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「お兄ちゃん、どういうこと？」

「ん、どうって？」

「待ち合わせですよ、待ち合わせ！」

「休日2人で待ち合わせて、そらもうデートやんなー。」

「いやまぁ字面だけ見るとそうかもだけど、LIVE見に行くだけだぞ？のり子と。」

「昔っからの友達が静岡でステージに立つみたいで、せっかく休みも一緒だし今後の活動のためってさ」

「そ、そんなこと言ったってふたりっきりでお出かけなんて、お母さん許しません！」

「ほら、春母さんがお怒りやでー！」

「そもそも！お兄ちゃんとのり子さんはアイドルとプロデューサーだって自覚はあるの？
普段から2人で出かけてるけど、週刊誌とかに見つかったらどうするつもり？」

「おー今度は末っ子桃っ子が嫉妬モードやー！」

「ちょっと！奈緒さん！
今桃子は真面目な話をしてるの！茶化さないで！」

「のり子ちゃんを注意しながら本当は自分も連れて行って欲しい桃子ちゃんセンパイ…いい…。」

「亜利沙さんまで！春香さん！何か言ってあげて！」

「そうですよ！私もお出かけしたいです！
あ、来週あたり休みが被ってた気が…」

「は、春香さん？！」

「わかったわかった！今度みんなで遊びに行こうな！
そうと決まればスケジュール調整を…。」

「と、仕事に入る前にみんな帰るなら駅まで送ってくけど、どうする？」

「もう少しお話ししてから帰ります。
プロデューサーさんはお仕事、頑張ってください！
みんなでお出かけ、期待してますからね！」

「も、もう、しょうがないんだから、みんなだけだとすぐ騒ぎになっちゃうんだから、桃子がプロのオフの過ごし方を教えてあげるよ。」

「お！さっきまでと違ってノリノリやんか。
にやけた口元隠せてないで♪」

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ…