【グラブル】グラン「好みの女性?」 シルヴァ「焦るな……婚期は必ず来る……!」 (131)

シルヴァ「今日も婚期は来ず……か」

ラカム「なぁーグラン!で?実際の所どうなんだ?ん?」

グラン「どうって言われても……」

オイゲン「団もこれだけ大きくなったんだ。1人や2人いるんだろ?おじさんに話してみろ!」

グラン「2人とも飲み過ぎだって!」

シルヴァ(やけに騒がしいな)



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オイゲン「だからよぉ、いるんだろ?気になる娘」

シルヴァ「!!」

グラン「別にそう言うのは」

オイゲン「あー、隠すな隠すな。お前さんくらいの歳って言やぁよ、手が触れるくらいで意識しちまうもんだ」

ラカム「そーそー、さあ正直に言ってみな」

シルヴァ(実に興味深い話だ。少し立ち聞きさせてもらおう……)

ラカム「やっぱあれか?いつも一緒にいるルリアとかか?」

オイゲン「あー、ありゃ将来美人になるぞ!間違いない、俺が保証する!ガキの頃のアポロにちっとばかし似てるからな!」

シルヴァ(やはり若さが必要なのか……)

グラン「ルリアは子供として見ちゃうって言うか、どちらかと言うと可愛い妹って感じ……かな」

ラカム「おっ?嫌がってた割には真面目に答えるじゃねーか」

グラン「じゃあどう答えれば……はぁ」

オイゲン「じゃあイオはどうだ?まぁまだ子供だがしっかりしてて気も強い。将来はいい嫁さんになるぞ?ガキの頃のアポロにちっとばかし似てるからな」

グラン「いや、イオも子供だから」

ラカム「じゃあクラリスなんて良いんじゃないか?年齢的にも近いし」

グラン「確か前に美少女錬金術師でみんなのアイドルだから恋愛禁止って言ってましたよ?」

ラカム「じゃあいっそのこと種族の壁を超えてみるってのはどうだ!」

ラカム「ハーヴィンは子供っぽいから無理とか言いそうだし……ドラフなんてどうだ?」

オイゲン「若い頃は一にも二にも胸だからなぁ。あの胸は魅力的だろ?まぁ俺くらいの歳になりゃ尻だけどよ!アポロもいいケツに」

グラン「ドラフはちょっとその……」

ラカム「なんだ?苦手なのか?」

グラン「目のやり場に困るから……」

ラカム「シャイボーイか」

オイゲン「じゃあエルーンは?」

グラン「それも……なんとなく性欲が強そうだから……」

オイゲン「グラン……もしかしてお前さん、イン」

グラン「違うから!」

ラカム「じゃあやっぱり人間か?」

グラン「そうだね……って言うか、まだこの話しするの?そういう2人はどうなんだよ!」

ラカム「俺か?俺の恋人はこのグランサイファーに決まってるだろ。浮気なんてしたらヘソ曲げちまうよ」

オイゲン「俺が今愛してるのは娘のアポロだけだ。女房によく似て来やがって」

グラン「なんかズルくない?それ……」

シルヴァ(お前達の話などどうでもいい!)

ラカム「あっ、じゃあよ、あー言うのはどうだ?」

グラン「カタリナさん?」

オイゲン「なるほどなぁ。若い頃は歳上の女性に惚れたりもするもんだ」

シルヴァ(…………)

グラン「そうだな……やっぱり僕も歳上の方が好きですね」

シルヴァ(!!!!)

シルヴァ(あ、ああ、あ、あわ、あわてるな、焦るな、こ、ここ、まだ婚期と決まっ、あああせるな!)

ラカム「んじゃ決まりだろ?俺と初めて会った時から一緒にいたし。カタリナを好きにならねー訳が無いよな!」

シルヴァ(くっ……余計なことを!)

オイゲン「そうだなぁ。騎士で気も強くてしっかり者……まるでアポロみたいで俺も気に入ってるしな!」

シルヴァ(歳上なんていくらでもいるんだ、変に進めるんじゃ無い!)

グラン「確かにカタリナさんは強くて素敵で……カッコイイ人ですね」

シルヴァ(……焦るな、婚期はまた来る)

グラン「でも前に言われたんです。私はキミの保護者の様なものだって」

ラカム「保護者ねぇ」

グラン「僕からしてもカタリナさんは恋愛対象と言うより……ルリアが妹ならカタリナさんはお姉さんって感じかな」

オイゲン「確かに……3人でいるのをよく見かけるが、ありゃ恋人って言うより妹と姉って感じだな」

シルヴァ(……ほっ)

ラカム「じゃあ結局どんなのが好みなんだ?」

グラン「うーん……」

ラカム「まさかお前……女に気がないって事は……」

オイゲン「そっち系……なのか?」

ラカム「そういやファスティバと妙に仲が良かったよな……」

シルヴァ(……)

グラン「ちがっ……女性が好きだから!」

グラン「だからその……」

ラカム「だからその?」

グラン「あくまで勝手な憧れであって、好きと言うか、気になってるって感じの人なら」

オイゲン「思春期特有の言い訳は良いからさっさと言っちまえよ」

グラン「誰にも言わな」

ラカム「言わねーよ。俺を信じろ」

グラン「じゃあその…………シルヴァさん……かな」

シルヴァ(…………ん?)

シルヴァ(グラン?今、なんとーー)

ラカム「シルヴァだぁ!?」

グラン「声が大きいよ!!」

カタリナ「シルヴァ殿がどうかしたのか?」

オイゲン「いやいや、なんでもない。こっちの話だ気にしないでくれ」

カタリナ「?」

ラカム「歳上がいいってのは分かるがよお……シルヴァっつったら俺とそんなに歳変わんねーぞ」

シルヴァ(ふざけるな!私は27、そっちは29だ!全然違うではないか!)

オイゲン「干支は一緒でも一周違うじゃねーか」

シルヴァ(三週近く離れた爺さんが余計なことを言うな!)

グラン「やっぱりおかしいかな……?」

ラカム「おかしいって言うか……なぁ」

シルヴァ(グラン……)

グラン「でも好きなんだ。シルヴァさんの事が」

ラカム「おっ、好きって言いやがったな!んじゃ俺たちも応援すっから頑張れよ!」

翌朝

シルヴァ「フンフン♪」

カタリナ「おや?今日の朝食はシルヴァ殿が?」

シルヴァ「ああ、腕によりをかけてご馳走を作るつもりだ。花嫁修行と言ったところだな」

カタリナ「では私も何か手伝いを」

クムユ「カ、カカ、カタリナさんは台所に入って来んじゃねえです!」

ククル「シルヴァ姉を人殺しにするつもりですか!」

カタリナ「何を言っているんだ?私はただ料理の手伝いを」

シルヴァ「先ほども言った通りこれは花嫁修行。助太刀は無用だ」

クムユ「クムユ達は姉妹だから特別なんでい!べらんめー!」

カタリナ「しかし私ももう24、料理の腕も上げておかねば。花嫁修行みたいなものだ」

シルヴァ「今……何か言ったか?」

カタリナ「いや、だからもう24だから花嫁修行を」

シルヴァ「私は27だ!!」

カタリナ「ええ!?それは知っているが……急にどうされたと言うのだ……?」

ククル「もうこれ以上シルヴァ姉を傷付けないで!」

カタリナ「え?えっ??」

シルヴァ「24歳か……ざっくり分ければ20代前半、3つに分けても20代半ばに入ったばかり……」

シルヴァ「だが私は20代後半!3つに分けても20代後半だ!!それを同じような目線で語るとは……」

カタリナ「お、落ち着いてくれ。悪気があった訳では無いんだ。私の考えが至らなかった、傷付けたなら謝罪もする!」

シルヴァ「フゥー……フゥー……いや、私も大人気なかった。声を荒げてすまなかったな」

カタリナ「こちらこそ、若気の至りで申し訳なかった」

シルヴァ「わ……わ、か、げ、の、い、た、り……?」

クムユ「ひぃー!避難するですー!」

ククル「避難避難!シルヴァ姉、殺しはダメだからねー!」

若気の至りでこんなスレを立ててしまいましたすみませんシルヴァさん

カタリナ「……シルヴァ殿、確かにこちらも失礼な所があったのは認めよう。だが幾ら何でも過剰に振る舞いすぎでは無いか?」

カタリナ「歳の3つや4つ、それ程大した差では無いと私は思うのだが。シルヴァ殿は十分美しいと私は」

シルヴァ「それ以上私の神経を逆撫でしてくれるな」

カタリナ「しかし!私とて3年後は27だ!」

シルヴァ「こっちはその頃30……三十路なのだぞ!」

シルヴァ「もう良い。私は忙しいのだ。今すぐこの場から消えてくれ」

カタリナ「しかし……」

シルヴァ「分かっている。カタリナ、キミは真面目で素直な人間。悪意無いのだろう」

カタリナ「当然だ。悪意など微塵も……」

シルヴァ「だが悪意がない故に人を傷つけている事にも気付けない事もある。さあ消えてけれ」

カタリナ「待ってくれ。私はまだ納得ーー」

シルヴァ「消えろと言っているんだ!」

ヴィーラ「あらあら、お姉様の残り香をたどって来てみれば」

カタリナ「ヴィーラ?」

ヴィーラ「お姉様に対するそれ以上の侮辱はこの私が許すわけにはいきませんわ」

シルヴァ「侮辱されているのは私なのだがな。小娘には引っ込んで貰いたいな」

ヴィーラ「あら、私に対して小娘だなんて。これでももう22歳なのですけれど……」

ヴィーラ「22歳の私を小娘扱いとは……シルヴァさんは私の予想を上回る年齢……おばさんなのでしょうか♪」

シルヴァ「良い度胸だな」

カタリナ「やめろヴィーラ!これ以上話をややこしくしてくれるな!」

ヴィーラ「まぁ♪私の身を案じてくださっているのですね!さすがお姉様、お優しい♪でもご心配なく♪あのおばさんを躾けて差し上げます」

シルヴァ「止まれ!!」

ヴィーラ「お断りいたします♪」

シルヴァ「今このキッチンに入って良いのは死ぬ気で婚活をする者だけだ。20代前半の小娘が足を踏み入れて良い場所ではない」

カタリナ「そうだヴィーラ!20代半ばの私でもこれほど拒絶されたのだ!若い20代前半のキミでは20代後半のシルヴァ殿に何をされるか!」

シルヴァ「……」

ヴィーラ「お姉様……わざとやっていらっしゃいます?」

カタリナ「何がだ!良いから下がるんだ!」

ヴィーラ「んー……困りましたわ」

シルヴァ「ヴィーラ、私はキミの事を嫌っているわけじゃない。むしろ団内においてキミへの信頼度は高い方だ」

ヴィーラ「そうなのですか?まぁお姉様以外からの評価などどうでも良いんですけど」

シルヴァ「そう。私が信頼度しているのはキミのそう言う所だ」

カタリナ「いったい何の話をしているんだシルヴァ殿は?」

シルヴァ「キミのようなクソレズは私のライバルとなり得ない。だから私もキミには気を許している」

ヴィーラ「クソレズだなんて妙な言いがかりはやめていただけませんか?私が狙っているのはお姉様の心と身体だけです」

カタリナ「ヴィーラ?」

シルヴァ「キミがどれほど彼女を想おうが一向に構わないが、果たして彼女はどうなのか」

ヴィーラ「何が言いたいのかしら?」

シルヴァ「カタリナもやがて男と結婚するだろう。その時キミはどうする?」

ヴィーラ「あ、あり得ませんわ。あの気高きお姉様が何処の馬の骨とも分からない雄と結ばれるなんて……ねぇ、お姉様!」

カタリナ「え?あ、いや、今はともかく……私もまぁいずれは相手が現れればそう言う事も考えるだろうが……」

ヴィーラ「では私は相手が現れないよう見張って消せば良いんですね♪了解いたしました」

カタリナ「ヴィーラ?」

シルヴァ「果たしてそう上手く行くかな?」

ヴィーラ「何なんですかアナタはさっきから……私とお姉様の仲を引き裂こうというのなら捻り潰しますよ?」

シルヴァ「カタリナは軍人だ。そんな彼女を守れるような強靭な男が現れた時、キミはその男を消せるのか?」

カタリナ「私は別に強さを求めたりはしないが。むしろ守ってやるくらいの」

ヴィーラ「その時はその男の剣で刺されて男を傷害の罪で牢獄にぶち込んでやるまでです」

カタリナ「物騒な事を言うな」

ヴィーラ「まぁそんな人間は現れる事も無いでしょうけど」

シルヴァ「それはどうかな?いくつか私には心当たりがある。その最たる者は……団長だ」

ヴィーラ「団長?まだ子供じゃありませんか」

シルヴァ「だがやがて大人になる。私は確信しているよ。彼が将来とんでもない大物になると」

シルヴァ「そして世界にはオネショタと言う素晴らしい文化もある」

ヴィーラ「確かに色々と素質はありそうですね…………なら今のうちに消してしまえば……」

シルヴァ「団員が団長を消してどうする。それより最善の策があるでは無いか」

ヴィーラ「なんでしょう?」

シルヴァ「今のうちに団長を誰かとくっつけてしまうのだ」

ヴィーラ「とは言われましても……先ほども言った通りまだ子供ですから」

シルヴァ「団長は年上の女性が好みらしいぞ?もしカタリナに言い寄ったらどうなるか」

ヴィーラ「お姉様に?幾ら何でもこの歳の差ではありえませんわ。ねぇお姉様」

カタリナ「えっ?あ、ああ、いや、グランか……そう言う目で見た事は無かったが…………まぁ可愛げはあるし、おねショタ?だったか?うーん……確かになかなか悪くは無いが……いやいや、しかし」

ヴィーラ「お姉様!?なんだかまんざらでも無いように見えますが……」

シルヴァ「ちぃっ……!」

ヴィーラ「やはり今のうちに危険な芽は摘んでおかないと……」

シルヴァ「待て!私が手を打とう」

ヴィーラ「あなたが団長殺しの汚名を?」

シルヴァ「殺すのではない。私が、だ……団長と、夫婦になろう!」

ヴィーラ「そんな……シルヴァさんが自らの身を犠牲にしてまで私とお姉様の仲を……?」

シルヴァ「幸い団長は年上の女性が好みで、私も相手の年齢にはこだわらないタイプなのでな。もう10歳から50歳くらいなら」

ヴィーラ「分かりました。このヴィーラ、心よりあなたを応援させていただきますわ」

ヴィーラ「さあお姉様♪シルヴァさんのお邪魔をしてはいけませんし、あちらで私と下着姿になってツイスターゲームをしましょう♪」

カタリナ「ヴィーラ!なぜキミはいつも下着姿でツイスターゲームを強要するんだ!」

ヴィーラ「嫌ですわお姉様ったら♪まだ裸でするには早いかと……♪」

ヴィーラ「あっ、そうですわ。シルヴァさん、団長と上手く行った暁にはーー」

シルヴァ「な、なんだ?」

ヴィーラ「タイミングを見て一度孕むまでで構わないので団長の精液をいただいてもよろしいでしょうか♪」

シルヴァ「……ん?」

ヴィーラ「万が一の話なんですけど……万が一、いえ億が一お姉様が結婚なされた場合です」

シルヴァ「話が見えてこないのだが」

ヴィーラ「お姉様が結婚し、もし子を孕んだ場合、私も同じタイミングで子を孕みたいんです♪」

ヴィーラ「そうすれば子育ての事でお姉様から相談されたり、同じ学校へ通わせ幼馴染として家族ぐるみのお付き合いを……」

ヴィーラ「やがて子供同士が結婚し、私たちは晴れて本物の親族となるのです♪後は不慮の事故でお姉様の旦那が亡くなるので、私とお姉様の2人で仲睦まじく……」

ヴィーラ「と言う感じで、私は夫などいりませんので、子を孕むための作業だけを団長とさせていただければ♪ご安心ください、愛だの恋だのは生まれませんから」

シルヴァ(本物のサイコパスだな)

カタリナ(不慮の事故で無くなるのは決定事項なのか)

ヴィーラちゃんと愛のない作業的セックス

ローアイン「朝メシの時間っすよー。ってかブレックファースト的な?」

イオ「わぁー!今日は朝からすごいご馳走じゃない!誰かの誕生日なの?」

グラン「本当だ。まるでパーティーでもあるみたいだ」

ローアイン「いやー、なんか知んねーっすけど、シルさんが朝からヤル気ありまくりでー。俺たちは立ち入り禁止みたいな?」

グラン「え?今日はシルヴァさんが朝食を?」

シルヴァ「ああ、皆の口に合うかは分からないが食べてくれ」

イオ「いっただっきまーす」

ラカム「これが美味けりゃコックは交代だな」

ローアイン「いや冗談抜きでマジ死活問題的な?グラサイの厨房仕切ってる俺はかなり辛口コメントなんで。恨みっこなしっすよ」

カタリナ「ではいただこう」

もぐもぐ……

もぐもぐ……

もぐ……

シルヴァ「ど、どうだろうか……?」

ローアイン「あー…………見た目はマジ超美味そうで100点っすね」

シルヴァ「見た目も大切だが味の方はどうだ?素直な感想を聞かせてくれ」

イオ「うーん……見た目は美味しそうだけど味はイマイチね。あんまり美味しくないわ」

シルヴァ「!!」

ローアイン「ちょいちょいちょいちょい!イオちゃんソレはヤバいっしょ!」

イオ「なんでよ?あんたは美味しいと思ったの?」

ローアイン「そう言う問題じゃなくて、ここは取り敢えず適当に誤魔化すか美味いって答えるのが一人前のレディー的な?」

イオ「そ、そうなの?」

カタリナ「いや……なかなか個性的な味だが、これはこれで良いんじゃないか?私はいつもの食事より美味いと思」

ローアイン「ちょちょちょちょ……!マジッすか!?」

カタリナ「え?あ、ああ……ローアイン、なんなのだお前は。いまそう言えと」

ローアイン「それはイオちゃんに言っただけっすよ!」

カタリナ「なに?」

ローアイン「俺はグラサイのコックっすけど、実際キャタリナさんの為に作ってるつもりなんっス」

ローアイン「そのキャタリナさんにあんな事言われちゃ黙ってられないっすよ!」

カタリナ「落ち着けローアイン!別に本心で言ってるわけじゃない!ただ気を使って」

ロゼッタ「2人とも?それくらいにしておかないとシルヴァちゃんが泣いちゃうわよ?」

シルヴァ「…………」プルプル

オイゲン「まあせっかく嬢ちゃんが作ってくれたんだ。美味しくいただこうじゃねーか」

ラカム「だな。食えない事はねーんだ。勿体無いし食っちまおうぜ」

イオ「ごめんなさいシルヴァさん!一人前のレディーとして美味しそうに振る舞うわね!」

シルヴァ「皆…………すまない、これはどういう顔すれば良いのか……」

カタリナ「グラン、なにもそんなに勢い良く食べなくても……ビィくんまで!お腹を壊したら大変だ。やめるんだ!」

ビィ「んもぐもぐもぐ!んももも!」

カタリナ「ビィくん!?なにを言っているんだい!?か、かわいい!!」

グラン「んんん!もぐもぐもぐ!んん!」

イオ「グランまでどうしちゃったのよ!」

ビィ「ぷはーっ、いやー、ワリーワリー!こんな味の料理はあんまり久々でよ!」

カタリナ「まさかビィくんはこういう妙な味が好みなのか?」

シルヴァ「妙な味……」

ビィ「え?おいらはローアインが作る美味い料理とりんごの方が好きだぞ?」

ビィ「ただ……なぁグラン」

グラン「うん。この味は懐かしい」

カタリナ「懐かしい?」

ビィ「おいら達が村で世話になってたおっさんがいんだけどよ、そのおっさんの作る料理がこんな味だったんだ」

カタリナ「つまりグランとビィくんはシルヴァ殿の料理を食べて、その懐かしい味を思い出したと」

シルヴァ「それはつまり、私の料理がお袋ーー」

ビィ「懐かしのおっさんの味だな!」

シルヴァ「……」

オイゲン「ハッハッハッ、とりあえず良かったじゃねえか!団長の好みにはあったみたいでよ!」

カタリナ「そ、そうだな!」

ラカム「一件落着!さあメシの続きだ!」

イオ「……ねえ、結局グラン達はローアインの料理とシルヴァさんの料理どっちが好きなの?」

カタリナ「!!」

ローアイン「いやいや、まずいっしょ。せっかくうやむやに出来そうな感じでまくりだったのに」

イオ「うやむやじゃスッキリしないじゃない!ねぇ、どっちが美味しいと思うの?」

ビィ「どっちが美味いって……そんなのローアインに決まってんだろ?」

ローアイン「いや、マジ嬉しいっすけど、そこは気を使って貰いたかったっつーか……」

グラン「でも個人的に好きなのはシルヴァさんかな」

シルヴァ「!!」ガタッ

ラカム「おいおいおいおい、朝っぱらから随分積極的だな」

グラン「積極的?」

オイゲン「秘密とか言ってた割にこんな公衆の面前で愛の告白たぁ……さすが団長だな」

イオ「そうなの?グランったら今のはそういう意味なの!?」

グラン「愛の……?ち、ちがっ、今のは料理の話で!」

カタリナ「大変だ!ラムレッダ殿が失神した!」

ローアイン「つまり団長はお袋の味にやられたっつーか……」

ビィ「おっさんの味だけどな」

ローアイン「そう!団長はお袋の味をよく知らない……つまり多分辛い過去があったと思うんっすよ」

ローアイン「なんで、コレはアレっすよね。シルさんに対してバブみを感じでおぎゃりたい的な?」

カタリナ「ばぶみ?おぎゃり??」

ローアイン「聞いた話じゃ男はマザコンが多いらしいんっすよ」

ローアイン「で、年上に甘えたい的な感情が爆発しちゃって、めちゃくちゃ甘えたりするみたいっすよ」

ローアイン「あ、俺はキャタリナさんを守るナイトになりたいんっすけど」

イオ「でも年上に甘えちゃうのは普通なんじゃないの?」

バサラガ(違う……バブみを感じでおぎゃるとは年下の女子に対して抱く感情なのだ。俺の様な)

ローアイン「いやー、バブみを感じでおぎゃるって事はもう幼児プレイとかじゃないっすかね?」

イオ「つまり団長が赤ちゃんに?」

ローアイン「母乳とか飲んじゃう的な?」

カタリナ「グ、グラン!君にはそんな特殊な性癖があったのか!?」

シルヴァ「母乳……母乳……」

グラン「勝手に話を進めないでください!確かに僕はシルヴァさんが好きですけどそんな変な趣味は…………」

ビィ「なんだ?シルヴァを好きなのは秘密じゃなかったのか?」

グラン「……ちょっと部屋で寝てます」

ラカム「おいグラン!」

ロゼッタ「あら大変。シルヴァちゃんが立ったまま良い顔して昇天しかけてるわ」



カタリナ「グランはまだ部屋から出てきてないのか?」

ラカム「そっとしておいてやれ。飯は食ってるみたいだし、あの年頃は色々と面倒なんだよ」

ローアイン「思春期ってやつっすねー。ってか思春期が懐かしいとか年取った感マジぱねぇっす」

カタリナ「では我々も今日は休むとしよう」



ヴィーラ「では手筈通りに」

シルヴァ「しかし……こんなネグリジェで……」

ヴィーラ「あら、よくお似合いですよ?色々と透けていて……思春期の男子には効果覿面だと♪」

シルヴァ「うー……む……」

ヴィーラ「ではあのトカゲは私がなんとかしますから頑張ってください♪」

そらベッドにネグリジェ着た雌顔のシルヴァさんが入ってきたらね。仕方ないね

コンコン

ビィ「ん?はーい、誰だー」

ヴィーラ「失礼します」

ビィ「なんだヴィーラか。どうしたんだ?」

ヴィーラ「団長の様子はいかがかと思いまして」

ビィ「ああ、グランなら見ての通りベッドに潜ったままだぞ。今は誰とも会いたくないんだってよ」

ヴィーラ「そうでしたか……パーティーのお誘いに来たのですが……」

ビィ「パーティー?」

ヴィーラ「ええ、いま巷では女子会と言うのが流行っているらしくて」

ビィ「女子会?グランは男だぞ?」

ヴィーラ「まぁ楽しければ何でもいいじゃありませんか」

ビィ「でもよぉ……わりぃけど今はこんな状態だからパーティーなんて無理だな」

ヴィーラ「そうですか……せっかく色々な種類のりんごを集めたりんごパーティーを開くのですが……」

ビィ「り、りんごパーティー!?」

ヴィーラ「今まで旅をして来た地域特産のりんごを集めていたんです」

ヴィーラ「それを焼いて焼きリンゴにしたり、りんごパイを作ったり、もちろん生のりんごに搾りたてりんごジュース……」

ビィ「な、なな、な……」

ヴィーラ「そう言えばビィさんはりんごが好物ですよね?」

ビィ「お、おう!オイラ、りんごに関してはかなりのアレだぞ!」

ヴィーラ「でしたらビィさんだけでもいかがですか?パーティーに参加してみては」

ビィ「いや、オイラは……」

グラン「行っておいでよ」

ビィ「グラン?」

グラン「僕は1人で大丈夫だから」

ビィ「でもよぉ……」

ヴィーラ「良いじゃないですか。年頃の男の子には1人になりたい時もあるんですよきっと」

ビィ「そうなのか……?」

ヴィーラ「はい♪」

ビィ「うーん……」

ヴィーラ「わかりました。そんなに心配ならコレを置いていきましょう」

ビィ「なんだそれ?」

ヴィーラ「通信機です。これがあれば船内のどこにいても連絡ができますから」

ビィ「そりゃすげー!じゃあグラン、オイラちょっとヴィーラについて行くけど何かあったら呼んでくれよ!すぐ戻ってくるから!」

グラン「ああ、わかったよ」

ビィ「んじゃ行こうぜヴィーラ!」

ヴィーラ「はい♪」

バタンッ

ヴィーラ「…………」チラッ

シルヴァ「…………」コクリ

コンコン

グラン「…………」

コンコン

グラン「……そうか、ビィはいないんだっけ」

グラン「…………でも今は」

シルヴァ「グラン、大丈夫か?入るぞ?」

グラン「!!」

シルヴァ「なんだ、いるんじゃないか。返事くらいしてくれないか?」

グラン「す、すみません……」

シルヴァ「そんなに頭まで布団をかぶって……まだ気にしているのか?食事の時の事を」

グラン「……」

シルヴァ「安心しろ、他の皆はちゃんと分かっているさ。きっと団長をからかっていたんだろう」

グラン「…………」

シルヴァ「ただまあ……私は、少し期待してしまったのだがな」

グラン「……?」

シルヴァ「キミに好きと言われたのだと勘違いして少々舞い上がってしまった。恥ずかしい限りだ」

グラン「ちが……、それは勘違いじゃなくて本当に」バサッ

グラン「ええ!?シルヴァさん、あ、あの、その格好は!?」

シルヴァ「これは、その……部屋着、そう部屋着だ」

グラン「それはちょっと……」

シルヴァ「やはりいつもの格好の方が良かったか……」

グラン「い、いえ、ただ目のやり場に困るって言うか……」

シルヴァ「だが流石にこんな格好では夜は冷えるな」

グラン「そうですよね……」

シルヴァ「団長、私も布団の中に入れてもらって構わないか?」

グラン「あっ、じゃあ僕は椅子に」

シルヴァ「いや、団長も一緒で構わない。その方が暖かいだろ?」

グラン「……はい」

シルヴァ「では失礼して」

シルヴァ「これは暖かい。団長は体温が高いのだな」

グラン(ダメだ、匂いとか触れてる部分の感触とか……頭がクラクラする)

シルヴァ「団長は今15歳だったか」

グラン「は、はい」

シルヴァ「私が27だから12も違うのか……」

シルヴァ「私が12の時に団長は産まれ、団長が8歳の時に私はもう成人していた訳だ。そう考えると恐ろしいな……」

シルヴァ「私が20の時、8歳の子供になど全く恋愛対象になどならなかったが……」

シルヴァ「今は15歳になるキミをこんなにも愛してしまっているなんて」

グラン「あの、シルヴァさん……」

シルヴァ「ん?」

グラン「僕も15歳で、その、まだ子供だけど子供じゃないって言うか……」

シルヴァ「?」

グラン「つまりその、好きなお姉さんがこんな格好で、そんな風に言われて、2人きりで、こんな近くにいると……」

シルヴァ「あ……」

グラン「もっと触れたくなると言うか、あの……」

シルヴァ「もちろん、キミになら好きなところを好きなだけ触ってもらっても私は構わないが」

グラン「手、握っても良いですか?」

シルヴァ「もちろん。銃の手入ればかりしていて綺麗な物ではないが」

グラン「いえ、綺麗です。シルヴァさんは……とても」

シルヴァ「団長……」

シルヴァ(ぐぬぬ……なんと愛いのだ……!このなかなか先に進まない感じがまた……)

グラン「…………」

シルヴァ「ど、どうした?」

グラン「えっ……と…………、ごめんなさい!」ガバッ

シルヴァ「えっ?ええっ!?ど、どうした団長、急に……」

グラン「すみません、なんか、我慢できなくて…………凄く抱きしめたくなったと言うか」

シルヴァ(こ、これは抱きしめ返しても大丈夫なのか……?合法、合法だな?構わんのだな!?)ギユッ

グラン「んっ……」

シルヴァ(なんだ?耳元で喘いだ?……ああ、耳に息が!)

グラン「好きです……大好きです……」

シルヴァ(ああああ!!耳元で何を言いだすんだ!愛い、なんと愛い奴なのだ!)

シルヴァ「ああ、私も愛しているぞ。……だがそう言うことは出来れば目を見てーー」

グラン「それは無理です!今はまだ……こうやって言うのが精一杯で……」

グラン「だからもう少し練習させてください。ちゃんと好きって言う練習を……」

シルヴァ「やれやれ、まぁこんな風に甘えるのも年下の特権だな。団長が目を見て言ってくれるまで付き合うさ」

グラン「すみません……。えっと、好きです……」

グラン「好きです……」

シルヴァ(フフフ……セックス)

フフフ……

シルヴァ「団長、キミは本当に可愛い奴だな」

グラン「可愛いのは……シルヴァさんです…………」

シルヴァ「私の膝に座ってコアラの様に抱きついているキミの方が可愛いよ」

グラン「す、すみません、重かったですよね」

シルヴァ「いや、気にしないでくれ」

シルヴァ(私はキミの髪の匂いを嗅いで楽しんでいるからな)

グラン「……」

シルヴァ「ん?どうした?もう離れて良いのか?」

シルヴァ(ああ……もっと密着していたい)

グラン「シルヴァさんの、顔を見たくて……」

シルヴァ「そんなことか。ならもっと近くで見ると良い。こうして額をひっつけながら」

コツン

シルヴァ「これなら良く見えるだろう?」

グラン「えっと……近すぎてよく見えないですけど」

シルヴァ「!!」

シルヴァ(私は今とんでも無いことに気がついてしまった)

シルヴァ(団長が跨っている私の左太ももに、かかか、硬いナニかが)

シルヴァ(これは間違いなくアレか……ナニだな……?)

シルヴァ(しかも……)

グラン「…………」

シルヴァ(本人も気付いていて悟られまいと微妙に腰を浮かせたりしている!ああ、可愛い!すぐにでもその狭苦しい場所から解放してやりたい!)

ふにっ……

シルヴァ「ん…………?」

シルヴァ「だ、団長……?今、私の唇に何か柔らかい感触が……」

グラン「……ごめんなさい、つい」

シルヴァ(キスか!?キスをされたのか?しまった……!股間の感触に夢中で私のファーストキスが……)

シルヴァ「団長、今のは無し、不意打ちはノーカウントだ!」

グラン「す、すみません!」

シルヴァ「と言うわけで改めて、頼む……」

グラン「……え?」

シルヴァ「だからその……キスを、だな」

グラン「良いんですか……?」

シルヴァ「うむ……さあ」

グラン「……?」


グランくんはなぜキスをするのにシルヴァさんが少し口を開いているのか不思議に思いました。

それでも言われた通りキス(唇を触れさせる)をすると、口の中に蛇でも入ってきた様なにゅるにゅるとジュルジュルでビクンビクンしてしまいました。

シルヴァさんはいつか来る日のために薄い書物などで性知識を学び、さくらんぼのヘタを口に入れ三つ編みが出来るくらい舌使いを鍛えていたのです。

シルヴァ「ん……んんっ、ぷはぁっ、こんな感じ……か?」

グラン「……」ビクンビクン…

シルヴァ「団長?……グラン!?しっかりしろ!」

グラン「はっ……!」

シルヴァ「よかった……大丈夫か?」

グラン「はい……いや、大丈夫じゃないかもしれないです」

シルヴァ「それは大変ーー」

ドサッ

シルヴァ「おっと……どうしたんだ急に。これではまるで私が押し倒されたみたいじゃないか」

グラン「押し倒したんです」

シルヴァ「なっ……ま、まて、団長、そんな急に……」

シルヴァ「身体の方の具合はとうの昔に準備できているのだが、その……」

シルヴァ「今日はあれだ、子を……孕みやすい日で……」

シルヴァ「わ、私としてはキミの子を孕めるのは嬉しい事だが、キミはまだ15歳だ。父親になるには少し早いと言うか……」

グラン「分かっています。でももう我慢できなくて……」

グラン「それでも、シルヴァさんが良いなら……しっかり依頼もこなします。不自由な生活はさせません!だから」

シルヴァ(フフフ……セックス……)

シルヴァ「分かった。キミがそこまで言ってくれるのならもう何も言わない」

シルヴァ「だが……」

バサッ

グラン「わっ……」

シルヴァ「やはりこちらの方がしっくりくるな」

シルヴァ「キミはこうして仰向けになっていれば良い。後は私が跨って、1番深い所でキミの全てを」

『うぎゃー!!た、助けてくれ!!グラーン!!!!』ブチッ…

グラン「ビィ!?」

シルヴァ「あれは確か……部屋を出て行くときに置いていった通信機か……?」

グラン「何かあったのか……ビィ」

シルヴァ「心配なら見に行ってやれば良い」

グラン「でも……」

シルヴァ「私の事なら気にするな。それにキミのコレもこんなになってしまっては深い所まで届かないからな」

グラン「あっ……」

シルヴァ「さあ、早く行って早く帰ってきてくれ」

グラン「分かりました、すぐ戻ります!」ダッ

シルヴァ「やれやれ……」

シルヴァ「こういう焦らしプレイも悪くないな……」

シルヴァさんは、この時グランくんを送り出した事を今でも後悔しています。

このスレしか無くグラブルスレ自体初めて立てましたが……まさかもう1人のボク……

少し時間は戻り、部屋を後にしたビィとヴィーラ


ビィ「しっかしグランの奴は大丈夫なのか。オイラ心配だぜ……」

ヴィーラ「大丈夫ですよ。団長さんはお強いですから」

ビィ「でもよぉ……」

ヴィーラ「でしたら女子会の後、お土産にリンゴを持って帰ってください♪」

ビィ「そりゃいいや!オイラ程じゃないけどあいつもリンゴが大好きだからな!」

ヴィーラ「フフフ」

ビィ「そうと決まれば急ごうぜ!」

ヴィーラ「あっ、少々寄り道をしてもよろしいでしょうか?」

ビィ「寄り道?少しくらいならかまわねえけど」

ヴィーラ「ありがとうございます」



ヴィーラ「つきました。ここです」

ビィ「ここって姐さんの部屋か?」

ヴィーラ「はい♪せっかくですからお姉様も女子会にご招待させていただこうかと♪」

ヴィーラ「お姉様、ヴィーラです。いらっしゃいますか?」コンコン

カタリナ「ああ、入ってくれ」

ヴィーラ「失礼します」

カタリナ「どうした?こんな時間に」

ヴィーラ「実はこれから女子会というものをしようかと思いまして……是非お姉様にもご参加いただけないかと」

カタリナ「女子会?」

ヴィーラ「女性たちだけで開くちょっとしたパーティーの様なものです」

カタリナ「パーティーか…………今日はなんだか疲れてしまっていてな。また今度参加させてもらおう」

ヴィーラ「そうですか……それは仕方ありませんね」

カタリナ「今日はいろいろあったからな。気疲れと言うやつか。本当にすまない」

ヴィーラ「いえ、お気になさらず。残念ですが今回はお姉様抜きで……では行きましょうか。ビィさん」

ビィ「なんだ?姐さんはこねえのか?」

カタリナ「ビ、ビィくん!?」

カタリナ「ヴィーラ、その……女子会とやらにはビィくんも参加するのか?」

ビィ「おうよ!なんたってリンゴのパーティーだからな!」

カタリナ「しかしビィくんは男の子では……」

ヴィーラ「お姉様も不参加なので、今日の女子会は私とビィさんの2人きりになってしまいますね」

ビィ「ええ!?パーティーってオイラ達2人だけなのかよ!」

ヴィーラ「その分リンゴの取り分は増えるんですから良いじゃありませんか♪」

ビィ「んー…………それもそうだな!」

ヴィーラ「ではビィさん、参りましょうか」モフッ

カタリナ「なっ!ヴィーラ、そんなビィくんをモフモフと抱き抱えるなど……!」

ビィ「うわあ!?な、なんだ!?」

ヴィーラ「フフッ、女子会なんですから多少のスキンシップは当然じゃありませんか」

ビィ「だけどよぉ……こんな風に抱かれたり撫でられたりしたらくすぐってえんだけど」

ヴィーラ「あら、ビィさんおなかのこの辺りの毛はフワフワしていてとても気持ち良いんですね」

ビィ「おいやめっ……あははっ、くすぐったいからあんまスリスリすんなって……」

カタリナ「はわわわわわ」

ヴィーラ「さてと、続きはリンゴを食べながら部屋で致しましょうか」

ビィ「リンゴは食べたいけどあんまりベタベタするのは勘弁してくれよな」

ヴィーラ「フフフッ、膝に乗せて座るくらいは構いませんよね?」

ビィ「……まあそれくらいなら」

カタリナ「ちょっと待った!」

ヴィーラ「お姉様?どうかいたしましたか?」

カタリナ「いや……2人でパーティーと言うのも寂しいかと思ってな。私で良」

ヴィーラ「まあ素晴らしいですわ!是非お姉様もご一緒に♪」

カタリナ「そ、そうか?では遠慮なく」

ビィ「んー……なあ、姐さんもくるんだし、やっぱり膝に乗せて座るのも無しにして……」

ヴィーラ「はい?別に構いませんけど。と言うよりビィさんは部屋の隅にいていただいても構いませんが」

ビィ「お、おう……」

ヴィーラ「少しお待ちください。すぐに料理をご用意いたしますので」

ビィ「リンゴのパイにリンゴのケーキ、焼きリンゴに……この飲み物からもリンゴの匂いがするぞ!」

ヴィーラ「先にお飲み物をどうぞ♪ビィさんはアップルティーを。お姉様には林檎酒を♪」



ヴィーラ「さあ、後は適当に料理を食べさせてトカゲを追い払った後はお姉様と2人きりにーー」

ガシャン!!

ヴィーラ「!?」

ビィ「うわああぁぁぁぁ!!」

ヴィーラ「何事ですか!?」

カタリナ「ビィィィィィくうぅぅぅん!!よしよしよしヨシヨシ!ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ!!んほぉー!!」

ヴィーラ「お姉様!?し、しっかりしてください!」


ビィ「うぎゃー!!た、助けてくれー!!グラーン!!!!」

そして駆け付けたグランの貞操が狙われる

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