渋谷凛「黒い球の部屋」 (104)


初ssです

GANTZとモバマスキャラのコラボssです

グロ描写あり、ギャグ無し、アイドルが普通にひどい目にあいます

苦手な方はブラウザ閉じてください

長編、地の文無し、効果音でどういうシーンか察してください

原作リスペクトなシーン多々あり。パクリ?知らない言葉ですね…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1497744068

スクランブル交差点


凛「はぁ…疲れた…」


凛(今日も今日とてレッスンの日々…いつになったらデビュー出来るんだろう)ポチポチッ


加蓮「あー今日も疲れた。こんな日にはマックでポテトのLサイズを食べて行くしかないね!」


奈緒「おいおい…ただでさえ疲れてるんだから油もんじゃなくてもーちょっと胃に優しいもんにしてくれよ…」


加蓮「もう、わかってないなー奈緒は。いい?ジャガイモって言うのはね、イギリスでは日本で言うお米と同じような存在なんだよ」


加蓮「奈緒は『今日は疲れたからお米はやめとこう』って思う?思わないでしょ!?」


奈緒「い、いや別に私は油もんは避けたいってだけで」


加蓮「油を使っていようが無かろうが関係ないの!私はポテトが食べたいの!ポテトがいいの!ポテトじゃなきゃ嫌なの!」

奈緒「だーもう!わかった、わかったから!今からマックで軽くポテトな、それでいいだろ?」


加蓮「やった♪ありがと奈緒、愛してる❤︎」


奈緒「な、ななななな…ああ愛してるなんてそんな言葉、気軽に使うなよ!///」


加蓮「えー?これは私の本心なんだけどなー?」ニヤニヤ


奈緒「な、何言って…!おい凛、凛からも加蓮に言ってやってくれよ!」


凛「…ん?あぁ、そうだね。ダメだよ加蓮、あんまり奈緒をからかっちゃ。私も愛してるけど」


奈緒「んな!?凛まで~!!///」


加蓮「もう、可愛いなー奈緒は♪ところで凛、どうしたの?さっきから携帯見つめて」


凛「ん?…いや、適当にニュース見てただけ。ほら、最近話題の通り魔事件あるでしょ?あれがピックアップされてたからさ」


加蓮「あー、あれね…まだ犯人見つかってないんだっけ?」


凛「うん…もう5人も被害にあってるんだって。死者2名、軽症1名、重症2名。毎回犯人は人が多い所で犯行に及んでるみたい。なんでだろ」


加蓮「さあ?愉快犯なんじゃない?捕まらない自信があるとか、警察をバカにしてるとか」


凛「かもね。まああんまり興味ないけど」


加蓮「あはは、まああくまでテレビの向こう側の話だからね。あ、信号青になった。ほらほら、そうと決まったら早く行くよ、凛、奈緒!」タタッ


奈緒「あ!おい待てよー加蓮!」タタッ


凛(…)

凛(本当は前に受けたオーディションの結果がどうなったのか、プロデューサーにメールしてたんだけど…)ポチポチッ


凛(あれからだいぶ経つし、多分またダメだったんだろうな…プロデューサーの事だから言えないでいるんだろうけど)ポチポチッ


凛(はぁ…本当に、いつデビュー出来るのかな…)ポチポチッ


奈緒「…い加蓮!!しっかりしろ!!おい!!!」


凛「…!!どうしたの!!」ダッ


奈緒「り、凛!どうしよう、加蓮が…加蓮がっ!!」


加蓮「ハァッ…ハァッ…」タラー


凛「なに、この血…!どうしたの!!加蓮、しっかりして!!」


「なんだなんだ?」
「いきなりあの子が倒れたと思ったら、腹から血が」
「嫌だ、もしかして例の通り魔?」
「マジかよ、この近くにいんのか?こえー」
「てかここでやるとか、やばすぎでしょ。」
「動画撮っとこ」


奈緒「なっ…!!おい、誰か救急車呼んでくれよ!!早く!!」


凛(なんで…!!一体誰が…!?)キョロキョロ


?「…」ササッ


凛(!!近くの人が集まって来ているのに、あいつだけ正反対の方向に…!)


凛「奈緒、加蓮のことお願い!!」ダッ


奈緒「なっ!おい待てよ凛!どこ行くんだよ!!」


奈緒「くそっ!!しっかりしろ加蓮、もうすぐ救急車来るからな…頑張ってくれ…!」ギュウ


加蓮「ハァッ…ハァッ…」

------


?「」ダッ


凛(くそっ!私が追って来たとわかった途端走り出した!やっぱりあいつが…!!)ハァハァ


凛(フードを被ってて男か女かわからない…!でも逃さない…!!絶対に警察に突き出してやる!!)


凛(!曲がり角を曲がった!そこか!)バッ


シーン


凛「ハァ…ハァ…あれ?いない…行き止まりなのになん」ドスッ


凛「…え?」ポタッポタッ


?「…」


凛「…う、そ…」ドサッ


凛(そっか…曲がった直後にそこの電柱に隠れて…後ろに…)


凛(あぁ…しくじったなぁ…追うんじゃなかった…)タラー


凛(加蓮大丈夫かな…きっと奈緒物凄く泣いてるだろうな…オーディションの結果どうなったんだろう…)


凛(お腹空いてたのにな…ごめんね、2人とも。ご飯付き合ってあげられなくなっちゃって)


凛(早く帰らなきゃ…ハナコがお腹空かせてるだろうし…ご飯あげないと…)


凛(あぁ、寒い…。いや、眠い…?…どっちでもいいや…)


凛(なんかもう、どうでも…)


凛「」


?「…」

-------


「…あ、また来ましたよ」
「本当にゃ。へー、綺麗な人…」
「うげー、私達もこうやって来たんだ…気持ち悪くなって来ちゃった…」
「もう、ダメだよ未央ちゃんそんな風に言ったら…」
「一体どうなってるんでしょうね!?」


凛「…んっ…」ピクッ


??「あ、気がついたみたいです」


凛「…?」ムクッ


凛「…!!わ、わあ!!」ドタタッ


??「し、しっかりして下さい、もう大丈夫ですよ。いや、まだ大丈夫じゃないんだけども…」


???「とにかく落ち着いて、ね?」


凛「だ、だれあんた達!?ここどこ!?私どうなって…!!」


???「ほら、だから一回落ち着いて…深呼吸、はい!」


凛「えっ?えっと…スゥー…ハァー…」


???「大丈夫?落ち着いた?」


凛「…うん、少し…」


???「よし、なら良かった!」ニコッ

凛「…それで、えっと…ここは…?」


???「あー、それが私達もよくわかっていないんだ…君と同じ状況」


????「とりあえず今わかってることは、ここからは出られないってことにゃ」


凛「え?何で…?見た感じ普通にマンションの一室だけど…外から鍵がかかってるとか?」


??「いえ、そうではなくて…出ようとしてもらえばわかると思うんですが…」


凛「?」ギシッギシッ


凛「あれ?普通に玄関の鍵あいてるじゃん?出れば…」スルッ


凛「!?」


???「ね?」


凛(なにこれ…触れない…?見えない壁があるというか、逆向きに力が働いているというか…)


凛(プールの中にある水が出てくるところに触れてる感じ…押し返される感じ?どんなに力を入れてもやっぱり触れない…ていうより滑る?)


凛「なにこれ…部屋の窓は?他のドアは?」


????「もう全部試したにゃ。どこも同じ、携帯は圏外、どんなに騒いでも近隣からの反応なし。わかることはここが都内で、今が夜ってことだけにゃ。」


凛「あ…本当だ、外が暗い…東京タワーが見える…。ところで、なに?この黒い球…」


???「さあ…わたしたちもわからない…君は覚えていないだろうけど、ここにくるときこの黒い球からレーザーみたいなのが出て来て、そこから君が出て来たんだ。3Dプリンターみたいな感じに」


凛「…なにそれ?からかってるの?」


???「あはは、こんなわけのわからない状況じゃなきゃ冗談で言えたんだけどね…でも信じて欲しいな。私達も混乱してるんだ」

凛「…そう。わかった、信じるよ。ごめんね、疑って。わたし渋谷凛、よろしく」


???→未央「おっこちらこそよろしくぅ♪わたしは本田未央、15歳!趣味はショッピング!仲良くしようね♪」


????「よし、凛ちゃんも来たことだし、みんなもう一度自己紹介するにゃ!」


????→みく「みくは前川みく、15歳にゃ!好きなものは猫ちゃん、そしてアイドル!みくは可愛い猫ちゃんアイドル目指しているのにゃ!みくは自分を曲げないよ!よろしくにゃ!」


??→卯月「えっと…島村卯月、17歳です!わたしもアイ…いや、好きなことは友達との長電話で…えっと、とにかく卯月頑張ります!」ブイッ


凛(あ、凄い良い笑顔…)キュンッ


藍子「高森藍子、16歳です。未央ちゃんと茜ちゃんとはお友達で…あ、趣味はお散歩と写真撮影です。よろしくお願いね」


茜「日野茜、17歳!趣味はランニングにラグビーに、とにかく走ることです!情熱ならだれにも負けませんよー!!よろしくお願いします!」


凛「えっと…改めて、渋谷凛、15歳。趣味は犬の散歩で…みく?だっけ、と同じようにアイドル目指しています。よろしくお願いします」

みく「え!?凛ちゃんもアイドル目指してるの!?やった、お仲間さんにゃ!一緒にアイドル活動頑張るにゃ♪そうだ、凛ちゃんも猫キャラで売ったらどーにゃ!?可愛いから絶対似合うにゃ!」


凛「い、いや、遠慮しとこうかな…」


みく「なーんだ、残念にゃ…いや、でもみくと被るとみくの影が薄くなっちゃうにゃ…やっぱり喜ぶべき?うーん…」


凛「あはは…」


卯月「それで、凛ちゃんはどーやってここに来たんですか?やっぱり…えっと、その…」


凛「え?…!!そうだ、わたし刺されて…加蓮、加蓮は!?」


未央「?加蓮…?知らないよ、誰それ?」


凛「私達、ニュースの通り魔に刺されて…気づいたらここにいて…!」


卯月「落ち着いて下さい、凛ちゃん。私達も同じです。みんな事情は違いますけど、私達は一度死んでるんですよ」


凛「え…?」

卯月「未央ちゃん、藍子ちゃん、茜ちゃんは3人で外を歩いてる途中に近くの工事現場から鉄骨が落ちて来て…みくちゃんは病気で…えっと、わたしも…」


卯月「みんな一回亡くなっちゃって、気づいたらここにいたんです」


凛「そんな…なにそれ…ここが天国ってこと…?いや、地獄…?とにかくあの世…?」


卯月「わかりません…ただ、その加蓮ちゃん?がここにいないってことは、無事なんじゃないでしょうか?」


凛「そう、なのかな…加蓮…」


みく「うーん、まさかニュースの話題に関連ある被害者と相見えるなんて…人生なにがあるかわかんないもんにゃ…」

藍子「それで、これからどうしよう」


未央「どうするも何も、出られないんだしこのまま待機するしかないよね…」


凛「もう少し調べたら、なにかわからないかな」


茜「と言いましても…後謎なのは、この黒い球ですかね!?」


未央「うーん、そうなんだけどうんともすんとも言わないからなぁ…叩いても引っ掻いても反応ないし…」


凛「…とにかく、もう一回騒ぎまくろう。もしかしたら今度こそ誰か気づいてくれるかもしれ」


あーたーらしーいーあーさがーきた


「!?」

きーぼーうのあーさーが


未央「な、なにこれ…?」


よーろこーびにむねをひーらけ

おーおぞーらあーおーげー


藍子「ラジオ体操の歌…?この黒い球から…?」


そーれいっちにっさん


凛「…と、止まった…?あ、なにか浮き出てきた…」


黒い球【てめえ達の命は、なくなりました。新しい命をどう使おうと私の勝手です。という理屈なわけだす。】


未央「は?なにこれ…?なくなった?新しい命?どういう意味なんだろ…」


藍子「…やっぱり、私達一回死んだ…ってことなのかな?新しい命…もしかして、生き返った…とか?」


未央「えーまっさかー。いやでも十分SF的な展開だし、ありえるのかも…」


茜「あ!またなんか出てきましたよ!んん?」


黒い球【てめえ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい。】


みく「えーっと、なになに…」

凛「…はぁ?ウサミン星人?」


黒い球【ウサミン星人

特徴 つよい イタイ メイド服

好きなもの 若さ ウサミンロボ 月

口ぐせ ミミミン☆ミミミン☆ウーサミン☆】


卯月「星人?これ、宇宙人なんですか?でも、普通の人にしか見えないですけど…」


ガシャン!!


未央「おわっ!!」ビクッ


凛「なに、これ…?」


卯月「銃…?大きいのに小さいの、色々ありますけれど…見たことない奴ばっかり…」ガチャッ


茜「ん!?誰か入っていますね!こんにちは!!」


未央「うわっ!誰この人!?」


凛「反応ないね。呼吸器つけてる…一応生きてる…っぽいけど…」ツネッ


中の人「」ピクッ


凛(あ、反応あった)

みく「あ、なんかケースもあるにゃ。なんにゃこれ…『しぶりん』?これって、凛ちゃんのことにゃ?」スッ


凛「あ、ほんとだ…。えっと、他には…『スマイル』『ミツボシ』『ボンバー』『ひんぬー(笑)』『みくニャン』…誰のことかな?」


茜「はい!『ボンバー』はわたしのことだと思います!わたしの口癖なんです!熱くなるとつい言っちゃうんです!」


藍子「…『ひんぬー(笑)』は、多分…わたしです…わかっちゃう自分が嫌だなぁ…」ズーン


未央「『ミツボシ』はわたしかな?ほら、星が3つついてるイヤリングしてるし」チャリン


凛「ふぅん…となると、残りは『スマイル』と『みくニャン』…『みくニャン』は間違いなくみくだね」スッ


みく「そうだね、ありがとう凛ちゃん」ガシッ


凛「あとは卯月だね。…ふふっ、この『スマイル』っての、卯月にぴったりだね」


卯月「えっ?何でですか?」


凛「さっきの自己紹介の時の卯月の笑顔、凄いキラキラしてた。多分スマイルって、卯月のキラキラしてた笑顔のことだと思うよ」ニコッ


卯月「えっそそ、そんな…///」


未央(しぶりん…罪作りな女…!!)

藍子「それで、このケースの中身なんなんだろ…?」パカッ


未央「うわっなにこれ!?ピチピチのタイツ?いや、スーツ?…コスプレ!?」


藍子「うわぁ…これを着るのは、中々に勇気がいるね…」


凛「なんだろうこれ…着なきゃいけないのかな?」


未央「えー…わたしはちょっとパス…」


藍子「わたしもちょっと、こういうのは…」


茜「うーん、わたしはどっちでも良いんですけどね!どうしましょう!悩んじゃいます!」


凛(…なんか、オーディションを思い出すな…いろんな衣装着せられたっけ…流石にこんなのはなかったけど)


みく「これ、凛ちゃんなんか似合うんじゃないかにゃ?」


凛「えっ…なんで?こんなの似合っても…」


みく「えーそう?みく見てみたいにゃ、凛ちゃんがこれ着てるとこ。ほらほら、アイドル目指してんでしょ!どんな衣装でも恥ずかしがってちゃプロにはなれないよ!そんなんじゃオーディションで落ちるのが目に見えてるにゃ!」


凛「!…ふぅん、そう。そこまで言うのなら、着てあげようじゃない」カチーン


未央「あはは、これ着るのとアイドルは関係ないと思うけどな。案外負けず嫌いなんだね、しぶりん」


凛「そんなこと…って、しぶりん?」


未央「そう、しぶりん。だってそのケースに書いてあったから…嫌だったかな?」


凛「いや、別に構わないけど…初めてそう呼ばれた」


未央「おっほんと?やった、じゃあわたしがしぶりん呼び第1号だ♪」


凛「まあ、わたしは普通に未央って呼ばせて貰うけどね。それじゃあ玄関の方で着替えてくるよ。待ってなよ、みく」ジロッ


みく「にゃはは、敵対視されちゃったにゃ。でも、アイドルでライバルって、なんか燃えるにゃ!」


卯月「あはは…」


-------


未央「うおー!なんかよくわかんないけど、この銃かっこいいかも!」ガシャン


藍子「なんなんだろうこれ…こっちのは小さいし、こっちのは大きい…あ、これなんか銃口が3つあるね」カチャッ


茜「二丁拳銃です!どうですか!」ガシャン


未央「おー!茜ちんかっこいいー!」


凛「…お、お待たせ///」


未央「おっ来たねしぶりん!さてさてどんな感じか…な…」


卯月「わあ~、凛ちゃんなんかかっこいいー!似合ってますよ!」パチパチ


凛「そ、そうかな…///」モジモジ


未央(似合ってはいるかもだけど…身体のラインがあんなにはっきりと…)


藍子(なんか…いやらしい…)

凛「ど、どうみく?ちゃんと着たよ、これでいいでしょ。わたしだってまだデビュー前だけど、アイドルの端くれなんだからね///」


みく「にゃはは、わかったにゃ、みくが悪かったにゃ。ちょっと凛ちゃんをからかっただけ、許して欲しいにゃ。ね?」


凛「ふぅん…まあ、わたしもちょっと大人気なかったよ。これでおあいこね」


みく「うん!」


凛「さて、それじゃあ元の服に着替えてくr」


未央「」ジジジッ


凛「…えっ」


黒い球【行って下ちい

00:59:44】



藍子「キャー!!」


卯月「み、未央ちゃん…!?」ガタガタッ


未央「」ドタドタッ


茜「未央ちゃんの身体が消えて…断面が…うっぷ…」


未央「」ジッ


凛「消え…た…?み、未央…?」


みく「…」


藍子「い、いや…もういやー!なにこれ!意味わかんない!いやだ、もういや!帰して!うちに帰してよ!!」


茜「あ、藍子ちゃん落ち着いてください!こう言う時こそ冷静に」


藍子「茜ちゃんに言われたくないわよ!やめて、触らないで…えっ」ジジジッ


茜「藍子ちゃん!」


藍子「えっもしかしてわたし…いっいや!助けて!助けて茜ちゃ」ジジジッ


茜「藍子ちゃん!あぁ、藍子ちゃんまで…」


藍子「」ドタドタッ


藍子「」ジッ



茜「あぁ…そんな…未央ちゃん…藍子ちゃん…」


凛「未央…藍子…そんな…」


卯月「ひっ…い、いや…怖いよ…ママ…」ガタガタッ


みく「…あ、茜ちゃん。頭」


茜「えっ?おああ!ここ、今度はわたしですか!?えーい、いいですよ!こうなったらもうやけです!どんと来」ジジジッ


茜「」ジジジッ


茜「」ジッ


凛「みんな…」



みく「あ、今度はみくの番みたいにゃ」ジジジッ


凛「みく…落ち着いてるね」


みく「まあ、前の3人みてるとね。慌てても仕方ないみたいだから。せっかくだしこの銃も適当に持って行こうかにゃ。よいしょっと。…それじゃ」ジジジッ


みく「」ジジジッ


みく「」ジッ


凛「みく…」


卯月「…」ガタガタッ


凛「…卯月、落ち着いて」


卯月「り、凛ちゃん…でも、みんないなくなって…きっと、また死んじゃって…」ガタガタッ


凛「そうだよね、怖いよね…わたしも怖いよ…。でも焦っちゃダメだよ。落ち着いて、ね?大丈夫、きっと大丈夫だから…」ギュッ


卯月「あっ…凛ちゃん…」


卯月「…///」



凛「…落ち着いた?」


卯月「は、はい…大丈夫、です…いや、ある意味大丈夫じゃないですけど///」


凛「?」ジジジッ


卯月「!り、凛ちゃん!頭!」


凛「…あぁ、わたしの番か…ごめんね、卯月」ジジジッ


卯月「そんな…凛ちゃん…」


凛「怖がらないで。きっと大丈夫だから。…あれ?外?」ジジジッ


凛「」ジジジッ


卯月「え?」


凛「」ジッ



卯月「…」


『大丈夫、きっと大丈夫だから…』


卯月「大丈夫、大丈夫、きっと大丈夫…!」ジジジッ


卯月「…!」ジジジッ


卯月「…あれ?外?みんな…?」ジジジッ


凛「卯月!よかった、無事だったんだね!」


卯月「え、えっと、はい…」ジッ


未央「いやーびっくりしたよ。気づいたら外にいて、みんなさっきたいに送られてくるんだもん。いやー焦った焦った…」


藍子「茜ちゃん…ごめんね、さっき…。わたし取り乱しちゃって…茜ちゃんに酷いことを…」


茜「いいんですよ、藍子ちゃん!怖いのはみんな同じですから!気にしないでください!」


藍子「茜ちゃん…」グスッ


未央「うんうん、雨降って地固まる、ですな!」


凛「よかった、みんな無事みたいで」


卯月「はい、そうですね!」



みく「うーん、ところでここ、どこ?」


藍子「えっと…どこでしょう?」


茜「さっぱりですね!初めてくる場所です!」


凛「日本ではあるみたいだけど…携帯のナビは…ダメだ、相変わらず圏外…」


未央「うーん。なんかよくわからないけど…わたしたち、生きて外に出られた…ってことでいいんだよね?帰れるんだよね?」


藍子「帰れる…」


藍子「…や、やったぁー!!帰れるんだ!生きて帰れるんだ!やったやった、やったー!!」ピョンピョンッ


卯月「あはは…あ、あれ?安心したら、力が…」ヘナヘナ


凛「ほら卯月、しっかり。地べたに座ると汚いよ?」スッ


卯月「あ、ありがとうございます、凛ちゃん」ガシッ



茜「よーし、今からみんなで帰りましょう!今何時かわかりませんが、早くしないと終電無くなっちゃいますよ!とにかくまずは最寄りの駅を探しましょう!」


凛「うん、そうだね。よかった…」


みく「最寄り駅どこだろう?みく、あっちを探してくるにゃ」


未央「りょーかい、わかったらまたここに集合しよう!それじゃあわたしたちも探そうか。っていうかしぶりん、その格好で帰るの…?」


凛「え?…あっ!わ、忘れてた…元の服あの部屋に置いてきたままだ…恥ずかしい///」


卯月「り、凛ちゃん、良ければわたしの上着貸しますよ!」ゴソゴソッ


凛「うぅ…ごめんね卯月、ありがとう…」


卯月「いえいえ、凛ちゃんのおかげでさっきも怖いのを乗り切れましたから!ほんのお礼です!」ニコッ


凛(天使…!)


未央「あ、そういえばわたしたちこの銃持ってきちゃったね。みくにゃんもあの銃持ってたままだし…結局しぶりんの着てるスーツやこの銃、黒い球に、あと…ウサミン星人?ってなんだったんだろ…」


茜「わかりません!」


藍子「でも、なんか気味悪かったよ…早く忘れたい…とにかく帰りたいよ…」


未央「そうだね、とにかく今は歩きますか!」


茜「はい!行きましょう、みなさん!」



-------


未央「うーん、特に何も見当たりませんなぁ。最悪、タクシーでも捕まえますか」


…ィン


凛「そうだね。一旦集合場所に戻る?こっちは全員いるのにみくだけ1人にしちゃったし…それに、もしかしたらみくが最寄り駅を見つけてくれてるかも」


…ィィン


卯月「あ、あのー…」


凛「ん?卯月、どうかした?」


卯月「いえ…なんか、さっきから変な音しませんか?」


…ィィィン


藍子「変な音?」


卯月「はい、なんていうか…ラジコンとか、ロボットとか…機械音って言うんでしょうか…?」


…ウィィィィィン
…ィィィン


未央「どれどれ…あれ?ほんとだ。なんかメカメカしい音が聞こえるね」


凛「よく気づいたね」


卯月「はい、さっきは気にならなかったんですが…なんか少しずつ大きくなっていると言うか近づいている気が…多分わたしたちの進行方向先ですね…複数音が聞こえます」


…ウィィィィィン
…ィィィン
…ィィィィン
…ウィウィン


凛「確かに。なんだろこの音…車じゃないし」


茜「あっちの方から聞こえてきますね!ちょっと見てきます!」ダッ


未央「あ、待ってよ茜ちん!わたしもわたしもー!」ダッ


藍子「未央ちゃん、茜ちゃん!急に走ると危ないですよー!」


凛「…行っちゃった。わたしたちも行こうか」


卯月「そうですね」

グロあるならR板だよ



-------


…ウィィィィィン

…ウィィィィィン

…ウィィィィィン


未央「…」


茜「…」


凛「あ、いたいた。未央、茜。なんの音だった?…どうしたの2人とも、こそこそして」


未央「あ、しぶりん。いやさぁ…あれ、なに?」


凛「?」チラッ


ウィィィィィン!!

ウィィィィィン!!

ウィィィィィン!!

ウィィィィィン!!

ウィィィィィン!!


凛「」


茜「あれなんでしょうね!?」


凛「ロ、ロボット…?キャタピラついてて、なんかデザインはうさぎみたい…」


未央「何かしてるわけでもなく、さっきからあの公園の中を動き回ってるね…」


卯月「なにがあったんです?」チラッ


藍子「なになに?…なに、あれ?」チラッ


未央「さぁ…?」


凛「ひーふーみー…全部で5機いるね…大きさは大体高さと幅それぞれ1mくらい?」


茜「あと腕がついてますね、アームのような!あれですか、あれがルンバってやつですか!?」


未央「違うと思うよ…」


藍子「あんなにうるさいのに…どうして誰も気にしないんだろう?」


R板あったのか…知らなかった…

もうここまで進めちゃったし、このまま続き投下します

許してクレメンス…



卯月「あっ!」


凛「どうしたの卯月?」


卯月「みなさん、あれ…あのジャングルジムの1番上、よく見て下さい」


凛「?」


ウサミン星人「~~~♪♪♪」


未央「あっ!あそこに腰掛けてるの、さっきの黒い球に映ってたウサミン星人!」


凛「ほんとだ…茶髪に大きいリボン、それにメイド服…間違いないね」


卯月「あんなところでなにしてるんでしょう?」


未央「わからないけど…あのロボット、さっきからウサミン星人の周りをぐるぐるしてるね」


茜「あ!わかりましたよ!さっきの黒い球に映った時、ウサミン星人の好きなものの中にウサミンロボってありました!きっとあれがウサミンロボですよ!」


未央「おぉ、茜ちんするどい!きっとそうだよ!」



凛「ふぅん、あれがウサミン星人にウサミンロボ…なんであんなところにいるんだろう」


藍子「それはわからないけど…でも、さっきの黒い球に【てめえ達は今からこの方をヤッつけに行って下ちい。】って書いてあったよね…?」


未央「あっ…」


藍子「それにこの銃…」ガチャッ


卯月「この銃って、もしかして…」


藍子「うん、多分…」


未央「サバゲーですな!」


藍子「!?」


未央「きっとこの銃からBB弾が出てくるから、その弾でウサミンロボとウサミン星人をヒットすればいいんだよ!」


藍子「そ、そうなのかな…?」


未央「きっとそうだよ!だってこれどう見たってオモチャだし!あはは、なんかずっと緊張してたから拍子抜けしちゃった!よーし、そうとわかったらやる気出てきたぞー!」


茜「おお!未央ちゃん熱くなってますね!よーし、わたしも負けませんよー!ボンバー!」


凛「ちょ、ちょっと落ち着いて、未央、茜。そんなわけないでしょ、何バカなこと言ってんの」



未央「なーに言ってるの、しぶりん!相手はまだこっちに気づいていないんだよ!奇襲をかけるには今しかないよ!」


凛「いや、わたしたち一回死んだかもしれないんだよ?それにこんな超常現象の連続…その目的が、ただのサバゲーだと思う?違うと思う、なんかもっと事が大きい気が」


未央「もうしぶりん、怖がりすぎだって。確かにさっきは怖いことの連続だったけど…でもさ、よく考えて見て?このオモチャの銃、相手はメイドさんに可愛いウサちゃんロボット!こんなのちっとも怖くないでしょ?」


凛「で、でもいくらなんでも大掛かりすぎというか」


未央「きっとテレビとかでは明かされていない最新技術だったんだよ!これは新しい遊びの体験版みたいなもんで、多分わたしたちそれに選ばれたんだ!」


未央「いや、もしかしたら知らないうちに催眠術にかけられて、今夢の中とか?それだったらさっきまでの超常現象も最新技術より説明がつくかも!わたしたち、死んでなんてなかったんだよ!」


未央「全部ビックリさせるための夢で、これはそういうシチュエーションの夢の中で行う最新のサバイバルゲーム!もしかしてテレビのドッキリ企画だったりして!うん、なんか納得いったかも!」


茜「おお!なんかよくわかりませんが、わたしたち死んでいなかったんですね!安心しました!」


藍子「本当にそうかなぁ…都合が良すぎる気が…」


凛「未央、少し頭を冷やして!勝手に1人で納得しないで!」


卯月「そうですよ、未央ちゃん。わたしも、なんか怖いです…」


未央「もー3人とも、ビビりすぎだってー。論より証拠、わたしが今からこれが遊びだってことを証明してくるよ!行くよ、茜ちん!」ダッ


茜「はい!未央ちゃん!」ダッ


藍子「あ、待ってよ2人とも!」タタッ


凛「未央、茜、藍子!待って…行っちゃった…」


卯月「どうしましょう、凛ちゃん…」


凛「…なんか、嫌な予感がする…。3人には悪いけど、ここで様子見してよう…」


卯月「はい…」



------


ウサミン星人「~~~♪♪♪」


ウサミンロボs「」ウィィィィィン


ガサガサッ


未央「もらったー!!」カチッ


ウサミン星人「!?」


未央「…あり?」カチッカチッ


茜「未央ちゃん!この銃、弾が出ません!」カチッカチッ


未央「だよね。おっかしいなぁ…もしかして、元々弾入ってない?あの部屋で入れてくる奴だったのかな?でも弾なんてなかったし…ん?なにこれ、レントゲン…?なんかウサミン星人の骨格、人間と違うような…」カチッカチッ


ウサミン星人「…」ジー



未央「…あっ。やっべー、奇襲失敗☆」テヘッ


ウサミン星人「…」スッ(指差し)


未央「?」


ウサミン星人「ミミミン☆ミミミン☆ウーサミン☆」


ウサミンロボs「ウサウサウーサ☆ウーサミン☆」ウィィィィィン


未央「わ、わわわ!ウサミンロボが向かってきた!?」


茜「未央ちゃん、どうしましょう!?」


未央「やばい、逃げるよ茜ちん!なんだか面白くなってきたぞー!」ダッ


茜「はい!わかりましたー!」ダッ


ウサミンロボs「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


未央「って、ウサミンロボット思ったより速い!?わたしたちの全力と同じくらいのスピードだよ!」


茜「未央ちゃん、これ追いつかれたらどーなるんでしょうか!?」


未央「わからないよ!多分ゲーム失格になるんじゃない!?」


茜「なんですと!?それは負けてられませんね!ボンバー!」ダダダッ



未央「うおっ茜ちんはええ!?ウサミンロボは今どれくらいの距離に…」クルッ


藍子「未央ちゃん、茜ちゃん、待ってー!」ハァハァ


未央「えっあーちゃん!?なんで!?ついてきたの!?」


ウサミンロボs「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


藍子「はぁっはぁっ」ヨロヨロ


未央「あーちゃん!」ダッ


未央「あーちゃん、しっかり!」ガシッ


藍子「はぁっはぁっ…ごめんね、未央ちゃん…」ゼェゼェ


未央「ううん、仕方ないよ…あーウサミンロボがもうそこまできてる…こりゃわたしとあーちゃんはリタイアかなー」


ウサミンロボ1「ミミミン☆ミミミン☆」ガシッ


未央「あちゃー捕まっちった。はいはい、降参しますよー」



未央「ちょっ、降参だって。そんな強く掴まないでよ!だから、ちょっと、力強いって、痛いって!」ググッ


藍子「未央、ちゃん…?」ゼェゼェ


ウサミンロボ3「ウサウサウーサ☆」ウィィィィィン


未央「は?なに、アーム振り上げて…なにするつもr」


ウサミンロボ3「ウーサミン☆」ボゴォッ


未央「ッッッッガ!!アッアァァァ…!!!」ゲホッゲホッ


藍子「み、未央ちゃん!」


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆」ガシッ


藍子「な、ちょっと、やめて!離して!」バタバタ


未央「あー…ちゃ、ん…」ゲホッ


ウサミンロボ5「ウサウサウーサ☆ウーサミン☆」ボゴォッ


藍子「アッッッッッ!!!ガッ…オェェェッ…!!」ビチャビチャ


未央「ッッッッヤッメロォ!!ハナセ!アーチャンヲハナゼェェ!!!」



ウサミンロボ1「ミミミン☆」ググッ


ウサミンロボ2「ミミミン☆」ググッ


ウサミンロボ3「ウーサミン☆」ボゴォッ


未央「アッガッッッ!!ウッ…オエェェェ!!ゲホッゲホッゲホッ…」ゲボォッ


ウサミンロボ3「ウーサミン☆」ボゴォッ


未央「ガッ…!!ぁぁううぁ…」コロンッ


未央「?…あっハァァァ…歯…わたしの歯が…歯がぁぁぁ…ぁぁぁ…!!イヤ!!ハナセ!ハナセ!ハナシテェェェ!!!オネガイ、モウイヤ、タタカナイデヤメテヤメテヤメテェェェェ!!!」


ウサミンロボ3「ウサウサウーサ☆」ウィィィィィン


未央「ヤダヤダヤダヤダヤダ!!ヤメテヤメテヤメテ!!!!」


ウサミンロボ3「ウーサミン☆」ボゴォッボキンッ


未央「アァァァァ!!ホネが骨がホネがホネが!!!折れたから!イマオレたかラ!!!イタイ!!ウデモウ動かなイノ!!痛イの!!!ユルシテ、やめて!ユルシテえぇ!!!」プラーン



藍子「未央、ちゃん…」ガタガタッ


ウサミンロボ5「ウサウサウーサ☆」ウィィィィィンッガシッ


藍子「ひぃっ!!…な、なに…いや、腕掴まないで…離して…」ガタガタッ


ウサミンロボ5「ウーサミン☆」ミチミチミチッ


藍子「あぁぁぁぁ!!やめて!!離して!!引っぱらないで!!痛い痛い!ちぎれる!ちぎれちゃう!!やめてやめてぇぇ!!」


ウサミンロボ5「ウサウサウーサ☆ウーサミン☆」ギギギギッブチンッ


藍子「ッッッギャァぁぁぁ!!いだイ!!腕ガ!!!うデがちぎレデ!!!やダァァ!!ハナジデ!!!ゴメンナザイ!!!イヤっおがぁさん助けで!!タスケテ!!ミオちゃん!!お母ざンタスケテえぇェェェェ!!!」バシャバシャッ


凛「あぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダッ



凛「こっ…のおぉぉぉぉぉぉ!!!」ダンッ


ガンッ


ウサミンロボ5「ミンッ」ガシャーン


凛「ハァッハァッ…2人を離せぇぇぇ!!」ガシッ


ウサミンロボ4「ミミミン☆」ググッ


凛「ふんっ!!」ブンッ


ウサミンロボ1234「ミミッ」ガシャーン


凛「ハァッハァッ…未央!藍子!逃げるよ、早く!」


未央「アァァァ…シブりん…助げで…」ボロボロッ


凛「ほら、泣いてないで走るよ!藍子も!!」


藍子「あッあぁァァァ…手が…手がぁぁぁ…」バシャバシャッ


凛「っ!!ほら藍子、おぶってあげるから!捕まって!未央、悪いけど自分で走って!!行くよ!」ダッ


未央「ひっぐ…いだい…いだいよぉ…」タタッ


ウィィィィィン!!

ガシャン!!

ガシャン!!


ウサミンロボs「ミミミン☆ミミミン☆」


凛「なっ…もう起き上がって…!!くそっ…このままだと逃げきれない…!!」



「おーい!!」


凛「!?」


茜「こっちですよー!!こーい、ルンバどもー!!」


ウサミンロボs「ミミミン☆」ウィン


茜「捕まえてみろー!!」ダダダッ


ウサミンロボ1「ミミミン☆」ウィィィィィン


ウサミンロボ2「ミミミン☆」ウィィィィィン


凛(茜!囮になってくれて…2体あっちに行った!他の奴らも気を取られてる!)


凛「未央、今のうちに近くに隠れるよ!とにかく走って!!」ダッ


未央「ひっぐ…ひっぐ…」ボロボロッ


藍子「ゼェ…ゼェ…」ガタガタッ



-------


橋の下


…ィィィン


凛「…!」ドクンッ


ウィィィィィン!!


凛「…」ドクンッドクンッ


ィィィン…


シーン


凛「…ぷはぁっ!はぁ…はぁ…」


卯月「ふぅ…なんとか助かりましたね…」


凛「うん…わたしたちに気づかずに真上を走って行ったみたい、助かった…。ありがとう、卯月。卯月がここに先導してくれなかったら、きっと追いつかれてた…」


卯月「わ、わたしは凛ちゃんに言われるがままに隠れてただけです…。凛ちゃんが『2人を助けてくる!』って走って行った時は、どうしようかと…」


未央「ひっぐ…しぶりん…しまむー…ありがど…ごべんね…ごべんねぇ…」ボロボロッ


卯月「いえ、そんな…それよりも未央ちゃん、身体の具合はどうですか…(しまむー?)」


未央「うん…痛い…右腕が折れちゃってる…顔殴られた時に歯も数本折れちゃった…顎も凄く痛い…ヒビ入ってるかも…」ボロボロッ


卯月「ご、ごめんなさい!無理に喋らないでください!」


未央「うぅ…あーぢゃん…あーぢゃんん…」ボロボロッ



卯月「…凛ちゃん、藍子ちゃんの様子は…?」


凛「…かなり危ないね。止血はしたけど、血を流しすぎてる…左腕が上腕からちぎられてるんだ、無理もないよ…」


藍子「……ゼェッ……………ゼェッ………」ガタガタッ


卯月「そんな…」


未央「うぅ…ごべん…ごべんね、あーぢゃん…あぁぁぁ…」ボロボロッ


卯月「未央ちゃん…」


凛「…とにかく、なんとかしないと…」


卯月「うぅ…携帯が繋がれば救急車呼べるのに…」


凛「うん…そうなんだけれど…なにか、おかしかった…」


卯月「え?おかしかったって…なにがです?」


凛「さっき未央たちがウサミンロボに殴られてる時、近くには普通に人がいたんだ。なのに、誰も悲鳴をあげてる未央たちを助けなかった…。いくらなんでも、あんなの見て見ぬ振りする人はいないでしょ…」


卯月「それって…だれも気づかなかった…ってことですか?」


凛「そうなるね…ウサミンロボも、すれ違った人たちは無視してわたしたちだけ追ってきた…」


卯月「えっと…つまり、どういうことでしょう?」



凛「…多分、わたしたち誰ともコンタクトを取れない状況に陥っているんだよ。電話も繋がらない、悲鳴も聞こえない、姿も見えない…」


卯月「そんな…そんなことって…やっぱり、わたしたち死んじゃってるんでしょうか…」


凛「わからない…でも、未央がさっき言ってたこと。あれ、あながち間違いじゃないと思う…」


卯月「え?」


凛「あの部屋から持ってきた銃を使って星人を撃つ。つまり、やっつける。あの黒い球に書いてあったように…ただ言えることは、多分当てるだけじゃない、お互いどっちかが死ぬまでやり合わなきゃいけないんだ…」


卯月「死ぬまでって…で、でもわたしたちもう死んで…えっと…あれ?」


凛「確かにわたしたち、一度死んだのかもしれない…でも今、生きてるとしか思えない。息もしてる、鼓動もある、痛覚もあるし血も流れてる。死んで、でも生き返って、その代償として殺し合いをさせられる…そんなとこじゃないかな…。じゃなければ、2人がこんなになるまで向こうも攻撃してこないでしょ」


卯月「相手も命がけ…ってことですか?ロボットだったから、命があるとは思えないですけど…」


凛「言い方が悪かったね…ようはお互いの存在をかけてる…って言えばいいのかな。わたしたちもあいつらを倒さないと、きっとどこまでも追ってくるよ。わたしたち全員を殺すまで」


卯月「そ、そんな…」


凛「…卯月はここに隠れてて。わたし、さっきの場所に銃落としてきちゃったから取ってくる。未央と藍子が手放したのもあるし、いくつかあれば卯月たちだって自衛に使えるでしょ。2人のことお願い」


卯月「ま、待ってください凛ちゃん!危険ですよ!もし見つかったら…今度は凛ちゃんが!」


凛「大丈夫、見つからないようにするから…必ず戻ってくるよ。みんなで自由になるために、わたしは少しでも可能性にかけたいの。早く救助を呼べる状況にしないと、藍子がもう持たない…お願い卯月、だから待ってて」


卯月「凛ちゃん…」



未央「で、でもしぶりん…あの銃…弾が出なかったよ…」


凛「えっ嘘…」


未央「うん…引き金をいくら引いてもカチカチ言うだけで…あと、モニターみたいなとこにレントゲン写真みたいなのがうつるだけ…やっぱりオモチャなんじゃないかな…」


凛「…この状況で、オモチャなんか用意するのかな…本当に殺し合いさせるつもりなら、違う気がする…やっぱりわたし、もう一回見てくるよ。もしかしたら、なにか仕組みがあるのかも。茜とみくがどうなったのかも気になるし…」


未央「しぶりん…」


卯月「…わかりました、それじゃあわたしたちはここで待っています。ごめんなさい、凛ちゃん…凛ちゃんにだけ怖い思いをさせて…わたしの方が歳上なのに…」


凛ちゃん「大丈夫だよ、わたしの方がこういう状況に強いみたいだし。必ず戻ってくるから。もしあいつらに見つかったら、2人を連れてとにかく走って。そして大声で呼んで。急いで向かうから」


卯月「…はい、任せて下さい!島村卯月、頑張ります!」


凛「ありがとね…よし、それじゃあ行ってくるね…」スクッ


卯月「凛ちゃん…気をつけて…」


未央「しぶりん…必ず戻ってきてね…」


凛「うん…任せて」ダッ


未央「…行っちゃった…」


卯月「凛ちゃん…」



-------


凛「ハァッ…ハァッ…」タタッ


凛(警戒しながら来たから、なんとか遭遇ぜずに済んだ…確かこの辺に…あった!)


凛「ハァッ…ハァッ…これさえあればきっと…」ガチャ


…ィン

…ン


凛(でも、どうやって使うんだろう…引き金をいくら引いても反応がない…これは未央の使ってた大きい銃とは違って小さいけど、こっちもダメみたい)カチッカチッ


…ィィィン

…ィン


凛「うーん…あれ?よく見たら、これ引き金が2つある…?」


凛(上の引き金がレントゲン…それじゃあ下の引き金は…なんも反応なし…)カチッカチッ


ウィィィィィン!!

ウィィィィィン!!


凛「!!」



ウサミンロボ3「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


凛(しまった!銃に夢中になってて、すぐそこに来てるのに気づかなかった!)ダッ


ウサミンロボ3「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


凛(くそっ…やっぱりこのままだとスタミナがもたない!追いつかれる!こうなったら一か八か…!)クルッ


凛「お願い、動いて…!!」カチッカチッ


凛(ダメ、反応がない!)


ウサミンロボ3「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


凛「っ!!うわぁぁぁぁ!!!」カチッカチッカチッカチッ


ギョーンッ


凛「!!い、今!!」


ウサミンロボ3「ウーサミン☆」ブンッ


凛「え」



ボゴォッ


凛(しまっ!!)ゴロゴロッ


凛「いっ…たく…ない?今、確かに殴られたのに…」


ウサミンロボ3「ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


凛(!また来る!)


ウサミンロボ3「ウサウサウゥゥゥゥ」ミキミキッ


バンッ


ウサミンロボ3「」


凛「!!」


凛(はじけた!?なんでいきなり!!中身機械じゃない、なにあれ…血!?内臓!?ウサミンロボって…生き物…!?)


ウサミンロボ4「!!ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ブンブンブンブンッ


凛(なっ、怒ってる!?)


ウサミンロボ4「ウサウサウーサ☆ウーサミン☆」ブンッ


凛(あぶなっ!!)サッ


ガシャーンッ


凛(あっぶなー…危うくくらうとこだった…)ハァッハァッ



凛(さっきの銃の手応え…そうか、これ引き金を2つとも引けばいいんだ…そうと分かれば!)カチッ


凛「!」


凛(モニターに映ってるの…なにこれ、骨!?さっきの中身といい…やっぱりウサミンロボって、生き物…!?)


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ウィィィィィン


凛(…!来る!くそっ…躊躇しちゃダメ…!生き物だろうとなんだろうと…殺らなければ、殺られる!)


凛「うわぁぁぁぁ!!」ギョーンッギョーンッギョーンッ


ウサミンロボ4「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」


凛「ぁぁぁぁぁ!!」ギョーンッギョーンッ


ウサミンロボ4「ウサウサウーサ☆」ブンッ


凛「ひっ!!」ビクッ


ウサミンロボ4「ウーズァ」バンッ


バンッババンッバンッ


凛「っ!」ビチャビチャ


ウサミンロボ4「」



凛「………ハァッ……ハァッ…やった…倒した…うっぷ!!」


凛「オェェェェ!!」ビシャビシャ


凛「ハァッ…ハァッ…殺した…殺しちゃった…確かに生き物だった…なのに、殺しちゃった……仕方、ない、よね…殺さなきゃ…こっちが殺されていたんだし…」


凛「…ごめん、卯月…上着、汚しちゃった…」


凛「…戻らなきゃ、卯月たちのとこに…」


「おーい!!」ダダダッ


凛「!?…あ、茜!!」


茜「凛ちゃん!ふう…良かった、無事だったんですね!」


凛「茜こそ。無事で良かった。さっきはあいつらを引きつけてくれてありがとう、おかげで助か…あ、茜…?なに、その全身の血…」


茜「え?あぁ…これはですね、えっと…」


茜「さっき、走りながら追ってきたウサミンロボに向かってこれの引き金を引きまくったら…」ガチャ


凛「それって、大きい方の銃…撃てたの?」


茜「はい。ガムシャラに引き金を引き続けてたら凄い音がして…その後、ウサミンロボが急に破裂して…その時の返り血です…」


茜「ウサミンロボ…生き物だったんですね…わたし、そうと気づかずただただ怖くて…あんな大きい生き物を殺したのは初めてで…なんか、凄く悪いことをしてしまった感じが…うっぷ…」



凛「…大丈夫、落ち着いて。わたしも同じ、必死に銃を撃ってたら、あいつが爆発して…でも、なりふり構っていられなくて…生き物って気づきながらも、もう1匹も殺しちゃった…」


凛「仕方ないよ…だって、下手したらわたしたちが殺されていたんだよ…?これは仕方がないことだった、今はそう思うようにしよう」


茜「凛ちゃん…はい、そうですね…。ところで凛ちゃんはなんでここに?他のみなさんは?」


凛「あ、そうだわたし銃を取りに来たんだった!これがあればあいつらを倒せるんじゃないかと思って…さっき未央たちが捕まっていた場所は…あった!未央の持ってた大きい銃だ!」ガシャン


茜「なるほど、この危機的状況でそんなことを…流石です、凛ちゃん!」


凛「とにかく今はあいつらを倒すことが先決だと思ってね。卯月たちなら、ここから200mくらい先の川にある橋の下に隠れてるよ」


茜「そうでしたか!それで…未央ちゃんと藍子ちゃんは…」


凛「…未央はひどい怪我だけど、まだ大丈夫。でも藍子は…まだ生きてるけど、もう時間の問題だと思う…」


茜「そんな…り、凛ちゃん!わたしたち、どうすればいいんでしょう!


茜「わたし、さっき必死にそこら中の人に助けを求めました!なのに、誰もわたしの声を聞いてくれませんでした!まるでそこにわたしがいないかのように…わたしたち、やっぱりもう死んじゃってるんでしょうか…」


茜ちん「幽霊みたいに、もう生きてる人からは見えないんでしょうか…」グスッ


凛「…だから落ち着いて、茜。話が長くなるから省くけど、わたしはこの状況を打破するにはあいつらを全員倒す必要があると思うんだ。藍子にはもう時間がない、助けるためにはこの可能性にかけるしかないの…お願い、今はわたしに協力して!まずは他のみんなの身の安全を確保しないと…!急いでこの銃を持って卯月たちのとこに戻ろう!」


茜「凛ちゃん…」ゴシゴシッ


茜「はい、わかりました!日野茜、凛ちゃんに全力で協力します!そして絶対に藍子ちゃんを助けましょう!」


凛「茜…ありがとう…。さあ、そうと決まったら急ぐよ!」ダッ


茜「はい!」ダッ



-------


卯月「もう15分くらい経ちます…凛ちゃん、大丈夫でしょうか…」


未央「しぶりん…みくにゃん…茜ちん…」


未央「どうしよう…あーちゃんがもう…助けて…だれか助けてよ…」ボロボロッ


藍子「………ハッ…………ハッ…………」ガタガタッ


卯月「藍子ちゃん、しっかりして下さい!どうしよう…また血が滲み出てきて…藍子ちゃん、ポーチの中失礼します!」ジィィ


卯月「なにか…包帯とか駆血帯の代わりになるようなものは…」ガサガサッ


卯月「…あ、これって」カチャ


卯月(小さい銃…藍子ちゃん、ポーチの中にしまっていたんだ)


卯月「ダメ、こんなのなんの役にもたたない!なにか他には…」ガサガサッ


ダンッ


未央「ひっ!」


卯月「!」


卯月(な、なにか橋の上から落ちてきた…)「り、りん…ちゃん…?」


ザッザッザッ


卯月(近づいてきてる…けど、暗くてよく見えない…そうだ、携帯のライトで)ゴソゴソ


卯月「り、凛ちゃんですよね?無事に戻ってこれたんですね!」ピカッ




ウサミン星人「キャハッ☆」




卯月「…え」



-------


凛「茜、そっち行ったよ!」


茜「はい!」ギョーンッ


ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆」サッ


茜「だ、ダメです!避けられちゃいます!」


凛「くそっ!こうなったら…!」ダッ


ガシッ


茜「凛ちゃん!?」


ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ウィッウィィン


凛「茜!わたしが抑えてるから!は、はやく…今のうちに!!」ググッ


キュィィィン


茜「は、はい!」ギョーンッギョーンッ


ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆ミミミン☆」ウィンウィンウィンッ


凛「くっ…うぉぉぉぉ!!」キュィィィン


ミシミシッバキッ


ウサミンロボ5「ミミミン☆ミミミン☆ウサウサァァァ」メキメキッ


バンッババンッ



凛「っ!!」ビチャ


茜「ふぅ…。な、なんとか倒せましたね…。凛ちゃん、大丈夫ですか?」


凛「うん、なんともないけど…モロに飛び散ったの被っちゃった…うっ…気持ちわる…オエェッ…」ビチャッ


茜「うっ…ごめんなさい。でも、凛ちゃんが抑えてくれたおかげで当てられました、ありがとうございます!」


凛「う、うん…」


茜「しかし凛ちゃん、凄い力持ちですね!あのロボットのアームをへし折るなんて!ラグビー選手みたいです!」


凛「えっ?…あ、そういえばさっき…」


凛(確かに力は入れていたけど…でも、なんか変な感じだった…どう考えても、この金属のアームをへし折るなんて不可能だし…)


凛(それに、ウサミンロボに殴られた時も未央みたいに歯が折れるどころか、痛みすらないなんて…一体どういうこと…?)


茜「でも凛ちゃん、とりあえずこれで襲われる心配はなくなりましたね!」


凛「…え?あ、あぁ、ごめん、聞いてなかった。なに?」


茜「凛ちゃんがさっき倒したウサミンロボが2体!わたしがさっき倒したウサミンロボが2体!そして今倒したウサミンロボが1体!つまり、これでウサミンロボは全て倒したことになります!」


凛「あぁ、確かに。これで…いや、待って。まだ安心できないよ、まだ1番のターゲットが残ってる…」


茜「え?」


凛「忘れたの?わたしたちがあの黒い球に倒すように指示されたのは…」


茜「…あ!そうでした!あのジャングルジムにいたウサミン星人!あれを倒さないと、ですね!」


凛「うん…今度は見た目が機械じゃなくて、人間そっくりの生き物だよ…いい?藍子を助けるため…躊躇したらダメだからね…」


茜「…は、はい…」ゴクリ


凛「よし、それじゃあ急ごう。橋まであと少しだから」


茜「はい!」


「し、しぶりーん!」タッタッ


茜「?あ、未央ちゃんですよ凛ちゃん!おーい、未央ちゃーん!」



未央「あ、茜ちん…無事だったんだ…よかっ…た…」ハァッハァッ


凛「未央!?どうしたの!?藍子と卯月は!?」


未央「ハァッ…ハァッ…は、橋の下に…ウサミン星人が…!!」


凛「!!」


未央「あ、あーちゃんを…連れてきたかったんだけど…片手じゃ無理で…ごめん、わたし…怖くて…なにもできなくって…1人だけで…」ゼェッゼェッ


凛「っ!!卯月!!!」ダッ


キュィィィン


ダンッダンッダンッ


茜「あ、凛ちゃん待ってくだ…は、はやい!?車を追い越してる…!?」


未央「ごめん…ごめんね茜ちん…わたし、怖くって…結局1人だけで逃げてきちゃって…またあーちゃんを見捨てて…ごめん…ごめんねぇ…」ボロボロッ


茜「未央ちゃん…」


茜「…大丈夫ですよ、未央ちゃん!さっき凛ちゃんが言ってました、こんな時こそ落ち着けって!未央ちゃんはひどい怪我をしてるんです、むしろよく逃げてきてくれました!後のことは私たちに任せて、隠れていて下さい!必ず迎えにきますから!」


未央「茜、ちん…」ボロボロッ


茜「それじゃあ私も行ってきます!未央ちゃんは自分の身を全力で守って下さい!」ダッ


未央「茜ちん…しぶりん…しまむー…」


未央「ごめん、ごめんね、みんな…」


未央「ごめんね、あーちゃん…」ヒッグヒッグ



-------


卯月「ハァッ…ハァッ…」ガタガタッ


ウサミン星人「キャハッ☆ラブリージュウナナサイッ☆」ザッザッザッ


卯月(っ!こっちに近づいてくる…!だめ、ここじゃあ藍子ちゃんを連れて橋の上に登るのに時間がかかる…すぐに捕まる…!ど、とうすれば…)




『…この状況で、オモチャなんか用意するのかな…本当に殺し合いさせるつもりなら、違う気がする…もしかしたら、なにか仕組みがあるのかも。』




卯月(…!この銃…もし凛ちゃんの言う通りオモチャじゃないのなら…)


卯月(…私が、私が藍子ちゃんを守らないと!)カチャ


ウサミン星人「キュート☆」ザッザッザッ


卯月(ふぅ…ふぅ…落ち着いて…大丈夫、やれる…)ドクンッドクンッ


ウサミン星人「キューティー☆」ザッザッザッ


卯月(私なら…落ち着いて…ゆっくり、ゆっくりと…)ググッ


ウサミン星人「キューティクル☆」ダンッ


ビュオッ


卯月「えっ」


ウサミン星人「キャハッ☆」ブンッ



ボゴォッ


ガンッミシィッゴンッゴロゴロッ


卯月「ッッッッカッ!!アッアァァ…!!ッ…!!!」ドクドク


卯月(みえ…なかった…いま、こっちに向かってとんで…来た…?ぜんぜんわからなかった…)


卯月(痛い…痛いよ…体が動かない…背中の骨が…変な音が…)


卯月(頭も強く打ったみたいで…意識が…もうろうと…あれ?なにこの赤いの…これって…私の…)ドクドク


ウサミン星人「ナナハエイエンノジュウナナサイナノデ☆」ザッザッザッピタッ


卯月(凛ちゃん…ごめんなさい…言われた通りに逃げられませんでした…藍子ちゃんを、守れませんでした…)ドクドク


ウサミン星人「アイトキボウヲリョウミミニヒッサゲ☆」スッ


卯月(ごめんなさい…凛ちゃん…)ドクドク


ウサミン星人「ナナ、ガンバッチャイマス☆」ブンッ



凛「卯月!!!!!!」ダンッダンッダンッ


ダンッビュオッブンッ


ウサミン星人「ミミッ」ミシィッ


ドンッガンッゴンッバシャン


凛「ハァッハァッ、う、卯月!!しっかりして、卯月!!!」


卯月「………り……ん、ちゃ…………」ドクドク


凛「卯月、卯月!!」


茜(橋の上から)「凛ちゃん!川の方です、ウサミン星人が起き上がってますよ!」


ウサミン星人「ギャハッ☆アブリーヴヴナナザイ☆」ザバァッ


凛「くっ…茜!!あたしがこいつを食い止める!卯月と藍子をお願い!!」


茜「食い止めるって…無理ですよ!!」


凛「いいから!!早くして!!」カチャ


ギョーンッギョーンッギョーンッ


ウサミン星人「ナナアジュウナナザイナノデ☆」ザブッザブッ


凛(!!浅瀬だけど、水の中だから動きが鈍い!!いける!!)ギョーンッギョーンッギョーンッ


茜「よっと…卯月ちゃん、私に捕まって下さい!!とりあえず上まで移動しますよ!」ダッ


ウサミン星人「ハードウェーヴ☆」ザブッザブッ


バシャンッバシャンッ


ウサミン星人「ビリビリィィィ」メキメキッ


ババンッバンッ


凛(やった!頭と腕を吹き飛ばした!)



ウサミン星人「」メキャメキャッ


凛「!?」


ウサミン星人「…キャハッ☆ナナ、ガンバッチャイマース☆」スッ


凛「う…そ…」


凛(吹き飛んだとこが再生した…!?そんな…こんなの、どうすれば…)


ウサミン星人「ミミミン☆」ググッザバァン


凛(とんだ!?)


ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ


凛(なっ、藍子の側に!!)


ウサミン星人「ラブリージュウナナサイ☆」ガシッ


藍子「………ッ……ァ……………」シワシワ


凛「!!?」


凛(藍子がどんどんしわくちゃに…まるで年寄りみたいに…!!)


ウサミン星人「ダイジナダイジナトキメキダモン☆」ポイッ


藍子「」ドサッ


凛「あ、藍子!!」


ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ


ビュオッ


凛「え」


ウサミン星人「ブイッ☆」ブンッ



ボゴォッ


凛「っっ!!」ビュオッ


ドンッガンッゴロゴロッ


キュィィィン


凛(っ!!油断した…!!でも、まただ…怪我どころか、痛みすらない…!?)キュィィィン


ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ


ドンッ


茜「ひっ!?」


凛(!上の茜と卯月のとこに…!!)


ウサミン星人「ウサミン☆ウサミン☆グルコサミン☆」ガシッ


茜「っっ!!は、離して下さ…あっあぁっ…」シワシワ


凛「!!茜!!!」キュィィィン


ダンッドンッ


茜「あっ…うぅぅ…」カチャ


ギョーンッギョーンッギョーンッ


ウサミン星人「!!」サッ


茜「っっ…よけ…はぁぁぁ…」シワシワ


茜「……ぁ……っ…」シワシワ


ウサミン星人「ジュシンデオッケー☆」ポイッ


茜「」ドサッ


凛「っ!!茜…あかねぇぇぇ!!!」ギョーンッギョーンッギョーンッ



ウサミン星人「キャハッ☆」ダンッ


ドドンッドンッドンッ


凛(くそっ!うさぎみたいにピョンピョンと…!!)ギョーンッギョーンッ


凛(なら、着地の瞬間を狙えば…!!)ギョーンギョーンッ


ウサミン星人「キャババ」バンッバンッ


凛(よし!今度こそ!)


ウサミン星人「ッッァハ☆ラブリージュウナナサイ☆」メキャメキャッ


凛「なっ…」


凛(そんな…どうすれば…)


ウサミン星人「ナナ、ガンバッチャイマース☆」ググッ


凛(!さっきの突進がまた来る!)


ウサミン星人「ブイッ☆」ダンッビュオッ


凛「っ!!」サッ


凛(さっきより、遅い…!?)ギョーンッギョーンッ


ウサミン星人「アベベッ」バンッ


ウサミン星人「ッッッッッッィン☆ウーサミーン☆」メキャメキャッ


凛(動きだけじゃない、再生も遅くなってる!?それに、よく見たら…老けてる…!?さっきまでは明らかに20代の見た目だったのに、今は50代くらいに…!!)


ウサミン星人「ナンチャッテー☆」ダンッダンッダンッ



凛(そっか…わかった!こいつ、寿命を吸い取るんだ!藍子と茜は寿命を吸い尽くされて…でも、こいつもダメージをおえばおうほど寿命を削って再生する…!!つまり、再生には限りがある!!)


ウサミン星人「デンシャデムカエバイチジカン☆」ブンッ


凛「っそいんだよ!!」サッ


キュィィィン


凛(カウンターの要領で…!!)


凛「ふんっ!!」ブンッ


ウサミン星人「ミィンッ」ゴキンッビュオッ


ドンッゴロゴロッ


ウサミン星人「ナ、ナナバ…エイエンオ…ジュウアアザイ…☆」メキャ・・・メキャ・・・


凛「今だ!!」ギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッギョーンッ


ウサミン星人「ミ、ミミン…ミミミミミィィ」メキメキメキメキッ


バンッバンッバババンッバンッバンッバンッ


ウサミン星人「」ピクピクッ



凛「…ハァッ…ハァッ……たお、した………?」ゼェゼェ


凛「…」ゼェゼェ


凛「!!う、卯月!藍子!茜!」ダッ


凛(っ!卯月の怪我がひどい…!頭からの出血が止まらない!全身の骨もめちゃくちゃに…!)


凛「卯月、しっかりして!!卯月、卯月ぃ!!」


卯月「……ハッ………ハッ………」ドクドク


凛「!!まだかろうじて生きてる…でも、このままじゃ…どうにかしないと!」


凛「他の2人は…!」


凛「…ダメ…茜…脈がない…」


凛(きっと、藍子も…もう…)ジワァッ


凛「っ……!」ボロボロッ


凛(ダメ、泣いてる場合じゃない…!)ゴシゴシッ


凛「…とりあえず、今は卯月をなんとか」クルッ


ウサミン星人「」メキャメキャッ


凛「!!!」



ウサミン星人「イイインイイインウウウアイン」グワッガシッ


卯月「…ッ……」ググッ


凛「卯月!!!」


ウサミン星人「ウアウアウウア」メキャメキャッ


卯月「…」シワシワ


凛「なっ……やっめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」キュィィィン


ガシッ


ウサミン星人「キャハァッ☆」ググッ


卯月「…ッ………」ドサッ


凛「卯月に…触るなぁぁぁぁ!!!」キュィィィン


卯月「…ぁ……ぅ………」ググッ


凛「うぁぁぁぁぁぁ!!!」キュィィィン


ミシミシッベキンッ


ウサミン星人「ギャハァァァ☆」プラーン


卯月「……ぁは…は…やっぱ…凛ちゃん…凄い…です………」


卯月「…」



凛「いい加減、くたばれぇぇぇぇ!!!」キュィィィンッブンッ


ウサミン星人「ミンッ」メキャッ


凛「アァァァァァァ!!!!!!!」ブンッ


ビュオッボゴォッグシャッゴロンッ


ウサミン星人「…ァァ…ァ…ェィェ……」ピクッピクッ


凛「はぁっはぁっ…う、卯月…卯月ぃ!!」バッ


卯月「」


凛「あ…あぁぁぁぁ…うぁぁぁ…」ボロボロッ


凛「ぞんな…ぞんなぁ…うづぎぃ…ぁぁぁ…」ボロボロッ


ウサミン星人「ミ…ミミ……」メキャメキャッ


凛「っぐっっごのっっごのぉぉぉぉ!!」キュィィィン


ウサミン星人「…ミ……」ググッ




『まったく、往生際が悪いにゃ。いい加減諦めるにゃ』





とりあえずここまで。


需要ありそうなら、続きを時間あるときに再投下します。


板間違えて本当にスマン。

あんまりアレだったらRで立て直しも良いと思うぞ


このウサミン星人は本物をリスペクトした星人ですよね!?

実際グロの基準なんて曖昧だからどっちでもいいと思うよ
地の文モリモリでエグい書き方とかじゃ無いし


見てくれてた人がいるみたいだから、とりあえず再開します。
多分ID違うけど、スレ主なんでよろしく。
続編書くとしたらR板に載せるんで、今回はここに全部うpします。
書き溜めしてるからペース早いけど許せ。



ギョーンッヒュンヒュンヒュンッ

カチッズンッ


凛「!?」


凛(なにあれ…ワイヤー?ウサミン星人がぐるぐる巻きに…)


「いやーお疲れ様にゃ。初めてでここまでやれるなんて、やっぱり凛ちゃんは見込み通りだったにゃ」ザッザッザッ


バチバチッ


凛「え…今、どこから…な、なに言ってるの…」


凛「…みく…」



みく「にゃっはは、なにって、今言った通りにゃ。最初に凛ちゃん見たときに、みくとおんなじ匂いを感じたにゃ」


凛「…え…?」


みく「つまり、凛ちゃんにはこの世界で生きるのに長けた才能があるってことにゃ。まったく、感謝してよね。みくがそのスーツ着るように言わなかったら、きっと今頃凛ちゃん死んでたんだよ?」


凛「…みく…なにか、知ってるの…?」


みく「にゃはは、随分ざっくりとした言い方にゃ。まあそうだね、少なくともこの状況やこれからどうなるか、あと武器の使い方については熟知してるにゃ」


凛「そ、それじゃ!」


みく「あ、待って。あんまり時間がないにゃ」ピッピッ


みく「残り時間7分…とりあえず、先にこいつかたしちゃうね」カチャ

ギョーンッ


ウサミン星人「ァァァ…ゥァッェォォェゥ…」ジジジッ


凛「!?なに…これ…?」


みく「にゃはは。今みくが使ったこの銃口が3つの銃は、こうやってワイヤーで捕獲する用の銃にゃ。そして、そのあともっかい撃てばみくたちみたいに転送してくれるの」


凛「転送って…どこに…?」


みく「さあ?そこまではわからないにゃ。まあでも、しいていうなら…あの世、かな」


凛「あの世…」


みく「そ。そっちはぶっ殺す用、こっちは送る用。今回みたいに再生するタイプの敵は、こっちの銃の方が有効的にゃ」


ウサミン星人「」ジジジッ


ウサミン星人「」ジッ


みく「はい、いっちょあがり♪」


凛「…おわっ…たの?」


みく「うん。ひとまずお疲れ様♪」


凛「…はぁー…」ヘナヘナ



凛「…わたしたち、これからどうなるの…?」


みく「とりあえず、今からまたさっきの部屋に戻れるにゃ。それで初めて生きて帰れるにゃ」


凛「か…帰れる…!…そ、そうだ!!卯月!!卯月!!」ガバッ


卯月「」


凛「卯月…!ダメ、呼吸をしてない…脈もほとんど…これじゃあもう、戻ったところで…」グスッ


みく「あ、ちなみにもし生きてさえいるのなら、どんな状態だろうとあの部屋に戻ると来た時とまったく同じ状態に戻るにゃ」


凛「!?そ、それって、生きて帰れるってこと!?」


みく「そういうことにゃ。まあ、あくまで生きていればの話だけど…おっ」ジジジッ


みく「それじゃあお先にゃ」ジジジッ


みく「」ジジジッ


みく「」ジッ


凛「…う、卯月!しっかりして!卯月!!」ユサユサ


卯月「」



凛「卯月、帰れるんだよ!生きて戻れるんだよ!帰ろう、一緒に帰ろう!卯月、お願い、生きて!卯月!!」ジジジッ


凛「帰って来て!!」ジジジッ


凛「卯月!!!」ジッ


凛「…うづ…き…」ボロボロッ


みく「今回は2人だけかにゃ?にゃはは、久しぶりのみく以外の生還者にゃ」


凛「…」ボロボロッ


ジジジッ


凛「!」


「あ、あれ?ここって最初の…」ジジジッ


凛「…未央…」


未央「え、しぶりん…?みくにゃんまで…?」ジジジッ


未央「!怪我が治ってる…?歯も、腕も…一体どうなってるの…」ジッ


みく「あーそういえば未央ちゃんのこと、すっかり忘れてたにゃw」


未央「えっ…え?」


みく「これで全員かにゃ…さてと、GANTZ、早く採点しろにゃ」


凛「…」


未央「しぶりん…どうなってるの…?他のみんなは…?」


凛「…」


----


卯月「」


----



未央「え…嘘だよね…ねぇ、しぶりん…」ジワァ


凛「…」ボロボロッ


未央「ねぇ、答えてよ!しぶりん!」ボロボロッ


----


卯月「」ピクッ


----



ジジジッ


凛「!!」


「あれ?私、どうなって…ここってさっきの…え…?」ジジジッ


凛「っっあっあぁぁぁ…」ボロボロッ


未央「!し…しまむー!」


卯月「一体…どうなってるんですか…?未央ちゃん、みくちゃん…凛ちゃん」ジッ


凛「う、づき…おがえり…うづきぃぃぃ」ギュッ


卯月「えっ!?ちょ、凛ちゃん、痛いですよ!!どど、どうしたんですか!?///」


みく「まじかにゃ…今回何人いるにゃ」


未央「おかえり…しまむー…」ギュッ


卯月「み、未央ちゃんまで…///」



ちーん


卯月、凛、未央「!?」


GANTZ【それぢわ、ちいてんをはじぬる

00:00:00】


みく「ふう、やっと全員かにゃ。さ、今から採点始まるにゃ♪」


凛「さい、てん…?」ゴシゴシッ


未央「え…まだあーちゃんと茜ちんが帰って来てないよ…?」


みく「簡単なことにゃ。あの2人は死んだ、ってことにゃ」


未央「死ん…嘘…そん…な…」


凛「未央…」


未央「…うぐっ、ごめん、ごめんね…茜ちん…あーちゃん…逃げてばっかで…助けてあげられなくて…ごめん…ごめんなさい…」ボロボロッ


卯月「未央ちゃん…」ギュッ


未央「えぐっ…ひっぐ…うぇぇぇぇん…」ボロボロッ


凛「…」ギュッ



GANTZ【ミツボシ 0てん 勘ちがいしすぎ 泣きすぎ】


凛「…」


GANTZ【しまむー 0てん よわすぎ 凛ちゃん見すぎ】


凛「えっ」


卯月「えっ、あっいや!う、うそ!これ、うそですよ!いやだなーもう!///」


凛「あ、あはは…」


GANTZ【しぶりん 2てん TOTAL 2てん あと98てんでおわり】


凛「2点…」


卯月「点数あるなんて…やりましたね、凛ちゃん!」


凛「う、うん…」


凛(あんだけ怖い思いして…ウサミンロボ1体1点なんだ…しょっぱいなぁ)


GANTZ【みくニャン 4てん TOTAL 61てん あと39てんでおわり】


卯月「え…なんでこんなに点数が…?」


みく「ふっふーん、凄いでしょ?」ドヤァ


みく「でも、4点か…まぁ、今回はそれ相応の点数かな」


卯月「?」


GANTZ【】



みく「さてと、今回も無事終わった終わった♪」


凛「…これで終わりなの?」


みく「うん、そーだよ。あとは玄関開くから、そっから普通に帰っていつも通りの生活を送ればいいにゃ。それじゃあみくは先に帰るにゃ、じゃーねー」


凛「な、ちょっとま」


未央「待ってよ!!」


凛「」ビクッ


みく「…なんにゃ?」


未央「…あーちゃんは…?茜ちんは…?」


みく「だからさっきも言ったでしょ?死んだんだって」


未央「そんな…なんで!?なんで2人は死ななくちゃいけなかったの!?わたしたち、なんも悪いことしてないじゃん!なのにいきなりこんな…ねえ、なんで!答えてよ!!」


みく「なんでって言われても…弱かったからじゃない?」


未央「よわっ…」


みく「そ、弱かったから。体感したから分かるかもだろうけど、あの世界は強い人しか生き残れないにゃ。だから死んでいった人たちは力不足だった、ただそれだけのことにゃ」


未央「…なに、言ってるの…?」



みく「別に未央ちゃんをフォローするわけじゃないけど、実際責任は死んだあの2人にあるにゃ。自分の身を守れなかったから死んだんだし」


みく「その点、未央ちゃんは自分の身を案じて逃げ切ったんだから、賢かったにゃ。いやーお見事!w」


未央「…ざ…んな…」プルプル


卯月「未央、ちゃん…?」


未央「ふざけんな!!」ガシッ


みく「…なんにゃ…離すにゃ」


未央「お前、その様子だと全部知ってたんだろ!!これからどうなるかとか、これがどういう状況なのか!!それなのになんでなにも言わなかった!!なんで誰も助けなかった!!」


みく「なんでって…言っても信じない人もいるからにゃあ…みく、変人扱いされるのはごめんにゃ」


未央「なっ…それ、だけ…?たったそれだけの理由で…あの2人を見殺しにしたの…?」


みく「それに、みんな戦いに参加したらみくの取り分減っちゃうでしょ?だから自力で生き残った奴か、みくがピーンと来た奴以外は別にどうなろうと知ったこっちゃないにゃ」


みく「それに、なんもわからないで混乱してる様を見るのも中々楽しいしねw」


未央「っ!!」



みく「今回だと、未央ちゃんなんか特に滑稽だったよ?勝手にゲームだと思い込んで、その挙句泣き叫びながらわめいて…みく、思わず笑っちゃったにゃ♪」


未央「お前っ…全部見てたのか…あの時、すぐ側に…」ギリギリッ


未央「っあぁぁぁぁぁ!!殺す、殺す!!殺してやるぅぅぅぅぅぅ!!」ギュゥゥゥ


みく「にゃはは、首なんかしめたとこでなんの意味もないにゃ。ほら、全くしまらないでしょ?みくもこの服の下にスーツを着てるからね」


みく「だからこーんなこともできちゃうにゃ」ガシッ


ブンッガンッ


未央「がっはぁ…!!」ゴロッ


卯月「み、未央ちゃん!しっかり!みくちゃん、なんでこんなことを…!」


みく「なんでって…見てたでしょ?そいつが突っかかって来たんだよ?みくはそれから身を守っただけ、正当防衛にゃ」


未央「くそっ…くそぉぉ…!」ボロボロッ


卯月「未央ちゃん…」


凛「未央…」


みく「ふんっ」


凛「…みく、いくつか質問させて」


みく「…はぁー、みく帰りたいんだけどなぁ…まあいいよ、この際だから分かることなら教えてあげる」



凛「…ここは、どこ?わたしたち死んだはずじゃなかったの?あのウサミン星人ってなんだったの?この黒い球はなんなの?あんたは…一体何者…?」


みく「質問は1つにして欲しいにゃ…ここは普通のマンションの一室にゃ」


凛「普通のって…だってさっきまで出られなかったじゃん!」


みく「さっきまでは、ね。今はもう普通の部屋と変わりないにゃ」


凛「…わからない。なんなの、この状況…」


みく「うーん、それじゃあ分かるように説明してあげる。ここにあるこの黒い球、みくたちはこれを『GANTZ』って呼んでるにゃ」


凛「ガン…ツ?」


みく「そ。誰が名付け親かは分からないけど、ずっと前にこの部屋にいた奴がつけたらしいにゃ」


みく「正直、このGANTZがなんなのかはみくも、誰も知らない。ただ、こいつには現代の科学では説明できないようなテクノロジーが搭載されてることは確かにゃ。それこそSF映画のような、ね」


凛「…死んだ人間を連れて来たり、転送したり、怪我を元どおりにしたり、とか…?」


みく「その通り、飲み込みが早くて助かるにゃ。あの銃だって、普通とは違ってとてつもない威力でしょ?それに、凛ちゃんの着てるそのスーツ…凛ちゃん、そのスーツの力に気づいた?」


凛「えっ?」


みく「…その様子だと、気づいて無いみたいだね。そのスーツは着た人間の力を何倍にもしてくれるにゃ。岩を砕いたり、車より速く走れたり、金属以上に身体が硬くなったり…心当たり、ない?」


凛「…あ、そういえば…」


『いっ…たく…ない?今、確かに殴られたのに…』

『しかし凛ちゃん、凄い力持ちですね!あのロボットのアームをへし折るなんて!』


凛「あれって…そういう…」


みく「さすがに違和感はあったっぽいね。でも、スーツも絶対じゃない。たまにスーツの耐久力が効かない敵もいるし、このスーツも負荷がかかりすぎると壊れるから要注意にゃ」


凛「…」



みく「みくたちは、確かに一度死んだ。それは間違いないにゃ。でも、GANTZの未知のテクノロジーによって生き返った。その代わり、そのテクノロジーの恩恵を受けながら今度は未知の生物と殺し合いをしなきゃいけないのにゃ」


凛「それが、今回はウサミン星人だった…ってこと?」


みく「その通りにゃ」


凛「…また、連れてこられるの…?」


みく「うん。みくなんかは、もう半年以上前からここに来ているにゃ。以来、大体1~2ヶ月に一度、っていうペースで呼ばれてるにゃ」


凛「…なんで、私にこのスーツを着るように促したの?」


みく「さっきも言ったけど、みくはなんとなーくこの世界で生きていけそうな人ってのがわかるにゃ。目が違う…って言うのかな」


みく「使えなさそうな奴らは星人をおびき寄せる囮になって貰うけど、凛ちゃんみたいな才覚ある人には出来るだけ生き残ってもらって、一緒に星人狩りをして欲しいって思ってるにゃ」


みく「取り分は減るけど、たまーにみく1人じゃ倒すのに厳しい敵もいるにゃ。そんな奴が出た時のために、出来るだけ強い仲間は少人数で欲しいのにゃ」


凛「…つまり、いざという時のための囮、ってこと…」


みく「にゃはは、まあ好きなように解釈してもらって構わないにゃ。あと、今回のことは誰にも言わない方がいいよ。みくたちはここに連れてこられた時に、頭の中に小さな小さな爆弾を入れられてるにゃ」


みく「星人狩りの途中でエリアを出たり、第三者にこの世界のことを知られたら、即ボンッ…にゃ」


凛「…わたしたち、自由になれないの…?死んだ人たちはもう、帰ってこないの…?」


みく「…はぁー、ちょっとは自分で調べて欲しいんだけどにゃあ…出血大サービスにゃ、教えてあげる」



みく「答えだけ言うと、両方とも可能にゃ。さっき採点があったよね?あれで100点を取ればいいにゃ」


みく「そうすると①自由になる、②強い武器が手に入る、③死んだ人間を生き返らせる、のどれかが可能にゃ。まあ、これからも頑張って100点目指そうにゃ。よろしくね、3人とも♪」


凛「…こちらこそ、なんて言うとでも思ってんの…?」ギリッ


みく「にゃはは、随分嫌われちゃったもんにゃ。まあいっか」ピッ


バチバチッ


凛「!消えた…!?」


『これも未知のテクノロジーの1つにゃ。次呼ばれる時までに、勉強しといた方がいいよー』


『それじゃあみくは帰るね、バイバーイ』


ギシッギシッギィ…バタンッ


凛「…」



卯月「凛ちゃん…これから、どうしましょう…」


凛「どうするって、いつも通りの生活を送るしかないよ…」


卯月「そう、ですよね…」


凛「でも、またこの戦いには呼ばれる…だから、その時までにわたしたちは力をつけなきゃいけない…」


凛「未央、卯月。3人で定期的に連絡をとって、情報を交換しよう。これから生き延びるために、わたしたちは協力し合わなきゃいけない。わたしたちは、みくとは違ったやり方で生きていかなきゃいけないと思うんだ。協力、してくれるかな…」


卯月「…そんなの、あたりまえじゃないですか!こちらこそ、これからもよろしくお願いします、凛ちゃん!」


凛「ありがとう、卯月…未央は…?」


未央「…100点取れば…死んだ人間を生き返らせることができる…さっき、みくはそう言ってたよね…」


凛「…うん」


未央「…わたし、どんな手を使ってでも、2人を生き返らせる…もう1度2人に…あーちゃんと茜ちん会って、ちゃんと謝りたい!もう1度、話がしたい!またショッピングに行きたい!そのためなら、なんでもする!もう逃げない!」ゴシゴシッ


未央「だからお願い、2人とも…わたしに…力を貸して…!」


凛「未央…」


凛「…2人とも、これからもよろしく」スッ


卯月「はい!島村卯月、頑張ります!」ガシッ


未央「ありがとう、2人とも…3人で、力を合わせて生き残ろう!」ガシッ

みく星人側じゃないどころかまさかの西ポジ?後星人役出来そうなのいたか…?



-------


凛「それじゃあわたしはこっちだから。また連絡するよ、じゃあね2人とも」


卯月「はい!また会いましょう、凛ちゃん、未央ちゃん!」


未央「それじゃあ気をつけて!バイバーイ!」


凛(…)


凛(なんていうか、現実味がない…さっきまでのことは、本当にあったことだったのかな…)


凛(とにかく、疲れた…早く帰って寝よ…)ケータイトリダシ


凛(!奈緒とプロデューサーから凄い着信きてる…!そうだ、加蓮!すっかり忘れてた!)ポパピプペー


プルルルルップルルルルップルルガチャッ


凛「あ、奈」


奈緒『凛!!無事か!!?今どこにいるんだよ!!』


凛「っ!!」キーン



凛「ご、ごめん奈緒…いろいろあって…連絡するの遅れた…」


凛「わたしは大丈夫、なんともないよ…それより加蓮は!?」


奈緒『そ、そうか…よがっ…グスッ…よがっだぁ…ヒグッ…』ズズー


凛「奈緒…ごめん、心配かけて…」


奈緒『グスッ…ほんとだぞ、ばかやろう…急にいなくなるから…お前にまでなんかあったら、わたしはどうすればいいんだよ…加蓮なら、無事だからな…安心してくれ…』


凛「!そう…よかった…加蓮…」ホッ


奈緒『今346病院に、プロデューサーといる。来れそうなら、凛も来てくれ』


凛「うん、わかった。すぐ向かうよ」


奈緒『よし、それじゃあ待ってるから…ん?なんだ、プロデューサー…え、別にいいけど。凛、ちょっとプロデューサーに変わるな』


凛「え、うん」



プロデューサー(以下P)『凛か。奈緒から話は聞いた。心配したんだぞ、急に走って行ったって聞いたから…奈緒がもしかしから犯人を追ったのかもしれないって言うから、加蓮の事も含めて警察沙汰になってるぞ』


凛「え!そ、そうなの!?」


P『まあ無事ならいい。一体こんなときに電話にも出ないで、何してたんだ?』


凛「え、あー…えっと…」


『みくたちはここに連れてこられた時に、頭の中に小さな小さな爆弾を入れられてるにゃ。第三者にこの世界のことを知られたら、即ボンッ…にゃ』


凛「…まあ、ちょっとね。大した事じゃないから、気にしないで」


P『気にしないでって、お前…まあ、無事ならいいんだ。警察には俺から連絡を入れておくからな』


凛「うん。ごめんね、ありがとうプロデューサー。加蓮の容体は?」


P『あぁ、加蓮な。どうやらナイフのようなもので刺されたらしい。でも、運良く内臓は避けてたそうだ。手術と、数日は入院するそうだが、奈緒も言ってた通り命に別状はないから安心しろ』


凛「そう…」


P『とにかく、詳しい話はお前が来てから話すよ。それで、奈緒に代わってもらった案件なんだが』


凛「?うん」


P『こんな時に言うのもアレなんだが、いち早く伝えておきたくて…この前のオーディションの結果がさっき来た。やったな凛、合格だそうだ!』


凛「!そう、なんだ…あはは…やったぁ…」


P『こんな時で済まないな。加蓮のことでいっぱいいっぱいだとは思うが』


凛「ほんとだよ。喜んでいいのかどうかわからなくっちゃうじゃん。でもまあ加蓮も無事だったことだし…その件については、素直に喜ばせてもらうよ。ありがとう、プロデューサー」


P『何言ってんだ、これはちゃんとした凛の実力が評価されたんだ。これから少しずつだが忙しくなるぞ、覚悟しておけ!』


奈緒『おいプロデューサー、いい加減わたしの携帯返せよ!』プンスコッ


P『おっと、すまん奈緒。まあ、そう言うわけだ凛、とにかく待ってるからな』


凛「うん、すぐ行くよ。それじゃ」ピッ



-------


電車の中


凛(加蓮無事だったんだ…良かった…オーディションも受かってたみたいだし、少し安心…)


凛(346病院まで1時間か…結構かかるな…)


凛(…疲れた…今日は色んなことがありすぎた…あまりにも、嫌なことがいくつも…)


凛(多分、これからが本当にキツイ日々になると思う…仕事も…あの戦いも…)


凛(でも…負けていられない…生きのびてやる…卯月と、未央と、3人で生き延びて…アイドルになって夢を叶えるんだ…)


凛「ふわぁっ…」


凛(…絶対アイドルに…生き抜いて…)ウツラウツラ


凛(…)スゥ


-------



-------


「発車いたします。閉まるドアにご注意下さい」


凛「…んっ…」パチッ


凛「…」ボー


凛「!つ、着いてる!」ダッ


プシュー

ガタンガタンッガタンガタンッ…


凛「…ふぅ…危なかった…乗り過ごすところだった…」


凛「電車の中に忘れ物してないよね…えっと、カバン…はある。携帯は…」ゴソゴソッ


凛「…!」


凛(…これ、スーツ…そうだ、部屋から持ってきたんだった…)


凛(…なんだ…さっきまでのあれ…)


凛(夢じゃ…なかったんだ…)


とりあえずこれで終わりです。
いつも短いssしか読んでなくて、長いと読者飽きるだろとか考えてたけどいざ書いてみたらめっちゃ長くなった…ゴメンナサイ
初ssってことで、板間違えたりミスあったりしたけど、反応くれる人がいてくれて正直嬉しかったです。
また機会があったらR板で続き書いてみようかと思います。
本当にありがとう。


>>26
>>66
>>68
指摘してくれてありがとな。
次からはR板にするわ。


>>67
本物…ってどれのことかな?
個人的には、見た目は完璧に某17歳、でも言動はカタコト(知性はある)、強さはねぎ星人程度をイメージしてる。

速報側でもっとエグいの連載してるしへーきへーき安心しろって


>>85
確かに今回はウサミン星人ってネタからとってきたけど、次書くとしたら普通に人物に星人つけてやると思う
すまんな


>>95
あ、そっかぁ
よし、じゃあ(全年齢に)ぶちこんでやるぜ!

ガンツの設定知らんから、本当にウサミン星人がいるってことなのかと思った


>>98
なるほどね
本家では「~星人」って敵がほとんどだからそこからとってきたってだけ
ウサミン星人(安部菜々)はモバマス本家ではいるけどGANTZ本家にはいない、俺の創作
てか、GANTZ原作知らんってことはわけわからんシーン多かったと思う、すまん

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