やる夫が正史を書くようです40 (1000)















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【過去ログ一覧】

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【まとめブログ・アンテナサイト様】

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面白かったやる夫スレをまとめるサイト様 .http://iitokolo.blog.fc2.com/


やる夫wiki                    .http://ja.yaruo.wikia.com

【主要参考資料】

 ●正史三国志1~8 ちくま学芸文庫
 ●中国の歴史03 ファーストエンペラーの遺産 講談社
 ●中国の歴史04 三国志の世界 講談社
 ●中国の歴史05 中華の崩壊と拡大 講談社
 ●図説中国文明史5 魏晋南北朝  創元社
 ●三国志 正史と小説の狭間 白帝社
 ●西晋の武帝 司馬炎 白帝社
 ●世説新語 上・中・下 明治書院

【お約束】

※やる夫(陳寿)が『三国志』を書くのを生暖かく見守るスレです。

※基本、正史三国志準拠のフィクション・やる夫スレです。

※ようやくタイトル回収できそうです。

※長文・ネタバレに関しては気になさる方もいらっしゃるので、ご配慮いただけるとありがたいです。 


初めて見たけどすごい歴史あるスレだな
応援する

その杜預さんの台詞ってどっちがパクったの?
やらない「お前だ!」
蒼天孟徳「お前だ!」
不孝史家「お前だ!」

長江より黄海に出で、倭国に渡ってそのまま移住する・・・なんて道を選んだ人は当節居たのだろうか

>>12日本に初めて医書を持ち込んだのは百済にいた陳の僧侶と言われています】

     , '´ ̄ ̄` ー-、
   /   〃" `ヽ、 \
  / /  ハ/ .大  \ハヘ
  |i │ l |リノ 伴  \}_}ハ
  |i | 从 ●    ● l小N         智聡殿!
  |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ   
  | i⌒ヽ j   (_.ノ   ノi|__/⌒)      .あなたの持つ医学の知識と書物を
  | ヽ  ヽx>、 __, イl |::::ヽ/.      .我が国のために役立ててもらいたいにょろ!!
  | ∧__,ヘ}::ヘ三|:::::/l| |',:::::ハ
  | ヾ_:::ッリ :::∨:/ | | >'''

                                                __   _____   ______
                                               ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
                                               'r ´          ヽ、ン、
                                              ,'==─-      -─==', i
                                              i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
                                              レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
        ゆっくりできるべすとぷれいすを求めて                 !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
                                               L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
                                   南朝陳の僧侶→ .| ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
                                               レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 

>>4
亀になりましたがようこそです。

>>11
『晋書』『王濬伝』にある杜預さんのお手紙です。


※遅くなりましたが、5/4(金)の22:00頃から続きを投下します。



 : : : |: : : :八: : : :{{: : : : ∨: : : : }: : : : : : /: : :ハ: : :l: |: : : : } : : : ハ
 ; : : {\: : : 、ヽ: :', ',: : : : : : : : : ;: : : : : :/!: : //: : ノ: | : : : ; : : ://
 :',: : :V>x:.. \、 ', ヽ{、: : : : : : ; : : : : / i: ://: /: 丿 : : ; : : //: :
 圦: : :、==ミ弍\Vハ \: : : :ハ: : : :,仁|://イ: :/: : : .イ: /∧: :

 { /\: :ヽ:r‐┤ ヾ \    \/,ノ. イ' : : l'心/// : /:./: V: : \
 lん( (:::ーrァ 、          ´  んr::::v‐=、く / イ: /、: : : : : : :    …………
_八: : ゞ=-' : : ;             {: :、::::ノ: : }  V ル'⌒ヽ>. . . : : :
  ヽ. : : : : ン               、: : : : :ノ  ,}}/:.:. : : : :\. . . : : :    とりあえず、
ニ=‐-‐ァ ̄                 ̄ ̄ ̄  ハ:.:.:. : : : : : \. . : :   .この上奏文を御史台に下げ渡して審議させて。
―= イ :.::::::::::.:.:.        )'    :.:.:::::::::.:.  ; : : ー=ニ二フ. . : :
: : . .丿.:::::::::::::::.:.:.           :.:.:::::::::.:  { . . . . . : : : /. . . : :   .話はそれからよ
二ニ=ァ                       }二ニ==< . . : : : :  
: . . ノ                        仁二ニ=フ . : / : :
ー==フ                    .イニ=ニ二∠. . :'": : ノ :

: : .<     ( 二ニ===⊃       /. .ゝ=ァ: : : : : : :  ̄: : : : :    /// : :/:     : /:   .:i    :i : :ヽ  : :\i
                                         {!/ : :/ , : / i: :ハ: .  :|ヽ . :ト、 : :i  : : :ヽ
                                         / / /  i i  Lリ_ | i  l 十i=|=|ト、 |  : : : :i
                                         | イ i . : !ィキラ""_.|/| ,'  ∨__リ ヾト i: : : ハ!

                                         |! | ! . :イ! ∨ィェz   !/  イろfi了ミ | |: : / リ
                                           !j  i: : Y'´ろfi }     弋zソ  | ! /リ
                                           リ∧ト、 ヽ弋zソ        "   レ'//
                                              \ト     、       イ-'
          結果は見えていると思うのですが                  ヘ    、___,     /ミミ.>
                                                丶、         , ':\
                                                   `ト __  , イi. : : :/

                                                  /|\ _  / |\/: ̄:7
                                                 /: :/  / { |    l: : : `V . .、
                                            r-‐ '´:/: : :/  | } |    !: : : ::i: : : : \


s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
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|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
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                              .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                              |   厄介な問題が舞い込んできたわ   |
                              ヽ________________乂





        l         l::::::/   |     \       〉
        l         |/    |       l      /
        l         |      ト、_      l     /
        l         ト、     \ ≧ヘ、 l  /
        l         |  >=─ァ今ーァ Vl /
        l         | ´   _/r‐ヘ::「  〈
       l        l   ^ ¬ _ゞ   \         原告はこの国で一二を争う大豪族。
       l       ヽ               `ヽ、_
       l          \            /      .被告は呉討伐の勲功第一であろう将軍。
       l          `丶、         </
       l              >   , ィ        .その上奏文を読んだ上で意見を聞かせて頂戴

       l          _, --' ´     ¬
        -┼──一 ' ´            T′
      ヽ|                   |
       |            ¨T=-  .. _/
       /           |

        晋 御史中丞 庾純


                                                      ., --──-、

               /ニYニヽ                                  ., イ /      ヘ  ト 、
            / (0)(0)ヽ              .____                 i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           / ⌒`´⌒ \         /     \                 ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
          | ,-)    (-、.|        /  ─    ─\                   | ヽ ' _ ` イ    
          | l  ヽ__ ノ l |      /    (●) (●) \                 l l  ´=` l     
           \ ` ⌒´   /     .|       (__人__)    |              ノ  ヽ _,、__ノ
          /        ヽ      \        |\  / /|     _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
         /           ヽ    /     /⌒ノ  \/ ( )    /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
         |           | |    .|      / / |       |   丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、

                          晋 治書侍御史 陳寿


.       /ニYニヽ
      / (0)(0)ヽ
     /  ̄`´ ̄ \
    | ,-)    (-、.|         今まで下された詔勅を見れば、
    | l ____ l |         .王濬将軍が王渾将軍の指揮に従っていないのは明らかですっていう。
    \  ` ⌒´  /
   ,、-='l \_,ン g< \          王濬将軍に檻車を派遣するべきと考えますっていう
 / \ └〆\ i=i|\' \

丿   i  \ \=i| /  i|

                                                      ____
                                                   /     \

                                                  /  ─    ─\
                                                /    (●) (●) \
   平時であれば完全に違法ですけど、                       |       (__人__)    |
   戦時、敵国での話だから指揮云々で罪に問えるかは微妙な所ですお。   .\     ` ⌒´   /
                                               ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.

   呉の宝物を略奪が事実なら問題だと思いますお               :   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
                                                   |  \/゙(__)\,|  i |
                                                   >   ヽ. ハ  |   ||

          ., --──-、

       ., イ /      ヘ  ト 、
       i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
       ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
           | ヽ ' _ ` イ        王濬将軍はこれまでも度々問題行動が取り沙汰されています。
           l l  ´=` l 
         .ノ  ヽ _,、__ノ         今回もお咎めなしでは示しがつかないのではないでしょうか?
  _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、

 /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、

>>21修正】

.       /ニYニヽ
      / (0)(0)ヽ
     /  ̄`´ ̄ \
    | ,-)    (-、.|         今まで下された詔勅を見れば、
    | l ____ l |         .王濬将軍が王渾将軍の指揮に従っていないのは明らかですっていう。
    \  ` ⌒´  /
   ,、-='l \_,ン g< \          王濬将軍に檻車を派遣するべきと考えますっていう
 / \ └〆\ i=i|\' \

丿   i  \ \=i| /  i|

                                                      ____
                                                   /     \

                                                  /  ─    ─\
                                                /    (●) (●) \
   平時であれば完全に違法ですけど、                       |       (__人__)    |
   戦時、敵国での話だから指揮云々で罪に問えるかは微妙な所ですお。   .\     ` ⌒´   /
                                               ,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.

   呉の宝物を略奪したのが事実なら問題だと思いますお           :   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
                                                   |  \/゙(__)\,|  i |
                                                   >   ヽ. ハ  |   ||

          ., --──-、

       ., イ /      ヘ  ト 、
       i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
       ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
           | ヽ ' _ ` イ        王濬将軍はこれまでも度々問題行動が取り沙汰されています。
           l l  ´=` l 
         .ノ  ヽ _,、__ノ         今回もお咎めなしでは示しがつかないのではないでしょうか?
  _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、

 /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、


       ____
    /     \

   /  ─    ─\           .ただ、報告が王渾将軍からしか届いていないのが気になりますお。
 /    (●) (●) \
 |       (__人__)    |          .この上奏文にある王濬将軍の振舞いが事実なら、
 \     ` ⌒´   /          他の将軍たちからも同じ上奏があっても良いはず。
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.

:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i          確か、蜀討伐の折、
    |  \/゙(__)\,|  i |         鄧艾の問題行動を糾弾した上奏は一つ二つじゃなかったですお
    >   ヽ. ハ  |   ||


                                                  -‐  二>─- 、
                                                  /  ,ィ          \
                                               ∠_ ̄ ┴- _        ヽ
                                           〃    「 7¬- 、`V   l   \  、
                                             //    | /   |   V  |    ヽ
                                           ヾ    l/  ,イ  /|    |       、  '
                                                \  l! ∠ /∠ ⊥   |
     そうね。                                       ヘ v'  アT rゝ |    |.l      | l   ゝ
                                             /iフ      /   | |       | l/
     そして、あの時の例を参考にするのなら、               /く        /    ||   -‐ '
     次は王濬に対して事実関係を問い質すのが筋          ー -ヘ ‐   ∠  -─ Tフ ̄
                                               ヽ             l′
                                                    }__,ィ     |
                                                   l        |
                                                    /    _,  -ヘ
                                                 , ヘ ∠ - ´    ヽ
                                             / r‐く「          /^ヽ、
                                               / {ト┘|       /      >ヘ、


            , --──-、
         , イ /      ヘ  ト 、
         i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
              | ヽ ' _ ` イ        
             l l  ´=` l        
           ノ  ヽ _,、__ノ            しかし、これで王濬将軍に
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、          有利な裁定をしては太原王氏の一門が黙っていないでしょう

  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_    
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、  
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!  
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|             //    /  /          ヽ  
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::           / 厶 -──- L __/   |     ハ  
                              .       / ´ _,. -ァァ─‐-、____!    |    ',  ハ 
                                   /,ィ7  //    |   |    l!      ',  ヘ
                                  ,′{ |  { ′     |   |   ト、    ヾ   \
                                  〈  ヾ!   il    /|  , イ_  l i      ヾ   \ 
                              .     \ \ l!   ∠=_T∠斗‐   ! !      ヽ\_ ,ゝ
 気が早いわね。                         ゝ≧ォ、_ / チヘ._jア´!    l l       _// 
                                    . `ヘ.jヽ   ` "′ |     ! !  _ -_, -‐"   
 けど、心配する事はないわ。                     .!ハ´,      _ノ     _L! イ /        
                                     _ノ  /__    ー‐──  ̄   V        
 あたしたちは                         ー'------ ゝ`-=-              、
 意見を述べるだけで裁定を下すのは陛下なのだから        \       _,         \  , ─- 、
                                            >- -<「           く      `ヽ、
                                            /     \           ヽニヽ     \
                                            /           \_            }\     \

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .この問題に際して、朝廷では王渾の肩を持つ者が多かった
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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     /::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::|::::::::::::| !|:::::::::::::l:| ゝ::::::::j

     |:::::::::::i:::::::::::::::::::::l:::::i!:::::::___|_ |::;;;;;::::::|:|  ',::::::!
     |:::::::::::|:::::::::::::::::::::l::::|!/´  ,`´  `⌒__ l:::::|
     |::::::::::::|::::::::::::::::::::::Y,y=≡=ミ、   /  `Y::::|ヽ
     i:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::|f'ひ::::} `    ィ=X j:::::|∨  .
     l::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::| ∨スノ     イy:} リ/::::::|    .
      l::::::::::::::i!::::::::::::::::::::|  ̄      ヒ:ソ ./::::::::|    人が踏むべき子としての道は、
.      l::::::::::::::l::::l::::::::::::::::l       丶  ,:::::::::::|    我が身を宝のように大切にした上で、
      l::::|:::::::::l::::l::::::::::l:::::l    __    j:::::::::::|    行動を全うして父母の名を揚げる事より大きい事はない。
       l::|::::::::i::l:::l:::::::::::l::::l    `= ` Y´l:::::::::::|
       |/:::::::::l:::l::|::::::::|::l::::l.、     , ィ | |::::::::::|    .あなたに与えた字の意味と共に覚えておきなさい
       |::::::::::::|:::i!ヽ\{\:::| >r -イ::::::::| |::::::::::|   
       |::::::::::::|::::}     ヽ'`ゝ'ミュ:::::::__| ト-=:」i!   
     --┘_:::_,r=ニヽ、      r='.ノ´ `ヽ!_ _    
   ,′:.:.:.:.:.:.:`ミ 、 \\     ヽ (, ‐二ー l´:.:.:ヽ . 
   ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  \.\    .) } , ___ ):.:.:.:.:.:’ . 
   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、 \ `ー== }</ __   }:.:.:.:.:.:.:}                    /: : : : :`ーv - 、
                                                  /: : : : : : : : : : i: : : :丶
              魏 司空 王昶                          l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }
                                                  」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ
                              .                   (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /
                                            r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´
                                            ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /
            玄黙沖虚より、玄沖でしたな               /_>´ ̄ `i   r`=y'` /
                                             」  ‐'二二) lヽ_ 二__/
                                          ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、
                                      / ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\
                              .          ヽ     ∧、__..ィ ヽ 八  l l
 
───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .王渾の属する太原王氏は并州きっての名門豪族であり、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .父親の王昶は正始政変と淮南三叛で一貫して司馬家の側に立っている。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .司馬家の側から見れば、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       司馬懿以来の盟友的存在であり、粗略に扱えない相手だった。
    `ヘ:ゝ    .'    小/        
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .そうした関係は、王渾の華々しい官歴によく表れている
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────


>>25修正】

     /::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::|::::::::::::| !|:::::::::::::l:| ゝ::::::::j

     |:::::::::::i:::::::::::::::::::::l:::::i!:::::::___|_ |::;;;;;::::::|:|  ',::::::!
     |:::::::::::|:::::::::::::::::::::l::::|!/´  ,`´  `⌒__ l:::::|
     |::::::::::::|::::::::::::::::::::::Y,y=≡=ミ、   /  `Y::::|ヽ
     i:::::::::::::l:::::::::::::::::::::::|f'ひ::::} `    ィ=X j:::::|∨  .
     l::::::::::::::l:l::::::::::::::::::::| ∨スノ     イy:} リ/::::::|    .
      l::::::::::::::i!::::::::::::::::::::|  ̄      ヒ:ソ ./::::::::|    人が踏むべき子としての道は、
.      l::::::::::::::l::::l::::::::::::::::l       丶  ,:::::::::::|    我が身を宝のように大切にした上で、
      l::::|:::::::::l::::l::::::::::l:::::l    __    j:::::::::::|    行動を全うして父母の名を揚げる事より大きい事はない。
       l::|::::::::i::l:::l:::::::::::l::::l    `= ` Y´l:::::::::::|
       |/:::::::::l:::l::|::::::::|::l::::l.、     , ィ | |::::::::::|    .あなたに与えた字の意味と共に覚えておきなさい
       |::::::::::::|:::i!ヽ\{\:::| >r -イ::::::::| |::::::::::|   
       |::::::::::::|::::}     ヽ'`ゝ'ミュ:::::::__| ト-=:」i!   
     --┘_:::_,r=ニヽ、      r='.ノ´ `ヽ!_ _    
   ,′:.:.:.:.:.:.:`ミ 、 \\     ヽ (, ‐二ー l´:.:.:ヽ . 
   ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\  \.\    .) } , ___ ):.:.:.:.:.:’ . 
   l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ、 \ `ー== }</ __   }:.:.:.:.:.:.:}                    /: : : : :`ーv - 、
                                                  /: : : : : : : : : : i: : : :丶
              魏 司空 王昶                          l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }
                                                  」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ
                              .                   (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /
                                            r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´
                                            ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /
            玄黙沖虚より、玄沖でしたな               /_>´ ̄ `i   r`=y'` /
                                             」  ‐'二二) lヽ_ 二__/
                                          ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、
                                      / ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\
                              .          ヽ     ∧、__..ィ ヽ 八  l l
 
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .王渾の属する太原王氏は并州きっての名門豪族であり、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .父親の王昶は正始政変と淮南三叛で一貫して司馬家の側に立っている。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .司馬家の側から見れば、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       司馬懿以来の盟友的存在であり、粗略に扱えない相手だった。
    `ヘ:ゝ    .'    小/        
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .そうした関係は、王渾の華々しい官歴によく表れている
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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             /: : : : :`ーv - 、
            /: : : : : : : : : : i: : : :丶
            l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }
             」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ       武子よ。
           (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /
      r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´        人が踏むべき子としての道は、
      ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /          我が身を宝のように大切にした上で、
       /_>´ ̄ `i   r`=y'` /           行動を全うして父母の名を揚げる事より大きい事はない。
       」  ‐'二二) lヽ_ 二__/
    ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、         心しておくのだぞ
/ ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\
  ヽ     ∧、__..ィ ヽ 八  l l
                                       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./|:.:.:.:.:.:.:.:.:.<
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                                       \:.:.:∨           \.   ムイ
                                       :.:.:\:.:\             ∠/    .|
         ガハハハハッ!                    \:.:.:\:.:\           __   |
                                         `ミ\`ミ` .__ ,..-xテ´/ヽ/.|  /
         もうその話は耳にタコだぜ!!          .`ー-、_ンヽ   \`'`′       / /
                                       |:.:.:.:.:|.  \   \/ヽ/ヽ/ヽ/ /
                                       .ヽハ|     \    ̄ ̄ ̄   |
                                       ____|____.  `ー-..,,____ノ    _
                                              |____|___ ̄ ̄ ̄| |_

                                         晋 侍中 王済(字:武子)

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .王渾は鍾繇の曾孫に当たる女性を妻にしていた。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .彼女との間に生まれたのが
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .贅沢競争で悪名を馳せた王済である。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         彼は司馬炎の娘の常山公主を妻に迎え、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         その才幹と弁舌を司馬炎から愛される寵臣の一人だった
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年4月 晋首都 洛陽】

                           
 |\_/ ̄ ̄\_/| |\_/ ̄ ̄\_/|    .これは王侍中。

 \_|  ▼ ▼ |_/ \_|  ▼ ▼ |_/
    \  皿 /      \  皿 /       お父上の御活躍、我ら一同謹んでお祝い申し上げます。
     (    )        (    ) 
     | | |.        | | |.       こちらはつまらない物ですが……
     (__)_)        (__)_)


                                    (
                                     ` 、ー =‐------―…・・・…‐- .
                                        丶:::::::::... r- 、          丶
                                  . (____,> .:::::::|:: ::::.:.:. . .           ヽ
                                    ` ̄> .: :::::::::::::|:: i:::::::::.: : . .        ∨)

                                     ≠ ≠ .:::::::::::::::|:: l l :\::::::::: : .     . : :ハ
                                   /  /. :.:::::::::::j:::::|:: i i !斗\:::::::.: : : : : : : : : : ハ

      おお、すまんな。                  (   /:/ :::::::::」:::::|:: l l !斗‐ヲ\ヽ: :}: : : : :jヽ.: .:|
                                      j/ j{::::ハ::::|从|:::: 从广´     :ノ.: : :,ノノ }.: :|
      この所、豚の品種改良で何かと入用でな。      . 八{  f :j 八{        /ノ: :彡'  ,ノ.: :j
                                            八{く‐-、     __  // ムイ.: : :ノ
      お前たちの顔は覚えておくぞ                   从 `    ィW      |.: : :/
                                           小 下、三 ノ       / |: :/
                                             ハ           .イ::. {从
                                             {      .....:::::::::: _{≧、
                                            _`二ニ丁´   xz≦圭圭ヲ>、

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .『晋書』『王濬伝』は太原王氏の親子を豪強と記している。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .普通の人であれば、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .そんな勢威のある家に睨まれる真似は避けたいのが人情だろう。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         むしろ、彼ら親子に迎合して王濬を糾弾した者もいたらしい
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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        _....._ィ: : : : : : : . ,
      /7: ̄: : : : : : : : : : ヽ
      / : : : : : /: : : : :l: : : : : ,

      {: : :|ハ|:_lム|: : ム_ト: :l : : }
     |l: : : ヘト≠ lヘ: | rキ从: : :l|

.     ヘト: : :代シ  ∨弋シハ : ノ      .御史台の役人たちの間では、
        トゝ   ,    ィノ       王濬殿に檻車を送り、都に連行すべきという意見が多いそうです。
.         、  っ  ノ=ァ

          > - .イ: :ト、       案の定と言いますか、王済殿への遠慮があるのでしょう
         ...ィ /不  ト|: :ヽ
      _ィ::::/:::∧イァvィ|::::,:::::ト、
      /rl::<:::::| /^l  rュ::/::::/:::


                                               r─-=ミ      .  -┐
                                                {      `'r‐r'´     |
                                                >、∠二ニ'='‐=ニニ>ク
                                         .      く   __.∠_ト\__\
                                              /レ, '´ / .  /  ',  ヽ ヾ
                                         .  /  ./   i i  {    }  ! !  i
                                           /   八  ト、l\|\/l/レ| ∧
                                         . 〈     _j\_{ о     о jイ_ 〉
                                           `マ ニ=ヾ=〈     、_,、_,   ノ=r'7
                                             ヾ=-r`ソ≧=‐./´ ̄ ̄`/´ ̄ ̄/
                                         .     `ソ /´ γ⌒ヽ   /   Yヽ
                                                ヽ ーヾ_ノ   /    〈_ノ

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .司馬氏と太原王氏の関係上、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .司馬炎自身が王渾の肩を持っても不思議はなかったのである
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/        
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                    .,,,ッェェェェ、,,
           ,ッェェェェ、ッn,,rツイ´ : :/.´!
        ,ッェェ、! : : : : /.7: :,..r=-、; ! :く
        \: .レ'´`.=:-|;;;|='´;__;_;,,r' : ;不、
         /: ゝ=-='ソrらそゝ=--:'´ヽ ヘ

         ム=----イ l l l l l l l ', ヘ
          l  l l l .l l l l l l l  l .ノ\
          l l .l li ⌒i .l l l ⌒ l .リ .∧/ , ,.ム、

           ヘヘ.ヘリイ心、ゞヾiイ:心、!リりイヾソ イ=、
            ムゞ、ヾi.杙リ   弋;りリムイ彡イムイ.,イi
          i.三ミヾソ、  r...ァ  /彡イ三ミヾ る´
          てヾ三ミ,r≧=-r=< ノ: / ̄つヾ               その意見は却下するの。

               i: : :| \/:../ ; : : :〉
                ヾ; .:,i='天ヾ、 .〉: : : く               王濬の側からの主張も聞きましょう
               く: < iノノii ヾゝ、: : : ヘ
               .ヾソi  .iiゞソ i: : : : ヘ_
              __,イヾ:! : ∧ヽ、 !: : : : ヾ``ヾ=--..、

              ´   |  |.∧ ∨: : : : l : :.\: ::ヾ、
                 ri´¨´!: : : .ヘ  l : : : : l : : :.ヾ : :ト、
              r'ノ: : |: : : : ヘ ! : : : :ヘ、: : :. : : .ゝソ
             く: : :.|xxx、,,,,xッア、!xxxxxxxxッイ7 : : : : : :ヾ

              ゞ: :,xく¨¨`¨¨´,イム、____ソ,ノii : : : : : ::|
              〈:歹´_フ7Y=i´| | ::/ .i ッ i .|´ i:.iii : : : : : .ソ
              i_,イi lノ.l リ ノ! !` ::|_/! |! ! | ii iii : : : :,イ´

              て`ーらソムノ` ノ ム ` `.` くi iii :__:__;,イソ
           rッ、 iヾそ,イヾー、 ヾ∧__i`ヾ r'''7_iヾrゝ,ソ´ムイ´

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .しかし、司馬炎はそれをしなかった。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .『晋書』『王濬伝』によれば、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       司馬炎はひとまず王濬に詔書を下して詰問する事にしたという
    `ヘ:ゝ    .'    小/        
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【陛下の詔勅(大意)】

              厂し勹ノしヘ_
             〉: ⌒⌒ー、_人厂し'て_ノし勹_rヘ、
               /: : : : : : : : : :}}:⌒ヽ/ ̄ : : : :\_ノ
      _rヘ._,厶ィ⌒ヽノしヘ{{__: : : }}: : : : : : : : : : }

     /^Y⌒廴厂し勹ノしヘ.厂し勹__ノしヘ厂廴ノ{
   r‐くン⌒: :しヘ._人_r一'⌒^⌒^⌒ヽ厂し勹'⌒Yて

    ⌒ヽ: : : :/               }  しヘrく__厂しく
      {: :/   '   /   /    ′   し勹 : : : :しヘ
      У    |  /⌒メ、   /   }    く__rヘ: : : く_
     /       |l /x=x |l ,廴/_ / |    し勹: : : : _〕
      {      ,{:/i{ ん,ハ八  / 厶、`メ、}、  ⌒Yて_「
      \__  _ / .:l V/ツ   ̄ ん/ハY' / }  i  | lし勹     国の討伐は命令が重んじられるべきよ。
     / (_レ'⌒ヽ`^     V/ソ }ノ爪 ノ ノ ー┐

      乂__こ二|/⌒ト、  、 ' _, `^ 人У⌒ヽ     八    .前に勅使を将軍の下に派遣して、
       (___ { /⌒)へ、_   < / /⌒ヽ}  /      安東将軍王渾の節度に従うよう命じたけれど、
           ,⌒) ーく(__ノー=ミ__厂し' ⌒ く⌒)=彡 )       .王渾は思慮深く命令通りに将軍を待っていたの。
          i: : : :)ノ: : :{ _し勹__厂しi| : : )': : :<
          |: : : : : :||: :/ r‐(こ)ト、 r' ||: :(_: : : : :ノ        どうして王渾の節度に従わずに進んで、
         〉: : : :| ||:// | |  | |.、Y: :|| : : : : : :/         詔勅を違えて大義を失うような事をしたのかしら?
         〈: :__: :.| l// : | |  | |: } | : || : : : /:|
         V⌒: :、{ {: : :| |_| | :| | : ||こニ=: :.:}
           丶 : : : \__',人_人_'_,ノ.:.:||: : : : : /
         / /7⌒: ̄ ̄| 「 ̄⌒ーく: : : : :「
       / /{:.{:r‐-ミ__:.:|_|: : : : : i : }: : :./

      /: : { , -‐く__} Y⌒ヽ: : : : : ノ: : /:\
     /: : : __/    ノ ,ノ }  \: ____/: : :}⌒ヽ
          /: : ノ ( ′ ,.: (__ 〔__{    }: : : :ー=彡: : : : :\


              厂し勹ノしヘ_
             〉: ⌒⌒ー、_人厂し'て_ノし勹_rヘ、
               /: : : : : : : : : :}}:⌒ヽ/ ̄ : : : :\_ノ
      _rヘ._,厶ィ⌒ヽノしヘ{{__: : : }}: : : : : : : : : : }

     /^Y⌒廴厂し勹ノしヘ.厂し勹__ノしヘ厂廴ノ{
   r‐くン⌒: :しヘ._人_r一'⌒^⌒^⌒ヽ厂し勹'⌒Yて

    ⌒ヽ: : : :/               }  しヘrく__厂しく
      {: :/   '   /   /    ′   し勹 : : : :しヘ
      У    |  /⌒メ、   /   }    く__rヘ: : : く_
     /       |l /x=x |l ,廴/_ / |    し勹: : : : _〕
      {      ,{:/i{ ん,ハ八  / 厶、`メ、}、  ⌒Yて_「
      \__  _ / .:l V/ツ   ̄ ん/ハY' / }  i  | lし勹 
     / (_レ'⌒ヽ`^     V/ソ }ノ爪 ノ ノ ー┐       将軍の勲功はヒナの心にあるけれど、

      乂__こ二|/⌒ト、  、 ' _, `^ 人У⌒ヽ     八       詔書は崇められるべき王法であって、
       (___ { /⌒)へ、_   < / /⌒ヽ}  /         .自分勝手な考えで功を恃まれては……
           ,⌒) ーく(__ノー=ミ__厂し' ⌒ く⌒)=彡 )   
          i: : : :)ノ: : :{ _し勹__厂しi| : : )': : :<
          |: : : : : :||: :/ r‐(こ)ト、 r' ||: :(_: : : : :ノ    
         〉: : : :| ||:// | |  | |.、Y: :|| : : : : : :/     
         〈: :__: :.| l// : | |  | |: } | : || : : : /:|
         V⌒: :、{ {: : :| |_| | :| | : ||こニ=: :.:}
           丶 : : : \__',人_人_'_,ノ.:.:||: : : : : /
         / /7⌒: ̄ ̄| 「 ̄⌒ーく: : : : :「
       / /{:.{:r‐-ミ__:.:|_|: : : : : i : }: : :./

      /: : { , -‐く__} Y⌒ヽ: : : : : ノ: : /:\
     /: : : __/    ノ ,ノ }  \: ____/: : :}⌒ヽ
          /: : ノ ( ′ ,.: (__ 〔__{    }: : : :ー=彡: : : : :\

【紀元280年4月 晋 揚州 建業】



                        ,ハ  :
                    /.:.:.:゙、    :    _  _ _ _
                   ,/.:.:.:.:.:.:ヽ       :  _ _ _     _ _

                   _/.:.:.:.:.:.:.:.:.`L,,
     _ _ _ _ :_ :_   ,/.:.:.:.:==r.:.:.:.:.:.:.:.ヽ   
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            ,,,,、、r;:;:イ ==r.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙i, 
          ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``''ー、 
         ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、 
      ,、ィ''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, '´::::::::;;:;:;:;:;::::;:;;:::` 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``'''ー-、 _        _ _ _ _
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              i.:.:.:.:r==.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ 
  ‥‥‥‥ ∵    ゙ヾ、.:.:.:.:r==.:.:.:.:.:.:.:.:=|   ヒナはどうやって天下に命を下せばいいのかしら?  |
                `ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_______________________乂

                  ゙j =.:.:.:.:.:.:.:,r'゙′    ∵∴   ∵∴

       _ _           \.:.:.:.:.:.:,'′ :        
              _ _        ヾ:;;:/            
                       V



 ,' ,'   ' ,':::::::::::::',    ド、:::::::::::::/! イi  | ! |
:/ ,7  ,' !::::::::::::::::ヽ   {. iソi;:::::::/. Lハ!   ! i |
  ,','   ! | :::::::::::::::::::\ ゝ:'ノ:::::/   `ヽ」 i. |
 ,','   , ト、:::::::::::::::::::::_;二::_::::〈        `
 !i:..  i ! `ー一 ' ´      ̄ヽ
: |.|::..  | .i              >              若造が
: |.|:.:.  | |!                /
: !.|:.:.  | |       ヾヽ   , '                 .いい気になりおって
:.i l:.:.:. ! !            , ィi
:.| !:.:.:.. l i_        /:.|.||  ┼〃
:': i:.:.:.. l |:.:.i:ュ 、_  /.: ::.:|:||   ´「
:| ,:.:.:.:.:| |:.:.l:!i   ̄1i.::.:.:.:.|:||  //
:| ! .:.:.:.| |:.:.l !|    |:|.::.:.:.:.!:i|  /
:|.i:.:.:.:.:.! !: :| !!     |:|:.::.:.::.|:|!         .      .    |  :!     |     |  /|       /    ∨ !  !   | |
                          .          |  :!     |   /|: / :|     、/:|      Ⅵ\|    :! !
                                      V |    | /_ {/-=|/|   /{_:l_ ̄ ̄ ¨マ ー|    :!ノ
                                      V |   七 ¨     -‐ !     |/        |    :|
                                       Ⅵ   :|      _- | /     .冬, _ .斗,|    :|
                                     ヘ!     -=≠孑匕 ´            ̄    |    :|
                                        小   :!             :i             |    :|
   王渾将軍って、                        .l |    :!、            _        ハ  .小
   いかにも悪党って感じの人相してたもんねぇ      l|   |∧       -‐=::::::::::::::::::ヽ     ,'     !ハ
                                      l/|    !. ∧     /::::::::::::::::::::::.:.:.:. : ハ     ーヘ
                                     V  |\|,ヘ   {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :ノ  イ /|∧   ト、l
                                       ∨ /}  \i` . ー―=    ̄  //|/.   ∨.|
                                      ∨.     \>        <|/|/       \|

                                             晋 平東参軍 李毅


´::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::..、
:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::/::::`:.、
::::::::/::::::::::::|::::::::::::/`ヽ、::::::ヽ
::::::::|::::::::::: |:::::::; く    ヽ:::::::',

:::::::|:::::::::::::|::/  \    `<:::}
::::::|::::::::::::::|'  _xzt、 、   _.. -}イ
::::;j:::::::::::::::|  ′ ぅヾ   _ ,'::i
/ .|::::::::::::: |    弋リ  ´ィz, ::|         建業の街では、
{ (| ::::::::::: |   {',     }トr {リ :::!         .私たちと揚州勢が戦を始めるのではと噂になっています。
弋|::::::::::::: |   ゞ=''´ 廴」フ:|

::::::|::::::::::::::|           {:::::!         .しかも、建業に居座る揚州勢は、
:::::i|::::::::::::::|         八::|         .我々は伯夷・叔斉で、こちらの諸軍は盗蹠であると吹聴しています。
::: ||::::::::::::::ト     ^   ,イ::::: |
:::::!i::::::::::::::|   >,、 __,.'::::|::::::::|         そのくせ、この石頭城で布帛を略奪しているので始末が悪いですね
/j ';:::|!::::トi   ト、::::::::::::::|::::::∧ 
 ヽ レへ」 i! /  ヽL__:::|:::::::!

  \ , -‐´   /: `‐-Lトリ_
',  イrト     /: : : : : : : : : : ; '´`ヽ                        ,,.-‐'''"´ ´    `、丶、
.:\∥||ヾ、/ : : : : : : : : : : : /     ',                     ,-'´,  ィ ,i  i .i ヽ ヾ、丶、ヽ、
                                          ./ / ,イ  i! ||i ll ヽ ヽ丶.ヽ 丶
                                         / ノ ,/ /!  ∥ |.l lヽ li. li  ,i.  l
                                       / ,イ! l l .l ,ハ.  lヽヽヽ li li   l i  l
                                        | .l .i ll i. l l_ l、 l ゝヾヽ」‐、l!  ! .!  li
                                       ‐' l .l! l'´!_'  ´`  `ェ_  l  l! l.  l.l
   そういえば、                                l .K´,-ァテナ   '"ヤ'ニソヽl .l l ヽ .i l.l
   略奪を働いた連中は周浚の所に帰したのだろう?       l  l、!` `'''´           l  lノ.i l l.l l
                                         l l.lヾ、    _        丿 ハ l. l .l.l.ト、
   それから何か言ってきたのか?                  l l l l丶、  !、`丶 , イ!/ /l l. l l l.l.l
                                           il! .l l l l ll丶--´ '´ .」フ' /l.l .l. 丶 l l.l.l 
                                          i|.l! l. l l,l ll ,iゝ、,-''"´ ./ / l.l .l 丶 l. l.l.l
                                         ,i.l.l! l l .l! .l lノ!,r'´\  ./ / \、. ヽ、 丶l. l.l.l
                                         i.l l! l l .l /ィ´//l、ヽ〉ソ  /  / ヽ、丶  ヽ、.l.l
                                        i.l l! l lィ、 くィ´/l ll、ヽ/  / ./     ヽ,  ヽ、l.l


      /:::/´::::::::::::::::::::::::、::::::\
     /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::k
    ,i':::i::::::i::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::i:::::::::kヽ
    l:::::|:::::i:::::::_/.  ヽ、 __::::i:::::::::|:::i,
.   |:::::|:::::|:::'´/ `   ´ヽ、::゙ォ:::::::|::::i

.   |:::::|::::::|/        `< イ:::::::|::::|
   .|:::::|::::::|ィ〒テァ、   -テ〒tk|::::::::|:::::|
.   |::r'|::::::|r、ピ::」ぅ--f -ピ::ノ./|::::::|゙i:::|      いえ、特に何も。

    |::k|::::::|ヽ==='⌒ヽ====-'|::::::|ノ::|
.   .|::::|::::::|.       '      |::::::|:::::|      それと、王渾将軍が孫皓の所有していた船に乗り込み、
.   .|: :|:::::::|、   rー‐、   ./:::::::|::::||      そこにあった財宝や貨幣を接収していったという報告もありました

.    |::::|:::::::|::>、_   ー '  _,-'::|:::::::|::::| |
    lル-、:::::l::::::ィ|゙゙ ー--‐''´|、::: |::::::|-┘    
      \「フ^ 、     / 》レ'´      
   _,.. -‐''´|.:k  ヽ、 /  ノ.:::|.::゙::ー ..,,_                  ,,.-‐'''"´ ´    `、丶、
..r'´.::.::.::.::.::.::.:ゝ-\/介\/..::ノ.::.::.::.::.::.:: ゙̄::             ,-'´,  ィ ,i  i .i ヽ ヾ、丶、ヽ、

                                       ./ / ,イ  i! ||i ll ヽ ヽ丶.ヽ 丶
                                      / ノ ,/ /!  ∥ |.l lヽ li. li  ,i.  l
                                    / ,イ! l l .l ,ハ.  lヽヽヽ li li   l i  l
                                     | .l .i ll i. l l_ l、 l ゝヾヽ」‐、l!  ! .!  li
                                    ‐' l .l! l'´!_'  ´`  `ェ_  l  l! l.  l.l
                                       l .K´,-ァテナ   '"ヤ'ニソヽl .l l ヽ .i l.l
                                       l  l、!` `'''´           l  lノ.i l l.l l
      こないだ視察に行った船だな。              l l.lヾ、    _        丿 ハ l. l .l.l.ト、   ⌒)
                                      l l l l丶、  !、`丶 , イ!/ /l l. l l l.l.l 丶、  )
      困った連中だ                       .il! .l l l l ll丶--´ '´ .」フ' /l.l .l. 丶 l l.l.l 、_ノ

                                       i|.l! l. l l,l ll ,iゝ、,-''"´ ./ / l.l .l 丶 l. l.l.l
                                      ,i.l.l! l l .l! .l lノ!,r'´\  ./ / \、. ヽ、 丶l. l.l.l
                                      i.l l! l l .l /ィ´//l、ヽ〉ソ  /  / ヽ、丶  ヽ、.l.l
                                     i.l l! l lィ、 くィ´/l ll、ヽ/  / ./     ヽ,  ヽ、l.l


                      | ̄|  П Л        Л    | ̄|!
    li    r┐                 「 ̄V^V^V ̄|          「 ̄V^V^V ̄|
―‐tr┴t-r┴lL_                L.∩∩_∩∩」          L∩∩_∩∩.」
_  _ |  || |             |:.     .:|‐v┴v┴v┴vi|:.     .:|                         _
  | ll   |  || |  _          |   []   :|          |   []   :|____fl____f!_____旦_血_」|_
二.∩..二. ィうハぇ、 ┴―「l‐「L.     「 ̄ ̄ ̄ ̄|l∩∩∩∩∩fl「 ̄ ̄ ̄ ̄|二⊥二二⊥二二⊥二二二⊥二二二コ
  :Ш: 〃ハソ八ツミメ ┤―‐|ー‐'平|  []  []  | 「  「  「  |  []  []  |  |    | 「l  | 「l 「l  |   「l  |:
二.∩ ハ へソハノ二ミ、.    l     ├―――‐┼―――――┼―――‐┼―|ー―‐ー|ー―‐ー|ー――‐ー|ー――‐ー|
yシイミ火ミメ. 乂ハ三二ミメ  l /ハ :|  /ハ  |:ハ. /ハ  ハ.|  /ハ  |  | /ハ l| /ハ l| /ハ./ハl|  /ハ :|:

  `亠ソイ彡Zミメ、 ツハフソト. l |土| :|  |土|  |:L.l  l土l  L.l |  |土|  |  | |土| l| | ィッャヤ爻ミ>彡ミメ、_ィ
ツハ、  彡火ソ彡ミ 二Vソノ :土l   ├―――‐┼―――――┼―――‐┼―|    ィッメハソ爻ソ爻三ミメ ソえ
彡代爻 爻火彡 「L. ー=ミメ ィハぇェ、 [ ]   |   〃⌒ヾ.   :|  [ ]  .:   ィッャ へ巡巛ケネえ┴,ィッくぇ、ッぅ
ミ彡イミメ、 彡_「| ̄!「l ̄L... 父''⌒ヾミ、ミメ.  :|  ||    ||  |  [][]  .:  ミ彡ミく ,.へマ彡ケ気 彡イ三Уミメ
爻刈ミ彡爻、_」___.l:_:_:_:_] ー父ミメ、.入火..∩|  ||__||  |∩    ∩ 彡イ ィ彡升三フナ二 シミ彡之えミ 
林炎杉化彡父ミ    |: : : |゙ ̄ ̄|爻父ミメ、ミ彡、 ̄ ̄     ̄ ̄  ̄彡⌒ヾ ̄ 彡気三二イ入シ  У气三平火 ぇ
ミ 林杉ハ爻彡㍉ _|:_:_:_| ̄| ̄|ィ入 二ミ 杉 ::::::      :::::::::::::ノ ぇこ >ぇ ク三こけ手彡 ソハヾ' xハ 彡シ

ミ>、 林杉仇へミふミぇ|: : : |  | ll |彡シ升三ミ 炎x::       :::::::::::ハィー彡ケハ 彡イうW宀  ノシノソ ,ィーくハソ
父メ、 杉爻モ二うハミ : : :.|―|―|杉不タZx 入巛::       ::::::::::へィ彡えソ八 彡多タ シ升彡へぇ ソハこミメツ
炎彡ハ 杉才辷彡ハ<仁ミぇ |  |林杉木シ㍉、 ツ::         ::::::ィ彡升彡ハミ ソ杉ソ イソ入彡 ィ<彡升ミ三千
森林杉 杉火彡父杉二くミ、 | ll |森林杉木彡ハ :::       ::::::::::勺不三爻 从X升 ケけ三 ケく彡升林杉タミ に

森林杉 林杉三え杉辷彡化. |  |メ、γ三ミY彡イ゙:中      中::::::::::::::::卞:::::::从く巛 うイ彡ク ソ二爻タ彡林气 炒
森林杉 林杉ハ三木杉イ゙rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrFコrrr|rrrrrrrrrrrr|rlFコ穴rrrrrrr汁火УクノУ シハミソミ巡 久彡へ
森林炎杉 杉彡林杉三 IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII|__|IIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII|__|出IIIIIIIIIIIヘ人 タケ ィツイハソミ木 三杉 ふく
森林炎火ミメ 林杉ミ癶 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......       ......::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 寸辷 シヘシハソミ木 ミ二こ彡火

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       使者が洛陽と建業を往来する間、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      建業では王渾・周浚の軍勢と王濬の軍勢が睨み合いを続けていた。

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .両軍の間でいくつか揉め事も起こっている
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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    /ヽ 
    | | | 
    | | | 
    | | | |\_/ ̄ ̄\_/|

    | | | \_|  ▼ ▼ |_/      ∧   
    | | |    \  皿 /      彡  ゞ  
    ===   /    \     .彡   ▼\
    (___ \/ _,,,    . )    彡       ヽ  
    'U\_/|     | |__彡    _   c〉 
          |     |   彡     /  `─   
          |     | ̄彡     / 
    _,.-─--|ヽ\_  \ |-      |  
彡/     .|:::::::::::::::\  ヽ      | 
                             .         ,.'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
                                     |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
                             .         i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ
                             .          V::::::::::::::__::__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
                                      Y¨ヽ:::〉 _,,、`<::::::::ハ:::::,. ,、i::/
                                       f } }}ゝ/-'´,--ゝ、_``' ゙_,ィ/ ゙i/
                                       ゝ‐ァ‐h. Y:.:.:.:.:.:.:.:.}" /≦゚-'.i
                                          {.} i__i,人:.:.:.:.:.:ノ  |   ./
                                   ._.,.、.-≦/:ハ iN.、 `".._,,,_ 、_ | __ ,.'≧::....、____
                             ‐::':::´:::::::::::::::::,.:'::::::| ','、:'、`゙'"、__,゙." /`'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:`::
                             :::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ',::ヽ   `ニニ   ii:::::::':、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
                             :::::::::::::::::::::::/::::::::::::|i   ヽ:::ヽ,..-::‐::-:..i:i::::::::::::'、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      王濬の態度に立腹していた王渾は、王濬を攻撃する構えを見せていた

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                    /.:.:.:゙、    :    _  _ _ _
                   ,/.:.:.:.:.:.:ヽ       :  _ _ _     _ _

                   _/.:.:.:.:.:.:.:.:.`L,,
     _ _ _ _ :_ :_   ,/.:.:.:.:==r.:.:.:.:.:.:.:.ヽ   
 _ _ _  _ _ _ _ :_ :_ ,/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L_  
            ,,,,、、r;:;:イ ==r.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙i, 
          ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``''ー、 
         ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、 
      ,、ィ''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, '´::::::::;;:;:;:;:;::::;:;;:::` 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``'''ー-、 _        _ _ _ _
  ,,、、ィ''´;;::;r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;::;:;:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
  ``ヾ:;:;;;;;:;:;:;:;:;;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;;:;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:=r.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,r'゙
     ̄`¨`ヾ;;;;;:;:;:;:;:;:;.:.:.:.:;:;:;;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;:;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,r''"´

          ̄``ヾ;:;:;;.:.:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;,'.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;:;:;;:r'''"´
             ヾ.:.:.:.:::;:;:;;:;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:;:;:;, '.:.:r==.:.:,r'''"´   _ _ _ _ :_ :_    _ _
              i.:.:.:.:r==.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/          _ _ _ _ :_ :_    _ _
  ‥‥‥‥ ∵    ゙ヾ、.:.:.:.:r==.:.:.:.:.:.:.:.:=.:.:.:,/       _ _ _ _ :_ :_    _ _
                `ヾ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
                  ゙j =.:.:.:.:.:.:.:,r'゙′    ∵∴   ∵∴

       _ _           \.:.:.:.:.:.:,'′ :        
              _ _        ヾ:;;:/            
                       V


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .一方の王濬は王渾との全面衝突を避ける方向で動いていた。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      建業入城後、

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .呉の宮殿の顕明宮から建業郊外の石頭城に移ったのが良い証拠だ
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



升㌢Ⅳ Ⅳl||\ |l   | / .′/ / ∥/ :|  |:| | :|| ゙.  | |l  | ゙、∧

㌢ll Ⅳ Ⅳ州   |l   | | | /∥ ∥   l   ゙ | | :|l :  | |l  |  ゙、 ハ
  llⅣ Ⅳ 州  |l   | |_.」 l_||__ || |    ゙ :|  |l |  | |l  |  l|  l
  ||      /  |l   | | | 「|| ̄|| ト、 | ,゙ | / | |  | |l  |  l|  |
 ∥     / ,.L_|l   「   ̄ ¨ __―  --  |_| l|__」 '| |l  |ハ  |  |
. /     .// ,.‐、|l  ≪《てフテ7≠ミ、     __′ L」`iト  |/| l|  |
/     ./ { l ん|l     | 乂:::::::::ソ          ァァ=kzx./≧イ |  ̄  ̄   前門の虎、後門の狼か。
.     / .八 ヽ |l     |    ̄          {:::::::ノ イ /∥|| 
    / / l\ |l     |                 ̄´ / . 〃 || |     .さすがに陛下の機嫌を損なうわけにはな
.   / / // ` |l     |           ヽ    _彡イ /  | |
  / / //   |l     l        ____       /| |  |   | |
 ./ / //     |l     ト       ` ー‐ ´     イl | |  |  | |                 <沙-=守ミ::::.、
../ / //       |l     | ::>        ,  <   | | |  |   l| |                 /:::::::::::::`寸ヽ::::.
  / //      ノ |l     | : : : :::::>-< |   |   | | |  |  l| |              /::::::/:::::::::/::::l寸ハ:::
. / //     / : : |l     |: : : ::::::::/     |   |   | | |  |   |              冫、//::::::/:::::::|::i廻i::|
                                                  |:l:|沁ー┴―リ::lУ::リ
                                                  レi ,   ´沁/:: l':::::/
                                                      ,\、  _厶イ::::/
                                                  /.:/__7爪∝∨::/{

                                       .           _/.:./廻}-‐   ∨:::|
                                                 /∧ ̄}川ーへ…⌒i::|
         誠心誠意、上奏文を書く事をお勧めします             .∨_/.:.Υ/ニニア‐:.:./::|
                                                 八{.:.:.:.://.:.:.:∝彡イ:::l|
                                                     \.:.:..:.:_:;/.:.:.:人lリ
                                                  /.: ̄\.:.:.:.:\.:.:{
                                                 /.:{{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\〉
                                                   /.:.:.{{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
                                               _{.:.:.:.::%:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧


───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      また、司馬炎の詔書に対する返事の上奏文を書いている

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`           
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、             この時、王濬が書いた上奏文は二つある
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ        
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l       
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`


【王濬さんの上奏文】

           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '     私が先日もらった詔書に曰く、
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   「勝ちに乗じて流れに従い、遠き建業に至るように」
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|         .私は詔書を受けた日、即刻東へ下った。
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |      
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         また、同じ詔書に曰く、
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       「太尉賈充は諸方を総督し、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、       司馬伷及び王渾・王濬・唐彬らは、
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、      皆、賈充の指揮を受けるようにせよ」
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、


───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      一つは、王渾の指揮に従わなかった件に関する弁明

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────


>>42修正】
【王濬さんの上奏文(一部抜粋)】

           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '     私が先日もらった詔書に曰く、
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   「勝ちに乗じて流れに従い、遠き建業に至るように」
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|         .私は詔書を受けた日、即刻東へ下った。
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |      
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         また、同じ詔書に曰く、
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       「太尉賈充は諸方を総督し、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、       司馬伷及び王渾・王濬・唐彬らは、
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、      皆、賈充の指揮を受けるようにせよ」
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、


───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      一つは、王渾の指揮に従わなかった件に関する弁明

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                ___
            ,.. -''"´       `丶、
         ,.-'"´            ` ヽ、
        /ィ,ィ r  , ,      、      ヽ
      /,'´/ , '  / ,/ l i  、 、  丶      i!
      , ',イ /  /,' / イ  l | i  !. `、  i!     i
    /.//,.ク .// ,ク / !   ! i!l  |  li!  i!     l!
    !/イ/ l //./ l / l  i l! l  |  l!  |!        l
     ! ケ/イメ、i ,' |  ,i! ハi!  i! l!  |       l!
         l l ト`i.、メ  l ハ l l! |l l. ,'l!  i      l
         ! l lヽ!_;〉  `` 「`卞,ト| jl j ハ  ヘ     l!
       | l! !   ,   ‐‐iテュ 、 `! ./ L.i!   ヽ    l!
       li l! ヽ  、_    ヽニ' '´/./ ! ノト、   ヽ   l!
        l! ll l!丶 `ー-    ,..j!/  ,'´l  ヽ  \  l!      私へ王渾の指揮を受けるようにという文は無い
        ! ll l! l.丶 --┬''"´ /'´  i!  l.  \  丶 ト、
       l!  l! ハll  \ヽ〕! /  ノ.l  i!   \  丶、ヽ
       ! i´ !| ∥  / //,,. ‐'"´  !  ヽ    丶、   ヽ \
      l r〈 i!.!」L ,イ/フ /二三   |   丶    丶   ヽ ヽ
     广、 ヽ`´ ィ'///// '´r‐   ヽ l    丶     丶、  丶、丶、
    〈 丶 ヽ i /'´rヘ/ ,' //     i! l      ヽ       `丶、  丶、丶、
    /ヽ_ヽ.」'´ / i lハ. |      lト l   ヽ  ヽ        丶、  丶、`丶、
    /  `i   /  l  ! l/     / j ヽヽ   \  \       丶ヽ、  丶、 `丶、
   ,.'    |  /  ll  l li!    // l ヽヽ.   \  ヽ、      ヽ 丶、  丶、  ヽ
  i!    ,j! ィ'   l l ∨    /´  /`i  〉ヽ   ヽ   ヽ、     ヽ   丶、 ヽ   ヽ

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .先にも触れたが、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      王渾と王濬はそれぞれ別の詔勅を名目にして動いている。

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .これでは話が噛み合うわけがない
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '     三月十四日に
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   建業から二百里にある牛渚を攻めるよう命じた。
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|         .三山に至った所で
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |         北岸にいた王渾軍が書と使者を遣わしてきた。
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |        .そこで相談事をしたが、
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、        私へ指揮を受けるようにといった話は出なかった
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、 
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      呉討伐における建業入城前後の

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      王渾と王濬の動向が分かるのは、王濬が書いた上奏文による所が大きい

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────





           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '       我が水軍は追い風に乗じて賊城に至ったが
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }     .長大な流れの中で船を動かし、
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨     王渾軍を追い抜いたために連絡が断絶した。 
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |          .しばらくして孫皓が
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |          私に使者を遣わして降伏の意を伝えてきた。
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、         すぐに王渾へそれを知らせると共に、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、        孫皓の手紙の写しを送り、
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、        石頭城において孫皓と相対している
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、



           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨    夕刻になって、王渾の所から節度の符を受けた。
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |          翌十六日、孫皓の逃亡に備えるため、
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         .諸将と共に石頭城に帰還して、これを囲んでいる
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、     
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、    
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、    
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      ここで述べているのは、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      孫皓が降伏した三月十五日から翌十六日の出来事だ

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────





           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   詔書の中に
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨   私が勅命を放棄して専断に振舞っているとあった。
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|       
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |         手厳しい詔書を伏読し、
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         驚くと共に怖れ慄き、身命の置き所がない。
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       どうして老臣の独断で、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、      .三軍の士気を沮喪させなければならないのか?
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、



           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,    .私は国の恩を受け、
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '     聖朝に託された重大事を果たせぬ事を恐れながら、.
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   .身を死地に投じて万里を転戦してきた。
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨ 
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|         .幸い良い結果になったのは、
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |         皆陛下の神策廟算の賜物だろう。
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    | 
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |        .私は横で鷹や犬の役を果たしただけで、
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       功労はあれど自分勝手に功を恃み、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、       聖詔を違えるような真似をするつもりはない
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      また、次のようにも述べている

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|          『春秋』によれば、
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |          大夫は国境を出れば専断が許されるとある
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |      
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |      
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、     
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、    
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、    
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、   
三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、


───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .これは『春秋公羊伝』にある言葉で、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      蜀討伐時の鄧艾も司馬昭に弁明を行った際に言及している。

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .外征中の将軍が言い訳に用いるテンプレだ
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨    どうか陛下には我が誠意を察して、
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|          方牧の任を授け、征討の事を委ねてもらいたい。
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |        
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         燕主が楽毅を信じ、漢祖が蕭何に任せたように
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |      
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、     
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、    
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、    
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、   
三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、


───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      王濬の上奏文を見るに、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .どうも楽毅の故事が念頭にあったように思われる。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      大軍を率いて外征中であり、讒言によって主君の嫌疑を受ける。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .そう表現すれば、楽毅に似ていると言えなくもない
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`             もう一つの上奏文は、
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、           王濬が呉の宝物を奪ったとする誣告への反論が主だ
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ 
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`


【王濬さんの上奏文(一部抜粋)】



           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,    .先日もらった詔書によれば、
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '     安東将軍の所の揚州刺史周浚の上書にこうあった。
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }    .
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨   私の諸軍が孫皓の宝物を得て
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|         .牙門将の李高が孫皓の宮殿に火を放ったと。
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |        .
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |         聞けば、王渾が私を陥れようとしているとか。
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       建業での事は、全て先の上表で述べた通りだ
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、    
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、   
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }     昔から邪佞の輩が国に害を為してきた。
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|           古くは費無忌が楚を破滅させ、
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |           伯嚭が呉を滅ぼし、石顕が漢を乱して傾けた。
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |      
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |         . これらは全て
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、         典籍に載っており、世の戒めとする所だろう
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、    
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、   
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }   昔、楽毅は斉を討伐して
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨   七十城を降すも讒言を受けて出奔した。
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|        
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |         楽羊が背いたのは、
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |        .子の羮を飲み干した事を書状で誹謗されたからだ。
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |       
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、       まして私などは頑として説かねば、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、       邪悪奸佞な口によって罷免されてしまうだろう
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、   
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、



           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨     今、呉の君臣は皆生きており、
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|           .彼らに問い質す事で真偽を明らかにしたい
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    | 
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    | 
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     | 
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、 
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      王濬は呉の君臣の証言に依拠して、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      自身の正しさと王渾・周浚の不実さを批判している

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. } 
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨ 
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|      
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |          呉の中郎将孔攄が説いた所によれば……
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    | 
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     | 
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、 
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .ここで王濬が述べているのは、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      陶濬の下に集められた呉兵が宝物をもらった後に逃走した件である

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       (第六十三回其の捌参照)
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
|    私が前に三山にいた時に得た周浚の手紙には、   |
ヽ_______________________乂


           _,,..-‐'' /     /^   `丶、
        , -'"   /

                        l             ヽ
      /    /          /l       ,
      ,'    /         /   l       ,'       ',
     ,'  / /        /    l      |
         / '      '´/ ̄ ̄``Vヽl、  |   l }    }
     {  ,'  l |   {  /    -- V | V|\ | }
     {  ! ,从 .|  l ,l ,'   _  ヽ| V| '⌒ヽ}   l}
       | l ヘ   |ハ { =≠≠ミ     ヾゝ Vl/ } l}
     :.  l人 ∨ {l  ヾ           _  / / /   
    , -\ { ヽー、 寸ー          ⌒ヾ>/ /}/   孫皓が財宝を散じて
   ./´/⌒\ - 、>ゝ             ,   //      .将兵に下賜したので、呉の府庫は空虚な有様だそうです
   l  {   l    }⌒}:..      `  ‐   /)}
   `  \_{、_ノヽ j  .、         ィ
       人 ゝ  _′  > _   <ハ)
        `ー//}h、     {r ̄-/
        ///////}h、   K ̄
     , -'"////////////}h、{//\

__,,..-‐''//////\//////////ハヘ/\

                                           .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ

                                            |   ……と記されていた   .|
                                            ヽ___________乂





           _,,..-‐'' /     /^   `丶、
        , -'"   /

                        l             ヽ
      /    /          /l       ,
      ,'    /         /   l       ,'       ',
     ,'  / /        /    l      |         .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
         / '      '´/ ̄ ̄``Vヽl、  |   l }       |   しかし、今になって、   |
     {  ,'  l |   {  /    -- V | V|\ | }      ヽ___________乂
     {  ! ,从 .|  l ,l ,'   _  ヽ| V| '⌒ヽ}   l}
       | l ヘ   |ハ { =≠≠ミ     ヾゝ Vl/ } l}
     :.  l人 ∨ {l  ヾ           _  / / /
    , -\ { ヽー、 寸ー          ⌒ヾ>/ /}/      金銀は箱に満ち溢れ、その数は万に達する程
   ./´/⌒\ - 、>ゝ             ,   //    
   l  {   l    }⌒}:..      `  ‐   /)}
   `  \_{、_ノヽ j  .、         ィ
       人 ゝ  _′  > _   <ハ)
        `ー//}h、     {r ̄-/
        ///////}h、   K ̄                            .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
     , -'"////////////}h、{//\                           |   ……などと言っている   .|
__,,..-‐''//////\//////////ハヘ/\                         ヽ____________乂




γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
|    これを知った我が軍は、言動が食い違っていると疑念を抱いている   |
ヽ_______________________________乂







             ,.. -―‐--――- 、

             / ,.. -     -- 、\
             / / ,. -     - 、 \\
         / / /         ヽ ヽ :.
          / / /  /  ,  :.     ':,  ',
           '  ' /  /   | |  |  |  :.  !  ! !
           | l| |/ ' :l | |  |  l  |l| |  | |
           | i| |--|、 i| | |  | _ム斗| |  | |
           | :| {_!ィ芹ミ、 リl从 ,ィチ=、l_」|  | |
           | :| |:|、 ヒ::i:ソ    ヒ:i::ソ ' }/}  | !
           | :|  jム     ,      从'  八       私は軍司張牧・汝南相馮紞らと
          , 八 l| l 、  ー 一   イ / /  |       孫皓の宮殿を見に行ったが、席が用意されていなかった。
        / :l :::. }:|  >     ィ  / /  l|
       ,    | , Ⅵ Yー 、`´,-‐、 ,  ,     :.      .後日、張牧らと孫皓の船を視察したが、
       /   /  } |イ:|  /r=、  /,  {     ,     王渾は私に一日先んじて船に乗っており、
       ./   / ,ィ| |:::::::、/ィ介、∨::{  |::ヽ|   :.    .船上にあった物は全て見て知る所だったはずだ
     /   /,イ Ⅵ !::::::::/ / }! ヽ::::|  |::/ `ヽ、 ',
      /   // \ | |::::::/ /} Ⅵ }:::|  |:,   / }  :.
    ./   , ,   ` | |:::〈_/::||、 /}=':: \ l|:{  /  |   ,
    ,'   /r-- 、   , !::::::::::/'::∨||::::::::::::ヽ| '    .   ヽ
  ./   ,' 7≧-`ヽ、}/:::::::::::{::::::::、l」::::::::::::::::Y!    }    ,
  /   / と_,. -ァ    `丶、::::::::::::::}:> ´ ̄`ヽ}    ヽ    :.
..,   / / ィ´イ' ,.--、   `> ´     _ /     }    ,
/   /  ーr-/ノ ̄>  ̄         , ´ `'ー-- 、___|  :  |



                        ,、 '  ̄  '  、
                      //// //  lヽ
                    / / 7ー_-<<ノ / | `,

                   /.// /  ´ゞ戈 ヽ、/ノ | }
          /´!_     // / /       , z,ー、メ/ l|
        /´/    ゝ_, '´  // /|    /゙ヽ '圷'`ソ´
        ヽ `     {_ / / ' ∧  〈  /   /. /\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
        _!     /::::::::〈ヽ,゙ l´\ 、  ´  /  '≧                             < 
   , 、 - ' / k    /、::::::::::::>l .|::::::::::\/ ニ 7´/-=ニ    私が船を調べて皆と出て行った後!    ≦ 
‐ ´  ,.、 イ:::::::::::` ー':|:::::::ゝ::::::}: | |:::::::::ク:l;::|   l !  .! ≧                             ≦ 
,、 ' ´/ 〈::::::::::::::::::::::::|::::::::ゝ::/:::| |::`´^{::::{;::'、 | |  | /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
 // /z::::::::::::::::::,z::::::::ゞ'´:::::| |:::::::::::{::::{:ゝヘ| |  |    
 /  /::::::::`^≠ー`_:::イ'´:::::::::,'  !::::::::::::}:::::'、^ゝ`|  |
/  /:::::::::::::::::::j:/  |::::::::::::/  |::::::::::::メ::::::::}::::::: | | !
   l::::::::::::::::::::/.    |::::::/  ノ::::::::::メ:::::::::;j::::}:::::| | ゙,
   ヽ:::::::::/     |/ ./::::::::::;'メ::::::::::;メ:::/::::: | ト
      ` ´      イ /::::::::::::::zメ::::::::rf´:::;r::::^´| 
                               
                              
   \ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/

   ≧                             <
-=ニ  王渾は船にあった若干の宝貨を得ている!! ≦
   ≧                             ≦
  /Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      遂には、王渾こそ財宝を強奪したと主張し始める

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────





           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. } 
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨  .また、呉人からこんな話を聞いた。
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|          .
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |       .先の張悌との戦の折、
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |       王渾・周浚は二千人討ったのみにも関わらず、
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |       討ち取った将兵は万に達すると言いふらしていた
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、 
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、



:|!:: | :::: . ′  /  |   \   ヽ   ヽ      l| |l l| |l
. :::::::::: ,'     /.   |     ヽ.   ヘ   ∨     l| |l     .′
. ::::::::: '.    /    |',  ',   ヘ.   ヘ   V   l| |l
.::::::::: l    / l    |}h、  '、   ヘ    ',.   l     |   │ 〔〕
::::::::: l   / /l    |ニ}h、 \ ', l   ',   |.       ―┼─   _
.:::::::::l    ,'ニヘ ', ',ニニニh、',   ',l   } |.  l    ’ │││   ||
:::::::::|    lニニニ}!ヘ  lニニニ=--ミ_|  } ハ  ′            〃 ・・ ・
:::::::::|   l斗ニミニニ\lア_,,、zzzニニ| /}从 ハ                 〃
:::::::::| | |. |h、,、、、≧ニニニニニニニニニl /./イ> 〉

:::::::::|八|、 |トニニニニニニニニニニニニニニ|ィ )〉 イY

::::::::::::::::::::`', ニニニニニニニニニニ=ァニリ  ))  __,ソ       .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
::::::::::メ::::::::: ヘ、ニニ<´  ̄_,,..ィニニ/! ゞ'" 丁         |   そして、主簿の呉剛を洛陽に遣わし、   |
.::::::::::::':::::::::::: )h、 ニニニニニニ=/ニi|_}!=彳.         ヽ__________________乂
.:::::::::::::::::::::::::::::::::::: ≧。.ニニ/ニニニ|∨ ,,           |!
:::::::‘:::::::::::::::::::::::::::::::::: ,|ニニニニニニ| ∨      |
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |ニニニニニニ/  |)h、.   l|!
::::::::::::::::::::::::::::::::,ィi{/  ノニニニニニ/.   |i:i:i:i:h、 ||!         γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
.:::::::::::::::::::::: ,ィi{:i:i:i/  :|ニニニニァ'     |:i:i:i:i:i:i:i:〕hx、   ゙'    |   討った将兵の数を水増しするよう命じたと  |
.::::::::::::::::,ィi(:i:i:i:i:i/   :Vニ/_.       |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨ /    .ヽ___________________乂
. ::::::::: /:i:i:i:i:i:i:i:/ /ヽ_∨,ィニ)h.     |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨
::::::::::: |:i:i:i:i:i:i:i//:i:i:{ マ亡彡 /:i:i:i:i:h、 |:{寸:>''>'''7''''>=ミ

::::::::::: |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヘ.//ハ/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:乂{ |  / / ァノ
::::::::::: |/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV/イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:,ィ廴|__ノ ノ_ノ

:::::::::::/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i))⌒⌒⌒,'      >''¨¨¨¨¨''<
:::::::::/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:ii:i:i:{{ : : : : : i|.     /        \
:::::: ,:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:㍉、: ,ィi{.      |   な   お    |
:::::::{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::i:i:i:i|       |    っ  待    |
::::::::l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|.     |   て  ち    │
:::::::::':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|      |   ?.  に    |
.:::::::::ゝ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| !.      乂            ノ


               \
  /                \
/        /   /  .    \
      /  / ///   /   ',
  /  〃  〃  / ./  /  |  ',
/ /∥   ∥ ./// /  /|   |   :
 / ∥   ∥ /// / //:|   |   |
⌒ヽ ∥  ∥/〈/ // // l   |   |
⌒i }∥   《iトx、 〈/\// 八. |l  l|
(( ∥   iV ィ心、  /∧ /l   ∥ ∥
.  ∥  ∥ ', う.:iハ. レ′/∥ ∥ ∥
. ∥  ∥  ヽ_ソ リ   /|/  / 〃
__∥  ∥       /| |__彡 彳
ニ≧o。j{_        { | | |   
ニニ二ア ト、      〉  |
ニ二ア   \:、  / l : |         周浚らは偽りによって陛下を欺こうとしており、私はこれを惜しんでいる
丁 ̄j{      /  l | |
」  jト      '     l | |
\ j{.  ¨´        、 ゙、
ニ∧jl fハ       ゙、 ゙、 , -/l

ニ=∧ }j ’        ゙、 / 〈;;;:/
ニニ=}. |  .!       /   /、
ニニ/ :′ }    _ /   /   \
ニ=/ ′ .{   / /   / \ \ \
ニ/ /   ヽ _/   /|    \ \
=/ .:               ト      \
/ {             ',

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      あまり長くなるのもよろしくないので、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      上奏文の紹介はここまでにしておきたい

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
|                       |::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|     どっちもどっちじゃね?    |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
|                       |::::::::::::::::::::::ヘ_
|_____________________ |:::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、

          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ// 
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|              つい、こんな感想を抱いてしまう
            | |     >-、\!  !/::,-<    
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、  
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::|  
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::| 
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
            |::::::::::::::::/  /    !:::::|::::::::::::::::|:::::::!
           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

【紀元280年4月 晋 揚州 建業】

         / ' ,/  /〃 /イ .i| i !   |i  i      i
       / ,イ 〃 //,'  '"|  || | ∥ i. ||  | i    |
       〃7 /'  //..L ! !  !| ! |.!  | ||  | |    |
      / L./ !.._/ |! | `ト. !. |ヽ」」ム__」 ||  | |    !
          `' 爪  ト¬=ミ、 `ヾ ,.三 └.ル.」|  | |    |         できたぞ。
       二 i | !  |! ゝ_ソ     ¬ ;¬ァ、|i ∥ |    |
        ィ i | !  ||    '     ゞ'ノ ' !!  !) !    !        後はよろしく頼む
     r:、    i│!  fヽ.  、____    ,. ||  |! |    |
     ', '、   | | |  | ! |丶 `  ' ´  ,.ィi├||  |! | i  !
     ,ム `n /.│l  | ! ! i 〉:ー‐ '"i|│|│||  ||i !  !. l
    / ヽ、ヽ!. |! ! |  !.| | | リ    l|∥|│||  ||| |  |  | 
   (⌒ヽ / ノ .|∥ ! ! ィ'´       丶 |│||  ||| |  |  | 
                                      i::::::::::::i:::::::::::::/::::::}!:::::::::::::::::::::::::::::::::!ノ_:::::

                                      l::::::::::::l::::::::::/::l !::::,ィ!::::::::::::::::::::::::::::::::::,  ヽ:::
                                      l::::::::::::l:::::::::':::リ レ'  !::::::::::::::::::::::::::::::::::i   
                                      l::::::::::::l:::::::i/  x㍉::::::::::::::::::::::::::::::::::l   
                                      li:::::::::::l::;:イ  /j气i:::::::::::::::::::::::::::::::::::l    
                                      ll::::::::::从∧ ./  キ刈N:::::::::::::::::::::::::::i:::!   
        確かにお預かりしました。               !l。s≦___∧  .匁!:l i:::::::::::::::::::::::::::l::l   /
                                                 i:! l:::::::::::::::::::::::::::!:j  r'!::
        私たちを虚仮にした                         i   .:リ :::::::::::::::::::::::::リ´ ノ ,:

        あの二人に思い知らせてやりましょう                ノ   /  !::::::::::::::::。sf  i'  
                                                   i:;ィ::::。sf          
                                              、    リイ        !   
                                              ヽ  /         '  , 
                                                    \            / /
                                                     \         .。ヘ/ i

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      今紹介した上奏文は、あくまで王濬側からの主張だ。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      これで王渾側の上奏文があれば対比できるのだが、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      残念ながら、『晋書』に王渾の上奏文の原文は載っていない。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .『晋書』の編者が王渾にとって不名誉な話と判断したのだろう
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



    ,-'´,  ィ ,i  i .i ヽ ヾ、丶、ヽ、

   ./ / ,イ  i! ||i ll ヽ ヽ丶.ヽ 丶
  / ノ ,/ /!  ∥ |.l lヽ li. li  ,i.  l
 / ,イ! l l .l ,ハ.  lヽヽヽ li li   l i  l
 | .l .i ll i. l l_ l、 l ゝヾヽ」‐、l!  ! .!  li
 ‐' l .l! l'´!_'  ´`  `ェ_  l  l! l.  l.l
   l .K´,-ァテナ   '"ヤ'ニソヽl .l l ヽ .i l.l          さて、これで後門の狼はいいとして、

   l  l、!` `'''´           l  lノ.i l l.l l         .後は前門の虎を何とかしなければならんな。
   l l.lヾ、    _        丿 ハ l. l .l.l.ト、   ⌒)
   l l l l丶、  !、`丶 , イ!/ /l l. l l l.l.l 丶、  )   .何か良い知恵はないか?
   il! .l l l l ll丶--´ '´ .」フ' /l.l .l. 丶 l l.l.l 、_ノ

   i|.l! l. l l,l ll ,iゝ、,-''"´ ./ / l.l .l 丶 l. l.l.l  
  ,i.l.l! l l .l! .l lノ!,r'´\  ./ / \、. ヽ、 丶l. l.l.l              , : : ´: : : : : : : : : : : : : : :`ヽri: : : : \
  i.l l! l l .l /ィ´//l、ヽ〉ソ  /  / ヽ、丶  ヽ、.l.l            /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ : :ヾ\ : : :ヽ
  i.l l! l lィ、 くィ´/l ll、ヽ/  / ./     ヽ,  ヽ、l.l           /: : : : /: : : :/ /|i: : : : : ヽ : : : : : : ハ V :ハ`ヽ
                                      /ァ: : : : /: : : /! / |{: : :!: : : : }: : : : :',:: : ', 〉: :{
                                   .   /: : : : / : : :/ !/ | ', : !, : : : |: : : : : ',: : :lΛ: :ヽ
                                      i: : :/: :i: : :/~´|  | ,: |ヘヽ: :| : : : : : }: : :!:::: : l-`ゝ
                                      |: : l: : |: :/       ヽ! V: :!: : : : : リ: : ハ:::: /
                                      | ,小 : {/ ,x=ミ、     ,ニ=、, :! : : l : ム: /l l´`
                                      |' |: : ハ〃バム     .ハムヽ: : /: ΛV. l/
   そもそも、王渾将軍の指揮に従っていれば、         八: ::ハ 乂う      .レzリ }} /: :/ }/
   こんな事態に陥らなかったと思うのは私だけですか?     ヽ仏      ,     `"´ l/! / .ノ
                                          八               ,-i'<ヘ
                                   .       ,. <>、  ` '    /::::ハ : : |:ヽ
                                         /: : : : :/>.、 _   ≦'::::::/: : : : ! : :\
                                          i: {: : ::/ : : :!::::{ヽ /:::::: / : : : : :!: : : : :ヽ
                                   .      〈 : ',: :/ : : : |./介ヽ   /: : : _:_:〃: : : : : ::ヽ
                                        i: : ヽi: >://廾} {、 /: : l´::/ : : : : : : : : i


    ,-'´,  ィ ,i  i .i ヽ ヾ、丶、ヽ、

   ./ / ,イ  i! ||i ll ヽ ヽ丶.ヽ 丶
  / ノ ,/ /!  ∥ |.l lヽ li. li  ,i.  l
 / ,イ! l l .l ,ハ.  lヽヽヽ li li   l i  l
 | .l .i ll i. l l_ l、 l ゝヾヽ」‐、l!  ! .!  li
 ‐' l .l! l'´!_'  ´`  `ェ_  l  l! l.  l.l
   l .K´,-ァテナ   '"ヤ'ニソヽl .l l ヽ .i l.l          何か言ったか?

   l  l、!` `'''´           l  lノ.i l l.l l
   l l.lヾ、    _        丿 ハ l. l .l.l.ト         年を取ると耳が遠くなっていかん
   l l l l丶、  !、`丶 , イ!/ /l l. l l l.l.l
   il! .l l l l ll丶--´ '´ .」フ' /l.l .l. 丶 l l.l.l 
   i|.l! l. l l,l ll ,iゝ、,-''"´ ./ / l.l .l 丶 l. l.l.l                 ,. . :´ : : : : : : : : : : : : : `ヽ、
  ,i.l.l! l l .l! .l lノ!,r'´\  ./ / \、. ヽ、 丶l. l.l.l             . . -: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
  i.l l! l l .l /ィ´//l、ヽ〉ソ  /  / ヽ、丶  ヽ、.l.l       .    /: : : : : : : : : : : : : : : : : -: :、 : : : :、: ::ヽ    _ ,
  i.l l! l lィ、 くィ´/l ll、ヽ/  / ./     ヽ,  ヽ、l.l          / : : : : : /: : : : : Λ : : : : : : : : :ヽ : : :ヽ:i: レ-: ´: /
                                   .   /: : :/: : : l: : : : : /   : : : : : : -=-->`⌒/: : : -='、
                                     /: : :/: : : : | : : : : {   }: : : : : : : ::/ //: : : : : : : ヽ
                                     !/{: :! /: : : !:`ー: :ゝ- .': : :一 ´: / ,/ 〃: : : : : : : :、 : ヽ

                                   .  j .ヘ: l/ : : : |: : : : : : : : : : : : :/: { 〃 /i: / : : : : : : : ',: 、:ヘ
                                   .    `| ::: : ::ハ -:-: : : : : : : : ´: : : :ゝ、,イ !:' : /: : : : : : :}: :}`ヾ、
                                        l:,、:: : lrヘ : : : : : : : : : : : :/: ,: : | l:l: /: : :/: : : : :! ;'
                                        lハ::: ハ ヽ:__:/: : : : : :´: : / /l,ハ!/:i : /: : : : : l/
             仕方ありませんね                 /ヽ' ノ _ハ : : : : : : : : //::/::::::::::| ::l .::: : : :、: : !
                                   .      八   し'´ .ヘ: ::::::::::::/::::::/:::::::/!/'i ::::: : :ハ: :!
                                         ヽ    i ヽ、::::::::::::::::::::::::,イ´ / l ,、 : /  V
                                           ヽ   .:.   ヽ彡'゛゛゛`/       l/ ヽ'
                                               ー― !       ト、
                                               l      _/´ヽ
                                                   ノ_,,,  <´    人




              ,  - ── ‐- 、ノ|‐- 、
           ,. . ´ : : : : : : /: : : : : : :`::.、-、: \
             /: : : : :/ : : : ∧ : i: : : 、 : : : \_}: : }
        /: : : : : :/: : :/: ,' ',: :! : : : ヽ: : : : ヽ : : ,

        , ' / : /: : :/: : :/!: '   ',: !ヽ: : :|: : : :', ',、: ヽ
      /: /: ::/: : :/!: : / | ,'   ,| ' : ::! : : : : ! :!ヽ:|
.       /:,イ: ::|: ::,' |: / .|,'    .',|  ' : | : : : : |: | ト、:|
       |/ !: : : !: : ' レ   !    |   ヽト、: : : :|: |J `
      ! |: : : | : ' xテチミ      xテチミx |: : : |: |
        ' : : :| : ' { ムメ:ハ       ':メ:ハ } |: : /: /
        V: :|/i  弋_::_ノ     弋:__:ノ  ! :/,:/
         v|´ i       ,        レ  }
          ヽ ,              /  /
            、      r─‐      /- ´
            \     丶- '    /        孫皓親子の身柄を王渾将軍に引き渡してはどうでしょう?
               ` r       , イ
             ,イヽ  `  ´   ト 、
       -─- _/.: |  `>< ´ | .:\ _ _

     / .: .: .: .: .:|.: .: .|   / TT、ヽ  ! .: .:|.: .: .: .` 、
    / .: .: ヽ .: .: .:| .: .: ! ///Y i ', ヽ/.: .: | .: .: .:/ .: '

    , .: .: .: .: .:, .: .:.| .: .: |//`ヽ! ! ! ./.: .: .:| .: .: / .: .: .'
    ' .: .: .: .: .: ', .: .! .: .:/ ニニ }.j |/ .: .: .: !.: .:/ .: .: .: .i
   i .: .: .: .: .: .: i.: .\ ,    -‐┼-、 .: .:./ .: / .: .: .: .: |
   | .: .: .: .: .: .: |.: .:< .!   イノヽ, `,.: .ヽi .:/ .: .: .: .: .::,

    , .: .: .: .: .: .:.| .: __ |    |'ヽ ' |.:/.:|.:i .: .: .: .: .:./
    | .: .: .: .: .: .::|/ .:\ヽ /     | '.: .::!:| .: .: .: .: /


                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
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      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`              王濬にとって幸いだったのは、
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、           . 彼がまだ王渾と妥協できる余地を残していた事だ。
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ           .恐らくこの時点まで、
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l           王濬は孫皓親子の身柄を抑えていた
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`

【紀元280年4月 晋 揚州 建業】

             ____    -―- 、
           ´ : : : : : : : : : `'<_ :<⌒
          / : : : / : / : : : : : : : : \ \\
      / : : : : : : : : /| : : : :ヽ:\: : : :ヽ };ハ

        : :/: : : : /: : : : | : : : : : : : i : : : : V、: |
     / :/ /: : :/⌒/:/ l :|\: : : l│ : | : ∧〉:
      | : : : : :.:/:| :/l/  : |⌒ヽ : :│ : |:.:/:人:|
      |/|: :|: :/ |/    \  ': :.リ: : :彡: : : :|
     厶イ j{ ,z=ミ    _ _   ∨ : :/: : : : :八     かくかくじかじかで、
         乂}       ⌒ヾY | : /斗vl/      .孫皓親子の身柄を王渾将軍に引き渡したいのです。
            '       厶イ ノ
        八   、_       /          後はそちらでお好きなようにして下さい
         丶、       ィ^´
           \__...   ´ ∧
           /∧   ´ ̄ノ:\
     __.. イ::::/ ノく  /:::::::::_> 、

    /   /::::/|/ )| /:::::::/     \
                                               _,,..-─ 、r‐、  _
                                             / : : : /ハ:Y^ヾ: : :\.、
                                            , ':/: : :/´|l  ̄ ̄ l从 : : ヽ\
                                           ./:/: : ∨     __ ハ: : : : :}: .
                                           l/: { : {/⌒   ⌒丶l}: /: :/: :}

         御苦労様です。                         ∨:{\〉,ィ圷    T心、イ//: : :'
                                            ゞ从∨ヒソ    ヒり `/: : : : /、
         お互い、上司が意地を張ると苦労しますよね          (ヽ   `     イ/T乂: )
                                              〔¨ 、  。    r‐‐彳、: :)
                                              弋ソ> _  イ ̄l: :ゝイ


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .『晋書』『何攀伝』によると、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      何攀は孫晧の身柄を王渾の下へ届けるよう王濬に進言。

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .王濬はそれに従って孫皓親子の身柄を王渾に差し出した
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



         , -........._

        /〈_ヽ:::::::::::ヽ___
       /::::::::::::``:::::/::::::::::::::::::::::ヽ
      ;::::::::::,::::::::::::::::::::::ヾ==ニニノヘ 
      {::::/ ∨イ::::::::::::_::::::::::::::::::::::::l 
     r‐-V__ヘ、 ヾ ー''"´  \::::::::::::::::::} 
     >=(////)` 、__.∠⌒ヽ_ヾ:::::::::::/ 
     └‐|ヾ=''/   `ー゚`ヽ },r-ミ/  
 二三三八  /        〃イ ノ               向こうにも話が通じる者がいるようだな
ニ三三/=ぃ=、ー^ =-、_,  〃r‐く≧ュ、    
ニ三三/二=}}  ゞ_ ―ァ  〃/  }二ニゝ、
ニ三/二7〃     ̄,...:'//  /二ニ7三≧ュ、__  
ニ/二ニ7/_: ̄:≧.、/∠‐''´  /二ニ7三三三三三≧ュ.、

<二ニニ7 | /T''ー-,<    ,ィ'二二|三三三三三三三ニヽ 
二>=7  '   》ミ>´ 、  //二二=|二二三三三三三三=ヘ__                    {           ヽ ',
二二=!    ///|   ヽ''´ /二二二|二二二三三三三三=/人      ' /        /   |     ヽ    ', 
                                              l   /  |l  |  {l       }
                                         | l     | /   |l | l|  {l       }
                                         | l     lレ---ミ丶|、 l|\ ---ミ }  } '
                                            l、  |   -、  ヽ寸, -\lヽ }  / /
                                          '、l从l  {    _     _     Y ノ, '
                                          {\l\ムー==    ー== 彳ィ/)
                                          \{l丶-ハ       '     /ノ  )
                                            ゝマ _ゝ   _,,..rzzッ..,,_  イ  Tく
                                             ノ --ミ⌒l::※::・▽::}こノ⌒
                                             l  ⌒ヽ=ゝ'´ ̄`У}
                                            ノ   ⌒J\`==='ニ=}〕iト
                                          .γ '   }∧ニニ>‐<=%リ〕iトニ〕iト、
                                          /-/    ノ/∧//||o\///////}/ハ

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      その結果、事態は収束に向かったという。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      王渾にしてみれば、王濬に圧力をかけたら、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      孫皓親子を差し出してきたのだから願ったり叶ったりだろう。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .孫皓親子を都に護送すれば彼の功績になる上、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .王濬に潰された王渾自身の面目も立つのだから
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



            , --──-、
         , イ /      ヘ  ト 、
         i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
              | ヽ ' _ ` イ          .失礼します。
             l l  ´=` l
           ノ  ヽ _,、__ノ           只今、琅邪王殿下の使者が参りまして、
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、         孫皓親子の処置について話があると言っています

  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
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                                  i::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::/,._ ``'‐.、::::::::::::::::::::::::::::::/
                            .       V::::::::::::::::::::::::i:::::::/ ii  ``' ヽ、:::::::f ´`ヽ:::::::/
                            .        \:::::::::i`' <iヽ/   ノi   _,   V::::i´/ i::/
                                      ` . iへ、_  /ノ-=ニタ    V::::i  /:/
                                      ヽィ'´:.:.:.ヽ ´ ` ' ‐ ' ´     i::::i_/:/
                                          i:.:.:.:.:.:.:.:|            i:::::i   i
                                         '、:.:.:.:.:.: |      ,ィ===‐' i:::::i  |
                            .             ゙ヽ‐‐ 'i_ _,、  〃 ,、-‐   ,'::::::i.  i
               何?                         、`ヽi`ヾ' _,.-‐'´    ,'::::::,'    ',
                                          `'" \   ≠"     ,'::::::,'     人.、
                                                  ',  ___,/::::::/  /  /:::ゝ、
                                               i:::´:::::::::::::::::::::::::/./    ./::::::::::::i:``
                                             i::::::::::::::::::::::::::::::/´     /::::::::::::::::i:::::
                                           , ィ:: ̄7i ̄ ̄ィ ̄     ,.':::::::::::::::::::i:::::
                            .              ,...:<::::::::::::::/,.へ´       ,.:':::::::::::::::::::::::i::::

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      しかし、王渾は孫皓親子を手元に留めておく事はできなかった

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`            『三国志』『孫皓伝』は、
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、          晋軍の建業入城後の事として、次のように記している
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ 
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`

【紀元280年4月 晋 揚州 建業】
┏────────────────────────────────────────────┓
 司馬伷は、孫皓が自分に印綬を差し出した事を理由に、彼自身の使者に孫皓を晋の京邑まで護送させた。
┗────────────────────────────────────────────┛

              ---      __
          ´         `´   \
       /                ヽ  `< \
      '  '   ′  ハ,,ィ     :.   ヽ \
     /  /{l   i   /"゙゙}i丶   :  }    }^⌒\
    ′ / ,{:  ┼ -ォ-  }l  \ i\}   }
     i / /ハ   i / { __ 八 、  ト、 }
     {ィi / }v乂_l/{Ⅳ示笊㍉{\{斗}  / /
    __}从{  }从{⌒ ヽ{  Vリ  ヽ ィァ,   ' /
  ィ〔///∧>}. .}i   , ,       〈リ  /j/
〈////////ハ}. .}:.、        , 厶ィ         孫皓の身柄を都に送る権利を持つのは、

'⌒ヽ//////'}. .}: : . .     ‐-  イ           彼の印綬を有する我々にあると琅邪王殿下は仰っています。
 「  ̄「l>厶ィ}. .} : : ≧s。 _ ィ /¨オ

 i   |:|i:i:{ }. .}  :.「 ̄ } / 「{  |          .どうか彼らの身柄をお引渡し願います
 |   |:|ィ^ヽ}. .}   :}   ィ/. /|:|  | -=ミ
イ ¨≧L>_⌒j. .,、__/  /. /斗¬´: : : : : :\

: : : : ‐ァノ__)>j 〈//〉、  ,. . { : : :_:-: : : : : : : : :V
/: : : :/ ̄ >/ //////>、{. . { ¨´V\>、: : : : : : }
: : : イ´  / ////////ハ. . V ヽ v V∧: : : : ,
/     / //////////∧. .V \ V∧ : : {
. . . .   '. /⌒V//⌒ ¨¨ 丶. .v  ', V/〉: : 〉

: : : : : : :{. { .   /{. : : : : : : : : \: : :}、  ̄T´
: : : : : :八. .、 . . ,.  . : : : : : : : : : .ヽ,  \ {

    晋 琅邪国相 劉弘


                ,-──── 、
               ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
        -ー  ̄ ̄`´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
      /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:ヽ
       /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r───、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}
     {.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:___/|/ ,ィ´ ̄`ー ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.j

      ':.:.:.:.:.:.:.:≠=≧   rツY ̄ ̄ヽ  Y:y一、ノ
       \.:.:.:.〈 ..-ー─t    | 0  |   り イ ハ
         \.:Y:::::::::::::::| |   ー─一    |l tオ j
            Z|:::::::::::::ノ/            .|l  ノ
        r} >ー一  t、 ゝ r==、__ノ   |:yハ、   __
       <ゝ>ヾ、   r==   ソ      |:.:i j`Y圭圭圭
        .   ̄ | ヽ一'  r==ニニニl   j:.ノ /  |圭圭圭
          |   ヽ   |     |  /:/ /  .|圭圭圭
          |    ト、. k二二二y  /::j /   |圭圭圭
          |    |:::}__ ===ー--'::::/      |圭圭圭
                |:::::::::::::::::::::::::::::::::::|     |圭圭圭
                └─┬''''''洲洲x'┘     j圭圭圭          / /       {       ヽ   ヽヽ
             圭圭圭|  州州从      /圭圭圭          ,' /    /{         ',    ',}
                                            {/   / /  .|   {、    ',
                                            |l   'l /⌒`寸 ', \'⌒``}    }
                                            {l  l /ィ芹斥 {\{ィ芹圷、Y l }./
                                            l从  l{ヾ ヒzリ `    ヒzリ ノノレi/
                                             人 ,小 u    '     '7  / )
           言われてみればその通りなのよね            乂  辷、    - -    /イ_ ィ_
                                            ハ   )-、Y7´‐ニヲ イ  _ノ⌒
                                              `Y  __ノノ/_‐っ|ヽ__ノ
                                                 ̄_ィ    {/ / V〕}h、
                                             ,ィ/////}   | /   V///〕iト


        |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
.         i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ
.          V::::::::::::::__::__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
         Y¨ヽ:::〉 _,,、`<::::::::ハ:::::,. ,、i::/

          f } }}ゝ/-'´,--ゝ、_``' ゙_,ィ/ ゙i/           話は分かった。
          ゝ‐ァ‐h. Y:.:.:.:.:.:.:.:.}" /≦゚-'.i 
             {.} i__i,人:.:.:.:.:.:ノ  |   ./            殿下からの申し出とあれば断われるものではない。
      ._.,.、.-≦/:ハ iN.、 `".._,,,_ 、_ | __ ,.'≧::....、___
‐::':::´:::::::::::::::::,.:'::::::| ','、:'、`゙'"、__,゙." /`'´::::::::::::::::::::::::::     孫皓親子はそちらに引き渡そう
:::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ',::ヽ   `ニニ   ii:::::::':、:::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::/::::::::::::|i   ヽ:::ヽ,..-::‐::-:..i:i::::::::::::'、:::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::/::::::::::::::i '、   ヽ::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::',:::::::::::::::::         /  ァ ⌒´         \    \
:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::i ヽ  /',--‐‐‐--.' i::::::::::::::::',:::::::::::::::          '  / / /  '  ,   丶     ヽ  丶  .
:::::::::::::::::,'::::::::::::::::::::i   \/ 〉:::::〈. `'  |:::::::::::::::::',:::::::::::::        / ,ィ '   ,   ト、/{   丶  \    V  v ∧
::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::i    /::::::::::',   |:::::::::::::::::::i::::::::::::  .      ' / |      {''"゙{ 、   \  ≧=- v  ', ハ
                                      {/ | :  i   { 八  \ 斗<´ =-}    }  }
                                      }'  | :  l ‐‐{ -- \  ト、 ィチ笊芋ア    '
                                        Ⅳi  {  从ィチ笊 ヽ{⌒ 乂rツ / ' /  ′
                                        ,八  ト.  Ⅳ V_ツ        , , / / / /
                                             丶{ \{从 , ,   ,    ノィ. . .厶ィ ___
                                              V圦      ,   /}. .//////////ア
             ありがとうございます                    .}. .介: .  `     .イ' ,「 ̄  ¨ ヽ⌒
                                              }. . .} r、≧=- < _/ / |       }__
                                                  ,. . . } | | ーrォ } 「 /../ |     ´: : : :≧s。
                                             _/. . . , __| |i:i:i} { //. / ¨ア 、_/: : : : : : : : :
                                            //. . . /  { ∨  У'. / /  /: : : : : : : : : : :

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      こうして孫皓親子の身柄は、琅邪王司馬伷が預かる事になった

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                        ,ハ  :
                    /.:.:.:゙、    :    _  _ _ _
                   ,/.:.:.:.:.:.:ヽ       :  _ _ _     _ _

                   _/.:.:.:.:.:.:.:.:.`L,,
     _ _ _ _ :_ :_   ,/.:.:.:.:==r.:.:.:.:.:.:.:.ヽ   
 _ _ _  _ _ _ _ :_ :_ ,/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L_  
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          ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``''ー、 アッハッハッ!

         ,r'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r=.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、 
      ,、ィ''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:, '´::::::::;;:;:;:;:;::::;:;;:::` 、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:``'''ー-、 _        _ _ _ _
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       _ _           \.:.:.:.:.:.:,'′ :        
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                       V


              ´ ̄    `ヽ `  、
  \/     ,. '´      \   \ ヽ \  
  /\   ///, / /   |  \   | |  、ヽ. 
_|_    / / // !  | ト、 {\__」ヽ_」 |   i  ヽ
  |    〃/ // |  :N ヽゝ'〃⌒ヾO!  :!  ∧  
     ///|  ! レ'x=ミ、 //////   ト、 ハ         それは傑作だ!
      レ' `「   V////∠∠.///  | }   '.
         |   ℃/ r'´,. -― 、∧    |  V    '.         衝撃の若造のマヌケ面を拝みたかったわ!!
         |   八  V        }    /!   |     、   
         |   ヽ.  ヽ     /  , ' |   :!    ヽ 
         |   ! !个 、       ,イ  |   '.      \
         !  :| | :|  | >. 、   ´ !  ∧   V            /
        ,'  | | :|  | | :!       '.  _、   、--、          '  ィ  /   ,:i:iア       \    ',
       / |  | | :|  | | ハ        `7:.:∧       \       ///  '    /wi}        ', 
       / !  ! | :|  | レ'ノ      ,. !:.:.!      、        / / /    /  {     、    i
                                          '  '    i {、  {   \   \   }    }
                                         { i     И \八 、 \ /\ }     i
                                         | l {  :  {笊示ミ、\{\ィチ芹笊}    ,
                                         И {  i  Ⅳ Vツ   ヽ Vツ / '  /
                                           }八 {  乂__     i    ノィ  /┐
      笑い事ではありません。                        )八  i从⌒         /  ィi:i:i:{_
                                               \{ 込、   ´ `   イ /i:i:/^|
      とにかく、孫皓親子は                           「 }.} ̄〕iト  _  ィi〔/^「 ̄    |
      我々で都まで護送する事になりましたので             |,./.:.:.:.:.:「 }  __ / | |...    __j___
                                            ,.  -//i:.:.:.:.:._|^{ _/  __/| |......./      \
                                          /  //| |.:/´ ∧/__//...| |_/          丶
                                         '    //:::}><i:i:i:i/Vハ   '. ./ /   __          
                                         {  /^yィi〔/i:i:i:i/i:i:i:i∧-=ァ. {__〕iトr ⌒}\ 


.    /ー-=ニ/ :〃 /  / / ハ ヽ\

..   / \ー:'  i' /  ,  '/j ,| l :i  :.
.        __|   i|/x< / //'| | i|  il
      /,rl   i仡芯くヽ /〃 } } i|  i|
.     人 ゙|   i|ゞ-'    ,ニ7/ :ハ :i|
.     〃 /`|   i|       ヒツ,イiT| j_}ハj     しかし、羊公の腰巾着だった男が、サマになっているじゃないか。
..   / /t |   i| t‐- 、 ' ,仆 il|´ 
     /ー辷|   i|、 ` "イ ili|  |        .やはり血筋は争えんな
.    /{::{:/ ̄ `ヽ`::< /| li|  |
    {::/        V''^´  | li|  |                       _____ 
.    {::{        '.     | li|  |                     /> ´ ⌒^\     -----    
    八  '.      '.   Vili|  |                    /´      ¨  ̄ `^´        ` .
     :{::{\_'.      '.     V{  {                   /     ´   ,                \   
..   ::{::{::{::{:{:.     ヽ    `ー‐`              .     /     /        \         丶 
                                         '  /   /    \    ',          
                                   .     /  ィ    ′ 丶    ',    i          } 
                                      ///    i   、 \ ヽ}    }  . 、  . .     
                                   .  /'  , i   {  { \,_/ } ′  }^Y. . \ . . . . , 
                                   .      { {   乂 八 ィチ笊 }/. . . . '} /. r‐  .,ヽ. i. .  
                                   .     | 八   i { \}  vツノ. . . . /.}' . |i:i:i:i:i:i:\}. . ′__  
       あなたは相変わらずの御様子。         .      |′ \ {八. /   ⌒7 . . / 人. . {i:i:i:i:i:i:i:i:i\{/i:i|   
                                   .          ヽ 〈    /ィ }/_/___〕iトVi:i:i:i:i:i:i:i:i:{^}i:i:i:|  
       この先が思いやられますわ                        、_ , - /' ./ .............\i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i∧  
                                                 \_< /_/ニニニ=-- Vi:i:i:i:/∧i:i:i:iハ 
                                                  /         丶{__ /i:{. .∨i:i:i} 
                                   .               /         ......... ∨i:i:|. . .VⅣ 
                                                   ′       .........., ‐、_|i:i:i:}. . .乂  
                                   .              /{ /      ............{  {_{i:i:ハ. ./   〕i
                                              /./V.../    ..................乂__j∨ニV. .   


               . . : : ¨¨¨  ̄ ̄ ¨¨⌒ <⌒\

               / . /  ,  /  丶     \ \
                ' . : ' /  / /W     \      ', \
             / . :/. ′ ' /''゙゙i   \ ',
              ' . :/ . i  i /⌒ {   、 \i   i   }
    「\ __    {: . ' . :.l   ィたて㍉、 \⌒}   }  ,
    {//////\ : : . Y^|   乂ツ ⌒\{ィ示 }  /  /
     V///////\、: .乂|  { ''     , ヒツメ/  '  '     ですが、今は羊公もお喜びなられているでしょう
      /\///////∧: /:八  乂  、    ''.:./} /}/    
   _〈//////////ノ」ニニ}\{:、   ´ イ/{ノ' /
「/////二ニニ=--. : 「⌒ -=ニ}  }: : >r<_八 ∧
..⌒ ニ=- ⌒. . : :.__|ニ=-  j  「 ̄{__{ヘニ} \ 、              -┼┼-
  /: : : . . . / ⌒ ニ=- __/ ∧: . }「 }ニ|   \ \
./ . . . . . . . '        -=ニ' / o〉、_「\〉∧⌒ヽ 丶 丶         ,. -―‐  、
                                       ´         `  ..
                                            /   /    丶
                                             |  | l l| |     \
                                       .    / |  | l l| | |', ', ∨\
                                          / /|  | l l| | | ', ', ∨ \
                                            |  |」`ト」、l」}ハ 」ヽ〉

                                         / l_/ |  | ,:==、 八
                                       . /Y´- `:|  | "   `{  ;
                                       / 人ヽ:l |  |:::::__ 〉 ;

  羊公の墓前に祝い酒のひとつでも供えて報告してやろう   .////>‐ |  l {^  ∧  :.
                                       ≧s/   |  | ヽ /_',   :.
                                       三三≧o_|  |>‐'三三:   、

                                       三三三三三≧=-ニニ/ `、 `、
                                       ≧o。三三ニ/Ⅵイ三ニ=`、 `
                                       三三三ニ≧∧  Ⅵ三三三:i、 `、

                                       三三三三三∧  Ⅵ三三三ム   `、
                                       三三三三三=∧  Ⅵ三三三}\  \




           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
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        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '  
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|      
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |             私が天下統一を果たしたのだと
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |     
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |     
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、 
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、 
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、



                      ヾ叉7

                      _ⅲL_,, ,. _
               ,,、、-‐'''""´: .: .: .:::::::::.:.:.:. : :``ヾ、、、
          ,,. '"´. .:.: .:.: : .:r==.: :. :.: .:. :. :. :..: .: :. .::. :.`ゞー-、、

      ,,. '"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.`''ヽ、,,
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                     1;:;:;:;:r=:.::{ 
                     ゞ;;;;;;:.:,r'´.:.:``;:ー-..、,,_

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        _____

      .: ´: : : : : : : : : :`: . 、
    /: : : : : : : : : : :i: : : : : : :\
  /: : : : : : : : :{/: :/l!: : : : : : : : :ヽ

  i: : : : i: : : : :.l:-/-+-} : : !: :i: : : : .
  |: : : : | : : : : |:/   Ⅵ : / :│ : : i: :.、
  |: : : : | : : : : |rォ≧ュ У: :/!ヽ.: :l\l
  l: :.i⌒l : : : : l. 込ソ /}: 厶|: /: :| ノ      ようやく孫皓殿を洛陽へ送る手筈が整った。

  }: :乂_|: : : |: |     〈/ヒソjイ: : :|
  И: : :.|: : : |: |    _ ′{: :∧: ノ        .仲思殿にも一緒に行ってもらうよ
    !: : ∧: : :ト、》、___  イ: / }′
    |/ /\: !≧=く   }: :/!:.′
      / ̄ ヾ   `ヽ《:イ j
    ./      ,   \

    晋 琅邪王 司馬伷

                                      /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
                                      ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
                                     ;:::::::::::|::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
                                     |:|::::/::ト、::|:::|:l:::::l::::::|:::ト:::::::::::::::::::::l
                                     |:|:::什|≧ト、|从:戈戎刈:|::::::::::l::::::|
     義兄上!                         .|ハ::{i' 込刈 ̄ハ弋㌃ノ.八:::::::/ハ:/
                                      И| ー '/   ` ー‐ ´ И/ リ
     何度も言いますが、                      |   `. '    ι  ,'. イ
     僕は晋王朝に仕える気はありませんよ!!        、  { ̄ ¨ヽ      /|::/
                                         \ ー― '     / И_ __
     故郷の琅邪国に帰らせてもらいます!!!            \ ̄  .  '´   レ'´   \
                                       .  ' ¨¨ハ ̄      /.::.::.::.::.:/ ̄ ¨¨   、
                                    /     /::.:ハ     /.::.::.::.::.:;. ′          ヽ
                                       , '     /.::.::И   .:′.::.::.::.::; ′           ∧
                                    /      ,′::.::.:ハ  , ′.::.::.::.::.:/              ∧
                                      /       ′::.::.::|  /:.::.::.::.::, へ.     ,′           ∧

                                      呉 大司馬 諸葛靚(字:仲思)


        _____

      .: ´: : : : : : : : : :`: . 、
    /: : : : : : : : : : :i: : : : : : :\
  /: : : : : : : : :{/: :/l!: : : : : : : : :ヽ

  i: : : : i: : : : :.l:-/-+-} : : !: :i: : : : .
  |: : : : | : : : : |:/   Ⅵ : / :│ : : i: :.、
  |: : : : | : : : : |rォ≧ュ У: :/!ヽ.: :l\l
  l: :.i⌒l : : : : l. 込ソ /}: 厶|: /: :| ノ     それで構わないよ。

  }: :乂_|: : : |: |     〈/ヒソjイ: : :|
  И: : :.|: : : |: |    _ ′{: :∧: ノ       .琅邪国なら融通が利くから、諸葛の家の祭祀を絶やさないでほしい。
    !: : ∧: : :ト、》、___  イ: / }′
    |/ /\: !≧=く   }: :/!:.′         けど、私の妻は都にいるから、一度だけでも会ってあげてほしい
      / ̄ ヾ   `ヽ《:イ j′
    ./      ,   \

                                     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:..:.::.:..:.::.: .: : ..ヽ
                                    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::.:..:.:.:..:..:.:.: .: .ヽ
                                   | ト::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:..:..::..:...: .:: .!
                                   |::!l::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::| jl:::::::::::::.::.:.::::::...:.:.::::: .: .: .!
                                    |::l|:::::::::::/i::::::ト、:::Lヽ|川:::::lヽ:::::::::::::::::::...:...:.: .: .!
                                    !i|::::::::i::l-ゝ::!| ヽ:::i-|ニニヽ:| ヽl、::::::::::::::..:.. . .: .|
                                      ヽハ!|::|ィテく!  `ト !::::ソ` - __l:..:/ヽ::::..: .: .!
                                       下 !弋丿ト- l `ニ‐' /   l:::.|´! |::::.. ./
          姉は元気にしていますか?             \!_, -イ  ` ー‐''゛    !/ ソ/::: .:/
                                         ! 〈 、          r/:::: ./
                                          ヽ             /  l::ハ::|
                                           \ ̄      /   ゞ , -、
                                             \   , -'"     /   \
                                               ヽイ       /      7‐、
                                               /ヽ    /      /   `ヽ
                                              _ィ゙ │  /      /      \


        _____

      .: ´: : : : : : : : : :`: . 、
    /: : : : : : : : : : :i: : : : : : :\
  /: : : : : : : : :{/: :/l!: : : : : : : : :ヽ

  i: : : : i: : : : :.l:-/-+-} : : !: :i: : : : .
  |: : : : | : : : : |:/   Ⅵ : / :│ : : i: :.、
  |: : : : | : : : : |rォ≧ュ У: :/!ヽ.: :l\l
  l: :.i⌒l : : : : l. 込ソ /}: 厶|: /: :| ノ        昔と変わらないよ。

  }: :乂_|: : : |: |     〈/ヒソjイ: : :|
  И: : :.|: : : |: |    _ ′{: :∧: ノ          千年に一人の美少女だし
    !: : ∧: : :ト、》、___  イ: / }′
    |/ /\: !≧=く   }: :/!:.′    
      / ̄ ヾ   `ヽ《:イ j′
    ./      ,   \

                                     /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:..:.::.:..:.::.: .: : ..ヽ
                                    /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::.:..:.:.:..:..:.:.: .: .ヽ
                                   | ト::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:.:.:.:..:..::..:...: .:: .!
                                   |::!l::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::| jl:::::::::::::.::.:.::::::...:.:.::::: .: .: .!
                                    |::l|:::::::::::/i::::::ト、:::Lヽ|川:::::lヽ:::::::::::::::::::...:...:.: .: .!
                                    !i|::::::::i::l-ゝ::!| ヽ:::i-|ニニヽ:| ヽl、::::::::::::::..:.. . .: .|
                                      ヽハ!|::|ィテく!  `ト !::::ソ` - __l:..:/ヽ::::..: .: .!
                                       下 !弋丿ト- l `ニ‐' /   l:::.|´! |::::.. ./
                                        \!_, -イ  ` ー‐''゛    !/ ソ/::: .:/
                                         ! 〈 、          r/:::: ./
                                          ヽ             /  l::ハ::|
                                           \ ̄      /   ゞ , -、
                                             \   , -'"     /   \
                                               ヽイ       /      7‐、
                                               /ヽ    /      /   `ヽ
                                              _ィ゙ │  /      /      \

【諸葛靚さんの脳内】

        _/ン,,i´                    `'-、
       _,riツ'′                       i、 `'i、
    ,/゙,i´:"                       \゙l,‘i、

   ./ .,l‐.,         、               ヾl..゙l、
  ./ .,,i´ ,i´     .,、   ,!                 i、  ゙l,゙lノ`'-、
  ./ 丿 .,i´   .,‐ /`  、 │.,!   ,! .、        ゙l  ∨   ヽ
..l"| ./ .,,l゙ .,  .丿,i} / │ │ l   ,|  l,  .l゙         ゙l  │    ゙l,
: ,l゙| l゙.,/l゙ ,l゙i、 /`,l゙l゙./ .,イ ,'| |  /| l゙|  .E  ,    ゙l ,l゙     .゙l_
│,}。| l゙ | .,!.|  l゙ .Z |.l゙.,/ | .l゙ | .゙l  ,l゙.| | ゙l  ||  |     | .|      ,「)
│| ゙|.| .| | l゙ l │゙i|,リ` ゙l l | | ,l゙ .| | ゙l |゙l、.|l,     ゙l|     .,l゙|
│) テ┤ |.| │  |{j、 .|l゙ ゙l .| │ |. |  ゙l .゙l゙l、'|i、.!   .゙|     ,/|.|
`'″  ゙l, 八.||テ`'‐ミ,_`'i、`  │l゙.l゙  ゙l|  ヾl.,゙l, ゙l),゙l   .,l|   ,,,i´ l゙l゙
     ゙l,》.|.|| .|   `゙●-,,,,,-゙l.|.|/  ゙",,,-ー゙″`〈l,゙l|   |,|,,,,-‐'′ ,l゙l゙
      .`゙l'l{ ヽ,,、_,,,,-''`  ゙lコ"゙'''''゙゚●广'''''""゙゙゛ ゙l  ││    .ー′
       l |    ̄      .″  ヽ_   .,,/  .l゙ .l゙  |
      l゙ ゙l              `゙゙'''''"`   ,l゙ .l゙ 丿
      |  ゙l             、         l゙ │.,/
      | .八    .,r- - .,r-,."         ,l゙ ,ト'"
      | l゙ ヽ、   リ、_  .| |            ,iン丿
    ._ .| |  ._,ソr,、 ゙r,. ゙̄| 〔,フ゜   ./'i、.,iレリ.,l゙
_,,,,,r'"゙ ゙゙̄''| .|''''″ .|i\  `゙''''l゙ ]   ,r‐(, .|" ./,/`''''''"゙''''-、、
` `''-、  .゙l.|    | ゙'、ヽ、  |  レー-'"゙゙''"゙゙''/vツ′      ‘'i、
    `'i、  .∥   ヽ `''ミヽ-|           | .リ          \
     .゙i、  ″   \  `'-,|           | {      ./     ヽ

    晋 千年に一人の美少女 諸葛氏(諸葛太妃)

       _____

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 |: : : : | : : : : |:/   Ⅵ : / :│ : : i: :.、
 |: : : : | : : : : |rォ≧ュ У: :/!ヽ.: :l\l

 l: :.i⌒l : : : : l. 込ソ /}: 厶|: /: :| ノ 
 }: :乂_|: : : |: |     〈/ヒソjイ: : :|
 И: : :.|: : : |: |    _ ′{: :∧: ノ   
  !: : ∧: : :ト、》、___  イ: / }′
  |/ /\: !≧=く   }: :/!:.′    
    / ̄ ヾ   `ヽ《:イ j′
   ./      ,   \

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                                  |::!l::::::::::::::::::::::::::::::ト、:::| jl:::::::::::::.::.:.::::::...:.:.::::: .: .: .!
                                   |::l|:::::::::::/i::::::ト、:::Lヽ|川:::::lヽ:::::::::::::::::::...:...:.: .: .!
                                   !i|::::::::i::l-ゝ::!| ヽ:::i-|ニニヽ:| ヽl、::::::::::::::..:.. . .: .|
                                     ヽハ!|::|ィテく!  `ト !::::ソ` - __l:..:/ヽ::::..: .: .!
                                      下 !弋丿ト- l `ニ‐' /   l:::.|´! |::::.. ./
                                       \!_, -イ  ` ー‐''゛    !/ ソ/::: .:/
     なんか本当、                           ! 〈 、          r/:::: ./
     姉が御迷惑をおかけしているようですいません       ヽ             /  l::ハ::|
                                          \ ̄      /   ゞ , -、
                                            \   , -'"     /   \
                                              ヽイ       /      7‐、
                                              /ヽ    /      /   `ヽ
                                             _ィ゙ │  /      /      \


       _____

     .: ´: : : : : : : : : :`: . 、
  /: : : : : : : : : : :i: : : : : : :\
 /: : : : : : : : :{/: :/l!: : : : : : : : :ヽ

 i: : : : i: : : : :.l:-/-+-} : : !: :i: : : : .
 |: : : : | : : : : |:/   Ⅵ : / :│ : : i: :.、
 |: : : : | : : : : |rォ≧ュ У: :/!ヽ.: :l\l       息子は四人いてね。
 l: :.i⌒l : : : : l. 込ソ /}: 厶|: /: :| ノ

 }: :乂_|: : : |: |     〈/ヒソjイ: : :|         長男には孫も生まれたよ。
 И: : :.|: : : |: |    _ ′{: :∧: ノ
  !: : ∧: : :ト、》、___  イ: / }′        なんやかんやで楽しくやっている

  |/ /\: !≧=く   }: :/!:.′    
    / ̄ ヾ   `ヽ《:イ j′
   ./      ,   \
                            .           /                   ',
                                     ,′

                                      |:.           .:.     |
                                      |:::.  .:.   .:...:..    .::::::.  .:  :|
                                     V::::...::::.. ..::{^ヽ::::ハ:.:八:::::..::::.:::::|

                                     /`V:::i^ヽ从  V 从二V::|::|::/^i
                                       {   Vム  :, ‘,  マ(    )=彡 ノ
      そう、ですか。                       ゝ __ ;{i \ \:,  \¨¨´ γ⌒i、
                                __  -‐=ニ 「 | \ \ `ー  \_,/  / |ニ=ー-  _
      それを聞けて安心しました。                |  ゝ、  :. 、 :.\     /   |        ̄ ヽ
                                        |    |\  :.\     ./   :|             ,
      あんなんでも、                        |    |   ゝ、     /   |             ′
      たった一人生き残った家族なんで            .|    |  \_}i,    \    :|             :,
                            .            |    |     :/∧:.    \  :|                ,
                                      |    |、   /  ∧:.    .:::|\:!      ::/       ′
                                       |    |: \/    ∧:.  .::::::|:  \   ::/       |



                      ヾ叉7

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               ,,、、-‐'''""´: .: .: .:::::::::.:.:.:. : :``ヾ、、、
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                  _,」;;:;:;:;;;:;::.:.:. :. :.:. j      γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ

                 ``ヾ;:;:; :;::;;: ;r==.:.j       |   二十年以上会っていないんだよなぁ   |
                    ゙i:;:;:.:. :.: .:. :.:.:.:,!       ヽ_________________乂
                    l;:;: .:.: .: ..:;;;:;;;! 
                    'i;;;;;:.:.:.:.:;;;;;;;;;! 
                     1;:;:;:;:r=:.::{ 
                     ゞ;;;;;;:.:,r'´.:.:``;:ー-..、,,_

                      `i;;:;:;;:;;:;;;;;;;;;:;:;:;,,、-‐''"´
                       〉;:;:;:/´


_________________ィ‐' ̄`ヽ
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          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|
            | |     >-、\!  !/::,-<           .続きは今週の土曜日までに
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!         お疲れ様
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::| 
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::| 
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
            |::::::::::::::::/  /    !:::::|::::::::::::::::|:::::::!
           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

>>1乙ー

なんか王渾も王濬も、最初は互いに譲り合ってた感じがしたのに結構こじれちゃったな
総司令官の大都督賈充さんが仲裁すればよかったのに

【お断り】

           /::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.          /::::::::/:::::::::::::/|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
         /::::::::/:::::::::: |/ .|:l::::::::::::Λ:::::|::|:::::|::::::::::.
.         .:::::::::::::::::|::::::: |  |:|:::::::::::| |:::::|::|:::::|::::::::::::.
        .:::::::: |::::::: |::::::: |  |:|:::::::::::| |:::::|Λ:::|::::::::::::::.
        .:::::::::: |::::-┼--===|:|:::::::::::|==-┼‐-:| :::::|::::::::
.      .:::: |:::::::|::::l |:八| |八::::::::|  V:|  :|::::: |:::::::::
.      .:::::: |:::::::|::::|xr允芳ミ    xr允芳ミk | :::::|::::::::|:        >>96-99
      :::::::: |:::::::|::::^  V^ソ       V^ソ ^从::::|::::::::|::       .記録がないのよ。
    :::::::::::|:::::::| Λ               /.|::::::|::::::::|:::
.    ::::::::::::|:::::::|、 Λ        `      / |::::::|::::::::|::::       .だから書きようがないらしいわ。
    :::::::::::::|:::::::|::\c U             cノ|::::::|::::::::|::::
.    ::::::::::::::|:::::::|:::::::|:込    ( )     人|::|:|::::::|::::::::|:::::      .今さら太尉も危ない橋は渡らないでしょうし
.    :::: |:::::::|:::::::|:::::::|:::|::::`ト      イ(:::: |::|:|::::::|::::::::|:::::
    ::::: |:::::::|:::::::|:::::::|:/ /|  > < | \|::|:|::::::|::::::::|:::::|
    ::::: |:::::::|:::::::|:: : /  /|        |  \|::::::|::::::::|:::::|


※今回の話ですが、予想以上に分量が膨れ上がったため、
  次回分の話として予定していた分と再構成したいと考えています。

※当初の予定とは異なりますが、今回の話を「天下統一 其の玖」、次回を「天下統一 其の拾」に変更します。

※御了承下さい。

【紀元280年4月 晋 揚州 建業】

                      ヾ叉7

                      _ⅲL_,, ,. _
               ,,、、-‐'''""´: .: .: .:::::::::.:.:.:. : :``ヾ、、、
          ,,. '"´. .:.: .:.: : .:r==.: :. :.: .:. :. :. :..: .: :. .::. :.`ゞー-、、

      ,,. '"´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.`''ヽ、,,
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                    ゙i:;:;:.:. :.: .:. :.:.:.:,!  
                    l;:;: .:.: .: ..:;;;:;;;! 
                    'i;;;;;:.:.:.:.:;;;;;;;;;! 
                     1;:;:;:;:r=:.::{ 
                     ゞ;;;;;;:.:,r'´.:.:``;:ー-..、,,_

                      `i;;:;:;;:;;:;;;;;;;;;:;:;:;,,、-‐''"´
                       〉;:;:;:/´

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .四月上旬。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      孫皓らが司馬伷の兵に伴われて建業を出発する

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────





            _     __上ニニニニTR

         rニニニiヲニコT彡t―.王ニニニニニ=、=┬┬┬-D
         ├──────''´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||ミ:.:.: : ::┴┴┴ヲノ
         │: : : : : ┌──┐: : : :┌┐: : : :||il───┐li /┬──┐
         │┌┐: │┌┐│: : : :││: : : :||: : : : : : ::│:::/:┬┬┬ヲ
        フ::││: ││││: : : :││: : : :||:──┬─V:┌───、

          /:::││: ││││: : : :││□: :||:──┴ ‐/∧: : : : : : : \
      _  /:::::││: │└┘│: : : :││: : : :||: : : : : : : //: : \/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  , ' ´,-i i-`'、:::::└┘: │    │: : : :└┘: : : :||: : : : : : //: : : : : /´三三三 /
../ ハV | | .//ヽ::::: : : : │    │: : : : : : : : : : :ノ: : ,、: : //: : : : : /三三三三 /         ノ彡ミミヾ㌫rツ   ノ彡ミミヾ㌫rツ
{ ヘ V | |//  >',::::::::: :│    │: : : : : : : : : //ノ/∧://__/三三三三 /       彡´  r  ム jl   彡´  r  ム jl
i.l  \V..|/ //廴、:: :│    │: : : : : : : //_ ././//__/´ ̄/ ̄ヽr――-、     彡    入 ヶ {l7 彡   入 ヶ {l7
|.|---{  ヾ/_{i|ミ: ー┴──┴──<_/ , -''´  ̄ `' 、     /  //,r ´  ̄ = ー イ     //  ヽ _」l     //  ヽ _」l
|.|_ - ''v/ソ、____|.|├─======-==-==-=//ヽ | /ハ 'n二二二二二二二二二⊃l    { ハ二㌧リ|    { ハ  ㌧リ
' ,  //| i \ ̄ | |/i l┴──、 、 フ ┬─/ /\  V // >、 ',三三//{  レ      !   !l }     !    !l }
.V/ ./ .| .i  V//ヲ┘│   ヽ.... │ 7 .ト、_>-、/_ ゝ',三彡ノ t   ヘ       l    j l j     l    j l j
 V /. . | i  ///.. . └─   `''---.┤ |___it j }ミ=、 | iフ=. 、ヽ>、 ゝ、、_  tヘ / ノ ハ _  tヘ / ノ ハ
  \ミー >//              { ハ  //不/ヽ`'-i }   .`'{ k  〈    ̄{  V-<.ハ   ̄{  V-<.ハ
   `ー―''´                ヽ V ./ | ヽ V ./       .l 「 ㌧こ、   y }  ㌧ j    y }  ㌧ j
                         \ソ-.上__ソ/       ノーl   \ヽ   } l   ヽ‘、   } l   ヽ‘、
                          `''ー---'''´      .ゝー'’    ヽ\ ノン      v`、 ノン      v`、
                                                  辷イ/      yヘ、/      yヘ、
                                                   し'        辷 コ        辷 コ

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .目的地は司馬炎の待つ洛陽。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      この一行は、孫皓と呉の一部の高官、及びその妻子で構成されている

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



      .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::::::::::::::::::\
     /::/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /:::::::::/::::::::::::::::::::::ヽ
.    :::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::://:::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::.

    |:::::::::::::::/⌒::/::: / /::::::/  '::::::::::::::::::::::::::::
    |::|::::::/:::::::/:::::/  :::::/  ⌒\:::::::::::::::::::::|
    レj/::::::::x气=ミ   //     \ ::::::::::::::::|::|

     乂::::_iイヽ  _,ハ  /    x=≠气ヘ:::::: ∨:|/
 ー=ニ二 ::::::i小.   トJ|         _,ハ   / /:::\:::∨
     |::::::i :i゙;  Vソ    .   トJ|   .::::::::::::乂二ニ=一       ほな行こか
     |::::::i:::'.| :.:.:.:        Vソ  ∧ ::::::::i:::::::.
     |::::::i: 八     r‐    :.:.:.: 厶:i:::::::::::i::::::::.

      '::::: i::::::::丶、   、:::ノ    ィ :::::i::::::::::::i:::::::::.
     /::::::::j:::::::::::::V>  _,,  < ::i:::::::i:::::::::::::i:::::::::\
.   /:::::::_厶_ :::::::: マヘ,」    ト、__ ::::i:::::::i::::::::::::::i:::::::::::: \
   .::::〃⌒\\:::::::::Vヘ、   `7  ¬ー-、::::::::::::::::::\ー- \

                                         ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,

                                             / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'"  
                                            ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
                                           _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',
       おいおい。                           / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ',  
                                       /  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |

       こないだと打って変わって御機嫌だな         〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: |  
                                       ',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ!
                                       .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
                                        .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ
                                         \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、


           , -――- 、 _ _/ヽ
         /: : : : : : : : : : : : : : : : !-.-.‐.‐.‐. ァ

    __∧': /   . . . : : : : : /: :/: : : :`: :<         γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
.  /:::::::::::::::::〉: : : : : : :./: : : :,:イ: :∧: :i: : . .\:`ヽ   ○   |   いやな    |
  〈::::/:::::::::::/: : : : : : :/ : : : / /: /  ',: |: : ハ: : ヽ  \     ヽ______乂
  ∨:::::::::::::/: /: : : : :/: :-∠_/_:/   |: |: : :∧: : :ヘ、  ',         ○
  〈:::::::::::::/: /: : : : :/: :.X   //   \!∧: : : :',: : : ハ\j
  /\:::::/: /|: : : : /i/  \      /`ー∨: : :l: : : :.!        o
  ,'.:: : :ヾ:./´ !: : : /  ̄ ̄ ̄       ___∨: :i:. : : :!
. i.: : : ./イ!  |: : /      __    \    /!: ;イ::. : :.i〉
. !: : : : .::|:.ヽ_j: /     /:::::`:.、   \ /、|:/:.|:::. : ,'

 j: : : : : .:!:.:/ |/ \    /::::::::::::::::::〉     ! }':.:.:|∨:/     o           r‐- 、   /  }
 |: : : : : .:|:/    > 、j::::::::::::::::::/   , イ-<:.:.;イ:.Ⅳ           .      \   \」 ノ
 |: : : : : .:|'   /   |` ーrー-イ--‐ '  |:.:.:.∨:.!: |                   >z=-、メ丶、`丶、
 |: : : : : : !   〉     |  /ヽ  ヽ  o j:.:.:.:.:. : !: |          O      , ': : : : / ,小: :l `\: : \
 |: : : : : : |  /`ー 、  |    ,!  }、   |:.:.:.:. : :.|: !    ○          //: : : :」 / .| ',:」:_: : : : : : 丶
                                           , ' :/: : : 'フイ/  | ヽ|ヽ`ヽ:レ: : : :',
           呉 牙門将 陸機                    / ィ: :/: : /ィ=ミ    テミ、: :/: : /: :}
                                          //ハ:| : /仆イ}    トイ}ソ : : /: :/
                                            |: :|: ハ弋ン   弋ン/: : ,イ: :/
                                            |: :|イ :}    '__   /: : /': :/
             文仲従父上。                       ∨ ',: :ゝ、  `′ _ノ: イ/イ/
                                               ∨  ヽ;ヲ  ヒ/イレ'
             お世話になります                         / ̄/_ /  丶、
                                                /|  「  /    _」
                                         .      ハ  | /  イ ̄ }
                                               | {ヽ レ' / /   /
.γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ                   l />l∠ ィフ   /
|     ウチの子らが帰って来たんよ     |
ヽ_________________乂                  呉 陸機の弟 陸雲



>>104修正】

           , -――- 、 _ _/ヽ
         /: : : : : : : : : : : : : : : : !-.-.‐.‐.‐. ァ

    __∧': /   . . . : : : : : /: :/: : : :`: :<         γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
.  /:::::::::::::::::〉: : : : : : :./: : : :,:イ: :∧: :i: : . .\:`ヽ   ○   |   いやな    |
  〈::::/:::::::::::/: : : : : : :/ : : : / /: /  ',: |: : ハ: : ヽ  \     ヽ______乂
  ∨:::::::::::::/: /: : : : :/: :-∠_/_:/   |: |: : :∧: : :ヘ、  ',         ○
  〈:::::::::::::/: /: : : : :/: :.X   //   \!∧: : : :',: : : ハ\j
  /\:::::/: /|: : : : /i/  \      /`ー∨: : :l: : : :.!        o
  ,'.:: : :ヾ:./´ !: : : /  ̄ ̄ ̄       ___∨: :i:. : : :!
. i.: : : ./イ!  |: : /      __    \    /!: ;イ::. : :.i〉
. !: : : : .::|:.ヽ_j: /     /:::::`:.、   \ /、|:/:.|:::. : ,'

 j: : : : : .:!:.:/ |/ \    /::::::::::::::::::〉     ! }':.:.:|∨:/     o           r‐- 、   /  }
 |: : : : : .:|:/    > 、j::::::::::::::::::/   , イ-<:.:.;イ:.Ⅳ           .      \   \」 ノ
 |: : : : : .:|'   /   |` ーrー-イ--‐ '  |:.:.:.∨:.!: |                   >z=-、メ丶、`丶、
 |: : : : : : !   〉     |  /ヽ  ヽ  o j:.:.:.:.:. : !: |          O      , ': : : : / ,小: :l `\: : \
 |: : : : : : |  /`ー 、  |    ,!  }、   |:.:.:.:. : :.|: !    ○          //: : : :」 / .| ',:」:_: : : : : : 丶
                                           , ' :/: : : 'フイ/  | ヽ|ヽ`ヽ:レ: : : :',
           呉 牙門将 陸機                    / ィ: :/: : /ィ=ミ    テミ、: :/: : /: :}
                                          //ハ:| : /仆イ}    トイ}ソ : : /: :/
                                            |: :|: ハ弋ン   弋ン/: : ,イ: :/
                                            |: :|イ :}    '__   /: : /': :/
             文仲従父上。                       ∨ ',: :ゝ、  `′ _ノ: イ/イ/
                                               ∨  ヽ;ヲ  ヒ/イレ'
             お世話になります                         / ̄/_ /  丶、
                                                /|  「  /    _」
                                         .      ハ  | /  イ ̄ }
                                               | {ヽ レ' / /   /
 γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ                  l />l∠ ィフ   /
  |     ウチの子らが帰って来たんよ    .|
 .ヽ_________________乂                 呉 陸機の弟 陸雲


【紀元280年4月 晋 揚州 建業】

    /   /  :|   /:::    |:::: \ `ヽ、
   /イ  /   ::| :::::/ V::   ト、:::  ヽ::::::.. \
 /-イ   :::;'   ::::| ::/、_ V::  |_,-:::: ::: ';_::::::::ヽ
   /   ::::|  ::::/|/≠ミ`'V:: ,',.≦-::: :::: ',  ̄`ヽ!
   |  :::::|  ::::/ / :r;: |` V: /イ:r;:';ヽ::::::: ';    
   |  :::::::| ::::/ |: i::j :|  V  | ij: | ヽ:::::: |         下の弟たちは生きてたのか。
   | ::::::{ | :::/   弋::ソ   , 弋ソ |ヽ::::: | 
   | :::::::::`|::/_、      ,-、_,、   ノノ|ヽ: |         そりゃよかったな
   |::::,.イ;,ィ!:::::::> 、   ー─'   ,.イ:;へ:| ';' 
   |/  |/   ┬=≧=-r=┬
          ト、   | |! /  |        

                                            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

                                               :::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
                                              i::::::::/::::::::::/ ::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::
                                              |:::::/::::::::::/:::::::::::/:::::::/:::∧:::::::::::::::::::|
                                             |:::」_:::::/⌒//:://:::/⌒ヽ:\ :::::::|
                                            「{./ >:::::≦==ミ  //斗==ァト、:∨|ノ
   色々あったし、                              -=ニ二 く八  rリ /  rリ ´ /::乂
   ウチの地元に邸用意して、そこで暮らしてもらう事にしたんよ。   |:\_ハ.  じ    ,  じ  /:|/
                                             |/| :: :∧ :::  ___  :::: 八|
   これで心置きなく洛陽に行けるってもんや               r<^ァニニニ、:>   ー'   イ ::::ト、
                                            { {.    }::V{` ーァ≦  |::::::|/}
                                          /〉/    小::マヘ ̄/ / | ::::| ,′
                                            /::{ノ      「 j::}<V>―'´ |:::::|/
                                         .:::::〈      厂|::|ァ///tー‐'´│::j
                                       /::::::::∧    /_|::|/////\_,,人::|


        _、-''"´ ̄ ̄¨''ー、

      、-'"          `ヽ.
    /              ゙ヽ
    /                ゙i
    |                  |
   /          ,        |
   !、 i  ,       i       __ ,!
     〉、∠  __   }!   ,ィ二, レ′
   〈`_ヲ ≡≦≡=-  '"   メ-ュ リ          しかし、陸喜殿。
    ∨/  ` 二゙- ""    ,>ノ イ
    l!'_,,≧:    ,、-''   ィ゙_,、イ「゙i          呉郡にある陸氏の土地はどうなさるおつもりで?
    「「ミ`ニーミ、  |     「   /l! ゙i
    | !``ー ヽヾ ノ    ノ ,/ィリ |        .都に移るとなれば管理が面倒になるのでは?

     j ヒヘ、_,..} ゙Y  _、-" 、イ f./  ト、
    !タ_,N"lii;, _ノ-''"_、-''" ノ/   |. \

   /  |.ト-三ニ=_,ニ"  :='/     .|  ヽ、
   /  ,'|.| 「 ナ'ニニィ゙   ,/       |    `
     ' |.| レ'__二フ′ ィ'          |

                         ////////////////////i/.    \//////////////////////j|
                           7///////////////i/|// /      \////////////////////j|
                            |//////////////// :i//.′    ,.-_,z:::示<////////////////|
                            {/////////////// ,'//      〃´ c:゚::ハ :::///////////////j|
                          i/jV///////////___/:/       i′   !::::::q:::|///////////////,'!
   息子たちに任すわ。         Vi|∨///////,:=示=x'          V::::7|:|////////////////i

                         ',:i ∨/////イ,  v:::c            ゞ' !:////////////////∧
   周処殿の所もそうするんやろ?   ヾ V///∧   V:::',            i:.!////////////////jム
                                /≠////∧   .ゞi '             ,':.|/////////////////i∧
                          ,イ'´  \//jハ               ,':.:,//////////////////,'∧
                                  {>x/,'i        r-;       /:.イ////////////////////∧
                               V// 八      ´   _x<////////////////////////j∧
                   大土地所有者→   |//////>-  _ _ /---------- <: ∨//////////////j∧
                                |//////////>'´ `ヽ、:`ヽ、: : : : : : : : : :.∨//////////////j∧


             -─‐-
         /     \ \
       _/   li\ \  、 ヽ
      彳/  } ハli:i:i\ハ ! し1
       Ⅵ、 /i:i:i仡ア:i:i:ノ /≧彡
     _从ヾY:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i{ K |     _____

        VⅥi:i:i/⌒ヾi{i:i:〉ム:斗ミ  ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/∧         うむ。
         V「 ̄廴〉i:i/:.:.:.:.:.:.:.廴/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.///∧
             、:::::::У::|:.:.:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: ∨/∧       .後顧の憂いは断った。
            「 ̄::::::l:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:::::::::\/l|
           |:::::::::::厂 ̄ |:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::: \ヘ、     .呉の人々のため、生きて未来を切り開く
              ノ::::_/|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:::::::::::::::::::::/i:i:i:i:i:i:\
          __/イ::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::/i:i:i:i:i:i:i:i:i/|
       /:.:「: : |:::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:\:.:.|::::::::::::::::::::::′i:i:i:i:i:i //|
      ./:.:.:.:.:|: : :|:::::::::::::|: : : : : l:.:.:.:.:.: ヽ|::::::::::::::::/:i:i:i:i:i:i:i:i/:∨
     〈:.:.:.:.:. |: : :|:::::::::::::|: : : : : l:.:.:.:.:.:.:.:.乂::::: /:i:i:i:i:i:i:i:i/:::::::...、 ←大土地所有者
      、:.:.:.:.|: : :|:::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Τ:i:i:i:i:i:i:i:i/::::::::::::::::::\

                                         ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,

                                             / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'"  
                                            ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
                                           _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',
                                         / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ',  
                                       /  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |

       どうでもいいけど、そのカッコで行く気かよ      〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: |  
                                       ',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ!
                                       .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
                                        .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ
                                         \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、









                  -─‐-
               /     \ \
           _/   li\ \  、 ヽ
            彳/  } ハli:i:i\ハ ! し1
            Ⅵ、 /i:i:i仡ア:i:i:ノ /≧彡
         _从ヾY:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i{ K |     _____

            VⅥi:i:i/⌒ヾi{i:i:〉ム:斗ミ  ./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/∧
             V「 ̄廴〉i:i/:.:.:.:.:.:.:.廴/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.///∧
                   、:::::::У::|:.:.:.:.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./: ∨/∧       例えそれが、修羅の道であろうとも
                「 ̄::::::l:.:.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /:::::::::\/l|
               |:::::::::::厂 ̄ |:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::::::::: \ヘ、

                    ノ::::_/|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:. /:::::::::::::::::::::/i:i:i:i:i:i:\
              __/イ::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:/:::::::::::::::::::::/i:i:i:i:i:i:i:i:i/|
           /:.:「: : |:::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:\:.:.|::::::::::::::::::::::′i:i:i:i:i:i //|
           ./:.:.:.:.:|: : :|:::::::::::::|: : : : : l:.:.:.:.:.: ヽ|::::::::::::::::/:i:i:i:i:i:i:i:i/:∨
          〈:.:.:.:.:. |: : :|:::::::::::::|: : : : : l:.:.:.:.:.:.:.:.乂::::: /:i:i:i:i:i:i:i:i/:::::::...、
          、:.:.:.:.|: : :|:::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Τ:i:i:i:i:i:i:i:i/::::::::::::::::::\
          ∧:.:.:|: : :|:::::::::::::|: : : : : |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..、:i:i:i:i/∧::::::::::::::::::::::: \
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          ./::::::::::: |: : :|:::::::::::::|: : : : : l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\:.:.:.:.:.:.「 ̄ ̄\:::::::::::::::::::::::::::::\


              __ r==-ァ
.               「 i|「 i   ̄:!
            ┴――-  _」_

           /´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y⌒iヽ、__
       fヽ7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从 :j  _)}〕
      iア'.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:__j_:.:.ヽ:.:.:.:`´.:.:.ー'.、

   _,ィ.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:´:.∧:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧

      7.:/.:.‐∧:.:.:.:.:.: /イ示ミx:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\      では干瑩殿。
      |:.j:.:.:.:f,zx、:. /イ  iトrイ}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧一
     V|;.:.:.:|{ irハ/   ゝ- '!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、      陶濬はこれで失礼しますね。
   ー=彡ヽ:ハ ー '        |:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.从
     /:/.:.:.:.:.i   ,ィ= ┐ j:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. ,イ/        丹陽に帰ったら、皆さんによろしく伝えてください
      !イ.:.:.:Y. ヽ.  ヽ __ノ /.:.:.:,イ/イ/
     |/レゝ ' >  __ ィ;!.:/ ̄:ヽ  
            /⌒`丶、: : : : :∧

               /        \_ : : ∧                     ,.ィ'::::::/::::{::::::丶:`:::.、::`:.、
           i          ∨: : : :\                  ,.ィア::::::::/::::::::::'::::::::::::V::::::ヽ::::ム
            j        i!  ∨ : : : : \             -=ニア/::::://:::::::::::j:::v::::::::::V::::::::ヽ:::ハ
                                  .         //:::::://:/::::::::/!::::V::::::_:iヽ::::::::::ヽ:!
                                         / '::::::/十{::::::::/_|:::::::Vr r':::::`::<:::::\
                                         ! |j:::|,zミ';:::::/  `ヽ::::|'f'!::}::::::::/:::T  ̄
                                        人/:::::,゙'ぅリヽ:{  芹ミ,Y!j!jァミ:::::/::::::!
                                           /.!:::::} `      うタj::::/ )!:/:::::::八
                                        / |::八  '     ~ /|:::{_/::::::::::/
            都に行っても元気でね             .(  |::::/:\ `  '    ノ::/:/:::::::r '
                                  .          |::/ !{__,:ヽ _。s≦/イ::':::::::::ノ
                                          |/ィア/` }   r'::::|:::r‐≦
                                          |ア〃  /ノ   ,!/´::::j'<_
                                         /〃  'ニニx '"(ノ::::}´ 〃ィ≧x,
                                        ,ィL__ミx, ,ニ/ ,.ィ)::r ' 〃/ニニニハ

                                          呉 丹陽県丞 干瑩






                | !  /,イ.):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\イ    ハ
                人 __///):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧     i}
                 ア // ):.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧、___ ノ

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            /´,..ィ / /.:.:.:.:.:.:.:.ィ´.:.:.:7!:ヽ:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:. /.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.i

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           /      f:.:.:.:|:.:.:∨.:.:./  ヽ| ∨:/!:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.://.:.:.:.`ヽ:.:. /.:.:.:.:.:.:.!
             /      ;.:.:. ∧:.:.:∨. !  _  i/ V.:.:.:.:.:/|//.:.:/ i:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.
      ___./_      /.:.:.:.:.:∧:.:.:.iヽ,zチ"⌒`ヾ、  \/     !/  /.:./.:.:.:.:/.:.:.:.∧
    i: : : : : : : : : :\  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!               ィ==ミx、i/ア.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:∧
    |二二二 `ヽ: : :\ァノ.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.{           ′         ヾ /.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:. ∧
     j: : : : : : : `ヽ \: :}1:/i:.:.:.:.:.:.∧ \、_        __             /.:.: /.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.∧        はい!
.   /´/⌒ ー― 、: \ / レ !:.:.:.:.:/.:人_      /´` ー ≧、      /.:./.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.i\、_
  /          `ヽ:/    |:.:.:.:.;.:.:. ィ:.:丶     {       }     /イ!:.:.:.:.:.:.:.:.:./i:∧./
. /           ヽ   :|:.:.: j!/ |/レ;\   、     ノ    ´ ./_|:.:.:.:/.:.:.:/ :|:! レ
/             }   .∨./      ヾ ト            イ:.:.:/i:.:.:/.:.:.:/  !!
             / , -┬.∨――‐ァ⌒<:.}   >ー―  ≦ノレ !/ :|:./.:./  j!
               /ノ  :!: :i !: : : :/ /: : : iノ         j!ヽ       //イ
              /    ∨ヽヽ: : :i ! : : : |         |: : :ゝー、 ./イ







            |\_/ ̄ ̄\_/||\_/ ̄ ̄\_/|.|\_/ ̄ ̄\_/||\_/ ̄ ̄\_/|
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    \_| ▼ ▼ |_/\_| ▼ ▼ |_/\_| ▼ ▼ |_/\_| ▼ ▼ |_/  ザッ
  |\_/ ̄ ̄\_/||\_/ ̄ ̄\_/|.|\_/ ̄ ̄\_/||\_/ ̄ ̄\_/|        ザッ
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   \ 皿 /      .\ 皿 /      \ 皿 /      \ 皿 /
   /   .\       /   .\      /   .\       /   .\

                                                 /´     ⌒Y⌒ヽ  /
                                                〈 {   . 斗-=ミk、  ∨ /
                                                _、/ _   ∨^寸k. ∨
                                              ⌒ア  ト、 \ ∨/ハ∧ 人_ノ
                                               . | i{ \_| | j} Ⅷ{  \__ノ
                                               i ト、.\t苡| i⌒〉.j_人__厂

                                                 八 苡\{ ノ j_ イ〈_
                                                从  , -⌒ヾ ゙寸
                                                 j}\ _,.へ_jI斗 ⌒ ー┐
                                                    厂 \ 、    ∧ /
                                                     /     \       ∨ /
                                                  / ̄    ∧       ∨
                                                    /       }∧      ′
                                                 /⌒\    .厂 \____}


           _

          /´     ⌒Y⌒ヽ  /
         〈 {   . 斗-=ミk、  ∨ /
         _、/ _   ∨^寸k. ∨
       ⌒ア  ト、 \ ∨/ハ∧ 人_ノ
        . | i{ \_| | j} Ⅷ{  \__ノ
        i ト、.\t苡| i⌒〉.j_人__厂

          八 苡\{ ノ j_ イ〈_            行っちゃいますね。
         从  , -⌒ヾ ゙寸      
          j}\ _,.へ_jI斗 ⌒ ー┐        .これからどうなるんでしょう?
             厂 \ 、    ∧ /
              /     \       ∨ /
           / ̄    ∧       ∨                           _  ,、  __
             /       }∧      ′                        ,-<:.:.:.: ̄`'く:.:.:ヽ
          /⌒\    .厂 \____}                      ‘,//:.;.:.:.:.:.:.:`、:.:.:. ヽ:.:.:,
           └ 、  \_/     {   ,                     /' /:::ハ::::{、_:.:.:.:.:、:.: i|:.:.:.:,
                                              彡::7^'ヽ{ ヽ`:.:.:乂_リ:.:.:.:l

                                                /ハ'`  =ミ、`≧=-:.:.:.:.l
                                             _∧、‘圦 `._, '' ,-イ:.:.:.:.:i:.;'
                                            〈寸:l>、'、:≧=< {_ '、:.:.:.l/
                                             `ア  ィ:lア:.:/レ'//⌒L:.:.{、
     そこは、揚州を治める王渾殿の思惑次第でしょうね。        ヽ /:}/:l:.:レ:.:「「     |:.:.:、
                                              V:.:.,:.//:.l l  ⌒ .|、:.:.:.:、

     あの方との付き合い方を考えなければいけません           {:.:.:i/:./:.:.:.:.l.l  ー' |. \:.:ヽ
                                               ノ:.:.:}_/:.:.:.: /l.l    |   ヽ:'.
                                              {:.:.:.:.:辷≧入l.|  _,|、   }/
                                              アTー}:l___}7 l| |  | |:.:.} /
                                             ,':.:.l  l:l:l:l:7  ,l| |_| |:./
                                              、:.l! .l:l:l7 ./:||     .|へ


            _j{          ノ
        .  _jI斗 ‐====‐ <
     __/_jア´  /       \
     ̄ア jレ'          |   V∧
     j{_ノ /   /!    ∧  Vハ
     厂ア{ /  j{∧  /厂∨ j| ト、
.     ∧/.∧{   x芋ミ //x芋ミ、.ノ从 \        それはそうと、顧栄殿はこちらに残るんですね。
.  / j,∧ i{. 《 Vソj/ Vソ 》 N{

      i{^ V ) i{        /ィ .八          なんだか意外です 
     八 j∧ト、\  r__っ  / (   
           j/个 _. 个\___  
           /{      ∨ : : : : ア\
        _,/ : :‘,____/: : : :,/  |                  ,∠  --孑'"´:.:.:.:.:.:.:.:.ミx、
        厂> .,_: :\   7: : :/′    |                     { 〔_,ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.--:.ミ:.:.:.:.丶、
.      /   \.≧s\/x< ./     :|                    ∧ /:.:.:.:.:.:.:.:.-/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.、:.:.:.:\
       j{      `¨¨[ ̄_]¨¨7       |                  ,':.:L/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
                                         ,':.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.`'x、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,

                                          i:.:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/^ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
                                          |:.:.:i:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.i/   V:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
                                          |:.:.:l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.: i|  _ヽ、:.:',、:.:.:―-:.:.:V
                                          |:.:.:.,:.:.:rノ:.:.:.:.:.:.:.リ ̄    `ヽ'. 斗zx'<{
     生憎、声がかからなかったので。                V:.∧/イ:∧:.{/x竓竿ミ    泛7`/、:乂

                                           ∨:.:‘'く }/ ヾ、“ ヒ斗     '"´ ′`ー
     しばらくの間は、                           V:.:.:.:.:.`'<x          ;    '
     晴耕雨読、琴を弾いて酒を煽る日々になりそうです      .|:.:.:.:.:.:.:.:リ ,〕 、     、_  ,,  ., '
                                          /|:.:.:.:.:.:.://{! `  .,  -  イ
                                         ./:.:.:.:.:.:.:.//: : : ヽ、   `ーr ´: :≧= 、_
                                        /:.:.:.:.:.:.:ノく: : : : : :ヾx、  /} !: *l: : : : ヽ
                                        ,':.:.:.:,,': : : : : 、: : : : :ヽヽ ,j l: : : :l: :*: : : '、
                                       ,':.:.r'’: : : : : : : : :、: : : : :`''</: : +!: : :+ : 〉




        ,∠  --孑'"´:.:.:.:.:.:.:.:.ミx、
          { 〔_,ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.--:.ミ:.:.:.:.丶、
         ∧ /:.:.:.:.:.:.:.:.-/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.、:.:.:.:\
       ,':.:L/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
      ,':.:.:/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.`'x、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,

       i:.:.:.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/^ヘ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
       |:.:.:i:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.i/   V:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
       |:.:.:l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.: i|  _ヽ、:.:',、:.:.:―-:.:.:V
       |:.:.:.,:.:.:rノ:.:.:.:.:.:.:.リ ̄    `ヽ'. 斗zx'<{
      V:.∧/イ:∧:.{/x竓竿ミ    泛7`/、:乂

        ∨:.:‘'く }/ ヾ、"ヒ斗     '"´ ′`ー
       V:.:.:.:.:.`'<x          ;    '
        .|:.:.:.:.:.:.:.:リ ,〕 、     、_  ,,  , '
       /|:.:.:.:.:.:.://{! `  .,  -  イ                     ふふふ
      ./:.:.:.:.:.:.:.//: : : ヽ、   `ーr ´: :≧= 、_
     /:.:.:.:.:.:.:ノく: : : : : :ヾx、  /} !: *l: : : : ヽ
     ,':.:.:.:,,': : : : : 、: : : : :ヽヽ ,j l: : : :l: :*: : : '、
    ,':.:.r'’: : : : : : : : :、: : : : :`''</: : +!: : :+ : 〉

    ,':.:.:j: : : : : : : : : : : : : 、: : : : :/: : : : :,': : : : :i /
   ,':.:.:.{: : : : : : : : : : : : : : : : :、:/: : : : /: : : : : :l{

    {:.:.:.:j: : : : : : : : : : : : : : : : :./: : : : /: : : : : : .l l
    l:.:.:.:l: : : : : : : :、: : : : : : : : /: : : : /: : : : : : : { l
    |:.:.:.|: : : : : : : : :ヽ: : : : : :/: : : : /: : : : : : : : j: !
    |:.:.:.|: : : : : : : : : :.}: : : : /: : : : /: : : : : : : : /: :l

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       呉に仕えた人々は、
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      孫皓と共に洛陽に行った重臣たちと江東に残った者に二分される。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      晋で高官や要職に就けたのは前者が主であり、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      後者は中原における寒門同様の扱いを受けている。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .知名度から呉の遺臣の代表選手扱いされる陸機だが、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .実際の所は後者に属する人物だと頭に入れておいてもらいたい
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



         _  ,、  __
       ,-<:.:.:.: ̄`'く:.:.:ヽ
    ‘,//:.;.:.:.:.:.:.:`、:.:.:. ヽ:.:.:,
   /' /:::ハ::::{、_:.:.:.:.:、:.: i|:.:.:.:,

    彡::7^'ヽ{ ヽ`:.:.:乂_リ:.:.:.:l

      /ハ'`  =ミ、`≧=-:.:.:.:.l
   _∧、‘圦 `._, '' ,-イ:.:.:.:.:i:.;'             .あら?
  〈寸:l>、'、:≧=< {_ '、:.:.:.l/
   `ア  ィ:lア:.:/レ'//⌒L:.:.{、             康僧会殿ではありませんか。
   ヽ /:}/:l:.:レ:.:「「     |:.:.:、
    V:.:.,:.//:.l l  ⌒ .|、:.:.:.:、           あなたも陛下たちのお見送りに?

    .{:.:.:i/:./:.:.:.:.l.l  ー' |. \:.:ヽ
     ノ:.:.:}_/:.:.:.: /l.l    |   ヽ:'.
    {:.:.:.:.:辷≧入l.|  _,|、   }/
    アTー}:l___}7 l| |  | |:.:.} /            .        /        ⌒\     ヽ⌒ヽ∧}
   ,':.:.l  l:l:l:l:7  ,l| |_| |:./                   /                \  / 、ノ' .ノ
                               .    /             ‐=ミ   \/  ∧ヽヽ
                               .     /             \    \ .//∧
                                  /     、  Ⅹー<⌒  \  ヽハ  /∧
                               .   '      ト、_\`ー───抖ミX込_ヽ}    /∧
                               .  //|    l{/\込    〃_ノjハハ ├ 、   / ,
                                    |   八          乂‐ノ  ', ! 丿       ,
      おお、顧栄殿。                    レヘ  込 x= 、         "" } .|´    丶 \
                                      \ハ ヽ⌒` '   -、   ,.イ ! \     丶  \
      お久しぶりデース。                      `} 人"  〈  ノ  /| |├‐ァ 、     丶  \
                                           |  | >  _  _,.斗.! l/  'ー 、、   \   丶
      何だかんだで陛下はお得意様でしたし……         .|  ∧  /{  ∧ xー=| l  ,. -ミ} \   丶 \
                                           l ./ .l 」、  >、 {/  ,.l lイ /  ‘, 丶   \
                               .          j/  |/r→{__/ ⌒} ̄ リ  /    ‘,   \  
                               .        /   /l !={ ノ=/  〃  '       ‘,   .、\

                                         呉 交趾郡の人 康僧会


                 ______       __
             X(``  ̄ ̄ ̄``丶vX"゙ミメ㍉x、
          '"⌒ Zニ.             ヽ  i} 州ハ
.        ´                    \く~ トj
        /                       \紗′
        ,′  ,i'     〃  .  \、,   \、,  `
      .     i      i{   |i    \     \. \ヽ
      {   :|      :八  |い.   || _.     ;_ |ヽ
      {   :|  |: イ(_,.斗-=ミ\ ,,」|ソ^ \(/, ^ii |:、|

      !  i|l  :i|: i|    \\ ッノ|L '⌒^\ iリ )|
       ‘ i  ii| :八: xう笊外ミヽ      _抖ミ:rxニ=-
       i.i :i仆i  V犲 riしハi癶     ィれi ,从| \}i
       |.i :i i{^i   `i V:)ツ      r:)ツ /:.i| )り’
       |.i :i八'ヘ:、  `i.        、   ハi   ~|          道中の無事ぐらい、
       |i  i,:`: ^アッ、  -_   、     人| i   i          お祈りしても罰は当たらないと思いマース
       |  /   /rト込,   `:,_   ´  イ| i | |   i
       |i /   /广ニ (ゝ、 'v「,_T爪(沁i|:| i |!  ,
      ノ'/  ,:i仁ニ=-=ミx\ \ ̄}L, )小人:、':., \、
       :´/  イ八___,. -‐…‐ \ `マ辷..,___厂}\⌒ニ‐-____ __ ___
    、ソ /i :l)厂  x;===‐-  .,,)?x_’沁⌒狄⌒)、\   ⌒ー    `丶、
    ,//   i:i|   {.i      ⌒メッi: V礼,j辷み___彡少犲   \丶  \
   / :/ , i i八  ヤ;.         | やx」 0  i(?~ミメ,\     \\:.、 \
     / /i :, :/∧  'v        i |  | …)i 0  i(…)火圦,       \ ヽ`ぃ
.    / /i '/| : :i人_];          |i,|  | ?v?,)i  `i(?ハ卷卷卷ォ      ) } iノ
   / / :i/,ノ : :i   ̄i}          iリ|  | ……)i   】i(ハ卷卷卷オ   ___彡'

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      建初寺の康僧会は、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      呉の滅亡から半年後、太康元年の九月に建業で亡くなっている

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                                                       γ ⌒ ⌒ `ヘ

                                                    イ,,,, ""  ⌒  ヾ ヾ
                                                 /゛゛゛(   ⌒   . . ,, ヽ,,'' ..ノ 
    (⌒ヽ、                                        (   、、   、 ’'',   . . ノ  
   ( ⌒ ≦__             ____                .................ゞ (.    .  .,,,゛゛゛゛ノ. .ノ )
     ̄ ̄ ̄ ̄               _≧   ⌒) )                :::::::::::::::::::::( ノ( ^ゝ、、ゝ..,,,,, ,'ソノ ) .ソ:
                     ̄ ̄ ̄ ―                 :::::::::::::::::::.:::::(、;''Y ,,ノ.ノ ,,,^ ^,,,;;;ノ)::::::::::::..::

                                          __ _   . . . . :::::::::::::.('''yノ (''、,,,ノ)ノ ::::::::::,,,,,::
        _                                 ―=  )    ,, . . . . . ::::::::::::( ( ,,,人、..ツ. ノ ) ::::.::::
       ( (⌒ =―                              ̄  ̄   . . . ,,,,, . . .:::::::::::::'''(, イ")'"´ノ;; :::::   
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三三 三三三|三/               /  ', 三/                   ∧   /                    ',=
三三 三三三|::/__________/__, /                 /  ', /_____________  ',
三三 三三三|'|三三三三三三三三三|::::::::::::/___________/__,|三三三三三三三三三三三三三三|





                                   γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                                   |   ……おや?  .|
                                   ヽ_______乂




   |、           ∧   Y
   、 ー====ミ  | .八

    \_     \ _j ∠  .,_
   ./   _ -=ニ / ̄     `  ._
   /  _ア⌒              `ヽ
  ./  /       |     ∨  ‘,
  {   /    |      /!   .|  ∨ 、 \_
  {  j|     |  、  / .|     |\. ∨∧ ̄ ̄
  ∨/    i|  /\___|     |  ノ、V.∧
  jI_ イ  ∨/| i   | ./  .厂   i| i|               .火事!?
  И i|   \l | |(  )|/⌒j/ (  ) i| 八
  _ノ ∧  i⌒ヽu     /     u ∨               火事ですよ!!
   ⌒ ∧  、 u ┌―――  1   八  ( ̄\
     / ∧ 〈\  |        .j_ イ  .〉  ‘,  ヽ        あっちは石頭城の方角じゃ!!?
     /  \ア^≧=-  -r=≦∧__jN/  (_`   i
     厂 ̄  ⌒\ ∨ /  /  /⌒ヽ.  `!  |
    ./二二\ }  j>∨<{ 〈 / /⌒ <__」  |


                                           |\_/ ̄ ̄\_/|
                                           \_|  ▼ ▼ |_/∧彡
                                              \  皿 / _彡 ・ \ 
                                              ( ⊃ ⊃彡  人.ヽ.)
              申し上げます!!                    ,-(_)--y"'''--/'''" ̄ 
                                          =≡=( | 晋.|   ヽ
                                              / └─‐┘    )
                                             / ノ ノ ̄丶  ソ \
                                           /// /    \ ヽ\ .\
                  ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨(´⌒;; ⌒;《_/ 《_/   (´⌒;ヽ/ラ丶/ラ




            |\_/ ̄ ̄\_/|
            \_|  ▼ ▼ |_/∧彡
               \  皿 / _彡 ・ \ 
               ( ⊃ ⊃彡  人.ヽ.)    王濬将軍が石頭城において、
              ,-(_)--y"'''--/'''" ̄     残っていた呉の軍船に火をつけて焼き払っています!!
           =≡=( | 晋.|   ヽ
               / └─‐┘    )
              / ノ ノ ̄丶  ソ \
            /// /    \ ヽ\ .\
┣¨┣¨(´⌒;; ⌒;《_/ 《_/   (´⌒;ヽ/ラ丶/ラ

                                       /. . . . ./. . . . . . . . . . . . /. . . . . . . . . .\
                                      . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . . │. . . . . . \
                                      .′. . . ./ . . . . . . . . . . . . . . |. . . . .| . . . . . . . . . .
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                                     |. ./. . .| . . . . . . ./. ./\_,、八 . . . . | Х. .|. . .│|
                                     ∨. ./.i|. . . . . . /l ,.斗午斥   \. .斗-ミV|. . .│|
     許可を出した記憶がないのだけど……       .∧. .|l.人|i | . |/ く rJ}}¦    ヽ_j丁}V. ./.∧|
                                .    |. .j ̄\八| . |     乂_ツ      ヒツ 〈/./
     あの方は何をしているのかしら?      .     乂. .__,ノ| {_\ト- ¦           ,   iト |/
                                    ⌒〈`j⌒Y>r‐ヘ.   し           八
                                        >‐く_,ノ厶}:.丶     (`フ    /
                                         厂 ̄\           ,. イ
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            帰るか                    ,'1! |イ|  |トヽ丶 ツ          ,  1! || ,、 |! ! | lヽ
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                                               : ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/
     『晋書』『王濬伝』によれば、                         .Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
     王濬は孫皓降伏後に呉の軍船百三十五艘を焼き払ったという。      \ヽ、 _ , イ!::/
                                                 / ヽ{  ト、ヽ l:′
     ……無断で                                   .∧\  マ三ソ| .\
                                               ./: : \\ ヾ-〃 ..∧
                                               l; : : : : \\.り/: : :i
                                               i: : : :: : : : :|<V>| : : : !




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;;;;;;;゙'- -‐";;;;;;,,./               `′    .'.l;゙'〟  l,,, ,i ,ヽ            l;;;    l
;;;      ;;;;/    ノ゙.!       .ュ.    ..」   .,ミ;;;l; .t,  . ´ ゙'!            /;;;   ./
      ;;;;;.l,   .,i";;;;;;ゝ....v    .l\  ,/;ヽ,,..-“;;;;;;!、,,}ヽl'、             i、.,i';;;    ./
     ;;;;;;;;/′ .゙L;;;;;;;;;;;;;;;.l     ゙'、;`゙;;;;;;;;;.;;;      ;;;;;;;;;;;;;;ヽ,     !、 、   /;´;;     !
     ;;;;;;;:;;ヽ、 ./;;;   ;;;;;ヽ_    .,/;;;;;             ;:;゙'-_.  ../;`'"ヽ_ノ;;;;;;      ;;!;;;;|
        .;;;;;;;~´;;.     ;:;:;;;`''ー'''";;;;;;;;               ;:;`''";;;   ;;;             Vi/
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                                          ヽ________乂




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~~~~                                       从ノtァ刈'///l
                                               人__ム'///
                                              / 〈 〉`(ソ、
                                         .      {/ゝ、∀ ,(ソ/}
                                      .        {/{三爪∞}/}
                                               lニlニ〈八〉ニ仁l
         この炎は呉を弔う炎なのかもしれないね            .| i三三三i |

                                               | |三三三| |
                                              /:`二三二´':、
                                         .     ///////////∧
                                         ..   >、//////////イ
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                                               人__ム'///
                                              / 〈 〉`(ソ、
                                         .      {/ゝ、∀ ,(ソ/}
        帰ろう。                         .        {/{三爪∞}/}
                                               lニlニ〈八〉ニ仁l
        僕達の真実の戦いを後の世に伝えるために           .| i三三三i |
                                               | |三三三| |
                                              /:`二三二´':、
                                         .     ///////////∧
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;;;;;;;゙'- -‐";;;;;;,,./               `′    .'.l;゙'〟  l,,, ,i ,ヽ            l;;;    l
;;;      ;;;;/    ノ゙.!       .ュ.    ..」   .,ミ;;;l; .t,  . ´ ゙'!            /;;;   ./
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     ;;;;;;;:;;ヽ、 ./;;;   ;;;;;ヽ_    .,/;;;;;             ;:;゙'-_.  ../;`'"ヽ_ノ;;;;;;      ;;!;;;;|
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~~~~                                         ::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ.
                                              : :: !.:.:. ||/--l/ |ノ--l:.: .:.lヾ、

                                              : ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/
                丹陽県丞の干瑩。                   Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
                                                 \ヽ、 _ , イ!::/
                彼には息子が一人いた                  / ヽ{  ト、ヽ l:′
                                               ∧\  マ三ソ| .\
                                              ./: : \\ ヾ-〃 ..∧

                                              l; : : : : \\.り/: : :i
                                              i: : : :: : : : :|<V>| : : : !


        ,.ィア::::::::/::::::::::'::::::::::::V::::::ヽ::::ム
     -=ニア/::::://:::::::::::j:::v::::::::::V::::::::ヽ:::ハ

.         //:::::://:/::::::::/!::::V::::::_:iヽ::::::::::ヽ:!
       / '::::::/十{::::::::/_|:::::::Vr r':::::`::<:::::\
       ! |j:::|,zミ';:::::/  `ヽ::::|'f'!::}::::::::/:::T  ̄
      人/:::::,゙'ぅリヽ:{  芹ミ,Y!j!jァミ:::::/::::::!        その時、丞相の張悌様は言ったのさ。
         /.!:::::} `      うタj::::/ )!:/:::::::八
      / |::八  '     ~ /|:::{_/::::::::::/         晋軍よ。
      (  |::::/:\ `  '    ノ::/:/:::::::r '
.          |::/ !{__,:ヽ _。s≦/イ::':::::::::ノ          .我らは帰ってきたーってね
        |/ィア/` }   r'::::|:::r‐≦
        |ア〃  /ノ   ,!/´::::j'<_
       /〃  'ニニx '"(ノ::::}´ 〃ィ≧x,

      ,ィL__ミx, ,ニ/ ,.ィ)::r ' 〃/ニニニハ                      l゙ヽ  、       /゙i
     _jニアニv::ヽ{ィ竺竺v::ノ  〃,ニニニニ}                     ! 、ヽ )\._____   / , i  , ィ
                                   .         l l 、ヾ,シ'´::::::::::::`ヾ /l i/::;;|
                                            /冫';:::::::::,  ,   :::::\/\シ′
                                   .       /三'::,::'::, イ:: ::/\::: ::::ヽ三\
                                   .      f三〃:::/⌒|:;::/ ⌒ヾ::::弋!l三三ゝ
                                           ,.ィ\{イ::! ● j;ノ  ● .l::::人::!;三/ヽ、
                                       ./:::::::::∧::l⊃ 、_,、_, ⊂⊃::ソ::::ハ/!::.丶\
                                       フ:::/⌒ヾ./:;ハ   ゝ._)  ィ'::;:'/⌒i  |::iゝ::: 丶
                                       ヾ;:'\ / ̄ 7,>,、 __, イ!;:;ヘ、__∧ ゞ  ヾ::ノ
                                   .        l||l l||l//`、l l(_)// |;/l||l__l||l/,. ハ
                                          从 l||l/、 {⌒`y´⌒}'l||l人.∧ノ∨ `ヽ.
                                          ( ⌒ )` ‐`lニニニニl´‐ ( ⌒ )´:.:..,,:.:.:.:ソ

                                            晋 干瑩の子 干宝

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      息子の名は干宝といった

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年4月 晋首都 洛陽】

s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵


                              .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                              |    また厄介事が舞い込んできたわ   .|
                              ヽ________________乂




        l         l::::::/   |     \       〉
        l         |/    |       l      /
        l         |      ト、_      l     /
        l         ト、     \ ≧ヘ、 l  /
        l         |  >=─ァ今ーァ Vl /
        l         | ´   _/r‐ヘ::「  〈
       l        l   ^ ¬ _ゞ   \         今度は降伏した呉軍の軍船を焼き払ったそうよ。
       l       ヽ               `ヽ、_
       l          \            /      その数、百三十五艘。
       l          `丶、         </
       l              >   , ィ         その上奏文を読んだ上で意見を聞かせて頂戴
       l          _, --' ´     ¬
        -┼──一 ' ´            T′
      ヽ|                   |
       |            ¨T=-  .. _/
       /           |



                                                      ., --──-、

               /ニYニヽ                                  ., イ /      ヘ  ト 、
            / (0)(0)ヽ              .____                 i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           / ⌒`´⌒ \         /     \                 ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
          | ,-)    (-、.|        /  ─    ─\                   | ヽ ' _ ` イ    
          | l  ヽ__ ノ l |      /    (●) (●) \                 l l  ´=` l     
           \ ` ⌒´   /     .|       (__人__)    |              ノ  ヽ _,、__ノ
          /        ヽ      \        |\  / /|     _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
         /           ヽ    /     /⌒ノ  \/ ( )    /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
         |           | |    .|      / / |       |   丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、


         /ニYニヽ
       /( ゚ )( ゚ )ヽ
     /::::⌒`´⌒::::\         結局王濬将軍は詔書を受けたにも関わらず、
     | ,-)___(-、|        未だに王渾将軍の指揮に従っていないっていう!
     | l   |-┬-|  l | 
      \   `ー'´   /l!| !      .不敬極まりないっていう!!
     /        \ |i 
   /       ヽ !l ヽi       廷尉に引き渡して処罰するべきっていう!!!
   (   丶- 、    しE |そ
    `ー、_ノ   ∑ l、E ノ
                                                    ., --──-、

                                                 ., イ /      ヘ  ト 、
                                                 i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
       そのとおりです。                                ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
                                                     | ヽ ' _ ` イ  
       詔勅を守らないのに、上奏のみ繰り返すのは言語道断。          l l  ´=` l 
                                                   .ノ  ヽ _,、__ノ   
       詔勅によって、王濬将軍を廷尉に逮捕させましょう       _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、

                                           /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
                                          丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、

        ____
     /     \

    /  ─    ─\
  /    (●) (●) \
  |       (__人__)    |        王濬将軍というお方が、クソコテだというのはよく分かりましたお
  \        |\  / /|
  /     /⌒ノ  \/ ( )
  |      / / |       |


        /    ∠ __    ヽ
.       /      /     ̄ ヽ} !
      /       厂 ̄ ¬ー- 、l l 
       ,′      ハト、  l       | | 
       i       ム廴ヽ. !  ノ〃ハ  ! 
      |      代斥㍉ヽ ∠仏ィ! !
      |     |   `"  `伝チ}川 l        御史台では、王濬を処罰すべきという声が大半ね。
       ヽ、     |     ,  八ハリ /
.       ` … _ト、  一 _∠Wy//         太原王氏どうこう以前に問題行動が多過ぎるもの。
.          r===≧=イ   〃
       ,ィく     /⌒ヽ}、  ″          不遜という意見も理解できるわ
     /  \__/ f⌒Y7厂`ー-、

   _/     T  ト-ヘくハ   rハ
.  /⌒ヽ___ノl  ¦ J  }___」 │
                                     /// : :/:     : /:   .:i    :i : :ヽ  : :\i
                                     {!/ : :/ , : / i: :ハ: .  :|ヽ . :ト、 : :i  : : :ヽ
                                     / / /  i i  Lリ_ | i  l 十i=|=|ト、 |  : : : :i
                                     | イ i . : !ィキラ""_.|/| ,'  ∨__リ ヾト i: : : ハ!
                                     |! | ! . :イ! ∨ィェz   !/  イろfi了ミ | |: : / リ
                                       !j  i: : Y'´ろfi }     弋zソ  | ! /リ
                                       リ∧ト、 ヽ弋zソ        "   レ'//
      では、陛下にはそのようにお伝えしましょう          \ト     、       イ-'
                                            ヘ    、___,     /ミミ.>
                                            丶、         , ':\
                                               `ト __  , イi. : : :/
                                              /|\ _  / |\/: ̄:7
                                             /: :/  / { |    l: : : `V . .、
                                        r-‐ '´:/: : :/  | } |    !: : : ::i: : : : \

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .四月下旬。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      洛陽の官吏たちの間では、王濬を処罰すべしという声が強まっていた

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
|                       |::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|          判決          |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
|                       |::::::::::::::::::::::ヘ_
|_____________________ |:::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、

          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<          ところが、司馬炎が下した判断は意外なものだった
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|
            | |     >-、\!  !/::,-<
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::|
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::|
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
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           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

【紀元280年4月 晋首都 洛陽】

             厂し勹ノしヘ_
            〉: ⌒⌒ー、_人厂し'て_ノし勹_rヘ、
              /: : : : : : : : : :}}:⌒ヽ/ ̄ : : : :\_ノ
     _rヘ._,厶ィ⌒ヽノしヘ{{__: : : }}: : : : : : : : : : }

    /^Y⌒廴厂し勹ノしヘ.厂し勹__ノしヘ厂廴ノ{
  r‐くン⌒: :しヘ._人_r一'⌒^⌒^⌒ヽ厂し勹'⌒Yて

   ⌒ヽ: : : :/               }  しヘrく__厂しく
     {: :/   '   /   /    ′   し勹 : : : :しヘ
     У    |  /⌒メ、   /   }    く__rヘ: : : く_
    /       |l /x=x |l ,廴/_ / |    し勹: : : : _〕
    {      ,{:/i{ ん,ハ八  / 厶、`メ、}、  ⌒Yて_「
    \__  _ / .:l V/ツ   ̄ ん/ハY' / }  i  | lし勹 
    / (_レ'⌒ヽ`^     V/ソ }ノ爪 ノ ノ ー┐   .王濬は先に詔書を受けて建業に至り、

     乂__こ二|/⌒ト、  、 ' _, `^ 人У⌒ヽ     八   後になって王渾の下で節度を受けているわ。
      (___ { /⌒)へ、_   < / /⌒ヽ}  /
         ,⌒) ーく(__ノー=ミ__厂し' ⌒ く⌒)=彡 )      これは詔書が滞って下に至らなくて、
         i: : : :)ノ: : :{ _し勹__厂しi| : : )': : :<      .詔書を受ける事ができずに命令が伝わらなかったから。
         |: : : : : :||: :/ r‐(こ)ト、 r' ||: :(_: : : : :ノ
        〉: : : :| ||:// | |  | |.、Y: :|| : : : : : :/       .王濬の何通にもわたる上奏文は、
        〈: :__: :.| l// : | |  | |: } | : || : : : /:|        詔書にあった王渾の言葉に対してであって、
        V⌒: :、{ {: : :| |_| | :| | : ||こニ=: :.:}        元々ヒナが咎めたのだから返事をするのは当然よ
          丶 : : : \__',人_人_'_,ノ.:.:||: : : : : /
        / /7⌒: ̄ ̄| 「 ̄⌒ーく: : : : :「
      / /{:.{:r‐-ミ__:.:|_|: : : : : i : }: : :./

     /: : { , -‐く__} Y⌒ヽ: : : : : ノ: : /:\
    /: : : __/    ノ ,ノ }  \: ____/: : :}⌒ヽ
         /: : ノ ( ′ ,.: (__ 〔__{    }: : : :ー=彡: : : : :\


             厂し勹ノしヘ_
            〉: ⌒⌒ー、_人厂し'て_ノし勹_rヘ、
              /: : : : : : : : : :}}:⌒ヽ/ ̄ : : : :\_ノ
     _rヘ._,厶ィ⌒ヽノしヘ{{__: : : }}: : : : : : : : : : }

    /^Y⌒廴厂し勹ノしヘ.厂し勹__ノしヘ厂廴ノ{
  r‐くン⌒: :しヘ._人_r一'⌒^⌒^⌒ヽ厂し勹'⌒Yて

   ⌒ヽ: : : :/               }  しヘrく__厂しく
     {: :/   '   /   /    ′   し勹 : : : :しヘ
     У    |  /⌒メ、   /   }    く__rヘ: : : く_
    /       |l /x=x |l ,廴/_ / |    し勹: : : : _〕
    {      ,{:/i{ ん,ハ八  / 厶、`メ、}、  ⌒Yて_「
    \__  _ / .:l V/ツ   ̄ ん/ハY' / }  i  | lし勹 
    / (_レ'⌒ヽ`^     V/ソ }ノ爪 ノ ノ ー┐ 
     乂__こ二|/⌒ト、  、 ' _, `^ 人У⌒ヽ     八 
      (___ { /⌒)へ、_   < / /⌒ヽ}  /      王濬には呉討伐の功労があるわ。
         ,⌒) ーく(__ノー=ミ__厂し' ⌒ く⌒)=彡 )   
         i: : : :)ノ: : :{ _し勹__厂しi| : : )': : :<        それを些細な過ちで覆い隠していいのかしら?
         |: : : : : :||: :/ r‐(こ)ト、 r' ||: :(_: : : : :ノ
        〉: : : :| ||:// | |  | |.、Y: :|| : : : : : :/     
        〈: :__: :.| l// : | |  | |: } | : || : : : /:|      
        V⌒: :、{ {: : :| |_| | :| | : ||こニ=: :.:}      
          丶 : : : \__',人_人_'_,ノ.:.:||: : : : : /
        / /7⌒: ̄ ̄| 「 ̄⌒ーく: : : : :「
      / /{:.{:r‐-ミ__:.:|_|: : : : : i : }: : :./

     /: : { , -‐く__} Y⌒ヽ: : : : : ノ: : /:\
    /: : : __/    ノ ,ノ }  \: ____/: : :}⌒ヽ
         /: : ノ ( ′ ,.: (__ 〔__{    }: : : :ー=彡: : : : :\


        _....._ィ: : : : : : : . ,
      /7: ̄: : : : : : : : : : ヽ
      / : : : : : /: : : : :l: : : : : ,

      {: : :|ハ|:_lム|: : ム_ト: :l : : }
     |l: : : ヘト≠ lヘ: | rキ从: : :l|

.     ヘト: : :代シ  ∨弋シハ : ノ
        トゝ   ,    ィノ          では、呉の軍船を焼き払った件の追及も……
.         、  っ  ノ=ァ

          > - .イ: :ト、

         ...ィ /不  ト|: :ヽ
      _ィ::::/:::∧イァvィ|::::,:::::ト、 
      /rl::<:::::| /^l  rュ::/::::/::::;         l !    V: : : :( ゝ     ノ   <ヽ ゝ  ゝtフテv__:ゞ=/: : : : : :
                             ゝ __ ノ: /            |!ヽ. ヽ   {收jマtフ : : : : : : 
                                   ´V ′      '    ! !    |!∧\ ヽ  ゝホtハ : : : : : : : : 
                                  .//     /   |  ′! |    |!  'ヾ i ',.   rホj!: : : : : : : : : : 
                                  .'′   ′   !  ! ! !   │ !│ '  | ヽ  ゝrtゞ.: : : : : : : : 
                                   ′    ! !   !  ! ! ヾ.  ! ,j!_|__ | |  '   !ッrj\: : : : : : : 
                                  .!    !  | !   !  ! !  ヽ イ | | |!l| ∧ !   ゝハレ': : : : : : 
                                  .!    !  | ハ  ゝ ', ヽ  i/ ,.!_!ノ=レ.、ハハ  レ/ `…ー-r.- 
                                 .!. !  V ヾ _ゝ ヾ\\ハ/从イ::::::::. _!ヾ /  /  / 
                          .       ヽ!ハ ゝ  !ィ\ヾ\iヾ ヾゝ ゝ′ rz:::ノ i ,.' / ヾゝ′ 
                                  \\\ ゝヾ_,. =`、        ゝ - ' / (.. ___ゝ 
                                    .ゝゝ ゝ∧-ハ::::::r!           '''/ _ _  (ゝ.._ 
            しなくていいわ                   \ ! ハ ゝン  、     ,.r' ´    ` ´ 
                                       .j/∠ゝ ,,,     _  ノ /イ"フー_ - ─< 
                                        .∠__ ...-‐ゝ.        (( _jノ_j/イ,: ⌒:ヽ 
                                             √ __ >__ ― r_-ゝ' ´: : : :.:/: : :∧: :\ 
                          .                 レ ´ _ ヽ  `r ´ : : /: : : : : :/: : : : : :ゝ-… 
                                           {_ (´_ノr-‐ '「: : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : 

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      王濬が起こした数々の問題行動は、呉討伐の功績によって不問とする

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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              __
       __   _r‐v´:x:―:=ミ __
    ,. :´ : : 二ヽ'⌒V__ : : : : { : :/

     }: :/´ : : /^f┘   ` <: :{
      く : : : : /   ′ '.    Y`゙   、
.    /: :\_ イ  !{    !‐リ-ノ }    Y
     ̄ Ⅳ从‐ァ廾、 ノz≠ミ リ    ‐={
       / { 八{ィf=ミ`´ ゞソ 厂 )´ __ノ
     , ´ 乂__∧ ゞ''  ' , ノ r匕´__ノ           どうかしら?
.    {  _ (二7ゝ  `__ ィ = ´_ テ
.     乂´ , ´ゝ‐‐)>┘__ 弌´: : : : ゝ
    乂.ノ  ∧: : 《: : : : 大: : : :》: : 〈
       ̄  /: :/ ゞ=彳 ゞ=彳 V 〉
          ヽ/: : : : l|  :|l : : : : ∨                  /ノ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈\:::八{它ハ
           /: : : : :.l|:  :|l : : : : : :,                   く{/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄〈{ハこフハ
.         /.: : : :. :.l|  :|l : : : : : :′                  /〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ト<ノ::::::
        /: : : : : : :l|:  :|l : : : : : : ',                ′ 7ー― ---l| -------- ――|l―┘〈::::〉:::::: l
.       /.: : :. :. :. :.l|   :|l : : : : : : : ,              l|::::::|― ┼―‐l |―--------―‐|l――〈::::〉::::::::|
                                     |l::::::|:::::::::|::::::::::| |:::::::::::::l:::::::::::::::|::::||:::::::::::::|〈:::::::::::|

                                     |l::::::|:::::::::|::::::::::| |:::::::::::::|:::::::::::::::|::::|l:::::::::::::|ノ:::::::::::|

                                     └┬L _ 丁_l_| |:::::::.ー|- ..._::::|::::||:::::::::::::|:::::::::::: |
                                       |::::::::|r≧ミ    ̄ ̄ 三二二  ̄|l:::::::::::::|:::::::::::: |
                                        | :::::::|l トrヘ     〝了¨¨丁刈 リ:::::::::::::ト、:::::|::::|
                                         | ::::::::l ヽ='         ヒンノ ./:::::/:::::∧|:::::|:: |
           賢明な御判断かと                  | :::::l::|"''           .:.:.:. /:::::/::: /´ ノ:::::|:::|
                                         | :::::|人   `         厶イ 二 イ:::|::::|::|
                               .          ̄   |\   、 _,      /|::|::::::|:::::l::::|:|
                                          |::|:::丶       _   /⌒7::::|::::::|:::l|

                                        ┌‐-⊥ _> 、 -≦ /⌒´゚ _厶 ⊥:::_|:::|
                                        /丁::}     /  |゚ | /⌒´゚   _/ _ ノ ̄::::::`ヽ
                                      l::::|:::〈      |У゚   _/ _ ノ::::::::::::::::::::::: |


  |!-‐== 、-‐: :  ̄ ¨__- 、   _____
   !  /: : : : : : : : : : : :.ヾく二 -‐‐ ¨フ
   ∨: : : ://:. ;〃: l: : : :i: : ∧    /
  .〃:/: :〃:.:/ /l: :|ヽ: : l: :|: :.∨ /

  //:/!: : lム⊥_{ W_ヾ:ト、l: : :.Yi
.   l/ |!: :.{ ∨‐    - `メ リ: i :}:リ          ああ、馮紞殿。
.   |! |\ir=ミ   ≠=ミ ノ:.从リ
       !   ,    ∠ノュ ノ.          お帰りなさい。
        ヽ  ┌ ┐   ,.ィ:ァ<. 
          > 、_ .,.ィ ⊥ォ: : :.Y          あなたが進言したのでしょうか?
        ____ ノT゙ ̄/::ヽ: : ム
      〃:::/:::}从/:::::/:::::ヾ: : ゙Y 
      〃-‐ヽノフ∠::_/¨::::;::-‐-Y: :{                          丶 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノヘr┬'^
    ,{:{::::::/ //:::::::>〃:::::::::::::}: : :)                  '⌒ 、____ / ____   ̄ ̄ ̄  ノマニ7⌒ 
    /::{::::/ //::::/:::〃 ::::::::::::::i : : ゙ヽ,                     i :::::::::i:::::::::Λ :::::::::::::::ii::::::::::::::i::::::::::::::::V:::::::: . 
                                            j.::::::::::l::::::::「^| i:::::::::::::il :::::::::::::l;:::::::::::::: l::::::::: :
                                          ⌒T:::::|:::::::iト | i:::::::::::::i| i::::::::::::|i:::::::::::::: l::::::::: i
                                         i ::::「「`汎 Li:::::::::::::iLi:::::::::::」i:::::::::::::: l::::::::: l
                                         ∧::::}   り     ̄ ¨^汀J了 i:::::::::::::: l:::::::::¦
                                             '⌒W          乂,_ソ .i:::::::::::::: l::::::::: ;
                                           从   '         ・ .'::::ぅヘV::::::: /
                                               ^⌒            厶イ_ ィ:::::::::: ′
        そこは、陛下の御判断という事にしておきなさい         、 、        / 「:::::i:::::::::::i
                                        .      「心.         r ´¬〔:::::::l:::::::::::l
                                               ノヘ::::〕Tマ 瓜<⌒'ー< __::厶:::::::::l
                                                 , <⌒ⅵ 」「∵_,   ∴ン'⌒ <
                                                ∠{f芒,ノ厂「 フ⌒  :,ジ~        .
                                          ー£=辷彡ヘ〈ア^   ∴ジ  _,       i
                                             /-‐冖勹¬'~ __ ∵ジ~ /~ .....:::::::..  ¦

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .寛大な判断である。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      この姿勢は、後の論功行賞でも一貫している

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`    
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、            そうこうするうちに、
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ           .孫皓が洛陽に到着する日がやってきた
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ 
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`

















                    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                       ― 太康元年(二八〇年)五月四日 ―  
                    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━













.

【紀元280年5月 晋首都 洛陽】


s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .五月四日。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      司馬炎は郡臣を集めた上で孫皓を引見している

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                                               _,ィ ⌒ヽー=≡≧x

                                             ,ィ≦圭Ⅳ::::/}::L:::::::::::::::::::::... 、
                                               |圭圭圭才 ̄`寺≧x:::::::::::::::.》
                                               |圭X才     `寺≧x..:::才
                                            」圭/         `寺圭{
                                            }IⅣ            ハ   \
                                             /}   /   / ′ /      ハ
                                           /  リ∧/\ /}/ リ∧ /    /
                                             ∨  ミlrtュハ{ セエソ /  / /
                                           ∨  ミ乂 、    }彳彡ィ/
                                              ゞ. ミ圭>- r'⌒:::::::::.:..`ヽ
                                               Y::::r=ョf≧x:::::::::::::::::::::..{
                                            rr< ,ィ ーくヾ{ ハ:::::::::::::::::::入
                                            liレ/ :  ゞ::\_,}:::r一''、::::::∧
                                            ,」/ / i  : \:::::::{    ∨::::∧
                                        _,ィ:::{i l  l!  :  ,ト:::::ハ    ∨::::∧
                                    __/.::::::::::/乂:  |   i  {:::::::::{   ノ.:::::::::..\
                                   .ィ⌒ヾ::::::::::::イ  } i  |   |  ゞ::::::ハ /..:::::才⌒ヾ:\
                                  /  r=f )::イ__/ ノ ム      Y:::::::::://   ,イ::::::.\
                                   `⌒ .. "..:::::: : : : . .ー=≠=- ヾハ::::::::{ゝム //ノ.:::::::::::::::{










\    
  \   
   \      __  
 /{ヽ..\,.....:::::: ̄::::::::: ̄`ヽ、 
/  >''"´.::::::::::::::、__::::::::::::::::::::::ヽ、 
ヘ/.::\::::::::::::::::::::':, `   、.:::::::::::::::'., 
/.:::::::::::::\::::::::::::::::::',‐=ニミt、ヽ .:::::::::', 
::::::::::::::::::::::\::::::::::::::l  -‐、.__ヽノヽ:::l 
::::::::::::::::::::::::::\::::;::::::| ャチ''ヾt、 `ー''"´:l

:::::::::::::::::::::::::::::::\;:::::l  `ヽ. ヾ;〉     .l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::\::l           ヽ,
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:::::::::::::::::::::::;'  ,.ヽ、`ヾ \           {
:::::::::::::::::::::::', ヽ、.(`ヽ,  \       }

:::::::::::::::::::::::::ヽ、   `¨  /  \   ,...ィ'゙
::::::::::::::::::::::::::::::::::`::‐r‐ '"、    .><ム. \
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l   \,.ィ'゙  ブ   \
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l    ./\_/      \
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l   ,'           \



 \__人_人从_人_人从/

 _)                (__
  )  皇帝陛下万歳ッ!! (
 ̄ ̄)              ( ̄ ̄

  /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\

                                           \_人_人∧从_人_∧_人_从_//
                                            )                  >
                                           <   大晋万歳ッ!!!   >
                                            <                 (
                                            /^Y ̄∨ ̄∨^Y^⌒Y^YY^^Y^

                                            f¨゙!
   :┐         n /〉               <ヽ          /^〉'
    !         }”/              ,、  <`ヽ        ./:::/.,、
   ⌒!ィ        f¨゚{             <´ 'ヽ Vハ   |ヽ Y¨! |::::}イ { , -ー 、  _ /¨>  r-‐,、 <⌒!
   ::〈人_r-ー- 、_r<}| >:::: ̄:`ヽ__, - 、__r 、r=¨>‐-! /:::::}__Vヘ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くノ ̄! ./;;;;;;;;;}_, ヘ⌒',

   /:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVイ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ<! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
   :.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/  / > ¨⌒ヽ:'.  V¨¨ヒ{_. V==<:::::`ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
   \f':!::::::::::::::::::lハ:.:リ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ >イ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:'   V::::::::::{ .}  .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'

     ヾ!,、:::::::::__/_/  ヽ::::::::::::::::/|レVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ハ   V!::::::::::::::::::!:/  ./:::::::;:::Y  /^!:::::::{:ト、: |:.:.:|:./:::::
       `Y゚ ̄    _/VレvイW:::::`ー-::__/:::::::::/:::::::| ヽ  `!:::::i:::::::::::|'   /:::::::/L_|   ̄⌒¨}>ヘ}:.:.:|”::::::::
   、      f´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ .|:::::l::::i::::::|  /:::::::::|  >- ._  }}   |:.: |ヽ:::::::

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      郡臣は皆、万歳と唱えたと『晋書』『武帝紀』は記している

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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      |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.一:;:;:;:;:;:;:;ヽ
      |:;`:;ー:;:r:;一:;":;:;:;:;:;:;:;:;x彡彡ハ
     にト 、__l:;_:;_:;…" ̄彡彡彡彡:1
     弋i fニ; :  こフ  ゙`ヾ三三彡ヘ
       | __ ヽ  __    彡彡ィ }}
      ゝ"ゞト|  ,ィゞシ   ゙彡”ツ リ
        i、 ノ"|  \     彡ftイ
       :、 ̄ .!   、     彡レ\
       ヽ ー一'" ヽ     ///::::ヽ

           、_l!__ 、    .イ//::::::::::「!
          ヾニ¨ニ     / //:::::::::::刈
           __>rr‐一 ´ .イ,:'::::::::/                 ,         ..::..          ヽ ヽ
      .. ´ /  {::ゝ.   /::::::x≦ /              /. ¦    \   .:::i|     .:.      ,
                                        /.   {   :|::..... \ .:::i|     .:.:|      ′
         晋 太尉 賈充                  ./    {   :|\:_〕斗\i|     .:.:ト.:.       :,
                                     ,′.|  i{   :|i/xr笠斥:|     .:.:L:.:.:.     ′
                                       |.  |::.. !:|  笊`ヽ }:!.    .:.:| , Y.     :,
                                     :.  |:::....卜、:刈   ヤj!  ′     .:.:廴.川.     ′
                                      |.  |:::::::::!|ミ,     乂丿       .:.:._,.什:|      ,
                                       i:人::::: 弋ハ     .:;:;: |   .:.:.:|i |:| :!      ′
                                       | .:.::\::Λリ        |   .:.:.:|从乂       ′
                        .             :  | .:.::::::::〕爪     _    |    ::l:|:|::::\ `ヽ     ,
                                   {  | : :::::::::リ 价:..、'     |    :从|、;;;;;::丶       ′
                                   |  | .:.:::::::::|:::|i::|:!:i> _  ヘ |    ,′|入 `Y.       ,.
                        .             ;  | .:.:::::::::|:::|i::|:!:::::::::::::::::: ;;)|   ,′ |i.. ノ人_.       丶
                                   i  | .:.:::::::::|:人从::::::::::::/  |   ,′ |乂/ ! }ニ=-..    \
                                       | . :::::::i:|.  \> '7Λ,,/j!    人.   | -=ニニニマ. 

                                           晋 冠軍将軍 楊済

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      恐らくこの日までに、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      呉討伐の大都督の任にあった太尉賈充及び副将格の冠軍将軍楊済

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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       ______   ______  ______  ______  ______ 
       |  ____,  |   |______  |   |______  |  .|______  |   |______  | 
       |_|      |  |           / /           / /        ./ /           / /
              |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /      | ̄|/ /     | ̄|/ /  
               / /       |  ,_/       |  ,_/       |  ,_/        . |  ,_/    
            / /      //        //         //          //     
             ̄          ´          ´           ´             ´       



         ,〃 // イ  il  |l  l ' 、ゝ ヽヽ丶ヽ  iト   !   |     ヽ
        , ',' イ i  ||  | l || ! | `、、ヽ  ' ヽヽ _ .ムヽ },   !   i    ヽ
         ,' i l.| {  ll   l ! |! l l  ヾ 丶 `>ヾ 丶- 丶l   !、i  !    ヽ
      /  | ! ! l !∥ | l Lム L._  ヽ `'´, , ,-‐ュ-、.|   ト,ヾ ヽ     丶
       /  │ ' l ! l L_」'´ ,. ‐ュ-ャ、     / ヒ' さリ / l.   ! /l   ヽ    ヽ
      ,′  レ' | ト∥  lトャく 弋こハ}       ー─'"  !   |イ !   ヽ    ヽ
.     {     | l l   !iヽ  ー一´   、          ,!.   | i  l   \    ヽ
      !     j| l |   |、 ヽ         _,    ,イ!    !. !  l     ヽ          気持ちいいな
         /|| ! |  ∥ `i丶、   `  ̄      ,ィ !|    | l   !     丶
        / ,!| .l  i   |l  !  |i丶       ,. ' ! l|    | |  i      ヽ
      /   i ! l   l   || |  l}   !`iト . _, 彡 _, ヘ. i|    l |!  |         ヽ
     /     l.| !  |   || ∥  ||   | ! |>不ヽ<  ∨    !-─=二コ      ヽ
    〃      l.|i  │  !i .|l  ||_」」ィ ,イ ハヾ 丶 /    /    }    丶    ヾ
    ,'/      i ||   l   | r' ¨¨ ´  i ヽ' i ! l iヽ'" ,'   /    ノ     ヽ     ヽ

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      呉討伐の主役たる平東将軍王濬は洛陽に戻っている

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



                        ______   ______  ______ 
                        |  ____,  |   |______  |   |______  | 
                        |_|      |  |           / /           / / 
     _/´  _,_   `丶、                |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /  
   /   ^^  _____   \                / /       |  ,_/       |  ,_/
   ( ,,,r-=ニ@,ニ,,__ ヾ,,   )            / /      //        //   
   `ト,-=7 ̄ ̄  `>ェ=´              ̄          ´          ´    
    Y´ィェ,ャr-=≠ミ| |.|

    />イ!::リ`  !::リハ:::リ 
   ハ;;;;∧  、_   イ:::''      唐彬将軍も来れば良かったのにね
   \;;;;ミ;゙>,,、, ィヾ!/                                        //: : /

     `ヾ,〉ヾ∧ノ`i                                     -── ∠ _: : ̄ヽ
       ノ;;;//;;;;イ;;|                                .. .:: : : : : : : : : : : : : `: 、ヽ; 、: :\
      /;;;;;;| !;;;;;|.|;;|                             /: : : /: : : : :\: : : : \: : : ヽ__}:\: ヽ
      |;;;;;;;| ;;;;;;ハソ、                           .: : : ::/:∧:: ::i: : : : \: : : : \: : :!:.、: : :iヽ{
                                       /: /: :/:/  |: ::|\: : : : ヽ:: : : : :!: :|: :J : |
                                       ./: /: : ,i|  ',: ヽ-\: : : | : :! : :|: /: ::|: : |
                                      | : | : : !リ   \: ',  \ :!: ::|: : |/: : ::|: :/
                                      | : |; ::|     ヽ{x=z`|: : ! : :!: : : : 'V
                                      | : |:',: :| x=zx      んハ }|: ::|: : |-、: /
                                      ',: :|: ヽ! {:: ::.     乂_:ソ |: /レ'  V
                                       ヽ|\ ', 乂:ソ          |/  } /
         誰が巴蜀の兵を連れ帰るんですか           ` ,   '         __/
                                               _ ,     /|
                                            `           |/¨ヽ
                                              \ __,  ´   /  / `  、
                                                /{ \_/   /   _\
                                               / / r,.レ'    /  /    ` 、

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      論功行賞の記録を見る限り、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      他の諸将は各々の任地に戻ったようである

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



       ______   ______  ______  ______  ______ 
       |  ____,  |   |______  |   |______  |  .|______  |   |______  | 
       |_|      |  |           / /           / /        ./ /           / /
              |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /      | ̄|/ /     | ̄|/ /  
               / /       |  ,_/       |  ,_/       |  ,_/        . |  ,_/    
            / /      //        //         //          //     
             ̄          ´          ´           ´             ´       

            
 |\_/ ̄ ̄\_/|

 \_|  ▼ ▼ |_/     孫楷様。
    \  皿 /  
     (    )        孫秀様はどちらに?
     | | |.   
     (__)_)                              / / / /{  ', \ \  ヽ
                                     / /   / /、 \. \ \ ヽ、 ,
                          .          / /   { {_,.斗‐==\ 彡ヾ , ,
                                   / , / /{ .{ {    \{\ゞ\', ‐ 、 ' ,
                          .        ' / i 代 ', { /゙´だ心ヽ  ん ! i
                                 | /  / \\',  弋tソ    r'´ノ .|  ,
                                 |i.i  ! | ,ィzx、 \         i´   !  ,
        び・ょ・う・け・つ                || ', ゝ_r.弋.ソ         /|   |    ,
                                 || \ / }   '         , .|   |     ,
        察してあげてね                .ゝ   / ∧    -‐ 、    '  .! } |       ,
                                    _/__/_ヽ' 、    `  /_/´| ./ l\     ,
                          .         ,r'―‐ 、_}´ / >‐-- '´<´   .!/ /:xz=ニニニx、 ,
                                  / f二_ノ .//´ヽノ/,イニミ 、 .l ∠/ xz=ニ=x}  '
                                   |      ノ´=ニ/ / {ニニソ、:ヽ/ {={:∠/´  ̄ `ヽ  \
                                 ノ    _/=ニ/ : : |/ 〉イ i: / /{={/ニニニニニニニ}   \
                               __/、  ´/ヽ〉/ミ、:_,.ノ{ノニ/  |/ /〈_/: |ニニニニニニニ/ヽ、    \
                          .     ∧   `ゝ<ニ/:/´   /{_/}  /  , /: :∠.ニニニニニニ/   ',\     \

                                        晋 車騎将軍 孫楷



       ______   ______  ______  ______  ______ 
       |  ____,  |   |______  |   |______  |  .|______  |   |______  | 
       |_|      |  |           / /           / /        ./ /           / /
              |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /      | ̄|/ /     | ̄|/ /  
               / /       |  ,_/       |  ,_/       |  ,_/        . |  ,_/    
            / /      //        //         //          //     
             ̄          ´          ´           ´             ´       

                                            f¨゙!
   :┐         n /〉               <ヽ          /^〉'
    !         }”/              ,、  <`ヽ        ./:::/.,、
   ⌒!ィ        f¨゚{             <´ 'ヽ Vハ   |ヽ Y¨! |::::}イ { , -ー 、  _ /¨>  r-‐,、 <⌒!
   ::〈人_r-ー- 、_r<}| >:::: ̄:`ヽ__, - 、__r 、r=¨>‐-! /:::::}__Vヘ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くノ ̄! ./;;;;;;;;;}_, ヘ⌒',

   /:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVイ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ<! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
   :.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/  / > ¨⌒ヽ:'.  V¨¨ヒ{_. V==<:::::`ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
   \f':!::::::::::::::::::lハ:.:リ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ >イ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:'   V::::::::::{ .}  .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'

     ヾ!,、:::::::::__/_/  ヽ::::::::::::::::/|レVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ハ   V!::::::::::::::::::!:/  ./:::::::;:::Y  /^!:::::::{:ト、: |:.:.:|:./:::::
       `Y゚ ̄    _/VレvイW:::::`ー-::__/:::::::::/:::::::| ヽ  `!:::::i:::::::::::|'   /:::::::/L_|   ̄⌒¨}>ヘ}:.:.:|”::::::::
   、      f´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ .|:::::l::::i::::::|  /:::::::::|  >- ._  }}   |:.: |ヽ:::::::

                                                     / ̄ ̄ ̄\
                                                   ../ _, 、_.  \

                                                  / (● ) (● )  \
                                                  |    (__人__)     |
         しかし、孫皓みたいな悪人は、                       \   ` ⌒´     /
         見せしめとして斬った方が良かったと思いますお            〆~\       /ヽ
                                                /:::;;;、:::::::i::ヽ`介´/::::i::::::::::ヽ

                                               <:::::::::::<|:::::::l::::ヽ| | i::::::7;;;;;;:l::::}
                                               . \::::::::\:::::\;;;i,,/:/:::::::::i:::::{


             _jT冖…ー 、
        /7r' ̄⌒ 、  ヽ ヽ
          /丨レ':で¨丁ヽ   ヽ. ヽ
         , /´:::_;:ニ='-‐1i i、 i i l
        ハ{;ィi、、  jiム斗li¦ | |l|
.       { i !仏込. /斥:升!l|∥ !l|
.      |iヘ{トxく:ハ!    川|从ソリ
       l lヽゞ》、丶_ _ レ//_j」ル′
        ヽVWハ>,、  フ´   {            陛下は寛大なお方だから
        ヽ>ヘ⊥-'^ ´}_,. -┴i
              r一'´ --、_」
              ,√}/       ,ヘ.
             j/ /「    ゝ、 }   }
         ,ノ/_〈⌒.へ Y:,ハ 亅

           / /_,.:'::::}く::::rリ レ::::! _j
.      _/ ∧:;::;::;::|    l::::::7′
      `ヽノ ∨//|     l::::;イ

                                                   / ̄ ̄ ̄\
                                                 ../ _, 、_.  \
                                                / (● ) (● )  \
                                                |    (__人__)     |
               度が過ぎるような気がしますお              \   ` ⌒´     /
                                                〆~\       /ヽ
                                              /:::;;;、:::::::i::ヽ`介´/::::i::::::::::ヽ
                                             <:::::::::::<|:::::::l::::ヽ| | i::::::7;;;;;;:l::::}
                                             . \::::::::\:::::\;;;i,,/:/:::::::::i:::::{

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      今回の結びとして、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      『晋書』『武帝紀』にある唐の太宗李世民の言葉を借りたい

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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       ______   ______  ______  ______  ______ 
       |  ____,  |   |______  |   |______  |  .|______  |   |______  | 
       |_|      |  |           / /           / /        ./ /           / /
              |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /      | ̄|/ /     | ̄|/ /  
               / /       |  ,_/       |  ,_/       |  ,_/        . |  ,_/    
            / /      //        //         //          //     
             ̄          ´          ´           ´             ´       


                                            f¨゙!
   :┐         n /〉               <ヽ          /^〉'
    !         }”/              ,、  <`ヽ        ./:::/.,、
   ⌒!ィ        f¨゚{             <´ 'ヽ Vハ   |ヽ Y¨! |::::}イ { , -ー 、  _ /¨>  r-‐,、 <⌒!
   ::〈人_r-ー- 、_r<}| >:::: ̄:`ヽ__, - 、__r 、r=¨>‐-! /:::::}__Vヘ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くノ ̄! ./;;;;;;;;;}_, ヘ⌒',

   /:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVイ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ<! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
   :.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/  / > ¨⌒ヽ:'.  V¨¨ヒ{_. V==<:::::`ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
   \f':!::::::::::::::::::lハ:.:リ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ >イ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:'   V::::::::::{ .}  .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'

     ヾ!,、:::::::::__/_/  ヽ::::::::::::::::/|レVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ハ   V!::::::::::::::::::!:/  ./:::::::;:::Y  /^!:::::::{:ト、: |:.:.:|:./:::::
       `Y゚ ̄    _/VレvイW:::::`ー-::__/:::::::::/:::::::| ヽ  `!:::::i:::::::::::|'   /:::::::/L_|   ̄⌒¨}>ヘ}:.:.:|”::::::::
   、      f´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ .|:::::l::::i::::::|  /:::::::::|  >- ._  }}   |:.: |ヽ:::::::

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      天と人との功が相成るかな

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



             に厂く之、         \`マう  rっrっrっrっrっrっrっrっ
               厂に}   く辷く辷く辷く辷_,/ ̄/`⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
.              |⌒に}       _>-┴く   {二¨¨¨´ ̄ ̄           }
             / に/ ┌<  ̄ ̄}      }─く\こ>こ>こ>こ>{7〉    /
.           /    く廴 _」> \_ノ`⌒⌒7ノ    に\       〈/   /
        {こにに> ´              ̄ ̄ ̄ にノ\     {_}   :|
            /       /      /            にノ\   {_,|  ∠こ>こ>こ>┐
.           /      /      ′              にノ\{_ノ/       /
.          ′ .:    /       |     /        `⌒´ ̄く\     /
           {   {    {   {  |/|    ′     }    }    ∨7´く\   /
            )ハ八   :.   :.  |`    :|     .:   ′ / }/ /⌒l─′
            〈   \  :.  :|ィ\|=ミ\   :| l|  /  /  /  ノ/    ′\
           〈 \   \ノ\| しi:刈  \人八/ )/  / ,′ ′   /     }
.           〈 \ \ ,/⌒ヽ| V_ ノ     ィ==ミ 厶ィ  /  /    /. -─-ミ
           〈 \ \ {ニ=- :|     ,        ノ |/ノイ /  //       }
            \ \ /⌒ヽ八          /´ ̄ ̄ ̄〕 l/ //     _,.  '′
             〔 \__{ニ=- }{ \   F-- 7  { /⌒厂 ̄/    _.. <~´ )
.             `¨)ノ `¨)ア´ `)ア>   ̄    /   〈 / ̄ ̄\ /    } 〔__
                   / ̄ ̄ ̄>「 ̄/{   / {\ /二}}     _.ノ   }
.              -‐/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\廴 / | | :厂 八  `¨¨7´ ̄ ̄   }   ′
.             |  | | ̄ ̄ ̄ ̄\,厂/ /| | {    \_ 廴___,ノ _/_
.             |  | |          {__/V  | |  \     |\__ ノ  〔 \ノ_
.            _人/ :| l   ,/     /ハ ∨:| |:    Y⌒ヽノ   \     }   \ノ_
  _...  -‐      {  | |  /   //∧ V| |    {  く    ( ̄廴__彡′    \ノ_
/               / //   // / ∧ l| |    \ `¨¨¨¨´ }  /          \ノ_
             \二二二/  / / | l| |      {ノ\____,ノ/           \ノ_
             /    / /   / /  :| l| |      八   \                \ノ_

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      覇王の業は大いなるかな

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
|                       |::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|         おしまい         |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
|                       |::::::::::::::::::::::ヘ_
|_____________________ |:::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、

          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|
            | |     >-、\!  !/::,-<            幕間は今日の昼か夕方に投下予定。
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!          .お疲れ様
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::| 
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::|
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
            |::::::::::::::::/  /    !:::::|::::::::::::::::|:::::::!
           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

【幕間】

             に厂く之、         \`マう  rっrっrっrっrっrっrっrっ
               厂に}   く辷く辷く辷く辷_,/ ̄/`⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヽ
.              |⌒に}       _>-┴く   {二¨¨¨´ ̄ ̄           }
             / に/ ┌<  ̄ ̄}      }─く\こ>こ>こ>こ>{7〉    /
.           /    く廴 _」> \_ノ`⌒⌒7ノ    に\       〈/   /
        {こにに> ´              ̄ ̄ ̄ にノ\     {_}   :|
            /       /      /            にノ\   {_,|  ∠こ>こ>こ>┐
.           /      /      ′              にノ\{_ノ/       /
.          ′ .:    /       |     /        `⌒´ ̄く\     /
           {   {    {   {  |/|    ′     }    }    ∨7´く\   /
            )ハ八   :.   :.  |`    :|     .:   ′ / }/ /⌒l─′
            〈   \  :.  :|ィ\|=ミ\   :| l|  /  /  /  ノ/    ′\
           〈 \   \ノ\| しi:刈  \人八/ )/  / ,′ ′   /     }
.           〈 \ \ ,/⌒ヽ| V_ ノ     ィ==ミ 厶ィ  /  /    /. -─-ミ
           〈 \ \ {ニ=- :|     ,        ノ |/ノイ /  //       }
            \ \ /⌒ヽ八          /´ ̄ ̄ ̄〕 l/ //     _,.  '′
             〔 \__{ニ=- }{ \   F-- 7  { /⌒厂 ̄/    _.. <~´ )
.             `¨)ノ `¨)ア´ `)ア>   ̄    /   〈 / ̄ ̄\ /    } 〔__
                   / ̄ ̄ ̄>「 ̄/{   / {\ /二}}     _.ノ   }
.              -‐/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\廴 / | | :厂 八  `¨¨7´ ̄ ̄   }   ′
.             |  | | ̄ ̄ ̄ ̄\,厂/ /| | {    \_ 廴___,ノ _/_
.             |  | |          {__/V  | |  \     |\__ ノ  〔 \ノ_
.            _人/ :| l   ,/     /ハ ∨:| |:    Y⌒ヽノ   \     }   \ノ_
  _...  -‐      {  | |  /   //∧ V| |    {  く    ( ̄廴__彡′    \ノ_
/               / //   // / ∧ l| |    \ `¨¨¨¨´ }  /          \ノ_
             \二二二/  / / | l| |      {ノ\____,ノ/           \ノ_
             /    / /   / /  :| l| |      八   \                \ノ_

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       .皇帝司馬炎は万事に寛大な人物である。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      それは今回の話で紹介した

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .王濬への措置や孫皓の処遇を見れば理解してもらえるだろう
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`              ただ、この寛大さを
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ-              どう評価するのかは人それぞれだ。
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ 
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ           『三国志』『孫皓伝』にある孫皓への評を紹介したい
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、 
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`

【孫皓への評価@『三国志』『孫皓伝』】
┏──────────────────────────────────────┓
 孫皓が刑罰を濫用した事により、落命したり配流された者は数え切れない程に達するだろう。

 その群臣は全て恐れ憂いて、
 皆が日々の命を全うしたいと願い、朝には夕の生死も計りかねるといった様子だった。

 熒惑星や巫祝たちが、さまざまに兆しを示したのは事態の切迫を伝えるためであった。
┗──────────────────────────────────────┛

      /   // .::::::::::::`:ト、 〉      __ |
.   / _   イ.::::/:::::::::::∧l<       / l〕ト
  <´  /:::::::i:::∧::::::::::::/  、:::::\     | |i |圦\\
   ヽ '::/::i::l/  \::::::l    \::::}\_,| |i || |.\丶ヽ
.   人{/:::::|/=='  \| ==ミ∨::::::::::::| lj || | | ゝ-'′
  〈/∧::::⊂⊃         ⊂ニ⊃::::::八_,ノ| | |
   // 〉::::{               |::::::::::::::::::::::| | |
.  〈/ l:::/l:\, ‐y‐ 、      !:::∧:::i:::::::∧|/      まさか、本当に長江が氾濫して呉が滅びるとか
.      j厶l::::/   、   }_   イ|:/、∨:::::/ }
     /   ∨ ノて/⌒ヽl.   jリ′ ヽ::::/
   八   {  ゝ-'{   }  /′,_,  i/
.    `トイ`ヽ _ >-、 \(  ´⌒` |

   <人人  / /  l\ \ 、   ノ                          /\___/ヽ
                                               /''''''   '''''':::::::\
                                            .   |(●),   、(●)、.:|
                                              |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
                                            .   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
       真田●、父上が出ていた頃は面白かったですよね         \  `ニニ´  .:::::/
                                            ,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、
                                            :   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
                                                |  \/゙(__)\,|  i |
                                                >   ヽ. ハ  |   ||

┏──────────────────────────────────────┓
 昔、舜帝や禹王は、自ら耕作に従事するなど、至聖たる徳を備えておられた。

 それでも群臣に対して、「予が誤った時は、汝らが助けよ」と宣言し、
 正しい言葉を申し述べた者に対しては拝礼をし、常に己の過ちを正すべく努めたのである。
┗──────────────────────────────────────┛











        / ̄ ̄ ̄\
        /        \
     /  ─   ─   ヽ
      |  (●)  (●)   |
     \  (__人__)   __,/
     /  ` ⌒´    \

   _/((┃))______i | キュッキュッ キュッ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/  /_________ヽ..  \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

┏───────────────────────────────┓
 まして孫皓は度し難い悪人で、
 欲しいままに暴虐を働き、忠義から諌めた者を誅殺し、
 讒言によって諂う者を取り立て、民を苦しめて淫乱奢侈を極めたのである。

 当然、彼を斬首刑に処して、全ての人々に謝罪するべきであった。
┗───────────────────────────────┛

                                            .   i ! .
                                        . :    ,ノ キ、 : .
                          -----‐=========´,.  , ==

                   ;;;;;;;;;;;;;;;                   ,./  !|l´. :
                      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;                    ,.r'.::1   i l|
                  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;               ,.r'´:::::::;!  i |l
                 ;;;;;;;;;;;;;:::::::ィ;;;;;;;;            ,r.':::::::::::::i   l' l|
                    ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;          ,.-'´::::::::::::::::;r'゙  ,' .|l
               ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;        ,.r'´::::::::::::::::::::::::i   / ll
              ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;      ,.-'´:::::::::::::::::::::::;:- '゙   /  ll
             ,ノ ;;:;:;::;:;:::::::::::::::::::::::     ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::/   /  .l!
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            ,}'´    /:::::::::::::::::::::::::-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;f´    ,'     .!
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          /    ,i゙     ,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::;f´       /
         /     !   ;-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;:- '゙       /
         /    ./. ;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;ノ      ,. '´                __
        ,/     ./-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ´      , '´        _l.       ‐ .:::/:::::::.`ヽ
        ,ノ    ,r:'´:::::::::::::::::::::::::::::::;ノ ̄     , -'´       .   \     ./.::::/`ヽ、.:::::::..ヽ
                                       .   <   /.:::/     ヽ、i:::..ヽ
                                          /    .l.::::lノ    `ヽ   !.:::::.l
                                                  !.:::l○    ○ u '´ヽ::!
                                               l.::::l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ノ:::.!
                                             /⌒ヽ」,;:::l   ゝ._)   j /⌒i:.|
                                           \ /:::::/ >,、 __, イァ/  /:::l
                                     .        /:::::/   ヾ:::|三/::{ヘ、__∧:::!
                                            `ヽ<     ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::

┏─────────────────────────────────┓
 しかし、死罪を許す詔を受けた上、
 帰命侯に封じられる優遇が加えられたのは、
 天子の広々とした恩徳と言うよりは、度の過ぎた寵沢だったのではないだろうか。
┗─────────────────────────────────┛

         , -――‐-v冖v-―――- 、
        く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|
       rクヘ:/  ,    ,  ヒr┬- 、: :/                 __
.      rク : :/   /   l |  厶:ヾ、:_:》 :\              ‐ .:::/:::::::.`ヽ
      K_:_:/  / ,′  l |l  | 厶 : : : : /              /.::::/`ヽ、.:::::::..ヽ
        /| l/| レ1  / lメ、_/l  l|ヽ、/ヽ、          /.:::/     ヽ、i:::..ヽ
.       / l |イ ⌒| / /⌒ `7 リ=ミ__〉            l.::::lノ    `ヽ   !.:::::.l
.     厶イ>l | ●  ′● /| /ヽ、`二}              .!.:::l●    ●   '´ヽ::!
       く// ,小⊃ 、_,、_,, ⊂⊃=<|  \            l.::::l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ノ:::.!
       {_{_fて(ヘ  ゝ._)  ィ /⌒i } 匸´        ./⌒ヽ」,;:::l   ゝ._)   j /⌒i:.|
       /⌒ヽ__>,、 __, イァ/  / ` ̄        \ /:::::/ >,、 __, イァ/  /:::l
       \ // : : :_:_∨_:__: :ヘ__∧     .        /:::::/   ヾ:::|三/::{ヘ、__∧:::!
         // : : { {:r介、: :}}:ヾ:::彡'            `ヽ<     ヾ∨:::/ヾ:::彡':::::

                                           f¨゙!
  :┐         n /〉               <ヽ          /^〉'
   !         }”/              ,、  <`ヽ        ./:::/.,、
  ⌒!ィ        f¨゚{             <´ 'ヽ Vハ   |ヽ Y¨! |::::}イ { , -ー 、  _ /¨>  r-‐,、 <⌒!
  ::〈人_r-ー- 、_r<}| >:::: ̄:`ヽ__, - 、__r 、r=¨>‐-! /:::::}__Vヘ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くノ ̄! ./;;;;;;;;;}_, ヘ⌒',

  /:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVイ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ<! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
  :.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/  / > ¨⌒ヽ:'.  V¨¨ヒ{_. V==<:::::`ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
  \f':!::::::::::::::::::lハ:.:リ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ >イ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:'   V::::::::::{ .}  .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'

    ヾ!,、:::::::::__/_/  ヽ::::::::::::::::/|レVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ハ   V!::::::::::::::::::!:/  ./:::::::;:::Y  /^!:::::::{:ト、: |:.:.:|:./:::::
      `Y゚ ̄    _/VレvイW:::::`ー-::__/:::::::::/:::::::| ヽ  `!:::::i:::::::::::|'   /:::::::/L_|   ̄⌒¨}>ヘ}:.:.:|”::::::::
  、      f´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ .|:::::l::::i::::::|  /:::::::::|  >- ._  }}   |:.: |ヽ:::::::



        / ̄ ̄ ̄\
        /        \
     /   ─   ─  ヽ
      |   (●)  (●)  |
     \   (__人__) __,/               ま、要するにだお
     /   ` ⌒´   \

   _/((┃))______i | キュッキュッ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/  /_________ヽ..  \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



           / ̄ ̄ ̄\
         / ─    ─ \
       /  (●)  (●) ヽ
        |    (__人__)    |
        \   ` ⌒´  __,/
        /            \              慈悲はないお
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  トン
    _(,,)    死  刑   (,,)_
    /  |            |  \
  /    |__________」   \



───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      『三国志』において、陳寿がここまで酷評したのは孫皓のみである。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      そして、晋王朝に関する記述を極力避ける陳寿が、

 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      皇帝司馬炎の治世に物申す珍しい場面と言えるだろう。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .陳寿に限らず、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .当時の晋の朝廷で同じように考える人がいたのかもしれない
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
|                       |::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|          孫盛曰く         |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
|                       |::::::::::::::::::::::ヘ_
|_____________________ |:::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、

          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' "
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ// 
            | |    >:´|、  -  ,|`:<          この件に関して、
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|          裴松之は東晋の孫盛の意見を紹介してくれる
            | |     >-、\!  !/::,-<
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、 
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::  
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::|  
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::|  
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|  
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::| 
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l

【孫盛さんの意見】

       _____
       、___>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
       _..:::彡⌒.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ __
   ー ≦、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
   <:::::::::__: ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ.

     > /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:/彡イ气:::::::::::::::ヘ.
   /:/:::::::::::::::::::///;イ:////:/´     `ミ::::::::::ヘ
   /___::ノ:::::::://77メく_/ //:/    _  ミ:::::::::::::l
     /クハ::://///_,,/≧/´/ ..,≦´  `ヽミ::::::::::::!

.      / 〉!/ハ! イ'ひゾ /: / / イろ心、  ハ::::::::/
        //ル !  ` ̄'/       ゞー"ノ  ハ:::::/
        ヾ に!        };.       ムわ/
         ヽい         ´:ソ       /ノ:/′
           ー',       _____       んソ        孫皓の罪は逃亡した賊の罪に該当し、
           ヽ   ´     `    :/´          .暴虐は桀王・紂王に勝っていたと言えるだろう。
          __|\   `"     / 
.          /  |  :ヽ        .イ:!`ヽ          .その首を斬り落として白旗の先に掲げても、
.       , イ   .:.j  : : : :ー: ´:.:.:.:.:.:! / |          .罪無くして殺された人々の魂に謝罪するには足りない。
      / __ ..:/イ         /  |
    /_/ /⌒)/:.:.l         __/:    L___,、_       その居住していた建物を打ち壊して池にして、
     ,..<イ⌒/:.:.:.:l       / :/:|  /ー:、        その身体を社で殺したとしても、
  ., < >イ :/:.:.:.:.:.l:__    / :/ .:i  /  / ̄`ヽ、    .その残虐な行いを償うには不充分だった
<::>"´  .,.:/_ :.:.:.:.l   ヽ .:./ :/ .:/| :/  /:.:.:. . .  ` ー
"´     .:/  !\ :.:.l    / // :|/  /:.:.:. . . . .
      ..:/   :!:.:.:!\ヽ / // /
     .:/    !/!__ :/://  /
   . .:/    . ィ´  ∨:.:/   :/
   .:/   ノ  ヽーく_:./     :/ r――<___

         晋 秘書監 孫盛






     _..ノ:イ:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::ヘ
        /::::::/ ::::::::/::::|::::::::彡イ气::::::::::::::::::::::::',
.      /::::::/:::::::::/:::::::|:::::|´    `ミ:::::::::::::::::::}

      /:::/!::!:::::/:::i::::::|:::::!   __ ミ:::::::::::::::::;
.     //  |:从:升┼Ⅵ::::|  ´r__-  ミ::::::::::::/
.         iハハマ弋外ヽ!   ラ弋夊フ .!/⌒Y               .ところが晋の朝廷は、
.         i  ! i ` ̄   }     ̄´  { 込 !               .高位を与えて孫皓を優遇し、
                    ノ         __ ィ′              しばしば立派な品物を下賜している。
.              '、   ヽ 、      /|::/
              、  、__ __,.      レ                 これは天の与える罰を謹んで代行し、
                   \  ―    /  [___                罪ある者を討伐して、
                / 、____/    ノ^ハ               .人々を救うのに心を砕く道義に外れる。
              八 {     __/   ∧
               /  >{   厂          〉、_           .だから、反逆者は懲らしめられず、
            _ .イ  /!   { ヘ      / 、_ `    __      大悪人が世に蔓延る事が分かるんだ
      _ -- _  !/ ム__」  、   /      ― _ `丶、
   ,  _ -‐        ヽ::/     ` ´               丶、 ヽ
.   //           0 l|  7                       ハ
  /                リ /                      ∧
 , | !             | /                     /   ∧
 !  l |          /  ,                       /     :
.!  、 l             ,  :                    ! /       i
. j   ∨              |   l                    |          |


       _____
       、___>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
       _..:::彡⌒.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ __
   ー ≦、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
   <:::::::::__: ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ.

     > /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:/彡イ气:::::::::::::::ヘ.
   /:/:::::::::::::::::::///;イ:////:/´     `ミ::::::::::ヘ
   /___::ノ:::::::://77メく_/ //:/    _  ミ:::::::::::::l
     /クハ::://///_,,/≧/´/ ..,≦´  `ヽミ::::::::::::!

.      / 〉!/ハ! イ'ひゾ /: / / イろ心、  ハ::::::::/
        //ル !  ` ̄'/       ゞー"ノ  ハ:::::/
        ヾ に!        };.       ムわ/     .『詩経』に曰く、
         ヽい         ´:ソ       /ノ:/′     「あの他者の悪口を言う者を捕らえ、豺虎に食わせろ」
           ー',       _____       んソ 
           ヽ   ´     `    :/´         他者の悪口を言ってそうなるのなら、
          __|\   `"     /          僭上暴虐を行う者に対してなら、勿論そうなるだろう。
.          /  |  :ヽ        .イ:!`ヽ
.       , イ   .:.j  : : : :ー: ´:.:.:.:.:.:! / |         それに加えて、
      / __ ..:/イ         /  |         孫皓は軍勢が間近に迫って初めて命乞いしてきた。
    /_/ /⌒)/:.:.l         __/:    L___,、_ 
     ,..<イ⌒/:.:.:.:l       / :/:|  /ー:、       .恩赦が与えられるような罪でないのは明らかだし、
  ., < >イ :/:.:.:.:.:.l:__    / :/ .:i  /  / ̄`ヽ、   三度まで罪を見逃す道理も通用しない状態だった
<::>"´  .,.:/_ :.:.:.:.l   ヽ .:./ :/ .:/| :/  /:.:.:. . .  `
"´     .:/  !\ :.:.l    / // :|/  /:.:.:. . . . .
      ..:/   :!:.:.:!\ヽ / // /
     .:/    !/!__ :/://  /
   . .:/    . ィ´  ∨:.:/   :/
   .:/   ノ  ヽーく_:./     :/ r――<___


                  ----
               ...::i〔:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i〕iト
              :i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\
         /⌒i:i:i:i:i:iア"""`ー≠i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
       /i:i:i:i:i:iア"     `ー≠i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
       /i:i:i:i:iア゙  x≠"⌒  ^⌒{i:i:/⌒ヽi:i:}
      ′i:i:i:i:\   汽苡     `^ (ノj}}i:i:}
      Иi:i:i:i:i{=ミx   ^´          {ノ /i:i:i}
        {^{i{^:i汽リ             くi:i:i:i′       例え、情勢を見た上での便宜的な策だとしてもだ。
        { Ν 小〈 、              ′ `ー{
           {∧`    -=ア     /    ',        孫皓を許す事には賛成できないな
                ー        /     /⌒
               \       /   /     〉
               \    "    /    / 〕ト
                  `¨´  〉辷彡'    / 」┐"   〕iト
                     }ハ^V    /   /乂  jI斗
                       /}i:i:i:i∨ /         Y
      r 、ミ  ___       //i:i:i:i:/ ´      / /
     /_] ┘} [ 」′   __./ }:i:i:i:i/         /  .′
   /7 :|   | |   |    { ハ/i:i:i:i:′      ′ /
   / { .:|   | |   |´ ̄`{ ゝ\i:i{         {   /
                                              /.:.:.:.:.:.::.:: : : : : : :: : ::ヽ、
                                              :.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:. ;: ::.ヽ
                                              ::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ.
                                              : :: !.:.:. ||/--l/ |ノ--l:.: .:.lヾ、
                                              : ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/
      孫盛の意見に対して、裴松之は何も言っていない。         Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
                                                 \ヽ、 _ , イ!::/
      彼も陳寿や孫盛に肯定的だったと思われる               ./ ヽ{  ト、ヽ l:′

                                               ∧\  マ三ソ| .\
                                              ./: : \\ ヾ-〃 ..∧
                                              l; : : : : \\.り/: : :i
                                              i: : : :: : : : :|<V>| : : : !


                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`              案外、後世の史家からの評判は悪かったようだ
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ-
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ 
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、     
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
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                        _...._


_________________ィ‐' ̄`ヽ
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|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|         おしまい         |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
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          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|   
            | |     >-、\!  !/::,-<            罪の深さでは、孫皓>劉禅というお話
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::| 
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::| 
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           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
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>>179

>例え、情勢を見た上での便宜的な策だとしてもだ。

孫盛が言ってるこの部分も、その辺りを指してるんだろうけどね。
それでも処刑すべきだった、と言われても仕方ない過去の所業が伝わってるからね…

>>180
第36話でチラッと出てたな>孫チン伝に寺壊したり僧侶斬ったりの話

正史で仏教について触れてるのって、たぶんこの孫綝の逸話と、後漢末期に仏教軍団を率いた笮融しかないと思うけど
両者の間の70年ぐらいに何があったかはよくわからないよね

>>181
ただ、裏を返せば「孫晧を斬って抵抗する連中がいたら、徹底的に殲滅すればよかった」という意味でもある。
呉の遺臣への嫌味でもありますね。

>>183
あと当時「仏教を始めたのは実は老子で、西に去った老子が浮屠(仏陀)を教化した」
という説(老子化胡説)があったのが、『魏略』「西戎伝」の記述でわかります。

こういう説が出てくるのは、それなりに脅威としてみられていたからかな、と。

マニ教の場合は中国で布教する際にはブッダと類似性を強調したり
その西晋時代の「老子化胡経(ブッダは老子の末裔としている)」に
唐時代に加筆して老子の予言として
「450年後、私(老子)はバビロニア(蘇隣国)の宮廷に降下して、太子として誕生するだろう。
家族を残して道に入り、出家して末摩尼(マール・マーニー)と称するだろう。
マーニーから450年後、私の教えは西域からやってきて、儒教・道教・仏教は再び私に帰一するだろう」
としているそうな
マニ(216?-277?)だからほとんどこのスレと同時代だな

上でも「反面教師」って書き込みがあるけど、
司馬炎の寛大さは「魏の時代・三国時代は反面教師。真似してはいけない治世」て考えてのことだったんじゃないかな
この時代あたりは結構「前王朝の歴史は反面教師」という思いが強い感じがする
曹操や劉備「後漢は反面教師」
西晋「魏は反面教師」、
東晋「呉や西晋は反面教師」というような




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Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
   \ヽ、 _ , イ!::/             5/27(土)23:00頃より投下開始
  / ヽ{  ト、ヽ l:′    
 ∧\  マ三ソ| .\
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        ,.ノ-.ミヽ、     /   (;;;;;ヽ

.        / .::::::::. ヾ、 ,,.-'7   ,,.-''´: ̄:ヽ_
       ./ .::::::::::::. ソ´ッ'´  /::::      ヽ
.       / .::::::::,.-'7´::/ /::::     ,.    ヽ
      ノ :::::/:::::{:::::/  ./:;::::: / ., // l ,    .ヽ
.      |//'::::::::λ〈 ,-‐l:::l:::,:::::| ト/|、||: |: , ., ヘ.|
      、.''::::::/::ハミヘ| /'|l|:::|:::::|::|ト|l-l.|ミλ ,| l ,,l.'           「やる夫が正史を書くようです」第六十三回。
     l゙ ::::/::::/  ヽヘ.\'|::||::::;:N '゙ {'i` |/,/ソ'l/
     ノ::/::::::/    ヾ._ `l:|ヘ:ト,,,_,    '、               .天下統一其の拾、ですね。
    //:::::;/      _`ヽ,|::l:ト  .|   /
.   /':::::::;:/       .'、`゙`ミ|l::ト.、_l  /                 >>1は投下中にレス返しをしませんし、
.   /.::://        |`゙゙゙''ヘ:::ヾゝ`´|                 .先の展開のネタバレ行為は禁止されています。
  /.:/':::::l        ._ノッ-‐.''''ヽ、:ヽ、|:ヘ 
  / //::::|       .///;;;;;:::::::::::::: ヽ、:\ト-.、              なお、「竹林の七賢」は、
  |' ./:::::|      .i.''//;;;;;;;;:::::::::::::::::::: ヽ:::::ヽヽヽ    ._,,       .東晋期にできた言葉なので悪しからず
  | ::|::l::::|      'ソ|';;;;;;;;;;;::::::::::::::;//ヘ\::ヘ´   ,.-''.ノ-‐- ..,,_
  ヘ::|:|::::ヘ      ,.|_,,,..-=-..,,,_//   /l::}ヽ:ヘ.,、ノ- く  -'''-‐.'
.  ヾ、l|:::::::゙''‐---‐:'´''_:二`,''-.、 '   .、 ,./ `}'_,.-゙}:':::::::::;;;;ヽ_,_..-‐--ミ、
   ゙ヘ._ ::::_;;: -‐''´ ヘ ,,_`る  ''―-,.〉 l {,.ソ,ヽ::::::;;;;;. 〉 ヾ
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     `゙ミ≡=-‐    .l i.、. ヽ     〉'´   ./、 :/
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|      呉支配強化月間       |:::::::::::::|  ゝ::::|
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          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//             太康元年の五月。
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|            晋の朝廷は、
            | |     >-、\!  !/::,-<            呉の人士への施策を矢継ぎ早に繰り出している
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::! 
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::| 
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::| 
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
            |::::::::::::::::/  /    !:::::|::::::::::::::::|:::::::!
           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

【紀元280年5月 晋首都 洛陽】







        , -――‐-v冖v-―――- 、
       く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|

       rクヘ:/  ,    ,  ヒr┬- 、: :/
.     rク : :/   /   l |  厶:ヾ、:_:》 :\
     K_:_:/  / ,′  l |l  | 厶 : : : : /
       /| l/| レ1  / lメ、_/l  l|ヽ、/ヽ、
.      / l |イ  | / /  `7 リ=ミ__〉
.     厶イ>l | ノ  ′`ヽ /| /ヽ、`二}
      く// ,小  ●    ● ll=<|  \           蜀討伐の例に倣って、
      {_{_fて(ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃彡} 匸´           呉の重臣たちにも相応の官位を与えましょう。

       ` ̄ ,.> ,、 __,  イァヽ             
         〃: : : :_:_∨_:__: : : : :ヽ              今は呉の人たちの心を掴むのが第一なの
       ___/((┃)) {:r介、: :}}: : :_:ノi|_ ガリガリガリガリッ

      / /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ、  \       
    / /__________ヽ   \      

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .司馬炎が孫皓を引見するより前、
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .晋の朝廷は呉で声望の高かった者を才能に応じて抜擢している。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .『三国志』『薛綜伝』と『晋書』『陸喜伝』の記述より、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .孫皓に随行していた薛瑩・陸喜ら十五人に晋の官職を与えたようだ。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .かつて、蜀の宰相格だった
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .董厥・樊建を散騎常侍に任じて厚遇したのと同様の事例だろう
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵


    ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,

        / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'" 
       ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
      _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',  
    / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ',      まさか、俺が一番最初に叙任されるとは思わなかった。
  ./  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |
 〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: |      そういうのは、
  .',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ!      .お前さんの方が相応しいんじゃないか?
  .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
   .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ 
    \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、
                          .          /::::::::::::::::::::::::::::/ |:::: | -‐∨:::::∧:::::::::::::::::::::::::::ハ
         晋 散騎常侍 薛瑩             ′:::::::::::::::::::::: / |:::::リ    \:::::ヘ::::::::::::::::::::::::::::::l
                          .           i:::::::::::::::::/:::::::/  l:::::;       \:::\:::::::::::::::::::::::::l
                                   |::l ::::::::::/:::::::/   |:::/  ,≠ ,千㍉ト::::\::::::::::::::::::::!
                                   |::|::::::: /::::::; '=ミ、l::/     {:刈 :|::::::> .::::::::::::::|
                                   |::Ⅳ::/:::::メ、 {;ハ :/      Ⅵリ :|::::::::::::::|:::::::::::::: !
                                 .八:{ V::/:ム  Ⅵ!         ¨´ |::::::::::::|::::::::::::::::l
                                   `/\Y:ム  ゞ ′        ::::::::::::::リ:::::::::::::::::!
     この国のお偉いさんは、                   |::::::l            ,::::::::::: /:::::::::::::::::::|
     薛瑩殿が呉の第一人者と思うとるんやろ         .|::::込、    -、     ,::::::::::::/::::::::::::::::::::::|
                                         |:::::::::::::> .    ,. <,'::::::::::/::::::::::::::::::::::: |
                                         |::::::::::::::::::::::::::::::ニ´   /:::::::::/::::> .::::::::::: |
                                         |:::::::::::::∧::::::::::::/l /:::::::::/_ --___\:::::::::|
                                         |:::::::::::/ ∨::/ ,.::/:::::::::/ > ´-    ヽ::::|

                                           晋 散騎常侍 陸喜

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .陳寿は、『三国志』『薛綜伝』に
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .呉の遺臣の中で薛瑩が最も早く叙任を受けたと記している
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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            ┴――-  _」_

           /´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y⌒iヽ、__
       fヽ7.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从 :j  _)}〕
      iア'.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:__j_:.:.ヽ:.:.:.:`´.:.:.ー'.、

   _,ィ.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:´:.∧:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧

      7.:/.:.‐∧:.:.:.:.:.: /イ示ミx:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
      |:.j:.:.:.:f,zx、:. /イ  iトrイ}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧一
     V|;.:.:.:|{ irハ/   ゝ- '!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、

   ー=彡ヽ:ハ ー '        |:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.从       陶濬も散騎常侍に任命されました
     /:/.:.:.:.:.i   ,ィ= ┐ j:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. ,イ/
      !イ.:.:.:Y. ヽ.  ヽ __ノ /.:.:.:,イ/イ/
     |/レゝ ' >  __ ィ;!.:/ ̄:ヽ
            /⌒`丶、: : : : :∧

               /        \_ : : ∧
           i          ∨: : : :\

        晋 散騎常侍 陶濬                    ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,

                                            / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'" 
                                           ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
                                          _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',  
                                        / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ', 
                                      ./  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |
          お前の所も丹陽の名門だしな         〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: | 
                                      .',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ! 
                                      .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
                                       .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ 
                                        \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .陶濬も散騎常侍に任命された一人だった。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .『隋書』『経籍志』に
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .薛瑩と共に晋の散騎常侍陶濬として名前が残っている。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .官職を授けられた十五人の一人であり、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .薛瑩・陸喜に匹敵する扱いを受けたと見るのが自然だろう
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



           ,. -― - .,

        , ィ ´       `  、
       /              \
      j  i   /       {    ヽ
       ノ  !、,く ,ィニニ二`_ ノ     _ハ
     ヽ`≧。}-}くヽー゚―ィ´_    ´r、ヽ
      }、ライ/::::} `ー-‐ "    くニ、} i

        {  i f::::::ヘ、        ノ  {r‐ ノ
      ヽ ハr==ー`ヽ  r'   ,_/!          私は尚書郎に任命されました。
       ハ´:i:i:i:i:i:i:i:iハ:i:iハ  !    i   i
       イ:f 二二  ヽ:i:i\   j   |          こう見えて、お二方よりは若いですからな
        i:i    ヽ  〉:i:i:i:ヽ/   i
        j:i、_/\_/:i:i:i:i/      !
      /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/´ ムェィ==、f-、

      `ー-ュ-----≧rィf"´///////! {/:.\
        f≦、rイ7/> ´ j/////、_ノ/:.:.:.:.:.:\                 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j:::::::\
       ,イ∨|| |//  二ニj/////>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\_              /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

                                                :::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
         晋 尚書郎 胡沖              .             i::::::::/::::::::::/ ::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::
                                               |:::::/::::::::::/:::::::::::/:::::::/:::∧:::::::::::::::::::|
                                              |:::」_:::::/⌒//:://:::/⌒ヽ:\ :::::::|
                                             「{./ >:::::≦==ミ  //斗==ァト、:∨|ノ
                                           -=ニ二 く八  rリ /  rリ ´ /::乂
             とてもそうは見えんけどな                |:\_ハ.  じ    ,  じ  /:|/
                                              |/| :: :∧ :::  ___  :::: 八|
                                              r<^ァニニニ、:>   ー'   イ ::::ト、
                                             { {.    }::V{` ーァ≦  |::::::|/}
                                           /〉/    小::マヘ ̄/ / | ::::| ,′
                                            /::{ノ      「 j::}<V>―'´ |:::::|/

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .全員に名誉職を与えたわけではなく、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .中には実務的な官職に任命された者もいる
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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    /   /  :|   /:::    |:::: \ `ヽ、
   /イ  /   ::| :::::/ V::   ト、:::  ヽ::::::.. \
 /-イ   :::;'   ::::| ::/、_ V::  |_,-:::: ::: ';_::::::::ヽ
   /   ::::|  ::::/|/≠ミ`'V:: ,',.≦-::: :::: ',  ̄`ヽ!
   |  :::::|  ::::/ / :r;: |` V: /イ:r;:';ヽ::::::: '; 
   |  :::::::| ::::/ |: i::j :|  V  | ij: | ヽ:::::: |          周処は新平郡の太守だったな。
   | ::::::{ | :::/   弋::ソ   , 弋ソ |ヽ::::: | 
   | :::::::::`|::/_、      ,-、_,、   ノノ|ヽ: |          .何処にあるんだ?
   |::::,.イ;,ィ!:::::::> 、   ー─'   ,.イ:;へ:| ';' 
   |/  |/   ┬=≧=-r=┬
          ト、   | |! /  |

                          ////////////////////i/.    \//////////////////////j|
                            7///////////////i/|// /      \////////////////////j|
                             |//////////////// :i//.′    ,.-_,z:::示<////////////////|
                             {/////////////// ,'//      〃´ c:゚::ハ :::///////////////j|
                           i/jV///////////___/:/       i′   !::::::q:::|///////////////,'!
                          Vi|∨///////,:=示=x'          V::::7|:|////////////////i
  聞いた話やと、              ',:i ∨/////イ,  v:::c            ゞ' !:////////////////∧
  長安から安定郡に行く道中らしいで。 .ヾ V///∧   V:::',            i:.!////////////////jム
                                 /≠////∧   .ゞi '             ,':.|/////////////////i∧
  周処殿はすぐに出発したけどな      イ'´  \//jハ               ,':.:,//////////////////,'∧
                                   {>x/,'i        r-;       /:.イ////////////////////∧
                                V// 八      ´   _x<////////////////////////j∧
                                 |//////>-  _ _ /---------- <: ∨//////////////j∧
                                 |//////////>'´ `ヽ、:`ヽ、: : : : : : : : : :.∨//////////////j∧






                        _
                 _∠二 ̄`ヽ \__

             {、_,  ´          ―ヽ
            >―   _、}         、\
              / /  /     、  \    ``ヽ
            ,レ !__/       ヽ ヽ   ヽ      ,
         辷彡 人_,       ,}   、  '、  |   |
             ア  l | /   ,  //{ ! |  ヽ  ヽヽ! i |
            / 、___l Ⅳ!  / // l八l\ i  iヽl、 ゞミ、
             { { ¬ | !l l/l/ ,xャラア∧l  !┬≧=-
           ヽハ {ヾ、lへl  ∠二二/ } / /ノ /
           ` jノヽ 「 厂   ―――ノル'r ト{      古人は大官を辞しても小官を辞さなかったものだ

               V    ___    {/|川z┐
                ヽ匸二.‐-、ヽ  丿 レ /∧
                 弋__\ く __// 〃 ハ
                 /{⌒ヽヽ彡≪  /   ∧
                 ,l∧__ン   》_〃     ` ‐- 、__
              __/ !!`ー―― ´ {{           ` - 、_

         _ -‐    /ll          ||                `ヽ、
      ,   ´           ||、______/||  /                丶、

              晋 新平郡太守 周処

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .新平郡は雍州にある。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .戎狄、すなわち胡人が多く住む地だった
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年5月 晋首都 洛陽】

      ,.-'": : : :{   {: : : : : : : : : : : : : : \
    ,.-'" ....  /   / : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、 
  ,.-'" : : ::::/: :/ : : : ::/:::イ::  :::: : :|:: : : : : : ヽ ̄ ̄
.. ̄ ̄ ̄`7 :::/ : : ::::イ:::/ |::  ::∧:: ト、::し' |:: : \ 
     ./ ::::,' : :::/ゝ≧、|: : /ー'|:,'ヽ::::: : :|:::::: : :ヽ

     ./ :::_,' :fX 〈 f : : } |: / T示リ',ヽ::::: : |:::: : : : :          またえらい辺境だな
    /'"´ /イ=ニ!|弋_C' |/  { ::::: } |',::: : ト,: r、| ̄  
        |fニミr、j     `ー゚_/|',: :|ノ: |    
       .,イ `--{ ヽ、 ,-、  /´   ノ、|!  ̄
       /| \   )、=、>-<|  /Y\ヽ
       /: \ ヽ/}: :\!/:: :::/ヽ/ /: : : \',        イ:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≫ __ノ.:.:.:.:.:    
                                 //.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.!
                           ー=  .ィ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i 、:.:.:.:.:.:_:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.|、

                                 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト :.:.:.:.:.:.:.:.:.:トー:.:.´.:.:.:.:.:.\|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧一
                                 |:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.!ー :.:.:.:.:.:.:.:.:|  ヽト、ヽ:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.∧
                                 |:.ト:.:.:.:.:.:.:.:ノ ∨.:.:.:.:.:.: ! __,.z==ミ_:.:.:j!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:!:.:.:.∧
                                 |/.:.〉、ト、:. z==ミ、!\:.:.:| 丁 j::i   ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.ト、:\
                                 /イ /.:.:.:ヾi. Vハ   `ヽ 弋zソ    j!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:.:八
                                  ./.:.:.:.:.:.:.∧弋i               /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:i:.:.:.:j!:/ _`
     兄に比べたらマシだと思いますよ        イ.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ   ,.       u /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:./:/.:/´__  }
                                    |:./.:.:.:.:.:.:.:/.:.            /イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:./i/イ: : : : : i
                                    l/!:.:.:/.:.:.:.:/ _、  ー  ^    .!:.:.:.:.:.:.:./.:./: :|: : : : : : : :!
                                   ! |:.:.:|/|/ (( )>        イ !:.:.!:.:.:./_:/ : : ! : : : : : : :j
                                    V、|    `¨´  |: :_,ー:.:ハ    ∨|:. /: : :`ヽ、_i!: : : : : : : 「
                                          _> :´//´i   / /∨: : : : : : : : >. 、 : : |:
                                       r: i |: : ://     / /: : : : : : : : :  . : :/ ヽ:.:|:

【紀元280年5月 晋 交州 龍編】

            , --──-、
         , イ /      ヘ  ト 、
         i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
              | ヽ ' _ ` イ              .皇帝陛下は陶璜殿を元の官職のままとし、
             l l  ´=` l              新たに宛陵侯の爵位を授けると仰せです。
           ノ  ヽ _,、__ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、             余人をもって代え難しとの事

  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_      
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、  
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!                      ,.': : : : ;ィ: : : : : : : : : : : ;ィ: : : : : : : : : : : : ',
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|                 /: : : : /lll!:!!: : : : : : ;/: /lll: : l: : : : : :!lliiiiiiiiillj. ̄/

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::                 /:: : : :/ ` l:ll!: : : : : /: /llllll! :.l: : : : : :lllllllllllll/_.../
                                             /{: : : ;ー-‐ T'; : : : /j:/ー--l: :!: : : : : :jlllr: :´'
                                         / ハ: : :' ィf芹ミ '; : / /ィf芹ミ.l:,': : : : : /': : : :,'
                                           ./ハ:.l  弋リ' ∨ '  弋リ'/: : : : : /: : : : '
                                         /: : l`              /: : : : : /: : : : '
                                         /: : /  u             / : : : : /: : : : /
                                        / : / > _   __-_‐- 、/: : : :/: : : :/
              ……分かりました                 .': :/       i≦γヽ≧-/: : :∠ _: イ/
                                        ; :/     r= l三ゝ<三_/: / 〉
                                         l:/     i  ,〉マl>-/; ' ´ ` ァ、
                                         l{      / l//  `-‐/' lll   / l
                                         l      j  lll    {! lll  /    !

                                             晋 交州牧 陶璜

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .陶璜は交州牧に留任となった。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .これ以後、東晋初期に至るまで、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       交州の長官は呉の旧臣によって占められる
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────


【紀元280年5月 晋 広州 番禺】

            , --──-、
         , イ /      ヘ  ト 、
         i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
              | ヽ ' _ ` イ         皇帝陛下は
             l l  ´=` l         .滕脩殿の広州牧・持節・都督の地位はそのままとすると仰せです。
           ノ  ヽ _,、__ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、        その上で安南将軍に任命し、武当侯の爵位を授けると

  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_    
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、  
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!

/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|                        ,イ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::                   ,,,,,,/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨:iハ 
                                             /}}/}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:j:i:i:i}:i:j}:i:i:i:i:}:i:i:iハ
                                           /〉j /:i:ij{:i:i:i:i:i:i:i:i j{ :i: }ヽ}:i:i: : }:i:i:i:iハ
                                          //},'/:i:i:i}≧=-:i:i:i:i/´:jiノ j:i:i:i:ij{:i:i:i:i:i:i:i
                                         / ./: : :/ ァ:i: {笊ミ:彡'゛:イ笊ミ:、:i:i:i:j{:i:i:i:i:i:i:i}
                                       , ,.ィ'゛: : : ' /ヽ:lハ乂ノ     乂シ '}:i:i:i:ij{ }:i:i:i:i:i:{
                                         / :: : : : : , ィ゛:i:i Ⅵ}` 丶       j:i:i:i:ij{:ノ:i:i:i:i:i:{
            皇帝陛下に感謝を             /≧=r ''"    |:i:i:i:iム  _ _    j{:i:i:i:j{ : :i:i:|:i: {
                                      ‐=ニ′     |:i:i:i:i:i:{iト .,    。oj{:i:i:i:j{:i:i:i:i::|:i: {
                                     ‐=ニ′      |:i:i:i:i:i:{i|:i:i:i≧≦: : :j{:i:i:i:j{ : :i:i::|:i: {
                                      ‐=ニニ{         Ⅵ :i:i:{i|i/(_jr‐ ' "j{:i:i:リ! {::i:i:i|:Ⅳ
                                      ‐=ニニ         }:i:i:i:i:r'゛ /ハ    {{:/:‐7ヽ: |:i:{
                                      ‐=ニニニレ'⌒ヽ:‐=≦:i:i:lリィ'゛:j ハ /.:{{‐==7 : :\i〉

                                               晋 広州牧 滕脩

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .同様に滕脩も広州牧に留任している。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .事実上、陶璜と滕脩は南方の統治を委任されたに等しい
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────


【紀元280年5月 晋首都 洛陽】


      ,.-'": : : :{   {: : : : : : : : : : : : : : \
    ,.-'" ....  /   / : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、 
  ,.-'" : : ::::/: :/ : : : ::/:::イ::  :::: : :|:: : : : : : ヽ ̄ ̄
.. ̄ ̄ ̄`7 :::/ : : ::::イ:::/ |::  ::∧:: ト、::し' |:: : \ 
     ./ ::::,' : :::/ゝ≧、|: : /ー'|:,'ヽ::::: : :|:::::: : :ヽ      俺も南方に流された事はあるが、

     ./ :::_,' :fX 〈 f : : } |: / T示リ',ヽ::::: : |:::: : : : :       あんな地の果てに居続けるなんて考えたくもないぜ。
    /'"´ /イ=ニ!|弋_C' |/  { ::::: } |',::: : ト,: r、| ̄  
        |fニミr、j     `ー゚_/|',: :|ノ: |        .他にやれる奴がいないんだろうけどな
       .,イ `--{ ヽ、 ,-、  /´   ノ、|!  ̄
       /| \   )、=、>-<|  /Y\ヽ
       /: \ ヽ/}: :\!/:: :::/ヽ/ /: : : \',        イ:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≫ __ノ.:.:.:.:.:    
                                 //.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.!
                           ー=  .ィ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i 、:.:.:.:.:.:_:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.|、

                                 |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト :.:.:.:.:.:.:.:.:.:トー:.:.´.:.:.:.:.:.\|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.∧一
                                 |:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.!ー :.:.:.:.:.:.:.:.:|  ヽト、ヽ:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.∧
                                 |:.ト:.:.:.:.:.:.:.:ノ ∨.:.:.:.:.:.: ! __,.z==ミ_:.:.:j!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:!:.:.:.∧
                                 |/.:.〉、ト、:. z==ミ、!\:.:.:| 丁 j::i   ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.ト、:\
                                 /イ /.:.:.:ヾi. Vハ   `ヽ 弋zソ    j!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:.:八
                                  ./.:.:.:.:.:.:.∧弋i               /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:i:.:.:.:j!:/ _`
       兄の運の悪さはガチなので          イ.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ   ,.       u /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:./:/.:/´__  }
                                    |:./.:.:.:.:.:.:.:/.:.            /イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:./i/イ: : : : : i
                                    l/!:.:.:/.:.:.:.:/ _、  ー  ^    .!:.:.:.:.:.:.:./.:./: :|: : : : : : : :!
                                   ! |:.:.:|/|/ (( )>        イ !:.:.!:.:.:./_:/ : : ! : : : : : : :j
                                    V、|    `¨´  |: :_,ー:.:ハ    ∨|:. /: : :`ヽ、_i!: : : : : : : 「
                                          _> :´//´i   / /∨: : : : : : : : >. 、 : : |:
                                       r: i |: : ://     / /: : : : : : : : :  . : :/ ヽ:.:|:


     _,∧ ヘ  ∨_,.  -―- ム
     〈 ヽ.∨>.:.:.:γ ヽ ‐- .,_:.:.:.:`ヽ、
     ヽァ'".:.:.:.:.:.:.:.{  i   )〕ヽ:.:.:.: \

      ア.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゝ _ノ -‐ ´( イ ):.:.:.:.:.∧
     /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:_ト_ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
 /⌒ソ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ、:.:| ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧

 {  j!:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:!:.! }ノ,zzx}:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
 ゝ j!:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:∧l,イ んハ i:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:トー     それはさておき、
_.ノ.:.:.:.∨.:ト、\/   込,リ |:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.,イ:ト }       金城郡の太守になった吾彦殿はどんな人なんでしょう?

. ー 1:.:.:.:ト∧ { tト、        !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /.:/ j/
   ∨、:∨.:ヽ ゞ ,:      /イ.:.:.:. /.:,イノレ           .陶濬は会った事がないので分かりません
     !:.:.ヾ:.:.i:∧        /.:.:.:./.:/ニミx、
     l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>   `  :!:.:/ノイ    ヽヽ
     |:.:.:.:.:.λ/ Y ヽ>ー<レ : /       vヘ、
     Vい/   ゝイ、   /: //        ∨ \                   _、-''"´ ̄ ̄¨''ー、
             {_}/_,.ィ  i       ∨: : \                、-'"          `ヽ.
                                           /              ゙ヽ
                                           /                ゙i
                                           |                  |
                                          /          ,        |
                                          !、 i  ,       i       __ ,!
                                            〉、∠  __   }!   ,ィ二, レ′
                                          〈`_ヲ ≡≦≡=-  '"   メ-ュ リ
    仕方なかろう。                              .∨/  ` 二゙- ""    ,>ノ イ
                                           l!'_,,≧:    ,、-''   ィ゙_,、イ「゙i
    何年か前に陸抗殿の推挙で建平郡太守になったのだから。   「「ミ`ニーミ、  |     「   /l! ゙i
                                           | !``ー ヽヾ ノ    ノ ,/ィリ |

    それまではしがない小役人に過ぎなかったと聞く          .j ヒヘ、_,..} ゙Y  _、-" 、イ f./  ト、
                                           !タ_,N"lii;, _ノ-''"_、-''" ノ/   |. \

                                          /  |.ト-三ニ=_,ニ"  :='/     .|  ヽ、
                                          /  ,'|.| 「 ナ'ニニィ゙   ,/       |    `
                                            ' |.| レ'__二フ′ ィ'          |

【紀元280年5月 晋 荊州 信陵】

            , --──-、
         , イ /      ヘ  ト 、
         i !ー、〉 __ j j __〉-ノ i
           ヾ_,,;;》 `-"::: `-"l_.ジ 
              | ヽ ' _ ` イ           皇帝陛下は吾彦殿を金城郡の太守に任命すると仰せです。
             l l  ´=` l 
           ノ  ヽ _,、__ノ           .赴任する際、洛陽に立ち寄るようにとも
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、

  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_ 
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、  
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!                      _, - ´  ̄          \
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|                    (⌒\                 ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::                     ∨: ,: \   ヽ        '.
                                              /: /: ,:r-\  V   r===ミ、_|_
                                              {:イ:{: : |,ィォ=ミ、 ∨  ∧∧ 、 ̄}`\
                                               {∧: | ヒj _|: \_,.--、Vム \、_≫
                                                r ∨ </|: : : : |_フ: :|:∨\ ` Tく
                                               '. _     |: : : : | : : : | : \_》  \>
         確か涼州よね?                             ヽ`_,./:イ: :l: |: : |: : :|:从V〉
                                                   r --く /: イ}∧:{从: :}/ }
         じゃあ、準備ができたら上洛させてもらうわ             ∧   /´>-<〉 ∨
                                                 ∨\/     }
                                                  /   l  r、___,ハ
                                                ,.ィ∨  V ゝ'ー'く∧

                                              晋 建平郡太守 吾彦

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .吾彦は金城郡太守に任命された。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .当時の州制では秦州に当たり、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       樹機能に代表される胡人の反乱の舞台となった地である
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



    /\___/ヽ

   /''''''   '''''':::::::\
.   |(●),   、(●)、.:|
  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|        涼州は後漢の頃より胡人が暴れ回っているような所です。
.   |   `-=ニ=- ' .:::::::|
   \  `ニニ´  .:::::/        そこを元呉将に当たらせるとは、晋の朝廷の悪意を感じますな
,,.....イ.ヽヽ、ニ__ ーーノ゙-、

:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||                         ∧二二,.、 く`ー'       \
                                        _,/_,                ヽ   ___
                                     ,ィニr--- 、         {     ∨/´ ̄ ̄`7

                                     /  /: : : : : :>: . ._          r≦=======≦、
                                      '.  ' : : : : : |: : : : : : >- 、  ヽ   ` <>、____,≫
                                      ∨ : : : l: : |\: : : : |,\- \__ \   __、\ ̄ \
                                      |:|l: : : {: : |⌒∨: : { ,ィ≦卞:>: r<´:{\( \\ \\
     考え過ぎでしょ?                      |:|{: : :∧:下≧、、 : ∨ vzソl: /: : |_'ノ : |  `ーァ\\ \〉
                                      |八: :{: :{∧_ vソ \_〉  <}:イ : : |: : : : {__/   \_>
     本当に晋の皇帝陛下が悪意を持ってたら、    .  |  \〉:V∧_> '         |: :.从: :|: : ∨
     今頃アタシたちはこの世にいないんじゃない?        \}:込、  v ア  イ|: :/ }: ∧:\〉
                                          |: : : : >  _ イ/|:/  V }/
                                          |∧: : |    _}=rく /  /\__
                                          |' ∧: | /  | ∨  /     `ヽ
                                          _/ | \/ {_  〉 \/   :       '.
                                        r ´  T´/--, ,...-/     | { r 、  ∧

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .周処と吾彦の例を見るに、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       晋の朝廷は使い物になりそうな呉の武官を西方に放り込んでいる。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      樹機能の乱以来、火種が燻り続ける西方にだ。

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .「南人をもって夷を制す」とでも言おうか?
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



.  /\___/ヽ
./  _ノ   '''''' \
|:::::: (一),  、(●)|

|::::    ,,ノ(、_, )ヽ、,,..|
|::::    `-,.<))/´二⊃          それに、南と北では人々の暮らしぶりも随分と違いますからね。
.\...  / /  '‐、ニ⊃ 
... \  l    ´ヽ〉            困難な役目になると思いますよ。
''"::l:::::::/    __人〉 
:::::::::|_/ヽ.   /|||||゙!:゙、-、_          あなたなら任を果たせると信じていますが
:::::::/´∨/`ー'〉゙||i l\>::::゙'ー、 
:::y′.: ',ゝ、_/ヽ.||||i|::::ヽ::::::|:::!

/: ://: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::|                 __       / | |      _r´-`ー ´ ̄ `ヽ
                               「 ̄ \    { } }  ,  ´ r'//イ/r-、_,-<  \
                                V    `ヽ、 ∨/ /       (/  (/==>--`---、\__
                                \___ \{l{ / ,           , --< ̄ ̄ ̄}

                              _       \__r'_/ /⌒\     /: : : : : :\    |ヽ
                              ⌒>======__/    /: : : /: >-:r: :´: : : :/ : : : : : \  | '.
                              /    _/  _/:/ : : //_/\|: : /: : /|: : : : : :V: }  }
                                  / ̄ 7: :/: : / : : : |{ ハ斧ミ、}: /: : /イ´ : l: |:|:∨ /    '.
                                 〃   /: /: :__|: : : |: |:、Vzソ /:イ:/:/  }/: :/: |八{/ ー  /
                                 \ /イ:< <|: : : |: |/      }':イ斧フ}: :/: :/-く     ,
                                    ` /イ: : : `从: : : :|-、 _   'ゞ'rム'}: /}  ヽ  /
              ありがと!                  |:∧「 ̄ \ : |}∧ {⌒V>   人:/:イ:∧   ∨
                                       |' /´ ̄ ̄ヽ:\ }ゝ ´ イ:/}:ハ: /': : }    }
                                    _/{__,ィ  } `-`=「´__,/ \{∧: : : |  /
                                     {   /乂_ _ _}  ,   } ̄ 7、    /' }: : / 「
                                     |  {_  l」 l」  /   ,:  /-ァ -<  /: イ_}
                                 , |      ̄ ̄ イ   / /::::/ /⌒>::\イ´

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー      これは、天下統一後の晋と呉の関係を示す例として受け取られる。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .中原の人々が呉人を蔑視していたのは、諸々の記録から事実と分かる。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .しかし、当時の西方は戦乱からの復興途上にあり、
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .即戦力に成り得る人材を欲していたのもまた事実である
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────


【紀元280年5月 晋首都 洛陽】


s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵

                                       .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                                       |   ほぉう!   |
                                       ヽ______乂





                    _ -=ニ=- _

                   /: : : : : ヽ: : }h、 /
                     /: ./: : : :.i|: :.V/: : :∨
                      .: : :__: : : :八: : V__: : :.
                 l: : 人: : /x=ミ{ {/i:〉:..|  ___
                    ハ: :{ ゞヽ( vシV/〉:..|\「:Y_/
                  )八 '_     ノノ./: | //」(
                     /: : ヽゝ ' ィ(: : ./: 人///       /)
                      /: : :/  V´/: : /_: : \   〈 ヽ__//___     懐かしいメンツじゃん。
                   _ノ/⌒V//: : ィ(ニニ-_: : : \ _ノ ノ  〈ニ=‐‐っ
         > ‐=ニ: /L._//〉⌒7ニニニニニ∨: : :  ハ‐--^\\ ̄     チーッス!

        /): : /: :./ニ〔i:i//-ィ、ニ/ニニニニニニ.∨: : :/( ≧=): : ⌒´:\
        /⌒(: ( Yニ/⌒(: (/ニニニ/ヽニニニニニニ=-_ /ニニニ=‐ ``~、、: :\
    ><  ((┼)) ヽ: lY {:{  ヽ{ニニ/ニニニ\ニニニニ=‐ ニニニ./ヽ: :\ ⌒ヽ: : )
   〔〔i:i:i:\イ\丿iノi:i|:| 人(   V /ニ/‐=彡⌒ヽニ /ニニニニ /_{\: : :.   )/
 /⌒\i:i:i:i\‐=≦:i:i|:|  \、 .Vニ〈i:i:i:i:i:ノ\\ \ニニニニ‐ /^〉 \(   ´
.:i:i:i:i:◯i:i:\i:i:i:i\i:i:i:i:ノハ  }。{ \、.V ∧ ̄ {‐‐‐\\ \_//i:i:i/ //⌒ヽ
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i:i:/i:i:i:i:i:i:i:ィ( イ   V .〈  }。{       \\ニ/|i:i:i:|i:i:i:\\...//=====∥
⌒¨¨´           〉 .}。{、      \_\\\i:」i:i:i:||/⌒//===== ∥
                人 ノ.人\‐=≦   ⌒ \\\_/⌒.《====== ∥
             /⌒¨ /ニニニ.\___  イニ.\\ア\_∥〉=====∥
           /⌒¨¨¨´ニニlニニ/ニ/ニニニニ.{ニニニ.\\^^∥======∥

               晋 車騎将軍 孫楷


  _ ヽ,ィ´ : ̄ヽ

  `ヽ: : : :_,. ┴ 、                        fヽ /), ァ
    }/´     i                      __/ ̄: :ヽ、っ
   〈       l      r―- ..,_           ,イ   ̄ヽ : : }っ
   ∧       l  _  _ィ -└―ト         /     \'
    ∧         Y  Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、      /          〉
    ∧      ト-ァ.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.\:.:.:.:ヽr‐ 、. /        ,イ
.     ∧      ∨ .:.:.:.:.:./!:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.: V }/       ,イ
       ∧      |:.:.:.:.;ィ/ ̄|:.:i:.:.:.:.:.:/ i:.:i:.:.:.:.r"'      ,イ     おお!
       ∧       |:.:.:./  ヾハ:.:.:.:/‐ ト:j!:.:.:.:ゝ       ,イ
       ∧    ,∧: {,.z==ミ  |_/  ノイ.!:.:.:.:.i    ,イ        孫楷殿ではありませんか!!
      _/ィ     \、xx      ≠ミx !:.:.ノ !   /  
.         ∧     iヾ  __ '  xx ノィ.:.:/  ,イ           お久しぶりです!!!
        レ {!     ヽ\{    7   /.:.:.:/  /
         {!     i: : 、y ー   ィ:.:./ ./

           {!       ∨: ヽ  T ´: :/イ   ./                 _ -=ニ=- _
         ∧     ヽ: ∧ j: : : : :/   /                 /: : : : : ヽ: : }h、 /
                                              /: ./: : : :.i|: :.V/: : :∨
                                               .: : :__: : : :八: : V__: : :.
                                          l: : 人: : /x=ミ{ {/i:〉:..|  ___
   うんうん。                                 .   ハ: :{ ゞヽ( vシV/〉:..|\「:Y_/
                                           )八 '_     ノノ./: | //」(
   みんな元気そうで安心したよ。                      /: : ヽゝ ' ィ(: : ./: 人///       /)
                                               /: : :/  V´/: : /_: : \   〈 ヽ__//___  
   これから彦才殿の邸に行くけど一緒にどう?          _ノ/⌒V//: : ィ(ニニ-_: : : \ _ノ ノ  〈ニ=‐‐っ
                                  > ‐=ニ: /L._//〉⌒7ニニニニニ∨: : :  ハ‐--^\\ ̄  
                                 /): : /: :./ニ〔i:i//-ィ、ニ/ニニニニニニ.∨: : :/( ≧=): : ⌒´:
                                 /⌒(: ( Yニ/⌒(: (/ニニニ/ヽニニニニニニ=-_ /ニニニ=‐ ``~、、

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .彦才は驃騎将軍孫秀の字
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




    /   /  :|   /:::    |:::: \ `ヽ、
   /イ  /   ::| :::::/ V::   ト、:::  ヽ::::::.. \
 /-イ   :::;'   ::::| ::/、_ V::  |_,-:::: ::: ';_::::::::ヽ
   /   ::::|  ::::/|/≠ミ`'V:: ,',.≦-::: :::: ',  ̄`ヽ!
   |  :::::|  ::::/ / :r;: |` V: /イ:r;:';ヽ::::::: '; 
   |  :::::::| ::::/ |: i::j :|  V  | ij: | ヽ:::::: |          孫秀殿は元気にしているのか?
   | ::::::{ | :::/   弋::ソ   , 弋ソ |ヽ::::: | 
   | :::::::::`|::/_、      ,-、_,、   ノノ|ヽ: | 
   |::::,.イ;,ィ!:::::::> 、   ー─'   ,.イ:;へ:| ';' 
   |/  |/   ┬=≧=-r=┬                        /     /   ‐- 、  \
          ト、   | |! /  |                       / / / /{  ', \ \  ヽ
                                        / /   / /、 \. \ \ ヽ、 ,
                             .          / /   { {_,.斗‐==\ 彡ヾ , ,
                                      / , / /{ .{ {    \{\ゞ\', ‐ 、 ' ,
                             .        ' / i 代 ', { /゙´だ心ヽ  ん ! i
 それがさー。                           .| /  / \\',  弋tソ    r'´ノ .|  ,
                                    |i.i  ! | ,ィzx、 \         i´   !  ,
 天下統一の一報が届いてから、                .|| ', ゝ_r.弋.ソ         /|   |    ,
 ずっと病気って言って自分の邸に引き篭もっちゃって。   || \ / }   '         , .|   |     ,
                                    ゝ   / ∧    -‐ 、    '  .! } |       ,
 今から様子見に行くとこ                       _/__/_ヽ' 、    `  /_/´| ./ l\     ,
                             .         ,r'―‐ 、_}´ / >‐-- '´<´   .!/ /:xz=ニニニx、 ,
                                    / f二_ノ .//´ヽノ/,イニミ 、 .l ∠/ xz=ニ=x}  '

                                      |      ノ´=ニ/ / {ニニソ、:ヽ/ {={:∠/´  ̄ `ヽ  \
                                    ノ    _/=ニ/ : : |/ 〉イ i: / /{={/ニニニニニニニ}   \
                                  __/、  ´/ヽ〉/ミ、:_,.ノ{ノニ/  |/ /〈_/: |ニニニニニニニ/ヽ、    \


γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
|  チーッス!  |
ヽ______乂

                    (二二二ニ/二二ニ/二|二二ヽ二ヽ二ニニ)
                    //_/__//_/__//_/| |ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
                   //_/__//_/__//_/_| |__ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ

                   //_/__//_/__//_/__| |_ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽ
   二二二ニ/二二ニ/二二二//_/__//_/__//_/_| |__ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ
   //_/__//_/__//_/__///_/_//_/__//_/_ | |___ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//○====○====○======.○=====○===○===○===○ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//_|   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|__|_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
 ○====○====○====○===.|   |││││││││││││││││||  .||===○===○===○===○===○
                  |   |││││││││││││││││|| 孫 ||
                  |   |┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||  .||
                  |   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬||  .||
  ___________|   |││││││││││││││││|| 秀.||____________
  \/\/\/\/\/\|   |││││││││││││││││||  .||\/\/\/\/\/\/
  /\/\/\/\/\/|   |││││││││││││││││| ̄ ̄|/\/\/\/\/\/\
  """ ̄ ̄ ̄'''''''''''''''""""" ̄""" ̄ ̄''''''''''""""""""""""""""""""""""""" ̄ ̄'''''''''"""" ̄ ̄ ̄ ̄"""""""""

                                  ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
                                  ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l
                                   \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

                                     ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
                                      / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
                                     l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

    天下統一の一報が洛陽に届いた折、           `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

    群臣は皆祝賀のために参内したという。          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
                                       rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
    しかし、驃騎将軍の孫秀は、                 ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`

    病気と称してこれに加わらなかった              ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、
                                 ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
                               ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ
                               /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l


    , .: .: .: .:.  :: : : : : : : : : : : : : :::   :. :. :. :. : 、
  / .: .: , .: ::   :: : : : : : : : :::   ..: :. :. :. :. :. : \
_/.: .: .:..:/,.: .: .: .:..       .. .. .. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ.

7.: .: .: .:..:/, .: .: .: .:!.: .: .: :: :: :: :: :. :. ::. :. :.i |: : :. :. :. :. :. }
〔 /,.: .: .::「゚゙' =<j |.: .: .: :: :: :: :. :/,.〕斗キ ''7:. :. :. i : : i(

レ'}{.: .: .: .:i     〝:く . : .: :: :. :≠       √: : i ノ: .ハ{
 \i l: :小        ゚'vヘ}ノiレ"       ハ: :i斗::レ'!         誰が来たかと思えば……
'¨¨¨}へ{ i八        | 、 i         /: iノ::ノレ'    
       へ..__     | |  |:      -=}7^}/⌒ミ=-―       御無沙汰している。
.          八 ¨゚ --‐ i  ー= ゚"  / └.,   }   
.          } \   _'__     , :′  /   ;          皆、洛陽に移って来たのか
       :ノ   〕 、 " ̄^    ィ^|  ,     i 
..     /\   | i\      { |/     ,
    .      \ノ ノ  `"´   __.У       /

         晋 驃騎将軍 孫秀                     ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,
                                              / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'" 
                                             ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
                                            _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',  
       帰命侯と重臣連中だけ、な。                 / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ',   
                                        ./  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |
       何だ。                            〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: |  
                                        .',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ!  
       病気と聞いたが元気そうじゃないか           .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
                                         .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ 
                                          \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、


             _,. r‐‐ 、 _
           /         \
         ,.r'            ゙z..
          7         ,.       ミ
           ゝ  ヾ、   l  `ヽ.   .,〉 
            `^y 入`'w人   //″  
          ,rノ~  'i   ` ‐'_>
     _   __/::\  ヽ.   ,ァ'                .病という事にしておいてくれ。
   _/:.:.`<丶:::::::``ー-、_^..<_,.-- 、

. /:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ \::::::::.:.:.:.I::::::L:.:.:.:.\            .祖国を捨てた身ではあるが、
 |:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、. \--┐ヽ:::i、:::,∩:.: ,.、          祖国の滅亡を祝う気にはなれんよ
 |::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:\ ´、] ',.:.∨:lュi:l レ'∠. 
. i:::::::::::::::::::::_:::::/::::::\. \.\:.:.}ュ:}´.∠`'

. t_::::::::,.r:'::´___::',::::::::::::>  \`´/l  r^ '
   ``ヽ_,r'´    P:::::/\/\`ヒ丿 .l

                                          ,.-'": : : :{   {: : : : : : : : : : : : : : \
                                        ,.-'" ....  /   / : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、 
                                      ,.-'" : : ::::/: :/ : : : ::/:::イ::  :::: : :|:: : : : : : ヽ ̄ ̄
                                    .. ̄ ̄ ̄`7 :::/ : : ::::イ:::/ |::  ::∧:: ト、::し' |:: : \ 
                                         ./ ::::,' : :::/ゝ≧、|: : /ー'|:,'ヽ::::: : :|:::::: : :ヽ 
                                         ./ :::_,' :fX 〈 f : : } |: / T示リ',ヽ::::: : |:::: : : : :
     こっちで随分と厚遇されたって聞いたが、          /'"´ /イ=ニ!|弋_C' |/  { ::::: } |',::: : ト,: r、| ̄
     心変わりまではしていないみたいで安心したぜ           |fニミr、j     `ー゚_/|',: :|ノ: |   
                                           .,イ `--{ ヽ、 ,-、  /´   ノ、|!  ̄
                                           /| \   )、=、>-<|  /Y\ヽ
                                           /: \ ヽ/}: :\!/:: :::/ヽ/ /: : : \',   


        <          >
               ヽ.    ∧
     /         ∨、∨ ._    .
     ,'  i i {   i  } | ヽ{//   }
    ,'   { ', {l   .i /i/   ト .}  |
    i i  ハ 从{  i .ィ斧芯ヽ}/`i  .}
    i i,    ヘL_\ |/. うナ/   イ  .i          ま、その厚遇もこれからは変わりそうだけどね。
   .{.{t  {マ,ヾ⌒' `   `´  /.| .i
    i{ム マ} }} } ゝ  、 -‐、  イ  | i i          ほい、中書省からもらった詔書だよ
    tfヽ、 リ !ノ.ノs。_ヽ- ./ }》 | .}. l、
     \    i:.:.:.:.ノ l_>/ }./!.|\
     /ム  リ:.∠ ◎ } /  /:::∧ マ  \
    /::::::::ヽ-<し'´:.㌢./} .ィ  /:::/⌒iヽ ヽ \
  /::::::::::::::::::/......:::::....i /:.{ ./:://  ‐┐、 ヽ ハ<
/:::::::::::::::::/}⌒x..:::::.:./{::::::l l::::| |/i  ∧ ヽ ヽ }ヽ `' 
                                                ,. -―--――- 、
                                               /          ヽ.
                                               /             ヽ
                                             /  ノ  /     :     ゝ.
                                            ノ  ノ ルl|   __,:'.......; 、  ヽ.
                                            ル'  | ̄ ̄レiルi´  :: | .l    i`
    おお、すまんな。                              レ'l  ト、._  |  |   _;: イ ノ   r'
                                             `^'r|   ̄ノ   ̄  彳  ,.r'^
    何々、驃騎将軍孫秀の位を下げて伏波将軍とする。           λ   `_'___   イ,.ル''´
                                                 _ヽ、  ‐  ,∠-|ー-、
    なお、開府に関しては従来通り認めるものとする、か    _...............__ ノ`ー┴ト--‐'r┴‐'''´ {.__,.. -―-- 、

                                       /::::::::::::::::::::7:::::::;;;;;;:::|  ノ;;;;;;::::::://:::::::::::::::::::::::ヽ.
                                       ノ:::::::::::::::::::;ノ:::::::;;;;〕|::::| /::ノ/;;;;//l::::::::::::::::::::::::::::::::::}
                                       }:::::::::::::::::::;i|:::::::::( (l |:::レ://) X /:::::ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::〉


        <   ;        >
       /      ;    i!     :, ヘ
     /   i    ;   !i j   ;, :,  :,
     ;   !i   ;   /j ハ .ト、 ;, i!   :,
    !    i,-=- ; :, -=-、 i! ヽ ヘ  :,
    {!   ; l| .k マ /  .ナメ  i  N i|  i!
    l!:,  } ァ-=- ゞ  ァ-=- ヾ i! il  !i
    i :,   i   '         i /ハi!  i
    :,  i              i ヒ 》   i       .ちなみに、孫楷は車騎将軍から渡遼将軍になりましたとさ。
    il 人    ヤ フ       〆i   /!
       !   >       。イ !i l / i  i!!       広告塔の御役目終了ってわけだね
     / l!  i i s。   ≦ _,,|川 i i!  !i !
    i! ∥ ; i!     <  刄/ / i  ! !
   i! ./  ; _,,,z==∧    </ /=x_!   !                     ,. -―--――- 、
   乂 ∧   ≠.⑪∧ < / /  ; > i!                    /          ヽ.
  /  .i!  ≠/ム i } / /i  ;     ヘ!                   /             ヽ
                                           /  ノ  /     :     ゝ.
                                          ノ  ノ ルl|   __,:'.......; 、  ヽ.
                                          ル'  | ̄ ̄レiルi´  :: | .l    i`
      分かっていた事だ。                        レ'l  ト、._  |  |   _;: イ ノ   r'
                                           `^'r|   ̄ノ   ̄  彳  ,.r'^
      開府の権利はせめてもの情けというわけか。           λ   `_'___   イ,.ル''´
                                            _ヽ、  ‐  ,∠-|ー-、
      正直な所、もらってもしょうがないのだがな      _...............__ ノ`ー┴ト--‐'r┴‐'''´ {.__,.. -―-- 、

                                     /::::::::::::::::::::7:::::::;;;;;;:::|  ノ;;;;;;::::::://:::::::::::::::::::::::ヽ.
                                     ノ:::::::::::::::::::;ノ:::::::;;;;〕|::::| /::ノ/;;;;//l::::::::::::::::::::::::::::::::::}
                                     }:::::::::::::::::::;i|:::::::::( (l |:::レ://) X /:::::ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::::〉

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .『晋諸公賛』によれば、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ       天下統一の後、孫秀は伏波将軍、孫楷は渡遼将軍に改めて任命された。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      どちらも四品官相当の将軍職であり、

  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       .二品官相当の驃騎・車騎将軍から見れば、明確な降格人事となる。
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .呉が平定された以上、彼らを過度に厚遇する必要が無くなったためだろう
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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    |                  |
   /          ,        |
   !、 i  ,       i       __ ,!
     〉、∠  __   }!   ,ィ二, レ′        .ですが開府と言えば、
   〈`_ヲ ≡≦≡=-  '"   メ-ュ リ          役所を開いて属官を招聘できるはず。
    ∨/  ` 二゙- ""    ,>ノ イ 
    l!'_,,≧:    ,、-''   ィ゙_,、イ「゙i          もらってもしょうがないとは、どういう事なのです?
    「「ミ`ニーミ、  |     「   /l! ゙i
    | !``ー ヽヾ ノ    ノ ,/ィリ |

     j ヒヘ、_,..} ゙Y  _、-" 、イ f./  ト、                  |/、
    !タ_,N"lii;, _ノ-''"_、-''" ノ/   |. \                    レ           _____
   /  |.ト-三ニ=_,ニ"  :='/     .|  ヽ               レ!         ,..::::'i¨  !:::::::::::: |
   /  ,'|.| 「 ナ'ニニィ゙   ,/       |                      |/    /::::::: |  |::::::::::::::|
     ' |.| レ'__二フ′ ィ'          |                     V    /:::::::::::: |  |:::::::::::::ノ/       i
                                             VWレ|:::::::::::::::|  |:::::::::::イ        |
                                             |:::ヽ|:::::::::::::::|  |:::::::::::::|           ∧
                                            !:::/ ! ::::::::::: |  |:::::::::::/      ノノイ }
                                             У ! ::::::::::: |  |::::::/   /レく_/ ./
                                          /   | :::::::::::!_|/VVイ/       /
    この都には、呉人の下に付きたがる者などいないのさ     〈   __ ̄ ̄               r‐=ヘ
                                          `ヽ                   /    \rミ
                                               └==‐-          /
                                              └              /
                                                 }          /
                                             八       . <二二二二二二二二
                                               `ー─=<//// ||/////////////
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .本当の話である。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .中原の人々は呉からの亡命者の孫秀・孫楷に仕えず、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .晋の高官で開府の権限を持つ者は呉の人士を招聘しようとしなかった。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .こうした所にも呉人への蔑視はあった
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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    ′:::::::::::::::::::::: / |:::::リ    \:::::ヘ::::::::::::::::::::::::::::::l
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   |::l ::::::::::/:::::::/   |:::/  ,≠ ,千㍉ト::::\::::::::::::::::::::!
   |::|::::::: /::::::; '=ミ、l::/     {:刈 :|::::::> .::::::::::::::|
   |::Ⅳ::/:::::メ、 {;ハ :/      Ⅵリ :|::::::::::::::|:::::::::::::: !
.  八:{ V::/:ム  Ⅵ!         "´ |::::::::::::|::::::::::::::::l       そっちはそっちで苦労しとるんやな
    `/\Y:ム  ゞ ′        ::::::::::::::リ:::::::::::::::::!
         |::::::l            ,::::::::::: /:::::::::::::::::::|
         |::::込、    -、     ,::::::::::::/::::::::::::::::::::::|
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                                                  l: : 人: : /x=ミ{ {/i:〉:..|  ___
                                                     ハ: :{ ゞヽ( vシV/〉:..|\「:Y_/
                                                   )八 '_     ノノ./: | //」(
                                                      /: : ヽゝ ' ィ(: : ./: 人/// 
                                                       /: : :/  V´/: : /_: : \  
   これからは呉の人たちを招けるのがせめてもの救いだね           _ノ/⌒V//: : ィ(ニニ-_: : : \

                                          > ‐=ニ: /L._//〉⌒7ニニニニニ∨: : :  
                                         /): : /: :./ニ〔i:i//-ィ、ニ/ニニニニニニ.∨: : :/
                                         /⌒(: ( Yニ/⌒(: (/ニニニ/ヽニニニニニニ=-_ /ニ
                                     ><  ((┼)) ヽ: lY {:{  ヽ{ニニ/ニニニ\ニニニニ=‐ ニニ
                                    〔〔i:i:i:\イ\丿iノi:i|:| 人(   V /ニ/‐=彡⌒ヽニ /ニニニニ

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .結果として、孫秀らは同郷の人々から人材を募るしかなくなった
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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             _,. r‐‐ 、 _
           /         \
         ,.r'            ゙z..
          7         ,.       ミ
           ゝ  ヾ、   l  `ヽ.   .,〉 
            `^y 入`'w人   //″  
          ,rノ~  'i   ` ‐'_>          薛瑩よ。
     _   __/::\  ヽ.   ,ァ'
   _/:.:.`<丶:::::::``ー-、_^..<_,.-- 、         .我らが生まれ育った呉はどうしてこうなったのだろうな
. /:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ \::::::::.:.:.:.I::::::L:.:.:.:.\

 |:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、. \--┐ヽ:::i、:::,∩:.: ,.、
 |::::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',:\ ´、] ',.:.∨:lュi:l レ'∠. 
. i:::::::::::::::::::::_:::::/::::::\. \.\:.:.}ュ:}´.∠`'

. t_::::::::,.r:'::´___::',::::::::::::>  \`´/l  r^ '
   ``ヽ_,r'´    P:::::/\/\`ヒ丿 .l
                                          ー=ニ二_/ /   : : : : : : : : : : : :\:\__,
                                              / /: : : : : : :|: : : ::: : : U : : : :ヽー'" 
                                             ./ ::/ ::|_,. (_ ∧::::/::: : : :',:: : : : : ヽ
                                            _,./ :::|::イ"|: : : ::::/`ー/:|:::: : : : :|::: :: !::: |',  
                                         / / : ::|/ ;ヘV: :::::/=≠=、:::::: : : :|::: :: |::: |: ',  
                                       ./  ,' : : :: :/f::| V:::/f::::ヽ ヽ::::: : :/::: :: |::: |:: |

               …………                  〈  =-/ : ::: :;弋ソ V |f:::c:! ∧::: :/ー、::: |::: |:: | 
                                        .',  /,.イ:::::ハ 丶    弋ソ / }:::/´ |::: |:::/ヽ! 
                                        .',    '"ヽ-ゝ、 __    |::/ー'":: へ{
                                         .ヽ     〈T>`==` イT,.|/ ̄ ̄ヾ 
                                          \  |  |   | r、|r"  〉`ー-、


     /.: .: :  :: : : : : : : : : : : : : : : ::: :. :. :. :ヽ
    , .: .: .: .:.  :: : : : : : : : : : : : : :::   :. :. :. :. : 、
  / .: .: , .: ::   :: : : : : : : : :::   ..: :. :. :. :. :. : \
_/.: .: .:..:/,.: .: .: .:..       .. .. .. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ.

7.: .: .: .:..:/, .: .: .: .:!.: .: .: :: :: :: :: :. :. ::. :. :.i |: : :. :. :. :. :. }
〔 /,.: .: .::「゚゙' =<j |.: .: .: :: :: :: :. :/,.〕斗キ ''7:. :. :. i : : i(

レ'}{.: .: .: .:i     〝:く . : .: :: :. :≠       √: : i ノ: .ハ{
 \i l: :小        ゚'vヘ}ノiレ"       ハ: :i斗::レ'       .昔、討逆将軍は、
'¨¨¨}へ{ i八        | 、 i         /: iノ::ノレ'        .齢二十にして一介の校尉から大業を起こされた。
       へ..__     | |  |:      -=}7^}/⌒ミ=-―
.          八 ¨゚ --‐ i  ー= ゚"  / └.,   }       しかし今、後主は江南の地を全て打ち棄ててしまった
.          } \   _'__     , :′  /   ;
       :ノ   〕 、 " ̄^    ィ^|  ,     i
..     /\   | i\      { |/     ,
    .      \ノ ノ  `"´   __.У       /
__...。s'       ゚'=- 、   /           /

                                          ,.-'": : : :{   {: : : : : : : : : : : : : : \
                                        ,.-'" ....  /   / : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、 
                                      ,.-'" : : ::::/: :/ : : : ::/:::イ::  :::: : :|:: : : : : : ヽ ̄ ̄
                                    .. ̄ ̄ ̄`7 :::/ : : ::::イ:::/ |::  ::∧:: ト、::し' |:: : \ 
                                         ./ ::::,' : :::/ゝ≧、|: : /ー'|:,'ヽ::::: : :|:::::: : :ヽ 
                                         ./ :::_,' :fX 〈 f : : } |: / T示リ',ヽ::::: : |:::: : : : :
                   ああ                  ./'"´ /イ=ニ!|弋_C' |/  { ::::: } |',::: : ト,: r、| ̄
                                            |fニミr、j     `ー゚_/|',: :|ノ: |   
                                           .,イ `--{ ヽ、 ,-、  /´   ノ、|!  ̄
                                           /| \   )、=、>-<|  /Y\ヽ
                                           /: \ ヽ/}: :\!/:: :::/ヽ/ /: : : \',   


     /.: .: :  :: : : : : : : : : : : : : : : ::: :. :. :. :ヽ
    , .: .: .: .:.  :: : : : : : : : : : : : : :::   :. :. :. :. : 、
  / .: .: , .: ::   :: : : : : : : : :::   ..: :. :. :. :. :. : \
_/.: .: .:..:/,.: .: .: .:..       .. .. .. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ.

7.: .: .: .:..:/, .: .: .: .:!.: .: .: :: :: :: :: :. :. ::. :. :.i |: : :. :. :. :. :. }

〔 /,.: .: .::「゚゙' =<j |.: .: .: :: :: :: :. :/,.〕斗キ ''7:. :. :. i : : i( 
レ'}{.: .: .: .:i     〝:く . : .: :: :. :≠       √: : i ノ: .ハ{  
 \i l: :小        ゚'vヘ}ノiレ"       ハ: :i斗::レ'!
'¨¨¨}へ{ i八        | 、 i         /: iノ::ノレ'    
       へ..__     | |  |:      -=}7^}/⌒ミ=-―       このために、宗廟も山陵も廃墟となるだろう
.          八 "゚ --‐ i  ー= ゚"  / └.,   }    
.          } \   _'__     , :′  /   ;
       :ノ   〕 、 " ̄^    ィ^|  ,     i
..     /\   | i\      { |/     ,
    .      \ノ ノ  `"´   __.У       /
__...。s'       ゚'=- 、   /           /

                                          ,.-'": : : :{   {: : : : : : : : : : : : : : \
                                        ,.-'" ....  /   / : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ、 
                                      ,.-'" : : ::::/: :/ : : : ::/:::イ::  :::: : :|:: : : : : : ヽ ̄ ̄
                                    .. ̄ ̄ ̄`7 :::/ : : ::::イ:::/ |::  ::∧:: ト、::し' |:: : \ 
                                         ./ ::::,' : :::/ゝ≧、|: : /ー'|:,'ヽ::::: : :|:::::: : :ヽ 
                                         ./ :::_,' :fX 〈 f : : } |: / T示リ',ヽ::::: : |:::: : : : :
                   ああ                  ./'"´ /イ=ニ!|弋_C' |/  { ::::: } |',::: : ト,: r、| ̄
                                            |fニミr、j     `ー゚_/|',: :|ノ: |   
                                           .,イ `--{ ヽ、 ,-、  /´   ノ、|!  ̄
                                           /| \   )、=、>-<|  /Y\ヽ
                                           /: \ ヽ/}: :\!/:: :::/ヽ/ /: : : \',   


                                .


                           ;
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                           ;
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                              :|
                             o
                              .;
                          O

                           :
                           i
                           ;
                              .|
                           |
                           |:
                           。
                           |
                                !
                              :|
                           :
                             :!
                              .;: 。
                           、  .  |   .。
                            ゚ ,、人,、'
                         `^⌒^´




                           |\     /\     / |   //  /
                         _|  \/\/   \/\/ |∧/ ///
                         \                     /
                         ∠    悠悠たる蒼天よ!!    >
                         /_                 _ \
                          ̄ / /∨| /W\  /\|\  .|  ̄
                           //   |/     \/     \|
             _ ─'─ーャ__   
           _r´  丶    , `ア 
             / , - ´  ̄ヽルヒイ-、〉 
.          / < \ヽ,-─ヽ, ト _ ヽ\
         /   `-ヤ´   r= 、 ヽ| リ 
       /´レル、_フ │   l_丨 リ レト              ./
       レ  L=,         / レ|             / /
        `レ,_  ̄ヽ\u - '" `-,//       _ ':: ̄` -/ //
         冫、ゝ ┴`─ヽ  f`::\      _ '´:::::::::::::::::r" //
  _, _    /  /::( ヽ::::::::::::「 |:::::::::::`┐  r":::::::::::::::::::::::::|//
/::::::::::::vヽ /  /.:::::::!  }ヽ、:::! !:::::::::::::::ゝ- {::::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/
::::::::::::/ ノ !  !::.  !   |  !:::||:::::::::::::::::!  |:::::::::::::::::::::::::::::: ≧                             <
::::::::::::!  イ. !  !::::/  / !  |ヽ !.::┌┐/   /::::::::::::::::::::::::-=ニ     こうなったのは誰のせいなのだ!!!   ≦
::::::::::::|  Y   ヽ´  rイ  ノ. |:::::::::| 「/   /::::::::::::::::::::::::::::::::::≧                             ≦
::::::::::::!  !  ノ   ノ   イ. }::::::::|/   /::::::::::::::::::::::::::::::::::/Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\
::::r"` !  |     /  ,  /|.:::::::/   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
    ヽ          ∠_  |.::::/.   ∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ ノ
⌒ヽ  ヽ        /ヽ、l、`/    /  ヽ::::::::::r── .,_ - イ
::::::/ヽ ヽ    /ヽ ヽ ヽ`7     /    ヽ::::/ / ̄ ヽ  ヽ



                              \ヽ人_从人__从_人__从_从人__从_人__从_从人_人/

                              ≧                             <
                    (二二二ニ/  -=ニ       ユニバァァァァァス!!!        ≦
                    //_/__//_/__//≧                             ≦
                   //_/__//_/__//Y⌒YWW⌒W⌒Y⌒WW⌒W⌒Y⌒W⌒Y⌒WW⌒Y\

                   //_/__//_/__//_/__| |_ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽ
   二二二ニ/二二ニ/二二二//_/__//_/__//_/_| |__ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ
   //_/__//_/__//_/__///_/_//_/__//_/_ | |___ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//○====○====○======.○=====○===○===○===○ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//_|   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|__|_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
 ○====○====○====○===.|   |││││││││││││││││||  .||===○===○===○===○===○
                  |   |││││││││││││││││|| 孫 ||
                  |   |┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||  .||
                  |   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬||  .||
  ___________|   |││││││││││││││││|| 秀.||____________
  \/\/\/\/\/\|   |││││││││││││││││||  .||\/\/\/\/\/\/
  /\/\/\/\/\/|   |││││││││││││││││| ̄ ̄|/\/\/\/\/\/\
  """ ̄ ̄ ̄'''''''''''''''""""" ̄""" ̄ ̄''''''''''""""""""""""""""""""""""""" ̄ ̄'''''''''"""" ̄ ̄ ̄ ̄"""""""""

                                  ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
                                  ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l
                                   \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

                                     ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
                                      / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
  やむなく晋へ亡命した孫秀は、                 l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  呉を惜しむ気持ちが強かったのだろう。            `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                                      '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
  このあたりは、                            rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
  魏で劉備の死を祝賀しなかった黄権に通じるものがある   ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`
                                        ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、
                                 ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
                               ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ
                               /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l


       {      `'r‐r'´     |
       >、∠二ニ'='‐=ニニ>ク
.      く   __.∠_ト\__\  ┏━┓
     /レ, '´ / .  /  ',  ヽ ヾ   ┏┛
.  /  ./   i i  {    }  ! !  i     ・      よく孫秀が使っているユニバァースって言葉。
  /   八  ト、l _,.|\/l、_ レ| ∧
. 〈     _j\_{ _     _ jイ_ 〉        . あれはどういう意味なのかしら?
  `マ ニ=ヾ=〈       ,    ノ=r'7 
    ヾ=-r`ソ≧=‐- -‐=≦、ソ´          .昔の深夜アニメで見たような?
.     `ソ /´ 〈>z<〉`ヽ ソ
         ヽ `~~⌒γ⌒ ノ
        ヽー―'^ーイ 
                                    /// : :/:     : /:   .:i    :i : :ヽ  : :\i
                                    {!/ : :/ , : / i: :ハ: .  :|ヽ . :ト、 : :i  : : :ヽ

                                    / / /  i i  Lリ_ | i  l 十i=|=|ト、 |  : : : :i
                                    | イ i . : !ィキラ""_.|/| ,'  ∨__リ ヾト i: : : ハ!

                                    |! | ! . :イ! ∨ィェz   !/  イろfi了ミ | |: : / リ
                                      !j  i: : Y'´ろfi }     弋zソ  | ! /リ
    あれは呉の民が使う感嘆詞なんだそうです。       リ∧ト、 ヽ弋zソ        "   レ'//
                                         \ト     、       イ-'
    感情が昂った時に、                           ヘ    、___,     /ミミ.>
    「なんてこったい」「素晴らしー」と同じ用法をするとか         丶、         , ':\
                                              `ト __  , イi. : : :/

                                             /|\ _  / |\/: ̄:7
                                            /: :/  / { |    l: : : `V . .、
                                       r-‐ '´:/: : :/  | } |    !: : : ::i: : : : \

                                             晋 中書令 和嶠

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .晋の朝廷は、孫秀の振舞いを賛美したと干宝『晋紀』は記している
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l 
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`            
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、           さて、次に述べる事も孫皓引見より前の出来事だ
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ  
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ 
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`


【紀元280年5月 晋首都 洛陽】

        , -――‐-v冖v-―――- 、
       く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|

       rクヘ:/  ,    ,  ヒr┬- 、: :/
.     rク : :/   /   l |  厶:ヾ、:_:》 :\
     K_:_:/  / ,′  l |l  | 厶 : : : : /
       /| l/| レ1  / lメ、_/l  l|ヽ、/ヽ、
.      / l |イ  | / /  `7 リ=ミ__〉       .先の戦において、
.     厶イ>l | ノ  ′`ヽ /| /ヽ、`二}        .孫氏の将軍で戦死した人の家族を寿春に移しましょう。
      く// ,小  ●    ● ll=<|  \
      {_{_fて(ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃彡} 匸´        それと、呉の民で江北へ移住したい人がいれば許可するわ

       ` ̄ ,.> ,、 __,  イァヽ
         〃: : : :_:_∨_:__: : : : :ヽ
       ___/((┃)) {:r介、: :}}: : :_:ノi|_ ガリガリガリガリッ

      / /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ、  \
    / /__________ヽ   \


        , -――‐-v冖v-―――- 、
       く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|

       rクヘ:/  ,    ,  ヒr┬- 、: :/
.     rク : :/   /   l |  厶:ヾ、:_:》 :\
     K_:_:/  / ,′  l |l  | 厶 : : : : /
       /| l/| レ1  / lメ、_/l  l|ヽ、/ヽ、
.      / l |イ  | / /  `7 リ=ミ__〉
.     厶イ>l | `ヽ ′ ノ /| /ヽ、`二}       移住した人にはなんと!
      く// ,小  ●    ● ll=<|  \
      {_{_fて(ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃彡} 匸´       将軍と官吏は十年間、農民と工人は二十年間!!

       ` ̄,.-ヽ、  ゝ._)  イァヽ
     ゚ヽ.  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|: :ヽ ダンッ     税を免除してあげましょう!!!
    。 ゚ _(, _,) お得ですよ .( ,,)ノ

     ・/ヽ|.      奥さん  |て \ ・。 :
    /  .ノ|________|(   \

【紀元280年5月 晋 揚州 鄱陽郡】

    __   _____   ______
   ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
   'r ´          ヽ、ン、     .おい聞いたか?
  ,'==─-      -─==', i
  i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |     今、江南から江北へ移住すれば、      
  レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||     将軍と官吏の家は十年間、農民と工人の家は二十年間も税がタダだとよ。
    !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i | 
   L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|     もう江南でゆっくりするのは時代遅れだな
   | ||ヽ、       ,イ| ||イ| / 
   レ ル` ー--─ ´ルレ レ´

                                          __ 。o≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s。 ____
                                       ィi〔i:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i\
                                      'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<\
                                     /ィi:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                       /i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV∧
                                         /i:i:ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{⌒\
                                     // }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{
                                       /   ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                          /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
            そうなん?                   /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i>、i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:イi:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:iⅥ> ------ <{ }i:i:iハi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:i/ニニニニニニニ∧}i:/  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .イニニ≧s。-===-。o≦ニ〕iト  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                    /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ,<ニニニニニニニニニニニニ>、Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /ニ>、-=ニニニニニニニニ=-/ニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .呉の民に対する江北への移住の奨励。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .この政策の意図する所は何だったのだろうか?
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       それは『晋書』に伝を持つ
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .ある人物の記録からうかがい知る事ができる
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                                          __ 。o≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s。 ____
                                       ィi〔i:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i\
                                      'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<\
                                     /ィi:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                       /i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV∧
                                         /i:i:ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{⌒\
                                     // }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{
                                       /   ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                          /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
          税金が十年間タダかぁ            /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i>、i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:イi:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧

                                     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:iⅥ> ------ <{ }i:i:iハi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:i/ニニニニニニニ∧}i:/  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .イニニ≧s。-===-。o≦ニ〕iト  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                    /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ,<ニニニニニニニニニニニニ>、Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /ニ>、-=ニニニニニニニニ=-/ニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .この人物は元々鄱陽郡の出だった。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .父親は呉の揚武将軍を務めていたが、彼の幼少時に世を去っている。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       貧しく家柄も低かったが、
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .母親の献身によって金品を用立て、地元の人士と交際を結んでいた
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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    /\___/ヽ..   ━┓
  /  _ノ    ~ \   ┏┛
.  |:::::: (─),  、(●)|  ・
.  |::::    ,,ノ(、_, )ヽ、,,..|
.  |:::::::  `-=ニ=./;、 |            例の江北への移住に応じたい?
  \     / /  '‐、>
   ,ノヽ、__ノ    二〉            君のような有望な人材には鄱陽郡に留まってもらいたいな。
 , /'"|::::_/ヽ.   /:::::ヅ!:゙、-、_
''":::::::::::/´∨/`ー'〉 7:..ヽヽ:.:|:::::゙'ー、      .固有AAを孝廉に推挙すれば出世できるし
::::::::::::y′.: ',ゝ、_/::\:.:.:| |.イ:::::::::|:::!

::::::::/: ://: : : :|::::::::ヽ::|/:i::::::::::::i::|

                                          __ 。o≦i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:≧s。 ____
                                       ィi〔i:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i\
                                      'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<\
                                     /ィi:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                       /i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV∧
                                         /i:i:ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{⌒\
                                     // }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{
                                       /   ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
    父上が生きとったら違うんやろうけど、          ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
    さすがに暮らしぶりが苦しくてたまらんし……     ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧

                                    /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i>、i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:イi:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
    母上にこれ以上苦労させたくないんよ        ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:iⅥ> ------ <{ }i:i:iハi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

                                      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:i/ニニニニニニニ∧}i:/  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .イニニ≧s。-===-。o≦ニ〕iト  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                    /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ ,<ニニニニニニニニニニニニ>、Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                 /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ /ニ>、-=ニニニニニニニニ=-/ニ∧i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .呉が平定された後、彼は江北への移住を決断する
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年5月 晋 揚州 尋陽】

                   `ーr‐' ̄                        ,.---------
                r―'´○寿春                   ,「◎建業    ○京城
         ,.----'´ ̄                        ./    
  ○新息   _/                           . /  
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄               ○合肥         __{   
   ○弋陽                            |      
                ○六安          横江○|○牛渚 
                         } ̄ー' ̄}     |      
     .∧∧∧∧              `ーv'○東興 ./

∧   ∧∧∧∧∧∧              `ーr―' ̄       
      ∧∧∧∧∧∧          濡須口○}
        ∧∧∧∧               r' 
         ∧∧∧∧∧∧          _ノ

           ∧∧∧∧  【廬江郡】 r―'  
           ∧∧∧  皖○   _,.-‐' 
>-―‐、      ∧∧∧∧       |
|    ○\_                .|                         /.:.:.:.:.:.::.:: : : : : : :: : ::ヽ、
|   武昌 . ̄|   ●尋陽   _r‐'´                         :.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:. ;: ::.ヽ

            ヽ        _/                             ::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ.
          'ー-、___イ                               : :: !.:.:. ||/--l/ |ノ--l:.: .:.lヾ、
              ○                                  ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/
              柴桑     移住先は廬江郡の尋陽県。          Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
          【鄱陽郡】                                   \ヽ、 _ , イ!::/

                      .後漢末に民が江東へ逃げた結果、        / ヽ{  ト、ヽ l:′
                      人家が絶えたという地域に属している     ∧\  マ三ソ| .\
                                                ./: : \\ ヾ-〃 ..∧

                                                l; : : : : \\.り/: : :i
                                                i: : : :: : : : :|<V>| : : : !


            ......-――-.....     __
  ____ ....:::´:::::::::::::::::::::::::::::\:`ーrく:::::::::::::`ヽ
/⌒>―:/:::::::::::::::::::::::::;イ{:::::::::::::::::\::ゝ.><\ ̄\

  /⌒./:: /::::::::::::::::::::/ムrヘ:::::{::::::| ::: |:::::::ヽ `ヾ
    /::::::/:::/:::/ゝー'^´  /\ム::| ::: |::::::::: |
   ./::::::/::|::|:i!:{    /,斗芯アt| ::: |::::::::: |       おや、あなたも江南から移って来たのでしょうか?
   | ::/|:::|:从N   〃〃bf:::爿 |::|:::|^ヽ::::|
   |/  .|:::|:::∧⌒   { 乂少  j::/::|} }リ::/       私は周訪、字を士達、本籍は豫州の汝南郡安城です。
   {   |:::i!::::::ハvzイΥ"\_  イ/|:::| /::/
      Ⅵ:|:(__{_ ノ' _   /' ./:/¨ル'        .曽祖父の代に江南に移り、
       从:::八   マ::::ノ    /イル'_        .今度の布告でこの尋陽に移ってきました
         \个i       イ'_」 ィ^}} }
          \{ゝ >ー< rf }} }} {{八

             /ィirf´{{ {{ ヾ ヾ ヾ \_

             } }} }} ヾ ヾ  \ >.:.´.:.:.:.:.:\        ィi〔i:i:i:i:i:i:ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i\
                                      'i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i<\
          晋 汝南郡の人 周訪             /ィi:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

                                       /i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV∧
                                       /i:i:ィi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{⌒\
                                     // }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{
                                     /   ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                        /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:i:i:i:i:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
            私の名前は……              ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧

                                     ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iイi:i>、i:i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i:i:i:イi:i:Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
                                     /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:iⅥ> ------ <{ }i:i:iハi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                   ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ }i:i/ニニニニニニニ∧}i:/  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧
                                  /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ .イニニ≧s。-===-。o≦ニ〕iト  Vi:i:i:i:i:i:i:i:i:∧

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .当時、彼の他にも廬江郡に移住した者はいた。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .どうも晋の朝廷は江北への移住を奨励する事で、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .人口が減少していた廬江郡一帯の人口回復を狙ったようだ。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         あくまで『晋書』の記述からの推測だが
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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  /:::::::::::::/三/:::::::::::::|\::::::::::::::::、:::::::::::::::::::\三\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  ,'::::::::_,. -‐:::::|\:::::::::: |::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::\三\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 /:::/ ::::::::::::: |:::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::\三\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
. ,.:'::::::::::::::::::::::: !:::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::ヽ:::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/:::::::::::/:::/:::::::::|:::::::::::::::マ!:::::::::::::、:::::、::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ:::::::::ト:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::/:::/::::{:::::{:::::::::::::::{ ':,::::::::::::::',::',:::',:::::::',:::::::::::::::::::',:::: !ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::/:::/ ::: |::::::',:::::::::::',',::::::::::::',:::',-!、::::::::',:::::::',:::::::',:::|  ',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::|::::|::::::::|:::::::::\:::::::::\}:::::::::|::::|:イ::!:::| ',:::::::::||:::::::::|:::::::::::',:!  ':,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

::::::::::|::::|::::::::|:::::::::|:::::\::::::::\:::::|::::|リ!:::}, -―- 、}|:::::::::|::::::::::::Ⅵ    !:::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::|::::|::::::::|:::::::::|,::-:::、\::::::::\!l::| l / ム::::::㍉ |:::::::::|::::::::: |:!/    |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::|::::{::::::::{::::::イ\::::::\\::::::::\_ 抃::::::刈j!:::::::::i:::::::::::|:i'    }::::::::::::::::::::::::::::::::::::  
:,::::::::l::::::',:::::',:::::', /斥::㍉ \_:::::::、_ 弋_こ ソ/::::::::;'::::::::::::}:|   ;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::      鄱陽郡の陶侃や

::マ:::::|:::::::ヽ::::::ヽ::::::ヽ! マ:::::心 }/  ̄´  ` " ´/:::::::/::::::::::::/::|    ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 
::::マ:::{、::::::::::\::::\::::\弋こソ/         /::::::イ::::::::::::/ l/   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::\}ヽ::::::::::::\::::\:::ミ、     、       /:://:::::/:::/、_--、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 
:::::::::/:::::::\::::::::::::\::::\::..._       _   /イ /:::/::/{/\/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
::::::/::::::::::::::::\::::::::::::\::::::ミ、     ‘ '    /イ::/::/::| ̄´ ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://ヽ
::::,'::::::::::::::::::::::::>、::::::::::\::::>::.........._   / ̄/イ/`リ/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://///∧
::/:::::::::::::::::::::::::::::::/`ヽ、:::::>、ミ、:::/⌒ヽ/ /,.ィ⌒ヽ..イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://///////

/:::::::::::::::::::::::::::::::/    }:ヽ::::/´ / /、/ //-::::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.. -7//////////
:::::::::::::::::::::::::::::::/     j/ `{ /{ l-:::''´:::::::::::::::::::::::::::____:::,.. -、 ´</\__///
::::::::::::::::::::::::::::/       - '-:::´::::::_,..-rr-r:.T7 ̄ ̄//////\////>-__二二二二,イ
::::::::::::::::::::::::::/     /:::::,.. - T7´ Ⅵl |:.:|/////////////∨///////////// /

::::::::::::::::::::::::/    /::イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ:T {:.|//////////////∨///////////



   >:::::::::::{{//:/:::/ ̄::::ヽ::|::::: z≦| :::::::\::::\}__<⌒ヽ

  /´ ̄ ̄ .//:/::::::/:/乏≧ミ:↓≦幺t|:|::::::ヽ::\:::.:ヽ   `
       j/;/::::::/:::|          |:|:::::::::|:::::::|:::\:.
       /:/:!::::::ハ:|:|          |:i!::::::::|:::::: | :::: |:゚。
      .|:/:::!::::::|从{             从\:::i!::::: |:::::|:|:::|      .陶侃殿。
      .|:|::::|:::::||  ̄ ̄ ̄\  / ̄ ̄ ̄Ⅶ::::::|:::::|:ト;:|

      .|ハ:::|:::::|| ャチ芹芯ミ   r才芹芯ミv|:::::::|:::::|:| j!      こうして出会ったのも何かの縁。

        Ⅵ:::从 {r'― }     {r'― } /イ:::::::|::::ハ!
         |::::::=( 乂z少 ) ⌒ ( .乂少 )∩ト、ハ/         お互い支え合っていきましょう
         |:::::::∧ ー― '     ー (\∧.Ⅶ/
          八::: |::人     〈 ̄〉    \\} }}}   
          ヽ|从个::...      ....r くj/Y ヽ.|           /i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:/i:i:i:{i:i:vwi:i:i}i:|i:i:i:iVi:iVi:i:i:i:i:i:\ 
            r<从:| ≧=≦ |ル\ ヽ|   |          ./ィi:i:i:i:i:i'i:i:i:i:i:i:i:ィi:i:i/i{i:i:{ }i:i:i}i:|i:i:i:i:i:Vi:iVi:i:i:i:i<^)i 
         __.ノ〃〃`¨ii TT ii¨´ヾi Y j   |            |i:i:i:i:i:i{i:i:i:i/i:斗-ォi:iVi:iVi:i:/}┼i:i/i:i}i:i:i:vi:i:i:i:i|
      r<: : : : :∨  リ  ,リ .| | {{  从 { / ̄`i         |i:i/i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i}/ Ⅵ Vi:i:i:/ノ∧i:ハi:}i:i:i:i}i:i:i:i:i:|
      /: : :ヽ: : : : \{{  〃 | | ヾ  }}人{    ト、         レ'}i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:ィぅ笊㍉ 〉i:〈 ^笊ぅミi:i:}i:i:i:i}Vi:i:i:|
                                        }i:i:i:i{八i:iⅣ ん:ハ /∧i:i:>ん:ハ Ⅵi:i:i:} Vi:i:i|
                                        }i:i:i:i:Vi:>、{ 乂ツ      乂ツ /i:i:i:i:} Vi:i|
                                        }i:i:i:i:i:Vi:i:i:\, ,    '     , ,/i:i:i:i:i:iハ  Ⅵ
                                        }i:i:i:i:i:i:Vi:i:{^⌒  r ‐─ ┐  /ィi:i:i:i/i:∧  ',
              ええなあ。                   .}i:i:i:i:i:i:i:V込、  乂:::::::ノ   /i:i:i:i/i:i:i:i:i:iーr'
                                        }i:i:i:i:i:ii:i:ハi:i:i|≧s。     。o≦ノィi:iハi:i:i:i:i:i:∧
              そういうの                    .':i:i:i:i:/j/ Vi:| _,r}   ̄ ト、_  }/  ∨i:i:i:i:i:∧
                                       /i:i:i:i/   .。Ⅵニ{ノ    Vニ≧s。   Vi:i:i:i:i:i:∧
                                      Y^{i:i/ ィi〔ニニニ∧    /ニニニニ>、 Vi:i:i:i:i:i:i∧

                                       /{ {/ /ニニ>、ニニ∧   /ニニニニ/ニ∧ vi:i:i:i:i:i:i:i:',
                                .     /i:ハ V¨{ニニ7ニ>、ニニ∧__/ニニニ/ニニニ∧ 〉:i:i:i:i:i:i:i:}

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .鄱陽郡の陶侃。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .彼は移住先の尋陽で県の官吏となる
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                     --------
            __ ィi〔i:i:i:i:i:i:i:i:,ヘi:i:ヘi:i:i:i:i:i:i:〕iト ___
          ':i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:Vi:i:〈i:i:i:i:i:i\
.          /i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:i:/i:/:i:i:i:i:i:i:i:i:iVi:i:i:i:Vi:i:i:Vi:i:i:i:i<ヽ
.         /:i:i:i:i:i:'i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:{i:i:i:i:ハvi:i:i:i:}i:}i:i:i:}i:i:i:i:i:vi:i:i:i:i:>、
.        / 7i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:ィi:i:i:iVi:i::{ }i:i:i/i:i:}i:i:i:}i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i{⌒
.         /i/i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:斗i-r‐vi:i{ }i:iハ‐iォ-:/}i:i:i:i:i:i}i:i:i:i:i:i{
        /イi:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:ハi:i:{/ Vi:iVi:/ V }/ }i:i:i:i:i:ハi:i:i:i:i:{
        }i:i:i:i:从{i:i:i:i:iv Ⅵ  〉i:i〈   /  }i:i:i:i:i} Vi:i:i:{

 n _n__    }i:i:i:i:i:i:i:{i:iⅥi{ ===/∧i:〉 ===/i:i:i:i:iハ  vi:i{      n _n__
 l l└i七    }i:i:i:i:i:i:i:{i:i:i:乂_, ,         , ,/ィi:i:i:/i:', }i:i{      l l└i七     周訪殿、ええ人やなぁ。
 LK⊆T    }i:i:i:i:i:i:i八i:i圦⌒            /i:i:i:/i:i:i:} }i:i{      LK⊆T
.          }i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハi:i:i> ─ゝ --- 'ー <i:i:i:イi:i:i:i:iL/i:i{               焼き魚まで御馳走してくれて
 __n_ __    }i:i:i:i:i:i:i:i:>.:.:.:.、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.> vi:i:i:i:i:i:iァr-、__     __n_ __
  ア 「└' _ /_____<.:.:.:o:.:.:.:}、.:.:.:.:─===─.:.:.:.:.:.>o。__/ / / /¨i__ ア 「└′
. 込 -勹 ̄7i:i ̄ ̄i<_.:.:.:.:.:.:.:}/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ィ//////>〈_/ / ,イ_ ̄ 込 -勹

    ̄   /i:i:i:i:i:i:i:/ニ≧s。.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:。o≦ニV///>'}ゝ'_¨^´ノニ}  

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .当時二十五歳
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年5月 晋首都 洛陽】


       ______   ______  ______  ______  ______ 
       |  ____,  |   |______  |   |______  |  .|______  |   |______  | 
       |_|      |  |           / /           / /        ./ /           / /
              |  |     | ̄|/ /     | ̄|/ /      | ̄|/ /     | ̄|/ /  
               / /       |  ,_/       |  ,_/       |  ,_/        . |  ,_/    
            / /      //        //         //          //     
             ̄          ´          ´           ´             ´       


                                            f¨゙!
   :┐         n /〉               <ヽ          /^〉'
    !         }”/              ,、  <`ヽ        ./:::/.,、
   ⌒!ィ        f¨゚{             <´ 'ヽ Vハ   |ヽ Y¨! |::::}イ { , -ー 、  _ /¨>  r-‐,、 <⌒!
   ::〈人_r-ー- 、_r<}| >:::: ̄:`ヽ__, - 、__r 、r=¨>‐-! /:::::}__Vヘ }:::|__}::::{.ィ1.|:.:.:.:.:.:.}_, くノ ̄! ./;;;;;;;;;}_, ヘ⌒',

   /:.< /::::::::::::::::Y::/|i /::::::::::::::::::::::Y:.:.:.:.:.YVイ!:::::}::::::::|/::::::/:ァ<! V_::| ',く/⌒!}:.:.:.:.:ノ/ /:/^V__〈ヽ;;;;;/_!__ノ::::::ヽ
   :.:.:.:}|:::::::::::::::::::|:{:. }:!:::::::::::::::::::::::: l:.:.:.:.:.:.|ィ ゝx}:::::: |::::::/:.:/  / > ¨⌒ヽ:'.  V¨¨ヒ{_. V==<:::::`ヾア´:f⌒!ヽ:::::}
   \f':!::::::::::::::::::lハ:.:リ'.:::::::::::::::::::::::∧:.:.:.:./ >イ::! :::: |:::::{Y/' 〈 /:::::::::::::::::}:'   V::::::::::{ .}  .}::::::::::|:.:.:.:.|:.:.:|:.:.}-:'

     ヾ!,、:::::::::__/_/  ヽ::::::::::::::::/|レVWハ/::::::::/:::::: |::::::|ハ   V!::::::::::::::::::!:/  ./:::::::;:::Y  /^!:::::::{:ト、: |:.:.:|:./:::::
       `Y゚ ̄    _/VレvイW:::::`ー-::__/:::::::::/:::::::| ヽ  `!:::::i:::::::::::|'   /:::::::/L_|   ̄⌒¨}>ヘ}:.:.:|”::::::::
   、      f´ ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|  ヽ .|:::::l::::i::::::|  /:::::::::|  >- ._  }}   |:.: |ヽ:::::::

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .呉の重臣たちの任用と江南の民に対する江北移住の奨励。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .時系列的には、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      .この二つの布告が出された後に司馬炎が孫皓を引見している

    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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        , -――‐-v冖v-―――- 、
       く: : : :r>―^ーヘノ)==ミ : : : :|

       rクヘ:/  ,    ,  ヒr┬- 、: :/
.     rク : :/   /   l |  厶:ヾ、:_:》 :\
     K_:_:/  / ,′  l |l  | 厶 : : : : /
       /| l/| レ1  / lメ、_/l  l|ヽ、/ヽ、
.      / l |イ  | / /  `7 リ=ミ__〉
.     厶イ>l | `ヽ ′ ノ /| /ヽ、`二}
      く// ,小  ●    ● ll=<|  \
      {_{_fて(ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃彡} 匸´            これからは軍縮するの!

       ` ̄,.-ヽ、  ゝ._)  イァヽ
     ゚ヽ.  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|: :ヽ ダンッ    
    。 ゚ _(, _,) 六十歳以上  ( ,,)ノ

     ・/ヽ|     退役許可 |て \ ・。 :
    /  .ノ|________|(   \

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .続いて司馬炎は、
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .晋軍の士卒で六十歳以上を退役させ、各々の家に帰している。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .天下統一後、晋の州郡の兵は順次削減されていく。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      .

    `ヘ:ゝ    .'    小/         これに関しては、別に機会を設けて述べたい
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
|                       |::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::::::::::::::\
|                       |:::::::::::::f \::::::::}
|        御褒美タイム        |:::::::::::::|  ゝ::::|
|                       |::::::::::::::ヽ  ∨
|                       |ー:、::::::::::ヘ
|                       |::::::::::::::::::::::ヘ_
|_____________________ |:::::::::::::::::::::::::::::::::`丶、

          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<          そして、ようやく呉討伐の論功行賞が行われる
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|
            | |     >-、\!  !/::,-<
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::|
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::|
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
           |:!.|:\   ノ::L.. , __.!::::!::::::::::::::::!:::::|
           |:!.|::::::`ー':::/  /  |::::|:::::::::::::::::!:::::!
            |:|_!:::::::::::::::/  /  |:::::!::::::::::::::::|::::::|
            |::::::::::::::::::/  /   .!:::::!::::::::::::::::|::::::l
            |::::::::::::::::/  /    !:::::|::::::::::::::::|:::::::!
           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!

【紀元280年5月 晋首都 洛陽】

          _   ,ィ≠ー-く
      _, -‐'´: : `V^7: : : : : l|
     {「: :`ヽ: : : ;r-トヘrィZ_: :ソ

        〉: : :{レィ^ー'′ ヽ  \
    ∠,ニ_/ / l| l   lト、  V
    /  |  l ,」-ト   H|、!  l|         賈充。
   / ー- 、」l 乂托ミヽノ抃!レヘ./

    了二___}仝八_ソ   ,ヾ' に_〉         話があると聞いたわ
      ̄{二ニZにZ_  ー ' 乂
         : :`ヽフ ーュ-イ-、



                                            |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.一:;:;:;:;:;:;:;ヽ
                                            |:;`:;ー:;:r:;一:;":;:;:;:;:;:;:;:;x彡彡ハ
                                           にト 、__l:;_:;_:;…" ̄彡彡彡彡:1
                                           弋i fニ; :  こフ  ゙`ヾ三三彡ヘ
                                             | __ ヽ  __    彡彡ィ }}
                                            ゝ"ゞト|  ,ィゞシ   ゙彡”ツ リ
       まずは呉討伐に際して与えられた                 i、 ノ"|  \     彡ftイ

       兵士及び諸々の殊礼を謹んで返上致したく            :、 ̄ .!   、     彡レ\
                                             ヽ ー一'" ヽ     ///::::ヽ

                                                 、_l!__ 、    .イ//::::::::::「!
                                                ヾニ¨ニ     / //:::::::::::刈
                                                 __>rr‐一 ´ .イ,:'::::::::/  ヽ
                                            .. ´ /  {::ゝ.   /::::::x≦ /


          _   ,ィ≠ー-く
      _, -‐'´: : `V^7: : : : : l|
     {「: :`ヽ: : : ;r-トヘrィZ_: :ソ

        〉: : :{レィ^ー'′ ヽ  \
    ∠,ニ_/ / l| l   lト、  V
    /  |  l ,」-ト   H|、!  l|
   / ー- 、」l 乂托ミヽノ抃!レヘ./

    了二___}仝八_ソ   ,ヾ' に_〉
      ̄{二ニZにZ_  ー ' 乂
         : :`ヽフ ーュ-イ-、


                                            |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.一:;:;:;:;:;:;:;ヽ
                                            |:;`:;ー:;:r:;一:;":;:;:;:;:;:;:;:;x彡彡ハ
                                           にト 、__l:;_:;_:;…" ̄彡彡彡彡:1
                                           弋i fニ; :  こフ  ゙`ヾ三三彡ヘ
      元々、麿には呉討伐の意志はなく、                 | __ ヽ  __    彡彡ィ }}
      討伐の挙を固くお諌め申し上げました。              ゝ"ゞト|  ,ィゞシ   ゙彡”ツ リ
                                             i、 ノ"|  \     彡ftイ
      ところが陛下の御聖徳と                        :、 ̄ .!   、     彡レ\
      諸軍の働きにより天下の統一が果たされた次第           ヽ ー一'" ヽ     ///::::ヽ
                                                 、_l!__ 、    .イ//::::::::::「!
                                                ヾニ¨ニ     / //:::::::::::刈
                                                 __>rr‐一 ´ .イ,:'::::::::/  ヽ
                                            .. ´ /  {::ゝ.   /::::::x≦ /




   |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
   ├- 、__:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;:-‐'"´;i
   |;:;:;:;:;:;:;:`゙゙゙'''''ー-- 、、;;;;;;_;;;;;;; -‐''''"´:;:;:;:;:;ィ彡ミ,

   ,i====、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐"´゙ミ三ミi
   i三三ニニ' ̄`゙゙''''' ー- 、;:;:;:;:;:;:-一'"     ミニ三i
   i三三ニ三      _   ̄  r==、    'ヾ、ミi
  _,i三三ニ三ゞ    ニ三シ  i   ゞ"´     !ミ;iヽ
  i"゙ヾ彡彡ァ"´         i  ノ __ ,,,...、_,,.   iミ| |
  { {`ヾ彡;シ′   , _ --‐- 、丿  ィ''"ノ(oツヽ''  |リノ
  '、(、ヾ彡リ     ィ'でo)'ヽ、  :  ';:. 'ー-‐'"″   |リ
   ',ヽヾ、彡   ゝ`゙゙'''''"´ツ .、  i::.`ヽ、,,,,ノ    |i|     この賈公閭。
   ヽ丶ヾリ,    ` 、,,,,,,ノ  .:   i:::.       リi 
     ゝ、,ヾリ         , .::  '、::.       リ     ここに謹んで大同の世の到来を慶賀すると共に、
       ヾi,        /、 _    ,,'      , /     呉討伐に異を唱えた罪により処罰して頂きとう存じまする
       ヾ,        /  ´``ー''´    、  ,' /
        ヾ,      '     : :     ', , /、
         ヽ、    , --‐‐一''ー─'''' ' /./::::ヽ.
         i"i ヽ  ,r' _,,,, ゝ--‐‐''´ー'" ノノ::::::::::ヽー-、
         ノ, |',  ヽ、   ` ; ; ; ; : : : '  /::::::::::::::::::\_`ヽ.
        /::i | ',   `ヽ、_     _,/:::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ
  _, -‐'''"i:::::::i .|; ',       ̄ ̄//:::::::::::::::::::::::::/  /\


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .『晋書』『賈充伝』によれば、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .賈充は自らが呉討伐に難色を示した事を恥じ、司馬炎に処罰を願い出た。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      .史書での賈充は悪く脚色されがちだが、少なくとも恥を知る人ではあった

    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



          _   ,ィ≠ー-く
      _, -‐'´: : `V^7: : : : : l|
     {「: :`ヽ: : : ;r-トヘrィZ_: :ソ

        〉: : :{レィ^ー'′ ヽ  \
    ∠,ニ_/ / l| l   lト、  V       そう言わないでほしいの。
    /  |  l ,」-ト   H|、!  l|
   / ー- 、」l 乂托ミヽノ抃!レヘ./      あなたがいたからこそ、呉討伐が上手く運んだのではないかしら?

    了二___}仝八_ソ   ,ヾ' に_〉
      ̄{二ニZにZ_  ー ' 乂         .ヒナは、この国にはまだまだ貴方が必要だって思っているわ
         : :`ヽフ ーュ-イ-、


                                       i;:、;:;:;:;:_:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i,
                                        /三、;:;:;:;:;`;:‐-;、、l_,;:;-‐;:';:´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ィ彡ニ、
                                      l三三^'ー-:、、;:;:;:;:j::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:-‐イ彡三三i
                                      i'l三Ξ.  ,.=ミ`'ー-‐'";ニこ´   ィ彡三三7,.、
                                      ',lミシ"  ` ̄´    `¨"´    `ーミ三彡7-ヽ
                                      lミミ, :.  _,.=、、 .   ..: _,.〟、、..:  ヾ彡〃//
                                       〉l; ::.彳ヾ゚;ハ、:、 ,:' ,.ィヘ;゚ツゞ::'   .::彡/ノ/
                                        ヽli. :ヽ.`゙'''"フ`.:  l::. ヽ`゙゙"´.:'  .::::::彡ゝ/
         ……勿体無き御言葉                 `li.  `゙ " .::   l:::. ` ゙ "´ ..::::::::彡ー'′
                                      _,.ト:..    .:' :   :::::.、    .::::::::::彡′
                                    ,ィ'´r'"::ヘ:::..   /`'=、__,.ィ'' ' ヽ  ..:::::::::::;ヲ
                                  ,r‐' ./:::::::::::::ヽ::::.    : :     、.:::::::::::;ノ ヽ、_
                               , -‐''"   ヽ::::::::::::::::\ ー-:こ=ニ=一 ノ .::::/l:::ヽ, ヘ`ー-、
                           , -‐"     ヽ   \::::::::::::::、\ `ー‐--´ " ::// /::::::::i l   `ー-、、
                                    \  \::::::::::\ヽ、____,./: :/ /:::::::::::l l       `
                                     \.  \::::::::::ヽ、::.   .: : : /./::::::::::::ノ /

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .司馬炎は賈充を咎めたりはしなかった。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .先に侍中の程鹹に賈充を労わせ、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .絹八千匹を下賜、食邑八千戸を加増して、大都督としての働きに報いた。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      .

    `ヘ:ゝ    .'    小/         また、賈充の従孫の賈暢を安陽亭侯とし、
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         賈充の弟の陽裏亭侯賈混、賈充の従孫の関内侯賈衆の食邑も加増した
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────




s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵




                            γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                            |   平東将軍王濬   |
                            ヽ________乂



          _   ,ィ≠ー-く
      _, -‐'´: : `V^7: : : : : l|
     {「: :`ヽ: : : ;r-トヘrィZ_: :ソ

        〉: : :{レィ^ー'′ ヽ  \
    ∠,ニ_/ / l| l   lト、  V 
    /  |  l ,」-ト   H|、!  l| 
   / ー- 、」l 乂托ミヽノ抃!レヘ./ 
    了二___}仝八_ソ   ,ヾ' に_〉 
      ̄{二ニZにZ_  ー ' 乂   
         : :`ヽフ ーュ-イ-、


                                            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                                           /::::::::::::::::/:::::::::::::::::\:::::::::::ヘ
                                           ,':::/:::::::/::::::::::::::/ハ::::::::::X:::::::::::.
                                               .:::::!::::::/ :::::::::::::::/ |:::!ヽ:::::::::. :::::::::.
                                            .:::: |:: /::::::::::::::::,:' ,:::,'  \:::|:::::|:::::
    呉討伐における功績顕著につき、                ..:::rt|:::!:::::::::::;ィK. /:/,x‐-- ,メ::::::!,、!

    あなたを輔国大将軍・領歩兵校尉とします。          .::::! i|:::l;xィfr心  /ィ  ,ィぅテトx:::::!リ::!
                                              .:::::メ|::::! 弋Iツ      弋iシム:::|'::::!
    大車五百・兵五百・親騎百人・官騎十人を           .::::::::: !:: ト           .イ7:: |:::::l
    輔国の軍営に支給し、司馬の設置を許可します      ./:::::::::λ::iヽ       '       ハ:::|:::::|
                                        /::::::::::/:::!::|::::ゝ、   ー一   .イ:::::!::|:::::!
                                          /::::::::::/:::::|:::!:::::::::::jゝ、    t:´::::::::::|:::!::::|
                                      /::::::::::/::::::::!::|:::::::,r''}   ` ´ {frx::::::::|:::|::::l
                                         .::::::::::::/::,ィ≠!::|テ´: : }      { : : : : |:::!≧x、

                                              晋 中書監 荀勗


          .::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::\
         /:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ:::::::/::::::::ヽ
          /:::::::::/::::::::::/::::::::::::::::::/  /::::::∧:::::::::::::.
         ,′:::::::::::::::::/:::::⌒ヽ/   /:::/  ::::::::::::::i
          |::/⌒! :::::::/_斗=≪.    //    |:::::::::::::|    .また、襄陽県侯に封じて食邑一万戸を与えます。
          |::{. '^|:::::::/ィんkJ ヽ  /  ⌒ヽ│:::::::::::|
          |::ト、._| :::::i 弋:::ソ   /  斗x.   |/::::::::::j    .加えて子息の王彝殿を
          |::l:|::::|:::::::l           んiJハ /:::::::/:/    .楊郷亭侯に封じて食邑千戸を与えます。
          |::l:|::::|:::::::|       ,  弋ン /:/:/|/
          |::::|::::|::小、          .∠:イ:::::/      .最後に陛下より、 
          |::::|::::l::::〈 丶  ` ー      イ::/::::/       絹一万匹・衣服一式・銭三十万と食物が下賜されます
   , .- ―┴┴ |:::Nハ  \ ____,..  イ ::::/::::/
 /  \      |:::| | l.   /| ト、_::::::i::::/::::/
/      \    |:::| | |     /| |  }`トく ::/
|          八::| | |\ /厶| |  i: i |∧
|          i∨ ヘ| | | (⌒) | |  i: i / }                   /' /   / // ,     ヽ ヽ    ヽ
                                         / ' ,/  /〃 /イ .i| i !   |i  i      i
                                       / ,イ 〃 //,'  '"|  || | ∥ i. ||  | i    |
                                       〃7 /'  //..L ! !  !| ! |.!  | ||  | |    |
                                      / L./ !.._/ |! | `ト. !. |ヽ」」ム__」 ||  | |    !
                                          `' 爪  ト¬=ミ、 `ヾ ,.三 └.ル.」|  | |    |
                                       二 i | !  |! ゝ_ソ     ¬ ;¬ァ、|i ∥ |    |
           至れり尽くせりだが……              ィ i | !  ||    '     ゞ'ノ ' !!  !) !    !
                                     r:、    i│!  fヽ.  、____    ,. ||  |! |    |
                                     ', '、   | | |  | ! |丶 `  ' ´  ,.ィi├||  |! | i  !
                                     ,ム `n /.│l  | ! ! i 〉:ー‐ '"i|│|│||  ||i !  !. l
                                    / ヽ、ヽ!. |! ! |  !.| | | リ    l|∥|│||  ||| |  |  |
                                   (⌒ヽ / ノ .|∥ ! ! ィ'´       丶 |│||  ||| |  |  |

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .呉討伐の勲功第一はやはり王濬だった。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .諸々の問題行動を重ねた末の結果であり、
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       司馬炎が王濬の功績を高く評価していたのが分かるだろう
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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.    /ー-=ニ/ :〃 /  / / ハ ヽ\

..   / \ー:'  i' /  ,  '/j ,| l :i  :.
.        __|   i|/x< / //'| | i|  il
      /,rl   i仡芯くヽ /〃 } } i|  i|
.     人 ゙|   i|ゞ-'    ,ニ7/ :ハ :i|
.     〃 /`|   i|       ヒツ,イiT| j_}ハj
..   / /t |   i| t‐- 、 ' ,仆 il|´
     /ー辷|   i|、 ` "イ ili|  |          この褒賞、衝撃の若造より下という事はないだろうな?
.    /{::{:/ ̄ `ヽ`::< /| li|  |
    {::/        V''^´  | li|  |
.    {::{        '.     | li|  |
    八  '.      '.   Vili|  |
     :{::{\_'.      '.     V{  {
..   ::{::{::{::{:{:.     ヽ    `ー‐`

                                                      _,-、

                                                    _!´  Yー、
                                                    >-tz._ノイ斗-ミ
                                                  //, ' ゝ、{`ヽ   〉
                                                ,イi //⌒/ // トz_ノ´

                    ないわよ                      .〃rソ●' / /⌒i ハ  __!、
                                                 ヾそ!''' __  ●'.! ! ゝ'ハ \
                                                `人 i_.ノ ''' rソ、  彡}イj
                                                  >z-  ジ_ミ≧彡'ノ'´
                                                  ( <介>'´ )

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .呉討伐直後の話である。
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .王濬は己の功績の大きさを誇り、
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .自身をありもしない罪で弾劾した王渾への不満を隠さなかった。
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .そんな王濬を司馬炎は大目に見ていた
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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                    (二二二ニ/二二ニ/二|二二ヽ二ヽ二ニニ)
                    //_/__//_/__//_/| |ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
                   //_/__//_/__//_/_| |__ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ

                   //_/__//_/__//_/__| |_ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽ
   二二二ニ/二二ニ/二二二//_/__//_/__//_/_| |__ヽ_ヽヽ__ヽヽ_ヽヽヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ二二ヽ
   //_/__//_/__//_/__///_/_//_/__//_/_ | |___ヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//○====○====○======.○=====○===○===○===○ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
  //_/__//_/__//_/__//_|   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬|__|_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ_ヽヽ
 ○====○====○====○===.|   |││││││││││││││││||  .||===○===○===○===○===○
                  |   |││││││││││││││││|| 王 ||
                  |   |┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||  .||
                  |   |┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬||  .||
  ___________|   |││││││││││││││││||.濬..||____________
  \/\/\/\/\/\|   |││││││││││││││││||  .||\/\/\/\/\/\/
  /\/\/\/\/\/|   |││││││││││││││││| ̄ ̄|/\/\/\/\/\/\
  """ ̄ ̄ ̄'''''''''''''''""""" ̄""" ̄ ̄''''''''''""""""""""""""""""""""""""" ̄ ̄'''''''''"""" ̄ ̄ ̄ ̄"""""""""


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .王濬の親戚に益州護軍の范通という者がいた。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .恐らく王濬が
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       益州の士大夫との関係強化に、親族の娘を嫁がせた相手だったのだろう
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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               -´─-` ¨ ̄¨ 、

             ´ __     ‐-、   ` 、
         ーイ.  /    、    \   \
         //  /  / {   ヽ    ヽ   ヽ
           〃  /_i」 |!   !ハ     ’    ハ
           |:{   j/从{!  |」_| .!     }    }
.         j!|i  |イ笊卞 !ハ `ト、}    ;'    ’
          || 小弋ン ヽ' '芹ミ从     ;'    /
          |l  :!  '     弋少'   /.   /
          || 八 __      /    /: : イ /
           j|-rく¨入ヽ     /    /:/ j/
        {´ゞ`:::(>'/ー 、≦{.   /ソ、
       人_>'´二フ-─ァ<ヽ !   //´⌒ヽ
.      //  '´ノ〉/´¨〃VY「|i {:|: :/ ̄}'^ヽ          γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
      /'    ∠_{:|::r'´ : }八从ノリ://⌒ヽ::∧          |    まったく!    |
      ,'     ,. イ:: r': : : :{/´: : : _/:: :: :: :: V::∧         .ヽ________乂
.     {   /  {:: :ゞ-'⌒ー─イ::{:: :: :: :: :: :V::::}
.   /j イ´::>  ノ:: ::}:: ::厂}´ ̄:: :∧:: :: :: :: :: :V::|

    マ´:: :: :::〈  /:: :㌻ァ/oリ:: :: :: /::∧:: :: :: :: :: :V|
    〉___:::人r':: :: ::7´/:: / :: :: :,':: ::::∧ :: :: :: :: ::ハ
    V:: :: :: :: ::ヽ:: ::::{:: {:: :{::::::::::::{:::::::::::∧:: :: :: ::::::∧

     V :: :: :: :: ::\:人::ヽoヽ::::::::‘;::::::::::::∧ :: :: :: :: ∧
.       V :: :: :: :: :::::}::::::>、::Vハ::::::::‘,::::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
        、 :: :: :::::::::::::/  >.>::〉:::::::::}:::::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
       \:: :: :::::::/  {::{oノ::: :: ノ:: :: :: :::::∧ :: :: :: :: ∧

         \_ノ  /::/´:: :: /:: :: :: :::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
             /:/ :: :: ::/ :: :: :: :: ::::::::::∧ :: :: :: :: :∧
            /:: /:: :: :/:: :: :: :: :: :::::::::::::∧: :: :: :: :: ∧


     ,-'´,  ィ ,i  i .i ヽ ヾ、丶、ヽ、

    ./ / ,イ  i! ||i ll ヽ ヽ丶.ヽ 丶
    / ノ ,/ /!  ∥ |.l lヽ li. li  ,i.  l
  / ,イ! l l .l ,ハ.  lヽヽヽ li li   l i  l
  | .l .i ll i. l l_ l、 l ゝヾヽ」‐、l!  ! .!  li
  ‐' l .l! l'´!_'  ´`  `ェ_  l  l! l.  l.l
    l .K´,-ァテナ   '"ヤ'ニソヽl .l l ヽ .i l.l          今回の輔国大将軍の任命も色々文句が出たらしい。
    l  l、!` `'''´           l  lノ.i l l.l l    
    l l.lヾ、    _        丿 ハ l. l .l.l.ト、   ⌒)    .人の功績を貶す事しかできん奴の何と多い事か
    l l l l丶、  !、`丶 , イ!/ /l l. l l l.l.l 丶、  )
     il! .l l l l ll丶--´ '´ .」フ' /l.l .l. 丶 l l.l.l 、_ノ
    i|.l! l. l l,l ll ,iゝ、,-''"´ ./ / l.l .l 丶 l. l.l.l
   ,i.l.l! l l .l! .l lノ!,r'´\  ./ / \、. ヽ、 丶l. l.l.l                /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::k
   i.l l! l l .l /ィ´//l、ヽ〉ソ  /  / ヽ、丶  ヽ、.l.l              ,i':::i::::::i::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::i:::::::::kヽ
   i.l l! l lィ、 くィ´/l ll、ヽ/  / ./     ヽ,  ヽ、l.l              l:::::|:::::i:::::::_/.  ヽ、 __::::i:::::::::|:::i,
                                  .         |:::::|:::::|:::'´/ `   ´ヽ、::゙ォ:::::::|::::i
                                  .          |:::::|::::::|/        `< イ:::::::|::::|
                                           |::::::|::::::|ィ〒テァ、   -テ〒tk|::::::::|:::::|
                                  .         |::r'|::::::|r、ピ::」ぅ--f -ピ::ノ./|::::::|゙i:::|
      王濬将軍。                               :|::k|::::::|ヽ==='⌒ヽ====-'|::::::|ノ::|
                                  .            |::::|::::::|.       '      |::::::|:::::|
      あなたの功績は素晴らしいと言えますが、            .|: :|:::::::|、   rー‐、   ./:::::::|::::||
      恨む所があろうとも何もしない事をお勧めします        |::::|:::::::|::>、_   ー '  _,-'::|:::::::|::::| |
                                            lル-、:::::l::::::ィ|゙゙ ー--‐''´|、::: |::::::|-┘
                                              \「フ^ 、     / 》レ'´
                                           _,.. -‐''´|.:k  ヽ、 /  ノ.:::|.::゙::ー ..,,_
                                         r'´.::.::.::.::.::.::.:ゝ-\/介\/..::ノ.::.::.::.::.::.:: ゙̄::ュ、
                                         |.::.::.::.::::::::::::::::::::::::::\  /:::::::::::::::::::::::::.::.::.::/.::::|

                                               .晋 益州護軍 范通


           ′    ` ' 、
       /  //l l ||. |、 ! i \
.      / / // /.| l.l| | ! ! iヽ ヽ
     / / :|/.l l i !| | | | .| |〉: |: |l

     .i|  |! ‐!‐リ- リ ! ,-l‐i|‐/ノリ
      i | | || .||ィ孑テ' ` |ノイソ}:.|                   何?
     l | | || ||  ゞー'  、`´ | | 
.       !.| | |.| ||ゝ     _  /| |
.      | | | | | ||ii }` 、_ イl i | |
.     | | | |ノ   〉_,_,_」-┤l.l | |                     /:: /:: :: :: ヽ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
.     | | | | .   / /∧ ∧ lil l |                   , ':: :: ::!:: :: :: :: :: ', :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ',
                                     /:: :: :: :λ:: :: :: :: :: :';: :: :: :: :: :::i:: :;' :: :: :: :: :: :.

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                                     ',:: :: ト,!    ヾノ ),:: :: :: :: :: :|_/:: :: :: :: :: :: ::|

   偉業を成した以上は角巾私第になって、           ヽ::|: ',ミx==(   / , :: :: :: :: ::| :: :: :: :: :: :: :: :!
   呉を平定した事は口にされない方が良いでしょう。      `!:: ヽ/  ` ̄   ':: :: :: :: :::|,::: :: :: :: :: ::: :::|
                                       |:: ヽ,       ' :: :: :: :: | ',:: :: :: :: :: :: /
   もし、人に聞かれたら、こう答えるべきです。          |:: :: :: 、_ ノ    |:: :: :: :: :! ヽ、:: :: :: ::/
                                       |:: :: :: ::` ,    |:: i:: ::|レ' , -‐ヽ─ ´

   「呉の平定は聖主の徳と                     |:: :: :: :: :: ヽ -‐.i´レ|/- ´    /'、
   諸将の功によるもので老夫の功績ではありあせん」と     ヽ、__ノ、__|   |r‐´    ,  ´:. :./:\
                                         ,ヘ__     ノu.!   ./:. :. :. :./ :. :. \
                                       _r_‐- ヽ',.   ///.| ', /:. :. :. :. :/ :. :. , -‐-` 、
                                      ノ- 、`! |/.,'  ,.////.i | , ':. :. :. \ ̄:. :./:. :. :. :. :. l
                                     } ‐-、l }/ ' /{ `////´:. :. :. :. :. :.〉:. :/:. :. :. :. :. :. :..|


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .角巾私第とは、
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .古代の隠士がかぶった頭巾と私人の邸宅を指す。
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ       つまり范通は、功が成った以上は隠退するべきと進言したわけだ
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
───────────────────────────────────────────────



               -´─-` ¨ ̄¨ 、

             ´ __     ‐-、   ` 、
         ーイ.  /    、    \   \
         //  /  / {   ヽ    ヽ   ヽ
           〃  /_i」 |!   !ハ     ’    ハ
           |:{   j/从{!  |」_| .!     }    }
.         j!|i  |イ笊卞 !ハ `ト、}    ;'    ’
          || 小弋ン ヽ' '芹ミ从     ;'    /
          |l  :!  '     弋少'   /.   /
          || 八 __      /    /: : イ /
           j|-rく¨入ヽ     /    /:/ j/
        {´ゞ`:::(>'/ー 、≦{.   /ソ、
       人_>'´二フ-─ァ<ヽ !   //´⌒ヽ
.      //  '´ノ〉/´¨〃VY「|i {:|: :/ ̄}'^ヽ
      /'    ∠_{:|::r'´ : }八从ノリ://⌒ヽ:.γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
      ,'     ,. イ:: r': : : :{/´: : : _/:: :: :: :: V|  このようにすれば、万が一の場合の備えになります   |
.     {   /  {:: :ゞ-'⌒ー─イ::{:: :: :: :: :: : ヽ_______________________乂
.   /j イ´::>  ノ:: ::}:: ::厂}´ ̄:: :∧:: :: :: :: :: :V::|

    マ´:: :: :::〈  /:: :㌻ァ/oリ:: :: :: /::∧:: :: :: :: :: :V|
    〉___:::人r':: :: ::7´/:: / :: :: :,':: ::::∧ :: :: :: :: ::ハ
    V:: :: :: :: ::ヽ:: ::::{:: {:: :{::::::::::::{:::::::::::∧:: :: :: ::::::∧

     V :: :: :: :: ::\:人::ヽoヽ::::::::‘;::::::::::::∧ :: :: :: :: ∧
.       V :: :: :: :: :::::}::::::>、::Vハ::::::::‘,::::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
        、 :: :: :::::::::::::/  >.>::〉:::::::::}:::::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
       \:: :: :::::::/  {::{oノ::: :: ノ:: :: :: :::::∧ :: :: :: :: ∧

         \_ノ  /::/´:: :: /:: :: :: :::::::::::∧:: :: :: :: ::∧
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       /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::k
      ,i':::i::::::i::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::i:::::::::kヽ
      l:::::|:::::i:::::::_/.  ヽ、 __::::i:::::::::|:::i,
.     |:::::|:::::|:::'´/ `   ´ヽ、::゙ォ:::::::|::::i

.      |:::::|::::::|/        `< イ:::::::|::::|
     |::::::|::::::|ィ〒テァ、   -テ〒tk|::::::::|:::::|
.     |::r'|::::::|r、ピ::」ぅ--f -ピ::ノ./|::::::|゙i:::|

      |::k|::::::|ヽ==='⌒ヽ====-'|::::::|ノ::|            趙の藺相如を御存知でしょうか?
.       |::::|::::::|.       '      |::::::|:::::|
.       |: :|:::::::|、   rー‐、   ./:::::::|::::||
.       |::::|:::::::|::>、_   ー '  _,-'::|:::::::|::::| |
      lル-、:::::l::::::ィ|゙゙ ー--‐''´|、::: |::::::|-┘
        \「フ^ 、     / 》レ'´
     _,.. -‐''´|.:k  ヽ、 /  ノ.:::|.::゙::ー ..,,_                     /            l    ',   |   ノヘ
   r'´.::.::.::.::.::.::.:ゝ-\/介\/..::ノ.::.::.::.::.::.:: ゙̄::ュ、             /    |   } iト、   ', .|      ハ
   |.::.::.:::::::::::::::::::::::::::::\  /:::::::::::::::::::::::::.::.::.::/.::::|     .       /   |   |    /|八 ヽ _' |      '.
                                         ′   |   |   ,/ ィ"´ ̄ \l |      }  i
                                          {   | j,」  /´ ノ ,ィテぅ ハ|    ' : : |
                                         ∨  ,ィ'´N_ /      Vしリ〉 |   /:. i∧
                                           ',   lヽlえぃ     ゞ゚′ |   /. :l |
           あ、知ってるよ。                      i   ヽ.ト弋リ        ' ' ' |   . : :/l 八
                                             |ヘ    ハ, ,  、   .勹   | / : / ノ'
           趙の三大天の一人でしょ。             .  { ',   !込、  ー<_ '^′ j /|/
                                            ∨ヽ{__≧=‐-  _ . イ斗 ≦L三ヽ
           キ●グダムで読んだ                      //二二/三Уxヘ'"  /三三三}

                                             .//三三/__三{/_」ノ__/三三三三L、
                                            / {三/ '二}//ハ三三三三三∠二二>、

                                          _,/三{::::|   ⌒}/xく⌒ヽY三三三三>'"三ヽ
                                         }三三三〉:|    ,_/⌒ヽ   }三三三/三三三/


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{ (| ::::::::::: |   {',     }トr {リ :::!
弋|::::::::::::: |   ゞ=''´ 廴」フ:|       李毅さんがまともに官途に就けなかった理由がよく分かりました

::::::|::::::::::::::|           {:::::! 
:::::i|::::::::::::::|         八::|

::: ||::::::::::::::ト     ^   ,イ::::: |                \__人_人从_人_人从/
:::::!i::::::::::::::|   >,、 __,.'::::|::::::::|                _)                (__
/j ';:::|!::::トi   ト、::::::::::::::|::::::∧                 )   ひどいッ!!    (

 ヽ レへ」 i! /  ヽL__:::|:::::::!                 ̄ ̄)              ( ̄ ̄

  \ , -‐´   /: `‐-Lトリ_                 /⌒Y⌒Y⌒⌒Y⌒Y⌒Y⌒\
',  イrト     /: : : : : : : : : : ; '´`ヽ                        ,. , '´, /,  / i ,.  、 \丶
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                                         /´ / / // ∠.../! ,' | l| ト ! !! |!   ! ',
                                            ′〈 /i / ヒル」' Li  l」 ! 」」」_ || !!   | i
                                           '7,ir }, -rュミ、   \!ヾi`|ト.||  │ l
                                           ,',' !! i| ` ヒツ     テ‐、`ヽ,!  l |i
                                          .,',' ∥ .||     ,    マ,._/ ヽ||  |! !!
           ……完璧、か          r‐-、           ,','  ! l !            /||  |! ||
                             .\ 丶           ,','  l  | iト、    '、ヽ     ∠_」!   |! ||
                               .ヽ ヽ , ┐    ','  ,i   !∥!|丶     _, .ィi| i ||  |! ||
                               ,ム  Y  !    ','   i|   !∥!| |!`ー‐ ' ´!. i l∥ | !!  |! ||
                              / 、 \j  l    ,','  :i!  .|∥i !_」!     { 」 | !! !l|  |!i |i
                              ノ 、 \__」   ,.  ','   ∥  !」 '´ i     ア ヽ.|| i|!   |!.| !i
                            ヾ、 丶__,〉    }  ,','   ム │    |    /    \|l   !!.| ||


        /:::/´::::::::::::::::::::::::、::::::\
       /:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::k
      ,i':::i::::::i::::::::::::::ハ:::::::::::::::::::::i:::::::::kヽ
      l:::::|:::::i:::::::_/.  ヽ、 __::::i:::::::::|:::i,
.     |:::::|:::::|:::'´/ `   ´ヽ、::゙ォ:::::::|::::i

.      |:::::|::::::|/        `< イ:::::::|::::|
     |::::::|::::::|ィ〒テァ、   -テ〒tk|::::::::|:::::|    はい。
.     |::r'|::::::|r、ピ::」ぅ--f -ピ::ノ./|::::::|゙i:::|

      |::k|::::::|ヽ==='⌒ヽ====-'|::::::|ノ::|    昔、藺相如が廉頗を屈服させた事がありましたが、
.       |::::|::::::|.       '      |::::::|:::::|    今、王渾将軍は廉頗と同じように御自分を恥じておられるのです
.       |: :|:::::::|、   rー‐、   ./:::::::|::::||
.       |::::|:::::::|::>、_   ー '  _,-'::|:::::::|::::| |
      lル-、:::::l::::::ィ|゙゙ ー--‐''´|、::: |::::::|-┘
        \「フ^ 、     / 》レ'´
     _,.. -‐''´|.:k  ヽ、 /  ノ.:::|.::゙::ー ..,,_                 /ィ,ィ r  , ,      、      ヽ
   r'´.::.::.::.::.::.::.:ゝ-\/介\/..::ノ.::.::.::.::.::.:: ゙̄::ュ、          /,'´/ , '  / ,/ l i  、 、  丶      i!
   |.::.::.:::::::::::::::::::::::::::::\  /:::::::::::::::::::::::::.::.::.::/.::::|          , ',イ /  /,' / イ  l | i  !. `、  i!     i
                                      /.//,.ク .// ,ク / !   ! i!l  |  li!  i!     l!
                                      !/イ/ l //./ l / l  i l! l  |  l!  |!        l
                                       ! ケ/イメ、i ,' |  ,i! ハi!  i! l!  |       l!
                                           l l ト`i.、メ  l ハ l l! |l l. ,'l!  i      l
                                           ! l lヽ!_;〉  `` 「`卞,ト| jl j ハ  ヘ     l!
                                         | l! !   ,   ‐‐iテュ 、 `! ./ L.i!   ヽ    l!
                                         li l! ヽ  、_    ヽニ' '´/./ ! ノト、   ヽ   l!
               なるほど                      l! ll l!丶 `ー-    ,..j!/  ,'´l  ヽ  \  l!
                                          ! ll l! l.丶 --┬''"´ /'´  i!  l.  \  丶 
                                         l!  l! ハll  \ヽ〕! /  ノ.l  i!   \  丶
                                         ! i´ !| ∥  / //,,. ‐'"´  !  ヽ    丶、  
                                        l r〈 i!.!」L ,イ/フ /二三   |   丶    丶
                                       广、 ヽ`´ ィ'///// '´r‐   ヽ l    丶     

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .藺相如は戦国時代の趙の人で、「完璧」の逸話で知られる。
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .廉頗を屈服させたというのは、「刎頚の交わり」の逸話を指している
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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     /   /    丶
      |  | l l| |     \
.    / |  | l l| | |', ', ∨\
   / /|  | l l| | | ', ', ∨ \
     |  |」`ト」、l」}ハ 」ヽ〉

  / l_/ |  | ,:==、 八
. /Y´- `:|  | "   `{  ;            鄧艾の二の舞にはなりたくない。
/ 人ヽ:l |  |:::::__ 〉 ; 
////>‐ |  l {^  ∧  :.           .猫をかぶって人心を得るに越した事はないか
≧s/   |  | ヽ /_',   :. 
三三≧o_|  |>‐'三三:   、

三三三三三≧=-ニニ/ `、 `、                       ,  '´:: 、 :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: \
≧o。三三ニ/Ⅵイ三ニ=`、 `                       /:: /:: :: :: ヽ :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :ヽ
三三三ニ≧∧  Ⅵ三三三:i、 `、                   , ':: :: ::!:: :: :: :: :: ', :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: ',

三三三三三∧  Ⅵ三三三ム   `、                 /:: :: :: :λ:: :: :: :: :: :';: :: :: :: :: :::i:: :;' :: :: :: :: :: :.
三三三三三=∧  Ⅵ三三三}\  \                 i:: :: /::/ \::\:: ',:: ! :: :: :: :: :: ! / / :: :: :: :: :::i
                                       |:: ::l:: :!  ' ´ \|ヽ,i:: :: :: :: :: :::├、´:: :: :: :: :: :::|
                                       |:: ::|::|     `ヽ',:: :: :: :: :: :: !r ヽ:: : :: :: :: :::|
                                       |: :: ', :|     行ハ ' :: :: :: :: :: :| } / :: :: :: :: :: :|
                                      ',:: :: ト,!    ヾノ ),:: :: :: :: :: :|_/:: :: :: :: :: :: ::|
                                        ヽ::|: ',ミx==(   / , :: :: :: :: ::| :: :: :: :: :: :: :: :!
                                         `!:: ヽ/  ` ̄   ':: :: :: :: :::|,::: :: :: :: :: ::: :::|
                                        |:: ヽ,       ' :: :: :: :: | ',:: :: :: :: :: :: /
                はい                     |:: :: :: 、_ ノ    |:: :: :: :: :! ヽ、:: :: :: ::/
                                        |:: :: :: ::` ,    |:: i:: ::|レ' , -‐ヽ─ ´
                                        |:: :: :: :: :: ヽ -‐.i´レ|/- ´    /'、
                                         ヽ、__ノ、__|   |r‐´    ,  ´:. :./:\
                                          ,ヘ__     ノu.!   ./:. :. :. :./ :. :. \
                                        _r_‐- ヽ',.   ///.| ', /:. :. :. :. :/ :. :. , -‐-` 、
 
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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .范通の進言は、王濬の自尊心を満足させたようだ
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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           __

     .:     ´       `   、
  ,.  ´                     `  、
/       /                 \
        /     〃  〃| / |   ゙、   ヽ   \
.       /    ∥  ∥ : .' |   ゙:    ∨    、
    /|      ||   |   | |  |     i     ∨    :、
    /|      ||   |   | |  |     |     | V ',   :、
.   / ,|      ||   |   | |  |     |     | ',  ',    、
   / / |       ||   |   | |  l    }}   |  :  i    ‘,
.  / / /|       ||   |‐- | |   ,   ∥V   l  |  |    ‘,
 / / //|       ||__|   |_|`  ',  ./  V  l  |  | ',  ', ‘,
./ / ///|       |zz≠テミぅxヽ \/   }_|--|  |  ',  '
.../⌒ヽ|       |  {:.:.:.:し..} ヾ、     ,.    }_|   l  ト. }
/ /⌒>x|       |  `ー―'′       ,ィ示テx/  |  |_|∨     
{   ( と|       |              {;;ノ」:/  :|
.\ ヽ | 。o≦| |                 , `" .l    |                .完璧而帰、か
 ノ>/三ニニ| |   、          ′ /l    |
ノ//三三ニニ=| |     ̄ "   ‐-    /     |
/三三三三ニ| |              /___゙、  :、
三三三三三ニ| |>           イ三三ニニ∧   :、
三三三三三ニ| |    ≧=- <三三三三三∧   :、
二二-=≦三三≧===≦三三三三三三三ニ=/:、  :、

三三三三三三三三三≧o。三三三三ニ=/   :、  :、
三三三三三三三三三三三三≧o。三_/    :、  :、


                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ

     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l

       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|

         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l  .確かに王濬は批判されても仕方のない行動を重ねた。
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ 
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`            しかし、時の人々の間には、
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、          王濬の功績の重さに対して褒賞が軽いとする声もあった
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ  
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ 
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l 
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ

           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ

          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`


【紀元280年頃 晋首都 洛陽】

                _   -──-
              ィ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト
            /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iト 、:i:i:i:i:i:i:i:i\
         _ ィi〔:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV/ハ」ハ:i:iヽ:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
        /i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:|\:i:i:i::i:i:i:i:i:i:V ハi:i:i:i:i:i:i:i:i:.
         /i:i:i{i:i/l :i:i:i:i:ハi:i:i:| /ヽi|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨:i:i:i:i:i:i:i:.
      /i:i:/i:V/ :i:i:i:i:| j} /  _.」__:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨i:i:i:i:i:i:i:.

      .ハW:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:|/ ィ笊く |7i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
      |/ :i:i:i:i:トヘ i:i:i:i:| /|卞^刈ハ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
      |i:i:i:i|i:i:i|__ ヽ:i:i:|   |Vz才 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{
      |i:i:i:i|i:i:i|ィ 芥\、 "    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:iト《
      |i:i:i:iYハ V才_       |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i|     王濬は功績を立てる前から九卿に就いていた。
      |i:i: 人 l  |⌒        |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:i:i:i:i:i:i|
      |i:i: / |\__ノヽ   _    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i /i:i:i:i:i:i:i:i: リ     しかし、功績を立てた後、
      |i:i:i| ││\   ′    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ:i:i:i:i:i:i/V      .寵人に与えるような屈辱的な称号を与えた。
      |i:i:i| ││ | |`         ,|i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 乂:i:i/
      ∨i| |   | |i:i:| 〕ト  . イi|/|i:i:i:i:i:i/_____| )/        四海はそれを見て失望するのではないだろうか?
        V    | ト_.〉   }「 V/7|i:i:i/Vニニニ}, ̄\
      /       / )      く芥_|i:イ¨¨ ̄ ̄/    \
      _/       / /\_ . ´ハ7{ {/’    ./        \___
     //    / ./⌒イ   /        /        イ Xト,
    ./!        从    /^ __  '⌒ ̄/         //  V{
   //∧      / |{   //:.:.:\  /         //    ‘。
  ./ / ∧   r<l   |{  ./:._/_:.:.:.:.:. /         //      ハ
 /   / ∧ ハ .l   |{  〃:.:厂:.:. /         //         / ∧

             晋 博士 秦秀










                                                /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: /| i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
                                             |:i: /| :i:i:i:i:i:i:|i:iV\/V :i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
                                             |/W:i:i:i:i|i:i:i:|i:i: ∨ ::i:i:i:i:i:iト 、:i/:i:i:i:i:i:i:
                                             |/V:i:i:i:iハi:i:ト i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i| /:i:i:ハ:i:i:i:i:
                                             |i:i:i:i:i:_」__|i:i:|_ ヽ:i:i:i:i:i:i:i:i:i|   ∨ |:i:i:i:i:
                                             |i:i:i:i:i:i:i| |i:i:| \V\:i:i:i:i:i|   =====ァ:i:
  蜀は小さく呉は大きい!                            .|i:i:i:i:i:i:i|x=ヽ|=ミ.   \∨ イ )ハ"Vi:i:i:
                                             |i:i:i:i:i:i:《 ""ん)ハ r __    乂zツ !:i:i:
  蜀平定の後、鄧艾・鍾会に三公を加えたにも関わらず、          |i:i:i:i:i {{ ̄ 乂zツ }}⌒       |i:i:i:i:
  今、王濬に降格人事を行い、天下が惑わないとでも言うのか!!   |i:i:i:i:i:i:i≧====== ┛`  __      |i:i:i:i:
                                             |i:i:∧i:i:i:∧       r  ⌒|     |i:i:i:i:
                                             |i/  |i:i:i|i∧       V    |   /|i:i:i:/
                                                  |i:i:i|i:i:i:i:〕iト    ー   イ V:i:i:/
                                                .|i:i:i|i:i:i:i:i|/   ≧=-=≦    /i:i:/
                                              ‐┬─┐|/ハi:i:i:i|    _|       ,|i:i厶
                                          /  /⌒トヘ   V:i:i|  / /\_______ノl|i∧ \
                                       /  〃   /   厂|  \{,/  ハニ/芥Vニ|{ /
                                         /       /   /  |__/}  /    V^V  ,/
                                       .|               |:.:|     | ̄`      ̄/   /


                _   -──-
              ィ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〕iト
            /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iト 、:i:i:i:i:i:i:i:i\
         _ ィi〔:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iV/ハ」ハ:i:iヽ:i:i:i:i:i:i:i:ヽ
        /i:i/i:i:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:|\:i:i:i::i:i:i:i:i:i:V ハi:i:i:i:i:i:i:i:i:.
         /i:i:i{i:i/l :i:i:i:i:ハi:i:i:| /ヽi|:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨:i:i:i:i:i:i:i:.
      /i:i:/i:V/ :i:i:i:i:| j} /  _.」__:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∨i:i:i:i:i:i:i:.

      .ハW:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:|/ ィ笊く |7i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
      |/ :i:i:i:i:トヘ i:i:i:i:| /|卞^刈ハ i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
      |i:i:i:i|i:i:i|__ ヽ:i:i:|   |Vz才 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{   往時の呉は
      |i:i:i:i|i:i:i|ィ 芥\、 "    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:iト《   .三祖の神武によっても屈服させられなかった。
      |i:i:i:iYハ V才_       |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i:i| 
      |i:i: 人 l  |⌒        |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从:i:i:i:i:i:i:i|    それを王濬は、
      |i:i: / |\__ノヽ   _    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i /i:i:i:i:i:i:i:i: リ    蜀漢の士卒を率いて数十日で平定した。
      |i:i:i| ││\   ′    |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iハ:i:i:i:i:i:i/V  
      |i:i:i| ││ | |`         ,|i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ 乂:i:i/       呉人の財宝を全て与えても足りないぐらいだろう
      ∨i| |   | |i:i:| 〕ト  . イi|/|i:i:i:i:i:i/_____| )/    
        V    | ト_.〉   }「 V/7|i:i:i/Vニニニ}, ̄\
      /       / )      く芥_|i:イ¨¨ ̄ ̄/    \
      _/       / /\_ . ´ハ7{ {/’    ./        \___
     //    / ./⌒イ   /        /        イ Xト,
    ./!        从    /^ __  '⌒ ̄/         //  V{
   //∧      / |{   //:.:.:\  /         //    ‘。
  ./ / ∧   r<l   |{  ./:._/_:.:.:.:.:. /         //      ハ
 /   / ∧ ハ .l   |{  〃:.:厂:.:. /         //         / ∧

───────────────────────────────────────────────

   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .そうした声の中心となったのが博士の秦秀であり……
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年 晋 益州 犍為郡】

             /:: :: :::| :: :: :: :: ::| , :: ::、 :: :: :: :: :: :', :: :: :: '
            ,' :: :: :: |:: :: :: :: :: |、\:: ::ヽ, :: :: :: :: :',: :: :: ::i

            ,' :: :: :: ::| :: :: :: :: ::|‐.ヽ,ヽ, 、 ', :: ',: :: ::l:: :: :: :|
             , :: :: :: :: l:: :: :: :: :: :!  `ヽ ヽ、:: ',:: :::|r 、 :: |
              ':: :: :: :: ::|, ::i :: :: :i,:|       ヽ::i :: :| '`',:: |
           |:: :: :: :: :::l ',:|ヽ :: :|リ  x彡ミx  ',|',:: ,') ./ ::|

           |:: i :: :: :: :', ` ヽ,/ r,   ,ノノ    .V _/ :: i::'、
             , :!, :: :, :: :i .x==、,.=ヾ‐'´/      i :: :: ',-ヽ
            ',:|ヽ :: ', :: '_´  > | ,  ̄         ',:: ::',_\
            ` \::!'-ヽヽ‐/     ,        ,! ヘ!,`,ヽ
                 ヽ   `´、    ‐    ./ / /:. :.,ヽ,
                       `  、,    / / /:. :./:. :. :`' .. .、    先の温県令、李密が申し上げます
                         `¨´リ, 〉' ./ :. :, ' :. :. :. :. :. :. :. ヽ,

                           f´r、 ./:. :. :./ , :. :. :. :. :. :. :. :. :..',

                          //}|.|i/ :. :. :/:.,' :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.'
                          /', '//|.||:. :.__/ : i:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.:|
                       i:. :./,',/ .| i.!:.ヽ,: :. :.! :. :. :. :../   :. :. :. :.|

                        :. :.//V :||:/ :. :. :.!:.ヽ :. :/:. :. :. :. :. :. ;':|
                       |: ,':!´|.|:/|| :. :. :. :. :|:. ,' :. :. :. :. :. :. :. :. :. !::!
                      |:.| :. :. ',! :. :. :. :. :. :. :',/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :i:. l

                      |:.|:. :. 0:. :. :. :. :. :. :. :. ! :. :. :. :. :. :. :. :. :. |:. |

          f`、             |:. :',:. :.ヽ :. :. :. :. :. :. :.!:. :. :. :. :. :. :. :. :. ;':. :.|
          ', .',          ノ:. :. '、 :. :ヽ, :. :. :. :. r-' :. :. :. :. :. :. :. :. :.| :. :|
          ', .',       , .-‐' :. :. ヽ,ヽ_ -─ i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!
        ,- '´'ヽ、'.r‐.i_ -‐ ´. :. :. :. :., -‐| _ _ -‐'┬───────────'─┐
         |  ヽ, ヽし' _ ,-─--'ニ,¨´:. :. :. :|      |                     |
       {´ _`ヽ、 ヽ,}r ´ , -‐    ヽ :. :. :. |      |                     |
────‐'─`¨`─‐`‐'´────‐.' ─‐┴.───.┴────‐─‐─‐─‐─‐─‐.┴─


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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .その中には蜀の李密も名を連ねていた
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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【紀元280年頃 晋首都 洛陽】

        _....._ィ: : : : : : : . ,
      /7: ̄: : : : : : : : : : ヽ
      / : : : : : /: : : : :l: : : : : ,

      {: : :|ハ|:_lム|: : ム_ト: :l : : }
     |l: : : ヘト≠ lヘ: | rキ从: : :l|

.     ヘト: : :代シ  ∨弋シハ : ノ
        トゝ   ,    ィノ         ……などといった上奏文が届いています
.         、  っ  ノ=ァ

          > - .イ: :ト、

         ...ィ /不  ト|: :ヽ                            r=-、      _,.......、
      _ィ::::/:::∧イァvィ|::::,:::::ト、                            }|   ``ヽコァ' ´´ ̄`l}  
      /rl::<:::::| /^l  rュ::/::::/::::;                         r'  r== 、}j_}'´__,r==、゙、  
                                          _  r'\  〉  ,.イ_j、>``  fr' 
                                         //`´`ヽ ヽ'=テ'´ー' ー'`ーヽ=r'´ 
                                         j {_,. - '´ ト=彳 l !     !  l ヾ 
                                        、j ,イ    {  ,.{-!-|、   l__l_l | lト、 
                                       r=、{ ヽ    ト、l、l,r=、N、ノ=、ノ`//'  〉 
                                       {{__, ト-`= r'__}_イヒソ   ヒソ}ィ''´_ノ 
                                         `=-<ヽ_ニ〉、  、__,'_ ノニヽ、-' 
        もう少し上の官位を授けても良さそうね           く fr'´ くくヽri´/ ''\_Yモこ,  
                                         .,‐/ ム、 \‐´'―i'\ヾヽ、, 
                                        /ノヽ   l ,,=\_ノ「l  Y===、`〉 
                                  .       `'ー― i" ./ァ⌒l-{rー~>' 
                                              .|∠ム.__ノJ  ゙ー '  \ 
                                                      \V       .\ 
                                                        \     _.. -‐゙ 
                                                         ` -‐ ´ 

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   /.:.:.         \
  /:,:.:.:  /   ヽ    \       .
 /.:.l:.:.:/:/   :/  ', :l   ヾ`ー     .
./!:.:.|:.: l/  〃 / j } :|    ハ      .
/イ:.:.i|:.:.jL∠/_/ | /l.ム_/| l  l }      .後日、司馬炎は
 N:.ハ:.:.:lィfアト/ レ ィ=ト | /| ∧j      .王濬を鎮軍大将軍・散騎常侍に任命し後軍将軍を兼務させている
  ヽム:.} c;_j    c;リ ル iレヽ      
    `ヘ:ゝ    .'    小/         .
      ヾ:{>、 _ ィ<}/|/         .
   _, ィr'´ヽ{ ___`} ヽ、_
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_________________ィ‐' ̄`ヽ
|                       |::::::::::::::::ヽ
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|           続く           |:::::::::::::|  ゝ::::|
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          \::::| |:::::::::ィ !{ ハ T tーr 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、
            ` | |ー--レリル|rfiテ ヽl イテz rr----――― ' " ´
            | |    ヾN ゞソ    ゞソ//
            | |    >:´|、  -  ,|`:<
            | |     |::::::::| >  イ |::::::::|
            | |     >-、\!  !/::,-<           .続きは日を改めて。
            | |  /´:::::::::::::{二{}二}´::::::::ゝ-、
            | |   l:::::,:-:::::::://::|ヽヽ::::::::::::::::::!         お疲れ様
            | |  /‐'´::::::::,::V:::::!::∨::::::::::::::::::| 
           , ' ニ}く::/::::::::/:::::/|::::::::::::::::::::::::::| 
           | ーjヽ\::::::'"::/ヾ !::::::::::::::::::::::::::|
           ヽニj }  \:/ \ |:::::::::::::::::::::::::::|
           〈:| |V     }>、___..>!:::j::::::::::::::::|:::::|
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           !:::::::::::/  /    |::::::|::::::::::::::::|::::::::!





/.:.:.:.:.:.::.:: : : : : : :: : ::ヽ、
:.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:. ;: ::.ヽ
::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ.
: :: !.:.:. ||/--l/ |ノ--l:.: .:.lヾ、

: ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/  
Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
   \ヽ、 _ , イ!::/             6/6(土)23:00頃より続きの投下開始
  / ヽ{  ト、ヽ l:′    
 ∧\  マ三ソ| .\
./: : \\ ヾ-〃 ..∧     
l; : : : : \\.り/: : :i

i: : : :: : : : :|<V>| : : : !








/.:.:.:.:.:.::.:: : : : : : :: : ::ヽ、
:.:.:.:/:.::./.:.:./:.:.:.:.:.:.::.:. ;: ::.ヽ
::: ::|.:.:.:i|:.:./ |:.:li、:.:.∧:.:.:.::ヽ.
: :: !.:.:. ||/--l/ |ノ--l:.: .:.lヾ、

: ::(|:.:.:.:| ‐‐   ‐-│::.:/  
Ⅵヘ.:.:.:l   _ _   /.:.ノ
   \ヽ、 _ , イ!::/             6/6(火)23:00頃より続きの投下開始
  / ヽ{  ト、ヽ l:′    
 ∧\  マ三ソ| .\
./: : \\ ヾ-〃 ..∧     
l; : : : : \\.り/: : :i

i: : : :: : : : :|<V>| : : : !






※23:30から始めます

【紀元280年5月 晋首都 洛陽】

s。:::::≧s。≧s。::::::::ミs。:::ミs。 \
 弋ー‐弌ナ__≧s。:::::::ミs。::ミs。`丶、
  |ーr‐弌弋 `ヽ∟」::::::::::::ミs。::ミs。 ≧=- ..,,_

≧s。_,|   | ̄~|トミノ::≧s。:::::::::::::ミs。::ミs。____ノ
.   l | ̄ ̄ ̄|| ̄弌____ノ≧s。::::::::::ミs。:ミis。
s。__l |___ト  凵 ̄7^弌_ノ-ミs。:::::::ミs。:ミs。

| ̄::::::|≧s。 ̄  ≧s弌_ノ|^YTーt r'≧s。::::ミs。:ミs。
|  ::::|──≧s。    ``rr─ゝ‐r'YY^灯二ア:::ミs。ミs。
|  ::::|_____≧s。 ||____ト弌_ノノ弋弋ナs。ミs。::ミs。ー- .,_

|____,|-=ニ ̄ ̄≧o。|: ::::::|≧s。   `弌─‐r'´≧z{^Yミs。:::ミs。 ``¨ア                 .i
|: /) |   ``'''<_|: ::::::|____≧s。::|─‐┘ミ凵弋ナナ≧ァァ::::::\/               rz≦≧zュ
|::(_ソ |         .|:::||___|≧s。___::,| :::|三≧s。 |___ト、二二「l^^^               弌竺竺竺テ
|弋 : (| lマニT.=┐ .|:::||弋) |.  ̄|::|≧| .::|______,|~~゙|≧s。,_|__|//゙ミs。               ,|:|i:口i:|:|、

|\):::i| | |_l||_ロ | .|:::||\( |‐ュ .|::|三| ゙̄|::|‐||^|,,,,,,|//丁:゙|777777777ミihs。.,_         弌ZZZZZZテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|7ミ |,,,,|///////////ミs。^㍉。.,_       __|i:i口i:i|_
|从_)(:| | |_l||_ロ | .|:::|l从ノ:|_|| |::|/|:::: :|::|ート::|::::::| l^^|::::|.TTー‐TTーーTTT≧:.フ7ァァx__,,..。o≦フフフフフフフ≧o。..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ー弌テテミis。ーーrrーーrrーーrrーーーrrーァ
|-=ミ、|───---|:::||⌒ー|/( (゚_rソ:::: |::|;|二|::::::|ニニ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ノ777777777777777777777ァァs。..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|、___レ{ / (^ヽ: :: |::|;;|ニ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ニフマY|_|‐ァ'ーー |ニニニニ|ーー弌ナーーーーー弌ナーー弌ナー弌テ彡
|ー=彡|-----------|_弋乂_ゝ__ノ‐:i|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ナ___弋ナ|   .:|:| | |::|.|.|──||______rzzzュ_,||──‐||─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_二二ニ='=========┴┴=ニコ__||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||__|「fis。.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                 `'ミ||||||「∩
二二二二ニニ==──    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                                          `'ミ|||凵


                            .γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
                            |    おい、聞いたかっていう?  |
                            ヽ_____________乂


.


         ____
       /      \
     /   ⌒   ⌒\
    /   ( ●) ( ●)ヽ
   .l      ⌒(__人__)⌒ |             何をだお?
    \     ` ⌒´   /
    /             ヽ

   晋 治書侍御史 陳寿

                                                   / ニYニヽ
                                                 / (0)(0)ヽ
                                                /  ⌒`´⌒\
                                               | ,-)       (- |
                                               | l   ヽ__ ノl |
       尚書の張華様がもらった呉討伐の褒美だっていう。         .\  ` ⌒´  /
                                               /        ヽ
       破格の褒美だって評判になっているっていう            /           ヽ
                                              |           | |
                                              ヽ_|         |丿
                                                |         |
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \