千歌「ぎゅーってしていい?」 (19)

曜「え?なんで?」

千歌「なんか急にしたくなったから」

曜「本当に急だね…」

千歌「ほら、曜ちゃんもそういう時ない?」

千歌「わたしへの愛おしさがいきなり溢れ出て来た時とかあるでしょ?」

曜「…自分で言ってて恥ずかしくないのかな」

千歌「…あっ///」

千歌「いや今のは違うんだよ、ほらなんていうか…///」ワタワタ

千歌「うぅ…///」マッカッカ

曜「…」

曜「あぁーもぉー!」ギュッ

千歌「わっ!?」

曜「そういうところが可愛いんだよ千歌ちゃんはぁ!」ギュー

千歌「よ、曜ちゃぁん…♡」ギュー

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曜「…なんか千歌ちゃんから甘い香りがする」スンスン

千歌「気づいた?香水つけてみたの」

曜「香水?」

千歌「うん、梨子ちゃんに教えてもらった」

曜「ほぇーさすが都会っ子…」

千歌「曜ちゃんもつけてみる?」

曜「うーん、わたしはいいや」

千歌「いいの?」

曜「そういうのってなんか落ち着かないっていうか…」

千歌「そっかぁ」

曜「…うーん、この匂いの千歌ちゃんに違和感ある…」

千歌「あれ…やっぱり合わなかったかな…」

曜「ううん、そういうことじゃなくて…」グイッ

千歌「わっ///」

曜「やっぱりいつもの匂いの千歌ちゃんのほうが好きかなぁ」ギュー

千歌「よーちゃん…♡」スリスリ

千歌「ねぇ曜ちゃん」

曜「ん?」

千歌「ずっとこのままだけど暑くない?」

曜「わたしは別に…暑い?」

千歌「うん…ちょっとね」

曜「じゃあそろそろ離れよっか?」

千歌「そ、それはダメ!」

曜「えぇ…?暑いんじゃないの?」

千歌「…曜ちゃんと離れるのがやだ」

曜「ふふっ、何それ」

千歌「今日はずっとくっつくってさっき決めたもーん」

曜「じゃあわたしも離さないぞー!」ギュー

千歌「きゃー♡」

千歌「曜ちゃんお腹空かない?」

曜「そうだね…もう3時ぐらいか」

千歌「下にお菓子いっぱいあるから食べよ!」

曜「おっ、いいねー」

千歌「そうと決まれば取りに行くぞー!」

曜「全速前進ー?」

ようちか「ヨーソロー!」

千歌「…」

曜「…」

千歌「どうしたの曜ちゃん?」

曜「えっと、このままだと動けないんだけど…」

千歌「えぇー…そこは曜ちゃんパワーでなんとか」

曜「曜ちゃんパワーって何…?」

曜「とりあえず離れよう…?」

千歌「そ、それはダメだよ!」

曜「困ったなぁ…」

曜「…よし、じゃあおんぶで行こう。それでいいでしょ?」

千歌「やったー!」

曜「さあ来い千歌ちゃん!」

千歌「わーい!」バッ

曜「昔もこんなことやってたよねー」

千歌「やってたやってた!それでわたしも曜ちゃんのことおんぶするーって言ってさー」

曜「それで立ち上がろうとしてもできなくて諦めるまでがワンセットだったよね」

千歌「懐かしいなぁ…やってること全然変わってないね」

曜「ほんとほんと」

千歌「はぁーぁ…」ポスッ

千歌「曜ちゃんいい匂いする…」クンクン

曜「ちょ、首筋嗅がないでよ恥ずかしい…」

千歌「さっきの仕返しなのだ♡」

曜「嗅いだってどうせ塩素の匂いしかしないよ…」

千歌「それも含めて曜ちゃんの匂いだよ」

曜「…」

千歌「それにちゃんと曜ちゃんの匂いもしてるよ♡」

曜「…わかった、わかったから」

千歌「あっ、照れてるな渡辺さんめー」ツンツン

曜「…///」

~~~~~~~


曜「はぁ…はぁ…」

千歌「ご、ごめん…」

曜「流石に女子高生背負いながら階段上り下りするのはキツかった…」

千歌「あはは…」

千歌「…よぅし!お礼にあーんしてあげよう!」

曜「えっ」

千歌「はい、あーん♡」スッ

曜「ちょ、千歌ちゃん…」

千歌「ほらはやくはやくー」

曜「うぐぐ…」パクッ

千歌「どう?美味しい?」

曜「…」コクッ

千歌「えへへー♡」ニコニコ

曜「…」

曜「千歌ちゃん、わたしにもあーんさせて」

千歌「曜ちゃんもしてくれるの?」

曜「うん」

千歌(ポッキー?)

曜「」パクッ

千歌「え?」

曜「ん!」ズイッ

千歌「そ、それって…」

曜「んーん!(はやく!)」

千歌「うぅ…///」

千歌「わかったよぅ…」パクッ


サク…サク…


千歌(どどどどうしよう、どんどん顔が近づいてきてるよ!)

千歌(とりあえず落ち着け、落ち着くんだ高海千歌!)


サク…


千歌(…)

千歌(曜ちゃんって意外とまつ毛長いなぁ…)

千歌(ちゃっかり眼閉じてるのも可愛い…)

千歌(あっ…息が、当たって…)

千歌(も、もうムリっ!)ポキッ

曜「あっ…」

千歌「…あ、あはは…///折れちゃったね///」

千歌「どうする?もう一回や…」グイッ

ドサッ

千歌「えっ?」

チュッ

曜「んっ…んむっ…」

千歌「んむぅ…んん…///」

曜「…ぷはっ」

千歌「…よ、曜ちゃん…?///」

曜「…ごめん千歌ちゃん、もう我慢できないよ」

千歌「え…?」

曜「正直抱きつかれたときからずっと耐えてたけど…もうっ…」

千歌「…」

千歌「…うん、いいよ…?」

千歌「曜ちゃんにだったら、いいよ?///」

曜「千歌ちゃん…」ゴクッ…

千歌「おいで?曜ちゃん♡」

曜「…大好きだよ、千歌ちゃん」

千歌「わたしも大好き…♡」


♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡


おわり

おまけ


梨子宅

梨子「…」

梨子「…な、なんてことなの…///」

梨子「曜ちゃんと千歌ちゃんが…あんな…///」

梨子「カーテン開けっ放しなの気づいてないのかな…」

梨子「…」

梨子「…これは妄想が捗るわね」グッ


ほんとにおわり

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