キリト「最近流行りのゲームないかね」シリカ「ありますよ!」【SAO×クロス】 (26)

注)これは劇場版ソードアートオンラインの物語を基にストーリーを作っている為ネタバレ含みます
  大筋にはあまり関係しないとは思いますが、まだ見てない方などでネタバレが気になる人は
  閲覧を控えるなどされて下さい。後、色々と多重クロスオーバーしてます。

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ワグナリア


キリト「どこもかしこもARか…」ペラッ

“オーディナル・スケールでもハッカー出没!狙いはユナか…??”

小鳥遊「お待たせいたしました。ご注文をお伺いします」

キリト「……(またハッキングされたのか。今度はオーディナル・スケールを使って)」

アスナ「どうしたのキリト君?」キョトン

シリカ『あーならこれとこれを』

キリト「いやこれが販売されるや否や世界中で話題になり実用されるなんてほんの数ヶ月前じゃ考えられなかったなって」

シリカ「オーグマーの事ですね」


リズ「ほんと凄いわよね。ほら!こうやって自分の好みのものまで進めてくれるなんて」

アスナ「なら私これにしよっかな」

キリト「その機能1回毎の食事のカロリーも計算してるらしいぞー」トオイメ目

リズ「んなっ」


相馬「(うわー色々とあくよ…コホンコホン……面白そうな事ができそうだねぇ)」

山田「ロクでも無い事考えてますね。相馬さん」

小鳥遊「そんな所で突っ立ってる暇があったら働け山田!後相馬さんも注文来ましたので取り掛かって下さい」

相馬「はいはい」


アスナ「もーキリト君の意地悪!!」

キリト「すまんすまん」


シリカ「所で皆さん今流行りのコンテンツって何か知ってますか?」

キリト「そりゃシリカ達がさっきまでやってたパックマンのような手頃に遊べるミニゲームが候補に上がるだろうな」

キリト「だけどニュースで取り上げられてるオーディナル・スケールが世界的にもヒットしてるし最有力候補じゃないのか?」

リズ「あんたの応援してるユナもライブで盛り上げてくれるしね」

シリカ「た、確かにユナのライブで盛り上がらないファンは居ませんけど」ゴニョゴニョ

シリカ「コホン 実の所は違うんです」

アスナ「違うって?」

シリカ「オーディナルスケールのコンテンツランキング先週1位だったのに対し今現在は2位なんです」


シリカ「その意味が分かりますか?」

アスナ「オーディナルスケールを超えるスペックを持ったコンテンツが乗し上がって来たって事かしら」

キリト「それでランキングが落ちたのか…一体何に負けたんだ……」

シリカ「あの大型コンテンツを抑えてその頭上にのし上がったのが”Fate/Idol Duel Ship fantasy"」

シリカ「…略してFIDS(フィーディーズ)です」


リズ「んー聞いた事ないタイトルね…何でそんなもんがオーディナルスケールを抑えて一位になってるのやら?」

キリト「ちょい待て!このタイトル…どこかで見た事あるような単語盛りだくさんなんだが!!!」

シリカ「どうやらキリトさん気づいたようですね」ニヤリ

キリト「いやどう考えても気づくだろ……」


キリト「こんなふざけたタイトルをよくもまーメーカーの協力無しにギリギリのラインで配信出来たってレベルに」

シリカ「してますよ?」

キリト「何が?」

シリカ「タイアップ」

キリト「…は?」

アスナ「あっ…公式サイト見てみたけど、シリカちゃんの言ってる事本当みたい」

シリカ「だから言ったのにーまさかアスナさんにも疑われてたなんてーーー!!」

リズ「よしよし」ナデナデ

キリト「マジかよ…遂に出版元も垣根を超えて協力してあのオーディナルスケールを相手する時代が来たのか…世も末だな……」


シリカ「それで折角ですのでログインしてみましょーよ!」

リズ「確かシリカが事前登録がどうのーって言ってた奴よね。思い出したわ。あんたがゲームの事で勧めてくるなんて珍しいし、

面白そうって評判もあった気がするしいい機会だからログインしてあげるわ」

アスナ「色々とネットで見た限りだと公式が情報漏れを防ぐ為に概要を隠してるみたいだからどんなゲームか分からなくて期待と不安で一杯だけど…」

アスナ「私もシリカちゃんが勧める程のものに興味沸いてるのも事実だしやってみてもいいかな。キリト君は?」

キリト「俺は…」チラッ

”本日、秋葉原UDXにてゲームイベントを21時から開始予定!噂では旧SAOの10層ボスモンスター「カガチ・ザ・サムライロード」が出現するとか”

キリト「(SAOボス出現…?)少し調べたい事もあるし考え」

シリカ&リズ&アスナ「きりとくぅーん?」ジー

キリト「キミ達…ゲームの事になると目が恐いよ……?」

今日はここまででー


ナビ『ようこそフィーディーズの世界へ』


キリト「あれ…おかしいな。起動したのに意識がある。もしや、ラグったか?それにアミュスフィアのようにフルダイブしないぞ」カチッカチッ

シリカ「それはそうですよ。これ、ARゲームですから」

キリト「おいおい…オーディナルスケールに続いてこれもかよ……」

アスナ「キリト君、VR苦手だもんね」

キリト「グッ…何か違うんだよ。何かがなー」


リズ「VRゲーの事にしか眼が無い馬鹿の事はほっといて先にアカウント作成ちゃちゃっと進めときましょ!」

シリカ「ですね。では私が教えますね」


ココカラコウシテアーシテ

ホホウ ナルホドネ ダイタイワカッテキタワ


アスナ「遅いと置いてかれちゃうよキリト君。私達もアカウント作っちゃいましょう」

キリト「仕方ない…か」


………………
…………

キリト「キリトっと」

ナビ『アカウント作成しましたら、こちらでの自分の職業と初期装備を決めましょう』

ナビ『続いてサポーt』

キリト「職業?」

アスナ「見て!キリト君。SAOと違って色んな職業があるみたい」

キリト「ドラクエみたいなもん…かぁっ!!?」


職業リスト 1/13
・ポケモントレーナー
・提督
・勇者
・アイドル
・忍者
・学生(部活)
・偉人“サーヴァント”
・デュエリスト
・アルバイト(喫茶店等)
・格闘家
・剣士
・魔術師
・魔法使い
・海賊
・異能力者
・ハンター
・ゴッドイーター
・エンターテイナー
・魔法少女(※男性可)
・調査兵

次へ


シリカ「職業一覧選択画面まで進んだんですね。キリトさん達はどれを選びました?」

アスナ「候補を選ぶにも選択支多過ぎて困ってるわ」

キリト「確かにページ数を見る限り250近くもあるって事だからな。絞り混むにも時間がかかりそうだ(それよりも)」

キリト「(ホントに色々取り込んで何が何でもオーディナルスケールを抜かしてランキング1位になろうという制作者サイドからの鉄の意志が垣間見える…)」


アスナ「あっもしかして、それがシリカちゃんのアバター!?」

シリカ「はい」

アスナ「フリフリのスカート似合ってるわ。それは何を選んでなったの?」

シリカ「ユイに憧れてアイドルです!」エヘヘ

キリト「成程な。シリカらしいぞ(無難なのを選んでくれていてホッとしたぞ…もしシリカに似合わないようなアバターを選んでいたら、

俺はどんな反応をすればいいのか困ってただろうしな)」

???「あの」

キリト「うわっ」

アスナ「この人…どこから……!もしかしてARの幽霊!!?」

シリカ「違います。この人は」

智絵里「緒方智絵里です。驚かせてしまってすみません。シリカさんのナビゲーターとサポートをしています」ペコリ



to be continued

こんな感じで続けて行きます
では次回に続きます

ここまでの登場キャラまとめ

キリト……言わずもがなSAOの主人公。黒の剣士で2刀流使いだった過去を持つ
     VRでの戦闘は得意とするがARでの戦闘は体がついて行かない為苦手
     最近はアスナ達がゲームをしてはしゃいでる姿を見るだけで十分のよう

アスナ……キリトの嫁でSAOでは副団長or閃光のアスナと呼ばれていた過去を持つ
     近々キリトと二人で流星群を見に行く予定の為プランを考えるのが楽しみなよう

シリカ……ビーストテイマーとして相棒のピナと共に戦い続けSAOを生き残った少女
     現在はユナが大好きで自身もアイドルになって共演したいと思い選択した職種”ジョブ”になれるフィーディーズでアイドル導を磨いている
     サポーターは346プロのアイドル緒方智絵里を採用している

リズ………SAOでキリト達の武器を鍛治家として作るなど陰ながらサポートしていた少女
     SAO生還後もアスナやシリカとの交流は多く彼女が引っ張っていく事が多い


小鳥遊、相馬、山田(ワグナリアスタッフ)……店長によって別店を見学して来いと北海道店から派遣されて来たスタッフ3名
                      が、相変わらず仕事振りは変わらない模様。特に山田!(後、ちっちゃいもの好きと腹黒さも平常運転だが)

智絵里……346プロ所属アイドル。四つ葉のクローバーを集めるのが大好き。後、天使
     シリカに似た正確を持っている為かシリカのナビゲーションとサポートを担当する事に


リズ「智絵里ちゃんって確かシンデレラガールズだったかのアイドルの娘よね?四つ葉のクローバーを集めるのが好きな」

智絵里「は、はいぃ」

アスナ「変わった趣味を持ったアイドルの子もいるのね」

キリト「あれで変わってるって言うんだったらもっと変わったアイドルがシンデレラガールズにはうじゃうじゃいるぞ」

アスナ「そうなの…?」キョトン

キリト「ラクロス少女にウサミン星人、25歳児にヒャッハーなキノコ、それに分かるわな川島さん等々……数え出したらキリが無い位に」


リズ「偶然にも346プロのアイドル達の事を散々な言われ方されてるわね。それもキリトに」

智絵里「いえ。気にされないで下さい。始めてこちらの世界にシリカさんのナビゲーターとして来た時は、私も正直ビックリしましたけど」


智絵里「こちらの世界の私達の二次創作などでの扱いを見て、私達の世界でのネットの書き込みと比べてこんな考えもする方が別次元には存在するんだって」

智絵里「勝手に納得しちゃったんで落ち込んでたりはないです。気にかけて下さりありがとうございます」ペコリ


アスナ「へーそんなにいるんだ……キリト君、やけにその人達の事詳しいのね。私という存在が有りながら何で他の女の事を調べたりしてるのかなぁ?」

キリト「ご、誤解だ!俺はクラインに勧められて彼女達の事を知ったから大方知ってるだけで大半は知らないような子ばかりだ!だって200人はいるんだぞ!!」

アスナ「2、200人!!?」

リズ「そんな驚くような事ないでしょうに現実にもアイドルが48人以上いるグループなんてわんさかいるでしょ」

アスナ「で、でも」

リズ「それとキリトとアスナの間で意味合いが食い違って来てるだろうからアスナには言っておくけど」


リズ「彼女の居るグループはこの世界には存在しない架空のグループよ」

キリト「そうだ。彼女には悪いがアイドルマスターって言うゲームの派生作品であるシンデレラガールズに登場するプロダクションに在籍する1人なんだ」

シリカ「今ではアニメを基準に346プロダクションって呼ばれてますがね」

アスナ「なんだ…ゲームの娘達の話だったのか。ビックリさせないでよね。キリト君また他の娘に手を出したのかと」

キリト「するかっ!!?」

智絵里「…」


キリト「助かったリズ」

リズ「感謝してくれてるんだったら今度アンタのバイクに乗せてよね」

キリト「クッ…分かったよ」


アスナ「何にしても幽霊じゃなくて良かったわ。そういう話、私苦手だから」

智絵里「幽霊と言えば幽霊が見えるアイドルの娘、私達の事務所にいます…けど」

アスナ「ヒッ……あ、アイドルって何なの…?」

キリト「なんだろうな…俺も分からなくなって来た」

……………
………


キリト「…シリカが選んだアイドルという職業によってそれにあったナビゲーター件サポーターとしてアイドルの緒方智絵里が別世界から呼ばれたわけか……」

キリト「そのシステム興味深いな」

アスナ「システムの方に興味持ってないで選ばないと!私も選んでるんだからキリト君も選ばないと皆に置いてかれるよ?」

キリト「そうだったな。探すか……にしても、これだけの選択肢から選んでると日が暮れるぞ………ん?これ、ジョブを新規で選んだ人や何かのランキングの結果も表示されるんだな………ッ」


”通称堕天使が新規ログイン早々オ-ディナルスケールでヒーラーとして活躍中のようだ!”

”【速報】秋葉にてストリッパーが男性女性構わずストリップさせる事案が発生しているようだ。被害にあったHさんに話を聞いてみた”

”【速報】ハッカー集団の一部を撃退!最近噂の『Playmaker』が解決に導いたか?”


キリト「ハッカーの件一応解決したのか…『Playmaker』……一体どんな奴なんだ?」

短いですが今日はここまでにします

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