え!!サバイバル!?(15)

普通のギャグサバイバル

 

主人公[あーあ暇だな]
仲間A[そうか]
主人公[うん]
主人公[俺ら何やってンの]
仲間A[何って、サバイバルだろ]
???[へぇ~]

主仲[だれだ!]
チャキ!
???[なにって仲間Bだよ]
主仲[ハァ、何だ仲間Bか]
仲間B[アレ あったぞ]

主人公[おぉ~グォッ]

乗っ取りますね

やっぱやめました

やっぱやります

ザザーン…… ザザーン……

DIO「何だここは……」

プッチ「う……水の感触……」

吉良「うッ…」チャプ

吉良「『波』……か?ここは海……?」

カーズ「溶媒は水……そこに塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムなどの無機塩類が溶け込んでいるようだ」チャパ

カーズ「吉良よ、貴様の勘は当たっている」

吉良「そうか……ここがどこかも分かるか?暗くて見えないんだ……」

カーズ「植物がうっすらとだが見える。森が生い茂りツタが絡みついていることから……熱帯性の気候区に分類される場所だ」

カーズ「我々は海で遭難した、ということだな。南に流されたようだ……」

ディアボロ「どういう状況だ、なぜ遭難した!?我々はアメリカへ飛行機で向かっていたはずだろうッ!」

カーズ「それは……」



DIO『飛行機か………なかなかのパワーとスピードだ。このDIOが生まれた時代は、馬車しか走っていなかった』

大統領『この私に感謝したまえよ諸君。わざわざこの私が直々にプライベートジェットでニューヨークを観光させてやるのだからな』

カーズ『速いッ!速いぞッ!雲のアングルがああも変わっていくとは……!』

吉良『おいカーズ、あんまり窓を……』

ピキッ

カーズ『あ』

全員『……え?』

DIO『少し待て……今の音は何……』

バリンッ!!!

ディアボロ『ちょ』

ビュゴオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!

カーズ『すまん割れた』

吉良『何をしているんだァァアアアこのクソカスがァァァアアアアア!!!』ビュオオオオオオオオオ!!!

カーズ『カスが……激昂するんじゃあない……』

プッチ『くわばらくわばら』

DIO『プッチ!信仰を捨てるな……』

バッガァァァアアアアア!!!!

吉良『機体が割れただとォォッ!!?』





カーズ「……というわけで、全員が墜落したわけだな」

ディアボロ「貴様のせいではないかーーッ!!」

カーズ「牛乳飲め」

吉良「しかし、フライトレコーダーか何かで機体の墜落地点は特定できるはずだろう。救援隊が来るはずだ……」

カーズ「ああ、それなんだが」

カーズ「実は最寄りの島が数百km離れていたからこのカーズが貴様らを運搬してやったぞ」

吉良「それができるなら日本まで運べェェーーッ!!!」

大統領「つまりこういうことか?『我々はこの島でサバイバルをしなくてはならない』……」

カーズ「Exactly!(その通りでございます)」

吉良「(^q^)のああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

DIO「当て身」ドズ

吉良「」ドサッ

DIO「このような状況下では第一に落ち着くことが重要だ……取り乱すんじゃあないッ!!」

吉良「ああ……この吉良吉影、今まで乗り越えられなかったトラブルなど一度だってないのだ……!冷静になるよ……」

ディアボロ「東方仗助」ボソ

吉良「爆破するぞ」

ディアボロ「はい」

カーズ「まずは水だ。飲料水を手に入れる必要がある」

大統領「とは言え海水では飲用に適さない。湧き水か何かを入手しなくては……」

大統領「そこでこれだ」シパッ

プッチ「ナプキン?」

大統領「ああ。私は常にナプキンを携帯している。土地の価格、貨幣の価値、列車のレールの規格、電気系統の規格……法律、法令。一体誰が最初に決めている?民主主義だからみんなで決めてるか?それとも自由競争か?違うッ!!ナプキンを取れる者が決めている!この世のルールとは『右か左か』?テーブルのナプキンのように均衡している状態で一度動いたら全員が従わざるを得ない!」

プッチ「長いぞ」

大統領「要するに、合衆国の長たる私は常にナプキンを持つ存在ということだ」

ディアボロ「早く本題に入れ」

大統領「何が言いたいかというと……今は夜だ。このナプキンを足首に巻き付けて草むらを歩けば、夜露がナプキンに付着する」

大統領「これを数人がかりで行えば……十分な量の飲料水が手に入ると思わんか?」

吉良「なるほどな。絞って集めるといいわけか」

大統領「その通りだ。ただし草むらを歩くときにはマダニなどの生物には気を付けたまえよ」

大統領「この役割はそうだな……体力のある人間がやったほうがいい。私とカーズ、プッチ、ディアボロで行うこととする」

ディアボロ「なんでこのディアボロがッ!?」

大統領「君は死んでもいくらでも復活できるからな。無限に水を収集できるだろう」

DIO「むしろディアボロの体液を搾り取って濾過すればいいのではないか?」

吉良「汚い」

DIO「自分の首から出た血を舐めとった男が言うか?」

吉良「自分のだからセーフなんだ、アカカビの血など濾過しても飲めたもんじゃあない」

ディアボロ「酷くね?」

DIO「このDIOが参加しない理由は何だ?ファニー」

大統領「君は吸血鬼だからな。朝に帰還するこの作戦には参加できまい」

カーズ「いや、夜露を集めるだけならDIOも参加できるだろう。朝露は他の連中に任せておけばよい」

大統領「ふむ」

カーズ「そしてDIO、ここは島だが大型動物が生息している可能性もある。夜のうちに狩るぞ」

DIO「なるほどな……狩猟を目的としつつ同時に水の採取もするというわけだな」

ディアボロ「雨風をしのぐ場は用意しないのか?」

吉良「そうだな。水や食料もだが、重要な問題だぞ」

カーズ「それならめぼしい洞窟を数か所見つけている。水を得るついでに案内する」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom