【艦これ】神風型と物見遊山 (35)

※このSSでは、稚拙な文章、キャラ崩壊等が含まれています。
 それでもかまわない方はどうか暖かい目でどうか、どうかお願いします!




 【艦これ】神風型と物見遊山

提督「ものみゆさんがしたい? 」

松風「そう、物見遊山!」

提督(…ものみゆさんってなんだ?)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493036615

提督「つまり外に行って、遊びたいのか」

提督「難しい言葉使うから何事かと思ったぞ」

松風「難しい言葉かな?」

提督「少なくとも今の若者には通じないと思う」

松風「でも、キミは若くないよね?」

提督「心は永遠の17歳さ…」

松風「ピポパポピピピ…もしもし、大本営?」

提督「待って!どこに電話してるの!?」

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提督「調子に乗ってすみません…」

提督「身も心も三十路手前のおっさんです…」

松風「そうそう、素直が一番だ」

提督「っと話がそれたが、どこに行きたいんだ?」

松風「どこって訳でもないけど、鎮守府の周りでもいいかな」

提督「そういえば、松風は着任してから日が浅いから」

提督「あまり、このあたりのことは知らないのか」

松風「まぁ、そういうこと」

松風「何があるかだけでも、自分の目で見てみたいんだ」

提督「わかった、なら外出許可を出しておくよ」

松風「あぁ、それと、提督も付いてきてくれるよな?」

提督「俺も?」

松風「一人で行くのはつまらないし、迷子になるかもしれないだろ?」

提督「松風なら迷子にはならないと思うが」

提督「断る理由もないし、いくとするか」

松風「あっは!じゃあ今度の非番の日にな!」

提督「分かった、ただあまり期待はするなよ?」

松風「キミのセンスは良いから、期待しておくよ」クルッ

提督「今期待するなって言ったばっかだろ・・・」


バタン



松風「」スタスタスタ・・・

松風「」ピタッ

松風「ふ、ふふっ」

松風「だ、駄目だ・・・」

松風「顔が緩んでしまう//」ニヘラァ

松風「あー!はやく今度の非番の日こないかなっ!」ルンルン♪

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(非番の日)

松風「・・・・」ムスーッ

提督「どうした松風?」

松風(確かに一人じゃつまらないと言ったけど)

松風(なんで姉貴達も来るんだよ!)

神風「司令官、準備はできてるわ」

朝風「みんな準備はいい?松風?遅れたら、後で笑ったげるわ!」

春風「司令官様、今日は松風をよろしくお願いいたします」

提督「ああ、よろしくな」

提督「実はな、今日の事を神風達に話したら」

提督「神風達も松風に教えたい場所があるからって来てくれたんだ」

提督「良い姉達を持ってよかったな松風」

松風「犯人はキミかっ!」ガァッ!

提督「うぅおぉ?!急になんだ!?」

松風「はぁ、いいさ、これは試練だと思っておくよ・・」

提督「なんだかよくわからんが頑張れよ」

松風「誰のせいだと・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ

春風「松風、少し落ち着いて」

春風(ちゃんと機会をみて私たちは離れるから、ね)

松風「・・・わかった」

朝風「そろそろいい、みんな? ついてらっしゃい!」

提督「おーっ!」

神風・春風「「おーっ!」」

松風(でも、こういうのも悪くはないか、な)

こんばんはです!続きを書いて行きます!

松風「で、どこに行くんだい?」

神風「そうね、まずは」

神風「かまぼこ手作り体験よ!」

提督「かまぼこ工房か」

神風「ええ、なかなかいいでしょ?」

松風「かまぼこか、いいね興味がわいてきたよ」

朝風「へぇー、そんなところがあるのね」

春風「春風も初耳です」

神風「物作りで思い出作りもできるから一石二鳥よ」

神風「さぁ、みんな、私に付いてきて!」

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(かまぼこ工房)

松風「んー、魚のすり身を包丁で」

松風「叩いたり、すりつぶしたりを繰り返すのか」ペッタンペッタン

朝風「鮮度のいいものじゃないと出来ないらしいわよ」シャーシャー

神風「そうよ、一般だとすり鉢なんかを使ってるわね」ペターン!

春風「んっ・・・っく・・・」ニュル、ズリュ

提督「春風が苦戦するなんて珍しいな」ペターン!ペターン!

神風「粘りが出てきたら、まな板を擦るようにすり身をすくって」

神風「かまぼこ板に乗せていくの」ズズズズ

朝風「よいしょっ・・・」ズズズズ

松風「よっと!」ズズズ

提督「思ったようにすくえないな」ズ、ズズ・・・

春風「んんっ・・・!」ズ、、、ズ、、

松風「姉貴、そんなに力入れると」

春風「え?」クルッ


ズルッ!

ベシャーン!

提督「だ、大丈夫か、春風?」

春風「はい・・・けれど司令官様、身だしなみを直して参ります」小破

春風「少しだけお待ちくださいね。」タッタッタッ

神風「初めてだったし失敗もあるわよ、ね?」ペタペタ

松風「といいながらかまぼこの形を整えている姉貴・・」

朝風「さすがね・・」

神風「早さが大切だからよ、時間をかけすぎると失敗しちゃうから」

提督「そうだな、俺たちも形を整えるか」ペタペタ


~ペタペタタイム~


朝風「ま、こんな感じよ!」ジャーン

松風「僕もできたよ、キミに負けないくらい!」ジャジャーン

提督「二人ともきれいに出来たな、俺のはまぁ、普通かな」

神風「じゃあ今度は一時間くらい置いて待つわ」

神風「ここからは、早いわよ」

神風「寝かせておいたかまぼこを蒸し器に20分ほどいれて」シュッシュッシュッシュ

神風「蒸し上がったら冷水に入れて冷やす」ヒンヤーリ

神風「そうしたら完成!」

松風「あぁ、完成したね!」

朝風「食べるのは鎮守府に帰ってからの楽しみね」

タッタッタッ・・・

春風「お待たせしました。みなさま、春風ただいま戻りました」

提督「よし、みんなそろった事だし次にいくか」

今回はここまでにしておきます!また明日このくらいの時間にかけるようにしますね!」

一日あいてすみません!続きを書いて行きます!

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(移動中)

朝風「よーし、それじゃ次は」

朝風「ご飯も食べられる所にいくわよ!」

松風「ご飯”も”?」

朝風「そう、道の駅ぴちぴちセンターよ!」

春風「秋刀魚漁の時も何度か行きましたね」

松風「サンマ漁?」

神風「ええ、最初はびっくりしたけどね・・」

神風「司令官がいきなり『秋刀魚漁に行くぞ!』って言うんだから」

神風「『どういうことなの? 説明して頂戴!』って言っちゃったわ」

提督「秋と言えば秋刀魚漁だからな」キリッ!

松風「あ、あははっ・・(今年の秋は気を付けておこう)」

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(ぴちぴちセンター)

松風「わぁ~、広いね!」

朝風「そりゃそうよ、なんたってこのあたりで一番大きな市場なんだからね」

松風「ぴちぴちセンターなんて言うから違うのを想像したよ」

朝風「それにここでは、買ってすぐ調理もしてくれて」

朝風「お刺身はもちろん、海鮮焼きなんかもしてくれるのよ」

提督「朝風はよくここに来てるもんな・・・朝早くから」

朝風「そりゃそうよ、朝一じゃないと良いものは手に入らないんだからね」

松風(理由はそれだけじゃないような気がするけど、ね)

春風「見て下さい司令官様、大きなタコがいますよ」

提督「おぉ、本当だな。刺身でやるのもいいが」

提督「シンプルに茹でだこにして食べるのもいいな」

神風「こっちにはサバやカレイ、スルメイカ、アマダイなどの干物がありますよ」

提督「土産に良いかもな、でもその前に」

提督「各自好きなものを買ってきてご飯にするぞ!」

三人「「「分かったよ(わ)」」」

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・・・・・・・・・・

提督「ん~このVIPセットにしようかそれとも」

提督「岩牡蠣を10個買いするか、悩むな・・・」

松風「あ、キミ良いところに!」

提督「ん、どうした松風?」

松風「手伝ってほしい事があってね」チラッ


『~鯛のすくいどり~』


提督「鯛のすくいどり、か」

松風「一人だと不安でね」

提督「よっしゃ、いっちょやるか」

松風「いいね~、そういうのは好きさ」

松風「今日はキミが僕の手伝いだ、いいね?」

提督「あぁ、お手柔らかにな」フフッ

松風「ようし、行こう!」バッ!


スィー・・・バシャッ!

松風「ようし、とらえた!」

バシャバシャッ!

提督「松風!結構大物だぞコイツ!」

松風「キミ!もっと力を入れて!網が持っていかれるよ!」

提督「くそっ、なんでこんなのがいるんだ!」

バシャバシャッ

提督「松風、ちょっとすまん!」ガバッ

松風「!?(か、顔が近い!)」※かなり密着してます

提督「せーの、で一気に引くぞ!」

松風「あ、あぁ!」

提督・松風「「せーの!」」

バシャーン!

提督「よっっしゃ!とれたぞ!」

松風「あ、あぁ・・」ドキドキ

松風(し、司令官との距離が・・)//

提督「さっそく調理して貰おうぜ、松風は何が良い?」

松風「あ、あぁ・・」//ドキドキ

提督「おーい、松風-?」

松風「あ、あぁ・・」//ドキドキ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・

提督「おーい、みんなここにいたか」

神風「司令官ー、松風ー、先に食べてるわよー」モグモグ

朝風「遅いわよ司令官!せっかくVIPセット買ってきたのに」

朝風「責任とって食べなさいよ!?」

春風「松風さん、ホタテが焼けましたよ、ふふっ」

松風「遅くなってごめん、姉貴たち」

松風「お詫びって訳じゃないけど、はいコレ!」スッ

春風「あら、これは?」

松風「鯛の塩焼きさ、これに時間がかかってね」

提督「その分味は確かだぞ」

提督「じゃあ、俺らも食べるか」

松風「ふふ、頂きます!」

提督「ふぅー、結構食べたな」

神風「司令官、ご馳走さまです! ふぅ…食べすぎちゃったぁ」

春風「神風御姉様と同じ気持ちです。司令官様、御馳走様でした」

朝風「たまの贅沢もいいわね、いっぱい食べちゃった!」

松風「ふわぁ……お腹いっぱいだよ、ご馳走様!」

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(移動中)

春風「では、最後はわたくしの番ですね」

春風「場所は・・・高台ですわ」

松風「高台?」

春風「うふふっ、皆さん、春風に続いてくださいませ」スタスタスタ

提督「よし、ついて行くか!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・

春風「こちらですわ」スッ

松風「わぁ・・」

神風「綺麗な夕日・・こんなところがあったんだ」

朝風「朝のお日さまのほうが何倍も綺麗だけど、悪くないわね春風」

提督「ここから鎮守府も一望できるのか・・」

提督「こんな所があったなんてな」

キラキラキラ

春風「うふっ、春風とっておきの場所ですから」

松風(……あの夕日、ここからだと赤くないな)

松風(穏やかで、どこか落ち着く・・)

松風「キミ、姉貴達、今日一日ありがとう」

神風「なに、松風ー? 可愛いとこあるのね!」

朝風「いいわよ、お礼なんか。でも、帰ったら肩揉んでくれてもいいけど?」

春風「松風さんが気に入ってくれたならそれが一番です♪」

提督「だな で、松風はどうなんだ?言っていた物見遊山はできたか?」

松風「ふふ、最高の物見遊山になったよ」

松風「そう、本当に・・ありがとう」

春風(司令官様・・)チョイチョイ

提督「ん?」

春風「~~」ゴニョゴニョ

提督「え、あ、分かった」

春風「はい、お願いしますね」ニッコリ

春風「神風御姉様、朝風さん私たちは先に帰っておきましょうか」

朝風「え、なんで?みんなでかえr「ね、朝風さん」」

春風 ニッコリ

神風(よく分からないけど逆らっちゃだめよ朝風・・)チラッ

朝風(わ、分かったわ・・)チラッ

春風「では、後はお若い二人で♪」スタスタスタ・・・

松風「え、あ、姉貴達?」オロオロ

提督「松風」

松風「なんだい?」

提督「その、今日は俺だけどこにも案内できなくて、ごめんな」ポリポリ

松風「いや、そんなことないよ」

松風「それに元はキミがここまでやってくれたんじゃないか」

松風「だからそんな風に思わないでくれ、さっきも言ったけど」

松風「最高の物見遊山だったよ」

提督「ああ、ありがとう」

松風「それに・・」

提督「?」

松風「・・・いや、なんでもないよ」

松風「ほら、もう日も暮れたし僕達もそろそろ帰ろうか」スタスタスタ

提督「わかった、ただ俺に出来ることがあれば言ってくれ」

提督「何でもするからさ」スタスタスタ

松風 スタスタ・・・ピタッ

提督「松風?」

松風「じゃ、じゃあ・・・今度は」

松風「今度こそはキミと二人っきりで行きたいかな!」

提督「どこにいくんだ?」

松風 クルッ

松風「どこだっていい、キミとならどこにでも!いいね、約束だ!」

提督「あぁ、約束だ」



【艦これ】神風型と物見遊山 完

お目汚し大変失礼しました。これにて【艦これ】神風型と物見遊山は終わりです!

神風型はどこか少女のような可憐さがありつつ芯の強い娘たちのイメージがあります。
ともかく旗風が実装されれば戦隊カラーの完成が出来そうなので待ち遠しいですね

またSSを書かせて頂くことがあれば皆様よろしくお願いいたします。成長も出来ていませんが精一杯
頑張ります!それと、もしよかったらテーマなど書き込んでい頂けると幸いです!嬉しいです!

それでは
さよなら
さよなら
さよなら

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