【ハイパーダンガンロンパ】安価でキャラ作るR【コロシアイ天体観測】 (377)

ダンガンロンパのネタバレ等注意

・安価とコンマでキャラを作ります
・舞台は前と変わって【オリジナル】
・登場人物はオリキャラ中心となるので苦手な人はご注意を
・下記が前スレ
【ハイパーダンガンロンパ】安価でキャラ作るR【コロシアイ林間学校】
【ハイパーダンガンロンパ】安価でキャラ作るR【コロシアイ林間学校】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486373790/)
・キャラは変わりますが内容的には前スレから見てください
・同時進行にはならない

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492091468

再構成元のキャラを半分ずつ引き継いで残りは新しく決めます
【超高校級の記者】綴文佳
【超高校級の刑事】摩耶鞠星
【超高校級のメイド】一色杏奈
【超高校級の生徒会長】京極星奈
【超高校級の幸運】夢見藍花
【超高校級の木彫り職人】弓野桃子
【超高校級の舞妓】藍原舞
【超高校級の医学部】大刀看琴

【超高校級の美化委員】綺礼総司
【超高校級のゲーム作家】小鳥遊遊戯
【超高校級の翻訳家】加賀美文吾
【超高校級の番長】須崎弦次
【超高校級のディーラー】アルサブ・フォルリ
【超高校級のダンサー】鳳回斗
【超高校級の伝統工芸人】十六夜志真
【超高校級のフィギュアスケーター】氷河翼


主人公である綴は確定として女子3人男子4人を引き継ぎます
とりあえず人の有無で安価の取り方決めたいので15分くらい待ちますね

前スレはありませんがキャラの名残は残ってたのでそれを貼っておきますねぇ


【超高校級の記者】綴文佳(つづりふみか)女
身長163cm 体重47kg
B83 W57 H85
精神力8 交友力 5
スキル
真実の探求者→精神力一つ消費してノンストップ議論のウィークポイント等を一つ減らす
心優しい→仲間を気遣う心を忘れない。親密度の上がり幅にプラス3
思い切り→精神力一つ消費して反論ショーダウンのウィークポイント等を一つ減らす
猪突猛進→自由行動での親密度の上昇減少にプラス2

【超高校級の刑事】摩耶掬星(まやきくほし)女
身長171cm 体重53kg
B81 W59 H86
精神力9 交友力9
スキル
拘束術→刑事故に体術に優れている。男キャラ相手にも引けは取らない
根気強い→何度失敗してもくじけない精神の持ち主
文武両道→体術の他にも勉学にも長けている
刑事の勘→捜査時、裁判時に積極的に意見を発する

【超高校級の美化委員】綺礼総司(きれいそうじ)男
身長180cm 体重71kg
精神力3 交友力0
スキル
合理主義→常識に縛られることなく効率よく目的を果たす
残念→その思考は何かと残念
絶対的価値観→独自の価値観を持ち、それが周りとずれていても必ず貫き通す
潔癖症→汚いものは我慢できない。掃除する

【超高校級の生徒会長】京極星奈(きょうごくせいな)女
身長164cm 体重47kg
B82 W56 B86
精神力4 交友力6
スキル
完璧主義者→何事も完璧にこなそうとする
二重人格→とあることがきっかけで人格が変わる……? 人格交代時親密度の上がり方下がり方にプラス3
お節介焼き→何かとお節介を焼く
慧眼→物事の真偽を見抜くことに長けている

【超高校級のメイド】一色 杏奈(いっしき あんな)女
身長167cm 体重49kg
B86 W58 H85
精神力9 交友力0
スキル
気遣い→周りを気遣う心を忘れない。交友力の低さに関係なくある程度は輪に入りやすい
謙虚→自分から前に出るようなことはしない
恥ずかしがりや→ミスを指摘されると照れやすい……?
忘れっぽい→仕事以外のことは少し忘れっぽい

【超高校級のゲーム作家】小鳥遊 遊戯(たかなし ゆうぎ)男
身長159cm 体重50kg
精神力8 交友力6
スキル
コレクター→人より物欲が大きく、収集癖がある
自由奔放→型に捕らわれない。その姿勢から場を乱すことも出てくるかも
オタク気質→職業柄か、アニメやゲーム知識は豊富。普段の会話にもネタを仕込むことも
機械好き→機械を扱う行動に長けている

【超高校級の幸運】夢見 藍花(ゆめみ あいか)女
身長155cm 体重47kg
B86 W57 H84
精神力9 交友力6
スキル
フレンドリー→誰にでも平等に接する。親密度の下がり方にマイナス2
小動物系女子→小柄な体も手伝って小動物を思わせる雰囲気を放つ。親密度の上がり方にプラス3
前向き→どんなことにあってもくじけない、前向きな精神を持つ
些細な幸運→他人より少し運がいいだけ。夢見が関わるときのコンマ判定等に補正がかかる

【超高校級の翻訳家】加賀美文吾(かがみ ぶんご) 男
身長182cm 体重72kg
精神力0 交友力5
スキル
理解の目→相手を理解する目に長けている
内向的→あまり自分から誰かに接したりしようとしない
高速思考→頭を働かせると思考が高速で動く。捜査・裁判パートで活躍することも
暗所恐怖症→暗いところが苦手。展開次第で行動変化

【超高校級の番長】須崎 弦次(すざき げんじ) 男
身長185cm 体重75kg
精神力5 交友力6
スキル
声がうるさい→基本的に声が大きい。場面問わず
統率力→集団を纏める力に優れている
実はヘタレ?→普段は堂々としているが、その内側は意外と脆いのかもしれない
男気→男気に溢れ、一度決めたことは限界まで貫き通す

【超高校級のディーラー】アルサブ・フォルリ 男
身長177cm 体重68kg
精神力6 交友力7
スキル
打算→物事を打算的に考えて動きがち
中性的→男性とも女性とも取れる容姿をしている
悪い手癖→場面を問わずその手癖はかなり悪い。スリからイカサマなんでもござれ
観察眼→物事を観るすべに長けている

【超高校級のダンサー】鳳回斗(おおとり かいと) 男
身長179cm 体重69kg
精神力5 交友力7
スキル
貴族的→その立ち振る舞いからは貴族のような気品がにじみ出ている……?
鋼の精神→生半可なことではくじけない
軽い性格→飄々としているとも言う。掴みどころがない

【超高校級の木彫り職人】弓乃 桃子 (ゆみのももこ) 女
身長153cm 体重44kg
B75 W55 H81
精神力5 交友力0
スキル
氷の乙女→感情の起伏が乏しく滅多に笑わない。関係が知人になるまで親密度の上がり方にマイナス2
寡黙→自分から話しかけることはほとんどしない
こだわり→職人として譲れないこだわりがあるようだが……?

【超高校級の伝統工芸人】十六夜志真(いざよい しま)男
身長185cm 体重78kg
精神力5 交友力5
スキル
疑心暗鬼→第一に他人を疑う。単独行動を好み、親密度の上がり方にマイナス3
ツンデレ→関係が友人になれば親密度の上がり方にプラス5
やり遂げる力→手抜きと妥協は許さない

【超高校級の舞妓】藍原 舞(あいはら まい)女
身長162cm 体重50kg
B91 W60 H88
精神力5 交友力2
スキル
のんびり→のんびりとしたペースで過ごす。良くも悪くも揺らぎにくい
秘密主義→自分のことは決して話そうとしない
妖艶→大人の色気が漂う
甘え上手→色気を武器に甘えたりもする

【超高校級のフィギュアスケーター】氷河 翼(ひょうが つばさ) 男
身長172cm 体重74kg
精神力2 交友力7
スキル
かわいい物好き→男だけどかわいい物が好き
自信家→自分の才能に自信を持っている
とっつきやすい→自信家ではあるが、だからといって話にくいわけではない
さわやか→スポーツを行う人間特有の爽やかさ。親密度の上がり方にプラス3

【超高校級の医学部】大刀 看琴(おおだち みこと)女
身長168cm 体重49kg
B84 W59 H87
精神力1 交友力9
スキル
勉強熱心→興味のある事柄については熱心に勉強してきた
ツッコミ体質→何かおかしなことにはツッコミを入れる癖がある
身体検査癖→場面次第では身体検査を行うことも
観察眼→物事を見る能力に優れている

引き継ぎキャラだけ今日決めたかったですが明日に回した方がよろしいですかね?
とりあえず前キャラのデータを載せたのでもう少しだけ待機しておきます

引き継ぎキャラだけ先に決めさせていただきますね

というわけで結構人おるみたいなので弧消と同じように↓5までで投票。生徒二名分の名前をお願いします。○○、○○みたいな感じで

※生徒一人だけの指名は無効にさせていただきます
 まずは男子からお願いします

氷河 3票
小鳥遊 2票
綺礼 1票
加賀美 3票
十六夜 1票
須崎 2票

氷河・加賀美・小鳥遊・須崎の四名確定
1票入った綺礼と十六夜で決選投票

↓5まででどちらか一人指定
多い方を採用

まーた間違えた。ごめんなさい

【超高校級のゲーム作家】小鳥遊遊戯
【超高校級の翻訳家】加賀美文吾
【超高校級の番長】須崎弦次
【超高校級のフィギュアスケーター】氷河翼

男子はこの四人で確定とします

女子メンバー三人決めます

【超高校級の刑事】摩耶鞠星
【超高校級のメイド】一色杏奈
【超高校級の生徒会長】京極星奈
【超高校級の幸運】夢見藍花
【超高校級の木彫り職人】弓野桃子
【超高校級の舞妓】藍原舞
【超高校級の医学部】大刀看琴

↓5までで上記二名を選択。一名のみの指名は無効とします。
同数票は決選投票となります。

弓乃 3票
一色 2票
藍原 2票
夢見 2票
摩耶 1票

弓乃は確定として
残りの一色・藍原・夢見で決選投票

↓5までで生徒一人指名お願いします
上位二名が決まればそれで終わり。決まらなければ再度投票し直し

【超高校級の記者】綴文佳
【超高校級の幸運】夢見藍花
【超高校級の木彫り職人】弓乃桃子
【超高校級の舞妓】藍原舞

【超高校級のゲーム作家】小鳥遊遊戯
【超高校級の翻訳家】加賀美文吾
【超高校級の番長】須崎弦次
【超高校級のフィギュアスケーター】氷河翼

引き継ぎキャラは決まりです。
女子の時の埋まり具合早かった……それと弓乃が強かった

新しいキャラは金曜日20時頃から決めていきます
お疲れ様でした

※寄宿学校のジュリエット面白いですね

・才能は既に出ている生徒と被ってさえいなければ基本的に可(原作と被っていても採用となります)
・一度の安価での連投は無効(才能と名前両方で安価を取ろうとするのは可)
>>1が無効と判断した場合は↓1ズレます(極力採用とはしますが)
・拳法家、税理士、芸人、呪い師、石焼き芋屋、CGデザイナー、スナイパー、棋士、茶道家、発明家、図書委員、合唱部、整体師、モデル、儀式マニアは不可

たぶんこれくらい決めてればなんとかなる
20時くらいから始めます

それじゃあ始めます。
まずは才能を8人分お願いします。そのレスのコンマで交友力と集中力判定

性別はこちらで割り振りますね

では各一つずつでお願いします

ハッカー

恋愛マスター

【超高校級のハッカー】男 3・3
【超高校級の陰陽師】男 0・3
【超高校級のタレント】男 2・2
【超高校級のおもちゃ屋】男 5・3

【超高校級のナース】女 3・6
【超高校級のチェスプレイヤー】女 9・1
【超高校級の歌手】女 6・7
【超高校級のメイド】女 5・3

覆面調査員だけちょっと不採用にさせていただきます。残りは上の通りに性別分けました

では男から決めます。
最初に名前を決めて、次にキーワード三つ決めますね。

【超高校級のハッカー】男 の名前決め
↓3まででコンマ一番高いのを採用です

田師 対斗(でんし たいと)

【超高校級のハッカー】 淀 結城(よどみ ゆいき)3・3

続いてキーワード指定。
↓5までで各一つずつお願いします。コンマ上位3つを採用。

謙虚

【超高校級のハッカー】 淀 結城(よどみ ゆいき)3・3
キーワード
超高校級のハッカー→パソコンを使用した際に活躍する。その派生で電子機器の扱いにも長けている。
謙虚→自分の技術を鼻にかけることなく、常に一歩引いている。
軽率→他者に対しての発言が配慮に欠けている。
天然王子→パソコン関連以外ではやや言動がズレている

続いて【超高校級の陰陽師】男 0・3 の名前判定
↓3まででコンマ一番高いものを採用

御神楽光生(ミカグラコウセイ)

神門 陰陽(みかど かげあき)

【超高校級の陰陽師】男 阿倍野 清明(あべの きよあき) 0・3

続いてキーワード判定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。

カリスマ

逆に葉隠枠で生き残るんちゃうのwww

【超高校級の陰陽師】男 阿倍野 清明(あべの きよあき) 0・3
キーワード
中二病→発言にややクセがある。難解なことを言いたがり。
元気→声が大きめ。明るい性格。
カリスマ→人を引き寄せる魅力がある。リーダー的立ち位置になりやすい。

痴漢だけちょっと除外して代わりにカリスマを採用。
あと超高校級のキーワードは後で載せますね。

【超高校級のタレント】男 2・2の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。

煌 光輝(きらめき こうき)

【超高校級のタレント】男 福田 真古都(ふくだ まこと) 2・2

元気な中二病の痴漢魔はさすがにちょっとやれなさそうでしたので……ごめんなさい

タレントのキーワード決め
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つ採用

軽薄飄々

【超高校級のタレント】男 福田 真古都(ふくだ まこと) 2・2
キーワード
オープンスケベ→女子生徒に対してちょっと特殊な接し方をする。
ツッコミ関西人→芸人ではないけれどツッコミどころがあれば話にツッコミを入れたがる。
起死回生→ピンチの場面を切り抜けやすい。

芸人ではない(断言)

【超高校級のおもちゃ屋】男 5・3の名前判定
↓3まででコンマ一番高いものを採用

炉歩田 願九(ろぼた がんく)

戸井 礼吾(とい れいご)

【超高校級のおもちゃ屋】男 炉歩田 願九(ろぼた がんく) 5・3

続いてキーワードを指定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用

早口

【超高校級のおもちゃ屋】男 炉歩田 願九(ろぼた がんく) 5・3
キーワード
男の娘→背丈も顔立ちも言動も女の子っぽい
ブラコン→兄弟にひどく強い憧れを抱く
爽やか→クセがなく誰からも好かれやすい性格

男子はこれで全員決まり。
ってことで次に女子決めます。

【超高校級のナース】女 3・6 の名前判定
↓3まででコンマ一番高いものを採用。

治野 阿癒(はるの あゆ)

繭澄ネム(マユズミ ーー)

【超高校級のナース】女 安良木 優希(やすらぎ ゆうき) 3・6

キーワード決め。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。

委員長気質

【超高校級のナース】女 安良木 優希(やすらぎ ゆうき) 3・6
キーワード
委員長気質→場を仕切りたがる。リーダー的立ち位置になりやすい。
アホの子→医学以外の知識は足りない。勉学が偏っている。
涙もろい→ふとした拍子に泣きやすい。


【超高校級のチェスプレイヤー】女 9・1 の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。

白里黒羽(シラサト クロハ)

【超高校級のチェスプレイヤー】女 兵働 織枝(ひょうどう おりえ) 9・1

キーワード決め。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。

そして少し離脱します。21時45分くらいには戻ってくるかもしれない。

スリルジャンキー

【超高校級のチェスプレイヤー】女 兵働 織枝(ひょうどう おりえ) 9・1
キーワード
クール→冷静で動じにくい性格をしている。
傾国→誰もが羨むほどの美人。
ドジ→要所要所でドジをしやすいがそれは故意か偶然か。

再開します。
次は【超高校級の歌手】女 6・7 の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。

【超高校級の歌手】女 叫本 溶子(きょうもと ようこ) 6・7

キーワード指定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。

前向き

癒し系

【超高校級の歌手】女 叫本 溶子(きょうもと ようこ) 6・7
キーワード
天使→芸能活動で培った明るく優しい性格。
純情→純粋な心の持ち主。ピュア。
元アイドル志望→本来は歌手ではなくアイドル志望であったがその経緯は……。

【超高校級のメイド】女 5・3 の名前判定。
↓3まででコンマ一番高いものを採用。

【超高校級のメイド】女 六文院 奉(ろくもんいん まつり) 5・3

キーワード指定。
↓5までで一つずつ、コンマ上位3つを採用。
これで最後となります

完璧主義

【超高校級のメイド】女 六文院 奉(ろくもんいん まつり) 5・3
キーワード
絶えない笑顔→いつも笑顔であるがその意味は……。
献身一途→その献身は揺るがない。
トラウマ持ち→心の傷がトラウマとなっている。

これで全員。
超高校級の○○を含めて全員分まとめ作ったら貼ります。

プロローグは明日の同じ時間にでも。

【超高校級の記者】綴 文佳(つづりふみか)女
交友力 5 集中力8
キーワード
超高校級の記者→嘘を利用してでも真実を確かめる。
心優しい→仲間を気遣う心を忘れない。
思い切り→危険を顧みず行動することができる。
猪突猛進→周りのことを考えず突き進むこともある。

【超高校級の幸運】夢見 藍花(ゆめみ あいか)女
交友力6 集中力9
キーワード
超高校級の幸運→他人より少し運が良い程度。夢見の関わるコンマ判定に補正。
フレンドリー→誰にでも平等に接する。
小動物系女子→小柄な体も手伝って小動物を思わせる雰囲気を放つ。
前向き→どんなことにあってもくじけない、前向きな精神を持つ

【超高校級の木彫り職人】弓乃 桃子 (ゆみのももこ) 女
交友力0 集中力5
キーワード
超高校級の木彫り職人→常人よりも手先が器用で、細かい作業も容易くこなせる。
氷の乙女→感情の起伏が乏しく滅多に笑わない。関係が友人になるまで親密度が上がりにくい。
寡黙→自分から話しかけることはほとんどしない
こだわり→職人として譲れないこだわりがあるようだが……?

【超高校級の舞妓】藍原 舞(あいはら まい)女
交友力2 集中力5
キーワード
超高校級の舞妓→舞妓としての立ち振る舞いを意識すると人が変わるように。
秘密主義→自分のことは決して話そうとしない
妖艶→大人の色気が漂う
甘え上手→色気を武器に甘えたりもする

【超高校級のナース】安良木 優希(やすらぎ ゆうき)女
交友力3 集中力6
キーワード
超高校級のナース→医学に関しての知識を持つ。
委員長気質→場を仕切りたがる。リーダー的立ち位置になりやすい。
アホの子→医学以外の知識は足りない。勉学が偏っている。
涙もろい→ふとした拍子に泣きやすい。

【超高校級のチェスプレイヤー】兵働 織枝(ひょうどう おりえ)女
交友力9 集中力1
キーワード
超高校級のチェスプレイヤー→その実力から頭脳に関してはずば抜けている。
クール→冷静で動じにくい性格をしている。
傾国→誰もが羨むほどの美人。
ドジ→要所要所でドジをしやすいがそれは故意か偶然か。

【超高校級の歌手】叫本 溶子(きょうもと ようこ)女
交友力6 集中力7
キーワード
超高校級の歌手→音楽に関しての知識に優れている。その他声や音に敏感。
天使→芸能活動で培った明るく優しい性格。
純情→純粋な心の持ち主。ピュア。
元アイドル志望→本来は歌手ではなくアイドル志望であったがその経緯は……。

【超高校級のメイド】六文院 奉(ろくもんいん まつり)女
交友力5 集中力3
キーワード
超高校級のメイド→料理や掃除などの家事全てを完璧にこなせれる。
絶えない笑顔→いつも笑顔であるがその意味は……。
献身一途→その献身は揺るがない。
トラウマ持ち→心の傷がトラウマとなっている。

【超高校級のゲーム作家】小鳥遊 遊戯(たかなし ゆうぎ)男
交友力6 集中力8
キーワード
超高校級のゲーム作家→物語を考える職業から頭の回転は早い
自由奔放→型に捕らわれない。その姿勢から場を乱すことも出てくるかも
オタク気質→職業柄か、アニメやゲーム知識は豊富。普段の会話にもネタを仕込むことも
機械好き→機械を扱う行動に長けている

【超高校級の翻訳家】加賀美文吾(かがみ ぶんご) 男
交友力5 集中力0
キーワード
超高校級の翻訳家→様々な言語を扱える。資料の閲覧をしやすい。
内向的→あまり自分から誰かに接したりしようとしない
高速思考→頭を働かせると思考が高速で動く。捜査・裁判パートで活躍することも
暗所恐怖症→暗いところが苦手。展開次第で行動変化

【超高校級の番長】須崎 弦次(すざき げんじ) 男
交友力6 集中力5
キーワード
超高校級の番長→集団の上に立つことが多いのでリーダーシップに優れている。
統率力→集団を纏める力に優れている
実はヘタレ?→普段は堂々としているが、その内側は意外と脆いのかもしれない
男気→男気に溢れ、一度決めたことは限界まで貫き通す

【超高校級のフィギュアスケーター】氷河 翼(ひょうが つばさ) 男
交友力7 集中力2
キーワード
超高校級のフィギュアスケーター→運動系の才能なので運動神経が高い。
かわいい物好き→男だけどかわいい物が好き
自信家→自分の才能に自信を持っている
さわやか→スポーツを行う人間特有の爽やかさ。

【超高校級のハッカー】淀 結城(よどみ ゆいき)男
交友力3 集中力3
キーワード
超高校級のハッカー→パソコンを使用した際に活躍する。その派生で電子機器の扱いにも長けている。
謙虚→自分の技術を鼻にかけることなく、常に一歩引いている。
軽率→他者に対しての発言が配慮に欠けている。
天然王子→パソコン関連以外ではやや言動がズレている

【超高校級の陰陽師】阿倍野 清明(あべの きよあき)男
交友力0 集中力3
キーワード
超高校級の陰陽師→陰陽師としての技術の他、儀式やその他の術にも精通している。
中二病→発言にややクセがある。難解なことを言いたがり。
元気→声が大きめ。明るい性格。
カリスマ→人を引き寄せる魅力がある。リーダー的立ち位置になりやすい。

【超高校級のタレント】福田 真古都(ふくだ まこと)男
交友力2 集中力2
キーワード
超高校級のタレント→一般の世界と芸能界の二つに精通している。
オープンスケベ→女子生徒に対してちょっと特殊な接し方をする。
ツッコミ関西人→芸人ではないけれどツッコミどころがあれば話にツッコミを入れたがる。
起死回生→ピンチの場面を切り抜けやすい。

【超高校級のおもちゃ屋】炉歩田 願九(ろぼた がんく)男
交友力5 集中力3
キーワード
超高校級のおもちゃ屋→おもちゃの歴史と用途に詳しく、コレクターとしての一面もある。
男の娘→背丈も顔立ちも言動も女の子っぽい
ブラコン→兄弟にひどく強い憧れを抱く
爽やか→クセがなく誰からも好かれやすい性格

まとめました。本編は明日の17時頃にやれたらやります。無理なら20時頃に。
改めて書いておきますがこれからの進行は弧消chapter1→綴chapter1→弧消chapter2……という感じになります。

ではお疲れ様でした。
弧消スレと合わせて何かあればよろしくお願いします

※明日はコナンとゆゆゆの映画見てきますよっと



世界は我の物だと言わんばかりに大きく、そして壮大に。
その学園は私の目の前に建っていた。

綴「ここが希望ヶ峰学園……」

『希望ヶ峰学園』。それは知らない人間はいないと思われるくらいに有名な学園の名前だ。
その学園は様々な分野で特に秀でた才能の持ち主を集め、育成することを目的とした学園。卒業した生徒はその後の人生の成功を約束されるとまで言われているくらいだ。
そんな学園に私――綴文佳は『超高校級の記者』として入学することになっている。

綴「…………」

既に学園の下調べと同じ新入生の情報集めは済ませているので、今更ここまで来て驚くなんてことにはならないけど……どうにもこの学園への入学には乗り気になれなかった。
そもそも私はしたいことをしていたら知らない間に記者の道を進んでいて、知らない間に『超高校級の記者』とまで呼ばれるようになっていただけ。そんな私が他にも名だたる『超高校級』候補を蹴散らしいち早くこの学園に入学することに疑問を抱かないわけでもない。

綴「まあ、これこそいつまで言ってるんだって話か」

私個人の感情はどうあれ、記者の道がより強固なものになるのだとしたらそれを受け入れても損はない。
それに、どうせ入学するなら――在学中に学園全ての謎を暴くくらいの気持ちでいた方が色々と自分のためにもなるだろう。


綴「よしっ……」

そうして私は学園の敷地に足を踏み入れ――


綴「え……?」


――視界が揺らいでいった。

綴「何これ……!?」

思わず膝を折り、地面に倒れてしまう。
グラグラと視界が揺れ、やがて目の前にそびえ立つ校舎も曖昧になっていく。

今私の目の前にある校舎は真実か、嘘か。

それすらも曖昧になるくらいの視界で、私の意識は落ちていった。



プロローグ 空を見上げれば輝く絶望が


綴「ん……?」

長いような、短いような。
そんな時間が経った頃、私は不意に目を覚ました。

綴「……どこ、ここ」

気づけば私はベッドに寝ているようだった。
どこかのホテルのような内装の部屋。とはいえテレビは無く、クローゼットや机のような最低限の物だけがあるみたいだけど……。

綴「希望ヶ峰学園に入学することになって、それで……」

……どうなったんだっけ?

学園の敷地に足を踏み入れて気絶したところまでは覚えている。
でも、そこから今のこの状況までの間の記憶がすっぽり抜け落ちているようだった。

綴「とりあえず、カーテンを開けてみないと」

そう思って私はカーテンを開け、窓から外を確認する。

綴「えっ? 森……ううん、山の中?」

窓の外に広がる光景は、一言で表すなら山の中であった。
私は思わず窓を開けてもっと詳しく見ようとするが、そこで鍵が掛かっていることに気付く。

……いや、特殊な工具で固定されているのか全く開く気配がなかった。

綴「開かない……」

元々、腕力に関してはあまり自信がないのでこれ以上私が何をやっても意味はないかもしれない。
……仕方ない。このままこの部屋にいてもアレだし……適当に中を歩いてみよう。
現状を認識するには足を動かさないと……。

そう思い私は部屋の扉を開け、外へ出る。


↓2
最初に出会った生徒一人を指名。
1 爽やかな顔立ちの男子生徒
2 小柄な男子生徒
3 元気で明るそうな女子生徒
4 メイド服を着た女子生徒



【廊下】

六文院「……あ」

綴「……メイドさん?」

部屋から出た私はまず、メイド服を着た女性と出会った。
メイド喫茶のとは素材からして違うような、高級感溢れるメイド服。放たれるオーラもどこか上品さを感じさせる。

六文院「どうも。ここの施設の職員でしょうか?」

綴「あ、違います。というか……そっちは違うんですか?」

てっきりここの給仕係みたいな感じだと思ったのだけど……。

六文院「いえ……実は、さっきあの個室の中で目を覚ましたんですけど……」

六文院「それまでの間の記憶が曖昧で。職員の人だったらここがどういう場所なのか知ってるのかと思ったんです」

……部屋で目を覚まして記憶が曖昧?

綴「ちょっと待ってください。実は私もなんです」

綴「希望ヶ峰学園に入学することになって、そこまでの記憶は覚えているんですけど……」

六文院「希望ヶ峰学園?」

六文院「待ってください。私も同じく超高校級として入学する予定だったんです」

この人も?

綴「ってことは、貴女も何か肩書きが?」

六文院「はい。……すいません、自己紹介がまだでしたね」


六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です。以後お見知りおきを」

               ゝ-ァ \-_-_-_-_-_-ミ

          r‐==  __—- _ \-_-_-_-_ミ
          ';        ``~、、<-_-_-_-ミ
             ∧            \ \_-_>''"〕iト _
               \           \ \:////////〕h、
          _    \    __      \ \ /////////\
           /(  γ:. :. :.  ̄:. :. :. :.~"''~.、 \ \ /////////\
        乂\_{__:/:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.`` \ \ /////////\

        γ:. "´:. :. :/:. :. :. :. :. -‐ :. :. :.''":. :. :. :. :..\ ∨ 、////////ヽ     『超高校級のメイド』
        j{:. /:. :. :. /:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :∧∨/\///////          六文院 奉
      八ハ:. :./:. :. :. :. :. :.-—:. :. :.—:. :. ‐-‐:.: :. :.∧∨//\////
        j/:. :. _;;.、丶´:. :.; -—:''":. :., :. :. -:. :. :. :.:∧∨〕h、\/

         {:. :.:/:. :._,;:、丶´:. :. :.):. :. :.:(:. :. :. :. :;. -‐ 、 \// \/
          乂j{:. :/:. :. :. _,;:、丶´:. /:. :):. :. :. :(ィチ�、ヽ \// \
         八/:. :. :. /:. _;;.、丶´:. :/:. :. :. :. :}乂ツヾ    \/// ,      _
            ',: :. /:. :./:. :.: :. :.:/{:. :., -‐…'      , -:':. /\//\_,..>'" _}
.             乂( 乂:. {:. :. :. :.:/| 从/             {ツ :. :',  >rー-<"ヽ / ),__ /Y
               `ヾ、:. :./: |       、     〉:. :. :.`、   ∧ _) / / /  )j l
                    )/ヽ/    、     乂_:> `:.{:. :. :._:ノ     }  Υ://  /`| |
              r—— - ,,_     \     /:. :八:乂_    八    乂/    ..;'
              {ニニニニ>-   /_  ー‐ ⌒¨   ⌒     ∧  {     /
              ∨ニニ/   \):〕h、_,,,...,, -‐ァ- 、        ∧  乂   イ
                   ∨ /      ∨∪ー…''" __ /_        \___彡'" :|``~、、
                  {/          ∨ ̄ ̄``~、、 / _/        /( {    乂    \
                /             ∨     γ⌒>⌒ヽ     /  `、     }    `、



超高校級のメイド。それは下調べの段階である程度の情報は集まっている。

代々、その家系に生まれた女性はメイドとしての人生を歩むことを義務付けられている六文院家の娘で。その驚くほどの手際と技量で既に六文院家のメイドとしては学びきっているとか。

名門の家に仕えるのがメイドとしての基本的な仕事であり、当然六文院さんも例外じゃなかったんだけど……今は諸事情により特定の誰かに仕えてはおらず、フリーのメイドとして活動しているらしい。

綴「メイドさんね……本物を見るのは久しぶりかもしれません」

六文院「むしろ、普通の人生を歩んでいたら本物のメイドなんてあまり見る機会はないと思いますけど……」

六文院「でも、それは希望ヶ峰学園に入学する生徒には関係ない話かもしれませんね。皆必ず何かしらの才能を認められて入学することになっているのですから」

綴「抽選枠と言われている『超高校級の幸運』を除いて、ですけど」

綴「……っと。そんなことより、こっちの自己紹介がまだでしたね。私は綴文佳。『超高校級の記者』です」


綴「よろしくお願いします」


                 _.ィ: ´: : :'; < _
             >´:¨: : : : : : : : :、 : : `:<
            /:/: : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :∨
           ': : : : : : : : : : : : :、: : : : :゙、: : : : :V
          , ′: : : : : : : : :l: : :l : : : : : : ': : : : : ∨
        /:/:i: : : :ハ: : : : :===i 、: :、: : : :i: : l:i : : ∨

       /´i/: :i: :i:/ V : : : i : / \:ヽ: : : : :レ: : : :ミ゙     『超高校級の記者』
          !: : i V 、__ ∨:-=!:/__ -‐゙ー、 ィニヽ; : \`          綴 文佳
          !: : i: :i ィ示ミ、: ソ   ィ示ミ i;;Y;Y;ji: :≧=-
         /: : ハ i、 込ソ V从ヽ、 込ソ /;!;;();;i: :ハ:i
       -=彡 イ:i i:ハ 〃  、    〃 /イ  ̄: : :V
          /イ !: :∧         ⌒ノ: : : :レ゙ヽ!
           j : : 込  - ー、   _ イ: : : :/:ト、
           i: : {⌒ ̄¨' ー-‐'" /: : : /i/___!

           V : i_           !: : :/ /  i
         γー{\ i \__/^\_ -‐ .l: :/    人__
        / /==>ミ  l \/l   .i:/_>"== __ `ヽ
        ,' //..............`>、       _>".........i........`i l   ゙,
       ' ヽV...i................i/`ヽ--‐イ.....................l.,'..__ノ/   i
      V  ゚i i...Yー‐-、/       !...____....i...‖。   /
     V==ヽ\.゚...__イ、   ,′__ -i、.....。....._i.,'...‖。  イ
      !  r--\ヽ.../ヽミ 、/ィ'´  /....>.<...,'.....ヾ   .,'::i
      L==(ニニヽY\\. .Y. . . . .!.........i..i......,′....j i   ,'::::i
     !  ir==ヽ:i:i:i!/ハ. .!. .イ-‐⌒ヽ:i:i:ヽ′....‖  ,':::::::!
      !   ‖.....Y:i:i:i:i:!/イ-/二ヽ   V:i,′./  イ!::::::::!
      {  ‖ー- ニニ二==  ̄ ヽi   !.....</   ./:il:::::::::i
      { ⌒ヽ─" ̄        il   i.....//  /:::::ii:::::::::!

六文院「記者さんでしたか。道理で博識そうな人だと思いました」

なんとなくだけど、お世辞だと思うわ……。

六文院「あ、同じ学生同士敬語は無しにしましょう?」

綴「……わかった。でも、それなら六文院さんこそ」

六文院「私は敬語が常ですから。癖、みたいなものです」

六文院「敬語を忘れるようなメイドなんて見たことないでしょう?」

綴「そういうものなのかしら……」

とはいえ本人にそう言われたら納得するしかないかな。

六文院「それにしても、同じ希望ヶ峰学園の新入生が二人ですか……」

綴「偶然なのか、必然なのか。まだ判断材料に欠けるわ」

もっと言うならまずは今私達がいるこの場所がどういうところなのか調べる必要がある。その最中に他の生徒が見つかれば……。


↓2
1 確か今はフリーのメイドだったと思うけど、何か原因が?
2 部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?
3 自由安価



綴「部屋で目を覚ましたって言っていたけど、窓の外は確認した?」

六文院「ええ、もちろんです。不自然なくらい固定された窓も気になりますが……」

六文院「それよりも、ここがどこかの山奥であることが一番気がかりです」

綴「確かに……何かのサプライズだとしたら、まだ安心だけど……」

だとしても私達の記憶に関しては説明が付かない。

六文院「でも、天井が吹き抜けになって空が見えるような造りになっていることを考えると……」

六文院「天文台かそれに属する施設かもしれませんね」

綴「あれ……そんな造りになってたっけ」

というか言われてみれば部屋の天井は確認していなかった。
そうなると、六文院さんの言う通りかもしれない。

六文院「とりあえず、適当に施設を散策してみましょうか。よければご一緒しても?」

綴「もちろん構わないわ。よろしく」

そうして六文院さんと一緒に散策をすることにした私は個室が並んでいるこの場所から離れることにした。


【info】
・六文院奉との関係が【知人】になりました
・六文院奉との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【1個】

※少し離脱します。21時30分くらいに戻ってきます
 施設内で何か出すべき場所があればお願いします。どんな場所があるのか決めてなかった

散策開始

↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー
7 観測所



【観測所】

綴「ここは……」

六文院「望遠鏡が壁の穴に食い込んでいますね……」

六文院「やっぱりここは天体観測をする場所と考えて間違いないと思います」

綴「みたいね」

望遠鏡が数台あり、棚にも本がいくつか入っている。
確かに六文院さんの言う通りこの施設は天文台と考えて間違いないだろう。そしてここは天体観測をする部屋、といったところだろうか。

六文院「でも、天体観測って普通外でやるものじゃ?」

綴「雨天時とかのために室内にもあるってところじゃないかな……」

そんな観測所に見知らぬ人が二人。


阿倍野「ほほう。星を見上げるための施設か……」

阿倍野「幻想的で美しいところだが……我の嗜好にはあまり合わないかもしれんな」

和服に身を包んだ、背が高めの男性と。


夢見「おっ! 凄い、結構遠いところまで見える!」

夢見「けど……まだちょっと星は見えないのかぁ。残念」

望遠鏡を覗き込んではしゃいでいる女の子。


あの二人ももしかしたら……という可能性もあるのか。


↓2
1 和服の男
2 望遠鏡を覗き込んでいる少女



綴「あの……ちょっといいかしら」

阿倍野「ん? なんだ、我に何か用事か?」

阿倍野「いいだろう。なら速やかに言え! 時の流れは何にも変えられないからな!」

……うるさい人ね。

六文院「中二病というヤツですかね」

綴「ああ、そういう……」

とはいえおそらく同じ超高校級の生徒だと考えると、高校生であることは間違いないだろうし。
……結構重症な人なのだろうか。

阿倍野「おい! 質問があるのなら早く言え!」

綴「ご、ごめんなさい。えっと、名前を尋ねたいんだけど……」

六文院「それとこの施設について何か知っていたら、是非教えてください」

阿倍野「そういうことか。全く、我の名を知らないとは不埒な輩だ」


阿倍野「我は阿倍野清明! 『超高校級の陰陽師』である!」


阿倍野「これも何かの縁だ。よろしく頼むぞ」

               ...........
            . : .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
          . ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.::.:::.:.:.:.:.:.::..
        . ::.:.:.::.:.|:.:.:.: . : ヘ: : ヽ: : \: : : : : :..
       ./::.:.:.:|: : |: : : : : : :ヘ: /.\: : \::.:∨: :.
      /::.:.:.:.:ヘ : : \::. : : : ノ;:;:;:;:;\: :|:| :.:{: : ::.

      .:.:.: /::: |:.ヘ: ト: \ イ:;:;:;:;:;:;:;:;/_: :|: :|::.. : :.
      |:.:.:.|:|: 乂:ハ ,イ; /:;:;:>< T:;:;:;:;:;|:|: :|:.:.:.: : :.     『超高校級の陰陽師』
      }:ト:—<:ヽ; ; /; ;/´�ソ`ノ:;:;:;:;:;:|: :.:|::.:.:.: : :.         阿倍野 清明

      |::|:\;_;_;/}|:;:/:;./=-´=<:;:;:;:;:;:ハ: :|:.:.:.:.:|: : :.
      |:ハ‐({ 叨/;:;|/;:;:;:;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;/: ::/:.:.:.:.:.:|: |: l
      |: ::ヘ`ー./:;:;;:|:;:;:;:>'' ̄⌒ヽ//: /:.:.:.:.:.:|:|./:.:|

      ハ: ::ヘ; ;/:;:;:;:;:レ゚`゙   斗イ`  :|: |:|:.:.:.:.: |:|/:.:.|
       ヽ:.:∨:;:;/  , _イ<´   〃:|:|:.:|:.:.:.:|: | ヾ
        ∨.イ:.\  ¨´r‐:'    .〃  |/ /|:.:.:.:.乂
         ´ヘ:.:.:.:.:).。      イ   ィ.ノ:;:;∨:.:.:.:.ト
           `:∧:.:.:.` 、 ィ _ イ/:;:;:;:;:;:;∨: :リ
              ):.:.:.:.:.:.\ | l´  ./:;:;:;:;;:;:;:;:;:;\___
              \:.八:ヘ | | / ./:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:{ 厂-ミx.、
                 :}∧i! /:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:人弋—‐┴—<___

               >┬l;:;L j;:;—:;:;:;:;:;イ:;:;:;:;:;:;:;:≧—乂´メィ 弋__ \` .、
             / /:;:;:;:}:;:;:;:;:;:-—<:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:⌒ト 、 〕———<  }



綴「『超高校級の陰陽師』……」

彼については調べようとしてもあまり情報が集まらなかったんだっけ。意図的に隠しているのか、それとも別の原因なのかはわからないけど。

六文院「結構珍しい才能をお持ちなんですね」

阿倍野「ふん……才能にメジャーもマイナーもないだろう」

阿倍野「ただ我にたまたまそういう才能があっただけのこと。そしてそれを誰よりも極めているというのも事実というわけだ!」

……なんというか、うるさいを通り越してクセのある人みたいだわ。
これも超高校級の生徒だからこそと言われればそれまでだけど……。

綴「それよりも、この施設については何か知らない?」

阿倍野「知っていたらすぐに言っている!」

六文院「どうしてこんなにも堂々としているんですかね、この人」

綴「わからないわ……」

もしかしたらあまり関わるべき人間じゃないのかもしれない……。


↓2
1 それならこんなところで何をしているの?
2 その言葉遣いどうにかならない?
3 自由安価



綴「それならこんなところで何をしているの?」

六文院「施設について何も知らないなら一通り見て回るべきなのでは?」

阿倍野「……別にそこまで動じる必要もないだろう。我らは希望ヶ峰学園に入学する予定であった」

阿倍野「それなら、学園側のサプライズだと思うのがまともな考えだ」

確かに言っていることは正論だろうけど……。

綴「なら、ここまでの記憶はあるの?」

阿倍野「無い!」

阿倍野「……が、そんなものは気絶した際のショックだろう。時が経てばすぐに元通りになる」

六文院「物凄い自信ですね」

阿倍野「神が告げているからな……」

……神?

綴「ま、まあそういうことなら……」

綴「あ、私は綴文佳。『超高校級の記者』なの」

六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」

阿倍野「うむ、心得た!」

……よくわからない人だ、本当。


【info】
・阿倍野清明との関係が【知人】になりました
・阿倍野清明との絆のカケラを一つ入手しました
・絆のカケラ総入手数【2個】



あっちの女の子にも話しかけておこう。阿倍野くんに比べたら幾分まともそうだ。比べるのも失礼な話だけど。

綴「ねぇ、ちょっといい?」

夢見「うえっ!?」

望遠鏡で外を眺めていた女の子はそうして素っ頓狂な声を出す。

夢見「あ、えっと……どうかしましたか?」

六文院「驚かせてすいません。少し話をしたくて」

綴「もしかして、だけど。貴女って希望ヶ峰学園に入学予定だった高校生……だったりしないかしら?」

夢見「そ、そうですけど……どうしてそれを?」

やっぱり……。

綴「実は私達もそうなの」

夢見「えっ!? っていうことは本物の超高校級の生徒!?」

六文院「本物の、とはまた妙な言い回しをしますね」

夢見「あ……あたしはただ偶然入学することになっただけなので」

ってことは……。

綴「もしかして、貴女が抽選枠の一般人なの?」

夢見「結構はっきり言いますね……まあそうなんですけど」


夢見「夢見藍花! 『超高校級の幸運』ってことで入学する予定でした! よろしくお願いします!」

                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :`ヽ、
                  / : : :, : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
                 ,:': : : : :/ : : : :/. : : : : : :j : : : : : .:i : : : : :ヽ
             ∧: : :.:rく : : : / : : : : : ;.r}:.:/ : : : :j! : : : : : :ヘ
              ': :ヽ: :,:{ ヾ: :7 : : : : :/'゚ l: {: : : : : l1: :. : : : : 1
           ∧: : :rー┘ 1:j: : ,ィ: :/  j.:i1 : : : :7 { : j、: : : .:l

           j:ヘ: : : >、   i;! :/j-/ー-.!j'1 : : : :' 1 :l V:. : :.:|
           1、:ヽ :j: : `^:''T/ /シ   |j .{ : : :/ 'ーLj_ l: : : : }

             V:、: .:{: : : : : :| '´    l! !: .:/   .|ノ `}ー:i : l
            ヾ: :.:ハ: : : : ;.:1r==ェx.    1:/    '   i: /: :j     『超高校級の幸運』
              jヘ: :{ !: : : : }.:!    `    '゚  ,.、,_  .l:リ : :′        夢見 藍花
           ./ iヘヽ: : : .:|V! ´´´     、  `゙ヾミ j:ノ: :.'
           j  j  ^i:、: : :! ヽ          ´´´ /:.: ..:7
           l  l   V{: : l    {` 丶 、     イ: : :j:7
            {__ l.    い: :lヽ.  ヽ、   ノ     ノ': : :イ:′
            └-'   _,..ヽV:! 丶、     ,.. '^ /: :/'/
           _,..-::‐:'^::.:::ノ `'   `7 -‐ '´    /:シ゚ /
.       ,.r<:ヽヾ::.::.::.:::.::.:ヘ      ./;::丶、_    ,ヅ
        /  \ ヾk,ヽ:::.:::.::.::.::、      l:::.:::.:::ヽ、
       .゙    ヽ. ヽヘヾ::.:::.::.::ヘ、,_  _,. j:::.::.:::.::::/7:、
      j゙       ヽ ヾ::.\:::.:::.::V'´ ゙̄Y::.::.::.::.//:.∧
      {      ヘ  ト、:xヾ::.:::.::Y' ̄^ト、::: ://:// .i
      l        1 l. ヾ::>ヽ::::ヘ O/::ヽ::/r'ノ/  1
      j、        } j    \::、ヽ:∨:,rノ:シ'^ r'  1
      {        Y   _ヽ..-v'V:ィ゙_  |    ト
     j_,... ... ...,_  1 r..'^.........`..'Y^.V........\j.    '、
     {=-====ェ-ミ:::い........ ............j-く.............../     ヽ



そうして笑う彼女――夢見さんはすぐに表情を明るいものに変え、話を続けた。

夢見「それで、そっちの名前と肩書きってなんなんですか!?」

綴「す、すごい食いつくわね……」

夢見「あ、すいません。えっと……実は希望ヶ峰学園に入学するのが楽しみだったんです」

夢見「ほら、あたし以外の人は皆すごい才能があってそれで入学することになったんですよね? だから……」

六文院「すっかり有名人扱いですね。まあ、悪い気はしないですけど」

六文院「申し遅れました。私は六文院奉。『超高校級のメイド』です」

綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」

夢見「綴さんに六文院さんですね! わかりました!」

ああ……阿倍野くんが凄い印象的な人だったから、夢見さんを見ると落ち着く……。


↓2
1 その望遠鏡から何か見えた?
2 才能とかで別にかしこまる必要はないからね
3 自由安価

※本日最後

終わりです。次回は未定ですが月曜か火曜になるかと。

見取り図ってエクセルで作れましたかね。次回の更新までには作っておきます。

では何かあればどうぞ。弧消スレと合わせて答えられるものには答えていきます。

※コナンとゆゆゆの映画見てきました。面白かったです。

見取り図
http://i.imgur.com/bbLAY3R.jpg
http://i.imgur.com/hSTav2u.jpg

AAは
綴→シノン(ソードアートオンライン)
六文院→ノワール(ペルソナ5)
阿倍野→クロウ(ペルソナ5)
夢見→結城友奈(結城友奈は勇者である)

です。

今日の20時頃に始めます、よろしくお願いします

寝てました、すいません
22時頃改めて再開予定です。今日は短くなりそう



綴「才能とかで別にかしこまる必要はないからね?」

綴「同じ学園の新入生同士、気兼ねなく話してくれると嬉しいわ」

今の状況はともかくとして、だけど。

六文院「私には敬語は不要ですので、お願いします」

夢見「あ、はい――じゃなくって、わかったよ」

夢見「でも、それなら六文院さんも敬語じゃなくていいよ?」

綴「六文院さんはメイドだから、敬語がデフォルトみたい」

六文院「そういうことです。敬語を疎かにするようなメイドはありえませんから」

夢見「へー……そういうものなんだ」

綴「まあ、そういうわけだから……」

綴「私達は適当に施設内を回ってるけど、夢見さんはどうする?」

同じ女子同士、行動を共にするのも悪くないと思ってそう提案したけど……彼女は首を縦には振らなかった。

夢見「んー……ごめん。あたしはまだ少しここを調べておくね」

夢見「この望遠鏡使えば外の景色とかも見えるし、何か場所の手がかりとかあれば御の字かなって」

綴「そっか。わかった」

六文院「では失礼します」

クセの無いいい人みたいだし、仲良くなれそうね……。


【info】
・夢見藍花との関係が【知人】になりました
・夢見藍花との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【3個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 図書室
5 食堂
6 ロビー



【図書室】

次に私と六文院さんが来たのは図書室だった。

綴「大きい図書室ね……」

六文院「こういう場所にある図書室は結構小さい印象があったんですが……ちょっと意外です」

まだ予測の域を出てはいないけど、この場所が天文台だとすれば六文院さんの言うとおり規模の大きい図書室だ。

綴「へぇ……面白そうな本がたくさんある」

六文院「記者としてはこういう書物には興味があるのですか?」

綴「まあ、一応ね。小説とかよりは自伝とかそういうのが好きだけど……小説とかも嫌いじゃないかな」

そんな大きい図書室にも先客が二人いた。


加賀美「へぇ……たくさんの本がありますね。実に興味深い……」

加賀美「これだけの本を用意するなんて、生半可の努力がないとできないはずだ」

背が高めの男の子。本棚を興味深そうに見ているけど、こういうのが好きな人なのだろうか。


叫本「うわぁ~……凄い場所です。読書はあまり好きじゃないですけど、こういう場所を見ると興奮するのはどうしてですかね……」

叫本「漫画とかは無いんでしょうか……」

少し離れた場所にいるのは長髪の女の子。彼女は忙しなく視線をあちらこちらに動かし、中を歩き回っている。
……っていうか、あの人ってもしかして……。


↓2
1 本棚に並ぶ本を眺める男
2 図書室内を歩き回る女の子



綴「あの人……叫本溶子よね……」

彼女は現役高校生の歌手として注目を浴びている、芸能界はもちろん世間の人達からも注目されている人のはずだ。
その歌唱力は素晴らしいもので、聴く者の全てを魅了するらしい。既に発売されているCDの販売数も凄まじい量だとか。

六文院「叫本、溶子……?」

……当然例外はあるわけで。どれだけ有名な人でもその人のことを知らないという人は存在するんだけど。

綴「あの、ちょっと――」

叫本「はい、どうかしましたか?」

私の声に気付いた叫本さんが振り向き、笑顔を向けてくる。
……うん。やっぱり間違いない。歌手の叫本溶子だわ。

綴「叫本溶子さん……よね? もしかして『超高校級の歌手』って言われて希望ヶ峰学園に入学予定だったりは……」

叫本「ど、どうしてそれを!? まさかストーカーの類いでしょうか!?」

綴「違うわ!?」

芸能人だからそういうのには敏感なのかしら……。

六文院「彼女は記者ですから。有名人の貴女のことは知っていて当然ですよ」

叫本「記者さんでしたか……すいませんでした、失礼なことを言って」

綴「あ、いいや。こっちこそいきなり話しかけてごめんなさい」

すると叫本さんは姿勢を正し、私達に改めて向き直る。


叫本「叫本溶子! 『超高校級の歌手』って言われています! よろしくお願いします!」

              
                    / .//
                   \{ |         /i
                    ,> , ∨/二ヽ、   ∨ /,
                  / /  / ∨ \ \. ‖//、
            /      /.  ∨   \ `l .//.∨
           ,.'/ /           ヘ ∧{./  ∨
             // / / ‖i   ト、 、   ヘ∧.}、   ∨
             //l '  i_ 斗.┤  ├- }.    `′、 .∨
            ,',' .l l .从/  ∨  .八 乂} .リ| : 、  、  ヽ
.         l  l !  l 斧沁 \/ 芹|/ / .∧ 、 、  .i     『超高校級の歌手』
.         l .ト `、 { 弋ツ    弋ツ }/  .l. ヤ 、 、 .l         叫本 溶子
.             | l `  `'、     '      リ   | .| ヤ 、 、 .l
              l y  |::.、   i ̄;   丿|  .| .| .ヤ 、 .、l
.            l .∧ .|::: `:.. ` ´ .ィ.:´:::::|  |   | ∧ 、 l
.            /./.∧ |::::/:}   .{:\:::| . /  .!  i .、 .l
          /  , ∧t ´: :(      ): :`| ./_   ヽ i  、 l
           /  / 、ヽ ': : : :、    , : : |/: /`ヽ ヽ .i  .、l
.         /./ .i  丶ヽ: : : : v ⌒ y: : : :.//  l ヽ.i  .l
.          //,' l    .Yヽ、: : :∨∨: :,:/'Yノ   l  ヽ|  /
        ///  l  ヽ .i ヽ、 ` ‐-‐ ´ ノ i   .l   | /
         i,'./   l   .ヽi    ̄ハハ ̄  .i/  l   |/   
        l./  .l   \   / ||. ∧  /    l   'ヽ
.       l/   .l , -‐‐-ヽ, {  i   } i-‐ ⌒ヽ .l     ヽ
.         /   ,´: : : : : : :!  ! 八  !./: : : : : : :ヽ,     ヽ
.        /    ! : .ヤ´ ̄ヤ  .! i  i !.<厂 `,ヽ./     ヽ
.       /.    !-∧   ∨. ∨_∨ /  ./-‐′     ヽ
.      /         ∧   ∨ .,' .∧ /  ./          ヽ



綴「綴文佳。『超高校級の記者』よ」

六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」

叫本「綴さんと六文院さんですか……」

叫本「まさかメイドさんにまで知られているなんて、わたしもそこまで有名になってましたかぁ」

そうやって本当に嬉しそうに笑う叫本さん。
……さっきの六文院さんの反応は言わない方が吉みたいね……。

叫本「ところで、ここはどこなんですか? わたし、個室みたいなところで目を覚ましたんですけど」

綴「それが……私達も知らないの。同じように個室の中で目を覚まして、この中を調べてるところなんだけど」

六文院「ですが、叫本さんも同じ体験をしてましたか……」

六文院「これはもう、ここには希望ヶ峰学園の新入生が集められていると考えるのが妥当では?」

そうかもしれない。いいや、そう断言してもいいだろう。

叫本「へ?」

まだ現状を把握しきれていない叫本さんが不思議そうに首を傾げる。
不必要なことを言って混乱させるのもアレだから、今は言わない方がいいかもしれないわね……。


↓2
1 ここを調べていて気になる点はあった?
2 目を覚ましてから誰かに会ったりはした?
3 自由安価



綴「ここを調べていて気になる点はあった?」

叫本「気になるところ……ですか」

叫本「難しい本が多いです! 漫画が無いのがちょっと残念ですね!」

そこなんだ……。

叫本「それと、変な本もあって……」

叫本「これなんですけど」

綴「何かしらこれ……」

六文院「降霊術が書かれている本ですね。確かにこんな本があるのは妙というか……」

綴「資料室、じゃなくて図書室だから……っていうわけにもいかないか」

そもそも降霊術の本がどうしてこんなところに……。

叫本「どうしてこんな物があるんでしょうか……」

綴「それはここの責任者に聞かないとわからないけど……」

降霊術の本か。さすがにこういうのは専門外っていうか、詳しくないし……何とも言えないかな。


【info】
・叫本溶子との関係が【知人】になりました
・叫本溶子との絆のカケラを一つ入手しました
・そう入手数【4個】



次はあっちの男の子に話しかけてみよう。

綴「ねぇ、ちょっといい?」

加賀美「俺ですか? はい、どうしました?」

本棚を眺めていたその人は視線をこちらに移し、対応をしてくれる。
童顔……とまではいかないけど幼い顔立ちをしている。もう少し小柄だったら年下だと間違えていたかもしれない。

綴「ここの施設を調べながら私達意外の人にも話を聞いてるんだけど……」

綴「貴方も希望ヶ峰学園の新入生だったりする?」

加賀美「そうですけど……」

加賀美「でも、ここに希望ヶ峰学園の生徒が集まっているのはおかしなことでもないでしょう? この施設、どうやら希望ヶ峰学園の管理下にあるみたいですから」

六文院「そうなんですか?」

加賀美「はい。ここにある本の中に希望ヶ峰学園の歴史、というのがあったので」

綴「そんな本が……」

加賀美「まあ、無関係の施設にその本だけを紛れ込ませればいいだけなので鵜呑みにはできないですけどね」

加賀美「それよりも、自己紹介をお望みですよね?」

六文院「話が早いですね」

加賀美「あっちの彼女と話をしているのを見ていましたから」


加賀美「加賀美文吾。『超高校級の翻訳家』です」

       /: : : : : : : : : : : : : : : : :/: : :/ !: : : : : :∧: : : }: : :}: : }: : : : : : : : :.
        /: : : : : : : : : : : : : /: : :/: : :/ |: : : : : ;  }\ }: : :|\} : : : : : : : : :.
      ′ : : : : : : : : : : : : : : : ′: :{ │: : : |/  |   ヾ:..:|  丶: }: : : : : : ::.
     , : : : : : : : |: : : : : : |: : : | ∨:|   ゚。: :..:|  ‘。   }:| ___,∨: : : : :|: : i
     i: : : : : : : j|: : : : : : |_:_:_:|,,..�-− ト:.:.ハ    \斗f}´   リ\: :..:|: : ト、
     |: : : : : : : j|: :|: : : :..|八ノ  リ    \}     〃 .斗=ミ  }: : :|: : }
     |: |: : : : :.i:i|: :|i: : j|:.| ,.ィ干干う≧=ミ      /斤//う 》 {:i:i:i:i!:i:i:′

     |: | |: : :|:.i:jト :|i: : j|rヘ〃{/{/ソノ::ノ           込z少′ /:i:i:i:i,ji:i/     『超高校級の翻訳家』
     �vi: :i:|:i:/⌒ヽ:i:i|ハ,   ゞこ少=               ;i:i:イ:./f/          加賀美 文吾
.       i| ∨:i:i:i{   〉\:ト                    /|Y |/
       乂八:i:iト 、__ゝ                ′     ′
         `ヾー\                        /
             リ`¨¨i 、        、_______ ,     /
                ヾi| \
               _jリ   丶             /
                  /ニハ___    `   .,      /
              /ニニ∧::い      `  −-- ′
                /ニニニニヾ:::}           /
            /ニニニニニ二\        ハ
           /{ニニニニニニニニニ\      {ニム



加賀美「よろしくお願いします。綴文佳さんに六文院奉さん」

綴「どうして名前を……」

加賀美「同じ希望ヶ峰学園に通う才能の高い人間を調べるのは当然のことです。それは記者である綴さんでなくても当てはまることですから」

加賀美「もっとも、さすがに全員を詳しく調べてはいないので……そこは記者である綴さんには負けるかもしれません」

そうして笑顔を浮かべる加賀美くんは、なんていうか……嫌な感じであった。

六文院「ですが、既にこちらのことを知っているのは助かります。おかげで自己紹介の手間が省けましたから」

加賀美「まあ、そうですけどね。とはいえ現状についての情報はほぼ皆無……俺がさっき言った希望ヶ峰学園に関係がある施設であるかもしれない、ということだけ」

加賀美「鍵が閉められていて入れない場所もあったから、そこについても気になるところではあります」

綴「そんな場所が?」

加賀美「廊下を進んで右に曲がったロビーの先に一つと、個室が並んでいた場所に一つ」

加賀美「どうして封鎖されているのかは知る由もないことですけど」

六文院「なるほど……」


↓2
1 随分と手際がいいわね
2 もしかして調べ始めて結構時間が建っているのかしら?
3 自由安価



綴「もしかして調べ始めて結構時間が経っているのかしら?」

加賀美「一時間くらい前、ですかね。一応ある程度は調べているはずですよ」

加賀美「既に俺以外の人間も何人かは見つけましたしね」

六文院「もしかしてその人達も……」

加賀美「ご察しのとおり、同じ希望ヶ峰学園の新入生でした」

やっぱり……。

綴「そうだったのね。貴方はきちんと現状を調べようとしているみたいで何よりだわ」

綴「さっき観測所で会った人達はちょっと特殊だったから……」

夢見さんはともかくとして、阿倍野くんが……。

加賀美「誰のことを言っているのかは知らないですが……」

加賀美「別にそういう人が居てもおかしい話ではないでしょう。まだ学園側の催しという可能性も残っていますからね」

加賀美「もっとも……悪く言えば拉致監禁されている可能性も捨てきれないですが」

六文院「…………」

加賀美「おっと。証拠も無いのに変なことを言ってしまいましたね。すいません」

拉致監禁……そうよね。そういう見方もある……加賀美くんの言っていることは正しいことよ。
誰が学園側の人間が居れば、助かるんだけど……。


【info】
・加賀美文吾との関係が【知人】になりました
・加賀美文吾との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【5個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 食堂
5 ロビー



【休憩所】

綴「ここは……普通の休憩所?」

六文院「みたいですね。こういうところがあるのは利用者としても嬉しいことです」

椅子とテーブルが数個あり、自動販売機も何台かあることからくつろぐだけなら十分そうだけど……。

六文院「とりあえず飲み物を買ってきますね。適当に座って待っていてください」

綴「あ、ありがとう」

……買うって、お金はどうするつもりなんだろう……?

言われるがまま、適当な椅子に座り六文院さんを待つ。
すると別の席に座っている他の人間を二人見つけた。


須崎「あーあ……クソッ、だるいぜ……」

須崎「つーかここどこだよ本当! どうしてこんな場所にオレが居るんだ……!?」

黒髪の、ガラが悪そうな男の子。苛立ち混じりに頭を掻いていることからかなり怒っているのが見て分かる。


安良木「…………」

安良木「…………」

もう一人は男の子の席から少し離れた場所に座っていた。
机に突っ伏しているけど……具合が悪い、とか?


↓2
1 不良のようなガラの悪い男
2 机に突っ伏している女の子

というわけで今回ここまでです。お疲れ様でした。
次回は17日、今日の18時頃でお願いします。

では何かあればお気軽にどうぞ。
イベントアイテムとかも考え中……。

AA
叫本溶子→倉科明日香(蒼の彼方のフォーリズム)
加賀美文吾→能美征二(アクセル・ワールド)

ちょっとズレて19時30分~20時頃更新予定
よろしくお願いします



あの子、どうしたんだろう? 具合が悪いんだったら見て見ぬふりもできないし……。

綴「ねぇ、大丈夫? 具合が悪いんだったら……」

安良木「ぐー……ぐー……」

……寝てる?

綴「あのー……もしかして寝てる? いや、もしかしなくても寝てる?」

肩を揺らして呼びかけること数度。ようやくその女の子は目を覚ましてくれた。

安良木「ん、んん……? あれ!? もしかして寝ちゃってた!?」

綴「うん……気持ちよさそうにグッスリとね」

安良木「って、誰ですか!? はっ! もしかしてここの職員さんですか!?」

綴「ちょ、落ち着いて! 私はここの職員じゃないから!」

安良木「あ、本当ですか? す、すいません。早とちりでしたね」

本当にね……。

安良木「うーん……でも、そうなると職員さん見当たらないんだよね。気づいたらこんな施設の中で寝ちゃってたし……」

綴「待って。それじゃあ貴女も希望ヶ峰学園の……?」

安良木「そ、そうだけど……え? それじゃあ貴女も?」

綴「うん。『超高校級の記者』の綴文佳。希望ヶ峰学園の新入生だったんだけど……気づいたら個室みたいなところで寝てたの。それで今はこの施設の中を調べている最中」

安良木「そ、そうだったんだ……」

すると彼女は少しだけ暗い顔をして、すぐに元の表情に戻る。


安良木「あたしは安良木優希! 『超高校級のナース』ってことで入学予定だったの! よろしくね!」

        /   /          、       ヽ
       /    /        r  /\\       ヽ
       ,'    /        /  /  \ヽ    、   ヽ
      ,'     /       /  /    ヽ',   ヽ   ',
      l     l /      /  /      ヽフ  ヽ
      |    リ     / /           }フ  |  |
      | -=彡     /<       __ ヽ    l  |
      |   ノ  _/    ヽ    /     ヽ  乂 ノ
      ∨ ─=彡 /テ示 ヾ     ィ テ示 ミヾメ廴_>

.       |  /⌒ | イ {:::(リ:::}      {::::(リ::} ノ lヘヽ l     『超高校級のナース』
.       |  | 〔 |   ゞこ ノ       ゝ:こノ  /)ノ  l          安良木 優希
       l │ \∧                 //  ノ
       l │            !       /イ   /
.      ,' |    ゝ      、_ _ ,     / /  ∧

         |     ヽ              .l /  / ∧
     .ノ  ', ∧   ヽ >        ィ  ノノ  /  ∧
..   / ̄ ̄ ( ',    ヽ 八 >  <ノ  }/   リ ̄ ̄ ̄\
.   /     ヽ  ',    ヽ.  \  /   /   ,'       ヽ
  /    r--  \      ヽ  /! fヽ   /    /        ヽ
      r'⌒ヽノ  \     ヽ⌒∩⌒ヽ /   / .r─ッ⌒ヽ    |
  |    /   '⌒ヽ  \     !/|ノ\ У   /r—⌒    \   l
  |  /  /   ⌒ヽ     | / |  /    / f   \ \  ヽ  |
  |       ./  / )    │/ | |    { { ヽ



そうやって自己紹介をしてくれる安良木さんは元気ハツラツといった言葉が似合うほどに明るい笑顔を向けてくれた。

綴「……具合悪いのかなって思ったんだけど、いらない心配だったみたいね。それにしてもナース……」

安良木「あ! もしかして信用してない!?」

綴「いやいや、そういうことじゃなくって!」

安良木「本当に……?」

どうしてそこでいらない疑いを向けてくるのか……!

安良木「まあいいけど。それにしても記者さんかぁ……あっ! もしかして芸能人とかにも面識があったり?」

綴「取材先によっては確かに会ったりもするけど、職業柄芸能人は記者を嫌う人もいるんじゃないかな」

綴「私の書く記事が万人に受け入れられるとは思ってないし……ゴシップ記事とかになれば書かれた記事の本人は少なくともその記事を書いた人間を嫌うでしょう」

安良木「あー……そういうことね」

綴「まあ、出会ったことのない芸能人も居るには居るけど」

実際、さっき出会った叫本さんは初対面であった。
彼女には変な噂もないし、記者としての興味が向けられなかったんだろう。


↓2
1 そういう安良木さんも芸能人と出会ったりはしないの?
2 ちなみにあっちに居る人も同じ『超高校級』の生徒なんだけど
3 自由安価



綴「ちなみにあっちに居る人も同じ『超高校級』の生徒なんだけど」

安良木「あっちって――メイドさん!?」

安良木「つ、つまり……『超高校級のメイド』とかそういうの?」

綴「六文院奉さん。肩書きは『超高校級のメイド』らしいわ」


安良木『自動販売機……そういえばお金が無いと買えないですね』

安良木『今の手持ちのお金は……あら、財布はどこに……?』

やっぱりお金持ってないのか――って、あれ?


綴「そういえば、荷物とかってどこにいったのかしら……」

安良木「あ、そういえばあたしの携帯が無いの思い出した!」

安良木「携帯無くすのキツイんだけどなぁ……」

綴「確かに私の携帯もどこかに消えてるし……」

教師に没収された? いや、希望ヶ峰学園は携帯の持ち込みは禁止ではなかったはずだし……。

安良木「もー! 早く先生出てきてよねー!」

綴「…………」

学園側の仕業なら手荷物の没収はしないだろうし、そうなるとこれは……。


【info】
・安良木優希との関係が【知人】になりました
・安良木優希との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【6個】



須崎「おい」

不意に、もう一人の男の子の方が話しかけてきた。

綴「何?」

須崎「ちょっと聞きたいんだけど。お前らも『超高校級』の生徒なんだよな? あっちのメイドも含めて」

安良木「そうだけど? っていうか、そもそも誰よ?」

須崎「…………」

あ、何かイラっとしてそう……。

綴「私達が希望ヶ峰学園の生徒だって知ってるってことは、こっちの話を盗み聞きしてたってことよね?」

綴「なら、先に自己紹介してくれる?」

須崎「別に盗み聞きしたつもりはないっつーか、むしろそっちの声が大きくて聞こえただけっつーか……」

ため息混じりに彼はそう言って自己紹介をしてくれた。


須崎「須崎弦次。『超高校級の番長』だ」

:::从:::::::::!:::i::/::::::///ト、::::/!:!:://:::!|::∨::i::!:::!::::i!:K:::::::::
/::://::::::|:::r::::::://:/:::::::X::i!:|//:::::レ::::};:::|::}::|::::i!:::::ト:::::::
//:::://Ni:::/:::テイ:;イ::::::|!イ::::://:::ソ !ノ//:::::|!:::::|::\
:ノ!::::;シ::::::X:::::/メ<レ !::;イ|::::レ;イ::::||....}//|:|::::}::::::|:::トミ
. ,クイ:::/ヘ/====|:{::|:/|:N::iメ:/::;イム彡kyi:::/::::::|:::|
 ∧:::::::::/:/ヾ天竺入|{ :}:/::k/,イ天竺テア:レ:::/!:/):{、
 |/ノ{:|}/:/|~¨戈乂   "|/_ノ .|!.戈狂彳::::::/ノ!:!/ヾ、     『超高校級の番長』
.,イ  k!X:i/!               彡:::/イ! };            須崎 弦次
   |{ Y::ヘ       |!       ./:::::}

      V、ヘ             .,.イ/|:|X!
       ヾ::ヘ    ____   ./::/{!
        .|{〉:\       /.:.:::::|k、
     ,。<  !:.:.:.>。  ,. <:.:::::。イ  !
  ,ヘ " \ /}:.:.:.:.:.:.:.:¨:.:.:.:.::|:、 \   i、
--"  \  .\:ノj:.:..:.:..:..:..:...:...:..i:.:.\ \  ゙ト.、
===三≧、 :/:.:!.........:...:...:..:..::i!:.:.:.:/\ 、 i ヾ:、

//三/ |ニ∨:!:.:.!........:..:r−−}:.:.:/三/ 〉..\! }≧。
 :|三十 i/\!`  .....:|   :i/三/ /| \|  ニ三



綴「須崎くんね。こっちの名前は……名乗る必要はない?」

須崎「ああ。それよりも聞きたいことがあるからな」

須崎「お前らも入学式に参加しようとしたら気絶して、気づいたらここで寝ていたんだよな?」

綴「そうだけど」

須崎「……で、手荷物全てを没収されていると」

安良木「ええ、そうよ?」

須崎「……オレ達、何かの事件に巻き込まれている可能性はないか?」

前髪の間から見える彼の瞳は鋭く、真剣なものだった。

安良木「じ、事件って。そんなことあるわけ」

須崎「学園側がしたことなら手荷物の没収はする必要ないはずだ。いいや、そもそも入学式からここで目覚めるまでの記憶が曖昧なのもおかしい」

須崎「そもそももし学園が原因なら先公の一人や二人出てきてもいいだろ。もっと言うなら……この施設、オレ達以外の人間が見当たらない」

安良木「か、考えすぎでしょ……」

安良木「綴さんもそう思うよね?」

突然の言葉に戸惑うように安良木さんが言う。


↓2
1 可能性はゼロじゃないかもしれない
2 さすがに須崎くんの考えすぎよ
3 自由安価



綴「……可能性はゼロじゃないかもしれない」

綴「確かに私達以外の人間と出会わないのはおかしいし……荷物の没収もやり過ぎだわ」

安良木「そ、そんな……」

須崎「へぇ。てっきりアンタも否定派だと思ってたんだけどな」

綴「記者やってると色々な可能性を考慮しないといけないから」

綴「それよりも、わざわざそんなことを言って何が目的なの? 無駄に怯えさせるなんて感心しないけど?」

須崎「アホ。もしそういう状況だったらお前らは変なことするなって話だ」

須崎「オレらを拉致した犯人が凶暴だったら、女は危ないだろ」

……ああ、そういうこと。

綴「つまり守ってくれるってこと? それはありがたいけど……別に頼んでもないわよ」

安良木「っていうか、そういうことならそう言えばいいのに。無駄に警戒して損しちゃったわ」

須崎「おい。無駄に警戒ってどういうことだよ」

安良木「だって須崎君ってヤンキーっぽいし」

綴「結果はそのヤンキーをまとめる番長だったんだけどね」

六文院「綴さん、お待たせしました」

そこに六文院さんがジュースを一本持って帰ってきた。

綴「あれ? お金、あったの?」

六文院「いえ、そうじゃなくって……」

六文院「適当に叩いたら出てきました」

……随分とワイルドなメイドもいたものね……。


【info】
・須崎弦次との関係が【知人】になりました
・須崎弦次との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【7個】


↓2
1 売店
2 休憩所
3 倉庫
4 食堂
5 ロビー



【売店】

休憩所の隣にある売店に訪れた私達。
私の手にはさっき六文院さんからもらったジュースの缶が。

綴「別にお金が無いんだったらそれでもよかったのに」

六文院「それはダメです。メイトとして一度言ったことは遂行するべきだと思っていますので」

綴「だからってお金も払わずっていうのはどうかと思うけど?」

六文院「……先生と会ったらお支払いするつもりですから」

そんなことを話しながら売店の中を見渡す。
やっぱりここにも先に二人の生徒が来ていた。


藍原「へぇ……結構品揃え豊富やね」

藍原「あ! 化粧品とかもあるやん! こっちは……何やこれ、どっかの鍵?」

コンビニのような内装の売店。その奥の方の棚を見ながら呟く女の人。


炉歩田「これは違う……」

炉歩田「……これも違う……」

もう一人は何か小さくパックされた物を手当たり次第に触っているようだった。
……一瞬男か女か迷ったけど、スカート履いてるし女の子……よね?


↓2
1 京都弁を話す女の子
2 一心不乱に物色している女の子



綴「ねぇ、ちょっといいかしら」

藍原「あら、誰かと思えば……」

藍原「何か用事ですかぁ?」

綴「今、この施設の中を調べながら他の人が居たら話を聞いて回ってるんだけど……」

藍原「ああ、そういうことですか」

六文院「『超高校級のメイド』六文院奉です。こちらの方は『超高校級の記者』の綴文佳さん」

綴「希望ヶ峰学園の新入生の予定だったんだけど……気づいたらこの中で寝ちゃってたみたいで」

藍原「ならウチと同じやね。ウチも全く同じやわ」

ってことは……彼女も同じ『超高校級』の生徒ってことね。

藍原「おっと。まずは自己紹介せえへんといかんね」


藍原「藍原舞。『超高校級の舞妓』で一応知られてるわ。よろしゅう頼むで」

                            -—‐-  <⌒\/⌒〉
                       /⌒〉   ´      -=  =`丶〈_xく
                〈⌒\/  /: : : /                 \ハ
               \__人_/: : : /: : . . .              刈
                 /⌒Yミー: :/: : : : :/: : : : . . . . . . . . . . . : : :ハ
                   /: : : :|: : : : |: : : : /: : : : : :|: : : : : : :ハ: : : : : : :.
                ′: : :.|\: : |: : : : |: |: : : :/|: :.|: : : : : |:_/: : |:.:i
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                 |i : : : :|: : : : |: : : : |/<广7戒⌒    弋ツ |: : 八     『超高校級の舞妓』
               八: : : :|: :.:/^|: : : : |   弋ツ      , 、、〈: : |\〉          藍原 舞
                  厶イ: : : :|: 八い : : : |   、、、           |: :.|
                  |.: : : :|: : : Ν : : 八             仏 |
                    И: : :∨: : : |: : : : 〈丶       <_) /|: :.:/リ
                     |/\:.〉: : 八: : : : ∨ }〕iト    _,. イ|: :从/
                     )ト:.〈\\: : :.|//\    八丿|/
                          /⌒¨¨⌒`V///>く//∧-='⌒\
                        /         \//⌒\/〉    ハ
                   /          〈/|⌒トミ>    | ',
                _/        /     〔八 ∨〕    ∨  \
                   〈         | /   ___) 'ヘ V(___/∨  .〉
                 ∨ヽ      У /::::::::::::::::≫--≪:::::::::::::::∨ イ
                   </)〉⌒ _,ノ|/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨ |
                / 〔/  √  ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::(/):::::::::::::::::: |_ ,
                /    |   ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::た. ′
                /   _,, イ     ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::√   ',
                 〈   ⌒^\    }::::::::::::::::::::::::::::::::(/)::::::::::::: √`   〉
                    \     ≫- 」:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|  /



藍原舞。それは京都では知らない人はいないと言われているくらいの有名人だ。

幼い頃から舞妓としての道を進み、その舞妓としての成果は他の人よりも何倍も凄く……高校生ながら彼女の元で舞妓としての勉強をしたいという人間が多く居るとのこと。

老若男女問わず多くのファンが居て、京都に観光しに訪れた人は彼女が目当てという人も多いらしい。実際に彼女との写真を載せている一般人のブログもたくさん見てきた。

綴「……てっきりいつも着物を着てるかと思ってたんだけど」

藍原「そんなのただの偏見やわ。確かにウチは舞妓やし、舞妓としての自分は嫌いじゃないけど……プライベートくらいは普通の服着るで?」

藍原「仕事着は仕事着。普段着は普段着ってことや。もっとも、そっちのメイドはんは例外みたいやけど」

六文院「ええ。私は常にメイドで居たいと思っていますので」

藍原「そんで、なんやったっけ。この施設がどういう場所なのかって話やったっけ?」

綴「ええ、そんなところ」

藍原「って言われても、ウチもようわからへんわ。一応ある程度はウチも調べてるけど、これだって手がかりはまだ見つかってへん」

藍原「この売店だって目新しい物は無かったしな。……変な鍵は見つかったけど」


↓2
1 変な鍵って?
2 地元で有名になるのってどういう気分なの?
3 自由安価


 ギャハッハッ
  ズレてる!ズレてる!

∧_∧      ミ
   o/⌒(;´∀`)つ
   と_)_つノ ☆
       バンバン

∧_∧
   o/⌒(゚Д゚ )つ
   と_)_つノ


∧_∧
   o/⌒( ゚д゚ )つ
   と_)_つノ

※安価把握。少し離脱します。23時頃に少しだけ再開予定



綴「変な鍵って?」

藍原「これや。愛の鍵とかいう名前みたいやけど、勝手に持ち出されないようにケースに入れられて固定されてる」

六文院「随分と大げさな保管の仕方ですね。まるで展示物のようです」

綴「実際に展示物なだけとかは――なさそうか。下に値札があるし」

……って、これ値札というには単位がちょっとおかしいけど……。

綴「絆のカケラって何?」

藍原「知らへんわ」

六文院「私も聞き覚えがありません」

藍原「それよりも、この鍵がどこの扉のものか気になるわ。ロビーの奥の方と個室棟の方に開かない扉があったから、そのどっちかやと思うんやけど……」

綴「そうなの?」

藍原「適当に歩いてたら見つけたんや。それと、ここで見取り図も見つけたで」

そうやって藍原さんに渡された見取り図にはまだ見ていない場所もあるようだった。
行っていないのは食堂にロビーに講堂に倉庫に……。

藍原「この講堂が入れんかった場所や。個室棟の方は……見取り図を見た感じじゃどういう場所かもわからへん」

藍原「なにせハテナとしか書かれてへんのや。おかしな見取り図やで」

綴「うーん……」

藍原「まあそういうわけやから、ウチはもう少しここ調べとるわ。何かわかったら教えてーな」

六文院「ええで」

綴「どうして六文院さんまで関西弁に……」

六文院「関西の方出身みたいなので、こちらも関西弁の方がよろしいかなと」

藍原「別にそこに気を遣わんでもええんやけど……」


【info】
・藍原舞との関係が【知人】になりました
・藍原舞との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【8個】



次はあっちの子に話しかけてみよう。
……まだ何か物色をしているみたいだけど、急に話しかけて大丈夫かな?

六文院「ちょっとよろしいですか?」

炉歩田「ふぉあ!?」ガラガラガッシャーン!

綴「ちょっと!?」

後ろから六文院さんが話しかけたのがよほど驚いたのか、彼女はそんな声を出して商品と思わしき物を床にぶちまける。

六文院「し、失礼しました」

炉歩田「あ、ごめんなさい! こちらこそ、驚き過ぎちゃって」

綴「大丈夫だから。こっちこそごめんなさい」

そうして床に散らばった商品を回収していく……。


…………。


綴「これで全部ね」

六文院「それで、貴女はこんなところで何を?」

炉歩田「ちょ、ちょっと珍しいおもちゃがあったのでつい……」

綴「おもちゃ? でもここにあるのってお菓子とかそういうのじゃ」

適当に一つ手に取ると、そこには『ランダムで玩具が一つ付属しています』という煽り文句が。

綴「そういうことか」

炉歩田「こういうおもちゃって結構しっかりと作られている物もあって。そういうのを探すのも楽しいんですよ」

六文院「これをお菓子ではなくおもちゃと認識しているんですね」

綴「そんなこと言わないでよ。……ええっと、ところで貴女は……」

すると彼女は私が何を言いたいのか理解したらしく、慌てて口を開く。


炉歩田「炉歩田願九です。世間では『超高校級のおもちゃ屋』なんて言われてます」

                   ,.. '^         `丶、
               /                   \
               ,r'゚       ,r                 ヽ
           /       /1     .j!     、  ヽ ゙、
              /     j / |     {1      1   1 '、
.            / /    r{j   ! |    l Vl、   l    ! 1
         .' /' ./  /'{|   1lL_  、l. ヾV、 、.l   .|  .!
    |    .j /.! !  .j1__!  ヾ `^'ヽ'  _,.`ヽj'}   j  ,ト- 、
     /1    .l7 1 .{j/  _,.^ニk、    '二。.、_  j   l  .j゙^ヽ/
   ,ノ ヽ   {j | ` | ./゙j_;人1    ´/_人.:゙ト, !   .l゚ヽノ} 〈     『超高校級のおもちゃ屋』
‐=く   >=—|  !∧ヽヾヽr'フ      ヽヘ,r'フ .' / j'^ /.}__ ノ           炉歩田 願九
    ヽ ./      {  1 .ト、 `"   、      ̄ //  .レ7 ハ/
     ∨     1  ヽN ´´´        ´´` /イ  .l/ r|
     |        1   ! '、     、 ノ      , j  | / j
.             i,  1 //ヽ、_       .ィ'7 {    し! |
            ヽ、 V/i   .j^rv、.‐'^ _l,j {   / .! 1
                  `Y^.}   7 リ..7ーl'^.. ../  ヽィ'}  1 1
                ./_,ノ   jイ ノ o.ハ.. .7   /-L  {  l
              ,r '^ { /   ./└'>rrj<ヘ,.{   .l /^ ̄`ヾ:
            /.. l.. ..V _.ノ':r':´../...V..\V  ,/リ.. .. ../ . ヘ
             /.. ..l.. .. >Oリニ.ヽイ/.o.jl'ト、ノ.`く}L,_ノ.. .j. /.. .. ..!
            .'.. .. .{..,r'゚/.. .. ..//. ..‖l!.. .. .. ..ヘノ^V././.. .. .. 1
           ノ.. .. .ノ ,r'.. .. . ../‖...‖..{! . .. .. . .l1.`ヾ/.. .. .. .. ハ
         /.. .. ./ ./... .. .. /'.jl..o.jj'.. .|1.. .. .. .. l}   1.. .. .. .. .i^1
         r'゙.. .. ./ ‖.. .. . ‖ !!.. ..l}.. . {1.. .. .. .‖  }.. .. .. .. .. ..ヽ、
       ヽ.. .. ..{   {.\.. . {j.. ||.. ..||.. .. l,j.. ,..'7/   /.. .. .._;.rァ .. ノ
       入..r、ヽ  V..ヽ .. .. .!|.. ..!}.. .. ../.. .. ./  人.. /.. ヽ../ '、
       //j..丶、..\ヽ,...ヽ_.._.j1.. .!|.. .. .j.. ..,ノ   _,ノ V.. .. .. .. 1  ヽ
      .// 7.. .. .. .. j rヘT    ̄ ̄`¨¨^/rヘ ´ ̄l   1.. .. .. .. 1ヽ. ヽ



綴「私は綴文佳。『超高校級の記者』って言われてる」

六文院「『超高校級のメイド』の六文院奉です。炉歩田さん、以後お見知りおきを」

実際に目の前に立ってすぐにさっきの考えを取り払うことになった。
ああ、間違いなく女の子だ。なんて失礼なことを考えていたのか……。

炉歩田「あれ? っていうことはお二人も希望ヶ峰学園に?」

綴「そのはずだったんだけどね……」

六文院「気付けばこんな場所に居たというわけです。炉歩田さんもですか?」

炉歩田「はい……」

綴「ここには私達みたいな人が集められているみたい。まだ確信を持っては言えないけど、今のところ出会った人達は全員が『超高校級』だったから」

炉歩田「ということは、新入生が集められている?」

綴「そう考えられるってこと」

そこにどういった意図があるかはわからないけど……。

炉歩田「そうだったんですか……」

綴「まあ、あまり悲観的に考える必要はないかもね。一応希望ヶ峰学園の関係施設かもしれないって証拠もあるから」

六文院「どちらにせよ、今の状況を正確には把握しきれていないということです」


↓2
1 女の子でこういうおもちゃが好きって珍しいよね
2 ここに来るまでに他の人とは会った?
3 自由安価

本日ここまでです。
次回は未定ですがどうせ近いうちにやる。

AAは
安良木優希→桐山唯(ココロコネクト)
須崎弦次→里見蓮太郎(ブラック・ブレット)
藍原舞→飯島ゆん(NEWGAME!!)
炉歩田願九→乃木園子(結城友奈は勇者である ~鷲尾須美の章~)

それでは何かあればお気軽にどうぞ。
質問意見感想支援絵その他もろもろ大還元です。
お疲れ様でした。


※ディバゲで狛枝出ない 

21時頃に再開予定です。よろしくお願いします。



綴「ところで……一つ聞きたいんだけど」

炉歩田「はい?」

綴「炉歩田さんって人のことおもちゃにするタイプ?」

炉歩田「えっ?」

六文院「……セクハラですか?」

綴「あ、いや! そうじゃなくって!」

しまった! この言い方じゃただの変態だ……!

綴「ほら、おもちゃ好きの人って私や他の人と違って童心とかを大事にしてそうだし」

綴「それなら……子供の時みたいな性格のままなのかな、って……」

六文院「綴さんの中では子供イコール他人をおもちゃにするということなんですか?」

六文院「……大変な人生を歩んできたみたいですね」

また言葉間違えた!? というか六文院さんの視線が妙に痛い……!!

炉歩田「そ、それはただの偏見じゃないですか……?」

綴「ごもっともです……」

六文院「もしかしたら綴さんは昔、他人をおもちゃにして生きてきた可能性も……」

六文院「はっ! むしろ記者という生き方も見方を変えればそういうことになるのでは……!?」

綴「ちょっと! 私が言えた義理じゃないけどその言葉も偏見だと思う!」

炉歩田「と、とにかく! 自分の場合は特にそういうのはないと思います!」

炉歩田「で、でも将来的にはおもちゃにされても……」

この人何言ってるの……!?

六文院「結構相性が良さそうですねお二人」

綴「他人事みたいに……」

あまり考えもなく余計なことを言うのはやめておこう……。
炉歩田さんが相手だったからまだよかったけど、相手によってはおかしなことになりそうだし……。


【info】
・炉歩田願九との関係が【知人】になりました
・炉歩田願九との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【】

ミス

【info】
・炉歩田願九との関係が【知人】になりました
・炉歩田願九との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【9個】


↓2
1 食堂
2 ロビー
3 倉庫



【倉庫】

六文院「ここは倉庫でしょうか。色々と保管されてますね」

綴「確かに、多種多様な物が保管されているけど……」

望遠鏡の予備はもちろんのこと、何に使うのかわからないロープやら何やら……。
面積に対して数は少ないけど、種類だけで見れば本当にたくさんの物がある。

綴「ここにも……先客が二人か」

六文院「どちらも高校生には見えない人ですが……」

綴「まあ、身長は別にね?」

六文院さんの言うとおり、今この場には私達の他にも二人の生徒が居た。


小鳥遊「色々ありますね……」

小鳥遊「こういう場所を見ると秘密のアイテムが無いか探すのが悪い癖です! 何か無いでしょうか……」

じっくりと中を調べている男の子。身長が小さく、パッと見では中学生くらいに見えなくもない。


弓乃「…………」ピョン! ピョン!

弓乃「……無理ですか」

もう一人は壁際にある棚でジャンプしている女の子。
こちらも身長の小ささが災いして全くと言っていいほど届いていない。


↓2
1 倉庫の中を調べている男の子
2 壁際でジャンプしている女の子



綴「どうかした? その上に何かあるの?」

見るに耐えず私がそう言うと、女の子は大した反応を見せることなく振り向いた。

弓乃「……あの通気口が気になったので」

綴「通気口?」

六文院「確かにありますね。あれがどうかしましたか?」

弓乃「あそこからなら外へ出れるかと思ったんです」

通気口なら最終的には外へ繋がっている、かもしれない。
それはわかるけど……。

綴「無理じゃないかな。あのサイズだとヌイグルミくらいの小ささじゃないと通れなさそうだし」

弓乃「……そうですか」

僅かに肩を落とす女の子。表情はあまり変わってないけど、落ち込んでいるのがすぐにわかった。

弓乃「ところで、あなた達は?」

綴「あ、ごめんね。私は綴文佳、『超高校級の記者』って言われてる」

六文院「六文院奉。『超高校級のメイド』です」

弓乃「『超高校級』……」

その単語を繰り返した後で彼女は頭を下げる。


弓乃「弓乃桃子。『超高校級の木彫り職人』です」


                __
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     .: : : : : : : :l\_>' l l: : : : : : l: :l \:/ 〉l: : : : : :l
   i ,l: : : : : : : l : /  ̄ll: : : : : : l: :l ̄ ヽ-': :l: : : : : :l

   :/l: : : : : : : l/    ヾl: : l: : : lヾl    \l: : : : : :l
   .i l: : : : : : : l  x=ニ=x-ヾ:l: : : l x‐==ニx-、l: : : : : :l
   :   、: : : : : : l<´f゚ 示勿`  ̄ヾ'  f゚ 示勿 ;>: : : : : l     『超高校級の木彫り職人』
   i   、:l: : : : :l  弋 しtノ       弋 しtノ .l: : : : : :l             弓乃 桃子
   .    l: : : : :l、  ¨¨¨          ¨¨¨  l: : : : : :l
    .   l : : : : l、_       '        /l: : : :l : l
     .  l: : : : : l: :、      _ _       / l: : : :l: : l
      \l: : : : l: l : l: . _           _. . : : l: : : :l: : l
      .l: : : : :l: l: :l: : l l: , 、  _  l: :l: : l: /: : : /: /:、
      .l : : : : l: l: :l: : l: :,l     l: :l: : l//: : :/: l: lヾ

      .lハ: : : :lヾ‐于´      ≧〉ヾ/l: : :/: /llヾ

        .-‐ヾ: :ヽヾ \‐--、ll , - /  /:_/‐- 、
      /    `ヾ ヽ \__.ll_/    /      ヽ
      /  、   \    /ll \  /       l
     /     ヽl    ヽ ´ rflト、 ヽ '    l     l
     /__     l      //llヽ、      l    .l
     \l` ‐-、 l       l//llヾ'i、      l _ -‐ 〉
      l    l       ,'/ ll ヽ l      l'´   l´
      l    ’       ,'  .ll  l       l    l
      l    ’     rf'  ll  l     ノ    l



弓乃「よろしくお願いします」

弓乃桃子……この名前もどこかで……。

綴「あ! 木彫り職人の弓乃桃子って、もしかして……!」

思い出した。弓乃桃子といえば、職人の世界に突然現れた新星の名前だ。
木彫りという一点に特化し、あらゆる物を造り上げた女子高生。コンクールで賞を総ナメし、彼女が造り上げた作品はその土地の名産にもなっているくらいだ。
その作品の魅力はもちろん、彼女自身も奇異の目で見られることも多く何かと苦労が耐えない人間だと聞いたことはあったけど……まさかこんな人だとは。

弓乃「他にどの弓乃桃子がいるかは知りませんが、おそらくその弓乃桃子で間違いないと思います」

六文院「なるほど。あなたの作品は私もいくつか拝見したことがあります」

六文院「素晴らしい作品でした」

弓乃「どうも」

ペコリと頭を下げる弓乃さん。
……それよりも六文院さんは弓乃さんのことは知っていたんだ。それは確かに有名な人ではあるけど、叫本さんとかを知らないで彼女を知っているのはどういうことなのか……。


↓2
1 写真とかでしか見たことないから、実際に会ったらなんていうか……
2 弓乃さんは他の人達と話はした?
3 自由安価

※一時離脱します。22時くらいに再開予定



綴「写真とかでしか見たことないから、実際に会ったらなんていうか……」

弓乃「……小さいと?」

僅かに瞳が細くなる。
しまった……もしかして気にしていたのかな?

六文院「ですが、確かにやや小さめの身長ではあります。食事はきちんと摂っていますか?」

弓乃「一応は。でも……ちょっと、色々とありまして」

そうして明らかに話題を誤魔化す弓乃さん。

綴「ご、ごめん。言いにくいことだったら別に無理して言わなくても……」

弓乃「ごめんなさい」

六文院「もしよろしければ後で食事を用意しますので、ご一緒にいかがですか?」

弓乃「食事……」

弓乃「では、オムライスが食べたいです」

六文院「わかりました。綴さんは?」

綴「わ、私は別に。六文院さんに任せるね」

それにしても……今の弓乃さん、ちょっと気になったかな……。


【info】
・弓乃桃子との関係が【知人】になりました
・弓乃桃子との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【10個】



小鳥遊「あの! ちょっといいですか!」

倉庫を出て行く弓乃さんを見送ると、不意に後ろから話しかけられる。

綴「ん?」

六文院「構いませんが、どうしましたか?」

小鳥遊「えっと、あなた達もここを調べていたみたいですけど……」

小鳥遊「何か気になる場所とか物は無かったですか?」

綴「気になる場所とか物か……」

弓乃さんが見つけた通気口が気になるところではあるけど、あの大きさだと私達は入れないだろうし……。

綴「ごめんなさい、見つかってないの」

小鳥遊「そうですか……」

そうして肩を落とす男の子。
身長は弓乃さんとほぼ同じくらいで、彼もまた年下に見えるくらいだけど……。

小鳥遊「あ! ごめんなさい、自己紹介もせずに急に……!」


小鳥遊「小鳥遊遊戯! 一応ネットとかでは『超高校級のゲーム作家』って言われてます! よろしくお願いします!」

                _________

          /      /     |     \
         /         /   /  |      \
           /       /       |       ヽ
       /        /    |    |         \
        .′  i          |   :i     i{   |   :. ヽ
        i |  |     i     /|  /| 、  .j{   |   } }
        | |  |     |   /__|_,/ 1  \ 八 ! :! │ j }
        | |  |     |´ ̄/  .|/  | !  ./\┼-、 | | }
        | |.:|: :j :|    | ./f示示゙  リ /  ___|∨}  | |〃
        |   |: :j :|    |イ{::rし/|   | /斗ャ云ミァ!. 八//     『超高校級のゲーム作家』
        |   | /∨}    l.  V⌒ソ    ″ |rJ/} / }/{彡'             小鳥遊 遊戯
        |八ノ { j  、 リ  :.:.:.:.:         ヒ^ソ  /ヘ、{
       /ィ ゝ.,_ \            ` :.:.:.:. /::|
.      / j{ | :j {ヽ              ハj|

.        从.:| :j {            -=    ノ
         jノ从从____≧=-        ´

           __/ニニニニニニ=-「  --
          /´ ̄ `ヾ二二ニ{
            /      \ニ={\__
.           /_____    \====y'、
       /      `ヽ    \ ★}\



綴「よろしく。私は綴文佳で、『超高校級の記者』」

綴「こっちは六文院奉さん。『超高校級のメイド』」

六文院「よろしくお願いします」

小鳥遊「メイドさんですか! あまり実物を見る機会がないので、なんだか嬉しいです!」

そうして喜ぶ小鳥遊くん。
……彼は今の現状を正しく認識しているんだろうか?

綴「ねぇ、小鳥遊くんは今の状況……」

小鳥遊「今の状況って、このレクリエーションのことですか?」

レクリエーション……?

小鳥遊「いやー、いきなりこんなところに運ばれたのは驚いちゃいましたけど。希望ヶ峰学園がすることなら納得かもしれないです」

小鳥遊「これも僕らの才能を育成するための方法なんですかね? よくわかんないですけど」

ダメだ……やっぱりそういう風に見てる……。

綴「ねぇ、小鳥遊くん……」

思わず口を挟もうとするけど、彼の表情を見て思いとどまる。

……これだけ楽しそうに笑っているんだ。まだ確証もないのに怯えさせるのは良くないかもしれない。

小鳥遊「はい?」


↓2
1 最近関わったゲームはどういうのがあるの?
2 希望ヶ峰学園に入学するのが決まった時、どう思った?
3 自由安価



綴「最近関わったゲームはどういうのがあるの?」

小鳥遊「うーん……基本的には原作のあるゲームの派生系、というのが多いですね」

小鳥遊「あとは一応オリジナルもいくつか……」

小鳥遊「最近で言うなら山奥の村で起こるミステリーのゲームだったり、ゲームの世界に閉じ込められてそこから脱出するってゲームとか!」

綴「ゲームの中でゲームをするの?」

六文院「ミステリーゲームの方は少し興味ありますけどね」

小鳥遊「あ、これは原作のあるゲームです。オリジナルは……まあ、色々と」

やっぱり自分が関わったゲームの話をするのは恥ずかしいんだろうか。でもどうせ最後のスタッフロールには載るんだしそこまで気にしなくても……。

小鳥遊「ジャンルは別に限定しませんよ! RPGだったり推理ゲームだったり格闘ゲームだったり育成ゲームだったりノベルゲームだったり」

綴「わ、わかった! わかったから少し落ち着いて!!」

六文院「興味のある分野になると饒舌になるようですね。もっとも、それが超高校級故なんでしょうけど」

小鳥遊「す、すいません……」

大人しそうに見えて、興味のある分野になると饒舌になる。
それは打ち込めるものがあるという証拠だし、決して悪いことではないと思うけど……。


【info】
・小鳥遊遊戯との関係が【知人】になりました
・小鳥遊遊戯との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【11個】


↓2
1 ロビー
2 食堂



【食堂】

綴「……これまで調べた場所のほとんどに言えることだけど。ちょっと豪華というか、凄い内装してると思うの」

六文院「一流ホテル、とまではいかないにしてもこれほどの設備があるとは……お金の使い方を間違っているんじゃないでしょうか」

テーブルと椅子はかなりの数があり、その奥に見える厨房も見た限りですでにかなりの豪華っぷりが分かる。
六文院さんの言うとおり、ここにお金をかけるのなら望遠鏡とかにお金をかければいいのにと思わなくもない。

そんな食堂の広さと裏腹に、今この場にいるのは私達を除いて二人。


福田「いやー、結構歩いたから疲れてもうたわ」

福田「ちょっと休憩や休憩! もう足パンパンやで!」

少し高めの背と茶髪が印象的な関西弁の男の子。
あの人もテレビで見たことあるけど……。


兵藤「食堂の広さもそうですが、食器や道具の数も豊富みたいですね」

兵藤「この無人の施設にどうしてこれだけの物が……しかも手入れも行き届いているようですし」

もうひとりは厨房の方で何かを調べているようだった。
眼鏡が印象的な知的美人、といった感じにも見える。何をしているんだろう?


↓2
1 関西弁の男の子
2 厨房を調べている眼鏡の女の子

それじゃあ本日ここまでです。短くてごめんなさい、もう少し速く書けれたらなと思う……。
本日AA
弓乃桃子→美遊(プリズマ☆イリヤ)
小鳥遊遊戯→みーくん(がっこうぐらし!)

それでは何かあればどうぞ。
林間学校の方と合わせて答えられるものには答えていきます。質問等じゃなくても何でも嬉しい。

次回は明日か明後日を予定。
ではお疲れ様でした。


※明日はFE買ってきます

乙、一瞬小鳥遊って女だっけ?と思ってしまった

>>327
みーくんは中性的な顔立ちのキャラなのでショタ系キャラの代理AAでもいけるかなと思いました

しかしそう考えると女キャラのAAが多いのなこっち……

今日の20時頃に再開予定
自己紹介終了が目標

兵藤「……あら。どうかしましたか? 何か物珍しげにしてますけど」

厨房に入った私達を見て眼鏡の女の子が背を向けたまま話しかけてくる。

綴「あ、いや。別にそういうつもりはなかったけど」

六文院「そちらはこんなところで何を? お腹が空いたのなら私が何か作りましょうか?」

兵藤「それには及びません。ただ調べていただけなので」

言いながら彼女はこちらを振り向く。

ガラガラガッシャーン!!


綴「…………」

六文院「…………」

兵藤「…………」

フライパンや鍋を落としながら……。

兵藤「……調べ物をしていただけなので」

綴「いや、クールに決めてるところを悪いけど落とした物は片付けないと……」

六文院「手伝います」

兵藤「……すいません」

……。
…………。
………………。

綴「それで、私達は希望ヶ峰学園の新入生なんだけど……」

六文院「もしかしてあなたもでしょうか?」

落ちた物を片付けながら自己紹介を済ませた私達が問いかける。

兵藤「そうですね。一応、そうなりますか」

するとその女の子は眼鏡の奥の瞳を細め、言った。


兵藤「兵藤織枝。『超高校級のチェスプレイヤー』として活動しています。どうぞお見知りおきを」

                        __       -= 冖 =- _

                   __ ヘ -=       =-/           `ヽ
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             r‐=ァ'  /                       \
              _{ ア_ /  /              \      :,
              / 7   /  /                、       :,
          { ./、                    |       i
           乂i! ` ー |  |          │       | |      .i!
           √i!     |  |       |  |   |    | | |  i|  i!
          { i! \_│  |       |  |   |    | | |  i|  i!
           乂i! \  │  |    i| i|  |   |    | | /-‐ /   !
              i:、  ー |  |   /:i| ./-─| 冖|ー  / | レ   /.i| .∧|
               乂 、 ィ│  | V iレ  ィ斗=、!  / ./  ィ升=くレ     『超高校級のチェスプレイヤー』
             乂 {i!│ / 〉'´〉ゞ=【{¨灯 う 、  ̄〉}≠ {v:ソ / i】 、               兵藤 織枝
                 〉:、| ./ / /´〉、.气 乂zソ    フ   `ー-:イヽ \
              / ::: |/ / / ./ /  ` ──‐ '     〉 /| │ |〈ヽ.!
                /::::::r:l / / ./ /                  / .| | | i} l
            / ::::::刈  i i| i|、           _   / | ,!    │ |
           ./::::::::::{i::|      i|: \       ´  /| レ      |
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              ./ ̄¨''ー-::.     !:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ:\     ./、
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        /   \::::::::rf' !   |ト .\____ ./::::::::::| \ “ー‐┴i}   :,
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      /         i|.   \   }   :, :::::::::::::::::::::::::::: |       ̄ ̄ ]
     ./             i|.     `'+。, |   i|:::::::::::::::::::::::::::::::ト .         i|



兵藤織枝。彼女はチェスの日本大会で優勝し、世界でも多くの実力者を負かしている有名な選手。
とはいえ彼女はちょっと特殊な経歴で、日本で優勝してから世界で有名になったわけではなく――世界で有名になってから日本で優勝したのだ。

ある日、外国で開催されたチェスの大会。当然地元の人間が大半であったのだが、その大会に彼女が飛び入り参加したことが始まりであったらしい。
その時は優勝こそしなかったものの、唯一の日本人として破格の活躍と成績を残し。彼女の名前が広まるきっかけとなったとのこと。

兵藤「……なんでしょうか。何か理不尽な視線を受けている気がするのですが」

綴「いや、気のせいだと思う。うん」

見た目ではイメージ通りの人だったけど、さっきの一面を見るとわからなくなる。ドジっ子と評価を下すのはまだ早いだろうけど……。

六文院「チェスですか。私もある程度はしたことがありますが……なかなかにルールが複雑で」

六文院「何かコツみたいなのはあるんでしょうか?」

兵藤「素人にコツを教えてもすぐに呑み込めるかどうか……とにかくまずは練習あるのみだと思います」

綴「あれ、六文院さんもチェスやったことあるんだ?」

六文院「メイドというものは色々と知識が必要になる場合もありますので」

それは主人がチェス好きだったから、とかそういうのだろうか……?


↓2
1 兵藤さんはこの施設のことで何か気付いたことはある?
2 それにしても、希望ヶ峰学園の新入生の多くがここに居るみたいだけど……
3 自由安価



綴「それにしても、希望ヶ峰学園の新入生の多くがここに居るみたいだけど……」

兵藤「みたいですね。私や綴さん達の他にも、あちらに座っている人や……」

兵藤「ここに来る前にも何人か見かけはしましたが、その全員が名だたる有名な人ばかりでした」

六文院「兵藤さんはどうお考えですか?」

兵藤「人質……」

え?

兵藤「私達全員を人質にして、身代金を要求するつもりかもしれません」

綴「それは」

兵藤「一般人でもこれだけの人数を集めればそれなりの金額にはなるでしょう。それが『超高校級』の生徒ともなれば……」

六文院「考えるのも嫌になるくらいの金額になりそうではありますね」

兵藤「とは言ったものの、これまでの間で私達をここに連れてきた人間が出てこないのを見るとそれも考えにくいでしょうね。現状を説明もせずに人質を野放しにすることにメリットなんて無いでしょうから。いくら入口や窓が封鎖されているとはいえ」

綴「ちょ、ちょっと待って! 入口が封鎖されているって……?」

兵藤「まだロビーは調べてないんですか? あそこにある入口が封鎖されていましたよ。無理にこじ開けることなんて不可能でしょうね」

窓も入口も、全てが封鎖されている?
そうなると……本当に、もしかして……。


【info】
・兵藤織枝との関係が【知人】になりました
・兵藤織枝との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【12個】



福田「なあ、そこのお二人さん。ちょっと聞きたいんやけど」

兵藤さんが食堂から出て行くのを見送ると、もう一人の男の子が声をかけてきた。
ややチャラ男という言葉が似合う風貌。この印象的な見た目は忘れることはない。

綴「……福田真古都、だよね? タレントとしてテレビに出ている」

福田「おっ、さすがにオレのことは知ってるみたいやな」

福田「ちゅーか、そういうお前はマスコミ……というか記者の類いやな? そっちのメイドはんは知らへんけど」

六文院「お知り合いですか?」

福田「アホ言え。互いに一方的に知ってるだけや」

綴「記者と芸能人は切っても切れない関係にあるから……いろんな意味で」

とはいえ私は福田くんの記事を書こうとしたことはないはずだから、あっちが私を知っているとは思っていなかったけど。

福田「ふーん……」

そんな福田くんはやがて視線を私と六文院さんの全身に向ける。

綴「……何?」

福田「いや、別に。それよりもお前らの名前知りたいんやけど」

六文院「失礼しました。『超高校級のメイド』の六文院奉です」

綴「『超高校級の記者』の綴文佳」

福田「文佳ちゃんに奉ちゃんか」


福田「改めて名乗るけど、オレは福田真古都。『超高校級のタレント』って言われとる」

                       ___
                    __ /::::::::::::::::::.丶lヽ

                   /´/::::::::::::::::::::::::::::/ ',
                  f:::′:::::::::l`ヽ::::::::/   }
                 /:::::::::::\ーl   ̄   l/',ノ_‐ニ7
                 `ヽー- _ - 、 __/_ ‐、" / ./7
                `寸_/::〈 {ー〉、l / ´l\ ヽ マ l l     『超高校級のタレント』

                 <_/::', ー,     、{iソ ノl l 、        福田 真古都
                  ∠_:::::::〉ー          ', ヽl`ヽ〉
                   ノノ/l l    _  _r‐'
                   __ /   丶   `ノ
           r─- __ /\      ≧. _/
         / ̄`ヽ\ : : : :∨:::fl    /ヽ

         /     ', ∨ : : l:::/:l\ _ ノl:::/ }
        __l_ ノ  .i ∨ : :l//:.、[] -l/ 、ム、_
        {/     ム ∨( )l::\::ヘ  /::}:.l : : :l、
       /      /ノ  ∨:/::::::::\}//::::l : : l }
        /       /    ∨.、::::::::::〔〕::::::::::l( )/ /
.       /    l  /     l |:::::\:::: ′::/:l ./、ノ
      /     ',/      l |:::::::::::::::l::/:::://. /
- _   /   ̄`丶}      l |::::::::::::::ノ:::_ノ//l /
ニニ- 廴     \      l |:.、::::::::{:::::::::// l/
 ̄-ニニム     `ヽ    l |::::\::::〉::::::′.l′

     ̄ 丶   /  ̄ `丶.  l |::::::::::./_ ノl | .l
        \/   / ̄、  、ヘ:::::::(:::::::::、 l、l 、- 、
         \ /    ',  } l:::::::ハ::::::::.、ヘ/ ヘヘ
          / `ーl     , //:::::::::::}::::::::::.、 マニムヘ
            /\  l    ',/::::::::/丶::::::/マ マニムヘ



福田「ま、よろしく頼むわ。色々と」

福田「偶然にも同じ希望ヶ峰の生徒みたいやしな」

……偶然、か。あまり現状を把握していないようだけど……。

六文院「ところで福田さんはこんなところで何を?」

福田「歩き回るの疲れたから休憩がてらあっちの女の子観察してたんやけど……」

福田「綺麗どころがわんさかおるようやね。こりゃあこっから先の学園生活バラ色になりそうや」

六文院「そういうのは同じ男の子同士で話すべきだと思いますけど」

福田「そりゃそうやな」

綴「…………」

なんて能天気な人なんだろうか。この施設のことだとか、そういうのを調べるつもりはないのかと言いたくなる。

福田「ん? どないしたんや?」

綴「別に」

それとさっきから視線が別のところに行ったり来たりしてるのが気になるけど……。


↓2
1 芸能界での評判通りの人みたいね
2 もう少し緊張感を持つことはできないの?
3 自由安価

※お風呂入ってきます。20~30分で再開予定



綴「芸能界での評判通りの人みたいね」

六文院「と言いますと?」

福田「さぞイケメンだのカッコイイだの言われとるんやろ――」

綴「下心を隠さずに同業者の女性に対していやらしい視線を送ったり、失礼なことをしたり。同性の人からはそれなりに支持を得てるけど、異性の人からは賛否両論」

綴「グラビアアイドルを見れば胸元に視線を送り、ミニスカートの女性を見れば足元に視線を送るのが福田真古都の常だって」

福田「待てい! さすがにそこまでの常識外れじゃないぞオレは!」

綴「……多少盛りはしたけど、概ねそんな感じでしょ」

福田「否定はしない」

嘘でも否定してよね……。

六文院「つまり、理性よりも本能が大半を占めているということですね?」

福田「奉ちゃん、静かな顔して毒吐くのやめてくれへん?」

綴「同じ芸能界ってことだから、もしかしたら叫本さんも知らずに被害にあっているかも……」

福田「溶子ちゃんなら少し前に会ったけど、その時が初対面やで!?」

綴「あ、そうなんだ」

何はともあれ、だいぶ変態寄りの人であることは間違いない。
クラスメイトになるのだとしたら、付き合い方は考えないと……。


【info】
・福田真古都との関係が【知人】になりました
・福田真古都との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【13個】

【ロビー】

六文院「ここはロビーのようですね。なかなか広いです」

綴「相変わらず大人は誰もいないみたいだけど……」

というかここって天体観測をするところだと思ってたけど……こういうロビーは普通あるものなのかしら?

六文院「ですが、やっぱり他の生徒さんもいるようです」

綴「私は生徒よりも先生とかに会いたい気分……」

ここに居る人間もやっぱり二人だった。


氷河「へー……結構広い場所だな」

氷河「天文台には来たことないが、こういう場所もあるんだな。意外かもしれない」

ロビーの内装を眺め興味深そうに呟く男の子。
後ろ姿しか見えないけど、それだけで結構カッコイイことが見てわかる。


淀「ふむ……これである程度の場所は調べ終えましたが、やはり気になるところがありますね……」

淀「そもそもどうして僕はこんなところに? 道中の記憶は曖昧ですし、謎はまだ山積みです……」

もう一人はソファーに腰掛け、足を組んで考え事をしているようだった。
話しかけるのを躊躇うくらいの集中力を感じられるけど……スルーするわけにもいかない。


↓2
1 ロビーの内装を眺める男の子
2 ソファーで考え事をしている男の子

綴「ねぇ、ちょっといい?」

氷河「お? なんだ、俺に何か用事か?」

私が声をかけると、その男の子は嫌な顔一つせず答えてくれた。
爽やかな雰囲気と整った顔立ち。世間の女の子の評価は間違いなくイケメンという部類になるだろう。
……っていうか、この人……。

綴「あ、もしかして……氷河翼さん?」

氷河「そうだけど。いやー、やっぱり俺くらいにもなれば知らない人間はいないって感じか。嬉しいね」

物凄く自信満々に言う彼だけど、それだけの実力と実績があるのだから仕方ない。
彼――氷河翼は現役高校生ながらフィギュアスケートという種目で様々な選手に勝ち、今では次期オリンピック候補を問われれば一番最初に彼の名前が挙がるくらいだ。
彼の人生を振り返る、なんて題名でテレビ特集を組まれることも何回かあったらしい。もっともその全てを尽く蹴っているのでテレビ業界の人間からは賛否両論ではあるのだけど。

六文院「……?」

綴「やっぱり知らないんだ……」

隣の六文院さんが首を傾げているのを見て私は思わずそう呟いてしまう。
……さすがに氷河翼を知らないのは世間知らず過ぎるんじゃ……。

氷河「で? 俺に用事って?」

綴「あー……えっと。今、この施設のことを調べてるところなんだけど……」

綴「氷河くんは……希望ヶ峰学園の新入生として入学予定、だった?」

氷河「ああ。もちろん」

綴「私達もなの。私は綴文佳、『超高校級の記者』」

綴「こっちは六文院奉さんで、『超高校級のメイド』として入学予定だったんだけど……」

六文院「入学式に向かうところで気絶して、気付けばこの施設の中に……」

氷河「そういうことか……いや、実は俺もなんだ」

やっぱり……。

氷河「おっと。とりあえず、改めて自己紹介だけしておくな」


氷河「氷河翼。『超高校級のフィギュアスケーター』だ。よろしく」

           ,  - ー - 、
        , ": : : : : : : : : : : : : : ヽ,,

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     / : :/: : i: : : ,,': : : ,': : : ,': : : ,!;;: : : : : ハ
    i: : : !: : :i: : : ;i: : : ,;i: : : : : : イ: イ: :};: : : :!

    i!: : : i: : ::i: : : ;i: : : ,;i: : : /: :/: : .i: :i: :i: : :!
    !i: : :i: : : ;i: : : :,'i: : :,;i:イi リ-ーi−i: : : :!::!
   ! .i: : !: :_,,i,-ー- メ、:/ r"/ __i! i!: : : i: :リ

   ! .!: : !: : i ___,!:/  " " ̄ `'''!: : イ: : !     『超高校級のフィギュアスケーター』
   ,j !: : ',: ::}"  ̄ ` !/.:::!         i!: :/ヾ"                    氷河 翼
     .l!: ヾ !{       、      i,/ ノ
     !\:ゞi',             /,,,,イi

       ヾゝ     __,,,,,    /::i i!
        ヘ'へ   ` - - "   イ;:::! '"
          ',i>,,      / i;;::.!

          ____,,,! >   <  r+ー 、
         !:::::!!::'!   `"    !::::i!:::::::!
         /:::::i!::::i ̄ 7---「 ̄7:::::i!:::::::ヽ  
       イ:::::::::i!::::!  7__,,,__i   !::::::`,::::::::7 ̄` - ,,,,,,,
   ,, - ":::::\/::::::i /、  rヽ, i::::::::::ヽ::/::::::::::::::::::::::::: 
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六文院「……??」

やっぱり名前を聞いても聞き覚えがないみたい……。

氷河「それにしても、俺やあんたらも気絶してこの施設で目覚めてってのはおかしいな」

綴「誰かの悪意があってこの状況なのか、それとも別の要因なのかは知らないけど……」

綴「記憶が曖昧っていうのは、気になるところね」

六文院「ただの一時的な記憶障害とかならまだいいんですけど……」

氷河「まあ、意図的に記憶を奪うなんてことはできないだろうから……俺らの記憶についてはたまたまそうなったってのが正しいだろうけど」

氷河「問題はこの場にいる三人全員の記憶が曖昧になっていることだな」

綴「いや、この場の三人だけじゃない。ここに来るまでに会った他の人達も同じみたいだったの」

氷河「なるほど……そういうことか……」


↓2
1 さすがに偶然、ではないかもしれないわ
2 何か気付いたことがあるの?
3 自由安価



綴「さすがに、偶然ではないかもしれないわ」

氷河「へぇ?」

綴「だって、記憶喪失――ではないにせよ、それに近い症状が複数人に同時に表れるなんておかしいでしょ」

綴「もう十人以上と話をしたけど、その全員が揃ってここに来るまでの記憶が曖昧だって言ってるんだから」

一人や二人なら偶然で片付けられる話だけど、それが十人以上となれば話は別。
誰かの意図があってこんなことになっているのは間違いないはずだ。

六文院「それなら、私達の記憶障害も意図的に起こったということになりますが」

氷河「そんなファンタジーみたいなことできるヤツはさすがにいないんじゃないか? それこそ『超高校級の精神学者』とかそういうヤツがいたら別だろうけど……そんなヤツいなかったろ?」

綴「それはそうだけど……」

綴「……後頭部を殴ったとか?」

氷河「記憶障害が起きるほどの衝撃なら誰か一人くらい傷を負ってるはずだろ」

綴「うっ」

全くの正論だ……。

氷河「まあなんだ。綴や六文院みたいなのがいるってことを知れてまだ助かったよ」

氷河「希望ヶ峰学園のイベントとか思ってるヤツも結構いたからさ」

綴「それを責めることはできないけどね……」

いくら話し合っても結論は出てこない。
誰か事情を知っている人が出てくれば解決なんだけど……。


【info】
・氷河翼との関係が【知人】になりました
・氷河翼との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【14個】

綴「あの、ちょっといい?」

淀「……はい?」

私の声に気付いたその人は顔だけを上げてこちらを見る。
前髪の隙間から見える瞳はやや鋭く、見る人全ての奥底を透視するようであった。

六文院「何か考え事をしているようでしたが、何を考えていたのですか?」

淀「今の状況と、この施設について色々とね」

淀「それよりもあなた達は? 職員ではなさそうですが、もしかして同じ『超高校級』の生徒で?」

綴「そうだけど……その言い方だと、そっちもそうみたいね?」

淀「ええ。一応、その予定でした」

六文院「では同じ新入生として自己紹介をしておきましょう。私は六文院奉、『超高校級のメイド』です」

綴「私は綴文佳で、『超高校級の記者』で入学予定だったの」

淀「なるほど。ではこちらも自己紹介をしないと失礼に値しますね」


淀「淀結城。入学時の肩書きは『超高校級のハッカー』でした」

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  .i .入:::ヘ::.:.:.iゝi ̄,>, iヾミs、.;ゝ::.:.:.ヘノ::.:.:.:::./;.;;.;i::::/,」.:.:.:.:./.:.:.:.:.:./
  i/ ゝ:::ヘ:::::::i,>,-'判↑"' 、ヘミ, ∨.:./.:.:.:./, -'≠i.:/ ̄i.:.:.:ノ.:.:.:.::.:/

  Y.:.:.ゝ.:.ヘ.:.:..iゝヘイゝ丿 ゙ ゙  .>.:.:.:.:ヾゞ_,.is!'''/ラヘ.:.:.:/.:.:.:.:.:.:/     『超高校級のハッカー』
  .|.:.:.:/ヘ.:.:∨ヘ .~""' ̄    ./,-'入ゝ´ ┘=人ノ.ノ! /.:.:.:.:∧./             淀 結城
  .|.:.:.:|∨\ゝ,.ヘ       ,y'"  iゝ..゙`      yノ.:., -'".| i
  .|.:.:.i∨ヘ:;:ヘ"'、"'          .!ミ      ./, -'".;/ |/

   i.:.:.iヘ.:.:i,゙"'、 `         .:;:;y      , -'"./ ./  リ
  ヘ.:.:i .ヘ !ゝ ゝ           ゙        /-'"
   ∨ .ヘ.! ヘ ゝ、                /

       .ゝ .ヘ |"'、     ._,..-  ー    /.i
        ノ.ヘi :;:;"'、           /i  i
        フ"'''- .._:;:;"'、      , -'"/ ヘ i

       /      ゙ヾ、:;"'.、  /:;:; /  .ヘi
────〆          "'''゙゚´:;:;   /、

淀「よろしくお願いします」

淀結城……聞いたことはない名前だけど……。

淀「聞いたことのない名前だな、と言いたげですね。でもそれも仕方ないことかもしれません」

淀「ハッカーを名乗る以上、少なくともその活動でリアルネームがバレては三流以下なので」

六文院「ですが、こうして名乗っていますよね?」

淀「僕がやっているのは正義のための行いですから。もっとも、それが役に立っているかはわかりませんけど」

正義のため……。

淀「一応、こう見えても警察には頼られてはいるんですけどね。サイバー犯罪とかがあった場合に臨時で手助けしたり」

綴「へぇ……」

淀「数年前に話題になった巨大電子犯罪グループの『オシリス』はご存知ですか? 今はすっかり話を聞かなくなり、壊滅したのではと噂も出回っているんですけど」

綴「多くの有名企業のネットデータをハッキングして従業員の個人情報とか企業の秘密を流出させたっていう話だよね?」

淀「あれを再起不能にまで追い込んだのは一応僕なんですよ。まあ、警察の他の人達と協力しての結果なので僕一人の成果ではないんですけど」

綴「ええっ!?」

六文院「その名前なら知っています。各地の企業を標的にし、総合で尋常じゃないほどの損害を与えた極悪組織ですよね?」

その組織を壊滅させたのが淀くん……?

淀「僕はあくまで手助けをしただけなんですが、今ではすっかり『超高校級のハッカー』なんて大層な肩書きで祭り上げられて……悪い気はしないですけど、少し複雑ではありますね」


↓2
1 でも、それが淀くんのしたことなら胸を張るべきじゃない?
2 この施設で気になるところはあった?
3 自由安価



綴「でも、それが淀くんのしたことなら胸を張るべきじゃない?」

淀「はは……知り合いと同じことを言いますね?」

六文院「知り合い?」

淀「はい。警察の方で、何回か相談にも乗ってもらった人なんですけど」

淀「その人と全く同じことを言いましたよ、今の綴さん」

綴「そうなんだ……でも、それなら少しは胸を張る気になれるんじゃない?」

私だけならともかく、知り合いの人にも言われたのなら。

淀「そうですね……そうしたいのは山々なんですけれど」

六文院「まだ何かあるようですね……」

淀「自己評価と周囲からの評価に差があると、僕自身に対するプレッシャーが少し……ね」

淀「謙虚は美徳と捉えられることもありますが、自分に自信が無いと言えば欠点にもなりますから」

自己評価と、周囲からの評価。
それに悩んでいるというわけか……。

綴「…………」

私はどうだろう?
『超高校級の記者』と呼ばれるだけの実績と自信があるか?

どうなんだろうか……。


【info】
・淀結城との関係が【知人】になりました
・淀結城との絆のカケラを一つ入手しました
・総入手数【15個】



ピンポンパンポーン!


綴「この音……」

六文院「アナウンスでしょうか?」


「希望ヶ峰学園の新入生のオマエラ、お待たせしました! ロビー奥にある講堂へ集まってください!」

「そこで状況を把握できずこの中を歩きっぱなしのオマエラにボクが説明をしてあげましょう!」

「色々とね……うぷぷぷぷ……」


……何、今のアナウンス。
先生かと思ったけど、もしかしなくても違う……?

淀「講堂ですか。さっき調べたときは鍵が閉まってましたけど……」

氷河「お。開いてるぜ」

氷河「それにしても、今のアナウンスがあったってことは俺達以外にも人はいるみたいだな。いやー、よかったよかった」

淀「……何事もなければいいんですが」

氷河くんと淀くんが講堂へ向かう。

綴「行くしかない、か」

六文院「ここで立ち止まったままじゃ事態は進展しないですからね」

そうして私と六文院さんも続くように講堂へと足を踏み入れた……。

今回終わり。

AA
兵藤織枝→セイバー(Fate/staynight)
福田真古都→沢渡シンゴ(遊戯王アークファイブ)
氷河翼→棗恭介(リトルバスターズ!)
淀結城→安室透(名探偵コナン)

次回か次々回でプロローグ終わり予定
何かあれば是非どうぞ。提案でも意見でも気になるキャラでも何でも嬉しいです

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