入れたいものだ」

巴「おう、2人共。丁度良かったわ」

モバP「巴か、どうした?」

巴「前のそばめしを味わってな。うちが新しく作ったもんがあるんじゃ」

巴「名付けて苺パスタ丼じゃ!!」

モバP「」

笑美「」

巴「前の事これで手打ちにしてくれんかの?」

笑美「い、いやぁ~……ウチはもう気にしてへんしそんなのええよ……」

巴「そうはいかん。詫びもせずに頭下げるだけやったら猿でも出来るけぇ」

モバP「じゃあ俺はこれで……」

巴「プロデューサーには日頃の感謝じゃ。受け取ってくれ……!」

笑美「」

モバP「」

巴「それとも何か?うちのこんなもんじゃ受け取れんと?しゃあない……もっと飾り付けて……」

モバP「いや!それで充分だ!頂こう!!」

○苺パスタ丼─難波笑美● 決まり手 新世界

●苺パスタ丼─モバP〇 決まり手 完全耐性


モバP「米がちょっと合わないかな?(前のありすのやつより格段にマシだな)」

巴「ふむふむ」

笑美「(な、なんで平然と食えるんやこんなもん……)」

~一方机の下では~


まゆ「好き……嫌い……好き……嫌い……好き……………………」

乃々「あの……そろそろもりくぼが埋もれて動けなくなるので止めてください……」


おわり

何で実際に苺パスタ丼を作ったのか?コレガワカラナイ

まぁ食えなくは無かったです(美味しいとは言ってない)

そんなこんなで見てくださった方々 楽しみにしてくださってる方々ありがとうございます

次回は……っとそういえばもうすぐ七夕ですね

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom