生徒達１「あの人いつも、休み時間になると寝てるよね」ヒソヒソ

生徒達２「毎時間毎時間よく眠れるよね　寝てないのかな」

生徒達３「案外寝てるふりだったりして」

生徒達４「まぁ、起きるタイミング良すぎるもんね　この前もチャイムなったと同時に起きてたし」

生徒達１「あれでガチ寝だったらすごいもんだよねー」

生徒達３「ねぇ、もし入れてって言われたらどうする？」

生徒達２「えー…入れたくない」

生徒達４「根暗そうだし嫌だなぁ。それに気まずくない？あの人入れたら」


ぼっち「…」

生徒達１「かわいそうだよ。入れてあげようよ」

生徒達２「えーやだー」

生徒達３「私も嫌だけど…余り出ると勝手に決められちゃうみたいだしさー」

生徒達２「それもいやだよねぇ」

生徒達３「それにほら？この前体育あったじゃん？好きなもの同士ペアで組むやつ」

生徒達４「あー」

生徒達３「それで見事にあの人あまって先生から説教喰らったじゃん　クラス全員で」

生徒達２「それ！うざかったよね！体育教師　あたしたちが悪いわけじゃないのに！」

生徒達１「人数が奇数ならあまる人出て当然だよね　なによりあの人かわいそうだったね」

生徒達２「でも、別に2人じゃなくて3人で組んでもよかったわけじゃん？」

生徒達３「うん。でもあの人と組もうとする2人組がいなかったからあたしたちは説教喰らったわけで」

生徒達２「はぁーああいう人がいると私たちにまで迷惑がかかるから嫌だわ」

生徒達４「だよねー」

生徒達２「いっそのこと学校こないでほしー」

生徒達４「それなー」

生徒達１「それはさすがにいいすぎじゃ…」

生徒達２「なによ！１はそうおもわないわけ？」

生徒達１「お、怒る気持ちも分からなくはないけどね？」

生徒達３「まぁまぁ落ち着いて」

生徒達４「おちつけー」

生徒達２「あーめんどくさっ！」

生徒達２「だいたいなんであんな奴気にするの？どうでもいいじゃん」

生徒達２「めんどくさいし、あいつがあまって勝手に班決められたってもういいじゃん！」

生徒達４「だねーほっとこー」

生徒達３「じゃあさ、あの人が私たちの班に入りたいって言って来たらいれてあげようよ」

生徒達２「…わかった、言って来たらね？」

生徒達１（怖いなー２ちゃん）

生徒達４「そーしよ、そーしよ」

１→生徒達1
２ちゃん→生徒達2

ぼっち（班決めどうしようかなぁ）

ぼっち（どこにも入れそうにないなぁ。どこも自分の悪口ばっかり言ってるし）

ぼっち（仮病使って休みてぇ）

ぼっち（つか、しにたいわ…）

ぼっち（大体なんだよ。あそこまで言うことないじゃねーかよ。さすがに聞いてて胸が痛くなったわ）

ぼっち（でも、入れてって自分が言えば入れてくれるって言ってたな）

ぼっち（でもなぁ、あの班には絶対入りたくねぇー…）