【艦これ】 大淀「提督、秘書艦を選んで下さい。」 (172)



ゆっくり、きまぐれ更新、筆遅いですが宜しくお願いいたします



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498134615



提督「また、随分と藪から棒な話だね。」


大淀「えー、ぶっちゃけちゃうと事務作業がめんどくさいんです。」


提督「うわぁ。」


大淀「あのですね、私、任務の受任作業から新任務の案内。


   誰かの改二が実装されたらそれに伴う新規実装任務の案内とか面倒なんですよ。」


提督「はい。」


大淀「更に最近改二ペースが例年になく多いせいで任務整理が大変です。」


提督「お疲れ様です。バスクリン差し上げましょうか?」


大淀「あっ、ゆずの香でお願いします。」


提督「仕事あがりのお風呂は気持ちいいですよね。」


大淀「一緒に入りますか?///」


提督「お誘いはありがたいですがそんな事したら即日閻魔に会うことになりそうなので止めておきます。」


提督「とある戦艦からの嫉妬のバーニングで私の体がバーニング!なんて洒落にならんです。」


大淀「そうですか、残念です。と、話がそれました。そういう訳で事務作業が増えて大変なんですよ。」






提督「かといって艦隊司令部の定める秘書運用システムを基本どおりに運用すると。」


大淀「秘書艦=艦隊旗艦で出撃していっちゃいますね。」


提督「そうそう、だから事務作業なんて無理筋な訳ですよ。えぇ。」


大淀「そこでです、提督。


   艦隊司令部は最近その事に気付いた様で私達の鎮守府にとある装置のモニターを依頼してきたわけです。」


提督「いやな予感しかしないなぁ。」


提督「だいたいこういう装置ってさ明石辺りが


  『 提督!いい物がありますよ! 』とかいい笑顔しながら持ってきて酷い目にあう黄金パターンじゃん。」


大淀「艦隊司令部の命令を拒否すると後が大変かと。」


大淀「後、こちらの手紙を。」


つ 手紙




男君!おひさ!元帥さんだよ!キャハッ☆


仕事がんばってる!?


提督の仕事頑張ってるって聞いたから元帥ちゃん頑張って応援ツール作ったよ!


役立ててね!ミャハッ☆





提督「元帥軽るっ!えっ!?何があったの?!海軍大丈夫!?」


大淀「以前から気になっていたのですが元帥とどういう御関係なのですか?」


提督「あー、直属の部下と言うか、うーん、まぁ、色々あったのよ。」


提督「まぁ、それは措いて置くとしてそのツールって何だろう。」


大淀「こちらのようですね。」


つ タブレット




大淀「こちらの画面で秘書艦を設定すると


   その艦娘の持つステータスが鎮守府の艦娘全員に付加される、という事のようです。」


提督「あー、つまり大和とか武蔵みたいな高火力艦の娘を秘書にすると。」


大淀「恐らく駆逐艦の火力の底上げになるのではなかろうかと。」


提督「ある意味チートっぽい。RPGとかにいる魔法使い?みたいな感じかね。」


大淀「敵の弱点属性を味方の武器にエンチャンスト!」ポージング


提督「ふふふ。結構可愛いな。」


大淀「ありがとうございます。それでは、まずは誰にしましょう。」


提督「ノリノリだね。」



大淀「無難な所にしておきますか?」


提督「そうだね。大和とか設定して火力は莫迦みたいに上がったけど消費も莫迦みたいに上がります!


とかだと資源があっというまに払底しちゃうからね。」


大淀「考えるだに恐ろしいですね。」


提督「まったくだよ。ゾッとしない。」


二人は思案する。選べば鎮守府の火力の底上げになりそうで無難。


提督「うーん。」


大淀「どうしましょうか……。」


その時だった、ドアを開け夕立が飛び込んできたのだった。


夕立「提督さーーーん!夕立MVPとったっぽい!褒めて褒めて!」


ドシッ


提督「ぶふぇあぁ。」グワァア


艦娘のタックルを受け提督は転がった。


その拍子にタブレットに表示されていた艦娘一覧のとある名前に提督の指が触れてしまった。




ポーン♪



今週の秘書艦は『 ポーラ 』に設定されました


特殊ステータスが鎮守府の所属艦娘全員に付加されます。




機械的、かつ実に可愛らしい音声が執務室に響く。


夕立「ぽい?」


提督「げぇぇぇ!!ポーラぁ!?」


大淀「罠じゃ罠じゃ!孔明の罠に違いない!」


提督「うちの大淀は本当にノリが良いね。」


大淀「ありがとうございます。」


こうして秘書官はポーラに決定したのだった。




あっ、早速の誤字……


>7   艦娘のタックルを受け → 夕立のタックルを受け


>8   秘書官 × →秘書艦 ○ です、申し訳ありません


初っ端からのやらかし、すみません


今日はここまでです、お読みいただきありがとうございました

おせわになります


更新にまいりました、お時間宜しければお付き合い宜しくお願いいたします



提督「んなわけあるかい!酒!飲まずにいられない!になるじゃねぇか!」


提督「リセットボタンとかないのかな?」


ゴソゴソ


ポチッ


♪ 雷!10万ボルト!なのです!


提督「ぎゃぁぁぁ!」


大淀「リセットは無理のようですね。」


のんびりと説明書を確認しながら大淀が告げる。


大淀「解除しようとすると高電圧が流れるようになっているようです。」


提督 シュゥゥゥー


大淀「少し遅かったようですね。」


提督「遅いよ!おかげで髪の毛アフロだよ!ドリフの高木ブーかよ!雷さまだよ!」


大淀「また古い例えを……。」フフフ




アフロ「にしても髪型がアフロになるとはね。」


夕立「ふわふわっぽい!」サワサワ


夕立「モコモコ!手触りがヴィダルサスーンっぽい!」サワサワ


アフロ「どんだけさらさらなんだよ。」


夕立「それはそうと提督さん、褒めて!」


アフロ「あっそうだった。いよーしよーし。」ワシャワシャ


夕立 ワフゥ


アフロ「じゃ、間宮券を……。」


ペシッ


アフロ「あれ?いらないの?」


夕立「夕立喉が渇いたっぽい?」


アフロ「あっ、じゃぁちょっとお小遣いあげちゃう。」


そして提督から小遣いを受け取った夕立は満足そうに退室したのだった。


大淀「なんというか小動物な感じですよね。」


アフロ「だねー。で、今更なんだけどポーラが秘書になって追加されたステータスってなんだんだろ?大方の予想はつくけど。」


溜息まじりに提督達がタブレットの画面を確認していたときにやかましい足音が近づいてきたのだった。




ドタドタドタ


バン!


明石「提督!大変です!」


アフロ「おっ、明石、どうしたの?」


明石「ブフッ。 高木ブーがいる。」


アフロ「おう、そこまで腹出てねぇだろが。あんまりブーブーいってると艦隊司令部に推薦状書くぞ。」


明石「あっ、ごめんなさい。28時間営業でエナジードリンクが水代わりの超漆黒な職場は勘弁してください。」


提督「分かればいい。で、何が大変なの?」


明石「あっ、そうでした。実は酒保にお酒を買いに来る娘達が殺到していまして何事かと。」


大淀「なるほど、自分に心当たりがないから此処へ来たということですね。」


明石「あっはい。」


大淀「実はこういうわけでして。」


事情説明


明石「なんて面白……じゃなかった凄い実験を。」


アフロ「お前、今面白そうっていったろ。まぁいいさ。これなんだけどキャンセル出来る様に設定変えられない?」


つ タブレット




明石「ちょっと預かりますね。」


ぺちぺちぺち


アフロ「おぉ!なんか高速で打ち込んでる!」


大淀「頼もしいですね!」


♪ テレーン


♪ バージョンアップされました!


♪ 戦闘以外の行動にも追加ステータスの効果が付加されます!


♪ ステータスには倍掛け効果が追加されます!


アフロ「かえって悪化してるじゃねぇか!」


明石「いやいやまってください、ほら、ここちゃんと見て!?」アセアセ


アフロ「あっ、一週間の期間が一日に短縮されてる。」


明石「ほら、私やれば出来る娘!」ドヤァ


アフロ「いや、そもそもなんで明石と大淀は影響なさそうなの?」


大淀「あっ、取説読んでみたんですけど艦隊運営に支障の出る私と明石はデフォルトで対象外みたいなんですよ。」


アフロ「えぇ!?ずるい!」


大淀「まぁまぁ、ところで特殊ステータスなんですが。」


アフロ「あぁ、そうね。見るの怖いなぁ。」




タブレット画面


『 お酒大好き 』


アフロ「予想通りだよ。」


明石「お酒大好き。」ブフォ


大淀「これはいけない。」ブフォ


アフロ「もうさ、今日は仕事しないで私室に帰っていい?効果一日なんでしょ?」


大淀「それは駄目です。今日も任務が溜まってるんですから。」


ドサッと置かれる任務書の束。


大淀「当鎮守府の資源、今だ回復していませんよね?」(冷やかな笑み)


アフロ「あー、じゃぁ開発からいきますか。」


明石「艦載機改修用の21型と52型が足りていないんでその辺りをお願いします!」キラキラ


アフロ「地味に資源とネジ食うよね。」


大淀「主砲系統に比べればかなり安く効果は高いかと。」


アフロ「まぁねー。開発となると、空母系。」


明石「加賀さんにお願いしますか?」


アフロ「だねー。ポーラの特殊ステータス『 お酒大好き 』がどう関係することやら。」


大淀「では。移動いたしましょう。」




工廠


加賀「酔いどれ空母!百万石!」ヒック


アフロ「くっさぁ!酒くさぁ!」


大淀「ちなみに『 ほろ酔い 』だそうです。」


アフロ「何そのふわっとしたステータス。」


加賀「うっさい!この毛玉!」ムシッ


アフロ「うぎゃぁぁ!」


大淀「加賀さんがどうしょうもないくらいに酔っ払いになってますね。」


提督「髪の毛毟られた……。本当にほろ酔いなの?」シクシク


明石「後で酒保にある紫電改さしあげますから。」


提督「リアップの方がいいなぁ。」


大淀「根こそぎもってかれましたね。」フフフ


提督「もういいよ。さっさと開発してしまおうよ。」




加賀「提督。あつい。」ヒック


提督「加賀さんは体温高いらしいからねぇ。」


明石「ですね。」


加賀「服、脱ぐ。」


提督「まってまって!」


加賀「一航戦加賀。脱ぎます!」ウィー


大淀「構わん。続けろ。」


加賀「邪魔な上着なんてこうよ!」ヒック


普段の制服といえる道着を脱ぎ捨てる加賀。


そこにはたわわな果物があった。


メロン、それもホームランなどの小さい品種ではなくマスクメロン。


普段から道着できつく押さえているだけに開放された時の大きさは言うまでもない。


明石「見かけによらず結構エグイデザインの下着を着けていらっしゃるんですね。」


提督「見てない!見てない!」 ⊃ ⊂


大淀「まだまだ、脱げるだろう?構わん。続けたまえ。」


提督「大淀ぉぅ!?止めよう!?」


大淀が煽る。




明石「あっと一枚!あっと一枚!」


さらに明石が煽る。


提督「やめて!?今日が終わって加賀さんがしらふになった時に覚えてたりしたら自分で自分を解体ものだぞ!?」


大淀「では、提督だけこちらの紙袋をどうぞ。」


スポッ。


提督「何も見えない!」


提督 ※かみぶくろのなかにいる※


ファサァッ。


紙袋「紙袋の上に何か乗っかった!」


明石「それ、加賀さんの下に履かれている袴ですよ。」


紙袋「本当!?うおぉ!!」テンション ↑


紙袋「でも見えない!」


明石「加賀さん褌かと思いきや随分と素敵なパンツに最近変えられたんですね。」


大淀「Tバックダンガ、しかもレース付で横は紐ですか。」


明石「横が紐だとストリングにならないですかね?」


大淀「あー、そうですね。ですとGストリングですか?」


紙袋「お前ら冷静に分析してんじゃねぇ!見えない所為で却って妄想が膨らむじゃねぇか!」




ウロウロ


大淀「ところで開発どうしますか?」


紙袋「急に話をもとに戻すなよ。まったく。」


紙袋「とりあえず、見えないけど開発炉を操作します。」


大淀(名前がさっきからアフロとか紙袋になってるんですが)クスクス


明石(提督の威厳がない)ブフォ


大淀が提督の手をとり開発炉のボタン辺り?に据える。


ゴソゴソ。


提督は手探りで開発炉のボタン操作を始める。


もにゅもにゅ


紙袋「明石。見えないからさ、とりあえず資源各どれくらい入っているか教えてもらえる。」


明石「あっ……、えーっと。」ブフォ


紙袋「あれー?明石最近ボタンの素材変えた?なんかすっごく柔らかい。」ミエテナイヨー


もにゅん


加賀「提督、大胆ですね///」ウイック


提督「えっ。」ヒヤアセ


加賀「責任を取っていただけますよね?」


いやな予感がして提督はためらいつつも紙袋を脱いだ。


提督の手は加賀のわがままな胸の上にあった。




提督「あぁぁぁあぁぁあ!!!!」テンパル!


もみもみもみもみもみぃ!!!!


加賀「あぁあっぁぁん///」ヘブン!


大淀 明石 「「ぶははははは。」」


この後提督がジャンピング土下座の上、平謝りしたのは言うまでもない。


提督は服を脱いだ状態の加賀に自分の上着を無理やり着せ大淀と明石に説教を食らわした後再度開発炉に立つ。


加賀「提督、その、銀色でリング状の物をいただけますよね。」ヒック


提督「かっ、加賀さんいつになく大胆ね。」


加賀「流石にもみしだいておきながら……。」ウルウル


提督「あっ、あの……。」


加賀「二号、三号は認めますよ?ただ、私が一番です。」デデン!


提督「」


大淀「提督。男を見せるときですよ。」ヒューヒュー


明石「いよっ!提督!告白いっちゃえ!」イケイケー


煽る外野。



加賀「素面では言えませんよ。こんなこと。」プイ

赤面しつつ顔を横に向ける加賀。



提督「あっ、あの。少し考えても……。」


明石「あー、ヘタレですねー。」


大淀「ヘタレたわー。」


加賀「今が無理なら、せめて何か形に残る物を。」ヒック


明石「うわぁ。提督、女性にそれを言わせますかー。」


大淀「加賀さんを幸せにしないと空母陣全員敵に廻しますよー。」


提督は覚悟を決める。


提督「分かった。加賀、『 お酒大好き 』の効果は今日限り。明日、加賀も素面の時にしっかりと話をしよう。」


加賀「部屋にてお待ちしております!」ダキツキ


明石「いよっ!流石提督!」


大淀「仲人は任されました!」


提督「それはそうとして開発しないと今日のデイリーが終わらない。」


大淀「あっ、そうでしたね。では、新しく夫婦になる二人の初の共同作業です!」


提督「ちょっ!」


加賀「では早速。」


開発炉のボタンが押される。





\ デデン! /


???「おー、加賀ちゃんひさしぶりー。」


???「尻でかくなったなぁ、触らせてくれやぁ。」


一人の妖精が出てきた。


加賀「松っちゃんですか?」ヒック


赤松「いい女になっちゃってまぁ、横の男はこれか?」


加賀「これか?だなんて。」ポッ


提督「開発で妖精が出るとか何でもありなのな。」


明石「いや、私も初めてです。搭乗員妖精みたいですね。」


大淀「えっ、お二人知らないんですか?」(驚愕)


提督「あっ、すみません。」


大淀「大酒のみの撃墜王 赤松貞明さんですよ。


   色々伝説が多いですが有名なところでは75機のP-51の大編隊に


   雷電で単騎駆けして敵を1機撃墜して帰還していたりする変態ですよ。」


加賀「そして、女好きの助平。」


赤松 がははは


赤松「赤城ちゃんや龍驤ちゃんにも乗ってたことあるから飛行機くれるなら仕事はするぜぇ。」


赤松「まぁ、上に乗るじゃねぇがな!」ガハハハ


赤松「あと、酒、絶対きらすなよ!」


こうしてほろ酔い加賀と共に開発した結果は伝説の大酒飲み搭乗員を開発することに成功したのだった。(他はペンギンでした。)


因みにデイリーの建造は時雨の艤装が4連続だったそうである。


明石「成程、『 お酒大好き 』の効果が開発に影響したわけですね。」


提督「すっごい冷静に分析するね。」


大淀「この調子で任務を片付けて行きましょう。」眼鏡クイッ

本日はここまでです


バスクリンはいつも何処かに出てくるクオリティー


バスクリンの人乙等のレスありがとうございます、他の作品をお読みいただいきありがとうございます


ストッパー役が居ない鎮守府、提督の胃に穴が開きまくりそうです


次回はデイリーの出撃よ!出撃させることができそうな面子が固定されてますね


終わった後の次の秘書艦ノープラン、どうしたものやら、ゆっくり更新ですが今後もよろしくお願いいたします

お世話になります


更新にまいりました、お時間宜しければお付き合いください



大淀「提督、大変です。北方任務が残っています。」


提督「めちゃくちゃ抑揚の無い声で言うね。とういか絶対わざとだろ。」


大淀「さて?」


明石「デイリィーの敵撃破10回と合わせてやっちゃいますか!」


提督「いや、前提任務。」


大淀「私と明石で片付けておきました。」ドヤァ!


明石「いやー、久しぶりに艦艇修理施設以外を装備しましたよー。」


明石「イ級くらいなら私でも倒せます。」キリッ


大淀「そういう訳ですので編成を!」


提督「いや、出撃できる娘いるのかな。」



提督「さっきさ、工廠に行くまでの途中の廊下とか通路の至る所でバイオハザードマーク的なものとか。」


明石「モザイクがかかりそうな何かが色々ありましたね。」


提督「そうそう、おみせ出来ません的なあれ。いやね?雲龍がさ、裸族なのはまぁ聞いていたよ?」


提督「酒飲んで露出徘徊とかなにやってんだよと。しかも雲龍型全員ってさぁ。」


大淀「お酒飲むと理性がブレイクアウトする方多いですから。」


提督「日本ブレイク工業かよ!余りにも自然すぎてこっちが萎縮したよまったく。」


明石「でも男性の提督的には裸族ってありがたいのでは?」


提督「明石にいいたいが羞恥心の或る裸と羞恥心の無い裸は天と地程の差があるんだぞ?」


提督「理解はしなくてもいいがな。雲龍達に上着を着せるのにすごい時間かかったよ。」


提督「上着を着用しなければいけない常識が無くなってるからね……、もう……。」ハァ


提督「後、微妙に酸っぱい香が風の中に漂ってる。」


明石「実の所、ほとんどの娘が酔っ払ってて歩くのもおぼつかない状況でして。」


提督「やっぱりかぁ。駆逐艦の娘とかは?」


明石「響さんを筆頭に飲み比べ大会が行なわれ某いっちばーんさんとかが」


提督「あぁ、飲みまくったのね……。」


提督「というか明石!未成年に酒を販売しちゃだめだろ!?」




明石「未成年ってなんですか?艦娘に年齢があるとでも?」


大淀「今更な話ですよねぇ。」


提督「もういやだこの娘達……。全ての黒幕が大淀に見えてきた……。」


大淀「まさか今頃気づかれたんですか?」


提督「やっぱりか!」


大淀「提督、受話器を置いてください。」


明石「というノリ突っ込みですね。」


提督「はぁー……、まぁね、実際どうしよう。」


大淀「とりあえず鎮守府内をまともに動けそうな娘を明石と二人で探してきます。」


提督「もう大体の予想はついてるんだけどね。」




10分後


提督「何回目かは分からないけどやっぱりだよ。」


ポーラ「♪ 盗まれた 酒をー 探しつづけて 」


那智「♪ 我ら さまよう 鎮守府内を 」


隼鷹「♪ 胃液の 臭い しみついて 」


ポーラ 那智 隼鷹 「「「 むせる 」」」


提督「ひどい替え歌……。」


大淀「動けそうな方々がいましたね。」


ポーラ「キャンティワインのポーラ!」


那智「サントリーオールドの那智!」


ガン子「スピリタスのガングート!」


隼鷹「焼酎の隼鷹!」


千歳「同じく日本酒!千歳!」


伊14「キリンビールのイヨ!」


一同「6人揃って酩酊戦隊 キッチンドランカーズ!」ドヤヤァ


提督「うん、もう資源なんかいいや。解散!私は帰って寝る!」




明石「提督~、改修失敗しちゃいました~。」テヘペロ


提督「ちょっと!?☆5から☆6の改修だよ!?何やってんの!?」


大淀「いや~、螺子が無駄になってしまいましたね。」クスクス


明石「北方任務は螺子が報酬にあったと思うんですけど~。」クスクス


提督(こいつら計画的だ……)


大淀「まぁ、今より悪くはならないですよたぶん。」


明石「編成やってみます?」


提督「あー、そうねぇ、旗艦はポーラ?」ヤケクソ




♪ テローン


♪ 旗艦にポーラが設定された事によりスキルの進化が起こりました!


♪ ポーラのユニークスキル『 お酒大好き 』が進化!
  エクストラスキル『 うわばみ 』を獲得成功!


♪ 今までの飲酒経験値からエクストラスキル『 うわばみ 』が進化!
  アルティメットスキル『 バッカス 』を獲得しました!



提督「どこのなろう作家だよ!」


大淀「異世界転生ですか?」クスクス


明石「なんか触るものすべてがお酒になりそうなスキルですね。」


提督「ミダス王と混ざってないか?」


大淀「ミダス王に力を与えたのがバッカスなのでまぁ仕方無いかと。」


明石「で、ポーラに起きたという事は……。」


大淀「他の方にも当然起きるかと?」


提督「えぇ!?」


提督が驚いている間にも無情にも音声は続く。




♪ テローン


♪ 那智のユニークスキル『 飲兵衛 』が進化!
  エクストラスキル『 我に酒を 』を獲得!



明石「酒!飲まずにはいられない!」


提督「底なしだぁ……。」


♪ 隼鷹のユニークスキル『 ムードメーカ 』が進化!
  エクストラスキル『 宴会部長 』を獲得!


提督「あぁ、飲み会を仕切りたがる人多いよね。」


大淀「隼鷹さんの場合、一発芸とかしてくれそうですが。」


明石「あぁー、分かるー。」




♪ 千歳のユニークスキル『 一杯どうぞ 』が進化!
  エクストラスキル『 俺の酒を飲め 』を獲得!


提督「えっ、アルハラ!?」


大淀「また、すごい感じのスキルですねぇ。」


♪ 伊14のユニークスキル『 姉泣かせ 』が進化!
  エクストラスキル『 他人泣かせ 』を獲得!


提督「アル中まっしぐら……。」


明石「これは酷い。」ブハハ


♪ ガングートのユニークスキル『 革命 』が進化!
  エクストラスキル『 独裁(洗脳) 』を獲得!


提督「アルコールの雨の代わりに血の雨が降りそう。」


大淀「粛清が捗りそうなスキルですね。」


提督「全員の中で一番危険な香がするわ。」


提督「で、だ、この艦隊を出撃させて大丈夫なの?」


大淀「ものは試し。昔の偉人は言いました。」


大淀「虎穴にいらずんは虎児を得ずと。」


提督「使い方違うような気がするんだけど……。」


明石「ハイリスクハイリターンですよ!」


提督「はぁっー(溜息)、じゃぁ、出撃で。」


大淀 明石 「「いってらっしゃい!」」


ポーラ「提督!いってまいります!」


こうして酩酊艦隊は北方AL海域へと出撃して行った。




本日ここまでです


初見の方、お読みいただきありがとうございます、1の過去作紹介です(最近のを3っつ程)


【艦これ】 鎮守府拾得物連絡掲示板  遺失物係 陽炎型編 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496667404/)

【艦これ】 鎮守府拾得物連絡掲示板 遺失物係り 陽炎型編



【艦これ】 長門さんは困ってる - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495465343/)

【艦これ】 長門さんは困っている



【艦これ】 艦娘で  THE 3名様 その7 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496321818/)
 
【艦これ】 艦娘でTHE 3名様 その7


他にもいくつか書いてますが最近のものを紹介させていただきます


次回でポーラ編は終了させたいです、ネタ振りありましたら使わせていただくかも知れません


ここまでお読みいただきありがとうございました

お世話になります


ネタ提供感謝いたします、川内鎮守府、扶桑鎮守府を本篇で、


おまけ的な形で赤城鎮守府、不知火鎮守府、皐月鎮守府をやらさせていただきたいと思います


ゆっくりではありますが今後ともどうぞ宜しくお願いいたします


では、深夜になってまいりますが本日の更新をさせていただきます



執務室


提督「そういえばポーラの喋り方がまともだった。」


明石「限界突破してきれいなポーラさんになったとか?」


提督「きれいなポーラってなんだよそれ。ドラえもんのきれいなジャイアンじゃないんだから。」マッタク


大淀「提督!そろそろ敵と会敵しますよ!!」


モニターにはポーラの艤装に取り付けられたカメラからの映像が映し出された。


明石「カメラの横にはセンサー類もついていますので分析はお任せください!」


そして、敵の艦隊と会敵した。


ポーラ「ポーラのスキルをとくと味わうがよい……。」ゴゴゴゴゴ


ポーラが手を翳す。


明石「提督!ポーラさん達の周囲の大気組成にアルコールが検出されました!」


提督「え。」


大淀「風向きをみるに敵側から流れてきているようですね。」


明石「なるほど、敵の周囲の大気をアルコール蒸気に変成したわけですね。」


提督「なにそれ怖い。」


深海棲艦達は濃密なアルコール蒸気に囲まれ意識を失うものが続出していた。


タ級「オレノ艦娘ドモメ……。」


タ級が意識朦朧としながらも砲塔を向け、主砲を撃つが……。


ボウォアアアーー!


まるでナパーム弾を落としたかの様に深海棲艦達の周囲に爆炎が広がる。


大淀「アルコール蒸気に引火したようですね。」ウヒャァ


ポーラ「朝のナパームの香りは格別だ。」ドヤヤァ



提督「うわぁ、めっちゃ地獄絵図。」


大淀「ポーラさんだけですべて勝てそうですね。でも、ちょっと物足りないですよね!提督!」キラキラ


明石「他の方のスキルのデーターも欲しいですね。」キラキラ


大淀「ということで北方棲姫戦ではポーラさんは一旦休憩という事で!」


提督「ちょっ!勝手に……グフゥ」


大淀「お願いしますね。」


ポーラ「了解です!」


提督の指示は大淀の幻の右により阻止された。


大淀「提督が気を失なわれてしまったので一時的に私、この大淀が艦隊指揮をとります。」


明石「後で記憶飛ばしておきます?」


大淀「そうですね。……、では!いざ!北方棲姫戦!」


※実際にやってみたのですが一応3-5上ルートで行けなくはないです


 ほっぽちゃんの所で敗退が続いたのでその先は不明ですが索敵は足りているはずなのでいけると思います。


 ダメコンは試してないです。




ほっぽ「カエレ!」


那智「ここは任せて貰おうか。」ズイ


隼鷹「おっ、那智いっちゃう!?」


那智「酒よこせぇ!」


那智のスキルがここで発動した。


その魂のシャウトは周囲の海面を震わせた。


大淀「おお。素手で護衛要塞を破壊してる……。」


明石「お酒を飲まないでいることにより身体能力が強化されるようですね。」


那智「酒を持っていない奴は深海棲艦だ!持っている奴はよく訓練された深海棲艦だぁ!」


大淀「アル中の方がお酒を飲まないでいると暴力的になるような感じですか?」


明石「理性があるので単純に能力強化、うーん例えるなら狂戦士みたいな?」


大淀「禁断症状が艦娘の重巡を越えるスペックを引き出したと。」


画面の向こう側ではスプラッタな展開が繰り広げられている。




千歳「私もそろそろ参戦しようかしら?」


ほっぽ「カエッテ!オネガイ!オカエリクダサイ!」


大淀「泣き声になってる。」ブフゥ


明石「容赦ない。」


千歳「私のお酒、飲んでもらえますか?」オルアァン?


撤退をしようとしていたほっぽの前に徳利をもった千歳が立ち塞がる。


電光石火、千歳の手が素早くほっぽの口をこじ開け酒を流し込んだ。


明石「子供に飲酒はいいんでしょうか?」


大淀「深海棲艦に年齢があるとでも?」


大淀「そもそも、世間一般的に年齢がそれなりでも見た目が幼い方とかいますよね?」


明石「なんと、ほっぽちゃんはロリBBAでしたか!」


大淀「その通り!艦隊司令部の研究では深海棲艦は見た目が幼いほど年齢が高い研究結果が出ています。」ドヤァ


明石「成程、確かに駆逐古姫は見た目が若いけど年齢は高い!」


大淀「だから飲酒をさせたとて問題ありません!」デーン!


大淀「そもそも人間の法律が人外に通用するわけありませんしね。」


明石「いわれてみればその通りですね。」


大淀達が深海棲艦の年齢の考察をしている間も画面の向こうでは戦闘が続いている。


ほっぽ「お酒美味しいです。」(アルハラされる新入社員の目&正座)


千歳「だいたいなんで主力艦隊が姫じゃないのかしらね?」アアン?


ほっぽ「すみません、私のせいじゃないんです。」サメザメ


ほっぽ「すみません、ボスマスじゃなくてごめんなさい。」


明石「あっ、お説教モードだ。泣かされてるよ……。」


大淀「片言日本語のカタカナ表記が平仮名漢字表記になっていますね。」


明石「お酒で浄化されたのでしょうか?」


そして、満を持してガングートが進み出た。



ガン子「私の出番のようだな。」


ガン子「聞け!祖国の民の声を!」


ガングートが手を翳すと何処からか曲が流れ始める。


祖国は我らのために(ソ連国歌)


ほっぽ「同士ガングート書記長万歳!」 ∩ ∩ バンジャーイ


大淀「赤化された!」


明石「あっ、北方海域は上の方が赤いからもともと素質があったわけですね。」


大淀「お酒で思考能力を著しく低下させた後に音楽により強烈な刺激を与え思考誘導。あれ、これって。」


明石「簡単な洗脳の手段ですね………。」


ほっぽ「同志ガングート書記長万歳!」バンジャーイ


大淀「鹵獲という事でいいのでしょうか?」


明石「面倒は提督におしつけちゃいましょう。」


大淀「成程、その意見、採用です。」


ガングートの独裁と言う名の赤化能力によりほっぽを仲間にした一同はなおも進軍する。


大淀「耳をすますとBGMがインターナショナルになっていますね。」


明石「BGMが社会主義的、世界を赤くしそうですね。」


大淀「北方AL海域の上の方はもともと赤いですから仕方ありませんね。」


明石「そろそろ敵の主力艦隊が見える頃ですよ!」


敵の主力艦隊との戦闘は惨劇を呼んだ。主に敵側に。



隼鷹「隼鷹、宴会部長!一発芸やります!」


那智「いよー!!宴会部長やっちゃって!」


隼鷹「ものまね 一発芸!マーライオン!」オロオロオロ


タ級「イヤァァァー!!!クサイ、キタナイィィィーー!!」


大淀「これは汚い……。」


タ級 精神的轟沈


伊14「イヨがお送りするは艦これ泣ける話!」


イヨは語る、夜戦カットイン、雪風がカットインをしたのにダメージ53で敵ボスを倒しきれなかった悲劇を。


そして、更に語る、輸送連合で計算ミスを犯し、微妙に残してしまい、


『 もう一回、運べるドン! 』の悲劇。


伊14「悲劇だよねー。しかも、どっちもS勝利してたら終わってたんだよ?」


輸送ワ級「生マレテ来テスミマセン。」


大淀「これは泣ける。」


明石「妖怪1残しと同じくらい気が抜けますよね。」


大淀「体験したことないと分からない悲劇、ですが体験する必要のない悲劇でもありますよね。」


明石「泣ける話ですよね。」


そして、那智や千歳の奮闘により残りは旗艦のツ級だけとなった。



隼鷹「あいつだけは許せないねぇ。」


千歳「同感です。」


隼鷹「いつも艦載機を落とされる恨み、今日こそは晴らさせてもらうよ!」


隼鷹「宴会芸の王道!手品行きます!」


隼鷹「えー、種も仕掛けもありますがー。」ヒック


那智「あるんかい!」


一同 ドワッハハ


隼鷹が手品で何もない空間から何かを取り出す。


大淀「宴会芸が職人の域に達していますね。」


千歳「それは何ですか?」


隼鷹「初月が梅雨で缶詰整理しているときに貰ったんだ。」


手に乗っかっているのは膨らんだ缶詰。


千歳「賞味期限切れ?」


ガン子「ふむ。スェーデン語でニシンの塩漬けか……。」


ポーラ「総員撤退です!」


何かを察した旗艦のポーラが艦隊全員を両舷全速で撤退するよう指示をだす。


大淀「あっ、あれは……。」


明石「缶詰一つでそんなにまずいの?」


大淀「有る意味BC兵器かもしれませんね。」


プィーンとレシプロ機特有の音を立て隼鷹の艦載機がその缶詰を搭載し飛んでいく。


普段と違うのはかなり高空からの缶詰の投下。急降下爆撃など一切なし。




重力に任せ落下していく缶詰。


ツ級は本能にしたがって対空砲火によりその缶詰を射撃してしまった。


ぷしゃぁ……。


ツ級の周囲に黄色の霧が広がった。


隼鷹「やったぜ!奴はやりやがった!」


千歳「トラトラトラね!」


ポーラ「アルコールで壁を作ります!」


ポーラは臭いの拡散防止の為に壁を作る。


その壁の向こうでは無傷だったツ級が全提督の恨みをその身に受けたかのごとき事態になっていた。


顔らしきところからは吐瀉物が口の様なところや鼻らしきところからも噴出し


吐く物がなくなっても尚吐き気が収まらないのかのた打ち回りその臭い元の爆心地から逃げようとする。


しかし、自分が撃ち抜いた為、自分に全てが降り注いでしまっているのである。


つまり、臭いの震源地は自分自身。逃れようが無いのである。


10分後、その場に動くものは何もなかった。


ポーラ「大淀さん、大淀さん。あれ、生死を確認しないといけませんか?」


画面の向こうからポーラが語りかけてくる。


大淀「アルコールは昔から殺菌や消毒に使われ、消臭にも使われるものなんですよ?」


ポーラの問いかけに大淀が答える。


ポーラ「成程、了解しました。」


隼鷹「ヒャッハァーーーーー!!」


一同「「「「「「 汚物は消毒だぁーーーー!!! 」」」」」」


ポーラ達、重巡、戦艦の主砲が火を噴き敵周辺のアルコールに引火し当たりは火の海へ。


明石「文字通り汚物(吐瀉物)の消毒ですね。」


この日、北方AL海域は赤に染まった。




艦隊が母港に帰ってきました!


提督「何か後頭部がちりちりする。」


大淀「大丈夫ですか?」


提督「えっと、元帥からの実験に付き合ってたまでは覚えてるんだけど。」


明石「その認識で問題有りませんよ。」


大淀「北方AL海域に出撃した結果、大戦果をあげ敵の北方棲姫を1個体鹵獲に成功しました。」


提督「えぇ!?」


大淀「では、私は本日の業務終了時刻となりましたので帰宅しますね。」


提督「えぇぇぇ!?」


明石「私は工廠で修理がありますので。」


大淀 明石「「御用がありましたら、また明日にお願いします。」」


大淀 明石「「では。お疲れ様でした!!」」手フリフリ


こうしてすべての後始末を提督に体よく押し付けた二人は帰っていった。


提督「私に秘書艦ください!?」


提督は一人泣きながら夜遅くまで報告書、捕虜収容手続きなどの書類作成をしたそうである。





AM 4:59


明石「5・4・3・2・1……」


WG42を大淀は構える。


♪ポーン AM5:00になりました


大淀「フォィヤーーーーーーー!」


ドゴーーーン!


明石「やったか!?」


大淀「私、今日の任務が終わったらお風呂にバスクリン入れて入るんだ。」


明石「 ヒュゥー。 」


爆炎と硝煙の香りが漂う中、のそりと人影が動いた。




大淀「提督、おはようございます。任務更新の時間がやってまいりました。」キラッ


提督「おはようバズーカ……。懐かしいね……。」


提督「というかね?お笑い芸人じゃないんだからリアクションとれないよ?」


提督「だいたい自分らが昨日仕事押し付けて帰った所為で夜遅くまでいろいろな所に頭さげてたんだぞ!?」


提督「元帥に笑われたわ。『 ほっぽを捕虜にするとはたまげたなぁ 』って。」


大淀「相変わらずおおらかな方ですね。」


提督「いや、おおらかで済ますところなのそこ。」


明石「細かいことを気にしていたらうえに上がれませんよ?」


提督「後ね?ついぞ1時間前に夜間遠征の娘を出迎えてローテの他の娘に遠征出張ってもらったばっかりなのよ!?」


提督「寝させて!?具体的に7時くらいまで!!」


大淀「でしたらなお更、ディリーの遠征任務をチェックしませんと。」


提督「ぐぬぬ。」


大淀「後、今日の秘書艦を設定してください。」


大淀「今日の秘書艦を設定してください。」


明石「大事なことなので二度言いました。」


提督「そっちが目的だろ!!チキショウメェ!!」




提督は考えた。


そして閃いた。


『 川内 』がいいんじゃないかと?


彼女は『 馬鹿 』が付くほどに夜戦が好きだ。そして行動は主に夜。


だが、夜戦は日の暮れた夜しか行なえないのは自明の理であり、つまりは一日の半分。


現在の季節なら半分の12時間よりまだ短い時間しか活動出来ないのである。


そして、艦種は軽巡、ステータスの上昇のこういってはなんだが戦艦達の比ではないので安全だろう。


それらの要素を判断して下手におかしなのを選ぶより『 安全 』と提督は判断したのだ。


提督「じゃぁ、とりあえず選ぶから選んだら二度寝するから。」


そうぼやきながら提督は『 川内 』を選択したのだった。


これが後に『 鎮守府が闇に呑まれた日 』と言われる一日になろうとは提督はまだ知る由も無いことであった。


本日はここまでです


お読みいただきありがとうございました


ちなみな話ですが、イヨの泣ける話は1の春イベでの出来事です


E2で雪風のカットインが出たときは勝てる!と思ったのですがまさかのボフッボフッ(笑)


もう一回遊べるドン!きつかったです(笑)、ではまた次回も宜しければお付き合いください

お世話になります


短いですが少しだけ更新させていただきます



提督「うぅぅ、眠い。」


大淀達の朝の襲撃から数時間後、提督はその目を開けた。


提督「目覚まし時計をいつのまにか消していたか……、今、何時だ?」


提督「へい、やつどきでって古典落語やってる場合じゃない。」フワァ


提督「大遅刻、大淀に殺されかねん。」


提督は時計を見て、カーテンを開ける。


提督「嘘。」


外には夜の帳が訪れておりそこには黒一色の世界が広がっていた。


時計 8:00


提督「落ち着け、こういう時は素数を……。」


提督「1・3・5・6……っていきなり間違えるのはお約束。」


提督「いや、時計よく見たらAM8:00だぞ?どういう事だ?」


確かな時間を確認する為に提督は自室のテレビを点けた。




緑のあれ「8時だよ!ひらけ!ポンキッキー!」


赤モップ「みなさん、おはようですぞぉー!」


提督「あれ?朝8時で間違いないみたいだね。」


提督は首をひねる。どうやら朝の8時で間違えはないようだ。


提督「どちらにしても遅刻には間違いない。大淀になんて言おう。」トホホ




パッパラーンパーン


♪ 夜がくれば 夜戦の時間


♪ 24時間戦えますよ


♪ 三水戦 三水戦


♪ ぼくらの三水戦


♪ 夜偵に照明、魚雷を装填


♪ 夜戦の準備は出来ています


♪ 三水戦 三水戦


♪ 夜戦戦隊 三水戦




提督が扉を開けると川内がタックルをかましてきたのだった。




提督「誰かーー!誰か!助けてくださーーーーい!」


大淀「提督!どうされました!」


提督「いや、突込みが追いつかなくて。後、遅刻ごめんなさい。」


大淀「大丈夫です。寝過ごすのも計算済みです。」キリッ


川内「提督!夜戦だよ!朝から夜戦だよ!」


提督「理解も追いつかない。」


明石「話は聞かせて貰った!川内さんのスキル『 夜の使者 』の効果で夜が明けなかったんだよぉ!」


提督「なっ、なんだってぇ!」


提督「いや、それ本当?」


明石「あっ、はい。観測している範囲内では鎮守府を中心として半径20km程真っ黒ですね。」


提督「かなりでかくない?」




川内「提督!夜戦!出撃任務頂戴!提督、夜戦しよ!」


明石「奥様、聞きました?朝から夜戦しようですってよ。」ヒソヒソ


大淀「んまぁ、大胆。鉄兜を何箱使うつもりかしら。」ヒソヒソ


明石「もしかしたら突撃一番かもしれませんわよ。」ヒソヒソ


提督「朝からそんなに盛んじゃねぇから!川内離れろ!」


川内「夜戦。」クゥン


提督「あー、分かった、そんな目でみるなよ。」


提督「大淀、出撃任務なんか任せてみるか。」


大淀「提督は甘いですねぇ。まぁ、そういう所嫌いではありませんですが。」


大淀「この任務なんかいかがでしょうか?」


そう言って大淀が差し出した任務は川内が必要とされる出撃任務だった。



以上で終了です


次回!必殺仕事人!三水戦が往く!


本日はお読みいただきありがとうございました

キラ付けしてたら、あ号がディリー任務になる不思議

次回で川内編は終われそう、今回で終われないのは1の落ち度、申し訳ありません

少し更新します



ヴィィィィイイイイン


大淀「んっ、あっはぁん///」


出撃任務表を渡そうとした大淀が急に身悶える。


提督「うおぅい、大淀どうした!」


大淀「提督、電話です。」


提督「あのさ、何処から何を取り出してんのさ。」


大淀「胸の谷間から提督の携帯ですが?……、正確にはブラと胸の間ですね。」


提督「違う違う。そうじゃない。何で私の携帯もってるの。」


大淀「温めておきました。」ドヤァ




ピッ


大淀「あっ、お疲れ様です。はい、提督ですか?近くにいますよ。代わりますね。」


大淀「提督、元帥から御電話です。」


提督「なにしれっと出てんのさ。もう。」ビミョウニアタタカイ


電話を代わりました。


提督「えっ、少しづつ闇が広がっている?」


提督「はいはい、えっ、問題児ばかり集めてるお前の所が何かしでかしたんだろう?」


明石「元帥が送ってきた装備ですよね。」ボショボショ


大淀「問題児ばかりって酷いですね。」ボショボショ


提督「問題児ばかりとは、そりゃ大津帰りの、いえ、はい。否定はできない所が。」


提督「確かに纏めたほうが管理はしやすいですが。」


提督「もとの性能ではこんなことが起こりえない。何か弄ったか……、ですか。」


提督(やばい、明石にソフト弄らせたのがまずかったか?)


提督「身に覚えがありませすん?」


提督「えっ、元帥のお住まいがある田園調布の方まで闇が広がっている?」


提督「あっ、はい。そうです!すべては深海棲艦が悪いのです!


   奴等人類の敵が何か新しい実験でもしたに違いありません!」


提督(おい明石!何が20kmだよ!直線で30km位に拡大してるじゃねぇか!)


明石(えぇー、拡大スピードが加速したんですかね?)


提督「はっ!男提督、闇を作り出す敵の新兵器を破壊する為、精鋭を派遣しこれを破壊して参ります!」




ピッ


明石「うーん。どうやら川内さんの夜戦をしたいという強固な意思が拡大の原動力になっているようですね。」


提督「満足すれば小さくなるかな?」


明石「たぶんそうかと。」


提督「とりあえず、敵を倒さねばならない!」


『 特別掃討作戦! 発動!闇を払え光作戦! 』


提督「元帥ネーミングセンスないなのな。」


大淀「前々回と被ってますね。」


提督「鬘も被ってるけどね。」


明石 大淀 !


提督「まぁいいや、じゃ、編成と行きますよ!」


提督「旗艦は当たり前の如く川内だぁ!」ヤケクソ


♪川内が旗艦に設定されたことによりユニークスキル『 夜の使者 』が進化!


提督「はいはい、もうね何が来ても驚きませんよー。」


明石「提督はこういう時適応はやいですよね。」


♪ 『 夜の王 』へ進化!川内の夜戦経験値により更なる進化に成功しました!


   アルティメットスキル『 闇を統べる者 』を獲得!


提督「なんかもうすんごいやぁ。」


大淀「現実逃避しないでください。他のメンバーはどうしましょう?」


提督「そうね、夜戦で武勲のある娘かなぁ。後、制空が欲しい。本来の任務も片付けたいし。」


大淀「では、ちょっと連れてきますね。」


大淀と明石が提督が記したメモを元に艦娘を探しに向かっていった。




提督「館内放送を無線か何かで出来るようにすると便利かなぁ。」


川内「だねぇー。それはそうと提督!なんかね!夜戦パワーが満ち溢れたきた!」


提督「おっ、どんなパワーよ?」


川内「なんかね!全てを闇に包めそう。」ヤセンシャリンガン!


提督「すげぇ、よく分からん!」ナルトカ!


川内「開発いっちゃう!?」ノリノリ


提督「いっちゃうか!」ヤケクソ


デデン!


提督「これなんだろ?」ブンドド


川内「艦載機っぽいね。」チュイーン、ブンドド


提督「軽巡秘書艦で艦載機ってしょぼいのしか出なかったと思うんだけど。」ブーン


提督「この間優秀戦果報酬で配布していたのに似てる?」グィーン


川内「うちに縁がないよねぇー。」ブンドド


提督「ほっとけ!それはそうと、うーん、F6Fかなぁ?」ブンドド


サラ「夜間戦闘機バージョンのF6F-5Nですね。」


サラ「レーダーも付いているから索敵もすごいんですよ。」


※一応日本の戦闘機や爆撃機にもレーダを搭載したものはあります。
 ただ、その性能についてはアメリカと比べると……、お察し下さい。




提督「アメリカすげー。というか何で開発出来たんだ。」


川内「夜戦の力だね!」


提督「夜戦すげー!」


川内「夜戦を崇めよ!夜戦を称えよ!夜戦と和解せよ!」


川内「夜戦教に改宗せよ!夜戦は全てを叶えてくれる!」


提督「夜戦教に改宗しまふ。」目グルグル


川内「夜戦は斜め!」


提督「夜戦は斜め!」


ゴイン ←酸素魚雷で殴られた音


大淀「宗教戦争を起こす気ですか?とりあえず必要な人員集めてきました。」


提督「あれ?私は何を………。」




明石「イカれた夜戦メンバーを紹介するぜ!」


明石「いくどとなく怪我をするも終戦まで生き延びた 、ユニークスキル『 生還者 』のサラトガ!」


サラ「Yaaaaaaa !」


明石「ついでにあっちも無毛だー!」


大淀「怪我が無い → けがない → 毛が無い という事ですか。」


提督「いえーーーーぃ!パ○○ン!っておおぃ!要らない情報だよそれ!」


明石「続いて佐世保の飲兵衛!夜戦といえばカットイン!幸運艦に許されたユニークスキル『 熟練カット院 』の時雨!」


時雨「やはり夜戦かい?僕も同行する。」


大淀「熟練カット院!」


提督「やると思ったよ。」


時雨「提督との夜戦ならベッドウェー開戦でもアンアンギシギシサウンドでも大丈夫だよ。」


提督「なんかめちゃ積極的になってない!?」


大淀「夜ですからね。夜は女性を進化させます。」ドヤァ




明石「まだまだ続くぜ!その夜戦戦果は超級、迷子になってからが本領発揮!ユニークスキル『 鬼神 』の綾波!」


綾波「綾波、頑張りますね。」ジャキッ!


提督「やった!常識人枠!」


大淀「あれでですか?よーく見てください。」


提督「あー……、よく見たら何か黒塗りのやばそうな物がちらほら。」


綾波「砲を放てば砲炎でこちらの位置がばれてしまいますから。近くまでいって脇腹からこう、ぐさっと、です!」ニコニコ


提督「おっ、おう。」




明石「駆逐艦の4人目は特徴的な語尾が有名だがその語尾がなくなったときは気をつけろ!ユニークスキル『 歩威 』の夕立!」


夕立「提督さんの為に敵はすりつぶしてくるっぽい!」


提督「スキル『 ぽい 』ってなんだよ!おおぉい!」





歩威(ぽい)…清朝末期、東方不敗と謳われた少林拳の一派洪家拳の使い手 黄飛鴻が編み出した必殺技の一つ


黄は功夫を極めることにより発勁を自在に扱い、治安を乱す悪漢達を成敗し治安維持に努めた。
この発勁技の一つに三戦状態から放つ浸透勁の技があり技を放った後即座に寸勁へと移行する技がある。
その様がまるで散歩をしているかのように長閑で或る様、
そして、その見た目とは裏腹に技をかけられた者が即死することから恐怖も加わり
初めは技名はなかったのだがいつしか『 歩威 』と呼ばれるようになった。


なお、現代において語尾に『 ぽい 』とつけることによって
敵へ牽制をすることに念頭を置いた少女がいたりするがその可愛さとは裏腹に
一撃必殺の技を持っていたりするので聡明な読者諸兄は注意いただきたいものである。

民明書房刊『 中国拳法に見る 発勁技の起源 』より





大淀「ということの様です。」ドヤッ


提督「さりげなく実在の人物混ぜて嘘を語るな。」




明石「そして、最後だ!その狂犬ぶりは折り紙つき、夕凪が合流おくれたからと言って単艦突撃する螺子の抜けっぷり!


   ユニークスキル『 鉄砲玉 』の江風だ!以上!」


提督「鉄砲玉だと帰ってこねぇじゃねぇか!」


江風「ン、時雨に夕立の姉貴も一緒だし、まーなんとかなるっさー。」


提督「楽観的だなおい!」


明石 大淀「「以上6名で出撃だぁ!」」


一同「「「「「「Yaaaaaaa !」」」」」」


提督「おぉー……」(小声)


こうして艦隊は高速輸送機動部隊としてジャム島攻略へと向かっていった。


今度のイベントは大規模ですってぇ

そろそろ大型廻すの止めて資源の備蓄に努めないと

カンストしていようが堀に沼れば30万なんてあっという間に溶けてしまいます

それが分かっているから鉄は捨てるものくらいの感覚で東急患者で燃料、弾薬を廻しています

ボーキの入手手段をもう少しなんとかしてもらいたいですね、ほんと

ではでは、ここまでお読みいただきありがとうございました

お世話になります


乙レス、感想レス、いつもありがとございます、本日の更新をさせていただきます


お時間宜しければお付き合いください



大淀「えー、ここでお知らせですが旗艦によるスキルのブーストは以下の様になっております。」


サラトガ『 生還者 』  →  『 処刑人 』


綾波  『 鬼神 』   →  『 魔神 』


夕立  『 歩威 』   →  『 真・歩威 』


時雨  『 熟練カット院 』→ 『 熟練Cut院 』


江風  『 鉄砲玉 』  →  『 RPG 』



提督「えっ、なにこの居酒屋定食メニューみたいな投げやり説明。」


提督「駅前居酒屋白○屋だってもう少しましな案内するぞ!?」


明石「しかも夕立ちゃん真ってついただけですね。」


提督「熟練Cut院って何?」


大淀「鞭か何かを振り回すのでしょうか?」プークスクス


明石「夜戦(意味深)ですからねぇ。」クックック


提督「お前ら時雨を何んだと思ってやがる。」マッタク


提督「にしても、グラーフどこ行った?夜戦空母といえばグラーフだろ?」


大淀「グラーフさんなら大津からの残りの刑期が終わったんで先日帰国されましたよ?」


提督「そっか……、だからラングレーのバイト、サラトガしか居ないのね。」


明石「うちのサラちゃんは改造してませんからねぇ。」


提督「改造して強化するとやばそうだもんなぁ。泥棒に追い銭。」




大淀「メタな話、ドイツの夜間戦闘機は空母から発着艦出来ませんから。」


提督「He219とか見た目格好いいんだけどねぇ。」


明石「双発ですがBf110も格好いいですよね!」


提督 明石 「「空母からは発着艦は無理だよねぇ。」」


大淀「提督、それはそうと川内さん達が出撃したおかげで若干闇の範囲も小さくなったようです。」


提督「なんだってぇ!?でかした大淀!」


大淀「その大きさ、半径29km」


提督「1kmしかへっとらんやんかーい。」


提督「もうええわ。」


明石「吉本的なのりつっこみですね。それはそうとそろそろ敵に会的するはず。」


提督「やっぱりと言うべきなのか川内を中心に闇が発生してるのね。」


大淀「画面が真っ暗ですね。」


提督「もはや何が起きているのやら……。」


明石「と思いましたのでSF(少し不思議)科学でばっちりくっきり見えるようにしました!」


明石がそう言いモニターのボタンを押すと何が起きているか見えるようになった。




♪ 必殺仕事人V 旋風編より 殺しのテーマ 


明石「おっ、闇夜に敵が無防備に突っ立ってますね。」


提督「というか急に現われた闇に対応できず慌ててる感じだね。」


二機のF6Fが敵に向かって飛んでいく。


次の瞬間だった、F6Fがくるりと急激に方向転換したかと思った瞬間に重巡リ級の首が飛んだのだ。


提督「えっぐぅい。」


明石「昔、時代劇で見たことがある!」


大淀「必殺シリーズですね!格好いいですよね!」


サラ「成敗!」キリッ


F6Fをどのように使ったのかは不明だがサラが成敗と決め台詞を言い終えた後には


胴と泣き別れした深海棲艦達の骸が波間に漂っていた。







カラカラカラ



羅針盤は次のマス、潜水艦マスを指し示す。


夕立「夕立の出番ね!」


夜は敵の潜水艦にとっても、もっともその戦力を発揮する時間であるはずだった。


そう、彼女、夕立のスキル、真・歩威の前にはその優位性はまったくの無力であったのだ。


スゥ。


夕立が三戦の構えで気を貯め、足元にその気を放った。


夕立「ジャワ島よ!夕立は帰って来たっぽい!」


提督「うぉうい!海域違うよ!後、足元に気を放った?」


提督がそう思うのも無理からぬ状況、しかし、その疑念は一瞬で覆された。


ドン!


夕立が放った気は敵の潜水艦を的確に捉え海上へと打ち上げたのだ!


夕立「 真  歩  威  !」


そして、夕立が三戦の構えから正面へ突きを放つ。


ボッ!


跡形も無く、深海潜水艦隊は文字通り消失した。


提督「うそぉ!?」


大淀「これは予想外の威力ですね。」


明石「空間の歪みを観測しましたよ。」


夜戦無敵艦隊となった彼女達の快進撃はとどまるところを知らない。


そして、遂に敵の主力艦隊とぶつかる!




時雨「残念だったね。君達の航海はここで終了だよ。」


闇夜を切り取って現われたのは時雨。


その高速の抜き手が軽母ヌ級の中心線に刺さる!そして、貫通した……。


時雨「僕達駆逐艦の力は非力だけどそれでも4万2千馬力あるんだよ?」


時雨「一つ賢くなったね?」


時雨「じゃ、さよなら。」


そう時雨が言い終わると軽母ヌ級は細切れにカットされていた。


明石「手刀でしょうか?すごく細切れになってる……。」


大淀「なるほど、熟練Cut院。」


提督「Cutって物理かよ!えぐいよさっきから!」




そして、江風が動く。


彼女のスキルは対戦車擲弾ことRPG。


その効果は………。



ゴッシャァァ



戦車の固い装甲を貫き破壊する事を目的とされる擲弾、その力は拳に宿り……。


早い話、超物理特化へとスキルが昇華していた。


江風「ヒィハァーー!!」


ゴッゴッゴッゴッ


提督「あっ、これ、普通に放送事故な奴だ。」


大淀「江風さんは夜戦で単騎がけエピソードがありますから、まぁ、無理からぬ事かと。」


後には挽肉にまで砕かれた軽巡ト級だった物が海面に漂っていたという。


江風「ン、やっぱ夜戦はたのしいさぁー。」ニシシシ


提督「やだ、笑顔がすっごい爽やか。」


大淀「足元はすごくバイオレンスですが。」


提督「ねー。」(目グルグル)


明石 大淀「「ねー。」」




提督「こうなってくると綾波が恐ろしい。」


大淀「夜戦に定評がありますからねぇ。」


明石「鬼神ですでになのにさらに上の魔神ですからねぇ。」


提督「トラウマものになりそうな気がする。」


大淀「そうこう言ってる内に敵の軽母ヌ級に接触しましたよ!」


その戦い方はまさしく魔人。


原理不明の力でヌ級を少しずつ削っていっていた。


綾波の手が触れた部位が亜空間に飲まれたかのごとく消えていく。


提督「えっ、何あれ、すこしづつヌ級のパーツが闇に飲まれていっているんだけど。」


明石「綾波さんが触れた所から消えていっているみたいですね……。」


大淀「綾波さん、実にいい笑顔ですねー。」


敵をいたぶり嬲る、ヌ級の顔に表情と言うものがあるのなら恐らくは恐慌と言うのが相応しい表情をしていただろう。


綾波「嬲りがいの無い敵でした。もう少し骨がある敵がよかったですね。」


最後に手に残ったヌ級の目らしきパーツをくちゃりと潰しながら綾波はつぶやく。


提督「綾波は怒らせないように気をつけよう!」


明石「了解です!」




大淀「さて、となると、とりの川内さんが気になりますね。」


提督「もうさ、お腹いっぱいだよ。」


明石「まぁまぁ、そういわずに。」


カメラが川内の艤装についているカメラに視点が切り替わる。


ジャワ島海域上空!


闇を背後に恐るべきニンジャバランスで腕組みし直立するはオレンジの装束!


ヤセンニンジャ!殺戮者のエントリーだ!


大淀「ぶっ(笑)」


提督「笑うな(笑)」


明石「どうやって空間に浮いているのでしょうか?」フフフ




センダイ「ドーモ。ハジメマシテ、ヤセンニンジャ=センダイデス。」ペコリ


重巡リ級F「ドーモ。ハジメマシテ、ヤセンニンジャサン。ジュウジュンリキュウフラッグシップデス。」ペコリ


ニンジャにとって戦前のアイサツは絶対である!


これは古事記にも書かれてある!


提督「深海連中も空気読むね。」


センダイ「ハイクを詠め!」


提督「Wasshoi!」


大淀「提督が言うのですか。」


提督「あっ、ごめんなさい。」


センダイ「イヤーッ!」


ぶつかり合う二人のニンジャソウル!


しかし!そのカラテはセンダイの方が上なのだ!


そして今、決着がつく!


センダイ「センダイカラテ奥義!ジゾウ=カツーギ!」


なんという事である!ゲイのサディスト、ブッタカラテが炸裂である!


重巡リ級F『 とりあえず 出番これだけ? インガオホー 』


重巡リ級F「サヨナラー!」


提督「こっちの方向で攻めてくるとは思わんやったわ。」


大淀「しかしてそのバストは豊満であった!」


明石「しめは重要ですね。はい。」




川内「ちょっと物足りないなぁ。みんな!この海域の敵、殲滅するよ!」


一同「「「「「 Yaaaaaaa!!!!」」」」」


提督「ちょっとぉ!?」


大淀「ロックですね。」


明石「仕方ない。」


川内の殲滅宣言から2時間後、ジャワ島海域に動くものは彼女達以外にいなかった。


川内「提督、ただいま!これ、タ級だよ!」ポイッ


\ 生首 /


提督「うわぁぁぁぁあ!?!?」


大淀「Oh。」


明石「ロックですね。」


こうして提督に少しばかりトラウマを植え付け川内が夜戦を心行くまで堪能した結果闇は消滅した。


尚、これから一年後の神奈川県における出生率は前年の3倍であったという。


大淀「北アメリカ大停電の時も翌年の出生率があがったとか?」


明石「夜戦(意味深)する人が多かったんでしょうねぇ。」


提督「なまなましいよ!」




おまけ、その他の鎮守府状況  皐月鎮守府の場合


提督「ただいまー。」


大淀「お疲れ様です。」


提督「この間の後始末の報告大変だったよ、本当。」


明石「お疲れ様でした!」


提督「また今から出なきゃいけないんだけどね。」ハァ


大淀「どうされたんですか?」


提督「うち以外のモニターやってた鎮守府で立てこもり事件が起きてて元帥から沈静化してこいって言われた。」


大淀「元帥軽く言いますね。」


提督「本当だよ。」


明石「秘書艦誰だったんですか?58さんとかですか?」


大淀「あー、なんかありえそうですよねー。」


提督「と、思うじゃん。皐月なんだよこれが。」


大淀「えぇー。」


提督「皐月ってさ、万能駆逐艦じゃん?」


大淀「そうですね、対空、対潜、輸送となんでもござれですね。」


提督「そうそう、で、設定した時のスキルが『 全能 』。」



明石「おぉ、神様か何かみたい。」


提督「それが良くなかった……。」


大淀 明石「「えっ。」」


提督「駆逐艦が万能でも唯一出来ない事があります。」


大淀「あぁ、水上機は確かに無理ですね。」


提督「全能になった所為で駆逐艦用瑞雲が開発されてしまってね。」


明石「あっ、オチ分かりましたんで後大丈夫です。」


提督「最後まで聞けよ!こっから面白くなるんだよ!」


大淀「仕方ありませんねぇ。」


提督「ありがとね。で、駆逐艦初の瑞雲を搭載して皐月は神になった。」


提督「瑞雲教睦月宗皐月派の開祖として。」


明石「うわぁ。」




提督「駆逐艦が瑞雲を積む様になると駆逐艦って人数多いじゃん。あっと言う間に一大派閥になったわけよ。」


大淀「よく元祖というか源流の開祖が黙ってましたね。」


提督「大淀もそう思うよね。で、悪いことに最近とある軽巡の改二がありました。」


明石「もしかして……。」


提督「そう、瑞雲教長良宗由良派なる新興派閥が爆誕。」


提督「その所為で元祖の瑞雲教原理派教祖日向を中心とした戦艦の大型艦派閥、


   拡大解釈派の長良宗由良派、過激派の睦月宗皐月派で対立が起きてねぇ。」


大淀「潜水艦の方や空母の方がたは?」


提督「潜水艦は多数派工作に巻き込まれて駆逐艦に取り込まれてるみたい。」


明石「空母の方々は?」


提督「同じく駆逐艦に胃袋掴まれた連中が率先して入ってるのよ。」


明石「ほぼ終わりが見えているような気がするのですが。」


提督「いやね、そう思ったよ、思いましたよ。」




提督「でもね、戦艦連中がそれまで静観していた重巡連中を取り込んで駆逐艦連中と拮抗になったんだよ。」


大淀「あれ?軽巡の方々は?」


提督「そう、一番少数派の軽巡の娘達が消されかけたんだけど軽巡は武闘派ばかりじゃん?」


提督「夜戦で大型艦はもとより駆逐艦の娘達を葬るなんてことが相次いでね?」


大淀「事態の収拾がつかなくなったと。」


提督「そ、で、私にお鉢がまわってきたと。」


明石 大淀「「お疲れ様です。」」


提督「死んだら骨は拾ってね。はぁ……、行って来ます。」


こうして提督は後に瑞雲大戦と呼ばれた宗教戦争を収めるべく現場へ向かったのだった。



以上で本日分の更新終了です


ここまでお読みいただき真にありがとうございます


乙レス、感想レスいつもありがとうございます、また宜しければ次回の更新時もお読みいただけると嬉しいです

少しですが更新をいたします

更新前に>112様

興味深いレスありがとうございます、オイルショックとベビーブームにそんな関連あったんですね

知識が増えました、ありがとうございます



提督「生きて帰ってこれた。」


大淀「あっ、お疲れ様です。一向衆の鎮圧は上手くいきましたか?」


提督「入り込むのが大変だったけどまぁなんとかねー。」


明石「どうやって入ったんですか?」


提督「頭に瑞雲の模型を烏帽子みたいにかぶって背中に


   『 瑞雲魂 』て書かれた旗を背中にさして敵ではないアピールして入っていた。」


提督「そんでジェット瑞雲計画を見せてXF2Yの写真みせて瑞雲だってジェットになれる!」


提督「って言って開発の為に無駄な争いは止めたまえと止めてきた。」


大淀「成程、共通の目的を作ることにより意識をそらし尚且つ纏める。」


明石「宗教派閥事で喧嘩しているときに外から別の宗教が攻めてきて


   とりあえず派閥争いは措いといて敵に一致団結して対処する感じですね。」


提督「一週間そこらでジェット化出来る訳無いから効果が終了する頃には忘れるだろ。」


大淀「あくどいですねー。」


提督「問題児ばっかりの鎮守府の提督やるにはこのくらい出来ないとね。」


提督「で、留守中はどうだった?」


大淀「元帥からサンプルが足りないから後一人くらい実験してね、と連絡ありました。」


提督「元帥なにしやがる!もう……、こんど報告書といっしょに退職願い出そう。」


明石「まぁまぁ、すべてが終わってからでいいじゃないですか。とりあえずは任務を片付けましょう!」




大淀「と言うわけで。恒例の。」


明石「秘書艦を選んでください!」


提督(ここは試してみたかった雪風だな。)


提督(あふれ出る幸運パウワァーで開発は全て成功、大型建造も一発成功。うはうはだな。)


提督「よし!ゆき……。」


大淀「オオット、テガスベッチャッター(棒読)」


明石「コレハタイヘンダー(棒読)」


提督の手は雪風とは真逆、いや或る意味魔逆の名前をタップしてしまう。


♪ 本日の秘書艦は『 扶桑 』に設定されました


  ユニークスキル『 大凶 』が付加されます。


提督「あぁぁぁあああああ!!!!!」


大淀「おおっと、これは面し……、タイヘンダァー。(棒読)」


明石「これは不幸。」


提督「はぁ………、空はあんなに青いのに。」


大淀「提督、戻ってきてください。」


提督が外の窓を見て黄昏はじめたときだった。




???「司令官!大へ……。」ゴロゴロゴロ


一人の艦娘がドアを開け入ってきたのだがスキル効果により盛大にこけた。


ドガーン!  大破!


提督「吹雪―――!!お前の方が大変だよ!大丈夫かぁー!!」


明石「こういうのはバケツぶっかけとけば大丈夫ですよ。」


ザバー


明石「ほれほれ、起きた起きた。寝る子は育つというが芋は寝てもジャガ芋にはなんねぇぞ。」ペチペチ


提督「雑ぅー、扱い雑ぅー!」


大淀「大体二次界隈での吹雪さんの扱いは雑ですよ。」


大淀「SS主人公に選ばれても安価とコンマで残念扱い。」


明石「改二組みだけど他の改二組みと比べて性能が平々凡々。」


大淀「大発積み等の尖った性能もなければ。」


明石「近い性能の叢雲さんの様に濃いキャラ付けが在る訳でもない。」


大淀「アニメや映画では重要な役だったんですけどねぇ。」


大淀 明石「「ある意味不幸。」」


提督「アニメと映画の話題は触るな危険だから。以後しません、いいね。」


提督「弄られるだけいいじゃない、お笑いでそういうのおいしいって言うらしいし。」


明石達の吹雪不幸論に反論しながら提督は吹雪を助け起こした。



提督「で、吹雪、バケツをぶっかけて早々で悪いけどどうした!?」


吹雪「あー、細かい説明有難うございます。」ドヨドヨ


吹雪「初期艦で選ばれた順位下から2番目の吹雪です。」ドヨドヨ


吹雪「あれー、誰だっけ?になりやすい芋代表。」


吹雪「周年掛け軸ではまさかの妹に出番を奪われ。」


吹雪「おまけの写真では他の姉妹と木っ端一絡げ。」


吹雪「他業種コラボでは中々絡めない吹雪ですよー。」


提督「ネガティな上にやさぐれてる。」


明石「たぶん扶桑さんのスキルの影響ですね。」


提督「吹雪、大丈夫だから!吹雪の努力はみんなちゃんと知ってるからしっかり!」


大淀「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、 その香りは汗の匂いがする。」


明石「吹雪、細腕繁盛記。」


提督「ネタ古過ぎて分かる人まず居ないぞ。」


吹雪「努力っていつか報われるんでるかねぇ。あー、空ってあんなに青かったんですねぇー。」ヘラヘラ


大淀「やさぐれ吹雪。」


提督「吹雪―!」


提督はこのとき何を考えたのかバケツを吹雪に被せた。これがなんと思わぬ結果を生む。




かぽっ


吹雪「はっ、私は何を!?」バケツカブリ


吹雪「スカラー波を受信して頭がネガティブになってたのが解けた!?」


提督「おぅ、パナウェーブかよ。」


大淀「吹雪さん、正気に戻られたところでお聞きしますが何が大変なんですか?」


吹雪「あっ、そうでした!扶桑さん達が大変なんです!」


提督「あっ、うん、そうだよね。どうした?立ってたら床を突き破った?」


提督「それとも遊星からの物体Xに襲われた?」


大淀「不幸のレベルが大凶ですからその辺りが起こることを否定できないですね。」


吹雪「いえ、違うんです。妙にいや、何かの薬を決めたかの如くハイテンションなんです!」


明石「またまた御冗談を。」


吹雪「いやいや、そう言うなら一緒に来てください!」


そういわれ一行は吹雪の案内のもと扶桑姉妹たちのもとへと向かったのであった。


本当に少しで申し訳ありませんが本日はここまでです

ランカー報酬が今度のイベ新艦の装備だとか

変態装備(四連装砲)とかでないことを祈りたい、普通にアイオワとかの妹が来てほしいですね

熟練コック(元シールズ)とか?

ここまでお読みいただきありがとうございました

お世話になります、更新にまいりました


日々暑いですがみなさま、いかがお過ごしでしょうか?


水分補給は大事ですね


では、本日の更新をさせていただきます、お時間宜しければお付き合いください


>122様 吹雪がピーチコラボジェットに描かれてたの素で忘れていました、申し訳ありません



鎮守府談話室


扶桑「今日の扶桑はアゲ ↑ アゲ ↑ よぉーー!!」


大潮「ドーン!↑」ドゴン!


扶桑「ドーン!↑」ドゴゥーーーーーン!


壁に大穴 どーん!


提督「アゲアゲはいいから主砲を撃つなー!!」


そこには艦橋の飾りが懐かしの森永地球儀ネオン広告塔の如く燦然と輝く扶桑がいた。


大淀「なんかバブルな香がします。」


山城「お酒は!」


イヨ「ぬるめの燗がいい!」


大淀「あー、酒は憂いの玉箒。」


山城「今日は朝まで飲むわよ!」


提督「性格が180度変わってら。どしたのよ、本当。」



明石「あれじゃないですかね?ステータスの倍掛け効果。」


提督「?」


吹雪「あっ、分かりました!」


吹雪「普段の扶桑さん達をマイナス100とするとスキル大凶でマイナス100を掛けたから。」


提督「プラス1万になったと。」


大淀「なんだとぉ!?運命力1万越えだとぉ!?」


提督「ベジータみたいな驚きかたするなよ。」


明石「いがいに物まね上手い。」


吹雪「私の運は17です。」キリッ


明石「ふん、運17のコモンか、ゴミめっ。」


大淀「ドラゴンボールの真似ですか。」


提督「吹雪、この状況に順応早いなのな。」


吹雪「状況に対して素早く反応しないと生き残れませんから。」


大淀「と、いうことで今の扶桑さん達は幸福状態、つまりニルバーナ状態ということですね。」


提督「ニルバーナって……、涅槃で悟り啓いた状態かよ……。」




明石「なるほど、艦橋設備はストゥーバ(仏塔)に見えなくもない。」


吹雪「司令官!拝んだら御利益ありますか?」


明石 大淀 吹雪 ナムナム


提督「無いから、御利益とか無いから!お前たち拝むな!」


大淀「しかし、こちらの予想の斜め上が来ましたね。」


大淀「てっきりダークマターでも発生させてそうな位に不幸エリアを作っているかと思ったのですが。」


明石「これ、雪風さん超えちゃってるんじゃないですか?」


提督「まじか!じゃぁ!今日は久しぶりの大型建造いっちゃう!?」


明石「うぉぉぉぉぉ!!!!」


どっかからの声 「「「「うぉぉぉぉおおおおお!!!!」」」」


提督「えっ、何いまの鬨の声」


明石「建造妖精さん達ですね。久ぶりの大型で気合が入ったんでしょう。」


提督「おっ、おう。」




工廠


提督「ということでやってまいりました工廠建造炉前!」


吹雪「秘書艦には空母が最適ということで瑞鶴さんに来ていただいています!」


瑞鶴「あー……、ミジンコになりたい……。」ドヨドヨ


明石「ミジンコ(笑)」


瑞鶴「雑種でもいい……、ホワイト学割360円……。」


大淀「でも味噌汁はついてこない。」


吹雪「ほら、瑞鶴さん!しっかり!」


瑞鶴「はぁ……、めんどいなぁ……、終わったら呼んで。」


提督「いや、始まってすらないんだけど?」


瑞鶴「あー……、じゃぁ、ここに座ってるんで。始まったら教えて……。」


提督「瑞鶴がいつもの無駄ポジティブから反対方向に……。」


吹雪「瑞鶴さん!新しいバケツよ!」テェーイ!


吹雪の絶対投擲スキルはバ○子さんにも負けないぞ!


普段は潜水艦を KO☆RO☆SU 為に使われている絶対スキルだ!


がぼっ  ぐしゃぁ ゴキッ




提督「めっちゃにぶい音がした。」


瑞鶴「あれ~?提督さん、どうしたの~?」


提督「あっ、大丈夫?」


瑞鶴「?」


吹雪「大型建造をお願いします!」


瑞鶴「あー、久しぶりに溶鉱炉の蓋開けるんだ。誰を狙ってるの?」


提督「大鳳レシピをね?1回まわそうかと。」


大淀「建造妖精さん達のお茶目で私達の所には居ませんからね。」


明石「提督、レシピどうします?」


此処で、提督は一般的な定番レシピとは違う特殊なレシピを差し出す。




4000 2000 5530 5680 100




明石「初めて見るレシピですね。」


提督「これはね、監査してる時に小耳に挟んだ海外レシピだ。」


大淀「海外レシピ?」


提督「うん、所謂英語Wikiや中華DB内での検証理論値レシピって言われてるレシピ」


提督「国内で出回っているのとちょっと違うのが特徴的だね。


   なんか統計学?数学的?アプローチによってレシピの解析をしてるみたいなのよ。」


大淀「数学的アプローチですか。」


提督「頭のいい人達の考えることはよく分からんよ。」


提督「まぁ、それで出やすいとされるレシピみたい。」


明石「なるほど。」


提督「まぁ、大凶だから何が出るか分からないけどお試しでね。


   今までの定番レシピで出なかったのであればレシピを代えてみるのも手だと思うんだ。」


吹雪「いいですね!是非やってみましょう!」


瑞鶴「じゃぁ!建造炉押しちゃうよ!」


提督「ユー、やっちゃいな!」


ポチ


ガッチャン




872:00:00



提督「はっ?」


一同「「「「えぇっ!?」」」」


提督「落ち着こうか。」


明石「初めてみましたよ。」


大淀「バーナーで炙りますか。」


提督「あぁ、うん、そうだね。」(嫌な予感しかしないなぁ)


そして、建造は完了した。



『  そう……、おいどんが大鵬ですたい。出迎え、感謝するでごわす。提督……、お主と機動隊に勝利を! 』ドスコイ!



提督「やべーの来た……。」


明石「横綱型正規空母48番艦 大鵬さんですね。」


大鵬「どすこい!」


提督「いやいや、いろいろおかしい。大鵬親方御存命だし、どこの地方かは知らないがお国言葉話さないし。」


大淀「深く考えると禿げますよ?素晴しい戦力じゃないですか。」


提督「いや、どうやって艦載機の発着艦するんだよ。」


瑞鶴「あっ、確かに気になるかも!」


大鵬「ほう、それがしの発艦を見たいと?わっかりもんした。」




そういうと大鵬親方は四股を踏む。


そして、張り手をいっぱつ。


どすこぉぉぉおおおい!


ズバンっと空気が圧縮され正面に打ち出されたかと思うとそこには艦載機が形をなし工廠内を飛んでいた。


明石「どうやら張り手が蒸気カタパルトの役割を果たすようですね……。」


提督「はぁ!?」


提督「原子力エンジンでも積んでるの!?」


大淀「一応、通常動力艦で先に使用されてますが……。」


吹雪「普通に連想するのは原子力空母ですよね。」


瑞鶴「開発したのはイギリスよ!ってウォースパイトさんが前にザマスで自慢やってた。」


提督「えっ、ザマスってなに?」


瑞鶴「オォッホッホッホ!火薬、空気カタパルトしか作れなかった庶民は膝まづくザマス!って」


瑞鶴「雪風達に貴族っぽいモノ真似してって無茶振りされたのに対応したみたい。」


提督「ええこやねぇ。」


大鵬「それで、どこの敵を倒してくればええんとですか。」ドスコイ!


提督「現実逃避してたのに呼び戻されちゃった。」


提督「世の中は理不尽だよパトラッシュ。」


明石「続けて開発もいっときます?」


提督「はぁー……、扶桑だわ。」


明石「最低値でつっこむぞ!」


提督「好きにして……。」



提督「流石にペンギンだけだろ。出るとしても。」ハァ


大淀「大凶ですからね。」


提督達は大凶を甘くみていた。そう、その大きな凶(わざわい)を。


それは最後の開発、デイリー4回目の開発が終わった時だった。


奴が出てきてしまったのだ。


デンデンデンデデン


パララーパーパーパー (デデンデンデデン)


パララーパーパーパー (デデンデンデデン)


デデンデンデデン


デデンデンデデン  (演奏、開発炉妖精一同)


シューーーーーー


明石「あっ、すんごいマッスルなペンギン(?)が出て来た。」


大淀「カリフォルニアで州知事を務められたハリウッド俳優みたいな?」


吹雪「たくましい体つきですね。」


瑞鶴「あっ、ロボット映画で見たことある!」


大鵬「おいどんと手合わせ願いたいでごわす!」ドスコイ!


提督「なんなのこのフリーダムな工廠は!大凶どこいったよ!」


ペンギン(?)「貴様、いい服を着ているな。」


提督「はい?」


ペンギン(?)が提督の服を実力行使で脱がせに掛かった。


提督「いやぁぁぁ!!」


大淀「あら素敵。」


明石「成程、大凶は提督に全てが掛かったわけですね。」


吹雪「司令官は以外に胸板が厚い///。」ガン見


瑞鶴「カメラないかぁ……。」


こうして、デイリーの開発はペンギン(?)の開発成功(?)で終了した。


以上で本日更新終了です


そろそろ終りが見えてきました、ありがとうございます


海外レシピはビスマルク建造の秘書艦が定番のZ1,Z3以外にプリンツや伊8(なぜか)が推奨されていたりで面白いです


中華DBはイベ中の堀ポイントを決めるときにお世話になる形で使用したりします


次回作は安価に初挑戦でもと思いいろいろ準備していますがもし読んでいただけるような事がありましたら


是非とも参加いただければと思います、ではでは、本日もここまでお付き合いいただきありがとうございました


お世話になります


夏イベに向けてバックエンド強化、見慣れぬ単語の為調べたのですが鯖のシステム強化という事のようですね


わざわざ言及しなきゃいけないイベントって……


盛り上がってまいりました、では、本日の更新をさせていただきます



提督「で、えっと、出撃なんですが。」


大淀「テンション。」


扶桑「アゲ ↑アゲ ↑よ! ↑」


提督「普段の薄幸の美女なんて面影はなく。」


明石「なんというか無駄にテンション高い松岡修三みたいですね。」


山城「不幸なんてものわね!不幸と思うから不幸なのよ!私が不幸と思わなければ不幸じゃないのよ!」ダッシャオラー! 


明石「すっごくポジティブです。」


提督「大凶どこいった。」


山城「大凶と思うから大凶なのよ!凶の字だって90度傾ければ区になるのよ!」


提督「あっ本当だ。」


大淀「だいく?」


提督「大工。」


山城「だから不幸なんてものは存在しないのよ!」


提督「普段もこのくらいポジティブだといいのに。」


提督「任務ソムリエの大淀さん、何かいい任務ありますか?」


大淀「都合よくこのような任務があります。」眼鏡クイッ




『 強行輸送艦隊、抜錨! 』



大淀「メンバー的に問題ありませんね!」


提督「いや、瑞鶴と大鵬、無理あるだろ。正規空母は無理だろ。」


明石「瑞鶴さんの胸部装甲を見てください!」


提督 じーっ。


明石「問題!」


提督「ナッシング!」


瑞鶴「提督さんはラインダンスを踊りたいみたいね。」イラッ


瑞鶴「全艦載機は機銃掃射!目標は眼前の提督!」


チュンチュンチュン! ダダダダダダ!


あばばばばば!


明石「ということで、この名札を貼っておけば一時的に軽空母ということで誤魔化せます。」


大淀「なんでもありなのが明石の実力ですね。」


提督「大規模作戦の時に頼みたいわ。まじめに。」


明石(ここだけの話、羅針盤妖精さんへの鼻薬は大規模作戦時は高いんですよ。)


提督(どんくらいなのさ。)


明石(大型建造の資材をちょろまかして渡すくらいじゃまったく。)


提督(成程って、やっぱりちょろまかしてたのかよ!どおりで大和型レシピで金剛達が出ると思ったよ!)


明石(内緒ですよ?大規模作戦時にルート固定する為に各鎮守府の妖精さん達が


   羅針盤妖精さんに袖の下を渡しているなんてことは。)


提督(えっ、どこも当たり前に行なわれているの?)


明石(当たり前ですよ。でないと、最短ルートで行けるわけないじゃないですか。)


大淀「提督、それ以上の深入りは受話器を置いてください案件です。」


提督「あっ、分かりました。」




提督「ということは、えーっとそっちのペンギン(?)は?」


ペンギン「軽巡で我慢してやろう。」アブドミナル&サイ


提督「いやいや、戦艦クラスだろ!?ボ帝ビルみたいな見た目じゃん!?鼻輪ついてるし!」ナイスバルク!


提督「あと、兵装も無いし?!主砲とかどこに装備してんだよ!?」


大淀「鳥類は一部を除き主砲(意味深)はついてませんよ?」


大淀「雄と牝の交尾は総排出口同士をくっ付けてやるみたいです。」


提督「主砲違いだ、チキショウメェ!って、その主砲じゃねぇよ!無駄知識ありがとう!?」


ペンギン「なんだ?ビームでも撃とうか?」オリバーポーズ!


ペンギン「私は腹筋から撃つことが可能だ。」


提督「まじでボ帝じゃねぇかようぅ。」アニキー!


大淀「では皆さん!いってらっしゃい!」


吹雪「司令官!頑張って来ますね!」手フリフリ


提督「吹雪の純真無垢な笑顔に心癒されるわぁ。」手フリフリ


大淀「旗艦他が酷い有様ではありますが。」


提督「あえて見ないようにしてるんだよ!瑞鶴も吹雪もバケツかぶったまんま出撃とか色々みてないの!」


提督「聞こえない、聞こえない。」


大鵬 どすこい!


こうして、提督が色々現実逃避をしている間に艦隊は出撃した。




明石「因みにスキルは全体スキルとして大凶がかかっているはずなんですが


   まったく意味を無していないことを御連絡いたします。」


大淀「艦娘じゃない方々は物理法則すら捻じ曲げそうな腕力をお持ちですものね。」シミジミ


提督「この任務が終わったら退職願いを出すんだー。」遠目


鎮守府近海航路に彼女達は出撃する。


提督「ちょっとタブレットみてもいい?」


明石「どうされたのですか?」


提督「いや、川内の時にも思ったんだけど前回、闇が鎮守府周辺を包んだよね。」


明石「あぁ、そういえば。」


提督「あれってさ、ある種のデバフ効果?みたいな物と思うんだよ。」


明石「はい。」


提督「だから今回の大凶ももしかしたら。」


大淀「艦隊周辺の海域そのものに不幸が降りかかると。」


提督「そうそう、ある種の魔の海域みたいな感じで周囲に不幸を撒き散らす艦隊。」


大淀「それは相手が不幸ですね………。」


タブレット『 効果範囲:鎮守府及び出撃海域全体 』


提督 明石 大淀 ブッ。


提督「予想通りだわ。」


大淀「これは勝ちましたね!よし風呂に入ってきます!」


明石「一級フラグ建築士。」


そして一同の前に敵は現われた。




大鵬 どすこい!


張り手をしたかに見せかけて実は掌底打ちを行なっていた親方。


張り手で発艦の為、敵の眼前でレシプロ機のプロペラが回れば?


ビィーーーン    ミチミチミチ


後は御想像にお任せしたい。


提督「今までで一番スプラッタ。」


大淀「お夕飯のハンバーグが食べづらくなりますね。」


明石「えっ!?俄然お腹が空いてきましたけど!?」


提督 大淀「「えぇぇ。」」ドン引キ


提督「というか潜水艦をどうやって海面に叩きだしたんだよぅ。」


明石「提督みてなかったんですか?」


提督「いや全然。」


大淀「山城さんが持っていかれた戦闘糧食を海に落として。」


明石「あら不幸ねぇー!ってMAXテンションで笑っていたら潜水艦が浮かんできたみたいです。」


提督「えぇっ。」


大淀「今の時期はお握りとか痛みやすいですから。」


なおも艦隊は進む。




ペンギン「ダッダッダッダッダイナマイトゥ!」オウィエィ  フロントバイダブルセプス


扶桑「ナイスバルク!」


提督「なんというか近接戦闘集団だね。この前から思ってたけど。」


大淀「そうですね、もう見た目と言うか強さが鬼薩摩みたいな、人外の強さ。」


吹雪「ナイスカーフ!」


瑞鶴「冷蔵庫!」


提督「それはそうとあの二人よく掛け声の種類知ってるね。」


大淀「武蔵さんと長門さんが脱衣所の鏡の前でポージングよくやってますから……。」


明石「実はお二人ドリームタンとかよく購入されていて。」


提督「本格か!まったく、教育に悪い。」


吹雪「あにきーーーー!」


瑞鶴「筋肉本舗!」


ペンギン「ンン!くらえ!ボ帝カッター!」ビーム!


吹雪「ナイスカット!」


瑞鶴「腹直筋しあがってるよ!」


扶桑「あら、青い光が綺麗ね。」


提督「青い光って……、大丈夫よね?」


大淀「流石にそれはないかと。」


※ かも津洲からお知らせかも! 青い光ってなに?って方はチェレンコフ光で調べると分かるかもよ!




明石「にしても強いですね。」


扶桑「主砲、副砲、撃てぇ!」


コケッ


明石「あっ、扶桑さんがうった反動でこけた。」


提督「うんうん。不幸だわ。こういっては何だが鉄板ネタになると安心するね。」


扶桑「ぜぇぇええぃ!」クルン


主砲、副砲、一斉射の勢いでバランスを崩した扶桑がそのままの勢いで足を蹴り上げた。


その勢いは凄まじく瞬間的に海を割った。


扶桑「サマーソルトキック!」


山城「流石姉さま!私も負けられないわね。」


と、意気軒昂な山城だが敵の砲弾が直撃する……。


山城「いったぁーーい!でも、大丈夫!顔じゃない!」キラッ!


山城「砲撃当たったけど小破!私、超ラッキー!!」コロンビア!


提督「超ポジティブ。不幸のふの字すら見えない。」


大淀「スキルの影響が完全に逆噴射してますね。」


提督「このままにしたくなるレベル。」


明石「でもそれだと鎮守府の他の方がじめじめ状態ですよ。」


提督「あー、マイナス面が大きいかぁ。」


艦隊は強かった。




大鵬は張り手、サブミッションによる絞め落し、四股踏みによる津波。


吹雪「背筋バリバリ!」


瑞鶴「僧房筋立ってる、立ってる!」


ペンギンは吹雪、瑞鶴達の掛け声によりテンションがあがったのかビームの連発。


ペンギン「プロテイン!」


吹雪「いよ!筋肉屋!」


瑞鶴「ナイスバルク!」


提督「まぁ、吹雪が何もなくてよかったよ。何だかんだで普通だけど一生懸命あの娘なりに頑張ってるもん。」


大淀「今回の出撃は本当に随伴してるだけですが。」


提督「他の面子が濃すぎだから仕方ない。」


そして、道中の深海棲艦の不幸に提督達が同情していた所に彼女達が着いたと連絡が入り任務は終了した。



※実際の任務は2回到達です、消費資源がそこそこなので補給艦が育っているなら補給艦ルートが良いかと思います。

航空戦艦2だと強制的に上ルートになるので大鷹、先制対潜持ちの軽巡、

対空担当駆逐あたりを入れると上ルートは楽になりますが消費が以外に重いので注意です。




こ…山城「Hey!提督!艦隊が帰えってきましたネー!」ニコニコ


大淀「信じて送り出した山城さんが。」


明石「なんか物凄いテンション。あれ?既視感が?」


提督「テンションが高いねー。」


扶桑「提督!艦隊帰って来ました!」ニコニコ


提督「うん、うん、やっぱり明るく笑顔がいいわ。」


大淀「ですが、鎮守府内は惨憺たる有様ですが。」


明石「ですね、報告もらっている中では雪風さんが箪笥に小指をぶつけてもんどりうってた所を畳で滑って


   修復バケツにダイブして今ドックに入っているそうです。」


提督「何そのピタゴラスイッチ。」


大淀「これで一応全てが終わりましたね。」


提督「あー、そうだったね。一応、上へ送るサンプルとしては終わりだね。」



さて、その後の鎮守府だが。


執務室近く廊下


山城「姉さま!ブラックモンブランが50点当りました!」


扶桑「あら、山城も?私も50点当たったの。二人の分を合わせれば一本分に出来るわね。」


山城「姉さま!是非交換してきてください。私は姉さまが食べているところを見れればそれで。」


提督「もう一本ぶん私が負担するから二人とも食べなよ。姉妹仲いいの分かったから。」


扶桑「提督、ありがとうございます。」


大淀「若干幸福の影響が残った?みたいですね。」


提督「今回の実験で一番良い結果になったね。」


鎮守府屋外


ペンギン ポージング! マッスル!


武蔵「貴様!いい上腕二頭筋しているではないか!」 ポージング


吹雪「ナイスバルク!」


瑞鶴「アネキー!!」


提督「あの屋外で筋肉見せ合ってるあれだけ何とかしておかないと。」


明石「ですね。」


扶桑達の普段の不幸は実験(?)の効果が残ったのかスクラッチでたまに2000円が当たるくらいにはよくなったそうである。




大鵬「どすこーい!」 大銀杏投げ!


戦艦棲姫「ケツハイヤー!」


そして、横綱型正規空母大鵬は艦隊司令部へ送られ激戦地で活躍をつづけ


深海棲艦達の間で危険漢娘として手配書が出回るほどだったとか。


ペンギン「プロテインの摂取はホエイをお勧めする。」


ペンギン「筋肉が喜ぶのはホエイだ。さぁ!今日も筋トレの時間だ!」


武蔵「貴様の筋肉はすばらしいな!」


提督「あいつなんで残ってるの明石?このままだと武蔵が筋肉お化けになっちゃう。」


明石「いやなんですか?」


提督「武蔵は今が最高だろ。あれ以上の筋肉は必要ないぞ?」


武蔵「ほう。提督。そうか。提督の気持ち受け取ったぞ。」


提督「?」


ペンギンは何故か消滅せず鎮守府内にボディビル教室を開催。


一部の筋トレ好きな艦娘達が参加したりと結構フリーダムになってしまったようだ。




加賀「10、11、12、13……。」


ピュンピュンピュン


提督「加賀さん無表情で弓を撃つの止めて!死ぬ死ぬ!」


うっかり武蔵をその気にさせる発言をしてしまった提督を加賀さんが和弓を片手に追い回したりと結構平和にやっているようである。


提督「あーっ、酷い目にあった。」


大淀「提督!大変です!」


提督「どうしたの?」


大淀「提督が出されていた退職届が返送されてきました。」


提督「受け取って貰えなかったかぁ……。」


大淀「後、今日で今月も終わりなのに提出しないといけない書類が残っています。」キリッ


提督「なにそれ。」


大淀「これだけの書類の処理は私一人では無理です!」キリッ


大淀「ですので。」


大淀「提督、秘書艦を選んで下さい。」ニコォ


提督「もうやだ。」


今日も鎮守府は平和である。




ちょこっとおまけ  提督さんと服飾妖精さん 海風の水着グラ万歳!


提督「諸君!我々はこの度、一人の水着美女を手に入れた!」


提督「これは勝利を意味するのか!?」


提督「否!始まりなのだ!」


針子妖精 ソーダ ソーダ!


提督「運営鎮守府に我らが送り続けた要望は30分の1すら実現されていない。」


提督「にもかかわらず、今日まで我々が戦い抜いてこられたのはなぜか!?」


提督「諸君!」


提督「我ら提督達の目的が水着艦娘をダンケダンケ!だからだ!」


提督「これは諸君らが一番知っている。」


妖精達  オッパイオッパイ! ケツモイイゾ! フトモモサイコウダゾ!


提督「我々は毎年全艦娘の水着グラを求めては敗北させられてきた。」


提督「そして、ひと握りの艦娘達が提督達の欲望を満たして実に3年!」


(2015年からの実装だった気がします、うろ覚え申し訳ありません)


提督「前線で指揮を執り続ける我々が嫁艦の水着を要求して何度、運営に踏みにじられたか!」


妖精達 ソーダソーダ! テイトクイイコトイッテルゾ!


提督「艦娘全員の水着グラ実装を掲げる提督全員の提督一人一人の欲望の為の戦いを神が見捨てるわけはない!」


妖精達 拍手喝采


提督「私の初期艦、諸君らがツンデレと呼ぶ叢雲の水着が今年もない!なぜだ!」



明石「プロデューサーが坊やだからさ。」


提督「おう、明石、ずばっと言うね。」


明石「馬鹿やってないで仕事してくださいよ。今年は浴衣の追加もあるから縫製工場をフル稼働してもらわないと。」


提督「盆休みはなんとかなりそう?」


明石「まぁ、何とか。」


提督「みんな!盆休みはあるって!」


妖精 ヤッターーー!!


そこのお暇なあなた、もし宜しければ縫製工場にアルバイトに来ませんか?


一日28時間の10日勤務のちょっとハードな職場ですがお給料は弾みます。


後、たまに艦娘のフィッティングに立ち会えるかも!


あなたからの書類応募お待ちしています。


1ヶ月に渡ってお送りしてきました本篇終了です、お付き合いいただきありがとうございました


後は少しおまけ話を次回の更新にさせていただければと思います


今度のイベントは冬に光、春に占守島の戦いと終戦間際の作戦で一つ区切りをつけてこれから自由にやるぞ!の感じがありますね


欧州方面  インド洋→スエズ→地中海→ジブラルタル or インド洋→マダガスカル島→喜望峰周り→ドーバー


といった2通りの予想が出回っている様子、前者は運河棲姫の存在を生かせる、


後者は史実でマダガスカルに行った作戦があったとかで参加していたのが潜水艦なので潜水艦ルート固定とかで予想が賑やか


新規空母はアークロイヤルかイラストリアス級かとの噂、まさか複葉機が来るとは思ってなかったです


3郡だった方は泣いていいと思うのです鳳翔さんも複葉機運用してましたが持参装備にはないですからねぇ……


まさしく産廃(合掌)


次回作の安価の内容もある程度固まったので軽く告知


異世界食堂ものを比叡と磯風にやらせます、もし宜しければそちらも宜しくお願いいたします


いつも乙コメ、感想コメ、ありがとうございます


お世話になります、最後の更新に参りました

更新の前に、今いち状況が伝わりにくいかと思いましたので一部訂正させていただきます

>153

戦艦棲姫「ケツハイヤー!」→ 戦艦棲姫「尻ノ下敷キハ嫌ー!」

です、宜しくお願いいたします



おまけな鎮守府 赤城さんと不知火さん


大淀「提督。」


提督「はいはい?」


大淀「先日の秘書艦システムですがシュミレートモードが追加されたみたいですよ。」


提督「へぇ。」


大淀「という訳で実行してみませんか?」


提督「?」


明石「呼ばれていませんけどジャジャジャーン!」


明石「このVRをつけて頂いて仮想現実の中で体験できますよ!という訳です。」


提督「へぇ。」


大淀「という訳で付けていただきましたがどうですか?」


提督「ん、何か面白いね。」


明石「では、早速、シュミレートスタート!」


提督「予想がつきすぎて怖かった赤城とかどうだろ?」E: VRヘッドギア



♪ ユニークスキル『 暴食の王 』が設定されました


提督「七つの大罪みたいなスキルだな。」


大淀「で、あるにも関わらずユニークって一番下レベルなんですね。」


提督「んなぁああぁなああ!?!?」


大淀「どうされました!?」


提督「何かに吸い込まれて視界が暗い……。」


明石「あっ、提督、これ以上シミュレーターを動かすと精神汚染の可能性ありって出てきたんで停止しますね。」


提督「何が起きてたの?」(VRを外しました)


明石「えっとですね、赤城さんの食欲が暴走してマイクロブラックホールになったみたいです。」


提督「うわぁー。」


明石「それであのまま続けていたら赤城さんの胃に精神が消化されてしまって取り返しがつかなくなるようだったですね。」


大淀「予想の斜め上でしたね。」




明石「つぎ!いってみよー!」ハチジダヨ!


大淀「いってみよー!」ゼンインシュウゴウ!


提督「長さんかよ!」


明石「という訳でこれまた分かりやすい不知火さんですね。」


提督「落ち度鎮守府って画面に出てるんだけど。」


提督「落ち度ってなんか可哀想な感じになってきた。」


提督「おっ、浜風、お疲れ。」


大淀「あっ、画面には浜風さんが映っているんですね。」


提督「待て!浜風、スカートが艤装に挟まって後ろが///。」


明石「あー、VRの向こうではラッキー助平の落ち度が。」


提督「あっ、五月雨!止めなさい!ズボンは自分で脱ぐから!」


大淀「成程、歩く事故発生マッスゥーーインの五月雨さんが提督のズボンに何かを零したようですね。」


明石「それを拭こうとしてちょっとしたエロ漫画シチュになってると。」


提督「あっ、加賀さん、あー、胸当て付け忘れて出撃しちゃった……。」


提督「弓の弦がそりゃ当たるよ……。」


提督「えっ!?腫れてないか確認してくれ?そして、薬を塗ってくれ!?」


大淀「そろそろシャットダウンしてあげてください。」


明石「了解―。」


提督「あっ!?ちょぅっと!?これからいい所なのに!?」



大淀「提督、自重してくださいね?」


提督「はい。でも、見たかった。」


提督「 ! そうか!シミュレーターで出来たなら設定してみれば!」


と、大淀と明石の反対を押し切りやってしまった提督は


廊下に出れば落ち度で第三砲塔が爆発しそうな戦艦さんに艤装を渡され誤爆。


そして、落ち度による激熱のお茶を大事な所にくらい大変な目に遭うなど散々だったようである。


大淀「シミュレーターでシミュレートしたくらいで全てがその通りになったら苦労しませんって。」


提督「そうだね。もう誰かを秘書艦にしてそのスキルうんぬんに振り回されるのはこりごりだわ。」


大淀「では、秘書艦、どなたか選ばれますか?」


提督「いや。大淀。」


大淀「はい?」


提督「提督としてまだまだ未熟な所があるかも知れないがこれからも宜しく頼む。」


大淀「仕方ありませんね。教育してさしあげますよ。」


提督「さ、書類を片付けるか。」


明石「提督。」


提督「ん?」


明石「結局、色々と秘書艦を選んで大淀に戻った形になるんですね。」


提督「あー、そうなるな。」


明石「ふふふ。初めから、秘書艦は決められていたんですね。」


提督「あー……。」


明石「ごちそうさまでしたーーー。」


こうして一人何かを納得して明石は執務室を退散していったのであった。


提督「あー……、大淀。」


大淀「はい提督。」


提督「まぁ、そのなんだ。これからも宜しくお願いします///。


大淀「えぇ、任されました///。


この後、二人が大規模作戦で地中海でロマンスを繰り広げたり
欧州組みを交えて大惨事世界大戦がおきそうになったりと言うのはまた別の話でお送りしたい。


艦!

>162にて シュミレート × → シミュレートの間違いです


最後の最後に作者に落ち度が……、しまらないなぁ……


以上ここまでお読みいただきありがとうございました。


次回作は安価に初挑戦でございます、上手くやれるかどうか……


内容としては事前告知の通りですのでお時間都合よろしければ読んでやって下さい。


では、依頼を出しにいってきます。

乙レス、感想レス、いつもありがとうございます


今度の夏イベは秋月型の新艦が来て欲しいですね、


地中海の事を調べていたらなぜかルパンⅢ世の2015年TVシリーズを見ていました


なんでだろ?


いつも 『 バスクリンさんか! 』、などレスをいただき本当にありがとうございます


では、またどちらかのスレにてお会いいたしましょう!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年08月08日 (火) 21:30:29   ID: vlcsgWJC

雪風のカットイン、ボフッボフッ E7、防空棲姫、A敗北・・・うっ

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