双葉杏「一日の出来事のそれから」 (65)

※デレマスSS
※これを下敷きにしている
杏「ほんの、一日の、できごと」
杏「ほんの、一日の、できごと」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477575153/)
けど単品でも楽しめます。多分。
※ポリアモリーの概念があるので苦手な人は注意
※崩壊捏造
※許して

季節が巡るのは早いもので、気温差の激しい秋からやっぱり気温差が激しい冬が来て、
そんで11月になって12月になってきらりとのユニットでイベントがあってクリスマスが来て、で、年が明けた。

この事務所に所属しておきながら言うのもなんだけど、とにかく激動の一年だったと思う。
芸能人ていつどこで見ても歌ってたり踊ってたり演技してたりして、ここにくるまではなんて大変な仕事なんだろうと思ってた。
で、実際「私はこういうのはごめんだな」なんて思ってたけど。
案外やってみると、そりゃ辛いこととか数え切れないくらいあるけれど、
その中にひときわ輝く、いくつかの楽しいことがあれば、やっぱり入ってよかったって思うし、辞めたいって思わなくなる。

寝てたいし寝ながら稼げてファンも喜んで……ってのが最高の理想だけど。
まあそうもいかない。杏はキャラ的にそれが許されてる面もあるけど、
やっぱり大事なものというのは魂燃やして体削って本気出して追いかけないと追いつかないものだ。

あっ、あと。これに加えて、親しい人とか、大切な人とかもできちゃったりして。
というか、できた。流れで。流れというか、うんまあその。増えた。
うっさいこれ以上聞くな。事案なんだから。なんでもない。忘れて。……忘れろ!

10月下旬、怠けが服着て歩いてるような杏が珍しくオフに事務所に出向いた時。
……あぁ、このときね、あとでやっぱりプロデューサーに怒られた。
俺が休日出勤で上に詰められたのを見てなかったのかーって。ありすと2人揃って。

いいじゃん、オフの日のレジャー先が勤務先と同じ住所だったんですぅーって言って誤魔化せば。
自由じゃんねーって思うけど346くらいの企業だとやっぱりうるさいらしい。
職場に赴く=出勤と考えて頑と構えるこの会社の態度は正直杏は嫌いだ。
それに引きかえ専務はだいぶ話のわかる人だったからそれに助けられている。
飴もくれるし。めっちゃ美味いけど出所不明なのだけはちょっと怖い。

んでまあ、タイムカード切ってないからね。杏たちは悪くない。
彼女が社長になってくれる日が早く来ることを願ってやまない。
社長はもう無理が利く歳じゃないんだからさー的な。

話がそれるなぁ。この話し方をしてると志希ちゃんを思い出すね。
あの子もこんな感じで色々と話が明後日明々後日の方向にポンポン飛んでいくからとにかく追いつくのに一苦労するんだ。
まあ、そういうのも嫌いじゃないけどね。あの子と話してると楽しい。
最新の化学の話とかされるとほとんどついてけないから、その時だけ困るけど。
なんか、合成の難しいペプチドがなんたらフロー法で合成が簡単になって、
エイズが云々、みたいな話をされた時は相槌しか打てなかった。てかほとんど右から左だった。

また話が逸れたね。こっから本題。述懐だけどね。
去年の10月、ありすと杏はデキたのだ。経緯はこないだ話したけどあれはだいぶ端折ってるからそのつもりで。
あ、年齢差とか相手の年齢とかそういうのは聞いちゃいけないよ。これからもっととんでもない話になるんだから。

でね、このありす、なかなかすごい秘密を抱えてた。

デキてたのは私とだけじゃなかった。
ぶっ飛んだよ。
さすがにちょっと怒った。浮気された、ってその時は思ってたからね。

きっかけは、凛、奈緒、加蓮と最近ずっと一緒にいるなーって思って。
あの3人と言えばなんとなく恋バナみたいなイメージあるし、
どんな話してるのかなって持ちかけたら鎌をかけてまもなくあっさりポロっと吐いた。
男の子の話が出てくると思ってたのに。

「ありす、最近よく誰かと2人きりになってるよね」

なんの気のない、カマかけのつもりだった。

「ええ、一夜を共にしたこともあります」





「は」

恋バナどころじゃない話が初手で飛び出るなんて思ってもみなかった。
杏は驚いた。相手は誰なんだーって。
で、詰め寄ったらまたぶっ飛んだ。ありすはあっけらかんとしたものだった。

問いただせば出るわ出るわ事務所のメンツ。
ありすどころか、この事務所、ヤバイよ。
爛れてるとか腐ってるとかそういうレベルじゃない。イかれてる。

もちろんあの3人も含まれてた。加えてみりあ、桃華、こずえ、以下略。うそだろ。
同年代、クラスの男の子とかなーとかアタリつけてただけによりぶっ飛んだ。
同年代ではあるけど同性だよ同性。ひえーっつった。

いや、手を出した杏が言える話じゃないんだけどもさ。

そんで1人2人の話じゃないんだなこれが。桁が違うんだ。10人20人の世界だった。
プロデューサーや内匠さん、一男さんみたいないかにも

『遊んできましたやってきました』

って感じの男の人でさえこんな人数を相手したことはあるまい。
しかもほぼ同時進行だ。小学生で。ひえぇぇ。
そしてそれが公然の秘密であり全員が全員黙認ときている。
事務所の中でもそういうことに使ってる部屋もあるとか。

クラクラしたよ。よくバレないもんだって感心さえした。いやバレてんだろ。バレろよ。

交際相手の中には20歳超えてる人の名前も出てきたものだからいよいよ驚く気が失せた。
親子ってほどは歳離れてないけど、それでも四捨五入して30にもなろうって人たちが12歳に手出してんだよ?
杏が1人で事案だ事件だ云々気に病んでたのがバカみたいだよ。

こっちはきらりと文香と、あと志希にフレデリカ……もういっぱいの人たちに要らん気を使ってたのか、と力が抜けたよ。

実際きらりとは11月に入って一悶着あっただけに尚更だった。あ、その11月の話は今度するね。

ありすは全てを吐いたあと、悪びれもしない様子だった。
流石に全く悪びれていないというわけでもなさそうだったけど、その時の杏はこの時のありすを慮ってやる気持ちがもうなかった。

「……言い訳は?」
「今すべて話した通りです。その中に言い訳は含めていませんよ」
「開き直るの?」
「ありのままをお話ししたまでですよ」

「……どういうつもりなの?」
「そう仰られても……その、ごめんなさい。隠すつもりはありませんでした」
「……どうするのさ」
「どうする、とは」
「杏を取るのか、その子達を取るのか」
「……それは」

困ってる。もっと困らせてやろ。

「杏を取るならその子達全員と縁切って。その子達を取るなら、私とはこれでおしまい。
杏とありす、プライベートで会うのは一切ナシ、ってことで」
「そんな!それは、嫌です」
「杏だって嫌だよ。その他大勢の中の1人なんて」
「そ、そんな……そんなんじゃないです!」
「じゃあなんでそんな大勢と関係持っちゃってるの」

「……みんな、好きだからです」
「そんな大勢とやることやっといて?
ちょっと気が多すぎない?そんなんで『好き』って言われてもね」
「それは……」

「……ま、目移りすることはあるよね。わかる。
杏もね、例えば菜々さんとかはぁとさんとか雪美ちゃんとかみくとか仁奈とかこずえとか、
なんかこう、いいな……って思うことはあった。
きらりとはほぼほぼそういうカンジになってた時もあった。でも実行に移すまではしてないんだよ」



ここでありすの目の色が変わった。

「杏さんだって人のこと言えないじゃないですか!」
「言えるよ?やってないもん」
「関係ないです。詭弁です」
「はっ、詭弁はどっちだよ」
「咎めたくて言ってるわけじゃないんです!
……そんなんなら、杏さんも私以外の方とシてみればいいじゃないですか」


……は?


「……ありす、ケンカ売ってる?」
「いいえ、別に」


正直ちょっと、手が、出そうになった。


「……ああ、そうかい」
「杏さん、待ってください」
「やめて、触んないで」
「……」
「……ごめん、ちょっと今の杏、ありすと冷静に話せない」

こうして杏はありすとケンカした。まったく、どこに出しても恥ずかしい立派な痴話喧嘩だ。
ここから杏はありすとしばらく距離を置くことになった。
事務所で会っても挨拶程度。ありすも杏が寝てるあの物置に近寄ろうともしなくなった。
程なくして嗅覚の鋭い連中が感付き始めて、杏にそれとなく尋ねる人が増えた。
っていうか、杏とありすがデキてたこと、みんな知ってたんかい。

……これはあとで知ったことだけど、例え知らなくても杏とありすが不自然に距離を置いてることから

『こりゃデキてたんだな』
『で、ケンカしたか』

と山勘を張ることは可能だったらしい。
で、私が思わず愚痴って確定したとかなんとか。まんまと嵌った。我ながらみっともない。

「最近の杏ちゃん、わかりやすいもんにぃ」なんてきらりに言われてもっと情けなくなった。
この時に杏、あの時のきらりの気持ちがわかったんだと思う。
なってみなきゃわからないなんて、杏は想像力が欠けてるなあ。

「ありすちゃんと、ケンカしちゃったの?」
「……まぁ、そうかな」
「そっかぁ」
「なんでかは聞かないんだね」
「まぁぬぇ?きらりも、経験したことだすぃ?」
「そういえば、そうだったね……」
「ふふふ☆」

ありすが言ってることは、そりゃ腹が立ったけど、でも間違ってはいなかった。
いわゆる図星を突かれたというやつだ。

気が多いなんてありすを罵ったけど、関係の有無はもしかしたら些細なことで、
誰かを『いいな』って思ったらもうそこから先は五十歩百歩なのだ。

真の一途だなんてきっとこの世には存在しない。
生きとし生けるものみな多かれ少なかれ浮気性。うん。たぶん。

杏にこのケがあったのはありすと関係持ってから自覚したことだけど、
それより前にもきらりを意識したり、事務所で気になる同性がいないわけではなかった。

それを恋愛だとか性愛に結びつけるだけの認識がなかったというだけの話だ。
認識して、言葉に出してみたら最後、そういうことになってしまうのだ。

加えてこの事務所だ。この事務所がどんな場所かを思い出して欲しい。
イかれた常識のことを抜きにしても、ここは美女美少女美幼女のひしめき合う、魔窟だ。

ちひろさん、トレーナー青木姉妹、専務、女性プロデューサー……
などなどを頭数に入れたら200人は優に超える、圧倒的な美貌を持つ女がこのビルに詰まっているのだ。
よく考えたらここ桃源郷じゃんか。

各々願いを叶えたか、あるいは叶えようとしている最中の女性ばかりだ。
特にアイドルはそのほとんどがスカウトかオーディションを勝ち抜いてくるなどして集まった精鋭だ。
1人単位に込められてる物語と運命力と文脈の強さが違う。
なるほど気の多くなるわけだ。いわばビル全体が童貞を殺す存在。実際に死んだ童貞がいるかどうかは知らない。


ありすには『その他大勢の』なんて吐き捨てたけど、その実その他で片付けられるほど軽い人たちではないのだ。

そして喧嘩から1週間経ったある日。
杏はもう完全に完璧にどうしようもなくムラっムラしていた。
汚い言い方だけど発情していた。動物だった。獣だった。のけものはいなかった。

いつものあの格好だとあっという間に"水分"が滴り、残念ながら一発でバレるので、高校の制服に着替えた。
スカートを目一杯長くして、タイツ履いて、セーター着込んで。
そうして押さえ込んでやっと違和感が消えるほどだった。

うわあぁぁ、暑いぞこれ。暑すぎる。暑い。暑いというか熱い。
十の字ならこういう時どうしてるんだろう。
……全裸か。

愛梨の全裸……か。

……わわわわっ、だめだだめだ、溢れる。こぼれる。滴る。滾る。オーバーフローする。
いかん、想像してしまう。想像してしまった。
あわわわわわわ。やめろやめろやめろ。ダメダメダメダメ。


……こういう時は犬のゲロを想像しよう。





………………よし、落ち着いて来た。

セックスを知ってしまうと1人で処理することにどうしても不満を覚えてしまう。
というか、なまじっかありすが上手かったもんで、1人ではどうしたって満足できなかった。

でも場所を変えれば一発はいけるかもしれない。
野外で一発ってことも考えたけど、それをすっぱ抜かれたら杏の人生は終わる。
人生だけじゃなくて色々終わる。

じゃあどこでするのか?
そりゃ、事務所しかないでしょ。
いつ行くの?今でしょ。

~~~~~~~
事務所に着いて仁奈に会った。
ウサギの着ぐるみとあの声で

「杏おねーさん、おはようごぜーます」
「こーこーのせーふくですか?せーふくを着てると、とてもおねーさんっぽいです!」

……なんて言われると頭と子宮に響いて仕方なかった。
なんてことだ。杏はロリコンだったのか。ロリコンだったわ。

事務所について一発、と思ったら逆に迎え撃ちの一発を食らってしまった。
今振り返るとなんてふしだらな、破廉恥な、恥知らずな、などと思うけどこの時は喉の奥が締められたみたいにぎゅぅってなって……
その感覚そのままそこから体幹を下方向に貫いて腹の底がグワーッとどうしようもなくなっていたのだ。はぁ、もう。

杏は理性が吹き飛んだ。
たまらなくて仁奈に抱きついた。
そこからそのままワンステージ始まってしまいそうな勢いだったと思う。始まればよかったのに。

ところで男性諸君にはこんなこと、どんなに捨てるものがなくなったって出来やしまい。
どーだ、羨ましいか。羨ましいだろ。はっはっは!

ジッパーは何処だチャックは何処だとまさぐる杏の手つきに
「わわ、どーしたんですか?くすぐってーですよー」
なんて耳元で言われたもんだからもう本当にたまらない。

脳が溶ける。溶けた。その声で鳴いて欲しい。
私のためだけに鳴いて欲しい。鳴かせたい。鳴かせる。
頭の中がそれだけでいっぱいになったとき、
事務所の奥からじっとりした目で唯と友紀がこちらを見つめていることに気づいた。
目が飛び出るかと思った。

「あ、あーおはよー唯に友紀」
「おはよ、杏ちゃん」
「杏ちゃんおはよー」

声が引きつった。し、顔も体も引きつってたと思う。
2人の声に含まれている色がわからないほど興奮してた体がさっと冷えて青ざめた。
この2人がいるならあの人もいると気づいたからだ。

「あら、杏ちゃんじゃない。仁奈ちゃんと仲がいいのねー?」

確実に笑ってないだろう顔から発せられる些かドスの効いた声が後ろから飛んできた。
ひぇ。

「早苗さんおっはよーう!」
「おはよっ、早苗さん」
「あっあっ、オハヨウゴザイマス」
「早苗おねーさん!」

首をぐるりと後ろに捻って、そのまま杏の拘束を振りほどいて仁奈は早苗さんの胸に飛び込んだ。

そのまま仁奈は早苗さんにつれられて、4人で事務所の奥に引っ込んでしまった。
早苗さんの勝ち誇ったような、獲物を見る獣の目のような、出来損ないの嫁を見下す鬼姑のような、何とも表現できない表情が忘れられない。

いや絶対そんな表情はしてなかったと思うし、声もドス効かせてなかったとは思うんだけど、その時の杏にはそう感じたのだ。

2人の後ろ姿はまるで親子のように見えた。なんて言ったらシメられそうだな。

……なーんて、あんな親子顔しときながら絶対裏ではやることやってんだ。間違いない。
絶対やってる。絶対。授乳プレイかな。早苗さんいっぱい出そうだもんな。出ないって?出るよ、でかいもん。
いいなぁいいなぁ。杏はちっちゃいからな。くそ、うらやまくやしい。くそっ。くそっ!
いや、早苗さんと仁奈だけじゃないな!唯と友紀もだな!4Pだろ!
いや夕美も入れて5Pだな!?そうなんだろ!!きみといっぱつ☆ なかにいっぱい☆ 弾けるパワーでファック!
もっとずっとグッと近づいて神様じゃなくて観音様もといコーマン様に捧げるんだろ!そうなんだろ!完全燃焼なんだろ!
際立つエロさが可能性でいっぱいなんだろ!そうなんだろ!
くぅー!ちくせう!ちくせう!性の悦びを知りやがって!
仁奈のおいしいほっとなふわとろを独り占めしやがって!
いやふわとろほっとは藍子ちゃんか!ちがうあれはゆるふわだ!
どっちでもいい!むしろどっちもよこせ!こずえもくれ!!
全員よこせ!!杏にもさせろよ!!!むぅぅぅ!!!!!

いやしかし本当にお似合いの5人だと思う。
いいなあ、いいなあ。あぁ、悔しい。羨ましい。
パッションになりたい。パッしょんしたい。何言ってだ。

……仁奈を喰うんじゃなくて夕美に喰われるのもアリかもしれない。
何もない部屋で全裸で繋がれた杏が夕美に水だけしか与えてもらえない生活。……ふぅぅぅっ♡
早苗さんに食べられるのでもいいなぁ。激しそう。吸いたい。窒息したい。
逮捕されて勾留されたい。取り調べされたい。
「ここは誰も見てないのよ?」って言われながら自白を強要されたい。
目隠しされていじめられたい。暴力で自白の強要をさせられたい。
そして裁判にかけられてその自白を証拠にされて有罪になりたい。
法廷で「いやだ!杏は無罪なんだ!」ってもがく杏を早苗さんが取り押さえて、
どさくさに紛れて胸に顔を埋めるんだ。それで窒息して死のう。誰もが羨む安楽死だ。
そこまでいったら警察だけで収まらないじゃないか。


やめよう何を考えてるんだ杏は。


早苗さん!杏です!!ニート罪とロリコン罪とスケベ罪で前科三犯です!逮捕してくださーい!!ふぅぅうんんんん♡♡♡

仁奈を早苗さんに取られた杏は死んだ魚のような目をして事務所をさまよった。
途中内匠さんとすれ違った時に「どこか1人になれる場所で休憩したほうがいい」とだけ言われた。
気の毒そうな、汚いものを見るような、同情するような。そんな目をしていた。



あっ。



……あぁー匂いか。そうか、そうなんだな。
杏は垂れ流しなわけか。そうだった。排水溝だった。
ヌメリとりが全く通用しないぬるっぬるのだらっだらだった。

男の人に嗅がれたのか。で、同情されたと。は?なにそれ無理なんだけど。死にたい。
てかあの4人にも嗅がれたんじゃ?は?無理なんだけど?

いつもの物置部屋に来た。
ありすと最初に寝た部屋。寝たっていうか、本当に文字通り寝ただけなんだけども。
いつもの場所に陣取ってクッション敷いて横になった。



寝る。ふて寝だふて寝。

無理。

ムラムラを解消しそこなったのに寝れるわけがない。
むしろ事務所に来たと思ったら開幕一発、になとぅーゆーでいたずらに煽られて悶々が倍になった。
になつゆ。飲みたい。
いや二乗になった。仁奈りたい。になになしたい。よし、ニナニーでもするか。

「早苗さん」に「取られた」というワードがそこに加わってもうどうにもならなくなっていた。

雨上がりの校庭のぬかるみも負けるほど出来上がってしまった杏のソレは下着を脱ぐとむあぁっと匂いが広がって、物置の外に漏れてやいまいかと気になるほどだった。今更かもしれないけど、杏だって恥ずかしいものは恥ずかしい。
いやでももう我慢ができない。脱いだら致す以外にない。

致すか。男の人だとシコるっていうらしいけど女のソレってそーいや聞いたことないな。グチョる?ホジる?まあいいや致すか。

何で致そう。早苗さんと仁奈で致すか。ニナニーとサナニーだ。うん。
目を閉じて2人の裸体を想像する。2人が絡み合ってる場面がすぐに想像できた。
うわぁやべぇ、犯罪だこれ。乳が。乳が。すじが。すじが。

仁奈ってもう毛生えてるのかな。生えてたら嫌だけど、いいなぁ。嫌だけどいいなぁ。
杏なんか最近だから、仁奈の方が濃かったら劣等感感じるなぁ。
そこをなじられるのもいいかもしれない。仁奈にいじめられたい。
毛でいじめられるって意味わからんな。でもなんとなく興奮できそうだ。

『杏おねーさんの方がこどもですね!』

って。あっ、いけそう。

『9歳に毛の量で負けるなんてはずかしくねーんですか?』

とか。


…………んんッッ♡

いやだめだ脱線した。今は仁奈と早苗さん!

そしたら妄想の中で何故か早苗さんが仁奈をおしりぺんぺんし出した。何やってるの早苗さん!
『あなたは黙ってそこで見てるのね』杏の妄想の中の早苗さんが杏にそう言う。
早苗さんはすごく悪い顔で仁奈の丸くて小ぶりなお尻を叩いてる。
仁奈、すごく痛そう。やめてって言ってるじゃないか!
『これはお仕置きだから』と早苗さん。なんのお仕置きだよ!
『あなたには関係ないでしょ!』
『ごめんなさぁい!さなえおねーさん、ごめんなさぁい!』
か、かわいそうだよ……仁奈、泣いてるじゃんか……




あっ、いい……♡

かわいそうだよ、なんて言っておきながら心の中では「もっとやれ」って思っている杏。
杏の妄想だから、2人は杏の心の声に従ってどんどんどんどんエスカレートする。

仁奈にお仕置きしてる早苗さん。
それを何も手出しできずに傍観し続けるというシチュエーションになった。
杏は妄想の中でさえ手出しができない。

でも今はこれが何故か一番興奮する。
暴力を振るう人とそれを受け止める人。それを傍観する人。
干渉したいのに干渉できない。それが杏をさらにたまらなくさせた。

2人だけで勝手に盛り上がってる人。それを指くわえて眺めることしかできない人。
仁奈のお尻が真っ赤っかで、涙目で、本当に痛々しい。

かわいそう。

でももっとかわいそうにしたい。でも杏は手出しできない。
真っ赤な涙目で、これまた真っ赤なお尻をして、杏の方を見ている。

杏も仁奈を叩きたい。抱きしめたいけど叩きたい。

早苗さんが手を振りあげるたびに仁奈が怖がってる。あぁ、仁奈……その顔がたまらない。
ピシャリ、仁奈が押し殺した声で鳴く。

『ひぅっ!』

あぁ、可愛い。頭がびりびりして背中がゾクゾクした。
悪そうな顔の早苗さん。本当に悪そうで、仁奈を叩くことに全力を注いでいる感じだ。

これまたたまらない。そんな早苗さんに杏も叩かれたい。殴られるのもいい。
どう頑張っても力でも何もかもかなわない相手に一方的にいたぶられていじめられたい。
その気になれば早苗さんはいつだって杏の方を向いてボコボコにできるだろうけど、
あえてそうしない。理由もないし。でもボコボコにされたい。でも、無視!

無視されてるんだ。無視されてる。無視。

無視、無視、無視……ああ、たまらない。杏もぶたれたい。でも無視されてる。
杏の方を向いて!無視しないで!でも2人は杏のことなんか眼中にないんだ!!

そう叫ぶ杏を完全に無視して2人は盛り上がっていく。

無視され放置される。そうやって蔑ろにされる自分を妄想して、自身を慰める手が加速する。
杏も混ぜろ!でも相手にされない!!
その疎外感と、快感がそばにあるのに触れられない悔しさと悲しさ、
それらによって錬成された粘ついた嫉妬が文字通り独りよがりの絶好の快感に変わる。
ラストスパートだ。

ところが。


「杏さん何してるんですか……!?」

「ふぁ!?……っあッ♡♡あぁぁぁぁ──ッッ♡♡」

ぶしゃぁあ!!

開け放たれた物置の出入り口に見知った人影。
ありすだった。あかん、鍵を閉め忘れた。
なんてこった。なんてこった。
急に現実に引き戻された杏は、それでもラストスパートの勢いを殺すことができず、
そのままみっともなく絶頂にトんで仰向けに反って痙攣。
腰がガクガクと震えて足がピーンと伸びて、顔が締まらない。

潮も派手に撒き散らかしてしまった。
見られた相手がありすじゃなかったらこのまま舌噛み千切って死ぬところだった。

「……失礼しました」

そう言って扉を閉めるありす。
足音が遠ざかっていく。

いや、失礼しましたじゃないだろと。
うわー死にたい。つらい。


あっ、でも、チョー気持ちいい……なんも言えない……♡


そのままイった余韻に浸って、何も考えられずにいた。
絶頂のほとぼりが冷める頃にはもう日が傾いてて、部屋は暗くなりつつあった。
ティッシュで杏の散らかした、もう冷え切った残骸を拭いて、
ちょっとついちゃったスカートも拭いて帰った。……んー、匂いが酷いなこりゃ。

完全に死んだ目をした杏はとにかく帰路に発った。
完全に匂いがアレだったけど、絶頂の未だ続く興奮が些細なことだと脳から消し去って行ってしまった。
それでいながら、見られただとか、つらいだとか、死にたいだとか、次第にそればかりが渦巻くようになった。
行きの時の急いていた気持ちはとうに消え失せて、行きの時の3倍ほどの時間をかけて自宅に帰り着いた。
誰ともすれ違わなかったのは奇跡でありながら幸運だった。

自宅のエントランスに入ろうとして、2度目の見知った姿に思わず顔がひきつるのを自分でも感じた。

ありすだった。

「……」
「……どうしたのさ」
「なんとなく、です」
「寮長さん怒るよ。帰んなよ」
「連絡済みです。着替えも持ってきました」
「……スケベ女め」
「まだ何も言ってませんが。というか、人のこと言えるんですか。倉庫であんなことを……」
「顔を赤くしながら言ってんじゃないよ。またムラムラするじゃんか」
「すみません、正直、欲望が勝ちます」
「……あの話は許したわけじゃないからね」
「それでも私を部屋に入れてくれるんですよね」
「追い返すわけにはいかないっしょや」
「またまた」
「……」

『追い返せるわけないでしょ?』って言われるのまでが想定済みだったんだろうなぁ。
……ありすにはこういう、『結局は自分の思った通りにことが進む』って思って、
タカをくくって物事を軽く見るところがある。
念には念を入れるけど、自分にできることと見積もれば気を抜く。
小学生ながらに計算高い、杏が言うのもあれだけど、ちょっとイヤなところを持ってる子だ。


でも杏はそれに引きずられないよ。
大人気なくても抵抗してやる。それには多少の力技も含まれるけど。


「……はい、やめやめ。また喧嘩になっちゃう。入った入った」

1週間前のの感情と言葉を無理やりに打ち切って、杏はありすを部屋に招き入れた。

「お邪魔しま……ッッ!?」

……アレで冷めきるわけがないだろアホめ。まだまだ不完全燃焼だってーの。
不意打ちのキスは想定外だったろう。ふふ。そのままありすの口内をねろねろと舐る。

あ、買い食いしたのかな?駅前のあの店のイチゴパフェの味がちょっとした。
やっぱ杏を待ってたってことなんだよね。それはなんだかんだで嬉しかった。

ん、でもね、こっちは別なんだよ。

仲良くしようよとばかりに絡んでくるありすの舌をぴしゃっと無視して、杏はそれはもう食べるばかりの勢いでありすの口の中を蹂躙した。
したら、主導権を取られるのが嫌なのか無理やりのキスが嫌なのか知ったことじゃないけど、腕から生意気にも抵抗を感じた。
そのまま抱きとめるようにして流して、やはり無視した。
逃さないように玄関の壁にありすを押さえつけて、杏はありすをいたぶった。
鼻に彼女の頬が当たる。ほんのり弱い産毛は、六年生とはいえやはり小学生なんだなと思わせた。

あっ、ここ、杏の好きな匂い。

結局今まででありすはどこが弱いのか知らないままだったけど、今日こそは攻略してやると躍起になっていた。じゃないと杏の気が治らなかった。
舌を横へ上へ下へと縦横無尽に探し回させて、歯茎のあたりで

「ん……♡」

ここと見つけた。ありすの口から力が抜けて、舌の抵抗がとまってありすの体全体がビクッと震える。
そこか。でも他にもあるだろう。前歯の裏側。舌の裏側。人類共通の性感帯。
噛まれないように、歯が当たらないように気をつけて、歯茎とそこを舌全体で包むように撫でた。

「んんぁッ……♡♡」

ありすはちょっと苦しそうに悶えた。ほれ来た。
伊達に飴は舐めてない。ありすくらいの口腔で二カ所同時責めなんて、なんのことはなかった。
疎かになった腕の抵抗の隙をついて、そのまま下から頭を撫でるように支えてやる。
もう抵抗はされまい。
強弱をつけて、時には片方だけ、時にはただ舌を絡ませるだけ。
そうやって緩急つけてやると、ありすはもうされるがままになった。

「……ぷはっ」
「はぁ、はぁっ……」

思えばありすとの最初のソレは、キスからだったね。

口を離すと、少し泡立ちもした唾液の橋がかかった。

紅潮したありすの頬が愛おしい。

目と目が合う。

杏はそのまま2度目の不意打ちを決め込んだ。今度は一方的に、一瞬で決めに行った。
強めに、速めに。

「んッッ……!」

噛まれないように舌を逃してそのまま唇だけで繋がった。

ありすの腰がびくり、びくりと震える。

どうだ、杏のテクニックは。

とりあえず、ありすの口の中は攻略できた。さて、続きはどうしてくれよう。

刹那。
玄関マットが斜め後ろに滑った。
世界が上転し、頭をしこたまぶつけたと思ったが、そうはならず、視界に涙を浮かべ、睨むようなありすの顔面がいっぱいに映った。
スカート。今日の、杏の、服装を思い出した。

全てが遅かった。

ありすは杏の股間に手を突っ込むと、そのまま下着の上から愛撫を始めた。
顔はずっとムスッとしたままだ。

「あっ……♡」

今度は杏が鳴かされる番だった。うっ、いつもより激しい。ムキになったな?
陰核を中心に激しくなる刺激は、ただでさえ不完全燃焼だった杏のナカをすぐに熱くした。
ちくしょう、どうしたらそんなに気持ちよくでき……んんッ♡

あっ、だめ、イっちゃう、イっちゃう、やだ、だめ、あ、あ、あ、あぁ、あぁぁああ───♡♡♡♡♡

イってもなお止まらない指の動きと、いつのまにか露わにされた杏の胸にありすの手が沿わされる。
うそ。ねぇ、まだイっ───ッッッッッッ♡♡♡♡♡

あぅ、ん……ひ……は……はひっ……ひぅ…………う……♡

事務所でイったときの何倍もの快感が杏を縦に突き抜けた。足と腰が全くいうことを聞かなくなった。
ありすは杏が痙攣しているのを、上気しているものの、無表情で眺めていた。

イき狂いに狂った杏はそのまま、考えることも許されない圧倒的な快感の波に飲まれていた。

~~~~~~~~~
制服は……こりゃもうクリーニングに出さないとだめだ。エマールとかそんなんじゃもう無理でしょこれ。
杏はジャージに着替えて、そのままリビングにいるありすの横に座った。

「よくもやってくれたね」
「こっちのセリフですよ」
「キスイきさせられたからってムキになっちゃって」
「そっちこそ、どうせ『こっちの方が一枚上手なんだぞ』と言わんばかりだったじゃありませんか」
「……ま、ありすには敵わないや」
「……はい?」

惚れた弱みってやつかね。ムキになってたのは杏の方だったかも知れない。

「あの件」
「……はい」
「事情はわかったし、不問にするよ」
「……なんか、すみませんでした」
「いいよ。杏だって浮気者だったんだもん」
「あっ、あのこと、まだ気にしてたんですか……」
「そりゃね。でもやっぱり好きな娘はみんな好きだ。嘘つけないよ」
「……」
「そういうことでしょ?」

誰かを好きになったら、その子だけしか愛しちゃいけないなんて、よく考えたら寂しい話だ。
でも、自分が好きな子が、他の子に目移りしちゃうと、それも寂しい。
結局、いろんなこと含めて、杏の独りよがりだったんだ。

「ありすの気持ちが少しだけわかった」
「私も、杏さんの気持ちを考えずに傷つけることを言ってしまったかも知れません」
「仲直り、かな」
「……はい」

「ありすはさぁ」
「はい?」
「杏のこと、好き?」
「当然です」
「そっかぁ」
「杏さんこそ、私のこと……」
「そりゃ大好きに決まってるでしょ」

ちゅっ。と、頬にキス。

「……杏も、夜の相手増やしたいなぁ
……なんて、思っちゃったりしたな。今回の件で」
「それって、自身の性の捌け口を探す宣言ですよね」
「ありすは直截だなぁ。まぁ、杏はオナニーがへたっぴだからね。当分はありすに甘えるけど」
「そうですか」
「ニヤニヤしてんじゃないよ全くもう」

~~~~
そっか。そうだよね。
じゃあもう、杏も他の誰かに手出していいんじゃない?ってなって。

そこからはいい意味でヤケになってたのかもしれない。
手当たり次第食い散らかしてやろう、みたいに思っていたかも。
今考えれば失礼な話だ。
そこからは怒涛の勢いで食い荒らして行った。
気になってた人にアプローチして、その日のうちに連れ込んで、時には連れ込まれて、セックスした。

事務所にはセックスしに行ってるのか仕事しに行ってるのかわからなくなることもあった。
誰が誰としてるかなんてわからないけど、ありすに手を出したのがこれだけいるなら、その誰かも他の誰かとやってるんだろうなと想像するのは自然に思われた。
1セックスを見たら100セックスあると思えというのはよく言ったものだ。

アイドルを点とし、セックスを線とするグラフを考えると、おおよそほとんどの点は別の点と線でつながっているイメージ。
どのアイドルからも5ステップ以内で別のアイドルに必ずたどり着ける。

セックスという網目に覆い尽くされた事務所。終わってるな。いや始まってるのか。
だからかすんなりと受け入れてもらえた。こっちとしては複雑だったけど、もうなるようになれ状態だったので関係なかった。
とは言え、こちとらセックスなんて慣れてるわけじゃないから、そのほとんどがリードされるがままだった。

「付き合ってる女がめっちゃセックスしてたのが悔しかった。
だけど自分もその輪に入りたいので自分もセックスしまくりたいです。
でも経験はないです。リードしてください」

みたいな言い分が通るのはこの事務所でだけだと思う。
イかれた常識がまかり通ってるこの事務所だけど、この時ばかりはこの非常識に甘えた。
この時に相手してもらった数人にはちょっと八つ当たりみたいなセックスになってしまって申し訳ないと思っている。

ちなみにこのときのセックスの話はさすがに喋りきれないから割愛するね。

~~~~~~~
「んっ、ちゅ、ちゅぷ」
「れろ……あむ、んく」

今日も今日とて事務所で盛っておりました。

エナドリとかスタドリのがぶ飲みをした。これでもかってくらい一気に飲んだ。
だんだん楽しくなってきて、喧嘩してたこともすっかり忘れて。
キスして、口の中のドリンクを移したり移されたり。

その日の夕方。

「えっと……」

会話の流れの途中で、ありすとヤった人の個人名が出そうになったので止めたんだった。
まぁ、ほとんど知っちゃってるけど、そういうのは自分で知りたいじゃん?

「ああっ、そういうのナシ、ナシで!ネタバレ禁止!」
「ネタバレって」
「事前に誰が誰と関係持ってるとか、誰それがこういうフェチ持ってるとか、
そういうのは杏が自分で直接知りたいんだ。だから、もうナシで。ね?」
「はぁ……」

「……そうだ、今度誰かを呼んでありすとセックスさせるか」
「何考えてるんですか!?」
「なんだろ、嫁と嫁を交尾させたい的な。そしてそれをずっと眺めてたい」
「変態ですか……」
「ありすが言ってもなぁー」
「わ、私はきちんと綺麗なセックスを心がけてますから」
「白目向いて痙攣するのが綺麗なセックスなのかーそうなのかー」
「や、やめてください! あれは杏さんが無理やり……」
「でもイヤじゃないんじゃん?」
「……あぁ、もう……」
「ふふっ、ありすの痙攣って可愛いんだよねー」
「や、やめてください……あれすごく恥ずかしいんですから……」

なんだかんだ、夜が更けるまでそうやってイチャイチャしていた。
セックスって、いいね。




濡れ場初めて書いた。拙い面もあったろうとは思いますが書きたいのが書けて自分は大満足です。
もっと濃厚なレズセッの描写をしたいんですが、インプット不足ですね。プレイもなかなか思いつかない。
もしよかったらみなさんは何を参考になさっているのか教えていただきたいです。
「こんなプレイどう?」なんて提案でもいいです。

ここの事務所の設定は冒頭でも記した通りポリアモリーの思想が罷り通っています。
かつて書いた猥談や雑談、剃毛、北欧、ありふみゲームなどにもこの概念は通底しており、
カップリングがどうの、浮気がどうの、リバがどうの、前提がどうのなどなど面倒なことを考えなくていいので非常に便利です。
ポリアモリーのことを知らない設定でアイドルが戸惑ったり、嫉妬したり、悲しんだり、葛藤したりも(多分)描けるのでやはり便利。

可愛い女の子しかいないんだもん、そりゃ目移りするしいろんな子を同時に好きになったりセックスしちゃったりは普通だよね。って私は思う。
一夫一妻制は社会側からの要請であって、それから外れる女同士男同士の恋愛はそんなもんに縛られる必要はないと思う。
もちろん一対一の組み合わせが好きな人がいるのはわかるしそれを否定する気もないけど。でも私はこの多対多の恋愛関係概念が好きなんだ。うん。


ってことで、ここまで読んでいただいてありがとうございました。次回も読んでいただけたら嬉しいです。
そろそろU12が美嘉ねえをガチで襲う話を書かないと。

以下過去作
安部菜々「北欧に来たので北極を見に行きますよ」佐藤心「ちょ、遠い☆」
安部菜々「北欧に来たので北極を見に行きますよ」佐藤心「ちょ、遠い☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480691243/)

菜々「わ」早苗「い」瑞樹「だ」楓「ん」心「☆」
菜々「わ」早苗「い」瑞樹「だ」楓「ん」心「☆」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1476546973/)

凛「わ」ありす「い」奈緒「だ」加蓮「ん」
凛「わ」ありす「い」奈緒「だ」加蓮「ん」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1481601540/)

双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」
双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494042689/)

ありす「……私の陰毛で筆を作りたい?」奈緒「ああ!頼むよ!」
ありす「……私の陰毛で筆を作りたい?」奈緒「ああ!頼むよ!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1482035600/)

男「誘拐から始まるモバP生活」
男「誘拐から始まるモバP生活」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478699115/)


以下連載中
森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495211694/)

URLしくじった再掲

以下過去作
安部菜々「北欧に来たので北極を見に行きますよ」佐藤心「ちょ、遠い☆」
安部菜々「北欧に来たので北極を見に行きますよ」佐藤心「ちょ、遠い☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480691243/)

菜々「わ」早苗「い」瑞樹「だ」楓「ん」心「☆」
菜々「わ」早苗「い」瑞樹「だ」楓「ん」心「☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1476546973/)

凛「わ」ありす「い」奈緒「だ」加蓮「ん」
凛「わ」ありす「い」奈緒「だ」加蓮「ん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1481601540/)

双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」
双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494042689/)

ありす「……私の陰毛で筆を作りたい?」奈緒「ああ!頼むよ!」
ありす「……私の陰毛で筆を作りたい?」奈緒「ああ!頼むよ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1482035600/)

男「誘拐から始まるモバP生活」
男「誘拐から始まるモバP生活」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1478699115/)


以下連載中
森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」
森久保乃々「ええっ。もりくぼ以外、もりくぼじゃないんですけど」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495211694/)

依頼完了

ポリアモリーから同性愛を連想しない方もいらっしゃるということを失念していました。
申し訳ありません。
以降、レズ注意とポリアモリー注意は併記させていただきます。

めっそうもない。こんな真面目に読んでいただいて背筋がピシッとする心持ちです。
一顧だにせず1ヶ月も無返信で大変に申し訳ない……土下寝五体投地三顧の礼の勢いです。

私が今作を通して特に重視したのは「自分が一番興奮するシチュエーション」と「それに耽っている女の子を俯瞰すること」でしたね
エロSSを読むのが好きなのはひとえに「エッチな目に遭っている女の子」と「エッチなことが好きな女の子」を見るのが好きだからと言う点が強く
それがこのSSに色濃く現れたのだと思います。

ともかくプレイの参考に「自分が感じているそのキャラの性的な魅力」を強く意識していきたいと思いました。
また第三の視点であるところの、イベントの前後で人間たちの関係性が変化する、という視点は
エロ非エロ問わず今までに無かったものでしたので、何か別の非エロスレで実験してみてから導入したいと思いました。

何から何までありがとうございます。繰り返しになりますが、本当にありがとうございます。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom