【コンマ】崩壊した世界を旅する10【安価】 (1000)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊した世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ますが、一応できうる限りキリのいいところまではやるつもりです。
なお、スレ主は主にスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

>>2以下、基本的なルール説明とキャラ設定、現状説明になります。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494506571

ルール設定

コンマは二桁で判定します。数字が小さいほど悪く、大きいほどいいものとします。
また、ゾロ目発生時には特殊イベントが発生します。数字が小さいほど不運なイベント、大きいほど幸運なイベントになります。
例えば50以上で成功判定の場合、55だとちょっとしたボーナス付き、99だと状況を一変させる大ボーナス付きの何かが起きます。逆もしかりです。

なお、00のみ特殊イベントが起きます。直後にコンマの偶奇で再判定し、奇数なら0、偶数なら100で判定します。
ともにストーリー進行を激変させる何かが起きます。

また、安価はストーリーの分岐点で発生します。
賢明な選択か否か、よく考えて選んでください。場合により多数決を取ることもあります。

ルール説明2

旅は地上にあるいくつかの町と、その近郊にあるダンジョンで行われます。
町でのイベントや聞き込みが、ダンジョン攻略の糸口になることもあるかもしれません。
一応ダンジョン踏破は最終目標に入ります…が、かなりの困難を伴います。もちろん、御約束の大ボスもいます。

イベントを通してキャラクターは成長します。強力な武器や防具も手に入るかもしれません。
仲間やヒロインとの交流を通して、世界崩壊の謎を解き明かしてください。

シデ(主人公、29歳翼人)

HP 168+130(298)
筋力 9+12(21)
知力 10+4(14)
器用さ 10+11(21)
賢さ 18+4(22)
耐久力 10+2(12)
魅力 12+8(20)
職業 モンク

ダメージ修整 85
ダメージ軽減 130
コンマ修正 30
(95以上クリティカル)

特徴:
・朦朧打撃…
命中判定クリティカルか、ダメージ判定時コンマ60以上で発動。次の一撃が無条件で当たる。
さらにその際のダメージ判定コンマが40以上なら継続。

・秘孔ヒット…
ダメージ判定コンマゾロ目で発動。ダメージが通常の×3に加え、朦朧打撃が強制発動。

・鋼体術(条件:賢さ7以上)…
不意討ちでない限り攻撃と防御にボーナス

・治癒術(条件:賢さ5以上)…
階を一階降りるごとにHP10回復

・高速治癒術(条件:賢さ13以上)
ターンを一回飛ばし、対象のHPをコンマ下一桁×3+賢さだけ回復

・破邪術(条件:賢さ10以上)
念を込めた拳で死者・悪魔系に追加ダメージ(コンマ下一桁×5+筋力×4)

・集気弾(条件:賢さ15以上)
気の塊を投げつける。遠距離攻撃、朦朧打撃、武器・防具のダメージ補正対象外。秘孔ヒットは乗る(コンマ下一桁×5+賢さ×5)

・刹活孔(条件:賢さ18以上)
確定した戦闘前に使えば筋力と器用さ、耐久力が+3。ただし、戦闘終了後しばらくは-3。
朦朧としている敵に、次回の朦朧ターンと引き換えに確定3倍ダメージ。
使用の際は、ダメージ判定の際にその旨を書くこと。

装備:
神器「フィンゴルの手甲」
HP+20、腕力、器用さ、魅力すべて+4、ダメージ修正60、ダメージ軽減40、コンマ判定15、朦朧修正60以上で発動(継続判定は40以上)
軽ファンブル無効(00奇数、11、22のみファンブル)

アーバインの指輪
腕力+3、器用さ、耐久力+2、HP+15

神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+60、腕力、器用さ+5、ダメージ修整15、全ダメージ軽減50、コンマプラス修整15
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が50以上に、秘孔ヒット時のダメージ乗数が×4
95以上がクリティカル扱い、99が00偶数扱い

神器「ドル・ローミンの鉢金」
HP+35、知力、賢さ、魅力+4、ダメージ修正10、ダメージ軽減40
戦闘時1回のみ体力全回復、致死ダメージの際は自動的に発動
1日1回のみ、パーティ全員のHPを半分回復(1ターン消費)
1階層につき一度、自動探査。判定に成功で階段までの最短距離と敵の遭遇可能性が分かる
治癒術の効果が向上(コンマ+50、最低90)

シデ背景概略

・ユングヴィ教団上位幹部の息子。14の時に災厄の日に遭遇、奇跡的に難を逃れる。
・その後修行や治癒のため司教に付き従っていたが、司教の死により5年前よりアングヴィラに。
・アングヴィラに来た当初穴に潜ったが、第一階層でエルダードラゴンに遭遇。パーティが全滅する中、生還。
・その後は冒険者の治癒などで生計を立てる。
・酒は宗教上の理由であまり飲まない。食事もそれほど気にしない。
・性格は生真面目。慈悲深く、聖人とも言えるほど。半面、お堅い人間とみられがち。実際その面はある。
・ダナと遂に一線を越え、将来を誓う仲に。

ダナ(20歳女性、人間)(持ち越し5p)

HP 214+50(264)
筋力 14+4(18)
知力 14+4(18)
器用さ 19+4(23)
賢さ 12+2(14)
耐久力 13+3(16)
魅力 15+5(20)
好感度 277
職業:勇者の娘

ダメージ修整 40
ダメージ軽減 60
コンマ修正 25
(90以上がクリティカル)

特徴:
・二段斬り…近接攻撃時2回攻撃。

・魔法…
火、氷、雷術の3種が可能。使用可能回数は5回。
ダメージは火、氷がコンマ一桁×3+知力×3
雷がコンマ一桁×4+知力×4
ただし、特効ありのため、使い分けが重要。

・線斬り
低命中率(基本コンマ+30-器用さ×x(3~4)の5回連続攻撃(戦闘中3回まで発動可)

・魅惑の眼差し
魅力関連の判定を1日1回やり直せる

装備:
ソウルソード
HP+10、腕力、知力、魅力+2、ダメージ修整+20
特殊能力「魔法剣」:斬撃に魔法の追加ダメージ(基本ダメージがコンマ下一桁×x+腕力×x+コンマ下2一桁×y+知力×y+20になる)
連撃では2度判定(発動1度でカウント)
(戦闘中1回まで)

大地の鎧(耐久力+1、ダメージ軽減10)

神器「アンバーのヘアバンド」
HP+40、全パラメータ+2、ダメージ修正20、ダメージ軽減30、コンマ修正25
ダナ関連のファンブル常時回避(00奇数除く)
クリティカル修正(90以上でもクリティカル、99クリティカルが00偶数扱い)

「妖女フローラのロングブーツ」
器用さ+2、魅力+4、ダメージ軽減20
不意討ち時、ダメージに30加算

ダナ背景概略

・穴深層に到達した勇者「ダリオ」の一人娘。一人称は「ボク」。基本元気で前向き。
・5歳の時災厄の日に遭遇。父とともに難を逃れる。その後は母と祖母のいる村に預けられて育つ。
・最近肉親が病で相次いでこの世から離れ、父の後を追って穴に向かった。
・ダリオは災厄の日の後、穴に潜ったが「死んだ」(コーウィン)。
・酒はよく飲む。食事は基本大食。
・身長は162程度。B~Cカップ。体重はそこまではないが、基本筋肉質。なお、シデは182で75キロほど。
・シデと一線を越えた。甘えたがる傾向あり。
・コーウィンの孫に当たることが分かった。

※今後戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。判定に成功すればダメージが半減します。

※今後戦闘中一回だけ、互いのファンブルを無効にできます。(再判定)

※今後一日一回だけ、通常時の判定でファンブルが出た時に無効にできます。(再判定、00奇数は回避不能)

※上はすべて、シデとダナが一緒の場合です。

ミドル(男性、15歳)

HP 157+80(237)
筋力 9+3(12)
知力 17+8(25)
器用さ 9+7(16)
賢さ 10+2(12)
耐久力 9+7(16)
魅力 6+4(10)
好感度 118
職業:村人

ダメージ修整 60
ダメージ軽減 50
コンマ修正 20

装備:
吟遊詩人フーリのブーツ 知力、魅力+2、ダメージ軽減5

ヌメノールの宝冠
知力、賢さ、魅力+2、コンマ修正10、知力か賢さを使った攻撃に+10のダメージ修正、ダメージ軽減10

工匠ジュリアンの軽鎧
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+3、全ダメージ軽減35
特殊能力「身代わり」:致死ダメージ発生時、一度だけ無傷で離脱しカウンターが発生する

神器「クリムゾン」
HP+50、知力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正50、コンマ修正10、命中とダメージ修正には知力を利用
不意討ち時ダメージ2倍
遠距離攻撃可、魔力無効と判明した場合は実弾攻撃に
敵5人まで同時攻撃可能、1ターン消費し2倍攻撃
クリティカル時に連射攻撃(40以上で継続)
口癖、食べ物の嗜好が変わる

特徴
・良成長…
ミッション達成時のポイントにボーナスあり。

・魔道具知識…
起動型武器や使い捨て攻撃アイテムのダメージ×1.5

・精密鑑定…
鑑定計使用後に内容鑑定可能

ミドル背景概略

・アングヴィラとテルモンの中間の村ペラ出身の15歳。ごく普通の少年。身長は160ほど。筋肉は最近ついてきた。
・ペラがレッドドラゴンに襲われ、仇を取れる冒険者を探しにアングヴィラを訪れた。
・基本真面目。若干守銭奴の気あり。
・最近酒を初めて飲んで主にライラにいぢめられたが、記憶は今のところ飛んでいる。
・何やらライラに頭が上がらなくなっている様子。
・感情を多少抑えられるようになった。
・ジェスタル帝国の皇太子(皇女)ジュリアス(ジュリア)に気に入られたもよう。
・嫉妬したライラにキスされた。
・本人の知らぬところでライラとジュリアの間に妙な同盟ができていた。ジュリアとは連絡先を交換している。
・シデとダナの逢瀬に気を使って女性用テントに行ったら、ライラとジュリアに「食べられた」。想いは通じあったが、色々複雑な模様。
・直接の仇であるレッドドラゴンを討ち取った、が……

・ジュリア好感度 227
・ライラ好感度 199

※ミドルとジュリアが一緒にいる場合、

・戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。
・戦闘中一度だけ命中、ダメージ判定で90以上が出た時にクリティカル扱いにできます。

ライラ(女性、21歳人間)(持ち越し1p)

HP 166+55(221)
筋力 5+2(7)
知力 17+6(23)
器用さ 8+6(14)
賢さ 7+4(11)
耐久力 10+8(18)
魅力 10
好感度 89
職業:闇魔術師

ダメージ修整 魔法70、打撃50
ダメージ軽減 60
コンマ修正 20

ジュリアは昼に回します。(持ち越し1p)

HP 166+15(181)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 8+2(10)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 9+1(10)
好感度 83
職業:魔術師(闇魔法)

ダメージ修整 近距離10、魔法30
ダメージ軽減 50

特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス

・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)

・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。

・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)

・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)

装備:
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25

戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ修正10、ダメージ軽減10

革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマ修整5

神器「エリリル」
HP+40、知力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正50(魔法にも乗る)、ダメージ軽減10、コンマ修正15
遠距離攻撃可能、命中、ダメージ判定は知力を利用
ダメージは(コンマ下一桁×x+知力×x+ダメージ修正)×2、クリティカルなら×6
魔法クリティカル時に連続で魔法使用可能(物理攻撃も可能)

コピペミスです。

ライラ(女性、21歳人間)(持ち越し1p)

HP 166+55(221)
筋力 5+2(7)
知力 17+6(23)
器用さ 8+6(14)
賢さ 7+4(11)
耐久力 10+8(18)
魅力 10
好感度 89
職業:闇魔術師

ダメージ修整 魔法70、打撃50
ダメージ軽減 60
コンマ修正 20

特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス

・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)

・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。

・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)

・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)

装備:
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25

戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ修正10、ダメージ軽減10

革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマ修整5

神器「エリリル」
HP+40、知力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正50(魔法にも乗る)、ダメージ軽減10、コンマ修正15
遠距離攻撃可能、命中、ダメージ判定は知力を利用
ダメージは(コンマ下一桁×x+知力×x+ダメージ修正)×2、クリティカルなら×6
魔法クリティカル時に連続で魔法使用可能(物理攻撃も可能)

ライラ背景概略

・本人曰く「駆け出し魔術士」。ただ師匠は「影のジャック(別名シャドウ)」と呼ばれる大物魔導士であり、才能はある模様。
・詳細な背景は現在不明。
・身長166ほど。体重は多分50台前半。ゆるふわ金髪Eカップと男が好きそうなルックスとスタイルだが、酒豪であり酒乱。
その手の経験がどこまであるかは現在不明。
・ミドルを酒の勢いでいぢめた。
・ミドルを尻に敷く感じにいつの間にかなっている。酒の勢いもありミドルにキスした。どうも恋愛感情はあるもよう。
・シリアスな時は口調が間延びしなくなる。
・ジュリアとミドルを巡って同盟らしきものが暗黙のうちに結ばれたもよう。ジュリアとは連絡先を交換している。
・ミドルのうぶさに酒の勢いもあり、ジュリア共々ミドルを性的な意味で「食べた」。

ジュリア(両性、16歳一族ハーフ)(持ち越し2p)

HP 205+105(316)
筋力 11+9(20)
知力 10+4(14)
器用さ 12+9(21)
賢さ 10+7(17)
耐久力 12+4(16)
魅力 10+4(14)
好感度 99
職業:王族

ダメージ修正 70、近距離40
ダメージ軽減 70
コンマ修正 25

特殊能力

・集中 1ターン消費し、次ターンの命中確率が最低でも80%に。クリティカル率も6割に。ゾロ目なら4倍ダメージ

・遠距離攻撃 30メドの距離まで命中マイナス修正なし

・破魔矢 アンデッドに確定2倍ダメージの矢を放つ

・火炎弓 矢のダメージに追加で知力を乗せる

装備
ペネトレーター(サブ武器、ダメージ修正20、近距離のみ)

ジュリアの軽鎧
HP+10、筋力、耐久力+2、ダメージ軽減20

ジュリアのヘアバンド
HP+15、知力、賢さ、魅力+2、ダメージ軽減10、コンマ修正10

ジュリアのブーツ
HP+10、器用さ+4、ダメージ軽減10
特殊能力:バックステップ
近接距離時、遠距離までの移動が可能

神器「獅子殺し」
HP+30、腕力+5、器用さ、賢さ+3、ダメージ修正50、ダメージ軽減20
通常クリティカルが60以上で発生
3連続攻撃可能
不意討ち可能ならジュリアのみ20以上で不意討ち

神器「力の指輪ヴィルヤ」
HP+40、全パラメータ+2、ダメージ修正20、ダメージ軽減10、コンマ修正15
毎ターン50HP回復
戦闘中1回のみ、極大術法「白羅光」(単体にコンマ×5+300、最低ダメージ500、クリティカルで2倍ダメージ)使用可

「針」
ジュリア残りHP30以下で発動、ジュリアンが身体を乗っ取る(抵抗判定あり)。
発動時全パラメーター+5修正、HP半分まで回復、自動で毎ターンHP1割回復、コンマプラス修正20
戦闘終了後ジュリアは最低3日、最大1週間リタイア

ジュリア背景概略

・ジェスタル帝国皇女。最近まで皇太子を名乗っていた。両性具有者で、ネモには王となるよう男性として育てられた。
・実際は女性としての側面が強く、基本的な恋愛対象も男性。金髪碧目で、髪は短い。
極めて整った中性的な顔立ちだが、「多分髪伸ばした方が似合う」とミドルに言われている。実際、少しずつ伸ばしているが、一人称は「僕」で変わらない。中性的な話し方もそのまま。
・帝国残党一派の首魁だった。ジュリアンと皇后の子。「針」を刺されており、ジュリアンがいざという時に傀儡にできるようになっている可能性はある。
・ミドルには罪悪感もあり初対面時から友好的に接している。ほぼ一目惚れに近かった模様。
・帝国一派の潜伏解消に伴い、独り立ちした。ミドルと喧嘩したが、自分に対する反省もあり自らシデのパーティ入りを志願した。
・加入後すぐにミドルへの恋慕が暴走。ライラともどもミドルを「食べた」。
・身長は168ほど。女性としてはやや長身。貧乳だが最近急に大きくなり始めたらしい。

・ミッション

ストーリー進行に関わる「大ミッション」と、ダンジョンを潜る上で発生する「小ミッション」があります。

ともにクリアすればステータスの底上げやアイテムの支給がありますが、当然大ミッションの方が大きな果実を得られます。
ただし、果実はミッションクリアの度合いに比例します。その過程で何かしらの犠牲や損失があれば割り引かれますし、逆に想定以上ならボーナスがあります。

小ミッションは穴5階層ごとに必ず発生するものです。通常より強い「名前付き」の魔物が、行く手を遮ります。
強さはコンマ次第です。手の付けられない怪物が出るか、雑魚より少し強い程度か。完全に運です。
逃げてもストーリー進行には基本的には無関係です。倒せば旨みがある宝物が入手できるぐらいです。
ただ、後半以降は撃破が絶対要件になる敵も出る、かもしれません。小ミッションのクリアが大ミッションの(あるいはストーリーそのものの)クリアに直結する可能性もあります。

ミッションクリア後は、内容に応じ成長ボーナスがあります。コンマで伸び幅を決めますが、ゾロ目なら追加の成長機会もあるかもしれません。
逆に言えば、ミッションクリア以外に成長機会はありません。雑魚撃破で成長することもゾロ目時などあり得ますが、基本はミッション達成の時だけです。
なお最大の20までステータスが上がることがあるかは謎ですが、上がった場合はあるボーナスを用意しています。

好感度はミッション以外でもイベントで上下します。コンマより、適切な行動を取ったかどうかが大きいかと思います。慎重に判断してください。
なお、0でパーティーから離脱します。復帰可能性は基本ありません。シデの場合、余程相性が悪い相手でなければ0まで行かないとは思いますが。
200まで行ったキャラの好感度はそこで固定です。ストーリー次第ですが、あまり一気に上げることはしない方針です。せいぜい一桁ずつでしょう。

問題となるのはキャラロスト。仲間キャラが誰かにもよりますが、ステータスダウンが発生する可能性が高いと思って下さい。その他、もろもろ不利な何かが生じます。

デッドエンドは一部例外を除いて大きなペナルティーを課します。
具体的には

・重要アイテム、装備の消失
・ステータスの大幅ダウン
・好感度の大幅ダウン

のいずれか、または複数です。

このSSはデッドエンドを複数回通ることを前提にしていません。逆に言えば、正しい選択のヒントは必ずどこかにあります。バッドエンド埋めの感覚で選択するのはお薦めしません。

また、安価下3ではなく安価下5、ないしは7の場合は重大な選択です。
なお、愉快犯防止のため推理ありを強制することがありますがご了承ください。

・ダンジョン

1階層ごとに、雰囲気チェックをコンマで行います。言うまでもなく0に近ければ危険で、100に近ければ安全です。
危険だからといって実入りがあるわけではありません。通常より強い魔物を倒して、良い宝物が見つかる可能性はありますが。
また、安全ならとっとと下に行くことをお薦めします。ローリスクローリターンなのです。

ゾロ目なら、その階には何かがあります。あるいは誰かがいます。
強大な魔物とセットで強力な遺物がある宝物庫があるかもしれないですし、ストーリー進行を左右する重要人物がいるかもしれません。

危険な階と分かれば即離脱が大事です。危険に巻き込まれる前に逃げましょう。
なお、帰還のタブレットがあるため、危機回避は以前よりしやすくはなっています。

・その他登場人物1

・エルヴィン…
アングヴィラの村長。見た目は30代だが、実年齢は60過ぎのエルフ。大陸南西部のトリス森王国出身。

・エイラ…
ユングヴィ教団の元シスター。戒律くそくらえな豪快ばあさん。

・ハーニス…
医師。元ズマ魔侯国の出らしく、シデにはやや複雑な感情あり。

・ゴラフ…
ギルドハウス主人。元冒険者で、料理が上手い。懐が深く剛毅な禿中年。

・ダリオ…
ダナの父で「勇者」。災厄の日以降消息不明。コーウィン曰く「ベネディクトに操られている可能性が高い」。
40年ほど前の「へイルポリスの惨劇」の生き残りであるらしいが?コーウィンの息子であることが判明。


・影のジャック…
ライラの師匠(魔族)。現在モリブスに居住。魔侯国に反発したレジスタンスで、ダリオやシデの父とも面識があった。現在「穴」の人工魔物(「作り物」)の調査を行っている。ヘビースモーカー。
時折激しい頭痛に悩まされている。元は「シャドウ」としてベネディクトに造られた(?)存在。暴走まで残り1ヶ月半しかない。エリックにほぼ致命傷を与えたことがある。

・ネモ…
第一階層で会った胡散臭い中年男性。ジェスタル帝国の近衛騎士団長。圧倒的魔力を備える。
ザッシュに深手を負わされたが奇跡的に一命はとりとめた。モリブス滞在中。

・ザッシュ…
第八階層で会った糸目の青年。ジェスタル帝国の鎧を着ている。サーリャのパーティの殺害実行犯。
ジェスタル帝国関係者。実は「死の行商人」の一員であり、裏でエリック側と繋がっていた。
帝国を裏切ったフィオナに身柄を奪い返された。魔力全般が効かない。エリック側の対ブランドの切り札?現在テルモンにいる。

・クシャナ…
ジェスタル帝国近衛騎士。女性。茶色と白髪の混ざった髪、右目に眼帯。

・サーリャ…
ザッシュとアーバインに襲われ瀕死の重傷を負ったシーフ。現在モリブスに在住。

・モネーラとリネール…
魔帝国出身の少女と少年。ともにザッシュに「針」を打たれ操られていた。
現在は正気に戻ったが、情緒は不安定。モリブスに帝国一派のクシャナと一緒にいる。

・フェリル…
魔候国の元貴族。ザッシュの情婦?帝国に間者として忍び込んでいた。現在の消息は不明。

・ジェイクとリリア
食堂で出会った馬鹿ップル。「穴」で行為に及ぶなど節操はないが、腕は一流。
モリブス領事府のエージェントとしてドラゴン襲来事件を調べる、2人組の冒険者。
リリアには統領府のスパイ疑惑がある。

・テジー
モリブス領事府の総領事。元冒険者で右手が義手。ドレッドヘアに浅黒い肌の男で、言動は一見粗暴。ただ、管理能力は確かなものがある。葉巻が趣味で、収入の多くを注ぎ込んでいる。
現在、逮捕され幽閉中。

・ユミナ…
ユングヴィ教団モリブス支部長補佐の翼人の女性。年齢はシデと同じぐらい。柔和な母性溢れる女性。巨乳。ブレイズに精神操作されている恐れあり。

・リナルド…
モリブス無差別テロの主導者。短気で粗暴。魔力は膨大で戦闘力は確かなものがある。エリックと共に潜伏中。

・ナーミ…
ズマ魔候国王女だが砕けた性格の女性。穏健派だったが鉄砲玉同然にモリブスに送り込まれた。シデ一行とともにザイザルを攻略。アングヴィラに滞在中。

・ハイデル…
テルモン統領府の特殊部隊。

・アレス…
元領事府の上位冒険者。アリアとシーラという女二人とモリブスに向かっている。

・その他登場人物2(一族とその関係者)

・コーウィン…
ギルドハウスで出会った男。「一族の第4位継承者」と名乗り、穴の管理者を自称する。圧倒的圧力と力量を備え、数万年を生きる人外。
ダリオの育ての親であるらしいが…?地上争覇のためにユングヴィ教団を作り出し、1000年に及ぶ三つ巴の争いを始めた張本人の一人。現在ブランドを封印中。

・ランダム…
第十二階層で出会った男。「一族の第10位継承者」であり、「一族」でありながら人として悠遊と生きるつかみどころのない男。
酒を愛してやまない世捨て「一族」。王位争奪争いには全く関心がない。ブランド封印の合間にモリブスにやってきたところ、魔族の無差別テロに巻き込まれ行動を共にした。

・ベネディクト…
第十三階層で出会った「一族の第1位継承者」。最強の怪物の作成を続けるマッドサイエンティスト。
実は自分が作った怪物で「一族」の皆殺しを企んでいる。コーウィン、ランダムとは敵対関係にあり、
シデたちパーティとも敵対している危険人物。

・ジュリアン…
帝国の後ろ楯の一人で王位第8位継承者。。フィオナに裏切られ、ブランド封印に魔力をほぼ使い果たし死にかけていた。現在は回復、コーウィンらと同盟を組みブランドを封印中。

・フィオナ…
帝国の元後ろ楯で王位第7位継承者。ジュリアンを裏切り、魔候国のエリック側と手を結んだ……というのは表向きで、ブランドをわざと復活させザッシュらに殺害させるのが本当の狙いだった。
敬愛するブランドを苦しみから解き放つのが行動原理であり、そのためなら手段は選ばない。
テルモンで魔力を奪われ男たちの慰み物になっていたが、逃走。アーデンの森で再捕獲さええたところをジェラードに助けられる。

・ブランド…
王位第6位継承者。かつては対立陣営からも「英雄」「天才」と称されるほどの男だったが、50年前に突如発狂。40年前にヘイルポリスの惨劇を引き起こし、ジュリアンとフィオナにより「次元牢」に封印される。
もはや膨大な魔力を破壊のために垂れ流すだけの「天災」に近い存在になっている。

・ブレイズ…
王位第9位継承者。現在「レイズ枢機卿」を名乗り、モリブスのユングヴィ教団で暗躍中。コーウィンのコントロールは効いておらず、ジェラードと提携中?
精神操作に長けており、別名が「操る者」。見た目は温厚そうだが?

・エリック…
王位第3位継承者。魔候国の後ろ楯で「大魔王」を名乗っていたが、ケインの裏切りなどで窮地に。やむなくコーウィンらと停戦する。
ジャックに致命傷に近い深手を負わされたのもあり潜伏中。余命5年。

・ケイン…
王位第5位継承者。エリックの協力者と見られていたが、裏切った。千年以上変装していたが、素顔はコーウィンと瓜二つらしい。力量も弱いふりをしていた。ダリオとは因縁がある。

・フローラ
コーウィンの「腹違いの妹」でブレイズの妻。豊満な肉体と美貌を持つ。言葉遣いは丁寧だが胡散臭い。
ブレイズのために動いているようだが詳細は謎。隠密魔術の達人であり、強者から精気を得るのが趣味。サキュバスに性質が近く、「変態性欲者」(デアドラ)との声も。

・デアドラ
コーウィンの「腹違いの妹」でフローラの双子の姉。外見はほぼ同じだが、フローラと違いごく普通の印象。コーウィンに命じられ地上調査に来た。

・ジェラード
王位継承権第二位。王位争いには興味なしとされている。ブレイズの「エグゾダス」計画の協力者?第三十八階層に広大な空間を造ったもよう。
フィオナをアーデンの森で救出。

・マリーン
ブレイズとフローラの娘。500年ほど前に死んだと思われていた。ケインの部下?としてシデたちをアングヴィラで監視。その後は不明。

・現在の大ミッション

※審判の石を探せ
…聖地ウィルコニア(第四十五階層)にある審判の石を入手
※サーリャの仇を取れ
…サーリャのパーティの殺害犯を倒し、モリブスにいるはずのサーリャに報告する(アーバインは死亡済み、ザッシュは生存)
※ベネディクトの野望を砕け
…「一族」ベネディクトの撃破
※ブランドを倒せ
…「一族」ブランドの撃破
※「3体の『作り物』を倒せ!」
…アイ・ゴエイモン、覇者ラウ、超人ロークの撃破
※「第二十四階層を踏破せよ」
…第二十四階層にいるという大男を撃破、謎を解明
※「ケインを討伐せよ」
…「一族」ケインの撃破

用語集

・災厄の日…
15年前に世界をほぼ滅ぼした出来事。詳細は一切不明。死者には外傷がなかったとされるが?

・穴…
ダンジョン。恩恵と災いを生み出すすべての源。多くの冒険者が挑み、散っていった。なお、人間による最深到達は第三十二階層とされる。

・へイルポリスの惨劇
40年ほど前にユングヴィ教団、ズマ魔侯国、ジェスタル帝国3か国の国境付近にある独立貿易都市「へイルポリス」が滅ぼされた事件。
大量のドラゴンが街を焼き尽くし、ドラゴン自らも炎に焼かれたとされる。ブランドが発狂した結果と判明した。

・一族
「アンバーの一族」とも言う。穴の管理者で、空位の王位を巡り1000年争っている。王位継承者は以下の通り。
ベネディクト、ジェラード、エリック、コーウィン、ケイン、ブランド、フィオナ、ジュリアン、ブレイズ、ランダムの計10人。
地上の制圧か、他の一族皆殺しが王位に就く条件。

・神器
「一族」特効の凶悪な武器・防具。現在シデの「フィンゴルの手甲」、コーウィンの「グレイスワンダー」などがある。

・アンバライト
魔力を込められた石で、時間とともに中の魔力が増え続ける魔石。輝きが最高潮に達すると、ドラゴンが招かれるとされる。
ペラはこれで滅ぼされた。また、アングヴィラ側の穴入口付近にも仕掛けられ、深層からドラゴンを呼び寄せようとされた節がある。

・「針」
刺した相手の自我を奪い、肉体能力と魔力を大幅に引き上げる魔具。限界以上に引き出すことも可能だが、反動も大きく生命力が枯渇する。
フィオナによる魔具であるが、ジュリアンでも作れる。

・死の行商人
テルモンで活動する謎の組織。「呪病」と呼ばれる伝染病を主に使い、周辺の集落を根絶やしにするという。

・次元牢
ブランドを抑えるために魔力で作られた檻。別次元に飛ばした上で魔力で封印しているが、膨大な魔力を使うため「一族」二人がかりでも疲弊する。ジュリアンは2年間一人で封印していたため、ほぼ死にかけていた。

・アングヴィラ
大陸北部の人口1000人足らずの街。これでも世界3位の街。
ユングヴィの影響がやや強いが、基本は平和。

・テルモン
大陸北東部の都市。人口は現在不明だが、かなり規模は大きい。
ジェスタル帝国の影響が強いとされる。

・モリブス
大陸南東部の都市。規模はテルモンと同規模。
ズマ魔侯国の影響が強いとされる。最近襲撃され、死者200人もの被害を出した。

・ザイザル
モリブスから半日ほどテルモン側に歩いた所にある魔族の村。モリブス襲撃犯の本拠。住民はアングヴィラに向け移動開始した。

・「ゲイル」
反魔法の兵士を集めた統領府の特殊部隊。現在30人ほどがモリブスに移動中?

持ち物
身体増強薬(ミドル所有)×3
隠密の数珠×4
「電話」コーウィン配給のもの(シデ保有)
ジュリアから渡されたもの(ミドルとライラ保有)
簡易型ゲート×2
真・身体増強薬×2
戦闘時HP+100、全パラメータ+4
戦闘終了後は元に戻る
不運の宝珠×1
帰還のタブレット
スタングレネード×4
使用時相手に強制スタン、攻撃が不意討ちに
スタン持続判定あり(50以上→75→87…とコンマ判定が厳しくなる)

テンプレ以上です。続きは多分明日。

再開します。

花畑の一角に、階段と宝箱を見つけた。

「相変わらずよく分からない所に宝箱があるねえ。どうなってるんだろ?」

ダナが首をかしげる。ここでは深く考えても仕方がない。
宝箱には鍵はかかっていない。出てきたのは……

01~50 骨董品だ
51~70 指輪だ
71~90 服だ
91~94 不幸の宝珠だ
95~99 これは……

※ファンブルのため再判定
(以下、通常通り)

「……茶碗……骨董品ですね。大した価値はなさそうですけど」

ミドルが言う。鑑定計を取り出し一応調べるが……

01~20 無価値
21~80 500マドル以下
81~94 700マドル
95~99 再判定

「400マドル……と。せっかくなので路銀の足し程度にしますかね」

やはりそんなものだろう。貰えるものは貰っておくが。

私たちは階段を下りた。「何ですかこの階段は!」とミドルが喚いているが、これもどうもクリムゾンのせいらしい。妙な武器もあるものだ。

※コンマ下、階の雰囲気判定

【第二十二階層】
44…???

※???の中身を決めます。
01~25 小規模モンスターハウス
26~99 ???????

足を踏み入れた先は……人工的な建物の前だ。どこか、以前訪れた帝国の拠点を思わせる。

「誰が作ってるんだろうね、こういうの」

「帝国のは、太古の昔に王家が造った名残と聞いてます。直接聞いたわけではないですが、父様も絡んでいるかもしれませんね」

ジュリアがダナの問いに答えた。

「じゃあさ、これも大昔の人が造ったってこと?それにしては……少し新しいような」

ライラが眉を潜めた。そう、まだ煉瓦の赤色は鮮やかだ。出来てせいぜい10年といったところか。
そうなると、比較的最近できたことになる。……妙な予感がする。

私は精神を集中した。どのぐらいここは危険なのだ?

01~15 建物には10つほどの生気……人間だ
15~40 探知できず
41~70 建物には7つほどの生気……人間だ
71~94 建物には5つほどの生気…人間だ
95~99 建物には2つの生気…人間だ

中断します。

鉢金の力を使い、意識を拡大する。……建物には7つの生気。おそらくは人間か。
……しかし、これはおかしい。人間が「穴」に拠点を持つこと自体、ほとんどの冒険者が知らないはずだ。

考えられるのは、二つ。まずエリックとその残党があり得る。
ただ、エリックが向かったのはおそらくは自分の階層だ。こんな浅い階層では、おそらくない。何より、エリックがいればすぐに分かるはずだ。とすれば……。

「……統領府か領事府の奴等がいるかもな」

「そうなの!?どうして分かったの」

「この鉢金の力だ。精神を集中すると、辺りの様子が分かるらしい。人間が7人ほどいる。階段もこの中だ」

私はダナに向け頷いた。ある意味、千載一遇の好機かもしれない。

扉は鍵が掛かっている。「ボクが開けるよ」と、解錠技術があるダナが前に出た。懐から解錠道具を取り出す……

75-ダナ器用さ(23)×2=29以上で成功
(06~28なら開くが大きな音がなる)

32…成功

「……よしっ、開いた」

少し苦労した様子だったが、鍵は開いたようだ。
私たちはゆっくりと、静かに中に入る。

01~30 3人の男女に鉢合わせした。
31~60 誰かが複数、こちらに来る音がする。
61~90 中は静かだ。
91~94 上の階が騒がしい。
95~99 「あれっ、あんたらなぜここに」

中は静かだ。部屋に何者かいると考えていい。

階段は地下にあるようだ。向こう側には上への階段がある。

1 1階を探索する
2 2階を探索する
3 地下に行く

1階には4部屋ある。うち一部屋に3人が固まっているようだ。
他の部屋にはさしたる異変はない。どうする?

1 人がいる部屋に入る
2 いない部屋を順番に調べる

安価下3多数決、考察不要

「この部屋には人がいるな。……いない部屋を順番に調べよう」

まずはその向かいの部屋を調べることにした。……

※05以下か85以上で追加イベント

※追加イベントなし

扉は鍵がかかっておらず普通に開いたが、ただの物置のようだ。

「ここは意味ないねえ。次行こうか」

その隣の部屋を調べる。……

※10以下、あるいは85以上で追加イベント

※追加イベントなし、ただし…

扉を開けると鉄と血が混ざったような臭いがした。
剣山が敷き詰められた板に何かを焼くための鉄板。そして、鉄の塊がいくつか。……これは。

「……拷問用具を置く部屋だな。うちいくつかは、最近使われた形跡がある」

ジュリアが口を押さえた。気分が悪くなったらしい。

「じゃあ何?ここって牢獄のようなものなの?」

「その可能性があるな。……」

70-賢さ(21)×2=28以上で成功

86…成功

「……そして、おそらくここにテジーがいる。モリブスにいないわけだ。
ただ、拷問を受けていたとなるとあまりゆっくりとはしていられないな。少なくとも傷を負っているのは間違いない」

部屋の緊迫感が一気に高まった。

70-賢さ(21)=49以上で成功

54…成功

「地下に生気が二つある。うち一つが弱々しいものだったから、おそらくはそれがテジーだ」

私は部屋の入口を見た。人がいる部屋から、誰かが出ようとする気配はない。

1 人がいる部屋に入る
2 地下に行く
3 もう一部屋調べる

安価下3多数決、考察必要

「……今なら地下に行けるな。くれぐれも慎重に」

私たちは極力音をたてないよう階段を下りた。

※15以下で追加イベント

※追加イベントあり

「誰だっ?」

階段を半ばまで過ぎたその時、上の方から男の声が聞こえた。感付かれたか??
まだ姿は見えていない。どうする?

1 迎え撃つ
2 一気に駆け下る

安価下3多数決、考察不要

「ここで迎え撃つぞ!」

部屋からは男二人と女が飛び出してきた。

01~30 手練れのように見える。
31~70 構えはそれなりの力量を示している。
71~99 相手ではない。

彼らは素早い出足で、瞬く間に剣を抜いた。……場慣れている。熟練の手練れ、と見るべきだろう。
私とダナが先に下っていたため、普段と前衛と後衛が逆だ。急がねば。

60以上で先制

男二人がこちらに突進してくる。……その合間から、女が強烈な雷光を放った。

80-ミドル器用さ(16)=64以上(コンマ下)
80-ライラ器用さ(14)=66以上(コンマ下2)
75-ジュリア器用さ(21)=54以上(コンマ下3)

でいずれも回避成功

ミドルはファンブル、ジュリアのみ回避成功

ダメージ
(コンマ下×8+80-知力(25)×7)×2(ミドル)
コンマ下2×8+80-知力(23)×6(ライラ)

下一桁です、すみません。

あと、調整ミスってますね。とりあえずこれはこのままにします。
(ミドルが確定2ダメージになってしまっている)

ダメージ
ミドル 2
ライラ 2

感電判定 50以下でミドルがスタン

あとライラのダメージは1ですね。失礼しました。

「っ……!!」

雷光の直撃を受けたミドルだが、一切動じている様子はない。女が「嘘……!?」と言うのが聞こえた。
それでも男は上から斬りかかる。階段を飛び降りると共に、上段から斬り付けた!

「上から来るよ、気を付けて!」

80-ライラ器用さ(14)=66以上(コンマ下2
)
75-ジュリア器用さ(21)=54以上(コンマ下2)

でいずれも回避成功

※共に回避成功

「よっと」

ライラが一歩階段を降りると、男の剣はスカッと空を切った。ジュリアは紙一重のところを見切ってかわしたようだ。

「喧嘩は相手を見てやんなさいっ!」

ライラが男たちの頭上に黒い雲を作った。そこから放たれるは、暗黒の雷。

80-知力(23)×3=11以上で成功(コンマ下、下2)

共に成功

ダメージ
コンマ下一桁×6+知力(23)×6+50
コンマ下2一桁×6+知力(23)×6+50

男A残りHP 800-218=582
男B残りHP 800-242=558

「あああっ、目が、目がああぁぁ!」

ライラの魔法の直撃を食らい男たちが苦しむ。ミドルは彼らにちらりと目をやると、女目掛けて銃の引き金を引いた。

80-知力(25)×3=05以上で成功

再開します。

53…成功

ダメージ
(コンマ下×7+知力(25)×7+30)×1.5

※20以下で女は魔力無効

ダメージ 392
女残りHP 750-392=358

※気絶判定 50以上で気絶

※気絶

「…………がふっ………」

ミドルの放った魔力弾は、女の腹部を貫通した。急所とは外れているようだが、その衝撃に耐えられず女はその場に倒れ込んだ。

視線を目の前にやる。目を潰され悶絶している男に、私は連撃を叩き込む。

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+65
コンマ下2一桁×6+筋力(21)×6+65

ダメージ 406
※朦朧のため男A戦闘不能
※線斬り全ヒット確定のため戦闘終了

「……あがっ……」

男は顎とこめかみを打ち抜かれ、膝から崩れ落ちる。
残すはあと一人。

「これで終わりだねっ」

ダナが5連撃を放つ。男はなす術なく倒れた。

「……これで一服、だな。一応手は抜いたようだな」

「まーね。動けない相手だから、急所外して狙うのは楽だったよ」

ダナが剣を鞘に納めた。ミドルたちも戦闘態勢を解いている。

※60以下で追加イベント

まじかよ...。
不幸の宝珠がゴリゴリなくなってく...

※ファンブル

「……何者か?」

下から底冷えのする男の声が響く。コツンコツンと近付く足音は、男が只者ではないことを示していた。

「……気を付けろ。警戒は解くな……」

階段の下に現れたのは……

01~20 ???????
21~50 中年の男だ。……耳は尖っている。
51~70 壮年の男だ。……魔族か。
71~94 壮年の男だ。……無精髭に、耳は尖っている。
95~99 壮年の男だ。……無精髭に耳は尖っている。……が、手負いのようだ。

>>124
次低コンマで発動させます。

※不幸の宝珠発動

再判定、ただし???????は05以下。

現れたのは無精髭を生やした壮年の男だ。……尖った耳が、普通の人間でないことを示している。
鋭い目付きは、私たちを射抜くかのようだ。

1 「シデ・スナイダだ」
2 無言を通す
3 「通りすがりの冒険者だ」
4 「お前が名乗れ」

安価下3多数決、考察必要

「……シデ・スナイダだ」

私は男の目を見据えて言った。いや、見据えざるを得なかった。
視線を外したその瞬間、男は一気に襲いかかるだろう。確信があった。

70-魅力で判定

01~09 貴様か。死ね。
10~29 ほう、貴様がか。ここが墓標だな。
30~49 ほう、貴様がか。
50~69 ほう、貴様がか。会えて光栄だ。
70~94 ほう、貴公がか。噂は聞いているぞ。
95~99 ???????

「貴様か。ここで死ね!」

男は一気に私との距離を詰めた。まずいっ!

70-器用さ(21)=49以上で回避

08…回避失敗

ダメージ
コンマ下×15+100-耐久力(12)×4-130

ダメージ 1
シデ残りHP 297

男は鋭い鋼の爪を振りかざし、斬り付けた。皮1枚、右の腕が切れる。
しかし、この距離は私の距離だ。攻撃を、後悔させてやる。

40-器用さ(21)÷2=30以上で成功

75…成功

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25
コンマ下2一桁×6+筋力(21)×6+25

ダメージ 368
無精髭の男残りHP 3000-368=2632

連撃を当てたが、男は涼しい顔だ。首筋を、嫌な汗が流れる。

「その程度か翼人!我を落胆させるな……よ!!」

男はそう言って大きく息を吸い込んだ。……まさか?

「伏せろぉぉぉ!!」

そう叫ぶのと男が炎のブレスを吐くのが同時だった。

75-器用さ(23)=52以上(ダナ、コンマ下)
80-器用さ(16)=64以上(ミドル、コンマ下2)
80-器用さ(14)=66以上(ライラ、コンマ下3)
75-器用さ(21)=54以上(ジュリア、コンマ下4)

で回避。シデは至近距離なので強制ヒット

※回避なし

ダメージ
コンマ下×15+100-知力(14)×4-130(シデ)
コンマ下2×15+100-知力(18)×5-60(ダナ)
コンマ下3×15+100-知力(25)×7-50(ミドル)
コンマ下4×15+100-知力(23)×6-60(ライラ)
コンマ下5×15+100-知力(14)×4-70(ジュリア)

ダメージ
シデ 1
ダナ 55
ミドル 10
ライラ 1
ジュリア 94

シデ残りHP 296
ダナ残りHP 209
ミドル残りHP 225
ライラ残りHP 218
ジュリア残りHP 222

「きゃああああ!!」

ジュリアの叫び声が響く。ブレスは全員を直撃したが、中でもジュリアへの被害は大きい。

「ジュリアっ、大丈夫?」

ミドルの切迫した声が響いた。

「ふざけんじゃないわよっ!!!!」

ライラが暗黒の雷を降らそうとする。

80-知力(23)×2=34以上で成功

17…失敗

「どこを狙っている未熟者」

男はさっと雷を交わした。再び視線が私に向く。

「……少々本気で行かせてもらうぞ」

凄まじい速さで爪が振るわれた。まずいっ。

70-器用さ(21)=49以上で回避(コンマ下)
70-器用さ(21)=49以上で回避(コンマ下2)

ダメージ
コンマ下×20+100-耐久力(12)×4-130

ダメージ 2
シデ残りHP 294

爪は再び私の顔の辺りをかすった。

「貴様……」

男が歯噛みしている。攻撃が当たっているのに、まるで効かないことへの苛立ちか。

※75以上で追加イベント、ファンブルなし

※追加イベントあり

男は大きく飛び退いた。……どういうことだ?

「噂以上だな、シデ・スナイダ。我の攻撃をほとんど通さないとは、正直驚きだ。……多勢に無勢でもある。我は引くぞ」

男は懐に手をやった。簡易ゲートかっ!?

※70以上で阻止

※逃走

男は歪みに姿を消そうとしている。……逃げられるのか。

「私は名乗ったぞ。お前は誰だっ?」

70-魅力(20)×2=30以上で成功

98…成功、クリティカル

男は不敵に笑った。

「我の名は、ルカン。……嫌でもまた会うだろう。その時こそ、貴様の最期だ」

そう言い残すと、男は消えた。……ルカン。あれが、新しい総領事か。

私ははっと気付いた。下に駆け降りると……

01~25 物言わぬ「テジーだったもの」がそこにあった。
26~50 虫の息のテジーがいた。
51~75 息も絶え絶えなテジーがいた。
76~99 深手を負ったテジーがいた。

そこには、虫の息のテジーがいた。拷問による出血が著しく、爪は全て剥がされている。もう、一刻の猶予もない。
私は急いで治癒術を彼に使った。……息よ吹き返せ。

70-賢さ(22)=48以上で成功

28…失敗

治癒術を使うが、テジーの息は弱くなるばかりだ。

「くそぉぉぉ!!!」

何とかなる方法はないのか?

70-賢さ(22)=48以上で成功

30…失敗

ダメだ、思い付かない。……やがて息は細くなり、テジーの息は止まった。

「……シデ……」

私はダナの慰めにも立ち上がれなかった。何とかできたはずだ。……無力感が私を包む。

「……行きましょう。ここで立ち止まっても、仕方がない。違いますか」

ミドルが静かに言った。近くには下に降りる階段がある。……どうするか。

※選択の前に一応救済判定。
70以上で追加イベント

※間違えました。30以上にします。

49…追加イベントあり

テジーの遺体をふと見ると、衣服に少し膨らんだところを見つけた。
ポケット、というわけでもない。何かが埋め込まれているようだ。

私はナイフでボロボロになった衣服を切り裂いた。……そこには何かが入った筒がある。

「……これは」

開けると、手紙のようなものがある。……私はそれを読み、涙が溢れた。

『手配人、シデ・スナイダら一行への手配を取り消す。同時に、領事府の独立をここに宣言する。
総領事テジー・エスパーダ』

彼は、これだけは守り通したのだ。……遺志は、必ず継ごう。

「……これを然るべき人に見せれば、反乱分子も立ち上がるでしょうね」

唇を噛みながら、ミドルが言った。

「……ああ。差し当たってはジェイクだな。彼なら、動くはずだ。
『ゲイル』というのがいつ来るかは知らないが、早めに動けばモリブスをまとめられるかもしれない。
あとは……ルカンをどうするか」

「彼は、相当な手練れです。……というより、竜人ですね」

傷口を押さえながら、ジュリアが言った。後で治癒術をかけねばならない。

「僕たち5人がかりでも、かなり苦戦するでしょうね。……しかし、何とかしないと」

そうだ。確かに恐るべき力を持っているようだ。しかも、まだ余裕がある。どうするか?

1 戻って領事府を訪れ、短期決戦を挑む
2 このまま潜る
3 アングヴィラにとんぼ返りする
4 自由記述(内容が良ければ採用)

安価下5多数決、考察必要

4

ブレイズってその気になれば数千人単位の人の意識を特定のものに引きつけられるとかランダム言ってなかったっけ。これをモリブスの全員の目に焼き付けさせるとか

1で決定します。以下、明日。

>>216
ブレイズはおそらく今アングヴィラなので、実現可能性は薄いですね。やるとしても、もっと後です。

乙、俺TUEEEEはもう終わりかぁ

>>221
ファンブルと低コンマ連発で、展開上出てしまった感がありますからね。
ご覧の通り、俺TUEEEが出来ない程度には強いです。次回は多分総力戦になります。

なんかもうここまで大事になったら大ミッションでも良さそうだな・・・

>>225
そうなりますね。達成条件は明日。

再開します。

「今から戻って領事府を訪れ、ルカンを叩くのはどうだ?まさか、いきなり強襲されるとは思うまい。
いなくても、ジェイクに会えれば状況は好転する。領事府内の反統領府派をまとめられるはずだ」

「……悪くないね。問題は、応援を頼むかどうか。
ランダムさんが来れば心強いけど……」

ダナの提案にジュリアが異論を挟んだ。

「待ってください。ルカンは恐らく、統領府でも相当上の存在のはずです。そもそも竜人という時点で、最大限警戒はすべきかと。
……ケインとも強く繋がっていたりすれば、ランダムを見た彼がケインを呼びかねない。そうなると、収拾がつかなくなるんじゃないでしょうか」

それも確かにそうだ。さて、どうするか?

1 とにかくルカンを早く倒すのを優先、領事府を電撃作戦で急襲する
2 ジェイクを捜し、ある程度反統領府勢力をまとめてからルカンを襲う
3 ランダムを呼んで急襲する
4 ネモたちを呼んで急襲する

安価下5多数決、考察必要

上げます。

もう一度上げます。

1と2で決戦投票です。

安価下5多数決

考察不要です。

1で決定です。

「……ルカンを早く倒しておこう。態勢が整うまでに一気に叩けば、対統領府も有利に進むはずだ。
反統領府派を取りまとめるのは、それからでいい。いや、むしろそれが正しいな」

「同感です。恐らく、ルカンは力で従わせていると思います。なら、頭さえ切り崩せばかなり話は楽に進むかと」

ミドルも同意した。ならば話は早い。

「戻るぞ。テジーの弔い合戦だ」

※コンマ下+50、ジュリアHP回復

ジュリアHP 312(最低値90回復)

※残りは全回復扱い

##########

宿に戻ると、私たちは領事府に急いだ。周囲の奇異の目を感じながら、入口に辿り着く。

01~30 「手配されているシデ・スナイダか」。門番が剣を突き付けた。
31~60 「手配されているシデ・スナイダか」。門番が訊いた。
61~90 「何の御用でしょう」。門番は言った。
91~99 「シデさん?どうしてここに」

「手配されているシデ・スナイダか。出頭とはいい心がけだ」

門番がにやりと笑った。顔は見たことがない。テルモンから送り込まれた男らしい。

「そういうことでいい。……ルカン総領事は」

※15以上で戻っている

※帰還済み

「ルカン様なら先程戻られている。自ら処刑を望むか、殊勝だな」

門番はニヤニヤしながら剣を突き付けようとした。

70-器用さ(21)×3=07以上で成功

10…成功

「……ガッ……」

私は剣を払うと門番の首筋に手刀を振り落とした。無論加減はしてある。門番は意識を失い倒れた。

「行くぞっ」

私たちはルカンがいるであろう執務室に走った。

※30以下で追加イベント

※追加イベントあり

「待てっ、シデ・スナイダだな!?どこに行くっ」

私たちの目の前に、剣士らしき二人が現れた。……邪魔なっ。

※50以上で戦闘省略

※戦闘省略

「どけっ!」

私は男たちを突き飛ばした。急いで上に駆け上がる。
私はザックの中の道具を思い出した。身体増強薬にスタングレネード。どうする?

1 スタングレネードを使う、身体増強薬は使わない
2 身体増強薬は使う、スタングレネードは使わない
3 両方使う
4 両方使わない

安価下3多数決、考察必要

※身体増強薬を使う場合、誰にどの程度使うかもあれば幸いです。

1
薬は一族戦までとっときたい

刹活孔は仲間に使えないん?

>>269
使えます。がお勧めしません。

改めて安価下2

3
考察は>>267

>>271
安価下5扱いなので無効とします。すみません。

中断します。

再開します。

私は懐からフィオナからもらった「スタングレネード」を取り出した。使えば相手を強制的に朦朧とさせる代物だ。
卑怯かもしれないが、「穴」で奇襲を食らったのはこちらだ。テジーを拷問死させた報い、受けてもらおう。

執務室のドアを開ける。……

01~20 誰もいない。
21~60 ルカンが男と話している。
61~99 ルカンが机で作業をしている。

執務室ではルカンが机で作業をしていた。……好機!

私は「スタングレネード」を投げつけた。

……

20以下で無効

「……何ぃ!??」

ルカンは何かに驚いたように身を反らした。

私は右拳をルカンに向け叩きつける!

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25
コンマ下2一桁×6+筋力(21)×6+25

ダメージ 863
ルカン残りHP 3000-863=2137

※朦朧ストック2

猛烈な手応えを右拳から感じた。ルカンの意識は完全に飛んでいる。
私はすかさず左拳を顎に放つ。

コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25

ダメージ 169
ルカン残りHP 2137-169=1968

※朦朧継続

左拳がルカンの身体をさらに跳ね上げる。まだまだこれからだ。

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25

ダメージ 175
ルカン残りHP 1793

※朦朧ストック1

右鉤打ちはやや急所を外した。……焦るな。

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25

※クリティカル扱いのため秘孔ヒット

ダメージ 772
ルカン残りHP 1793-772=1021

※気絶判定 80以上で気絶

左を人中にぶち当てた。しかし、まだ倒れない。どれだけ頑丈なのだ?

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+25

ダメージ 181
ルカン残りHP 1021-181=840

※25以上で朦朧状態でダナのターンに

※朦朧継続

私は横を見た。ダナが剣を抜こうとする。私は一歩下がり、彼女に攻撃を譲った。

「これで終わりだ!」

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(18)×5+知力×5-20
コンマ下2一桁×5+筋力(18)×5+知力×5-20
コンマ下3一桁×5+筋力(18)×5+知力×5-20
コンマ下4一桁×5+筋力(18)×5+知力×5-20
コンマ下5一桁×5+筋力(18)×5+知力×5-20

ダメージ 940
ルカン残りHP -100

※リザレクション判定
60以下で1000HP回復

※リザレクション発動
※クリティカルの2倍ダメージ忘れていたので修正
ルカン残りHP 730

ダナが5連撃を与え、止めを刺したと思ったその刹那。傷の一部がみるみるうちに塞がった。
彼女の顔が驚愕で歪むが、それでも追撃の一撃を斬りつけた。

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(18)×5-20

ダメージ 200
ルカン残りHP 530

「はぁぁぁっっ!」

烈帛の気合と共に、ダナがルカンを袈裟懸けに斬った。大量の血が飛び散る。
彼女はそこから剣を下から上へと跳ね上げた。

ダメージ
コンマ下一桁×5+筋力(18)×5-20

ダメージ 115
ルカン残りHP 530-115=415

※気絶判定
60以上で気絶

※朦朧継続判定
50以上で朦朧継続

ルカンの目に生気が戻った。これはまずい。目には怒りが充ち溢れている。

「この野郎っ!!」

ミドルがクリムゾンを放った。

80-知力(25)×2=30以上で成功

16…失敗

「……ふざけるなよ下郎ども……ここがどうなってもいい、我が力全てかけて、消し飛ばしてくれるッッ!!!」

ルカンが力を溜めている。

「させないっ!!」

ライラがロッドを構えた。

80-知力(23)×2=34以上で成功

ダメージ 190
ルカン残りHP 415-190=225

闇の雷がルカンに降り注ぐ。

「……見えぬっ!!……猪口才なぁぁぁ!!」

ルカンは絶叫する。……

※50以上で攻撃態勢解除

※攻撃発動

ルカンは怒りに任せて魔力の渦を作り出した!
方向は出鱈目だが……もらったら、まずいっ!!

80-器用さ(16)×4=16以上(ミドル、コンマ下)
80-器用さ(14)×4=24以上(ライラ、コンマ下2)

※器用さからシデ、ダナ、ジュリアは確定回避

※二人とも回避
※戦闘終了

魔力の渦を皆難なく交わした。不作為に撃たれたそれは、辺りの壁を悉く破壊する!
天井は消し飛び、周辺の壁も6割方消えた。……後に残ったのは、黒髪が完全な白髪となり、まるで燃え尽きた炭のようになったルカンだった。

下からバタバタと、大勢の人がやって来る音が聞こえた。

※20以上でイベント開始

閲覧人数270人で草、盛り上がりすぎやろ

※イベント開始、強クリティカル

「何が起こったっ?……っ、シデさん!??」

真っ先に駆け上がって来たのはジェイクだった。……これは話が早い。

「……ジェイクか……済まないな。領事府を破壊させてしまったよ」

「……ルカン総領事??」

ジェイクは脱け殻のように崩れ落ちているルカンに気付いたようだ。

「テジーの仇、だよ。『穴』でこいつの拷問を受けて、死に行くテジーを看取った。そして……これを」

私は筒ごと短い命令書を投げ渡した。ジェイクがそれを開いて読む。

「こ、これはっ!!」

「そうだ、遺言だよ。殺されてもいいように、衣服の裏に縫い付けてあった。
……テルモンの統領府に対する、宣戦布告だな」

「……筆跡はテジーさんので間違いない。……本当なんですね」

私は頷いた。

「もし何なら、私の頭を読んでもいい。……この男が、モリブスにとっての逆賊であるのは、分かっているのだろう?」

ジェイクは力なく首を縦に振った。

「10人ぐらいで統領府から派遣されるや否や、彼はテジーさんに更迭を言い渡しました。相当、彼は強く反発したそうです。魔族弾圧も、テルモンの意向は強かったらしいですしね。
……色々我慢されてきたと聞いてます。我慢の、限界だったんでしょう、けど……その結果がこれなんですから……やりきれないですよ。」

唇を噛むジェイクに、私は静かに言った。

「ならば、協力はしてもらえるな」

「ええ。……リリアが行方不明のままなのが辛いですが。
……ジェイク・ベーレン首席補佐官はこれより、総領事代理として指揮を取ります。異論はないですか?」

01~20 ふざけるな!
21~50 ざわざわとしたどよめきが広がった。
51~94 皆無言だ
95~99 ???????

ジェイクの言葉に、駆けつけた冒険者たちは皆押し黙った。

……パチパチ。

…………パチパチパチ。

…………………そうだっ、モリブスは俺たちの街だ!!

一角から聞こえた拍手はさざ波のように、やがてそれは奔流となり、巨大な喚声に変わった。

「テルモンがなんぼのもんじゃあ!!」

「よくぞやってくれた!!このまま恐怖で支配されるとばかり思ったぜ!!」

「やってやるわよ!!頼んだわよ新総領事!!」

私とジェイクは顔を見合わせ、何かおかしくなり吹き出した。

「ここまで言われると、恥ずかしいな」

「でも、これがこの街の本音なんですよ。……まだ『ゲイル』という特殊部隊は来ます。撃退して、本当の独立を勝ち取りましょう」

私とジェイクは固く握手を交わした。

※大ミッション「モリブス独立を実現せよ」が発生しました。
(何かしらの手段で「ゲイル」撃退が条件)

今日はここまで。戦後処理と情報収集は明日になります。

>>368
てか、そんなにこの作品に読者がいたのですか?
正直270人は驚きでしかないんですが……

ルカンにノーダメで勝ってしまったなぁ

>>381
本戦闘は「ノーダメで凹る」か、「朦朧が切れて、ブチキレたルカンが暴れまくって大損害を受けるか」というものでしたので。
正直、秘孔ヒット2回出したシデは偉かったです。本当に。
なお、立ち直らせると「行動2回ごとにHP500回復」とかになってたので、これはほぼ最善の結果ですね。一応、ルカンまだ生きてますし。

流石にゲイルはここまで強くないよね…?本来のストーリー進行で出てくる奴らだったし…

前スレ>>998
一族の能力は半分くらいしか受け継がないらしいしそこまでインチキステじゃないんじゃないかな?

ちなみに協力とか無しにさっさと叩こうぜって択を選んだのは当初としてはどうだったの?当たり外れ的な

今日の更新は夜になるはずです。

>>388
質より量、ですね。もちろん、彼がいますから一筋縄ではいきません。

>>389
前にも少し触れましたが、マリーンの母は人間ではないので相当に強力です。ジュリアとは違うのです。
(ダリオは後天性の努力とコーウィンによる指導の要素が強い)

>>390
一応一番うまく進行できる可能性がある選択肢でした。戦後ちゃんとジェイクが出るのか、そこで説得できるのかがネックでしたが。
あと、強制的に全面戦争になるわけですが、それを込みでも最有力でした。
2はやはりルカン戦が伸びていくうちにさらに強化される、「ゲイル」まで加わり収集つかなくなる……というデメリットが大きい選択肢でした。
速攻でジェイクがまとめあげてもルカンは逃げたでしょうから、ここではむしろジェイク不在の方が1に切り替えられるという意味でよかったはずです。戦後処理が大変ですが。

再開します。

########

「それで、ルカンはどうしている?」

私は冒険者控え室の1つに、ジェイクと向かい合って座っていた。疲労回復に効果があるとされる薬茶が湯気を立てている。

「意識は戻ってないですね。傷は塞がってますが……あれが竜人ですか、始めて見ました」

「私も二人目だ。……一人は人工のものだったが。彼のことは以前から知っていたのか」

薬茶をすすると、ジェイクは頷いた。

「ヴォラスの片腕で、冷徹かつ凶悪な男と聞いてましたが……実際に会ってその危険さがよく分かりましたよ。
テジーさんの更迭に反発した秘書官のアーリンを、瞬く間に細切れにしてみせたんですから。あれで誰も逆らえなくなった。
……僕も恥ずかしながら、精神支配を試みようと思ってたんですが怖じ気づきましたよ。……多分気付かれた瞬間に、同じ目に遭ったでしょうから。臆病者と、笑ってください」

私は首を振った。

「懸命な判断だった。……私だって、『穴』で奇襲された時は命の危険を感じた。
さっきだって、不意を討ってやっと倒せたようなものだ。正面から五分の条件でやりあおうなど、私ですら思わんよ」

「……今のシデさんがそこまで言いますか。前に会った時とは比較にならないほど、あなたも怪物じみてますよ」

ジェイクが苦笑した。確かに神器を3つ持っていれば、そういう感想になるのは当然かもしれない。

「……ルカンが、少なくとも当面あのままというのは救いだな。傷は治っても、生命力自体がほぼ底をついている。
……前に見た、ザッシュと似たようなものだな」

そう、ルカンの生命力はほぼ終わりかけていた。傷は癒えても、身体を動かすだけの底力のようなものがなくなっている。
竜人の回復力が読めないが、それでも常識で考えたら完調に戻るには数週間かかるはずだ。
何より、万が一に備えミドルを残している。何かあれば、彼は躊躇わずクリムゾンを放つだろう。

「……ですね。しかし……リリアはどこに行ったのでしょうか……」

「心当たりはあるのか」

※60以上で成功、80以上で追加情報
ファンブルなし

※クリティカル

「……あります」

暗い表情でジェイクが言った。

「なら会いに行けば……というわけにもいかなそうだな」

「ええ。ルカンが来るや否や、奴は『特務』と言って彼女をテルモンに向かわせました。
彼女が統領府からの人間であるとは感付いてましたが……別れ際、彼女が号泣したんです。『ごめん、ごめんね……ずっと騙してて、ごめんね』と。
彼女はテルモンにこちらの情報を流す役割であったようですが……責めるつもりは起きませんでした。
彼女を愛していた、というだけなく……何かやむを得ない事情があると、察したからです」

「……思考を読んだのか」

私は茶を口に含んだ。薬にしては飲みやすい茶だ。煎った葉が香ばしい。

「半分は。これまで、彼女の思考を本気で読もうとしたことはありませんでしたから。
ですが……『いいよ』と一言リリアが言ったんです。分かったのは、残酷な現実でした」

「どういうことだ」

ジェイクは強く唇を噛んだ。

「彼女の両親と弟は、人質に取られています。『呪病』の開発で、統領府と協力関係にある『死の行商人』のもとにいると。
多分、役目を終えた彼女もそこに呼び戻されているのでしょう。屍霊術の禁術が、あれに使われていると聞きましたから」

なるほど、以前「呪病」の話が出たときリリアが激しい嫌悪感を示したのはそのためか。

「ただ、場所が分からないという訳だな。以前、『死の行商人』の研究所を壊滅させたことがあるが、他にあっても不思議ではない」

「そういうことです。……しかし研究所壊滅って、シデさんいつの間にそんなことまでやってたんですか」

ジェイクが呆れたように言う。

「まあ、成り行きでだ。ただ、彼女は私が助けよう。それは保証する」

「ありがとうございます……。必ず、リリアを助けて下さい」

※大ミッション「リリアを救出せよ」が発生しました。

「あとは、『ゲイル』だな。……どこまで情報がある?」

※コンマ下と下2で到達までの時間と規模を決めます。

コンマ下
01~20 あと2日でこちらに着きます。
21~40 情報不足で分かりません。(毎日コンマ判定)
41~60 あと5日でこちらに着きます。
61~80 昨日テルモンを出たばかりらしいです。
81~99 それが……

コンマ下2
01~15 2個小隊(60人)です。統領府の正規軍も混じってますが。
16~40 以前の情報通り1個小隊(30人)です。
41~60 よく分かりません。(30人以下、後でコンマで決定)
61~80 1分隊(10人)、らしいです。
81~99 それが……

「それが……よく分かってないんです。統領府から派遣された奴らを尋問しましたが、『いつ、どのくらいの規模で来るか』は知らないと」

私は溜め息をついた。ルカンなら知っているだろうが、尋問して吐く相手とは到底思えない。
ジェイクにも負担はかけたくないとなると、いつ来るか分からない相手に対する備えを常にせねばならない事になる。

「厄介だな。……そちらの戦力は」

「腕の立つのは少ないです。少なくとも、ザッシュ級と渡り合えるのはいません……」

※30以上で追加イベント

「……あ、いました。つい最近帰ってきた方が。……今、いますかね……」

ジェイクは隣の部屋に向かった。ダナたちが休憩しているであろう部屋だが……。

※20以上でイベント続行

※イベント続行

連れてこられたのは、いつぞやの冒険者……アレスだ。そう言えば、元々は領事府所属の上位冒険者だったと聞いていたが。

「ありがとう、あの場から助けてくれて……あら、シデさん?」

「久し振りだな……というほどでもないか。戻ったのか」

アレスは頼り無さげな笑みを浮かべている。向こうの部屋からは「話は終わってないわよ!」というアリアの怒号が聞こえる。
ジェイクが不思議そうに「知り合いでしたか?」と言ったので、簡単に成り行きを説明した。

「そういうことでしたか。なら話は早い。アレスさん、力を見込んで頼みがあります」

ジェイクが「ゲイル」襲来の件を彼に説明した。

「……というわけです。撃退に、協力してもらえませんか」

※25以上でイベント続行

※イベント一旦終了

「……それは僕の手には負えなさそうだな。あれは相当ヤバいって話だ。一人でもどうにかなる相手じゃないのに、それが10人以上はなあ……。
逃げようと思ってるわけじゃない。でも、多分死人が増えるだけだと思うよ?一回わざと引いて、各個撃破のほうがまだ良さそうだけど」

アレスは渋った。普通に考えれば気持ちは分かる。だが。

「確実性を重んじるのもいいが、向こうが大人しくしているという保証もないぞ。……なら迎え撃った方がいいんじゃないか?
おそらく、ルカン以上の奴はそういないはずだ。私を信じてくれ」

私は語気を強めた。口調が強くなったかもしれないが、気持ちを伝えるにはこちらの方がいい。

70-魅力(20)×3=10以上で成功

22…成功、クリティカル

「ルカンを?ジェイク、どういうことだ」

ジェイクが私たちがルカンを倒した話をすると、アレスは「マジか……」と唖然とした。
彼は先ほど領事府の一部が崩壊したのを聞いてこちらに来たらしい。状況がよく把握できていなかったようだ。

「凄腕とは思ってたけど、そこまでとは……なるほど、自信の裏付けはあるわけだね。分かった、協力しよう。……その前に、アリアに謝らなきゃな」

「何をしたというんだ?」

「いや、モリブスに着いたらアリアの誕生日というのをすっかり忘れてて。シーラはもちろん、君の仲間の女の子3人にも糾弾されてたんだよ。いやあ参った」

それは何をされても仕方ない。私は苦笑した。

「それはともかく……だ。あと協力を要請できそうなのは、帝国の残党だな。知ってるかもしれないが、今この街に潜伏中だ。
ここには魔法の達人がいるが、『ゲイル』とは相性が悪い。魔法を生かした罠の作成を依頼することになるな。
……ああ、心配はしなくていい。こちらには帝国の皇太子……というか皇女が仲間にいるからな」

ジェイクが「シデさん、何でもありになってません?」と呆れたように言った。
この件については、ミドルに言ってほしいものなのだが。

「ああ、背の高い中性的な子か。言われてみれば、装備品に小さく帝国紋があったね。アリアの遠縁になるのか」

どうもアリアは帝国貴族であったらしい。帝国再興の計画に加わらなかった帝国関係者もいたようだ。

「……ここまでは確実に頭数に入れられる。あと、不確かだがランダムもいるな。ジェイクは分かるだろうが、彼は戦力として最上級だ」

「……ですね。多少の人数差は跳ね返せるでしょう。……それでも、最初に入ってきた情報では、規模は一個小隊。もう少し人が欲しいですが……」

ジェイクが頭を悩ませる。……どうするか。

1 このまま迎え撃つ
2 ジャックにも協力を求める
3 教団に協力を求める
4 ランダム経由でエリックに協力を求める

安価下5多数決、考察必要

今日はここまでです。

なお、上の複数…というのは一旦置いておきます。それぞれ説得に時間を要するためです。

ごめんなさい。5に「アングヴィラにいるナーミに何とかして連絡を取る」を加えます。
なお、ナーミは「電話」を持っていません。つまり、残り2回の簡易ゲートを使うことになります。(一応別の手段はありますが……)

それを踏まえて、もう一度安価下5で多数決します。上の方の投票が無効になりますが、ご了承ください。申し訳ありません。

5を選ばない理由だけ書けばいい?ゲート2回は流石に割りに合わないので3

>>423
OKです。十分だと思います。

選択肢に関係あるかは謎だけど、穴の入り口の場所って地理的にはどこらへんに位置してるの?

>>426
説明しにくいですが、アングヴィラ、テルモン、モリブスを結ぶと大体正三角形になります。
この内側に、それぞれの入り口があるというイメージです。

アングヴィラ付近の入り口から繋がってる場所(第一階層)を引き当てるまでタブレットを繰り返し使用、そこから這い出てアングヴィラにいく

5

そういえばタブレットの帰還の仕組み把握しきれてないなぁ

>>429
ちょっとイメージがわかないです。現状ではそれは難しいかと。
帰還→最短でかけ上がりならいけますが、それでも現実的ではないはずです。

>>430
現状では「使用無制限の帰還のルーン、紛失の恐れも基本なし」ぐらいです。
将来は……ですが。

穴→地上の時は地上で発動した場所に戻るの?

>>435
そういうことですね。穴の場合下り階段に到達すれば帰還場所はその次からになります。

3に決定したところで明日朝に回します。

にしても、キン肉マン始祖編完結しましたね。近年の漫画では屈指の出来でした。
キン肉マンWeb版は知名度は低いかもですが、全盛期超えた凄まじい面白さなので是非。なお、正義超人はスグル含めほとんど活躍しませんので念のため。
新シリーズ、どうすんでしょう。不安でもあり、楽しみでもあり。

そういやウルファの娘のイベントとかは回収されるのかしら

あとチューチューモンスター

>>438
ウルファの娘は回収されないかもですねえ。アレスハーレムに参加していたかもでしたが。
チチューには多分出番があります。今後の展開を考えると……

再開します。

「思い付くのは教団だな。以前のザイザルでの作戦にも協力してもらったし、話はしやすい。どちらかと言えば、側面支援という形になりそうだが」

私はブレイズとフローラのことを考えた。少なくとも、ブレイズの精神支配は「ゲイル」には通じないだろう。フローラの隠密魔法も、恐らく接近した瞬間に解ける。
ただ、街の人々に避難を呼び掛けたりするには格好だろう。ザイザルの一件で、教団への支持は上がっているはずだ。
問題は、ブレイズたちがもどっているかどうか。ここだけは自信がない。

「それは助かります。……この辺りですかね。明日にでもそれぞれの代表で話をしたいところですが、いいですか?いつ来てもいいように、迎撃作戦を練りたいのですが」

「分かった。教団と帝国の残党には話をしておく。……ルカンはどうする?」

「なるべく早いうち、できれば明日にでも公開処刑をするつもりです。あまりいい趣味ではないですが、モリブスの結束を強めるにはやむを得ませんね」

ジェイクが苦笑した。……その前に、一応会うだけあってみよう。

#########

ルカンは地下牢に繋がれていた。

01~05 ??????
06~15 ルカンは怒号とともに必死に鎖を千切ろうとしている。クリムゾンは、今まさに放たれようとしていた。
16~70 まだ目覚めていない。
71~94 力尽きた様子でぐったりとしている。意識はかすかにあるようだ。
95~99 ????????

ルカンは力尽きた様子でぐったりとしている。意識はかすかにあるようだ。

「ミドル、様子はどうだ?」

「さっき意識が戻ったところです。といっても、呻き声を出すだけですが。……あれで、生命力を使い果たしたみたいですね」

ミドルは銃口をルカンに向けながら話した。確かに、この分ならルカンがすぐに回復することはまずないだろう。ミドルをこのまま監視につける必要もなさそうだ。

私は頷き、看守に言って牢を開けさせた。ルカンに近付く。

「さて……気分はどうだ?」

70-魅力(20)=50以上で成功

02…失敗

「……失せ、ろ……」

生命の光が消えかけた目で、ルカンは私を睨んできた。思った通りではあるが、取りつく島もない。

さて、どうするか。

1 ミドルと一緒にここを去る
2 ジェイクを連れてくる

安価下3多数決、考察必要

私はジェイクを連れてくることにした。

「ルカンが目を覚ました。……少しでも情報は得ておきたいが」

「そうですね。上手く行くかは分かりませんが、やるだけやりましょう」

私たちは再び地下牢に来た。「ざけんじゃねえぞごらあ!!」「出しやがれ!!」との叫びが聞こえる。見ると、先ほどの門番の姿もあった。

「……統領府から来た連中か」

「ええ。……」

※30以下で追加イベント

※追加イベントあり

「……粗方は。ただ、1、2人取り逃がしてます。……捜索を急がせていますが」

「まずいなそれは。……一般の冒険者ならいいが」

私は「電話」を持つ奴がいるのを恐れた。応援を呼ばれるか、最悪ケイン自身が来る可能性が捨てきれない。

「何分こっちに来て日が浅いですからね。……ルカンから情報が得られればいいですが」

そう言ううちに、ルカンの牢に着いた。ジェイクが目を閉じる。……

01~20 ジェイクが首を振った。
21~35 ジェイクが頭を押さえた。
36~50 ジェイクは溜め息をついた。
51~75 ジェイクは頷いた。
75~94 ジェイクは笑った。
95~99 ジェイクが愉快そうに笑った。

一時中断。

「ぐあああっっ……」

鎖で両手を壁に繋がれたルカンが叫ぶ。やがてその叫びが途絶えると、ジェイクは小さく頷き、やがて顔をしかめた。

「……深くは読めませんでした。が、重要なことは分かりました。
いい知らせと悪い知らせ、どちらから聞きますか?」

1 いい知らせ
2 悪い知らせ

「悪い知らせから頼む」

ジェイクはふうと息を吐いた。

「『ゲイル』ですが。数日前にモリブスに一個小隊を派遣したようです。しかし、すぐに半分が引き返しました。……アングヴィラを襲うつもりです」

「何だって!?」

私は驚愕と焦りで、足下が沈んでいくような気がした。額に冷たいものも感じる。

「ルカンは、あなた方がアングヴィラにいると思っていたようですね。何を根拠にかは分かりませんが。
『ゲイル』に加え、一般の兵も加えているようです。アングヴィラを制圧するか、あるいは……」

マリーンだ。彼女が情報を伝えたのだ。私は彼女を見つけられなかったのを、心底悔いた。

「もういい。……猶予はどのぐらいある」

「通常の行軍なら、多分あと1週ほど。モリブスに『ゲイル』が来るのが、あと3、4日といったところですか。しかし、3日でアングヴィラに行くのは不可……」

私はジェイクの目を見て言った。

「いや、できる。その手段はある。両方何とかしよう。……ただ、まずは目先だ」

「ええ。その目先ですが、『ゲイル』の人数が半減したのはいい話です。あと、逃げたままの奴も一般の冒険者のようですね。警戒されていることは起こらないかと」

そうか、ならば話は早い。

「各個撃破、ということだな」

……あと、聞くべき話はあるだろうか。

安価下3まで自由記述、妥当なものがあればその中から採用

※458を採用します。

「ザッシュはどちらに行ったか、分かるだろうか」

01~10 そこまでは読めなかったです。
11~75 アングヴィラのようですね。
76~94 モリブスのようですね。
95~99 今回の作戦に参加してないようです。

少し進めます。

「ザッシュはアングヴィラのようですね。……『ゲイル』の中核として扱われているらしいですが……」

やはりか。奴ならば私を狙いに来ると踏んでいた。「調整」とやらは済んだということか。

「ありがとう、助かった。……これから教団に行く。明日正午に、各勢力の首領がここに集まれるようにしておこう」

「分かりました。ルカンの処刑は、それを受けてですね」

私は地下牢を後にした。ルカンという男がどういう男だったのか知りたく思ったが、その機会はどうもなさそうだ。

########

私は皆とともに教団支部に向かった。受付では……

01~50 レイズ倪下は不在です。
51~75 レイズ倪下は不在です。奥様ならいらっしゃいますが。
76~99 レイズ倪下がお待ちです。

「レイズ倪下は不在にしております。代わりに、ユミナ様が対応されると。……こちらへ」

一階の応接間に通されてしばらく待つと、豊かな胸の翼人が現れた。ユミナだ。

「お久しぶりです。倪下は」

「倪下はアングヴィラです。……」

01~40 しばらく戻られないと聞いております
41~70 いつ戻れるか分からないと聞いております
71~94 明日か、明後日には戻れると
95~99 もうすぐ戻られる予定です

※強クリティカル

しばらく後に更新。

鋼体術って序盤でこそ状況に合わせてオートで使ってる描写あるけど、最近はどうなの?

もう少ししたら再開します。

>>477-481
ばれましたか。……といっても、半ば確信犯で忘れてたのですが。
メタな話、あれは装備が貧弱で紙装甲かつ避けないシデへの救済スキルでした。
敢えて攻撃を受ける場合、装備なしだと半減する耐久力補正が防具ありと同じになる…というものです。
逆に言えば防具がガチガチに固められている上に避けるようになった今のシデは使うことがないと言えます。
モンクは軽装備しかできないという設定ですので、強力な装備がないとヲワタ式になりがちなのです。

では、再開します。

「レイズ倪下がお戻りになられました」

ユミナが口を開こうとしたその時、受付の女性がドアを開けた。ブレイズとフローラが疲れた表情でそこにいた。

「倪下?しばらく戻られないのでは……」

「用が済んだのですよ。……あなた方もいらっしゃいましたか。丁度いい、執務室へ」

ユミナを置いて、私たちは上に上がった。

「アングヴィラでは収穫が?」

眼鏡の位置を直し、ブレイズが私の方を向いた。

「ええ、一応は」

「マリーンは見つかったのですね」

無言でブレイズが頷いた。横からフローラが口を出す。

「私たちの知るあの子じゃありませんでしたが、ね」

口調はとても明るいとは言えない。

「どういうことですか」

01~50 中身が違う、ということです
51~99 心が壊されている、ということです
※ファンブルなし

「中身が違う、ということです」

私は悪寒を感じた。まさか。

「ケインが精神を上書きした……?」

ブレイズは忌々しげに頷いた。

「その可能性が極めて高いですね。……推測を言うなら、何らかの方法で死にかけていたあの子をケインが見つけ、計画の道具にする方策だったのでしょう」

「あの子がテルモンに現れた時期からして、実験的にそうされた可能性が高いですわ。……実際、上書きは完全なものではなかったですし」

フローラがうつむき加減に言った。

「上書きって……誰の精神を上書きしたんでしょう?」

ジュリアが訊いてきた。

※80以上で追加イベント

※追加イベントあり

「……ある程度までは。吐き気がする話ですが」

ブレイズが手を顔の前で組んだ。

「少し話がずれるかもしれませんが、聞いてください。
統領府のヴォラス統領が竜人という話は、おそらく聞いたことがないでしょうね。普段は隠しているようですから、それも道理ですが。
竜人は希少種族です。エルフはもちろん、魔族よりも。翼人より少ないと言っていい。
定命ですが長寿で、200歳は生きるといいます。……ただ、番(つがい)を見付けるのは至難です。劣性遺伝ですから、混血になるとその力は失われる。ヴォラスはそのほぼ最後の純血種でした」

ブレイズは少し外を見た。……今までほとんど感じることがなかった人間らしい憂いが、ブレイズの横顔に覗いた。

「幸い、もう一人純血種がいました。それも女の。それがテアマトです。
ここから先は、伝聞でしかないですが……二人は仲睦まじい夫婦だったそうです。子供も産まれるはずだったといいます。
しかし、山奥で暮らす彼女の元に、あるならず者がやってきた。ヴォラスは留守であったといいます。
竜人の血は、不老長寿の薬と信じられていました。たまたま彼女が竜人と知ったその男は、翌日手勢を引き連れ彼女を襲った……。
その後どうなったかは知りません。が、ヴォラスが表舞台に出て、権力を追うようになったのはそれが切欠と言われています」

「まさか、マリーンに上書きされたのは……」

静かにブレイズは頷いた。

「信じがたいですが、テアマトその人ですよ。……絶望から心が壊れかけてますがね」

ブレイズは眼鏡の位置をもう一度直した。

「どういう経緯でマリーンがケインの手に落ち、テアマトの精神が上書きされたのかは知りません。
一つ言えるのは、どちらかを残せばもう片方は消える、ということです。
マリーンの精神は、ほぼ消えかけている。今なら、私がそこにさらに上書きしてそれを復活させることもできる、かもしれない。
ただ、テアマトの壊れた精神を修復すれば、ヴォラスに対する取っておきの切り札になるとも分かっています。……親として取りたくない選択ですがね」

そうか、少し見えてきた。「竜人計画」は、滅び行く自らの種族を再興させるための方策でもあったのだろう。
しかし、ヴォラスがテアマトが「存命」なのを知らないうえ、恐らく彼女を害したであろうケインに彼が協力しているのは、かなり妙だ。まだ何か裏があるように思える。

フローラが首を振った。

「500年前、家出したあの子を引き留めなかったのはわたくしたちですわ。今更親として現れて、喜ぶものでしょうか」

出奔の理由にも何かあるらしい。……どちらの方がいいのだろうか。

1 マリーンを残す
2 テアマトを残す

安価下5多数決、考察必要

「それでも、マリーンを救う方がいい気がします。どちらが正しいかは分かりませんが……。あなた方が助けたいと思う方にするのが、後悔しないやり方なのではないかと」

ふっとブレイズが笑った。

「貴方ならそう言うと思いました。……フローラ、戻りますよ」

彼らは移動しようとしている。こちらの用件は済んでいないのだが……。

「ああ、ケインの軍勢が来る件はお任せします。ユミナに入った情報は、私も共有できますので。恐らく後方支援になるでしょうね。
マリーンへの処置がどのぐらいかかるかは分かりませんが、間に合えば私たちも戦線に加わりましょう。では」

そう言い残すと、二人は陽炎のように消えた。

私たちはユミナに、テルモンからの軍勢が3日後に来ることと、明日正午に領事府で作戦会議を行うことを伝えた。
戦争になると聞かされ動揺は隠せなかったが、ブレイズからの許可は得ていると言うと安心したようだった。

「では、我々は傷の手当てなどを中心に行うことになるのですね」

「ええ。かなり相手は強力です。わずか15人ですが、文字通り一騎当千の強者と思うべきでしょう。何より、魔法が効かない。
私たちに任せてください。後ろは任せました」

ユミナが強く頷いた。後は、ネモたちだけだ。

##########

ネモたち帝国の残党については、ジュリアが話したのもあってあっさり話がついた。「ここで恩を売れば、後々の再興にも繋がる」とはネモの言葉だ。

気が付けば、夜も更けつつある。宿に戻り、ゆっくり休もう。今日も色々なことがありすぎた。

※80以上で追加イベント

※追加イベントなし

今日はここまで。

再開します。

########

翌朝。外は薄曇りだ。天気同様、私も晴れがましい気分ではない。
来るべき「ゲイル」の来襲、そしてその後に来るであろうアングヴィラでのザッシュとの対峙。先行きの視界は、依然曇ったままだ。

「正午までは時間あるけど、どうしようか。『穴』に行くには時間が足りないし、ジャックさんの所に行くにもギリギリなんだよね」

ダナが唸った。時刻は9の刻だ。3時間でできることは……

1 ジャックの家に行く
2 ギルドハウスを覗く
3 領事府に行きルカンの様子を見る

安価下3多数決、考察必要

4にサーリャの家に行くを追加。

「サーリャの家に行ってみるか。……まだ仇は取れていないが、現状報告だけでもしておいた方が安心するだろう」

「そうだね。……ジュリア、どうしたの?」

ジュリアが浮かない顔だ。……統制の外にあったとはいえ、名目上彼女はザッシュとアーバインの元主君に当たる。責任を感じているのかもしれない。
ミドルがジュリアの背中をぽんと叩いて笑った。

「大丈夫だよ。ジュリアは悪くないし、サーリャさんも分かってくれるさ」

「……だといいけど」

サーリャの家は中心部から少し離れた所にある。貧民街、とまでは言わないが、小さな長屋が目立つ。
その一角に、以前伝えられたサーリャの家があった。ドアを叩くと……

01~10 引っ越されましたよ
11~25 留守のようだ
26~90 サーリャが出てきた
91~99 小さな子供が出てきた

ドアを叩いたが、誰も出ない。おかしいと思い少し強めに叩くと、隣の家から老婆が出てきた。

「あらあら。サーリャに用かえ?悪いが、魔族襲撃で身の危険を感じたんじゃろうか、少し前に引っ越しおったよ」

「そんな。……どこにとか、分かりませんよね」

01~40 よう知らんねえ
41~60 テルモンじゃよ
61~80 生まれ故郷の村――こことテルモンの間じゃろうか――に戻りおったよ
81~99 アングヴィラじゃよ

「よう知らんねえ。どこぞに行っとるんだか……」

老婆は少し寂しそうに言った。私は一礼し、その場を去った。

「まさか引っ越してるなんて、ね」

「まああの騒動では逃げたくなる気持ちも分かる。また会えるといいが……再会の時までにザッシュを討っておきたいところだな」

まだ時間はある。どこに行くか。

1 ジャックの家に行く
2 ギルドハウスを覗く
3 領事府に行きルカンの様子を見る

安価下3多数決、考察必要です。

「ギルドハウスにでも行くか。何か有益な情報があるかもしれない」

私たちは大通りに戻った。長屋街のすえた匂いは、スパイスの香りで打ち消された。
貧富の格差は魔候国時代より縮まったと聞いていたが、それでもアングヴィラよりは大分大きい。……テジーも苦労していたことだろう。

ギルドハウスに着くと……

01~20 ほとんど人がいない
21~40 それなりに人がいる
41~60 人で賑わっている
61~80 ソールとどこかで見た女がいる
81~94 リネールとモネーラがいる
95~99 ???????

ギルドハウスにはほとんど人がいない。女店主によると、「皆ルカンが処刑されると聞いて広場に行っちまったよ」とのことだ。
余程一気に締め付けが厳しくなったらしい。

ギルドハウスにいる冒険者は疎らだ。……

※75以上で追加イベント

※追加イベントなし

数少ない冒険者も凡庸な印象だ。聞き込みをしても時間の無駄かもしれない。

1 ギルドハウスを出て領事府に向かう
2 一応は聞き込みしてみる

安価下3多数決、考察不要

「これ以上いても時間の無駄だな。少し早いが、領事府に向かおう。……あと、ランダムにも連絡しておくか」

私は「電話」を使った。……

※25以上でランダム応答

※ランダム応答

「おう、シデか。何の用だ?」

私はテジーが殺されたこと、ケインの軍勢がモリブスとアングヴィラに来るだろうことを伝えた。

「……それで、これから会議を開き善後策を練ろうと思います。来ていただけますか?あなたがいると心強い」

「行かねえ理由がねえな。テジーはいい奴だった……一回しか飲んでねえが、酒を酌み交わせばそいつの人格は大体見えるもんだ。
自分の立場と信念との間で揺れ動いていたが……結局は信念に殉じたわけだな。賢明じゃねえかもしれねえが、人として正しい。
弔い合戦なら、喜んで参加するぜ」

ランダムは快諾した。どこまでもすっきりした男だ。

しばらくすると、ランダムが空間の歪みから現れた。会議の概要を伝えると、「ブレイズはいねえんだな」と言う。
彼が来ない理由を簡単に話した。ランダムは……

※50以上で追加イベント

※追加イベントあり、クリティカル

「そういうことか。……妙だな」

「どういうことです?」

ランダムは人差し指を鼻の辺りに当て、何か考えている。

「俺もそこまで詳しい訳じゃない。ただ、大昔に噂で聞いたことはある。
ブレイズとフローラのガキ、マリーンは一冒険者として『穴』に潜り、そこで消息を絶ったと聞いている。それも相当長い間だ。
それが最近になって現れて、しかも中身がすり変わってるってのはおかしい。
分からねえことが多いが、マリーンは何らかの理由で生きたまま身動きが取れなくなっていた。ブレイズとフローラのガキだ、限りなく『一族』に近いからそう簡単には死なねえ。
そこをケインか誰かが見付けて利用することにした……ってのが一番ありそうだな」

「でもなぜケインが『穴』に?」

「そこも含めて分からねえ。ただ、ありそうなのはこの線だってことだな」

ランダムはまだ何か考えている。……

70-賢さ(22)×2=26以上で成功

※強クリティカル

中断します。

少し進めます。

「……さらに気になったのは、彼女に上書きされたのが竜人――テアマトの精神だったことです。
ケインは、おそらく現状の絵を、かなり前から考えていたんじゃないでしょうか。下手をすれば、災厄の日の前から」

「災厄の日までケインのせいだってか?それは無理があるだろ」

ランダムが顔をしかめた。

「そこまではさすがに思ってないです。ただ、ヴォラスを利用することは思い付いていたんじゃないでしょうか。
身重のテアマトを襲わせたのは、おそらく奴でしょう。それで妻を失ったヴォラスの怒りは、人間に向く。
一方で、おそらくはたまたま拾ったフローラにテアマトの精神を上書きすれば、優秀で忠実な工作員の完成、というわけです。テアマトは、ヴォラスに牙は向けないでしょうから」

「だとしたらヴォラスがケインに敵対しない理由がないだろ。テアマトが、自分を殺したのはケインだと言えばいいだけじゃねえか」

私はしばし考え、言った。

「ケインがヴォラスを騙している可能性はあります。ただ、ヴォラスに会ったことがない私が言うのも何ですが、そっちじゃない気がします。
ブレイズは『テアマトの精神は壊れかけている』と言いました。決して笑わない無感情の『仮面の女』……それがテルモンでの『マリーン』という女だったと聞いてます。
逆に言えば、心を壊し、真実をヴォラスに言えない何かがテアマトにあった。あるいは、ケインがそうさせた。
だから彼女は命令に忠実に動き、何も知らないヴォラスはケインの思うように権力者として振る舞う。……えげつないですね」

ランダムは感心したように唸った。

「相変わらずえらい頭が回るな。……ってことは」

「ええ。ヴォラスがケインに叛意を示すようにできる可能性は、あります。
さらに言えば、これから処刑されるルカンという竜人は、人工的に作られた存在だと思います。おそらくはケインよりヴォラスに忠誠を誓っているはず。
上手く話を進めれば、彼を処刑する必要がなくなるかもしれない」

「だがどうやって?マトモに会話ができる相手でもねえだろ」

そこは確かに問題だ。……どうするか?

※安価下5自由記述、内容がいいものを採用
適切なものがない場合、低確率コンマ判定

上げます。

これ下5制限気にしてろくに議論できないんじゃないかな

こういうの面白そうだし制限時間決めて(例えば再開までの間とか)他の人達と議論し合いたい感あるけど

>>555
それもそうですね。

2200ぐらいまで時間を取ります。

一応筆者としては「多分これなら」というのがありますが、説得力があるかはやや自信ないです。
ヒントは「種の保存」でしょうか。

ヴォラスを利用したいならテアマトを人質に取るだけで事足りるだろうにわざわざ精神引っこ抜いて他の体に移す理由がわからないな

>>557
「自発的に」ヴォラスが動くように仕向けたというのと、彼の憎悪がケインでなく人間に向かうようにしたということですね。
ヴォラスは「テアマトは人間によって殺された」と思い込まされているわけです。(だからこそ……なのです)
あと、ここから先は詳しく言えないですが、ケインはテアマトにも動けないような縛りをしています。

一応伏線は張ってます。こんなに早く消化されるのは予定外でしたが。
ケインはこの件に関してド外道なことをやらかしてますが、ヴォラスは知りません。ルカンも知りませんが、間接的に関係はしています。

タイムアップです。さすがに情報不足でしたか。

コンマ判定になります。80以上で成功

55…失敗だが…

……分からない。ルカンが人工的に作られた竜人だとして、どうすれば揺さぶれる?
ブレイズはヴォラスが最後の竜人と言った。にもかかわらず、私たちはルカン、そしてレッドドラゴンが変化した幼女を見ている。
ネモは禁呪法を使えばできる、しかし被害が甚大になりそうだと言った。つまり、被害が抑えられる方法をケインは知っていたということだ。……それが何かは分からないが。

「さすがに難しいか、そりゃ」

「……何かが掴めそうなのですが。ただ、ルカンをつつくならその出生だと思います。
ヴォラスが何を考えているかは分かりません。ただ、本来は滅ぶしかなかった竜人を産み出している背景が分かれば、かなり状況は好転するはずです。
多分、ただの戦力じゃない。対ブランドの切り札であるのと同時に、何か意味があるはずなんです」

「じゃあさ、今から地下に行く?考えてるより、実際に話した方が上手く行くかも」

ダナが手を上げた。考えるより産むが易し、か。それもその通りだ。

地下牢では、ルカンが力なく繋がれていた。昨日と状況は変わっていないようだ。
看守に言い、鉄格子の扉を開けてもらう。私はルカンに話しかけた。

「処刑前に一つ聞きたい。……お前は、人工的に作られた竜人だな」

ルカンは顔を上げない。私は構わず続ける。

「ヴォラスが竜人だというのは知っている。恐らく、本物の竜人は彼が最後だ。
もちろん、お前が戦力のために産み出された存在なのは疑い無い。……だが、それだけか?」

ルカンはなおも項垂れたままだ。……この言葉に反応するだろうか?

「……死んだ彼の妻、テアマトと関係しているのだろう?」

魅力判定
01~29 なおも黙っている
30~49 顔を少し上げた
50~69 「なぜそれを」
70~94 「貴様……どこまで知っている」
95~99 ???????

「……何故それを」

ルカンは顔を上げた。

「色々な情報を集めた推測だ。だが、ある程度の自信はある。
テアマトは、人間に襲われた時子を宿していたと聞いた。つまり、奴は竜人の血族を二人同時に失っている。
奴は、恐らくはケーヒルの協力を得て、失われた血族を再び作り出そうと考えた。その一人が、お前だ。違うか」

ルカンは黙った。……

70-魅力(20)×3=10以上で成功

49…成功

「だからどうしたというのだ」

力なくルカンが言った。

「やはり、その分だとヴォラスから一通り話は聞いていたようだな。お前のような存在が他にもいたのは知っている。
ペラにあった施設で、そのうちの一人と出会ったよ。まだ子供だったがな」

01~40 何故そこに?その子をどうした?
41~70 何故そこに?研究所には誰もいなかったのか
71~94 何故そこに?そこで何を見た
95~99 ??????

「何故そこに?その子をどうした??」

しまった。恐らく真実を話せば、ルカンに叛意を生じさせるのは難しくなる。
どうすべきだろうか……

1 何もしなかったと誤魔化す
2 正直に言う
3 話はそこじゃないとそらす

安価下3多数決、考察必要

「話はそこじゃない。ヴォラスが竜人再興を目指していたことが重要だ。
ただ、奴単独ではそれはなし得なかった。ケーヒルの力を使ったと思うが、奴に利用されていたとは考えなかったか?」

70-魅力(20)÷2=60以上で成功

17…失敗

「だとしてどうする?貴様こそ話を反らすな!その子をどうした、と聞いている!」

これは収拾が付きそうもない。……真実を告げるしかない。

「分かった。……入るなり襲われたよ。戦闘の結果、殺さざるを得なかった。不本意だったが、そうせざるを得なかった」

85以上で追加イベント

00のため、偶奇判定します。

奇数 ルカンは最後の力を振り絞り、襲いかかってきた。
偶数 ???

「……そうか。竜の誇り高く散った、そう理解すればいいのだな」

ルカンがポツリと言った。

「ああ。やむを得なかった。彼女は人に仇なすことしか頭になかった。ただ、それが竜の本能だとすれば、お前の言う誇りになるのかもしれん」

ルカンの目から涙がこぼれた。

「……利用されているのは分かっていた。だが、竜の国を作らんとするヴォラス様の想いに我は惹かれた。
憎き人間を一掃するためならと、敢えて走狗になることも厭わなかった……。
だが。あの子は。何も知らず呼び出され、何も知らず人の形を取らされた。
既にある程度の智慧を身に付け、敢えて人の形を取った我とは違う。
……再興のためとは言え、ケーヒルと組んだ結果がこれだ」

「ヴォラスは、利用されていると知らないのか」

「知らぬわけがない。知っていて、あの方もまたケーヒルを利用しているのだ。
奥方を、そしてまだ見ぬやや子を亡くした怒り。想像に余りある。
だからこそ、災厄の日までは魔候国の一員として帝国に対峙し、その後はテルモンを支配しつつ緩慢に人を滅ぼさんとしたのだ。
『死の行商人』で、周辺集落を滅ぼしたのもそれが理由だ」

「そうか。……ならば、もしこうだとしたらどうなる?テアマトを――少なくともその肉体を殺したのは、ケーヒルだとしたら。
私たちは、テアマトの精神を入れられた女に出会っている。……既にほぼ壊れていて、今治療中だがな」

ルカンの顔が驚きで歪んだ。

「……なぜそんなことが分かる??」

私は躊躇した。ここから先は、「一族」についての説明なしでは理解はしてもらえないだろう。

※40以上で追加イベント

※追加イベントあり

「そこからは俺が言うぜ。……よう。俺はランダムっていう。……お前が殺した、テジーのダチだ。
ムカついて仕方ねえが、まあ私情は置いといてやるよ」

ランダムが割って入った。「一族」である彼が言うのが、確かに早い。

「俺は『穴』の管理者が一人だ。こう見えて、もうウン千年生きてる。お前さんなら分かるだろう?これがはったりでも何でもねえってことが。
ケーヒル――本当の名はケインって言うが……そいつもその一人だ。こんなのがあと8人いる。聞いたことはあるかい?」

※30以上でイベント続行

すみません、寝落ちしてました…。再開します。

※クリティカル

ルカンは頷いた。

「ああ。貴様のことも知っていたよ。ケーヒルの本名が『ケイン』であることも、な。
古龍である時から貴様らの存在に感付いてはいたが、『一族』として世界に暗躍する存在だと知ったのは、人の形を取るようになってからだ。
ヴォラス様にとっては、人間の滅亡と竜の再興さえなれば、それでいい。我にとってもそれは同様だ」

「なら話は早えな。テアマトの精神を入れられたマリーンって女。『一族』の一人、ブレイズの娘なんだよ。あとは分かるな?」

ルカンが唖然とした表情を見せた。

「……モリブスで最も注意すべき人物とは聞いていた。人の心を読み、操る『一族』であると……。その娘に、なぜテアマト様の心が入っている?」

「そんなことまで知らねえよ。だが、ブレイズの能力を知ってるなら分かるよな?これは本当の話だ。俺も信じきれていねえが、この男は嘘や出任せは言わねえ」

……

70-魅力(22)×2=26以上で成功

※98…クリティカル

「ケーヒルに、嵌められたのか……」

愕然とした顔で、ルカンが言った。白髪になり、既に最初に出会った精悍な印象は消え失せていたが、今の一言で一段と老け込んだように見える。

「恐らく、ケインは最初からヴォラスを利用するつもりだったのだろうな。そして、種の再興を目論んだヴォラスの想いも使った。
憎むべきは人間ではなかった、ということだ」

「だが。テアマト様はなぜ、心だけ生かされたのだ?何故そのような、回りくどいことをする必要があった?」

私は首を振った。

「マリーンが優秀な工作員であるのは知っているだろう。テアマトであれば、夫のために動くから裏切ることはない。
ただ、それでもテアマトがそのことをヴォラスに言わなかったのは不自然だ。まだ何かあるのだろうが、そこまでは分からない。心当たりは」

※90以上で成功、ファンブルなし

67…失敗

「いや、見当がつかぬ」

「そうか。……一つ取引しよう。処刑は延ばそう。もし可能なら、恩赦を頼んでもいい。その代わり、私たちへの協力と、ヴォラスへの説得を願いたい。
利用されたままでいるのは、誇りとやらが許さんだろう?」

ルカンは逡巡しているようだ。……

70-魅力(20)×2=30以上で成功、10~29は保留

68…成功

ここで中断。

少し進めます。

「……分かった。ただ、協力するのはあくまでヴォラス様の件だけだ。それから先は、好きにさせてもらうぞ」

「それは構わない。牙をむくようなら、息の根を止めるだけだ。それに、もうそこまでの力はないだろう?」

ルカンは私を睨み付けた。私は構わず続ける。

「これから上で『ゲイル』襲来に備えた会議をやる。それを踏まえ、お前に何をしてもらうか言うことになる。
……あと、一つ聞きたい。『ゲイル』に竜人はいるのか」

01~31 いる。が、アングヴィラの方だ
31~60 いる。こちらに来るはずだ
61~94 いない。
95~99 ?????

「いない。竜人は我とヴォラス様以外には二人しかおらぬ。両方ともテルモンにいるはずだ」

私は胸を撫で下ろした。さすがにルカン級を相手にするのは厳しい。

「分かった、参考にさせてもらおう」

#########

「随分長かったですね。今更ルカンに用でも?」

地下牢を出た私たちにジェイクが言った。時刻は既に正午を少し過ぎている。

「ああ。詳しくは後で話すが、統領府への対応が大きく変わりそうだ。
ルカンがヴォラス説得に協力すると言っている。この一件の黒幕であるケインの打倒なら、手を組むという。風向きが大分変わってきそうだな」

再開は夜になります。

再開します。

「ええっ……どういうことですか??」

「平たく言えば、ヴォラスをケインから引き離せるかもしれないということだ。
レイズ枢機卿……ブレイズから極めて重要な情報が入った。話がやや込み入ってるので、部屋で話そう。
ダナとミドル、ライラは隣で待っていてくれ。ジュリアは一応帝国代表者の一人として、ついてきてくれないか」

私たちは控え室を改装した臨時の執務室に入った。既にネモとユミナは席についている。

「閣下、お久しぶりです」

「顔を上げてくれ、ネモ。済まなかったね、ゴタゴタに巻き込んでしまって」

「いえ、私にできることがあれば何なりと。……そちらも直接会うのは久しぶりになるか。……しばらく見ないうちに、恐ろしい武具を着けているな」

ネモが私を見た。

「お前の主君から貰ったものだよ。感謝してもしきれない。恩は返すつもりだ」

「そうか、ジュリアン様が……あの方も変わられたな」

「ああ。……後で少し話がある。会議が終わったら残ってくれ。時間は取らせない」

ネモが少し怪訝そう顔をした。

「さて、これで皆さん集まりましたか……。2日後にテルモンの特殊部隊『ゲイル』が来ます。魔法が効かず、相当な難敵です。
撃退には、モリブスの全勢力の結集が不可欠ですが……シデさん、説明を」

私は立ち上がった。あまり説明は上手くないと自負しているが、弱音を吐いてもいられない。

「ああ。……まず、いくつかのことが判明している。『ゲイル』の人数は15人程度。
少人数と侮ってはいけない。アングヴィラに向かう道中で、この構成員とみられる二人と交戦したが、相当苦労している。もちろん、魔法は効かない。
救いはルカンと同じ竜人はいないということだ。あと、恐らくは相当な戦力であろうザッシュもいない。
数日遅れでアングヴィラにも『ゲイル』が来るらしい。本隊はそちらという印象だ」

「じゃあ何か。こっちを撃退したらアングヴィラにとんぼ返りするのか。でもできるのか?」

ランダムが訊いてきたので、私は頷いた。

「フィオナに簡易ゲートを貰っているから、それを使うつもりです。ただ、向こうに向かえるのはせいぜい5、6人。私たちだけで行く可能性が、今のところ高いでしょうね」

「なるほどねえ、そりゃなかなか難儀だな。……で、あのことを伝えないのか?」

「ええ。……ジェイクにはさっき少し話したが、統領府のヴォラスを翻意できる可能性が出てきた。ルカンが、ケインから裏切るのに同意した」

「何ですって!?」

ユミナが大声を出した。

「そうです、さっきはちゃんと説明を受けていません。……話してもらえますか」

私はブレイズから聞いた話とそれに関する推測、そしてそれを聞いたルカンの反応を伝えた。
3人とも混乱しているようだが……

70-魅力(20)×2=30以上で成功

40…成功

「……なるほど。要はヴォラスは彼の竜人再興という野望と、人間への復讐心を上手く利用されていると。
そして、それを仕組んだのはケインである……そういうことですね?そして、あなたはそれをルカンに吹き込んだ」

ジェイクが真剣な表情で私を見た。

「そういうことだ。『ゲイル』派遣がどちらの意思によるかは読めない。ただ、ルカンがこちらについたことで選択の幅は大きく広がった」

私は一つ息をついた。

「いくつか手がある。まず、ルカン自身を戦力として組み入れてしまうこと。ただ、見たところこれはあまり効果が期待できない。ルカンの生命力は、未だ尽きかけだからだ。

2つめは説得要員とすること。ゲイルの主導者が誰かによるが、話が通じる人物なら戦闘なしでも撃退は可能だ。しかし、これも正直自信がない。

一番穏当なのは、『ゲイル』をある程度痛めつけた上で、ルカンをテルモンに向かわせるという案だ。この場合は目付け役がいる。
順当なら、私たちがアングヴィラで『ゲイル』の本隊を叩いた上で一旦こちらに戻り、そこから一緒に行くことになる。
……ただ、これはそれなりに時間がかかる。時間経過と共に、ヴォラスか、ケイン自身が乗り込んでくる危険性は増す。特にケインの力量は脅威だ」

「一長一短、ですね。しかし最後の案しかないような気もしますが?」

ユミナが私を見た。そう、その通りのように見える。しかし、もっと上手い作戦はないのか?

※0000まで自由記述、良いものがあれば採用。なければ最終案で決定

ここで締め切り。

安価下5多数決で決めます。考察必要。

1 最終案
2 テルモンへの街道脇から「ゲイル」を奇襲、そのままテルモンに向かう
(アングヴィラへの襲撃と同時となるため、何らかの対応が必要)
3 ブレイズとフローラによるマリーンの回復を待ち、その上で対応
(マリーンがいつ回復するか、テアマトの精神の欠片が残っているかはコンマ判定次第)

今日はひとまずここまで。

寝る前に上げておきます。

少し進めます。

「……マリーンを使うのはどうだろうか」

「マリーン?さっき少し仰っていたレイズ枢機卿の娘ですか?」

ジェイクが驚いたように言った。

「ああ。彼女には殺されたはずのテアマトの精神が移されていた。とすれば、マリーンが上手くやれば成りすますことはできるはずだ。あるいは、テアマトの精神が欠片でも残っているかもしれない。
どちらにせよ、私たちには向こうの情報が少なすぎる。それを補ってからルカンを使っても、遅くはないのではないか?」

「それもそうだな。まあ問題はマリーンの回復にどれだけかかるかだが。話は聞いてるかい、翼人の巨乳のねーちゃん」

ユミナの顔が少し赤くなり、こほんと咳払いした。……

01~25 1週間以上はかかりそうだと
26~50 詳しくは聞かされてないです
51~75 3日後ぐらいと仰っておられました
76~94 明日にでも。
95~99 ?????

「詳しくは聞かされてないです。それほどかからないとは思うのですが」

「なるほど。シデたちがアングヴィラに行くまでに間に合うかは微妙だな。まあ、ブレイズ兄を信じて待つしかねえか」

ランダムは懐から酒の入ったガラス瓶を取り出し、くいっと一口飲んだ。

「どちらにせよ、『ゲイル』は私たちで防衛するしかないですね。モリブスに入る辺りは伏兵を置く場所がないですから、どうしても市街戦に近くはなる」

ネモが手を挙げた。

「テルモンからモリブスへの街道は一本道だったはずだ。入口もアングヴィラ側とテルモン側の2ヶ所しかない。とすれば、入口に罠を仕掛けるのは手だ」

ジェイクがネモを見る。

「ですが、どうやって?相手は魔法が効かないのですよ?」

ネモは余裕の笑みを浮かべている。

70-賢さ(22)×2=26以上で成功、ファンブルなし

29…成功

「……落とし穴でも作ると?」

私の問いに、ネモがニヤリと笑った。

「まあそれに近いな。事前に道に穴をくりぬき、その上に何かしらで蓋をし、それを普通の土で覆う。
蓋は理想は薄手の鉄板だが、なければ厚手の木材でもいい。要は、人が多少乗っても大丈夫なやつだ。
全員でなくてもいい、何人かが乗った段階で私が『落とし穴』に向けて魔力弾を放つ。
後は混乱しているところを叩けばいい。穴に何を入れるかは任せる」

「分かった。そこにもう一つ加えよう。フィオナからあるものを貰っている。使うとしばらく行動を止められるという代物だ。それなら、上手くすれば一方的に叩けるかもしれない」

落とし穴にスタングレネードか。組み合わせとしてはかなり効果的だろう。

「俺はどうすりゃいい?」

ランダムが訊いてきた。

「私たちと一緒に戦闘に回ってもらえますか?いると、大変心強いですが」

「分かった。まああまり強すぎる奴がいると別だが、もうお前の方が俺より強いだろうし、何とかなるだろ」

「私たちは、怪我人が出た際の後方支援ですね」

私はユミナに頷いた。

「それでお願いします。……アレスたち領事府の戦力も、当てにしていいのだな」

「ええ。ただ、正直心許ないのが現状です。シデさんたちに頼りきりで申し訳ないのですが」

「いや、それは気にしなくていい。穴の準備は任せた。あとは、2日後に備えるだけだな」

########

会議が終わると、私はネモに声をかけた。

「……一つ聞きたいことがある。竜人化は検討して断念したと言っていたな。なぜ断念したか、理由をもう少し詳しく聞かせてくれないか?」

※70以上で成功、ファンブルなし

※クリティカル

昼まで中断。

ダナの属性魔法の弱点云々が全く役に立ってないな。龍人相手なら氷とか効くんじゃない?(ポケモン脳)

再開します。

>>665-666
666さんの言う通りです。地上でトラブルに巻き込まれ過ぎて、人間やその系統の敵とばかり戦ってきたため、弱点うんぬんがある相手と戦ったのがそもそもない状態です。
レッドドラゴンは竜人になってなければ冷気弱点だったはずでした。運がいいのか悪いのか。

ネモは少し考えてから口を開いた。

「理由はいくつかある。まず、そもそも竜人化するのには莫大な魔力が必要だということだ。
私単独ではまず無理だった。仮にジュリアン様が動ける状態だったとしても、困難だっただろうな。フィオナ様がいれば実現できた話だが、今となっては……だな。
それ以上に無理があったのが、『核』が必要だったことだ」

「『核』?」

「そうだ。竜と人では骨格も内臓の組成も違う。だから、竜と人の両方を用意しなければならない。
しかも、竜の肉体が人に馴染むような特殊な体質の者を使わないといけないわけだ。
そんな体質の者がどれだけいるのか、そしてどうやって探すのかがそもそも分からなかった。何より、人道にもとる。……だから禁術なのだが」

私は何か嫌な予感がした。……あそこで私は何を見た?そして、なぜ竜人を複数作れる?

70-賢さ(22)×3=04以上で成功

21…成功

竜に親和性のある人間……?いや、馬鹿な。
だが、テアマトが反旗を翻せなかった理由として、そして心が壊れたという理由として、充分過ぎる理由にはなる。

「……テアマトの胎児を使った……?」

人工で作られた竜人は、ルカンやあの幼女を含めて4人。一人の胎児からは作れないはずだ。
だから、何らかの方法で増やしたのだ。そして、その成れの果てが、ペラで見た人間の残骸だとしたら……。

私は口を思わず押さえた。……気分が悪い。ケインには会ったことがない。だが、これだけは言える。

奴はコーウィンの話通り、いやそれを遥かに上回る外道だ。

「ちょっと待ってください。じゃあ、あれが……テアマトの子供だったんですか??」

ジュリアの顔は蒼白くなり、その場に座り込んだ。

「…………ッッ!!!」

私は拳を床に叩き付けた。どこかに怒りをぶつけたかった。

########

「何があったの?」

部屋から出てきた私とジュリアを見て、ダナがすぐに異変に気付いた。

「会議は穏当に進んだのだがな……あとはシデに聞いてくれ」

沈痛な顔でネモが言った。私は「可能性の話だ」と前置きし、テアマトと竜人に関する推測を話した。

「なぜ複数作れたかという謎は残る。……だが、整合性は取れている話だ」

ダナとライラは愕然とした表情を見せた。ミドルだけが、険しいながら私の目を見ている。

「……そのぐらいのことはすると思ってましたから。肝心なのは、その証拠です。これを見つければ、ヴォラスは落ちると思います」

「……そうだな。誰かに聞かねばならないが、心当たりはない。
ルカンは当事者だが、そんなことを知っていればとうの昔に反乱していたはずだ。……情報を集めねばな」

私は顔を上げた。まずやるべきなのは、「ゲイル」の撃退。すべての話はそこからだ。

#########

簡単に遅めの昼食をとった。広場では急にルカンの処刑が取り止めになり、住民の怒号が響いている。ジェイクには苦労をかけてしまった。

まだ行動するのに時間はある。どうするか。

1 ジャックの家に行く
2 教団支部に行く
3 宿に戻り「穴」に潜る
4 自由記述(有力なら採用)

安価下5多数決、考察必要

3に決まったところで中断。

ルカンが撤退時に使ったゲートはもう回数残ってないのかな?

再開します。

>>680
ルカンが使ったのは帰還のルーンのようなものなので、簡易ゲートではないです。

「『穴』に潜ろう。半日あれば、第25階層までは行けるはずだ」

私たちは宿に戻り、「タブレット」を起動させた。

……

雰囲気判定 コンマ下

【第二十三階層】
雰囲気…普通

階段・魔物判定
70-賢さ(22)=48以上で成功

28…失敗

降り立ったのは少し肌寒い高原のような所だ。まばらな木々に高山植物の鮮やかな色が目に入る。
しかし、少しだが魔物の気配もする。そう言えば、高山はドラゴンの棲み家でもあったか。

「次の階に、ベネディクトの魔物がいるんだよね。ここではあまり消耗したくないね」

ダナが言った。そう、なるべく早くここは抜けておきたい。

高原の薄い空気の中を歩く。……

01~25 バサバサと音がする。
26~40 遠くで何かが吠えている。
41~60 今のところ何も見当たらない。
61~85 リスがいる。
85~94 階段を見つけた。
95~99 何かの建物がある。

遠くで何かが吠えている。……狼、ではない。甲高い鳥のような……。

「ドラゴンですね」

ミドルの表情に険しさが増した。私も5年ぶりに聞いた。あの時は、どんな鳴き声かを聞いている余裕などなかったが。

「どうする?この近くに階段があるかもしれないけど……」

1 ドラゴンの近くに行く
2 ここで探索する

「いや、ドラゴンの近くに行こう。虎穴に入らずんば虎児を得ずだ」

私たちは鳴き声がする方向に行った。

……

01~20 巨体の青いエルダードラゴンがいる。
21~40 青いラージドラゴンがいる。
41~75 青いドラゴンがいる。
76~94 ドラゴンの姿は見えない。巣が近くにあるのか。
95~99 階段を見つけた。

そこには、大人の大きさほどの青いドラゴンがいた。
この程度ならば、苦もなく倒せそうだが……

40以上で追加イベント

ドラゴンの足元には階段がある。ドラゴンを倒さずに行くのは難しいか。

50以上で不意討ち可能

ドラゴンはまだこちらに気付いていない。

「せっかくだから、僕がやります」

ミドルがクリムゾンを構えた。銃口に魔力が集まってくる。

15以上で不意討ち発動

ダメージ
(コンマ下一桁×7+知力(25)×7+30)×6

ダメージ 1566
※ドラゴンHP700のため一撃死

「……………!!!!」

ミドルが引き金を引くと、ドラゴンは断末魔の叫びすら上げることが許されず吹き飛んだ。

「ねえ、ミドル。……あんたのそれ、凶悪よね」

ライラが引きつった笑いを浮かべている。

「そうですか?とにかく下に行きましょう。……何ですかね、この階段は」

階段を見てもおかしな様子はない。「クリムゾンが言わせてるんですよ」と、ミドルははははと力なく笑った。

※雰囲気判定 コンマ下
※イベント階なので、ジャイア以外に誰がいるかの判定になります。

01~05 ベネディクトとケイン
06~15 ベネディクト
16~25 ケイン
26~40 ベネディクト関連の人物(?)
41~60 ケイン関連の人物
61~90 ジャイア以外にめぼしい人物や魔物なし
91~94 統領府関連の人物
95~98 ジェラード
99   ???????

今日はここまで。


人化前のレッドドラゴンも同じくらいの強さだったのかな?

>>709
大体その通りです。最初期ならHP500ぐらいの予定でした。

1~5ならデッドエンド待った無しだったな

>>712
コーウィンは呼べるので、立ち回り次第で……ですね。あと会う前に逃げ帰るとか。
ただ、戦闘では相当キツいはずなので、デッドエンドは結構現実的でした。
(少なくとも二人同時に相手は無理)

再開します。

【第二十四階層】
「ラボ2」

私たちを出迎えたのは、ツンと来る刺激臭だった。小便のそれをさらに濃くしたようなものだ。

「雰囲気が、あの『研究所』に似てるね」

ダナが息を飲んで言った。確かこの階層には、ベネディクトの魔物がいたという。奴とケインは組んでいるという話もあったが、どこまで繋がっているのか。
私は念のため鉢金に精神を集中する……

階段・魔物判定
70-賢さ(22)=48以上で成功

15…失敗

「ダメだな、様子は感じ取れない。……『ジャイア』という魔物が徘徊しているらしいが、警戒は怠らないでくれ」

私たちは薄暗い廊下を歩く。コツンコツンという音だけが響いた。緊張感は否が応でも高まる。

01~10 ぼえ~
11~25 ドスンドスンという音がすぐ近くから聞こえた
26~50 何かの気配がする
51~75 近くに気配はない
76~94 奇遇だね
95~99 奇遇だね。……捜し物はこれかい?

……コツン、コツン

誰かが近付く気配がする。……離れていても分かる。……この相手は只者ではない。

私たちは戦闘態勢に入り、いつでも飛び出せる準備をした。そっと様子を伺う。……これは。

「……ジェラード!?」

「……ああ、やあ。君たちか、奇遇だね」

そこにいたのは、いつぞやに会った小柄な少年だ。見た目は少年でも、実際は数千年を生きる人外ではあるが。

「それはこちらも同じです。どうしてここに」

「いや、ジュリアンから聞いた話が気になってね。僕自ら調査に出た、てわけさ。辿り着く前に随分時間がかかったけどね。
ベネディクトの奴、僕たちがここに入れないよう強力な『対一族』の結界を張ってやがった」

「あるいは、ケインかもしれませんね。……どちらにせよ、危険な相手はそうははいないはずです。ジャイアぐらいでしょうか」

ジェラードが頷いた。

「そうだね。……」

75以上で追加イベント

※追加イベントなし

昼まで中断。

「君たちはジャイアの討伐に来ていると聞いてるよ。まあ、君らなら僕が手を貸すまでもないだろう。
一通り終わったら、一番奥の部屋に来てもらいたいんだ。見せたいものがある。
今からでも別にいいんだけど、多分待たせることになるからね」

「どういうことですか?」

ジェラードの目が鋭くなった。

「恐らくだけど、ベネディクトの研究がどこから来たかが分かる。
セキュリティコード……君らに分かるように言うと暗号というか、情報を漏らさないための鍵のようなものかな。そいつを解除するのに時間が必要、ということさ」

ベネディクトの研究?どういうことだろうか。

95以上で成功、ファンブルなし

92…失敗

……以前聞いたかもしれないが、思い出せない。

「とにかく、ジャイアはまだこの辺りをうろついてるはずだ。『歌声』にだけは気を付けてくれ。
では、僕は先に行くよ。また後で」

ジェラードは廊下の先へ向かっていった。

「研究、って『作り物』のことじゃないのかな?」

「分からんな。ただ、研究の由来とジェラードは言っていた。そこに鍵があるのかもしれん」

私はダナに返した。廊下はなお続いている。左右には「手術室」と「処置室」と書かれた板がある。

1 手術室に入る
2 処置室に入る
3 そのまま先に行く

本格的な更新は夜です。

再開します。

私たちは「手術室」とある部屋に入った。

……

01~20 死体と肉の中で何かが蠢いている
21~50 冒険者と魔物の死体が散乱している
51~75 何もない
76~94 何かが棚を漁っている
95~99 ?????

※クリティカル
※格上げかアイテム発見か判定します

30以下で格上げ
31以上でアイテム発見

部屋は清潔な状態だ。何もない大きなテーブルと、その奥に小さなテーブルがある。……小さなテーブルの上に何かある。これは。

01~10 ただの骨董品だ
11~40 幸運のボタンだ
41~80 不幸の宝珠だ
81~94 簡易ゲートだ
95~99 ????????

そこにあったのは小さなペンダントだ。……売ればそこそこの金にはなるだろうが、今の私たちにはあまり価値がない。

90以上で追加イベント

※追加イベントなし

「んー、いいものかと思ったんだけどなあ」

ダナが肩を落とした。世の中そう都合良くは行かない。

「まあ今度の飲み会に充てようよ。次行こ次ー」

ライラが暢気に言う。……さて。

1 処置室に行く
2 先に行く

「向かいの部屋も調べてみよう。何かあるかもしれない」

ドアを開けると……

01~20 ぼえ~
21~40 黄色いシャツの大男がいる。
41~80 何もない。
81~94 何かある。
95~99 ?????

※ファンブル
※ダナとの絆で無効、再判定

部屋は綺麗に整頓されている。机には何かあるが……

01~30 何かが書かれた手帳だ
31~40 指輪だ
41~60 幸運のボタンだ
61~80 不幸の宝珠だ
81~94 簡易ゲートだ
95~99 ????????

机には何かが書かれた手帳がある。……

70以上で追加イベント

※追加イベントあり

「……これって……古代アルテ語?」

ジュリアがパラパラと手帳をめくる。私にはまるで読めない言葉で埋め尽くされた手帳だが……

「……間違いないです。これ、人を『作り物』にする時の経過記録ですよ」

彼女の顔が青ざめている。

「何が書かれているんだ?」

「……酷いです。いちいち言うと吐いてしまいそうで……でも、一つ収穫もあります。
『作り物』には、動力が必要なんです。止まってしまった心の臓に代わり、血を全身に行き渡らせるものが。……何だと思いますか」

「いや、見当も付かない」

ジュリアは少し逡巡したが、口を開いた。

「アンバライトですよ。厳密に言えば、それをさらに精製したものと言っていい。
空気中の魔素をそれを通して魔力に転換し、心の臓代わりのからくりを動かす動力源にするんです。
常にアンバライト内の魔力は使われ続けるから、破裂したりドラゴンを呼んだりすることもない。かなり考えられてますね」

「でもさ、アンバライトってジュリアちゃんとジュリアンさんしか作れないんじゃ?」

ダナが訊いた。そう、その疑問はもっともだが。

「組成が微妙に父様のと違うんです。もっとずっと変換効率がいい。でもベネディクトだとしたら、どうしてこれを……?」

ジュリアは考え込んでいる。

※95以上で成功、ファンブルなし

寝落ちしてました…布団に入りながらだとダメですね。

28…失敗

「皆目見当が付かないな。……それはジェラードが調べてくれるかもしれない。先に進もうか」

私たちは先を進んだ。曲がり角の先に何かいる可能性がある。気を付けなければ。

01~20 ぼえ~
20~50 黄色いシャツの大男がいる。
51~94 廊下はなお続いている。
95~99 ?????

曲がり角の先には、廊下がなおも続いていた。左右には「執務室」と「食堂」と書かれた部屋がある。

1 執務室に入る
2 食堂に入る

3に「先に進む」を追加。多数決はありません。

私たちはそのまま先に進むことにした。しばらく行くとT字路に差し掛かった。

01~10 後ろから気配がする。「ぼえ~」
11~30 後ろから気配がする。
31~50 右の曲がり角から気配がする。
51~70 左の方から気配がする。
71~94 廊下は静かなままだ。
95~99 ?????

右の曲がり角から気配がする。私たちは戦闘態勢を取った。そっと様子を見る。

01~15 ぼえ~
16~40 黄色いシャツの大男がいる。気付かれた?
41~80 黄色いシャツの大男がいる。
81~94 黄色いシャツの大男が背中を向けている。
95~99 ジェラードだ。

黄色いシャツの大男が背中を向けている。不意討ちの好機だ。

20以上で不意討ち発動

※不意討ちなし

男がこちらを振り向いた。恐らくこいつが「ジャイア」だろう。戦闘は避けられない。

70以上で先制

間違えました。70以上ではなく、30以上です。再判定します。

※クリティカルのため最初の一撃のみ不意討ち扱い

「……ウワァァァ?」

男は振り向いたが、事態の把握ができていないようだった。目の焦点が合っていない。

※誰が攻撃する?

1 シデ
2 ダナ
3 ミドル
4 ライラ
5 ジュリア

「……油断しすぎ……よっ!!」

ライラが暗黒の雷を降らせた。

ダメージ
コンマ下一桁×6+知力(23)×6+35

ダメージ 197
ジャイア残りHP 1800-197=1603

「……ウガアアアッ!?テメッ……!!」

男が叫びを上げた。

※75以上でダナが攻撃

※シデが攻撃

好機到来!私は大きく踏み込んで連撃を叩き込む!

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+50
コンマ下2一桁×6+筋力(21)×6+50

ダメージ 955
ジャイア残りHP 1603-955=648

※朦朧2回ストック

「……ッッッ!?……」

拳は男の急所を射抜いた。手応えあり。男の頭は大きく跳ね上げられ、追撃が利きそうだ。

ダメージ
コンマ下一桁×6+筋力(21)×6+50

ダメージ 752
※戦闘終了

続けざまに放った右拳は、男の頭蓋をかち割った。男は叫び声すらあげずそのまま後方に吹っ飛んでいく。
倒れた男は動く気配すらない。どうもこの一撃で息の根を止めたようだ。

「相変わらず凄いねえ……電光石火とはまさにこのことだよ」

ダナが呆れたように言う。

「いや、ライラのおかげだ。あれで安心して拳が放てた。……さて、ジェラードの所に向かおうか」

一旦中断。

どうでもいいけどルカンと戦うタイミングって本来はいつ頃だったんだろうか

1日1回の一日って作中時間における一日ってことでいいの?

少し進めます。

>>788
791さんの言う通りです。ファンブルから低コンマが相当続いて始まったイベントなので、完全に想定外です。
本来ならモリブスでまったりしながら徐々に緊迫……という話のはずでした。

>>792
そういう理解で大丈夫です。

廊下の向こうには階段がある。とすると、ここが一番奥か。
振り返るとやや遠くに別の部屋がある。近付くと「制御室」とあった。ジェラードがいるのはここか。

部屋に入ると……

01~20 ジェラードが頭を抱えていた。
21~40 ジェラードが唸っていた。
41~94 「待っていたよ」
95~99 ???????

※ファンブル気味

部屋に入るとジェラードが唸っていた。

「どうしたんです?」

ジェラードは私たちに気付くと、ばつが悪そうに頭をかいた。

「いやね。セキュリティコードが解除しきれないんだよ。最後のとこまで来ているんだが、何か嫌な予感がしてね』

「嫌な予感?」

「そう。どうもセキュリティコードが何者かに解除された場合、ベネディクトに情報が飛ぶようになっているらしい。迂回しての解除が可能か考えてるんだが、上手く行かない」

それはかなり厄介だ。ここでベネディクトと遭遇した場合、何が起こるかは全く未知数と言える。少なくとも、ろくなことにはならない。

「解除するかの前に、これを読んでもらえますか」

ジュリアがジェラードに手帳を手渡した。

50以上で追加イベント、75以上で別の追加イベント

※追加イベントあり

「これは……?」

「古代アルテ語で書かれたものです。少し読めましたが、『作り物』の動力源がアンバライトの一種であるところまでは分かりました。
ただ、僕のアルテ語の知識では限度が。分かることはありますか?」

ジェラードがパラパラと手帳をめくる。

「……」

※50以上で追加イベント

※明記し忘れてましたが、追加イベント発動中につきファンブルはなしです。すみません。

※追加イベントなし

「誰のものだろうね……相当込み入った理論が書かれている。
ただ、これは僕ですら知らない知識で書かれている。コーウィンでも分かるかどうか、だな」

「ベネディクトのものではないのですか?」

ジェラードが首を振った。

「違うな、別の誰かだ。……元々、国防軍兵士として使う予定だったとある。ベネディクトならこんな書き方はしない」

ジュリアがもう一度手帳を見た。

75-ジュリア知力(14)=61以上で成功

※これもファンブルはなしです。

81…成功

「……これはっ!?」

驚きの声を上げたジュリアに私は訊いた。

「どうした?」

「書いてあることはよく分かりません。が、この紙……かなり古くなっているので気付きにくいんですけど、こうやって透かすと……」

そこにかすかに浮かび上がったのは、帝国の紋章だ。これはどういうことだ?

「帝国関係者が、ベネディクトに一枚噛んでいたのか?」

「分かりません。おそらく相当前のものですから。ただ、父様なら何か御存知かもしれない」

ベネディクトに協力者?ケインだけではなかったというのか。

「……非常に気になるね。セキュリティを解除すれば、さらに分かるかもしれないが……どうするかい?」

1 解除する
2 解除しない

安価下5多数決、考察必要

中断します。

村田戦が終わったら再開します。

しかし比嘉はヤバイですね。井岡じゃ多分粉砕されますね…。
井岡じゃなく井上でようやく勝負になるかも。さすがに井上の方が強いでしょうが…

村田の判定は近年希に見る糞判定でしたね。亀一家以外であんな理不尽な判定、久々に見ました。
手数は少なくても確実に当てた方が、手数は出してても全部弾かれた方に負けるってのは…ジャッジは何を見ていたのか。
確実に問題になるでしょうね。村田は十分世界王者に値する男でした。いやー、酷い。

では再開します。酷く気分が悪いですが。

「いや、やめておきます。まだ危険を冒せる状況ではないかと」

ジェラードが頷いた。

「賢明だね。とりあえず、ジュリアンにそいつを見せるのが良さそうだ。僕の思っていたのと違うが、収穫ありとしておこうか。
今から次元牢に行くなら、僕が連れていこう。……少々気になるしね」

「少し待って頂けますか?ジャイアを少し調べたいのですが」

「ああ、構わないよ。僕も一緒にいいかな?」

私たちはジャイアの死骸に向かった。脳獎が飛び散り生理的な嫌悪感があるが、やむを得ない。

シャツをめくると、果たして心の臓の辺りに傷があった。

「恐らく、アンバライトがここにあるわけだね」

ジェラードは手刀で傷口の辺りを突き刺すと、しばらく何かを探り「これかな?」と血塗れの右手を引き抜いた。
指は何か硬いものが摘ままれている。

「後でコーウィンとジュリアンにも見て貰うが……」

※70以上で追加イベント

※追加イベントなし

「……もう機能は停止しているようだね。生命体の死とリンクしているというわけか」

ジェラードが若干期待外れだなという表情を見せた。他に何かないものか。

※80以上でアイテム発見、ファンブルなし

※アイテムなし

死骸を探ったが、特にアイテムはない。

「収穫はないようだね。じゃあ行こうか」

##########

【第四十八階層 次元牢】

※状況判定
20以下で追加イベント

※追加イベントあり

ウォーン……ウォーン

警告音がひっきりなしに響く。部屋は薄赤いランプの灯りに照らされていた
そこにはコーウィンとジュリアンが、必死の形相で「キーボード」を叩いていた。

「何があった??」

「ジェラード??助かった、すぐに来ていただけますか?ブランドが、第三結界を破壊しようとしてます。
これを越えられたら、もう対処できないっ」

コーウィンが今まで見たことがない
ような形相で言った。

「分かった、即対処しよう」

ジェラードが「モニター」に向かった。恐ろしい勢いで何かをやっている。

※10以下でイベント続行

※イベント一旦中断

5分ぐらいした後。警告音が止んだ。3人深い溜め息が聞こえる。

「これは肝を冷やしたね……障壁を片っ端から『時間を戻して』みたが、回復速度と破壊速度がかなり競ってたからね。いや、かなり危なかった」

「ありがとうございます……まさかこのタイミングで来てくださるとは。感謝しかないです」

ジュリアンが深く一礼した。

「それにしても……本格的に発狂の間隔が短くなってないか?もう二人体制では無理だな」

私はふとジェラードがジャイアから取り出したアンバライトを見た。……強く光っている??

「コーウィン、これを」

「シデ、ダナ。来ていたのか。……これはっ」

コーウィンはアンバライトを引ったくるかのように私から取ると、ジェラードとジュリアンの3人で見始めた。

「なぜ再活性化したんだ?」

「そもそもこれは何ですか?ただのアンバライトじゃないですよね?」

「第二十四階層で『作り物』から取ったものだ。……意味が分からない」

ジュリアがジュリアンに手帳を差し出した。

「父様、これを。……」

20以上で追加イベント

「……嘘だろ……」

ジュリアンが愕然とした様子で言った。

「これは、兄さんの字だ。……古代アルテ語を使っていたことからして100年は前のようだけど、間違いない。
兄さんがベネディクトと会っていた??」

「……何のために?」

コーウィンが鋭い目でジュリアンを見ると、彼は首を振った。

「全く心当たりがない。僕たちがベネディクトを最近まで軽視していたのは確かだけど、兄さんがこんな研究をしていたなんて。……不死兵団を作る狙いだろうか。
でもあれはすぐに却下したはずだ。どうしてだろう……」

ブランドはまだ何か暴れている。これに反応しているのか?

70-賢さ(22)=48以上で成功、70以上でボーナス

07…失敗

どうにも見当がつかない。どうもここで考えてもらちが明きそうもない。

「これは危険覚悟でセキュリティコードを解除するしかないかな。
何かしらこのアンバライトがブランドと関係しているのなら、そうしないとまずい気がする」

ジェラードが厳しい表情で言った。どうすべきだろうか。

1 一度戻ってセキュリティを解除
2 戻らずしばらく様子見
3 その他自由安価(適切なら採用)

安価下5多数決、考察必要

「こうなったら、一度戻るしかないと思いますが……」

ジェラードが苦笑した。

「仕方ないな。ブランドの解放の方が危険だ。すまないが、また来よう。
それとこれは預かっておくよ。ブランドの暴走に繋がるかもしれないし」

ジェラードはアンバライトを手に取った。

「分かりました。くれぐれも、無理はなさらず」

#########

私たちは「制御室」に戻ってきた。

「では、セキュリティを解除しよう。……上手くいくといいが」

※70以下でイベント発生

※イベント発生

ビーッ、ビーッ

ジェラードが何かを入力すると、警告音がなり始めた。

「やはり鳴ったか。……あとは時間との勝負だな。どこまで分かるか……」

ジェラードが凄まじい勢いで何かを調べている。

※30以下でベネディクト登場

※ベネディクト登場せず

ジェラードはある所で手を止めた。

01~50 やはりケインは一枚噛んでいたか
51~85 ブランドは100年前にここにいたようだな。
86~94 これは??
95~99 ???????

「ブランドはやはり100年前ここにいたようだな。ベネディクトとは共同研究者といった関係だったらしい。
互いに利用しているような感じだったとは思うが、やはり『不死兵団』とやらを諦めきれてなかったようだね」

ジェラードは操作を再開した。

※45以下でベネディクト登場

※ベネディクト登場せず

ジェラードは再び手を止めた。

「これは……?」

01~50 ケインとベネディクトはかなり前からの関係だったようだね
51~85 ブランドはその後も定期的に来ているね……
86~94 ???
95~99 ???????

「ん?ブランドはその後も定期的にここに来ているようだね?
共同研究者の関係が切れたのは80年前。だが45年ぐらい前までここに来ている。……」

※70以上で重大事実判明

※クリティカルのため、一部重大真相発覚

「……これはっ!!?」

ジェラードが突如大声を上げた。

「何か分かったんですか??」

「分かったなんてものじゃない!!この記録を見ろ。ブランドが最後にここに来たのは40年前。だが、ここからが肝心だ。

……ブランドは、誰かに殺された状態でここに来ている。

そして、ここでベネディクトが『措置』を施したとある。つまりだ」

ジェラードは一拍置いて、話した。

「奴にはこれと同じものが埋め込まれているってことさ。
そして、それがブランドの発狂の真相。つまり、もう『生きてない』んだよ。彼は」

「……えっ……??」

皆が絶句した。そんなことがあり得るのか?だとすればどうすべきなのだ??
私が訊くべきなのは……

1 誰に殺された?
2 どうすればブランドのアンバライトは機能停止する?

安価下3多数決、考察必要

「……どうすればブランドのアンバライトは機能停止するか、分かりますか?」

※85以上で判明

※判明せず

「いや、そこまではここまでじゃ分からない。もう少し時間が欲しいが……ベネディクトが来そうだな」

調査を

1 続ける
2 やめて帰還する

安価下3多数決、考察必要

「もうやめて帰還しましょう。これだけ分かっただけでも収穫大です」

「そうだね。じゃあ戻ろうか」

ジェラードが空間に歪みを作った。

※55以上でベネディクト登場

55以下の間違いです。

前提ミスのため下のコンマを使います。申し訳ありません。

※ベネディクト登場せず

今日はここまで。

再判定の件、申し訳ありません。まあどちらでも結果は同じなので勘弁してください。

ベネディクトは何やってるのでしょうね……。

再開します。

########

「思ったより早かったですね。ベネディクトとは遭遇しなかったのですか」

意外そうに言うコーウィンに、ジェラードが答えた。

「ああ。警報は鳴ったがその前に逃げ切れたよ。
……ジュリアン、今から辛い話をするがいいかな。コーウィンもよく聞いてくれ」

ジェラードは先程得た情報を二人に伝えた。……ジュリアンがその場に崩れ落ちる。

「……そんな……そんな馬鹿なッッッ!!!!」

「だが、事実だ。こいつが再活性したのも、それと関連がありそうだね。
……そもそも、ブランドが殺された心当たりは?ベネディクトかケインの手勢だとは思うけど、ブランドを殺せる人間はいないはずだ。
魔物なら『ジェイ』辺りなら殺せるかもだが、そんな深層にブランドが行く意味が分からない」

※75以上でヒント、95以上で真相
ファンブルなし

※情報なし

「……いや、兄さんは『穴』に潜ろうとすり素振りさえ見せなかった……。正直、心当たりなんて全くない」

ジュリアンは強く首を振った。

「だが、あの記録の信憑性は気持ちは極めて高いと思う。わざわざ厳重なセキュリティまでかけていたのだから。
その観点からすると、ブランドの中にこいつと同じものが埋まっていることの方が重要だ」

ジェラードはアンバライトを取り出した。ブランドに反応してか、青白く光っている。

「……こいつの止め方さえ分かれば、ブランドは機能を停止する。最大の脅威のうちの一つが消えることになるが……知ってるかい?」

※75以上でヒント、95以上で判明

※ヒントあり

「……アンバライトの止め方……まさか」

ジュリアンが呟いた。

「知っているのか?」

「いや、知らないですが、仮説ならあります。……アンバライトは空気中の魔素を吸収し魔力に変換する性質があります。そして一定以上を吸収すると破裂する。
このアンバライトがそれと同じかは知りません。……ですが、魔力を多量に吸収させると破裂するなら、あるいは」

「……なるほどな。問題は、そんな魔力をどこで準備するかだ」

コーウィンが唸る。そう、そこが問題だ。あれほどの存在だ、魔力をどれほどブランドに注入すればいいのだろうか?

※90以上でヒント、ファンブルなし

変更します。

夜まで自由安価、適切なものを採用します。
コンマが踏まれ90以上ならこちらから提示します。

再開メドは2130です。では、どうぞ。

とりあえず、こちらからのヒントです。

・ベネディクト、ケイン以外の「一族」を合わせても足りません。コーウィンの言葉はそういうことです。

・すぐに条件達成とはいずれにせよなりません。
ただ、実は外堀はある程度埋まってます。

一応上げます。

八重樫は限界ですかね。お疲れ様でした。

少し早いですが再開します。

井上は人間やめてますね。速い強い巧い、誰か勝てる選手いるんですかねえ。

なお、自由安価は「モリブス移転用の魔力を使う」で決定します。

「モリブスを『穴』に転移するための魔力を使うのはどうでしょう?
おそらく、人の手だけでは到底賄えない魔力です。多分、これが一番多量の魔力を確保できるのではないかと」

「……そう来るか」

私の言葉にジェラードが溜め息をついた。

「15年かけて準備した計画だ。費用も相当かけている。はいそうですか、とはいかないよ。
世界は災厄の日の後も、徐々に滅びに向かって進んでいる。『毒』に汚染された土地は、緩やかだが確実に拡がっているんだ。
除染の手段はあることはあるが、とても汚染は止められない。ならば、絶対安全な『穴』に人々を移すしかないと、僕は考えている。ブレイズも同意見だ。
世界を滅びから救うには、これしかないと思っているんだがな」

私は黙った。ジェラードの真意はそこにあったのか。コーウィンが口を開く。

「あなたが500年消えていたのは?」

「元々植民計画は考えていたんだよ。一番厄介だったのが、土地の確保だ。第三十八階層を更地にするのに、恐ろしく時間がかかった。
まあ、災厄の日は想定外もいいとこだったけどね。ただ、おかげでブレイズという賛同者も得られた。
……仕切り直ししてもいいが、彼が首を縦に振るかな?何より後15年の間に、世界が滅びてないという保証はどこにもないが?」

ジェラードの言うことには筋が通っている。……

70-賢さ(22)×3=04以上で成功

30…成功

「ですが、そもそもなぜ汚染された土地が拡がり続けているのですか?そこが分かりません」

「いい質問だ」

ジェラードが見た目とは不相応な笑みを浮かべた。教師が生徒に向けるそれ、というと正しいだろうか。

「災厄の日に『何があったか』は誰も知らない。僕もコーウィンも、ジュリアンも知らない。
だが、『なぜ世界がほぼ滅んだか』は知っている。『穴』から、許容値を遥かに超える魔素が世界中に降り注いだからさ。あたかも火山の噴火のようにね。
……太古の昔にも『放射能』とやらがあったらしい。それで人類が滅びかけたという実績はあるわけだが、それにかなり近いことが起こった。
幸い、『穴』周辺の地域だけは魔素があまり降り注がれなかったみたいだね。もうそんな自然気象は災厄の日以降なくなって久しいが、『台風の目』の目にあたったわけだ」

台風か、子供時代に2回ほど経験したことがある。言われるとそうかと合点した。……ダナたちはピンと来ていない様子だが。

「なるほど。ですが、それとこれと何の関係が?」

「魔素の噴出は、止まってないんだよ。じりじりと続いている。このまま止むのか、また勢いを増すのかは知らない。だが、それがある限り地上が滅びるのは避けられないのさ」

ジェラードが首を振った。……どうすべきなのだろう?

1 魔素の噴出を止めます。その代わり、協力してもらえませんか
2 そちらの計画は邪魔しません。別の方法を考えます

安価下5多数決、考察必要

「……魔素の噴出は私たちが止めます。その代わり、ブランドの停止に協力してもらえませんか?」

「どうやってそれができる?僕たちですら、理由は知らないんだぞ?」

ジェラードが私を睨んだ。気圧されそうになるが、何とか耐えて私は彼を見つめ返す。

「そのために、『審判の石』を使うんです。……必ず答えがあるはずです」

……

70-魅力(20)×3=10以上で成功

61…成功

「分かったよ。確かに、『審判の石』を使えば何かしら見えるかもしれない。
ただ、ブレイズの説得は君がやってくれ。彼との接点はあるのだろう?」

「ええ。……彼には私に借りがあります。恐らく、問題ないかと」

「そうか……なら僕が言うことはないな。準備ができたらブレイズを通じて連絡をくれ。頼んだ」

ジェラードが私に手を差し出してきた。私はそれを握り返した。

「次元牢は、あとどのぐらいもちそうか?」

「せいぜい2週間ですね。……それ以上の保障はないです」

ジュリアンが険しい表情で言った。

「分かった。……差し当たり、それまでに話をまとめてくれ」

※大ミッション「第二十四階層を踏破せよ」を達成しました。
※最終ミッション候補「『穴』の魔素を止めろ!」が発生しました。

本編以上です。以下、成長判定になります。
しばらくしてから開始します。

成長判定です。シデからやります。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

HP 181+130(311)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 4ポイント
34~66 5ポイント
67~99 6ポイント

5ポイントの上昇です。

さて、5ポイントのうち2ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(賢さは3ポイント、知力と器用さ、耐久力、魅力は2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

器用さ 11+11(22)

以下ランダムになりますが、ポイントは貯めますか?

シデ(持ち越し3p)

HP 181+130(311)
筋力 9+12(21)
知力 10+4(14)
器用さ 11+11(22)
賢さ 18+4(22)
耐久力 10+2(12)
魅力 12+8(20)

ダナの成長判定になります。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

HP 218+50(268)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 4ポイント
34~66 5ポイント
67~99 6ポイント

ゾロ目のため5ポイントです。

前回からの持ち越し5ポイントと合わせ10ポイントが成長に使えます。

さて、10ポイントのうち7ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(器用さは4ポイント、魅力は3ポイント、それ以外は2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

器用さ 20(上限値)
魅力 16

※器用さ上限値につき、以下の技を覚えます。

・「縮地」…
戦闘中1回のみ、追加の1ターンを使える。
追加ターンでの攻撃は命中判定にプラス修正、アイテム使用など他の行動も可能

以下ランダムになりますが、貯めますか?

好感度
コンマ下一桁上昇

ダナ(持ち越し3p)

HP 218+50(268)
筋力 14+4(18)
知力 14+4(18)
器用さ 20+4(24)
賢さ 12+2(14)
耐久力 13+3(16)
魅力 16+5(21)
好感度 279

ミドルの成長判定になります。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

HP 172+80(252)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 4ポイント
34~66 5ポイント
67~99 6ポイント

やりながら違和感があったんですが、一部重大な勘違いがありますね。

シデとダナの成長ポイントは-1されているのが正しいです。
(つまり、最低が3pでないといけない)
持ち越し分を-1します。すみません。

ミドルの成長ポイントもやりなおします。

01~33 5ポイント
34~66 6ポイント
67~99 7ポイント

7ポイントの上昇です。2ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(知力は3ポイント、賢さは2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

以下ランダムになりますが、貯めますか?
貯める場合は賛否を取ります。ランダム希望ならそのまま5p分の成長判定をします。

7pまるごと貯めていいですか?

安価下3多数決、考察必要

では持ち越し3pで4pランダムにします。

1回目

01~16 筋力
17~32 知力(3p)
33~48 器用さ
49~64 賢さ(2p)
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

ゾロ目のため自由割り振りです。
指定をお願いします。

知力 18

残り1pはどうしますか?

好感度
コンマ下一桁上昇

寝落ちしてました…。再開します。

ミドル(持ち越し4p)

HP 157+80(237)
筋力 9+3(12)
知力 18+8(26)
器用さ 9+7(16)
賢さ 10+2(12)
耐久力 9+7(16)
魅力 6+4(10)
好感度 122

※知力18につき「薬草知識」を習得しました。ミドルが使う回復アイテムの回復量が倍、増強アイテムの効果が+2されます。(対象者はミドルでなくても可)

ライラの成長判定です。

HP上昇=コンマ下÷4(四捨五入)
ただし、10未満は再判定

再判定です。

982を採用します。

HP 179+55(234)

ステータスの上昇ポイント数を決めます。

01~33 3ポイント
34~66 4ポイント
67~99 5ポイント

5ポイントの上昇です。前回からの持ち越し1ポイントと合わせ6ポイントが成長に使えます。

さて、6ポイントのうち3ポイント、好きなステータスに割り振れます。
どれにしますか?(知力は3ポイント、耐久力、魅力は2ポイント必要)
内訳含め書いてください。

安価下

知力 18+6(24)

※知力18につき「暗黒剣」を習得しました。
相手の防御修正を無視して以下のダメージを与えます。
(コンマ下一桁×x+知力×x+筋力×y+魔法ダメージ修正)×2
(エリリル効果は考慮済み)

さらに追加ダメージが毎ターン100入ります。(シデ一行のターン一巡を1ターンとして計算)

あとはランダムになります。

1回目

01~16 筋力
17~32 知力(3p)
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力(2p)
81~96 魅力(2p)
97~00 自由割り振り

賢さ 8+4(12)

貯めますか?貯める場合はそのコンマで好感度判定とします。

自由割り振りを無視した場合、その後全持ち越しかランダムかを選択するようにしました。
今回はミドルのがそれに該当します。

ジュリアの成長判定は次スレですね。

ダナは1ポイント割り振れるステがなかったからってこと?

安価は持ち越し

ライラ(持ち越し2p)

HP 179+55(234)
筋力 5+2(7)
知力 18+6(24)
器用さ 8+6(14)
賢さ 8+4(12)
耐久力 10+8(18)
魅力 10
好感度 91

ジュリアは次スレすぐに判定します。

>>993
それは相当あります。すでに3p前提のものも多いですし、器用さカンストなのでランダム成長は彼女に限り廃止するかもです。

あと、ダナの奥義は考えようによっては相当凶悪です。
確定ヒットからの10連撃や、追加ターンを使っての○○○使用とか。瞬間火力はこれでパーティ最大になったはずです。

ジェラードの容姿は誰に似てる?とか聞きたいかもブランドも(言ってたっけ?)

知力 12+4(16)

あとはランダムになります。

1回目(全て2p)

01~16 筋力
17~32 知力
33~48 器用さ
49~64 賢さ
65~80 耐久力
81~96 魅力
97~00 自由割り振り

誤爆しました。

【コンマ】崩壊した世界を旅する11【安価】
【コンマ】崩壊した世界を旅する11【安価】 - SSまとめ速報
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に移動お願いします。

>>997
ジェラードはスレイヤーズのフィブリゾから邪悪さを抜いたイメージですね。
ブランドは髪が長くなり正気を失ったMTGのギデオンでしょうか。
ルカンは元ネタのサルカン(MTG)の短髪バージョンで大体間違いないです。

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