菲菲「ふぇいふぇいダヨー」 紗枝「知っとる」 (39)

紗枝「紗枝とー」

菲菲「ふぇいふぇいのー」

紗枝「346プロお悩み相談室ー」

菲菲「ダヨー」

紗枝「司会はうちら2人、誰が「着物が似合う体系」どすか。小早川紗枝と」

菲菲「レアメダルっていったやつは転蓮華ダヨー!楊菲菲がお送りしたヨー!」

紗枝「それでは皆さん」

菲菲「また来週ネー」





オツカレサマデスー オツカレッシタァー オツカーレ 



ガチャッ


紗枝「はふぅ…あんじょう出来たやろか」

菲菲「ディレクターさんバッチリだって言ってたヨ?」

紗枝「ならええんやけど…しかしまぁ、何て言えばええやろ…」

菲菲「こんなスチャラカなラジオ番組がここまで長続きするとは思わなかったヨー」

紗枝「どストレートやなぁ」

紗枝「この後はどないしましょ。いつもみたいにファミレスやろか」

菲菲「あっ、ふぇいふぇい実家から色々送ってもらったんダ。たまにはお家で打ち上げするカ?」

紗枝「ええどすなぁ。ほな、うちの部屋でええやろか」

菲菲「ふぇいふぇいは一向に構わんッ!ヨー」

紗枝「ふふ、ほんなら今日はとっておきのお茶っ葉使うてしまおかな?」

菲菲「じゃあふぇいふぇい綾鷹持ってくヨー」

紗枝「ちょお」






注・京ことば警察大目に見てください

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紗枝「うんしょ、っと…。うん、こんなもんやろか」

紗枝「菲菲はん、そろそろやろか」 ドンドンッ

紗枝「って言った傍からやな。はいはーい、開いてますー。と言うかインターホン使ってやー」

フェイフェイダヨー

紗枝「開いとるっちゅーとるのに。もぉ…」トテトテ

フェイフェイダヨー

紗枝「はいはい、分かっとります」

パンダジャナイヨー

紗枝「人語解するパンダやったらまずPさん呼ぶわぁ」ガチャッ

菲菲「ふぇいふぇいダヨー!」

紗枝「知っとります」

菲菲「お邪魔するヨー」

紗枝「おこしやす」

菲菲「ぶぶ漬け出されるのカ?」

紗枝「偏見も甚だしいわぁ」

菲菲「あ、コレお土産。沢山あるらサエにもいっぱい上げるヨー」

紗枝「ほんまぎょうさんあるなぁ。今度ご両親にお礼せなな」

菲菲「この前送ったサエの寝顔写真のお礼だから気にしないでいいってサ」

紗枝「初耳や」

菲菲「ふぇいふぇいは一向に」

紗枝「うちが構います」

菲菲「お腹出して寝てた写真は流石に止めといたヨ?」

紗枝「ちょいブレーキが遅いわぁ」

菲菲「ふぇいふぇいダヨー!」

紗枝「知っとります」

菲菲「えへへっ」

紗枝「あぁもう可愛ぇなぁこの娘。ちょおアレやけど」

紗枝「菲菲はんテンション高いなぁ」

菲菲「久しぶりにサエの部屋に遊びにきたからカナ?」

紗枝「3日にいっぺんぐらいの頻度で来とるやん」

紗枝「はい、粗茶どすが」コトッ

菲菲「ぶぶ漬けカ?」

紗枝「お腹空いとるなら後で作りますえ?」

菲菲「ワーイ♪」

紗枝「それにしても、ほんまえらい量やな」

菲菲「事務所のみんなに配りなさい、だってサ」

紗枝「袋のまま置いといても何やし、一旦テーブルの上置こか」

菲菲「合点承知の助っ」ゴソゴソ

紗枝「流暢やなぁ」

菲菲「んーとネー。まず東京ばな奈」

紗枝「初球から暴投やわ」

菲菲「それからじゃがポックル」

紗枝「キッャチャー泣かせの投球や」

菲菲「白い恋人」

紗枝「東京駅で揃えてへん?このお土産」

菲菲「あと月餅」

紗枝「唐突に香港来よった」

菲菲「マルセイのバターサンド」

紗枝「東京駅戻ってきてもうた!」

菲菲「それじゃあバターサンド開けるヨー」ガサガサ

紗枝「ここは月餅チョイスせぇへん?」

菲菲「じゃあ月餅開けるヨー」ゴソゴソ

紗枝(ご両親、これ買い過ぎてもうた東京土産を押し付けたんとちゃうやろか…)

菲菲「開けたヨー」

紗枝「ほな、お皿の上に並べましょ。あら、可愛らしいなぁ」

菲菲「えへへっ」

紗枝「月餅の事言うたんやけど…確かに菲菲はんも可愛ぇけども」

紗枝「あ、6個セットになっとる。色んな種類があるんやなぁ。どれから食べよか、ちょお迷ってまうわぁ」

菲菲「お茶貰うヨー」

紗枝「はいはい、あったかいものどうぞ」

菲菲「あったかいものどうもダヨー」ズズーッ

菲菲「はふはふっ」

紗枝「決めた、これにしよ」ヒョイッ

菲菲「んじゃふぇいふぇいはコレー」ヒョイッ

菲菲「よーし、それじゃあせぇーの、で食べるヨー?」

紗枝「え、何なんそのルール」

菲菲「あむあむ」

紗枝「せぇーの、どこ行ったん!?」

菲菲「滑らかな餡子に含まれた胡麻油の豊潤な風味が口の中にふんわりと広がって爽やかな後味が舌と鼻孔にしっとりとした心地良い余韻に残るネ」モキュモキュ

紗枝「何て流暢な食レポ」

紗枝「まぁええわ。いただきます」モキュモキュ

紗枝「スパイシーっ!!」ブフォッ

菲菲「うわぁっ、日頃のイメージを根底から覆す光景ガッ!」

紗枝「けほっ!ごほっ…!か、辛いんやけどっ!やたらエキゾチックな辛さなんやけど!」

菲菲「アー、これ餡子入りは1個だけなんダ」

紗枝「ろ、ロシアンやないんやから…」ゲホッ

菲菲「ちなみに餡子、塩辛、キムチ、メキシカンチョリソー、乾いたファミチキ、おでん味ダヨー」

紗枝「難易度高ぁ!」






卯月「凛ちゃん、フタツボシ、お昼ご飯行きませんか!奢りますよ!」

未央「どしたのしまむー太っ腹だね。あと何で星減らしたの」

凛「ああ、アレでしょ?この前卯月がプロデュースしたお土産商品が海外でヒットしたんだよね」

卯月「はいっ臨時収入ガッポリです!マックでもモスでも奢りますよ凛ちゃん!ヒトツボシ!」

未央「返せぇ!私の星を返せぇ!」

最近書いて無いなぁ…何かちょっと他所で見ない組み合わせでグチャグチャにしたいなぁ…生み出されたのがコレです
紗枝はんとフェイ海王どっちをボケツッコミにするか一瞬悩んだけど本能的にこうなりましたオヤスミー

紗枝「月餅ってあんこの中に油入れるんやなぁ。中々お目にかからへん味やわ」モキュモキュ

菲菲「さっきから餡子ばっかり食べてるヨー?」

紗枝「他のみんな地雷やん」

菲菲「そんな事無いと思うけどナー」パクッ

菲菲「救命阿!」ブフォッ

紗枝「自ら地雷踏み抜きよった」

菲菲「ゲホッ!ゴホッ!な、なんなんダヨー!」

紗枝「あんさんのご両親のお土産どす」

菲菲「誰だヨ!こんなバイオテロ兵器作ったのハ!」

紗枝「うちらの同僚どす」

菲菲「…」

紗枝「…」

菲菲「…バターサンド食べるカ?」

紗枝「食べましょか」



紗枝「…緑茶で頂くバターサンドというのも、妙な感じどすなぁ」モグモグ

菲菲「うぅ~…まだ口の中がスパイシーだヨ」モキュモキュ

紗枝「とか言いながらぎょうさん食べてはるわ」

菲菲「甘いものばっかりだと、しょっぱいものも欲しくなるナ」

紗枝「じゃがポックルも空けよか」ガサゴソ

菲菲「オーッ!いたぶり尽くしりダナ!」

紗枝「至れり尽くせりどす」

菲菲「アイヤー、ニホンゴ、ムズカシイアルヨ」

紗枝「あんさんそないコテコテなキャラちゃうやろ」

菲菲「東京ばな奈も開けるカ?」

紗枝「流石に食べ過ぎちゃいます?うち、もうお腹ぽんぽんやわ」

菲菲「んじゃ、ふぇいふぇい食べるヨー」バリバリッ

紗枝「そない食べるとお肉ついてしまいまへん?」

菲菲「サエは細いんだから、もっと食べたほうがイイヨー?」

紗枝「……ほな、1個だけ」

紗枝「…菲菲はんは、よお食べはるけどスタイルよろしおすなぁ」

菲菲「そうカ?サエのほうがスラッとしてて綺麗だと思うけどナー」ムシャムシャ

紗枝「スラッとしておらんほうがええ部分までスラッとしとりますけどなぁ」

紗枝「…くっ!」モキュモキュモキュモキュ

菲菲「東京ばな奈を親のカタキのように」

紗枝「菲菲はん、何か特別な運動とかしてはります?」

菲菲「ふぇ?」ムグムグ

紗枝「同い年でおんなじレッスンしとるのに…ちょお差があるのとちゃうかなぁ、て。…別に気にしてへんよ?」

菲菲「めっっちゃ気にしてる気がするヨ」

菲菲「ンー、そうだナー。…あっ、アレやってるヨ。アレ」

紗枝「あれ?」

菲菲「ウン。実家の方の運動なんだけどサ。叩いたり蹴ったりするんダ。岩を」

紗枝「岩て」

菲菲「道具を使わず己が手足だけを用いて岩を限りなく球体に仕上げていく、っていう運動なんだケド」

紗枝「それ手足グッチャグチャにならしまへん?」

菲菲「それは功夫が足りないんダヨ」

紗枝「海王か」

菲菲「慣れてくるとそのうち水の上を走ったり出来るヨー」

紗枝「海王か」

菲菲「グラードンと長きに亘る死闘の末、海溝の底で眠りについたという伝説のポケモン」

紗枝「カイオーガ」

紗枝「って、何言わせるんどすか」ペチッ

菲菲「ITEッ」

紗枝「菲菲はんカンフー出来ない言うてへんかった?」

菲菲「カンフー違うヨー中国拳法ダヨー」

紗枝「何がどうちゃうのか分からへんけど」

菲菲「日本拳法と空手ぐらい違うヨー」

紗枝「今いちピンと来ん例えやわぁ」

菲菲「エグゼイドとゲンムぐらい違うヨー」

紗枝「色っ」

菲菲「中国人みんなカンフー出来るなんて偏見も甚だしいヨー」

紗枝「そらそうや」

菲菲「そんな事言ったら日本人はみんなサムライでハイクでニンジャでオタクでカイシャクでネオサイタマでアイエエエになっちゃうヨ」

紗枝「偏っとる偏っとる」

菲菲「あ、東京ばな奈なくなっちゃったヨ」

紗枝「あらま、お茶菓子がのうなってしまったなぁ」

菲菲「ロシアン月餅ならまだあるヨー」

紗枝「菲菲はんどうぞ」

菲菲「サエは私コロす気なのカ!?」

紗枝「そんなもん人に勧めようとしとったの誰や」

菲菲「サエ、何かおやつ持ってないカ?」

紗枝「そんなん常備しとらんわぁ…あ、フリスクがあったわ」

菲菲「エー、シューコなら無限に八つ橋出して来るのにナー」

紗枝「あれを一般的京都人と思わんといて」

菲菲「ユキミも無限にペロを出すのに」

紗枝「ちょお」

菲菲「アハハッ、もちろん冗談に決まってるヨー」

紗枝「ま、まぁそらそうやんな」

菲菲「流石のペロも残機に制限ぐらいあるヨー」

紗枝「真偽の境界線どこなん!?」

休みだからゴロゴロしながらご飯食べたりモンハンしたり書いたりしてる。超絶自堕落ヒャッホウ
でも買い物いくので続きは夜どす。薬味盛沢山素麺だホーイ

紗枝「何なん?ペロ何なん?檀黎斗ならぬ壇ペロ斗なん?」

菲菲「そう言えばサエ、部屋の中では洋服なんだナ!」

紗枝「会話のキャッチボールが全然グローブに入らへん」

紗枝「そらぁ四六時中着物着とる訳じゃあらしまへん。うちかてこういう服も着るんどす」

菲菲「ンー、何て言うかアレだナ!洋服着てる時はサエちゃん、って感じダヨ!」

紗枝「前に渚はんも同じようなこと言わはったわぁ」

菲菲「んで、着物の時はサモハン!」

紗枝「ちょお」

菲菲「ン?」

紗枝「誰がキンポーどすか」

菲菲「アイヤー、ニホンゴ、ムツカシイアルネー」

紗枝「都合のいい時だけコッテコテの中華娘になるのやめよし」

菲菲「それでナー、サモハン」

紗枝「誰が「燃えよデブゴン」の主演男優どすか。見てみぃ、このふらっとなぼでぃを」スラッ

紗枝「…くっ!」ペチペチペチペチ

菲菲「救命阿!」

紗枝「うちかて別に小さくも薄くもあらへん。他のがえらい育っとるだけどす!発育モンスターの巣窟どす!」

菲菲「あ痛タタ…しこたまお菓子の空箱でシバかれたヨ…」

菲菲「そんな気にしなくてもいいのナー。サモ…サエだってスタイルいいじゃないカ」

紗枝「今ちょおサモハン言いかけてまへんか?」

菲菲「あ、じゃがポックル1本残ってたヨ」ポリポリ

紗枝「答えてくれへん?」

紗枝「あと何で1本1本両手で持って食べるん。ハムスターやないんやから」

菲菲「とっとこハム太郎ってどう見てもハムスターには見えなかったネー」

紗枝「子供向けやし、でふぉるめはしゃあない」

菲菲「そだナー。世の中キャベツが真ん丸な緑色の球体にデフォルメされるアニメがあるぐらいだしナー」

紗枝「あんさん絶対日本人やろ。香港ちゃうやろ横浜やろ最寄り駅関内やろ」

菲菲「ふぇいふぇいはれっきとした中国出身アイドルダヨー!」

紗枝「中国地方出身てオチやのうて?」

菲菲「違うヨー!チャイナ服着てるし髪もシニョンにしてるヨー!?」

紗枝「その「まず形から」スタンスがもう日本人臭いんやけど」

紗枝「ほな、香港の名物とか何か教えてくれへん?」

菲菲「簡単すぎてヘソでお茶が沸かせるヨー」

紗枝「流暢」

菲菲「んーっとネー…ンー、うーん………ジャッキー・チェン?」

紗枝「絞り出してよりによってそれ」

菲菲「後は…あっ!少林寺木人拳!」

紗枝「ジャッキーや」

菲菲「サンダーアーム!」

紗枝「それもジャッキー」

菲菲「スパルタンⅩ!」

紗枝「ジャッキーから離れへん?」

菲菲「シティハンター!」

紗枝「この流れやからジャッキーの方やろ」

菲菲「……月餅?」

紗枝「ジャッキーファンって情報しか得られんかったわ」

菲菲「むーっ!だったらキョウトには何があるんだヨー!」

紗枝「ぎょうさんあるわ、そらぁもう。名物のおんぱれーどどす」

菲菲「千原兄弟と遊佐浩二以外でだゾ!」

紗枝「ピンポイントでどこをチョイスしとるん」

紗枝「菲菲はんは古都京都を何だと思うてはるの」

菲菲「よくサツジンジケン?が起きる場所カナ」

紗枝「サスペンス劇場の見すぎやわ」

紗枝「他にも名物なら幾らでもありますえ。例えば…任〇堂の本社さんとか」

菲菲「ゴメン、ふぇいふぇいナ〇コ派なんだヨ」

紗枝「どおでもええわぁ」

クギュゥゥゥ

菲菲「アッ」

紗枝「随分可愛ぇお腹の音やな」

紗枝「こないぎょうさんお菓子食べたのに、お腹すいたん?」

菲菲「別腹だからナ!」

紗枝「燃費悪っ」

紗枝「しゃあないなぁ。ほな、何か簡単なもん作ってこよか。うんしょっと」

菲菲「炒飯作るヨ!」

紗枝「この前もその前も菲菲はんの炒飯やったし、今日はうちがこさえます」

菲菲「ワーイ♪サエのごはんーっサエ飯ーっ♪」

紗枝「何故かよぉわからしまへんけど、それアウトどす」

菲菲「サエのごっはん~♪何作るのカナ?何作ってくれるのカナー?」

紗枝「ほんまに簡単なものしか出来ひんよ?材料もそないあらへんし」

紗枝「そうやなぁ……。ぶぶ漬けなら出来そうやな」

菲菲「お邪魔しました」スクッ

紗枝「ちょお」

菲菲「長居してしまってすいません。ご飯時ですしそろそろお暇させて頂きますね」

紗枝「ちゃうて!そういう意味ちゃうて!ほんまに流暢やなビジネス中華娘!」








モバP(以降P表記でおねげーします)「終わりだよ」

アッキー「プロデューサーが、喋った、だと…」

P「駄目なの?」

いつものようにその場の思い付き垂れ流しです、スンマセン。何となく思いついた組み合わせで始めてから両者とも口調が難っ!と気づきました。喋り方スチャラカでスンマセン。紗枝弁と菲菲語ということで一つ…(土下潜
精神安定剤代わりにSS書いてるような生活なのでどうせまたすぐに世界の法則が歪んだモノを書き出すと思いますが校庭に入ってきた野良犬のようなものだと思っていてください。あ、夜更かしはほどほどに


オツカーレ

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