【ガヴドロ】ラフィ「雨、ですか…」 (17)

※注意

・ラフィサタ風味
・駄文
・若干のネタバレ?
・若干ゃ百合要素
・↓の結果を参考にしています

ぽいずんさんへの百合お題…バス停でぼーっとしている二人。
そのうち一人は巨乳です。こんな感じでいかがでしょう('ω')
#百合お題
https://shindanmaker.com/242976



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1495086448

ラフィ(私としたことが、折り畳み傘を忘れてしまうなんて…)

ラフィ(今日はいつもの4人で少し遠くの喫茶店まで足を運ぶ予定だったのですが)

ラフィ(ガヴちゃんが風邪をひいてしまい、ヴィーネさんが看病をすることになってしまいました)

ラフィ(ですので、今日はサターニャさんと二人っきりでのお出かけです♪)

ラフィ「サターニャさん♪」

サターニャ「いやいやいや!アンタなんかと二人きりでお出かけとか嫌よ!」

ラフィ「アンタなんかとは酷いじゃないですか~…」グスッ

サターニャ「絶対何か企んでるんでしょ!」

ラフィ「そんなことないですよ~」

サターニャ「ふんっ!そんなこと言ったって、世界を絶望へと陥れる(予定)大悪魔(予定)胡桃沢・サタニキア・マクドウェルは騙されないわよ!」

ラフィ「そうですか…それでは、私はこれで…」

サターニャ「な、なによ気持ち悪いわね…妙に素直じゃない」

ラフィ「気持ち悪いなんで酷いですよ~」

ラフィ「それに、サターニャさんがそこまで嫌というのでしたら仕方ないです」

ラフィ「せっかく手に入れたクリームメロンパンタダ券ですが…」

ラフィ「仕方ないので、私が使ってしまいますね!」

サターニャ「!」

ラフィ「それではサターニャさん、また明日学校で♪」

サターニャ「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

ラフィ(あっ、来ましたね♪)

ラフィ「なんですか?」

サターニャ「そのー、なんていうか…」

サターニャ「そこまで言うなら仕方ないわね!」

サターニャ「まあ?大悪魔たるものタダ券を使わないままだなんてもったいないことはしないわ!」

サターニャ「仕方ないから一緒に行ってあげてもいいわよ!」

ラフィ「うふふ」ニコニコ

―――――
サターニャ「それで?どこのお店なのよ」

ラフィ「バスで20分ほどの喫茶店ですよ」

サターニャ「え?バスに乗るの?」

ラフィ「はい、ダメでしたか?」

サターニャ「そんなことは無いけど…うーん、まあバスだしいいかしら」

ラフィ「サターニャさん?」

サターニャ「なんでもないわ、さあ行くわよ!」

ラフィ「はいっ♪」

―――――
サターニャ「…」

ラフィ(あら?何を熱心に見ているんでしょうか…)

ラフィ「サターニャさん、何を見ているんですか?」

サターニャ「あ、時間表を見てたのよ」

ラフィ「時間表…ですか?」

サターニャ「ええ、この前見たアニメに出てくるバスは一時間に1つだけだったのよ」

ラフィ「結構不便ですね…」

サターニャ「確かのそうかもしれないけど、私なら走った方が早いわね!」

ラフィ「そうですね~」ニコニコ

ラフィ(さすがのサターニャさんも車には追いつけないと思うのですが…)ププッ

ラフィ「そうこういってるうちに、バス来たみたいですよ」

サターニャ「待ちくたびれたわ!」

ラフィ(5分も待ってないんですけどねー…)

―――――喫茶店

サターニャ「フッフッフ…」

サターニャ「今まで喫茶店には入りづらい雰囲気を感じ取っていて躊躇していたけど…」

サターニャ「エンジェル喫茶で鍛えた今の私は躊躇いもないわ!」ガチャンガチャン

サターニャ「クックック…」

サターニャ(「引く」と書いてあるドアを押して入店してやったわ)

サターニャ(記載されてるものに反する行為を行う…これぞ悪魔的行為-デビルズ・アクション-ね!)ドヤ

ラフィ(あらあら、うふふ)ニコニコ

店員「いらっしゃいませ~、おひとりでご来店ですか?」

サターニャ「え?一人じゃないわ!ラフィエルが…」

│ミサッ

サターニャ「あれ!?ラフィエルがいないわ!どこ行ったのよ!」

店員「えぇと…?」

サターニャ「ひ、1人じゃないわよ!」

サターニャ「本当に一人じゃないのよ!」

店員「はぁ…?」

ラフィ(うふふ)←店の中に入ってない

気力がないので最後まで飛ばします

―――――

サターニャ「いったいどういうつもりだったのよ」

ラフィ「えぇ?なんのことですか?」

サターニャ「私が中に入った時いなかったじゃない!しかも席について待ってたらいつの間にか目の前に居るし…」

ラフィ「そうでしたか~?」

サターニャ「ぐぬぬ…もういいわよ、それより…」


\ザァアアアアア ゴロゴロゴロ/


サターニャ「この雨どうするのよ」

ラフィ「困りましたね…」

ラフィ(お店を出てバス停までの間はよかったのですが)

ラフィ(雨はせっかちなようで、家に着くまで待ってはくれなかったようです)

サターニャ「うーん、やっぱり行く時に傘を持ってくるべきだったわね」

ラフィ「雨が降るの知っていたんですか?」

サターニャ「偶然、テレビのニュースで見たのよ」

ラフィ「魔界通販以外もみてたんですね…」

サターニャ「失礼ね、私だってたまには見るわよ!」

ラフィ「ところで魔界通販の番組ってどうやって見れるようになるんですか?」

サターニャ「悪魔の家にしか配信されないから、天使のアンタは見れないわよ」

ラフィ「あら、残念です。」

ラフィ「ところで最近何かご購入なさったんですか?」

サターニャ「いい質問ね!」

サターニャ「”対天使用好感度逆転アイスバー”よ!」

ラフィ「対天使用好感度逆転アイスバー…ですか?」

サターニャ「そう!これを使えば、ガヴリールだって嫌でも私の下僕になってくれるはずだわ!」

ラフィ(なにか面白そうな展開ですね…)ニコニコ

ラフィ「ちなみに悪魔には効果ないんですか?」

サターニャ「天使にしか効かないわね」

サターニャ「悪魔が食べると普通のアイスとしか感じないそうよ」

ラフィ「あ、そうですか…」

サターニャ「なんで残念そうなのよ」

サターニャ「ちなみに今日の夜に届くから、早速明日にでも実践してみるわ!」

ラフィ「ふふ、ガヴちゃんの風邪が治るようにこれからお見舞いに寄っていきますか?」

サターニャ「い、いいわよ別に…雨強いし」

ラフィ「…」

ラフィ「…ご迷惑、だったでしょうか?」

サターニャ「へ?」

ラフィ「その、せっかくの休日に…雨なのにお誘いしてしまって…」

ラフィ「…怒ってます?

サターニャ「・・・うーん」

サターニャ「たしかにせっかくの休日に雨なのに連れまわされるのは嫌だけど…」

サターニャ「メロンパンは美味しかったし!」

サターニャ「何故かアンタは大人しいし!」

サターニャ「怒っては、いないわ」

ラフィ「サターニャさん…」

サターニャ「バス遅いわねぇ」

ラフィ(今日は都合悪く雨が降ってしまいました)

ラフィ(足元は少し濡れてしまいましたし)

ラフィ(お気に入りの服も、ほんの少し傷んだかもしれません

サターニャ「全く、空なのに空気読めないなんて」

ラフィ「うふふ、サターニャさんは雨がお嫌いですか?」

サターニャ「んー…嫌いでは、ないわね」

ラフィ「そうですか」ニコッ

サターニャ「アンタはどうなのよ」

ラフィ「私ですか?私は…」

ラフィ(天界は、このどんよりと暗い色の雲の奥にあるのでしょうか)

ラフィ(なんの面白みもない、私の故郷)

ラフィ(悪魔と天使。運命分かつ存在)

ラフィ(いつか別れる時が来るかもしれません)ストッ

サターニャ「ラフィ?なによいきなりベンチに座って」ストッ

ラフィ(ですが、せめてその時まで傍に居たい)

ラフィ(私に幸せをくれるあなたにも、どうか幸せが訪れますように)


ラフィ「…好き、かもしれませんね」


―――完

短かったけど、ここまで読んでくれた人いたらありがとうございます。
初めてだったけど、いきなりSSが書きたくなったから勢いで書いちゃいました
色々あるだろうけど温かい目で見て下さいな。

それじゃあまたどこかで…

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