小倉唯の肛門「うーん……」 (24)

ある日のこと、

小倉唯の肛門(以下唯門)「うーん……」

石原夏織の肛門(きゃり門)「あれ、唯ちゃんの肛門じゃん。どうかしたの?」

唯門「あっ、きゃりさんの肛門。実はね、最近お通じが良くないの 」

きゃり門「えっ、マジで!? 唯ちゃんが便秘とかイメージ悪化に繋がるよ」

唯門「そうなの。私の主人って可愛いアイドル声優じゃん。だから便秘とかヤバイんだよね」

きゃり門「便秘って確かストレスが原因でもなるって聞いたけど、なんか最近あったの?」

唯門「うーん、一応心当たりはあるけれど……。でもそれだけで便秘になるかな」

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きゃり門「そうだ、肛門をほぐしてあげればお通じが良くなるかもよ」

唯門「本当に? でもどうすればいいの?」

きゃり門「ヒクヒクさせてみたらほぐれるかも」

唯門「こうかな……」ヒクヒク

きゃり門「うわぁ、唯ちゃんの肛門ヒクヒクしてて可愛い~///」

唯門「もうっ、きゃり門ったら恥ずかしいよ」プンプン

きゃり門「あははっ、ごめんごめん。それで、どう?ほぐれたかな?」

唯門「うーん……だめみたい。全然便秘を感じないよ」

きゃり門「そっか……。でも便秘ならしばらくしたら治るんじゃないの?」

唯門「そうだといいんだけどなぁ~」

日高里菜の肛門(以下ちゃんりな門)「あれ、二人してどうかしたの?」

唯門「あ、ちゃんりな門だ!」

きゃり門「実はね、唯門が便秘で困ってるの」

ちゃんりな門「え、それは大変! なんとかしないと」

唯門「何かいい解消方法知らない?」

ちゃんりな門「お通じを良くするにはやっぱり食べ物から見直すべきじゃないかな?」

きゃり門「そうだ、食物繊維が豊富なものを食べればいいんだよ」

唯門「なるほど! よしっ、キャベツをたくさん食べるように主人にアピールしてみよう」

ヒクヒクッ…

その頃、小倉唯ちゃんは____、


小倉唯(以下唯ちゃん)「あれ?」

スタッフ「小倉さん、どうかしましたか?」

唯ちゃん「あっ、いえ、なんでもないです」

唯ちゃん(なんだろう、お尻の穴がヒクヒクしたような気が……)




そして仕事が終わり____、


唯ちゃん「お疲れ様でした~」

スタッフ「お疲れ様でした」

唯ちゃん「さて、今日はお仕事が早く終わったし帰ろうかな」テクテク

唯ちゃん「あっ、そうだ。帰りにスーパーに寄って行こう」

スーパーにて、

唯ちゃん「今日のご飯は何にしようかな~」キョロキョロ

ヒクヒクッ……

唯ちゃん「まただ!」

唯ちゃん「またお尻の穴がヒクヒクしてる……」




その頃、お尻の穴たちは____、


きゃり門「唯門、今どんな感じ?」

唯門「今ね、スーパーで夜ご飯の買い物をしてるみたいだよ」

ちゃんりな門「それじゃお野菜のコーナーに行くようアピールしよう」

唯門「おーー!」


ヒクヒクッ……

唯ちゃん「お尻の穴がなんか変だよぉ……どうすればいいの?」


???「そこのお嬢さん、お困りのようですね」

唯ちゃん「え、私ですか?」

???「そうそう、あなたですよ」

唯ちゃん「あなたは一体……」

肛門おじさん「これは失礼。私は肛門おじさんといいます」

唯ちゃん「肛門おじさん?」

肛門おじさん「ええ、見たところ肛門のことでお悩みのようですね」

唯ちゃん「どうしてわかるんですか!?」

肛門おじさん「わかりますとも。肛門を極めて40年、一目見ればその人の肛門が今どんな状態かすぐにわかりますよ」

唯ちゃん「す、すごい……」

肛門おじさん「見たところ最近お通じが悪いのでは?」

唯ちゃん「そんなことまで!? 実はそうなんです……///」

肛門おじさん「さぞお辛いでしょう。そんなあなたにはこらを差し上げましょう」っ

唯ちゃん「なんですか、これ?」

肛門おじさん「これは便秘を解消する座薬ですよ。どんな便秘でもこらさえ使えばどっさりブリブリですよ」

唯ちゃん「ええ……でも知らない人からそんなものもらえません」

肛門おじさん「遠慮なさらずに、怪しい座薬じゃありませんから! ではっ……」

唯ちゃん「あっ、行っちゃった……」


唯ちゃん帰宅後____、


唯ちゃん「ただいま~」

唯ちゃん「さてと、ご飯作る準備しようかな。あっ、その前に手を洗わないと」

唯ちゃん「あ、そういえばスーパーで肛門おじさんから座薬もらったんだよね」

唯ちゃん「…………」

その頃、肛門たちは____、


唯門「あ、どうやら今トイレにいるみたい」

きゃり門「おっ、それじゃ久々にうんこが出るのかな!?」

唯門「ふぅ……これで一安心。あれ、そういえばちゃんりな門は?」

きゃり門「さっきまでいたんだけどいつの間にかどこか行っちゃったみたい」


座薬「やあ!」

唯門「えっと、どちら様ですか?」

座薬「見ての通り、座薬ですよ」

きゃり門「どうして座薬がこんなところに?」

座薬「どうしてって、そんなの決まってるじゃないか。これから唯門の中に入るからだよ」

唯門「えぇぇぇーーーー!? そんなの聞いてないよ!!」

座薬「君の主人は既に了承しているよ。さあ、大人しく肛門を開きたまえ!」

唯門「そんなぁ……」

きゃり門「やめて! 唯門が嫌がってるじゃない!」

唯門「きゃり門……!」

座薬「先っぽだけ、先っぽだけだからさ!」

きゃり門「先っぽでもダメなものはダメ! 唯門をアンタみたいな怪しいやつに怪我させるもんか! どっか行けーー!!」

座薬「ええい、邪魔をするな! 座薬パーンチッ」

バキッ!!(  ̄ー ̄)=○() ̄O ̄)アウッ!

きゃり門「ぐはぁッ!!」

唯門「きゃり門!!」

座薬「ぐへへへ、これで邪魔者は消えたな。さあ、大人しくするんだ!」

唯門「らめえぇぇぇーーーー!!」


座薬 in 直腸内


座薬「ほう、これが小倉唯の直腸かぁ~!」

座薬「なんて綺麗で住み心地の良い場所なんだ! ここはパラダイスだ!」

座薬「さて、もっと奥まで進んだるでぇーー!!」


???「そこまでだ!」

座薬「誰だ!?」

???「これ以上私の唯ちゃんを汚すことは許さない!」

座薬「この声は……まさか、日高里菜か!?」

日高里菜(以下ちゃんりな)「その通り!」


座薬「一体どこから声をかけている!? 姿を見せろ!」

ちゃんりな「私は唯ちゃんの胃にいるよ」

座薬「胃袋だと!? 馬鹿な、何故胃袋にいるのに直腸まで声が届くのだ?」

ちゃんりな「私は唯ちゃんの中に住み着いて早数年。長い時間を唯ちゃんの体内で過ごすことで胃袋にいながらどの部位にも自分の声を届けられるようになったのさ!」

座薬「そんなことが……くそ、俺の邪魔をする気か!?」

ちゃんりな「アンタの正体はお見通しだよ! 座薬の正体は肛門おじさんの意思を込めて作られた人工の疑似生命体、それで唯ちゃんのことを体内から観察しようとしてたんでしょうが!」

座薬「くそ、既に俺と同じことをしようとしていた者がいたとは……」

ちゃんりな「私はちゃんと上のお口から入ったけどね」

座薬「貴様、何故小倉唯の体内に入ったのだ?」

ちゃんりな「私はかつて唯ちゃんをお腹の中で育てたいと考えていた……」

座薬「そういえば前にラジオでそんなこと言ってたな」

ちゃんりな「でもそれじゃダメだってことに気付いたの。だから考えた……私が唯ちゃんのお腹の中に入ればいいんだってね!」

座薬「ふ、だか小倉唯の体内に入るのは貴様だけではないのだぞ。すぐに胃まで到達して貴様などコテンパンにしてくれるわ!」

ちゃんりな「ふふっ、それはどうかな?」

座薬「何!?」


うんこ「ここから先は行かせん!」

座薬「何ッ!?」

ちゃんりな「さっきも言ったでしょ、私は唯ちゃんの中で過ごして長いって。だから唯ちゃんの腸内を自在に操ることもできる。つまり、うんこだって自由自在に出せるんだよ!」

座薬「そんな馬鹿な!?」

ちゃんりな「唯ちゃんの中から立ち去れーーーー!!」

うんこ「ふふふ、俺と一緒に肛門から出してやる!」

座薬「や、やめろぉぉぉーーーー!!」


そして____、


唯ちゃん「!?」ビクッ

唯ちゃん「出るぅぅぅーーーー!!」



ブブブゥゥ……ブリブリ、ブッチッパ!!

ジャァァァァァーーーーーーーー


唯ちゃん「はぁーー、すっきりしたぁ~! よし、明日からもお仕事頑張るぞぉ!」



こうして、小倉唯ちゃんはちゃんりなの活躍によって守られましたとさ____、



おしり

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