【安価】戯言遣い「依頼ですか?」 (17)


潤「おう。いーたん暇だろ?あたしの仕事ちょっと回してやろうと思ってさ」

戯言遣い「…そりゃどうも」


正直ありがた迷惑だった。

そもそも「あの」哀川さんへの
「人類最強の請負人」への依頼なんてぼくに務まるわけがないと思うのだけど


戯言遣い「してその依頼とは、どんな内容なのかは聞かせて貰えるんですよね?」

潤「うん、依頼内容は >>2


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498683726

死んだ奴が生き返っている心霊現象(?)の調査


戯言遣い「…死者が生き返る?」

馬鹿馬鹿しい、と言いそうになった

しかし自制する。

戯言遣い「でもまぁ、信じ難い話ですね」

潤「あたしも聞いた時には耳を疑ったぜ」

潤「そんなもんでまぁ、いーたんのところに話を持ってくる前に色々下調べしてみたんだが、どうも狂人の与太話ではなさそうなんだよな」

戯言遣い「なにか裏付けがあったんですか?」

潤「うーん、裏付けって言うには弱いけど、この現象を体験したやつは1人や2人じゃねーって話だ」

ふうん。

戯言遣い「…なるほど、確かにそれは「なにか」ありそうですね」

潤「そーなんだよ。しかも厄介なことに今回の仕事は完全オフラインだ」

…友の力も借りられない、ってことか

潤「てなわけで頼んだぜ」

戯言遣い「えっ?」

潤「地図と依頼書は玄関にぶん投げておいたから」

戯言遣い「いや」

潤「じゃあなー」ピューン

戯言遣い「……」


なんて可哀想なぼく。


戯言遣い「…わかりましたよ。やればいいんでしょやれば」

若干自暴自棄になっていた

戯言遣い「(とはいえ内容が内容だし…)」

戯言遣い「どうしようかな」


>>5
1 とりあえず玖渚の所へ
2 地図に従い現地へ

安価ミス
>>7

2


戯言遣い「とりあえずこの目で確かめるのが手っ取り早いかな」

たしか地図は玄関に置いてあるって言ってたはずだけど

戯言遣い「お、あった」スッ

よし。大体の位置は把握した。

地図の丁寧さから見て哀川さんが自分で用意した物ではなさそうだった

戯言遣い「あとは移動方法か」

べスパでこの長距離は無理だろうし、まぁ無難に公共交通機関を使うことになりそうか

戯言遣い「うん」

戯言遣い「なんか旅行の計画でも練ってる気分だ」


少しでもポジティブになろうと頑張ってみたけれど余計虚しくなるだけなのだった


それから地図通りに目的地へ向かったけれど
特になにか起こるわけでもなく、罠なんかがあったわけでもなかった


戯言遣い「…到着、でいいのかな」


…なんというか

戯言遣い「意外…というか」

戯言遣い「普通の町って感じだな」

もっと廃墟みたいな、いかにもホラー映画の舞台にでもなってそうな場所を想像していたけれど

こんな所で本当にそんな怪奇現象が起きてるのだろうか

戯言遣い「…うーん」

参ったな。

来たはいいけどなにをすればいいのだろうか

戯言遣い「聞き込み…とか?」

正直やりたくない類のことだったが、突っ立ってるわけにもいかないし


戯言遣い「誰に聞いてみようかな」

>>10

1 ポストの上に立っている変人
2 目の前を通った通行人
3 交番へ
4 自由安価

1


戯言遣い「誰に…」キョロキョロ


………


そこには目を疑う光景が写っていた


「……」


戯言遣い「うわっ…」

ポストの上に人が乗っている

というか、人がポストの上に登っている

子供が遊んでいるなら一喝してあげるところだろうけど

その人は見るからに紛れもなく、成人女性だった

戯言遣い「…」

いや、待てよ

この異様な光景こそが今回の怪奇現象に関わるなにかである可能性もありえなくはないのでないか?

戯言遣い「…うん、あの人にしよう」


ぼくは冷静な判断力を失っていた

すみません続きは明日で

更新超遅いですが大筋は決めたので、スレが落ちなければ完結できると思います

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