リンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」 (826)

スレが落ちちゃったので時オカ編終了を兼ねてムジュラ編に移ります。

前スレ リンク「オラはハイラル育ちのサイヤ人だ!」リンク「オラはハイラル育ちのサイヤ人だ!」 DB×ゼルダの伝説 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473167709/)


ムジュラ編は完全な後日談なので完全ストレスフリーです

早い更新を目指して頑張るので何卒最後までお付き合い下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1496921974

宇宙に浮かぶ聖域、ハイラル
三柱の女神が降臨し、全ての生命が創造されたこの星には、あらゆる願いを叶えると言われる黄金の聖三角トライフォースが存在した。

いにしえの賢者達はトライフォースが心無い者に悪用されることを怖れ、トライフォースを聖地に封印し、その鍵として女神ハイリアによって創られた聖剣、マスターソードを使用した。これにより悪の心を持つ者は聖地に入ることすら出来なくなった。

そして再び時は流れ、宇宙一平和な惑星となった(ポップスターを除く)ハイラルに、一つの「異物」が紛れ込む……


宇宙の悪魔として猛威を奮った戦闘民族「サイヤ人」である


目をつけた戦闘レベルの低い惑星に赤子を送り込み、現存する生命体を絶滅させることで星を支配する侵略者。

神々の不可侵領域とも言えるハイラルに突如現れたこの厄災に北銀河の界王は大いに慌てたが……


界王「運命とは不思議なものじゃのう。あり得ない事象が次々と重なり、ハイラルの未来はもはや予測がつかぬほど複雑に分岐しておる」


伝説の勇者とスーパーサイヤ人、本来交わる事の無かった偶然が絡み合い、ハイラルはまさに超パワーの戦士たちがひしめくバトルステージに進化しようとしていた!


トライフォースZ Sparking!


第三章 ハイラルまるごと超決戦


 



ガノン城跡地


かつて女神ハイリアの化身は幾度となくその「邪悪」と戦ってきた。
気の遠くなる程の戦いの果てに、その邪悪なる者は女神によって封印され、後に封印を破り魔族を従え世界を我が物にせんとするも、女神の加護を受けた緑衣の勇者によって破れ、復活を予言しながら闇に呑まれた。


ファイ「私はかつてのマスターと共にその存在を倒しました。私はそれの残留思念を浄化するために再び封印されたのです」

ファイ「ですが……その存在……終焉の者の魂は、未来永劫転生を繰り返し、ハイラルを我が物にしようと復活する業を背負ってしまいました」

ファイ「そしてそれは女神の魂、そして勇者の魂もまた永劫の転生を意味している……そう私は思っていたのですが」

ファイ「まさか宇宙人が次の勇者に選ばれるとは思いませんでした。完全に予想外です」



ガノン「グォオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」グワッ


リンク「でりゃあああああああああああ!!!!!」ズァオッ



――――ドォオオオオオオ!!!!


ゼルダ「あ、ああ……!!!」

ゼルダ(ほ、星が悲鳴をあげている……!! あの二つのエネルギーが衝突する度に叫び声をあげている!!)

リンク「ハァ、ハァ……!! ……ぎっ!!」バッ

リンク「ハ、イ、ラ、ル……!!!」ギュイィイイイイイイン

リンク「波ァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」


ブワァアアアアオオオオオオオオオオンンン!!!!!


ゴゴゴゴゴゴ…………


リンク「……!?」


ガノン「グル……」シュゥウウウ


ゼルダ「む、無傷……!! こんなことが……」



ガノン「グワァオオオ!!!」


がしっ


リンク「うわっ……!?」

ゼルダ「!? いけない、リンク!!」


ズドォオオオオオン!!!


リンク「がふっ!?」

ガノン「グォオオオオ!!!」ギュイィイイイイイイン


ズドドドドドドド!!!!


リンク「うわーーーーーーーーっっっ!?」

ゼルダ「リンクーーーーーーッッッ!!」

賢者の間


ラウル「むぅ……いかん、ガノンのやつめ、力のトライフォースを暴走させ、その無限のパワーを全て戦闘力に回しておる」

サリア「で、でも! リンクだってあの金色の姿だよ!?」

ルト「いや、如何にあの黄金の力といえど無限ではなかろう……そうなれば必然的にスタミナに差が出てくるはずじゃ」

ダルニア「だ、だったら戦いが長引けば……」

ナボール「ガス欠を起こすのはリンクの方ってかい!?」


インパ(リンク、勝機はあるのか!? お前は今何を思って戦っているのだ?)



ガノン「グハハハハハハハハハ!!!」


ぽーひー!
ぽーひー!!
ぽーひー!!!


ズドドドドドドド………


リンク「ぐぐぐ……!! こらーーッッ! 少しは手加減しろーーーーーーッッッ!!」


ガノン「グルル……(手加減ってなんだ?)」


ギュイィイイイイイイン!!!


リンク「やばい……!?」


ぽーひー!!!!
ズドォオオオオオン!!!!



リンク「ぐわぁああああーーーーーーーーーッッ!!」


シュゥウウウ……


リンク「――――へ、へへっ。オ、オレもタフだけどあいつは桁違いだ」

リンク(マスターソードは今のオレでは使えない。だったら残った手段は……)


リンク「やるっきゃねぇな。こっちもトライフォースだ!!!!!」



リンク(しょ、正直な話だけど今のままでトライフォースを使ったら絶対よくないことが起こる……。か、勘ってやつかな? 無意識の内にオレの体がブレーキをかけてるのか……)

リンク「……だが!!」キッ


リンク「ここで負けちまったら意味がねぇ!! 絶対に勝たなきゃならねぇ!!」



リンク「十倍だァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」ズオオオオオオオッッ!!



ゼルダ「リ、リンク!? その状態でトライフォースを発動させたら……」

リンク「ゼルダ……わかってるさ、だけどよ、今はオレの好きなように戦わせてくれ!!!!」


リンク「オレの体が砕け散る前にアイツをぶっ倒す!!」

ガノン「グルァアアアアアアアア!!!!!」

リンク「行くぞガノンーーーーーーッッッ!!!」


ズオオオオオオオッッ!!


今日はここまでにしときます
お休みなさい


ガノン「……トライフォース……!」

ガノン「トライフォースーーーーーーッッッ!!!」グオアアアアア!!!

リンク「だりゃあ!!」グワッ


バキィイイン!!


ガノン「――――」ニヤッ

リンク「なっ!?」

ガノン「ぐおおおおおおお!!!」


ドズッ!!


リンク「がはっ!?」

ガノン「グッハハハハハッ!!」


ゼルダ「あ、あのトライフォースに対する執念、そしてリンクに対する憎悪、どれも桁外れ……!!」

ゼルダ「リンク……!! どうか死なないで……!!」





ラウル「今のガノンはこのハイラルはおろか、宇宙全てを破壊しつくさなければ収まらない」

ラウル「しっ、しかし、トライフォースを発動させたリンクなら、ガノンを倒せるかもしれん」

ダルニア「でもよ、あの力は只でさえ反動がでかいんだぜ!? リンクの体がもたねぇんじゃねぇのか?」

ラウル「そんなこと解っとるわい!! だが、今のあやつを誰が止められる!? 見ろ、あの清々しいまでの顔を」


リンク『……!!!』ニヤッ


ラウル「こんな時だと言うのに戦うことの喜びで満たせれておる。全くサイヤ人というヤツは……」


リンク『だったら二十倍だーーーーーーッッッ!!』


ラウル「ば、ばかもーん!? これ以上負担をかけるんじゃなーい!!」


ガシイッ!!


リンク「ぐぎいいぎぎぎぎぎぎぎ……!!!」ぐぐぐ

ガノン「ぬぅう……!?」ぐぐぐ

リンク「だっ!!」ぐいっ

ガノン「!!?」


バキィイイン!!!!


ゼルダ「ガノンのパワーを一瞬だけ追い抜いた!?」

リンク「だりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」ズガガガガガガガガガ!!!

ガノン「オオオ!?」

リンク「だだだだだだだだだだだだだ……!!!」ズガガガガガガガガガ!!!


リンク「――――っだぁりゃあああああ!!」グアッ!!


バギッ!!
キーン……ドォオン


ゼルダ「やった!?」

リンク「まだだ!!」ズァオッ


リンク「波ァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」ブワァアアアアオオオオオオオオオオンンン!!!!!



ズゴゴゴゴゴ……!!!!


リンク「ハァッ! ハァッ!!」ゼハー ゼハー

プシュゥウウウ……

リンク「……!!!」

ゼルダ「あ……あ……」



ガノン「……」ニヤニヤ

リンク(ま、マジか……!? こんだけやってまだぶっ倒れねぇなんて……!!)

ガシッ!!

リンク「うわっ!?」


ガノン「なんなんだ今のは?」


リンク「へ、へへへ……」

リンク(やべぇ、勝てねぇかも)



ギュオッ!!



――――ガシャァアアアアアン


ルト「な、何故じゃ……!? なぜ奴にダメージが入らない!?」

インパ「わ、わからん、奴のパワーは我々の想像を遥かに超えている……!」

インパ「強い、あまりにも強すぎる……!!」

サリア「も、もうやめて……もうやめてよ……」

--


ゼルダ「リンク……!!」

リンク「」

ゼルダ「……」




ゼルダ「……バカな人、あなたはそうやって無茶をして、後のことなど考えずに、いつも全力で戦って……」

ゼルダ「その前向きさを信じて、この七年間どれだけ支えられたことか……」

ゼルダ「……そうよ、勇者が命を懸けて戦ってるのに、私は……!!」ギッ


ゼルダ「私がゼルダだ!! ……ハァアアアアアアア!!」ズオオオオオオオッッ!!




ガノン「――――ンン?」

ゼルダ「ハイラルの王女、ゼルダが相手です!!」ギュオオオオオ!!

ガノン「ふん! おまえだけは簡単には死なさんぞ」

ゼルダ「だあ!!」バギッ

ゼルダ「ハァアアアアアアア!!」ギュオッ


バキィイイン!!


ガノン「……」ニヤニヤ


ゼルダ「……! くっ!!」ギュイィイイイイイイン

ゼルダ「はっ!!」バシュッ!!


ズドオオオオオオオッッ!!


ガノン「グッハハハハハッ!!!」ギュオッ!!

ゼルダ「しまっ……あっ!?」


バギッ!!


ゼルダ「ふぉおあっ!?」


キーン…… ドォオン……!!!




ゴゴゴゴゴゴ……


ガノン「もう終わりか?」ギュッ ギュッ

ゼルダ「く、ぐ、うぅう……」ググッ

ガノン「終わったな、所詮、クズはクズなのだ」

ゼルダ「あ……」ガクッ


ガノン「……ふっ、ふふふふふふ……!!!」


ガノン「グッハハハハハッ!! ハーッハハハハハハ!!!!!」



ゼルダ「」
リンク「」



ラウル「お、終わった……。世界の希望が、潰えた……」

ナボール「そ、そんな……」

ルト「勇者が、負ける……?」

ダルニア「俺たちの世界は、これでおしまいだってのか……?」

インパ「ゼルダ様……リンク……!! すまない、私たちは無力だ……!!」

サリア「……」



サリア「……まだだよ」


ラウル「なに?」

サリア「リンクはまだ、諦めてない!」



サリア「そうだよ! だって、リンクは……私たちのリンクは……!!」



サリア「宇宙で一番強い人なんだから!!」





ガノン「!!!」


リンク「……」


ガノン「クズが……まだ生きていたか」

ガノン「おとなしく殺されていれば痛い目に遭わずに済んだものを、流石サイヤ人と褒めてやりたいところだ!」

リンク「おめぇを生かしておくわけにはいかねぇ、絶対に勝たなきゃならねぇ……!!」


ガノン「さぁ来い!!」

ガノン「ここがお前の死に場所だ!!」



ルト「リンク!! まだ、立ち上がって」

インパ「諦めてないと言うのか、リンク!」

ダルニア「そ、そうだ! アイツが、リンクが諦める訳がねぇ!!」

ナボール「あのボーヤはこんなピンチを何度も潜り抜けてきた!!」

ラウル「あやつこそ、真の勇者……」

サリア「私たちの希望!!」


ファイ『そうです、例え宇宙人であっても、皆から認められればその者は紛れもない勇者であると断定します』


ラウル「うおっ!? お、お主は、剣の精霊の……」

ファイ『私は今まで迷っていました。怒りに身を燃やすマスターに力を貸すべきかどうかを』

ファイ『ですが、マスターの怒りは紛れもなく純粋。そこには正義も悪もなく、ただ困難に立ち向かう偽りなき勇気がありました』

ファイ『今こそ私はマスターを、真の主として認めます。さあ皆様、私の意思を通してマスターにパワーを分けてあげて下さい』


ラウル「ワシたちの、パワーを」

ルト「分け与える……?」


サリア「……リンク!!」

https://youtu.be/j_5s7vFBBfY


ガノン「グオオオオオオオ!!!」


バギッ!!


リンク「がぁああっ!!」

ガノン「ハーッハハハッハハハ!! ……ンン?」

リンク「……っ、へ、へへへ……」フラ

ガノン「死に損ないが……」

ドズッ!!


リンク「ごっ!?」

ガノン「グハハハハハハハハハ!!!」ドガガガガガガガ!!!


リンク「ぎゃあああ……!!!」


--

インパ『リンク……ハイラル城で初めて出会ったあの小僧が、見違えるほどに強く、逞しく育ってくれた……』

インパ『お前にハイラルフラッシュを授けた事は私の誇りだ! 負けるなリンク!』

--


リンク「……!! ハァアアアアアアア……!!」ズァオッ

ガノン「……!!!」

リンク「ウォオオオオオオオオ!!!!」



ダルニア『兄弟!! おめぇの男気には毎度驚かされたぜ! 今度もまた見せてくれよ!!』

ダルニア『デスマウンテンよりも熱い、おめぇのガッツをよお!!』


--


ガノン「グワオオオオオオオ!!!」

リンク「ウォオオオオオオオオ!!!」

ピシュン!!

ガノン「!!? グオオオ!!?」バキィイイン!!

リンク「ハァ、ハァ……ぐっ!!」

リンク「だりゃあああああ!!!」


ズドォオオオン……


--


ルト『そなたとの出会いはわらわにとって初めての冒険であった……。あの時胸に抱いた想い、今でも変わらぬ』

ルト『この恋心を慈愛に変えて、今こそそなたを守って見せる!』


--


ガノン「クズがぁ、調子に乗るなぁああああ!!!」

バギッ!!

リンク「ぐぁあああ……!!」


ナボール『アタイを死の運命から助けてくれた借り、今ここで返してやるよ!』

ナボール『義賊、ナボールのパワーは砂漠の熱気も吹き飛ばす!! そのパワーでガノンも吹っ飛ばしちまいな!!』


--


ガノン「この死に損ないが!! まだ諦めないか!!」

リンク「ま、まだだ……!! まだ、オレは……!!」


--


ラウル『正直な話、最初はお前のとぼけ具合には心配したぞ! 本当にこいつにハイラルを託して大丈夫かなって何度思ったことやら』

ラウル『だが、同時にお前のような勇者は二度と現れないだろうなと思ったのも事実じゃ、全く、振り回されたのはともかく、お前との修業の日々は悪くなかったぞ?』

ラウル『さあ行け勇者リンク! ハイラルに平和を!!』


--


ズドォオオオン!!


リンク「ガ……アアア……!!!」

ガノン「ククク……よく頑張ったがとうとう終わりの時が来たようだな」

リンク「ぐ、ぐ……!!!」グググ


--


サリア『リンク……』

サリア『私たちのパワーを、あなたに託します』

サリア『だから、負けないで。勝たなくてもいい、ガノンに、困難に負けないで』

サリア『私の命は、勇者と共に……』


--




ガノン「これで最後だあああああああああ!!!!」グワッ!!!!




リンク「――――」



リンク!!!!


リンク「!!!!!」


ゼルダ「あなたは死なない!!」バッ





ズァオッ!!
カァアアアアアア……ッッ






リンク「――――!!!!!!」カッ!!


ガシッ!!


ガノン「なにっ!?」

リンク「ぐ、ぎ、ぃいい……」



リンク「ハァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」ズオオオオオオオッッ!!!!!



ガノン「な、なんてヤツだ……!!?」

リンク「オラ、おめぇを許さねぇ……!」


ファイ『七賢者のパワーがマスターに集中。これより女神の力、スカイウォードを開放します』


大地に突き刺さったマスターソードに七色の光が集まり、閃光となって主の元へ……勇者の元へ帰る。

それは正に、ハイラルの力とサイヤ人の力の融合(フュージョン)、神の領域に達した新たなサイヤ人の誕生を意味していた。


ガノン「ッハハハハハ!! 雑魚のパワーを吸収したとて、この俺を超えることは出来ぬ!!」

リンク「そうかな? やってみなきゃわかんねえ!!」


ゴゴゴゴゴゴ……


ゼルダ「星が滅びようとしている……このハイラルの命もあとわずかなのかもしれません」

ゼルダ「でも、私は最後の一瞬まで目を逸らさない! この戦いの全てをこの目に焼き付ける!」

--


https://youtu.be/W-8kIEckZ6k



ガノン「ハアアアアアアアアアアアア!!!!!」ズオオオオオオオッッ

リンク「でりゃあああああああああああ!!!!!」ズオオオオオオオッッ

全ての力を込めて、片やハイラルを我が手にするため、片や絶対に負けないために



ガノン「ウォオオオオオオオオ!!」グワオオオオオオ!!!


ガノンの凶拳がリンクに迫る。――――しかし


リンク「……ギッ!!!!」

ガノン「!?!?」


外す筈のない攻撃が、正に避けられた。
それを意味するのは――――




――――ザシュッ!!!


ガノン「――――!!!!!」

トライフォース
夢にまで見た。必ず手に入れると誓ったトライフォースが、目の前にある。
あと少し、もう少しだったのに――――


リンク「許さねぇーーーーーーーッッ!!!!」


なぜ、届かない……!!?





リンク「オラ、おめぇを絶対に許さねぇーーーーーーーッッ!!!!!」グオオオオオオオ!!!!!







―――――ズバァアアアアアッッッ!!!!!



ガノン(何故だ……!? 何故俺が負ける!? 負ける筈がないのに何故だ!?)



ガノン「おのれ……!!!!」

ガノン「おのれリンクーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!」




ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!!!!!!!!!!!









ゼルダ「ああ……!!! 私たちのパワーが勝ったーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!」




今日はここまで
次回で時のオカリナ編は最終回です


チャーラーヘッチャラー 

アタマカラッポノホウガ ユメツメコメル

チャーラーヘッチャラー

エガオウルトラ ゼルダデ

キョウモ アイヤイヤイヤイヤー……

Sparking!



旅の終わり。そして……



リンク……

……リンク!


リンク「んん~、むにゃむにゃ……まだ食えるぞ……」

ゼルダ「リンク、起きてください!!」

リンク「ふぁっ!?」



リンク「んー、よく寝た……! あれ? ゼルダ、どうしたんだおめぇ。顔が泥だらけだぞ」

ゼルダ「こっ、これは……! あの、ちょっと岩盤浴をですね」

リンク「は? ……ま、いっか! あーそれよりガノンはどうなったんだ? オラ確かにアイツにトドメ刺した気がするんだけど」

ゼルダ「ガノンは……あなたに最後の一撃を喰らい、その体は崩壊しました。その剣の限界以上のパワーを込めた一撃によって」

リンク「あ……!?」


折れたマスターソード「」



リンク「マ、マスターソードが折れっちまった……」

ゼルダ「最後の最後まで、あなたと共に戦い抜いたのです。今はその役目を終えて深い眠りにつきました……。いつの日かまた、目覚めるの時が来るまで」

リンク「そっか……サンキューな、ファイ」


『いいえ、こちらこそ』


リンク「……!!」

ゼルダ「どうかしましたか?」

リンク「……へへ、なんでもねぇ」


リンク「それにしてもずいぶんキレイな所だなー。何処なんだここ?」

ゼルダ「ここは解放された聖地……ガノンの魔力が無くなったことで光を取り戻しはじめたようですね」

ゼルダ「それに、あれを見てください」

リンク「あ!?」


△「……」


ゼルダ「ガノンによって囚われいた力のトライフォースです。そして……」


カァアアアアアアッッ!!


リンク「あちっ!?」

ゼルダ「っ……」



  △
 
△   △ パァアアアアアア……



ゼルダ「今ここに、力と知恵と勇気……三つのトライフォースが揃いました!!」

△『リンク……そしてゼルダ姫』

リンク「しゃ、しゃべったぞコイツ」

ゼルダ「トライフォースが私たちに呼び掛けた?」

△『私はトライフォースの精霊……あらゆる願いを叶える存在』

△『私は全てを見ていました。ガノンの野望、勇者の冒険、姫君の知恵……砕け散った三つの欠片から、選ばれた者たちの体を通して……』

△『そして、再び元の形に戻った今、私が為すべきことはただひとつ』



△『さあ、願いを言いなさい。どんな願いでもひとつだけ叶えてあげましょう』




リンク「ね、願いって……。ほんとになんでも叶えてくれるんか!?」

ゼルダ「汝、望むもの有らば、我もまたそれを望む……。伝承の通りですね」

ゼルダ「トライフォースを使えば、荒廃したハイラルは一瞬で元に戻り、永遠の平和が約束されるでしょう」

リンク「そっか……それじゃ、その願いでいいんじゃねぇか?」

ゼルダ「……」

ゼルダ「リンク、あなたはそれで良いのですか?」

リンク「へ?」


ゼルダ「あなたは世界を救ってくれた。そんなあなただからこそ、願いを言う資格があると私は思います」

リンク「で、でもよ、ハイラルは元に戻さなくて大丈夫なんか?」

ゼルダ「失ったものを取り戻すこと……それはとても素晴らしいことでしょう」

ゼルダ「ですが……それをトライフォースに頼んでしまえば、人々は願いに頼り、前に進むことを止めてしまいます」

ゼルダ「それではまたいつかトライフォースを巡って争いが起こる……。そう思えてならないのです」

ゼルダ「それならば……たった一人の純粋な願い……あなたの願いを叶えてあげたい」

ゼルダ「さあ、願いを言ってください! 今、あなたが叶えたい願いはただひとつの筈です!」


リンク「オラの願いか……」

△『あ、あの~、早く言ってくれると嬉しいのですが……』

リンク「ん? おーわりぃわりぃ! 待たせちまったな!」

リンク「……ゼルダ、ほんとにいいんだな?」

ゼルダ「はい、ハイラルは……この星は私たちの手で平和にして見せます!」

リンク「わかった! オラ願いを叶えるぞ!!」






リンク「頼む! ナビィを……オラの友達を生き返らせてくれーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!」






△『承知しました』カァアアアアア……!!


リンク「おっしゃ!」


△『……はい、あなたのお友だちは生き返りましたよ。肉体は粉々になってたのでサービスで元に戻さしておきました』

リンク「へぇ! 仕事が早いなー。……そ、それで、ナビィは何処にいるんだ?」

△『ついでにここに呼ぶつもりだったのですが……』

ゼルダ「何か問題でも?」

△『……ダメです、拒否されました。今は会いたくないと言っています』



リンク「……へ?」


ゼルダ「あ、会いたくないとは……一体どうしてですか?」

△『わかりません。何か思う所でもあるのでしょうが……』

リンク「アイツってばしょうがねぇな……。えーと、ナビィの気は……あった!」

リンク「ゼルダ、わりぃけどオラちょっと行ってくるからさ、少し待っててくれねぇか?」

ゼルダ「え?」

リンク「んじゃ、またな!」フッ


△『消えた……』

ゼルダ「フロルの風ですか……」



迷いの森



ナビィ「うう……」

リンク「よーナビィ。どうしたんだよこんなところで」フッ

ナビィ「わーーーーーーっっっ!?」


--


リンク「は? ジシンソウシツ? なんだそりゃ」

ナビィ「だ、だってあたし、最後の戦いもリンクの力になれなかったし、どんな顔して会っていいかわかんなくて……」

リンク「オラ別に気にしてねぇぞ? それに、これからもっと強くなりゃいいじゃねぇか」

リンク「オラもまだまだ強くなれるってわかったんだ。あの金色はまだうまくなれねぇけど、いつか絶対ものにしてみせる!」

ナビィ「……いいなぁ、リンクは前向きで……」

ナビィ「……でも、そうだよね……そんなリンクだから、あたしは置いてかれないように必死で追いかけてたんだっけ……」

ナビィ「……ね、ねぇリンク!」

リンク「ん? なんだ?」


ナビィ「あたしね、これからもっと強くなるから………そ、そしたら……また旅に連れてってくれる?」

リンク「おう! 当たり前じゃねぇか。おめぇはオラの相棒なんだろ?」

ナビィ「……リンクーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!」ガバッ

リンク「うわっとと! どうしたんだ急に?」


聖地


ゼルダ「ナビィ、生き返らせて良かったですね」

ナビィ「ゼルダ、ありがとね。リンクに力を貸してくれて」

ゼルダ「いえ……私の力など微々たる物。全てはあなたがリンクを支えてくれたからです。……これで私たちの戦いは終わりました……」

ゼルダ「ですが……それは私たちの別れを意味します……」

ナビィ「……」

リンク「ど、どういうことだ?」

ゼルダ「マスターソードを封印し、聖地への道を閉ざすのです。そして、トライフォースを永遠に封印します……」

ゼルダ「そうすることで、リンク、あなたの失われた七年間を取り戻すことができるのです」

リンク「つ、つまり七年前に戻るってことか?」

ゼルダ「はい、そしてあなたの時代とこの時代。二つの時代は平行した物となって切り離されます」

リンク「んと、んん~、つまりどういうことなんだ?」

ナビィ「リンク、この時代にはもうこれないってことなんだよ」

リンク「へっ!? な、なんでそんなことするんだ?」

ゼルダ「今までの出来事は全て私の過ち……。身を弁えずトライフォースを制御しようとした結果です」

ゼルダ「そして……あなたを戦いに巻き込んでしまった……」

リンク「オラは別にそんなの気にしてねぇけどなー? それに、強いやつらとたくさん戦えたしな!!」

ナビィ「空気読めよ……」

ゼルダ「それでも……あなたは元の時代に帰るべきです。あなたの帰りを待つ人々と共に……時の歩みを進めてほしい」

リンク「……そっか、それじゃ、オラたちはここでお別れだな」

ナビィ「七年前の世界はまだリンクを必要としてるからね」

ゼルダ「さあ、時のオカリナを私に。私の力で、あなたを元の時代に戻します」

ゼルダの子守唄


♪~♪♪~ ♪~♪♪~


リンク「光が……!!」


ゼルダ「行きなさいリンク……。あなたが居るべき場所へ……あなたがあるべき姿で……」

ゼルダ「……もう少し、あなたと一緒に冒険をしてみたかったですね……」



ナビィ「ゼルダ! あたしゼルダのこと大好きだったよ!」

リンク「……おっ! ナビィ、あっち見てみろ!」


サリア『リンク、バイバイ……! あたし、リンクとの思い出忘れないよ……!』

ダルニア『兄弟、そっちの俺にもよろしく言っといてくれよな! 元気でな!』

ルト『そなたとわらわの愛の物語……永久に語り継ごうぞ。さらばじゃ、わらわの勇者』

インパ『まだまだお前は強くなるのだろうな……。向こうのゼルダ様を頼んだぞ。その強さで守ってくれると信じている!』

ナボール『こんなにいい男になるんだったら手を出しとくんだったねぇ……。あっちのアタイはいつでもOKだよ?』

ラウル『どうせなら宇宙一を目指せ! おまえなら絶対にできる! さらばわが最大の愛弟子よ!』



ラウル『勇者の道に光あれ!!』






ゼルダ『さようなら、リンク……ナビィ……』

ゼルダ『ありがとう……』




リンク「みんな……! 今までサンキューな!」

ナビィ「バイバイ!」


エンディング


俺がやらなきゃ誰がやる



この 青い星は

今 愛に抱かれ 光る……

嘘じゃないぜ 夢が踊るハイラル

壊すヤツは 俺が黙っちゃいない

かっとびのパッション トライフォース!

時の神殿


パァアアアアアア……





リンク「……ふう! どうやら戻ってきたみたいだな」

ナビィ「そうだね……」

ナビィ「……リンク」

リンク「ん?」

ナビィ「さっき言ったよね、もっと強くなったら、旅に連れてってくれるって」

リンク「おう、確かに言ってたな」

ナビィ「でもね、リンクと一緒にいたら、あたしはきっとリンクに頼っちゃう。だから……」

ナビィ「あたし、一人で頑張って強くなろうと思う。リンクの隣に立つのに相応しいくらい強くなるから!」

リンク「……おめぇならできるさ。オラももっと強くなって……そんときは戦おうぜ!」

ナビィ「うん! ……リンク」すっ

リンク「ん?」

チュッ

ナビィ「……またね///」


ズヒューーーーン……!!


リンク「……」

リンク「……へへっ」

リンク「……またな、ナビィ」





光差す時の神殿にて、一人と一匹の旅は終わりを迎えた
しかしこれで全てが終わったわけではない
伝説はこれからも続く。それに終わりなどない



この世界でのリンクとナビィの紡ぐ伝説は、これから始まるのだから





作者「最終回じゃないぞ。もうちっとだけ続くんじゃよ」




新番組



トライフォースZ Sparking!




お楽しみに!

オッス! オラ 作者!


くぅ~!疲(ry
そんなわけで時のオカリナ編は終了です。
長かった……半年位で終わると思ってたからここまで長くなるとは思わなかった……

続くムジュラの仮面編は中学生の頃のトラウマ満載で思い入れがある作品です。
グレートベイは許さん絶対許さん。

まだまだ続きますがどうか最後まで宜しくお願いします。

投稿します
今回は番外編です

リンクの活躍によって救われたハイラルだったが、勇者のいなくなった世界はその後どうなったのだろうか?
少し覗いて見るとしよう



その後のハイラル


コキリの森


サリア「リンクル! リンクル~! ……もう、どこいっちゃったのかな」

サリア「また迷いの森で遊んでるんだと思うけど……」

サリア「……! こ、この気は……!?」バッ

サリア「空……ううん、もっと上から……!」


--


宇宙


???「カカロットめ……!」

ゴォオオオオオ!

ミド「ん、なんだありゃ……? 流れ星にしちゃでっかいな? って……!」


ゴォオオオオオ!!


ミド「こ、こっちに来やがる!? うわああああ!?」



ドカーン!!



ミド「あだだ……! あ、あぶねえなもう。何がどうなってやがる……?」

ミド「な、なんだありゃ」


一人用のポッド「」プシュウウウウウ



ミド「た、たまが落っこちてきたのか? す、すげえ!」

ウィイイイイン

ミド「開いた!?」


ラディッツ「着いたか……。ふん、悪くない星だな」

ミド「オトナ!? たまからオトナが出てきた!?」

ラディッツ「ん、なんだ貴様。この惑星の原住民か? どれ……」スッ


ピピピピピピ


ラディッツ「戦闘力2……くだらん、ゴミか」

ミド「ゴミって……お前な! このミド様はコキリ族のボスなんだぞ!」

ラディッツ「ふはははは! 貴様程度の戦闘力でボスを名乗るとは、この星のレベルもたかが知れているな!」

ミド「なんだとー!」

ラディッツ「まあいい、今は貴様のようなゴミに構ってる場合じゃないんだ。感謝しろ、見逃してやる」

ミド「さっきから嘗めた口叩きやがって!」

ラディッツ「さて、腐ってもサイヤ人のカカロットのことだ。戦闘力500前後は達しているだろうからそう時間はかかるまい」ピピピピピ

ラディッツ「……近いな、あのでかい森か」ボッ!


ズヒューーーン!!


ミド「飛んだ……ってアイツ、迷いの森に行っちゃったけど大丈夫か?」


迷いの森


キーーーーーン……


ラディッツ「ええい、なんだこの森は!? 飛んでも飛んでも元の場所に戻されるぞ!?」

ラディッツ「くそったれが……。面倒だが仕方ない、エネルギー弾でここらまとめて吹っ飛ばしてやる!」ギュイイイイイン

「よっ!」

ラディッツ「おわあっ!? だ、誰だ貴様!? って……なんだ、ガキじゃないか」

「おじさんここでなにしてんの? かくれんぼ?」

ラディッツ「……ちっ、おいガキ、ぶっ殺されたくなかったらとっとと俺の前から消えろ!」

「ほよー! かっくいーセリフ! ねぇねぇ、おじさんってもしかしてつおい?」

ラディッツ「ああ!? 貴様何わけのわからないことを言ってやがる?」

「つおいんだったらあたしと遊ぼー」

ラディッツ「……貴様、ガキだと思って調子に乗ってやがるな? いいか、貴様のようなガキを消すなんて俺にとっては造作も……」ピピピピピ

ラディッツ「……な、何!? ば、バカな、戦闘力500……!? このガキが……?」

ラディッツ「貴様、一体何者だ?」

リンクル「おー、そのメガネかっくいーね!」

ラディッツ「まさかカカロット以外にも貴様のように高い戦闘力を持つ者がいたとはな」

リンクル「カカロット? なにそれ、食えんの?」

ラディッツ「食えるかっ!? ちっ、どうなってやがる、カカロットの戦闘力が感知できない以上このガキがこの星で一番強いってことだが……」

ラディッツ「まさかあのバカ、とっくに死んでるんじゃないだろうな……?」

リンクル「ねーねーおじさんってどっから来たの?」グイグイ

ラディッツ「引っ張るなクソガキ!」

バキィイイン!

リンクル「ほよー」


キーン……ドォオオン……


ラディッツ「バカが、自分から死にに来やがって」

ガラガラ……

ラディッツ「は?」

リンクル「あはは、おもしろーい! おじさんやっぱりつおいんだね!」

ラディッツ「な、なんだと……」

ラディッツ「お、俺の一撃をまともに食らって生きてるだと……? たかが戦闘力500ぽっちのガキが……」

リンクル「今度はあたしのばん~!」

ズドォオオン!!

ラディッツ「はおうっっ!?」

どっがぁああん!!

リンクル「うほほーい! とんだとんだ~!」キャッキャッ

ラディッツ「あがが……!? ば、バカな……! あのガキの一体どこにこれほどのパワーが……?」

リンクル「ほよ? おじさんもしかして疲れちゃった?」

ラディッツ「……」イラ

ラディッツ「ふ、ふふふふ……! 調子に乗るなよクソガキ……、俺が本気を出せば貴様なんぞあっという間に木っ端微塵だ!!」

ラディッツ「俺を本気にさせたことを後悔しやがれ!!」ギュイイイイイン

ラディッツ「はっ!!」ズオッ!!

ポーヒー!!

リンクル「あ、それあたしもできる~!」

ラディッツ「なに!?」

リンクル「」カパッ

リンクル「んちゃーーーーーーーーーっっっっ!!」ドォオオオオオオオ!!!!!


DOKKAAAAAAAAAN!!!!!


ラディッツ「」


ラディッツ「お、おま、おまえ、それは」

リンクル「?」

ラディッツ(な、なんてガキだ……! 俺の渾身のエネルギー弾を相殺しやがっただと……!?)

ラディッツ「なんなんだこのガキは……」

サリア「リンクルー! なにやってるの!?」

ラディッツ「!」

リンクル「あ、おかあさん!」

サリア「ああ、やっぱり間に合わなかったみたい……。すいません、この子強そうな人を見かけると誰彼構わず突っ走っちゃうんです」

リンクル「おかあさん、このおじさんめちゃんこつおいよ!」

サリア「もう、ケンカしちゃダメっていつも言ってるでしょ! ほんとあの人に似て向こう見ずなんだから……」

ラディッツ「あの人……ま、まさか……」

ラディッツ「ま、まさかそのガキの父親はカカロットという名じゃないだろうな……」

サリア「カカロット……。そうですか……その名前を知ってるということは……」

サリア「あなたはサイヤ人ですね? さっきの大きな気はあなたのもの……」

ラディッツ「何!? 貴様サイヤ人を知ってるのか? ならば、やはりカカロットは……!」

ラディッツ「言え、カカロットはどこにいる!?」

サリア「あの人はもうこの世界には居ません。あるべき世界へ帰ったのです」

ラディッツ「あるべき世界だと?」

サリア「あなたも自分の星へ帰ってくれませんか? ここはあなたが来るべきではありません」

ラディッツ「ふ、ふざけるな! 戦闘民族サイヤ人であるこの俺が、たかがガキ一匹に背中を向けるだと!?」

ラディッツ「そんなことはあり得ん! ……どのみちこの星の生命体は全滅させる予定だったのだ! 今ここで貴様ら下等生物を根絶してやる!」

サリア「……では、どうしても帰ってくれないのですね?」

ラディッツ「当たり前だ!」

サリア「……仕方ありません。リンクル」

リンクル「ほい!」



サリア「あの人と激しくプロレスごっこしてあげなさい」




リンクル「え、いいの? あのおじさん死んじゃうよ?」

サリア「大丈夫、思いきりやっちゃいなさい」

リンクル「やったー! ひさしぶりにわくわくしてきた!」

ラディッツ「さ、さっきから聞いてりゃ嘗めやがって……!」

ラディッツ「後悔しやがれーーーーーーーーーっっっっ!!」ズァオッ!

リンクル「おっ?」

ラディッツ「ハァアアッ!!」バギッ!

ラディッツ「だりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ……!!」ズドドドドドドド……!

ラディッツ「……だああっっ!!」


バキィイイン!!


リンクル「ほよー……」

ラディッツ「……は、はははははは!! どうだ、手も足も出まい!! これが俺の全力だ!!」

リンクル「うーん、やっぱり金ぴかになった方が動きやすいや」

ラディッツ「は!?」

リンクル「ちゃっ!!!!!」カッ


ズオオオオッッッッ!!!!!


ラディッツ「な、なんだその姿は……?」

ピピピピピ……ピーピビー!!!!

ボンッッ!!

ラディッツ「ス、スカウターが!?」

リンクル「これねー、いつもはおかあさんがなっちゃダメっていってたけど、今なら思いきりやっちゃっていいならいいよね?」ゴゴゴゴゴゴ

ラディッツ「な……な……!!」

リンクル「んじゃ、いっくよー! よーい……!!」


リンクル「どん!!」ギャオッ!!


ラディッツ(見えな……)

リンクル「ほーい!」

ズドォオオン!!

ラディッツ「ぼっ!?」

リンクル「あたたたたたたたたた!!」

バシバシバシバシバシバシ

ラディッツ「おう!? おうう!?」

リンクル「ほいっと!」

バッキィイイイイイン!!

ラディッツ「ブルァアアアアアアア!?」

キーン……ドォオオン……


サリア「はい、そこまで!」

リンクル「あり? もうおわり? つまんなーい!」

ラディッツ「」ピクピク


その後、なんやかんやで叔父さんを仲間にして、なんやかんやでベジータをボコボコにして、なんやかんやでフリーザと闘うことになるのだが、当然ハイラルの歴史にめちゃんこつおい女勇者の名は残ることはない。

でも、まーなんとか上手くやっていけてるようである。本人も幸せそうだったしいいんじゃないかな




おしまい

今日はここまで
次からムジュラ編です

そろそろ投稿します



ハイラルに伝わる王家の伝説
そこに 一人の少年が登場する

巨悪と戦いハイラルを救ったのち
彼は、伝説から姿を消した

時をこえた戦いを終え
彼は 人知れず旅に出た

旅の終わりで別れた
友との再戦のため

更なる強さと 冒険を求めて



トライフォースZ Sparking!


外伝 世界崩壊まであと3日!? ムジュラの仮面を取り戻せ!


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


大変だ! リンクがモンスターになっちゃった!


時を越えたハイラルの命運を賭けた戦いはリンクの勝利に終わり、トライフォースは再び甦った。

そして、リンクとゼルダの活躍によって7年前のガノンドロフもまた捕らえられ、ハイラルに平和が戻った。

一方、人間とは愚かなもので、苦難を忘れ平和に慣れたハイラルでは悪を行うものが増える傾向にあった……。


どこかの平原


リンク「あー……腹へっちまったなぁ……。まだ次の町には着かねぇのかな?」パカポコ

エポナ「ブルルッ……」

リンク「おう、おめぇも腹へったか。待ってろよ、最悪食えそうな草でも見つけてやるからな」ナデナデ

エポナ「ブル……」


おーい……


リンク「うん? なんだ一体」


旅人「すみません旅のお方……少しよろしいですか?」

リンク「おう、おっちゃんどうしたんだ? 腹でもへってんのか?」

旅人「いえ、お腹は大丈夫なのです。ですが馬車がちょっと……車輪が石に挟まってしまってですね、一人ではどうにもならなくて……」

リンク「ん? ずいぶん困ってるみてぇだけどオラが手伝ってやるよ。その代わり飯食わせてくれよな!」

旅人「おおそれは有難い! では早速頼みますよ……」

リンク「んーと車輪、車輪っと……。あれ? どこも挟まってねぇな?」

旅人「はいはいご苦労様、それじゃ身ぐるみ全部置いてってくださいね」

リンク「へっ?」

強盗「まさかこうも簡単に引っ掛かるとは思わなかったぜ」

追い剥ぎ「ガキが一人旅なんて襲って下さいって言ってるようなもんだしな」

ならず者「しかも馬に剣に盾まで持ってるぞ、こりゃ売ればかなりの儲けだ」

旅人「と言うわけで、痛い目に遭いたくなかったら言うことを聞けよな? ん?」

リンク「なんだおめぇら、追い剥ぎっちゅうやつらだったんか? 悪いけどオラおめぇらにやる物なんて持ってねぇぞ」

強盗「んだとこのガキ! 人が優しくお願いしてやってると思ったら嘗めやがって!!」

リンク「頼まれなくてもそんな顔舐めたくねぇぞ」

ならず者「とぼけたガキだな……この状況がわかってるのか?」

旅人「構わねえやっちまえ!」

リンク「一応いっとくけどやめといた方がいいぞ。オラ手加減はちょっとニガテだからな!」

強盗「ざけんなクソガキ!」ぐわっ

追い剥ぎ「死にさらせぇえええ!!」

リンク「しょうがねぇな……。エポナ、ちょっと待ってろよな」

エポナ「ブルルッ!」

強盗「うらぁっ!!」ブンッ

リンク「」ニヤ


シュン!!


ならず者「何!? 消え……」

リンク「こっちだよ!」

ならず者「へ? っっっぼう!?」

バキィイイン!!

キーン……ドォオオン

強盗「な、なんだ!?」

追い剥ぎ「消えてまた出てきやがった!?」

リンク「あらら……やっぱ少しやりすぎちまったかな? あんなに飛んじまったぞ」

旅人「気をつけろ! こいつただのガキじゃねぇぞ!」

強盗「そのようだな。……まさかガキ相手に光モン抜くとは思わなかったぜ」スラリ

追い剥ぎ「もう後悔しても遅いぞ!」スラリ

リンク「おっちゃんたちまだやんの? やめといた方がいいって言ったんだけどなぁ」

リンク「……んじゃ、ちょっくら相手になってやっか! 最近運動不足だったしな!」

強盗「うるせえええええ!!」

追い剥ぎ「くたばりやがれえええええ!!」

パシッパシッ

強追「「!!!???」」

リンク「ダメだぞそんな振りじゃ、全然腰が入ってねぇ」

強盗「な、なんだこりゃ……?!」

追い剥ぎ(ビクともしねぇ!!)

リンク「ほい」

バギッ

強盗「お、折れたぁ!?」

リンク「どうする? まだやんのか?」

追い剥ぎ「ぐぬぬぬぬ」

旅人「そこまでだクソガキ!!」つ弓矢

リンク「ん?」

旅人「この至近距離では避けられまい! 死ねぇ!!」バシュッ!!


パシッ


旅人「はい?」

リンク「返すぞ……って返しちまったら死んじまうか。これ、どうしよっかな?」つ矢

旅人「バ、バケモンか……?!」

リンク「おめぇ失礼だな! オラ宇宙人だけどバケモンじゃねぇぞ!」すっ

リンク「はっ!!」ボウッ


ドオゥン!!


旅人「ぼえ!?」
追い剥ぎ「ぽう!?」
強盗「ぶらっ!?」

キーン……ドォオオン


リンク「あ、そっか。気合い砲使えばいいんだったな」

ハイラル軍駐留所


兵士長「いやーまさか最近ここらを荒らし回ってる盗賊を捕まえてくれたのがこんなチビッコだとはな!」

リンク「がつがつがつ!! んーうめぇ! おじちゃんお代わり!」

兵士「すげぇ食いっぷりだな」
兵士「もう十杯は食ってるぞ」

兵士長「最近は平和になってきたせいか悪事を働くものが増えてきてな……。まじめに働くようになったゲルドを見習ってほしいものだ」

リンク「オラ働いてねえけふぉわりいことはしてねえふぉ」もがもが

兵士長「わはは、おぬしほど強ければ自然でも真っ当に生きていけるだようよ。それよりこれから何処へ行くんだ?」

リンク「ん、オラ樹海に行こうと思ってんだ」

兵士長「何、樹海だと?」


兵士長「まさか、この先にある樹海か? あそこはやめとけ、一度入ったら二度と出てこられなくなるぞ」

リンク「いや、それくらいじゃねぇと多分修業になんねえからな。少しでも自分を追い込みてぇ」

兵士長(……こいつ……さっきと空気が違う。修業のなんたるかを知っているのか? 何度も死線を潜って来たような風格がある。まだこんなにちっこいのに……)

兵士長「……うーむ気に入った! おい、もっとくってけ、飯を食わないと力がでないぞ!」

リンク「ほんとか! ありがとなおっちゃん!」ガツガツ

--

練兵所



兵士「ボウズ、珍しい剣だな? 銘は何て言うんだ?」

リンク「これか? コキリの剣っつってミドから貰ったんだ。ちっと軽いけど使いやすいぞ」

数ヵ月前 コキリの森


リンク「そういうわけだからさ、オラまたちょっと旅に行ってくる。しばらくは帰ってこねぇからな」

ミド「は、はあ!? おまえ今度はどこに行くんだよ!」

リンク「さあ……? どうしよっかな? できればつええ奴が居るとこがいいんだけどな」

ミド「考え直せバカ! おまえがいない間誰がサリアの相手するんだ!?」

リンク「へ? なんでサリアが出てくるんだ?」

ミド「お、おまえなー! ……ああ、もう! ちょっと待ってろよ!」ダダダ

リンク「?」

ミド「ほら、これ持ってけ!」


『コキリの剣を手にいれた!』ごーまーだーれー!


ミド「いいか! その修業ってのが終わったらそれを返しにこい! ……それまで帰ってくんなよ」

リンク「お、いいのか? サンキューミド!」

ミド「は、早くいっちまえ! サリアが来る前に」


がちゃん!


ミド「!」
リンク「あ」








サリア「また……いっちゃうのね……」ハイライトナシ

ミド「サ、サリア? なんでここに」

サリア「リンクが帰って来たって聞いたからお菓子とお茶持ってきたの……」

サリア「でも……そっか……リンク、またあたしを置いていっちゃうのね……」

リンク「おう、今度はいつ来るかわかんねえけど修業が終わったらちゃんと帰って来るからな!」

サリア「……ふふ、ふふふふふふふふ♪ うん、あたし、ずっと待ってるからね♪」

リンク「そっか、じゃあな二人とも、元気でいろよな!」ボッ

ズヒューーーーン!!

サリア「……」

ミド「サ、サリア?」

サリア「また牧場の子の所にいくのかなあ? それとも、村のお姉さんの……」ブツブツ

ミド「」ガタガタガタ

サリア「リンク、がんばってね♪ あたしはずーーーーーーーーーーーっと待ってるからね……♪」

ミド「モ,モウダメダ……オシマイダ……」

リンク「ってことがあったんだ」

兵士「お、おう、そうか」
兵士「難儀だな……おまえのガールフレンド」

リンク「んじゃ、オラそろそろ行くから! じゃあなおっちゃんたち!」

兵士「おーう、頑張れよボウズ」
兵士「死ぬんじゃねーぞー」


--


樹海


リンク「霧が深くなってきたな……迷いの森とはちっと違う感じだ」

エポナ「ヒヒン」

リンク「だいじょうぶだ、近くに魔物の気配はねぇぞ」ヨシヨシ

リンク「……ん?」


リンク(気が3つ……け、けどなんだ? 1つすげぇイヤな気を感じるぞ……?)

「いたわよ! 間抜けそうな顔!」

「ね、ねぇちゃん……ぼくこわいよ……」

「だいじょうぶよ! ほんとあんたって臆病ねえ……」


チャット「ほら、いくわよ!」シュイイイン
トレイル「う、うん」シュイイイン


エポナ「?」クルリ

チャット「わあっ!!」
トレイル「わ、わあっ……!」

エポナ「……」

チャット「……」

トレイル「……」

トレイル「ね、ねぇちゃん……こいつ、全然驚かないよ?」

チャット「な、なんでよ……。こら、バカ馬! 少しは驚きなさい!」バシバシ

エポナ「ブルッ!!#」

バシッ!!

チャット「きゃん!?」

トレイル「ねぇちゃーーーーん!?」

リンク「なにやってんだおめぇら?」

トレイル「あ、ああああ」

リンク「3つのうちの2つはおめぇらか。ここにも妖精がいるんだなあ」

チャット「あばば……! こ、このウマ、見かけによらず強い……」

リンク「エポナはオラと一緒に修業してっからな。そこらの魔物じゃ相手になんねぇ」


ヒヒ、それじゃ俺が相手になってやるよ


エポナ「!!」ビクッ

リンク「……でやがったな、イヤな方の気!!」



スタルキッド「ヒヒヒヒヒッ!!」


チャット「スタルキッド! こいつ、生意気よ!」

リンク(こいつがイヤな気の正体か……。ま、待てよ? あのお面、どっかで見たような……?)

スタルキッド「ヒヒ、おまえ、見ない顔だな? どこから……」

スタルキッド「……あ」

リンク「なんだ?」

スタルキッド「……ふん、まあいいか。それよりおまえ、少し強いからっていい気になんなよ」

リンク「オラ別にいい気になんかなってねぇぞ」

スタルキッド「そういうのがムカつくんだよ! そらっ!!」

ヴイイイイイイイン……

リンク「!? な、なんだこりゃ、体が動かねえ!」

スタルキッド「ヒヒヒ、そうだ、どんだけ強くてもオイラには敵いっこないのさ」

スタルキッド「さてと……おまえ、なんかいいもん持ってそうだよな」ごそごそ

スタルキッド「……おっ! これなんかいいな!」

リンク「あ! それは……!」


『時のオカリナを奪われた!』

トレイル「キッ……キレイなオカリナ……ねぇ、スタルキッド……ぼくにも……さわらせて」

チャット「あんたはダメよトレイル! 落として怪我でもしたらどうするの。あぶないからさわっちゃダメ!」

トレイル「だ、だけどねぇちゃん……」

スタルキッド「ヒヒヒヒヒ! いいなコレ、気に入ったぜ」ピーピピー……♪

リンク「このっ……! おめぇら、それをかえせっ!」ぐぐぐ

スタルキッド「ヒヒヒ、ムダムダ。ついでにこのウマももらってやるよ。ほら、こっち見な」

ヴイイイイイイイン……

エポナ「……」トローン

リンク「エポナ!?」

スタルキッド「よーしおまえら、戻るぞー」パカポコ

チャット「うん、ほら、さっさと行くわよトレイル!」

トレイル「ま、待ってよ……」

リンク「ぐぎぎぎ!? な、なんだこのヤバイ魔力は!? す、すげえパワーだ……!」

リンク(こうなったら気を一点に集中して……!)

リンク「……ハァアアアアアアア……!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


リンク「ずあっ!!」カッ


ドオオオオオオオオ!!


リンク「ふうっ! あぶねーあぶねー! 動けねえまま死ぬところだった!」

リンク「……さて、あいつらの気は……こっちか!」ボッ

ズヒューーーーン!!

スタルキッド「……!」

チャット「どうしたの? スタルキッド」

スタルキッド「ちっ、あいつってばけっこうやるみたいだな……おい、飛ばすぞ!」パシッ

エポナ「ヒヒン!!」


--


キーーーーーン


リンク「そう遠くには行ってねぇはずだが……」

リンク「……あ! 見つけたぞ! こらーおめぇら、オカリナとエポナ返せ!」

チャット「わっわっ!? あいつ、飛んでる!?」

トレイル「ね、ねぇちゃん、待って……」

リンク「このっ!!」がしっ

スタルキッド「うわっ! しつこいやつだなおまえ!!」

リンク「この……! ……!!」

リンク(エポナの気が乱されてる……魔法か何かで操ってんのか?)

リンク「エポナ、正気に戻れ! ……はっ!!」ズオッ


エポナ「……!」
エポナ「ヒヒーン!!」


スタルキッド「ちぇっ、つまんねーの! もう元に戻しやがった」





リンク「よし、エポナ! そのまま止まって……」

スタルキッド「いつまで引っ付いてンだ! 落ちろ!」ゲシッ

リンク「うわっ……!!?」ドサッ

スタルキッド「バーカ! ……ってお、おい! こら!? 暴れんなバカ馬!!」

エポナ「ヒヒーン!!」


--


リンク「あ、あだだ……! あのやろーけっこういい蹴りやんじゃねぇか……」

リンク「でも、エポナはけっこうなじゃじゃ馬だかんな。一度火が着いたらとまんねぇぞ……大丈夫かなあいつら?」

洞窟

リンク「ここか……!?」

リンク(なんだ、この不思議な感覚は……? こ、こんな気はオラ初めてだ)


リンク「……へへ、なんだかわからねぇけど久しぶりにワクワクしてきやがった……! よし、行くか!」


--


チャット「あいつ、まだあきらめてなかったの?」

トレイル「うう、し、しつこい」

リンク「見つけたぞ! エポナを何処へやった!?」

スタルキッド「ああ、あのバカ馬か? ちっとも言うこと聞かないから捨てといてやったよ。ヒヒッ」

リンク「なんだと!!」

スタルキッド「……なんだ、その顔は?」

スタルキッド「せっかく遊んでやろうと思ったのに……」

スタルキッド「今のオイラに勝てると思っているのか? マヌケめ!」


カタカタカタカタカタカタカタ!!


リンク「ま、またこのイヤな気……!!」

リンク「う、うぐぐ……!」

ワシャワシャワシャワシャ……


な、なんだこりゃ……? オラ、何を見てるんだ?


ヤメテ コロサナイデ


誰かの声……?
く、くるしい、息がつまる……!!


タスケテ オトウサン タスケテ


う、うわあああああああああ………………


シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ
シニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイ


ダレカ タスケテ


リンク?「う、うううう……」

スタルキッド「ヒヒッ! なかなかユニークな姿だ!」

リンク?「うう……!? こ、こりゃ一体……」ペタペタ

スタルキッド「水面を見てみなー」



デクナッツリンク「……ぎゃあああああああ!? な、なんじゃこりゃあああ!?」


スタルキッド「おまえはその姿でずーっとここにいろ!!」スーーーッ

デクリンク「あ、こらまて!! オラを元に戻せ!!」バッ


ビターン!!


デクリンク「へぶっ」

デクリンク(飛べねえ!?)


チャット「あはは、なによそのカッコ! みっともないわね!」

デクリンク「き、気が上手く使えねえぞ!? どうなってやがるんだ……!?」

チャット「この! この! さっきはよくも怖がらせてくれたわね! このっ!」

デクリンク「おめぇちょっとしつけぇぞ」ペシッ

チャット「へぷっ」キーン……ドォオン……

トレイル「ねぇちゃん!! 早くこっちに!」

チャット「あ、あばば……!? って待ってよスタルキッド! 私がまだいるのにー!」


ズズン……


チャット「あーーーーー!?」

チャット「あ、ああ……そんな、スタルキッド! トレイルー! おいてかないでー!!」

チャット「……ちょっと! アンタの相手してたら弟とはぐれちゃったじゃないの! どうしてくれるのよ!」

デクリンク「はー、まさかデクナッツになっちまうなんてなー。体が木みてぇに固ぇや」コンコン

チャット「ちょっと! 話聞いてンの!?」

デクリンク「なんだおめぇ、まだいたんか?」

チャット「きーーーーーっっ!! なんでそんなにポケーっとしてられるのよ!!」ポカポカ

デクリンク「ははは、くすぐってぇぞおめぇ」

チャット「こ、こいつ……。ま、まあいいわ! それよりあの扉、どうにかして開けなさいよ!」

チャット「かよわい女の子がたのんでるのよ! 早くしてよ!」

デクリンク「ん? なんだおめぇ女だったのか」すっ

チャット「な、なによ」


ぱんぱん


チャット「!?」

デクリンク「うーん、やっぱ妖精じゃわかんねぇや。ま、いっか! 女が困ってたら助けてやれってサリアやナビィが言ってたもんな!」

チャット「こ、ここここここここ」

デクリンク「なんだ? コッコの真似か?」



チャット「こここここここここのヘンタイ! 死ね!! 女の敵ーーーーーーっっっ!!!」ペチペチ

デクリンク「わっわっ! なんだおめぇ、ナビィみたいなこと言うなぁ?」




謎の仮面の少年、スタルキッドによってリンクはなんとデクナッツにされてしまった!!
一体これからどうなるのだろうか……!?





次回予告


オッス! オラ リンク!


デクナッツになったのは驚いたけど、まあなっちまったもんはしょうがねぇよな

スタルキッドを追って着いた先はオラの知らない街、クロックタウンだった! この街のどっかにスタルキッドはいるんか?

何だかんだでついてきた妖精、チャットと一緒にスタルキッド探しを始めるぞ!

いやーオラ大変な目にあってるけど久しぶりにワクワクしてきたぞ!


次回、トライフォースZ Sparking!


新たな街クロックタウン スタルキッドを探せ!


見てくれよな!

オッス! オラ 作者!

今日はここまで
……ですが、夜にまた書くかも……

これから投稿します


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


新たな街クロックタウン スタルキッドを探せ!



ナゾの少年、スタルキッドによってリンクは魔物の姿にされてしまったぞ! 果たしてもとの姿に戻れるのだろうか?



デクリンク「こいつがデク花か。空を飛べねぇんじゃこれを使うしかねぇか」ゴソゴソ

チャット「ねーちょっと、待ちなさいよ! おいてかないでよ!」

デクリンク「なんだ、おめぇついてきちまったんか? さっきまで怒ってたじゃねぇか」

チャット「しょ、しょうがないでしょ! 私だけじゃトレイルたちを探せないし……」

チャット「さっきのことは謝るから、お願いだから連れてきなさいよ!」

デクリンク「なんだかエラソーだなおめぇ……。ま、いっか。別に構わねぇからついてこいよ」

チャット「ほんと? じゃ、しばらくの間私がアンタの相棒になってあげるわ!」

チャット「そうと決まればさっさとスタルキッドを探すわよ! ほら、ぐずぐずしない!」

リンク「お、おう」


デクリンク「んじゃ、行くぞー」ギュルルルルル ボフッ

デクリンク「ハァッ!」ボンッ

バララララ……

デクリンク「はー、おっせぇなー。もっとスピードでねぇのか?」

チャット「そういえばアンタ、人間のくせに飛べたわよね? なんでそんなことできるのよ」

デクリンク「オラうんと修業したからな。でもこの体じゃなぜか気が上手く使えねえんだ。あのスタルキッドってのはすげぇ力を持ってんだな?」

チャット「うーん、確かに最近アイツ調子に乗ってたけど、姿を変える魔法なんて使えたかしら……?」


バララララ……バ、ララ……


チャット「……ねぇ、なんか勢いが落ちてない?」

デクリンク「あ、いけね! 時間切れかな? ふんっ! ふんっ!」ジタバタ

バサッ!

デクリンク「ふう、あぶねぇあぶねぇ! ……しっかしこんなんでこの先大丈夫かな……?」

チャット「ねぇ、アンタってさ……」

デクリンク「言おうと思ってたけどオラ、アンタって名前じゃねぇぞ? オラ リンクってんだ。おめぇはチャットでよかったか?」

チャット「う……わ、悪かったわね。リ……リ……」

チャット「……って、名前なんて今はどうでもいいでしょ!? アンタなんかアンタで十分よ!」

リンク「うわっ! お、おめぇなんだかピリピリしてばっかだなぁ」


デクリンク「それにしても変な森だな。オラ、こんな不思議な気で満たされた森ははじめてだ」

チャット「そう? あたしたちはよく通るから気にしてないけど」

デクリンク「まるで別の世界に通じてるみてぇな……。ん? なんだありゃ?」


ナゾの木?「」


デクリンク「な、なんだこりゃ……えらいキモチ悪いデザインだな」

チャット「なによコレ……こんなのあったかしら?」

チャット「ね、ねぇ、気味が悪いから早く先へ行くわよ」

リンク「うん……? なーんか他人の気がしねぇな……?」



ナゾの木「……」






タスケテ……


チャット「ほら、こっちよ! 早く!」

デクリンク「ま、待てったら……! くそ、足が短くて走りずれぇ……!」チョコチョコ


グニャアアア……


リンク「!?」


気が乱れる……


リンク「何が起こったんだ……!?」

チャット「着いたわよ!」

リンク「へ!? こ、ここって……」


時計塔内部


デクリンク「も、森の中にこんなとこがあったなんてな。オラ 少しびっくりしたぞ」

チャット「? 何がそんなに不思議なのよ? ほら、さっさとスタルキッドを探しに――――」


大変な目に逢いましたねぇ……


チャット「ぎゃああああああああ!?」

デクリンク「ピギャアアアアアア!?」

お面屋「ホホホ……そんなに驚かなくても良いではないですか?」


お面屋「ワタクシはしあわせのお面屋。古今東西 しあわせのお面を求める行商人……」

デクリンク「あれ、おっちゃんどっかで……」

お面屋「ふふふ、どうかしましたか?」

お面屋「旅の途中、奇妙な小鬼に大切な仮面を盗まれ、途方に暮れていたところ、アナタを見つけまして」

お面屋「失礼と思いながらもずっと後をつけさせてもらいました……」

デクリンク(んー、このおっちゃんどっかで見たことあるなー……ま、いっか)

お面屋「……実はワタクシ、アナタを元の姿にもどす方法を知っているのです」

デクリンク「え!? ほんとか!?」

チャット「ね、ねぇ……早く先へ行こうよ」

お面屋「アナタ、ちょっと黙っててくれませんかね?」キロリ

チャット「ぴぃ!?」


お面屋「アナタが盗まれた大切な物。それがあれば元の姿に戻してあげますよ」

デクリンク「大切な物って……」

お面屋「そうです! 大切な物です」

デクリンク「エポナか?」


ズルッ


お面屋「い、いえ、ウマではなくてですね……。……オカリナはウマ以下ですかそうですか」ボソッ

お面屋「……そのかわり、ついでにあの小鬼からワタクシの大切な仮面を取り返してもらえませんか?」

お面屋「なーに、カンタンなことじゃないですか。アナタにとって決して悪い話ではないはず」

デクリンク「まあそりゃあそうだけどさ……なんかおっちゃん胡散臭いんだよな」

お面屋「ホホホ……よく言われます」


お面屋「ただ……ワタクシも忙しい身でして。あと3日でここを去らねばならないのです」

お面屋「できればそれまでに取り返していただけるとありがたいのですが……」ペラペラ

お面屋「大丈夫、アナタはお若いのにたいそう勇気のあるお方だ。きっとすぐに見つかりますよ」ペラペラ

お面屋「では よろしく……」ホッホッホ


--


チャット「……なんだか一気に話を進まされた気がする」

デクリンク「どっちみちオラも元の姿に戻んなきゃならねぇし、まあちょうどいいんじゃねぇか?」

チャット「アンタ、軽いわね……」

デクリンク「んじゃ、その仮面っちゅうのをとっとと手にいれるか! 行くぞチャット!」チョコチョコチョコ

チャット「あ、待ちなさいよ!」

最初の朝 デンッデン……
-あと72時間-


クロックタウン 


デクリンク「へー、オラの知らねぇ町だな……」

チャット「クロックタウンよ! ……それにしても、アイツあのときのお面屋だったんだ……」ブツブツ

デクリンク「?」

チャット「いや、こっちの話よ。……さあ、ボサーっとしてないで大妖精さまに会いに行くわよ!」

デクリンク「へ? この街にも大妖精様がいるのか? ひゃー久しぶりだなー!」

チャット「大妖精さまはスタルキッドの行動くらいすべてお見通しだから、アイツの居場所も知ってる筈よ!」

チャット「確か町のどこかに大妖精さまのほこらがあるはずだけど……」

デクリンク「どこにあるんだ?」

チャット「どこかって……どこかよ! 私に細かく聞かないでよ。町なんてめったに来ないんだから」

デクリンク「なんだ、役にたたねぇなあ」

チャット「なんですってぇええええ!?」キシャー



チャット「だったら町の中にいる子どもでもつかまえてほこらの場所を聞き出せばいいじゃない!」

デクリンク「いや、その必要はねぇ。大妖精様の気はでかいからな、探ればすぐに見つかるはずだ」

チャット「なによ、気とかなんとかヘンなこと言って」

デクリンク「まぁちょっと待ってろ。えーと大妖精様はっと……あれ?」

デクリンク(気は感じるけどやたら小せぇな? これは……弱ってんのか?)

チャット「どうしたのよ! ボーッとしちゃって」

デクリンク「んー、なんだか大妖精様が大変な目にあってるみてぇだ。ちょっと急いだ方がいいかもな」

チャット「え!? そ、それ本当なの?」

デクリンク「ああ、気は使えねぇけど探る位ならバッチリだからな」


チャット「まさかスタルキッドが……。で、でも、たかがスタルキッドに大妖精さまがどうこうできるなんて……」

デクリンク「まぁ行ってみりゃわかるさ。んじゃ、そろそろ会いに行くぞ」

イッヌ「ウー……ワンワン!!」

デクリンク「ん? なんだおめぇ?」

イッヌ「ウー……」

デクリンク「ハハハ、かわいいな。ほら、こっちこい」

イッヌ「ワン!!」バッ

ガブ! ……バキン!

イッヌ「!?」

デクリンク「あ、こら。オラこんななりでも体がゴロンよりかてぇから……」

イッヌ「あがが……」

デクリンク「あーあ、歯が折れちまったじゃねぇか」

チャット「何やってんのよ! 早く行くわよ!」

デクリンク「おう、今行くぞー」

イッヌ「キャインキャイン!!」


チャット「アンタ、不思議な力を持ってるのね。大妖精さまの場所がわかるなんて」

デクリンク「おめぇも修業すればできるようになるぞ。ナビィって妖精もオラと一緒に修業して強くなったんだ」

チャット「ふーん……。ねえ、ナビィってどんな妖精?」

デクリンク「どんなって……青いぞ?」

チャット「そ、それだけ……」

デクリンク「……ん?」

デクリンク(さっきよりさらにちいせぇけど、これも大妖精様の気だ……どうなってんだ?)

デクリンク「チャット、少し寄り道するぞ」

チャット「えっ!? ま、待ってよ、どこ行くの!?」

洗濯場

デクリンク「確かここら辺のはずだけど……」

はぐれ妖精「こっち……」

チャット「妖精……? でも、なんかへんね?」

はぐれ妖精「私の願いを聞いてください。仮面をつけたスタルキッドにバラバラにされてしまいました……」

チャット「ええっ!? それじゃこのちっこいのが大妖精さま……!?」

デクリンク「やっぱりか……どうやらアイツ、そうとうやんちゃしてるみてぇだな」

はぐれ妖精「どうか私を妖精の泉にもどしてください……」

デクリンク「おし! オラに任せとけ!」

大妖精の泉


チャット「ああっ! 大妖精さまが!?」

はぐれ妖精「ありがとうございます……それでは」

デクリンク「おう、ちゃっちゃと戻っちゃってくれよ」


はぐれ妖精「むーむむむむむ……!!!」シュイイイイイン


大妖精「――――ホーッホッホッホ!!」バァアアン


デクリンク「おう、こっちの大妖精様も変わんねぇなあ」


大妖精「チャット、そして姿を変えられた親切な若者よ。バラバラになった体を元に戻してくれてありがとう。私は魔法の大妖精」

チャット「大妖精さま、一体何があったのですか?」

大妖精「私としたことがあの子だと思って油断をしてしまいました」

大妖精「今の私にはこれくらいしかできませんが、お礼にあなたの魔力……気を取り戻させてあげましょう」

デクリンク「オラの? ほんとか! いやーたすかるぞ大妖精様!」


大妖精「さあ、目覚めなさい、あなたの内に封じられたパワーよ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

チャット「な、何!? 地面が揺れる……!」

デクリンク「ハァアアアアアア…………!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

チャット「ちょ、ちょっとアンタだいじょうぶなの?」

デクリンク「――――ハァアッ!!」カッ

ズオオオオオオッッ!!


『気を取り戻した!!』ごーまーだーれー!


大妖精「これであなたの超パワーは元に戻りました。しかし、その体ではできることに限りがあります」

大妖精「逆にその体でしか出来ないこともあります。どうか使いこなせるよう頑張ってね♪」

デクリンク「サンキュー大妖精様!」



大妖精「今のスタルキッドの力は侮れません。くれぐれも油断しないよう……それでは」

大妖精「ホーッホッホッホ!!」シュイイイイイン


デクリンク「……よし! なんとかパワーは戻ったぞ!」グッ

チャット「ア、アンタ一体何者なの……?」

デクリンク「ん? オラはハイラル育ちのサイヤ人で、コキリ族だ」

チャット「意味がわからないわ……」

クロックタウン北

チャット「それで、スタルキッドはどうやって探すの?」

デクリンク「気を探ってみたけど、どうやらアイツはこの町を飛び回ってるみてぇだな」

デクリンク「それより、オラが思ってたよりスタルキッドのパワーってのは厄介みてぇだ」

チャット「え?」

デクリンク「上、見てみろ」

チャット「上って……ああ!!?」





月「………………」






チャット「な、なによあれ、つ、月?」

デクリンク「いや、月じゃねえ。もしホンモノの月だったら今ごろえらいことになってる」

チャット「それってどういうことよ」

デクリンク「ま、こっちの話だ。それより、あれは見ての通りただの月じゃねえ。それに……」


プクーーーーーーー………!!!


デクリンク「プッ!!!!!」

ポーヒー!! 

チャット「きゃっ!?」


ズドォオオオオオオオン!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


チャット「あ、危ないわね!? いきなりなにすんのよ!!」

デクリンク「……やっぱダメか」




月「………………」ニヤ






デクリンク(デクナッツのままでも十分な威力だったはずなのにキズ一つ着きやがらねぇ)

デクリンク(しかもよく見ると近づいてるなありゃ……こいつは早くしねぇと大変なことになっちまうぞ)

デクリンク「とにかくこのままの姿じゃ話にならねぇ。お面屋のおっちゃんの言う通りなんとか隙を突いてアイツからオカリナ取り戻さねぇとな」

チャット「……」

チャット(コイツ、ただの子どもじゃない……今のシャボン? だってスゴいパワーだった)

チャット(もしかして私、とんでもないヤツの相棒になっちゃったんじゃ……?)

それから2日間、なんとかスタルキッドの隙を突こうとしたが上手くいかず。とうとう最期の日が来てしまった。


最期の夜 デンッデン
-後12時間-


チャット「どーすんのよ! もう時間がないわよ!?」

デクリンク「いやーアイツなかなかすばしっこくってな!」ハハハ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

チャット「ひっ」

チャット「ね、ねぇ? あの月ってもしかして……」

デクリンク「ああ、落ちてくるだろうな」

チャット「や、やっぱりー!? うわーーーーっ! 早く逃げなきゃ!?」

デクリンク「どこへ逃げてもたぶん無駄だと思うけどなー」

チャット「なんでアンタはそんなに落ち着いてられんのよー!?」



デクリンク「まあそう焦んなって。わかってると思うけどあの月は間違いなくスタルキッドが呼んだヤツだ。アイツのイヤな気と同じだからな」

チャット「でも、それじゃアイツも死んじゃうわよ?」

デクリンク「もしかしたらだけどさ、アイツだけが生き残る方法があるのかもしれねぇ。それとも何も考えてねぇのかもしれねぇけど……」

デクリンク「最後の最後は自分で手を下す筈だ。そこがおそらくヤツの隙を突くチャンスだと思う」

チャット「そんな……! ほとんど博打じゃないの!」

デクリンク「いや、そうでもねぇみたいだぞ? ほら、アイツ……さっきから時計塔の上でじっとしてやがる」

チャット「あっ……!?」



スタルキッド「………………」





デクリンク「おそらく月をぶつけるパワーを溜めてるんだ……! ヤツがパワーを解放する一瞬の隙を突くぞ!!」

チャット「う、うん……!」



そして、残り6時間



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!


デクリンク「……来たっ! 行くぞチャット!!」

チャット「よ、よーし……行くわよ!!」



時計塔


スタルキッド「……なんだ、またお前か」

デクリンク「よう、また会ったな」

スタルキッド「これから面白いことが始まるんだ。邪魔するんじゃないよ」

デクリンク「わりぃけど今はおめぇの遊びに付き合ってる場合じゃねぇんだ。大人しくなってもらうぞ!!」

スタルキッド「はん! 何をやってももう遅いんだよ!」

トレイル「ネエちゃーん!!」

チャット「あっ、トレイル! もう、ずっと探してたのよ!?」

チャット「それとスタルキッド、アンタのかぶっている仮面、今すぐ外しなさい! もうわかってるんでしょ? それは普通じゃないわ!」

スタルキッド「うるさい、いま、イイトコロナンダヨ……」

チャット「スタルキッド……?」

トレイル「ネエちゃん! ……沼、山、海、谷にいる4人の人たち……はやくココに……連れてきて……」

チャット「えっ!?」

デクリンク「4人の人たち……?」

スタルキッド「よけいなこと言うな! バカ妖精!!」バシッ

トレイル「うわっ……!!」

チャット「ああっ!? 弟になんてことするのよ!! スタルキッド! アンタそれでも友達なの!?」

デクリンク「やめとけ、アイツは正気じゃねぇ。何言っても通じねぇよ」

チャット「うう……!」

スタルキッド「……まあいいや。いまさらアイツらが来てもオイラにかなうわけないさ。ヒヒッ」

スタルキッド「上を見な! 止められるもんなら止めてみろ!」


スタルキッド「ウォオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


デクリンク(来る!!)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

チャット「うわー!! 動き出した!? は、早くなんとかしなきゃ……!!」

デクリンク「大丈夫だ! まだ諦めんじゃねぇぞ!!」

チャット「ア、アンタ……」

デクリンク(今のオラのパワーがアイツに効くかわからねぇ!!! でも……)

デクリンク「やるだけやってみるさ!! ……行くぞ!!」


プクーーーーーーー!!!!


デクリンク「プッ!!!!!」


ポーヒー……!!


スタルキッド「ん……!?」

ズドォオオオッ!!

スタルキッド「うわっ……!?」


――――カラン


デクリンク(しめたっ! オカリナ……!!)

『時のオカリナを奪い返した!』ごーまーだーれー!

『ゼルダ姫から預かった思い出の楽器。ゼルダ姫との思い出が今、よみがえる……』


--


ゼルダ『あなたはもう、このハイラルから旅だってしまうのですね……』

リンク『ああ、しばらく会えなくなるけど元気でいろよな!』

ゼルダ『……ほんの短い時でもこのハイラルであなたとともにすごした日々のことは決して忘れません……』

ゼルダ『そしてまた、いつの日かあなたと出会える日が来ると私は信じています』

ゼルダ『その時まで、あなたにこれを……』スッ

リンク『ん? これって……いいのか? 大切なもんじゃなかったっけ』

ゼルダ『いいのです……これはお守り。あなたの旅が無事であるよう祈っています。もし、なにかおこったらこの歌を思い出して』


ゼルダ『あなたと出会った思い出の歌を……』


♪~♪♪~ ♪~♪♪~


リンク『時の歌か……久しぶりだなぁ』


『時の歌を思い出した!』


ゼルダ『時の女神はあなたを見守っています。時の歌を奏でればあなたの力になってくれるでしょう……』

リンク『サンキューゼルダ! じゃ、またな!』

ゼルダ『……はい……! また……ね。リンク……』


--


チャット「なに思い出に耽ってるのよ! しっかりしてよ!」ポカポカ

デクリンク「……」

チャット「ちょ、ちょっと……大丈夫?」

デクリンク「チャット」






リンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」






チャット「オ、オカリナなんか取り返したってなんの役にも立たないわ!」

デクリンク「……にっひっひ~♪ それが役に立っちゃうんだよな~♪」

チャット「はあ!?」

デクリンク「ま、見てろって!! オラたちかなり運がいいぞ!!」サッ


ドドン!!


リンク「うおっ! なんだこりゃ!?」

チャット「オカリナがラッパになった……?」

リンク「ま、まあいいか! これで……!!!!」


♪~♪♪~♪~♪♪~


時の歌を奏でた!





--

『いつまで引っ付いてンだ! 落ちろ!』

『ヒヒッ! なかなかユニークな姿だ!』

『なーに、簡単なことじゃないですか……』

--


オラは……落ちているのか……?

時の流れが……何もかもが戻っていく……


--


最初の朝 デンッデン……
-後72時間-




デクリンク「……」

チャット「……もどってる」

次回予告


オッス! オラ リンク!


時のオカリナでなんとか最初の日に戻って来たオラはなんとか元の姿に戻ることができたぞ!
でも、スタルキッドの着けてた仮面は取り返せなかったけどおっちゃん、怒らねぇかな?


次回、トライフォースZ Sparking!


繰り返す3日間、ムジュラの仮面の秘密!


見てくれよな!

今日はここまでです。

今ムジュラをやり直してるけどやっぱ面白いですね。
スノーヘッドが地味に忘れてる……

ムジュラは3DS版やってる?
それともN64版(VCなども含む)?

そろそろ投下します
足跡モード見てると時間が過ぎるの速い

ネルドラに乗ってみたかったな

>>177
3DS版です
>>180
玉乗り仕込みたいね

投下します

ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


繰り返す3日間、ムジュラの仮面の秘密!


スタルキッドの力によって月が衝突する寸前、ゼルダとの思い出の曲、時の歌を奏でたリンクとチャットは光に包まれ、気づけばなんと時間が戻っていた!?





チャット「今のは一体なんだったの? あれ、ここって……」

デクリンク「は~、ダメ元でやってみたけどなんとかなるもんだなあ」

チャット「そうよ! アンタいったいナニモノ? さっきの曲といい取り返した楽器といい……」

チャット「……楽器? そう、楽器よ楽器!」

デクリンク「どうした?」

チャット「お面屋がアンタが盗られた大切な物を取り返したら元に戻してくれるって!」

デクリンク「あーそいやそうだったな。オラすっかり忘れてたぜ」

チャット「もう、アンタってば頼りになるのかならないのかイマイチわかんないわね! ほら、さっさと行くわよ!」

デクリンク「おう!」


お面屋「おや、アナタは……」

デクリンク「オッス! おっちゃんも戻ってるんだな」

チャット「なに当たり前のこと聞いてんのよ」

お面屋「あの小鬼からアナタの大切な物を取り返せましたか?」

デクリンク「ああ、これだ。すげえ苦労したけどなんとかなったぞ」

お面屋「おお、アナタ取り戻してるじゃないですか!」ユサユサ

デクリンク「わたた、お、おちつけって……」

お面屋「ではどうぞ、ワタクシの奏でる曲を吹いて覚えてください」

チャット「あれ、ピアノなんてあったっけ? っていうかこいつどうやって動いてるのよ……動きが全然見えない……」

 


お面屋「ワタクシのあとに吹いてください」

ポン ポロ ロン……♪ 
ポン ポロ ロン……♪

デクリンク「……なんかどっかで聞いたような曲だな」


♪~♪~♪~
♪~♪~♪~


『いやしの歌を奏でた!』


オコリナッツ『……ジャアナ』

リンク『おう!』


――――カラン



リンク「……ん!? おお、元に戻ってるぞ。あーやっぱこのカッコだと落ち着くな」

チャット「アンタ、よかったわね」

お面屋「この歌は邪悪な魔力やうかばれぬ魂をいやし、仮面にかえる曲。この先きっとお役に立つと思います」

リンク「あ、そっか。だからおっちゃんお面をいっぱい持ってるんだな」

お面屋「うっ!? ……ふ、ふふふ……。それはヒミツです」ギクリ

リンク「ん? どうかしたか?」

チャット「……」

お面屋「そ、そうそう! 記念にこの仮面も差し上げます。安心してください。魔力は仮面に封じ込めました」

お面屋「かぶると先ほどの姿に変身できますが、外せば元の姿に戻ります」

リンク「ほんとか? サンキュー! だったらありがたくもらっとくぜ」


『デクナッツの仮面を記念にもらった!』きんのごまだれー!



お面屋「これでアナタとの約束は果たしましたよ……」

リンク「おう」

お面屋「では約束の物をこちらにへ……」

リンク「は? なんだそりゃ」キョトン

お面屋「いや、ですから仮面を……」

リンク「……あー思い出した! いやー悪いなおっちゃん、オラ結構頑張ったけどまだ取り返してねーや!」ハハハ

チャット「そういえばそうだったわね……」

リンク「いや、わりーなほんと! こっちもそれどころじゃなくってさ!」

お面屋「……」ブルブル

リンク「うん? どした? 腹でもいてぇのか?」


お面屋「 な ん て こ と を し て く れ た ん だ ! ! 」くわっ


チャット「ぎゃああああ!?」


お面屋「このままあの仮面をのばなしにしていたら大変なことになる!」

チャット「ど、どういうこと? あの仮面って一体なんなの?」

お面屋「それは……」


--


実は、ワタクシの盗まれたあの仮面……ムジュラの仮面といって

太古のとある民族が呪いの儀式で使っていたとされる伝説の呪物なのです

その仮面をかぶった者には邪悪ですさまじい力が宿ると言い伝えられています

伝説では……
ムジュラの仮面がもたらす災いのあまりの大きさに……

それを恐れた先人達が仮面を悪用されないよう永遠の闇に封じ込めたといいます

その力がどんな力なのか。伝説に記されたその民族が滅びた今ではわかりません


--


お面屋「……しかし、ワタクシには感じます。苦労して手に入れた伝説の仮面……あれを手にしたとき感じた身の毛もよだつまがまがしい力……」

お面屋「あれが今、あの小鬼の手にある……」

お面屋「お願いです! はやくあの仮面を取り返さないととんでもないことがおきます!」

リンク「なんでそんなあぶねぇモンをおっちゃんが持ってたんだ?」

チャット「そうよ、永遠の闇に封じ込めたんでしょ?」

お面屋「ギクゥッ!?」



リンク「でも、そんなすっげぇ代物なら今のアイツ、相当つえーんだろうなぁ……。ちょっと戦ってみてぇかも」

チャット「そんなノンキなこと言ってる場合じゃないでしょ! 世界が滅びちゃうかもしれないのよ!?」

お面屋「そ、そうです! これは世界の命運がかかった一大事なのです!」アセアセ

お面屋「お願いです! お願いです! アナタならできる!」ペコペコ

リンク「そ、そこまで言われちゃしょうがねぇな……。わかった、ムジュラの仮面ってのはオラが取り返してやるよ」

お面屋「そうですか。やっていただけますか」ケロッ

チャット「このおっさん……」


お面屋「そう言っていただけるとカクシンしておりました」

お面屋「……そうそう、アナタがいない間にこんな物を拾いました。こどもたちが使う手帳のようです。あの小鬼が落としていったものでしょうか?」

お面屋「ワタクシにはいらないものなのでアナタが使ってください」


『ボンバーズ団員手帳を手に入れた!』きんのごまだれー!


リンク「へー、なんか色々書いてあるな」パラパラ

チャット「そういえばアイツ、こどもたちに混じって遊びたかったんだけど追い出されたって言ってたわね」


お面屋「では、お話しした仮面の件、よろしくお願いしますよ」

お面屋「大丈夫! アナタならきっとできます。自分の力を信じなさい……信じなさい……」


--


チャット「そんな仮面だったんだ……スタルキッドのやつ、仮面の力にたよってあんなことするなんて……」

リンク「修業もしねぇでいきなりデカイ力をつけちまったらそうなっちまうもんさ」

チャット「なによ、なんか知ってるの?」

リンク「まあな、昔戦ったすげえ強いヤツがそうだったからな」

チャット「ふーん、まあいいわ。それよりアイツをなんとかしなきゃ!」

チャット「トレイルの言ってた沼、山、海、谷っていうのはきっとここから四方にわかれる場所のことをいてるんだわ」

チャット「だけどそこにいる人って……いったい誰のことかしら? あの子ったら肝心なところがいつも抜けててさっぱりわからないわ」

リンク「その人ってのを呼べばいいのか? 賢者みてぇなもんかな」

チャット「こうなったらその四方の場所に行ってみるしかないわね」

リンク「おう! ……その前に」

チャット「その前に?」

リンク「メシ食わねぇとな。オラ腹減っちまった!」

チャット「アンタご飯と戦闘のことしか頭にないのかっ!?」

ナベかま亭


リンク「ガツガツガツガツ! んーやっぱこの体じゃねぇと食った気がしねぇな!」

チャット「ねぇ、ごはんなんか食べてる場合じゃないでしょ? あと3日しかないのよ」

リンク「でぇじょうぶだ、ヤバくなったら時のオカリナでなんとかなる」モグモグ

チャット(本当にコイツについてって大丈夫なのかしら……すごく不安になってきた)

リンク「ふー食った食った! マズイけどとりあえず腹は膨れたな!」

アンジュ「ま、マズイは余計だと思うんだけど……」

おばちゃん「ははは、こどもは正直だね」


おばちゃん「アンタ、いつまでたっても料理の腕が上がらないねぇ」

アンジュ「もう、私だってがんばってるの! それに、カーフェイならどんな料理でも喜んで食べてくれてたし……」

おばちゃん「……アンジュ、カーフェイのことはもう……」

アンジュ「ううん、手紙が来たから……もう少し待っていたいの」

おばちゃん「明日にはクリミアの所へ逃げるんだよ。いいね?」

アンジュ「……」

チャット「なんだかフクザツな事情があるみたいね」

リンク「そうだな。それにしてもあのアンジュっての姉ちゃんに似てるな?」

ちょっと休みます
昔から3日間で困ってる人を全員救えないか試してたんだよなあ

投下します
ああ~ロマニーがかわええんじゃ~!(イベント終了後


リンク「なあ、おめぇ何か困ってるなら手伝ってやろうか? オラこう見えても腕っぷしには自信あるんだ!」

チャット「またそんな事言って……。時間がないって言ったでしょ!」

アンジュ「え? あの……そんな、悪いですよ。お客さんにこんな事頼むなんて……」

おばちゃん「そうそう、こどもが口を出していい話じゃないさ。ごはん食べたら表で遊んでりゃいいのさ」

リンク「そっか? まあ、気が向いたら話してくれりゃいっか。あ、オラ一応こういうもんだぞ」つ手帳

アンジュ「それは……町の子の……」

おばちゃん「そういえばあのワルガキたちもあの甲斐性なしを探してくれてたっけかねぇ……」

アンジュ「……」


リンク「んじゃ、そろそろ行くか! ちょっと寄りてぇとこもあるしな」

チャット「どこよそこって……」

アンジュ「あの……」

リンク「ん?」

アンジュ「あなた……彼……カーフェイを探してくれるなら……私、心当たりがあるんです……」

リンク「カーフェイってのを探せばいいのか? どんなやつなんだ?」

アンジュ「こんな顔の人です……十日前くらいから行方がわからなくなって……」つカーフェイのお面

アンジュ「で、でも! 彼の手がかりが見つかったんです! お願いです、時間があれば今夜の0時……従業員の部屋で待ってます……」

リンク「夜か~。まあそれまでならなんとかなるな……」


チャット「ちょっと、いいの? あんな安請け合いしちゃって。どうなっても知らないわよ!」

リンク「ダイジョーブだって! あと半日もありゃなんとかなるさ。それに、あのアンジュって姉ちゃんなんかほっとけねえからさ」

チャット「まあ時の歌があればみんな元に戻れるからいいけど……。それより、さっさと沼に行かないの? 一番近いのに」

リンク「ああ、さっきも言ったけどちょっと寄りてぇとこがあるんだ。えーとアイツの気は……っと」

リンク「……あった! それじゃちょっくら飛ばすかな!」


フワッ


チャット「へ? あ、アンタ、浮いて……」

リンク「チャット、モタモタしてっとおいてっちまうぞ!」ボッ!!

ズヒューーーーン!!

チャット「と、飛んだ……!? って待ちなさいよ! 置いてかないでよ!?」


キーーーーン

リンク「いやーわりぃな! ついナビィの時と同じ感じで飛んじまった」

チャット「ア、ア、アンタ……飛べるなら飛べるって最初から言いなさいよ……。てかなんで飛べるのよ……」ゼェゼェ

リンク「そりゃたくさん修業したからな~。もっとスゲェ事もできるけどまた今度な!」

チャット「なによそれ。モンスターにでも変身するんじゃないでしょうね」

リンク「ははは、ひでぇなあ……。お、そろそろ着くぞ」

チャット「ここって……」


作業員「そ、空から人が飛んできた……?」



最初の頃チャットに飛んでるのを見られてたの忘れてた……


リンク「オッス、おっちゃん何やってるんだ?」

作業員「あ、ああ。この大岩を片付けてるのさ。この先の牧場に続く道がこれでふさがれちまってな……」

チャット「なんでこんな所に大岩が……?」

リンク「なんだ、それじゃオラが退かしてやるよ」

作業員「はい?」

チャット「へ?」

リンク「よっと」ヒョイ

ズズン……

リンク「こんなもんでいいか?」

作業員「」ポカーン

チャット「」ポカーン


リンク「なあ、もしかしてなんかまずかったか?」

作業員「あ? い、いや、ありがとよボーズ。それにしてもおまえスゴい力持ちだな……」

リンク「へへっ! まあな」

作業員「これでミルクロードも無事開通か。今夜はシャトーロマーニでもひっかけよ……」スタスタ

リンク「んじゃオラたちも行こっか。……んー? どしたチャット?」

チャット「……何からツッコンでいいかわからないわ」


ロマニー牧場


リンク「ロンロン牧場に比べるとずいぶん広いな」

チャット「ただの牧場じゃないの。一体なんの用があるのよ?」

リンク「まあ慌てんなって……お、いたいた!」


エポナ「ブルルッ! ヒヒーン!」


チャット「あ! あれって……あのときのバカ馬」

エポナ「ブヒンッ!!#」

ベシッ

チャット「へぷっ」

キーン……ドォオン……

リンク「はは、エポナを怒らせっと怖いぞ」

ロマニー「あれ、お客さん?」


ロマニー「お客さんが来たってことは……」

ロマニー「岩が無くなったのね! やった、これでミルクが配達できるわ!」

リンク「あれ? マロンじゃねえか。おめぇ何やってんだこんな所で」

ロマニー「マロン? 誰それ……あたしはロマニーよ。あなたは誰?」

リンク「あれ、人違いか? うわーおめぇほんとマロンにソックリだなー。見間違えちまったぞ!」

ロマニー「??? へんな子……。ま、いっか! ロマニー牧場にようこそバッタくん!」

リンク「へ? バッタ? それオラのことか?」

ロマニー「だってあなた、緑色でピョコピョコしてそうなんだもの。だからバッタくんよ! いいと思うでしょ?」

リンク「いいのか?」

チャット「なんで私に聞くのよ!」


--

リンク「そっか、おめぇがエポナの世話をしてくれたんだな。助かったぜ」

ロマニー「あの子ったらすっごい暴れん坊だったのよ! ほんとにあの子に乗って旅をしてたの?」

リンク「まあな。一緒に修業したり遊んだりして強くなったんだ。多分アイツに勝てるウマなんてそうそういねえと思うぞ」

ロマニー「へー……。ねぇねぇ、ちょっとあの子と走って見せてよ!」

リンク「いいぞー。おう、エポナ、ちょっと走るぞ」ボッ!

エポナ「ブルルッ」ボッ!


チャット「!?」
ロマニー「!?」


ズヒューーーーン!!


リンク「ははは! エポナおめぇちょっと運動不足じゃねぇか!?」キーーーーン

エポナ「ヒヒーーーーン!!」ズォアッ!!

リンク「おっおっ!? やるじゃねーかこのー!」


ロマニー「……わ、わー! はやーい! ねぇスゴいね、人と馬が空を飛んでる……あれ、あたし夢でも見てるのかな?」

チャット「残念だけど現実よ……」




リンク「いやー久しぶりに熱くなったなー! やっぱこうじゃなきゃ張り合いがねぇからな」

ロマニー「ねぇ、なんでバッタくんって空を飛べるの!? もしかして魔法?」

リンク「ん? まあ魔法みてぇなもんか。おめぇも修業次第でできるかもな」

ロマニー「ほんとに!? ねぇねぇ、あたしにも空の飛びかた教えてよ! 馬にできるんだからあたしにもできるでしょ?」

リンク「んー別に構わねぇけどさ……ちょっと時間がねぇかな」

ロマニー「えー……」

クリミア「あれ……ロマニー、その子お客さん?」

ロマニー「あ、お姉さま! ねぇスゴいのよ! バッタくんって魔法使いなの!」

クリミア「バ、バッタ……? 魔法……?」

リンク「はー、今度はでっけえマロンが来た。それにしてもよく似てるなー?」



クリミア「あんた、ミルクロードを通って来たんでしょ? よかった、これで明日は配達できるわ!」

クリミア「一応ここはタルミナ一の牧場を自負してるから、好きなだけ見学してっていいよ。ミルクも飲んでってね♪」

リンク「ほんとか! サンキュー姉ちゃん!」

チャット「だからー! そんな暇ないって言ってるでしょ!?」

--

リンク「……ぷはぁっ! うめーなこれ! ロンロン牛乳にも負けてねぇ」

ロマニー「ふふん、とうぜんよ! なんたってうちの牛は伝統あるロマーニ種だもの。そんじょそこらの牛とは格がちがうの!」

リンク「ああ、スゴく濃厚だけど後味はスッキリしてて飲みやすいぞ!」

ロマニー「……でもね、最近その牛にイタズラをするやつがいて困ってるの。それにもうすぐカーニバルでしょ? また牛が持ってかれたらお姉さまが悲しむわ……」

リンク「なんか色々あるみてぇだな」

ロマニー「うん、毎年カーニバルが近くなるとね、夜中にあいつらがやって来て……私は見たことないんだけど、いつのまにか牛を持ってっちゃうの」

チャット「牛を持ってくって……結構大がかりよね」

ロマニー「でしょ? お姉さまは近くのゴーマンの仕業だって思ってるけど……あたしは違うと思うの」


ロマニー「多分、今夜あいつらは来ると思う……。ねえ、バッタくんって魔法が使えるのよね? よかったら今夜、あたしと一緒に牛を守ってくれない?」

リンク「へ? オラが?」

ロマニー「おねがい……。お姉さま、いつも優しくて明るいけど、ほんとは今すっごく辛いことを我慢してるの。あたし、これ以上お姉さまを悲しませたくないの……」

チャット「なんか話が重くなってきたわね……」コソコソ

リンク「んー、でも断るのもなんか悪いな」コソコソ

ロマニー「ダメ……かな?」じわっ

チャット「ちょっと、泣きそうじゃないの。なんとかしなさいよ!」

リンク「へ? わ、わかったわかった! 今夜でいいんだな? オラがおめぇも牛も守ってやるよ」

ロマニー「ほんと!?」パアア

リンク「ああ、ほんとだからさ。だから泣くなよおめぇ」

ロマニー「うん、ありがとうバッタくん!」

ロマニー「作戦は今夜の0時だから、遅れないようにね♪」

リンク「おう、わかった。0時だな」

チャット「……ん?」


リンク「じゃ、オラたちそろそろ行くからさ。また今夜な」

ロマニー「うん、約束よ!」

リンク「そんじゃそろそろ沼地ってのに行くか……行くぞエポナ!」

エポナ「ブルルッ!」

チャット「やっとか……ずいぶん遠回りした気がするわね」

チャット「それにしてもなんか忘れてるような……?」

--

沼地入口

リンク「ここか……確かに嫌な気が吹き出てるな。ここに何かがあるってのは間違いねぇみたいだ」

チャット「やっぱりスタルキッドのせいなのかしら……?」

タックリー「グエー!!」

リンク「お、鶏肉がきたぞ!」

タックリー「グエ!?」


パチパチ……

タックリーチキン「」パチパチ

リンク「んー、筋張ってるけど悪くねぇなこりゃ」モシャモシャ

チャット「あわれね……」


相変わらず食べてばかりの勇者リンク。本当にこいつに任せて大丈夫なのだろうか?


次回予告


オッス! オラ リンク!

沼地に着いたのはいいけどやたら臭くってかなわねえぞ! それになんだか気分も悪くなってきた……。
どうやらウッドフォールってとこの神殿に原因があるみてぇだ。なんとかしなくっちゃな!


次回、トライフォースZ Sparking!


毒々沼!? 密林仮面戦士オドルワ!!


見てくれよな!

今日はここまで
次は明日の予定です

投下します
ムジュラ終わったけど達成感がすごい
鬼神は使わない派


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

時の歌によって3日前の世界に戻ったリンクとチャット。
謎のお面屋からムジュラの仮面を取り返すことを頼まれた一人と一匹は繰り返す3日間の世界、タルミナに飛び出したのだった


毒々沼!? 密林仮面戦士オドルワ!!



沼地

リンク「ここが沼地ってとこか……森と違ってジメジメしてて変な気分だな。それに見たことねえ木がいっぱい生えてら」

チャット「密林ってヤツよ! 高温多湿の秘境……よく三人で遊びにきたっけ……」

リンク「おめぇここら辺に詳しいならどこに行けばいいかわかるか?」

チャット「そうね……ここの知恵袋の魔女姉妹なら仮面のことを何か知ってるかもしれないわ!」

リンク「んじゃ、そいつらに会いに行くか。……それにしてもなんか臭いな……」

チャット「そういえば……何かが腐ったようなイヤな臭いがするわね……」

沼の観光ガイド

リンク「ここが魔女の家ってやつか?」

チャット「違うわ、ここはガイドの家よ。アンタってなんだか危なっかしいからここでマップを買うわよ!」

リンク「えー、そんなのオラいらねぇぞ……。どうせならなんかうめえモン買いてぇんだけどな……」

チャット「はいはい文句言わないでさっさと入る!」


--


オヤジ「いらっしゃーい……。こんなご時世に観光かい? おたくら物好きだね」

リンク「オッス、いきなりだけどマップを売ってくれねぇか?」

オヤジ「あー、マップはうちのバカ息子が売ってるんだ。倅はそこら辺にいるよ。……働いてくれてるのは助かるんだけどな……」

オヤジ「あの趣味さえなければ……いや、35にもなって妖精とかないわ……」

リンク「?」

オヤジ「あー、悪いね独り言言って……。それよりお客さん、この先には行かない方がいいよ。最近沼の水が毒に侵されるようになっちまってね……迂闊に入ったらお陀仏さ」

リンク「毒? もしかして外の変な臭いはその毒のせいか?」

オヤジ「ああ、毒沼のせいで近隣のデクナッツ族やサルは今大変なことになってるんだ」

チャット「おかしいわね、今までそんなことなかったのに……やっぱりスタルキッドのせいかな」


オヤジ「まあどっちみちボートクルーズができない以上この先には行けないからまず心配はないと思うけどな」

リンク「ボートクルーズ?」

オヤジ「魔女のコウメばあさんがやってる名物さ。だけどその肝心のコウメばあさんが今行方がわからないんだよ」

リンク「コウメ……あれ、なーんかどっかで聞いたような……?」

オヤジ「もしかしてポックリ逝っちまったんじゃねーかな。コタケばあさんなら何か知ってるかも」

チャット「そうね、それじゃとにかく魔女のクスリ屋に行くわよ!」

リンク「コウメ……コタケ……んんー?」

魔法オババのクスリ屋


コタケ「いらっしゃーい……ヒッヒッヒ……。生憎だけど今は休業中だよ」

リンク「……あれ? おめぇ……」

コタケ「んん? どうかしたかいボウヤ」

チャット「なによ、ぽけーっとしちゃって」

リンク「……ま、いっか! なあ、いきなりで悪いけどスタルキッドってヤツがなんか悪さしてるか知らねぇか?」

コタケ「スタルキッド? あんな小鬼がする悪さなんて大したことないと思うけどねえ。……そういやコウメさんが魔法の森でイタズラしてたって言ってたような……」

チャット「魔法の森……確かにあそこはよく遊びに行ってたわ」

リンク「それじゃそこに行けば何か手がかりがあるってことか。よし、それならとっととその魔法の森ってのに行くぞ」

コタケ「ああ、森でコウメさんに会ったら早く戻ってこいって伝えとくれないかい?」

リンク「おう、ばあちゃんみてぇな顔なら早く見つかりそうだから楽だな!」

コタケ「どういう意味だいそれは……」

魔法の森

リンク「へー、ここだけなんだか不思議な気を感じるな。まるで迷いの森みてぇだ」

チャット「気を付けなさいよ! ぼーっとしてたら迷っちゃうんだからね!」

リンク「大丈夫だって、オラ一応森育ちだからこういう場所は慣れて……」

リンク「……ん!?」

チャット「どうしたの?」

リンク「奥の方からでかい気が一つ感じるな。でも……なんだか弱ってるみてぇだ。誰かにやられたか?」

チャット「それってもしかして……」

リンク「ちょっと急いで行ってみるか。なんだかイヤな気がしてきた」ボッ!


ズヒューーーーン!!


チャット「あっ!? ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」




リンク「たしかここら辺から気が出てたはずだ……」

コウメ「アイタタ……だ、誰か助けておくれ……」

リンク「いた! ばあちゃん大丈夫か?」

コウメ「ア、アンタは……」

リンク「待ってろ、ちょっとオラの気を分けてやるからな」

ボッ

コウメ「ふわっ!? こ、これは……体にパワーがみなぎる!!」

カッ!!

コウメ「コウメふっか~つ!!」ズォアアアッッ!!

チャット「アンタ、今なにしたの?」

リンク「オラの気をちょっとだけ分けてやったんだ。光の矢を作るのとは逆の要領だな」

チャット「へー、アンタ意外と器用なのね」


コウメ「助かったよボウヤ。あのまま森で骨になっちまうところだった」

リンク「ああ、よかったなばあちゃん。でも、なんであんな所で倒れてたんだ?」

コウメ「それが少し油断してね……。まさかスタルキッドごときに一杯食わされるなんて思わなかったよ」

チャット「スタルキッドが!? ……やっぱりなんかやらかしてたのね……」

コウメ「あの妙な仮面を被った小鬼の魔力は尋常じゃなかった。何かイヤな予感がするねえ……」

リンク「そのスタルキッドが何かやらかしたみてぇなんだ。何か詳しいことでも知らねぇか?」

コウメ「そういえば……最近ウッドフォールから強い邪気が溢れ出てたね。もしかしたらそこで何か異変が起こっているのかもしれないねえ」

リンク「ウッドフォールか。よし、なら次はそこに行ってみるか」

コウメ「ああ、あそこに行くならデク王の許可が必要だよ。もっとも今はそれどころじゃなさそうだけどねえ」

チャット「なによ、何かあったの?」

コウメ「なんでも王の娘が行方不明になったとか……詳しくは知らないね。あそこは閉鎖的な場所だからね」

リンク「ふーん、何処も大変なんだな……」


コウメ「とにかくこれでボートクルーズが再開でくるよ。ボウヤ、よかったら遊びにきな」

リンク「ああ、また今度な!」

フワッ

コウメ「!?」

リンク「じゃ、オラたち急いでるから先に帰ってるぞ。ばあちゃんも気をつけろよ!」

チャット「わわっ、ま、待ってってば!」

ズヒューーーーン!!

コウメ「飛んだ……さ、最近の若者は飛ぶのが流行ってるのかねえ……?」


--


ダイオクタ「」プスプス

リンク「まったく、どけっつってるのにどかねぇからだぞ」

チャット「こんな大きなオクタがいるなんて……。でも、これで先に進めるわ!」





キーン……

リンク「さーて、ウッドフォールってのはどこに……!?」

リンク「うぷっ、な、なんだぁ!? すげえクサイぞ!!」

チャット「ヒドイ臭い……水が完璧に腐ってるわ……」

リンク「ひえぇ……こりゃたまんねえや! 早くなんとかしねぇとまいっちまうぞ」


--

ウッドフォール


リンク「ここがウッドフォールか……なにもねぇな、ほんとにここが原因なのか?」

チャット「うーん、言い伝えだとウッドフォールに秘密の神殿があるって話だけど……神殿なんて影も形もないじゃないの」

チャット「やっぱりデクナッツ族しか知らない秘密があるのかも……でも、あそこってデクナッツしか入れないし……」

チャット「……あ」

リンク「どした?」

チャット「そうよ! アンタデクナッツになれるじゃないの!」

リンク「あー、そういやこれでなれたっけか。でもオラあのちっこい姿になるのはイヤなんだけどな……」つデクナッツの仮面

チャット「文句言わないの! 使えるものはなんでも使わなきゃ、これでウッドフォールの秘密を聞き出すわよ!」



デクナッツの城

デンデデデンデン デンデンデン
デンデデデンデン デンデンデン


門番デク1「こっからさきは王の間だっピー!」

門番デク2「勝手に入っちゃダメだっピー!」

門番デク1「……でも、今は姫様をタブらかしたアホザルを処刑するから特別公開中だっピ!」

門番デク2「クソザルはかまゆでだっピー!」

リンク「だってよ、なんだか物騒だな」

チャット「おかしいわ……サルとデクナッツは仲がよかったハズなのに……」


門番デク1「だけどデクナッツ限定だっピ! あんたは入れないっピ!」

チャット「それじゃ特別公開の意味ないじゃない……」

チャット「まあいいわ! ほら、さっさと変身しなさいよ」

リンク「わかったって……はぁ、またアレになるんか……」

カチャ

リンク「ずあっ!!」カッ!

デクリンク「ふー、待たせちまったな。これでいいかっピ?」

門番デク1「おまえデクナッツだったっピ?」

門番デク2「どうする? なんかあやしいっピ……」

門番デク1「まあいいんじゃないかっピ、でも、城内には入っちゃダメだっピ!」

デクリンク「おう、サンキュー!」

国王の間

デク王「いいか皆のもの~! こやつがわが姫をタブらかし、神殿に置き去りにした不届きもののアホザルだ!」

サル「だ、だからオイラじゃないって言ってるだろー! 早くしないと姫様がバケモノに食われちまうんだよー!」ジタバタ

デク王「見よ、このようなザレゴトをまだのたまうこのクソザルを皆はどうすべきだと思う?」

デクナッツ「死刑ー! 死刑だっピー!」
デクナッツ「クソザルは処刑だっピ!!」
デクナッツ「汚物は消毒だっピ~!」

死刑! 死刑!! 死刑!!!

デク王「そうだ、死刑だ!! 娘を失ったわしの怒りのカマユデによってこのサルを煮殺し……」

デク王「今夜はサル鍋だーーーーーーーっっっ!!」


ウオオオオオオオオオ!!






チャット「くるってるわ」

リンク「アイツらアタマおかしいんじゃねえのか?」


サル「ま、まずい。このままだとオイラは確実に殺される」

サル「で、でもそうなったらもう姫様を助ける手だてが……ああ、誰でもいいからなんとかしてくれ~!」

デクリンク「よっ!」

サル「あっ!? あ、あんたいつのまに……」

デク王「むむっ、こらそこの者、勝手に登るな!!」

執事「あっ………!?」

デクリンク「おっちゃん、悪いけどこいつ連れてくぞ。ちょっと聞きてぇことがあるんだ」

デク王「何をバカなことを……」


デクリンク「太陽拳!!!!!」カッ!


カァアアアアアッッ!!

デク王「ぐわあっっ!? め、目があああ!!」

ピー!!
ギャピー!!!

デク王「……はっ!? アホザルがいない! お、おのれあのガキ、サルを逃がしおったな!!」



執事「今の子は……ま、まさか……」


デクリンク「よう、危なかったなおめぇ。もう少しで殺されるところだったぞ」

サル「あ、ありがとう、助かったよ……で、でも早くしなきゃ! 姫様が危ないんだ!」

チャット「さっきウッドフォールの神殿がどうたら言ってたわね? 何があったの?」

サル「ああ、最近ウッドフォールから毒沼が涌き出るようになっちまってさ、オイラと姫様はその原因を調べに神殿に向かったんだ」

チャット「ちょっと、ウソ言うんじゃないわよ! 神殿なんてなかったわよ」

サル「神殿は王家の者が目覚めさせることで姿を現すんだよ……聖なる楽器で吹くこの、目覚めのソナタを!!」

♪♪ ♪♪ ♪~♪~♪~

サル「これをウッドフォールで奏でれば神殿は現れるんだけど……遠くまで響く楽器じゃないとダメなんだ」

デクリンク「もしかしてこれのことか?」つデクラッパ

サル「あ、あんた用意がいいね! それならいけるよ!」


『目覚めのソナタを覚えた!!』



サル「これでどうか姫様を助けてくれ……頼むよ!!」

デクリンク「おめぇ逃げねえのか?」

サル「……うん、だってオイラ、逃げるわけにはいかないよ。なんとか王様に説明するからそっちは任せるよ」

チャット「いいの? 殺されるかもしれないわよ」

サル「勝手に神殿に入って姫様を置いて逃げたのは事実だし、ケジメはつけたいんだ……王様も悪い人じゃないから……」

デクリンク「わかった。おめぇにそれだけの覚悟があるならオラもできるだけ早く姫様を助けてやるよ。あとはオラに任せろ!」

サル「頼んだよ!!」

ウッドフォール


デクリンク「ここでラッパを吹けばいいんだな? ほんとに神殿なんてあるのか……?」

チャット「やってみないとわからないわね。早く吹いて!」

リンク「おう」


♪♪ ♪♪ ♪~♪~♪


『目覚めのソナタを吹いた!』


ゴゴゴゴゴゴゴ……


デクリンク「うお……!?」


デーデーデーデーデーーーー


チャット「こ、これがウッドフォールの神殿」

ウッドフォールの神殿


チャット「うっ、クサイ!! ……やっぱりここから毒沼がでてるんだわ……」

デクリンク「えらく入り組んだ造りだな……オラ結構な数の神殿を見てきたけどここまでごちゃごちゃしてるのははじめてだ」

チャット「なに? アンタ神殿に入ったことあるの?」

デクリンク「おう、時の神殿や光の神殿……そういや光の神殿の反省室とか懐かしいな、またあそこで修業してぇぞ」

チャット「へー、意外……アンタ寺社巡りが趣味なんだ……似合わないわね」

デクリンク「ハハハ、そっか? けっこう楽しいとこばっかだったぞ!」

デクリンク「……ん?」

チャット「どうしたの?」

デクリンク「あぶねぇっ!!」バッ

チャット「きゃあっ!?」


ブオンッッ!!


デクリンク「チャット、大丈夫か?」

チャット「あ、ありがとう……でも、一体何が……」

デクリンク「どうやらお出ましみてぇだ」


ジャンジャンジャンジャンジャンジャン……

ズシン……

ビュン!! ビュン!!ビュン!!


密林仮面戦士 オドルワ


デンッデン デンデンデンデン デーン

デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン


デクリンク「こいつがあのサルが言ってたバケモノか」

チャット「で、でかい……こんなの、どうやって倒すのよ……」

デクリンク「よう、おめぇ話が通じるなら姫様を返してくれねぇか?」

チャット「は!? ア、アンタ何いってんの!?」

デクリンク「オラ無駄な戦いはしたくねぇ、姫様を返してくれたらさっさと出ていくぞ」

オドルワ「……」

オドルワ「ホラーコイ!!!!」ギラリ

デクリンク「ちぇっ、ダメか!!」ババッ


チャット「アンタねぇ! あんなバケモノ相手に話が通じるワケないでしょ!?」

デクリンク「そうかあ? オラ結構自信あったんだけどな……」

チャット「何ノンキなこと言ってるのよ! 来るわよ!!」

オドルワ「ホラーコイ!! ホラーコイ!!」

デクリンク「しょうがねぇな……わりぃけど恨むんじゃねぇぞっ!!」ズォアアアッッ!!!!!

バッキィイイイイン!

オドルワ「ホラーコブフォオオオエエエエ!?」

チャット「う、うそ……?」


オドルワ「ホ,ホラーコイ……!?」

デクリンク「今ので分かったろ、おめぇじゃオラの相手にならねぇ。早く降参して姫様を返せよ」

チャット「こ、こいつ……やっぱり……」


ものすごく強い!?


オドルワ「モ,モットコーイ!! モットコーイ!!」


ヒューンヒューン……


デクリンク「ん? なんだこりゃ、虫か?」

チャット「気をつけなさい! それは毒虫よ!」

オドルワ「シャーコイ!!! シャーコイ!!!」

バササササ……

デクリンク「蛾の大群か……おもしれぇ技使うなおめぇ。けどな……」キッ


デクリンク「わりぃがオラに小細工は通用しねぇぞ!」


ズォアアアアアアアッッッッッ!!


チャット「えっ!?」

オドルワ「!!!!!?????」



超デクリンク「ふう……」ブ……ウゥウウン……

チャット「な、なにあれ……金色になった……?」

超デクリンク「気をつけろよ……今のオレはちょっとつえぇぞ」シュインシュインシュインシュイン

オドルワ「ホ,ホラーコイ……!?」

超デクリンク「ずあっ!!!」カッ!


ドォオオオオオオオオッッ!!


チャット「きゃあああああ!?」

オドルワ「ホ,ホラー…………!?」

超デクリンク「おっといけねぇ、つい力が入りすぎちまったぜ」ニヤ

チャット(ち、違う! 今までのどこかポワンとしてたアイツとは全然違う!?)

チャット「ア、アンタ、一体何者なの?」

超デクリンク「オレか? そうだな……ハイラル育ちのサイヤ人……らしいぜ」

チャット「サ、サイヤ人……」


超デクリンク「――――一気に終わらせる!!」





ドォオオオオオオオオッッッッ!!


チャット「は、速すぎ――――」

超デクリンク「シャッ!!!!!」


ギュルリンッッ!!!!!
ズドォオオオオン!!!!!


オドルワ「ホラボフッッッッ!!!!????」

チャット「か、回転アタックよね? あれ……」

超デクリンク「だぁああああああ………!!!!!」プクゥウウウウウウウウ………!!!!!

チャット「で、でか……!?」

超デクリンク「繰気弾! ――――だりゃぁああああああ!!」

バシュゴオオオオオオ!!!!!!




オドルワ「ホラーコ……!?」

バキィイイイイン!!

オドルワ「ヘプッ!!?」

超デクリンク「ハッ! ホッ! フッ!」バババババ……!!!!!

ズガガガガガガガガガ!!!!!!!

チャット「な、なにあれ……? シャボンが相手を追っかけてる」

超デクリンク「バッッッッッ!!!!!!」


ズキュウウウウン!!!!!


オドルワ「ギャアアアアア!?」


チャット「空に浮いた! ……あ、あれ? アイツは?」



ギュルルルルルルルルルル……

ボフッ


チャット「デク花……?」


超デクリンク「こいつで終わりだ!!」ギュイィイイイイイン……

オドルワ「ホ,ホラーコイ……」フラフラ

超デクリンク「ぶっ飛べーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!!」カッ!


ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!


オドルワ「ギャアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ……………………オドレンワー…………」



デーン デーン

デッデッデーン デーン

デーンデーン






チャット「デク花を利用したアタックで決めた……。ま、まるで大砲……ううん、流星みたい」

『もっとスゲェ事もできるけどまた今度な!』

『なによそれ。モンスターにでも変身するんじゃないでしょうね』

チャット「モンスターどころじゃないわ。スゴすぎるわよアンタ……」


デクリンク「――――ふうっ!! いやー、この体でも結構いけるもんだな!」フ……

チャット「お、おつかれ……」

デクリンク「ん? チャット、おめぇなんでそんな離れた所にいるんだ?」

チャット「いや、アンタに近づいても大丈夫かなって……」

デクリンク「はは、心配すんなよ。これでも前よりはコントロールできるようになったんだぜ」

チャット(ってことは前はどんだけヤバかったのよ……)

デクリンク「それより姫様はどこにいるんだ? 早く見つけねぇとサルが殺されちまうぞ」

デクリンク「……ん? なんだこりゃ」


『オドルワの亡骸を剥ぎ取った(?)』


チャット「なにこれ……さっきのやつの顔?」

パアアアアアアアアア!!

チャット「きゃあっ!?」

デクリンク「な、なんだあ!?」



『邪悪な仮面に封じ込められた魂が 今 解放される!』


次回予告


オッス! オラ リンク!


ウッドフォールには巨人っていうデカイヤツが封印されてたんだ。この世界の賢者ってみんなこんな姿なのか? 姫様も見つけたし、早くサルの所に戻らねぇとな!
あれ? そういや約束が被ってたような……?


次回、トライフォースZ Sparking!


リンクうっかり! ダブルブッキング!


見てくれよな!

オッス! オラ 作者!

今日はけっこうスラスラ書けました。
それにしても最近の悟空さは戦闘バカっぷりに磨きがかかってますな
……更年期かしら?

投下しまーす


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


ウッドフォールの神殿に囚われたデク姫を助けるため、リンクたちはサルから教わった目覚めのソナタで目覚めた神殿に乗り込んだ。
そこのボスであるオドルワを超デクナッツの圧倒的パワーで粉砕し、亡骸を剥ぎ取ったリンクは謎の光に包まれるのであった……


リンクうっかり!? ダブルブッキング!!


巨人の空間


リンク「なんだここ……賢者の間てぇだな」

チャット「あ……? なにあれ、なんかいるわ!」


ウッドフォールの巨人「……」


リンク「なんだあいつ、顔から手足が生えてんぞ。辺なカッコだなあ」

巨人「……ヴォー……」

チャット「ねえちょっと、なんか言ってるみたいよ」

巨人「……ヴォー…ヴォーヴォーヴォーヴォーヴォー……!」

チャット「あの鳴き声……もしかして何かの曲を伝えようとしてるんじゃないの?」

リンク「曲を? へえ、おめぇよくわかったな。どれどれ……」


チャット「こんなメロディかしら……♪~……♪~♪~♪~♪~♪~……」

リンク「これを吹きゃいいのか。えっと……こうか?」


♪~……♪~♪~♪~♪~♪~


『誓いの号令を奏でた!』


巨人「……ヴォー…ヴォヴォ……」

チャット「よ・ん・で……? 呼んでだって」

リンク「呼べってこのデカイ奴をか? どういう意味なんだ……?」


パアアアアアアアアア……


ウッドフォールの神殿


チャット「トレイルの言ってた4人の人たちってもしかしたら……さっきの仮面の中に封じ込められていた者のことをいうのかしら?」

チャット「……それよりアンタ……さっきはスゴかったわね! なんか、戦いなれてない?」

リンク「まあな、オラ戦うことが飯食うのと同じくらい好きだからな!」

チャット「その調子で残りの3人もがんばって助けてあげなさいよ!」

チャット「……ねえ!」

リンク「ん、なんだ?」

チャット「その……」

チャット「アンタにいままでしたことと馬のことは……謝るわ。……ゴメン!」

リンク「なんだ、いきなりどうしたんだ?オラ別にそれならもう気にしてねぇぞ」

チャット「な、何よ、せっかく謝ったのに! ……ちゃんと謝ったからね!」プイッ

リンク「……?」

チャット「じゃあ急いでサルの言ってた姫を助けて次は山に行くわよ!」

リンク「あ、そういや姫様ってどこにいるんだ?」


ガササ……


リンク「んっ?」


デク姫「あなたは……誰なの?」

リンク「オッス、オラリンクだ。もしかしておめぇが姫様ってのか?」

デク姫「リンク様ですか……?はじめまして。私はデク国の姫です」

デク姫「あなたは……もしかしたらあのおサルさんにたのまれて私を助けに来てくれたのですか?」

リンク「まあその通りだけどさ……よくしゃべってもねぇのにサルのことがわかったな?」

デク姫「そうでしょ! だってあなたの体からあのおサルさんのニオイがかすかにしますもの!」

リンク「ニオイ……オラそんなにケモノくせぇか」くんくん

チャット「さあ……」

デク姫「そうですか、あのおサルさん……無事だったのですね。よかった」

デク姫「私の帰りが遅いので心配性のお父様があのおサルさんを誘拐犯と間違え……

デク姫「まさかおしおきでもしてるんじゃないかと心配してたのですよ。フフフ」

リンク「いや、おしおきどころか今にも殺されそうになってたぞ」

デク姫「……………………」

デク姫「………………………………マジ?」

チャット「マジよ」


デク姫「ほんとうにお父様がそんなことを! お父様ったら、また早合点して!」

デク姫「と、とにかく時間がありません。リンク様、急いで私をデクナッツの城まで連れてってくれないでしょうか?」

リンク「わかった。ちょっと待ってろよ……えーとサルの気はっと……」ブツブツ

リンク「あった! チャット、姫様、少しオラに掴まってくれねぇかな」

デク姫「え、わ、わかりました……」

チャット「アンタ今度はなにするの?」

リンク「まあすぐにわかるさ。んじゃ、行くぞっ!」


ピシュンッッ!!


王の間


デク神父「え~、それでは罪深きクソザルよ、最期に言い残すことはあるかっピ?」

サル「るせえ!! さっきからマトモに話も聞いてくれなかったクセに!」ぶらーん

デク王「それが最期の言葉とはなんともマヌケだなアホザル!! ロープを降ろせ!」

サル「わー! や、やめろぉ!? 動物虐待で訴えるぞ! 訴えて勝つz」

ジャボン

サル「ゴボボボボボガボギャボボ!?」


ピシュンッッ!!


チャット「あれ!? ここって王の間じゃないの」

デク姫「そ、そんな、さっきまでウッドフォールにいたのに?」

リンク「瞬間移動ってんだ。びっくりしたろ? 滅多につかわねぇんだぞ!」

チャット「も、もうなんでもアリねアンタ……」

デク王「おお、姫! 姫ではないか! 無事だったのか、心配したぞ」

デク姫「お父様……! 私のことより、おサルさんは……」

デク王「んん? あのアホザルなら……見よ! この通りサル鍋にしているところだ!」

サル「アヂャギャボボボボボボ%$#&+@?\『!?」


デク姫「」


デク姫「……」ぷるぷる

リンク「あ、ヤベェなアイツ! 早く助けねぇと死ぬぞあれ」

デク王「どうだ姫よ、お前をひどい目に会わせたサルを使って今夜はサル鍋と洒落こもうではないk」


デク姫「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ぐわっ


リンク「!?」

チャット「きゃあっ!?」

執事「ま、まずい、姫様がキレた!!」


デク姫「グオオオオオオオオオオオオオオオ……!!! ウオオオオオオオオオオオオ!!!」


デク王「あ……ああ、ダメだ姫、それ以上気を高めるな! やめろ姫、落ち着けぇ!」

デク姫「アアアアアア"ア"ア"ア"ア"!!!!!!!」キュイィーン ビガーーーー


ドオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!!!



チャット「……ナニアレ」



超デク姫「くきぃいいいいい……!!!!!」テッテッテーン



リンク「スゲー気だ……あの姫様、なんで掴まってたんだ?」

執事「で、伝説の……超デクナッツ……もうダメだ……おしまいだ……」


デク姫「親父ぃ……まずお前から血祭りにあげてやる」


デク王「だ、だれか姫を止めろ!! この城そのものが破壊しつくされてしまうぞ!?」

デクナッツ「ピー! わかりましたっピ!」
デクナッツ「ピ、ピー! 姫様、落ちついt」

デク姫「ふん!!」

ドゴァ!!

デクナッツ「ピギッ!?」

デク姫「グハハハハハハハハ!!」

ドガッゴスッッ!!
ベギャ!! ギエエエエ!!
ブルァアアアアアアア!?



執事「姫様こそ伝説のデクナッツそのものだったのだ……」

執事「生まれついてのケタ外れの戦闘力は成長するにしたがって、教育係の私が恐怖を感じるほど増大し、凶暴化していったのです」

チャット「」ガタガタ

リンク「おい、大丈夫か?」

サル「あ、ありがとう……」


デク王「」コソコソ

デク姫「どこへ行くんだぁ?」

デク王「ピイッ!? お、お前と一緒に避難する準備だぁ!?」

デク姫「一人用のデク花でか?」ガシッ


デク姫「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

ミシミシミシベキ!!

デク王「ギエピー!? うぎぎ、自分の娘に殺されるとは……これもデクナッツのさだm」

デク姫「グオオオオオオオーーーーーーーッッッッ!!!!!」ピューン!

デク王「ちょ、最後まで言わせ」

ざっぱーーーーん

デク王「あわぢゃあああああああ!?」





リンク「茹でナッツだな」
チャット「自業自得ね」

今日は一旦筆を休めます。
また明日

明日っていつだよ

明日は明日だよ

>>290
>>291
すんません明日って今日です……。
今日の夕方ごろに投下します

投下します



--


デク姫「おサルさん、そしてリンク様、この度はたいへん申し訳ありませんでした……。おい、なんか言えや」ゲシ

デク王「ま、まことに申し訳ありませんでした……今回はさすがに懲りましたっピ」ボロッ

サル「は、はは……いいんだよ姫様、オイラそんなに気にしてないからさ」

リンク「なあ、おめぇオラとちょっと戦ってみねぇか? さっきのまるで超サイヤ人みてぇだったぞ」ワクワク

デク姫「えっ!? そ、そんな、私、戦うなんて物騒なこととてもできませんわ」

チャット「嘘つけ……」

執事「姫様は極限までストレスを溜めると見境がつかなくなって今回のように暴走してしまうのです。どうかご内密に……」ヒソヒソ

チャット「あ、ああそう……どうりで……」

リンク「ちぇっ、もったいねぇなあ」


デク姫「ウッドフォールの呪いが解けたことで、この沼地も元の清浄な環境に戻ることができました。デクナッツ一族を代表して感謝します!」

サル「オイラの見込んだ通りだったよ。これでサルとデクナッツはまたうまくやってけると思う。ほんとにありがとな」

リンク「おう、よかったな」

サル「……でも、なんだろう。まだ何か悪いことが起こるような気がするんだ。ただの思い過ごしだといいんだけど……」

チャット「……」

執事「リンク様」

リンク「ん? オラになんかようか?」

執事「王と私から是非感謝の品を受け取って欲しいのですが、少し着いてきてもらっても宜しいでしょうか?」

リンク「おっ、ほんとか!? それじゃ遠慮なく貰っちゃおうかな」

チャット「なにかしらね?」

執事「では、こちらに……」

執事「……それと、個人的な頼みなのですが、デクナッツの姿になっていただけないでしょうか?」

リンク「へ? 別に構わねぇけど」

執事「……ありがとうございます」

デクナッツのほこら


執事「ふう、ふう……あ、あなた、意外とやりますね……つい本気を出してしまいましたよ」

デクリンク「いや、おっちゃんも結構やるじゃねえか。オラも足が短かったから追っかけるのが大変だったぞ!」

チャット「なによ、汗一つかいてないじゃないの!」

執事「いえ、私も久しぶりに楽しい時間を過ごせました。ありがとうございます。……それではこの品をどうぞ」


『ブーさんのお面を手に入れた!』きんのごまだれー!


執事「これは森で不思議なキノコを手に入れる時に使うお面です。キノコ狩りの際に被ってみてはいかがでしょうか?」

デクリンク「へー、ありがとなおっちゃん!」

執事「……ほんとうによく似ている……」

デクリンク「ん?」

執事「いえ……なんでもないのです……そう、なんでも……」

沼地

チャット「これでこの地方の問題は解決したわね! さあ、次の目的地に行くわよ!」

リンク「まあ待てって、もう日も暮れそうだし、一回クロックタウンに戻らねぇか?」

チャット「何? グズグズしてる暇はないわよ」

リンク「そうだけどさ……なんか忘れちゃいねぇか?」

チャット「なんかって……あ」

リンク「そうそう、アンジュ姉ちゃんと会う約束してたじゃねぇか!」

チャット「そうだったわね……アンタ、よく覚えてたわねえ」

リンク「へへっ! んじゃ、行くか!」

チャット「……でも、まだなんかあったような……?」

最初の夜 アオーン


チャット「とは言っても0時までまだずいぶん時間があるわね……どうしよっか?」

リンク「そうだな、やっぱ飯でも食って時間を潰そうか……ん?」


緑色のおっさん「んん~、この辺のマップも粗方書き終わったな~」


チャット「……なにあれ、見るからに怪しいわね……。ちょっと、無視よ無視」

リンク「よう、おめぇこんな所で何やってんだ?」フワーッ

チャット「」ズルッ

緑色のおっさん「んん! ぬおお~!? ひ、人が飛んでる~!?」


--


チンクル「おお、緑色の服に黄色い妖精! もしかしてオヌシ妖精さんなのか?」

チンクル「ボクの名前はチンクル! オヌシと同じ森の妖精だと思うんだが……」

チンクル「35歳になった今でもボクの所には妖精が来ないんだ。オヤジはいい年こいて目を覚ませっていうけれど……ゼッタイにチンクルは妖精の生まれ変わりさ!」

リンク「いや、確かにチャットは妖精だけどオラはサイヤ人だぞ」

チンクル「サイヤ人ってなんなのだ? 妖精さんの一種か?」

チャット「こんな妖精がいてたまるか!」


チンクル「ぬふふ~! 嬉しいな~! ねえ、よかったらボクと友だちになってよ! 今ならマップも安く売ってあげるよ」

リンク「へ? べ、別にいいけど、オラそんなに遊んでられねぇぞ?」

チンクル「ええー残念だなあ……ま、いっか! 気が向いたらいっしょに妖精さんについて語り合おうじゃないか」

チャット「ねえ、早く行こうよ。こいつゼッタイヤバいわよ」

リンク「んん~、そっか? そんな悪いやつにはみえねぇけどな」

チャット「悪いとか以前の問題よ! 35歳でこのカッコは明らかにヤバいわよ!」

リンク「まあそこまで言うなら……悪いけどおっちゃん、オラたち急いでいるからまた今度な」

チンクル「うん! 縁があったらまた会おうぜ!」


チャット「あーびっくりした……。アンタ、むやみやたらに人に話かけるんじゃないわよ!」

リンク「そう怒んなって。マップくれたじゃねえか」

チャット「……ま、まあ、確かに出来のいいマップね……。見かけによらず堅実に作ってるじゃない」

リンク「えーと、クロックタウンは……へえ、ここらへんはタルミナっていうのか。やっぱハイラルとは全く違うんだな」


ピ~ヒャララ~……


リンク「ん?」


チャット「今度は何? またへんなもの見つけたんじゃないでしょうね」

リンク「なんかへんな音と気がするな」


ピ~ヒャララ~


カマロ「われ死して……月になげき……我が 舞いを世に残せず……ただ悔いるばかり」

「(訳)くやしいぜ お月さんよ オレは死んじまったぜ!」
「あ~あ オレのダンスで世界中を熱狂のツルボにする予定だったのによ~」
「この新作ステップ ダレかにレッスンしときゃよかったな~」

リンク「なんだこいつ」

チャット「幽霊……かしら? すごく悔しそうね。地縛霊になってまで踊るなんて」

リンク「こんなときは確か……トドメの歌だな!」つオカリナ

チャット「いやしの歌よ! 物騒ね!」

♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~……

『いやしの歌を奏でた!』

カマロ「わが舞いを 世にまき……育てよ……」
「(訳) あんたに教えたからな! 流行らせてくれよ!」

『カマロのお面を手に入れた!』きんのごまだれー!
『ダンスの後継者になった!』

カマロ「たのんだぞ……」
「(訳) 頼んだぜ……」

スーーーーーーー……

リンク「気が完全に消えた……」

チャット「なんだったのよ一体……」


チャット「アンタ、ここのところ変なやつと縁があるわねー……。呪われてんじゃないでしょうね?」

リンク「ははは、まさか。……でもさ、このタルミナってとこもハイラルに負けず劣らず変なやつらがたくさんいるよな」

チャット「まあアンタが一番変だけどね!」

リンク「ひでぇなおめぇ……」

--

ナベかま亭 午前0時


アンジュ「こんばんわ……来てくれてありがとうございます」

リンク「オッス、それで話ってなんなんだ?」

アンジュ「彼……カーフェイから手紙が届いたんです」

アンジュ「明後日の夜までに必ず迎えに来るって……。でも、私、彼のことを信じていいかわからなくて……」

リンク「来るって書いてあるんだから待てばいいんじゃねぇか?」

アンジュ「ええ……。でも、来なかったら……。そう思ったら急に不安になって……! も、もしもクリミアの所に彼がいたら、私……!」ガタガタ

チャット「……」

リンク「?」

アンジュ「お願いです。彼に手紙を渡してくれませんか? 明日の朝までにポストに入れてくれれば届く筈です」

アンジュ「私には……確かめる勇気がないから……」

洗濯場

♪♪♪~♪♪♪~ ♪~♪♪♪ ♪♪♪~

リンク「よくわかんねぇなあ。会いたけりゃ会えばいいのになんで迷ってるんだ?」

チャット「オトナはフクザツなのよ。ま、アンタみたいな子どもにはまだ早いってことね!」

リンク「む、なんだよー、オラだって少しの間だけどオトナになってたんだぞ」

チャット「はあ? なにいってんのよアンタ」


♪♪♪~♪♪♪~ ♪~♪♪♪ ♪♪♪~


チャット「……さっきからうっさいわね! 何時だと思ってんのよ!」

グルグル「ルルララ~♪ ウルセーから出てけって言われたのにひどい~♪」

リンク「まーた変なのが出たなあ」


グルグル「こんな夜はあの日を思い出す~♪ ……お客さん、よかったら話を聞いてくれないかい?」

チャット「どうする?」

リンク「いいんじゃねぇか? オラ別に構わねぇぞ」

グルグル「なら話しましょう~♪ 私の懺悔~♪」


グルグル「お客さん…ボクはね 昔 動物楽団にいたんですよ。イヌとかロバとかの」

なんで ヒトがいるのか~♪
なんで ヒトがいるのか~♪
それは、ヒトも 動物だからさ~♪

グルグル「みんな、いいヤツだったよ。でもね、気に入らないことが ひとつ あったんだ。それは……」

なんで、イヌが リーダーなのさ~#♪
なんで、イヌが リーダーなのさ~#♪
それは、ボクが 悪いのか~#♪

グルグル「そのイヌがさ、すごいヤツでどんな動物相手でもりっぱな楽団にしちまうんだ」

だから、ボクは 盗んだのさ~♪
イヌの お面を 盗んだのさ~♪
リーダーの お面だから ほしかったのさ……♪

グルグル「……なあ、お客さん、たとえ一時の気の迷いでも、悪さをしちまったら永遠に消えないもんなんですよ。たとえ周りが許してくれても……」

グルグル「コイツは前科がある。ドロボーだって思われ続けるんです。そうなっちまったらおしまいなんですよ……」

リンク「……」

チャット「……」


グルグル「こんな恥ずかしい話、聞いてくれてありがとうよ。……これはお客さんにあげるよ」


『ブレー面を手に入れた!』きんのごまだれー!


グルグル「今度は仲間を裏切らない~♪ 拾ってくれた座長の恩に報いるためにも~♪」


♪♪♪~♪♪♪~ ♪~♪♪♪ ♪♪♪~





リンク「なあ、チャット」

チャット「なによ」

リンク「オトナってフクザツなんだな」

チャット「……そうね」


リンク「タルミナに来て思ったんだけどさ、みんななんだか心にデカイ悩みってのを抱えてる気がするんだけど気のせいか?」

チャット「そう? 誰だって悩みの一つや二つくらい持ってるもんじゃないの? 逆にアンタは悩みが無さすぎなのよ!」

リンク「はは、オラ悩む前に体が動いちまうからな」

チャット「ほんと呆れた……これでたまに顔つきがキリッとするときがあるから油断ならないのよね……」ボソ

リンク「? それってどういう……」


エポナ「ヒヒーン!」


リンク「あ、あれ!? エポナじゃねえか。外にいたはずなのに……」

チャット「ちょっと、どうしたのよ?」

エポナ「ブルルッ!」グイグイ

リンク「な、なんだどうした? 空きビンなんか引っ張って……それはロマニーから牛乳入れてもらうのに必要な……」


リンク「……」

チャット「……」





リンク「あ」








UFO『ミョミョミョミョミョミョ……』


ウシ「モーーーーッッ!?」

ウシ「ブモーーーーーーッッッ!?」

ロマニー「あ~~~~!!」







リンク「や、やっべえ……すっかり忘れてた……ロマニーとも約束してたんだった」

チャット「も、もしかしてあの娘になにかあったんじゃないの?」

エポナ「ヒヒーン!」

リンク「何々……がんばったけど数が多くて間に合わなかった……そっか、エポナ、おめぇよくがんばったなあ」ヨシヨシ

エポナ「ブル……」

チャット「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ! ほら、さっさと助けに行くわよ!」

リンク「ああ、わかった。それじゃおめぇら、オラに掴まれ!」


リンク「えーと、ロマニーはっと……アイツの気はちいせえから探りにくいな……」ブツブツ


リンク「……あった! それじゃ行くぞ!」


ピシュン!!

UFO 内部


ロマニー「な、なに……? なんなのコイツら……」ガタガタ


フラット星人1「オイ、コイツハ ウシジャナイゾ ダレカ マチガッテ ツレテキタナ」

フラット星人2「ヨクミタラ タルミナケナシザル ノ メスノ ヨウタイ ジャナイカ」

フラット星人3「マア イイカ チョウド ツギノ セイタイチョウサハ チテキセイメイタイノ メスニ シヨウトオモッテイタトコロダ」

フラット星人1「ダイジョウブカ ヨウタイダゾ セイショクキノウハチャントハタラクノカ」

フラット星人3「ソレヲ コレカラ シラベルノダ」


ジュルジュル……ウゾゾ


ロマニー「ひっ!?」ビクッ

フラット星人3「ジャマダナ コノ ゼイジャクナ ソウコウハ ハギットッテシマオウ」

ジュルルルルルルル

ロマニー「いやあああああああああ!?」

眠いので今日はここまでにします
ばいちゃ

こんな時間だけどちょっとだけ投下します


フラット星人3「コラ、アバレルンジャナイ ボタイノ テキセイヲ シラベル ダケダ」

ロマニー「やだ、はなしてぇっ……!!」ジタバタ

フラット星人2「ウム ヤハリ ウシトチガッテ キフクニ トボシイカラダダ コレデハ アノシロイエキタイヲ サイシュスルノハ ムズカシイノデハ?」

フラット星人1「ダカラソモソモ ヨウタイデハ ハナシニナランダロウガ シュッサンシタ セイタイデナケレバ イミガナイダロウ」

フラット星人2「ソレハドウダ? タメシニ オスノ ウシト……」

ロマニー「だれか助けてー!」ジタバタ

フラット星人3「アノ ウシノ ブンピツスル エキタイニハ キョウイテキナ エネルギーゾウキョウサヨウガアル コノメスモオナジモノガ ブンピツデキル カノウセイガアルナラ タメスカチハアル」

フラット星人3「マア イロイロ タメシテミテ ダメダッタラ キオクヲケシテモドセバ……」


ピシュン!


リンク「あれ? どこだここ……」

チャット「な、なによあのへんなの!? モンスター?」


フラット星人「!?」


ロマニー「バ、バッタくん……」

リンク「あ! 悪いなロマニー、ちょっと遅れちまった。でも、もう大丈夫だぞ」

ロマニー「……バカーーーー! 遅すぎるわよ! ずっと待ってたのに!」

リンク「わ、悪かったって……ごめんな。今助けてやっからよ」

フラット星人1「ナンダ コノ マヌケナカオヲシタ サルハ」

フラット星人2「マテ コイツマサカ」

シュッ!!

リンク「よっと……ケガとかねぇか?」

ロマニー「え、あ? ……あれ?」オヒメサマダッコ

フラット星人1「イツノマニ ナンテスピードダ」

チャット(速い……!)

フラット星人3「ナ、ナゼ コンナトコロニ サイヤジンガ イルノダ アレハ モウゼツメツシタハズダ」

フラット星人2「ソレヨリ ドウスル? サイヤジンガ カラムト ロクナメニ アワナイゾ」

リンク「んじゃ、さっさと逃げっか」

ロマニー「待って、まだウシたちが捕まってるの!」

チャット「ゼイタク言わないの! ウシまで全部助けられるわけないじゃないの!」

ロマニー「でも……」

リンク「わかった、ちょっと待ってろ」


チャット「そうよ! アンタの圧倒的パワーでそいつらをやっちゃいなさい!」イケーッ

リンク「よう、おめぇら宇宙人か? オラも宇宙人だから仲間だよな。頼みがあるんだけどウシを返してくれねぇか?」

チャット「だあああああ!?」ズコー

フラット星人1「オカシイゾ サイヤジンニシテハ レイギガ ヨスギル」

フラット星人2「マサカ トクイコタイナノデハ? コンナヘンキョウノ ワクセイニ イルクライダカラナ」

フラット星人3「ツカマエテ シラベテミタイナ」

チャット「アンタね! そうやって毎回毎回なんでノンキなのよ!」ウガー

リンク「い、いや、だってよ……オラ弱いものイジメは好きじゃねぇし」

チャット「そんなこと言ってる場合かーーーーっ!!」


リンク「わ、わかったから耳元であんま騒ぐなって。ったくしょうがねぇな……」

リンク「おう、おめぇら悪いけどウシは返してもらうからな。文句言うんじゃねぇぞ」

リンク「こっちからウシの気配がするな」スタスタ

フラット星人2「マテ カッテナコウドウハ ヒカエテ モラオウカ」

ピシュン!

フラット星人2「!? マタ キエタ」

フラット星人1「オチツケ シュンカンイドウダ ヤードラットノホカニ デキルトハ ヤハリタダノサイヤジンデハ ナイ」

リンク「これで全部だな。そんじゃとっとと出てくぞ」

ウシ「ブモ……」

ロマニー「よかった、無事だったのね!」

リンク「えーと、おめぇらあそこのドア開けてくれねぇか? あんまり荒っぽいことやりたくねぇんだ」


フラット星人3「オイ ドウスル? ハッチヲアケロト イッテイルゾ」

フラット星人1「チイサクテモ サイヤジンヲアイテニスルノハ リコウデハナイ オトナシク シタガオウ」

フラット星人2「ソウダナ ウチュウセンヲ コワサレタラタマラナイ」ピッ

ウィイーーン

フラット星人2「ホラ ハヤク イエニカエレ ソレト コノコトハ ミンナニハナイショダヨ」

リンク「サンキュー、お邪魔して悪かったな。それじゃおめぇら、オラに掴まれ」

チャット「アンタ、ラッキーだったわね! ほら、行くわよ」

ロマニー「う、うん。でも、降りれるの? 下は空だよ……」

リンク「大丈夫だって! 行くぞ~~~~!!」ピョーン

ロマニー「あ~~~~!?」

ウシ「ブモーーーーーーッッッ!?」

ロマニー牧場


クリミア「どうしてこんなことに……」

クリミア「ああ……こんなことなら最初から話を聞いていれば……ロマニー……どこ行っちゃったの?」


――――ああああああ!?


クリミア「え?」

ロマニー「あ~~~~!?」ヒューン

ウシ「モーーーーッッ!?」ヒューン

クリミア「ロマニー!? なんで空から!?」

リンク「よし、着いたぞ」キャッチ

ロマニー「し、死ぬかと思った……」

クリミア「ロマニー、アンタどこ行ってたの!? 心配したんだから!」


--

クリミア「う、宇宙人に連れ去られたって……そんな非現実的な」

リンク「ほんとのことなんだけどな。まあ宇宙人なんて滅多に見られねぇよな」

ロマニー「スゴく怖かったよ……。おねえさま、ごめんなさい、一人で勝手に外に出て……」

クリミア「……ううん、いいのよ。ロマニーが無事に帰ってきてくれて本当によかった……」

クリミア「アンタ、ロマニーを助けてくれてありがとね。お礼に朝ごはんをご馳走させてもいいかな?」

リンク「えっ、ほんとか!? いや~すまねぇな! ちょうど腹へってきたところだったんだ!」グーキュルル

チャット「アンタいつもお腹空いてるでしょ!」


リンク「ムシャムシャガツムグムグ……ん~うめぇ!」ズババババ

リンク「おかわり!」

クリミア「す、スゴい食べっぷりね……」

ロマニー「もう十皿目だよ! ほら、これも食べて」

リンク「お、サンキュー! ガツガツガツガツ……」

ロマニー「それにしてもバッタくん、来るの遅すぎよ! 女の子との約束はちゃんと守らなきゃダメよ?」

リンク「ん……すまねぇな、オラもちょっと忙がしくて忘れちまってた」

チャット「ほんとよね、コイツったら妙な所で抜けてるんだから」

リンク「むぐ……なんだよー、チャットだって忘れてたじゃねぇか」モグモグ

チャット「なによ、なんでもかんでも約束するから忘れるんじゃない!」

クリミア「まあまあ」


--


リンク「ふー食った食った! やっぱここの飯はうめぇな!」

クリミア「ふふ、ありがとね。それよりアンタ、これからどこへ行くの?」

リンク「今度は山に行くつもりだ。そろそろ気合いいれていかなきゃマズイからな」

クリミア「山って……今は確か雪が降ってた筈だけど大丈夫? あまり無理しちゃダメよ?」

リンク「雪か……オラ寒いのは苦手だな~。ま、なんとか我慢するしかねぇな」



クリミア「気を付けなよ、最近は物騒だから。……じゃ、あたしは準備があるから先に行くわね」

ロマニー「おねえさま、いってらっしゃい!」

チャット「女手一つでここを切り盛りしてるの? 大変そうね」

クリミア「あら、これでも体力には自信があるのよ? 牧場の女は強いんだから。それじゃロマニー、後片付けをお願いね」

ロマニー「はーい」


--


リンク「うっし、それじゃそろそろ出発すっか!」

チャット「雪山か……こんな季節に雪なんて、また妙なことになってそうね」

ロマニー「バッタくん、また遊びに来てね!」

リンク「おう、おめぇもあんまり無茶すんじゃねぇぞ」

リンク「じゃ、またな!」フワッ


ズヒューーーーン!!



ロマニー「行っちゃった……不思議な人だったなあ……バッタくん。……ううん」

ロマニー「……またね、勇者くん」

次回予告


オッス! オラ リンク!


雪山に着いたオラたちが目にしたのは寒さに苦労してるゴロン族だった!
なんでもゴロンの勇者が異常気象の原因を解決しに行ってんだけど帰ってこねえらしいぞ
スノーヘッドの神殿って所に何があったんだ?


次回、トライフォースZ Sparking!


無念! 地縛霊ダルマーニ!


見てくれよな!

オッス、オラ 作者

長い1話だったがとりあえずここまで

リンク「オッス! オラ リンク!」

リンク「信じられねえことに明日でこのゼル伝XDBが一周年なんだってよ! ひゃーずいぶん長く続いたもんだなー!」

リンク「でも作者の都合で明日はなんもできねぇみたいなんだ。全く世知辛い世の中だな~」

リンク「つーわけで今日の夕方に投稿すっぞ! みんな見てくれよな!」

リンク「トライフォースっちゅうのを手にいれればいいんだな?」
リンク「トライフォースっちゅうのを手にいれればいいんだな?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471596620/)
リンク「オラはハイラル育ちのサイヤ人だ!」
リンク「オラはハイラル育ちのサイヤ人だ!」 DB×ゼルダの伝説 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473167709/)


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


タルミナの困っている人たちの悩みを解消して廻るリンクたち。
ロマニーとの約束をすっぽかしたことを思い出した二人は急いで牧場へ向かうと、そこには宇宙人にキャトられたロマニーの姿があった。
なんとか救出したリンクは次の目的地に向かうのだった……。


無念! 地縛霊ダルマーニ!


マニ屋の裏


キータンのこども「緑の服にはねまくった黒髪……アンジュの手紙に書いてあった通りだな」すっ

キータンのこども「ぼくがカーフェイだ。よろしく」

リンク「おめぇが? 思ってたよりもずいぶんちっこいんだな」

チャット「あのねえ! あたしたちが用があるのは大人のカーフェイなの! アンタ、こどもじゃないの」

カーフェイ「……仮面を被った変な小鬼にこんな姿にされたんだ」

リンク「それって……」

チャット「あっそ、運が悪かったわね」

カーフェイ「結婚式前だから浮かれてたんだ……。だけど、アンジュに会わないのはこんな姿になったからじゃない」


カーフェイ「大妖精様に相談しに行った途中で、ニヤニヤしてひょこひょこ歩く男に婚礼のお面を盗られたんだ!」

チャット「アンタ、抜けてるわねえ。うちの相方みたいね」

リンク「ははは、ひでぇ!」

カーフェイ「お面を取り返すまで彼女には会えない。……アンジュにはこれを渡してくれないか?」


『思い出のペンダントを預かった!』ごーまーだーれー!


リンク「でもよ、盗ったヤツのあてなんてあるんか?」

カーフェイ「ここは盗品を扱うマニ屋の裏だ。ここから覗いていればあいつは必ず来るはずさ……それじゃ、アンジュによろしく」

リンク「おう、まかせとけ!」


--

ナベかま亭


アンジュ「このペンダントは……! わかりました、私、彼を待ちます!」

チャット「いいの? どこかに避難するんじゃなかったの?」

アンジュ「はい、私、彼を信じます。昔のことを思い出しましたから……」

アンジュ「私はもう大丈夫です。本当にありがとうございました!」


チャット「これで一件落着……じゃないわね。アンタ、あのカーフェイってのはどうするの?」

リンク「そうだなー、アイツなんかひょろっとしてるし、なんか危なっかしいから心配だな……」

チャット「時間があったらもう少し様子を見るわよ! それと、今度は忘れるんじゃないわよ」

リンク「わかってるって!」

リンク「それにしても、おめぇやけにあのカーフェイってのの心配するな? どうしてだ?」

チャット「……アンタ、さっき言ったでしょ。危なっかしいって……。そういう所がトレイルに似てたから、ついほっとけなかったのよ」

リンク「へー、おめぇ普段はキツイけどなかなか優しい所あるんだな! オラちょっとびっくりした
ぞ」

チャット「う、うるさいわね! こんなの気まぐれよ、気まぐれ!」カァァ

チャット「ほら、さっさと山に行くわよ!」

リンク「お、おう」


山里


ヒュゥゥゥゥゥ……



チャット「さささささ寒い……! ゆ、雪が降ってるって聞いてたけど……!」

リンク「うーさみい……。思ってたよりやべぇな、どこも真っ白じゃねぇか」

チャット「早く解決しないと凍死しちゃうわ……!」

チャット「アンタ、気?だったっけ? あれで邪悪な気配とか探れないの?」

リンク「ん、待ってろ……ちょっくら探ってみる」ス

リンク「んー……ん? これは……」

チャット「どうしたの?」

リンク「なんか今にも消えそうな気を感じるな。……こっちだな」

チャット「あ、ちょっとどこ行くのよ!」


長老「」カチーン

チャット「……なによ、これ。ゴロン? 死んでんじゃないでしょうね」

リンク「いや、まだ生きてっぞ。でもこのままじゃ死ぬなコイツ」

リンク「ちょっと離れてろ……ハッ!」ボウッ


シュゥウウウ


長老「あー……生き返ったゾラ」

チャット「混ざってる混ざってる!!」


--


長老「お前が助けてくれたのか……かたじけないのう」

リンク「じいちゃん大丈夫か? なんでこんな所で凍ってたんだ?」

長老「勇者ダルマーニの代わりにワシがスノーヘッドの神殿の呪いを解こうとしたんじゃが……」

長老「寄る年波には勝てんか……情けない」

チャット「スノーヘッドの神殿……そこになにかあるってわけね!」

長老「ダルマーニはもう何日も帰って来ない。恐らくはもう……」

長老「このままではゴロンの里は氷漬けになってしまう……! なんとかせねば……!?」パキーン

リンク「あ、また凍っちまった」

チャット「世話のかかるじいさんね……。しょうがないから里まで運んだら?」

リンク「そうだな。えーっとゴロン族の気は……」



ゴロンの里


ムスコ「ビエェエエエエエ!!! とうちゃーん!! 寒いよー!! 腹へったよおおおおおおおおお!!」ビエエエエエエエエ

ゴロン「う、うるさいゴロ……もう勘弁してゴロ……」

ゴロン「寒さの前にノイローゼでおかしくなっちゃうゴロ……」


ピシュン!!


ゴロン「わっ! な、なんだゴロ?」


リンク「お、ここがゴロンの里か! ゴロン族がいっぱいいるぞ」

チャット「やけにうるさいわね……なんかあったのかしら?」

長老「」カチーン

ゴロン「ちょ、長老!?」



長老「あー、余は生き返ったゾラ……」シュオオオオオ

チャット「だから混ざってるって」

ゴロン「長老! 無事だったゴロ! よかったゴロ!」

長老「うむ、そこにいいるリンクに助けてもらわなければ死んでいたわい」

ゴロン「ありがとうゴロ……ダルマーニのアニキが死んで長老も行方不明でこれからどうなるか不安だったゴロ」

長老「なにっ……そうか、やはりダルマーニは……」

ゴロン「谷で死んでたゴロ。もうお墓も作ったゴロ」

ビエエエエエエエエ

リンク「なあ、アイツさっきから泣きっぱなしだぞ。うるさくってかなわねえや」

長老「おおすまんな。どら、ちょっと待っておれ」


長老「これムスコよ、男子たるもの泣いてはいかんぞ。静かに……」

ムスコ「ビエェエエエエエ!!!!!」

長老「むうう……う、うるさい……頭に響く……」

長老「仕方あるまい、ムスコの好きな歌で……」

リンク「歌?」

長老「里に伝わるララバイじゃ。このドラムを使って……」

長老「……えーと、なんじゃったかな?」ハテ

チャット「大丈夫なの? ボケてるんじゃないでしょうね」


長老「すまんのう。何分久しぶりなもので忘れてしまったわい」

ムスコ「ビエェエエエエエ!!!! 寒いよー!!!」

チャット「う、うるさい……! ちょっとアンタ、何とかしなさいよ!」

リンク「へ? オラが? しょうがねぇな……」

リンク「おう、ムスコよ」

ムスコ「び?」

リンク「ほいっと」デコピンッッッ!!

ムスコ「へぷっ」

ムスコ「」ドサッ

リンク「これでしばらくは起きねえはずだ」

長老「」

ゴロン「」

チャット「……ああ、アンタならやると思ったわよ」

今日はここまで

なんと一周年ですよ! 感無量ですな
これからも最後まで宜しくお願いします

今日の夜投下します
待ってた人はほんとごめん

夜に書くって言ったけどやっぱ無理だったよ。
ほんとごめんなさい!

ちょっと投下します

リンク「んで、スノーヘッドの神殿ってのはどこにあんだ?」

長老「お、おう……ここから北西へずっとだ。だ、だが今神殿に行くのは危険すぎる!」

チャット「なんでよ」

長老「謎の猛吹雪によって押し返されてしまうんじゃ。屈強なゴロン族でさえ吹き飛ばす強風ではいくらお前さんでも……」

リンク「わかった、それだけ分かりゃ十分だ。そんじゃちょっくら行ってくるか!」スタスタ

長老「ちょちょちょ待てい! 話を聴いとったのか!? 谷に落ちれば御陀仏じゃぞ!?」

リンク「大丈夫だって! オラこう見えても結構頑丈だからさ、任しといてくれよ」

チャット「まあ確かに、アンタが谷に落ちたくらいで死ぬとは思えないわね」

リンク「ははは」

長老(こ、こやつらのこの緩さは一体……?)

里の入口

リンク「さてと……早く呪いを解いてやんねえとな。こう寒くちゃかなわねえ」

チャット「早く行くわよ! ……って、あれ? なにかしら、これ……」

大きな茶色い羽

チャット「おっきな羽? でも、こんなにサイズの大きい羽を持ったトリなんてタルミナにいたかしら?」

リンク「こいつは……はて……?」

リンク「……!!」

チャット「どしたの?」

リンク「妙な気を感じる……。前に会ったユーレイのおっちゃんと同じ感じだ」



ダルマーニ「……もしかして、オラの姿が見えるゴロ?」

リンク「おー、またユーレイに会えるなんてな。しかもダルニアそっくりのゴロンじゃねえか」

チャット「なに? アンタ誰と話してるの?」キョロキョロ

リンク「あれ? チャットおめえ見えてねえのか? まあ確かに心の目を鍛えてねえから仕方ねえっちゃ仕方ねえか」

ダルマーニ「見えてるなら付いてきてほしいゴロ!」スイーーーーッ

リンク「あ、飛んでった……。ユーレイって飛べんのか」

チャット「どこ!? ユーレイどこ!?」

リンク「あっちだ。ちょっと飛んでくぞ」フワッ

ゴロンの墓


ダルマーニ「大翼のダンナの言った通りだったゴロ。オラの姿が見えるやつってのはお前だったゴロか」

リンク「そうみてえだな。で、なんでおめえ死んでんだ?」

チャット「ちょっとアンタ! もう少しオブラートに包んで聞きなさいよ! あたしには見えてないけど!」

ダルマーニ「ゴロンの里に悪さをする魔物を懲らしめようとスノーヘッドへ行ったのは良いものの……」

ダルマーニ「谷に落ちて……このザマだゴロ」

ダルマーニ「このまま里が氷漬けになっていくのを見てるだけなんて、死んでも死にきれないゴロ!」

リンク「そっか、おめぇ苦労したんだなあ」

ダルマーニ「そういえば大翼のダンナが言ってたゴロ。アンタ魔法が使えるんだったな? だったらオラを生き返らせてくれ!」

リンク「へ? い、いや流石におっ死んじまったヤツを生き返らせんのはムリかなー? トライフォースもねえし……」

ダルマーニ「だ、だったらせめてオラの報われない魂を癒してほしいゴロ! 頼むゴロー!」

リンク「癒す……あ、そういうことなら任しとけよ」

リンク「このオカリナで吹くトドメの歌ならおめぇの魂を癒せるかもしんねえぞ」

ダルマーニ「物騒な歌ゴロ」

リンク「んじゃ、いくぞ……」つオカリナ


♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~


『いやしの歌を吹いた!』


ダルマーニ「お、おお…… これは……」


――――ダルマーニ!

――――ダルマーニ!!

――――ダルマのにいちゃーん!

――――勇者ダルマーニばんざい!!


ダルマーニ「想いが溢れてくるゴロ……」

ダルマーニ「レースで優勝したときもこうだったゴロ……懐かしいゴロ……」スーーーー


カランッ


チャット「これは……!」


オラの魂を癒してくれてありがとうゴロ。おめぇにオラの力を貸してやるゴロ



『ゴロンの仮面を手にいれた!』きんのごまだれー!



後は任せたゴロ、ゴロンの里を頼んだゴロ……

チャット「アンタ、魂を癒してあげたのね。この仮面からスゴい力を感じるわ」

リンク「ああ、デクナッツの仮面と似たような気を感じるぞ。もしかしたら……」カチッ

リンク「……ハァアアアーーーーーーーーッッッ!!!」ゴォオオオ!!!!



ゴロリンク「ふいー、ずいぶんとまあゴツくなったな」ゴゴゴゴ


チャット「スゴいド迫力……。ね、ねえ、触っても大丈夫?」

ゴロリンク「ん? いいぞ、ほれ」タクマシイジョウワンニトウキン

チャット「わー固ーい。岩みたいな筋肉……!」

ゴロリンク「パワーは十分みてぇだな……フン!」ゴロンパンチ!!


ドッッガァアアアアアアン!!!


ゴロリンク「うし! そんじゃそろそろ神殿へ行くか!!」



スノーヘッド



ビュオオオオオオオオオ!!!


チャット「うわ……!? す、スゴい吹雪……! これじゃ前に進めないわ!」

ゴロリンク「……妙だな、吹雪にしちゃ間隔が一定過ぎるぞ。もしかして……」キッ


大ゴロン「ビュオオオオオオオオオ!!!」


ゴロリンク「そういう仕掛けか! だったら話は早ええな!」バッ

チャット「何が見えたの?」

ゴロリンク「でけえゴロンが邪魔してるんだ! ちょっと痛ぇけど悪く思うなよ!」

ゴロリンク「ずあっっっっ!!!!!」カッ!!!!!


ドオオオオオオオオッッッ!!!!


大ゴロン「ぼえええっっ!?」


ヒューーーーーーン………ズズン


チャット「大丈夫かしら?」

ゴロリンク「気合い砲で吹っ飛ばしただけだからたぶん大丈夫な筈だ。あれだけデカけりゃ頑丈だしな」

ゴロリンク「よし、神殿に乗り込むぞ!」ドスドスドス

ゴロリンク「……やっぱちょっと重てぇなこの体」ドスドスドス

次回予告


オッス! オラ リンク!


ゴロンの体は今までの倍以上のパワーが使えるみてぇだな。でもスピードが殺されちまうのが難点ってとこか? でも人間じゃできねえ動きが出来て結構楽しいぞ!


次回、トライフォースZ Sparking!


氷の暴れ牛!? 仮面機械獣ゴート!


見てくれよな!

たいへんお待たせしましたがなんとか投下できました。これからちょくちょく投下していきたいと思います。


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


雪山に着いたリンクたちは寒さに苦しむゴロン族を目の当たりにする。原因であるスノーヘッドの神殿に赴く途中、無念の内に死んだゴロンの勇者ダルマーニの霊をいやし、ゴロンの仮面を手にいれるのだった……


氷の暴れ牛!? 仮面機械獣ゴート!


スノーヘッドの神殿


メキゴシャア!!!


ウィズローブ(青)「ぺぽぅ!?」メリメリ

ウィズローブ「ぎゃああああああ!?」キーン……ドォオン

ゴロリンク「……」プシュウウウ

チャット「すげ……」

ウィズローブ「な、な、な、何故だ!? どうして私の分身殺法が通用しないのだ!?」

ゴロリンク「そりゃおめぇ分身しても気がバラけてねぇから丸分かりだぞ。ちゃんと分身体まで気を持たせねぇと」

ウィズローブ「なにい!?」

ゴロリンク「分身ってのはこうやるんだ。ほれ」ヴ……ーーーーン……

ウィズローブ「げっ!?」

チャット「そ、そんなあっさりと……!」

ゴロリンク「んで、あくまで囮に使ってこうやって後ろに回り込むんだ」シュン!!!

ウィズローブ「はや……」

ゴロリンク「フン!!!」ドゴァ!!!

ウィズローブ「ブルァアアアアアアア!?」チュドーン


ゴロリンク「ふい~! この重てぇ体にもだいぶ慣れてきたなぁ。パワーだけならすげぇんだけどな」ドスドスドス

チャット「ア、アンタ見かけによらず多彩よね。魔法つかいより魔法つかいっぽいわよ」

ゴロリンク「へへへ、こう見えても色んなやつのところで修業したからな」ドスドスドス

チャット「……」

チャット(いや、こいつのスゴい所はその魔法の力を普段通り冷静に使ってる所なんだ……。月が落ちるって分かった時もすぐにスタルキッドの魔法だって気付いたし、こういう実戦だと滅法強いわね)

ゴロリンク「えっきし!! ぶるる……!」ズズ

チャット「……いつもはこんなマヌケっぽいのに」

ゴロリンク「なんだ?」タラー

チャット「なんでもないわよ。ハナたれてるわよ!」

2階 中央の柱


チャット「行き止まり……? でも、道は無効まで続いてるわよ?」

ゴロリンク「この壁……いや、こいつは柱か? ちょっと押してみるぞ」ググ

ゴロリンク「フン!!」ゴゴゴゴ

チャット「う、動いた!?」

ゴロリンク「思った通りだ。だったら……!!」ゴォオオオオオオッッ

ゴロリンク「だりゃっ!!」バゴーン

チャット「はー、柱の一部が吹っ飛んで……道が出来た!?」

ゴロリンク「どうやらこうしねぇと前に進めねえみてぇだな。なかなか面倒だぞ」

ゴロリンク「んじゃ、上に行くか」フワッ

チャット「」ガクッ

チャット「前に進むんじゃないんかい!?」

ゴロリンク「ん? 上から飛んでった方が早ぇえじゃねえか?」

チャット「こ、コイツ……」

最上階

チャット「ここが一番上みたいね……! 何があるかわからないから気をつけて……って」


ゴート「」カチーン


チャット「なによこれ」

ゴロリンク「ひゃ~でっけぇウシだな~! ステーキなん皿作れっかな?」

チャット「そういう問題じゃないでしょ……コイツ、ボスじゃないの? このままちゃっちゃとぶっ壊しちゃいなさいよ」

ゴロリンク「へ? で、でもよ、まだ戦ってもいねぇのに倒しちまうのはちょっと……」

チャット「んな呑気な事言っとる場合か!? 倒せる時にぱーっと倒しちゃった方がいいの! 全く筋金入りの戦闘脳ね!!」がああ

ゴロリンク「わ、わかったって……」

ゴロリンク「おめぇ、悪く思うんじゃねぇぞ」ギュイィイイイイン……

ゴロリンク「波ッッ!!」ポーヒー!!!

ズドォオオオオオン!!

ゴロリンク「ふー、呆気なかったな……!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ


ブモォオオオオオオオ!!!


チャット「きゃっ!?」

ゴロリンク「へー! オラの攻撃を受けて耐えられるなんておめぇやるじゃねえか!!」


仮面機械獣 ゴート


デンッデン デンデンデンデン デーン

デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン


ゴート「ブモォオオオオオオオ!!!」ズドドドドド

ゴロリンク「あれ、おめぇ何処行くんだ? おーいオラはこっちだぞ~!」

ゴート「ブモモモォオオオオオオオ!!!」

チャット「なによアイツ……壊れてんじゃないの?」

ゴート「」ピタッ

チャット「あれ、止まった」


ゴート「ブモ!!!」バチバチバチ

チャット「ま、まさか……」

ゴート「ボオオオオオオオオオ!!!!」ズァオオオッ!!!!

チャット「きゃああああああ!?」


ズドォオオオオオ!!!!!


チャット「う、あ、あれ? 生きてる……」

ゴロリンク「よう、だいじょうぶか?」シュウウウウウウウ……

チャット「ア、アンタ……あれを素手で受け止めたの?」

ゴロリンク「ん? そうだけどどうかしたか?」

チャット「い、いや……」

ゴロリンク「ちょっと下がってろよ。ハデに暴れるからな。……さーて、どうやっかな……」コキッカキッ

ダルマーニ(ゴロンの戦い方を見せてやれゴロ……)


ゴロリンク「ん! ……そっか、だったら……」

ゴロン

チャット「丸まった?」


ギュォオオオオオオオオオオ……!!!!!


チャット「ど、どんどん回転が増していって……これは!」

ゴロリンク「よーい!」ジャキィイイン!!!!

ゴート「ブモ……!?」

ゴロリンク「どん!!!」


ギャオッッッ!!!!!


ズガァアアアアアアアアアア!!!!!!


ゴート「ボフッッッッ!?」

ゴロリンク「うぉおおお……!!!!」ギャリギャリギャリ!!!!!!

チャット「と、トゲで削ってる……えげつな……」

ギュルン!!

ゴロリンク「ハァァアアッッッ!!!!!!」バキィイイイイン!!!

ゴート「ブモ!!」バチバチバチ

チャット「浮いた!? ダ、ダメ! 狙い撃ちにされるわ!」


ゴロリンク「」ピタッ


チャット「!?」

ゴート「!?」


ゴロリンク「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


チャット「空中で止まっ……」


ゴロリンク「ゴロンプレス!!!!!!」ズォアッッッ


ズドォオオオオオン!!!!!!


ゴート「ブギャアアアッッ!?」

クルルルルルルルル………シュタッ!

ゴロリンク「よーし、いい感じだ!」ブンブン

ゴート「ブ、モ、オオオオ」バチバチバチ

ゴロリンク「ん? なんだ?」


ゴート「ブギイイイイイイイイイイ!!!!!」ズドドドドドドドドドドド!!!!!!


チャット「こ、壊れたの!? 今までよりずっと速い!」


ドガアアアアアアアア!!!!!!


ゴロリンク「むおっっ!? く、うううっ!」ゴォオオオオオオッッ


ドッギャアアアアアアアアン!!!!!


チャット「きゃああああああ!? か、壁に……!!!」

ゴート「ブォオオオオオオオ!!! ……オオ!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


チャット「な、なに……? 地震?」


「ハァアアアアアアアアアア……!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


カッッッッ!!!!!


ゴロリンク「ハァアアッッッ!!!!!」ズォアアアッッッ!!!!


ゴート「ブモ!?」

チャット「出た! スーパーサイヤ人!!!」


超ゴロリンク「………」ブ………ウゥウウン……


ゴート「ブオ……!!!!」グググ

ゴート「……!!!!????…………ブ、オオオオ……!!!!」ググッグググ……!!!!

超ゴロリンク「今度はこっちの番だ」

ゴート「!?」


超ゴロリンク「りゃッッッ!!!!!!」ググッ

ゴート「ブ、オオオオ……!?」ググググググ

ズ、ズズズズズズ……

チャット「ウソ……あの巨体が浮いてる……!?」


超ゴロリンク「ハァアア……!!!! ……だりゃあああああああああああああ!!!!!!」ポーイ


ゴート「ブオオオオオオ!?」ドッギャアアアアアアアアン!!!!

超ゴロリンク「排球拳行くわよーーーーーーッッッ!!!!!」カッ

チャット「な、なに……?」

超ゴロリンク「ハァアアアアアアアアアアイ!!!!!」ドギャオオオオオオオッッッッ


超ゴロリンク「ワン!」ドギャン!

ゴート「ブモッッッ!」

超ゴロリンク「ツー!!」ドギャ

ゴート「ボッ……」フワッ


超ゴロリンク「アターーーーーーッッッック!!!!!!」グワッッ


超ゴロンパンチ!!!!!


ドッギャアアアアアアアアン!!!!!!!


ゴート「ギャアアアアアアァァァァァァァ…………………!!!!!!」キーン……ドッゴォオオン


デーン デーン

デッデッデーン デーン

デーンデーン


チャット「ス、スゲー……なんだかわからないけどスゲー……」

ゴロリンク「……ふぅうっ!! これで充分だろ?」

ダルマーニ(おう……満足だゴロ……)


ダルマーニの無念をゴロン流の技の応酬で晴らしたリンク。これで神殿の呪いは解かれたのだろうか……?

次回予告


オッス! オラ リンク!


雪山を後にしたオラたちは今度は海に行ったんだけど、そこには死にかけのゾーラ族が浮いてたんだ! なに? カイゾクに負けたって? カイゾクってのがなんだかわからねぇけどちょっと許せねぇな!


次回、トライフォースZ Sparking!


海辺の天才ギタリスト ミカウ!


見てくれよな!

オッス オラ 作者!

今日はまだ続きます。
夕方頃もいっぽん投下の予定


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


スノーヘッドの神殿に乗り込んだリンクたちは神殿のボス、ゴートを倒した。これで雪山の呪いが解ければいいのだが……?


海辺の天才ギタリスト ミカウ!


雪山

ピュオオオオ

ゴロン「さ、さみーゴロ……。このままじゃ死んじゃうゴロ……」ブルブル
ゴロン「」カチーン

オオ……

ゴロン「あれ?」
ゴロン「……」シュォオオオオ

ゴロン「んあ? オラはいったい……」
ゴロン「あ、おめぇ氷が溶けたゴロ!? よかったゴロ!」

--

リンク「ようやく春が戻ったみてぇだな。よかったよかった!」

チャット「これでこの地方の呪いも解けたし、後は二つね! ……それにしても」


--

巨人『ヴォー……ヴォヴォー』

チャット『守る者? じゃあ、アンタたち守護神なの?』

巨人『…………』

チャット『ねえちょっと、聞いてる? ねえちょっと……』

--

チャット「どうもアイツらはタルミナの守護神らしいわね! 神殿に住んでたのも元々はアイツらだったんじゃないの?」

リンク「そのわりにゃサイズが合ってねぇなあ」


チャット「守護神ってことは、残りの二人を助ければスタルキッドに対抗できるはずよ! これで目的がハッキリしたわね!」

リンク「うへえ……あの変な顔が後二人もいるんか……。あんまり会いたくねえなあ」

リンク「んで、次は海ってのに行くんだったな? オラ海ははじめて行くから今から楽しみだぞ」

チャット「そうねー、私も久しぶりだからちょっとワクワクしてきたわ。でも日焼けがしんぱいね……」

リンク「おめぇ妖精なのに日焼けするんか? 変わってるなあ」

チャット「なによ! 私だってオンナノコなんだからそういうのを気にするの!」

リンク「よくわからねえけど、日焼けがイヤならオラのボウシの中に入ってろよ。ナビィもよく入ってたしな」

チャット「……入っていいの?」

リンク「いいぞ。ほれ」

チャット「……」シュイイン

チャット「スゴい癖っ毛! たまには手入れしたら?」

リンク「ハハハ、よく言われるなそれ!」

海岸


リンク「うひゃー! これが海かー! ほんとにでっけぇ水溜まりじゃねえか!」

チャット「もう、田舎者丸出しね。いちいち驚かないの!」

チャット「……でも、やっぱりおかしいわ。沖の方があんなに霧が出て……。呪いの影響かしら?」

リンク「うーん、沼と山みてぇにイヤな気が立ち込めてんな。ってことはどっかの神殿から出て来てるってことだけどよ……」

チャット「神殿の場所がサッパリわからないからねぇ……どうしよっか」

リンク「そうだな。……ん? なんだありゃ」


ミカウ「」プカー


リンク「いけねえ、ありゃドラ○もんだ! 早く助けねえと!」

チャット「ドザエモンでしょ!」


リンク「おい、おめぇだいじょうぶか!? しっかりしろ!」フワー

ミカウ「ぐふっ、ひ、人が空を飛んでる……いよいよ幻覚が見えてきやがったか……ごふっ」

チャット「早く岸まで運んであげましょ!」

リンク「おう。ちょっと手荒に扱うけど悪く思うんじゃねぇぞ」ガシ

ミカウ「うおお……オレ、空を飛んでる……」

--

チャット「思ったより深い傷ね……」

リンク「こりゃちょっとダメかもしれねえな……」

ミカウ「い、いいんだ……手遅れなのはわかってる……。そ、それよりオレの最後のメッセージを聴いてくれないか……?」

チャット「メッセージ?」

ミカウ「オレはゾーラバンドのギタリスト、ミカウ。これでも十年に一人の天才と謳われた男だ……」スック

リンク「おい、おめぇあんまり動くなよ」

ミカウ「ワン トゥー スリー!」ジャン!

リンク「!?」

チャット「!?」


oh ベイベェー聞いておくれ もうすぐ ごきげんなカーニバル みんな俺たち待っている

だけど ボーカルのあの娘は変なタマゴを産んで声をなくしちまったのさ~

oh oh近頃グレートベイで何かが何かが起きている~(そうなの?)

ohベイベェー 聞いておくれ そしてあの娘のタマゴはみんな海賊ゲルドに盗まれた

すぐにオレは岬を飛び出し 海賊ゲルドを追いかけたが のされちまって このザマさ~

oh ohベイベェー このままくたばっちゃ 死んでも死んでも死にきれね~(そりゃそうだ!)

誰かあの娘のタマゴを取り戻しておくれ~

誰かオレの魂を癒しておくれ……


ミカウ「ゴパァッッ!? あ、ありがと~……!」ブッシャー

ドサ

リンク「お、おい」ユサユサ

ミカウ「」チーン

チャット「死んでる……」


リンク「な、なあ、コイツムチャしなきゃ助かったんじゃねぇか?」

チャット「わ、私に聞かないでよ……。それより、海賊なんてのがいるなんてね……ゾーラのタマゴなんて盗んでどうするつもりなのかしら?」

リンク「食うんじゃねぇのか? オラ イクラ丼なら何杯でもいけるぞ!」

チャット「そりゃアンタだけよ! ほら、早くその人のお墓作ってあげなさいよ。さすがに野晒しはヒドイでしょ?」

リンク「それもそうだな。んじゃ、コイツは餞別だ」


♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~


『いやしの歌を吹いた!』


--

ミカウ……もうコンサート始まるよ

おう、もうそんな時間か? それじゃ張り切って弾いてこうか……ってあれ? ルル、声が出るようになったのか

何言ってるの? 私はボーカルだから声が出なきゃおかしいでしょ?

そ、そりゃそうか……ありゃ夢だったのかな。君がタマゴを産んで、急に声が出なくなって……そんな夢を見たんだ

タマゴ? ねぇ、そのタマゴって私たちの……

あー、ちょっと早かったかな? うん……なあルル、このコンサートが成功したら、オレと……

……いいよ、私スゴくうれしい。だったら必ずコンサート成功させなきゃね

そうだな。じゃ、行くか

うん……


ミカウ『……ボーヤ……最期にいい夢……見させてもらったよ……』


オレの歌を墓に刻んでくれ……あの娘の事……たのんだぜ……


カランッ


『ゾーラの仮面を手にいれた!』きんのごまだれー!


チャット「新しい仮面……。もしかしなくてもこれを着けたら……」

リンク「こりゃ神殿探す前にやることができちまったなー。そういやルトもオラのタマゴ産んでたから他人事じゃねぇぞ……」

チャット「へ?」

リンク「はええとこタマゴをカイゾクっちゅーのから取り戻さねぇとな」

チャット(……コイツ、もしかして既婚者?)


リンク「それじゃまずはカイゾクの場所を探さねぇとな……何処にあるんかな?」

チャット「んーと……それなら、沖の海洋研究所の博士に聞いてみたら? ほら、あそこにあるのが研究所よ」

リンク「あれか? ……なんかみずうみ研究所に似てるな……。よし、行ってみっか!」

チャット「あ、だったらその仮面着けて行きなさいよ。その方が話が早く済みそうだしね!」

リンク「そっか? うし、んじゃ早速……」カチャ


ゾラリンク「ハァアアアアッッッ!!!」ズォアアアッッッ


チャット「わあっ! ほんとにゾーラ族そっくり!」

ゾラリンク「うう、なんかほっせえしスベスベしてるな……」

ゾラリンク「よっと」チャポン

ゾラリンク「うっひゃー! こりゃ速ぇえ! サカナみてーだ!」ズヒューーーーン

チャット「ちょっと、私を置いてくんじゃないわよ!」ヒューン


ミカウの魂を引き継ぎ、ゾーラリンクに変身したリンク。果たして海賊の手からタマゴを取り戻せるのだろうか?


次回予告


オッス! オラ リンク!


海賊の砦に乗り込んだオラたちはゲルド族そっくりな海賊たちを相手に大暴れすっぞ! それにやっぱりスタルキッドが絡んでるみてぇなんだ。一体この海で何が起こってるんだ?


次回、トライフォースZ Sparking!


成敗! 海賊ハンターリンク!


見てくれよな!

オッス オラ 作者!

今日は2回投下できて満足です。
もうわかってる人もいるかと思うけど被る仮面によってリンクが使う「技」が変わってます。
それではまた今度

テスト

投下します。
雨ばっかでだるい……プリキュアずっと見ていたい……


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

グレートベイの海岸に着いたリンクたちは海賊に破れたゾーラ族の天才ギタリスト、ミカウの最期の願いを聞き入れ、海賊からタマゴを取り戻すことに決めたのだった……


成敗! 海賊ハンターリンク!


海洋研究所

博士「おお、戻ってきたか! では早速タマゴを水槽にいれるんじゃ!」

ゾラリンク「へ? オラこれからそのタマゴを取り返しにいくんだけど」

博士「にゃに? ……ばかもん! 何度も説明させるでないわ!」

博士「いいか、ゾーラのタマゴは水温が高すぎると死んでしまうんじゃ。この水槽に早くいれなければ手遅れになってしまんじゃぞ!」

ゾラリンク「へー、そうなんか……。どーりで賢者のみんなタマゴを孵すときにピリピリしてたわけだぞ」

チャット「ねえ、アンタこどもの癖に子持ちなの? 人間って早熟ね……」

ゾラリンク「いやさ、なーんかいつの間にルトがオラの子を産んでてよ……。どうも歴史を変えた影響がどーのこーのらしいけどオラ難しいことはわかんねえや! ハハハ!」

博士「なに、ルトじゃと!? どういうことだミカウ! キサマ、ルルというものが有りながら二股かけとったのか!?」

ゾラリンク「オラ、マタは一つしかねぇぞ。じいちゃんなに言ってんだ?」

博士「こ、こやつは……。これだからミュージシャンとという奴は、不誠実な者が多くて困るんじゃ!」


博士「とにかく、こんなところでグズグズせんとあのならず者たちからタマゴを取り返してこんかい!」

ゾラリンク「お、おう。それなんだけどさじいちゃん。オラそのカイゾクの居場所ってのが知りてぇんだけどどこだっけ?」

博士「はあ? ド忘れか? 全く……。ここから東へずっと行くと海賊の砦じゃ。戦い慣れしていないゾーラの中ではミカウ、おまえくらいしか相手にできん……。頼んだぞ」

ゾラリンク「おう、任せとけ。すぐに持ってくるよ」

チャット「それにしても……なんでゾーラのタマゴを盗んだのかしら……?」

海賊の砦


チャット「ここが海賊たちの根城ね! いい? 見つからないように慎重に……」コソコソ

ゾラリンク「すんませーん! ここ開けてくれないすかー?」

チャット「だあああ!?」ズルッ

海賊ゲルド「なんだキサマ……! ここを何処だと思ってる!? 泣く子もより泣き叫ぶアベール海賊団の砦だぞ!」

ゾラリンク「オッス。オラ、ここにあるタマゴを返して欲しいんだけどよ、素直に返してくれねぇか?」

海賊「はあ? バカかおまえ……。そんな話がマトモに通るわk」

チャット「ずあっ!!!!!」パコーン

海賊「ぐええっ!?」

海賊「」バタリ

ゾラリンク「お、おめぇ強引だなあ……? 流石のオラもちょっと引くぞ」

チャット「アンタが甘すぎるの! 悪党に情けなんて無用よ! ホラ、さっさと鍵を取って中に入るわよ」

ゾラリンク「まあ待てって、せっかく気絶してくれたんだしちょっとコイツに聴いてみっぞ」スッ

チャット「はあ? 聴くって……気絶してるのにどうやって聴くのよ」

ゾラリンク(おい、タマゴはどこに在んだ? )アタマニテヲアテテル

海賊(ううっ……。タ、タマゴは首領の部屋と、その近くの部屋にある……)

ゾラリンク(全部で何個あるんだ?)

海賊(な、7つ……。だが、3つはトンガリ岩のウツボに盗まれてしまった……)

ゾラリンク「トンガリ岩? ウツボ? ……こりゃちょっと面倒かもな……」

チャット「アンタ何してんのよ」

ゾラリンク「コイツの記憶を読んでみたんだ。どうやらコイツら以外にもタマゴを盗んだヤツがいるみてえだ」

チャット「記憶って、アンタそんなことも出来るの? も、もうほとんど反則よね……」


ゾラリンク「じゃ、まずはその首領ってのに頼んでタマゴを返してもらっか」

チャット「まだそんなこと言って……。素直に返してくれるわけないでしょ? 海賊なのよ?」

ゾラリンク「かもな。まあそん時は……」


ゾラリンク「ちーっとばかし乱暴に頼む必要があるかもしんねえな」ベキバキ


チャット「」ビクッ

アベールの部屋

アベール「おまえたち、まだあのウツボからタマゴを取り返せないのかい?」

海賊「は、はい。それがトンガリ岩の謎の霧に邪魔されて思うように近づけず……」

アベール「言い訳は聞きたくないよ!」ダンッ

海賊「っっ」ビクッ

アベール「あの小鬼の言うことがホントなら、タマゴがグレートベイの神殿の鍵だって事に間違いないんだ。なんとしてでも取り返すんだよ!」

アベール「神殿にはいっちまえさえすればお宝がザックザク……ひひひ、楽しみだねえ」

ゾラリンク「そーいうことか。なんだ、またスタルキッドの仕業って訳か。アイツってばほんとしょうがねえな」

アベール「……」

海賊「……」

アベール「誰だ!? ……っておまえは!?」

ゾラリンク「オッス!」


アベール「この死に損ないが! まだ痛い目に会いたりないのかい?」

ゾラリンク「ん? おめぇオラのこと知ってるんか?」

チャット「きっとコイツがミカウをやったのよ」

ゾラリンク「あ、そっか。今のオラはミカウそっくりだったな! んじゃ、おめぇが首領ってのに間違いねえな?」

アベール「なにブツブツ言ってるんだい!? もう一度海に突き落としてやるよ!」ギラリ

アベール「おまえたち、やっちまいな!」

海賊「了解!」

チャット「ほら、来るわよ!」

ゾラリンク「しょうがねえな……。おめぇら悪く思うんじゃねぇぞ?」


海賊「うおお、くたばれー!」グワッ

ゾラリンク「さてと、このひょろっちい体でどこまで戦えるかな?」ブゥン

チャット「ヒレが伸びた!?」

ゾラリンク「てりゃっ!」ブォン!!!!

スパキーン

海賊「け、剣が折れ……いや、斬れた!?」

ゾラリンク「はー、こりゃちっとアブねぇなあ。下手したら体まで真っ二つだぞ」

アベール「か、囲め! 包囲して一気に串刺しにしろ!」

海賊「は、はい」

ズララララッ

ゾラリンク「オラとの実力差をすぐに見切って集団戦を仕掛けてきたってとこか。悪くねぇ戦り方だ。けどな……」

アベール「かかれぇーーーーっっ!」バッ

ウオオオオオオオ!!!!

ゾラリンク「相手が悪かったな」ニヤ


バチチチチチチチチッッッッ!!!!!


チャット「な、なんなの!?」

ゾラリンク「ずぁあっっ!!!!!」バチバチバチバチッッッッ!!!!!!!

海賊「ぐああ!? な、なにが……!?」ビリビリ

アベール「で、電撃だと……!?」


ゾラリンク「ふう~、おもしれぇ技だな。バリネードみてぇなビリビリが使えるなんてな」

海賊「」ビクビクッッ

アベール「お、おまえ……ホントにあの時のゾーラか?」

ゾラリンク「安心しろ、死んじゃいねぇ。けど、やるってんならオラ構わねぇぞ?」

アベール「う……て、撤退ーーーーっっ! 戦略的撤退!!」ババッ


ワー
ウワー ニゲロー


ゾラリンク「まったく。おめぇら悪さばっかしてねぇでちゃんと働け!」

チャット「そうよ、働きなさいよ!」



ワーワー!
バケモノダー


シロウ「さわがしいな……奥で何か会ったのかな? まあ、ボクには関係ないか……。どうせ誰も気づかないし」

ゾラリンク「よお、おめぇこんな所で何やってんだ?」

シロウ「あれ? 君……ボクが見えるの? 誰も気づいてくれないかと思ってたけど」

ゾラリンク「やたら弱ってる気があったからな。ホラ、これ飲めよ」

シェルブレードの貝柱スープデスプレコ風

シロウ「なんでこんなものが……」

ゾラリンク「首領の部屋にあったぞ。うめえからついつい持ってきちまったけどちょうどよかったな!」

シロウ「ゴクゴク……ぷふー、美味い……。ありがとな、おかげさまで元気が出たよ」

シロウ「なぜかだーれも気づいてくれなくて困ってたんだよ。ホントになんでかわからないけど」

チャット「その変なお面のせいじゃないの?」

シロウ「へ、お面……? あれ、もしかしてこれのせい……?」


『石ころのお面を手にいれた!』きんのごまだれー!



シロウ「ありゃー、これのせいか……。面白いもの拾ったと思ったらこういうことか……」

ゾラリンク「ハハハ、おめぇついてねぇなあ!」

シロウ「どうやらこれ、姿が見えなくなるお面みたいだね。ボクはもう懲り懲りだからこれは君にあげるよ」

ゾラリンク「そっか、サンキュー! おめぇもあんまり変なもの拾うんじゃねぇぞ?」

シロウ「たはは、面目ない」


チャット「ちょっとー! タマゴってこれが最後じゃないの!?」キラキラ

ゾラリンク「お、これで全部か! それじゃオラたちは先に帰るから。気を付けろよ!」

シロウ「え、ああ、うん」

ゾラリンク「じゃーな!」ピシュン!!

シロウ「消えた……。不思議だけどイイ人だったな……」


海賊から難なくタマゴを取り戻したリンク。しかし、まだ残されたタマゴが残っているぞ? そして グレートベイの神殿の鍵とは……?

次回予告

オッス! オラ リンク!

トンガリ岩って所のウツボに盗まれたタマゴを取りに行ったんだけど、やっぱり変な霧のせいで上手く行けねぇんだ。でも、オラには修業で手にいれた力があるからなんとかなるかもしれねぇぞ!


次回、トライフォースZ Sparking!

潜入、グレートベイの神殿!  巨大仮面魚グヨーグ!

見てくれよな!

オッス、オラ 作者!

続きは夜投下する予定です。

投下します


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

海賊の砦を蹴散らしたリンクは4つのタマゴの奪還に成功する。しかし、残る3つのタマゴはトンガリ岩のウツボが持っているらしく……?

潜入、グレートベイの神殿! 巨大仮面魚グヨーグ!

海洋研究所

ピシュン!!

博士「のわーーーーっっ!? なんじゃいきなり!?」

ゾラリンク「オッス、じっちゃん。タマゴ持って来たぞ!」

博士「おう、そうかそうか持って来たか……!! 結構早かったな。それでは早速水槽にタマゴを入れるんじゃ」

チャット「これでいいのかしら?」ポチャポチャ

博士「うむ、これで一安心じゃ。しかし、4つしかないようだが?」

ゾラリンク「それがよ……」

説明中

博士「なんと! トンガリ岩のウツボじゃと!? ううむ、これは厄介な事になったぞ」

ゾラリンク「そのウツボってのはなんなんだ?」


博士「トンガリ岩付近を縄張りにする超巨大魚のことじゃ。悪食でなんでも食べるため漁師からは嫌われとる。しかし、そうか……まさか奴らがタマゴを……」

ゾラリンク「なんだ、サカナか。それじゃオラがパパっと片付けてくるぞ」

博士「い、いや、幾らおまえがゾーラの勇者でもさすがにあれを相手にするのは……」

ゾラリンク「んなこと言ってもほっといたらタマゴ食われちまうかもしんねえんだろ? だったら迷ってるヒマはねえよ」

チャット「そうね。考えてるヒマがあったら行動しなきゃ!」

博士「うーむそこまで言うなら止めはせん。だがそれでも問題はひとつある。霧じゃ」

ゾラリンク「霧?」


博士「知ってるかもしれんがグレートベイの神殿から発生しとる霧のせいで沖は全く見えんのじゃ。下手に泳いでいったらゾーラでも遭難してしまうぞ」

ゾラリンク「そういや確かにあのモヤモヤから変な気を感じるぞ……。ありゃ魔法か何かでできてんな」

チャット「うーん、どうやったら行けるのかしら?」

博士「そういえば……漁師が沖でしか獲れない珍しいサカナを手にいれたとか言っとったな」

チャット「漁師が? ふーん……。ねえ、ちょっと話を聞いてみない? なにか分かるかも知れないわよ」

ゾラリンク「そうだな、グズグズしててもしょうがねえ。行ってみっか!」

漁師の家

漁師「確かに珍しいサカナだぜコイツはよ。タツノオトシゴってんだ」

タツノオトシゴ「タスケテ……」

チャット「なんかヘルプよんでるわね……。ちょっとアンタ、かわいそうだから海に返してやりなさいよ」

漁師「おめえ、漁師に向かってそれ言うか? 捕まえたサカナを放すわけねーだろ」

チャット「なによ! モンクあるわけ!?」

ゾラリンク「まあまあ落ち着けって。んでタツノなんとかっての、何て言ってるんだ?」

漁師「それがどうもツガイがウツボに取っ捕まったらしいぜ。もうとっくに腹ん中なんじゃねーのか?」

タツノオトシゴ「ソンナ……」

ゾラリンク「なあおっちゃん、オラそのウツボをこれからとっちめるつもりなんだけどさ、このタツノコくれたらウツボやるよ」

漁師「はあ? おめぇ何言ってるんだ? あのオバケウツボを捕まえられるわけねーだろ」

ゾラリンク「まーそう言わずになんとかなんねえかな?」

漁師「んなこと言われても……」

チャット「あ、そうだ」


漁師「なんだ黄色妖精」

チャット「研究所の博士からこれ預かってたのよ。ほら」つテガミ

漁師「ああん? 何々この者ゾーラの勇者の末裔なり。海賊を追い払ったのも全てこの者の手柄……なんじゃこりゃ、おめぇ博士の知り合いだったのか」

ゾラリンク「まあ知り合いっちゃ知り合いだぞ」

漁師「あのじいさんのねえ……。そういや海賊を追い払ったゾーラってもしかしておめぇか?」

ゾラリンク「おう、さっき行ってきたばっかなんだ」

漁師「うーむ、博士には世話になってるし、おめぇがホントにゾーラの勇者だってんなら任せても良いかもしれねえな。……よし!」

漁師「このタツノコはくれてやるよ。代わりにウツボはいただくからな。忘れんなよ?」

ゾラリンク「おっしゃ、そうこなくっちゃ!」

チャット「これで商談成立ね!」

トンガリ岩

タツノオトシゴ「ありがとうございます……。この先にワタシの大切な友人が捕まってるんです。お願いです、どうか助けてください!」

チャット「大丈夫よ。コイツ、見た目よりもずっと強いんだから!」

ゾラリンク「それじゃ道案内頼むぞ」

タツノオトシゴ「はい……」

ディープパイソンの巣

ゾラリンク「ここにタマゴとおめぇの友達がいるんか? えれぇ薄暗いけど本当に大丈夫か?」

タツノオトシゴ「はい、この霧は一定の道を進めば簡単に行けます。どうぞこちらに……」

チャット「どんどん深くなってくわね……」

--

深海


ゾラリンク「スゲェな! オラこんな深くまで水ん中に潜ったことねぇぞ!」

タツノオトシゴ「そろそろです。ウツボは狂暴なのでどうか気を付けて……」


ディープパイソン「グオオオオオオオ……!!」ヌーッ


チャット「きゃああ!? で、でた!」

ゾラリンク「うひゃー、でっけぇサカナだなあ。でもウツボってなんか蛇みてぇだな」

ディープパイソン「シャアアアアアア!!」ギュオオオ

タツノオトシゴ「あぶない!」

ゾラリンク「よっと。こんだけデカけりゃ漁師のおっちゃんも喜んでくれそうだな! んじゃ、いっちょやっか!」


ゾラリンク「なるべく傷をつけねえように倒さねえとな」

ディープパイソン「グオオオオオオオオオ!!」グワッ

バクン

タツノオトシゴ「あっ!?」

チャット「ちょ、ちょっと、呑まれてんじゃないの?」

ディープパイソン「ウガ……」アガアガ

チャット「?」

ゾラリンク「ちょっとシビれるぞ、ガマンしろよ!」バチバチッッッッ

ゾラリンク「おりゃああああああ!!」バチチチチチチッッッ

ディープパイソン「アバババババッバババッババッッ!!?'(『』←」!「+」くあせ

ディープパイソン「」チーン

ゾラリンク「よーし、こんなもんか」

タツノオトシゴ「す、スゴい」


--

タツノオトシゴ「ああ、マイフレンズ! 無事だったんだね!」

タツノオトシゴ2「会いたかったよダーリン!」

チャット「アンタたち、男どうしじゃないの? やけに仲が良いわね……」

ゾラリンク「へー、オトコどうしでもくっつくことってあるんだなあ。オラはじめて知ったぞ」

タツノオトシゴ2「助けてくれてありがとうございます。これはウツボの巣で見つけたモノです。どうか受け取ってください……」

『タマゴを受け取った!』ごーまーだーれー!

ゾラリンク「お、これを探してたんだ! いや、助かったぞ!」

チャット「これで全部のタマゴが揃ったわね! 研究所に戻るわよ!」

ゾラリンク「おう!」スッ

ピシュン!!

漁師の家

漁師「あーあ、勢いでOKしちまったけど考えてみりゃバカなことしたよホント」ハァ

漁師「いくらゾーラの勇者でもあんなバケモン相手じゃ分が悪すぎ……」

ピシュン!!

ゾラリンク「よっ! 待たせたな!」つディープパイソン

漁師「ぎゃあああああ!?」

今日のごはん

・ウツボのたたきチュチュゼリー寄せ
・特製海鮮ウツボ鍋
・ゾーラ風ウツボ唐揚げ


ゾラリンク「んんん! うめぇ、これもうめぇぞ!」ズバババババ

漁師「まさかホントに持ってくるとは思わんかったよ。ほれ、もっと食え」

ゾラリンク「サンキュー!」

チャット「ちょっと、これ以上食べてたら時間が無くなるわよ!」

ゾラリンク「ええー、まだ食い足りねえぞ……せっかくおっちゃんが料理してくれたってのによー」

チャット「ぶつくさ言わないでさっさと行く! ほらほら急いだ急いだ!」ゲシゲシ

ゾラリンク「ちぇー。んじゃおっちゃん、オラたちそろそろ行くぞ。世話んなったな!」

漁師「おう、またこいよ。久しぶりの大漁だからいつでもごちそうするからよ」

ゾラリンク「じゃあな!」ピシュン!!

海洋研究所

ピシュン!

ゾラリンク「よっと……待たせたなじっちゃん。ほれ、これが残りのタマゴだぞ」

博士「おう、よしよし……よくやってくれたな。それでは水槽に入れよ。もしかしたら……」

チャット「?」

水槽

ブクブクブク……ピシ

リンク「お? なんか出てきたぞ!」

チャット「きっと孵るのよ! なんか感動的ね!」

博士「むう、」

>>441
ミス

水槽

ブクブクブク……ピシ

ゾラリンク「お? なんか出てきたぞ!」

チャット「きっと孵るのよ! なんか感動的ね!」

ピシシシ
幼生ゾーラ「ぴー!」パッカーン

チャット「孵ったわ!」

博士「むう、これは……!!」

ゾラリンク「じっちゃんどうしたんだ?」


博士「お主にはわからんのか? この子達が並ぶ配列を……。ほれ、早く楽器を出さんか!」

ゾラリンク「が、楽器か!? オラ一応オカリナ持ってるけどよ……」ゴソゴソ

ボン!

ゾラリンク「なんだぁ!? オカリナがサカナのホネになっちまったぞ!?」

チャット「それ……ギター? ミカウの魂がオカリナを変えたのかしら?」

博士「ぼやぼやしてないで早く奏でるんじゃ!」

ゾラリンク「お、おう」


ゾラリンク(つってもオラ、ギターなんか弾いたことねぇし上手くいくかぁ?)

ミカウ『安心しろ、俺がついてる……』ホワワワ

ゾラリンク「……!! そっか、ならやってみっか」

チャット「何いってんのよ?」


♪ ♪♪♪ ♪♪♪~


博士「こ、この曲はゾーラに伝わる……!! よもやこの歳になって聴くことになろうとは!」

チャット「知ってるの博士?」

博士「うむ……」

その昔、ゾーラ族の聖地であるグレートベイの神殿に異変があった。
異変により深い被害を被ったゾーラ族は歌姫の一族による聖歌と、勇者の奏でる聖曲によって神殿を鎮め、海を救ったという。
今でも海に危機が迫った時、歌姫と勇者の一族が奏でる歌によって神殿への道が開かれるらしい……。

博士「その聖曲こそすなわち、『潮騒のボサノバ!!』」


『潮騒のボサノバを覚えた!!』

博士「もしやルルはこのために……。ミカウ、お主は早くルルの所に行ってこの曲を吹くんじゃ! そうすれば神殿への道が開かれるはずじゃ!」

ゾラリンク「わかった。そのルルってのはどこにいんだ?」

博士「はあ? お主とうとうボケたか? ゾーラホールの岬にいるに決まっとるじゃろうが……」

チャット「ゾーラホールね。それじゃとっとと行くわよ!」

ゾラリンク「おう、それじゃじっちゃん、オラ行ってくっぞ!」ボウッ!!

博士「へ?」

ズヒューーーーン!





博士「……あやつ、飛べたのか」

ゾーラホール

ジャパス「よう、ミカウ。どうやら無事にタマゴを取り戻せたみたいだな。さすがゾーラの勇者だぜ!」

ゾラリンク「ん? だれだおめぇ。どっかで会ったか?」

ジャパス「おいおい、海賊にアタマでもやられたのか!? 俺はベーシストのジャパスだぞ、しっかりしろ!」

ゾラリンク「なあチャット、ベーシストってなんだ? 食えんのか?」

チャット「ベース担当のことよ。コイツの外見通り地味な役よ」

ジャパス「いきなり失礼なこと言うな黄色妖精!? ベースがなきゃバンドは締まらねーんだぞ!」

ジャパス「それより、結局タマゴは孵ったのか?」

ゾラリンク「ああ、なんか音符みてぇでなんかかわいくってさ、これからルルってのに曲を聴かせに行くんだ」

ジャパス「……なんか、おまえ雰囲気変わったか? なんつーかこう、今のおまえカッペみたいな空気出してるぞ」

ジャパス「ま、いいか。ダル・ブルーのコンサートはおまえたち二人にかかってるんだからさ、上手くやってくれりゃ文句は言わないよ。エバンも何だかんだで気にかけてるしさ」

ジャパス「また皆でイカすコンサートできるって信じてるぜ! じゃ、またな!」

ゾラリンク「お、おう」

チャット「どーすんのよ、ミカウが死んだなんてとても言える空気じゃないじゃないの」

ゾラリンク「オラに言われてもどうしようもねえぞ……」


エバン「なんだなんだ、ミカウ! こんな所で妖精と油を売ってていいのか?」

ゾラリンク「オラ別になんも売ってねえぞ」

エバン「ん? なんだその田舎者丸出しな話し方は……。ダル・ブルーはクールで通ってるんだからそこんところをもっと自覚しろ! お前はバンドの顔なんだからな」

エバン「俺は部屋で新曲の作成をしてるから、面倒事が片付いたら他のメンバーと軽くセッションしとけよ。カーニバルまで時間が無いからな……」スタスタ

チャット「なんか神経質なヤツだったわね!」

ゾラリンク「でも、ワルいヤツじゃねえと思うぞ。たぶん」



ルル「……」

チャット「あれがルルね。ちょっとカワイイ顔してるじゃないの」

ゾラリンク「はえー。ルトにそっくりじゃねえか。でもルトと違っておとなしそうだな」

チャット「声が出せなくなったみたいだけど……。ねえ、ちょっと! アンタ本当に喋れないの?」ヒューン

ルル「……」

ゾラリンク「どうやらホントにダンマリみてえだな」

ルル「……!」ハッ

ルル「……! !!」パクパク

ゾラリンク「だいじょうぶだ、タマゴはみんなオラが取り戻したぞ」

ルル「」ホッ


ゾラリンク「そんでいきなりだけどよ、博士がこれをおめぇに聴かせろって言うんだ。ちょっと聴いてくれねえか?」つギター

ルル「……?」


♪ ♪♪♪ ♪♪♪~


『潮騒のボサノバを奏でた!』


ルル「!」

ルル「……♪~♪♪♪~ ♪♪♪~」

チャット「あ……」

ルル「♪~♪♪♪~♪♪♪~ ♪~♪♪~」

チャット「声が戻ったわ!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


チャット「な、なに?」


ザパーン!!


ウミガメ「ぶはー! 久しぶりの外の空気じゃー!」デーデーデーデー デーン

チャット「ぎゃああああ!?」

ゾラリンク「な、なんだあこのでっけえのは!?」

ウミガメ「ほう、おまえさんゾーラのくせにウミガメを見るのは初めてか?」

ゾラリンク「ウリゴメ? なんか旨そうな名前だな」

ウミガメ「ウミガメじゃよウミガメ。……それはさておきルルよ」

ルル「は、はい?」

ウミガメ「先代もそうじゃったがおまえさんもなかなかええチチと尻をしとるのう! フェッヘッヘ」ヒヒヒ

ルル「」ガクッ

チャット「な、なによあのスケベジジイ!?」

ゾラリンク「あ、オラ知ってるぞ。それセクハラっちゅーやつだろ」


ウミガメ「いやはや、ゾーラのおなごはピチピチギャルばかりじゃがルルはその中でもとびっきりのピチピチギャルじゃよ。サカナだけに」

ルル「うう……」カァアア

ゾラリンク「赤くなってんぞ」

チャット「こら、スケベジジイ! それ以上女の子にセクハラ働いてんじゃないわよー!」

ウミガメ「なんじゃ黄色妖精、ワシはチチも尻もない妖精に興味は無いんじゃがの」

チャット「なんですってー!?」キーッ

ゾラリンク「お、落ち着けってチャット」


ルル「あの……あなたは私のことを知ってるのですか?」

ウミガメ「うん……? 驚くことはないぞい。ワシは眠っていてもこの海で起きたことは全てお見通しなのじゃ……」

ウミガメ「それこそおまえの体重からスリーサイズ、好きな男のタイプまで全てお見通し……」

ルル「……」つツボ ぶん

ウミガメ「ひょおう!?」ガチャーン

ゾラリンク「はは、スケベなヤツだなコイツ」

チャット「ねえ、コイツやっちゃっていい!? いいわよね!?」


ウミガメ「う、うむ、どうやらルルは混乱しているようじゃな。まあ無理もないが……」ドクドク

ゾラリンク「おめぇ血がでてっけどだいじょうぶか」

チャット「ほっときなさい」

ウミガメ「さてさてあまりゆっくり話をしている時間はないんじゃ」

ウミガメ「さあゾーラの誇り高い戦士の子よ……」

ゾラリンク「へ? オラか?」

チャット「アンタ以外に誰がいるのよ!」

ウミガメ「沖のグレートベイがおまえの力を必要としておる。早くワシの背中に乗るのじゃ」

ゾラリンク「おめぇの? それじゃ、神殿まで運んでくれるってのか? そりゃありがてえぞ!」

チャット「そっか、神殿の道っていうのはこのスケベ亀のことだったのね」

ゾラリンク「んじゃ、遠慮しねえで乗るぞ」フワッ

ルル「!? ミカウ、あなた空を……」

ゾラリンク「ルルだったな。オラちょっと神殿で悪さしてるヤツをとっちめてくるからさ、わりぃけど後のことは頼んだぞ」

ルル「ミカウ、待って! 私、声が!」

チャット「だいじょうぶよ! 神殿はコイツに任しときなさい!」

ウミガメ「それじゃ出発するぞい」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ルル「あ……ミカウ……」

ルル「……気をつけて……」

人造人間21号いいよね(おっぱい)
ランチさんの次に好きだよ(おっぱい)

投下します

グレートベイの神殿

ゾラリンク「スゲー嵐だったけどようやく着いたみてえだな! それにしてもなーんか冷たい感じの神殿だな」コンコン

チャット「そうね……。ここまで人工的な造りの神殿も珍しいわね」ペタペタ

ウミガメ「この神殿は水路を利用した仕掛けが多い。ゾーラ族でなければ攻略は不可能とされておる。ま、がんばりなさい」

ゾラリンク「おう! ありがとなウリゴメ!」

ウミガメ「だからウミガメだと言っとろうが」

中央広場

チャット「うわーおっきい水車! これで水流を変えてるのね」

ゾラリンク「なんかややこしいぞ……親玉の気も掴みづれえし、どこにいんだ?」

チャット「神殿の邪悪な魔力がその気っていうのを掴みづらくしてる可能性があるわね! 徒歩で頑張るしかないわ!」

ゾラリンク「やるっきゃねえか。それじゃとっとと奥の部屋に……」

バイオデクババ「シャアアアア!!」グワッ

ゾラリンク「なんだコイツ? デクババが水んなかにいるぞ」

チャット「そいつは遠くからぶっ飛ばしちゃえば問題ないわよ」

ゾラリンク「そっか、ほいっ!」ポヒー

バイオデク「シャアア!?」チュドーン


ボムチュウ「キキキキッ!」ヴイーーン

ゾラリンク「おっと、あぶねえなおめぇ。そりゃっ!」ドゥン

ボムチュウ「ギビャッ!?」ドカーン

ゾラリンク「なんか妙なモンスターばっかだぞ。今のもすげえ顔してたしよ」

チャット「確かに……ちょっと気味が悪いわね……」

ブヨブヨ……

チャット「あら、何かしらこのアワ……」ソーッ

ゾラリンク「むっ」

ゾラリンク「上か!!」

チャット「えっ!? な、なによ!?」


ワート「ギュギュギュギュギュッッ!!」ズオオオオ


チャット「ぎゃああああ! 目玉のオバケ!?」


ワート「ギュオオオオオオ!!」ズモモモモモ

チャット「コイツ、アワなんか纏ってるわ!」

ゾラリンク「また変なヤツが出てきたなー。さすがにありゃちょっと不味そうだぞ」

チャット「の、のんきなこと言ってる場合じゃないでしょ!?」

ゾラリンク「わかってるって! でりゃっ!」ポヒー

ワート「」ボヨヨン

ゾラリンク「あ、あら? 弾かれちまったぞ」

チャット「へ!? ちょ、ちょっとアンタ、まさか手加減してるんじゃないでしょうね!?」

ゾラリンク「いやあそれはねえぞ。アイツ、ちょっとおもしれえな」

ワート「ギョギョギョギョギョッ!!」ズォアッ

チャット「体当たりしてきたわ!」

ゾラリンク「どうやらあのアワアワが攻撃を防いでるみてえだな。それならこうだっ!」キッ


ゾラリンク「ずあっっっ!!」ドォウウンンッッ


チャット「きゃっ!?」

ワート「ギョオオオッッ!?」バツン

ワート「ギョッ!?」キョロキョロ

ゾラリンク「よし、アワが全部取れたぞ!」

ワート「ギョ、ギョギョギョギョギョッ!」ジタバタ

チャット「わっ、暴れだしたわ! アンタ早くやっちゃいなさいよ!」

ゾラリンク「よーし任せとけ。んじゃトドメいくぞっ!」ヒレカッターシャキン

ワート「ギョオオオッッ!!」グワアッ

ゾラリンク「ずりゃっ!」

スパーン!

ワート「ギョ、ギョッ!?」マップタツ

ドチャッ ブッシャアアアアアア

チャット「う……」

ゾラリンク「わ……やっぱあぶねえなこのヒレ」

通路

ゾラリンク「おっかしいな、こっから先は行き止まりみてえだぞ。もしかしてオラたち迷っちまったか?」

チャット「うーん、やっぱり水路を通らないと先に進めないみたいね。それじゃ、さっさと飛び込みなさい」ツンツン

ゾラリンク「へ? 大丈夫なんか? なんかすげえ速い流れだぞ」

チャット「今のアンタならそう簡単に死ぬわけないから平気でしょ! ほらグズグズしないの!」

ゾラリンク「や、やっぱおめぇキツいなあ……」ピョン

ジャブン

ゾラリンク「うおっ、思った通りすげえ流れだぞ、勝手にもってかれる! ハハ、こりゃけっこう楽しいかもな!」ゴボボボボ

チャット「ほら見なさい、やっぱり平気じゃないの!」

ゾラリンク「それにしてもなげえ水路だな。一体どこまでつながっ」ゴボボボボ

デキシーハンド「」ガシ

ゾラリンク「ぐえ!?」


チャット「ア、アンタだいじょうぶ!?」

ゾラリンク「ぐええええ!? く、首根っこを急に」ゴボボボボ

デキシーハンド「」グイグイ

ゾラリンク「こ、こんにゃろ……! しつけえぞ」バチバチバチ!!

デキシーハンド「ギャアアアア!?」ビリビリビリ

チャット「ぎゃあああああ!?」バリバリバリ

ゾラリンク「あ、わりい」

デキシーハンド「」チーン

チャット「アアアアンタねぇ! 私まで殺す気!?」クロコゲ

ゾラリンク「ハハハ、おめぇ黒妖精になってるぞ!」

チャット「きーーーーーーっっ!!」

神殿の奥

チャット「だいぶ奥まで来たわね……。アンタ、こっちでホントに合ってると思う?」

ゾラリンク「スイッチを入れたら水の流れが変わったからな、たぶんこっちで大丈夫なはずだぞ」

チャット「それならいいんだけど……」

ゾラリンク「……」

チャット「ど、どうしたのよ、急に黙りこんじゃって」ドキッ

チャット(黙ってればけっこうカッコいいんだけどね……)ドキドキ

ゾラリンク「あぶねえ!!」ガシッ

チャット「へぷっ!?」ムギュ


「シャアアアアアアアアア!!!!」グワオ


ザッブーン!!


チャット「な、なによ今の……。サ、サカナ? にしちゃやけに大きかったけど」

ゾラリンク「ウツボなんかよりもできそうだぞ。気をつけねえと水んなかに引きずりこまれちまうぞ!」


「シャアアアア!!」


巨大仮面魚 グヨーグ


デンッデン デンデンデンデン デーン

デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン


グヨーグ「ギシャアアアアア!!」ザババババババ

ゾラリンク「すげぇスピードだ。だてにボスってわけじゃなさそうだな」

チャット「どうする? 陸から狙い撃ちしちゃえばいいんじゃないの?」

ゾラリンク「いや、下手に撃って外しちまったら神殿ごとオラたちまで潰れっちまうからな。ここは水中戦でいくぞ!」ピョーン ザボン

ゴボボボボ……

グヨーグ「シャッ!?」

チャット「向こうも驚いてるわね!」

ゾラリンク「ワザワザオラたちの方から水んなかに来るなんて思ってなかっただろうからな」ゴボボボボ

ゾラリンク「近付いて一気に叩っ切ってやるぞ!」ボッ


ギャオオッッ!!


グヨーグ「」グパア


グヨーグJr.「ギャギャッ」
グヨーグJr.「キキキッ」
グヨーグJr.「ギギャギャッ」


ゾラリンク「いいっ!?」ピタッ

チャット「く、口から小魚を吐いた……」


グヨーグ「ギャオオッッ」

グヨーグJr.「ギャギギャギャッギャギャッ!!!!」

ゾラリンク「うわっ! こ、コイツらなんだ!? まとわりついてくるぞ!」

チャット「そいつらは囮よ! モタモタしてると……」


グヨーグ「ギュオオオオオオ…………!!!!」


ゾラリンク「やべえ、吸い込まれる!? こ、このっ……!!」

チャット「ちょっと、もっとしっかり泳ぎなさいよ! 飲み込まれちゃうわよーーーー!」

ゾラリンク「んなこと言っても……! うおっ!?」

チャット「あっ!?」


バクン


グヨーグ「ギャオオッッ」ガジガジ

ゾラリンク「あだだだだっ!? こ、こらっ噛むんじゃねえ!」

チャット「早く電撃で逃げなさいよ!」

ゾラリンク「そ、そうだな。……おりゃっっ!」バチバチバチ!


グヨーグ「……」ガジガジ


ゾラリンク「ありゃ!? コイツ、効いてねえぞ!」

チャット「ウソ!?」


ゴクン


チャット「!?」


チャット「の、飲み込まれちゃったわ……」

グヨーグ「げふっ」

チャット「ね、ねえ、ウソでしょ……アンタ、こんなことじゃ簡単にくたばったりしないわよね!?」

グヨーグ「ギシャ……」

チャット「……お、おまえ……!!! よくもリンクを……!!!! ぜったいに許さないわよ……」ワナワナ

チャット「ぜったいに、ぜったいに! ぜーーーーーーーっっったいに許さなーーーーーーいッッッッッッ!!!!!!」グワッ

グヨーグ「」ビクッ


チャット「ぶっ殺してやるーーーーーーーーッッッッッッ!!」ドギャオオオッッ

ペチッ

グヨーグ「……」

グヨーグ「」パシン

チャット「きゃん!?」キーン……ドォオン

ガラガラ……

チャット「う、うう……ちくしょう……!! やっぱり私の力じゃぜんぜんダメだわ……!」グググ

グヨーグ「……」

チャット「ち、ちくしょーーーー! もう煮るなり焼くなり好きにしなさい!」

グヨーグ「」ガタガタ

チャット「あら?」

グヨーグ「ブボォエエ!?」ベゴン!!

ドゴォッ!!!
ズドンッッ!!!!
ドギャオオオッッ!!!!!

チャット「な、何が起こってるの!? アイツの身体中からスゴい音が」

チャット「……ま、まさか」

グヨーグ「ボヘエエエエッッッ!?」ゲボッ

「ふう、ひでえ目にあったぜ」シュインシュインシュインシュイン

チャット「あ……あ……!」


超ゾラリンク「どうやらオレを喰うのはおめぇじゃちょっとムリがあったみたいだな」シュインシュインシュインシュイン


チャット「リンクーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!」


超ゾラリンク「チャット、わりいな。少し心配かけちまったか?」

チャット「……バ、バカァ! 誰がアンタなんか心配するもんですか!」

超ゾラリンク「へへっ、そっか」

グヨーグ「ギョ、ギョ……!?」

超ゾラリンク「おめぇ、チャットをずいぶん苛めてくれたみてぇだな。覚悟はできてんだろうな」

グヨーグ「ギョッ」

超ゾラリンク「一つ言っとくけどな……スーパーサイヤ人になるとちょっと凶暴性が増すんだ……。軽い興奮状態になるんでな……」

超ゾラリンク「あまり手加減できねえぞ」

グヨーグ「ギョッ……ギシャアアアアア!!」グワアアア

超ゾラリンク「だりゃっ!!」ドゴォッ

グヨーグ「ギャアアアアッッ!?」キーン……ドォオン

グヨーグ「ギョギョギョ……」

超ゾラリンク「次はちょっといてぇぞ」

グヨーグ「!?」

超ゾラリンク「はっ!」シャキン

チャット「りょ、両腕のヒレが離れた!?」


超ゾラリンク「ハァアアア……!!」ガシン……ジャキィィン!!!




超ゾラリンク「気円斬!!!!!」ブーーーー……ン


チャット「す、スゴい音……!!」

超ゾラリンク「だりゃああああああっっっっ」バシューーーン!!!!!

グヨーグ「ギョッッ!!!????」


ズパァアアアアッッッ!!!!!!


グヨーグ「」

グヨ/ーグ「」ズルリ

ブシャアアアアアアア!!!

チャット「や、やった!!」


デーン デーン

デッデッデーン デーン

デーンデーン


ゾラリンク「よし、これでこの神殿も呪いがとけるぞ」フッ……

チャット「ア、アンタねえ! あまりドキドキさせるんじゃないわよ!?」

ゾラリンク「へへへ、わりいな。……それにしてもよ」

チャット「な、なによ」

ゾラリンク「腹の中で聞こえてたぞ。おめぇやっとオラの名前呼んでくれたなあ」

チャット「へ!?」

ゾラリンク「いやーいつもはずっとアンタって呼ばれてたからな!」

チャット「そそそそれがどうしたってのよ!? ア、アンタが飲み込まれちゃって、ビックリしてつい呼んじゃっただけなんだから!」

ゾラリンク「ハハハ、おめぇ赤妖精になってるぞ」

チャット「きーーーーーーっっ!! そんなんじゃないの! か、勘違いしないでよね!?」



グヨーグノナキガラ「アノ,ハヤクトッテクダサイ」

巨人の間

巨人「ヴォ、ヴォーヴォーヴォー……」

チャット「友を助けて? わかってるわよ。そのかわり、私たちに協力してよね」

巨人「ヴォ……」ガックリ

リンク「なんか落ち込んでるぞ」

チャット「へ……? な、なんでよ……」

パァアアアアア……


ゾーラの岬

ウミガメ「よくやってくれたのう、戦士の子よ。これでこの海も元にもどるじゃろう」

ウミガメ「……しかし、まだまだ邪悪な気の元は断たれておらぬようだの」

リンク「ああ、呪われてるとこで残ってんのは……」

チャット「谷、ね。いよいよ最後だわ!」

ウミガメ「ウム、あそこはこの海とは比べ物にならんほどの邪気に満ちておる。充分注意するのじゃぞ」

リンク「わかった。あと少しだかんな! 気合い入れていくぞ!」

チャット「その意気よ!!」


ルル「あの……」

リンク「ん、おめぇは……」

ルル「ここでミカウという名前のゾーラを見かけませんでしたか? ウミガメさんが戻ってきたから一緒に戻ってると思ってたけど……」

チャット「あ、ど、どうしよう……」

リンク「ミカウの兄ちゃんだけどさ、ちょっとまだ事件が残ってるから帰りが遅くなるってよ」

チャット「アンタ……」

リンク「カーニバルまでには戻るって言ってたぞ。おめぇミカウの兄ちゃんのこと待ってやっててくれねえか?」

ルル「……そっか。ミカウ、まだやることがあるんだね。……だったらしょうがないかな」

リンク「……なあ、よかったら研究所に行ってくれねえか? 博士がルルの子どもの世話してるからよ、母ちゃんの顔を見せてやってくれよ」

ルル「わたしの……子ども……」

ルル「……うん、そうだね。ミカウが戻ってくるまで、皆で元気にしてなくちゃ」

ルル「ボーヤ、ありがとね。わたし、ずっとミカウを待ってるよ……」


--

夕方の海


チャット「あれでよかったのかしら」

リンク「わかんねえ。でも、アイツは一人じゃねえからな。案外なんとかなるんじゃねえかな」

チャット「そうなれば……いいんだけどね」

タルミナ上空

キーーーーーン……

チャット「残るは谷だけだけど……もう暗くなってきたわね。アンタ、疲れてない?」

リンク「確かにちょっとハラ減ってきたな……。一回街に戻って休憩すっか!」グギュウウウウ

チャット「そうね、体力を全快にしていかなくちゃ!」


ヒャッハー……!!
マチヤガレー!!


リンク「ん、なんだ?」


ガロ?「観念してミルクを置いてきなーーーー!」

ガロ?「ヒャッハー!!」

クリミア「くっ……!!」


リンク「あれ、アイツ……」



ちょっぴり苦い別れをしたリンクたち。徐々に互いの絆を深める二人の前に何者かに襲われる牧場の娘、クリミアの姿が……

次回予告

オッス! オラ リンク!

街に戻ろうとしたオラたちだったけど、へんなお面を被ったおっちゃんたちに追いかけられてるクリミアの姉ちゃんを見つけちまったぞ! なんだかすげえ大変みてぇだからいっちょ助けてやっかな!

次回、トライフォースZ Sparking!

夕暮れの攻防、複雑な乙女心!

見てくれよな!

オッス オラ作者

残すところあとわずか
オデッセイも楽しいしDBファイターズも楽しみです。
それではまた今度


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

グレートベイの神殿の呪いの元である巨大仮面魚グヨーグを倒したリンクたちは、一旦クロックタウンに戻ることを決めた。その帰りの途中、何者かに襲われる牧場の娘、クリミアを見つけるのだった。

夕暮れの攻防、複雑な乙女心!


クリミア「もう、しつこいわねアンタたち! いい加減にしなさい!」

ガロ?「うるせえ! とっととその積み荷を下ろしやがれ~!」

ガロ?「ヒャッハッハッハッハ~! ミルクだ~! ミルクをよこせ~!」

クリミア「うう、せっかくシャトーロマーニを出荷できると思ったのに~! ついてないわ!」

ガロ?「オラオラ行くぜ~!」ガンガン

クリミア「ああっコラァ!! ビンを叩くんじゃないわよ!」

ガロ?「ヒャッハー! コイツでとどめだぁ~!」ブオン

リンク「よーう、おめぇらなにやってんだ?」キーン

ガロ?「ヒャハッ!?」

クリミア「へぁっ!?」


リンク「おめぇらこんな時間まで追いかけっこやってんのかぁ? もう暗くなってきたからあんま遊び過ぎんなよ」

ガロ?「なんだぁ!? このガキは~!」

クリミア「ア、アンタ……リンク? な、なんで空を飛んで」

チャット「ねえ、困ってんなら手を貸し手あげてもいいわよ?」

クリミア「え、そ、そんな」

リンク「あれ、コイツら遊んでんじゃなかったのか」

チャット「どうみても追い剥ぎに会ってるでしょ! こんな時までボケてんじゃないわよ!」

リンク「あ、やっぱり悪いやつらに追っかけられてたんか! そんじゃちょっくら手を貸してやるぞ」スッ

キュィイイイイイン……

クリミア「な、何? 手が光って」

リンク「ハッ!」デュイン!!

ガロ?「へ?」

チュドォオオン!

ガロ?「ぎゃああああああ!?」

ガロ?「弟~!?」


チャット「大丈夫なの? アイツ、死んだんじゃないでしょうね」

リンク「手加減したからたぶん死んでねえと思うぞ。たぶん」

クリミア「え、えええ……?」ポカン

ガロ?「お、おのれ~弟のカタキ! てめぇからまずぶっ倒してy」

リンク「おりゃ」ポーヒー

ガロ?「へ……?」

デデーン

チャット「……本当に大丈夫なんでしょうね……」

リンク「だいじょーぶだいじょーぶ」

タルミナ平原

ガラガラ……

リンク「こんなモン被ってたからオラてっきり遊んでたんかって思っちまってたぞ」つガロのお面

クリミア「それ、ロマニーが最近ここらで出るって言ってたオバケの正体かもね……。まったく、アイツらろくなことしないんだから」

リンク「いや、オバケの正体ってのは宇宙人だぞ」

クリミア「あはは、アンタもロマニーの言うこと信じてるの? 宇宙人なんているわけないじゃないの」

リンク「オラその宇宙人なんだけどなー」

チャット「えっ、アンタ自分はサイヤ人だって言ってたじゃないの」

リンク「だからサイヤ人が宇宙人なんだってば。昔はシッポもあったんだぞ」

クリミア「シッポって……まるでおサルさんね♪ ウフフ!」

リンク「あー! おめぇ信じてねえな! オラホントのこと言ってるんだぞ!」

クリミア「はいはい、ホントのことね」

チャット「う、宇宙人だったのね……。それならあのとんでもない強さも納得だわ」

クリミア「……ねえ、宇宙で思い出したんだけどさ……」スッ



月「……」




クリミア「おっこちるかな、アレ」



リンク「あれか? おっこちるぞ」

チャット「ちょっ」

クリミア「……! なんで分かるの?」

リンク「どうみても近づいてんじゃねえか」

クリミア「……そっか、やっぱりおっこちちゃうんだ。……あはは」

リンク「なんかおかしいんか?」

クリミア「ううん、別におかしいんじゃないの……。やっぱりって思うのが半分で、もう半分は……」

リンク「?」

クリミア「……明後日ね、トモダチの二人がスゴく幸せになる日がくるんだけど……月のせいでその場にいられないのが残念だなって思ったの。……これはホントの気持ち」

クリミア「……けど、すこしだけ、ほんのすこしだけ、良かったって思う自分がいるの……」ウツムキ

リンク「なんでだ? おめぇそいつらのことキライなんか?」

クリミア「ちがうよ。キライじゃないの……あの二人には幸せになってほしいって思ってる」

クリミア「それでも、モヤモヤしたものがムネの奥につかえてて……そう思うと自分がスゴくイヤな人間だなって、わかっちゃうのよ」

リンク「ふーん、なんだかよくわかんねえけど、あんまりムリしねえ方がいいぞ」

チャット「は~……。アンタ、ぜんっぜん分かってないわね!」

リンク「ん? 何がだ?」

チャット「女の子の気持ちってやつよ」

リンク「???」


クリミア「でも、おかしいよね。全部終わっちゃうんじゃ、今さら何やっても意味ないのに」

クリミア「こうやっていつも通りミルクなんか配達しちゃってさ……。現実逃避だよね……」

リンク「あ、それだったら心配ねえぞ」

クリミア「え?」

リンク「あの月は落ちてこねえ。オラたちがなんとかすっから大丈夫だ」

クリミア「なんとかって……ど、どうやってアレを止めるのよ?」

リンク「んー、口で説明すんのは苦手なんだけどな……。ま、おめぇもあんまり気を張らねえで待っててくれりゃいいよ」

リンク「だからさ、明後日はそのトモダチ二人ってのに言いたいコト言っていいんじゃねえか?」

クリミア「う……でも……」

リンク「ホントのトモダチだってんなら聞いてくれると思うぞ! それに、ずーっと黙ってたんじゃ気が滅入っちまうからな!」

クリミア「……もしかして、アンタ慰めてくれてたの?」

リンク「ん? いや、オラ思ったこと口にしただけだぞ」キョトン

クリミア「……フフッ♪ アンタ、見かけによらずオトナなんだね……ちょっとびっくりしちゃった」

チャット「ほんとね! 普段はまんまこどもなのに」


クリミア「……ま、確かにいつまでもウジウジしてちゃアタシらしくないか……。……よし」

クリミア「ありがとね、アンタのお陰で踏ん切りがついたよ」ニコ

リンク「へへ、なんか元気出たみてぇだな!」

クリミア「これ、アンタにあげるよ。守ってくれたお礼よ♪」


『ロマーニのお面を手にいれた!』きんのごまだれー!


リンク「なんだこりゃ? ウシか?」

クリミア「それは一人前のオトナの証よ。それがあればミルクバーで注文できるようになるわ……」

クリミア「それと、これは話に付き合ってくれたお礼♪」


『シャトーロマーニをビンに入れてもらった!』ごーまーだーれー!



チャット「な、なんか高そうなミルクね」

クリミア「それは家の一番のビンテージ……。飲めば力が湧き出て三日三晩元気ハツラツよ!」

リンク「へー! こっちの方がうれしいな! サンキュー!」

クロックタウン前

クリミア「今日はホントにありがとね! また、会えるといいわね」

リンク「おう、全部終わったらまた牧場に遊びに行くからな。そんときはご馳走してくれよ!」

クリミア「フフッ♪ いいわ、待ってるわよ♪」

クリミア「……じゃあね、勇者くん♪」


ガラガラ


リンク「またな~!」

チャット「……アンタ、意外と人生経験豊富だったりする?」

リンク「ん? どうしたんだいきなり」キョトン

チャット「……いや、やっぱりナンでもないわ……」

ミルクバー前

リンク「それにしてもこんな真っ暗で店がやってるなんてな! 眠たくねえのか?」

チャット「せっかくだからなんか食べていきましょうよ! そのお面があるから大丈夫なはずよ」

リンク「そうだな、入ってみっか!」


ミルクバー


マスター「お客さん、会員証をお持ちですね。どうぞお掛けになって」

リンク「おう! なんかうめえもん作ってくれねえか?」

チャット「まずはミルク頼みなさいよ」

マスター「今夜はちょうどいいのが入りましたからね……少々お待ちを」

リンク「フンフフ~ン♪」





「ヒック……」


リンク「ん~? どうしたんだおめぇ。気分でもわりいんか?」

座長「……おい、こぞう……」ヒック

リンク「なんだ?」

座長「ミルクだぞ……」

リンク「? おう、ミルクだな」

座長「ミルクなんだぞ……」

リンク「?」

座長「……ミルクなんかで酔えるか!」ヒック!!

チャット「な、なによこのオッサン……」


座長「……どうせわしは役立たずの次男坊だよ!」

座長「アニキのように馬の扱いはうまくない! 弟のように馬の面倒は見れない!」

座長「牧場飛び出して……興行の世界を知って……あちこち旅して……」

座長「でも、そこに何があった!? ……なんにもねえ!」ダンッ

座長「ああ、なんで芸の世界に入っちまったんだ……さむい、さむいぜ……」

リンク「おっちゃん、グラス借りるぞ」

座長「あん……?」

トクトク

リンク「これ、さっきもらったモンだけどよ、いっしょに飲もうぜ」

座長「こりゃ……シャトーロマーニじゃねえか……こんな高いモン……」

リンク「遠慮すんな、オラの奢りだ!」

座長「おめぇ……」


--


座長「世間はなあ! つめてえよなあ~!?」ウィー ヒック!

チャット「そうね……」ヒック

リンク「ガツガツガツ……!! おっちゃんおつまみおかわり!」

マスター「かしこまりました」


クリミアを助け、無事にクロックタウンに着いたリンクたち。ミルクバー『ラッテ』での夜が更けていく……


次回予告


オッス! オラ リンク!


夜のクロックタウンもよく見回すと変なやつらが多いよなー! なんか怪しい店とかも開いてんぞ……?


次回、トライフォースZ Sparking!


暗黒ショップ マニ屋の秘密!


見てくれよな!

今日はここまで

今さらですがチャットは初期のブルマを意識して書いてます。

座長とかマニ屋のおっさんとかムジュラはおっさんがいい味出してる。

ではまた今度

ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

クリミアを助け、無事にクロックタウンに戻ったリンク。夜のミルクバー『ラッテ』で呑んだくれる座長のヤケミルクに付き合うことになったのだが……


暗黒ショップ マニ屋の秘密!


座長「うぃーひっく! おい、オヤジ、ミルクおかわりだ!」

チャット「ひっく、わ、私もおかわり!」ウィー

マスター「お客さん、飲みすぎるとハラ壊しますよ」

座長「あああん!? これくらい全然平気だっつの……!」

リンク「おめぇ何やってんだ?」

トトさん「ああ、ちょっとサウンドチェックをね……。ボーヤ、よかったら手伝ってくれるかい?」

リンク「なんか面白そうだな! オラやってみるぞ!」


トトさん「ちょうどギターとドラムとラッパは録音してるんだが、笛だけが足りなくてな……」

リンク「だったらオラのオカリナでいいか?」

トトさん「おお、これはいいオカリナだ。これなら上手くいきそうだぞ」

トトさん「それじゃ、ステージに立ってくれたまえ」

リンク「なんかワクワクしてきたな!」

トトさん「オカリナのメロディーはこうだ」

♪~♪~♪♪~♪~

リンク「よーし、それだな……」


♪~♪~♪♪~♪~
♪~♪~♪♪~♪~


座長「……!!」


トトさん「ブラボー! 最高だ!」

座長「こっ、このメロディーは……! ワシの思い出の曲……!」

トトさん「スタンダードナンバー 風のさかな。先代ダル・ブルーの名曲だ!」

チャット「?」ヒック

リンク「ん? ダル・ブルー?」


座長「芸の世界に身を投じたのも、昔時のカーニバルでこの曲を聴いたから……」

座長「芸をやってりゃいつか歌の主に出会えると思っていたが……そうかい……」

トトさん「あんたが聴いたのは初代ルル。ルルの母親だろう」

座長「今は娘が歌ってるのか……そうかい、聴いてみてえなあ……」ホロリ

チャット「泣いた……」

リンク「おっちゃん、なんで泣いてんだ?」

トトさん「最初の気持ちってのを思い出したんだよ。人の心は必ず故郷に還るっていうからなあ……」

座長「故郷か……。牧場にいるアニキや弟、元気にしてるかな……」

座長「おい、ボーズ、こんな呑んだくれに付き合ってくれてありがとよ、こいつはほんの礼だ。こんなのしかねえが……」


『座長のお面を手にいれた!』きんのごまだれー!


リンク「ははは、おっちゃんの顔のお面か! けっこう似てるな!」

座長「もうすぐカーニバルだからな。それ着けて遊んでくれや」

チャット「ひっく、遊ぶったってねえ……時間無いじゃないの」

リンク「まあまあおっちゃんが元気出したんだからいいじゃねえか」

座長「うーし、ワシもそろそろ帰るか……。団員たちに何とか話さないといけねえからな」フラフラ

マスター「お客さん、お勘定……」

リンク「おっちゃんちょっと待ってくれ」

マスター「?」

リンク「ほら、ここはオラが払うぞ」つ200ルピー

マスター「あんたもなかなかお人好しですね。ま、好きですよそういうの」

リンク「へへっ!」

クロックタウン西路地

チャット「ういー! うっぷ……の、呑みすぎたかも」

リンク「だいじょうぶか? さすってやっぞ」サスサス

チャット「きゃん!? どこさわってんのよエッチ!」

リンク「ど、どこって言われてもよ……。妖精ってのはよくわかんねえぞ……」


ギャーギャー!!


リンク「うん? こんな時間にやけにさわがしいなあ」

マニ屋


マニ屋「……100やな」

サコン「アシモトみてんなー、200!」

マニ屋「なんや、まだ下げて欲しいんか!」アアン!?

マニ屋「ホンマは爆弾屋で売るモンやろ! 爆弾屋にチクるど!」

サコン「わかった、それで手をうつよ。でも、おっちゃんも同罪だね!」

マニ屋「アホぬかせ!」バンッ!

マニ屋「故売は善意の第三者や、ワシはなんも知らんのや」

マニ屋「流れてきたから買う!」

マニ屋「こまっとるお人を助ける慈善事業や、ボケ!」

サコン「わ、わかったよ。じゃあ、お会計……」

マニ屋「ほな、50。たしかに渡したで」

サコン「えっ? 今、100って……」

マニ屋「まだ、下げて欲しいんか……あ?」ギロッ

サコン「けっ、ケッコウです!」


カーフェイ(ついに見つけた……! スリのサコン!)



カーフェイ「ここに張り込んでればすぐに見つかると思ってたけど、思ったとおりだ」

カーフェイ「あとはアイツの後をついていけば……」

オヤジ、アシモトミヤガッテ!

オッス、コンナジカンニ ナニヤッテンダ

ナンヤ、ボン、ココハアソビバヤナイデ


カーフェイ「……ん?」



リンク「なんかおもしれえモンがいっぱい置いてんな!」


カーフェイ「な、なにやってんだあの緑は……!!」


マニ屋「ここはマニ屋や。タルミナ中から流れてくるモンを売ったり買ったりしとるんや」

リンク「へー、カーフェイの言ってたマニ屋ってのはここか。んじゃ、盗まれたっていうお面もここにあるんかな?」

サコン「」ビクッ

マニ屋「あん? カーフェイ?」



カーフェイ(ああああのチビ……!!!!??? なに余計なことしゃべってるんだ!)



サコン「そ、それじゃ、オレはここらで失礼します……」

マニ屋「なんや顔色悪いぞ。どないしたんや?」

サコン「あ、いや、べつに」

マニ屋「まさかなんか隠しとるんやないやろうな……ああ?」ギロ

サコン「さっ、さよならー!」ズヒューン

マニ屋「けっ、小悪党が!」


リンク「おっちゃん、最近盗まれたお面とか流れてきてねえか? カーフェイってのがさがしてんだけどよ」

マニ屋「……知らんで。そんなモンまーったく知らん」

マニ屋「ほら、用が無いならとっとと家に帰らんかい。ガキは寝る時間やで!」シッシッ

リンク「ちぇ。いーじゃんかよ少しぐらい見てってもよー」

マニ屋「ダメやダメ! ワシは忙しいんや!」


カーフェイ(早くアイツの後を追いかけないと……! くっ、出遅れたっ!)

クロックタウン西

チャット「あのオヤジ、なーんか怪しいわね……」

リンク「そっか? そんなにワルいヤツじゃねえと思うけどな」

チャット「なんでわかるのよ」

リンク「うーん……なんとなくだぞ! ハハハ」

チャット「なによそれ! ……それより、もうすぐ夜明けね……」

チャット「あと一日、これで全部終わらせるわよ!」

リンク「おう!」


キミョウな夜を過ごした二人はいよいよ最後の呪われた地、谷へと向かう。そこには何が待っているのだろうか……

次回予告

オッス! オラ リンク!

イカーナっちゅう場所はこれまでと違ってかなり殺風景な場所だぞ。
なんだかイヤな気も漂ってるし……こりゃ少しやっかいかもな。
ん、ここにも墓場ってのがあるみてえだな……?

次回、トライフォースZ Sparking!

呪われた地、イカーナ!

見てくれよな!

オッス、オラ作者

いよいよ作者が発狂しかけたイカーナちほー及びロックビルの番が来ました。
攻略本無しだとムリだろあれ……

ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

盗品が集まる暗黒ショップ、マニ屋を訪れたリンクたちは店のオヤジとスリのサコンとのやり取りを目撃する。
当然なんのことかわからないので、とりあえず最後の目的地の谷へ向け出発するのだった……


呪われた地、イカーナ!



エポナ「ブルルッ!」パカポコ

リンク「周りの景色が変わってきたな……よーし、だいぶ走ったけどもうすぐみてぇだな!」

チャット「イカーナの谷か……さすがに私も来たことないわね。どんな所なのかしら?」

リンク「ま、なんとかなるって。オラもここまでの旅でけっこうパワーアップしたみてえだし、ちっとは期待してくれよな」

チャット「え、アンタまだ強くなってるの? それ以上強くなってどうすんのよ……」

リンク「まーオラの趣味っつったら修業ぐれえだかんな。どこまでいけるか試してぇんだ」

リンク(オラの予想だとスーパーサイヤ人の更に先ってのがあるかもしれねえんだけど、そこまで辿り着くには相当鍛えねえとダメだな)

イカーナの道

リンク「ひゃー、思ったよりだいぶ寂れてんな。荒れ放題だぞ」

チャット「まさに荒野ってかんじね……ん?」

リンク「どした?」

チャット「なんか前から……」


ボムチュウ軍団「キキキキッッッッ!!!!」ヴイーーーン


チャット「ぎゃあああ!?」

リンク「うひゃあ、なんかたくさん来たな」


チャット「あ、あれだけのボムチュウが一気にバクハツしたらただじゃすまないわよ!?」

リンク「エポナ、いけっか?」

チャット「ちょ」

エポナ「ヒヒン!」ズォアッ


ズギャオオオオオッッッッッ!!!!!


リンク「ひょー、はえー♪」

チャット「あばばばばばばばば」


ボムチュウ軍団「キキキッ!?」

エポナ「ブヒンッッ!!」ゴォオオオオ

チャット「ぶ、ぶつか……!!」

DOGGGGAAAAAAAAANN!!!

チャット「ぎゃんっっ!?」

リンク「ははは、いいぞエポナ! もっと飛ばせ飛ばせ」

リンク「ブヒヒーーーン!!」ズォアアアアッッ

チャット「ま、待って、これ以上飛ばしたら死……」


DOGGYAAAAAAAAANN!!!


チャット「うぎゃーーーーーーー!!!」


怪しい男「イーッヒッヒッ、お前さんこんなところで何して……なんかそっちの黄色妖精やけにボロボロだね」

リンク「わりーわりー、ちょっとふざけすぎた」

チャット「ほんとよこのバカザル! アンタたちと一緒にいたら命が幾つあってもたりないっつーの!」ボロッ

怪しい男「(なんか妙に明るい)……この先のイカーナの丘はこの世に恨みや未練を残して死んでいった魂のさ迷える地」

怪しい男「今も魂を救う者を求めてさ迷っている」

リンク「よくわかんねえけどオバケがたくさんいるっちゅうことか?」

チャット「危うく私がオバケになるとこだったわ! 死んだらアンタの所に一番に化けて出てやるからね!」


怪しい男「ザンネンだがお前さんのような者が来るところでは」

リンク「んじゃ、ここ通らせてもらうぞ」スイーーーー

エポナ「ヒヒン」スイーーーー

チャット「ちょっと待ちなさいよ!」スイーーーー

怪しい男「……ええー……」


リンク「飛んでみてわかったけど、こりゃ相当荒れてんなー。呪いのせいでこうなってんのか?」キーン

チャット「人っこ一人いないわ……ボムチュウやネジロンばかり……」

リンク「取り合えず誰か話のできるヤツを探さねえとな」

リンク「うん?」

チャット「誰かいたの?」

リンク「おう、またどっかで見たことのある顔だぞ。もしかしたらなんか知ってッかもな!」


ダンペイ「そろそろ墓穴に入ってみるだよ」

キーン……

ダンペイ「あん?」

リンク「オッス、こっちのダンペイのおっちゃんも墓守やってんだな!」シュタッ

ダンペイ「ひゃああ!? オ、オメエ空飛んだだか!?」

チャット「この反応もだんだん飽きてきたわね……」

エポナ「ブルル」

ダンペイの家


リンク「イカーナの墓?」

ダンペイ「んだ。ここは丘の上にあるイカーナ古城の王さんの所縁のある者が入る墓だ」

ダンペイ「今みたいに夜になるとイカーナ軍の亡霊が昔を忘れられずさ迷ってるだ」


イカーナ兵 ブラーンブラーン

イカーナ兵 ギャッギャッ


チャット「遊んでるようにしかみえない……」

ダンペイ「中でも奥にあるイチバンおっきい骨はイカーナ軍の隊長、スタルキータっていってな、めっぽう強かったらしいだ」

リンク「強い?」ピク


リンク「そいつ、つええんだったらちょっと戦ってみてえな! 今起きてるんか?」

ダンペイ「いや、目覚めさせる歌ってのがないとずーっと眠ってるだ。つーかオメエあれと戦う気か?」

チャット「あー気にしないで、コイツのワルいクセだから」

リンク「目覚めっちゅうことはアレか……。へへ、ワクワクしてきたな」

--


スタルキータ「」

リンク「へえー、こりゃでっけえや」

チャット「ねえ、ほんとに起こすの? さっさとイカーナ古城って所に行ったほうがいいんじゃないの?」

リンク「いや、コイツが隊長だってなら城の事も少しは知ってるはずだ。もうちょっと調べておいても損にはならねえ」

チャット「な、なるほど……。アンタけっこう考えてるのね!」

リンク「まあ戦ってみてえってのもあるけどな」つオカリナ


♪♪ ♪♪ ♪~♪~♪~


『目覚めのソナタを奏でた!』


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……


スタルキータ「うむむ、私を目覚めさせたのはお前か……」

リンク「ひゃー! 立つと一段とでけえな!」

スタルキータ「なんだ、こどもではないか……。バカらしい、少し回ってまた眠りにつくか」クルリ スタスタ

リンク「あ、ちょっと待てよ! オラおめぇに話が」

スタルキータ「うるさい! 話す事などない! お前はそいつらの相手でもしてろ!」


ボゴボゴッ


イカーナ兵「ギャッギャッ」
イカーナ兵「ギャギャッ」


チャット「どうすんのよ。アイツ、行っちゃうわよ!」

リンク「しょうがねえな。追いかけるか! おめぇら邪魔だ!」ドウッ


イカーナ兵「ギャギャッ!?」バラバラ

20時頃に投下します。

遅ればせながらブルマ役の声優鶴ひろみさんの突然の逝去をお悔やみ申し上げます。
思えばドラゴンボールをガキの頃から観て育った自分はブルマの声を聴いて育ったも同然でした。
ビデオテープを何回も摩りきれるまで見る度、ブルマの声はあって当然の物でした。
ブルマとしての最後の台詞は「頼んだわよ」だったそうです。
このSSでチャットにブルマの役割を与えようと思っていた自分としては忘れられない台詞になりました。尚のこと完結させねばと改めて思いました。

ブルマを今まで演じて下さり本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。

お待たせしてすいませんでした。
ゼノブレイド2とマスターバイクやってたよ……。

投下します


スタルキータ「むうっ、あのチビッコ見かけによらずなかなかやるようだな」

スタルキータ「もっと出てこい亡霊ども……ヤツのはらわたをくいつくしてやれ!」

ぼこぼこっ!

青バブル「ギャギャッギャギャッ!」
リーデッド「ヴォオオオオン」
イカーナ兵s「ギャース!」

リンク「うひゃーいっぱい出てきたな。あれ全部オバケじゃねえか」


チャット「とっととやっつけなさいよね。あいつら、見た目はコワイけどもろいから……」

リンク「よし、一気に片付けてアイツを追いかけなきゃなんねえからな! ちゃっちゃと終わらせっぞ!」ボッ


リンク「うりゃあっ!!」バキィン!!


イカーナ兵「アー」ピューン

イカーナ兵「……」ムクリ

リンク「ありゃ? 応えてねえぞ」

チャット「おかしいわ……あれだけのパワーを受けたのに起き上がってくるなんて」アタマトンデッタ……


スタルキータ「わはは、おどろいたかチビッコ! この呪われたイカーナの地の亡霊はそんじょそこらの亡霊とは一味違うのだ!」

スタルキータ「いけー! ぶっ殺せー!」ギャハハハ

リーデッド「ヴォオオオオン……」
青バブル「ギャギャギャッ!」

リンク「おっと、コイツらも普通じゃねえみてだ。けどよ、おめぇらちょっとオラたちを甘く見てるぞ」ヴ……ーーーン


リンク「太陽拳!!」カァアアアッッ


チャット「きゃあっ!?」

スタルキータ「な、なにいっ!?」



リーデッド「ウヴォァー」
青バブル「ヒギィイイイ」
イカーナ兵「ウギャギャッ!?」

スタルキータ「た、太陽の光だと、この地でこれだけの光は何年ぶりだ……!!?」


リンク「うし、動けねぇからずいぶんやりやすくなったな」チャキ

ブゥウウウウン……

スタルキータ「なんだと、剣に魔力を纏わせた!?」

チャット「め、目がぁあああ! 目がぁあああ!?」

リンク「おりゃっ! 回転斬りだー!」ブォオオオン

青バブル「ギャアア!」ズバァアア
リーデッド「ギィイイイ」ズバァアア

スタルキータ「あ、あっという間にやられてしまったではないか……。お、おのれチビッコ」ワナワナ

リンク「さすがに跡形もなく吹っ飛ばしちまえば生き返んねえみてえだな」

リンク「次はおめぇが相手してくれるんだろ?」クイクイ

スタルキータ「……フ、フフフフ……調子に乗るなよチビッコ……貴様の弱点は見切った!」

リンク「へ?」

スタルキータ「やれ!」

青バブル「キー!!」

リンク「おっ、地面からか!」カスッ

スタルキータ「にやり」


チャット「や、やっと見えてきた……。ちょっと! 太陽拳使うなら先に言いなさいよ!!って……」

チャット「ああああああんた!?」

リンク「へ? どうした?」

チャット「呪われてるじゃないの!」

リンク「ん? ……あ、ほんとだ。なんか妙な気がまとわりついてら……」

スタルキータ「ワハハハ! どうだ、これで剣は抜けまい! 貴様の戦力は半減したぞ!」

リンク「まあ使えなくても問題ねえか」

スタルキータ「へ?」


リンク「よっと、これで問題ねえな」ボォウッッッ

スタルキータ「呪いが吹っ飛んだ……だと……コイツ、何者なんだ……?」

リンク「ちょっと話しやすくしてやるぞ。ガマンしろよ」スッ

スタルキータ「なに? ま、まさかキサマ、この私に手加減をするつもりじゃあないだろうな……?」

リンク「まあな、おめぇじゃちょっとオラの相手は荷が重いと見た。わかるんだ、そういうのパワーの差ってのがよ」

スタルキータ「……ふ、フフフフ……よくそんな大ボラがふけるな……わかるなどと……」ピクピク


スタルキータ「いちいち癇にさわるヤローだ!!!!!」ドン!!


チャット「あ、あの巨体であれだけのスピードを……」

リンク「むっ……!!」ガシイッ

スタルキータ「なにいっ! 受け止めただと!?」


リンク「へへへ、パワーだけならいい線いってっかもな。でも、動きが直線的だから読みやすいぞ」

チャット「いや、読めてもふつうあんな大きい攻撃受け止めないわよ……」

スタルキータ「ぐぎぎぎぎぎぎ……!!!! こ、コイツなんてパワーだ……!!!!」グググググ

リンク「おりゃ」ドォウンッッッ バキィイイン!!!

スタルキータ「うびゃあ!?」バラバラ

チャット「わかってたけどやっぱアンタ桁外れよね……」

リンク「よーし、これで話しやすくなったろ」

スタルキータ「まままま待て! 参った! 私の降参だ!」アタマダケ


スタルキータ「まさか本当に手加減されたまま倒されてしまうとはな……」

リンク「なあ、おめぇらなんでホネになってまで働いてんだ? もう死んでるじゃねえか」

スタルキータ「……私は丘の上のイカーナ王国でイカーナ軍を指揮していたスタルキータと申す者。王国で起きた戦いに敗れ、屍となってからも我が魂を呼び起こしてくれる者が訪れるのをここで待ち続けていたのだ」

チャット「未練がましいわねぇ。さっさと成仏しなさいよ」

スタルキータ「陛下と部下を置いて自分だけ成仏することはできん」

リンク「陛下ってのはあの丘の上のでっけえ城に住んでるヤツか?」

スタルキータ「そうだ。陛下は今だこの世に未練を残し、さ迷っておられる」


スタルキータ「勇敢なるチビッコよ、そなたの超人的パワーを見込んで頼みがある。我が魂を手にし、死してなお私への忠誠をつらぬき通す我が部下たちに、私の言葉を伝えて欲しい」

スタルキータ「もう、戦いは終わったのだと……」

リンク「おめえらそんなになってまで何と戦ってたんだ?」

スタルキータ「それは……う、うぐぐ、思い出すもおぞましい、ロックビルのバケモノども……」

リンク「ロックビル?」

スタルキータ「そして我が祖国で起こった内戦……。もう、既にボロボロだったというのに最後までいさかいを止めなかった我等はあまりにも愚かだ」

リンク「よくわかんねぇけど、疲れたんならムリしねえ方がいいぞ。おめぇの部下にもあんま働きすぎんなって言っといてやるよ」

スタルキータ「そうか、感謝するぞ……。では、隊長殿!!」

リンク「おう」

スタルキータ「休暇をいただいてもよろしいですか!?」

リンク「いいぞ」サムズアップb

スタルキータ「後は頼みましたぞ……」サァアアアア……

チャット「砂になって消えた……。成仏したのかしら?」

リンク「いや、コイツの気はまだ漂ってる。呪いを解かねえと完全に成仏できねえみてえだ」

リンク「んじゃ、これをつかって他のやつらも休ませっか」


『隊長のボウシを手にいれた!』きんのごまだれー!


チャット「そんなおもちゃみたいなボウシでダマせるわけないでしょ!」

リンク「いやあ、やってみねぇとわかんねぇぞ? おう、そこのおめぇ」

イカーナ兵「あん?」

リンク(ボウシ装着)「よっ、元気してっか?」

イカーナ兵「ギャアア!? 隊長殿、お久しぶりです!」ビシッ

チャット「ダマされてる……なんでよ……」

イカーナ兵「隊長殿に命令された通り、しっかり墓を守っているであります!」

リンク「おめぇら、もう休んでいいぞ」

イカーナ兵「は、はいっ!? しかし、墓の守りは……」

リンク「後はオラがやっとく。おめぇらは長期休暇だ」

イカーナ兵「……うおおおお! やっと休みがとれたー!」

イカーナ兵「隊長殿、ありがとうございます! これでやっと眠れます!」

リンク「よかったな。んじゃ、さっさと戻って寝てろよ」

イカーナ兵「はい!」


リンク「この墓から変な気がするな。ちょっとあばいてみっか」

チャット「ア、アンタ、墓荒らしなんてしたらバチが当たるわよ!?」

リンク「でぇじょうぶだ、太陽拳でなんとかなる」

チャット「どうなっても知らないからね……。それにしても便利ね太陽拳……」


墓の下


フラット「我が墓を訪ねし者はお前か……」

チャット「や、やっぱり幽霊がいた……」

リンク「おう、おめぇが変な気の正体だな。何やってたんだ?」

フラット「魂をアクマに売りし我が兄、シャープを想っていたのだ」

フラット「おお、シャープ、我が兄よ! なぜ私を裏切ったのだ!」ぐわっ

フラット「我が嘆きは風雨となり、我が怒りは雷鳴となった! この、嵐の歌のように……!!」


♪♪♪~ ♪♪♪~ ♪~♪♪♪ ♪♪♪~


リンク「あれ、嵐の歌じゃねぇか……なつかしいなあ」

『嵐の歌を思い出した!』

フラット「我が兄になったら歌を伝えてくれ、この歌に込められた、私の愛憎の深さを……」スゥウウウ


チャット「どうもコイツら、根本的な恨みを解決しないと成仏できないみたい。めんどうな奴らね」

リンク「うーん、だとしたらイカーナ古城のヘイカってのに会わねえとな。今度はそこに行ってみるか」


--

イカーナ渓谷


リンク「ここも一段と薄気味悪いな……」

チャット「人の住める場所じゃないってのは確かね」

リンク「……ん、なんか向こうから人が来るぞ?」

チャット「また亡霊じゃないの?」

サコン「おやおや、坊っちゃんこんな辛気くさいところでなにやってんの?」ニコニコ

チャット「……」


サコン「こんな所でうろついてたら坊っちゃんも亡霊の仲間入りしちまうよ? 早くおうちに帰んな」ニコニコ

リンク「なあ、コイツって」

チャット「しっ……!」

サコン「それにしても坊っちゃん、いい剣を持ってるね~? ちょっと見せてくれないか?」ニコニコ

チャット「フン!」チリリリリリン ドゴァ!!

サコン「うげあ!? な、何すんのいきなり……!?」

チャット「それ以上近づいたら捻切るぞコラ……」

サコン「ひゃ、ひゃいっ!?」スタコラ


リンク「アイツ、マニ屋にいた奴じゃねえか。こんな所で何やってんだ?」

チャット「どうせ録なことじゃないわよ。それより……アンタ、気づいてる?」

リンク「ん、ああ、殺気を感じてんな。向こうからかコエーくらい向けやがって」ヒョイ つ小石

リンク「よっと!」ヒューン……ゴチン!!

ガロ「イテッ!? な、なぜバレたのだ!?」ドシン

リンク「そんなにギラギラしてたら誰だって気づくと思うけどな~」ハハハ

ガロ「お、オノレ! 我々ガロを舐めるな!」シャキン


ガロ「おりゃりゃりゃりゃ!! どうだーこの剣さばきを避けきれるかー!」ブオガガガ

ガロ「たああああ!」ブオン ザシュッ

ガロ「殺った!!」

リンク「残像だ」

ガロ「はい?」

プス

ガロ「えへ」ブッシャアアアア…… ドサ

チャット「アンタ容赦ないわね……」

リンク「コイツら幽霊だからな。それに、むこうが殺る気ならそれなりに対処すんのが筋ってもんだ」

ガロ「あ、甘いぞ……そんなこと言いながら急所はしっかり外しやがって……」

ガロ「我を倒せてもお館様は倒せまい、地獄で待ってるぞ……」ボンッ!

チャット「わっ!? じ、自爆した……」


リンク「オヤカタ? そいつがコイツらの親玉なんかな。しっかし自爆までしちまうなんてたまげたなあ」

チャット「こういうヤツって厄介なのよね、自爆覚悟で突っ込まれたらたまったもんじゃないわ!」

リンク「そうだな。シャチクってのはつくづくたいへんだよな」

チャット「そんな言葉どこで覚えたのよ……」


--

オルゴールハウス


ギブド「アー」
ギブド「ウアー」


チャット「な、何よアイツら……家の前で群がってて……気味が悪いわ」

リンク「ギブドって言ったらリーデッドの仲間じゃねえか? ここはいっちょ太陽拳でぱーっと……」

チャット「……まって、家の中から声が聞こえるわ」


家に近づかないで! お父さんはアンタたちの仲間なんかじゃないわ!


リンク「どうやら生きた人間が住んでるみてぇだ。でも、なんだってこんな所に住んでるんだ?」

チャット「いいから早く助けなさいよ! ドアが壊されちゃうわ!」


死者の住む地、イカーナになぜか聞こえた生者の声。一体誰が住んでいるのだろうか?


次回予告

オッス! オラ リンク!

オルゴールハウスの博士ってのはギブドの研究してたら自分もギブドになっちまったらしいぞ、呪いを解くにはオルゴールをならさなきゃならねえんだけど、どうやって鳴らせばいいんだ?

次回、トライフォースZ Sparking!

さらばギブドのテーマ、古城への道

見てくれよな!

オッス オラ 作者

随分時間がかかりましたがやっと次でイカーナ古城です。
ゼノブレイドが楽しくてつい……
ホムラちゃんのおっぱいがいい……

調子が良いので次の話を投下します


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


死者の住む地、イカーナにおいて、イカーナ軍の隊長スタルキータを倒したリンクはスタルキータからさ迷うイカーナの亡霊たちを鎮める事を約束する。
そんな中、イカーナ渓谷に着いたリンクは謎のオルゴールハウスを発見する……。

さらばギブドのテーマ、古城への道


リンク「とにかくこのギブドたちは邪魔だな、全部倒しとくか」スッ

リンク「ハァッ!!」デュインッ!

ギブド「ウアー」デデーン

リンク「よし、この調子でいくぞ。チャット、おめぇも手伝え」

チャット「え? わ、私も?」

リンク「おめぇの気もずいぶんパワーアップしたからな! ギブド位だったら倒せるはずだ」

チャット「そ、そう……? だったら、えい!」ズォアッ!!! ドゴォオオン!!!

ギブド「ウボァー」バタリ

チャット「や、やったわ! よーし、いくわよー!」ギュオオオオ

リンク「はは、その調子だぞ!」


リンク「これで全部倒したみてぇだ。けど、変だな……?」

チャット「どうかしたの?」

リンク「いや……これだけやったのに、まだずいぶんと気が残ってるからな。なんか変だぞ」

ギブド「」ムクリ

リンク「いいっ!?」

チャット「うそ……生き返った」

リンク「そ、そういやスタルキータが言ってたな。ここらの亡霊は一味違うって」

チャット「これじゃキリがないわよ……どうすんの? 一気に消滅させちゃえば?」

リンク「いや、家が近すぎる。あんまり無茶はできねえ。ここは一旦退却すっぞ」


チャット「で、なんかいい方法は思い付いた?」

リンク「うーん、どうすっかな……ぶったおしても生き返っちまうなら力押しはムリだし、オラ魔法はニガテだし」

チャット「太陽拳の効力もいつまでも長続きしないし、他の方法を考えなきゃ」

ギブド「」カチーン

リンク「とにかく周りを探ってみるか、なるべく怪しそうな気を見つけて……」

リンク「……ん、この気……さっきのフラットってのと似てるな……もしかして兄貴のシャープってのの気か?」

チャット「そいつならなにか知ってるかも知れないわね、行ってみましょう」


わき水のほこら


シャープ「何者だ……ここは生者の来るところではないぞ……」

リンク「オッス、おめぇがシャープか。ちょっと聞きてぇことがあんだけどさ」

シャープ「問答など不要。キサマも死者の仲間に入れてやろう、この呪いのメロディーでな!」スッ

ブゥゥウウウウウン!! ブゥゥウウウウウン!! ブゥゥウウウウウン!!

リンク「ぎゃっ!? な、なんだこりゃ!? 力が抜けてく……」ガタガタ

チャット「あわわ……!! きっと生命力を奪う魔法の曲よ! 早く何とかしないと死ぬわよ!」

リンク「んなこと言っても……。……そうだ!」

リンク「おい! おめぇこれでも聞いて落ち着け!」つオカリナ

♪♪♪~♪♪♪~

『嵐の歌を吹いた!』


シャープ「……!!! お、おお……この歌は……」

シャープ「紛れもなく我が弟、フラットの旋律」

リンク「よ、よし、なんとか話が通じそうだな」

チャット「今のはマジで焦ったわ……。下手したらほんとに死者の仲間入りよ」

シャープ「そうか……これが弟の嘆きと怒り!! おお、私はなんと愚かな事をしてしまったのだ……!?」

リンク「なんかスゲー後悔してねえか?」

シャープ「謝らなくては……弟よ、兄が愚かだった。今そちらに行くぞ……」スゥウウウ

チャット「き、消えた。これで良かったのかしら」

リンク「わからねえ。結局ギブドをなんとかする方法はどうにもならなかったな」

ゴボボボボボ

リンク「ん? なんだ……水が吹き出したぞ?」

ザァアアアアアア……

オルゴールハウス「……」

オルゴールハウス「♪~♪♪~♪~♪~♪ ♪~♪~」

リンク「な、なんだあ? 妙な音楽が聞こえっぞ」

チャット「これって、オルゴールの音?」


--


ギブド「ウヴォ……ヴォ……」

ギブド「ウヴォアアアアア……」ズゴゴゴゴゴゴ

リンク「ギブドが全部地面に埋まっちまった……どうなってんだ?」

ガチャ……

リンク「お、鍵があいたみてぇだな」

チャット「近づくとまた閉められちゃうわ。石ころのお面を使いなさい」

リンク「へへ、これ、こういうときに便利だよなあ。」スチャ

パメラ「誰もいない……ギブドも……」

パメラ「向こうの様子も見に行こう」タタッ

チャット「行ったみたいね、これで中に入れるわ」

リンク「お邪魔しまーす」


ハウス内


リンク「なんだこりゃ、ギブドに……さっき戦ったガロってのの絵があるぞ」

チャット「記録があるわ。何々……イカーナの亡霊の研究録……? 物好きなヤツもいたもんねえ」

リンク「あのさっき出てったちっこいのがか?」

チャット「ううん、あの子はこの研究録を書いた人のこどもだと思う。書き方が男の人の口調だし……」

リンク「それじゃそいつはどこにいるんだ?」

チャット「それは……。……そういやアンタ、この家からギブドに似た気を感じたって言ったわよね……」

リンク「へ? そういや今も気を感じるなあ。一体どこに……」

ギブド?「ウヴォアアアアア」

チャット「ぎゃあああああ!?」

リンク「あ、一匹残ってやがったな! さっさとブッ飛ばして……ってあれ?」

チャット「な、なによー! 早くやっちゃってよ!」

リンク「コイツ、人間だぞ。なんかモンスターと人間の気がごちゃ混ぜになってら」

チャット「え、に、人間……? コイツが」

ギブド?「ウヴォヴォヴォヴォヴォ……」

チャット「苦しがってる……もしかしてギブドになりかけてる人なのかしら?」

リンク「だとしたらコイツも呪われてるってことか。どいつもこいつも呪われてんなあ」

チャット「もしかしたら……ねえ、いやしの歌で呪いを解けるんじゃないの? 試してみなさいよ」

リンク「おう」

♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~

『いやしの歌を吹いた!』

ギブド?「ウヴォ!!」ガクガク パァアアアア

チャット「良かった、うまくいきそうね!」

カラン……

パメラの父「あれ、私は一体何を……」

リンク「やっぱり人間だったか、あぶなかったなー。知らねえでブッ飛ばしちまうとこだったぞ」

パメラ「お父さん!!」ダキッ

パメラの父「おお、パメラ……心配かけたな。なんだかずっと悪い夢を見ていたみたいだよ」

パメラ「そう、夢よ……悪い夢……」

チャット「私たちは邪魔みたいね。ほら、さっさと出てく!」

リンク「お、おう、わかったぞ」

リンク「……」ヒョイ

『ギブドのお面を手にいれた!』きんのごまだれー!


イカーナ古城正門


チャット「さてと、あの研究録よると枯れた井戸の底がイカーナ古城に通じてるって書いてあったけど……」

リンク「ここから入っても問題ねえな。この扉なら普通に開けられるし」ゴゴゴゴゴゴ

チャット「アンタのパワーなら当然と言えば当然よね……」

チャット「でも、ここからが問題よ! お城の中にもイカーナの亡霊がうじゃうじゃいるんだからね! きっと一筋縄じゃいかないわ」

リンク「だいじょうぶだ。そんときの為にこれがあるぞ」つ隊長のボウシ

チャット「……あのねえ、脳みそスカスカの下級兵士の目は誤魔化せても、敵の本拠地にいるやつらにそんなのが通じるわけ」


リンク「オッス! おつかれさん!」

リーデッド「コレハキータタイチョウ、オシロニゴヨウデスカ?」ニコニコ
リーデッド「アタラシイ ダンスデモ イッショニイカガカナ」ニコニコ
リーデッド「オヤ,スコシセガチヂミマシタカ?」ニコニコ

チャット「……」

チャット「……ま、まあ、コイツらは所詮リーデッドだし! 脳みそ腐ってるし!」

チャット「そう、アイツら! あの覆面集団ならこんな子供だまし簡単にみやぶって」

ガロ「おや、キータ隊長ではありませぬか。何か御用で?」ニコニコ
ガロ「お館様ならロックビルに赴いておりますぞ」ニコニコ
ガロ「最近来るようになった緑色のチビには気を付けなされ」ニコニコ

チャット「おまえらもかあああああああ!!! 揃いも揃って脳みそすっからかんじゃないの! 王国一同バカばっかりだよ!!」

リンク「いや~ここまで上手くいくなんて思ってなかったぞ!」

玉座の間


リンク「思ったよりも簡単に来れたな! ここにヘイカってのがいるんかな?」

チャット「なんでよ……なんでアッサリダマされてんのよ……」

リンク「オーイ! ヘイカってのがいるんなら返事してくんねえかー?」

ずいぶんと無礼なヤツがきたようだな……

リンク「!」

チャット「あれは……!」

イゴース・ド・イカーナ「よもやここまでアッサリと侵入されるとは思わなかったぞ」ドドドドドドドドド……!!!!

チャット(こ、コイツがイカーナ古城の王!? な、なんて威圧感なの。ただ者じゃないわ!)

リンク「オッス! おめぇがヘイカってヤツか?」

イゴース「おお、キータ隊長ではないか! ずいぶんと久しいな!」ガタッ

チャット「だあああああああ!?」ステーン

イゴース「む、なんだこの黄色妖精は? 隊長のペットか?」

チャット「おまえも部下と同レベルかああああああ!!!!! どうみても小さいでしょうが! なんでわからないのよー!?」

イゴース「なに、小さい……?」ジーーーー

イゴース「……確かに前見た時より遥かに小さく見えるぞ。ま、まさか!?」ハッ

イゴース「キサマ、隊長ではないな!?」

リンク「ありゃ、バレたか。チャット、コイツけっこう頭回るみてぇだぞ」

チャット「コイツらが滅んだ理由がよーくわかったわ……」



イカーナ王、イゴース・ド・イカーナの前ではさすがに変装はばれてしまった。果たして王の実力の程とは……!?

次回予告

オッス! オラ リンク!

スゴーイ・ドイナーカ?っちゅうヤツがどうやらこの城の王様みてぇなんだけど、これがなかなかおもしれぇ攻撃してくるんだ。コイツらが大昔に攻めたっていうロックビルにも神殿があるらしいぞ。もしかしてそこが呪いの中心なんか?

次回、トライフォースZ Sparking!

最後の神殿、ロックビル!

見てくれよな!

オッス オラ 作者

今回はここまでです。
今回からテキストエディタを使用した書き溜めの後に投下するのでだいぶスムーズになりました。
なんで最初からやらなかったし……もったいねえ

投下します
なんとか今年中には完結したい……


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


イカーナ古城に侵入したリンクは古代の王、イゴース・ド・イカーナと対面する。隊長のボウシも見破られ……!?


イゴース「我が臣下の目を掻い潜り、よくぞここまでたどり着いたな。素直に誉めてやりたいところだ」

リンク「なあガイコツの王様、ちょっと聞きてえことがあんだけどさ」

イゴース「なんだ?」

リンク「おめえんとこにトゲトゲの変な仮面をかぶった小鬼が来なかったか? オラ、そいつをさがしてんだけどよ……」

イゴース「トゲトゲの変な仮面……そういえばはるか太古にそのような者が来たような……?」


チャット「えっ、はるか太古にって……。おかしいわ、スタルキッドがこんなところに来てたなんて……」

イゴース「もう記憶が霞むほどの前だ……。邪悪な仮面をかぶりし者にそそのかされ、我がイカーナはいにしえのロックビルに挑んだ。結果は言うまでも無いが……」

イゴース「そこまではよい、問題はその後……我らはつまらぬことで争いを繰り返し、滅んだ」

チャット「……」

リンク「どうして大変だったのにケンカしてたんだ? ふつうやられっちまったら休まねえとダメだぞ」

イゴース「こどもにはわかるまい、人の持つ邪悪な我欲がもたらす争いの末路などはな! ましてや癒されぬまま永劫この地に縛り付けられる苦しみなど、わかってたまるか!」

イゴース「前にでよ、我が精鋭よ……」バッ


ガシャ……ガシャ……

チャット「なんか来るわよ!」

部下1「……」ガシャ……
部下2「……」ガシャ……

リンク「コイツらも亡霊ってやつか」

イゴース「おまえにも見せてやろう、光の届かぬ真の暗黒の世界というものをな!」

部下1「イカーナ王国一の剣士と謳われた私が相手だ!」カシャカシャ

リンク「へえ! そりゃー楽しみだな。んじゃ、オラも剣で戦ってみっか」つコキリの剣



部下1「ブハハハハ! そのようなオモチャで相手が務まるものk」

部下2「誰がイカーナ王国一の剣士だヘボ! それは私の名だ!」ガンッ

部下1「あだっ!? な、なにしやがるキサマ!!」

部下2「キサマのようなヘボでは力不足だ。私にやらせろ」

部下1「へ、へ、へ、ヘボだと!? キサマ~~~~!! オモテヘ出ろ!」


部下2「バカめ、オモテヘ出たら死んでしまうではないか。考えてモノを言えこのノータリン!」

部下1「キサマもノータリンだろうがボケ、そっちこそ考えてモノを言え!」ウガー

部下2「なんだと!」

部下1「なんだ!」

リンク「あのさ、もうはじめてもいっか?」ピシュン

部下1&2「へ?」クルリ


リンク「おりゃっ!!」バッキィイイン

部下1「ほげぇええええ……!?」キーン……ドォオン

部下2「キサマッッ!?」

リンク「どうでもいいけどおたくら、油断しすぎじゃないの?」

部下2「……ふ、ふふふ……やるな小僧。だが、さっきのヘボを倒したからっていい気になるなよ。私はヤツよりもはるかに強い!!」

リンク「わかったから早くかかってこいって」クイクイ

部下2「その減らず口がいつまで利けるかーーーーッッ!? 覚悟しろ小僧ーーーーッッ!!」グワオッ


ガキィイイイイン!!


部下2「ぬぐがぎぎぎぎ……!!」プルプル

リンク「鍔迫り合いか。わりぃけど、オラ パワーにはちっと自信があるぞ」ググ

リンクは舞空術を使い、強引に頭の部分まで飛び上がり剣を押し込む

リンク「フン!!」グググググ……

部下2「ヌオオ!? お、押され……!?」プルプル

チャット「アイツの鍔迫り……考えたくないわね」ブルブル


部下2「ま、参っ……!?」ゴボッ

押された剣が喉元に迫り、声を出すことを妨げる

部下2(参ったが言えぬ!? なんという膂力……!!)プルプル

イゴース「なんとあの小僧、身の丈に合わぬ力よ」

チャット「あれは辛い。参ったを言わせない気かしら」

部下2「ごばぁああああ!?」バキッ

リンク「よし、これでおとなしくなったろ」シュタッ パッパッ

チャット「ア、アンタ、もう少しこうなんというか、手心というか……」ガタガタ

リンク「いたくねぇと参らねぇだろ。亡霊だし」


チャット「そ、そりゃそうだけど……」

イゴース「甘いぞ小僧、イカーナの亡霊を嘗めるな!」

イゴース「甦れ戦士たち!」ズモモモモ

カチャカチャ……

リンク「なにっ!? 生き返りやがった!」

チャット「こ、コイツらもギブドと同じってわけね……! でも、どうすんの? これじゃ埒が開かないわよ!」

リンク「んー、カッコは要するにスタルフォスとそう変わんねえからな……となると……」ブツブツ


部下1「何をブツブツ言ってる!?」ブオンッ

部下2「くたばりやがれ~~~~!!」ブンッ

パシッパシッ

部下1&2「ぬぐぎぃいいいいいい……!!」プルプル

リンク「倒しちまうと生き返るんなら、倒さなきゃいいってことだろ」

イゴース「なにっ!?」


超リンク「ハッッッ!!」ボウッッッ


イゴース「な、なんだ!? ヤツの変わりようは……」

チャット「通常のままでスーパーサイヤ人になった……。ち、チビのクセになんて迫力……」ガタガタ

パパパパン!!!!!

イゴース「ん? なんの音……」

部下1&2「ぐはぁああっっっ!?」パーン

チャット「あ、頭を残して胴体が消えた!? まさか、一瞬で胴体だけを粉微塵にしたの?」

超リンク「どんなナリになってもアタマが生きてりゃ再生しねえのがおめぇらの弱点だ。ま、しばらく大人しくしてろ」

イゴース「……どうやら私の出番が回ってきたようだな」


リンク「いや、おめぇとは戦わねぇ」フッ……

イゴース「何? キサマ、それはどういうことだ? まさか私を侮っているのではないだろうな」

リンク「おめぇからはあんまし邪気が感じられねぇ。今の手下との戦いもずっとオラのやり方を観察してたみてぇだったしな」

チャット「そ、そうだったの……?」

イゴース「……」

リンク「なんか理由があるんなら、オラ聞いてやるぞ」


イゴース「……姿は小さくても、戦闘に関しては熟練の老兵並の洞察力よの。確かにそなたの力は見届けた。その十分な力ならば、あのロックビルに通用するかもしれぬ」

リンク「やっぱそうだったか。で、そのロックビルってのが原因なのか?」

イゴース「左様、我らイカーナ軍が総出で挑んでも攻略できなかった天空の城よ」

イゴース「あの地の封印が解かれてから、我らの滅亡は始まったのだ。そなたにはロックビルに挑めるかどうか見極めるつもりだったが、想像以上だったぞ」

チャット「ま、待ちなさいよ! なんで最初からそんな回りくどいことをしたのよ!」


イゴース「……力だけでは、ロックビルの闇に囚われてしまうからだ。あの城を攻略するには、闇を恐れぬ強い力と心が備わっていなければならん」

イゴース「そなたも先程見たであろう、仲間同士で醜く罵り合い、足を引っ張る。他人を想う気持ちをいつのまにか忘れた者たちが、勝てるはずもない。だから我らは滅びてしまったのだ……」

イゴース「そなたには我らに無い光の心がある。どうかその力でロックビルの呪いを解き、我らを解放してはくれんか?」

リンク「へへ、そこまで誉められるとなんだかくすぐってぇな。いいぜ、オラたちも神殿に行くつもりだったしちょうどいいや」

イゴース「おお、頼まれてくれるか!」

リンク「そうと分かったらとっとと行かねぇとな。チャット、行くぞ!」

チャット「う、うん」


イゴース「ああ、まだ話が残っておる。あの地には我がイカーナ一の使い手と言われたガロの長がさ迷っておる。念のため気を付けてくれ」

リンク「へえ、そんなヤツがいるんか」

イゴース「ヤツは強かった。しかし心に隙があったために、ロックビルの闇に囚われてしまったのだ……」

イゴース「ヤツに会うことがあれば、その闇を取り払ってほしい」

リンク「わかった。出来るんだったらやってみる」フワッ

リンク「行くぞ!」ズヒューーーーン!!!!

チャット「わわわ、いきなり飛ぶんじゃないわよ!」ズヒューーーーン


イゴース「……フフフ、なんとも不思議なこどもだ。アイツならば本当にロックビルを攻略してしまうかしれんな」

リンク「なーちょっと聞きたいんだけどさ」

イゴース「」ガクッ

イゴース「お、おまえ、ロックビルに行ったのではなかったのか?」

リンク「いやー、行き先もわからねぇのに飛び出しちまってな! オラうっかりしてたぞ」ハハハ

チャット「う、うっかり過ぎよまったく……。急に反転するんだから……!!!」ゼェゼェ

イゴース「……」


リンク「で、ロックビルってのはどっちにあんだ?」

イゴース「……あ、あっちだ」ユビサシ

リンク「おう! あっちにあんだな。よーし待ってろよ、すぐに呪いを解いてやっからよ」ボウッッッ

リンク「じゃ、またな!!」ズヒューーーーン

イゴース「……」

イゴース「ア、アイツに任せて大丈夫かな……? なんか不安になってきたぞ……」


前半終わり
次からロックビルです

続きを投下します

ロックビル

ゴゴゴゴゴゴ……

リンク「はー……こりゃまたでっけぇ建物だなあ。天空の城っつうのも間違いじゃねえな」

チャット「あのてっぺんが神殿の入口よね……」

リンク「そうみてぇだな、んじゃさっさと攻略しちまうか!」フワッ

チャット「……改めて空を飛べるって反則よね。あちこちにスイッチがあるけど押さなくて済みそう……」

ヒューン……

リンク「うん? なんだ……!?!? っと!?」ガシッ

チャット「そ、空から岩が降ってきた!? なんで!?」

リンク「わ、わかんねえ……!? い、いきなりびっくりさせんなぁ……?」グググ

リンク「ほいっと」ポイ ヒューン……


チャット「危なかったわね……並の人間だったら今のでペシャンコよ。今度は気を付けなさいよね!」

リンク「はは、わりぃわりぃ!!」

ロックビルの神殿


チャット「ついにたどり着いたわね……! こ、ここが最後の神殿……!」

リンク「さーてどっから行きゃいいのかな……!?」

ドラゴンフライ「ギチギチギチッッ」


リンク「わっ、でっけぇトンボだなおい、噛まれたら痛そうだな」ガジガジ

チャット「もう噛まれてるじゃない……」

リンク「あっコラ! オラかなりかてぇからあんま噛んでっと……」

ドラゴンフライ「ゲギャッ!?」バキャッ!!

リンク「ああほら、言わんこっちゃねえ」

チャット「一体どう鍛えたらそんな頑丈になるのかしら?」


--


リンク「邪悪な気を感じるな……。ユーレイの中でもタチのわりぃヤツがいるみてぇだな」

チャット「そ、それって強いの?」

リンク「いや、やってみねぇとはっきりとはわかんねぇ。けど、魔法を使うヤツが相手だと力押しがききづれぇからやりにくいぞ」


チャット「魔法ねぇ……。ヘッポコウィズローブなんかよりも強力なのが来なきゃいいんだけど」

石像「……」

チャット「なによこれ……へんなの、シュミが悪いわ」

石像「」グポーン

チャット「へ?」

リンク「なんだぁ?」

アイゴール「グォオオオオ……」ズシン ズシン

チャット「こ、コイツ、モンスターだったの?」

アイゴール「グォンッッッ!!」メカラショック!! ビゴーーーーッッッ


リンク「おわっと! あぶねぇな。ビーモスみてぇなヤツだ」

アイゴール「グォオオオオ……!!」ビビビッッ

リンク「なんのっ!!」デュインッッ!!!

ズドォオオオオオ!!!

アイゴール「グォ……」キョロキョロ

リンク「上だ」

アイゴール「!?」

リンク「ハッッッ!!」バギンッッ

アイゴール「グォエッッ!?」キーン……ドォオン

リンク「さっきのビーム、少しは効いたぜ……お返しだ!」ギュイィイン……ポーヒー!!!

アイゴール「グォ……!?」


―――― デデーン!!!! ――――


リンク「よーし、絶好調!」ブンブン

チャット「ザコモンスターにしてはけっこう強かったわね……! さすがに最後の神殿ってわけね」


リンク「オラとしちゃありがてぇな。たまにはつええヤツと戦わねえと腕がなまっちまうからな」

デスアモス「ゴォオオオオッッッッ!!」ズシンッッッッ

チャット「ほら、次が来たわよ!」

リンク「へへ、今度のヤツも面白そうだな。腕がなってきたぞ!」


--


デスアモス「」チーン
アイゴール「」チーン
ヒップループ「」チーン


リンク「ここら辺も手がかりがねぇなんてな。……なんだか一周しちまった気がすんな」

チャット「ゼェゼェ……!!! こ、これだけまわって収穫ゼロなんて……! 一体どこいけばいいのよ!」


リンク「うーん、迷っちまったかぁ? ボスの気は確かに感じてんだけどな……こうなりゃ神殿ごとボスを吹っ飛ばして」

チャット「おバカ! 巨人の封印を解くのが目的でしょ!? 神殿ごと巨人を殺しちゃうつもり!?」

リンク「ハハハ、ジョーダンだってば」ケラケラ

チャット「アンタの場合、その気になれば出来るから冗談じゃ済まないわよ!」


「その通りだ、冗談はそこまでにしてもらおうか」


チャット「……だ、誰? どこから声が……」


ボスガロ「ここだマヌケめ!」バッ

チャット「ガ、ガロ……? にしては、ずいぶん雰囲気が違うわ」

リンク「あ、もしかすっとおめぇがドイナカの王様の言ってたガロの親分か?」

チャット「じゃ、じゃあコイツがボスガロ……」

ボスガロ「フン! あのバカ王め、あっさり我の情報をばらしおったな」

チャット「な、なによ……アンタ、イカーナ王に仕えていたんじゃなかったの?」

ボスガロ「そんなもの演技だ! 我らガロはイカーナに内乱を起こすべく他国から差し向けられた隠密なのだ」


ボスガロ「任務を終え、国に帰ろうとしたところうっかり王国の滅亡に巻き込まれてしまったのだ!」

リンク「おめぇうっかりし過ぎだぞ」

ボスガロ「う、うるさい! ほっとけ! この地に縛られた以上、ここは我の領地も同然。土足で入ること罷り成らぬ。ここで朽ち果ててもらうぞ」シャキンシャキン

チャット「コイツ、今までのガロとはちょっと違うわよ」

リンク「ああ、どんな攻撃してくるか楽しみだ」

チャット「だからアンタは少しは危機感を……! ……あー、もういいわ。アンタってそういうヤツだったわよね……。でも、無理すんじゃないわよ?」

リンク「おう!!」ババッ

ボスガロ「シャッッッ!!」ズアッッ


リンク(コイツ、妙な動きすんな。よし、ここはいっちょ試してみっか)

リンク「おりゃっ!!」ブォンッ

ボスガロ「」スゥー……

リンク「おっ?」

リンク(残像か! 思ったとおり器用なヤツだ。他にも手を隠してるんじゃねえか?)

ボスガロ「シャアッッッ!!」

リンク「真上か! やるなおめぇ!」ブゥン……

リンク「でやっ!!」ポーヒー!!!

ボスガロ「フン!!」バシッ!!

リンク「なにっ!?」


チャット「ア、アイツ……光弾を弾いちゃった……」

ボスガロ「見くびったな小僧! これで終いだ!」ブォンッ

リンク「そりゃどうかな……」スッ

ボスガロ「くたばれぇええええ!!!」

リンク「」ピシュン!!!!

ボスガロ「なにっ!?」スカッ ガギンッ

リンク「瞬間移動を使わせるなんてやるじゃねえか。……お礼にオラもちょっぴり本気出すからな!!!」ピシュン!! ギュイィイイイン!!!!

ボスガロ「し、しまっ……!!!!」


リンク「波ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!」ブワァアアアアアオオオオオオオン!!!!!!


ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!


チャット「きゃあああああああ!?」ピューン


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!



リンク「……おでれーたぜ、まさか今のをくらって生きてるなんてな」

ボスガロ「あ、あぐぐ……バカ言え! キサマ、実力の欠片も出してなかっただろうが!」プスプス

リンク「ありゃ、バレたか」ヘヘヘ

ボスガロ「ま、まったく恐ろしいガキだ……!!! キサマのような子どもが世界に存在するとはな……!」

リンク「どうする、まだやっか?」

ボスガロ「お断りだバカめ! 命が幾つあっても足りんわ!」

リンク「おめぇもう死んでるんじゃねぇか?」

ボスガロ「むぐっ!? う、うるさい! 細かいことをいちいち気にするんじゃない!」


ボスガロ「……しかし、肉体を失いながらもロックビルに固執し、さ迷っていることは事実」

ボスガロ「小僧、キサマ、本気でロックビルを攻略するつもりなのか?」

リンク「おう、オラこう見えても色んな神殿を攻略してきたんだ。けっこう自信あるぞ」

ボスガロ「フン……大した自信だな。しかしいくら超人的パワーを持っていても、ロックビルを攻略することはできぬ。神殿を目覚めさせなければな……」

リンク「ん? 目覚めさせるって……なんだ?」

ボスガロ「ロックビルには裏の顔がある。我が情報網を使い、知ったことによると……」

ボスガロ『聖なる黄金の 輝きを放つモノは
血にそまった 邪悪な赤いしるしを射ぬき……

天に大地が、地に月が 生まれる
衝撃をあたえるであろう……』


リンク「へ? そりゃ、どういう……」

ボスガロ「自分で考えろ。我にはどうあがいても解けぬ謎なのだ。闇に染まった我が身ではな……」

ボスガロ「せいぜいアタマを使うことだ。期待しないで待っているぞ」スック


ボスガロ「では、去らばだ!」ボンッッ


リンク「消えちまった……。言いたいことだけ言って、変なヤツだったな。なあチャット」

リンク「……チャット?」








チャット「」ピクピク


邪悪な赤いしるしとは一体? 果たしてリンクは複雑怪奇なロックビルの神殿を攻略できるのだろうか


次回予告

オッス! オラ リンク!

邪悪な赤いしるしってのをさがしてんだけど、神殿の中にそれっぽいのが見つかんなくて参っちまったぞ! このままじゃ月が落っこちちまうなぁ。

次回、トライフォースZ Sparking!

天地逆転! 大型仮面虫ツインモルド!

見てくれよな! ……って、オラの体が!?

オッス オラ 作者

17年前の作者「邪悪な赤いしるしってどこ……? どこ……?」ウロウロ
  ↓
神殿の入口でしたw 外ですw
  ↓
17年前の作者「あばばばばばばばjsjづきhんxっヴぇhshキョエエエエエエエエ!!!!!」

今となってはいい思い出です


投下します


キミーニモ ミエール ハイラルノ ホーシー

トオーク ハナーレテ タルミナニヒートーリー

カーイブツターイジニ シーメイヲカケテ

モーエールー マーチーニ アートワーズーカー

トードロク サーケビヲ ミーミニシテ

カエーッテキタゾ カエーッテキタゾ

ユーシャ リーンークー


難攻不落のロックビルを進むリンクだったが、なかなかボスにたどり着けず行き詰まってしまった。ボスガロの言う邪悪な赤いしるしとは……?

天地逆転! 大型仮面虫ツインモルド!


リンク「なーチャット、もう謝ったし許しちゃくれねぇか?」

チャット「いきなり大技ぶっぱなすバカがあるかっつーの! おかげで死にかけたのよ!」

リンク「だ、だからオラが悪かったって」

チャット「うるさいうるさいうるさい! バカ!! サル!!」ガーッ

リンク「はー、すっかりヘソを曲げちまったなあ」

チャット「フン! ……それよりアンタ、さっきのおっきな光線ってなんだったの」

リンク「ハイラル波か? ありゃオラの得意技だ。気を集中して手から一気に開放すんだ」

チャット「必殺技ってわけね! アブナイからあまり使っちゃダメだからね。私まで巻き込まれるんだから!」

リンク「へーい……。しっかし、邪悪な赤いしるしって何処にあんだー? それらしいもんが全然見つかんねぇぞ」

チャット「もしかしてアイツに騙されたんじゃ……」

リンク「うーん、まじいな……モタモタしてっと月が落っこちちまうし……クッソー、こんな所でアタマを使うことになるなんてな……!!!」ガシガシ

デスアモス「ゴォオオオオッッッッ!!」ズシズシン

リンク「まーたコイツか! ホント何処にでもいんなぁ」


チャット「……ねえ、ちょっと」

リンク「どした?」

チャット「ア、アイツの胸の所のマークって、赤いしるしじゃないの……!?」

リンク「へ? ……そういや確かにそうだな」

チャット「それだけじゃないわ。なーんかあのしるし、どっかで見たような気がするのよね」

リンク「どっかって……。うーん? そいやオラもどっかであのしるしを見たような……?」ポーヒー

デスアモス「ウボァー」ちゅどん

チャット「ねえ、一旦外に出てみない? 来たところを洗ってみれば何かわかるかも……」

リンク「そうだな。オラもそうした方がいいと思う」


神殿の入口



リンク「改めて見てみっと変なデザインだよな。誰が造ったんだ?」

チャット「絶対性格の悪いヤツよ。攻略慣れしてる人向けに造って逆に難しくし過ぎたパターンね!」

リンク「なんかやけに細けぇな……ってホレ、あれじゃねぇか?」

チャット「あっ! やっぱりここにあったのよー! 見つかってよかったわ!」

リンク「でもよー、あれをどうすんだっけか?」

チャット「ええと、確か聖なる黄金の輝きで射ぬけって言ってたわね……。聖なる黄金の輝き? アンタそんなの持ってる?」

リンク「オラそんなもん持って……いや……待てよ」

リンク「ああ! そっかアレのことか!」ポン

チャット「何よ、なんか心当たりでもあるの?」

リンク「おう、少し時間がかかるけど威力はそんなにいらねぇから大丈夫なハズだ」スッ

リンク「コイツは本当にどうしようもない時以外は使わねぇ技なんだ。まぁ、今みてぇな場合じゃしょうがねぇよな」コォオオオオオオ


チャット「な、なんなの? アンタの手に光が集まって……」

リンク「……よし! こんなもんだな。それじゃコイツを」ググッ

リンク「飛んでけぇーーーーッッッッ!!!!!!」バシュンッッ


ズドォオオン!!


チャット「ひ、光がしるしを撃ち抜いた。で、でも、これで一体どうなるの?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


リンク「うおっ!?」グラグラ

チャット「な、な、何よ!? 地震!?」

ギュルンッッ

チャット「へ?」

リンク「ありゃ?」


リンク&チャット「「ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!?」」ヒューン


ロックビル(裏)





チャット「ハァ、ハァ……!!!! し、死ぬかと思った……!!!!!!」

リンク「お……おったまげた……!!! まさかなにもかも逆さまになっちまうなんてよ」

チャット「そ、そうね……!! さすがにこんなの予想外よね……ホラ、下を見てみなさいよ」

リンク「スッゲー! 空が下にあるぞ! んでもって地面が真上か、こりゃおもしれぇ!」

チャット「天地が逆転して……神殿が本当の姿を現したってことは……これでボスの所に行けるかもしれないわ」

リンク「よし、そんじゃ早速中に入ってみるか」


ロックビルの神殿(裏)




チャット「な、なんか……雰囲気が違うような……」

リンク「ああ、神殿が目覚めたせいかもしれねえけど、なんか取り巻いてる気の質がガラっと変わっちまってるな」

リンク「正確にはイヤな気が二つってとこか。どうやらコイツらがボスみてぇだ」

チャット「ボ、ボスが二人……今までにないパターンね」

リンク「それにコイツら、なんか妙にデカイ感じがするんだよな。パワーとかそういうんじゃねぇ、生き物としてスゲェ大きさだぞたぶん」

チャット「だ、大丈夫なの? そんなに大きいのが二人も相手だなんて……」

リンク「まーやってみねぇとわかんねぇな。でも、やるだけやってみるさ」

チャット「頼んだわよ。アンタだけが頼りなんだからね」ビシ

リンク「おう、任せとけって」ビシッ

バサバサ……

チャット「ん、バットバット……ってなによあれ!? 数が多い!!」


バサバサバサバサ……

リンク「いや、バットの真ん中へんにデカイ気を感じるぞ。別の敵だ」


ゴメス「グォオオオオオオオッッッ!!」バサバサ


チャット「死神!?」

リンク「チャット、離れてろ!」ポーヒー!!!

バシュンッッ!!

リンク「……手応えがねぇ?」

チャット「上、上よ! アブナイ!!」チリリリリン

リンク「なに!?」

リンク(気を消して上に移動したってのか? ……やるじゃねえか!!)

ゴメス「グォオオオ!!!」つ大鎌 ブォンッ!!!!!

リンク「おめぇ妙な武器使ってんな!」つコキリの剣 シャキンッ!!!!!

ガギィイイイイイイイイッッッ!!!!!

ゴメス「グォオッ!?」ギリギリ

リンク「ちぇ、滑っちまうな、やりづれぇ形だ!」ギリギリ


バットバット「キキキキキッッ」バサバサバサバサ

リンク「うわっコイツら!? このっ……ジャマすんな!」バッバッ

ゴメス「」ニヤ

ゴメス「シャアッッッ!!!」ブォンッ

リンク「あっ、おめぇずっこいぞ! そんなに沢山連れて!」ガギンッ

バットバット「キキキキキッッ」バサバサ

リンク「くそ、しつっこいなあ……いい加減にしろ!」

チャット「アンタ、目ぇ瞑りなさい!!」バッ

ゴメス「グォ!?」

リンク「チャット!? ……わかった、頼むぞ!!」スッ

チャット「くたばれコウモリ!! ……太陽拳!!!!!」カァアアアアアアッッッッッ!!!!!!

バットバット「キィイイイイイッッッ!?」

ゴメス「グギャッッッ!?」

チャット「今よ、リンク!」

リンク「サンキューチャット! コイツでおしまいだ!!」バッ ブゥーーーーン……

チャット「剣に光!?」


リンク「行くぞーーーーッッッ!!!!!!」ギャォオオッッッ!!!!!!


ゴメス「!!!!!!」

ザシュウウウウウッッッッ!!!!!


ゴメス「グ、ゲ……」ブシャッ

ドサ……

チャット「や、やった……!!!!」

リンク「……ふう。コイツ、けっこう強かったな」

ピシッ……

リンク「ありゃ……いっけねえ、ヒビが入っちまった。やっぱマスターソード並の強度じゃねえと剣が耐えられねえか」

チャット「アンタ、さっきのスゴかったわね」チリリリリン

リンク「おうチャット、おめぇこそさっきの太陽拳、いい線いってたぜ。何時の間にあんな巧くなってたんだよ」

チャット「フン! いつまでもアンタにおんぶにだっこじゃ情けないからね! このくらい出来て当たり前よ!」

リンク「へへ、そりゃ頼もしいな。……ん?」


ゴゴゴゴゴゴ……


チャット「あ、穴……? 下の部屋に繋がってるみたいだけど……」

リンク「どうやらコイツ、ボスの部屋を守ってたみてぇだ。この穴からデカイ気を感じる」

チャット「じゃ、じゃあ、この下にボスがいるってわけね……!!! た、頼んだわよ……!」

リンク「おう、それじゃ、行くぞッッッッ!」ピョン


ヒューン……スタッ


リンク「なんだここ? 砂漠か? ずいぶんだだっ広いなぁ……!?」グラグラッ


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!


チャット「さ、早速お出ましってわけね……!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!


「ギュォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


大型仮面虫 ツインモルド


デンッデン デンデンデンデン デーン

デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン


リンク「うひゃーでっけえーーーー! 見ろよチャット、でっけえムカデだぞ!!」ワクワク

チャット「い、いくらなんでも大きスギじゃない……!? それが二匹も……」

青モルド「ギュオォォオオオオオオ!」

リンク「おっ、早速来やがったな! んじゃまずはおめぇとやってみっかあ!」ピョン

青モルド「ギョ!?」

リンク「どうどう、ほれ、向こうの赤いのに突進!」ボガッ

青モルド「ギエエエエエエ!?」

赤モルド「!?」

チャット「ちょっ……!! あんましムチャすんじゃ……!!!!!」


リンク「もうちっとばかしスピードアップできねぇかな? 波ッッッッ!!!!!」ポーヒーッッッ!!!!!

青モルド「!?!?!?」ギュオオオオオオオオオッッッッッ

赤モルド「ギョ……!?」

BAGGOOOOOOONN!!!!!!

青モルド「イヤヤモッッッ!!!!!!?」

赤モルド「ギョエエエエ!?」

リンク「おっとと、へへ、上手くいったな!」

チャット「ア、アタマをぶっつけるなんて……やるわね!」

赤モルド「ギギッギギギギ……!!!!!」#

赤モルド「ギェエエエエエエエエエッッッッッ!!!!!!」ポポポポポポポポポーヒー!!!!!!

リンク「うわっ!? あの赤いのメチャクチャ撃ってきた!?」ピョーン

チャット「は、早く逃げるわよ!?」ピョーン




ズドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!


青モルド「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」ズドドドドドドド……


青モルド「イ,イヤヤモウ……」チュドォオオオン!!!!!!


リンク「あらら、青いほうが先にくたばっちまったぞ」

チャット「仲間もろとも……!? アイツ、完全に切れてるわ!」

赤モルド「ギラリ」

赤モルド「ギョォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ」ポポポポポポポポポーヒー!!!!!!!!!!


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド……!!!!!!!!


リンク「も、もう見境なしだなアイツ……!!!」キーン


チャット「体が大きいから攻撃も派手なのよ……!  当たったらいくらアンタでも少し危ないんじゃないの?」

リンク「わかってる!」ズォアアッ!!!! ズヒューン!!!!

リンク「デヤァッッッ!!!!!」ボゥッッ

赤モルド「!!!!」

ズボッ! ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!

チャット「地面に潜って光弾を避けた!?」

リンク「でも、あんだけデカけりゃ完全には逃げきれねぇ。出てきた所を一気に叩くぞ……っ!?」

リンク(なんだ!? 地面の下で気が増えてる……? 五つ……八つ……)


ボゴボゴボゴッッッ


モルドベビー「ピギギギッ!」


リンク「げっ!? な、なんだぁコイツらは!?」


チャット「き、きっとあのムカデの幼虫よ……ま、まだ出てくるわ……!!!!」

ボゴボゴボゴッッッ

リンク「グレートベイの神殿のサカナと同じ攻撃か。サイズはけた違ぇだけどな」

リンク「波ッッッッ」ポーヒー!!!!!

モルドベビー「ギュペッッッッ!!!!!?」ズドオオオオオオン!!!!!


モルドベビー他「「「「「ピギギギギギギギギギギギッ」」」」」


チャット「ダメ! 数が減らないわ!」

赤モルド「グォオオオオオオオッッッ!!!!!!」ポポポポポポポポポーヒー!!!!!!


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド……!!!!!!


リンク「くっそ、思ったより攻撃が激しいな……!!!」

チャット「全力を出したら神殿ごと吹き飛んじゃうし……。それじゃ、巨人を復活させることができなくなるわ!」

リンク「だからってこれじゃあキリがねぇぞ……!!!!! ……ん?」

青モルドの死骸「」キラキラキラ……

チャット「どうしたの!?」

リンク「青いほうから何か光ってるな……。それに、イヤな気が無くなってるぞ……」

チャット「え? ……もしかして、青いほうが死んだから、呪いの一部が解かれたのかも。ちょっと行ってみなさいよ!」

リンク「ああ、なんかいい方法があるかもしんねえしな。行くぞ!!」ズヒューン!!!!!


青モルドの死骸「」キラキラキラ……


リンク「やっぱりだ、呪いが解けてる。神殿の本来の力ってのがすこしだけ元に戻ってるみてぇだな」

チャット「どう? 使えそう?」

リンク「さあな、やってみねぇとわかんねぇけど……コイツは少し期待できっかもしれねえな!」ガッ


『巨人の仮面を手に入れた!』きんのごまだれー!


チャット「仮面……!? じゃ、じゃあ、もしかしてそれを被れば……」

赤モルド「ギョォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ」ズドドドドドドドドドド

チャット「わわわっ!? き、来たわよ! 早く被りなさい!」

リンク「わ、わかった! いくぞっ!」スッ


カチャッッ!!!!!


シュゥウウウウウウウウウウウウウ…………!!!!!!



チャット「きゃっ……!?」

赤モルド「ギョッ!?」



巨人リンク「シャアアアアッッッ」 ドォオオオオオン!!!!!



チャット「」
赤モルド「」


巨人リンク「シュワ……」

チャット「……ア、アンタ、スゴいことになったわね……。私の言葉、わかる?」

巨人リンク「ヘァッ」

チャット「何よその返事……。ま、まあいいわ! 早くアイツをやっつけなさい!」

巨人リンク「シャアッ!!!」


ワンダバダワンダバダワンダバダバダ
ワンダバダワンダバダワンダバダバダ

赤モルド「ギュイイイイイイイ!」グォオオッ

巨人リンク「シャッ!!!!」ガシッ

赤モルド「……!? ギュ、ギュオオオオオ……!!!!!」ジタバタ

巨人リンク「ヘァアッッ」ヘッドロック

ドスン ドスン!!!!! ギギギギギギギギ……!!!!

赤モルド「ギュ、ギュイイイイイイ!!!!!」マキツキ

ギュルルルルルルルルル

巨人リンク「シャッ シャアッ!?」ギュウウウウウウウ

赤モルド「ギャギャギャギャギャッ!!」ガジガジ


巨人リンク「ウウウウ……ダァアアッ!!!!」ボゥッッ ピコンピコンピコン

超巨人リンク「シュワッチ!!!」ビガッ ピコンピコンピコン

チャット「光の巨人!?」

赤モルド「ギャギャギャギャギャッ!?」ギギギギ

超巨人リンク「ウゥウウウ」ギギギギ ピコンピコンピコン

超巨人リンク「ヘァアッッ!!!!!」ブチッ ピコンピコンピコン

赤モルド「ギャアアアッッッ!?」

超巨人リンク「シャッ」ババッ ピコンピコンピコン


赤モルド「ギャ、ギャギャッ……」

モルドベビー「ピギギギギギギギギギギギッッッッ」ワラワラ

超巨人リンク「シャッ!!!!!」サッ

シャーーーーーーーーーーーーー!!!!!! 

モルドベビー「ピギギギッ!?」シャーーーーーーーーーーーーー……

DOKKAAAAAAAAAN !!!!!!

赤モルド「ギャ、ギャギャッ……」

超巨人リンク「ヘァアッッ!」シャーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

赤モルド「ギャギャギャギャギャッ!?」シャーーーーーーーーーーーーー……


DOKKAAAAAAAAAN !!!!!!


赤モルド「ギャァアアアアアアアアアア!?」イヤヤモウー


デーン デーン

デッデッデーン デーン

デーンデーン



超巨人リンク「……」ピコンピコンピコン

チャット「お、終わった……? 勝ったのよね?」

超巨人リンク「シュワッチ!!」キーン

チャット「ちょ、ちょっと! どこ行くのよ~!」ピューン



大型仮面虫ツインモルドは激闘の末に撃破した。ついに全ての神殿をクリアしたぞ……!


次回予告

オッス! オラ リンク!

神殿も攻略したところでクロックタウンに戻ろうとしたオラたちは、サコンのアジトを見つけたカーフェイとばったり出くわしたぞ。どうやら盗まれたお面がここにあるみてぇなんだ。せっかくだから手助けしようってとこなんだけど、もうあんまり時間がねぇぞ、大丈夫なんか?

次回、トライフォースZ Sparking!

タルミナ消滅カウントダウン! タイムリミットは近い!

見てくれよな!


今日はここまでです

帰マンは昭和の至高な作者
ぶっちゃけ好み


メぇぇぇ~~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!

ひゃーーーはっはっはっはっはぁーーーーーっ

クリスマスプレゼント投下するぜぇええーーーーーっ


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

ロックビルの神殿のボスは二匹の巨大怪獣、ツインモルドだった。巨人の仮面の力によって巨大化したリンクは圧倒的パワーでツインモルドを粉砕したのだった。そして、ついに全ての神殿を攻略することに成功した!


タルミナ消滅カウントダウン! タイムリミットは近い!


巨人の間




巨人「ヴォー、ヴォー……」

チャット「わかってるわよ、アンタで全員助けたんだから、呼んだらちゃんと来てよね!」

リンク「それにしても呼んだらどうなるんだ? そこら辺よくわからねえから心配だぞ……」

巨人「……ヴォー……ヴォー……」

チャット「え、何よ……と、も、を、ゆ、る、せ……」

チャット「友を許せ? 友って……」

リンク「他の巨人のことじゃなさそうだな。誰だ?」

巨人「ヴォー……」


パァアアアアアアア……


イカーナ渓谷


チュンチュン チチチ……


リンク「オー見ろよチャット、空がすっかり晴れちまってるぞ。どうやら本当に呪いが解けたみてぇだな!」

チャット「これで四人の巨人は全員助けたから……いよいよスタルキッドをとっちめる番ね! アイツ、今度こそただじゃおかないんだから!」

リンク「でもよー、カーニバルまでまだ半日くれぇ残ってるぞ。それまでどうしよっか」

チャット「そうね……だったらひとまずクロックタウンに戻って対策を……」

コソコソ……

チャット「うん……? アイツは確か……」


カーフェイ「そろそろ逃げないと月が落っこちるな……しかし、サコンがいつ来るか……」コソコソ

リンク「なんだアイツ、まだこんな所でウロウロしてたんか?」

--

カーフェイ「ええい、いつになったらくるんだ!! アンジュが待っているというのに……」

リンク「よう、おめぇこんな所で何してんだ」

カーフェイ「ぶふぉっ」

カーフェイ「おおおおおおまえは昨日の緑色!? な、なんでこんなド田舎にいるんだ!?」

リンク「おめぇこそこんな所で隠れてどうしたんだよ」

カーフェイ「いいからこっちこい! サコンにバレたらおしまいだ!」グイグイ


リンク「へー、この岩の向こうがサコンのアジトか。ここにおめぇの探してたお面があるのか?」

カーフェイ「そうだ、でも、頑丈過ぎて僕一人ではとても開けられない……この扉はサコンにしか開くことができないらしいんだ」

リンク「なんならオラが開けてやろっか?」

カーフェイ「……君が? まったく、冗談はよせよ。君みたいなこどもにあんな大岩どうにかできるもんじゃないだろう」

リンク「おめぇだってオラとそうかわんねえこどもじゃねえか」

カーフェイ「前に言ったろ、僕はこう見えても大人だ! 明日結婚するんだぞ!」

チャット「アンタみたいなおっちょこちょいと結婚する人は大変そうね」

カーフェイ「なんだと黄色妖精……僕はこれでもけっこうモテたんだぞ、でも……僕はアンジュを選んだ。彼女も僕を受け入れてくれた」


カーフェイ「情けない話だが、僕は町育ちのボンボンの自覚がある。おっちょこちょいだし力仕事もこなせない。だけどアンジュを幸せにする自信はある!」

カーフェイ「彼女の笑顔を守るためならどんなことでも平気さ、例えどんなに不味いゴハンを作られても全部食べてみせるさ……」ゲッソリ

チャット「なんか言葉がしりすぼみね」

リンク「顔色がわりいぞ。大丈夫か?」

カーフェイ「……はっ、いけないいけない、未来に想いを馳せるのは後だ。今はお面を取り戻すことが先決だ!」

カーフェイ「ここで待ってればヤツは必ず来るんだ。なに、ギリギリまで粘ってみせるさ」


ヒョッコヒョッコ……


カーフェイ「……来たか! 待ちわびたぞ、これであとはヤツの隙を突いて……」



サコン「な、なんだボーズ、まだここら辺をうろついてたのか?」

リンク「よーおっちゃん、わりいけど頼みてぇことがあるんだけどさ」

カーフェイ「だああああああああああ!?」ズルッ


サコン「むっ!? だ、誰だおまえは!」

リンク「お、カーフェイ、サコンってのが来たぞ。これで扉を開けてもらえばいいんじゃねえか?」

カーフェイ「おおおおおおまええええええ!? 隠れて様子を見てたのにこれじゃあ台無しじゃないか!! どうしてくれるんだ!?」

チャット「コイツにそんな常識を求めてもムダよ」しれっ

カーフェイ「なんで君はそんなに冷静なんだ!?」

サコン「あっ、おめぇはこの前パクったお面の……!? いけねえ、嗅ぎ付けられたか!」スタコラ

カーフェイ「あああああああああ!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴ……ズシン………



リンク「すぐに入っていっちまったな。自動ドアなんて凝ってるじゃねえか」

カーフェイ「お、終わった……、ここまでの苦労が……全部水の泡だあああああ……」

リンク「まーそんな気にすんなって、まだなんとかなるさ」ポンポン

カーフェイ「誰のせいでこうなったと思ってるんだっ!?」

カーフェイ「お、お面無しでアンジュの所には戻れない……ど、どうすればいいんだ……どうすれば……」

リンク「おめぇ、あぶねえから後ろに下がってろ」スッ

カーフェイ「え」

リンク「ほっ」ポーヒー!!!!


ズドオオオオオオン!!!!! ギャアア,オレノジマンノセキュリティーガッ!?


カーフェイ「」

チャット「ほら、ぼーっとしてないで中に入るわよ」

カーフェイ「」



『カーフェイは太陽のお面を取り戻した!』ごーまーだーれー!


リンク「お面も取り戻したし、クロックタウンに戻るか」

チャット「そうね、まだ時間もあるし、ゴハンでも食べる?」

カーフェイ「」

リンク「おーい、おめぇ帰んなくていいのか?」

カーフェイ「……はっ!? そ、そうだ、ぼーっとしてる場合じゃない……。キミタチ、お面を取り戻してくれてありがとう。これでアンジュの所に帰れるよ」

リンク「なんならオラたちと一緒に行くか? 一瞬でもどれっぞ」

チャット「そうね、せっかくだから一緒に連れってってやりなさいよ。一人で帰るには危ないし、タックリー辺りにまた盗まれたら堪らないわ!」

カーフェイ「うぐ……、ぼ、僕はそんなに頼りないかな?」

チャット「私の弟位には頼りないわね。まあ、身の丈に合わずにがんばる所も似てるけど!」

リンク「ははは、そりゃ誉めてんのか?」

チャット「別に~? ただ、ほっとけないだけよ」

カーフェイ「ま、まあいいか……。それより、さっき一瞬で戻れるとか言ってたけど、そんなことが可能なのか?」

リンク「まあオラに任せとけって、まずはオラの体につかまってくれ、そうすれば一緒に移動できっからよ」

カーフェイ「こ、こうか?」ギュッ


リンク「後はアンジュの姉ちゃんの気を探して……と。うーん、ちいせえけどコッコの姉ちゃんと本当に似てるな……」

チャット「どう? いけそう?」

リンク「ああ、うまくいきそうだ。これなら瞬間移動できっぞ」

カーフェイ「へ? 瞬間移動?」

リンク「んじゃ、行くぞっ!」ピシュン!!!


ナベかま亭


リンク「ほい、着いたぞ!」ピシュン!!!

カーフェイ「えっあっ……こ、ここはナベかま亭!? な、なんで……」

チャット「ほら、男がいちいち驚くんじゃないの! もっとどっしり構えなさいよ!」

リンク「チャットも最初は驚れぇてたけどな!」ハハハ

チャット「私は女の子だからいーの! 当たり前でしょ」

アンジュ「あ、あの、あなたたちは……」


カーフェイ「……!!」ササッ

リンク「よう、姉ちゃんの約束はちゃんと果たしてきたぜ」

チャット「ほら、隠れないで出てきなさい!」グイグイ

カーフェイ「ままままま待て! まだ心の準備が……」

アンジュ「……私、あなたに会ったことあるわ」

カーフェイ「!」

アンジュ「なつかしい匂いがする。遠い昔……そう、まだちいさかったころ」

アンジュ「私たちは約束したわね。月と太陽のお面を……時のカーニバルの日に交わそうって……結婚しようって……」

アンジュ「うれしかった」

カーフェイ「……アンジュ、おくれてごめん」タッ

アンジュ「おかえりなさい」ヒシッ

カーフェイ「……」ギュッ

アンジュ「……」



チャット「……へへ、恋人同士なのに、まるで親子みたい」

リンク「へへっ、そうだな!」


カーフェイ「約束のお面を交わそう」スッ

アンジュ「うん」スッ


パァアアアアアアア……


カーフェイ「僕らは誓いを交わし、夫婦になった」

アンジュ「あなたたちは証人よ。このお面を受け取ってください」


『めおとのお面をいただいた!』きんのごまだれー!

『二人の愛がみなぎっている』

アンジュ「あなたたちは逃げてください。私たちは、もう大丈夫です」

アンジュ「明日を……二人いっしょで迎えられるんですもの」

カーフェイ「緑のボウシ君、そして黄色妖精、君たちには感謝している。本当にありがとう」

リンク「おう、そんじゃ、とっととこっから逃げるぞ」

チャット「そうね、時間も迫ってきてるし、どこか安全な場所に避難させなきゃ」

アンジュ「えっ」

カーフェイ「……いや、君たち、もう安全な場所なんてどこにも……」

チャット「ああそうよ! 牧場には確か大勢の人が避難してるって言ってたじゃないの!」

リンク「そっか、それじゃあ取り合えずロマニーん家に世話になってもらうか。ほれ、二人ともオラにつかまれ」グイグイ

アンジュ「え、あの……」

カーフェイ「牧場? ま、まさか……」


チャット「ここまで来て置いてくわけないでしょ!」

リンク「見つけた。そんじゃ行くぞ!」ピシュン!!




ロマニー牧場



ロマニー「それじゃ、アンジュお姉さんは残ってるの?」

おばちゃん「バカな子だよ、来るわけないのにさ……一体誰に似たのかねぇ」

オババ「……アンタの若い頃にそっくりだよ。一途でさ……トータスの帰りをずっと待ち続けてね……」

おばちゃん「そうかい……そんなところ、似なくても良かったのにねえ。料理の腕のほうが似れば良かったものをさ……」

クリミア「アンジュ……カーフェイ……」

ロマニー「はあ、バッタくん……こんなときにどこにいってるのかなあ」

リンク「オッス、ロマニー、また遊びに来たぞ!」ピシュン!!!!

ロマニー「バ、バッタくん!? え、え、なんで!?」ガタッ


アンジュ「こ、ここって、牧場……?」

クリミア「アンジュ! どうしてアンタが」

カーフェイ「ク、クリミア……」

クリミア「あ、あら? アンジュ、この子は誰? どことなく昔のカーフェイに似てるけど……」

アンジュ「え、えっと……それは……」チラ

リンク「そいつ、カーフェイだぞ」

クリミア「えっ!?」

おばちゃん「はい?」

オババ「おお、ドトールじゃないか。トータスと遊びに来たのかい?」

ロマニー「おばあちゃん、ボケたふりはやめなさいよ」


……
……………
……………………


クリミア「つ、つまり、この子が」

おばちゃん「あのカーフェイ?」

カーフェイ「は、はは……その、心配をかけて、本当に申し訳……」

おばちゃん「ふんっ!」ガツン!!!!

クリミア「どりゃっ!」ドスッ!!!!

カーフェイ「あばっひゅ!?」

おばちゃん「アンジュ、ちょっとこのロクデナシを借りるよ」ズルズル

アンジュ「う、うん……」

クリミア「向こうの部屋でたっぷりお話しなきゃねえ?」ベキボキ

チャット「」ガタガタガタ

ロマニー「」ガタガタガタ

オババ「おおトータスや、めしはまだかいの?」

リンク「ばっちゃん、なんでボケたふりしてんだ?」


ギャァアアアアア タスケテ アンジュ…… ヒギャアアアア

コノオンナナカセノ ゴクツブシガー!!

ドノツラサゲテ モドッテキタァアア!!!!

ベキッバゴッドスッ!!!!!


カーフェイ「こ、この度は、ご迷惑をおかけして、まことに申し訳ありませんでした……」ボロボロ……

おばちゃん「ふん! 今度アンジュを心配させたら承知しないよ!」

クリミア「まったく、ホント昔っから抜けてるんだから!」

アンジュ「あ、あはは……」

ロマニー「ねえねえバッタくん、バッタくんも一緒に暮らしましょうよ! ここなら安全よ?」

リンク「ムシャムシャバクバク……んんっ、うめぇー!」ズババババババ

リンク「でもよ、ロマニー、ここにいてもたぶんダメだと思うぞ。あの月はタルミナどころかこの星全部をぶっ壊しちまうシロモンだ」

チャット「ほ、星って……。あれ、そんなにヤバイヤツだったの?」

ロマニー「そんな……。じゃあ、あたしたち死んじゃうの? そんなのやだよ……せっかくまた会えたのに……」グス

クリミア「ロマニー……泣かないで、今夜は私がずっとそばにいるから……」

ロマニー「お姉さま……」



リンク「いや、そうはならねえから安心しろ」

チャット「そうよ! バッドエンドなんて認めないんだから!」



ロマニー「バッタくん……?」

リンク「じゃ、メシも食ったしオラたちはそろそろ行くよ」

カーフェイ「ま、待て! 今さらどこへ行くんだ!? もうすぐ月が落ちるんだぞ!」

アンジュ「そ、そうよ! どこにいてもダメかもしれないけど、ここにいれば少なくとも街にいるよりは安全よ?」

リンク「オラ今からその街に戻るんだ。やらなきゃなんねえことが残ってるからな」

クリミア「やらなきゃいけないことって……」

ロマニー「バッタくん、そんなに大事なことなの?」

リンク「へへへ、それほどでもねぇぞ。まあ心配すんなって」フワッ


リンク「ちょっと、月をブッ飛ばしてくるだけだからよ」ニカッ


ロマニー「」ドキッ


この時、私の目にはリンクの姿が、とてもオトナのように見えた……
ううん、気のせいなんかじゃない。リンクは……リンクは本当に……


リンク「じゃ、また明日な!」ズヒューーーーン!!!!!

ロマニー「あ! ……う、うん」

ロマニー「また、明日……約束だからね」


リンクは、本当に勇者なんだ


次回予告

オッス! オラ リンク!

ついにスタルキッドを追い詰めたぞ! 四人の巨人たちも集まって月を食い止めてる内になんとか仮面を取り戻さねえとな。しっかし、どうにもあのムジュラの仮面っての、スタルキッドに使えるシロモンじゃねえと思うんだけどなあ?

次回、トライフォースZ Sparking!

戦慄! ムジュラの魔人!

見てくれよな!

オッス オラ 作者

今日はここまでです

年越しまでに完結の予定です。
今日はクリスマスイブということでアンジュとカーフェイを祝福しましょう。

ではまた明日

完結したら、次は風のタクトかトワイライトか?

>>668
タクトとトワイライトは番外でやりたいなと思ってます。

調子がいいので投下します


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!

リンクはアンジュとカーフェイの婚姻を見届け、めおとのお面を手にいれた!
この幸せを壊させないために、ついにカーニバルの始まるクロックタウンに向かう!


戦慄! ムジュラの魔人!


お面屋「ホホホ……ついにこの時が来てしまいましたか。この惑星の命もあとわずかですね」

お面屋「さあ頼みましたよ勇者さん。あなたがこの星を救えるか、見届けさせて貰いますよ? ホッホッホ……」



クロックタウン・時計台




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!


月「ウヴォォオオオオオ……!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ……


スタルキッド「……」

リンク「よう、また会ったな」

スタルキッド「!!!!」


チャット「スタルキッド! アンタの悪さもここまでよ!」

リンク「覚悟しろよ、今度は簡単には負けねぇぞ」

トレイル「ねえちゃーん!!」シュイィイイン

チャット「トレイル!!」

トレイル「ネエちゃん! ……沼、山、海、谷にいる4人の人たち……はやくココに……連れてきて……」

スタルキッド「余計なこと言うなバカ妖精!」バシッ

トレイル「うわっ……」

チャット「!!!!!」

チャット「……もう、アンタの思い通りにはさせないわ!!」

スタルキッド「ふん……まあいいや、今さらアイツらが来ても、オイラに敵うわけないさ」

スタルキッド「上を見な! 止められるもんなら止めてみろ!」


スタルキッド「ウォオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!


チャット「く、来るわよ!!」

リンク「……」

リンク(やっぱりものスゲェ気と魔力だ……。だけど、それなら尚更変だ。なんであんなバカデケェ力を使って平気でいられるんだ?)

リンク(スタルキッドはただの小鬼だったはず……あの力を制御できる実力なんてなかったのに、どうもおかしいぞ……ヤな予感がする)

チャット「何やってんのよ! 早く巨人たちを呼びなさい!」

リンク「おう、わかってる」つオカリナ

リンク(とにかくやってみるしかねえな。上手くいけばいいけど……)


♪~……♪~♪~♪~♪~♪~……


『誓いの号令を吹いた!!』


…………

………………ヴォー………………

スタルキッド「!? この声は……」

チャット「来る……4つの地方から……」

トレイル「四人の巨人が……」


沼の巨人「ヴォー……」ズシン ズシン

山の巨人「ヴォー、ヴォー……」ズシン ズシン

海の巨人「ヴォー……ヴォー」ズシン ズシン

谷の巨人「ヴォー……!!」ズシン ズシン


月「ウヴォォオオオオオ……!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


リンク「この気……あの月にも負けてねぇ。これがタルミナを守ってきたカミサマのパワーってやつか!」

スタルキッド「う、うわ……なんでだよ……なんで今さら、戻って……」


スタルキッド「ウワァアアアアアアアアアア!!!!!!」


ガシィイイイイイイッッッッ!!!!!!


四人の巨人「「「「ウヴヴヴヴヴヴウウウ……!!!!!!」」」」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!


チャット「お、お願い……!!!! 止まって……!!!!!」


四人の巨人「「「「ウウウウウウウウウヴォーーーー!!!!!!」」」」グオオオオッ


パァアアアアアアア!!!!!


リンク「うっ!?」

チャット「きゃああっ!?」


月「ウヴォォオオオオオ……オオ……オ」


四人の巨人「……」

チャット「と、止まったわ……」

トレイル「ねえちゃーん!」

チャット「トレイル! 見てあれ、止まったわ……! 巨人たちの叫びがスタルキッドにきいたのね」

トレイル「うん、良かった……本当に良かったよ……」

カチャ……

チャット「!!!!」


スタルキッド「う、うう……」

チャット「ちょっと、スタルキッド! アンタ自分が何をしようとしたかわかってんの!?」

トレイル「待ってよ……ねえちゃん。そんなにスタルキッドを……責めないで」

チャット「トレイル! 何庇ってるのよ! あんなにバンバンぶたれてアンタ悔しくないの?」

トレイル「さびしかったんだよ、スタルキッド……」

チャット「世界を滅ぼそうとしたのよ! だだっ子のレベルじゃないわ! 許せないわよ!」

トレイル「仮面の力がそうさせたんだ。スタルキッドが使うにはあまりにも大き過ぎたんだよ」

リンク(やっぱりか、するってえとあの仮面が……)

チャット「身のほどをしらないからよ。気がちっちゃいクセに……バカなんだから、もう!」


確かに 力を使うには 荷が 大きすぎたようだ……


チャット「そうよ、バカを認めなさい! ……え?」


スタルキッド「」フワッ


ムジュラの仮面『使えない道具はタダのゴミでしかない』ゴゴゴゴゴゴ……

ムジュラの仮面『この者の役目はもう終わった……』ドサッ


スタルキッド「」


リンク「……ようやくしっぽを出したみてえだな……」

チャット「あ……あ……!」ガタガタガタ

トレイル「まさか! じゃあ、あの月は?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!!!!!!!


月「オ オデは…… 食う…… ぜ ぜんぶ…… 食う……」


ミシッ ギゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!


四人の巨人「ウヴォッ!? オ,オオオオオオオ……!!!!!!」ガクガク


チャット「わああああもうダメ……。はやく、アンタ時の歌よ時の歌!」

リンク「いや、諦めるにはまだはええぞ」

チャット「えっ……?」

リンク「チャット、おめぇはここで待ってろ。アイツはオラがとっちめる」フワッ

チャット「アンタ、あそこに行くの!?」

リンク「どのみちアイツをなんとかしなきゃこの星はおしめぇだ。誰かがやんなきゃならねえ」

チャット「わ……私は行かないわよ!? トレイルと一緒にここで待って……」

トレイル「僕が行く!」

チャット「な、何いってるのよトレイル! どうかしちゃったの?」

トレイル「僕、もう逃げてばっかりはイヤなんだ! 僕がしっかりしていればスタルキッドだって……」

チャット「……」

トレイル「……」


チャット「わかったわ、私がいくわ!」


チャット「しばらく見ないうちにダレかみたいにナマイキなことを言うようになったわね。ホントにアンタたちってバカなんだから……」

リンク「チャット、こっからさきはおめぇじゃついてこれねえ戦いになるかもしれねえけど、それでもついてくるか?」

チャット「もう、覚悟を決めたわよ! こうなったら世界でも何でも救ってうやろうじゃない!」

リンク「……わかった、そこまで言うならもう止めねえ。……行くか!」ボッ

チャット「うん!」ボッ


ズヒューーーーン!!!!!!


……
…………
………………


月の内部

サァアアアアア…… チュンチュン……



チャット「なに、ここ……きれい……」

リンク「気を抜くんじゃねえ。ここはアイツの身勝手な気が渦巻いてる。全部見かけだけのニセモノだ」

チャット「う……わ、わかってるわよ!」


ムジュラのこども「……」


ムジュラのこども「オレと……遊ぶか……?」

リンク「ああ、遊んでやるぜ。さっさと案内しろよ」

ムジュラのこども「……おまえは、オレが欲しくないのか?」

リンク「いやあ、別におめぇみてーなのはいらねえや」

ムジュラ「オレはおまえの力に興味がある」

ムジュラ「じゃあ 行こうか」


キィイイイイイイイイイン……



チャット「あ、ああ……!!? さっきの景色が……変わってる……?」ガタガタ

リンク「落ち着け、これが月の本当の中身だ。……邪悪な気で満たされてるヤバイ空間だな」


ムジュラ「そうだ、ここでお前はオレと遊ぶんだ」


リンク「!!!!!」

ムジュラ「おまえが鬼だ。鬼は逃げるだけだ、それでいいだろ?」ゴゴゴゴゴゴ


ムジュラ「いくぞ……」ゴゴゴゴゴゴ!!!!!!


ムジュラの仮面


デー デー デデデー……


ムジュラ「シャッ……!!!!!」ギュィイイイイイン

リンク「おっと、そのトゲトゲは伊達じゃねえってか?」ババッ

ムジュラ「まずは小手調べだ」

ムジュラ「フン!」ビーーーーーーーーッッッッ

リンク「わりぃがそんな光線じゃオラは倒せねえぞ」スッ

リンク「ハッ!!」ドォオンッッ

ムジュラ「!!? 気合いだけで弾くとは…… 」

リンク「おめぇが何を考えてるかはしらねぇが、やる気がねぇならとっとと倒すだけだ」

ムジュラ「……ふ、ふふふ……」

チャット「な、何よ……」

ムジュラ「気に入ったぞ人間、やはりあの小鬼とは一味違う……」コォオオオオオッッッ

リンク(!? 気が増幅して……!!!!)

リンク「チャット! 伏せろーーーーっっ!」

チャット「えっ……!!!」

ムジュラ「カァアアアッッッッッ」カッ


ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!



チャット「ううう……!? アイツ、なに考えてんのよ! いきなり爆発するなんて……!!!」

チャット「アンタ、大丈夫? 怪我してないでしょうね……?」

チャット「って、ああっ!?」


リンク「ぐ……く……!!!!?」ガチャガチャ

ムジュラ「ふふふ……」

チャット「か、仮面が顔に!?」

ムジュラ「おまえのような強者をずっと待っていたのだ。あんな小鬼じゃ物足りない、高い戦闘力を持つおまえなら、より大きな破壊が可能だろうからな」

チャット「このっ、そいつから離れなさい!」グイグイ

ムジュラ「邪魔だ」カァアアアアアアッッッ

チャット「きゃん!?」ピューン

ムジュラ「この星を滅ぼした後は、今度はおまえの星を滅ぼそう。うん、それがいい……!!」

リンク「よーやく本性を表しやがったか、思った通りふざけたヤローだ」

ムジュラ「!?」


リンク「ハァアアアアアアア…………!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!


ムジュラ「グ、ま、まて! それ以上気を高めるんじゃない」

リンク「ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!」カッッッ!!!!!!

ムジュラ「くっ……!!!!」ピューン

ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!

リンク「ありゃりゃ、逃げやがったか。もう少しで内側から吹っ飛ばせたのによ」

ムジュラ「き、キサマ……!!!!!」

チャット「アンタ、それじゃあわざと……!?」

リンク「いくらかおめぇが強くても、いきなり大量の気を送られたらタダじゃすまねえだろ?」

リンク「スタルキッドのように、オラの体を使ってもっとワルいことを企んでたみてぇだが……考えが甘かったな。そんなセコい手がいつまでも通用すっと思うんじゃねぇぞ!!」

チャット「そうよ! 他人の体ばっかり利用して、ズルいわよ!」

ムジュラ「……」

チャット「何か言いなさいよ! この卑怯者ー!」


ムジュラ「……ふひっ、ふひひひひははははははははは!!!!!!」ケタケタ


チャット「ひっ!!!!!」ゾワッ

リンク「ッ!?」バッ




ムジュラ「いいよぉ~、おまえら最高だよぉ! やっぱりそうこなくちゃおもしろくないよなぁ! ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」ゲラゲラ




チャット「なに……コイツ、急に雰囲気が変わって……」


ムジュラ「」ボゴォッッッ!!!!!!!


チャット「ひいっ!?」ビクッ

リンク「チャット! オラの後ろにこい!」

メキッ メキメキ……
ボゴゴゴゴゴッ……

ムジュラ「だけどねぇ、残念だけどキミたちはオレのお遊びに付き合うしかないんだよ……!!!!! だって、その方が楽しいんだからさあ……!!!!」ボゴゴゴゴゴッ!!!!!!


リンク「なんだ……!? 手足が生えてんのか? それに、この気の上がりようは……」

ムジュラ「おや、まだお気づきでない? ぬかったね達人さん!!」

リンク「……!!」スッ

リンク「……瞬間移動が使えねぇ……」

チャット「えっ!?」

リンク「ヤロウ、嵌めやがったな……」

ムジュラ「ヒッヒッヒ、そうさ、これでキミたちは逃げられない……!! オレに八つ裂きにされて殺されるまではねぇえええええ!!」ボゴッッッッ!!!!!




ムジュラ「さあ! 楽しいゲームを始めようかあああああ!!!!!!」




ムジュラの化身

デー デー デデデー……


チャット「こ、こんなことって……」ガタガタ

チャット(コイツと一緒に旅をしていたからわかる……あのイカれた仮面の戦闘力がただ者じゃないってことが)

チャット「こんなヤツに……勝てるの?」

リンク「チャット、心配すんなって」

チャット「アンタ……」

リンク「オラに任せとけ。おめぇには指一本触れさせねえよ!」ニカッ

チャット「……うん」

ムジュラ「カッコいいねぇ~リンクくん! でも、そんなに大きな口を叩いて死んじゃったらスゴく間抜けじゃないの~?」パチパチ


ムジュラ「だからすぐには死なないでよねぇえええッッ!!!!!!」ズァオッッッ!!!!!



バキィイイイイイイン!!!!!

ムジュラ「……!!!!」ギリッ

リンク「……」ググッッ

チャット「か、片手で受け止めた……!?」

ムジュラ「くっ……!!!!!」ババッ

リンク「おめぇの方こそ、簡単にくたばるんじゃねぇぞ……」ゴゴゴゴゴゴ……

ムジュラ「……も、もしかしてキミ、まだまだ力を隠してたりする……?」ドキドキ

リンク「……さあな……だけど、これだけは言えるぜ……」


リンク「オラも自分の限界のギリギリまで振り絞って、修業してきたってことだ……!!!!!」グッ



リンク「ハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」ズォアアアアアア……ッッッッッ!!!!!!!!



カッッッッッッッッ!!!!!!



超リンク「――――ハァアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!」ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ!!!!!!!!



ムジュラ「……!!!!!」


チャット「こっ、これが……アイツの、全力……!!!!!」

リンク「……」シュインシュインシュインシュイン……

チャット(今までも超サイヤ人は見てきたけど、こんな猛々しい雰囲気のアイツははじめて見た……これが……)


リンク「行くぞ」シュンッッ


ムジュラ「はやっ……」

ドゴォオオオオオッッッッ!!!!!!

リンク「……」ミシッ

ムジュラ「ご、ぼ、おっっ!?」ゲホッ

リンク「……」グッ


リンク「だりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ……!!!!!」

ズドドドドドドドドドドドドドド……!!!!!!!


ムジュラ「べぶぶぶぶぶびびぶびぶぶぶ……!?」ドガガガガガガガガガガガ

チャット「こ、攻撃が見えない……手足が消えてるみたい」

リンク「でやっ!!!!!!!」バッキィイイイイイン!!!!!!!

ムジュラ「ぶげぇえええっっっっ……!?」キーン……ドォオン……

チャット「て、天井まで吹っ飛んじゃった。めり込んでる……」

リンク「まだだ」バッ ギュイィイイイイイイン……

チャット「えっ!?」

リンク「食らえ……!!!!!」イィイイイイイイン……!!!!!!!!




リンク「超ハイラル波ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!」カッ




ブワァアアアアアオオオオオオオオオオオンンン!!!!!!!!!



チャット「きゃぁああああああああ!?」



――――ズ ァ オ オ オ オ オ オ オ オ ッ ッ ッ ッ ッ !!!!!!!!!



リンク「……」ゴゴゴゴゴゴ……

チャット「す、スゴい……スゴすぎる……!!!! これが、アイツの本当のパワーなの……!?」

ムジュラ「」プスプス……

リンク「……驚いたな……」

チャット「えっ……!?」

ムジュラ「……」ムクリ


ムジュラ「……コイツは想像以上だ! これは油断してるとすぐに殺されちゃうなあ……。がんばらなくっちゃ♪ がんばらなくっちゃ♪」ボロッ


チャット「う、うそ……!? 」ガタガタ

チャット(ち、超ハイラル波……。星の二、三個は余裕でぶち抜きそうなあの技を食らって生きていられるなんて……!!!!!)ガタガタ

チャット「アイツ、いったい……!?」ガタガタ


ムジュラ「うーん、苦しいよぉ……」スタ


リンク「……っ」ババッ

ムジュラ「オレの……オレの大事な下僕たちはどこぉ~?」

リンク「……アイツ、なに言ってんだ……?」

カァアアアアアア……

リンク「!? なにっ……!?」

チャット「あれは……!」


オドルワの亡骸
ゴートの亡骸
グヨーグの亡骸
ツインモルドの亡骸


チャット「ボスの亡骸……!? な、なんで……」

ムジュラ「そうそう! コイツらがないとオレの真価は発揮できないんだよねぇ……!」ニヤァ


ズブッ……!
ズブブブブブブ……!


チャット「な、亡骸が、アイツの体に入ってく……!」

リンク「これは……」

ムジュラ「せっかくリンクくんが本気で戦ってくれるんだから、オレも本気を出さないと失礼だもんねぇえ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

リンク「……おめぇ、それほどまでの力をどうやって身に付けたんだ?」

ムジュラ「あぁん? ……別に大したことじゃないよ。これはオレちゃんの故郷の力さ」

リンク「故郷……?」


ムジュラ「……これから使う力は、キミたちが知らないほど遠い、遠~~~~い世界の力なのさ。深淵……または影の世界と呼ばれる世界の裏側……そこに封じ込まれた桁外れな力……」ゴゴゴゴゴゴ


ムジュラ「それがあまりにもスゴすぎるんで、普段から使うと体がもたないのよね……」ゴゴゴゴゴゴ

リンク「影の……世界……」


チャット「な、なに……!? このおぞましい感覚は……!!! ま、まるで嵐が目の前にあるかのような……!!!」ガタガタ

ムジュラ「……その影の尖兵たるオレの、本当のパワーってのは……」ゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!


ボゴボゴボゴボゴッッッッッ!!!!!!


ムジュラ「ぬううううあああああああっっっっ!!!!!!」ズオオオオオオオッッッ

リンク「うっ……!?」



ムジュラ「……この表の世界の生き物では、到底及ばない領域に存在するんだよ!!」ドォオオオオオオオオオン!!!!!!



    ム ジ ュ ラ の 魔 人 


   デデデッ デデデッ デデ デッデーン





次回予告

オッス! オラ リンク!

とうとう本気を出したムジュラの魔人のパワーは圧倒的で、スーパーサイヤ人のパワーでも歯がたたねぇ! こ、こんなヤツに勝てるんかな……!!?


次回、トライフォースZ Sparking!


ムジュラ、異次元の強さ!


見てくれよな!

オッス オラ 作者

とりあえずここまでです。
ムジュラのはっちゃけっぷりはゲームを参考にしてます。
若干リクームっぽくなった。

それではまた今度

本日も

メぇぇぇ~~~リぃぃぃぃクリっスマぁぁぁーーースぅ!!

ひゃーーーはっはっはっはっはぁーーーーーっ

投下するぜぇぇーーーーっ!


ノーテン ピーカン アタマ サエテ

ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

we gotta power!

トライフォース……Z!!


月の内部へと向かったリンクは全ての元凶であるムジュラの仮面と相対する。
超サイヤ人に変身し、その超パワーで追い詰めるも、ついに本気を出したムジュラは魔人へと姿を変えたのだった……


ムジュラ、異次元の強さ!



ムジュラ「……っふぅう~……。気をつけなよぉ? 今度はさっきみたいに優しくないからねぇ?」コキッコキッ

チャット「う、うそ……こんな……こんなことが……」ガタガタ

リンク(な、なんてヤロウだ……! この気の量……今までとは桁違いじゃねぇか。こ、こんなヤツがまだいたなんてよ……)

リンク「……まさか、おめぇ自身が影の世界ってので一番強いんか……!?」

ムジュラ「いーや、こんなもんじゃないらしいよ。我々の指導者ってのはさ……」アッタコトナイケドネ

ムジュラ「なんせ我々のような荒くれを一つに纏めた程の強さだからね。それよりほんの僅かだけ及ばないオレちんの力は……」


ムジュラ「」シュンッッ!!!!!


リンク「!?」



ベギッッ ガッッッ ドゴォッッッッ!!!!!!

リンク「が、がっ……!」メキメキ

ムジュラ「フィニ~~~~ッシュ!!!!!」ズガァアアッッッッ!!!!!!

リンク「ぎゃああっ……!?」キーン……ドォオン……

チャット「……!!」ガタガタ


ムジュラ「……っとまあ、ご覧の通りぃい~! ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」


ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ!!!!!


ムジュラ「!?」

リンク「ッッッだりゃあああああッッッッッ!!!!!!!」ズガァンッッ

ムジュラ「ぐえええっっ!?」キーン……ドォオン……


チャット「アンタ! ぶ、無事だったのね……!?」

リンク「ハァッ! ハァッ……!」ゼェゼェ

チャット(こ、コイツが息切れを……!? まだ、少ししか戦ってないのに)

ガラガラ……

チャット「!?」

ムジュラ「……スゴいッッ! スゴいよリンクくん! 今のを食らって死なないなんてキミも立派なバケモノだッッ!」ケロッ

リンク「ハァッ、ハァッ……!!!! ……へ、へへ……どっちがバケモンだよ」ゼェゼェ

ムジュラ「どぉれ、コッチのパワーはどうかな?」スッ キュイィイイイイイン……

リンク「!!!! クソッ……!」ババッ


ムジュラ「邪ァッッッッッ!!!!!!!」ズォオオオアアアアアアッッ!!!!!!!

リンク「だりゃッッッッッ!!!!!!!」ズォオオオアアアアアアッッ!!!!!!!

ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!



リンク「ぐ……!!! っぎ……!!!!!」バチバチバチ

ムジュラ「ギャハハハハハハハハハハハハハ! ホラ、もっとしっかりしなよ!」バチバチバチ


バシュンッッ!!


ムジュラ「ヒャハッ! いいねぇ~!」

リンク「ッッッッうぉりゃああああああああッッッッ!!!!!!!」ズォアアアアアアッッッッッ

ドガガガガガガガガガガガ……

ムジュラ「ケケケケ……!!! 頑張る、頑張る♪」ニタァ

チャット「な、なんてヤツなの……。攻撃をマトモに食らっているのに、まるで堪えてないじゃない……」ガタガタ

シュルッ ガシッ ガシッ

リンク「うっ……!?」

ムジュラ「ギャハッ! つ~かまえたぁ!」ググッッ ブォンッッ!!!!! ドゴォオアアッッ!!!!!


リンク「ぎゃああ……!!!!!」

ムジュラ「後何回耐えられるかなぁ~!?」ギリギリギリ ブォンッッッ


ドゴォオアアッッ ズガァンッッ バギャアアアッッッ!!!!!!


チャット「ひっ……!! や、やめ……やめなさいよ……」ガタガタ

バギャンッッッ ガラガラ……

リンク「がふっ! ……っは、はっ……」ゲホッ

ムジュラ「んー?……おやぁ~? まだ電池が残ってたかな?」

ムジュラ「だったらまだまだ楽しめそうだね! 電池が切れるまでぇええええ~……!!!」ググッッ ブォンッッッ

リンク「あっ……!?」キーン……


ムジュラ「あ~~~~そぼぉおおおおおおおおおおおッッッッッッ!!!!!!」ズォオオオオオオオッッッッ!!!!!


――――ズドォオンッ!!!!!!


リンク「ッッッッガ……ア……!!!!!」ゴボッ 




ムジュラ「ギャハッ! ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」ドガガガガガガガガガガガ……!!!!!

リンク「ぐっ! ぎ……!!!!」ドガガガガガガカ

リンク(ガ、ガノンよりパワーが上かもしれねぇ……!! こ、このままじゃ殺される……!)

リンク「ッッ!」ガシッ

ムジュラ「おやぁ?」

リンク「おぉおおおりゃああっっっ!!!!!!」ググッ ブォンッッッ

ムジュラ「おおっ!?」キーン……ドォオン……

リンク「ハァアアアッッ!!!!!」ズォアッ!!!!!


リンク「だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ……!!!!!!


ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド……!!!!!!


チャット「も、ものすごい数のエネルギー弾……!!!」



リンク「だだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだだ……!!!!!!」バシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!!

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!

リンク「ッッッッだぁああああッッッッ……!!!!!!」キュイィイイイイイン……!!!!!

リンク「りゃッッッッ!!!!!!!」ポーヒー!!!!!!


――――ズドォオォオオオオッッッッ!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!

リンク「ハァッ……! ハァッ……!」ゼハー,ゼハー……

チャット「や、やった……?」


『スゴいねぇ~。まだ遊んでくれるんだ♪』


チャット「ひいっ!?」ビクッ

リンク「ぐ……!!」




ムジュラ「じゃん! この通り、効いてないんだよなぁあああ~? ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」


リンク「ハッ……へ、へっ……クソッタレが……!!!!!」ゼェゼェ


前半終わりです。

後半はまた後でッッ!



こんな時間ですけど、早く起きたので投下します。



バギッ!!! ドズッッ!!!! ドッゴォオオオッッ!!!!


ムジュラ「ひゃっはっはぁ! 頑丈だねぇキミ! いたぶりがいがあってついハッスルしちゃうよお!」バキィインッ!!!!!

リンク「ぐあっ……!? ち、ちくしょう……!」キッ

リンク「だああっ!!!!!」ブォンッッッ

ムジュラ「おおっとぉおお~!」パシッ

リンク「!? っぐ……!?」グググ

リンク(外れねえ……! なんて力だ……!)

ムジュラ「そぉらお返しだ!!!!!」カパッ キュイィイイイイイン……!!!!!!

リンク「うっ……!? 」ババッ

ムジュラ「カァアアアアアッッッ!!!!!!」ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ!!!!!!

リンク「うわぁっっ!?」


ズドォオオオオオオオオオン……!!!!!!



チャット「あ、あんなバケモノ、どうやって倒せばいいのよ……!!? このままじゃ……」ガタガタ

チャット「アイツが殺されちゃう……!」ガタガタ

お面屋「お困りのようですねぇ?」

チャット「え? ……ア、ア、アンタ、なんでここに!?」

お面屋「私のことなどどうぞ御構い無く。それより、このままではあの方、死んでしまわれますよ?」

チャット「そ、そんなことわかってるわよ! でも、どうしようもないじゃないの! 私の力じゃ到底ムジュラには敵わないわよ……!!!!」

チャット「私が役立たずだってことなんて、言われなくてもわかってるのよ……!」グス

お面屋「彼を救える方法があるとしたら、あなたはどうしますか?」

チャット「えっ……?」

お面屋「私の知っているある方法を使えば、きっと彼の力になります」

お面屋「しかし、私は非力なただのお面屋……。あの修羅場に入るパワーなどとてもありません。しかし、多くの冒険を経てパワーを上げたあなたなら……」

チャット「な、何よ勿体ぶって! 策があるならさっさと言いなさいよ!」

お面屋「ホッホッホ、いい返事ですねぇ。いいでしょう、教えて差し上げます。その方法とは……」


……
…………
………………


チャット「そ、そんな方法が……!!! それならアイツを助けられるかも……!!!!」

お面屋「ようはムジュラの仮面がやったことと同じです。負の力を集めてパワーアップしたのなら、こちらも幸せの力……正の力を彼に込めればいいのです。私にはそれができます……」

お面屋「しかし、問題があります。あなたたちは後少しだけ幸せを集められなかった……。その足りない部分を補わなければ、その"仮面"は完成しないのです」

チャット「なっ……!? そ、そんなこと言われてもどうにもならないじゃない!」

お面屋「ああ、言い方が悪かったですねぇ。あくまで"完成"はしないだけです。不完全ならそれでも強力な力を秘めたモノになるでしょう。安全性は保証できませんけどね」

チャット「そんな博打みたいなこと……!」

fお面屋「できなければ彼は殺されます。タルミナもおしまいでしょうねえ」

チャット「アンタは……!!!!」


『足りない分なら俺たちが力を貸すぜ!』


チャット「!?」

お面屋「ほう、これは……」


ミカウ『俺たちのパワーも持ってけよ! それなら充分足りるだろ?』

ダルマーニ『リンクには借りがあるゴロ。返さねぇままあの世にはいけねぇゴロ!』

巨人『……ヘァッ!!』

デクナッツ『恩……返し……』


チャット「アンタたち……! あ、ありがとう……!」グス

お面屋「これはいい。たいへん上質な幸せですねえ……」ニコ


ドゴォオオオオッッ ウワァアアアッッ……


お面屋「おっと、そろそろまずいですねえ。では、始めますよ?」

チャット「ええ! 早くやってちょうだい!」


ムジュラ「オイオ~イ、もうバテたのかぁあ~い? もっとこうビシッとした技とか持ってないのぉ~?」ケラケラ

リンク「ハッ、ハッ……! ゴホッ! ……ク、クソ……」ゼェゼェ

リンク(ヤ、ヤロウ……オレを使って遊んでやがる……! こっちはもう限界だってのによ……。で、でも……)

リンク(あ、後がねえのはわかりきってるんだ……! やれるとこまでやるしかねえ! 負けるわけにはいかねえんだ!)ギッ


リンク「ハァアアア……ッッ!!!!!!」ドォオオオオオオオオオオオッッッッッッッ


ムジュラ「おっ!?」


リンク(ありったけの気をぶつけてやる……!!!! こいつで……くたばりやがれ……!!!!!)バッ ギュイィイイイイイイン……!!!!!!


リンク「波ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」ブワァアアアアオオオオオオオオオオオオオオンンンンンンンン!!!!!!!!

ムジュラ「……」ニタ……

――――ギャオオオッッッッ!!!!! ズッ……!!!!!

リンク「なにっ!?」

ズォオオオオオオオオオオオオオ……!!!!!!

リンク(ハイラル波の中を……突っ切って……!?)

ムジュラ「ばぁ!!」ズボッ

リンク「!!」

ムジュラ「そ~れ!!」バッキィイイイイン!!!!!

リンク「うわっ……!?」キーーーーーーーーン……ドォオン……

リンク「ガッッッ……」ゲホッ

ムジュラ「ひゃっっはぁああああっっっっっ!!!!!!」ギャオオオッッッッ


――――ズドォオンッ!!!!!!


リンク「ぐあ……!!!!!!」ビクッッ

リンク「」フッ…… ドサッ

ムジュラ「あれぇ~? とうとう電池が切れちゃったかなぁ~?」


ムジュラ「もうちょっと遊べると思ったんだけどぉ~~~~……ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!! かわいそおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」



リンク「」


チャット「まずいわ……! とうとうスーパーサイヤ人じゃなくなった……! は、早くしなさいよ!」

お面屋「落ち着きなさい。もうまもなくです……」コォオオオオッ

お面屋「……できました! 後はこの仮面を彼に……」

チャット「貸しなさいっ!」バッ

お面屋「おっと、せっかちですねえ」

チャット「リンク……待ってて……! 今、行くからね……」ボウッ


ズヒューーーーン……


お面屋「おやおや、行ってしまわれましたか。死ぬかも知れないのに素晴らしい勇気ですねえ」

ミカウ『……アンタ、止めようって気なんて無いくせに、よく言えるな』

お面屋「ホッホッホ、私は面白い展開が見たいだけですよ。世界が壊れてしまっては、それもみれませんからねえ」

ダルマーニ『めんどくさい性格ゴロ。おめぇ絶対友だちいねーゴロ』

お面屋「ホッホッホ!」


ムジュラ「さあ~て、壊れたおもちゃをとっておくほどオレはいい子ちゃんじゃないからぁあ~……」スッ

ムジュラ「最後は派手に焼却処分しちゃおっかぁあ!」キュイィイイイイイイン……!!!!!!

リンク「」

ムジュラ「ありがとねぇえ~! まあまあ楽しかったよ!」カッ

チャット「うわぁああああああああ!!!!!!」ズヒューーーーン

ムジュラ「!?」

チャット「太陽拳!!!!!」カァアアアアアッッッッ!!!!!!

ムジュラ「うぎゃあっっ!? な、なんだぁああああっっ……!!!!!!!?」

チャット「うあああああっっっ」ゴォオオオオッッ バッキィイイイイン!!!!!

ムジュラ「ゲッ……!?」ヨロッ

チャット「ハァッ……! ハアッ……! や、やった……。後は……」

リンク「」

チャット「早く……!!!! 早く仮面を……!」


ズドォオンッ!!!!!


チャット「きゃああああっっっ!?」

チャット(な、なんで!? 太陽拳をマトモに受けたハズなのに……?)

ムジュラ「……害虫風情がツマラナイことしてくれるじゃなおのぉお~?」シュゥウウウ……

チャット「う、うあ……」

ムジュラ「あんまりブンブンうるさいから適当に撃っちゃったけど、もしかして当たっちゃったみたいだねぇえ~!?」

チャット(そんな……音で居場所がバレるなんて……!!!!)

ムジュラ「うーん、そうだなぁ……オレに一発当てたご褒美くらいはなんかあげなくちゃねぇ……そうだ!」ポン

ムジュラ「コイツで跡形もなく消し去ってあげちゃおう!」キュイィイイイイイン……!!!!!

チャット「あ……あ……!」ガタガタ

チャット(も、もうダメ……! 力が入らない。体が震えて言うことを聞かない……)ガタガタ

ムジュラ「バイバイ、害虫ちゃ~ん♪ ……先に天国へ行ってらっしゃあああああああい!!!!!!」カッ!!!!!


ズォオオオオオオッッッッ!!!!!!


チャット「う、うわああああああああ!?」

リンク「チャット!」ババッ

チャット「えっ……」


ドォオオオオオオンッッッッッ



チャット「……あ……」

リンク「ぐ……!!」シュゥウウウ…… ドサッ

チャット「……リンクッッ!!」バッ

リンク「は……へ、へへ……間に合ったみてぇだな……。でも……オ、オラもうダメみてぇだ……」

チャット「なんで!? どうしてこんなことしたのよぉっっ!?」ポロポロ

リンク「はは……お、おめぇが殺されそうになった時…… ち、ちっと前に殺されたナビィのことを思い出しちまってな……」

リンク「気づいたら……体が勝手に動いちまったや……」

チャット「リン……ク……」ポロポロ

リンク「チャット……に、逃げろ……おめぇだけでも……い、今から……」

ムジュラ「いやぁっ素晴らしい! 感動しすぎてボクちん涙が出ちゃった……!!!」パチパチ

チャット「!!!!!」

ムジュラ「感動のショーを見せてくれた二人に大サービス! ……二人仲良くあの世への旅行に行かせてあげちゃおう!」スーーーー……ピタッ


ムジュラ「さよならゴミクズちゃんたち! ギャハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」ギュイィイイイイイイン……!!!!!!


リンク「ま、間に合わねぇ……チャット、は、早く逃げ……」

リンク「……!」

チャット「うっ……! ぐ、うぅぅっ……!」ズリ……ズリ……

リンク「チャット……?」

チャット「ア、アンタだけは、死なせない……!」ズリ……


――――そうだ、死なせない……コイツを死なせてはならない……

絶対に死なせるもんか……! この、新しい、友だちだけは……!!


リンク「……とも、だち……」スッ

チャット「リンク……!!!!!」ググッ……!!!!



――――ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッ……!!!!!


ムジュラ「ハッハッハッハ……!! キレイな花火だ!」パチパチ

ムジュラ「さて、最後の仕上げにこの星をぶっ壊して……」クルリ



カァアアアアアッッッッッッッ!!!!!!



ムジュラ「!?」

ムジュラ「な、なんだ、何が……!?」バッ

ムジュラ「あれは……!?」






リンク?「……」バチバチッ……シュインシュインシュインシュイン……

チャット「あ……」






ムジュラ「あっ……ありえねえっ! さっきの死に損ないの状態でこれだけのパワーを放つなど……!」

ムジュラ「もし、そんなことができるヤツがいるとしたら……!」



チャット「リンク……アンタ……その姿は……」









鬼神リンク「…………」ドォオオオン!!!!!!









次回 「鬼神、怒る!!!!!」



朝の投下は以上です。次回は夕方頃投下の予定です。
それではまた

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira149883.png

おまけに
こんなものを見つけました……



投下します。鬼神リンクやっぱり人気だ……
ブレオブでもお気に入り装備は鬼神な作者


チャットの決死の突撃、そして、友だちを死なせまいとする想いが奇跡を呼び、リンクを地上最強の戦士へと覚醒させた!



鬼神リンク「……」バチバチッ……!

チャット「リ、リンク……か、仮面の力が伝わったの……?」

鬼神リンク「チャット」

チャット「は、はいっ!?」ビクッ

鬼神リンク「わりぃが後ろに下がっててくれ。おめぇがいると全力が出せねぇ」

チャット「あ……う、うん。わかったわ」

チャット「ね、ねえ。その……アンタ、大丈夫なの?」

鬼神リンク「……心配はいらねぇ。オレはもう負けねぇさ」

チャット「そ、そう! だったらさっさとアイツをぶっ倒しちゃいなさいよ!」

鬼神リンク「ああ。……ありがとな、チャット」

チャット「えっ? な、なによいきなり」

鬼神リンク「おめぇのお陰で助かった。もう怖い目には会わせねぇ」


鬼神リンク「ヤツを倒す。……もう許さねぇぞ、徹底的にぶちのめす!!!!!」ギン!!!!!




 「鬼神、怒る!!!!!」



ムジュラ「じょ、冗談じゃねぇ……!!! オレの最大の技を食らってキズ一つつかねえんだぞ!? 明らかにオレを上回ってるじゃねぇか!」

ムジュラ「あんなヤツを相手にできるか……!!! 一旦逃げて……」クルリ

鬼神リンク「……」

ムジュラ「……はっ、えっ!? い、いつのま……」ユビサシ

鬼神リンク「……どこへ行くんだ? まさか、今さら逃げる気か!?」

ムジュラ「……へ、へへ、へ……」

ムジュラ「クソッタレがぁあああああ!!!!!!」グォオッッ!!!!

バキィイイイイン!!!!!!

鬼神リンク「……」

ムジュラ「……」

ムジュラ「~~~~ッッッ!!!!!!!」ゾゾゾゾゾゾ

ムジュラ「うっぎゃああああああ!! い、痛ぇええええええええええ!?」アシササエ


鬼神リンク「今さらお前を逃がしはしない……」

ムジュラ「フ~~~~ッ! フ~~~~ッ!?」アシフーフー

鬼神リンク「この星の多くの人間を苦しめ、利用して、挙げ句に全部壊そうとしやがって……」

鬼神リンク「……そして、チャットまで殺そうとしておいて……!!!!!」ギリッ

ムジュラ「うっ……!?」



超鬼神リンク「タダで済むと思うなぁああああああああああああああ!!!!!!」ドォオオオッッ!!!!!!



ムジュラ「ひえっ……!!?」

超鬼神リンク「おりゃぁああああああああああああッッッ!!!!!!」ブォンッ!!!!!!

ドギャオオオオオオオオッッッッ!!!!!!

ムジュラ「ギエエエエエエエッッッッ……!?」キーーーーーーーーーーーーーーン…………ドッゴォオオオン……ドドドドドド……








ムジュラ「」ピクピク……


超鬼神リンク「……」ザッ ザッ……

ムジュラ「……!!」ババッ

ムジュラ「この……! 調子に乗ってんじゃ……!」ヴィイイイン……!!!!!!


ムジュラ「ねえーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!」ズォオオオオオオッッッッ!!!!!!


超鬼神リンク「……」スーーーーッ ピタッ


超鬼神リンク「魔閃光!!!!!!」カァアアアアアッッッッ!!!!!!


ゴォォッ!!!!! ボシュッ


ムジュラ「へぁあッッ!? ちょっ」


ジュッ……


ムジュラ「……! ……!」ブスブス……



超鬼神リンク「……」スッ バチバチバチバチッ!!!!!!



ムジュラ「……ま、待て……! ねっ!? 落ち着いて話し合おう!? 暴力はいけな」



超鬼神リンク「鬼功砲!!!!!」カッッッッ!!!!!!


ズオァアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!


ムジュラ「…………アチッ」マックロコゲ



チャット「つ、強い……! なんて強さなの……! ま、まさに鬼のような強さだわ……!」

チャット「唯一の弱点だった、どこか甘い所も完全に消え去って……こ、これがリンクと、タルミナの人たちの幸せが合わさった究極のパワー……!」

チャット「は、はははははっ!! アンタ、スゴ過ぎるわよ! そのまま一気にのしちゃえーーーーッッ!」



ドガガガガガガガガガガガガガッ……!!!!!

ムジュラ「ベホッ!? ボ、あばばばばばばばばっっっ!?!?」ドギャギャギャギャギャ!!!!!

超鬼神リンク「ッッッッらァあッッッ!!!!!」バッギィイイイイン!!!!!!

ムジュラ「ぶるぁあああああああ!!!!!」キーーーーーーーーーーーーーーン……


ドッッゴォオオオオオン!!!!!!


ムジュラ「ぴく、ぴく……」イヌガミケ


超鬼神リンク「……」ザッ ザッ バチバチッ!!!!!

シュルルルルルルッ ガシッ!!!!

超鬼神リンク「!」

ムジュラ「ひゃっははは! バーカめぇ!捕まえたぞ!」ギャハハハハ


ムジュラ「この至近距離ならどうだぁああああああああ!?」カパッ キュイィイイイイイン!!!!!!

超鬼神リンク「フン!!!!!」ブチッ

ムジュラ「ひゃっ!? ……モゴッ!?」ガシッ

超鬼神リンク「……」ググッ……!!!!!

ムジュラ「むごっ!? もももが! まひぇ、はなひぇ! はな……」キュイィイイイイイン……カッッッッ


ボンッッッ!!


ムジュラ「……あ、あがひゃ……ひゃが……」プシュー

超鬼神リンク「終わりだ。ウスノロ……」バチバチッ

ムジュラ「ひゃは、は……! は……! ……あああああああああああああああああああ!!!!!!」グワッ

超鬼神リンク「む」

ムジュラ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ビキビキビキッ

チャット「なによあれ……い、いきなり叫んで……」


ムジュラ「」ピタッ

ムジュラ「……へ、へへへ……!!! い、いいよ、認めてやるよ……! キミはオレよりずっと強い……!」ビキ……ビキ……

超鬼神リンク「……」

ムジュラ「だ、だけどね……オレはこの星で一番強くなきゃいけないんだ……オレが最強なんだ! オレより強いヤツがいるなんて許せないんだ!!!!!!」グワッ


ムジュラ「おまえだけは許さないぞ! ぜったいに、ぜったいに! ぜ~~~~ったいに許さない!!!!! ああああああああああ許さないぞ!!!!!! ブチ殺してやる!!!!!!!」ビキビキビキッ!!!!!!



ムジュラ「ぬがぁあああああああああ……!!!!!!」バチバチバチバチッッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

チャット「ア、アイツ……! こんなに気を溜めて何を考えてんの!?」

超鬼神リンク「……ムダだ。どれだけ気を溜めてもオレには届かん。疲れるだけだ……」

ムジュラ「……ヒッ、ヒヒヒ……!」ビキッ ビキッ

チャット「わ、笑ってる……? なんで……」


ムジュラ「楽しみだなぁ……!!!!!」ビキビキッ


ムジュラ「カァアアアアアッッッッッッッ……!!!!!!」ゴォオオオッ


超鬼神リンク「ッッ! な、何っ!? 気が一気に膨らんで……!!」ハッ

超鬼神リンク(まさかコイツ……)


自爆!?






ムジュラ「ああああああああああああああああああああ!!!!!!!」カァアアアアアッッッッ!!!!!!




超鬼神リンク「マズイッ! チャット!」ババッ

チャット「きゃっ!?」



ドォオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!



……

…………

………………



チャット「……あ……わ、私……生きてる……?」

鬼神リンク「危なかったな、間一髪だった。それにしてもアイツ、自爆なんかしやがるとはな……」

チャット「で、でも、これで勝ったのよね……?」

鬼神リンク「たぶんな……。どうも府に落ちねぇが、後は月をなんとかすれば……!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


チャット「こ、今度はなによ!?」


鬼神リンク「月が落ちてる……!? それも、ものすごい勢いだ! これじゃ外の巨人たちが持たねえ!」

鬼神リンク「……まさか、あのヤロウ……!!!」スッ

鬼神リンク「……やっぱりだ。あのヤロウ、爆発を囮にして外に逃げやがった!」

チャット「ええっ!?」

鬼神リンク「残ったパワーを使ってこの星ごとオレたちを消すつもりだ。もうどうにでもなれってヤツだな……」

チャット「じゃ、じゃあ! 私たちも早く外に行かなきゃ!」

鬼神リンク「待ってろ……!!! ……よし、瞬間移動が使えるようになってるな! つかまれチャット!」スッ

チャット「うん!」


ピシュンッッッ!!



追い詰められたムジュラはとうとう星ごとリンクを消滅させようとした。果たしてリンクは月の衝突を防げるのだろうか? そして、タルミナは滅びの未来から抜け出せるのか……?






次回 「最後の閃光!!!!!」




今日はここまでです。
まもなく最終回です……
最後までどうかお付きあいください……



鬼神となったリンクの圧倒的戦闘力の前に為すすべもないムジュラ。通常では勝てないと踏んだムジュラは、とうとう月を落としてリンクの抹殺を謀った! 衝突まであと僅か……!!!


月「グウォオオオオオオオオオ……!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ……!!!!!


四人の巨人「ウウウヴヴヴヴッッ!? オ、オオオオオオオ……!」グググッ

トレイル「つ、月が落ちるスピードが上がった……!? これじゃいくら巨人たちでも……」


ギャハハハハ……


トレイル「な、なに……?」


ムジュラ「ブチ壊してやる……!!!! どいつもこいつもみんなブチ壊してやる!!!!! ギャハハハハハハハハ!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ……





「最後の閃光!!!!!」




トレイル「アイツは……! ムジュラの仮面……?」

ムジュラ「さあもっとだ! もっと力をくれてやる! アイツごとこの星を吹き飛ばす程デカくなれぇええええ!!!!!」


月「オ オオオ オデ デカくなる みんな食うほどデカくなる……」ゴゴゴゴゴゴ



デクナッツの城


デク王「オオオオ! 終わりじゃ、この世の終わりじゃあああああ!」

執事「王よ、どうか落ち着いて下さい!」

デク姫「お父様、騒いでもなにも始まりませんわ! どうか落ち着いて……」

デク王「終わりじゃ、終わりじゃあああああ!」

デク姫「お父様」

デク王「終わりじゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

デク姫「……親父ぃ……いい加減にしろ……」ゴゴゴゴゴゴ

デク王「はっ!?」

執事「ひっ!?」

デク姫「グォオオオオオオオオオオ!!!!!」テッテッテーン

グッハッハッハッハ!!!!!
ギエピー!!!! ブルァアアアアアア!!!!!
トッテオキダ ポーヒー!!!!
ウッギャアアアアアア!!!!!

サル「ダメだこりゃ……」

サル「リンク、大丈夫かなあ? 一体どこで何やってんだろ……」



ゴロンの里


長老「皆の衆、シェルターへの避難をいそぐのじゃ!」

ゴロン「うーん、避難した所でダメかもしれないゴロ」

ゴロン「でも、今さらどこに逃げてもいっしょゴロ。だったらみんなといっしょがいいゴロ」


ムスコ「ちくしょう、せっかく春がきたのに。ダルマのあんちゃんがいれば、あんな月なんかブッ飛ばしてくれるのに……!」


ゾーラホール


大亀「ルルよ、おまえは避難しないのか?」

ルル「……どこにいても、たぶん同じでしょう」

ルル「それに、ミカウは必ず明日来るって言ってましたから。私は、逃げるわけにはいかないんです」

大亀「……一途じゃのお~。どれ、この老体もいっしょに待とうかの。わしの側にいれば多少は安全じゃぞ」

ルル「ありがとうございます……」

大亀「なに、ちょっとだけパイパイをつつかせてくれれば喜んで……」

ルル「……」ギュウウウウ

大亀「あだだだだ! こ、こら、つねるな!?」



イカーナ古城


イゴース「我らは既に死んでおるが、この城が無くなるのはちと困るな」

ボスガロ「フン! いつまでも未練がましいヤツだな!」

イゴース「それがそなたの素か。ようやく本心が見えたな。私は嬉しいぞ」

ボスガロ「あの小僧のおかげで色々と吹っ切れたのだ。世界とはまこと広しと思い知らされたわ」

イゴース「我らは最後までロックビルに囚われておったからな……あの子どもが来なければ、いつまでもつまらぬしがらみに囚われっぱなしだっただろう」

ボスガロ「我は感謝などしておらぬぞ!」

イゴース「そなた、素直ではないな」




ロマニー牧場


クリミア「あ、ああ……月が落ちる……!!!」

ロマニー「お姉さま……」ギュッ

アンジュ「カーフェイ、私たち、どうなるのかしら……」

カーフェイ「わからない。もしかしたら、もう何もかもおしまいなのかもしれない。でも……」

アンジュ「でも?」

カーフェイ「まだ僕は、あの子の力を信じたいんだ。あの不思議な力を持つリンクをね」

アンジュ「リンクを……?」

カーフェイ「彼がいなかったら、僕はお面を取り返せなかった。僕だけじゃない。色んな所でリンクはスゴいことをしてきた。今度も僕は、リンクが何かをしてくれるって思ってるよ」

ロマニー「リンク……バッタくん……」

ロマニー「そうよ、バッタくん、安心しろって言ってたもの。また明日って……言ってくれたから……私もバッタくんを信じるわ!」

クリミア「また明日、か。リンクはみんなの明日を守ってくれるのね?」

ロマニー「うん!」

クリミア「だったら、私たちは信じて待たなきゃね……。信じることしかできないけど、確かにあの子……リンクを信じればなんとかなるんじゃないかって思えるわ。そうさせる力があの子にはあるのよ」

カーフェイ「……人に希望の光を見せ、心に元気を与える存在。そんな人間を勇者と呼ぶのかもしれないな」

アンジュ「勇者、リンク……」





笛よ流れろ 深く静かに

愛の力で 怒りを閉じ込めろ

オレの命を 神に捧げて

今日も奏でる 伝説のメロディー

もしも倒れてしまったなら 邪悪な魔人が眼を覚まして

街は地獄に変わるだろう 誰も止められない

勇者のオカリナ 響きつづけろ

永遠(とわ)に……




おはようございます。

少し投下しました。

上記の歌詞は知る人ぞ知る名曲、タピオンのテーマをちょびっと変えたものです

続きはまた午前中に投下します

https://youtu.be/EBQDUXoZ5MI



今から投下します

時計塔



鬼神リンク「よし! 外に出れたぞ!」ピシュンッッッ

チャット「月は……あっ!?」


月「ぐわぜろぉおおおおおおお」ゴゴゴゴゴゴ!!!!!


チャット「あ、あんな近くまで……!」

トレイル「ねえちゃん! 無事だったんだね? その人は……」

チャット「説明は後! 早くあれをなんとかしなきゃ……!」

鬼神リンク「チャット! トレイル! おめぇらは全力でこっから逃げろ! もう巨人たちももたねえ!」

チャット「そんな! アンタはどうすんのよ!?」

鬼神リンク「こうなったらあれはオレがなんとかする! おめぇらは巻き添えを食う前にできるだけ遠くへ行くんだ!」

チャット「でも……」

鬼神リンク「弟を守れるのはおめぇしかいねぇだろ!?」

チャット「!!!!!」


鬼神リンク「おめぇはおめぇにしかできねえことをやるんだ! 今のおめぇなら、それが分かる筈だ……!」

チャット「リンク……」

鬼神リンク「チャット……オレを信じろ!!!!!」

チャット「……」グッ

チャット「わかったわ。でも、約束して。……死ぬんじゃないわよ! そんでもって、必ず勝ちなさい!!!!! 約束よ!? 破ったら許さないんだから!」



鬼神リンク「……ああ、任せとけ!」b

チャット「いってらっしゃい、勇者リンク!」b




チャット「さあトレイル、行くわよ!」

トレイル「ねえちゃん! ……よかったの?」

チャット「アイツは私に信じろって、任せとけって言ったの! それだけで充分よ!」

チャット「知らなかった? アイツはどんな絶望だろうとはね除けちゃうの。正真正銘、本当の勇者なんだから!」



四人の巨人「ウヴォオオオオオオ……!!!!!!」グラッ



鬼神リンク「巨人たちの姿勢が崩れた……!!! 月が落ちる!!!!!」


ギャハハハハハハハハ……!!!!!!


鬼神リンク「!!!!!」

鬼神リンク「ムジュラ!!!!!」


ムジュラ「言ったはずだ! オレはおまえをぜったいにブチ殺してやるってなぁあ~!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!




ムジュラ「この星もろとも宇宙の塵になれぇええええええええええ!!!!!!」ゴォオッ!!!!!!!




月「ぐぅううううううおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!








鬼神リンク「……」キッ

超鬼神リンク「ッッッッッ!!!!!」ボォウッッッ!!!!!




超鬼神リンク「――――ハ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ッ ッ ッ ッ ッ ッ !!!!!!」ゴォオオオオオオオッッッッッ!!!!!!




 ガ シ ィ イ イ イ ッ ッ ッ ッ !!!!!!!!!!!





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!




トレイル「ああ、月が、タルミナに落ちる……!」

チャット「……」








超鬼神リンク「ぬぅっぐ……!!!!!! ぐぅうううううううううううううううううううううあああああああああああああああああああ……!!!!!!」グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!




ムジュラ「ギャハハハハハハハハ!!!!!! バカめ! よく頑張ったと言いたいが、このオレが宇宙で一番なんだ!!!!!!!」ギャハハハハ……!!!!!




超鬼神リンク「ぐううっ……! こ、この星には……落とさせねえ……っ!!!!! ぐぅうあああっ……!!!!!」グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!!


月「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!


超鬼神リンク「があっ……!!!!!」ゴォオオオオオオオッッッッッ……!!!!!!



ズ、ズズズズズズズズズズズズズ……!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!






トレイル「うわあっ!? も、もうダメだーーーーッッ! 星が爆発する!?」

チャット「……っ!!!」







ムジュラ「ひゃははははははは! これでこの星も終わりだ……!!!! 目障りな鬼野郎は宇宙から消滅するんだ! ギャハハハハハハハハ……! ギャーーーーッハッハッハッハッハ!!!!!!」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ゴ ゴ ゴ  ゴ  ゴ   ゴ    ゴ……




ムジュラ「ハッ……!?」




超鬼神リンク「……!!!!!!!」グ,グググググググググググググ……!!!!!!




チャット「これって……リンクの気が……どんどん上がってる……! こ、これは……この力は……!!!!!!」





月「お おお おおおおおおおおおおおおお お お お お ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ムジュラ「ウ……ウソ……?」ガタガタ



超鬼神リンク「超……ハイ…ラ……ル……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!



ムジュラ「!? う、うわああああああああ!!? ちょっとタンマ!?」




超鬼神リンク「波ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!」カッ!!!!!!!!!

ブワァアアアアアアアアアアアアアアアオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!




月「おおおおおおおおおおおおおおおおお!?」ゴバァッ!!

ムジュラ「う、う、うわぁあああああああッッッッッッ!?」ガシッ

ギュオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ……



宇宙空間



ギュオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ……!


月「お おお お」ギュオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ……

ムジュラ「がああっ! ち、ちくしょお~! この程度でオレが……!!!!!」ググググググ!!!!!


パァアアアアアアアアアアア……


ムジュラ「……おっ!?」






太陽「やぁ」



ムジュラ「なにぃいいいいいいいいいいいいい!?!?!?」


キュゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!!!!!!


ムジュラ「ぐわぁああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……っ……っ!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!!!






…………


『おい、どうした、あの小僧にトドメをささんのか?』

『えー、いいさ! デクナッツにしてやったんだぜ、何もできやしないよ!』

『ちっ、調子に乗るな。自分で蒔いた種は刈り獲らんと後々後悔するぞ』

『へーんだ。オイラに勝てるやつなんてこの世界にいるもんか!』

『フン……お前もまだまだ、甘い』


…………


ムジュラ(あの時始末しておけば……! スタルキッドだけではなかった、甘かったのは……!)



ムジュラ「うぎゃーーーーあああああぁぁぁぉぉ ォ ォ ォ ……!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴコ!!!!!!!



ピシッ バキッ……!!!!!! 

――――バシュンッッッ……!!!!!!!




……
…………
………………





時計塔 跡地









リンク「……み、みんな……勝ったぞ……!」フッ








次回

最終回 「光の旅」





ここまでです。

次回最終回です。

長かった……

それではまた今度!!!!!


最終回、投稿します

みなさまどうか最後までお楽しみください

新しい朝 デンッデン……

コケコッコー! 
チュンチュン チチチ……



ドトール「うーんいい天気だなぁ~! 昨日のことがまるで夢のようだよ全く」ボロボロ

アロマ「アナタ! 無事だったのね?てっきり死んだかと思ってたわ!」ボロッ

ドトール「おお、おまえか。私も無事だとは思ってなかったが、なぜか生きとる。街はほとんど壊滅状態だが……」

アロマ「生きていればまたやり直せるわよ。それより昨日のアレ、見た? 鬼が月を押し返したのよ!」

ドトール「ほう、鬼が? それはまた……不思議なこともあるもんだなあ」

アロマ「奇跡って起こるものなのねぇ。なんにしても良かったわ! これでカーニバルの続きができるわね」

ドトール「おいおい、こんな状況でやるのか?」

アロマ「みんな楽しみにしてたんだもの。生き延びることができた記念にパーっとやりましょうよ!」

ドトール「はあ、おまえは前向きでいいよなあ……。ま、たまには町長らしいこともしなきゃな」



ドトール「バイセン! バイセンは生きとるか~!?」

バイセン「は、はっ……! ここに」ボロッ

ドトール「おおぅ、キミも真っ黒だな~。早速で悪いけど、手の空いてる人を集めて瓦礫を撤去してくれないか?」

バイセン「ハッ! 了解しました!」ビシッ

ドトール「さて、ここから忙しくなるなあ……」

ドトール「……ん?」

キラッ

ドトール「これは……おお! おまえ、見なさい! 珍しい物があるよ!」

アロマ「アナタ、何があったの……?」

アロマ「まあ、めおとのお面じゃないの! 誰か夫婦になったのね!」


アロマ「なつかしいわぁ~。私たちが結婚したときを思い出すわね……」

ドトール「ああ、こんな日にこんな物を見つけることができるなんて、今日はもしかしたらついてるかもしれないなぁ」



ドトール「なにか、良いことが起こるような気がするよ」

アロマ「そうねぇ。私もそう思うわ」



めおとのお面「」キラッ……!






最終回 「光の旅」




……
……ペロ……
ペロペロ……


リンク「んん~にゅふふふ~……! くすぐってぇってば……」

リンク「……ん?」ムクリ

エポナ「ブルルッ!」

リンク「あれ、エポナ……おめぇ、なんでここにいるんだ?」

リンク「あ、そういやオラ、月をハイラル波で吹っ飛ばして……」

チャット「もう、やっと起きたわね! 全くネボスケなんだから!」

リンク「おう、チャット……無事だったみてぇだな。ってことは、ムジュラは……」

チャット「空の彼方まで吹き飛んじゃったわ。邪悪な気も跡形も無く消えてるし、アンタ、とうとうやったのよ!」

トレイル「これで、この世界は……タルミナは救われたんだね……! 本当によかった……」


リンク「そっかあ……。とんでもねえヤツだったけど、強かったな。またあんなのと戦えるんならやってみてぇ!」

チャット「ア、アンタね……。あんな目にあってまだ戦いたいの?」

リンク「へへ、おっ死にそうだったけどひさしぶりにすっげぇワクワクしたかんな! まだあんなヤツがいたってわかるとなんだか嬉しいんだ!」

チャット「ハア、死んでも治りそうにないわね。その戦闘バカっぷりは……」


おまえたち、オイラを忘れたんじゃなかったのか……?


リンク「ん?」




四人の巨人「ヴォー……」


スタルキッド「……」

リンク「よう! おめぇもやっと正気に戻れたみてぇだな!」

スタルキッド「……まだ、ともだちだと思ってくれたのか」フルフル


沼の巨人「……ヴォー……」ズシン……

山の巨人「ヴォー……ヴォー……」ズシン,ズシン……

海の巨人「ヴォー,ヴォー……」ズシン……

谷の巨人「ヴォー……ヴォー……ヴォー……!!」ズシン……ズシン……


チャット「巨人たちが帰っていく……また、それぞれの地を守るのね……」

スタルキッド「……」フルフル

リンク「泣くなって、元気出せよ」

スタルキッド「……おまえが助けてくれたのか?」

リンク「へっへっへ、まあな!」


スタルキッド「あいつら、オイラのこと相手にしてないって思ってた……。けど、違った」

スタルキッド「友達っていいよな……ひひっ」

スタルキッド「……うん?」スンスン

リンク「どした? オラ、なんか臭うか?」

スタルキッド「これは……うう、おまえ、森でオイラをしばいてルピーを巻き上げた森の子と同じにおいがする……」ガタガタ

リンク「? 誰だそいつ」


お面屋「ハア、結局仮面を取り戻すことはできなかったようですねえ」


スタルキッド「あ……」ビクッ

トレイル「ひいっ……」ガタガタ

お面屋「ホッホッホ。どうもみなさん、お疲れさまでした……」

リンク「あ、お面屋のおっちゃん!」

チャット「ア、アンタ、生きてたのね……」


お面屋「ムジュラの仮面は太陽に飲み込まれ消滅してしまったそうですよ? 残念でしたねえ……」

チャット「なによ! あんな危ない仮面なんか完全に消え去ったほうがいいのよ!」

リンク「でも、おっちゃんには悪かったな。せっかく何度も助けてくれたってのによ」

お面屋「ああ、いいんですよ。代わりにいい仮面が手に入りましたから……」つ鬼神の仮面

チャット「あっ……!? そ、それは……」

お面屋「この仮面は様々な人たちの幸せが詰まっています。本当に、いいお面だ……」

お面屋「ムジュラの代わりにこれをいただきます。それでチャラにしてあげましょう」

チャット「な、なに言ってるのよ! それはコイツのものでしょ!?」

リンク「それなら別にいいぞ。おっちゃんにくれてやるよ」

チャット「ア、アンタ!?」


リンク「どうもそれ、オラには合わねえ気がするんだよな……できれば自分の力だけでアイツを倒したかったし……」

リンク「みんなのパワーはありがたかったけど、オラもっと修業して仮面なしでもあれくれぇの力を身に付けようと思う。もう一度修業し直しだな」

チャット「アンタがそう言うならいいけど……どんだけ強くなるつもりよ……ついてけないわね……」

お面屋「それでは、話は成立ですねえ。では、私は旅の途中ですので、ここで……」

お面屋「あなたもそろそろお帰りになられたほうがよろしいのでは?」

リンク「ん? ……そうだな! もうやることやたし、そろそろハイラルに帰るか」

チャット「……!」

お面屋「出会いがあれば、必ず別れは訪れるもの。ですが、その別れは永遠ではないはず……」


お面屋「別れが永遠になるか一時になるか……それはアナタしだい。では、失礼します」スタスタ……


チャット「別れ……」

リンク「あのおっちゃん、最後までフワフワした気だったなー」


チャット「……ねえ、アンタ、ハイラルに帰りたい?」

リンク「ん? そうだなあ、帰らねえとマロンやサリアがうるせえからな……ルトなんてすぐ泣くしよ」

チャット「そう。それじゃ、お互い目標は達成したんだし、アンタとはここでお別れね! ……まあまあ楽しかったわよ」

リンク「おう、おめぇには世話んなっちまったなあ。オラもけっこう楽しかったぜ」

チャット「……うん」

チャット「そろそろカーニバルが始まるわね。アンタもさっさと行ったら?」

リンク「おめぇ来ないのか?」

チャット「私はいいのよ。…………」

リンク「え? 何だ?」

チャット「なんでもないわ。……ほら、早く行ってらっしゃい!」

リンク「おう! うめえもんいっぱい食ってくるからな。じゃ、またな!」

チャット「……」

リンク「行くぞ、エポナ!」パシッ

エポナ「ヒヒン!」パカラッ




チャット「――――リンク!!」




パカラッ パカラッ パカラッ ………………



チャット「……ありがとう」ジワッ

チャット「……うっ、うう……っ……」ポロポロ

トレイル「ねえちゃん……」スッ



別れが 永遠になるか 一時になるか……それは
自分しだい……。

チャットは旅の終わりにリンクと別れた。

その別れはチャットの心を少しだけ傷付けた。

それでもチャットは、リンクとの再会を信じていた。お面屋の言葉が胸に残っているから。

だから今は、弟の側で涙を流す。次にリンクに出会ったときに、笑顔で迎えられるように……



この別れは、きっと次の出会いの始まりなのだから






エンディング


光の旅


聴かせて 長い時を 超えてきた

希望と思い出

僕らが生まれる前 輝いた

変わらぬ夢 消えない愛

……君に





……
…………
………………




どこかの森




リンク「よーし、次はどこへ行こっかな? まだまだおもしれえ所はいっぱいあるかんな!」

エポナ「ヒヒーン!」


ちょっと待ったー!


リンク「ん? 誰だおめぇ」

少女?「やっとタルミナを救ったみたいね、勇者リンクくん! 今度は私の手伝いをしてもらうわよー!」


リンク「へえっ!? オラ、おめぇとどっかであったっけ? はじめて会ったような気がすんだけど」

少女?「自己紹介が遅れたわね、聞いて驚きなさい! 私こそ宇宙の時を司るえらーい神様、時の界お……もとい、時の女神ちゃんでーす!」ダブルピース

リンク「はぁ……時の女神様? それってもしかして、時のオカリナを作ったっちゅう神様なんか?」

時の女神「察しがいいわね、さすが時の勇者と呼ばれるだけはあるわ!」

リンク「んで、その女神様がオラになんか用でもあるんか?」

時の女神「そうよ、率直に言うけど、あなた私の所で働きなさい!」

リンク「へっ!? オラが?」


時の女神「リンクくん、あなたは確かに私の加護を受けた時の勇者よ。その時間移動にはある程度の自由が利くようになってるわ」


時の女神「でも、私の同僚というか……食い意地の張った猫っぽい神様がちょーっとうるさくてねー。やっぱり放ったらかしにしとくよりは側に置いといたほうがいいって結論になったのよ」

リンク「あー、やっぱり時を超えるってのはまずかったのか? 時のオカリナがあるからなんとかなるってけっこう軽く考えてたもんなあ」

時の女神「そうよー! 勝手な時間移動は重罪なんだから! 本来なら許されない所を私の寛大な処置で済ませてあげたんだからね!」

時の女神(ほんとは大したことないんだけど、めんどうだから黙っとこ……)


リンク「ひゃー! そうだったんか! なんかわりぃなあ手間かけさせちまってよ」

時の女神「うんうん、わかればよろしい。それじゃ、私の仕事を手伝ってくれるかな?」

リンク「おう、別に構わねえぞ。んで、一体オラは何をすりゃいいんだ?」

時の女神「うふふ、それは時の巣に行ってからのお楽しみよ♪」

リンク「時の巣……?」

時の女神「あなたにはジャンジャン働いてもらうからね! さあ行くわよー!」フワッ

リンク「へへっ、なんだかよくわかんねえけど面白くなってきたな……!」フワッ




リンク「オラ なんだかワクワクしてきたぞ~!」ズヒューーーーン!!!!!






こうして、リンクは時の界王神の元でタイムパトロールとして働くことになった。

これからは歴史を守るために様々な強敵と楽しく戦うことだろう。

ハイラルの歴史のあらゆる所で登場する、緑衣を纏った金色の髪の勇者の伝説。

それはもしかしたら、歴史の中を自由に飛び回る超サイヤ人……リンクのことなのかもしれない。




伝説は、永遠に紡がれる……




T H E ー E N D 






オッス オラ 作者

これでムジュラの仮面編は終了です。そして、ドラゴンボール×ゼルダの伝説クロスオーバーSSの全てが終わりました。

この後の予定ですが、番外編を少し考えてるので、気が向いたら投下したいと思ってます。

約一年半……長かったです。それでも無事年が明ける前に完結できて本当によかったです。

今まで応援、コメントしてくれた読者の皆様、本当にありがとうございました。

来年もドラゴンボールとゼルダを楽しむ一年にしていきましょう。

それでは、よいお年を!

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira149944.jpg
こんな人です
少なくとも7500万歳以上

前スレと前々スレ、そして前に書いたSSです。
気が向いたらどうぞ

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このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年06月12日 (月) 00:02:46   ID: D70A1fI3

ゼル伝のSSをググったら偶然このシリーズにたどり着いたけどなんかすごい「おら、すっげえワクワクすんぞ!」って言う良作で一気に見てしまった。
オラの力がちょっとだけ作者の人に届くことを願って応援してるぜ!

2 :  SS好きの774さん   2017年06月15日 (木) 11:21:03   ID: exI511FJ

この作品のリンクには過去に戻らず、大人のままタルミナに行って欲しい。

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