【けものフレンズ】俺「アライさん・・・ゆるさねぇ・・・絶対に」 (81)

このSSは残酷な描写があります
けものフレンズが好きな方、中でもアライさんが好きな方や
そういった描写が苦手な方は閲覧をしないようにお願いします
適当に設定も作ってますので、そのあたりもご了承ください

>>1はSSを初めて書くのでそんなに期待しないでください
それから参考にさせて頂いたSSのタイトルを載せておきます
【けものフレンズ】アライさん物語

ぼくはまだ知らなかった
ぼくの描いた理想こそが現実だと思っていた
ぼくはまだ知らなかった
あの事件がおこるまでは・・・

テレビ「最近野生のアライグマが減少する一方でアライさんが・・・」
テレビ「サンドスターにより野生動物が・・・」

町人1「ふーん・・・アライさん? アライグマじゃねぇのwww」
町人2「ふーんって・・・うちもアライさんの被害受けてるんだぜ」

町人1「そうなの? 見た目かわいいじゃんwww? よくねえ?」
町人2「お前、あの害獣をかわいいって・・・奴ら悪魔みたいなもんだぞ?」

町人1「マジ!? 可愛いからウチで飼ってやろうと思ったんだがよwww」
町人2「ホントだよ!うちの畑も作物が食い荒らされてるし・・・合計で被害額100万はいってる」

町人1「100万! ホントかよ・・・やべぇな・・・」
町人2「うちはまだいい方さ、もっと被害が出ているところもある。それに・・・」

町人1「それに? なんだよwww」

町人2「人によっては、家が荒らされたり、怪我人がでているらしい」

町人1「怪我人って・・・穏やかじゃねえな」

町人2「ああ、そうだ。 気性が荒い生物だからな。噛まれたり引っかかれたりしないように気を付けろよ」

町人1「お、おう・・・」

町人2「そういうことだ、わかったな?」

町人1「でもかわいいよなwww」

町人2「お前・・・はぁ・・・ちょっとこの画像を見てみろ」スマホトリダシ

町人1「ん?なんだよwww・・・女の子の画像じゃん、うはっwwwかわええwww」

町人2「この娘・・・いや、これはアライさんだ」

町人1「これがアライさん?」

町人2「ニュースでも見ただろ? サンドスターによってフレンズ化したアライグマだ」

町人1「フレンズ? この子がアライグマ? 何言ってんだwww」

町人2「動物がサンドスターに接触し、人間のように変化した状態をフレンズという」

町人1「へえ~、動物が人間に? ってことはしゃべったりできんの?」

町人2「ああ、できるぞ」

町人1「マジか!? すげえな・・・ ってことは動物園にもフレンズとかいたりすんの?」

町人2「ああ、ジャパリパークというところにいるらしい」

町人1「へえ~ アライさんが話すところ見てみてぇな」

町人2「動画ならあるぞ? この間捕獲して保健所に引き渡す前に撮ったものだが」

町人1「保健所って・・・ 害獣なんだっけ、なんかそんな感じしねぇけど・・・」

町人2「まだわかっていないようだな・・・まあいい、この動画を見てくれ」

-----------------動画再生中------------------------------

町人2『ゴルアァァ! 大人しくしろや! オラァ!』ゲシッ!

アライさん『やめるのだ! 何をするのだ!』

町人2『やっと檻に入りやがったぜ チクショウ!』ガン!

アライさん『痛いのだ! ここから出すのだ!』ガシッガシ!

町人2『てめぇ! この害獣がぁ! ゆるさねぇぞ!』

アライさん『アライさんは何も悪くないのだ! アライさんが見つけた畑なのだ! アライさんのなのだ!』ガシガシ

町人2『ウチの畑を荒らしやがってぇ! ゴルアァァ!』ガンッ!

アライさん『痛いのだ! やめるのだ! アライさんは悪くないのだ! ゴハンを食べていただけなのだ!』ガブッ!

町人2『~~~~~~~~~~ッッ!! この野郎噛みやがったァッ!! 邪ッ!! 』バキィッ!

アライさん『ぐぇッ!・・・うぅ・・・』

アライさん『痛いのだ・・・痛いのだ・・・うぅ・・・』

町人2『やっと大人しくなりやがったか・・・』


保健所『保健所でーす こちらにアライさんが現れたとの通報があったので来ましたァ』

町人2『あどーも こちらに捕まえてあります』

保健所『あ、助かります では引き取りますねェ』

誰も見ていないのかな・・・?

時間も遅いようだし
つづけていくのだー

アライさん『ん・・・? 誰なのだ? あ、きっとアライさんを助けに来たのだ!』

アライさん『ここから出すのだ! この人間がひどいのだ! はやく助けるのだ! はやく出すのだ!』ガンガンガシガシ

保健所『・・・なんだァ?てめェ・・・』

アライさん『のだ!?』ビクッ!


保健所『では、車に積みますンで』

町人2『ええ、お願いします』

アライさん『アライさんをどこに連れて行くのだ?』

保健所『さてと、最近多いんだよなァ・・・』クルマノトランクアケル

ガチャ・・・

続けようとおもったけど
やっぱり眠いです・・・
今日はここまでにします

見とるで

期待してる

>>13>>14
ありがとうございます
ちょっと用事ができたのでプロローグだけ投稿して席を外しますね

~車の中~

アライさん達『のだ!のだ! なのだー!』ワイワイガヤガヤ

アライさん達『お腹がすいたのだー!』ガヤガヤ

アライさん達『ふはははは、たーのしーのだー!』ワイワイ

アライさん達『動く箱の中たのしーのだー!』ワイワイガヤガヤ




町人2『・・・いっぱい居るんですね・・・お疲れ様です・・・』
保健所『ははは・・・最近ホントに増えてるンですよ』
アライさん『うわー!アライさんの友達がいっぱいいるのだー!』

町人2『では、お願いします』
保健所『はい、ご協力ありがとうございました』クルマヘハコブ
アライさん『アライさんはお腹がすいたのだ! その畑の食べ物をもっとよこすのだ! アライさんはまだまd』バタンッ

ブロロロロ~


-----------------動画終了------------------------------


町人1「ウワアァァァァァァ!シャベッタァァァァァァァ! じゃなかった・・・なんか変な気分だぜ・・・」

町人2「これでわかっただろう」

町人1「なんか可愛そうだが、保健所が来てるってことはホントに害獣なんだよなぁ・・・」

町人1「それに、お前噛まれたみたいだけど大丈夫か?」

町人2「ああ、幸いフレンズ化した時に病原菌はなくなっているようだから、さして問題はないようだ」

町人1「へえ、不思議なもんだな」

町人2「人間のようでもしょせんは動物だ。引っ掻いたり噛み付いたりするから危険なことこの上ない」

町人1「なんかうざいなw」

町人2「そうだな」

町人2「まあ、今回は畑に仕掛けた罠にたまたま掛かったが、見つけた場合は手を出さず、すぐに専門機関に連絡をするんだぞ」

町人2「ヤツは素早いし、怪我でもしたら大変だ」

町人1「ああ、わかった。思ったよりも深刻な問題なんだな・・・」

町人2「そういうことだ」

席を外します
12時くらいに戻ってくるかもです

お前を見ている

>>19
怖いのだ!逃げるのだ

昼の12時

ただいま
どんどん投下していく感じでいいですか?
とりあえず始めます


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ぼく「おとーさーん」

父「んー?」

ぼく「暇だよーあそんでー」

父「父は疲れているのじゃ。またこんどな!」

ぼく「えーそればっかりーせっかく夏休みなのにー」

父「んー」

テレビ「次のニュースです。最近アライグマが減少しており・・・」


ぼく「アライグマだって! かわいいんだろうなぁ」

父「そうだな、ペットとして飼う人も多くいるみたいだしな。子供のうちはなついて可愛いみたいね」

父(成長すると手がつけられなくなるんだがな)

ぼく「いいよね~見てみたいな~なでたいな~」

父「いや、野生化したアライグマは近づいちゃだめだぞ」

ぼく「え~なんで~?」

父「野生動物ってのは危ないんだぞ、病気とか持ってるし、噛んだり引っ掻いたりするからな」

父「特に人間の生活圏で生活し、さらに人間の生活を脅かすものを害獣とよんでるんだよ」

ぼく「へー」

父「アライグマもその一つだな、だが、それは人間の身勝手が引き起こした結果なんだよ」

父「まあ、最近はあんまり見ないけどね~」



テレビ「・・・それにともないアライさんの数が増えており・・・」

ぼく「アライさん?」

父「ああ、憎むべき害獣だな。アライグマは許せても、アライさんはだめだ」

父「見つけたらすぐに通報、殺処分だ。そのくらいやばい」

ぼく「なにそれ?アライさんて何なの?」

父「ん」スマホミセル

ぼく「へえーこれがアライさんかーかわいいな」

父「見た目に騙されてはいけないよ。こいつは危険だからね(あとうざい)」

父「見つけても近づいてはだめだよ。わかったね?わかったら、はい寝よう~」zzz

ぼく「寝やがった・・・どこかへ遊びに行こう」


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ぼく「草むらで虫取りでもしようかな~」

ガサッ

ぼく「!」

アライさん「うぅ・・・お腹がすいたのだ」

ぼく「これってもしかして・・・アライさん!?」

ぼくは初めてアライさんを目にした、可愛くてとても害獣とは思えなかった
ぼくの目の前に居るアライさんは、とてもお腹が空いているようでぐったりしていた

アライさん「誰なのだ?アライさんに何をするのだ?」

アライさんはひどく怯えているようで、震えていた
どうやらアライさんはまだ子供のようだ
周囲に親のアライさんはいないし、はぐれてしまったのか
ぼくはアライさんを抱き上げ家に連れて帰ることにした

アライさん「何をするのだ?やめるのだアライさんをどこへ連れて行くのだ?」

この時やめておけばよかったのに・・・・


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アライさん「?ここはどこなのだ?」キョロキョロ

ぼく「お腹空いているよね? 何か持ってくるよ」


アライさん「???」キョロキョロ

アライさんは見知らぬところに連れてこられ、警戒しているようだった
アライさんをよく見るととても痩せており、何日も食べていないようで、体のあちこちに傷があった

ぼく「傷の手当もしないとな」

ぼくは傷薬と食べものを持ってくることにした


アライさん「い、痛い痛いのだ。アライさんに何をするのだ」

ぼく「暴れないで、傷の手当ができないよ・・・よし完了と」

ぼく「アライさんこれ食べて」

アライさん「!」


アライさんはぼくから無言で食べ物を奪い取ると必死で食べだした

アライさん「美味しい!美味しいのだ!」モグモグ

アライさん「はぐはぐっ・・・うっ!」

アライさん「苦しいのだ・・・」

アライさんが喉をつまらせたようだ。ぼくはアライさんの背中を叩いてあげた

アライさん「うっ!はあはあ・・・助かったのだ・・・」

ぼく「そんなに急いで食べると危ないよ。はい、お水」

ぼくはコップに注いだ水をアライさんへ渡した

アライさん「?? 何なのだ飲みにくいのだ」

アライさんはコップを床において犬のようにコップに口を突っ込もうとしている


ぼく「アライさんコップはこうやって飲むんだよ」

アライさんへコップの使い方を教える

アライさん「おー!そうやって飲むのだ!?お前は頭がいいのだ!・・・あれ飲みづらいのだ・・・」

どうやらアライさんは人間のようにコップを使うのが難しいようである・・・

コップの水を器に移し替えてやる

きたか
俺は明日仕事だから寝るけど頑張ってくれ見てるぞ
もう寝るのだ
http://i.imgur.com/wkwHVpo.jpg

アライさん「これなら飲みやすいのだ! ゴクゴク・・・ぷはぁー」

アライさんはまるで犬のような飲み方で器の水を平らげた

アライさん「食べ物とお水をアライさんにもっとよこすのだー」

ぼく「はい、アライさん、おかわりだよ」

ぼくは器に水を注ぎ、食べ物をアライさんに渡した
だが、アライさんは食べ物をすぐに口に運ばない。
すると・・・・

アライさん「食べ物をあらうのだー」バシャバシャ

ぼく「あああ!だめだよ!部屋が水浸しになっちゃうよ!」

アライさん「たーのしーのだー!」バシャバシャ

アライさん「ふははは、アライさんはあらいうのがとくいなのだぁ!」バシャバシャ

>>31ありがとうございます

眠くなってきたが・・・
あしたは休みだ・・・
もうちょっと頑張ろう

>>31さんがんばってください

続けます


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ぼく「アライさんだめだよ 部屋で食べ物を洗っちゃ」

アライさん「なんでなのだ?アライさんはアライさんだからあらうのだ」

ぼく「はあ~」


アライさんの行動はやはり人間とは違っており、動物を感じさせるものだった
だけど、ぼくはいつかアライさんと最高の友だちになれると本気で思った


それからぼくはアライさんとのすばらしい日々を送った
ぼくたちは一緒に遊び
アライさん「ふはははは、たーのしーのだー!」
ぼく「待ってよアライさん、外に出ちゃだめだよ!」
アライさん「おそとは気持ちいいのだ!アライさんはかけっこはとくいなのだー!ふはははは」
ぼく「しょうがないなあ」


ぼくたちは一緒にご飯を食べ
アライさん「美味しいのだ!美味しいのだ!もっと食べたいのだ!」
ぼく「焦らなくてもまだあるよアライさん」


ぼくたちは一緒にお風呂に入り
アライさん「お風呂あったかいのだ!お前もあらってあげるのだ!」
ぼく「アライさん痛い!痛いよお」


ぼくたちは一緒に眠り
アライさん「一緒に寝ると安心するのだ」
ぼく「アライさん暖かいね」

ぼくたちは一緒に語った
ぼく「ずっと一緒にいようねアライさん」
アライさん「友達なのだ!」

だが、ぼくたちは友達でもアライさんはやっぱり動物だったのだ

ぼく「ちょっとトイレに行ってくるから、おとなしくしてるんだよアライさん」

アライさん「退屈なのだ!すぐに戻ってくるのだ!」

ぼく「なるべく早く戻ってくるよアライさん」


アライさん「・・・・・・」モジモジ///

アライさん「うぅ・・・アライさんもおといれしたくなったのだ!」

アライさん「~~~~~~~~」ブリブリブリブリブリブリブリュリュリュ

アライさん「気持ちいいのだぁ!」ブリブリブリブリブリブリュブリュブリュ

アライさん「アライさんのおといれなのだー!」ブリブリブリブリブリブリブリブリブリ

アライさん「スッキリしたのだ」ノダー

ぼく「ただいま~アライさん・・・・!!!」

アライさん「やっと帰ってきたのd ぼく「何やってるんだ!アライさん!!」

アライさん「!!!」

ぼく「ぼくの部屋で・・・なんでこんなことするんだよ!!」

アライさん「?? アライさんはおといれしてただけなのだ、どうしたのだ?」

ぼく「トイレはアライさん専用のトイレがあるでしょ!それを使ってよ!!」

アライさん「どうして大きな声をだすのだ?アライさんはおといれしたかっただけなのだ」

ぼく「~~~~~~~~ッッ!!」

今日は眠いのでここまでにします
明日は朝から投稿していきます

父「どうした~何かあったのか?」コンコン

ぼく「!!! なんでもないよ!」

父「ん~そうか?何か変な匂いがするような・・・」

ぼく「お菓子とジュースをこぼしちゃって、今片付けてるから入ってこないで」

父「おぅそうか、ちゃんと片付けとくんだぞ~」

ぼく「うん、わかった」




アライさん「なのだー!」




ぼく、父「!!!」

父「今何か聞こえなかったか・・・?」

ぼく「こぼしたジュースが冷たくてつい変な声が出ちゃっただけだよ!」

ぼく「(アライさん!静かにしてて!)」アライサンノクチオサエル

アライさん「むぐ!~~~~~~~ッ!」

アライさん「フゥーフゥー・・・」ナミダメ)))

父「そうか・・・じゃあもう行くよ?」

ぼく「うん、騒がせちゃってごめんね」


ぼく「・・・・行ったか」

ぼく「アライさん大丈夫?」

アライさん「はあはあ・・・ゲホッゲホッ・・・苦しかったのだ」

アライさん「いきなり何をするのだ!アライさんは苦しかったのだ!」

ぼく「アライさんごめんね・・・でも家の人にアライさんのことがバレると一緒にいられなくなっちゃうんだよ?」

ぼく「前にいったよね?なるべく大人しくしてって」

アライさん「うぅ・・・わかったのだ」

ぼく「それから、トイレもアライさん専用トイレでちゃんとやってよね。いいね?」

アライさん「なんでなのだ?アライさんは悪くないのだ、したいときにするのだ」

ぼく「・・・・」イラッ

ぼく「・・・あまり言いつけを守れないとご飯あげないよ」

アライさん「!・・・それは困るのだ・・・」

アライさん「わかったのだ、今度から言うことを聞くのだ・・・だからご飯は食べたいのだ・・・」

ぼく「わかってくれたのならいいんだよ」


ぼく「よし!アライさんのうんちを片付けたら一緒に遊ぼうか」

アライさん「! わーい遊んでくれるのだー!やったのだー」

こうしてアライさんと仲直りができ、ぼくたちはまた友達に戻ることができたのだ
ぼくたちは一緒の時間を重ねていった
アライさんとたくさん遊んだ・・・ひと夏だけどかけがえのない思い出ができたと思う

こうして夏休みが終わり、新学期を迎えることとなった


ぼく「アライさんぼく学校行ってくるね!大人しくしてるんだよ?」

アライさん「おるすばんなのだ?退屈なのだ!」

ぼく「学校には連れていけないんだよアライさん・・・」

アライさん「いやなのだー!連れて行くのだー!」バタバタ

ぼく「・・・・」イラッ

ぼく「アライさん・・・ぼくとの約束覚えているよね?ちゃんと言うことを聞くって・・・」

アライさん「わかったのだ・・・おるすばんしているのだ」

ぼく「えらいえらい」アタマナデル

アライさん「アライさんはえらいのだー!アライさんにおまかせなのだー!」

ぼく「じゃあいってくるねー」


ぼく(最近アライさんの体が大きくなった気がする・・・成長したのかな)

ぼく(ついでに態度も大きいけど・・・)


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~放課後~

ぼく「やっと放課後だ、アライさんに会えるぞー!」


今日一日がとても長かった、先生の話もぼくの耳には入ってこなかった
ぼくの頭はアライさんでいっぱいだった・・・・はやくアライさんに会いたい

ぼくは家路を急いだ、アライさんに会うためだけに
そして事件は起こった・・・・・・・・・・

ぼく「ただいまー」ガラッ

ぼく「?」
いつもなら誰かしら答えてくれるはず

ぼく「ただいまー おとーさーん、おかーさーんいないのー?」


「うう・・・・」


ぼく「? 今おとーさんの声がしたような?」


「たすけて・・・」


ぼく「!!!」

か細い悲鳴だったが確かに聞こえた
間違いない、何か起こったんだ
ぼくは一目散に悲鳴が聞こえる場所へ向かった




ぼくは目の前に広がる光景に目を疑った



ぼく「お父さんっ!!」

そこには父に噛み付いているアライさんがいた

アライさん「やっと帰ってきたのだ!退屈だったのだ!はやくあそぶのだ!」
口の周りを血に染めたアライさんがぼくを見つめる

アライさん「おなかがすいたのだ!アライさんはご飯を食べているのだ!」
アライさん「自分でご飯をとって食べたのだ!アライさんはえらいのだー!」

ぼく「うわあああああああああああ!!」ドン!
アライさん「うぐっ!」ドサッ!

ぼくはアライさんを力の限りつき飛ばした
アライさん「うっ・・・あぁ・・」キュー

ぼく「うわああああ!おとーさーん!!」

父「うぅ・・・大丈夫だ・・・救急車を・・・・」

ぼく「すぐ救急車を呼ぶからね! もしもし大変なんです!父が・・・場所は・・・」

ぼく「今救急車を読んだからね! 何とかしないと! ああっ!どうしたら」

父「落ち着け、俺のほうが落ち着いてるな・・・」

ぼく「そんな、どうすれば」アワワワ

父「出血は多いが傷はたいしたことない、棚から消毒液、ガーゼ、包帯を取ってくれ・・・」

ぼく「うん、わかった!」

ぼくは治療道具一式を取り出し手当てを始める。

ぼく「痛いけど我慢して!傷口を消毒して・・・洗浄して・・・」

父「うぐっ・・・はぁ・・・とりあえず楽になったよ・・・」

ぼく「はぁ・・・あとは救急車を待つだけだね」

ゴソッゴソ・・・
ぼく「!!」

アライさん「う・・・痛いのだ・・・苦しいのだ・・・」ビクンッビクン

アライさん「なんでアライさんがこんな目に合うのだ・・・アライさんはゴハンを食べていただけなのだ・・・」ピク・・・ピク

そこには起こしたことの重大さを全く理解していないアライさんが倒れていた・・・
ぼくは理解した・・・やつは所詮は畜生・・・倫理観も何もないケダモノだ!


ぼく「ッ!!」ギロッ!
ぼくは最大限の憎悪を込めて目の前のけものを睨みつけた!

アライさん「い・・痛いのだ・・助けるのだ・・・」ゴホッ

アライさん「何をしているのだ・・・アライさんは友達なのだ・・助けるのだ」

ぼく「このっ! アら・・ッ」



   アライさん・・・




ギリッ!

ぼく「ッ!・・・害獣があああああああああああああああ!」ドガッ!

アライさん「ぐはぁ!」バタッ!


ぼくは偉そうに懇願する害獣を思い切り蹴飛ばした


アライさん「ひ・・ぃぃ・・・あ・・あ」

アライさん「ひ・・ひどいのだ・・・アライさんは何も悪くないのだ・・・」

ぼく「ああああああああああああ!」ドガッ!バキッ!ドゴッ!

アライさん「うっ!うぐっ!あがっ!」

ぼく「うわああああああああああ!」ガシッ

ぼくは害獣の尻尾を掴み上げ何度も何度も床に叩きつけた
バンバンバンッ!
アライさん「へぶっ!あがっ!」

ぼく「このやろおおおおおおおおお!」

アライさん「あぅ・・!や・・め・・しっぽ・・とれちゃ・・・の・・だ」

ぼく「ああああああああああああ!」バキッ!

アライさん「うっぷ・・・おえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」ビシャビシャ!



ぼく「はぁはぁ・・・・」

アライさん「やめてほしいのだ・・・い・・・た・・い・・・のだ」ピクピク


尻尾がちぎれかけ、吐瀉物にまみれ、ボロボロになった害獣がぼくに訴えかける


アライさん「く・・・くる・・・いのだ、アラ・・イさんが・・・可哀想な・・だ」パタ・・・パタ・・・ピクピク


目障りな太い尻尾を醜く動かしながら何かを言っている
もうぼくの耳には害獣の訴えなど入ってこなかった


ピーポピーポー
外から救急車のサイレンが聞こえる・・・やっときたようだ

アライさん「う・・・あ・・・・」キュー

ぼく「・・・・・・」


ぼくは足元の害獣を無視し、救急車の誘導をするために外へ向かった

ぼく「こっちです!はやく!助けてください!」

救急隊員「急げ!患者を早く搬送するんだ!」

父「ふーようやく助かったぜ・・・」



部屋に戻ると害獣は姿を消していた・・・



父を救急車に乗せ、一緒に病院へ向かった

あとで駆けつけた母にぼくは隠すことなく真実を打ち明けた
当然ぼくはこっぴどく叱られ、今までで一番後悔した
幸いにも父の怪我は見た目よりも大したことはなく、思っていたよりも早く退院できた


ぼくは今回のことで学んだよ
自分がいかにバカだったか・・・
そして甘かった・・・


ゆるせない・・・・
自分がゆるせない・・・・
そして・・・・あのアライさんという害獣が
絶対にゆるせない


ぼくは自分の生き方をここで決めてしまったのだ



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---------------------------------------

------------------------------------------------------


ズズ・・・ズズ

はあ・・・はあ・・・

痛いのだ・・・苦しいのだ・・・

うう・・・・

アライさんはなんとしても生き延びるのだ・・・

辛いのだ・・・・

もうダメかもしれないのだ・・・・
バタッ

??「?森の中に何か倒れてる」

アライさんはまだまだ生きるのだ・・・

??「アライ?」
??「おーい、アラーイさ~ん」

・・・・

??「パークのひとに頼んで助けてもらおうかなー」

??「・・・いや、わたしがここにいる間だけアライさんの面倒を見てあげるねー」



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~数年後

俺はあの時の決意を胸に、アライさんを狩るハンターになった
あの時からアライさんは年々増加しており、社会問題として雑誌やテレビを賑わせている


なぜアライさんのハンターなのかは、2つ理由がある
1つはあの時の決意から
2つ目は・・・・・

テレビ「数年前に比べアライさんが爆発的に繁殖しており、駆除が間に合っていない状況です」

テレビ「困りますよねぇ。こんなのがたくさん増えてるんでしょ?」

テレビ「ふはははは、アライさんにおまかせなのだー!」


聞き慣れた不愉快な笑い声が耳をつんざく・・・


テレビ「他は大したことないのに、何でアライさんだけが増えてるんでしょうねぇ?それも爆発的に・・・」

決まっている、あの図々しい害獣が他を押しのけて繁殖しているに違いない

そう2つ目の理由は
他の害獣に比べアライさんだけが爆発的に繁殖し続けているからだ
それこそ山や草むらに目を向けるだけでも必ずアライさんが視界に入ってくるほどだ・・・



俺「必ず見つけ出してやる」
俺「害獣がぁ・・・ゆるさねぇ・・・絶対に!」




続く

>>54
読んでいただいてありがとうございます
2部ではアライさん中心の物語になっていきます

外の世界に出たアライさんにはもっともっと過酷な運命が待ち受けています

再度言いますが、けものフレンズまたはアライさんが好きな方には
今回以上に閲覧を避けたほうがいいかもしれません
特にエログロ、残酷な描写がお嫌いな方は


期待している

ヌルい!
全然過酷でないではないか!

>>57
>>58
次はもうちょっと頑張ってみます
アンチスレとか参考にして書いています

次はまだ半分も書いていませんが(それでも今回よりボリュームあり)
投稿したほうがいいですかね
やるとしたら別のスレ立ててやりたいです

初めての作品ということで
力まず好きなようにどうぞ

やめろとかそう言うのではなく興味で聞きたいんだけどアライさんアンチなの?それとも性的趣向?

>>60
ありがとうございます

>>61
アライさんは好きです
そういった趣向はないつもりでしたが、アライさんだけは別ですね

アライさんには虐めが似合う

アライさんが酷い目にあってビービー泣いてると凄く良い…ってなる
もしアライさんが死んだりしたら、普段はあのやかましくて騒がしいアライさんはもう動かないし喋らないんだって感じで興奮する

アライさんよりも主人公の方がムカつくんですがそれは

主人公もバカだからムカつくが、
害獣であるアライはもっとムカつくわ

何があろうがさん付けなのに変な笑いが出るな

さん付けしたらアライさんさんになるだろ言わせんな恥ずかしい

一応、pixiv大百科とかだと「アライグマ(けものフレンズ)」表記なんだよなぁ……

皆様、閲覧ありがとうございました
そろそろ続編を立てたいのでここを閉じさせて下さい

レイプしてほしい

ゆ虐に通じた何かを感じる

アラ虐か

じっくり続けていくつもりかな

アライさんも頑張って生きとるんやぞ!
赤ヘル軍団として

アライさんは他のフレンズより容姿や内面が遥かに劣っているっていう長所を活かして、他フレンズの引き立て役として大活躍してるんだぞ

てか普通に人型なら余裕で獣姦するやろ保健所なんか通報しないでオナペットとして有能すぎるやろ

近所の爺さん「おじょうちゃんや、見ない顔だね。 もしかしてそこの子かい?」

アライさん「そうなのだ、そこはアライさんのおうちなのだー」

近所の爺さん「おや? 可愛い耳としっぽだねぇ (流行ってるのかな?)」

アライさん「そうなのだ、アライさんはかわいいのだ!!!」

近所の爺さん「そうかいそうかい、これから遊びに行くのかな?」

アライさん「アライさんはこれから食べ物をとりにいくのだ」

近所の爺さん「ほっほっほ、おにぎりならあるが、食べるかい?」

アライさん「食べ物をくれるのだ? うれしいのだー」


~近所の爺さん家~

近所の爺さん「ほら、おにぎりだよ、お食べ?」

アライさん「わーい、はぐっはぐもぐもぐ・・・・美味しいのだ」

近所の爺さん「ほっほっほ、たくさんあるぞい」

アライさん「助かるのだ! もっと食べたいのだ」

>>78

続編スレと間違えて投稿しました
無視して下さい

見てるぞ

できればこのスレは
まとめブログ等への掲載は遠慮頂けると助かります

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