フレデリカ「しりとりごっこ」 (21)


これはモバマスssです

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フレデリカ「すー…ふんふんふふーん、しりとりしたーい!」

杏「いきなりだね…しりとりって、あの単語の最後の文字で繋ぐやつだよね?」

肇「ね?と言われても…それ以外知らないんですが」

文香「該当するのはそれだけですね、しりとりと言う遊びですと」

フレデリカ「とにかくしりとりしよー?」

杏「よし、やろっか。しりとりなら平和に終わりそうだし」

肇「しりとりなんて久し振りです」

文香「少し、ルールの調整をしませんか?」

フレデリカ「勝てなかったら負けだよー!」

杏「よし、フレデリカちゃん以外の三人で調整しよう」




肇「うしろの文字で繋ぐ、んで終わったら負け…以外にあるんですか?」

文香「簡単なところからですと…まず、濁音半濁音でしょう…」

杏「うーん、まぁそのままでやった方が難易度高いよね。んじゃ濁音半濁音はそのままで」

肇「では、あとは…」

フレデリカ「はい!はいはいはーい!同じ単語!負け」

文香「決勝戦は、肉弾戦に…それだと、肇さんが有利過ぎましたか」

肇「掻っ捌きますよ?」

杏「よし、あと何か縛り設ける?」

文香「ルールは簡潔な方が…そうですね。でしたら…常に5文字、と言うのは如何でしょう?」

フレデリカ「うん!じゃあーフレデリカのカから!」




杏「ランドセル」

文香「ルーレット」

肇「唐辛子」

フレデリカ「シンデレラ!」

杏「ら…ライオネル」

文香「る…ルリコート」

肇「と…闘牛士」

フレデリカ「シャンデラ!」

杏「ら攻めやめない?」

文香「いえ…る攻めしてくる杏さんには言われたくないです…」

肇「すると、と攻めしてくる文香さんも…」

フレデリカ「もっと平和にしよー?」



杏「よし、んじゃお題変えよっか。もう少し楽しめそーな感じで」

文香「では…架空読書感想会なるものはどうでしょう?」

杏「うん、ゲーム自体変わったね」

フレデリカ「ねー、どんなゲームなの?」

杏「ノリの良さを発揮するゲームだよ。架空の書名を言って、みんなでそれまでに出た展開や感想に合わせつつ物語を展開してく感じかな」

肇「なるほど…なかなか面白そうなゲームです」

文香「素敵な時間になる事でしょう…では」

フレデリカ「はじめだー!」




文香「題名は…Fの狂気。まさか、中盤出てきたコンビニが伏線になっているなんて気付きませんでした」

杏「たまたまそこにあっただけだと思ったのにね、引っ張るとは思わなかったよ」

肇「よく考えられていましたね、如何にも怪しいフランス人ハーフが最初にやられるとは思っていませんでした」

フレデリカ「沢山の犠牲があってこそ、主人公は犯人の目的に気付けたんだよねー」

文香「…ネパールの旗が凶器だったのは、旗が英語でフラッグだったからだったんですね」

杏「ネパール人は普通に日本人だったし」

肇「仕方ありません…あのコンビニは、ネパール人しかアルバイトを募集していなかったのですから」

フレデリカ「ランドセルがネパールの旗にぶら下がってたのもミスリードだったねー」

文香「…ネコが風船を咥えて来なかったら、きっと第三の事件は解決しなかったでしょう」

杏「うん、部屋中にばら撒かれたスプーンのせいでプリンが食べられなくなってたし」

肇「しかし、ええと…もう無理です」

文香「少しばかり、話が散らかり過ぎましたか…」

杏「考え無しに喋りすぎたね」




フレデリカ「ねーねー、次は何しよっか?」

肇「簡単なゲームの方がいいかもしれませんね」

杏「ねむい」

文香「今はまだ、その時では…ないです」

フレデリカ「少し考えたんだけど、マジカルばななはどーかなー?」

文香「…なかなか、良いアイディアですが…先ほど以上に、頭を使う事になると思いますよ」

杏「よし、まぁ一回やってみよっか」

肇「かなり難易度が高そうですよ」




フレデリカ「よーし、フレちゃんからいくよー。マジカルバナナ、バナナと言ったらフルーツ!」

杏「…詰んだ」

フレデリカ「だって思い浮かばないんだよー!」

肇「よくそれでこのゲームを提案しましたね…逆に凄いです」

文香「スピードが命なのでしょう。さて、次は…」

杏「話してるだけでも神経使うなぁ」

フレデリカ「案外難しいねーこれ」

杏「レッドブルが欲しくなるなあ」

文香「あ…そろそろ、お昼の時間です」

肇「少し早過ぎませんか?まだ十一時ですけど」

杏「どう?なら食べ物しりとりやって詰まった人の前に出た食べ物食べに行くってのは」

フレデリカ「はいはいはーい!フレちゃんネパール料理食べたい!」

文香「いいでしょう…では」

肇「はい、ついでに負けた人が奢りという事で」



フレデリカ「デッドオアー?」

杏・文香・肇「アライブ!」

フレデリカ「ブリトー」

杏「トルティーヤ」

肇「焼肉」

文香「…悔しいですが、私は焼肉が良いので…」

肇「では焼肉で決定ですね。文香さんの支払いという事で」

文香「…出る準備をしましょう」

杏「うっそでしょ、終わるのはや」

フレデリカ「やっぱり焼肉ってさいきょーなんだねー」



朋「ねぇ、何やってるの?杏ちゃん」

杏「……」

フレデリカ「……」

文香「……」

肇「……」

杏「んあー、タイミング悪い時に来ちゃったね朋ちゃん。悪いけど朋ちゃんの負けだから支払い頼んだよ」

文香「…よし!」




肇「仕方ない事ですね。ルールですから」

フレデリカ「ランチ」

朋「ちょっと!あたしまったくついて行けないんだけど説明くらいしてくれてもいいんじゃない?!」

杏「いやまぁ、しりとりだよしりとり」

朋「…理解出来ないわ。詳しく説明してって」

杏「てなわけで、これから焼肉行くから支払い任せた」

肇「戦いの幕も降りた事ですし、気持ちよくお昼が食べられそうです」

文香「素晴らしい午前中でしたね」

朋「ねぇ、だから説明してってば!全くわからないんだけど!」

フレデリカ「ドナドナドーナー」

朋「何なのよもー!」


もの凄く頭使った気がします
スタジオ
お付き合い、ありがとうございました

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