「ヤンデレ彼女とヤンデレ女の武闘派幼馴染」 (2)

新見
「(俺の名前は新見 直人(にいみ なおと)、中学まではなんの変鉄もない普通の男子だった、と自分では思っている)」

新見
「(普通に学校行って、普通に友人と過ごして、普通に部活頑張って、そこそこの青春も楽しんだ)」

新見
「(ちょっと人より変わってる所と言えば、理不尽が許せない性質というところくらいだ)」

新見
「(そんな俺が高校に入って……)」

八重
「直人、明日丸高の奴らが殴り込みかけてくるらしいって情報が入ってきやがった。準備しとけよ」

新見
「お、おう……」

新見
「(何故か副番長になってしまっていた)」

新見
「(別に高校デビューとかそういうものではない)」

新見
「(事件は入学して一ヶ月も過ぎた頃に遡る)」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494472063

新見
「(部活どうするかな……ここのバスケ部はあんな調子だし、かといって何もしないってのも暇だし)」

ガヤガヤ……

新見
「ん……騒がしいな、なんだ?」

バキッ!

「ぐっ!」

新見
「(喧嘩、か? 先輩に柄悪いの何人かいたっぽいから、そいつらかね)」

新見
「なぁ、何かあったのか?」

モブ1
「あぁなんか、あっちの女のことで揉めてるらしいよ」

モブ2
「ヒデーもんだぜ、なんか殴られてるのと後ろにいるのが中学ん時から付き合ってたらしいんだけど、殴ってる方が女のことを入学したときから狙ってたとかなんとか……まぁただのイチャモンだわな」

新見
「……あぁ? なんだそりゃ?」

モブ1
「そのうち教師が来ると思うから、あんまり見ない方が良いよ」

新見
「そういう訳にもいかんでしょ」ザッ

モブ2
「お、おいおい! やめといた方が」

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