サターニャ「ガヴリール!遊びに来たわよ!」ガヴリール「おっかえりぃー!」 (33)

サターニャ「今日はいつになくてテンション高いわね、どうしたのよアンタ」

ガヴリール「そぉんなことないよ~?」

サターニャ「そんなことあるわよ…」

ガヴリール「まぁまぁまぁ!はやくあがってよ~」

サターニャ「そうね、じゃあお邪魔するわ!」

ガヴリール「違うよ!!!」

サターニャ「えっ、何が違うのよ…?」

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ガヴリール「お邪魔しますじゃなくてーただいまでしょっ!」

サターニャ「いや私の家じゃないんだけどここ」

ガヴリール「ただいまって言ってくれなきゃやだー!」

サターニャ「まぁ、ガヴリールを手中に収めればここは私の家も同然よね!」

サターニャ「ただいま帰ったわ!!!」

ガヴリール「わーい!おかえりぃー!」ギュ-

サターニャ「ちょっ///」

サターニャ「本当にどうしたのよあんた、なんかおかしいわよ?」

ガヴリール「おかしくないってば!私はいつでもこんな感じだよっ!」ギュ-

サターニャ「いやいつもはぐーたらしてめんどくさそうじゃない」

ガヴリール「そんなわけないでしょ!!!」

サターニャ「そんなわけあるでしょーが!?」

――――――――――

ガヴリール「んふふー」ニコニコ

ギュ-

サターニャ「そろそろ離してくれると助かるんだけど…」

ガヴリール「やーだ!」

サターニャ「…あんた変なものでも食べたの?」

ガヴリール「甘酒なら飲んだよ!サターニャも飲む?」

サターニャ「甘酒って正月に飲んだやつね!いただくわ!」

サターニャ「んー美味しい!」

ガヴリール「えへへー」ニコニコ ギュ-

サターニャ(にしてもなんでガヴリールはこうなったのかしら…?)

サターニャ(甘酒が原因なら私もこうなるはずだし………)

サターニャ「ま、まさかこれがガヴリールの素…!?」

ガヴリール「?」キョトン

サターニャ(なるほど、そういうことだったのね…)

サターニャ(実はこれがガヴリールの素なのだとしたら全て納得がいくわ!)

サターニャ「なーんだ、あんた私に甘えたかったのね!かわいいとこあるじゃない!」ヨシヨシ

ガヴリール「えへへー」スリスリ

サターニャ「………甘えすぎじゃない?」

ガヴリール「そんなことないよぉ」

サターニャ「ならいいわ!」ヨシヨシ

ガヴリール「サターニャー」

サターニャ「なによ」ヨシヨシ

ガヴリール「ひざまくらーひざまくらしてー」

サターニャ「はいはい、しょうがないわねぇ」ポンポン

ガヴリール「えへへ~」ゴロン

ガヴリール「やらかーい、いいにおーい」スンスン

サターニャ「や、やめなさいよぉ!///」

――――――――――

ガヴリール「zzz………」スヤスヤ

サターニャ「寝たし………」

サターニャ「ちょっと、どうすんのよこれ…私遊びに来たんだけど……」

ガヴリール「さたーにゃぁ」スヤスヤ

サターニャ「?」

ガヴリール「すきぃ………」スヤスヤ

サターニャ「」ドキッ

サターニャ(な、何ときめいてるのよ私は…!)ドキドキ

――――――――――

ガヴリール「んぁ…いつの間に寝たんだ私は……」ムクッ

ガヴリール「………ん?」

サターニャ「zzz………」スヤスヤ

ガヴリール「なんでサターニャがここにいるんだ…?」

ガヴリール「ていうか私、今日何してたっけ………?」

ガヴリール「お、思い出せん…」

ガヴリール「おいサターニャ!起きろ!」ユサユサ

サターニャ「むにゃ…んん……?」

サターニャ「あら、おはようガヴリール」

ガヴリール「私が今日何してたか知ってるか!?」

サターニャ「んー、なんだったっけ?」ムニャムニャ

ガヴリール「思い出せ!そして教えろ!!」ユサユサ

サターニャ「うーん、確か甘えてきてたような…?」

ガヴリール「なんだそりゃ…!」

ガヴリール(あれ…そういえば私、甘酒飲んで、それで……)

ガヴリール「あああ思い出した!」

サターニャ「そうよ!確かアンタ私に…」

ガヴリール「やっぱ言わんでいい!思い出したから!///」

サターニャ「ふーん?もう甘えなくていいのかしら?ガヴリール??」ニヤニヤ

ガヴリール「知らん!帰れ!いいから帰れぇ!///」グイグイ

サターニャ「ちょ、ちょっと!引っ張らないで………」スクッ

ビリビリビリ

サターニャ「んひぃっ?!」

ガヴリール「!?」

サターニャ「あ、あの、ガヴリール…」ガクガク

ガヴリール「…なんだよ」

サターニャ「あ、足が痺れて、動けんのですが………」ガクガク

サターニャ「なんとか、ならんでしょうか………?」ガクガク

ガヴリール「………泊まってくか?」

サターニャ「…ウン」

ガヴリール「というかもうこんな時間か」

サターニャ「外真っ暗ね…」

ガヴリール「お腹すいたな、なんか食べようぜ」

サターニャ「そうね…」

ガヴリール「んじゃなんか作ってくるわ」

サターニャ「任せたわよガヴリール!」

ガヴリール「へいへい」

――――――――――

ガヴリール「よし、3分たったな」

サターニャ「カップラーメン…」

ガヴリール「嫌なら食わなくていいんだぞ?」

サターニャ「…あんたいつもこんな生活してるんじゃないでしょうね」

ガヴリール「?こんな感じだが」ズルズル

サターニャ「そ、そう………意外と美味しいじゃない!」ズルズル

ガヴリール「だろ?」ズルズル

ガヴリール「ごちそーさん」

サターニャ「なんか物足りないわね…」

ガヴリール「贅沢いうな」

ガヴリール「…ところで、足はもう大丈夫なのか?」

サターニャ「まだちょっと痺れるかも」

ガヴリール「そっか…」

サターニャ「………」モジモジ

サターニャ「あ、あの…ガヴリール?頼みがあるんだけど……」

ガヴリール「なんだよ」

サターニャ「そ、その…トイレに……///」モジモジ

ガヴリール「…肩貸すよ」

サターニャ「恩に着るわ…///」

――――――――――

ガヴリール「んじゃここで待ってるから終わったら言ってくれ」

サターニャ「わかったわ…///」

サターニャ「音聞かないでよ…?」

ガヴリール「それだと呼ばれた時も聞こえないんだが」

サターニャ「んなっ!?///」

ガヴリール「女同士なんだし気にすんなって」

サターニャ「うぅ……/////」

――――――――――
ガチャ

サターニャ「終わったわよ…///」

ガヴリール「はいよー」

サターニャ「…ごめんなさいガヴリール」シュン

ガヴリール「……なにがだよ」

サターニャ「その、迷惑かけて……」

ガヴリール「迷惑なんて今更だっての」

ガヴリール「それに今回は私のせいでもあるんだ、気にすんなって」

サターニャ「…うん」

ガヴリール「風呂はまぁ、明日の朝にでも入ればいいだろ」

ガヴリール「今日はもう寝ようぜ」

サターニャ「アンタさっきまで寝てたじゃないのよ…」

ガヴリール「…今日はネトゲのイベントがなくてやることがないからな」

サターニャ「そうなのね…」

サターニャ「でも私どこで寝れば…」

ガヴリール「じゃあ一緒に寝るか」

サターニャ「えっ?」

ガヴリール「ん?」

サターニャ「一緒にって、ベッドに?」

ガヴリール「それ以外に何があるんだよ…」

ガヴリール「そもそもさっきまでそこで一緒に寝てたじゃんか」

サターニャ「そ、それはそうだけど…」

ガヴリール「んじゃ決まりだな」ゴロン

サターニャ「ちょっ、ちょっとぉ!」

サターニャ「……あーもうわかったわよ!一緒に寝るわ!」ゴロン

ガヴリール「んじゃおやすみ」

サターニャ「お、おやすみガヴリール…」ドキドキ

サターニャ(………)

サターニャ(……………)

サターニャ(……………………)

サターニャ「寝れない…」ボソッ

ガヴリール「私も…」

サターニャ「!?」ビクゥッ

ガヴリール「やっぱさっきまで寝てたせいか眠気が来ないよなー」

サターニャ「そ、そうね!」ドキドキ

ガヴリール「徹夜するか?」

サターニャ「徹夜?…最高に悪魔的じゃない!」

ガヴリール「そうと決まったらゲームでもしようぜ」

サターニャ「ふふふ、負けないわよガヴリール…!」

――――――――――
チュンチュン

ガヴリール「あーねむ…もう朝かよ………」

サターニャ「……………」スヤスヤ

ガヴリール「サターニャのやつ寝てるし…」

ガヴリール「ったく、甘酒なんて飲むんじゃなかった……」

サターニャ「んん………ガヴリィルゥ……………」スヤスヤ

ガヴリール「……………」

ガヴリール「…ま、たまにはこういうのもアリか」ナデナデ



おわり

本当は酔いが覚めたら終わらすつもりだったけどそれだと少ないなって思って付け足しました

酔いが覚めた後も少しまだ酔ってる感じを出したかったけど無理だ

あと関係ないけど本格的に足が痺れると数時間地獄を見る

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