潮「提督の部屋を掃除していたら潮本のエッチな本が見つかりました……」 (44)

・初投稿です
・こっちの板で書いてますが(そういうシーンは)ないです
・ガバガバ文章

はい、よーいスタート(棒読み)

潮「提督が、提督があぁぁ……!」

提督「誤解!誤解だから!」

潮「提督に犯されますぅ……」

提督「ないから!やめて!それは俺のじゃない!」

潮「……えっ?」

提督「この前駆逐艦寮の空調不良だからとチェックしに行っただろ?その際秋雲の部屋で押収した物だ!」

潮「……えっ」

提督「断じて俺の物ではない!信じてくれ!」

潮「……あの本、提督のモノではないのですか?」

提督「ああそうだ。……いや、ここで保管している以上一応俺の管理責任があるのか?」

潮「えっ、それじゃあ提督の……。犯される! 提督に犯されますぅ…!」

提督「いやだから違うから!秋雲が反省したら返す予定だったものだから!」

潮「あの、提督も年頃の男の方ですし、ここは女の子ばっかりですし、そういう事に興味を持つ事自体に私は全然否定しません。むしろ気持ちはよく分かります」

提督「……はぁ」

提督「……いやよく分かるってなんだよ」

潮「そういう本を読んだり、試してみたくなる事も全然、悪い事だとは思いません。私もよく提督モノでやってます」ジリ…

提督「……は?」

潮「ひっ……な、何ですか!?」ジリ…

提督「あ、スマン……いやスマンじゃなくて」

提督「なぜさっきあそこまで後ずさりしていたのに距離縮めてきてるの」

潮「なんですか!言いがかりですか!犯すのですか!」ジリッジリッ

提督「犯さない!なぜさっきよりも速く詰め寄ろうとしてきてるの!?」

潮「わかんないけど、すごいマニアックな方法で私犯されそうです」

提督「どうしたんだ突然!?」

潮「周りに男の人達がいる中で『いいのか?こんな所できもちよくなって。潮が相当な変態だとここにいる見ず知らずのオッサン達にばれちまうぞ?』とか言われながら犯される……」

提督「抜粋するのやめろ!あれらの本から抜粋するな!」

潮「明石さん特注の薬や装備で責めてくるんじゃないのですか!?」

提督「しないから!というか明石特注のってなんだよ!」

潮「知りませんが『いまから潮に試製51cm連装砲を装填するからなぁ…。胸もこんなにあるし大丈夫だろ…?』とか言いながら犯すつもりですよね!」 

提督「抜粋も音読もやめろ!」

潮「提督がマニアックな言葉責めを身につけてるぅ……!」

提督「つけてないから!」

潮「とにかく、そういうマニアックなプレイが好きなんですよね……?」

提督「違う!さっきから言ってるが俺のじゃないから!」

潮「さ、さらにマニアック……?」

提督「違う!というかさっき潮が言ってたのは、潮本では全然マニアックの範疇じゃないぞ!」

潮「……え?」

提督「……え?」

潮「……あ、あれくらいは、基本なんですね……?」キラキラ

提督「……そういう事じゃなくて!秋雲が描いてた本の半数がそんなものばっかだったから!」

潮「正直さっきのでもかなりエグいところから抜粋したつもりだったのですが……」

提督「聞けよ!さっきのは俺の言い方が悪かった所もあるが勘違いだ潮!」

潮「もうあれくらいじゃ、満足できないんですよね……?」シュル…

提督「やめろ!セーラー服のリボンを解こうとするな!」

潮「提督がどんどん遠くに……」

提督「遠くに行ってるのは潮の方だよ……いや物理的には距離が縮まってきてるんだが……」

潮「だって離れたら明石さん特性のトラップで拘束されて……」 ハァハァ…

提督「そんなのないから!明石を巻き込むな!」

潮「接し方が悪かったのですかね……、知らない内に、提督に(夜の一人の営み的な意味で)寂しい思いをさせていたのかも……」

提督「変に重い感じにするな!凄く俺がみじめ!」

潮「ちゃんと上司と部下の関係でやれてたと思っていたのに……」

提督「いやそうだっただろ!?そこは合ってるよ!?」

潮「で、でもプレイ的な観点から見ればその立場関係も興奮ポイントに……?」

提督「やめろやめろ!嗜好を探るな!」

潮「だ、だってさっき仰っていたくらいのことは基本なんですよね……?」

提督「だから俺の言い方が悪かったから!さっきの無しにしてくれ!」

潮「とするとピンク色の豆型振動機とかそっち系に……?」

提督「いやないからな!?」

提督「 てかなんで協力的な方面に行かせようとしてるんだ!?さっきまで犯されるとか言ってたよな!?」

潮「逆らうともっとひどい目に遭う……」

提督「そ、そういう方面だったのか……いや、しないからな!?」

潮「じゃ、じゃあ、面と向かって言ってください」

提督「何を?」

潮「『俺は潮を犯したいと思っていないし、思ったこともありません』って」

提督「何だその宣言!?」

潮「言ってもらわないと信用出来ないです!獣さんが上司の鎮守府になんかに居られません!」

提督「ケモノとか言うなよ!そんな事言ったらお前の姉さんの別名もケモノ呼ばわりされてるだろ!」

※長女の綾波の別名は黒豹です

潮「とにかく言ってくだされば、安心できるかもしれないですし……知りませんが……」

提督「……はぁ……」

潮「や、やっぱり虚偽の告白は嫌ですか?」

提督「虚偽じゃないから!」

潮「べ、別にいいのですよ?私は提督に嘘つきさんになってほしいわけじゃないですから!」

提督「その感じやめろ!」

潮「提督にその場限りの嘘をつかせるぐらいなら、私もあなたの嗜好と向き合います……ジュル」

提督「わかった言うから!言いますからその重い感じやめ……大抵は潮の嗜好だったような……」

提督「えっと、な、なんだ……『俺は』……」

潮「『俺は潮を犯したいと思っていないし』」

提督「お、『俺は潮を』……」

提督「……」

潮「……ど、どうしました?」

提督「あ、あの、一応、一応確認するが?」

潮「は、はい」

提督「こ、この『犯す』の範囲とは……?」

潮「!!」

提督「い、一応な!?」

潮「そ、それはつまり範囲によっては……」

提督「一応だよ!さっき(最初だけ)あんなに潮ビクビクしてたし!」

潮「……ピクピク?それは性的な……?」

提督「違う!」

潮「つまり範囲次第でありえるってことですか……?」

提督「いやだから、確認だ!」

潮「そ、そうですね。提督の基準はちょっとアレですもんね」

提督「アレとか言うのやめろ!むしろ秋雲が可哀想だ!」

提督「えーと、じゃあ少しずつ確認していくか?」

潮「はい。もしかしたら提督がさっきの宣誓をできなくなる可能性がありますからね」

提督「多分ていうか絶対大丈夫だけどな」

潮「……そうですよね。大丈夫ですよね!」

提督「えー、では『犯す』の基準決めスタート!」

提督「まずは『キス』!」

潮「え」

提督「……え?」

潮「……ストップです。一旦ストップ」

提督「あ、うん。落ち着くか」

潮「しますよね……?普通しますよね?キスはしますよ、艦娘と提督ですよ?」

提督「いや、しないしない。なにそれ怖い」

潮「私がするかじゃないですよ?一般的にですよ?……一般的な基準として、提督と艦娘の間ならキスはセーフです」

提督「いやないだろ。カッコカリで互いに愛し合ってるならとにかく。普通俺やったらセクハラだろ」

潮「……アレですよ?キスって唇同士の奴ですよ?『下の口』とかそういうのではありませんよ?」

提督「当たり前だろ……。というか下の口って完全に本番……」

提督「……ちょっといいか、潮」

潮「どうしましたか?言葉攻めですか?」

提督「いや違う!そっちに持っていくな!……潮がラインを決めてくれ」

潮「……え?」

提督「潮がどこからだったら『犯す』に入るか定めてくれ。それを聞いて俺も対処するから」

潮「……はい……」

提督「……ホントはこれ俺がやるべきなんだけどな……なぁうs―」

潮「――」

提督(完全に自分の世界に入ってるじゃないっすか)

(五分後)


提督「…………」

潮「――――」

提督「……なぁ」

潮「――……はい」

提督「……そこまで長考するモノか?」

提督「いや長考する時点でヤバ……」

潮「言います!今すぐ言います!」

潮「え、えーと……」

提督「言ってくれ、ドンと」

潮「うぅ……」

提督「これでも百を超える艦娘を束ねる提督だ。何が来たって驚かない」

潮「な、なら……!」

潮「…………」

提督「……」

潮「……多分、何をラインにしても、その、だめです」

提督「……え」

潮「あの、だって、したい……」

提督「それってつまり……」

潮「何もかも……したい……」

提督「……」

提督「……うわああああああぁぁぁぁ!!!」

潮「ご、ごめんなさいぃぃぃ。でもしたいんですぅぅ!!」

潮「て、提督は驚かないと仰ったじゃないですか!」

提督「いや流石にこれは予想外だよ!なんだよ何でもって!」

潮「ごめんなさい! 本当にごめんなさい! でもさっきのプレイとかすごくしたいです!」

提督「聞いてないよ!?怖いぃぃ!!」

潮「し、静かにしてください!!艦娘のパワー舐めないでください!犯しますよッ!?」

提督「すごい本性出てきてるぅぅ!!!」

潮「このうしおっぱいから母乳出るようにさせますよ!?」

提督「やめろぉ!」

提督「器具プレイは」

潮「基本」

提督「工廠の奥と書いて?」

潮「マイワールド」

提督「寝取りや枕は?」

潮「武器」

提督「背徳感は?」

潮「魔性の潮」

提督「こわいよぉぉぉ!お前のような駆逐艦がいるかよぉぉぉ!?」

潮「あ、安心してくださいね。こんな事言っていますが何があっても下の前と後ろは提督だけのものですから」

提督「重いよぉ……さらに怖いよぉ」

潮「……そんな事言うと下着で口塞いじゃいますよ?」

提督「え、確か漣曰くブラ付けてないって……」

潮「……///」

提督「あばばばばばば」

潮「色々提督に装着されてそのまま出撃したいです……」

提督「何急に!?」

潮「ご、ごめんなさい、もう我慢しなくていいと思ったら願望が」

提督「怖い!内に秘めといたままにして!」

潮「みんなが脱衣所で脱いでる中私はリモコンで弄られたり……」

提督「やめて怖い!」

潮「こういう時に限って曙ちゃんは『大丈夫?』って声かけてくれるんですよ」

提督「細かな設定いらん!」

潮「うわあああ願望出ますぅぅぅ!レッツ背徳ぅぅぅ!」

提督「落ち着いて!これまでにないほど潮がテンション上がってるんだけど!?」

潮「他の娘達に見られない廊下の死角でキスしてほしい」

潮「みんなとご飯を食べている中提督は下からいたずらしてほしい」

潮「提督と一緒に暁の水平線に勝利を刻みたい……!」


提督「最後のは普通のこと言ってるはずなのに怖い!」

潮「そういうことですから!よ、よろしくお願いします。……待ってますね?」

提督「何をよろしくして何を待っているんだ……」

潮「……じゃ、じゃあ私部屋に戻りますね。失礼しました。……頑張りますっ」

提督「このタイミングで引き上げられると困る! ていうか今から俺夕食後の風呂……」

潮「お休みなさいっ!」バタンッ

提督「ええー……これ絶対明日から何か仕掛けてくるよ……もしかしたらこれからの風呂も……」

提督「本当に怖い……社会的に死ぬ……」

提督「そもそもなんであんな本保管したんだろう……すぐに返せばよかった……」

提督「誰かに相談したい……でもここには同性がいない……。いたとしてもこんな悩み……」


――――
――

―二週間後―

浜風「最近何故か疲れている提督のために掃除してあげましょう!」

浜風「まずはここの棚から……あれ?この本は……」

浜風「……」



終わり!閉廷!
知っている方もいるかと思いますが某SSをコp…オマージュしました。
派生SSも結構あるので興味ある方は是非探してみましょ。

タイトルが二重表現だったり【艦これ】タグ入れ忘れました…(池沼)

依頼出してきます

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