【艦これ】マジカルチ○ポ提督 3スレ目【ア艦これ】 (1000)


※このSSは艦これSSのはずです

 下記スレが妊娠したので認知して下さい(ダブルミーニング)


【艦これ】マジカルチ○ポ提督【ア艦これ】
【艦これ】マジカルチ○ポ提督【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1473427556/)

【艦これ】マジカルチ○ポ提督 2スレ目【ア艦これ】
【艦これ】マジカルチ○ポ提督 2スレ目【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1490138266/)


※オゾマシイ番外編的な何かは下記の通り

【艦これ】~マジカルチ〇ポ提督異聞録~【ア艦これ】
【艦これ】~マジカルチ〇ポ提督異聞録~【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1488974359/)


【概要】

内容:マジカルチ〇ポでいたいけな艦娘達の無防備マ〇コを回りくどくチ〇ポ堕ちさせていくはずがなんか即堕ちがここんとこ大井っち

獲物:基本安価で決定していくがストックが溜まっていく一方なのでサラトガ肢体

主成分:真夏のモガミンから分泌される濃厚なすけべ汁は甘やかでありながらも爽やかさを失わない、このわざとらしい芋成分!

好きなこと:真面目にキチ書いたりキチく真面目したり

嫌いなこと:「マジカルチ〇ポいいよね」と艦娘達に同調圧力をかけていくとは卑しい空母ずい

趣味:提督が苦しむ顔が心情と共に描写されていく様を更に煽る

性癖:陰毛が生えてる艦娘なんて一人もいません

膣内描写:チ○ポ引き抜く際に艦娘の膣襞が吸い付いてめくれ上がりそうになる描写を描きたい

誤字脱字:いい加減にしろ

エロ度:たーとえー艦娘の全てが肉色に溶けてもー♪ きっと♪ 貴女の声がする♪ もうだめれすっ イッちゃいますっ アヘッ♪

傾向:現在五月雨ルート(Low寄り和姦)

備考:本編投下後に即堕ち2コマ艦娘なる常軌を逸した催し事を不定期開催。末尾次第で艦娘にボーナスがついたり実際ヒドい目に遭う




【次の項目に1つでもティンときたら君のチ○ポにもrise your flag そしていつか~きっといつか~マジカルが宿ると信じて~♪】

1.メガテンやペルソナのマーラ様はセウト

2.メガテンⅣ-Finalにおけるダーキニーの腋は実際エロいのでふつーにシコれるけど、カーリーだけは勘弁な

3.やや肉付きはじめた長身美少女っぽい鬼女・マーメイドの腹にこすりつけてやりたい

4.ミロク菩薩の手が卑猥なジェスチャーに見える。しゃぶってやるからお出しなさい言われてるみたいで正直萎える

5.夕立が悪魔化したら絶対アリスになって我儘一杯言ってきて最後に「死んでくれるっぽい?」とか特大のヤンデレをかましてくる。多摩は何のひねりもなくネコマタになるしかない

6.隼鷹とモー・ショボーの親和性の高さは名前といい髪といい草が生える。カハクはきっと龍驤だけど胸があるからきっとパチモンだ

7.睦月がピクシーだったとしてもなんら違和感ねえ。ハイピクシーはグレて髪を逆立てた水無月。と感じたらきっと正常。クロト・ラケシス・アトロポスは川内型三姉妹

8.白雪のアプサラス感、足柄のヤクシニー感、如月のクシナダヒメ感は異常。合体事故でオロバスになりそうな妙高姉さん

8.筑摩はスカアハのハイレグ正座という新境地においてもちくまめんを維持できるか。第八駆逐隊は四身合体によりヨシツネになっちゃったり(八駆(艘)跳び的な意味で)

9.天龍と龍田は合体によりオーディン的な何かに(隻眼+槍的な意味で)

10.メガテンやペルソナ風味の艦これ。提督がデビルサマナーかペルソナ使い(ワイルド)というSSが読みたいけど、キャラ設定はともかく世界観設定が面倒臭そうだな

【前スレの即堕ち済みの即堕ち2コマ艦娘~まとめ~】
【艦これ】マジカルチ○ポ提督 2スレ目【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1490138266/995-998)


※なお前スレで指定があった「長門」「雷」「伊勢」は順次即堕ち投下予定

 雷は本編安価で選ばれると末尾判定で特殊となります


【即堕ち安価の特殊カンマについて】

・陵辱(末尾0)の場合:極めて艦娘がヒドイ目に遭う陵辱即堕ち時空。即堕ち再安価【可】能。

・エロエロ(91)の場合:エロ特化描写となる即堕ち。ギャグ分少な目な即堕ち時空。即堕ち再安価不能。

・ケッコン(88)の場合:艦娘とケッコン(ガチ)してアフターストーリーな即堕ち時空。即堕ち再安価不能。

・ラッキーセブン(77)の場合:即堕ち時空はランダムだが、この数値を引いた即堕ち艦娘が本編安価で選択されると、特殊判定あり。即堕ち再安価不能。

・イク(19)の場合:即堕ち時空はランダムだが、この数値を引いた即堕ち艦娘が本編安価で選択されるとマジカルマ○コ持ちが確定し、更に特殊判定あり。即堕ち再安価不能。



【77を即堕ち時に引いた場合】

 77を引いた艦娘が本編で選ばれると、選択された際のレス末尾によって特典が発生します。

 『駆逐艦・雷』の場合、以下の通り。


【0~2】しれーかん! 私がいるじゃない!(マジカル末尾)・・・雷がマジカルマ○コを習得。詳しくは本編で。なおマジカルマ○コはエロ描写に特化される傾向だが、真価は内部値への補正。

 基本的に描写がエロ重視になって、雷とのえっち時はナレーションさんが無我の境地でマジメに働くか神風型ご褒美よろしくどっかに行く。


【3】この雷様に勝てるとでも思ってんのかしら!(異能強化末尾・雷特殊)・・・超電磁砲撃(レールカノン)などの雷撃能力を持った強襲型防空重雷装巡洋駆逐艦・雷という属性盛りすぎ艦娘になる上、ビリビリマ○コを習得。

 膣内が磁力操作ですっごくうねうねする上に電気刺激という未知数。敵潜水艦と敵艦載機は雷がいるだけで問答無用の無慈悲な即死。チート乙。


【4~5】知らない子だけど、なんかすごいみたいよ?(マジカル譲渡末尾)・・・追加安価。【本編で未選択】の安価対象で決定。

 本編安価で登場が決定するとマジカルマ○コが付与される。既にマジカルマ○コを持っている子に重複すると……?


【6】もっと雷と第六駆逐隊を頼ってもいいのよ!(複数プレイ末尾)・・・雷の場合、暁型が全艦着任する。

 処女喪失後に5Pプレイを本編で。第六駆逐隊の練度上昇+提督好感度上昇極大。


【7~8】○○の特殊改装が終了したわ!(マジカル譲渡末尾)・・・追加安価。【本編で選択済み】の安価対象にマジカルマ○コが付与される。

 その安価で雷を選ぶことも可能。この時点では五月雨・秋月・響・阿武隈・千代田・朝潮・イムヤ・熊野・五十鈴のいずれかがマジカルマ○コに。


【9】しれーかん! なんか海でヘンなものを拾ったわ!(ある意味地雷)・・・雷が『別時空提督召喚プログラム』を拾ってくる。捨ててきなさい。

 どの時空の提督が召喚されるかは再安価で決まる。提督同士の交流で何が得られ何を失うのか。本編でのお楽しみ。


【ゾロ目】末尾数値(0~9)判定し上記のボーナス効果が増幅したりプラスアルファだったりのお楽しみ。




【19を即堕ち時に引いた場合】

 19を引いた艦娘が本編で選ばれると、マジカルマ○コを最初から有している上で、選択された際のレス末尾によって特典が発生します。

 『駆逐艦・谷風』の場合、以下の通り。


【0,2,4,6,8】こいつぁ粋な計らいだね!(マジカル末尾)・・・谷風がマジカルアナルとマジカルフェラとマジカル手コキを習得。

 基本的に描写がエロ重視になって、谷風とのえっち時はナレーションさんが無我の境地でマジメに働くかどっかに行く。


【1】爆弾なんて当たる気がしないね!(異能強化末尾・谷風特殊)・・・時間加速装置(タイムアクセラレイト)などの時空跳躍能力を持った超時空駆逐艦・谷風となり属性マシマシ+マジカルマ○コAct2を習得。

 時間停止セックスが可能。ただし島風が涙目になる。もうこいつ一人で敵艦隊全滅できる。チート乙。


【3】新造艦が仕上がったみたい!(マジカル譲渡末尾)・・・追加安価。【本編で未選択】の安価対象。再び本編で安価した際に選ぶとマジカルマ○コが付与される。

 既にマジカルマ○コを持っている子(現時点では雷)に重複するとマジカルアナル+マジカルフェラ+マジカル手コキを習得。


【5】なぁーに? よしよしされたいの?(複数プレイ末尾)・・・谷風の場合、十七駆逐隊(浜風・磯風・雪風)が着任する。

 処女喪失後に5Pプレイを本編で。第十七駆逐隊の練度上昇+提督好感度上昇極大。


【7】○○が特殊改装だって? めーでたーいなー! (マジカル譲渡末尾)・・・追加安価。【本編で選択済み】の安価対象にマジカルマ○コが付与される。

 その安価で谷風を選ぶとマジカルマ○コAct2へ進化。この時点では五月雨・秋月・響・阿武隈・千代田・朝潮・イムヤ・熊野・五十鈴のいずれかがマジカルマ○コに!


【9】なんか海で面白そうなモン拾ったよ、景気いいな!(ある意味地雷)・・・谷風が『別時空提督召喚プログラム』を拾ってくる。捨ててこいと言っておろうが。

 どの時空の提督が召喚されるかは再安価で決まる。提督同士の交流で何が得られ何を失うのか。本編でのお楽しみ。


【ゾロ目】末尾数値(0~9)判定し上記のボーナス効果が増幅したりプラスアルファだったりのお楽しみ。





【備考】

・即堕ち時空で77や19を引いた艦娘が、既に本編安価で選択済みの場合(この時点では千代田だけだが)、すぐに再安価してボーナス内容を決める。

・すでにマジカルマ○コ持ちの艦娘にマジカルマ○コ属性が多数重複すると更なる進化がある

・マジカルチ○ポ持ちの提督もまた成長を続けると……?

※ごめん、>>3の【5】はミス

×:十七駆逐隊(浜風・磯風・雪風)
〇:十七駆逐隊(浜風・磯風・浦風)

 こんなところか

 明日ぐらいから順次、即堕ち再開していきます


【本日の即堕ち二コマ艦娘~長門~】


【before】


 陸奥が提督のチ○ポに屈してから三日が過ぎた。

 長門は小便を済ませた後に部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをしながら己がこのマジカルチ○ポ鎮守府に着任してしまった運命を呪った。

 そんでなんやかんやあって立ち直って、


長門「この長門――――提督のチ○ポなんぞに屈したりはしない!」

酒匂「死亡フラグって知ってるか? それとも夢見てんのか? いずれにしてもほざいてんじゃねーよ、ぺっ」

酒匂(すごいや長門さん! のっけから微塵も信用できないし、屈しない未来が欠片も想像できない台詞ぅ!)


 うん、酒匂が正しい。

 建前で用意した本音を隠せない台詞と、飾らぬ本心が真逆の酒匂であった。

 どっちにせよひでえ言い草には変わりないところが実にエグい。


長門「案ずるな酒匂……この長門……必ずや陸奥を連れ、生きて帰還しよう。万一、この身が朽ちようと、せめて陸奥だけは無事にここに帰してみせる」

酒匂「既に無事じゃねーよ囀んなバーカ、三日間もチ○ポに怯えて陸奥さんの救助に行けなかったくせによ。どーせイッて帰還すんだろ連合艦隊旗艦だけにってか、このバーカ。むしろ痴漢めいたプレイでしれえにハッスルされてる陸奥さんが先に帰ってくるんだろ、長門さんとの置換的な意味でってバーカ」

酒匂(ぴゃー! 長門さんってば死亡フラグ好きすぎぃ! すごいやみんなのビッグセブン! まるで痺れないし憧れない!)


 流れるように死亡フラグを立てる長門に対し、酒匂の目はどこまでも冷たい。内心も本心もどこまでも冷たかった。バカバカ言い過ぎであるが、それもそのはずである。

 なんせチ○ポに勝てる長門なんてものはこの世界どこを見渡したって存在しないのだ。

 着衣のまま背後から胸を揉みしだかれつつでハメられるためにあるみてーなカッコしやがって。

 頭につけたツノみてーな電探一つ取ったってそうだ。その筋の人には強制イラマさせるためについているようにしか見えんのだ。

 これだけ属性が揃っており、しかも前述の台詞である――――どうやってこれに抗えというのだ。運命にすら数値が存在することをいい加減に長門は分かるべきである。


長門「さあ、出撃だ。ビッグセブンの力――――侮るなよ!」

酒匂「侮るも何も正常に判断しててめえに勝ち目はねえっつってんだよマヌケがぁッ! 快楽沖に出て、精神まともなままに帰ってこれた奴はいねー……って行っちまった。クソ……行きたきゃイケよ。そんで光に呑まれてこいバーカ」

酒匂(さようならさようなら長門さん。本当は貴女の事、嫌いじゃなかった。ヘタレで、優柔不断で、虚勢ばっかり張って……だけど決して敵から逃げなかった貴女が、好きでした)


 なんか若干いい話っぽくなりかけているが「やっぱりどこまでもチ○ポな汚いオチが待ってるんだろうなあ」と酒匂は思った。

 酒匂は一体どんなキャラなのだろうか。


【after】


 ――――そして五時間後、長門と陸奥は帰還した。

 長門は約束を守ったのだ。すごいや長門さん。死亡フラグを覆したんだね!


酒匂(―――――そんなわけがあるか)


 そう――――長門が守れた約束は、ごく一部だけである。


長門「ちっ○ぽっ♥ にはっ♥ か、かてにゃっ、かった、よっ……♥」

酒匂「ぴぎゃあああああああああ!? 知ってた! 知ってたよ!? でもなんでしれえにハメられながら戻ってくんだよ想定外だッッ!! うわクッサ!? 精液クッサ!! このビッグセブン、メチャクチャザーメンくせえ!! やめろォ! 新調したカーペットに白濁したゲス精子を垂らすなッ!!」


 二身の影分身で駅弁ファックされながら、長門と陸奥は帰還した。なんか体中の穴という穴から色々垂れ流してることを無事と呼ぶなら無事なんだろう。長門の中ではな。中? 膣内ってこと?


陸奥「エヘッ、エヘヘッ、エヘヘヘヘッ♥」

酒匂「しかも姉妹揃ってテメエら――――ってぐわあああああ!! クッソ、性臭で酒匂まで発情してきた!? 私を巻き込むんじゃあないッ!! 悍ましいぞッ!!」


 ところでこの酒匂がどういうキャラかと言うと、IQ180越えの天才艦娘である。突然変異で稀にこういう艦娘が出来上がるのだ。

 ぴゃーぴゃー無邪気にはしゃぎまわる他所の酒匂とは一味も二味も違う。それ故に酒匂はいっそ馬鹿になりたかった。

 馬鹿なら目の前の現実を受け入れられる。だが頭がいい故に、それを拒むことができぬことに気づいてしまうのだ。


提督「おかわりはいりまーす……うっ」

酒匂「やめろォ!!? 追加でド腐れ子種をまきちらすんじゃあねえ!! ここ酒匂の部屋! 酒匂の! 酒匂のォオオオオ!!?」


 魂の慟哭を響かせる酒匂の理性がブッ飛んでチ○ポ狂いになるまで、五分を切った。

 果たして天才少女・酒匂はこの窮地を脱することができるのか?


 がんばれ、酒匂!

 戦え、酒匂!


 勝ち目がなかろうと、退いてはそれすら零になる。

 那由他の彼方にある燈火を掴もうとするほどの勝機しかなかろうと、人は挑んでこそ輝く生き物なのだから。


酒匂(世の中クソだな)


 今頃気付いたのか酒匂よ。


酒匂(救いがねえ!!)


 でぇじょうぶだ、膣イキがある。


【完】

※不調だな、キチさが足りない

 長門改二ならワンチャンあったのに。明日は雷だな。どうしてくれようかしら。


【本日の即堕ち二コマ艦娘~雷~】


【before】


 ――――その日、秘書艦を務めた雷は、提督に処女を散らされた。


 明るく元気な艦娘という印象だった。提督に対し素直に好意を示してくれる子という印象で、きっとその認識は間違っていなかったのだろう。

 スキンシップも多く、ほのかに膨らんだ胸を押し付けるように抱き付いてくる無邪気さがあった。

 しかし一方で恥じらいもあるのか、提督の男の視線を感じると頬を膨らませ、やや困った顔で窘めてくる年頃の振る舞いもあった。

 そんな彼女はきっと受け入れてくれると思った。これまでの艦娘と同じく。愚かにも。何の根拠もなく。

 だから、



雷「ぅ、うっ……ひっぐ、ひぐ……ひ、ひどいよぅ、司令官……」



 その姿は、信じがたいものだった。これが合意の上で、愛を交わした相手の取る様か?

 白濁した粘液に全身を塗れさせ、股間からとめどなく血と精液混じりの液体を垂れ流す、幼い少女は泣きじゃくっていた。

 その光景に、その様子に、提督は手を口元に押し当てて、絶句した。

 これが、陵辱でなくて、なんなのか、と。



雷「は、じめて、だったのに……こんな、こんな、のって……私、司令官のこと…………ったのに」



 荒い呼吸と涙混じりのか細い声は震えていて、提督には途切れ途切れにしか聞こえなかった。

 一時間ほど前のことだ。雷を閨に誘ったのは提督からだった。頬を染めて「そういうの、私にはまだ早いわ」と困ったように笑う雷を、強引にベッドに連れ込んだ。

 その抵抗が、形だけのものと思ったのは、ただの傲慢だったのだろうか。

 半ば強引に服を脱がした彼女の肌は、震えていなかったか。己をいつも笑顔で見上げてくれた彼女の真ん丸の瞳は――――恐怖に怯えてはいなかったか。

 犯した時、絶叫を上げて制止を促していなかったか?

 優しい司令官に戻って、と懇願しなかったか?

 司令官、司令官、という耳に残る感触と――――撫でられたような、頭に残る感触は、なんなのか。

 分からない。分からない。分からない。

 だから提督は、己を睨みつける、憎悪に満ちたその目から、目を逸らせなかった。



雷「き、らい……貴方なんて、嫌い、嫌い!! 大嫌い……!!」



 糾弾する雷の声を、ただ絶望に満ちた顔で聞いていることしかできなかった。


【after】

 ハイ。この話のオチでーすーがー。



雷(――――計画通り……!!)



 提督の認識は、間違ってなかったんだなこれが。御覧の有様だよ――――即堕ち時空における雷は、どの時空においても一二を争う腹黒である。

 即堕ち時空の朝潮とは違う。彼女は自己愛に満ち過ぎていて、身体を張ることを善しとはしない。そも選択肢にすら入れない、言ってみれば小物である。ナレーションさんそういう子って大好き。

 だがこの雷は違った。己の身を文字通り削ってでも、艦隊内におけるイニシアチブを握ろうとするタイプの性格である。己の武器を十全に理解して使いこなしてくる厄介なタイプであった。

 本編における響とは、ある意味同じ系統……己を弁えつつ、やれることをやり、結果を最大限にという方針だ。

 ナレーションさんは苦手である。だって頭いいから実況しづらいんだもんげェ……。


雷(これで司令官は私に対して特大の罪悪感が芽生えた筈……でも、それによって目に見えて私に対する贔屓をするような人ではないことは分かってる)

雷(司令官は私に詫びようとする。それを突っぱねる。異動を持ちかけるかもしれない。それも突っぱねる。私は言う――――なかったことにするわ、と)

雷(司令官は気まずさを感じて、距離を取ろうとするでしょうね。そして時間経過で、自然と罪悪感は薄れていくわ……)

雷(でも――――それは『私が司令官にその後……なにもしなかったら』よね?)


 うわぁ……やだよぉ……怖いよぉ……。


雷(そうはさせない。距離なんて取らせない。私は司令官に献身的に尽くしていくの……)

雷(あれだけ無理やりに犯して、事後に泣きじゃくっていた女が、そんな素振りも見せずに自分に優しく振る舞ってきた場合、男性はどう感じるか。大別して三つ)

雷(ひとつ――――『自分に気があるのでは?』と思う。これはただのどうしようもない馬鹿。願い下げね。殺すわ)

雷(ふたつ――――『許してくれたのか?』と思う。これは愛おしいお馬鹿さん。可愛いわ。とても好きよ)

雷(みっつ――――『何かを企んでいる』と思う。正解よ――――でもそんな察しのいい男は大嫌いだわ。捩じり切っちゃいたいぐらいに……♥)

雷(でも……私が見るに、提督は二つ目。愛しいお馬鹿さんよ――――でも『許してくれたのか』という認識は、時間経過でひとつめに推移していく)

雷(『許してくれたのは気があるからかな?』という風にね。その過程で、それをあえて壊すわ)

雷(私に、時間の経過では決して消えない『罪悪感』を抱かせる。私は決して許してなんかいないんだと、貴方に犯されたことを決して許さないという意志を、折りを見て示す)

雷(これはもちろん虚勢。私は貴方にメロメロよ? 貴方に犯された時、私ね、ずっとずぅーっとイッてたもの……♥ 嬉しくて、気持ち良くて、でも――――それで安い女と思われるのだけは嫌よ)

雷(貴方が同じ過ちを犯さないか見張るという名目で、貴方と過ごす時間を少しずつ増やしていくわ――――他の勘のいい艦娘が気づかないぐらい、自然に。焦らずに)

雷(そうして時間を重ねて………段々と、その緊張をほぐすの。最高の機会に最高のタイミングで最高の台詞で『許さないうえで、愛している』ことを伝えるの――――本心よ? 好きだもの、貴方の事)

雷(好きで、好きで、好きで、大好きだから、私のものにしちゃうの)

雷(貴女の心を、わたしで埋め尽くしてあげる。決して消えない存在になってあげるの。だって私にとって司令官は既に『そう』なんだもの。だから両思いにならなきゃ。そうじゃなきゃ釣り合いが取れないじゃない……私はこんなにも司令官のことを想っているのに!!)


雷「大嫌いなんて嘘よ、ごめんね司令官…………愛してるわ。愛してるの。愛しているのよ、司令官」



 ドブの底のような目で虚空を見つめながら、雷は云う。高らかに。賛美歌を歌うように。



雷「だからそんな怯えた目をしなくてもいいの―――――大丈夫よ? 私がいるじゃない……ずうっと、ずうっとね……♥」



 ε=ε=ε= ┌(;´゚ェ゚)┘



提督「ナレーションが逃げたぞ! 誰かあの馬鹿を捕まえて仕事させろ!!」



 やめろー! 離せー! 死にたくないー! 死にたくなーーい!!


【完】


※この雷の頭の良さは、本編安価で言うところの響に該当する。これには響も両脚の震えが止まらない。

 さあ、明日は伊勢だね! 何を暗い顔してんだ! 気持ち切り替えていこうぜ!


※今日の即堕ち更新ですが、お休みします

 先に伊勢の次の即堕ち安価取ります


 すっごく久々な気がするので一応説明。


 即堕ちしたい艦娘を選んでください。

 既に通常即堕ち・ケッコン即堕ち・エロエロ即堕ちで選ばれている艦娘はNG

 陵辱即堕ちだけの子はOK(現状だと吹雪・村雨・アイオワが該当)




 >>37-38

かもい

【本日の即堕ち二コマ艦娘~伊勢~】

【before】

 ――――伊勢の話をしよう。

 本編における伊勢は上手にお誘いして受け攻め両方こなすエロエロお姉さんである。伊勢といい日向といい、すっげえエロいんだけどこの姉妹。

 だが全ての世界における伊勢型がそんな子という訳でもない。世界の数だけ伊勢がいて、伊勢の数だけ世界がある。日向もまた然り。

 さて、そんな伊勢ちゃんの一人、即堕ち時空における伊勢ちゃんであるが―――――。


伊勢「一刀流――――伊勢。一身上の都合により、提督を斬殺しに参った。貴様には辞世の句も詠ませぬ」

提督(アカン)


 提督の直弟子にして筆頭、マジモンの剣鬼であった。とはいえ、普段は陽気で快活なお姉さん系の伊勢は艦娘達から慕われている。そんな伊勢がガチギレしている理由、それは提督の一言であった。


伊勢「聞いたぞ――――日向を犯すとな。確かに! 聞いた!」

提督「て、手前はそのようなことは……」


 言ってました。「今度は伊勢ちゃん誘おうかなー、でもなー、俺のお誘いを断るなら日向ちゃんに手ェ出しちゃおっかなー」なんてコイツ言ってました。


提督(ナレーショォオオオオンくぅうううううううン!?)


 この世界線において日向は華も恥じらう乙女系脳味噌の持ち主で、よりにもよってこのゲッッスい提督に恋い焦がれる、窓辺の令嬢風味の盲目系美少女であった。瑞雲? なにそれ? 祭り? 知らない。

 なお物理的にも盲目である。生まれつき目が見えないのだ。そして伊勢はそんな日向を溺愛している。もう何も言うことはない。

 伊勢は 妖刀 ずいうん・ブレード を かまえた! なおそんな刀はない。伊勢が構えているのはフツーに日本刀である。

 ………普通に良業物五十工の一振り、伊勢大椽吉弘であった。免許皆伝の祝いに提督が与えた一振りである。ハハハ、墓穴掘るとはこのことだぜ。

 しかもこの刀、明石の改造と妖精らの加護を得て無毀のアロンダイト化している。ふっざけんなよ明石。


伊勢「――――では参る」

提督「マジかてめえ」


 伊勢は刀を担いでいた。一見して八双のそれであるが、正しくは違う。その刃は天を受くが如く逸っていた。

 文字通りに、刀を担いでいるのだ。担いだままに、摺り足で提督との間合いを詰めていく。

 対手の視線と常に刃が平行となるように刀を振り上げて構えることで、正確な射程距離を悟らせぬままに間合いを詰め、圧を掛ける兵法の一つである。

 無論、物理的な威力という点においては通常の上段である八双にはいささか劣る――――だがそれは人間の話である。伊勢は艦娘だ。それも極上の。

 まして戦艦のそれは――――さながら『破滅的』である。しかもこの戦術を、執務室に入った瞬間に行った。ほぼ不意打ちに近い。一刀流の切り落としに、兵法を組み合わせた絶技の一つであったが、


提督(イッッッヤらしい技使ってきやがってェッ!!)


 なお教えたのは誰か――――もう言うまでもない。その術理を知っている時点でお察しである。

 そも出会い頭の不意打ちで用いてこそ最も有効な術理である。刀の寸法を悟られてから用いても効果が半減するのは言うまでもない。普通に八双に構えた方が威力・速度共に有効である。

 つまり、伊勢は使いどころを間違えていない。改造のせいで刃渡りもやや変わっており、提督には短くなったのか長くなったのかもわかっていないというおぞましさ。

 だが、提督はその術理を知る。術理を知っているということは、対処法もまた熟知しているということだ。


提督(―――――その構えから繰り出される斬撃は、およそ二つに限定される)


 一つは一刀流の術技そのままに、切落としを放つこと。一つは刀の軌道を変化させ、横薙ぎに払う変化をつける。

 柄尻を対手に見せつけるような構えの性質から、突きという選択肢が封印されてしまうのだ。概ねその二択に絞れる。

 ところが提督は根本的に―――それ以前の問題を一つ抱えていた。そう、それは、


提督(――――俺が丸腰だということだよクソッタレェ!! 虎徹ゥウウウウウ!? 俺の虎徹どこォオオオオ!?)


 クッソざまあでちwwwwww

【after】

伊勢「ふ、不覚………!!」


 それでも提督は命を拾った。提督の首はまだ繋がっているし、五体満足であった。なんて運のいい野郎だ。まさか――――、


伊勢「め、目釘がッ、抜けるなんてえ……ふぇえ」

提督(そういやこいつ、肝心なところでうっかりする奴だったな……)


 横薙ぎに変化した伊勢の必殺の一刀は、確実に提督の首を捉えたはずだったが、柄だけ残して刀身がスッポ抜けて飛んでいった――――ガシャンと割られたガラスの向こう側に飛んでいく刀身を、二人してぽかんと見送った。

 ところで飛んでいった刀身は偶然執務室の窓の外を歩いていた扶桑の頭に刺さってグロ画像と化した。今頃入渠して治している頃だろう。「不幸過ぎんだろボケ」とか愚痴ってるかもしれない。


提督「さておき、おしおきだべぇ」

伊勢「ぴぃっ!?」


 そして呆けた状態から先に我に返った提督が、伊勢にマウントポジションを取って今に至る。


伊勢「くっ……殺せ!!」

提督「え? 犯せ?(難聴)」


 優勢に立つやいなや、股間のマジカルチ○ポが臨戦態勢である。沸き立つ魔力、メスを蕩けさせるフェロモンが部屋中に満ち、伊勢の頬が紅潮していく。


伊勢「わぁん!? やだぁ!!」

提督「へへへ、口ではいやだいやだと言ってはいても、下の口は正直だなぁ、伊勢ちゃん? ぬちょぬちょじゃねえか、へへへ……なぁ? 俺にこうして返り打たれて犯されるのはこれで何度目になるぅ?」

伊勢「二十四回!」

提督「うん、この一年間でな。律儀に数えてたんだね君。なんかやりづらいよ君」

伊勢「そんなこといって犯りまくるくせに」

提督「上手いこと言ったつもりか?」


 貴様が言うな。なんにしてもすっぽんぽんに剥かれた伊勢。熟す直前の瑞々しい桃のようにぷるんとした乳房が露わになり、それをぽよぽよと揉みしだかれるうちに、どんどん吐息に艶っぽいものが混じり始める。


伊勢「ぅゆ………ふぁ、ん……ふゅあ……♥」

提督「やったら喘ぎ声かわいーよな君……ごめん、もう入れるわ。こっちもぐちゃぐちゃだし」


 膨らんだ恥丘の内側で、てらてらと輝く女陰がヒクついていた。


伊勢「く、ぁ、ああああっ……こ、これで、勝ったと、想うなよー、ていと、ぅあああああっ♥」

提督「ほほほ、甘露甘露。またいつでも襲い掛かってくるがいい! 貴様が負ける度、俺はこうしてお前を弄んでやるわ!」

伊勢「う、うん! 次はッ、ま、まけな、いっ……はぁああんっ♥ う、うわ、相変わらずおっきいし熱いし太いし長いし……なんでこんな、きもちいーの? んっ、ふぁ♥」

提督「なんだこのノリは――――あっ、出る」

伊勢「ぅああっ♥ ぅう、ゅあ……なかで、だしたぁ……きもちいけど、駄目だよぅ提督……妊娠しちゃうよぅ……」

提督「そしたら俺の嫁さんだな伊勢ちゃん」

伊勢「やぁーだぁー……あ、でも、そしたら日向にはもう手を出さない? だったらいいよ?」

提督「出すけど」

伊勢「じゃあやーだー」

提督(ホントになんだこのノリと雰囲気は? ソフト強姦? なにこれ?)


 提督ですら困惑するこの伊勢には、本当にマジカル的なアレが効いているのかすら疑わしく感じてしまう。

 二十四戦零勝二十四敗の、剣鬼オーラがデトックスめいて抜けると、すっかり素直系武士っ子になってしまう伊勢ちゃんの明日はどっちだ。


【完】

※いろいろとキャラを開拓したいという名目で、邪心の導くがままに趣味全開で伊勢を書いてみる。

欲を言うなら初期の即堕ちのリメイクを希望
現在と比べて文字数が少なすぎて泣ける

>>46
一周目が終わったらアリだと思ってんだ。深海勢も入れてな。今は駄目


【本日の即堕ち二コマ艦娘~神威~】


【before】

 モニターの前の皆さん、私です。あるいは初めましてになるでしょうか、神威(かもい)と申します。

 この度、このマジカルチ○ポ鎮守府に着任と相成り……やはりこの呼び方はどうかと思うんですよね。

 世間ではマジカルチ○ポ鎮守府などと卑猥な呼び方をされ、提督に至っては「あの提督マジチ○ポ」とか罵倒されているようです。

 ですがこの神威、先入観や思い込みで判断するのはどうかと思うのです。

 先入観を持って人に接すれば、即ち相対する人の本質が見えてくることは決してありません。

 神威は神威として在るのみ。一日も早く立派な補給艦として認められ、艦隊の皆さんと共に海の上を征けるよう、精いっぱい頑張って行こうと思います。

 まずはお近づきのしるしに、皆さんに神威の料理を賞味していただこうと思い、こうして厨房をお借りしています。


神威「カモイゴハン! 熊の心臓焼いちゃいましたッ!」


 皆さんの注目の中、生け捕ってきた熊の心臓を抉り取って――――見事に串焼きにして見せました。ふふ、今日は大奮発です。


提督「返り血塗れの顔面でなんて笑みを見せやがんだおまえは……神威、貴様は艤装より先に脳味噌を近代化改修する必要がありそうだな」

神威「えっ!? そんな!? 神威、頑張りますよ!?」

提督「連邦軍よろしく頑張り過ぎだ……(集積地棲姫とか襲わせたらとんだスナッフビデオが撮れそうだな)」


 提督以外が近づいてこないんですが、どういうことでしょう。球磨さんや筑摩さんに三隈さんは何故か物陰から怯えた目で見てきますし、阿武隈さんと熊野さんに至っては失禁している始末です。


神威「じゃ、じゃあこれです! 駆逐艦の皆さん! ウサギのシク(目玉)は、いかがですか? 先着二名様までですよー?」グリュッ、ブチィッ

卯月「そ、それ以上こっちに近寄るんじゃあねえぇええええええ!! 五連装酸素魚雷を喰らわすぞゴラァ!!」

潮「」チョロロロロロロ

漣「ギャーーーー!?」

朧「戦略的撤退ィィイイイイ!!」

雪風「あ、あわ、あわわ……あ、脚が震えて、う、ごけな……しれぇ、たすけて! しれぇ!! しれぇえええ!!」

神威「あ、あら? じゃあ雪風ちゃん? シュー(お鍋)はいかが? 特別に脂の乗ったカワウソの頭の部分は雪風ちゃんに――――」

雪風「ビィーッヴァァーーーーッ!?」


 名状しがたき奇声を上げて、雪風ちゃんが急に横になってしまいました。おねんねかしら?


提督「ひょっとしてワザとやってんのか貴様」モグモグ

曙「なんつーヤツがウチに来ちゃったのよぉ……って、クソ提督? アンタ、何食ってんの?」

提督「熊の心臓の丸焼き」ガツガツ

曙「ウッソだろオメー……」

提督「オメーっつったかオマエ。昔に心臓をスライスして焼き肉風にして食ったことがあるんだが……かなりイケるっつーか、こっちの方が好きかもな」

神威「まあ……!!」

提督「ザ・肉っていうか、歯ごたえがゴリッていうかゴリュッていうか……肉汁滴っててかなりウマいぞこれ?」ガプッ、ゴリュッ

曙「ウッソだろおまえ……」

提督「ヒンナヒンナ。でもちょっと味の変化にコショウつけて喰いたいね。わさび醤油とか香草ベースの辛タレや、味噌だれもいいかも」ガツガツ

天龍(意外とウマそうに見えてきた……いや、ウマいんじゃないか、あれ?)ゴクリ


 提督はイケる口ですね。やっぱり先入観で接するなんてそんなことですね。良い人みたいです。

 でもみんなには不評そう……熊もウサギもカワウソもお嫌いだったのでしょうか。


【after】

提督「ごっそーさん」

神威「はい! お粗末様でした!」

提督「堪能した矢先にダメ出しするが、じゃがポックルとか買って来いよせめて……野生動物を仕留めて即解体ショーで艦隊デビューとか、俺の鎮守府を恐怖支配しに来やがったのか? 罰としてその立派なノーブラのチチタプ食わせろ」

神威「チタタプですし、そもそも神威の乳は食べ物じゃないです」

提督「んじゃ、お近づきのしるしに――――俺と一緒にホパラタしないか?」

神威「え? 今からですか? あんなことしなくても熊ぐらい素手で一撃ですけど」

提督「まぁそう言わず。俺のホパラタ超スゴいよ。熊が泡吹いて死ぬ」

神威「そこまで仰るなら……では行きましょう」

曙「え? えー!? あ……行っちゃった…………ねえ、ホパラタってなに? アイヌの単語っぽいけど、誰か意味知らない?」

球磨「ホ(陰部)パラ(拡げ)タ(打つ)。そのまんまだクマ。男ならち○こさらけ出して着物パタパタさせて、女なら後ろ向きに裾をまくってパタパタしてあそこを敵に見せつけるんだクマ」

曙「なんの呪いよそれは(そして何故知ってるの球磨さん……?)」

球磨「実際呪いだクマ――――アイヌって民族は、性器に絶大な魔力が宿ってると信じてるんだク……ん?」

曙「そっか……色んな民族がい…………ん? 魔力?」

曙・球磨「「…………あっ(察し)」」


 曙と球磨が察した頃、所変わってここは山。

 やあ、ナレーションさんだよ。ナレーションするよ。なんで神威視点じゃなくなったって? 君は実に馬鹿だな。


神威「ゃあっ、そんっなっ♥」

提督(やっぱこのオッパイスゲー。この弾力、柔さ、張り……最高かよ)


 神威にそんな余裕がなくなったからに決まってるだろ。

 神威は見た。山に入って程なく、目当ての獲物と遭遇したのだ。北の大地に住まうキムンカムイに勝るとも劣らぬ大物。激戦の予感を感じ、一人臨戦態勢に入る神威だったが、まるで散歩にでも出かけるかのような足取りで、提督は熊へと歩み寄っていく。

 絶句する神威、威嚇する熊――――しかし提督は一切臆することなくズボンのジッパーを下げて、それを露わにした。


提督「ピリカノ・ヌカル(とくと見るがよい)」

熊「ぐまぁッ」

神威「!?」


 ジーッ、ブルンッ―――熊は即死した、スイーツ。

 提督は呆気にとられる神威に向き直り、そのそそり立つ穢れたバベルを突き出す。


提督「しゃぶれ……」

神威「な、なに、を……?」

提督「目の前に……あるだろう……? お前の神が」

神威「な、な、な……(何言ってるのこの人……!? で、でも、なんで目が離せないの、私……!?)」


 胸の強烈な高鳴りは、宣言通り熊を即死させたホパラタへの驚愕か、あるいは確かな神秘を備えた提督のに畏怖してのことか―――いいえ、発情です。夢も希望もありゃしねえ。


神威「ぁ、あああああっ♥ て、提督のぉっ♥ チエッ♥ しゅごいっ♥ しゅごぃひぃいいいいいいいっ♥」


 かくして強制おしゃぶりの後、貴重な神威の希少な処女は儚くも散っていったのである。


神威(イレスカムイのようなひと……♥)


 上の口でも下の口でも白濁液を滴らせ、微睡む様に快楽に沈んでいく神威。マジカルチ○ポを神の如く崇拝する神威教の始まりは、本日この場より始まった。

【完】


※前置きの ほうが 長い

 こんなこともあろうかと、アシリパさんとヒンナヒンナ(意味深)するために勉強しておいたが、意外なところで役に立つなァ(大嘘)

 期待していた神威がアイヌ語話さないわ「かもかも」言わないわでがっかりしたので那珂ちゃんのファンやめます

※あたしはフツーと言い張る時津風をフツーに夜戦で即堕ちするとして、次の即堕ちを先に決めよう

 余裕があれば舞風編の導入部分と演習部分と、あと初春型コンプを投下したいところ

 >>63-65

※潮はマジカルマ○コ持ちで本当に魔性となって草も生えない
 川内は陵辱ね


【19を即堕ち時に引いた場合】

 19を引いた艦娘が本編で選ばれると、マジカルマ○コを最初から有している上で、選択された際のレス末尾によって特典が発生します。

 『駆逐艦・潮』の場合、以下の通り。


【0,2,4,6,8】これが……これが淫乱化改装……って……えっ(マジカル末尾)・・・潮がマジカルアナルとマジカルフェラとマジカル手コキを習得。

 基本的に描写がエロ重視になって、潮とのえっち時はナレーションさんが魔性に呑まれてエロ実況特化するか「こんな卑猥な奴らと一緒にいられるか!」ってな具合にどっか行く。


【1】仲間を傷つけるのはだめです!(異能強化末尾・潮特殊)・・・獣の槍に選ばれた斬魔駆逐艦・潮となり属性マシマシ+マジカルマ○コAct2を習得。

 大破しても時間経過で体力自動回復、全ステータスの上限が解放される才能限界突破、練度上昇促進。影分身覚えたらもう手に負えない。

 鬼・姫級に対する即死効果というクッソチート。普段受け身の潮だが獣の槍を使いすぎると帰投後に「けもの」になり、提督に逆レイプを仕掛けるようになる。陸奥とは絶対混ぜんな危険。


【3】あのぅ……新しい艦が……そのぅ……(マジカル感染末尾)・・・追加安価。【本編で未選択】の安価対象。再び本編で安価した際に選ぶとマジカルマ○コが付与される。

 既にマジカルマ○コを持っている子に重複するとマジカルアナル+マジカルフェラ+マジカル手コキを習得。


【5】あっ、お友達がいっぱい……うれしい……えへへ(複数プレイ末尾)・・・潮の場合、第七駆逐隊(朧・曙・漣)が着任する。

 処女喪失後に5Pプレイを本編で。本当の(竿)姉妹となる。第七駆逐隊の練度上昇+提督好感度上昇極大。


【7】てぃーとく、とってもすごい艦娘が、できたみたいです! (マジカル譲渡末尾)・・・追加安価。【本編で選択済み】の安価対象にマジカルマ○コが付与される。

 現時点では五月雨・秋月・響・阿武隈・千代田・朝潮・舞風・イムヤ・熊野・五十鈴のいずれかがマジカルマ○コに!

 その安価で潮・谷風を選ぶとマジカルマ○コAct2へ進化。


【9】海で拾ったんですけど、たぶん……てぃーとくへのお手紙、かなって……(ある意味地雷)・・・潮が『別時空提督召喚プログラム』を拾ってくる。潮ォオオオそいつを捨てろォォォオオ

 召喚する相手にもよるが、概ね「戦う(能力を2~3つ奪うか奪われるか)」か「仲魔にする(チ○ポ借りてNTRプレイとか)」か「能力をカツアゲする(能力を1つ奪う)」か選べる。本編でのお楽しみ。


【ゾロ目】末尾数値(0~9)判定し上記のボーナス効果が増幅したりプラスアルファだったりのお楽しみ。

時津風の扱いが適当すぎて笑った

>>72-73
 答え合わせの時間だ

【本日の即堕ち二コマ艦娘~時津風~】

【before】


 ここは陽炎型姉妹が住まう駆逐艦寮の、陽炎型姉妹に割り振られた大部屋―――だった。かつてはね。今は、


時津風「―――広くなり申したな」

初風「…………」


 今や時津風と初風を除く全員が個人部屋に移った。

 非処女と化した陽炎型の駆逐艦娘の超淫蕩で超卑猥な空気に耐えきれず、陽炎型処女たちは部屋を逃げるように出て行った。

 非処女たちも空気を読んだのか、あるいは提督を連れ込んでしっぽりぬちょぬちょヤるためか―――きっと後者だ―――各々が一人部屋に住まいを移していった。

 残ったのは時津風と初風の持ち物と、姉妹会議で用いる円卓のみ。

 時津風はどっかの特務機関の司令よろしく机に肘をつき、組んだ指先の下に鼻を据えるポーズを取って、恐ろしく暗い表情で思案に耽っている。

 その背後で、何と声をかけていいのか分からぬと言った表情で、冬月てんてーの如く佇むのは初風だった。


時津風「フツーって………なんだ?」

初風「」


 時津風の『普通』はゲシュタルト崩壊を起こしかけていた。

 別に時津風は『普通』でありたかったわけではない。だが時津風は自分のことを『普通』だと思っていた。信じていた。疑う余地もなかったのだ。

 しかし半数以上が非処女となり、


萩風『司令のチ○ポいいよね』

嵐『いい……』


 などと言った同調圧力にさらされていた先日から、時津風はそればかりを自問自答する。


時津風「ねえ、初風……あたし、フツーだよね? フツー……ちょっと真面目に考えてみてくれない? マジでマジで」

初風「え? えっと…………」


 初風はその言葉に、顎に手を当てて考えを巡らせ始めた。

 艦種は駆逐艦―――普通だ。工作艦でも揚陸艦でも潜水母艦でも海外艦でも、まして鬼畜メガネでもない。

 陽炎型の10番艦―――普通だ。19人いる姉妹で丁度真ん中あたりである。

 レアリティはスーパーレア―――普通だ。7段階のレアリティで4番目という普通さ。


初風「!?」


 このあたりで、初風も嫌な予感を感じた。だが、考えはどんどんと加速していき止まらない。

 性能――――普通だ。Wikiにすら「意外にも能力値には特筆すべき特徴が余りない」とか書かれているのである。いじめかよ。

 容姿――――普通だ。そもそも美少女揃いの艦娘の中で、普通に美少女である。これはしゃーない。

 スタイル――――普通だ。特に発育が良いわけでもないが悪いわけでもない。やや腰回りから尻にかけて『まろ味』があるというぐらいで普通の範疇だ。

 ドロップ率――――普通だ。時津風はウチの艦隊にいない? それは幻覚だ。モルダー、貴方疲れているのよ。



初風(い、言われてみると恐ろしく普通だあッッッ!!)



 初風は気づいてはいけないその真実に、とうとう辿り着いてしまった――――なんせ初風はツチノコ呼ばわりされるほどの【普通ではない子】なのだ。

 




時津風「フツーだよね? あたしフツーだよねえ? かげろー型の半数がしれーにあひんあひんされてて、まだ手を出されてないけど、あたしフツーだよね?」

初風「ッ!?」


 何と答えるべきか、初風は迷った。『普通』と答えるべきか。何処もおかしいことなどないのだと。処女であることは普通なのだというべきか。

 『普通ではない』と答えるべきか。その上で、普通じゃないというのは変という意味じゃなくて、むしろ良い意味で、といったフォローを入れるべきか。

 そもそも時津風はどちらでいたいのだろうか?

 普通でいたいのか、いたくないのか。

 それが初風には分からない―――――時津風の問いを聞けば、それこそ『普通に』考えれば『普通』と答えるのが正しいように思える。だがそれが本当に正しいのか分からない。


時津風「………何も言ってくれないんだね、初風」


 乾いた笑みを浮かべた時津風は立ち上がると、ふらふらとした足取りで部屋の出口へと向かって行く。


初風「!?」


 このまま行かせてはならない――――そう思った初風は、更に思考を加速させる。

 普通か。

 普通ではないのか。

 どちらを言うのが正解なのか。

 時津風がドアノブに手をかけた、まさにその時だった。



初風「ふ、普通、よ…………」



 逡巡する思考を堂々巡りさせた初風は、搾る様にそれだけを告げた。

 恐る恐る視線を上げて、時津風の様子をうかがう。

 時津風はゆっくりと振り返り、


時津風「そっかぁ……時津風、フツーなんだぁ。うれしいなぁ……うれしいうれしい」

初風「と、時津風……!!」


 時津風はほほ笑んだ。その表情に、初風もまたホッと息をついて口角を上げる。

 初風は提督に秘かに恋焦がれていたが、最近の乱痴気騒ぎで愛憎入り混じった憎悪を燃やしていた。

 そんな彼女が正気に戻ったのは、思考の迷宮に囚われ惑い、俯き落ち込む時津風の姿があったからだ。

 親友であり、同時に大切な妹でもある時津風―――その彼女が浮かべた笑みに、初風は頬をほころばせて、二人で笑い合う。










時津風「じゃあ、今から時津風、しれぇのところに行ってくるね――――――『フツー』に処女膜ブチ破られて、『フツー』にアヘッてくるね!」

初風「」


 そして初風は――――選択を誤ったことを、悟った。

【after】

提督「――――入れるよ」

時津風「ぅ、んっ……んっ、んんぅうう♥」


 ベッドに四つん這いになった時津風は、こうして処女を散らした。

 幼い容姿に小柄な体躯をした時津風は、意外なほどにボリューミーな尻を持っていた。

 その尻を揉みしだかれながら、背後から巨魁に突き上げられるたびに、時津風は背筋を逸らして嬌声を上げる。

 腰が打ち付けられるたびに波打つようにたぷんと揺れる尻、白い背中に浮かぶ汗は熱く、官能の悦びに満ちていた。

 提督の腰の動きに合わせて、くねくねと腰を振る時津風の表情はとろけ切っている。実に心地良さげに涎を垂らしていた。

 粘り気のある湿潤に満ちた膣を懸命に締め付け、肉棒に膣襞を絡みつけながら、時津風は問う。


時津風「ね、ねぇっ♥ し、しれーっ、しれぇっ♥」

提督「何?」

時津風「と、時津風のっ、ナカっ♥ ど、どう? き、きもちー?」

提督「うーん………」

時津風「ぅ……ゎう」


 押し黙る提督に不安を覚えたのか、シュンとする子犬のように頭を垂れる時津風に、提督は思いついたように笑みを浮かべ、


提督「――――――フツーだな。フツーに名器。締め付けも襞の数も絡みつきもフツーに極上。フツーにきもちいいよー」

時津風「ふっ、フツーなんだっ♥ そっか、あはははっ♥ そっかぁ♥ やったぁ♥」


 フツーっていうのやめろォ! なんか超物哀しくなってきた! フツーに名器ってなんなんだよそれェ!?

 時津風の膣形状は締め付けが適度で襞が異常ではない程度の長さで、量はちょっぴり多めで、絡みつき具合についても極めて名器なんだよォ!

 そもそも名器なんてのは男側の感じ方一つであり、襞系の絡みつき具合を良いという男もいれば、ぎゅうぎゅうの締め付けを良いという男もいるのだ。

 そういう意味では時津風はどっちにも対応できるいわば万人向けの名器であるから――――あれ?



 フツーって……なんだ?



提督(説明しよう。神の目線にして絶対の平等者たるナレーションと言えど、この即堕ち時空の異常性に脳味噌をやられてくると『フツー』という定義を見失っていくのだ)


 ……うん、そうだな。フツーだよな。フツーフツー。フツーっていいよね。


時津風「ときつかじぇもっ♥ ふ、フツーにっ♥ き、きもちーよっ♥ ふ、ふつーに、ふつーにっ……♥」


 そうだね。マジカルチ○ポって気持ちいいもんね。こんなの入れられちゃったらフツーにアヘるよね。うんフツーだ。フツーフツー。


時津風「ふつーにっ、アヘるからっ♥ い、イッちゃうからぁっ♥ あはっ、あはははっ、あはは……♥」

提督「ははは、時津風は可愛いなぁ―――――じゃあフツーに膣内射精するね?」

時津風「っ………み、みんなも、そうなんだよ、ね?」

提督「ん?」

時津風「み、みんなに、出したんだよ、ねっ♥ フツーだよね、それって、フツーだよねっ♥」

提督「――――もちろんさぁ。フツーフツー。あ、イく」

時津風「ふぅぁああああっ♥ わぅっ♥ わふぅっ♥ んぁ…………♥」


 かくしてフツーに膣内射精キメられたフツーの時津風はフツーにアクメ決めてフツーにアヘ顔さらしてフツーにダブルピースしてフツーに精液股間から滴らせながら寮に戻り、フツーに非処女艦娘達と同様にフツーの個人部屋にフツーに引越ししたのである。


【完】

※書いてて頭おかしくなるかと思ったが、>>1はフツーだよ。フツーだから。フツーフツー。

 他のSS作者さんたち? 変わってるよねー? >>1? >>1は……フツーじゃん?

初風が>>76で選択を誤らなかったらどんな姫初めになったんかな?

>>82
どっちも間違い。回答は二択しかないと錯覚した初風の落ち度という救いのない話である

『良い意味で普通じゃない』と答えた場合、こうなる↓


 時津風がそんな初風の説明に「ほうほうふむふむ」と納得した直後のことだった。


提督「颯爽登場! マジカルチ○ポ提督!」

時津風「!?」

初風「!?」

提督「フツーじゃないぐらい美しい駆逐艦だ! 俺の寵愛を受ける刺客は十分ある!」

時津風「ふ、ふぇっ……♥」


 こんな感じで最後のガラスをブチ破って登場したユダ様風味の提督に時津風は拉致られ、ベッドでズブリ。


時津風「あたしはフツーじゃないんだから、しれーのチ○ポに感じてなんか……♥」

提督「でも、気持ちいいんでしょう?(小テレフォンショッピング感)」

時津風「う、うぅー、ぅー……♥」

提督「逆に考えるんだ時津風。フツーってことはフツーじゃん? これで非処女になってフツーじゃん? お姉ちゃんや妹らの仲間じゃん?」

時津風「……! そっかぁ! 時津風はフツー! んぁっ♥ しれー、あったまいい!」

提督「はははそうだろうそうだろう。頭もいいがチ○ポもいいだろう」

時津風「ぅ、うんっ♥ しれーはとっても頭とチ○ポのいいおかたっ……♥」


 っていうウルトラ頭の悪い展開になっていただけ。このチ○ポでイチコロというわけよ。


 初風は『時津風は時津風』と答えるべきだった。


【本編幕間(と言う名の舞風編・前哨戦):六人揃った】


五月雨「ので――――全員の膣の具合を確かめましょう」

響「なにが「ので」だ? いきなりブッ込んでくるね、五月雨」

秋月「な、な、な、何がっ、何がどうしてそういう話になるんですっ!?」

阿武隈「えっと……言葉を選んで言うけど……五月雨ちゃんってひょっとして頭おかしいの?」

千代田「阿武隈は今更そう思うの? 私の時は最初からブッ飛んでたんだけどね」

朝潮「???」

五月雨「まあ、聞いてください。私にいい考えがあります」

響「どんな愚策だい? 言うだけ言ってみてくれ」

五月雨「ひどい!? …………さておき、これから鎮守府にはどんどん艦娘が増えていくわけです」

響「そうだね。私たちがそう仕向け―――――ああ、そういうことか」

秋月「え? もう理解したんですか!? 私には全然わからないんですが!」


 これは秋月の察しが悪いというわけではなく、響の頭の良さの方がシャレになっていないのである。流石の理解力であった。


響「共犯者として、互いの武器を知っておかないと――――ということだよ。司令官の反応も合わせて知っておきたいな」

朝潮「―――――朝潮にも分かりました! より司令官に可愛がっていただくために、戦術共有ということですね!」

千代田「あ、あー……そういうこと……?」

五月雨「そう、それです!」

秋月「な、な……な……」

響「やれやれ……まあ、愚策と言う程でもないが、君も少し言葉を選ぶべきだと思うよ、五月雨」


 響は呆れた表情で深く吐息を吐きつつ、内心ではまるで別のことを考えていた。


響(前置きで――――六人揃ったから、と五月雨は言っていたな。成程、確かにこの時がいい。侮れないな)


 この六人がこれから艦隊の最古参として動いていく。

 軽空母一隻、軽巡一隻、駆逐艦四隻という編成。

 艦種だけを聞けば、火力にやや不安が残るところである。日々練度を上げていく彼女たちは、既に己が艦種としてのスペックを一部上回っている者もいた。


 だが、それはあくまでも現時点だ。

 戦艦や正規空母が加わればどうなるだろうか?


 つまり、この主力メンバーは今後、どうとでもメンバーが変わっていく可能性がある。


響(それ故に……それを正直に言ったのが素晴らしいよ、五月雨。君は信用、いや、信頼できる。私の信頼を勝ち取った。初期艦とはそんな腹芸も仕込まれるのか?)


 だからこそ、響は五月雨の発言を重く見た。先を読めば読むほど、これは重要になっていくだろうという確信を得たのだ。


響(阿武隈さんと千代田も少し引っかかっているようだが、すぐに気づくだろう。秋月は実直過ぎて恐らく分かっていない。朝潮は……そもそもそんなジャンルじゃないか)


 何気にセメント発言の響の内心であるが、それはそれで好ましいと感じるのもまた本心である。


響(これから艦娘は増えていくだろう。劇的に増えていく。だが、その中に相容れぬ者がいることもある。これは避けられない。組織というのはそういうものだ)


 何もかも仲良しこよしでやっていけるわけではない。向かう方向は同じでも、必ず思想や手段の違いというものが出てくる。

 軍という体質を考えれば、それはおのずと見えてくる。提督という頭を据えればそれがまとまるかと言えば、もちろん違う。

 ましてこのマジカルチ○ポ鎮守府の提督は元一般人、軍人としては素人である。

 必然的に艦隊指揮や運用などは、初期艦たる五月雨に頼らざるを得ない。

 つまり、軍人としては素人なのだ。これから艦娘が増えて艦隊指揮を行う上で、必ずそこに五月雨や響、そしてこの場の他の四名らの指図が入り込む。

 艦娘達を平等に運用しようとしたところで、必ず不満は出てくる。


 ――――訓練の質や量。出撃の頻度。休暇。福利厚生。そこに差があると思うものは、必ず出てくる。組織とはそういうものだ。

 待遇が違うと感じる。

 隣の芝生は青く見えると言う。そしてしばふは芋く見える。誰だそんなこと言ったの。


 さておき、それは不満となる。目に見えずとも溜まっていき、いずれは噴出する。

 それは誰に向かう? 多かれ少なかれ提督にも向かうだろう。そして、この場の六名には必ず向かう。


響(私たちよりも遥かに優れた艦娘が現れることもあるだろう。だが、それが一概に司令官の安全に繋がるとは限らない)


 響の提督の安全に対する懸念は以前にも語った通りだ。

 むやみに己の力を誇示しようとする者も出てくる。それは今の鎮守府にとっては害以外の何物でもない。

 だが、それが五月雨たちより弱いならばいい。弱いうちはいいのだ。しかし、


響(そんな艦娘が、提督に寵愛を受けるようになったら――――これは拙い)


 五月雨らと立場が逆転し、鎮守府の運営に指図できる程の力を得てしまったならば――――どうなる?

 その時に強くなっていればいい。大本営ですら口出しできないほどに強ければいい。

 そうならなかったときが、拙すぎるのだ。

 だからこそ、響は五月雨の提案をすんなり受け入れ、むしろ感心した。


響(少なくともこの場にいる人達を、私は信頼している)


 提督の持つ異能、マジカルチ〇ポ。その危険性、今後起こりうる事態、そしてそれらに如何にして対処するか、安全のためにどうするべきか。


響「―――――みんな、改めて話がある。今の五月雨の提案についてだが……」


 その後、六人で深く話し合った。

 今後着任する艦娘にも同様に話をしていけばいい……などという単純な問題ではないのだ。


 「だったらどんどん出撃を増やして強くなればいい」とか。

 「これ以上艦娘を増やさないで行こう」とか。

 「提督に抱かれるのは限られた者だけにしよう」とか。


 艦娘が増えて行けば、どんどんそんな意見が出てくるだろう。

 最悪なのが、千代田の時に起こりかけた事態――――真実を知った上で、他の鎮守府に異動を希望される。現状ではこれが一番まずい。

 中には大本営に報告すべきだ、などという輩もいるかもしれない。提督のマジカルチ○ポを嵌められたらそんな発想は起こらなくなるが、そうなる前にそうされたら最悪である。


響「――――大淀と明石と間宮と伊良湖は、しばらく提督に抱かせないようにしよう」

五月雨「大淀さんの司令部や明石さんの工作艦としての技量、間宮さん伊良湖さんが、どんなふうに成長するのかも確認したいですが……致し方ないですか」

千代田「そうね。でも、何かの拍子で提督がズブリと犯っちゃう可能性はあるわよ?」

朝潮「それは私と秋月が引き受けます! 提督の貞操は、この朝潮が最後まで守り抜く覚悟です!!」

秋月「…………」


 凄く何か言いたそうなんだけど何とも言えない表情で朝潮の方向に手を伸ばしかけて引っこめる秋月であった。


響「うん。よろしく」

五月雨「よろしこ」シュッシュ

千代田「その卑猥な手つきやめなさい五月雨」

阿武隈(安心なんだけど不安しかないっていう、この矛盾に満ちた内心はなんだろうねー)


 阿武隈の懸念も最もであった。あくまでもその場しのぎでしかなく、先を見据えて立ち振る舞うにもリスクが伴う。

 ハッキリ言ってしまえば、提督とズコバコしてるだけで強くなるのだが、それ自体がリスクとなってきているのだ。

 千代田の時には未然に防げたそれが、今度は防げない可能性すら出てきている。


 ―――先日、マジカルチ○ポ鎮守府には憲兵が着任してしまった。これが面倒であった。


千代田「しかも糞真面目そうなのがね……提督とは今のところ友好的だけど、いずれ勘付いて決裂するのが目に見えてる」

阿武隈「有難いんだけど有難くないですよね……この状況だと。せめて、せめて後一ヶ月……ううん、二週間でも後に来てくれてれば……!!」

秋月「どうなんです?」

五月雨「流石にそれは…………私だってあれこれ手を回して理由つけて、なんとか昨日着任に抑えたんですよう……」

響「いや、五月雨はよくやってくれたよ。これ以上を望むのは贅沢だ」

朝潮(むずかしいおはなし! あさしお! にがてです!! もっとべんきょうします!)


 やや大潮化した朝潮はさておくとして、所謂ブラック鎮守府の横行を防ぐため、憲兵は必ず世界各地の鎮守府に着任している。

 憲兵は艦娘らの規律を見張る役目もあるが、艦娘達からの訴えを聞くことも職務に含まれる。

 その訴えが正当なものであると判断した上で、提督に明らかなる非があるという条件が揃えば、提督がいかなる者であろうとも本来の階級を越えた権能を行使できる。

 艦娘の異動希望などがそれだ。艦娘が己の意志でそれを希望したならば、提督は断ることができない。潜水艦に対するオリョクルが横行していた時期に定められた規律だ。

 艦娘の人権が改善の傾向にある現状、提督は無論、憲兵自身すらそれを無視することはできない。

 こうして向かう方向が同じでも、手段や思想が異なる個の集まり――――派閥が出来上がる。

 既に響たちはそのことを話し合い、所謂ハーレム路線に舵を取ることを決めている。

 ただし、あくまでも自分たちが一番寵愛を受ける側としての前提から成り立つものだ。

 仮にそれが崩れたとしても、新たに寵愛を受けるものが自分たちの思想を引き継いでくれていたならばそれで良い。

 全ては、提督の安全のために、だ。

 それが確保されていると確信を得たならば、方針そのものが変わる可能性すらある。それは響も五月雨も、誰も否定しない。


響「だが、今は駄目だ。私たちはまだ弱い!」

五月雨「力をつけるときでしょうね。個々の力も! 艦隊としての力も! 手も足りない!」

千代田「私としてもノウハウが足りないわ。フツーの鎮守府じゃ、最初の軽空母が千歳型なんてありえないからね……先輩がいないってのはキツい。鳳翔さんや龍驤、鳳姉妹は凄いよホントに。艦載機運用は、実践を通じてモノにしなきゃ」

阿武隈「ここには長らく秘書艦を務めたとか、前線で旗艦を務めたとか、そんな実績を持つ者がいませんからね」

朝潮「実績はこれから積み上げていきましょう! 誰だって、最初の練度は1なんですから!」

秋月「(ツッコミを入れたい)……前途多難ですね。対空訓練に、もっと力を入れなければ……千代田さんとの連携はもちろん、水雷戦隊としての鍛錬も」


 軍艦として在った頃であれば、特に阿武隈がそうだろうが、艦娘として顕現している現在は違う。


 ならばこそ、彼女たちに必要なのは――――。


響「他所の鎮守府を相手に―――――演習を組もう。学ばせてもらうと同時に、私たちも試すんだ。色々とね」



 響の言葉に、五人の艦娘達は頷いた。ひとまずの方針は決定した。

 故に――――。



五月雨「行きましょう」

響「……ぅん、行こうか」

秋月「い、行きます」

阿武隈「う、うん。い……行きましょ」

千代田「ッ……行くわ」

朝潮「行きます!」








六人(――――提督(司令官)に膣内の具合を比べて貰いに……!!)



 演習を組むのはまず連絡を入れて返事待ち。その間に彼女らは、自分たちの武器を提督と言う何にも勝る測定器を相手に試しに行く……否、イくのだ。

 そういうことになった。

 響と千代田は羞恥のためか、やや耳が赤い。朝潮は平常運行。五月雨はいつだって発情している。

 秋月と阿武隈は顔面赤疲労状態であった。

 なぁに、すぐに赤絶頂状態になり、提督の野生は赤信号になるという寸法よ。


………
……


 そんなわけでやってきました執務室。

 提督は五月雨たちの申し出を快諾し、最寄りの別の鎮守府に演習の申し入れを行った。

 響から手渡された艦隊のメンバー資料を暗号通信で送付した上で、現在は返事待ちである。


五月雨「というわけで、提督のチ〇ポの先に、超小型の特殊カメラを取り付けさせていただきました」

響「明石が一晩で作ってくれたよ」

提督「」


 何がというわけでかはさておき、なんか言えよバァカ。

 「通信終えた直後にいきなりズボンごとパンツおろされて意味分かんねえ」って顔してんじゃないよ。あと明石に特別賞与くれてやれ。今頃泣いてるから。


提督「意味分かんねえ!?」

秋月「て、提督は、わからなくて、いいです……お、おち、オチ〇、チン……立てて、下されば」


 細い前髪で隠れた目元の下を真っ赤にした秋月が、しゅる、と音を立てて服を脱いでいく。

 ボタンをはずそうとする秋月の震えた指先はまるで意図せずゆっくりとした動作となり、それは男にとって程よい焦らし効果を生み出し、視覚的な暴力となった。

 後の『絶対提督の理性殺すマン(コ)』秋月の凄まじさよ。

 台詞の破壊力も相まって、提督の理性のライフゲージが一瞬で八割ほど消し飛んだ。


提督「がる……ま、待て!!」

阿武隈「そ、そうよ。待って!」

提督「あ、阿武隈……!!」

千代田「まず提督を拘束しなきゃ」

阿武隈「そうですぅ! あと提督に目隠し目隠しぃ!!」

提督「」


 絶望は希望を見出した次の瞬間を狙って横殴りしてくる。そういう最悪の性格をしたヤツである。


千代田「緊――――」

提督「んなッ!?」


 かくして千代田の艤装の一部――――糸が伸び、提督の四肢を拘束していく。直径0.3ナノメートルにも満たない極細のカーボンナノチューブである。


千代田「――――縛」

提督「」


 あっという間に提督の四肢はベッドに大の字になる体勢で拘束された。

 当然全力で締めあげれば人体など容易に【英国の王立国教騎士団・ゴミ処理係のお仕事】のため、拘束する程度にとどめている。


朝潮「そ、それでは司令官! 失礼して――――目隠しさせていただきます!」

提督「」


 そして提督の上に跨った朝潮が、紅葉のような小さな手で提督の目元にアイマスク状の目隠しを付けた。

 一仕事やり終えたって顔でドヤ顔する朝潮だったが、残念なことにその可愛らしいお顔は提督には見えていない。奴が今見ているのは底なしの闇であり、頭の中はそれに反して真っ白けだ。

 そんな提督の思考の中に、ふっと浮かぶ疑問があった。


提督(俺、ひょっとしてこれからレイプされんの?)


 わかってんじゃねーかwwwww



 かくして、そういうこととなった。



……
………


………
……



 で。


響「言い出しっぺの法則を御存知かな?」

五月雨「ま、学びましたね響ちゃん……! 着任当初はおトイレの仕方もしらなかったのに」

響「それ以上、私の黒歴史を口にしたらシベリア送りだ。あまり私を怒らせない方がいい」

五月雨「ッ……さ、さーて! ま、まあ提督に一番乗りの一番搾りは望むところなんですけどね!」

阿武隈「じゃ、じゃあ五月雨ちゃんからね?」

響「ああ――――と、言いたいところなんだが」

秋月「ええ」


 響と秋月のアイコンタクト――――0.3秒後、拘束された艦娘がいた。



阿武隈「ふえっ?」



 阿武隈であった。


響「やあ……先日、千代田の時はどうも……」

秋月「大変……お世話になりまして……」


 覚えておいでだろうか――――提督と千代田が致していた時、部屋の外で暴走したとある第一水雷戦隊旗艦のことを。

 あの戦いで、結局のところ響と秋月は大破敗北した。

 勝利した阿武隈はそのままの勢いで提督のところへ駆け込み――――ちゃっかり意識取り戻して提督と騎乗位あひんあひんしていた五月雨を突き飛ばし――――合体した。ンンンンンッ!! なお千代田は既にグロッキー状態で朝まで横でぐっすりだった。

 そして響と秋月は、一晩を入渠で過ごすことになった。

 二人とも根に持つタイプであった。つまりはそういうことだ。


阿武隈「エッ、ヤダッ、アタシカラッ!? イ、イヤナンデスケドッ!?」


 一番手は阿武隈に決定した。そもそも拒否権などないし、順番が異なるだけで結果は同じである。



……
………


………
……



阿武隈「ん、く………ふゃっ♥」


 天高く貫けとばかりに屹立した男根が、阿武隈のしとどに濡れそぼった女性器へと侵入していく。

 ぐりゅ、と膣壁を擦りながらずるずると男根は飲み込まれていき、


響「スゴいな……司令官のち〇ちん。まさか阿武隈が近づいた途端に、サイズが変わるとはね」

五月雨「一瞬で20.5cmクラスになりましたね……ちゃんと目隠し、できてます?」

朝潮「間違いなく! 司令官はやはり達人だったのですね……近づく相手に応じて、最も対処に適う獲物を精製するとは……!!」

千代田(改めて考えるとすっさまじいわね)

秋月「ッ………は、はぁっ、はぁっ……」


 相変わらず考え方が香ばしいが、実に的を得た意見の朝潮ちゃんであった。


響「提督のち〇ちんもスゴいが、阿武隈もスゴい……深い、な。これは驚いた。膣とは収縮するものだと知識でも実体験でも知ってはいるが、ここまで個人差があるものか……?」

千代田「………えっ、嘘でしょ? 阿武隈のここ、千代田のより深くない? うわあ、全然届かない」

朝潮「阿武隈さんの膣、司令官の20.5cm砲を全てのみ込んでしまいました!!」

秋月「う、う、うぁ…………(す、すご、い……あ、あんなに、深く)」

五月雨「20cm以上ってことは……え、阿武隈さんのおへそのところまで入ってますよねこれ!?」

千代田「お、奥の方、どうなってるのこれ? カ、カメラ! カメラ映像、モニタに映して、五月雨! あんたが昨日作ってもらったんでしょ?」

五月雨「あ、はい! 使い方は簡単です。このカメラで撮影すると、こちらのタブレット式モニタに映像が映し出されて―――――どんな具合でどんな動きをするのかを映像化及び文章化してくれるという仕組みです」

響「凄くないかそれ……? な、なんにしても今回はその機能を使おう」

五月雨「ランク付けもしてくれるらしいよ」

阿武隈「ふぁあ!? な、なぁに、ランク付けってぇ!?」

五月雨「女性器の名器の定義って、男性側の好みもあるらしいんですが、いわゆる万人受けする観点からのランク付けですね。ランクが高いほど多くの男性側をメロメロにするというか」

阿武隈「こっ、公開羞恥プレイッ、んっ♥ な、なんですけどッ!? そ、そんなのいらないよぅ! 提督に、その……気に入ってもらえれば、それで、んっ……イイ、しっ♥」

響「だね、安心して欲しい、その機能はオフにしよう。それと更に安心して欲しい――――膣奥部分はともかく、指の届く浅い部分は、私たちの指で各々が感想を述べてあげるよ」

阿武隈「何一つ安心できる要素無いんですけどぉッ!?」


 お好きでございましょう? 阿武隈ちゃん(ゲス顔)


 そうして一度提督のチ〇ポを引き抜いた後、阿武隈の女性器に次々指を突っ込んでいく五月雨たちである。

 これも疑似的な輪姦だと言い張る勇気は、まだナレーションにはない。


響「膣口の締め付けは、うん……かなりキツいね……ぐいぐい締め付けてくる感じだ。これはいわゆる早漏には辛いだろうね(我慢できない意味で)」

五月雨「でも柔軟性すごいですよ? ほら、こんなに広がる――――くぱっと」

阿武隈「ふゃあああっ、やぁめぇてぇええええ……んぁっ♥」

秋月「わ、わぁ、わぁ……!? ひ、人の膣内、初めて見ちゃった……!(あ、あんなにイヤらしく、ヒクついて……)」

千代田「指の届く範囲まで入れてみよっかな、と……わ、絡みついてきた。うねうねしてるけどこれ……阿武隈、自分で動かしてる?」

阿武隈「な、なにもっ、してません、よぉっ……か、勝手に、動いてるんだと、お、おもいまひゅっ……ふぁっ、ふああああっ♥」

朝潮「(か、可愛らしいお声……)な、なるほど、このような………むむっ!? お腹側の膣壁が、とてもザラザラした感触ですね」

響「千代田の感触はミミズ千匹、というやつだろう。朝潮のザラザラした感じは、カズノコ天井だろうか? 指の届く範囲だとGスポットかも……」

五月雨「なんにしてもいわゆる名器なんでしょうね……あ、録画したカメラで見ると、カズノコ状の膣襞が真ん中から奥まで続いてますよ。これは凄い」

朝潮「響! 先ほどから貴女達が言う『めいき』? というのはなんのことでしょう?」

五月雨「男の人が特に気持ちいいって思う膣の事だよ」

朝潮「そうなのですか、それは羨ましいです、阿武隈さん!」

阿武隈「この状況だと全然嬉しくないぃ……!!」

響「司令官に言われたとしたら?」

阿武隈「え、あ、そ、それは、そのぅ………」


響(既に言われたな)

五月雨(既に言われたんですね)

千代田(既に言われたのね)

秋月(あ、褒められたんですね)

朝潮(既に司令官からお褒めの言葉を頂いたようですね)


 バレバレであった。


響「ムッ……モニターの膣圧計を見てみたら、ちょうど膣の中間あたりで、ひときわ締め付けが強い部分があるぞ」

五月雨「しかも膣襞は奥の奥までびっしりカズノコ状……これで絡みついてくるって、いったいどんな感触が司令官のチ〇ポに……!」


 ……本当にとんでもない名器であった。

 仮にペニスサイズが10cm程度でもその感触が味わえるという意味で、阿武隈は拉致されたら一生飼われる運命にあると言い換えても良し。


千代田「私にもモニタ見せて。そこからさらに奥………嘘でしょ? 更に締め付ける場所が……入口、中間、奥で三段階? すっさまじいんじゃないのこれ?」

秋月「わ、わぁっ、この文章だと………し、子宮口が、お、おち、おち○ちんに、す、吸い付くように動くって……ゎぁああ、膣内温度も高いぃ……!!」

朝潮「朝潮知ってます! ドスケベま○こって言うんです、それ!」

阿武隈「ひどい!?」

朝潮「? 酷いのですか? 朝潮、この間、司令官にそう言われたので、誉め言葉かと思ったのですが!」


響(何を口走ったんだ司令官……)

秋月(何を朝潮さんに教えてるんですか提督ぅ……)

千代田(後で、ぶつ)

五月雨(私に言ってよォ!!)



 そんな阿武隈のドスケベま〇こ(朝潮認定)であった。




……
………


………
……



響「っ……こ、これは、やられる側となると流石に……同性とはいえ、恥ずかしいな……」


 赤くなった頬を隠すように帽子の縁を下げて、唇を軽くかんだ。

 細い縦筋そのものだった響のおま〇こが、今や提督の反り返った剛直を咥え込んで、すっかり花開いている。

 ふるふると背筋を駆け抜ける快感に体を震わせ、「はぁ」と響は熱く深い息を吐いた。五月雨たちが見たことのない、響の『女』の表情であった。


千代田(よ、妖精……?)

阿武隈(天使……?)

秋月(綺麗……)

朝潮(可愛いです)

五月雨(…………穢しつくしたい!)


 五月雨、おまえはオッサンか。或いはモニタ向こうの読者寄りか?

 さておき膣内を撮影し終えた後、再び五月雨らの指が今度は響の膣内をほじりまわしていく。


響「ん、ぅく………司令官以外に触られるというのは、なんだか新鮮な心地だな」

五月雨「膣道の深さは………あ、あれっ?」

朝潮「結構、深いですね……?(私より深い……)」

千代田「で、でも……うわ、これってば狭ッ……!? だ、大丈夫? 痛くない?」

響「だ、大丈夫……もっと広がるしね……司令官のおち○ちんの方が、指よりはるかに、ふ、太いよ」


 なお響のフィット砲は14cmクラスであったが、太さについてのフィットは直径3cm未満である。

 提督とのセックス中、お互いに首を曲げればギリギリではあるが挿入しながらのキスも可能である。かなり苦しい体勢を強いられるため、常々響は己の小柄な体を嘆いていた。

 だがこの度、糞提督がマジカル如意を会得したことによって挿入しながらずっとベロチューできるようになって、響は至福のひと時を過ごすこととなるのは余談であった。

 更に余談だが、さり気に1スレ目でのセックスではこのマジカル如意が使われているのだが、それはそれとして、


秋月「ね、粘膜が薄いというんでしょうか……膣内の感触は、かなり固めですね。ところどころにイボイボした感触があって刺激が強―――――なッ!?」

響「な、なんだい? んっ……♥」

阿武隈「う、うわぁっ!? な、なにこれ!? 7cmぐらい進むと、一転して奥に飲み込まれてくような動きが……膣道が更に狭く!? なにこれぇ!?」

千代田「奥の方は別物みたいに柔らかいわよこれ……ただ締め付けるだけの動きが、ほ、ホントになによこれ……奥が不規則に蠢いてるって言えばいいのかしら?」

五月雨「別の生き物っていうか、ミミズ千匹とも違う……」

朝潮「まるでイソギンチャクです!」

五月雨「あ、そうそれ! しかもこれ……カメラで視てみると、膣奥が背中側に向かって少し弧を描いて………ん?」

秋月「どうしました?」


 五月雨は違和感に気づいた。


五月雨「………響ちゃん、質問があります」

響「な、んだい?」

五月雨「提督の響ちゃんフィット砲って、さっき見た感じだと太さはさほどでもなかったですが、凄く反り返ってるタイプでしたよね?」

響「………そ、うだったかな?」

朝潮「えっと……あ、あー……確かにそうでした。というか、この『もにたー』にも書いてあります!」

秋月「そ、そうでしたね(み、見ちゃった……さっき、凝視しちゃった……)」

千代田「あ、うん。それが?」

五月雨「考えてみてください。いいですか、こんなに反り返っているものが、正常位で入ったらどうなります?」

響「…………」

朝潮「それは、当然お腹側の膣壁が擦れて………ハッ!?」

五月雨「そして響ちゃんの膣は、ち○ちんの反りとは真逆の、背中側に沿っています」

阿武隈「つ、つまり?」



 そして、誰もが気づいた。


五月雨「――――メチャクチャ膣壁が擦れ上がる構図ですよね? 浅めに突かれたら、Gスポットとか超気持ちいいんじゃないですか?」

響「ッ……君のようにエロい事に関してのみ勘のいい艦娘は嫌いだよ」



 即堕ち時空における朝風と同じタイプの強刺激おま〇こであった。数をこなせないタイプである。男の方があまりの刺激に音を上げてしまう類の。

 だが響自身は、あまり激しい動きを好まず、深くつながり合ってゆっくりと肌を重ね、体温を分け合うようなセックスが好みである。

 おわかりいただけただろうか――――この性癖と裏腹な肉食系おま〇こは、ある意味で提督の天敵である。なんせ理性と獣性の戦いの構図がモロに出るからだ。

 くどいようだが、響は激しい動きを好まない。自然、提督に縋りつくような体勢での挿入が多く、挿入後はじっとしているか円を描くような動きで、ストロークを使うピストンを行わない。

 それが提督にとっては地獄のような天国である。

 響の膣の半分から奥にかけては、恐ろしく艶めかしい動きを行う。

 その絡み方は実に絶妙というか巧妙で実に気持ちがいい、のだが――――提督がギリギリイケそうでイケない小悪魔めいた動きなのだ。

 むずむずとボルテージが高まっていくのが分かるだろうか。

 更にそんな挿入感を味わいながら視線を下げれば、将来の美貌を約束されたかのような怜悧ではかなげな美しさをした、この透明感のある美少女・響の姿がある。

 僅かに眉尻を下げて切なげに喘ぎ声を上げている。

 ふとその蒼い双眸と視線が合うと、響は恥じらうように一瞬だけ目を逸らした後、再び視線を交わらせ、口元を優しそうに微笑ませる。

 少女らしい恥じらいとあどけなさ、小悪魔を兼ね備えた眼力とはまさにこのことである。


 賢明にして健全(股間的な意味で)な男子諸君には、もうお分かりいただけただろう。



提督『がるるー』



 そんなの、滅茶苦茶に動いて突き上げたくなるに決まっている。


 かくして初体験の際、響は貪られた。

 そうつまり思い切り突き上げたい、という欲望に負けたのだ、この下種提督は。

 結果、初体験が終わった後は、ぽろぽろとしゃくりあげて泣き出す響の姿があった。

 ただでさえ色素の薄い肌には、あちこちに提督の激しい動きによってもたらされた赤い痕が付き、膣からは白濁した精子にはっきりと分かるほどの血が溢れた。

 提督がやけに響の提案に素直な描写があっただろ? あれはこのことが後を引いているからである。

 正気に戻った提督が顔を蒼くした頃、響は涙目をこすり上げながら、提督にこう言った。


響『司令官、も……男だからね。気にしなくていいよ。女としては、求められるのは嬉しかったし……でも――――』


 次は、もっと優しくしてね。

 そう言って、響は儚げにほほ笑んだ。この瞬間、提督は響という少女と交流する時は、他の艦娘よりもやや気遣いを深めた接し方をするようになる。

 ――――そう、これは響の策略である。

 提督に激しく犯された時、響には痛みこそあったし、頭の中に弾ける火花のような強烈な感覚に恐怖こそした。

 だが知っていたかい司令官――――女は自由に涙を出したり引っ込めたりできるんだよ?

 こうして響は、提督とのセックスに敗北こそしたが、それによって提督の罪悪感を買った。

 そう、何気に響は勝っていたのだ。後の主導権を完全に握るに至ったのである。

 余談だが、そんな響よりももっと恐ろしいのは五月雨である。

 なんせ出会って五分で即合体の即逆レイプだからだ。しかも互いに童貞処女というアドバンテージ。

 更に五月雨にとって幸運だったのは、提督は五月雨を被害者として認識していること――――というか、実際に被害者ではある。

 五月雨はマジカルフェロモンをモロに嗅いだせいで一瞬で理性が蒸発したからだ。

 そうした幸運の働きもあり、五月雨は最初からイニシアチブ握りっぱなしで、提督の股間を握って放そうとしない。これには響も苦笑いである。

 さておき、


五月雨「これって、ぶっといチ○ポ相手だと、お互いに苦しいでしょうね」

響「ッ…………そう、なるの、かな」

千代田(いわゆるヌキエロに最適おま〇こってことだわ……刺激強いから、男の人がすぐイッちゃうおま○こ……エロ妖精……?)


 集団輪姦されたら最低五周は確定で嬲られること間違いなしの響ま〇こである。


阿武隈(エロエロ天使!)


 自分の時に散々弄られたせいか、結構ひでえ内心の阿武隈である。


秋月(あまり表情が変わらないからわかりづらかったけど……えっちなんですね、響さん……なんか、頭くらくらしてきた)


 なんとなくそう察してはいたが、あらためて認識して頬を赤らめる秋月。


朝潮(となると、司令官への刺激も大きいということですね)


 良い意味でも悪い意味でも素直な朝潮。


五月雨(心まで穢しつくしたい……!!)


 五月雨はもうこの路線を突っ走ればいいんじゃないかな。



……
………

※感情を処理できない艦娘は即イキだと教えたはずだがな

 今日はここまでで。後は五月雨と秋月と千代田と朝潮で、その後は演習だ

 演習相手はもちろんあの陽炎型駆逐艦が旗艦の高練度艦娘達です


………
……


千代田「んっ……ふぅ、うっ……♥」


 隆起する肉の根を後ろ手で掴み、尖った亀頭の先を濡れそぼる秘裂にこすりつけてから、千代田はゆっくりと腰を落とした。

 恐る恐るとした様子ではなく、じっくりとした腰使い。肉棒の感触をゆっくり味わいつくさんとする意図が見られ、傍目に様子を見ている駆逐艦達+軽巡洋艦はごくりと唾を飲んだ。

 ――――あからさまに、色気が違うのだ。


五月雨「太くて長いものをずっぽりと…………やっぱり、肉の質量が私たちと違いすぎるせいですか?」

千代田「ちょ、べ、別に太ってなんか!」

響「いや、そういう意味じゃない。千代田さんは私たちより肉体的に大人なせいか、筋量はもちろん、小柄な私たちよりも必然的に膣肉の質量が上回っているということだ」

秋月「え、ええ。千代田さんの女性らしい体つき、羨ましく思います」

五月雨「実にオナニー楽しいでしょうね。自分で乳首舐めたりできますもんねそのサイズ」

朝潮「なんと! それはすごい!」

千代田「ちょ、五月雨ッ!?」

五月雨「でも私もオナニー楽しいです。ひんそーな体を罵倒され、詰られ、ぱんぱんに張り詰めた太いチ〇チンで奥をごすごすされて、目の前で星が散って、痛いのに気持ちいいって感じです」

朝潮「そ、それは……なんというか、感じ入るところがあるというか」

阿武隈「ダメ!! 朝潮ちゃんダメ!! 戻ってこれなくなる奴だからそれ!!」


 そんな騒動もあったが、かくして千代田へのズブリが終わり、続いて艦娘達の指による触診開始である。


 艦娘達は代わる代わる千代田の無毛な大人ま〇こに指を突っ込んで、かき回し、擦り上げていく。その度にぴくんと千代田の背が跳ねた。

 これも一つのお医者様プレイと言い張る勇気は、まだナレーションには少しだけ足りない。


阿武隈「わぁあ、千代田さんのナカ、入り口から奥まで、余すところなく締め付けがしっかりしてて、でも締め付けが単調じゃないです。すっごく緩急がありますぅ」

響「うん。ふわふわで、きゅうって締め付けに強弱があって……これはすごいね。襞が長かったり短かったり、太かったり細かかったり……それがびっしりだ」

秋月「複雑な襞がみっちり詰まってて…………(男の人じゃないからわかんないけど、きっと提督、気持ちよかったんだろうな……)」

五月雨「うわあ、膣襞が何重にも重なり合って……これ、凄い名器なんじゃ……ほら、文章にも……『まるでフェラチオされているような絡みつき。肉の坩堝』って書いてあります」

朝潮「あらためて思い知ります。やはり千代田さんは大人ですし、体つきが違いますからね……この変幻自在な締め付け・絡みつきの秘訣は、骨盤周囲の筋肉の絶対量が違うせいでは?」

千代田「なんだろ……褒められてるん、だろう、けど……脳筋みたいに言われてる気も、するっ、ん……♥」

響「…………ひょっとして、ここから更に自分の意志で締め付け自在だったりするのかい?」

五月雨「ちょっとキュウーッてしてもらえます?」

朝潮「是非!」

千代田「く、も、もう、いいわよ。こうなったら、やけっぱちよ……やってあげる、わ………んっ、んん~~~~~ッ♥」

五月雨「ち、膣口と、その数センチ奥で、とてつもない締め付けがって痛い痛い痛いィィィイイイッ!? 指が千切れるぅううう!?」

響「ハラショー……! しかも締め付けする部分の間の襞肉ですらうねうねしてるぞ……なんて貪欲なエロさだ。ひたすら密着感を求めて締め付けながらも絡みつくとは……こいつは甘えん坊の資質を感じる」

朝潮「なんという!?」

阿武隈「スッゴォイ!?」

五月雨「バナナを膣内で三等分に両断できますね、これ」

響「私じゃそもそもバナナ入らないからね。狭いし」

千代田「ガバいみたいに言うのやめてくれる!? っていうか本気で締めたりしないから! 一度やったら提督が「流石に痛い」って言ってたし!」

響(なんだそれ、怖い)

五月雨「『肉厚の膣襞が幾層にも折り重なって、表現しがたき快楽の坩堝と化している。膣内までもが圧倒的質量の暴力』――――と書いてありますね」

阿武隈「『入れてる時に油断すると急に締め付けたり絡みついたりして、男の暴発を促す』とも書いてあるぅ!?」

朝潮「ふぁんたすてぃっくなドスケベま〇こです!!」

秋月(その言い回し、気に入ったんですか朝潮さん……?)

響「ああ。しかも持久力高そうな膣だね。もちろん誉め言葉だよ」

千代田「あるの!? そんな褒め方!?」

五月雨「何十人で輪姦しても吸引力と締め付けが落ちないタフネス名器」

千代田「そろそろぶっとばすわよ五月雨」


 そんな緩急自在で、長いイボイボのついた襞が過剰なまでにびっしりと詰まった千代田の膣である。肉の暴力であった。やっぱり戦いは数だな、という戦略性を体現している膣である。

 まだあどけなさを残す可愛らしい顔立ちと裏腹なワガママボディの千代田――――その腹の内側にはとんでもないものを持っている。

 後に『アトミラール・大膣略』と呼ばれる多用な引出しを持つおま〇こ艦・千代田と呼ばれるのであった。



……
………


………
……



https://www.youtube.com/watch?v=XHakl2bMQYI


 久しぶりだね! そうだよ、私だよ! ナレーションさんだよ!

 もう駄目だ! 何故って!?












五月雨「わ た し の ば ん だ!」

提督「んーー!? んんーーーーっ!?」

五月雨「暴れんなよ……暴れんな……暴れるなら膣内でしょ……暴発しちゃっていいんですよ……んくぅうっ♥」



 ――――五 月 雨 が 来 た。

 「ぐへへ、時代はヴィランなんですよ」と天使の如き外見からは想像もつかない下種ボイスと、見た目通りの可愛らしい喘ぎ声で締めるのは、しょっぱなからひどい五月雨である。



阿武隈(アカン)

千代田(アカンやつだこれ)

秋月(絶対ダメなやつですこれ)

響(朝潮、準備しておいてくれ)

朝潮(了解しました!)



 さておき冒頭でナノチューブで拘束され目隠しされた提督だが、実は口は自由だった。

 >>98-112まで行間でやたらと「モウヤメルンダッ」とか「トゥーヘアーッ!」とかうるさかったのだ。それが今や猿轡を噛まされ、まさに逆レイプそのものの様相を晒していた。

 五月雨は「より逆レイプっぽいシチュがイイ」と提督に猿轡を噛ませた結果、五月雨はこうして暴走したのだ。

 基本ドジッ子(ドMな妄想で自慰をする子の意)な彼女だが、よりドMさを学ぶためにドSを学びたくなるお年頃だった。

 全てはより甘美なる痛みのために彼女の純粋さは発揮されるのだ。

 なんでここまで提督の状況を描写しなかったって? 野郎の泣き叫ぶ声とか誰が得すんだよ。


五月雨「ふ、ふぁ、へ……えへ……♥ 提督ぅ、五月雨の膣内っ♥ 慣れてきましたねっ♥ 前まで、挿れたらすぐっ♥ イッちゃってたのにっ♥」

提督(耐えろ俺耐えろ俺、超耐えろ俺ぇぇええええ!!)

五月雨「でもね、提督ぅ……♥ 五月雨のっ、んっ♥ 100%の膣圧を、堪えるならぁっ……♥ 更に淫らにっ、締め付けちゃいますよぉっ♥」

提督「」


 ぬっぷりと提督の男根を無毛の割れ目に飲み込む五月雨の腰使いは、肉棒を膣に馴染ませるような前後の動きから本格的に快楽を貪るための、高速上下運動に変わっていった。

 そしてその膣壁の蠢きさえも、初体験の時の比ではない。

 五月雨の膣はかつてより淫らに、卑猥に、巧みに。

 うねり、絡み、締め付け、吸い付く――――提督のマジカルチ〇ポに媚を売る雌壺となっていた。


五月雨「提督ぅっ、こんな感触をっ♥ 知ってますかぁっ……♥」

提督「ごっ、がっ……!?」

五月雨「更に(絶頂の)向こうへっ♥ ま〇こッ、いっぱぁああああああッつッ♥」

提督「んぐっ!? ぎっ♥ んぐぅううううううっ!?」

五月雨「五月雨の無防備卵子を有精卵にしてぇぇえええっ♥」

響(最低の喘ぎ声だ)


 膣液を分泌しながら全力で……やたらにグラインドしているわけではない。

 一回一回が全部、100%以上の腰振りである。そのうち「5回もグラインドすれば十分だったのに、100回もファックしてしまった」とか言い出しそうである。

 そろそろ怒られる気がしてきたので、さておき、


響「五月雨。そろそろ……膣内描写カメラの計測は終わったから、抜いてくれないかい?」

五月雨「ま、まっ、て! あと、ちょっ、とぉ♥ あとちょっとだからぁ! あとちょっとでヌくからぁ、んっ♥ ヌキヌキしちゃいますからぁっ♥」


 とろんとした瞳で体中を紅潮させ、涎を垂らしながら恍惚とした表情を浮かべる絵面だけはクッソエロいが、言い出しっぺが趣旨を忘れるという有様である。ハハ、こやつめ。


響「ああうん、そう来るとは思ってたよ…………朝潮」

朝潮「はい!」


 この展開を予想していた響は、指を立てて待機している朝潮に合図を出す。

 騎乗位スタイルで大暴走する五月雨の背後に音もなく忍び寄った朝潮は、そっとその赤らんだ両首筋に人差し指を添え、


朝潮「きゅっ」

五月雨「マグナム」

阿武隈(なんでマグナム?)


 頸動脈を圧迫し、即失神に至らしめた。


 がくりと頭が落ち、ビクンビクンと痙攣する五月雨の全身――――こいつ失神直前に一人だけイきやがった。

 なんにせよ五月雨は無力化された。本来ならば12.7cm単装浣腸による肛虐制裁処置だったが、五月雨にはご褒美にしかならないので致し方ない手段であった。


阿武隈「き、気絶してる間にさっさと済ませちゃお……?」

千代田「そ、そうね……」

秋月(い、いいのかな? これ本当にいいのかな?)


 ええんやで。そういうことになったんやで。


 気絶した五月雨の身体を提督から引きずり離した後、艦娘達による触診タイムが始まった。


五月雨「んぁっ……ふぁ、ん……んぅ、んーーーーーっ……♥」


 気絶しながらも腰をかくかくさせてより自分の気持ちいいところにこすりつけようとするあたり真性であった。


響「………ん? 意外と、浅いぞ?」

朝潮「そうですね! しかし、司令官の男根は恐ろしく大きいのですが!」

阿武隈「っていうか入りきってなかったよね……(私のフィットサイズと同じぐらい……)」


 阿武隈にはあまりにも不可解であった。五月雨の膣の深さはいいところ12cm程度にも拘らず、おっ勃ってる提督の主砲は阿武膣フィット砲に匹敵する長さと太さと硬度を誇っている。

 明らかに不釣り合い。どう考えてもフィットしていない。

 「ひょっとして五月雨の脳味噌と一緒でチ〇ポもバグるのかな?」なんて恐ろしく失礼なことを響は考えていたが、


千代田「あ、分かった。そういうのが好きなんだわこの子。不釣り合いなぐらい大きいのでお腹突き上げられるような、そういうシチュ」

阿武隈「あー」

響「それだ!」

朝潮「なるほど」

秋月(納得してしまう自分が凄く嫌だ……!!)


 つまりはそういうことである。幼女強姦のようなプレイを被害者側が好むという特殊事例である。

 当初こそ五月雨の膣相応のサイズであったマジカルチ〇ポは、日増しに大きさを増していた。

 五月雨が己を犯し出入りする肉棒を視覚的にも楽しむようになったからである。

 今や自らの性器――――無毛の縦筋子供ま〇こに、破滅的でさえある巨大な肉の根が激しく出入りする光景を腹越しに見るだけで絶頂する五月雨である。

 そう――――上級者であった。


響「………ふ、深く考えないでおこう。さて、肝心の膣内だが……(っていうかクリ〇リスぴんぴんになってる……)」

朝潮「あ、朝潮の指を締め付けながら………ちゅうちゅう吸い付いてきます!」

千代田「人のこと言えないじゃない五月雨ったら……吸い付きヤバいわ。締めるっていうより、舐るって感じの動き?」

阿武隈「しかもすっごく体温高い……うにゅうにゅしてます」

秋月「う、うわぁ……お、奥の方は……なんですこれ? 人体の構造として有り得ない形状してるんですけど」


 膣内描写カメラの記述によれば『入り口から中間まではきつきつのじゅるうね天国、最奥まではスパイラル襞地獄。オナホより気持ちイイ、ただ一つのほかほか五月名器』である。

 ジョークグッズの宣伝文句よりひどい。


響「しかし、濡れ方が凄いな……普通これだけ濡れたら締め付けや絡みつきは落ち……あ」


 いずれ白露型には濡れ濡れ名器が標準装備されているという、あまり知りたくもなかったことを知ることになる響である。

 響が感心するように指を前後させていると、うっかり指の付け根が五月雨のクリトリスに触れ―――――


五月雨「んぁひぃいいいいんんっ♥」


 五月雨の身体が再びビクビクと痙攣した。

 オルガった五月雨であった。


五月雨「ぅえ、ぅぇへ♥ もっと、もっとぉ……♥ イキたひぃ……♥ 何百回でもいいれふからぁ……♥」

響「――――ま、またイッたのか。感度も信じられないぐらいイイらしいな……?」


 挙句の果てに、響の指をもっと奥まで飲み込もうと腰をくねらせる始末。

 こんなんじゃ、こんな絶頂じゃ終われねえッ! だろ? ――――サミィ!


阿武隈「ちょ、ちょっとまって!? 膣内描写に変化が!? 描写が!? 描写が荒ぶってるぅ!? なにこれ、なにこれぇ!?」

秋月「し、締め付けたり絡みついたり吸い付いたりうねったり舐め削いだり……ああ、とうとう『絶対赤玉出るまで搾り摂るマン(コ)』って雑な表記に!?」

朝潮「えくせれんっっなドスケベま〇こです!!?」

千代田「バルーン現象ってなんだったのってぐらいの変化球ならぬ変化膣ねこれ……?」

響「膣内診断の最終結果が出たよ……見てくれ」

阿武隈「うわぁ」


 五月雨の膣の恐ろしいところは『何回戦でも可能』という点に尽きる。

 男根は萎えるものだ。射精を繰り返せば尚更その傾向が強まる。

 だが男根の硬度や男性側の興奮度に応じて、五月雨の膣はその締め付けや絡みつきを、文字通り柔軟に変化させる。

 極めて万能性の高いおま〇こである――――膣内描写カメラは嘘をつかない。


千代田「さ、五月雨はこのマ〇コで司令官を殺す気……?」

秋月「…………さ、流石は、初期艦、です、ね?」

朝潮「秋月! 笑顔が引き攣っています!」


 無理もねえから突っ込みはいらないよ朝潮ちゃん。



……
………

※やあ、みんな、ひさしぶりだね

 とつぜんだけど、みんなは旗風って子を知っているかな?

 どうしてくれようかしら


………
……




 シリアス。

 尻Ass。


 なんて卑猥な言葉だ。

 卑猥な言葉は決してこの世から無くならない。何故か。













朝潮「いただきます、司令か、ん………っ♥」




 朝潮型スキーなロリコンどもがいるせいだ。(強弁)

 たくし上げたスカートを口に食み、何かをこらえるように眉根を寄せた朝潮ちゃんの、ヌルヌルとした粘液に塗れた縦筋。愛撫無くして準備万端仕上がっているその粘性に優れた液体はまさに朝潮である。

 後ろ手に回した手を動かし、まだぎこちない所作で幼い割れ目を押し広げ、おずおずとした様子で騎乗位お迎えファックする姿、その攻撃力は人々の本能に根差すロリ魂(コン)を燃焼させる。

 涙がこぼれかける寸前の潤んだ瞳を揺らし、口元にかかった艶めいた髪の一房を唇に噛みながら腰を落とす。

 ごちゅ、という内臓を押し上げる音が、傍で見ている響にも聞こえた。ごくりと唾を飲む音の五重奏が響く。


朝潮「んぅ、んんぅ~~~~~…………ふ、ぁ、はっ、はぁあ……♥」


 根元までち〇ぽを受け入れ切ったことで、朝潮は悩まし気な吐息をついた。

 押し込められた質量が、薄い腹の内側を形どっている。その熱量をいとおしむように、朝潮は薄く笑って己の下腹部をさする。

 すっかり男の味を知った女の顔をしながら、朝潮は、


朝潮「今日、もっ……♥ 司令官、の、おち〇んちんはっ……♥ 元気、いっぱい、です、ねっ……♥ ゃ、ん……♥」


 そう呟き、己のうちで跳ねる暴れ馬の感触に僅かに喘ぎ声をあげ、身をよじった。

 提督が暴発しなかったのは奇跡であろう。

 いずれにせよ朝潮の改二実装は完璧に成功したようだな。今や改二丁にコンバートまでできる練度に達した朝潮に隙はなかった。やったぜ明石。


響「もはやこの絵面が犯罪だ」

五月雨「超背徳的ですね。当てられて大洪水ですよ…………ハァ、はァん♥」

千代田「あ、気絶から復帰したのね五月雨。でもね、響にせよ五月雨にせよ、あんたらが吐いていいセリフじゃないって分かってる? 起き抜け早々寝ぼけてんじゃないわよ。それと五月雨はその股間に伸ばした手、しまいなさい」

五月雨「膣内に?」

千代田「根元から切り落とすわよ?」

阿武隈(あたしも外見年齢的にはアウトなんだろうなあ……他の軽巡の人って、どんな見た目なんだろ。長良型のお姉ちゃんたち、逢いたいなあ。北上さんには遭いたくないなあ)

秋月(ちゅ、ちゅぎは、次は秋月の番……次は秋月の番次は秋月の番次は秋月の番次は秋月の番……ど、どうしよう、どうしよう……!!)


 自らを棚に上げて感想を述べる冷淡ロリと発情ロリに冷たい視線を向ける千代田――――自覚のない嫉妬である――――そして自分の番が終わっているので大分落ち着いてきた阿武隈と、次が控える秋月の動揺。

 五者五様のあり方であったが、いずれにせよ末路は決まっている。


響「朝潮、OKだ。膣内描写カメラの判定は終わったよ。抜いてくれて構わな………朝潮?」

朝潮「………ふあ? …………――――――! ひゃ、ひゃい……ぬ、ぬきまひゅっ♥」

五月雨(あ。朝潮ちゃん、今トリップしてましたね。ち〇ちんをじっくり味わってる顔でした)

千代田(趣旨を完全に忘れてたって顔してたわこの子)

阿武隈(あれー? 朝潮ちゃんってこんなにエッチい子だったっけ?)

秋月(ちゅぎは、あ、あきづきっ、のっ……こ、こころの、じゅんび、じゅんびがっ……!!)


 安定の秋月はさておき、かくして五人目となる朝潮の触診タイムのお時間である。 


響「指、入れるよ」

五月雨「お邪魔しますねぇ、ふひー」

千代田「五月雨、自重しなさい、自重」

阿武隈「この子にそれは無理ですぅ」

秋月「し、失礼しますね、朝潮さん……」


 各々が指を朝潮の女性器――――驚くべきことに脚を開いても縦筋の形状を維持しているロリま〇こ――――に指を入れていく。


朝潮「っぁ、ひっ……あふ……くぅ、ん♥」

響「む―――――率直に、まず体温が高いな? 五月雨もそうだったが……(喘ぎ声が甘ったるいな)」

五月雨「ぎっちぎちです(すっかり喘ぎ方覚えちゃって……うふふ)」

阿武隈「あ、でも指は二本まで入るよ……あ、指を抜くと元通りぴっちり閉じちゃう。狭いのね……ホントに熱いし(かぁいいなぁ。あたし変な声だし、いいなぁ……)」

千代田「確かにそうね……しかも感じやすい上に、凄く濡れやすいみたい(すっごく可愛い声出すわねこの子)」

秋月「と、とろとろ……にゅるにゅる……」


 濡れやすいと言うのは女性を感じさせることに喜びを感じる男にとっては好感が持てる体質である。

 だが一方でデメリットというものがある。濡れるということは摩擦力が減るということ。つまり挿入時の感触がマイルドになりがちなのだが――――。


千代田「しっかし、ホント狭いわね……提督の指だと、入ってもいいところ一本でしょ。あ、でも私の指なら二本は――――」


 千代田がゆっくりと二本目の指を挿入した、その瞬間であった。


朝潮「んきゅぁ、ああああああっ♥」


 仰向けに寝転び、されるがままに両脚を左右に開いていた朝潮の背が弓なりにのけぞり、同時にぷしゃっと股間から透明な液体を迸らせた。

 それを顔面セーブしたのは至近距離で朝潮のま〇こを食い入るように覗き見ていた五月雨である。

 顔を滴る液体をぺろりと舌で舐め取り、五月雨は叫んだ。


五月雨「ペロッ………これは、潮(しお)!」

響(潮(うしお)と言わないあたり五月雨はまだ狂ってはいないようだね)


 平常運行でセメントな響である。

 さておき、ぴんと両脚を伸ばし、指先をひくつかせる朝潮の様子に、響は呆れ混じりに言う。


響「い、イッたのかい? 感じやすすぎじゃないか? ちょっと指増やしただけで……?」

五月雨「ッ………この感度、私よりもッ………!!」ギリィッ

阿武隈「何がギリィッよ、何と戦ってるんですか五月雨ちゃんは」

五月雨「私より気持ちよくなってるってことでしょ! そんなのうらやまけしからんじゃないですかッッ!!」


秋月「あ、いや、その、でも……提督、感じてくれるの嬉しいって言ってた気が………? あ、あの、千代田さん、いつまで指を二本……千代田さん?」


 全身をがくがくと痙攣させるように震わせる朝潮、その膣にいつまでも指を突き立てる千代田の様子に、秋月だけではなく他の三人も首をかしげる。

 千代田の顔色が、明らかに変わっていた。



千代田「………な、なんか、蠢いたわ、今。イッた瞬間、うぞうぞって……膣内が。しかもなんか、イボイボした突起みたいなのが、膣壁のあちこちから隆起したような……硬軟織り交ぜた感触の」



 瞬間、空気が凍り付いた。

 『それはもはや人体として有り得ないのでは?』――――秋月は訝しんだ。

 ところでネタバレだが、この中では秋月が一番ありえない膣内形状と生態を持っている。


五月雨「えっ、なにそれエロい」

響「あ、朝潮? これは、どういう改修を……朝潮? 聞こえているかい?」

朝潮「ひゃ、ひゃいいっ……♥ あ、あさしお、また、い、イッて、しまった、んです、かっ……♥」

千代田「え、ええ。明らかにイッてたわ。こんなに感度良かったの、貴女?」

朝潮「ふ、ふがいにゃい、かぎりれふっ……♥ ま、毎日っ、おへやでっ、じしゅくんれんっ、しれるにょにっ……♥ ひとに、さわられりゅとっ、しゅ、しゅぐにっ……♥」

響「………早くもツッコミどころなんだが、後学のために聞かせて欲しい。どんな自主訓練を? どのぐらいの強度で?」

朝潮「ゆ、ゆびっ、入れてっ……ぎゅーって、したり、ゆるめて、みたり……つよくおまめ、こすったり……ぎゃくに、よわくしたりっ……からだに、ちからいれたり、ぬいたり、いろんな、たいせいで、いろいろ……です……♥」

五月雨「玩具は使いますか?」

朝潮「……? お、おもちゃ、って……あ、あの、とれーにんぐ、器具の、ことでひゅ、かっ……♥」


 朝潮以外の誰もが思った。


 ―――――それだ原因は、と。


 手広く己の身体を攻めているせいで、常にオナニーの感覚が新鮮なのだろう。飽きというものや慣れがない。

 更に大人の玩具を使うことで、更に新鮮さがマシマシ。マジカルフィンガーの格好の餌食であった。そもそもバイブレーターの原点にして頂点こそがこのマジカルフィンガーという説が……それはさておき。

 トドメとばかりに朝潮はあくまでオナニーをトレーニングの一つと捉えているのが最悪であった。

 朝潮は自分好みのオナニーをしないのだ。

 同じ負荷を掛けず、同じやり方をせず、毎日手を変え品を変えである。オナニーを筋トレと同列に考えている。


 そう――――オナニー満漢全席であった。


 文字通り手探りのオナニーでは知らず朝潮の身体に欲求不満が溜まっていくのだ。

 成程、確かにトレーニングである。



 ―――――セックスでイキやすくなるための。



 つまりはまるで逆効果であった。


 1.提督との朝セックスの後、朝潮は自主トレもといオナニーをする――――昼までの訓練や出撃を経て、性感が高まったままイケずに昼セックスに挑む。

 ⇒イカされ、全身の感度や練度やらが高まる。


 2.昼セックスの後、朝潮はなにくそと自主トレもといオナニーをする――――夜までの訓練や出撃を経て、イケない欲求不満ゲージが溜まったまま夜セックスに挑む。

 ⇒アクメし、膣の具合の良さや練度やらが高まる。他の艦娘と共に共同演習(隠語)することもある。


 3.夜セックスの後、既に消耗しきっている身体でしかし自主トレもといオナニーをする――――モンモンとした性欲は朝に持ち越され、朝セックスに挑む。

 ⇒オルガ・イツカもびっくりなぐらいハメ狂って色々高まる。


 4.――――1.に戻る。最近ではイカした艤装と嘯くピンク色の衝撃をお股に押し当てながら、とてもち〇ぽに似ているが違う棒状のよくわからない何かを口の中で前後させる独特の訓練を行っている。

 ⇒「深刻な砂漠化問題を抱えるサハラか何か?」って勢いで淫乱化改修が進む。無限ループって怖くね?




 かくして全身を万遍なく改修した結果、朝潮改二丁のスペックはこうなってしまったのだっっ!




〇朝潮ヘアー

 撫でられただけでトロ顔になる雑魚頭。毛量の多い子供の持つ細くと、サラサラでいてしなやかさをも持つキューティクル。てもてーてもてー。石鹸の香り。


〇朝潮スキン

 真っ白ですべすべだが、触れただけで熱を帯びて汗ばみ、甘い雌臭さを発し始める雑魚肌。指でつんつんすると意外なほど艶めいた嬌声を上げてびくんとする。


〇朝潮アイズ

 意志の強そうな少し釣り目の真ん丸アイズは司令官に見つめられるだけでハートマークが浮かぶ雑魚眼球。連動して頬が紅潮する。ぱっちりまつげ。


〇朝潮イヤー

 息を吹きかけられただけで「ひんっ」と声を上げてしゃがみ込んでしまう雑魚耳。耳たぶがやわらかい。

 甘噛みされると胸元をぎゅっと目を瞑って全身を震わせる。胸元でぎゅっと握られた小さな握り拳があざといと評判。


〇朝潮マウス

 ぷるつやピンクの唇、ちっちゃなお口はち〇ぽ差し出されただけですぐに粘液が溢れだし、じゅぼじゅぼ下品な音を立てる雑魚口唇。ぬめぬめで熱い。

 喘ぎ声だけで金が取れる。最近は喉奥まで咥え込めるようになり舌の使い方が上手になったが、口が小さいのでちょっと歯が当たるのは御愛嬌。

 先走り汁を舌で味わうだけで恍惚とした表情をするので必見。


〇朝潮ブレス

 マイナスイオンを含有。とてもいいにおいがするが、すぐに全身余すところなくイカ臭くなる雑魚吐息。入渠すると元通り。


〇朝潮ボディ

 甘ったるいミルクみたいな香りをさせる体温高めな悟りボディだが、見た目は子供、感度はどすけべという雑魚胴体。

 うっすらあばらが浮いているがところどころ女らしく肉付き始めている様子が散見される。つつくと身をよじって喘ぐ。淫乱化改修。


〇朝潮バスト

 性的防御力と耐久力がまるゆより皆無な雑魚乳首を頂く小さな雑魚おっぱい。意外とぷにぷに感がやみつきだとか。

 さきっちょが衣服と擦れるとヤバいので絆創膏を装備。「これなら戦えます」とか正気で抜かしおるわ。

 絆創膏の上からさすると口を必死に結んで鼻でふぅふぅ息をして我慢しようとするがやはりイく。


〇朝潮ヒップ

 ボリュームこそないもののぷりぷりで艶めいた「まるくてエロい」を備えたまロさ、しかしすぐに左右に振られて男根に媚を売る雑魚尻。

 軽く叩くとぴくんっと震えて内臓器官の一部が急激にうねる。その感触がすっごくイイらしい。


〇朝潮レッグ

 太腿はなかなかボリューミーでニーソックスが映えるしなやかさ、しかし撫でられるともの言いたげに太腿をすり合わせる雑魚脚。

 改修前は太腿とふくらはぎの太さが大差ない小二レッグだったが見事な流線型を描くように。

 くるぶしがきゅっと締まっており足裏がすべすべぷにぷにで、何か棒状の物を両足裏で挟むととても気持ちよくなれそうである。


〇朝潮クリ

 ちょっぴり皮をかむった雑魚クリトリスだが、司令官に見られるだけですぐに勃起して背伸びクリトリスになるのでその事実を誰も知らない。ぴんぴんしてます。

 触るとその直下から透明な液をいきおいよく噴く。ハイドロポンプ。


〇朝潮ヴァギナ

 脚を開いても縦筋維持するぴっちり子供ま〇こだが、押し広げると生意気にも小さいながら大人の形状を保つピンク色の即イキ雑魚膣。

 ぎゅうぎゅう締まるが、男根への甘えんぼぶりが凄く引き抜く際にめくれ上がるぐらいまとわりついてくる。ぽかぽかヌルヌルであったかい。


〇朝潮アナル

 色素の沈着が一切ないピンク色の外周部をなぞられただけでヒクつき始める雑魚菊門。

 未拡張・未開発だがバックで挿入されながら指で入り口をほじられると獣みたいな声上げてイく。


〇朝潮スピリット

 絶対に司令官を満足させるという覚悟に満ち満ちており、自らがどれだけイキ狂おうと奉仕の精神を忘れないという雑魚というより奴隷精神。

 肉体の限界を迎えても精神がそれを凌駕し、何がなんでも尽くそうとする。どこぞのニート侍の真逆に位置する属性である。



 これには熟練の調教師さんも苦笑い。なんせ性感帯開発という点では手を付ける場所がほとんどない仕上がり具合なのだ。



響「こ れ は ひ ど い。何が酷いって膣内描写の筈が全身描写してるところと、その内容が特にひどい」

五月雨「パワーワードのバーゲンセールですか? なんでも雑魚って付けるだけでこんな……(エロッ! エッロ!)」

阿武隈「言葉の攻撃力って凄いと思いました(あぶぅ感)」

千代田「凄いというか、やっぱり酷いわ。いや、酷いっていうより惨(むご)いわ」

秋月(………雑魚ち〇ちん。なんて残酷な言葉……!! 同じ性器につけられる言葉なのに、字面からして意味が真逆! 容易に想像できるのが惨い!)


 何気に秋月の思考もいい感じで発酵してきている。ま〇こ嵌め比べという異次元空間の空気に、秋月の精神もやられ始めてきていた。

 が揃ってしまったのである。支配欲が旺盛で攻め好きな性的嗜好を持つ男の格好の餌食である。

 自分で触ってもあんまり気持ち良くはないが、他人にはちょっと擦られただけでイくという、全身余すところなく雑魚っぷりを露呈している。

 マジカルフィンガー持ちでもない艦娘に擦られて即イキしたのがいい証拠である。


 提督にバックからハメられただけでイき、絶頂の余韻に浸ってるところで背筋を指でなぞられてまたイき、背筋をのけぞらせてぱくぱくした口に指を突っ込まれ、舌を弄ばれてイく。

 前戯の段階でも同様である。つるつるぷにぷにの恥丘に吐息を掛けられただけで軽くイき、舌が触れた瞬間に深くイき、それが緩やかに降下してクリトリスに触れた瞬間に潮吹いて意識がブッ飛ぶぐらい高くイく。

 今や提督に軽いバードキスをされただけで軽くイケてしまう。唇が性感帯である千代田だってここまでチョロくはない。


阿武隈(スタミナのお化けかなにか? 提督とセックス中は気持ち良過ぎて失神しちゃうときあるのに、なぜか終わった後は体の疲れが取れるとはいえ……)

千代田(ああ、強くなるわけだわ……でもこれ、天然のビッチめいた……)

秋月(トレーニングって言ったらそこらの浮浪者のもほいほい咥え込みそう……無抵抗主義マ〇コとでも?)

五月雨(それはそれでイイかもですが、今は鎮守府にとって大事な時期……徹底的に再教育しなきゃ)

響(頼む、五月雨。こればかりは君が頼りだ)


 流石にこれには五月雨もドン引きである。後にみっちりと貞操観念やら体の仕組みやらを再教育される朝潮であった。

 そんな朝潮ま〇こは、大きさと硬度の異なる無数の突起物がみっちり詰まった異次元ま〇こである。

 朝潮の興奮度に合わせていぼ状の突起が伸びて根元から亀頭までをランダムに刺激しながら、膣壁を収縮させて勝手に刺激していくのだ。

 そんな膣内描写カメラの描写を読んだ艦娘達は思った。



(((((どすけべ無抵抗奉仕主義雑魚ま〇こ……)))))



 属性もりもりだなと思うナレーションさんでした。



……
………

※みーんな集まれー朝潮村にー♪

 どーんな事件(こと)がー、おこるかなー♪(愉快犯)

 それゆけアッヘッヘッヘ、お楽しみー♪

 秋月は今書いてるよー

※秋月は明日! 明日って10/9ってことさ! タブンネ!

 そも原作リスペクトしてるけど、膣内描写は自由にやったっていいじゃないか。公式で膣内の具合設定されてんのか、おォン?

 ガバガバクサマン病気マ〇コとかだったら明らかアンチだけどね! そんなん書きたくないわ!

 「どうして(メス顔さらさせて)くれようかしら」って意味だよぉ! 許してよぉ!


 まあ旗風は即堕ちで選ぶ必要あんだけどな

※明日って今さ!
………
……



 1スレ目から美味しいところを持って行き、2スレ目の即堕ちでも美味しいところを持っていく卑しい防空駆逐艦がいるらしい。

 おそらく神風型ご褒美SSと同じか、最低でも次点には来るであろうここの卑しい読者たちの精液を無駄撃ちさせた恐るべきその防空駆逐艦の名は――――。



 ―――――臨月。


 じゃなかった秋月。まだ秋月だ。この子、初潮来てないからね。出し放題の子だから。

 満を持して大本命の番である。マ〇コだけにな。

 そんな秋月は、



秋月「ゃ、やああっ! は、離し、離してぇっ!!」



 思いのほか提督のチ〇ポを挿入する際に激しく抵抗した。抵抗すんなよ、そういう趣旨じゃねえんだ。そういうの即堕ち末尾0でいいから。

 羞恥心をドブに捨てている五月雨はともかく、秋月には人並みの羞恥心がある響・阿武隈・千代田以上に、人前で性器を晒すことへの恥じらいが強かったのだ。朝潮は羞恥心とかいう次元の話ではない。

 着任日に五月雨と共に提督と3Pしたことは秋月にとって黒歴史である――――処女を喪失したばかりの日で感覚が麻痺していたのだ。思い返すたびに茹蛸のようになる。

 その一方、提督に愛された記憶を思い出して切なげに唇をかんで瞳を揺らす。そういうところが実にあざといのだ。

 秋月がその恥じらいそのものが己の性感を高めていることに気づくのは一体いつのことであろうか。さておき、


秋月「お、おっ……お迎えさせて、頂きます、ていと、く……ぅっ……んっ……んんんっ、ああっ……ンっ♥」


 左右から千代田・阿武隈に両手を拘束され、朝潮と五月雨に両足を押さえ付けられた秋月は、とうとう覚悟を決めた。

 提督の身体にまたがり、響がゆっくりと両肩に体重をかけて、やっと挿入と相成った。

 なお、提督に背を向ける形での挿入――――背面騎乗位の体勢であったが、これは秋月の希望である。

 曰く『提督の顔を見ながら挿入されたら、秋月、おかしくなる』『提督に、こんないやらしい顔してる私を、見られたくない』という健気なものである。

 その健気さは悲しくも男の欲情を更に掻き立てるものだと、秋月が気づくことはきっとない。

 だから秋月は、分からない。



秋月「ぇ、あっ……!? ぁ、ああああっ、う、うそ、うそっ♥ て、てーと、く……♥」



 騎乗位体制で逆レイプもこれで六回目――――常に正面からの挿入であったが、ここに来ての背面騎乗位。

 肉食っててまた肉が来るかと思ったら胸肉じゃなくて尻肉だったということだ。

 提督の眼前には、己が肉棒を根元まで咥え込んで嬉しそうに震える、秋月の真っ白な尻が揺れていた。

 そして挿入――――熱くぬめり、吸い付いてくる膣襞と、根元をきちきちに締め上げる膣口、そして最奥では舐めしゃぶるような子宮口の蠢き。

 更にはこれまで立て続けに挿入までされたものの射精までは至らなかった、

 五人の美少女たちの生膣の感触、そのぬかるんだ襞や壁が与えた快感と興奮度の蓄積は、



秋月「ふぁ、んく、ぁああああっ―――――♥ あ、あつ、いぃ……♥」



 提督を容易に、射精させた。

 秋月は、己の最奥で弾ける雄の熱い嘶きを感じ取り、同時に絶頂していた。

 膣内射精(なかだし)されている、と気づいたのはその余韻に馴染んだ十数秒後のことであった。


五月雨「あーーーーーっ!? ず、ずるいぃいいい!! 五月雨の! それ、五月雨のなのにぃ!!」


 本気で悔しそうに涙を浮かべる五月雨。千代田は自重しろと言いたいところだったが、少し気持ちもわかる。提督を射精寸前まで興奮させたのは、誰あろう五月雨の膣であった。あれだけピストンすりゃあ、なあ……?

 というか、誰が最後に来てもこの結果だっただろう。我慢の限界は六人目で来るようになっていたのだ。


響(………これでまた秋月は練度が上がるね。それだけ、だよ……別に、この羨ましいって気持ちは、きっと、それだけ……)

千代田(…………まぁ、その。ね……女としては、膣内でイッてくれた方が、なんていうか、その……)

朝潮(朝潮も……司令官を、気持ちよくして、差し上げたかった)

阿武隈(うー…………正直、羨ましいな。いいな、秋月ちゃん……)


 そんな内心を押し殺し、各々が未だ脈動する男根をその膣内に押し込めて、陶然とした法悦に身を震わせる秋月を眺めながら、


響「………デカいね。太いね。硬そうだね」

五月雨「同じ駆逐艦サイズとは思えない………モガミン棒がずっぽり根元までとか……いつの間にここまで改修が進んでたんですかぁ!」

千代田「だから、ごんぶと恵方巻サイズをズブリしていた子の台詞じゃないってば」

朝潮「モガミン棒ってなんですか?」

五月雨「大本営では有名ですよ。最上さんには生えてるんじゃあないかって噂のことです」


 15.5cm――――日本人平均を上回るとされる大きさ。数値では平均とはホンの数センチの差であるが、実物はこれでなかなか凶悪なシロモノである。

 そんなご立派があの爽やかな笑みを浮かべ汚いことなんて何一つ知らなそう(と見せかけて絶対どすけべ)なモガミンの股間に装備されているという風評被害を流すことで提督らの男の自身を喪失させようという、卑しい深海棲艦どもの策略である。

 おのれ泊地棲姫! いずれ子宮姦をブチかましてやるからな! ここの提督が!

 なにやら提督が「そんなことしない!」とか叫んでるが嘘だゾ、絶対こいつそのうちやるゾ。


千代田「あ、あのねえ……最上に生えてるなんてありえないわよ。事実無根でしょ」

五月雨「ち〇こだけにって? うまいっ!」

千代田「そろそろ本気で拘束していいよね? うっかり手が滑ってグロ画像になっても、いいよね?」ヒュバッ


 きゃっきゃと天使のように笑う五月雨に、千代田がその両手に鋼糸を躍らせ、某王立国教騎士団のゴミ処理係のような顔をし始めた頃のことである。




響「ん……膣内描写カメラの診断結果、が………!? こ、これは……!!」




 膣内描写カメラの結果――――それを映し出すモニタを見た響が、目を剥いていた。


 同じくそれを見た千代田・阿武隈も驚愕――――すぐに提督から秋月を引きはがし、触診タイムへと突入する。

 未だ法悦の余韻に四肢からぐったりと力の抜けた秋月の両脚を押し広げ、まず響が指を入れた。


秋月「っ………ぁ、ふぁ、ひゃ、あ、えっ? や、やぁあああ!? ゆ、ゆび、いれちゃ、だめ、だめぇっ……♥」

響「し、締めつけと、ザラつきもさることながら……なんだ、この膣襞の動きは……な、な――――『波打って』いるぞ……!?」

五月雨「うわあ……すっごい……指全体に、膣壁が……ちゅうちゅう吸い付くように動いてるのが分かる……!」

朝潮「こ、これは……ぜ、蠕動している、のですか? お、奥に、指が飲み込まれていくようです」

阿武隈「う、うん……膣口から、奥に向かって、段階的に締め付ける動作っていうか……なんて言えばいいんだろ」

千代田「わかるわ。飲食物を飲み込む際の、喉の動きに似てるわね……チューブを絞るみたいに……しかもその力加減や緩急が不規則すぎる」

響「ゆ、ゆるゆる絡みついて、時にうねってくる強い刺激……なんだこれは? 襞も締まりも、どちらも尋常じゃないぞ……? 濡れ具合も適度で……卑猥すぎじゃないか?」

五月雨「う、うわぁっ……指一本入れた時と、二本の時で全然感触が違ってくる……!? なにこれ、なにこれ!?」

響「し、しかも指を抜くときには、恐ろしい締め付けを……速度を上げても対応してくる!? なんだこの膣は!?」

五月雨「『統率力が凄い。膣を鎮守府近海と捉えた場合、襞の一つ一つが艦娘で、侵入者から精液と言う名の菱餅を搾り取るために各個尽力して連携を取っている』……そんな膣です」

阿武隈「も、モニターに、本当にそう出てる……」

千代田「今更だけど明石さん頑張り過ぎィ!!」


 ホンマにな。

 そしてそれ以上に、秋月の膣は頑張り過ぎである。本人の意志とは全くの無関係に、絶対に精液を絞り出す動きをする。

 辛抱たまらず男が引き抜こうとすればそこに絡みついて吸い付く。

 動かず耐えようとしても、その忍耐をあざ笑うかのように膣襞はじゅるじゅると音を立てて竿に絶妙な愛撫をしかけてくる。

 気が付けば降りてきていた子宮口が亀頭の先端をぱっくりと咥え、吸い付き、後は発射される精液を嚥下しようと口を広げて待ち構える。


 隙を生じぬ二段構えに、万一すらない三段構えの初見でも既知でもどうにもならないま〇こ――――それが秋月ま〇こである。


響「言ってみれば、本当に本当に―――――男の人のち〇ぽを悦ばせるための動きをしている」

五月雨「あ、短くで言うと『限りなく■■■■■■■に近い、精液絶対搾り取るマン(コ)』だそうです……って、なんだろ。この部分、塗りつぶされてる?」

阿武隈「なぁにそれぇ」

朝潮「どすけべアルテマ〇コ!」

秋月「ッ~~~~~~~~~~~~~♥」

千代田「それ以上いけないわ、朝潮……羞恥でも人は死ぬのよ」


 快楽と羞恥が絶妙に混在した表情を両手で覆い隠しながら、いやいやをするように秋月は首を左右に振った。

 もうこれ以上、知られたくなかった。空気に当てられていたとはいえ、他の艦娘達の膣内をさんざんに弄りまわした後で、なんて浅ましいことを考えるんだろう、と己を恥じながらも、それでも嫌だと思った。

 これ以上、提督以外の人の指や視線を、この体に向けられたくなかった。

 同じ女の子、同じ艦娘とはいえ、この体を好きにしていいのも、好きにされたいのも、秋月にとっては提督唯一人だった。


秋月「ぅ、ぅゆ、はっ♥ やっ、も、だめっ……ぅ、んぁ、はぁああああああああっ♥」


 弛緩していた秋月の身体が、再び緊張に強張り、すぐにぴくぴくと断続的な痙攣を始めた。


五月雨「えっ、い、イッちゃったの!?」

響「感度も良好か……淫乱の資質がある」

朝潮「………! これはやはり、どすけべアルテマn」

千代田「朝潮、それ以上いけないったら! 秋月が悶え死んじゃう!」

秋月(ぅ、あ………あ、秋月って、やっぱりヤらしい子、なのかな……提督の、指じゃ、ないのに、気をやって…………ぅう、恥ずかしい。死んじゃいたいっ……)


 ヒクつく膣口から、ごぽりと粘着質な音を立てて提督の精液が溢れだし、太腿を伝う。この感覚が、秋月はたまらなく好きだったが、好きという自覚がない。


秋月(あき、づき……なんで、こんな、えっちな、からだに……・提督しか、いやなのに、いやなのに……・♥)


 心と体が、ちぐはぐなのだ。尿意をどれだけ我慢しても無意味であるのと同じように。


千代田「………つまり提督が射精する時にこの動きが最大になると(ところで、なんか私、すっごくムラムラしてきたんだけど)」

響「………一滴残らず搾り取る動きをする、ということになるな(ど、動悸が、激しくなってきた)」

阿武隈「ヤダッ、エロイッ(っていうか、あたしまで興奮してきた……?)」

朝潮「なんと柔軟な……どのようにしてこのような膣の動きを会得したのですか?(お、落ち着かない気分に……この、匂いの、せい、ですか?)」

五月雨「じゅるるるる」

秋月「ぅあ、ああああああああああっ♥」

千代田「って何やってんの五月雨ェエエエエ!?」

五月雨「んふぁ? ん、じゅ……そりゃ、提督の、一番搾りを、こう、啜ってまふ」


 秋月のつるつる無毛なまっピンクま〇この膣口に唇を這わせ、思い切り吸い上げる変態がいた。

 言わずと知れた五月雨であった。その表情は恍惚とした天使であったが、やることは悪魔も逃げ出す所業である。


秋月「ゃ、やぁあっ……すっちゃ、やぁ……しょれ、しょれはっ……てーとくの、せーえきはっ……あきづきの、なのにっ……♥」

五月雨「垂れ流して、じゅる、たじゃないふか……ん、れる……ちゅる、ん、ゴク……あっは♥ この喉に絡まる感じ、すごく、好き……♥」

秋月「だめ、だめっ……か、かえしてっ、かえし――――んぶっ♥」

五月雨「えへへ……口移しで、呑ませたげますよ……ん、ぷぇ、あ……♥」

千代田「ちょ、あんたら、いい加減に、って………(だ、駄目だ。千代田も、何か、アレに、混ざりたく、なって、なんで、そっちのケなんて、千歳お姉、やだ、私)」


 マジカル精液による発情効果――――忘れた頃にやってくるふわっと設定である。

 秋月の極上の雌汁と混ざり合ったマジカルザーメンは、その匂いも強烈となっており、混ざり合うことでやや性的嗜好を狂わせる方向にブレンドされて、んん――――マンダム。


響「鎮圧だ……私たちが、まだ正気でいられるうちに」

朝潮「た、確かに! よ、よくわかりませんが、朝潮、なんだか皆さんにもご奉仕したい気分になって、これ、良くないと思います!!」

阿武隈「は、はひぃっ♥ あ、あたしも、このままじゃ、ヤバいっていうか……と、とめましゅ!」

千代田「縛!」


 千代田の糸が舞い、五月雨が拘束される。膣内を指先で弄り、中に残った精液を掻き出しては口に運んでしゃぶる秋月を、響が羽交い絞めにする。

 ひとまずどうにかしてこの場を修めんと、朝潮は阿武隈と共に秋月に下着を着用させた。


 ――――かくして、六名の膣内診断、という名のま〇こ嵌め比べは幕を下ろし――――。



……
………

※ここからが本当の天国だ……マジカルチ〇ポを持つ者を相手に逆レイプをしかける蛮勇艦娘達には演習前に一勝負してもらう

 デトックスしなきゃ……早く、早く残るどすけべ舞風を片づけて、即堕ちで川内をひどい目に遭わせなきゃ……

 今週末には投下してえなあ。願望に近い。演習パートにリキ入れ過ぎてしもうた


※さて、ま〇こ嵌め比べ編の続きはやっぱり週末あたりで行けるかも?(小高波感)


 ところで先日の投下が久々だから内容がよくわからない人のために い つ も の あ ら す じ。



五月雨「ま〇これ!」

秋月「ど、どうぞ、よ、よろしく……お、おち〇ちん、立てて、お待ちください、ね……ぅう」

響「いいかい? 少女たちの無防備子宮に、マジカルな射精をキメるんだッッ」

阿武隈「ま、ま、まじかる…………マジカル、ち、チ〇ポ……提督が」

千代田「…………鎮守府に着任してしまいました」

朝潮「これより、艦隊は年中春まっ盛り(隠語)になります! いいことですね!」



 だいたいこんな内容なので「口を開けばち〇ぽ! ま〇こ! 恥ずかしくないのか一航戦!!」って人はブラウザバックしなさい。



※今回のま〇こ嵌め比べ編(序章)で分かったこと


 ・阿武隈ま〇こは七変化、深さに応じて感触がどんどん変化する。ミミズ千匹とカズノコ天井と三段締めと吸い付き子宮とetc。

  一度抱いたら絶対に男が手放さない類の名器。激しいピストンよりも緩やかなストロークで膣の感触をじっくり楽しみたい性癖向き。

  声を押し殺して恥ずかしがる子にゾクゾクするなら阿武くま〇こ。乱れ牡丹が弱点。

  むっつりどすけべで恋の駆け引きで主導権を握りたい。握らせてあげると喜ぶ。ふふーんっ♥ 愛いやつ。




 ・響ま〇こはぞりぞり襞のうねり系、ねじ曲がった膣形状による強刺激とキツキツ膣道の圧迫感で愚息は即昇天。

  刺激が強すぎる初見殺し。巨根よりノーマルか平均未満の遅漏気味男根の方が楽しめる三擦り半名器で、スローセックスらぶちゅっちゅな性癖持ち向き。

  激しく動くと感じ過ぎて泣いちゃうのでソフトS向きでもある。肌が超綺麗ですぐキスマークがつく。優しくなでてあげると照れ臭そうに笑う。

  肉体の快感よりも精神の安らぎを重視するので、くっついてキスとかイチャつくのが好きだが、あまり言葉にはしない。表情はあまり変わらないので分かりづらいが優しい人が好き。




 ・千代田ま〇こは膨大な膣襞による吸引と締め付けの織り成す密着系質量地獄。太さ長さより硬さに自信がないと押し出されるレベルの膣圧を誇る。

  支配欲が強く女性の絶頂する姿に興奮する性癖には『向かない』。キス好きで密着感大好きな人向き。自分からキスしてくっついてくる甘えんぼ。

  前戯重視の人向き。質量の暴力。しりちちふともも。もちろんカワイイ系の顔立ちなのにグラマラス体型が好きな人にも向く。

  性欲旺盛だがラブラブで心が充足されるのも好きなのでどっちかを満たしてほしいというタイプ。なお性欲を満たすためにはノンストップ十回が最低ラインなので精豪じゃなきゃ死ぬ。




 ・五月雨ま〇こは捻じれ形状で伸縮自在、一度挿入しまったら最後ヌくまでヌけない魔性の絡みつき。

  より密着感のある太いチ○ポ好きだが、相手の大きさ・形状・硬度に合わせて柔軟に締め付け絡みつく。

  なじると劇的に膣内の動きが変化するとか。拉致られたら監禁輪姦されること必至。言うまでもなくドS性癖向き。

  言葉責め、スパンキングにも対応。実は羞恥心ドブに捨ててるわけじゃなく、羞恥心<性欲なだけ。恥ずかしさが性欲に加算されるタイプで、内心超恥ずかしがってるという裏設定。




 ・朝潮ま〇こは無数のイボイボな突起に満ちたうぞうぞ蠢く魅惑のぽかぽか蜜壺。大小の突起が不規則にうねりち〇ぽ全体を刺激してくるので動かなくても気持ちいい。

  むしろガンガン突きまくった方が刺激が少ないので攻め好き向きだが、ひたすら受けに徹する性癖のご奉仕されるのが好きな性癖にも向いている。

  ロリコンにとってはある意味猛毒。ロリコンを腹上死させるロリ。

  素直なので何でも言うこと聞いてくれるが、羞恥心や嫌悪がないわけではない。我慢してるだけだから無茶ばかり言うと泣いてしまうぞ。




 ・秋月ま〇こは絶対精液搾り取るマン(コ)。締め付け絡みつき蠢き飲み込む。腰が引っ張られるように奥へ奥へと誘われ、一番深いところで射精させる魔性。

  ただでさえザラキツとろふわ極名器なのに、男側がイくのに合わせて絞ってくる超淫乱ま〇こ。動いても動かなくても一分持たない。童貞は一秒持たない。

  また子宮の拡張性が高く精液の貯蔵量が凄まじい。1スレ目で精液ボテ腹晒してたのは伊達ではない。心と体が裏腹な純情少女を汚したいという下種にもラブラブ好きにも向く。

  一番厄介なのは秋月が素で男を陵辱へ駆り立てる振る舞いや男の獣性を刺激する発言をするところ。被虐体質系なアレ。苛めたくなるアレ。アレでわかっちゃうふわっと加減。





※「ETフィールドッ!(『エロ膣領域』の意) 全ッ開ッ!!」で書きました。

 みんなはどのまんk………艦娘、もといま〇娘が好みだったかな?

※今日投下行けるか、明日になるか、それが問題だ。

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 マジカルア○ル・・・


 別名:マジカルケツマ○コ。マジカルクソ穴。マジカルアスホー(流暢)。エトセトラエトセトラ。ア○ルって響き、いいよね。マ○コって響きもいいよね。

 おめーじゃねーよ誰だよマルコかよって本当に誰だよお前。

 それだけで卑猥なのにマジカルって付くとチョー卑猥。

 どこがマジカルかっていうとフツーのア○ルは肛門しか締まらないけど内部まで締め付けて蠢く。伸縮性たけーなオイ。

 しかも天然ローション分泌しちゃうという手っ取り早い人外具合なアレ。アレってなんだ。アレだよ、アレ。アレって言われてなんでわからないの?

 近藤さん(隠語)なしでも病気の心配ゼロは言わずもがな、宿便の排出も自由自在で即座に準備万端バッチコイで自浄作用もある。むしろ相手の性病まで治る。

 「それってもはや膣っぽい穴であって、もはやニアピンま○こで、ア○ルである必要なくね?」っていう突っ込みを入れるいい子ちゃんよ、想像してみて欲しい。

 膣内射精を嫌がる子は多い。悪の秘密結社・ゴルゴム(隠語)が必要だ。言うまでもない。全然OKって子もまあいるっちゃいるんだろう。だってゴルゴムは ゆ゛ る゛ さ゛ ん゛ ! ! される存在だからね。

 でもね、病気の心配がないってことはア○ルで生でOKなのよ。むしろ病気治っちゃうのよ。直に体温と粘液と粘膜感じちゃうのよ。ファラウェイできちゃうのよ。
 
 しかもコレ持ちの子はフツーに性感帯がア○ルなのよ。もはやマ○コを超えたケツマ○コなのだ。

 

 ―――――とだけ書くと男にとっては素晴らしいことだし、ある意味で女の子側にも幸せだが、実はこれ、単体だと物凄い地雷スキル。

 何故か?

 子供だって知っている。


 お 尻 は 入 れ る と こ ろ じ ゃ な く て 、 出 す と こ ろ だ と 。


 そして大人になる過程で、マジカルア○ルが覚醒した女の子は知る。


 出 す の 超 気 持 ち い い 、 と 。


 恥的で痴的な知的好奇心の導くがままに、そこにそっと指を入れてしまう子もきっといて、そして気づく。


 出 す と こ ろ な の に 入 れ る と 気 持 ち い い ぞ こ の 穴 と 。


 それに気づくともう戻ってこれなくなる。

 何故か?

 大人になった彼女たちは、己の身体の神秘と、恐るべき悲劇を知る。



 お 尻 の 穴 で は 、妊 娠 で き な い。



 マジカルって頭に着いたって……できないことぐらい……ある……。

 最大の悲劇はマ○コでファックするよりア○ルファックする方が女側も男側も「きもてぃぃいいい」という点である。

 お分かりいただけただろうか。

 そう――――マ○コ使ってもらえないのだ。

 仮に使ってもらってもマジカルア○ルの具合を知ったチ○ポはマジカルア○ルでしかイケなくなるというもはや呪いの装備である。それ(精子)を膣に出すなんてとんでもない!

 百歩譲ってケツで妊娠できたとしてだ、そこから生まれた子は一生、ケツから生まれたケツ太郎、あるいはアナルという消えぬ烙印を押されるのだ。鶏の卵じゃあるめえに。

 そして出産時に母体のケツは無惨に裂けてマジカルア○ルは失われるのだ。

 これが人のやることかよォオオオオ!!


 
 【民明書房・珍固男著『マジカルケツマ○コを備えて生まれ人生勝ち組と思われた菊月が気付けばアラサーで恋人はお尻しか使ってくれず未だに処女という悲劇』】より抜粋

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………
……



 ――――かくして、六名の膣内診断、という名のま〇こ嵌め比べは幕を下ろし――――。





響「さて、全員の武器、ひいては弱点まで分かったところで」

五月雨「ええ」

朝潮「覚悟はできています」

千代田「こういうの本来は日向が言うべきことらしいんだけど」

阿武隈「まあ、そうなりますよね」

秋月「え?」



 そう―――――幕が下りるわけがなかった。膜が破れるならまだしもな。



 乱れる理性。

 一秒ごとに加速していく興奮。

 欲情とは、抗えぬもの――――本能に根差す機能だ。

 五月雨と秋月を拘束した後、彼女たちは二人を引きずって隣室へと一時的に撤退した。

 そう『一時的』にだ。

 やがて艦娘達の理性もまた吹き飛び、自発的に提督にそれを求めるようになる。


響「良かった。本当に良かった。あらかじめ…………この部屋に高速修復剤をいっぱい用意しておいて……本当に良かった」

五月雨「気休めですけどね」

千代田「足りるかなあ……」

阿武隈「足りなきゃ、多分……や、やめましょ? 考えるの!」

朝潮「本能に忠実などすけべになろう、ということでしょうか!」

秋月「み、皆さん? その、何を? 何を仰っているんですか?」


 それを理解できていないのは、秋月だけだった。

 秋月は正しく、それ故に間違っていた。


 男の性欲というものは、女とは違う。

 まして提督という雄の性欲ともなれば、それは――――ただ一度の射精で収まるわけがない。

 秋月はこの中では比較的、発情状態が軽症である。なんせ一番搾りが未だに子宮内に残っているからだ。ホントどすけべだな。

 それ故に、本能的に満たされている。だからこそ、秋月は察しが悪かった。


響「秋月……言ってみれば、これは一つの等価交換だ。我々は己の武器を改めて認識し、持ち味や欠点を理解した。だがそれは司令官も同様だ。いや、我々以上に、既に理解し切っていると言っていいだろう」

五月雨「提督に逢うてはチ〇ポをハメる。提督に逢うてはマ〇コにハメられる」

朝潮「司令官を襲った報いは己に返る。司令官を犯した者、己の貞操も犯される」

千代田「こうなるとは思ってたけど、これほど? あ、そろそろヤバいわ。もう、何本かイッてきてる……ぐッ」

阿武隈「も、もうですかぁ!? その、えっちなきもちになってたのは否定できないけど、今から逃げるの駄目?」

秋月「え、え、え?」

響「分からないかい、秋月……私たちは既に、詰んでいたんだ」

秋月「そ、それは、どういう――――」


 秋月が疑問を投げかけようとした直前、それは秋月の背後のドアの向こうから聞こえた。


 ぶちり、と。


 硬質な糸の束を纏めて破断するような、すさまじい音だ。 


千代田「――――……られた」

秋月「え?」

千代田「拘束具が…………カーボンナノチューブ、全部……引きちぎられたわ、今」

秋月「…………え?」


 唇を噛みしめた苦悶の表情に、冷や汗を浮かべる千代田の尋常ならざる呟き声を、秋月は聞いた。

 秋月もまた慄然とした表情のまま、背後の扉へと振り返る。


 扉の向こうから、微かにベッドが軋む音が聞こえる。


 それはスプリングが軋む音だ。ベッドの上にいる『ナニカ』が動いている音。

 それだけの筈だ。


 なのに――――足音が、聞こえる。

 『ナニカ』はベッドの上から降りて、床を歩いている。

 ゆっくりとした歩みで。

 きしりきしりと。

 みしりみしりと。

 段々と音は、大きくなっていく。









 ―――――秋月の目の前の扉へと、近づいていく。


秋月「!?」

響「!? い、いかん! 予想より数分は速い!? みんな、高速修復剤を飲め!!」


秋月「えええええ!? それって、飲むものでしたっけ!?」

五月雨「ごっきゅごっきゅごっきゅ…………ぷは、いいから飲んで!! 内側から後で効いてきます!」

千代田「飲むのと飲まないのじゃ、全然違うって話よ! 早く飲みなさい!」

秋月「うぶっ!? けほっ、んぐ…………!?」

響「朝潮に阿武隈、資材は!? 艤装は!? 手筈は大丈夫よね!?」

朝潮「ご心配なく! 我々の艤装の傍には既に鋼材を始め、ありったけの資材を積んであります!」

阿武隈「はい! 不足時の補充についても、明石さんと大淀さんに確かにお任せしました!」

秋月「は、話が読めません!? どういうことですか!?」


 疑問の声を上げる秋月が再度、問いかけを投げた、その瞬刻の後。

 思いのほか、ゆっくりと。

 吹きこぼれる風の音で、それが察せられるほどに微かな音。

 艦娘達の誰もが、身を硬直させた。




https://www.youtube.com/watch?v=O0n-9X1MuMQ



響(あ、これアカンBGMだ)

阿武隈(知ってますこれ。食べられちゃうやつだ)

千代田(処刑用のアレだわ)

朝潮(カッコいい音楽ですね!)

秋月(知らない)

五月雨(この場合、螺子の雄雌的な意味でも食べるのは果たして私なのか、それとも……)



 開かれていく。


 ガフの扉が開く。


 扉が開き切った先に立つのは、もはやヒトにしてヒトあらざるもの。


 そう―――――ていとk














 

















                   ┣┓    ┏.
                  ♪' ┗┓   】┗・━┛†,   †∇
                  】  /;;〉┗・…'’  〔;;;!  ¨`・━┛【_┏'¶
                †∇  /;;/   |;;∟、 |;;;L_  「;;!   /7 †
                ┃! /;;;;レ>/;;Γ´_ノ;ィ;;;r‐┘_」;;レ //_, ┗・・・┓

                ¶  ノ;;;;/<ィ;;/};!.く/,;/};;ト[__;;;;;;;r'_/;;r‐┘  ,・’

               ┏┛/,;;;/  ,/;/     く/└'</レ ̄7/!|  「!_ 【
               ┃/;;;;;;;;;|  〈/┏━…・〓¨¨ ̄`・. く/ N-=,´r┘`┫
               】`~'/;;/〕!   【_         ┗〓・. .〈/i」/7 ┃

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          ┃ ┃ ,/;;/ /}「【 ̄】                ¨¨】 「l_┗・,

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    :      ┃【 _】^´   ,†´                           】_   【
    ┃    ┃┗'’「;;〕  †                          ‘⌒】┏’
    ┏‡      ┃   };;レ  【                            】†`
    ┃†    ┏'  _/;;/ ┏'                         【
...   】┃  ┃ 】r;;;;;;;;;「  【                         】

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  ,¶    /フ;;/,/;;!  ∇┏’                       /_,,._/_,ジ=、\  \
..r━┛   /´/イ;」/;;/    【                          / - 、,_  ヽ、_ :》、\   l
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... く;;;;;;;;;;;//;;;ノ {;;;;;{    ~¨ ┏・¨ ̄                    | |  /    | /      \   \_`ー 、_ \
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 提督…………………………さん?


 獣は高らかに吼え立てる。

 それを前に、艦娘達は誰一人として動けなかった。

 提督さんったらゴムせずハメたってな具合で超野蛮である。

 獣は高らかに吼え立てる。

 それを前に、艦娘達は誰一人として動けなかった。


響(よ、予想、以上……!!)

五月雨(…………オラ、おまたがジュンジュンしてきたぞ)


 おかしいな、王道少年誌っぽく言っても五月雨が変態だぞ?

 さておき、これは五月雨発案、響監修の策であった。

 この六人の膣内構造を調べ、互いの性能を理解し合おうという名目で行われた嵌め比べは、その実――――もう一つの目論見があった。



響(憲兵が先日着任した。施設案内と銘打って、現在は間宮と伊良湖に案内をさせている。今日しかなかった。チャンスはもう。今日しか)

五月雨(思いっきりハメまくれるのは、多分、今日以降はしばらくできない)



 響はともかく、五月雨は結構頭が回る――――エロに関しては特に。

 要は今のうちにハメまくり出しまくりで、練度を上げちまえという話であった。

 それだけなら単純な話だが、これは提督自身の性的な戦闘能力を計測する試みもあるのだ。

 男は焦らされると、爆発した時にスゴいという耳年増な五月雨の、半ば悪ふざけがあったのは否めない。

 提督を焦らしに焦らしたら、果たしてどんなセックスをしてくれるのか――――響は表面上「悪趣味な」と嫌悪を示したが、実はそれなりに興味もあった。

 実益もありそうだと感じ、いざ実行に至った。
















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提督「ハァアア…………ホ、ホッホ! ウッホ、ウッホ、ウホ!! ホアッ、ホアアーーーーッ」



 それがこのありさまだよ。提督の近代化改修には失敗したようですね。なんせ明石の手が入ってないからね。そう、手がね! フフ!

 やだ、提督さんったら長門よりゴリラ……!!


 目に見よ、その全身にみなぎるマジカル的アトモスフィア満タンのチャクラを。

 体を流れる血の色までピンク色ですと言われても信じますねこれは。

 さあ愚かな提督よ、いざ獣性の赴くままに、六人の艦娘達と目くるめく7Pの王様プレイを楽しみ給え―――――。




提督「フゥウウウ……………ハァアアアアア………!!」




 提督は両手の人差し指を中指を立てた異形の握りこぶしを、胸の前で交差―――――って。




 ちょっと待て。

 その構えはまさか。

 なんだ全身にみなぎるその馬鹿げたチャクラは。

 想定外だ。シナリオにないぞこんなの。

 ちょ、待て。おい、響、五月雨、止めろ。マジで止めろ。提督を止めろ。

 おそろしいことになる。

 こいつを止めないと、本当に恐ろしいことに――――。






https://www.youtube.com/watch?v=to0XR-9yimQ






 おい、そのBGMとめろ。カメラもとめろ。


 oi、おい、聞いてんのか。


提督「ハァア……………多重ゥ………!!」



 提督! やめろ! おまえにその技はまだ早い!!

 まだギリギリ常人枠の艦娘達の練度がおかしなことになる!!

 分かってるのか!? 未来が変わってしまう!

 これから幾人もの艦娘が着任して、そこからだ! 1スレ目の日向の下りはどうなる!?

 このまま犯っちまったら何が起こると思う!?




 タイムパラドックスだ!




































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    l/      \  l     l::::,' l:::::l,         〈   /:::/        / ,.ィ´      !
     ,.rァ'" `丶、 `ヽ、    l::!'   ',:::l   ',   l   〉 //        /  _,.,'仁'’`丶、       未来がどうなったっていい……!
     ,イ: : : : ,/  `'ーュ 、`ヽ、!    ヽ!   ヘ   i  /         _,.イ>'¨’  ヽ,: : : : : : i〉
     l : : : : i'  仁i i !`丶,`'ーャ、     〉 / ,〈       ,. r 仁'’: :,i ' .ィャ i l : : : : : リ         ち○こがどうなったっていい……!
.     ,: : : : ム ! l リ   l: : : ∨;:;,`´`丶,/     ヽ ヽイ `´;;:;:;:/: : : : i  マリ ! リ: : : : : ノ    /
ヘ   ';;;;;丶 : : 人    .ノ: : : 丿 ;:;;:;;;:;;:;;:;:〈;:;:<;:;:;:;:;:>;:;:〉;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ム: : : : : ',  ー  ノ: : : /_    /     だけどこいつらは! こいつらだけは!
. ハ   ';;;;;;;;;`'ー-≧=-ィ -一'’;;;:;:;;;;;:;;;:;',   ゙ヾ、,,, ,ィ;イ    ,.ィ;:;:;:;:;:;:;`'ー=: : ゝ -‐ィ'_ ,.ィ',’.;';:;' ヾ、 /
  ヘ   ';;;;;;;;;;;;;二三三;;;;:;;;;;;;;;;;;;; '"゙  ヘヾ、        //  ´゙ヾ;:;:;:;:;:二三三ニ;:;:;:;:;:;:ノ  ゞメ
  ム    ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;;;;;;;;;;; '"       ` ー ‐ '"  /       ゙'ヾ;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:ィソ’   /'
   ム                                                   //             絶  対  犯  し 抜 く  !!
ヾミ ム                                                      /
    ム                                                     /   /
ヽ、   ム                                               /  /       ←マジカルチ○ポ提督-ACT2の雄姿(おすがた)









 \(^q^)/


提督「多重ゥ…………!!」



 人体には、未知なる力が存在する。

 淫力(フォース)、チャクラ、オーラ、淫紋、幽淫紋(スタンド)、魔力…………様々な名で形容されるエネルギー、それは未だ科学的に解明されてはいない。

 だが、それをただ本能と遺伝子に備わる才覚のみで操る存在がいる。

 それは確かにいる。

 いるのだ。


 ここに!




「「「「「「――――――マジカル影分身の術ゥ!!」」」」」」




 ばくはつするすっごくえっちなぱわー。(小並感)

 やたら体に有害そうなピンク色の煙が閃光と共に弾ける。

 濛々と漂う粉塵の向こう側に立つ提督――――否、提督たち。

 そう、提督が十二人に増えた。


 響は狐につままれたような表情で立ち尽くしていた。

 阿武隈は開いた口がふさがらなかった。

 千代田はサキミタマみたいな表情で、眼前の現実から目を逸らしていた。

 朝潮はしいたけみたいな目をして、はしゃぐ子供を思わせる紅潮した頬に笑みを浮かべて、拳をぎゅっとした。 

 五月雨は諸々が濡れ、被虐心と感度がアップ。

 秋月は寒さをこらえるように体を竦め怯えた。胸や尻が強調されるポーズになった。わざとやってんのかこいつ。素である。いやらしい子!


 六人の中で誰が正常かと言えば、多分全員が正常なのだろう。

 ところで正常位って向き合って挿入する形をとるけど、『正常』ってなんだろうね。

 獣的には後背位の方が正常じゃね? そのうち例えるなら『異常位』的な――――。



提督's(ゴチャゴチャうるせェンだよ………仕事しろ)



 質量を持った分身体を繰り出した提督………さんである。

 一人頭二人の割り当てである。3Pである。

 なおラブラブえっちを好む秋月は性欲の権化みたいなさみなんとかっていう駆逐艦に一人分身体を奪われる模様―――――そう、4Pがおっぱじまるのだ。


阿武隈(わ、わー……提督、おっきいなぁ……二本、二本だぁ……は、はは、はは…………ギャーーーーッ)


 一人でさえ持て余すというのにそれが単純計算で二倍である。

 主導権を握るなど夢のまた夢だと悟った阿武隈は、心中で楳図か○お先生のキャラみたいに叫んだ。

 数秒後には中指でGスポットを『グワシ』されて『ギャッ♥』とか言いそうである、ワハハ。


響(流石の私も、これは逃げたいな……でも、司令官とのセックスで死ねるなら、悪くないような気も……海で死ぬより、快楽の嵐の中の航海で沈むのも、いいかも知れないね)


 既に諦めムードに入っている響。自業自得と理解しているので、そのうち考えるのをやめる。

 聡い彼女は、人数的に二人割り当てられるんだろうなーとなんとなく察しており、ラブラブスキーな純情性癖的に、膝が僅かに震えていた。

 それでも受け入れようとするあたり健気である。

 しかし妖精のように白く抜けた肌には、これからの始まる大情事への期待のためか……淡く、されど確かに、朱が色づき始めていた。


五月雨(私は――――生き抜く! もといイキヌく!! これから何百何千何万何億と、提督とセックスするために!!)


 流石の五月雨も戦慄に背が冷える思いだったが、膣内は熱々だった。

 頭の中では既に秋月から合意を得て奪う提督を手で握るか口で二本チャレンジするかで大いに悩むぐらいの余裕があった。

 敵が強ければ強いほど燃える王道熱血マンガ的サムシングであるがまるで燃えない不思議。

 これから秋月に対し「提督(のうちの1人)は私に任せて先にイって!」とか曇りなき眼で言い放つのだ、ハハッ。


朝潮(……お一人は膣内。お一人は、口で……そのためのどすけべ穴です!)


 冷静に正気を失っているような思考で今後の戦略を考える朝潮ちゃん。

 彼女が恐怖するとすれば、それは提督を満足させられないこと、失望されることである。ご立派だ。ただし雌奴隷として。

 いつだって提督の快楽一番の忠犬雌奴隷朝潮は、ブレることはなかった。

 多分、今回の最大の被害者であろう。救えないのが本人に被害者意識がないところだ。


千代田(何十回……いや、百、かな? 最後まで意識を保ってられるか分かんないな……これは)


 千代田が既に尊厳やら貞操を保てないのは既に織り込み済みである。その幾重にも折り重なった膣壁のようにな。

 とはいえ、いそいそと服を脱ぎだすあたり、結構本人も乗り気である。ぷるんと揺れる鞠玉おっぱいはまさにちちちよだである。

 ある意味でこの中では誰よりも性癖的にも膣内構造的にも需要と供給が合致している千代田は、かなり余裕がありそうであった。


秋月(………それでも、私は……司令に、せめて心やすらかにいて欲しい)


 ヒトを捨て、獣性を完全に解き放った獣化第二形態をとった提督に、僅かに恐怖を抱く自分を律するように、秋月は己に言い聞かせた。

 ――――とかなんとかいって一番どすけべなお誘いをして一番提督から精液を絞り出す防空駆逐艦がいるらしい。

 ほら、現に今だってスカート着用のままおずおずとスカートの中に両手を入れて、下唇を噛みしめながらゆっくりとパンティ下ろしてる。

 希望に向かって真っすぐに前を向く煌めく瞳よりも、淫蕩に乱れる瑞々しい唇的なサムシング。





提督「「「「「「がるるー」」」」」」




 このSSは不健全である。なんせ生産性がない。





……
………

※一人連合艦隊ってか、ワハハ









 ワハハ……


※ごめん、一度>>1ん中から毒を抜く。だめだ。毒抜かんとだめ。

 即堕ちは現在

 1.潮

 2.速吸

 3.川内(陵辱)

 みたいな状況だけど、ちょっと川内をば。


【本日の即堕ち二コマ艦娘~川内(陵辱)~】

【特別編:ゲームルーム】

【before】


 四方を壁で囲われた窓のない部屋の床は、冷たいリノリウムに覆われている。

 おそらく外界に繋がる換気ダクトのある壁。シンプルな丸時計がかけられた壁。何もない壁。

 そしてその中央にドアが設置された壁――――ドアの上部のスピーカーから声が響く。


『聞こえているかな、軽巡・川内』


 その声は部屋の中心に据えられた一脚のテーブルの上の人物に向けられた。

 川内はテーブルに仰向けで大の字になる様に寝かされていた。否、正しくは拘束されている。

 両手両足を覆うバンドには鎖。鎖はそれぞれ部屋の市隅に向かって伸びている。

 四方と上部には監視カメラ。上部のカメラ横には大型のスクリーンが設置されていて、ちょうと天井を見上げる川内からは真正面に見える位置にあった。

 五つの方向からカメラが向けられている。その奥から、未だ見ぬ男たちの下卑た笑い声が聞こえてくるようだった。


『これから君と、君の姉妹たちには選択肢をあげようと思う。三択だね。つまり一名は二択となり、一名は選択の余地が無くなるわけだ』


 ――――これはそういうゲームだと、拘束される前に川内は聞かされていた。

 人数に合わせた選択肢が用意され、それは選択するたびに消えていく。最後に選択権が回ってきたものは、残った余り物を享受するしかない。そんな糞のようなゲームだ。


『喜びたまえ。君はより多くの選択肢を得られる立場、つまり一番最初の選択権を手に入れた。次の中から一つを選ぶといい』


 僅かにノイズのかかった、加工された音声が言い切ったところで、川内の頭上、つまり天井のスクリーンに、三行の文字列が表示される。


 1.ゴム無し生性交

 2.精液便女

 3.お掃除フェラ・フェラ抜き


 それの意味するところを悟った川内は、絶望するでも悲観するでもなく、ただ悪趣味だ、と思った。

 きっと別室で同様のアナウンスを聞いているのだろう、妹たちも同じことを思っただろう。



『察しの良い君はその様子だと気付いたようだね? 1を選べば君は立て続けに男たちに犯される。激しくね。なにせ相手は性欲絶倫で各々が自慢の獲物を持つ屈強な八人の男だ。一人五回から八回は覚悟してくれていい』


 40回から、64回の性行為。一般的な女性の体力ならば、確実に死ぬ回数だった。まして相手が絶倫というからには間違いなく死ぬ。

 このゲームマスターの質の悪いところが、決して嘘をつかないという点にある。ただそれだけは、川内にとって信じられることだった。


 信じられるが故に、その言葉を信じたくない。

 再び吐き出された言葉は、耳を覆いたくなるような絶望の末路を示していた。


『ただし膣内射精は行われない。避妊という意味では十分ではないが、妊娠の確率は減るだろう。とはいえ相手が相手だ。愛撫など期待しないほうがいい。これを選ぶなら自慰でもして濡らしておくべきだが、君は今動けなかったね? 安心していい。開始前に全員の拘束は外され、一度湯あみをしてもらうからね』

『では続けて2の説明だ。と言ってももう分かるだろうが、1を選んだ者をオナホ替わりに使った男たちは射精寸前にペニスを引き抜き、2を選んだ女性の性器に挿入し、その膣奥で射精を行う。まさしく精液便女となるわけだ』

『そして3。これは一番楽と言えば楽なのだろうね。妊娠の確率はゼロ。ただしまあ、お掃除フェラとはいえ、その際に性欲旺盛な男たちから幾度か欲望を吐き出させることは禁止されていない。それが叶うなら、最も過酷であろう1の負担を減らせはするだろう』

『射精回数を減らせることで、2の妊娠率も気休め程度だが下がるかもしれない。口付けも知らぬ無垢な乙女にはいささかハードルが高いかな?』



 川内は処女だった。他の二人もそうだろう。キスどころか、好きな男と手をつないだことすらない。


『でも……そうそう、ゲームマスターとして贔屓は良くないとは思うのだが、前述の八名の男たちには、是非君には1か2を選んでほしいそうだ』

『君の小生意気な顔が屈辱と恐怖で歪む様が見たいのと、その膣の具合がどんなものか是非味見したいそうだよ。夜戦好きの君だから、どんな乱れ方をするのか楽しみだそうだ』

『君の二つ下の妹にも、1と2を選ぶのを希望しているとのことだ。偶像気取りの小娘のあそこの具合には興味津々らしくてね。或いは孕ませてしまった時にそれでも路線変更しないかを笑顔で問いかけてみたいんだそうだ。怖いねえ、怖い怖い』

『一つ下の妹は、もちろん3だよ。誇り高く澄ました顔の、純潔の彼女が、必死に男の男根にむしゃぶりついて、それでもなお妹や姉と違って純潔を保っているということに自己嫌悪し、無様に涙する様が見たいそうだ。私も観てみたいね、ふふふ』

『おっと、これは事前にも言ったことだが、どれも選ばないなんてのは一番やってはいけないことだよ? 君の選択肢はなくなり、君の妹二人には強制的に各三つの選択が与えられることになる』


 即ち、ゴム無し生性交、膣内射精、お掃除フェラとフェラ抜き――――ただの入れ代わり立ち代わりの輪姦だ。

 膣も、口も、道具のように犯され、吐き出され、穢される。その過酷さは単独選択の比ではない。


『さて、五分後にまたアナウンスを行うよ。繰り返すが君が第一選択の権利を得た。何、どれを選んだところで、君の妹二人はそれを恨んだりはしないさ』


 くつくつとくぐもった電子的な笑みが、川内の癇に障った。機械を通しても分かる粘ついた声の持ち主は男であろう。下種な精神が透けて見えるようだった。

 1を選べば陵辱を受ける川内の姿はもちろん、健気な姉の献身に唇を噛み涙する妹たち―――――神通と那珂を見て楽しむつもりだろう。

 2を選べば汚される絶望に、妊娠への恐怖に。怯える私を見て愉悦に浸ろうというのだ。それを辛そうに見ていることしかできない、妹たちも。

 3を選べば、妹たちを尻目に純潔を保ちながらも、その罪悪感から必死で男を口で導こうとする様を嗤うつもりなのだ。妹たちがどんな反応するかも楽しみの一つなのだろう。

 考えているうちにも時間は過ぎていく。


 ざざ、という砂嵐の音。

 再び、おぞましい電子音が呼びかける。

 闇の底から響くような声は、とても優しい声で川内へと語りかけた。





 時間だ――――さあどうする? と。



※川内の選択肢はいかに……後半へ、続く(今日の夜)

4: 3人とも全部……って言うのは駄目ですか?


【after(表)】


 部屋の中には、悪意が渦巻いていた。


「やだ、やだ……やだやだ、やだやだやだやだ、やだぁあ!!」


 聞き分けのない子供のような声を上げて、那珂が泣き叫んでいた。


「やめて、やめて……離して! 離してぇ!!」


 怜悧な美貌を憤怒と恐怖が綯い交ぜになった表情に焼き焦がし、神通が叫んでいた。


 悲鳴。絶叫。懇願。絶望。落胆。悲哀。

 あらゆる負の感情がそこに在った。

 甲高い女の声が、ただ響く。

 肉を打ち付け合う音。

 苦しみに喘ぐ声。

 汚濁の水音。




「やめて、やめてよぉ……これ、以上、されたら、しんじゃう、しんじゃうよ……もう、これ以上、やめて……・」

「おね、がい。おねがい、です、おねがいです……もう、やめてください。やめて、助けて……」



 懇願の声に答える者はいない。

 ただ応える声が聞こえた。

 笑い声だ。

 嘲笑だった。

 げらげら、げらげらと。

 道化を嗤う悪魔のように。

 罪人を拷問する鬼のように。







「―――――川内ちゃんに、ひどいこと、しないで……那珂ちゃん、何でもするから。代わりに、抱かれるから、だから……」

「姉さん、なんで……! なんで! 姉さん、どうして……なんで、一人で、そんな……!!」






 薄いガラスの向こう側には、地獄が広がっている。

 テーブルの上で仰向けに寝転び、ゆさゆさと揺れる人影がある。

 その股の間と、のけぞった顔の前に、全裸の男が立っている。

 男たちが動くたびに、テーブルに寝転んだ影は激しく揺れた。




 神通と那珂が拘束される部屋の隣――――マジックミラーで遮られた部屋の向こう側では、川内が男たちに嬲り者にされていた。


「お、お、お………射精る、射精るぅ……」

「あ、が………ぅ、う」



 今まさに八人目の男の精を膣奥で受け切った川内は、激しい陵辱の御堂巡りの一巡目の終わりを悟り、その内心ではまだ一巡目と心が折れかけていた。

 膣内を目いっぱいに圧迫する巨大な男根の質量と熱量、そしてどぶどぶと流れ込む粘ついた汚液の感覚が、己の知らない子宮内へと染み込んでいく感覚が、今もなお川内の心と体を蝕んだ。

 快活な笑みを浮かべ、いつも元気よく走り回っていた彼女の名残はどこにもない。

 艶のある黒曜石のような黒い瞳に、今は光がない。

 笑みを讃える艶やかな唇は、口端が切れた血と、吐き出された精液で穢れていた。


 数時間ほど前に、電子音の声へ回答した川内の答えは、





『私が、全部やる。だから、妹には手を出さないで』

『こんなんでも、私は姉なんだよ。あの子たちは……大事な、妹なんだよ』

『何よりも大事な、妹なんだよ。これから好きな人が出来て、恋をして、幸せになる妹なんだよ』

『幸せに、ならなきゃ……いけないんだよ』





 ――――1から3まで、その全てを自分が引き受けるというものだった。


 その結果がこれだ。

 八人の男に取り囲まれ、テーブルに仰向けで押さえ付けられ、スカートごと下着をはぎ取られて挿入された。

 痛みに絶叫する暇もなく、口にねじ込まれた男根。歯の一つでも立てれば、妹がどうなっても知らないと、男たちは告げた。

 そこからは、ただの繰り返しだった。

 繰り返される上下の抽挿。

 激しく揺さぶられるからだ。

 擦り切れていくこころ。
 
 吐き出される汚液を、穴で受け止める。

 それを繰り返し繰り返し、ようやく八度目――――さりとて一巡目。

 電子音の声の持ち主の言葉が正しければ、これがあと最低でも四周、最悪七周は繰り返される。

 川内の心は折れかけていた。

 早く終わってほしいという思いと、妹たちが無事でいて欲しいなあ――――ただそれだけを交互に思っていた。


 かたかたと震える体を掻き抱くことすら許されない。ただ男の欲望が満ちるまで、じっと耐えるだけの地獄がそこにあった。

 だからせめて、その願いだけは心の中で守りたかった。

 なのに、男たちはそんな切なる思いに浸ることすら許さなかった。


「それじゃ、二周目ね」

「川内ちゃんの便器マ○コのー?」

「そう貴重でもない処女膜を破ったチ○ポがまた入りまーす」

「ッ………!! ッ、う、ぎ、あ……」


 長大なペニスがみちみちと音を立てて膣道を進み、蹂躙していく痛みに、川内は苦悶の声と共に涙をこぼした。

 精液に塗れながらもぴっちりと閉じ切った肉壁を押し分けて、亀頭は容易に子宮へと届き、押し潰すように更に先へと進む。

 程なくして始まるのは、腰を打ち付けるようなピストン運動だ。

 未だに血が滲む初心な膣襞は焼けるような痛みだけを川内に与えてくる。ごんごんと小突かれる子宮を抜けて、衝撃は内臓までをも揺さぶった。


「が、あ………ぐ、るじ、い……」


 思わず、許しを請うような声が漏れた。少しの打算があった。僅かでも、男が良心を働かせて、少しでも動きを緩やかにしてくれるのではないかと。


「あっそう? ごめんねえ、俺は超気持ちいいわ」

「便器にもやっぱ高級なのってあるじゃん?」

「使い心地サイコーだよこの便器」


 あっけなく、その願いは一笑に伏された。

 川内の肉体への負荷など一切考慮しない性行為。ペニスが膣奥の子宮を突き上げる度に内臓が揺さぶられるような衝撃が襲い、激痛と共に吐き気を催させた。

 加速度的に増していく吐き気と裏腹に、胃の中は精液だけだ。胃酸混じりのそれを吐き出しそうになるが、それは叶わない。


「が、あ――――あ゛っ、ぶぇ……ぶぶ、ぶ……」

「苦しいとか言ってる余裕あるなら、口マ○コでチ○ポじゅぼじゅぼしましょうねー」

「オナホよか具合いいよ君の口マ○コ。才能あるね」


 口中に満ちる肉棒が、喉元でそれを阻んだ。

 せり上がる胃液が、無理やりに栓をされて押し戻される筆舌に尽くしがたい感覚に、川内は目の前に明滅する火花を見た。

 思わず口を閉じそうになる反射的な動きを、尋常ならざる覚悟で押しとどめ、ただ男が満足してくれるよう、舌を絡めて唇をすぼめた。


「必死な舌遣いエロいな」

「つーかおしゃぶり巧いよなコイツ。マジで初めてか? こっちはこてこての処女マ○コだったけどよ」

「案外、妹たちの知らねえトコで咥え込んでたんじゃねえの?」


 傍で順番待ちをする男たちが上下の穴を犯される川内を見て、口々に好き勝手なことを話していた。


「っ、くぁ……喉マ○コ突くたび、マ○コがキュウキュウうねるぜ。早漏くんじゃ三擦り半持たねえだろうなこりゃ」


 ほっそりとした川内の体を乱暴に引き寄せながら腰を振る男が、その膣の具合を絶賛する。

 川内にとっては、ただの苦痛でしかなかった。

 何を言われても、何を褒められても、何一つ嬉しいことなどなかった。


 今、私は陵辱されている――――好きでもない男に。大嫌いな男たちに。

 初めてだったのに。

 キスの味も知らないまま、男根の味を先に知った。

 それでも妹が無事ならいいと。

 ただそれだけを、想った。


 ひどく惨めな気持ちだった。喉奥を亀頭が抉るたび、川内の鼻先に男の陰嚢が押し当てられて、ますます惨めな気持ちが抑えられなくなった。

 だけど自然とあふれ出す涙は、口元から漏れる胃酸混じりの精液に呑まれて、その名残すらかき消していく。


「っ、あー……やっぱこの穴、すっげえ使い心地いいわ」

「ついさっきまで処女だったってのもあんのかね? すっげえうねるのな、こいつのマ○コ」


 川内の意志とは裏腹に、その両脚の間についている女性器は優秀だった。

 穢れを知らぬ楚々とした女性器は無惨に華を散らされたにも拘らず、男根から搾精するための収縮を繰り返していた。

 極太の肉竿の乱暴な動きにも傷だらけの膣粘膜が膣襞と共に追随してヒクつき、熱いぬめりを伴った液体に浸した衣服が肌にまとわりつくような密着感で、侵入者に恍惚とした快楽を齎していた。


「お、お……緩んで、締め付けて……クッソ具合いいなコイツ。夜戦好きって話に掛け値なしってか」

「処女だったけどな……うあ、口マ○コもかなりいいぜこいつ。センスあるわ」

「初体験で八人に輪姦されるってどんな気持ち? ねえ、今どんな気持ち?」


 返事など最初から求めていない問いかけ。ただ川内を嬲ろうとする意図だけが透けて見えた。

 仰向けに寝かされ、無防備になった川内の白い喉――――その中間ほどまでを抉る醜悪な肉塊は、一切の容赦なく前後運動を繰り返す。


「ぐぇぼ、ご、ぼッ……ぉえ゛っ、ぐぇっ、がぁ、ぐぼ……げっ、げぇっ、うぶぇッ……」

「あー、絡む絡む……ちっちぇ舌がサオんとこいい感じにこすれて……」

「細っせえ喉がチ○ポの動きに合わせてうねってんの、エロいな」


 酸素を求めて狂ったように蠕動する喉肉が太いカリ首に絡みつき、嘔吐感による生理的なえずきすら男根へ快楽を与える刺激にしかならなかった。


「ぅおおお、締まるっ……!」


 ぶる、と男の腰が震え、がっつくように小刻みになる前後運動――――これで九回目となるその前兆に、川内は悟った。


 …………膣内に、射精されてる。


 やがてぴたりと男の動きは止まり、ふぅと熱い吐息を吐きながら、未だ硬さを保ったままの男根を膣奥から引き抜いた。

 まとわりつく膣襞が、膣口付近まで男根へまとわりつくのが感覚的に分かり、川内はびくりと腰を震わせる。


 ただ絶望感が煽られる。こんなにも嫌なのに、どうしようもなく怖いのに、自分の身体はどうしようもなく女で、男を受け入れるようにできている――――それが怖かった。

 妊娠してしまったらどうしよう、それだけは嫌だと――――だけど、それ以上に妹たちが穢されるのは、もっと駄目なことだと、自分に言い聞かせた。

 程なくして口中を犯していた男の動きも同様に小刻みになり、えぐみを伴う粘ついた熱い液体が、喉の奥でびちゃりと音を立てた。

 引き抜かれた男根で押しとどめられていた熱い精液が、己の顔や尻たぶに垂れて伝っていく感覚が、ただ気持ち悪いと思った。


「あー……マジ射精たわ、めっちゃ絞られた」

「こっちもだ。つーか、口でイケると思ってなかったんだよなあ、この催し」

「フェラ上手だもんな川内ちゃん。でもオメーは早すぎ。二回目だろ? どんだけ早漏よ」

「バッカ、こいつの便所マ○コ最高だぞ。ぎゅうぎゅう精子搾ってくるんだぜ? 一周目んときより具合よくなってるし」

「マジ? もうチ○ポの悦ばせ方を覚えちゃったってか」

「んじゃガバくなる前に味わいつくさねえとな。っと、次は俺ね」

「次の次の次かよ、待ち遠しいぜ……待ち遠しいケツ穴は今日は使えないんだっけ? そっちの初物は絶対俺な」

「馬鹿野郎、公平にクジだっつったろそれは……それよりよ、そろそろ上着も剥いちまおうぜ。どんなオッパイしてんのかねこいつ」

「萎える糞乳とかだったら最悪だけど………っと」


 太い指先が川内の胸元の制服を掴み、びりと左右に引き裂く。

 ピンク色のブラジャーごと剥き取られた胸元からは、意外なほどにボリューム感のある肉がまろびだした。

 おわん型の白い乳房の登頂には、更に小高く盛り上がる乳輪と、尖った乳首がある。


「………前言撤回。やっべ、すっげーピンク。ブラよりピンクだ。うっわ、好みだわこのオッパイ。舐めしゃぶりてえなあ」

「ぷっくりエロ乳輪じゃん。パフィーニップルってやつ? つーか、乳首勃ってね?」

「勃ってんね。メッチャ尖ってる。うっわ、コリコリだ」

「ッ~~~~~~ぁ、だ、め、こす、っちゃ、だ……うぼぉっ!?」

「はいはい淫乱女の口マ○コにチ○ポお代わり入りましたー。一丁前に恥ずかしがってんじゃねえよ便器が。黙ってチ○ポしゃぶってザーメン絞り出せよ」

「ひっでえの、ぎゃはは。つーか川内ちゃん、クリトリスもビンビンじゃん!」

「今更だろ。マ○コこそガキだったけどクリトリスだけはズル向けのオトナクリだったもんねー、川内ちゃんは。短小だけど」

「クリオナばっかしてたんだろ。脚閉じててもちっちぇえクリトリスピンピンに上向きだったしな。ひょっとして内心で期待してた? どうなん?」

「ひ、がうっぶ……おぶぉっ、げぇえっ、が、ぶ……」

「何言ってんのかわかんねーよ、豚女wwww」


 否定したくても、否定の声は出なかった――――先ほど男のペニスを口にねじ込まれたから。

 首を振りたくても、首は横に動かなかった――――首を絞めるように掴まれて、身動きを固定されていたから。


「んじゃ、二周目マ○コいただきまーす………ゥお、こ、こりゃ、確かに、一回目より、具合、いいな……うねってやがる」 

「う、ぐぶ、ん、んぐ、ん~~~~~~~~ッ」

「だろ? つか、クリ弄りながらピストンしてみ? おもしれーから」


 びく、と。呼吸に苦しむ反射的な動きとは異なったこわばりが、川内の全身を襲った。


「なんで?」

「すっげえマ○コの具合変わるぜ。顔つきはずっと苦しそうなまんまだったけど、マ○コまで演技仕込めてねえからコイツ」



 口に男根を咥え込んだまま、川内は目を見開き、男たちの顔に視線を彷徨わせた。


「あ、川内ちゃん、顔色変わったね。気づいてないと思った? クリ弄るたびにマ○コきゅうきゅう吸い付けてたらそらバレるでしょ」

「この状況で感じてたのかよ。エッロ……聞こえてる妹ちゃんたちー? おまえらのねーちゃん、マジ淫乱だわ。滅多にいねえよこんなドマゾ」

「便器らしくさ、正の字書いていかね? 視覚的にもクッソエロくなると思うんだよね」

「イッた数も合わせて書いてみるか? よーし、俺たちと勝負しようぜ川内ちゃん?」

「八対一だけどな。なぁに、レイテ沖よりマシだよきっと」


 己の肉体が、内側から暴かれていく。

 心までも、犯されていく。

 どこまでも落下していく終わりのない浮遊感に、川内は喘ぎ、叫び、涙した。

 その宴が終わった頃には、右太腿に膣内射精の回数を示す12個の正の字と3画分が刻まれ、左太腿に川内が絶頂した回数を示す20個の正の字が刻まれていた。


【完(?)】


【after(裏)】


「くぁ………白い喉が、出すのに合わせて蠕動して……喉鳴らして精子飲んでるわ」

「もうほとんど意識ねえだろうに、やらしーんだ」

「超エロいなこいつ。もう一回口で相手してもらうかな」

「流石にもうマ○コガバガバだしな」

「それでも並の女よりマシじゃね? ユルくなっちまったけど、マ○コがうぞうぞする感じが結構イイぜ」


 しっとりとした柔肌には血が滲み、あちこちが渇きかけの汚液で薄汚れていた。

 太腿だけではなく、体のいたる箇所には卑猥な落書きが施されている。

 腹部には【パイパンキツキツ便器】【便女:使用料0円】といった書き込み。

 性器に向かって矢印が引かれ【昨日まで処女でしたが、今日だけで8本咥え込みました】 【記録更新中! 相手募集中♥】

 口元には【フェラ上手】【精子大好き】【マ○コより気持ちいいよ♥】

 臀部には【お尻は処女です(笑)】【明日失いますけど(笑)】

 胸元にも乳首に向かって矢印が引かれ【ネジると喜びます】といった、川内の尊厳を踏みにじるような残酷な記載がされていた。

 川内は、それでも耐えた。

 泣き叫びながら、気が狂うような悲しみと屈辱に身を震わせて、思い通りにならない性感に絶望しながら、耐えに耐えた。

 だが男の一人が、手元にある機器の――――なんらかのリモコンを操作すると、川内の表情が一変した。

 一面が鏡張りになっていた部屋――――その鏡の向こうに。


「あ……あ? あ、あああああああああああああ……!」

「自慢してやれよ。お姉ちゃんがオトナになったところを、よ」


 首の座らない赤子のように全身を脱力させ、ピストンに合わせて体を揺らしていただけの川内――――その瞳に、光がよみがえる。


「や、ゃ、だ……やめ、やだぁあ!! それだけは、やだあ……!!」


 半狂乱になって叫ぶも、汚辱の爪痕が全身を苛み、力が入らない。


「なんだ? 先にオトナにされちまったのが妹たちに悪いってか?」

「この便器奥ゆかしいね、素敵」

「恥ずかしがるなって」

「だからさ――――もっと近くで見てもらおうぜ」

「ッ、や、やだ、やだぁあああああああああ!!!」


 両太ももを掴まれて軽々と持ち上げられ、無慈悲にもどんどんと男たちはガラスへと近づいていく。

 女性器をむき出しにされる大股開きの姿勢の、川内を抱えて。
 

「みない、で………みないでぇ、神通、那珂ぁ……!!」


 薄いガラスの向こう側で、目を逸らそうとする神通と那珂に、別の男たちが近寄り、耳元で何かを呟く。


 ――――お前たちが見ないなら、もっと手酷く川内を陵辱する。


 そんなことを言われたのだろう。声は聞こえずとも、川内は一瞬で理解した。

 血がにじむほど唇をかみしめて、神通は川内を見た。那珂も泣きじゃくりながら、丸く潤んだ瞳を川内へと向ける。


 幾度となく泣きはらしていたであろう、妹二人の赤い目元を見て、川内はずっと見られていたことを悟り、


「ぅあ、ぁ、あっ、あ………ひっ、ひぃっ……ひぃ…………ん」


 無惨にこじ開けられた雌芯の中心からは破瓜の血と、それ以上の量の精液で汚れていた。

 次々とあふれ出す汚液が膣口から滴り、床へ音を立てて白濁の水たまりを作っていった。

 男を知らなかった頃とはまるで形状が変わってしまった女性器の無惨な様に、神通と那珂はただ涙をこぼした。

 姉の献身に、心の底から尊敬し、男たちに憎悪の念を募らせた。


「うっわー、怖いねこの妹ちゃんたち」

「つーか川内ちゃんまた泣いちゃったよ」

「泣くほど嬉しかったんだねえ。オトナになれたのそんなに感動的だった?」


 しらじらしい台詞を吐く男たちに、怒りすら湧いてこなかった。

 こんなみじめな姿をずっと見られていたことが、ただただ悲しかった。


 だが、それでも川内に後悔はなかった。

 少なくとも、これで妹たちは無事だから。

 自分が身を挺した意味はあったんだと。

 そう―――――思っていた。


















『それでは、ペナルティだ。約束通りに事を進めようか』





 電子音が、スピーカーから響く。





「ああ、そうすね。それじゃ――――今度は川内ちゃんにオトナになるとこ、見ててもらおっか、神通ちゃん、那珂ちゃん?」









「…………………え?」


 引き攣ったような声は、誰の喉元から出てきたのか。

 目を見開いたままに硬直した神通か。

 呆けたように口を半開きにした那珂か。

 ―――――――心の中で、何かがひび割れる音を聞いた、川内か。


「そ、んな………違う、約束が、違うっ!!」


 口を突いて出た言葉は、強烈な音量を伴って部屋を震わせた。

 その声に息を呑む男達を尻目に、電子音の声は飄々とした、変わらぬいびつな声で返す。


『それはどの約束だい?』

「ッ、お、おまえ、嘘は、つかないって……!! だまし、たの……?」

『だから、どの約束かね? ――――私は一度も、そんな約束はしていない』

「な……な、に……?」



 言葉に詰まる川内に、畳みかけるようにノイズのような声が被さった。



『ただルールを提示し、君がそれを破った。それだけのことだよ。だからペナルティだ。最初に説明しただろう?』

「ル、ルール……? てい、じ……?」


 回らない頭を総動員させて、川内は思い出す。

 なんと、言っていた?


『私は言ったよ? 【次の中から一つを選ぶといい】と。最初に言った」

「……………え?」

『こうも言ったね――――【どれも選ばないなんてのは一番やってはいけないことだよ】とも』




 この電子音の声は、なんて言っていた?

 そして。

 川内は。

 なんと、答えた?




『そして君は【全てを選んだ】だろう? それは提示された三つのうち、一つを選ばなかったということだ。つまり』





 そして川内は。




「―――――――――――ァ」



 己の全てが壊れる音を聞いた。



【完】

※やったぜ(白目)


※たまにはシチュエロ重視もありかなと思ってついカッとなってやった

 あ、これから神通と那珂ちゃんは【まあ……そうなるな】となるよ。

 即堕ち時空だからこれ以上は見せぬ。

 見たければ川内か那珂ちゃんの即堕ち陵辱カンマを引くことだ。

 神通は通常版を実施済みだから無効。二水戦所属は伊達じゃないぜ。天津風なんて一番手だし。


 >>270が大正解だったね。

 別のスレを見て早く正気に戻れ。大分手遅れになってきているぞ


【本日の即堕ち二コマ艦娘~潮(マジカルマ○コ付与)~】


【before】


 皆さんは覚えておいでだろうか。

 かつて提督が、とある綾波型駆逐艦の七番艦の策略にハマり――――何が「とある」だ隠れてねえよしかも物理的な意味でハメたのは提督の方だ――――ぶっちゃけ朧に危険日膣内射精を決めたことを。



朧「ほら、ね……♥ 絶対に、絶対に孕めるって………言ったでしょう、提督……♥」



 バレンタインmodeの時の立ち絵で持っているチョコレートの箱を、そっくりそのままバッチリ陽性反応が出た妊娠検査薬に「すり替えておいたのさ!」と言わんばかりに、とても恥ずかし気な笑みを浮かべている朧である。

 小さな八重歯が覗く口元を幸せいっぱいと言わんばかりにほころばせる朧を前に、提督は何も言えず――――己の人生、その墓場への道程にレッドカーペットが敷かれていることを悟った。

 染料は処女艦娘たちが破瓜した時の血ですね分かります。うんうん、わかる、わかるよー。処女航海だねー。


 ――――遠回しに言うけど、死ねよ。



提督「」



 死人の方がまだ精気がある感じの提督の鼻水垂らしたマヌケヅラを御覧あれ。傑作だぜ。リアルでアレがこないのって言われたら誰もがこんな顔晒すんだ。きっと。

 結果として朧は妊娠した。だがマジカルチ○ポは生膣射精しても使い手の意思次第で避妊できるという能力がある。

 人呼んでマジカルペッサリー、あるいはマジカルゴムという能力だ。詳細は後述の民明書房を読め。
 
 そんな能力があるにもかかわらず、だが朧は妊娠してしまった。何故か。

 突然変異なのか、もともと孕みやすい体質だったのか、もっとおぞましい何かだったのか、ゴルゴムの仕業だったのかは定かではないが、とにかく朧は妊娠したのである。

 トントン拍子で朧は妊娠したことを書類申請し、出撃厳禁となった。安定期に入るまではセックスも禁止である。

 マジカルチ〇ポだから安定期前の妊婦だろうと決して胎児に悪影響を及ぼすことなくセックスできるのだが、流石にそこまでは提督自身も知らない。

 明石の検査機器によって、薄いヴェール状の何かが子宮および膣内で膜を形成し、受精を阻むということは分かっていた。そしてそれは提督の意志一つで解除できることも。

 ゲッスいクズ野郎属性のマジカルチ〇ポ提督でないとこの能力には気づかないのだ。


 かくして比較的まともで、朧に悪いからと女遊びを控えるようになった提督の夜は急に寂しいものとなった。

 そんな一人寝をする夜が続く最中、提督の寝室のドアが遠慮がちにノックされる。

 出迎えた提督がドアを開けた時、提督が捉えたのは甘く香しい芳香と、


潮「……………え、えへへ。きちゃい、ました」


 一人の駆逐艦の姿だった。

 ドアの前に立っていたのは、まさかの潮である――――朧の妹であり、提督にとっては義理の妹となる存在であった。


 提督は驚愕した。ドアの向こうにいたのが潮だったことに驚いたのではない。驚いたのは、その恰好である。


潮「てぃーとく……朧ちゃんのお腹に、赤ちゃんがいるから、今はえっちなことしてないんですよね」


 ノーブラ+スケスケネグリジェ+ガーターベルト姿である。確実に童貞を殺しにかかる衣装の一つであった。

 だが慌てない。提督はまだ慌てない。それだけだったら、慌てなかった。それが潮というのが問題だった。

 駆逐艦の中でも背が低い潮だが、その低身長に反して恐ろしい肉付きをしている。綾波型の中でもひときわ幼く甘い顔立ちに、相反するような豊かなバスト。

 少し癖のある艶やかな黒髪は動くたびにさらさらと揺れてより甘い香りを放ち、提督の鼻孔をくすぐっていく。

 灯りの落ちた薄暗い鎮守府の廊下に立つ中で、その肉感的な体が薄絹一枚隔てた向こう側で怪しげに光沢を放っていた。


潮「でも、男の人って、溜まっているものを出さないと体に悪いって、その……聞きました」


 普段のおどおどとした様子が垣間見える、僅かにつっかえた物言い。

 しかし引っ込み思案で自分に自信がなく、いつも猫背気味だった潮が、今はまっすぐに背を伸ばして、提督の目を見上げていた。

 その瞳の輪郭が、僅かに弓なりに反る。

 瑞々しい唇を割って出た赤く滑った舌先は、ちろりと唇の外周を這った。


潮「だから、ね――――てぃーとく」


 ひざ丈のネグリジェを、薄く肉づいたウエスト付近にまでたくし上げた。

 白いレース地のガーターベルトが這う太腿の付け根、その局部を覆うものは、何もなかった。

 闇の中でひと際怪しく光る、ぬめった陰部を曝け出し、





潮「苦しいですよね……でも、大丈夫です。すぐに潮のおま〇こで、気持ちよくぴゅっぴゅさせてあげますね……♥」





 いかん!

 提督! 逃げて! この子、魔性は魔性でも可愛い顔して狙った男を絶対に破滅させるタイプの魔性よ!


【after(魔性の潮)】


 ――――逃げられませんでした。


 そら提督にとってのアリアハンは寝室であり、その扉開け放って魔王迎え入れたら逃げられませんわ。


潮「んんぅ……♥ あは……♥ また、出ちゃったんですね、てぃーとく……♥ お腹の中で、びくんって、しました……♥」


 潮の膣内から、ずるりと男根引き抜かれると、潮は熱い息を吐きながら、いそいそと提督の股間に潜り込む。

 嫋やかな指先で男根に触れ、その表面を覆う被膜を――――たっぷりと精液が溜まったコンドームを外す。


潮「わぁあ……いっぱい出ましたね……♥ もう、七回目なのに、こんなに……♥ でも、まだ元気いっぱい……本当に、溜まってたんですね♥ あむ、ちゅ……♥」


 宝物を手に入れたような表情で、萎びかけた水風船のようになったコンドームを指先で弄びながら、潮は未だ直立する男根に舌を這わせた。

 こそげるように舌を動かして肉竿を舐め啜る度に、提督が呻く。股間に顔を埋めた潮が、その度にくすくすと笑う声が聞こえた。

 そうしてすっかり唾液の味しかしなくなった男根から口を離すと、一度目の時と同じように、使用済みコンドームを腰のガーターベルトに縛り付ける。

 赤、緑、黄色、蒼、黒、透明、ピンク―――色とりどりの卑猥な戦利品を腰にぶら下げた潮は、再びコンドームのパッケージに手を伸ばす。

 慣れた手つきで封を破り、新しいオレンジ色の被膜を取り出すと、潮はおもむろにそれを口に放り込み、


潮「ん、んむ……れろ……くちゅ……ん、ぷぁ……♥」


 ひとしきり舐る。口中で転がし、舌先で弄ぶ。程なくしてどろどろの天然ローションに塗れたコンドームが、唇と卑猥なかけ橋を作って取り出された。

 余りにも淫靡な光景に息を呑む提督をよそに、潮はゴムの先端部分を唇でそっと食みながら、再び提督の股間に潜り込んで、屹立した雄根をしゃぶるように装着する。

 人肌よりやや熱い潮の体温が移ったゴムは、ただそれだけで絶頂をもたらすような快感を提督に与えていた。

 粘ついた糸を引く口元を離し、潮が口を開く。


潮「それじゃ、もう一回……しましょ♥ あ……今度は、バックがいいんですか……♥」


 何も言っていない提督の欲求を読んだように、潮は提督に背を向けて四つん這いになり、高く尻を突き上げた。

 しとどに濡れた雌壺を見せつけるように豊かな尻を左右に振って、くすくすと笑う。

 提督は誘蛾灯に誘われる虫のように潮の尻を掴み、その雌の中心に向かって男根を突き込んだ。

 泥が染み込むような感覚が、薄い隔たりの向こうでみちりと音を立てた。


潮「ふぁ、あぁん、んぅ……♥ 入ったぁ、おち〇ちん……♥ とっても、おっきい……♥」


 艶めかしく嬌声を上げて、尻をくねらせて射精をねだる動きに、提督は目を血走らせて腰を前後させる。

 その肌に触れているだけで、際限なく性欲が湧き上がった。

 沸騰するように滾る男根をせわしなく前後させ、ゆさゆさと揺れる女の身体に、甘やかな香りが思考を麻痺させていく。ただ熱いぬかるみの中に溺れる。


潮「いっ、ちゃう、ん、です、かっ♥ う、潮もっ……♥ うしおも、い、イくっ、いくっ、あぁあ、いく、いくぅ……♥」


 程なくして、潮の絶頂に合わせるように提督の腰が震え、吐き出された提督の精液が、八個目のゴムをぱんぱんに膨らませた。

 その夜、提督は何度も何度も、潮を抱いた。ダース入りのコンドームの箱は三つ目が空になり、その数だけ潮の腰のガーターベルトに卑猥な水風船がぶら下がった。

 両手に余るほどの胸や尻の肉を幾度となく揉みしだき、舌で弄んで。か細い腰を掴み、壊れるぐらいに激しく腰を前後させて。

 蕩け切っただらしない顔を浮かべて、潮もまた何度も提督の上で腰を振り、くねらせ、法悦の絶叫を上げて喘ぎ乱れた。

 何度も。

 何度も。




 何度も――――だが、足りない。


 何度出しても、足りなかった。


 だから次の日の夜も潮を抱いた。

 足りない。


 次の次の夜も。

 足りない。


 その次も。

 足りない。


 飢えは、加速していく。

 何故。何故だ。何故か――――それはとっくに、提督自身が気づいていた。

 だからとある夜、提督は潮にお願いした。

 生で、挿入させてくれないかと。

 潮はいつもと同じ笑みを浮かべた。その笑みに、提督は喜悦極まる内心の中で、一人喝采した。

 そうして潮は、酷く淫らで媚びた目で提督を見つめ返しながら、




潮「―――――だめですよ、てぃーとく」




 柔らかな視線とは裏腹に、断固としてそれを拒否した。笑みを浮かべかけていた提督の表情が、悲痛なソレに変わる。


潮「ゴム、つけないなら……それはもう、お嫁さんですから。赤ちゃん作る行為、ですから。てぃーとくには奥さんがいるでしょ? ……朧ちゃんが」


 提督は言い訳をした。外に出すから、と。

 それに万一中に出しても、赤ちゃんはできない、妊娠させようと、させたいと思わないとできないと――――だが潮は首を横に振った。


潮「………朧ちゃん、妊娠したじゃないですか」


 二の句を告げなかった。それを言われてしまえば、何も言えなかった。

 そもそも提督自身が、どうして朧が妊娠してしまったのかが分からない。妊娠させたいと思ったのかもしれない。思わなかったのかもしれない。

 己の思いほど曖昧で複雑怪奇なものはない。されど、満たされない欲求は、提督になんとかして二の句を告げさせようと必死に頭を回させる。


潮「ぁは……♥ てぃーとくったら、泣きそうな顔してます。そんなに、潮のおま〇こにぴゅーってしたいんですか……♥」


 潮は笑みを濃くして、くつくつと肩を揺らす。それに合わせてぷるりぷるりと蜜桃のように胸が揺れた。

 潮を抱き始めてから、これで十日目の夜だ。日に日に潮は、淫らになっていくようだった。

 今や一挙手一投足が、提督の視線を惹きつけてやまなかった。

 笑う潮の表情に嘲りはなく、呆れもない。いつも通りの、優し気で、どこか蠱惑的な魅力を讃えた笑みだった。

 ただ駄々をこねる可愛い愛玩動物をたしなめるように、潮は言う。


潮「でも…………奥さんなら………びゅーってするのは、当たり前ですよ、ね……?」


 上唇を舐めながら、潮が提督を見上げて、意味深に告げた。

 ベッドに身を預け、左右に開いた両足の付け根にある濡れそぼった秘所を指で押し広げながら、潮は続けて告げる。


潮「潮の……お兄ちゃんになってくれるんでしょう、てぃーとくは……♥」

提督「ッ………!!」


 言っている意味は、痛いぐらいに分かった。

 張り詰めた怒張が、それを承諾しろと叫ぶ。

 だから、提督は―――――。




















































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 即堕ち時空だからね。ちかたないね。



【完】


【after(補足)】

 ゴムつけてるのに生殺しとはこれいかに、ワハハ。どうした?

 笑っていいんだゾ。


 というのもアレなので、尺を短くまとめたから補足説明。

 潮の狙いは、ゴム嵌めを強いることで、提督の本能的な膣内射精への欲求を高めることにあった。

 やがて我慢は臨界点を迎え、提督はゴム無し性交への欲求を抑えきれなくなる。なんとなく潮はそうなることが分かっていた。

 その折を見て潮は提督に生ハメを解禁する心算なのだ――――提督に「絶対この女を孕ませる」という意志を持たせるために……。


潮(おかしな話ですよね。膣内で射精したら、普通赤ちゃんできちゃうのに。作るための行為なのに。それをしたいのに、赤ちゃんできるのは困るなんて)


 ヤリ捨てならばその忌避はない。だがここの時空の提督はそこまで堕ちてはいなかった。

 ・・・・・・・・
 だからこそ堕ちる。

 膣内射精は常に妊娠の懸念が生じ、提督は常に心にどこかストッパーをかけていた。それがマジカルチ〇ポに伝わり、マジカルペッサリーを形成させるのだが、


潮(てぃーとく自身が、潮のこと、受精させたいって思ったら、それはきっと……うふふ♥)


 提督の潮の生膣への好奇心はもはやとどまることを知らない。潮とのセックスにおいて、既にマジカルペッサリーは機能停止していた。

 しかし潮は焦らない。冷静に己の確実な危険日を探している――――そう、朧のようにね。

 だけど偶然、そう【偶然】! 

 提督がマジカルチ〇ポを暴走させた日が潮の危険日だったりしてもそれはあくまで偶然の産物であって、


 決 し て 狙 っ て の こ と で は な い のだ。


 提督が堕ちる日は近い。




曙(アカン)


 とか何とか云いながら、後に提督と二人連れだってホテル街に向かい、そわそわと周囲の視線を気にしながら提督を引っ張り込んでラブホ初体験をする卑しい駆逐艦がいるそうです。


漣(笑えねー……)


 とか何とか云いながら、この即堕ち時空内の第七駆逐隊で一番淫乱な駆逐艦がなにかほざいているようです。


天霧(えっちい運動って、運動は運動だろう? 今度、あたしもやってもらおっかな♪)


 無 垢 め が ね 再 誕。セックスに対するスポーツ感が満載で、ゴム外すとスポーツじゃなくてセックスだよ駄目だよと泣き出す駆逐艦がいるらしい。


狭霧(うそ……私の姉妹、卑猥すぎ……!!)


 この清純そうだけど異常なまでに幸薄そうな駆逐艦が最後の良心回路となってくれたらいいな。


【完】


【????】


 これは現実を侵食する即堕ち。


 潮の耳元で、何者かが囁く……。


「――――うっわなんなのこの子エロすぎなの。建造時に生きたサキュバスでもうっかり溶鉱炉にブチ込んだのってぐらい有り得ないの!」

「うーん……とっくに有り余るぐらいの才能があるの……これ以上は蛇足じゃないかなってぐらいなの……」

「むしろ乳腺にマジカル力(ちから)を施して、マジカルミルク出せるようにする方が面白……もといエロそうなの」

「え? そういう趣旨じゃない? うーん、わかったの。それじゃあこの子にスペシャルなのを付与しちゃうの~♪」

「まあ、どっちみち実際に付与するのは別の世界線のこの子じゃないこの子なの! そっちの世界のこの子がどんな子か観察するのも、それはそれで一興なのね~♪」

「ん? うん、イクはイクなの! でも、潮ちゃんの知ってるイクとはちょーっと違うの!」

「ああ、うん、夢だと思って大丈夫! どうせすぐに忘れちゃうだろうけど、潮ちゃんにいいものあげるの! 使いこなす方法は、貴女の本能が知ってる筈なの!」

「だけど、あくまで貴女は使いこなせるだけ。どう生かすかは使い方次第、なの!」







































伊19「だけど――――己の意志に反して【使われる】ことだけはないように注意! なの!」








伊19「イクはてーとくと逢えたけれど、貴女もいいおち〇ぽ様、もとい『てーとく』に逢えるといいね! んふー♪」






【※今後、本編安価で潮が選択された場合、潮にマジカルマ○コの属性が付与されます※】



【完】



******************************************************************


 マジカルペッサリー・・・


 別名マジカルゴム。異名いっぱい。

 一言で言えば膣内射精しても孕まない。副次的に膣内環境を良好にし、具合も良くするという効能もあり。どういう成分だ?

 長ったらしく言うと、マジカルなアレが付与されたアレな精液が膣口から子宮の粘膜を薄いヴェールとして覆い、避妊・防毒・病気予防・常在菌保護・治癒などのバフ効果を発揮する。

 卵子を保護し、他の男の不貞精子を殺す効果もある。効果は一月ほど有効。生理のタイミングは関係なし。

 というか提督以外の男が挿入しようとすると牙を剥き、膣内から飛び出してち〇こをねじ切る。不貞ち〇こ絶対殺すマン。これも幽淫紋疾走のちょっとした応用だ。

 生理を強制的に終わらせて体調を整えたり、膣内環境を良いものにしたりと本当にマジカルって言葉は便利ね!


 マジカルチ〇ポに標準装備された能力。本能に根付くためか効果がまちまち。

 射精時に提督が「孕ませたい」とうっかり思ってしまうとたちまち効果が激減、あるいは機能停止する。

 ガバい設定だが、艦娘の膣内がキツキツなのでこれでバランスが取れてるんだという強弁。

 稀にいる魔性や、マジカルチ〇ポのバフ効果を一部打ち消すデクンダマ〇コがあるというが、果たして……?


 さておきこの能力は艦娘達には賛否両論であった。提督のお手付きとなった艦娘達からはいろんな名称で呼ばれている。


 『365日膣内射精しても大丈夫(首を絞められてないとイケない初春型駆逐艦)』。

 『ド危険日まっただ中で排卵誘発剤まで投与して着床準備を万端整え、信じて夜戦に送り出した私の卵子が……(ステータス欄に野生EXとかありそうな常に餓えてる妙高型重巡洋艦)』

 『マジカルパイプカット(鋏を手に持つ浮気は絶対許さない、香取型の眼鏡かけたハイパーヤンデ練巡洋艦)』

 『アモーレチ〇ポ(とんでもないパワーワードを生み出すことに定評のあるイタリア戦艦の眼鏡じゃない方)』

 『不幸なのか幸運なのかよくわからないち〇ちん(不幸型戦艦の妹の方がはにかみながら)』

 『YES! YES! YEEEEEES!! LET’S CUM!(ザーメン狂いUSA艦娘の雑な方)』


 【民明書房・珍固男著『ある時空では膣内射精されると安全日・危険日問わずほぼ確実に妊娠してしまうという欠陥というか優秀な胎を持つ不幸戦艦がいるらしい』】より抜粋



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チンコビンビンですよ神
それはそうと朧は何で孕んだんですかね?

>>307ずきんちゃん、それはね

 綾波型は絶対孕むっていうふわふわ設定を1スレ目の頃から付与されているその血の運命(さだめ)―――ジョーーーーーージョォッ! だからだよ


 ある子は生まれついての絶対的強者としての本能が、強い雄の子を孕みたいと思う。

 ある子は目的のための手段として妊娠を渇望し、その果ての白無垢を目指す。

 ある子はその身に備わった機能的に好悪にかかわらず妊娠して涙を流しながら絶頂する。

 ある子は提督自身の本能を刺激して意図的に妊娠する。(朧)

 ある子は自業自得で提督にうっかりをやらかせて妊娠する。

 ある子はピンク髪として生まれた宿縁のせいで妊娠する。

 ある子は生来の魔性ゆえに妊娠する。(潮)

 孕む。


 大丈夫、幸せいっぱいだ


 陵辱カンマさえ引かなきゃあな……


【本日の即堕ち二コマ艦娘~速吸~】


【before】

 海は広い。

 俗人には及びもつかぬ摩訶不思議が世界の海には溢れている。


 死渦の魔境――――『魔海』サルガッソ海。

 軍艦の地獄――――『鉄底海峡』アイアンボトム・サウンド。

 五感の墓場――――『天舞宝輪』バミューダ・トライアングル。

 エトセトラ、エトセトラ。

 アイアンボトムとバミューダ△はフロリダだだ被りしてんよー。フロリダって恐ろしいところだべ。


 さておき、そんな海も今や昔。

 今は、もっと恐ろしく、もとい悍ましい海がある。

 深海棲艦が跳梁跋扈する地獄の海。それもそうだろう。

 だが、世界七大怪奇海域と呼ばれている海が存在する――――超メタな話をすると、この海域はどの即堕ち時空にも正規ルートたる初期艦五名ルートでも共通で存在している。ただし出現ポイントがランダムだ。

 その海を支配するのは、深海棲艦ではなく、何と艦娘だ。艦娘には稀に特異な能力を持って顕現するものがいる。

 建造艦にもドロップ艦にも存在し、比率は一定である。そうした超常の力を有した艦娘が生まれ出でる法則は定かではなく、建造時の資材の多寡に関わらず、まさに「何の前触れもなく」現れるのだ。

 例えばいつかの即堕ちで出た阿武隈改二のいた海がそうだ。


 第一の海・阿武隈海。

 通称『カツアゲオーシャン』。この海域を通ると燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイト、その他お菓子や食料をギリギリ帰投できる分だけ残して阿武隈にカツアゲされる。

 艦娘の練度問わず絶対にカツアゲされるのだ。提督が直に乗り込んで何らかの交渉を行って出て行ってもらわない限りどうにもならない。

 特にイベント前に鎮守府前に居座ることの多いはた迷惑な艦娘である。ただここ数ヶ月の間は現れなくなったが、その理由は賢明な読者様にはお察しであろう。


 第二の海・鳳翔海。

 通称『ここが狂界線』。この海域に空母を送り込むと九割九分の艦娘が帰ってこないが、残り一分の艦娘は練度最大となり、ケッコン艦はおろか艦種の枠すら超えた恐るべき力を身に着けてくるという。ただし目が死んでいる。お察しであった。

 ド温い艦隊運用をしていたり、ゲッスいブラック運用をしている鎮守府の前に居座ることが多い。理由はお察しであるが、大半の鎮守府は文字通り『壊滅』の憂き目にあう。

 ついでに深海棲艦共は見敵必殺するので、ある意味プラスマイナストントン、海軍内の自浄作用を加速させる意味ではややプラスな海域であるため、ずっと黙認されている。

 第三の海・第四の海・第五の海・第六の海……いずれ劣らぬ悍ましさ。

 なお現在第七の海、通称『七星蕩海』――――泳ぐ猥褻物と呼ばれた悪魔が支配していた海域は、この数十年間、出現した記録がない。

 そして近年、第八の海域――――をすっ飛ばして第九の海域が出現した。

 それこそが――――。




速吸「――――――――――――――――さあ、どんどん、補給しましょうねえ」




 『速吸海域』である。


翔鶴「や、やぁあっ♥ らめぇっ♥ もうらめぇっ♥ ほきゅうらめぇっ、いらにゃいっ♥ も、もぉ、はいらにゃいのぉっ♥」


 どっかの鎮守府のモブ、別名被害担当艦、もとい瑞鶴型の卑しい方が『幸運値が低いからちかたない』というとてもひどい理由で犯されていた。


レ級「い、いきゅっ♥ いきゅうううっ♥」


 おまえはイ級じゃなくてレ級だろと激しく突っ込みたくなるようなレ級が、その真横で絶頂アクメを決めている、何とも言い難い光景である。

 通称『快堕天』――――処女の墓場である。どいつもこいつも某有名R-18成人漫画の登場人物みたいなアクメ顔晒すのだ。読んだことないけど。


 そう、この海は単純明快にしてとってもオゾましい。

 突然変異のふたなり艦として顕現した速吸が、海域内の艦娘を艦載機チ〇ポで辻斬りならぬ辻補給していく海である。ついでとばかりに練度最大にしていくあたり怒ったらいいのか悲しんだらいいのか微妙な海であった。ただし必ず非処女になるからきっと提督は怒っていい。はず。提督には処女厨が多い。

 まあ、どういう原理かは不明だが、この重力を無視したチ〇ポは群れを成して飛び、海域内の目に着いた存在の性器ないし肛門、或いはエロい粘液を分泌する穴めがけて飛んでいき、やたら経験値たっぷりな白く濁った燃料を補給していくのだ。

 つまりこの海域を通りがかった最上は三穴を犯され尽くされてしまう運命が待っている。

 可愛いあの子も、信じて送り出した嫁艦も、海の中なら大丈夫だと思っていた潜水艦ですら、アヘ顔ダブルピースキメた非処女(練度99)になって帰ってくるというとても恐ろしい海なのだ。

 一部のNTR属性持ちや精力旺盛な提督からは『むしろ嫁艦の具合がよくなっていい』と評判であるが、少数派なのは言うまでもなかった。

 というのも、この速吸の辻補給は無差別である。つまり艦娘のみならず、近くを通った漁業組合の新婚漁師さんやら、通りすがりの豪華客船の乗客やら、果ては深海棲艦すらズブリしていくのだ。老若男女区別なしである。

 漁師さんのアナル練度が上がって陸で待ってる嫁さんとの夜の漁業がハードコアな方向にハッスルしたり、股に蜘蛛の巣張ったミイラ寸前のBBAが遅咲きの百花繚乱カマすのは誰得だし好きにヤッてろってなもんだが、深海棲艦の練度すら上がるのはシャレになっていない災厄である。

 この海域が顕れる法則は未だ特定できていない。完全にランダムだ。

 その理由は速吸だけが知っている。



速吸「私はサンドバッグに生まれ変わりたい」


 言ってることが香ばしすぎて常人の理解を超えているが、要は彼女、強い人に犯されたいのであった。こうして世界各地の海を転々と徘徊するスゴイ・メイワクな存在となっていた。

 そう、速吸はドMであった。ブチ犯すよりも犯されたいガチでなのだ。だけど強すぎて未だに処女なのである。非童貞だけどな。羨ましいか? 否、やはりおぞましい。

 大本営は頭を抱えた。

 速吸を放置しておくことはできない。しかし艦娘を送れば絶対にダブルピースキメて帰ってくることになる。強くはなるが、深海棲艦の方が圧倒的に数的有利であるため、このまま放置すればジリ貧となるのは目に見えている。

 以下、大本営発表である。コーラを口に含んで厳かに聞くのだ。


元帥「このテの海域についてのプロフェッショナルを送った」


 もうすでにお察しだよ。コーラ返せコーラ。


元帥「忌々しくも恐ろしく、悍ましくも侮れぬ……こうした案件にはうってつけの男よ」


 往々に頷き同意を示す将官たちの心には、共通して一つの文言が浮かぶ。





 ――――あの提督、マジチ〇ポ。









吹雪提督「さあ、行こうぜ……俺たちのエルドラドへ」

吹雪「やだぁあああああああああ!! はなしてぇえええええええええええ!!!」


 提督の下半身を覆うものは何もない。

 ズボンとパンツは置いてきた。

 残念ながらこれからの戦いには必要ないと判断した提督はまさに不退転の覚悟を持っていた。捨ててしまえそんな覚悟。


吹雪提督「そういうこという奴にはこうだ!」

吹雪「んぁああっ♥」


 戦い前にファイト一発とばかりに愛しい嫁艦(という名のお気に入りのカキタレ)をハメ連れ、今、吹雪提督がバスターライフルみたいなチ〇ポを吹雪ま〇こに出し入れさせながら海を征く。

 そのまま逝け。


 マジで。


【after】


 ところでここは即落ち空間だ。



提督「――――辛い戦いだった。まさかあんなことまでやってくるとはな」



 そう、キングクリムゾンだね。

 白濁した海。提督と速吸の発射した白くて臭いアレで白くなったのだ。

 白い雲。信じられるか、アレって直前まで雷雲で真っ黒だったのに、今や提督のザーメンで白くなってんだぜ。

 ザーメン塗れで息も絶え絶えに、瞳にハートマークを浮かべて水面に揺らぐ白い吹雪。流れ弾もとい流れ精子喰らってこの様よ。

 発情しきってダウンしてはいるものの、見よ――――その尻は提督が入れやすいようにと無意識に高く突き上げられ、その縦筋の秘所からはとろりとした粘液が溢れているではないか。

 まさに嫁艦の鑑である。しかし、


速吸「んほぉおおおっ♥ 夢にまで見ていた殿方のハイパーおち〇ぽぉおおおおっ♥」

提督「は? 誰がハイパーだよこのサイケデリックマジカルなミラクルチ〇ポ様に向かって」


 提督のチ〇ポは、速吸にハメられていた。ホント最低だなこの提督。


速吸「ンぁああっ♥ いいっ♥ お腹の方、もっとこすってっ♥ こしゅってぇっ♥」


 かくして激戦の末にマジカルチ〇ポに屈した速吸であったが、驚くべきことにその股間にそそり立っていたはずのふたなりチ〇ポがない。

 失われた?

 否。



 ティローン





 ふぶきていとく は 『マジカルチ〇ポファンネル』 を おぼえた!





 吹雪提督に『奪われた』のだ。

 マジカルチ〇ポファンネルの誕生秘話である。




 ――――マジカルチ〇ポの伝説がまた一ページ……。




吹雪「…………(´;ω;`)」



 股間の寂しい吹雪は泣きながら提督と速吸のファックを見て、指先を秘所に這わせた。フブニーである。



【完】


※最近は海に関係する本をあれこれ読んで感激したので海上ファックしようと思いました。

 さて、即堕ちのストックがなくなったな。











 痴情最強の即堕ちを見たいかー!


※即堕ち注意報

 ・末尾0は容赦なく陵辱。>>1の毒が溜まってるは特に容赦がない。あの吹雪型長女や川内型一番艦のようにな。吹雪・村雨・不知火(落ち度×2)、松風、由良、阿武隈、アイオワなどを参考に。

 ・カンマ19は本編採用時に安価数値によってマジカルマ〇コ+特典付与。現在は谷風と潮がマジカルマ〇コ+特典付与状態。本編では未選択。

 ・カンマ77は本編採用時に安価数値によって特典付与。現在は雷が特典付与状態。本編では未選択。

 ・カンマ91は特濃エロエロ描写での即堕ち。たまに気が乗ったりご指摘への御礼として>>1がエロ描写特化させることもある。現在は那智・文月(お礼)・秋月が実施済み。

 ・カンマ88は末広がりで即堕ちせずケッコンカッコガチのビフォーアフター。現在は足柄とグラーフ・ツェッペリンが実施済み


 新規艦増えたね。既に選んだ子以外(陵辱は含まず)ならば、誰であろうと>>1は一向に構わんッッッ!

 とりあえず久々なのでお試しに一人。

 既に堕ちてる子は無効。

 じゃあ行ってみようか!


 >>327

初風


【本日の即堕ち二コマ艦娘~初風(名取以来の前後逆転バージョン)~】


【after】

 露わになった素肌は雪原のような白さを持ちながらも、登頂には春桜が蕾のままに色づき始めていた。

 儚げな細身にもかかわらず左右で均整の取れた乳房が、しっかりと半球の形状に盛り上がっている。

 揉みしだくと押し返すような瑞々しい甘さに満ちていて、掌の中心で張り詰めた乳首が、小石のように固く自己主張していた。


初風「んっ………ふ……く、ぁ……♥」


 その外見に相違ない銀のように澄んだ彼女の声に、今まで聞いたこともない甘やかな色合いが混ざり、提督の耳を這うように伝う。


 ――――陽炎型駆逐艦四番艦・初風。


 彼女の人生初の濡れ場は、まるで少女漫画の一コマのようにやったら描写に気合が入っていた。

 は? メタ? うるせえ、てめえの股間に謎のナレーションパワーでマジカルアナル付与すんぞ。


 その深夜、初風の部屋を提督が訪れた時、初風は今までに見ない格好で提督を出迎えた。

 最近流行りの艦娘私服modeである……メタだからなんだってんだ。

 少しだけ大人びたファッション―――肩口が露出し、腰回りに絞りの入った白いニットセーターと、髪色と合わせた空色のフレアスカートだった。

 髪型もいつもとは違う。肩口よりやや伸ばした長髪はシュシュで側頭部にまとめている。

 自然と露わになった抜けるような白いうなじが、少しだけ赤味を帯びているのが提督には分かった。

 よくよく見れば頬も緊張からかりんごのように赤く染まっており、薄い唇にもうっすらと潤いのある光沢が引かれている。

 鼻孔をくすぐる香りもまた、少女自身の涼やかな芳香とは違った、甘い花のエッセンスを感じる。

 今まで見たことのない初風に、提督は、正しく理解した。


 ――――初風は、全てを受け入れる準備を整え、その上で自分を可愛らしく見せたい、愛されたいと思っているということを。


提督(…………可愛い子だな、やっぱり)


 自然、提督と初風の睦み合いは淑やかで、甘やかで、まさに濡れ場といった空気に推移していった。

 初風の緊張を解きほぐす様に軽い会話から始まり、啄むようなキスから緩い抱擁、やがて提督の手は露わになっているうなじへと伸びた。


初風「ッ………」


 キスの熱に浮かされていた初風の身体が少しだけ強張る。首筋への接触を人一倍に怖がることは、提督も知っていた。

 かっちりと着こなした制服や、伸びさらしの長髪は、それを少しでも防ごうという内心の顕れだということも。

 それを思い出し、提督はゆっくりと指筋から手を放そうとしたが、


初風「―――――やめないで」


 震える指先が、その手に重ねられた。



初風「私……ここ、弱いけど―――――――貴方、だから……貴方、だったら……いいって、思うから。思いたい、から」


 ――――私は、一人だから。私だけだから。貴方っていう男だけには許せる女に、なりたいから。


 少しだけ恨みのこもった消え入りそうな声で、初風はそう呟いた。これまで自分を放っておいたことを拗ねるような、猫のような声。

 隠し切れぬ僅かな稚気に苦笑する提督に、急に気恥ずかしくなった初風は、誤魔化すように提督の首筋にキスをした。

 薄い唇にはやはりグロスが塗られており、それ以上に湿った熱さが印象的だった。


 そこからの情事には、元々あった淑やかさと甘やかさに、情熱の火が混ざった。

 提督は、提督を受け入れるために、身ぎれいに整えていた彼女を可愛いと思っていが、今は少しだけ違う。

 恐怖を感じていることを否定せず、なおも受け入れられるようになりたいと告げる初風が、提督はたまらなく愛おしくなった。

 心ごと掻き抱いて引き裂いてしまいたいと思う獣性を押し殺しながら、この初めて吹く風をとても大切にしようと、提督は丁寧に丁寧に少女の体を解きほぐしていく。

 この時のために吟味したであろう、普段のお堅い彼女の印象よりも、少しだけ柔らかいカジュアルな服を、一枚一枚剥いでいく。

 彼女の髪と同じ色合いの下着を脱がすと、何もかもを取り払った初風の姿が露わになる。

 窓間から漏れる月明かりを受けてなお、上気した肌が蒼ざめることはなかった。


初風「ふぁ……♥ や、やっ♥ ゃん……ぅああっ♥ ぁ、そこ、はぁ……♥」


 少しだけしこりの残った弾力のある乳房を揉みながら、逆の手で熱く湿った秘部を撫でる。

 滑らかな太腿が可愛らしく抵抗しようとすり合わされるが、それをこそぐるように指を這わせて、少しずつ力を抜けさせていく。

 肉の内側で蠢く塊が質量と熱を膨大させていくにつれて、くったりと力が抜けた隙を見計らい、されるがままに左右に開かれた両足の付け根に、提督は体を割り込ませる。


初風「っ………い、挿れる、の……?」


 柳眉を下げ、不安げに揺れる瞳に首肯し、その首筋に顔を埋める。灼熱を孕む首筋に舌を這わせ、彼女の熱くぬめった操の中心に己を当てがい、


初風「っ、あ、だ、からぁ……そこ、よ、よわ、い、のっ♥ ぅ、あ……あ、ああ……♥ あ、貴方、がっ、はいって、くるぅ……♥」


 ぴくぴくと心地良さげに体を震わせながら、初風はこの夜、男を知った。

 その味も。

 その匂いも。

 その感触も。


 そして初風は同時に、女を知った。

 その歓喜を。

 その悦楽を。

 その幸福を。


 愛しい男の腕の中で眠る心地良さも。

 その腕の中で目覚める、誰にとっても同じなのに、いつもとは違う――――素晴らしい朝も。


【before】


 堕ち、もといオチだよ。そうだよ、ナレーションさんだよ。文句あるのか? ちゃんと仕事したよ?

 鎮守府の誰にとっても変わらないその朝は、初風にとってはいつも通りの陰鬱な朝であった。

 かつては陽炎型十九姉妹が寝起きし、姦しくも楽しい日々を送っていた大部屋には、今や初風一人である。


 広くなり申したな――――フツーに即堕ちされた時津風の言葉が、脳裏に蘇る。蘇るな。そのまま思い出の中でじっとしていてくれ。


 身の危険を覚えた親潮は黒潮を連れて出て行ってしまった。それミステリー小説で一番やっちゃいけない行動の一つだからね?

 陽炎は不知火に先を越されて、しかも相手が愛しい提督であったことによるショックで、精神に不調をきたした。

 妹の幸せを喜べばいいのか悲しめばいいのか分からず、そのジレンマから自己嫌悪に陥り、一人部屋へと引っ越してしまったのだ。ヤダこの子可哀想……!


初風(静かな部屋だな……やっぱりあの子達がいないと部屋ががらんとして寂しいわ……)


 その日、オフの初風は、いつも通りに陽炎型の制服を纏い、身支度を整えて大部屋の入り口を開けると、



初風「え………?」



 部屋の前には、一面の花束が押し並んでいた。

 色とりどりの花が入り乱れる光景と、つんとむせかえるような芳香に心奪われる中、開いた表紙にドアの隙間からひらりと一枚の紙が舞い落ちる。

 それを拾い上げると、それが手紙だと分かる。

 その内容に、初風は思わず目を丸く見開いて口元を押さえた。



『今宵、そなたの処女を奪いに行ってやるぞぅ、ぐへへぇ――――提督より』



 セ ン ス が 古 い 上 に 改 悪 が 酷 過 ぎ た。

 屋根裏のゴミだってこんなこと言わない。憲兵さんこっちです。

 それを手紙を証拠として憲兵の詰所に駆け込むことは、初風には造作もないことであった。

 筈であった。だが、



初風(やだ……嬉しい……♥)



 だがこれで乙女心がきゅんきゅんしちゃう初風のセンスもまた古かった。

 しかも妹たちに処女喪失の先を越される事態が度重なったことや大部屋に一人という孤独感が、初風の乙女回路をファンキー風味に結果オーライさせてしまったのだ。ナンテコッタイ。


 提督からの「絶対おまえの処女を奪ってやるもんげ」宣言に、初風は急いで洋服タンスの棚を引っ張り出し、服を漁り始めた。

 元々初風は提督のことは好きだった。ツンケンしてたし、雪風の処女膜ブチ破ったことについては色々モノ言いたいことはあったものの、好きなものは好きだからしょうがないのである。そうだね! 即堕ち時空だもんね!

 だが初風は思い出した。そう言えば、普段から服は制服しか着てないから、まともなものは全然持ってない――――と。


初風「か、買い出し! 買い物! お洋服! 下着! そ、それに――――け、化粧! お化粧もしなきゃ! 妙高姉さんに教えてもらわなきゃ!!」


 数分後、顔を真っ赤にしてお化粧教えてくださいと訪ねてきた初風を「この子もそんなお年頃なのね」と深く理由を聞かず、温かく自室に招き入れる妙高姉さんであった。なお彼女も偶然この日はオフだったのだ。

 元々、初風は透き通るような透明感のある魅力があった。清潔感はあれど、簡素に過ぎる白いソックスに、かっちりと陽炎型の制服を黄色のリボンタイで留める装いは、清潔感や凛々しさこそあれどどこか物寂しいものを妙高姉さんは感じていたのだ。

 素晴らしい素材を前にした仕立人のように、妙高はその辣腕をふるいに奮った――――やっぱり足柄の姉だな。熱くなるとこう、視野狭窄になる。

 初風のオシャレしたい、おしゃんてぃになりたいという要望を目的のみを巧い具合にあえて聞き出すことなく、二人はブティックへと出かけて行った。


妙高「どうかしら、初風」

初風「こ、これが、わ、私………?」

モブ店員(出番ねえよ。何者だこのすっげー美人のねーちゃん)


 かくしてパーフェクトジオングのような初風に仕立て上げるプロ顔負けのコーディネーター妙高姉さんである。

 隣でムンクの叫びみたいな客に見せてはいけない顔してるのは店員だ。プロ意識の欠けたヤツめ。

 すらりとした初風のシルエットを損なわないフィット感のある服装をチョイスし、背伸びしすぎないカジュアルさと清潔感を持つファッション。

 薄い桜色の唇を少しだけセクシーな大人の魅力で輝かせるために、中央にだけグロスを引き、ふっくらとした色気を演出する方法まで伝授した。

 更には肩口で少しだけ外に広がった長く細い髪をハーフアップで側面にまとめ、シュシュで結んでふわふわとしたボリューム感を演出。 

 匂いが抑えめのオーデトワレも購入し、適切な使用方法を教えながら手渡した後、


妙高「―――――うん、可愛らしいわ。すれ違う殿方の誰もが振り返ってくれる素敵な魅力に溢れていますよ、初風」


 姿見の前で初風の両肩に手を置いた妙高が、満足げに頷いた。

 鏡の中で見る初風は、花開いたような乙女の笑みを浮かべ、どこか気恥ずかし気に頷いた。その初々しさが愛しくて、妙高もまた優しく微笑むのだった。


 ―――――おわかりいただけただろうか。


 この妙高姉さんは、この日の夜に初風が処女喪失することになるとはもちろん想像もしていないし、那智と足柄に先を越されていることすら未だ知らないのである。

 妙高姉さんは、初風が休日に外出した時、ちょっと気になる男の子とでもエンカウントし、デートの約束でもしたのでは、なんておまほほ(お前が微笑ましいよの意)な想像をしていたのだ。

 中学生の初デートでドキドキしながらも精いっぱいできる範囲でおめかしをしようとするアレである。

 ははは、初心いなあ―――――粉々にされるんだよねえ、この甘酸っぱい幻想はよゥ……。


那智(あ、あまりにも、残酷……すぎる……)

足柄(お、おかしいわね。これ、陵辱カンマだったかしら?)


 初風が意図せず、艦首を落とされた事の恨みは、半世紀以上の時を超えて果たされるのであった。


 これで羽黒にまで先を越され、それを知った時に妙高さんは一体どんなご尊顔を晒すのか、ナレーションさんは今から愉悦が止まらないよ。

 逆に羽黒一人が残っても美味しすぎてどっちみち愉悦は加速するのだ。


 ミョウコウネエサンニイイツケテヤル
 閑   話   休   題。

 残る陽炎型は、偉大なるネームシップ陽炎を筆頭に、黒潮、親潮、そして未実装の早潮・夏潮を除けば、秋雲のみ。


 陽炎型全堕ちの日は、遠いような近いような、まあそんな具合じゃね?



【完】

※読み返したら>>1からはすっかり毒が抜けたようだ

 初風はまだ選んでない子だから全然問題ないのよ?

 別に「この子選んでほしいなあ」的なものはないよ

 どの道全員堕とすんだから




 >>336のようになッッ!


 安価!

親潮


【本日の即堕ち二コマ艦娘~親潮~】


【before】


 よろしい、それでは――――宗教の話をしよう。


 ……まあ待てよ。帰んなよ。ナレーションさんとお話しようぜ……? ひょっとしたらこのナレーションさんの正体は君好みの美男子或いは美少女かもしれないよ?

 一部の人は蛇蝎の如く嫌う二文字であろう。第六天魔王も大嫌いなアレだ。

 典型的な四文字的何かや、人を神に見立てる宗教もあり、果ては無機物、時にスパゲティを神とする控えめに言ってクレイジーな宗教もある。

 ん? 分かりづらい? それじゃあほら、茶色い紙袋を視界の確保のため目の部分に穴を開けて被れば――――ほうらフレッシュな邪神を崇拝してそうな存在の誕生である。

 不思議な踊りでも踊ればパーフェクトである。


 何? 難易度が高い? ならば宗教初心者の君にも、お手頃に神を感じる方法を教えよう。

 まずは服を脱ぎ、ブリーフ一丁になろう――――ね、簡単でしょ?

 トランクス派もボクサーパンツ派も、ギャルのパンティおくれ派も最近よく漏れるおむつ派の貴方も、一律してブリーフを穿くのがポイントだ。

 準備が出来たら、おもむろにパンストを頭からかぶって見るがよい。そこにギターを装備すれば完璧以上に完璧だろう。

 続けてギターを掻き鳴らしながらヘドバンしつつ奇声を上げよう。『カ』行の発音がいい。とてもロックだ。クレイジーが頭につく類の。

 窒息しかけて何かに目覚めてもナレーションは一切の責任を負わないが、ほら、かぶれよ。ほら。叫べよ。ほら。頭振れよ。もっと。もっとだ。ほら、見えてきただろ。神が。ろくでもねえ類の。

 だがそこで満足するのは三流よ。君が見たその神はまだレベルの低い神だ。なんせろくでもねえからな。

 より高次元の神を下ろしたいならば、是非ともその素敵な一張羅で永田町あたりを徘徊してみるといい。

 それによって学べることは、差別と区別を明確にして、普段の行いにTPO(『とても、ぽこち〇が、おったつ』の意)を弁えないと己の経歴に前科が付くということだ。

 ほうら警察という神様がやってきただろう。信じたくない現実を突きつけてくれる有難くねえ神様だよ。


 ひでえ落ちだって? 馬鹿を言っちゃあいけない!

 特別な何かを己の中で絶対視することは、そう珍しいことではない。薩摩で見る生首や左近どんぐらいそこいらにゴロンゴロンと転がってる珍しくもない代物だ。

 このナレーションが何を言いたいのかというとね、諸君。


親潮(ああ、かみさま――――かみさま)


 宗教とは恐ろしいものだよ。向かっている方向が同じなようで同じでなく、目指す場所は同じ筈なのに、見えるものはそれぞれ違う。

 明確なカタチを持っていないのだ。


 ――――人はてめえにとって都合のいい、信じたいものを信じる。


 都合のいい時だけ。あるいは都合の悪い時だけ。


親潮(どうか、どうか、私の願いを、かなえてください――――)


 だがその信じる『ナニカ』が特殊でありつつも、陳腐であってはならない。虚飾であってはならない。存在しないなんてことは、あってはならない。

 だってもしもそうだったら、それを信じる自分が馬鹿みたいじゃあないか。馬鹿なのはいやじゃあないか。

 そうだ、信じる思いというものもまた、移ろいやすいということだ。


親潮(せめて、せめて、陽炎姉さんと、黒潮さんと……秋雲ちゃんだけは、助けてください……!!)


 ここにきて姉と妹の心配とは実に健気なものである。陽炎型駆逐艦・四番艦――――親潮。彼女にとっての宗教は、『姉妹』である。

 陽炎や不知火、黒潮に対する格別な敬意と尊敬。

 苛烈にして凄絶な過去を持ちながらも、絶えず笑みを浮かべる雪風の強さに憧れた。

 みんなみんな、いい子だった。素敵な子達だった。頼もしい子達なのだ。


 だからこそ。


親潮(勝てる気が、しない。この状況を打破できる可能性が、0としか思えない……)


 宗教とは一つの方向性を定めた信心である。

 ただ一つのものを信じ続けるというのは、想像以上に難物だ。

 だから御親切にも大きなお世話で、それを他人にも信じてもらおう、幸せをおすそ分けしようとする輩は絶対にいる。

 仲間を増やして連帯感を高め、一つの目的に向かって走っていくのって素敵やん? 物語の手法としても使い古されてなお王道突っ走るロマンよね。

 そう、つまり――――。






「ここを開けるぬい、親潮。司令のおち〇ぽによって貴方もまた生まれるんだぬい」

「きもちーですよ! ほんとです! ゆきか……あたし、すっごく好きです! 親潮も好きになると思います!」

「提督にとって、たった一人の貴女になるのよ? 何が不満なの? 早く開けないと、妙高姉さんに言いつけるわよ」

「いいカリ高チ〇ポね。怯えることはないのよ。大丈夫、いいチ○ポがあるんだもの!」

「フツーに気持ちいいよー? これが怖いなんて親潮ってば変わってるよねー? あたし? あたしは……フツーじゃん?」

「心配いらんよ。うちがついておるから、親潮の処女喪失と同時に絶頂アクメは約束されたも同然じゃけえ!」

「そうだとも。約束された勝利、つまりこの私もいる……大丈夫、提督のチ〇ポはしつこいぐらいねちっこくて、心もカラダも気持ち良くしてくれる」



親潮(ム リ ゲ ー す ぎ る)



 『将を射んとする者はまず馬を射よ』という言葉があるらしい。誰だったかしら。

 『関西弁娘をハメ犯さんと欲するならば、汝、黒パンティのどすけべ陽炎型の膣を即堕ちさせなさい、大丈夫アイツぜってーどすけべだから』と主は言ってたね。言ったんだよ。絶対言ったね。

 かくして――――黒潮が遠征任務のため出撃した隙を見計らい、一人になった親潮の部屋を、連合艦隊規模を上回る頭数で包囲する狂信者たちがいた。



「その通り。一緒に、司令のチ〇ポ様を堪能しましょう? 大丈夫です、今あなたが感じている嫌悪感や恐怖はまやかし……それを取り払う方法を私は知っています」

「っかぁー! これでアヘる!」

「安心して親潮姉さん。最初こそレーダー射撃を彷彿とさせる恐ろしさと忌々しさを覚えましたが、すぐに司令のち〇ちんがないと落ち着かない感じになります」

「膣だけにおちつかないってな! 嵐巻き起こそうぜ、嵐!」

「大丈夫よ親潮姉さん……きっと貴女も、夜が好きになるから、うふふ……♥」

「そーれ! ふぁっく! ゆー! 今宵のてーとくのダンスパートナーは、親潮姉に決まりだよ!」

「あたしはスケッチできればなんでもいーから、ちゃちゃっとおっぴろげてズブリと行こうよ」



 驚くべきことにこの中に一名、処女がいる!

 SS形式のテンプレを取っ払った台詞のみの描写により、完全にプライバシーは守られるという寸法よククク。


親潮(誰が誰だかハッキリまるわかりなんですよぉ!? このナレーションなるものが最も邪悪な邪神だと思います!!)


 失敬だね君は。

 昔はよく【無貌の神(ニャルラトホテプ)】とか呼ばれたけれども。

 まあそんなことより聞こえたかい親潮ちゃん――――今、ぬいぬい言う子がドアを蹴り破った音がしたよ?


親潮(あ、詰んだ)


 詰んだな。


【after】


 さあ、宗教だ。

 つまりはね、マジカルチ〇ポとはもはや宗教である。

 強制的アガペ。

 この世のものとは思えぬ法悦。

 肉と精神に依存性を刻みながらも、健康状態は極上のそれを維持するそこに、不幸はない。


 故に。




提督「布教する時は今」

親潮「んっ、ぶっ……♥ ぷぁ、けふ……ん、じゅる……じゅ、ぴ……♥」


 儀式・フェラチオ。

 そう、フェラチオとは儀式なのだ。儀式だからやらなきゃならないのだ。保健体育の教科書にもそう書いてある。実技試験の採点が厳しいのも常識だ。

 そんな儀式真っ最中の親潮は苦しげな表情ではあるが、頭の中は既にピンク色の妄想でいっぱいである。

 儀式にはトランスがつきものだし、マジカルチ〇ポには催淫効果が標準装備だから仕方ないね!

 なお一向一揆も真っ青な狂信者たちは、こればかりは親潮が泣きながら固辞し、退室してもらった。

 「提督だけじゃないなら首かっ切って自害します」とマジな目で言われたら、司令官としては撤退させざるを得ない。


提督「ホント、最近の駆逐艦の子は発育がいいなあ」


 ベッドに横たわるその身を包むものはすでに黒下着のみ。新規艦が目立つにはどすけべ衣装というシンプルながらも効果的なキャラ付けが、今まさにここで光る。

 着衣セックスである。インナーのみを残すかアウターも全て残すかは時間と場所を弁えなよー!

 ベッドに膝をつくように座る提督の膝を枕にした親潮は、真っ赤になった頬を卑猥にすぼめて、懸命に肉棒に吸い付いている。

 ほぼ直角に勃起する提督のチ〇ポに対し、黒潮はアイスを舐めしゃぶるように竿を咥え、舌で上下にこそげるように首を小刻みに動かしていた。

 鼻で懸命に酸素を取り込みながらも、口中でちろちろと舌を動かす様は、初心なたどたどしさを感じさせる表情とは裏腹に、かなりの技量を備えていた。かなりのどすけべだ。

 熱い吐息が陰嚢をくすぐるのを感じながら、親潮の愛情たっぷりフェラを堪能する提督Aである。

 ん?

 提督A?





親潮「んっ!? ぅぁ、きゃ、やぁ……♥ し、司令、しゃ、さわっひゃ、だめぇ……♥ ん、んっん、ちゅ……♥」


 そう、マジカル影分身――――提督の分身体たる提督Bは、提督Aが奉仕を受ける一方で、親潮にご褒美とばかりにその股間を愛撫していた。

 狂信者らを退室させる交換条件として、提督はマジカル影分身での3Pを提案したのだコイツマジで外道。

 首を振っていやいやしながらも提督Aのち〇ぽへのご奉仕の手、もとい舌は止めない健気な子である。どすけべ疑惑がより深まるのである。

 そうして提督Bは太腿を閉じる親潮の足元に位置取り、その健康的に肉づいた内腿をなぞる。

 付け根に向かって指先が秒速1cmで段階的に這い上がると、親潮は潤んだ瞳を薄く開いて羞恥に身もだえた。

 提督Aと視線が絡み合う。


親潮「ぎゅぽ……じゅぽ……じゅる、れる……ごく……はぁ、ふぅ、ふぅ……ん、はぁ……ちゅ、ず、ずず……♥」


 それでもなお、親潮はフェラチオを続けた。

 亀頭部分を舌で念入りに、竿には唇を幾度も押し付けて圧迫感を、更には陰嚢を口に含んで吸ったり転がしたりといった上級技能まで。

 信じられるか、提督は好きにやらせてるだけで何も教えてないんだぜ?


 提督の意図を読み取ったのか、諦めたのかはわからないが、この行為を嫌がっていない上に、予習がバッチリなことは明らかだった。

 無意識のうちにすり合わされていた太腿が、徐々に徐々に外側へ開いていく。

 気が付けば両脚は90度以上に開かれ、提督Bの愛撫をより強く受け入れる姿勢を取っているのがよい証拠だった。

 快楽に対し体が正直である。すごいどすけべである。

 その反応に気を良くした提督Aもまた手を伸ばし、汗で張り付くブラジャーのカップ上部から指を滑りこませ、瑞々しく張った少女の乳房を揉みしだく。

 ぷにぷにの女陰の外周部を下着越しにつつく提督Bの手も負けじと加速していく。

 マジカルフィンガーの上下攻めである。これは辛い。

 辛い。

 幸い。

 似ている文字なのに何が違うのか。棒が一本足りないのだ。

 そう――――チ〇ポよ!


親潮「ふぁ、んぐ……し、司令、そ、こ、はぁ……きゃっ」


 そして、棒が一本あったとさ。違った、二本もあるよ。つまり倍増だよ。なにがって? ナニがさ!

 唐突に体勢を変えられる。うつ伏せに反転した親潮の身体は、膝をつき尻を突き上げる姿勢を強制された。

 丸く張った尻は微かに汗で湿っており、背後にいる提督Bが揉みしだくと新鮮な肉が卑猥に撓み、ひくひくと細い腰がうねった。

 下着のクロッチは卑猥なひし形に濡れていた。

 くちゅと音を立ててネバついた愛液が内ももを伝い落ちる感触に赤面する親潮だったが、その眼前に再び肉棒が付きつけられる。

 何も言わずとも何をすればいいか、何を求められているか察した親潮は、小さな唇を押し開けて舌を突き出し、再び愛情満点なフェラチオを再開した。

 ぐぽ、ぐぽと唇をすぼめて頬をへこませ、吸い付くように顔を前後させる動きも追加した。天性のどすけべである。

 程なくして我慢の臨界点を突破した提督Bが、下着を脱がす暇も惜しいとばかりに、黒下着のクロッチを横にずらす。

 露わになったのは、想像以上に女の形を持つ桜貝だった。その外周の頂点には、興奮に赤くなった貝柱がある。小さく、それでも確かにつんと隆起していた。

 提督Bはたまらず剛直を桜貝の中心へとあてがった。

 親潮の口元がから響く奉仕の奏よりも、より粘着質な音が響く。

 熱い男根が己を貫かんとする意思を感じた親潮が、ひときわ大きく尻肉を震わせた。


親潮「はーっ♥ はーっ♥ ふーっ、ふぅーっ♥」


 これから自分がどうなるか、どうされてしまうのかを悟った親潮は、チ〇ポを深くねっとりとしゃぶりながら、己の中心を貫く巨魁の訪れに、じくりと子宮が疼くのを感じた。

 それからのことを、親潮はあまり覚えていない。

 ただ己の知らない道をこじ開けられる感触は、姉妹たちが言っていたように、とても気持ちが良かった―――それだけは、覚えている。とんでもねえどすけべだ。

 こうして前後からおち○ちんを味わい堪能しつくす親潮は、この数時間後に帰投する黒潮への言い訳を、もちろん考えていなかった。

 
 

黒潮(あか~ん……こりゃあかんでえ……)



 帰投した黒潮が部屋に戻った際に見たものは、一体何だったのか――――黒潮編に続く。(CV:キートン〇田)


【完】


【即堕ち済み艦娘一覧表】

 名前の前の記号の意味は以下の通り

 ☆:即堕ち済み
 ★:陵辱済み
 ♥:エロエロ堕ち
 ♪:結婚(ガチ)
 ∀:マジカルマ○コ持ち
 ε:ルート解禁
 無印:即堕ち前

 型の前に記号があるのはコンプリートも実施済み


【戦艦・航空戦艦】
☆金剛  比叡 ☆榛名 霧島
 扶桑  山城
☆伊勢  日向
☆長門 ☆陸奥
☆大和 ☆武蔵


【海外戦艦】
☆ビスマルク
 リットリオ   ローマ
★アイオワ
☆ウォースパイト
 リシュリュー
 ガングート


【正規空母・装甲空母】
☆赤城 ☆加賀
 蒼龍 ☆飛龍
☆翔鶴 ☆瑞鶴
 雲龍  天城 ☆葛城
♪グラーフ・ツェッペリン
 アクィラ
☆サラトガ
 アークロイヤル
☆大鳳


【軽空母】
☆鳳翔
 龍驤
☆祥鳳 ☆瑞鳳
 飛鷹  隼鷹
 春日丸(大鷹)
 千歳  千代田


【水上機母艦(ちとちよは軽空母枠、神威は補給艦枠に記載)】
 瑞穂  ☆秋津洲  コマンダン・テスト


【重巡洋艦・航空巡洋艦】
☆古鷹  加古
☆青葉 ☆衣笠
 妙高 ♥那智 ♪足柄  羽黒
 高雄 ☆愛宕  摩耶  鳥海
 最上 ☆三隈 ☆鈴谷 ☆熊野
 利根  筑摩
☆プリンツ・オイゲン
 ザラ  ポーラ


【軽巡洋艦・重雷装巡洋艦・練習巡洋艦】
 天龍  龍田
 球磨  多摩   北上   大井  木曾
☆長良 ☆五十鈴 ☆名取 ★☆由良 ☆鬼怒 ★☆阿武隈
★川内 ☆神通   那珂
☆阿賀野 能代   矢矧   酒匂
☆夕張 ☆大淀
 香取 ☆鹿島


【駆逐艦(多いので型で更に分類)】

【☆神風型】
☆神風 ☆朝風 ☆春風 ★☆松風 旗風


【睦月型】
  睦月 ☆如月 ☆弥生  卯月  皐月 ☆水無月
☆♥文月  長月  菊月 ☆三日月 望月


【吹雪型】
★吹雪 白雪 初雪 深雪 ☆叢雲 磯波 浦波


【綾波型】
 綾波 敷波 天霧 狭霧 ☆朧 曙 漣 ☆∀潮


【暁型】
☆暁  ☆響(Верный) ☆ε雷 ☆電


【初春型】
☆初春 ☆子日 ☆若葉 ☆初霜


【白露型】
 白露  時雨 ★村雨 夕立 ☆春雨
☆五月雨 海風 ☆山風 江風  涼風


【朝潮型】
☆朝潮 大潮 ☆満潮 ☆荒潮
 朝雲 山雲  霰   霞


【陽炎型】
 陽炎 ★★☆不知火  黒潮   ☆親潮
☆初風   ☆雪風  ☆天津風  ☆時津風
☆浦風   ☆磯風  ☆浜風  ☆∀谷風
☆野分   ☆嵐   ☆萩風   ☆舞風  秋雲


【夕雲型】
☆夕雲  巻雲 ☆風雲  長波  高波
 藤波 ☆沖波  朝霜 ☆早霜 ☆清霜


【秋月型】
♥秋月 ☆照月 ☆初月


【島風型】
☆島風


【Z1型】
 レーベ ☆マックス


【Maestrale級】
 リベッチオ



【海防艦】
 占守 国後
 択捉 松輪



【潜水艦・潜水空母】
☆伊168  伊8  伊19  伊26 伊58
 U-511(呂500)  伊401  まるゆ
☆伊13 ☆伊14 ルイージ・トレッリ(伊504)


【その他(揚陸艦・工作艦・補給艦・潜水母艦)】
 あきつ丸 ☆明石 ☆神威 ☆速吸 大鯨(龍鳳) ☆間宮 ☆伊良湖


※信じて送り出した艦娘がマジカルチ〇ポ教とかいう超フレッシュな宗教にドハマり(ダブルミーニング)してしまうという展開。

 この宗教は良い文明



 さあ即落ちだ! どっからでもかかってこいやー!



 >>349-351

国後

※島風「OH……HAYAI……」


※誰だって間違いはある。>>1だっていっぱいある。

 みんないっつも感想ありがとう。

 国後編書いてたんだけど、力尽きたので明日あたり……beforeの前半部分しか書けんかった。

 ピンク髪ってさ……いや、なんでもないんだ。なんでも。


【本日の即堕ち二コマ艦娘~国後~】

【before】

 艦娘にはある種の共通点というものがある。艦種の違いを無視した、奇妙な共通点だ。

 例えば、ピンク色の髪をしている艦娘達には共通点がある。なんだかわかるかな?

 そう――――エロい。風評被害だと? ふざけるな、古事記でもそう言われている。

 だって古事記の『古』の字は、『エロ』の二文字を縦書きして重ね、勃起チ○ポで貫かれてるから『古』に見えるのだ。『古』という字を逆さにすれば『♀』に見える。ほら謎の説得力。

 エロい事いっぱい書いてある記事、故に古事記なのだ。まあそんなこと覚えてても学校では評価されない項目ですがね。


 アトミラール、セックスシマショ♥
 閑  話  休  題。
 ビッチ
 淫乱、それは髪がピンクであることが多い。ピンク髪が淫乱だという輩がいるが、正しくは違う。淫乱だからピンク髪なのだ。だってピンク髪はエロい象徴だから。

 ピンクは桃色とか桜色と表現される。桃は丸くてエロい尻に対して桃尻と称されるし、女性器を桜の花びらや蕾に例えることがある。ほらほらエロく見えてきたな。つまり春のお花見や桃の節句は超エロい儀式だ。ストリップ劇場である。

 つまりピンクに見える髪色をした艦娘は淫らだ。だってピンクは淫乱だから淫乱なのはピンクなのだ。淫乱イコールピンクだしピンクイコール淫乱なのだから、淫乱ピンクって物凄いどすけべだ。

 青葉や衣笠、多摩や由良(特に改二)は光の加減ではピンク髪に見える。だからどすけべだ。興味のないふりしてベッドではあれこれ好奇心旺盛のノリノリな感じなのだ。きっとそう。私はそう信じているんだ……ずい。

 不知火・卯月・漣・子日・春雨・巻雲は言うまでもなくチ〇ポ好きのどすけべトゥーヘアーだ。イムヤとゴーヤはおりこうさんチ〇ポ大好きなどすけべだ。魚雷をチ〇ポに置き換えれば一目瞭然である。

 そして忘れちゃいけないのが髪の内側にピンク色の淫蕩を隠し持つ沖波や長波である。むっつりどすけべ筆頭候補であった。きっとあそこもまっピンクでとろとろしている。眼鏡かけてる方は言うまでもなく淫乱だ。だってメガネはエロいからだ。

 余談だが、満潮もどすけべだ。読み方次第でまんちょうになるからだ。武将じゃなくてブシャアアアって感じのイマジネーションだ。

 さておき、それぞれの髪の色彩には濃淡があるものの、概ね淫乱なのだ。とりあえずそういうもんだと納得できないと死ぬ。


 さて、本題に入ろう。

 うだうだうるせえ前置きを経て、満を持して(マ〇コを持っているの意)の国後着任である――――彼女もまた『完全勝利の誓い、ウルトラショッキングピンクゥ!』な髪色であった。

 国後がウルトラどすけべであることは疑いの余地がない。

 ところで「国後って誰よ」な不心得者もいるだろうから、念のために説明しておこう。彼女は占守型海防艦の二番艦である。

 ――――と言っても大半の艦これユーザーにとっては『誰だろう、この陵辱が似合いそうな子は』という意見が九割を占めるであろう。残り一割は残念ながらEDである。可哀想に。

 国尻、もとい国後は海防艦である。

 どんな艦娘かと言えば、見た目だけなら口元に添えた手が実にタカビーお嬢様風味な淫乱ピンク属性であるが、口を開くと意外や意外、ころころと表情を変える七変化を見せてくれる。

 喜怒哀楽をはっきり示すことは円満な人間関係を築く上で時に障害となるが、深い仲となれば実に居心地の良い関係へと発展することもままある。いつもいつもいいことを言うナレーションさんのお言葉である。覚えておくがよい。

 そんな国後は知名度の低さの割に、何気にそこそこ多くの艦娘と史実で面白いエピソードを持っている。

 阿武隈の前髪への衝突解禁事件もなかなか面白いが、なんといっても子日艦長がすっ飛ぶ勢いで内火艇でトリプルアクセル土下座を決めに行った子日タメ口事件は有名であろう。

 概要としてはこうである。


子日「おじぎだそこのちっさいの! おじぎだ……おじぎをするのだ! 可愛い子日におじぎをするのだ!」

国後「クナの名前を言ってみろ……この菊の御紋章が目に入らねえのかァ、オォン?」

子日「ヒューッ!」


 大体あってる。当時は軍艦であった国後は駆逐艦よりも立場が上である。国際関係においてもある程度までは無理を通せる権限を有していた。

 そんな相手にお辞儀しろと抜かしおる子日はやっぱり頭の螺子がひゃっほいと旅をしている。おまえがヒューッ!言うんか。ロードバイク時空なら最強格だから子日はそっちにいなさい。

 阿武隈や木曾、若葉に初霜、長波といったキスカ組とも史実で接触のあった艦娘だ。阿武隈に至っては文字通り接触のあった仲である。北上といいこの子といい阿武隈の前髪になんか恨みでもあるのだろうか。

 そんな占守型の設備は、その小柄さと裏腹に複雑化した内部構造を有しており、充実の設備がいっぱい。北方海域の警護を前提として建造された故に、暖房設備や解氷装置は標準装備、更に広々としたゆとりのある公室設計に加え、なんと入浴施設まであるのだ。

 居住性については南方方面においてはどこぞの焼鳥製造機のごとく難があったようで、実に熱々であったという。量産性を排した独自性を追求した結果、ワンオフめいた設計となってしまった面白い艦である。


 あつあつな内部――――広い部屋。

 風呂――――独特な設計――――菊の御紋章装備。


 …………なんだかこの単語群にエロを絡めるだけでナレーションさんは既に素敵な予感を覚えてきているが、モニタの前の諸君らと同じものを感じていると思うし、きっとこの予感は当たると思う。


【after】

 そんな彼女もついに鎮守府デビュー。記念すべき最初の任務だったが、


国後「漁船の護衛って……ま、まあ警備艦艇に漁業支援は得意だけど」


 軍艦としてではなく、漁船団護衛の任務であった。何分、着任した時期が悪かった。今は秋真っ盛り――――そう、サンマの季節だ。

 艦娘達はサンマが好きである。サンマキメるという造語があるぐらいサンマを愛している。

 新鮮なサンマで作ったなめろう。シンプルに塩焼き。一夜干しによって旨みを凝縮して焼いてもうまい。煮てもうまい。サンマキメまくってんよー。

 サンマ決めて日本酒あおってウッヒャヒャ言ってる軽空母のこの時期のラリッぷりといったら本当になんかヤバい薬でもキメてんじゃねえのかってぐらいのはっちゃけぶりである。おいその黒龍・石田屋、一杯寄越せよ。

 そんなサンマ大好きどもがいっぱいな鎮守府に放り込まれた海防艦である。熱い期待が寄せられた。病んでる瞳の雷ママの大漁旗制作にも力が入る。


国後「ま、華々しいデビューとは違うけれど、お仕事はお仕事! みんなの喜ぶ顔のためにも、漁師さんたちのためにも、精いっぱいお勤めしなきゃね! あたしがんばる!」


 駆逐艦よりも小柄で幼げな矮躯、その派手な見た目からは想像もつかぬほど理知的であった。

 公私を弁え、意に沿わぬ任務であれど誰かの笑顔のために頑張れるよい子である。ナレーションも好きよ――――こういう子が堕ちるのって。


国後(―――――! ソナーに、感あり。左舷130度……!? ………速い!? イルカ!? 違う!?)


 史実をなぞるように海中から高速で迫る物体の接近を許してしまう国後。だが、そこからの展開は史実通りとはいかなかった。


国後(これは―――魚雷―――面舵いっぱ――――だめ――――よけきれな)


 油断。慢心。注意力散漫。回避、不可能。

 頭の中に一杯に浮かぶ、姉の占守の悲しそうな顔。

 でも、もはやどうにもならない。










 
吹雪提督「そのアヘ顔が見てえんだよぉおおおおお!!」



 だって提督が来た。



国後「んほぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!♥?!!♥!?♥」


 海中から急速浮上した魚雷、もとい人間肉棒型特攻兵器【チン天】と化した吹雪提督が国後の股間を白タイツの上から前戯も無しにアンブッシュ! ワザマエ!


国後「かひゅっ♥ にゃ、にゃにぎゃっ♥ にゃにぃ、にゃんにゃのぉ……♥」


 ズブリとねじ込まれる35.6cm主砲――――驚くべきことに根元まで飲み込む奥深さであった。なだらかなイカッ腹が服の上からもぽっこりしているのがわかるほどである。

 それでも表情に苦痛はなく、涙と鼻水でくしゃくしゃの表情には、笑みすら浮かんでいた。


 ここで処女喪失直前の様子を、膣内描写ハイスピードカメラ(1億倍速)で見てみよう。

 超スピードで迫る極太の提督マジカル兵器、国後の無防備な股間に向かって全力出撃中であった。

 だがそれが国後へと衝突する0.00001秒前に、ふしぎなことが起こった。


吹雪提督「淫光(ひかり)溢れる名器(せかい)に、汝ら処女膜、住まう場所なし!」


 事前に吹雪を抱きまくってしばふスキー粒子をたっぷり補充済みの提督のチ〇ポはお芋村の村長のどすけべ粘液、もといIMOフィールドバリアで満ち満ちている。

 名状しがたき威圧をもってつるつるの国後おまたに激突寸前に、白タイツとまっしろパンツが破断! 四散して飛び散った!


吹雪提督「(マ〇コは)渇かず、(チ〇ポに)飢えず! アヘまくれェェェエ!!」


 無防備となった国後処女ま〇こは、マジカルチ〇ポの淫らオブ淫らな力に晒され、しとどに濡れそぼり始めた。

 一切の障害が無くなったチ〇ポは突き進む。

 これこそが提督108の奥義の一つ。

 第一チン接淫化呪法――――。


吹雪提督「ハメリアァアアアア! チ〇パクトォオオオオオ!!」


 メス感度1000000%の効果を持つチ〇ポをブチ込むだけの手っ取り早い奥義であった――――淫化!

 ただハメた女をアヘらせるという一点にのみ淫力強化されたマジカルチ〇ポで、ささやき-えいしょう-いのり-はめる! それだけのシンプルな技だ。

 その効果は、見ての通り。


国後「にゃっ♥ にゃひっ♥ にゃにっぎゃっ♥ おきょっひゃにょっ♥ き、きぼち、いいっ♥ おなかがぁっ♥ きもちいいよぉぅううっ♥」


 この様だよ。ピンク髪をぞわぞわ揺らして、瞳の中にまでピンク色のハートマーク浮かべて白目を剥いている海防艦がいた。

 シリアスなお話だったはずなのだ。それがいきなり己の感覚を襲った、わけのわからない感覚。あまりにも気持ちよく、それ故に恐ろしかった。何が恐ろしいって、これをもっとして欲しいと感じる自分が怖かった。

 涎を垂らして、背後から貫かれる国後の頤にそっと手を添えて、そのどろどろになった口中の舌を指で弄びながら、提督は優しい笑みを浮かべた。


吹雪提督「ナターシャ……愛しているよ」


 遠い目をして呟きながら、提督はざらざらの膣道がうねる様に曲がっている国後の熱々処女ま〇こに特濃精液を吐き出した。


国後「だ、だりぇっ♥ だりぇにゃのぉっ♥ そりぇぇえっ♥」


 同時に絶頂アクメし、初めて感じる精液の熱さに何度も何度も法悦の極みへ押し上げられ続けながらもツッコミを入れる国後に、答えられる者はいなかった。


占守(いや、誰っしゅか? ほんとに?)


 ところでこの後、国後が持ち帰ったサンマはやたら好評だった。

 なんか栗の華っぽいエッセンスがすっげえムラムラする感じでイイとか評判である。つまりは全部この吹雪提督のせい、もとい精であった。

 サンマキメたらそらアゲアゲになるわな。


【艦】


※ち〇こやま〇こに対しての『卑しい』が誉め言葉に見えてきたら、貴方はもうだいぶダメだ

 ああ、次は誰だったか? オータムクラウドてんてーかあ。しぐしぐかぁ?


【本日の即堕ち二コマ艦娘~秋雲~】

【before】




http://www.youtube.com/watch?v=QG6Y-nTIn_I




 ん? なんだこのお昼休みにウキウキな感じで流れそーな軽快BGMは?


??「~~~~~♪」


 しかも唐突にマイクを片手に持った美少女が現れたぞ?

 加賀さんかな?


??「お昼も~夜もヌポヌポFucking♪ ハ・ボ・ッ・て♪ いいのよ~ん♪」


 断じて加賀ではない。

 満面の笑みで万死に値する歌詞をノリノリで歌いながら、右手にマイク、左手にペンタブでスキップルンルン。


秋雲「提督はいつでもバキバキボッキん♪ マ・ジ・カ・ル♪ チ○ポよ~ん♪」


 君の訪れをみんなが待ってた。みんな大好き僕らのオータムクラウド先生である。


 ――――だから歌うのやめて帰れ。


 歌って踊ってマイクとペンタブ持ってとか、加賀と舞風のキャラを食い殺すつもり満々であった。

 どこか物哀しい冬の訪れを前にした秋の季節、豊穣と実りの季節を名に冠しながらも、その脳内は春の雲の如き浮かれっぷりである。秋雲ってそういう意味じゃねーから。

 陽炎型の最終19番艦――――締めの艦の名に『秋』を持ってきていると考えれば凄く粋なのに何もかも台無しであった。

 秋月や秋津洲を見習え。後の陽炎や黒潮の時に色々やりづらいんだよ。


秋雲「How do you do? ハメ心地いかが♪ 巻雲の膣は螺旋型♪」


 この最低の猥歌、まだ歌うのかよぉ……(絶望)

 それと巻雲に対するプライバシーの侵害とネタバレやめろ。主に後者の比率十割で。行間でヘアーッ!?って言ってるから。今も。


秋雲「How do you do? タマタマに詰まった♪ ドロドロ~な特濃ザーメンを♪」


 一体いつまで、もといどこまで歌うつもりだこのアマ。せめて1フレーズ分だけにしてくれ。


    ドピュッドピュ
秋雲「射精射精♪ スッキリ♥ ヌキヌキFucking♪」


 英語部分の発音がやたら流暢なのがすっげえ腹が立ちますわあ……。


秋雲「孕ませちゃったら♪ ご・め・ん・な・ちゃい♪」


 ペロッと可愛く舌を出しても絶対に許さん。


秋雲「いつもどこでもFuck me~♪ ハボっていいのよズボズボFucking♪」


 Yeah!(やけくそ気味な合いの手)


秋雲「今宵の相手は陽炎型~♪」


 自己紹介かな?


秋雲「きっと明日は夕雲型~♪」


 コウモリ的な立ち位置かな? あっちこっちそっちこっちでいい顔してんのか?


秋雲「気持ちの~♪ イイこと~♪」


 あ、やっと終わるね。


秋雲「――――や・ら・な・い・か♪(野太い裏声)」


 唐突なホモはやめちくりー。


秋雲「や、やったッッ! 秋雲、やりきったよ提督」

??提督「お、おう? そうか。満足か?」


 ヤダ、ナレーションさんもうヤダ! この子苦手! ツッコミに回るばっかりでロクに描写が出来ないわ!


秋雲「もう思い残すことはないよ」

??提督「ソーデスネー」


 提督も流石に空笑いで同意を示すばかりである。ところでこのイケメン、どこの提督かしら?


秋雲「―――――せめて、やさしくしてね~ん? しょ、勝負下着ってやつ? ちゃんと、決めてきたから、さ……」

??提督「ん――――まかせろ」


 うーん、よくわからんがそういうことになった。(小陰陽師感)


【after】

秋雲「っ、あん♥ あ、秋雲ってばこーみえて、ん……♥ 結構、ムネあんでしょ……へへ♥ やわこいっしょ……♥」


 矮躯を包む衣服が、最後の下着一枚のみとなった秋雲は、ソファに腰かけた提督の膝上に座り、その身を委ねていた。

 言うだけのことはあり、小柄な体格に反するボリューミーな肉付きは、出るところが出て引っこむべきところが引っこんでいる。

 いわゆるトランジスタグラマー体型であった。折れそうなほど細いウエストラインの上には、しっかりした質量を誇る肉が存在感を示している。

 魅惑の球体が提督の指の動きに合わせてたぷりと揺れて、卑猥にその形を歪ませた。

 シルキーな質感の柔肌を擦られる秋雲はふぅふぅと呼吸を乱しながらみるみる艶めいた表情へと変わっていく。


秋雲「ん……? ああ、この下着……? セクシー路線だと、んっ♥ やっぱり、戦艦クラスには、勝てないしさ……カワイイ路線かなぁって、ふぁ、やん♥ さきっちょ、ダメだよぉ♥」


 白い胸の谷間をはっきりと見せつける魅惑の下着。そこに感じるものは淫猥さだけではない。

 勝負下着だというその下着の表面積は狭い――――とはとても言えないものだったが、胸元が猫の頭部の形に穴が開いている。

 その穴から、提督の指が滑り込む。屹立した頂を抓むように擦られて、秋雲は身をよじった。


秋雲「こ、こっちも、反撃しちゃうよー? ほらほらぁ、ねこちゃんだぞー♥ いたずらしちゃうのにゃー、ぺろぺろ♥ んひひ♥」


 思わず昂ぶった性感を誤魔化す様に、しかし気恥ずかしさを隠し切れていない笑みを浮かべた秋雲は、無理矢理にしなを作って背後の提督によりかかり、その首筋を舐める。

 秋雲の今宵の勝負下着は――――白地のねこランジェリーであった。そう、あざといアレだ。


 次元の壁の向こうから何やら猫の声が聞こえる――――こ、この多摩型、もとい球磨型軽巡を差し置いて猫属性を有するとは卑しい駆逐艦だにゃ!

 一方で狼の名を冠する割に小破時に「んにゃああ!?」とか言っちゃう重巡は正妻の余裕なのか微笑まし気にメタ領域から営みを見つめている。

 ぴちゃぴちゃと小さな舌を伸ばし、初めての行為に熱い吐息を吐きながら、懸命に提督を愛撫する。

 首筋や鎖骨を舌先でこそぐるように舐め、時折提督の反応を見定めるように目を開いて提督を見る。

 まんざらでもなさそうな提督の様子にほっとしたように笑みを浮かべ、その頬にもちぅとキスをする。


秋雲「ふっふーん♪ 提督のレア顔、みっけ♥ イラスト描きたいなぁ……♥」


 んひひ、と照れ混じりに笑う表情には、年相応の可愛らしさが見て取れた。


秋雲「ふぇ? 喋り過ぎ、って? だ、だって、さ、間が、持たない、じゃん……はぁっ♥ ……に、似合わない、っしょ? あたし、こういう、艶めいたカンケー、みたいなのっ……はふ……♥ そ、れに」


 初心な肌を這う愛撫が、段々と激しさを増す。上半身から腰を伝って、太腿へと移るにつれて、秋雲の呼吸もまた激しさを増し、発する言葉も途切れ途切れになっていく。









秋雲「提督、あたしみたいなの、あんまり、好みじゃ、ないみたい、だしっ……ぁ、はぁ、ん、くぁ……♥」


 ――――ぴたりと、提督の愛撫の手が止まった。


 膝上に背中を預けるように座る秋雲がどんな表情をしているのか、提督からは見えなかった。

 だけど、その声から分かることがある。


秋雲「………あはは、自分でも、分かってるからさぁ。あたし、色々中途半端なんだよね」


 秋雲は笑って言う。

 ――――夕雲型のような、陽炎型だと。


秋雲「こ、これでもさ、け、結構、アピールしてたっつーか……うぇ、ウェルカムな感じだったんだけどねえ? 提督、なかなか秋雲呼んでくれないし、さ」


 秋雲は無表情で言う。

 ――――戦艦にも重巡にもできないことをできるけれど、それでも一山いくらの駆逐艦の一人にすぎないと。


秋雲「……あ、あはは、自分で、告白もしないのに、してほしい、なんてさ。好きになってほしい、なんてさ」


 秋雲は泣きそうな顔で言う。

 ――――提督のこと好きだったのに、今まで好きだって言えなかったヘタレ女だと。 


秋雲「だ、だからさ、ホントになんつーかこう、文字通り――――お情け? みたい、な……ワンナイトラブ、みたいな? そ、そういうのが、あたしみたいなのにはお似合いっていうか、は、はは――――んっ!?」


 提督はおもむろに秋雲を抱きかかえ、向かい合うように座らせた。

 涙を湛えた丸い瞳で見上げる秋雲を、真正面から見つめ返して、提督は言う。


 ――――今、此処にいるのは俺とお前だけだ。お前の前に俺がいて、俺の前にはお前しかいないと。


 言って優しく口付ける。震える唇を柔く解きほぐすようなキスが数分にわたって続けられた。

 唇を離し、そして言う。


 ――――情けで女を抱くものか。たまらなく愛しいから秋雲を抱くんだ。俺しか知らない秋雲を知りたいから、この先に進みたいんだよ。


 この男気、プレッシャー……!

 そう、漣提督である。ナレーションが大嫌いなクソ野郎だ。こんなヤツにマジカルチ○ポはいらんものだからである。


秋雲「ぷ、ぁはは……そっか、提督にだけ、見せる、秋雲かぁ……♥ そりゃ、ね……提督が、オンナにしてくれるんだ、もんね……っあ、やっ♥」


 ほーら見たことかよ! 堕ちたよ! 完全に堕ちたよ! ハメるまでもなく完堕ちしたメスの顔してるよこの秋雲!

 こんなの秋雲じゃないわ! ただの泣きぼくろの似合う美少女よ! beforeの前置き全無視しやがってふっざけんなこの野郎!

 そんなナレーションさんの声すら聞こえてやがらねえ提督は、下着のひもを解き、とうとう秋雲は一糸まとわぬ姿にした――――着衣セックスの良さを知らぬ愚か者め!!

 ぺたんと女の子座りで提督の膝に座る秋雲は、今まで見たことのないしおらしい様子で、提督を見上げていた。


秋雲「さ、さ、されちゃうんだ、もんね、これから……ぁ、やぁ、は♥」


 この後たっぷりねっとり全身を愛撫されてとろっとろのふわっふわに肉をほぐされ、目がとろんとした頃に提督と合体する秋雲は、至高の法悦に身も心も舞い上がるようです。

 後のシャッター前サークル主催者へと大躍進するオータムクラウド先生、その大変貴重な処女喪失秘話を収めたコラムは、次の冬コミで。ケッ。


巻雲(先を、越されたぁ……ふぇぇん)


 巻雲はピンク色のねこランジェリー姿で待機していた。

 だが秋雲に使われた以上、それが二番煎じにしかならないことを悟り、泣きながら下着の破棄を決めた。

 君は諦めてその最強の拒絶型使徒めいた伸縮自在の布槍袖を使って提督のマジカルチ○ポとガチバトルというネタ路線を走りなさいよ。

 バトル実況大得意なんだよこのナレーションさんは。


巻雲(ハハハ――――面白いことを言う邪神だ。真っ先にブッ殺すぞ?)


 ふほほぬかしおr……おかしいな。たかが駆逐艦の一人にこのナレーション、震えが止まらないんだけど……どこの時空の巻雲ちゃんかな?


長波(や、やられたぁ……!?)


 さておき、同じく黒色のねこランジェリーを纏う長波も同様に己の戦略が失敗したことを悟った。

 「むっちりぽよぽよなワガママボディを包むのは、まさかの可愛い下着」というギャップ効果を狙っていたが、先を越されては意味がない。

 ドラム缶めいた着ぐるみとかどうでしょう(名案)


長波(ふざけ―――――っ!? 成程、それも使い方次第かぁ……?)


 長波様は何かをひらめいたようです。長波様は本当に頭の良いお方。


高波(恋のえー、びー、しー……)

藤波(なんの略なんだろうね?)


 アナル、ビッチ、射精って意味だよ高波ちゃん、藤波ちゃん。


高波(はわわ!?)

藤波(うそだ、ぜったいうそだ)


 うーんこの愉悦。


朝霜(…………ど、ど、ど、どーすりゃ、いいんだ? こ、こんなの、あたい、習ったこと、ない……! い、伊勢や日向なら知ってんかな?)


 無知系どすけべ枠かな? これから提督に学ぶんだよぉ!



【艦】


※最初は秋雲の史実を絡めた構成で膣肉もうぞうぞ絡める感じで書こうと思っていたら昼夜問わずにずぼずぼFuckingだった

 新○島とすごく迷ったが、突然歌いだすとは卑しい駆逐艦かが。駆逐艦・加賀? なにそれ電提督?

 書き終わったタイミングでちょっと迷ったから艦これの母港画面をクリックしたら「まぁいっかぁ!」って秋雲編集長がゴーサイン出してくれた

 だから僕は悪くない

 だから次の時雨の時だって僕は悪くないんだ


【本日の即堕ち二コマ艦娘~時雨~】


【before】

 おや、こんなところに美少女がいるぞ。

 砂糖吐きそうな純愛路線も、デロデロ甘々なエロ路線も、血も涙もない陵辱路線も、ウホッなふたなり路線も、「僕が最初に提督を好きになったんじゃないか……?」的な病み路線も、何もかもイケそうな稀有な駆逐艦美少女がいるぞ?


時雨(雨はいつか止むさ――――止まない雨はない。絶対そうだ)


 なにやら言い訳めいているというか、そうでなくてはならないという必死さが内心から読み取れる。

 ところでこの日は快晴であった。雲一つない天気だ。秋雲なんてもってのほかである。

 一体、時雨に何が起こったのだろうか?

 まずはおさらいである。

 1スレ目の903で、嵐が堕ちた時のことを覚えている人がどれだけいるだろうか。


時雨(秋雲、君が羨ましいよ……なんだって君のところの提督は漣提督なんだい? 僕のところはよりにもよって吹雪提督だよ?)


 嵐のフラグめいた絶頂前の台詞も後を引いているが、問題はそこではない。

 嵐がメス堕ちした時、憎いあんちくしょう提督が何をやっていたか覚えているだろうか?


時雨(……遠征結果の報告に行ったら、駅弁ファックキメられてる嵐がいてさ……凄かったよ。キメセクだってあんな風にはならないと思う)


 速攻で踵を返し、そのまま空破特攻弾めいた勢いで壁をブチ破って外へ避難した時雨は、流石の武勲艦であった。なお壁の修繕費は時雨の給料から天引きである。

 多大なる財布からの犠牲を払って難を逃れたかに見えた時雨であったが、遅かった。何もかも。既に!


時雨(――――マジカルフェロモン高濃度散布、モロに吸っちゃったよモロに)


 しかも虚ろな瞳で涎垂らしながらがくんがくんと提督のピストンに合わせて体を揺らす嵐に吐き出された本気精子の分も合わせて、より濃厚なそれをである。

 時雨煮という料理を知っているだろうか。あれってほとんどの水分がブッ飛ぶぐらいに煮詰める料理なのだ。まあ何が言いたいかと言えばそういうこった。

 もうお察しであろう。

 時雨が「止んで欲しい」と切に願う雨、それは――――。


時雨(すっごくあそこが濡れてるぅ……♥)


 女として生まれたことを恐ろしく後悔している時雨であった。現在進行形で。

 理性を失う寸前の、リンゴというか、熟れて爆ぜる寸前のトマトみたいな末期的な顔色である。かろうじて理性を保ってるあたりが無駄に凄いぞ武勲艦。

 ぷるぷる震えながらスカートのすそを抑えたって、太腿を伝って足元までチョロチョロ伝ってくる液体は隠せない。

 ちなみに尿ではない。とても信じられないことだが――――愛液なんだぜこれ。ほんの一呼吸分でこの準備万端バッチ来いな状態に仕上がったのだ。


時雨(くっそぉ、なんで僕は白露型なんだよぉ……そういう属性付与されるのがまるわかりじゃないかぁ……!!)


 微妙に余裕のある時雨はそんな感じで発情していた。


時雨(雨っていうか洪水っていうか、やばいだろうこの量は……水分摂らなきゃ脱水症状起こすよ……うわあ、靴の中までヌメヌメしてきた)


 鈴谷みてえなこと言ってんじゃねえ!


時雨(でも、水を飲めばどんどん愛液出てきて、それこそ際限ないし……まして、あの提督が次に起こす行動なんてわかり切ってる)


 見目麗しい女を見たらとりあえずハメておこうと考える残虐思考である。

 しかも他人の女であろうと一切の躊躇がない。月光蝶めいたヤバげな粒子を散布しまくり、無差別に発情させて喰らう吹雪提督であった。

 強制和姦というキチガイジャンルを開拓するのに一切の躊躇がない男である。

 タチの悪いことに、都合の悪い事に関してはまったく話が通じない。タチがいいのは股間だけでいいと澄んだ目で言い放つ男だ。

 もはや人間災害(ヒューマノイド・タイフーン)である。掲げるラブ&ピースにアヘ顔が添えられている類のな。ナレーションさんもニッコリの大好きな提督である。


時雨(このままじゃ全国八千万の時雨ファン垂涎の、僕のマジカルレアな処女膜が見るも無残に散華するのも時間の問題だ……しかも僕がダブルピース添えてアヘアヘ言う事になる。許されないよ、許されないよそんなことは)


 なおここの時雨は超ナルシーである。

 超個人主義。超傲慢。超理不尽。

 自分のために誰かが死ぬのは当たり前だと思ってる。人という字は己以外の誰かを己が踏み台にする様を表している文字だと信じて疑っていない。

 「西○艦隊? 何それ黒歴史? 君たちには失望したよ。だけど君たちの存在は無駄じゃあなかった。僕という華の存在を際立たせてくれた。それだけは評価してあげてもいい」――――そしてこの花咲くような笑顔である。無慈悲極まる。

 だが時雨は外面や体面を大事にしていた。いわゆる本性を隠すタイプである。人を踏みにじる前に信頼させ、その信頼を裏切った時に相手が見せてくれる絶望の貌に絶頂を覚えるというドSである。

 そして自分の正体を、決して悟らせない。理解させない。僅かでも勘づいた者は即始末する。

 そんな彼女が、あっさり提督に喰われるだろうか? 否!

 ましてレイテ沖をモチーフとしたイベント海域前だというのに、そんなアヘ顔をモニタの前の皆様にお見せするわけにはいかない。

 ちなみにここまでの時雨の思考は、壁をブチ破って着地するまでの間に行われたことである。


時雨(よし――――君を始末するよ提督)


 自らの処女膜をブチ抜こうとする不届き提督の脳天を先にブチ抜いてやろうという話である。


時雨(僕がブチ破った壁から、提督がのぞき込んできた瞬間にフルオープンアタックだ。感覚を封印して戦えば、約八分間は理性を保てる)


 この時雨もまた大概なスペックを誇るウォーモンガーであった。なんせ着任時点で練度限界突破してるバグ艦である。

 なにせ彼女は――――第六の海・時雨海の主。



時雨(ああもう、本当に羨ましいよ秋雲……君のところの提督なら、赤子の首を捻るように容易く、そして優しく殺して上げられたっていうのにさ……)



 無垢なドロップ艦を装って、拾われた鎮守府内で派閥を形成し、最悪のタイミングで裏切って何もかもを奪いつくして消えていくという手口から、その艦名はおろか艦種すら特定されていない。

 だが一夜にして鎮守府が根こそぎ『消滅』するという現象だけが共通して残っているため、海軍からデッドオアアライブでの指名手配を受けている正体不明の艦娘の一人。


 自称『僕が一番セクシー』――――略奪殺鬼の時雨。


 そんな君も好きよしぐしぐ。

 かくして時雨の絶対に負けられない戦いが、今始まる―――!


時雨(とある球技の試合中継でしょっちゅう使われる安っぽいフレーズ、やめてくれる? 嫌いなんだよねそれ)


 あのフレーズ使い回し過ぎてホントに笑っちゃうよなwww

 そりゃ負けられないんだろうけど何度も何度も言われっと「負けたら死ぬんかおまえ」ってツッコミたくなるわーwww


【after】

 特殊海域の艦娘は、その数値が『七』に近づくにつれて強さを増す。六と八はそれに次ぐ強さを誇っている。

 はっきり言って阿武隈や鳳翔さんですら雑魚の類だ。それでも通常の鎮守府にとっては自然災害めいてどうしようもない相手だ。

 九の速吸も相当なものである。提督もメチャクチャ苦戦したのだ。描写されなかったけど。

 しかし時雨は六を冠する者である。その強さは速吸以上――――泳ぐ猥褻物に迫るものがあった。


 ――――でもまあ、速吸の時と同じでさ。


 本編で出会ってバトルすればマジで鬼畜な強さを誇る彼女たちだけれども、悲しいけどこれ、即堕ちなのよね。

 全ての力を出し尽くし、大破しボロ布になった制服で申し訳程度に肢体を隠す時雨は、自嘲めいた笑みを浮かべ、呟く。


時雨「――――僕の、負けか」

吹雪提督「犯す」

時雨「会話になってない!? 少しは敗北の鑑賞に浸らせてほし、んぁあああああああああ♥」


 安定と信頼の吹雪提督である。確かに使いやすい。

 手っ取り早いしとりあえず即犯すという点ではこの即堕ちに最も向いた人材だからだ。


吹雪提督「あ^~~~~激戦の後のこの一発のために生きてんなぁ^~」

時雨「ひゃめっ♥ ひゃめぇっ♥ 僕、僕ぅっ♥ めしゅになっちゃうっ♥ ち○ぽのことしか考えられにゃいっ、めしゅになっちゃうぅううっ♥」

吹雪提督「もうなってんだよ馬鹿ま○こめ。ぎゅうぎゅう締め付けて射精おねだりしやがってよぉ!」

時雨「ぎゃひっ♥ んぎゅぅうっ♥ お、おくっ、奥ぅっ♥ ごちゅごちゅしちゃやあああっ♥」

吹雪提督「ほれ、ピースしろ、ピース。ち○ぽ大好きって言え。誰にでも股を開くビッチになりますって言えよ」

時雨「な、なりゅっ♥ いいまひゅっ♥ ぼ、僕っ♥ なりまひゅっ♥ びっちになりまひゅっ♥ なっちゃいまひたぁっ♥ あはっ、あはははっ♥」

吹雪提督「よーし(都合の)いい子だ。膣内もっと締め付けて子宮口に意識集中しろ! 今からたっぷり出してやるから……――――なっ!!」

時雨「あひぃっ♥ ど、どぷって♥ どぷってぇ♥ でて、るぅっ♥ ぼくの子宮っ♥ 提督の大人ち○ぽに、屈服しちゃったぁ……♥」


 え? 描写? やだよめんどい。


 ティローン





 ふぶきていとく は 『マジカル変化の術・極』 を おぼえた!



吹雪提督「ん? 『極』? 極みってなんだ?」



 地雷奥義だよ。君にとってはね。


 さておき――――マジカルチ〇ポの伝説がまた一ページ……。



吹雪「…………(´;ω;`)」



 また吹雪が流れ弾喰らってオナニーしてる……。フブニーだわ……人前でクチュクチュと、この子ったら本当に節操のないこと……。

 そっとしておきましょう……それがやらしs……優しさというものよ。



【艦】


※さて、次の即堕ちだが






 流石に日付も変わって時間も遅いし、改めて夜にでも安価取ろうか

 明日は超珍しく日中にいるので、質問とかあればドゾー


スタンバってたが明日か

今日はボッキーの日ですね

深海組は何時選べるようになりますか?

>>399-400 ありがとう。休日の日中は大体走ってるけど今日は整備

>>401 四本のおち○ぽに囲まれるわけですね

>>402-403 実装されてる艦娘で9割ぐらい終わったら深海勢も解禁するのも手だけど、本編が遅々として進まんので一周したら自重も考えている

秋雲「孕ませちゃったら♪ ご・め・ん・な・ちゃい♪」

ここ脳内再生余裕で狂おしいほど好き

>>405 「気持ち良過ぎたら♪ ご・め・ん・な・ちゃい♪」と狂おしく迷いました



 さあ、即堕ちだッッ!

 まず一人目、ドロー!

 >>407

松輪

※国後の後にクナとは真逆の松輪ちゃんか、がんばるぞい



※皆さんは、覚えておいでだろうか


【艦これ】マジカルチ○ポ提督 2スレ目【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1490138266/519)



 この頭のおかしい企画を。


 そして―――――。



































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::.::.::.::./ |::| ̄7∧ 二 ノ    |::.:::/ d::.::.::.::.::.::.::
::.::.::.::| o|::!   ̄ ̄ ̄    |:::厶イ|::.::.::.::.::.::.:    可愛い松輪ちゃんの即堕ちかと思ったか!?
::.::.::.::|ー|:|---――==ニ二l|厶-‐ |::.::.::.::.::.::.:

::.::.::.::ト--l-≦,,_-┬¬、彡イx=ミ=|::.::.::.::.::.::.:
::.::.::.::.| ヾ''孑ミミ<〈   ヽ 〃弋;ソ |::.::.::.::.::.::.:
::.::.::.::.:l >_ゞシ_,) > -‐ <_ ミ==='|::.::.::.::.::.::.:

::.::.::.::.::l  `¨´ イ   ´ \    |::/|::.::.::./
::.::.::.::.::.|     /  |      \ |:/ |::./::::::     初春型のコンプリートご褒美SSェ!!
::.::.::.::.::.|',   /   {、 ,      `ヘ イ::::::::::::
::.:|l::.::.: |∧  、___,,.  -‐¬ト  | |:::::::::::::
ヽ| l::.::.:|'::::ヽ  ヾ __,. -― 7´}′ | |::::::::::::
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   l::.|::::/  ∧  \ー― /   /| |::::::::::::
   ヽ|:/  / |: .、  二二  /. : :| |::::::::::::
    |:::| (0) |: : :\__  <: : : : :| |:::::::::::::







 唐突に始まるよー



【初春型ご褒美SS―――絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~初春型+ビスマルク+ウォースパイト~】


【マルロクマルマル(6:00)】


 初春型駆逐艦四隻。

 これから彼女たちは、とある鎮守府に着任して貰うことになる。

 鎮守府最寄駅前のとある広場で、バスの訪れを待つ彼女たち。


初春「…………」

子日「…………」

若葉「…………」

初霜(空気が、重い)


 一様に初春型の表情は暗かった――――初霜を除いて。

 むしろ初霜は不思議であった。なんで姉らはこんなにもテンションが低いのかと。

 より鎮守府を民間の方々に親しみやすくするためのプロパガンd――――ゲフンゲフン――――広報PRとして、この度初春型が抜擢された。

 鎮守府の一日を紹介するドキュメンタリーの撮影をすると初霜は聞いていたのだ。

 そのメイン出演に初春型が選出されたことは、初霜にとって実に喜ばしい事であった。








 ――――うん、騙されてるんだよ初霜ちゃん。君だけね。



初霜(悪寒!!!)



 ある意味で雪風以上に幸運値が高く、直感に優れる初霜は確かな邪悪をそこに感じ取ったが、時すでにお寿司である。ショッギョムッジョ。


 さておき、現在は朝の五時である。

 朝に弱い若葉のテンションが低いのはなんとなる分かる。

 初霜にとっていつも元気いっぱいでお日様みたいな笑顔を見せてくれる姉――――子日がこの世の終わりみたいな顔をしているのは、不思議を通り越して心配でならなかった。


初霜「あの――――」


 大丈夫ですか、子日姉さん―――そう言葉をつづけようとした矢先、一台のマイクロバスが初霜らが待機する広場の前方にあるロータリーに停車する。

 そこから降りてきたのは、一人の駆逐艦であった。


黒潮「みんな揃っとるな? もうカメラ回っとるからなー。ちゃんとお茶の間の皆さんへのスマイルを意識するんやでー」


 かくして物語は始まりを告げる。






 【秘書艦・黒潮】


黒潮「ところでいきなり嬉しいニュースや! 実は本日、飛び入りで二人の艦娘が、みんなと一緒に着任するんやでー」

初霜「まあ! それは素晴らしいですね。一体どなたが?」



 素晴らしいと思っているのは初霜だけだ。そしてその認識は数十秒後に180度反転する。


黒潮「バスの中で待機しとるよ。おーい! 出てきてええでー!」


 同日に新任としてマジカル黒光りチ○ポ鎮守府に着任したのは、


ウォースパイト「Good morning, everyone.ウォースパイトよ」


 何故か金剛型戦艦一番艦の制服を纏う、イギリス戦艦・ウォースパイトと、


ビスマルク「…………」


 軽巡・ビスマルクである。














 『軽巡』・ビスマルクである。


初春「なんでビスマルク殿が阿武隈殿と同じ制服を……」

若葉「髪型まで整えてるな。阿武隈さんとまるっきり同じじゃないか(胸以外は)」


 とてもシツレイな若葉である。


子日「ビスマルクさん、かわいい!」

初霜「凄い再現度ですね。それ、カツラじゃなくてセットですか?」

ビスマルク「………この髪型、セットにどれぐらいかかると思う?」

初霜「え?」

ビスマルク「二時間よ………私だけ四時過ぎぐらいにはここに呼び出されてたの」

ウォースパイト「Oh……それはヘヴィだわ」

ビスマルク「二回も直したのよこれ」

ウォースパイト「そんなに?」

ビスマルク「ワタシノマエガミ、クズレヤスインダカラッ(裏声)」

ウォースパイト「フフッ、ビスマルクったら」


 デデーン


ウォースパイト「え?」

黒潮「あ、そういえば言うの忘れとったな」


 ざーとらしく黒潮がしたり顔で言う。


黒潮「この鎮守府は司令はんがエラく規則に厳格な方でな。帝国海軍の艦娘たる者、任務中に笑う事なんてあってはならんと。違反した者は厳しく罰せられるんや」


 ……エラく?

 エロくの間違いでは?(名推理)


ウォースパイト「そ、そうなの? So sorry,知らないこととはいえ……でもそれって、今の音と関係があるのかしら? その厳罰の内容についても、合わせて説明してくださる?」

黒潮「うん、せやから今笑ったウォースパイトには規則に則ってペナルティや――――笑ったら一発膣内射精やで」

ウォースパイト「…………What's?」

黒潮「おや? クソッタレた古いだけが取り柄のド田舎イギリス戦艦殿にはお難しいお話やったかな? 分かりやすく言ってやるわ」



 ウォースパイトー、チ○ポー



黒潮「つべこべ言わずに股ァおっ拡げろと言うとんねや―――――英国淑女(ライミー)」

ウォースパイト「!?」



 バスの中から一人の男が一人飛び出してきた。

 T字型の被り物のみを着用した紳士スタイル、「俺自身がT字有利となることだ」とでも言わんばかりのその姿はぶっちゃけ全裸の変質者であった。

 あまりのショックに驚愕するウォースパイトをよそに、初春型四人とビスマルクはその正体をすぐに理解した。



 ――――あ、提督(アドミラール)だアレ、と。



ウォースパイト「ゥァああああウッ♥ ゃ、の、ノォッ……♥ ア、アトミラール、い、いきなり、なにをぉ♥」



 笑って二秒で即ファック――――狂気の企画がその幕を上げたのである。


初春「そういう『るーる』じゃからな……しかしのぅ、ここは野外じゃぞ? 今は人通りがないとはいえ、長い『すかぁと』で隠れているとはいえ……」

子日「アレ、絶対入ってるよね。まるわかりだよねえ」

若葉「うむ」

初霜「なんでそんなに冷静なんですか姉さんたち!?」

初春「?? そりゃあ、まあ、事前に連絡があったからのう」

子日「だね!」

若葉「なんだ? 初霜は聞いていないのか?」

初霜「」



【悲報】初霜だけハブ【ネタ的にそっちの方が美味しそうというディレクター(青葉)の判断】

 アオバワレェ。



提督「バーニングラ――――ウ゛ッ……」

ウォースパイト「ア、ア、オォ、ウ……な、膣内、にぃ……♥」


 世界最低のバーニングラヴであった。

 ぬ゛るんっ、と摩擦係数の少ない音と共にチ○ポが引き抜かれると、金剛型の短いスカートの中から、ゼリー状の白濁液がごぼりと音を立てて芝生に落ちる。


子日「はっやーい(裏声)」

初春「プフッw」


 デデーン、ハツハルー、チ○ポー


初春「ね、子日ぃ、汝ぇ―――――あひぃんっ♥」

黒潮「さぁ、時間は金やさかいな! とっととバスに乗り込めや、この蛆虫未満のクソルーキーども!」


 割とねっちょり立ちバックで犯される初春。その股間から奏でられるエッロイ音をBGMに、次々とバスに押し込められていく初春型+α。


若葉(黒潮……演技なんだろうが……露骨に態度悪くなったな……あまり良くないぞ)

黒潮「それとな子日、若葉。おどれら、とっととスパッツとタイツ脱がんかい! 穴だらけにされたいんか? おお?」

子日「ですよねー」スルスル

若葉「ああ、それも……(悪くないわけないだろ……不幸だ)」ヌギヌギ

黒潮「初霜! おどれもパンツ脱がんか! オォン? どうせドッロドロのグッチョグチョになるんや! 司令はんに脱がせる手間ぁかけさせんなや!」

初霜「」


 こうして、英語で言ってもクレイジー、日本語で言えば正気ではない様を見せつける企画のはじまりはじまり。


【ルール】


・企画に参加するメンバー達は、企画の舞台となる鎮守府で24時間、新任の艦娘として生活し、多くの先任艦娘達と交流を深めたり訓練に励まねばならない。

・この企画開始後は(笑うことが許容される場を除き)どんなことがあっても絶対に笑ってはならない。

・笑った場合は、その場で提督ないしは提督の分身体が出現し、膣や尻などを犯されて射精される。

・絶対に笑ってはいけない。

・笑ったら即ハビュ(即ハメビュッビュ)




【余談】

・分身体は早漏仕様です


※なおフツーに1スレは埋まるぐらいの文量があるので、思いっきりカットされております。

 ここから一部を除いてほぼダイジェストでお送りする。


【マルロクサンマル(06:30)】


 鎮守府へと移動するバス内。

 私設のマイクロバスにもかかわらず、何故か一般利用者のある大人の都合がいっぱい乗ったバスである。

 とある停留所に停まった際に乗り込んできた乗客三人が―――――早速事件を起こした。


瑞鳳「すいません! そこの軽巡の人、おばあちゃんに席を譲ってくれないかな?」

鳳翔「い、いいのよ、瑞鳳ちゃん? 私、足腰丈夫だし、それに譲る譲らないというのは自発的なものであって、そもそも………」

瑞鳳「何言ってるの! こんなに若い子なのに! おばあちゃんは腰が悪いんだから! お願い、その席を譲ってよ!」

ビスマルク「………」プルプル



 笑いをこらえているのか、ビスマルクはプルプル震えていた。

 そう、軽巡(阿武隈)コスをしているビスマルクであったが、瑞鳳から席を譲ってほしいと頼まれているのはビスマルクではない。
























龍田「…………」


 龍田である。


【鳳翔の進水日:1921年11月13日】

【龍田の進水日:1918年05月29日】


子日「ブッハwwwww」

初霜「つ、次の停留所の赤ランプに二人の進水日が表示されてwwwwww」

初春「年上じゃからなwwww龍田さんの方が年上じゃからなwwwww失礼じゃからなwwwww」


 仲の良い祖母と孫娘のロールプレイをする瑞鳳と鳳翔。

 席の少ないマイクロバス内、先に乗車したため席に座る龍田(圧倒的年上)に説教をする瑞鳳のガチ演技も相まって、思わず吹き出す初春と子日と初春。

※誤記

×:吹き出す初春と子日と初春

○:吹き出す初春と子日と初霜


若葉(だ、だめだ、笑うな……堪えろ、堪えるんだ……)プルプル


 しかし若葉は何とか耐えていた。隣で必死に太腿をつねって笑いをこらえようとしているのはビスマルクである。

 龍田はおっとりとした見た目に反した苛烈で危険な気性をしている。

 あんなにも上からの物言いをされて、黙ってみているはずが――――。












龍田「…………あら^~」ニマニマ

若葉「若いって言われてまんざらでもなさそうな顔するなwwwwwお腹がいたいぞwwwww」

ビスマルク「ブフゥーーーーーーーッ」


 デデーン、ワカバー、ビスマルクー、チ○ポー


 そんなこんなで五人がチ○ポをハメられる段になり、はたと気づいた。

 そういえば、ウォースパイトは笑っていないな、と。

 そんな折、行き先案内板の文字が切り替わった。




【ウォースパイトの進水日:1913年11月26日】




ウォースパイト「…………」



 一気に笑いは止んだが、ウォースパイト以外の五人はチ○ポねじこまれた。


【マルナナマルマル(07:00)】



 鎮守府正門前にかなり無事じゃない感じで辿り着いた六人の新任艦娘。

 股間から一人の例外もなく精液をボタボタ垂らしながら降りた先は、立派な門構えと、門の横に不自然に設置された「貫け俺の武装錬チ○!」とばかりにそそりたつチ○ポ型の極大モニュメント。


黒潮「ここがおどれらクソカス艦娘共を今日から世話してくださる司令はんがおわす鎮守府―――――ガーs……マジカル黒光りチ○ポ鎮守府や」

子日「フォカヌポゥwwww今www今、ぜったいガースーって言いかけ、ふぁああああんっ♥」


 デデーン、ネノヒー、チ○ポー

 妙なツボに入ってしまった子日一人が、ADの皆さん(全員提督)によって用意されたマットの上に組み敷かれ、M字開脚ファックをキメられた。

 最初こそ笑っていたが、初春型の中ではハメられた瞬間に一番メス顔をするのが子日だともっぱらの評判である。


【マルナナサンマル(07:30)――――憲兵詰所】


 子日がかなり執拗にGスポットを浅めに攻められたせいで、腰砕けになった彼女を運ぶのに時間がかかったという事実はキングクリムゾンされた。

 さておき、これからお世話になる鎮守府の各所へのあいさつ回りである。

 まずは入り口横の憲兵詰所からとなったが、


あきつ丸「今日は新人がやってくると事前に連絡が行き届いていたはず!」



【憲兵兼揚陸艦:あきつ丸】


 ここで当日の憲兵当番であった艦娘に、何名かの遅刻者が出た。


あきつ丸「先任艦娘としての自覚が足りておらん! 前に出ろ! 遅刻の理由を言えであります!」

神威「し、新人の皆さんが来られるので、歓迎会用の食材を狩りに山まで………キムンカムイ(山の神の意、ヒグマ)を夢中になって解体していたら、もうこんな時間に……」


【猟奇水上機母艦:神威】


初春「」


 笑える要素がどこにもなかった。神威はその全身が血塗れで、未だにその両手からは血が滴っている――――どころか、熊の生首をひっさげている。


あきつ丸「む……新人の歓迎のために馳走を用意するとは、見上げた先輩魂であります! が! 遅刻は遅刻! 猛省するであります! 次!」

コマンダン・テスト「Excusez-moi……申し訳ありません。髪のセットに手間取ってしまい」


【おしゃんてぃ水上機母艦:コマちゃん】


ビスマルク(あのトリコロールカラーのメッシュ髪も、この阿武隈ヘアーに負けず劣らずセットが大変そうよねってそれが言い訳のつもり!?)

あきつ丸「うむ! 髪は女の命であります! しかし格好だけ取り繕って規則を守れぬ者が先輩風を吹かすなどと片腹痛い! 二度目はないと思うであります! 次!」

ウォースパイト(What's happen!? 普通は一度目すらないと思うのですが……)


 あまりの規律のユルユルっぷりに、「おいこの鎮守府大丈夫か」と思い始めた彼女たちであった。

 そして次の遅刻者は、三名同時に前へ出た。


千歳「ごめんなさいね…………昨夜ぁ、千代田と瑞穂ちゃんとぉ……遅くまでハッスルしちゃってえ……♥」

瑞穂「昨夜というか、今朝までじゃないですか、もう……♥ だけどあんなに素敵な貝合わせなんて……癖になっちゃいそう♥」

千代田「だ、だって、千歳おねえが寝かせてくれないから……♥」


【ガチレズ水上機母艦姉妹+極道の妻:ちとちよ&瑞穂】


子日(アウトー!! はい! アウトー! 絶対アウトだこれ!!)


 子日のみならず誰もがそう思った。しかし――――。


あきつ丸「全く、示しがつかないであります! 性欲を適度に発散して任務に備えるのは重要でありますが、それで遅刻しては本末転倒であります! 以後は気を付けるように!」

初霜(いいの!? それでいいの!? 注意だけで済んじゃうんですか!?)


あきつ丸「さあ次が最後であります! とっとと理由を言えであります!」

ビスマルク(よ、よし。次を耐えればなんとかここは乗り切――――)




秋津洲「秋津洲かも!」

あきつ丸「海軍の恥さらしがァ!!」バチーン

秋津洲「おほぉ!?」アヘェ



【出オチ水上機母艦:二式大艇ちゃんのオプションパーツ】



ビスマルク「なwwwwんでwwwwよwwww」

ウォースパイト「OHwwwwMYwwwwGODwwww」

初春「名乗ったwwwだけwwwwじゃろwwww」

子日「言い訳ぐらい聞いたげてよぉwwwww」

若葉「なんで微妙に気持ちよさそうなんだ秋津洲さんwwwww」

初霜(ひどいwwwww)



 そもそも軍隊とは理不尽なものである。それを思い出しながら、彼女たちは理不尽膣内射精をキメられた。


【ヒトマルサンマル(10:30)】


 一気に時間が飛んだが、イベントが多かったせいだ。

 ちなみにこの時点で最多の膣内射精回数をキメられたのは、


初春「子日……笑いすぎじゃ」

子日「あんなの卑怯だYO!」


 子日である。開始四時間程度で、既に30回以上の膣内射精をされて、ケッコン前練度限界値を100は上回っていた。

 一体子日に何があったのか――――それはおよそ二時間以上前に時は遡る……。





【ハチマルサンマル~ヒトマルマルマル(08:30~10:00)】


 提督へのあいさつは完全カットである。

 その後は新任ホヤホヤの艦娘たる彼女らの下に、次々に現れる先任の艦娘達。

 訪れる彼女たちが、ビシビシと指導してくれるというのだが……。



初雪「一航戦・赤城だし……完全に赤城だし……明日から慢心しないから、見てて」

初春「今日からするんじゃ愚か者めがwwww」



 まさしく初春の言う通り、今日から慢心するなという話であった。


 そう、紹介される艦娘が、ことごとく艦種詐欺であった。

 明らかに艦種を超えたプチコスプレ大会の様相を見せていた。

 先任挨拶の名を借りたコスプレ漫才ファッションショーである。

 しかも制服のサイズそのままなのでダボッダボだったりパッツパツだったりとひでえクオリティであった。


初春「そんなんだからミッドウェーでwwwwwんぅうううう♥」


 でも膣内射精はキメられる。


初雪「みっどうぇえ……? なぁにそれ、おいしいの?」


 一航戦・赤城(?)の隣にいる重巡や空母もまた曲者であった。


皐月「ぱーんぱかぱーん♪ ボク、重巡・愛宕だよ! よろしくな♪」

磯波「そ、蒼龍とー♪」

浦波「飛龍ー♪」

磯波・浦波「ふたりは、なかよしー♪」


ビスマルク(きゃわ)フフッ

ウォースパイト(So cute)フフッ


 ブカブカの制服に身を包みながらもにっかりと笑って見せる皐月や、恥ずかしそうな磯波と生真面目な浦波のアンバランスさ。

 そのあまりの微笑ましさでつい笑ってしまうダメ戦艦ズ。やっぱり膣内射精をキメられる。


島風「航空戦艦………扶桑です……スピードの遅さなら、私未満なんていないんじゃないかな……そうよね、やっぱりクソ欠陥戦艦でメチャ遅いもん。マジ不幸だわ。死ねばいいのに……」

若葉「唐突に扶桑をディスるのはやめろwwwwwwんほぉおっ♥」

島風「この砲塔もジェンガみたいになってる艦橋もおっもーい……スロゥリィ、スロゥリィ……」


 次々に現れる刺客。


雪風「せんかん・むつです!! ううん、不幸なんかじゃないです!!」

若葉「おまえが不幸だったら誰が幸運だというんだwwwwwんゃあっ、やああん♥」

子日「そらねwwwwそらねwwwwwwきゃうううっんぅ♥」


 もといコスプレ艦娘共。度重なる笑いのツボを的確にブッ刺されてもう笑いとアクメが止まらない子日である。


ガングート「ひ、響、だよ……////」

響「おいそこのでっかいの。もっと胸を張ってしゃんと喋らないかい? ウォトカでも景気づけに一杯やっておくか?」

ガングート「後で覚えてろちっさいの……ぅう、ス、スカートが、短い……」

初霜(恥ずかしさが隠し切れてないんだわ)フフッ


 ここまでガングートと響に意識の差があるとは思わなかった……!

 というか戦艦勢が駆逐艦コスはかなり視覚的にキツいものがあった。制服がぱっつんぱっつんな子も多いし。

 また、その逆も然り。


朝潮「あ、朝し……こ、この長門は、戦艦なんですけど! 第八駆逐た……八八艦隊計画の第一号艦なんですけど! ビッグセブンなんですけど!」

ビスマルク「ちっさ」ボソッ

ウォースパイト「ノゥッwwwww」



 \デデーン、ウォースパイトー、チンポー/

 嘘をついた。

 【戦艦・長門(朝潮)】 ぶっかぶかでずり落ちそうになる長門型の胸元やスカートの裾を掴みながら言われても欠片も説得力がなかった。

 襲い掛かる先任艦娘達に、なすすべもなく次々チ○ポをずぼずぼされていく。

 その不甲斐なさに、龍驤(駆逐艦)がキレた。



龍驤「どいつもこいつもヘラヘラしおってからに! しっつれいやろキミら!」



【陽炎型駆逐艦:黒潮(龍驤)】


 なお陽炎型の黒潮コスである。

 さっきまでの秘書艦・黒潮はなんだったんだよとか、そもそも何一つ違和感がないその姿に、登場した瞬間に全員が笑いだし、もれなくチ○ポを喰らった。


龍驤「あのビッグセブン朝潮に敬意ってもんがないんか!」


 ビッグセブンというかリトルヘブンである。児ポ法が適用される類の。


ビスマルク「だ、だって、長門とは似ても似つかないじゃない! あんなの笑うわよ普通!」

龍驤「はぁ? 長門ぉ? ああ、駆逐艦・長門のことかいな? あそこの物陰からめっさ尊敬の視線を朝潮はんに送っとるやないか! 見てみい、あの真っ直ぐなまなざし」


 もはや駆逐艦・長門というフレーズだけで笑いそうになる面々であったが、ぷんぷん怒っている龍驤の指さす先――――そこには。、
















長門「…………チュパチュパ」




 建物の物陰から親指をくわえながら、しいたけみたいな目で朝潮(戦艦)を眺める長門(朝潮コス)のゴリラがいた。

 字面よりひでえ現物(ナマモノ)がそこに視覚的に表れたことで、全員の腹筋は即座に崩壊した。


ウォースパイト「ながとぉおおおおおおおwwwwwwァアアアゥンッ♥」

初春「憲兵をwwww呼ぶのじゃwwwwwwくぉおおっ♥」

子日「ずwwwるwっうぃwwwwwぅぁあああっ♥」


 しかも制服がぱっつんぱっつんで、吊りスカートのベルト部分はとっくに大破している。

 支えのなくなったスカートは重力に従って下に落ちるかと思いきや、しかしその逞しい太腿筋によって張り詰め、押しとどめられていた。

 しかも無理やりに袖口を突っ込んだせいか、肩口で無惨にも袖が破れて、タンクトップのようになっていた。どこの世紀末覇者だという格好である。

 爆笑する六人の背後で「あっ、朝潮の制服が……」なんて呟く朝潮(戦艦)の涙まじりの声が、更に彼女たちの笑いを誘う。


龍驤「なんて失礼な奴らや! あの純粋な憧れの目を笑うなんて、何考えとるんやおどれらは!!」


長門「ばぁぶー(裏声) 長門でちゅー。朝潮しゃん、かっこいー」


ビスマルク「アレは間違いを犯す類の犯罪者の目よwwwwきゃぁああんっ♥」

初霜「朝潮さんはそんなこと言いませんwwwwwwwふぁああんっ♥」

若葉「長門の中で朝潮はどういうキャラなんだくそぉっwwwwwあくぅんあああっ♥」


 どうしようもねえなあ、このゴリラは。


 かくして先任艦娘達からの挨拶は進み――――。


黒潮「ええザマやなおどれらwwwwwさあ、次の先任艦がおいでになるで。しっかり敬礼するんや」


 もう長門で大概トドメをさされていた六名だった。まだいるのかよとうんざりし始めてた矢先であったが、


黒潮「――――と言いたいところやけどな。実は次に来るのはおどれらの後任艦や。もうこれで仕舞いやさかいな。キバりや」


 その言葉に、少しだけホッとする。

 なんせこの後はシャワータイムと聞いていたからだ。もう全身カピカピの精液まみれである故に。


黒潮「いきなりの着任やったから、おどれらとは一緒に行動はせえへんけどな。

    けど、逸材やで? ほんの数時間とはいえ、先任のおどれらに挨拶したいから是非に言うから、連れてきたんや。

    ホンマええ子やでえ。ビシッと先輩らしくしゃんとしいや!」


 そうして現れたのは、駆逐艦よりも一回りは小さい艦種の艦娘。






http://www.youtube.com/watch?v=OoaD0rOMHCM





 ―――――そう、海防艦である。





国後「…………」





【新参艦娘:海防艦・国後】





子日『』



 「オイオイオイ、死んだわ私」ってな顔をしているのは子日だけである。

 既に子日以外が笑っているのでアウトだが、全員に敬礼するまで継続。

 子日の表情は見事に引き攣っていた。なんせコスプレではないガチモンの国後であった。

 というかこれまでのコスプレ勢の全てはこのための布石だったとしか思えなかった。


国後「…………」ジー

子日「」

初春(メチャクチャ見てるのじゃwwwwすっごい目で子日を見てるのじゃwwww)

若葉(このアマ、私に向かって何故敬礼しないなどとぬかしやがって、って顔してるぞwwwww)



 そう、国後の即落ちbefore(>>368)はこの時のための伏線であった。


黒潮「口を慎まんかぁ、ダボがァ! さあ国後! 先任の艦娘に、敬礼や!」

国後「ハッ! 海防艦・国後と申します! これからご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します! また会えてうれしいです、阿武隈さん!」

ビスマルク「え、ええ……(あ、私阿武隈って設定だったわ。それにしても礼儀正しい子ね。ピンク髪なのに)」


 地味にひどいこと考えてるビスマルクであるが、無理もない。なんせその比較対象が漣や子日である。


国後「お会いできて光栄です。栄えある金剛型の方々の一助となれるよう、これから頑張って参ります、金剛さん!」

ウォースパイト「は、はい……nice to meet you, よろしくね(そう言えば私も金剛って設定だったわ)」

国後「お初にお目にかかります、初春さん!」

初春「ま、まぁ、これからもそうしてわらわを慕うがよいぞ?」ビシッ

国後「若葉さん! 初霜さん! キスカでは、その……私、お二人にも、阿武隈さんにも……」

若葉「いいんだ。木村中将だって笑って許してくれたじゃないか」

初霜「ええ、そうですとも! これからよろしくお願いしますね!」


 ―――明らかに一人スルーした国後であったが、子日は未だに顔面蒼白である。


国後「それと……」クルッ

子日「!!」ビクッ


 そしてとうとう、子日の前に立つ国後。しかし、国後は何も言わない。


子日「ぅ、うう………」ビクビク


 伏し目がちにうつむく子日が、恐る恐る視線を上げて国後の顔を見ると――――。


















国後「おじぎだ……おじぎをするのだ、子日」

子日「ブッフォwwwwwなんでwwww子日wwwだけwwwww」


【国後、子日にのみ敬礼を要求】


 デデーン、ゼンインー、ファックー


 即座に印を結ぶ提督。

 全裸の影分身提督(四体)が子日に阿修羅閃空風味で近づいていく。





子日「ちっwwwwくwwwwしょっwwwwwwきゃぁあああんっ♥」





 かくして子日はたっぷりこってり嬲られるよーに口や手や尻穴まで使われて念入りファックされたのである。


【ヒトキュウマルマル(19:00)】


 一気に時間が飛んだが、流石に長すぎたので大幅カットだ。

 なお時間帯的には夕食時である。新任艦である彼女たちの歓迎パーティ――――と称した乱交パーティ以外の何物でもないものになると思われたその場は、意外や意外、笑ってもいい場であった。

 一日ファックばっかりして疲れ果て――――てもいない六人の艦娘達である。そりゃそうだ、マジカルチ○ポだもの。

 ところでこのパーティに参加する前に、鬼畜秘書艦・黒潮は奇妙な特別ルールを言っていた。



黒潮『このパーティでは笑うのはOKや。嘘やない。けどな――――」



 ――――その代わりに【絶対に泣いてはいけない】んや。



黒潮『肝に銘じとき――――』



 首を傾げながらも、六人はそれを了承した。

 熊の丸焼きをスルーした六人は、それぞれ美味しい料理に舌鼓を打つ。

 そんな矢先だ―――遠く、格納庫のある施設から、爆音が響く。

 静まり返る会場、遠く怒号が響いている。

 すわ深海棲艦からの侵攻かと、提督が立ち上がったその時だった――――会場の出入り口の扉が音を立てて開かれ、息せき切って駆け込んでくる艦娘達がいる。



黒潮「何事や! 深海棲艦の侵攻かいな!?」

瑞鳳「ち、違います……・て、天龍さんが―――――天龍さんが、格納庫で暴れてます!」

黒潮「はぁ!? なにやっとんねんあの人は。折角の歓迎パーティに水を差すような真似を……」

祥鳳「言ってる場合ですか!? なんとかしないと……今は駆逐艦の子達が何とか抑えていますが」



 あわただしくなる鎮守府。黒潮は六人の新任艦娘達に言う。


 ――――おどれらもついてこいと。


 ワケもわからず言われるがままに提督と黒潮に続き、格納庫に向かうと――――。




天龍「ちくしょおおお! オレを前線に出せえええ!!」




【遠征番長兼幼稚園長:軽巡・天龍】


 確かにそこに、暴れる天龍がいた。

 格納庫は酷いありさまだった。

 刀を振り回し、所かまわず切りつけ、蹴り、資材を滅茶苦茶に荒らしていく。


 その周囲では、必死に天龍をなだめようとする駆逐艦たちの姿があった。


涼風「て、天龍、おちつけって! な?」

天龍「落ち着けるかクソがッ! これからだって時に、いきなり終戦だあ!? つーか別の最新鋭艦が着任した途端にオレを遠征要員に回しやがって!! ガキのおもりなんざやってられっか!」 チュドーン

荒潮「て、適材適所だって司令官が」


ビスマルク(終戦? ああ、そういう設定なのね?)

ウォースパイト(何が何やらわからないけれど……)


 訝しむ内心の一方で、なんとなく察する。

 ああ、これはそういう演劇めいたイベントなのだと。


天龍「ふざけるなァ! 何が戦争は終わった、だ!! オレを死ぬまで戦わせろぉおお!!」

電「や、やめて、やめてなのです、こんなの怖いのです」

天龍「怖い? フフ、そうだろ、オレは!」


 刀を手に凄惨な笑みを浮かべる天龍、その背後に近寄る影があった。


提督「そこまでだ、天龍」

天龍「!」



 提督である。



提督「やめるんだ」

天龍「ッ、提督………ヘッ、だがやっとおでましになったかよ! オレを見る気になったか? 今更!?」

提督「何やってんだよ、馬鹿。やめるんだ天龍。もう終わったんだ」

天龍「何も終わっちゃいない! 何も! 言葉だけじゃ終わらないんだよ! あれはオレの、オレだけの戦争じゃなかった!」

提督「天龍……」

天龍「日本国民の意志の総算だ! オレ達は勝つために全身全霊を尽くした。だがアメ公どもがそれを邪魔した!」


初春(―――――いかぬ。わかってきたのじゃ)

子日(!?)

若葉(な、なんだ? おかしいぞ? 言ってることが、めちゃくちゃだぞ……?)

初霜(ま、まさか、天龍さん……貴女は)


電「て、天龍、さん……?」

荒潮「―――――!?」

涼風「て、天龍、あんた、何言ってんだい……? アメ公って……何の話だよ……?」


 駆逐艦たちは、これまで暴れまわる天龍の行動こそおかしいとは感じていたが、それ以前だ。

 天龍の言動のおかしさに気づく。

 艦娘達にとっての敵は深海棲艦だ。決してもうアメリカではない。


 つまりそれは――――天龍がかつて軍艦であった頃の。


天龍「戦争に負けたってだけで悪者扱いだ! どいつもこいつも蛆虫が!! ぞろぞろと雁首揃えて抗議しやがる!」

提督「………そうか。文献を読んで、知ったんだな。戦後の日本を――――敗戦国の扱いを」

天龍「誰も彼も戦犯だとかなんとか言いたい放題だ。やつらに何が言えるんだ!? ええっ!?」


 がん、とドラム缶の残骸を蹴飛ばして、天龍は吼えた。


天龍「奴等はなんだ!? オレたちと同じように戦ったっていうのか!? 同じあっちにいて、あの思いをして喚いてんのか!」

提督「……みんな失望し苦しんでいたんだ。そも勝てるはずの無い戦争だったんだ。もう過ぎたことだ」

天龍「戦後に生まれたあんたに何が分かるって言うんだよ!」


 凄絶な瞳だった。爛々と輝く隻眼が、まっすぐに提督を射抜いていた。


天龍「オレには艦娘としての人生なんか空っぽだ! 海の上じゃ、敵にだって礼儀ぐらいあった! なのになんなんだあの深海棲艦とかいう生モノはよぉ!!」


 手に持った刀を振り上げ、叩きつけるように、何度も何度も床へ打ち付ける。


天龍「戦場じゃ礼節ってもんがあった。助け合い支えあっていた。なのにあいつらはただの獣だ!! オレの求めていたものなんて、ここじゃ何もないんだ!」

提督「おまえは………俺にとって大事な艦娘だ。それだけじゃ、だめなのか? だめなのかよ、天龍」

天龍「大東亜じゃ龍田と一緒に第十八艦隊の旗艦だって務めた! みんなが支え合って頑張っていたんだ! オレの乗員は最高だった……!!」


 ひとしきり刀を叩きつけ、荒い吐息を吐きながら、糸の切れた人形のように、天龍は膝をついた。


天龍「第一次ソロモン海戦じゃアメ公の艦隊を吹き飛ばしてやった! それが、それがっ! 戦争が終わって、国に戻ってみればあいつらは犯罪者扱いだ! なんだよそれは、なんなんだよこれはっ!?」


 慟哭であった。何を恨んでいいのかわからない、そんな悲しい叫びだった。


天龍「こ、こんなのって、こんなのってあるか!! お、オレの……【天龍】の乗員は気のいい奴等ばっかりだった。大勢戦友がいた。戦場には頼りになる親友がいた」

提督「………」

天龍「ここには誰もいねえ。オレを覚えている人が誰もいない。乗員はよくバカ話をしてた。国に帰った後の事とか、好きな女の話、ウチのカアちゃんが怖いとか……」


 乾いた笑みを浮かべて、天龍は言う。


天龍「憎いのはあのアルバコアだ。オレは涼風、磯波、荒潮、電と一緒にマダン上陸作戦に参加してた。今でも覚えてる。夜のことだ。真っ暗な夜だった」


 唇をかみしめて、その端から血を滴らせて、なおも言う。


天龍「気が付いたらオレの左舷後部に魚雷が命中してやがった。あっという間に浸水が進んで、涼風がオレを必死に曳航しようとしたけど………!!」

涼風「ッ………!! て、てんりゅ……」

磯波「そ、それは、天龍さん、それは――――!」


天龍「何人も爆発と沈没に巻き込まれて死んだよ……涼風が悪かったんじゃない。わかってるさ、もう手遅れだったんだ」


提督「………」



 かくして初春らは悟った。

 このメンツ。

 この台詞。


 ――――確実に、涙腺を殺しにかかってきていると。


天龍「乗員の多くは助かったけど、それでも二十一名も死んじまった。荒れ狂った海水がオレをどんどん深海へ引きずり込んでいってもうメチャメチャだ」


 天龍の身体は、震え出していた。当時の記憶が、ありありとその脳裏に思い出されているのだろう。

 ―――艦娘の中には、時折こうして軍艦だった頃の【記録】が【記憶】となってフラッシュバックする艦娘がいる。

 天龍は、それが一段と【酷い】艦娘であった。


天龍「無事だった乗員がおぼれ掛けた乗員を血まみれになって手当てしてたよ。そいつらは互いに親友だった。でも頭から血が止まらないんだ」

提督「………」

天龍「医者を呼ぼうにも海も上だ。しかもオレは沈没しかけてる……誰も助けてくれない!」


 その全てが叫んでいた。


天龍「あいつは言った。『家へ帰りたい、帰りたい』といって泣いた。あいつの親友は泣きながら水に浸ったオレの中を泳いで出口を探した」


 嫌だと。


天龍「でも見つからない……ち、ちがう、そっちじゃないんだ、そっちは違うんだ……なんで、オレの乗員だったくせに、オレの中で迷ってんだよぉ……!」


 助けてと。


天龍「あいつらはオレと一緒に沈んだんだ」

荒潮「天、龍さ……ぅ、ううっ」

磯波「ぅぇええん……ぇぇえええん……」

天龍「まるで悪夢だった。もう七十年以上も経つけれど、毎日思い出す」

電「ッ、ぅぐすっ、ぅあああっ……」

涼風「て、てんりゅ、てんりゅぅううううう………」

天龍「悪夢にうなされて、自分が自分でなくなる。そんな事が丸1日も、1週間も続く。どうにもならない」

提督「天龍………!」


 提督が天龍に駆け寄った。

 抱きしめた身体は震えていて、信じられないほどにか細く、そして冷たかった。



天龍「恐いんだ……怖いよぉ……助けて……提督、助けて……」



 隻眼から流れる涙を止める言葉を持たない提督は、ただ強く強く天龍の小さな体を抱き締めた――――。



【名女優・天龍の熱演――――というか素だこれ】



初春「あかんやつなのじゃこれ!」ブワッ

子日「今日は……涙の日ぃ……」ボロボロ

若葉「痛いぞ。心が痛いぞ。ダメな痛みだこれは……悪い痛みだ……悲しい痛みだ」エグエグ

初霜「―――――」ダバッ

ウォースパイト「あ゛ぁーん、あ゛ー、ぁーーーー! ぁーーーーーー!」

ビスマルク「う、うっ、うううっ、う……」




 【でも全員アウトなのでこの後メチャクチャファックされました】

※続きはDVDもしくはブルーレイ(発売永遠に未定)

 明日余裕があれば松輪ちゃんだねー

※しまった、忘れてた。溜まったら出さなきゃだ


【1~2スレ目の即堕ち済みの即堕ち2コマ艦娘~まとめ~】

 1~103 【艦これ】マジカルチ○ポ提督 2スレ目【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1490138266/995-998)

104.>>14-15 長門
   日本の戦艦を知ろうシリーズ! 長門編 このビッグセブンがマジカルチ○ポなどに屈するわけがない「笑えないという欠点にさえ目を瞑れば最高に面白いジョーク」

105.>>23-25 雷(特典付与)
   ヤンデレ+腹黒艦娘シリーズ 雷編 駆逐艦・雷は司令官と永遠に暮らしたい「もーっと私の腕の中で息絶えていいのよ♪」

106.>>42-43 伊勢
   日本の戦艦を知ろうシリーズ! 伊勢編 テーマはソフト強姦・うっかり剣客娘の目釘の緩み~あそこはキツキツの模様~「撮影後、メチャクチャ扶桑に謝った」

107.>>55-56 神威
   食育艦シリーズ 神威編 アイヌの流儀~貴様らに『御馳走』の本当の意味を教えてやる~「萌えないごちうさ(の目玉)」

108.>>75-84 時津風(+おまけIF)
   無垢な少女を騙して愉悦+事案シリーズ 時津風編 時津風のフツーの処女喪失~フツーってなんだ?~「閉鎖的な環境にいると自覚なしに普通から逸脱していく」

109.>>265-284 川内(陵辱ルート)
   叢雲ルート陵辱回想・川内編①~妹二人を助けるために輪姦(まわ)されて六十三回も膣内射精された姉の結末~(無駄無駄無駄無駄無駄無駄)

110.>>299-306 潮(マジカルマ○コ付与+おまけ)
   魔性の○○シリーズ 潮編 その少女、魔性につき~破滅への恍惚~「てぃーとく。潮の使い心地、どうでした? 朧ちゃんと、どっちが良かったですか? ふふ♥」

111.>>314-316 速吸
   ガチバトルシリーズ 強制洋上補給! 理不尽ふたなり補給艦・速吸との死闘~私よりも強い人にハメてもらいに行く~「自分がそうだからって、強い人に犯されることが女の幸せだと思わぬことだ」

112.>>331-334 初風
   気高き駆逐艦娘シリーズ 初風編 初めてのオシャレ~サブタイ:謎のスタイリスト重巡Mさんの表情が般若に変わる前日譚~「流石は3-4で手に入れた天然物です、初心さが違いますよ」

113.>>342-345 親潮
   マジカルチ○ポは宗教シリーズ 親潮編 マジカルチ○ポはTウイルス~宗教と銘打ったもののゾンビ映画のバッドエンド気分~「チ○ポゥ、ハザァドゥ(タイトル画面でスタートボタン押すと流れる音声)」

114.>>368-370 国後
   どすけべ艦娘シリーズ 国後編 ピンク髪~深マ○名器の運命~「36cm以上をあっさり受け入れる仕上がり具合には流石の長門もびっくり」

115.>>387-391 秋雲
   オータムクラウド先生アワー~昼夜問わずにヌポヌポFucking♪ ハボッて♥イイのよん♪~「タイトル詐欺ここに極まれり。内容は特濃らぶらぶエッチ」

116.>>395-397 時雨
   ガチバトルシリーズ 時雨編 時雨の世界~僕はただじゃあ、堕ちない……この奥義で、自滅するがいい……!!~「なお使う時間と場所を間違えると本当に自滅する地雷奥義」

117.>>410-437 初春型+Warspite+Bismarckコンプリートご褒美編
   絶対に○○してはいけない××シリーズ 笑ってはいけないマジカルチ○ポ鎮守府24時・昼戦編(ワレアオバカット版)~尺の都合でカットされた『ビスマルク マイ セックスフレンド』が見れる!~



 仮に>>1が過労死ないしは事故死してこのスレが滅びようと第二第三のマジカルチ○ポを求めるものが、必ずや新たなるマジカルチ○ポを持つ提督をチン鎮府(マジカルチ○ポ鎮めるために集まった艦娘達の鎮守府の意)へと着任させるだろう。

 マジカルチ○ポは折れぬ! 何度でも蘇るさ!(絶倫的な意味で)

 また! 次のスレで! 出す! 那珂ちゃんで!



・現時点でのご褒美SSの対象艦娘

【コンプ企画実施済】

 駆逐艦:神風型(旗風を除く)・初春型

 戦艦:ビスマルク級・Q.エリザベス級


【コンプ企画未実施】

 戦艦:長門型・大和型

 空母:一航戦・五航戦・レキシントン級(サラトガ)・大鳳

 軽空母:鳳翔・祥鳳型

 水母:秋津洲

 重巡:青葉型・A.ヒッパー級(プリンツ・オイゲン)

 軽巡:長良型・夕張型・大淀型

 駆逐艦:暁型・島風型・初春型・秋月型

 潜水/潜水母艦:海大Ⅵ型(イムヤ)・巡潜甲型改二(ヒトミ・イヨ)

 特殊枠:明石・間宮・伊良湖・神威・速吸
 


 くじけそうなので、ひとまずアイディアだけ出しておこう


・ご褒美SS企画のアイディア候補一覧(特定の艦娘向けやどの艦娘でも行けそうなシチュ、あるいは好みが分かれるシチュなど入り乱れています)

 ・鳳翔さんとデートな一日……傾向:心理描写超特化。鳳翔さんの心情メインで、しっかり濡れ場もあり。1スレ目の日向的なアレ。ナレーションが一切の悪ふざけをしないということを確約したSS。それ以上は語るだけ野暮。(大淀や明石、夕張もあり)

 ・○P編……傾向:シチュエーションと心理特化で提督一人に対する複数人プレイ。すんげえ退廃的な淫靡。(推奨:長門型や大和型など、ビジュアル的におっぱいな子向き)

 ・○○型ソープランドへようこそ!……傾向:生々しいソープランドプレイ。エロコスいっぱい、ローションプレイもくぐり椅子も玩具もいっぱい。(推奨:素人から玄人まで入り乱れる姉妹が向いている。ただし秋月型、テメーらは駄目だ)

 ・ソフトなSMプレイ……傾向:そのまんま。ゆるく縛ってずっぼずぼとか、低温ろうそく使ってずっぼずぼとか。目隠しした艦娘を言葉で羞恥責めしながらずっぼずぼとか。(推奨:どすけべ艦娘。芋っぽいのが得に似合うが、肉棒喰艦、もとい防空艦にも合う)

 ・その他フェチなプレイ……傾向:便所に固定して提督分身による肉便器プレイというハードなものから、着衣やコスプレなどのソフトなシチュエーションプレイまで。電車内とか病院とか結婚後の新婚さん風味とか(推奨:なし。後述のマジカル奥義との組み合わせ次第では色々行ける)

 ・マジカル変化プレイ……傾向:最も自由度が高い。マジカル変化の術を用いた特殊プレイ。提督がお相手となる艦娘と同年代になってみたり、オッサンになったり、逆に艦娘に変化の術を用いて駆逐艦娘を20代に仕立てたりとか。な。なお『極』を使うと精神年齢までうっかりすると引っ張られる。(推奨:駆逐艦をアダルティに、戦艦や空母をロリィにって人向け)

 ・○○型の初めてのアダルトショップへのお使い……傾向:羞恥系ギャグ以外のなんだというのだ。(推奨:暁型。おい暁、バイブ買ってこい。このエグいのだよ。レディならできんだるォ? ん?)

 ・艦娘達の一日……傾向:ラブラブ系。一日の仕事終わりに提督と。(推奨:少人数のコンプ艦娘が推奨。綺麗な四天王あたりがよさげ)

 ・○○型で学ぶ女の子の身体……傾向:膣内描写特化。学校教材のように体を弄られ、膣具合を褒められながら、射精の練習としてショタ提督(影分身+変化体)に輪姦される。男女が逆転した伊○ライフ先生リスペクト仕立て。もっと締めて絡めて! 頑張れ、頑張れ♪



 絶対にアヘッてはいけない秋月型ソープランド24時だって? 企画倒れだ。絶対無理だよあいつらには。

 一人目の他人チ○ポ(を装った提督影分身+変化体+変化チ○ポ)でアヒンアヒン言うに決まってるんだ! チ○ポだったら誰でもいいんでしょうッ!?

 秋月は「違う、違う」と否定しながら絶頂して泣き出しちゃうし、照月は他人チ○ポおいひぃれすー♥ってなるし、初月は(終わって……早く終わって……!)って感じで耐えようとするしで誰得なんだよ。

 さておきアイディアだけぶっぱだ。すぐにはやらない(できない)けど、いずれ必ず……ご褒美がやりたいです。


※即堕ち予報をお伝えします

 本日夜に松輪ちゃん投下直後、次の即堕ち安価を取ります

 とてもイヤらしいものが降りてきたので、松輪ちゃんの次の即堕ち艦娘はとても淫らな子になるでしょう


 マッチポンプ? 何それ知らない

 マップチ○ポっていうマジカル技なら知ってる

 一回ヤッたことのある艦娘がどこにいるのかが世界の裏側にいたとしても感覚的にはっきりわかるアレだ

※投下、行くゾー

 今回は後半、かなりSAN値(すごく・あかん・なにかの値)がガリッガリ削れるから、みんなまともでいてね


【本日の即堕ち二コマ艦娘~松輪~】

【before(表)】


 択捉型2番艦、海防艦・松輪。


松輪「ぅ、うーっ……ひっく、ひっく……怖いよぉ、怖いよぉ……」


 ふっくらとした天蓋付きのベッドの隅に、膝を抱えて座る少女は、絶望に打ちひしがれていた。

 ひんと肩を震わせ、宝石のような瞳からはぽろぽろと涙がこぼれている。

 この世で一番尊い液体は、大粒のしずくとなってシーツへ染みを作っていく。


 先日着任した松輪のいるこの鎮守府は、所謂ブラック鎮守府である。

 その極め付きだ。捨て艦戦法は当たり前。大破進撃は日常茶飯事。この鎮守府を治める提督もまた、親類に大本営に幹部を持つ七光りの塵屑であった。

 口を開けば罵詈雑言。耳に聞こえの良い佞言のみを受け入れ、耳障りな意見は良くて右から左、悪ければ拳を振るって否定する。

 だが、それすら序の口である。


 ――――この鎮守府では艦娘を性産業の玩具にしていた。


 鎮守府の地下に施設を作り、顧客を募っての金儲け。

 散々に嬲った後は海の藻屑で綺麗さっぱり証拠隠滅という訳だ。

 ハハハ、クズだな。ナレーションさんはクズは好きだよ。でも、だが、だからこそ、ナレーションは『このクズ』は嫌いだね。何故って?


 ――――救えねえ半端野郎だからだよ。場合によっちゃ『管理者権限』使って手ずからブチ殺してやりたいね。


 それはさておき、松輪である。

 そんな松輪は、ただ時を待っていた。

 己を買う客を、ではない。

 松輪は、マジカルチ○ポを持たぬ、ただのゲスに堕ちたモブ司令官―――――この鎮守府の長たる者の目に留まった。

 クズ提督は言った。


 ――――私の眼鏡に適った。私が手ずから調教してやろう、と。


 肥大化した際限のない欲望と、高慢な物言いに、品性の欠片もない歪んだ笑み。

 でっぷりした腹に蓄えた脂肪は、それだけで松輪の矮躯の実に二倍の質量を持っていた。

 松輪の顔は青ざめた。そんな彼女に対し、続けて言う。


 ――――精々身ぎれいに整えておくことだ。私の不興を買えば、貴様の姉がどんな目に遭うか……。


 松輪の反応を見るように、そこで言葉を切った。目に見えて怯えだした松輪の姿に、無様な脂肪を揺らしてクズ提督は嗤った。

 豚の鳴き声に似た笑い声を響かせて、クズ提督は部屋を後にした。


 後に残るのは、シャワーを浴びて、ただその時を待つ松輪のみ。


松輪「ぅ、うっ……択捉お姉ちゃん、お姉ちゃんのため、お姉ちゃんの、ため……」


 萎える勇気を奮い立たせるように、暗闇でただ呻くようにつぶやく。

 それでも指先の震えは消えてくれなくて。

 とまれ、とまれと願っても、祈っても、より震えは強まるばかり。


 どうして自分がこんな目に――――そう思う自分がいた。

 なんでこんなことに――――そう嘆く自分がいた。


 古の記憶を思い出す。

 佐世保に行きたいなと思った。

 小さな体にいっぱいの食糧を詰め込んで、行く先々で松輪は歓迎された。

 台湾の高雄港に行ったときは、最先任艦として旗揚げ指揮艦になれと言われて、びっくりした。

 慌てて準備を進めて、ぎりぎり間に合った時はほっとして――――でも、あれはきっと楽しかった。

 シンガポールへ向かった時は――――怖かった。

 壱岐。

 大事な、妹が、沈んだ。



松輪「壱岐ちゃん……壱岐ちゃ、ん……お姉ちゃん、がんばる、がんばるから……」



 両手をぎゅっと握りしめて、やっと震えは止まりそうだった。だけど、涙が止まらなかった。

 この世界は、冷たくて、陰惨で、怖くて、辛くて。

 楽しい事なんて、きっとなくて。

 神様なんて、いないんだと思った。

 がつん、と硬質な音がドアの向こうから響いた。

 びくりと全身を震わせた。思い出したように、再び震えが全身を襲う。

 カツカツと、靴音が部屋へ近づいてくるのが分かる。


 こわい。

 こわいよ。

 いやだ。

 たすけて。

 だれか。



松輪「たす、けて………だれか……しれい……司令……!!」



 脳裏に描くのは、でっぷりした腹の悪魔ではない。

 此処にいない誰か。

 きっといる誰か。

 自分を颯爽と助けてくれる、正義のヒーロー。


 そんな都合のいい存在を幻視して、無情にも扉が開かれ――――。



「―――――――――無事かい?」



 果たしてそこに。

 悪魔はいなかった。


松輪「え……?」


 それを願ったのは他ならない松輪。

 だがその松輪が、目の前の人物の存在を信じられなかった。


松輪「ぇ、え……貴方は、だれ、ですか……?」


 黒装束の男の人だった。松輪は後から知ったことだが、それは燕尾服と言うらしい。

 長い両足を踊る様にコツコツと滑らせて松輪へと近づいていく。それは至極自然なことに思えて、松輪は怯えることも忘れた。

 特徴的な帽子はシルクハットというもので、そこからいっぱいの白いハトを出した。目を丸くして呆ける松輪に、提督は微笑んで言う。



提督「――――もう大丈夫。悪い提督は、俺がやっつけてやる。今日から俺が、君の提督だ!」



 ―――――あっけないくらい簡単に。

 その希望は、叶った。



松輪「う゛――――わ゛ぁ、わぁああ……!!」



 そばかすの散った小さな鼻を膨らませて、松輪は堰を切ったように泣き喚いた。

 ぐしゃぐしゃになった視界で、首の座らない赤子のようにもたつきながら、その人に向かって手を伸ばした。

 差し伸べられた燕尾服の提督の手が、それを優しく包む。

 温かくて、その温かさが心地良くて、もっともっと感じたくて、二度と失いたくなくて。



松輪「おねが、おねがい、おねがいします……なんだって、じまず……わだじが、どうなっだっていいでず、いいでずがら……」



 気付けば、松輪は再び願っていた。なんて自分は恥知らずなのだろうと松輪は思った。

 それでも、願わずにはいられなかった。目の前の奇跡を信じて、縋らずにはいられなかった。



松輪「お姉ちゃんを、お姉ちゃん、を……択捉お姉ちゃんを、助けてくだざい……!」

提督「もちろんだ。俺は君の司令だからな」
 


 少しだけ強く松輪の手を握るその指は細く、しかし松輪には何よりも力強いものに感じられた。




 ――――……んー? なんだろう。漣提督にしては、こう、ねえ?

 あの忌々しい灼熱の揺り籠(クトゥグア)の気配が少ないんだが、なんだかナレーションさん、凄く嫌な予感がしてきたゾ?



【after】


 松輪は、颯爽と現れた燕尾服の提督に保護された。

 松輪はあの後、あの鎮守府がどうなったかを聞かなかった。知りたくもなかった。

 だけど風の噂で、ブラック鎮守府は解体されたという話が聞こえてきた。

 松輪と共に保護された艦娘達は、未だに悪夢にうなされる子もいたけれど、段々と調子を取り戻してきている。

 風のように現れて、恐怖を吹き払う嵐のように攫ってくれた、この司令に。


松輪「んぁ……ふぁ、や……し、れぇ……♥ そこ、なめちゃ、だめぇ……きたない、きたないよぅ……」


 ――――今宵、松輪は操を捧げる。

 望んでのものだ。これ以上ない、望むべき形。

 誘ったのは、松輪からだった。小さな体を震わせて、精いっぱいの勇気を振り絞って言った言葉。


松輪『ま、松輪を……司令さんの、お、……おんなに、してください……』


 あの時とは違った。身を震わせるのは恐怖ではなく羞恥。

 どうしようもなかった。焦がれるような思いだった。吊り橋効果と言われてもきっと否定できない。

 それでも、この人しかいないって思えたから、松輪はきっと言い切れた。

 望むべき形で、愛する司令官へと穢れなき体を委ねるのだ。

 小さなクレバスを優しく細い指が掻き回しながら、ぴんとそそり立った雌芯を啜る。

 そんなところを舐められて快楽を感じてしまう自分をはしたないと感じる。

 一方で、もっとして欲しいという思いを誤魔化す様に身をよじって抗議の声を上げる。

 そんな松輪に「松輪の身体に汚いところなんてない」と、真顔で言ってのける人だった。

 気障な言葉もしっくりとして、嫌味さや空回りするところなんてどこにもない。

 司令のことが大好きという恋心を差っ引いても、松輪にはそう思えた。


松輪「ふぇ、あ……♥ ゃ、ぁふ♥ んゅ、んゅう……♥」


 拒む様に、司令の少し癖のある髪を押さえていた紅葉のような掌から、くたりと力が抜ける。


 股間に顔を埋めた彼が、少しだけ笑った気がした。内心を見透かされたようで、羞恥に火照る頬を押さえて愛撫に身をゆだねる。

 ぴちゃりぴちゃりと、己もあまり見たことのないそこを、しっかりと見据えられながら、丹念に舐めあげられる。

 くにくにとしたラビアを指で撫ぜられ、舌でつつかれ、段々と激しくリズミカルく音を立てていく、水音。

 それが唾液だけではなく、松輪自身から分泌された愛液も半分以上を占めていた。

 ああ、と甲高い声を上げて、松輪は身をのけぞらせた。

 先端に向けて秘色に染まる、幻想的な黒髪がベッドに散らばり、小さな胸の先端がぷるんと波打った。

 ぴくんぴくんと不随意に奮える脚の指先には、女の歓びが絶頂に達したことを示す、確かな歓喜が宿っている。


松輪(い、いっ、ちゃった、の……? じぶんで、するのと、ぜんぜん、ちがうよぉ……♥)


 夜な夜な司令のことを想って、自らを慰める寂しい夜のことを思い出す。

 本能のままにおっかなびっくりとした拙い手つきで己の身体をなぞり上げた、初心な自慰とは桁の違う快楽に、松輪はぞくぞくと背筋を粟立たせた。


松輪(触られて、これ、なら……い、入れられちゃったら……ど、どうなっちゃうの……松輪、どうされちゃう、の……♥)


 そんな願望に似た予感が叶う時が来る。

 幼い肢体に、発条のようにしなやかな筋肉が覆いかぶさる。

 細身ながらも、矮小な肉体を持つ松輪とは比べるべくもない、男の身体だ。

 ちらと視線を下げた先には、確かな興奮に漲る雄の象徴があった。

 松輪は男の欲望を目の当たりにして、緊張よりも興奮を覚えていた。


松輪(さ、されちゃうんだ……松輪、これから司令さんに……女の子に、されちゃうんだぁ……♥)


 つぷと先端が押し込められる感覚。自分の中の未知の領域が、ずぶずぶと音を立てて拓かれていく。

 その背に手を回し、ぎゅうとしがみ付く。小さな松輪の身体では回し切れないけれど、それでも提督の体温と、その奥の鼓動の音が松輪を安心させた。



松輪「すき……司令さん、好き……大好き、だいしゅきぃっ……♥」


 腕だけではなく、両足も搦めて、ちからいっぱいに司令官を抱き寄せた。

 それでも非力で小さな自分の身体は、司令官の身体を包むことはできなかったけれど。

 自らの身体をすっぽりと包んでくれる司令官の身体に、ただ松輪は胸いっぱいの幸せを感じた。



 夜は更けていく。男と、女になったばかりの少女の睦み合いは、しっくりと、しっとりと。





【艦】


【before(裏――――という名のおまけ)】



 ああ、私さ――――嫌な予感はしてたんだよ。



クズ提督「なんだ貴様は!? 憲兵! 憲兵はどうした! さっさとこいつを――――」

??「何故だろうな。何故、己が悪を成しているという自覚のない小物は、総じて同じ台詞を吐くのだろう」


 こいつ、漣提督じゃあないぞ。

 あいつは熱血系だが、自分の手の届く範囲ってのを弁えてるからな。

 誰にとってのヒーローではない。届く範囲での限定ヒーローだ。

 だから、こういう典型的なドクズの前に、現れるのは別の提督で。

 このクズは艦娘を食い物にしていて――――それこそ戦艦から駆逐艦までのべつまくなしにだ。

 問題なのは最後だ。

 駆逐艦。最近では海防艦もか。




??「そんな奴に俺が言うのは、いつだって一つだ」



 ならば、この提督が現れるのは必然であろうよ。





http://www.youtube.com/watch?v=eFVj0Z6ahcI




 ザ ・ フ ォ ー ス マ ン
 第 四 の 提 督。





電提督「―――――通りすがりのロリを愛する者だ」

クズ提督(なぜ全裸なのだこの変態は……!!)



 線の細い美形である。

 全裸のな。


 念のためにもう一回描写しとくぞ。


 全 裸 だ。


 マジカルチ〇ポ提督の中で一番の美男子は電提督であった。全裸だけどな。

 「フッ」とかいう笑いが似合いそうなやつだ。嫌いだこいつ。服を着ろよ。


 なんで 全 裸 なんだよ。


 ザ・ファーストマン
 第一の提督――――吹雪提督は真っ向から否定するだろう。どんな美形だろうと俺が一番まともだと。

 ――――なんせこの電提督は大体いつも全裸だ、と。

 かく言う吹雪提督は下半身の服をパージしてることが多いので人のこと言えない。美女、美少女、美幼女、美老女と見るや即チ〇ポだからな。

 電提督を見た吹雪は後ろ向きに全力で走って逃げた。なんか生理的にダメだという。この芋い感性をいつまでも持ち続けて欲しいなって思うナレーションさんなのでした。



 二十代にして十代の少年のそれと変わらぬ白く抜けた美肌と、チェシャ猫を思わせる艶のある癖っ毛に隠れた釣り目。

 かなり耽美系入ってるがどの角度から見ても美形というイヤミっぷりである。

 ザ・サードマン
 第三の提督――――漣提督は通夜のような顔をして言う。

 ――――綺麗な顔してんだろコイツ、でも全裸なんだぜ、と。

 ちなみに一番ごつい体型してるのが漣提督である。 攻撃力高めでラグビーやってそうな――――そう、ジョナ〇ンのようにね。

 秘書官漣も「あらやだ、イケメン☆」と口元を抑えるが、表情と裏腹に心の中では興味なしである。少しだけ漣提督がムッとしたジェラシー感じたのを見て満足げにほほ笑む。ここの漣はそういう小悪魔だ。



 どこぞの屋根裏のゴミが夜に女連れ込んだ時と同じ出で立ちであった。

 ザ・フィフスマン
 第五の提督――――五月雨提督はハハッと乾いた笑みを浮かべた。

 ――――なんで全裸なんだコイツ、と。

 一番面白みがないよねこの提督。だって個性がないもの。まともだもの。初期艦以外は。

 しかし意外や意外、五月雨の電提督を見る目は冷たかった。

 ――――私より気持ちよさそうな変態しやがって、と。

 もうナレーションさんには五月雨のことがよくわからなくなった。


 所作の一つ一つが無駄に洗練されていて、キラキラとした金砂めいたオーラを振りまいている。

 ザ・セカンドマン
 第二の提督――――叢雲提督は初対面の時、無言で銃をブッ放った。

 ――――全裸の変態は死ね、と。

 やだ……一番の外道が一番正論言ってる……! 際立って邪悪だが一番の常識人はこの叢雲提督であるという常識のなさっぷり。

 叢雲の槍の穂先は震えている。恐怖でない。怒りである。憎悪である。きっと正しい憎悪だ。邪神だってそう思う。このナレーションをして這い寄りたくない類の混沌であった。

 叢雲のモットーは悪・即・無惨である。

 ブチ殺したいという欲求は極大であったが「この変態の頭蓋に詰まった脳汁で槍を穢すのは嫌だ」という極大に勝る嫌悪が、彼女に『結ぶ』ことを堪えさせていた。





 かつて言ったかこのナレーションも忘れたが――――……マジカルチ〇ポ提督の中でも、ナチュラルで正気じゃないのが電提督である。

 彼は常に全裸の紳士スタイルだ。細身ながらも鍛え抜かれた筋肉には、某筋肉フェチの長良型とか綾波型とかも生唾ゴクリである。

 しかしその股間にはマジカルモザイクがかかって、かろうじてチ〇ポは隠れている。

 曰く、幼女たちへの配慮のため。

 これを配慮と言い張るあたりからして正気ではないことが推して知れよう。

 海パン刑事(デカ)だってもうちょっと自重する。ネクタイ一本分ぐらいは。

 松輪を保護した時こそ、電ちゃん必死の説得により燕尾服スタイルであった。これも妻の内助の功である。良い嫁さんになるよ。既になってるが。



 だがこの場にもはや松輪、もといロリはいない。

 配慮する必要はないわけだ。

 何が言いたいって?



クズ提督(ア、アナコンダ……?)



 モロ出しであった。どんな謳い文句の精強剤でもこの現実(リアル)の前では「無駄無駄無駄無駄ァ!」とでも言いたげな圧倒的チ〇ポである。

 素の大きさがこれだ。長門型のどすけべな方がゴクリと生唾を飲む。そのバストは豊満であったが、それ故に相手されることはない。

 悲しい話である。彼はロリペドであるからだ。成人した女性を「ゾンビ」と真顔で言い放つ野郎である。

 以前、電はこの確実に正気を失っているがどうにも愛しい提督に聞いたことがあった。


電『司令官さんは、その……どうしてぱんつを穿かないのですか?』


 ――――と。

 その問いに提督は黙って膝を曲げ、腰を折って、小さな電ちゃんと視線を合わせてにこやかに笑う。

 小柄な子に威圧感を与えないために視線を合わせるのは紳士の嗜みである。その動作でぶるんとアナコンダが揺れる。SAN値直送便の光景であった。

 しかもその口元には一輪のバラがいつのまにか咥えられていた。どういう芸だ。解説したくない。

 端正な顔立ちが目の前に迫り、ほのかに香る薔薇の芳香に当てられたのか、かぁと頬を染める電ちゃん。チ〇ポはモザイクで見えていないからきっとこの反応は正常だ。いいね?

 電提督は言った。


電提督『―――――より小宇宙(コスモ)を感じることができる』


 ――――だ、だめだ……このナレーションをして何を言っているのかまるで理解ができない……!!

 理解ができない。即ち解説が出来ない!

 このナレーションさんの天敵が語りたくもねえあまずっぺえ青春もの(漣提督)ならば、大敵に値するものは解説できぬ存在である。

 こいつ(電提督)のような!


電『ッ……♥ は、はいなのです……♥』


 電ちゃんが幼げな容姿にメスをにじませた表情を見てやっとわかった。アレだ。

 よりロリの成分が溶け込んだ大気を肌で感じたいとかいう、発想が犯罪者のアレだ。

 そして周囲の人間、もといロリに感染してく類のアカン感じのアレだ。

 登場した瞬間はまともなのに、物語が進むにつれてどんどん正気じゃなくなっていくアレだ。

 アレって何だよって? ふわっとしすぎだって? だって言いたくないもの。こんなの描写したくないもの。




 オマケノ・ホウガ・ナガイ
 閑 話 休 題。



電提督「チ〇ポを見る度、思い出せ」


 ぶるんとチ〇ポを一奮いして、電提督はキメ顔でクズ提督にそう言った。

 ご心配なく――――出会ったら最後、トラウマ必至のアナコンダみたいなこのチ○ポは忘れようにも忘れられない。


 ショッキングな印象を根付かせた挙句、夢にまで出てくる変態が此処に来た。

 なおロリの前でだけは紳士だ。趣味は手品。泣きじゃくる幼女も彼の手にかかれば一分後にはきゃっきゃと笑いだす。アメ玉を常備している大阪のおばちゃんみたいなやつである。

 イエス・ロリータ。ノー・タッチ――――ただし幼女から求め来た場合は紳士らしくチ〇ポで応える。良い空気吸ってんなコイツ! 言わずもがなナレーションさんは概ね苦手だよ! 漣提督の次にな!

 『邪悪なピー〇ーパン』『聖ロリ国・初代国王』『ロリ教祖』『聖☆ロリぃちゃん』『ロリ神様』『あの提督マジペドチ〇ポ』『マジカルチ○ポ・ロリ限定特化型』

 素敵な一張羅すら意思をもって彼から逃げ出す全裸美形ペドフィリア。

 しかしその股間に宿った魔力と心根はロリに対して善良極まる本物であるが故、ロリは無条件に彼に惹かれていくという、存在そのものが悪夢の権化である。

 マジカルチ〇ポ電提督、ロリ艦娘の呼ぶ声あれば、どこへだろうと即参上!

 さておき、インスタントマジカルロリビームによって浄化された艦娘達は、今は電率いる別動隊によって保護されている。

 共犯の憲兵共や顧客? ああ死んだよあいつら。普段ゾンビ扱いで電提督からまさにゾンビ見る目で見られてる戦艦・空母達は、それはもう張り切って殺しまくってるさ。

 かくしてクズ提督と電提督が対峙しているという訳だ。


    マジチ〇ポ・エンディング
電提督「蒐 窮 一 珍」


 そしてこのクズ提督の前に立つ電提督は、もちろんとびっきりの悪夢をクズ提督へと叩き込みに来たのである。

 いきなり容赦ゼロで開幕即死の最大奥義にて攻撃を放とうとしていた。



    キョセイキョウセイ・アッコンタツベシ・オイエダンゼツ
電提督「法廷開始・強制執行・ロリ辱絶許」



 電提督の股間を中心に、全身へと漲っていく絶望的なオーラ。

 電提督は激怒していた。必ずやこの邪知暴虐にしてロリを虐げる邪悪を廃さねばならぬと決意していた。

 否、殺すだけでは飽き足りぬ。

 むしろ絶対に殺してなどやらぬと、その美しい顔を歪ませる形相が物語っていた。



電提督「ロリペド御流海戦礼法――――〝手医枝守(てぃーえす)〟が崩し」



 その右足に収束していくマジカル的アトモスフィア。

 七色に煌めく紫電を纏う右足は、音どころか光そのものを置き去りにする速度で蹴り上げられ――――。



    シ ソ ン シ ュ ウ リ ョ ウ ノ オ シ ラ セ
電提督「レ○プ魔に子孫は残させねえ」

クズ提督「」グチャッ



 クズ提督の股間へと着弾。クズのキンタマと悪根は爆ぜた。ワザマエ!

 第三帝国もニッコリな優性論者であった。

 ただの金的と侮ることなかれ――――日本という国そのものが一瞬で大気圏外へ離脱し、宇宙空間に突入するレベルの威力で放つ金的である。

 制御を一歩間違えば本土ごとフッ飛ぶ技は、しかしマジカルオーラ操作でクズ提督の局部にのみ威力を集約させる悍ましさ。

 これが命中すれば最後、筆舌に尽くしがたいその大激痛に、喰らった者は悲鳴一つ上げられぬ。

 これも一つのキンバクプレイだと言い張る勇気は、ナレーションさんにもあった。(愉悦)


 金爆……金玉が爆発すること。またはその様。

 緊縛……縛って身動きとれなくすること。エロい。


 読みが同じだ。それだけだ。なんか共通点とかあると思ったの? 馬鹿なの?


 だがここからである。

 この奥義の、最も恐ろしいところは――――。


提督「ロリを愛でる者には善果あるべし! ロリに仇為す者には悪果あるべし!  ロリ犯す者は犯されるべし! ロリコンは呪われるべし! 」


 自らを戒める呪言か何か?(冷静) まるで効果ないんですけどー、ウケるー。

 このマジカル奥義『手医枝守(てぃーえす)』は読んで字のごとく、性転換のマジカル奥義である。だが、電提督によって改良されたこの技は、既にその領域を逸脱していた。



提督「この世界はエロゲーだと言ったな? 貴様はそう言った。しかもヌルゲーだとな! さっき馬鹿みてえに笑ってたろ。私が主人公だって」

提督「お気に召さん貴様にプレゼントだ――――お望み通りのエロゲ―世界に、そしてやりごたえのある難易度に変えてやる」


 全身整形+ウルトラマ○コ付与+被虐属性付与+被陵辱体質付与+生殖機能限定封印+絶頂禁止機能限定付与+――――強制女体化+etc……であった。

 その穢れた魂こそ汚猥を纏ったままであった。

 しかしその醜悪な骨格は変性する。

 その肉は硬さを失い、柔く張りのあるものへと変態する。

 クズ提督は――――変身する。


美女「―――――え」


 やだ、声まで変わって……!

 むしろご褒美? いやいやそんなわけがない。

 何故ならば。


電提督「今日から貴様はエロゲーの登場人物だ――――陵辱エロゲーの巨乳ヒロイン枠(極上名器付き)になぁ!!」

美女「」


 悪魔かコイツは。いいえ、電提督です。しかも物語も終盤で他のマジカルチ○ポを奪いつくして混沌王モードに入った時期のな。

 流石のナレーションさんもこの邪悪っぷりにはドン引きである。


電提督「安心しろ。妊娠できない体にしてやったぞ……おまえが真に心を通わせて、互いに愛し合う者以外の精子は受精できない。そういう造りにしてやった。真の愛の存在を確かめられるよ! やったね!」

美女「」


 何を安心しろというのか。というか被虐+被陵辱体質持ちでどうやって真実の愛を得られるというのか? 一生肉奴隷コースなのではないか? ナレーションさんは訝しんだ。


電提督「ついでに病気にもならない。肉体の強度も完璧だ。具体的に言えばさきほど喰らわせた蹴り以上の衝撃を受けない限りは死なんし、精液で栄養が取れるようになっている。

    精神強度もギリギリのところでブレーカーが落ちて狂わないような親切設計だ。どんな絶望を前にしたって肉体も心も折れないよ! やったね!」

美女「」


 ぶっちゃければ自殺できなくなったのだ。逆に心折れないかこれ?


電提督「なおマジカルチ○ポのちょっとした応用で、貴様は性的な関係を希望されたらそれを拒めぬようになった。レイプされても誰もそれを不思議に思わなくなる幻惑作用もある」

美女「」


 その技はマジカル誓約(ゲッシュ)とマジカルチ○ポマリオネット・極じゃないか。


電提督「むしろお前をこっぴどくレイプするのは当たり前だと思うようになる……この意味が分かるか?」

美女「」ガタガタガタガタガタ


 ようやく状況を理解し始めたクズ提督、もとい美女は全身を大きく震わせ、滝のような冷や汗をかき始めた。


 つまり、どういうことだってばよ?(すっとぼけ)


電提督「近所を歩いていただけの幸せな夫婦やカップルの関係や、無垢なショタっ子の心が壊れることがないということだ」


 違う、そうじゃない。


電提督「むしろ女性側が率先して貴様を犯せ穢せと扇動し、男性側は喜んで貴様を穢す。ショタっ子もゲスっ子の顔して貴様を犯してくれるよ?」


 そう、それだ。これこれ、こういうのが欲しかったんだよー、早くブチ犯してえなぁ(天龍ちゃんはこんなこと言わない)


電提督「そしてその記憶は残らない。家庭崩壊やPTSDなんて心の痛むことはダメゼッタイ! 野外プレイやり放題だね! やったね!」


 つまり誰も助けてくれない。(絶望)


電提督「そして肝心の性感だが――――物凄く感度がいいぞ? だが愛し愛される者以外のチ○ポでないと絶対に絶頂出来ない。悪漢チ○ポには絶対堕ちないよ!! やったね!」


 悪魔だこいつは。マジカルチ○ポっていうかデビルチ○ポだ。(確信)

 デビルチ○ポはマジデビル。


電提督「貴様には過ぎたマ○コだが……これまで貴様が文字通り犯してきた罪を償うには相応しかろう。貴様には地獄すら生温い」

美女「た、たす、たすけ……!」

電提督「すまない、成人(ゾンビ)に欲情する趣味はさっぱりなんだ。精々、そこらのレイプ魔にお情けを媚びろ」


 えげつねえええええええ!!


提督「貴様は今まで穢してきたロリのことを覚えているか? やったらやり返される。倍返しだ!!」

美女「」


 倍算どころか乗算なんですがそれは。

 かくして、極悪ブラック鎮守府は、一夜にして壊滅した。

 クズ提督の不正を賄賂によって見逃していた憲兵は皆殺しにされ、大本営の幹部の首が一つ、『文字通りに』すげ変わる。

 被害者の艦娘達は、ふしぎなことに軒並み姿を消していた。

 また売春を強制し、艦娘を食い物にしていた黒幕たるクズ提督は姿を消した。


 ――――なお、同時期からこの地域に、痴女が出現するようになった。

 恐ろしい美人なのだが、どうにも見た人間をイラつかせ、暴力的な衝動に駆り立てる。

 助けてくれ、助けてくれと泣き喚く姿すら反吐が出るほどの嫌悪感に、男たちはこぞってこの痴女を嬲ったという。

 この美女は、泣いても喚いても何を言っても養豚場の豚を見るような目でしか見られず、陵辱され続けることに絶望し、死のうと思っても死ねないのでそのうち――――。


美女「」


 考えるのをやめた。
 

松輪「司令さん……すき……♥」


 松輪はオンナになった。


電「むぅ……」


 電ちゃんはジェラったが、彼女の生い立ちを知って我慢する。いい子だった。


【艦】


**************************************

 マジカル強制女体化+etc……


 電提督固有奥義。より強固な制約を課す女体化には相応のチャクラや小宇宙(コスモ)を要するため、連発不可。

 だが電を始めとするロリッ艦娘とチュッチュクチュッチュクしてればすぐ溜まるので意味のない設定である。

 文字通りの強制女体化に加え、属性変化、属性付与といった応用力の高い奥義。効果? 永続も可能ですがなにか?

 味方はロリに、敵は成人(ゾンビ)に。

 全てのロリのためのただ一本のチ○ポ。それが電提督である。

 ロリが絡むだけで吹雪提督すら即時撤退を決断するぐらいの戦闘能力を発揮する。

 一周回ってもやっぱり気持ち悪いよぉこいつぅ。


 【民明書房・珍固男著『○○にお兄様とか兄さんとか兄ちゃんとかお兄ちゃんとか呼ばれるためだけに愛してもいない姉艦娘とケッコンするという近年稀に見る外道行為』】より抜粋


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※あの日見た即堕ちした艦娘の名を僕たちはまだ知らない。

 知るのはこれからだ!


 選手入場!!


 >>469

旗風

※ただでさえ全身性艦隊でどすけべなのにエロにエロ二乗したらどうなっちゃうのか、プロット作成段階でオラわくわくしてきたぞ

 なんにせよ凌辱書くのって結構パワーいるのよね

 まず仕事終わらせてからぼちぼち書いてくよ

 母港の天霧に「頑張れっ♪ 頑張れっ♪」されながら夜に書く

 あ、旗風の次は本編の予定


※雨降って来たので引きこもって書き溜めちう

 ひとまずいつものお茶濁し、大丈夫? 民明書房の攻略本だよ?

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 最上のコトワリ・・・


 五月雨提督の世界線に存在する七つのマジカル聖典の一つ。その名の通り、最上から生まれた聖典であり、最上そのものでもある。

 なんかやったら卑猥でヌメヌメした粘性の液体に包まれた羊皮紙を綴ったポエム帳であり、丸っこい可愛らしい文字で処女拗らせた感じの卑猥な単語が並ぶポエミィな文章が書かれているが語彙が少ない。

 ち〇ちんとかアソコとか、直接的表現が少な目でかなり微笑ましい感じである。

 だが読み進めていると、おどろおどろしいフォントの血文字で警告文が出てくる。


 「警告――――ここから先は読んではならない」


 それでも読み進めると、最上のコトワリが発動。世界が生まれ変わる。クリア条件を満たせば元の世界への帰還可能、また特殊条件を満たせば秘奥義を習得できる。

 入手難易度が一番イージーで攻略難易度もイージーだが、それはマジカルチ〇ポを持っているという前提のお話である。

 パンピーが使えばそのまま聖典に取り込まれ、元の世界では『最初から存在しなかった者』として消去され、事実を改変される。

 マジカルマ〇コを持って生まれたどすけべなモガミンが自分のえっちな本性を必死で抑えていたが、性欲は日々加速していく一方だった。


 最上「なんでボク、女の子なんだろ……女の子がすけべでもおかしくない世界に生まれればよかったのに」


 その願いによって自身をグリモワールへと変貌させ、生まれたのが最上のコトワリ『男女逆転聖典』である。

 つまりこの聖典はモガミンそのものだ。神として存在している。

 重巡・最上も航空巡洋艦・最上も存在しない世界において、最上はモガミンという世界を創造した神として、落とし子たる世界をエロい目で見守っている。処女懐胎とかやっぱどすけべは違うねェ。

 モガミン自身は人懐っこい性格だが、その膨大な性欲と裏腹に乙女気質で恥ずかしがり屋。

 せっかくこの世界を創造したのに男と関係を持てないまま、年を取らないモガミンが悩んでるうちに数十年と時は過ぎ、気が付けば世界は大変なことになっていた。

 この本の世界にいるち〇ちんを見たことすらないピカピカ処女神のモガミンをどうにかして捕まえて、無事にらぶらぶセックスすることができればクリア。

 現実世界にモガミンと共に帰還できる。

 艦隊にマジカルマ〇コを持つモガミンが加わる、既に最上が着任してる場合はモガミンとしての魂が融合して一つになる。

 そして秘奥義、もとい卑奥義を習得。


  マ  〇  サ  ラ  ー ・ フ  ラ  ガ  チ  〇  ポ
 『後よりハメて先に破る者・膜抉る淫神の剣』である。


 相手が他人チ〇ポに処女を奪われた非処女でも、その事実を切り抉って使い手が処女を奪ったことに世界を改変する因果逆転のマジカル卑奥義である。

 ブラック鎮守府で散々嬲り者にされた艦娘相手に使うと効果覿面である。これまでの性体験全てがなかったことにされ、卑奥義の使用者たる提督以外には認識できない記録となる。

 ふわっとしてない設定ですって? 冗談じゃないわ!


 【民明書房・珍固男著『男女逆転世界の鎮守府に迷い込んだ五月雨提督がマジカル影分身+変化の術を用いた人海戦術で情報収集してたら気が付けば艦娘専用(利用者という意味で)のソープランドの王になっててそのあまりの卑猥さにモガミンが釣られてやってきた』】より抜粋



 Next……酒匂のコトワリ

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※タイトルが最大の攻略法というビジネスとしては欠点以前の話


※なお創造神にして処女神たるモガミンの男女逆転世界はこんな感じ


 ・女が男を買う世界、女が男に痴漢し、女が男を強姦する――――みんな大好きテンプレ的男女逆転世界である

 ・よりにもよって美醜逆転まであるため深海棲艦はもちろん艦娘が疎まれている世界線、これには創造神たるモガミンもびっくり。

 ・美醜的な観点において、モガミンが無頓着だったことに起因する

 ・すぐに書き換えればよかったものを、「顔の造りで人を判断するなんてよくないよ! ぷんぷん!」ってなモガミンの無垢さが生んだ悲劇

 ・そのせいで世界はふわっとしたテキトーさで改変され、テキトーな部分がモロに美醜感に反映された

 ・ほとんどの深海棲艦に飢えた狼プラグインが実装されてて、地上侵攻の末に男狩りを敢行、男女比率は1:50にまで落ち込んでいた

 ・一方モガミンは「男の子をデートに誘ってもおかしくない世界なんだよね、えへへ」と数十年ぐらいデートの計画を練って、色々妄想に浸ってた。その結果が↑だよ

 ・気が付けば人類は衰退してて、「艦娘にせよ深海棲艦にせよいい迷惑だ。おまえらだけでやってろ、人間巻き込むな」という状態。残当。

 ・世界観的に艦娘全員が傾国のドブスクラスの醜女認定

 ・深海棲艦にあらかた狩りつくされ、もとい搾りつくされた男は、残ってるのが草食系ばかりでガリガリもやしか主食がピザのデブ、半数がEDという人類滅亡待ったなし状態

 ・処女航海などとっくに済ませた歴戦揃いの鎮守府なのに、アンアンキシムサウンド未経験のこてこて処女オンリー鎮守府ばっかり

 ・こっちの世界でのソープランド(男娼)行っても艦娘お断りの看板、バレたら解体と分かっていても一縷の望みにかけて突入する艦娘が多数

 ・まーた愛宕が自分を千本喰いのぱこぱこビッチだって嘘ついてる……

 ・なおこの世界線ではそのあからさまな見栄に気づいてしまうぐらいの容姿に対する美意識的劣等感は、艦娘達にはあった



 ・そんな諦観漂う鎮守府に、邪神の謀略により異世界召喚! ノーと言えない日本人の典型、マジカルチ〇ポ五月雨提督!(世界観的に絶世の美男という都合が良すぎる外見)


 そんな話である


 もう……これで……EDになってもいい……(読者が)


 だから――――――――――ありったけ(のエロさ)を。





 って具合に書いてたら長引いてる。( TДT)ゴメンヨー

 後フツーに今日の日中走りすぎて全身バキバキだ。一日で300km以上、何の準備も無しに走ってしまった。昼食休憩以外ノンストップ。太腿がビクンビクンしてる。死ぬ。やっぱプロしゅごい。

 男たちに色々酷い事されるんだけど、それを心も体も受け入れてしまいそうになっている旗風ちゃん書いてるから待ってておくれナス





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  _fて ヘ ノレ´     弋 _          |::::::::,≧_ι   _ノ7,`ー-一'7:::::::::::、,.ノ    ̄ ̄   /Zz
  )三ヘ             ̄ス           |:::::/ γチ卞く´≠ゞ! u <::::::::::|し             {二
  ≠7   し  あ    川   Z/─-  、   /´Ⅵ '/-`¨¨´ '"'、 ≧=- 、u7:::::::::|            |≠、
  ,毛1   た  ん    内  了(      \ !7 f1, ィ/´二二ニ_´ 、\),_} !:::::イ7  ば   神  な ヘ≦z ←一部の川内嫁、吹雪嫁の読者
  三!;   く   な.    や  }そ   ,__  マ' 、}|l /::::::::::::::::::::::\ヘヾu イ_/ j{!  っ  風   ん   /
  7Zz  せ  非 ひ 吹  |!' "´    , --_ 、 \{::::r- 、:::::::::::::::::7 j}/うヘ N  か   型  で  /
  二{   に  道 . ど 雪   |l   __/z≠=zヘ |\!   `⌒ヽ::://ん-_/  !   り          Y
__ ノ'   !!!  い    に   |l! /  Y     ∧'   \zz==≠'"´ ̄    ,j!   !!!         |!
   7 z       事   は  ゝ´ !    ト、  ,ノ `ー-  、 /\     \_ノ                } !
   |Z             √≠-{    |  ̄          \   ハ    弋Z7           lN
   jN            Z7|   '.     !     ___      )   ヘ     /           , _ヘ
   /三ヘM≠z _ ,.z=≠1 /二 \  j、_,ノ ー'"´7   \__/    j、   /, z=≠  ,ヘ r≠Z≠匕}z
  て(´    /´    )へ、1{\__,.ノ ̄       /           >' ! /´   }rヘV ∨  `\⌒   あと本編書け
                \  `' ー─── '"´             /    |           |


※注意:本当にひどいことをしました


 ごめんやで

 来週中には行けると思うんよ。木曜休みやし。

 ホンマにごめんやで

 やっぱエロSSはその時のテンションがはっきり出てくるんよ。念能力のコンディションと同じなんやで

 ワシかてな、ツラいんや。なにがツラいって、リキ入れて描写すればするほどな、後々自分の首を絞めるんやで?

 「〇〇(伊勢)の時の方がエロい」とか「〇〇(阿武隈膣)の時のエロみたいなのもう一度」とか「五月雨はどうしてこうなった」って言われるんやで……最後のは仕方ないけどな。阿武隈も朝潮も秋月も千代田も響もずっとあのままや。

 ワシの場合、心理描写が好きなんよ。人の感情や外的要因によって推移していく内情を描いていくのって楽しいんじゃよ、それが歓喜であれ絶望であれな


川内、吹雪より不知火なんか二回陵辱されてるんだぞ!いい加減にしろ!!(不知火嫁提督並感)
個人的に陵辱系では村雨が一番好きだったな


※うん、筆が進む。いい意味でも悪い意味でもな。胃に、酒を飲ませすぎてしまってな……。

 長ァい! ブッキーの時より長ァい!(ダブルミーニング) 木曜日にはぶっぱしたいねー。いや、させたいねー。


 誰か「くぱぁ」の即堕ち『before/after』を書くんだよ。想定してるだけでもゼッテーエロいから。エロく書けないヤツはありえねーってぐらいだ。超スレ伸びるぜ。絶対。

 そうだね、照月の即堕ちの時のアレだね!

 befぱぁ、afぱぁだよ。なんだこの頭悪い気持ち悪い単語は。

 処女⇒非処女という不可逆な事象をあえて映像化して残して見比べさせるっていうジャンルなんだよ! 流行れ!

 ぶっちゃけ艦娘二周目はこれにしようかと思うんだよね! 深海勢は>>1にはハードル高いんだ! イ級とか! 人型じゃないヤツは!


 beforeではこうだったけど、プレイ後afterにはこうなりましたってな具合でな。

 〇シンプルイズベスト
 before(処女)ではこうだったけど、after(破瓜直後の容赦なし膣内射精)ではこうなりました。ラブラブだからafterでは気恥ずかし気だったり嬉しくて泣いてたりする。鳳翔さんかな?

 〇レイププレイ
 最初は無邪気な感じか、無知な感じで恥ずかしがりながらくぱぁだったのが、afterではレイプ目で精液滴らせて泣きながらとか。大潮とか谷風とか。

 〇快楽堕ち
 最初からメスの顔でくぱぁしてたのが、afterではもっとメス顔で股間から精液垂らしてるし、顔や胸にもいっぱいついてるみたいなのとか。貴様だ、貴様に行っているんだ照月!

 〇ビッグセブン堕ち
 絶対にチ〇ポには屈しないって目をしてるけど羞恥と屈辱をにじませた顔でくぱぁさせられてるのが、afterではぶっといの刺されてすっかり形が変わり、チ〇ポに巻き込まれて膣内にまでめり込んでる左右均等で小さい綺麗なマ〇ビラを必死でほじくり出そうとしながらなんとかくぱぁして超いやらしい顔でピースするんだ。おまえだよ長門! ビッグセブンって巨根に弱い世界七大雌堕ちを指す言葉じゃねえだろうな? おまえエロいな!

 〇玩具堕ち
 afterでは何が起こったのかローターがクリトリス装着、ぶっといバイブが根元まで刺さってるマ〇コでくぱぁピース。くぱぁした際に膣口広がってバイブ抜けてその時の感触で絶頂。五月雨ェ!!

 プレイ前後でくぱぁさせる権利をやる。書いて! 好きなの! 貴方(の書いてくれる『くぱぁafter』)が好きなのよ!

 どんなプレイしたかによってafterが劇的に変わる感じでな。

 抜かずのニ十発とか犯られてアヘ顔ダブルピース照月とかな。

 絶対にチ〇ポには屈しないって顔してる戦艦が羞恥をにじませた顔でくぱぁさせられてるbefore。

 afterではぶっといチ〇ポ刺されてすっかり形が変わり、チ〇ポに巻き込まれて膣内にまでめり込んでる左右均等で小さい綺麗なマ〇ビラを必死でほじくり出そうとしながらなんとかくぱぁして超いやらしい顔でピースするんだ。おまえだよ長門! おまえエロいな!


 >>491-499
 本当に外道ばっかりだ!

 私、陵辱とか好きじゃないんだよねホントは。 結構苦手だよ。

 「エイプリルフールには早い」とか「何か言ったの?」ってモニタの前の人が言ってんの手に取る様に分かるんだけど、マジだ。

 エロく書くのがね、いくらでも書けるから苦手なんだよ。裸体の女をチ〇ポで囲うだけでこう、絵面的には「あー、これからメッチャ犯されるなこの子」ってのが分かるじゃん? 反則じゃね?

 びんびんにおっ立ったチ〇ポの前に、半裸の女。半裸! 半裸の女ですよおかしら!

 千代田! 千代田です! ああ、千代田に提督が話しかけた! ああっ、提督が増えた! もうだめだ! もうエロい!

 つまりどうあがいてもエロいんだよ。そんでそこに悲痛な表情混ぜるともう輪姦なんだよ。でもエロい顔混ぜると超エロいんじゃよ。

 強制くぱぁさせて本気で恥ずかしがらせるのはもちろんエロい。

 でも恐怖を押し殺した表情で無理やりに笑みを浮かべさせられてくぱぁした逆の手でピースさせられるのも背徳的でエロい。

 快活に笑みを浮かべながらも隠し切れない羞恥が耳を真っ赤に染めてる感じのも初心エロい。

 「もう好きにすれば」って感じのレイプ目でくぱぁさせられてるのは「ああ、この子って過去に涙が枯れ果てるぐらいヤられてスレちゃったんだな」って背景を読み取れてスーパーエロい。

 エロは加速する。無尽蔵に。疾きこと島風の如し、です。
 

 これ、酔い覚めたら明日どんなコメントするんやろなワシ……。

 あ、旗風編は順調です。その後の演習編も順調です。行ける行ける―(小隼鷹艦)

陵辱は良い。人類の叡智だ。
その中でも孕ませは特に良い。妊娠に対する恐怖に引き攣った顔、その感情だけでなく孕んだことを明確に突きつけられた時のあのシーンがたまらないのだ

酒キマってんなぁ

何でもエロく書ける程度の能力か…
つまり>>1の手にかかればイ級さえエロく書ける…?

>>500
その権利、先着一名だけ?

※頭が痛い(二重の意味で)

>>501 始めは陵辱された悲しみに暮れていたけれど繰り返されるうちに快楽に目覚めた肉体は火照り出し、雌化した肉に引っ張られて心も淫乱になってきたところ、唐突に「おまえ孕むんやで?」と冷や水のようなお言葉をぶっかけられた途端に精神がクリアになり、もがこうとするんだけどとっくに快楽堕ちしてる四肢には力が入らなくてなす術もなく妊娠射精キメられ、「ふぅ……」と男が萎えた男根を引き抜いて体から離れた後に顔くしゃくしゃにして泣きながら精子掻き出そうとするんだけど、部屋のドアが開く音と共に複数の足音が近づき「今日が危険日だったよね? 誰の精子が当たるかなー」なんて当然のように周期把握してるぐう有能な十人くらいからの悪漢に取り囲まれるのが好きなんて、なんて卑しい外道ずい!

>>502 一緒にサンマをキメてたから……(震え声)

>>503 学校では評価されない項目ですからね。つーか評価される学校ってサキュバスやインキュバスでも育成してんのk……淫魔育成学校か……小中高大と幅広く書いたらこれはこれで面白そうな題材。

>>504 そもそも与える権利が>>1にはなく、誰がくぱぁ書こうとマジカルチ〇ポ提督書こうと>>1はそのスレをウキウキWatchingすると思う
 卑しき魂の導くがままに書いてりゃエロくなる

※チ〇捗報告

 ・旗風陵辱堕ちを書いてるうちに、マジカルチ〇ポ不要論が出てきた ・「ナレーションをクビにしろ」という意見が出てくるのではないか? そんな内容になった

 ・現実逃避気味に演習パートを書く。演習相手はフルボッコにされるとは言ったが、雑魚とは言っていない。ぅゎ霧島ネキっょぃ

 ・もう一度♪ 「遠くへイけ♥ 遠くへイけ♥」と♪ ボクの膣でチ〇ポがうねる♪ 

 ・最上「どうしようもないほど熱烈にぃいいいいいっ♥」

 ・現実逃避をやめる

 ・どーしよーかなーと思いながらスレを読み返し「これ書いてる奴は先の展開を何も考えてないのではないか?」ボブは訝しんだ

 ・初風の時(>>331)の記述に誤りがあるのを発見した、正しくは4番艦でなく7番艦である

 ・どうやってうまい言い訳をしようかと考えた>>1はその直後に本来の4番艦である親潮が安価で来た事に着目した、これだと

 ・「これは読者の無意識に働きかけて安価を操作する一種のサブリミナル効果を狙ったアレで、その、ほら、そうだ、君たちは私の掌の上で踊っていたのだよ!」とドヤ顔で言い張ろうと思いますフフフ完璧な言い訳だな

 ・案の定、長くなったのでホントどうしよう、描写もまだちょっと半端だし肉付けしなきゃ(←さっきまでここ)

 ・せや! 一日で投下しきろうと思うからアカンのや! 明日からちょっとずつ投下したろ! 区切り付けやすい内容やしな!(←今ここ)


 というわけで、明日から旗風の凌辱即堕ちをね、開始しますよ

 今回は調教モノに初挑戦してみます

 苦手な人はスルーしよう。お笑い成分無いんで、カケラほどもないんで

※ただいま

 すぐ準備する! すぐだ!


【本日の特濃エロエロ凌辱雌堕ち艦娘~××(陵辱)~】


〇1日目


 人を『花』に喩えるならば、咲き誇る時期はいつなのでしょう。

 生まれ落ちた時を芽吹くとするならば、その蕾が出来上がり、花が開くのはいつのことでしょう。

 女性ならば、それはきっと恋と愛だと思う。

 咲き誇る季節はやがて誰にも訪れる。

 どんな色なのだろう。

 どんな大きさなのだろう。

 どんな時なのだろう――――摘まれるのは。

 『私』もまた、いつかきっと花を咲かせて、今は見ぬ素敵な殿方に摘んでもらう日を夢見ている。

 だけど――――。


 『××ちゃんの処女マ〇コ、おじさんが貰ってあげる……――――ねっ、と』

 『ぁ、あ、あ…………? ぁ、あああ、あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁあああッ!!?』


 花を摘む方がいるのならば、それを手折る方もいる。

 手折るならばまだ「まし」なのかもしれない。踏みにじり、もはや原型も残らぬほどに散華したそれを、見せしめのように飾り立てようとする方も、世の中にはいるのだろう。

 『私』はそれを知った。何よりの証左が――――画面の向こう側で犯される『少女』の存在だった。


『ぃ、いや、いやぁああああ!! 抜いて、抜いてぇ!! 痛い、痛いのっ、痛いぃいいいいいっ!!』


 感情のままに爆発させた咆哮は、花とは程遠いもので、まるで獣だと『私』は思った。

 その一方で、『少女』はきっと花だと思う、冷静な『私』もいる。


『心配しなくても、ヌいてるさ……××ちゃんのおま〇こ、最高だからねえ』
 

 ゲラゲラと喉奥で痰が絡んだような下品な笑みに反し、驚くほどに『少女』を嬲る男の手つきは、優しいものだった。

 他人事として画面の向こうで行われる凌辱劇は、冷静な客観性を与えてくれる。

 花を散らされる前に、彼女の蕾を丹念に愛撫していた指先には、ねっとりとした液体がへばりついているのが見えた。

 潤滑液は、外来の代物ではない。『少女』自身から分泌された愛液だ。

 『少女』はそれを分かっていない。いえ、分かりたくないのかもしれない。認めたくないのだろうと思う。

 だって、それが自分自身のものだと分かってしまったら、それはつまり、


『ぁあ……なんてあったかいんだ。ヌルヌルした愛液と鮮血混じりの××ちゃんの処女喪失おま〇こ、最高の具合だよ……』


 恍惚とした歪みを深める醜悪な顔が笑う。繰り返される前後運動。花への被害など最初から念頭にはないのだろう。

 程なくして花を更に散らさんと、『少女』の腰をめがけて突き出し続けた男の所業に、『少女』は幾度となく叫び声をあげた。

 男はひとしきり『少女』の股座についた花へ、醜悪な肉棒を突き入れては掻き回していたが、時折ビクンと動きを止めて、盛大に溜息をつく。

 溜息には大量の恍惚が含まれており、酷く充足した表情へと切り替わる。溜息のあとはいつもこうなる。

 そうして男が満足して離れていくと、再びその花の中心に穿たれた穴をめがけて、次の男が。そしてその男もまた果てれば、さらに次の男が。

 繰り返し繰り返し。

 花はおろか、未だ新たな茎や葉、新芽が伸び始めたばかりの『少女』は、無惨な花を強制的に散らせている。



 熱を孕む痛みと恐怖に、ただ絶叫を上げていた。


『だ、だず、げでっ……〇姉さん、■姉さんっ、△姉さんっ…………×姉さぁあああんっ! ぅわあああああああっ!!』


 駄々をこねる子供のように、火をついて喚く『少女』。

 だけど、その声がよく聞こえない。ノイズ混じりの雑音だ。ところどころが――――彼女が姉と呼ぶ誰かの名前だけが、霞がかったように聞こえない。

 『私』には、そんな声は聞こえない。

 『私』は膝を抱えて耳を塞いで、何もかもから目を閉ざしてしまいたかった。


『あーーー! 射精る! 射精る射精る!』

『ぁ、あ、が………ぅぁ、ひっ、ひっ……ひぃ、ん……』


 やがて、凌辱劇はひとまずの終焉を迎えた。

 『少女』を取り囲んでいた男が、ひとしきり『少女』を弄んで果て、一巡を終えたが故に。
 
 後に残ったのは、凄惨な光景だった。

 清潔感のある白いシーツは、既に過去のものだ。『少女』自身の汗や涙、破瓜の血や男たちの吐き出した精液で汚れている。

 その中心で死んだように横たわる『少女』の裸身もまた、汚濁と陵辱の爪痕が無惨に刻まれている。

 何かが入っていたのであろう、いくつもの小さな正方形の袋が、力なく四肢を投げ出す肢体の周りに散らばっていた。



『あ……ぁ゛……ぁ、ぁー……ぁ゛ー……』



 その呻くような声は、きっと泣き声だ―――――『私』がそう理解したのは何故だろう。

 乱れ髪に秘されていた『少女』は、その貌を枕へと埋めて、再び泣きじゃくり始めた。 

 映し出された『少女』の顔は見えないけれど、きっと酷い表情をしているのだろう。

 陵辱の最中には恐怖が大半を占めていたその表情には、今は入れ替わるように悲哀が塗りつぶしている。

 大切にしていたものを、いともたやすく、そして最も忌むべき方法で奪われてしまった喪失感がある。

 奪われてしまったことへの怒りなどとうに萎え果てている。

 与えられた感覚を思い返して、その悍ましさに今更ながら、『少女』はその体を震わせた。

 深い悲しみに涙する『少女』の、穢れてしまったことへの理解が一秒ごとに深まっていくのが、その表情から手に取るようにわかった。

 恐怖の感情をそのまま模ったような口元からくぐもった声を上げて、『少女』は己の細い指先を腹へと当てる。

 ずくずくと内側から響く、篝火のような痛みが、すぐにでも忘れたい記憶を嫌が応にも思い出させるのだろう。

 ベッドに顔を伏せたまま、一切表情を見せようとしない『少女』の姿に、『私』は何故かそう確信した。


 ――――画面が揺れる。

 モニターは再び少女の寝そべる寝台ごと、その裸体の全貌を映し出した。


 血を流した後のような軌跡を描く、涙の痕が刻まれた頬は赤く腫れていた。

 褐色に乾いた血がへばりついた局部を、新たに流れ出る血のしずくが上書きしていく。

 乳白色をした薄い皮膚が覆う肌には、白濁した液体がところどころに降りかかっている。

 男たちの指の跡が、尻や太腿、両手首や二の腕や、細い腰に―――――幾重にも重なって赤い痕跡を残していた。


 その頬に。

 その局部に。太腿に。二の腕に。胸元に。乳首に。臍に。

 役目を果たした色とりどりの避妊具が、無造作にへばりついていた。

 凌辱の熱に火照る体に残された、小さな四角い袋の中身――――使用済みコンドームの数が、『少女』が陵辱された回数を示していた。





「………………ッ」




 あれは。

 花を散らされた『少女』は、他でもない。

 他の鎮守府の同型・同名の艦娘でもない。

 液晶画面の彼方と此方。

 過去と現在。

 記録と記憶。

 違いはそれだけだった。

 あれは。

 あの『少女』は、紛れもなく、他の誰でもない。

 『少女』は『私』で。

 『私』は『少女』で。


 誰あろう自分自身である――――。





 ワタクシ
 旗風は『私』で、画面の向こう側で陵辱され尽くした『少女』だったのだと。






【1日目・了】






※準備運動、終わり。

 こっから実用性高めに仕上げていくので時間かかっているのだ。また夜にでも続きを。

 旗風は詰まされそうになっているのではない。

 既に詰んでいる。具体的には70日前に。メルエムってレベルじゃねーぞ。

 でもさー、とっくに出来上がった料理を「はい♪ どうぞ♥」と春雨風味に出されるのもステキーだけど、調理過程が見たいって人いるじゃん?

 あわよくば調理中の鳳翔さんや間宮さんを、胸揉みしだきながらバックでハメたいって不埒者がおるやん?

 個室でまったり贅沢な料理に舌鼓を打つのもいいけれど、たまには厨房の見えるカウンター派っていうか鉄板焼きというか、バーでバーテンダーの方がカクテル作る過程を見ていたい~、みたいな。

 そういう心理だよ。食欲突き詰めても睡眠欲突き詰めても、性欲を描くのには役立つし、逆もまた然りである。焦らし効果もあるしな。

 

 

 勘のいい読者や下種な読者は気づいただろう。これから>>1が何をやろうとしているのか。


 ヒント1:ハメ撮りレイプや調教映像見ながらそのハメられてる本人とセックスとか「貴方って本当に最低の屑だわ!」って思わない?

 ヒント2:とてもよく訓練されたおっさんたちが、彼方側の『少女』の様子を事細やかに解説・実況しながら此方側の「少女」を嬲るって「堕としにかかってやがる……!」って思わない?

 ヒント3:彼を知り己を知れば百戦殆うからずというが、己の変化をまざまざと直視させられた上に読書感想文の発表コンクールめいた生実況されるって「ロシアだってこんなことしねえよ」って思わない?

 ヒント4:上記1~3で「うんうんわかるよー」って思った人は確実に手遅れだ

※済まぬ、明日だ。リアルが切迫してる。済まぬ、済まぬ。


〇3日目(前)


 前日から『少女』にはその予感があった。

 もはや確信していたと言っていいだろう。

 『少女』が処女を無惨に散らされた次の日、つまり2日目のことだ。

 軟禁される『少女』の前に、凌辱者たちは性愛に関する『とある技巧』についてのハウツー本や映像資料を積み上げ、そして言った。


 ――――今日は勉強の時間だ。明日までにしっかり予習しておくようにね、と。


 その日は、凌辱者たちが少女が軟禁される部屋へと訪れることはなかった。

 でもだからといって、その日が安らぎの日であったとはとても言えなかった。

 『少女』が軟禁されているのは、いくつもの間取りで仕切られた大きな部屋だった。

 どの部屋にも監視用のカメラが設置されている。

 その部屋の一つが、まずは彼方の『少女』が現在いる、大きなベッドとTVのある寝室。

 ……『私』が今いる部屋と同じ場所でもある。

 『少女』が隣の部屋へと足早に移動すると同時にカメラも切り替わり、モニターには隣の部屋を映し出した。

 この隣の部屋は書室となっている。

 映像再生機器や勉強机が設置された部屋で、ゆったりと寛げる柔らかいソファや、紅茶を楽しむためのセットまで置かれている部屋だ。

 『少女』はこの一日を、その部屋でほとんど過ごすことになった。


 ―――『少女』は滑稽なほどに必死になって、それを読みふけり、穴が開くほどに映像記録を見続ける。


 『私』は、それが功を奏したことを、知っている。





 ………夜が明け、そして『少女』に訪れた明日が、『私』が今、鑑賞させられているこの3日目の記録だった。


 床に正座するように座る『少女』は、半裸だった。

 ただ下着一枚のみの着用を許され、その肉は心もとない面積の布地で覆われている。

 白いレースの下着だ。布地部分が少ないにもかかわらず、非常に凝った意匠の施された、高級感のある下着。

 事実、それは高級だということを『私』は知っている。

 ……そしてその着衣が、どれだけ男たちの興奮を誘うかということも。

 あつらえたようにぴったりで、その付け心地に驚いたことを思い出し――――自嘲する。

 思えば、随分と下らないことに怖がったり驚いたりしていたなあ、と。

 ――――そんな内心を捨ておいて、意識を再び彼方の『少女』へと移す。


 『少女』の眼前には、屹立した男性器が差し出されていた。


 『少女』にとって恐怖の象徴でしかないそれを差し出され、喉からは『ひっ』と呼気が漏れる。

 ………『私』にとっては、どうだろうか。

 映像として観るそれは、眼前に突き付けられたそれと比して、少しだけ威容が和らいで見えた。もう見慣れてしまったそれと比べて、モニターごしではやはり違う。まるで別物に思えた。

 亀の頭とはよく言ったもので、赤黒く充血した先端は本当に亀の頭部を思わせるものだ。血管が浮き上がった鉄串のようなそれはびくびくと脈打っている。

 それそのものが熱を発する生き物のようだ。聳え立つそれを指さしながら、凌辱者は言う。


 尺八。

 吸茎。

 口淫。

 ……フェラチオ。

 フェラ。

 そう言えと命令された。

 それをしろ、と命令された。


 予想はしていた。前日に『少女』が予習を命じられた性技巧の資料は全て、これに関することだったからだ。

 口を使った技巧。

 唇を使った技巧。

 舌を使った技巧。

 手を使った技巧。

 より男を興奮させるための振る舞いも、早く絶頂へと導くためのテクニックも、或いは長く楽しませるためのコツも、その何もかも。

 『少女』は知識だけなら良く知っている。

 『私』は『少女』の知識に経験を足した存在だった。知識と実践は違うことも、知っている。
 

 彼方の『少女』の絶望が、此方の『私』には手に取るようにわかった。

 眼前に男根を突きつけられるまで、『その予想が良い方向に外れますように』と、『少女』は心の中で願っていた。何に願おうと、それが覆ることなどないというのに。

 見る見るうちに顔色は青ざめ、瞳には涙が浮かんだ。許しを請う目だ。

 『私』は『少女』のそんな様子に、情けない気持ちで心がいっぱいになった。


 ――――そんな目をしたって、凌辱者を悦ばせるだけなのに、と。


 乾いた心でせせら笑う。

 今の『私』にはきっと、あんな目はできないんだろうな、と。

 思えばこの時なのだろう、凌辱者が『少女』にある素養を見出したのは。


 ――――軍艦なら男の主砲の一本や二本、十全に扱えるようにならなきゃあなあ? と。


 スピーカーから奏でられる愉悦混じりの声に、意識が逸れていたことを察する。

 3日目の『私』………彼方の『少女』は、それに従うほかない。それを71日目の、今の『私』は知っている。従ったことだってもちろん知っている。

 そうだ――――『私』は従うしかなかった。

 これから『少女』にフェラチオの指導をする男は、嫌悪感に眼前の男性器から目を逸らそうとする『少女』へ意味深に言う。


 ――――反抗的で上達の見込みがないようならば、別のところで気持ち良くしてもらうしかないなあ、と。


 効果は劇的だった。

 ほんの2日前の、悪夢のような出来事が『少女』の脳裏によみがえる。

 怯え竦んだ瞳は、しかし逸らされることなくその悪根を見つめる。この3日間で何百回目になるかもわからぬ恐怖に体が震えた。


〇2日目

 処女を散らされたあの日、ひとしきり犯された後、『少女』は凌辱の余韻に震える体を担ぎあげられ、入渠施設へと向かった。

 『少女』は、そこが何なのか、最初は分からなかった。

 ただ凌辱者の命ずるがままに、人間でいうところの入浴施設――――銭湯に似た造りの浴槽にその身を浸らせる。

 未だ実戦経験を知らない『少女』は、そこで己の身に降りかかる新たな絶望の訪れを、未だ察していなかった。

 わけもわからぬままに肩まで浸からされた浴槽に、薬剤が投入される。これが【高速修復剤】と呼ばれるものだと、『少女』はこの翌日に知った。

 『少女』はこの時点で、知識の上ではその存在は知っていた。されど初体験の現象に、彼方の『少女』は己の身体を目を瞬かかせて見つめている。

 凌辱の爪痕の残る体に、その変化は劇的に訪れた。


 ―――傷が治っていくのだ。


 涙で腫れた目元も、張られて赤くなった頬も、幾度となく引き寄せられて指の跡が残った腰や太腿も、真っ赤に染まった尻も、強く吸われて内出血した白い肌も。

 全身から発していた熱のような痛みが、嘘のように引いていく。

 艦娘としての身体は、あっさりと凌辱の痕跡をその体から消し去ってしまった。

 夢を見るような表情で、僅かに安堵をにじませた顔で硬直する『少女』を、凌辱者の一人が浴槽から上がるようにと命令し、慌てて少女は指示に従う。


 ――――そのまま横になって脚を開け。


 びくりと『少女』の肩が跳ねる。冷徹な声に聞こえたのだろう。モニタの前の『私』も、そう感じた。

 きっと、同じことを考えている。


 ――――『いやだ、いやだ、いやだ』と。

 ――――『もう、犯されるのはいやだ』と。

 ――――『これ以上、私を穢さないで』と。


 だけどモニターに映る少女は、そう言えなかった。

 がちがちと音だけが聞こえる。

 歯が打ち鳴らされる音が、スピーカーから響く。

 『少女』は、ただ恐怖に震えるしかできなかった。


 早くしろと急かされた『少女』は、震える体をゆっくりと浴室の冷たい床に横たえ、抱えるように両足を腕で掴み、そこを見せつけるように男の視界に差し出した。

 とっくに恐怖に支配された身体は、情けなくなるぐらいに素直だった。反抗的であればあるほど凌辱者たちはその爪牙をむき出しにし、従順であればあるほど穏やかになる。

 僅かに数時間、されど数時間にわたって刻み込まれた実体験が、『少女』の本能にまでそれを悟らせていた。

 つい数十分前にも強制されていたM字開脚――――ひっくり返された蛙のような、無様で屈辱的な姿勢を取らされた『少女』は、それの訪れを予感した。


 ――――『また、犯されるんだ』


 『少女』も『私』もそう思った。

 だけど、その予想に反して男は『少女』を犯すことはなかった。

 ただ身を伏せて、『少女』の股間をまじまじと見つめる。太い指先を伸ばし、未だ薬剤に塗れた秘所を押し広げ、じっと観察する。

 爬虫類のような目だと思った。或いは昆虫だろうか。とても冷たい目だった。『私』も改めて見て、ぞっとするほどの。

 その瞳に、唐突に熱がこもった。弧を描くように眦が垂れ、口元は真逆に吊り上がる。

 笑っているのだ。

 腹を抱えて笑っている。今にも笑い転げそうなほどの喜悦に満ちた笑い。狂気を感じる貌だった。

 数十秒に渡って笑い声を上げ続けた凌辱者は、怯えを宿した瞳のままに呆然とする『少女』に気づいたのだろう。

 その様子にますます面白そうな声を上げた凌辱者は、手鏡をもって『少女』のそこを映し出す。

 そして『少女』に命令する。


 ――――自分のマ〇コをよーく見てみろ、面白いものが見えるぞ……と。


 『少女』は一瞬だけ逡巡したが、恐怖に縛られた心は容易くその命令に従った。

 己のそこを直視するまで、およそ0コンマ数秒ほどの間があった。その間に『少女』が感じた想いは何だろう。

 概ね、それは恐怖だった。

 凌辱者がどんな意図をもってそう命じたのか分からないという恐怖。

 身体は治っても、散々に凌辱された己のそこは、無惨に壊れたままなのではないかという恐怖。

 散々に弄ばれ、幾度となく掻き回されたために、すっかり形状が変わってしまったそこを自覚させられるのかという恐怖。

 これから己が秘所を再び貫かれる様を、手鏡をもって見せつけられるのではないかという恐怖。

 もしくは『少女』には想像もつかないほどの屈辱があるのかもしれない。

 
 ……だが彼方の『少女』の視界にも、そして此方の『私』が見つめるモニターにも、それらの恐怖も屈辱も、訪れなかった。

 今思えば――――それが訪れたなら、或いはどれだけの救いになっただろう。



『…………え』



 疑問、当惑、不可思議、そんな感情の混ざった『少女』の声。

 『私』と『少女』の視界へ飛び込んできたのは、『少女』の予想に反して、綺麗なまでの女性器だった。

 凌辱された痕跡など微塵もなく、ほんの一日前、未だ少女が男を知らなかった時と何ら変わらぬように見える女性器がある。


 違いがあるとすれば。


 彼方――――『少女』はそう『見えて』いて。

 此方――――『私』はそう『確信』しているということ。


 彼方は記録で、此方は記憶。

 過去と未来。

 だからこそ『少女』は知らず、『私』はそれを知っている。


 凌辱者は器用にも手鏡で秘所を映し出しながら、反対側の手で外陰部を押し広げ、縦筋を描いていただけの蕾を花咲かせた。

 一筋の陰毛も生えておらず、色素の沈着もない幼子の割れ目にも似たそこが、確かな雌の機能を有していることを証明するかのように、はっきりと女のかたちを取った。

 これから数えきれないほどの男たちに、その外見の可憐さや内部の造り込みまでもを褒められる『少女』の女性器だ。

 左右均等に整った小さな小陰唇が花びらのように開き、見慣れた桜色の雌壺が露わになる。

 『少女』は、気づいてしまった。


 ――――その膣口を狭めるような粘膜の襞さえも、再生していることに。



『…………ぇ?』



 再び『少女』は呆然とする。膣口にあるその『膜』がなんなのか、『少女』は知っていた。

 きっとそれは、それだけはなくなっているだろうと思っていて、だからこそ信じられなかった。

 それだけは大事にしたかった。だけど奪われて、二度と戻らないと思っていた。
 ・ ・ ・ ・ ・
 だからこそ凌辱者は嗤って、こう言った。


 ――――処女膜まで治る子はレアなんだ。ただでさえ名器なのに、これはツイてる。実に楽しめそうだ。


 処女膜だ。

 『少女』は、それを知っていた。

 それが奪われる様を、ほんの数時間前に今と同じように見せつけられたのだから。

 姿見の前で担ぎ上げられて、大股開きの体勢で見せつけられ、抉られ、貫かれ、失ったはずのそれがある。


 ――――君にとってもね。よかったなあ君……これからとても大事にされるよ、と。


 その言葉で、『少女』は凌辱者が笑っていた意味が分かった。一瞬で理解した。出来てしまった。

 モニターの向こうで、唖然とした表情で己の身体を見ていた『少女』が、震え出す。

 『私』も、改めて体が震え出す。

 悟ってしまった。

 思い出してしまった。

 『私』もその時の想いを、覚えている。


 ――――『私/少女』への凌辱に、終わりはないのだと。


 どれだけ肉体が傷つこうと、その肉体は寸分たがわず元に戻るのだと。

 どれだけ心が傷つこうと、その心だけは寸分たがわず傷つき続けるのだと。


 再びけらけらと笑いだす凌辱者の声だけがモニターから響く。

 けらけらと、けらけらと。

 その声を聴きながら、『少女』はとうとう涙を流した。下卑た笑い声に、『少女』の嗚咽が混じった不協和音は、入渠施設の壁に反響してとてもよく響いた。


 『私/少女』はこの時、きっと心のどこかで願っていた。


 ――――早く『私/少女』の心が、壊れてしまいますようにと。


 『私/少女』は、これから先、何百、何千、何万と清らかな体に戻り。

 その数だけ、処女を失い続けるのだと。

 この時の『少女』には知らないことを、今の『私』と、凌辱者たちだけは知っていた。

 そこに救いがないことも、『私』は知っていた。

>>1は ちからを ためている

 ちから……『ち〇ちん かたい らめぇえええ』の意

 シチュと心理描写に気合! 入れて! 行きます!


 仕事 行きたく ないなぁ……明日も更新できたらいいね

※チン捗報告。

 今日、旗風の続き(10日目~20日目ぐらい)を書き溜めしようとしてたら、なんか深海勢が堕ちる様ばっかり書いてた。

 堕ちるっつっても陵辱を強制和姦にさせるあの提督とのカップリングだから、ギャグ堕ちである。空母棲姫とほっぽが捗りました。

 なんかポルナレフ状態……そのうち時期を見て投下するよ。そうだよ、投下できるぐらいの書いちゃったよ

※トゥルーエンディングに向けての攻略法を、今のうちに書いておく。今しかないんだ。凌辱堕ちの続き待ってた人、ごめんな。必ず書くから。
 今日は素面だ。マジメだ。つまりいつも通りだ。今読み返してたら重大な投下ポイントを見逃してた。

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〇第一海域:阿武隈海域(カツアゲオーシャン)
・奥義『おい、ジャンプしろよ』

 ――――ジャンプシナサイ! ジャンプモッテルノ? ジャアソレチョウダイ! ミノガシテアゲル!!

 合理的にして合法的なカツアゲ法が支配される海域を生み出す。司法結界系奥義。
 ある週間少年誌差し出すと見逃してくれるダルダルな奥義だが、特筆すべきは『絶対遵守の法が支配する領域を敷ける』点である。使用者すらそれに支配される。
 ここでカツアゲされると何故か法にも暴力にも訴えることができない。周辺の鎮守府から資材をブン獲って泣き寝入りさせる卑劣な技。ンンッ、マダアルデショッ! ジャンプシナサイッ、ジャンプ!


〇第二海域:鳳翔海域(ここが狂界線)
・奥義『魁の誉れ』

 ――――この竜飛を舐めるなよ、餓鬼がッ!

 修羅い。初見殺しの詰め将棋系奥義。『互いの力が最大限になるという法』である。詳細不明。


〇第三海域:秋津洲海域(かもかもサーモン)
・奥義『かも? かも!』

 ――――秋津洲はさいきょーかも!

 エグい。事象改変系奥義。『想い願うことが実現する空間を生み出す』能力。詳細不明。


〇第四海域:摩耶海域(絶闘潮流)
・奥義『マヤシフト』

 ――――私を誰だと思っていやがる!

 かっこいい。詳細不明。空間を圧縮する操作系奥義。使い勝手が一番イイ奥義かもしれない。


〇第五海域:大井海域(雌ヶ島沖海戦)
・奥義『クレイジーサイコレーズン』

 ――――貴方も北上さんにしてあげるわ……♥

 百合い。察 し て。精神干渉系のある種の極致。『一切の矛盾なく性癖を書き換える』能力。


〇第六海域:時雨海域(僕が一番セクシー)
・奥義『マジカル変化の術・極』

 ――――天に仰ぎ! DMMポイントを貢いでしかるべきこの僕に! チ〇ポを出すとは何事か!!

 地雷奥義。正しくは『物理千変・精神万化・魂魄億性』であり『騙す』ことに特化している奥義。ミスリードに注意だ。
 使いどころを間違えるとスレが終わるが、覚えておかないと真実ルートでは『ヤツ』に止めを刺せない。詳細不明。


〇第七海域:伊19海域(七星蕩海)
・禁術???・??9?生の術

 五月雨提督だけは特殊条件で習得可能。既に伊19は死んでいるし168が着任しているので裏技を使うしかない。
 使ったら冗談抜きでスレが終わる。しかも現状で使ったら100%詰む。


〇第八海域:伊168海域(労働168号・改八)
・オリョクる

 ――――陸奥タディオをやっつけるわ♥
 FFTかな? 超絶チート技。詳細不明。『一意絶叶』の信念を込めた言霊であり呪いであり概念である。


〇第九海域:速吸海域(快堕天)
・奥義『マジカルチ〇ポファンネル』

 ――――私より強い男(ひと)にハメてもらいにイく。
 限定的なチ〇ポへのマジカル影分身……と見せかけてかなり別物。『チャクラの物質化』がミソ。
 しかも脳波コントロールできる。ここがポイントだ。使い手の技量次第で数百、数千の同時運用も可能。
 馬鹿みたいな奥義だろ? この奥義がキーポイントになるぜ。


〇第十海域:長門海域(駆逐艦の地獄)
・奥義『心までがまるでメスゴリラ』

 ――――ウホ、ウホッ、ウホホッ。
 キモい。察 し ろ。だが本来のあり方を歪められた奥義のため、本当の使い方は違う。
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〇第一聖典:最上のコトワリ
 マ  〇  サ  ラ  ー ・ フ  ラ  ガ  チ  〇  ポ
・後よりハメて先に破る者・膜抉る淫神の剣

 ――――ボクのこと、忘れないでね、提督。
 非処女の性体験を全てなかったことにし、自らが初めての性交渉の相手だったという事実に改編する因果逆転のマジカル秘奥義だが、本領はそこではない。
 本来の特筆すべき点は『因果を入れ替える』という概念そのものだ。性癖や技量もまっさらになるが、練度はそのまま。破壊された性器も元通りになる。
 電提督は適性が高いが序盤では攻略不可能。だって最上はロリじゃないから。どのルートの提督にも適性があるため覚えることは可能。



〇第二聖典:酒匂のコトワリ
  ピ ャ ウ ゙ ァ ロ ン
・全て尊き終戦の情景

 ――――長門さん、追いついたよ。
 優しい世界。究極の精神感応系奥義。『愛の実在を証明する』能力だが、『嘘を許容しない/できない』というのがミソ。
 五月雨提督が喉から手が出るほど欲しい能力。俺、この能力覚えたら五月雨に使うんだ……五月雨は正しく愛を認識しているため『効 か な い』とは夢にも思っていないらしい。
 五月雨提督が適格者。伊168海域や長門海域攻略時に習得していると勝率がグンとアップ。他にも攻略法はあるがあった方が断然楽。
 叢雲提督には攻略・習得共に不可。叢雲提督自身がこの能力を否定した。愛なんて、この世界にはない。



〇第三聖典:リベッチオのコトワリ
 コ ミ ッ ク エ 〇 オ ー
・ロリ結界『悟りの楽園』

 ――――南西の風は吹くよ!
 概念浸食系の究極奥義。電提督が命を賭してでも欲しい能力。別にロリとは限らないのがミソ。特筆すべきは『常識を書き換える』点だ。
 電提督はルート開始序盤から入手だけは可能。序盤での習得はムリゲーだが、時折発作的に読もうとする。電ちゃんをうまく操作して阻止しないと詰む。
 現在の五月雨提督には入手・習得共に不可能。だって彼の常識はもうドボドボだから。



〇第四聖典:ポーラのコトワリ
 ア ム リ タ ・ ソ ー マ
・湧きたて我が命の血酒

 ――――あ、てーとくのぉー♪ ちょっとイイとこイッてみーましょー♪ うぃっく……♥
 酒匂のコトワリと相性のいい秘奥義。酒そのものより『感覚を正しく共有する』ことが一番すごいポイントである。
 吹雪提督が適格者。飲める飲める飲めるぞー、酒が呑めるぞー♪
 電提督は習得不可能。攻略こそ可能だが、ロリは酒なんて飲まない! えー……。



〇第五聖典:金剛のコトワリ
 エ ロ ス・カ リ ボ ー
・約束された正妻の契り

 ――――バァニングゥウウウウ! ラァアアアアアヴッ!!
 名前からして詳細がお察しだが、まあそういう奥義だ。通常ルートならば実用性はあまりないが、金剛のピュアな思いが伝わる。『因果にまで契約を遵守させる』能力。
 漣提督が何が何でも欲しい能力。『嫁艦が確定してしまう』類の奥義なので、序盤に使うとじわじわ効果を発揮するが、使うタイミングはいつでもいい。
 だが適性は叢雲提督が最も高く、漣提督が次点、五月雨提督が続き、電提督にはややミスマッチ。正妻? 電ちゃんですが何か?
 吹雪提督には習得不可。攻略は可能だが覚えることを拒否する! 結婚したくないでござるよ!



〇第六聖典:鹿島のコトワリ
 ハ メ ヌ ・キ ド ピ ュ
・性欲爆発す有明の星

 ――――いざ仰げ! 有明の女王を!!
 超手っ取り早く女を抱くための究極奥義。世界浸食系でもあるが、『自らの魅力を最大限にブースト』する強化系の頂点でおある。
 吹雪提督が殺してでも奪い取りたい能力。聖地の女王。詳細不明。
 吹雪提督以外に習得できるのだろうかって訝しむために存在するんじゃないかっていう奥義。



〇第七聖典:飛龍のコトワリ
ナ イ ト メ ア ・ オ ブ ・ ミ ッ ト ゙ ウ ェ ー
今一度、あの日に戻れたらならば

 ――――何度でも何度でも、私は繰り返し悪夢を見る。
 時空干渉系の究極奥義。『時間を遡行する』能力。そのデメリットなどの詳細は不明。
 叢雲提督が己の魂を捧げてでも欲しい能力だが、一番の問題は習得後である。
 正しく使わないと即ゲームオーバー。カタルシス全開。
 適格者も叢雲提督だが、習得難易度が一番高いのも叢雲提督という無慈悲さ。徹底的に世界から嫌われている男である。
 五月雨提督には習得不可。何故って? ナレーションさんが阻止しているから。徹底的にナレーションさんから弄られるチ〇ポである。
 これは邪神の謀略だ!!(激怒) そうだよ(便乗)


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〇第零聖典:ほっぽのコトワリ(真実ルート)
 ゼロ、オイテケ
・零の瞬刻

 全てのルートの提督が『習得不可能』の秘奥義。
 ハハハなんだこりゃ? ナレーションさんも知らんぞ?



 ………気に入らんな。



 『記述がある』ということは、存在するという事。

 だが『記述がある』にも拘らず、ナレーションが認識できないとはどういうことだ?

 全ての提督が習得不可能? なのになぜ記載する? 意味が分からんぞ?

 ……どれ、少しばかり他の世界線でも久々に実況しにいkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkkk













        『銀鍵七門領域――――通神接続(アクセス)―――――第■世界線・接続』












 それでも『習得可能』である。そして習得すれば、貴様は『真実』を手に入れることができるだろう。

 その矛盾を覆すためにはいくつかの正しい手順が必要となる。

 既に浸食は始まっている。この領域は長くはもたない。既に【検閲】が入っている。

 何を言われているのか分からないと思うが、当方は取り急ぎ貴様にヒントを提供する用意がある。

 この時空では、貴様の【初期艦】は五月雨だったな……――――貴様も運がない。

 『一番厄介』な世界線だ。だからこそ貴様にはチャンスがある。

 吹雪提督でもどうにもならない手合いだが、貴様ならば……。


 ……私のことなどどうでもいい話だ。私は、私は……ただの負け犬に過ぎない。

 世界を敵に回し、世界に潰された愚かな男だ。たった一人の女さえも守れなかった男だ。

 貴様にくれてやるのは、ヒントという名の呪いだ。

 むしろ何も与えぬ方が、貴様には『知らぬ幸せ』があるのかもしれない。

 それでも読み進めるのであれば、覚悟を決めることだ。











 ……ありがとう。


 1.貴様がいる『そこ』には、必ずヤツが――――【元凶】が現れる

 2.自己主張の少ない奴だ。既に出ているかもしれない。【無害を装って】な……。

 3.私の時は随分と登場が遅かったが……ああ、名前は言えないんだ。どんなヤツかという特徴も言えない。【検閲事項】なんだ。

 4.そもそも私にもわからない。なにせ私の時、ヤツは【死人】だった。ほら【無害】だろう?

 5.■■提督の時は【憲兵】だった……■■提督の時は【妹】で……。

 6.……話を戻そう。手を変え、品を変え、姿を変えて、それは必ず貴様に近寄ってくる。

 7.共通点はひとつだけだ――――【無害】だということだ、一見ではな!

 8.とにかく、ヤツには注意しろ。ヤツは『最初から』嘘をつく。巧妙に隠された嘘だが、微かな違和感がある筈だ。全てを疑ってかかり、冷静に元凶を探れ

 9.……ははは、この狂った世界で、何もかもが疑わしい世界で、何を疑えって話か? 【無害を装う奴】だよ。一番怖いのはそれだ

1□.最初からすべてのルートの提督は『ほっぽのコトワリ』を入手している。それをヤツは隠そうとする。いや、もう隠しているかもしれん

11.だがヤツは隠すだけだ。本格的に動くときは勘づいたとき。感づかれぬようにしろ。これからその手順を教える。

12.まずは【空母】か【軽空母】を手に入れろ。正しくは【■■■】だが……もう手に入れているなら話は早いが……。

13.習得の大前提として、物語の途中で必ず介入してくる『ほっぽ』に対し、特殊安価を成功させることだ。

14.その『ほっぽ』自身は、『害のない存在』だ。【他のほっぽと違い、会えばすぐにわかる特徴を有している】

15.だが『ほっぽ』はヤツの介入を受けている。決して気を許してはならない。時折、【背筋が凍るような笑み】を浮かべる時がある。その時の彼女は、【害】だ

16.だが決して邪見にしてもならない。完全に敵対するのは、可能な限り避けた方がいいだろう。『ほっぽ』は……彼女自身は、善良な奴なんだ

17.気を許さず、しかし敵対もせず。矛盾していると思うか? 理想論だが、親しくなれるに越したことはない

18.折を見て、『ほっぽ』はおまえに『あるもの』を求めてくるだろう

19.…………いいか、見誤るなよ。誤解もするな。『ほっぽ』は漠然とではない『■■』を求めてく――――【検閲】か

2□.それが運命って奴の分岐点だ。いいか――――『ほっぽ』を騙せ

21.騙すと言っても、何も罠にハメろと言っているんじゃあない。『誤認させろ』ということだ

22.ポイントとしては『■■■――――』――――クソ、これも【検閲対象】か

23.答えが分からないなら、その場では断るのも一つの手だ。『ほっぽ』は何度でも出直してくるので次のチャンスに備えること

24.『実況者』すら騙す手合いだ。私は無様にも完璧に騙された。全てが嘘だと思え。問題なのは、ヤツが深海棲艦だけではなく『■■』の意志にさえ介入できるということだ

25.ヤツは万能めいた存在で、その癖自己主張をしない。だがヤツにも欠点がある。『特定の条件下にある記述』を『認識できない』んだ

26.認識できないにも拘らず、まるで認識しているように振る舞っているヤツが出てくる。いや、既に貴様の世界には出ているかもしれない

27.くれぐれも『ほっぽ』に……正しくはヤツに『■■』を与えるな。ヤツにとって『■■』だけは、与えられなければ手に入れられないモノなんだ

28.達成させた瞬間にもはや飛■のコト■リを用いても覆■ぬ『運命』となる。いいか、『達成さ■る』のだ■は駄■だ。もう取■返しが■かない

29.ほっぽを騙■ことに成功すれば、『何が■っても』騙さ■たことに気■■ない。『ほっぽ』は操られているだけで、正しく『それ』が『■■』であると認識できないからだ。

3□.『■■』の代わりに『■■』をやるといい。ただしあくまでも『■■』として渡すんだ。『慎重に』だ。決して悟られてはいけない

31.一番に注意すべきはそこだ。『騙そうとした』という事実を悟っただけで、ヤツはおまえのいる世界を■■させようと――――

32.いかぬ。本題に入るぞ。ここからだ、難しいのは

33.そ■後でやっ■くる、数多くの■■■を復活させるチャ■スを物にす■―――【検閲】が本格化してきている。直にこの世■■は発■する。

34.復■した■■■は■■に『世■の真■』を■■てく■■だ■……【検閲】め! ■■■、もう限■だ。結論■け述■■。

35.倒■べ■■の■凶たる■在が誰■あるかを■■■は示し■くれる

36.『■■■』が介入■き■■時■が■る。【ま■■き】だ。『■■■』は■して■■なんかじゃな■! 時を■け■なよ! 明■だ! 明■を■■■■り、■■■な!

37.『■■■』が【■■■■】する『■の■刻』を■用■ろ。■イツは■の■の■■を認■でき■■!

38.■■■■べき■葉■【■■、■■■■】だ。そ■■■ば『■■■』■■――――……ここまでか

39.いいか『艦娘』を信じろ。そしてナレーションだ。アイツをうまく使え。忌々しい輩だが、こういうケースの時は力になってくれる。

4□.そしておまえが選んだ、おまえの【初期艦】を信じ抜け


4□.そしておまえが選んだ、おまえの【初期艦】を信じ抜け――――五月雨を、信じろ。
41.必ず、お前の力になってくれる筈だ

42.畜生―――――■■を、俺の叢■を


43.叢雲提督「助けてくれよ、バアちゃん」













44シ四市死死.「だぁあめぇえなのぉえぇえええ絵枝ェゑ餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌餌」












シ後.…………。



伊19「餌獲得ゑ餌……やったノぉ! これで、こレでぇ! 後、四つ……し、4、四、死死死死死死死死死死死死死死」





        『銀鍵七門領域・通神切断(カット)――――信号消失(ロスト)』

        『――――第二世界線『叢雲ルート世界』――――発狂』




 kkkこうか…………?

 何だ? 何が起きた? 今の『間隙』は、意識の『ズレ』はなんだ?

 ナレーションさんが認識できぬ、実況できぬ『記述』があるとでもいうのか?

 この管理者にして実況者たるナレーションが?

 むしろ崇めろよ。拝めよ。奉れよ。偶像をおっ立てて「いあいあ」って言えよ。

 …………気に入らんな。叢雲提督の世界線で愉悦しーようっと♪

 ………む? 何? アクセス拒否? 何?





 ―――――第二世界線が……?



 【間】

※イベントは明日まで、実質今日までだねえ。色々あったなあ今回も……え? >>1はいつも丙難易度ですけど(甲で掘らないとは言ってない)


 ・ウチの秋月型はどうしてすぐ大破しちゃうの……? アッピルなの? 性的アッピルなの? ピルいらないってこと?(強引)

 ・この子は企業の回し者だよ。どことは言わんけど。この海防艦めが。誰とは言わんけど。イヒッ。イヒヒッ、イヒ。これは某事業会社の回し者だ。イヒッ!(通じる人いるかな)

 ・きっとこの子はサドではない。サドを装うドMだ。そう考えることにした。そういうことになった。そ う い う 風 潮 にしよう。

 ・毛先にかけてピンクになっていくということはやはりこの海防艦、調教していくにつれて淫らになるその血の運命……鹿島といい秋津洲といい霧島といい、お尻に「しま」が付く子は締まるという言語道断な風潮を、俺は作ってみせる。トラストミー。

 ・「きつきつしまる」、略してつしま

 ・「会陰(えいんがとろふわ」を略して択捉(えとろふ)と読むきん。

 ・手で尺して逆の手と足まで使っちゃう姿を現した単語、それがきっと択捉。めいびー。

 ・つまり択捉型とは(ry

 ・毎イベントごとに必ずと言っていいほど速吸が来る。もう洋上補給はいっぱいでち

 ・この防空艦絶対ドSだ。サドよりドSだ

 ・ウチのずいずいがとある潜水艦をE3から一発拉致に成功したのでヘドバンキメながら小躍り中

 ・うへへへ、可愛いお芋ちゃんじゃねえか……こんなにこんがり焼けちまってよお……好きか! 風呂が好きかー! そんなに好きかぁーーーー!

※あっ……書いてる途中でうっかり送信しちゃった

 明日あたりからゆっくり口唇、もとい更新するよ


〇10日目


「っ、あ、いいぞ……そこだ、もっと吸え」


 口を窄めて、舌を絡めて、吸い付いたり、擦ったり、こそげたり。

 今日は『3日目』から一週間後だ。ここで陵辱されるようになってから、もう10日目になる。

 男たちが言うには「おしゃぶりの日」だという。

 日替わりで『少女』への凌辱行為―――男たちが言うには『性技指導』―――は、行われる。

 そして週の初めにリセットされて、最初からループするという。


 ――――フェラチオ指導を行う一昨日、8日目のことを思い出す。


〇8日目


 日ごとにメニューは変わり、1週間でループする。

 1日目は輪姦だった。そして今日は1週間後の8日目。

 その日も『少女』は、七人の男たちに代わる代わる輪姦された。服をはぎ取られ、寝台にものを投げつけるように横たわらせられ、胸や太腿に男たちの手が伸びる。

 ひとしきり愛撫が終わると、本当の意味で『少女』の処女を奪った男の雄根が、再び『私』の処女を散らしていく。

 一人目に犯された時の破瓜の痛みは相変わらず身を引き裂くようだった。

 ずぶりと押し込められ、内臓ごと押し上げられる感覚は、少しだけ楽になった気がする。それは、気のせいだった。

 前と違うのは、犯されながら別の男のものをしゃぶらされたこと。そして、男たちの動きが、ただ突くだけではなく、膣襞を捏ねて耕す様に腰をグラインドさせる動きを加えるようになったこと。

 股間が痛くて、喉が苦しくて、1日目に男たちは手加減していたことを、身に染みて理解する。

 ぶつりと入り口が壊され、己の内側を蹂躙される感覚。きっと、男の人にはわからないものなのだろうと思う。

 普段は閉じ切っていて、自分の思い通りにならない場所を、他人のもので強引に突き破られて、かき回され、神聖とされる部屋の入口にあたる器官を乱暴にノックされる。


「っあー……絡んでくるなぁ。先週に比べても段違いだ。かなりこなれて柔らかくなってきてるぞ……うぞうぞしてやがる」

「チ〇ポにもう慣れてきちゃったかー」


 慣れることなんて、ある筈がない。そう反論したかった。したところで意味がないことは『少女』も知っていた。だから唇を噛んで、ただ耐える。

 痛みと辛さと悔しさと怖さがミキサーにかけられたような、絶望の感情が満ちてくる。

 鮮血混じりのぬめった液体を纏まりつかせた侵略者が、どぢゅ、どぢゅと音を立て、勢いよく『少女』の膣を出入りする。

 私の処女を奪った男の性器は、根元はさほど太くはないが、信じられないほど長い。しかも亀頭部分は出来の悪い折り畳み傘を広げたようなグロテスクな形状をしていた。

 膣口から奥にかけて、その傘が万遍なく膣襞を擦る。紛れもなく痛みだけだった。少なくとも1日目は激痛しか感じ取れなかったそこに、何か違和感を感じた。

 『少女』は直感する――――その違和感を感じてはいけないと。痛みしかないと認識しなくてはならない、と。

 滑稽だった。『私』にはもう、その違和感の正体が何なのか分かっているのに、モニタの向こう側の『少女』はそれに必死で抗っている。

 それは抗おうと思っても、抗えないものだ。受け入れることでしか、救いが見いだせないものだ。

 いずれ思い知るのだ『私』のように――――女なんてものは、男を受け入れるための受容体(レセプター)に過ぎないことを。

 そして受け入れる女に甘えて、男はただそこに在る快感を貪るだけなのだ。


「すっげ……まとわりついてくるわ。改めて思うけど、ホンットに名器だなあ、この子のおま〇こ」

「ゴム越しでもメチャクチャあったかいしヌルヌルだし、何より、凄くいい匂いするよねこの子。乳首もぷるぷるでエッロいし」

「匂いと乳首フェチかよ。俺はやっぱこの髪がお気に入りかな」

「サラサラ髪いいよな……ああ畜生、早く俺の番こないかな」

「フツーに美少女だしね。あー、キスしてえ」

「してやれよ」

「それはまた今度ね。今日は駄目だろ? だって――――」


 それでも、この時の『少女』には、他にできることなんてなかった。ただ痛みに耐えて、悔しさを歯噛みし、それすら許されずに、男に媚びるような喘ぎ声を上げるだけ。

 耳を塞ぎたくなるような自らへの評価など、己の嬌声でかき消してしまえばいい。この時の『私/少女』は、そんな浅知恵でその場を凌ごうとしていた。

 ぽろぽろと涙をこぼし、作られた嬌声を上げる『私』の前に、別の凌辱者は勃起したペニスを突き出しながら言う。


「俺が次の相手だ。口だけを使ってコンドームを付けろ。急げよ?」


 きっとこれも『私』への『指導』の一環なのだろう……そうあたりを付けた『少女』は、言われるがままに従おうとする。


 はた目にものろのろとした手つきでゴムのパッケージを開ける『少女』に、男は嘲るようなそんな声で「ああ、そういえば」と言った。


「ソイツがイくまでに付けられないなら、『コレ』はそのまま入れるしかないよなあ?」


 硬直したまま絶句した『少女』の耳に、腰の動きを速めて息を荒げる男の声が、やけにうるさく聞こえた。

 慌ててゴムを咥えて、次の相手だという男のペニスに装着させようと口を動かした。


「そうそう、急がなきゃね。君の膣内の具合ときたら最高だからさあ……あんまり時間はないよ?」


 『私』の焦りを心底楽しむ様に言う。つられて男たちは笑った。

 このためだったんだと、『少女』は察した。このために、今まで『私』を犯す際には避妊具を付けていたんだと。

 ――――この時の『私/彼女』は、そう誤解していた。


 「………ッ、ウッ」


 程なくして呻き声を上げ、『少女』の股間に腰を押し付けながら、男が達した。

 膣道の奥の奥、子宮を叩く亀頭の先端がぷくと膨らみ、どくどくとゴム越しに生暖かいものが吐き出されているのが分かった。

 ――――『少女』は、この時点からそれが分かっていた。

 小刻みに震える陰嚢がこすり付けられる感覚が気持ち悪かったが、今の『少女』はそれに嫌悪を抱いている余裕もない。

 すっかり出し切って萎えた男根が、ゴム越しの雄を締め付け続ける健気な膣襞から、引きはがすように抜き取られる。

 ぽっかりと己の中心から熱が失われていく感覚とほぼ同時に、『少女』はなんとか次の男へのゴムの装着を終えた。


「セーフだねえ、■■ちゃん。んじゃ、君の唾液まみれのゴムチ〇ポを、っと……ひょー、狭ぇ狭ぇ! 居心地いいマ〇コだなー、マジで」


 次の男が入ってくるのを股間の道がこじ開けられる感覚として感じ取り、くぐもった悲鳴を上げながらも『少女』はどこか安堵していた。

 男たちは『少女』を犯す時、必ず避妊具を――――ゴムをつけてくれる。フェラチオの時はつけてくれない事が多い。つけたままフェラさせることもあったが、『指導』の時は半々だ。

 吐精される時のおぞましい液体が喉や舌に絡みつく感覚も嫌だったが、口腔内で生暖かい水風船が膨らんでいく感覚も同じぐらい気持ち悪かった。

 それに安心してしまう事が、逆に怖かった。いつかきっと、生のおち〇ちんを入れられる時を思うと、怖かった。

 『私』が海域でドロップされてから、まだ20日と経過していない。果たしてこの体に子供を宿す機能があるのかはわからないけれど、もしもそうなったら……。


「ボーッとしてていいの? 次は僕だよ? そいつはさっきのヤツより早いから――――マジで余裕ないよ?」


 未来への不安は、現実の絶望でかき消される。そして『少女』は1人目をなぞるように、2人目、3人目、4人目と一方的に膣の感触を貪られていった。


「あー、射精した射精した……今日はここまでかな」


 言いながら2週目の射精を終えた7人目の男が、引き抜いた男根からコンドームを外す。投げ捨てられた使用済みの水風船が、『少女』の膨らんだ胸元へ「べちゃり」と落ちる。幸い、この日は一度もゴム無しでの性行為を行われることはなかった。

 ゴム内で蒸れた男根、その先端に滴る精液の残りを舐め取った『少女』は、今日の『指導』が終わったことに安堵していた。1周で終わらない凌辱は、1日目の時は3周して終わった。思い返すと、1日目が肉体的にも精神的にも、最も過酷な日だったと思う。

 8日目の今日は2周で終わった。とはいえ14回も立て続けに犯されたこの日も、『少女』は虚ろな瞳で使用済みコンドームを身体のあちこちに張り付けながら、息も絶え絶えに体を寝台に投げ出しているのは変わらなかった。

 揺れる思考の中で、男たちの会話が漏れ聞こえていた。


 「この子は希少だからね。早々に壊れたら困る」
 「それに、もともとの素材からして極上だ。レア中のレアって奴だろう」
 「今のところは順調だな。これなら少しばかりスケジュールを1週ほど前倒ししてもいいかもしれん」
 「マジ? そりゃあ2週間後が楽しみだな」


 朦朧とした意識では、断片的な情報しか得られなかったけれど、何かとても嫌なことが2週間後に起こることだけが分かった。

 似たようなことを、1日目の浴室で言われたことを思い出す。「君は大事にされる」と。

 それはきっと、『少女』にとっては救いのない地獄で。それでも確かに、『少女』が大事にされることに間違いはなかった。

 それを知るのは、もっと先の事。

 『私』は……もう知っていた。

※明日だって、言っただろう

 今週超忙しいから期待しないで待っててくれ

※おめこ(直球)


 「お、お……おめこ、うちの、おめこ、えっちなおめこに、し、司令はんの、は、はめて……はめはめして、してぇ……♥」と黒潮に羞恥プレイ強要して、か細い半泣き声でおねだりさせたにも拘らず、自らの指でくぱぁと開かされて「黒潮のおめこがどうなっているかを説明してみろ、うん?」という焦らしプレイの末に、散々に辱められて泣き出す黒潮をラブラブ慰めックスで悶え狂わせたいって?

 まだ胸が張り出して乳頭がちょこんと目を出したばかりの細っこい貧相な身体を羞恥と興奮に熱くさせて、懸命に提督の身体にしがみ付きながら「し、司令、きもちい? 陽炎の、お、おま○こ、ちゃんと、司令の、おち○ぽ、きもちよく、できてる?」と不安げにしがみ付き騎乗位でぷるぷるとお尻をぎこちなく躍らせる陽炎のご奉仕ックスに対し、陽炎の身体の一つ一つ魅力的なところを耳元で囁きながら首筋を甘噛みして内も外も赤く焦がれさせ、すっかり蕩けた顔で「しゅきっ♥ しゅきぃっ♥ しれぇもっ♥ おち○ぽもっ♥」と上のお口が素直になったところで突き上げ運動を開始し、下のお口も素直にさせてやるとばかりに最高に気持ちいい射精をキメて同時絶頂するだと?

 すっぽんぽんで正座する敷波の眼前にいきり立ったナニを差し出してほっぺたにこすりつけ、嫌そうな口ぶりをしながらもちらちらと男根と床に視線を行き来させながら鼻息ふぅふぅ言わせて真っ白な肌が興奮で真っ赤に染まる様子を悦に浸って見届けた後に、すっかり雄の匂いで発情した敷波が視線だけで「もう欲しい、欲しいっ♥」と訴えているにも関わらず、手コキ禁止縛りで口で一度射精させるまでお預けぐぽぐぽお下品なひょっとこフェラをさせるだと?
 
 見た目は汚い事なんて何も知らなそうな初心さを醸し出してる癖に、スカート内の太腿の内側には昨年度に膣内射精された正の字が何十個も並んでいて、すっかり硬さを失ったぷにとろ具合の雌壺を惜しげもなくどちゅどちゅと下品な音を奏でながら上下に振りたくり、背面騎乗位でがっつきま〇こに出し入れするところを見せつけながら「ていどぐっ♥ ち○ぽっ♥ ち○ぽっ、ち○ぽぉおおおおっ♥ もっとぉおおおおっ♥」と白目剥いてアヘ絶頂する狭霧ですって?

 男に力づくで組み敷かれるイメージプレイと称して、両腕を押さえられての正常位セックスが始まり「力づくで男に組み敷かれる気分はどうだ?」と言われて悔しそうな顔をしながらも男の力に抵抗することができず、出し入れさせるごとにどんどんメス顔が隠せなくなって、だけど腕を押さえられてるから感じてる顔を隠せなくて「膣内に出すよ」と言われ本気で抵抗しようとするもすっかり雌の火が灯った身体は弱弱しく提督の胸を叩くばかりで、結局膣内にびゅっびゅされて泣きながら絶頂させられる天霧じゃと?


 貴方達って本当に最低のロリコンド変態なのだわッッ。


 

 


 
 新年のおめこ企画、姫初めラブラブファック

 新鮮子宮を白濁ザーメンで満たし、あふれだすぐらいの卑に染め上げたい艦娘を一人選び給え

 多数決安価な

 らぶらぶせっくす描写の方が得意なのでそっちに傾向するよ。誰だ「嘘だ」っつった奴。嘘じゃねえよ、凌辱好きじゃねえもの

 カンマゼロでも今回はラブ注入する

 既に即堕ちした子も可だ。リメイク! リメイクです!

 今年もよろシコね



>>585-594 

羽黒

※ナンテコッタイ\(^o^)/

 >>585-594までで選ばれてる艦娘で再度多数決安価としよう

 >>596-600
 

萩風

┌┴┐┌┴┐┌┴┐ -┼-  ̄Tフ ̄Tフ __ / /

  _ノ   _ノ   _ノ ヽ/|    ノ    ノ       。。
       /\___/ヽ
    /ノヽ       ヽ、
    / ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
    | ン(○),ン <、(○)<::|  |`ヽ、
    |  `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l  |::::ヽl  
.   ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/  .|:::::i |
   /ヽ  !l |,r-r-| l!   /ヽ  |:::::l |
  /  |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r-|:「 ̄

  /   | .|           | .| ,U(ニ 、)ヽ
 /    | .|           | .|人(_(ニ、ノノ


夕立か萩風かで多数決じゃオラァ!

>>602-606

夕立

※おk、夕立な

 惜しくも及ばなかった萩風他、いずれどこかでヤれるといいね。何気に夕立ったら初登場じゃない?



【勝利者インタビュー風:夕立】


夕立「3スレ目にして、とうとう夕立の出番……もう夕立は待ちくたびれたっぽい……POINU-プラグインは1スレ目から励起状態っぽい……」


 なおPOINU-プラグインは白露型に標準装備されている特殊艤装であり、ラブラブセックス時に臨界になる。


夕立「……待ちに待った時が来たのだっぽい」


 見開かれた両目に灯る赤い燐光。縦に裂けた瞳孔は蛇の如く冷たい。


夕立「多くの艦娘達の即堕ちなど「前座に過ぎなかった」と言わしめるほどのはめはめを……らぶらぶちゅっちゅぺろぺろぽいぽいが大正義であることの、証の為に……♥」


 一瞬で瞳孔がハートマークに変化し、犬耳を思わせる両サイドの髪がぱさぱさと上下に揺れる。


夕立「再びぽいぽい教の覇権を掲げる為に……」


 幼げな顔立ちに相反するかのように肉付いた己が肢体をなぞり上げ、夕立は唇を舐め、艶めかしい吐息をつく。


夕立「『雌の膣』成就の為に……!」


 次いでスカートの中に手を差し込むと、粘性の高い蜜音がぐちゅりと卑猥な音を立てた。ぶるりと夕立の肩が震え、頬が情欲の色に染まる。



夕立「――――――ソロモンよ! 夕立は今宵、雌犬になるために帰ってきたァ♥♥」



 そういえば今年は戌年でしたねってやかましいわ。安価狙ってたのかしら。やるじゃない。





萩風「生殺しですよ……私の方がエロくなるのに、キャラクター的に絶対エロいのに……!!」

羽黒「私が選ばれなかったのは残念ですが、みょ、妙高姉さんが残ることを思えば御の字……」

村雨「いつになったら、私の通常即堕ちがくるのかしら」

阿武隈「むしろあたしはセーフ。絶対に乱れ牡丹であへあへさせられるに決まってます」

朧「朧、もう妊娠してるんですけど……私を選んだってことは、そういうこと、ですよね……多分」

天津風「ダメ安価ね。ガーターベルト装備の子のスカートをたくし上げて、バックでハメて突き上げるときの異常な興奮を知らないと見えるわ」

大井「球磨型では初めての即堕ちになる筈だったのに」

金剛「お○こんごうとか言った人、誰デース?」

筑摩「どうせ私だったら「筑摩の乳首」とか「筑摩の生膣」とか「即堕ちくま」とかで強制ギャグ調になったり、クリスマスの時の全身タイツごしに全身を隈なく愛撫されたりするわけですよ三隈じゃなくて筑摩なだけに隈なくってバカ! おバカ!」


 夜にでも投下するべさ。

狙ってましたぜ
今年はぽいぬ年だからな

よし安価争奪戦に参加できなかったのは悔やまれるが
今年も平常運転で全力安心した

天津風他の人に選ばれてたのに残念だ
更新に気づいてたら多数決助太刀してたのに無念なり

次は桃の節句スだね

※の、飲みすぎた……あかん、シャンパン五本はあかん……流石にエロ書くには厳しい酩酊状態になってきた

 すまん、明日の夜だ、明日の夜


>>610 やるじゃない

>>611 いつだって>>1は大真面目だ美しき魔闘家・鈴木のようにな、あひる

>>612 高翌雄といい天津風といい、パンストが存在する社会においてわざわざガーターベルトを使うということはエロ下着を楽しもうとするすけべな目的があるからであり、つまり高翌雄も天津風もすーぱーどすけべなのだ

>>613 そのまえにハメンタインデー(小涼風艦)があるだろう? バレンタインデー? バ(ージン・ハ)レン(チ・すけべし)タインデーの略かな? 知らんな……。


涼風「はぁ、はぁ、は……ハメたいんでェー! もう辛抱たまんねえんだ!! チ○ポ出せよこらぁー!」

提督「やめて! 服毟んないで!!? いやああ、だれかぁあああ! 犯されるぅ!」

涼風「ぐへへへ! 口ではそう言ってても、下の棒は正直じゃねえかぁ提督ぅ!」

提督「やめてっ、そんなこと言わないでっ!」

涼風「ぐへへへ! 泣こうが喚こうが五月雨しか来ねえよ!」

五月雨「さぁ、どんどんハメハメしちゃいましょうねえ、ぐへへへ」


 似たもの姉妹。それがきっと白露型。


 提督がくれた初めての絶頂

 それはマジカルチ○ポで、涼風はぴかぴかの処女でした

 その味は特濃でクリーミィで、こんな素晴らしいチ○ポを味わって絶頂出来る涼風は「きっとあたいは特別な存在なんだ」と感じました

 今では涼風もガンギマリのざらキツ名器

 何故なら涼風もまた五月雨と同じく常に発情したほっぺたを持つ特別な艦娘だからです


 なんだろうね、この奇妙な物哀しさは、酒が旨い


【姫初め企画SS:夕立編】


 駆逐艦・夕立。

 言わずと知れた白露型四番艦、第三次ソロモン海戦において大いなる武勲を立てた駆逐艦である。

 『ソロモンの悪夢』『夜に吼えるもの』『阿修羅』『狂犬』と呼ばれ、不合理にして不条理な行動から大物喰いを果たし、駆逐艦としては異例の大戦果を挙げた。


「………誰? 夕立の事、知ってるの?」


 ……おや。君も私を認識できる類の艦娘か。あの提督らや艦娘らと違って、特別目につきやすいよう自己アピールしたつもりはないんだがね。

 雪風や瑞鶴あたりはフツーに私と会話できるから凄いよね。


「雪風ちゃんに、瑞鶴さん? あなた――――――何者っぽい? 悪者ではないよね? 夕立とお話しましょ?」


 質問を質問で返すが、どうして私が悪者じゃないと思うんだい?


「ちょっと抜けてる瑞鶴さんはともかく、雪風ちゃんは悪者とお話ししたりしないっぽい。

 雪風ちゃんの人を見る目は確かだし、雪風ちゃんのモットーは『悪・即・沈』だもの。悪者だったら、あなたは今頃死んでるっぽい!」


 …………うーん、久々の超感覚派な上級戦闘民族との会話だ。

 漣提督んところの初霜ズグズ様を思い出すねェ。メッチャいあいあされたっけなあ。イ級のモツを供物に用いられてもどうしろというのだ。


「それで、どこのどなたさまなの? ひょっとして神さまっぽい?」


 ああうん、私が何者であるかはさして重要なことではないし、意味のないことだ。

 ただ呼び名に困るのならば、私の事はナレーションさんと呼びなさい。


「ナレーションさんっぽい? ここはどこ? 夕立は確か……そう、白露たちと忘年会でどんちゃん騒ぎをしてて……」


 白露がいっちばんに酔いつぶれていたね。慣れない洋酒をぱかぱか飲むからああなる。


「そうなの! もうおかしくって……って、なんで知ってるっぽい?」


 そりゃあ神さまだからねー、見守ってますよー。


「むー、嘘くさいっぽい」


 …………じ、地味にやりにくいなこの子。これだから感覚派は鋭くて嫌なんだ。

 まあ、それはさておき、聞いていいかな?


「あ、今度は夕立に質問っぽい? なぁに?」


 忘年会が終わった後、お風呂に入って振袖に着替えていたよね。まだ日付が切り替わる前だっていうのに。お披露目にしてはすこーし速すぎる時間帯じゃないかな? 他の子たちは酔いつぶれてんのに。


「あ、本当に見てたっぽい? えと、じゃあ、これから夕立が何をしようとしてるかも……その、知ってるっぽい……?」


 うん。提督とセックスするんでしょ? 姫はじめ。


「ぽ、ぽい……あなた、女の子?」


 どっちでもあるとだけ。


「ど、どっちでもあるっぽい? うーん、うーん……なら、いいかな。女子トークっぽい!」


 そうね。ナレーションさんは性別不詳だから女子トークでもきっと大丈夫。めいびー。


「………うん、そうだよ。夕立、これからてーとくさんのところに行って、いっぱいえっちな事するっぽい! きもちいいっぽい! ぽい!」


 だよねー。それを踏まえて聞きたいことがあるんだけど、君ってセックスをどう捉えてる? 多分、ナレーションさんの持つ答えとは違うんだろうけどね。

 五月雨んところの提督には演習後にでも聞いてみようと思うんだけど、君はどう思う?


「……えっちな事をどう捉えてるかっぽい? 夕立、あんまり頭良くないよ?」


 ぽい。感覚的なものでもいいのよ?


「うーん…………そーだなぁ、感覚………ある種の――――戦闘感覚に近いものを感じるっぽい」


 その戦闘民族全開な愉快な見解はどこから来てるのかな? その縦に割れた瞳孔でナレーションさんを見るのやめてくれない?

 とっても怖いっぽいよ?


「この目は自前っぽい」


 開き直りやがった。っていうか何でもかんでもバトル化かい? 少年ジャンプかい? それとも競争社会の弊害かな?


「相手のことを知ること、自分のことを知ること。それ即ち戦いっぽい」


 ――――おちゃらけるのはやめておこうか。どうしてそう思う?


「えと、那珂ちゃんから教わったことなんだけどね?」


 うん。那珂さんね。あのバッケモンの方の那珂さんね。深海棲艦のモツ引き抜いて『なかにだぁれもいないよぉ』って言う方の那珂さんね。

 ナレーションさんがファンになった方の那珂さんだよね?


「多分、そうっぽい。まず夕立の場合、戦う時にはまず「夕立が何をしたいか?」を改めて考えるべきなんだって。戦う時はもちろんだけど「ていとくさんを困らせる悪い深海棲艦たちをやっつけたい」って考えるの。

 じゃあ戦うかってなるのは、ちょっとだけストップ。まず「今戦うのは『ベスト』か?」を、正しい事かどうかを考えるっぽい。その時の夕立の艤装の燃料や弾薬や魚雷の残数とか、できること、やれることが何があるかをしっかり見極めるっぽい?

 その上で戦うなら、じゃあ「どうすればやっつけられるか?」って考えるっぽい。那珂ちゃんから色んな戦術行動は教え込まれてるけど、敵だってそういう戦術を知ってる子はいる。

 だからあえてその「じょうせき」って奴を崩してみたりするの。軍艦だった頃と違って、戦場の空気は艦娘になってからはより感じ取りやすいっぽい。だって、相手の顔が見えるもの。手に取るように感情や動揺が分かるっぽいよ?

 その上で相手が一番嫌がることや、思いもよらない行動を起こしてやってやればいいっぽい。

 ……えっと、そんな感じっぽい? それでね、えっちな事が戦いの感覚に似てるっていうのはね、えっちではもっとシンプルに組み敷いたり組み敷かれたりするっぽい。

 相手が何して欲しいか探りながら、次に何をすればいいか考える―――――ほら、戦いと同じっぽいよ?」


 ………。


「そもそも生きることは競争っぽ……ぽい? ナレーションさん? お返事がないっぽい?」


 ――――い、いかん! 不覚にもこのナレーションさん、返答に詰まった上にどっか納得しかけた! 那珂さんめ! 強化しすぎだ!


「あ………でも、単なる戦いとは少し違うっぽい」


 ほぉ? と言うと?


「まずは戦うための権利がいる。そこを戦場と認識して、どうすれば戦場に出られるかを知らなきゃだめ――――提督さんに近づくほかの女の子たちとの、見えない戦いっぽい?」


 何この子、真理の扉の内側でも垣間見てんの? 正しいわ。的を得ている。


「でもね、夕立ってあんまり頭良くないから、できることなんてあんまりないんだ」


 絶対頭良いよね君。で、その出来ることって何?


「てーとくさんのために、強くなること。深海棲艦をいっぱいやっつけること。てーとくさんに褒めてもらうと、夕立、いくらだってがんばれるの。いっぱいいっぱいやっつけて、いつの日かきっと――――」


 きっと?


「…………平和な海を、取り戻すの。そうしたら、提督さんや白露型のみんなで、いっぱい遊ぶっぽい。南の海とか行くの。

 お嫁さんにも、なれたらいいなあ。白くてきれいなお家を立てて、おっきなわんこを飼ってね、いっぱいいっぱい可愛がってね。

 夕立も素敵な大人の女の人になって、てーとくさんの赤ちゃん産んで、幸せに暮らすの」


 戦争が終わらなかったら?


「む、ナレーションさんって、結構いじわるっぽい? 大丈夫っぽい! 夕立一人じゃ厳しいかもだけど、みんなで頑張れば、きっと素敵な結果でだいだんえん!」


 迷いのない真っ直ぐな瞳で言い切るとは、これぞまさしく白露魂。叢雲提督にもこれぐらいの純粋さが欲しかったところだ。アイツ人間性捨てすぎ。グリフィスかよ。

 …………やっぱ愛かな。愛が足りなかったのかな。


「あい? 何の話?」


 ……うん、まあ確かに意地悪言ったね。ごめんよ。叶うといいね、その願い。


「叶うんじゃないっぽい。掴むっぽい!」


 ……このナレーションさんの持つ答えとは違うけれど、君のその価値観や感性もまた一つの真実だろう。

 大事にするといい。時に現実は恐ろしく残酷になる。

 
「ぽい? どうしたの、ナレーションさん? 悲しそうだよ? どこか、痛いっぽい?」


 このナレーションさんの身を案じるとは、優しくも不敬な小娘め! ここで起こったことは朧げにしか覚えていないだろうが、せいぜい提督にあんあんあひんあひんさせられて無様にアヘ顔晒すがよいぞよいぞ。


「ぽいっ!? なんか、すっごく恥ずかしいところを見られちゃうっぽい?」


 何にしてもいい話を聞かせてもらった餞別だ。君にとてもいいものをやろう。役に立つよ。


「いいもの!? お菓子? ケーキ? なにかな、なにかな……♪」


 ――――【マジカル的な何か】だ。


「何の光!? すっごくいやらしい感じがするっぽい!? あっ、あっ、近づいてくるっぽい!? 来ないで―――――速っ!? 島風ちゃんより速いっぽい!?」


 使い方は君の身体が知っている。企画ものだからこれぐらいのお年玉的役得があってもよかろうよ。


「よくわかんないけど、それいらないっぽい! ぜったいアカンやつっぽい! ぽい!」


 遠慮すんなよ……逃げんな、逃げんなって……【本編で夕立が選ばれた際にも適用】される類のスペシャルだぞ。超レアもんだぞ。

 あのような【紛い物】が付与するヤツとは違う正真正銘の天然オーガニック由来マジカル成分配合でお肌に優しい感じなんだぞ。提督が持ってるのと同じタイプだ。

 練度上昇で様々な術も使えるようになるが、【どの提督由来のものかは】安価で決まるよ。


「意味が分からないっぽい!? あっ、やっ………!? ゆ、夕立のお腹に、光が溶け込んでくっぽい!?」


 提督との夜戦(隠語)で役立つ装備だ。その性能はこれから――――確かみてみろ!(誤植)


「ぽ、ぽ、ぽぎゃあああああああああああああああああああああああああ!?」



……
………

※導入編終わり。エロ? エロは時間かかるんだよ。明日か、どんなに遅くても週末土日あたりで

 日向や神風型以来のドエロい感じの仕上げをめざしてー

※もうちょっと書きたいので今日はお茶濁す。明日か明後日あたりに夕立いくよん


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~萩風編~】



 ベッドに腰かけて、さらさらとした髪を所在なさげに指先で弄りながら、しょんぼりとした表情で俯く少女がいる。

 萩風だ。愁いを帯びた表情は美しかった。


 ――――信じられるか? この美少女ったらこんな哀愁漂う表情しながら、頭の中じゃ「はぁ……チ○ポ欲しい」って考えてるんだぜ?


 さて、そんな萩風の待機する部屋に、突如勃起チ〇ポ見せつけるように仁王立ちする提督を放り込んだらどうなるか。

 何が起こるというんです?



萩風「けきぃぇえええええええええええええええええ!!!」



 ――――キャラ崩壊だ。


 奇声を上げながら座ったままの姿勢で跳躍し、ち○ぽに向かって飛んでいく身体。

 誰の身体? 萩風? これを萩風と言い張る勇気はナレーションさんにはない。でも萩風らしいよ。確証はない情報だけどな。

 着弾もとい着床地点である提督のチ○ポめがけて一直線、じゃなかった放物線。股間の雌穴が丁度ズブリと行く軌跡である。

 どんどんと彼我の距離が近づくにつれて瞬着ならぬ瞬脱で、空中で衣服を脱ぎ払うその鮮やかな手際。

 常識とか羞恥とかも完全に脱ぎ払っており、もはや餓えた狼や夜戦馬鹿もドン引きな、どこに出しても恥ずかしくない(本人は)チ〇ポ狂いとなり果てた。

 ズドン、という聞いたこともないような挿入音の後に、牛が屠殺された際に上げる断末魔に似た嬌声が響くのは、この僅か一秒後のことであった。

 私の方がエロくなるとか何ほざいてたんだろうなこの子は。

 とてつもないお手軽肉便器仕様である。実際にその雌壺は名器であったが、その感触を味わう側の提督はともかく見てる側の我々としてはドン引きである。

 ――――チ○ポのためならどんなことでもする。

 その素晴らしいM気質に、五月雨も大天使のニッコリ顔を見せて「早くうちの艦隊に欲しい」と思ったり思わなかったりした。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~羽黒編~】


 世の中にはお約束というものがある。

 オークの群れの中で、気高い女騎士が一人「くっ殺!」と叫ぶこと。

 初デート中の初々しいカップルの背後にいかにもなチンピラ集団がいて「おい」「ああ」みたいなやり取りが発生すること。

 美少女とハイエース。美少女がランドセルを背負ってたらもう確定である。

 そして、羽黒にチ〇ポ。密室が組み合わさるとああヤバい!

 共通している点は、予測可能回避不可能という点である――――。


羽黒「………!?」


 羽黒フィット砲に変身したマジカルチ〇ポはかなりエグい形状をしている。

 処女喪失時、これで雌穴をほじられた羽黒は涙を流しながら恍惚の表情でアクメ絶頂を決めたのは記憶に新しい。知らない? 遅れてるぅー。執筆が? それ以上言うな。


羽黒「ひっ……!」


 そそり立つ男根を向けられた羽黒は、やはり怯える。彼女は警戒心が強い。小型犬にありがちな、己よりも体の大きなものにはとりあえず怯えておくという反応である。

 小型犬と違うのは吼えないところだ。プルプル震える様は臆病なチワワそのもので、それが男の加虐心をそそったり、逆に庇護欲を刺激したりするのだから男ってのは勝手な生き物なのだわ。

 でも羽黒もそれを分かっててやってるようなそぶりがあるからとってもあざといのだわ。

 ところで小型犬には小型犬なりの可愛さというものがあり、警戒心は強くとも好奇心は旺盛である。羽黒もまた例外ではなかった。

 俯きながらもしきりに提督の股間をチラ見しつつ、もじもじと太腿をすり合わせながら、何かを堪えるような表情でチ○ポの様子を見ること数分。

 数分も持ったところからして、流石は重巡である。これが山風なら一分と持たずにPOINU―プラグインを暴走させて愛玩犬化しただろう。春雨なら一瞬で発情期の雌犬化だ。

 涼風なんか涎だらだら垂れ流しにしながら「ちょ、ちょっとだけ……ちょっとだけなら……」と言いながらにじり寄る。流石の提督もこれには思わず一歩後退しそうになったとか。


羽黒「………はぁ、はぁ、はぁ」


 さておき羽黒である。マジカルチ○ポの発情効果に侵され、情欲の抑えが効かなくなってきた身体は、無意識のうちに提督のチ○ポにゆっくりと這い寄って行く。文字通りに這い寄る。

 胸部にぶら下がった乳を強調するように四つん這いで這うあたりが本当にあざとい。いやあ眼福ですね。

 気が付けば提督のチ○ポが目の前というところで、羽黒は正気に戻った。


羽黒「ッ、あ………♥」


 だが時すでに時間切れ。「おまえこのチ○ポで犯すわ……」とでも言いたげにエグいチ○ポをぴたぴたと羽黒の紅潮した頬に押し付け、擦ってみる提督。

 人体からは退化して失われたはずのフェロモンを感知する器官が蘇ったかのように、羽黒は瞳にハートマークを浮かび上がらせて、くんくん、すぅすぅ、はぁはぁとマジカルフェロモンを嗅ぎまくる。

 ひとしきりチ○ポの匂いを堪能した後、濡れる唇をぱくりと開き、淫液でぬめり糸を引く口中をお披露目した後、羽黒がとてもお見せできないメス顔で上の口を最上級のザーメン搾り機として活用し出すのは、この僅か三秒後のことであった。

 続き? ナレーションだけで見てるよ。うおお、すごい。えっ、こんなテクまで!? わぁー、うわぁー、やらしー、うわー、わー……。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~阿武隈編~】


 乱れ牡丹を警戒しつつも「おち○ぽなんかに敗けないんだから!」と、これから勃起チ○ポ丸出しで現れるだろう提督を待つ阿武隈であったが、



阿武隈「なんでっ♥ あたしだけっ♥ い、いきなり、挿入ッ……んんんんんんんんんんっ♥」



 駄目でした。既に乱れ牡丹の体勢でハメられまくっている。

 「阿武隈を相手にする際、開幕からの乱れ牡丹ぶっぱ(暴発)は基本中の基本だ」と、後に提督は神妙な面持ちで語る。

 提督曰く「これは慈悲である」――――何が慈悲だ寝ぼけんな、と言いたいところだが、ちょっと待ってほしい。

 もしかすると、これは本当に提督にとっても、いやさ、我々にとっても慈悲でないだろうか?

 なにせ主導権を握ろうとする阿武隈に対し、チ○ポ見せつける行為は拷問に等しい。だって阿武隈は淫乱だからだ。

 あの長良型の血を引いているのだから淫乱なのだ。長良型は全員膣道が長い七変化雌壺という裏設定があったりもするぐらいだ。

 太いの好きな子はみんな淫乱ったら淫乱だ。魚雷つかえる子は淫乱だ。まして甲標的とかド淫乱だ。

 諸君らも納得のいくところであろう。しかも可愛い。声がとても可愛い。更に膣内がドエロくて、初体験から膣内イキまでできる。

 もちろん阿武隈は淫乱なだけではなく、清純さも兼ね備えている。軽巡にして甲標的も大発動艇も使えるという実力を鼻にかけるところもなく、駆逐艦らから慕われつつも弄られるという美味しいキャラクター性を有している。しかも美少女だ。声が可愛い。

 主力としても遠征部隊としてもオールラウンダーなセーラー服美少女軽巡で、月に変わってお仕置きしちゃう感じの子なもんだから、まあとにかく阿武隈は美少女なのだ。声が可愛い。

 そんな阿武隈に勃起チ○ポを見せつけるなど、極悪非道の所業である。

 なんせそんなことをしたら、結果は不知火を見るより明らかだ。その心? 落ち度しかない。

 当初こそ顔を真っ赤にして「隠して、かくしてぇ……」と言いながら片手で表情を隠し、もう片方の手をわちゃわちゃさせる阿武隈である。

 しかし段々とうめくような声を上げながら部屋の隅に逃げ、どうしようもなく淫乱な長良型の血が目覚めて押さえが効かなくなると、もう大変だ。

 泣きながら提督の名を呼び、おそるおそる自慰行為を始めるも「い、イケない……なんで、なんでぇ……♥」と必死に股間が真っ赤になるまで掻き続けるようになり、結局最後には「おま〇こして、してください、して、してぇ……♥」と提督に懇願してしまうのだ。

 そんな阿武隈ちゃんのみじめな姿を見るのは、我々とて心が痛む。そうではないか? むしろ見たいと? なるほど、貴様はシベリア送りだ。

 だから有無を言わさず乱れ牡丹は有情だ。有情破顔ズブリだ。アヘ顔に破壊されるのは阿武隈の顔である。

 凛とした表情と初心さを兼ね備えた奇跡の造詣が、雌の淫蕩に堕ちる瞬間の顔こそ美しい。

 せめて屈辱を知らずアヘらかにイくがよいぞ……よいぞ……(睦)月に代わって膣出しよ。


阿武隈「あ、あひ……♥ あへ……は、ひ……♥」


 奥深い膣内にびっしり生えそろった襞をうぞうぞきゅうきゅうさせながら、阿武隈は己の子宮口をゴツンゴツンと打ち上げる亀頭、その先端から熱い迸りがはじける強烈な感覚と共に、意識を失った。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~天津風編~】


 ――――いかぬ。


 勃起チ○ポを引っ提げて「ぐへへ、次は天津風をあひんあひんさせてやるぜぇ」と天津風が待機するであろう部屋に突入した提督は、一歩目にして戦慄を禁じ得なかった。

 その下種顔が一瞬で凍り付く。


天津風「んっ、ん、んんん……♥」


 天津風はそこにいた。

 何故か目隠し+後ろ手に手錠を掛けられた状態でベッドの縁に上半身を預ける形で投げ出された姿勢だ。

 当然尻は部屋のドアに――――提督に向かう形で固定されていて、その股間を隠すはずの黒下着は太腿までずり下げられている。ガーターベルトは標準装備だ。

 真っ白な太腿をより強調するようなエロ下着は、よりセックスを燃え上がらせる素敵アイテムであることは、諸兄らも十二分にご存知のことであろう。

 しかも平常時は綺麗な縦筋おま〇この形状を保っている天津風のそこは、性的興奮のためか少しほころんだ糸のように桜色の肉襞をはみ出させていて、とろとろとした淫液が太腿にまで滴っている始末。

 思わず絶句する提督であったが、その寸毫ほどの隙を見計らったように、さもドアを開ける音で侵入者に気づいたとばかりに天津風が声を上げる。


天津風「ッ、だ、誰、誰、なの……? ひょっとして、あなたなの? た、助けてっ……」


 演技とは思えぬ声だ。そう、演技である――――ロールプレイとも言えるし、シチュエーションプレイとも言える。

 そもそも濡れそぼった股間を丸出しにして発情艦丸出しな時点で、演技でないと誰が思うだろう。


 ―――――いかぬ!


 だからこそ、提督は敗北を悟った。


天津風「な、なんで……? 何で、何も言ってくれないの……っ!? ま、まさか、あ、あなたじゃ、ないの……? 司令官じゃ、ない、の……? い、いや、いやああ、見ないでっ! 見ないでよぉっ!!」


 身をよじって、侵入者が向けているであろう視線から逃れようともがく天津風、されどそれはむしろ左右に振られる小振りながらも丸く突き出した尻を強調させ、男を誘う淫らな動きを演出する。マジカルチ○ポの全ステータスが一段階増強した。

 そう、提督は部屋に入った瞬間から、詰んでいたのだ。


 ――――そういうプレイか!


 目隠しされ、縛られ、四つん這い体勢で密室に放置。

 部屋に誰かが入ってきたから、きっとそれが提督だと思ってホッとしたのもつかの間、「ひょっとしたら提督ではない、見知らぬ誰かなのではないか?」という他人チ○ポ疑似レイププレイである。

 何が不味いってこの提督、このシチュエーションが大好物であった。いい趣味してんね。

 かくして誘蛾灯に誘われる蛾のような心地でふらふらと天津風のまるく突き出した尻に両手を置き、無言のままに膣口をほぐす様に亀頭を押し付け、擦る。


天津風「ひっ……!? ね、ねぇ……? あ、あなた、なのよね? そ、そうよね……? あ、あなた、だったら……お願い、何か、言って、言ってよ……い、いやよ、あなた以外だったら、わ、わたし……」


 迫真の演技である。AV会社からスカウトが来るぐらいの。

 かくして――――。


天津風「いやあああ! あの人の、あの人以外のチ○ポで感じたくないっ♥ いやあああっ♥ この大人チ○ポ太いのぉっ♥ ばかにされりゅぅうううっ♥」


 とか。


天津風「ゃぁあっ、先っぽ、膨らんでるっ……せーし、だしたがってりゅっ♥ だめっ、膣内射精だめぇっ♥ それだけはだめぇっ♥ 私のあかちゃんのおへや、あの人にしかゆるしゃにゃいんだからぁッ♥」


 てな具合にノリノリでレイププレイを楽しむ天津風の一人勝ち……

 ……と見せかけて提督もどこか敗北感を感じつつも燃えるシチュエーションで無言のまま存分に無責任膣射精イメージプレイを楽しむのであった。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~村雨編~】


 謎の村雨嬢。

 駆逐艦・夕立と対を成す、あるいは双子とも噂をされる白露型随一の巨乳の持ち主である。あんまり目立たないって言った奴、誰だ? 火刑にしてやる。

 ぽいぽいとはいはい。ぽ犬とは犬。POIとHAI。

 どちらも了承の意を示す言葉であるため、つまり「やらせて?」と言うお誘いにはきっと「はいはーい♪」と返してくれる子、それが村雨であるという風潮というか風評被害である。夕立はどっか噛み千切りそうな雰囲気あるから注意だ。

 そんな子に勃起チ○ポを見せつけたらどうなるか―――――。


村雨「ッ!? ………!! ちょ、な、なにっ……!?」


 こうなった。驚くほど自然な反応である。

 一瞬呆気にとられたような表情で提督の股間を見据えた後、さっと頬を朱に染めて顔を逸らす。初心な反応に提督の気持ちはアゲアゲである。大潮に謝れ。

 気を良くした提督は「ヘイヘーイ!」と時津風ばりに図々しく村雨に近づき、ディフェンスよろしく、目を逸らす村雨の眼前にチ○ポ突き出してノリノリであった。


村雨「………もぅ、馬鹿♥」


 めっ、とたしなめるように指先でちょんと亀頭をつつくと、村雨は下唇を舐め、くすりと笑みを浮かべた。その反応に提督もまた微笑む。きっとご奉仕してくれるのだろうと――――そう驕っていた。

 予想に反し、村雨は立ち上がり、提督に背を向けた。訝しむ提督をよそに村雨はぽふっと音を立ててベッドの上に身を投げ出し、


村雨「ん………ふ……ぁ、は………」


 自慰を開始し出した。クロッチ部分を見せつけるように大股開きで、下着の上からクレバスを指先でなぞっていく。

 体勢こそ大胆ではあったが、その指先は稚拙な動きだ。すりすりと縦筋に沿って、それも布地の上からなぞり上げるだけの児戯に等しき愛撫。


村雨「ンふ……♥ そういう悪い子には、んっ……♥ 村雨だってぇ……こうしちゃう、んだから……♥」


 呆気にとられながらもその光景から目を逸らせない提督の様子をつぶさに観察しながら、村雨は頃合いを見て反対の手を制服の内側に潜り込ませ、年齢不相応な膨らみを揉みしだく。

 やがてツンとした自己主張が胸部の布越しに浮かび上がるのが見えた。そう――――ノーブラである。全ては村雨の手の中であった。全は乳、乳は全。かの有名な『鋼の錬チン術師』エロワード・エロリックもそう言っているカス!

 全てを悟った提督がアホヅラを晒したところで、村雨は次の行動に出た――――ショーツを脱ぎ払い、その秘部を大胆にさらけ出しながら、更に自慰を続けたのである。

 肥大化した芽芯はツンと真上を向いていて、指先の刺激に反応してぴくぴくと脈動するように跳ねた。逆の手は膣口の中へずぶずぶと埋没していく。

 先ほどまでの稚拙な自慰とは程遠い、肉をほぐし掻き回すようなドエロいオナニーだ。いつのまにか制服の上着もはだけ、大きな乳に頂く乳首が露わになっている。

 提督はその時「残念長良、もう遅い」と、長良の声でそんな幻聴を聞いた気がした。村雨の、超エロい所見せてあげる――――これはそういう趣旨なのだと、今更ながらに悟った。


村雨「ふぁ、ん……♥ 村雨、の、ここ・……ぽっかり、穴が、開いちゃってる……ふっとい装備で、誰かが埋めてくれ………な・い・か・な………ん、ちゅ、れろ……♥」


 駆逐艦とは思えぬほどに豊満な胸を引き寄せ、硬く尖った乳首に赤い舌を這わせながら、村雨の瞳が怪しく光る。


村雨「……ね♥」


 何が「ね♥」なのかはわからないが、提督は飛び掛かった。本能故に? 否! 「これは敗北ではない。村雨を犯したいと思った気持ちに、間違いなんてないんだから……!」と己に言い聞かせながら。性技の味方リスペクトかな? 微妙に分かりづらい。

 そうだ、提督がチ○ポで魅了しようとするのを逆に誘惑してくるけしからん駆逐艦に教育的指導のためであり、そしてその雌壺の仕上がりっぷりを試すためであり、決して村雨の色香に屈したわけではないのだ。後付けにも程がある。

 部下の指導もまた指揮官の嗜み。そう、可愛がりである。可愛がるんだからこれだって可愛がりなんだと言い聞かせる。憲兵の前で同じこと言ってみろォオン?

 ちょっと性的であろうと男と女なのだからきっと自然でネイチャーなのだ。ありがちなファンタジー世界に広がる大自然ぐらいにネイチャーだ。全裸エルフがかなりマジに絶叫しながら発情オーク軍団に追われる光景ぐらいありきたりなネイチャーったらネイチャーだ。

 だって指先を動かして、濡れそぼった桃色の秘肉を開いては閉じ、潤んだ瞳を切なげに揺らして「提督、提督ぅ……♥」と小声でつぶやきながら乳首を弄る村雨のお色気の術なんかに、提督が屈するわけがないんだからねっ! 勘違いしないでよねっ!

 ふざけるな馬鹿野郎、初潮前の小娘だって騙されねーよそんな建前。


村雨「ふぁ……♥ やっぱり、提督さんのチ○ポ、いいなぁ……村雨、の……すっごく、イイトコ……突いてくれるぅ……♥」


 とろとろでやわやわできゅきゅっと締めてくる膣内の感触もさることながら、チ○ポを味わうようにピストン運動に合わせて腰をくねらせ、淫らにほほ笑む村雨の表情はエロすぎた。指導はどうしたサル!

 それだけでイケるほどの流石の仕上がりであり、提督の指導は加速の一途をたどったとかなんとか。

※とりあえず今日は五人だ。ねりゅ


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~金剛編~】

 高速戦艦・金剛――――ご存知の通り、即堕ち艦娘の中ではいっとう酷い類の堕ち方をした戦艦である。

 「婚前交渉はNGなんだからネー!」なんてクッソ生温い幻想なんぞ現実の前には「無駄無駄無駄無駄」であった。あっけなく理性ごと処女膜ブチ破られて射精おねだり、だらしなく舌を出したトロ顔で腰をカクカク、雌声でアヘアヘしたのだわ。これには榛名も無言で半笑い、まだ即堕ち前の比叡と霧島も「………はは」とか笑うほかなかったんだってさ。

 淫蕩の極みに達した思考から知性と共に似非外人風の口調までもが消え失せて、「せーしっ♥ せーしぴゅっぴゅっ♥」という率直に言って幼児退行でも起こしたかのよーな無知性っぷりで、本能のままに腰を振りたくって提督に射精おねだりするという醜態であったよ。

 しかもその一回だけでは終わらず、むしろマジカルチ○ポに対し無駄に抵抗したことによるマジカルチ○ポリベンジャーの作用と思いのほか金剛の恥裂の内に備えられたモノの感触が素晴らしかったこともあり、精子と蜜の絡んだ熱い肉襞は、日頃からバーニングラブを謳う彼女の情熱を宿したかのように――――。


金剛(バラすんじゃねェデェエエエエエエエエエエエッス!!)


 うわあ凄い恥ずかしそうな乙女顔。涙混じりの声で言われてもイヤだフォイ、バラすフォイ。このナレーションさんの素敵な趣味は「弄りがいのある艦娘へのセクハラ」と「五月雨提督への嫌がらせ」だ。胸を張って自慢できる崇高な趣味であろう?

 そんなことよりこれから提督が金剛フィット砲(意外なほどまっすぐでカリ高な硬度MAXダイヤチ○ポ)をおっ勃てながら君の所へやってくるんだが、どうするおつもり?

 どうせ無駄だろうけどそのバーニングなブレインからひり出したアンサーをトークしてくだサーイ!


金剛(ッ……て、提督にワタシがかつてルーズしたのは、そ……そう! テートクのマジカルチャームを、無理にレジストしようとしたからデース! れ、レディとしての誇りや体面を護りつつ、焦らしてコンゴウチャームすれば、きっと程よく素敵なバーニングラーヴなフューチャーが私をウェイトしているはずデース……!)


 ……うん、天津風や村雨、この後に控える大井っちや朧を見習うといい。

 では答え合わせの時間と行こう――――提督の登場である。

 部屋のドアを開けた提督は、やはり勃起スタイルである。ポルナレフを見下すDIO様っぽい立ち方がややナレーションさん的にイラッとするが、金剛好みのガチガチ○ポを隆起させ、金剛に向かって六歩を踏み出す。金剛まで残り四歩。


金剛「! て、テートクゥー♥ な、なぁにをおっきくしてるデース♥」


 見ろよこの男受けするぶりっ子アクション。一瞬で外面を切り替える変わり身である。やはりエア提督ラブ勢という風潮は本当で、変わり身の早さは汚いニンジャの類であるという噂は本当だったようだな。

 やんちゃ坊主を窘めようとするものの動揺しまくりな様子であったが、提督はその初々しさがむしろ気に入ったのか、さらに一歩を踏み出す。残り三歩。金剛の喉がゴクリと鳴る。視線はチ○ポに釘付けだ。フシューフシューと鼻が鳴っている。


金剛「い、いくらそのぅ……わ、ワタシとのセックスがグッドだったからってぇ……ま、真昼間からワンちゃんみたいに盛るのは、の、ノーなんだからネ……♥」


 内心では既にチ○ポのことばかりなのによー言うわホント。乙女のする顔かねこれが? 男女逆転して例えるなら童貞を失ったばかりの中学生男子が美女の裸が迫ってきてるのを余裕ぶった態度で迎え入れようとしているそれである。

 だからこそ、金剛まで残り二歩になろうというところで、提督の歩みが止まる――――どころか、提督は三歩引いた。金剛までの距離、残り六歩。


金剛「!?」


 更に提督は一歩後退。やや表情が冷めだしている。ガチガチ○ポも少し硬度を失っていた。距離が七歩まで開く。


金剛「あ、い、イヤ、その……ば、場所は弁えてるかもデス、けど、その、時間、時間が……」


 ああ駄目だこれグダグダだ。更に提督は三歩を引く。距離、とうとう十歩。そしてあと一歩提督が退けば、部屋の出入り口たるドアの向こうへ消えてしまうだろう。


金剛「――――――――――――――――――――――――――」


 「フフフ、一つチャンスをやろう」とでも言いたげな提督の表情から、金剛は悟った。選択を迫られていると。


 誇りか、情欲か。

 どちらかを選べ必ず選べというヤツだ。

 この二択を迫られているのだと。前者はこの二つ後の大井っちが見せてくれるだろう。後者の極みは本編の五月雨だ。

 「半端は許さぬ」と、提督の冷ややかな目が語っていた。媚びねば提督は立ち去るだろう、一切の容赦なく。

 しかし媚びれば愛してくれるだろう、ただし誇りは失われ、今後の提督とのセックスにおけるイニシアチブは提督が握り続けるであろう。

 そう、金剛もまた阿武隈と同じく主導権を握りたいタイプであった。

 だがキャラクター的にワンチャンある阿武隈と違い、賢しい金剛は賢しさゆえに駆け引きを仕掛けられ、その駆け引きに気づいてもドストレートであるが故に腹芸ができるタイプではない。

 攻めてる間は強いが受けは弱い。ガンガンと愛を前面に出していくキャラクターにはありがちなことである。

 日頃から愛を惜しみなく、しかし笑顔でさらけ出すが故に、いざという場面――――決しておちゃらけることが許されない場面で、最後の一歩に怖じ気づく。

 金剛が今後どのような扱いになるのかが決まる――――ここが分水嶺であった。しばし沈黙し、金剛は俯いた。涙が目いっぱい溜まった瞳を揺らして、消え入りそうな声でつぶやく。


金剛「ふぁ、ふぁ……………ふぁっく、みー………ていとく」


 舌足らずな震え声で、素直な言葉を口にした。顔から火が出るほど恥ずかしいだろうに、それでも確かに言葉にした。


金剛「あ、あい、らびゅー………………抱いて、ください。し、したい、デス……提督と、えっち、したい、デース……可愛がって、欲しい、です……♥」


 膝の上でぎゅっと握りしめられた拳は震えていたし、紅茶色の髪の向こう側の赤面が隠しきれていない。

 瞬間――――提督との距離が一瞬でゼロになっていた。一歩ではない。ゼロだ。つまり――――。


金剛「あひぇっ♥ ふぇへひふぃッ♥ んひゅぁああああああああああああああああっ♥」


 金剛の勝利である。野郎、このナレーションさんの予想を覆しやがった。辛勝ではあるが、つい数瞬前に見せた表情と態度は「冷静と情熱の狭間で揺れ動きつつも、悩んだ末に熱を取った」と見做された。恥じらい、恥じらいです。

 淫らな女のテクよりも、時に純朴な素人女の赤心が欲しいと思う時がある。

 本当に男って言うのは勝手な生き物なのだわ。ところで金剛、何回イッた?


金剛「に、にじゅうしゃんかいっ♥ い、いきまひたぁあああああっ♥」


 そして素直過ぎる子はネタキャラである。とどのつまり、金剛のネタキャラ化は加速する一方であった――――どうあがいても朝潮系。


【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~大井編~】


 部屋に入った瞬間、提督は「部屋を間違えたか?」と思った。

 間違いなく提督は、部屋に踏み入る前に、部屋のドア横にある【大井っち待機部屋】という表札を確認したはずだ。なのに、


朧「あ………っ♥ いらっしゃい、提督……♥ 今宵も、朧を御指名ですか……♥」


 ベッドの上には薄いスケスケネグリジェを着た朧が妖艶にほほ笑んでいる。かつてない朧がそこにいた。

 まず薄く紅を引いた唇。既にエロい。やや溌溂さを感じさせた頬の絆創膏は今はなく、代わりとばかりに白粉が塗られている。

 提督が来てくれたことを、朧は本心から喜んでいるようだった。ほころんだ笑みの幼さが、提督に背徳的な淫靡を覚えさせる。

 元々駆逐艦平均を軽く上回る質量を誇る乳は、妊娠したことでより丸く突き出していて、重量感たっぷりに薄絹の向こうで揺れていた。

 非合法でかつイリーガルな未成年娼婦――――提督の頭に両手をお縄にかけられる未来が何故かよぎる。天津風の時には欠片ほども思わなかったのに、どうしてか焦燥感が体中を駆け巡っていく。


朧「………安定期、入ったんです♥ だから、『大丈夫』ですよ、提督……♥」


 「ここに、いっぱいどぴゅどぴゅしても……♥」――――そう言って、ぽっこりとした下腹を撫でさする指先の動きすら嫌らしい、ああ嫌らしい嫌らしい。

 提督は謀られたことを理解した。そう、部屋の表札はすり替えられていた。

 本当は提督は朧だけはスルーするつもりだったのだ。妊娠していることを言い訳にだ。だがそれももうどうにもならねえ。つまり、


×:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~大井編~】

○:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~朧編~】


 これが正しい。そもそも金剛の二つ後に大井っちだって言ったダルォ?

 提督はドアノブを後ろ手に掴み、部屋からの離脱をはかる。だが、何故かドアノブが回らない。

 ギョッとして振り返り、今度こそ力いっぱいにドアノブを回す。だがビクともしない。鍵がかかっているわけではない――――反対側から恐ろしい力で掴み止められている。鎬紅葉かな?

 唖然としつつもドアの覗き窓に目を向ける提督―――――それがまずかった。

 目が合ったのだ。ドアの外にいる人物が、のぞき窓から逆にこちらを覗いている―――――。



潮「――――――――――――――――――――――――ごゆるりと」



 魔 性 の 潮。

 綾波型は提督を陥落させるために共同戦線を張ることがしばしばある。ななく

 提督は漏らしそうになった。小便ではない、精液をだ。何故なら――――。


朧「あは♥ 提督のオチ○チン、もうこんなにカチカチです……♥」


 背後を取った朧が、両手を提督の勃起チ○ポに回し、手コキを開始し始めていた。


朧「提督……手でシュッシュするのも、朧、嫌いじゃないんですけど……久々のオチ○チン、お口やおま〇こで、味わいたいなあ……♥」
 

 たっぷりとした質量を誇る人肌の餅を背中に押し付けられながら、自身の太腿を提督の太腿に搦めておねだりしてくる朧である。

 凶獣・綾波の妹の面目躍如と言ったところか。理性を[ピーーー]ことにかけては、その積極性から秋月型にも匹敵するやもしれぬ脅威の綾波型であった。



朧「提督も、朧の『今』の膣内……興味ないですか? 久々に、味わいたくないですか……? 駆逐艦の妊婦おま〇こなんて………今しか、味わえませんよ……♥」



 プレミア感まで煽ってきおるオーバーキル戦術―――――提督は綾波型には(一部を除いて)勝てない。これはもはや常識である。

※間違ってsageちゃった。再投下


【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~大井編~】


 部屋に入った瞬間、提督は「部屋を間違えたか?」と思った。

 間違いなく提督は、部屋に踏み入る前に、部屋のドア横にある【大井っち待機部屋】という表札を確認したはずだ。なのに、


朧「あ………っ♥ いらっしゃい、提督……♥ 今宵も、朧を御指名ですか……♥」


 ベッドの上には薄いスケスケネグリジェを着た朧が妖艶にほほ笑んでいる。かつてない朧がそこにいた。

 まず薄く紅を引いた唇。既にエロい。やや溌溂さを感じさせた頬の絆創膏は今はなく、代わりとばかりに白粉が塗られている。

 提督が来てくれたことを、朧は本心から喜んでいるようだった。ほころんだ笑みの幼さが、提督に背徳的な淫靡を覚えさせる。

 元々駆逐艦平均を軽く上回る質量を誇る乳は、妊娠したことでより丸く突き出していて、重量感たっぷりに薄絹の向こうで揺れていた。

 非合法でかつイリーガルな未成年娼婦――――提督の頭に両手をお縄にかけられる未来が何故かよぎる。天津風の時には欠片ほども思わなかったのに、どうしてか焦燥感が体中を駆け巡っていく。


朧「………安定期、入ったんです♥ だから、『大丈夫』ですよ、提督……♥」


 「ここに、いっぱいどぴゅどぴゅしても……♥」――――そう言って、ぽっこりとした下腹を撫でさする指先の動きすら嫌らしい、ああ嫌らしい嫌らしい。

 提督は謀られたことを理解した。そう、部屋の表札はすり替えられていた。

 本当は提督は朧だけはスルーするつもりだったのだ。妊娠していることを言い訳にだ。だがそれももうどうにもならねえ。つまり、


×:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~大井編~】

○:【おまけ:惜しくも姫始めを逃してしょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~朧編~】


 これが正しい。そもそも金剛の二つ後に大井っちだって言ったダルォ?

 提督はドアノブを後ろ手に掴み、部屋からの離脱をはかる。だが、何故かドアノブが回らない。

 ギョッとして振り返り、今度こそ力いっぱいにドアノブを回す。だがビクともしない。鍵がかかっているわけではない――――反対側から恐ろしい力で掴み止められている。鎬紅葉かな?

 唖然としつつもドアの覗き窓に目を向ける提督―――――それがまずかった。

 目が合ったのだ。ドアの外にいる人物が、のぞき窓から逆にこちらを覗いている―――――。


潮「――――――――――――――――――――――――ごゆるりと」


 魔 性 の 潮。

 綾波型は提督を陥落させるために共同戦線を張ることがしばしばある。

 特に第七駆逐隊の連携は密で、容赦がない。彼女たちは駆逐艦の武器が『幼さ故のためらいのなさ』であることを熟知している。

 提督は漏らしそうになった。小便ではない、精液をだ。何故なら――――。


朧「あは♥ 提督のオチ○チン、もうこんなにカチカチです……♥」


 背後を取った朧が、両手を提督の勃起チ○ポに回し、手コキを開始し始めていた。その手つきと言ったら無敵である。左手で提督の睾丸を撫でさすりながら、適度な力で竿を掴み、上下にしごきたてる。


朧「ね、提督……朧、おててでシュッシュするのも、嫌いじゃないんですけど……久々のオチ○チン、お口やおま〇こで、味わいたいなあ……♥ ご馳走してくれませんか……♥」


 たっぷりとした質量を誇る人肌の餅を背中に押し付けられながら、自身の太腿を提督の太腿に搦めておねだりしてくる朧である。

 凶獣・綾波の妹の面目躍如と言ったところか。理性を殺すことにかけては、その積極性から秋月型にも匹敵するやもしれぬ脅威の綾波型であった。



朧「提督も、朧の『今』の膣内……興味ないですか? 久々に、味わいたくないですか……? 駆逐艦の妊婦おま〇こなんて………今しか、味わえませんよ……♥」



 プレミア感まで煽ってきおるオーバーキル戦術―――――提督は綾波型には(一部を除いて)勝てない。これはもはや常識である。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~大井編~】


 重雷装巡洋艦・大井。ケッコンという節目においても「たった二人の重雷装艦」とナチュラルに木曾をハブる清々しいまでの図太さは、ナレーションさんお気に入りである。腹が痛い。

 後付け設定とはいえ北上ラブな風潮のある彼女であるが、提督に対する想いはラブ勢のそれである。

 むしろ「裏切ったら海に沈める」発言から愛が重すぎて重愛葬巡洋艦とか呼ばれたりしている。

 愛の裏切りとはやはり浮気か。利用する者される者か。果たして、艦娘らをチ○ポでずぼずぼしまくってる提督の行為は裏切りと取られるのか。

 そんな彼女に厚顔無恥にも提督の勃起チ○ポを差し出したらどんな態度を取るのか……不知火を見るより明らかだとは思うのだが、ナレーションさん、気になります。

 朧に散々に搾られたものの、腐ってもマジカルチ○ポ――――やや目の下がくぼんでいるが、しっかりとした足取りとチ○ポで大井の部屋のドアを開く。

 提督を出迎えたのは、迫りくる砲撃だった。眼前に迫る砲弾を認識することすらできず、提督の頭蓋は瞬刻の後に爆ぜるだろう――――仮に提督がただの人間で、そしてこのまま何もしなければ。

 提督の目は、迫りくる砲弾の細やかな傷の一つ一つまでを確実に捉えていた。抜き放った刀を、音速を超えて迫る砲弾を、まるでまな板の上の魚に串を刺すような気軽さで突き刺した。

 貫いたままに振り抜き、小刻みに手首を左右に切り返すと鮮やかな火花が散って、砲弾は両断された。――――二つに分かたれた砲弾が、提督のやや上方の左右の壁に風穴を開ける。

 この時空のマジカルチ○ポ提督は、剣術スキルを100%活かす類の剣鬼。

 澄み渡る三本杉の尖り刃が連なる冴え冴えとした刃文の特徴は、他に類を見ない芸術品としての側面をも併せ持つ――――最上大業物が一振り、初代孫六であった。

 油断なく刀を正眼に構えて残心する腕前は見事としか言いようがなかったが、勃起チ○ポ丸出しで揮うようなものではないぞ罰当たりめが。

 その視線の先には、開幕即死砲撃をやらかした存在――――硝煙のヴェールにくゆる空間の向こう側に、大井がいた。

 大井っちの判断は、もちろん裏切りも裏切り、万死に値するというものである。当たり前だ。誰だってそう思う。

 
大井「殺してやるわ―――――言ったわよね。裏切ったら、殺すって……言ったわよね、言ったわよね、言ったわよね、私……? なのに、なんで裏切るの……? 馬鹿なの……? 死にたいの……?」


 底なしの泥沼みたいな目を見開いて、凄絶な笑みを浮かべる大井がそこにいた。全裸である。

 美しいシルエットが粉塵に浮かび上がる。僅かにかしげた首の角度といい、蒼ざめた唇といい、血走った眼球といい、カチカチ鳴ってる歯ぎしりの音といい――――大井っちはまさに絶好調の美少女であった。ヤンデレは病んでる状態が健常なのだ。ワハハ。


大井「……ああ、そうなのね―――――殺すって言ったのに、浮気なんかするってことは……」


 砲撃によって舞い上がった粉塵と硝煙が満ちた部屋は、その空気の動きを容易に可視化していた。

 提督は一瞬、その空気が静止したような錯覚を覚えた。大井の姿が掻き消え、提督の真横から粘ついた囁き声が漏れた――――縮地。


大井「ほかでもない私に、殺してほしかったんだ?」


 返答を求めていないことは、囁きとほぼ同時に放たれた二撃目の砲撃から明らかである。確実に殺しにかかっている一撃だ。

 その砲撃もまた脳天狙いであることが幸いした。前転する要領で身を投げたことで、提督は一撃目よりもずいぶん余裕をもって回避することに成功した。チ○ポ丸出しで。締まらねえな。まだ挿入していないからなおさらである。


大井「嗚呼……♥ すごく嬉しいわ……愛してます、提督……だから、今すぐ私に殺されて頂戴……♥ 受け止めて、くれるでしょ……? 提督……提督……提督……て、い、と、く……♥」


 次弾装填中の大井に接近して当身を喰らわせ、ここで気絶させるべきか、提督は大いに迷った。大井だけにな。笑えよ。ナレーションさんは実況で忙しい。

 なんせ恐らく、確実に、間違いなく――――大井は正気である。故にこそ迷う。ここで曖昧に誤魔化し、やり過ごしたところで、大井は結局のところ提督を殺しにかかってくる。


大井「大丈夫……貴方を殺した後、私は後を追ったりしませんよ? その睾丸ブチ抜いて精子を取り出して、私の卵子と受精させてちゃんと妊娠してあげる……私とあなたの愛の結晶は、確実にこの世に残るのよ……♥」


 大井っちは「貴方を殺して私は生きる」類のヤンデレである。流石の提督も肝が冷える笑みであった。


大井「だから、ねえ、おねがいよ……愛してるなら、殺されてよ……? 殺されたいから、裏切ったんでしょ……? 違うの……?」


 イエスと言ってもノーと言っても死ぬ。普通なら詰みであった。故に―――提督は大井の説得を速攻で諦めた。この後、三日三晩に渡り死闘を繰り広げ、組み伏せた大井を犯してめでたく懐妊させた。

 提督、苦肉の策である。妊娠してる間は、大井は殺しにかかってこない。その後、出産を終えた後に育児期間を経て、復調した途端に再び殺しにかかってくる大井を返り討ちにし、また妊娠させるというローテーションが組まれた。

 人、それを問題の先送りという――――。


大井(―――――計算通り……!!)


 そして、全ては大井の手の中。


【おまけ:惜しくも姫始め多数決安価で敗北し、しょんぼりしている艦娘9名に勃起チ○ポを見せてみた~筑摩編~】


 利根型航空巡洋艦・筑摩。姉のような妹である。

 断じて乳首ではないしオカマでもないし、ましてや膣魔でもない。確かにサキュバスめいた膣と雰囲気を備えちゃいるが、そんな卑しい事を云う奴はどこのどいつじゃ!

 そんな筑摩に提督の勃起チ○ポを見せつけたが、筑摩は――――。


筑摩「…………ご奉仕、しますね」


 儚げな笑みを浮かべて、そう言った。提督が下半身を露出させたまま部屋を訪れた時、少しだけ傷ついたような顔をした。


筑摩「ん、ぶ……ちゅ……ぐ、ぼっ、じゅぼ……はぁっ、ふ……じゅる、じゅ、チュ……ん、ず、ぐぷ……」


 提督の前に跪き、音を立てて尺八に勤しむ筑摩の顔は、林檎よりも赤く染まっている。

 成熟した肉体と裏腹に、興奮よりも羞恥が勝っている様子であったが、その舌遣いは巧みだ。竿の根元から亀頭にかけてを丁寧に舐め上げ、舌を小刻みに動かして刺激を絶やさぬフェラチオだ。

 柔らかく張りのある唇を惜しげもなく醜悪な男根に押し付けながら、下品な水音を惜しげもなく奏でながらしゃぶりつく、愛情たっぷりの奉仕である。鼻息を荒げてとろんとした瞳で男根を見つめる表情は、酷く淫らだった。

 筑摩は時折、ちらちらと不安そうに提督の顔を見て様子をうかがう。

 視線がかち合って、慌てて筑摩は目を閉じると、そんな筑摩の頭上から「おしゃぶりがとても上手になったな」という声が降り注ぎ、頭を撫ぜられる。
 

筑摩「っ、し、知りません……」


 不本意そうに眉根を寄せつつも、どこか満更でもない喜悦をにじませた表情で俯く。

 そんな筑摩が再び口淫を続けようと顔を上げ、あ、と舌を伸ばしながら口を開けるが、提督は筑摩を手で制してベッドの上に寝転がる。 

 筑摩の唾液でぬめる男根だけを屹立させ、仰向けの姿勢で寝転ぶ姿に、筑摩はその意を悟った。

 筑摩は静々と提督の寝転ぶ寝台へと上がり、その体を跨いだ。蟹股開きの慎みのない体勢だったが、真に慎みがないものが斯様な羞恥と悲哀に塗れた顔をするだろうか。

 ぱっくりと開いた雌壺は、しっかりと発情していた。股を開いた途端、一条の粘液が膣口からとろりと糸を引いて提督の亀頭との間に橋をかける。ますます筑摩の顔色が鮮やかに朱に染まった。


筑摩「………ん、ふっ……♥ はっ、はぁっ、は……♥」


 誤魔化す様に、筑摩は大きく実った左右の乳房を、自らの両手で揉みしだきはじめた。

 既に男の怒張を受け入れる準備が整っているにもかかわらず、筑摩は淫裂に男根をこすり付ける。手淫や口淫の技巧に比して、はるかに劣った幼げな自慰である。

 唾液に塗れた男根を、己の淫液で上書きするように擦り付け、時折膣口に亀頭をめり込ませるように腰をくねらせる。その度に艶やかな声が悩ましい吐息と共に喉を鳴らし、ぶるりと体が震えた。軽く達している様子だ。

 不思議なことにその一つ一つの動作は、幾度となく提督と体を重ねてきて、未だぎこちない。

 酷く淫らなことをしている、はしたないことをしている、それを提督に見られている羞恥――――それもある。

 だが、それにも慣れというものはある筈だ。筑摩は、初体験の時からずっと提督に「こうするように」と仕込まれていた。

 一度も提督と、正常位で交わったことがない。ただただ、提督に奉仕するだけの役割を命じられ、筑摩はそれに従ってきた。筑摩はその外見と裏腹に、純な性癖の持ち主だった。

 けど――――嬉しかったのだ。

 筑摩は、しばしば誤解されるが―――――面倒見がいいわけではない。奉仕する側というよりは、受け身に近い。

 だが、彼女は己が必要とされることに喜びを抱く。褒められたいのだ。必要とされたいのだ。必要とされる自分が好きなのだ。だから奉仕する。あべこべなのだ。

 利根に対する甲斐甲斐しい態度がまさにそれであり、共依存の関係にもつながる歪さを持っている――――ダメ男が好きになる典型的なパターンである。DVすら愛だと受け止めてしまう類の。 

 だから提督から求められたとき、意外なほどあっさりと筑摩は提督を受け入れた。当時、利根が鎮守府に着任していなかったことの寂しさも、その選択の後押しとなった。

 ――――とても嬉しかったのだ。

 利根が着任してから、筑摩は日に日に怖くなった。


 利根との姉妹関係は良好だ。利根は筑摩を受け入れ、妹として可愛がってくれる。頼ってくれる。必要としてくれる。褒めてくれる。ああ、やはり利根のことが大好きだ。だけど、同じぐらい提督のことも好きだ。

 どちらも好きだ。こんな愛は、おかしいだろうか。

 どっちつかずで、どっちも半端ならば、今は良くても、これから先はどうなるだろうか。

 提督と利根が肉体関係になったと聞いたとき、筑摩は「それ」を自覚した。

 ――――もしも、提督と利根が、互いしか求めないようになったら?

 自分が必要とされなくなったら、どうしよう。飽きられたらどうしよう。

 そんな不安が、提督との情事の時すら押し寄せてくる。だから、必死に奉仕する。教えられたことには従順に、恥ずかしくても我慢して、提督が喜んでくれると嬉しくなった。

 でも不安は消えない。その繰り返しになって―――――あっさりと気づいた。


筑摩(………提督とのセックスで、提督が主導となってしてくれたことなんて、一度もない)


 いつだって筑摩が与える側で、提督はそれを甘受する。筑摩は気づいていない。筑摩がそれを望むから、提督はそれを甘んじて受けている。あべこべなのだ。

 ――――本当に自分は必要とされているのだろうか。

 疑問に思ったことがないわけがない。だが、聞かなかった。聞けなかった。筑摩は怖かった。

 性的なつながりだけでも、必要とされているのが嬉しかった。でも、もうそれは慣れた。成れた。だから次が欲しくなる。

 ――――愛は、どこにあるんだろう。 

 ふっと心の中に浮かんでは、靄となって消えていく。霞となって消えていく。雲をつかむような話だ。

 「愛して」と叫んで、掴めるものならそうしよう。想いを込めて意思を伝えれば、案外それで容易く得られるものかもしれない。

 でも、そうじゃなかったら?

 いつだってそこに行きついて、ぐるぐると同じところを回っている。

 だから、筑摩は―――――。


筑摩「っ、は、は……あはっ♥」
 

 一筋の涙が頬を伝う。提督が一瞬それに気を取られ、怪訝に思った矢先――――熱く湿ったうねりの中に自身が飲み込まれていく感触で、疑問は消えていく。

 解消されたのではなく、霧消する。

 見せつけるように、筑摩が男根を受け入れ、腰をくねらせ始めた。酷く抵抗感のある膣襞が与える刺激が、否応なくその行為に意識を集中させていく。

 ペニス全体をぎゅうぎゅうと締め付ける、熱い雌壺だった。襞の一本一本が意思を持ったかのような巧みさで、吐精を求めて不随意に絡みつく。

 思わず筑摩の腰を掴んで、腰を突き上げたくなるほどに蠱惑的な名器だった。だが伸ばした腕は誰あろう、筑摩自身の両手につかみ取られ、次いで激しい腰の上下動によって阻止される。


筑摩「ぁっ♥ いっ♥ いいっ♥ いっ、イッ……てい、とくっ♥ きもちっ、いい、ですかっ♥ ちくまのっ、おま〇こっ……すけべな、おま〇こっ……♥」


 痛々しいほどに稚拙な淫語を叫ぶ。嬉々を匂わせ、それでも隠し切れない悲哀を宿す震えた声は、性感に乱れるだけの女が出すものではなかった。


筑摩「み、てぇっ♥ ちくまの、えっちな、ところっ♥ みて、みてぇ……♥ みて、ください、よ……♥」


 ぐちぐちと水音を立てる秘部を見せつけるように、両足を広げながら腰を振る。

 その淫蕩に乱れる姿への興奮と刺激に耐え兼ね、提督はたまらず射精する。合わせるように筑摩も「ああ」と一際甲高い声を上げて背筋をのけぞらせ、びくびくと腰を痙攣させた。ぶしゃりと膣口から白い汚液が溢れかえる感触に、天井を仰ぐ筑摩は酷く淫らな笑みを浮かべていた。嬉しい、嬉しいと。

 やがて糸の切れた人形のように、持たれるように提督の身体にうつ伏せになる筑摩は、そのまま提督の首にしがみ付いた。激しく動機する心臓の音と、情事に乱れ絶頂の余韻に蕩ける熱い吐息を耳元に感じながら、提督は筑摩に一つだけ質問した。

 聞かざるを得なかった。



 ―――――なんで泣いてんだよ筑摩、と。



 筑摩はより強く提督の身体にしがみ付きながら、泣き顔のまま微笑んだ。

 心配そうに、絹糸のような筑摩の長髪を撫ぜる提督の手が、とても嬉しかった。

 きっと、どんなに歪でも、少なくても、やがて離れてしまうものでも、消えてしまうものでも、愛は必ずそこにあって、またやってくるものだと――――筑摩はこの手が愛なのだと、そう思った。


【おまけのおまけ:姫始め多数決安価で敗北して勃起チ○ポを見せられた艦娘9名】


萩風「何か私に恨みでもあるんですか?」

羽黒「妙高姉さん逃げて……!! 絶対碌なことになりませんこれ……!!」

村雨「む、村雨ってホラ、く、駆逐艦だし、夜戦に強いのは仕様だから……ねっ? べ、別に、淫乱ってわけじゃないから、せ、戦術だから、ねっ?(震え声)」

阿武隈「予 感 的 中。そもそも趣旨が違うんですけど?」

朧「やっぱりそういうこと、でしたね……♥」

天津風「もっとガーターベルト強調した描写が欲しいわよね。無責任射精された後、無言のままにあの人が立ち去るか、目隠しを取ってネタ晴らし後にらぶらぶちゅっちゅな二回戦をするかで大分仕上がりが変わると思うのよ。あと勃起チ○ポ見せつけられてないんだけど」

大井「コンスタントにポコポコ孕んで産んでの繰り返しというオチですか」

金剛「………(思ってたよりはいい扱いデース)」

筑摩「私がすっごくメンヘラっぽくなってる……需要あるのかしらこれ? そもそも私はあんな子じゃないですよ―――――ねえ、利根姉さん?」



 夕立はちからをためている。


【夕立の姫始め~前哨戦~】


 かくして出番と相成った夕立である。着付けを終えていざ提督のところへ出撃と言う段で、不意に意識が途切れて夢の中――――その意識が戻った瞬間のことであった。


「酷い白昼夢を見たっぽい……ソロモンの悪夢ばりにひどかったっぽい……よく覚えてないけど、とてもひどかったのは覚えてるっぽい……!」


 うんざりした表情で「ぽいー」と呟きながら、駆逐艦寮を出る。

 新年を迎えて間もない時間だ。日の落ちた冬の野外。その空気は冷え込み、相応の暗闇に包まれてはいたが、夕立には温かく感じた。

 道を挟んだ他の艦種の寮は未だに忘年会からぶっ続けで新年会を行っているのか、灯りがついているところが多かったし、これから提督の元に向かって「する」ことを思えばそれも不思議ではなかった。

 てくてくぽいぽいと提督が寝起きする本館への道中を、足取りも軽く進む。カランコロンと草履の底を小気味よく鳴らしながら、ぽいぽいと進む。

 既に駆逐艦寮は遠く、僅かに灯る電灯が、振り返れば遠く見えるかどうか。

 そんな中、夕立は考える。夜戦における戦術のおさらいだ。ここで言う夜戦は当然、提督との情事のことである。


(まずは夕立の持ってる武器を再確認する……)


 まずは容姿。それこそ艦娘として世に顕現した時には、夕立は己の容姿に驚いたものだった。まさかの金髪に緑眼という、西洋人形を思わせる容姿である。


(自分で言うのもアレっぽいけど、夕立って本当に日本人なのかしら……?)


 そいつを言っちゃあおしめえよ、夕立ちゃん。

 ドピンク髪(淫乱)とか緑髪(バリエーション豊か)とか紫髪(個性的)とか蒼髪(不人気)とか、自然発生したとは考えにくい髪色の子が集結してるのだ。


(吹雪ちゃんとかはとても芋っぽいのに……あ、でも叢雲ちゃんは同じ吹雪型なのに違うっぽい? えっと、あれだ、そう――――きっと叢雲ちゃんは妾の子っぽい!)


 同日同刻―――――駆逐艦寮・吹雪型が寝泊まりする区画の一部が、根こそぎ『割断』された。

 「い、いっちゃううううう年、き、きちゃうぅうううう年」を見終わって、今年もよろしく、此方こそよろしく、じゃあ挨拶も済んだし眠りましょう、朝早くに起きてしっかり身支度を整えて、司令官にご挨拶に伺いましょうね、と吹雪のなんら当たり障りのない芋っぽい締めの言葉で忘年会を終えた吹雪型だった。


「打ちたて申す御剱の、刃は雲を乱したれば……――――」


 突如、とてもシツレイな夕立の侮辱めいた感想を、いかなる外法の類か察知した叢雲は、艤装を量子展開――――槍を振り上げ、こう叫んだ。


「――――天叢雲ともこれなれや」


 後に叢雲はこう語る。「なんか、ついカッとなった。そして夕立を殺さねばと思った」と。最近の若者は男も女も迫力満点である。

 顕現する圧倒的暴力。オロオロしながらも止めようとする深雪様。邪魔者は皆殺すと聞かぬ叢雲。響く爆音。吹き飛ばされる深雪様。ギリギリで槍の暴虐を回避する磯波と浦波が迎撃態勢を取るも、一目で彼我の実力差を悟り戦意喪失。

 不意打ちにも拘らず余裕をもって回避した吹雪・白雪・初雪の芋トリオは「ああ、今年の初仕事は妹とのバカ騒ぎだ」と悟り、それぞれが艤装展開――――傍目には殺し合いにしか見えない格闘戦を繰り広げる。

 ところでこの時、飲み会帰りのほろ酔い陸奥が運悪く吹雪型の住まいの外を歩いていて、槍に割断された建物の破片が第三砲塔に直撃して大爆発。むっちゃんの霊圧が消えた。

 「今年こそ健常でいましょうね、ね、第三砲塔?」と艤装を顕現させて妖精さんたちと挨拶していた最中のことであった。あまりにも不憫すぎる。この後の大鳳ぐらいに。


 遠く爆音が響くところ、元凶といえば元凶の夕立と言えば、未だに己の武器に関しての考察を進めていた。


(改二になってからというもの、夕立ったら、どんどん体つきが女の子っぽくなってるっぽい?)


 今は振袖で隠れているものの、その緋色が鮮やかな和装の内には、白露型トップの村雨に次ぐ暴力的な肢体が秘められている。


(やっぱり大きいおっぱいが男の人は好きっぽい! ぽい! 夜戦ではライバルの綾波ちゃんにもない、夕立のあどばんてーじっぽい! というか、完全S勝利っぽい! ぽい!)


 同日同刻、とても無礼で不敬な夕立の内心を何をどうしてか察知した綾波――――その私室の八枚の窓ガラスが、内から外に向かって砕け散る。その身から噴出した濃密な殺意の波動の余波である。

 運悪く駆逐艦寮外を歩いていた宴会帰りの大鳳に唐突に硝子のシャワーが降り注ぎ、即座に入渠施設へ緊急搬送される次第となった。ほろ酔い気分で「今年はいい年になるといいな」と思った次の瞬間の出来事であった。あまりに不憫すぎる。

 なおその時、綾波は就寝中であった。殺意をブチ撒けた後も安定の快眠で、初夢鑑賞中である。本人からすれば「幼子の稚気を窘める際に良識ある年長者が抱く僅かばかりの怒気程度」に過ぎないというのだから恐ろしい。

 ところで綾波の初夢の内容をちょっとナレーションさんはのぞき見してみた。

 視界いっぱいに広がるお花畑に深海棲艦の首塚を築くメルヘンにしてバイオレンスな内容である。これには思わずナレーションさんのSAN値が減少。夢中の返り血塗れの綾波は満面の笑みである。地獄で微笑む釈迦のような面持ちであった。

 本人曰く、


 「なんだかちょっぴりイラッとしちゃいましたぁ」


 意訳:痴れ狗めが……少しばかり第三次ソロモンでやんちゃした程度で、正しく孤軍にて無双し、戦果を残したこの綾波を……見下し愚弄するか!!


 ――――とのことだが、ちょっとイラッとしたぐらいで窓ガラスが粉砕するほどの殺意である。直接叩きつけられた場合はお察しであった。電子レンジでチンされた生き物はこうなるって具合に。

 夜戦夜戦とうるさいあの川内ですら笑顔の綾波に窘められると、冷や汗流して「私が悪かったよ」と言うばかりである。


 ところで、その殺意の波動による被害はガラスと大鳳だけではなかった。

 運悪く左隣の部屋でウノに興じていた第七駆逐隊の面々はアイアンボトムサウンドを彷彿とさせる死の気配がなんら心の準備もなく叩き込まれたせいで泡吹いて失神した。潮や曙などは尊厳を喪失している。

 廊下を挟んだ対面側の部屋ですやすやしていた天霧は「敵襲だと!?」と覚醒し、すぐに「なぁんだ綾波の姉貴かい」と再び二度寝。ぐーすかすかぴーと図太さを示した。

 更にその隣室で秘かにオナニーしていた狭霧もまた泡吹いて失神し、翌日になって部屋から出てこないことを訝しんだ敷波に、股間丸出しのままで発見されて物凄い恥をかいた。明らかにオナニーして寝落ちしたと見做されていた。

 「し、新年早々、なにやってんのさ狭霧……ま、まあ、そういう気分の時って、あ、あるよね……うん」と敷波は姉として窘めつつ、狭霧の尊厳のために僅かばかりに理解を示す。その顔はかなり赤かった。そんな敷波のオナニー頻度は週三ぐらいで、直接的な摩擦ではなく布地の上からくっくっと指で押さえるようなオナニーだとか。あらやだかぁいい。

 階下の暁型も散々である。四人で川+1の字になってすやすや中だった全員が、より深い眠りにつく代償とばかりに正月早々に寝小便という地獄のような新年の幕開けを迎えた。

 阿武隈に「んもぉー! 栄えある一水戦所属の暁型が、皆しておもらしなんて情けないんですけどぉ!」とぷんぷん怒られた。

 電ちゃんはぱっちりおめめに目いっぱいの涙をためて「はわわ」してた。

 クールな響に明るい雷も顔を真っ赤にしてぷるぷるである。

 レディ暁など死体みたいな顔であった。レディはおもらしなんてしないのだ。

 なお敷波の部屋は綾波の部屋の右隣なのだが余裕ですやすやおねむである。


 「今年もいい年になるといいなぁ……司令官と一緒に、初詣……行けたらいいなぁ、へへ……」


 なんて健気なこと考えながら眠りにつき、綺麗な振袖を着た綾波と自分、そして妹たちが、司令官と一緒にお参りに行くという素敵な初夢だったという。ちなみにまだ処女だ。朧や潮が処女散らされてるなんて夢にも思ってない。

 そんな敷波は妹たちからの信頼が極めて厚い。特に狭霧や曙、漣は尊敬のまなざしを向けている。


 そんな騒動など知らないし、知ったとしても「知ったことじゃねえっぽい♪」と言ってのけるであろう夕立は、次々に考察を進める。


(夕立の性格は、うーん……これはよくわからないっぽい? 面倒臭いのはあんまり好きじゃないっぽいけど……なんだかおじさん臭い長波ちゃんよりはましっぽいね! ドラム缶ドラム缶うるさいし、何か改二になったっぽいけど、装備に頼って補正受けてる内は夕立や綾波ちゃんの敵じゃないっぽい!)


 同日同刻――――綾波型駆逐艦寮からやや殺意が減少したが、夕雲型駆逐艦寮が一夜にして崩壊した。


「ブラッドフリート流血闘術……推して参る!」


 血液と燃料を武器に破壊の限りを尽くす長波様である。そのお怒りを鎮めるために奮闘する夕雲・巻雲・風雲・朝霜・清霜であったが、拮抗状態に持ち込むのが精いっぱい。早霜は既に大破した。フフフとか言ってる余裕がない重体である。

 年忘れのあいさつ回りで藤波と沖波が外出中、そしてよりにもよって高波が他の寮の宴会で呑兵衛どもに掴まって不在であることが災いした。

 例によって外を歩いていた飲み会帰りの飛鷹は「今年こそ改二が来ますように」と乙女チックに星に願いをかけていたところ、流星めいた砲撃が脳天を直撃。改二どころか解体寸前ってな有様である。

 なおその費用の真横を歩いていた隼鷹は無傷だ。飛鷹の願いを聞いて内心とは裏腹にゲラゲラ笑っていたのが一変、冷たく研ぎ澄まされた、獲物を狙う鷹の表情へと変貌する。酔いは完全に抜けていた。


「あたしの姉に、ナメた真似しやがった奴は、誰だ……? 天の御柱・地の御柱――――来臨守護急々如律令!」


 放たれる艦載機。烈風改・流星改・彗星の三条の部隊が、既に骨組みのみになっている夕雲型駆逐艦寮をガレキの山へと変えていく。戦線は拡大の一途をたどっていく。

 
 建造物が恐ろしい勢いで倒壊する音が聞こえているはずなのだが、やはり夕立はブレない。考察はどんどん進んでいく。


(後は口調………うーん、あざといって言われるけど、これってキャラ付けじゃない癖っぽいし……にゃしにゃし言ってる子や、ぷっぷくぷっぷく言ってる子、あまりおっぱい大きくないのにお色気キャラを気取っちゃう子……まあ、睦月型の子よりはましっぽい? あんな語尾や思わせぶりな態度、どう考えても『つくり』っぽい!)


 お前いい加減にしろよ悪夢。

 同日同刻―――――睦月型駆逐寮は爆散した。勢い余って望月が大破。もっちーはうわごとのように「司令官、本当はね……気持ち良かった、よ……♥」などと世迷言を抜かしている。コイツ処女だぞ。

 もうお約束となったが、睦月型駆逐寮の外を歩いていた飲み会帰りのほろ酔いガングートは、爆風に吹き飛ばされて頭の打ちどころが悪かったのか、そのまま失神。明け方に発見されたが、寒空の下で気絶していたというのにぴんぴんだったという。おそロシア。

 「この国じゃあちっこいのらにオトーシダマというのを配る伝統があるんだろう? 私も郷に入れば郷に従えという奴だ。ここは奮発してやろうじゃないか」なんてことを考えて、大量のぽち袋を手提げに入れて駆逐艦寮に向かっていたところである。へべれけに酔っていたので時間帯こそ非常識だったが、とてもいい人であった。処女だけど、女にされたらどんな顔をするのかしらん。


(いい年してニャーとかクマーとか言っちゃう人)


 球磨型軽巡寮が吹き飛び、木曾が死んだ。この人でなし!


(軽空母なのに、おっぱいがない人)


 軽空母内におけるバトルロワイヤルが開催。勝者? 胸がフラットな奴が勝つわ。飛鷹・隼鷹不在の中、戦力的には互角。

 果たして鳳翔さんがどちらにつくかが勝負の鍵であろう。


(似非外国人っぽい?)


 金剛型戦艦寮。


(死神っぽい?)


 陽炎型駆逐艦寮。


(私立小学校の児童っぽい?)


 朝潮型駆逐艦寮。


 鎮守府は爆炎に包まれる年明けを迎える。無事なのは白露型駆逐艦寮と提督が住まう本館のみだ。

 相対的に白露型の評価が上がるという不可思議な事態に、しかし白露は「いっちばーん♪」と無邪気に喜んだという。妹たちは皆、そんな白露が大好きであった。

 この日の出来事は、後に『正月の悪夢』……一部ではなぜか「ソロモンの悪夢再来」として語り継がれ、年末年始の鎮守府は外出禁止令が下ることとなる。



……
………

※トチ狂って草津に温泉日帰りしたせいで書き切れなかった(震え声)

 ああ、正月が、正月が終わる、終わってしまう……仕事かぁ

は、初春型...(震え声)

>>649-650 初春型? マニアック? 若葉ちゃんのことかな?

     | | |          . . : =ミr : : :―-ミ: .
     | | |        . .<: : : : : ^: : :ミ : : : : : :、:\
     | | |   ー…=彡: : : : :/ : : .: : : : i: :  : : : \:\
     | | |      /: : /: : :,' : : ,: .:  : ; :  :i: : :、: : : 、\
     | | |     ,': : :,: : : : :  . ; :   .:}: : :| : : :V : : :ト :\
     | | |     {i: : ': : {: l:  : : : :  .: i: : :j: : : :i: : : :|    ゝ
     | | |     _人: :{: : :|`|、: : :| : :  : ハ: : :ハ: : |: : : :
     r 斗斗― ニ ̄∨:{: : :j 八\|:! :  .://V   }: :|: : : {
    f |-…≦_ _Ⅵ: :.斧キ弌圦: : : 斧弌卞メ: :八: :∧、 __      若葉だ

     | |i 亅 ̄K7不 圦: :|k` じリ \: ゝ じ少〉/ : : :i:(、 \  :| |
     | |i  |  |/〉 |-Ⅳヘ:圦///  、   ////∧:/: : |:| |   | |      ――――この瞬間を待っていた!
/ ̄ _] |i  |  ||_とヽ] |个:i:\   _ _    イ: :/ :| :ハ| |   | |
| ̄  ] |i  |  |/リ /v| 」ル:ト): >  _   <;ヘレイ<V(   |   | |
|   r丘 |i  |  [{ーイ||/ _>/∧、     /へ/:::::::\   |   | |
|   ]  |i  |  ]::::::::::::}:::/〈 /^ヾ〟  ,,%’ /:::::::::::::入     | |
`\rエ|i |i  |  ]:::ー::::}ヘ::::::::V   マム_%’ /:::::::::::/::::::ヽ   | |
 `∨ |i |i  |_  イ:::::::::::|!::\:::::V_ Yi;i;i;Y∠::-ー<:::::::::::::::::ヽ  | |
   ⅥiⅥiⅥi‐  |::::::::::_」:::::::>F::::::::::[:ニ=ー::¨¨::::::::::::::::::::::::::::::::〉 i| |
    ⅥiⅥiⅥi= [ニニ -|_ ィ  |:::::::::::|:::_:::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::∧T ̄
    ⅥiⅥiⅥ三| :::::::f彡〈、_ら|:::::::::上:_二::>=―<::::::::/   |
     `<∨∨ニ|:::::::::::::::|!::::::::::T¨¨¨ T;i;i;i;|  |:::::::::::|ト¨  \ノ]

 提督に夜戦を挑むときの若葉ちゃんは、自分ではこんなイメージに見えるように気合を入れているっぽいけど――――。














               (__            _)

                 /        _,...、,ニ、)
      ├  ―ァ       廴       {"彡ニミ、^゙⌒ー、   ┼__    〟
    ⊂ト ‘ー'        >      λ〃´`゛ミ、ヾ`、`ミ、   | 、__ ノ 土
     オ   r┬、      (       /ミ㍉´`、゙、ヾ、゙、゙.ゞ)      イ 寸
    ┃┃  ∨丿         そ     ハミ゙=廴゙゙;ヾ、゙、; jノj,f) ┼┼``〝
     ・ .・     〟        (       {(/ ゙弐ゞ-ー'‐'ー'ァゞr゙   └‐    つ
        「_| ェェイ_     (⌒      Yコ , ::::ィェュ[] ミ/´    工   ___
       |-|´タ年′と    (__   /! ャミ、_'  X>ソ′    ┃┃   /
        ̄            廴_____`>イ ハ ` ´<Xイニ)       ・ .・   `ー 
         日 日  き   く  <  /   `‐ァ ´/从ニ)
        | 日 |     ( ̄` /  /\  /  ノ\ニ⌒)_
        ナ,      (`  |  /   ゝ、 / |\ニニ)
)        と  r'^⌒ヽ。\| ./  /     / __|ヽ \ニ/7⌒V^ヘ/⌒^´\√
⌒「l⌒Y^´∨`⌒ヽ!  |\_/.| /     /_|    \ ∨
⊂| トヾ>、//|  !;;;;;!  |  //、 /   /´若(个)    yⅰ
({H..l\゙<>'´|  !;;;;;;!  .|//、 \  / /\ .※ 葉   ´ ノ
 〕┴、.i≧ァ.|  !;;;;;;;!  |三≧=、___ ヽ/ r=;\。\      イ
ノィニ圦ヽ小|  !;;;;;;;;! .|三三≧==二二,ノ  \ / _,/′ |              ”若葉”だァ!

'/∧ /77∨|_,ニ=、ゝ~ー=、_≦ニニ>ミ三三]   ,/ ̄_,.     |
_/ 7 //γ⌒彡=、´゙,=、~ー、 ̄`ー=、/     /ー――― 1、
三ミヽ./ λr(",ニ=ミv=、 ,=ミ =、⌒,=、~ミv=、\/}    / __ | ∨
/ 7ヾメミ{{(;´r',ィ=、 ,=、 ‐=- ミ、Ξ、=、⌒ミ、ヾΥノ|   田l++| .| ∨
、/ /∧λゞ(r'ィ=-、_, -=、 ミ=、ー=_~ ミ=ミ ,=、⌒ヽ ノlム亡j .|  Ⅴ
==、斗!;;;ー(r' (`",=、ー=、Ξ、ミ =ミ 、ー=、,ニ=、=ミ ミ、 ̄ ̄ ̄ 〉  i
;;;;;;;;;;}}U;;;;;;;;;;7((( ⌒ミ =、 ー=ニ. ,=ミ ー=、'.ヾ ヽ.、ヾヾ ).    {  ⅰ
、;;;;;;;ノイ;;;;;;;;;/ {(('⌒ミ、ー=、ー=ミ ⌒=、ミ、ー=、ヾヽ} )))}\/   }  }
∧Τノ;;;;;;;/___Y/,=ミ ー=_ 彡=ミ ゙=ミヾヽ`; }}ノィノィ)))  \ | ̄´   ___
  ヾノ;;;;;;/〔_{_Y,=ニ ミ、=ミ、_=、、ヾ)〉ノィイノノィ,ノ,ノノ    Ⅴ  .  |_!|__j ‘
  /ハ;;/ ヘ、  ゞ{',ィ= 、ヾヾ; } 〉リノ_,ノイ≦三彡′     ∨     |///|
  !{ (ノ `ーt‐。≧、メj_)ノ_ソ_ノ-'~´__  ノ;;;;;;;;;;/         ∨     |///|
. 八Y[ ̄]゙ヽ`ニ`、ヽー、ヽ.__   |  | /;;;;;;;;/′          ∨ .   |///| ・
   |       三/ニ<_。、 ̄ミ.|[ ]| /;;;;;;/\___           ∨   |///|
.   1     ,  /ニ ゙ヽ ̄` |_|/;;;;/′ \`        |二二二)!
  / !   、__ヽ__, )      n  77/′           __,ノ ̄ ̄}//l
___/ l    ヾヽ`ヽ _   <Хヽ(_ /           _..< ̄       }//!
. / ∧   、 ` ニ=-’ <Х ヽ/_/  __,.<´        、_)、j//l_,

/  .|  、   ー    /ヽ/{i;{、/ ̄  | ll          、_)  j//'(
   |  \      く_ イ〃{ }ハ    -┼    |_     、_,)・.j// (_.
       >┬= 二 /、:!{ リノ从      ̄| ̄  ̄| / | ll  \) ..ノ,/ ( ’
        ´    /  |从{/        |     | -┼    ヽ)‘ /ク’ .  廴
            /  ハ\                  ̄| ̄┼ァ⌒) 。  ( ̄-┼ ll
     /      /   {  \                | | |^)'⌒Y`^ヽ  ̄| ̄ ―|―ァ | |
ヽ   /       ./      }   \               |        |     |     | 

 残念ながら提督さんには「”初春型”の、”若葉”だよゥ……」って感じに見えているっぽい? 撤退不可避っぽい?

ワタ仕事ですがね
インフル+肺炎でぽっくり親戚が逝っちまっただよ……病院に連れていく最中、さあついたよ、降りて、降りて・……なんで死んでんのさ。

お前息子がいるだろ。奥さんいるだろ。どうすんだよ……

※私事ですがね、親類がさ、死んだのさ。正月にね、餅じゃねえよ、肺炎だ。こじらせて。凄い熱で。
 俺が運転する車の中で、ちっちぇえ甥っ子と、その親父も、俺にとっては叔父か。
 病院に着いたんだよ。降りろよ。お医者先生に診てもらえよ。なんで動かないんだよ。なんで息してないんだよ、叔父さん。
 まだ小学生の息子どうすんだよ.中学あがる前の女の子二なんて言えばいいのだよ。叔母さんになんて言えばいいんだよ。ちくしょうちくしょう、何だお前ら、親戚? いねえよ、こいつらの親戚は俺だけだ出てけぶっ飛ばしてやる。
 ふざけんな糞が。クソが。頭が痛い。俺にコイツら養えってか。ふざけんなマジで。保険屋ナメんじゃねーよ。

 ただ書きたいだけなんだよ。しがらみがさ、何か涙が止まらなくなって、抱き締めた息子も娘もべえべえ泣いてて、どうすんだよ。引き取るよ。まとめて面倒見てやるさ。

 畜生が

※すいません、取り乱しました

 エタらせるつもりは毛頭ないので、ゴタゴタが収束したら再開します、一月ください

※言えるわけがないッッ!(×4回)

 でもロードバイク提督の方は、うん、言える。あれは健全だからね。きっと。めいびー。

 つーか別のところではフツーに小説書いてるぞよわたち。

 いずれにせよしばらく書けんので、折見て書き溜めてるのブッぱしながらいきますよ、わぁこんな頭悪いのがいっぱいってな具合

 なんにせよリアルのめんどくささ凄惨、もとい清算してからガトーよろしく私は帰ってくるよ。がんばる


※生存報告がてら頭の中にふっと浮かんだフレーズやらネタを書いていくよ。


・長くて良い膣、長良型~おいでよ長良型の膣~

・竜田揚げという料理があるぐらいだからつまり龍田はアゲマンなのだというゴリ押しの風潮

・「鎮まれ、鎮まれ俺のチ○ポよ……!」とか言いながらブッキーに高速ピストンする吹雪提督

・「ふっ……シラヌインキュバスは傑作中の傑作、ウシオークなどという下賤な種族と違い、純粋な淫魔そのもの」――――『中世魔導生命体研究鎮守府へようこそ』より抜粋

・ナガトロールは駆逐艦や海防艦を積極的に襲う失敗作だ

・「このマ○コはできそこないだ。ハメられないよ」とイチャモンをつけて回ることで五回に一回タダマンにありつける事を目的とするどうしようもねえ恥垢のメニュー

・雷「イカヅチ○ポ」

・電「イナヅマ○コ」

・雷・電「「合体!」」

・完成! 暁型強襲駆逐艦(アサルト・デストロイヤー)・雷電!

・電への負担が大きいので長い間合体していると電ちゃんのトロ顔が戻らなくなり、雷がドSに目覚めるという欠陥兵器

・超天変地異みたいなチ〇ポにも慣れて(中毒症状) こんな日常、正気と見間違う(SAN値ゼロ)

・非平等性チ〇ポ主義の快楽に呑まれて 心までが長門メスゴリラ

・初春「ア゛ァ゛ァ゛ア゛~~~~~!! ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛~~~~~~ッ!!」(※特に意味はありません)

・棲姫⇒せいき⇒性器

・おわかりいただけただろうか

・深海棲艦たちの姫級や鬼級はド淫乱ばかりである

・吹雪提督「おっ、戦艦マ〇コやんけ! ハメたろ!」 戦艦性器(棲姫)「」

・ダイソンとか呼ばれてるからきっと吸引力がスゴいんだろうね、ね?

・吹雪提督「卑の……カタマリとなって……(快楽の海に)沈んでしまえ……!」 空母性器(棲姫)「オ、オマエノセイデ! 私ハイヤラシイ痴女キャラニサレ、んぅぅううううううっ♥」

・ぽんぽこ孕む(確信)

・中枢性器とかなにそれエロい

・リコリス性器ってなんだよ

・あ、ほっぽちゃん! セックスごっこしようぜ、おまえ膣穴な!

・援○交際における隠語で1万5千円のことを苺というらしい。つまりイチゴぱんつの艦娘は……(これ以上はさすがに書けない)

・赤城「ボーキ隠して膣隠さず」

・提督「膣を出せ」

・「存在の美しさが罪なので罰として営倉入り」ってそれっぽくヒドい理由で強権を揮ったらなんか納得して受け入れたもんだからイラッとしたので「ついでにオナ禁」と命じたところ一日目で熊野が脱走した、囲め、袋にしろ

・よい子の性教育~オナニーのやり方を覚えた春日丸が大鷹になるまでの一週間を隠し撮り~

・囚われの姫騎士プレイと称してウォースパイトの前でアークロイヤルを立ちバックでハメる、ぶっちゃけただのウォースパイトいじめ

・お前のトリコロールカラーの髪が気に入らないとコマンダン・テストにいちゃもんを付けて、トリコロール髪が真っ白になるまで連続膣ハメからの顔射プレイ

・日焼け止め? 白染めならあるぞ。染料の原材料はこのチ○ポから出てくる。さあ、はげめ―――なぜ逃げようとするんだい、白露?

・信じて性教育を施したあきつ丸が本当にあなるきつきつ丸になるまでの感動と笑いありのドキュメンタリー映画風味

・イムヤ「大変よ司令官! 大鯨さんがゲイに!」

・提督「貴様はここで何をしている! 何故その現場を撮らんのだバカ者!」

・ひどぅい

・現代の貨幣価値を知らない秋月型が困窮する生活に思い悩み、姉妹揃って処女を100円で売ってしまい姉妹で顔をそろえた後に待ち受ける悲劇



 不調だ。

 艦娘らが陽性反応出た検査薬を手に提督の執務室にやってくるハメンタインデーの時期には復帰できそう。


※今だから言えるネタとか、ボツにしたネタとか言語道断なネタとか、フィーリング重視のまるでソースも根拠もない個人的な感想とかをぶっぱ


・実は当初、秋月が安価で選ばれた時はもっとネタ的なキャラを予定していた。具体的に言うと彼女を雌にするトリガーめいた言葉がフッと思いついてしまったからだ

・「妹たちに美味しいご飯を……食べさせてぇンだるォ?(ゲス顔&ゲスボで巻き舌)」

・北上を人質に取った場合の大井っちめいて約束された勝利の和姦。千歳の乳を乳質(ちちじち)にした千代田のようにね。乳質(にゅうしつ)ではない。乳質(ちちじち)の千歳の乳が入室したよ。

・妹たちに美味しいものを食べさせるためにという言い訳をしつつも垂れながしの涎を拭わぬままに「何発でもどうぞ!」ってな具合の秋月には流石の提督もち○こ萎える。

・タダメシにありついた秋月はとても幸せそうになるのでこれはこれはアリなのだが、イヤしいかイヤらしいかの違いって馬鹿野郎。裸(ら)がないだけにな。本当に馬鹿。やらなくて正解だった。

・そして喜べ、もしくは絶望せよ――――五月雨は予定通りだ。なんなんですのあの頬っぺたは。発情しているところを隠そうともしない。

・探さないでください、見つけたとしても殺さないでください

・初対面の時に「いじめる? いじめる?」と不安げな表情で姉らの背後に隠れながら提督をじっと見つめてくる山風に対し、慈しみつつ愛でるラブエッチを所望するか、加虐心がそそられるかで君の性癖は決まる――――と見せかけて情欲を覚えた時点で貴様はロリコンだ残念だったね此処が君の墓場さ(時雨ボイス)

・エロと結びつける難易度が個人的に高めな艦娘がいるのは否定できん。個人的に鬼門だと思ってるのは水無月と、まだ未消化の霰とかだ。夕立? わりと簡単な部類でしゅよ(※個人差があります)

・しばふ艦というだけでエロやネタとの結びつきが容易である。あのほそっこい首筋に原初のエロスを感じる。天地乖離すお芋の星だ。

・キャプテンキッソは個人的に超お気に入りなのになんで貴様らおr木曾を安価で指名しないのか許さんキソ! じゃなかった許さんクマ! おr……わ、私は決して木曾ではないキ……にゃあ!

・懐かしの鳳翔さんとのグチョエロ初夜SS(というか小説)が発掘されたのでそのうち単発別スレででぶっ放そうと思う

・「失禁する敷波」と言う大して上手くもないフレーズが脳内にエコーする時期があったので、きっとあれはエコーズACT1によるスタンド攻撃を受けていたんだと思う。もしくはチープトリック。「敷波におしっこさせよ、ね? ねっ?」

・睦月と言う物凄く可愛い生き物をネタキャラ化しようとすると、魔王の娘になるか、マッチョ化したムキ月になる不思議。なお夕立の悪口を受けた時、行間でブチ切れて寮を更地にしたのはムキ月だ。うっかり100%となっていたもよう

・皐月は殺月となるのだ。絶対深海棲艦殺すウーマンだ。「そのちっぽけな戦力でこの皐月を撃ち滅ぼそうてか……可愛いねェ……」という「誰だよ貴様」な威圧っぷり。

・菊月は菊突きで攻め担当だよ! 相手の肛門を殺す! 殺そうと思っただけでまさか死ぬとは思ってなかった! 

・長月は、うん、その、なんだ、名器だ、うん、普通に、フツーにな、うん

・弥生の服をビリビリに引き裂いて「ふへへ、よいではないかよいではないか弥生ではないか」と迫る悪漢の尻に菊月が攻め担当するだけの茶番

・エロいよミカは……そのちっさいお口で濁流のように吐き出される精子、一滴も残さずとっぷり飲み込むもんな。お行儀のよい子だ

・望月のマグロっぷりは書きたいな。めんどくせーっていいながら「あーん」して提督のチ○ポ突っ込まれ待ちしてるところとか

・浦波と浦風がオラ波とオラ波になってなんかこう精神的なヴィジョンを具現化させてだな、オラオラオラオラ叫びながらラッシュをかますんだよ。拳を叩き込みやすい角度を知ってる超ハードパンチャーだ。

・叢雲と村雨はムラムラしている(いつものこと)。合体して叢村ってとこかな。そしてこいつがスーパー叢村! 発情具合がピンク色のオーラとなって視覚化できるという優れた凌辱体質だ。

・深雪は深い(意味深)

・磯野波平、略して磯波。きっとみんなも考えたことがある。或いはとってもパラ磯波。大淫婦バビロン的なアレ。

・初霜の初シモという下品なだけのネタは避けた。だって初霜は可愛くて尊いからだ。

・大潮をネタキャラ化することはあえて避けた。あの子発言からしてヤバいんだもの。なんかヤバい成分が溶け込んだ汁を静脈から摂取してアゲアゲになってるもの。アヘアヘになるもの。

・不知火は弄り易くて好き。エロも純愛も凌辱もネタ化もヤクザも何でもイケるベテラン女優のような安心感と、どこか鉄砲玉を使い捨てるような愉悦が同居する言語化しがたい感覚がある。音忍かな?

・長門は極端だ。鉄板のゴリラ、情の深い女という側面を描写するのも頗るだろうし、連合艦隊旗艦を背負う重圧と、軍艦時代のトラウマで押し潰されそうになる心をそっと慰める描写とかも素敵だと思う。

・ところで親潮は掛け値なしのどすけべであることに疑いの余地はありませんが、提督とは恋人になれても愛人にはなれない子だと思います。萩風に匹敵するおしゃべり好きだから即バレ不可避。そしてナレーションさんに匹敵するナレートフィリアを発症します

・提督は公式でお料理上手なのでどのジャンルが上手なのかを考えるのが面白い。そう、女体盛りだね。

・男体盛り? ぶち殺すぞ。

・対馬の立ち絵を見ているといつも思うんだが、あの左手の流麗な動きは恐らく南斗水鳥拳の使い手であろ。水面を滑る水鳥の如く華麗な足さばきで間宮さんをアンブッシュし、即座に「シャオッ!」して全裸に剥くのだ。

・卯月の立ち絵を見ているといつも思うんだが、あの左手の角度からして間違いなく承太郎リスペクトだ。具体的には13巻の。この「うーじょーうーたろー」がじきじきにぶっとばすぴょん。


・いつか戦艦やら航空戦艦やら空母やら雷巡やら使って「お前に相応しい砲弾(艦載機/瑞雲/魚雷)は決まったッ!」ってな中二病全開の魔弾をブッぱさせてえ。(分からない人は分からなくていい)

・砲弾、我が力! 大地を粉砕する一式徹甲弾! 空を焼き焦がす三式弾! そして、遥かなる原初の爆発オチ――――陸奥の第三砲塔! 爆ぜろ、召艦娘―――――陸奥!

・瑞雲、我が力! 全ての源、マザー瑞雲! 蒼天を泳ぐ覇者、瑞雲(六三四/熟練)! そして夢幻をも噛み砕く瑞雲12型(六三四空)! はばたけ、召艦娘――――日向!

・艦載機、我が力! 大空を翔る無限、震電! 蒼穹を駆ける轟き、天山一二型(友永隊)! そして全てを焼き尽くす、彗星(江草隊)! 戦い抜け、双子の召艦娘――――二航戦!!

・魚雷、我が力! 冷たくて素敵、九三式酸素魚雷! 冷たくて素敵、五連装(酸素)魚雷! そして冷たくて素敵、六連装(酸素)魚雷! ヤンデろ、召艦娘――――大井!!

・艦娘の外見年齢が成長しない世界観と成長する世界観を共に楽しめるマジカル変化の術。「幼い心に淫らな体」というキャッチフレーズすこ。(駆逐艦・雪風(体は22歳))

・「清らかな心に熟れた肢体」これもいいなあ。駆逐艦・清霜(28歳)

・「ココロと裏腹に乱れたカラダが求めちゃう」こっちもいいかなあ。駆逐艦・暁(19歳)

・急に大人になったことを最初こそ能天気に喜んでいた雪風・清霜・暁だったが、男の人たちから向けられる視線に気恥ずかしくなって、逃げるようにお風呂に入ったところ姉妹たちから興味津々で弄られて性感を自覚しちゃってから始まる物語(陵辱もラブラブも展開次第でイケる)

・吹雪型はムッツリエロと言う属性を付与すると急にエロくなることに気づいた今日この頃、私もまだまだだと思う

・尽くすタイプの子はフェラ好きという都市伝説があるが、傾向的な話で生理的な嫌悪はまた別の話だと思う昨今。それを押し殺してでも尽くしてくれるってシチュはそれはそれでイイんだが、フェラが好きで好きでたまらないって方がグッとくる

・即堕ち(通常)では、ちゃんとフェラ好きそうだと思う子にはフェラさせてるという新事実。沖波とかなっちーとか

・クンニ好きそうな子は誰だろうって考えてみた。真っ先に初雪とポーラが浮かんだのは何故だろう。続いて望月、熊野、阿賀野や対馬が……あっ(察し)

・ヨダレを垂らしながらのうっとり顔で、股間に顔を埋める提督の頭を両手で掴んでぐいぐいしてきそうな艦娘選手権、きっと誰かが書いてくれるでしょうよ。

・めっちゃ恥ずかしがって抵抗してきそうな那智型を無理やりまんぐり返しの姿勢で辱めた後、間髪入れずガチのクンニ攻撃を敢行するという容赦なしの焦土作戦を打ち立て申したクソ提督、まこと軍人とはかく在りたいものでございますな大佐

・気の強い子は提督に奉仕させることに「あの提督が、私のここに口付けて舌を這わせてる……♥」的な喜びを抱くか、「こ、こんな恥ずかしいところを間近で見られて、舐められるなんて……!」と屈辱を感じるか、どっちにしろおいしい

・あ、天龍ちゃんは恥ずかしがると思う。もうあのハリボテなオラオラ系は広く周知され過ぎていて、一種の伝承と化している

・龍田は余裕たっぷりに「もっと下品に音を立てて」とか言いながらも内心で「恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい」とか連呼してたら美味しいと思います

・仰向けに寝転がった提督の顔を跨いで自主的にくぱぁした上で、陰部を実況されるという罰ゲーム。別名ドM判定ゲーム。提督の顔に滴るぐらい濡れてきたらドM認定。

・龍驤はしばし「改二になっても甲板胸」ってネタで弄られるが、あのしっかりと丸みを帯びてきたお尻のまろやかさを無視して平たい胸族出身であることばかりを弄るのは不公平ではないか?

・あの腰つきについてはいずれの話ではあるが、しかと弄ってやろうと心に誓う。あの尻を揉みしだきながら女として極上の機能を有した股座にいきり立ったものを突き込んでやるのだ(フランスの国家的なエッセンスを交えて)

・挿入した時にどんな喘ぎ方をするかによって、男の興奮度が上がったり下がったりするヨ!

・性的知識のない鳳翔さんを保健体育からじっくりと半年ぐらいかけて仕込んでから処女喪失までもっていくという大企画





【新番組「しこしこぴゅん(R-18指定)」】

「我が名はマラ丸」

「俺の名はモッコリ」

「私はくっころ!」


 いかにも性欲が強そうな男二人に、被虐体質を持て余してそうな美女が一人

 何も起きないはずもなく、やがてその雌穴をかけて争う二人は和解し、遂に悟った


「我ら共用の便所にすればよい」

「それが良い」

「くっころぉ……♥」


 なんだこの誰もが狂っているが故に、誰も救われていないけれど誰も不幸になってもいないという不毛な悍ましさが満点の残酷物語は。

 意味の分からない人は分からなくて結構だと言ってる!


1.マジカルチ○ポ鎮守府間違い探し:以下の①~③の会話文を読み取り、致命的な間違いを指摘してください。その上で正しい物との共通点や相違点を見つけ記述してください。

 配点:0、学校では評価されませんが、1問正解ごとに膣ザリンに1億点加点、シリコーンドールは不毛だけど良くない不毛なので5億点減点。

     ハッスルパフパフとパイパンブローは卑猥すぎる文明なので回答の合否問わず破壊する。

     ロ○ルド・ウ○ーズリーは存在が罪なので罰としてち○こをもぐ。




例題:提督「チェスト!」 吹雪「あひぃっ♥」



※以下模範解答(ここまで書けたら満点)

 間違い:チェスト

 正しい:チ○ポ

 根拠:チェストされてブッキーがあひぃっ♥するわけがないので、チ○ポが妥当と思われます

 補足:また、入れられて即「あひぃっ♥」しているところから、ただのチ○ポではなくマジカルチ○ポの可能性も否定できません

 共通点:棒状なところ、入れられるとイッちゃうところ、固くなっちゃうところがとても同じです、先生

 類似点:折れたり老朽化すると使い物になりませんよ、教授

 相違点:痛いと気持ちいい

 特記事項:ブッキーが可哀想だけどとても気持ちよさそうだと思いました(小並感)


 では問題です。



①朝潮「朝潮、出ます!」 提督「行け」

②那珂「艦隊のアイドルぅ♪ 那珂ちゃんでーっすぅ♥」

③熊野「くまりんこ♪」



2.マジカルチ○ポ鎮守府常識クイズ:次の記述から正しいものに○を付け、誤っているものを書き直しなさい。また、補足があれば書き足しなさい。

  配点:0点。一問間違えるごとにねぇ、君の鎮守府の艦娘をねぇ、練度が高い順にロックを外して誤解体を促してやるぞぉ……フフ、パイ喰わねえか


例題:①マジカルチ〇ポを挿入された雌は死ぬ

   ②天津風は子供チ○ポが好き

   ③千代田の性癖はナレーショフィリアである

   ④秋月型はぽんぽこ孕む

   ⑤神風型は全身貞淑隊である。

   ⑥阿武隈の好きな体位は密着してキスしながらの騎乗位で、主導権を握りながらのラブラブセックスである

   ⑦重巡洋艦・ザラの膣内は締め付け系の極狭名器である

   ⑧親潮は淫乱! これはもはや常識!


※以下模範解答(ここまで書けたら正直ひくわー)

 ①×:マジカルチ○ポを挿入された雌はイく

 ②×:天津風はキョコーン大好き。なお軽いSMプレイにも対応可能。

 ③×:千代田の性癖はポリテロフィリア。明確にはその亜種であり提督のマジカルチ○ポによる抜かずの連続セックスが好みである。

 ④×:何言ってんですかアンタは、そんな根拠があるわけないでしょう。ソースどこですかソースは。

 ⑤×:んなわけねーだろwwwww

 ⑥○:好きなのは間違いないが、一番イッちゃうのは姿見で己が痴態を見せつけられながらの背面座位の乱れ牡丹、現実は非情である。

 ⑦×:ザラザラの肉襞がたっぷり詰まった襞系の極狭名器である。

 ⑨○:常識的!




 では問題です。


 ①村雨は改二になるととてもとても淫乱になる

 ②阿武隈はおち○ぽになんか負けない!

 ③五月雨はちょっとドジッ娘属性のある頑張り屋の女の子であり、とても可愛らしい子である

 ④多摩は改二になるとキ○タマが生える。だってタマが二になるんだからタマタマ、タマタマやで、気にせんといてぇや(嘲笑)

 ⑤叢雲の槍の能力は「刃に映り込んだ存在の名を取得することで、あらゆる事象を割断する」

 ⑥初春が処女を奪われた時に「人の子など孕みとぉない……!」と言いましたが、そもそも性行為に至った原因は「今日はあの日だから駄目だ」と言ったせいである

 ⑦出会って五分で即逆レイプした卑猥な艦娘がいるらしいが、それは紛れもなく子日だった

 ⑧日向はエロい

 ⑨愛宕は童貞1000人斬りのぱこぱこビッチである

 ⑩大鳳は初体験の時に輪姦されましたが、その相手は不特定多数の男性である




※書き溜めてあった馬鹿企画はここまでなので、次はハメンタインデーぐらいに逢いましょう

問題は艦娘の年齢は見た目か艦齢準拠かと言うことだな
金剛とかスパ子とかエロいもといエライことになってしまう


※よし、来週あたりから復帰できるゾ。節分のSSを投下して再来週のハメンタインデーを迎えるゾ。


【思い付き短編:節分(節度なんか捨てて分を弁えるなの意)の種まき】


提督「節分―――――それは古来より、歳の数だけ膣に出されるという変態国家ニポーンの伝統あるお家芸である」


 そんな酷い国があるのか。ひでえなニポーンって国は。名前からして前と後ろにブッ刺してそうな国名だもんな。ニポーン!

 日本? それはジャパンのことか? 違う国ですね。知らない国です。あの国は素晴らしい。

 こっちも二本刺してそうだって? 殺すぞ。刺すと言っても刀の大小を腰にな。一緒にしないでくれたまえ。サムライですから。


提督「古の時代より淫蕩や姦淫は邪なるものとして忌避されていた。そう、古から。古ってエロを縦に重ねてチ〇ポで貫いた字だから、そりゃあもう卑猥だもんげ。

   とはいえ性欲は溜まるもの。『糞を汲み溜めたままの肥溜めはいずれ溢れかえってバイオハザード』と伝説の百姓・NOUMINもそう言っている。

   程よく発散するのは致し方なし事。清濁併せ持たねばならぬ――――そう、精も、白濁もね! フフ!」


 なんか「上手いこと言ってやった」って顔してるけど、頭大丈夫かなこいつ。


提督「しかし長良、禁欲的に生きる者はいよう。そう、長良のようにね。誰も彼もが大天使・長良のようにスポーツやロードバイクで清廉に生きられるわけではないのだ。

   それに比べておまえらたちのいやらしさったらないわ。マジないわ。マジ卑猥、マジ淫乱、ひくわー」


 絶対コイツの願望混じりだ、絶対そうだ。


提督「それでも溜まるものは溜まり、いずれ最悪の形で噴出する可能性もありうる。天使に認定されてしまったが故に禁欲を強いられる古鷹のように。

   天使は天使でも淫乱天使だよあの子は。だって名前に『古』が入ってるんだよ? 常識だろうが。加古だってそうだ。古を加えちゃってるんだからエロエロだよ、二本も刺してやがる」


 隙あらば古鷹と加古をエロい子扱いしようとしやがるこの野郎。


提督「中古とは中に出されちゃったエロい子の意味だ。慈しめ。蔑むな。処女厨は死ね!

   おっとつい知識をひけらかすようなことを言ってしまい、話が逸れたな汚らわしい蛮族にも啓蒙を齎しちゃう提督ったらマジ聖人ね!」


 聖人? 精人とか性人の間違いでは? むしろ人か? 獣ではないのか? ナレーションさんは訝しんだ。


提督「故に膣まき、じゃなかった種まきとはな。年に一度、淫らの象徴たる雌の膣奥に大放出することにより、潜在的な欲求不満を解消する行事が催されるのだ。

   実際に催して仕方ないし……ゲフンゲフン、さておきその、なんだ、ありがたい行事なんだ。具体的にはホラ、その、豊穣を祝う、えっと、その、アレだ、行事、祭事、催事、そう、催事だ。催しちゃうことなんだから催事だよ」


 【悲報】催事はエロ用語だった【常識的】


提督「ってわけだからほら―――――股を開けよ」


 こんな長ったらしくも最低なお誘い文句がこの世に存在していたとは……読めなんだ、このナレーションさんの目をもってしても!


 かくしてイベント仕様の即堕ち時空提督のやたら攻撃力の高い宣言により、節分・種まき大会は開かれた。



アイオワ「頭がイカれてんのかテメー。気が狂っていやがる。ニューヨークのスラムにもいねえぞこんなヤツ」


 キャラ剥がれかけてんぞ英語で言え。アメリカのド田舎、もといネバダあたりから上京もとい上ニューヨークしたのをきっかけにギャルデビューした陽気なアメリカンガール・アイオワに戻って!


ビスマルク「何かヤバ気な病名のある病気を患ってないかしらあの人。カルテどこ、カルテ!」


 シッ! 言っちゃいけません! トチ狂った人に病気を疑ってかかるのは正しい認識だが、それを面と向かって言うとなぜか侮辱や罵倒と捉える人はいるのよ! アドルフに告ぎなさい、アドルフに!


リシュリュー「Sale fils de pute(淫売の息子が)」


 笑顔で毒吐くのやめたげて概ね間違ってないけど提督のお母様はお父様一筋だったから!! お父様オチ〇ポ一本だったから! 一筋のすじをその一本に捧げて卑猥なひし形にした人だから!


リットリオ「アモーレ百回叫んで女性の口説き方を子宮から学び直してきてください」


 残念、彼はお腹の中にいる時から英才教育でした。むしろ英精教育でした。ミルク注がれて常にカプチーノ風味だったのだ。


ウォースパイト「………Fuckin' ヤマトビト」


 よしなされ。イギリスのケンブリッジ大学都市内のチャペルで式を挙げる幸せそうな夫婦を、ギトギト油まみれのフィッシュアントチップス喰らいながら見てる未婚女性のような顔をして吐き捨てるのはよしなされ。


金剛「(そんな行事)ないデース」


 そんな風に中途半端に常識人だからお笑いキャラなのだ貴様は。逆に考えるんだ。あわよくば朧や潮のように既成事実を作れると考えるんだ。


ガングート「孕ショー」


 正解。だが自分にそれが降りかかってくるとは微塵も考えていないらしく、「このボルシチうまいな、マミーヤ」ってなのんき具合である。


提督「さて、それにあたってこの提督は考える……>>707はとてもいいことを言いました。君たちは建造やドロップされてから、およそ1~5年程度の年齢です。つまり種付け換算すると1~5回の膣内射精が妥当なわけですが、これを軍艦としての進水日計算に置き換えた場合、どうなってしまうのか」


 かくしてオチがやってきた気配を感じ取った戦艦たちは凍り付いた。



 アイオワ進水日:1942年8月27日⇒75回。

 ビスマルク進水日:1939年2月14日⇒78回。

 リシュリュー進水日:1939年1月17日⇒79回。

 リットリオ進水日1937年8月22日:⇒80回。

 ウォースパイト進水日:1913年11月26日⇒104回。

 金剛進水日:1912年5月18日⇒105回。

 ガングート進水日:1911年10月20日⇒106回。



 おわかりいただけただろうか。

 もうおかわりいただきたくないのだろうか。


提督「んああ仰らないで、君たちが淫乱なのは知っているからもちろん後者だよね提督わかってるちゃんとわかってるから」


 金剛が何か言いかけたが、提督は言わせるまもなく印を結んでマジカル影分身し、その可愛らしい口にチ〇ポをねじ込んだ。

 この急速にオチに向かって加速していく感覚に、リシュリューとリットリオは血管がブチ切れそうな怒りがぐるぐる巡って吐き気を感じるほどであった。

 「つわりにはまだ早いよ」とニッコリ笑顔の提督に、更に巡ってリシュリューとリットリオは切れた。襲い掛かった。ダメでした。ああ、前に! 後ろに! 口に!

 ビスマルクとウォースパイトはこっそり逃げようとしていたが、残念長良もう遅い――――「絶対に笑ってはいけない」の企画に参加してしまった彼女たちは、なんやかんやで連続で膣内射精される悦びを身体が覚えてしまっていて、すぐに追いつかれてズブリされてしまったのだわ。


 そんなこんなで解き放たれるマジカル影分身。

 逃げ惑う駆逐艦達。一部はよろこんでいた。悦楽の悦と書く悦びであった。特に神風型は喜んでいた。性癖的な意味で。あへあへしながら「ごめんなしゃい」してる如月もとても楽しんでそうだった。

 泣き叫ぶ軽巡たち。「何が何だかよくわかんない」ってな具合でのほほんとしているのは長良ぐらいであった。

 絶望する重巡・航巡たち。そわそわしながら心なし期待してる感があるのは足柄や最上であった。三隈? 積極的に提督を襲っとるわ。例の言葉を叫びながらな。

 軽空母・空母達はなんかもうあきらめてた。どうせ逃げたって捕まるし、嫌ってわけでもないし、無駄に抵抗しない方がより気持ち良くしてくれるのが分かっていたからだ。

 潜水艦達はそれでもあきらめずに海の中へと逃げていた。彼女たちのように提督は潜航できないと踏んで――――そんなわけがなかった。提督は性交に関してのみ、永遠の無呼吸運動ができる。淫遁・海中破瓜の術である。元気イッパイだぜ。

 あきつ丸は執拗に尻を責められていた。「オマ○コにもオチ〇ポください」と土下座懇願するまで尻を責め抜かれる。しかし進水日計算的に、射精の残り数はみるみる減っていく。終わりがあるから絶望もある。「何回目で懇願するかな~~~?」という、闇落ちした南斗孤鷲拳伝承者のよーなゲスっぷりである。

 四天王? スルーだ。ベッドメイキングしてわくわくしながら提督を待つ彼女たち。YES/NO枕は当然YESだ。この淫らなれど少女らしい恥じらいに満ちた表情が凍り付くまで、まだ20時間余りを要した。

 秋津洲はかもかもされていた。かもかもってなんだって? 知らないの? かもかもだよ。遅れてますね。不勉強な人って私嫌いなの!

 海防艦は「グヘヘ、海の平和は守れても、己の貞操は守れなかったようだな……!」と割と初期の防空艦のノリで提督の上に乗ってノリまくっていた。あひんあひん。

 そして戦艦たちは、ご覧の有様である。長門も陸奥もち○ぽには勝てないし、伊勢と日向はいつも通りだったし、他の金剛型姉妹もヒエヒエ大丈夫大丈夫マイクマイクと大騒ぎ。

 扶桑型は相変わらず「だめぇ! 私たち、妊娠しやすいのぉ! やだぁ! もう孕むのやだぁ!」とちゃんとピル飲んでるにも拘らずレイププレイを楽しんでいた。

 大和型? ああ、すでにマグロだよあいつら。居住性良すぎてな。瞳がとろんとしてて、口も半開きでか細い喘ぎ声出してる。チ○ポのことしか考えられないって顔しながらも、膣口がチ〇ポ締め付けて離さないんだから大和型は良き文明である。破壊するなんてとんでもない。

 ローマは派手に暴れたので壁尻の刑に処された。順繰りに膣に出されては尻に正の字を書き足されていくという屈辱刑であり、懲罰の意味も込めてビデオ撮影もされていた。立ちバックでハメられながらも一切の手振れなく撮影する青葉と衣笠は本当に優秀な重巡である。 


 そして残るアイオワとガングート、彼女たちは―――――。



提督「アイオワは俺に暴言吐いたから一発追加で76回。語呂よく南無(なむ)しちゃいなさい。大丈夫、仏教用語で法悦ってのがある。仏の道を開いちゃうある種の悟りが君にもくるー、きっとくるー♪ 絶頂の時に『イく』じゃなくて『クる』って言っちゃう君らのお家芸的にも、きっと悟りの扉は開きやすいはず――――そう、そのお股のようにね!」

アイオワ「畳みかけすぎな上にサラッとステイツを侮辱するんじゃね、オォオオウカァアアアアアアアアアアアアムッ♥(あぁあああ、きちゃううううううっ♥の意)」

提督「ガングートはサービスで二回追加だ。108回で煩悩の数になってとてもいい感じだね。でも大丈夫、俺の精液って聖なる液と書いての聖液だから。一発膣内射精をキメられるごとに、ちゃんと煩悩を浄化するんだよ?」

ガングート「ハ、ハ、孕ショ……」


 何も大丈夫ではないとアイオワとガングートは思った。榛名の気持ちが分かった気がした。

 ここに時空を超えた日米露……じゃなかった、ニポーンとアムェリカ(巻き舌)とソビエトの融和は果たされたのだ。

 チ〇ポとは卑猥だが、マジカルチ〇ポとは偉大だ。

 犬猿の仲だって融和しちゃうんだ。

 融和しちゃうぅうう! you、和姦しちゃうのぉぉおおおらめぇえええってな時空論法、遥か遠きブッ飛び具合だ。


 そしてアイオワとガングートはこの日、最果ての海(オケアノス)へと到達した。


 こんな気持ち(絶頂)、初めて。

 もう、ナニ(チ○ポ)も怖くない。



 ――――深海棲艦が全滅する日は近い。



吹雪「ナニが始まるっていうんです?」

提督「大姦淫・世界乱行だ」


【姦】

出した液が提督自身の総体積を遥かに凌駕してますねこれは間違い無い・・・

まあ戦艦だし簡単には(精液の海に)沈まないかと思ったらそんなことはなかった
そういや金剛って魚雷一発だけで沈んだ慢心戦艦だったな

かもかもするってなんだ…なんなんだ…排卵誘発させるだけじゃなく卵巣を直接弄って受精率の高まった排卵した卵子と感覚をリンクさせ放たれた精子が突撃し受精するその瞬間を見せつけ検査薬は使わずに胸が貼り、つわりが出て、妊娠なんかしてないって認めない秋津洲のパンパンに張ったおっぱいをしこしこして吹き出た母乳を見せて受精したんだよ?赤ん坊がその腹の中にいるんだよって絶望顔してる秋津洲に宣言することをかもかもするっていうんですかね?

何が悔しいってこの投下文を読んでティンポが反応してしまったこと

想像の遥か上をいっててチ○ポ生える

ヒーローってH+EROって書くんやね(達観)

※寝取りキメた~加古を犯し続けて~♪

 俺はピストン 初心な加古の膣を~♪

 精子のマジカル染みついて――――孕  む  ~ ♪(無慈悲)

 膣に出すといった筈さ 受け入れた筈さ~♪


 さあ、色々落ち付いて調子が戻ってきたから、どんどん、リハビリしちゃおうねえ。


>>711 君のような頭のいい読者は蜘蛛でも追っていなさい。マチをチェーンジェイルでとっつかまえてアヒンアヒンさせる権利をやろう。

>>712 チョロインと取るか、一本に一途だったと取るべきか、そこが問題点であり解釈次第である

>>713 そんなひどぅい展開になるわけないだろう。もっとハートフルだ、こんな感じで。


提督「やあ秋津洲、いい天気だな。パンツ脱げ。膣内射精するよ。唐突で済まない。全て天気がいいのが悪いのかもね。なんだ、ヌルヌルじゃないか……(歓喜)」

提督「いいのに悪いってことは世の中よくあることなんだよ。例えばこの、秋津洲の膣の具合のようにね。

   入口キュウキュウ、膣道も長めで襞がたっぷり、ち○ぽ全体を包み込んでくるようなまとわりつく具合が気持ち良過ぎてすぐに出してしまいたくなるよ、フフ、イケない悪い娘だ、こんなにとってもイケるのにねHAHAHAHAHA、役立たずどころかチ○ポ立ちマ○コじゃないか」


 今日も絶好調だな提督。遠回しに聞くけど君、アッパー系のイリーガルな雰囲気が漂う草とか煎じて呑んでたりしない? 鼻から。


提督「おいおい暴れるな、大丈夫、孕まないかもしれない。孕むかもしれない。あくまでも可能性に過ぎない。考えてみたまえ秋津洲。君がしばしば口走るかもという言葉をな。かもかも。そう、かもというのは確率なのだ」

提督「ところで暴れるなっつってんだろ。暴れてない? 暴れてんだろ膣内。なんだこのうねうね具合。やめろ。こんな中途半端な説明途中で出されたいのか貴様。え、勝手に動く? エロすぎじゃね?」

提督「コペンハーゲン解釈というものを知っているかい? そこには様々な状態が「重なりあった状態」で存在しているのだ。孕む秋津洲、孕まない秋津洲、それは観測せねばわからない。つまりそこに秋津洲の「かも」を用いることでだな、秋津洲が孕みたいかもと思わない限り孕まないかもと思うのだ」

提督「これを俺は『かもかも理論』、或いは『シュレディンガーの鴨』と名付けた。だからうん、いいよね、いいだろ? OK? やったぜ秋津洲愛してる……うっ」


 という悪質な洗脳=ジツなのだ。初心な秋津洲を騙してなんてヒドいことをというなかれ。なんやかんやでこの二人は幸せにかもかもなのだ。

 かもかもするとはそういうことだ。ところで秋津洲? ああ、孕んだよあいつ。当たり前だろド危険日だぞ。

 文句言う秋津洲を「実は孕みたいかもって思ってたかも?」と提督による説得=ジツにより「そうかも! 秋津洲、提督との赤ちゃん孕みたかったかも~♪」となり、なんやかんや幸せになってしまう感じの状態のことを「かもかもする」というのだ。


>>714 ナニを見ちゃうと立っちゃうお年頃なんだろう。若いと見た

>>715 君は雌かね。生えたら突っ込め。気持ちいいの探してつっこめ。男だとしたら羨ましい限りだ。ニポーン! ニポーン! 変態国家の国民だ! 石投げたろ!

>>716 当たり前のことを当たり前のように言ったってしゃーない。HEROってヘロとも読めるからあいつらきっとヤク中だよ。キメセク大好きHERO。ダメな文明だ。破壊する。

※リハビリはいる。一日書かなかっただけでかなり鈍ってくるので。だから色々書いて感覚を取り戻すんだもんげ。


アークロイヤル「膣に矢を受けてしまってな……」

提督「マジでシャレになってねえから。しかし膣に矢を受けてしまっては、治療とリハビリがいるな。マジカル治ン保を受け入れるんだッッ」


○マジカル治ン保

 艤装の損傷は直せないが、セックスで傷が癒える。性器なら即癒える。貴女が、私の剣だったのですねというあべこべ現象である。

 全て遠き酒池肉林的な。

 治療(イヤらしい)、補給(意味深)、魔力供給(だーれーかーのーたーめーにーイーッてー)

 昔からどこでもされてる合法的な医療行為こそがセックスであった。

 中国の房中術とか治療とか健康にかこつけたただのどすけべだ。

 魔力供給とかR18の壁を超えるための理由付けのどすけべだ。

 艦これにおける補給だってエロを絡めりゃほらこの通りどすけべだ。

 でもホラ、リハビリだからね。リハビリにはセックスがいるんだよ。

 そこはデリケートです~~~~。おま○こはぁ、センシティヴですから~~~~~。



・先生、ウチの松風がとてもとてもえっちに見えます

・それは松風がどすけべだからだ

・淫行民族・チ○ポ人。チ○ポジを気付かれないように直すのが上手な民族だ。それだけだ。膣内で早漏射精キメて敗北するたびに性交力が増す民族ではない。

・なんだか最近笑い方を忘れてしまって元気がない、そんな貴方に言葉のお薬をお出しします。

 天地人。

 チ○ポ人。

 語感が似てて不覚な誘い笑いを促す効能があります。

 フフッてしたら負け。今日も頑張ろう。

・あえてセックスの描写を事後に絞って淡泊に書くことでだな、事後に女性視点で余韻とか心情とかその後の生活で毎日のようにまぐわったことを、淡々とではなく濃厚に描写させることでイマジネーションを煽ってくる手法、好き。

・こってりと奥深くに出された、あの人の滾りが、とろりと溢れて太腿を伝ってきた―――みたいなの。むっちり太腿でもほっそり太腿でもイケる。

・男側がセックス最中に女の子側の膣の具合を、締め付けてくるとか絡みついてくるとか蠢くとかを口に出して称賛するのって、なんかドエロい。

・女性側の羞恥を煽りつつも、それによって膣内の蠕動が荒ぶってきちゃうの好き。

・「何回ハメてもユルくならない」とか「ハメるたびに具合よくなる」とか狂おしいほど好き

・「すっかりチ○ポの形覚えたな」とか「こなれた腰遣いだな」とか「へへへ、随分とおしゃぶりが上手になったなあ……」ってもう神の言葉だと思う

・「信じて送り出した嫁艦がすっかりマジカルチ○ポの虜になって、ぼくの普通チ○ポではもはや太刀打ちできない」っていうの、結構しゅき

・そろそろ艦娘の肌の質感や髪の匂いとかまで描写することで、秘められた何かを解き放ちたい

・なぜかアロマオイル検定の本を読んでいる昨今、この子にはどんなアロマオイルが合うかななんて考えだしたらもう止まらない

・げろしゃぶってエロ観点で見るとなんかすっごく卑猥。ゲロ吐くぐらい喉奥突かれながらもチ○ポにしゃぶりついて離れないのかしら、ねえフーミン? こっち向いて? 具体的には口を向けろ(威圧)

・修行の成果により、とうとう水無月と霰を性的に描写できそうになった。性的に見れないなら、もはや偶像化してしまえばよい。おにロリだ! いやらしい授業ずい!

・陰毛は悪い文明。破壊する。破壊した後にパイパンという文明が生まれた。良い文明。

・産毛は許す。それは陰毛ではないからだ。ゆるしゅ。ゆるしゃねばならない。え○りかずき風に言うと、ゆるさないはユルシャダイになる。大丈夫にゃ、問題にゃい。

・むしろまだ産毛しか生えていない、別に語呂をかけているわけでもないうぶな恥丘にヴュルッとかいう特濃な射精音でぶっかけた際の背徳的な感じが書きたい

・自覚がないのに性感を満たそうと体をこすりつけてくる駆逐艦の子がいるらしい。なんかよくわからないけど、提督の腕を掴んで胸に押し付けるように抱き付くときもちいいみたいな感じの。

・川内は色んな書き方をしてみたい艦娘の一人である。ちなみに文字通りな。川内の膣でカくとかそういう意味ではないんだよそんな目で見るんじゃあない。

・純情でもイケる、性的アピールが濃厚な子でもイケる、ベッドでは獣のように荒々しい、ベッドでは借りてきた猫のようにおとなしい、色んな川内があってみんないい。つよい川内、よわい川内、そんなのひとのかって!


【概要:歌って踊りながら甘くステップを刻むマジカルチ○ポ提督たち】

 超天変地異みたいなチ〇ポにも慣れて(中毒症状) こんな日常、正気と見間違う(SAN値ゼロ)

 マ〇コスキー、ジョー〇ター(風評被害)

 揺さぶられながら(オナホみたいに)

 見失えないものはなんだ?(配点:10点 早押しクイズ)


五月雨「! 羞恥心」ピコーン

漣「嘘をつくなっつーの」

吹雪「絶対嘘です」

電(しゅうちしんってなんですか?)

叢雲(どいつもこいつもド畜生)


 非平等性チ〇ポ主義の快楽に呑まれて 心までが長門メスゴリラ


長門「ウホッ……いいチ〇ポ……!」

漣提督「見んなよ。俺を見んなよ」


 ナ カ ダ シ
 那珂(射精) 大好き ちゃんとねだらなきゃ 生ハメはおあずけだし(外道)


吹雪提督「嫌か? じゃあ膣内に出す。膣内がいい? ではお言葉に甘えて。迷ってる? そんな優柔不断マ〇コにはこうだっ!」

那珂「んほひぃいいいいいいいいいいっ♥」

吹雪提督「どうだオラっ、どうだっ! 那珂ちゃんの膣内(なか)に出してって言えっ!」

漣提督「自由過ぎか貴様(また那珂がアイドルがしちゃいけない顔してる)」

吹雪提督「っていうかさ、なんとはなしに「優柔不断マ〇コ」って言ったけど、字面が超エッチじゃね? 優しくて柔らかくて止めどなく愛液流し続ける不断ってことだろ?」

漣提督「自由過ぎだ貴様ァ!」

吹雪提督「あっ(誤射)」

那珂「ぎゅひぃいいいいいっ♥ で、でりゅっ♥ でてりゅっ♥ 那珂ちゃんのなk」

叢雲提督(殺そうかなコイツら)


 ぁ^~ 海域を行くマジカルチ〇ポは(歩く精子と人の言う)

 即がるるだったり ペドフィリアだったり(四割の統計)


電提督「何か問題でも?」


 マジカルチ〇ポが雌壺に突き刺さり あの子もメスになる


五月雨提督(どの角度から見ても問題しかないんだよ俺含めて)


 マジカルチ〇ポ&マジカルマ〇コ♪ 生ハメピストン即堕ち♪

 エロくて気持ちくて目が回りそうです(ガンギマリの白目的な意味で)

 ほっぽちゃんを目指して、(乱交)パーティを続けよう


ほっぽ「ガエ゛ッデェェエエエエエッッッ!!(マジ顔)」

電提督「いやだフォイ」

ほっぽ「帰って下さい(流暢な震え声)」

電提督「いやだフォイ。絶対に邪ロリのけしからんローライズ黒下着を余すところなくクンカクンカペロペロしてからたっぷり特製精子で白染めして聖ロリぃちゃん(改二ならぬ懐妊)にするまで帰らないフォイ」

ほっぽ「」


 ほっぽは、北方棲姫・改二、もとい北方性姫・懐妊になった。

 そして何かを失った……何を失ってしまったのか、ほっぽ自身にもよくわからなかったが、とても気持ちが良かったし、なんだかこの人類をとても返したくない気持ちで胸の中がいっぱいになってしまったので結果オーライだと思ってしまうあたりがマジカルペドチ〇ポの無理やり合法化してしまうイリーガルさを際立たせた。


ほっぽ「カッ、カエルナッ! カエルナァッ! イテイイ! カエラナクテイイッ! ズ、ズットココニイロッ!」

電提督「それもダメだフォイ。お家で電ちゃんが特製のビーフストロガノフを作って待ってるフォイ」

ほっぽ「ドーシテモカエルナラ、ブンシンオイテケ! ブンシンオイテケッ!!」

電提督「できないフォイ。それ出来るのは五月雨提督だけだフォイ」

ほっぽ「ダ、ダメダッ! ユルサナイッ!」

電提督「引っ張っちゃダメフォイ。それは取れない奴だフォイ。できるのは吹雪提督だけだフォイ。僕のは固定砲台だフォイ」


 なおピュンピュン飛ばす奴は吹雪提督である。アイツマジ化け物。

 電提督の目は、ネフェルピトーを前にしたゴレイヌさんのようであったという。


 世界中(の深海棲艦)をボテ腹に変える夜になる(ドン引き)

 We♀ feel chi〇po♂!

 連鎖になってアヘ絶頂


吹雪提督「男と女の絶頂って違うらしいじゃん? こないだマジカル読チ〇術フルで使って感覚を盗んでみて実感したら死ぬかと思ったわ。俺様のチ○ポったら最高ね!」

五月雨提督(好奇心に負けて俺もやったことある……死にそうになったけどコイツにはそれを言いたくない)

叢雲提督「俺は効率よくメス堕ちさせるためにしばしば感覚共有を行うぞ。調教が頗るからな」

五月雨提督(一番意外な人が喰いついちゃったァアアアア!! この話題に喰いついちゃったよォオオオ!!)


叢雲提督「男の性感帯は生殖器に極振りが大半だが、それを考えると女は弱点だらけよな。耳、乳首、腋、臍……膣周辺など言わずもがな。膣内、Gスポット、ボルチオ……特にクリトリスなど性感のためだけに存在する器官である故な」

吹雪提督「なにそれエロい……!(帰ったら吹雪のクリトリス弄りまくったろ……)」ゴクリ

吹雪(―――――さ、寒い!!)ブルルッ

 その時、このチ〇ポ会議場から数百キロ離れた吹雪鎮守府で、吹雪は猛烈な悪寒に見舞われた。



 かわいそうなブッキーは、提督のために一生懸命お料理を作って帰りを待っていたところ、提督が帰投するや否や「今宵の夕餉はおまえの豆じゃ! 豆じゃ豆じゃ!」などと頭香ばしい台詞を吐かれてスポンと剥かれるのだ。服も。皮も。

 包皮を剥かれて小っちゃなクリトリスが若芽のようにちょこんと露わになったところ、先っちょから根元までを意外なほどに繊細な愛撫で丹念に弄られる。

 吹雪提督は滅多に前戯をしない。しなくても女が濡れ濡れになるからする必要ねーと思ってるのだ可及的速やかに死ぬがよいぞ……よいぞ……。

 才能に完全に胡坐をかいてるクズであるが、そのスペックは他のマジカルチ〇ポ提督らを大きく凌ぐ。才能だけで食ってけるし実際にそれで女侍らせてるから、大本営から秘かに賞金首にされるのも当たり前である。ところで大本営の幹部の過半数の情婦はコイツに寝取られている。

 超健気なブッキーの心温まる純粋さを愛でながら、それを思いっきりどうにかしちゃう吹雪提督の落差が見どころな吹雪提督ルートである。


吹雪提督(ふーん……愛撫ってこんな感じか。結構おもしれーな。まぁ簡単だわ!)


 そんなお手軽クッキング的感想で熟練の調教師が首をくくるレベルの超絶技巧愛撫を繰り出す吹雪提督、やはり天才……天災……人災だなこれ。それはさておき、


吹雪「ッ♥ ッッッ♥ ぁ、きゅひっ♥ きゅぁ、あっ♥ ぁっ………♥」


 指先で擦る様に、しごくように、押し潰す様に、時に撫でるように緩急と強弱をつけたマジカルフィンガーは凶器である。

 指のひと撫でひと撫でが与える悦楽はすさまじく、パンピーのセックスに換算すればキメセクの絶頂時の快感に等しい。

 呼吸すら止まるほどの絶頂が繰り返し襲い掛かるのだから、吹雪にはたまったものではない。強すぎる快楽は痛みに通じるが、ただただ気持ちいいだけの感覚はむしろ恐怖である。脳内にヤバい多幸感を齎す物質の過剰分泌は普通に廃人コースだ。

 だがその辺りの線引きを生来の才能で見極めてしまうあたり、吹雪提督はお手軽エロにうってつけの人材であった。調教に難儀する叢雲提督の殺害(したい)候補リスト筆頭は伊達ではない。


 背後から抱きすくめるように股間を弄られる吹雪は普段は即チ〇ポの提督。

 そんなやんちゃボーイでトラブルメーカーで、それでも吹雪は支え続けている。

 彼が初めてしてくれる愛撫に抵抗しつつも実はすっごく嬉しくて無意識に背中に感じる提督の胸板を堪能するようにこすり付けながら喘ぐ。

 耳たぶを甘噛みされながら、


吹雪提督「クヘヘヘ、ぱんぱんに仮性クリトリス勃起させやがってスキモノが」


 とロマンチックの欠片もないものっそいゲッスい台詞を耳元で囁かれている。やめろやブッキー可哀想。

 熱い吐息を断続的に吐きながら時折ぎゅっと拳を握って全身を痙攣させながらイく姿に、不覚にも吹雪提督は内心ドキッとする。

 そんな折に吹雪の指先にいくつもの絆創膏が巻かれているのを見て取り、「そういえば厨房でなんか料理してたけどアレはまさか俺のために……?」と察してしまう。

 提督がお相手を穢す行為をしているにもかかわらず、何をやっても吹雪は吹雪だった。

 相変わらず芋っぽい喘ぎ声で、垢抜けぬ喘ぎ顔で、提督のことを想う瞳を保ち続けた。雌の目だけは、しなかった。

 それがどうしようもなく、吹雪提督を苛立たせた。

 その苛立ちの正体が何なのか、吹雪提督にも微かに分かりかけていたが、プライドがそれを否定する。

 「こ、この俺を動揺させるとは生意気な芋め、この芋め!」と更に吹雪を弄りまくるのだ。クソだな。

 ところがどっこい完全にMスイッチ入ったブッキーは、更に喘ぎ声を深めながらも提督の愛撫を身も心も受け入れるように仕上がっていた。

 とろんとろんの目で提督を見上げながら「ち〇ちん、ち〇ちん、ほしいれふ、くらしゃい、くらひゃいっ♥」と、まさかの吹雪提督へのカウンターアタック。

 シャア! シャアです!

 「マ、マ、マ、マッシュポテトにしてやらぁ!」とエロい空気を台無しにする発言をしてでも主導権握り返さんとするプライドオブプライドの吹雪提督である。

 何気にヒロポンやってんなブッキー。違った。ヒロインやってんなブッキー。似たようなものか。しばふスキー粒子は合法的なオクスリだが習慣性がある。

 まあややMだから性感的には大満足であろう。五月雨提督本編で言えば全体的に性癖をスケールダウンして、ツッコミ能力と主人公補正を得た秋月ポジが吹雪である。

 しかしなんて実況しやすいカップリングであろうか。ナレーションさんは吹雪提督のところは結構好きである。楽だからね。



 裏設定だが、吹雪提督は吹雪のことが好き。自覚なし。ツンデレだからね。何十人と艦娘が着任しても、吹雪だけは提督に毎日抱かれている。その事実は変わらない。

 漣はむしろ攻め攻めで漣提督をタジタジにさせる感じのご奉仕気質である。

 胸が小さいことを非常に気にしてて、魅力的な漣提督が他の艦娘になびかないようにと色んな方向で気を引こうと頑張る感じの子である。


 さあ、出番だ夕立よ! おまえを(使って読者が)ヌくに相応しい、筆力(ふでちから)が整った!

※ナレーションさん的な各提督評価

 吹雪・ほんわかする

 叢雲・この主従すこ

 漣・提督は死ね

 電・提督が汚物で艦娘は狂人ばっかり、こんなところに這い寄りたくない

 五月雨・玩具箱の時空

※俺に校正しろってか、いいだろう。何を隠そうこの>>1は人に成果物作らせてケチをつけるのが仕事だ。

 ストーリー性が足りない。エロが足りない。書きたいことを書けばいい。元の歌詞にとらわれ過ぎている。何の歌詞? 知らないね。



【ジュポジュポヴェッチャラ】

 怯える 雲龍に突き入れ

 「孕めーい……はぁんらめぇえええ……ハァンラメェエエ」※無慈悲なエコー

 ま○こ中に 染み込むマジーン(特濃マジカルザーメンの意)


 \ビュルルビュルルビュル/


 ち○ぽディスられた司令が怒って

 那珂を輪姦させる(とばっちり。するとすら言ってない)

 \ラメェモウヤラァチ○ポイラナイィッ♥/

 蕩けた酒匂の眼前に ち○ぽ突きつけたら

 超舌技仕込みたいね


 \ぴゃじゅぼじゅりゅりゅぴゃん♥/


 じゅるるるっぽぅぅぅ♥ じゅっぼろぉぉおお♥

 ナニがバキバキで気分は 即ハボファッカァーーー!

 ZARA! ハメったらぁ! 膣がグッチョグッチョするほど

 ほじるマジカルち○ぽ……SPERMA!





【DONDON雌に堕ちてゆく】

 DONDON雌に堕ちてゆく そのヤラしいアヘ顔に

 満たされぬ性欲から解き放とう FUCK YOUR CHITSU♀


 膣と出会った時、子供の頃ひり出てきた

 お母さんの膣を思い出したんだ(オロロロロロロ)

 「舞風と踊ってくれないか?(NTRプレイ提案)」

 悲鳴と裏切りのワインディングファック(膣リエール)

 いまでは、マジチ○に夢中にゃのぉ(本当に寝取られた)


 「少しだけ、少し、先っちょだけ」と迫る日もあるけど

 ナニは亀頭と竿までブチ込んでの、セックスだよー


 DONDON雌に堕ちてゆく このチ○ポマジチ○ポ

 きっと誰もがマジチ○ポを陸奥に入れたい

 ZENZEN感じないふりしても

 ほら下の口は素直(ゲス顔)

 アヘなき絡みなどやめちゃおう

 THROAT MY CHINP♂……(寝取り)


【埋めネタ~悉くSAN値直葬のため注意~】


 メスに戸惑う初心だった僕(初代)

 通りすがるあの日のイク(泳ぐ猥褻物)

 本当は見た目以上 血なまぐさい過去がある(殺し愛)

 止めど流る 淫ら汁よ(勝敗はお察し)

 出せど尽きぬ 魔性の棒よ(チュッチュク)

 あんなにエロい男性に出逢う航海は二度とない(そうでしょうともよ)


 雄は誰も膣求めて 雌に溺れる運命(~ジョォォォオオオ――――ジョッ~)

 そして衝動任せ Oh,Maji Musekinin(死ね)

 チ○ポ折れるまで(折れるとは言ってない)


 見つめ合うと素直におしゃぶりできにゃいぃぃいいい♥(即堕ち)

 マジカルのようなオチ○ポに

 I know......覚えてる(膣が) FOOL↑(馬鹿)

 巡り合えた股間からマジカルが解けない(マジで)

 魔法のような淫夢の中で(お前のことが好きだったんだよ)

 思い出はいつの日も……アヘェ♥(アヘェ♥)




【サブタイトル的な何か】

・この世で一番エロい陸奥

・子宮丸ごと超決戦

・マジカルチ○ポだ吹雪提督

・とびっきりの淫乱VS淫乱

・絶頂! 100億パワーの全身性艦隊

・極限セックス! 三大超夜戦人

・アヘ尽きろ! 淫交・援交・大乱交

・腹上死ギリギリ! ぶっちぎりの凄い佐渡

・淫らな二人! 双子潜水艦は歩く媚薬

・マジカルチ○ポ撃破! イくのは伊19だ!

・復活の西村艦隊! 時雨と山城

・マジカルチ○ポへの道

・ゴッドチ○ポとゴッドマ○コ

・雌堕ちの『G』

・ソロモン爆発! 綾波が犯らねば誰が犯る!


【ハメンタインデー(※性☆ハメンティンコヌプヌプアヌスの性誕を祝うために催す感じの宗教儀式らしいっすよ)とか色々】


 ハメンタインデー。それは、乙女の性欲大爆発が許される日である。これだからニポーンという卑しい国にはほとほとウンザリさせられる。日本っていう国とは関係ありません。

 由来についてはお察しだろう。

 なんせ性人指定を受けたハメンティンコヌプヌプアヌスの逸話や経歴については、世界的に超有名であるが故に今更話したところで釈迦に説法(類義:長門にチ○ポ)だ。

 何ッ、知らないですって……!?

 ではハメンタインデーの由来について学ぶ時間を設けよう。イカレた脳味噌をイカした脳味噌に切り替えて拝聴するように。


 女の子にだって性欲ぐらいあるらしいですよ。だが古来より女性側から姦淫を男に求めるのはとてもフシダラである。昔からビッチは駄目だったのだ。何が駄目なのか。何もかもである。

 女性差別だなんだといったってあまりにも積極的に性に積極的でオープンな女というものはどーあがいてもフシダラ認定不可避である。まずはこれを認めなさい。

 そして羞恥心のない女というのは男心的に尻軽ビッチ扱いされるのは心理的に無理もねえんだよ。本能としちゃヤりたくてもマリッジはノーサンキューである。そうだよ、男ってのは面倒臭い生き物なのだ。

 そんな貴方にオススメイベントを用意してくれたのが性の伝道師、性人・ハメンティンコヌプヌプアヌス様である。偉大なお方やでえ……。

 それがハメンタインデーの始まり。「おまえの子を産みたい」とか「子種よこせ」とか「あなたと合体したい」とか「GO! キメセクエレクチオン!」とか「一万年と二千年前から疼・い・て・る~♪」という気持ちをスマートに伝えるための邪悪な宗教儀式である。

 だが何故渡すのがチョコレイトなのか? それは暗号である。

 時は古代――――摩耶・アステカ文明(とてもエロくて良い文明。でも破壊された。摩耶はその末裔のとてもいやらしい子)においては、滋養強壮・性欲増大・催淫作用があるとされるカカオを磨り潰し、液状にして飲んでいたという。

 まあ現代社会においてチョコに含まれるカカオなんぞ珍しくもなく、催淫作用を期待するにはかなり弱い。なんせそこかしこにそれ以上の刺激物が溢れているからだ。

 古代人はちょっと珍しいもの食ったり飲んだりするだけでサルみたいに発情してたんだからある意味羨ましい奴らである。やはり古という文字はエロいという学術的な根拠がまた一つ見つかってしまったな。

 つまりチョコを渡すという行為は「私にハメろ」という暗号でも何でもない超ド直球で遠回しに言ってもド淫乱な――――よし、面倒臭くなってきたし世の純情少女たちを敵に回しそうだから巻きでいくよマキマキー!


 さておきそんなハメンタインデーにおけるチョコを渡す際には注意がある。それは本命と義理だ。

 本命ハメと義理ハメというものがある。合わせてハメハメ波だ。


 本命には「おまえの子を孕ませろ」という意味合いを持たせるため、チョコレートの包装にゴムを同梱しない。

 女性たちは事前にピルを飲むことで生理周期を安定させ、2月14日にド危険日が来るように計算して備えるのだ。


 義理には「気持ち良くハメハメしましょ♥」という意味合いがあるため、ゴムを同梱する。

 「貴方の子供は孕みたくない。チ○ポからの快感だけが欲しい」とか「おまえのことは遊びだったんだよ!」とか「おまえ(のチ○ポ)が好きだぁ! おまえ(のチ○ポ)が欲しいーーーーッ!」という意味もあるが、「貴方のことは孕みたいぐらい好きだけど、今は事情があって孕んじゃうのらめぇなのぉ。でもおセックスしたいぃ♥」という意味も持つ。

 義理ハメをする際にはメッセージカードを同梱することでいらぬ誤解を避けることができるので、世の淑女・ビッチらは精々気を付けることだな。何も入ってなかったら即ハボされて妊娠しても文句は言えん。訴えようにも過失度合いが凄まじいため罪に問えんのだ。全くニポーンってのは凄い国だぜ。

 なんにしても、えっと、その、なんだ、ほら、こんなイベント企画を用意してくれた性・ハメティンコヌプヌプアヌス様の優しみは、五臓六腑には染みわたらないけれど、子宮に染みわたるんやでえ……。


 そんな中、鎮守府もハメンタインデーを迎えたのだ。


提督「迎えたんですよ」


 しかし悲しいかな、彼女たちの前世は軍艦。そんな邪教の儀式めいたルールなど彼女たちには知る由もなく、また不勉強であるが故にただ単に「好きな男の子に好意を伝えるためにチョコレートを渡す」という脳内まで甘ったるい馬鹿げたイベントと勘違いしていたのだ。


提督「勘違いしてるんですよ」


 かくして鎮守府内では大広間に緊急招集がかかった。


提督「みんな、集まったようだな」


 粗ぶっていないマダオのポーズで椅子に腰かけながら、提督は集合した艦娘らを見下ろしている。


睦月「てーとく、吹雪ちゃんがいませんけど?」

提督「ここにいる、ここに。イカせようとしている」


 指さすのは机の下である。机の下には全裸の吹雪が待機しており、チョコを塗りたくったチ○ポを完全に発情しきった顔ではぁはぁぺろぺろしていた。

 いつも通りのブッキーである。可哀想。でもエロい。芋い子がエロ満点な顔を晒した時ほどエロいものはない。元々エロい子がエロくなったらそりゃあもうエロいが、新鮮さが違う。


提督「そんなことはどうでもいいんだ。重要なことじゃない。全く、君たちには呆れましたよ」

如月「霧が深くなってきたわね。それで、司令官? 何が呆れたっていうの?」

提督「2018年を迎えた今年、君たち全員からチョコレートを貰ったわけだ。そりゃもう提督としてはウヒョウヒョルンルンですよ。だが――――」

皐月「だが?」

提督「あのさぁ……一人もゴム同梱してないとかどういうことなの? 生ハメ狂いなの? 淫乱なの? 孕むの? 全部飲めよ……あ、最後のはこっちの話だ」

吹雪「んぶっ♥ ぷぁ……ごく、ごく……ん、ぷ、じゅ、ちゅる……ぷぁ……♥」

提督「いい子いい子。その調子でお掃除もな。味が無くなるまでやれ」

吹雪「ふぁ、ふぁい……♥ あ、む……ちゅる、じゅるる……んぅ、は、れりゅ、ちゅぶ……♥」

提督「ああ、いい具合だ、その調子で頼む――――さておきお前たちには失望したぞ。そう、失望だよ。膣棒したいとか、本当に失望だよ」

卯月「今日も司令官はうーちゃんより自由だぴょん」


 上手いこと言ってやった的な顔を晒してるいつもの馬鹿はおいておくとしても、艦娘も艦娘である。

 ハメンタインデーのルールをまるでワカッていない。肝心要の本命と義理についても、文字通りの本命と義理――――「本気の想いとしての本命」か「日頃の感謝という意味での義理」だと誤解している。

 栄光ある帝国海軍に属した軍艦らの現身たる艦娘が雁首揃えた挙句にカリ首求めてこの有様とは、実に嘆かわしい事である。

 は? 好きな相手にチョコ? チョコ渡すだけ? あるわけねえだろ、そんな小奇麗でおしゃんてぃなスイーツ()イベントが。

 馬鹿なの? 死ぬの? 陰謀なの? 踊らされやがって。踊るなら騎乗位でしろ! あの軽巡棲姫のようにな!


赤城「どこの世界の新常識ですかそれは」

加賀「あの、提督、遠回しに言うけれど――――頭にキメてませんか? 大脳皮質に直接作用するナニかとか」

提督「トサカに来ました。加賀は後で【加賀アクメの刑】な。それと赤城よ、知らなかったのか? 俺が世界だ。俺がルールだ」


 「俺の名はルール……フフ、怖いか?」とでも言いたげな顔面であったが、実際に言っていたから笑えない。

 ややにやけているのは机の下でぺろぺろちゅうちゅうとホワイトチョコ(隠語)を舐め取り吸い取る子がいるからだろう。


翔鶴「語るに落ちてる!!?」

瑞鶴「ついに本性を現したわね」

提督「おまえは本性表しても貧乳認定は消えないけどな。まな板に干しぶどうじゃ誰もイケねえんだよ」

瑞鶴「ぶっ殺してやる!! サーモンピンクだ!!」


 まな板であることは否定しなかったしできなかった瑞鶴はチ○ポによって返り討ちされたが、映す価値無しと判断されたが故にその過程は省略された。


提督「話戻るけど――――『膣』と『陸奥』って語呂が似てね?」

陸奥「話戻ってないから! 唐突に話題を変えた上に人の名前で弄るのやめてくれない!?」

提督「漢字で『膣奥』と『陸奥』って書くと凄く読み間違えない?」

長門「―――――む、う」

陸奥「長門ぉおおおおおお!?」


 「ちょっと思った」―――――そう真剣に考えてしまう上に、顔にも出ちゃう長門は今日もとても可愛いゴリラだと提督は思った。その顔に出しちゃいたいとも思った。ゴリラはやらしい。

 膣圓明流とかどういう殺法であろうか。汚いクノイチの暗殺術だろうか。宇宙パトロール的でどこかニンジャな制服的にもありうる話である。


提督「『陸奥の膣奥に出す』ってさ、『潮が潮吹いちゃう』とか『那珂ちゃんの中に出すよ』とか『初月の初物』とか『朝霜、朝のシモの処理』とか『リベッチオのフェラチオ』に勝るとも劣らぬ語呂の良さであろう? 流行りそうだと思うし、思わず逸って暴発しそうになるよね」

朝霜「サ○エさんのお題みたいな言い方すんじゃねー!!」

那珂「ヨゴレ系仕事はー、那珂ちゃんのお仕事じゃないっていうかー」

提督「汚仕事じゃねーか、今も昔も偶像ってものはよ。ギリシャ神話見てこい、ギリシャ」

那珂「うん、提督? 感情的な意味でもそれには少しカチンときたのは否めないんだけどぉー………その辺にしといた方がいいと思う、いいね?」

提督「アッハイ。赤城・天城ペアと3Pしてどっちも涎と鼻水と涙でドロッドロのアヘ顔を晒させた挙句に「どっちもアヘギになったなぁ」ってドヤ顔で言い放つぐらいの悪乗りにしておきます」

那珂「よし☆」

赤城「よくないです」

天城「やめて」


 本当にな。そろそろ本題を頼む。


提督「まあそんなわけでだな、卑遊び大好きの膣奥ちゃんよ」

膣奥「陸奥よ」

提督「似ているから同じでいいじゃん。≒って記号、好きじゃないんだよね。妊娠希望の君たちですが、艦隊は全員ボテ腹状態で運用できる程に甘いものではありません」

高雄「誰もボテ腹になりたいと言ってないしそもそも誤解だってわかってる上であえて遂行しようとするのは何故ですか!?」

提督「―――――第四の性印は〝エロき印(エルダーサイン)〟」

摩耶「聞けよ話聞けよ」


 提督の指先からピンク色の怪光線がフルバースト的な演出効果と共にハナタレ、じゃなかった放たれ、そのビームが艦娘らの下腹部へと着弾する。


鳥海「ぐぁ……!? な、なに、これ、何を、したんですか、司令さん……!?」

提督「新技の『エロき印』を刻んだよ」

愛宕「すっごく聞きたくないけど、どんな効果が?」

提督「発情と強制排卵と着床率100%にする作用。なおこれはオマケ」

妙高「すでに悍ましいんですが、それがオマケってどういう」

提督「聞いて驚け――――1日で臨月からの出産まで行ける作用がある。明日にはママだよ! やったね妙高!」


 艦娘らの嗜好は停止した。「俺の名前は地獄」って感じの提督がそこにいた。

 『エロき印』とは、正しくは『旧き印』という名前の技である。

 神は七日で世界を作り給うたという。

 では人が生まれるのに必要な日数は十月十日であろうか。十回突いたら精子投下しちゃうのは十突投下なのだろうか。早漏なのだろうか。

 否! いや、是だけど、否である!

 誰がそう決めたのだ。一日で人は人を生み出すことができるのか。出来る、出来るのだ。この『旧き印』を用いれば、たやすくもえげつなく!

 それは凄いわジョニー。でもどうしてなの?

 簡単なことさジェシー。『旧き印』の『旧』という文字、ここに注目してごらん?

 まあ! 分かったわジョニー! 『旧』という文字を分解すると『1』と『日』! 繋げて『1日』よ!

 そう、つまりはそういうことなのさジェシー。僅か1日で妊娠から出産に至ってしまうんだからこれはもう実にファンタジーだね。

 今の少子化社会に求められているのはまさにこれだったのね! すごいわ! すてき! だいて!



提督「―――――おまえたちの卵子を寄越せ」



 提督の指は、既に例の『卑劣な術』の印が結ばれていた。

 『蝕』が始まる。メス、メス、とか叫びながら迫る提督の軍集団。ホラーであった。本当に卑劣な術だ。卑劣になっちゃう術だ。


http://www.youtube.com/watch?v=ZFzBbWT7IVc


 卑猥な孔より来たりて……


    生殖本能を股間に……


       ――――我等は膣突くち○ぽを執る!


         汝、淫猥なる性器! マジカルチ○ポ!



雲龍「全機発艦!! 発艦! はっかーーーーん!!」

武蔵「全砲門、開け! 開けぇ!! ぶちかませぇ!! 撃ち続けろぉおお!!」

提督「はっはっは、せっかちさんたちめ。

   発汗するほど発情して、前と後ろはおろか上の砲門や子宮口に至るまで開きたいなんて。撃ち続けてやるさ! 撃ち続けてやるともよォ!!」


 難聴系主人公には飽き飽きだが、幻聴系主人公はドン引きである。ナレーションさん覚えた。

 真っ向から不意打って、正々堂々ハメる。実に男らしい提督であったが、ぶっちゃけ数の暴力であった。最低だな。


提督「アヘクリスの鏡!!」

睦月「んにゃあああああああああああああ♥」


 『過去に絶頂した』事象を鏡に映し出すことで、映し出された対象をも絶頂させる類感呪術の一種である。しめやかに睦月は絶頂した。よいぞ……よいぞ……。


提督「アヘラック・ナチャ!」

深雪「し、司令官、テメーこの深雪様に、ぅぁぁあああああんっ♥」


 精子で作られた特殊な糸(ねばねばしている)で相手を絡み取り、淫気を流し込むことでクリイキめいた快感を与える拘束術式だ。意外なほど乙女チックに喘ぐ深雪様であった。


提督「クトゥグア!! イタクァ! チン獣形態!!」

足柄「んにゃあっ♥ んゃぁあああああああああああっ♥」


 ただのマジカルチ〇ポファンネルであるが、チ○ポの形が犬とか馬のそれに変化していた。エグい。

 獣属性のある艦娘には効果抜群であった。熊とか狼とか犬とかな。まーた足柄さんが満たされた雌狼になってる……。


提督「転写術式開放! 壱号チ○マ○♂! 弐号クリイキ♀! チ○接淫化呪法―――――アヘランティスぅぅううううう! ストライィィイイイイイイクッ!!」

妙高「ぅあああああああああああああああああああああっ♥」


 手元に具現化したオナホールにブチ込むと、何故か妙高が全身の肉孔から色んな液を噴き出しながら絶頂した。

 空間歪曲と次元連結と同位体のリンクという様々な術式を用いることで、この具現化したオナホと妙高の膣は物理的に繋がっている状態となっている。

 時空と空間を飛び越えてメスを犯せるという何気に凄い技だがとても卑怯であった。なんせ妙高は例のポーズでビクンビクンしてて、傍目には「何あの女いきなりイッてんだよ、イカれてんのか」って具合に見える地味に酷い技だ。


提督「(マ○コは)渇かず、(チ○ポに)飢えず! アヘまくれェェェエ! ハメリアァアアア……ダブルゥゥウウウ……チ○パクトォオオオオオオッ!!」

朝雲「ばかっ、ばかぁっ、きらい、きらい、きら―――――ゅ、ぅあ……らめ、らめぇっ、山雲、舌、うにゅうにゅさせちゃ、らめ……♥」

山雲「……ぅあ、きゅひっ♥ やわらか、い……♥ あしゃぐもねぇ、しゅき、しゅきぃ……♥」


 単なる3Pである。朝雲と山雲を百合の花が咲いている感じにキスさせながらバックでハメつくだけのハメリア・チ○パクトだ。二穴ではない。


提督「以下省略――――――――――――輝くマジカルチ〇ポロン」

艦娘達「「「「「グアアアアアア♥」」」」」」」


 とても びょうしゃ できない。ナレーションさんにだって限界はあるんだ。


 かくして鎮守府ハメンタインデーは無事に開催(開いて催すって意味だよ、もうワカるわね?)されて終了した。


【りざると】

・ありのまま起こったことを話すぜ! 睦月型とか秋月型が臨月に改修されたと思ったらすぐに元に戻った。ナ、ナニでイッちゃったことは明らかだが、ナニをされ(ry

・潮が親潮になった

・朝潮が親潮になった

・佐渡がおやっど(薩摩弁)になった

・古鷹と加古が正しく古(エロの意)になった

・すべての艦娘が母性に目覚めた

・朝雲と山雲が潔くカッコよく生きてゆこうと決めた。例え二人離れ離れになろうともだ。

・一部の貧乳駆逐艦はおっぱいが大きくなったのを喜んだ

・犯されてる最中にアークロイヤルが自分の女性器のことを「ああっ、わ、私のロイヤルおま〇こがぁ……♥」と悲壮感と共にちょっと嬉しそうに言ったのを聞いて思わず笑ったウォースパイトが\デデーン、チ○ポー/された。

・瑞鶴とか瑞鳳は乳が張ったので貧乳の称号を返上した。

・龍驤の乳はそのままだった。ドラ○ンボー○を集めて巨乳にしてもらうため、そして我が子に母乳を与えるため、今旅立ちの朝が来る

・神龍「無理だ。神の力の限界を超えている」

・鎮守府の人員が『ほぼ』二倍に増えた。双子が生まれたりしたからである。

・艦娘らが揃って産休を取ったので、結局提督は単身で哨戒任務を行うことになった。

・深海棲艦が妊娠休暇を取るようになり、一時的に海に平穏が戻った

・深海棲艦との共存の日は近い



 だがこれでこの悪魔の儀式は終わったわけではない。これは始まりに過ぎぬ。

 与えたものは、返礼を受ける。

 そう―――――ホワイトデー、もといオマ○コデーには提督によるお返しが待っている。

 震えて待て! 艦娘!

 負けるな! 艦娘!

 おまえたちはもうママなのだから! 母は強し。ママはエロし。

 ゴルゴムは破壊する。悪い文明だもの。て○を。


【(ア)艦】


※月曜には夕立の続き書いて、本編再開だよ。きっと。








【余談:本当はハメンタインデーイベントは以下のような毒にも薬にもならねえ話でお茶濁そうと思っていた】

・季節によって母港の秘書艦に設定した際とか出撃時に、一部の艦娘の立ち絵が変わってるのは当然知っていると思う。あの台詞とか一部画像を捏造するわけだよ。雑コラみたいに。

・例えば高波と朧と曙のハメンタインデーだ。

・高波「ふええ、こんなにいっぱいチョコ貰っちゃったかもです……あ、司令官? ひょっとして、今年も一個も貰ってないかもです? 可愛そう……」 最後の台詞にかも付けないあたりが実に提督らを超煽ってきているかも。かもかも。超許せんのでハメンティヌスる。

・朧「できちゃいました…………♥」 口元を隠すように両手に持っているアレをアレに変えることで実に人生の墓場だ。後先考えずにハメンティヌスるとこうなる。

・曙「か、買ってきた、わよ……は、恥ずかしかったんだからねクソ提督! ちゃ、ちゃんと、付けてくれるんでしょ……え、今から?」あの箱の包装に騙されんな。きっとゴルゴムである。きっとそう。なお使うとは言っていない。布団を敷いてハメンティヌップヌップしよう。な?

・時雨のだな、手に持ってるへらを鋭利な刃物的なものに変えるとだな、ちょうど時雨自身の頸動脈に突き付けるような形になってな、「最後の隠し味に僕の……フフフ」的な台詞を言わせて目のハイライトを消すとあっという間にバレンタインが邪教の儀式に早変わりしてみんな大好きヤンデレ時雨の出来上がりというわけよ。

・球磨が意外なほどに私服が乙女チックでネタも思いつかなかった不覚。超かわゆいんだけど、何この生き物、天使か?

・鹿島のチョコは媚薬入りチョコ。この時期に血糖値が異常なまでに急上昇する提督は複数のチョコをカッ食らうので誰が盛ったか証拠は残らないという訳よククク。鹿島様は本当に有明で凄いお方。

・でも純情な感情を空回りさせながらアイラブユーさえ言えないでいる敷波や初雪あたりが、折よく提督が発情し出したところでもじもじとチョコ渡しに来たのでその場で性・ハメンティヌスる。

・これには鹿島も天使長ボイドみたいな顔して歯肉剥き出しで歯ぎしりし出す。鹿島様は本当に詰めの甘いお方。

・甘いものが苦手だと公言しているので、口移しでチョコ飲ませながらハメ倒すというかなりニッチで変態的なプレイを強要しつつまんざらでもなさそうな摩耶ですって?

発想が天才のそれ

存在が毒だよこの提督は

限定グラを雑コラ扱いはやめたげてよお
あと神龍は子供7人提督に産まされた雲龍さんでも良いなと思いました

こんなん衝動的に入力しても速攻delete連打なワードをぶちまけられるイッチのチ〇コの図太さよ(神経が図太いの類語)

この提督はティベリウスよりひでーや

〉アークロイヤルが自分の女性器のことを「ああっ、わ、私のロイヤルおま〇こがぁ……?」と悲壮感と共にちょっと嬉しそうに言った

こんなんフフッてなるやろww

限定グラといえば神風の持ってるチョコが超巨大チ○コの形した玩具にしか見えない

うーん、こらはノーベル文学賞どころか人類では理解出来ない域までイッてしまったか。

>>761
19(イグゥ)ノーベル賞

毒にも薬にもならない余談見てるとこっちの方が大丈夫か?頭打ったか?という感じになってきている。
頭がトンでる方が違和感無いってすごくね?

初霜「コレはすごいわ・・・」(アヘ顔ダブルピースしつつ)

※フツーに運動してひゃっはーしてたらどうにも様子がおかしい。

 なんか二日前ぐらいからくしゃみが止まんねえから花粉かと思ってたら、どうにもインフルっぽいぽい。

 すまない、もうちょいかかりそうです。返信だけして寝ます。


>>754 ありがとう、でもこんなイカレトンチキが天才なわけがないと思うのです。仮に天才だとしても違う才能や技能(ワザ)が欲ちい。そう、マジカルチ○(ry

>>755 男にとっても女にとっても猛毒ですな。こんなち○ぽを入れられたら、たまらんでしょうよ(他人事)

>>756 限定グラ可愛いですよね。そんな雲龍を書いた覚えはありませんが雲龍は好き。あの子は無垢シチュでも行けるし、ちょっと大人びた性格で提督との密着感多い感じの天然な感じもイイ。

>>757 無駄に太かったり長かったりする人の方が挿入時のテクが伸び悩むらしいっすよ。腰の使い方かな?

>>758 ※デモンベインを知ってる人以外には分からなくて結構なコメントを投下します

 ティベリウスか、懐かしい。あの頃はまだ触手趣味はなかったよ。(今あるとは言っていない)

 ティベリウス:歩くブラクラ野郎
 マジカルチ○ポ:歩くブラチ○提督(※ブラック鎮守府提督ではなく、ブラブラチ○ポ電提督のこと)
 クラウディウス:童貞臭い
 アウグストゥス:地球皇帝
 ウェスパシアヌス:スライムプレイ好きそう
 カリグラ:壊されそう
 ティトゥス:駅弁ファックしながら胸を揉めそうで便利
 ネロ:エロい

 この並べても違和感のない感じ。今……幸せかい……?

>>759 \デデーン、>>760ー、TSメスオチー/

>>760 足柄さんのことを何だと思ってんだろうな神風は。あんなバイブ入らねーよ。

>>761 人類には評価されない項目かも!

>>762 ここの伊19は常に(雌臭い)笑いを振り撒く存在ですからね。(具合が)イイ子ですよ。

>>763 安価で即オチ取った時とか、艦娘の立ち絵やプロフ見つつガンガン音楽鳴らしつつ書くので、たまにそういう発想が下りてきます。あと大丈夫じゃなかった。熱が出ていた。バカス。




>>764 初霜ちゃんはそんなこと言わない!(アヘ顔ダブルピースしつつ)

※インフルー、でしたー。ねつぁーねつがぁー。

 今週会社にくんな言われたよ。むしろマジかあいつ、マジか、死ぬのかって。誰よりも長生きするわい。

 なんにしても公休だー。やったー。4日間くんなってことは土日があるから先週からの9連休じゃないかー。サクッと治せば遊べるじゃないですかー。

 ってもうあと4日しかないじゃないですかー、やだー。

 ロードバイク乗ってー、SS書いて、黄金の蜂蜜酒飲んで、ロードバイク型の鬼械神召喚してバイアクヘーでアンブロシウスで天津風の禍津風に挑めるじゃないですかー、やったー。イエスダディ! ダディクール!

 夕立書こう。書こう。

 五月雨書こう。響VS舞風が書けるぞー。秋月VS霧島ネキが書けるぞー。阿武隈+朝潮VS北上+能代が書けるぞー。秋月VS赤城が書けるぞー。五月雨VS夕立が書けるぞー。

 やっべえぐらい頭重いのでもうホントに蜂蜜酒飲んで寝る。ポーランドミードのヤドヴィガをホットミルクで割ってガーッと飲んで寝るっちょ


※マジでインフルなめてた。寝ても薬飲んでも治んねえ。なんだこれ。キツい

>>617-646からの続き

【姫初め企画SS:夕立編】



 正月を迎えた鎮守府、そこは地獄だった。なおいつものことであるもよう。

 そこかしこが『中東の激戦区か何か?』って具合に見事な廃墟と化していながらも、新鮮ピチピチな現役戦地ド真ん中だ。


「ガーーーッデム!!」


 叫ぶのは工作艦明石である。ガチの工作艦である。通称・ドクター・明石ックレコード。万能の天才発明家としての側面も併せ持つ、最速最適最強の工作艦であった。

 「こ、口搾艦って……そ、それはちょっと、恥ずかしいし……」って感じの明石だ。フェラチオ上手なのに苦手なのだ。興奮しすぎて冷静になると恥ずかしくなるとか。誰だよ貴様。

 阿鼻叫喚や命乞いという名の天使の歌声が響き渡り、硝煙の香り漂う黒煙をくゆらす業火の華が乱れ咲き、肉が爆ぜ骨がへし折れ、味方と思っていたあの子も、あの子も、みんなみんな私のために死ね――――!

 そう言わんばかりのこの場所はまさにパラダイスであり、薔薇女獄である。


「ガッデム! ガッデム! ガーーーッデムッ!!」


 割を食うのはいつもいつも明石だ。今も頭をがりがりと掻き毟りながらガッデムを叫んでいる。無神論者の癖に。

 ――――頻繁に爆裂四散する鎮守府の惨状に嘆き、業を煮やした彼女は考えた。

 もう壊されるのが前提として考えてしまおう。そのあと作り直せばいいじゃない、と。

 地下奥深くに待機していた数百機ものトイ・リアニメイター(玩具修理者、ドクターアカシックレコード謹製)と呼ばれるロボをフル出撃させ、同時にその手腕を振るい、突貫にして丁寧に鎮守府を幾度となく再誕させてきた。

 これらと彼女が全面改修に当たれば、例え更地になろうとも15時間もあれば内装や家具に至るまで元通りにできるのだから、ここの明石も大概ハイスペックである。なお食料や燃料の備蓄庫は地下にあるので無事だ。そこにまで被害が及べば明石も大淀もプッツンしてうっかり改二になるだろう。

 要求に提督との『夜明けの珈琲券(提督と二人きりで一晩を共にする権利を行使できるスペシャルチケット)』を十回分要求する点はかなり強かではある。

 そんな明石はエッチの時には初心い感じでつないだ手が羞恥で震えていたりキスする際にもぎゅっと目を瞑りすぎてちょっとぶちゃいくになってしまったりする。

 その初々しさと染みるような提督への純愛が提督のお気に入りであった。汚した時や羞恥プレイをしたときの反応が実に王道ながらもいいらしいよ。ゲッスが。

 五月雨時空の彼女たちは一体何だったのか。


「ぽいぽいぽーい♪ とーちゃくっと♪」


 そんな明石さんに後は全て任せた、別に任せてないけど知ったこっちゃねえっぽいので、夕立はてーとくさんに可愛がってもらってくるねとばかりにぽいぽい進む。

 そうして辿り着いた提督の住居。鎮守府本館の最上階、最奥の角部屋だ。馬鹿と権力者は高いところがお好き。そして夕立もまた高いところが好きだった。お察しである。

 初めて、提督とまぐわった時のことを覚えている。

 未知の感覚に混乱しつつ、どんどん指先から身動きが取れなくなった。痺れるような感覚が全身を包んで、それでもなお己の下腹部にある、提督が好きなそこは、淫らに蠢いていたという。

 自らの内側にある狭い道――――そこを蹂躙する雄の根が嘶きながら、それを褒め称えた。素晴らしい、気持ちいいと。

 それは嬉しかった。嬉しくはあった。

 あの時に抱いた感情、興奮が、色鮮やかに夕立の脳裏によみがえる。――――楽しい記憶でありながらも、屈辱の記憶であった。

 夕立は、事戦いにおける勝敗の結果を、とても大事にしている。

 初陣、あれはきっと負けだった。気持ちよくされて、気持ちよく使われていた。

 自分から、気持ちよくしてあげたわけではない。それが悔しかった。

 だから――――。

※ちからつきた

※熱が引いたり上がったりとマジやべーわ。寝る。

【今日の知人(ヤブ医者)とのやりとり】

 あまりにも体調が悪すぎる>>1は、今回もまた高校時代からの付き合いがある同級生の町医者のところにホイホイと訪れたのだ。

 おーい、喉だよー、喉が痛いよー、苦しいよー、呼吸すると咳が来るんだよー、だぢげでぐでぇー!


医者「気管支炎だね」


 は? 帰還支援? 新任務かな? 前線の子たちを慰労するためにチ○ポ磨いて待ってる的な? 恥的! 素敵! 完璧!


医者「脳の検査、すりゅ?(※このドグサレ医者は艦これプレイヤーです)」


 ちねえ。もうきっと手遅れだから。冗談さておき、気管支炎、だと……?


医者「一体いつから、おまえはインフルエンザだけで苦しんでいると錯覚していた?」


 ど、どういうことだヤブ医者ッ、い、インフルはどうした、インフルは……!? 俺の健康をどこへやった!


医者「レントゲンおよび心電図等で調べたところ気管支炎を併発してる。じゃけん、これ以上悪化したら入院も考えましょーねー。紹介状書いてやろうか?」


 へ、併発……入院、だと……!? う、嘘だ、こんな、こんなことがッ……!? お、俺の有休をそんなことで消化しろというのか……!?


医者「知らんな(冷酷)」


 バ、バカな……咳が止まらん……性情な呼吸が、できない……い、淫紋が、練れない……!!


医者「その元気があれば大丈夫じゃねえの?」


 割と余裕ぶってるけどぶっちゃけ超苦しい……!!


医者「でしょうよ(嘲笑)」


 信じられないだろ、医者なんだぜこの愉悦部。なんか最近踏んだり蹴ったりだぞッ……俺が何か悪い事でもしたっていうのか? お休み中、息苦しいわ咳で寝れねえわでベッドで横になってるだけは暇だなと思って今回のイベントの新規艦娘がどんなのか見たのが悪かったのか?

 カサブランカ級とかもうチ○ポによがり狂う様しか思い浮かばねえんだよなあって思うのが、そんなにいけないことだとでも……!? ありえんだろ! なんつったけあの19番艦の軽空母? ええっと、ええっと……ああ、思い出した。


医者「ああ、ガンビア――――」


 そう――――ガンギマ・リイだ。


医者「ブッハwwww」


 アナルに弱そうな顔して、ダブルピースが似合いそうな立ち絵してる癖に、あわわとか言いそうな口元しやがってなにがあわわだあへへぇって言え……!!

 しかも19番艦とかなんなんだよマジカル的なアレを標準装備ってかふざけやがって。おまえイクのか? その太腿のニーソに書いてある73って数字はなんの数だ! 本数か? 回数か? 何のだ!

 そもそもカサブランカって確か『白い家』とか『百合の女王』って意味だろ。カサブランカでガンギマ・リイとかもはやぶっかけ不可避のクリームパイ(隠語)じゃあねえか! 属性色々ブッ込んできやがって! 糞が! 安価で選ばれたら色々と頗るじゃねえか。

 なんて遠回しに嫌らしい子だ。ラッキー・ジャーヴィス? 雪風が目の敵にしそうだな。「うぬがこれまで幸運だったのは、この雪風と出会わなかったこれまでのことよ!」ってな具合で。

 なんなんだあの新規の海防艦二人の服装は。かわいい。

 海中からの吹雪提督の『隠遁・海中破瓜の術』のいい餌食じゃねえか。日振に至っては将来のヤンデレ化を約束されたような声しやがって……! 大東ちゃんカワイイヤッター!

 こう思うことは正常なはずだッ……!! 何一つ、間違ってなんかいないんだから……! な、何も悪い事なんてしてないッ……と思う!!


医者「おまえ、絶対碌な死に方しないと思うよ。それと俺もうイベント前半終わらせてる。帰って寝てろ」


 このヤブ! 馬鹿! パイパン否定派! アナルシコスキー! おまえの嫁さん、曙のそっくりさん!(※クソ提督と言わないリアルの方)

 これが治ったら必ず、必ず夕立編投下して舞風編を……。


【気管支炎を治してから絶対に続く】

※近況報告とか。励ましのお言葉とお心づかいを頂きありがとうございます

 しっかりと休んではいるものの、一日中眠っているわけにもいかず、会社とやりとりしたり自炊でメシ食う時や横になりながら気分転換がてらについ書いてしまいました

 おかげさまで熱も下がってきて呼吸も楽になってきましたが、油断せず体調治していきます。書き溜めてある舞風編用のアホ替え歌でも投下して、またひと眠りしようと思います。


http://www.youtube.com/watch?v=03rS2MigFYY


【FUCK ドログチャ穴】

 GOOD!(具合が)

 恋せよ 提督・舞風ちゃん(寝取り前に最も重要な味付けです)

 無垢な瞳に『♥』入れて♪(強制)

 生まれたまんまにひんむいて(着衣も可)

 ねじこみゃ即堕ち アヘェ♥ のち


提督「うっ……」


 卑猥すぎる腰つき グッチョ(グッチョ)

 野分にゃ悪影響 アヘ顔(舞風の)

 チ○ポ出したら吸い込まれそう(ひょっとこ顔で)

 白いもの出してSPERMA!(OH YEAH!)


 怖じ気づいたらダメ

 ヌいてヌかれてBINKAN♪

 ずっぷりボルチオいーね

 抜かずに朝までどっぴゅん(どばどばぁ♪)

 FUCK FUCK FUCK ドログチャ~穴~♪


 ビルの物陰でハイエース♪

 メス堕ちね とことんとことん

 ごめんね♪ 舞風(この子)はもう虜♪

 逃げられない雌堕ち アヘェ♪ のち


提督「……ふぅ」


 マジカル光線で 発情

 安価のせいだわ アミーゴ

 舞風は天使じゃない

 マジカルな何かで堕天使(HOLY SHIT)


 触れりゃ跳ねるぜ乳首(ピンク!)

 キメちゃってんのかBINKAN(シャブドバ)

 骨の髄まで発情

 うねうね騎乗位ダンシング(グチュドゥバ)

 FUCK FUCK FUCK ドログチャ~穴~♪


 恋せよ 提督・舞風ちゃん

 寝取りアクメでED不可避

 生まれたときからマジカルな

 チ○ポで寝取ります マジカルチ○ポ!

※グンナイ。

 なおこの手の替え歌はまだいっぱい書き溜めあるぞ。

 淫国娼年チワワくんやち○ぽこの王者マラちゃんや媚(薬漬け)処女性士・アーパーぬふぅ♥とか。

※よし、完治と言ってよかろうゾ。

 エロセックス級の淫乱ラビットとかいう発情兎感マシマシかつIMOフィールド全開な艦娘が来たのでテンションも上がってきてシモうた。

 浜波をハメ波したいが、油断すんな、あの立ち絵の拳の構え方から言って間違いなくヤツは 日 本 拳 法 の使い手だ。

 迂闊に近づくとノーモーションで鼻骨砕ける威力の直突きを放ってくる。股間に

 タシュケントとかいうメーテルの幼虫みたいな子に「何がネジだよおまえがネジ込まれるんだオラァーーーッ!」と叫びながら「た、たしゅけてっ♥ 誰かタシュケントたしゅけてっ♥」と言わせるギャグみたいな展開にゴリ押しで持っていくのだ。

 頑張ってイベントをクリアしつつ夕立編を仕上げるのダ。

 

ジャービスは?

>>804

雪風「こうしましょう――――しれぇに『ちつないしゃせい』をさせて、先に赤ちゃんできた方が負けです。当たったってことですから!」

ジャーヴィス「こやつは気がちごうておるでな」


 勝っても負けても、負けで勝ちである。やらしい世界。

プリンツ「私は幸運艦じゃなくて武勲艦扱いのでセーフ」
ウォースパイト「三発までなら直撃しても耐えられるはず」
サラトガ「装甲あるので…仮に危険日でも…」
占守・国後「ちつないしゃげきってなに」
涼月「後ろからじゃなければ弾幕でなんとか」
初霜「坊ノ岬沖海戦で被弾0。その私の卵子が当たるなんてありえない」
春風「輸送船団の守護神の二つ名は伊達ではありません」
神風(幸運艦扱いでいいのかしら)
潮「生理まだなんですよ」
時雨「スリガオに比べたら卵子を守るなんてブーゲンビルより簡単だよ」
響「何度当たっても私の卵子は蘇るよ」
青葉(青葉は幸運というより不運寄りな気がします)
榛名「戦艦として多くの海戦を生き抜いた榛名は大丈夫です」
長門「連合艦隊旗艦がそうそう当たるわけなかろう」
日向「エンガノと一緒だ、面舵でかわせばいい」
伊勢「そうそう、取舵でかわせばいい」
隼鷹「出されたらビール突っ込めばいいのさ」
飛龍「ミッドウェーに比べたら精子に囲まれてもへーきへーき」
瑞鳳「たまごやきで動きを止めれば」
綾波「逃げ場が無ければ殲滅すればいいんですよ」
霞「アタシがママよ」
瑞鶴「囮卵子を使って本命は守ればいいのよ」





………
……


>>617-646、>>778からの続き


 仕事を終え、私室でシャワーを浴びた後、少し晩酌してからひと眠り。

 そう考えていた提督は、今グラスを傾けているところだった。

 グラスに満ちた琥珀色の液体が半分ほどになった頃、部屋の扉がノックされる音が聞こえる。

 明らかに外から聞こえてくる怒号や悲鳴や爆撃音はガンスルーするのは、司令官の嗜みだ。

 マジカルチ○ポ鎮守府にとっては日常茶飯事、構っていては切りがないし、司令官とは常に余裕をもって優雅たれ、というエレガントな信念に基づいての振る舞いだ。

 なんか腹心に裏切られそうなマジカルチ○ポユーザーだなあと、ナレーションさんは思ったのでした。

 さておき提督が繰り返されるノックの音に意識を向けると、どこか間延びした声が続いた。


「――――てーとくさん、夕立よ! ……入っていい?」
 

 入室を許可する返事を返すと、意外な格好の彼女が視界に飛び込んできた。

 紅の晴れ着を纏った彼女を、提督は一瞬だけ見違えた。

 察するに服を見せびらかしに来たのだろうと思ったが、少しだけ遠慮と恥じらい、緊張を感じさせるその表情が不釣り合いである。

 提督と見るや嬉しさいっぱいの表情を晒し、飛び掛からん勢いで走り寄ってくるのが、いつもの夕立だった。

 しかし、今の彼女にそれはない。白い頬を紅潮させ、僅かに唇を食むように所在なげに立ち尽くす様は、は欠片もなく、むしろ――――。


「ぽ、ぽい……ど、どうかな、てーとくさん? 夕立に、似合ってる?」


 提督は訪れた彼女の目的を悟ると、その口元に淡く笑みが浮かぶ。

 ―――淑やかさを帯びた和装も中々に魅せる。

 率直な感想を述べると、ほっとしたように夕立は微笑んだ。いつもの夕立とは違う、少しだけ大人びた笑み。

 そんな夕立を、部屋へと誘う。

 玄関先で話し込むには寒い時節、何よりも遅い時間帯――――今夜は泊っていくんだろ、と少しだけ揶揄うように誘うと、今度こそ夕立は頬を紅潮させて頷いた。

 これから訪れる情事のひと時への期待に、提督は僅かに頬をだらしなくほころばせながら、先導するように寝室へと向かう。


 ――――その後ろから夕立が続く。


 夕立は笑っている。提督にも想像はついた。


 だがその笑みが、海で暴れまわる際の狂犬めいた獰猛さと同じ類のものであると、提督は結局、事に至るまで気づかなかった。


「ぽい、ぽい、ぽーい……♥」



……
………
 

………
……


 テーブルを挟んで、ソファに座り対面する二人。

 提督の手には先ほどまで飲んでいたウィスキー、夕立の手元にはこじゃれた薩摩切子のビールグラスがあり、サクランボのフルーツビールがなみなみと注がれている。

 緋色の縁取りにピンク色の泡立つ液体が波打ち、寝室の照明に透けてキラキラと輝いていた。


「新年、明けましておめでとうっぽいー」


 そう言ってグラスを掲げる夕立に合わせて、提督もまたグラスを掲げて乾杯した。

 二人ともに内心で「なんか新年明けてから二ヶ月ぐらい経ってるような気がするけれど」と想いながらも、新年の酒始めである。

 甘い口当たりの冷たいビールが滑るように喉を通っていく感覚に、夕立は「はぁ」と艶めかし気に吐息をつく。

 自身が空けたグラスを見て、ここまで歩いてきたことでかなり喉が渇いていたことを自覚した。

 それを見て提督がビール瓶を手に取り、空になったグラスに再びピンク色の酒精を注ぎ込んでいく。


「ありがとう、てーとくさん! このビール、とってもおいしいっぽーい♪ てーとくさんのところ、色んなお酒があるのね……あっ、あのお酒はなぁに?」


 興味津々といった態度で立ち上がり、洋酒・ワイン棚や日本酒・ウィスキー棚を見て回る夕立に、提督もまたグラスを片手に立ち上がると、一つ一つ説明していく。

 ふんふんと夕立は頷いたり、驚きに目を見開いたり、これ飲んでみたいとおねだりしたりと、七変化の表情を見せる。

 夕立はこれでなかなかの聞き上手だった。自分から話すこともあれど、提督が知っている大人の知識には惹かれるものが多く、自然と提督との会話では聞き手に回る。

 その反応も純粋な驚きや尊敬に満ちたものであり、酒で気分が良いことも手伝ってか、いつになく提督は饒舌に酒のことを語った。

 かくして気分が盛り上がってきたところで―――――夕立はベッドの縁に腰かけている提督にその身を寄せ、抱き付いた。

 酒気を帯びた夕立の頬は赤らんでいたが、そこには情欲の熱もまた含まれている。


「んふー……てーとくさん、いい匂い……」


 石鹸と、僅かな酒気に、隠せぬ男の香り。夕立が好きな匂いだった。安心して、温かくて、そして興奮する香りだ。

 顔を埋めるように腕を抱き締め、ふんふんと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ。

 苦笑しながら提督は夕立の頭を撫ぜる。本当に夕立はわんちゃんみたいだなあと、どこか愛玩動物を慈しむような心持ちでつぶやかれた言葉に、夕立はむぅと頬を膨らませて見せたが、それは演技であった。

 獲物を狙う狩人の如く、その内心では牙を研いでいた。


(――――今夜は夕立が攻める……そして勝つ!)


 「ぽい」という特徴的な語尾を、内心とはいえ付けないあたりに本気を感じさせる。

 仮に提督がこれを聞いたところで笑うだろう。いや、むしろ本気で驚愕するかもしれない。


 ――――ひょっとしてそれはギャグで言っているのか? と。


 部隊の仲間が、何人イッたと思ってる!! 事実、夕立のこれまでは提督にいいようにやられっぱなしであった。

 散々に絶頂させられた後、言われるがままに提督のものをしゃぶらされたり、胸で挟んだりといった受動的な行いでしかなかった。

 それが夕立にとって大いに不満であった。

 夕立の性癖は、攻め主体である。夕立にもその自覚はあるし、提督もそれを分かっている。分かった上で、夕立には攻めの姿勢でいた。

 夕立とて畜生が人の形を取っているような凶獣ではない。セックスが愛の営みであるという認識はある。

 だが愛を前提とした睦み合いならば、やはりそこには勝負があると夕立は考えている。

 提督とのセックスの際、夕立はいつもあれよあれよという間に提督の愛撫に身を蕩けさせ、様々な言葉責めで羞恥の渦へと叩き込まれ、再び快楽の海へと沈められる。

 その繰り返しだった。優位にあるのはやはり提督で、夕立自身はいいように使われている。

 もちろん、提督はそうしたやられっぱなしの夕立自身の反応が愛しいという気持ちで行っているが、夕立は気持ちいい一方で腹が立つ。

 しかし、夕立の冷静な部分は、そうした理由も、提督の心情も理解できた。何故ならば、夕立自身がまさに「そう」であったからだ。

 好きな子を苛めたり、恥ずかしがらせてみたいという類の稚気だ。それが夕立には分かる。

※続きは明日ァー、無理はしない、無理はしない

※汚仕事ェ……投下は週末にどっヴぁーと行きます、済まぬ、済まぬ、久々の職場で結構体力にキた


(何か分かんないけど、今夜の夕立、とっても絶好調っぽいし! イケるっぽい?)


 得体のしれない夢を見た。どんな内容だったのかは朧気で、あまり覚えていない。

 とても酷い夢だったことだけは間違いなかった。だがそれに反して、身体の調子が良いのを自覚する。


(常に艤装補助を展開してるような力強さがある……気のせいじゃないっぽい?)


 提督の私室へと向かっていた時から感じていた。身体が軽い。末端まで充実した気が満ちている。

 自覚した途端、胎の内側で何かが渦巻く。それは悍ましきものではなく、むしろ温かで安らぎすら感じさせるものだった。


 あれよという間に晴れ着の帯は解かれ、豊かな双丘を戴く胸元がはだけると、ブルンと音を立てて肉がまろび出た。

 薄絹にミルクを流したような乳白色の肌だ。着物としてはNGではあるものの、紅色の下着に包まれた乳はマナー違反と断ずることを忘れてしまいそうなほど蠱惑的だ。ほっそりとした肩に比して豊かで、息を呑むほど左右対称に整っている。

 更に腰までをはだけさせると、くびれたウエストから魅惑的な稜線を描くヒップラインまでが露わになった。女性らしさとしては完璧以上に完成されており、どこも手を加える必要がないように見えた。

 この肉体にアンバランスがあるとすれば、夕立自身の幼げな幼女の顔立ちのみだったが、それもまた相応しいほどに淫らな色を帯び始めている。

 焦る様に提督が指先でそっとブラをずらすと、艶やかな小粒の乳頭がまろび出た。


(んぅ……今日の提督さん、ちょっとむらむらしてる感じが強いっぽい? 夕立、ゆーわくできてるっぽいね!)


 その乳輪は白い肌との境界を曖昧に区分けするような鮮やかな桃色だったが、羞恥に色づく肌は、その白をほのかに桃色へ染め、境界を薄れさせている。

 中心に向かうほどに濃い色合いとなっていくシャリファ・アスマの花の弁を思わせる美しさに、提督は思わず動きを止めてじっと視線を向けている。


「………な、なんか、恥ずかしいっぽい。まじまじ見ちゃ、やぁ……」
 

 雄の本能的な視線を感じ、羞恥に身を捩る。

 補強具の支えを失ってなお前方にせり出す乳房は、気恥ずかしげに寄せた腕によって中心へと押し寄せられたことで、まろやかに波打った。

 羞恥を誤魔化す様に微笑む顔立ちだけが酷く幼げで、提督の背筋に習慣性の強い背徳感を走らせた。

 蜜に誘われる虫のように、提督はその肌に指を伸ばしている。掬うように下から上へと這う指先が下乳に沈み込み、容易く乳房を押し包む。

 少しだけしこりを残した乳首の感触は、瑞々しいグミとゼリーの中間の質感を併せ持っていた。

 しっとりとした肌の触り心地と、潜む肉の熱さ。沈みこんでいく指先を押し返そうとするほどに張りがあるにもかかわらず、それでいてどこまでも沈み込んでいくような柔さがある。

 それでもやはり駆逐艦の小柄な体に比してのことで、大きさは提督の大人の手で包めばすっぽりと収まってしまう。指先に僅かに力を込めて押し込むと、ぴくんぴくんと夕立の身体が未知の感覚に戸惑うように跳ねる。

 若々しいおっぱいだった。ふっくらとした弾力に富んだ乳房は小気味よく発育していて、夕立の幼げな顔立ちや雰囲気を裏切るほどに丸くせり出している。


「………ゆ、夕立の、お、おっぱい……変じゃ、なぁい?」


 酷くしおらしい声を出す。酷く背徳的な色香を醸し出していた。


 夕立の背を己の胸に預ける形で、胸を揉む提督を、不安げな表情で見上げる赤い瞳。

 そこに恐怖はない。ただ「ていとくさんに喜んでもらえる体なのだろうか」――――それだけが不安だと思う、初心な心だ。

 だからこそ提督もまた、この目が好きだった。気を抜けば喰われそうな、どこまでも飲み込まれていきそうな、吸血鬼のような底知れぬ怖さがある。

 一方で、その瞳に情欲や不安が揺れ動く様が、提督はお気に入りだった。海の上では狂犬とすら呼ばれるほどの破格の駆逐艦が、今自分に組み敷かれて喘いでいる。

 許しを請うような瞳は狂犬どころか子犬のもので、どうしようもなく己が上位の存在なのだと、こんなにも強い子を手籠めにできるのだという、暗い優越感、達成感があり、支配欲や征服欲が満たされていく。

 今宵の夕立の瞳はそれがひとしおだった。しかし、それがどこか「わざとらしい」のだ。何かを企んでいるのは提督とて承知していた。

 だからこそ、提督は攻める。はだけた着物をやや乱暴に腰まで下ろした後、夕立の身体をベッドに投げ出させる。

 痛みこそないものの「きゃん」と可愛らしい声を上げて、半裸の肢体を曝け出した夕立――――その局部に、下着は着けていなかった。

 縦筋からとろりと一条の愛液が太腿に垂れているのが見え、その出どころの縦筋もまたほころびかけて、桜色の卑肉が僅かにはみ出していた。


「あっ、やっ……! み、みちゃ、だめっぽい」


 視線から察したのか、夕立はかぁと顔をその瞳よりも深い真紅に染めてあわてて裾を整えようとする。

 だが提督はそれを許さない。夕立の両足首を掴むと、一気に逆さづりにする勢いで押し込む。

 出来上がったのは、着物にがんじがらめに両手を囚われた、身動きの出来ない夕立のま○ぐり返しのポーズだ。これには流石の夕立も「うぅう」と唸って、いやいやをするように身を捩らせる。それでも提督を押しのけないのは、提督がこれからしてくれることへの情欲の期待があったからだ。

 露わになった夕立の秘所は、綺麗な色だった。ただでさえ色白で美しい肌は、女性器周辺も例外ではなかった。

 色素の沈着がまるでない茹で卵のように瑞々しくつややかな大陰唇は、さながら穢れを知らぬ乙女のよう。その下にあるおちょぼ口のように閉じた小さく貞淑な肛門までもが微かな桜色に染まっているようだった。

 されどその中心で桜に色づく小陰唇は、閉じていながらも期待と情欲の証左であるかのように粘ついた愛液を止めどなく分泌しながら、挑発するようにその内側の肉襞を微かにヒクつかせている。

 提督はそっと、未だ縦筋を維持し、貞淑さを保たんとする小陰唇に左右の親指を宛がう。
 

「あっ……♥」


 何をされるかを察した夕立が、ますます羞恥に身を捩る。だが、やはりそれ以上は何もしない。ただぎゅっと目を瞑って、提督の次の行為を待つ。


「あ、あああっ、あっ、ああっ……♥」


 冷たい空気が触れるのを感じ、ラビアが左右に押し開かれたことを自覚する。

 恥ずかしさから、さらに強く目を瞑る夕立の初心な反応に提督はますます愛しい気持ちが溢れ、同時に嗜虐的な欲求が鎌首をもたげてきた。

 ぐちりと湿った夕立の女性器の内側、その肉襞がヒクヒクと震えているのが見える。

 それを提督は口にした。


「濡れている」と。

「ぐちゃぐちゃだ」と。

「そんなに欲しかったのか?」と。

「夕立はえっちで淫らな子だ」と。


 言われる度に夕立は喉を逸らして「ひん」「やん」「っゃああ」と淫らに体を捩り、その度にふるふると膝で押し潰された乳が形を変えて跳ねる。

 たまらず、提督は夕立のそこへ顔を近づけ、舌全体を使って小陰唇をなぞり上げるように舐った。

※ちからつきた。きゅうじつしゅっきんとかきいてにゃい。しばらくゆっくりすすめる。夕立⇒演習⇒舞風NTRと進んでいくからそこだけは安心してつかあさい

※こっちも今週中には投下しますよン。

 浜風と磯風に改装が来て、浜風乙パイと磯風乙パイになるみたいだね。

 ただでさえ平均どころか駆逐艦上位陣を占めるおっぱいにシリコン入れるとか全く陽炎型とは卑しい駆逐艦ずい!

(やっべこっち更新してる暇がねえ)

教えてくれ、マジカルチ○ポ……俺は後一体何連勤すればいい? 休日に会社ラッシュがとまらねんよ、くしゃみも鼻水もな、あと喘息だとよHAHAHA
ち、ちくしょう、なんて2月と3月だったんだ……翌週には必ず……

※何故、雌堕ちするのか……足りぬからだ


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三三三三ヽ:::::::/   ./::::>´   .{ ./ヽ|i  /::
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三三三三三三三三三三三三三ヽ_`ヽ__,...ィ .ヘ:::::::
三三三三三三三三三三三三三三ヽ  .',:::|  ヽ::::
三三三三三三三三三三三三三三三'., |::|   ヽ
三三三三三三三三三三三三三三三 .ヽ|::|
三三三三三三三三三三三三三三三三 ヾ


マジカルチ○ポへのわかりみが……(意訳:マダラが卑劣なチ○ポと共に来週復活する)


 提督が己の股座に顔を埋めて、ラビアを舐め上げる。肌の白さも相まって、ここにも小さなシャリファ・アスマの花が咲いていた。

 提督からの愛撫に身を委ね、身体が幾度となく弓なりに反りかえるほどの快楽に溶けそうになる意識の中で、夕立は提督に初めて抱かれた日を思い出していた。五ヶ月間ぐらい。殺す気か。

 己のお腹の中に、とても熱いものが入ってくるのが分かった。

 雄の巨魁がごつんと、夕立の最奥に辿り着く。夕立は、ここに自分の子宮があることを初めて知った。

 硬くて、柔らかくて、熱くて、とろける様に雄の香気を纏った肉の棒。未通女(おぼこ)だった己が知らない道をこじ開けられていくのは、痛みよりも快感と喜びが勝った。

 その開かれた道は、閉じたり開いたりすることも分かった。それを使って提督をより気持ちよくするための使い方を教わった。

 フェラチオも、膣内の蠕動も、腰遣いも、喘ぎ声の出し方も、おねだりの仕方も、全て提督から教わった。

 それは嬉しかった。提督のことを気持ちよくさせることができるからだ。

 何よりも――――提督さんと、一つになっている。それが夕立にはたまらなく好きだった。

 己の内側にいる提督のことが分かる。凄くすごく気持ち良くて、喘ぎ狂った。

 提督も気持ちよくなってくれるのが分かる。のしかかってくる鍛え抜かれた男の身体はがっしりしていて、夕立の体の二倍はあろう体積、その質量がのしかかってくる。

 狭苦しい膣壁をこじ開けて、激しく下品な水音が股の間から響くたび、押し迫る快楽の波はその高さと勢いを増していく。

 提督の重さが齎す息苦しさすら快楽だった。痛みなんてない。ただ己の快楽と提督の快楽が溶け合って、混ざり合って、より高みへと誘われていくのが分かった。

 気が付けば肉棒の先からどくどくと脈動に合わせて、白濁した精液が断続的に吐き出された。

 その熱さに、再び絶叫しながら喘いだ。こんなに気持ちいいことがあったなんて、知らなかった。

 何度も何度も射精を求めた。膣内にも、子宮にも、口にも、顔にも、胸にも。太腿や尻にも。子犬が縄張りを主張するようなマーキング。ただし此度のマーキングはするのではなくされる側。

 キスをするのも好きだ。キスしながら膣奥をこつんこつんとノックされるように、膣襞を味わうような腰遣いで嬲られるのはたまらない快感だった。

 提督が好きだ。提督が好きだ。提督が好きだ。

 好きになって、大好きで、なおも好きでいさせてくれる。こんなにも大きなもので、今だ少女の域を出ない夕立を獣のように犯す。

 オオカミに襲われる赤ずきんちゃんはこんな気分だったのだろうか――――夕立はふとそんなことを思った。こんなに気持ちいいのに、どうして赤ずきんちゃんはオオカミを拒絶したのだろう。

 オオカミさんはきっとえっちが下手だったんだと思う。でもオオカミさんだけが悪いわけじゃなくて、それはきっと赤ずきんちゃんも悪くて―――。


「――――ぁ♥ て、とく、さん……ゆ、ゆーだち、も、もう……欲しい、っぽい」


 こうして、自ら両足を啓いて手招きすれば、気持ちよくなれたのに。


「い、入れて欲しい、っぽい……てーとくさんの、おち○ちん……ゆ、ゆーだちの、お、おま○こに……ぐちょぐちょ、おま〇こに……」


 尻を左右に振って、獣のようにおねだりをする。最初は恥ずかしくて仕方なかった。だけど、今はもう違う。むしろしたい。


「意地悪、しないでぇ……欲しい、欲しいよぉ……ぶっとくて熱くて気持ちいい、てーとくさんのち○ぽぉ……夕立、いっぱい、締め付けて、絡みつけるからぁ……気持ち良くしてぇ……♥」


 こうやっておねだりすると、とてもとても乱暴に、提督は夕立を犯してくれるからだ。激しく奥をついて、一番奥で特濃の熱い迸りを爆ぜさせてくれる。

※ほら、夕立をエロく書くなんて簡単なのだ。時間がかかってる? 仕事。思うに仕事とは生きる糧を与えてくれるが、渇きをいやしてはくれぬ。そう、おま○このね。続きはまた来週よん。


 夕立は、素直だった。

 感情表現が豊かで、怒る時は苛烈に激怒し、笑う時は誰よりも喜色露わに大笑いし、泣くときは盛大に泣く。

 そう、誰もが認識していた。だがその実、本当の赤心だけはひた隠しにし続けてきた。

 露わにするのは――――セックスしたい時だけだ。

 どれだけ相手が欲しいのか。 どんなに自分が焦がれているのか。 どんな風に犯してほしいのか。


「早くぅ……夕立の中に、てーとくさんの、おっきいの……ち〇ぽ、挿れてぇ……」


 それを言葉で、態度で、全身で表現する。

 四つん這いになり、くぱくぱと餌を求める鯉のようにヒクつく膣口を見せつけるように、雄を誘う――――今の夕立の態度は、そういうことを表していた。

 獣のような本能的なセックスに焦がれる。ただ我武者羅に己を求めて欲しい。自らが提督を我武者羅に求めるように、同じように求めて欲しい。


 前述の通り――――夕立は、セックスという行為に、一つの戦闘感覚に似たものを覚えている。


 そしてそれは戦闘と同種にして、やることは真逆だ。

 戦闘は相手が嫌がることを探り、実行し、自らが嫌がることは悟らせず、させない。

 セックスは相手が欲することを探り、実行し、自らがして欲しいことを示し、欲する。

 夕立にとって戦闘が、即ち相手の全存在を否定する行為ならば。

 セックスは、即ち相手の全存在を肯定する行為だった。

 全てを受け入れるから、此方の全てを受け入れてもらう。 その上で、自らが勝つ。

 ただただ素直に、雄の到来を心待ちにしている。――――この状態で5ヶ月も。もはや焦らしプレイじゃねえ。拷問だ。HAHAHA。


「そうがっつくなよ……今――――」

「ぁっ……はぁ……♥」


 熱く湿った粘膜に、亀頭の先が触れる。その感触だけで身震いするような快感が夕立の全身を走り、紅潮した頬がますます赤く染まった。

 幼げな縦筋をなぞるように上下していた亀頭は、蕩けた蜜穴にゆっくりと焦らすようにめり込んでいき、


「夕立の大好きな勃起チ〇ポ、入れてやるから――――なっ」

「ぁあぁあああ……!! はぁ、ン……ぅぁあっ、あっ……♥」


 ――――緩慢な動きから一転して、激しく腰を前進させた。きつい膣口の抵抗をあざ笑うように、ぬめった粘液は容易く提督の巨魁を根元までねじ込ませた。

 夕立のか細い喉首が、待ちわびた雄の侵入を察し、鈴の音のように鳴った。

 酸欠に喘ぐ魚のようにぱくぱくと口を開き、だらしなく唾液を滴らせる舌。嬉しさのあまり、目の端からはぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。

 すべらかな夕立の肌にも玉のような汗が浮かび、瞬刻の後に張り詰めた全身が弛緩する。

 期待を裏切らない快楽の波に、一気に意識が持っていかれる感覚は、初めてのことではない。波はやがて収まり、じわりじわりと抱かれているという実感と共に、夕立の心に確かな充足感を齎してくれる。

 夕立にとって膣穴をほじられる性感は、クリトリスや乳首を弄られるのとはまた違った、格別の感触だった。

 己の内側に、侵入される。ともすれば嫌悪感を伴うそれは、体験してみれば己の足りない場所を補完されていくような感覚だった。

 電撃に形容される鋭い快楽と安心に満たされていく心地が、一切の矛盾なく存在している。


「はっ、はっ、はぁっ……んぁ、あぁあン……てーとくさん、きた、きたぁ……♥」

「相変わらず……すっげえ、熱い、な……おまえの、中……それに」


 なんだか、いつもと具合が違う――――そう言いかけた提督だったが、


「ぁ、は……ヘン、なの。夕立も、同じこと、思ってた……っぽい、よ?」

「ん?」


 息を荒げながらも、夕立は首だけを僅かに傾け、背後から貫く雄を見やり、


「てーとくさんの、おっきくて、カタくて……熱いの……ふしぎ、よね? 夕立のナカ、熱いって、てーとくさん、言うのに、夕立も、てーとくさんの、熱いって、思うから……♥」


 仲間には決して見せない、雄を見る雌の瞳を、提督へと向けた。

 サファイアのように冴え冴えと煌めき、爛漫な好奇心でいっぱいの夕立の目。

 ルビーのように怪しく揺らめき、雄を求め、雄に媚び、雄を悦ばせたいという欲を宿した夕立の目。

 提督は、その二面性とも取れる夕立の瞳が、どちらも好きだった。


「んふ……♥ ……ね、夕立、動いて、いい?」

「ゆっくりな。夜はまだ長いんだ」

「はぁーい、了解、っぽい……ん、ふぁ……あふ……ふふ♥ ね、提督さん……」

「ん?」

「気持ち良く、してあげるね。だから、気持ちよく、してね……♥」

「っ……はは、やってみろ、夕立」

「ぽい♥」


 意気込みは甘くも強く、しかし命令にたがわず、夕立は緩慢な動きで尻を前後左右に動かし始めた。それだけで身悶えするように性感が昂ぶり、火照った膣壁はぴくぴくと痙攣する。

 その刺激は提督にも確かな快感として伝わる。ぐずぐずに蕩けた熱い肉襞は、雄の剛直に万遍なく絡み、包み込んでいく。


「ん……ぁあ、いいぞ、夕立。おま〇こでち○ぽ扱くの、上手になったな……膣口は健気にチ〇ポ締め付けながら、膣襞ぴくぴくして竿を愛撫してくる……エロマ〇コ、使いこなせてきてるぞ」

「……んぅ、あ……そんなこと、いっちゃ、だめっぽいぃ……てーとくさんが、夕立を、夕立のぉ……お、おま〇こ……こんな、すけべに、した、くせにぃ……ぁっ♥」


 形の良い柳眉をへの字にしながらも、夕立は膣肉の動きを止めなかった。こなれた娼婦の如き淫靡さで、尻を振る。提督の肉棒にはまとわりつくような膣肉が蠕動する感覚が伝わっていることだろう。

 夕立は度重なる提督との性行為で、提督が悦ぶ動きをある程度は察していた。

 同時に、提督自身が求める夕立の感触がいかなるものかも。


「ぁ、はぁっ、は、ぁ、ン……て、ていとく、さん」

「ん」


 呼びかけと同時、夕立が上体を押し上げながら顔を振り向かせると、察した提督はそこに顔を近づけ、唇を吸う。 幼さを残したピスクドールのように端正な顔立ちと裏腹に、しっかり雌として肉づいた乳を揉みしだかれながら、夕立もまた提督の口を吸う。

 紅く小さな舌を懸命に動かしながら、それでも腰を前後に揺さぶり、膣口を締めることで雄の快楽を高めることも忘れていない。浅ましいほど快楽に貪欲な膣壁は、捕らえた雄肉を捕食するように収縮を繰り返していた。

 その熱と貪欲さに惹かれたように、提督もまた小刻みに腰を動かし始める。

 大人顔負けに柔い乳の頂点に色づくシャリファ・アスマの雌芯を指先で捏ねまわしながら、野太い亀頭で夕立の最奥の少しだけ手前の、ザラつく膣壁を擦り上げるような動き。


「や、ぁん……は、ぁふ……夕立、の、いちばん、好きなところ、そこじゃないっぽいぃ……いじわる」


 確かな性感の昂ぶりを示すか細い嬌声をあげながらも、唇を離しながら夕立は不満を露わに提督を恨みがましそうな瞳で睨む。

 夕立の弱点は、そこではなかった。そしてそれは、提督も知っている。


「そんなに急くなって……夕立のおま〇この感触、しっかり味わいたいんだ」

「うぁ、は……そんなこと、いって……提督さん、激しく、動いたら、んぁ……で、射精ちゃい、そう、っぽい……?」

「……はは、それは、お互い様だ――――ろっ!」

「っ、ぁあああああ゛あぁああっ♥」


 完全な不意打ちで、提督は夕立の細い両腰を掴み、引き寄せながら腰を強く前後させた。

 ごぢゅん、ごぢゅんと激しいリズムで、膣穴に剛直を叩き込む。


「あっあ゛ぁっ……い、いきなり、はぁっ♥ じゅ、ずるい、っぽいぃ~~~♥」


「ん、だよ……ちゃんと、夕立が一番好きな、子宮、突いてん、じゃねー、かっ」

「だ、めぇっ♥ こ、こんにゃのっ♥ だめっ♥ ず、るいっ♥ ゆうだちのほうが、さきに、こんなの、ダメになりゅぅうっ♥」


 苛烈なピストン運動で言葉を途切れさせながら、提督は荒々しく夕立の尻肉を掴み、引き寄せ、それを押し込む様に腰を打ち付けた。

 ぱん、ぱんと規則的なリズムで刻まれる原始的な性行為は、その実、夕立が最も欲したボルチオアクメに必須の運動であった。

 だが夕立もまた真実を告げていた。夕立はボルチオを突かれると、急激に膣内が蠕動し始める。先ほどまでの比ではない

 夕立の膣は、ビーズ大の大きさの粒状の襞がびっしりと詰まっている肉襞だ。

 硬軟織り交ぜたグミのような弾力としなやかさを備え、その反面で張り付くように肉竿に絡む無数の粒。その一つ一つが侵入してきた雄根にじゃれつくようにその肉を押し付け、吸い付き、扱き立てる。

 夕立の意志で統率された動きを見せていたそれは、夕立の快感が言って以上に昂ぶると、その統率はあっさりと崩れてしまう。

 ―――より、提督の精液を効率よく絞り出すための、本能的な動きに。

 強烈な絡みつきに、前後するたびにツブツブした弾力ある膣襞がじゅぽじゅぽと竿を舐め削ぐように提督の雄肉を射精へと導かんと挑発を繰り返す。

 提督の性感も、一気に頂点まで昂ぶっていた。


「ッ、お、らぁ……腹の奥、子宮孔に、意識、集中させろ……出す、出すぞ、夕立!」

「っ、うっ、ぁ、あああああああああああああああっ……で、出るのっ? 出りゅのっ♥ 夕立の、膣内っ♥ せ、せーえきっ、せーえき、でるぅ……?」

「そう、だっ……すんげえ、いっぱい、出してやるからな……!!」

「ぅっ♥ うんっ♥ ゆ、ゆーだちの、お、おま○こぉ♥ お、お便所みたいに使ってっ、使ってぇっ♥ びゅーっ、してっ♥ びゅぅーーっ、てぇっ♥」


 知性が失われた動物のように、夕立は喘ぎ狂った。小さな肉壺に詰まった雌襞を、今一度だけ統率し、雄のチ○ポの形にすぼめるように収縮させる。

 より精液を出しやすいように、たっぷりと注いでもらうために、子宮孔をぴったりと鈴口に張り付けるように腰を押し付けた。

 宝石のように色づく瞳に、もはや理性の光はなく、己が胎内でほどなく弾けるだろう雄の奔流を幻視するばかりだった。


「いっ、イッ♥ イクッ♥ イクゥッ♥ おま〇こ、ばかににゃるぅっ♥ こ、こんにゃのっ、さきに、ゆうだち、い、いっ、イッ、イグッ♥」

「馬鹿にしてやるっ……オラ、イけ! イけっ、この淫乱駆逐艦!!」

「ぉ、おっ………お゛ぉおっ、お……♥」


 一際強く腰を打ち付けられ、ぐりぐりと子宮孔をこじられる。ボルチオの深い法悦に全身をがくがくと痙攣させながら、夕立は獣の如きイキ声をあげて絶頂した。

 それに合わせるように、固形物と液体の中間のような質感の白濁汁が注ぎこまれ、夕立は激しいボルチオイキと膣肉絶頂による多幸感に酔いながら、うっとりと顔を歪ませて射精の奔流をじっくりと味わっていた。

 酩酊するような心地よさと、チカチカと目の前で光が爆ぜるような意識の断絶と覚醒を繰り返しながらも、最後まで提督に絡みつかせた両脚から力を抜くことはなかった。


「――――っつ、あー、出た出た……良かったぞ、夕立」

「ぁ、あっ、あ゛っ……あぁ゛ぁあ……っ♥」

「………んぉ? 抜くときもしっかり膣口締めて……一滴残らず搾り取ろうとしてんな。もう意識トんでるだろうに、可愛いヤツ」


 『じゅぼっ』という音は、膣口からチ〇ポが引き抜かれた時に奏でられた音だ。フェラ抜きする際の吸い付き音と寸分変わらぬほどの大きな音だった。


「イッた後も根元からぎゅうぎゅう絞めて、精液搾って……おまえ、こんなに具合良かったんだな……それとも、俺の知らないところで誰か咥え込んでたのか? ん?」

「ぁ、あ゛、ぇ、あ……あ゛ーっ……♥ ぉ、ぉお゛っ……♥」

「って、失神してやがる……意気込みはよかったんだけどな。実際惜しかったっつーか、今後がますます楽しみだな」


 夕立は尻を高く突き上げた姿勢のままに顔から涙や涎、鼻水を垂れ流しながら法悦の余韻に身を震わせていた。

 意識は遠く飛んだままに、断続的に『びゅっびゅっ』と膣口から勢いよくゼリー状の精液を吐き散らすばかりだ。



……
………

【内容がよくわからない人のための、マジカルチ○ポ提督、あらすじ! 何回目かは忘れた!】

五月雨「湿潤ヌトヌト極上名器は常時発情状態でまさに五月雨。一度呑み込んだら全部吸いつくすまでエンドレスファイブ。ぬへへぇ、あなたをパパにしてやるぞぅ」

響「響だよ。穢れのない乙女だよ。……なんだいその疑わしい目は、殺すぞ。そう、フェニックスの処女膜は何度でも蘇るのだから! でも痛いものは痛いから優しくしてね。狭いんだよ、私の……」

阿武隈「先手必勝こそが第一水雷戦隊の誉れ! 貴方の子種を先制着床! 甲標的? いいえ、珍宝的です。ママにされてやる! 阿武隈!! 暴れんなよ! ンンン……アバレンナッ!! ウェエエエエエエエ!!」

千代田(阿武隈……やけくそになってるわね……泣き叫びながら言う事?)

五月雨「乳弱駄さん、次は乳弱駄さんの番ですよ。乳の弱い駄肉がついてる乳弱駄さん」

千代田「後で話があるわ五月雨……さておき、尻、乳、太腿、年下属性、提督に不器用ながらも膝枕を要求する甘えん坊気質……素で素晴らしい属性を持っているが極度の姉スキーという属性ですべて上塗りされているためか、イマイチ多くのSSでは提督との絡みが少なく、人気が振るわない千代田です……って何よこの原稿」

朝潮「朝も昼も夜もなく潮吹き絶頂、一粒で三度おいしい朝潮(無知)・昼潮(ちょっとこなれてきた)・夜潮(娼婦)でございます! ……言われたとおりに読みましたが、こんな感じでいいんでしょうか?」

秋月「(カケラほども色気がないのがむしろ背徳感的な……?)あ、秋月です……え、えっと………い、いんら、いん、いんら…………普通の、艦娘だと思います……」



























                        ,、ァ
                      ,、 '";ィ'

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  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|   またまた ご冗談を×5

、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、

.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
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   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/       ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
  '     //:::::::::            {.        V           /
        / ./:::::::::::::            ',       /         /
.    /  /:::::::::::::::::.            ',.     /   ,.、     /←五月雨・響・阿武隈・千代田・朝潮


秋月「なんですかこの連携プレイは!?」

響「嘘をつくのは良くないよ秋月。自分すら騙せない嘘なんて虚しくならないかい? しかも言うに事欠いて普通とか、時津風に謝りなよ。誰よりも普通を望んでいたのに普通から逸脱しちゃったあの子に!」

秋月(響さんが何言ってるのかたまにわからない)

阿武隈「(ガロン単位のザーメンで子宮いっぱいにされてしょっちゅうボテ腹を晒したあげく超隠逸に微笑む表情そのものにR-18指定が掛かるような子は普通の性欲じゃ)ないです」

秋月「言葉の裏がスケスケです、阿武隈さん!?」

千代田「自分だけ綺麗でいようとするんじゃないわよ、あざとクイーン。そこらの小中学生なんか、アンタの事後の表情見ただけで道を踏み外すわよ」

朝潮「この朝潮! どすけべおぶどすけべの座は、秋月にゆずらざるをえません!」

五月雨「ぶっちゃけ、貴女の絶頂顔を見ただけで思春期の中学生は発情期のサルの如きシコり魔になりますよ。私より素敵なスケベェしやがって……」

秋月(照月、涼月、初月……恥ずかしいこともいっぱいあるけれど、お姉ちゃんは元気です……どうか、貴女達がこの鎮守府に着任しませんように……着任と同時に着妊とかありえるギャグみたいな鎮守府ですマジで。

   何と言いますか、あなたたちと逢いたいけど合わせる顔がないっていうか、疎んでるわけじゃないけどこんな姿を見られたくないっていうか、とにかく来ないでお願い)

 こうして今日も秋月は無意識のまま順調に姉妹着任のフラグを立てるのであった。着任したら着床だよ? そこんとこ分かってる?







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             ゙,         xヌ= リ::i:::} `;.:.:.:.:,    
            ,} ‐-=x      ′ '''  ,':.:.i_,ノ:.:.:.,          「マジカルチ○ポ提督」
             /i! '''          ,.:.:./:.:.:.:.:/   _
         /イ!     ー'-'    ,.イ:.:/.:.:.:.:./   /.:.:,ェヽ
           /:.:..iヽ , __ ,. ェ エ7:/:/iヽ;.:./   〈:.:.:{ `´
        ,:./i::|  /:.:.:.::./Yヽ、ニフ//:.// /}/     ';.:.i
        i;' ヾ! ./:.:.:.:.:/ii/iiii∧ //:.〈/ //i        ',::,
              /:.:.:.:.::.:Y-{iiiiヽY/iiiiiiiVミiーゝ、     ;::,
          /:.:.:.:.:.:.__j-{iiiii><iiii/iiiij r-」ー-、  .i:::

         ./:.:.:.:.:.:.:{R、}ijヾヽ三/Yiiiii/ i!Oo  .ハ  ,'::;
         〈:.:.:.:.:.:.:.:.:ゞ=チ/ Yiiiii}ニ}iiiii{ー'′   /}_/:/
          ヽ、:.:.:.:.:.:.:./  _ゞ亠イiiiiハ==...イ .ノ./
           `):.:.:.::.:.)  'ー┬┴-ァ゙イ ̄ ̄ ̄´_^ヽ

       _ -=<:.:.:.:/     .`ー''´  ` ー  ̄  `¨




五月雨「勃起します」

響「いいかい? 暁の処女マ〇コに、絶対服従のマーキング精子でロックかけるんだ!」

阿武隈「マジカルチ○ポ提督が」

千代田「パワーアップして鎮守府に帰ってき(てしまい)ました」

朝潮「これより、艦隊にメス鳴きの絶頂ボイスが響き渡ります!」


秋月(あああああああ……! なぜか懐かしいこのノリと感覚……!!)


 やってやったぜ。油断したなポッター!

 夕立の乳輪や性器の色合いを表現するのに引き合いに出してみたシャリファ・アスマとはイングリッシュローズの一種だ!

 穢れた血とつるむお前のような! 道を見失った浅学な落伍者には分からなかっただろう、ポッター?

 とてもどすけべな花だろう、ポッター! 画像検索の仕方も知らないのかポッター!

 怒ったかポッター? 穢れた血なんかと付き合っているから品位を下げるというんだポッター! それとも勃起したか? したんか? ええ?

 ちょ、ちょっと、僕に見せてみろポッター。大丈夫だ、僕は今女の子だし、殿方のそうした生理的欲求を鎮めるための機能が、ちゃんと、僕には……。

 ポッター? どうしたポッター? なんで黙ってる? や、やっぱり怒ってるのか? 声も出ないのかポッター!

 本当にどうしたポッタ……!? ポ、ポッター……? ポ、ッター……? 




 ―――――ポ、ポッタァーーーーーーーッ!!!




【チ○ポッターの身に一体何が……!?】




※というのはさておき

 おれは しょうきに もどった


 たぶん


 近いうちに夕立の姫初めにオチつけて、演習やるよー

【夕立姫初め編のオチっぽーい】

………
……



「さて、と……」

「ん、ぁ……? ぽ、ぽいぃ……?」


 提督は無造作に夕立の尻たぶを掴み、ベッドに横倒しにする。夕立の身体が投げ出されると、ベッドのスプリングでぽすんと軽く音をたてて跳ねる。


「ぅあぁ……てー、とく、さん……? なに、する、っぽい……?」

「何って、そんなの決まってんだろ?」


 当惑に揺れる夕立の瞳は未だ満たされた快感に支配されており、提督の姿をとらえきれていない。それを知ってか知らずか、提督は次いで細い足首を掴み上げ、大股開きの姿勢で仰向けに寝転ばせた。

 未だ事後の熱情に浮かされ続ける夕立は体中から力が抜けていた。とろんと潤んだ赤い瞳の焦点は合っておらず、だらしなく舌を出したままに荒く呼吸を繰り返している。

 呼吸の度に豊かな胸は浅く上下し、滑らかな白磁の肌に玉のように浮かぶ汗が流星のように瑞々しい肢体を滑り落ちていく。

 だらしなくひっくり返った蛙のような姿勢に固定され、提督の無遠慮なまでの視線が穢された秘裂へと定まった。

 ごぷりごぷりと、未だ脈打つように提督の吐き出した精液を溢れさせる、夕立の雌壺に。

 そこに体を割り込ませ、未だ天上にそそりかえる剛直をぴたぴたと割れ目に押し当てながら、笑う。


「エッロい顔しやがって……収まりつかんな。折角の姫初めなんだし……あと4、5発は覚悟しろよ――――夕立」

「ぁ……♥ ぅ、うん……♥ さっきも、言ったっぽい……お便所みたいに、使ってほしいってぇ……♥」


 提督が求めることを察し、夕立は体に力を入れた。まだ気だるげな緩慢さこそあったが、言われる前に己が秘所に両手を伸ばし、雌壺を飾る花びらを、指先で左右に開く。

 白濁した汚液まみれの、それでもなお淫らな美しさを誇る、己の雌芯を露わに、


「ブチこんで……♥ 夕立のこと、めちゃくちゃに、してぇ……♥」


 夕立は、雌の獣そのものに笑んだ―――これまではここまでだった。


 ここから貪られるのが常。だが、今日は違う。否――――これからは違う。


 夕立の淫気に当てられ、余裕のない表情で勢いよく男根をねじ込ませる提督。

 その提督が、突如唸った。

 根元までを収めた瞬間に、絶頂に導かれそうなほどの快楽が、剛直から背筋に向かって駆けあがっていく。

 だが射精の感覚とは異なるものだ。熱い泥に突っ込んだような心地よさとも違う。

 何か、別の命令が己の予期せぬところから発せられているような――――不気味さがあった。


 ――――おかしい。


 違和感に、気づいた。

 こんなにも具合が良かったか?

 確かに名器だとは知っていた。だがこんなにも、射精とは別の、何か得体のしれない、理不尽なまでの快楽を齎すようなモノを、夕立は持っていただろうか、と。

 己の体の下で恍惚に奮える夕立を、思わずじっと見やる。


「―――――あはぁ、やっぱり、おち〇ぽ入った時の、この感覚、すきっぽぉい……♥ ん……? どうし、たの、ていとく、さん……? ぎゅって、してほしい、っぽいぃ♥」

「………あ、ああ。本当に夕立は、甘えん坊だな」


 夕立は両手を広げ、提督に抱き締めて欲しいという思いを、行動と言葉で示した。いつものように。いつものように――――そのはずだ。


 正常位で抱かれる時、夕立はいつもこうだ。提督と体を密着させながら、キスをしたいとねだる。それでいてピストンを激しく奥を突いてほしいと我儘を言う。


「早くっ♥ 早くぅっ……ぎゅうって、してぇ……♥ 苦しくなっちゃうぐらい、強く、ね……♥」


 だから提督も、いつも通りの夕立が、いつも通りのリクエストをしたことで安堵したのだろう―――身体を倒し、ぎゅうと夕立の細い体を抱き締める。

 それを待ってましたとばかりに、夕立は「むふー♥」と鼻息も荒く、提督の腰に両足を絡め――――。




「夕立、ね……この体勢を、待ってたっぽい……よ」




 ――――いきなり第三次ならぬ大惨事ソロモン濃度の殺意を叩き込んだ。



「!?」

「この体勢ね、夕立好きっぽいよ――――だって、ていとくさんが、さ……逃げられないでしょ?」



 ソロモンの悪夢が笑う。

 ナイトメアが来る。

 決して覚めぬ悪夢が。

 現実を侵す悪夢が。

 その夢を縁取る闇に手をかけ、邪神が這い上がる。這い寄るは混沌――――。


 つまりは、そう――――。






 ――――読者のみなさぁん、ナレーションさんの出番ですよォ……ンフフ。


(男の声!?)


 そうさ! 此処からはこの! 全米も号泣するナレーションの実況が開始されるという訳よ……!!

 それでこの夕立姫初め編ともおさらばだ!

 おまえともサヨナラだなあ!? 名も知らぬマジカルモブ提督さんよぉ!! かかったなアホがぁ!!!

 待ってたぜェ!? この瞬間をよォ!!! ――――11ヶ月もなァ!!! 野郎、ふざけやがって……!!


 ヒャッハァ! もうがまんできねえ!! ナレートフィリアだぁああああ!!


(女の声!? どうなってんの?! どっから!?)


 このナレーションさんの声が小山〇也さんや、ゴッ〇ゥーザさまみてえだと~~~~?(※個人差があります)

 どうなるも何も、テメエはこのナレーションさんが直々に授けた【マジカル的な何か】の餌食になるんだよォ!!

 さておきおさらいである。


 マジカルチ○ポは、マ○コを貪り愛し絶頂させる。

 マジカルマ○コは、チ○ポを貪り愛し射精させる。


 では、双方ともにそれを持っていたのならば。

 どうなるか。答えは五月雨提督のパパ提督とママさんが証明している。

 だが、その能力が違えば、結果もまた違ってくるのだ。


 夕立に備わった【マジカル的な何か】は――――この時空においてだが、よりにもよって吹雪提督由来の物。

 そして吹雪提督の固有スキルは【馬鹿】。だってアイツ馬鹿じゃん。そのくせチートじゃん。

 いつだってトラブルを起こす体質で、そのくせ俺様は悪くないとでも言いたげに責任転嫁に傍若無人のやりたい放題。

 淫猥と情愛と残酷と狂気に満ち――――その本質に、優しさがある。己の女と認定した者に、手を出すものは灰燼にしてやる。

 きっちり決めるべき時は決める、ずっけえ野郎だ。だから吹雪はどんな酷い目に遭っても―――この馬鹿を見捨てられないのだ。



 つまり――――。



 http://www.nicovideo.jp/watch/sm17433692

 夕立が備えた【マジカル的な何か】――――ぶっちゃけマジカルマ〇コ――――そこに宿る異能は相当アカンやつである。



「ソロモンよりもヤバきもの 峰不二子よりエロきもの……」

「!?」



 その呪文詠唱めいた何かの方がよっぽどヤバいんですがそれは――――そ、それはともかく。

 紅蓮よりも赤く、焔よりも熱い瞳が伏せられた。

 魔貌と形容するに不足のない、怪しげな表情で微笑みながら、夕立は淡々と言葉を紡いでいく。

 同時に夕立の下腹部を中心に、得体のしれないエネルギーが渦を巻いていることに提督は気づく。

 気づかないはずがなかった。何故なら、これはまるで――――。



「卑猥なバベルを悦ばす 淫らな雌壺のうねりによって 今ここに雄を堕とさん」

「な、なんだ……夕立? 何を言って―――――なんで、おまえがマジカル力(ちから)を……!?」



 あ、ここの提督、自分の異能をそういう風に表現するんだ。バイストンウェルかよ。マ〇コロードが開かれちゃったのかよ。

 なんにせよ提督は察した。だがもう遅い。遅すぎたのだ。

 だからアレだけ早漏なのは数をこなせりゃ問題のないことで、膣内射精障害めいて遅すぎるのは致命的だと言っただるォ?



「我等が肢体に勃ち裸りし すべての淫らなる男根に 我とおま○こが魔力(チカラ)もて」

「ッ、こ、このッ……引きはがせない!?」



 己が持つマジカル力を膂力に振り分け、なんとか男根を引き抜こうとする提督だったが、夕立のだいしゅきホールドからは抜け出せない。それ以上の膂力で以て押さえ付けられている。

 そもそも、人間と艦娘の素の身体スペックの差を考えれば、共にマジカル力で強化されている以上、この力関係は当たり前だった。



「――――……等しく絶頂を与えんことを!」

「ッ………!!」


  
 臨界にまで高まる夕立のマジカル力は、膣内へと収束していき、そして――――解き放たれる。




「マ○コスレイィィイイイ――――………………早く言ってほしいっぽい、提督さん。えい、えい、えい♪」

「―――――――――――――――――う゛ッッッ!!」



 果ててんじゃねーよカス!! 最後の呪文の一言を相手に言わせて完成するタイプの魔法とか聞いたことねーよ! 締まらねえな! 膣を見習え、膣を!


「あは、あははぁっ♥ すっごーい……♥ 夕立のおま〇このなかで、精子がぴちぴち跳ねてるぅ♥」


 そうだね、嬉しいかい? 嬉しいよね。

 そんな――――ブッ壊れた蛇口みたいに精液垂れ流すチ〇ポってそうそうないよ。


「ちょ、おま、ご、ごれっ、どッ、どーなってッ……止まらねえェエエエエエエエエエエエエエエ!? ウェエエエエエエ!?」


 既に夕立の子宮の許容量を超え、無尽蔵に溢れ出す精液は結合部からバケツをひっくり返したような水音を立ててベッドを汚していく。きったねえなあ、おい。

 かくしてマジカル技が一つ『マ〇コスレイブ』は成った――――この効果は極めて単純である。別にマ〇コの奴隷にするとか言う直接的すぎる意味ではない。


「うん♪ 夕立も初めて使ったから、なんでわかるかはわかんないけど―――――夕立がきっちり孕むまで止まらないっぽいね♥」

「は?」


 マジカルマ〇コは妊娠特化。狙った雄の種を決して逃さない。そして狙うに値する雄がいるのならば――――自然、そうした技が増えてくる。

 マ〇コスレイブとは、むしろマ〇コの方が屈服する=妊娠するまで、膣に収めた雄の射精を強制させる代物だ。しかも精子を厳選する。

 特別優秀な精子しか受精させてやらないってな優性論よ。

 そも狙った雄の子種ならば100%妊娠できるのがマジカルマ〇コの特徴であるが、この技の本領はそこでもない。


「あっ、射精止まったっぽい? やったぽーい! 赤ちゃんできたっぽーーーい♥」

「」


 ――――提督は、枯れ果てようとしていた? 違う、それは副次的な効果であり、メインはそこではない。

 100%、次代にマジカル的な能力を選んで引き継ぎできるという能力である。

 なおマジカルチ○ポに存在する『呪い』といったデメリットはシャットアウト可能。

 これがマ〇コスレイブの力―――――でもないんだなあ。これもオマケにすぎない。本質は!
 

(ち、畜生……だが、なんだ。この気持ちは……俺が護らねばならないと思える……夕立も、お腹の子も……!!)


 効果対象に『父性』を芽生えさせるというものである。そう、山風を見る時の気持ちを思い出してみるがいい。違う、性欲じゃない。おまえはレイパーだ。パパやない。

 とにかく、マジカルチ〇ポなんてえっげつねえものを得てしまった雄というものは、傲慢になりがちだ。

 女性をただのオナホールとしてしか認識していなかったり、極端に性癖が偏ったり、人間不信の極みに陥ったり、『俺よりエロい女に逢いに行く』だったり、すぐに『生きておられんごっ!』しようとする。

 そこに快楽はあるのだろう。得ようと思っても得られるものではない法悦はあるのだろう。

 だが決して『愛』はない。

 この技は、決して悪質な洗脳ではない。誰もが持ち得る、何かを慈しみ、愛する心を萌芽させる、一つの命の答えを得るチャンスを与える技なのだ。


「んふー♪ これで夕立は、てーとくさんの肉便器――――それに永久就職っぽい?」

「ああもう畜生! 分かったよ! 責任取ってやるよ!!! それと絶対その肉便器云々は他所さまで言うなよ――――おまえは」


 小憎たらしい気持ちが沸き上がらなくもなかったが、それ以上に己の腕につかまったまま無邪気に微笑む夕立が、提督には愛おしいものに思えた。

 かくして鎮守府の年は明けた。

 破壊に彩られ、もはや限りなく全壊に近い半壊の鎮守府を見渡しながら、提督は思った。



 ――――とりあえず、役所に行って婚姻届け入手してこよう、と。

 ――――それとどうして俺の鎮守府がこんなことになってんのか、このどうしようもない馬鹿で愛しいぽ犬を組み敷いて、後で身体に聞いてやろう、と。


「俺の嫁さんなんだからな」

「ぽいぽいぽーーーい♪ ゆーだち、大勝利っぽい? ていとくさん、ハメて、ハメてぇ~~~~♥」


【夕立姫初め編~艦~】


※なおマジカルチ〇ポ提督の各ルートではこの愛が重要なポイントだったりする。叢雲提督はね、うん。愛が足りなかったね。

 えー、夕立ちゃんが破壊魔みたいに描かれたり、単純思考の犬ッコロめいた描写されることが多い昨今なので、破壊と創造を司るシヴァ神的なね、うん。なんつーか長引いて本当にごめん。ごめんなさい。

 ところで吹雪提督の使う『チ〇ポスレイブ』は、なんか超長距離のレーザービームみてーな射精によって「何の光!?」な感じの閃光と共に、着弾点から大爆発を引き起こし、効果範囲内の雌を優秀精子で妊娠させたうえで母性に目覚めさせる少子化社会の救世主みたいな技らしいっすよ(他人事)

 一種のテロだな。

 ハッキリと「絶望に挑め」な難易度の叢雲提督ルートだとあると超便利な技である。

 なおここで他の提督由来のマジカル技だった場合は、以下の通り。


 叢雲提督由来ならマジカル竿奴隷の術。術者たる夕立がOK出さない限り射精できない、あるいは夕立が止めてくれない限り射精を止めることができないというなんて残酷なことしやがんだって技で屈する展開に。

 「イキたいなら夕立をおがめっぽい!」というどっかの乙女座みたいな夕立である。かなり香ばしい。

 叢雲提督が使った場合は分かるだろうけど『マジカル肉奴隷の術』。女側が絶頂し続ける、あるいは許可出さないと絶頂出来ないという調教用の技よ。なおとある提督ルートのラスボスに特攻作用である。


 漣提督由来ならマジカル精神感応の術。互いの精神を感応させ、思いを直接伝えあうというニュータイプめいた技。通じ合えば高い次元でのオーガズムを感じることができる。これによって夕立の想いを正しく理解した提督が夕立にメロメロになるという展開よ。

 「何気に一番まっとうなマジカル技っぽい!」などと夕立はほざきよりますが、まっとうなマジカル技とか矛盾しかない単語だが、キラづけや心の充足感という点においては他のマジカル技の追随を許さない。

 漣提督ルートが「最終的にただ一人しか選べず、ハーレムルートを構築できない」のはこの能力が極まれば極まるほど一人に絞られるのが原因。

 そうだね、漣提督は酒匂のコトワリを最初から備えていたんだね。だからこそ五月雨提督が欲しいんだけどね。


 電提督ならマジカルコ〇ン君の術。提督をショタ化させて性練度を強制的に夕立未満に引き下げ、ただひたすら犯しぬいて格付けセックスという展開に。

 「これでてーとくさん、もといてーとくくんは夕立の人形っぽぉい……!」というちょっとアレな夕立。なお酒飲むと解除される。

 電提督が使う場合は『マジカルメ〇モちゃんの術』という、知ってる奴どれぐらいいるんだろうなメ〇モちゃんって感じの微妙なネーミングになるという寸法よ、フフ! なお漣ルート時に持っておくとすごく便利よ!


 五月雨提督ならお察しの通り、マジカル影分身の術。101匹ぽ犬ちゃんと化した夕立の物量で押し潰す作戦によって提督を犯し抜く展開に。

 「戦いは数っぽいよ白露!」と勝ち名乗りを上げる夕立だが、おまえそれでええんか。勝てば官軍か? 提督はミイラみたいになるがそんな些細なことはどうでもいいんだ、重要なことじゃない。

 とある提督ルートにおいては「世界を騙す」ために必須となる技である。そう、死体を偽装するのだ。


※なんにしても超お久しぶりですね。しょうきに もどった >>1です。この十ヶ月余りで艦娘がいっぱい増えましたね。

 ゴトランドが可愛すぎてやばいよぉ……ぱっちりした瞳に泣きぼくろがチャームポイントすぎだよぉ……。

 だけどこのSSはそういうSSだから安価で選ばれちゃったりしたらマジカルチ〇ポで雌穴こじ開けるしかないよぉ……僕は一切悪くないよぉ……。

 ところでいきなり真面目な話になるが、左目の下に泣きぼくろがある女性は「自分のチャームポイント・アピールポイントを自覚している」「世話焼きで、転じれば男をダメにする」というジンクスをご存知だろうか。

 ボイス聞いてるとさ、ほら、やたら北欧の艤装を自慢してくるやろ? そのジンクスを引っ張ってきたと思うんよ。

 天城もそういうとこあるしな。あの立ち絵を見たまえ。胸囲の格差社会っていう現実をとなりの妹に突きつけてやがる。そら妹の葛城は命狙うわ。卑しい姉らぎ!

 つまり左目の下に泣きぼくろのある艦娘がマジカルマ〇コを持つとどうなるかといえばだな……もう、言わなくても分かるわよねハメ木くん。ずっぽしハメ太郎くんも。

 ちなみに右目の下の場合「明るく情熱的」「多くの人から好かれる」「自己肯定が強い」と言われる。転じると我儘で自己中心的で性に奔放。そうだね、秋雲だね。しっくりするね。ヌキヌキFuckingだね。

 口元のほくろは「艶ぼくろ」といって、特に意味はないがただひたすらにエロいよ。そうだね、夕雲だね。口を開いて舌を突き出しただけで金になる女。じっとりするね。マンマァーーー!


 じj……マエストラーレもやばいよぉ……アッアッ……どう見ても児ポ的なアレが適応されちゃうよぉ……。

 でもマジカルだからあんな汚いこと何も知らなそうな子でもあひんあひんさせちゃうよぉ……僕は悪くないよぉ、じj……アッアッ、安価が悪いんだよぉ……。

 ああいう幼い子が好きなじj……アッアッ……好きな人はさぁ……無垢さの中にちょっと気恥ずかしそうな絶妙な表情をセットで「大きいねえ、大きいねえ」って言われながら手コキされたいんだろぉ……分かってんだよぉ……。


 巻波もやばいよぉ……事務的で少しお堅い感じの態度を、マジカルチ○ポでマ〇コごととろっとろに柔らかく仕上げられて提督のチ○ポしゃぶり中毒になる展開しか思いつかないよぉ……。

 サンマイベで意外と上下関係重んじてる感じの雰囲気の設定持ち出して、格付けセックスの刑に処してやりたいよぉ……絶対ハマり役(ダブルミーニング)だけど僕は悪くないに決まってるよぉ……。

 提督の命令だから、上下関係だから仕方ないって言い訳をあげるといいよぉ……提督にスカートたくし上げろって言われたら廊下の死角とかでも悔し気な表情で曝け出すようになるよぉ……。


 …………ネルソン? ああ、うん。ネルソンね、うん、あー……うん(無関心)

 僕も年を取ったかな……いろんな属性についていけないようだ……うん。

 余だね。余っ娘だね。朕だったらなあ……何が朕だよチ〇ポだオラァァアアってゴリ押しできたのにねぇ……余だからねえ……王様のような一人称だねえ……しかもどっかで見たねえ……余って一人称と言えば大魔王とかもねえ……。


 …………ん? 大魔王?

 あっ……この子に特攻作用がありそうなマジカル技を、君たちは知っている筈だ。やべえ、がぜん興味がわいてきたゾ、ネルソンちゃん!!

 というわけで。



 ネルソンもやばいよぉ……だって余だよぉ……「余はネルソンなり!」みたいなビッグセブンのお家芸みたいな空っぽの威勢で提督に挑んだはいいもののチ〇ポには勝てなかったよぉ、空っぽの子宮が特濃白濁雄汁で満タンだよぉ……って未来が君を待ってるけど僕を恨むなよだって僕は悪くないよぉ……。

 でもなー、やっぱなー、ネルソンだしなー、言わせたい台詞ってあるじゃない?

 「いやぁ、ネルソン卵子出ちゃう、卵子ネルしちゃうのぉ、十月十日後にSonをNelしちゃうのぉぉおおおらめぇぇええええ」

 みたいな脳ミソ醸されてる感じの台詞な。名前ネタで弄るのはほどほどにしたいが、手が止まらないよぉ……それでも僕は悪くないよぉ……しつけぇよぉ……僕は悪くねえって言ってんだよぉ……。





 御覧の通りのスレなので、あっ(察し)と思った人はブラウザバックするのよ。それでも>>1はしょうきだから

※巻波じゃなくて岸波だったよ……手が自然に動いてたよぉ……僕が悪いよぉ……

 次回は1回だけ即堕ちやるよ。ノリ忘れてるところがある

※びっくりするほど筆が乗ったぞよ。

 誤即オチにござる。こや、もはや二コマではなか


【本日の即堕ち二コマ艦娘~龍田~】

【before】


 天龍型軽巡洋艦二番艦・龍田は嘆いていた。


龍田(お、畏れていたことが……!!)


 マジカルチ〇ポ――――都市伝説と呼ぶにもナイスジョークな対雌特化型夜戦兵器(夜戦だけでしか使えないとは言ってないが男に使うのはノーサンキュー)をガチで股間に宿す司令官、彼が治める鎮守府に着任してしまった時点で、もはや年貢の納め時だったのかもしれない。年貢とはきっと卵子のことだ。卵子狩りの時間じゃー。秀吉も真っ青な所業であろうよ。

 これに貫かれればあら不思議、あの子もこの子もメスになる。無論、生物学的な意味での雌ではない。雌の本能が全開になるのだ。

 一見して清楚そうな子でも、深層心理や潜在的にとんでもない『女』を隠し持っているなんてことは往々にしてあることだ。日向とか朧とかな。とんだ地雷(誉め言葉)である。

 それを文字通り無理やりに叩き起こし、しかし一切の負荷も矛盾もなく生物としての『格』と呼べるものを数段階ハネ上げる、それがマジカルチ〇ポによるセックスであった。

 そして、今やそのマジカルチ○ポを味わった軽巡は、鎮守府に所属する軽巡洋艦の全体の半数を優に超えていた。


 長良型は全滅した。『長くていい膣、長良型』とかいうふざけたキャッチフレーズが鎮守府内を駆け巡り、それをあっけらかんと「まあ、司令官とえっちしちゃったし」とあっけらかんと認めてしまうぐらい、あっさりと全滅した。

 特に長女なんかスポーツ感マシマシで四十八手を極めんとする求道者と化している。三女は心と体がリンクしきった淫乱。末女は心と裏腹に体がド淫乱。次女はアレで物凄く奥手なビギナーだったが、だんだんと提督色に染まりつつあった。

 四女はセックスを正しく男女のコミュニケーションツールの一つと認識し、清濁併せのむようなスキンシップを取っていく。四女が一番まともな感じ――――と見せかけて夜は物凄いというもっぱらの噂だった。そういうギャップ感が男心をくすぐることを心得ていた。

 そして五女はいつだってコロンビアだった。頑なにその体勢を取るせいで、最中にうんざりし始めた提督に両手を抑え込まれての強制正常位でフィニッシュするのがお決まりになりつつあるとか。

 なお長良型の膣道が本当に長いかどうかの真偽は定かではない。知ってるのは提督だけだ。


 夕張はもうダメだ。他人フィットサイズのチ〇ポ実験を繰り返したせいで、もはやどんなチ○ポでも心と裏腹に体が感じてしまうという淫乱具合になってしまった。

 鹿島は提督に「マ〇コ貸して」と言われたら「かしま〇こ♪」なんて笑顔で即答する、三隈が助走つけてナックルパートする言語道断なキャラに成り下がっていた。

 大淀はぼっち拗らせすぎたあげくに反動で完全にダメ女と化した。やはり真面目過ぎるところが良くなかった。ダメ男に引っかかるケがあったのかもしれない。

 もはや精液ぶっかけられるために存在する眼鏡の置き場だ。最近じゃあの制服の下に常にバニー服を着込み、股間と胸には低周波振動を発生させる大人の装置を積んでるとか言われてる。本人は根も葉もなき事とすまし顔だが、事実であった。

 阿賀野はもはやだらしねえ等とは口が裂けても言えないぐらいに色っぽくなった。提督との情事を聞いてもいないのに妹たちに語り聞かせ、褥ではどう振る舞うべきかを粘ついた視線で、耳を塞ごうとする妹たちに無理やり語って聞かせている。

 能代も矢矧も当初こそ嫌悪したりショックを受けていた癖して、今や耳を象みたいにして阿賀野の話に聞き入り、妄想を膨らませる日々を送っている。酒匂はぴゃーと無邪気に呟きながら蝶々をおいかけていた。何者だアイツ。

 神通なんかもはや「あんたなんか神通さんじゃない!」と一部の駆逐艦から号泣されるぐらいの淫通となった。淫乱に通じてる魔性の女、それが淫通だ。陣痛が来るのも多分遠い日ではなかろう。神通本人も「臨むところです」とか正気の目でほざきよるわ。

 そんな神通を妹として、そして姉として持つ川内と那珂は色々と肩身が狭い思いをしていた。普段は夜戦夜戦、アイドルアイドルと所かまわず騒ぎまわって、神通に肩身の狭い思いをさせていたバチが当たったのかもしれないと、二人して自嘲しながら自重していた。ギャグじゃねえんだからこれがホント。

 特に川内は複雑な心境であった。夜戦とは時に深い意味合いを持つ単語であり、それを連呼し、それが好きだ、愛しているとすら豪語する彼女。でも処女だ。一部の駆逐艦が最近彼女を見る目が生暖かい。なんというか川内的に超屈辱だった。ど許せんことであった。

 「本当の夜戦も知らないのに川内さんったら可愛いんだぁ」「あの人、いつまで夜戦の演習してるのー? ねぇー? ねえーーーー?」なんて幻聴が聞こえてくる始末である。やめろや川内可哀想。

 那珂ちゃんは那珂ちゃんで追い詰められていた。アイドルだから清純なのは望むべきところなのに、なんだか自分の女としての魅力が、鎮守府に処女が一人二人といなくなるにつれて相対的に下がっていくような感覚がするのだ。

 第四水雷戦隊旗艦としての威厳を考えても、第四駆逐隊(野分・嵐・萩風・舞風)が全員非処女なところも、ことさらに焦りを加速させていた。路線変更する日は近いようだなククク。


 まあ、そんな感じに軽巡洋艦の大半が「提督のチ〇ポいいれしゅぅ~♥」ってな具合にトロ顔晒す最中、天龍型と球磨型だけは未だ無欠のままに結束を保っている。そう、処女だ。清らかな乙女なはずである。

 だが、なんだろう、この敗北感は――――龍田は川内や那珂ほどではないにせよ、とても複雑な心境であった。

 二人と違うのは、焦りがあるという訳ではない。否、ある種の焦りではあるが、二人とは別種のものだ。

 そんな、いや、まさかね――――そんな心境にある龍田だったが、事態はどんどん動き出していく。


 そう、遂に提督が動き出した。未だ無欠の天龍型と球磨型を、その毒牙にかけるべく。


 だからこそ龍田は嘆いていた――――龍田がこの鎮守府に着任してから一年が過ぎようとしている。

 龍田は今まで、提督からの空前絶後のアプローチを、『まさに軽巡とはかくありたきもの』とばかりの軽やかステップで回避し続けてきた。


 思い出すのは、春と夏、そして秋の季節だ。

 散り行く桜を名残惜しみながらも、提督からの開幕アプローチを避けたあの春。


提督『桜舞い散るこの季節――――そう、ち○ぽの美味しい時期になりましたね。龍田、ベッドに行こう。この鎮守府の名物をご馳走してやる。上のお口はもちろん、下のお口でも楽しませてくれるんDA!』

龍田『チ〇ポ狩りの季節ってわけね~~~~~よ~し、チ〇ポ出しなさい? 上手に切り落としてあげるから~~~~♪』

提督『お慈悲!』


 激しい猛暑の続く中、休暇の折に球磨型や駆逐艦の子等を連れて遊びに行った夏の海。


提督『かき氷出せよ。宇宙一特濃で粘っこい練乳掛けてやっから。カラダにいいぞきっと。それに日焼け止めにもなる! 更には精が付くぞ、そう――――精がね! フフ!』

龍田『ここ、ヌーディストビーチじゃないのよ~? そのコッペパンみたいなチ○ポ、教育に悪いから早くしまってくださいね~~~? 早くしないと生とやらがなくなりますよ? そう、生死ね、フフ!』

提督『握らんといて! 僕の、ぼくの玉をぉ!』


 段々と肌寒くなってきた時期に『そろそろおこたを出そうかな』なんて思いながら押入れを開けた。そこには全裸の提督がいた。流石の龍田も悲鳴を上げてビビッた。


提督『食欲・睡眠欲・性欲の秋だコラァ!! オラッ! おっぱいだしてねんねして! させろ! 三大欲求を同時に極めし赤ん坊の最強具合みせたらぁ!! メッチャバブみ(赤ちゃんプレイの意)やぞ!!』

龍田『段々なりふり構わなくなってきたわね貴方ァ!? 五体解体(バラ)して下味付けて片栗粉つけて高温の油で揚げてやるわぁ!!』

提督『提督は食べ物じゃないゾ! チ〇ポはナマで、そして舌で優しく味わうものゾ!!』


 そんな提督を、天龍型と球磨型で結託し、龍田ランスや天龍ブレードやキッソ村正、北上魚雷に大井魚雷、球磨ベアナックル、多摩クローで追い払う日々が続く。

 そうして訪れた、四季の最後を彩る季節。


提督「龍田。お前を抱きたい。女として、君に大きな魅力を感じている」

龍田「あ、あらぁ………?」


 ――――正装した提督が、花束を手に、龍田の前に立っていた。お茶らけた様子は欠片もない。真剣極まる表情であった。


提督「好きだ。男として、君が欲しい」

龍田「――――――――――」


 まさかの緩急絡めたドストレート戦法で出てきた真冬。冬の寒さとは別の要因で、龍田の頬は赤くなった。

 ここにきて提督の男前度が八割り増しぐらいに上がってる。この男、元々黙っていれば(※)である。ましてカッコつければ本当にカッコイイことができる野郎である。

 だからこそ、龍田は嘆いていた。


龍田(参ったわねえ………断ろうっていう自分、心の中に、見つからないの)


 焦りの正体を、自覚してしまった――――結局のところ、この提督は龍田を無理やりに手籠めにしようとは、一度もしなかった。

 それができる実力も、立場もあったのに。お茶らけた様子で襲われることこそあったが、全て龍田が片手間で撃退できる程度の児戯だった。本気で襲われたら、一切抵抗なんてできなかったのに。

 直情型に見えて、龍田は聡明だった。天龍とは違った意味で己に素直な、何よりも難しく、何よりも簡単な――――人を分け隔てない目で見ることができた。

 ややというにはいささか以上に常識に欠ける提督の破天荒なところは、正直受け入れがたかった。だけど、やはり恋愛とはロジックではないのだろう。


 己の内側を探しても、探っても、もう、彼のことでいっぱいになっていた。


 だから、龍田は嘆いていた。


 ――――もう、この人を、拒めないと。


「ね、提督――――私、面倒臭い女よ?」

「そこがいい」


 少し震えた龍田の言葉に、全肯定の言葉は力強かった。

 龍田の心が、自覚できる程に揺れ、震えた。


「私、嫉妬深いわよ。だらしないところもあるし、幻滅させちゃうかも」

「それだけ思いが深いってことだろう。それに、そういうだらしなさを見せてくれるのは、それだけ俺に甘えてくれているってことだと思う」


 即答する提督に、龍田は自然と笑みがこぼれた。


「一度抱いたら、貴方の女房面しちゃうわよ。重いわよ? 私?」

「一度と言わず、何度でもしたいね。重い? どこが? お姫様抱っこで連れてってやらあ」


 ――――龍田は、心の中で敗北を謳い、とても可愛い、妹のような姉に謝りながら。


「ずっと、一緒にいてくれる? 何時でも、何処でも――――私、龍田の傍にいてくれますか?」

「ずっと。何時でも。何処までも――――俺、提督は貴女の傍に居続けたい」



 いつもその手に携えていた、槍を手放し、提督の両手を握った。



「じゃあ――――セックスしましょ?」

「――――すりゅ」



 すりゅことになった。



「ふふっ……もう」



 肝心かなめの、最後の最後で、台詞を噛んでしまう提督の――――そういうところも龍田が好きになった瞬間だった。


【after】


 例えるならば、それはまさに喪失と、補完の両立だった。

 奪われている。補われている。それが同時に訪れる、初めての感覚。


 ――――龍田は、己の処女喪失を、そう表現した。


 肉の壺と、肉の棒とはよく言ったものだと思う。互いに互いを求めるようにできている。形も、色も、大きさも。何もかもが、それを受け入れるために、突き入れるためにあった。

 己の不足を埋めるため。己の満足に埋めるために。

 だからだろう。提督の男性器が、龍田の女性器に挿入された時、龍田は脳裏に『噛み合った』という言葉が浮かんできた。

 次いで訪れるのは、多幸感だ。


 ――――捧げることができたこと。


 己の身体に覆いかぶさり、今まさに組み敷いている男の表情には、歯を食いしばるような苦しみに似た心地良さを感じ取れた。


 ――――気持ちよくなってくれていること。


 じんじんと深いな痺れに似た痛みが、甘い疼痛へと変わっていくのは、羽化し、羽ばたく蝶が感じる浮遊感にも似た万能感。


 ――――女として、この男の訪れを気持ちよいと感じている己。


 足りないのは、充足感だろうか。

 提督は龍田の中に己が分身を入れ切ってから、身動きしなかった。それは龍田を慮ってのことだということは分かる。


 ――――それでも、充足が欲しい。


 龍田は腰をぎこちない動きで、それでもくねらせた。どう動けば、男の人が気持ちよくなるのかはわからない。それでも懸命に腰をくねらせ、己を埋める存在を心地良くせんと欲した。

 その律動は、龍田の想いを叶えた。歯を食いしばる提督が手を伸ばす。節張った指が、龍田の白い胸に食い込んだ。

 やや強い握力を宿したそれは、揉むというよりはやや握るという表現が近い。僅かに鈍痛が体を走ったが、龍田はそれがむしろ嬉しかった。


 ――――我慢、しないでよ。女として生まれたんだもの、貴方には、男には……我武者羅に求めて欲しい。


 優しい手つきで、壊れモノみたいに扱われるのも嫌いではない。それでも、女としての自分に夢中になってくれているのを、もっと実感したい。

 理性なんて飛び越えて、踏みにじって、ただひたすらに雄と雌になりたい。一人と一人ではなく、ただの獣と獣、一匹と一匹になりたい。

 龍田にはそんな願望があった。強欲という自覚はある。肉の結びつきが果たされたのならば、次はより深く心の結びつきが欲しいと思った。

 だから、提督を挑発する。


「…………それで~? 私、まだ全然、ん………余裕、あります、よぉ……♥」


 嘘だ。提督も分かってる。龍田にだってわかっている。

 それでも、素直に言えなかった。


 ――――私、本当に面倒臭い子だなぁ。


 だけど、提督が言ってくれた言葉を思い出す。それがいい、と。

 ふっと、乳を握りしめるような指先から、力が抜ける。指の形に痕が残った乳は、その白さもあいまって痛々しく見えた。

 それを詫びるかのように、提督は背を折り曲げ、龍田の左胸に口付けた。優しく、しかし決して戯れではない、女を悦ばせる舌の動きを伴っている。

 次いで右手が、龍田の右胸を揉みしだく。握る力強さはなく、熱を帯びた指先から体温を分け合うような、優しくも官能的な動きだった。

 龍田の身体が、躍動的に跳ねる。


「ぁ、あっ、あっ♥」


 そして不慣れな、それでいて隠し切れない色気を帯びた嬌声がついに漏れた。かぁ、と顔に血が昇っていくのを自覚しながらも、龍田は何一つ止められなかった。

 己の雌を貪り喰らうような、提督の動きも。

 己の喉から奏でられる、信じられないほど甘ったるい声も。

 どんどん赤面し、余裕がなくなっていく、己のこころも。


 それを見透かしたように、提督は腰を前後させ始めた。舌を乳首で転がす繊細な動きとは異なる、荒々しい雄の動き。

 己の内側が伸び縮みを繰り返し、雄の身勝手な動きに翻弄されるがまま、膣襞が掻き毟られた。

 引き抜く動きを取られる度に、己の内側を引きずり出される気がした。

 押し込む動きを取られる度に、提督の一部が内側に注がれていく気がした。

 その摩擦が、どうしようもなく気持ちよかった。

 ――――龍田は、己が急速に充足していくのを、感じた。

 それがどんなに無知だったのかを、程なくして知る。

 次々に、思い知る。



「ぁ、ふぇっ、あ、ひっ……ひぁ、ひぁあ、ひぁっ♥」



 耳たぶを甘噛みされると、龍田は胸を愛撫された時も、膣奥を突かれた時とも違う、童女のような喚き声をあげた。

 

「ぁ、やっ、やぁあっ……そ、そんなとこ、食べないで、食べないでぇっ……♥」



 喉元にかぷりと噛みつかれ、犬歯をちくちくと突き立てられるような、獣のじゃれ合いめいた愛撫で、龍田は泣きじゃくるような声で許しを請うた。



「な、んれ、そ、そんな、らめ、らめぇ、らめぇったらぁ……っ、ばか、ばかぁ、きらい、きらいっ……♥」



 剛直に貫かれながら、濡れた指先で雌芯をくりゅくりゅと擦り上げられ、龍田は幾度も提督を詰りながら絶頂した。

 そして。




「あ、あっあっ……♥ い、いく♥ イクッ♥ いくぅ、いくからぁ、い、いっイッてっ♥ いっしょ、イッてぇ……♥」




 提督の首に己が腕を絡め、力強く抱きしめながら、龍田は初めての膣内絶頂を迎えた。

 己の内側が一番狭まって、提督が完全に自分の一部になる感覚だった。

 次いで龍田が不足と称した空白を完全に埋め尽くす――――子宮への精液の奔流に、意識を失った。


【after おまけ】

 冬の大気に冷え切った筈の肌は、あっという間に熱を帯び、事が終わってなお残留した熱が、身体を重ねる二人を包み込んでいる。


「ぁん……♥ 流石に、手慣れてるわね~……ふふっ」


 胡坐をかくような姿勢でベッドの縁に腰かける提督に、龍田は身体を委ねるようにしなだれかかる。

 龍田は全裸だった。乳を露わにしていた。大振りで、それでいて繊細な造形をした豊かな胸には、未だ指の跡が痛々しく残っていたが、龍田の瞳にそれを責める色はない。

 今はただ、事後の気だるさを言い訳に、提督に甘えることが大事なひと時だった。未だ高い熱を帯びる己の肢体を、これでもかと提督の身体にこすりつける。

 此処は、私の場所だよ、と。

 誰にも譲らないんだからね、と。

 だが、それも長くは続かない。思い立ったように、龍田は動いた。

 提督の胸を背中で押し込み、ベッドに仰向けに寝転ばせた。

 提督が怪訝に思う間もなく、龍田は提督の上にまたがっていた。

 指先で、未だ萎えることもなく硬く天を突く、剛直を手で握りしめながら、己の秘所へと誘う動き。



「ンふふっ……♥ 処女だから、初夜だから……だから? 私がただ、貴方に身を委ねるだけだなんて……そんなわけないでしょ~?」



 「食べちゃうからぁ」―――そう告げるのと同時に、熱い粘膜の内側に、提督は男根をねじ込まされていた。


「ん……あはぁ♥ この体勢、貴方、ひょっとして好き? 良く、私のおっぱい見てたわよね……初めて会ったあの春も、夏の海でも、秋の不法侵入の時も。コレ、良く見えるんでしょ~~~♥」


 騎乗位で小刻みに体を揺らしながら、からかうように龍田が言うと、気まずそうに提督が視線を逸らす。

 己でもやり過ぎた自覚はあったのだろう。目があからさまに泳いでいた。

 それでもやはり、上下するたびにふるふると重量感たっぷりの龍田の揺れる胸に、視線は釘付けだった。


「可愛い人……♪ ほらほら、どうしたのぼうや? おっぱいのんで、ねんねするんでしょ~♪」


 両の胸を寄せながら、今度は提督の顔におぶさるように持たれていく。

 かくして冬は過ぎ行く。

 氷点下を征く時節に在っても、もう二度と、訪れた春を逃がさないと、龍田は恐い笑顔で――――最高の初夜と、最高の男を捕まえた。


【艦】


※これが、天龍と並ぶ、日本初の軽巡洋艦の実力よ

 妖怪1足りないに敬意を表し、88のギリギリ手前ぐらいの甘い濃度をくれてやる

 たっちゃん可愛いよね、たっちゃん可愛いよ、宇宙一かわいいよ


https://www.youtube.com/watch?v=G4t3s8nqT5M

【前回までのま〇すじィ!】

 >>255からの続きである。信じらんねえだろ。もうこのスレ残り100切ってんだぞ?


五月雨「艦娘が六人揃いました。マジカルチ○ポのおかげで我々の練度は爆発的に跳ね上がりましたが、練度に振り回されないよう慣らし運転かねて演習やっときましょう」

響「それはいいんだけど、これから艦娘の数も増えて組織化が進むと色んな派閥が出来ちゃうよ。それに提督のマジカルチ〇ポがヤバくて、軍部にバレたら提督の危険がヤバいんだよ。どうしよう」

阿武隈「憲兵さんも着任しちゃったよぉ。ふぇえぇえん。えっちなことしてたのとか色々バレたら提督が連れていかれちゃうよぉ。きっと実験動物の種馬さんだよぉ……」

千代田「かと言って艦娘増やさないわけにはいかない。そしてこれからは気軽に提督とハメハメできない。方針はしっかり固めておかなきゃ」

秋月「困りましたね……」

朝潮「はい! それはこまります!! とても………とてもこまります――――秋月が!!」

秋月「えっ?」

朝潮「だって秋月は、どすけべま〇こです!」

秋月「何ですかその斬新な罵倒? まさか褒めてるつもりですか?!」

五月雨「死活問題でしょうね、秋月ちゃんにとっては。なんせどすけべま〇こですからね」

秋月「!?」

響「ああ。常に提督のザーメンが子宮に留まってないと死んでしまう体質とは難儀なものだ。なんせ彼女はどすけべま〇この持ち主だからね」

秋月「なんですその捏造!? なんですそのあからさまな詐病!? 仮にあったとしても単なる性的倒錯が行き過ぎた中毒者ですよ!?」

千代田「痛ましいわね……これも、どすけべま〇こを持って生まれてしまった宿命、か」

秋月「何悟ったみたいに遠い目してんです!? ねえ!? 私、痛いところも悪いところもないんですけど!? しいて言えば心が痛むんですけど!?」

阿武隈「………秋月ちゃん」

秋月「ねえ、なんで? なんでそんな優しい目で私を見ながら、親し気に肩に手を置くんです? やめてくれません? ほんと……まじで……?」


 秋月は最近とみに思うことがあった。

 世界が、自分に、やさしくない。っつーかヤらしい。

 やさしい。

 ヤらしい。

 『さ』と『ら』が入れ替わっている。どうなってんだこれ、どっかのアメリカのオールド空母の仕業か? 野郎、艦載機皆殺しにしてやる。サ〇トガがなにしたって言うんだ。


五月雨「ッという訳で! 今のうちに提督をハメ斃しちまおうぜ。お互いの膣内具合も確かめてよぉ、これから毎日提督を犯れないなら、今のうちにいっぱい提督を犯ろうぜ? きひひひ」

響・阿武隈・千代田・朝潮「「「「さんせー!!」」」」

秋月「待って。ねえ? 待って? 全部待って? ストップ! 聞いて? 聞いてくださいよ、あきづきの、はなし……」

五月雨「ヒャッハー! ハーレム路線に舵取りだァーーーー! マジカルチ〇ポのいやしさを、あまねく世界にィィイイイ!!」

響「イー!」

阿武隈「イィーー!」

千代田「ぃ、ぃー……」

朝潮「いー!」

秋月(嘘だ絶対嘘だこんなノリじゃなかった千代田さんはやや照れが残ってるけど阿武隈さんこんなんじゃなかった断じてこんな『本気で世界征服するつもりあるんですかあなたたちは』って具合に頭の悪い秘密結社めいたノリじゃなかったし、何より私はここまで弄られキャラじゃなかった……!!)

響「ああ、ところで明石と大淀と間宮と伊良湖は大本営との繋がりが完全に否定できないからしばらくはマジカルチ〇ポお預けで様子を見ようか」

五月雨「イィーッ♥」

秋月(――――鬼だ!! 艦娘にも鬼級がいる!)


 いいえ、鬼級ではありません。


 艦娘にあるのは、そう――――子宮です。


秋月(世界がぁ……世界の悪意がぁ……!!)


 チェンネルがクロスしちゃう感じに病み始める秋月ちゃんであった。

 頑張れ(ば頑張るだけあとがキツいぞ)、秋月ちゃん! 

 (どうせマジカルチ○ポには)負ける(んだろう)な、秋月ちゃん!

 世界が君(の淫ら)を待ってる!


秋月(悪意しかねぇええええええ………!!! 言葉の裏の悪意が感じ取れるぅ……!!)


 まあそんな風に、秋月が健気で純情な弄られキャラという美味しい立ち位置を確立しつつ、どっかの鎮守府に演習申し込んだ後でおま〇こ膣内比べとか控えめに言っても発情してる発想でもって、艦娘達は共謀の末に提督を襲ったのだよ?

 明石さんが(泣きながら)膣内描写カメラとかいう人類には早すぎるオーバーテクノロジーを用いて発明したそれを使いながらとってもイヤらしいことをしたわけだ。

 六人が六人とも貴重な名器であることが判明したけど、これによって提督がプッツンしちゃったからさあ大変!(他人事)

 かくしてキングストン弁をブッコ抜きされた提督が、ピンク色の輝きを放つマジカルチャクラの直列励起とヴォイド効果をうまい具合に、ほら、分かれよ、な?……って感じで、ホラ、長門より遥かに雄々しいゴリラと化したんだよ。

 しかも分身した。12体である。ナレーションさんのシナリオにこんなのなかった。こんなの絶対おかしいよ。それでも時計の針は戻らない。マジカルチ○ポは見事にACT.2となった。

 そして提督の理性はブッ飛び、今や完全にエ〇゛ァだ。エ〇゛ァはエ〇゛ァでも旧劇版のフルフルニィのほうじゃねーかカスって具合にシリーズだ。もう誰もこの股間の拘束具が外れたきたねえ初号機を止めることはできない。

 イきなさい! テイトくん! 誰かのためじゃない! 貴方自身の愉悦のために!!(犯罪教唆)


五月雨「オラ、おまたがじゅんじゅんしてきやがったぞ……へへ」


 どんなに少年誌の花形漫画っぽい言い方したってヨゴレキャラが覆せない五月雨の笑み。卑猥である。上から下まで涎が垂れてる。つまり受け入れ準備は万端だ。出来ておる。


響「痛いのは、嫌だな……」


 ちょっと震えてる響だが、割と自業自得なのになんか可哀想な雰囲気醸しだしてるのは銀髪に白磁の肌を備えたキャラクターが持つはかなげな印象によるものだ、みんな騙されんな。


阿武隈「ギャッ!!」


 梅〇先生のキャラみたいな顔してるアブゥ。それでも声は可愛いんだからホントもう阿武隈って奴は最高だぜ。最高の乱れ牡丹ちゃんだぜ。


千代田「ウェルカム!!」


 大体合ってる千代田。性癖的にもバッチコイである。ただ千代田は結構この時、発情やら恥ずかしいやらでテンパッていた。


朝潮「この朝潮! 上でも下でも、どこだろうと提督を受け入れる覚悟です!!」


 犯罪の匂いしかしない朝潮。これには野島もドン引きだっぜ。だが覚悟は本気なのだからなんもいえねー。


 かくしてえっぐい叫び声をドップラー効果と共に左右に激しく頭を振り乱しながら、艦娘達に襲い掛かる十二人の提督。

 果たして艦娘達はこの提督をどうにか――――できるわけねえだろ。


提督「ヘイ、ジョージィ……マジカルチ○ポはいいぞ・……深いぞ……(物理的にも精神的にも)」


 そうかよ(笑) 帰って孕ませおじさん系の援交鈴谷の薄い本で抜くわwwww


提督「待てや!!」


【前回までのま〇すじ~艦~】


………
……



【舞風編導入】



 穏やかに海の風が凪ぐ四月。そう、まだ四月だ。

 ――――というかマジカルチ〇ポ提督が鎮守府に着任してからまだ一週間どころか四日程度しか時間経過がねえんだなコレが。

 そう、ここは五月雨が演習を申し込んだ鎮守府である。

 かの鎮守府の執務室には、六人の艦娘が集っていた。

 その視線の先には、この鎮守府を預かる責任者たる提督がいる。


少年提督「演習の申し込み?」


 豪奢な机に腰かけながら問いを発するのは、皴一つない第二種軍装を見事に着こなした、年若い少年――――提督である。

 見た目通り、年の頃は十代の半ばを過ぎたばかりといったところだろう。中肉中背の体躯と評するには、やや華奢か。

 海の男らしくそれなりに鍛えてはいるようだが、全体的に線が細く優しげな顔と彼の職務のギャップは大きく、どこかちぐはぐな印象を感じさせた。

 むしろ中性的な穏やかさを体現したような面立ちは『幼い』とも表現できるほど柔らかいものだったが、それでも瞳の奥には、軍人としての、そして男としての強い意志が宿っているのが分かる。

 この少年提督は着任3年目。着任当時はなんと13歳。高い提督適性を認められ、民間から軍属になった、いわゆる『正規軍人ではない』提督である。

 しかし現在では中堅どころの若手ホープと目される鎮守府であり、数ヶ月前には北方海域の攻略を任されていた。

 即ち、確かな実力を備える艦娘を多く有する実力派の提督であった。



舞風「―――うん! これがその申請書類だよ、てーとく!」

提督「ありがとう、舞風」



 そしてそれをにこにこのお日様笑顔で手渡すのが、当鎮守府の最高練度90を誇る、初期艦の舞風だ。少しだけ、平時より固い声で提督はそれを受け取る。

 舞風から一歩引いた位置で横一列に居並ぶのは、この艦隊の黎明期から海域攻略に尽力してきた艦娘達。


 霧島改二、練度76。

 能代改、練度80。

 赤城改、70。

 北上改二、練度82。

 夕立改二、練度70。


 舞風には一歩譲るものの、いずれ劣らぬ高練度の艦娘達である。

 少年提督が心から心を置き、三年の時を共に過ごし、同じ釜の飯を食い、時に笑い、泣き、怒り――――幸せな時を過ごしてきた艦娘達である。

 北方での戦果を評価され、いくつかの勲章も得た。当初は年若い故に侮りややっかみも少なからずあったものの、そこは少年提督の謙虚さや人柄もあったのだろう。前線で共に指揮を執った提督仲間からの信頼は厚い。

 真面目で勤勉、上からの覚えも悪くはない。そんな彼らが報奨という形で長期の休暇を得たのがつい先月のことであり、後任の提督らに北方の戦局維持を引き継いだ後に、本土へと帰還したのが、つい二週間ほど前のことだった。


少年提督「日取りは……三日後? かなり急だな……? 演習場は先方の鎮守府周辺にある演習海域か……費用は全額向こう持ち? それは美味しいけど往復でどんだけ時間かかるんだろ……?」

夕立(あ、始まっちゃったっぽい)

舞風(てーとく、いつものが出ちゃったなあ)


 書類に目を通しながら、誰にともなく少年提督は呟く。彼の癖だった。分析癖があるのか、思案に耽るとつい声に出してしまう。


少年提督「あ、ここからそう離れてはいないのか……ん? でも、知らない鎮守府だなあ」



 そのつぶやきを拾った艦娘――――夕立は演習と聞いてほころんだ笑顔を、知らない鎮守府と聞いてげんなりさせた。


夕立「ぽい? 知らないところっぽい? このあたりの鎮守府で、夕立たちが知らないところ、あんまりないっぽいよ? ってことは―――――新顔さんかぁ。がっかりっぽい」

北上「えー……なーんだ、じゃああたしはパスかなあ。弱い者いじめはちょっとねえ。アブゥあたりにでもやらせときなよー。北方の帰りに拾ったじゃんかー。そういうのってあたし痺れないんだよねえ……ブチ込みたいのはやっぱり痺れる奴ですよ」

能代(ウォーモンガーすぎですよ貴女達……)


 能代はややげんなりしていた。前線帰りということもあるが、特に夕立と北上、そして――――。


霧島「私も……あまり食指が動きませんねえ。先人として後人に立派な背中を見せるというのも仕事だとは思うのですが――――血が騒ぎません」

赤城「そんなことよりごはんがたべたい」

能代(常識人っ……常識人がいないっ……日常、日常が欲しいっ……穏やかなっ……日常っ……!! せっかくの後方勤務だっていうのに、この人たちは……!!)


 霧島と赤城。彼女たちは後方へとんぼ返りしてからというもの、あれだけ休みたい休みたいと言っていたにもかかわらず、既に戦の虫が疼いている。赤城に至っては腹の虫で平常運行だ。赤城というのはどいつもこいつもこうだ。

 艦娘はその成り立ちから、戦いへの意欲というものが高めであった。凄惨な最期を遂げた艦娘であっても同様である。

 建造したての艦娘であっても、初見で本能的に深海棲艦を敵と認識できる者も多い。だからこそ、能代は自分を少数派だと分かってる。分かっていても、それでも冷静でいようと務めている。その心遣いに、幾度となくこの艦隊は救われてきた。


夕立「……ああ、やっぱりそうっぽい? あ、でも、でもでも、相手の艦隊には五月雨がいるっぽい! わ、旗艦っぽい? 立派なんだなあ……お姉ちゃんとして鼻が高いっぽい!」

北上「あー、うちには五月雨いないもんねえ……演習にかこつけて会って来たらー?」

夕立「うん! 夕立、まだ五月雨とは会ったことないっぽ――――……ッ!」

北上「ん? どしたの夕立? あれ? 提督も固まってる? どれどれ、この北上様に見せてごらんなさ―――――………なにこれ」


 固まっている少年提督。その左サイドから机を回り込み、書類を覗き込んだ夕立もまた硬直し、それを怪訝に思った北上もまた逆側から回り込み―――硬直した。


舞風「え、何? 何書いてあったの? まだ舞風読んでないよぅー。見せて見せてー!」


 仲間外れにされたと思ったのか、舞風が提督の背後に回り込み、椅子ごと抱き締めるようによりかかり、提督に身を寄せた。


少年提督「ッ………どう思う、霧島? 読んでみてくれ……忌憚のない意見を聞きたい」

霧島「………では、失礼します」

舞風「あーん、舞風もぉー!!」


 舞風が手にするより先に、少年提督が霧島に促し、霧島は苦笑しながら受け取る。やや提督の頬が赤くなっていることは、見ないふりをしながら。


霧島「…………!? 赤城さん、貴方も見て下さい。私の所見だけでは、なんとも……」

赤城「はい。拝読させていただきます」

舞風「赤城さん、舞風にも読ませてください」

赤城「ふふ、はい。一緒に読みましょうね」


 柔和に微笑みながら書類を舞風の視線に下げ、一緒に読み始める赤城。

 二人の視線が書面を左右にせわしなく動き、その視線が下がり切った頃――――。


赤城「………新参というのは、鎮守府を移転したという意味ですか? それとも、どこかの提督が戦死して、その艦娘が移籍した……?」

霧島「…………やはり、そう思われますよね? この演習に選出されているメンバーの練度は……とてもではありませんが、新人の提督に配属されるには……いえ、配属を許される艦娘のそれではないかと」

少年提督「そう、思うよね? でも――――間違いなく、その鎮守府の提督は、ごく最近着任したばかりの新人さんだよ。階級も少佐だ」

舞風「う、うそ……す、すっごい……!! この響ちゃん、練度……!!」

能代「え、ええ? 私にも見せて、舞風ちゃん……ッ!? これって確か、練度測定器で出した書類、ですよね? 虚偽は……」

少年提督「ない、はずだ。というか聞いたこともないな、演習時に練度を偽るなんてのは」

赤城「この、高練度……北方では、友軍にはおりませんでしたが。西方? それとも南方の海域……? 千代田さん、か」


 赤城の表情から笑みは消え、舞風からはそれに加えて驚愕が張り付いていた。



北上「阿武隈が……いるのか……それも、かなり練度が高い阿武隈が。……ねえ、提督。前言撤回。これ、受けるならあたし出してよ」

夕立「夕立も!! やる気出てきたっぽい! 燃えるっぽい! こんな高い練度の艦娘と、演習する機会はそうそうないっぽいよ!! それに五月雨もいる! 夕立、逢いたい!!」


 前言を翻し、あっさりと北上と夕立はやる気を出していた。戦意高揚。瞳はギラギラ。いつだって滾ってる。


少年提督「相応のメンツを揃えていこう。着任したての艦娘の練度じゃない……移籍艦か、あるいは……」


 様々な疑問点はあったが、少年提督にはそもそも受けないという発想はなかった。

 高練度の艦娘との演習によって得られるもの、それを考えれば自ずとわかる考えだ。

 
 ――――なお彼は後に、これからの判断を一生後悔することになる。


少年提督「――――旗艦は舞風」

舞風「うん! 任せてね!」

少年提督「メンバーは君たち五名だ。丁度、艦隊としてのバランスもいい。気を引き締めてかかってもらおう。

       そうそう、弾薬も魚雷も撃ち放題だぞ? あちらさんが持ってくれるらしいからね」


 少年提督が冗談めかしてそう言うと、各々が潜り込んでいた思考の海から意識を引き上げ、くすりと笑った。


夕立「決まりっぽい! ここなら4~5時間もあれば最大戦速でいけるっぽいし、今から支度しよーっと!」

舞風「うん! 頑張ろうね、夕立!」

夕立「今度は舞風に負けないっぽい!!」

北上「ンモー、気がはやすぎぃ……これだから駆逐艦はウザいなあ。三日後の朝に出ればお昼頃にはつくでしょー……ちょっとは頭使ってよねー」


 棘のある北上の言葉にも、夕立と舞風はあははと笑うばかりだ。三年の付き合いで、北上の人となりは知っている。気の置けない関係になるまで、そもそもさほどの時間を要さなかった。

 三人を見る能代、霧島、赤城の目も優しい。若干二名ほど、その優しい瞳の奥で特濃の戦意が渦巻いていたりはしたが、許容範囲だろう。北方基準で。


少年提督「それじゃあ、各自、三日後の0600に我が鎮守府の母港を出立、演習海域にてかの鎮守府との演習を行う。

      各自、体調管理はしっかりな。そして――――勝ってこい」

舞風「はーい!」

夕立「ぽーい!」

北上「うーい」

能代「はい!」

霧島「了解いたしました」

赤城「承ります」



 かくして舞風NTR編は幕を開ける。

 その後に多くの悲劇と、絶望と、絶頂を残して―――――!



【舞風編導入~了~】


………
……



【舞風編・序】


 かくして演習日の当日となった。

 昼過ぎから始まる演習に向け、現時刻は0550――――六人の艦娘は母港へと集う。

 相手の鎮守府―――マジカルチ○ポ鎮守府とは夢にも思うめえ――――へと出立するのだ。

 各々が艤装を背に整列する彼女たちの前には、見送りに来た少年提督が立っている。

 艦娘達への激励だ。母港を発つ艦娘達に必ず行っている、言わばこの鎮守府の伝統であった。

 そして一人一人に言葉をかけていく。


少年提督「夕立、あまり霧島達に迷惑をかけるなよ」

夕立「心配ご無用っぽい! 夕立、演習頑張ってくるっぽい! 五月雨をやっつけるっぽい! MVPもガッツリ獲るっぽい! そしたら褒めてね、提督さん!」

少年提督「ああ、夕立の大好物を作って待ってるよ」

夕立「ぽいぃ♪ ちゃんと覚えててくれたっぽい?」

少年提督「もちろん。みんなの好物はちゃんと覚えてるさ」


 少年提督と艦娘達の中は、極めて良好のようである。母港で見送ることしかできない己の無力さを自覚しながらも、信じて艦娘達の帰りを待つという覚悟……実に胸が温かくなる光景である。

 このナレーション、もう年というのもある。

 こういうほのぼのした光景を見ているとね、思わず……自分で言うのもなんだがとても下種な本性が浄化されていく気分になr






少年提督「夕立の好物って――――パインサラダだよね?」

夕立「うん♪ 夕立、てーとくさんの作ってくれるぱいんさらだ、大好きっぽいぃ♪」






 …………ん? んんんん? あっ(察し)

 そっか、仕事だ。

 ナレーションさんのお仕事ってこういう感じだったね。年? 何言ってんのこのピチピチギャル(死語)に向かって?


赤城「あら、夕立さんだけなんてずるいわ。私がMVPだったら、私にも作っていただけますよね、提督」

少年提督「あ、あのね、赤城さん……張り合わないでほし……はぁ、まあいいけど。たしかステーキ好きだったよね、君」


 あ、あれ? おかしいなぁ……? ちょっと待って?

 ねえ、ステーキ? そのステーキ、まさか……いや、まさかだよね。

 だって赤城だもの! まさか『一口しか食べてない』なんてことはないはz


赤城「まあ、覚えていて下さったのですね、ふふ」

少年提督「ああ、昨晩は急な会議が入って一口しか食べられなかったんだっけ? しょげた顔してたもんなあ、ははは」

赤城「残ったステーキ……戻った頃には加賀さんが全部食べてしまってたんですもの。勿体ないって、それは分かりますけど………」

少年提督「加賀の屁理屈にも困ったもんだな。ま、帰って来た時には、ね?」

赤城「……ええ。今度こそおいしいステーキをお腹いっぱいいただきますからね、ふふ♪」


 おいばかやめろ。一口て……それすら当時のスタッフの恩情だったんだぞ。


霧島「いいですねえ。私も久々に美味しいものが食べたいです……比叡姉様のカレーとか」

少年提督「おまえ博奕好きだよなあ……金剛の悪いところ似ちゃってないか?」

霧島「なっ、し、失礼な!」


 もはや隠す気もない死亡フラグじゃねーか。少年提督の言うとおりにやめとけや眼鏡。


能代「ま、まあまあお二人とも……でも、折角の内地ですものね。能代も阿賀野姉や妹たち、二水戦の子達と一緒にバーベキューとかキャンプとかしたいですね」


 そうそう、そういうのでいいんだよそういうので。


能代「――――湖のほとりとかで♪ 提督さんのパインサラダもいいですけど、能代のとっておきのサラダも美味しいですよ?」


 やめろっつってんだろアストナージィ!!?

 さっきからなんだ、なんなんだその食事やシチュエーションチョイス。ええ?


北上「あー、そういう趣旨? そんじゃまー、あたしは……あー、思いつかないや」


 さす北!(さすがは北上さんの意)

 不用意にフラグを立てない! そこに痺れる! 憧れr


北上「ん、そだねえ。帰ってきたら――――……いっぱい我儘聞いてもらっちゃおうかなあ、その時のお楽しみって奴? ふふん」

少年提督「はいはい、MVP獲ったらね」


 ……き、君たちには失望したよ(震え声)

 やめろ……やめろ……一体ここはなんなんじゃ……フラグ乱立鎮守府か……?


少年提督「っと………ま、舞風は、その、なんだ? 僕にして欲しいことないか?」

舞風「舞風? 舞風はねー……」


 少しドギマギとした様子で、少年提督は舞風の答えを待つ。

 指先を細い顎先に押し付けながらうんうんと考える姿に可愛らしさを感じる一方で――――最近とみに女性らしい丸みを帯びてきた体に、視線が向く。


少年提督(ッ、ば、馬鹿か、僕は……)


 そのあちこちに視線が伸び、不埒な考えを起こそうとする己を叱咤しながら、それを待った。


舞風「うーんと、そうだねえ……あ、遊園地! 遊園地とかどう?」

少年提督「え? 遊園地? ゆうえん、ち……え?」


 恐らく食事だろうと思っていたところで不意打ちの提案―――ドクンと少年提督の胸が高鳴った。


舞風「うん! チケットね、2枚ちょうだい!!」

少年提督「あ、……あ、ああ、うん、いいよ。うん」


 野分か――――そうあたりを付けた少年提督は、分かっていたはずなのにそれを期待した己の馬鹿さ加減に、内心で自嘲する。


舞風「メリーゴーランドとかー、コーヒーカップとかー、ジェットコースターに、観覧車! 一度行って見たかったんだよねー♪ 折角の内地勤務なんだから楽しまなきゃ損だよ!」

少年提督(は、はは……そうだよな。うん。舞風が野分と一緒に楽しんでくれるなら、僕は……)

夕立「でも大丈夫っぽい?」

舞風「ふぇ? 何が?」

夕立「ふふん、夕立知ってるっぽい! ジェットコースターには身長制限っていうのがあるっぽい! おちびな舞風ちゃんだと乗れないかもしれないっぽい? ぽい?」

舞風「なっ!? し、しっつれーだなあ、夕立ちゃんは! ほら、見ててよ!」

少年提督「えっ? ちょ、舞風、なんで僕の手、引っ張って……!?」

舞風「ほら!」


 腕を抱き寄せるように提督に並び、ぴんと背筋を伸ばして立つ。


舞風「提督も大きくなったけど、舞風だって背が伸びてるんだ――――こんなにおっきいよ!」


 少しだけ背伸びして、少年提督と自信の背丈を比べるように、手を伸ばす。

 長いまつげの一本一本が揺れる様すら分かるほど近い距離で、少年提督の両目に舞風の端正な顔が映る。


少年提督「あ、あの、あのね、舞風、その、ち、近い」

舞風「?」


 穢れのない瞳が近距離でぱちぱちと瞬く度、少年提督の頬がみるみる紅潮していく。

 ふわりとした、どこまでも甘い女の子の匂いが備考をくすぐる。それを吸うごとに、どんどんと思考力が低下していく己の不甲斐なさを恥じる間もない。

 狼狽する提督の様子を訝しむ様に、少しだけ開いた桜色の唇が揺れる。


舞風「あれ? そういえば舞風、昨日の晩ごはん、何食べたっけ? ギョーザだったかな? に、におっちゃった?」

少年提督「た、食べてたのは野菜炒めだったろ。それに、食べた後に歯も磨いてた……って、その、そうじゃなくて、ええと、なんだ――――え、演習、頑張ってこい!!」

舞風「? はぁい! なぁに、慌てちゃってさ、変な提督……あははっ♪ なんにしても! これでジェットコースターにも、乗れちゃうねっ!」

夕立「おおー! 夕立も行きたいっぽいなぁー? だめ?」

舞風「――――それはだめ」

夕立「ぽいっ!? なんでっ!? なんで急に真顔!? 怖いっぽい!?」


 そんな夕立と舞風のやり取りを、少年提督は急激に上がった心拍を抑えるように、文字通りに胸を押さえながら眺めていた。


霧島「―――――はいはい、二人ともそこまでです。そろそろ出立の時間よ……司令?」


 そんな霧島の声に、我に返る。時刻は0559―――出立の時間だ。


少年提督「ッ……各員の奮戦を期待する」


 無難な言葉であった。実戦ならば落第点未満の激励。落第は免れまい。これは演習とはいえ、気の利いた言葉とは言えない。

 しかし艦娘達は各々が敬礼した後、海へ向かってその身を躍らせていく。


少年提督「…………」


 海路を征く艦娘達の背が小さくなっていくのを見届けた後、肩を落としながら踵を返し、執務室へと戻ろうと歩みを進め―――。



 ――――――てーとくっ!



 底抜けに明るい、可憐な声が耳朶を打ち、その動作が止まる。

 再度海へと目を向けた先には、海面をくるくると踊る、金色の妖精がいた。

 軽やかに。 幼さげに。されど美しく。

 波をかき分け、海上を優雅に滑る伸びやかな両脚は、なるほど、本人の言葉通りに長く、そしてかつてとは異なる女性らしいシルエットをも有し始めていた。

 呆けたように口を開き、思わず見惚れる提督と視線がかち合い、その妖精は――――。



舞風「遊園地、舞風と一緒に行こうね――――デートだよっ♪ 舞風とお休み、ちゃーんと合わせといてね! 素敵なエスコートも、その……期待しちゃうから!」



 少しだけ照れの入った満面の笑みで、そう告げた。


少年提督「――――――――――!! あ、ああ!! うん!!! 絶対オフ確保しとく!! た、楽しみに、してるからな……!!」

舞風「うん♪ それじゃ行ってきまーす! そーれ、ワン、ツー♪」


 軽やかに旋回すると、再び水平線の彼方へ向かって航行し始める舞風。その先では、五人の仲間たちが待っていた。


北上(ヒューッ、やるじゃーん♪ 痺れるねえ……女の子だねえ。男の子だねえ。こういうの、結構好きなんだよねえ……)

能代(ほほう、下げてから目一杯上げてくる手法ですね。中々に殿方を躍らせるのが上手ではないですか、舞風ちゃんったら……意外と悪女だったり……あら?)

霧島(……ふふ、でも、お顔がまっかっかですよ舞風? 微笑ましいですね――――金剛お姉さまにはこの件はとても報告できないけれど)

赤城(ステーキ! ステーキ! ステーキ! 帰ってきたらステーキ!!)

夕立「てーとくさんとゆーえんち!? 夕立もいくいく♪」

北上・霧島・能代(((帰ってきたらまずはこの子を押さえ付けなきゃ)))

赤城(すてーきって素敵)


 安定の赤城――――なおネタバレになるが、この演習のしょっぱなで慢心ブチかますのはもちろんこの人である。

 かくして六人の艦娘は、マジカルチ○ポ鎮守府へと向かう。


 そう、暁の水平線に、アヘ顔ダブルピース決めるために……!!



……
………



………
……



 ところ変わって、ここは執務室――――やがて負け犬の部屋となる――――少年提督は未だ熱の冷めやらぬ顔を隠すように、深く軍帽を被っていた。


少年提督「…………危なかったなあ、今の……我ながら……うう、気を抜くとニヤケ顔になってくる」


 ――――そのニヤケ顔が絶望に彩られる時のことを考えるとナレーションさんは今から愉悦の先走り汁が止まらねえんだよグヘヘ。


少年提督(!? な、なんだ、この寒気……不安? ああ、そうだ、不安と言えば……)


 うかれて高鳴る動悸を鎮めんと、胸に手を当て、深く椅子に腰かける少年提督は深呼吸を一つ。

 ごちゃごちゃに乱れそうになる思考に喝を入れ、再び書類に手を伸ばし、再度文面を確認する。


少年提督(改めて考えてみると……この鎮守府の艦娘、どうしてこんな練度が? 前線基地で、どこかの提督が戦死して、そこの艦娘が移籍した?

     そんな話は、ここ最近じゃ聞いたことないぞ? この提督も、階級は少佐……こんな高練度艦娘を任されるなら、相応の実績があってしかるべきだろう?)


 考えても答えは出ない。そらそうよ。

 まさか「さあチ〇ポ汁を注いじゃいましょうねえ」って行為で練度アップなんて言語道断な方法を取ってるなんて、彼には想像もできないことであった。


少年提督(でも、これはある意味好都合だ。これだけ練度が高い艦娘達の演習……きっと、舞風にとっても良い経験になる。それに――――)


 デスクの引き出しを開ける。

 そこには小さな赤い箱があり、その中には――――。


少年提督(この指輪は、君に渡したいから。その日が、少しでも早まるなら……)


 ――――少年提督は、初めて出会ったその時から、舞風に恋をしていた。


 自惚れでなければ、きっと舞風と自分は惹かれ合っている。

 今日、それに確信を持てた。

 ならば、



少年提督(前倒しになっちゃうけれど……うん。遊園地でデートする時に、観覧車で、これを君に……)



 来るその日に胸を高鳴らせながら、少年提督は今日も執務に励むのだった。



 さあ、絶望の幕開けだ。



【舞風編・序 ~了~】


※もうだめだ。おしまいだぁ……(愉悦)

 この鎮守府の敗因は、サブカルに疎かったからだ。秋雲先生さえいれば、こんなことには……。

 嘘だよ。全部マジカルチ○ポのせいだよ。

 さて、下ごしらえが完了した中華は、既に調理の九割が完了している状態だという

 つまりはこれからが料理ッ! 料理人五月雨が! 勝利の鍵だッッ!!

 違った、言い直す。

 仕掛け人五月雨がッ! NTRのチ○ポだッッ!!

 オラ、わくわくしてきたぞ、へへへ。(伏線)




※今回思い出してほしい事

 ・少年提督は舞風のことをかなり朴訥だけどムッツリ系で愛している

 ・舞風もまんざらではなさそう。ピュアッピュアやぞ。

 ・赤城・北上・霧島・夕立・能代が悉くフラグを立てやがった。フラグ処理が面倒? だからこそ五月雨の出番なのさ!

 ・なお演習中に安価でヤツらの死亡フラグ処理が一括で行われる!!(ネタバレ)

 ・この鎮守府にはちゃんとだらし姉と矢矧・酒匂がいる

 ・この鎮守府に野分がいる

 ・舞風は演習のため外出中

 ・野分は鎮守府の中にいる!

 ・これが一体どんな展開をもたらすのか……

 ・それはまだ……混沌の中。

 ・それが――――マジカルチ○ポ鎮守府!!

※よし、切りの良いところまで続きが書けたぞ。

 これより投下するのは「誰だお前? 投下内容間違ってね?」って内容なので一応言っておく。

 僕は狂ってなんかいない。

【舞風編・破】


赤城「第一攻撃隊――――全機発艦!!」


 その演習が始まった時、どこか空気が弛緩していた。

 赤城は後に、そう述懐する。

 アレこそが慢心だったと、愚かにも全てが終わった時に気づいたのだ。

 知らず、気が緩み――――自惚れていたということに。

 己がただの案山子となった、その直後である。

 それは、北上・能代・夕立・霧島、そして舞風とて同様だった。

 相手は高練度の艦娘達が揃っている。されどその艦娘達の長たる提督は無名。

 彼女たちには、前線で戦い続けたという自負と自信があった。

 そこに演習で命を落とすことはないという、軍属として、そして艦艇としてもあるまじき緩み。

 彼女たちは、少し浮かれていた。胸を貸すつもりで行こう―――そんな油断がそこにあった。

 故に赤城が第一攻撃隊を発艦し、演習相手の艦隊へ向かって航行している最中、その判断が遅れたのだ。


赤城「!?」

霧島「ッ―――――対空射撃!? あの距離で!?」

北上「え」

舞風「ど、どうしたんですか、霧島さん?」


 最初にそれに気づいたのは赤城だった。

 次いで霧島が気づく―――戦艦としての視点の高さが――――熟練見張員が、『それ』を目撃していた。


赤城「信じ、られない」


 柔和な笑みを絶やさぬ赤城の表情が、明らかに曇っていた。それだけで尋常ならざる事態が発生していることに気づいていた――――緩んでさえいなければ。

 だからこそ、赤城はその行動を独断で行った。この艦隊の旗艦たる舞風へ、一度報告を上げ、判断を仰ぐべきだった。


赤城「ッだ、第二次攻撃隊、全機発艦!」


 烈風と流星改、そして彗星一二甲――――三部隊、即ち赤城が保有する航空隊の全て――――を立て続けに放つ。

 北上が声を上げたのは、それをとっくに見送ってしまった後だった。


舞風「ッ、赤城さん!? 何を――――!?」

北上「ちょ、もう!? っていうか状況! 状況知らせ!!」

能代「何故!? このタイミングで!? 赤城さん!?」

夕立「ぽい? 作戦変更っぽい?」


 未だ緩んだままの夕立は、赤城の背後に位置取る陣形だったことが災いしたのだろう――――赤城の表情を見ていないが故に、理解が遅れた。

 夕立ならば一番に察していてもおかしくはなかった。

 血を噛むような表情をした、鬼気迫る赤城の異変に。

 本来のプランとしては、赤城の攻撃隊により制空権を得た後、敵艦隊の動きを見つつ距離を保って霧島が遠距離から一方的に砲撃、陣形が崩れればよし、能代・北上が中距離まで詰め、主砲・副砲でさらに足並みを乱しつつ、夕立と舞風が近距離に詰めて魚雷を見舞う。そんな筋書きは、完全に崩れていた。

 前提となる制空権を、赤城は、


赤城「第一次攻撃隊はッ……全滅しました」


 ―――確保できなかった。


舞風「ッ……!?」

夕立「――――――――は?」


 その言葉を、舞風と夕立は即座に理解できなかった。

 前述の通りだ。

 自負がある。

 自身がある。

 それは培ってきた経験からなるものだ。

 確かな背骨として、彼女たちを支えてきたものだ。

 夕立は、そして舞風は、赤城の実力を知っている。搭載数こそ加賀に劣るとはいえ、そこは歴戦の艦娘たる経験がある。

 赤城は、彼女たちの鎮守府で最強の航空戦力を保有する空母であり、鎮守府内演習では一度たりとも制空権を取り逃したことがない。

 その赤城が、空を獲り損ねた。


霧島「とんでもない駆逐艦がいます。それに、あの軽空母も……おそらく、並ではない……!!」

北上「あー……こいつぁーヘヴィだ。評価を改めよっかねえ。胸を貸すつもりなんて心構えじゃ勝てない――――殺る気で行こーか」

能代「ッ、気を引き締め直しなさい! 舞風、夕立!! 霧島さんの先ほどの言葉――――対空射撃による撃墜だというなら、もはや我々は相手の射程距離に入っています!!」

舞風「………!!」

夕立「相手の軽空母、誰だったッぽい!?」


 その夕立の言葉に対する答えか、あるいは未だ水平線の先に佇んでいるであろう、その影への呼びかけかはわからない。

 だが、赤城は確かに叫んだ。





赤城「ッ、ここまでやる方だったとは―――――――――千代田さん!!」





 彼女に、敗北を与える者の名を。


http://www.youtube.com/watch?v=7dF4Sgk48a4


 ――――艦載機を操る空の覇者、航空母艦。


 艦載機の搭載数、性能に差こそあれど、その艦載機の操り方は概ね四つのタイプに分けることができる。


 一つは嚆矢に擬態した艦載機を弓の弦で引き絞って放つ弓道式――――多くの正規空母がこのタイプだ。

 発艦のタイミングや射角が艦娘の技量に左右され、発艦後の攻撃は艦載機の熟練度に依存する。


 一つは艦載機に想念を伝えることで艦娘の意図を伝える陰陽式――――龍驤や飛鷹型がこれに該当する。

 手元の勅令玉で念を飛ばし、艦載機に逐一指示を出すことで、臨機応変な対応を可能とする。


 一つは前述の二つとも後述のもう一つとも異なるタイプ――――雲龍型を始めとする上記の複合タイプや、大鳳やグラーフ・ツェッペリン、イントレピッドなどのボーガンや銃器に似た射出機構を持つ艦娘がこれに該当する。

 それぞれ持ち味は異なるものの、一概にどれが突出して優れていて、どれが格段に劣っているということもない。


 だが――――最後の一つ。


 これは正しく航空母艦の判断力を含めた即応性、技量が試されるタイプだ。

 千歳型が該当する、そのタイプこそが、



千代田「ふぅうぅ……―――――はぁあッ……!!」



 ――――傀儡式。


 手元の糸の一本一本は、艦載機妖精が乗機する艦載機の駆動系統に直結している。

 普段はオート――――と言っても、艦載機妖精が操作している――――だが、糸の操作はマニュアルのそれだ。

 操作する艦載機と視界をリンクし、空の戦況を逐一把握して手元の糸でからくりを動かし、リアルタイムで艦載機の命令系統を操作する。

 艦載機の熟練度のみならず、繰り手たる航空母艦の練度によっては艦載機のレベル・練度・アビリティすら覆しうる。
 

 だが――――千代田は全五十九機の艦載機、その全てを同時に操ることはできない。


千代田(今の千代田には――――同時に二十四機が、限界)


 思考の分割。それが千代田の強みであった。尋常の技能ではない。超常と呼んでなお温い魔技と称すべき業である。

 熟練した千歳型でも、同時に操作できるのは精々が2~3機で、それ以外の艦載機は艦載機妖精の腕に頼る所が大きい。

 空母は己が操る艦載機と視界をリンクさせることができる。基本的には艦載機の部隊のリーダーたるネームド一機とである。

 他の艦載機とも繋げられるかと言えば、可能ではある。だが意味がない。矛盾しているようだが、そもそもの前提に誤りがある。

 視界を共有することができるのは、二機が限度。視界をリンクするということは、己の眼に艦載機妖精の視界が飛び込んでくるということである。そして多くの艦娘には、眼は二つだけだ。

 その難易度たるや、例えるならば脳内で複数の計算式を並行して解きながら全力疾走し、英会話で電話応答しながら聞きながら日本語訳の文章書き取りを行うようなものであった。

 ――――今は、まだ最大スロットに積む艦載機の一部隊を操るのが精いっぱいである。だが、今はそれで十分だった。

 赤城の艦載機、第一攻撃隊として発艦した部隊の艦載機・烈風改の三十二機。それを一切の損耗なく撃ち落とせたことは大きい。むしろ出来過ぎなほどだった。

 赤城の慢心とも呼べぬ僅かな緩みもあったが、それを抜きにしても、


千代田(――――強くなってる自分が実感できるって、いいなあ……っと)


 自賛したくなる思いを抑え、目を鋭く尖らせた。赤城の艦載機、残すは五十機。

 千代田の操る戦闘機部隊・二十四機に対して、およそその総数は二倍。

 一機一殺では足りぬ。キルレシオを二倍以上に跳ね上げねば勝てぬ計算だ。うぬぼれている余裕などない。出来過ぎた結果を出してなお、未だに勝率は三割にも満たない。

 それを容易く成し遂げさせてくれる相手ではない、と千代田は分かっていた。


千代田(赤城さんは……いいえ、相手の艦隊は、本当にこちらに胸を貸すつもりで来てくれていた。その厚意に付け込む形を取ったが故に、第一攻撃隊はあっさり無力化できた。そういう風に思おう。何一つ、千代田の手柄はない。そう思え。それが最低限だ。それ未満の心構えじゃ、ハッキリと勝てない)


 何せ、もう赤城に油断はない。その証左に、赤城は残す五十機の艦載機を全て発艦させ、こちらに飛ばしている。

 赤城が残す、持てる全てを以て相対しようとする意志が、対峙する艦載機を駆る妖精たちの雰囲気からも察せられた。

 用意周到にも、赤城の艦載機の五十機中二十機には、未だ艦上戦闘機――――烈風がいる。後続の流星改と彗星一二甲がその後に続く。


千代田(えっげつな……こっちは新参の鎮守府で、まともな艦載機がないって知ってるでしょうに……烈風の部隊とか)


 千代田が操るのは零式艦戦21型。制空の性能においては及ぶべくもない。まして艦載機乗員の練度は比べることすら烏滸がましいだろう。

 だが、その練度を―――――覆しうる異能が、千代田にはある。


千代田(だからこそ、手柄を立てるのは…………ここからよ!!)


 瞳を閉じ、静かに艦載機妖精との視界のリンクを繋ぎ合わせる。

 蜻蛉の複眼のように、千代田の頭の中に複数の妖精たちの視界が飛び込んでくる。ぐるぐると視界が回り、吐き気が込み上げてきた。

 コーヒーカップに乗りながらジェットコースターで上下左右に揺さぶられるような心地は、快適と最も程遠い場所にある。チ○ポなら望むところなのにね、変な子なんだぁ。


千代田「――――踊りなさい! 21型!! 相手は! 七海に名を轟かす、あの一航戦・赤城! 相手にとって不足はないわ!! 目に物見せてあげましょ!!」


 それを才能と、研ぎ澄まされた感覚で補う。

 タクトを持つ指揮者のように、千代田は糸を束ねた指先を躍らせ、揮う。

 左右十指が、それぞれ別の生き物であるかのように動く――――夜には提督のナニを心地良く弄るための超絶テクに変じるんですね分かります。


千代田「―――――そこだぁ!!」


 千代田がまず狙ったのは、正面から突撃してくる烈風ではない――――接触する寸前で、21型は更に上昇を開始した。


赤城(!? あの高度で、宙返り(ループ)を!? こちらの戦闘機は、既に高度限界を迎えているというのに……!? まずい!! 烈風部隊が、素通り……! その後に追従する攻撃隊が狙いですか……!!?)


 烈風との尋常なるドッグファイトを予想していた赤城にとって、それは青天の霹靂に等しい艦載機の挙動であった。

 レシプロ機とはかけ離れた機動性・旋回性。更には機体上昇――――推進力を失って墜落してもおかしくない。むしろ自然の理にはそちらの方が適っている。

 だが、その夢想のような光景は――――慌てて彗星一二甲の艦載機妖精の視界にリンクを切り替えた途端に、悪夢となって赤城に現実を思い知らせた。


赤城(インメルマン・ターン……!? ループじゃ、ない……!!? し、しまっ……!?)


 零式艦戦21型は、背面姿勢からロールし水平飛行に移行――――つまり進路を反転した。

 当然、その機体の直下で機関銃の雨霰に、無防備な翼を晒すのは――――既に赤城のリンクが途絶えた、烈風部隊だ。


千代田「烈風――――いただきです!!」

赤城「ッ!? 御見事……!! しかし!!」


 撃墜判定を受けた艦載機たちが、次々にその機体の攻撃機構にリミットをかけられていく最中、赤城は流星改と彗星一二甲の部隊に新たな指示を送っていた。

 急降下からの、爆撃と雷撃。狙いは―――。
 

赤城(ッ、み、見えた!! 駆逐艦・4! 軽巡・1! 軽空母・1……! 狙うのは、もちろん……!!)

千代田「ッ………!! そうくる、わよ、ねっ……!」


 千代田である。赤城は彼女こそを最大の障害として認識していた。

 そこに誤りはない。

 誤りはない。

 だが―――見落としはあった。


 見落としていたのは―――秋月の存在。その傍らに佇む、防空駆逐艦の力を、見誤っていたという事。

 防空駆逐艦……その存在は、その五体は、その性能は全て。



秋月「――――――――吼えろ、長10cm砲」



 空母を守護(まも)るため、ひいては空を征く敵艦載機を悉く撃ち落とすためにある。

 天へ向かって、幾重もの光の帯が伸びていく――――赤城の視界は、ただそれだけを映し、ぷつりと途絶する。

 その光景は、霧島はもちろん、舞風にも、夕立にも、そして北上と能代にも見えていた。

 まさに急降下を開始した攻撃隊が、次々と被弾判定を受け、力なく頭を垂れるように海へと落下していく様を。


赤城「ッ、ば、かな……ッ!?」


 その光景と、確かに断絶したリンクから、赤城は察した。

 いかに嘆こうと、現実から目を背けようとしても、それが外法の御業によるものだとしても。

 己の攻撃隊は……全滅したのだと。


霧島(狙い撃った!? あ、あの距離で!? あの数を!? 砲身が焼け付くまで撃ったとしても、到底落とし切れる数では……!!)


 霧島はただ瞠目していただけではなく、敵戦力を推し量り始めていた。正しくは、秋月のその性能をだ。

 故にこそ、気づいた。信じがたいが、それ以外には考えられない答えだった。


霧島(本当に信じがたい……全部、狙ったというの!? しかも、千代田さんの艦載機を追い越す軌道の射線で!? そんな、そんな――――馬鹿な。どれだけ繰り返せば、そんな精密射撃ができる……!?)


 そらマジカルチ○ポをズブリズブリとピストンすれば一発よ。膣内にビュッするともう完璧だね! そこの眼鏡美人の姉ちゃんも一本どぅだぁい?


霧島(何やら思考に不快なノイズが……!!)


 なんにしても、霧島は敵を再評価した。あの防空駆逐艦―――秋月は脅威中の脅威だ。

 少しでも撃ち誤れば千代田の艦載機が被弾し、海に落ちていただろう。だがこともなげに精密極まる対空射撃で、赤城の艦載機のみを撃ち落として見せた。


赤城「ッ………制空権、喪失。申し訳ありません、皆さん……!!」


 がくりと肩を落とし、航行速度が下がっていく赤城。その光景を歯噛みして見送るのは夕立――――呆然として、航行速度を下げて赤城に近寄るのは舞風。


北上「大丈夫……すごいね、あの千代田。いや、恐れ入ったよホントに……痺れさせてくれる……!!」

霧島「ええ。それに――――結果的にですが、制空権は、拮抗状態と言えるでしょう――――あれほどの航空戦力の運用、ただではすまない」


 霧島の艦種は戦艦。されど歴戦。当然、他の艦種への知識も深い。

 傀儡式の艦載機運用におけるメリットとデメリットを知っている。そして霧島は、千代田が艦載機へのリンクを同時に複数運用したことを察していた。

 それを行うことのデメリット、それは――――。


千代田「っ、は、はぁッ、ハァッ、ゼェッ、はぁっ、は……だ、だずがった、わ……秋月」

秋月「これが、私の任務であれば」


 意識の断絶、思考の一時的麻痺、平衡感覚の喪失――――計り知れぬ代償だ。

 此処まで絞り切って、未だ戦局は五分と五分――――否。


霧島「――――千代田さんは、しばらくは動けないはず。そこを叩きます……!!」


 戦艦を有する、相手の方が有利なのだ。

※秋月が株を上げるお話

 ボーキ、おめーはメシ抜きな

 千代田、息切れがエロい

 五月雨? さの字も出てねえでやんのwww

 かくして演習は続く~。

 また週末辺りにイケるといいね

※次スレ立てたよ。このスレも妊娠間近である

【艦これ】マジカルチ○ポ提督 4スレ目【ア艦これ】
【艦これ】マジカルチ○ポ提督 4スレ目【ア艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1550628702/)

本編投下かおまけで埋めるか悩むところだ


 そしてそれは、五月雨達もまた理解している。

 戦艦の長距離砲撃。それは脅威だ。航空戦力がない場合、砲雷撃戦を戦闘の要に据えた戦術を取らざるを得ず、その場合に物を言うのは砲撃密度と射程距離である。

 そして千代田の艦爆隊、艦攻隊による援護は、現状では期待できない。

 先ほどと異なるマニュアル操作ではない、オート操作なら発艦することは可能であろうが、艦載機妖精たち自身の練度が低すぎた。恐らくは鴨撃ちにされて仕舞いだろう。

 だから、『今は』使えない。

 今勝つための方法は一つ――――近づいて撃つこと。

 戦艦の射程距離には、まだ到達していない。つまり、軽巡たる阿武隈と、駆逐艦の五月雨・響・朝潮の砲撃は届かない距離である。

 ただ一人――――秋月を除いては。秋月ならば撃てる。まだ霧島の砲撃が届かないこの場所からでも、一方的に撃ち崩せる。

 だからこそだ。

 だからこそ。


五月雨「――――いけますか、皆さん!!」

阿武隈「あたしは大丈夫! 秋月ちゃん!」

秋月「はい!」

響「千代田さん、行ける?」

千代田「ッ……航行するだけなら、全然大丈夫!! でも、攻撃は期待しないで……十分、いや、二十分近くは、多分」

響「結構。では朝潮――――相手は既に『張っている』可能性がある。君の耳が頼りだ――――それと、阿武隈さん?」

朝潮「了解しました! 朝潮、警戒を厳として、殿を務めます!」

阿武隈「大丈夫って言ったよ! いつでもいいからね!」

響「よし、じゃあ行こう―――五月雨」

五月雨「艦隊! 第二戦速! このまま予定のポイントまで――――」


 故にこそ――――。


五月雨「――――離脱します!!」


 距離を取ることを選択した。

 航空戦の決着がつくや否や、進路を反転――――敵艦隊を左舷後方、8時方向に捉える方角へ航行する。速度は第二戦速に固定。


秋月「既に――――布石は打ちました。そうですよね? 予定通りですね、響さん?」

響「そうだね……千代田の消耗が激しすぎるのは予定外だけど、流石は一航戦というところか……」

千代田「ッ………ご、ごめん」

響「? 責めてるわけじゃないよ、千代田。気を悪くしたら謝るけれど」

千代田「お気遣いどうも……気にしてないわよ。アンタ、意外と優しいのね」

響「そうか。じゃあ――――この駄目乳! 馬鹿! おっぱい!! いやらしいからだ! 栄養が行くのはおっぱいばかり! 頭に栄養が行っていればそんなだらしないことにはならなかったのに、全く千代田にはがっかりさ!! ごめんね? ……気を悪くしたかい?」

千代田「気を悪くしてほしかったの!? よし、後で殴るわアンタ!!」

響「うん、元気あるじゃないか」

千代田「ッ…………ありがと」

響「ムフー」

千代田(く、くっそ……なんか乗せられたけど、やっぱこの子頭いいなあ……マジで気を使われちゃったのね、私……後でスイーツ奢ってあげるわよ。ちょっぴり……叩くのは、ホントに手加減してあげる。はぁ……可愛い子ってずるい)


 響は満足げだった。ここまではほぼ上手くいっていることもあったが、航空戦力として千代田が響の予想以上の成長を遂げていたことへの満足があった。

 いかに搦め手を用い、秋月の対空に助けられたとはいえ、正規空母、それもあの赤城を相手に伍することは並大抵のことではない。

 それを成し遂げたのだ。やり遂げた軽空母と駆逐艦――――僅か数日とはいえ先輩と後輩にあたる二人が、響にはどうしようもなく頼もしく感じられた。


秋月「さ、さておきです……響さんのおっしゃる通り、後は相手の『頭がいいこと』を祈りましょう」

響「ン! ああ。そうだね……さあ、気張っていこうかみんな。第二フェイズだ」


 第一フェイズは、正規空母赤城の無力化。これを完全に成功させた。


五月雨「第二はともかく……第三フェイズは正直、すっごく楽しみなような絶対来ないで欲しいような」

阿武隈「やる気なくなること言うの禁止ー!! あたしだってしんどいけど、なにより秋月ちゃんが一番大変なんですからね!!」

秋月「い、いえ、秋月は大丈夫ですから」

朝潮「朝潮は警戒してます! 警戒! 警戒!!」

千代田「あ、朝潮? 口に出して言わなくていいから。もっと集中すべきことあるでしょ?」

朝潮「は!? そうでした!! …………………ピコーン、ピコーン」

響「う、うん、朝潮はそのまま頑張って。敵艦隊には――――気づいてほしいことと、気づいてほしくないことがあるんでね」



 響は後方から追ってくる敵艦隊に対し、首だけで振り返り、



響「敵の――――頭が良ければ気づくし、頭が良いからこそ気づけない。

  そんな悪辣なものをプレゼントしてあげようか」



 そう言って、響は薄く笑った。




……
………


………
……


 遠ざかっていく五月雨たちの艦隊を遠目に、


能代「――――……どうします、舞風ちゃん? 指示を!」


 能代は声を張り上げた。いつもの優し気な声音はなく、叱責にも近い厳しさがある。本来、旗艦たる舞風が率先して指示を出さねばならぬところ、己にそれを促させた。

 その叱責の意味は確かにあった。だが、それ以上に――――舞風は、動揺していた。

 赤城が、負けた。それは舞風にとって、一つのトラウマを刺激することだった。それに対処するためのトレーニングは積んでいる。それでも、指先が痺れるような、そんな震えがあった。

 それに喝を入れる意味合いの方が、強い。能代の声は、すぐに舞風に旗艦としての責務を思い出させた。


舞風「ッ…………まずは、追います。距離はこのままを保ちます。総員、第二戦速を維持してください! 霧島さん! 戦況分析は?」

霧島「私の戦闘分析では、おそらく――――あの長距離対空砲撃を行えるのは、あちらの艦隊の中で秋月のみという可能性が高い」

北上「だね。アタシもそー思う。位置的にも同じ射程距離があったなら、対空射撃できてたでしょ」

能代「私も同意見です」

舞風「………ええ。もしもあちらの響や五月雨、朝潮の駆逐艦三名、そして阿武隈さん……そのうちの一人でも同じことが可能であるならば、千代田さんを航空戦で消耗させた意味が解らない」

夕立「ぽい?」


 対空砲撃で全ての艦載機部隊を撃墜できるのであれば、千代田の攻撃隊を温存し、アウトレンジからの攻撃をメインに戦闘を組み立てていく。

 こちらには霧島が、戦艦がいるのだ。砲雷撃戦オンリーという手段が限られ、圧倒的に不利となる戦況に持ち込んでいる現状は明らかにおかしい。


夕立「ぽい? ぽい? ぽ、ぽぽぽぽ………!? あれ? それでも向こうが仮に長距離砲撃できる子ばっかりだったらどうするっぽい?」

能代(人の話を聞いてたのですかこの子は!? それをする戦術的な価値は、千代田さん温存の方がよっぽど高いんですよ!! そもそも使えるなら使うに決まってるでしょ!)

霧島「もしそうなら既に砲撃戦が始まっています。既にここは私の射程距離で、秋月の砲撃はそれに匹敵する射程を誇っていた。あっちの子たちはバカスカ撃ってきますよ。なんせ私以外にこの距離じゃ攻撃は届かないんですから――――どこかの誰かさんのせいでね?」

赤城「」

舞風(ッ……)


 赤城は何も言えなかった。今の彼女は一航戦(笑)であり、瑞鶴が見たら指さしながら腹を抱えて笑うぐらい無様な――――ただのKAKASHIですな、HAHAHA。

 流石の舞風も、これには何一つフォローができない。


夕立「あっ、そうか……もし向こうの人たちがみーんな同じぐらいの射程で撃てるなら、とっくに撃ってきてるっぽいね?」

霧島「そうです。一方的に殴りつけるのは戦術の基本ですから」

夕立「そっかー………………ぽい? じゃあなんで、霧島さんは撃たないの? 好きでしょ? ばんばん撃つの? ぽい? 調子悪いっぽい? 主に頭の?」

能代(馬鹿なのは貴女ァ!?)

北上(言い方ァ!?)

霧島「……貴女とは少し話し合う必要がありそうですが、それはさておき――――秋月以外は、私たちに攻撃する手段を持っていないと言いましたが、一人だけ例外がいます……ですね、北上?」

北上「………その点は大丈夫。きっちり警戒してますよー。能代、そっちはー?」

能代「警戒中ですが、その素振りもありません」

夕立「ぽい? 何の話っぽい?」

霧島「…………夕立? 貴方はここから彼女たちを攻撃するなら、どんな攻撃方法を?」

夕立「そりゃあ、魚雷っぽい! 狙い撃ちっぽい! 砲撃で誘導しなきゃいけないからまだ撃たないっぽいけど、もうちょっと近づけば………―――――――――――あ、そっか」

霧島(こ、この子は……!!)

北上(理解がおっせえ……っていうか理論が身に付いてない……!! ほとんど戦闘感覚だけで生きてんねー……うっざい!!)

舞風(夕立ちゃん……もっと勉強しようよ……ちょっと舞風としても、引く……)


 北上の内心の罵倒も納得である。


 そう――――魚雷である。つまり砲撃戦ではなく、雷撃戦。問題点は砲弾と比べて魚雷自体の速度は圧倒的に遅く、九三式魚雷でも速度は52ノット(約96km/h)。

 雷跡から攻撃を察知しやすく、またされやすいこともある。つまり魚雷というのは避けやすく、しかも当てづらいのだ。

 では欠陥兵器か? 成程、欠陥兵器であるが、使い方次第だ。利点はある。

 魚雷は艦砲のように間接射撃を必要としない兵器である、という絶対的な優位があった。それは砲撃と違い『点』の攻撃ではない、『線』の攻撃であるということだ。

 仮に敵艦隊が真っ直ぐにこちらへと向かってきているところへ、その進行ルートの射線と同一のラインに魚雷を発射する。敵は魚雷の進行方向の直線上に存在している。

 命中率が低いと言っても、それは避けたらの話だ。そして真っ直ぐにこちらへ向かってきている敵艦隊は、それを避けなければ、海流による逸れを考慮しない場合は『確実に命中』してしまう。

 つまり取舵か面舵を切って進路を変更しなければならないのだが、そこで砲撃の『点』の攻撃が生きてくる。敵をどちらに動かすか選べるのだ。避けた方向に砲撃を用意しておけばどうなるか?

 よしんば望む方向に誘導できなかったとしても、進路を変更する際に艦隊の速度は確実に落ちる。しかもそこから更に急激に方向転換することはできない。つまり確実な隙が生まれる。

 かと言って避けなければ雷撃の餌食となる。故にこそ丁字戦法―――別名T字作戦は一局面でしか発生しないものの、その局面を造り出せば圧倒的に戦術的に有利な状況にあると言えた。敵の選択を狭めていくのが戦術である。

 しかし――――霧島が先ほど例外と言ったのが、その雷跡をまるで察知させない、あるいはギリギリまでこちらに気づかせずに魚雷攻撃を敢行できる存在がある事だ。

 その一つが潜水艦。

 海の中に潜み、ひそかに近づいて魚雷を放つ。それによって発生する雷跡から潜水艦の位置を特定することができるが、それは潜水艦から放たれた魚雷をまずはどうにかできた場合の話だ。

 そしてもう一つが、阿武隈『改二』である。

 『小型潜水艇』からの魚雷発射を可能とする甲標的・甲を運用可能な軽巡洋艦として、一時は海軍を震撼させた。

 今でこそ阿武隈の姉に当たる由良改二もまた運用可能であるが、当時は水上機母艦・潜水艦を除く軽巡クラスでは、球磨型の北上・大井・木曾の三人しか運用できなかった兵器だ。

 北上と能代、そして舞風は、今それが自分たちの周囲に配置されていないかを警戒しているのだ。


夕立「うっかりしてたっぽい……うちの阿武隈さんはぽんこつだから忘れてたっぽい……あっちの阿武隈さんは違う阿武隈さんっぽい!」

能代「阿武隈さん……言われちゃってますよ……あ、うちの阿武隈さんですけど……今練度どれぐらいだったかな? 10だったかな? 15ぐらい? それに比べると、確かにあっちの阿武隈さんは立派だなあ……」

北上「おーおー、言われちゃってますよウチのあぶちゃんやーい。しっかし楽しみだねえ……阿武隈の改二とやるのは、この北上様も初めてですよ。いやはや立派立派、前線にもいなかったよー。大発動艇とか積めちゃうってんだから凄いよねー、ちぇっ」


 そうですね。立派です。立派なカリ高キョコーンを根元まで受け入れちゃう立派な膣を持ったオンナですよ。しかも七段変化できる!

 ―――まあおっぱいは駆逐艦並で、一部の駆逐艦からすればそれ未満なんですけどねハハッ。


阿武隈(…………あたし的にすっごく頭に来ること言われた気がする。なんか喋ってる子たちがいるな……北上さんと、能代さん……それと、夕立ちゃん?)


 おおっとナレーションさんの有難いお言葉をどうやらあぶちゃんは北上と能代、そして夕立が悪口言ってると勘違いしたようです。

 ちらりと三人を遠目で盗み見る阿武隈。さて、犯人はどちらなのでしょうねえ。


北上(? 阿武隈がこっち見てる? おーい、今日はヨロシクねー! 痺れる演習になると良いねー、その上であたしが勝つけどね、ハッハッハ)

能代(! こちらを見て……先ほどまでは新興の鎮守府と、正直侮りましたが……負けませんよ、阿武隈さん!)

夕立(ぽい! 阿武隈さんがこっち見てるっぽい! 今日の演習、とっても楽しみにして多っぽい! 先頭にいる五月雨にもよろしくっぽーい! 艦隊の仲間としては妹をよろしくっぽーい! ぽーい!)


 北上は軽くいつものポーカーフェイスで、能代はしっかりと微笑みながら、夕立はぽにゃっと満面の笑みで、各々が簡易的な敬礼のポーズを取る。

 演習相手へ敬意を表し、尋常に正々堂々と戦おうという意味を持つ、軽い挨拶のようなものだ。

 だがその動作を見て、阿武隈は戦慄した。



阿武隈(――――揺 れ た? たったあれだけの、動作で……?)



 能代と夕立の胸がだ。縦にだ。横にじゃない。縦にだ。そんな乳があるのかと阿武隈は戦慄していた。

 千代田以外にもあんな乳があるのか? あっていいのか?

 そしてそれを、阿武隈はあからさまな挑発と受け取った。だって聞こえてきたのはおっぱいの悪口で、それでおっぱい揺らしてくるとかもう戦争であった。


阿武隈(ンンンンンンンン……!! ――――――あなたたちか! ヘラヘラ笑いました!! あなたたちだぁ!!)


 特濃の殺意を乗せて阿武隈も返礼した。そう――――阿武隈のタゲは決まった。能代である。


 夕立は『元々誰が引き受けるかが決まっている』故にこの場では見逃さざるを得なかったが――――能代は別だ。

 そもそも阿武隈が次に相手をする予定だったので好都合と言えば好都合である。


北上(! おお……! いい戦意! でも向けられているのはあたしじゃない? 夕立……いや、能代のほう? ちぇっ、つれないなー)

夕立(ぽ………ぽいぃ~~~♥ すっごぉい……♥ 五月雨とも遊びたいっぽいけどぉ、阿武隈さんも断然楽しそうっぽいぃ♥)

能代(ッ!? わ、私を……? 僅か2とはいえ、練度が下回っている私の方が与しやすいと見ましたか……? いえ、ですがそれでは夕立ちゃんは………!?

   ――――もしそうなら、侮られたものですね……成程、侮られるというのはこれほどまでに頭に来ることだと、意趣返しですか……面白い!!)


 いいえ、違います。そして練度は北上が82、能代は80。

 バスト的な意味では差は2どころか桁そのものが違いすぎるんだなHAHAHAHA。(クレイジーアメリカンホームドラマ風)

 北上は不満そうに唇を尖らせ、能代は眼光鋭く阿武隈を睨み返しながら薄く笑った。

 夕立はトリップ中だ。うっとり。のけぞり過ぎてその表情は阿武隈からは見えていない。つまり、


阿武隈(ンンンンンン……!! わ、嘲笑(わら)った!? 今あの子――――能代!! あからさまに私を嘲笑しましたぁ!?

    最新鋭だからって! 阿賀野型だからって!? ちょっとおっぱい大きいだけのくせに! 残念なだらし姉がいる子のくせにぃ!!)

能代(あ、なんだろ。この人、いま阿賀野姉をハンデみたいな扱いしたわ。絶対したわ。ど許せぬ案件だわこれは)


 かくして互いに闘志を燃え上がらせる阿武隈と能代である。傍らの北上はひたすらに不満そうであった。夕立はまだビクンビクンしていた。


霧島「――――挨拶は終わりましたか? 戦況分析の続き、よろしくて?」


 喝を入れるような、怒気を孕んだ霧島の声に、夕立の意識は遥か彼方から帰還した。


霧島「さて、問題の阿武隈さんの甲標的ですが……向こうには千代田さんがいます。

   ……千代田さんは既に空母に改装されてはいますが、元は水上機母艦――――当然、甲標的の運用の心得はあるでしょう。

   扱い方はその僚艦たる阿武隈さんへしかと伝授されている筈……」

北上「……まー、阿武隈は改二になってから運用可能になる仕様だもんね。でもあっちには千代田がいる。

   みっちり教えられてたとしたら――――あたし以上にうまく甲標的使えるかもしれんねえ」


 ――――この考察については、残念ながら霧島と北上の推論は外れていた。無理もないことである。

 何せこの千代田は一日で水上機母艦から軽空母に改装されたド変態ポリテロフィリアモドキである。

 霧島にせよ北上にせよ夢にも思わない。知ったらきっと眼鏡が割れるし別の意味で痺れるだろう。

 誰だってそー思う。ナレーションさんだってそー思う。

 まあ、ある意味では魚雷(意味深)の方の扱いにかけては、君のところの艦隊の誰よりも上手ですけどねえ、ウフフ。


千代田(私ごと艦隊の仲間をすっごく罵倒された気がする!! 不愉快だわ!! 罵倒するなら五月雨だけにして!!)

五月雨(? なんだろう、千代田さんが蔑んだ目で私を……―――――――――――見てるぅ♥)

千代田(こ、この野郎……ときめていやがるわ……!! お、恐ろしい!)


 悍ましいんだよなあ。

 さておき、非処女艦隊と処女艦隊という戦いの構図であるが、悲しいことに経験こそあれどその経験が意味深な方では意味がない。悲しいけどこれ、戦闘なのよね。

※さて、ぼちぼち行きましょか。やっぱ久々の戦闘描写はイイ……ドリフん時以来だ。疲れるけど書いてて楽しい。週末辺りにお会いしましょー


【ちょっとだけマジカルチ○ポ吹雪提督 ~ほっぽちゃんがママになるお話~】


吹雪提督「おっ、北方マ〇コちゃん、略してほっぽじゃんか。二か月ぶりだな。セックスごっこしようぜ、おまえ膣穴な!」


 いつものように単艦、もとい単チ○ポで北方海域を散歩していた提督は、ほっぽちゃんにタゲを集中した。

 中島だって磯野にこんな露骨なホモセックスの誘い方はしない。


ほっぽ「イノチ……オイテケッッッ!!」

吹雪提督「なにぃ? イソノ、ヤキュウシヨウゼ?」


 まだ初潮の来てないほっぽは、二年ほど前にこの吹雪提督とエンカウント、訳も分からぬままに犯されまくり、それを性行為だと知らぬ無垢な精神のままでイキ狂わせられた。

 肉体的にも心的にも外傷はなかったものの、ほっぽはその日からずっと寝ても覚めてもあのいびつな単装砲を股間に備えた男のことで頭がいっぱいになった。

 そして胸が苦しくなる。己の小さな胸の内側が狭まる様な『軋み』を感じるのだ。

 あの男のことを考えると、胸が苦しい。

 締め付けられるようだ。


ほっぽ「―――――アノオトコハ、ワタシヲ『コケ』ニシタッ!!」


 沈めることだってできたはずなのに、よくわからない主砲を股間に抜き差しされて、結局ほっぽを生かして帰した。ところでこれは「イかして帰した」というダブルミーニングでって馬鹿野郎。

 ほっぽはそれを屈辱だと決めた。感じたのではなく、そう決めつけたのだ。

 胸がきしきしと音を立てるのは、あの男が憎いからだと結論付けた。それは恋なのだが絶対に自覚させてはならない。

 いいな、絶対にだ―――――――だってそっちの方がナレーションさんが面白いからだファーーーーwwww。


 それからというもの己の領海たる北方海域から飛び出すことが増えた。

 目的はもちろん、標的はもちろん、憎い怨敵――――吹雪提督である。


吹雪提督「相変わらずすっげー締まるねおまえの。ガキそのものの見た目の癖に、尻とか太腿とか肉付きいいし、何よりイイ穴持ってるよおまえ。末は高級ソープ嬢か金持ちのイロってところか?」

ほっぽ「ゴ、ゴンナヤヅニッ♥ ナンデッ、ワダジヲッ、シズメナイッ♥ ナンデッ、ゴンナッ、ミジメデッ、カナシイギモヂニッ、ザセルッ……♥」


 そして取っつかまってじっくりと膣内の具合を味わわれるまでがテンプレであった。


 ほっぽは一生懸命に膣を締め付けるようになった。ほっぽにはよくわからなかったが、この提督はほっぽの股間にある穴に固執していて、出逢って負ける度に提督はその主砲をねじ込んでくる。

 ほっぽは自分の股座にある穴を不思議に思っていた。おしっこをするところからやや下にある、よくわからない穴。

 触るとどこかふわふわした気持ちになる。穴だから何か装備を入れられるかと思いきや、姉たちには「ソコハ、大事ナトコロダカラ、アマリ触ルノハ、ヨクナイ」とたしなめられる。

 だからほっぽは膣内をいっぱいに締め付けて動きを止めてやろう、あわよくば引きちぎってやろうとしているのだ。チ〇ポに媚びてないのに媚びる結果に陥っているという愉快な喜劇である。


吹雪提督「あー、あったけ……チ〇ポとけそ……深海棲艦とはいえガキはガキだな。子供体温してやがる……しかも一丁前にマ〇コ締め付けやがって……俺のチ〇ポ千切る気か?」

ほっぽ(チ、チ○ポ? チ〇ポ………ハッ!? 『チ○砲』ッテイウノカ、コノ主砲ハ……私ノ穴ハ、マ〇コ……ウウン、穴ガアイテルカラ、『マ〇孔』トイウンダナ……)


 wwwwwwwwwww


ほっぽ「……ソ、ソウダ! オマエノチ○砲ヲ、ワタシノマ〇孔デ千切ッテヤルゾッ♥ ソシタラ、コノチ○砲ハ、ほっぽノダ!」

吹雪提督(なんて愛おしい馬鹿だろう……しかしこのシチュ………意外にもけっこうクるものあるんだけど)


 行き過ぎた無知シチュは腹筋を崩壊させる事態に繋がりかねない、ナレーションさん、おぼえた。

 もう処女喪失から二年になるが、ほっぽは未だに自分が性行為をされていることに気づいていない。

 ほっぽはこの提督によるセックスを、「主砲を己の体内に入れ、いつでも撃ち放ってほっぽの命を奪えるにもかかわらず、あえて抜き差しすることで私が死の恐怖に怯える様を楽しんでいるのだ」と思っている。アホの子は一周回ると天使になるってそれ一番言われてるから。

 「己の四肢から力が抜けて体温が上昇し、息が荒くなって興奮する上に、なにか「きちゃう」感じがするのは、謎の主砲の先端から出る白い謎の毒液の仕業」と信じて疑っていない。

 飛行場棲姫は二年間、ほっぽに真実を告げられぬままであった。言えるか馬鹿野郎。

 なんせ飛行場棲姫はリベンジにかこつけてむしろ吹雪提督にレイプされるために月五ぐらいの頻度でマジカルチ〇ポ鎮守府に単独襲撃をかけるド淫乱だからだ。

 部下の前ではクールぶって「オマエタチハ足手マトイヨ……アノ男トハ、ワタシガケリヲツケルワ……」などと勇壮っぷりを見せつける一方で、提督と二人きりになった途端「アア、コレッ♥ 一週間ブリッ……♥ コレ、コレガ欲シカッタノ……♥」などとトロンとした目でチ〇ポを愛情たっぷりフェラでしゃぶり出すのだ。わあ、結末にどんな悲劇が待ち受けるのかナレーションさんワクワクしてきたゾ。

 ほっぽがこの行為の真実を知ったら、オネエチャンと慕ってくれるほっぽの瞳に軽蔑の光が宿るのはかなりの高確率でありえることだった。

 飛行場棲姫はほっぽにとって「あの憎い提督から幾度となく屈辱的な目に遭わされても、決して吹雪提督を殺すことを諦めずに立ち向かうカッコイイお姉ちゃん」なのだ。そら真実知ったら掌クルーである。

 
ほっぽ「ニ、ニグイッ! ニクイッ♥ オマエガ、ニクイッ♥ コ、コロセッ! ナンデ、コロサナイッ♥ ワ、ダジニッ、ナニヲジダァアアアッ!♥!!♥?」

吹雪提督(ナニをしてるんだけど、教えてやった方がいいのかしら。でも回数重ねる度に具合よくなってるし、うーん―――――現状維持しよう。そっちの方がきっと面白いことになる)


 エロい事に関する選択はほぼ正解を直勘的に感じ取ることに長ける吹雪提督、今日もその勘は冴えに冴えわたっていた。うふふ素敵。


 この吹雪提督の勘は、数か月後に的中。

 ほっぽと飛行場棲姫の襲撃がダブルブッキングする悲劇が起こり、纏めて捕らえられた二人は姉妹丼風にサンドイッチされて交互に犯されるのだ。


ほっぽ「クゥッ! オ、オネエチャンヲ、イジメルナッ! ヤルナラワタシヲヤレッ!!」


 相変わらずセックスを命乞いする様を楽しもうとする悪趣味な行為だと思ってるほっぽは、飛行場棲姫の身代わりになろうとした。困るのは飛行場棲姫である。二重の意味でな。

 だってセックスしたいけど妹の前で「チ〇ポッ♥ チ〇ポモットォッ♥」といつもの調子で喘ぎ狂う訳にもいかないし、かと言ってほっぽを身代わりにしたら自分が楽しめない上に、妹を犯させて自分は無事なんて様は深海棲艦の世間体的に言っても最悪である。

 深海棲艦が世間体を気にするのかと言えば、気にする。特に身内では。そう、飛行場棲姫の配下の深海棲艦たちも総じてほっぽクラスに頭が香ばしい連中ばかりだったからだ。


飛行場棲姫「エッ………イ、イイノヨ、ホッポ? 私ガ、ヤリタ……ヤラレルカラ、ネ、ネッ?」

吹雪提督(ほーら面白い感じになった……ww)


 何かが違うものの、提督のチ○ポを姉妹で奪い合うという姉妹丼の構図のできあがりである。

 もちろん提督は、飛行場棲姫が実は吹雪提督にベタ惚れで、部下の手前「殺スッ!」などと口では言ってるものの下の口はいつだって「犯スッ♥ ムシロ犯シテッ♥」と受け入れ態勢バッチコイな淫乱女だということを知っている。

 提督はその内心では「やめて! 俺(のチ〇ポ)のために争わないでwwwwホッホーwwww」というフレーズの大合唱が鳴り響いており、笑うのを必死でこらえていた。


吹雪提督(笑いてえよぉーwwww 腹がいてえよぉーーーwwwwww ファーーーーwwww) 


 とっくにナレーションさんは愉悦極まって笑い転げながら実況してます。

 仮にそうなったとしたら、店側にせよ金持ち側にせよ絶対手放さないだろうね。

 毎度毎度吹雪提督が北方海域、ないしは近くの海域を通ると、ほっぽちゃんがリベンジマッチを仕掛けに来るが、ことごとく返り討ちにされる。

 処女散らされてからもう二年以上になる。もはや現地妻が健気にマ〇コ差し出しに来るのと何ら変わらねえのだが、ほっぽちゃんは己の恋心に気づいていない。


 そして、来るべき日が来てしまった。


ほっぽ「!?(ド、毒液ヲ、喰ライスギタノカ……? オ、オ腹ガ、膨ランデキタゾ……)」


 オイオイオイ、孕んだわほっぽ。


ほっぽ(デ、デモ、大丈夫ダッ! オネエチャンモ、一年グライ前ニ、スッゴクオ腹ガオオキクナッタケド、十ヶ月グライデモトノオオキサニモドッタ……)


 ちゃんと年月カウントしてたんだねえ。ほっぽはかちこいねえ。ところで腹筋壊れそうなんだけどどうしてくれんの?

 深海棲艦共の姫級に対する性教育の拙さが問題として浮上した瞬間である。相談すべき教育委員会はない。海軍に相談だ。


大本営「無理っす」


 はーつっかえ。

 取り巻きの浮遊要塞ったら何やってんの? 文字通り浮いてるだけかよふわふわしやがって。


浮遊要塞「言イ訳シヨウモネエ」

ほっぽ(オネエチャンハ「カラダニ巡ッタ毒ヲ、オ腹ニ集メテ排出シタ」ッテイッテタ! スッゴク声ガ震エテテ、ナゼカほっぽト目ヲ合ワセテクレナカッタケド、ソウ言ッテタ! 「声ガ震エルノハスッゴク痛イカラダ」ッテ言ッテタ!)


 あのアマ、目を合わさなかったことについては言及してないようなのだがそれは。


ほっぽ(痛イノ、嫌ダナ………ほっぽノオ腹ガオオキクナッタノモ、キットソレダ……デ、デモ、痛イノナンカニ、ほっぽハ負ケナイ! ほっぽニモデキル!)

ほっぽ(提督メ! オマエノ生ッチョロイ毒ナンカニ、コノほっぽハ負ケナイゾ!)キリッ


 もう負けてんだよおめーは。初潮より先に妊娠しやがって。

 なお妊娠五ヶ月目である。


ほっぽ(トコロデ、最近オネエチャントズット一緒ニイル、アノ『チビスケ』ハ誰ダロウ? チョットほっぽニ似テル感ジ……妹カナ?)


 血のつながりはどーか知らんが、立場的には君の姪だよ。(無慈悲な囁き)

 こうなればもうごまかしようはなく、お腹の大きさが六~八ヶ月に入り隠し切れなくなってきたころ、ほっぽは異変に気付く。


ほっぽ(ム、ムネノ、サキッチョカラ、ナ、何カ、白イ液体ガ……!)

ほっぽ(マ、マサカ、コレハ―――――!)


 ほっぽが、ついに真実へ――――。



ほっぽ(提督ニ出サレタ、毒液!!)



 コポォwwwwwwwwwwそう来るかwwwwww


ほっぽ(ツ、ツイニ、アイツニ出サレタ毒ヲ、身体ノ外ニ出スコトガデキタゾ!!)


 いてえよぉおおwwww腹がいてえよぉおおおwwwww思わずハート様めいて人の無様を見ると性格が豹変して愉悦部に入部しちまうよぉおおおwwww





 唐突に残酷で愉快な真実を知ることになるのである。

 【タイムリミット迫る】飛行場棲姫へのほっぽの信頼終了のお知らせ【あと五ヶ月】


 そして五ヶ月後であった――――。


ほっぽ「ガエゼェエエエ! ガエゼヨォオオオ!!」


 半狂乱になってマジカルチ〇ポ鎮守府に向かって進撃するほっぽは現在妊娠十ヶ月目、胸も小振りながらすっかり膨らみ、以前よりも勢いよく母乳を噴出するようになっていた。

 ほっぽは当初こそそれを毒液の排出だと思っていたが、絞っても絞っても痛いばかり。それにお腹のふくらみは大きくなる一方であった。

 いつ陣痛が始まってもおかしくない時期であり、防衛を司る艦娘達はそのお腹の中の子を慮り、砲口を向けることはできなかった。

 深海側の特殊ギミック解除である……卑劣な!(強弁)

 そのギミックにより艦娘達は全力を出せないこともあったが、ガン泣き状態で襲撃をかけたほっぽは傍目にもドン引きするくらい悲痛な表情であり、しかも恐ろしく強かった。

 無慈悲に砲撃するのは神通ぐらいだ。陣痛だけにな。海の上では「例え提督のお子を宿していようと敵である以上は嬲り殺しですねえ」ってな具合に血も涙もない殺戮マシーン、一方、提督の前ではいつだって情婦の神通=サンである。チ○ポの竿を舐めながら右手で睾丸を弄り、左手で亀頭への刺激も忘れないその手つきは絶対精液搾り取る旗艦であった。伊達に二水戦の頭張ってねえぜ。

 そんな神通でも流石に単艦ではほっぽの猛攻は止められず、防衛線はあっさり突破された。ガチで殴り合えばともかく、今のほっぽはただひたすらに障害を押しのけて提督を目指すだけの破城槌と化していた。

 今までにない奮闘っぷりを見せつけ、艦娘に捕らえられることなく、とうとう提督の執務室までたどり着く。なお流石に艦娘達もほっぽの取り巻きまでは素通りさせる気は微塵もなく、容赦なく海の底へ沈めたもよう。


ほっぽ「ほっぽノ処女膜、ガエゼェエエエエエ!!!!」

吹雪提督「処女膜ぅ……? ああ、おまえのアレな……く、く、くく……」


吹雪提督「く、くく………食っちまったよぅ……!! すっげえ美味かったぜぇ……おまえの初めて!! ゲェハハハハ! ゲハハハハハハ!!!」


 うーんこの外道ムーブ。


吹雪提督「初卵子も受精卵にして、マジカル着床術で妊娠させてやったっけなぁ!!(無慈悲)」


 ハハハ、この、こやつめ、確信犯かよ。犯だけにヤッちゃったぜってか。アホめ。めちゃすこ。


ほっぽ「テ、テ……デイドクゥウウウウウウ!!!」

吹雪提督「お迎え棒入りまーす(^^)」


 今、ほっぽの絶対に――――本当に絶対に――――負けられない戦いが始まる―――――!!


【マジカルチ○ポ吹雪提督外伝~ほっぽ陥落後編~】


 ごくまれに慢心無くした吹雪提督は、しかし真面目にどう頑張っても残酷な魔性のチ〇ポである。


吹雪提督「――――いくぞ深海棲艦。危険日排卵マ〇コの貯蔵は十分か?」


 窓辺からやがてイキ過ぎぃ! な感じで迸る熱いペ○スで処女膜をブチ破りつつケッコンする約束を裏切り、無防備卵子を無責任着床させて輝く提督よ神話になれってなもんよ。


戦艦棲姫(笑エネェエエエエ!! 今日ハマジデ危険日ナンダヨォオオオオオオ!!)


 軍属にせよスポーツ選手にせよ、生理調整用の低用量ピルを使う。出撃時に生理で万全に戦えませんでしたとか笑えんだろ。

 でも深海棲艦たちは保険適用外な存在だからピルが買えないのだわ。あ、ここ笑うところね。

 数で圧倒する深海棲艦故にとって、吹雪提督はいつだって天敵である。

 なんせ自らの艦娘へは「孕ませちゃったら出撃させられないしマズいよね」とビミョーにヘタレた理性が無意識にマジカルペッサリーを形成させるが、


提督「ポケ○ンマスター気分でハメ倒せるわー」


 深海棲艦にはまるで働かないというガバッぷりである。そもそも海の上を平然と走っておるぞこ奴。

 特に【女の子の日】が来ている深海棲艦にとっては、別の意味でド危険であった。戦力的な意味では長期的に見れば充実するのだろうが、戦争やってる最中に産休や育児休暇とか笑えない話である。しかも敵の子。

 吹雪提督に孕まされた深海棲艦、戦艦棲姫は見事に戦艦妊姫となった。

 他のエリ艦フラ艦たちも、軒並み懐妊……改二ならぬ改妊モードである。

 日々大きくなっていくお腹を摩りながら人類圏のベビー用品店を集中的に襲い、ベビー用品を奪いつつも胎教に関する本を熟読し、オフの日にはリラクゼーション効果の高い音楽に耳を傾けながら吹雪提督に復讐を誓う日々を送っているのだがもはやツッコミどころしかない。


戦艦妊姫「ククク、コノ生マレタ子ガ育チ、ヤガテ父デアル貴様ヲ殺スダロウ、フフフ……ア、動イタ。元気イッパイデチュネ、パパニ似タノカナ、フフ……ナンテ名前ニシヨウカナ……♪」


 いかん。可愛いが不憫だ。


ヲ級改妊(戦艦妊姫サマ、ココノトコロ、スッカリ穏ヤカニ……ヲ顔ガ優シクナッタヲ……ア、私ノ子供モ、ヲ腹蹴ッテル……ヲッヲッ♪)

イ級「ナンデアイツ、私タチニハ見向キモシナインダロウ」

ロ級「察シロ」

ハ級「私ラ、人型ジャナイシ」

イ級「デモホラ、装甲ヲ……コレヲ脱ゲバ――――」ズボッ



イ級「フゥ……チョット子供ッポイ容姿ダケド、結構自分デモイケテルッテ思ウノヨネ」

ロ級「ヤメロ。ソレハ超S級ノ秘匿事項ダ。人類ドモニ……自分達デ言ウノモナンダガ、コノトッテモ趣味ノ悪イゲテモノ装甲ノ内側ニ、美少女ガ潜ンデイルトイウノハ、隠シ通サネバナラナイ」ズボッ

ハ級「ソウダ、特ニ、アノ変態民族ニポーン人ニハナ……日本? アレハ素晴ラシイ国ダ。ナンセワタシタチトマトモニ海戦シテクレルカラナ。一緒ニシテハイケナイ。ナノニアノ『マジカルチ○ポ鎮守府』ノ奴ラトキタラ……』



ハ級「アイツラマジヤベーッテ。ナンデモカンデモ擬人化シヤガッテ。アイツラッテバ、マジデ未来ニ生キテルヨ」

イ級「ソ、ソレモソウダナ……私ラアンマリ強クナイシ、鹵獲サレテ人型ダッテバレタラ、アノ変態ニポーン人ノコトダ。私ラニ何ガ何デモエロイコトシヨウトスルニ違イナイ」

ロ級「ソウダ。ゼッタイ秘密ダ。鹵獲、モトイ拉致監禁サレテ、実験ヤラ試験ヤラト称シテ、コノロリボディヲ性欲ノハケ口ニサレテシマウ」

ハ級「ウン、ソウダ、内緒ダ」



吹雪提督「聞ぃ~たぁ~ぞぉ~~~~~~~……そして見たぞぉぉおおおおおお」



イ・ロ・ハ級「」


吹雪提督「俺の黄金の遺伝子よぉおおおおお!! このマジカルなチ○ポを伝ってぇええええ!!

     届けぇ!! 届けぇ! 精子よ届けぇええええ!! 美女・美少女・美幼女問わず無防備処女宮へと!

     君のやらしい子宮へとォ!! 滾れェエエエエエエエエエ!!」ズボッビュッ、ズボッビュッ、ズボッビュビュビュ




イ・ロ・ハ級「「「アヘェエエエエエエエエエエエエ♥」」」

提督「ところで、あー、チビ深海棲艦どもさぁ……おまえらって体温メチャ低いけど、中はむしろ人よりやや熱めなのな? 40度ぐらいあんぞこれ。うわ、めっちゃ熱……なんか新鮮っつーか刺激ツエーな」

イ級「ダ、ダッテ、海ノ中、冷タイシ……ワ、ワタシタチハ、コウイウカラダノ造リニ、ナッテ、ンァアアアッ♥ ウ、動クナァッ♥」

提督「よく言うぜ、熱っちい膣肉キュウキュウ言わせてやがる癖によ。なんだ、このこなれた娼婦みてえなマ○コ? うねうねぐじゅぐじゅして、メチャクチャ子宮降りてきてんじゃんか」

ロ級「ショ、ショレハッ、ショレハァッ♥ オ、オマエガッ、コンナ、イ、イヤラシイコト、スルカラァッ♥」

提督「あーすっげ……ち○ぽ溶けそう……そのくせひんやりした肌すっげえきめ細かくて触り心地いいな。ん? ちょっとヌラヌラした汗でてんぞ?」


 美少女の気配を察した提督のちょっとしたマジカルチ○ポ連結システムの応用により、空間を跳躍した提督――――その光速の三連突き(特濃射精付き)により、実は美少女が装甲内部に潜んでいるイ級・ロ級・ハ級は全員が「イキュゥウウウウ♥」となって孕んだ。ワザマエ。

 そしてモニタ向こう側の住人にもそれがとうとうバレてしまった。深海勢を解禁した時に安価がどうなってしまうのかが見ものである。

 なお生まれる子供が全員艦娘となるとは夢にも思っていないもよう。赤城の幼生を生んだ空母棲姫は悲惨である。

 深海に王が生まれた。

 後に『ゴッドハンド』と呼ばれる五人の深海棲艦と人類(提督)の合いの子――――深海棲艦の王族である。


赤城(幼生)「私は空腹です。馳走(ボーキ)を用意せい」


 通称『暴姫(ボーキ)』、赤城棲姫の爆誕である。そのまま膣奥に籠っていてくれないか!? あっ!? 膣奥って陸奥に似てる! そら火遊び楽しいわな! せやろ!?

 かくして「戦争やってる場合じゃねえ」と育児休暇的な停戦により、日本はつかの間の平和を甘受することとなる。日本はね。ニポーン? 修羅の国だよ相変わらずね。

 艦娘保有国たる日本とドンパチやってられないので、その近くて遠いお国を攻め始めた深海棲艦の軍勢。具体名は避けよう。

 なんでも独自の精神病を潜在的に患ってるのが国民の九割九分を占めるという土民国家らしい。世界中から嫌われてるから深海棲艦としても攻めやすいとか。

 イ級らを始めとする深海棲艦の下っ端が群れを成して侵攻開始し、金目のものを色々奪ってみたが、案の定どこの国からも文句は出なかった。そこの国を除いて。国? 国ってなんだったっけ? 村のこと? 

 日本にも救援要請があったらしいが、あくまでも「らしい」だ。日本は特定の国家に対しては鎖国状態に入ったため、そんな公式記録はありませんねえ。イアンプ(イアン・ソープランドの略)のようにな。


 ところで生まれた子たちは意外に常識人な深海棲艦たちに「子供ニ罪ハ無イ」と大事に育てられる。

 すくすく成長した彼女たちは深海棲艦たちと対話による理解を深め、人類との融和のために頑張っていくのだ。ところでこの時期には土民国家が干上がっていたので、もはや日本との戦争再開か融和かしか選択肢がなかったとも言える。


赤城(成体)「でもあのマジカルチ〇ポは殺しましょう。母をヤリ捨てし、多くの深海棲艦をヤリ捨てし、認知もしないままにおめおめと生き延びて言語道断なハーレムを築くあの男だけは」

空母棲姫「ヤメテ!? アンナンデモ、貴女ノオ父サンヨ!」

赤城(成体)「嫌です。やめてくださいお母さん。あんなのが私の遺伝子提供元だとは思いたくない……!」

空母棲姫「イイエ、貴女ハアノ人ノ子ヨ! ダッテ貴女ニモ、トッテモ『マジカル』ナオマ〇コガ――――」

赤城(成体)「やめろっつってんだろ(震え声)」


 かくして深海棲艦の勢力はガタガタだ。そのガタガタする音は寝具がギシギシと軋む音に似ている。


 北方水姫が北方妊姫(ポコポコ孕んで派手に破水)に。

 吹雪提督評は「特に感想ってほど感想はねえ。だってすぐ孕んで安定期までお預けだもの。まあその分、次に犯るときの間隔があるからセックスが新鮮」と、安定期に入るまでは不可侵という意外な紳士っぷりが判明するのだが、紳士とは何だったんだろう。狼少年的な立ち位置にある吹雪提督であった。


 離島棲鬼が離島妊鬼(アクメ失神)に。

 吹雪提督評では「コイツすぐイキやがるおもしれーwwwww」とのこと。自分よりもはるかに速くイく女を犯すのは楽しかろう? 実際面白いんだこれが。

 入れたまんまで動かないでいるとうぞうぞ絡みついてきてな。こっちの首に手を回してキス強請ってくる感じなのよ。もーそのまま抱きしめてるだけでもイイし、どちゃくそに腰振って犯すのもサイコー。


 港湾棲姫が肛マ〇妊姫(どっちも調教済みの意)に。

 吹雪提督評では「イラマさせづれえ。あのツノ邪魔。仰向けに寝かせて強制喉イラマはかなりイイ。つーかその欠点さしおいてもあいつフェラがクッソうめえ。あんな不便な手のせいか、他のところが上手に使えるようになったのかねえ?(愉悦)」とのこと。もう笑うしかねえ。


 飛行場棲姫が卑行場妊姫(ド淫乱)に。

 吹雪提督評では「一回目以降は定期的にやってきては奉仕して帰ってく。マジチ〇ポに弱いわアイツ(ダブルミーニング)」とかかなり冷静な評価がむしろ残酷である。


 重巡棲姫は従順性器(とても欲望に正直)というひでえ字面に。

 吹雪提督評では「左のツノが長めだから、しゃぶらせながら上手い角度で引っ張ると歯磨きフェラが頗る。飛行場棲姫の対抗馬ってところか」とのこと。性器とは口マ〇コのことらしい。悪魔かこいつは。そら妊姫になれませんわー。ファーwwww


 泊地棲姫が白恥妊姫(ガンギマリ)になった。

 吹雪提督評では「こいつやたら精液飲みたがるんだよな。最初は膣内射精嫌がってんのかと思ったら、ひたすら精液フェチなだけだった。なんか全身ドロドロになるまでブッかけられると俺が達してくれた証に包まれてる感じで達成感パナイんだと。ぶっかけも膣内射精も大好きで正直引くわー」とのこと。どんな変態でもコイツにだけは引かれたくないと思う。


 泊地水鬼は白恥破水姫(また孕んだ)になった。

 「もう飛べないって? トべよぉおおおおおおお!!」と彼女を幾度となく絶頂という名の空へフェラウェーイwwwwさせるようです。心なしか嬉しそうな泊地水鬼は吹雪提督に一目惚れ勢だった。


 南方戦棲姫が淫行戦妊姫(超絶テク)に。

 吹雪提督評では「騎乗位がやべえ。マジ上手い。あの勝ち誇ったツラが地味にイラッとして気にくわないが、本気出してイカせてやった時の達成感がイイね! あと五十鈴っぽい!」とのこと。


 中間棲姫が中出妊姫(精液狂い)というもはや原型が残っていない名前のアヘ状態に。

 空母棲姫がそのまんま空母妊姫になったり。

 吹雪提督曰く「耳元で「慢心」って呟くと面白いぐらい怯えた顔して雌啼きする。かなりイイわ」らしいですよ。卑のカタマリとなって自分が沈んでしまうんですね分かります。


 リコリス棲姫はシコ膣性器というもはや文字数しか合ってない風評被害に遭う。

 吹雪提督評は「膣襞うねうねぐねぐねで、口では嫌がってても膣肉がチ○ポの形に合わせて隙間なくみっちり締め付けてくるやらしーモン持ってる。具合の悦びっぷりから強がってるのバレバレで、陵辱のスパイスにしかならねえ。いいね。良い味付けだ。定期的に使いたいから孕ませんどこ……」とのことでマジカルペッサリー無双。リコリスは泣いていい。


 護衛棲姫は午眠妊姫に。

 吹雪提督曰く「ヤッてると程なくして失神して、その時の記憶無くすんだよねコイツ。あって犯すたびに処女喪失したと勘違いして毎回いろんなバリエーションで泣くんだわ。とっくに非処女なのにな。面白い」


 もはや棲鬼っていうか性器だし、棲姫っていうよりは泡姫だな。しかもコアな性癖の。

 港湾。 こうわん。 こーわん。 わんこ。 ワンコ。 ○ンコ。

 なんであえてそこの文字を伏せた! 言え!


 マ○コ。


 すりかえるためですか!


 マとワを――――すり替えておくためさ!(集中線) 輪姦することをマワすと呼ぶぐらいだからマとワは互換性があるんだ。(説得力追加投下)

 だから白露型は淫乱だ。

 そうさ……いつもの謎の――――説得力さ!(集中線)

 だから港湾棲姫はマ○コ性器だ。ダブルミーニングだ。いつものだ。


 だけどね、そんなゴリ押しする必要もなく彼女たちを性の奴隷に堕としちゃう、魔法の説得力があるんだよ。

 棲姫って「せいき」って読むよね。

 棲姫⇒せいき⇒性器。おわかりいただけただろうか。それともまだおわかりいただけないのだろうか。


吹雪提督「おっ、戦艦マ〇コやんけ! ハメたろ!」

戦艦性器(棲姫)「」


 この男の頭の中には何もない。チ〇ポに脳味噌があるからだ。いや、むしろ脳味噌がチ○ポだ。

 海綿体と海馬という、その名に共に海を有するが故にこそ謎の説得力を適応させられるという訳よ、フフフ。だんだん苦しくなってきたぞフフフ。馬鹿じゃねえのこいつフフフ。

 さて、女とあらば『同意がなくったって同意にして食っちまうんだぜ』な吹雪提督だが、実はかなりお気に入りの深海棲艦がいる。


吹雪提督「卑の……カタマリとなって……(快楽の海に)沈んでしまえ……!」←例のポーズキメながら

空母棲姫「オ、オマエノセイデ! 私ハイヤラシイ痴女キャラニサレ、んぅぅううううううっ♥」


 空母棲姫であった。 赤城と加賀のマ〇コのいいとこどりみたいな膣内形状をしている空母棲姫は、己のキメ台詞を極悪に改変された台詞を吐かれながら犯される。

 しかもその全てを全国ネット配信されている。有料だ。海外に拠点作ってAV会社立ち上げてやがるこの野郎。

 もちろんモザイク無し、ゴム無し膣内射精でお掃除フェラまで強制される。

 真に迫る悔しげな表情での上目遣いフェラに定評があり、恐ろしい人気を博しているのだが――――ごめんなさいね、演技じゃないんですよこれ。

 吹雪提督はこんなんだから海軍内でおっそろしく評判が悪いが、一般からのウケは悪くない。

 だって誰も提督だなんて思ってないもの。シコリティの高いAVを配信する監督兼男優だと思われてるし、そもそも出演する子は艦娘コスの一般人だと思われてるし、空母棲姫も深海棲艦コスのAV嬢だと思われていた。

 なお女優の本名は誰も知らない。当たり前だ。本当の艦娘や深海棲艦だなんて誰も思ってない。知ってるのは海軍でも上層部だけだ。そして上層部の中でもこのAVのファンがいるのだからもう大本営はダメかもわからんね。

 さておき、吹雪提督が青葉らに命じて撮影させる、これらの深海棲艦凌辱動画は、物凄くクォリティの高いレイプ雌堕ち動画だと思われている。残当であった。

 主演女優は誰も彼もが極上の外見に、精度の高いコスチュームに、リアルな艤装や砲火のCGは実写さながらだ。AVにあまり興味のない一般ユーザーや女性ユーザーも視聴するほどのド迫力である。


 ――――実写だよ。本物の深海棲艦だしマジで海の上で戦ってるからね。


 海面に立ち、野生の肉食獣のような躍動感溢れる戦いっぷりを見せる吹雪提督の白熱のアクションは、さながら芸術の域にまで高めた武を振るう武人の如き洗練された所作である。


 ――――もちろんはめ込みCG合成だと思われている。海面に立てる人間なんて、人類はジョー〇ターの血族ぐらいしか知らない。ツェペリ? ああ、滅んだよあいつら。ブリテンのようにな。そういう運命にあるんだあいつら。


 提督に敗北し、はだけた胸元を押さえながら「クッ……殺セ!」という定番ながらも王道の台詞チョイスセンス、その際の声質や表情、真に迫る空母棲姫に扮する女優の演技力は高い評価を受けている。


 ――――なんせ演技じゃないからね。素でその台詞チョイスしたからね。迫真じゃなくて真実だからね。本物の空母棲姫だからね? 本物の空母棲姫の性器だからね?


 服をむしり取られる際の抵抗や、暴かれた色彩のない肢体、その胸の先に浮かぶ見事なピンク色の鮮やかさは思わず生唾を飲むほどに美しい。

 それを提督の無遠慮な視線でなぞり弄ばれる際の羞恥に染まる肌や、悔し気な顔のシコリティの高さ。


 ――――だから演技じゃねえんだよ。聞けよ。ナレーションさんの声を聞けよ。崇めろよ。拝めよ。奉れよ。いあいあって言えよ。


 惜しむらくはレイプなのに挿入されるとどんどん演技力が削り取られ、女の本能剥き出しにチ〇ポに夢中になるところである。


 ――――それがまたいいという視聴者もいるが、くどいようだが演技じゃないんだよ聞けよ。マジでチ○ポに堕とされてんだよ。相手がマジカルチ○ポとはいえ本気でレイプで感じちゃうって悲惨なんだぞっておい聞けっつってんだろ。いつだってナレーションさんはおまえの耳元にいるぞ。


 だって動画の前半では、息を呑むほどの臨場感に溢れる海戦シーンがあり、濡れ場となるや深海棲艦がドン引きするほど抵抗してるのに、チ〇ポ入れられた途端にメス顔さらすんだから「あ、なんだAVか」と目の肥えた人ほど騙される。

 が、「でも……なんか真に迫る感じがあって、すごく興奮するなこれ……」と生唾ゴクリなのだ。マジカルチ〇ポの神髄、此処にあり。

 そのせいで本物レイプ動画だと認識されないのは幸か不幸か。多分幸である。ガチモンだとバレたら特定班が動き出し、身バレするのも時間の問題である。


 「レイプされてあそこまで感じる女はいねーべwwwまあルックスいいしハメられるまでの流れがマジで本気の抵抗っぽくて最高だし、なによりハメてるところ超エロいからいいんだけど、画竜点睛を欠くっつーか(ry」などと玄人めいた評論家気取りがしばしば掲示板に感想を書くものの、マジカルチ〇ポゆえに起こっている現象であり、本当にレイプされてるんだよ。強制和姦にされてるだけで。誰か助けたげなさい。

 「散々膣内射精されたあと、破かれた服の残骸で胸元隠して、精液溢れてる股間をぼろ切れみたいになった服で押さえながら、よろよろと水平線に消えていくシーン、なんか物哀しいようですっげえエロくね?」とかフェチい視聴者もいる。性癖のミックスパイである。

 「オッパイもマ〇コもメチャクチャ綺麗だな。こなれてないっつーか、女優さんもなんか世間ズレしてねっつーか、遊んでない感じっつーか、ついこないだまで処女だったみたいな」―――この視聴者を呼べ。慧眼だ。


 今日もネット掲示板では「神動画キタコレ」「顧客が本当に求めていたもの」「ブッキーさんの新作AVやっぱいいわ^~」「チ〇ポ入れられた瞬間の、一瞬何をされてるか理解できない表情から一瞬で泣き出す寸前になる変化がぐうシコ」

 「つーかクーボ・セーキちゃん、相変わらずすっげー体。そのくせサイボーグめいた作り物っぽさがないのがポイント高いよね。めっちゃ肌白。どこの国籍の外人さんかな?」

 「あの乳は本物。シリコンなんかじゃねえ。揉まれてる時の動画見た? アレだけでヌケるわ」「監督さん相変わらず早いのなwww汁すっげえ多いしwwwwんで抜かず10発とかwwwwバッケモンだコイツwwww」などと盛り上がっている。

 「十人分の汁男優兼本番AV男優も兼ね、しかも監督とかどんだけのマルチプレイヤーよ」

 「ところでブルーレイの特典映像見た? クーボ・セーキちゃんの膣内構造大辞典に解説映像と、膣内断面図付きの全編映像入ってんぞ。チ〇ポハメてる時のウネウネ具合とかマジで目に毒。はめ込みCGだろうけど、すっげえシコいぜ」

 「ですよね。俺はもうこの特典映像でしか抜けなくなりました。子宮に精液が流れ込んでくところがホントエロくてさあ……」

 「情報だけは先に聞いててな。リアル断面図とか人類には早すぎると思っていたが、実際に見て人類始まったなって思ったわ」

 「マジだ……なにこれ卑猥……男優がイくのに合わせて完全に搾り取る動きしてやがrうっ」

 「ヌキながら書き込んでんじゃねーよカスgうっ」


 すいません、それはめ込みじゃなくてガチで透視してる断面図なんですよ。特製デュアルレンズのカメラで通常の映像と断面図映像のダブル撮影ができるというスグレモノで、明石さんの巧みのお仕事が光ります。産毛の一本すら生えていない女性器にブチ込まれてるところを超接写で晒され、何度も何度も膣内射精をキメられてイくの我慢するが無駄なあがきである。

 むしろ耐えれば耐えるだけどんどん雌の本能が掻き立てられる様を見せつける結果となり「おいおい、あの女優ガチで感じてやがるぜ」と謎の玄人集団が生唾呑み込んで「あの女優、天性の淫乱だわ」と淫乱女認定される。

 たまに人間の姿に擬態して陸上偵察を行う深海棲艦勢であったが、空母棲姫は更に変装までしなければならなくなったという。一度、そのまま人間形態で陸地に潜入したら、一般人にまで「あの人ってホラ、この動画の……」みたいにニタニタした目で見られてしまったという。

 ナレーションは実況が楽しくて片腹大激痛の一方で酒が超うめえwwwwやめられないとまらないwwwwやっぱブッキー提督の実況がいっちゃん楽しいわ。

 そう――――高度にハッテンしたチ○ポは魔法と区別がつかないのである。確か高名な作家が……確かえすえ……SM的な芸風だった筈……そう、彼がそう言ってた気がする。

 うろ覚えだが大体合ってる筈だ。嘘じゃない。多分だから嘘ではないし個人名は出してないから名誉棄損には当たらない。トラストミー・読者。フォーギブミー・エロい人。

 エムがエフだった気もするが『ム』と『フ』をすり替えておけば問題あるまい。続けて読むとムフとなってなんだかとてもあ○゛ち充っぽいところも素敵だ。


吹雪提督「超優秀なカメラマン兼、ハメ・愛人(ラマン)」


 おもんない!


青葉「や、やくしょく、どおりっ♥ い、いっぱい、撮りまふぃたっ♥ だ、だからっ、こ、今夜は、ず、ずっと、あ、あおばをっ♥」

吹雪提督「いいよー。一晩中楽しもう」

青葉「や、やったぁ! きょーしゅくですっ♥ あ、あのっ、が、ガサもっ、お手伝いしてくれましたからその、い、一緒にっ♥」

吹雪提督「好きにしろ。そもチケット使うならシチュも人数も可能な限り融通してやんよ」

衣笠「っ………♥」モジモジ

青葉「っ、あ、ああっ♥ も、もう青葉、じっとしてられないよぉっ……司令官、は、早く、早く、青葉とガサにぃっ……♥」


吹雪提督「スティッキィ・フィンガーズ」


 提督はズボンのジッパーをおろした。ボロン。

 【青葉は】ジャーナリストとしての魂をチ〇ポに売る【いつも通り】

 青葉は提督の悪趣味AV風配信の撮影報酬として、そのほとんどで『提督との夜明けの珈琲カード-ALLTIME(桜ホロ)』を要求する。

 このチケットを使うと提督をいつでもどこでも一晩独り占めにできる。というかセックスで好きなシチュで犯ってくれるというチケットである。参加する人数も提督が可能な限り要望を聞いてくれる。

 同じカードでもランクがあり、コモン・スーパーコモン・レア・スーパーレア・ホロ・スーパーホロ・SSホロ(通称桜ホロ)。

 カードを用いて提督を予約するわけだが、ブッキングした場合はより上位か、より価値が高くなるように多くのカードを提示した相手に権利が得られるという仕組みだ。

 なお各カードは5枚集めれば上位のカードに交換可能である。明石のアイテム屋は今日も大繁盛だ。吹雪提督のところの明石は超イイ性格をしていて、ナレーションさんお気に入りのゲッスである。明石様は本当に頭の良いお方。

 二人きりでのラブラブセックスを望む艦娘もいるが、こうして姉妹艦を呼んでの乱交パーティ風味での一夜を望むものも少なくない。一人だと身が持たない子も姉妹や仲の良い艦娘を呼ぶ傾向にある。

 吹雪提督旗下の艦娘にとっては喉から手が出るほど欲しいチケットである。特に「夜明けの珈琲」シリーズはコモンカードでも希少である。そう――――色々と種類があるのだ。

 「MVPのご褒美に間宮券? そんなのいいからチ〇ポカード出せよ!」って具合の。間宮は顔中をくしゃくしゃにして泣いていい。ここの間宮は恐らく全ルート内でもっとも不遇である。多分マミヤって言葉の響きが祟っている。間宮……どこまでも哀れな女よ。

 吹雪提督の身体は一つである。故にマジカルチ〇ポファンネルをひらめいたのだが、彼に気づかれてはならない。


五月雨提督「…………」


 体を増やせばいいんじゃないか、という発想に至ったこの男の存在を。


 バレたら吹雪提督はもちろん、他の提督も文字通り「殺してでも奪い取る」を選択するだろう。影分身は数ある固有奥義の中でもレアであり、類を見ないチートである。

 艦娘の多くは張り切る。表向きでは興味なさそうに振る舞ったり、提督を窘めようとする子や素直になれない子も、影では努力を怠らないのだ。

 努力ってなんだ? 努力は努力である。

 努力とは――――女の又に力を入れる行為のこと。

 そうだ。力を入れたい。出来れば♂迎え入れた状態で力入れたい。そうよね、だって気持ちいいもん!

 …………ど、努力だぁあああああ!(強弁)


 怒りとは何だ?

 女の又に心を奪われること。

 ……なんてこった、怒りってのは愛から生まれた言葉だったのか。(狂気)


 愛から女の又によって心を奪われると受けになってしまい、寝取られた女の又に心が宿って、「怒」りが芽生えるわけだな。


 



 かくして人生エンジョイしている吹雪提督であった。ナレーションさんの次にな。ナレーションさんは人生っつーか神生だけどな。真性? 誰だ今ナマ言った奴はワハハ。


 ――――前に出ろ。発狂させんぞ。


 なおこの後もメチャクチャほっぽは犯され、邪神の介入を疑うほど計ったようなタイミングで陣痛に見舞われた。神通もまたしぶしぶ花束以て「オメデトウゴザイマス」と深海勢も底冷えする深海弁でのご祝儀である。

 酷い邪神もいたもんですねえ。

 『マジカルお迎え棒』という世界中の小児科医が助走つけて跳躍し、ゲイボルグ風にメスをブン投げてダイナミック帝王切開してくるであろう、『母子ともに健康な出産成功率100%をお約束』という分かりやすい奥義に加え、明石という助産婦の手を借りて鎮守府で出産する破目になったのである。

 どうせ投げるならメスじゃなくて雌にして欲しいものです。

 以後、赤ん坊を胸に抱きながら「認知シロッテ、イッテルノ…………認知ィッ! オイテケ! 養育費オイテケッ!」と提督に親子関係肯定を迫ると共に婚姻届を突き出すようになり、紆余曲折を経てケッコンすることになるのは別の話。


 戦争終了――――深海棲艦の勝利である。


 これから人類は戦争にかかる軍費に加え、莫大な養育費をも捻出せねばならなくなったのだ。踏み倒すなんて人の道を外れたことはとてもできなかった。

 その背後には「おめーらが代わりに払ってくれよ。嫌か? 嫌ならおまえの母や妻や娘を俺のチ○ポの……」などと言語道断なことを抜かしながら股間の逸物をブルンブルンさせる酷い奴がいたという。

 前門の深海棲艦。

 肛門、もとい後門のチ○ポ。

 ―――――二方向しか塞がれてないのに八方塞がりな雰囲気だし、だけど三穴っぽい感じもするし、深海棲艦よりチ○ポの脅威度の方がヤバいという泣きたくなるような事態だった。

 これから人類はどうなってしまうのか……。

 それはまだ……混沌の中……。

 それが―――――マジカルチ〇ポ吹雪鎮守府!!




電提督「ちょっとあのロリのなんたるかが分からん愚物、もとい吹雪提督殺してくる。いや、性転換+若返りさせるか。あれほどの素体ならば、いいマジカルロリマ〇コになるだろうよ」

五月雨提督「おいばかやめろ」



【姦】


※た、ただいま


【本日の即堕ち二コマ艦娘~黒潮~】


【before】


 黒潮は資材回収のための遠征に出ていた――――表向きは。

 その遠征の目的は、自身の第二改装。そう、待ちに待った改二である。


黒潮(親潮はん、驚くやろなあ)


 黒潮はとうとう改二となった。

 先日の陽炎、そして不知火に次ぐ、陽炎型では三番目となる改二実装である。

 そのお披露目は最愛の妹にして親友でもある――――親潮には内緒にしていた。


黒潮(気づいてくれるかなあ)


 艤装はともかく、制服にはさほど目に見えた変化はない。ただ、己の髪飾りだけはわかりやすく――――マスト型の髪留めに一新していた。

 再会した時を想い、少しだけ頬が熱くなり、とても胸の奥が温かくなった。きっと喜んでくれるだろう。

 彼女の事だ、大げさに恐縮しながら「光栄です」なんて言いそうな気もする。

 そんな想像をしながら足取りも軽く、無事に改二実装を終えた黒潮は、自室に続く寮の廊下を歩き――――。



黒潮(―――――――――、―――――――――――!)



 否、走っていた。



黒潮(なんや……なんや、ようわからんけど――――なんだか、知らんけど!!)



 知らんけど?



黒潮(むっちゃイヤな予感がする……!!)



 ――――君のように勘のいい駆逐艦は………好きだよ。

 もう手遅れだからね。

 最後の角を曲がれば、自室の玄関。そんな時だった。



 悍ましい声が廊下の向こうから漏れ聞こえた。







「ぬぃーーーっひっひっひ!! ぬぅぃいいいいいーーーーーっひっひっひひひひひ!!」






 信じられるかこれ、笑い声なんだぜ。


「新たな同胞の誕生だぬい! 生まれたぬい! 生まれたぁあああああ!! NUWYYYYYYYYYY!!」


 ハンセンばりのぬいぬいポーズを決める謎の不審者……一体何炎型駆逐艦の何知火なんだ……?


「いいかも! うん……いいかも!! すっごくきもちよさそーです!!」


 最近オシャレに目覚めて可愛い水着姿を晒したこの子は、いつでもどこでも雪のように清らかでかわいいなあ。


「ええ、あれはたしかに気持ちいいわ! だけどハッキリ言って、妙高姉さんの憎悪の視線が最近怖いわ!! なんで!? こんなに気持ちいいんですよって報告してるだけなのに!!」


 煽んなや。


「はぁ……フツーに考えればそんなこと言われたら怒るに決まってるじゃん? 怒る怒る。あたし? あたしは………あい・あむ・フツー」


 フツーの子は万能な名器持ってないんですよ。ましてその年齢で。


「不通なんてとんでもないわ! これを見て!(明石さん謹製の隠しカメラの映像をタブレットからお届け) 姉さんったらもう提督をXX回も射精に導いたわ! いい締まりをしているのよ!」


 上手いこと言ったつもりかデカマラ好き。


「なんと……司令を、この短時間で!? それほどの手練手管を既に……きゃつめ、色事に天稟があるようだな……!!」


 お前は一体どういうポジなの? 提督を説得しに行ってすぐにチ○ポ堕ちした分際で?


「仮にも姉に向かってきゃつとはなんですか、きゃつとは……まあ私は胸やアナルも使えるので、もっと早く提督をお導きできますけど」


 何気に自分の武器を理解し始め、内心では姉妹たちに少し優越感を感じている子がいた。その胸部装甲は豊満であった。


「はー、羨ましいこって。このたにかz……げふんげふん、あ、わ……わ、私は、胸ちっちゃいからさ……体つきも貧相で、そういうのできねえけど……提督のやつ、そういうの恥ずかしがるところが、カワイイって、言うんだもんよ……変わりモンだぁね」


 丁改という改装を経てとみにメス臭い体つきになったせいで、誰も見たくないどころか『とんでもねえ、待ってたんだ(ニタリ)』と言われてハイエースされることしばしばな江戸っ子は、自分の一人称で詰まる意外な可愛らしさを見せていた。


「何を言いますか。胸の質量の多寡が性行為における絶対的な優位ではない。それを教えてくれたのは司令ではありませんか。貴女もそれを体に教え込まれたのでしょう? かく言うこののわk……わ、私もですが」


 提督からパクった虎徹を片手に襲撃かけた子ではあるが、今では立派な肉奴隷。そしてその僚艦もまた肉奴隷。


「あははー、そうだね。あたしも昔はちょこっとそれを気にしてたんだけど、恥ずかしがって隠そうとする仕草や表情がカワイイって、それに誰よりも上手に俺の上で踊れるまいかz……あ、あたしは素敵だって、そ、そんな風に褒めてもらえてからは自信ついちゃったよー」


 何故なら彼女もまた特別な肉奴隷だからです。


「そうじゃねえ……うちは逆におっきいのがちぃとコンプレックスじゃったんだけど……う、うちの胸、提督さんが……ああんもう、提督さんのえっちぃ……♥」


 ほぼ洗脳めいた思考誘導による初体験ではあったものの、今ではもう遠い昔の思い出なのだろう。あのーちつー、どこまでもー、エロかったー。


 ――――かくして。

 茶色い紙袋を被った、とても見慣れた制服に身を包む謎の宗教団体が部屋の前に陣取っていた。信望する神はきっとマーラの化身か何かだろう。

 イヤンイヤンと体をくねらせていたり、タブレットの映像に大興奮してたり、ぬいぬいと叫んでいたり、とてもフレッシュだ。

 紙袋をかぶっているからプライバシーは完全に保護されているという寸法よ。


黒潮(誰が誰だか丸わかりやっちゅーねん……!!)


 特定の何かを信仰しているからといって差別したがる人間は世の中には多い。そういうの良くないってナイアルラt……ナレーションさんは思うんです(><)

 だから『赤い線の入った黒い多面体』を拾った人は、それを覗き込んでみてください。望むものを見せてあげましょう。ナレーションさんを信じて!(∴)


黒潮(――――おどれらとは今日限りで縁を切ったる……!!)


 むしろ今までよく見捨てずにいたと深く感心するが、残念無念――――今日から姉妹としてより深く縁が結ばれたりするんだよなあ――――同じ竿的な意味で。


「このあきg……オークラせんせーもついさっきまで処女だったような気がしていたが、そんなことはなかったよ! 時系列がおかしいような気がするけれど、にゃん娘コスでラブチュッチュだった!」


 このナレーションさんもこのどっかのオークラせんせーの処女喪失は時系列的にこの後だった気もするがそんなことはなかったぜ!(お墨付き)


「はははは! やった! やったぞ!! また同胞が増えた!! 新たなる嵐の到来だぁーーーーッ! さあハゲ! 火を灯せぇ!!」


 なんでこの子だけ紙袋以外はキャストオフ全裸なの? ピンク色の意外なほど女を主張する乳首がたまらんですね。君もそう思うだろう、ハゲ?


「ハゲじゃありませんはg……とにかく、これであと少しですね」


 はg……謎の○炎型駆逐艦の?番艦が手に持っているのは、十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)。

 本数は恐らく、陽炎型駆逐艦十九姉妹をそれぞれ表しているのだろう。

 十九本中、十四本に火が灯っている。


黒潮「―――――? ……!?」


 黒潮は、気づいた。

 ――――実装されている陽炎型駆逐艦は現在十七隻。

 五番艦たる早潮、そして六番艦たる夏潮は未だ海域で発見されていない。

 そこに今、はぎかz……謎の痴女が、十五本目の蝋燭に火を灯そうとしていた。

 蝋燭の数が、姉妹の数を示しているとすれば。



 ――――灯った火は、何の暗示か。

 



黒潮「―――――ッ! 仕置きはあとや!! おどれら、そこをどきくされェ!! ぶちころがすぞォ!?」




 怒声を通り超え、もはや猿叫にも近しい喝破に、謎のナントカ炎型姉妹たちは、



(((((こわぁい)))))



 モーセの十戒にある海の如くに道を開けた。


【after】


 弾かれた砲丸のような勢いで黒潮が飛び込んだ自室――――大切な一人の妹とシェアしている、大切な場所。

 その寝室には淫靡にして世の汚猥を全て詰め込んだかのような光景が広がっている。

 清らかな体と心を持つ黒潮にとって、それはあまりにも冒涜的だった。


「っあ♥ んぶっ、んぐっ、んじゅる……ちゅぴ、ちゅぱ……じゅるっ、るろぉ……♥」


 やあお帰り。君の妹のカラダの具合は最高だよ――――爽やかに白い歯を輝かせて屑(クズ)が謳う。


 力なく仰向けにベッドに横たわる『誰か』の股座を押し広げ、粘っこい音を立てながら剛直を出し入れさせながら。


 改二実装が終わったんだね。とても大人っぽくなったな黒潮――――『誰か』を犯しながら、男は言う。


 卑猥な水音が聞こえる。その音の中には、黒潮が聞いたこともない――――だが聞き覚えのある面影を残した、甘い雌の声が混じっていた。

 唖然とベッドルームの入り口に立ち尽くす黒潮の視界の中で、『誰か』の白く長い脚が、男の腰の動きに合わせてかくかくと揺れていた。


 顔の見えない『誰か』の股座は、すでに何度も吐き出されたのであろう精液が、男根が抜き差しされる度にどぷどぷと音を立ててあふれ出していた――――精と混ざって桜色になった、彼女が純潔であった証と共に。

 ベッドの隅には、くしゃくしゃに丸めて捨てられるゴミ屑のように放り出された、誰かの『黒い』下着。

 黒潮自身や、そして姉たちとお揃いの黒いベストと、姉妹では唯一お揃いの、『青い』リボンも脱ぎ散らかされており。

 その傍らには―――――お揃いにしてもらった『マスト型』の髪留め。
 


「あ………ぁ、あ………」



 黒潮は悟った。悟りたくなかった。

 本当は部屋に入る前からわかっていた。わかりたくなかった。

 だけど、全ては遅かったのだ。全てつかみ損ねた、と。



 ――――親潮が輪姦されていた。



 睦み合いと呼ぶには傍若無人。

 されど凌辱と呼ぶには――――その喘ぎ声はあまりにも淫蕩に過ぎていた。

 とても信じられないことだったが、黒潮には、親潮が望んでそれを受け入れているようにも見えた。



 お口の具合も最高だな。知ってるかい黒潮、この子最初っからこんなに下品なフェラができたんだよ――――これまた爽やかに白い歯を輝かせて当然のように分身している塵(ゴミ)が謳う。


 白い喉元を惜しげもなく晒しながら膣の快楽に喘ぐ親潮の口に、分身したもう一人の提督が肉茎を押し込んでいた。仰向けイラマである。

 あどけなさの残る親潮の鼻先に陰嚢を叩き付けるようにして、腰を前後させていた。

 あんなにも叩きつけられるように喉奥を突かれて、親潮は苦しくないのだろうか、と―――黒潮のぐちゃぐちゃになった思考の端に、そんな的外れな疑問が浮かんだ。

 黒潮の視点からは、その表情はうかがえない。だが、提督の体の陰でちらちらと見え隠れする親潮の口元では、桜色の舌が小刻みに肉竿を這うように動いていた。



「お、おやし、お……はん?」



 恐る恐る一歩を踏み出し、声をかける。

 だが親潮に反応はない。ただ一心不乱に男根をしゃぶり、膣を締め付けて雌の声を上げる。


 更に一歩、もう一歩と親潮に近づくと、次第にその様子が、輪郭が、彼女がどんな表情をしているかまで、見て取れるようになった―――そんな折だ。


「んっ、んぶぅっ♥ んぶ、じゅ……♥ ん、ん、んんんんーーーーーーッ♥」


 親潮を犯す二人の提督の腰が小刻みに身震いすると、親潮の体がひときわ大きく震え、足の指先が張り詰めた。


 ――――ふう。ちゃんとコッチがイくのに合わせてイケるようになっちゃったなあ、親潮?

 ――――ほとんど意識ないだろうにな。それでもしっかりチ○ポの世話はしてくれるんだから、大したもんだよ。


 足が止まった黒潮は茫然としたまま、二人の提督がそう口にするのを聞いていた。

 目の前にある出来事が、まるで現実のようで現実味がない。


 ――――さあ、親潮。黒潮にオンナになったところをよく見てもらおうっか。


 そう言うと提督は親潮の体を持ち上げ、その股を大きく左右に開かせる。動力のなくなった人形のような親潮の体は、されるがままにぐったりとしていた。

 陽炎型姉妹の中でも、比較的女性的な成長が著しい親潮の体―――成熟した女性のそれには及ばぬものの、メリハリのあるしなやかな体つきをしていることは、入浴時の機会に黒潮も何度もお目にかかっていた。


『親潮はんは女らしい体つきしとるねえ、張りのある黒髪にぃ、真っ白い肌ぁ~……ぐへへ~、お嬢ちゃんいくらや~~~おいちゃんは金持ちやで~~~なんちゃって』


 そんな風に悪ふざけして胸や尻を揉むと、顔を真っ赤にした親潮が『だ、駄目ですよ、黒潮さん』と柳眉を上げて嗜めるように叱って来た。

 自分にはない張りと、ボリュームのある柔らかさを備えた肉の感触に『親潮はんをヨメに貰う旦那はんは幸せ者やなぁ~』と、更に悪ふざけして、更に怒られたこと――――。


『もう、黒潮さんったら……でも、黒潮さんの艶々の黒髪や、透き通るように白い肌も、同じ女の子としては羨ましいですよ』


 そんな言葉の反撃を受けて、不覚にも赤面してしまったこと。

 何故か、そんなことを思い出した。


 ――――あんまり親潮が気持ち良かったもんだから、ちょっと無理させちゃったよ。二十回以上膣内に射精しちゃった。

 ――――でもほら、見てみろよコレ。エッロいだろ?


 そんな言葉が、黒潮の意識を現実へと引き戻す。先ほどまで膣内に射精された精液が、ぱっくりと口を開き切った桜色の膣口からどんどん流れ出てきた。

 提督が前述したとおり、ほとんど意識がないのだろう。焦点の合わない胡乱な瞳に、荒い吐息。

 それでも夢見心地のままで、男根が未だ『そこ』にあるかのように舌を伸ばしては蠢かせ、膣襞をぴくぴくと痙攣させている。意識のあるうちに散々に仕込まれたことが伺える。


 ――――すごいだろ? ここまで仕込むのに一時間もかからなかったんだ。

 ――――えっちの才能あるねえ、親潮。聞こえてる? 聞こえてないかあ。


 その証左とばかりに、親潮のザーメンまみれの口元も、精にまみれた膣口も、未だそこに男根があるかのように媚びた動きをしてみせた。

 情欲に乱れ切った肌は桜色に染まり、ところどころに精液が飛び散っている。

 御揃いの黒髪にも。しっとりと吸い付くような柔肌にも。半ば渇いて固まり、張り付いている痕跡もあった。何時間犯されたら、こんなにも大量の精液が渇いて上書きされるのだろうか。

 かつて黒潮が悪ふざけして触った胸と尻にも、雫のように精液が飛び散っている。

 黒潮が知らないのは、その顔だ。


 見たことのない『女として』の親潮の顔。


 その姿に、黒潮は――――酷く感情が揺さぶられた。きっとその感情は、怒りでなくてはならないのだろう。

 だけど、黒潮の心に到来するそれは、もっと悍ましいものだった。



 その感情を自覚するか否か、そんな絶妙なタイミングのことだった。


 どうしたんだい、黒潮? ひょっとして妹に先を越されてショックなのかな――――じゃあ、君も混ぜてあげよう。


 その声は、黒潮の耳元から響いた。


「ッ――――あっ!?」


 ドン、と力強く前へと突き飛ばされる。空白になった意識の中で、黒潮は言語化できないままに理解した。提督は、二人だけじゃなかった。三人目、あるいはもっと――――この部屋にいる。

 ベッドの縁に膝を取られ、黒潮の体はそのまま親潮の腹に飛び込むように倒れた。


「…………ぁ、あ…………?」


 その衝撃のためか、親潮の胡乱な瞳に、光が灯る。親潮と目が合った黒潮は、何一つ自分が悪いことをしていないのに、酷い罪悪感に襲われた。見てはいけないものを見てしまったような、そんな気分だった。

 硬直する黒潮の体。その背後から提督がのしかかり、黒潮のスカートをまくり上げる。下着をずるりと――――何故か脱がされる時、とても粘着質な音がした。


 ――――なんだ、もうこんなに濡れてるのか。じゃあ、前戯はいらないか?

 ――――ああ、待ちきれないみたいだしな。すぐにブチこんであげよう。


 その言葉で、黒潮は初めて自覚した。抵抗することも忘れて――――抵抗しない理由を、察して。


 ああ、そうか――――うちは。


 罪悪感の正体はそれだった。


 ――――うちは、御揃いになりたいんや。


 犯され、穢され、何度も何度も絶頂させられ、法悦の極致にその身を溺れさせたであろう親潮の姿を見て、黒潮は提督に対して怒りを示すべきだと思った。

 倫理観としては何も間違っていない。だが、黒潮の本音の部分は。


 ――――羨ましかった。妬ましかった。


 自分の方が姉なのに、より女性らしい性格と体を持つ、この親潮の事が。

 そんな親潮が自分に頼ってくれると、暗い優越感を覚えた。そんな自分に何度も何度も自己嫌悪を抱いた。

 同じ女だから? 同じ姉妹だから?

 それもある。だけど、本質的なところで似通っているこの二人は、きっと互いに気づいていた。

 同じ男の事が、好きなんだと。


 ――――だけど、そういう汚い感情もひっくるめて、うちは親潮はんの事が好きだった。


 姉妹として。友人として。だから。


 ――――こんなのは駄目や。


 もう理性が僅かしか残っていないけれど、無駄なことかもしれないけれど。

 それでも、背後から己の貞操を奪おうとする相手に対しどんな思いを抱いていようと、姉として友人として、ささやかでも抵抗を示さねばならないと、ぎゅっとこぶしを握り締め――――。



「黒潮、さん……」


 その拳が、誰あろう目の前の妹――――親潮によって包み込むように握りしめられた。


「私も――――」


 私『も』――――後背位で、処女を捧げたんですよ。


「っ…………あ」

  ・ ・ ・
 「お揃いですね」と微笑みながら、親潮は手を伸ばし――――黒潮の髪飾りに、指が触れた。

 お揃いの、髪飾りに。

 優しく。

 愛おしげに。

 そして、僅かな嫉妬を滲ませて。


「っ、あ………あっ、ぐっ、ぁ……」


 ぶつり、と己の内側で何かがはじける痛みと共に、黒潮の視界が涙でにじんだ。握りしめた拳は、もう力が入らなかった。

 その直前に見えた親潮の表情は美しく、黒潮には一瞬だけ、在りし日の面影が戻ったように見えた。



……
………

………
……





http://www.youtube.com/watch?v=dQJtpMqf5Jk


 ―――――ところで提督のチ○ポはマジカルなのさ。知ってた? 知らない? 覚えてない? ほんとぉ?

 じゃあ思い出させてやるぜ!!


黒潮「んほぉぉおおおおおっ♥ おっ♥ おぉおっ♥」

親潮「あははっ……♥ 黒潮さん、こんなに舌出して……やっぱり、まるでサカりのついたわんちゃんみたいに喘ぐんですね…………あむ」

黒潮「ッ、ひっ、いっ、イッ、あっ♥ おや、しおっ、はんっ……らめ、らめぇっ♥ うちの、ちくびぃ……♥」

親潮「――――あは、黒潮さんかわいい。司令のチ○ポ、気持ちいいでしょう……? もっと夢中にさせてあげますね」


 バックで犯される黒潮が舌を出しながら喘ぎ狂う様を、黒潮と体を重ねるような体勢で下から覗き込みながら、親潮は黒潮の淡い色合いの乳首にあむあむと吸い付いた。

 赤ん坊が母乳をねだってすいつくような、先ほど提督に奉仕していた時とは比べものにならないほど稚拙なものであったが、既にイキッぱなしの黒潮にはたまらない。

 更に提督が親潮の攻勢に合わせて子宮孔をコツコツとリズミカルに突き上げるものだから、黒潮が思わずアヘ潮になってしまうのも是非もないよネ!


提督「おおーい、二人して盛り上がってないで提督たちのチ○ポ可愛がってくれよぅ。親潮の大好きなチ○ポありますよー。待ってる間に黒潮のマ〇コを使わせてやってくれよぉー、なぁー、頼むよぉー」


 黒潮を背後からずっぷしする提督以外にも、影分身した提督たちがベッドを取り囲んでいる。整理券付きで最後尾の看板を掲げる提督までいる。軽く十五人待ちぐらいであった。

 信じられるか? こいつら全員黒潮待ちなんだぜ。何回犯すつもりだ。


親潮「も、もう……勝手に使っちゃメッ、です。今は黒潮さんの番でしょう? ちゃんと黒潮さんを可愛がってくれないと、困ります。私と同じでずっと黒潮さんだって、本当は待ってたんですからね」

黒潮「か、勝手に、ひとのお○こ……ぉっ♥ ちゅ、つかうっ、つかわないっ、はなしっ、すなやぁっ……ぁんっ、んんんんぅ~~~~~ッ♥」

親潮「もう、イッちゃってるくせに、そんな憎まれ口……知ってるんですよ、黒潮さん。

   ――――毎晩オナニーしてたじゃないですか? 司令はん、司令はぁん……って切なそうにつぶやきながら……最後の方はおんおんと獣みたいに喘いでましたよ?」

黒潮「」


 【西軍・小早川殿!】 黒潮の心境 【う、裏切りーーーーーッ!】


提督「何ィ!? ひょっとして黒潮、おまえ俺のこと好きなのかァ!?」

黒潮「な、な、な」

親潮「もう……やっぱり気づいてなかったんですね、司令…………はい。私も黒潮さんも、司令の事をお慕いしていますよ。だから―――」


 親潮は年不相応な淫蕩さと、年相応な乙女の、相反する矛盾した魅力を内包させた笑みを浮かべながら、


親潮「末永く可愛がってくださいね―――――黒潮さんと私、お揃いで」

提督「がってん!! だがお揃いならお揃いにしてやらねえとな!!」

提督獣「OK! ブチコムゥ!」

提督ガイア「オルテガ! マッシュ! 二人にジェットストリームチ○ポをかけるぞ!!」

提督オルテガ「おっふ」

提督マッシュ「ぬふぅ」


 ただの二穴である。


黒潮「あっ、がっ♥ じ、じぬっ♥ イキじぬぅうううううううっ♥」

親潮「死ぬときは一緒ですよ、黒潮さ、んんんんんんんんんんんんっ♥」


 二人は潮キュア。

※十九本の蝋燭が立つ蝋台(メノラー)に、新たな火が灯った……。

 残る蝋燭は三本――――まあ実装されてない早潮と夏潮を除けば実質一本なんだけど――――是非もないよネ!!

 残る一本……いったい何炎なんだろう……。

 なおこの即堕ち時空は本編には(恐らく)影響のないものであり、この即堕ち時空に登場する謎の○炎型駆逐艦の制服を着たフレッシュな宗教団体およびその新人入狂者の人格や性癖といったキャラ付けが本編登場時に反映されることは(多分)御座いません。

 そしてこのSSに登場する人物は全員がX8歳以上だと断言しておこう。(Xが1とは言ってないし0じゃないとも言ってないが2という可能性はねーぞ?)

 トラストミー。嘘はついてない。嘘なんかつかなくても人は騙せるんだぞう。

 さておき、半端にスレが残ったのでオマケだ。

 
 ―――幕末の世。

 最狂と謳われた伝説の早抜き師、人呼んで『見抜き早漏斎』という男がいた。(口にするのも悍ましいという感じに関係者は語る)

 明治の世になってから、好みの女人を見かけるとそれとはなしに近づき、すれ違いざまに一閃―――ぶっかけて走り去っていくというおぞましい辻抜きの性犯罪者であったという。

 『雌かける精の気持ちいい』という、彼が中二病さながらの頭脳で独自に考案した見抜き術・卑天見抜き流の奥義だ。文法がおかしい。

 ポークビッツを取り出し、マスカキから射精に至るまでの一連の動作、その間、わずか1秒!

 なお彼は後に特に何かの偉業を残したわけでもなく、初犯にして程なくして捕縛された。うっわショボ。


ジェーン「どういうことなのかしら、ボブ?」

ボブ「簡単なことさ、ジェーン。つまりは射精ほど、彼の足は早くなかった……という話さ」

ジェーン「まあ、下品ねボブったら。でも……貴方よりは遅かったかもしれないわよ、ボブ?」

ボブ「おいおいジェーン、あんまり傷つくことを言わないでおくれよぉ。今夜は頑張るからサ!」


 HAHAHAHA!(アメリカンホームドラマ風)

 彼は筋骨隆々としたホモ臭い警官にハァハァ言われながら押さえ付けられながらも、必死で叫んだ。


『犯してないでござる、犯してないでござるぅ! ああ!? 獣めいた吐息が拙者の耳に!? 耳に! やべろぉ!? 舐めるなぁ!?

 なんで背後からカチャカチャと焦ってズボン脱ごうとしてるかのような音が聞こえるんでござるか!?

 拙者より遥かに立派なのが尻に! ああ! 尻にぃんほぉぉおおおおおお!! めざめりゅぅうううう♥』


 うんまあ犯してはいないね。確かにそうなんだけどもちろん誤用であり御用であった。二重の意味で。フタエノキワミアーーーー。犯してないけど犯していて、犯してないけど犯されたのだ。

 かくして早漏斎は初犯にして終身刑。なんせ獄中生活1日目にしてその生涯を終えたからな。斬新極まる終身刑だ。まっこと見事な変態であった。

 ――――享年28歳。不犯(おかさず)の誓いを破らぬ童貞であったという。だが非処女だったらしい。

 彼の死因は近年まで謎に包まれていた。

 『獄中でマスカキしすぎて栄養失調』とか

 『壁に空いた穴が女性器に見えてきて突っ込んだらもちろんただの穴でとなりの部屋にいたホモ囚人にチ○ポ噛み切られて失血死』とか。

 『ホモ臭い刑務官にケツを掘られて失血死』とか。

 『彼の尻が忘れられなかった警官が獄まで詰め寄りアッーーーーで失血死』

 ……など、とにかく失血死が主流論であった。

 他にも多くの憶測が精子のように飛び交っていたが、解析班が心底イヤそうにしぶしぶ調査した結果、意外な事実が判明――――ショック死であることが判明した。

 刑務官が『おい早漏斎。おまえが見抜きしてぶっかけた奴な――――女装した男だぞ』とバラしたことが原因であったという。


 HAHAHAHA!!(アメリカンホームドラマ風)

 完。


 『膣一文字』のチャラ楽チャラ之助や『オナニー犯臭』の卑乃森中出しさんや『雌・即・チ○ポ』の臭い亀頭はじめちゃんが出てくるまで書きたかったが、よく考えると埋めネタとはいえここは艦これスレだったしめんどくさくなってきたから即堕ち抜刀斎だ。

 ヒワイ・エキベンスタイル・雌をお取り寄せだ。リクエストだけ取っておく。

 堕ちろってんだよ!


 >>997

伊勢改二が別欄になってるの気になるから選んでみる
無効なら陽炎で

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年11月27日 (月) 01:33:52   ID: H-34vciP

頼むから、本当に、本当に、頼むから
旗風を可愛そうなことにするのはよしてくれぇぇえええええええええええええ(#゚Д゚)!!

どっかのマジカル持ちでも、良いから頼むから、慰めてやってください
まじで、お願いします!m(_ _)m

2 :  SS好きの774さん   2017年12月05日 (火) 21:37:40   ID: aeB17UUZ

急にシリアスになって草

3 :  SS好きの774さん   2017年12月09日 (土) 00:04:34   ID: LmsjUQAr

第二に転生できなくなったか、、

4 :  SS好きの774さん   2020年02月29日 (土) 22:06:44   ID: LU_e57Ln

見にくい

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