まゆ「クロユリ」 (49)

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藍子「【純朴な愛】なんて素敵じゃないですか。」

文香「…飾らないという意味では私に相応しいのかもしれません。
   
   …それに孤独というのも…私に当てはまるのではないかと。」

藍子「そんなことないですよ。
   
   今の文香さんにはたくさんのお友達がいるじゃないですか。」

まゆ「あら、お二人ともこんにちは。
   
   何のお話をされていたのですかぁ?」

藍子「あっ、まゆちゃん。
   
   実はね文香さんとお花についてお話をしていたの。」

文香「藍子さんとはこの間のお仕事で一緒にユニットとして活動させていただいて…。
   
   同じユニットで活動していた夕美さんから…、色々と草花についてのお話を伺ったのです。」

まゆ「そうだったんですねぇ。
   
   …それでお花とお友達と言うのは、どのような関係が?」

藍子「実はね、その時夕美ちゃんから誕生花って言って、自分の誕生日のお花について色々教えてもらったんだ。」

文香「私の誕生日は10月27日なのですが…、私の誕生花の一つの野ばらあるのです…。
   
   そして…、野ばらの持つ【純朴な愛、孤独】という花言葉が…、私によく当てはまるという…お話を…していたのです…。」

藍子「もう、文香さんと私も仲良くなれたんですから、そんなこと言わないでください。」

まゆ「文香さんは…孤独なんかじゃないって、まゆも思いますよ♪
   
   それに、まゆと文香さんも…この間のパーティーでせっかく仲良くなれたのに…、そんなこと言われたら切ないですよぉ。」

文香「…そうですね。…今の私は…孤独というには…本当に沢山の方と…親しく…なれたのではないかと思います。」

藍子「それに誕生花は数種類ありますし、花言葉もあくまで占いのようなものですから。」

文香「…そうですね。
   
   藍子さんの誕生花の一つに…麦藁菊という植物がありましたが…、【永遠の思い出、献身】といった花言葉は…藍子さんに…よく…似合っているのではないかと…思います。
   
   しかし…、別の誕生花である…アフリカホウセンカの花言葉が指す…【短気】というには…藍子さんはとてもおっとり…されているかと。」

藍子「うーん…私ってやっぱり、気が抜けてるのかなぁ?
   
   いろんな人から言われるんですよ。」

まゆ「うふ…でもそこが藍子さんの可愛いところだって、まゆ…思いますよ♪
   
   そちらの本も夕美さんから?」

文香「はい…親切にこの本を紹介していただいたので…お言葉に甘えて…貸していただきました。」

まゆ「そうだ、せっかくですし…まゆの誕生花についても、教えていただけませんかぁ?」

文香「そうですね。
   
   えっと…まゆさんの誕生日は…」

まゆ「まゆの誕生日は9月7日です♪

   …ありましたかぁ?」

文香「9月7日…聖母マリアの生誕日と同じですね…ありました。
   
   しかし…これは…」

まゆ「?どうか…しましたかぁ?」

藍子「ちょっと見せてもらえますか?
   
   9月7日は…オレンジ、ハマナス、そしてクロユリ…」

文香「…オレンジの花言葉は【愛らしさ、花嫁の喜び】など…素敵なものだと思います。
   
   …しかし…残り2種類の花言葉は…あまり…その…」

まゆ「…すみません、まゆにも見せてもらいますねぇ。
   
   ハナマスが【悲しく美しく】…クロユリが【呪い】なんですねぇ…。」

文香「クロユリの花は…佐々成政の伝承にも聞くように…、あまり贈り物には向かないと…本で読んだことがありましたが…
   
   花言葉も…あまり縁起の良いものでは…なかったのですね。」

藍子「で、でもあくまで占いのようなものだから、まゆちゃん気にしないでね。」

まゆ「でもクロユリには【恋、愛】と言った花言葉もあるんですねぇ…
   
   しかも【恋の呪い】だなんて…、うふ…なんだか親近感感じちゃいますねぇ…。」

文香「先程…誕生花の花言葉に囚われていた…私が言えたことでは…無いかもしれませんが…、
   
   本当に…あまり…気になさらないでください。」

藍子「そうだよまゆちゃん、気にしたらダメだからね。」

まゆ「…」

(親近感を覚えるに訂正するの忘れてた音葉…)
続きがちょっと納得いかなかったので直してきます

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───

まゆ(クロユリ…人目のつかないところでひっそりと咲く花…
   
   花言葉は呪い…特に恋の呪いだなんて…
   
   奇麗な花なのに…花びらの色が黒いからって…不吉だってレッテルを貼られている…)

まゆ(…うふふ…やっぱり何だか親近感を覚えちゃうなぁ…。
   
   文香さんと藍子さんは気にしないでと言ってくれたけど…、

   でも…まゆの誕生花にクロユリがあったのは、偶然とは思えない…。)

まゆ(まゆは…Pさんためにと思って…
   
   うぅん…まゆは…
   
   Pさんの一番になりたくて
   
   Pさんの一生になりたくて
   
   Pさんの幸せになりたくて
   
   Pさんの夢になりたくて
   
   Pさんの夢になりたくて
   
   Pさんの望むようなPさんに相応しいPさんの好みの女の子になるために…、
   
   今まで頑張ってきたつもりだった…)

まゆ(それ自体は何も苦しくなかった…
   
   Pさんに褒めてもらえるって…Pさんに喜んでもらえるって…
   
   そう考えるだけで、まゆは幸せだったはずなのに…)

まゆ(でも…もしも…もしもだけど…
   
   そんなことないって…思うけど…
   
   もし、まゆが今までしてきたことは、Pさんにとって呪いだったなら…)

まゆ(文香さんが話してくれた、戦国のお殿様とその側室のお話…
   
   信じていた人に裏切られて殺されて…
   
   死の間際、絶望の淵で、女性がかけた愛の呪い
   
   その呪いによって、愛していた男性は悲惨な末路をたどったって…)

まゆ(うぅん…Pさんはまゆのこと、いつも褒めてくれるし優しくしてくれるから…
   
   それに、まゆがPさんのことを傷つけたりなんてしないけど…
   
   だから…そんなこと無いって思うけど…)

まゆ(…でも、やっぱり確かめなきゃ
   
   Pさんのためにも、まゆのためにも)

<コンコン
まゆ「…Pさん、…失礼します。」
<カチャッ
まゆ「いつも遅くまでお疲れ様です。
   
   今日はPさんにお聞きしたいことがあるんですけど…、お時間いただけますかぁ…?
   
   うふ…ありがとうございます。
   
   …突然ですけど、Pさんは花言葉って信じますかぁ?」

まゆ「Pさん、まずは信じるか信じないかだけ…教えてもらってもいいですかぁ?
   
   ありがとうございます。…Pさんも案外ロマンチストなんですねぇ♪」

まゆ「…Pさんは誕生花って知ってますかぁ?
   
   じゃあ、まゆの誕生花って…何だと思いますか?
   
   うふ…当ててみてください。」

まゆ「誕生花は同じ誕生日でもいくつかあるみたいですけど…、
   
   まゆが当ててほしいお花は…色が暗めですねぇ…
   
   …Pさん?もしかしてまゆの誕生日、忘れたりなんて…してないですよねぇ?
   
   …
   
   うふ…冗談ですよ。Pさんがまゆの誕生日を忘れること無いって、まゆはちゃんと分かってますから。」

まゆ「クロユリ。」

まゆ「まゆの誕生花はクロユリなんだそうです。
   
   Pさんクロユリって知ってますか?
   
   …そうですね。…あまり、いいお話は聞かないお花です。」

まゆ「Pさん…、実はまゆ知ってます。
   
   まゆのこと…、不気味だって思ってる人がいること…。
   
   怖がっている人がいることも…、ちゃん知ってるんです…。」

まゆ「…Pさんは…まゆのこと怖いって…思いますかぁ?
   
   うふ…ありがとうございます。やっぱり…、まゆってズルい女の子です…。
   
   Pさんは優しいから、そう答えてくれるの分かってて質問したんです。」

まゆ「でも…、今度は正直に答えてほしいんです…。
   
   まゆって重い女の子ですか…?
   
   …Pさん…まゆ、Pさんの負担にはなりたくないです。」

まゆ「クロユリの呪いはですねぇ、大好きな人を破滅に導いたそうです。
   
   大好きだったから…、愛していたから…。
   
   …だからPさんの本心を聞きたいんです。
   
   まゆの目を見てください。」

まゆ「本当に…、まゆ…Pさんの負担になっていないですかぁ…?
   
   本当に…?
   
   あっ…、ありがとうございます。
   
   Pさんの手…暖かい。」

まゆ「…!Pさんやっぱり離してください!
   
   優しいから…まゆ、Pさんの優しさに甘えてるだけじゃいけないんです…。
   
   すいません!やっぱり今日は失礼します!」

まゆ「えっ、Pさん!?
   
   あっ、あの…ありがとうございます…。
   
   まゆがPさんに聞きたかった重いと、ちょっと…違いますね。
   
   えっ?まゆは重くないですか…?本当ですか…?
   
   …そうですね。まゆのプロデュースは、Pさんがしてくれてますもんね。」

まゆ「まゆ…些細な事ばかり気にしちゃって、
   
   Pさんのプロデュースを少しでも忘れてたなんて…、
   
   まゆはまだまだ、Pさんに相応しい女の子に届いていないですねぇ…。」

まゆ「でも、今日は良いんです♪
   
   まゆを安心させようとしてくれたんでしょうけど、
   
   Pさんから…こんな事してもらえるなんて…、
   
   うふふ…まゆって本当に幸せ者ですねぇ♪」

まゆ「あっ、ダメですよぉPさん。
   
   もう少し…、このままにしてもらえませんかぁ?
   
   …ありがとうございます。
   
   やっぱり、Pさんって優しい人ですね♪」

<コンコンカチャッ
ちひろ「失礼します。
    
    Pさん、今度のまゆちゃんの雑誌のインタビューの資料のことですけど…」
<カッ…パサァッ

ちひろ「…あの、Pさん?ここは事務所で今はお仕事をされているはずの時間ですよねぇ?
    
    それなのにまゆちゃんを抱き上げて何をされているんですかぁ?
    
    …へー、まゆちゃんを安心させるためなんですねぇ。
    
    でも、安心させるのとお姫様抱っこしたままでいるのはどう関係してるんですか?」

まゆ「もう…Pさん、ちひろさんの前でまゆ、少し恥ずかしいですよぉ。
   
   でも、離したら…ダメですからね?」

ちひろ「ふーん…Pさん、少しお話をする必要があるみたいですねぇ。
    
    あとで私の部屋に来てください。
    
    PさんにはPとしてのあるべき姿勢と、1秒がどれ程価値を持つかしっかり理解していただきます。」

ちひろ「それでは今から1時間後に来てくださいね。
    
    その時間帯に外出する予定はないはずですから遅刻は認めませんからね。
    
    それでは失礼しました。」
<ガチャッ!!

まゆ「うふふふふ…Pさん暖かい。
   
   まゆ…こんなこと覚えちゃったら、Pさんから二度と離れられないかも。
   
   …そうだ、Pさん♪
   
   このままちひろさんのお部屋へ行きませんか?
   
   まゆ…恥ずかしいですけど、Pさんのためなら何でもできますから♪」

これで終わりなのでHTML化依頼出してきます
途中でID変わったりしましたけど何とか完走出来てよかったです
満開スマイル&まゆのまゆ効果で総選挙期待してます(切実)
総選挙に関わらず佐久間まゆちゃんをこれからもよろしくお願いします

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