【仮面ライダー】永夢「えっ!? 大我さんが魔法少女に!?」 (28)


社長復活おめ
安定のキャラ崩壊注意
かなりオリジナルななんやかんやが出ます。無理な人はステージセレクト





飛彩「緊急通報があったのはこの辺か!」


ニコ「あっ! 見てアレ!」



バグスター「…」



永夢「なんだあのバグスター! 僕も見たことがない!」


大我「よく分からねぇが、ぶっ潰せばいいんだろ?」



「「「「変身!」」」」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494744664


バグスター「ん?」


エグゼイド「お前は一体何者だ!」


バグスター「我輩はダクマ。我輩の魔法で世界を滅亡させるのだ!」


ブレイブ「そんな勝手なことはさせん!」


ニコ「アンタなんて私と大我がギッタギタにしてやるんだから!」


ダクマ「ハッハッハ、出来るかな?」


スナイプ「舐めやがって!」


エグゼイド「行くぜ皆!」


ニコ「おりゃぁぁぁ!」バッ!


エグゼイド「ハッ!」ブンッ!


ダクマ「甘い!」シュイィン!


エグゼイド「躱された!?」


ニコ「うっそ、速っ!」


スナイプ「躱したっつーか瞬間移動だぞ今の!」バキュン! バキュン!


ブレイブ「瞬間移動ならファンタジーで…」カチャッ


ダクマ「今度はこちらからだ!」ズダダダダダダダダッ!


エグゼイド「ぐあっ!」


ニコ「キャァァァ!」


ブレイブ「ゥアアッ!」


ーガッ、ガチャッ


ブレイブ「しまった、ガシャットが!」



スナイプ「落としてんじゃねぇよ! いらないなら借りるぜ!」バンバン!シミュレーション!


スナイプ「第伍拾戦術!」バンバン!シミュレーション!ハッシン!


スナイプ「これでも喰らいやがれ!」ズダン!ズダン!ズダン!ズダン!


ダクマ「おっと」MISS! MISS!


エグゼイド「効いてない!?」


ブレイブ「何故攻撃が通らないんだ!」



ダクマ「魔法も使わない、しかも男の攻撃なぞ意味はない!」ブオォォォォォォォォォォ…


エグゼイド「何だこの黒い煙!?」


ーバジジジジッ ガッシュゥゥン…


永夢「あれ、変身が?!」


ニコ「私も!」


飛彩「今の煙の効果か!」


永夢「! しかもガシャットが反応しない!」カチャッ カチャッ


飛彩「馬鹿な…」カチャッ




スナイプ「ったく世話の焼ける!」バンバン!クリティカァルファイア!


スナイプ「はぁっ!」ズダンッ! ズダダダンッ! ズダダダダダンッ!



ダクマ「くっ、煩わしいな」MISS! MISS! MISS!


ダクマ「ここは一旦退くとしよう」スウゥゥ…




大我「くそっ! 逃がしたか…」ガッシュゥゥン


永夢「皆さん大丈夫ですか!」


飛彩「とりあえずはな」


永夢「奴は一体…。ここは一回CRに戻りましょう」










物陰


黎人「…興味深いな」


CR


ポッピー「攻撃が通らないバグスター?」


飛彩「ああ。動きが速く、当たってもダメージ判定がない」


ニコ「しかも大我以外変身出来なくなってるし!」


大我「攻撃が効かないってことは、今までのパターン的に倒して攻略するタイプじゃねぇってのか?」


永夢「どうでしょう…あ、そう言えば」


ダクマ『魔法も使わない、しかも男の攻撃なぞ意味はない!』


永夢「もしかしてーーー」




黎人「もしかして?」


ポッピー「黎人! どこ行ってたの!」


黎人「君達の戦いを陰で観察させてもらったよ」


ニコ「はぁ?!」


黎人「私も戦おうかと思ったが様子が変だったのでね。そしたら興味深いことが解った」


大我「勿体ぶってねぇで早く言え!」


黎人「やれやれ。どうやら奴は突然変異の産物…変異種のようだ」


飛彩「変異種?」


黎人「バグスターウイルスには違いないようだが、現存する何のガシャットを基にした訳でもない」


黎人「攻撃の性質上タドルファンタジーに近いようではあるが、その魔法によって君達のガシャットやベルトは一時的にシステムダウンしている」


永夢「やっぱり…。だから僕も見たことがなかったし、その魔法や特異性で攻撃が効かなかったんだ」


ニコ「何よそれ、じゃあもう打つ手なしってこと?!」


黎人「フハハハハハハハハ! 私は神だ! 神になし得ないことはない!」


黎人「もう対策は考えてある…そのために」


黎人「ポッピーピポパポ、花家大我。君達の持っているときめきクライシスとガシャットギアを貸してもらおう」








ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー


黎人「出来たぞ! 奴に対抗出来るガシャットが!」


飛彩「それは…ギアの無いガシャットギアデュアル?」


ニコ「あの絵柄…片方にときめきクライシス、もう片方にタドルファンタジーが描いてある!」


黎人「ガシャットギア用にときめきクライシスはレベルを50に落としてあるが、これをゲーマドライバーで混ぜると『ときめきファンタジーゲーマーレベル99』になることが出来るのだ!」


大我「3つ目のレベル99か…」


ポッピー「でも、何でその2つを合わせる必要があったの? 魔法だけならタドルファンタジーを強化すればよかったんじゃ…」


黎人「魔法だけでは駄目なのだよ。もう1つのキーワード、それがー」


永夢「女の子、ですよね」



ポッピー「女の子?」


永夢「奴…ダクマは言ってました。魔法を使わない男の攻撃なんてって」


黎人「その通り。ときめきクライシスによる女性のときめきの力と、タドルファンタジーによる魔法の力! それを合わせたときめきファンタジーとは、即ち魔法少女になるということだ!」


ニコ「魔法少女!?」


黎人「そしてここからが重要なのだが、これを使うのは君だ…花家大我」


大我「……………………は?」


永夢「え」

飛彩「なに」

ニコ「は?」

ポッピー「ピ?」




大我「はああああああ?!?!」


大我「ちょっと待てよ! 何で俺なんだ!」


黎人「理由は幾つかある。さっきも言ったがこれはゲーマドライバーで使用しなければならない。この時点でバグスターであるポッピーピポパポは除外」


黎人「宝生永夢と鏡飛彩のドライバーは現在使用不可だ」


大我「俺のを貸せばいいだろ!」


黎人「更にこれは従来のガシャットギア以上に使用者に負荷を強いる。それこそ宝生永夢も耐えられるか分からないほど」


黎人「その点実戦経験が長く、レベル50を一瞬で制御した君なら、これをより確実に運用出来る可能性があると言うもの」


大我「くっ!」


黎人「…理解できただろうか?」


大我「ふざけんなっ! 俺は…俺はまだ諦めねぇぞ!」ダッ!


永夢「あっ! 大我さん!」


ニコ「大我っ! …これは私が預かっとくから!」ダッ!


ポッピー「ニコちゃん!」


永夢「仕方ない、大我さんはニコちゃんに任せましょう」


飛彩「檀黎人。ベルトやガシャットは直せるのか?」


黎人「これらは私が作ったものだ。どんなことになろうと私に直せないはずがない」


大我「くそっ! 何が魔法少女だ! んなふざけたもんになれるか!」


ーキャァァァ! ニゲロォォ! タスケテェェェ! ダレカァ!


大我「!? あっちか!」ダッ!








ダクマ「おや、貴様は」


大我「昨日ぶりだな。今日こそぶっ潰してやるぜ!」


大我(あんなもんに頼らなくても…っ! しまった…ガシャットギアをまだ返してもらってねぇんだった)


大我「ならこれだ! 変身!」バンバンシューティング! ジェットコンバット!


スナイプ「おらぁぁぁ!」ズダダダダダダダダダダダダ!!!!!


ダクマ「フハハハハ! 我輩の魔法の前には効かないわ!」MISS! MISS!


スナイプ「くそっ! 相手はバグスターなのに! 効けっ! 効きやがれっ!」ズダダダダダダダダダダダダ!!!!!


ダクマ「分からん奴だ! ハアァァ!」キュイィィィン…バシュゥッ!


スナイプ「グアアアッ!」ズガァンッ!


スナイプ「ぐっ…! 強ぇ…。恐らくレベル50より上か…!」


ダクマ「我輩のレベルは日々上がるのだ! 我輩は体内でウイルスを更に増殖させ力に出来る!」


ダクマ「その力が満たされた時、解放し、地球全体を覆い尽くすのだ!」


大我「馬鹿な! 全世界でゼロデイを引き起こそうってのか!」


ダクマ「その力もおおよそ90%まで来た! だがお前達は我輩を止められない!」


ダクマ「まずは貴様から始末してやろう!」キュイィィィン…


スナイプ「……ここまで、なのか…!」


ダクマ「消えろ!」バシュゥッ!





ニコ「大我っ!」グイッ!


スナイプ「!?」


ードガアァァァン!




大我「ぐ……あっ!」


ニコ「げほっ…ごほ…」


大我「ニコ…おいニコっ!」


大我「大丈夫かっ!!」


ニコ「ゴホッ…なんとか…」


大我「馬鹿野郎ッ!!! 何してんだ! お前死ぬとこだったんだぞ!」


ニコ「ぐっ…馬鹿はそっちだ、馬鹿大我!」


ニコ「なに諦めてんのよアンタらしくもない!」


ニコ「アンタは私の主治医なんだから…負けるなんて…許さ、ない…」ガクッ


大我「あ、おいっ! …これは」


ダクマ「フッハッハッハ、どうせ皆消滅するのだ。小娘1人が何だと言うのだ!」


大我「っ!」ギロッ!


ダクマ「ぅっ!」


大我「待ってろ、すぐこいつ片付けて治療してやるからな…」





永夢「あ! 大我さん! ニコちゃん!」ダッ!


飛彩「大丈夫か!」ダッ!


大我「お前ら! ニコを連れて下がってろ」


大我「上等だ…なってやろうじゃねぇか! 魔法少女だろうがなんだろうがッ!」デュアァルガシャット!


大我「第玖拾玖戦術! 変身!」ガッチャーン! マザル!アップ!


闇払う魔法!

溢れ出す希望!

輝いて行こう!

ときめきファンタジー!


スナイプ「さぁ…やってやるわよっ!!!」


BGM:EXCITE


ダクマ「感じる! その力は…!」


スナイプ「そう…見せてあげる。魔法少女の力をっ!」




永夢「純白のドレス風スーツに黄金のアーマー! あれが…」


飛彩「あれが、魔法少女…か」




ダクマ「小癪なぁぁぁ!」キュイィィィン…バシュゥッ!


スナイプ「効かないわっ!」バシィッ!


ダクマ「ぐっ!」


スナイプ「甘いわね!」ガシャコンマグナム! ガシャット! キメワザ!


スナイプ「これでも喰らいなさい!」ジェット! クリティカァルフィニッシュ!


スナイプ「ハッ!」バシュン! バシュン! バシュン! バシュン!


ダクマ「グハァァァァッ!」ズドン! ズドガァァン! ドガァン!


永夢「今度は効いてる!」


ダクマ「魔法少女なのに…ミサイルだと…!」


ダクマ「ありえん…! ここは一旦…」


スナイプ「逃がさない!」ズ・キューン! ガシャット! キメワザ!


スナイプ「おまけに」GET! 分身!


スナイプ×5「そこね!」バンバン!クリティカァルフィニッシュ!


ーズキューン! ズキューン! ズキューン! ズキューン! ズキューン!



ダクマ「なにっ!? ぐはッッ!?」


スナイプ「さぁて、トドメよ!」ガッチョーン! ハメワザ!


スナイプ「覚悟しやがれぇぇぇぇぇ!!!」ガッチャーン!


スナイプ「うぉりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」トキメキ! ファンタジー! クリティカァル! ジェノサイド!


ダクマ「やはり…魔法少女には敗れる運命かぁぁぁぁ!!!!!」バヂヂヂヂヂヂヂッ!


ーズドガァァァァァァン!!! PERFECT!




永夢「やった! 勝ちましたよ飛彩さん!」


飛彩「ふんっ…やったな」







スナイプ「はぁ…はぁ…ぐっ!」ガッシュゥゥン…


大我「ぐあっ…限界…か…」ドサッ…



永夢「大我さんっ!」


飛彩「もしもし俺だ! 救急車を2台頼む!」


ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー


大我(その後は俺もニコも大したことなく即復帰となった)


大我(不思議なことにガシャットは戦いの直後に忽然と消えた。まるで役目を果たしたかのように)


大我「まぁ残ってても使いたくねぇけどな、あんなこっ恥ずかしいの」


黎人「おや、もう身体は大丈夫なのかい?」


大我「はっ、白々しいぜ。…お前には聞きたいことがある」


黎人「聞きたいこと?」


大我「お前、アイツと1回戦ったことがあるな?」


黎人「…何故そう思う?」


大我「お前は基本的に自分以外が産み出したバグスターや力を認めない」


大我「そんなお前が実際に戦わず、俺達に戦うように仕向けたのは、さしずめもう戦ってあいつらみたいに装備を機能不全にされたから、じゃないのか」


黎人「…」


大我「お前のレベル0はバグスターウイルスを抑制出来る。それをやってみて、恐らく効かなかったから変異種だと当たりをつけた」


大我「しかもお前はシステムダウンは一時的なものだと言った。それはつまりあいつらの装備を見る前に、自分のを見てある程度目処を立てていたからじゃねぇのか」


黎人「仮にそうだったとしてなんだと言うんだ? 早々に装備を直して宝生永夢や鏡飛彩に戦わせるべきだったと?」


大我「…いや、装備を直せるならさっき言った通りお前自身が戦いそうなものだ」


大我「俺にやらせた意味は何だ? お前は何を狙ってやがる?」


黎人「ふっ、ふふふっ」


黎人「ふっふふふ…ふはははははは!!!!!」




黎人「何故私が使わず君に使わせたかって? ふふふっ、そんなの決まってるじゃないか!!!」


大我「………」


黎人「だって恥ずかしいじゃないか」


大我「………あ?」


黎人「私も流石にいい歳して魔法少女になんて恥ずかしくてなれないからね、うん」


大我「…成る程、言われた通りこいつを借りてきて良かったぜ」ガシャコン!バグヴァイザーII!


黎人「あっ」


バグヴァイザーII<ダセー! ココカラダスンダー!



大我「はぁ、割に合わねぇなぁ」



See you Next game…
.


おわりです
EXCITEのCDに収録されているRemixを聴いてたら浮かんできたのがこのSSです
途中から自分でも何が書きたいのか見失いました
でも俺は大我さんが大好きです

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