【艦これ】ビッグセブンはパソコン音痴 (80)

このSSを始める前に

・後半ぐらいに顔文字表現あり
・勿論のごとく不定期更新
の二点の注意点があります

では始めます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493734822

提督「ふぁあ・・眠い・・」

古鷹「もう!まだ書類はあるんですからね!」ドッサリ

提督「分かってるよ古鷹。でも君も涎垂らしてうたた寝してたけど」

古鷹「え?!」ゴシゴシ

提督「あはは、涎は嘘だよ」

古鷹「嘘はやめてください!」プンプン

ガチャ

長門「失礼する」

提督「やぁ長門、どうしたんだい?」

長門「・・・実は相談したいことがあってきたのだが」

古鷹「長門さんが悩み事って珍しいですね」

提督「想像はつくけどね」

長門「うむ・・・実はだな・・」

----------数時間前

長門(そろそろ大規模出撃も来そうだな・・提督に一度聞いてみるべきか・・)

ワイワイ
ソーナンダ

長門(あれは・・・天津風と時津風か?何を話しているのだろうか?)

時津風「ねぇねぇ聞いてよ天津風」

天津風「どうしたのよ。おやつならあげないわよ」

時津風「そうじゃなくてさ、最近陽炎型ラウンジのパソコンが遅くなったんだよねー」

時津風「前までは普通に動いてたんだけど・・」

天津風「それってもしかして"ウィルス"に感染したんじゃないの?」

長門(何・・?!)

時津風「えー?!いつ感染したのさー?!」

天津風「それはわからないけど・・・」

長門「悩み事があるのならこの長門に任せろ!」バーン

天津風「あ、長門さん」

時津風「実はパソコンがウィルスに感染したのかなーって」

長門「ウィルスを感染したというパソコンはどこにある?」

時津風「こっちだよー」

―――――陽炎型ラウンジ

時津風「このノートパソコンだよ」

長門「ふむ・・そうか よし」ヒョイ

天津風「え?何してるの?」

長門「何ってウィルスに感染してるのだろう?ならこれが一番手っ取り早い!」ダッ

時津風「・・・・何か嫌な予感がする」

天津風「早く追いかけるわよ!」

時津風「見失っちゃったねー」キョロキョロ

天津風「あ!あんなところにいたわ!」

長門「よしっと・・」ヒョイ

天津風「あれって・・・"高速修復剤"よ!?」

時津風「何してるのさぁー!」ドゴォ

長門「ぐぅっ!な、何って・・直そうと思って・・」

天津風「だからと言って修復剤をかけるのはあり得ないわよ!」

長門「な・・・!」

時津風「ながもんなんて嫌いだ―!」ダッ

長門「そ、そんな・・・!」

天津風「あっ待ちなさいよ!あと嫌いは言い過ぎよ!」ダッ

長門「・・・そんな・・嫌いだなんて・・」ヘニャ

------回想終了 執務室

長門「・・というわけだ」

提督「う、うん・・」

長門「提督よ、教えてくれ。一体私は何故時津風と天津風に嫌われたのか!」

古鷹(提督・・・これって・・・)ヒソヒソ

提督(分かってる、ちょっと確かめてみようか)ヒソヒソ

提督「長門、少しの間待っててもらえるかな?」

長門「・・・・?わかった」

提督「古鷹、ちょっとここから離れるね」

古鷹「はい、わかりました」

ちょっと酔いが回ってきたのでここまでにします

―――――数分後

提督「よしっと・・・長門、この机の前に座ってくれるかな?」

長門「これは・・パソコンか?」

提督「僕が前に使ってたパソコンでまだ使えるものだよ」

提督「じゃあまずパソコンを"立ち上げて"みようか」

長門「わかった これでいいか?」ヒョイ

提督(ほんとにいたんだ・・)

古鷹(まさか"立ってパソコンを持ちあげる"なんて・・・)

長門「むっ な、何だ違うのか?!」

古鷹「長門さん パソコンを"立ち上げる"というのは電源を入れるという意味なんです」

古鷹「つまりここのボタンを押して・・」ポチッ

長門「そ、そうなのか・・」

提督(あれ・・・これって・・・)

提督「次に"ログイン"をしてくれるかな?」

長門「ろ、ろぐいん・・?」ワタワタ

古鷹「ログインとはコンピューターを使えるようにしたりネットワークに繋げることですよ」カチッ

長門「ん?あ、ああ・・」

提督「・・・・じゃあ次は"シャットダウン"してくれるかな?」

長門「しゃ、しゃっとだうん・・?」

古鷹「簡単にいえば電源を消すことです」

長門「なんだそういうことか ならこうすればいいな」ポチッ

提督「それは半分正解だね・・今スリープモードになったよ」

長門「スリープ・・?パソコンも寝るのか?」

古鷹「パソコンのスリープモードというのはすぐに起動できる状態とのことです」

長門「じゃあ完全に電源は消えてないということか・・・」

喋りの気持ち悪い提督だな

提督「長門・・・もしかして君・・」

提督「パソコン使ったことないのかい?」

長門「?!」ギクッ

古鷹「・・・どうやら図星みたいですね」

長門「・・・・・その通りだ」

長門「陸奥が使ってるところは見たことはあるんだが・・」

提督「だからウィルスに感染したパソコンに修復剤掛けようとしたんだね」

長門「そ、それのどこがおかしいのか?!」

古鷹「パソコンのウィルスは風邪のウィルスじゃないんですよ・・」

長門「何?そうなのか・・?」

提督(これはちょっと講師が必要だね・・)

ガチャ

磯風「司令 今戻ったぞ」

提督「お疲れ磯風 演習はどうだった?」

磯風「そうだな 概ね良好だったぞ」

提督「そっか それはよかったよ」

磯風「ん?長門じゃないか 何をしているんだ?」

長門「磯風、私は十分恥をかいたところだ・・」

磯風「・・?それはともかく第六駆逐隊がチャットを楽しみにしてたぞ」

長門「おお、そうだった!早く話してみたいものだ!」

提督「・・・・長門、一応言っておくけどチャットはパソコンを使うんだよ?」

長門「な、何だと?!」

磯風「なぜそんなに驚いているんだ?」

長門「馬鹿な!第六駆逐隊はお話と言っていたぞ!?」

古鷹「いやそれはパソコンを使っての話ですよ」

磯風「いろいろ話をしたいとワクワクしていたな」

長門「そ、そんな・・一体どうすれば・・とりあえず外で空気を吸ってくる・・」フラフラ

バタン

提督「んー・・・ちょっとあれは重傷だね」

磯風「司令 一体何の話をしているんだ?」

古鷹「私から説明します」

古鷹説明中...

磯風「そうだったのか いやまさかあの長門がな・・」

提督「とりあえず 最低限パソコンを扱えるようにこっちで仕向けるよ」カキカキ

磯風「私もこのことは機密にしておこう プライドが傷つきそうだしな」

提督「頼んだよ磯風。さて、僕はこの仕事を終えたら書類でも処理しようかな」

古鷹「今日は夕方までに終わらせてくださいね」

提督「わかってるよ古鷹」

――――――翌日

長門「提督から印がついた部屋に行くように手紙を渡されたが・・何だろうか?」

長門「まだ大規模作戦ではないというが・・・どうやらここだな」コンコン

長門「失礼する」


プリンツ「あ!長門さんが来た!」

酒匂「ぴゃああ!長門さんこんにちわ!」

サラトガ「Hello. 長門さん」

長門「こ、これはいったい何だ?」

酒匂「司令が長門さんにパソコンの捜査を教えてくれって言われたんだ」

プリンツ「それで私が選ばれたの!」

サラトガ「提督から事情を聴きました 私たち三人が誠意を尽くして教えますのでご期待ください」

長門「皆・・・すまない・・・すまない!」

長門「この長門・・!パソコンを扱えるように私も努力しよう!」

一同「おー!」


提督(・・・気合入ってるね)

古鷹(長門さん達 仲が良いですからね)

提督(まぁ後はあの三人に任せようか)

古鷹(そうですね)

今日はここまでです

>>11
やっぱり提督ってもっと男らしい口調の方が良いんでしょうか?
今までではこの口調で書いていましたが・・

どんな口調で書くかは>>1の自由だし、別に変ではなかった
>>11は、いちゃもんだと思う

おつおつ
気にならなかったので気にせずどうぞ

>>18
>>19
ありがとうございます
今の口調で進めていきますね

Lesson1 パソコンと備品 講師 酒匂

酒匂「ぴゃん!長門さん、これはわかるよね?」つパソコン

長門「ああ これは"パソコン"だな」

サラトガ「ちなみにパソコンの元の名称は何かわかりますか?」

長門「パソコンはパソコンではないのか?」

サラトガ「正確には"Personal computer(パーソナルコンピューター)"なんです」

サラトガ「その略がパソコンというのです」

プリンツ「よく私たちが言う"エアコン"の本来の名称が"エアーコンプレッサー"と同じことかな?」

長門「なるほど・・・覚えておくか・・」カキカキ

プリンツ(覚えるほどではないと思うんだけどなぁ・・)

酒匂「長門さん、これは何か知ってる?」つマウス

長門「これは何だ・・・?陸奥が良く動かしてたやつだが・・」

酒匂「これは"マウス"と言ってカーソルを動かす備品だよ!」

長門「マウス・・・どうしてマウスと言うのだ?」

酒匂「形がネズミさんに似てるからマウスって呼ばれてるんだ!」

長門「なるほど・・色が白と黒だからミッ○ー○ウスみたいだな」

プリンツ「わぁっ!長門さんそれ以上は駄目!」

長門「む・・わかった」カキカキ

サラトガ(マウスの説明の横にネズミの絵が・・意外と可愛く描くんですね)

酒匂「じゃあ最後はこれ!パソコンとくっついてるものだよ!」つキーボード

長門「文字や英文字がたくさん並んでるな・・・タイプライターみたいなものか?」

酒匂「うんうん♪そうだよ!とは言ってもそれとは少し違うけどね!」

プリンツ「キーボードについては後で私が教えてあげるよ!」

長門「すまない二人とも・・」カキカキ

長門「くっついてると言ってるがくっついてないものもあるのか?」

サラトガ「パソコンにはノートパソコンとデスクトップパソコンの二種類があります」

サラトガ「今長門さんの前にあるのはノートパソコンなのでキーボードが一緒になっているんです」

長門「そうか・・パソコンには二種類あるのか・・」

酒匂「ちなみにこのパソコンは夕張ちゃんがくれたものだよ!」

長門「後で夕張にも礼を言わないとな」

Lesson2 パソコンの起動から終了まで 講師 サラトガ

サラトガ「ではパソコンの備品の次は起動から終了までの動作を始めましょう」

サラトガ「まずパソコンを"立ち上げて"貰ってもよろしいでしょうか?」

長門「うむ」ピクッ

長門(・・・!違う!古鷹はあのボタンを押していたはずだ・・・!)

長門「で、電源ボタンを押せばいいのだな」ポチッ

サラトガ「そ、そうですね・・」

プリンツ(長門さん立ち上がろうとしてたけど・・・)

サラトガ(もしかしてパソコンを持ちながら立とうとしたのかしら・・)

長門「一応メモに取っておくか・・」メモメモ

サラトガ「ユーザー選択画面まで行きましたね。次にアカウントに"ログイン"をします」

長門「ろ、ろぐいん・・・」

サラトガ「アカウントをクリックするだけなのでそれほど難しくはないですよ」

サラトガ「夕張さんが仮ユーザーのアカウントを作ってくれたのでそれを"クリック"します」

長門「うむ・・・このマウスでカーソルを動かして選ぶのだな」カチッ

ヨウコソ

サラトガ「ログインできましたね これでパソコンが使えるようになりました」

酒匂「ぴゃあ!壁紙が平原だよ!」

プリンツ「うわぁ!XPだ!」

長門「え、えっくすぴー?」

サラトガ「バージョンの事ですね。でも今はそれは無関係なので聞き流す程度でよろしいですよ」

長門「わ、わかった・・・」

長門(陸奥が使ってるパソコンとは違うな・・・)

サラトガ「では最後に"シャットダウン"をしましょう」

長門「確か電源ボタンを押してはいけないのだな」

サラトガ「設定を変えれば押すだけでシャットダウンできますが、今回は元の方法でやってみましょう」

サラトガ「まず左下にある"スタート"ボタンをクリックしてください」

長門「む・・・何やらたくさん出てきたぞ・・・」

サラトガ「次に"終了オプション"と言う項目をクリックしてください」

長門「3つの項目が出てきたぞ」

サラトガ「後は電源を切るを押していただければシャットダウンが始まり、パソコンの電源が正常に切れます」

酒匂「ちなみに電源ボタンを長押しすることで切ることができるけどやっちゃダメなんだよ!ぴゃっ!」

プリンツ「データが損傷したり消失したりするからね!」

長門「ほほう・・それは重要だな・・」メモメモ

ちょっと外出するので中断します
続きは書けたら夜に書きます

ちょっと待てプリンツ、エアコンの正式名称はエアーコンディショナーではないのか

Lesson3 文字入力とチャット 講師 プリンツ

プリンツ「じゃあもう一度デスクトップ画面に戻ってきましたし、チャットを開きましょう!」

長門「チャットは同じ部屋でやるものではないのか?」

プリンツ「それぞれ違う部屋でも会話がすることができるんだよ!」

長門「ほう 便利なものだな・・」

プリンツ「それではこのソフトを"ダブルクリック"して起動しましょう!」

長門「ダブルクリック・・?ああ、二回押すのだな」

サラトガ「補足として右クリックを押して起動するを選んでもらってもできますよ」

酒匂「いらないデータやソフトを消すのに使うよ!」

長門「ダブルクリックに右クリックか・・・」メモメモ

長門「チャット画面になったぞ」

プリンツ「それでは会話しましょう!・・・とその前に長門さんにはこの表を見てもらいます」

長門「む・・・これは何だ?」

プリンツ「これは"ローマ字表"です この英数字を打つとひらがなが入力できますよ!」

プリンツ「例えば、"NA"で"な"、"GA" で "が"、"TO"で "と"が入力されます!」

長門「どれどれ・・・N...A...」カタ カタ

長門「おお!画面に私の名前が入力されたぞ!」

プリンツ「この表は覚えておくと非常に便利だよ!」

長門「ではこの表は貰っておこうか・・・」

プリンツ「前の文字を消したいときは"backspaceキー"、あとの文字を消したいときは"deleteキー"を押してね!」

長門「下にある長いキーは何だ?」

プリンツ「それは"スペースキー"と言って文字の間に空欄を入れたり、文字を変換するときに使うよ!」

長門「ふむふむ・・・おお、"長門"に変わったぞ!」

長門「キーにはそれぞれの使い道があるのだな・・・」メモメモ

プリンツ「何とか会話はできるようになりましたね!」

長門「むぅ・・プリンツは文字を打つのが早いな・・」

サラトガ「入力していけば徐々に早くなってきますよ」

プリンツ「じゃあ折角だし、画像の載せ方について教えましょう!」

長門「チャットは会話のほかに画像も載せれるのか」

プリンツ「文字を打つ枠の所に"参照"と言うボタンがありますよね?」

長門「うむ いったい何に使うのかわからないな・・」

プリンツ「このボタンを押して画像を選び、そして投稿するを押したら画像が投稿されます!」カチッ

長門「チャットの画面にビスマルクの画像が出てきたぞ!どれどれ・・私も・・」カチカチ

長門「おお!風景の写真を選んで投稿したらできたぞ!」

プリンツ「このようにして画像を投稿して見せ合ったりできるんです」カチッ カチッ

酒匂「ぴゃあ・・ビスマルクさんの画像ばっかりだよぉ・・」

長門「プリンツ・・・もっとほかの仲間の画像はないのか・・?」

プリンツ「失敬な!ちゃんとグラーフさんやZ1、Z3、オスカーの写真もあるよ!」

サラトガ(でもほとんどがビスマルクさんの写真ですね・・)

今日はここまでです

>>29
うわ・・・ほんとだ・・やらかした・・何でエアーコンプレッサーが出てきたんだろ・・

エアーコンプレッサー→エア・コンディショナーに訂正します・・・

ガチャ

提督「長門、調子はどうかな?」

長門「提督か、今のところ文字を打てるようになったぞ」

提督「中々いい感じだね。話は変わるけど長門、ちょっと出撃をお願いしたいんだけど行けるかな?」

長門「そうか、しかし途中で抜け出してもいいのだろうか?」

サラトガ「構いませんよ。また練習をしたいのであれば私たちに声をかけてくれればいつでも開きます」

酒匂「分からないことも聞いてもいいからね!」

長門「分かった ではまた後程頼んでもいいだろうか?」

プリンツ「了解です!」

提督「それじゃあ長門は先に執務室に行ってくれるかな?後で僕も行くよ」

長門「では私は失礼する」バタン

提督「まさか長門がパソコン使えないとはねぇ・・」

プリンツ「私もびっくりしました」

提督「でも短時間で最低限の事はできることは大きいね」

サラトガ「飲み込みがとても早く、熱心でした」

提督「それほど第六駆逐隊の皆とチャットするのが楽しみにしてるんだね」

酒匂「今遠征に行ってる子たちもきっと楽しみにしてるよ!ぴゃん!」

提督「そうだね」

提督(もしかしたら時津風が言いふらすかもしれないね・・少し対策でも立てておこうかな・・)

―――――数日後

暁「やっと長期遠征が終わったぁ・・」

電「明日からは数日間お休みなのです」

雷「でもこの後は長門さんとチャットする約束よ!ちゃんと遅れないようにしなきゃ!」

時津風「あ、おつかれおつかれー」ヒョコ

雪風「皆さんお疲れ様です!」

響「お疲れ」

時津風「ねぇねぇー長門さんとチャットするって本当なの?」

雷「ええそうよ 今日の夜にするのよ」

時津風(あっ・・・知らないんだ・・・よーし・・)

時津風「ねぇ知ってるー?長門さんって実は―――」


磯風「時津風、こんなところにいたのか」

時津風「あ、磯風・・・って何持ってるのさそれ」

磯風「これか?私の新作の"サンドイッチ"だ」

時津風「いや全然サンドしてないよ!?十分はみ出てるよ!」

磯風「これをちょっと試食してもらいたくてな。さぁ食べてみろ」

時津風「ゆ、雪風ー・・先に食べて良いよ」

雪風「え、遠慮しときます 時津風が先に・・・」

磯風「いや、これは時津風に食べてもらいたいんだ」

時津風「」

時津風「えっ、ちょっと、何でなの?」

磯風「いつも共に戦う姉妹のためだ その上お前は私と同じ、陽炎型でもトップクラスの練度だ」

磯風「"切磋琢磨"と言うだろう ともに競い 共に戦った仲間でもある。さぁ食べてくれ」

時津風「こんなお礼なんていらないよー!」ダッ

磯風「待て!逃げるな!食べろ!」ダッ

雪風「何だったのでしょうか?」

暁「さぁ・・・」

響「それはそうと、早く長門さんに知らせた方が良いんじゃないか?」

雷「そうね!今日の約束の事言わないと!」

電「それではさよならなのです 雪風ちゃん」

雪風「はい!お疲れ様です!」ピシッ

雪風(でも長門さんってパソコン使えたのでしょうか?)

――――夜

青葉「みなさんこんばんわ!今日はここ提督の私室から"長門さんのチャット中継"をお送りいたします!」

青葉「実況はこの私、青葉が担当いたします!」

青葉「そして解説には我らが司令官!長門型二番艦の陸奥さん!そして長門さんの講師をしたサラトガさん、プリンツさん、酒匂さんでお送りします!」

解説一同「よろしくお願いします」

青葉「司令官!ついにこの日が来ましたね!」

提督「そうだね、最初の頃はどうなることかと思ったけど操作までできる状態まで来れて良かったと思うよ」

提督「後は長門自身の問題だね」

青葉「陸奥さん!長門さんが初めてのチャットと言うことで心境はどうですか?」

陸奥「そうね・・・長門の事だからこういうことは慣れてないのかもしれないけど頑張ってほしいわ」

陸奥「というよりも私に相談してくれればいいのに・・・」

青葉「では、三人の心境を聞いてみましょう!」

サラトガ「長門さんは非常に熱心で飲み込みも早かったので大丈夫だと思います」

プリンツ「私たちがバッチリ教えたからね!」

酒匂「ぴゃん!長門さんならいけるよ!」

青葉「なるほどー、解説陣からのコメントを聞く限り期待はできそうです!」

-------長門型の部屋

長門「よし・・・覚えることは覚えた・・あとは実践あるのみだ」

長門「先ほど夕張からもらったパソコンの電源でも入れるか」ポチッ

-------

青葉「おっと!長門さんが部屋に戻ってきてパソコンに電源を入れました!」

陸奥「あら、意外とすんなりと行ったわね」

提督「最初はパソコンをもって立ち上がったからね・・・」

陸奥「長門らしいわね・・」

青葉「どうやら無事にログインできたみたいですね」

提督「ここまではまずまずだね」

サラトガ「教えた甲斐がありました」

---------

長門「第六駆逐隊のチャットルームは・・・これだな」カチッ

長門「おっと、パスワードだったな・・入力せねば・・」カタカタ

--------

酒匂「ぴゃん!パスワードも分かってるみたいだね!」

青葉「パスワードは事前に教えてもらったのでしょうか?」

陸奥「まぁそれが正解ね」

プリンツ(けど何か忘れてるような・・・・・)

今日はここまでです

後長門さん 改二実装おめでとうございます

-------チャットルーム

ゴロゴロ(雷):長門さん遅いわね

はわわ(電):もしかして迷ってるんじゃあ…

Lady Aka(暁):でもちゃんと部屋は教えたはずよ?ねぇ?

はらしょー(響):パスワードも教えたよ

------

長門「む・・・?何だ?これは誰だ?」


プリンツ「あー!ハンドルネームについて教えるの忘れてた!」

提督「第六のみんなはハンドルネームつけてあるね」

青葉「ビックセブン!最初の難関です!」

陸奥「けど誰か分かるハンドルネームで良かったわ。長門が分かればいい話だけど・・」

プリンツ「長門さんはこういうの知らないはずだし・・もしかしたら・・」

----

長門:もしかしてここでいいのか?

----

青葉「あーっと!長門さん!痛恨の名前登録です!」

提督「皆がハンドルネームで話してる中で自分だけ実名登録だね・・」

プリンツ「うわーんやっぱり・・・長門さんごめん・・・」

-----

ゴロゴロ:あれ?もしかして長門さん?

Lady Aka:何で素の名前にしてるの?!

長門:もしかしていけないことだったか?!

-----

青葉「長門さん、すごい慌てています!」

提督「まぁあんな反応されたら慌てるよね・・・」

酒匂「ぴゅん・・・」

-----

はらしょー:でも外に漏れることはないんだし大丈夫だよ

はわわ:でも何か浮いてるような感じがするのです

長門:む・・すまない・・

-----

提督「すごい落ち込んでるね」

サラトガ「序盤からこんな展開ですからね・・」

青葉「この先が読めないですね」

提督「まぁ中二病の名前をつけるよりかはマシだと思うけどね・・」

プリンツ「そんな名前付ける人って誰かいるんですか?」

提督「天龍とかがつけてそうだよね」

陸奥「日向とかもあの名前をつけそうね」

プリンツ「まだ自分の名前で登録してる長門さんの方がマシなのかなぁ・・」


天龍「へっくし!」


日向「む・・・?」

-----

ゴロゴロ:長門さんいらっしゃい!待ってたわ!

はらしょー:今日はよろしく

長門:う、うむ・・

はわわ:いろいろと相談したいことがあるのです

Lady Aka:一人前のレディみたいなお話も聞かせてね!

長門:ああ、何でも聞こう

------

長門(緊張するな・・)


青葉「何はともあれ始まりそうです」

提督「いったいどんな事話すんだろうね?」

陸奥(こういうのってこっそり覗いてもいいのかしら・・?)

今日は短いですがここまでです

数分後...

Lady Aka:最近遠征ばかりでつまらないわ!

ゴロゴロ:そうよね 本当に役に立ってるのかしら?

長門:そんなことはない 遠征で集めた資源で私たち戦艦も安心して出撃できるのだから提督も喜んでいるぞ

長門:所謂、縁の下の力持ちだ

はわわ:どういう意味ですか?

長門:他人の苦労を陰で支えることだ

はわわ:長門さん物知りなのです!

Lady Aka:遠征で集めた資源も"塵も積もれば丘となる"ね!

はらしょー:それを言うのなら"塵も積もれば山となる"だよ

Lady Aka:し、知ってるわよ!

長門:一つ聞くが・・・戦艦で一番好きなのは誰だ・・?

はわわ:皆さん良い人なので迷うのです・・

ゴロゴロ:私は大和さんかなー 綺麗だし料理も上手だし!

Lady Aka:私はウォースパイトさんよ! 本当のお姫様みたいだし!

はらしょー:私はガングードかな 何か縁を感じる

長門:むう・・やはり大和と海外艦は人気があるな・・

ゴロゴロ:あ!でも長門さんも素敵よ! 砲撃演習見ててすごい迫力だったわ!

はらしょー:見ていてかっこよかったよ

長門:そうか 少し照れるな・・

Lady Aka:長門さんと武蔵さんってどっちが強いの?

長門:いや・・わからないな・・おそらく武蔵の方に分があると思うが

ゴロゴロ:どっちも強いに決まってるじゃない!

長門:今度腕相撲でも挑んでみるか・・・

青葉「どうやら順調のようですね」

提督「うん。名前だけ浮いてるだけでチャット内容は問題ないみたいだね」

陸奥「後は何事もなく終わればいいけど・・・」

------

Lady Aka:それでね、私も司令官と同じコーヒー飲んでみたらすっごい苦かったのよ!

長門:提督はブラックが好きだからな

はらしょー:ブラック鎮守府じゃないけどね

Lady Aka:それで"まだまだお子様だね"とか言われてホント困っちゃうわ!ヾ(。`Д´。)ノ

ゴロゴロ:Akaは甘いもの好きだからねー 砂糖入れないと飲めないし(´▽`)

Lady Aka:な、何よ!

はわわ:はわわ!喧嘩は駄目なのです!

長門:一ついいか?


長門:二人が語尾につけてるものは何だ・・・?


青葉「あーっと!長門さん!顔文字に疑問を持っています!

プリンツ「あー・・・やっぱり・・」

提督「またちょっと雲行きが怪しくなってきたね」

-------

ゴロゴロ:え?長門さん。顔文字知らないの?

長門:か、かおもじ・・?

はわわ:文字を打って顔作ることなのです

長門:むぅ・・初めて見たぞ・・

はらしょー:・・・もしかして長門さん


はらしょー:チャットは初めてだったのかい?

長門「!?」ギクッ

青葉「あーっと!長門さん!図星を突かれました!」

酒匂「ぴゃああ!長門さんがんばって!」

陸奥「別に応援する場面でもないけど・・・」

提督「こうなったら素直に白状するしかないね・・」

----

ゴロゴロ:え?!でもちゃんと文字は打ててるでしょ?!

はらしょー:確かに顔文字を知らなくてもチャットはできるけど実名で登録やパスワードを聞いての動揺もあったし

はらしょー:恐らくパソコンを使ったことはないと思うんだ

Lady Aka:え?そうなの?

はわわ:長門さんはパソコン音痴なのですか?

----

長門「・・・・・」オドオド

青葉「長門さん、顔に大量の汗が流れています!」

サラトガ「もしかしてチャットに自信はあると嘘をついたのでは・・?」

提督「うーん・・・その可能性は高いね」

提督(早めに仕掛けておいてよかったかもね・・・)

酒匂「ぴゃっ!長門さんが文字を打とうとしてるよ」



長門「・・・仕方ない。こうなったら・・」

----

長門:・・・・・実は私はパソコンを使ったことはなかったんだ・・

長門:第六駆逐隊とチャットでお話ししようって言われたときは嬉しかったがまさかパソコンを使うとは思わなくてな・・

長門:それで提督がサラトガ 酒匂 プリンツを派遣して私が最低限できるようにしてくれたんだ・・

ゴロゴロ:そうだったのね・・

長門:今まで隠し通してすまない・・

Lady Aka:長門さん・・

----

長門「なんと情けない・・」


提督「・・・・・・」

プリンツ「うわーん!私のせいだー!」

酒匂「プリンツちゃんだけのせいじゃないよ・・」グスッ

サラトガ「ええ・・私たち全員のせいです・・最低限ではなくてもう少し進めていれば・・」

陸奥「三人とも悪くはないわ・・・長門は精一杯頑張ったわ・・」

青葉(何故チャット中継なのにこんな深刻なんでしょうか)

----

ゴロゴロ:それがどうかしたの?

長門:えっ?

ゴロゴロ:長門さんは数日間でパソコン音痴からここまでできるってすごいことだと思うわ!

ゴロゴロ:まだわからないことがあるのなら私たちが教えればいいじゃない!

はらしょー:そうだね 過去の事を振り返っても意味はない 前へ進んでいこう

はわわ:できるのかな?

Lady Aka:できるに決まってるじゃない!

長門:お前達・・・

----

長門「ありがとう・・ありがとう・・!」ポロポロ


提督「どうやら講義の続きが始まるみたいだね」

サラトガ「フフッ 小さな講師さん達ですね」

プリンツ「後で美味しいものでも御馳走しなきゃ・・」

酒匂「ぴゃん!みんな優しいね!」

青葉「では引き続き講義を中継します!」

陸奥(良かったわね、長門)

今日はここまでです
新規ドロップ艦に出会えました
Roma?知らないですね

----
はらしょー:じゃあ文字を使って顔文字を作っていこうか

長門:とは言うがキーボードでできるものなのか?

ゴロゴロ:パーツになる"( )"や"・"とか"きごう"から変換すれば色々なパーツが出てくるわ!そこから探して打つのよ!

はらしょー:本来はネットから拾えばいいけど今回はその方法で行こうか

長門:では作ってみるぞ・・ カタカタ

長門:よし!できたぞ!(`・w・´)

はわわ:かわいいのです!

Lady Aka:でもそれって(`・ω・´)これと被らないの?

長門:そんなのもあるのか・・
----

長門「メモはしておこうか・・」メモメモ


提督「メモはするんだね・・」

プリンツ「長門さんらしいですね」

陸奥「でもいつ使うのよ・・」

青葉「意外と出撃の合図とかで使えるかもしれませんよ?」

提督「その前にどうやって持って行くのさ・・」

----

ゴロゴロ:長門さん!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! は知ってる?

長門:いや知らないな・・・そもそも何が来たと言うのだ?

ゴロゴロ:これは良いことが来たときとかに使うのよ!例えば、大型建造で当たりが来たときとか

はらしょー:改修に成功した時とかに使うね

長門:そうなのか、漣がよく言う"キタコレ"もそうなのか?

はわわ:そのとおりなのです

Lady Aka:まったく!レディはあまり喜んじゃだめなのよ!

ゴロゴロ:この前ランチに旗が刺してあって喜んでるのって誰だったかしら?(・∀・)ニヤニヤ

Lady Aka:う、うるさいわね!

長門:こ、こら!喧嘩は良くないぞ!

----

酒匂「阿賀野お姉ちゃんもキター!っていうよ!」

提督「間宮パフェが来たときかな?」

青葉「想像ができますね!」

サラトガ「アイオワの場合は"Yeaaaaaah!"って叫びますね」

提督(サンシャインかな・・?)

―――― 深夜0時半

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ゴロゴロ:あ!もうこんな時間だわ!

はらしょー:そろそろ寝ないとね

Lady Aka:レディは肌も大事だからね!先に寝るわ!

長門:ははっ レディは肌が大切だからな 夜更かしは肌の荒れになると陸奥が言ってたぞ

Lady Aka:当然よ!

ゴロゴロ:長門さん!今日はありがとう!またお話ししようね!

はらしょー:おやすみ 長門さん

はわわ:おやすみなさいなのです

Lady Aka:おやすみなさい!

長門:うむ ゆっくり休むと良い

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長門「よし・・・後はシャットダウンをして・・終わりだ」パタン

長門「意外と楽しかったな」ほっこり

青葉「どうやらチャットも無事に終われたようです」

提督「うん、何事も問題もなくてよかったよ 雷にも感謝しないとね」

酒匂「ぴゃん♪長門さん楽しそうでよかった!」

プリンツ「でも私は後で謝らないと・・・」

サラトガ「その時はみんなで謝りましょう そして、一緒にお疲れ様の乾杯でもしましょう」

提督「いいね!陸奥も一緒に来ないかい?」

陸奥「あら?私もいいの?じゃあお言葉に甘えようかしら」

青葉「と言うわけで長門さんのチャット中継はこれで終了いたします」

青葉「実況はこのわたくし青葉、解説は司令官、陸奥さん、サラトガさん、酒匂さん、プリンツさんでお送りいたしました!」

青葉「皆さんありがとうございました!」

解説一同「ありがとうございました」

青葉「ではまたあいましょー!」

―――――翌日

提督「・・・と言うことがあったんだよ」

古鷹「そんなことがあったんですね」

提督「長門も楽しくチャットしていたし、無事に終われて良かったよ」

古鷹「それにパソコンの知識も学べましたしね」

ガチャ

長門「提督よ、演習が終わったので報告をする」

提督「ご苦労様、どうだった?」

長門「せっかくパソコンの使い方を覚えたので、ワードと言うもので作ってみた」ピラッ

提督「へぇ、どれどれ・・」


演習報告 監督:長門

今日の演習は実によかった(`・ω・)ゞ

紅組白組ともに良い動きをしていて有意義のある時間であった

新しく入った占守や国後、択捉も自分なりに頑張ろうとしていて良かった(*´ω`*)

やはり小さい子が頑張るのは良いものだ☆(ゝω・)v

その後は全員で間宮亭でアイスを食べ、有意義な時間を過ごした(`・∀・)b

提督「・・・・・・」チラッ

長門「ドヤッ」

提督「いくらなんでも報告書に顔文字はないよ!作り直し!」バシン

長門「なっ?!」ガーン  

この後作り直した

―――――陽炎型のラウンジ

時津風「サンドイッチは嫌だサンドイッチは嫌だ・・」ガクガク

磯風「時津風、次はこの"ハンバーガー"を」

時津風「挟んでる食べ物は嫌だー!初風ー!助けてー!」

初風「わ、私を盾代わりにしないでよ!」

天津風「どうして時津風ばかり狙われてるのよ?」

雪風「わかりません!」

以上でこの話は終わりです
もう逝ってよしとかオマエモナーとか数十年前のことですね

そのころはFLASHばかり見ていた時でした(赤い部屋はトラウマ)

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