親友「さてと…仕事しようかな」 (68)

親友(まずは主人公がどの子を攻略…もとい彼女にするかを見極めなきゃな)

親友(…さて、どーやって動くか)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375845452

親友「やぁ、おはようさん」

主人公「お、おはよう」

親友「ん?どうした?いかにもいいことありましたって顔してんじゃん」

主人公「え?いきなりどうしたんだ?」

親友「いやいや、そんなに幸せそうな顔してたら誰でも聞きたくなるよ」

主人公「いや、なんでもないよ」

親友「なんだよ~つれないな~」

親友(くっそ…なんでいつもここで渋るかな、その方が仕事も楽になるってのに)

親友「まぁ言いたくないならいいや、なんか相談したいことあったら言えよな」

主人公「おう、ありがとうな」

ヒロイン「あ…」

親友「…ん?」

主人公「お…おう」

ヒロイン「…おはよう」

主人公「あぁ、おはよう」

親友(む、経験からしてこの子、第一候補だな…だが主人公がもうすでにこの子の√に入ってるとは考えにくい、ここは…)

親友「お、知り合い?」

親友(ん、これがベター、変に茶化して『なんだよ、彼女か?』とか『まさか悩みの種って…』とか言うと素直に返されなかったときにやりにくいからな、ここはシンプルイズベスト…簡単な質問だ)

主人公「あぁ…ちょっとな」

ヒロイン「……」

親友(ふむ…ヒロインちゃん、主人公と話したいのだろうか…だがここで俺が放棄して『あぁ、邪魔だよね』なんて言って離れようとしたら逆に『いや、別に』とか言われる可能性があるな…ここは都合よく今日の日直をダシにして離れるか?…いや、それも危ないか…かといってこのまま俺もいたらその後√に入ったときの進行に少なからず障害が出る可能性が……どうしたもんかな)

ヒロイン「あ…あの」

主人公「ん?」

親友(げっ!しまった!ここで主人公に反応されるのはマズイ!俺いる状態でコイツがいらん事言ったら、下手したらフラグがバッキリ行きかねん!…しかたない、ここは主人公補正に任せてさっさと離脱するか)

親友「あ…すまん」 
  

主人公「ん?」

親友「俺日直なの忘れてたよ、先に行くわ」

主人公「おぁ、そうか」

親友「じゃあ、また後でね、バイバイ、えーと…」

ヒロイン「あ、私ヒロインって言います」

親友「ん、ありがとう、俺のことは親友でいいから、じゃね」

親友(またね、と言わなかったのは次回会うことを悟られないためだ、下手したら俺の好感度がアップしかねない、まぁ相手が主人公だからそこはあまり心配ないのだが…まぁ心配するに越したことはない)

ー教室ー

親友(…主人公はあのあとちゃんとヒロインと学校に来たのだろうか…っと)

主人公「~~~」

ヒロイン「~~~」

親友(窓の下にいるのは…よし大丈夫みたいだな)

親友「…さてと」

親友(ほかの登場人物を探す必要がありそうだ、できればあのままヒロイン√にj入ってもらいたいんだが、セオリー通り主人公はほかの女の子たちの間を紆余曲折するだろう、つーか別の子が選ばれるなんてことになりかねん、まぁ別にそれでもやることは変わらないんだけどな)

親友(リミットは一週間半後の文化祭までだろうな…まぁ可もなく不可もなくってところか…)

ー昼休みー

ツンデレ「ねぇ」

主人公「ん?」

ツンデレ「ん?じゃないわよ、あんたなんで今日学校来るの遅かったのよ」

主人公「…なんで?」

ツンデレ「質問してるのは私なの!答えなさい!」

主人公「やれやれ」

ツンデレ「やれやれじゃないわよ!」

親友(む、あの子も候補の一人か、親密度はさっきの子に比べて割と高めか?)

主人公「~~~」

ツンデレ「~~~」

親友(……さぁ、俺はどうするべきかな)

親友(まぁ、妥当なのは俺は見て見ぬ振りをすることだが、果たしてそれでいいのだろうか…ぶっちゃけ、あの子の√に入ってくれた方がヒロインちゃんよりも何千倍もやりやすいんだがな…ただ、毎回思うことだが後味が悪いんだよ、誰を選ぶにしろしっかり主人公から引導を渡しやってくれないとな)

親友(まぁ、今回はどちらに転ぶかわからんが会話に入ろう、情報も少なからず入るしな)

親友「主人公…ってあれ?友達?」

親友(なんか毎回この入りだと俺バカみたいじゃん、まぁそういう設定なんだけどさ)

主人公「ん…親友か」

ツンデレ「……なによ?あんた」

親友「あぁ、俺は主人公の友達の親友だよ」

親友(よろしくは言わん、ま…当然だが)

ツンデレ「そぅ…それで主人公~!」

親友(……池沼タイプか、これはほっといたらめんどくさいぞ…勝手に勘違いしてフラれて~なんて結末はかわいそ過ぎる)

あー誰も居なかったらやめるね

親友は何を目指してる感じだろ?

いるから続けてください

ごめん、ちょっと出てた

>>10わかりにくかったね、この世界はギャルゲーの世界、そして主人公に必ず一人はいる
男友達を親友と称して主人公のサポートの裏側を書いてる感じかな

主人公「あぁ、うん」

ツンデレ「それでね…ってかあんた」

親友「…え?俺?」

ツンデレ「そうよ、なんでここにいるのよ」

親友「あぁ、君が座ってるその机、俺の席だからさ」

ツンデレ「あぁ、そうなの」

親友「ま、邪魔なら消えるよ、じゃね」

親友(ここはさっさと退散するべし)

主人公「……」

ツンデレ「それでね~」

親友(…ふむ、どうやら主人公の反応を見る限りあの子に脈はないみたいだな…やはりすでにヒロインちゃんに気持ちが傾いているのか?)

ー数日後ー

親友(困った…実に困ったぞ…)

親友(ほぼ毎日ツンデレちゃんが…あぁ、あのあと名前は知ったんだが、主人公から離れない…つーか主人公気づけよ…だが相変わらず主人公はヒロインちゃんが好きなようだ、しかし間の悪いことにヒロインちゃんは俺と主人公が一緒にいるときしか現れない…というかヒロインちゃんは何回か主人公と絡もうとしているのが見えるのだがツンデレちゃんがそれを許さない、今回はケースがイレギュラー過ぎる、今までは主人公補正やら何やらでほぼ滞りなく進んでいたのに、今回は全く思い通りに物語が進まない…正直、このまま主人公とツンデレちゃんが付き合ってしまうのも、俺的にには悪くない、だがやはり親友としては俺は主人公に本当に好きな奴と付き合ってもらいたいな…どうすれば)

ヒロイン「あ…あの」

親友「ん?あ…あぁヒロインちゃん」

ヒロイン「親友くん、今時間大丈夫かな?」

親友(…これはやばい、単に相談ならばいいのだがフラグだったりしたら俺は自分の役割から外れてしまう、しかしこれが相談ならば物語は大きく動く、どうすれば…)

ヒロイン「あの…」

親友「あぁ、うん、ごめんね?今はちょっと」

ヒロイン「……そっか、うん大丈夫だよ」

良ssの予感

ー校庭ー

親友(…良かったのだろうか、あれで)

親友(現在は体育の時間、俺は木陰でクラスの男子がサッカーをするのを眺めながらその後の考察を立てていた…というか、今回はやはり何かがおかしい…まず、全くと言っていいほど主人公に補正がかかっていない…これではエンカウント率が下がるし突発的なイベントも発生しにくい…そしてなによりヒロインちゃんが主人公に惚れるのに時間がかかる可能性がある…いや、それ以前に学校で一日に一回や二回顔を合わせるだけのほかのクラスの男子を好きになったりするだろうか…答えはNOだ、そんなのはありえない…だが一方でツンデレちゃんの主人公への好感度が上がりすぎている、これは恐らく物語の始まりの立ち位置の問題だろう、ヒロインちゃんはきっと物語の最初に、そしてそれが人生で初めて出会った人間タイプ、一方でツンデレちゃんは昔から知っている腐れ縁タイプ、さらにすでに惚れかかっている、いや、本人が気づいていないだけですでに惚れているのかもしれないが…これではツンデレちゃん√一直線だ…そんな中で俺には一体何ができるだろうか…クッソ、頭が働かない)

親友「実に…弱ったな…」

ヒロイン「なにが弱ったの?」

親友「…ッ!?」

ヒロイン「そ…そんなに驚かなくてもいいじゃん」

親友「あ…あぁ、ごめんね?ちょっとぼーっとしてて」「

ヒロイン「考え事?」

親友「まぁね、そんなところ」

ヒロイン「そっか、そういえばさっき親友くん、いつもとは口調が随分違ったよね?」

親友「え?」

ヒロイン「なんかちょっと怖かったかな…今みたいな優しい口調じゃなくて…もっと、えーっと…なんて言えばいいのかな?」

親友(し…しまった、これは非常にまずい…何がマズイって、まず彼女に俺の素顔の片鱗を見られたことだ、俺の素顔は普段とはきっと、あまりにもギャップがあるだろう、そしてそのこと知った彼女はきっと俺の秘密を見たと思うに違いない、それだけはマズイんだ、本来秘密の共有とは主人公とするものであり、それによって物語がグンと加速するのだ…しかし、相手は俺だ…このままでは彼女との間にフラグが立ってしまう…なぜなら彼女はまっさらだからだ、物語の登場人物だけに、その好意のパラメータは最初は無に等しく、イベントを重ねることによって主人公へとそのゲージを伸ばしていくからだ、だがいかんせん俺に傾いてきている…ここはどうにかして打開するしかない)

親友「そ…そうだったかな?多分昨日読んだ本の主人公とかぶっちゃったのかもね」

ヒロイン「あぁ~、私もたまにあるかも」

親友「そっか、まぁそんな感じ」

親友(どうやら最悪のケースだけはまぬがれたようだ…まぬがれたよな?…クッソ、やはり相手の感情が読めない、これも今回のイレギュラーに理由があるのか)

ごめん、ちょっとだけ外出ることになった、SS速報に投稿するのが初めてだから
いちいちこんなこと説明するのはあってるのかわからんけど一応言っとくね
それじゃ見てくれている人がいたら待っててね

親友「それよりどうしてここに?」

ヒロイン「私今日は病院に行ってたの、それで遅刻してきちゃったんだけどたまたま親友くんが見えたからさ」

親友「そっか」

親友(…主人公の事を聞くべきだろうか)

ヒロイン「そういえば主人公くんは一緒じゃないの?」

親友「あぁ、ほらあそこでサッカーやってるよ」

親友(自分から踏み込んできてくれたか)

ヒロイン「あ、ホントだ」

親友(ここで主人公へのパラメーターを確認しておいたほうがいいかもしれないな)

親友「主人公の事、気になるの?」

ヒロイン「ううん、いつも親友くんと一緒にいるから気になっただけだよ」

親友「なるほど」

親友(……マズイな、この状態から文化祭までに親密度を上げるのはちょっと無理かもしれないぞ)

ヒロイン「…なんでそんな事聞くの?」

親友「え?」

ヒロイン「親友くん、なんか私と会った時もいっつも主人公くんに私への話題を提供して、そのくせ自分では私には話してくれない、いまだってそう、私は親友くんと話に来たのに主人公くんを気にして…私のこと、嫌いなの?」

親友「いや、そんなことはないよ?」

親友(ど…動揺しちゃダメだ、冷静に俺の外面を守るんだ)

ヒロイン「ならなんで?」

親友(しかし、主人公補正がないと周りが見えてしまう故に俺の気遣いが露呈してしまっていた…ということなのか?クッソ、やりにくい)

親友「特に理由はないよ、ただたまにヒロインちゃんがウチのクラスの前にいたのを見てたからさ、てっきり主人公に用事があるのかなーと」

ヒロイン「…違うよ」

親友「え?」

親友(違う?どういうことだ?)

ヒロイン「だってそもそも主人公くんはいつもツンデレちゃんと仲よくやっているじゃない、私が気になってたのはその中でただ一人だけ笑顔を崩さないで自然に…ううん、むしろそれが不自然なくらいにあの二人の仲を取り持つように繕っているきみの方だよ、そして話が盛り上がりそうになったその時に席を立つ、ずーっとその繰り返し…私はずっと見ているわけじゃないし、もしかしたら私が見ている時だけそうたまたまそうなっていただけなのかもしれない…でも、それでもやっぱりおかしいよ、親友くん、君は一体何がしたいの?」

親友「……」

ヒロイン「答えて」

親友(主人公があまりにもイベントに遭遇しないから俺がヒロインちゃんに仕掛けていたのがここで仇となったか…やはり主人公補正がないと印象に残るのは話している最中や内容ではなく誘った俺のようだな……それに加えて唐突に消える俺、やはりここでも主人公補正が働かず、むしろその場で消えた俺の方が強く印象付けられているよだ…)

親友「……俺はね」

ヒロイン「…?」

こういう視点の話は面白くて良いね
今は見てる人が少なくても夜には増えると思うし
区切りまでコメントを控える人も多いから気にせず続けてほしいです

すいません、すっかり寝落ちしてしまっていました
再回します

親友「俺ただ、君と主人公が仲よくできたらなって思っているだけなんだよ、最初に俺とあったときだって君から主人公に話しかけていたじゃん?それに主人公の気持ちははたから見ていれば…っと、まぁそれはそれとして、とにかく、それだから俺はヒロインちゃんと主人公には仲よくなってもらいたいんだ」

親友(気遣い、主人公のヒロインちゃんへの気持ちのニアミス、俺からヒロインちゃんへの感情の有無、全てを込めた俺の渾身のセリフだ…さぁ、どうでる?)

ヒロイン「そっか…そうだよね、そう言えば私、あの時自分から主人公くんに話しかけたんだったね」

親友「そうさ、だから俺は二人の力になりたいんだよ」

ヒロイン「そっか…うん、わかった、それじゃあまたね」

親友「あ…あぁ」

親友(またね…か、これもできれば言われたくなかった言葉だ、きっと彼女には深い意味はなかったんだろうが、そこに意味がある…潜在的に『またね』という言葉を使うということは、俺にまた会いたいという言葉の裏返しだ…社交辞令、という可能性もあるが……どうだろう、期待できるだろうか」

主人公「親友」

親友「お、終わったかい?それじゃあ号令だね」

主人公「あぁ、早く行こうぜ?」

ミス

親友(またね…か、これもできれば言われたくなかった言葉だ、きっと彼女には深い意味はなかったんだろうが、そこに意味がある…潜在的に『またね』という言葉を使うということは、俺にまた会いたいという言葉の裏返しだ…社交辞令、という可能性もあるが……どうだろう、期待できるだろうか」



親友(またね…か、これもできれば言われたくなかった言葉だ、きっと彼女には深い意味はなかったんだろうが、逆にそこに意味がある…潜在的に『またね』という言葉を使うということは、俺にまた会いたいという意味だ…社交辞令、という可能性もあるが……どうだろう、期待できるだろうか)

でお願い

ー学食ー

親友「さぁ、何を食べようかな」

主人公「そうだな…俺はAランチにするか」

親友「お、お金持ってるね、俺はまぁ財布がペッタンコだし、カレーでいいや」

ツンデレ「ねぇ、ちょっと」

主人公「あ…?」

親友「…っ!?」

親友(なんでここにいるんだ?今日は弁当だって自分で弁当作ったって散々言ってただろ、それに今日はヒロインちゃんも食堂に来るって情報を仕入れたからこうやって主人公を誘ったのに、ここでツンデレちゃんと遭遇するのはいくらなんでもヤバイぞ)

ツンデレ「なんであんたここに居るのよ」

主人公「親友に誘われたからだけど」

ツンデレ「…ッ!!」

親友「あ…あははは」

親友(睨むな!怖い!)

主人公「それで、お前は何しに来たんだ?」

ツンデレ「…あ、あんたを探しに来たのよ」

主人公「え?」

ツンデレ「お弁当、作ったって言ったでしょ?」

主人公「知ってるけど、それ自分のだろ?」

ツンデレ「…あ…あんたの分もあるのよ」

主人公「はい?」

親友(出た!主人公スキルの一つ、難聴!なんでこんな設定だけちゃんと機能してんだよ!?)

ツンデレ「だ…だから…ッ!」

親友(あぁ、これにはさすがの俺も苦笑いだよ)

ツンデレ「…ッ!!いいからちょっと来なさい!!」

主人公「お…おいおい!」

親友(……終わった)

ヒロイン「あ…あの」

長いセリフは改行してほしい
正直読みづらい えらそうに言ってすまん

親友「あ、ヒロインちゃん」

ヒロイン「今のって主人公くんとツンデレちゃんだよね」

親友「…うん」

ヒロイン「なにかあったの?」

親友「よ、よくわかんないんだ、なんかいきなりツンデレちゃんが来て小声でぼそぼそ二人で話してると思ったらどっかいっちゃってさ」

ヒロイン「そっか…じゃあ親友くん、一人なの?」

親友「まぁね、でもひとりで食べるんなら同じだし、購買でパン買って教室もどるよ」

親友(よし、遠巻きに誘いは断ったぞ)

ヒロイン「…そうなのい?」

親友「うん」

ヒロイン「……じゃあさ、一緒に食べようよ」

親友(え~、勘弁してよ~)

>>27
ごめん、じゃあふきだしいくつかに分けるよ

読んでくれてありがとう

おつ

ヒロイン「…いや?」

親友「うん、ちょっと嫌かな」

親友(うっ…心が痛む)

ヒロイン「そっかぁ、いやかぁ……」

親友「ごめんね?」

親友(ここで下手に説明したらダメだ、きっぱりはっきり断るぞ)

ヒロイン「うん…大丈夫だよ、それじゃあね」

親友「あぁ、じゃね」

親友(ごめんね…ヒロインちゃん…)

>>30
誤爆った・・・
支援

ー校舎裏ー

親友「…はぁ」

親友(柄にもなく一人になりたくなってしまった)

親友(今までは、後味が悪いようなことはあっても俺の心が痛むなんてことはなかったのにな…なんでだろうか)

親友(文化祭まであと数日、正直キツイがまだなんとかなるかもしれんな…ただそれには相当なパワーが必要だぞ…そんな都合のいいイベントがこの先起こってくれるだろうか…)

親友「なにか考えなきゃな」

休憩する

もしかしたら今日は終わりかも

今日は終わり

おやすみ

まあとりあえず乙

初SSはいいんだが読んだこともないの?
構ってちゃんは嫌われるよ

誰もみてないなら~とかはあまり言わない方がいいんじゃね
まあ速報だからってことで気にしてない人もいるだろうけど
SS自体は面白いから頑張って

すまん、これからはガタガタ言わずに書くわ

速報は基本的に投下中はレスしないから気にしなくても見てる人はいるよ

こう何度もフォローして貰ってても「人が居ない」と嘆いてばかりだと内容以前に白けるんだよな
そこまで構ってちゃんならエロ安価スレでも立てれば?
そうすりゃこの時期ならエロガキ共が群がって賑やかになるぞ

>>40
これだわ
発想おもろいだけに萎える

それじゃあ書く
指導ありがとう

ー教室ー

主人公「なぁ、親友」

親友「ん?なんだい?」

主人公「ちょっと話があるんだ」

親友「ん?急に改まってどうしたの?」

主人公「いや、ちょっとな…」

親友「…そっか、それじゃあ聞くよ、どこか移動しようか」

主人公「あぁ」

ツンデレ「ちょっと主人公」

主人公「あ?…あぁツンデレか、今ちょっと忙しいんだ、あとにしてくれ」

ツンデレ「うっ…な、なによその態度」

主人公「すまん、あとにしてくれ」

親友「……」

ツンデレ「わかったわよ」

主人公「すまんな、それじゃあ行こうか」

親友「あぁ」

ー屋上ー

親友「へぇ、屋上が開いてるなんて珍しいね」

主人公「…親友よ」

親友「なんだい?」

主人公「あのよ、ヒロインの事なんだが」

親友「うん」

主人公「俺な、今日話しかけたんだよ」

親友(…やっと自分から仕掛けたか、やるじゃないか)

親友「それで?何かいい話は聞けたかい?」

主人公「なんだそれ」

親友「い…いやぁ、何回か話してるうちになんとなく…ね」

親友(ここはもうはっきり伝えないとコイツも気づかないだろうからな)

主人公「そうか、知ってたのか」

親友「あぁ、なんかごめん」

主人公「いや、いいんだ…それでなんだが」

親友「ん?」

主人公「思い切って聞いてみたんだ、なんというか、そのな…」

親友「なんとなく言わんとしていることは分かるさ、言葉にしなくてもいいよ」

主人公「…助かる」

親友「気にしないでよ」

主人公「それでな、あいつ曰く俺のことは普通に仲のいい男友達なんだと」

親友「なるほど、それはよかったじゃないか、その後が期待出来る」

主人公「…違うんだ」

親友「……え?」

主人公「俺は、その先に行きたいと思った、だから聞いてみたんだ」

親友「あ…あぁ、なんて?」

主人公「…今、好きな奴はいるのか?…と」

親友「…うん」

親友(おい、ちょっと待て)

主人公「そしたらな、あいつはこう答えたんだ…」

親友(やめろ、冗談だろ?)

主人公「『うん、最近できたんだ、好きな男の子』って」

親友「そ…そっか…それは残念だったね、でも主人公は男の俺が言うのもなんだけど
   結構いい男だと思うんだ、だから諦めないd」

主人公「いいや、違う…俺が聞きたいのはそんな言葉じゃない」

親友「……」

主人公「親友は俺に遠慮しているだけで、本当は気づいてるんじゃないか?いいや、そのはずだ」

親友「な…何をだい?」

主人公「まだとぼけるのか?俺にはわかる、親友は普段はすっとぼけているが、実は誰よりも鋭い感の持ち主だって」

親友「主人公…」

親友(迂闊だった、そりゃそうだ…途中から分かっているはずじゃないか、主人公のスキルがなくなっているんだって
   一度はツンデレちゃんの弁当の件で難聴が発動したと思っていたが違かった、あれはきっと本当に聞こえなかのだろう)

親友(それならば、今回の主人公の自分からの行動や感づきにも納得が行く、普段ならば絶対に自分から仕掛けたりなんて
   しないだろうからな…つまり今の主人公は感が鋭いわけではない、鈍感じゃなくなっているんだ」

親友(考えてみればツンデレちゃんとは普通にできるのにヒロインちゃんの前では喋れないのも普通なんだ、だって好きな
   女の子の前なんだから、緊張するのも当たり前だ)

親友(クッソ…俺はバカだ…)

主人公「なぁ、親友よ」

親友「…なんだい?」

主人公「俺はな、ヒロインが好きだ」

親友「…うん」

主人公「だからアイツには幸せになって欲しいんだ」

親友「それは、君の役目じゃn」

主人公「やめろ!これ以上俺を惨めにしないでくれ!」

親友「…主人公」

主人公「ただ勘違いするなよ?俺はアイツには幸せになって欲しいが、お前に何をしろと言っているわけじゃない」

主人公「俺にはそれが、できないと言っただけだ」

親友「……」

主人公「でも、それでも俺はアイツに告白しようと思う」

親友「…そっか」

主人公「ここで全て断ち切って、また0になるためにだ」

主人公「俺はこんな情けないまんま終われないんだよ、せめて最後くらいは派手に散りたいんだよ」

親友(…これは主人公補正なんかじゃない、コイツ自身の勇気だ…俺はそう信じるさ、やっぱり君はかっこいいよ)

主人公「なんかいらん事までベラベラと喋っちまったな、悪い」

親友「いいや、俺は嬉しかったよ」

主人公「…ならよかったよ、それじゃあ早速行ってこようかな」

親友「今日は飯をおごるよ」

主人公「はは、豪勢なのを頼むぜ?」

親友「あぁ、行ってらっしゃい」

主人公「おう、行ってくる」

今日は終わり
なんかめちゃくちゃだな、すまん

乙です
自分でまとまってないと感じるなら納得できるように直してから投稿で良いと思う

おつ



このままでも十分レベル高いと思う


いままでも十分レベル高いと思う

頑張って

親友(やるじゃないか、主人公…全く脱帽させられるよ)

親友(しかしどうやら、俺は脇役の座から降ろされてしまったようだ…あの立ち位置は気に入ってたんだがな)

親友(もう俺は、主人公の物語の一人ってだけじゃないんだな)

親友(ははっ…まるで因果の輪から外れてしまったような気分だよ、いや、本当にそうなのかな)

親友(全く…笑えない冗談だよ)

親友(しかし、俺にだって責任はある、関係もある、それに何より…願いを背負っている)

親友(今から始まるのは…俺の物語だ)

親友(脇役なんかじゃない、俺が主役の物語…)

親友「さぁ、開演の時間だ」

親友(なんて、こんなキザったらしい事を言っても許されるんだな、なんか背中が痒いや)

親友(......文化祭までもうあまり時間がない)

親友「俺は……最高の形で、この物語を終わらせて見せるさ」

今更だが一人称は僕の方がセリフとのシンクロ率が高かったな
まぁしょうがないね

角蔵

ー翌日ー

主人公「昨日は、ありがとうな」

親友「何がだい?」

主人公「飯のことさ」

親友「あぁ、そのことなら構わないよ」

主人公「それと…昨日も言ったが、くれぐれも他の奴には…」

親友「ん?何のことだい?」

主人公「いや、だから恥ずかしいからさ」

親友「…はぁ、主人公、俺はもう少し君の信用を買っていると思っていたんだけどね」

主人公「え?」

親友「え?じゃないよ、俺が他人に君を悪く言う訳がないだろう?」

主人公「…悪かった」

親友「いや、まぁいいさ、人間誰しも不安は抱えているもんさ」

主人公「そう言ってくれると助かる」

親友「あ、それと…」

主人公「ん?」

親友「一日経って、君の気持ちも少なからず整理が出来たかい?」

主人公「…あぁ」

親友「それで、どうだい?0に…なれたかい?」

主人公「………無理、だった…女々しいが、アイツは意外と俺の奥深くに住んでるみたいだ」

親友「……そった、すまないね、無神経な事を聞いてしまって」

主人公「いや、いいんだ」

親友「でも…」

主人公「いいんだ、俺が望んでこうなったんだ」

親友「そうかい、それなら俺はもう何も言わないよ」

主人公「そうしてくれ」

親友「それじゃあ、学校に行こうか」

主人公「あぁ、少し急ごう」

親友「そうだね、君は、これ以上遅刻するわけにもいかないだろうしね」

主人公「うるせぇよ」

親友「いいじゃないか、このくらいの軽口を叩きあえるのが俺らのなかだろう?」

主人公「ん、それもそうだ…な!」

親友「いたっ…ははっ、それじゃあ行こうよ」

主人公「…あぁ」

ー校舎裏ー

親友(さて…どう動くかな)

親友(ここからは今までのような軽い考えで進めるほどイージーな展開じゃない)

親友(過去にあった、どんな状況より難しいんだ)

親友(考えろ、脳をフル回転させろ、少しの駄算も生むな、絶対に成功する策だけを生むんだ)

親友(もう…失敗は許されない)

親友(俺は、自分に誓ったんだ)

親友(この物語を…)

親友「最高の形で終わらせるんだって」


ー教室ー

主人公「…ずいぶん遅かったな、もう一時限目終わったぞ」

親友「いやぁ、ちょっと考え事してたらうっまり寝ちゃってさ」

主人公「げっ、トイレで寝たのか」

親友「意外と居心地いいんだよ?」

主人公「どうだか」

ツンデレ「ねぇ、ちょっと」

主人公「あぁ?」

ツンデレ「あぁ、今日はあんたじゃないの」

主人公「え?じゃあ…」

親友「………?」

ツンデレ「そっ、アンタよ」

親友「珍しいね、君が俺に用事なんて」

ツンデレ「いいじゃない」

主人公「何かしたの?」

親友「いや、心当たりは…」

親友(色々あるな、主に主人公の事で)

ツンデレ「ずべこべ言わないでとっとと来なさい!」

親友「あぁ、わかったよ」

親友「それじゃあ主人公、ちょっと行ってくるよ」

主人公「はいよ」

ツンデレ「早くして」

親友「はいよ、行こうか」

主人公「………」

支援
面白い

ー屋上ー

親友(なるほど、ここの鍵は彼女が開けていたのか、納得、昨日ツンデレちゃんと主人公は
弁当を持ってんここに来たんだろう)

親友(多分どっかにセキュリティの穴があるんだろうな、鍵を使った様子はなかったし
それを主人公は彼女から聞いて昨日俺君が作ったんだってねをここに呼んだんだろう)

ツンデレ「ねぇ」

親友「なんだい?」

ツンデレ「昨日ね、アンタん所から主人公引っ張り出して、ここに来たの」

親友(やっぱりか)

親友「へぇ」

ツンデレ「ここで、主人公と一緒にお弁当を食べたの」

親友「君が作ったんだってね」

ツンデレ「えぇ」

親友「それで…主人公は喜んだかい?」

ツンデレ「……アンタ、なんか知ってるような口ぶりね」

親友「まぁ何となく…ね、伊達に主人公の友達はやってないさ」

ツンデレ「…それなら、話は早いわ?」

ミス

それを主人公は彼女から聞いて昨日俺君が作ったんだってねをここに呼んだんだろう

それを主人公は彼女から聞いて昨日俺をここに呼んだんだろう

ツンデレ「私ね、フラれちゃったの」

親友「…え?」

ツンデレ「関節的に、だけどね…多分主人公には私に恋愛感情なんて、これっぽっちもない」

親友「どうしてそう思うの?」

ツンデレ「照れ臭かったから、言葉はきっと告白だなんてわからないくらいに曖昧だったんだけどね?
…主人公は告白した私に向かってねこう言ったの…『あぁ、俺とお前はずっと仲良しでいられるさ、昔から そうだろ?
これからも、きっとそうだ』ってね」

親友「そっか……それにしても、なぜ君はそんな事を俺に言うんだい?」

ツンデレ「誰でもよかったのよ」

親友「………?」

ツンデレ「ううん、誰でもじゃないかな…ただ、私の事を知っている男子に、同情して貰いたかった、たまたまそれが
アンタに該当した、それだけよ」

親友(これは…おそらく本来起こるべきイベントがねじ曲がったモノなんだろう、本当はここに立っているのは
主人公の筈だった…今回、きっと主人公は彼女の気持ちにはとっくに気づいていたんだろうな、だが彼は
ツンデレちゃんを恋愛的な意味では好きじゃない、それだから言葉の意味を察した彼は、主人公として
考えられない行動を起こした)

親友(そう、それはイベントの回避だ)

親友(彼はほぼ間違いなく、ツンデレちゃんの√に入っている、にもかかわらず、彼はヒロインちゃんに恋をしたのだ…)

親友(それだから、当然ツンデレちゃんの好感度を上げるイベントが多く発生するわけだが、主人公はそれを回避した)

親友(ツンデレちゃんはそれに気づいた、だがイベントは発生する、それはもう決定事項だ、しかし、主人公を呼ぶことはできない、
そこで選ばれたのが主人公に一番近い関係を持つ俺、と言うわけだろう)

疲れたからまた後で書く

おつ

おつ

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