【モバマス】乃々「催眠SSのはずでした」 真尋「催眠要素は無いけどね!」 (29)


乃々「てめーは乃々を怒らせたんですけどオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ!!!!!」ビリビリビリビリ


ほんわほんわほんわ


モバP(以下P表記? すごーい!)「……ってガチギレしながら筋肉でシャツをビリビリに破く乃々が見たい!」ばんばん!


まひろ「今日も病気だねっ! Pさん!」ガラガラ

P「どうすればいいのかな……晶葉に筋肉増強剤とか作って貰えばいいのかな」ずずー

まひろ「プロテインなら常備してるよPさんっ!」ジャラジャラジャラジャラ

P「はっはっは有能だなあまひろは。でもアイドルが常備するもんじゃ無いぞ?」なでなで

まひろ「何言ってるのPさん!? この世の問題は概ね筋肉によってなんとかなるんだよ!?」ピカー

P「うーん茜よりも論理的思考が出来ると本人は思ってる分タチが悪いなーまひろは」

まひろ「えへへっ、そんな褒めないでよもーっ!」シュッシュッ

P「褒めてないぞ筋肉メガネー。あと照れ隠しにパンチはやめような」パシッパシッ

まひろ「拳で語り合ったらマブダチだって拓海さんが言ってたよ!」シュッシュッ

P「うちの事務所、近距離パワー型のバーサーカー多過ぎないかなあ」パシッパシッ

まひろ「私のパンチを一発残らず受け止められるPさんもその系統だと思うよ!」シュシュシュシュシュシュ

P「この業界で生きて行くのに最低限のスキルだしなあ」シュパパパパパ


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P「というわけで博士! 筋肉増強剤を作るのです! 早くするのです!」机ばんばん!

まひろ「早くするのです!」机ばんばん!

晶葉「どうしたんだ体力メガネとその飼い主。なんか口調がおかしいぞ。頭はその百倍おかしいが」

P「最近アニメで助手はこういうしゃべり方をするべきと学んだのです! 我々は賢いので!」エッヘン!

まひろ「Pさんは博士の助手なのです! 頭を使うのです!」エッヘン!

晶葉「頼むからすぐアニメに影響されるのやめてくれ。あと多分助手達より元ネタの助手の方が賢いと思う」

P「頼むよ晶葉! 俺はどうしても筋肉でシャツをビリビリに破く乃々が見たいんだよ!」

晶葉「助手はうちの事務所をボディビルダーの芸能事務所だと思ってないか?」

まひろ「大丈夫だよ晶葉ちゃんっ! Pさんはちょっと深刻な心の病を抱えてるだけだから!」

晶葉「それ大丈夫な要素なくない?」

晶葉「だいたいそういう薬品系はアロマジャンキーの領分だろう。私の専門は機械だ機械」

P「そっか! お薬はあまり得意じゃないフレンズなんだね!」

まひろ「でも大丈夫! フレンズによって得意なことは違うからっ!」

晶葉「こいつらすげー殴りたい」

晶葉「そうだなぁ。今有るのは『アイドルがなんでも言うことを聞くようになる催眠振り子』くらいだが」

P「何のためにそれ作ったの!?」

晶葉「いやエロ同人見てたら『これ出来んじゃね?』って思って」

まひろ「実際出来ちゃうのが晶葉ちゃんクオリティだねっ!」

晶葉「いやぶっちゃけネタで作ったものだし本当に効果有るかはまだ試して無いんだが」

P「なら実験が必要だな! 俺に任せろ!」ヒュバッ!

晶葉「おい、言っとくけどエロいことには使うなよ」

P「大丈夫! 乃々を強制的にまひろと茜と遊ばせるだけだから!」ダダッ!

晶葉「おい死人が出るだろうがやめろ」

まひろ「大丈夫! 筋肉に不可能は無いんだよ!」

晶葉「やべえ先にこいつらバーサーカーと意志を疎通するマシンを作るべきだった」

P「あとちょっとエロいことにも使うだけだから!」ピューッ!

晶葉「早苗さあああああん! あいつです! 殺ってください!!!」

乃々「はあ……落ち着きます……こうしてデスクの下で紅茶とか飲みながら詩集とか読むのがもりくぼの唯一の幸福なんですけど……」

乃々「ああ……ずっとこんな時間だけが続けばいいんですけど……」

バァン!

P「乃々オオオォ! 筋トレの時間だオラアアアァッ!」

乃々「もりくぼの幸せを返せよ畜生オオオオオオォ!!!」バシーン!

P「おお、流石だ乃々ォ! 今日も元気いっぱいだな乃々ォ!」

乃々「おかげさまでなんですけどォ! もうそろそろこの事務所辞めたいんですけどォ!」バシーン!

まひろ「乃々ちゃんももうすっかりうちのアイドルらしくなったね!」

晶葉「乃々さんがマジギレして怒鳴るようになるくらいヤバいんだぁうちの事務所って……(絶望)」

P「というわけだ乃々ォ! この『アイドルがなんでも言う事を聞くようになる催眠振り子』でおとなしく俺にエロいことをされろ乃々ォ!」

晶葉「それがメインになってるじゃねえかこのクズP!」

乃々「あーはい。もうさっさとやってほしいんですけど」

P・晶葉『いいの!?』

乃々「も、もりくぼはもう疲れたんですけど……もう好きにすればいいんですけど……」

P「そ……そんな……」

P「そんなこと言うんじゃねえよ森久保オオオオオオオオオオオオォ!」お尻バシーン!

乃々「ゴフッ!」

P「ううっ……良いわけねえだろ森久保ォ! ぐすっ……もっと自分を大事に城久保ォ!」お尻バシーンバシーン!

乃々「グフッ! こ、殺される……自分を大事にしろって言われながら殺される……」

まひろ「いつもは温厚なPさんがアイドルに手を上げるなんて……それほど許せなかったんだね……」

晶葉「温厚って誰のことだよ!? つーか全部助手のせいだし! ああもうツッコミ要員――――!」

P「こうしちゃ居られねえぞ乃々ォ! お前の根性を鍛え直してやる久保ォ!」

乃々「絶対に嫌なんですけど!? お尻叩かれすぎてひりひりするしもう帰るんですけど!」

まひろ「えーまゆちゃんや文香さんはPさんにお尻叩かれると喜ぶのに」

乃々「そんな特殊な方々と一緒にしてほしくないんですけど!?」

P「あと愛海とかも地味に喜んでたな」

乃々「やめてください! 事務所中の隠れドMアイドルの性癖が明らかになる前にやめてください!」

P「いいか乃々! とりあえず誰かに催眠をかけられそうになったら抵抗すること! これは常識だぞ!」

乃々「どこの次元の常識ですか……まず催眠をかけられそうになることがあんま無いと思うんですけど」

P「よーし! お前に手本を見せてやる! ちょっと適当なアイドルに催眠をかけようとしてみるから抵抗するとこをしっかり見ておくんだぞ!」

乃々「不安です……というかこの事務所、Pさんになら催眠かけられても別にいいって娘けっこう居ると思うんですけど」

P「はあ? そんな奴居るわけねえだろ? まったく乃々は馬鹿だなあ」ハハハハハハ!

乃々(この人いつ背中刺されるんでしょうか)

杏「う~んむにゃむにゃ……RUMの正体が羽田名人だったら面白くないかな……」

P「おお、ちょうどいいとこに寝ぼけながら名探偵コナンの考察をしてる杏がいるぞ」

乃々「来年の映画も安室編らしいですね。超楽しみなんですけど」

杏「ふわ~あ……あれ? プロデューサー? 羽田名人が正体を現したコナンは?」

P「その展開は中々興味深いけど多分ないぞ杏」

杏「なーんだ夢か。んで? 私に何か用?」

P「ふっふっふ。杏! 今からお前に催眠術をかけて仕事が大好きになるようにしてやる!」

P(杏にとってこれこそ最も譲れないもののはず! さあ抵抗するがいい!)

杏「そうなの? ふーん、別にいいけど」

P「嫌がれよ!?!?」

P「ど、どうしちまったんだ杏!? この世の何よりも仕事を憎んでいたあの頃のお前はどこへ行ってしまったんだ!?」

杏「いや別に……そりゃ仕事したいわけじゃないけどさ、まあプロデューサーやファンのみんなが喜んでくれるなら悪い気はしないし」

P「何を普通のアイドルみたいな事言ってるんだ杏!?」

杏「あ、でも杏のファンは杏のこのキャラが好きなんだからさ、杏が仕事好きになるのはファンのみんなにはちょっと悪いかも」

P「どこまでファンのことを考えて生きてるんだ杏!?」

杏「何言ってんのプロデューサー。杏を応援してくれてる皆のおかげで今の杏が居るんだよ?」

P「お前誰かに催眠術かけられてない!?」


まひろ「ぶっちゃけ杏ちゃん『ノーアイドル・ノーライフ』あたりからもう公式で仕事嫌がってないよね」

乃々「アニメとかむしろプロ意識の塊でしたけど……」


P「俺の杏はどこに行っちまったんだああああああああああ!!!!!!!」

P「うう……杏には失望しました。みくにゃんのファンやめます……」

乃々「なんでガチ泣きしてるんですかPさん……ほら、涙拭いてください」

P「うう……ありがとう乃々。これからは前川さんのファンになります」

乃々「だから同一人物ですそれ。このネタ見飽きたんですけど」

まひろ「様式美って何度見ても美しいよね!」

P「仕方がない。他に誰か適当な催眠術をかけられるのを嫌がりそうなアイドルを探すとしよう」

乃々「だから嫌がる娘なんてあんまりいないって言ってるんですけど……」

愛海「うーんむにゃむにゃ……うひひ食べないよおかばんちゃん……ちょっと登るだけだよお……」

P「おお、ちょうどいいとこに夢の中でサーバルちゃんになってかばんちゃんにセクハラしまくってる愛海が居るぞ」

乃々「けもフレの世界が汚れるので一刻も早くセルリアンに食べられてほしいんですけど」

愛海「ふわ~あ……あれ、プロデューサー、アルパカちゃんのこうざんはどこ?」

P「ジャパリパークじゃないかな」

愛海「なんだ夢かあ……それで? 乃々さんのお山くれるの?」

乃々「断固お断りします」

P「ふはははは! 愛海ィ! お前に催眠術をかけて今日からいくら女の子のお山を登っても満足出来ないようにしてやる!」

P(愛海にとってこれこそ決して譲れないもののはず! さあ抵抗するがいい!)

愛海「えっ……そ、それって……プロデューサーなしじゃ生きていけなくする、ってこと……?////」

P「!!!!????」

愛海「そ、そんな……ダメだよ……あたしにはお山を登る使命が……/////」

P(いやいやなんで恥ずかしそうに目をそらすの!? そういうキャラじゃ無いだろお前!?)

愛海「で、でも……プロデューサーに本気を出されたら……あたしじゃ……////」

乃々「ああーっ! 大変ですPさん! アーニャさんがロシアの血に目覚めて街中でカラシニコフを乱射してます!」

P「何イイイイイイイィ!? おそロシア! 止めるぞまひろ! すまん愛海また今度な!」ピューッ

まひろ「あ、愛海ちゃん今度登らせてね!」ピューッ

愛海「……へ?」

P「なんなんだあのリアクションはあああああああああああああ!!!!!」ゴシャアァーン!

乃々「ちょ、超可愛かったんですけど……愛海ちゃん完全に女の子の顔だったんですけど……」

まひろ「愛海ちゃんは意外とチョロいという風潮、アリだねっ!」

P「うう……確かに可愛かったけどさあ……けど違うよ愛海、求めてたのは可愛さじゃないんだよ……」

乃々「だからガチ泣きしないでくださいPさん。ほら、涙拭いてください」

P「うう……ありがとう乃々。お山登らせて」

乃々「あとワンプッシュで早苗さんにつながります」

P「すいません冗談です本気でやめてください」

P「仕方がない。他に誰か適当な催眠術をかけられるのを嫌がりそうなアイドルを探すとしよう」

乃々「まだやるんですか……もういいと思うんですけど……」

まひろ「ザワークラウト美味しいなー♪」ザクザク

乃々「そこのドイツ人飽きないでください」

P「考えろ……考えろ……! 誰なら催眠術をかけられるの嫌がりそうか考えろ……!」

まひろ「ところで乃々ちゃん、メガネかけてみない?」

乃々「息をするようにメガネ教を布教するのやめてください筋肉メガネさん」

P「よし…………!」



P「きらりだ!」

乃々「なんで行けると思ったんですか?」

きらり「にぃ……にぃ……心ちゃん落ち着いて……ねえ心ちゃん……おい佐藤……」

P「おお、ちょうどいいとこに夢の中でまでしゅがはさんの面倒を看てるきらりが居るぞ!」

乃々「聞いてはいけないものを聞いてしまった気がするんですけど!? 面倒見が良すぎるのもどうかと思うんですけど!」

きらり「ふわーあ……あれ、Pちゃん……佐藤さんは?」

P「きらり、心ちゃんな。あとテンションニュートラルに戻して。まだ顔怖いから」

きらり「はわー……ちょっと待ってー……今テンション上げるにぃ……」


きらり「…………うーっ! にょわーっ! きらりんぱわー、チャージ完了だにぃっ! びしぃっ☆」


乃々「Pさん……なんか……もりくぼは今の光景を見てしまっても良かったんでしょうか……」

P「忘れてあげて。お願いだから。ほんと」

きらり「ところでPちゃんきらりに何か用ぅ? きらりと一緒にはびはぴすゆぅ?」

P「ふはははは! きらりィ! 今からお前に催眠をかけて俺の言うことには絶対に逆らえないようにしてやるぞオオオオォ!」

きらり「……へ?」

P(どんな女の子だろうと流石に男にこんなクズの見本みたいなこと言われて抵抗しない娘は居ない! さあ抵抗しろきらり!)

きらり「……へ…………え……え、ええっ!? ////ち、ちょっともーっ、Pちゃんたらぁ、冗談きついにぃっ!/////」ばしばし

P「!?!?!?!?!?!?」

P(な、なんだこのリアクションは!? あ、冗談だと思われてるのか!? そ、そりゃそうだよな! よしっ!)

P「ふふ……冗談じゃねえよきらり……お前は今日から一生、俺の奴隷になるんだよ……」キリッ

P(悪い顔でこれだけ言っときゃきらりもガチだってわかるだろう。さあ抵抗しろきらり!)

きらり「や、やだ……ダメだよ……Pちゃんてば……そんな……ひ、人に見られちゃうよぉ……////」

P(!?!?!?!?!?!?!?)

P(ちょっときらりさん!? なんで顔を赤らめて目線を下げるんですか!? もう色々と出来ちゃう距離なんですけど!?)

きらり「で、でも……しょうがない……よね? //// ち、力づくでされたらぁ、きらりじゃPちゃんには勝てないしぃ……////」

P(いやいやいや! 確かにきらり程度ならはぴはぴモードでも5秒で押し倒せるけど声とか出せるでしょ!? てかヤバイ顔近いあれ? これもうガチで襲っちゃってよくね!?)



乃々「ああーっ! 大変ですPさん! 巴さんが他所の組のモンと抗争になって街中でポン刀ブン回しちゃってます!!!!」

P「な、何イイイイイイイイィ!? カチ込みじゃああああ! 止めるぞまひろ! すまんきらり! また今度な!」ピューッ!

まひろ「ヘタレなPでこめんねきらりちゃん!」ピューッ!

きらり「…………………………」


きらり「…………はふぅっ」プシューッ!



莉嘉「……あれ? きらりちゃん?」

莉嘉「……き、きらりちゃんどうしたの!? 顔すごい熱いよ!? み、みりあちゃーんっ!」

乃々「Pさんはアホなんですか?」

P「本当すいません……いやだって……奴隷とか言われたら嫌がるでしょ普通は……」正座

乃々「Pさん、最近の少女マンガのイケメンはほぼだいたい主人公に『お前は俺の奴隷だ』って言ってきます」

P「嘘だろ……それ何が嬉しいんだよ……怖い……」

乃々「とりあえずPさんには後で『オオカミ少女と黒王子』と『黒崎くんの言いなりになんてならない』全25冊を貸すんで勉強してください。ほんとにPさんは乙女心の勉強が必要だと思います」

まひろ「どっちも最近実写化した流行りの少女マンガだし、勉強にはちょうどいいかもねっ!」

P「乙女心、難解すぎないかなあ……」

乃々「はい、次はこの巻です」(別フレと別マの山)

P「本当にこんな少女マンガで何か勉強出来るんだろうか……」

乃々「なるに決まってるんですけど、イマドキ女の子のハートをガラス張りなんですけど」

まひろ(正直9割方乃々ちゃんの趣味に付き合わされてるだけだと思うなあ)

乃々「読み終わったらどのセリフが一番良かったかを5位まで発表してください。勉強なんですけど」ワクワク

まひろ(乃々ちゃんめっちゃ楽しそう)

P「少女マンガのキャラってなんで思ってる事を全部言葉にしねえんだろ……そこすげえ歯がゆいんだけど」

乃々「少年マンガのヒーローと一緒にしないでください。女の子は本音を言葉になんて出来ないんですけど」

P「めんどくさすぎる……」

翌日

P「オオカミ少女、最終巻の表紙はめっちゃいいな」

乃々「最高ですよね」

P「ここまでずっと表紙味気ないなーと思ってたけど最後でこれがやりたかったのか……」

乃々「そう、全ては伏線だったんですよ。あ、映画版のDVDも有りますよ」


まひろ(あ、流れ変わったな)

翌日

イーマーキミノテヲニギィテーデキルダケメーヲミテー

P「ううっ……ぐすっ……やべえ……バックナンバーの主題歌合いすぎだろ……!」ウルウル

乃々「キャストも少女漫画原作にここまで良いところ使うかってくらい良いキャストなんですけど……」ボロボロ

P「山崎賢人流石だわ……あの年でこれは将来有望だわ」ウルウル

乃々「心が満たされていくんですけど……」ボロボロ



まひろ「Pさんがどんどん催眠にかかって行ってる気がするよ!」

杏「何を今更。『君の名は』観終わった後その足で泣きながらCD買いに行ったような感動体質だようちのP」

まひろ「あれかー。感情移入し過ぎてて流石の私も引いたよねっ!」

晶葉「まさか催眠ssがタイトル詐欺じゃなかったとは……」


そして数日後

P「今日も乙女心の勉強するぞ乃々オオオォ!」

乃々「当然なんですけどオオオオオォ!」

まひろ「……って、Pさん何その大量のDVD」

P「おう! 俺の家は遠いからな! 最近は女子寮の乃々の部屋で恋愛映画を鑑賞することにより乙女心を勉強しているんだ!」

乃々「乃々が家から持って来た少女マンガも有るし、勉強に最適なんですけど!」

杏「……え……女子寮で2人でって……それはまずくない?」

P「? 何がまずいんだまひろ」

乃々「何もまずくないんですけど」

まひろ「いや……だってそれ全部恋愛映画なんでしょ……それに最近の少女マンガって割と」

P「よし行くぞ乃々オオオオオオォ!!!!!」

乃々「ですけどオオオオオオオォ!!!!」


まひろ「………………」

まひろ「まさか最終的に私がツッコミになるとは思わなかったよね」

杏「人生とSSはジェットコースターとはよく言ったもんだね」

あ、>>22
「何がまずいんだ杏」で


乃々の部屋

ミテナヨハチコウ、アンタノユメハゼッタイカナエテヤッカラ

P「うう……恋愛映画は泣けるなあ乃々オォ!」グスグス

乃々「恋愛映画には人生の大事なものが詰まってるんですけどオォ!」グスグス

TV『……他の男にヤられっぱなしじゃ我慢ならねえ……』

P(……あれ、ちょっとこれは……)

乃々(……ちょっと……えっちなシーンなんですけど……)

TV『……私は必死に感じてるふりをしながら、ナナには聞こえてないようにと祈っていた……』

P(……ヤバい、なんかテンション上がってたから……)

乃々(……な、なんか……急にドキドキして来たんですけど……)

TV『……ああ……よかった……きれいに重なって……』

P(……………………)ゴクリ

乃々(………………………………)ゴクリ


乃々「……ぴ……Pさん……」

P「……ど……どうした……乃々ォ……」


P(ヤバいヤバい確実にヤバいこの状況! ああでも……でも……!)

乃々(も、もりくぼはいったい何を……ああでも……でも……!)


乃々「そ、その……もう少し……実践的な勉強も……した方が……」

P「………………………」

乃々「…………い、いえ、今のは無しです。なんでもないんですけど……」

P「乃々」

乃々「」ビクッ


P「奇遇だな……俺もそう思ってたんだよ乃々ォ……」

乃々「……あ……あは……ちょ……ちょっとPさん……?」

乃々「……………」ゴクリ



乃々(すぐに大声を出せば隣の部屋の子に聞こえるはずなのに)

乃々(なんでみんな声を出せなかったのか、ようやくもりくぼにも本当にわかったんですけど……)


そして数日後


P「おい乃々ォ! どこだ乃々ォ!」

乃々「こ……ここに居るんですけど……」

P「…………あぁ?」

P「プロデューサーに呼ばれて一秒以内に返事をしねえとは、教育が足りねえらしいな……おい乃々、今日は仕事終わったら俺の家に来い」

乃々「え……で、でも今日は輝子ちゃんと約束が」

P「返事は『はい』だ乃々」


乃々「……は、はい……(ゴクリ)わ、わかりました……♡」



杏「いやー早かったね」

まひろ「勉強の成果、出まくりだね!」

晶葉「やっぱり催眠術なんて必要なかったじゃないか」

まひろ「ところで結局あの催眠振り子って効果あったの?」

晶葉「失敗作だったぞ」

まひろ「だろうと思ったよ」



うさぎ「終わりダヨー」

着地点を決めずにテンションギャグを書いても途中で結局違うジャンルになるよね!
乃々可愛い! でも乃々のSS書こうと思ったのに1レス目から何故かマヒロー書いてた! 不思議!
マヒロー使いやすいと思うよ! メガネだしスポーツだしドイツだし! みんなも書こう! あと投票しよう!
むーりぃー禁止!

オチは乃々だから問題ない……?
おつ


妹の少女コミック読んだことあるけど、そりゃ男子がチ○コウ○コ言ってる間に女子の方が大人びるわけだ

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