【モバマス】モバP「第1回プロデューサーラジオ」 (30)



モバP「あの…」

常務「なんだ?」

モバP「ラジオの台本ってこれですか?」カミペラーン

常務「そうだ、君という個性を知ってもらうためにも台本は不要と判断した。」ニヤリ

モバP「…コンチクショウがぁ!!」


前回:モバP「ファンクラブイベントにて」 の続きですが、特段見なくても大丈夫です。
モバP「ファンクラブイベントにて」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495346714/)


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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495978770

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モバP「り、リスナーのみなさん!は、はじ、はじめましゅて!!

なぜか始まってしまった裏方であるプロデューサーがパーソナリティを務める

プロデューサーラジオ、略して『Pラジ』!

パーソナリティはわたくし、346プロダクションでアイドルのプロデューサーを

務めさせていただいております。モバPと申します。よろしくお願いいたします!!」

モバP「この番組は裏方であるプロデューサーについて聞きたいこと、

アイドルとの普段のやり取りが聞けちゃうそんなラジオです。」


モバP「…もう無理、今なら乃々の気持ちもわかる。帰っていいですか?」


ブッブー


モバP「そうですよね…。じゃあ、さっさとアシスタントを呼ぼう。

え~、ラジオに不慣れな私のために素敵な方がアシスタントとして来てくださいました。どうぞ。」

卯月「リスナーの皆さん、こんばんは島村卯月です!

   今日はプロデューサーさんのアシスタントとしてやってきちゃいました!」

モバP「ありがとう!本当にありがとう!!

    危うくど素人なのに独りで生放送をやらされるところだった!!」

卯月「ラジオはよくパーソナリティとかやってますから。任せてください。」

モバP「あぁ、卯月が頼もしく見える…!」

卯月「えっへん!と、プロデューサーさん提供を言わなくちゃ。」

モバP「あぁ、そうだった。この番組は346プロダクションの提供でお送りいたします。」


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モバP「それでは始めていきましょう。」

卯月「はい!…それで私に渡された台本が紙一枚だったんですが、

   何かコーナーとかはあるんですか?」

モバP「ない!!」

卯月「えぇ~!」

モバP「俺も紙一枚しかもらってないしな!」

卯月「どうするんですか?あ、何かお便りとかは来てないんですか?」

モバP「まだない!!」

卯月「えぇ~!!どうしましょう…。1回目から放送事故になっちゃいます~。」

モバP「まぁ焦るな。ここで説明させてもらうけど、お便りや質問は随時Twitterで受け付けております。

ハッシュタグ『Pラジ』で投稿してください。」
(実際にはありません。)

卯月「その投稿をここにあるタブレットで確認するんですね!」

モバP「そう!でもどのお便りに答えるかは、あっちにいるアシスタントのちひろさんが決めることになっている。」

卯月「なるほど~。」

ちひろ「」フリフリ~

モバP「…ちひろさんか。さすがに放送できないものは持ってこないだろうけど、

ちょっと怖いなぁ」

卯月「え~、そうでしょうか?」


ブッブー


卯月「あ、また流れましたね。もしかしてこの効果音もちひろさんですか?」

モバP「そうだよ。まぁ、今日はお偉いさんもいるし下手なことはしないでしょう。」

卯月「あ、あはは~。」



卯月「そうだ!プロデューサーさん!冒頭では濁しましたけど、

   ラジオをやることになった経緯をもう少し詳しくお願いします!」

モバP「あぁ、そうだな。ん~と、346プロダクションでは毎年ファンイベントを行っているんです。

今年はなんかそこで突然呼ばれてしまって…。」

卯月「あの時のファンの盛り上がりもすごかったですね。」

モバP「あぁ、最初はファンたちも戸惑ってたから失敗したかと思ったよ…。

ところでちひろさんがアイドル達に頼まれて調整した、っていってたんだけど、

いったい誰が言い出したんだ?」

卯月「い、いったい誰なんでしょうね~」

モバP「ん?そうだな~。言い出したやつにはきっつ~いお仕置きをしないとな!」

卯月「お、おしおき~!?そ、それはちょっとかわいそうじゃないでしょうか?」

モバP「な~に、お仕置きっていっても次の仕事の内容がほんのちょっといつもと違うだけさ。

それに卯月も巻き込まれただけなんだろう?な?」

卯月「あ、あはははぁ~…。」

モバP「」ジー

卯月「あはぁ~……。えへっ。」

モバP「やっぱりお前か!!しまむらぁ!!!」グリグリグリ

卯月「あわわ、いた、いたた、ご、ごめんなさい~!!!」

モバP「お前のせいでネット上では『新人アイドル モバPちゃん(笑)』とか言われてんだぞぉ!!!」

卯月「あ、いいですね!プロデューサーさんも一緒にアイドルになりましょう!!」

モバP「な・る・わ・け・あるかぁ~~~~!!!!」グリグリグリ

卯月「いたたた、痛い!痛いですぅ~!!」



ピンポンパンポーン


モバP「ん?この音はちひろさんか。」

卯月「うぅ…、痛かった…。」

モバP「『そこらへんいしといて話を進めろ』あ、すみません。

まぁ、そんでイベントに出演した後、瞬く間にネットで話題になってしまったんですよ。」

卯月「みんなプロデューサーさんのことを気に入ってくださったみたいですね!」

モバP「そういうことなのかなぁ?まぁ、それで今、窓の向こう側にいるお偉いさんが

直接動いてこの番組を企画した、ってところです。」

卯月「そうだったんですね。プロデューサーさんがパーソナリティをやる、

   と聞かされた時はどんな気持ちでしたか?」

モバP「ん~、耳を疑った。というか最初はアイドル達の仕事を持ってきてくれたのかと思ったんだ。」

卯月「私もじょう…お偉いさんからお話を聞いたときはびっくりしました!

   『たまには君たちのプロデューサーにも魔法をかけてみないか?』って!」

モバP「うわぁ、とんだ迷惑だよ…。」

卯月「その時のみんなすごい乗り気でしたよ!『面白そう!』って!…ところでプロデューサーさん。」

モバP「ん?何だ?何かいいコーナーでも思い浮かんだか?」

卯月「いえ、最初から気になってたんですけど、そのボタンは何ですか?

モバP「あぁ、これ?あちら側でも持ってるけど、放送事故を起こした際にBGMを流すことができるボタン。

    何が流れるのかは俺も知らされていない。」

卯月「なんだか気になりますね。」

モバP「お、じゃあ、ちょっと流してみるか?」ニヤリ

卯月「えぇ!?大丈夫なんですか?」

モバP「大丈夫大丈夫!もしかしたら一生使わないままになるかもしれないし。

    んじゃ、ポチっとな。」

卯月「あ、押しちゃった。」



『モバP「お~願い!シ~ンデレr」』ポチッ モバP「うおおおあああぁぁ~~~~!!!!!」


卯月「きゃっ!びっくりした…。今のプロデューサーさんですか?とっても上手ですね!」

モバP「なんで!?これ!?え、なんで!?」

卯月「プロデューサーさん?」

モバP「だってこれ!まだ!あ!!おのれ!千川ああああぁぁ~~~~~~!!!!!」

卯月「あ!プロデューサーさん!放送中ですよ!放送中!!」


バタンッ


卯月「あ、行っちゃった…。ど、どうしましょう…。」


卯月「えぇと、今流れたのがこの前のイベントで私たちとプロデューサーで一緒に歌ったものみたいです。」

卯月「それで…えぇと…。」アタフタ

卯月「…ご、ごめんなさい!プロデューサーさん!!」ポチッ


『モバP「お~願い!シ~ンデレラ!夢はゆ~めでお~われない!」』


モバP『島村ああぁぁ!!!やめろおおぉぉ~~!!!』


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モバP「番組の途中で抜け出してしまい、申し訳ありませんでした!!」

卯月「もお!びっくりしたんですからね!」

モバP「卯月も申し訳なかった。だが、二度とあのBGMは使わせん!」

卯月「え~、私はとっても良かったと思いますよ!」

モバP「俺がよくないの!!っとついでにお便りが届いていたみたいなので読ませていただきます。

    ラジオネーム『たらこスパゲッティ』さんから。」


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プロデューサーさん、卯月ちゃん、こんばんは!

日本初?となるプロデューサーによるラジオ、放送おめでとうございます。

アイドルをプロデュースする人はどんなことを放送するのか、これから毎週楽しみにしてます。


そんなプロデューサーさんに1つ質問なのですが、この前のイベントの際に、

『自分は都内に一戸建てを買えるほど稼いでいる』と言っていましたが、

ここ最近買ったものの中で一番高額だったものはなんですか。


ちなみに私が最近買った高価なものはステーキです。

通常のお値段が1,000円のところをなんと半額の500円ですよ!!

我ながらいい買い物をした!そう思いませんか?

この貴重なお肉を2日間にかけてじっくり味わいたいと思います!


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モバP「oh…」

卯月「ステーキおいしいですよね!」

モバP「え?あぁ、そうだな。おいしいんだけどな…。

    え~、『たらこスパゲッティ』さん、なんでそんなに節約しているのかわかりませんが、

    もしアイドルに注ぎ込んでいるのが原因なら、もう少し自分の生活にお金をかけてやってください。」

卯月「身体には気を付けてくださいね!」

モバP「そうだな。ん~、でも買い物か…。最近、買い物自体行ってたかなぁ。」

卯月「プロデューサーさん、いつも忙しそうですもんね。」

モバP「あぁ、まぁ楽しいしやりがいもあるからいいんだけどな。」

卯月「あ、車とか買ったりしないんですか?」

モバP「車か~。ここ最近ってわけでもないし、全然乗ってないなぁ。

    卯月は最近買った高価なもの、何かあるか?」

卯月「えぇ!私ですか?ん~、そんなに高くはないですけどお洋服ですかね?」

モバP「服か、確かに卯月も最近はおしゃれな服いっぱい着てるしな。」

卯月「えへへ、ありがとうございます!美穂ちゃんや響子ちゃんとよくお洋服を買いに行くんですよ。」

モバP「仲の良いことで…。服を買うのはいいが卯月、部屋はちゃんと片付いているのか?」

卯月「え゛、え~と、あはは~…。」

モバP「買い物もほどほどにな…。あ、そうだ1個思い出した。」


卯月「あ、本当ですか!いったい何を買ったんですか?」

モバP「『十四代 龍泉』だったかな?日本酒だよ。」

卯月「りゅ、『龍泉』ですか…。名前からしてすごそうですね…。」

モバP「名前だけじゃないぞ。生産数も少ないし、お店のホームページもないからな。」

卯月「へ~、それじゃあそのお酒を買いにお店に行ったんですか?」

モバP「いや、本来は抽選会が行われるみたいなんだがな、そこで買えなかったらオークションで買うか

    入手したお店に行くしかない。俺はオークションで買ったんだがな…。」

卯月「そうなんですね。それでどのくらいしたんですか?」

モバP「36万」

卯月「え…?」

モバP「36万だ。元々は1万7千円なんだけどな。それだけ希少ってことだ。」

卯月「さ、36万円…すごいですね。でもそれだけするってことは

   とてもおいしかったんじゃないんですか?」

モバP「え!?あ~、うん…。実はあまり覚えてないんだ…。」

卯月「お、覚えてないんですか!?酔いつぶれてしまったとかですか?」

モバP「いや、あの時は全然酔ってないんだよ。ただ俺があれを飲んだのは一杯だけなんだ。

    その時の感じだと華やかな香りがあって飲みやすかったと思うんだけど…。」

卯月「あ、そうなんですね。もしかして残りは大人の方たちが…?」

モバP「あぁ、元々楓さんへのお祝いのプレゼントとして用意したんだけどな。

    あの人、ものの1時間であれを飲み干しやがった…。」

卯月「あはは、それだけおいしかったってことですよね。」

モバP「そうだろうな。飲む前はニコニコしてたのに1口飲んだとたん『スッ』と真面目な顔になってびっくりした。

    あんまりおいしくなかったのかな?って思って少し焦ったわ。」

卯月「いつもニコニコしている楓さんが…。」

モバP「本人曰く

    『これは雑談しながら飲むべきではない、きちんと味わわないとこのお酒に対して失礼だ。』

    ってことらしかったんだけど、その後の数杯も真面目な顔のまま無言で飲んでてちょっと怖かった…。」



卯月「すごいですね…。私も二十歳になったらおいしいお酒教えてくださいね!」

モバP「あぁ、いいぞ。…でも卯月はお酒弱そうだなぁ。」

卯月「えぇ~、そうでしょうか。」

モバP「俺のイメージとしてはな。ニュージェネでなら未央は普通、

    凛は最初弱いけど飲んでいくうちに強くなっていくパターンかな?

あと、ピンクチェックで言うなら響子はそもそも一杯で終わらしてしまう、

    美穂は強い分ペースが速くて結局すぐ酔ってしまう気がする。」

卯月「その時が楽しみですね!」

モバP「そうだな。5年後…、その時には今所属しているアイドルの半分が成人してるってことか。

卯月はどんな大人になりたい?」

卯月「そうですね…。ママみたいに可愛くて、優しくて、いつもニコニコしている。

   そんな大人になりたいです!」

モバP「きっと卯月ならなれるさ。」


卯月「ありがとうございます!あ、プロデューサーさん!次のお便りも届いているみたいですよ。」

モバP「はい。え~と、ラジオネーム『おどりゃクソ森』さんから。」


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プロデューサーさん、卯月ちゃん、おはようございます。

この間のファンクラブイベントでいろいろ話題となっている

『新人アイドル モバPちゃん』ですが、彼女のデビューシングルはいつ頃になるのでしょうか?

首を長くして待っているのですが、そろそろ大気圏に突入しそうです。

発売の際は、モバPちゃんと卯月ちゃんのサイン付きでボクに送ってください。


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モバP「………」

卯月「デビューシングル!いいですね、プロデューサーさん!プロデューサーさん?」

モバP「…オーケーオーケ、ビー クール。モバP イズ クール。」

卯月「だ、大丈夫ですか?」

モバ「あぁ、大丈夫だ。デビューシングルな、うん。出す訳あるか!!」

卯月「えぇ~、出さないんですか?

   プロデューサーさんは歌が上手って唯ちゃんが…。」

モバP「カラオケに連れていかれたときか。あくまで素人としてはってことだよ。

    というかこの人の中ではモバPちゃんは女なんだな…。」

卯月「そこはレッスンして…。あ、お偉いさんも何か考えていますね。」

モバP「え!?あ、常務!!何を思案しているのです!?いや、言わずもがな!

その思想は大変危険です!!

どこに冴えないおっさんが歌ったアイドルソングの需要がある!!

いや、あってたまるか!!

大体、私がアイドルになったとしてアイドル達のプロデュースは誰がやるんです!?」



常務『カキカキ』


卯月「あ、何か書いていますね、えっと、『アイドル達と一緒に売り出す』だそうですよ!」

モバP「そんなんが許されてたまるか!!

かわいい女の子と冴えないおっさんのアイドルユニット?

一体だれが応援するんです!アイドルのファンから叩かれ、

全国の笑いものになるのが関の山です!」

卯月「プロデューサーさんは私たちとユニットを組むのが嫌なんですか?」

モバP「え、い、嫌とかじゃなくてだな…。そもそも卯月達をアイドルとして輝かせるのと俺がアイドルとしてデビューするのでは売り出し方が違う。

今回、俺が話題になったのだって『なんか面白い素人がいた』っていう一過性のものだ。

常務はその話題を利用してラジオ番組の仕事を持ってきた。

ラジオ番組なら容姿は関係ないし、経費もあまり掛からないしな。

あとはこの番組を続けられるかどうかは俺のトーク力に掛かってるってところだ。

だが、アイドルは違う。

アイドル自身にも大量に投資しないといけないし、一過性の話題だけで続くようなものでもない。

そんなハイリスク・ローリターンなことをやる必要はない。」

卯月「では機会があったら一緒に歌いましょうね!」

モバP「え゛…。」

卯月「あ、それではここで1曲。

   『お願い!シンデレラ』です!」


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モバP「続きまして『真のプロデューサーは私だ!』のコーナーです。」

卯月「あれ?コーナーなんてあったんですか?」

モバP「さっきあっちのアシスタントさんと話し合って作ったんだ。

このコーナーはあるお題に対してどのようにプロデュースするかを私とアシスタントでそれぞれ回答します。

それをTwitterの方でアンケートを取り、より投票数の多い方が勝利です。」

卯月「プロデューサーさんとプロデュース対決ですか…。

   それってプロデューサーさんの方が有利じゃないですか?」

モバP「そこはアイドル達でも提案できるような簡単な内容になっているから大丈夫だ。」

卯月「むむ、それでは島村卯月、プロデューサーさんに勝てるよう頑張ります!」

モバP「おう、その意気だ。ちなみにアシスタント側が勝利するとご褒美、

こちら側が勝利すると勝利ポイントがもらえます。」

卯月「ご褒美!楽しみです!勝利ポイントは溜まるとどうなるんですか?」

モバP「突発的に作ったコーナーだからそこは決まってないんだ。

まぁ、この番組で使えるものになると思うけど…。

あと卯月へのご褒美も用意できてないから、今回は俺がお願いを聞いてあげる形になっている。」

卯月「プロデューサーさんにお願いですか!ますますやる気ができました!」

モバP「はは、あとでブロマガに載せることになるから常識の範囲内でお願いな。

…ということで今回のお題はこちら!」



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ピンクチェックスクールの小日向美穂。

そんな彼女が出身地である熊本県とタイアップ商品を作成することとなりました。

そこで彼女と熊本県のタイアップ商品の内容をプロデュースしてください。


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卯月「タイアップ商品…難しいですね…。」

モバP「大体そのご当地グルメと絡めるのがセオリーだな。

熊本だと熊本ラーメンだったり、馬刺しだったり。

卯月は熊本に行ったことあったっけ?」

卯月「いえ、まだ行ったことないです…。でも、いつかいってみたいですね!」

モバP「そうだったか。じゃあ、俺も頑張って熊本の仕事を持ってこないとな。」





モバP「ということで回答がそろいました!それでは卯月から。」

卯月「はい!私が考えたタイアップ商品はこちらです!」



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ぴょこんと生えた髪の毛がとってもキュート!

これを抱いてお昼寝したらあなたもぐっすり!

『美穂くまちゃん』


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モバP「美穂くまちゃん?」

卯月「はい!熊本といえばクマモン!

   なので美穂ちゃんをモチーフにしたくまさん人形なんてどうでしょうか?」

モバP「なるほど…。たしかに美穂はくまの人形をお昼寝のお供にしているって言ってたし、なかなかいいと思う。

ちなみにぴょこんと生えた髪の毛ってあれか?」

卯月「はい!あれです!あと、ぎゅって抱きしめるとお日様のにおいがするんですよ!」

モバP「ほうほう…。ちなみに熊本とは言っているが実は動物の熊は関係ないらしいぞ。」

卯月「え!?そうなんですか!?」

モバP「もともとは『隈本』だったらしい。ただ『隈』の字はつくりの部分が『畏れる』だから縁起が悪い、

っていうんで今の『熊本』になったらしい。一応、熊本らしく阿蘇の方にクマ牧場はあるみたいだけどな。」

卯月「へぇ~、そうだったんですね。それじゃあ、くまもんも?」

モバP「そうだな。名前事態は『熊本の人』を表す『くまもん』からきてるらしい。

見た目については同じように『熊』をつかったんだろう。

っと、熊本に関する雑学はこの辺にして、自分の回答はこちら。」



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熊本出身アイドルの小日向美穂厳選!!

お酒が大好きな方へのお土産に

『熊本ご当地グルメ おつまみセット』


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卯月「おつまみ…ですか?」

モバP「そう。この前、美穂の仕事に付き添いで行った時の話なんだけど、

終わりがちょっと遅くなっちゃって『どうせだったら夕飯を食べて帰ろう』ってなったんだ。

だけど周りが居酒屋ばっかりでさ、だから仕方なく適当な居酒屋を探して入ったんだ。

そこで美穂のやつ、お茶を片手にたこわさとか牛筋煮込みとかを頼んでおいしそうに食べるから

『そんなにおいしいか?』って聞いたら、『おつまみとかが好きなんです~』って言ってたんだよね。

だから美穂が選んだ地元のおつまみセットだったら外れはないだろうな、って思ってこれにした。」

卯月「そうだったんですか。よく一緒に美穂ちゃんとファミレスとか行くんですけど、

   おつまみとか頼んだりしないんで知らなかったです。」

モバP「はは、ファミレスとかにおつまみはあまり置いていないからな。」

卯月「そうですね。でもおつまみですか…聞いていたら私も食べてみたくなっちゃいました!

   今度連れて行ってください!」

モバP「う~ん、今回は運悪く周りに居酒屋しかなかったから~ってことだし

あんまりほいほいとアイドルを居酒屋に連れて行くのはなぁ…。

大人組とかにお願いすれば作ってくれるかな?

あぁ、でもあの人たちそのノリで酒盛りはじめそう…。」

卯月「あはは、大人の方たちはお酒飲み始めるとすごいことになりますからね。」

モバP「そうなんだよ。前に夜通し事務所で飲んでたらしくて、朝俺が来たらみんな潰れてたことがあったんだよ。

あれはさすがに説教ものだったわ。卯月はそんなダメな大人になるなよ!」

卯月「あ、あははは~。あ、集計が終わったようですね。」

モバP「お、そうか。それでは勝敗はどうなるのか?集計結果はこちらです!」



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卯月 : 68%

モバP: 32%


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モバP「なん…だと…。」

卯月「わぁ、勝っちゃいました!」

モバP「え?リスナーって若い子ばっかりなの?時間が時間だし、

パーソナリティもおっさんだからてっきりサラリーマンばかりだと思ってたのに…。

それともあれか?サラリーマンたちも今はクマのぬいぐるみを抱いて寝る時代なのか?」

卯月「ふふ~ん!これがアイドルのパワーです!」

モバP「く、かわいらしいどや顔しやがって…!」

卯月「えへ、それではプロデューサーさんへのお願い、考えておきますね!」

モバP「そっか、そうだった。リスナーの皆さん、卯月が何をお願いしたかは追って発表いたします。

また、プロデュース対決のお題も随時募集しております。

以上、『真のプロデューサーは私だ!』のコーナーでした。」


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モバP「プロデューサーラジオもそろそろ終わりの時間となりました。」

卯月「あっという間でしたね。初めてのラジオどうでしたか?」

モバP「ラジオってこんなに大変なものだったんだな…。

フリートークも何をしゃべっていいのやらですっごい焦った。

本当、卯月がいてくれてよかった…。」

卯月「私もプロデューサーさんとラジオ番組に出られてうれしかったです!また呼んでくださいね!」

モバP「あぁ、ぜひとも!…というか途中のアレとか大丈夫なのかな?ある意味放送事故だろ…。」

卯月「だ、大丈夫ですよ!…キット。」

モバP「まぁ、次回からは気を付けよう。っとここでお知らせです。

現在、モバゲー版『アイドルマスター シンデレラガールズ』では

『プロダクションマッチフェス』を開催中。

上位報酬の『パーフェクトゲーマー 三好紗南』をゲットするチャンスです。

また、ガチャの方では『心吹き抜ける風 松山久美子』が登場中。

はい、続きは卯月が読んで。」

卯月「えぇ!私ですか!?えぇと、リズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』では

   限定復刻ガシャ『行楽日和うきうきトラベルガシャ』を開催中です!

   限定アイドル『エモーショナルビート 木村夏樹』と『はじめての表情 橘ありす』の獲得が可能となっています!」

モバP「それでは次回もお楽しみください。お相手はわたくしパーソナリティのモバPと…。」

卯月「アシスタントの島村卯月でした!」

モバP・卯月「おやすみなさ~い」


卯月「お願い…プロデューサーさんとデュエットにしようかな?」

モバP「え゛…」


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数日後…

ちひろ「お疲れ様です。プロデューサーさん。」

モバP「ちひろさん。お疲れ様です。どうかされましたか?」

ちひろ「先日のプロデューサーさんがパーソナリティを務めたラジオですが…。」

モバP「あぁ、『Pラジ』ね…。人気不調で早くも打ち切りですか?」

ちひろ「Twitterにてトレンド入りを果たしました。」

モバP「ほ?」

ちひろ「ついでに『新人アイドル モバPちゃん』もトレンド入りしてます。」

モバP「」


続く?


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ラジオムズカシイ


ご拝読ありがとうございました。

前回のSSは好評・悪評ともに多くてびっくりいたしました。

今回はラジオ編ということで前回とは違った書き方になりましたが、いかがでしたか?

ラジオっぽさはでていたでしょうか。

ラジオ編作成に当たり、某杏・輝子・小梅のラジオを参考にしたため、似通っているところも多かったかもしれません。

今後はプロデューサーがパーソナリティという特徴を生かし、差別化を図っていきたいと思います。

また次回からのアイドルは完全ランダムで行きたいと思います。(2人出す場合は組み合わせを考えますが…)

遅筆であるため定期的な投稿は難しいですが、最後まで続けていければなと思います。

(私としては厨二勢や訛勢の口調や業界用語等が今後の脅威です。)

それでは次回もよろしくお願いいたします。

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