ゲッターロボ

のび太「そ、そんな～！？　こんな大きなロボットが三人用なわけないじゃないか！」

スネ夫「バカだな～のび太は！　ゲッターロボは由緒正しい正真正銘の３人乗り合体ロボットさ！」

ジャイアン「仮に４人用でもノロマなのび太じゃ合体なんて出来る訳ないしな！」

スネ夫「その通り！」

しずか「やめなさいよ二人とも。本当のことを言ったらのび太さんが可愛そうよ！」

のび太「くぅ～～～～～っ！！！！」



のび太「ドラえもーーーーーーーーーん！！！！！！」

ドラえもん「ええーーっ！？　巨大ロボットを出してくれだってぇ！？」

のび太「スネ夫とジャイアンをぎゃふんと言わせてやるんだ！」

ドラえもん「まーた君はそうやって張り合おうとするんだから……」

のび太「だって悔しいじゃないか！　僕だって巨大ロボットを操縦したい！」

ドラえもん「でもノロマな君じゃロボットなんて操縦出来る訳……」

のび太「もー！！　君もあの二人と同じこと言って！」

ドラえもん「わわわゴメン！　ゴメンって！」

のび太「なんでもいいから道具だしてよー！」

ドラえもん「そんな事言われても……そ、そうだ！　あの道具があった！」



ドラえもん「>>9!!」

ゼロシステム

のび太「ゼ、ゼロシステム？　」

ドラえもん「これを使えばドジでノロマでマヌケなのび太君でも超一流並のパイロットになれるんだ！」

のび太「ぼ、僕が超一流のパイロットだってぇ！？」

ドラえもん「そう。ただし使い方を間違えるととっても危険なんだ。なぜなら」

のび太「凄いや！　でも肝心の巨大ロボットはどうするのさ？」

ドラえもん「まったくのび太くんはせっかちだなぁ。それなら……」



ドラえもん「>>12！！」

マジンカイザー

のび太『いひひひひひひ！！！！！　どうだスネ夫ぉ！　これがマジンカイザーの力だぁぁ！！』


スネ夫『ぎゃあああああああ！！！』

ジャイアン『くっ！　の、のび太……っ！　おまえ、この町が焼野原になってるっていうのに！』

しずか『お願い！　もうやめてのび太さん！　私達が悪かったわ！！』


ドラえもん「無駄だよ……。のび太君は『ぎゃふん』と言わせる為、どんな犠牲も被害も関係なく暴れまわるんだ」


のび太『ぎゃふんと言えスネ夫ぉぉ！！！！！　言わないとこの地球ごとぶっとばしてやる！！』



スネ夫『……』

ジャイアン『スネ夫！　おいスネ夫!』

しずか『ダメ！　今の衝撃で気を失ってるみたい！』


のび太『いひっひひひあひあひあは！！！　ぎゃふんといぇぇぇぇぇええぇっぇぇ！！！！！』ｶｯ

ドラえもん「さようなら……のび太君……」


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―――――おいのび太！　今度のロボットは５人用なんだぜ！




―――――遅いぞのび太！　グズグズしてると置いてくぞ！




―――――のび太さん、頑張りましょうね！




―――――ふふふ、のび太君。準備は出来たかい？




―――――ああ～～ん！　　待ってよみんな～！







スネ夫（あぁ……本当はこんな未来を……ぼくは……）






おわり