花丸「善子ちゃんのちくびにはピアスが刺さってるずら」 (261)

希「うちな、陥没ちくびが悩みなんや」外伝

の続きです

ですが前作を見ていなくても問題ありません

 前回のラブライブ・サンシャイン!

 善子ちゃんが堕天使モードに入るとすかさず突っ込みを入れるオラ、国木田花丸!

 だけど……内心そんな善子ちゃんをかっこよく、妖しく、美しく思っていて……

 いつの間にか好きになっちゃったずら♡

 勇気を出して善子ちゃんに告白してみたら、なんとOKしてもらえたずら!

 善子ちゃんってば、自分の暴走を止めてくれるオラのことが好き……だなんて照れるずら//

 そんなわけで善子ちゃんと付き合い始めて1カ月!

 オラとしては、そろそろ次のステップに進みたい……!

 これは、そんなオラと善子ちゃんの物語ずら!

善子「闇に月満ちる時……魔の囁きが聞こえ出す!死へといざな……ぶはっ!」

花丸「何やってるずらか善子ちゃん……」ペシン

花丸「デート中にはさすがにやめてほしいずらよ。周りの視線がキツイずら……」

善子「悪かったわね、愛しいリトルデーモンの前で……」

花丸「でも……二人きりの時ならいいよ?」

花丸「堕天使モードの時の善子ちゃん……本当に輝いていて……」

善子「私は堕天使なんだから、そこは漆黒に染まってるとか、神をも超えたとか言いなさいよ。」

花丸「まあともかく、マルはもっと善子ちゃんのかっこいいところを見たいずら!」

花丸「お願い善子ちゃん……♡」ウルウル

善子「かっこいいって言ってくれるのなら、ヨハネって呼んでほしかったわね……」

善子「まあ、ずら丸になら現世での通り名で呼ばれてもかまわないけど……//」

花丸「じゃあヨハネちゃん!お願い♡」

善子「……//いいわよ、ついてきなさい。」

 未だキスすらしたことのない二人

 花丸はなんとかしてキスに持ち込もうと善子の自宅へとデートプランを変更することに成功

 しかし鈍感な善子は、花丸のその目的に気づいてはいない

 津島家

 ご都合主義により、善子の両親は共に不在である

善子「見てよずら丸、この妖艶な翼!いつの日かこれを纏って世界中のリトルデーモンを虜にしたいわね。」フフン

花丸「綺麗ずらー♡マルはもう善子ちゃんの虜ずらよー♡」

善子「何よ、やけに素直じゃないのよずら丸//」

花丸「善子ちゃん……♡」

善子「な、何……?急に近づいてきて……」

花丸「マルって魅力ないずらか……?」

善子「いきなりどうしたのよ、急に……!」

花丸「千歌さんと曜さん……そして鞠莉さんと果南さん……」

花丸「Aqoursには他にも2組のカップルがいるずら。」

善子「そ、それがどうかしたの……?」

花丸「2組とも、そのラブラブっぷりを全く隠していないずら!」

花丸「鞠莉さんと果南さんに至っては、しょっちゅう、その……き、キスだってしてるずら……//」

善子「あの二人はほら……一度離れ離れになってから、お互いの愛を再確認したわけだし……」

花丸「それを言うならマルたちだって一度離れ離れになってるずらよ。」

善子「さすがにあの時に恋愛感情なんてないわよ……」

善子「まだ小学校入学前なんだし……」

花丸「…………」

花丸「それとこれは全くの別問題ずら!」

 論破されてしまった花丸

 しかしその話は放り投げ、善子にどんどん迫る

花丸「つまり何が言いたいかというと!」

花丸「マルと善子ちゃんの関係は付き合い始めて以来何も進展していないずら!」

善子「何も、って……こうしておうちデートしているじゃない。」

花丸「女同士・密室・二人きり、何も起きず……」

花丸「これじゃあ友達の家に遊びに来ているのと何ら変わりないずら!」

花丸「マルは、マルは……!」

花丸「善子ちゃんともっともっと……深い関係になりたい!」

花丸「あの二組に負けないくらい、善子ちゃんとイチャイチャしたいずら!」

善子「ずら丸、けっこう悩んでいたのね……」

善子「本当は私だってずら丸とずっとイチャイチャしたかった……」

善子「でも私、臆病だから……がっつきすぎてずら丸に嫌われたらどうしよう、ってずっと思ってたの……」

善子「Aqoursでの関係がギクシャクして、また前みたいに不登校になる、というのが怖くて……」

花丸「そうだったんだ……」

花丸「善子ちゃん、そんなことを……」

善子「ずら丸ぅ~」ダキッ

花丸「よしよし……よく頑張って言ってくれたずら……」ナデナデ

花丸「でもこれではっきりしたずら!」

花丸「オラも善子ちゃんも、もっとお互いをより求めているということが!」

花丸「マル、ムードとかよく分からないけど……」

花丸「今からキス、しない……?」

善子「フフ、フフフフフ……」

花丸「な、なに?どうしたずらか!?」

善子「天より追放されたこの私と契りを結びたいというの?」

善子「いいわ、堕天使のキッス、味わわせてあげる……♡」

花丸「なんだ、いつもの調子に戻っただけずらか……」

花丸「ひゃぁ//」クイ

 突如善子に顎クイされて困惑する花丸

 このモードの時だけ善子の眼差しは妖艶極まりないものとなり、キスもろくにしたことのない花丸には刺激が強すぎる

 善子を直視できないでいるが、それを善子は察し、花丸に語りかける

善子「こっちを見て……私のリトルデーモン、花丸……♡」クイッ

花丸「はい……//」

 堕天使モードの時だけ、善子は花丸のことを「ずら丸」ではなく「花丸」と呼ぶ(このSSでの設定)

 恋人にたまに本名で呼ばれると恥ずかしいのか、花丸の顔はただただ紅潮していくばかり

善子「ん……ちゅ♡」

花丸「あっ……//」

 善子が花丸にしたのは、とても堕天使のものとは思えない優しいキス

 その時間はわずか1秒にも満たないが、花丸を満足させるには十分であった

善子「しちゃったわね……堕天使との愛の誓い……♡」

善子「ほら花丸、どう?これで満足かしら?」

花丸「はい……//」プシュー

 茹でダコのように真っ赤になった花丸

 そしてそのまま固まってしまう彼女を、善子は覗き込む

善子「フフ、フフフフフ……」

善子「堕天使の魅力の虜になってしまったようね……♡」

善子「人間のくせに可愛いじゃない……♡」

花丸「…………//」

花丸「………………!?」

 善子の言動に照れている花丸はとんでもないものを目にする

 屈んで覗き込んできた善子の服の隙間から黒いブラがちらりと見えているのだが、

 下手に大人っぽいブラをつけているせいでサイズが合っていないのか、ちょっとした拍子でちくびがこんにちわ

 だいたい長さは1.5cmくらいといったところだが、その先には銀色に光る金属が……

 そう、善子はちくびにピアス(リング型)をつけていたのだ!

花丸「……!?」ゴシゴシ

花丸「ずらぁっ…………!?」

善子「ど、どうしたのよずら丸……いきなり大声なんてあげて……」

 びっくりして叫んだ花丸の声に驚いて善子の堕天使モードは解除

 それに伴い花丸への呼び方も元に戻ってしまう

花丸「…………なんでもないずら。」

善子「なんでもないのに変な声出すわけないでしょ……」

善子「でも可愛い彼女の言うことだから……信じることにする。」

花丸「あは、あはははは……」

 触れてはいけないものだと思ったのか、追及はしない花丸

 なぜ善子がちくびにピアスを空けているのか……

 頭の中はそれでいっぱいであり、この日他にも一緒にゲームをしたり、堕天使グッズコレクションを見せてもらったりと

 おうちデートをエンジョイしたはずなのだが、そのほとんどが花丸の頭の中には入ってこなかった

 翌日、学校

 眠れぬ夜を過ごした花丸の頭の中は、相変わらず善子のちくびピアスのことでいっぱい

 そのせいで、どうもこの日から花丸の調子がおかしい

ルビィ「花丸ちゃん、おはよう!」

花丸「……」ボケー

ルビィ「花丸ちゃん!どうしたの?おはよう!」

花丸「ああ、おはようルビィちゃん!ちょっとオラ考え事してたずら。」

ルビィ「えへへ、面白い本でもあったの?」

花丸「そうなんずら~」

花丸「昨日読んだ推理もの、伏線の張り方が巧妙で~」

善子「闇と闇重なりし時、冥府の扉は開かれる!光なき世界へ!」

花丸「あ……善子ちゃん//」

ルビィ「うゆ……善子ちゃんおはよう!」

善子「ヨハネよ!いい加減覚えてよもう!まあ、とりあえずおはよう。」

善子「ずら丸もおはよう。」

花丸「おはよう//」

善子「なんかいつもと様子が違うわね。何かあった?」

花丸「な、ななな何もないずらよ?」

ルビィ「昨日読んでた推理小説が面白かったんだって~」

善子「怪しい……ずら丸、何か私に隠してない?」

花丸「神に誓って隠してないずら!疑うのはよくないずらよ善子ちゃん!」

善子「なんか妙に必死ね……まあ、確かに決めつけるのはよくないわ。ごめんね、ずら丸。」

 キンコーンカンコーン

ルビィ「あ、チャイムだ!席に着かなきゃ!」

花丸「じゃあまた後でね。」

善子「くっくっく……しばしの別れってことね……」

 昼食時

 ルビィは二人に気を遣って姉・ダイヤのところに

花丸「」ボケー

善子「ちょっとずら丸!ずら丸ってば!」

花丸「わぁ!何かな善子ちゃん//」

善子「のっぽパン食べないの?袋を空けてすらいないじゃない。」

花丸「あはは、忘れてただけずらよ!」ビリリ

花丸「もぐもぐ!むしゃむしゃ!くー、おいしいずら~♡」

善子「変なずら丸ね……」

善子「まあ、のっぽパン食べてる時の顔は可愛いけど……//」

 そして放課後に迎えたダンス練習

果南「ワン・ツー♪ワン・ツー♪」パンパン

みんな「ほっ!ほっ!」

花丸「ほっ!ほっ!」フラフラ

果南「ほらマル!少し遅れてる!そこステップ逆!」

花丸「は!は!ごめんなさいずら……」

果南「ふぅ……一旦休憩にしよう。」

花丸「はぁ……」

果南「マル、何かあった?なんか練習中、心ここにあらず、って感じだよ。」

果南「仲間なんだからさ、何か悩んでるなら相談に乗るよ?」

花丸「果南さん……ごめんなさい、オラはこれを墓場まで持っていくと決めたずら。」

花丸「みんなのことは頼れる仲間だと思ってるけど、こればっかりは言えないずら……」

果南「そっか……まあ誰にでも、秘密にしておきたいことの一つや二つあるよね。」

梨子「」ギクッ

果南「でも、それとAqoursでの活動は話が別だよ。」

果南「厳しいこと言うけど、私たちはグループで活動しているってことを忘れないようにね。」

果南「練習に来る時は、きちんと気持ちの整理から来ること。いいね?」

花丸「分かったずら……」

 果南に注意されて以来、練習中には溜息を見せなくなり動きも以前と同じく軽やかに戻った花丸

 しかし踊る花丸の顔には笑みは浮かんでおらず、能面のような無表情

 さらにその反動として、練習以外ではまるで魂が抜けたかのような廃人寸前になってしまっていた

 他のメンバーも様子が変わってしまった花丸を心配しているが、花丸は何も話そうとはしない

 そんなこんなでもう一週間が経過してしまっていた

花丸「はぁ……」

善子「ちょっとずら丸。」

花丸「はぁぁ……」

善子「聞いてるの?ずら丸ってば!」

花丸「ははは、善子ちゃんずらか……」

花丸「マルはちょっと哲学していたずら……」

善子「あんた最近おかしいわよ!」

善子「あれからよね、私の家でおうちデートして以来……」

善子「もしかして私……なにか気に障るような事でもした?」

花丸「ううん、善子ちゃんはな~んにもしてないずら、な~んにも……」

善子「なら教えてよ!読書が好きで、いつも私に突っ込み入れてくれて、のっぽパンが大好きな、私が好きなずら丸はどこに行ってしまったの?」

花丸「ただマルがいけないずら……」

花丸「マルが、善子ちゃんの秘密を知ってしまったから……」

善子「私の秘密?何それ?」

花丸「それは言えない……口が裂けても言えないずら……」

善子「ああ、もう!じれったいわね!」

善子「私の家に行くわよ!あんたのその心の内、全部吐き出すまで帰さないんだから!」

花丸「ずら~」ズルズル

 善子に引きずられ、津島家まで連行される花丸

 善子もいい子なので、変わってしまった花丸に対して別れ話を切り出すようなことはしない

 むしろ救いたいのだ

 何かにとらわれ、自分を見失った花丸を

 いつもは暴走した自分のストッパーになってくれる花丸に「借り」ではなく「恩」を返し、

 また共に笑い合えるあの日を取り戻すために

 津島家

 例によって両親共に不在である

善子「ここなら他の誰かに聞かれる心配もないし、口を割ってくれてもいいんじゃない?」

花丸「ダメずら……言えないずら……」

善子「ふぅ……」

善子「ずら丸、前言ってたじゃない。」

善子「私ともっと深い関係になりたい、イチャイチャしたいって……」

善子「そしてそれは私も同じ……」

善子「お互いがお互いを求めているんだって……」

善子「ずら丸が変わってしまったとしても、私の気持ちは一週間前と何ら変わりはない……」

善子「あんたはどう?ずら丸に何があったのか、私の何があんたを変えてしまったのかは分からないけれど……」

善子「あんたは私のことをまだ愛してくれてる……?」

 実は花丸の変化を不安に思っていた善子

 齢15年、せっかく手に入れた大切なパートナー、そしてリア充生活……

 それを失うことほど、善子が恐れるものはない

 若干泣きそうになりながらも、真剣な眼差しで花丸に語りかける

花丸「愛してるよ。愛してるけど……」

花丸「真相を知るのが怖いずら……」

花丸「全てを知った時、きっとオラたちの関係は壊れてしまうずら……」

花丸「ならいっそのこと、このままの方が……」

善子「だから何のことなのよぅ!」

善子「なんでそれを私に教えてくれないのよぉ……」

善子「私、信用されてないのかな……」ポロポロ

花丸「善子ちゃん……」

 問いただされてもことごとくはぐらかしてくる花丸に対し、遂に善子は涙を見せてしまう

 ここでようやく花丸は我に返った

 今自分がすべきなのは、善子のちくびピアスのことから逃げることではなく、

 その真相を知り、善子の全てを受け入れること

 そしてその事実を乗り越えた先に、掴める絆と幸せがあることが

花丸「(なんでオラは今まで気づかなかったんずらか……)」

花丸「(そう、たとえちくびにピアスをしていてもオラは善子ちゃんが大好き……♡)」

花丸「(ならそんな善子ちゃんを不安にさせるような真似、ましては泣かせるような真似は絶対にしちゃいけないことだったずら!)」

花丸「(今、オラがすべきことは……)」

花丸「オラ、目が覚めたずら。」

花丸「善子ちゃんに、聞きたいことがあるずら……!」

善子「ん……なぁに……?」

花丸「善子ちゃんは、その……えっと……//」

花丸「…………//」

 聞くと決めた花丸であるが、恥ずかしいのか一瞬間が空いてしまう

 しかしこれ以上愛する善子を悲しませるわけにはいかない

 ここは潔く口を開くことにした

花丸「なんで、ちくびに……ピアスついてるずらか?」

善子「……!」

 花丸の質問に対して善子は驚いた表情

 花丸の前ではまだ裸を晒したことはない

 なのになぜ彼女は私のちくびにピアスがついてることを知っている……?

 善子はわずか5秒で1週間前のおうちデートの時のお互いの行動を脳内で再確認

 そして自分が屈んだ時……あの時に花丸に見られてしまったのだろうと結論付ける

 答えを導き出した善子は、ひとり呟く

善子「そう……あの時……」

花丸「オラ……見ちゃったずら……」

花丸「善子ちゃんの服の隙間から、ピアスがチラリと……」

花丸「最近ずっとそれがオラの頭の中から離れなくて……」

花丸「だから、その……善子ちゃんがなんでちくびにピアスしてるのか……教えてほしいずら……」

 勇気を出した花丸の問いかけに対し、善子はここで突如堕天使モードに突入した

 左手で顔を抱えながら、不敵な笑みを浮かべている

善子「ククク……ククククク……」

花丸「な、なんで笑ってるずらか……」

花丸「オラ、真剣なんだよ!善子ちゃんの身に、一体何があったのかと……」

善子「なんだ、私ってばしっかりと花丸に愛されているじゃない♡」

善子「この一週間……私のことをずっと考えていたのね……♡」

善子「ルビィと3人で話してる時も、授業中も、お昼食べてる時も、ダンスの練習してる時も……♡」

善子「流石は私のリトルデーモン、上出来ね……♡」

善子「ほら花丸、これが見たいんでしょう……♡」ファサ

花丸「え……//」

 花丸の言葉を都合のいいようにとらえた善子は、興奮のあまり服を脱ぎ始める

 制服がまるで邪魔かのように脱ぎ捨て、妙にセクシーな黒いブラのホックに手をかける

 そしてブラが重力に負けて落ちた後には、プリンのように形の整った白い美乳とツンとした桜色のちくびが現れる

 だが花丸はそんな善子の美乳を堪能している暇など一秒たりともなかった

 そのちくびに銀色に鈍く光るリング型の金属がかかっていたから

 そう、ちくびピアスである

善子「このピアス……堕天使ショップで買ったの……♡」

善子「本当は耳用なんだけど、それをちくびに付けちゃうなんて……」

善子「とっても背徳的で……まさに堕天使たるこの私に相応しいと思わない……?」コリコリ

善子「今まで学校に行く時も、みんなとおしゃべりしてる時も、歌やダンスの練習をしている時も……」

善子「ずっと私はこのピアスを揺らしてたってわけ♡それがまたゾクゾクしちゃう♡」クリクリ

 善子は自分のちくびピアスを指でいじる煽情的な動きで花丸を挑発

 そんな善子に完全に心を奪われてしまい、口をだらしなく開けたままポカンとしている

花丸「……♡」

善子「でも花丸にバレてるなんてね……♡」

善子「いずれ自分から明かすつもりだったけど、まさかこんな形になるだなんて……♡」

善子「そうだ、花丸……」ボソ

花丸「ず、ずら//」

 善子は素早い動きで花丸の隣に移動し、耳に息を吹きかけながら小声でこう誘惑する

善子「私のピアス……触ってみる?」

花丸「い、いいの!?」

善子「だってこの一週間ずっとコレが気になってたんでしょ?ほら、遠慮なんてしなくていいから♡」

善子「でも引っ張るのはダメだからね。痛いから。」

花丸「じゃあ、触るね……♡」サワ

善子「ん……//」

 花丸はおそるおそる善子の左ちくびにはめられたピアスの下半分に触れてみる

 ピアスは花丸の指に押されて軽く揺れ、ゆっくりと振り子のように元の位置に戻る

 その際に支点が善子のちくびの内側を擦るため、善子は思わずえっちな声を出してしまう

花丸「お、おおおおおぉぉぉぉぉ……♡」

花丸「ちくびが動いたずらぁ♡」

善子「優しい触り方ね……♡」

善子「ほら、もう片方も触って……♡」ヒョイ

花丸「あ……//」サワ

 善子は花丸の左手を持ち、自分の右ちくびへと誘導

 花丸も触りたかったのか、自然と手が銀色の金属体へ触れてしまう

善子「ああ、いいわ花丸……♡」

善子「そうだ、もっと間近で見てみる?私のちくび……♡」ガバ

花丸「え、善子ちゃ……//」

 善子は花丸を腕で急に自分の胸へと抱き寄せる

 花丸の頬へ暖かく柔らかい人肌と冷たく硬い金属の両方が押しつけられる

善子「私の最も愛するリトルデーモン……花丸には私のちくびの全てを知る権利があるわ♡じっくり見て♡」

花丸「うわぁぁ//うわぁぁぁぁ//」クリクリ

花丸「穴が空いてるずらぁ♡ちくびが貫通してるずらぁ♡」コリコリ

善子「あん……//ちょっとがっつきすぎ//」

 花丸は善子のおっぱいが近すぎることに興奮して、さっきよりピアスを大きく動かし始める

 両側のピアスをゆっくりと動かし、善子に痛みを与えないようピアスを一周させる

 ピアスを支えるちくびの内側が冷えた鋼鉄に刺激され、善子は嬌声をあげる

善子「あぐ、くぅぅぅぅぅ……//」

 花丸にピアスをいじられて、善子のちくびは予想以上に気持ちよくなってしまった

 (話を自分で振ったのにもかかわらず)これ以上花丸のペースにはさせないと思う反面、

 自分の身体に夢中になってくれる花丸に喜んでもらえることが嬉しく、

 善子は自身の身体に秘められた切り札の解放を試みる

善子「ねぇ、花丸……♡」

花丸「何ずら……?」

善子「堕天使のミルク……興味ある?」

花丸「堕天使のミルク……?それはいったい……?」

善子「フフフ……♡フフフフフフ……♡」

善子「見るもの全てを虜にする魔性のミルク……♡」

善子「口で説明するより、実際に見た方が早いわね……♡」

善子「ん、くくっっ……//」ムギュ

 善子は左右のちくびの根元を両手の親指と人差し指で強く圧迫

 圧迫されたことにより、行き場を失った紅い液体がピアスを伝って滴り落ちてくる

 そう、血液である

花丸「善子ちゃんのちくびとピアスの間から血が出てきたずら~♡」

花丸「い、痛くないの……?」

善子「ふふ、痛い?冗談じゃないわ、『気持ちいい』わよ♡」

善子「それよりも花丸、我が双塔より湧き出る血(ミルク)……飲んでみたくない?」ギュギュ

花丸「マルは、マルは……!」

 善子は自分のちくびから指を離さず、絶えず圧迫し続けている

 やがて血が重力に負けて床に零れ落ちる様子を見て、

 花丸の心臓は今までにないくらいの高鳴りを見せていた

花丸「飲んでみたい……♡」

花丸「善子ちゃんのちくびを全部口に含んで、一滴も無駄にせずその血を飲んでみたいずら……♡」

善子「ふふ、そうこなくてはね。」

善子「ほら、好きなだけ飲むといいわ、私の血(ミルク)……♡」

花丸「わーい♡いただきますずらぁ~♡」

花丸「ん、ちゅぷ、にゅる……♡」チュパチュパパ

善子「ん、く……//」

 花丸が善子のちくびに吸いついた瞬間、冷たい鉄の味と温かな鉄の味の2種類が口に広がる

 冷たい方の鉄の味(ピアス)を避けて、血の味のみを享受できるよう花丸は吸いつき方を瞬時に変える

 そして善子のちくびから滴る血の味を堪能

 味そのものはまさに「血」という感じだが、恋人のものであるからか花丸にはかなりの美味に感じるようだ

 なによりその血が善子のちくびのピアス穴から出ていることがポイントである

 性には疎い花丸にとって、それは麻薬にも等しい依存性を持っているも同義であり、

 まるで幼児退行したのかの如く善子のちくびに赤ちゃんのように吸いついている

 善子花丸共にO型なので、健康上の影響は(たぶん)問題ない

花丸「んちゅぱ……♡ちゅる、ちゅちゅ……♡」クパチュパチュパ

善子「ふふ、夢中になって吸っちゃって……♡おいしい?私の血(ミルク)……♡」

花丸「うん、おいちいずらぁ……♡善子ちゃんのミルク、マル大好きずらぁ~♡」

善子「素直にそう言ってくれるなんて、可愛いじゃない♡好きなだけ飲むといいわ♡」

花丸「ずら~♡ちゅぱ、ぬちゅぅ……♡」チュパチュプ

 花丸のちくびの吸い方にテクニックなんてものは存在しない

 しかし「恋人である花丸が自分のちくびから喜んで血を吸いだしている」様子は善子にとって最高の興奮材料であり、

 それによって善子は股を濡らしている

 だが股が濡れようが濡れまいが、このSSではそこは全く重要視しない

善子「こうしてると花丸赤ちゃんみたいね……♡」

善子「ほら、よしよし……♡」ナデナデ

花丸「…………//」

 興奮で感覚がおかしくなってきたのか、幼児を愛でるかのように花丸の頭をほほ笑みながら撫でる善子

 花丸も悪い気はしないどころかそれが嬉しいようで、欲張って善子のもう片方のおっぱいに手をかけた

花丸「……ちゅぱちゅぱ、ぬちゅ……♡」ムンズ

善子「もう……花丸ったら……//」

善子「いいわ、許してあげる……♡だからもっと、おっぱい飲んで……♡」ナデナデ

花丸「ずら……♡ちゅぱちゅぱ、ぬちゅぅぅ……♡」

 善子は花丸に対して親愛に加え母性まで抱きつつある

 そのせいか善子のちくびからはより多くの血(ミルク)が滲み出ていた

 そしてそれを溢さない様花丸は丁寧に綺麗に血(ミルク)を舐め取っていく

善子「本当に私って罪な堕天使よね……♡」

善子「フフフ……♡フフフフフフフ……♡」

花丸「ぬちゅ、ちゅぱ、くちゅりゅ、ちゅぅちゅぅ……♡」チュパチュパ

 だれにも邪魔されない中二人の世界にただただ堕ちていく二人

 しかし直後、一気に現実に引き戻される展開が訪れる

善子母「ただいまー」

善子母「あれ?誰か来てるのー?」

善子「げ、ママが帰ってきた……!」

善子「ずら丸、おっぱいはもうおしまい!」

花丸「あ……!」

 母親の帰宅に伴い、善子の堕天使モードは解除

 花丸に対する呼び方も元に戻る

 寂しそうな表情を浮かべる花丸を横目に、善子は急いで服を整える

 善子の母親の足音は着々と近づいてくる中、善子は大慌て

 なんとか無事に間に合ったその3秒後、善子の部屋のドアが開けられた

善子母「あら、花丸ちゃんが遊びに来てたのね。こんにちは。」

花丸「お、お邪魔しています……」

善子母「いつも善子と仲良くしてくれてありがとうね。」ニコ

善子母「あら……?」

 善子のママの視線は二人から離れて床に移る

 善子も同じくそこを見てみると、二人の致命的なミスがあった

 床の一部に、善子のちくびから滴り落ちたと思われる血痕が付着していたのだ

善子「どうしたの、ママ?」

善子母「そこ……血が付いてるけど大丈夫?何かあったの?」

善子「あ、ああ!ちょっと紙で切っちゃっただけだから!心配しないで!」

善子「ほ、ほら今勉強中だから!早く出ていって出ていって!」

善子母「え?え?でも勉強道具が……」

善子「い、いいから!勝手に部屋に入ってきちゃダメだからね!」バタン

 教科書どころかノートも出してないのに「勉強中」と母に言い張った善子

 言った直後でバレバレな言い訳だと気付いたのか、母親を押して部屋から追い出した

花丸「あの……善子ちゃん……」

善子「ああ、ごめんね花丸……♡」アゴクイ

善子「今日のお遊びはもうおしまい……♡」

善子「続きは明日、ね……♡」

花丸「うん……//」

 母親を追い出した途端、善子は再び堕天使モードに

 しかし母親がドアを隔てたすぐ近くにいることもあり、授乳はしない

 二人はこの後まじめに宿題に取り組むが、花丸は帰宅する際かなり気まずかったようだ

 その頃、桜内家

梨子「あああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!」クチュクチュクチュ

梨子「私もよっちゃんのミルク飲みたい!飲みたいよぉぉぉぉっっ!!」ゴロゴロゴロ

 ギルキスのミーティングの際に津島家に設置した隠しカメラで、

 よしまるの行為を最初からじっくりと舐め回すように見ていた梨子

 善子のピアスが貫通したちくびとそこから滲み出る血液を見てから興奮が抑えられなくなり、

 床に寝そべり転がりながらちくびやらおまんこやらをいじくって自慰に勤しむ

梨子「ああ……!よっちゃん……花丸ちゃん……!い゙ぐぅぅっっ……//」ビクビクビク

梨子「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

梨子「レズセやちくびでのえっちは見られなかったけど、最高だわ……♡ふぅ……♡」

 そして絶頂する梨子

 彼女のオカズはそのほとんどが百合カップルであり、イく際は必ずカップル二人の名を叫んでから絶頂する

 かつて音ノ木坂でノンケを食い散らかしていた女とは同一人物と思えないほどに丸くなった彼女

 かなりの女好きではあるものの、彼女もちの女性には一切手を出さないというプライドも持っている

 しかしAqoursのメンバーとはいえど百合カップルはオカズにしたいのか、

 ミーティングや合宿を悪用しこれまでにホテルオハラや高海家、黒澤家にも隠しカメラを仕掛けている

 翌日

 この日以降、善子は隠れて花丸に血(ミルク)を与えるようになった

 キーンコンカーンコーン

花丸「あ……♡授業が終わったずら……♡」

花丸「善子ちゃん、『いつもの』いい……?」

善子「ええ、もちろんいいわよ♡あんたも物好きね♡」

ルビィ「うゆ……?」

花丸「ルビィちゃん、ちょっとマルたちトイレに行ってくるずら……♡」

ルビィ「う、うん分かった……」

 何もしないのが、自分にできる唯一のこと

 そう自分に言い聞かせ、実際に二人の間で何が起こってるか知りたくないのを誤魔化すルビィであった

 トイレ

花丸「善子ちゃん、早く、早く……♡」

善子「慌てんぼうね、花丸は……♡」

善子「はい……♡」ファサ

 善子はセーラー服の左側をたくしあげ、ブラに覆われた左おっぱいを見せつける

 善子は黒い下着しか持っていないため、またしても黒いブラである(ただしフィギュアやぬいぐるみの場合は白パンである)

 そしてブラをずり下ろし、ピアス貫通済みのおっぱいを花丸の顔に近づけていく

花丸「ずらぁぁ~♡」キラキラ

花丸「いただきまぁ~す♡あーむぅ♡」チュパチュパチュパパ

善子「ふふふ、時間はあまりないけれど……たんと飲むがいいわ♡」

花丸「ちゅぱちゅぱちゅぱ……♡」ヌチュ、クチュクチュクチュ

善子「本当にかわいい……♡」キュン

花丸「あ……ミルクでてきた……♡」

 善子が花丸に母性を感じた瞬間、母乳のように溢れ出る血(ミルク)

 花丸のちくび舐めの技術は相変わらず進歩しないもののこの二人にとっては全く問題ない

 授乳こそがよしまるにとっての愛の形なのだから

花丸「ちゅぱちゅぱちゅぱぱぱぱ……♡」チュパチュパチュパパパ

善子「よちよちよち……♡おっぱいおいちい?ママの血(ミルク)おいちい?」

善子「……はっ!」

 調子をこいて、勝手に赤ちゃんプレイを始めてしまう善子

 今トイレに他に誰もいないこともあってか、超えの大きさの調節もしていない

 直後に過ちに気付いたのか、ふと我に返る

花丸「うん、おいちい♡」

花丸「ママのぱいぱいミルク、すごくおいちい♡」

 しかし以外にも乗ってくれる花丸

 しかもさらに善子に心を許したのか抱きついてくる有様

 ミルクを飲んでいる花丸もそれだけでは満足できず、赤ちゃんプレイへと昇華させたかったのであろうか

 ここはやはりカップル、考えていることが似通っているようだ

 しかし直後、この雰囲気がぶち壊されることに

 以外にも→意外にも です

ルビィ「あいたたた……やっぱり我慢できないよぉ……」トテトテ

善子&花丸「……!?」

 突然のルビィ襲来である

 昨日姉のプリンを盗み食いした罰があたったのか、腹を抑えながらトイレに入ってきた

 そしてよしまるの隣の個室に入る

善子「ルビィが入ってきたわね……」ヒソヒソ

善子「でもやめる気はないんでしょう?花丸……♡」ヒソヒソ

花丸「もちろん……ずら……♡」チュパチュパチュパパ

 この段階ではまだルビィの侵入をむしろ快楽のためのスパイスと感じているよしまる

 しかしそれも束の間……

ルビィ「踏ん張ルビィ……!」

 ブリブリブリュリュリュリュ!……ボトン!

 ドバッ!ブリュ!ブリリリ……!ボトボトボトッ!

善子&花丸「…………」

 ルビィが放つ豪快な脱糞音を間近で聞いてしまい、熱が冷めてしまったよしまる

 雰囲気が完全に台無しである

 相当溜まっていたのか、二人が行為を止め黙り込んでしまった後もルビィの脱糞は続く

ルビィ「う……うゅ……//」

 モリモリ……ブチ、ブリュリュリュ……ポトン

ルビィ「ふぅ~すっきりしたぁ……」

善子「…………帰りましょうか。」ヒソヒソ

花丸「そうだね……」ヒソヒソ

 続ける気力が失せた二人は、素早く衣服を整えてトイレを後に

 この後、よしまる共に悶々としたまま授業を受けることに

 なお、ルビィは第二波が来たらしく授業に5分ほど遅刻してしまったのはまた別のお話である

 授業後

花丸「善子ちゃん、おっぱい!!」ドン

善子「ちょ、ずら丸//ここ教室!みんな見てる//」

 クスクス、アノフタリデキテタンダ

 キマシタワー

 アラアラウフフ

 ウユユ…ヤッパリ……

 善子のちくびを吸いたい、授業中ずっとそればかり考えていた花丸は、

 授業が終わるや否や善子におっぱいを要求

 しかしそれは教室のど真ん中での宣言であり、クラスの全員に加え古文の教員までもが花丸の発言を耳にしてしまった

 TPOを弁えない花丸の発言によって変わったクラスの雰囲気に耐えられなくなってしまい、

 善子は花丸の手を引っ張って教室を後にした

 そして花丸に血(ミルク)を与えた後の練習

 心身ともに満足している花丸は昨日とは打って変わって動きがキレッキレに

花丸「ほっほっ……!」

果南「すごいじゃんマル!昨日とは動きが天と地ほど違うよ!」

曜「その様子だと悩みは解決したみたいですな?」

花丸「うん、そうなんだ!」

花丸「今のオラの輝きの前では太陽さえ暗く感じるずらねぇ!」

鞠莉「う~ん!よく分からないけど仲間が元に戻ってよかったわ!」

千歌「みんな心配してたんだよ、花丸ちゃんのこと!」

梨子「ホントよホント♡おかげで……いやなんでもないわなんでもないのよ。」

ルビィ「うゆゅ……」

ダイヤ「これでAqours解散の危機は乗り越えましたわね!」

善子「いや解散はしないから!」

 アハハハハハハハ

 他愛もない会話を交わすオールスターたち

 この後3組のカップルは高海家・ホテルオハラ・津島家で愛を確かめ合う

 一方エリーチカ推しのダイヤは、絵里に甘い言葉を囁かれながら手マンされる妄想で股を濡らすのであった

 そしてルビィはその隙に冷蔵庫の中にあるダイヤのお菓子を盗み食いするのである

 その後も時間を見つけては花丸に血(ミルク)を与える善子

 しかしここで、善子はあることに気付いた

善子「あれ……?」

善子「私とずら丸は付き合っていて、キスもえっちもしている……」

善子「なのに……」

善子「私ってばずら丸の裸どころか下着姿すら見ていないじゃない!」

善子「なんだか不公平な気がしてきた……」

善子「その、私だって……!」

善子「ずら丸のおっぱい見たいし、触りたい……♡」

善子「でかいわよね、ずら丸……♡背の割に随分と……♡」

善子「ああぁ……なんか興奮してきた……♡」

善子「よし、明日は練習休みだし早速行動に移しましょう……♡」

 翌日、津島家

 例によって以下略

花丸「善子ちゃん、さっそく……♡」キラキラ

 完全に善子の血(ミルク)の虜になった花丸は、善子の部屋に着く前に血(ミルク)を要求

 もちろん善子も花丸に血(ミルク)を与えるのは大好きだが、今日の目的はそこではない

善子「……ダメよ。」

花丸「え……?マルの聞き間違いずらかな……?」

善子「言い方が悪かったわね。」

善子「血(ミルク)……あげてもいいわ。いいえ、むしろ私の方から望んであげたいくらいよ。」

善子「でもね、花丸……私思うの。」

善子「いつもおっぱいを出して、血(ミルク)をあげてるのは私ばかり。」

善子「そして花丸はただ、私のちくびに吸いついて血(ミルク)を飲むだけ……」

善子「これってちょっと……不公平じゃない?」

花丸「い、言われてみれば……そうかもしれないずらねぇ……」

善子「だからね、ずら丸……」

善子「いえ、花丸……♡あなたもおっぱい、見せなさい……♡」

花丸「善子ちゃんずるいずら……」

花丸「このモードの善子ちゃんの言うこと、オラが断れないのを分かってて……」

善子「だって私は堕天使なんだもの、目的のためなら手段を選ばないわ……」

善子「だからね、ほら……♡花丸、脱ぎなさい……♡」クイ

花丸「…………//はい//」ファサ

 善子は顔を近づけつつ右手で顎クイ

 普段読書ばかりでウブな花丸は何度経験してもこれに逆らえず、つい制服に手をかけてしまった

花丸「んっしょ……//」ブルン

 花丸は緊張のあまり手がうまく動かず、制服を脱ぐことにさえ時間がかかってしまう

 それを善子は自分を誘うためにわざとゆっくり脱いでいるのかと勘違いする

善子「……!まるでストリップするかのような動き……」

善子「花丸も私とさらなる契りを結びたくて仕方のなかったようね……♡」

花丸「ち、ちが……くはないずら//」ブルルン

善子「やっと制服を脱ぎ終わったようね……♡」

 花丸の上半身は、地味なベージュのブラ1枚のみとなった

 しかし地味な下着に反してそのおっぱいは自己主張が非常に激しく、ブラに押さえつけられるあまりより前に押し出されている

 いつも体育や練習の前の着替えの際に花丸の下着姿を善子は見ているものの、その場所が自宅となるとかつてない興奮が善子を包み込む

善子「改めてみるとエロい身体をしてるのね花丸は……♡」

善子「でもちょっとリトルデーモンにしてはブラが地味じゃないかしら……」

善子「堕天使に仕えるのであれば下着は黒もしくは紫が好ましいわね。」

花丸「そんな派手な下着持ってないよ//」

善子「なら今度一緒に買いに行きましょうか。あなたに合うブラ、この私が選んであげる♡」

花丸「ありがとうずら……♡」

善子「おっと話が逸れたわね。それじゃ次は……そのブラ、外しなさい♡」

花丸「はい、ずら……//」シュルシュル、ブルルン

善子「ほう……♡」

 花丸は善子の指示に素直に従って、たどたどしくブラを外していく

 やがてブラが床に落ちると、はち切れんばかりのEカップバストが姿を現す

 小柄な花丸に似合わないそのバストは、明らかにブラをしていた時よりも表面積が大きく見える

 しかし、肝心のちくびを花丸は隠してしまっている

善子「あら?花丸……どうしてちくびを隠しているのかしら……」

花丸「そ、その……//オラのちくび、普通じゃないから……恥ずかしいずら//」

善子「普通じゃない?何を持ってちくびが普通じゃないというの?」

善子「それに、花丸は私があなたのちくびを見て笑ったり蔑んだりすると思う?」

花丸「え、えっと……」

善子「残念ね……せっかく心から信頼できるリトルデーモンと巡り合えたと思ったのに……」

善子「全ては私一人が勝手に抱いていた儚い幻想に過ぎなかったのかしら……」

花丸「そ、そんなことない!オラだって善子ちゃんのこと信頼してるし愛してるずら!」

花丸「もう2度と前みたいなオラの勝手な行動で周りも善子ちゃんも振り回さない!」

花丸「そう決めたばかりずら!」

善子「ふふ」ニヤ

花丸「だから善子ちゃんに見せるずら!マルのちくび!」パッ

 花丸は善子の誘導尋問に流されて、ちくびを隠していた腕をどける

 鮮やかな桃色が姿を見せ始めた後、やがて直径3cmほどはあろうかという巨大な乳輪が全貌を露わにする

 しかしデカめな乳輪に対してちくびは恥ずかしがり屋さんなのか、

 ちくびの先っぽ自体は僅かに見えるものの、基本的には乳輪の内部に格納される形となっている

 要するに、半開き型の陥没ちくびである

善子「えっろ……」

善子「いいじゃない、花丸のちくび……♡」

善子「私は好きよ、あなたのこの陥没ちくび……♡」サワ

花丸「ええっ//ありが……ずらぁぁ//」ビク

 隙間から顔を出すちくびに遠慮なく指を突っ込もうとする善子

 「陥没ちくびは性的刺激に敏感」ということを知ってか知らずか、善子は小悪魔的な笑みを浮かべつつちくびを引っ張ろうとも画策する

花丸「そんな、触り方が//ああっっ……//」

善子「触り方がどうしたの?」サワサワ

花丸「そんな、ちくびばかりピンポイントに……//や、やらしいずらぁぁ……//」

善子「だって堕天使だもの。性への快楽に堕ちていくのは当然でしょ?」コリコリ

善子「大丈夫、ほら……♡こっち向いて花丸……♡」

花丸「ひゃ……//」

 善子は素早く花丸の後ろに移動し、花丸の右肩から頭を出す

 もちろんその間も花丸のちくびいじりはやめない

 花丸は堕天使と化した善子には決して逆らえず、言われるがまま善子の方を向く

善子「ん、ちゅ……♡ちゅ♡ちゅ♡」

花丸「ちゅ♡ちゅ♡ちゅる、ちゅちゅ♡」

 そして相も変わらず1秒も経たない優しいキスをする二人

 まだ早いと思っているのか、それとも二人とも奥手なのか、相手に遠慮しているのか、ディープキスはしない

 その代わりに小刻みなキスをこれでもかと連打する善子と花丸

 しかしこれだけでは当然物足りなく経ってきたため、善子は更なる行動に出る

善子「ん、ちゅ……♡ちゅ、ちゅ……♡」スルスル

善子「ちゅる……♡」ムギュ

 善子はキスと片手の動きを止め、自分の服に手をかけ上半身裸となる

 そしてピアス貫通済みのちくびを花丸の背中に押し付ける

 柔らかな堕天使の人肌と、硬く冷たい金属の感触が花丸を襲う

花丸「ず、ずらぁぁ……!?」

善子「ウフフ……♡どうしたの花丸……♡」

花丸「マルの背中に……善子ちゃんの感触が……♡」

善子「感触が……どうしたの?」

花丸「善子ちゃん……あったかいけど、ひんやりしてる……♡」

花丸「矛盾しているようで綺麗にまとまっていて……」

花丸「なんだか、マル……♡」

 善子のこの行動は的確であったようだ

 花丸がより興奮したことで、乳輪の奥に隠れた陥没ちくびが心なしか勃起している

 善子は自分の指が花丸のちくびに押されたのを感じて、もう少々過激なことをやってもいいのではないかと考える

善子「ええ、いいのよ、花丸……そのまま素直になって……♡」クリクリ

花丸「うあぁぁ……//くぅぅぅぅ……//」

善子「いいわね、その殊勝な態度♡もっとキスしましょ♡ん、ちゅ、ちゅぷる……♡ちゅ、ちゅ……♡」チュッチュ

花丸「んちゅ……♡」チュッチュ

 善子と花丸のキスはやっぱり優しい

 だがこのままでは進展が無いので、それ以外の手段で善子は花丸に快楽を与えようと考える

 そして思いついたのが、「花丸の陥没ちくびを引っ張り出す」ことであった

善子「こっちももっと素直になりなさい……♡ん、ちゅるるる……♡」クリクリクリクリ

花丸「んむむぅぅっっ!?」

 善子は花丸の陥没ちくびに指を突っ込み、ちくびの内壁と指でちくびそのものを掴んで引きずり出そうとする

 同時にお互いの性的興奮を高めるためにここで初めてディープキスも繰り出す

 どうやら今まで善子は作戦としてあえて優しいキスしかしていなかったようである

 ディープキスとちくび責めのコンボに、ただただ花丸の顔は歪んでいくばかり

善子「んじゅるるる……♡じゅぷっっ♡ずちゅるるる♡」クリクリクリ

花丸「んぐぐぐぐぅぅっっ……//んむむぅぅぅ//」

 ディープキスとちくび責めのあまりの気持ちよさに、無抵抗のまま善子に口内もちくびも犯される花丸

 身体を微振動させながらただなすがままになっている時、ついにその瞬間は訪れる

善子「んちゅぷ、じゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ……♡」ギュギュギュ

花丸「んんんんんっっっ……//」ビク、ビクビク、ビンビン

善子「あら……♡フフフ……♡」

 善子に口を塞がれていたことにより、声を出せないまま身体を痙攣して花丸は絶頂を迎えた

 ちくびを重点的に攻められていたからか、花丸のちくびは完全に勃起して表に出ていた

 慣れない外の空気に触れ、花丸の2.2cmの勃起ちくびは風に吹かれたかのようにただ揺れている

 そんな花丸のちくびを見て、善子はまたも小悪魔的な笑みを浮かべる

花丸「あああぁぁぁ……//ああぁぁぁ……//」

善子「イッちゃったのね、花丸……♡」

善子「ほら、目線を下に向けてみなさい……♡」

花丸「え……?あ……//」

 花丸が目線を向けた先

 そこには、豊満なおっぱいにそびえ立つ1対のちくびが、善子を求めてただゆっくりと動いているのであった

 花丸は陥没ちくびを外の世界に出したことが無く、これがちくびとの初対面となる

善子「あら、どうしちゃったの顔を赤くしちゃって……♡」

善子「これが何か、あなたには分かるでしょう……?」コリコリ

花丸「んひゃぁ//くくぅ……//」

善子「さあ、言ってしまいなさいな♡これが何かを♡」

善子「花丸にはまだまだ堕ちていってもらうのだから、この程度で音をあげたらダメよ♡」コリコリ

花丸「まだまだ……?」

善子「そう。いつもあなたばっかり私のちくび吸ってるじゃない?」

善子「だから今度はいつもと逆♡このヨハネが花丸のちくび……いぢめてあげる♡」チュパ

花丸「ひぐっっ//」ビク

 善子は、むき出しとなった花丸のちくびを「舐める」なんてことはせず、

 段階を飛ばしていきなり吸いついた

 それも、自分の欲望に任せて、強く、淫らに、乱暴に

善子「んぢゅるるるるぅぅぅ……♡じゅちゅちゅ♡ぶぢゅるるるるるるぅぅぅぅ……♡」チュパチュパチュパパパパ

花丸「んひぃっっ//ん゙ほっっ♡あおおおおおぉぉぉぉぉぅぅ//」ガク、ガク

 善子は無限に分泌される唾液を花丸のちくびに塗りたくって、自身の唾液ごと花丸のちくびを吸い上げていく

 いくら初めてとはいえ善子のちくび責めは激しいこともあり、その威力は絶大

 それが外からの刺激に慣れていない、加えて絶頂を迎えたばかりの花丸のちくびに襲いかかるのだからたまったものではない

善子「ぶぢゅぢゅぢゅりゅりゅりゅぅぅぅ……♡じゅぞ♡じゅぞぞぞぞっっ♡」ヂュルルルチュパパパ

花丸「あががががががががぁぁぁぁぁぁ……//」ガクガク

善子「あら、花丸のちくび……さっきより硬くなってるみたい……♡」

善子「れろちゅ♡じゅるるるるるるるるっっっ♡」チュパチュパチュパパパパ

 一心不乱にちくびを攻め続ける善子

 その顔は完全に花丸のおっぱいの方にのみ向いていて、

 未知の気持ちよさのあまり涙と涎を垂れ流す花丸の顔を善子は知る由もない

花丸「よ、よしこちゃ……//お、オラぁ……//」

善子「ふふ、分かるわ♡またイきそうなんでしょ?」

善子「ちくびこんなにビンビンにさせてたら分かるわよ♡」

善子「じゃあ、トドメはこの私が……刺してあげる……♡」ガプ

花丸「……!?」

 善子は、花丸のちくびを甘噛み

 ただし、甘噛みといってもちくびの暑さ半分くらいを上顎と下顎で抑えたため、

 ちくびが押し潰される、痛いような痒いような感覚が花丸を包み込む

 当然ちくびイき初心者の花丸がこれに耐えられるはずが無く、

 意識をプツっと失い、パンツはいたままおしっこやら潮やらを垂れ流しながら静かに倒れた

花丸「」プッシャァァァ、ジョワアァァ

善子「ちょっとやりすぎちゃったかな……」

善子「おーい、ずら丸ぅ!だいじょーぶ?」ユサユサ

花丸「」

善子「返事が無い……」

善子「息はあるわね。」サッ

善子「気絶してるだけ、か……」

善子「それって私のテクでずら丸を気絶させちゃった、ってこと!?もしかして私ってテクニシャン!?」

 花丸が気絶してしまい、恋人と一緒の部屋にいるのにどこか寂しくなった善子は、

 それを紛らわせるかのように独り言を話す

 おっぱい丸出しでスヤスヤ眠る花丸のおっぱいに欲情しそうになるも、善子の良心がそれを抑え込む

 善子は花丸の顔をきれいに拭いて、汚れたぱんつを脱がせて自分のタンスから持ってきたぱんつを履かせて(花丸のぱんつはビニールに入れて縛った)、

 自分の膝の上でそのまましばしの間寝かせてあげるのであった

 30分後

花丸「んん……//ずら……!?」

善子「ようやく目覚めたようね、花丸……」

 善子の膝の上で、花丸は目を覚ます

 その頭上には、決して豊かとは言えないがピアスが刺さったちくびと共に自己主張をし続ける善子のおっぱいがあった

善子「まだ褒美をあげていなかったからね。堕天使と言えど、約束は守るわよ。」

善子「さあ、存分に……飲むといいわ……♡」サワ

花丸「善子ちゃぁぁ……!ちゅぷ、ぬちゅ、くちゅぅ……♡」チュパチュパ

 自分のおっぱいを下から持ちあげて、ピアス貫通済みのちくびを花丸の口まであてがう善子

 ここで花丸は当初の目的を思い出す

 自分は善子の血(ミルク)を飲むためにここまで来たんだと……

 遠回りした後にその目的に辿りついた花丸は、目の前で揺れるピアスを見るや否やすぐに善子のちくびに食らいついた

花丸「ぢゅうううぅぅぅぅぅぅぅ♡ぢゅるるるる♡ぢゅるるるる♡」ヂュパヂュパパパパ

善子「あ、な、何よ//今までと違う……!」

善子「リトルデーモンのくせして……//や、やるじゃない……//」

花丸「ぬぢゅ、ぶちゅちゅちゅぢゅるるるるっっ♡ぢゅる♡じゅりゅりゅりゅっっ♡」

 血(ミルク)に飢えた花丸は、その抑圧されていた欲望を解放する

 今までと違い善子のちくびを音を立てて勢いよく吸っている

 これにより善子からより多くの血(ミルク)を摂取できる

 そして花丸の狙いとは外れるが、主であり恋人でもある善子のちくびにかつてない強い刺激を与えていた

 下僕からこのような仕打ちを受けるとは思っていなかった善子は思わず顔を歪めるも、彼女はどこか嬉しくもあった

 花丸も、自分と同じくさらなる闇に堕ちたがっている

 善子は自分(善子)のちくびに一心不乱に吸いつく花丸を見て、一人微笑むのであった

善子「ふふ、ふふふふふ……♡」

花丸「ちゅぱぢゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ♡ぶぢゅ♡じゅちゅりゅりゅりゅ♡」ヂュパヂュパ、ジュルルルル

 こんな調子でこの後花丸は善子のちくびを左右交互に吸うこと30分が経過

 善子のピアス貫通済みのちくびは唾液でふやけ気味になっており、

 また大量に血(ミルク)を吸われたことからちょっと貧血気味

 善子がクラっと後ろに倒れたことで、ようやく花丸は善子のちくびから唇を離した

善子「う……」クラ

花丸「ちゅぱ……♡どうしたずら?」

善子「ちょっとしもべたるあなたに力を与えすぎたようだわ……」

善子「正直なところエネルギー不足ね。」

花丸「それは……申し訳ないずら。」

花丸「でも他にオラが善子ちゃんにできることは……何もないずら……」

善子「……!!」

 この時、善子の頭に邪心が芽生える

 自分だけじゃなく、恋人であり、リトルデーモンでもある花丸のちくびに……

 ピアスを貫通させたい……

 そして、花丸の血(ミルク)を飲みたい……

 恋人同士、お互いの血(ミルク)を交換しながら、深く深く愛し合う……

 女性の象徴たるおっぱいの頂点に立つちくびにお互いに穴を空け、血(ミルク)をすすり合う……

 なんて背徳的で、尊い、暗黒面に堕ちたえっちなんだろう……

 まさに自分たちの望む関係の究極形とも言っていい

 善子はこれを実現するのを目標に頭の中で計画を立て始めた

善子「フフ……フフフフ……」

花丸「よ、善子ちゃん……?」

善子「な、なんでもないわよぅ、なんでも……」

善子「それよりもずら丸……ママがもうそろそろ帰ってくると思うから、服着て。」

善子「あ、そうそう。あんたお漏らししてたから、ぱんつ換えといたわ。私のだけど……//」

善子「あんたが元々履いてたやつはそこに……」

花丸「あ//なんかおまたがスースーすると思ったら//」ヒョイ

花丸「え//」

善子「ちょ、ずら丸……//何やってんの//」

 花丸は服を着る前に、スカートをたくし上げて自分がどんなぱんつを履いているか確認

 恥じらいよりも好奇心が勝ったのか、善子の視界に花丸の局部が映ってしまっている

 花丸が履いていたのは、サイドが紐で大事なところを隠す部分以外はかなり透けている黒のぱんつであった

 善子は特にこれを履いてほしかったわけではなく、たまたま掴んだぱんつがこれであったのだ

 しかし田舎者の花丸にとってはあまりに派手すぎるぱんつであり、

 これからしばらくこれを履き、加えて自宅の洗濯機にこのぱんつを入れることを考えると

 恥ずかしさやら自宅での最適行動についての試行錯誤で頭がパンク寸前になった

花丸「」プシュー

善子「あらあら花丸ってば……♡」クス

 やかんのように顔を赤くして湯気を出す花丸を見て、善子は嗜虐心を誘われる

 そして堕天使モードにチェンジして、不敵な笑みを浮かべながら自分のベッドの下を漁り出す

善子「ごそごそ……あったわ♡」

善子「ねえ、花丸。あなたにプレゼントがあるわ♡」

花丸「」

花丸「え、な、なんずら……?」

善子「コレ……あげる♡」ヒョイ

花丸「え、こ、これは……」

 善子が差し出したモノ……

 透明なカップのようなものに管が付いていて、その管の先は怪しげな小型機械に繋がっている

 そう、これは大人のおもちゃ、ちくび吸引機である

善子「コレ……♡何か分かる?」

花丸「うーん……わからないずらぁ……」

花丸「何に使うの?」

 善子に話しかけられ我に返った花丸

 演技でも煽りでも何でもなく、どうやら本当に吸引機の使い方が分からないらしい

善子「よく聞いてくれたわね……流石私のリトルデーモン……♡」

善子「なら教えてあげる♡これはね……」

善子「こうやって使うのよ♡」スポ

花丸「ひゃん!?」

 善子は2つのカップを花丸の既に引っ込んだ陥没ちくびへとあてがう

 さっき「ママが帰ってくるから服着て」と言ったばかりなのに……

 そして有無を言わさず吸引機の電源を入れ、圧力を「最強」に設定した

 直後、部屋から花丸の悲鳴が轟く

花丸「んひゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ//」ガクガクガクガク

善子「耳に心地よい響きだわ、あなたのその嬌声……♡」

善子「どう?この吸引機の威力は……♡」

 吸引機は花丸のちくびを強く引っ張り、ブーブー汚い音を立てながら振動している

 善子にされた愛撫とは違う、冷たいちくび責めが花丸を襲う

花丸「と、とめ……!止めてぇぇっ……//」

善子「止めないわ♡だってこれからあなたには自宅で毎日コレを使ってちくびを調教してもらうんだもの♡」

花丸「な、ななな何を勝手に……ひぎいいいぃぃぃぃぃ//」バタバタ

善子「私と花丸、互いに相手に依存しちゃうくらい愛し合っているというのは分かるわ。」

善子「でもね、わたしはそれ以上の関係を築きたいの♡」

花丸「それ以上って……?ん、んぐぅ!」

善子「あら……それを聞いちゃうの?」

善子「いいわよ、なら包み隠さず言うわね。」

善子「私……あなたのちくびにピアス穴を空けて……」

善子「そこから滴り堕ちるあなたの血(ミルク)を……飲みたいの♡」

 遂に放った、善子の本当の気持ち

 善子は花丸に血(ミルク)を与えるうちに、おいしそうに血(ミルク)を飲む花丸に嫉妬もしていた

 それが積もり積もって我慢できなくなり、善子は花丸に打ち明けたのだ

花丸「え!?え!?善子ちゃん……一体何を……//んぐうううぅぅぅぅ//」

 ブブブブブブブブブ……

善子「何ってそのままの意味よ♡」

善子「あなたのちくびを十分に開発した後……」

善子「そのちくびに穴を空けるの♡」

善子「すると……穴から血(ミルク)がドクドク出てくるでしょう?」

善子「その血(ミルク)を飲みたいって話♡」

花丸「いきなりそんなことぉ……言われても、困るずらああああぁぁぁぁぁぁぁ//」ガクガク

 ブブブブブブブ……

善子「そうね、確かに唐突にそんなこと言われても困るでしょうね。」

善子「でも、花丸……あなたに断ることができるのかしら?」

花丸「え……?んひゃああぁぁぁぁぁぁぁっっ//」

 ブブブ、ガガガガガガガ……

善子「もしも私が……」

善子「『これからはもうあなたに血(ミルク)をあげない』なんて言ったら……」

花丸「……!!」

 善子の言葉を聞いた瞬間、花丸の目つきが変わる

 そして強い目力で善子の顔を見続けると、ちくび吸引機のことなど忘れて子供のように大声で駄々をこね始めた

花丸「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアアアァァァァァ!!」ジタバタ

花丸「嫌ずらああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!」ドタバタ

花丸「ンギャア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アァァァァァッッッ!!」ゴロンゴロン

花丸「オラはっっ、オラはあああああぁぁぁっっっ!!」バッタンバッタン

花丸「善子ちゃんのっっ!!血(ミルク)がないとおおぉぉぉぉぉ!!」ドタドタ

花丸「生きて!!いけないずらあああぁぁぁぁ!!」バッコンバッコン

善子「ちょ、ちょっと花丸……」

花丸「うああああぁぁぁぁぁっっ!!もう死ぬ!死んでやるずらあああぁぁぁぁっっっ!!」ガンメンカキムシリ

花丸「今すぐに!!この窓から!!飛び降りてやるずらああぁぁぁぁ!!」グラグラグラ

花丸「オギャアアアァァァァァァァ!!ン゙ヒイイイィィィィィィッッッ!!」ギコギコギコ

 「善子の血(ミルク)が飲めない」、善子の血(ミルク)に完全に依存した花丸にとって、それはもう生きる意味を失うことも同義であった

 そんな花丸は自らの置かれた状況に泣きながら笑い、突発的に自殺しようとする

善子「ちょっと落ち着きなさいずら丸!!」バチン

花丸「…………!」シュン

 善子の愛あるビンタ1発で、花丸は大人しくなる

 しかし変わらず絶望しているようで、こんなことをのたまう

花丸「そうずらね、オラのこの命……大好きな善子ちゃんの手で引導を渡して欲しいずら……」

花丸「さあ……」クイ

 花丸は首をあげて、さぞ「絞めてくれ」と言っているかのよう

 しかし善子はそれを許さない

善子「いい加減にしなさい!」チョップ

花丸「あいたっっ!?」

善子「あなたは早とちりしすぎ。」

善子「流石に焦ったわよ、まさかそこまで私の血(ミルク)を好きでいてくれるなんて……」

善子「全く、呆れた忠誠心よね、ホント……」

善子「えっと……要するに……悪い言い方をすれば、これはあなたへの脅迫でもあるの。」

善子「これからも血(ミルク)が欲しいのなら……」

善子「あなたもちくびにピアスを空けて……その穴から滲み出るあなたの血(ミルク)……私に献上しなさい……♡」

花丸「もちろんずら♡断れないずら♡」

花丸「善子ちゃんの血(ミルク)のためならマル、何でも喜んでやるずら♡」

善子「よろしい♡でもね、焦りは禁物よ。」

善子「まずはその吸引機で毎日ちくびをいぢめぬくこと。」

善子「朝起きてから5分と、夜寝る前に5分。1日たった10分よ。できるわよね?」

花丸「分かった♡早速今日から実践するずら♡ん、おおおぉぉぉぉぉ……//」

 ブブブブブブブ……

善子「大丈夫だとは思うけど、一応忠告しておくわ。」

善子「もし1回でもサボッたら……その日から1週間は血(ミルク)抜きだから。」

善子「やらなかったら一発で分かるから、覚悟しておくことね。」

花丸「ああ、それならオラには関係ない話ずら。だって忘れないもん♡」

花丸「それに……だんだん……♡この刺激が気持ちよくなってきたずら……//」

 ブブブブブブブブ……

善子「リトルデーモンとしては上出来ね。私の方から言うことは何もないわ。期待してるわね……♡」

善子「もうすぐママも帰ってくるし、今日はこのあたりでお開きにしましょうか……」

花丸「うん♡マル頑張ってちくび調教するずら♡」

 こんな状況を母親に見られるのはまずいため、早めに解散宣言する善子

 それに伴って善子は吸引機の電源を消し、電源を花丸に授ける

 そしてこれから、花丸のちくび調教生活が幕を開けた……!

 その日の夜10時

花丸「善子ちゃんのために……そしてオラ自身のために……!」

花丸「やるずら……!ちくびの開発……!」カポ

 花丸はまず、吸引機を両ちくびにセットする

 しかしそのままではいとも簡単に落ちてきてしまうことに気付き、

 電源をオン、もちろん強度は最強に

 その瞬間、津島家で経験したあの快感がもう一度花丸の元へ

 ブブブブブブブブッブー……!

花丸「ほおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ//」ビクビク

花丸「気持ちいいずらああぁぁぁぁぁぁっっ//未来ずらああぁぁぁぁ//」ガクガクガク

 ブブブブブブブ……!

花丸「お、おおおぉぉぉぉぅぅ……♡あ、マルのちくび……♡」

花丸「機械に引っ張られてる……♡ちくびとれる♡とれちゃうずらよおおぉぉぉ//」ガタガタガタ

 強烈な吸引力で引っ張られる、花丸の陥没ちくび

 その刺激を受けて花丸のちくびは瞬く間に勃起し、外の世界に現れる

花丸「お、おほぉぉぉぉぉ……//マルのちくびが……♡出てきちゃった……♡」

花丸「善子ちゃんにもらった機械でちくびをいじってるってことは……」

花丸「これってもう善子ちゃんにちくびをいじってもらってるのと同義ずらね……♡」

花丸「ああぁぁぁ……//まずい、なんだかもっと興奮してきたずらぁ……//」

 ブブブブブブブブッブーデスワ……!

花丸「ああぁぁぁ……//善子ちゃん……♡善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃぁぁん……//」

花丸「マル、善子ちゃんの血(ミルク)のためなら……」

花丸「な、なんでもするずらぁぁ……//」

 ブブブ……ガガガガガガガ……!

花丸「ってダメ//善子ちゃぁ、そんなとこいじっちゃ、んああぁぁぁ……//」クネクネクネ

 花丸は何か妄想しているのか、身体を横たわらせ自分の乳を揉みつつ身体を唸らせている

 おっぱいを揉むことによってちくびがさらに敏感になるのか、花丸の身体はすぐに限界を迎えてしまった

花丸「ずら゙あ゙ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ//」ガクガクビクン、プッシャージョロロロ

 花丸は身体とおっぱいもそうであるが、それ以上にちくびを勢いよくブンブン振りまわしながら絶頂した

 その動きで吸引機は外れてしまい、床を少しの間転がった後動きが止まる

 妄想しながらのちくび責めはかなりクるものがあり、本日2度目のお漏らしもしてしまった

花丸「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……♡」

花丸「善子ちゃん、すごかったずらよ……」

花丸「………………」

 そして急に賢者タイムを迎え、呆然とする花丸

 魂が抜けた状態のまま1分が経過した後、惨めに自分が漏らした尿をティッシュで拭きとるのであった

 そして後片付けを終えた後、明日飲む血(ミルク)のことを想像しながら、眠りについたのであった

 翌日、ホームルーム前

花丸「意外と昨日はよく眠れたずら……!」

花丸「(でも、さっき朝起きた後もちくび吸引してたから……正直ムラムラするずら//)」

花丸「血(ミルク)飲みたいずら~」

花丸「早く善子ちゃん来ないかな~」

善子「呼んだ?ずら丸?」ヒョイ

花丸「わああああぁぁぁぁぁぁっっ//善子ちゃん!?」

善子「ククク……フフフフフ……♡」

善子「その慌て様……ちゃんと言いつけを守ってちくびを開発していたようね……♡」

善子「殊勝な心掛けは好きよ、ククククク……♡」

 よしまるのこの会話、あろうことかホームルーム前でクラスメイトがほぼ全員揃ってる中での発言である

 善子は堕天使モードになっていることもあり、周りが全く見えていない

 声の大きさもトーンもいつも通りなので、クラス内に丸聞こえである

 一部の生徒は騒いでいるため音が中和されて聞こえていないようだが、

 近くで読書していた眼鏡の生徒は驚きのあまり二人の方を振り返っている

モブ「……!?」

善子「あなた、今のは忘れなさい。いいわね?」

モブ「う、うん……分かった……」

花丸「そうしてくれると助かるずら……」

善子「あなたも!そこのあなたも!ね?」

モブたち「え、ええ……」

 振り向いた眼鏡の生徒の他にも、周りで固まっていた生徒にも声をかける善子

 ちくび開発の件が周りに露呈した恥ずかしさのあまり下を向いてしまう花丸であったが、

 同時に自分を守ろうと(?)してくれた善子をますます好きになる

 なお、ルビィはトイレでうんちしていたので、よしまるのこの会話を聞くことはなかった

 そしてホームルームの後、一時限目の授業

 ホームルーム前に花丸は善子から血(ミルク)を貰いそびれてしまったため、

 全く授業に集中できず、血走った目で教師を睨みつけながらノートを全く取らずに過ごした

 そのため、花丸が善子にノートを見せてもらうという、普通では考えられない逆転現象が発生した

 しかしそのノートを見せてもらったのは次の授業中

 そう、授業の後の放課後はトイレで授血(じゅにゅう)タイムなのだから……

善子「ふふふ……♡待ちに待った私の血(ミルク)、美味しいでしょう、花丸……♡」

花丸「ちゅぱ……ちゅぱ……ちゅぱ……♡おいちい♡おいちぃずらぁ♡」チュパチュパ

善子「まあ聞くまでもないけどね♡堕天使の血(ミルク)なんだもの、何人足りとも美味しいって言うにきまってるじゃない♡」

善子「でも安心して……♡私が血(ミルク)をあげるのは花丸、あなただけだから……♡」

花丸「ずらぁぁ……♡」チュパチュパチュパ

 こんな調子で花丸は善子にますます依存していき、そのため花丸は善子に喜んでもらおうと張り切ってちくびを開発し続けた

 朝起きた時と夜寝る前の2回でいいと言ったのに、帰宅後真っ先にちくび開発に勤しむようになり、

 休日に至っては昼食後にもちくびを吸引し、多い日にはなんと一日5回もちくびをいぢめていた

 そしてそのまま2週間経ち、ちくび吸引の時には常に善子のことを考えていただけあって、

 今では善子の姿を見るだけでちくびが陥没部からビンビンに勃起して姿を現すようになった

花丸「善子ちゃん……♡マルのちくび、いい感じになってきたずら……♡」

花丸「今日……善子ちゃんのお家に行きたい……♡」

花丸「しっかり育ったマルのちくび……善子ちゃんに見て欲しいずら……♡」

善子「ええ、いいわよ……♡」

善子「今日はパパもママも家にいないの……♡」

善子「だから思いり可愛がることができるわね、あなたのこと……♡ふふふふふふふ……♡」

 津島家

花丸「善子ちゃん、まずはコレを見て欲しいずら……♡」シュルルル、パサ

 ビンビン……♡

善子「あら、素敵……♡あなたがきちんとちくびを調教していたのがよく分かるわ……♡」

 善子が目にしたのは、花丸のブラジャーの下から生地を持ちあげてその存在をアピールする彼女のちくびであった

 善子と話した時から花丸のちくび自体は勃起していたが、脱ぐ直前になって緊張と気分の高揚もあり、

 根元から引きちぎれそうなくらいに限界までさらに勃起していた

 そんなちくびがブラの中で「出してくれ」と窮屈そうに動いており、これが善子の感情に強く訴えかける

 ちなみに花丸のブラジャーついでにぱんつは善子の影響を受けてセクシーな黒色のものになり、

 善子にちくび開発をされて以来今まで使用していた地味なベージュのブラジャーとは決別している

善子「狭い所に詰め込まれてかわいそう……♡」

善子「だからもっといぢめてあげる、花丸のちくび♡うふふふふ……♡」サワサワサワサワ

花丸「ううぅぅ……ふぅぅ……//」

 善子は人差し指を使ってちくびの先端を高速で撫で回す

 むず痒いような感覚を、調教しすぎて敏感になったちくびは耐えきることができず、30秒も経たぬまま花丸は果ててしまった

花丸「んっひゃあああぁぁぁぁぁぁぁっっ//」ビクビクビクガクン、チョロロ

善子「ちょっと早すぎ……♡」

善子「もしかして、私が言った以上にちくび調教してた?」

花丸「はぁ……はぁ……はぁ……//」

花丸「うん……♡そしたらもっと善子ちゃんに喜んでもらえると思って……♡」

花丸「それにマルも、もっと善子ちゃんのおっぱい吸えるかな、って……♡」

善子「本当優秀なリトルデーモンね……♡」

善子「それじゃそろそろ見せてもらいましょうか……♡」

善子「影ながら私が育ててきた、あなたの開発済みちくびを……♡」

花丸「うん、分かりましたずら……♡」

花丸「これが善子ちゃんだけに見せる……マルのえっちなちくびずら……♡」シュルル…

 書くのを忘れていたが、花丸のブラジャーはフロントホック

 カップどうしを繋ぐホックを緩やかに外し、花丸の大きなおっぱいが揺れながら姿を見せる

 そしてその表面に際立っているのは、ぷっくりとした乳輪と、

 特訓により善子を見るなり勃起するいやらしい長ちくび(1.9cm)

 2週間という長いようで短い期間の中で、花丸の長ちくびの才能が開花

 善子のちくびを越える長さへと成長した

善子「…………」

善子「…………」

善子「美しい…………」ボソ

 しばしの沈黙の後、ただ一言「美しい」とだけ述べる善子

 麗しくも妖しく開発された花丸のちくびとそのちくび擁するおっぱいに、善子の心は虜にされる

 堕天使だけあって自分の身体の美しさにはそれなりの自信を持つ善子であるが、

 ちくびにピアスが貫通していないこと以外は完璧な花丸の肉体に嫉妬心にも似た感情を抱く

 しかし同時に、そんな花丸を従える自分が誇らしくなり、花丸が反応する前に急に高笑いを始めた

善子「クックック……♡ウフフフフフフフフ……♡」

善子「嬉しいわ花丸、あなたのそのちくび、想像以上の調教具合ね。」

善子「ふぅ……♡」

花丸「あ、あああああぁぁぁっっ……//」ガクガクガク

 善子は急に屈んで花丸のちくびに吐息を吹きつけた

 イったばかりの上にちくびが超敏感な花丸はまたも耐えられず、痙攣しながらアヘ顔を晒す

善子「ほんとますます私好みに成長しちゃって……♡」ムンズ

善子「次はちくびしゃぶってあげる♡じゅぞおおおおぉぉぉぉぉぉっっっ♡」レロレロジュルルルル

花丸「ひぎいぃぃぃぃぃぃぃっっっ//や♡やあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ//」バタバタバタ

 善子は花丸のおっぱいを鷲掴みにすると、ちくび2本を一気に吸い上げる

 イワークに水技を撃つかの如く効果抜群で、顔を歪めて花丸は暴れ回る

 当たり前だが花丸は耐えられるはずもなく、5分もしないまま花丸は3度目の絶頂を迎えてしまった

善子「ウフフ……♡ククククク……♡」チュポン

善子「そろそろ機は熟したかしらね……♡」

善子「できればもっとあなたのちくびを味わっていたかったけど、花丸持ちそうにないし……♡」

花丸「ああぁぁぁ……//ああぁぁぁぁ……//」

 善子は花丸のちくびから唇を離す

 本当に僅かの間しかちくびをしゃぶっていなかったものの、花丸のちくびにはたっぷりと善子の唾液が付着している

善子「ごそごそごそ……」

花丸「うぅ……うぅ……」ピクピク

 その場でだらしなく痙攣する花丸を尻目に、善子は自分のベッドの下を漁る

 そしてそこから工具箱のようなものを取り出し、その存在に気付かせるかのように大きな音を立てて花丸の目の前に置いた

善子「ふん……」ドン

花丸「……!」

善子「うふふ……♡」

 そして善子は工具箱を開け、細長い針をわざとらしく花丸に見せつけた

 どう見ても凶器なその針に、花丸は心の準備をしていたもののやはり動揺を隠せない

善子「さあ、ようやくこの時が来たわね……♡」

善子「花丸……♡準備はいいかしら……?」

花丸「ううぅぅ……」

善子「どうしたの……?」

花丸「分かってはいるけれど、やっぱり……怖いずら……」

花丸「改めてその針を見ると……ああ、それがマルの身体を貫通するんだな、って……」

花丸「う、ううぅぅぅ……オラ、怖くて、怖くて……」

善子「花丸……」

 花丸は頭を抱え込んで、うずくまる

 恐れるのも当然だ、若者文化や時代の先端に疎い花丸にとって、ピアス貫通は未知の領域である

 最初事故で善子のちくびピアスを見た時も、花丸は別人であるかのように変わってしまったのだから

善子「大丈夫よ、花丸。私を信じて。」アゴクイ

善子「もちろん私だって最初は怖かったわよ。」

善子「でも、なんとかなった。不安だったけど成功したから、今の私がいる。」

善子「炎症も起こってないし、ちくびに違和感なんて何もないわ。」

善子「私が無事自分のピアスを開けるのに成功してるんだから、あなたのちくびを貫通させるのに失敗するわけがないでしょう?」

善子「安心して。絶対成功するから。」

花丸「善子ちゃん……」

善子「さあ、あなたのちくびを私に委ねなさい……♡堕天使として、生まれ変わりましょう……♡」

花丸「わかったずら……!オラ、善子ちゃんを信じる……!」

花丸「マル、堕天使になる……!」

善子「ありがとう、花丸……♡」

善子「じゃあ、いくわよ……♡」ジュルリ

花丸「あ……♡」

 本当は善子は針を舐めて堕天使らしさをアピールしたいところであったが、

 実際に行ってしまうと唾液からちくび貫通部分へ細菌感染する恐れがあるため、善子は舌舐めずりで我慢する

 そして善子は左手で花丸のおっぱいを下から持ち上げながら、震える右手で針をまずは左ちくびに近づける

花丸「は、針がっ……!近づいてくるぅ……!」

善子「痛いかもしれないけれど……歯ぁ食いしばって耐えなさい!」

善子「あ、ちゃんと針が刺さるトコは目に焼き付けるのよ!」

花丸「うん……!」ゴクン

 ピト

 緊張のあまり花丸は思わず唾を飲む

 その直後に冷たい金属が触れる感覚が彼女のちくびを襲う

 そして、次の瞬間……

善子「さあ花丸、現世から堕天しなさい……♡」

 プスリ

花丸「んぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」

 花丸の左ちくびを、針が一思いに貫いた

 鮮やかな血飛沫が周囲に舞い、善子の部屋は鉄の匂いに包まれる

重大なミスをしました

93にて


 実際に行ってしまうと唾液からちくび貫通部分へ細菌感染する恐れがあるため、善子は舌舐めずりで我慢する


と記述しましたが、よくよく考えれば今まで花丸は傷口から滲み出る血(ミルク)を散々飲んでおり、

この一行だけでこのSSの題材そのものを否定しかねない矛盾が発生してしまいました

そのため該当部分を、


 善子は針を舐めたことにより舌を負傷した経験がありそのトラウマを払拭できていないため、泣く泣く舌舐めずりのみで我慢する


に読み替えていただくようお願いします

申し訳ありません

花丸「んぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」ブンブン

花丸「マルのちくびが、ちくびがあああぁぁぁぁっっ!!」ブンブン

花丸「痛いいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!死んじゃう!死んじゃうくらい痛いずらあアァァァっっっ!!」ポロポロ

善子「ちょっと花丸暴れないで!」

 花丸の一番敏感な性感帯が針によって貫かれた

 ただでさえ身体が貫通すると激痛を伴うのに対し、よりによってその場所がちくび

 臓器が貫かれているわけではないので死にはしないが、痛みと快楽それらがほぼ最大限まで増幅された状態で花丸を襲う

 あまりの刺激の強さに理性を失い腕を振り回しまくって花丸は暴れる

 そしてそんな彼女の頭を抑えて制止する善子

善子「針刺さったまま暴れると危ないから!」ニュポッ

花丸「ひぎっ!?あ、あああぁぁぁぁぁ……//」プルプル

 善子に素早く針を引き抜かれると、目をカッと開いて身体を震わせながら、穴が空いた自らの左ちくびへと目線を落とす

 そしてそのちくびから滴り落ちる血を見た時、花丸はもう後戻りができないのだと自覚し、

 壊れた……わけではないが、もう片方も早く穴を開けるよう善子に催促する

花丸「ふぅ…………ははっ」

花丸「あははははははははっっ♡」

花丸「なんか痛かったけど、もう逆に気持ちよくなってきたずら♡」

花丸「善子ちゃん、早く早く、もう片方も♡」

善子「ちょ、ずら丸……!?さっきすごく痛そうにしてたけど、大丈夫なの!?」

 態度が急に変わった花丸を前に、善子の堕天使モードは無意識に解除

 しかし花丸はやる気のようで、蟲惑的な態度で善子を誘う

花丸「素に戻ってるずらよ、善子ちゃん♡」ズイ

善子「えっ!?んー、コホン//」

善子「全くどうしたのよ花丸……なんか頭でも打った……ってわけでもないし……」

花丸「善子ちゃんの言う通り、マルは生まれ変わったずら♡」

花丸「でも今のマルはまだ不完全な状態……」

花丸「だからもう片方のちくびにも穴を開けて、マルを完璧な堕天使にしてほしいずら♡」

花丸「ね、ヨハネ様……♡」

善子「ヨ、ヨハネ様……!」

善子「ふ、フン//少しは堕天使としての自覚が出てきたようね、リトルデーモン花丸……♡」

善子「でもね、穴を開けるだけでは完璧にはなれないの。コレを付けないとね……♡」チャラ

 善子はどこからともなくピアスを取り出す

 そのピアスの直径はおよそ3cm

 花丸の乳輪の直径とほぼ一致している

 ちくびピアス初心者の花丸には淫らすぎるチョイスであるが、もちろんそれはあえての選択

 でかくて恥ずかしいピアスを付けさせることによって、羞恥心を煽ると同時に心が痴女化する効果がある

花丸「つ、付けるずらか……♡今から……♡」

善子「ええ、今から付けるわよ……と言いたいところだけど……」

善子「花丸ったらちくびからそんなに血(ミルク)垂らして……」

善子「しもべの癖にこの堕天使ヨハネを誘惑するだなんて……!」

善子「このまま収まりが付くわけないでしょう?味見させなさい♡」ガバ

花丸「あひゃぁぁ//ヨハネ様ぁぁ……♡」

善子「まあ♡花丸のおっぱい、揉むたびにどんどん血(ミルク)流れ出てくるじゃない♡」

善子「それじゃ遠慮なく舐めるわね♡んちゅ、ぬちゅるぅぅ……♡」レロレロチュパパパ

 善子は花丸のおっぱいをむんずと掴んだ後、そのまま顔を近づけ吸い始める

 善子は花丸と違いちくび責めの心得が多少あり、自分の欲望通りに動きつつも確実に花丸の身体にダメージ(性的快楽)を与えていく

 そして当然、ちくびを吸っていく過程で善子の口内には花丸の血(ミルク)が流れ込み、それを善子は飲み干していく

 その血(ミルク)を一滴一滴飲んでいく度に、善子の頬は紅く染まり、表情もますます妖しいものとなっていく

花丸「んくっっ//はっ……//ああぁぁぁ……//」

善子「ちゅぱ……ぐちゅ、くちゅちゅ……♡じゅるるる、ずぞぞぞぞぞ……♡」ゴク、ゴク、ゴク

善子「これが花丸の血(ミルク)……♡」

善子「とっても艶美で、淫らで、卑猥な味……♡」

善子「こんな、たった少し飲んだだけなのに……」

善子「もう私の頭と身体はもっとあなたの血(ミルク)を欲している……♡」

善子「私の血(ミルク)の中毒状態になったあなたを見てきていたから覚悟はしていたけれど……」

善子「ホント恐ろしい代物よね、この血(ミルク)……♡」

善子「だってもう私の身も心もあなたに縛られているんだもの……♡」

花丸「それはマルも同じずら……♡」

花丸「マルなんか、もうヨハネ様がいないと禁断症状発しちゃうくらいなんだから……♡」

善子「うふふ、イイわね、この共依存って感じ……♡」

善子「そんなこと言ってる間に私の方こそ禁断症状がもう出てきたわ……♡」

善子「あなたの血(ミルク)もっと飲みたい……♡」

善子「でもその前に……もう片方のちくびにも穴を開けましょうか……♡」

善子「あなたのおっぱい大きいから、そうすればちくび2本同時に可愛がってあげられるわ♡」

花丸「2本同時に……♡」ジワ

 善子に自分のちくびを2本一気にしゃぶってもらう光景を想像する花丸

 その妄想により性欲が刺激され、おまんこを濡らす代わりに穴を開けた左ちくびから血が滴ってくる

 もちろんその様子を善子は見逃さず、黙って針を花丸の右ちくびに近づける

 そして針の先端で軽く花丸の右ちくびをつついた後、もうすぐ右ちくびも貫通させることを花丸に意識させる

善子「……♡」ツンツン

花丸「ヨハネ様……//針がちくびに当たってるずら……//」

善子「当ててるのよ♡」

善子「嗚呼、私の愛しいリトルデーモン花丸……♡」

善子「私がもう少し手に力を込めると……あなたの右ちくびも針が貫通することになるわ……♡」

善子「もちろん……止めはしないわよね……?」

花丸「止めないずら……♡」

花丸「ヨハネ様、思い切ってマルのちくびに針をブッ刺してほしいずら……♡」

善子「それじゃ遠慮なく♪」ブスリ

花丸「んぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっ♡♡」ビクビクビクン

 花丸の懇願を受け、善子は容赦なく花丸の右ちくびに針を突き刺す

 しかし今度の花丸、ちくびを貫かれることに痛みを感じていないようで、

 どちらかというとその叫び声は嬌声と言ってもいいくらいに色気を含んだものとなっている

 その証拠なのかは不明だが、首が後ろに仰け反ってちくびから血(ミルク)がスプラッシュ

 そしてその飛沫が善子の顔に付着

 それを善子は舌なめずりして吹きるが、同時に我慢が出来なくなってしまい花丸を押し倒した

善子「………れろ♡おいし……♡」

善子「…………」ドン

花丸「ずらぁっっ//」バタ

花丸「よ、ヨハネ様!?ま、マルに一体何を……//」

善子「決まってるじゃない♡公約通り、あなたのちくびを2本同時に可愛がってあげるのよ♡」

善子「この私の長ぁいベロで♡」

花丸「あぁ……//ふああぁぁぁぁ……//」ジワリ

 善子にちくびをいぢめられる妄想をすると、ちくびから血(ミルク)が溢れ出てきてしまう花丸

 だって女の子だもん

善子「もちろん花丸に拒否権なんてないから♡」

善子「じゃあ舐めるわよぉ……♡」

善子「じゅるるるるるるるるっっっ♡ずぞぞぞぞっっ♡」ジュルルルレロレロレロ

善子「じゅびびびびびっっ♡ぐちゅずちゅじゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ♡」ヌチュチュチュクチュリュリュルルル

花丸「ん゙っひいいいぃぃぃぃぃっっっっっ♡」ビクビクビク

 善子は花丸のおっぱいを掴んで寄せると、2本の穴開きちくびを全て口に含んで舐めまくりの吸いまくりのしゃぶりまくり

 善子のちくび攻めはとにかく血(ミルク)を搾りとることに特化しており、

 まるで今は見ぬバキュームカーの如く吸引力を持って花丸のちくびをいぢめ抜く

 もちろんちくびがすっかり敏感になってしまった花丸は、この脳みそがかき混ぜられるかのような感覚になす術がなく、

 ただ奇声と嬌声を発することしかできない

花丸「お゙お゙ううぅぅぅ……♡おおおおおぉぉぉぉぉっっ……//」

善子「フフフフフ……♡」

善子「ちくび可愛がる度に、まるでレモン搾るかのごとく血(ミルク)が溢れ出てくるわ♡」

善子「面白いわね♡もっと搾ってあげる♡ぐちゅりゅりゅりゅ、にぢゅりゅりゅりゅりゅりゅっっっ♡」ジュパ、レロレロレロ

花丸「ん゙ひっっ♡おほっっ♡お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙ぉぉぉぉぉっっっ//」ガクガクビクビクビクン、プシャー

 もはや花丸の絶頂は善子の手中にある

 花丸は善子の思いのままに絶頂させられ、そのちくびからはただただ血(ミルク)が舞い散るばかり

 しかし何度も絶頂したことにより身体の方が持たなくなっているのか、

 内から発散しようとするエネルギーは今度はおまんこに目を付けたようだ

 その結果、イくのと同時に潮と尿が混じった液体が勢いよくぱんつを貫いて善子の下腹部へと照射された

善子「れろ、ちゅぷる……♡」

善子「ちょっと花丸!私の服が穢れちゃったじゃない!」

花丸「んひ♡くひひひひいいぃぃぃぃぃぃっっ……//」

善子「まあ、いいわ……なんか熱くなってきたから、脱ぎましょ。」スルスル

 善子は枷を解くように衣服を脱ぎ棄てる

 下着の色はもちろん上下ともに黒で、特にブラジャーは下乳部分が透けるほど薄い素材になっているのが特徴的である

 もっとも、絶頂しすぎて瀕死に近い状態とも言える花丸は、善子の下着に気を使っている暇はない

善子「花丸、あなた……相当お疲れのようね。」

善子「無理もないわ、あれだけ狂うように絶頂したんだもの……」

善子「堕天使たるもの、無理に堕落を強いはしないわ。ちょっと休憩しましょうか。」

花丸「あああぁぁ……ああぁぁぁ……//」

 配下を労うのも堕天使の務めであることから、少々の休憩を挟むことにした善子

 この間、花丸とのえっちどころかちくびにすら一切触れず、

 普段のスクールアイドル活動とか、授業のこととか、ウザい教師のこととか色々と他愛のない話題に花を咲かせた二人であった

 ただ、話していると喉が渇いてくるものである

 家の中には自分たち二人だけであり、待っていてもジュースは出てこないため、

 善子はリビングにある食器棚にグラスとストローを取りに行くことを決めた

善子「なんだか喉が渇いてきたわね……」

善子「ちょっと飲み物持ってくるから待ってて、花丸……♡」

花丸「分かったずら。ありがとうヨハネ様。飲み物は任せるずら。」

善子「フフ……♡」

 この時点では多少落ち着いてきたのか、花丸はもう普通に会話ができる状態であった

 しかし、善子に対しての「ヨハネ様」呼びはもう根付いているようであり変わらない

 ガチャ

善子「持ってきたわよ~花丸~♡」

花丸「ありがとう、ヨハネ様……♡」

花丸「ん……?」

 部屋に入ってきた善子であるが、なにかおかしい様子にすぐに気付く

 善子が持ってきたお盆の上には、グラス1本に対しストローが2本入っている

 そこまではいい、自分たちはカップルなのだから

 だが、そのグラスの中には飲み物が一滴も入っておらず、要するに空の状態である

花丸「ヨハネ様、グラスに飲み物が入っていないんだけど……」

善子「食いついてくれると思った♡」

善子「私たちには……『血(ミルク)』があるじゃない♡」

花丸「え……?」

花丸「ま、まさか……」

善子「そう♡私たちの血(ミルク)を搾って溜めて、一緒に飲むの♡」

善子「フフフフフ……♡ククククク……♡」

善子「これぞまさに堕天使ならではの血の契約……♡血を分けし眷属との儀式……♡」

善子「言うまでもないと思うけど、あなたに拒否権なんてないわよ♡」

 怪しく笑う善子のブラの下乳部分

 透けているはずのその部分は、真紅に染まりかけていた

 こうなることを期待していたのだ、善子は

 そして期待過ぎるあまり、凡人がおまんこを濡らす感覚で、善子はちくびから血(ミルク)を垂れ流していたのだ

善子「さあ、始めましょう……♡」シュルルルル

花丸「ずら……♡」

 善子はストリップするかのようなエロい動きで自らのブラを剥ぎ取る

 その下から現れた白き美乳の頂からは、紅き血潮が滲みだしていた

善子「んっしょ……♡」

花丸「ん、んん……♡」

 善子の部屋には、小さなテーブルがある

 そのテーブルの上にお盆ごとグラスを置き、お互いに向かい合って座る

 そして二人は身を乗り出しながら、グラスに向かって搾血(さくにゅう)を始めた

善子「まずは私からいくわね……♡」

善子「んん……//あぁぁ……♡あん♪」モニュモニュ

 ジワァァ……ポタ

 善子は自らの美乳を惜しげもなく掴むと、ちくびを重点的に触り始める

 自分の搾血(さくにゅう)シーンを恋人兼眷属の花丸に見られていることもあって大興奮

 花丸に血(ミルク)を与える時とは違った表情と声色になっている

 そうする中善子のちくびから血(ミルク)が溢れ出てきて、コップの底に一滴ずつ落ちていく

 その様子に花丸までもが興奮してきて、さらに身を乗り出して善子のおっぱいに近づこうとするが、ここで善子が待ったをかける

花丸「ヨハネ様……♡」

善子「ダメよ……ん//花丸……♡」

善子「ここは我慢するのよ、リトルデーモン花丸♡」

善子「私たちの血(ミルク)を混ぜ混ぜして、溜まった血(ミルク)を一緒に飲み合うの♡」

善子「一体どうなっちゃうのかしらね♡展開より追放された堕天使二人の血(ミルク)が私たちの体内に入ったら……♡」

花丸「……ゴクン」

花丸「はぁ……はぁ……♡ヨハネ様とマルの血(ミルク)が……♡」

 お互いの血(ミルク)が混ざり合い、それを二人一緒に飲み合う……

 数分後に起きるであろうその事態を想像するだけで、勝手に花丸の手は自分のおっぱいへと向かっていた

花丸「ん……くくぅ……//」ムギュムギュ

 ピチャ……ピチャリ……

善子「そうよ、偉いわ花丸……♡」

善子「二人の喉が潤う量になるまで、たくさん血(ミルク)搾りましょうね……♡」モミモミ

 ポタ……ポタ……

 善子に加えて花丸も搾血(さくにゅう)を始めたため、グラスに血(ミルク)が溜まっていく量はほぼ2倍になった

 花丸は自分のおっぱいを搾ることには慣れておらずただ力任せに揉んでいるが、ここで善子が花丸にアドバイスをする

善子「花丸……ただ闇雲におっぱいを揉むんじゃなくて、おっぱいの付け根から乳輪へ、そしてちくびの先端へ……」

善子「血(ミルク)を奥から搾り出すようにして揉むといいわよ♡」ムニュムニュ

花丸「流石ヨハネ様♡頭がいいずらね♡やってみるずら♡ふぅ……あぁん♡」モニュモニュ

 ピュ、ピュルルルル……ポタポタポタ……!

善子「これは……!かなり血(ミルク)の量が多いわね、妬けちゃうくらいに……」

 善子のアドバイス通りに花丸は自分のおっぱいを揉むと、

 先ほどよりも勢いがあり、その量もほぼ1.5倍ほどになった

 コップの中の善子の血(ミルク)と花丸の血(ミルク)の比率が崩れてしまい、

 また善子は花丸の血(ミルク)の量がが自分よりも上回っていることに嫉妬するも、

 そんな逸材たる花丸を発見した自分とその花丸を従える自分、そしてその花丸が自分の恋人であることが誇らしいようだ

花丸「んっしょ……♡ずっら……♡」ムギュムギュギュ

 ピュルルル……ドク、ドク……

善子「大した量よね、ホント……」ムニュムニュ

 自分のアドバイスに従って一生懸命血(ミルク)を搾る花丸

 その花丸の健気さ、心身の美しさに思わずアドバイスした側の善子の手の動きはぎこちなくなる

 お互いの顔が近いこともあって、花丸の吐息が善子の顔に微量だがかかっていることも善子の気持ちを助長させる

 そして欲求を抑えられずこう呟く

善子「綺麗ね……♡」

善子「花丸……キス、するわね……♡手……止めちゃだめよ。」

花丸「え……ヨハネ様、なんて……ん、んむぅぅぅ!?」ムギュムギュ

善子「んちゅ、ちゅるるる、くちゅるぬちゅちゅちゅ……♡」モニュモニュ

 善子は耐えきれず花丸に口づけをした

 そして唇が完全に密着した瞬間に二人は瞳を閉じるが、搾血(さくにゅう)する手の動きは宣言通り止まらない

善子「ん、ちゅる……♡ぬぢゅるるるぅぅぅ……♡くちゅちゅ♡」モミモミ

花丸「んくっっ……//ちゅる、ちゅるるるるぅぅ……♡」ムギュムギュ

 ポタ、ピチャ……ピチャ……

善子「ぬちゅる、ちゅぱくちゅ……♡ちゅ、ぶちゅるるるるぅぅぅぅぅ……♡」ムニムニ

花丸「ちゅぱちゅぱ……にちゅりゅりゅるるうぅぅぅ……♡」モギュモギュギュギュ

 ピュル……ピュル……ポタ、ポタ……

 お互いの唇を貪り合いながら、自分のおっぱいを揉んで血(ミルク)を搾り出す……

 キスによりお互いをより意識した二人は、その興奮を搾血(さくにゅう)へと費やす

 二人とも手の動きは緩まるどころかどんどん激しくなっていき、グラスの底が血(ミルク)で完全に隠れるラインまで溜まっていた

 その間、二人とも器用なことに誤動作でグラスを溢してしまうようなことはない

善子「ちゅぱちゅぱちゅぱ……♡ねろ、れろちゅ、ぬちゅりゅりゅりゅ……♡」モミモミ

花丸「んれろぉ……♡ぬちゅ、くちゅちゅちゅちゅ……♡」ムギュムギュ

 ポチャ……ピチャピチャ……

 善子はグラスの様子を流し目で確認

 自分の予想より早く血(ミルク)が溜まっていて嬉しかったのか、

 その嬉しさを花丸への愛情へと変換、舌で花丸の口内を愛しまくる

 突然口の中を蹂躙され花丸は困惑する……かと思いきや、

 今の花丸にはそれが脳内麻薬として働いており、花丸も積極的に善子の舌での愛撫に応じて舌を動かす

善子「ぬぢゅるぢゅるぢゅるりゅりゅ……♡くちゅ、ちゅぱぱぱぱ……♡」ニギニギ

花丸「んぢゅくちゅじゅりゅるるぅぅ……♡ちゅぽ、にちゅぅぅ……♡」ムニムニ

善子「んぬちゅ、くちゅ、ちゅぷりゅりゅ……♡ちゅぱ……♡」

花丸「ちゅる、ちゅぱ……?」

 善子は突如花丸とのキスと搾血(さくにゅう)を中断、唾液の橋が二人の唇に架かるように唇を離す

 困惑する花丸は手の動きが止まってしまうが、直後善子の口が開く

善子「花丸……♡愛しているわ……♡」

花丸「マルだってヨハネ様のこと……愛しているずらよ//」

善子「ふふ……♡ちゅぷ、ぬちゅる、ぢゅるるるる、くちゅりゅりゅりゅ……♡」ニギニギ

花丸「んん……//ぬちゅりゅくちゅじゅりゅりゅりゅりゅるるぅぅ……♡」モギュモギュ

 ピチャピチャ……ポタリ

 愛し合うことを何度も再確認すると、その効果はより増幅される

 キスと搾血(さくにゅう)を始めた二人の血(ミルク)の量は、明らかに先ほどよりも増えていた

善子「ぬちゅる、じゅちゅちゅぷ、ぬぢゅりゅ、ぢゅるるるるるぅぅぅ……♡」ムニュムニュ

花丸「ねぢゅりゅ、くちゅくちゅぬちゅりゅうぅぅぅぅ……♡」モギュモギュモギュ

 ピチャ……ピチャ……ポトッ……

 さらに舌も今まで以上に深く絡ませ合い、加えてお互いの歯茎まで舐めあげ、

 歯と歯の間に挟まった食べかすを交換する

 それらの行為により最大限まで興奮した二人は、興奮のあまりそのまま何も喋らず約10分間キスと搾血(さくにゅう)を続行した

 そして最終的には、グラスの底から2.5cmほどまでに血(ミルク)が溜まっていた

善子「ちゅぷ、ぬちゅぱ、ちゅぱぁぁ……♡」ベトォ

花丸「ちゅぷる、くちゅ、れろおぉ……♡」ネトォ

花丸「あれ、ヨハネ様、もうキスは終わりなの……?」

善子「どうやら最初の目的をすっかりと忘れているようね、リトルデーモン花丸……」

善子「ほら、グラスの中を見てみなさい……♡」

花丸「あぁ……血(ミルク)がこんなにも……♡」

善子「ただの血(ミルク)じゃないわ……♡」

善子「私たち二人の血(ミルク)が混ざり合った……」

善子「神聖で、それでいて邪悪な背徳の血(ミルク)……♡」

善子「私たちが時間を忘れて一生懸命搾ったこの血(ミルク)……♡」

善子「どう、飲みたいでしょう……?この血(ミルク)……♡」ヒョイ

 善子はグラスを持つと、それを花丸の顔に近づける

 そしてそのグラスの側面をわざとらしく舐めてアピールすると、花丸は洗脳されたかの如くこう答えるのだ

花丸「飲みたい……♡マルとヨハネ様の、まぜまぜ血(ミルク)……♡」

花丸「そしてマルたちの身体の中で、マルたちの血(ミルク)は永遠(とわ)に愛し合い続けるずら……♡」

善子「ウフフ……フフフフフ……♡」

善子「わざといやらしい言葉を使って私を挑発するなんて……♡」

善子「本当にあなたはいい子ね、花丸……♡」

善子「じゃあ、この血(ミルク)……飲ませてあげるわね……♡」

花丸「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……//」

花丸「待ちきれないずら……♡早くマルたちの愛の結晶……飲み干したいずら……♡」

善子「そう言うと思った……♡」

善子「もちろんその願い、叶えてあげるわ♡」

善子「ん……ごくっ……♡」ゴクゴク

花丸「ああっっ!!」

 善子は、二人で頑張って溜めた血(ミルク)を、一気に全て口の中に含んだ

 これを花丸は血(ミルク)を取られたと勘違いして、目を見開いて怒りと悲しみを込めて叫んだ

 しかし花丸の誤解は叫んだ1秒後に解けることになる

善子「ん、っちゅうううぅぅぅぅぅ……♡ちゅぅぅぅ♡」チュパチュパ

花丸「んんっっ//ちゅぱっ……ちゅぱっ……ちゅぱっ……♡」チュパチュパ

 善子は口の中に血(ミルク)を含んだまま、花丸に口づけをする

 そしてそのまま血(ミルク)を半分、花丸の口内へと流し込む

 この際、器用にも善子は自分の唾液を血(ミルク)に一切混ぜないようにしている

善子「ぬちゅぅぅ……ちゅぱちゅぱちゅぱ……♡」チュウウゥゥゥ

花丸「くちゅじゅちゅ、ふぱっ、ちゅぱぁ……♡」チュプチュプ

 キスしながらまぜまぜ血(ミルク)が飲めて、花丸はすごく嬉しそう

 身体を小刻みに震わせながら身体を紅潮させ、搾血(さくにゅう)したばかりなのに再びちくびから血(ミルク)が流れ出ている

 どうやらキスしながらの血(ミルク)飲みで絶頂を迎えたようであり、それを唇越しに善子は感じていた

 また、花丸は善子を一度疑った愚行を恥じ、善子の深い慈愛に涙を流すのであった

善子「ちゅぱちゅぱちゅぱ……ごくん♡ぷはぁ♡」

花丸「くちゅりゅ、ちゅぽっ……♡はぁ、はぁ……♡」

花丸「ヨハネ様……♡」

善子「何よ花丸、あなた綺麗な顔が涙と鼻水でぐちゃぐちゃじゃない……」

善子「感動しちゃうくらい美味しかったんだ、私たちのミックス血(ミルク)……♡」

花丸「確かにそうではあるけれど……」

花丸「マル、ヨハネ様に謝らないといけないことが……」

善子「え?どうしたのよ急に?」

花丸「さっきヨハネ様が血(ミルク)を口に含んだ時、マル、マル……」

花丸「てっきりヨハネ様が血(ミルク)を独り占めにするのかと思って……」

花丸「その……裏切られたんじゃないか、と疑ってしまったずら……」

花丸「潔白で、それも大好きなヨハネ様にそんな思いを抱いてしまって……本当にごめんなさい……」ペコリ

 許しを請うと言うよりも、善子を疑った自分が情けないあまり土下座をして謝罪する花丸

 そんな花丸の首根っこを掴んで前を向かせ、目と目を合わせて善子は話しだした

善子「なーに言ってんのよ花丸。」

善子「私もあなたも、パートナーたる恋人を裏切れるわけないでしょう?」

善子「ちょっと自覚が足りないみたいね。しっかりしてよね、私のリトルデーモンなんだから。」

花丸「うぅ、すいませんずら……」

善子「まぁ、いいわ……」

善子「それはそうと、血(ミルク)……美味しかったわね……♡」

花丸「うん♡あの飲んだ瞬間に、胸の奥が焼いた鉄のように熱くなる感覚が忘れられないずら♡」

善子「味も恐ろしかったわよね♡理想と真実、矛盾を全て混ぜ合わせた、堕天使にさえも形容を許させぬ神秘な味……♡」

花丸「今日はもう血(ミルク)出ないから……また今度血(ミルク)まぜまぜしたいずらねぇ♡」

善子「今度は……学校でやってみたいわね、フフフ……♡」

善子「特に、部室で……♡メンバーの誰かに見られるかもしれないスリルを味わうの♡」

花丸「え……!?そ、それは……いいかもしれないずら♡」

花丸「マルもヨハネ様と一緒なら……」

花丸「恥ずかしくなんてないし、むしろヨハネ様のリトルデーモンであることをみんなに見せつけてやりたいずら♡」

善子「フフフ……ウフフフフフ……♡」

善子「言うようになったわねぇ♡リトルデーモンとしてあなたはもう完ペキ♡」

善子「私から言うことは何もないわ♡」

善子「一人前の堕天使となったあなたに……コレをつけてあげる♡」カチャカチャ

善子「バッチリね♡とっても良く似合っているわよ♡」

花丸「わわ//うわぁぁ~♡」

 ついに花丸のちくびに、堕天使の証であるピアスが取り付けられた

 そのピアスは善子がちくびに付けているものと全く同じものであるが、

 善子より花丸の方がおっぱいがでかいためにそのピアスはやや小さく見える

花丸「ピアスずら~♡マルの勃起ちくびに、ピアスが刺さってるずら~♡」

花丸「引っ張ってみよう……」ウニョーン

花丸「ひぃぃぃ……//ちくびがっ!ちくびがぁぁぁ……//」

善子「うふふ、はしゃいじゃって可愛いんだから……♡」

善子「でもこれで終わりじゃないわよ♡」

善子「花丸にはピアスに加えてコレもつけてもらうわ♡」ジャララ

花丸「そ、それは……//」

 善子が手に持っている物、それは鎖であった

 そしてその鎖の両端を素早く花丸のピアスにセット

 ピアスからピアスへ、鎖の橋が架かる

 長さに加えてその重みで少し鎖は垂れさがるが、軽くて錆びにくいステンレス製なので花丸の肉体への負荷は小さい

花丸「う、わわわわわあああぁぁぁぁ……♡」

花丸「やらしいずらぁ♡えっちずらぁ♡」ジャラジャラ

花丸「でもいいの?ヨハネ様、マルだけこんな……」

善子「ええ、いいのよ♡」

善子「原則としてね、紋章学の世界ではたとえ血の契約を交わしたものであったとしても同じ紋章を身につけることはできないの。」

善子「そして家族は、家長の紋章の上に区別する印、ケイデンシーマークをつけることになっているの。」

善子「つまり、ここでいう家長の紋章、プレインコートがちくびピアス、ケイデンシーマークがその鎖と言うわけ♡」

善子「そう♡つまりその鎖は、私が認めた家族の証ってこと♡」

善子「ずっと一緒にいましょう、花丸……♡」

花丸「もちろん……♡マルの運命は、ずっとヨハネ様と共にあるずら……♡」

 ちくびピアスと鎖を通して、事実上の婚姻関係を結んだ善子と花丸

 体力的に今日はこれ以上のえっちはできないと悟った二人は、

 この後は一緒に宿題を済ませたりマリオカートで遊んだりしたほか、

 善子が花丸にピアス穴を開けたちくびの手入れの仕方を教えたりした

 そしてこれらすべての光景を、とあるメンバーは隠しカメラを通して全て見ていたのであった

梨子「ハァ……ハァ……ハァ……♡」ハナヂブー

梨子「とんでもないものを見てしまったわ……♡」ドバドバ

梨子「よっちゃんが花丸ちゃんにミルクあげてるのは知ってたけど……」ドバドバ

梨子「まさか、花丸ちゃんからもミルクが出て、しかもピアスまでつけるなんて……♡」ドバドバ

梨子「さらに花丸ちゃんはピアスに鎖までつけてるのよね……♡」ドバドバ

梨子「花丸ちゃんのおっぱいはでっかいから、きっと歩くたびにピアスと鎖が揺れるんだろうなぁ♡」ドバドバ

梨子「ああ……♡明日から二人にどんな顔して会えばいいんだろう……♡」ドバドバ

梨子「当然学校では制服や体操服、練習着だけど……」ドバドバ

梨子「その下のさらに下には、ピアスが隠れているのよね♡」ドバドバ

梨子「ブラの下にピアスを隠しておきながら、私たちには普段通りに振る舞うよっちゃんと花丸ちゃん……♡」ドクドク

梨子「あ、ブラと言えば花丸ちゃんのブラ、エロかったわね♡」ドクドク

梨子「あー、ヤバい♡あんなもの見せられてから、鼻血が止まらない……」ドクドク

梨子「あれ……?なんだか意識が薄れてきたかも……」ドクドク

梨子「まぁ、いっか。最期にあんな過激な、だけれども純情な二人のやり取りを見れたんだから、私の人生に悔いなし……」ドクドク

梨子「あっっ、イくッッ……!」プッシャァァァ、ドサッ

 善子と花丸のやり取りを、音ノ木から追い出されたレズ・梨子は全裸でオナニーしながら最後まで見ていた

 一通り善子たちの行為が終了したところで、梨子は独り言と鼻血を垂れ流しながら絶頂を迎え、力尽きる

 しばらくして夕食の準備ができたことを梨子のママは梨子に伝えに言ったが、梨子からの返事がない

 心配になって部屋のドアを開けてみると、そこには全裸でうつ伏せに倒れ、床を鮮血で染め変わり果てた姿の梨子がいた

 一方、高海家

曜「千歌ちゃん、この衣装のフリル……長さどれくらいがいいと思う?」

千歌「うーん、もう少し長めでもいいんじゃないかな?」

千歌「逆にこの袖はもう少し短くてもいいと思う!」

曜「あ!なんかバランスが良くなった!ありがとう千歌ちゃん!」

 付き合い始めて数年経つようちか

 お互いにそんなガツガツ行くタイプではなく、二人きりだと言うのに意識してイチャつかず、衣装作りと作詞に精を出す

 その最中、彼女たちの耳にサイレン音が入る

 ピーポーピーポーピーポー

千歌「ん?なんだろ?」

曜「救急車のサイレンだ……近くで事故か何かあったのかな?」

 ピーポーピーポーピーポーピーポー

千歌「なんかだんだん近づいてくるみたい……」

曜「外に出てみようか。」

千歌「えっっ!?なんで梨子ちゃんの家に救急車が……!?」

曜「まさか、梨子ちゃんの身に何か……!」

 桜内家に到着した救急車

 全裸の女性が倒れていると通報を受けたこともあって、救急車から出てきた隊員は全員が女性である

 その隊員たちは素早く桜内家に突入し、担架に梨子と彼女の裸を隠すための毛布を乗せて帰ってきた

千歌「あ、あの……!梨子ちゃんに何かあったんですか……?」

隊員「君たちこの娘のお友達?この娘、部屋の中で倒れてたんだ。」

隊員「大丈夫、ちょっと貧血気味で気を失ってるだけみたい。すぐに回復すると思うよ。」

曜「よかったぁ……!」

 安心した二人は、すれ違いざまに梨子の様子を見る

 気絶しているというのに、その顔はどこか満たされていた

 なお、梨子は気絶する前に盗撮の証拠を全て隠滅していた

 もちろんバックアップは全てとってあるという用意周到ぶりである

 翌日、学校

 この日、善子たちのクラスで体育の授業はなかった

 放課後の練習の前の時間が、生まれ変わった彼女たちが下着姿になる初めての時間となる

善子「さあ、リトルデーモン花丸……♡」

善子「見せてあげなさいな、新しいあなたの姿を……♡」ボソッ

花丸「はいずら……♡」

 花丸は善子の言う通り、制服を脱いでいく……

 のだが、依然と打って変わってその姿はやたら艶めかしく煽情的

 まず焦らすかのように妙にクネクネした後、前で両腕をクロスし、ゆっくりゆっくりと服の裾を掴んであげていく

 そしてちくびピアスに付けられた鎖が見える見えないの寸前のところで言ったん動きを止め、微笑

 その後もったいぶるような動作を見せながらも、少しずつ服をたくし上げていく

 花丸らしくないその異様な姿に、他のメンバーは固まってしまい(回復した梨子のみ静かに歓喜)、しばし沈黙が訪れる

 そんな中、茶化しを入れるのは必ず彼女である

鞠莉「オォ~ゥ、花丸!どうしちゃったのそんな堕天使みたいな……」

鞠莉「ってキャー!何よそのブラからはみ出てる物体は!?」ユビサシ

 花丸は鞠莉に声を掛けられても気にせずしたり顔でストリップを続行

 そんな中鞠莉は失礼にも花丸に、というより花丸のブラの下から姿を見せる鎖に指を向けた

 鞠莉のこの行為によりメンバー全員の視線が花丸の鎖に集中した

花丸「ふふふ、鞠莉さん。よくぞ聞いてくれたずらねぇ♡」

花丸「コレ?コレずらか?知りたいずらか、みんなぁ~?」ジャラジャラ

花丸「ルビィちゃん?知りたい?知りたいぃ?」ジャラジャラ

ルビィ「ピギィッッ……!」ブルブル

 調子に乗った花丸は、鎖を指で動かし、メンバーを煽る煽る

 とばっちりを受けたルビィはただ腰を抜かして身体を震わせるのみ

 ルビィに危害を加えた(?)ことにダイヤが激怒した

ダイヤ「ンマアアァァァァァァァァッッッッッ!」

ダイヤ「何ですのその下着の下から顔を覗かせる金属はっっ!」

花丸「なんだかんだと聞かれたら、答えてあげるが世の情けずら!」

花丸「いいずら、教えてあげるずら♡」

花丸「この鎖はね、マルのちくびを貫いたピアスと繋がっているずら♡」

ダイヤ「ちくびにピアスですって!?」

ダイヤ「どういうことなのです!?説明なさい!」

花丸「このピアスはね……愛の結晶なんだ♡」

ダイヤ「ハァ?愛の結晶?誰とのですの?」

花丸「ふふふふふ……♡それを聞いちゃうずらか♡」

花丸「しょうがないずらね、ここにいるみんなには特別に教えてあげるずら♡」

花丸「それは……ヨハネ様ずら♡」

善子「フフフフフ……♡ようやく私の出番が来たようね……!」

 花丸の発言に皆は驚愕

 相手が善子だったからではない

 花丸が善子を、「ヨハネ様」と呼んだからだ

 善子が堕天使モードに入ると、いつもは花丸が真っ先に突っ込みを入れていた

 そんな花丸が、今までの面影を残してはいるものの善子と同じように堕天使モードになってしまっている

 妙に花丸と善子の距離感が近いことは皆知っていたものの、まさかこれほどまでに濃厚な関係であるとはだれも知る由がなかった

善子「私と花丸はね、ちくびで繋がっているの♡」

千歌&曜&鞠莉&果南「!!」

善子「もちろん、私のちくびもピアス貫通済みよ♡」

善子「ピアスつけるために、ちくびに穴を開けるでしょう?」

善子「するとちくびの穴から血が出てくるの♡」

善子「それを血(ミルク)として、お互いに飲ませ合う……♡」

花丸「それがマルとヨハネ様の愛し合い方ずら!」

ダイヤ「そ、そうですか……」

ダイヤ「まあ……不純異性交遊ではないので、いいとしましょう。」

ダイヤ「あまり深くは突っ込まないようにします……」

 善子と花丸の秘密を知り、顔が若干引きつるダイヤ

 そして言葉を全く発しないがそれはルビィも同じ

 梨子はただただニヤニヤしている

 他の4人は「ちくびで愛し合う」というワードに反応したようで(前作参照)、

 特にちょっとメンヘラが入っている鞠莉は今すぐにでも果南と繋がりたくなったようだ

鞠莉「ねえ!突然だけど!私たちちょっと用事ができちゃった!」

鞠莉「いくわよ果南♡」グイグイ

果南「えっ!?ちょっと鞠莉……//」ズルズル

千歌「曜ちゃん……」ギュッ

曜「千歌ちゃん……?」

千歌「千歌ね、なんか変なの。自分を抑えられないというか……」

千歌「善子ちゃんと花丸ちゃんはいつの間にかラブラブになってるし、果南ちゃんと鞠莉さんはどこかに行っちゃうし……」

千歌「きっと果南ちゃんたち、二人でラブラブしに行ったんだよ……」

千歌「私も曜ちゃんと、二人きりになりたいな……♡」

曜「えっ//うん、いいかな//」

曜「というわけで……ごめんね、ダイヤさん、善子ちゃん、花丸ちゃん、ルビィちゃん、梨子ちゃん。この埋め合わせは必ずするから!」ドヒューン

ダイヤ「え、ちょっ……練習……」

 一瞬の間に、メンバー9人の内4人が帰ってしまった

 この日の練習はフォーメーションの確認とそれぞれの弱点の補強がメインだったのだが、5人ではそれも難しい

 ユニット練習をするにしても揃っているユニットが無く、この日は完全な自主練習になってしまった

 そして簡単な筋トレをこなした後ソロパートをそれぞれ練習した5人

 時間は早く過ぎもう練習後に

ダイヤ「じゃあ、今日の練習は終わりにしましょう。」

ダイヤ「果南さんたちには私から連絡をしておきますわ。」

善子「ふううぅぅぅ……疲れたわね……」ハァハァ

花丸「疲れたずら……」ハァハァ

ルビィ「疲れたビィ……」ゼェゼェ

梨子「そうねぇ……♡」ニコニコ

 1年生たちが疲れを見せる中、ダイヤと梨子は多少体力があるようで平静を保ってはいる

 ただどちらかと言うと、梨子の場合はあることへの期待で疲れを誤魔化しているようだ

花丸「こういう時はヨハネ様♡」

花丸「マルに血(ミルク)を飲ませてください……♡」

善子「あらぁ?いいの?」

善子「今ここであなたが血(ミルク)飲んだら……その姿をリリーとルビィ、ダイヤに見られちゃうわよ?」

善子「見られたら最後、もう後戻りはできないわよ?」

善子「3人から冷ややかな目で見られちゃうかも……それでもいいの?」

花丸「構わないずら……!」

花丸「マルは決めたんだ!自分の欲望に素直に生きるって……!」

花丸「そしてマルの人生は常にヨハネ様と共にあるずら……♡」

善子「その覚悟……しかと受け取ったわ♡」

善子「ほら……おいで♡」ボロン

花丸「ずらー♡」

梨子「メノ^ノ。^リ」

ダイヤ&ルビィ「」

 茶番の後に、善子は3人に見られているにもかかわらず服をたくし上げ、

 ブラをずらしてピアス貫通済みのちくびが目立つおっぱいを花丸に見せる

 この光景にダイヤとルビィはドン引きするが、視覚的なインパクトが強く目を逸らそうにも逸らせない

 金縛りにあったかの如く硬直して善子たちの情事を見届ける以外になす術がなかった

 一方の梨子はこの光景をガン見しており、昨日のことから学習したのか鼻血が溢れ出ないよう鼻をしっかりと押さえている

花丸「んちゅる……れろれろれろれろ……♡」チラッペロペロペロペロ

善子「んん……//フフフ……♡見られてるかしら、気合が入ってるようね、花丸……♡」

善子「いつもよりちくびの扱いがいやらしいじゃない……♡」ジワァ

 花丸は見ろと言わんばかりに梨子と宝石姉妹にアイコンタクトを送る

 流し目で3人を見た後に、花丸はまず善子のちくびではなくピアスを舐め始める

 ちくびには花丸の舌が触れていないものの、ピアスが舌で動かされるとその振動がもちろんちくびにも伝わる

 それと、花丸の堕天使面とした態度が善子の心とちくびを大きく揺さぶった

 それに伴って、ちくびに触っていないのにもかかわらず善子のちくびからは血(ミルク)が溢れてきた

花丸「あ……♡出血(で)た……♡」モニュ

善子「あん……//ちょっと……//」ジュワァ

ダイヤ&ルビィ「ひっ……!」

梨子「おっほっ♡」

 善子のちくびから血(ミルク)が溢れてきたのを確認すると、

 花丸は善子のおっぱいを揉んでさらなる搾血(さくにゅう)を促す

 じわじわと滲み出る善子の血を見て、ダイヤとルビィは腰を抜かす

 そして梨子は鼻の下を伸ばしてよしまるを舐め回すように視姦する

花丸「それじゃいただきます……♡あーむぅ♡」チュパリ、チュパ

善子「ん……//ふぅ……♡フフフフフ……♡」

善子「おいしそうに飲むわねぇ、私の血(ミルク)……♡」ナデナデ

 一度は花丸に手綱を握られそうになる善子だったが、

 花丸は主導権を握ることには興味がないようですぐに善子へと主導権が移行する

 赤子のように血(ミルク)を飲み始めた花丸に対し、

 皆が見ていることもあってここは原点回帰な言葉をチョイスして話しかける

花丸「ちゅぽん……♡そりゃそうずらよ♡」

花丸「だって文字通り美味しいんだもの……♡」

花丸「マル、感謝してるずら。こんな、頭の中がとろけちゃうくらいに美味しい血(ミルク)を飲ませてくれて、」

花丸「ちくびを通して堕天使の悦びを教えてくれたヨハネ様に……♡」

善子「私もあなたに感謝してるわ、私の全てを受け入れてくれた花丸に……」

善子「そのお礼……とはちょっと違うけれど、好きなだけ飲むといいわ、私の血(ミルク)……♡」

花丸「ありがたく頂戴させてもらうずら……♡ちゅるぅ……ちゅぱぁ……♡」ゴクゴク

善子「花丸ったらかわいい……♡」

善子「フフフ……♡」チラッ

ルビィ「ピギッッ!?」ゾク

 善子は、ルビィに謎の目配りをする

 どうやら善子は、ルビィに対して優越感を覚えているようだ

 善子が花丸と出会った時期は二人がまだ物心ついたばかりの園児時代

 幼い時の記憶なので、後に過ごす長い時の中で思い出も徐々に薄れていってしまう

 対してルビィが花丸と出会ったのは中学時代、記憶に新しく中学時代の修学旅行や学園祭などの思い出が鮮明に残っている

 花丸を巡って善子はルビィに心のどこかで対抗心を燃やしていたようであり、

 より花丸と濃密な関係になった今善子は無意識に勝利を確信している

 それが態度に出てしまったようであり、ルビィは善子に恐怖にも似た感覚を覚える

ダイヤ「どうしたのルビィ……!?」

ルビィ「よ、善子ちゃんが……ルビィのこと睨んだ気がするの……」

ダイヤ「何ですって?ちょっと善子さん!」

善子「何?今血(ミルク)あげてて忙しいんだけど……」

花丸「ちゅぱぁ……ぬちゅりゅ……♡」チュパチュパ

ダイヤ「どこが忙しいんですの!それよりあなた!さっきルビィのこと睨んだでしょう!?」

 ちょっとルビィに対して過保護な面があるダイヤは、ここで善子に食ってかかる

 しかしもちろんそれは失敗である

 ダイヤに凄まれても気にせず善子と花丸はえっちを続ける

善子「……?」

 善子は本当に無意識だったので、当然ルビィを睨んだつもりは微塵もない

 しかしとぼけたままだとダイヤを無駄に刺激することになるため、言葉を付け加えて宥めてみる

善子「ルビィ。」

ルビィ「ピギッ!?な、何かな善子ちゃん……」

善子「確かに私と花丸は恋人どおし。互いに愛し合っているわ。」

善子「でもねルビィ、あなたを友だと思う私と花丸の気持ち、三人……いえ九人の絆は決して変わらない。」

花丸「ルビィちゃん……大丈夫ずら、マルたちルビィちゃんを一人ぼっちにはしないずら。」

善子「血(ミルク)は、あげられないけどね……」

ルビィ「……!わかった!ルビィ、マルちゃんと善子ちゃんを信じりゅ!」

ルビィ「あと血は言われなくてもいらないよ……」

花丸「血じゃないずら、血(ミルク)ずら。」

 ルビィの心に眠っていた不安も取り除き、今のよしまるのえっちに敵はなしと思われる

 ルビィが怯えなくなったので、ダイヤの挙動にも変化が見られた

ダイヤ「……それじゃ一段落ついたことですし、帰りましょうか。」

ダイヤ「善子さん、花丸さん。自宅でなら構いませんが学校では破廉恥な行為は控えるように。」

ダイヤ「いきますわよ、ルビィ。」

ルビィ「うん!」スタスタ

梨子「……」キョロキョロ

 メンバー内のわだかまりが解け、より絆が深まった一年生

 大団円を迎えたまま帰宅しようとする宝石姉妹に、善子はストップをかける

善子「待ちなさいよ……!」ギラッ

ダイヤ&ルビィ「ピギャッ……!?」

 善子の放つ黒い眼差しにより、ダイヤとルビィは金縛りにあったかの如く動けなくなってしまう

 そして善子は二人に、いや梨子を含んで三人に、ある提案をする

善子「まだ3人とも……花丸のちくびを見ていないじゃないの。」

善子「ねえ花丸。私だけおっぱい晒して不公平だと思わない?」

花丸「そうずらね♡ヨハネ様にだけそんな思いはさせられないずら♡」

花丸「ヨハネ様のためなら、マルは喜んでおっぱい晒すずらよ♡」ブルン

ダイヤ&ルビィ「ブーッ!!」

梨子「(え!?何この展開!すっごく目が潤う!)」

 ダイヤから控えろと言われたばかりなのに、花丸は3人の目の前で下着ごと服をたくし上げた

 でかいおっぱいが揺れるとちくびに取り付けられたピアス、そこから伸びる鎖も宙を妖しく舞う

 さながらストリップショーを見せられたかの3人は、言葉を失う

 ダイヤとルビィの場合はもうなんて声をかければいいのか分からない様子で、

 一方の梨子は興奮のあまり逆に無言になっている状態である

善子「堕天使であるこの私が、思わず嫉妬してしまうくらいの麗しさ……♡」ジャララ

善子「すごく綺麗よ、花丸……♡」ジャララララン

花丸「あ、ああぁぁん……//ヨハネ様ぁ、マルにはもったいないお言葉ずらぁ……♡」ジュン

 花丸のちくびを貫くピアスから垂れ下がる鎖をわざと音を立てて撫でながら、花丸を褒める善子

 花丸もノリノリで、3人に見られる羞恥と善子に褒められた嬉しさにより、既にちくびから血(ミルク)が湧き出つつある

善子「そんなことないわよ。だって私は嘘をつかないもの。美しいものは美しいとはっきり言うわ。」ジャララ

善子「あなたも花丸のこと綺麗だと思うでしょ。ねぇ、リリー?」

梨子「……えっ!?私!?」

 善子はいろいろと歯止めが利かなくなってきているのか、急に梨子を巻き込み始める

 まさかいきなり話を振られるとは梨子は当然思っておらず、善子と花丸の痴態に鼻の下を伸ばしているのを取り繕うために反応が僅かに遅れてしまった

 当然ではあるが、善子は梨子に血(ミルク)をあげる気は一切ないし、花丸の血(ミルク)を分けてあげる気もない

梨子「ええ!とっても綺麗よ♡」

梨子「ちくびからもう血(ミルク)が滴り落ちてるところも……素敵ね♡」

梨子「私も花丸ちゃんの血(ミルク)飲みたいなー、なんて//」

善子「え?何言ってるの?あげるわけないじゃない私専用の花丸の血(ミルク)……」

善子「一応言っておくけど、私の血(ミルク)もあげないから。」

花丸「そうずらそうずら!残念ながら梨子さんにあげる血(ミルク)は一滴たりともないずら。恨まないでほしいずらね。」

善子「せいぜいそこで指をくわえて私たちの神聖なえっちを見ているがいいわ!フフフフフフフ……♡」ギラン

梨子「(あぁぁ……よっちゃんと花丸ちゃんにおあずけ食らっちゃった……)」

梨子「でもそれはそれでいいかも♡」ゾクゾク

善子&花丸「……?」

 さりげなく混ざりたいと言ってみたものの、善子にも花丸にも拒否された梨子

 しかしそれはそれで美味しいようで、興奮したのか身体を震わせる

善子「じゃあ早速ちくび舐めてあげるわね……と言いたいところだけど、せっかくギャラリーが3人いることだし……」

善子「まずは私の指で花丸のちくびを可愛がってあげるわ、花丸♡」

花丸「マルは全部ヨハネ様にお任せするずら♡みんなの前でマルを可愛がって……♡」

善子「じゃあ、まずは……♡」コリ、コリ、コリ

花丸「あ、ふぁぁぁぁぁぁっっ……//」ピクン、ピクン

 善子の一手は、親指と人差し指によるちくび挟み攻撃

 だが、その速度はやたらとゆっくりであり、ピアス貫通済みでちくびの感度が増している花丸でも少々物足りないようだ

 しかし、これは当然意図的なものである

 わざと花丸のちくびをゆっくりと弄ぶことにより、ギャラリー(特に梨子の)反応を愉しむためである

梨子「あら~♡エッロいわぁ……♡」

梨子「花丸ちゃんのちくび、コリコリして触り心地よさそうね♡私も触りたい♡」

善子「クドいわね。ダメに決まってるでしょ。」

善子「そこで一人情けなく自分のちくびでもいじってればいいじゃない。」クリクリギュウー

花丸「うわぁぁ……//そんないきなり摘まんじゃぁぁ……//んくっ//」ジワァ

梨子「!!」ピンポーン

梨子「それだわ!」ヌギヌギ

ダイヤ「な……!そんな梨子さん!あなたまで何をしていますの!?」

 善子は下らない要求を繰り返す梨子に怒りと呆れが出てしまい、それを花丸にぶつけるかのように彼女のちくびを急に強い力で摘まみあげる

 花丸のちくびは痛みより先に快楽を感じる程にまでセルフ調教されているので、善子に八つ当たりされても問題ない

 そして梨子は善子の言葉を鵜呑みにして、急ぐかのように練習着をたくし上げ、ブラジャーを投げ捨てた

 そのおっぱいは無駄に美乳であり、乳輪の直径・ちくびの太さ・長さ共に平均をやや下回るサイズ

 過剰なちくニーによりセルフ開発してしまうことが懸念される

善子「うわぁ……本当にいじり出したわ……」

善子「堕天使ジョークのつもりだったのに、まさか実践するなんて……」

花丸「正直ドン引きずら……これだから下等な人間風情は困るずら。」

ダイヤ「あなたたちが言える立場ではないでしょうに……」

 屋上でえっちしてる自分たちを差し置いて、ちくニーのために脱ぎ出した梨子を非難する善子と花丸

 とはいえこれにより「愛し合う恋人がいる」自分たちと、

 「恋人がおらず一人虚しく自慰に励む」梨子との対比が可能となり、

 堕天使らしく(?)梨子を見下すことにより善子と花丸が得られる心理的充足感がアップする

梨子「あ♡そんなこと言わないで♡そんな目で見ないで♡」

梨子「指が勝手にちくびいじっちゃうの♡」コリコリコリ

善子「寂しいわねぇ、リリー……」

善子「今回は特別に私と花丸の愛し合う姿をおかずとして提供してあげる。感謝することね。」ゾクゾク

花丸「なんか梨子さんに対して優越感が湧いてくるずら……♡」

花丸「梨子さんはマルたちに感謝する立場であるけれど、同時にマルもこんな感情を抱かせてくれた梨子さんに感謝しなきゃいけないずらね。」

善子「ふふ、そうね。自らの欲望に素直にちくびをいじり出す滑稽なリリーだけど、そこは褒めるべき点よね。」

善子「まあリリーは一人でずっとちくびいじっていなさいな。」

善子「私は今からとっても美味しい血(ミルク)……頂いちゃうけどね♡」ペロリ

花丸「ああ、遂に……♡みんなの前で血(ミルク)飲まれちゃうずら……//」

善子「花丸、顔隠しちゃダメよ。血(ミルク)飲まれて気持ちよくなってる顔、しっかり見てもらいなさい。」

花丸「分かりましたずら♡ルビィちゃん、ダイヤさん、梨子さんも。マルたちから目を逸らしちゃダメずらよ♡」

ルビィ「ピギャ……」

善子「フフフフフ……いただきます♡ぬちゅるりゅ……♡」ヌチュチュレロ

花丸「ん、くぅ……♡」

 善子は自分が花丸のちくびを攻めていることが見えるように、花丸の正面ではなくやや斜めの位置に移動

 そして、ここでも焦らすのかまずは長い舌を突きだして、花丸のちくびの先端を舐め始めた

 舌が触れるか触れないかのギリギリのラインを攻めているため、いくらちくびが敏感とはいえ花丸にはやはり物足りない

善子「んふ♡花丸のちくび、相変わらず美味しいわ♡もちろん血(ミルク)もね♡れろ……♡」ペロペロレロロ

花丸「んんぅ……//あ、あのぉ……ヨハネ様?」

善子「れろねろぉ……♡どうしたのよ花丸……」

花丸「そんな優しすぎるちくびの攻め方じゃ、マル、その……//」

善子「え?何かしら?述語がないからよく分からないわ。」

善子「何かあるのなら、私だけでなく、リリーやダイヤ、ルビィにも分かるよう大きな声ではっきり言いなさいよ♡」ニヤリ

花丸「う、うぅぅ……わ、分かりましたずら!」

花丸「ヨハネ様ぁ!舌の先でちくびをぺろぺろ舐めるだけじゃ、全然物足りないずらぁ!」

花丸「いつもみたいに、マルのちくびを全部口に含んで、舌だけじゃなく唇と歯も使ってマルの血(ミルク)搾り出してほしいずらぁ!」クネクネ

梨子「メノ^ノ。^リ」

ダイヤ&ルビィ「」

善子「クフフフフ……♡上出来ね♡いいわ、お望み通りにしてあげる♡」

 グラウンドで練習している運動部にまで聞こえそうな大声で、自らの欲求を叫んだ花丸

 これから乱れるであろう花丸の痴態を想像すると梨子は思わずニッコリ

 一方ダイヤとルビィはまだ心の奥底で花丸が善子の手に堕ちていないと信じていたかったようだが、

 花丸渾身のおねだりにより微かな希望も打ち砕かれる

 もっとも、善子はダークヒロイン的な要素はあるものの別に悪人ではないので、花丸が彼女の手中にあっても別に問題ないのであるが

善子「ホラホラ、リリー、ダイヤ・ルビィ。しっかり見ててよ♡」

善子「私が花丸のちくび吸っちゃうトコ♡ハァァ……♡」

花丸「おおぅぅ……♡ちくびが熱い♡あちゅいずらぁぁ……♡」ブルブルブル

 善子は吸う直前、花丸のちくびに息を「吹きつける」のではなく「吐きつけた」

 口内の手前の方から息を吹くよりも、喉の奥から空気を吐き出した方がその温度は高い

 善子の吐息混じりの熱風を直に浴び、花丸はこれだけでちくびから血(ミルク)を垂れ流してしまう

善子「フフフ♡あんまり焦らすものではないかしらね♡あーむぅ♡」

花丸「ん、んひひいいぃぃぃぃぃぃぃ♡本当にみんなの目の前で♡おっぱい吸われちゃったずらぁぁ//」チョロロ

花丸「ふああぁぁぁぁぁぁぁ……//見られてる♡見られてるずらぁぁ//」チョロロロロロ

花丸「気持ちよさのあまりマルがおしっこお漏らしするところぉぉぉ//」ポタポタポタ

ダイヤ&ルビィ「ピギャギャァ……」

梨子「おっほ♡おほほほほほほほほほほ♡まさか花丸ちゃんのお漏らしが見られるなんて♡」

 焦らされていた欲望がようやく満たされたことに加え、その様子を「3人に見られている」ことにより、

 花丸の感情は今肉体という器から外に溢れ出てしまった

 それがおしっこである

 花丸は規則正しい生活をしているためおしっこの色はほぼ透明である

 その液体が彼女の練習着を濃い色に染めてゆくと同時に、微かなアンモニア臭があたりを包み込む

花丸「あ、ああぁぁぁ……//我慢できないずらぁ……//」チョロロ、ポタ……

善子「あらあら♡この匂いに空気の生温かさ……♡」

善子「花丸……まさかお漏らしするなんてね……♡初めてじゃない?こんなにたくさん出たの♡」

善子「床に池ができちゃってるじゃないの♡」

花丸「だって、だってぇ……親友のルビィちゃんや頼れる生徒会長のダイヤさん、よくわからない梨子さんにこんな姿見られたら……//」

花丸「そう思うと、膀胱の奥から、おしっこがとめどなく溢れてきちゃったずらぁ……ごめんなさいぃぃ……」

善子「フフ♡謝らないでいいのよ♡むしろ嬉しいわ♡あなたの新たな一面が見れて♡」

善子「恥ずかしい姿を人に見られるのが好きなのね♡」

善子「ならもっと見せてあげましょう、私たちの淫らに愛し合う姿を♡」

善子「ちゅちゅりゅるるぅぅ、じゅちゅぅぅ……♡」チュパチュパ

 ちくびを本格的に吸い始める前に花丸がおしっこを漏らしてしまったため、

 善子によるちくび攻めは仕切り直しに

 まずは小手調べと言わんばかりに、善子は舌を一切使わず唇一本で花丸のちくびを吸い始める

善子「ちゅるるぅぅ……♡くちゅ、じゅぷりゅりゅうぅぅぅ……♡」チュパチュパチュパ

善子「ちゅぽっ……♡クフフフ♡花丸ってば……唇しか使ってないのにこんなに血(ミルク)垂れ流して……♡」

善子「ほら、見える?リリー、ルビィ、ダイヤ。花丸のちくびから、血(ミルク)が泉のように湧き出てるトコ♡」

 まだ善子は唇しか使っていないと言うのに、もう花丸のちくびからは血(ミルク)が溢れ出ている

 やがて重力に負けた血(ミルク)は床に落ち、花丸のおしっこと混ざり合い、紅い波紋が水たまりとなったおしっこに広がる

 アンモニア臭と鉄の匂い、二つの香りが螺旋構造のように混ざり合い、なんとも芳しい香りが屋上に充満する

梨子「ええ♡しっかり見えるわ♡ん、くぅぅぅ……//」クチュクチュニチュ

ダイヤ「何ということでしょう……」

ダイヤ「見たくもないのに、私の身体が、首が、顔が、目が、勝手に……あなたたち二人の方へ向いてしまうのですわ……」

ルビィ「ピギィィ……!ルビィ、善子ちゃんと花丸ちゃんが分からないよ……」

 梨子は花丸がお漏らししたことに合わせ、練習着の中に手を突っ込み、自らの秘部に指を出し入れしていた

 そしてもう片方の手で、自分のちくびを順番にいじっている

 梨子自身も自分のオナニーを他者に自然な流れで見せられるこの状況に興奮しているようで、

 ときたまダイヤとルビィの方を向いては二人に不気味な微笑みをかける

 しかしダイヤもルビィも善子と花丸の方へ気を取られてるため、事実上梨子はダイヤにもルビィにも無視されたことになる

 だがポジティブな梨子はそれはそれで美味しいようで、ちくびとおまんこをいじる指の動きがさらに加速する

善子「まあ♡3人に見られてますます血(ミルク)出てきてるじゃない♡」

善子「もったいないわ♡全部飲んであげないと♡ぶぢゅ、ぐちゅじゅるりゅりゅりゅっっ♡」モミモミ、チュパチュチュパチュパパパジュルル

花丸「あ、ああああぁぁぁ、き、気持ちいいぃぃぃぃ//」クネクネクネ

花丸「ヨハネ様のその吸い方……マル、大好きずらぁ……//」クネクネ

ダイヤ「そ、そんな大胆な……//」

梨子「見てるこっちまで恥ずかしくなってくるわね♡んん……//おおっふぅ//」コリコリコリコリ

 善子は花丸のでかいおっぱいを両方とも掴み、二つのちくびを寄せる

 そして贅沢にもその両方を口に含み、今度は唇・舌・頬・歯の全てを使い、手加減なしで攻め立てる

 持てる力全てを出しつくした善子のちくび攻めの威力は絶大で、

 ずっと受けていたらおそらく花丸の精神は長くは持たないだろう

 それを分かっているのか花丸は気持ちいいのにもかかわらず善子の与える刺激から身体をじたばた動かし逃れようとする

 その様子にダイヤは両手で自分の顔を隠すが、ちゃっかり指と指の間から二人の様子を窺っている

 梨子はおまんこから手を離し、五指で善子の口の動きを再現して自らのちくびに宛がおうとする

善子「ぬちゅぱ、くちゅじゅちゅくちゅじゅちゅずりゅりゅりゅりゅううぅぅぅぅ……♡」ヌチュグチュジュリュリュリュ

花丸「あ、待って、ヨハネ様、そんな、や、ああああぁぁぁぁぁぁ//」ジタバタ

善子「やだ♡待たない♡だって感じるもの……♡」

善子「花丸の胸の鼓動が、随分と速くなってるのを……♡」

善子「ちくび吸われて、イきそうなんでしょ?」

善子「いいわ、あなたがしっかりイけるように、私がしっかりちくびしゃぶってあげる♡」

善子「ぬちゅぷ、ぐちゅじゅちゅぬぢゅりゅりゅるるるぅぅ……♡」ジュパジュパクチュジュチュズッリュリュリュ

花丸「んぎゃっっ//マル、我慢が……//」

梨子「うふふ……♡ん、んん……//」コリコリ

梨子「物足りなくなってきちゃった……」

梨子「最高のおかずが目の前にあるのに……だからこそ私の指だけでは気持ちよくなれないのかな……」

 善子が花丸のちくびを勢いよく吸っているのを見て、梨子は思う

 いくら善子の下の動きを直感で再現したとしても、口内の温もりや唾液の感触は自らのちくびには伝わらない

 そう考えたらすぐに、梨子は実行に移していた

梨子「ダイヤさん、ルビィちゃん!私のちくび吸って♡」

ダイヤ「吸いません!!藪から棒に何を言い出すんですか梨子さん!!」

ルビィ「うゅ……おねぇちゃ……梨子さん怖いよぉ……」

ダイヤ「あーよしよし……♡怖かったでちゅねぇ……」

ダイヤ「全く……ルビィが怯えてしまったではありませんか!」

梨子「あ……♡ダイヤさんとルビィちゃんにも振られちゃった……♡」

梨子「ふふ♡ダイヤさんがルビィちゃんを守り、ルビィちゃんがダイヤさんに守られる……」

梨子「美しき姉妹百合ね……♡私の付け入る隙もない……」

梨子「目的は果たせなかったけど、いいものを見られたわ♡棚から牡丹餅ってやつね♡」

ダイヤ「いや、違いますから!私とルビィはただの姉妹!断じて百合ではありません!」

ダイヤ「頭の中で変な妄想を垂れ流すのは別にかまいませんが、それを現実に持ち込まないでください!いいですわね!?」

梨子「うふふ♡ダイヤさんってば強がっちゃって……♡」

ダイヤ「ハァ……もはや対話での解決を試みること自体が馬鹿らしくなってきましたわ……」

ルビィ「話が通じないよぉ……」

善子「ちょっと!!」

ダイヤ&ルビィ&梨子「!!!」

善子「今回の主役は私たちなんだけど!」

花丸「あ、あぁぁぁぁぁぁぁ……//」ピク、ピクリ

善子「見てなさい、今から10秒で花丸をイかせるから!」

梨子「じっくり見てるわ♡ちくじいじりながらじっくりとね♡」コリコリ

 先ほどの梨子の自らの立場を弁えない発言により、ダイヤとルビィの注目は一時的に善子たちから離れていた

 その間に、花丸は気持ちよさのあまり涙と汗と血(ミルク)を垂れ流しながら、ただ痙攣していた

 花丸の眼は既に虚ろとなっており、ダイヤたちの姿を視認する余裕もないようである

善子「じゅぞぉぉぉぉぉっっっ♡ぶぢゅぢゅぢゅぐじゅっじゅずずじゅるるるっっっ♡」ジュパジュパクチュジュリュリュルル

花丸「あひいいいぃぃぃぃぃっっ//んごぉぉぉぉぉぉおぉっっ//あひゃっっ!?」ジタバタピクピク

善子「ぐくずちゅぬぷねろじゅくちゅぢゅりゅりゅりゅりゅっっっ♡」ジュパジュパクチュニチュリュリュリュ

花丸「んほっっ//ひがっ//おっひぃ♡ふおおぉぉぉぉぉぉぅぅぅぅぅ……//」ジタバタバタバタ

ルビィ「(善子ちゃん、すごい音たてて花丸ちゃんのおっぱい吸ってる……)」

ダイヤ「(やはり目が離せません……この二人の情事……)」

梨子「いひっ♡おふ、おおぅぅぅぅ……//できれば花丸ちゃんとシンクロしてイきたいわ……♡」コリコリコリコリ

 ボソボソ呟く梨子の独り言を除けば、

 花丸のちくびを勢いよく啜る善子の唇から生じる水音と、それに抗うかのようか悦ぶかのようか花丸の嬌声が空間を支配する

 今の善子は花丸を絶頂に導くために一心不乱に花丸のちくびを吸っており、この間善子と花丸は二人だけの世界へと閉じ込められる

 それを見守るかのように、ダイヤ・ルビィ・梨子の3人は脳内でカウントダウンを始めていた

ダイヤ・ルビィ・梨子「(5……!4……!3……!)」

善子「ぬちゅぐちゅじゅっぽじゅっぽっっ♡じゅちゅるぐちゅぶぢゅりゅるるるるりゅりゅぅぅぅ……♡」ジュパチュルヌチュパグチュ

花丸「んおあっっ♡うあっあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙がはぁぁぁぁっっっ//」ジタバタバタピクリ

ダイヤ・ルビィ・梨子「(2……!)」

善子「ぐちゅじゅぱじゅちゅる、ずぞおおおおぉぉぉ♡じゅちゅりゅりゅりゅ♡ぬちゅぅぅぅじゅあるりゅりゅりゅ♡」グチュジュチュジュパリニチュリュ

花丸「んぎぎぎぎいいぃぃぃぃぃぃぃ//おほっっ♡うはっ♡おああぁぁぁぁぁぁぁっっ//」ピク、ピク、ピク

ダイヤ・ルビィ・梨子「(1……!)」

 遂にカウントダウンが残り1秒を切る

 心の中でダイヤたちが0を数えようとした瞬間、花丸の叫び声があたりを包み込んだ

花丸「ふあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ♡♡♡」ガタガタ、ガクン

善子「きゃっ……!ふふ♡すごいわ♡」

 西川貴教をも超える勢いの圧倒的な声量で叫びながら、イき狂う花丸

 絶頂の反動で1m以上も跳ね跳び、受け身を取れず胸を強打しながら着地するも、

 でかいおっぱいのおかげで衝撃は吸収され、大したダメージはないようだ

花丸「あ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」ピク、ピク、ピクリ

 やがて花丸は絶頂の余韻に浸りながら痙攣したのち、静かに目を閉じ動かなくなった

 その表情は健やかで慈愛に満ちており、とても気絶した人のするものとは思えないほどであった

善子「ふふふ……♡ざっとこんなものかしらね……♡」

善子「思い知ったかしら、海よりも深い私たちの愛のかたち……♡」

善子「そして誰が主役だってことかを……♡」

梨子「ええ♡よっちゃんと花丸ちゃんがストーリーの中心にいること、骨の髄まで沁み渡ったわ♡」

梨子「ところでよっちゃん……♡私、タイミングを逃してイけなかったの……」

梨子「私の身体もいじって……なんて//」

善子「(無視)」

善子「ふふ、花丸ってば世話を焼かせるわね。服を直すの私の仕事じゃない……」チュ

 善子は戯言をのたまう梨子を無視して、衣服が乱れた花丸の服を正す

 この際、花丸へのお礼?なのか、両方のちくびを貫くピアスへと優しくキスをする

 もちろん自分自身も丸出しだったおっぱいをブラヘ練習着へと仕舞う

 そして、気絶したままの花丸を善子はおんぶして、ダイヤとルビィに話しかける

善子「さあ、早いとこ屋上から出るわよ、ダイヤ、ルビィ。」

ルビィ「うゆゆ……どうして急に……?」

善子「どうしてって決まってるでしょう。さっきの花丸の叫び声、聞こえたでしょ?」

善子「あんな大音量、職員室やグラウンドに丸聞こえよ。」

善子「何かあったんじゃないかと駆けつけてくる先生、絶対いるわよ。」

善子「だから行くわよ、光よりも速く!」

ダイヤ「一理ありますわね……問題ごとになったらAqoursの存続に関わりますわ、早く逃げましょう!」

ルビィ「逃げ足には自信があるよ……!」

善子「ほら、あんたも行くわよ!」ギュ

梨子「(あ……//ちくびいじってた手をよっちゃんが……//)」

梨子「(これって間接的によっちゃんにちくび触られた、ってことよね//ふふ♡)」

 こうして、屋上から去った5人

 後に生徒指導の先生が屋上へと駆けつけたが、既に底はもぬけの殻であった

 なお、屋上に血(ミルク)とおしっこが混ざった液体による水たまりができていたため、

 後日これが学校でちょっとした話題となった

花丸「んん……うぅーん……あれ?ここは……?」

善子「部室よ。花丸がでかい声出すものだから、退散せざるを得なくなったのよ。」

善子「みんなはもう帰ったわ。私たちも帰るわよ。」

花丸「待って、すぐに着替えるから……あれ?いつの間にか着替えてるずら!もしかしてヨハネ様……」

善子「ええ、あなたがいつまで経っても起きないから……」

善子「汚れた服はビニール袋に入れて縛っておいたわ、はい。」ヒョイ

花丸「ありがとうずら、ヨハネ様!もう一生ついていくずらよ♡」

善子「大げさねぇ、まあ気持ちは嬉しいけど。」

善子「ほら、帰るわよ。実はもう最終下校時刻過ぎてるのよ?早く出ないと先生に怒られちゃうわ。」

花丸「それは大変ずら!じゃあ帰るずらよ、ヨハネ様♡」ピト

善子「もう、調子いいわね、花丸ってば……//」

 言葉には出さないが、いつの日にかメンバーみんなの前で血(ミルク)の飲み愛飲ませ愛をしたいと思う二人であった

 なお、この「愛」は誤字ではなく表現である

 梨子の部屋

 ウィーンガシャンウィーンガシャン

梨子「さてさてさて……♡ようちか組とかなまり組はどうなってるのかしら……♡」

 靴下以外全裸という臨戦状態になりながら、自室のギミックを起動させた梨子

 部屋に現われた幾つかのモニターには、いちゃらぶえっちする2組のカップルが映っていた

千歌『曜ちゃん……♡好き、好きぃ……♡もっと……もっと愛して……//』

曜『あぁぁぁぁ!千歌ちゃん♡千歌ちゃん♡私も好き♡愛してる♡』

 ヌチュジュプクチュジュプププ……

果南『あぁぁ♡鞠莉ぃ//そんな、激しぃ//も、もうちょっとだけ手加減して//』

鞠莉『だめ♡果南にはどれだけ私があなたのことを愛してるか分からせてあげる♡もっと、いくわよぉ……♡』

 グチュジュッチュズプニュチュニチュリュリュ……

梨子「やってるやってる♡それもご丁寧にちくびでえっちして♡」

梨子「今ここで私がちくニーすれば、それって間接的に5Pじゃない♡」

梨子「全く千歌ちゃんも曜ちゃんも果南さんも鞠莉さんも情熱的なえっちして……♡」コリコリコリコリ

梨子「あぁぁ……//千歌ちゃんたちを見てたらなんだか身体がフワフワしてきたわ……♡」クチュクチュコリコリ

梨子「あ、まずい……♡まだし始めたばっかりなのに……!イ、イク……♡」ガクガクガクガク

 よしまるのえっち中に自慰をしていた梨子であるが、タイミングを逃して絶頂することができなかった

 それ故に悶々としていたのか、ちくびをいじり始めてまだ3分しか経ってないのにもかかわらず、早々に絶頂を迎えた

 ちなみに、梨子は某校長のように、「絶頂した際、潮を吹かずに潮吹きした時と同じ感覚を味わうことができる」荒業を持っている

 潮を吹かない分、体力が続く限り自慰に臨むことができるというわけだ

梨子「はぁ、はぁ、はぁ……//私としたことが……イくタイミングを見誤るなんて……」

梨子「でもまだまだ全然イケるわ♡私のパーリィナイはこれからよ♡ん、ふぅぅ……♡」コリコリクチュニチュ

 この後も2組のカップルをおかずにした、梨子の自慰は続く

 そしてようちかは途中でえっちを切り上げたものの、かなまりは夜の11時まで熱く愛を交わしあったそうな

 黒澤家

ダイヤ「ふー!今日の勉強は終了!苦手も叩き潰したことですし、今日は枕を高くして寝れそうですわ!」

ルビィ「おねぃちゃ……」ガラ

ダイヤ「あら、どうしましたのルビィ?」

 自分より先に寝たはずのルビィが、ダイヤの元へと駆け寄ってきた

 そう言えば、帰宅して以来ルビィにいつもの元気がない

 何か言いたげな妹の表情にダイヤは察し、寝るのをやめルビィの話を聞こうとする

ルビィ「おねぃちゃぁは、どこにも行ったり、しないよね……?」

ダイヤ「急に何を……はっ!」

ダイヤ「善子さんと花丸さんのことですわね……」

ルビィ「うん……善子ちゃんと花丸ちゃんは今でも友達だけど……」

ルビィ「怖いの……ルビィは蚊帳の外なんじゃないか、って。いらない子なんじゃないかって……」

ダイヤ「何を言っていますの!そんなわけないでしょう!?」

ダイヤ「善子さんも花丸さんも言っていたではないですか!」

ダイヤ「『九人の絆は変わらない、ルビィを一人ぼっちにはしない』と……!」

ダイヤ「ルビィはお二人を、ひいては私含めた8人を信じていないのですか!?」

ルビィ「信じたい……信じたいよぉ……!」

ルビィ「でもっ……!善子ちゃんと花丸ちゃんの、その……//アレをしてるところなんて見たら……!」

ルビィ「今までみたいな関係には戻れないよ……!」

ルビィ「千歌ちゃんと曜さん、果南さんと鞠莉さんだってそう……きっと善子ちゃんと花丸ちゃんみたいにえっちするために帰っちゃったんだ……!」

ルビィ「梨子さんはなんか怖いし、ルビィには、もう……信じられるのはおねぃちゃぁしかいないよ……!」

ダイヤ「ルビィ……」ギュ

ルビィ「あったかい……」

 本音を吐露したルビィを、優しく抱きよせるダイヤ

 ルビィの頬は、ダイヤの胸の谷間にちょうど挟まれる形となる

 この時、ルビィの心の中に、ある悪意(?)が芽生える

ルビィ「ルビィを置いてどこにも行かないで、おねぇちゃぁ……」

ダイヤ「大丈夫ですわ、わたくしはどこにも行きません、ずっとルビィと一緒にいますわ……」ナデナデ

ルビィ「ありがとう、おねぇちゃぁ……」モミモミ

ダイヤ「あ、あのー……ルビィ?何をやっていますの……?」

 なんと、ルビィはあろうことかダイヤに抱き寄せられたまま、彼女のおっぱいをパジャマの上から揉んでいた

 鞠莉からは貧乳扱いされるダイヤであるが、バストは80あるので実際は貧乳ではない

 他の誰にも揉まれたことのない、大和撫子ならではのもちもちした触感に、ルビィは歯止めが効かなくなる

ルビィ「善子ちゃんも花丸ちゃんも、千歌ちゃんも曜さんも、果南さんも鞠莉さんも、おっぱいで相手を繋ぎ止めてる……」

ルビィ「だったらルビィも……おっぱいでおねぇちゃぁを繋ぎ止める……」

ダイヤ「!?」

ルビィ「ごそごそごそ……」ヌガセヌガセ

ダイヤ「ちょっ……!ルビィ……!やめなさい!」

 口ではやめろと言いつつも、抵抗できないダイヤ

 決してこの状況を望んでいるわけではなく、ここで拒否すればルビィは、信頼する姉にすら裏切られたことになってしまう

 そうなればルビィを絶望に叩き落とすことになり、ルビィの居場所がAqoursから完全になくなってしまうからだ

ルビィ「ぶらじゃーもとっちゃうね……」シュルシュル

ダイヤ「だ、ダメですルビィ!一時の感情に流されては!今ならまだ後戻りできます!だからどうか気を確かに!」

ルビィ「ひょい♡」ポイ

ダイヤ「ああああぁぁぁぁぁぁぁ//」

 ダイヤの自慢の漆黒の髪の色とは対をなす純白のブラジャーが、ルビィの手によっていとも簡単に剥ぎ取られる

 しかし、ダイヤは恥ずかしさに加え、自分の身体を、そして姉妹の関係を守るため、手ブラでガードを決めている

 ダイヤのしなやかで美しい手によって、彼女のおっぱいはほとんど見えない

ルビィ「おねぇちゃぁ、おててが邪魔でおっぱい見えないよ、どかしちゃうね。」グググググ

ダイヤ「い、いけませんそれだけは!」グググググ

ダイヤ「ルビィ、あなたも本当は分かっているのでしょう!?こんなことしても虚しくなるだけだと……」グググググ

ダイヤ「私もあなたも、このようなことは心から愛する人ができた時にするべきですわ!」グググググ

ダイヤ「きっと、あなたにも未来を誓い合う女(ひと)が現れます!」グググググ

ダイヤ「だから、私で妥協しないでくださいまし……!」グググググ

 力ずくで姉の手ブラを外そうとするルビィと、それを言葉とともに阻止しようとするダイヤの力は拮抗している

 自分より幼く小柄な妹の力を押さえるので精いっぱいなあたり、ダイヤの非力さを物語っている

ルビィ「ルビィ、妥協なんかしてないもん……」

ダイヤ「ピギャ……?」

ルビィ「今だ……!」ヒョイ

ダイヤ「な……!ルビィ、あなた……!」

 ルビィの思わせぶりな発言でダイヤは一瞬の間隙を見せる

 その隙に付け込み胸を隠す姉の手を一気に払いのける

ルビィ「わぁ……♡おねぇちゃぁのおっぱい、きれい……♡」

ダイヤ「う、うううぅぅぅぅ……なんで……なんでこんなことに……」

 エリーチカに攻められる妄想をしてちくニーしている割には、肥大化はしていないダイヤの美しいちくび

 ただちくニーによる影響は少なからず出ているようで、その長さは2.1cmある

 ルビィにちくびを見られてしまった恥ずかしさやら屈辱やらで、ダイヤのちくびは揺れるようにわずかに動く

ルビィ「あはっ♡ルビィね、妥協していないのはほんとだよ……」

ルビィ「だって、おねぇちゃぁのおっぱいを吸いたい気持ちに嘘はないもん……」

ルビィ「おねぇちゃぁとずっと一緒にいたい、その気持ちを表現できる一番いい方法はこれだと思うんだ……」

 この時ダイヤは泣きそうになりながらも、ルビィの顔を見る

 泣くのを我慢していたのは自分だけではない、ルビィもであった

 実はダイヤも果南と鞠莉がいちゃいちゃしているのを見ると、少しセンチな気分になることがあった

 しかしダイヤが耐えることができたのは、3人の出会いはほぼ同時期である(オリジナル設定)上に、

 果南も鞠莉も人前でえっちするようなタイプではなかったからだ

 何よりダイヤはエリーチカとやり合う妄想の世界に逃避すれば、全てを忘れ果南と鞠莉と今までどおりの関係を築くことができた

 だがルビィは違う

 中学時代大の仲良しだった花丸が、ぽっと出の善子と濃密に愛し合う光景を見てしまったため、覚えている疎外感はダイヤの比ではない

 そしてルビィは敬愛する花陽をそんな目では見ていないどころか恋愛というものを知らないため、現実逃避する世界を持ち合わせてはいなかったのだ

 別世界に逃げることができない分、逃げどころは現実、それも身近な存在にしかない

 そこで白羽の矢が立ったのがダイヤである

 話は変わり、善子・花丸、千歌・曜、果南・鞠莉……それぞれが大好きな相手をより近くに感じることができるのが、ちくびを用いたえっちである

 いつも傍にいてくれた大切な姉だけは絶対に失いたくない、もっと姉の近くにいたい……

 孤独感と自己防衛本能が合わさった結果、恋愛感情はないものの「えっちしたい」という突き抜けた感情を、ルビィは持ってしまったのだ

ダイヤ「ルビィ……」

ダイヤ「ふぅ……どうもわたくしはルビィには甘くていけませんわね。」

ダイヤ「分かりましたわ。いいですわよ、わたくしのおっぱいを吸っても。」

ダイヤ「ただし、今回だけですわよ?これっきりにしてくださいね?」

ルビィ「ほんと!?やったー!おねぇちゃぁ大好き!」モミモミ

ダイヤ「あん、もう//いきなり揉んでこの娘は//」

ルビィ「だって嬉しいんだもん!えへへへへ……」モミモミ

 ルビィの揉み方は、まるで園児が粘土をこねるかのような拙い動きである

 これではちくびをいじられでもしない限り、気持ち良くなってしまうことはないだろう

 よかった、肉体関係を持ってしまったとしても姉の威厳はそのままだ

 ルビィとは今までと同じ関係でいられる、この時のダイヤはまだそう思っていた

ルビィ「じゃあおねぇちゃぁのおっぱい、さっそく吸っちゃうね。んちゅ~♡」チュパチュパ

ダイヤ「ふ、んんん……」

ダイヤ「(この程度なら余裕ですわ……)」

ダイヤ「(わたくし、自分のちくびの強度には自信がありますの。)」

ダイヤ「(日頃からエリーチカを思って鍛えていますので……)」

ルビィ「ちゅぅ……ちゅぅ……ちゅぅ……♡」チュパチュパ

 ルビィの素人同然のちくび舐めに余裕をこいてるのか、自分のちくびについて解説を始めるダイヤ

 しかしそれも束の間、ダイヤのちくびに未知の衝撃が襲いかかる

ダイヤ「んぎぎぎぃぃぃ……!?ルビィ……!」

 歯を食いしばりながら睨むようにルビィを見ると……

ルビィ「がぶり……がぶり……♡」カプカプ

 ルビィが両顎と前歯の力を惜しみなく使い、ダイヤのちくびをミチミチと締め上げていた

ダイヤ「な、なななな……!何をしていますのルビィ……!」

ルビィ「えへへへへへ……♡善子ちゃんと花丸ちゃんの真似だよ!」

ルビィ「善子ちゃんも花丸ちゃんも、ちくびから血(ミルク)飲んでた……!」

ルビィ「ルビィも、おねぇちゃぁの血(ミルク)飲みたい!」

ダイヤ「な、何を馬鹿なことを……!私はミルクなんて出ません!第一妊娠してないですし!」

ルビィ「そのミルクじゃないよ。血(ミルク)だよ♡」ニコ

ダイヤ「ピギャッ……!」ゾワ

 ダイヤは察してしまった

 妹は、ルビィは、ちくびに傷をつけることによって無理やり血を搾り出し啜ろうとしているのだと

 まさか妹がそんな猟奇的なことを考えているとは……

 発言の物騒さに反してルビィの表情は無垢そのものであり、ルビィは特に意識せずこの発言をしたと考えられる

 愛らしい光の一面と残虐な闇の一面、2つの顔を同時に備え合わせるルビィに対しダイヤは恐怖を覚え、

 まるで石化したかのように全身に力が入らなくなってしまう

ルビィ「おねぇちゃぁのおっぱい、こりこりしてるね……♡ちゅぱ、ちゅぱ……ぎちち……♡」カプリチュパ

ダイヤ「ひぃっ……!や、やめてルビィ……!」

 内なる凶器を秘めたルビィに対してダイヤは思わず弱腰になってしまう

 もちろん、姉の血(ミルク)を求めるルビィはそのタイミングを逃さない

ルビィ「やめないよ……」

ルビィ「ルビィ、おねぇちゃぁとずっと一緒がいい!」

ルビィ「だからおねぇちゃぁの血(ミルク)飲む……!ちゅぱぱぱ……♡」ミチチチチ

ダイヤ「うががががががが……!お、お願いですから、落ち着いてくださいまし、ルビィ……!」

 ルビィは、前歯をやすりの様に使いダイヤのちくびを刺激する作戦に出た

 同一カ所を連続的に刺激するこの戦法は効果的であるようで、

 ルビィに攻撃された箇所はみるみる内に赤くなっていった

 これをダイヤは、エリーチカに対する思いと妹に対する純粋な姉妹愛で耐え抜こうとする

ルビィ「ぬちゅぱぱぱ、ちゅぱちゅぱちゅぱ……♡」ギリギリギリギリギリ

ダイヤ「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃあぁぁぁ……!」

ルビィ「……ちゅぽん♡おねぇちゃぁのおっぱいもおいしいけど、ルビィは血(ミルク)を飲みたいなあ……」

ダイヤ「や、やめてくださいまし!わたくしは、自分の初めてを全てエリーチカに捧げると決めているのです!」

ルビィ「でも、おねぇちゃぁ……もうルビィにおっぱい吸われてるよ。」

ダイヤ「はっ……!」

ルビィ「おねぇちゃぁの初めてはもうないんだよ。だってルビィがもう貰っちゃったもん。」

ダイヤ「そんな……わたくしの初めてが……!」

ダイヤ「エリーチカ……ごめんなさい……」

ダイヤ「わたくし、自分の初めてを、身体を……守れませんでした……」ガクッ

 付き合っているわけでもないのにエリーチカに謝罪するダイヤ

 妹にレイプされた上にエリーチカに自分を捧げられなかった悔しさの苦しさの余り、ダイヤはうなだれてしまった

ルビィ「大丈夫だよ。おねぇちゃぁの初めては、ルビィの中でずっと生き続けるから……」

ルビィ「だから安心して血(ミルク)出してね……」

ルビィ「ちゅぱちゅぱ、ぬちゅちゅ……♡」ギチミチギチミチチ

ダイヤ「くっ……!うぐ……ひっぐ……」ポロポロ

ダイヤ「今の私は純潔を失ってしまいました……」ポロポロ

ダイヤ「ですが!しかし!身体は穢されようとも……」ポロポロ

ダイヤ「絶対に血は出しません!」

 うなだれている間にダイヤは泣いてしまったようだ

 しかし泣いたことと初めてを奪われたことにより、かえって不屈の心は燃え上がる

 ルビィと闘う決意をしたダイヤ

 だが、相も変わらずルビィに恐怖しているので闘うといっても口先だけである

ルビィ「むぅ……確かになかなか血(ミルク)でないね……」

ルビィ「ならこれならどうかな?がぶ、ちゅぷぷぷぷ……!」ミチミチチチチ

 先ほどの攻撃で赤くなったダイヤのちくびに対し、

 ルビィは前歯をさながら万力のように使い力を加えていく

 前歯は、物を噛み切るように他の歯に比べて鋭い作りになっていることにより、より対象に強い圧力をかけることができる

 その切断に特化した前歯でダイヤはちくびを千切られるかのような勢いで責められているのだからたまったものではない

 当然、激痛の余り大きな声でダイヤは叫び出す

ダイヤ「ピギャアアアアアアアアアアアッッッ!!」ポロポロポロ

ダイヤ「痛い痛い痛い痛い痛い!痛いですわあああああああぁぁぁぁぁっっっ!!」ポロポロ

 痛みに耐えかねてダイヤの流す涙の粒はさらに大きくなり、助けを求めるかのように力いっぱい叫び出す

 しかし都合よく両親は外出中なので、ダイヤを救えるものは誰もいなかった

ルビィ「ちゅぱっ……♡辛そうだね、おねぇちゃぁ……」

ルビィ「でも大丈夫、すぐに楽になるからね。我慢しててねおねぇちゃぁ……」

ダイヤ「ヒィ……ヒィ……!ハァ……ハァ……!」

ルビィ「ちゅぷ、ぐちゅずちゅじゅちゅぐちゅずりゅりゅりゅゆ……!」ギチミチギチミチギリリリリ

ダイヤ「ん、ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!」ビクビクビクビク

 ルビィは、ハーモニカを吹くような動きに上下左右の運動を加え、あらゆる点からダイヤのちくびを痛めつける

 相手を気持ちよくさせる気など一切ない、拷問とすら言えるルビィのちくび責めに対して、

 ダイヤはただ叫ぶことで気を紛らわせるしかない

 ダイヤは痙攣しているものの、これは決して絶頂したわけではなくただ彼女の身体が刺激に耐えかねているだけである

ルビィ「ぬちゅ、ぐちゅぐちゅずぬぎちぐりゅずちゅぎりりりり……!」ミチミチミチギチミチミチチチチチチ

ダイヤ「んがあああああぁぁぁぁぁっっっ!いぎゃっ!!」ピクピク

ダイヤ「ピギャアアアアアアアアァァァァァァァッッッッ!!」ビクビク

ルビィ「くちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅちゅちゅ……!」ギリギリギリリリリリリ

ダイヤ「んぎゃああぁぁぁぁぁっっっっ!ピギ、ギャヤヤヤヤアアアッッ!!」

ルビィ「んちゅちゅちゅぎちぎちぎちぎちちちち……!」ギチチギチミチチチチ

ルビィ「ん……?」

 姉をちく虐していた時にルビィは気づく

 いつの間にか自分の口の中に、ほのかな鉄の味が広がっていることに

 そう、散々ルビィに嬲られたおかげで、ダイヤのちくびからは血(ミルク)が溢れ出てきていたのだ

ルビィ「も、もしかして……これが……♡」

ルビィ「善子ちゃんと花丸ちゃんが言っていた血(ミルク)……♡」

ルビィ「温かくて、おいしい……♡おねぇちゃぁの味がする……♡ちゅるるぅ……♡」チュパチュパ

 ここにきて、遂にルビィは姉へのちく虐に終わりを告げた

 今はまた何事もなかったかのように赤子の様なちくびの吸い方に戻り、純粋に姉のちくびを愉しんでいる

ルビィ「ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱぱ……♡」チュパチュパ

ダイヤ「あ、あああああぁぁぁぁ……やっと、痛いのからは解放されたのですのね……」

ルビィ「ちゅぱちゅぱ、ちゅりゅりゅ……♡」チュパチュパ

 鬼畜とも言える先ほどの言動からは一転、いつも通りの天使へと戻ったルビィ

 そんな妹の姿を見ると、例え自分を痛めつけた人物であっても憎むに憎めない

 前も言ったけれどルビィとの関係はこれ1回きりだ、

 今日さえしのげばまた明日からはこれまで通り仲の良い姉妹でいられる、そう思ったのだが……

ルビィ「……ちゅぽん♡見てみて!おねぇちゃぁの血(ミルク)!まっかっか!まっかっか!」

ダイヤ「」キューバタン

 ダイヤのちくびから血(ミルク)が出てからここで初めて、ルビィは姉のちくびから口を離す

 ここでダイヤは血(ミルク)滴る自分のちくびを見ることになるのだが、

 ルビィによって傷つけられた自分のちくびと、そこから泉のように湧き出る紅き鮮血を見た途端、ショックのあまり気を失ってしまった

ルビィ「おねぇちゃぁ、おねんねしちゃった……」

ルビィ「もう、おっぱい出したまま寝ちゃうと風邪ひいちゃうよ。」

ルビィ「服、直してあげるから……」

ダイヤ「」

ルビィ「…………」

ルビィ「やっぱりもうちょっとだけ……♡」

ルビィ「ちゅぱ、ちゅぱ、ちゅぱ……♡」チュパチュパ

 ダイヤが失神しているのをいいことに血(ミルク)を吸い続けるルビィ

 善子と花丸の影響もあるものの、どうやら味が気に入ったらしい

 こうなったら最後、血(ミルク)の魅力に取りつかれたに等しいため、「これ1回きり」の関係なんて不可能である

 この日、ルビィはさらに10分ダイヤのちくびを吸い続けた後、ダイヤの服を正して眠りについた

 ちなみに書き忘れていたが、血(ミルク)が出るダイヤのちくびは左側のちくびである

 同時刻、桜内家

 相変わらずモニターでようちかペア・かなまりペアを監視している梨子

 ちなみに、よしまるペアは今日はダイルビ梨子の前でえっちして満足したためかお休みである

 もちろん、もしもの時の為に黒澤家にも隠しカメラはセットしてあり、それが本日功をなしたのである

梨子「え!?え!?ええぇぇ!?」

梨子「ダイヤさんとルビィちゃんがやってる!」

梨子「ほ、本当にいいの!?ダイヤさんとルビィちゃん、血の繋がった姉妹なんだよ!?」

梨子「近親相姦じゃない♡最高の背徳じゃない♡姉妹でらぶらぶ……」

梨子「……ではなさそうね。見たところ和姦ではなさそう……ダイヤさん泣いちゃってるし。」

梨子「でも、たまにはそういうのも大いにアリ!しかも年下のルビィちゃんが攻め♡ダイヤさんが受け♡」

梨子「あ~尊い♡すっごく尊い♡」

梨子「やだ……♡ダイヤさんとルビィちゃん見てたらちくび勃ってきちゃった……♡」

梨子「よし!二人をおかずにオナニーするわよ♡ずっと私のターン♡」

 予期せぬおかずの登場に、ちくび躍らせる梨子

 ダイルビが寝てからもちくニーははかどりまくり、最終的に梨子が寝たのは午前1時過ぎであった

 次の日古文の文法の小テストがあるというのに、たいしたものである

 翌日、黒澤家

ルビィ「おねぇちゃぁ、おはよ~」ゴシゴシ

ダイヤ「おはよう、ルビィ。」

 自分が気絶した後も自分のちくびがルビィに吸われていたことに気が付いていないダイヤ

 残虐な行いをしてきたとはいえ、ルビィは血を分けたただ一人の妹

 ダイヤはルビィの蛮行全てを許し、姉妹関係を元通りにする決意をしていた

 そのため、昨日あんなことがあったのだがルビィへの接し方は全く変わっていない……

 が、ダイヤはどこかルビィに怯えているようで、まるで機嫌を取るかのように自分のプリンを妹に差し出す

ダイヤ「さてと、ルビィ。朝ご飯はパワーの源。しっかり食べるんですのよ。ほら、お姉ちゃんのプリンあげるから……」

ルビィ「わーい、ほんと!?おねぇちゃぁ大好き!」

ダイヤ「(ふふふ……こうしてみると我が妹はやはりかわいいですわね。)」

ダイヤ「(となると果たして昨日のあれは夢だったのでしょうか……)」

ダイヤ「(しかし私のちくびは覚えているのです、あの忌まわしき苦痛の時間を……)」

 こうして朝食をとり、制服に着替えて学校に行く

 着替える際にダイヤは下着姿になったのだが、よりによって同じ部屋にルビィがいるのを失念していた

 また妹に襲われるかもしれない恐怖から顔が青くなり引きつるダイヤであったが、ルビィが姉のその姿を見て血(ミルク)を欲してくることはなかった

 やはりルビィは天使だったと安堵したダイヤであったが、その思いは一日経たずして打ち砕かれることとなる

 この日は2時間目が終わったあたりから急に雨が降り出し、それが5時間目の終わりくらいまで続いた

 放課後には既に雲も晴れてきたものの、屋上は濡れていて危険であるため、本日は部室内でミーティングに

 まじめな話を1時間ほどした後に、善子は不敵な笑みを浮かべ始める

善子「クフフ……♡クフフフフ……♡」

果南「どうしたの善子いきなり笑い出して……」

善子「せっかく9人揃っているものね……」

善子「花丸……♡血(ミルク)の時間よ!」

花丸「やったずらあああぁぁぁぁ!ヨハネ様♡ヨハネ様は決して丸を見捨てたわけではなかったずらね♡」

 実はこの日、花丸は善子の血(ミルク)を一滴たりとも飲んでいなかった

 そのせいか花丸は授業中に奇声を発する、顔の右半分で笑い左半分で泣く、そのまま首を横90度に傾ける等の奇行が目立っていた

 善子は最初から、Aqoursのメンバー全員の前でえっちするのが目的だったのだ

 昨日3人の前でえっちした時でさえあんなに興奮したのに、

 清純派のようちかや愛が重めなかなまりの前でえっちしたらいったいどれだけの心理的充足感が得られるのだろう……

 それを考えただけで善子のピアス貫通済みちくびは濡れてくる

 ようやく善子の血(ミルク)が飲めるのが嬉しくて花丸のピアス貫通済みちくびも濡れてくる

 そして別の理由でちくびが濡れてくる少女がここにもう一人……

ダイヤ「(そ、そんな……ここでまた善子さんと花丸さんがえっちしたら……)」

ダイヤ「(わたくしはまた後でルビィに犯されてしまいますわ……1回きりの約束でしたのに……!)」

千歌「ミルク?一体なんだろ?」

善子「今に分かるわよ、今にね……ククククク……♡」

ダイヤ「(ダメです……今ここで善子さんと花丸さんが愛し合う場面を見てしまったら……)」

ダイヤ「(昨夜のあの忘れがたき思い出がフラッシュバックしてしまいますわ……)」

ダイヤ「(ここは逃げなければ、私の精神は壊れてしまいます……!)」ササッ

善子「逃がなさい!」ギラン

花丸「待つずら!」ギラン

ダイヤ「ピギャッ……!」

 ダイヤは声も音もたてず、ひっそりと部室から逃げ出そうとしていたのだが、直後に自分に浴びせられた声により硬直する

 物理的に抑えられたわけでもないのに、なぜだか身体が動かない

 首から上はかろうじて動くので、ダイヤは横に振り向いて善子と花丸を確認する

善子「ダイヤ、逃げようとするなんてひどいじゃない?」

花丸「そうずらそうずら。昨日はマルたちの行為を舐め回すように見てくれたのに♡」

ダイヤ「舐め回すようになど見ていません!あなたたちの持つ超常的な力によって見るのを強要されただけですわ!」

鞠莉「えっ!?ダイヤってば善子と花丸のえっち見たの!?」

善子「ダイヤだけじゃないわ。ルビィとリリーも私たちのえっちを見たのよ♡」

善子「しかもリリーったら、『混ぜてくれ』だなんて抜かすのよ。混ぜるわけないじゃない常識的に考えて。」

花丸「そう善子ちゃんが告げると、梨子さんは我慢できなくなってひとりえっちを始めたずらよ。」

花丸「滑稽ずらねぇ、そんな梨子さんを見てマルたちはさらに欲望の炎を燃やしたずら♡」

梨子「えへへへへ……//それほどでも……//」

千歌「梨子ちゃん、褒められてないよ……というか何してんの……」

梨子「だって、善子ちゃんと花丸ちゃんのダークだけどラブラブなえっちを見てたら、心が滾ってきちゃって……」

梨子「混ざりたいけどね、断られちゃった……でもそれはそれで悪くないかもって……//」

曜「うわぁぁ……」

善子「ちょっと!!」

みんな「……!」ビクッ

善子「主役は私と花丸!リリーじゃない!」

善子「ふー、ダメね。全然ダメ。自分たちの立場ってものが分からないのかしら……」

善子「なら分かるまでたっぷりと目に焼き付けるがいいわ!」

善子「私と花丸が織りなす、悪魔的で蠱惑的なえっちを……♡」

善子「たまには主導権をあなたに与えてみましょうか。」

善子「花丸……私のカラダ……好きにしていいわよ♡」

花丸「ほ、ほほほほほホントずらかヨハネ様!?」

善子「私が嘘をつくわけないでしょ。」

善子「ねぇ、基本的にはいつも私が自らおっぱいさらして血(ミルク)出してるじゃない?」

善子「たまには花丸メインでえっちしてみるのもいいと思うの♡ね?」パチン

花丸「お、おおおおぉぉぉぉぉぉ……♡やばいずら、心拍数あがりまくりずら~♡」

花丸「そうと決まればさっそく……♡」モミモミ

善子「あ、そんないきなり……//」

千歌「ほ、本当に人前でやっちゃうんだ……//」

鞠莉「善子、スクールアイドルらしからぬ表情になってるワ……」

梨子「メノ^ノ。^リ」

 主導権を渡された花丸は、まずは制服の上から善子のおっぱいを揉んでいく

 左右同じリズムで揉んだり、別々の動きで揉んでみたり……

 大別すると2種類の動きに分けられるが、これを繰り返すだけでも存分にオーディエンスにアピールできる

 しかしこれだけでは善子と花丸の満足するラインに達していないため、

 花丸は言葉攻めを、善子ではなく観客7人に対して行う

花丸「ブラジャーの上からでも分かるずら……♡この冷たくて硬い感触……♡」

花丸「これは何でしょうか?はいルビィちゃん♡」

ルビィ「え、えっと……善子ちゃんのおっぱい!」

花丸「ぶっぶーずら!もっと具体的な答えがほしかったずらね。じゃあ次、果南さん♡」

果南「え、私!?う、うーん、そうだなぁ……ちくびでしょ?」

花丸「惜しい!惜しいけどぶっぶっぶーずら!だけれども惜しいけど答えには遠いという矛盾を抱えてるのがこの問題ずら。」

花丸「鞠莉さんなら分かるでしょ?ヨハネ様のおっぱいの頂に立つ、しろがねの証を……♡」

鞠莉「答えほとんど言っちゃってるじゃないの……」

花丸「鞠莉さんの正解を口から聞きたいずらよ、その方がマルもヨハネ様も興奮するずらからね♡」

善子「クフフ♡ただ見せるだけじゃなくて、こうやってあなたたちを巻き込んでいくから覚悟しておきなさいよ♡」

梨子以外の6人「えぇ……」

梨子「ぜひともお願いね♡できれば私以外に話を振ってちょうだい♡」

梨子「千歌ちゃんやルビィちゃんの口から下ネタが聞こえると興奮するから♡」

善子「リリーにしては珍しく正論を言うわねぇ……」

善子「その通りにさせてもらうわ。リリーに聞いても恥じらいも何もありゃしないし。代わりにそこで一人でしてなさいな。」

梨子「じゃあさっそく……♡」シュルルル

 梨子は、Aqoursが全員揃っているのにもかかわらず、善子に言われるがまま上半身裸になる

 メンバーの中では比較的ピュアな千歌と曜にさえドン引きされるが、梨子にとってはそれさえもオナニーのためならプラスに働く

 そしてそのエネルギーを糧に梨子は一人ちくニーの中へ落ちていく

梨子「ん……//んんん……//」コリコリ

千歌&曜「……」

花丸「ああ、話がそれてしまったずらね。分かりますか鞠莉さん……?」

鞠莉「ピ、ピアスでしょ……前、花丸のブラの下から鎖がつり下がっているのを見たわ……」

鞠莉「ということは、どうせ善子もしてるんでしょ……ちくびにピアス……」

花丸「正解ずら!流石鞠莉さん!」

花丸「一度見たら忘れられなくなるくらい、しかとその眼に刻み込むがいいずら!ヨハネ様の麗しきお姿を♡」

花丸「と言いたいずらけど、あえて見せないずら♡」

花丸「千歌さん、曜さん、果南さん、鞠莉さん……」

花丸「ヨハネ様のちくびの真相を知りたくても知れない……悶々としたままマルたちのえっちを見るがいいずら♡」

千歌&曜&鞠莉&果南「は、はぁ……」

善子「花丸、立派なリトルデーモンになったわね……♡」

善子「本当は主たる私のおっぱいをみんなの前に晒したいのでしょう?」

善子「人間の欲望とは罪深きもの……それは望みを断ち切られた時ほど肥大化していく……」

善子「謙虚になりながらも迷える子羊たちの心の闇を増幅させる……並の堕天使ではなかなかできないことよ♡」

花丸「ありがとうずら、ヨハネ様♡たいへん光栄ずら、マルのことを褒めていただいて//」

ダイヤ「いえ、仰っている意味がよくわかりませんが……」

善子「所詮人間風情にはこの堕天使えっちの素晴らしさが分からないってことよ。」

善子「花丸、ほら続きを……♡」

花丸「ふふ、言われなくても……♡」ヒョイ

善子「あん……♡」

 花丸は、善子の服の下に手を突っ込んで、そのままブラを剥ぎ取ってしまう

 そしてそのブラをみんなの前で見せびらかしてしまう

花丸「見て見て、ヨハネ様の漆黒のブラ♡マルもお揃いのブラつけてるずらよ♡」

鞠莉「うん、知ってるわ……この前つけてたやつでしょ……」

花丸「鞠莉さんはやっぱりすごいずらね!よく覚えてたずら!」

花丸「できればみんなも鞠莉さんみたいに迅速な反応をしてほしかったずらね。」

花丸「ほらほら見て曜さん♡ヨハネ様のせくしーなブラジャー♡」ズイ

曜「ち、近いよ花丸ちゃん……」

 今さらですが花丸から千歌への呼び方を変えます

花丸「このブラを……はい♡こっちを千歌ちゃん、こっちを曜さん、持つずら♡」

千歌&曜「え、なんで……?」

善子「いいから花丸の言うことを聞きなさいよ人間。」ギラン

千歌「ひっ……!身体が勝手に……!」

曜「持ちたくないよ、善子ちゃんのブラ……」

花丸「つべこべ言わずに持つずら。放したらだめずらよ。」

 善子の邪悪な眼差しに逆らえず、千歌と曜は少し距離を開け、ブラの右側を千歌が、左側を曜が持つ

 Aqoursのメンバーとはいえ恋人ではない他人の下着を持つことは二人には抵抗が強く、かなり嫌そうな表情をしている

花丸「さて、準備も整ったことだし……♡いよいよ本番といくずら♡」

鞠莉「本番?レズセするってこと?」

花丸「違うずら、そう言えばマルとヨハネ様はレズセしたことなかったずらね。」

善子「確かになかったわね。花丸はしたい?」

花丸「ヨハネ様のご意向であればしたいけど、マルとしてはどちらでも……」

花丸「それよりも、マルは……♡」

善子「それ以上言わなくてもわかるわ、私も同じ気持ちよ♡だから……」

花丸「うん、始めるずら……♡マルたちの本番……♡」ムンズ

善子「あん……♡花丸ってばそうくるのね……♡」

 花丸が善子からブラを剥ぎ取ったのは、このためであった

 ブラを取ってしまえば、制服の下に残るのはシャツのみ

 花丸は善子の制服の下から手を突っ込み、手首でシャツをまくり上げ、そのまま善子のおっぱいを揉む態勢に入る

花丸「ああぁぁ、ヨハネ様のおっぱい、いつ触ってもいい揉み心地ずらぁ♡」サワサワ

善子「っふう……当然でしょ、堕天使たるもの、他者を惑わす艶美な肉体を持っているのだから……♡」

果南「本番っていう割にはおっぱい揉むだけじゃん。それなら私と鞠莉もいつもやってるよ。」

千歌「千歌と曜ちゃんも、週に1、2回するよ!」

鞠莉「ちょっと果南、私たちのことはいいから//」

曜「千歌ちゃん、対抗しないで//」

花丸「マルたちのえっちはただおっぱいを揉むだけじゃない……」

花丸「今からそれを見せてあげるずら、目を離しちゃダメずらよ♡」ギュゥ

善子「ああぁぁぁ……//」

 花丸はみんなに宣言すると、善子もろとも身体を反らす

 こうすることで、善子の制服は善子の身体に密着した状態となる

 そしてそのまま、牛の乳搾りをするかのように善子のおっぱいをいじっていく

花丸「みんなしっかり見ててね、もうすぐすごいことが起こるから……♡」モミモミ

善子「ん、んんんぅぅ……//すっかり手つきもいやらしくなって……本当に成長を感じるわ……♡」

花丸「勿体ないお言葉ですヨハネ様♡」サワサワギュウギュウ

花丸「あ♡ルビィちゃんマルたちを凝視してるずら♡」モギュモギュ

ルビィ「じー……」

善子「ああぁぁ……♡そろそろよ、そろそろ出血(で)るわ……♡」

花丸「出血(だ)して♡出血(だ)してくださいヨハネ様♡」

善子「あ、出血(で)るぅぅ……♡」ジワァ

 直後、善子の制服の胸部に、紅きシミがじわりと広がっていく

 血(ミルク)である

 梨子・ルビィ・ダイヤは既に血(ミルク)の存在を知っているものの、

 他の4人に至ってはこの前ちょろっと聞いたことがあるだけで実際に見たことはない

 自分たちとは一味違うおっぱいでの愛し合い方に驚きを感じる半面、

 ちくびから血液が出て痛そうと思うと鳥肌が立ってしまう

梨子「(よっちゃんの血(ミルク)キターーー!)」

果南「ヒ、ヒエッ……!善子の服に赤いシミが……!」

花丸「これがヨハネ様の血(ミルク)♡」

花丸「マルはこの血(ミルク)を毎日ごくごく飲んでるずら♡」

曜「飲む!?この血を!?」

花丸「血じゃないずら、血(ミルク)ずら♡」

千歌「うわぁ……正気の沙汰じゃないよ……」

鞠莉「痛そう……流石に私でもあんなことしないわ……」

鞠莉「果南が飲みたいor飲ませたいって言うなら喜んでするけど……」

果南「いや、しないから!安心して!」

ルビィ「…………」ジー

善子「クフ♡堕天使ヨハネの美しき姿にみんな釘づけね♡」

 よしまるの行為のあまりの過激さに、一度見たルビィと梨子含むみんなが視線を集中せざるを得ない

 ただ一人を除いて

ダイヤ「あわわわわ……!ああああぁぁぁ……!」

ダイヤ「な、なんてことですの……!」ガクガク

 善子の制服に滲む血(ミルク)を見て、ダイヤの脳裏に昨日の黒澤家での出来事がフラッシュバックする

 トラウマの余り腰を抜かしてしまい、身体は小刻みに震え、歯と歯がぶつかり合う音がかすかに響く

 だが、善子と花丸の妖しげな眼差しから逃れる術はない

 今にもこの空間から逃げ出したいダイヤであるが、手も足も全く動かないのである

花丸「ヨハネ様……♡」

善子「ふふ、飲むのね……♡」

 花丸は、善子の背後から全面を素早く移動する

 けれども、善子の制服の紅く染まった部分は自分の影で決して隠さない

 「今から自分が善子の血(ミルク)を飲む」光景を皆の眼に焼き付けるために

花丸「いただきます、ずら♡かぷ♡」チュゥゥ

善子「かわいい……♡」

曜「うわ、嘘……花丸ちゃん本当に善子ちゃんの血を……」

果南「ひっ、血はダメだよ、血は……」

梨子「それがよっちゃんと花丸ちゃんたちの見つけた愛のかたちなの♡」クリクリ

梨子「真剣に見てあげて♡ん、くぅぅ……//」コリコリ

千歌「梨子ちゃん、服着ようよ……」

花丸「ちゅぅ……ちゅぅ……ずら?」

 ここで思わぬ誤算が発生

 セーラー服は一般的な洋服と違い透けにくく硬い生地でできているため、血(ミルク)が表面まで貫通しにくかったのだ

 そのため、いくら花丸が善子のちくびを吸おうが、血(ミルク)が服に吸収されてしまう

 それよりも、まず外側からの刺激が通りにくいため、そもそも花丸の吸引が善子のちくびに伝わらない

善子「あの、えっと……花丸?制服の上からじゃ、私のちくびが刺激されないんだけど……」

花丸「…………失敗ずら。」

花丸「ごめんなさい。マルのせいで、ヨハネ様に恥をかかせてしまって……」

善子「恥だなんてとんでもない。」

善子「むしろ花丸、あなたの着眼点は素晴らしかったわ♡」

善子「服の上から血(ミルク)を吸う……なんともエロくて、性欲を司るこの堕天使ヨハネに相応しいじゃない♡」

善子「私もますます気分が乗ってきたわ♪もういらないわね、こんな自戒の羽衣……」ヒョイ

梨子「……♡」ボン

 善子は一旦制服の中に手を突っ込みシャツを正すと、一気に制服を脱ぎ棄てた

 そして宙を舞った制服が偶然にも梨子の顔に当たり、しかもよりによって当たった部分が血(ミルク)が染み込んだ部分であった

 梨子は興奮のあまり嬉しそうに気絶し、そのまま床に倒れ伏す(絶頂したわけではない)

 善子の方はと言えば上半身はシャツ一枚に

 シャツは生地が薄いため、外からの刺激がしっかりと伝わり、さらには血(ミルク)の吸収性もよい

 花丸のやりたかったプレイにはうってつけというわけである。

善子「これで邪魔な羽衣は捨て去ったわ♡さあ、思う存分搾ってちょうだい♡」

花丸「ヨハネ様あああぁぁぁぁぁ♡」チュゥゥゥゥゥ

善子「ん、あふぅぅ……♡」

 花丸は言われるがままシャツ越しに善子のちくびへと吸いつく

 善子のシャツが花丸の唾液で濡れた後、数秒後に濡れた部分が紅に染まっていく

鞠莉「血が!血が広がってるわ……!」

果南「ひっ……!」

花丸「ん、ちゅぷ、くちゅ、ちゅぱ、ちゅぱぁぁ……♡」チュパチュパチュパ

善子「ん、そうよ……♡ほら、みんな見なさい……♡花丸が私の血(ミルク)飲んでるトコ……♡」

 花丸は喉を鳴らして、シャツ越しに分泌された善子の血(ミルク)をごくごく飲んでいく

 同時に、善子のシャツの紅いシミはその面積を拡大していく

千歌「わわわわ……!うわぁぁぁぁ……!」

曜「本当に血を飲んでるよ……」

曜「痛いでしょ、絶対……どうなの善子ちゃん?」

千歌「ちょ、曜ちゃん……!」

善子「人間風情が私の現世での仮の名を呼ぶとは……まあいいわ。」

善子「痛いどころか、気持ちいいわ、とっても♡ん、ふぅぅ……//」

善子「堕天使の身体と言うのは不思議なものでね、性器からの出血でさえも快楽に変換できるのよ♡」

善子「まあ、ただの人間にすぎないあんたたちには無理だけど。」

曜「いや、別に真似したいとは思わないよ……私血出したくないし、それ以前に千歌ちゃんの嫌がることしたくないし。」

千歌「曜ちゃん……♡」

善子「それよりもほら……花丸の方を見て♡」

花丸「ぬちゅ……♡ちゅぱぁ……ちゅぱぱぁ……♡ぐちゅぱぁ……♡」チュパ、ヌジュルル

善子「私のピアス貫通済みのちくび……あ、あんたたちにはまだ見えてなかったわね♡」

善子「花丸が、私のちくびから血(ミルク)吸い出すために必死になってるのわかるでしょ?」

善子「実際私も……かなり感じてきてるのよ♡あ、そこヤバ……//」

 気絶した梨子除いた6人の眼に映るのは、シャツの上から一心不乱に善子のちくびをしゃぶる花丸の姿

 普段ののんびりおっとりとした花丸の姿の面影は全くなく、今の彼女は完全に天界より追放された堕天使の一人

 花丸の背中から大きな漆黒の翼が生えている幻覚が、今見ている6人共通して見えている

千歌「なんだか……善子ちゃんも花丸ちゃんも遠い存在になった気がするよ……」

曜「花丸ちゃん……完全に善子ちゃんの色に染まっちゃってる……まあ、本人が幸せそうだからいいけどさ……」

果南「人に自分たちのえっちを見せるなんて、理解できないよ……」

鞠莉「間違っても私たち以外の人に見せてはいけないわね……過激化しなければいいんだけど……」

ルビィ「……」チラッ

ダイヤ「ヒッ……!」ゾク

善子「ねぇ、花丸……そろそろ……直接ちくびいじってくれない?」

善子「我慢できないの……花丸に直接ちくじいじられて、イきたいの……//」ウルウル

花丸「よ、ヨハネ様……♡」ズッキュン

 花丸の扱いに長けている善子は、手を口の近くに持っていき伏し目になることで、自分の中の乙女をアピール

 堕天使の持つ闇の魅力と清純な少女の持つ光の魅力、

 二つが交わった善子の混沌の力の前に、花丸の心はすぐさまノックアウト

 善子のシャツにしゃぶりついていた唇をゆっくりと離した

 今まで何度もえっちしてきているのにもかかわらず、これほどまでに花丸の心が昂ってきたのは初めて血(ミルク)を飲んだ時以来である

花丸「す、すごいずら……♡マル、こんなに血(ミルク)を……♡」

善子「もう……焦らさないでよ//あ、私の血(ミルク)に染まったシャツを見てもらうのね……//それも、悪くないわ……♡」

 善子のシャツの胸部は左右とも血(ミルク)により真っ赤に染まり、何も知らない人からすれば事故や事件にあったのかと見間違うほどである

 そのシミはなんと一つに繋がっており、どれだけ花丸が己の欲望に任せて血(ミルク)を吸っていたかが想像するまでもなくわかる

鞠莉「く、クレイジーだわ……どれだけ善子のおっぱい吸ってたらシャツがあんな風になるの……」

果南「まるでゾンビだよぉ……」

ダイヤ「な、なんてこと……う、頭がっ……!」

善子「そろそろめくってくれてもいいんじゃない、私のシャツ……//」

善子「主人を生殺しにするなんて悪いこと覚えたのね、花丸……♡」

花丸「ず、ずら……♡」ソー

善子「あん……//そのまま……//」

善子「みんな見て……//私のピアス貫通済みちくび……♡」

 花丸はお互いの性欲に従って善子のシャツをまくり、善子はまくったシャツを口で咥える形となる

 慎ましくも決して貧乳ではない善子のおっぱいが、ここでようやく露わとなる

 善子愛用の漆黒のブラとは対をなす、白く美しいおっぱい

 そしてその頂にそびえる、青春を感じさせるきれいな桜色のちくび

 サイズも相まってこれくらいのおっぱいの持ち主なら日本全国にいそうだが、

 唯一異質なのがちくびを貫くピアスと、ピアス穴から流れ出る血(ミルク)の存在である

 善子の「ピアスつけてます」発言を受けてもなお、

 メンバーは「なんだかんだいい子の善子がちくびにピアスなんてつけてるはずがない」と未だ信じていたようだが、

 その最後の希望(?)は遂に裏切られることとなる

曜「うわ、本当にピアス付けてた……」

千歌「善子ちゃん、どこで道を踏み外しちゃったんだろう……」

鞠莉「キャーッッ!痴女!痴女がいるワ!」

果南「もう、何も言わない、何も……」

ルビィ「うゅ……♡」チラ

ダイヤ「あ、あぁぁぁ……」ガクガク

 善子のピアス貫通済みちくびと、そのピアス穴から滴る血(ミルク)をみた皆の反応は人それぞれ

 二人に対して軽蔑の眼差しを向ける者、憐みの念を向ける者、好奇な目で見る者、沈黙を貫こうとする者……

 そしてそれどころではない者が二人……

 ルビィとダイヤには無視されている状況ではあるが、よしまるの気分が最高潮に達していることもあって

 千歌たち4人のそれぞれ異なる視線がたまらなく愛おしい

善子「あぁぁぁ……♡いいわぁぁ、みんなのその眼……♡」

善子「私、堕天使なのに……下位の存在である人間に蔑まれてる……♡」

善子「天を追放され、人間界に堕とされた私と花丸……」

善子「しかしそこは、堕天使が生き抜くにはあまりにも厳しい世界だった……」

花丸「マルたちにできるのは、ただ愛し合うことだけずら……だけどもそれは人間には理解されず、冷たい視線を向けられる……」

曜「何言ってるのかわからないヨーソロー……」

善子「でも今の私たちには……♡」

花丸「その視線すら気持ちいいずら♡」

善子「となればもちろん、やることは分かってるわよね……//」

花丸「うん、ヨハネ様をちくびイキさせることずら♡」

花丸「がぶちゅ、ぐぢゅずちゅにぢゅりゅりゅりゅりゅぶぢゅぢゅぢゅ……♡」チュパチュパクチュリニチュ

善子「あぅぅぅ……おああぁぁぁ!ほおおおぉぉぉぉぅぅぅ……//」

千歌&曜&鞠莉&果南「うわぁぁぁ……」

 下品極まりない水音を大音量で発生させながら、善子のちくびをピアスごと口に含んで吸い上げる花丸

 空いているもう片方の善子のおっぱいは花丸が執拗に握って搾血(さくにゅう)しており、ときどき左右を入れ替える

 人前でここまで下品になれる二人に対し、その様子を見守る4人は少し距離を置きたくなってきている

善子「あ、ヤバ……もうすぐイきそう……♡」

花丸「……♡」

花丸「ぬぢゅぽ、ぐちゅぐちゅじゅちゅじゅちゅぢゅりゅりゅりゅりゅりゅ……♡」ズゾゾゾゾ

 これまでに制服やシャツの上からちくびをいじられていたことや、衆人環視であることもあり、

 善子のちくびはいつも以上に敏感になっているため限界を迎えつつある

 ここで善子は、また新たなアイデアを思いつく

善子「んぐ、ああああぁぁぁんんんん//花丸、私がイく時……口を離すのよ……!」

花丸「じゅぽじゅぽぬちゅりゅ……♡」コクン

花丸「ずぞぞぞぞ、じゅるるるるるっっっ♡じゅぱ♡ぐちゅじゅちゅじゅぽじゅぱぱっっ……♡」チュパニチュクチュリクチュリ

 花丸には善子の考えが分からないようだが、花丸が善子を信頼していることは確かである

 花丸は素直に頷くと、ちくび攻めを続行する

善子「ひぎっっ……//みんなに見られてると、いつも以上に……//」

花丸「じゅぷじゅぷじゅっぽじゅちゅぢゅるるるるぅぅぅぅぅ……♡」チュパニヂュクチュジュチュ

千歌&曜&鞠莉&果南「…………」シラー

 みんなに冷めた視線を送られながら、花丸からちくびに熱い刺激を受ける善子

 性の快楽に乱れる善子は、調子こいてるいつもの様子とは全く異なる可憐さと邪悪さを併せ持つが、

 メンバーにとってはただ彼女を見る目がいつも以上に冷ややかになっただけである

 しかしその目線は善子にとっても花丸にとっても最高のスパイスであり、性の衝動を爆発させるのを助長させるほかならない

 そして遂に、善子は限界を迎える

善子「花丸ぅ……!もう、イくわ……♡口、離しなさい……♡」

花丸「ぬちゅぽん……♡」

善子「ああァァァァっっ……♡出る♡出る♡」

善子「ちくびから血(ミルク)出るうううううぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ♡」ガクガクビクンビクン

 ピュッ、ピュルッ、ピュルルル……!

花丸「んん……♡」ビチャ

千歌&曜&鞠莉&果南「……!?」

 花丸が善子のちくびから口を離した直後、善子は絶頂を迎えた

 しかし特筆すべきは善子のちくびから噴き出る血(ミルク)にある

 今まで善子は何度もちくびで絶頂して血(ミルク)をピアス穴から出していたのは周知の事実だが、

 今回はなんとちくびのあらゆる部分から噴き出している

 どうやら、今までの搾血(さくにゅう)により善子の身体の内部が作り変えられ、血(ミルク)が乳腺を通って湧き出てきたようだ

 そしてその勢いよく出てきた血(ミルク)が、花丸の顔を紅く染めていく

善子「ああぁぁぁぁ……♡イっちゃったぁぁぁ……♡」

善子「花丸の顔に血(ミルク)かけちゃったぁぁ……♡」

花丸「すごいずらぁぁ……♡マルのお顔、血(ミルク)塗れずらぁぁ……♡」

花丸「あぁぁぁ……♡ああぁぁぁ……♡ヨハネ様の血(ミルク)ぅ……♡」ベタァ

果南「ヒェ……!」ガタガタガタガタ

 善子が絶頂したことで、二人の顔は恍惚としている

 花丸に至っては、顔にかかった善子の血(ミルク)を顔全体に塗りたくる

 まるで何かに取りつかれたかのように一心不乱に血(ミルク)を塗る花丸の姿はホラーであり、

 そんな彼女の姿を見た果南は恋人である鞠莉に抱きつき歯ぎしりする

鞠莉「か、果南……//」

果南「こ、怖い……善子怖い……マルが怖い……」ガタガタ

鞠莉「大丈夫よ、私が付いてるから……♡」

果南「う、うん……//」

千歌&曜「…………」

善子「フ、フフフフ……♡」

善子「千歌さんも曜さんも……ダイヤもルビィも黙り込んじゃって……」

善子「ちょっとはマリーと果南さんの反応を見習ったら?」

善子「ま、コレを見たらもうそんな反応もできなくなるんだけど♡」

善子「花丸……♡」

花丸「はいずら……♡」シュルル

みんな「……!」

 花丸はストリッパーのような妖艶な動きで自分の制服とシャツを脱ぎ、上半身は黒いブラ1枚になる

 そしてそのカップの中から、橋を架けるように連なる鎖が一つ

 皆が前回見た姿はここまでであり、ダイヤとルビィ以外はそのブラの奥を知らない

鞠莉「やっぱり鎖が付いてるワ……私が見たのは見間違いじゃなかったのね……」

果南「ひぎっ……」ギュ

鞠莉「大丈夫。大丈夫だから果南……♡」

千歌&曜「あはははは……」ヒキ

善子「まだ反応が薄い様ね。」

善子「なら見せてあげて。あなたの本当の姿を……♡」

花丸「分かりましたずら……♡」シュルル

 花丸はわざとらしく右手の人差し指を軽く舐め堕天使っぷりをアピールすると、

 不敵な笑みを浮かべながら、まず左腕でおっぱいを覆い隠す

 そして右手を後ろに回してホックを外すと、ブラは重力に負けて床に落ちる

 しかし肝心の花丸のちくびは、左腕に隠れて見えない

鞠莉「あれ?ちくびは見せないのね……」

花丸「ん、んんんんん!?マルのちくび見たいずらか鞠莉さん♡」ズイズイ

鞠莉「いや……違うから……」

鞠莉「露出狂のあなたたちのことだから、すぐに素っ裸になると思っただけよ……」

善子「露出狂とは失礼ね。あまり人の愛の形を否定するものじゃないわよ。弱く見えるわ。」

鞠莉「……」

花丸「まあまあヨハネ様。きっと照れ隠しか何かに違いないずら。鞠莉さんこう見えてウブでシャイだから……」ブルブル

花丸「しょうがないずらねぇ♡鞠莉さんのためにも、見せてあげるずら、マルのピアス貫通済みちくび……♡」ファサ

鞠莉&果南&千歌&曜&ルビィ「わぁ…………//」

ダイヤ「ピギャ……」

 花丸は必要以上に鞠莉に近づき、「下手こいた~」の後の小島よしおのような動きで彼女を煽りまくる

 そして鞠莉の表情に苛立ちが見え始めた時、彼女から距離をとり、同時にちくびを隠している左腕をどかす

 すると支点が一つ外れたことにより、花丸のおっぱいはバウンドするようにプルンと揺れる

 そこに現れた花丸のちくびは、もちろんピアス貫通済みであり、おまけにピアスとピアスに鎖のアーチが架かっている

 調子に乗りやすい上にくどいくらいに堕天使キャラを推してくる善子と違い、

 田舎訛りが抜けない大人しめな文学少女である花丸がちくびにピアスを開けているギャップは凄まじく、

 千歌たち4人に加えて既に花丸の艶姿を見ていたダイヤとルビィでさえ、その姿を無視できない

 冷めた目線で彼女たちを見ていたメンバーでさえも、今は見ている自分たちの方が恥ずかしいのか顔を手で覆っている

鞠莉「うわ……//ホントにちくび貫通してる……//」

果南「ひいいぃぃぃぃぃ……!い、痛そう……!」

千歌「花丸ちゃんのちくび、どうなってるの……?あわわわわぁぁぁ……//」

曜「おろろろろろろ……//す、すごすぎヨーソロー……//」

ルビィ「うゆ……//」

 ピアスとのギャップが大きすぎる花丸は、ダイヤ以外の注目を一気に集めてしまう

 5人は花丸のちくびが気になるあまり、その距離を詰めて彼女の元へと駆け寄った

 その中でルビィのみはまじまじと花丸のおっぱいを見つめており、

 残りの4人は顔を覆った指と指の間から花丸のちくびを凝視している

 それまでそれぞれ違っていた皆の反応を塗り替えてしまうあたり、花丸の堕天使としての素質の大きさが窺い知れる

 しかし、その様子に嫉妬している少女が一人いた

善子「……」ムスー

花丸「見て、ヨハネ様……♡マル、こんなにみんなの視線を集めて……♡ヨハネ様……?」

善子「よかったじゃない。みんなの人気者になれて。露出狂の私とは大違いね。」プクー

花丸「ど、どうしたの?ヨハネ様!?」

 善子が浴びたのは冷めた視線であるのに対し、花丸が浴びたのは関心の視線

 どちらも注目されてはいるが、善子が浴びた視線の場合はマイナス要素がより強いものであり、

 花丸が浴びた視線に比べればあまりいい気がしないのも確かである

 そのこともあってか善子は花丸に対してやきもちに似た感情を抱くものの、

 同時に人間をも魅了するまでに成長した花丸に対して感慨深いものが胸から込み上げてくる

 背反した二つの感情の中で板挟みになる善子であるが、逆にその感情は花丸へのちくび攻めに活かせるエネルギーとなる

善子「別に……なんでもないわ……」

善子「ならば、もっとあなたを注目させてあげましょう……♡」モギュ

花丸「あぁ……ヨハネ様……//」ジワァ

 いつものことながら善子は花丸の後ろに素早く回り込み、そのまま彼女のおっぱいを鷲掴みに

 でかい花丸のおっぱいに貯蔵された血(ミルク)は善子の手で圧迫されたことにより行き場を失い、ピアス穴から滲みだしていく

鞠莉「花丸のtitからも血が出てるワ……!」

果南「ひぃぃぃ……!」

千歌&曜「……!」ゴクン

ルビィ「はなまゆちゃぁ……すごい……」

善子「ちょっとダイヤ、花丸の晴れ舞台から目を逸らすのは失礼ではなくて?」

ダイヤ「ピギャッ!?わ、わたくしですか!?」

善子「あなた以外にダイヤはいないでしょうよ……」

ダイヤ「わたくし、ちょっと考え事を……」

善子「知らないわ、そんなこと!私たちを無視した罰よ!漆黒の眼差し!」ギラン

ダイヤ「か、身体が動かな……!」

 善子お得意の金縛りにより、ダイヤの動きは完全に封じられ、首を回すこともままならなくなった

 ちなみに、千歌と曜が固唾を飲んだのは、よしまるの展開が気になり始めたからであり、

 決して花丸の血(ミルク)を飲みたくなったわけではない

善子「これで全員が私たちから目を離せなくなったわね。フフ……いい感じだわ♡」

花丸「あふん……//梨子さんは、いいずらか……?」

善子「リリー?そう言えばいたわね、忘れてたわ……」

 梨子の存在など完全に忘却の彼方であった善子

 ふと床に目を向けると、気絶しながら善子の脱いだシャツをはむはむする梨子の姿がそこにはあった

 善子はそんな梨子を冷たい笑みを浮かべて見下すと、花丸のおっぱいをさらに強く揉みしだいていく

梨子「…………♡」ハムハム

善子「哀れな人間の末路と言えるわよね、このリリーの姿……」モギュモギュギュ

善子「共に愛し合うパートナーもおらず、昂る性欲を寝ていても抑えられぬなんて無様な……」モミモミギュギュ

花丸「やぁん……♡あはぁ、ヨハネ様ぁ……//」

 梨子に対する優越感・花丸に対する嫉妬・称賛と、3つの感情を元におっぱいを揉んでいく善子

 まだちくびに一切触れていないにもかかわらず、花丸は色気たっぷりの嬌声を部室に響かせる

 それがまたさらなるギャップを生み、オーディエンスは実況を忘れるほど二人の行為に魅入られてしまう

善子「クフフフ……♡花丸のやらしい声が耳に心地いいわ♡」モミモミモミ

善子「でもね、その声を聞いていると喉が乾いてくるの♡おっぱい揉むだけじゃ満足できなくなっちゃったわ♡」モギュギュギュモギュ

善子「だからそろそろ頂くわよ、あなたの堕天使血(ミルク)……♡」

花丸「はい、ヨハネ様……♡マルの堕天使血(ミルク)飲んでください……♡」

 善子は花丸の正面へと移動

 そして、6人に謎の目配りを送った後、手加減なしで花丸のちくびを両方まとめて吸い始める

善子「ぶぢゅ、ぐちゅちゅちゅじゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅぅぅぅぅ……♡」ズゾ、ズゾゾゾ

花丸「ん、あああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ//そ、そんなヨハネ様ぁぁ……//」

善子「ぐちゅにぢゅずっちゅぎちゅぬぢゅぢゅりゅりゅりゅちゅぱれろじゅるるるるるっっっ……♡」ニヂュギチュグリュチュチュ

花丸「んひゃあああぁぁぁぁ……♡おおおおぅぅぅぅぅ……//ごほっっ♡」

花丸「みんなに見られてる、ずらぁぁぁ……♡マルのえっちな姿、みんなに……♡んっほぉぉぉぉ……//」

 本日花丸はまだ善子にちくびをいじられていなかった

 よって今善子にちくびを吸われているのが本日始めて花丸が受けるちくび攻めとなるのだが、

 よりによって指での愛撫という過程をすっ飛ばしている

 そのため花丸のちくびはまだ刺激に慣れていない状態であるため、性的刺激への耐性がない

 それに加えて6人の仲間(しかもその内4人は初見)に見られていることもあり、彼女のちくびはさらに敏感になっている

 正直この段階で、花丸は自分がもう長くは持たないと察知していた

善子「ぬぢゅぐちゅじゅぷにちゅぎぢゅりゅりゅりゅるるるるぅぅぅぅぅっっ……♡」ジュパジュパニチュクチャ

花丸「あぎゃ、ぐぎゃぎゃぎゃぁぁぁぁ……//ぬふ、んんんん……//」

みんな「…………!」

善子「じゅぷりくちゅにちゅっっ♡ぶぢゅちゅちゅくじゅりゅりゅりゅっっ……♡」ニヂュキチュクチュパチュ

花丸「ダメ!こ、これ以上は、もう……//」

花丸「あ、イ、イ゙クずらぁぁっっ……♡」ビク、ビクビクビクン

善子「んん、んぐぐぐぅぅ……♡」

 自分のちくびが弱っている(?)ところに善子の猛攻が重なり、花丸は主である善子の頭を掴んで静かに果ててしまう

 目の焦点が合わない上の空な顔つきで小刻みに震えているところを、6人に盛大にアピール

 ここで、観客たる5人(ダイヤ除く)に気になることが一つ

 善子はちくび全体から血(ミルク)を噴き出す技術を体得したが、花丸も果たしてそうなのだろうか

 善子の口の中に含まれた、花丸のちくびは今どうなっているのだろうか

 そんなことで5人の脳内がシンクロしている中、善子の唇が花丸のちくびから離れた

善子「ちゅぽん……♡」

善子「…………♡」ヌチャァ

花丸「あぁぁぁ……ヨハネ様……♡」

 善子は、花丸のちくびから離した口を開く

 彼女の下歯茎のあたりには、色鮮やかな紅い液体がたっぷりと溜まっていた

 善子は搾りとった花丸の血(ミルク)を一滴たりとも飲みこんではいなかったと考えられるが、それにしてもその量が多い

 これを見るに、花丸も善子と同じく絶頂と同時にちくび全体から血(ミルク)を噴き出したのだと考えるのが妥当だろう

 花丸は善子よりも搾血(さくにゅう)歴が短いが、ちくび攻めに長ける善子の指導があれば短期での技術習得も難くはない

ダイヤ以外のみんな「す、すごい……//」ゴクン

ダイヤ「ピギィィ……!」ガクガクブルブル

 花丸のエロさのギャップに加え、今回は善子のちくび攻めのテクニックも皆から評価されたようだ

 ルビィだけでなく、冷たい視線を送っていた鞠莉・千歌・曜や、ちくびピアスに怯えていた果南でさえも今や善子と花丸の虜

 二人に近づいて、善子の口の中に溜まった血(ミルク)をまじまじと見つめている

 一方のダイヤは、血(ミルク)そのものにトラウマがあるため、恐ろしさの余り全身を身震いさせている

善子「…………♡」ゴクン

善子「クフフ……♡美味しかったわ♡ぷはぁ……♡」

ダイヤ以外のみんな「おおぉぉぉ……//」

 善子は口に含んだ血(ミルク)を魅せるように飲み干すと、

 空っぽになった口を大きく開けて皆にアピール

 彼女の口の中を、ダイヤと梨子除いた6人が覗いて確認する

 あれほどたくさんあった血(ミルク)が全て無くなっていることに、

 皆は善子と花丸の、愛の深さと独自の世界を築き上げた創造性に素直に感心する

鞠莉「私たち……大事なことを忘れていたみたいネ。」

果南「愛の形は人それぞれ。それを嘲笑う権利なんて誰にもないってことを……」

鞠莉「露出狂なんて言って悪かったわ。ごめんなさい。」

千歌「こんな愛情表現の仕方があったんだねぇ。驚いたよ。」

曜「善子ちゃんと花丸ちゃんの恐るべき性欲に脱帽であります!ヨーソロー!」

ルビィ「善子ちゃんと花丸ちゃん、やっぱりすごいね……」

善子「フフフ、分かればいいのよ、分かれば……♡」

花丸「みんなにマルとヨハネ様のラブラブっぷり、たっぷりアピールできてよかったずら♡」

 ワハハハ、ガヤガヤガヤ……

 改心(?)した鞠莉・果南・千歌・曜たち

 彼女ら4人と善子・花丸の笑い合う声が部室に響く

 ただ、ルビィの顔は未だ曇ったままである

ダイヤ「(……!今ならなんとか身体が動きますわ……!)」

ダイヤ「(皆さんの気が逸れている内に……!)」コソコソ

 えっちが一段落ついたためか、善子がダイヤにかけた呪縛の効力は薄れつつある

 この隙をついて、ダイヤは途中で転びそうになるも、うまく気づかれずに脱出することに成功した

善子「たっぷり?何を言ってるの花丸。この程度で満足できるわけないじゃない。あなたも、私も……♡」

花丸「確かに……まだまだヨハネ様の血(ミルク)飲み足りないずら♡」

花丸「そして……マルのおっぱいにもまだまだたくさん血(ミルク)詰まってるずら♡全部搾り出して、ヨハネ様♡」

善子「ククク、ククククク……♡もちろんそのつもりよ♡」

善子「さあ人間ども!宴はまだまだこれからよ♡私と花丸の交わりを見れること、光栄に思うがいいわ♡」

千歌「え゙っっ!?まだ続けるの!?」

善子「当たり前でしょ。私たち堕天使は、人間界にいると身体に毒素をため込んでしまうの。それを定期的に排出しないといけないのよ。」

鞠莉「それじゃ毒素もう一度身体に取り込んじゃってるじゃない……」ボソ

花丸「何か言ったずらか?」

鞠莉「いや、何も……」

善子「何もないならいいわよ何もないなら。さあ、楽しみましょう、花丸……♡」ムンズ

花丸「あぁん、ヨハネ様ぁ……♡」ジワァ

 1時間後

善子「はぁ……はぁ……はぁ……♡血(ミルク)全部出しきったわ……♡」

花丸「マルも、もう……これ以上は血(ミルク)出ないずらぁ……♡ああぁぁ……//」

 1時間の間何度も絶頂を迎えた善子と花丸は、まるで負傷したかのように全身血(ミルク)だるま状態

 全身から力が抜けて身体をピクピク動かすのがやっとなだけもあって、一見すると死にかけの人のようである

 その姿に5人は恐怖すら感じるが、2人への嫌悪感は全く感じていない

善子「ふ、ふぅぅ……//マリー、果南さん、千歌さん、曜さん、ルビィ、ダイヤ……」

善子「今日は私たちのショーに付き合ってくれてありがとうね……」

花丸「ありがとうずら♡マルたちのえっちを楽しんでくれたなら幸いずら♡」

鞠莉「ま、まあ……礼を言われて悪い気はしないわね。」

曜「えっちしてる時との温度差がすごいね……とにかく、すごいとしか言いようがなかったよ。」

 そんな感じで全力を出し切った本日の善子と花丸のえっちは終了

 そして、よしまるのえっちに触発されたのか鞠莉と曜の袖を掴む少女が二人……

果南「鞠莉……//」ギュ

千歌「ねぇ、曜ちゃん……//」ギュ

鞠莉「かなん……♡」

曜「千歌ちゃん……♡」

 受け側の二人が、物ほしげな表情でパートナーにおねだり

 もちろん要求された側は拒否する理由などなく、頬を染めると退室しようとする

善子「フフフ……♡私たちの手で人間を堕天させてしまったようね……♡」

善子「それとブラ返しなさい。」

曜&千歌「はい。」ヒョイ

善子「ありがと。」

花丸「流石ヨハネ様ずら♡」

善子「違うわ、私たちの力よ。決して私だけの力じゃない、あなたがいたからこそ迷える人間を導くことができたのよ♡」

花丸「マルにはもったいないありがたきお言葉ずら♡」

鞠莉「じゃあ私たちはこれで!チャオー☆」

曜「また明日ね!」ガチャ

 鞠莉と曜は、別れのあいさつを告げるとパートナーを連れて部室を後にした

 なお、果南と千歌はこれからパートナーに可愛がられることを優先的に考えているのか、何も言わずもじもじしたまま退室した

善子「これから彼女たちも肉欲の宴へと堕ちていくのね……フフフフフ……♡」

花丸「尊いずらねぇ♡いつか、鞠莉さんたちや千歌ちゃんたちのえっちもこの目で見てみたいずらね♡」

善子「そうね、いずれ……♡」

花丸「あれ?そういえばダイヤさんはどこずら?ルビィちゃん知ってる?」

ルビィ「おねぇちゃぁ……いつの間にかいなくなってた……」

ルビィ「用があったのに……」スタスタ

花丸「行っちゃった……」

善子「行ってしまったわ、円環の理に導かれて……」

善子「誰もいなくなったわね……私たちも帰りましょうか。」

花丸「そうするずら。また明日、いっぱいえっちしようね♡」

善子「フフ……言われなくてももちろん……♡あれ……?」

梨子「……♡」ハムハム

 脱いだ衣服を整えているときにようやく気付く

 善子は自分のシャツを梨子にしゃぶらせていたことに

 当の梨子は相変わらず気絶したまま、顔全てをシャツで覆ってはみはみしている

善子「ちょ……ちょっと返しなさいよ、私のシャツ!」ギュー

梨子「……♡」ハムハム

善子「こ、このー!」ギュッ

梨子「ん……?きゃぁ!?」スッテンコロリン

 善子がシャツを引っ張ると、梨子はそれを本能で阻止しようとする

 しかし失神したままでは力があまり入らないため、10秒ほど拮抗した後にシャツは善子の手へと渡り、

 梨子は反動で床を転がってしまう

梨子「ん、んんん……」

梨子「あれ!?よっちゃん!花丸ちゃん!えっちは!?えっちはどうなったの!?」

花丸「もう終わったずら……梨子さんずっと寝てるから……」

花丸「もったいないずらね、マルたちの堕天使えっちを見逃すだなんて……」

梨子「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!」

梨子「よっちゃんと花丸ちゃんのいちゃらぶえっち、生でもう一度見たかったああアァァァッッ!!」

 桜内梨子、善子と花丸のえっちを見逃した悔しさのあまり男泣きならぬ女泣き

 しかし善子と花丸の視線は、そんな梨子ではなく梨子がさっきまでしゃぶっていたシャツに向けられていた

善子「それよりもリリー、これ……」

花丸「うわぁ……」

 善子が嫌そうにつまみ上げるシャツ、善子の血(ミルク)が染み込んだ部分一体に、梨子の唾液と思われる液体がべっとりと染み込んでいた

 大量の唾液が付いているためか、そのシャツからは異臭が漂い、善子と花丸の鼻を刺激する

善子「こんな汚いの、着れるわけないじゃない……」

善子「責任持って処分しておきなさいよ。」ズイ

梨子「え……!?このシャツ、くれるの!?」

善子「……好きにするといいわ。」

梨子「ほんと!?家宝にするわ!毎晩抱いて寝る♡」

善子「うわ……」

善子「行きましょ、花丸。リリーは放っておいて。」

花丸「そうずらね……正直梨子さんにはついていけないずら……」

 素早く身支度を整えて、部室を後にする善子と花丸

 一方の梨子は、この後5分間善子のシャツをペロペロした後に帰宅したという

 その日、黒澤家

 部室から脱出したダイヤは、駆け足で帰宅すると、やたら周りを確認してから自室にこもった

ダイヤ「本日、ルビィは善子さんと花丸さんのえっちを再び見てしまいました……」

ダイヤ「ということはおそらく……いや、絶対……」

ダイヤ「『今日もミルク飲みたい』とか言い出すに決まってますわ……!」

ダイヤ「わたくしはそんなルビィを受け入れざるを得ないのです、あの子に孤独を与えないために……」

ダイヤ「ですが、わたくしの身体はルビィがしたとは思えないあの暴力的な痛みに耐えることはできません……」

ダイヤ「ならばいっそ、この手で……!」

 ダイヤは言葉の後に自分の右手を5秒ほど見つめる

 その後裁縫用具を取り出すと、ゆっくりと深呼吸を始める

ダイヤ「ふぅぅ……はぁぁぁぁ……」

 ダイヤは裁縫箱から最も細い針を取り出すと、それにアルコール消毒液をかける

 そして手・腕・指が震えながらも、その針をまだ傷一つない自らの右ちくびにあてがう

ダイヤ「覚悟を決めるのです、黒澤ダイヤ……」

ダイヤ「ふぅぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁ……」

ダイヤ「すぅぅぅぅ……はぁぁぁぁぁぁ……」

 さらに精神を研ぎ澄まし決意を確固たるものにするため、目を閉じて深呼吸を重ねる

 そして明鏡止水の境地に達した瞬間、針に力を加えて一気に右ちくびを貫いた

 グサッッ……!

ダイヤ「うぐっっっ……!う、ああああァァァっっ……!」

 ポタ……ポタ……

 言葉にならない叫びをあげながら、左手で右胸を抑えるダイヤ

 痛みの余り、右手で持っていた針を床に落としてしまう

 そして左手に生温かい血の感触を覚えた数秒後、指の隙間から零れ落ちた血が床に垂れ落ちる

ダイヤ「いぎっっ……!かっっ……!かはっっ……!」

ダイヤ「はあ……はぁ……はぁ……!」

ダイヤ「い、痛いぃぃっっ……!」

ダイヤ「ですが、耐えられます……!ルビィから受けたあの痛みに比べれば、これくらい……!」

 四白眼になりながら、歯を食いしばって痛みに耐えるダイヤ

 とりあえず、床に落とした針をティッシュで拭いて裁縫箱に戻す

 この間かなりの時間が経っていたようで、ダイヤのちくびの痛みが比較的収まり周りの様子が窺えるようになった頃には、

 既に自室めがけて大きな足音が近づいていた

ルビィ「おねぇちゃぁ……!やっぱりもう帰ってたんだ……!ただいま!」

ダイヤ「お、おかえり、ルビィ……!」

ルビィ「おねぇちゃぁ……ルビィね、昨日の約束守れそうにないよ……」

ルビィ「善子ちゃんと花丸ちゃんのえっち見ちゃったもん……」

ルビィ「それに、千歌ちゃんは曜さんと……果南さんは鞠莉さんとえっちするために、帰っちゃった……」

ルビィ「ルビィも、おねぇちゃぁと、したいなぁ……♡」

ルビィ「おねぇちゃぁの血(ミルク)、飲みたい……♡」

ダイヤ「……そう言うと思ってましたわ。」

ダイヤ「だからお姉ちゃん、準備をしておきましたの……」

ルビィ「え?準備……!?わぁ……♡」

 ダイヤが先ほど穴を開けたばかりの右ちくびをルビィに見せると、

 それまで曇っていたルビィの顔が一気に明るくなった

 その表情を見て、ダイヤは自分の運命を確信する

ダイヤ「(やはり……わたくしはルビィから逃げることはできず、見捨てることもできませんのね……)」

ダイヤ「(もしかしたらルビィは、最初から知っていたのかもしれません。)」

ダイヤ「(わたくしが決して妹を裏切れない、居場所を奪えないことを……)」

ダイヤ「(そして昨日・今日だけでなく、明日も、明後日も、その次も……)」

ダイヤ「(わたくしはずっとルビィに血を与え続けることになるのでしょう。)」

ダイヤ「(嗚呼、お父様、お母様……!黒澤家はわたくし達の代で終止符を打つことになりそうです。)」

ダイヤ「(わたくしとルビィ、最大の親不孝をどうかお許しください……)」

 自分たちの将来を悲観するダイヤのことに目もくれず、ルビィはダイヤの貫通したて右ちくびの方に近づいてくる

 そしてルビィの唇が、ダイヤの右ちくびに触れたのであった



 おしまい

ちくびシリーズ三部作これにて完結です

読んでくれた方本当にありがとうございました

今度はスカトロSSを書きたいです

それではまた

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