エレン「巨人戦隊シンゲキジャーめ…!!」 (35)

人類と敵対し、人類を殲滅せんとする種族…『巨人』。 巨人に、相対する二つの種族あり。

一つ、噴き出す蒸気は戦士の証!巨人戦隊『シンゲキジャー』

一つ、人類に味方し巨人を駆逐せんと戦う『エレン・イェーガー』

戦う宿命の巨人たちは日々、互いの正義を目指して、 戦い、変わる…!



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そうさ ゲキ! ゲキ! 進撃!
Gang Gang行こうぜ!燃えろ!
故郷帰るために シンゲキジャー!


この大地歩んでる震動いま 震わされ目を覚ます

進撃を始めたら 止まることない
戦士の巨人たちよ!


鍛え抜いた訓練のパワー
肉体、ボディと身体から!


そうさ ゲキ!ゲキ!進撃!
Gang Gang行こうぜ!
意味無い 暴力 負けぬ為に

どうだ ゲキ!ゲキ! 進撃を!
Bang Bang進んで!
いつの日か 目的を 成し遂げるのさ


巨人戦隊 シンゲキジャー!

シンゲキジャー!!


進撃その1
『ズンズン!進撃はずっと…!!


(訓練生、食堂)


エレン「……」パクパク

ミカサ「…エレン」

エレン「…なんだよ、ミカサ?」

ミカサ「何か怒ってない?」

エレン「…べつに!」ムシャムシャ

アルミン「いや…イラついてるね、明らかに、誰の目から見てもだ」

エレン「…なんだよ、アルミンお前まで」

ミカサ「どうしたの?またジャンと喧嘩でもしたの?それとも…」

エレン「もういいから!放っておいてくれよ!」バンッ!!

スタスタ…

ミカサ「…エレン…」シュン

アルミン「恐らく、巨人の事で考える所があるんだろうね」

ミカサ「アルミン…」

アルミン「鎧の巨人、超大型巨人、女型の巨人…あの三体を倒さなければ僕達に勝ち目はないから…」

ミカサ「……アルミン、どうすればいい?どうすれば…私はエレンの力になれる」

アルミン「君はもう十分に力になっているんだけと…人種側にしても」

ミカサ「…私は…エレンの力になりたい」

アルミン「…」ニヤリ

アルミン「そうかい…ならちょっと、お耳を拝借」クイクイッ

ミカサ「…?」スッ


(訓練生、寮)


エレン「くそっ…ミカサめ、まるで子供扱いしやがって…!」

エレン(わかってんだろ…俺がこんなにイライラしてる理由くらい…!)

ライナー「よぉ、エレン…どうしたそんな不機嫌なツラして」

エレン「ライナーか…ちょっと色々とあってな」

ライナー「またジャンと言い争いでもしてたのか?」

エレン「…お前までアイツと同じ事言うんじゃねえよ」ブツブツ

ライナー「なんだ、違うのか? まぁいい…とりあえず今暇があるならちょっと付き合えよ」クイクイッ

エレン「…?」

そう言えば、アルミンの中の人はゴセイジャーのメタルAの声やっていたよな。

ゲキワザ シンシン弾!!!


(訓練所)


エレン「…なんだよ? 訓練に付き合ってほしいならそういえば良かったろ」

ライナー「ふっ…まぁ、訓練もあるんだが…な?」

エレン「…?」


アニ「遅かったね、ライナー」シュッシュッ

ベルトルト「先に始めてるよ…あれ? エレンも一緒なのかい?」バンッバンッ


エレン「アニ、ベルトルト…お前らもライナーと一緒に訓練を?」

ライナー「ああ 俺達三人の師匠(マスター)は同じだからな…」

エレン「マスター…?」


アニ「ああ…私らの師匠は『心技体』の3つをバランスよく学び修業をつけていてくれてね…」

ベルトルト「僕達3人は三位一体のつもりで修業は3人でしているんだよ 」

ライナー「清き逞しい心、華麗で魅せる技、そして強く無限の力を秘めた体…
その3つをバランスよく極めてこそ戦士として強くなれると思ってな…」

エレン「へえ…カッコイイしスゲー納得できるな… ちなみにお前らは誰がどれを極めようとしてるんだ?」

ライナー「俺がボディ」

ベルトルト「僕は肉体」

アニ「私は身体」


エレン「待て待て待て待て!?」


エレン「さっきのマスターの説明は!?『心技体』をお前ら極めようと修業してんだよな!?」

ライナー「ああ…そうなんだが…」

ベルトルト「なんだか肉体を鍛えあげる事が楽しくなってきちゃって…」

アニ「…『体体体』になっちゃった」テヘペロ

エレン「なんだよ体体体って!?バランス悪いな!!そしてアニ、無表情でテヘペロすんなよ!?」


エレン「で…俺を連れてきたのはなんでだよ… まさか…」

ライナー「ああ… エレン、技か心のどちらかをしてくれないか?」

エレン「やっぱりかよ!?なんかそんな感じで誘われるんじゃないかって不安になってたが……」

ベルトルト「そうか…! エレンは巨人を駆逐しようと最後まで諦めない精神力…つまり強き『心』がある!」

アニ「なかなかいい考えだね、ライナー…」

エレン「もう完全に俺を加入させる気じゃん!?もう加入先まで決められてるし…!」


エレン「大体、なんで俺なんだよ…?
心とかミカサやマルコもいるし技とかなら技術面でジャンとかいるだろ…」ハァ…

ライナー「……お前しかダメな理由があるんだ」グッ…

エレン「俺しかダメな理由…?」


ライナー「ベルトルト、アニ…やるぞ」スッ

ベルトルト「ラ…ライナー!?」ギョッ!?

アニ「本当にやるの…?」


エレン「なんだよ3人とも…その手甲みたいなの…?」

ライナー「エレン、驚かずに見ててくれ… まぁ、無理だろうが…とりあえず落ち着いてみててくれ」

ベルトルト「や…やるんだなライナー…!」ドキドキ

アニ「なんだか無意味に緊張するね…」ドキドキ

ライナー「ああ…  よし!行くぞ!」バッ

ベルトルト・アニ「おうっ!!」バッ

エレン「!?」


「「「マージ・マジ・マジカ!!」」」

ザシュッ!!


説明しよう!ライナー、ベルトルト、アニの3人は手に着けている
「シンゲキチェンジャー」の中に仕込まれているカッターナイフで自傷する事により
巨人の肉体を得る事が出来るのだ!


鎧の巨人「身体に漲る無限の力……」

鎧の巨人「アンブレイカブル・ボディ!! シンゲキレッド!!」


女型の巨人「日々此精進…身体を磨く」

女型の巨人「オネスト・ボディ!! シンゲキイエロー!!」


超大型巨人「巨体が彩る大輪の華…」

超大型巨人「ファンタスティック・ボディ!! シンゲキブルー!!」


鎧の巨人「噴き出す蒸気は戦士の証!!」


「巨人戦隊 シンゲキジャー!!」



エレン「」ポカーン

なんか楽しくなってきた

エレンはバイオレットなのかチョッパーなのか……

ワロタ

なんぞこれ…
超期待


鎧の巨人「お…思ってたより落ち着いてるな…」ズゥウン…

超大型巨人「やっぱり変身した時の名乗りが必要だったんだね…これまでは無言で変身してたからね」ズドォオン…

女型の巨人「…どうでもいいけどベルトルト、アンタあんまり激しく動くと巨人になった私も踏みそうだから止めてよね…」ズゥウン…

超大型巨人「あ…ご、ゴメン…」ズドォオン…

鎧の巨人「まぁ…そういう事なんだエレン…
巨人に変身できるお前に俺たちの仲間に入ってもらいたい…ミカサなどではダメなんだ…!」ズゥウン…

エレン「…」

鎧の巨人「エレン…?」ズゥウン…

エレン「…ふざけんなよっ!?」ギロリッ!!

ですよねー

そうりゃそうなりますよ

むしろ何故こうなる事を想定出来なかったのか


エレン「ふざけんな…お前らのせいで…皆は…!母さんは…!!」ギリギリ…

鎧の巨人「落ち着いてくれ、エレン…俺たちの言い分も聞いてくれ…」ズゥウン…!!

エレン「五月蝿いっ!!この裏切りモノがぁあああああっ!」ガリッ!!


カッ!!


エレン巨人体「がああぁああああっ!?」バッ!!

鎧の巨人「くっ…やはりダメなのか…ベルトルト!!」グッ

超大型巨人「仕方がない…大人しくしていてくれよ?」ガシッ

エレン巨人体「ぐぉおおおおおっ!?」グググ…


エレン巨人体「ぐるぁああああっ!?」ジタバタ


アニ「悪いけど…アンタにはちょっと付き合ってもらわなきゃならないみたいなんだ」

鎧の巨人「お前も選ばれた戦士の一人なら…大人しくしててくれ…!」

エレン巨人体「ふ…ざけるなぁああああ!がああぁああああ!」ジタバタ

超大型巨人「無理だよ…僕の撃技「ガチガチ拳」からは逃れられない…!」ガッシリ


ヒュン…!!


超大型巨人「ぐあぁっ!?な、何が…」

鎧の巨人「バカな…シンゲキブルーのガチガチ拳が…」

女型の巨人「破られた…?」ギョッ


スタッ…

鎧の巨人「お…お前は…?」


ミカサ「エレンの為に生き…エレンの為に戦うラブ・ウォーリアー……!」

ミカサ「ミカサ・アッカーマン…!」ギロリッ

そりゃ親の仇に仲間になれ言われたらキレますがな


シュウウウウウ…!!

エレン「み…ミカサ…お前なんだその緑色の変な服…」クグッ

ミカサ「アルミンに貰った、どうやら『ちゃいな服』というらしい…」


超大型巨人「あ、脚が…ふ、太股があんなに見えて…!!」フシュー!!

女型の巨人「アンタ…その距離からよく見えるね…」ズゥウン

鎧の巨人「(結婚しよ)…じゃない、俺にはクリスタが…!」ブォンブゥオン


ミカサ「ライナー、ベルトルト、アニ…」キッ!!

3人「!?」


ミカサ「あなたたちも巨人だったのね…しかもエレンをよくも…!」チャキッ…

鎧の巨人(まずいな…すぐにケリをつけるつもりだったのに長居し過ぎた…)

女型の巨人「とりあえずここは訓練所だしね…間違いなく他の奴らにも見えてるだろうし
」ズゥウン

超大型巨人「僕は目立つからね…」シュン ズドォオン…

鎧の巨人「仕方がない…ここは一旦引こう…だがエレン、お前は必ず俺たちの仲間になる…!」

ミカサ「引かせると思うの…?」ギロリッ!!

鎧の巨人「ふっ…シンゲキブルー!、イエロー!」サッ

超大型巨人・女型の巨人「撃技!ジョウジョウ気!」ジュウウウウウ!!


ミカサ「くっ…しまった…!蒸気が…!」クッ


ミカサ「…逃げられた…!」キョロキョロ


ミカサ「…エレン!!大丈夫…?」

エレン「……」シーン

ミカサ「エレン…?」ジッ…

エレン「…くっそぉおおお!!」バンッ!!

ミカサ「!?」ビクッ


エレン「巨人戦隊…シンゲキジャーめ……!!」ユラッ

エレン「許さん…絶対に駆逐してやる…!!」メラメラ

ミカサ「エレン……」ギュッ…




アルミン「なかなか面白くなってきたねえ…」クスクス


その後、エレンが調査兵団に入り壁の外にて封印されていた
『空・海・陸』の拳魔からミカサと共に修業をつけてもらい巨人戦隊と拳を交えていくのはまた別の話である…




おわり

終わるのかよ!

続き待ってるぞ、乙!


…ちゃうねん、先駆者様がいるとはおもわんかったねん…

ほんのちょっぴりデキ心だったんです…前スレで書いた次回予告ネタに手詰まりを覚えて

で小ネタにゴーカイ×進撃ネタを書き込んだらアイディアがわずかに出てきて…



進撃SS皆面白いから…書けるかなと思ったらやっぱりきつかった…



進撃SSを書いてる皆様は本当すごいです…自分は特撮関係ネタで頑張って知恵を振り絞ろうと思います

ではでは、また別のスレで?


これは>>1とロンのせい

おもしろいしいいと思う

先とか後とか考えずに頑張ってください

さて……ユミルはまだかね?(チラッ

よく見りゃタイトル最終回かwwww乙

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