士「ワールドトリガーの世界か…大体分かった」 (48)


仮面ライダーディケイド×ワールドトリガーです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495098285


士「次の世界はっと…」ガラガラ

夏海「今度の背景は…なんですかこれ?光るキューブ?」

ユウスケ「士の格好は…特に変わってなくね?」

士「いや、ポケットに何か入ってる…」ゴソゴソ

士「これは…」つトリガー

ユウスケ「何だそれ?握れそうだけど」

士「一応持っておく。こいつが、俺がこの世界で何をすべきかを教えてくれるかもしれないからな」

夏海「取りあえず外に出ましょう」







士「特に変わった物は無…あった」

ユウスケ「何だあのでけぇ建物!?」

夏海「あ、すいません、あの建物は何ですか?」

「え、ボーダーを知らないのかい?さては三門市は初めてだね」

「「「ボーダー?」」」

「ボーダーってのは…」

ウー ウー ウー

夏海「何ですか!?このサイレンは!!」

「おっと警報だ。ここ警戒区域の近くだから一応逃げときな」タッタッタ

士「ボーダー…警戒区域…大体分かった。行ってみるか」

ユウスケ「何も分かってないよね!?でも何も分からないままだし…行ってみるか」タッタッタ

夏海「あ!待って下さい!」タッタッタ


警戒区域前

士「有刺鉄線…」

ユウスケ「何だよぉーこれじゃあ入れねぇじゃねぇか」

夏海「何だか危なさそうだし帰りましょう?情ほ…」

ドガァアン!!!

ユウスケ「何だ!?この爆音!」

士「中からだ!!」シュタッ!

ユウスケ「!?、飛び越えやがった!」

士「お前らは写真館に戻っておけ!」タッタッタ




バンダー「…」ビィイイ!!

士「成る程、こいつの仕業か…!」ガチャ!

士「変身!」

『KAMEN RIDE DECADE!』

ディケイド「無駄にデカい図体しやがって…!」

バンダー「…!」ビィイイ!!

ディケイド「よっと」ヒョイ

『ATTACK RIDE BLAST!』

ディケイド「はぁ!!」ビュンビュン!!

バンダー「…!?」キィン!

ディケイド「弱点は…目か!」ビュン!!

バンダー「」ドガァアアン!!!

ディケイド「弱点を突けばさほど強くはないな」

「待て」

ディケイド「?」


三輪「貴様…近界民(ネイバー)だな…!」

米屋「これまた派手な姿だなぁー」

ディケイド「何だお前ら?」

三輪「近界民は排除する!!」ドンッ!

ディケイド「ぬおっ!?」ヒョイ

米屋「おらよっ!」スパッ!

ディケイド「ちっ!」キィイン!

米屋「剣にもなんのかよ!?」

ディケイド「何のことだが知らんが、俺は近界民?じゃない!」

三輪「そんな言葉が信じられると思うのか…?」ビュン!!

ディケイド「聞くつもりはないか…なら!」

『KAMEN RIDE DENーO!』

『ATTACK RIDE KOTAE WA KIITE NAI!』

ディケイド電王(ガンフォーム)「手始めに…答えは聞いてない!」

米屋「…質問してないぜ?」

三輪「…どういう意味だ!」

ディケイド電王「あっ…俺に聞くな!!」

三輪「このっ…ふざけるなぁ!!」



ディケイド電王「はぁあ!!」ドンドン!!

三輪「ちぃ…!」シールド

米屋「姿が変わったと思ったら今度は銃か!」シュタッ!

ディケイド電王「今度は…」スッ…

『ATTACK RIDE ORE SANJOU!』

ディケイド電王(ソードフォーム)「俺…参上!」パシッ!

米屋「今度は赤くなったぁ!?」

ディケイド電王「ふん!!」ガキンッ!!

米屋「次は剣かよ!」キンッ!!

三輪「俺がいることを忘れるなよ…!」ドドドドドド!!

ディケイド電王「っち…!」(片方だけに集中するともう片方が攻撃してくる!)

ディケイド電王「だったら…!」

『ATTACK RIDE ILLUSION!』

ディケイド電王(ソードフォーム)「…」

ディケイド電王(ガンフォーム)「…」

三輪「分身だと…!?」

米屋「何でもありかよ…その『トリガー』」

ディケイド電王S「トリガー?何だそれは」

三輪「惚けるのもいい加減にするんだな…!」

ディケイド電王G「それについては後でたっぷり聞かせて貰う!」ドンッ!

三輪「やれるもんならな!」

ディケイド電王S「お前の相手は俺だ」

米屋「どうせならもっと増やしても良いんだぜ?その方が燃える!」



イリュージョンの後にそれぞれでカメンライドってできましたっけ?






ディケイド電王G「ふん…!」ドドドン!!!

三輪「…!」ドドドン!!!


米屋「おらぁ!!」ザザッ!!

ディケイド電王S「刃先が曲がるのか…!」


三輪(このままでは埒が明かない…!)

三輪『奈良坂!古寺!』

奈良坂『任せろ』


ビシビシィッ!!!



ディケイド電王S「狙撃…!?」

ディケイド電王G「まだ仲間がいたのか…!」



古寺「当たったのに傷ついてない…!」

奈良坂「硬いな、俺達は二人の援護をするぞ」

古寺「はいっ!」



ディケイド電王S「ならもう一人追加だ!」

『ATTACK RIDE ILLUSION!』

三輪「また増えた…!」

『KAMEN RIDE KUUGA!』

米屋「また別の姿になったぞおい!」

『FOAM RIDE KUUGA PEGASASU!』


奈良坂「緑色になった…?」


ディケイドクウガ「…」シーン

ディケイドクウガ「そこか!!」バシュッ!!


古寺「え…」ピシィ!!

奈良坂「古寺!!」

『戦闘体活動限界 緊急脱出(ベイルアウト)』

ドンッ!!

奈良坂(狙撃…!?何でもありか…!)

三輪『奈良坂!移動しろ!他の場所でまた撃て!』

奈良坂『わかっ…』ピシィッ!!

奈良坂「なっ…!?」

『戦闘体活動限界 緊急脱出』

奈良坂「探知されてないのに…!?」



ドンッ!!




三輪「なっ…!?」

米屋「おいおい!狙撃も完璧かよ!」

三輪(探知反応は出てない…どうしてこうも簡単に当てられる!?)

ディケイドクウガ「…」キエル

ディケイド電王S「どうする?仲間が二人やられたぞ?」

ディケイド電王G「降参した方が身の為だ」

三輪「くそがっ…!」

月見『三輪君、もうすぐ嵐山隊が来るわ、それまで耐えて』

三輪「…分かっています!」

ディケイド電王S「どうやらまだやり合うらしいな」

米屋「こっちはまだまだ遊び足りねぇぜ!」

三輪『陽介、時間を稼ぐぞ』

米屋『分かってるって、どうせ二人じゃ勝てねぇよ』

ディケイド電王S「仕方ない…なら早いとこ倒れてもらおう!」


「ストップ、双方落ち着け」


三輪「なっ!?」

米屋「あんたは…」

ディケイド電王G「ん?」


「「迅(さん)!?」」


迅「実力はエリートただいま参上〜!」



三輪「どけ迅!邪魔をするな!」

迅「どうどう、まずは話を聞けって」

迅「兎に角、変身解いてくんない?何もしないから」

ディケイド→士「なんだお前」

迅「俺は迅悠一、実力派エリートだ」

迅「あんたを『玉狛支部』に案内するために来た」

三輪「!?、何を考えている!?そいつは近界民だぞ!!」

迅「いや、こいつは近界民じゃない」

米屋「嘘っ!?」

士「そう言ってるだろ!」

三輪「だとしても、部外者を支部に入れるな!!」

迅「あんた、これ持ってる?」つトリガー

士「?、ああ、持ってるぞ」つトリガー

三輪「なっ!?」

迅「ふむふむ、こりゃ確かにボーダーのトリガー、ならこの人はボーダーの人間だ」

米屋「なら迅さん、そいつは何もんだよ一体」



迅「こいつは…世界の破壊者さ」



士「…!」

迅「まぁ、とりあえず俺についてきてくれ、悪いようにはしない」

士「ん…大体分かった。良いだろう、俺を案内しろ」

三輪「ま、待て!」

迅「お前らはここに来た連中に説明しといてくれー」タッタッタ

米屋「…行っちまった」

三輪「…くそっ!」




世界の破壊者ディケイド 
数多の世界を渡り、その瞳は何を見る?

【門矢士 ①】



玉狛支部

迅「着いたぜ、ここが俺達の支部だ」

士「…達?」

迅「そう、玉狛第一と玉狛第二という二つのチームがここいにる」

士「第一と第二…大体分かった」

迅「まぁ入って入って」



宇佐美「おかえり〜ってお客さん!?」

迅「ああ、とびっきりのな」

宇佐美「ちょっと待って〜」ドタバタドタバタ


宇佐美「はい、良いところのどら焼きだよ。食べて食べて」

士「頂こう」

陽太郎「…」ソローリ

士「…」モグモグ

宇佐美「陽太郎!あんたはもう食ったでしょ!」

陽太郎「ふっ、おれはあれぐらいでまんぞくするようなおとこじゃ…」

士「あむっ」マルノミ

陽太郎「ああ!?」ガーン

士「それで…『ボーダー』ってのは何なんだ?」モグモグ

迅「ボーダーは、通称『界境防衛機関』。異世界からの侵略者『近界民』から市民を守るヒーローみたいなものだ」

士「成る程、さっきの奴らは俺を近界民と誤解したんだな」ゴックン

陽太郎「おれのどらやきぃ…」グスン




士「それで?何でお前は俺が『世界の破壊者』だって言えた?」

陽太郎「せ、せかいのはかいしゃ!?」

迅「まぁ俺にはちょっと特殊な能力があって…」

迅「それで?お前のことも教えてくれよ」

士「そうだな、俺は…」

宇佐美「迅さーん、本部から連絡」

宇佐美「『ピンクの男を連れてこい、話がしたい』だってさ」

迅「まじか、本部もせっかちだねぇ」

士「もうこれ以上誤解をされるのはごめんだ。俺を本部に案内しろ、そこで説明する」

迅「そのほうが早くていいか」



ボーダー本部 会議室

迅「実力派エリート、ただいま到着しました!」

鬼怒田「遅いぞ迅!!」

忍田「それで、彼は?」

迅「連れてきましたよ」

士「俺を呼んだらしいな」

士「…って、さっきの…」

三輪「…!」ギリッ

忍田「それについては謝ろう。私は忍田真史、ボーダーの本部長だ」

士「門矢士だ、覚えておけ」

忍田「そしてこの人が最高司令官の城戸正宗だ」

城戸「…門矢君、君に聞きたいことがある」

城戸「君は何者だね?」



士「…通りすがりの仮面ライダーだ」



忍田「仮面…ライダー?」

士「俺達は他の世界からやって来た」

迅「他の…世界?」

士「所謂パラレルワールドだ。どうやらここは『仮面ライダー』が存在しない世界のようだな」

鬼怒田「ふん、突拍子も無い話だ!」

士「見ていなかったのか、俺の変身を」

忍田「確かに、あの時の君からはトリオン反応が無かった。つまり近界民やトリガーとは無関係の物だ」

士「そして、俺は世界によって職が違う」つトリガー

根付「ボーダーのトリガー!?何処でそれを!?」

士「どうやらこの世界での俺は『ボーダー』のメンバーらしい」

士「世界によって『やるべきこと』がある。もしかしたらそれに関係しているのかもしれない」

城戸「…やるべきこと?」

???「おのれディケイドォオオオオオオ!!!」

「「「「「「「!!??」」」」」」」

士「鳴滝!」

鳴滝「とうとうこの『ワールドトリガー』の世界にやって来たな!」

鬼怒田「何だお前は!!」

鳴滝「ディケイド、お前が世界に紛れ込んできたせいで『アフトクラトル』と『大ショッカー』が手を組んだのだ!」

士「大ショッカーだと!?」

忍田「アフトクラトル!?」

鳴滝「まもなく大規模侵攻が起きるであろう!ディケイド!お前はボーダーと協力し、『アフトショッカー』を倒さねばならない!」

士「成る程…それが俺の使命か」

鳴滝「奴らを対抗するのだ!それしか方法はない!!」スゥッ

三輪「消えた…!」

士「…『アフトショッカー』!」





ボーダー本部

空閑「正隊員が全員集められたのか…」

修「一体に何が…」

「諸君、よく集まってくれた」

修「忍田本部長!」

忍田「実は、あのアフトクラトルがまた攻めてくるのが分かった」

「アフトクラトルが!?」「なんで…!」

空閑「…もうアフトクラトルとここは離れたはずだぞ…何で?」

忍田「何故軌道的に離れたアフトクラトルが攻めてこれるかというと…後は彼が説明する」

「誰だ…?」「ボーダーの人間か?」

士「門矢士だ。アフトクラトルは悪の組織『大ショッカー』と手を組んだんだ」

「大…ショッカー?」

士「大ショッカーの科学力で奴らは自由に世界を移動できるようになった」

士「それが『アフトショッカー』だ」

修(千佳をまた奪いに来たのか…)

「その男は信用できるか!?」「そうだ!部外者じゃないのか!?」

忍田「…その反応も当然だ。門矢君」

士「ん?」

忍田「うちのボーダー隊と戦ってくれ。それで強さと信用を示すんだ」

士「…成る程、なら一番強い奴と戦おう」

忍田「一番強い隊…なら、太刀川!」

太刀川「りょーかい…!」


仮想空間

出水「相手って一人すか?」

太刀川「おお、それでも三輪隊を圧倒したらしいぞ」

唯我「ふん!一人だけな楽勝ですよ!」

出水「いつも役に立たないくせに生意気言うな」グリグリ

唯我「うわっー!パワハラだ!訴えますよ!」

太刀川「お、向こうが来たぞ」

忍田『慶、油断するなよ』

太刀川「分かってますって」


士「待たせたな…」

太刀川「…生身か?」

出水「生身でどうやって戦うつもりっすか」

士「まぁ見てろ」

士「変身!」

『KAMEN RIDE DECADE!』

士→ディケイド「さぁ、存分にやろうか」

太刀川「ほぉ…随分と派手だな…」

唯我「それでも一人だけなら…!」

士「それはどうかな?」

唯我「え?」

『ATTACK RIDE ILLUSION!」

ディケイド「「「はっ!!」」」


観客席

木虎「分身した…!?」

嵐山「あれが三輪達を倒したという…」



唯我「ふ、増えるなんて聞いてなーい!!」

太刀川「上等!三対三が面白い…!」

ディケイド(ここはボーダーのチーム制に合わせるか)

『KAMENN RIDE BLADE!』

『KAMENN RIDE KIVA!』

『FOAM RIDE KIVA BASHER!』

ディケイドブレイド「…!」ジャキッ

ディケイドキバ「…!」



風間「姿を変えた…?」



太刀川(銃に剣…俺と唯我対策か…)

ディケイド「行くぞ!」


ディケイドブレイド「はぁあ!!」ジャキン!!

太刀川「おらぁ!!」ガキンッ!!


ディケイドキバ「はっ!」バンバンバン!!!

唯我「ひぃい!!」スタコラサッサ


出水「唯我てめー逃げてんじゃねーぞ!!」キィン…ボッボッボ!!!

唯我「だって!!水の銃とか聞いた事ないんですもの!!」サッサッサ

ディケイド「余所見をしてていいのか?」ジャキン

『ATTACK RIDE BLAST!』

ディケイド「ははっ!!」ドドドドドドド!!!

出水「速っ!?」ヒョイ


桜子『こちら解説席の武富桜子と、東隊の東隊長です!』

東『宜しく』ペコリ

桜子「東さん!今回の戦いの見所は?』

東『やはりあのでぃけいど?ですかね?戦況によって姿を変え、相手を翻弄するそうです』

東『話によると、中には狙撃に特化した姿もあるらしいです』

桜子『つまり…その場に応じて攻撃手(アタッカー)、銃手(ガンナー)、狙撃手(スナイパー)になれるということですか!?』

東『おそらくそうでしょう。そしてそれを自由に使いこなせる彼もまた凄い』

東『戦いかとを見るに、多くの戦いを経験してきたんでしょうね』


ディケイド「おらぁ!!」ジャキン!!

出水「剣になった!?槍バカの言う通り何でもありだな!!」ボボボボボッ!!!!

ディケイド「ふん」ヒョイヒョイ

出水(全部避けたか…!どんな動きしてやがる!)

ディケイド「トドメだ!」スッ…

出水(あ、そして何気にヤバい)

太刀川「おら!!」ガキンッ!!

出水「太刀川さん!」

太刀川「待たせたな!そして…」

ディケイドブレイド「…!!」タッタッタ

太刀川「敵増やしちまった、ごめん」

出水「阿呆っーー!!!」


唯我「僕は!?僕のことはいいんですか!?」タッタッタ

ディケイドキバ「…」ドドドドドドドド

唯我「ひぃい!!助けてーーー!!!」タッタッタ



本部廊下

熊谷「玲、本当に隊室で見なくていいの?」

那須「うん、たまには観客席で…」

熊谷「わかった、キツそうだったら言ってね!」

「そこの君達、ちょっといいかな?」

熊谷「?、はい?」クルッ

「観客席がどこだか分かるかい?」

熊谷「あ!それなら今から私達も行くので一緒に…」

那須「…失礼ですけど、貴方みたいな人ボーダーに居ましたっけ?」

熊谷「そう言えば…青年には見えないし…」

「…もうバレたか、もっと慎重に行くべきだった」

熊谷「貴方…何者!?」

「ただのしがない怪盗さ、覚えておきたまえ!」ジャキッ


『KAMEN RIDE DIEND!』


ディエンド(海東)「あいにく君達の相手をしている暇はないんだ」

ディエンド「だから、お詫びにサービスしてあげよう!」ジャキッ!!


『KAMEN RIDE IXA!PSYGA!』


イクサ「その命…神に返しなさい!」

サイガ「Its show time!」

熊谷「増えた…!?」

ディエンド「じゃ、宜しくね」

那須「…忍田本部長!こちら那須です!」



修「あの士って人のトリガー…見たことあるか?」

遊真「いや、あんな派手で全身に纏う奴は見たことがない」フルフル

ガチャッ

忍田『こちら忍田、ただいま侵入者が入ったと報告がきた。その部屋に来ているらしい。対処してくれ!」

ザワザワ…シンニュウシャ?…

修「侵入者だって…!?」

遊真「本部に侵入できるとは…中々やりますな」=3=

「そう警戒しないでくれ、喧嘩を売りに来たんじゃないんだ」

嵐山「…来たぞ!」

ディエンド「急に来て済まないね」

遊真「…誰お前、あのツカサって人に似てるけど…」

ディエンド「士とは知り合いさ、それと空閑遊真」

遊真(俺の名前を知っている…?)

ディエンド「僕は君から貰いたい物があるんだ」

遊真「…何?」

ディエンド「その黒い指輪、僕にくれ」ピシッ

修(空閑の黒(ブラック)トリガーを…!?)

遊真「嫌です」=3= ☆

ディエンド「しょがない…なら実力行使だ!」ジャキッ!


三輪「本部に乗り込んで置いて好きにさせると…」トリガーオン!

風間「思っていたのか?」トリガーオン!

修(A級の隊員達が…!)

ディエンド「仕方ないな…またまた大サービス!」ジャキッ!


『KAMEN RIDE TAROSUZ!』(オリジナル)


モモタロス「俺、参上!」

ウラタロス「お前達、僕に釣られてみる?」

キンタロス「俺の強さにお前らが泣いた!」

リュウタロス「お前達倒すけどいいよね?答えは聞いてない!」

三輪「化け物…!?」

ディエンド「僕は空閑遊真をやるから、君達は外野を頼んだよ」

モモタロス「頼んだよじゃねーよ!また変なことで呼び出しやがって!」

ウラタロス「ま、可愛い子が多いから僕は良いけどね〜♪」

キンタロス「そうかっかするなや桃の字!」

リュウタロス「やーい!モモタロスの怒りんぼ〜!」

モモタロス「喧しい!」

木虎「何だか…コントを見ているようです」

嵐山「…ああ」


遊真「どうやらやる気のようだな」トリガーオン!

修「加勢するぞ!空閑!」トリガーオン!

ディエンド「ま、あっさりとお宝手に入ってもつまらないか」


ディエンド「はぁあ!!」バンバンバン!!!

修「銃…!」レイガストデフセグ

遊真「一気に距離を詰めるか!オサム!」

修「ああ!」


モモタロス「おらぁあ!!」ブンッ!

木虎「…っ!」ビキィン!!

ウラタロス「よっと」ストッ!!

嵐山「くっ…!」ドンッ!!

キンタロス「せいや!!!」ドドドン!!!

佐鳥「ひぃい!!??」ヒョイッ

リュウタロス「へっへ〜!」バンバンバン!!!

時枝「…!」ヒョイヒョイ


モモタロス(このままじゃ埒が明かねーぞ!?)ヒソヒソ

ウラタロス(先輩、実は良いアイディアがあるんだ)ヒソヒソ

キンタロス(なんや亀の字?)ヒソヒソ

ウラタロス(実は…)ゴニョゴニョ

モモタロス(それお前があの女にやりたいだけだろ!)ヒソヒソ

リュウタロス(でも面白そ〜!)ヒソヒソ

ウラタロス「よし!決まりだね!」


木虎「作戦会議かしら…?」

タロスズ→光の玉「はっ!」

風間「光の玉に…?」

モモタロス(光球)「行くぜ行くぜ行くぜ!!」

嵐山隊「「「「…え?」」」」


バシュバシュッ!!!



三輪「だ、大丈夫ですか嵐山さん!」

三輪(光の玉が嵐山隊達に…!)

「ふ〜やれやれ、久しぶりにやったぜ」

三輪「…えっ?」


嵐山(モモタロス憑依)「俺、再び参上!!!」パシィッ!!!

三輪「」


加古「木虎ちゃん!?」

木虎(ウラタロス憑依)「お姉さん…僕に釣られてみる?」


東「さ、佐鳥…どうしたんだ一体!?」

佐鳥(キンタロス憑依)「あ〜泣けるで!」ドンッ!!


時枝(リュウタロス憑依)「いえ〜い♪取り憑いちゃった〜!」ピョンピョン

緑川「」

当真「」


M嵐山「俺達!!愛と!!」

U木虎「夢と♪」

K佐鳥「友情の!」

R時枝「無敵隊〜!!」


「「「「電王隊!!」」」」ドドン!!!


他のA級の皆様「「「「「「」」」」」」


M嵐山「俺達は最後から最後まで、クライマックスだぜぇえ!!!」

「「「「変身!!」」」」


『SWORD FOAM』
『ROD FOAM』
『AXE FOAM』
『GUN FOAM』


風間「…行くぞ」

「「「…は、はい!」」」


ディエンド「ついでにもう一人」ジャキッ


『KAMEN RIDE SIEG』(オリジナル)


ジーク「私を呼んだか?」

ディエンド「君も協力してくれ」

ジーク「…いいだろう」


ジーク「そこの地味な眼鏡!!」

修「地味な眼鏡!?」

ジーク「私がお前を美しくしてやろう!有り難く思うが良い!」

修「えっ」


バシュバシュッ!


遊真「オサム!?」

千佳「修君!?」


修(ジーク憑依)「降臨!満を持して!」バッ!!


空閑「」

千佳「」

レイジ「」

烏丸「」

小南「」


W修「…変身」


『WING FOAM』


電王S「こっからは俺達の番だ!行くぜ行くぜ行くぜぇ!!」タタタタタッ

三輪「嵐山さんを解放しろ!!」ジャキッ

電王G「やなこった〜!!」バンバンバン!!!

三輪「くっ…!」


電王W「ふっ…はっ!」ジャキン!!

空閑「オサムを放せ…!」ドンッ!!

ディエンド「君のその指輪をくれたら彼を解放しようじゃないか」バババン!!!

空閑「…それも無理だ!」ドンッ!!

小南「ちょっと!私達がいること忘れないでよね!」

ディエンド「…仕方ない、君は彼らの相手をしてくれたまえ」

電王W「いいだろう!」ザンッ!!

烏丸「くっ…!」ザザッ

レイジ「気をつけろよ、肉体は修でも結構強い…!」

烏丸「了解」

小南「了解!」



那須「きゃっ!?」

熊谷「玲!?大丈夫!?」

イクサ「跪きなさい…」バババババッ!!!

サイガ「…!」バンバンバンバン!!!



仮想空間

ディケイドブレイド「おら!!」ガキンッ!!

太刀川「おっと!!」ドンッ!!

ディケイド「喰らえ!」バンバンバン!!!

出水「やばいやばいやばい!!」

『戦闘体活動限界 ベイルアウト』

唯我「ぬわっーーーー!!!」

出水「唯我てめぇやられてんじゃねーぞこらぁあ!!!」


ディケイド「そろそろ終いだ!」ジャキン!!

『FINAL ATTACK RIDE DECADE!』

『FINAL ATTACK RIDE BLADE!』

ディケイド「はぁあああああああああああああああ!!!!!!」ドドドドドドドド!!!

ディケイドブレイド「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドドドドドド!!!


ドーーーーーン!!!!


『『戦闘体活動限界 ベイルアウト』』

出水「マジかよ…!」

太刀川「はっは…強ーな」


ドンッ!!




太刀川「いやー強いなアンタ、もう一回やろうぜ!!」バンバン

士「面相だから嫌だ」

出水「あのピンクの鎧かっけーすね!」

士「マゼンダだ!!」

唯我「反則ですよ反則!!増えたり姿変えたりするのは!!!」

出水「喧しい!!黙ってろ!!」ガンッ!!

唯我「うわあああああああああああ暴力反対!!!」

太刀川「さーて、観客席の奴らもさぞ驚いて…」


ウィーン


電王S「これでも喰らいやがれ!!」ドンッ

風間「ちっ…!」

電王W「はっ!!」スパスパッ!!

レイジ「…!!」ザザッ


太刀川「」

出水「」

唯我「」

士「」


「やっ士!」

士「海東!」

ディエンド「僕は今あのお宝を狙っているんだ。邪魔しないでくれたまえ」

士「こんな所で暴れやがって…」ハァ

太刀川「何だ何だ!?新しい奴か!?」キラキラ

出水「太刀川さん落ち着いて下さいよ!」

唯我「ひぃいいいい!!!もうやだぁああああああ!!!」

ディエンド「ま、今回は引かせて貰うよ、じゃあね」サァッー

空閑「オーロラの中に消えた…?」

嵐山「あれ、一体…」

木虎「何をしていたんでしょうか…?」

佐鳥「何だかとっても恥ずかしいことをしたような…」

時枝「…」コクッ

修「ええっと…」

千佳「修君!」

レイジ「戻ったか…」


忍田「士君、彼は一体…」

士「ただのこそ泥だ、気にしなくても良い」

鬼怒田「たくっ!!観客席が滅茶苦茶だ!!急いで修理に取りかかるぞ!!」

ハーイ



写真館


ユウスケ「遅いな士…」

夏海「そうですねぇ…」

栄次郎「まぁまぁ、気長に待ちましょう」コトッ


修理中…

修「…」

士「どうしたそこのメガネ」

修「あ、貴方は…Œ

間違えた

修理中…

修「…」

士「どうしたそこのメガネ」

修「あ、貴方は…!」

士「気にしなくてもいい、それより、そんな落ち込んでいてどうしたんだ?」

修「…さっき、僕の失態で皆さんに迷惑を掛けたので…」

士「あれは海東のせいだ。気にしなくても良いってコナミカン(小南)も言ってただろ」

修「そうですけど…」

士「?」

修「今日僕は…空閑のために何もしてやれなかった」

士「…あの白髪チビか」

修「あいつは出会ったときから僕を助けてくれた…だけど、僕はあいつに何もしてやれない…!」

士「…」

修「実質…僕のせいで、空閑は大切な相棒を失った」

修「僕は…恩を仇で返しているだけなんです」

士「それは…あいつが言ったのか?」

修「…!」

士「自分の弱さを攻める時間があったら、自分の仲間の心配をするんだな」スタスタ…

修「空閑の…気持ち?」




(僕の力が足りなかったせいで…レプリカが…!)

(ちがうよ)

(おれがレプリカに言ったんだ。『オサムとチカを守れ』って)

(あいつはその頼みに100%答えた。さすがおれの相棒だ)

(オサムがあやまることじゃない)



修「…!」ゾクッ

「…修君」

修「…千佳か」

千佳「まだ気にしてたの?」

修「…いや、もう大丈夫だ」

修「行こう、千佳」

千佳「…うん」

千佳(修君…)



アフトクラトルにて


イッー!!イッー!!

ハイレイン「彼らの科学力がここまでとは思わなかったな」

ランバネイン「ああ、これでまた玄界(ミデン)に戻れる」

ミラ「そして今度こそ…」

ハイレイン「ああ、『金の雛鳥』を捕まえる」

「これで満足だろう?」

ハイレイン「ああ、協力感謝するよ、地獄大使殿」

地獄大使「我らとしては、玄界が欲しいだけだ。その雛鳥とやらもくれてやる」

ランバネイン「あと…でぃけいどとかいう奴はどうするんだ?」

ハイレイン「世界の破壊者ディケイドは…これで倒す」スッ

ランバネイン「おお!兄…隊長が自ら敵将とか…!心が躍るな!!」

ミラ「隊長…それでは」

ハイレイン「うむ…」

地獄大使「遂に始まるぞ…!」


ハイレイン&地獄大使「「アフトショッカー、玄界に向けて出陣!!」」


数日後…

ウー!! ウー!!

沢村「門(ゲート)が多数開きました!」

忍田「よし!今回は襲撃の日が分かっていたから住民達を全員避難できた!」

忍田「総員!!全力で迎えろ!!」


「「「了解!!!」」」


バンダー「「…」」ゾロゾロ

バムスター「「…」ゾロゾロ

モールモッド「「…」」ゾロゾロ

米屋「うほっ!うじゃうじゃいやがる!」

出水「これぐらいいないとつまらないぜ!」

緑川「待って…何か上に乗ってるよ?」

戦闘員「イッーー!!」ピシッ!!


沢村「トリオン兵の上に白兵が乗っています!」

忍田「あれが『ショッカー』か…!」


奥寺「な、何だこいつ!?」

ジャガーマン「俺は偉大なる大ショッカーのジャガーマンだ!!」

「「「イッーー!!!」」」ゾロゾロ

東「奥寺!小荒井!そいつらは任せた!俺は遠くから応戦する!」タッタッタ

「「了解!!」」


修「これが『アフトショッカー』…!」

空閑「オサム、俺達も行くぞ!」トリガーオン!!

修「ああ!!」トリガーオン!!


士「始まったか…!」

ユウスケ「士!夏海ちゃん!行くぞ!!」

夏海「はい!キバーラ!」

キバーラ「はいは〜い♪」ヒョイッ


「「「変身!!」」」



ディケイド「お前らはボーダーの援護をしろ!」

クウガ「分かった!」

キバーラ(ライダー)「士君も気をつけて下さい!」


クウガ「超変身!!」ピカァン!!

クウガ(タイタンフォーム)「はっ!!」ザシュッ!!!

太刀川「おおっ!見事な切りっぷり!!」キラキラ

風間「眼輝かせてないで動け」


キバーラ(ライダー)「はぁあ!!!」ドガァン!!

嵐山「女の仮面ライダーもいるのか…!」ドドドドドッ!!!

木虎「嵐山さん余所見している場合じゃないですよ!」


千佳「修君!」

修「千佳!」

千佳「私も戦うよ!」

ディケイド「よっ」

空閑「ツカサさんまで…」

修「士さん、アフトクラトルは千佳を狙ってくるはずです!」

ディケイド「成る程…大体分かった、こいつを守れば良いんだな」

「それはどうかな」

ディケイド「地獄大使…!」

修「アフトクラトルの隊長まで…!」

地獄大使「貴様にプレゼントをやる…ハイレイン!」

ハイレイン「ああ」スッ

ディケイド「あれは…ドライバー!?」


ハイレイン「変…身!」


鳴滝「おのれディケイドオオオ!!!貴様の影響で、この世界にもライダーが生まれてしまった!」


「私は…」

アレク「仮面ライダー…アレク」

修「仮面ライダー!?」

地獄大使「はっはっは!我々の科学力で黒トリガーとドライバーを合体させたのだ!」

地獄大使「そして…はぁあ!!」

地獄大使→ガラガランダ「私も行かせてもらう…!」


修「千佳…お前は逃げろ」

千佳「でも…」

修「あいつらの目的はお前だ。だから、お前はバレないところで隠れていろ」

千佳「…うん!」タッタッタ


「逃がさないわ」


修「ワープの…!」

ミラ「私が金の雛鳥を追います」

アレク「任せたぞ」

空閑「行かせてくれると思うの?」スッ

ミラ「…やはり私も加勢します」

ディケイド「俺がガラガランダをやる。お前らがあの二人をやれ」

修「はいっ!」

空閑「了解…!」



修「アストロイド!!」ドドドドドドドドドドド!!!

空閑「ふっ!」ザクッ!!

アレク「はっ!」バシィッ!!!

空閑『シノダさん、黒トリガー使ってもいい?』

忍田「それは…」チラッ

城戸「…」コクッ

忍田「…ああ、思う存分やってくれ」

空閑「了解!」


空閑(黒トリガー)「さっさと終わらせるよ」

アレク「黒トリガー…!」

ディケイド「成る程…『空閑 遊真 フォーム 黒トリガー』ってところか…」

ガラガランダ「余所見をしている場合か!?」ゲシッ

ディケイド「くっ…!」

「僕も手伝おうか?」

ディケイド「海東!」

ディエンド「勘違いしないでくれたまえ、僕はお宝を盗られたくないだけさ」

空閑「…」ジィ…

ディエンド「今は共闘だよ、白少年」

ディエンド「それに、僕が呼び出したライダー達も役に立っているだろう」

ガラガランダ「何だと…!?」


嵐山「くっ…数が多い…!」

キバーラ「このままだと押されてしまいます!」

木虎「何とかしないと…」


「これ、持ってて」スッ


木虎「え?ってパンツ!?」イヤー!

「はっ!!」

戦闘員達「「「イッーー!!??」」」ドタバタ

嵐山「貴方は…?」

「同じ仮面ライダーが戦っている。だから俺も手伝うんだ」ジャキ!!

「その通りだぜ後輩」

「近界民…興味深い!」

木虎「また増えた…」

「「「変身!!」」」


『タカ!トラ!バッタ! タットッバ!タトバ!タットッバ!!』

『サイクロン!ジョーカー!』


オーズ「行きますよ翔太郎さん!フィリップさん!」

ダブル(翔太郎)「ああ、オーズ!」

ダブル(フィリップ)「ゾクゾクするねぇ…!」




米屋「おら!!」ザクッ!!

戦闘員「イッーーー!!!」ジタバタ

出水「キリがねぇな!」

緑川「どうする?この数…」


「俺に任せろっーーーー!!!」ドガァアン!!!!


緑川「リーゼントのお兄さん!?」

「頑張ったなお前ら!後は俺達に任せろ!」

「おいおい、戸惑っているじゃないか」

米屋「…どちら様?」

弦太郎「俺は如月弦太郎!全てのボーダー隊員と友達になる男だ!」

晴人「そして…お前達の希望だ」スチャ


『3!2!1!』

『シャバドゥビタッチヘンシン!シャバドゥビタッチヘンシン!』

「「変身!!」」

『フレイム プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー!』

フォーゼ「宇宙…キターーーーー!!!!」

ウィザード「さぁ、ショータイムだ!」


東「くっ…後退しながら攻撃するぞ!」

「「了解…!」」

東(3人ではキツいな…どうすれば…)


バキュン!!!


ジャガーマン「ぐわっ!?」

東「銃弾!?」

「誰であろうが、市民の平和を脅かす奴は…俺が許さない!」

「近界民!ぜってぇ許さねぇ!!」

東「貴方達は…?」

紘汰「下がっていてください、俺達に任せて!」

進之介「行くぞベルトさん!」

クリム『OK!』


『オレンジ!』

「「変身!!」」

『ロックオン!ソイヤ!』


『ドライブ!タイプ スピード!』

『オレンジアームズ!花道!オンステージ!』


ドライブ「ボーダーの皆さん!ひとっ走り付き合えよ!」

鎧武「ここからは、俺達のステージだぁ!」


迅「あらら…結構いるな」

天羽「…」コクッ


ゾロゾロ…

迅「だけど手伝ってくれるんだろ?仮面ライダー」

「どうしてわかったんですか!?」

「はい!俺達も戦わせて下さい!」

迅「頼りにしてるぜ」

タケル「三門市の平和を未来へ繋ぐ!」

永夢「ボーダーの運命は俺が帰る!


『アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!』

『マイティアクションX!』


「「(大)変身!」」

『カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴゴゴ ゴースト!』

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション X!』


ゴースト「命!燃やすぜ!」

エグゼイド「ノーコンテニューで、クリアしてやるぜ!」


ガラガランダ「馬鹿な…我々のトリオン兵軍団が…!」

ディエンド「さて、後は君達だけだよ」

アレク「標的は変わらん…金の雛鳥のみ!」

ミラ「はい」

ディケイド「さて、さっさと終わらせるか!」

ディエンド「君達も手伝いたまえ」

三雲「はい!行くぞ空閑!」

空閑「了解!」



三雲「はっ!」ガキン!!

空閑「おらっ!」ドゴォ!!

アレク「くっ…!」

ミラ「隊長!援護します!」

アレク「ああ…!」スッ!!

三雲「ぐわっ!?」

空閑「オサム!?」

三雲(穴を開けて…僕の足を…!)

アレク「これで立てまい」

アレク「しかし分からない、何故トリオンも戦闘技術も乏しい奴がこいつの近くにいるのか」

三雲「!」

空閑「オサムの悪口を…!」

アレク「金の雛鳥だってそうだ。その白髪や金の雛鳥に比べてお前は何て弱いんだ」

アレク「普段から足を引っ張っているのだろう」

三雲(確かにそうだ…僕はいつも2人を…)

空閑「オサム!気にすることは無い!」

アレク「だが真実だろう。仲間と合っていないのだろう…お前は」


「違う!」



【説教BGM】

ディケイド「確かにこいつは他の2人に比べて弱い…」

ディケイド「だけど、この2人には無いものをこいつは持っている!」

ディケイド「どんな時でも諦めない心と…努力をし続ける信念…」

ディケイド「お前らに…こいつを侮辱する資格は無い!」


アレク「…何なんだ、貴様は…!」


ディケイド「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!」


ピカァアン!!


ディケイド「新しいカード…!」


『FINAL FOAM RIDE MIMIMI MIKUMO!』


ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ」

三雲「えっ?」

ウィーーン

三雲「えっ?えっ?えええっ!?」

ガシャン!!!

アレク「何だと…?」

ミラ「あのメガネが…」

ガラガランダ「メガネを掛けた黒いラービットに!?」

ミクモラービット「…!」

空閑「あれは…レプリカの…!」


空閑「一緒に…戦ってくれるか…?オサム…」

ミクモラービット「…」コクッ


ディケイド「行け!玉狛第二!!」


空閑「うおおおおおおおおお!!!!」

ミクモラービット「…!!」ドドドドド!!!!


空閑「『強』印(ブースト)!!五重(クインティ)!!!」ドゴォオオオ!!!!!

ミクモラービット「…!!!」ドガァアン!!!!


アレク「ぐっ…!」

ミラ「きゃっ!」

ガラガランダ「ぐわっ!?」

アレク(あの白髪の黒トリガーと同じ性能…!?)


ディケイド「よし、もう一回だ!」

空閑「ああ!」

ミクモラービット「!!」コクッ


『FINAL ATTACK RIDE MIMIMI MIKUMO!』

ディケイド「はぁああ!!!」バッ!!

ガラガランダ「何!?ディケイドも黒トリガーを!?」

空閑「これで…トドメだ!」バッ!!

ミクモラービット「…!!!」バッ!!


「「『強』印!!七重(セプタ)!!!!」」ドゴオオオオオオオ!!!!!


ガラガランダ「黒トリガーの3回同時攻撃だと!?ぐあああああああああああああああ!!!!」ドガァアアアアアアアン!!!!

アレク→ハイレイン「ぐわあああああああああ!!!!」

ミラ「きゃああああああああああああ!!!!」

空閑「おお!やったぞ!」

ミクモラービット→三雲「ああ…!」

ハイレイン「くっ…ドライバーが壊れてしまった…引き上げるぞ!」

ミラ「はい!」ビィーン

三雲「逃げられた…!」

空閑「でもあいつら…またすぐ玄界に…」

ディエンド「安心したまえ、彼らの自由に世界を行けることができる装置は僕が壊した」

三雲「本当ですか!?」

空閑「そんなことしてもこれはやらないぞ…」ササッ

ディエンド→海東「それはもういい。その黒トリガーは君が持ってて初めてお宝になるらしいしね」

海東「だけど、代わりにこれは貰うよ」スッ

空閑「…どら焼き?」


玉狛第二


陽太郎「ない!おれのおやつがない!」




後日…

忍田「もう行ってしまうのですね」

士「ああ、もうこの世界でやることはない」

城戸「感謝します…」


空閑「ツカサさん、ありがとな」

三雲「あなたのおかげで千佳は助かったし僕もすっきりしました」

千佳「本当にありがとうございます」ペコッ

士「気にするな」


空閑「それで?オサムは何悩んでいたんだ?」

三雲「うぐっ…それは」

千佳「それはね…」

三雲「千佳!」

ワイワイガヤガヤ


士「一枚…撮るぞ」


パシャ





栄次郎「この写真に写っている3人組…とても中が良さそうだ」

夏海「あれ?でも何か飛んでいますよ?」

ユウスケ「本当だ。黒い兎みたいな物が…」

士「さぁな、そいつも大切な仲間なんだろ」




読んで頂きありがとうございました。ワートリ再開はよ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年05月29日 (月) 17:28:50   ID: -OFzCdGG

早く続き書いてください

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