猫娘「男さんの視線を釘付けにしてあげます!!」 男「俺はそれを断ち切る!!」 (15)


化け学

それは、自身の身体の全組織、全細胞を一瞬のうちに組みかえる

自然界最高の驚異。

猫「............」ザ

そしてここに

猫「(ここが化け学の仙猫、亞倫(ありん)が住む仙念山......)」

化け学に魅入られた猫が

猫「ふふ、まっててね男さん」

その化け学の道へと足を踏み入れた。

猫「(すぐ、会いにいくからね)」

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~6年後~

ミーンミーンミーン

男「暑い......」

俺は男、16才。

男「なんで俺がこんなことを......」

ただいまの俺は庭の草刈りに絶賛奮闘中

男「はぁ......暑い......」

親に頼まれてなければこんなことはしない

男「......さっさと終わらせよう」

ーーーーーーーーーー

アイスは素晴らしい。

男「あ~! 仕事をしてからのアイスは上手い!」

俺は草刈りが終わったので近くのコンビニへ行き

アイスを購入

男「この身体がヒンヤリする感じ......タマンねぇ!!」

そしてだんだん俺の身体は冷えていった。

男「ああ~涼しい......うぅ?」ブル

そして違和感に気づいたのはすぐだった。


???「見つけたぁ......上手そうな人間がぁ......」

男「......は?」

変な声が空から聞こえた直後、一体の狼が俺の目の前に現れた。

男「な!?」

???「よぉ......人間、よくも好き勝手にやってくれたなぁ?」

男「な、なんのことだ......お前はなんなんだ!?」

???「そうか......あくまで知らん顔するんだなぁ」

???「だったら噛み[ピーーー]だけだ!!」

男「!?」

??「その人に手をださないでください!!」

メール欄にsagaと入れるといいですよ


ドガン!!

???「チィ!!!」

男「今度はなんだ!?」

凛とした声と共に、獣と俺の間に割って降ってきたのは

??「荒ぶる獅子よ、アナタの人を恨み憎む心、理解します」

??「しかし、この人に手をだすことは......許しません」

背中に純白の翼を生やした、銀髪の女の子だった。

???「ほぅ、どのように許さないというんだぁ? 雌猫がぁ?」

??「アナタを殺します」シュイン

男「手がライフルに!?」

???「その力は......なるほど、お前があの猫娘か......」

猫娘「はい、私に免じてここは......獅子よ」

獅子「......」チラ

男「!?」

獅子「人間、その雌猫に感謝するんだな」

猫娘「ご理解ありがとうございます」

獅子「ふん......」

シュン

男「は、はぇ......もう見えないよ......」

猫娘「男さん......」クル

男「あ、助けてくれてありがとう(うわ、めちゃくちゃ可愛い!!)」

猫娘「うぅ......」ウルウル

男「......え?」

猫娘「男さーん!!」ギュウ!!

男「えあ、ちょ苦しい......(あ......この子良い匂い......)」


~男の家~

猫娘「私の名前は猫娘です!!」ペコ

男「あ、これはご丁寧に男です」

猫娘「先ほどは取り乱して、どうもすいませんでした」

男「ああ、お気になさらず、逆に助けられたのは俺の方ですから」

猫娘「さすが男さん、お心が深い!!」

男「あ、あのそれでさっきの狼は?」

猫娘「あの方は獅子という方です」

男「獅子、俺の町の裏山に住むといわれる獣神の名前ですね」

猫娘「はい、まったくその通りです!!」


男「え、つまりアレは本人......」

猫娘「はい!!」

男「俺食われそうだった......」

猫娘「だから私が助けました!!」

男「なんで俺食われそうだったの?」

猫娘「それはですね......」

猫娘「この話は真面目に聞いて頂かないといけません」

猫娘「心の準備はいいですか?」

男「う、うん」

猫娘「分かりました、それではお話しましょう」

猫娘「男さんが狙われた理由」

猫娘「それは男さんが、<全人類抹殺砲>のトリガーだからです」

男「............は?」

続く

スケールでけえ! 期待

好意を抱くよ、興味以上の対象という事だ


男「全人類抹殺砲......なにそれ?」

猫娘「文字どうり人間を抹[ピーーー]る......そうですね、大砲です」

男「............」

男「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」

男「な、なんでそんなことを.......お、俺がトリガー?」

男「わ、訳分かんねぇ......」

猫娘「そうですね。男さんが混乱するのも分かります」

猫娘「しかし、男さんはついさっき......その危険にさらされたばかり」

男「............っ」

猫娘「獅子は本来人間に崇められていた獣神
   普通人間は襲いません」

男「え、だったら......」

猫娘「理由はアナタがトリガーだからです」

男「............」

猫娘「獅子にとって人間は必要不可欠、
   しかし、全人類と一人の人間、天秤にかければそれは例外です」

男「そ、そんな......」

猫娘「でも安心してください」

男「え......?」


猫娘「私の天秤は男さんに傾いていますから.......///」ニコ

男「............猫娘さん」

猫娘「私がアナタを守ります」

男「............」

猫娘「どうしました?」

男「そもそもなんで<全人類抹殺砲>なんて作られたんですか?」

猫娘「それは単純です」

猫娘「人間の環境破壊」

男「............」

猫娘「これだけです、でも理由はこれだけで充分なんです」

男「人間の自業自得か.......」

猫娘「残念ながら」


猫娘「正直、私もそちら側でした」

男「............え!?」

猫娘「でも男さんがトリガーだと知り、私はそちら側から抜け出しました」

男「ど、どうしてそんなことを......?」

猫娘「トリガーになる人間は死にます」

男「............」

猫娘「男さんを死なせるなんて許しません」

猫娘「というわけで、人類抹殺本部で少し暴れて抜け出してきました!!」

男「なんで俺のためにそんな......」

猫娘「ふふ、やっぱり男さんは覚えてないですよね」

猫娘「でもいいんです、男さんがそのうち思いだしていただければ」

猫娘「今は私の自己満足だと思っていて構いません」

男「猫娘さん」

猫娘「あと、さんづけ、はしなくていいですよ」

猫娘「私、人間だと14才なので」

猫娘「白って呼んでください」

男「え、あ......うん、よろしくな、は、ハク」

白「はい!!」


男「ところで気になってたことが......」

男「俺を助けてくれた時、君の手が突然......」

猫娘「あ、これですか?」シュイン

男「そうそう、手がライフルに......てごめん
  怖いからこっちむけないで......」

猫娘「この力は、化け学です」

男「へ? 化け学?」

猫娘「はい、この化け学は簡単に言いますと
   体の全組織、全細胞を一瞬の内に組み換える」

猫娘「そうですね......変化ですかね」
   
男「す、凄い......」

猫娘「ちなみに化け学の習得にはイメージが重要なんですよ!!」

男「うんうん」

猫娘「私は男さんが狙われると聞き、男さんを守るために
   あるアニメの武装を参考にさせてもらいました」

男「え、それって......」

猫娘「はい!! 男さんも大好きな、ガ○ダムです!!」

男「どうりでその形に見覚えがあるわけだよ......」

猫娘「ちなみに00が基盤です!!」

男「俺はWOかな......」


このSSはもう少し練ってから書きます
申し訳ないですが、質を高めたいので
では

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